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未来の未来の話 夫婦の仲がいいのは良い事である。 それはごく当たり前で、誰一人としてそこに疑問を感じないであろう概念なのだが……俺に とって、それは不満でしかない。 傍目に見る分にはいいさ、所詮は人事だ。 親しい友人という立場だったとしても何も不満は無いだろう、どうせ住居を同じくしている 事もないのだろうし。ここで問題となるのは――当事者の家族だ。 「はいっ! あ~ん」 差し出される箸、その先にある料理。 「……」 そして、箸を前に苦い顔で口を閉ざす父さん。 「ね~口を開けて?」 「……はぁ」 満面の笑みを浮かべる母さんに負けて、父さんは口を開いた。 溜息をついていたのは父さんだけではない。 テーブルを挟んで食事を続けていた俺もまた同じように溜息をついていた。 ちなみに、今日は2人の結婚記念日でも、初めて会った日でも、何かの記念日でもないただ の月曜の朝だ。 ……毎日毎日、四六時中よくやるよ……2人とも。 目の前で繰り広げられる普段と変わらぬ両親の行為に、俺は溜息を残して食卓を離れた。 昔、母さんから聞いた言葉で、今の俺の原動力になっている言葉がある。 「ないんだったら、作ればいいのよ!」 なるほど、確かにそうだ。 何もしてないのに疲れた体で階段を上り、部屋に戻った俺はこれまで何度と無く見てきた北 高校の願書を取り出してみた。 このまま行けば、俺はこの北高校に行く事になるのだろう。 母さんの強い推薦もあったし、子供の頃から色々と聞かされてきた事もあって俺自身も両親 の母校に対して興味が無い訳ではない。 一度、文芸部って所にも行ってみたいって思ってたんだけどな……。 両親から聞いた、一年中、魔法みたいな愉快が限りなく降り注いでいたというその場所に。 北高校の願書が入った茶色の味気ないA3版の封筒を暫く眺めた後、俺はそれをひとまず机 の上に置き、引出しの下の薄いスペースに隠してあった、いくつかの封筒を取り出してみた。 家族にも友達にも秘密にしてあるその封筒には、県外の高校の名前が書かれている。 ただ、一人暮らしに憧れているだけかもしれない。 いざ一人になってみれば、親元のありがたさを思い知るだけかもしれない。 ……それでも、これは俺の望んだ事だから。 俺はその封筒の束を、大事に机の下へと隠した。 数ヵ月後、高校受験を終えた俺を待っていた答え―― 北高の合格発表の翌日、自分宛の郵便局止めの封書を前に俺はただ落ち込んでいた。 ……マジかよ……。 ここまで落ち込んだのは何時以来だろうか? ――サンタクロースが実在しないのだと知っ た、あの日以来かもしれない。 封筒の中にあった不合格の通知を手に、俺は疲れた体を引きずって郵便局を後にした。 重要な話をする時、俺はいつも最初に父さんに話をしていた。 どっちかっていうと母さんの方が的確な助言をしてくれるのはわかっていたんだが……何と なくね。 父さんに相談をする時、いつも使っているファミレスの中。 「なるほどね……北高校より上の高校に合格すれば、ハルヒを説得できるって思ったのか」 「そう」 俺と同じように溜息をつく父さんは、不合格通知と俺を見比べて苦笑いを浮かべていた。 母さんを説得するよりも、自分で外へ出る方法を探したほうが確実。 俺の発想は父さんの意見と同じだったらしい。 タバコを取り出し、火をつける手前でここが禁煙席だと思い出した父さんは再びタバコをし まう。 「それで? 俺にどうして欲しいんだ」 「俺が県外で受かった高校は2つ、でもどっちも北高よりレベルが低いし母さんを説得できる ような奇抜な教育方針も無い」 「随分詳しいんだな」 「そりゃあ調べたからね。……本当は、父さんに俺が県外へ出る事を応援して欲しかったんだ けど……さ」 そこで言葉を止めたのは、父さんの援護だけでは母さんの意見を変えられないんだってわか っていたから。 そしてそれは、父さんも同意見だったらしい。 同時に溜息をついた俺達は、互いに顔を見合わせながら小さく笑った。 「で、父さんからの話って何?」 聞いてもらえて少し気が楽になった俺に、 「ああ、そうだった。まさかお前が同じ様な事で相談してくるとは思わなくて忘れてたよ」 同じ様な事? そう言って、父さんは手荷物から一枚の封筒を取り出した。 俺に差し出されたその封筒には、見た事の無い学校の名前が書かれている。 「高校時代からの友達がそこで教師をやってるんだ。で、色々あって男子生徒を募集している らしいんだが、お前にどうかって薦められてな」 父さんがそう言い終える前に封筒を見直してみた俺が見たのは、見覚えの無い学校名の下に 記載された隣の県名の住所だった。 「その人はハルヒの友達でもあるから、合格すれば進学を許してくれるかもしれん。細かい事 情はおいといて、お前に行くつもりがあるのなら願書の件は何とかしてくれるらしい……でも 試験は明後日なんだ。急な話だがどうする?」 そう尋ねる父さんは、俺の顔を見て返事を聞くまでも無いと気づいて笑った。 そして今、俺は真新しい校舎の前に立っている。 あの日、ファミレスで見た学校案内の写真と同じ学校の前に。 周りには自分と同じ制服に身を包んだ見覚えの無い顔が溢れ……えっと、何かがおかしい気 がするんだが。 俺の中に浮かんだ疑問は、体育館の中で行われた入学式の間に解決する事になり……父さん が言っていた「色々あって」という部分が何なのかも、俺はようやく理解した。 「――昨年、女子高から共学へと教育方針を変更したこの高校の、新たな歴史の1ページをこ れから皆さんと一緒に――」 高齢の女性校長が続ける挨拶を聞いた時、体育館に居る生徒の約8割以上が女子だった事が 俺の気のせいではないのだとようやく気づいた。 変だと思ったんだ、入学式だってのに男子生徒の姿が全然見当たらないから。 期待に満ちた新入生の中、一人溜息をついていた俺を遠くから見ていた人が居ることに、俺 はその時気づかなかった。 入学式も終わり、教室へと振り分けられた俺達は担任教師が来るのを待っていた。 父さんに似て社交性が低く、しかも他県から進学してきた俺は当たり前の様に一人だったが ……それはそれでよかった。 普段からあの母さんを見てきたせいなのか、俺はそもそもあまり女子と話をするのが好きじ ゃないんだ。どちらかといえば、まだ男子と一緒に居た方が気が楽かもしれない。 しかし、だからといって数少ない男子生徒に話しかけるのも面倒な訳で……ただのんびりと 席に座り、一人の時間を楽しんでいた時の事だった。 女子の声が溢れる騒がしい教室の中に、誰かが扉を開ける音が聞こえてきた。 同時に静まり返る教室の中――この空間が瞬時に静まり返った理由を即座に認識させてくれ る存在が、教壇の前に立つ。 「遅れちゃってごめんなさい。えっと……今日からわたしが、皆さんの担任になります。先生 の名前は――」 甘い、男心をくすぐる声が一旦途切れる。 黒板に向って俺達に背を向ける先生に、生徒の視線が集まるのも無理は無い。 教師よりも、モデルの方が適職ではないのかと思ってしまうような抜群のスタイル。微妙に ウェーブした長い栗色の髪は腰まで届き、今は黒板の上をチョークが動くたびに小さく揺れて いる。 名前を書き終えた先生が振り向き、再び生徒の前にその整った顔立ちが現れた途端、教室内 に感嘆の溜息がいくつも吐き出されたのも無理は無い。 胸の部分が苦しそうな白いブラウスに、黒いミニのタイトスカート。 抜群のスタイルに加えられた、どうみても父さんより年上には見えない魅惑のロリータフェ イス。 神が趣味で人を創るとこうなるという実例――黒板に書かれた名前が、妙に丸っこかった事 を覚えている。 「わたしは朝比奈みくるといいます。みなさん、どうぞよろしくお願いします」 えらい美人がそこに居た。 丁寧に頭を下げる先生に、ただ俺達は唖然とするしかなかった。 「いや~この学校を選んだ俺の目に間違いは無かった! 今なら何の迷いも無くそう言い切れ るぜ。例え女子高から共学になったからって、単に女子生徒の割合が多いだけでいい女が必ず 居るって保証はないって家の親父は言ってたんだが……朝比奈先生を見れただけで、ここを受 験したかいがあったってもんだ」 そうかい。 昼休み、元々少ない男子生徒は自然と一箇所に集まるようになり、何故か俺に話しかけてき た谷口って生徒と俺は昼飯を食べていた。 やけに煩い奴だが、まあ新学期早々静かに一人で飯を食ってるよりはいいだろう。 「昼からは部活の案内だったな……さて、どこから攻めようかね?」 「やけに楽しそうだな」 目当ての部活でもあるのか? 「当たり前だろ?! 俺達新入生以外に男子が居ないって事はつまり、男子生徒はそれだけで 貴重。うまく部活を選べば、ハーレム状態を確保できるかもしれないチャンスなんだぜ?」 谷口。お前、何しに高校に来てるんだ。 パンフレット片手に午後の計画を立てる谷口を無視しつつ、俺は黙々と飯を口に運んだ。 さて、俺はどうしようか。 午後は自由行動なので、このまま帰ってもいいらしい。 谷口に付き合って部活見物ってのもいいが……でも、先にやるべき事をやっておきたいしな。 コンビニで買った弁当を胃に詰め込み終わり、席を立とうとした俺の隣に誰かがやってきた。 「……」 その姿を見て、対面に座っている口うるさい谷口が口を開けたまま固まっている。 谷口の視線の先にいったい誰が居るのか――まさか校長先生とか? ――と顔を上げた俺が 見たのは 「こんにちは、キョン君」 教室中の視線を一身に集めながら俺を見ている……朝比奈先生だった。 ――な、何で先生がここに? いやまあ、貴女は担任なんだからこのクラスに居るのは普通 だとは思いますが、どうして俺の席に? 「あ、キョン君って呼んでもいいかな? お父さんにそっくりだから、ついそう呼んじゃった んだけど」 混乱する俺に気づいた様子もなく、朝比奈先生は自己紹介の時と同じ甘えた様な声で聞いて きた。 「別にいいですよ」 中学の時もそう呼ばれてたし、親父に似てるって言われる事にももう慣れました。 「よかった。わたしの事、お父さんから何か聞いていますか?」 ええまあ、朝比奈先生の言うとおりにしろって言われてます。 肯いて答える俺に、先生は嬉しそうに微笑んだ。 『この学校には俺とハルヒの友達の朝比奈さんって人が居る。その人の指示に従う事が、俺が お前の味方をする条件だ』 ――この高校へ進学する条件として、父さんは何故かそんな条件を言い出した。意味不明な 提案だったが、まあ家を出られるのならこの際何でもいいさ。 そう思い、出された条件を受け入れた俺だったんだが……さて、この人が俺に向ける不思議 な視線を見ていると軽率だったのかとも思えてきたぞ? 「今日はこの後自由行動ですけど、キョン君はどうするの?」 「もう帰ります。部屋の片付けをしないといけませんから」 母さんの「一人暮らしをしたいなら、せめて入学式までは家に居なさい!」という命令があ ったせいで、まだ引越しすら終わってなかったりする。 ……今日は徹夜になるかもな。 憂鬱な思いに溜息をついていると、 「あ、そうなんだ……。じゃあ、後10分だけ待っててくれる? すぐに帰り支度をしてくる から」 あの、その前に一緒に帰るってのは規定事項なんですか? 苦い顔をする俺に気づかないのか、無視しているのか。 周りの視線が気になってきた俺はこの場を収めようと、とりあえず肯いてしまった。 「それじゃあ、校門の前で待っててね」 異性の心拍数を極端に跳ね上げる秘密兵器の様なウインクを残し――それを見て、何故か谷 口が胸に手をあてていた――朝比奈先生は教室を出て行った。 高校って、もっとのんびりした所だと思ってたんだけどな……まあいいか、一度朝比奈さん とは話をしてみたかったし。 嵐の去った教室の中、俺は自分へと向けられた視線を無視して身支度を始めた。その一挙一 動を見られている様な気がするが、きっと自意識過剰なだけだろう。 さて……校門だったかな。 ようやく準備を終え、席を立った俺の両手を 「キョ~ン、俺たち友達だよな?」 復活した谷口が掴んでいた。 駄目だこいつ。 「今更だけど始めまして、キョン君。わたしの事はみくるちゃんって呼んでね」 朝比奈先生の車の助手席に座る俺に、朝比奈先生は嬉しそうにそう言った。 彼女の年齢的に考えれば、それは無茶な愛称のはずなんだが……先生を見ているとそう思わ ないのは何故なんだろう。 この人、本当はいくつなんだろうか? ……って女の人にそんな事聞けないけどさ。 「……先生、今のは父さんが言っていた条件に含まれますか?」 我ながら可愛げのない事を聞き返す俺に、 「ん……えっと。どうしようかなぁ……」 先生は指先を唇にあて、本気で考えているようだった。 カーラジオから流れる軽快な音楽が一曲終わる頃になって、 「やっぱり、今のは無しでお願いします」 朝比奈先生はそう訂正した。 まあ、俺はどっちでもいいんですけどね。 「お父さんから、わたしの事はどんな風に聞いてるの?」 「父さんと母さんの大事な友達だと」 「うんうん」 「後は……高校の教師をしているって事です」 「……それだけ?」 少し、意外そうな先生の声。 「はい」 「そっかぁ……キョン君は悪くないんだけど、やっぱり寂しいなぁ……」 「俺ですか?」 何かしましたか、俺。 「あ、ごめんなさい。今のは、貴方のお父さんの方です」 そうですか。 その後も続いた朝比奈先生の意味深な視線を、俺はわざと気づかない振りをした。 実際問題、朝比奈先生と父さんとの間にどんな関係があっても、俺には何の関係も無い―― その時俺は、心からそう思っていたんだ。 「わざわざ送ってもらって、ありがとうございました」 父さんに準備してもらった、これから一人暮らしをする俺の部屋の前。 朝比奈先生はキーケースの中から一本の鍵を取り出し、 「いえいえ。どういたしまして」 当たり前の様に部屋の鍵を開けた……開けた? 「あの。なんで、先生が俺の部屋の鍵を持ってるんですか」 もしかして、父さんが念の為にと渡しておいたんだろうか? 俺のそんな発想は、練乳並に甘かった。 「え? だって……ここは私達の部屋じゃない」 ……私……達? 「面白いキョン君」 くすくすと笑いながら部屋へ入っていく先生を追っていくと、これって―― そこに広がって居たのは、可愛らしいデザインの家具がセンス良く配置されたモデルルーム の様な部屋で、俺が想像していた殺風景な家生活感の無い空間とはまるで縁の無い内容だった。 未開封のダンボールも、配線の終わっていないガス器具もない。 頬を抓ってみるが普通に痛い。 って事は……これは現実で…… 「これからよろしくね? キョン君」 ただ驚く俺に、朝比奈先生は無邪気な笑顔を浮かべていた。 ……疲れた……。 俺に準備された個室の中、数個のダンボールの中身を適当に配置し終えた時、俺はぐったり とベットに倒れこんでいた。 父さんにべったりな母さんから離れたくて県外に進学したら、何故かそこは女子だらけの高 校で、しかも担任の教師はびっくりするような美人。 更に一人暮らしが始まるはずが、何故か美人教師との同棲がはじまった……とか、これ何て エロゲだよ。 自分の置かれた立場を考えた瞬間、出てきた物は溜息だった。 神様、世の中には適材適所って言葉があります。こうゆう状況は谷口みたいな奴にこそ与え るべきであって、俺には犬小屋の様に狭いワンルームでいいんです。 祈るべき祭壇も神棚も無い部屋の中、俺はとりあえず目を閉じて神様って奴に祈ってみた。 「――お邪魔しま~す。あ、もう綺麗になってるね~凄い凄い。キョン君、夕飯出来たから一 緒に食べよう?」 しかし、ドアを開けて俺の部屋に入ってきてくれたのは神様と呼ぶよりはむしろ天使様だっ た訳で……まあいいか、今はただ成り行きにまかせよう。 ――恐らく、かなり努力したのだろう。 テーブルの上に並ぶ料理はどう見てもスーパーの惣菜。それを隠すつもりもないのだろう、 視界の端にある台所のゴミ箱には、空になったパックや袋が山と積まれていた。 だがまあ、まな板や三角コーナーに無残に散った食材達を見れば、この惣菜は最終手段だっ たのだという事は窺い知れる。 俺の視線が何を見ているのか気付いたのか 「ご……ごめんね? 今日はキョン君との記念すべき同棲一日目だから、久しぶりにお料理頑 張ってみたんだけど……」 ――毎日やらず、久しぶりに頑張るからこうなるんです、何て言えないか。 父さんとの約束を破れば、仕送りがどうなるかわからないもんな……。自由を手にしたつも りが、次の不自由が待ってただけとかもうね。 まあいいさ、現状を嘆くよりさっさとバイトでも見つけて生活能力を手に入れよう。 そんな本音は胸にしまったまま黙って椅子に座り、俺は逆らえない同居人に笑顔を向けた。 「凄く美味しそうです。ありがとうございます」 食事の最中―― 「……ふふ、こうやって人と一緒にご飯を食べるのって久しぶり」 朝比奈さんは、そんな事を言った。 「そうなんですか?」 大抵の男なら貴女が食事に誘えば喜んで来るでしょうし、昼間の様子を見る限り谷口なら声 をかけなくても来ると思いますよ。 「ええ、いつもは一人だから。今、とっても楽しいの」 本当に楽しそうに笑う朝比奈さんの言葉を適当に聞き流しつつ、俺は惣菜へと箸を伸ばす。 ご飯を食べる、お茶を飲む、吸い物を飲む。 何故かわからないが、朝比奈さんは俺の仕草を見ては隠れて微笑んでいた。 ――まるで、恋人でも見る様な親しげな目で。 自分が今日会ったばかりの美人に惚れられるような外見じゃない事くらいわかってるさ。そ して、彼女の視線が初対面の俺に送られるにしては親密過ぎる理由もね。 朝比奈さんは俺をキョンと呼び、彼女にとってのキョンってのは父さんの事。 つまり……朝比奈さんが見ているのは俺であって俺じゃないんだよな。 朝比奈さんにどんな事情があるのか知らないが……どうせなら、はっきりと代用品だと言っ てくれた方が気が楽なんだが。 「キョン君は楽しいかな? 私と一緒にご飯を食べてて」 いえ、楽しくないですね。 心が即答した返事に思わず笑いながら、 「はい、とっても」 俺はまた、嘘をついた。 一見、滑り出しよく始まったかの様に見えた同棲生活だったが。 「おいキョン聞いたぞ。お前、朝比奈先生と同じマンションに住んでるってのは本当か?」 翌朝、教室に入った俺を待ち構えていた谷口に俺は溜息で答えた。 ええい、朝っぱらから鬱陶しい。 「……その様子だと本当らしいな」 俺は谷口を押しのけて窓際の自分の席へと進む。 「ああ。で、誰から聞いたんだ?」 まさか先生が自分で言ったとか言うなよ? 「あのマンションにはこのクラスの奴も何人か住んでるんだよ。昨日、お前が朝比奈先生と一 緒にマンションに入ったのも全部目撃されてるぜ」 なるほど……って事は、俺が先生と同じ部屋に住んでるって事がばれるのも時間の問題だな。 「なあキョン。朝比奈先生とお前はいったいどんな関係なんだよ? 大人しく素直に吐いちま えって?」 「関係ねぇ……」 自分の席に座った俺の前に立ち、机に手をついて問い詰めるような視線を送る谷口の質問に ……そうだな。 「よくわからん」 「はぁ?」 呆れ顔の谷口には悪いが、 「正直、わかりたくもないな。さ、そろそろ席に戻ったらどうだ、ホームルームが始まるぞ」 「お、おい? ――くそっ! 後で絶対聞きだすからな!」 いちいち声が大きいんだよ。 周りから感じる視線に顔を顰めつつ、俺は教室に入ってきた頭痛の種に視線を向けた。 ――そこはやはり教師なのだろう。マンションの中とは違い、学校での先生は俺の事を特別 扱いする事もなく普通に一教師だった。 授業でやけに当てられもしないし、時折感じるごく短時間の視線も他の生徒には気づかれな いだろう――谷口は気づくかもしれないが。 つまり俺は、2人っきりの時だけ我慢すればいいんだ。 そう考えれば、この新しい生活もそこまで気は重くない。一緒に暮らしてれば、俺と父さん が別人だって事くらい先生もわかってくれるさ。 ――この時、適当にノートを取りながら授業を聞いていた俺は、現状を前向きに考えようと するだけの余裕があったんだ。 その日の帰り道の事だった。 俺は部屋の整理を早く終わらせたくて、今日も真っ直ぐ家に帰る事にした。 一緒に帰ろうと先生に誘われたのを断わらなかったのは、どうせ同じ場所に帰るのだからと いうそれだけの理由で、俺に他意はなかったんだが……。 マンションの地下駐車場の中、俺は今先生の体の下に居る。 薄暗い車内、助手席に座ったままでいる俺の目の前には先生の顔があり、彼女の唇が俺の唇 と重なっていた。 両手を押さえられ、身動きできない俺の身体に彼女の身体が押し付けられて柔らかな感触が 伝わってくる。 何が起きたのかわからなかった。 車が止まった後、自分のシートベルトを外した先生が何故かか俺の方へと体を寄せ、俺は先 生がダッシュボードの中の物を取ろうとしてるんだと思ったんだ。 だから探し物がしやすいようにと体を後ろに倒したんだが……何故か先生はそのまま俺に覆 いかぶさってきて――重なって。 何も言わない先生の気持ちが解らない俺は、ただじっとしていると、 「……ごっ……ごめんなさい」 彼女は、まるで自分のやった事を後悔する様な声で謝り、離れていった。 俺だって所詮は男だから、先生みたいな美人にこんな事をされて喜ばない訳じゃない。 ……でも高校生ってのは、それだけで動ける程もう子供じゃないんですよ。 俺は運転席で辛そうな顔をしている先生に、 「降りましょうか」 そう言って、自分から先に車を出た。 部屋の片付けが残っていてよかったよ。 本棚に適当に詰め込んだ本を並べ替えつつ、気を抜くと思い出しそうになる先生の唇の感触 を脳の隅へと追いやった。 ――駐車場を出てから、結局先生とは一度も口をきいていない。 俺から何か言う所じゃないだろうし、先生も大人なんだから言いたい事があれば自分で言っ てくれるだろう。 今度は、行動の前に説明して欲しいけどな。 作業に没頭していたせいか、部屋の片付けは思うよりも早く終わった。 やる事がなくなり、ベットの上に座った俺の頭には先生の事が思い浮かんできて……まあ、 それが普通だよな。 やけに柔らかいまくらに頭を沈めながら、俺は先生の事を考えてみた。 どうやら、俺が思っていたよりも先生と父さんの間には何かあったらしい。 今更だけど、いくら生徒とはいえ高校生の男子と一緒に一人暮らしをするなんて普通じゃな い事だ。 先生が、俺を通して父さんを見ているのはわかっていたつもりだったんだが……ったく。見 てるだけじゃ我慢できないのかね? 絶対に言えないが、もしも今の現状を谷口に話したら何て言「代われ! 俺と代わってくれ! 頼む! この通りだ!」音声付で脳内に再生されたからもういい。 時計の針はそろそろ20時か……。 昨日と同じなら、そろそろ夕飯になるんだが……さて、俺はどんな顔をしていればいいんだ ろう。 笑ってればいいのか? それとも、怒っていればいいのか? ――そしてそのどっちが自分 の本音なのか。 溜息をついていた俺の耳に、遠慮がちにドアをノックする音が聞こえてきた。 「……あの、キョン君。入ってもいいですか?」 ドア越しに聞こえる声。 昨日あった男に平然とキスできるのに、この人は何でそんな事をいちいち聞くんだろう? 「どうぞ」 俺の返事に、先生はゆっくりとドアを開けて部屋に入ってきた。 「あの。……さ、さっきは!」 先生は部屋に入ってくるなり、 「ごめんなさい! 急に、あんな事をして」 そう言って、別にそんな事をしなくてもいいのに俺に頭を下げてきた。 「いいですよ。別に」 気にしてませんから。 なるべく軽い口調で言ったつもりだったんだが、先生の表情は暗い。 ……まるで、俺が受験で失敗した時みたいな顔だな。 「えっと……その……」 視線を落とし、指先を合わせながら何かを言おうとする先生だったが……、どうやら考えが まとまっていた訳ではないらしく、沈黙が流れる。 何となくドアの向こうを見てみると、テーブルの上はまだ何も置かれていなかった。 ……ま、同居人が暗いと俺もしんどいからな。 色々とあった複雑な思いはとりあえず胸にしまい、俺は顔に笑顔を作った。 「朝比奈先生」 「は、はい!」 そんなに驚かなくてもいいですよ。 「実は、谷口にこの辺で美味しいご飯を食べさせてくれる店ってのを聞いてるんですが、もし 今日の夕飯がまだ決まってなかったら食べに行きませんか?」 「ご馳走様でした。すみません、奢ってもらっちゃって」 「ううん、いいの。これくらいさせてください」 運転席に座る先生は、その後に何か続けようとして……結局、口を開かなかった。 助かります、色々とね。 外食をした事でせっかく普通に喋れるようになったのだから、この関係を壊したくないと言 っているみたいだった。 それにしても、谷口から聞いた『俺様デートスポットランキング』は意外に役に立ったな。 狭い個室だったおかげで人に見られる事も無かったっぽいし、これは明日にでも礼を言わな ければならないかもしれない。 そんな事を考えている俺の様子を、先生は時折横目で見ている。 許しを請う様で、何かを期待する様なその視線――彼女は何を考えているんだろう? 俺は 父さんじゃないのに。 食後の心地よい睡魔と戦いながら、俺は助手席の窓の向こうを流れる夜景に視線を移した。 「おいキョン。お前、俺に言う事があるだろ」 またお前か。 教室の入口で俺を待ち伏せていた谷口を押しのけつつ、また俺は自分の席へと向かった。 やれやれ……この机だけが俺の心の安息地だな。先生もここでは他人として話してくれるし。 歴代生徒によって掘られた穴だらけの表面、立て付けが悪く高さの足りない引出し。どこを 取っても素晴らしい、理想の机で間違いない。 「で、何の事だ?」 俺は目の前に立つ谷口に、用件を聞いてみた。 「とぼけるな」 珍しく怒気を含んだ谷口の声。 お、本気だな。こいつ。 「お前、昨日朝比奈先生と何かあっただろ」 ……あったと言えばあったかもしれん。 レストランに行ったのを見られたのか? そう俺は思ったんだが…… 「駐車場」 谷口のその一言は、俺の顔を引き攣らせるには十分過ぎた。 ……おいおい、そっちを見られたってのかよ……。 無言でいる俺を見て、谷口はそれを肯定と取ったらしい。 「驚天動地だ。……まさかあの朝比奈先生が、お前みたいな「ザ・普通の高校生」と……おい キョン! お前、先生のどんな弱みを握ってるんだ! 吐け!」 俺の制服の襟を掴んで、谷口は真っ赤な顔をしている。 「弱み?」 「ああ! お前、朝比奈先生の弱みを握って無理やりキ……キ……くっ……。覚えてろよぉっ!」 勝手に盛り上がって、勝手に泣いて。 男泣きに泣いて谷口は俺の襟を離し、自分の席に戻っていった。 好き放題叫んでくれたおかげで、教室中から感じる視線が重いんだけどな。 ったく、弱みを握られてるのは俺のほうだっつーの。 ――そして、この話は程なくして朝比奈先生の耳にも入ってしまったらしい。 生徒指導室――本来、その名の通り生徒を指導する為の部屋の中、ソファーに座っている俺 は余裕な顔をしているのに、何故か先生は真っ青な顔だった。 昼休みに入ってすぐ、この部屋に俺を呼び出したのに…… 「先生?」 「は、はい!」 「昼休み……終わりそうなんですけど」 先生の話は、まだ始まってもいなかった。 「ごめんなさい」 いえ、別に俺はいいんですよ? 授業さぼれるし。 来客用の茶菓子を食べつつ、俺は先生の言葉を待っていた。 その内、授業の開始を告げるチャイムが聞こえてきた頃になって 「あの……昨日の……事なんですけど」 ようやく先生は口を開くのだった。 「その前に先生、授業はいいんですか?」 当たり前の事を聞く俺に、 「はい。代理をお願いしてありますから大丈夫です」 あまり大丈夫ではない返答が返ってくる。 ……こんな私用でそんな事していいんですか? 「あの、キョン君にこんな迷惑をかける事になってしまって……本当にごめんなさい」 「迷惑?」 「……私と、キスしている所を他の生徒に見られてしまって……」 しているっていうか、無理やりされたんですが。 「気にしてないからいいですよ。人の噂なんて、どうせその内消えますから。俺は先生にキス してもらってラッキーって事で終わりにしませんか」 あっさり本音を告げると、先生はその言葉にショックを受けたみたいだった。 「……気にしてない……ですか……」 気にしたら困るでしょう? 生徒が教師にそんな、ねえ。 「私は! わ、私は……」 辛そうな顔の先生には悪いが……そろそろ言ってあげた方がいいのかもしれないな。 適当に馴れ合っていれば、それで過ごしていけるって思った俺が間違っていたんだろう。 先生にも聞こえるように溜息をついて、俺は先生の目を見て話しはじめた。 「先生って、父さんの事が好きだったんですか?」 「え?! なな何でそれを?!」 今更そんなに慌てなくてもいいですよ。 「そりゃあわかりますよ……。だって、俺と先生は会ってまだ数日です。先生はそんな相手を 押し倒してまでキスしたりするんですか? そうでないとしたら、俺と先生の接点は父さんだ けです。高校時代の父さんと今の俺はそっくりですからね」 もう、隠し通せないと気づいたのか 「……はい」 俯いて、先生はそう答えた。 「先生が俺をどう見てても別にいいんです。一緒に暮らしていく上で、ある程度の距離さえ守 ってくれれば、先生の考えについては何も言いません」 「……」 そんな寂しそうな顔をされても困ります。 残念ですが……俺は父さんじゃないんですから。 「もし、それができないんなら……。すみませんが、あの部屋から出させて下さい。できれば、 このままでいたいと思ってますが」 部屋を出たければ出ればいいような話だが、所詮経済力の無い俺にそんな自由が無い事くら いわかってるんだ。 自分の言った言葉の意味を数回考え直すくらいの時間が過ぎた後、先生は何も言わないまま 肯いた。 先生の肯きの意味は、俺の意図した通りの意味だったんだろう。 生徒指導室で一件以来、朝比奈さんは先生と生徒という関係以上の事を俺に求めなくなった。 通学もバスになったし(小遣い的には痛かったが)、当たり前だがキスされる事も無い。 谷口は相変わらず煩いが……元々煩い奴だし、あまり気にする必要もないだろうさ。 さて、今日は何を作ろうかな……。 シンクの前で適当に手を動かしながら、俺はようやく手に入れた平穏に心から感謝していた。 「あの……何か手伝いましょうか?」 背後から聞こえる先生の申し訳なさそうな声、あの後わかったんだが先生は料理ができない。 全くと言っていい程に。 何度か食材を生ゴミに変えるのを見て、この部屋の料理担当は俺になったのは自然な成り行 きだったんだと思う。 別に頼みたい事は無いんだが……そうだな。 「じゃあ。テーブルを拭いて、箸とコップを並べておいてもらえますか?」 「はい!」 役割ができてよほど嬉しいのだろう。 先生は元気よく返事をして、食器棚に向かっていった。 他人行儀な中でも俺に優しく接してくれる先生に、俺は安堵と……うまく言葉にはできない、 小さな寂しさを感じていた。 それは、ようやく俺の生活にパターンが生まれて余裕が出てきた時の事だ。 先生がシャワーを浴び終わるのを待つ間、リビングでテレビを見ていた俺の携帯電話が着信 を知らせて鳴り始める。 液晶画面に写っていた見覚えのある名前と 「よう、元気か」 携帯電話から聞こえる、自分によく似た声。 「まあまあだよ。そっちはどう?」 そう聞き返す俺に、父さんは 「こっちは相変わらずだ……」 溜息と共にそう答えた。 何か疲れてるように聞こえるのは、多分俺が居なくなって母さんが暴走してるからなんだろ うな。 久しぶりに聞いた父さんの声に、俺は苦笑いを浮かべるしかなかった。 何となく申し訳ないような気持ちで世間話をしていた時、 「あのさ」 「ん?」 「朝比奈さんの事なんだけど」 なんでだろうな。 俺は何故か、聞かなくてもいいって思っていた事を聞いていた。 「……いよいよか、いつか聞かれるって思ってたよ」 だったら、聞かれる前に教えてくれたらいいだろうに。 「朝比奈さんは俺と母さん長門と鶴屋さん、あとついでに古泉の共通の友達。って所までは知 ってるんだよな」 「うん」 それだけじゃないって事もね。 「そうだな……朝比奈さんは俺にとって憧れの人だった」 「ふ~ん」 「初めて朝比奈さんを見た時は、すんげー美少女だって思ったよ。光る球が先についてる棒で も持たせたら魔女っ子にでもなるんじゃないかって……って、俺は息子に何を言ってんるんだ?」 まったくだ。 「で、何で先生じゃなく、母さんと結婚したの?」 こんなの、意味のある質問じゃないのは解ってるけどさ。 「……いや、何でそこで結婚の話が出てくるのかわからんが……。俺と朝比奈さんじゃ釣り合 わないだろ」 まあ確かに、でも 「それを言うなら母さんだって釣り合ってないんじゃない?」 肉親だからって遠慮の無い言葉に、 「……そう言えばそうだな」 父さんはあっさりと肯定した。 そう、言ってしまえば父さんも俺も女の人にもてるような顔じゃない。 普通に考えて、俺が女だったら古泉小父さんの方を選ぶだろう。 しかし現実には父さんの言った6人の中で、結婚しているのは母さんと父さんの2人だけ。 「ま、いいさ。ともかく朝比奈さんは美人さんで、俺は今のお前が羨ましいって事だけは確か だよ」 なんだそれ? だったら代わってくれよ、先生もその方が喜ぶ。家庭は崩壊するかもしれんが。 「あれ、何か知らんがハルヒが煩いからそろそろ切るぞ」 「うん」 多分、さっきの俺の状況が羨ましいって所を聞かれたんだろうな。 「じゃあまたな」 そう言って電話を切った父親のその後を心配しつつも、俺は自分の言った質問の答えを考え ていた。 何故――父さんは朝比奈さんではなく、母さんと結婚したのか。 「ふぅ……お先でした」 いつものように――やけに胸が膨らんでいる――パジャマを着込み、脱衣所から出てきた先 生を 「先生、ちょっと聞いてもいいですか?」 俺は久しぶりに呼び止めていた。 「え、なあに?」 俺の後ろを通り過ぎようとしていた先生は、その呼びかけに嬉しそうに俺の向かいのソファ ーに座った。 シャワーで上気した、薄赤い顔の先生の姿に自然と緊張するのを隠しながら、 「何で、先生は父さんと結婚しなかったんですか?」 俺はそう、聞いていた。 「え……」 「プライベートな事ですから無理に聞きたい訳じゃないんですけど……どうしてかなって思っ て。今、父さんと電話で話してたんですけど、先生の事を憧れの人だったって言ってましたよ」 俺の言葉に、先生は嬉しそうな顔をして 「……うん。どうして……かなぁ」 そのまま、目を潤ませていくのだった。 せ、先生? 俺変な事言いました?! 急な事に驚く俺は何て言えばいいのかわからなくて、逃げ出すこともできすにその場でうろ たえていた。 「私……凄く、好きだったんです。貴方のお父さんの事が。でも、事情があって、恋心を抱い ちゃいけないって思ってたんですけど。一緒に居る間に、どんどん魅かれてしまって……こん なのダメなのに……そう、わかっているのに……今でも好きなんです」 笑顔のまま涙を流す先生に、俺は何も言えなかった。 「酷いですよね……いくら私が貴方のお父さんの事を好きだからって、貴方の気持ちも考えな いまま、あんな事をして……距離を置いて欲しいって頼まれたのに……こうしてまた泣いちゃ って……嫌われたって、仕方ないですよね」 俯いて小さくなる先生は、そのまま消えてしまいそうだった。 ――その姿を哀れんだ訳じゃない。 その場を誤魔化そうって思ったんでもない。 初めて教室で見たあの日から、俺がこの人に抱いていた感情を伝えなきゃって……そう、思 ったんだ。 俺は父さんじゃない……けど。それだけじゃない。そうだろ? この年齢不詳で、おっちょこちょいで、料理も下手で、生徒にもからかわれてる愛らしい人 を、俺はただ不満に思って見ていたわけじゃない。 その姿を見るたびに、俺が目を細めていた理由……それは、 先生。 「……はい」 「俺、先生の事嫌いじゃないですよ」 その言葉に、先生は顔を上げて驚いていた。 「父さんとして親しくされるのは辛いから、せめて他人として接して欲しいって頼みました。 それは俺の本音です……でも、それだけじゃないんです」 「……わたしは……その」 わかってます。 朝比奈さんの思いが、簡単に忘れられるような物じゃないって事は。 「だから、全部保留じゃいけませんか? 昔、父さんとあった事とか、今でも朝比奈さんが父 さんの事を好きだって気持ちとか、全部脇に置いておいて保留ってことで。その上で、一人の 男としての俺の事も見て欲しいんです」 それは、俺が朝比奈さんに伝えた初めての本気の言葉になった。 何故だろう、先生は俺の言葉を懐かしそうな顔で聞いていて……また、泣きそうになってい た彼女の顔に笑顔が戻った後 「……はい、はい!」 朝比奈さんは何度も何度も肯いたのだった。 ――なるほど。俺が何故、父さんと母さんの仲がいい事を不満に思っていたのか今なら解る 気がする。 俺はきっと、父さんをいつも独り占めしている母さんに嫉妬していたんだろうな……なんと も子供っぽい理由だが、朝比奈さんを見ていると……そんな気がしてくるんだ。 あ、そうだ。 「朝比奈さん。1つお願いがあります」 「何ですか」 これを言っておかないと、今度は父さんに嫉妬し続ける事になりそうだ。 「朝比奈さん。俺の事、キョンじゃなくて本当の名前で呼んでくれませんか? 俺の名前は、 未来(みらい)。父さんがつけてくれて、自分でも気に入ってる名前なんです」 これだけは、どうしても譲れないんです。 そんな俺の提案に、 「……はい。未来君」 朝比奈さんはちゃんと俺の顔を見て、しっかりと肯いてくれた。 ――さて、これから俺と朝比奈さんの関係がどうなるのか……なんて事は、今の俺にはわか らない。 朝比奈さんは結局、父さんの事が忘れられないのか……それとも? どうしても結末が知りたい奴は――そうだな、未来の俺にでも聞いてくれ。 未来の未来の話 ~終わり~
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ウミガメのスープ 過去問集 32スレ目 わたしを褒めて 32スレ目236~325 【問題】 A:「ねぇ、褒めて褒めて」 B:「えぇ、っと(これは褒めるべきかしら?)」 さて、A、Bは誰で、Aはなにをしたのでしょうか? 解答を表示 【解説】 「ねえ、レミリアお姉さま~。褒めてよー」 「あー、フラン。確かにあなたのしたことは吸血鬼として当たり前のことでもあるし、と ても大切なことよ。 でもね。 魔理沙の血を吸わないでよ」 「なんでー。お姉さまはいつも吸血して同族を増やすって教えてくれたじゃない。それに 魔理沙は友達だから、同族になったらもっと仲良くなれるでしょう?」 「友達なんだから、本人の意思も尊重しないといけないでしょう。しかし困ったわね。も う顔が蒼白。パチェに処置してもらえばまだ助かると思うけど…」 「私、…、はまだ、…、人間をやめ、る、…気は無い、…ぜ、…」 「あら、素晴らしい精神力。これなら十分助かるわ。咲夜、魔理沙の時間を止めて進行を 遅らせて。私はパチェを呼びに行くから」 「わかりました。おまかせくだ…」 カプッ 「う、ぐ、…(パタッ)」 「わー、ちょっと!咲夜まで!」 「友達がだめなら従者ならいいでしょ!!」 「よけいだめ!あー、あなたはもう動かないで!」 「と、いうわけでパチェ。二人を助けて」 「わかった。吸血鬼化は早い段階なら、適切な処置と本人の精神力次第で、…」 カプッ 「う、ぁあ、…」 「ちょっとーーー!!パチェまで!」 「人間がだめなら魔法使いならいいでしょ!!」 「もう本来の目的を見失ってる…。あー、メイド達、美鈴を呼んできて。残った半分はパ チェの本を見てなんとか2人を治療して」 結局、美鈴がおとりになってフランドールを引きつけている間に処置は成功し、魔理沙 と咲夜は人間に踏みとどまることができました。けれどフランドールはご機嫌斜めです。 「フンッだ!アイツ自分が吸血ヘタだからって、私が吸血したら怒り出すんだから。いつ かこんな家出ていってやる!」 以上のように正解はA:フランドール、B:レミリアで、フランドールがしたのは「魔理沙 に吸血して吸血鬼化しようとした」でした。 トリップは「#妹吸血」でした。 上機嫌な幽々子 32スレ目523~645 【問題】 白玉楼の主人、西行寺幽々子は妖夢が驚くほど上機嫌だった。 理由が気になる妖夢だったが、幽々子は浮かれてふわふわ飛んでいく始末で聞きだせそうに無い。 一体何があったのだろうか? 幽々子が上機嫌な理由を当ててください。 解答を表示 【解説】 幽々子が紫から貰ったプレゼントは桜の苗だった。 それも佐藤錦という外の世界で人気の高いさくらんぼが実る品種である。 幻想郷は明治に博麗大結界で封鎖されてしまったため、大正時代に誕生した佐藤錦は存在しない。 幽々子は紫の家に行った時に食べた佐藤錦の味が忘れられず、 その後もねだったりごねたり拗ねたりと紫にまとわりつき困惑させた。 渋っていた紫も最後は折れ、苗を二つ幽々子に渡した。 当然苗を育てるのは庭師である妖夢の仕事になる。 自分で貰ってきたくせに……と思わないではないが、 苗から木を育てるのはやりがいがある。幽々子が毎日苗の様子を見に来るのも実は嬉しい。 問題は実がなった後、熟するまでにどうやって幽々子のつまみ食いを阻止するかだ。 トリップは#冥界錦 でした。 桜に関係ありますか? で即死の危険もあったり…… 人里の騒動 32スレ目657~727 【問題】 幻想郷、慧音の住む人里にて 人里はいつになく騒然としていた。 みな血眼で走り回り、 時々、あっちだ! とか、必ず見つけ出せ! などといった叫び声が聞こえてくる。 住人達は一体なぜ騒いでいるのか? 里の住人が騒いでいる理由を当ててください。 解答を表示 【解説】 座敷童子とは人の家に住み着き、その家の住人に幸運をもたらすとされる妖怪である。 幻想郷にも座敷童子は存在するのだが、気まぐれで一つの家に定住する事がなく、 時折人里に現れては幸運を振りまいて去っていく。 人里の住人達は座敷童子を探し、何とか自分の家に住んでもらおうと躍起になるのだが、 結局座敷童子は一通り家を見て回るといつの間にか姿を消してしまい、疲れ果てた住人だけが残るのだった。 「結局座敷童子に遊ばれているだけなんだろうなあ……」 慧音はあちこちでのびている住人達を呆れ顔で見ていたが、座敷童子は楽しんでいるようでもあるし、 座敷童子が来ると必ず一つ良い事があるので特に何も言わず、家へ帰っていった。 人形遣いの動揺 32スレ目744~906 【問題】 ズタボロになったマーガトロイド邸にて アリスは百面相をしていた。笑ったり怒ったり泣きそうになったりと実にせわしない。 魔理沙は呆れたようにそれを見ていたが、つい微苦笑が漏れてしまう。 散々色々なことをまくし立ててようやく落ち着いたアリスが今度は魔理沙に謝りはじめる。 魔理沙はそれを適当にあしらうと、迷惑料として本を一冊借りて帰っていった。 アリスが笑ったり怒ったりしていた理由を当ててください。 解答を表示 【解説】 ある日、霧雨魔理沙は魔道書を借りにアリスの家を訪ねた。 アリスは留守のようなので勝手に本を持って帰ろうと家の中へ入ると、中は滅茶苦茶に荒らされていた。 さらに、アリスの人形達が見るも無残な姿になっていた。 戸惑っていると間の悪いことにアリスが帰宅。日頃の行いの悪さから速攻で犯人扱いされる魔理沙。 ひどい有様の人形を見たアリスの怒りは凄まじく、家を破壊するのも構わず全力で攻撃してきたが、 肝心の人形がぼろぼろなのでどうにか魔理沙が勝利する。 アリスは憎しみすらこもった目で魔理沙を睨みながら崩れ落ち、気絶。 いくらなんでもこのまま立ち去るのは寝覚めが悪すぎる。 家の中を丁寧に調べてみると、 実験室の奥で、人形が人形を作っていた。 辺りには鋏や針が散らばっており、それをつかって作られたらしい不恰好な人形が一つ。 周囲には手足や首を失った人形が転がっており、 どうもこの不恰好な人形は他の人形の一部分をつなぎ合わせて作られたらしい。 他にも失敗作と思われる両腕とも左腕の人形や手足の位置が逆の人形が散乱していた。 魔理沙は比較的五体満足な蓬莱人形に魔力を供給して事情を聞いてみた。 それによると、 「ホラーイ アリスハニンギョウガフエタトキ スゴクヨロコブカラ アタラシイニンギョウヲミンナデツクッター」 以下、魔理沙による要約。 人形の作り方がわからなかったので、みんなの体をつなぎ合わせて作ることにした。 最初はレーザーだの弾幕だので体を切り離そうとしたので家が凄いことに。 さらに道具を探す段階でますます家が滅茶苦茶になる。 試行錯誤の末にどうにかまともな人形が一つ完成したが、 その過程で五体満足な人形がほとんどいなくなってしまった。 自分達が壊れることについては後でアリスに直してもらえば良いと楽観していたらしい。 やっぱりこいつらどこかズレてるなあ、と微妙に薄ら寒く感じる魔理沙だったが、 ともかく事態の真相がわかったので、アリスを起こして暴れるのをなだめながら事情を説明。 アリスは人形が自発的に何かを作ろうとしたことに驚いたり、 だからといって自分達を傷つけるようなことをしてはいけないと叱ったり、 嬉しそうに上海達が作った人形にリボンをつけてみたり、 ふと他の人形の惨状を目にして泣きそうになったりと大騒ぎしはじめる。 (出題文へ続く) ひとりぼっち 32スレ目925~33スレ目37 【問題】 霊夢は気がつくと、神社の境内の上に横になっていた。 いつもと変わらない空っぽのお賽銭箱ちらりと見て腹を立てながら、霊夢は奇妙に思う。 「だれもいない」 魔法の森や紅魔館、果ては永遠亭までどうにか行ってみたが、誰もいないし何もいない。 ここは確かに幻想郷だが、何が起きているのか。 霊夢にはそれが全く分からない…… 解答を表示 【解説】 「もう我慢できないわ……私の霊夢の周りにだれかがいるのが……」 愛故に。 「……どうかしら。幻想郷ごと一度スキマに放り込んで、私と霊夢以外のモノを全部閉じ込めちゃえば」 彼女は。 「精巧なもう1つの幻想郷を式で生成しておく。 他はそこで永遠に住むのがお似合いね……私の霊夢に触った罰よ」 禁忌に足を。 「 さて、始めましょう。 」 踏み入れる。 「式の幻想郷、生成完了……」 皆が寝静まった夜中。 外に出た彼女の上に、巨大という言葉にすら収まらないスキマが開く。 そこからは、もう1つの幻想が見える。 「後は……みんなどっかいっちゃえ……」 コピー元幻想郷の各地にスキマができる。 誰もが抗う術もなくスキマへと入る。 「これで……私と霊夢……ふたりぼっち……」 彼女の目は、もはや人間でも妖怪でもなくなっていた。 しかし、天罰は必ず起きる。 「な……何かしら……?」 空間が激しく揺れているのを察知する。 予想はしていたことだが、一度に大量の幻想を運びすぎた。 「このままだと…ああっ!」 自分の真下に偽りの郷への扉が開いたことに、彼女は紙一重で気づけなかった。 ここは偽りの幻想郷。 空間が不安定で、皆の記憶も場所も心も主が創るスキマも捻じ曲がる。 誰も何も思わないこの世界で、真実を知る者は一生後悔し続ける。 そして、元の世界で、愛されたものは永遠に #ひとりぼっち。
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未来の未来の話 夫婦の仲がいいのは良い事である。 それはごく当たり前で、誰一人としてそこに疑問を感じないであろう概念なのだが……俺に とって、それは不満でしかない。 傍目に見る分にはいいさ、所詮は人事だ。 親しい友人という立場だったとしても何も不満は無いだろう、どうせ住居を同じくしている 事もないのだろうし。ここで問題となるのは――当事者の家族だ。 「はいっ! あ~ん」 差し出される箸、その先にある料理。 「……」 そして、箸を前に苦い顔で口を閉ざす父さん。 「ね~口を開けて?」 「……はぁ」 満面の笑みを浮かべる母さんに負けて、父さんは口を開いた。 溜息をついていたのは父さんだけではない。 テーブルを挟んで食事を続けていた俺もまた同じように溜息をついていた。 ちなみに、今日は2人の結婚記念日でも、初めて会った日でも、何かの記念日でもないただ の月曜の朝だ。 ……毎日毎日、四六時中よくやるよ……2人とも。 目の前で繰り広げられる普段と変わらぬ両親の行為に、俺は溜息を残して食卓を離れた。 昔、母さんから聞いた言葉で、今の俺の原動力になっている言葉がある。 「ないんだったら、作ればいいのよ!」 なるほど、確かにそうだ。 何もしてないのに疲れた体で階段を上り、部屋に戻った俺はこれまで何度と無く見てきた北 高校の願書を取り出してみた。 このまま行けば、俺はこの北高校に行く事になるのだろう。 母さんの強い推薦もあったし、子供の頃から色々と聞かされてきた事もあって俺自身も両親 の母校に対して興味が無い訳ではない。 一度、文芸部って所にも行ってみたいって思ってたんだけどな……。 両親から聞いた、一年中、魔法みたいな愉快が限りなく降り注いでいたというその場所に。 北高校の願書が入った茶色の味気ないA3版の封筒を暫く眺めた後、俺はそれをひとまず机 の上に置き、引出しの下の薄いスペースに隠してあった、いくつかの封筒を取り出してみた。 家族にも友達にも秘密にしてあるその封筒には、県外の高校の名前が書かれている。 ただ、一人暮らしに憧れているだけかもしれない。 いざ一人になってみれば、親元のありがたさを思い知るだけかもしれない。 ……それでも、これは俺の望んだ事だから。 俺はその封筒の束を、大事に机の下へと隠した。 数ヵ月後、高校受験を終えた俺を待っていた答え―― 北高の合格発表の翌日、自分宛の郵便局止めの封書を前に俺はただ落ち込んでいた。 ……マジかよ……。 ここまで落ち込んだのは何時以来だろうか? ――サンタクロースが実在しないのだと知っ た、あの日以来かもしれない。 封筒の中にあった不合格の通知を手に、俺は疲れた体を引きずって郵便局を後にした。 重要な話をする時、俺はいつも最初に父さんに話をしていた。 どっちかっていうと母さんの方が的確な助言をしてくれるのはわかっていたんだが……何と なくね。 父さんに相談をする時、いつも使っているファミレスの中。 「なるほどね……北高校より上の高校に合格すれば、ハルヒを説得できるって思ったのか」 「そう」 俺と同じように溜息をつく父さんは、不合格通知と俺を見比べて苦笑いを浮かべていた。 母さんを説得するよりも、自分で外へ出る方法を探したほうが確実。 俺の発想は父さんの意見と同じだったらしい。 タバコを取り出し、火をつける手前でここが禁煙席だと思い出した父さんは再びタバコをし まう。 「それで? 俺にどうして欲しいんだ」 「俺が県外で受かった高校は2つ、でもどっちも北高よりレベルが低いし母さんを説得できる ような奇抜な教育方針も無い」 「随分詳しいんだな」 「そりゃあ調べたからね。……本当は、父さんに俺が県外へ出る事を応援して欲しかったんだ けど……さ」 そこで言葉を止めたのは、父さんの援護だけでは母さんの意見を変えられないんだってわか っていたから。 そしてそれは、父さんも同意見だったらしい。 同時に溜息をついた俺達は、互いに顔を見合わせながら小さく笑った。 「で、父さんからの話って何?」 聞いてもらえて少し気が楽になった俺に、 「ああ、そうだった。まさかお前が同じ様な事で相談してくるとは思わなくて忘れてたよ」 同じ様な事? そう言って、父さんは手荷物から一枚の封筒を取り出した。 俺に差し出されたその封筒には、見た事の無い学校の名前が書かれている。 「高校時代からの友達がそこで教師をやってるんだ。で、色々あって男子生徒を募集している らしいんだが、お前にどうかって薦められてな」 父さんがそう言い終える前に封筒を見直してみた俺が見たのは、見覚えの無い学校名の下に 記載された隣の県名の住所だった。 「その人はハルヒの友達でもあるから、合格すれば進学を許してくれるかもしれん。細かい事 情はおいといて、お前に行くつもりがあるのなら願書の件は何とかしてくれるらしい……でも 試験は明後日なんだ。急な話だがどうする?」 そう尋ねる父さんは、俺の顔を見て返事を聞くまでも無いと気づいて笑った。 そして今、俺は真新しい校舎の前に立っている。 あの日、ファミレスで見た学校案内の写真と同じ学校の前に。 周りには自分と同じ制服に身を包んだ見覚えの無い顔が溢れ……えっと、何かがおかしい気 がするんだが。 俺の中に浮かんだ疑問は、体育館の中で行われた入学式の間に解決する事になり……父さん が言っていた「色々あって」という部分が何なのかも、俺はようやく理解した。 「――昨年、女子高から共学へと教育方針を変更したこの高校の、新たな歴史の1ページをこ れから皆さんと一緒に――」 高齢の女性校長が続ける挨拶を聞いた時、体育館に居る生徒の約8割以上が女子だった事が 俺の気のせいではないのだとようやく気づいた。 変だと思ったんだ、入学式だってのに男子生徒の姿が全然見当たらないから。 期待に満ちた新入生の中、一人溜息をついていた俺を遠くから見ていた人が居ることに、俺 はその時気づかなかった。 入学式も終わり、教室へと振り分けられた俺達は担任教師が来るのを待っていた。 父さんに似て社交性が低く、しかも他県から進学してきた俺は当たり前の様に一人だったが ……それはそれでよかった。 普段からあの母さんを見てきたせいなのか、俺はそもそもあまり女子と話をするのが好きじ ゃないんだ。どちらかといえば、まだ男子と一緒に居た方が気が楽かもしれない。 しかし、だからといって数少ない男子生徒に話しかけるのも面倒な訳で……ただのんびりと 席に座り、一人の時間を楽しんでいた時の事だった。 女子の声が溢れる騒がしい教室の中に、誰かが扉を開ける音が聞こえてきた。 同時に静まり返る教室の中――この空間が瞬時に静まり返った理由を即座に認識させてくれ る存在が、教壇の前に立つ。 「遅れちゃってごめんなさい。えっと……今日からわたしが、皆さんの担任になります。先生 の名前は――」 甘い、男心をくすぐる声が一旦途切れる。 黒板に向って俺達に背を向ける先生に、生徒の視線が集まるのも無理は無い。 教師よりも、モデルの方が適職ではないのかと思ってしまうような抜群のスタイル。微妙に ウェーブした長い栗色の髪は腰まで届き、今は黒板の上をチョークが動くたびに小さく揺れて いる。 名前を書き終えた先生が振り向き、再び生徒の前にその整った顔立ちが現れた途端、教室内 に感嘆の溜息がいくつも吐き出されたのも無理は無い。 胸の部分が苦しそうな白いブラウスに、黒いミニのタイトスカート。 抜群のスタイルに加えられた、どうみても父さんより年上には見えない魅惑のロリータフェ イス。 神が趣味で人を創るとこうなるという実例――黒板に書かれた名前が、妙に丸っこかった事 を覚えている。 「わたしは朝比奈みくるといいます。みなさん、どうぞよろしくお願いします」 えらい美人がそこに居た。 丁寧に頭を下げる先生に、ただ俺達は唖然とするしかなかった。 「いや~この学校を選んだ俺の目に間違いは無かった! 今なら何の迷いも無くそう言い切れ るぜ。例え女子高から共学になったからって、単に女子生徒の割合が多いだけでいい女が必ず 居るって保証はないって家の親父は言ってたんだが……朝比奈先生を見れただけで、ここを受 験したかいがあったってもんだ」 そうかい。 昼休み、元々少ない男子生徒は自然と一箇所に集まるようになり、何故か俺に話しかけてき た谷口って生徒と俺は昼飯を食べていた。 やけに煩い奴だが、まあ新学期早々静かに一人で飯を食ってるよりはいいだろう。 「昼からは部活の案内だったな……さて、どこから攻めようかね?」 「やけに楽しそうだな」 目当ての部活でもあるのか? 「当たり前だろ?! 俺達新入生以外に男子が居ないって事はつまり、男子生徒はそれだけで 貴重。うまく部活を選べば、ハーレム状態を確保できるかもしれないチャンスなんだぜ?」 谷口。お前、何しに高校に来てるんだ。 パンフレット片手に午後の計画を立てる谷口を無視しつつ、俺は黙々と飯を口に運んだ。 さて、俺はどうしようか。 午後は自由行動なので、このまま帰ってもいいらしい。 谷口に付き合って部活見物ってのもいいが……でも、先にやるべき事をやっておきたいしな。 コンビニで買った弁当を胃に詰め込み終わり、席を立とうとした俺の隣に誰かがやってきた。 「……」 その姿を見て、対面に座っている口うるさい谷口が口を開けたまま固まっている。 谷口の視線の先にいったい誰が居るのか――まさか校長先生とか? ――と顔を上げた俺が 見たのは 「こんにちは、キョン君」 教室中の視線を一身に集めながら俺を見ている……朝比奈先生だった。 ――な、何で先生がここに? いやまあ、貴女は担任なんだからこのクラスに居るのは普通 だとは思いますが、どうして俺の席に? 「あ、キョン君って呼んでもいいかな? お父さんにそっくりだから、ついそう呼んじゃった んだけど」 混乱する俺に気づいた様子もなく、朝比奈先生は自己紹介の時と同じ甘えた様な声で聞いて きた。 「別にいいですよ」 中学の時もそう呼ばれてたし、親父に似てるって言われる事にももう慣れました。 「よかった。わたしの事、お父さんから何か聞いていますか?」 ええまあ、朝比奈先生の言うとおりにしろって言われてます。 肯いて答える俺に、先生は嬉しそうに微笑んだ。 『この学校には俺とハルヒの友達の朝比奈さんって人が居る。その人の指示に従う事が、俺が お前の味方をする条件だ』 ――この高校へ進学する条件として、父さんは何故かそんな条件を言い出した。意味不明な 提案だったが、まあ家を出られるのならこの際何でもいいさ。 そう思い、出された条件を受け入れた俺だったんだが……さて、この人が俺に向ける不思議 な視線を見ていると軽率だったのかとも思えてきたぞ? 「今日はこの後自由行動ですけど、キョン君はどうするの?」 「もう帰ります。部屋の片付けをしないといけませんから」 母さんの「一人暮らしをしたいなら、せめて入学式までは家に居なさい!」という命令があ ったせいで、まだ引越しすら終わってなかったりする。 ……今日は徹夜になるかもな。 憂鬱な思いに溜息をついていると、 「あ、そうなんだ……。じゃあ、後10分だけ待っててくれる? すぐに帰り支度をしてくる から」 あの、その前に一緒に帰るってのは規定事項なんですか? 苦い顔をする俺に気づかないのか、無視しているのか。 周りの視線が気になってきた俺はこの場を収めようと、とりあえず肯いてしまった。 「それじゃあ、校門の前で待っててね」 異性の心拍数を極端に跳ね上げる秘密兵器の様なウインクを残し――それを見て、何故か谷 口が胸に手をあてていた――朝比奈先生は教室を出て行った。 高校って、もっとのんびりした所だと思ってたんだけどな……まあいいか、一度朝比奈さん とは話をしてみたかったし。 嵐の去った教室の中、俺は自分へと向けられた視線を無視して身支度を始めた。その一挙一 動を見られている様な気がするが、きっと自意識過剰なだけだろう。 さて……校門だったかな。 ようやく準備を終え、席を立った俺の両手を 「キョ~ン、俺たち友達だよな?」 復活した谷口が掴んでいた。 駄目だこいつ。 「今更だけど始めまして、キョン君。わたしの事はみくるちゃんって呼んでね」 朝比奈先生の車の助手席に座る俺に、朝比奈先生は嬉しそうにそう言った。 彼女の年齢的に考えれば、それは無茶な愛称のはずなんだが……先生を見ているとそう思わ ないのは何故なんだろう。 この人、本当はいくつなんだろうか? ……って女の人にそんな事聞けないけどさ。 「……先生、今のは父さんが言っていた条件に含まれますか?」 我ながら可愛げのない事を聞き返す俺に、 「ん……えっと。どうしようかなぁ……」 先生は指先を唇にあて、本気で考えているようだった。 カーラジオから流れる軽快な音楽が一曲終わる頃になって、 「やっぱり、今のは無しでお願いします」 朝比奈先生はそう訂正した。 まあ、俺はどっちでもいいんですけどね。 「お父さんから、わたしの事はどんな風に聞いてるの?」 「父さんと母さんの大事な友達だと」 「うんうん」 「後は……高校の教師をしているって事です」 「……それだけ?」 少し、意外そうな先生の声。 「はい」 「そっかぁ……キョン君は悪くないんだけど、やっぱり寂しいなぁ……」 「俺ですか?」 何かしましたか、俺。 「あ、ごめんなさい。今のは、貴方のお父さんの方です」 そうですか。 その後も続いた朝比奈先生の意味深な視線を、俺はわざと気づかない振りをした。 実際問題、朝比奈先生と父さんとの間にどんな関係があっても、俺には何の関係も無い―― その時俺は、心からそう思っていたんだ。 「わざわざ送ってもらって、ありがとうございました」 父さんに準備してもらった、これから一人暮らしをする俺の部屋の前。 朝比奈先生はキーケースの中から一本の鍵を取り出し、 「いえいえ。どういたしまして」 当たり前の様に部屋の鍵を開けた……開けた? 「あの。なんで、先生が俺の部屋の鍵を持ってるんですか」 もしかして、父さんが念の為にと渡しておいたんだろうか? 俺のそんな発想は、練乳並に甘かった。 「え? だって……ここは私達の部屋じゃない」 ……私……達? 「面白いキョン君」 くすくすと笑いながら部屋へ入っていく先生を追っていくと、これって―― そこに広がって居たのは、可愛らしいデザインの家具がセンス良く配置されたモデルルーム の様な部屋で、俺が想像していた殺風景な家生活感の無い空間とはまるで縁の無い内容だった。 未開封のダンボールも、配線の終わっていないガス器具もない。 頬を抓ってみるが普通に痛い。 って事は……これは現実で…… 「これからよろしくね? キョン君」 ただ驚く俺に、朝比奈先生は無邪気な笑顔を浮かべていた。 ……疲れた……。 俺に準備された個室の中、数個のダンボールの中身を適当に配置し終えた時、俺はぐったり とベットに倒れこんでいた。 父さんにべったりな母さんから離れたくて県外に進学したら、何故かそこは女子だらけの高 校で、しかも担任の教師はびっくりするような美人。 更に一人暮らしが始まるはずが、何故か美人教師との同棲がはじまった……とか、これ何て エロゲだよ。 自分の置かれた立場を考えた瞬間、出てきた物は溜息だった。 神様、世の中には適材適所って言葉があります。こうゆう状況は谷口みたいな奴にこそ与え るべきであって、俺には犬小屋の様に狭いワンルームでいいんです。 祈るべき祭壇も神棚も無い部屋の中、俺はとりあえず目を閉じて神様って奴に祈ってみた。 「――お邪魔しま~す。あ、もう綺麗になってるね~凄い凄い。キョン君、夕飯出来たから一 緒に食べよう?」 しかし、ドアを開けて俺の部屋に入ってきてくれたのは神様と呼ぶよりはむしろ天使様だっ た訳で……まあいいか、今はただ成り行きにまかせよう。 ――恐らく、かなり努力したのだろう。 テーブルの上に並ぶ料理はどう見てもスーパーの惣菜。それを隠すつもりもないのだろう、 視界の端にある台所のゴミ箱には、空になったパックや袋が山と積まれていた。 だがまあ、まな板や三角コーナーに無残に散った食材達を見れば、この惣菜は最終手段だっ たのだという事は窺い知れる。 俺の視線が何を見ているのか気付いたのか 「ご……ごめんね? 今日はキョン君との記念すべき同棲一日目だから、久しぶりにお料理頑 張ってみたんだけど……」 ――毎日やらず、久しぶりに頑張るからこうなるんです、何て言えないか。 父さんとの約束を破れば、仕送りがどうなるかわからないもんな……。自由を手にしたつも りが、次の不自由が待ってただけとかもうね。 まあいいさ、現状を嘆くよりさっさとバイトでも見つけて生活能力を手に入れよう。 そんな本音は胸にしまったまま黙って椅子に座り、俺は逆らえない同居人に笑顔を向けた。 「凄く美味しそうです。ありがとうございます」 食事の最中―― 「……ふふ、こうやって人と一緒にご飯を食べるのって久しぶり」 朝比奈さんは、そんな事を言った。 「そうなんですか?」 大抵の男なら貴女が食事に誘えば喜んで来るでしょうし、昼間の様子を見る限り谷口なら声 をかけなくても来ると思いますよ。 「ええ、いつもは一人だから。今、とっても楽しいの」 本当に楽しそうに笑う朝比奈さんの言葉を適当に聞き流しつつ、俺は惣菜へと箸を伸ばす。 ご飯を食べる、お茶を飲む、吸い物を飲む。 何故かわからないが、朝比奈さんは俺の仕草を見ては隠れて微笑んでいた。 ――まるで、恋人でも見る様な親しげな目で。 自分が今日会ったばかりの美人に惚れられるような外見じゃない事くらいわかってるさ。そ して、彼女の視線が初対面の俺に送られるにしては親密過ぎる理由もね。 朝比奈さんは俺をキョンと呼び、彼女にとってのキョンってのは父さんの事。 つまり……朝比奈さんが見ているのは俺であって俺じゃないんだよな。 朝比奈さんにどんな事情があるのか知らないが……どうせなら、はっきりと代用品だと言っ てくれた方が気が楽なんだが。 「キョン君は楽しいかな? 私と一緒にご飯を食べてて」 いえ、楽しくないですね。 心が即答した返事に思わず笑いながら、 「はい、とっても」 俺はまた、嘘をついた。 一見、滑り出しよく始まったかの様に見えた同棲生活だったが。 「おいキョン聞いたぞ。お前、朝比奈先生と同じマンションに住んでるってのは本当か?」 翌朝、教室に入った俺を待ち構えていた谷口に俺は溜息で答えた。 ええい、朝っぱらから鬱陶しい。 「……その様子だと本当らしいな」 俺は谷口を押しのけて窓際の自分の席へと進む。 「ああ。で、誰から聞いたんだ?」 まさか先生が自分で言ったとか言うなよ? 「あのマンションにはこのクラスの奴も何人か住んでるんだよ。昨日、お前が朝比奈先生と一 緒にマンションに入ったのも全部目撃されてるぜ」 なるほど……って事は、俺が先生と同じ部屋に住んでるって事がばれるのも時間の問題だな。 「なあキョン。朝比奈先生とお前はいったいどんな関係なんだよ? 大人しく素直に吐いちま えって?」 「関係ねぇ……」 自分の席に座った俺の前に立ち、机に手をついて問い詰めるような視線を送る谷口の質問に ……そうだな。 「よくわからん」 「はぁ?」 呆れ顔の谷口には悪いが、 「正直、わかりたくもないな。さ、そろそろ席に戻ったらどうだ、ホームルームが始まるぞ」 「お、おい? ――くそっ! 後で絶対聞きだすからな!」 いちいち声が大きいんだよ。 周りから感じる視線に顔を顰めつつ、俺は教室に入ってきた頭痛の種に視線を向けた。 ――そこはやはり教師なのだろう。マンションの中とは違い、学校での先生は俺の事を特別 扱いする事もなく普通に一教師だった。 授業でやけに当てられもしないし、時折感じるごく短時間の視線も他の生徒には気づかれな いだろう――谷口は気づくかもしれないが。 つまり俺は、2人っきりの時だけ我慢すればいいんだ。 そう考えれば、この新しい生活もそこまで気は重くない。一緒に暮らしてれば、俺と父さん が別人だって事くらい先生もわかってくれるさ。 ――この時、適当にノートを取りながら授業を聞いていた俺は、現状を前向きに考えようと するだけの余裕があったんだ。 その日の帰り道の事だった。 俺は部屋の整理を早く終わらせたくて、今日も真っ直ぐ家に帰る事にした。 一緒に帰ろうと先生に誘われたのを断わらなかったのは、どうせ同じ場所に帰るのだからと いうそれだけの理由で、俺に他意はなかったんだが……。 マンションの地下駐車場の中、俺は今先生の体の下に居る。 薄暗い車内、助手席に座ったままでいる俺の目の前には先生の顔があり、彼女の唇が俺の唇 と重なっていた。 両手を押さえられ、身動きできない俺の身体に彼女の身体が押し付けられて柔らかな感触が 伝わってくる。 何が起きたのかわからなかった。 車が止まった後、自分のシートベルトを外した先生が何故かか俺の方へと体を寄せ、俺は先 生がダッシュボードの中の物を取ろうとしてるんだと思ったんだ。 だから探し物がしやすいようにと体を後ろに倒したんだが……何故か先生はそのまま俺に覆 いかぶさってきて――重なって。 何も言わない先生の気持ちが解らない俺は、ただじっとしていると、 「……ごっ……ごめんなさい」 彼女は、まるで自分のやった事を後悔する様な声で謝り、離れていった。 俺だって所詮は男だから、先生みたいな美人にこんな事をされて喜ばない訳じゃない。 ……でも高校生ってのは、それだけで動ける程もう子供じゃないんですよ。 俺は運転席で辛そうな顔をしている先生に、 「降りましょうか」 そう言って、自分から先に車を出た。 部屋の片付けが残っていてよかったよ。 本棚に適当に詰め込んだ本を並べ替えつつ、気を抜くと思い出しそうになる先生の唇の感触 を脳の隅へと追いやった。 ――駐車場を出てから、結局先生とは一度も口をきいていない。 俺から何か言う所じゃないだろうし、先生も大人なんだから言いたい事があれば自分で言っ てくれるだろう。 今度は、行動の前に説明して欲しいけどな。 作業に没頭していたせいか、部屋の片付けは思うよりも早く終わった。 やる事がなくなり、ベットの上に座った俺の頭には先生の事が思い浮かんできて……まあ、 それが普通だよな。 やけに柔らかいまくらに頭を沈めながら、俺は先生の事を考えてみた。 どうやら、俺が思っていたよりも先生と父さんの間には何かあったらしい。 今更だけど、いくら生徒とはいえ高校生の男子と一緒に一人暮らしをするなんて普通じゃな い事だ。 先生が、俺を通して父さんを見ているのはわかっていたつもりだったんだが……ったく。見 てるだけじゃ我慢できないのかね? 絶対に言えないが、もしも今の現状を谷口に話したら何て言「代われ! 俺と代わってくれ! 頼む! この通りだ!」音声付で脳内に再生されたからもういい。 時計の針はそろそろ20時か……。 昨日と同じなら、そろそろ夕飯になるんだが……さて、俺はどんな顔をしていればいいんだ ろう。 笑ってればいいのか? それとも、怒っていればいいのか? ――そしてそのどっちが自分 の本音なのか。 溜息をついていた俺の耳に、遠慮がちにドアをノックする音が聞こえてきた。 「……あの、キョン君。入ってもいいですか?」 ドア越しに聞こえる声。 昨日あった男に平然とキスできるのに、この人は何でそんな事をいちいち聞くんだろう? 「どうぞ」 俺の返事に、先生はゆっくりとドアを開けて部屋に入ってきた。 「あの。……さ、さっきは!」 先生は部屋に入ってくるなり、 「ごめんなさい! 急に、あんな事をして」 そう言って、別にそんな事をしなくてもいいのに俺に頭を下げてきた。 「いいですよ。別に」 気にしてませんから。 なるべく軽い口調で言ったつもりだったんだが、先生の表情は暗い。 ……まるで、俺が受験で失敗した時みたいな顔だな。 「えっと……その……」 視線を落とし、指先を合わせながら何かを言おうとする先生だったが……、どうやら考えが まとまっていた訳ではないらしく、沈黙が流れる。 何となくドアの向こうを見てみると、テーブルの上はまだ何も置かれていなかった。 ……ま、同居人が暗いと俺もしんどいからな。 色々とあった複雑な思いはとりあえず胸にしまい、俺は顔に笑顔を作った。 「朝比奈先生」 「は、はい!」 そんなに驚かなくてもいいですよ。 「実は、谷口にこの辺で美味しいご飯を食べさせてくれる店ってのを聞いてるんですが、もし 今日の夕飯がまだ決まってなかったら食べに行きませんか?」 「ご馳走様でした。すみません、奢ってもらっちゃって」 「ううん、いいの。これくらいさせてください」 運転席に座る先生は、その後に何か続けようとして……結局、口を開かなかった。 助かります、色々とね。 外食をした事でせっかく普通に喋れるようになったのだから、この関係を壊したくないと言 っているみたいだった。 それにしても、谷口から聞いた『俺様デートスポットランキング』は意外に役に立ったな。 狭い個室だったおかげで人に見られる事も無かったっぽいし、これは明日にでも礼を言わな ければならないかもしれない。 そんな事を考えている俺の様子を、先生は時折横目で見ている。 許しを請う様で、何かを期待する様なその視線――彼女は何を考えているんだろう? 俺は 父さんじゃないのに。 食後の心地よい睡魔と戦いながら、俺は助手席の窓の向こうを流れる夜景に視線を移した。 「おいキョン。お前、俺に言う事があるだろ」 またお前か。 教室の入口で俺を待ち伏せていた谷口を押しのけつつ、また俺は自分の席へと向かった。 やれやれ……この机だけが俺の心の安息地だな。先生もここでは他人として話してくれるし。 歴代生徒によって掘られた穴だらけの表面、立て付けが悪く高さの足りない引出し。どこを 取っても素晴らしい、理想の机で間違いない。 「で、何の事だ?」 俺は目の前に立つ谷口に、用件を聞いてみた。 「とぼけるな」 珍しく怒気を含んだ谷口の声。 お、本気だな。こいつ。 「お前、昨日朝比奈先生と何かあっただろ」 ……あったと言えばあったかもしれん。 レストランに行ったのを見られたのか? そう俺は思ったんだが…… 「駐車場」 谷口のその一言は、俺の顔を引き攣らせるには十分過ぎた。 ……おいおい、そっちを見られたってのかよ……。 無言でいる俺を見て、谷口はそれを肯定と取ったらしい。 「驚天動地だ。……まさかあの朝比奈先生が、お前みたいな「ザ・普通の高校生」と……おい キョン! お前、先生のどんな弱みを握ってるんだ! 吐け!」 俺の制服の襟を掴んで、谷口は真っ赤な顔をしている。 「弱み?」 「ああ! お前、朝比奈先生の弱みを握って無理やりキ……キ……くっ……。覚えてろよぉっ!」 勝手に盛り上がって、勝手に泣いて。 男泣きに泣いて谷口は俺の襟を離し、自分の席に戻っていった。 好き放題叫んでくれたおかげで、教室中から感じる視線が重いんだけどな。 ったく、弱みを握られてるのは俺のほうだっつーの。 ――そして、この話は程なくして朝比奈先生の耳にも入ってしまったらしい。 生徒指導室――本来、その名の通り生徒を指導する為の部屋の中、ソファーに座っている俺 は余裕な顔をしているのに、何故か先生は真っ青な顔だった。 昼休みに入ってすぐ、この部屋に俺を呼び出したのに…… 「先生?」 「は、はい!」 「昼休み……終わりそうなんですけど」 先生の話は、まだ始まってもいなかった。 「ごめんなさい」 いえ、別に俺はいいんですよ? 授業さぼれるし。 来客用の茶菓子を食べつつ、俺は先生の言葉を待っていた。 その内、授業の開始を告げるチャイムが聞こえてきた頃になって 「あの……昨日の……事なんですけど」 ようやく先生は口を開くのだった。 「その前に先生、授業はいいんですか?」 当たり前の事を聞く俺に、 「はい。代理をお願いしてありますから大丈夫です」 あまり大丈夫ではない返答が返ってくる。 ……こんな私用でそんな事していいんですか? 「あの、キョン君にこんな迷惑をかける事になってしまって……本当にごめんなさい」 「迷惑?」 「……私と、キスしている所を他の生徒に見られてしまって……」 しているっていうか、無理やりされたんですが。 「気にしてないからいいですよ。人の噂なんて、どうせその内消えますから。俺は先生にキス してもらってラッキーって事で終わりにしませんか」 あっさり本音を告げると、先生はその言葉にショックを受けたみたいだった。 「……気にしてない……ですか……」 気にしたら困るでしょう? 生徒が教師にそんな、ねえ。 「私は! わ、私は……」 辛そうな顔の先生には悪いが……そろそろ言ってあげた方がいいのかもしれないな。 適当に馴れ合っていれば、それで過ごしていけるって思った俺が間違っていたんだろう。 先生にも聞こえるように溜息をついて、俺は先生の目を見て話しはじめた。 「先生って、父さんの事が好きだったんですか?」 「え?! なな何でそれを?!」 今更そんなに慌てなくてもいいですよ。 「そりゃあわかりますよ……。だって、俺と先生は会ってまだ数日です。先生はそんな相手を 押し倒してまでキスしたりするんですか? そうでないとしたら、俺と先生の接点は父さんだ けです。高校時代の父さんと今の俺はそっくりですからね」 もう、隠し通せないと気づいたのか 「……はい」 俯いて、先生はそう答えた。 「先生が俺をどう見てても別にいいんです。一緒に暮らしていく上で、ある程度の距離さえ守 ってくれれば、先生の考えについては何も言いません」 「……」 そんな寂しそうな顔をされても困ります。 残念ですが……俺は父さんじゃないんですから。 「もし、それができないんなら……。すみませんが、あの部屋から出させて下さい。できれば、 このままでいたいと思ってますが」 部屋を出たければ出ればいいような話だが、所詮経済力の無い俺にそんな自由が無い事くら いわかってるんだ。 自分の言った言葉の意味を数回考え直すくらいの時間が過ぎた後、先生は何も言わないまま 肯いた。 先生の肯きの意味は、俺の意図した通りの意味だったんだろう。 生徒指導室で一件以来、朝比奈さんは先生と生徒という関係以上の事を俺に求めなくなった。 通学もバスになったし(小遣い的には痛かったが)、当たり前だがキスされる事も無い。 谷口は相変わらず煩いが……元々煩い奴だし、あまり気にする必要もないだろうさ。 さて、今日は何を作ろうかな……。 シンクの前で適当に手を動かしながら、俺はようやく手に入れた平穏に心から感謝していた。 「あの……何か手伝いましょうか?」 背後から聞こえる先生の申し訳なさそうな声、あの後わかったんだが先生は料理ができない。 全くと言っていい程に。 何度か食材を生ゴミに変えるのを見て、この部屋の料理担当は俺になったのは自然な成り行 きだったんだと思う。 別に頼みたい事は無いんだが……そうだな。 「じゃあ。テーブルを拭いて、箸とコップを並べておいてもらえますか?」 「はい!」 役割ができてよほど嬉しいのだろう。 先生は元気よく返事をして、食器棚に向かっていった。 他人行儀な中でも俺に優しく接してくれる先生に、俺は安堵と……うまく言葉にはできない、 小さな寂しさを感じていた。 それは、ようやく俺の生活にパターンが生まれて余裕が出てきた時の事だ。 先生がシャワーを浴び終わるのを待つ間、リビングでテレビを見ていた俺の携帯電話が着信 を知らせて鳴り始める。 液晶画面に写っていた見覚えのある名前と 「よう、元気か」 携帯電話から聞こえる、自分によく似た声。 「まあまあだよ。そっちはどう?」 そう聞き返す俺に、父さんは 「こっちは相変わらずだ……」 溜息と共にそう答えた。 何か疲れてるように聞こえるのは、多分俺が居なくなって母さんが暴走してるからなんだろ うな。 久しぶりに聞いた父さんの声に、俺は苦笑いを浮かべるしかなかった。 何となく申し訳ないような気持ちで世間話をしていた時、 「あのさ」 「ん?」 「朝比奈さんの事なんだけど」 なんでだろうな。 俺は何故か、聞かなくてもいいって思っていた事を聞いていた。 「……いよいよか、いつか聞かれるって思ってたよ」 だったら、聞かれる前に教えてくれたらいいだろうに。 「朝比奈さんは俺と母さん長門と鶴屋さん、あとついでに古泉の共通の友達。って所までは知 ってるんだよな」 「うん」 それだけじゃないって事もね。 「そうだな……朝比奈さんは俺にとって憧れの人だった」 「ふ~ん」 「初めて朝比奈さんを見た時は、すんげー美少女だって思ったよ。光る球が先についてる棒で も持たせたら魔女っ子にでもなるんじゃないかって……って、俺は息子に何を言ってんるんだ?」 まったくだ。 「で、何で先生じゃなく、母さんと結婚したの?」 こんなの、意味のある質問じゃないのは解ってるけどさ。 「……いや、何でそこで結婚の話が出てくるのかわからんが……。俺と朝比奈さんじゃ釣り合 わないだろ」 まあ確かに、でも 「それを言うなら母さんだって釣り合ってないんじゃない?」 肉親だからって遠慮の無い言葉に、 「……そう言えばそうだな」 父さんはあっさりと肯定した。 そう、言ってしまえば父さんも俺も女の人にもてるような顔じゃない。 普通に考えて、俺が女だったら古泉小父さんの方を選ぶだろう。 しかし現実には父さんの言った6人の中で、結婚しているのは母さんと父さんの2人だけ。 「ま、いいさ。ともかく朝比奈さんは美人さんで、俺は今のお前が羨ましいって事だけは確か だよ」 なんだそれ? だったら代わってくれよ、先生もその方が喜ぶ。家庭は崩壊するかもしれんが。 「あれ、何か知らんがハルヒが煩いからそろそろ切るぞ」 「うん」 多分、さっきの俺の状況が羨ましいって所を聞かれたんだろうな。 「じゃあまたな」 そう言って電話を切った父親のその後を心配しつつも、俺は自分の言った質問の答えを考え ていた。 何故――父さんは朝比奈さんではなく、母さんと結婚したのか。 「ふぅ……お先でした」 いつものように――やけに胸が膨らんでいる――パジャマを着込み、脱衣所から出てきた先 生を 「先生、ちょっと聞いてもいいですか?」 俺は久しぶりに呼び止めていた。 「え、なあに?」 俺の後ろを通り過ぎようとしていた先生は、その呼びかけに嬉しそうに俺の向かいのソファ ーに座った。 シャワーで上気した、薄赤い顔の先生の姿に自然と緊張するのを隠しながら、 「何で、先生は父さんと結婚しなかったんですか?」 俺はそう、聞いていた。 「え……」 「プライベートな事ですから無理に聞きたい訳じゃないんですけど……どうしてかなって思っ て。今、父さんと電話で話してたんですけど、先生の事を憧れの人だったって言ってましたよ」 俺の言葉に、先生は嬉しそうな顔をして 「……うん。どうして……かなぁ」 そのまま、目を潤ませていくのだった。 せ、先生? 俺変な事言いました?! 急な事に驚く俺は何て言えばいいのかわからなくて、逃げ出すこともできすにその場でうろ たえていた。 「私……凄く、好きだったんです。貴方のお父さんの事が。でも、事情があって、恋心を抱い ちゃいけないって思ってたんですけど。一緒に居る間に、どんどん魅かれてしまって……こん なのダメなのに……そう、わかっているのに……今でも好きなんです」 笑顔のまま涙を流す先生に、俺は何も言えなかった。 「酷いですよね……いくら私が貴方のお父さんの事を好きだからって、貴方の気持ちも考えな いまま、あんな事をして……距離を置いて欲しいって頼まれたのに……こうしてまた泣いちゃ って……嫌われたって、仕方ないですよね」 俯いて小さくなる先生は、そのまま消えてしまいそうだった。 ――その姿を哀れんだ訳じゃない。 その場を誤魔化そうって思ったんでもない。 初めて教室で見たあの日から、俺がこの人に抱いていた感情を伝えなきゃって……そう、思 ったんだ。 俺は父さんじゃない……けど。それだけじゃない。そうだろ? この年齢不詳で、おっちょこちょいで、料理も下手で、生徒にもからかわれてる愛らしい人 を、俺はただ不満に思って見ていたわけじゃない。 その姿を見るたびに、俺が目を細めていた理由……それは、 先生。 「……はい」 「俺、先生の事嫌いじゃないですよ」 その言葉に、先生は顔を上げて驚いていた。 「父さんとして親しくされるのは辛いから、せめて他人として接して欲しいって頼みました。 それは俺の本音です……でも、それだけじゃないんです」 「……わたしは……その」 わかってます。 朝比奈さんの思いが、簡単に忘れられるような物じゃないって事は。 「だから、全部保留じゃいけませんか? 昔、父さんとあった事とか、今でも朝比奈さんが父 さんの事を好きだって気持ちとか、全部脇に置いておいて保留ってことで。その上で、一人の 男としての俺の事も見て欲しいんです」 それは、俺が朝比奈さんに伝えた初めての本気の言葉になった。 何故だろう、先生は俺の言葉を懐かしそうな顔で聞いていて……また、泣きそうになってい た彼女の顔に笑顔が戻った後 「……はい、はい!」 朝比奈さんは何度も何度も肯いたのだった。 ――なるほど。俺が何故、父さんと母さんの仲がいい事を不満に思っていたのか今なら解る 気がする。 俺はきっと、父さんをいつも独り占めしている母さんに嫉妬していたんだろうな……なんと も子供っぽい理由だが、朝比奈さんを見ていると……そんな気がしてくるんだ。 あ、そうだ。 「朝比奈さん。1つお願いがあります」 「何ですか」 これを言っておかないと、今度は父さんに嫉妬し続ける事になりそうだ。 「朝比奈さん。俺の事、キョンじゃなくて本当の名前で呼んでくれませんか? 俺の名前は、 未来(みらい)。父さんがつけてくれて、自分でも気に入ってる名前なんです」 これだけは、どうしても譲れないんです。 そんな俺の提案に、 「……はい。未来君」 朝比奈さんはちゃんと俺の顔を見て、しっかりと肯いてくれた。 ――さて、これから俺と朝比奈さんの関係がどうなるのか……なんて事は、今の俺にはわか らない。 朝比奈さんは結局、父さんの事が忘れられないのか……それとも? どうしても結末が知りたい奴は――そうだな、未来の俺にでも聞いてくれ。 未来の未来の話 ~終わり~
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LB/W02-074 カード名:いつかの未来のために カテゴリ:クライマックス 色:赤 トリガー:扉 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (扉:このカードがトリガーした時、あなたは自分の控え室のキャラを1枚選び、手札に戻してよい) CC:恋してる、って方の、好きだ SP:・・・好きなんだ レアリティ:CC,SP illust.VisualArt s/Key リトルバスターズ! 収録 ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 “姉御肌”唯湖 3/2 9000/2/1 赤 ・同名カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 いつかの未来のために(WE30) CX 1・待 赤 ダ・カーポ vs リトルバスターズ! 収録
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戦慄の幻想家A・ROSE R 闇文明 (6) クリーチャー:デーモン・コマンド/ピアニスト/アイドル 3000 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体選び破壊する。 (F)「きっと伝わるわ、貴女達の想い。だって私が手伝うんですもの」 作者:紅鬼 キーボードだからピアニスト。1コスト上には… 企画 【企画】みんなでつくろう!!DMアイドルチーム! 評価 名前 コメント
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この分析は、ネット上で毎日のようにどこかでアップされている「選挙区票と比例区票の格差」に影響を受けて始めたものです。ただ、これは、飽くまでも「投票はある一定の法則に従う」という前提に立っています。つまり、「比例区は原則的に投票した候補者の党に入れるはずだ。支持する政党がない場合は、政策的に近いところ、選挙協力をしているところに投票するはずだ」という視点です。確かに党員・支持母体などの組織票はこれに該当するかもしれませんが、人間はそんなに単純ではないと思いますし、付き合いとか色々ありますので、これでは何かを立証し得ません。そもそも、何らかの推論を導くためには、過去に遡り、社会情勢も考慮しながら、類似パターンを洗い出して、多角的に考察する必要があると思います。(というか、そもそも「小選挙区票」が間違っていたらどーにもならんし) 確かに、未来の党候補者は全国的に比例区で大きく票を減らす傾向にありました。しかし、「候補者に魅力があったが、党の認知はそうでもなかった」という解釈も可能ですし、実際、マスコミの偏向報道という要因があるとはいえ、「認知不足」は否めないと思います。未来の党支持者は次の選挙に向けて、それこそ「組織票を作るぞー」くらいの勢いで、リアルで活動しないと今後も難しいのはないかと思います。ですから、まずは行動しましょう! 私はむしろ活動の材料として、このデータが何かのお役に立てば幸いと思います。 北海道8区 もちろん個別の流れを追うことは不可能ですが、全体的には、維新やみんなの党が立っていないことで流動的な傾向にあると思います。 自民党の比例区減少は、まず選挙協力で得票していた公明党の分が戻ったと解すると無理がないと思います。64,682(自民比例)+24,844(公明比例)=89,526になるので、前田候補に合わせると票差は-18,411となり、減率は実質-17.1%です。 鍵は維新とみんなの党支持である36,886票がどこに流れているか。もちろん相応にバラけているのでしょうが、自民、民主、未来を考えれば、自民との親和性はより高いと考えられます。仮にですが、この半数が自民党から抜けていると考えれば、自民党の数は合ってしまいます。 大地の18,690票が選挙協力の点から未来に流れた可能性が高く、すると未来の数も合ってしまう。残りの維新とみんなの党の約半数(18,000)と諸々が民主から抜けたと考えれば概ね合いますので順当ではないかと。 候補者名選挙区 得票数 比例区得票数 票差 減率 比例区市町村内訳(得票数) 北出みか(未来) 25,793 11,903 -14,700 -57.0% 函館市(7,301)/北斗市(1,123)/渡島総合振興局(1,933)/檜山振興局(736) 前田一男(自民) 107,937 64,682 -43,255 -40.1% 函館市(33,350)/北斗市(6,421)/渡島総合振興局(16,308)/檜山振興局(8,603) 逢坂誠二(民主) 77,402 49,787 -27,615 -35.7% 函館市(28,003)/北斗市(4,841)/渡島総合振興局(11,732)/檜山振興局(5,211) 高橋佳大(共産) 15,953 15,283 -670 4.2% 函館市(9,775)/北斗市(1,352)/渡島総合振興局(2,605)/檜山振興局(1,551) 公明党 24,844 函館市(14,037)/北斗市(2,364)/渡島総合振興局(5,987)/檜山振興局(2,456) 社民党 3,736 函館市(2,400)/北斗市(384)/渡島総合振興局(656)/檜山振興局(296) 維新の会 25,344 函館市(16,263)/北斗市(2,779)/渡島総合振興局(4,664)/檜山振興局(1,638) みんなの党 11,542 函館市(7,210)/北斗市(1,214)/渡島総合振興局(2,235)/檜山振興局(883) 新党大地 18,690 函館市(10,086)/北斗市(2,031)/渡島総合振興局(4,563)/檜山振興局(2,010) 幸福北 998 函館市(456)/北斗市(108)/渡島総合振興局(321)/檜山振興局(113) 無効票 --- 見当たらない
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幻想郷jukebox!! サークル:Aria Rhythm Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length 01 Soliloquy 七誌 七誌 七誌 東方風神録 神々が恋した幻想郷 [-- --] 02 Proof of... 泉 泉 泉 東方紅魔郷 上海紅茶館 ~ Chinese Tea [-- --] 03 Ravenfeather Gale 三滝航 - - 東方文花帖 天狗が見ている ~ Black Eyes [-- --] 04 ラビットリビン -batsu -batsu maya 東方永夜抄 シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome [-- --] 05 虚飾の太陽信仰 沙希哀 沙希哀 卦ヰ 東方地霊殿 霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion [-- --] 06 N.T.B.-nine tails beast- 三滝航 - - 東方妖々夢 少女幻葬 ~ Necro-Fantasy [-- --] 07 光芒 七誌 七誌 七誌 東方紅魔郷 紅楼 ~ Eastern Dream... [-- --] 08 タイクツ 泉 泉 泉 東方永夜抄 竹取飛翔 ~ Lunatic Princess [-- --] 09 千年の恋、未だ醒め切らづ いわまひろゆき いわまひろゆき いわまひろゆき 東方地霊殿 緑眼のジェラシー [-- --] 渡る者の途絶えた橋 詳細 博麗神社例大祭SP(2010/9/19)にて頒布 イベント価格:300円 ショップ価格:?円(税込:円) レビュー 名前 コメント
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幻想入りリストから編集してください。 名称 作者 形式 地域 ジャンル クロスオーバー 001 俺が幻想入り ペンタゴン 紙芝居 道中(紅→人里→永) フリー 002 目覚めたら幻想郷だったようです アゴの人 紙芝居 三途の川(小町) ギャグ フリー 003 - - - えいえんのせかい - 004 ビール片手に幻想郷入り ビールの人 紙芝居 博麗神社→紅魔館 エロス完結 005 幻想郷入りした俺さん顛末記 平八 紙芝居 006 私の幻想郷冒険記 にんじん 紙芝居 マヨヒガ フリー 007 幻想郷で第二の人生始めてみる 半霊の人 紙芝居 白玉楼 フリー 008 拉致られて幻想郷 小麦粉 紙芝居 現実 JOJO、完結 フリー 009 なんか私も幻想入り(笑) 風鈴 紙芝居 香林堂 シリアル フリー 010 気が付いたら幻想郷 くろまり 紙芝居 アリスの家 フリー 011 出オチが幻想入り 出オチ 紙芝居 海の底からでも山の頂上からでも。 ギャグ 完結 フリー 012 迷い込んで幻想郷 ギンコ 紙芝居 雪山?→人里(稗田家) 版権(蟲師) 013 俺も幻想入り 春雨 紙芝居 白玉楼→紅魔館 フリー 014 ボクも幻想入り 緑 紙芝居 白玉楼 フリー 015 - - - 打ち切り - 016 文字で幻想入り 琥珀 ノベル 017 THE・幻想郷へ! 紙芝居 018 どてら男と幻想郷 どてら男 紙芝居 紅魔館執事 シリアス&ほのぼの フリー 019 部屋ごと幻想入り 技師長 紙芝居 霧の湖、湖畔(不定期徘徊中) フリー 020 頼まれて幻想郷 頼まれた人(仮) 紙芝居 人里 ほのぼの フリー 021 - - - - - 022 - - - - - 023 - - - - - 024 何故幻想入りするのか そこに幻想があるから 蒼守時雨 紙芝居 無縁桜 シリアス ギャグ、完結 フリー 025 導かれるままに幻想入り 満 紙芝居 紅魔館メイド フリー 026 二十数人目の幻想入り さいき 紙芝居 紅魔館へ続く森 027 折り紙使いが幻想入り ニット帽 紙芝居 博麗神社 JOJOネタ中心のギャグ フリー 028 幻想入り 権兵衛 ノベル 道中(妖怪の山~博麗神社) 心理描写 、完結 029 車で結界越えてみた 車の人 紙芝居 妖怪の山 フリー 030 電車に乗ったら幻想入り ノベル 031 2人で幻想郷入り 紙芝居 032 召び喚されて幻想郷 紙芝居 紅魔館 フリー 033 東方遠想記 犬走楓 ノベル 妖怪の山 シリアス時々イチャイチャ 034 東方幻想夜話 猫の人 紙芝居 博麗神社 シリアス&ほのぼの フリー 035 トンネルを抜けると幻想郷でした まりも 紙芝居 男の娘 フリー 036 - - - - - 037 友人と幻想入り マスクの人 紙芝居 フリー 038 - - - - - 039 幻想郷で仕事中 ヘル 紙芝居 フリー 040 幻想郷に迷い込んだ悪魔 Xog (DMC:ダンテ) ノベル 紅魔館 版権(デビルメイクライ)、現在順次UP中、完結 041 ネトゲキャラで幻想郷にログイン パイプイス 紙芝居 042 樹海に入ったら幻想入り 樹海の人 ノベル 迷いの竹林 乗りと勢い 043 なんだかとっても幻想入り ダルシムの人 紙芝居 フリー 044 遭難して幻想入り ノベル 永遠亭 ほのぼの&たまにシリアス フリー 045 誰かさんが幻想郷入り (仮) なーや 紙芝居 フリー 046 神隠・東方伝 擬音の人(仮) 紙芝居 フリー 047 我輩が幻想郷入り 妖怪の人 紙芝居 魔法の森、人里近辺 フリー 048 目を開いたらそこは幻想郷 ハクオロの人 紙芝居 人里、稗田家 フリー 049 買いに行ったら幻想郷 たぶ 紙芝居 魔法の森 フリー 050 「変則」幻想郷入り まるめん 紙芝居 永夜異変直後の竹林 051 目の前のスキマに入って幻想入り mirisu 紙芝居 052 - - - - - 053 誰が何と言おうと幻想入り 紙芝居 054 東方御浪草~おいらが幻想郷入り。 h.tDesign トーク 055 なんだかんだで幻想入り かにかま 紙芝居 遠永亭 フリーダム フリー 056 いつのまにか幻想郷 ノベル 057 は・・ここどこですか・・?え?幻想郷? じまんぐの人 複数 058 おいでませ幻想郷 トイレの人 紙芝居 永遠亭近辺 ほのぼのカオス フリー 059 ヘタレが幻想郷入り 蒼天 紙芝居 フリー 060 東方物語 すねかじり 紙芝居 フリー 061 ADVENT ALEK ノベル フリー 062 夢の中で幻想入り 夢の人 トーク 博霊神社 ゆめにっき クロス不可 063 帰るために幻想入る! 山葵 紙芝居 条件アリ 064 - - - - - 065 手抜きで幻想入り 紙芝居 フリー 066 東方流浪兎 自作絵+ノベル風 永遠亭→? ギャグ+シリアス? フリー 067 留守番してたら幻想入り 白目の人 紙芝居 フリー 068 ぶるぶる幻想入り 白衣ふるえ ノベル 紅魔館 シリアス フリー 069 とんでけ ⑨ 幻想郷 おにぎり 紙芝居 070 幻想郷放浪記 放浪の方 ノベル 071 飛んで 幻想郷 巫女霊の人 紙芝居 フリー 072 流されて幻想入り 真っ黒の人 ノベル いつもは紅魔館 フリー 073 仮眠したら幻想郷入り ノベル 074 - - - - - 075 ゲゲゲの幻想郷 ゲゲゲの人 ノベル 人里近くのゲゲゲハウス 版権(ゲゲゲの鬼太郎) フリー 076 ウチの魔女が幻想入りしたようです 夜月詠歌 ノベル フリー 077 声を出して幻想入り 声を出しての人 紙芝居 078 びっくりするほど幻想入り ピサロ 紙芝居 博麗神社近辺 ギャグ フリー 079 菌だって幻想入り オリゼーの人 紙芝居 どこでも(紅:ポテト 永:大福) 版権(もやしもん) フリー 080 ランス達が幻想郷に迷い込んだみたいです サーペ RPGツクール 版権(ランスシリーズ) 条件有 081 夢幻幻想記 夢幻帽子 複数 紅魔館 ほのぼの&シリアス フリー 082 色々無くして幻想郷入り ハイドの人 ノベル 永遠亭 ギャグ多め&たまにシリアス フリー 083 幻想風神日記 天狗 ノベル 妖怪の山 ギャグ多め フリー 084 不幸な糸目が幻想入り 糸目の人 ノベル 紅魔館 フリー 085 捕らえられて幻想郷 紙芝居 086 残された者も幻想入り 紙芝居 087 どうやら自分も幻想郷入り 焔 ノベル フリー 088 調査の為に幻想入り ネチョの人 紙芝居 版権(魔法少女リリカルなのは) フリー 089 まぎれこんで俺も幻想入り 稲穂 紙芝居 妖怪の山、守矢神社 ギャグ&たまに賢者 フリー 090 海馬社長が幻想入り 紙芝居 版権(遊☆戯☆王) 091 るみゃの胃の中で幻想入り 胃袋の人 紙芝居 完結 092 東方幻想記 ケンジ ノベル 完結 093 東方幻想入り 人形入り編 魔理沙人形の人 紙芝居 094 着替えつつ幻想行脚 都 紙芝居 紅魔館メイド ほのぼの フリー 095 流されて幻想郷入り ノベル 096 転送されて幻想入り PSOの人 紙芝居 魔法の森(ルーミア) 版権(ファンタシースターオンライン) フリー 097 変わり者幻想記 口先の人 ノベル 博麗神社 フリー 098 かなり強引に幻想郷入り 毛玉 紙芝居 ギャグ?戦闘? 099 幻想幻夜伽話 ノベル 冥界?(ルナチャイルド、ルーミア) 100 明かりを点けたら幻想郷? ヤゴコロ 紙芝居 紅魔館 フリー 101 赤ちゃんが幻想入り ダルメシアンの人 紙芝居 湖(チルノ) フリー 102 家のネコが幻想入りしたらしいんですけど… 紙芝居 103 - - - - - 104 - - - - - 105 暇なので幻想入り バイQ 紙芝居 永遠亭 ほのぼの(?) フリー 106 - - - - - 107 折角だし俺も幻想入り 鍵穴 紙芝居 紅魔館及び博麗神社 やりたい放題、完結 フリー 108 やる夫が幻想入りしたようです AA 版権(AA) 109 導かれ俺も幻想入り マリ×パチェの人 紙芝居 紅魔館 フリー 110 東方道化蟲 春夏秋冬 紙芝居 ルーミアの家へ 熱血ギャグシリ フリー 111 - - - - - 112 タイトルが思いつかなかった幻想入り アロハの人 紙芝居 113 東方―幻影録― ノベル フリー 114 - - - - - 115 蔵の中から幻想入り 夜食の人 紙芝居 フリー 116 ミナカタさんが幻想郷入り ミナカタの人 ノベル 人里 暢気 フリー 117 チャリで幻想入り オトヤ ノベル 守矢神社 周辺 フリー 118 寝不足の俺が幻想入り 寝不足の人 ノベル 守矢神社から地獄までの道 フリー 119 みんなでつくろう幻想入り 紙芝居 博麗神社 フリー 120 - - - - - 121 キモヒゲも幻想入り キモヒゲ 紙芝居 紅魔館 人生 122 忘れ物で幻想入り ちくわぶ 紙芝居 人里 ギャグ、パロディ(のつもりw) フリー 123 - - - 動画削除済 - 124 玄関開けたら幻想郷 紙芝居 道中(紅~博) フリー 125 気がついたら 俺も幻想郷へ… ノベル 126 - - - - - 127 俺も幻想入りしてぇんだ! どうも 紙芝居 マヨヒガ フリー 128 食材求めて幻想入り 魔鳥屋 ノベル 拠点:永遠亭 今:夜雀の屋台 ギャグ? 条件有 129 なぜか幻想郷に辿り着いた コメハードルの人 紙芝居 130 谷口ミノルの消失 谷口の人 紙芝居 永遠亭 版権(涼宮ハルヒの憂鬱)、作者削除&更新停止宣言 131 ゲーマーな男が幻想郷入り モアイ像 ノベル 拠点:紅魔館 ひがしかたMGS、完結 フリー 132 俺を幻想郷に捩じ込み 眉毛 紙芝居 133 1回死んで幻想入り クラ ノベル 人里 フリー 134 ぬこに捨てられ幻想入り モンハンの人(ガレオス燈馬) 紙芝居 紅魔館 版権(モンスターハンター) 135 教授のせいで幻想入り カイ ノベル 基本的に永遠亭 ギャグ半分シリアル半分 フリー 136 - - - - - 137 失言で幻想入り 文時鍋 ノベル 八雲家 / 妖怪の山→紅魔館 シリ・・アル? フリー 138 取り合えず俺も幻想郷入り 白蛇 ノベル フリー 139 星の幻想入り 紙芝居 紅魔館 版権(星のカービィ) フリー 140 - - - - - 141 東方霞陽炎 鏡 ノベル 人里→紅魔館 プチシリアス&ロリk(ry、完結 フリー 142 RO厨の俺が幻想入り RO厨の人 紙芝居 アリス邸 版権(ラグナロクオンライン) フリー 143 あ、あの・・・幻想入りしてもいいですか? ふぃりえる。 紙芝居 フリー 144 何も知らない俺が幻想入り ほくろの人 紙芝居 森→ミスチーの屋台→香霖堂→魔法の森→湖→??? ほのぼの、ギャグ フリー 145 赤の扉で幻想入り ワドの人 紙芝居 フリー 146 轢かれて幻想入り jamira ノベル 迷いの竹林 フリー 147 - - - 動画削除済 - 148 文才ないけど幻想入り 蔵馬 ノベル 149 - - - - - 150 俺も遅れに遅れて幻想入りしたかった。 渋柿 紙芝居 紅魔館 フリー 151 - - - - - 152 幻想囚人録 囚人 紙芝居 守矢神社近辺→人間の里 ほのぼの(今後シリアスになる予定)、現在受験の為更新停止中 153 どせいじんが幻想入り どせい 紙芝居 カオス のんびり 154 幻想郷と俺 紙芝居 155 幻想、入りました 善哉 複数 現在:迷いの竹林 フリー 156 俺も幻想郷へGO!! 紙芝居 157 暇人が幻想入り 蒼崎 紙芝居 阿求宅 フリー 158 - - - - - 159 幻想卿にて最期を迎えた者 ノベル 160 - - - - - 161 どうやら俺も幻想入りしたらしいのだが… フリー 162 ボーダー商事で働くハメになった そも ノベル 主に紫邸(幻想郷全域巡り) ほのぼの(稀にシリアス)、完結 フリー 163 160数人目の幻想入り ししゃも 紙芝居 フリー 164 目を開けたら幻想郷でした。 白 紙芝居 フリー 165 東方俺物語 魏羅覇 紙芝居 未定 エロス&厨二病 フリー 166 学校帰りに幻想郷行っちまった!!! クマー 紙芝居 フリー 167 ポップアップで幻想入り グラボイズ 紙芝居 ホラー(?) フリー 168 勢いまかせで幻想入り くろがね ノベル 永遠亭(薬売り歩き時はいません) コミ・・・カル・・・?、完結 169 絵なんかろくに描いたことない俺も幻想郷入り 黒糸の人 紙芝居 最終的に紫邸 現:白玉桜 不明(ってかごちゃ混ぜ) フリー 170 リボD飲んで幻想入り リポDの人 紙芝居 フリー 171 オレも幻想入りくぱぁ はるぅ 紙芝居 フリー 172 ウェルカム幻想卿 MEROS 紙芝居 フリー 173 流れついて幻想入り たっくん 紙芝居 守矢神社 フリー 174 【幻想入りシリーズ】突撃!大佐が幻想入り ヴァイロ 紙芝居 アリス家→香林堂→紅魔館 幻想郷強襲型紙芝居 フリー 175 約束したので幻想入り 紙芝居 フリー 176 留年確定の俺も幻想郷入り 紙芝居 177 東方賽贖記 人形の人 ノベル その他 その他 フリー 178 - - - - - 179 人生を賭けた幻想入り カンパチ トーク 鳥籠ん中 三木本 フリー 180 - - - - - 181 - - - - - 182 いい加減飽和状態だろうけど俺も幻想入り 紙芝居 183 幻想郷ツアー? ぷちとまと 紙芝居 しばらくは守矢 ずっとほのぼの(予定) フリー 184 坂田銀時が幻想郷入り よーしゃろ 紙芝居 版権(銀魂) フリー 185 異形使いの手記 異形 ノベル 186 - - - - - 187 - - - - - 188 運命の幻想入り 特に名前なし ノベル 紅魔館 …シュール? 時々シリアス、完結 フリー 189 東方種恋想 なし 紙芝居 190 - - - - - 191 お呼びで無いのに幻想入り 紙芝居 192 槍を持って幻想入り 真ニートの人 ノベル 永遠亭 カオス フリー 193 東方現代記 ADV 現代入りシリーズ 194 道に迷って幻想入り 紙芝居 道中(博~人里) 195 (強引に)招待されて幻想入り Llama ノベル 現在:帰還しました 完結 フリー 196 機械の体で幻想入り 一酸化二水素 ノベル 森 混沌? フリー 197 幻想郷に迷い込んだ青い悪魔 Xog(40人目) ノベル 永遠亭 版権(デビルメイクライ)、完結 198 - - - - - 199 子供に話せない東方のお話 ノベル フリー 200 - - - - -
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武器詳細(その他特殊武器) 武器一覧については武器(もし幻製品版)を参照。 その他特殊武器の特徴 詳細ウリ科の植物 草刈り鎌 筆ペン ゆゆ様うちわ はたきのようなもの さらさらヘアー コメント その他特殊武器の特徴 装備のレベルが1の時、ベースに特攻系の印でも破壊系の印でもない印が入っており、かつ床落ちしている武器をその他特殊武器と称する。 詳細 ウリ科の植物 レベル 名前 必要経験値 基礎攻撃力 強化限界 ベース印 印数 基礎売値 売値補正 基礎買値 買値補正 ゲーム内説明 累計 差分 1 ウリ科の植物 0 ― 2 5~10 【延】 0~2 4,250 60/+1 8,500 120/+1 最古の栽培植物のひとつで原産地のアフリカから、食用や加工材料として全世界に広まったと考えられている。これが職人の手に渡って“あるもの”に加工されるのだ。 2 100 100 2 8~?? 0~? ????? ????? 3 ひょうたん 300 200 3 10 1~? ????? ????? ウリ科の植物を加工して作られたもの。主に水筒、酒器、調味料入れなどに使われる。鬼の一族が好んで使っており自慢の酒を入れて、その味をいつも楽しんでいるらしい。 4 800 500 4 15~?? 2~? ????? ????? 5 2,000 1,200 5 20~?? 3~5 ????? ????? 6 伊吹瓢 15,000 13,000 7 30~?? 3~5 ????? ????? “伊吹 萃香”が愛用している“ひょうたん”。このひょうたんには酒虫という少量の水を、大量の酒に変える生物の体液が塗布してある。酒が入ったひょうたんはずっしりと非常に重く遠心力も加わり、非常に強力な武器となる。 7 120,000 105,000 9 ??~51 ?~6 ????? ????? 8 400,000 280,000 11 ??~61 ?~8 ????? ????? 9 爆殺伊吹瓢 1,000,000 600,000 14 99 10~12 ????? ????? “伊吹 萃香”愛用のひょうたん“伊吹瓢”になんと、角が生えた!いたるところから、角が生えているため殴られるほうは、角が刺さってとっても痛い。というか、持ってるほうも相当、命がけである。 合成 他の武器をベースとしてベース印を合成不可能 共鳴 ウリ科の植物系+鬼の○△□→鬼符「ミッシングパワー」(時々数ターンの間巨大になり、最大HPが倍になる。)ウリ科の植物系+鬼縛りの鎖→酔神「鬼縛りの術」(攻撃が命中すると時々弾幕Pが増加する。) 画像 かつての最強武器の一角。 今作では2マス先へのダメージの減衰、基礎攻撃力の低さなどから、使われず換金される事も多い。 頑張って育てれば2マス先へのダメージも1マス先へのダメージに近づくが、延長印が最高レベルになっても2マス先へのダメージは1マス先のダメージより低い。 また同じ萃香にまつわるお守りである鬼の○△□や鬼縛りの鎖と共鳴するが、どちらのお守りもマイナス効果を持つ。 そのため共鳴効果を用いたい場合は星さんにマイナス効果をもたらす印を抜いてもらうか、マイナス効果を受け入れて共鳴効果を得るかの二択を迫られる。 ちなみにLv9の芽が出たジャガイモ爆殺伊吹瓢は「爆殺」と名がついているだけあり、敵の萃香が投げる花火と同じ攻撃エフェクトになる。 芽が出たジャガイモかと (2011-02-04 14 08 48) ↑もうジャガイモにしか見えない、どうしてくれるww (2011-02-06 12 27 49) 読み方は「どくさつらせんびょう」で良いのかな? (2011-02-14 21 34 58) どこをどう読んだらそうなるんだw (2011-02-15 23 43 15) ↑2 「るろうに剣心」の癋見(べしみ)の技w思わずコメしたけど全然関係ないw (2011-02-17 12 02 39) また懐かしい技名を……w (2011-02-19 01 14 47) ジャガイモにしかみえねえじゃねえかww (2011-02-19 15 36 42) 久しぶりに『萃香乙』と思った (2011-03-02 16 14 21) 強化限界lv1 10 lv3 15 lv4 20 lv5 25確認 ver2.02 (2011-05-20 12 36 33) 芽が出たジャガイモwwwww (2012-07-18 04 05 55) コメント 草刈り鎌 レベル 名前 必要経験値 基礎攻撃力 強化限界 ベース印 印数 基礎売値 売値補正 基礎買値 買値補正 ゲーム内説明 累計 差分 1 草刈り鎌 0 ― 3 5~10 【必】 0~2 5,000 32.5/+1 10,000 65/+1 庭に生えた草を切るのには、丁度良い大きさだ。コイツには何かの力が働いてるようによく切れる。ちょっと、バカに出来ないニクイ奴。 2 ? ??~?? ?~? ????? ????? 3 ? ??~?? ?~? ????? ????? 4 ? ??~?? ?~? ????? ????? 5 死神の鎌 8 20~21 ?~5 10,000 20,000 ようやくコイツが本当の姿を現してくれた。死神なんて縁起の悪いモノだと思っていたが私の単なる思い違いだった。ここぞ――という時には、不可欠な存在だ。死神と相乗りする勇気・・・・・・あるかな? 6 10 30? ?~5 ????? ????? 7 ビームサイズ 12 50~55~?? 4~5~? ????? ????? 死ぬぜぇ……俺の姿を見たものはみ~んな、 死んじまうぞぉ ! 8 14 60~62 6~7 ????? ????? 9 ツイン死神と鎌 17 99 10~12 ????? ????? 江戸っ子気質な死神は、 今日も元気にお昼寝中。背中に背負った大きな“鎌”と、 両手で抱えるビームサイズ。 ビームの刃と金属の刃、 どちらにしたって致命傷――飛んで火に入る夏の虫。喰らわば“川”まで一直線 ! え ? どんな川かって ? そりゃあ、 もちろん“三途の川”さ。 合成 他の武器をベースとしてベース印を合成可能 共鳴 無し? 画像 必中は言いかえれば通常攻撃が絶対に外れない、即ち乱数による不確定事項を一つ排除することにより通常攻撃の信頼度をぐっと上げる能力である。 しかし今作の必印は他の武器に合成されたが最後、印のレベルが不十分だと攻撃力が減衰する。 例外的にこの武器や成長印に必中印の入ったフラフープは印のレベル関係無しに攻撃力が減衰しない。 とはいえ亜空間や古井戸ではLv3まで育てている暇は無い。草刈り鎌をメインに据えるか、Lv1でもいいのでメイン武器に合成してしまうか考えたい。 また前作と異なり、弾幕は必中にならない。当然と言えば当然の仕様だが… ちなみに見ての通り最終形態のツイン死神と鎌には小町人形が付属している。小町好きは「あーこまっちゃんかわええなー」と言いながらメイン武器にするのも良いだろう。 武器自体の性能も比較的高く、印のレベルが不十分な必中印の合成された超撥水「多々良小傘」よりは強力である。 ビームサーベルの説明文はヂュオかw (2011-01-15 19 13 23) 3連続スカしたりすると有り難みが分かる (2011-01-16 15 52 37) デュオ・マックスウェル出る! (2011-01-17 00 20 52) 死神の鎌の最後の行は仮面ライダーWか (2011-01-23 22 01 19) 上の瓢箪といいカオスなデザインだな (2011-01-24 08 48 28) ガンネクの判定の広さから必中なんだな・・・ (2011-03-04 23 03 59) ↑いや関係ないだろw (2011-03-05 17 30 19) Lv2攻撃力4印数2強化限界13確認 (2011-04-03 19 25 33) ↑必要経験値は100 (2011-04-03 19 27 06) Lv3攻撃力5印3強化限界15必要経験値200 (2011-04-03 20 37 44) Lv.5と6で印5確認 (2011-04-17 13 07 56) コメント 筆ペン レベル 名前 必要経験値 基礎攻撃力 強化限界 ベース印 印数 基礎売値 売値補正 基礎買値 買値補正 ゲーム内説明 累計 差分 1 筆ペン 0 ― 4 3~8 【暗】 1~3 800 25/+1 1,600 50/+1 墨をつけなくても書くことが出来る不思議な筆。まあ、こっちでは普通に売ってる文具だけど幻想郷じゃ珍しいかも。こんなものが目に入ったら……うぅ、考えただけでも恐ろしい。「ギャアアァアァァ!? 目が、目がぁっ!!」 2 100 100 ? ??~?? ?~? ????? ????? 3 300 200 ? ??~?? ?~? ????? ????? 4 800 500 ? ??~?? ?~? ????? ????? 5 阿求の筆 2,000 1,200 ? ??~?? ?~? ????? ????? 稗田阿求が愛用している、お気に入りの筆。楽しいときも、悲しいときも、ご飯のときも寝るときも……いつだって一緒だった。畳に残る黒き刻印。死んだように横たわる筆。光を失った彼女の目元は、闇のように黒く染まり、怪しげな光沢を放っていた。 6 15,000 13,000 ? ??~?? ?~? ????? ????? 7 120,000 105,000 ? ??~?? ?~? ????? ????? 8 400,000 280,000 ? ??~?? ?~? ????? ????? 9 阿礼乙女の筆 1,000,000 600,000 18 99 12 ????? ????? 彼女は知らなかった、 筆の抱える闇を。光を失い、 真の闇に触れたとき、 彼女はそれを知った。 そして理解する。"墨が目に入ると何も見えなくなる" ことを。彼女が筆を真に理解したとき、 "阿求の筆" は"阿礼乙女の筆" へと、 その姿を変えた。 合成 他の武器をベースとしてベース印を合成可能 共鳴 筆ペン系+椿の髪飾り系→今死んでも転生できる気がする(死んでも装備レベルに応じた確率で転生し、ステータスと所持金だけ引き継いで最初から開始出来るかもしれない。) 画像 目潰しの能力で目潰し状態になった敵は混乱状態のようにあちこち移動するようになる。それなりに便利な能力だが「敵の動きが予測できない」「低速ハメに向いていない」欠点も存在する。 椿の髪飾り系と共鳴するが、椿の髪飾りの基礎防御力は全防具中最も低い防具で、死ぬことが前提の共鳴なので恩恵は少ない。 また転生は装備レベルに比例した確率でしか発動しない。亜空間や古井戸では発動したらラッキー程度に思っておこう。 そして謹製・みがわり人形を装備している時に死んでも、この共鳴効果による転生が優先されてしまう。余計な共鳴を得たがために全アイテムを失うような悲劇を起こさないように。 阿札乙女の筆は勇名なMSの代表武器にしか見えなくなってきたww (2011-02-16 15 25 27) ↑オイコラww (2011-02-19 15 37 52) ↑↑なるほどなーw (2011-03-04 23 10 21) ↑↑↑ソロモンの悪夢… (2011-03-26 15 32 19) え、ジェダイのアレじゃないのか? (2011-12-13 04 45 47) コメント ゆゆ様うちわ レベル 名前 必要経験値 基礎攻撃力 強化限界 ベース印 印数 基礎売値 売値補正 基礎買値 買値補正 ゲーム内説明 累計 差分 1 ゆゆ様うちわ 0 ― 4 5~10 【死】 0~2 1,550 27.5/+1 3,100 55/+1 “西行寺 幽々子ファンクラブ”の会員に配られた、会員御用達のうちわ。真に彼女を愛するならば、うちわ片手に叫びましょう。「うおーっ! ゆゆ様ーーーーーーっ!!」 2 5 8 ?~? ????? ????? 3 6 10 ?~? ????? ????? 4 7 15 ?~? ????? ????? 5 幽々子の扇 9 20? ?~? ????? ????? 蝶や桜を表現した美しい柄に煌めく刺繍が施された、雅な扇。白玉楼の亡霊姫が愛用している。 6 11 30? ?~? ????? ????? 7 12?13? ??~50~?? ?~6~? ????? ????? 8 15? ??~60~?? ?~? ????? ????? 9 扇子オブチェリーブロッサム 18 99 10~12? ????? ????? 一風、起こすとうちに秘められた力が加わる。感覚、感性が研ぎ澄まされた気がする。さぁ~、皆さんご一緒に~~「なんでやねんっ!!」 合成 他の武器をベースとしてベース印を合成可能 共鳴 ゆゆ様うちわ系+[防]額烏帽子系→今なら殺れる気がする(死印の発動率上昇)ゆゆ様うちわ系+[防]額烏帽子系+[守]額烏帽子〔大食印〕→壁も抜けれるはず(壁を抜けられるようになるが、1ターンごとに満腹度が1%減る。) 画像 最初は例によってプラスチックうちわ、最後はカリスマが高くなる方向に究極進化するだろうという予想を裏切りまさかのハリセン。しかも基礎攻撃力が結構高いので侮れない。 攻撃すると稀に敵を一撃で倒す能力を持つ。一撃死の効果は確かに発動すれば強いのだが、緊急時に頼れる程でもない。 どちらかというと「こちらが死ぬ心配の無い時に、敵を攻撃したら時々一撃で倒れてくれて敵の処理にかかる時間が短くなる」能力である。 防具の額烏帽子系と共鳴して一撃死の効果が発動しやすくなるようになる。 さらにお守りの額烏帽子(大食印が付加されている物)を付け加えると壁を抜けられるようになるが代償として満腹度の減少速度が通常の10倍になる。 パコレプキンの腕輪のように壁の中で共鳴効果を失うとワープする仕様ではないが、古地図やブックオブライトと併せれば幻想郷最速の暖簾を凌駕する速度の即降りが可能になる。 なお多段攻撃印と組み合わせても一撃死の発動確率は上昇しない。 みょんな確率で一撃死が発動するようなら最新のパッチを当てた方が良いだろう。 印数 lv1:0→lv6 3→lv7 6→lv8 6→lv9 10を確認。最大印数はこれに+2と思われる (2011-06-18 07 44 35) レベル1で2の時レベル8で印数8を確認 (2011-07-15 03 16 11) コメント はたきのようなもの レベル 名前 必要経験値 基礎攻撃力 強化限界 ベース印 印数 基礎売値 売値補正 基礎買値 買値補正 ゲーム内説明 累計 差分 1 はたきのようなもの 0 ― 5 3~8 【治】 0~2 4,900 125/+1 9,800 250/+1 お掃除、お掃除、らんららん♪今日も元気に、神社のお掃除。高いところの埃だって、ほら、この通り!心なしか、体も元気になってきた。でも、あれれ?これって、“はたき”だったっけ? 2 100 100 6 5~10 5,390 10,780 3 300 200 7 8~13 5,880 11,760 4 800 500 8 10~15 1~3 6,370 12,740 5 奇跡の棒 2,000 1,200 10 15~20 2~4 9,900 19,800 あー、思い出した。これは諏訪子様に貰った“お祓い棒”デザインが気に入らなかったから物置にしまっておいたんだっけ。そうだ、デザインが気に入らないなら“改造”すればいいじゃない! 6 50,000 48,000 12 20~25 ?~4~? 10,890 21,780 7 170,000 120,000 14? ??~?? ?~? 11,880 23,760 8 700,000 530,000 16 50~55 4~6 12,870 25,740 9 奇跡の大幣 1,700,000 1,000,000 19 99 10~12 50,000 100,000 ついに……ついに完成しました。このフォルム、この質感……完璧です。名づけて“奇跡の大幣”!!うー、今すぐ試したいっ!誰でもいいから、殴りたいっ!あぁ……ゾクゾクするわ。 合成 他の武器をベースとしてベース印を合成可能 共鳴 はたきのようなもの系+蛇と蛙の髪飾り→吸収率がよくなった(治印の効果が一定倍?) 画像 ふし幻では幻の武器、さな超では登場したものの決して手元に残らなかった武器だったが、もし幻でついに手元に残る形で登場した。 治癒印は敵にダメージを与えることでそのダメージに応じた量だけHPが回復する能力であり、この武器は「攻撃は最大の防御」を体現している。 シレンシリーズに登場する回復の剣と同じようなものだといえば分かる人も多いだろう。 しかも幻想郷ルートから確率こそ低いが床落ち・店売りしており、早苗からもある条件を満たすことで一本もらうことが出来る。 他に攻撃する/攻撃された時にHPが回復する印は無いため、メイン武器には是非合成したい能力。この武器自体もかなり強力であるため、亜空間等ではメイン武器として使うのも良いだろう。 蛇と蛙の髪飾りと共鳴してさらに回復量が増すが、蛇と蛙の髪飾りは消費アイテムを使うと時々壊れてしまう。 星さんに髪飾りの印を抜いてもらえば消費アイテムを使用するたびに外す必要も無くなる。 なお強力無比な能力を誇るこの武器もパルスィと同じ部屋にいる場合、敵を殴って体力を回復させるたびにジェラシーボンバーを食らってしまうという限定的だが重大な弱点を持つ。 ジェラシーボンバーの発動条件は「霊夢の変化」なので、アイテムは所持数が変わらないように交換すれば燃やされず、弾幕Pが最高なら妬まれない。同様にHPも最高、或いは変動が少なければ妬まれない。 霊夢のターン→パルスィのターンの間でHP約+50以上だと妬まれる模様。それにしてもLv8までの印数が圧倒的な少なさで驚きます。 (2011-04-14 23 35 48) コメント さらさらヘアー レベル 名前 必要経験値 基礎攻撃力 強化限界 ベース印 印数 基礎売値 売値補正 基礎買値 買値補正 ゲーム内説明 累計 差分 1 さらさらヘアー 0 ― 8 3~8 【風】 3~5 10,000 175/+1 20,000 350/+1 ふわっと、さらさら、いい香り。毎日のお手入れを欠かさない、彼女の髪はまさに、極上のさわり心地。一度さわったら、もう忘れられない!“奇跡”だって、起こせそう。そんな彼女の“さらさらヘアー” 2 ? ??~?? ?~? ????? ????? 3 ? ??~?? ?~? ????? ????? 4 11 10~?? 5~? ????? ????? 5 東風谷ブレード 13 15~19 6~7 ????? ????? そして彼女は“究極の髪”を手に入れたのだ。その存在はまさに“奇跡”しかし、彼女は満足しない。更なる“奇跡”を求め、今日も彼女は奮闘する。 6 15 20~?? 6~? ????? ????? 7 17 30~34 8~9 ????? ????? 8 20 44~?? 9~? ????? ????? 9 超東風谷ブレード 25 99 10~11 ????? ????? 穏やかな心を持ち、激しい怒りによって目覚めた伝説の風祝・超東風谷人の髪。彼女の髪は神々しい光を放ち、更なる領域へと昇華していく。それはもう、誰にも止められない! 合成 他の武器をベースとしてベース印を合成不可能 共鳴 さらさらヘアー系+さなえの枕系→より大きな奇跡が起こせるようになった(発生する奇跡の種類が増える) 画像 月光城ルートへ向かう前に早苗からもらえる武器…というより髪。 攻撃力が高めなので早速使うも「奇跡?悪夢の間違いではないか?」といいながら死んでいった霊夢は数知れずという曰くつきの武器である。 奇跡の罠と同じ効果が起きるということは「百鬼夜行が発生する」「敵のレベルが上がる」「満腹度が0%になる」等という困った事態がいつ起こってもおかしくないことを意味する。 生半可なレベルと防具、アイテム群ではこの武器は使いこなせないが、強力な防具があるからと安心していると妖々夢御一行の藍に防具を弾き飛ばされて頭を抱える可能性も… さなえの枕系と共鳴することで発生する奇跡の種類が増えるのだが、その中には全ての罠が禁忌の罠になるようなトンデモ奇跡も含まれている。 うまく逆用してやれば経験値稼ぎにも使えるが、平常時には地雷共鳴と思って差し支えない。 ちなみに素振りでも奇跡がおきる。そこそこレアだが、序盤ではリスクが多くて恩恵を受けにくいので後々店で売ってたりするのを買えば問題ない。 風祝の印単体で発生する奇跡と、早苗のまくら系との共鳴で発生する奇跡一覧 敵が水に…ってグロくないか? (2011-02-17 02 47 23) 旧劇場版エヴァを思い出したが、それなら紅い液体だしなぁ (2011-02-18 18 44 13) ↑LCL=オレンジ色だからあぶない薬のがしっくりくるなw (2011-02-22 22 03 13) 半ボスであるお空とフランすら水に変換しまくるので親玉狩りじゃないと育成が難しいなこれ (2011-03-09 17 00 08) ↑地霊殿のボスたちは水にできないので(奇跡の罠でもだが)地底世界で育てればおk (2011-03-11 01 36 04) LV1印5→LV5印8確認 (2011-04-18 21 47 10) ↑LV7印10、LV9印12確認しました (2011-04-22 13 03 22) 多段の印を付けるとエフェクトが重なるため、攻撃するたび画面が真っ白になります。ゲームテンポどうこうよりも目が痛くなりました。 (2011-05-11 08 41 51) コメント コメント ※情報の整理がしやすくなるため、出来るだけ武器の報告はどこで、何から、どんな名前の、どんな印の付いた、どんな性能の武器かを明記してください。 印については正式名称と一文字の略称、その効果と最高レベル、重複の有無を明記すると印をまとめる際に便利です。 (嘘武器による例)隠しダンジョンAQUASTYLEで、開発者が「オンボロのPC」をドロップ。ベース印は創造【創】(最高レベル5、修正値を5消費して手持ちアイテムを複製、重複しない) ↑レベル1の時の基礎攻撃力は15、印数は10、強化限界は50でした。 ※武器に関する情報コメントは容量節約と利便性のため、表に反映した後削除します。ご了承ください。 武器に関する感想コメントは貴重なプレイヤーの生の声として残します。 コメント
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モンスター詳細(もし幻製品版) 特殊な敵・店主 モンスター一覧はこちらを参照。 特殊な敵ゆっくり センジュナマコ フランドール 空 店主森近霖之助 霖之助ロボ コメント 特殊な敵 ゆっくり 名称と配色 HP 攻撃力 防御力 速度/行動 経験値 属性 所属特殊百鬼夜行 特殊能力・解説等 ■■ゆっくり霊夢 3 (0) ∞ 通常 3 無し ゆっくりハウス ・通常攻撃のダメージを1に変換する。 ゆっくりしていってね! 固定ダメージは1に変換しないため、遠離の札や結界の札の吹き飛ばし効果、夢想封印等で楽に倒せる。 アイテムを消費したくない場合は、ドラゴンプレートや反印の付いた防具をつけておけばゆっくり霊夢の攻撃が当たるたびに1ダメージが入るので多少手間が省ける。 なおこちらに与えるダメージも1固定だが、レベルが低い時はそのダメージが積もり積もって倒れてしまうことも。 武器に多弾の印をつけていても効果があるのでは? (2011-01-17 22 59 15) 多段印2以上あれば一撃で倒せる。確認済み。 (2011-01-23 21 05 30) 鬼の杯つけて毒薬投げれば一網打尽 (2011-01-27 21 12 04) ドラゴンプレートをつけてたら攻撃されてもカウンターで自滅していった(笑) (2011-02-13 19 28 35) コメント センジュナマコ 名称と配色 HP 攻撃力 防御力 速度/行動 経験値 属性 所属特殊百鬼夜行 特殊能力・解説等 ■■センジュナマコ 3 (0) ??? 通常 705 水 ナマコたんハウス? ・通常攻撃のダメージを1に変換する。 元ネタはAQUASTYLEのオリジナルキャラクター。 こちらもゆっくりと同様の能力を持つが、経験値が7(ナ)0(マ)5(コ)と比較的高い。 コメント フランドール 名称と配色 HP 攻撃力 防御力 速度/行動 経験値 属性 所属特殊百鬼夜行 特殊能力・解説等 ■■フランドール(Lv) 72+Lv×3(75~369) ???+? ???+? 通常 100×Lv 半ボス?浮? (禁忌の罠) ・禁忌の罠を踏むとその階層と同じレベルで登場。・多くの状態異常を1ターンで直す。・ガラクタでないアイテムがフロア内にある場合、高確率で????を使ってフロア内のアイテムをガラクタに変える。・霊夢が????にいると、時々禁忌「レーヴァテイン」を使用し、????にダメージを与えつつ、????を?ターン炎上させる。 禁忌の罠を踏むことにより、おどろおどろしい専用BGMと共に登場する新たな脅威。 プリズムリバー三姉妹や慧音(ハクタク)と同じ階層レベル制だが、1階ならバカルテットや三妖精と同じぐらいの強さ…なんてことはない。 最深層のLv80~90台ともなれば、そのHPはキスメ大帝の300を軽く超えてしまう。しかも特攻印など何一つ効かないという付け入る隙の無さも持ち合わせている。 また半ボス扱いということで、多くの状態異常を無効化する。 幻想郷ルートでも容赦なく出現し、亜空間では装備が不十分であることもあってか登場すると序盤、終盤関係なく神社が目前に迫る敵である。 なお禁忌の罠を踏んだ際に、命に別状が無いようであれば、各種罠には注意。召喚の罠で周りをフランに囲まれたり、スキマ/吃驚の罠で大事なアイテムがガラクタになったり… 平原一階でのフランに77ダメージ与えたら一撃で倒せたので、HPの基礎値は100ではないようです。 (2011-01-06 01 53 10) フランドール4 75+8ダメージで撃破確認しました。 (2011-01-06 18 22 31) 防御105で被ダメ4~5でした (2011-01-08 02 48 39) フランドールLv7で経験値700でした。 (2011-01-08 11 06 00) 亜空間86Fで禁断の罠踏んで三人に囲まれて死亡、スペカの禁忌「レーヴァテイン」の使用を確認、範囲ダメージ+炎上だったかな? (2011-01-08 12 35 55) フラン10で経験値1000、フラン6で経験値600 経験値の計算式は100×Lvでいいようだ。 (2011-01-08 19 49 23) レベル1の防具なしで被ダメ27でした (2011-01-09 00 01 12) 禁忌の罠踏んでの同時出現は4体とマップ上にて確認 (2011-01-09 22 02 25) フランが店の物をガラクタにすると霖之助がきれて、ロボ出動するんだな。やつあたりもいいとこだorz (2011-01-11 21 24 56) 妖夢の半霊でフラドール8が9になりました。 (2011-01-12 14 31 36) フランドール54のHPが234、74で294、80が312。HPは72+Lv×3で間違いなさそう (2011-01-13 12 45 43) フラン53にて、破壊の波動というものを受けました。被ダメ93 (2011-01-14 02 27 08) 俺もフランに店の品物ガラクタにされて八つ当たり受けた。これってバグ?仕様? (2011-01-14 10 30 17) めっちゃ小ネタだが、倒すとフラン笑顔。かわいい。 (2011-01-14 21 29 32) ↑攻撃されると喜ぶよな。かわいい。 (2011-01-15 17 30 08) 金縛り、睡眠などの状態以上が3ターン続くことが稀にある。ver1.012 (2011-01-15 21 44 57) 爆薬投げたら爆発していなくなったぞw 人里で投げつけてみたらそうなったwww (2011-01-16 07 31 35) 爆薬が普通に効くことを確認。状態異常は「高確率で回復」が正しそうだね。 (2011-01-17 22 29 19) レーヴァテインのダメージはたいしたことなかったが残り火のダメージが厄介だ (2011-01-19 10 18 13) ↑特に+99装備持って幻想郷ループしている時は忘れがちだよな… (2011-01-21 04 59 56) レーヴァテインの範囲がよくわからん。フランと直線上で発動、炎上範囲はフラン-霊夢間全てと霊夢周り4マスでいいのか? (2011-01-22 15 33 04) ↑炎上の札と同じなんじゃね? (2011-01-23 16 01 04) 破壊の衝動って範囲は同じ部屋かな?亜空間で初踏みして1ターンキルされたからよく確認すらできなかった…… (2011-01-27 19 05 48) 紫用に色々準備しようとして幻想郷4で踏み、破壊の波動(?)で即殺された。範囲は多分同部屋で、部屋内のアイテムが消滅したっぽい (2011-01-29 04 09 18) 衝動は回避可能みたいね 避印装備で歩いてたら普通に避けた (2011-01-29 12 44 33) 悪夢を使ってフランをレベル20から上昇させてみたが上昇幅はランダムみたい。一番強いのはレベル64、一番小さいのは28、11体相手に使用 (2011-02-01 00 29 04) フランに会いたくて「死の罠」で罠を作りまくったがフランの罠が出ない。何故だろ…自分で作る方法では出てこないのかな? (2011-02-01 23 37 45) ↑さらさらヘアーと早苗のまくらの共鳴でフロアの全罠を禁忌に出来るぜよ (2011-02-02 08 04 29) 低階層ならミニ八卦炉で火力上げれば二重結界でも一撃死。加速使って2回打てば369でも届くぜ (2011-02-12 13 17 16) ↑×3さとりにこれでもかというぐらい想起させたらあったぞ。でもすぐに悪寒ががが (2011-02-13 12 19 19) ↑×3そのときは金変化とパワーオブアトムに注意だな (2011-02-13 12 27 32) レーヴァテインの炎で他の敵を焼き殺してもレベルアップしなかった。フランドールは炎で○○に~ってメッセージはでるけど撃破扱いじゃないのね。あとレティさんの鈍足が8ターンも続いた (2011-02-14 22 04 47) ver1.0151からおどろおどろした魔方陣のカットインが入ってますね。より「禁忌」な演出だけどいきなり出ると怖いわ (2011-02-22 17 55 14) ↑そのVerに更新して初めて踏んだときは目薬飲んでたから怖くは無かった でもまた踏んだから改めてその恐怖は体験できたけど (2011-03-03 18 28 03) フランに囮の札を使用しても効果は無いが、他のモンスターを囮状態にすれば標的は囮に移る模様 (2011-03-20 20 58 01) ↑ただし破壊の衝動などの効果は囮ではなく霊夢が受ける。フラン39防御24で被ダメ93程度 (2011-03-20 21 01 22) ちなみに、劇薬「スイートポイズン」を使用したところ、効果が10ターン以上続く事を確認。もしかしたら力は回復しないのかも? (2011-03-20 21 04 09) 加速薬飲んだのに等倍速で後をついてきたんだけど気のせい? (2011-04-01 22 33 06) フランの寝顔を拝めるのはたったの1ターンか・・・いつか写真の中に収めてやる (2011-04-20 13 16 16) Ver1.10の平原一階にてLv10でフランドールを倒したら経験値100だった。本当に100×Lvなのか・・・? (2011-04-24 14 57 41) ↑敵の方のレベルに決まってるだろ (2011-04-24 19 17 05) 初めて出会った。この恐怖を俺は忘れない。 (2011-05-09 05 41 14) 修練所の武器育成中に遭遇したが賽銭印との相性が最悪だ。 (2011-05-14 06 32 57) ↑落ちたお賽銭にも反応して破壊の衝動使うから広い部屋で複数いたとき1ターンに破壊の衝動→お賽銭→別のフランの破壊の(ry (2011-05-14 06 34 58) 今更かもしれないけどVer1.10でフランのレーヴァテインの炎で敵が死んだらレベルアップするのを確認 (2011-05-30 20 30 57) ↑ミス ver2.02だった (2011-05-31 21 55 56) Ver2.02にてフランの上限が99じゃなくなりました。(武器防具育成のところでは99を作ると書いてあったので) (2011-06-06 23 31 59) 経験値は40000でカンスト? (2011-06-08 01 32 23) 1階で禁忌の罠踏んで即死したぞ (2011-10-11 12 40 42) コメント 空 名称と配色 HP 攻撃力 防御力 速度/行動 経験値 属性 所属特殊百鬼夜行 特殊能力・解説等 ■■空(Lv) 300+? 70+? 25付近+? 通常 5000+? 浮? 所属しない ・フロア長期滞在による二度目の警告(800ターン経過)で最低4体出現。・多くの状態異常を1ターンで直す。・レベル変動はしない?が、稀にレベルの高い空が出現することもある。・直線状に霊夢を視認すると、火球を撃って攻撃する。・核熱「核反応制御不能」を使い、攻撃力を上げる。・核熱「核反応制御不能ダイブ」を使い、直線状の霊夢目がけて突撃する。・人里の宿屋の掛け軸に書かれていることと同じことをすると… フロアに800ターン留まると、専用のBGMと共に出現する。 非常に高いステータスを持つため、序盤ではまず一撃食らうだけで即死は免れない。亜空間や古井戸の深層でも余程高レベルの装備と高い修正値、強力な印に恵まれなければ逃げることは出来ても倒すことは不可能だろう。 しかし悲しいかな、鍛え上げた武器と防具と十分なステータスさえあれば厄介な状態異常攻撃を持たないため楽に倒せる。 経験値も5000と高く、1階から800ターン待てば良いだけなので、修正値+99装備を作って暇を持て余している霊夢の暇つぶし程度に狩られてしまうのであった。 なお浮遊属性を持ち、乱気流に乗ってワープはするが、特攻印の効果でダメージが増えるわけではないようだ。 HP:300 EXP:5000固定 被ダメはLv21防御129で5 スペル二つ所持 核熱「核反応制御不能」:攻撃力UP 核熱「核反応制御不能ダイブ」:一直線に飛んで攻撃 壁にぶつかるところで止まる また空を倒すと核廃絶運動の実績解除 (2011-01-04 23 24 06) 5、6体は普通に出てるね。そういえばたまにフランみたいに階層分の数字がついたお空もいる。多少タフだから強化されてるぽい (2011-01-05 04 54 39) 大部屋にして最初の4体倒してずっとうろうろしてたけどお空湧かずに幻想郷は核の(ry (2011-01-05 06 28 35) たぶんだけど初期4体で通常モンスタに混じって階層のXXついたのが沸くみたい (2011-01-06 18 46 37) 核熱「核反応制御不能」は相乗効果アリ (2011-01-06 21 40 11) 緋想の剣で攻撃すると浮を取得できるものの (2011-01-06 21 48 42) ↑ミスりました 続き ウエハースブレイド(攻撃力9)と天狗のうちわ(攻撃力10 浮系特攻Lv5 2つ)で攻撃してみると ウエハース11~19 うちわ12~17 と浮系特攻でダメージが増えた様子は無し どういうことなの・・・ (2011-01-06 21 52 45) 爆薬を投げつけると「幻想郷は核の炎に(ry」解放確認 (2011-01-07 11 37 55) 制御不能0回防御105で被ダメ10~20でした (2011-01-08 02 49 33) お空のリボン、融合の足+1、核燃料のそれぞれのドロップ確認 (2011-01-08 11 13 54) 鈍足無効のようです(または1ターンで解除?) (2011-01-08 13 24 27) 鈍足と眠り状態にはなりましたが、1ターンで解除されやすいのかもしれないです(どっちも2ターンは確認) (2011-01-08 16 45 39) 無能ぶん投げたら遠くから火球撃ってこなかったんだけど俺だけ? (2011-01-09 02 37 59) 無能有効っぽいね (2011-01-09 04 41 51) 平原一階にてお空初期配備以外で湧きました (2011-01-09 06 18 35) 通常のお空なら八卦炉 (2011-01-09 18 59 21) ↑誤爆 通常のお空ならミニ八卦炉装備召雷6投げで倒せるはず (2011-01-09 19 00 39) 死印と多印つけた武器ならあっという間に召されてしまうお空ちゃんなのであった。ウマー (2011-01-10 00 36 38) 対峙してる時に無敵薬使うと専用マップみたいのに飛ばされますね。そこで出た敵を倒したらインスタント魔法陣が出て次の階に進めました (2011-01-10 21 30 47) 中有の道で後から出たお空6をREIMU MUST DIEで42(ある程度ランダムっぽい)にしてみたけど、能力もほとんど変わってない感じがする(無意味?) (2011-01-12 20 30 52) ↑↑現状、バグで無敵薬の効果が核爆薬と同じ効果になっています。 (2011-01-13 11 27 11) 変異は有効。どうしても直線上に並ばれる時や路地で鉢合わせた時にでも。 (2011-01-13 16 06 07) 制御不能ダイブで突っ込んできつつほかの敵を倒した時に稀に二回攻撃してくることあり (2011-01-15 06 24 01) ↑*7 6だと運が悪いと290とか出て倒しきれない事がある 死にかけた・・・ (2011-01-15 16 18 18) こーりんに入り口塞いでもらって制御不能連発させた後に攻撃食らってみたら860とか出て吹いた (2011-01-16 14 35 45) ドロップ率如何程? 全然落とさないんだが・・・(リボン (2011-01-16 22 36 24) 遺失物とかどうよ? (2011-01-17 17 43 30) その手があったか・・・! (2011-01-17 18 54 32) ほとんど1ターン解除なのでは?囮を3回程度使ってみたところ2回1ターン解除1回3ターン解除でしたから (2011-01-17 20 20 40) リボンゲット! アドバイスくれた人ありがとう! (2011-01-18 19 50 03) 加速薬→1ターン潰す→悪感が止まらない(お空4体出現)→中断→1ターン潰す→悪感が~お空4体出現して合計8体になる。草原で3回ほど確認 Ver1.012-1.013、検証ちなみにどれも大部屋百鬼夜行にしていた(要検証?)。 武器育てれるには使えるかも。余裕があれば確認してほしい。 (2011-01-18 22 44 51) ↑乙 しかしどう突破するんだそれw (2011-01-18 23 00 37) ↑基本的無能にしないときつかった。その上武器はオンバシラで100近くあったし、LVもそれなりに高くないと無理ww ただおかげでメテオリックオンバシラに出来た。本当に武器もアイテムも余裕な人向けだが、でかいリグルのほうが使えるかもしれないwww (2011-01-18 23 38 08) 遺失物投げたがお札とかしかでない、落とさないわけはないと思うのだがなあ(リボン) (2011-01-19 10 12 13) ↑9枚ほど投げれば出ると思いますよ。 まあそれでもリボン落とさなかったなら運の問題・・・ (2011-01-19 11 09 05) 運が全て・・・だとは思うけど、おそらく確率はかなり低めかと。 30回近くトライした俺が言うんだから間違いない!・・・はずw めったに店に出回らないし、レアアイテム枠だろうからねぇ。 (2011-01-19 18 33 31) 3日ねばったかな、1~4階を往復でおくうのりぼんがようやく倒しながらででた (2011-01-19 18 43 59) 核反応制御不能2回、火球 LV39 防御0で206ダメージ (2011-01-19 21 39 51) 核反応制御不能3回、核反応制御不能ダイブ LV39 防御0で338ダメージ (2011-01-19 21 41 58) 『お空に爆薬』の掛け軸は今のバージョンでは修正されちゃってるっけ。ヤマメに湿布だっけ? (2011-01-22 03 48 44) "空8"を倒したところ、もらえる経験値は5000でした。 (2011-01-22 19 19 49) "空9"も5000でした (2011-01-22 20 07 20) 浮をつけた⑨で150ダメージだったから、浮弱点じゃないことは確定かな (2011-01-23 16 57 53) スイートポイズンは効くみたい。轟音とどろかせて殴られても1ダメ。お空とゆっくり戯れたい方は是非。 (2011-01-23 17 48 26) ↑ちなみに、無能→スイートポイズンだったので、ポイズン後「核反応制御不能」されるとどうなるかは不明… (2011-01-23 17 50 00) 空狩り中にいきなり 核の炎に(ry でゲームオーバーになったが勝手に起こるものなの? (2011-01-23 18 10 32) ↑おそらく800ターンから+何ターンか経てばマップにお空居なくても「核の炎」。実験したが、800ターンからお空出現して、奇跡効果で何度もアラート鳴らした時はかなり奇跡を素振りしてたが全然「核の炎」で強制ゲームオーバーにはならなかった。 (2011-01-23 18 27 53) ↑の続き。この事から内部で数えられているターン数が一定を超えたら「核の炎」で即死。奇跡効果(核爆「パワーオブ・ザ・アトム」と同じ)のアラートは内部のターン数を強制に「800」にされると予想。「お空と戯れたいのにターン短いよ」って方は核爆「パワーオブ・ザ・アトム」を持っていくといいですね。 (2011-01-23 18 32 43) ↑なるほど、ありがとう 今回の被害は治印だけで済んだが次お空と戯れるときはアイテムを失わないよう注意しなければいけないや (2011-01-23 19 05 47) スイートポイズンに続き、筋弛緩剤とツチノコ酒試しました。弛緩剤は数ターンで効果切れ(スイートポイズンも時間で切れるのかも?)、ツチノコ酒はなぜか跳ね返されて霊夢がゆっくりに。階段前じゃなかったら危なかった… (2011-01-23 23 07 00) 800ターン後から自然発生の敵に頭に階層と同じ数字がついた空がまじるみたい (2011-01-25 22 52 26) 無能は永続ではないらしい。解除されて火球撃たれた (2011-01-29 13 44 42) 2体いる部屋でシャイン使ったら1体は1ターンで治ったがもう1体は2ターン続いた。フラン同様に治るのが早いだけなんじゃ? (2011-01-30 23 37 06) お空をなんとか一匹倒して次の階に逃げようとしたら、急に核の炎を打たれてGAMEOVER。おかげでLV8の武器防具を失いました。 (2011-02-01 23 16 03) ↑の続き。何故?階段を登ったらダメなの? (2011-02-01 23 20 45) 階段に移動したと同時に1000ターン経過したんじゃないでしょうか (2011-02-02 00 08 48) ↑たぶんそうだね。俺も階段上った瞬間空出現したことあって、あれ?って思ったら普通に次の階に進んだし (2011-02-02 14 30 50) ↑13 やってみたところ、無能にせずにポイズン投げて1ダメで、その後制御不能使うと30ダメ受けた (2011-02-04 12 30 15) 火水木金土日月の札の爆薬効果・パチュリーの爆発でも核の炎は発生。当該階層での空狩り時は注意 (2011-02-07 23 49 15) お空リボンをゲットするために倒してたら2人目でドロップ。確率が気になる (2011-02-10 01 17 09) ↑上にもあるけど、結構なレアドロップ。あくまで個人の経験だが、お空狩り数十体中に1個、その最中に人里の店売りで1個。そんくらい。 (2011-02-10 02 49 37) 1.0142にしてから数字つきのお空見たことある?全く見なくなったんだけど。 (2011-02-15 18 24 29) ↑多分数字は消滅したと思う。白玉楼(21F)で、最初の4匹以外の目の前で自然発生したお空に21の数字ついてなかった (2011-02-15 20 03 43) ↑*3 結構ドロップ率高くないか?札使わずとも数集まるし核燃料より入手数多いん(つか燃料が集まらん)だが....運か? (2011-02-27 18 17 21) ↑どんな幸運の持ち主だよお前ww核燃料なんか要らんほど倉庫に溢れてるのに、リボンは今まで3個(撃破ドロップ限定で)くらいだぞ私は・・・ (2011-02-27 20 11 50) 里の店で2個並んでた時は吹いた (2011-03-01 10 08 26) リボンってアップデート前は結構店に並んでたから普通に手に入るものだと大事にしてなかったけど、アップデート後店でみかけなくなったな。。あと、ゆゆ様の「死」印、レベル4くらいにあげれば2~5回の間に即死させることが出来るので投げなくてもいい。核燃料は店で3個買った。。ニュークリアフュージョン作って爆発物印レベル7だったかな? (2011-03-03 22 59 35) 大部屋にして霖之助と戦わせてみたけど核反応制御不能と核反応制御不能ダイブを使って倒してしまった。 (2011-03-12 14 54 54) 空に起動符投げつけまくったところ制御不能ダイブしかしなかった。 (2011-03-30 15 37 18) ターンで湧くのと地底ルートボスの個体は別物なんだな。ドロップは同じっぽいが (2011-04-08 21 59 40) 罠でもがめおべらになるんだな・・・ (2011-04-16 20 06 17) 爆薬で核の炎(ry になるわけだけど、でかい永琳の爆発に巻き込まれても同様に核の炎になるのでお空狩りで装備育成中の際にはご注意を (2011-04-30 00 28 13) 空(半ボス)が湧いてる最中に親玉でボスに変えた敵のを倒すとフロア内全ての空(半ボス)が攻撃力がアップする (2011-05-07 12 37 33) ↑地底世界ボスでの設定が使われてるのかね? (2011-05-07 14 19 27) plusで、でかい空確認… 奇跡の効果で敵のレベルが上がったときに確認しました (2011-05-13 15 09 31) でかい空、倒してみたが経験値は5000のままだった。ちなみにでか空への与ダメは空とほぼ変わらず、こっちの被ダメは空の倍くらい、HPは多分大して変わってない (2011-05-15 11 57 03) 幸福の札使ってみたけど、でかい以上のレベルは無いみたい (2011-05-16 21 14 42) plusになってから、敵全般に言えることだが、固有ドロップでにきい・・・ (2011-06-27 00 43 51) 核反応制御不能で手がつけられないほど攻撃力が上がってしまった場合は、幸運等でレベルアップさせると攻撃力が元に戻るため有効 (2011-07-05 11 29 09) 30体くらい狩ったのに核燃料しかでない・・・。 リボンのドロップ率どれくらいなのかな・・・。 (2011-08-06 04 21 15) コメント 店主 森近霖之助 名称と配色 HP 攻撃力 防御力 速度/行動 経験値 属性 所属特殊百鬼夜行 特殊能力・解説等 ■■森近霖之助 200 250 35付近 倍速 0 無し 所属しない ・普段は温厚であり、霊夢に攻撃しない。(店主モード)・霊夢に攻撃される、状態異常にかかる、フランに商品を壊される、あるいは泥棒状態になると敵対モードになり、攻撃するようになる。・敵に攻撃されると、攻撃された敵を倒した後店主モードに戻る。・敵対モードでは通常攻撃しか行わないが、攻撃力が極端に高い。・レベル変動しない。 ※ローグライクゲームに登場する店主は特別な訓練を受けています。 シレン等と違い、部屋(フロア)全体に効力を発揮するスペルカードを使われても敵対状態となる。 特に多いのが所謂咲夜共鳴の発動で敵対モードになってしまう事故だろう。 またウリ科の植物や首つり蓬莱人形、妖刀「犬走」の攻撃も当たってしまう。 大部屋で部屋をつなげても、大部屋を使う前にあったであろう部屋入口付近から動かない。店内のアイテムを拾うと1マス移動するが、そのまま逃げても追いかけてこない。所持アイテムを売って、拾いなおし、お金を増やすことができる。あと、妖夢の半霊でLvは上がらなかった。 (2011-01-07 04 02 25) ↑大部屋ですが壁が崩れた直後、階段の隣まで移動してきました。そして商品を拾うと階段を塞ぐようです。 ver.1.012 まぁ倍速霊夢なら商品拾ってから店主追い越して泥棒余裕なんだけどね (2011-01-11 09 10 18) ↑塞ぐときも塞がないときもあるようだが、なぞ (2011-01-11 17 40 45) ↑同じく大部屋、プロローグでも同じ症状でしたが、塞がないことは稀にしかありませんでした。 (2011-01-12 20 35 42) 店のアイテム持ったまま店内マップの突風罠踏んでも泥棒状態になります。理不尽。 (2011-01-14 15 58 04) ↑それが理不尽ならローグライクの仕様の8割は理不尽だよw (2011-01-15 15 30 16) 爆発の罠で店主が死んでもアイテムをもってでるとあたりまえだが泥棒となった (2011-01-16 14 49 00) お店のなかで大部屋をすると階段までいかず、お店以外のフロアで大部屋すると階段までダッシュする。全部で10回くらい試して10回ともこうなったけど運がよかっただけ? (2011-01-16 17 06 08) ↑↑ 泥棒になると思ってアイテム持って出なかったとしてもやっぱりブチ切れるよ (2011-01-17 06 21 58) 店の品物のど真ん中で地雷の罠踏むと商品の代金 (2011-01-19 10 20 52) ↑ミス、全て払わせられる、とんだ悪徳商法しやがる。そんなこと自体が珍しいのだがな (2011-01-19 10 22 54) 何故か解毒薬だけはぶつけても敵対しないようだ (2011-01-22 06 29 35) 店の中で狂気になると店主になぜか打撃攻撃をして、店主をキレさせるぞ! (2011-01-23 12 25 37) ↑なぜかも何も無いだろう (2011-01-23 16 02 30) 店のあるフロアでプラズンはついやってしまうんだよなあ・・・・・ (2011-01-24 09 25 00) ↑敵対モードになっただけなら別途低速にするだけで対処できる。まぁ、店フロアでプラズン使うってのは敵位置を把握できない状態がほとんどだろうけどw (2011-01-24 12 27 31) 商品を拾って精算しても入り口を開けてくれないことがあるんだがどうすればいいの? 破壊道具なかったら詰む (2011-01-25 01 39 16) ガラクタを店の中に置く→一旦店を出る→店でガラクタを拾う→0円&店主が入り口をふさがない(話しかけても、「いらっしゃい」と言うだけ)→そのまま店を出る→店主「何をするんだ!許さん!」・・・という現象が起きた。 (2011-01-27 20 34 20) 亜空間の店の中でメルランがソロライブをやったときに、店主がメルランに歩いて向かっていき、腕力で演奏を止めていました。メルランを倒した後は何事もなかったように店の前に戻っていった・・・よほどうるさかったに違いない。 (2011-01-30 21 36 00) 意外とキレたときの台詞が多彩だよなwww (2011-02-01 00 19 01) 人里の店で霧之助に攻撃を加えて、店に置いてあったスキマシェルターに隠れると霧之助が店の外に出て行った… (2011-02-01 23 31 49) ↑の続き。どこに行ったか?と店の外に出てみると、ちゃんと霧之助が待っていて、「小娘!憤怒の恐怖を教えてやる!」と殴られました。 (2011-02-01 23 33 08) 月光ルートの突風の罠でフロア移動するところで買い物→店主罠の上に移動→清算してもどいてくれない・・・罠の位置は部屋の右下の隅 (2011-02-02 01 26 30) ↑の続き場所がえがなかったので1マス離れた位置で店主を敵対モードにしてすり替えておいたのさ!で裏周り後脱出できた (2011-02-02 01 34 12) さらさらヘアーの効果で即死を確認。 ただ買い物ができなくなるだけで良いことは何もない…。 (2011-02-04 03 30 35) 虹川の合奏で全部倒したらどこからともなく店主走ってきてなぜか俺を殴って帰った。全部倒しちゃったらタゲ変わるのか・・・? (2011-02-04 16 38 26) キレた時のセリフは4種類?「こらぁぁ!」「何をするんだ!」「ど、泥棒!」「小娘!憤怒の~」は確認できた。他にも見たって方はコメントをどうぞ (2011-02-07 19 40 31) ↑↑不覚にも笑ってしまった。 店関連はちょっとバグが多いな。 (2011-02-10 01 30 21) 天子さんの地震に巻き込まれても反撃には向かわない。ナズェミデルンディス! (2011-02-14 13 42 13) キレた時のセリフは「何をするだぁ!」も確認しました (2011-02-16 12 41 10) 月光で、パチュリーの爆発に巻き込んで倒す→大部屋にするとロボも現れず泥棒成功。これは仕様? (2011-02-17 18 40 11) ↑大部屋にすると店の出口=階段になるので仕様かと (2011-02-17 19 02 15) 店の入り口の外で天子が特攻撃をしたときに、霧之介にもダメージが入ったのにも関わらず天子のいる方向を見るだけでなにもしませんでした。こちらに危害を加えるわけでもないのでよく分からない現象でした、 (2011-02-25 18 27 52) 勇儀さんに霊夢がぶん投げられ(そして店主に直撃)、その勇儀さんを倒したらなぜか店にちょうど出たさとりさんが犠牲に。ターゲット変更されたのだろうか (2011-03-04 11 16 25) 地霊殿で勇儀さんに投げられて霖之助さんにぶつかると店の中をウロウロするのがこわい (2011-03-06 00 04 45) ↑その状態で、鬼の○△□を装備して大部屋に出ると店主が大部屋の階段の横まで来た、これってバグ? (2011-03-06 00 07 05) ↑鬼の○△□を外してもう一回装備すると店に戻るみたい (2011-03-06 00 09 50) さとりが夢想封印を再現→店主に当たる(霊夢も)→店主がさとりを撲殺→こっちは攻撃せずにほかの敵が来たらそっちを撲殺。仕様かな (2011-04-08 18 48 34) ↑*6 倒してくれちゃうとあまりに難易度下がるからだと思う。そのまま倒せばいいのにと思うが...。@天子のせいでコーリン死んで店使えへんくなる (2011-04-13 01 10 09) ↑つ壁崩 (2011-04-13 05 39 15) 霖之助をウロウロする状態にしたら何故か店の外に出て、一番近い敵を倒した後その場を動かなくなった(マップのマークは黄色のまま) (2011-04-15 14 39 23) んで、その状態で店に行ってアイテムを拾って出たら泥棒とかもうね…どうやって払えと…閻魔様持ってたから死亡 (2011-04-15 14 41 24) 店のアイテムが入ったスキマを乱気流に乗せて飛ばしたあと、普通に料金を支払って出てから飛ばされたアイテムを拾うと泥棒扱いされた。わけが分からない。 (2011-04-17 23 23 17) ↑お客さーん!値札ー!値札ついたままー! (2011-06-02 16 03 57) 地霊殿で勇儀さんにぶんなげられて店主に直撃、通路でその勇儀さんを倒した後、店主がその場を動かなくなった。勇儀さんがドロップしたお酒のせいだろうか (2011-07-23 15 53 06) 間違ってアイテム投げてしまって即死www (2011-10-11 12 41 43) コメント 霖之助ロボ 名称と配色 HP 攻撃力 防御力 速度/行動 経験値 属性 所属特殊百鬼夜行 特殊能力・解説等 ■■霖之助ロボ 150 150 35付近 倍速 0 無し 最強!店主ロボ軍団 ・泥棒状態で大量に出現。・通常攻撃しか行わないが、攻撃力が極端に高い。 泥棒状態になると間髪いれずに大量の霖之助ロボが出現する。 霖之助よりは若干弱いが、こちらは何体もいるため、余程装備(特に防具)やアイテムに恵まれていなければ撲殺は必至だろう。 なお泥棒状態で百鬼夜行を発生させると、この霖之助ロボばかりが登場する特殊百鬼夜行「最強!店主ロボ軍団」になる。当然生半可な防具では即撲殺されてゲームオーバーとなる。 人里で出現数9体確認 全部潰したら沸きもしねェ ちなみに持ち去った瞬間店の中に大量にいた (2011-01-12 10 15 33) 札なんでもきくので囮投げまくって加速薬のんだら場所かえ&金縛りしつつ階段に全力ダッシュだ!!フランのやつあたりにあったらこれしかねえ! (2011-01-15 03 09 35) 月光城にて奇跡で霖之助が水になったあと、商品持って部屋の外に出たらロボ出現 (2011-02-02 14 13 18) ↑他にもこーりんを爆薬で吹っ飛ばしたり、攻撃で薙ぎ飛ばしてから泥棒してもちゃんとロボは出動するから注意。無双店主がいない分、正面突破するなら多少有利にはなるけど (2011-02-14 22 17 43) ver1.0151にてフランがお店のアイテムを破壊しても霊夢に八つ当たりしてこなかった (2011-02-23 01 47 13) 爆薬で店主吹き飛ばして万引き後、核爆薬「ニュークリアフュージョン」をくいっと飲めば殲滅完了。無論人里でも可。万引きは爆発だ! (2011-03-15 17 44 58) コメント コメント コメント