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(分裂αパターン終了時までの設定で書いてます。) 朝、八時。 いつもならもう少し早く起きているところなのだが、何故か今日だけは寝坊した。 別に遅刻の可能性を心配するほどの遅れではない。HR前にハルヒと会話する時間が減る程度の話だ。 早い時間に登校すれば新入部員選抜についていろいろと面倒なことをぬかすだろうから、ちょうどいいと言うべきだろう。 眠気のとれない朝にきびきびと行動しろというのはとても酷だ。 トーストに目玉焼き、煮出しすぎて苦くなったコーヒーを腹に流し込み、だるい感じで家を出る。 犬がやかましいほど吠える家の横を過ぎ、大通りを歩く。 いつもより遅く家をでたからなのか、普段見る顔が少ないな・・・いや、高校生自体が少ない。 もしかすると、俺は思ったよりもヤバイ状況なのではないかという思考が頭を掠めた。 時計代わりにしているケータイを取り出そうとポケットをあさったが、無い。 ・・・寝ぼけて忘れてきたらしい。 余裕かましてたらたらと飯を食っている場合ではなかったな。 現在時刻も分からず、周りを見回しても北高の生徒が見つからない。 遅刻を覚悟するべきだろう。 ちなみに言うが、北高に通いはじめてからこれまで一度も遅刻したことなどない。 SOS団の集まりではいつも五分前どころか三十分前行動をしなければいけないくらいなんだからな。 久しぶりに、全速力で大通りを駆け抜ける。 効果音をつけたくなるほどの速さではないが、俺にしてはかなり急いでいるつもりだ。 こんなに走るのはいつ以来だろうか・・・などと考えているうちに、坂が見えてきた。 俺たち北高生を苦しめる早朝ハイキングコース。 通学路の最後の砦。最後の試練とも言うべきか。 持てるすべての力をふりしぼり(おおげさか?)坂道を駆け上がろうとしたその時。 ついさっきまで誰もいなかったはずの俺の眼前に 人が・・・急に現れたような感覚がして 止まれず・・・・衝突した。 「痛ってぇなこの野郎!!・・・って」 「痛た・・・って、あ!!」 「おまえは・・・」「あなたは・・・」 『昨日の!!』 俺がぶつかったのは、昨日文芸部室(現SOS団アジト)に来ていたあの子だった。 ハルヒの話を聞いたあと、自ら拍手を始めたただ一人の女子。 そんな無垢な少女に「この野郎!!」などと汚い言葉を吐いた自分を責める気持ちである、が。 その前にするべきは・・・早く起き上がることだった。 長門と同じくらいの背丈。体重は長門よりも軽いはず。 なのに一年生のころのハルヒと張り合えるくらいの胸を有している彼女は、 真っ直ぐ走る俺の真横から来たそいつは今、俺の上にかぶさっている。 大きすぎず、かといって物足りなさを感じるほど小さいわけではない胸が俺の体に・・・って!! そんなふしだらな考えをしている場合ではない。 通行人の視線が・・・ものすごく痛いからだ。 「頼むから、早く起き上がってくれ。周りの目が気になるから・・・」 俺の言葉で自分たちの置かれている状況に気がついたのか、急に驚いて飛び上がった。 「あ!!・・・・・ご、ごめんなさい」 「いや、こっちこそ悪かったな」 むしろ、ありがとうと言いたいくらいである。おかげで眠気が覚めたしな。 「急いでいたんだ。寝坊してな・・・ケータイ忘れてくるくらい寝ぼけてた」 俺のことを心配してくれたのか、 「そうなんですか・・・・大変だったんですね」 と気遣ってくれた。やはり、昨日来た一年生の中では一番優秀なのかもしれない。 「それで・・・今何時か分かるか? ケータイも腕時計も無くて分からないんだよ」 そう俺に言われて、左腕につけた腕時計をちらっと見た。 小さめの、かわいらしいアナログ時計だ。 「えっと・・・八時十七分です」 遅刻三分前だ。生活指導の教師が玄関で睨みを効かせてるころだろう。 この坂道だ。全速力でもどうなるか・・・・分かったものではない。 っと、不安がるばかりの俺の思考を、その女子の言葉が遮った。 「走りましょう、先輩!!」 久しぶりに「キョン」以外の名称で呼ばれたような気がするが。 「あ、あぁ」 日差しを跳ね返すアスファルト。くぼみにできた水溜り。 木々に芽生えた若葉。それにとまる虫たち。 まさしく春の風景というべき様子の坂道を駆ける。 ・・・初々しい後輩と共に。 「はぁ・・はぁ・・・」 「何とか間にあったな・・・ぎりぎりだ」 「そうですね、先輩・・・あ、先輩の名前って何でしたっけ」 「ん、名前か?」 「はい。先輩の名前って何ですか?」 ・・・ついに来た。俺の名前を出せる瞬間が!! 皆様、発表しよう。俺の、俺の本名は・・・!! 「・・・あ!! 思い出した!! たしか、「キョン」でしたっけ?」 少し遅かったようだ。 「え、いや、それはあだ名で・・本名はだな、」 「いいえ。団長さんが「キョン」って呼んでいるんですから、見習わないと」 そんなとこ見習わないでくれよ。 「じゃあ、また会いましょうね、キョンさん」 「あぁ・・・またな」 俺の名前を出せる日はいつになるのやら。 ・・・って待て。あいつの名前を俺は聞いていないじゃないか。 「おーい、後輩」 「何ですか? キョンさん」 「お前の名前、まだ聞いてなかっただろ」 「あたしですか? あたしは、[わたぁし]です」 [わたぁし]・・・以前かかってきた電話の主が名乗っていたかな。 「この前の電話はお前か」 「えぇ。 近くに住んでいる先輩に番号を聞いたんです」 誰だ。他人の電話番号を知らない奴に教えるなんて・・・。 個人情報保護法ってのがあるのによ。 「秘密です。言わないようにって言われたので」 ますます気になるが・・・。 「それよりも、ちゃんと名を名乗ってくれ。[わたぁし]じゃわけが分からん」 「あ・・・やっぱり説明しなきゃだめですか」 「説明って、どういう意味だ?」 「[わたぁし]って言うのには理由があるんですよ。えっと・・・生徒手帳どこにしまったっけ・・・あ、あった」 生徒手帳を出した後輩は、顔写真の貼ってある方を俺の目の前に出した。 そこに書いてあった文字を見る。 「渡 舞衣。普通なら[わたり まい]って読むんですけど」 「[わたし まい]って読むわけか」 それで一人称を「あたし」にしないとややこしいわけだ。 [わたぁし]と強調するのは「わたし」と区別するため、か。 お互い、変な名前なんだな・・・ホントに。 「そういうことです。それじゃ!!」 そう言って、一目散に駆け出していった。 元気があって初々しい。一年生の鑑だ。 ・・・さて、俺もそろそろ教室に向かわなくてはいけないな。 チャイムが鳴ってしまう前に。 谷口や国木田、そして我がSOS団の長。 涼宮ハルヒの居る教室に。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2719.html
(分裂αパターン終了時までの設定で書いてます。) 朝、八時。 いつもならもう少し早く起きているところなのだが、何故か今日だけは寝坊した。 別に遅刻の可能性を心配するほどの遅れではない。HR前にハルヒと会話する時間が減る程度の話だ。 早い時間に登校すれば新入部員選抜についていろいろと面倒なことをぬかすだろうから、ちょうどいいと言うべきだろう。 眠気のとれない朝にきびきびと行動しろというのはとても酷だ。 トーストに目玉焼き、煮出しすぎて苦くなったコーヒーを腹に流し込み、だるい感じで家を出る。 犬がやかましいほど吠える家の横を過ぎ、大通りを歩く。 いつもより遅く家をでたからなのか、普段見る顔が少ないな・・・いや、高校生自体が少ない。 もしかすると、俺は思ったよりもヤバイ状況なのではないかという思考が頭を掠めた。 時計代わりにしているケータイを取り出そうとポケットをあさったが、無い。 ・・・寝ぼけて忘れてきたらしい。 余裕かましてたらたらと飯を食っている場合ではなかったな。 現在時刻も分からず、周りを見回しても北高の生徒が見つからない。 遅刻を覚悟するべきだろう。 ちなみに言うが、北高に通いはじめてからこれまで一度も遅刻したことなどない。 SOS団の集まりではいつも五分前どころか三十分前行動をしなければいけないくらいなんだからな。 久しぶりに、全速力で大通りを駆け抜ける。 効果音をつけたくなるほどの速さではないが、俺にしてはかなり急いでいるつもりだ。 こんなに走るのはいつ以来だろうか・・・などと考えているうちに、坂が見えてきた。 俺たち北高生を苦しめる早朝ハイキングコース。 通学路の最後の砦。最後の試練とも言うべきか。 持てるすべての力をふりしぼり(おおげさか?)坂道を駆け上がろうとしたその時。 ついさっきまで誰もいなかったはずの俺の眼前に 人が・・・急に現れたような感覚がして 止まれず・・・・衝突した。 「痛ってぇなこの野郎!!・・・って」 「痛た・・・って、あ!!」 「おまえは・・・」「あなたは・・・」 『昨日の!!』 俺がぶつかったのは、昨日文芸部室(現SOS団アジト)に来ていたあの子だった。 ハルヒの話を聞いたあと、自ら拍手を始めたただ一人の女子。 そんな無垢な少女に「この野郎!!」などと汚い言葉を吐いた自分を責める気持ちである、が。 その前にするべきは・・・早く起き上がることだった。 長門と同じくらいの背丈。体重は長門よりも軽いはず。 なのに一年生のころのハルヒと張り合えるくらいの胸を有している彼女は、 真っ直ぐ走る俺の真横から来たそいつは今、俺の上にかぶさっている。 大きすぎず、かといって物足りなさを感じるほど小さいわけではない胸が俺の体に・・・って!! そんなふしだらな考えをしている場合ではない。 通行人の視線が・・・ものすごく痛いからだ。 「頼むから、早く起き上がってくれ。周りの目が気になるから・・・」 俺の言葉で自分たちの置かれている状況に気がついたのか、急に驚いて飛び上がった。 「あ!!・・・・・ご、ごめんなさい」 「いや、こっちこそ悪かったな」 むしろ、ありがとうと言いたいくらいである。おかげで眠気が覚めたしな。 「急いでいたんだ。寝坊してな・・・ケータイ忘れてくるくらい寝ぼけてた」 俺のことを心配してくれたのか、 「そうなんですか・・・・大変だったんですね」 と気遣ってくれた。やはり、昨日来た一年生の中では一番優秀なのかもしれない。 「それで・・・今何時か分かるか? ケータイも腕時計も無くて分からないんだよ」 そう俺に言われて、左腕につけた腕時計をちらっと見た。 小さめの、かわいらしいアナログ時計だ。 「えっと・・・八時十七分です」 遅刻三分前だ。生活指導の教師が玄関で睨みを効かせてるころだろう。 この坂道だ。全速力でもどうなるか・・・・分かったものではない。 っと、不安がるばかりの俺の思考を、その女子の言葉が遮った。 「走りましょう、先輩!!」 久しぶりに「キョン」以外の名称で呼ばれたような気がするが。 「あ、あぁ」 日差しを跳ね返すアスファルト。くぼみにできた水溜り。 木々に芽生えた若葉。それにとまる虫たち。 まさしく春の風景というべき様子の坂道を駆ける。 ・・・初々しい後輩と共に。 「はぁ・・はぁ・・・」 「何とか間にあったな・・・ぎりぎりだ」 「そうですね、先輩・・・あ、先輩の名前って何でしたっけ」 「ん、名前か?」 「はい。先輩の名前って何ですか?」 ・・・ついに来た。俺の名前を出せる瞬間が!! 皆様、発表しよう。俺の、俺の本名は・・・!! 「・・・あ!! 思い出した!! たしか、「キョン」でしたっけ?」 少し遅かったようだ。 「え、いや、それはあだ名で・・本名はだな、」 「いいえ。団長さんが「キョン」って呼んでいるんですから、見習わないと」 そんなとこ見習わないでくれよ。 「じゃあ、また会いましょうね、キョンさん」 「あぁ・・・またな」 俺の名前を出せる日はいつになるのやら。 ・・・って待て。あいつの名前を俺は聞いていないじゃないか。 「おーい、後輩」 「何ですか? キョンさん」 「お前の名前、まだ聞いてなかっただろ」 「あたしですか? あたしは、[わたぁし]です」 [わたぁし]・・・以前かかってきた電話の主が名乗っていたかな。 「この前の電話はお前か」 「えぇ。 近くに住んでいる先輩に番号を聞いたんです」 誰だ。他人の電話番号を知らない奴に教えるなんて・・・。 個人情報保護法ってのがあるのによ。 「秘密です。言わないようにって言われたので」 ますます気になるが・・・。 「それよりも、ちゃんと名を名乗ってくれ。[わたぁし]じゃわけが分からん」 「あ・・・やっぱり説明しなきゃだめですか」 「説明って、どういう意味だ?」 「[わたぁし]って言うのには理由があるんですよ。えっと・・・生徒手帳どこにしまったっけ・・・あ、あった」 生徒手帳を出した後輩は、顔写真の貼ってある方を俺の目の前に出した。 そこに書いてあった文字を見る。 「渡 舞衣。普通なら[わたり まい]って読むんですけど」 「[わたし まい]って読むわけか」 それで一人称を「あたし」にしないとややこしいわけだ。 [わたぁし]と強調するのは「わたし」と区別するため、か。 お互い、変な名前なんだな・・・ホントに。 「そういうことです。それじゃ!!」 そう言って、一目散に駆け出していった。 元気があって初々しい。一年生の鑑だ。 ・・・さて、俺もそろそろ教室に向かわなくてはいけないな。 チャイムが鳴ってしまう前に。 谷口や国木田、そして我がSOS団の長。 涼宮ハルヒの居る教室に。
https://w.atwiki.jp/simai/pages/935.html
アーティスト 曲:鯨井国家/歌:藍原 椿(CV:橋本 ちなみ) BPM BASIC ADVANCED EXPERT MASTER Re MASTER 180 5 7+ 10 12 - EXPERT MASTER Re MASTER 譜面制作者 - BASIC (180.0){1}, {2}4,4, {1}4, {2}5,5, {1}5, {2}4,4, {1}4/5, {2}5,5, {1}4h[2 1]/5h[2 1], {2}4,4, {2}3,3, {2}2,2, {1}1h[2 1]/8h[2 1], {2}8,8, {2}7,7, {2}6,6, {1}4h[2 1]/5h[2 1], {4}5,5,5,, {4}6,6,6,, {4}7,7,7,, {1}1h[2 1]/8h[2 1], {4}1,1,1,, {4}2,2,2,, {1}3b, {4}5x,4x,5x,, {1}B4, {1}B3, {1}B2, {1}B1, {1}B8, {1}B7, {1}B6, {1}B5, {1}B3/B4, {1}B5/B6, {1}Chf[1 1],, {4}8,8,8,, {4}7,7,7x/8x,, {4}6,6,5x/6x,, {4}4,5,4,, {4}4,4,4,, {4}3,3,3x/4x,, {4}2,2,1x/2x,, {4}1/8,1/8,1b/8b,, {4}1,1,1,, {4}2,2,1x/2x,, {4}3,3,3x/4x,, {4}5,4,5,, {1}4h[2 1], {1}5h[2 1], {2}3x/4x,5x/6x, {4}3/4,3/4,3b/4b,, {1}2-6[4 3],, {1}8hx[2 1], {1}1hx[2 1], {1}8-4[4 3],, {1}1hx[2 1], {1}8hx[2 1], {1}1x/8x, {1}2x/7x, {1}3x/6x, {1}4b/5b, {1}B5, {1}B4/B6, {1}B3/B5, {1}B4, {1}B5/B6, {1}B3/B4, {1}Chf[1 1],, {4}1,1,2,2, {4}3x/4x,3x/4x,3x/4x,, {4}5x/6x,5x/6x,5x/6x,, {4}4,5,4,, {1}5h[2 1]/6h[2 1], {1}3h[2 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元スレURL すみれ「相手の本心が分かる薬?」可可「そうデス!」 概要 飲むのではなく飲ませられたい? 知将可可の大胆な告白作戦だけど、そうは問屋が卸さなくて… タグ ^唐可可 ^平安名すみれ ^Liella! ^短編 ^ほのぼの ^くぅすみ 名前 コメント
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白と紫のアクセントで塗装されたグスタフの横に足を付けた黒い獣から、私は同化中のテーナよりも先に機外へと出て、地上へと飛び降りる。 「君が古代種のオーガノイドか……」 その着地先――黒い獣の足元、グスタフの眼前で、私は赤い髪と瞳をした長身の男性からのそんな言葉を受け取った。 歳の頃は、多分30代――線の細い優男と呼ばれるような容貌をした背の高い男だ。 「――づっ!?」 だが、その姿を確りと認識した瞬間、私はあの頭痛――いや、今目の前にいる相手に対する自分の強すぎる殺意に顔をしかめ、片膝を付く。 「……そうあからさまな感情をぶつけられると、此方も黙ってはいられんな」 相手も同じ様に顔をしかめ、それと同時に言い様の無い険悪な雰囲気が場を支配し、一触即発とも思えるような緊張が二人の間に生まれようとした瞬間、 「ゼアル。 アルフィはあんまり為れていない子なんだから、下手に近づくと死ねるわよ?」 上方からテーナの声が落ちてくるのと同時に、彼女自身が私と男との間に降って来た。 男の姿を遮るように降り立ったテーナの姿は、大急ぎで服を着たのか皺や掛け忘れのボタンなどがチラホラ見えたが――今日まで傍にいたその悠然とした瞳を見上げる事で、彼女の先に居る男に対する殺意頭痛が僅かずつだが引いて行く。 「ゼアル、自己紹介は男の人からするのがマナーだと思うけれど?」 そんな中、私が落ち着いていくのを感じ取ったらしいテーナは、彼女の背面に立っている男にそんな言葉を促す。 「……私はゼアル・コーツ。 ま、察しは付くだろうが、君達が暴れまわっていた頃を知っている古代ゾイド人だ」 そうして、アルフィとゼアルとの初遭遇は険悪な雰囲気のまま終わり、彼女が乗ってきたレドラーは彼女の元に返される。 「……凄い、マグネッサーシステムや間接系の磨耗が完全に無くなってる」 「何処に行くかは知らないけれど、ニクシー基地周辺は迂回するように飛びなさい」 コックピットの中に座り、整備状態の高さに驚くアルフィに私はそんな言葉を預け、私は暖機状態を終えたレドラーから離れ、グスタフのトレーラに降りる。 「なんて言ったら良いか、判らないけれど……ありがとう」 「服、折角買ったんだからきちんと使いなさいね」 似合わない事を言う彼女に、私はそんな言葉を返すのと同時に「貴女は結構スペック高いんだから、一時の伴侶になる人でも引っ掛けて……もっと色々な事を知りなさいな」と、いった言葉を続けると、唖然としてように表情を失った後「善処してみる」と小さな言葉を返し、キャノピーを閉じる。 そうして僅かな間を開けた後、赤い機体が振動と高音域の騒音と共に浮かび上がり、ゆっくりと高度を上げて行く。 「じゃあね、アルフィ」 届く筈の無い言葉を私が口にした直後、十分な高度を取ったレドラーは高加速を開始する。 「……行ったな」 「ええ」 そうして彼女を乗せたレドラーは北西方面の空へと飛び上がり、更なる高所を目指し、目の届かない遠くへと飛び去っていく。 「……一応、感謝しておくわ。 捕獲されていたあの子のゾイドを引っ張って来てくれてありがとう」 「プリゼアのルールブレイカーの修繕や新技術開発の協力、しょっちゅう出張る困った代表の護衛……君には大きな借りがあるからな」 私がアルフィとの間に割って入ってからずっと私の後ろ側に立っていたゼアルは、肩を竦めながらそんな言葉を口にする。 言葉では謙遜染みていますが、自分の組織の中にある“物”とは言え、それを組織の人間に判らないように運び出すのは相当な苦労だったでしょうに。 「あら、だったら貸し一つ分くらいでT4の事を貰ってくれないかしら? 私と同じで良い女よ?」 彼がアルフィの事をとても恐れていた事、何でも無い事のように話す彼の甚大な努力――私はそれらを判らなかった風にして、私は自分の分身でもある彼女の事を売り込む。 人の人生は短い。 故に、早く私なんかとは縁を切った方が彼女の為であり、色々な所に話は振っているのだが――。 「……私まで骨抜きにされたら、誰が君らから世界を守るんだ?」 「ふふ、せいぜい頑張りなさいな」 どうにも私の関係者は私と敵対している存在である事が多く、この話はあんまり上手くいっていない。 ――そうして、レドラーが飛び去った後をどの位眺めていただろうか、 「……で、アイツはどうだった?」 ゼアルはあの子が去った空を眺めたまま、そんな問いを私に振ってくる。 「可愛い子だったわ。 できれば、ず~とお付き合いしたいわね」 私もその空を見続けたまま、問いの応えを返しながら今日までの事を思う。 シンシアのフルンティング(クレスト)が出張っているから、何事かと思ったけれど――昨日は中々に楽しいひと時だった。 「そうか。 ……だったら、あのレドラーに仕込んだ発信機のレコードは不要かな?」 「いいえ、ソレとこれとは話が別」 彼の冗談に対し、私も冗談を返すようなノリでその真実を口にするのと同時に、服の袖から昨日も使った一本の針を出す。 「代価として……コレ、上げるわ」 「針? ……いや、この先端は――」 「貴方方の作ったゾイドコアと反応する流体気化爆弾の極小版。 このサイズならば埋め込まれた事も判らない上、起動させれば人一人分ぐらいのサイズを“消失”させる事が出来るわね」 目聡く気がついた彼に一応の説明をしてあげながら、ソレを投げ渡す。 「……おい。 待て、まさか……」 「裏で私達の事を殺す事だけを考えている貴方と同じよ」 最初は料理に混ぜて一緒に飲ませたけれど、着せ替えさせながら調べた感じだと栄養として吸収するのと同時に無害化され――今度はこれを直接埋め込んでみたけれど、戦闘中に探っていた感じだと、どうやらこっちも無害化された感がある。 「まったく……流石はヤーウェが唯一怖いと思っている存在ね。 どんな再生能力してるんだか」 「……エクスリックスの市外で、姉妹のように振る舞っているのを目撃されたと聞いたが?」 「親愛で世界を回しながら、最悪の事は想定しておく。 これが最良な人間の行動でしょ?」 彼からは発せられた“答えの判っている”疑問に律儀に答えながら、私は懐からさっき拾った白い髪の毛を取り出す。 「それは?」 ゼアルが再び疑問の声を上げてから、ソレを自身の掌の中に強く握りこみ、 「……あの子の髪の毛。 いきなりヤーウェに取り込ませて大暴走なんて事になったら目も当てられないから、しばらくは私だけで解析するわ」 右手のみを半流体化させる事によってソレを私自身の中に取り込む。 「私に何かあったら“処分”はお願いするわね」 そんな確認を含めた私の言葉に、ゼアルは 「……そこまで強固に歪んでいると、逆に素晴らしく見えるよ」 最大限の皮肉と嘲笑を織り交ぜた言葉を返してくれた。 「あらら、私はず~とゼファーさんの物ですから、惚れられても困っちゃいますよ?」 「それをいつまで続けられるか見ものだな……それまで幻想に惚気てろ」 私は心からの本心で応え、彼もまた本心で応えを送り、 「もう行くわ。 あの子の帰る先の場所……後で教えてね」 「ああ。 そっちは代表やプリゼア嬢の事を頼む」 私達は最後の挨拶を交わし、彼はリバイン・アルバ所有のグスタフに、私は“自分”の中へと立ち戻り、それぞれの戻るべき場所、進むべき場所へと走り出す。 ――ただ、もし出来うるのならば……それら全ての策が無用になるような未来を望んでみましょうか。
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『運勢ロマンス』でリュ・ジュンヨルとファン・ジョンウムが再会した。 14日に放送されたMBC水木ドラマ『運勢ロマンス DVD』では、チェ・スホ(リュ・ジュンヨル扮)とシム・ボニ(ファン・ジョンウム扮)がゲーム公募展で再会する姿が描かれた。 チェ・スホとシム・ボニはそれぞれ開発したゲームで公募展に参加し、お互いを切ない表情で確認した。 2人は自分の本当の話とお互いを盛り込んだゲームを紹介した。魔女宝鑑 DVDスホのゲームの説明を聞いたシム・ボニは、過去に別れた時にスホが渡した手紙を思い出した。 手紙には「シム・ボニは僕にとって光だった。大変な時に手を握ってくれ、最も恥ずかしい時に笑わせてくれ、病気の時に一緒にいてくれて、すべてを失った時に信じさせてくれた。その光で洞窟から出て、チェ・スホが生きれた。ありがとう。運勢ロマンス DVD僕の愛」と本心が盛り込まれていた。 公募展が終わった後、2人は再会し抱擁をしながら本心を表わした。
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ここまでの経緯2 加害者グループの謝罪と本音一覧しゃますけ まつの 佐渡さわ 笹尾 町田 あさくら グループ外の謝罪市子 天嘉 謝罪に対する周囲の反応 町田、あさくら、笹尾による連名謝罪サイト しゃますけ しゃますけ裏アカ 「心が謝罪を拒否している」 しゃますけと仲間のうちの誰かと思われる裏アカの会話 事件後本アカでの活動を再開。反省の色はない。 まつの まつのの裏アカ 佐渡さわ 鍵アカのプロフ内で謝罪→数時間後に削除 12月1日、改めて謝罪文を出す 笹尾 謝罪文(初回) → 謝罪文(追記) → 謝罪文(訂正) ※「つぶやきを偽装された」と発言しているが、どのツイートが捏造なのかには触れていない 町田 「ご迷惑おかけします(ヲチが)」 あさくら 弁明も謝罪もなくアカウントを消去し逃亡 メンバー外の謝罪 市子 天嘉 謝罪に対する周囲の反応 笹尾の謝罪を読んだ笹尾のフォロワーがリプライで被害者叩きをする 「被害者が被害者であることを利用して汚い手段で同情を引いて」 「被害者が被害者の立場を利用して、関係ないことまで持ち出してきたり、事実と違う事を捏造して拡散させる汚い手口」 これに対し笹尾からは被害者へのフォローやフォロワー達を諌める発言はない 町田、あさくら、笹尾による連名謝罪サイト http //shazai20151027.blog.shinobi.jp/
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遅刻ぎりぎりで門をくぐった俺は、玄関で靴を履き替え駆け出した。 しかし、靴箱に例の朝比奈さん(大)からの指示文書が入ってなくてよかったなと思う。 読む時間など、今の俺には皆無だからだ。いや、もしかしたら時間など忘れて読んでしまうかもしれんが。 人影も無く、教室からの談笑が聞こえるのみの物寂しい廊下を駆け抜け、一路教室を目指す。 なんてことはない。すぐに到着してしまった。 戸をガラガラーっと開けると、岡部教諭が来たのかと勘違いした奴の目線がこちらに向かってきたが、すぐに元に戻った。 こういうのって気まずいよなー・・・となんとなく思いつつ、ぽっかり空いている俺の定位置に腰掛けた。 と同時に、後ろから奴の声がする。そいつは頬杖をつきながら外を見つめ、横目でこちらを見ながら、 「遅かったわね。あんたが遅刻なんて珍しいじゃない」 と話かけてきた。まぁ分かるとは思うが、涼宮ハルヒだ。 態度でも分かるが、声のトーンが少し低いからして、あまり機嫌は良くないらしい。 「寝坊しちまったんだよ。高校入学以来初だ」 わざわざ振り向いて言葉を返してやったというのに、ハルヒはちっともこちらを向こうとしない。 「どうした、ハルヒ。窓の外に怪しい人物でも発見したのか?」 「別に。ただ、あのあたりであんたがニヤケ面のまま歩いてきてたな・・・って思っただけ」 ・・・ちょっとまて。俺はそんな顔してたのか?全く自覚が無いが。 「自覚してないわけ?ま、みくるちゃんの新コスプレを考えてたときほどじゃないけどね」 バニー、メイドと来たら・・・っていろいろと考えてたんだよな。 結局その後初めて着たコスプレは何だったかな・・・凄く似合ってたんだが・・・えーと・・・、 「・・・・ニヤケ面」 「お前が朝比奈さんの話を出すからだろうが」 朝比奈さんの姿を思い浮かべて微笑むことのない男子など、この世にはいないと思うぞ。ホモ以外でな。 「まぁいいわ。それより、あんたと一緒にいたのって昨日部室に来てた子じゃないの?」 あぁ。お前の話を(唯一)熱心に聞いてた子だよ。 「やる気があるのは結構なことだけど、なんとなく不思議さが足りない気がするのよね・・・」 「俺は不思議でもなんでもないだろうが」 不思議的存在でないのは俺だけだ。SOS団の構成員の中で唯一の普遍的存在が俺なんだよ。 「あんたは雑用係なんだから関係ないのよ。不思議を見つける手助けをする役目なの。それよりね」 それより? 「・・・あんまり団と関係の無い子とそーゆー誤解されるような行動をするのは慎みなさい」 いきなり何だよ。恋愛感情やらその辺のことにはことさら無関心なのがお前じゃないか。 「別に、あんたが誰と付き合おうとあたしの知ったことじゃないけどね」 「そういう行動ばっかりしてると、SOS団がただのお遊びサークルだっていう風に誤解されるのよ」 実際、そのとおりだと思うんだがな。SOS団もお遊びサークルのようなものだ。 いまだにSOS団の活動で不思議を(ハルヒが)目の当たりにしたことなんて皆無だし、 夏休みに孤島に合宿に出かけたり、夏祭りに行ったり、プール行ったり、 冬休みに雪山で遭難しかけたり(これは事故のようなものだが)、春に花見したりっていうのはそういうサークルのやることだ。 イベント好きという点ではSOS団団長も、お遊びサークルの長も一緒らしいな。 目的がそもそも違うが。 「ま、そういうことだから。あんまりいろんなところでニヤケ面晒すんじゃないわよ」 「ニヤケ面は余計だ。第一、俺にそんな下心はだな・・・」 俺が不機嫌そうな声で言った時にやっとハルヒはこちらを見据え、 「いいから。とりあえずそういうのは無しよ。いいわね?」 反論などできん。したらハルヒの怒号が教室中に響きわたることだろう。このエロキョン!!とかな。 そんなことを言われたら、この教室に居づらくなる。 しかし、ハルヒがこのような反応を見せたのは意外としか言いようがなかった。 いままで、男女関係に対する興味など皆無だったあいつが、団がどうのと言いながらも口を挟んできたことがだ。 俺と渡が特別何かをしたわけでもないのに。 . . . . . 疑念の尽きないまま授業を受け、そうするうちにお昼時となった。 いつもどおり、国木田と谷口と一緒に食べる。 始めはいつもどおりのたわいも無い雑談だったのだが、途中でアホの谷口が余計なことを口走った。 「ところでよー、キョン。朝のあれは何だったんだ?」 箸の先をやや俺側に向けながらそう言いやがった。 「さぁな。(モグモグ)・・・俺にもわからん。いつもは『恋愛感情なんて精神病の一種よ』とかいうやつなんだが」 やけに塩辛い焼き鮭を頬張りながら答える。 「あいつらしいな、その言葉は。んで、キョン」 気持ち悪いくらいにニヤケた面をした谷口は、 「俺にはなんとなく読めるぜぇ、あいつの考えてることがな」 自分でニヤケている時には自覚がないが、他人のニヤケ面というのはここまで不快なものなのであろうか。 「もっとも、あいつの思考回路が一般的な女子高校生と同じものだったらの話だけどな」 ハルヒの精神分析は古泉の得意分野だ。 その古泉曰く、あいつの思考回路は実のところまともらしい。 真実はプロである古泉の口から聞くことにして、冗談半分で谷口の仮説も聞いておくことにするか。 ハルヒが教室内にいないことを確認し(今日は学食だな)、谷口に命令する。 「言ってみろ」 焼き鮭を全て飲み込んだ後で本当に良かった。 そうでなければ噴き出していだろうからな。 ・・・谷口の出した回答は、それだけの意外性と破壊力を持っていた。 「簡単なことだ、涼宮はお前が他の女とイチャついてたら面白くないんだ。要するに・・・キョン。あいつは、」 ―――あいつは? 「お前のことが好きなんだよ」
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今までにも、谷口にはいろいろとおかしな事を言われていた。 「お前には涼宮がいるんだろ?」とかな。 しかし・・・・ハルヒが俺のことをなんてよく言ったものだ。 有り得ん。地球が逆回転を始めようが、天地が逆転したところで有り得ない話だ。 俺は単なる団員その一にすぎない・・・いや、「その他雑用係」のような扱いすら受けているのだ。 ハルヒが俺のことを好いてるんだとしたら、もう少し優しくしてくれてもいいじゃないか。 せっかくの休日だというのに野球大会に参加させられたり、孤島までひっぱりだされたり、 荷物持ちさせられたり奢らされたり、冬の雨の日に駅二つはなれた電気街までおつかいさせられたりしたんだ。 こんなことさせるか? 普通。いや、あいつに普通とか日常やらを求めること自体愚かだということは理解しているが。 「有り得ないと思うぞ、谷口」 という俺の反論を谷口は否定する。 「いやぁ、何も無いって方がおかしいだろう? キョンよぉ」 おかしくも何ともない。普通の毎日だと思うぞ、俺は。 「毎日朝にイチャイチャしながらおしゃべりして、」 イチャイチャは余計だ、イチャイチャは。 「二人とも放課後は必ずと言っていいほど部室に向かう」 サボったらあいつが怒るだろうからな。仕方あるまい。 「あいつが『寂しがるから』じゃねぇのか?」 ・・・・だめだ。付き合いきれん。 ハルヒを一般的女子高校生と同じ視点で捉えてはいけないんだよ。 お前の常識が、あいつに通じるはずは無いんだ。 「アホなこと言うなよ。じゃあな」 弁当箱をナプキンに包み、カバンに放り込む。 「おい、キョン!!どこ行くんだよ」 ・・・放っておいてはくれないのだろうかね。適当に返答しておこう。 「腹ごなしの散歩だ」 まぁ散歩というのは半分嘘である。行き先は一応決まっているのだ。 SOS団アジトもとい・・・文芸部室に向かうことにする。 昼休みを静かに過ごすにはちょうどいい場所だ。 おそらく部屋の中には長門しかいないはずだ。 しかし、万が一のこともあるので(特に朝比奈さん関係)一応ノックしておこう。 コンコン・・・と軽く音をだし、ドアノブに手をかけようとしたとき。 聞いたことがあるような、しかしそう何度も耳にしたものではない・・そんな声が俺を招いた。 「どーぞー」 この声は、長門のものではない。いや、そもそも長門はこんな発言をしない。 ハルヒの声でもない。あいつにしては高い声だ。 朝比奈さんか? いや、朝比奈さんのものとも違うようだ。 女子の声なので古泉説は即却下である。いつかのように声マネでもしていたら殴ってやろうか。 ・・・・そんな思考を頭の中でぐるぐるさせつつドアを開ける。 するとそこには、パイプ椅子に座る、今朝あったばかりの人物の姿があった。 「あ、キョンさん。こんにちわ」 渡が、すぐ目の前にあるパイプ椅子に本を手にして腰掛けていた。 その本は、長門がつい最近まで読んでいたもの。 哲学系やミステリ系の物ばかりよんでいたあいつが最近良く手を出す種類の本。 恋愛小説だ。ケータイ小説を本にしたものらしい。 「長門に借りたのか?」 分かりきってはいるのだが、一応聞く。 あいつが他人に本を貸すところを見たことはあまりないからだ。 「はい。何かおすすめの本とかありますか?って聞いたらこれって」 長門のおすすめがこれ・・・ねぇ。意外としかいいようが無いな。 と呟いたら、渡に怒られた。頬を膨らませて、 「失礼ですよ。長門さんだって年頃の女の子です」 本当は宇宙人製のアンドロイドなんだがな・・とは言えるわけがない。 ここは素直に同意しておこう。 「あぁ、そうだな。ただ、長門がこういうのを読み始めたのはつい最近だからさ」 俺は単に、哲学物を読むのには飽きたのだろうとしか思っていなかったのだ。 好んで読んでいるとはな。やはり、ユニークなのだろうか。 ・・・それより、何でお前が部室にいるんだ? 「校内を探検してたんですよ。その途中で来たんです」 校内回りを探検と称するのは小学生とかせいぜい中学生ぐらいだと思うが。 まぁ、さして気にしないほうがいいのだろうな。 とりあえず、俺も椅子に座ろう。 そう思い歩きだそうとした瞬間・・・さっき開けたばかりのドアが開かれた。 思い切り開け放たれたそのドアは、目の前にいた俺の背中を直撃し突き飛ばした。 不意打ちを受けた俺は前のめりになって倒れこむ。 それだけならよかった。痛いだけで済む話だ、だが。 現実は違った。 「きゃっ!!」「うぉっ!!」 ・・・目の前にいた渡を押し倒すような感じ(実際そうだが)になってしまった。 床で仰向けになって倒れている渡の上に、俺が覆いかぶさっている。 四肢で体を支えているので、密着しているわけではないが・・・。 顔が近い。気色悪いときの古泉と同じくらいに。 急な状況に驚き、思わず息が止まっていた・・・しかし、ずっと息を止めてるわけにはいかない。 吐息がもれる。互いの息遣いが聞こえる。 妙に荒い自分の呼吸に気がつき、俺は飛び上がるようにして起きた。 ドアを開けた人物に文句を言ってやろうと振り返って、 「何するんだこの野郎!!」 と威勢良く発言したのはいいが、そこにいた人物を見てすぐに後悔した。 その人物は・・・眉間にしわを寄せ、拳をつくった手をわなわなと震わせていた。 「この・・・エロキョン!!!!!!!」 涼宮ハルヒがそこにいた。 ハルヒは俺をエロ呼ばわりしながら襟首をつかみ、ゆさゆさと揺らし始めやがった。 「このエロキョンが!!何で後輩を襲ってんの!?そんなのあんたには100万年早いのよ!!」 苦しい・・・苦しいから離せ、ハルヒ。そろそろ三途の川が見えて来ちまうぞ・・・・。 「何言ってるの。あんたが悪いんでしょ?神聖なる我がSOS団の部室でこんなことして!!」 「こんなことになったのはお前がドアをいきなり開けるからだろうが・・・」 俺の言うことは正しい。真実だ。神に誓おう。 なぁ、お前からも言ってくれよ渡・・・・と言いかけたところで気づいた。 渡が放心状態になっていることを。 仰向けのまま、ボーっと天井を眺めている。 非常事態というやつに、俺ほど慣れては居ないのだろう。 「そんなの関係ないわよ」 いや、あるだろ。 「この子をこんな状態にさせるほど・・・あんたは・・・あんたは・・・」 まて、ハルヒ。話せば分かる、なぁ。話そう、一時間くらい。な? 「そういうこと・・・したいわけ?」 ・・・・は? 「そういうこと・・・したいんでしょ」 「い、いや、そういうわけじゃ・・・」 曖昧な口調で話す俺。 そんな俺に、ハルヒは爆撃をしかけた。 正直、世界中どこをさがしてもこの破壊力をもつ物は見つからないだろう。 それだけ衝撃的で、しかも唐突だった。 「そういうことしたいんだったら・・・・」 正気の沙汰とは思えない、こんな言葉を。 あいつは、俺に投げかけた。 ・・・・というか投げつけた。 「・・・あ、あたしにしなさい!!!!!」 全世界が、停止したかのように思われた。