約 3,773 件
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1477.html
三沢塾。 そのビルの内部にある、校長室というプレートの下がった部屋。 豪華だが品のない内装をしたその部屋の奧には、校長が座るのだろう、黒壇と黒革の座席のセットが鎮座している。 その、黒壇の前に。 およそこの部屋の雰囲気にそぐわないものがあった。 丸テーブルと、向かい合って置かれた二つの腰掛け。 真っ白いそれらには、腕のある職人が彫ったのだろう、精密で美しい西洋風の模様が刻まれており、周囲の成金趣味丸出しの調度品とは一線を画している。 そして、カフェテリアから丸ごと抜き出してきたかのようなそのティーテーブルの一席に、 「…………………………」 垣根帝督は憮然とした表情をして座っていた。 「断然」 そんな垣根に、部屋の隅にて、薬缶の火加減を見ながら、アウレオルス=イザードが声をかける。 「我としては珈琲より紅茶の方が好みなのだが、貴様はどうだ? 珈琲を、というのならわざわざ入れてやらんこともないが、味は保証せん」 「……どっちも要らねぇよ」 「では紅茶だな」 「………………」 アウレオルスは、ティーテーブルと似た意匠のポットに茶葉を入れ、薬缶の湯を注ぐ。 しばらく蒸らしてから、ポットと同じ模様のティーカップを2つ用意し、それぞれにポットから香り高い紅茶を淹れると、そのうちの一つを垣根帝督の前に、もう一つを対面の席に、砂糖やミルクのセットを載せた盆をその中間に置いてから、自身は垣根の対面に設置された席に座る。 そして―― 「突然」 湯気を立てる紅茶をストレートのまま一口飲み、 「まずは、何から話してもらうか」 これから茶話でもしようかという口振りで、アウレオルスは垣根に問いかけた。 「武装解除せよ」 垣根に剣を突きつけられた体勢のまま、アウレオルスが厳かに命令した。 「は?何言ってやがん……!?」 あまりに場違いなその発言に、呆れた垣根が言葉を言い切る前に、変化は訪れた。 垣根の身体が意志を離れて勝手に動き、自身の持っていた剣を手放し、さらに右手に装着していた籠手まで抜き取って地面に捨ててしまったのだ。 ――アウレオルスの、言葉の通りに。 (なんだこりゃ!? 精神……いや、肉体を操作する能力か?) 垣根が逡巡する間に、アウレオルスはスーツのポケットから太い鍼を一本取り出し、自身の頸に突き刺す。 「ハッ、動機付けってか? 不便だなぁオイ。能力は成る程トリッキーだが、そいつはまんま弱点だぜ!」 相手の『言葉』に怯まず、新たな『未元物質』を作り出そうとする垣根。 しかし―― 「一切の攻撃行動を禁止」 鍼を地面に放りながらアウレオルスが一言呟くと、 「んなっ……!?」 垣根が頭の中で組んでいた『未元物質』の数式が、一瞬にして瓦解した。 (馬鹿な……精神にも干渉出来んのか?) 何度組み直そうと、『未元物質』は数式の途中で崩壊する。 (だったら、直接殴りに行ってやろうじゃねぇかよ!) 思い、足に力を入れる垣根だったが、 「くっそ……」 まるで床に縫いつけられたかのように両足がその場から動かない。 (マジで攻撃が禁止されたってのか? ――野郎の言葉通りに) 額から嫌な汗が一筋流れる。 アウレオルスはそんな垣根の目の前に悠々と近づいてくる。 「当然。貴様を一度殺し、記憶を消去した上で結界の外へ捨て置く……ダミーが出来なかったそれを、我がすることは可能であるし、容易である。しかし、貴様のダミーを倒したその能力に興味が湧いた。断然。殺すよりは、茶でも沸かして語り合った方が面白そうである」 自分のことを殺すと宣言した人間に対して、アウレオルスは突拍子もないことを告げる。 「はぁ? 誰がテメェなんぞと一緒に仲良くお茶しようって? フザケんじゃねぇぞ」 「全然。貴様の意見など聞いていない。――我について来い」 「っ!!」 アウレオルスの言葉に素直に従い、歩き出す垣根の身体。 それを疎ましく、気味悪く思いながらも、 (くそっ、訳がわかんねぇぞ!?) 垣根に抵抗する術はなく、アウレオルスの後に続いて階上へ上っていったのだった。 「あぁ? テメェに話すことなんざ一つもねぇよ、アウレオルス=イザード」 垣根は出された紅茶に手さえも触れず、アウレオルスの問いを乱暴に撥ね除ける。 「そうだな、まずはその特異な能力について教えてもらおう」 「だーかーらーよ―」 「何度も言おう。貴様の意見など聞いていない。――我の質問に対して、一切の虚偽なく返答せよ」 「『未元物質』。この世にもとより存在しない物質を生み出し、操作する能力だ………………っ!?」 勝手にしゃべり始めた自分の口に驚愕する垣根に対して、アウレオルスは涼しい顔でその内容を吟味する。 「この世に存在しない、か。超能力とやらの仕組みは知らぬし、興味もないが……自然、そのような物質があるならば我の『リメン=マグナ』が破られることもあろう。だが、フン。その程度か。ならばいくらでも対処の仕様がある、つまらぬ能力だ。憮然。生かしてここに連れてくるだけの価値すらなかったやもしれぬな」 「テメ、言わせておけば……」 「まぁいい。次の質問だ。或いは、本来ならばこちらを先にすべきなのかもしれぬが……貴様、名は?」 「垣根帝督」 「所属」 「先進教育局、木原研究所」 アウレオルスの問いにスムーズに答えていく自分の口に苛立ちを感じるも、垣根にはどうすることも出来ない。 「ならば、目的は?」 ――どのような仕組みかはわからない。 だが自分はアウレオルスの言葉の通り、彼の質問には正直に答えることしか許されていないらしい。 故に垣根は、自らがここに来た『目的』を嘘偽りなく答えた。 「姫垣を――妹を守るためだ」 これが垣根でなかったなら、雇われたから、金のため、異分子の排除――いくらでも他の答えが出てきただろう。 しかし、垣根の、垣根帝督という人間の『目的』とは、ただひたすら垣根姫垣に集約される――それこそ、その他のあらゆることはそれに連なる『手段』でしかないように。 だからこそ、垣根帝督はこれ以外に答えを持たない。 「……………………………ほぅ」 垣根の答えを聞いた瞬間、アウレオルスの声音が変わった。 『未元物質』に対する興味が失せた後、平坦になっていたそれが、最初以上の好奇心を窺わせる色に変わったのだ。 「妹を守る、か。――詳しく話せ」 貴様の生に興味が湧いた。 そう付け足すアウレオルスの表情に、垣根は先程までは見えなかった何かを垣間見た気がした。 それはおそらく――人間らしさ、と呼ばれるものだったのだろう。 「足りんな」 垣根から全てを聞いた後。 アウレオルスの発した第一声はそれだった。 「…………テメェ、人にさんざしゃべらせといて、まだ聞き足りねぇってのか?」 もう諦めた面もあるのだろう、垣根は自分の前に置かれているすっかり冷めた紅茶を一気に飲み干して、喉を潤してから言う。 「全然。そうではない。足りぬのは貴様の覚悟の方だ。貴様が真に妹の平穏を、救済を望むのであれば、貴様の覚悟はまるで足りん」 「……んだと? どういう意味だテメェ」 「敢然。垣根姫垣のために、それ以外の全てを利用し、切り捨て、敵に回すだけの覚悟。何もかもを――或いは自身の身さえも、彼女のための犠牲に強いる覚悟のことだ」 「ぁ? だから俺は――」 「ならば何故、貴様は姫神秋沙を差し出せという木原幻生の依頼を承諾しなかった?」 「――っ!」 「それで貴様の目的に少しでも近づくのならば、貴様はその依頼を断るべきではなかった」 「だが……」 「木原幻生に貢ぐような行為が嫌だった、そう言いたいのだろう。だが、否。真実は異なる。貴様は姫神秋沙を関係ない人間だからと同情し、守ろうとしたのだ。そしてその言い訳に木原幻生への嫌悪感を持ち出そうとしているに過ぎない」 「……………」 「歴然。図星だな。それが貴様の甘さだ。関係ないから何だと言うのだ。それが貴様の道を阻むのなら破壊しろ、完膚無きまでに叩き潰せ。利用できるなら利用し尽くせ、不要になったら切り捨てろ。どちらでもないなら無視しろ、貴様の行動の結果それが生きようが死のうが関心を持つな。――あれもこれも守ろうなどと、愚劣にも程がある」 「……テメェに言われる筋合いなんざねぇよ」 絞り出すように呟く垣根。 しかしそれは、アウレオルスの言葉に反論できないと言っているようなものだ。 「フン。昂然。ならば我も語ってやろう」 まるで垣根のその言葉を待っていたとばかりに、アウレオルスは唇を歪める。 「我がここに来た理由、我の救出すべき女性(ひと)のことを」 「……秘密なんじゃなかったのかよ?」 拗ねるような垣根の態度に、アウレオルスはやはり余裕を持って答える。 「言ったであろう。貴様のことが、少しばかり気に入ったのだよ」 そして、アウレオルスは席を立ち、再び薬缶を沸かし始めた。 「少し長くなる、もう一度紅茶を入れよう」 「魔術、ね。どうやらカルト教団を乗っ取ったのは、テロ屋じゃなくまた別のオカルティズムだったらしい」 アウレオルスの話を聞き終えた垣根は、もはや飲むことに抵抗のなくなった三杯目の紅茶に口をつけ、そんな感想を漏らす。 「当然。貴様の反応はもっともだ。純正な科学育ちの貴様に理解しろとは言わぬ。何より、魔術だ何だなぞは些細なことだ」 「魔道書とかいう核爆弾の設計図みてーなもんを十万飛んで三千冊も頭ん中に詰め込まれ、おまけに一年間の記憶しか持つことを許されていない、禁書目録……テメェはそいつのためだけに、テメェの属していたロシア成教を、そして世界中を敵に回した」 「純然。我は禁書目録のためにここまで至った。他のあらゆることを排除し、無視し、利用し、切り捨てて。この三沢塾も、ここに通う学生たちも――そして姫神秋沙も」 「俺とは違って、か?」 「当然」 「ちっ……」 舌打ちし、しかし垣根は今聞いた話を即座に頭の中で整理し、意趣返しとばかりに一つの事実をアウレオルスに突きつける。 「だが、一つ言っとくとよ、その魔道書を記憶しているせいで一年しか記憶が保たねぇってのはイギリス清教の方便だ。そっち方面にそこまで詳しい訳じゃねぇが、確か人間の記憶のキャパってのは140年生きてても埋まりゃしねぇらしいし、そもそも脳の中の情報を記憶する部位と思い出を記憶する部位とは全然別個らしいぜ?」 「顕然。そんなことはとっくに知っている」 「あ?」 得意気に語った知識を簡単にあしらわれ、うっかり大口を開けて呆然としてしまう垣根。 「魔術師だから科学に疎いなどと思うな。何より我は錬金術師である。錬金術とは、科学と魔術の両面を持つものだ。我には化学をはじめ、自然科学の知識は十分にあるし、禁書目録を解放しようと、脳科学にも手を出した。直接最大主教の下についている必要悪の教会の魔術師どもはその言葉を疑わぬだろうが、我はもとよりあの女狐を信用していないからな。一年間しか保たない記憶など嘘であることは、とっくに気づいていた」 アウレオルスは紅茶で喉を潤し、静かに続ける。 「そして、我はその記憶の絡繰りをすでに解き明かしている。禁書目録は、一年毎に記憶をリセットする霊装――『首輪』とでも呼ぶべきものをつけられているのだ。そして、その『首輪』を破壊すれば……」 「……禁書目録は解放される」 「そしてそのための力も手に入れた。『黄金錬成(アルス=マグナ)』。この術式さえあれば、どれほど強固な術式をも破ることが出来る」 「イメージ出来んのか? その強固な術式を壊すっつーよ」 過去を話す中で語られた、アウレオルスの完成させたという術式の弱点を指摘する垣根だったが、 「明然。他の事物はいざ知らず、それが禁書目録のためであるのなら、我の思考に不可能はない」 アウレオルスはそれにしっかりと答えを返す。 その瞳は、全く揺るがない。 「成る程、な。だがそうすると一つわからねぇ。どうしてテメェは吸血鬼なんてもんを追い求める? 『首輪』を破壊すりゃいいなら、無限の記憶なんざ必要ねぇだろ」 「ならば、少し考えてみよ。例え『首輪』を破壊しても、禁書目録は依然として十万三千冊の魔道書を抱えていることに違いはない。それがある限り、禁書目録は魔道書の知識を求める輩によって危険にさらされ続けるであろう」 「確かにそうだが……いや、待てよ」 得られた情報から、学園都市第二位の頭脳は一つの結論を導き出した。 「じゃあ……まさか、テメェの本当の目的は……十万三千冊の魔道書に関する全ての知識を吸血鬼の脳味噌に移し替えること、なのか?」 「ほぅ、快然」 心なしか声を弾ませて言うアウレオルス。 「なかなか優秀だな。その通り、先程の説明は最大主教のそれと同じ方便。禁書目録を吸血鬼に噛ませる? 馬鹿を言うな。守るべきものを人外に変えるなど、出来ようはずがない。我は『首輪』を破壊した後、禁書目録から魔道書についての知識を抜き出し、吸血鬼に植え付け、それをイギリス正教に差し出すつもりだ」 「それは……」 確かにそうすれば、魔術的観点から見て禁書目録に存在価値はなくなるだろう。 禁書目録を、完全に救えるだろう。 だが―― その過程において、三沢塾の塾長らは殺された。 学生たちは、死んでは生き返りの苦痛を繰り返すことを強制された。 その結果において、禁書目録の身代わりとなった吸血鬼は、その自由を奪われることになる。 それも、不死たる吸血鬼に、終焉が訪れることは決してない。 永遠の生き地獄だ。 そして、それは姫神秋沙と交わしたという協力関係に完全に違反することでもあるのだろう。 姫神秋沙を裏切ることになるだろう。 それでも、この男は――アウレオルス=イザードは、躊躇なくそれらを行うと言う。 大衆は、おそらくそれを悪と、或いは非人間的と罵るだろう。 どこかのツンツン頭の少年は、間違いなく右の拳をアウレオルスに向かって振り下ろすだろう。 だが、垣根帝督は。 そんなアウレオルス=イザードに全く異なる感想を抱いた。 「何だそりゃ――格好いいじゃねぇかよ」 姫垣のために生きる自分と。 禁書目録のために生きるアウレオルスと。 そこには似通うところがあって、しかしアウレオルスの方がずっと高いところにいる。 長い会話の末、そのことを悟った垣根は、アウレオルスに憧憬の念さえも抱いていたのだ。 「いいな。そういうの、本当に」 「現然。ようやく我が貴様を連れてきた理由を了解したか」 「あぁ……」 垣根は椅子からゆっくりと立ち上がる。 「それが俺の道を阻むのなら破壊しろ、完膚無きまでに叩き潰せ。利用できるなら利用し尽くせ、不要になったら切り捨てろ。どちらでもないなら無視しろ、俺の行動の結果それが生きようが死のうが関心を持つな――その通りだ。全くもって俺は甘かった。こんなんでヒメを守ろうなんて、そのもの愚劣だった。だから……」 「だから――俺はテメェをぶっ殺すぜ」 「……ほう」 アウレオルスの目が、細くなる。 「俺の仕事は三沢塾を奪い返すこと。そして今の三沢塾の支配者はテメェ。つまりテメェは俺の道のど真ん中に胡座かいて座ってやがるってことだ。だったら、俺はテメェをぶっ殺すべきだ――それしか道は、ねぇんだからな」 テーブルから退き、いまだ座ったままのアウレオルスとの距離を測る垣根。 「俺にそのトンデモ能力……『アルス=マグナ』っつったか? その仕組みを教えちまったのは迂闊だったな。どんな能力だろうが、タネが分かっちまえばいくらでも対処のしようがあるんだよ」 ハッタリでは、ない。 本当に『アルス=マグナ』がアウレオルスの精神状態に由来するものであるのならば、相手の言葉の裏をつくこと、或いはそれこそハッタリを仕掛けることで、能力に穴を空けることは可能なはずだ。 「一応礼を言っておいてやる。説教じみててウザかったが、なかなか有意義な話だった。ありがとよ」 言い、右手に『未元物質』の剣を出現させる垣根。 (やっぱりな。もう『攻撃禁止』の命令は解けてる。『アルス=マグナ』の根幹は言葉ではなく意識。アウレオルスが自分の下した命令を意識しなくなれば効果はなくなるってことだ) 一方、アウレオルスは席から立ち上がらないまま、垣根を見据えて変わらぬ調子で言葉を紡ぐ。 「励然。礼を言うのはこちらだ。我も貴様のような、我と同じ行動原理を持つ人間に会い、話すことが出来たのは僥倖である」 「ハン、言ってろ。俺は俺の道を阻むテメェをぶっ殺す。姫神秋沙は幻生に差し出し、利用する。そしてその結果――テメェの大事な禁書目録がどうなろうが興味はねぇ」 大きく跳び、ティーテーブルの上に土足で踏み乗る垣根。 「悦然。それで良い。それが正解だ。貴様が口先だけの男ではないと分かると喜ばしい。故に――サービスだ。貴様のことは見逃してやろう」 「それがテメェの言う甘さだろうが!」 (野郎は意志を言葉にすることで強固にする。つまり一度に行える命令は一つまで!) 垣根はテーブルの上をアウレオルスの方へ向かって高速で駆ける。 「我の道はすでに終端に近いのでな。この程度の障害は誤差でしかないのだ」 「だったらその誤差にやられちまえ!」 (『武装解除』なら、素手で殴りに行く) 垣根に踏み荒らされ、倒れ、砕けるティーセット。 (『攻撃禁止』なら、防御は可能なはず。とびきり固い『未元物質』を纏ってこのスピードのままぶつかれば、ダメージは与えられる) ついにアウレオルスの目前に迫り、垣根は西洋剣を高く振り上げる。 (さぁ、どう来るっ!) 「忘れよ」 「ん?」 垣根帝督はふと、寄りかかっていた愛用のバイクから身を起こす。 「寝ちまってたのか……?」 軽く目を擦った垣根は、そこで空が僅かに赤色を帯びているのに気づいた。 「夕方かよ……おいおい、どんなけ寝てたんだ。つーか、ここどこだよ」 辺りを見回し、自分が見覚えのない区画にいることを確認する垣根。 後方の巨大なビルからは、学生らしい少年少女たちがたくさん吐き出されている。 どうやら塾か何かのようだ。 無論、垣根にはまるで縁のない場所である筈だが―― 「こんなところに用事でもあったのか俺は? つーか何も思い出せねぇ。確か午前中は幻生んとこにいたんだよな。その後は……んー? 何なんだよ、ったく。酔っ払いじゃあるまいし」 右手で頭をがしがしと掻く垣根だったが、当然そんなことで記憶が戻ったりはしない。 「あ、今日ってヒメ友達と遊びに行ってるんだよな。もうそろそろ帰ってくる時間か? やべ、買い出し行かなきゃならねぇ」 結局、垣根は違和感を抱えつつも、それを無視してバイクを発進させ、タイムセールに間に合うようスーパーに急ぐことにした。 ――それが貴様の道を阻むのなら破壊しろ、完膚無きまでに叩き潰せ。利用できるなら利用し尽くせ、不要になったら切り捨てろ。どちらでもないなら無視しろ、貴様の行動の結果それが生きようが死のうが関心を持つな。 頭の隅にこびりついて離れない、誰とも知れない者の声を聞きながら。 そして、 『……………………』 走り去っていく垣根のバイクを、ビルの物陰から見つめる存在があった。 それは――機械で出来た動物のような形の四足歩行型のロボットは、ゆっくりと物陰からその身を現すと、軽い身のこなしで、垣根が去っていったのとは反対方向へ駆けていった。 『記憶が消去された、のでしょうか。少なくとも、三沢塾内部で垣根帝督に何かしらの処理が行われたのは間違いありませんね。三沢塾がただのカルト教団に支配されているだけ、という確率は低いと思われます――博士』 学園都市内にある、とあるオープンカフェにて。 丸テーブルに向かい合って座る二人の男がいた。 一人はダウンジャケットを着込んだ若い男。 もう一人は白衣に眼鏡をかけた、眼光の鋭い老年の男。 白衣の男は耳に携帯電話をあてており、そこからは先ほど男を『博士』と呼んだ少年のような声が響いている。 「フン、おおかた魔術なぞというものの仕業であろうよ。アレイスターに報告すれば、後はあの『人間』が勝手に処理を進める」 『では、そのように。木原幻生の監視の方はどうしますか? 今日は垣根帝督を追っていましたが、明日からはまた私が?』 「いや、お前はそのまま垣根帝督の監視に回ってくれ。最近お前の監視が木原幻生にバレ始めている、馬場」 『えぇ、そんな感じはしていましたが……』 馬場と呼ばれた電話の向こうの声が、少し困惑した調子を見せる。 『そもそも監視していることは暗黙の了解となっていますし、今更隠すことではないのでは?』 「それはそうだが、こちらの真の目的は、監視という名目で木原幻生の研究を盗むことだ。奴に好き勝手に研究させていれば、またこちらを出し抜こうとするに決まっているからな。だが、監視されていると分かれば、下手に研究を晒さないように警戒されるかもしれん」 『それも……そうですね』 「そういうことだ。明日からは木原幻生の監視は私と査楽で行い、お前は幻生の研究対象である垣根帝督の監視に移れ」 『はい、了解です』 通話が切られ、『博士』は携帯電話を白衣のポケットにしまう。 「アレイスターも、『停滞回線』の使用を許可してくれればいいものを」 テーブルの対面に座るジャケットの男、査楽が『博士』に話しかける。 「あれは学園都市の技術の結晶だ。老いぼれ研究者の監視にはもったいなさ過ぎる」 「まぁ、ですね。そういえば今回は、『停滞回線』が侵入できない、という理由で三沢塾に垣根帝督を送り込んだんでしたっけ」 『もうその時点で、三沢塾が異界であることなんて、明白な気もしますけどね』 突如、先程の馬場の声が近場から聞こえた。 いつの間にか、四足歩行型のロボットが、『博士』の足元に陣取っている。 それを確認すると、『博士』は席から立ち上がった。 一呼吸遅れて、査楽とロボットがそれに続く。 オープンカフェを後にしながら、『メンバー』のリーダー――『博士』は、誰にともなく呟いた。 「三沢塾の件も、数日中には解決するだろう。――この街には得体の知れない技術が溢れている。逃げ切る事など出来んさ」 垣根帝督の十番勝負 第三戦 『アウレオルス=イザード』 対戦結果――不戦敗 次戦 対戦相手――『馬場芳郎』
https://w.atwiki.jp/oretuba_2ch/pages/128.html
美空学園 柳木原駅西口に位置する八階建ての私立進学校。通称ソラ学。現在は新設校舎である。 パンフレットでは「アーバンスタイリッシュなスクールライフ」を謳っている。 学生食堂にも「開放的な空間」が演出されているが、上級生との兼ね合いなどで利用できる者は限られている。 (余談ながら、スクールカースト上位にいるであろう明日香はそれらの事象を意識することなく席を確保している)。 ちなみにこの学園食堂はチキンソテー&エビフライ定食が1番人気らしい。 校舎に入ってすぐ通称:シンデレラ階段と呼ばれる幅の広い階段が続いている。 修学旅行は二年次で、行き先は地図で言うと西の方、気候が温かめの土地らしい 日和子が入学する以前は、体操着が紺のブルマーだったとか 現在はショートパンツである 2年で進路に合わせたコースに別れ、3年になると成績不良者は進路問わず特別強化学級に移される。 セントヘレナとも揶揄されるその学級では成績を伸ばす生徒もいるようだが、 森里らの言い分を聞く限りとてもモチベーションアップに繋がっているようには思えない。 所属生徒(順不同) 3年A組 担任:恩田 羽田鷹志 委員長 渡来明日香 山科京 針生蔵人 高内昌子 副委員長 岡村(3Aにおける女子生徒A) 女子生徒B(3年A組) 鴻野(3Aにおける男子生徒A,男子A) 男子生徒B,男子B 3年B組 井上さん 3年C組 石田さん 3年H組(セントヘレナ) 森里和馬 男子生徒A(セントヘレナ) 男子生徒B(セントヘレナ) 田村くん 2年B組 玉泉日和子 学級委員長 美化委員 林田美咲(女生徒A) 佐久間安男(咲夜) 美化委員 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/730.html
サルバドール=アジタート 概要 ノックアウト321のエリート 性別 男 年齢 23 名前 サルバドール=アジタート 性格 自称「最強」の強いんだ星人 解説 真っ青なモヒカンと常に眉間にシワを寄せる鋭い眼、鍛え上げられた肉体に多数のタトゥーを刻み込んだ男。 口調と行動は粗野そのもので、戦いを生きがいとしている。 常に自分が最強でないと気が済まない性質。よく自称する。 しかし実際は虚勢を張るためのもので、世界には自分を上回る化け物がひしめき合っていることを心の底で理解している。 それでも「生き続ける限りはまだ負けてない」と吐き捨てるため周囲からは呆れられている。 『情報同盟』領内のスラム街出身。 家族は無く、強くなければ生きることさえ許されない犯罪と悪意が蔓延る掃き溜めの中で暴力に明け暮れながら育った。 18歳の時に強さを買われてボクサーとなり、3年間で複数階級制覇まであと一歩というところまで上り詰めた。しかし、薬物使用の疑惑を掛けられて業界をあっさり追放される。もちろんサルバドールは否定したが普段の態度と人望から誰も擁護してくれず、「改造人間」と罵倒された。(言った連中は全員拳で黙らせた) 失意の中で酒に溺れていたところを木原悠遠からの「本当の『改造人間』になっちゃおうよ」という誘いに乗り、「最強の頂点」たるオブジェクトを倒して自分という存在を再び証明し直すためにエリートへ転向。 学はなかったが天性の勘の鋭さと反応速度を発揮して無事適合。 空っぽの牙と爪を掲げながら、無謀な野良犬は挑み続ける。 斃れ伏すその時まで。
https://w.atwiki.jp/progolf/pages/372.html
沢田さと子をお気に入りに追加 沢田さと子とは 沢田さと子の49%は華麗さで出来ています。沢田さと子の25%は勢いで出来ています。沢田さと子の20%は魂の炎で出来ています。沢田さと子の3%は魔法で出来ています。沢田さと子の1%は大人の都合で出来ています。沢田さと子の1%は犠牲で出来ています。沢田さと子の1%は下心で出来ています。 沢田さと子の報道 [フィギュア]ヴィンセント・ジョウが味わった慮外の挫折も、不可能を可能にする凄み。宇野昌磨も感嘆する精神力(REAL SPORTS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 三浦璃来&木原龍一、日本人ペア史上初の快挙も、涙を流した理由。世界が魅了された確信の急進化(REAL SPORTS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 宇野昌磨を更なる高みへ誘う『ボレロ』。ランビエールとの絆で歩む“世界一”への道程(REAL SPORTS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 沢田さと子@ウィキペディア 沢田さと子 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 沢田さと子のリンク #bf ページ先頭へ 沢田さと子 このページについて このページは沢田さと子のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される沢田さと子に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/aniwikigalaxystar/pages/273.html
蛇谷 次雄(へびたに つぐお) 『とある科学の超電磁砲』の登場キャラ。 声優は「保村 真」 設定 アニメオリジナルストーリーの武装無能力者集団(スキルアウト)編に登場する武装無能力集団(スキルアウト)の1つ、ビッグスパイダーの現リーダー。 残忍な性格で「仲間でも平気で裏切り、組織を抜けようと言おうものなら背中から撃ちかねない」と評される。 裏ルートから銃器やキャパシティダウンの試作品を手に入れ、能力者狩りを行っている。 かつては、黒妻綿流や固法 美偉たちとは仲の良い仲間であったが、自身が人質に取られた事件によって黒妻綿流が行方不明(蛇谷は死亡したと思っていた)によってビッグスパイダーが無くなってしまうことを恐れ、ビッグスパイダーを維持するために表向きは黒妻綿流を名乗っており、背中に小さな蜘蛛の刺青を彫るなどで組織を纏め上げていた。 結果的にはそれがビッグスパイダーの本質を変化させ、キャパシティダウンの実践データを求める『テレスティーナ=木原=ライフライン』と接触し、試作型キャパシティダウンを使用した能力者狩りを行い、能力者狩りの無法集団となる原因になってしまった。 キャパシティダウンを用いて美琴と黒子を一度は無力化させ圧倒したものの、黒妻がその悪事を聞きつけ、美偉を交えての再戦時には美琴の超電磁砲(レールガン)によってキャパシティダウンを破壊され、部下達は黒子の空間移動(テレポート)によって沈黙。 追い詰められた蛇谷は、予め腹部に複数巻き付けていたダイナマイトで黒妻や美琴達を巻き込んでの自爆をちらつかせるが、黒妻綿流の制裁の拳を食らって倒された後、駆けつけた警備員(アンチスキル)達に拘束された。
https://w.atwiki.jp/hentaiatxhentai/pages/108.html
AT-Xスレ内では一番のロリの名人とうたわれている方。 スレ内で幼女が出てくると発狂するが、どこからどう見ても一般人。 シスコンではあるが妹ではなく姉萌えだと自供した。 教師になり(何時でもようじょと合法的にお近付きになり)たいために、専攻学科を変えた猛者。なに認めてんだよ… 愛読書はLO、教科書ももちろんLO。17cm64kgらしい。 (伸長、体重の順 けしてナニがおっきくなったサイズではない) 彩の国の最凶兵器であり、健康優良ロリコンでもある。しかしヘタレ。 ポッポコーン←シスコーン=鈴の音の精霊すてペド=スペル・ロリペドフィン。 Mな上に脚黒パンストフェチなんだって 1000 名前:アニメ女子部会長(リーダ木原くん)[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 22 57 35.47 ID N2D89HhP [73/73] 1000ならシスコーン逮捕される ↑によって近日逮捕される予定 ※9/23日 逮捕されたようです i嫌な事件だったね・・・ 関連項目 一般人 ペロリスト ここに彼の遺した発言集を寄贈する ペドフィン改めシスコーン迷言集 いや、俺一般人だし あんなのはヘタレじゃない。マンツーマンで本当のヘタレってのを叩き込んでやりたいぜ 来いよ。俺が本物のロリコンってもんを教えてやんよ 俺はロリコンだよ!ロリコンで何が悪い!! 愛する女から生まれたょぅι゛ょ を俺は愛したい 俺は貧乳ちゃんの乳首が見たいだけなんだ!もちろんょぅι゛ょ の乳首も大歓迎さ!! 僕は稲葉んにおちんちん蹴られたいです! 私、ょぅι゛ょ の事が好きなの!
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3602.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある科学の超荷電粒子砲(プラズマ・キャノン) 第3部 第10話 第二章(5) 9月11日 午前0時 <美琴サイド> 研究所内 副所長室 私は、当麻と一方通行を「送った」後、モニターから片時も目を離さず、情勢を 見守っている。超短時間だったが理想送りの解析結果はおおむね正確だったのだ ろう。2人の位置は確実に追跡できている。 (まあなんとかなりそうだな) 私は胸をなでおろしながら、あくまで慎重に情勢を見守る。 (あの2人なら・・少々のことならぶちのめす・・はず) だけど、もしも当麻は失えば私はこれから生きていけるのだろうか・・正直 不安はつきない。事前の情報では1体の劣化したとはいえ魔神がいる。 AAAの砲撃により劣化、弱体化術式を撃ち込まれ全部死ぬはずだったのが、計算誤り で1体がまだ死んでいない。 (まあ、アレイスターが納期前に実証試験もやらずに無理やり実行させるから失敗 しても当然よね。) それでも、もう・劣化したから、位相を操る能力は・・たぶんほとんど残っていない だろう。 大丈夫・大丈夫・・それに、最悪無理やり回収すればいい。 それより問題は一番の危険人物木原唯一をどうするか。 力技で殺すのは簡単。証拠なんて何にも残さずに、だが、アレイスターに くだらない借りは作りたくない。 一応、これでも風紀副委員長・・ある意味正義の味方だ。殺すのではなく、法律で彼女 を裁く。 (まあこの小細工が役立つだろうかしら・・) 上里の右手の詳細情報と・・その嘘の保管場所を上里勢力と、木原唯一に送り付けた。 私は、能力で再度取り付けた自分の腕を伸ばし、自分の士気を鼓舞するように 一言を放つ。 「全員まとめて器物損壊の現行犯で一網打尽にしましょう」 「そのほうがあとくされなくていいでしょ。」 私は、モニターを確認し、お客様が周囲に散開していることを確認する。 「さあてそろそろ始めましょうか・・」 私は、私の小細工にはめられた木原唯一とそそのかされた少女達に 憐憫の情をこめながら、警備ロボットを稼働させる。 「ふふ・・ついにこの日が来たのね・・人はいつまで戦うのかしら」 「ロールアウトしたファイブオーバーその威力見せてもらうわよ」 私は、木原唯一に、上里の右手の情報をインプットし、上里ハーレムには右手が 上里を取り戻す鍵という情報をインプットした。 双方に、反面の事実だけを伝えることで、木原唯一に、上里ハーレムに接触させ、 ただ上里の帰還を願う上里ハーレムは、唯一を受け入れその指示に従っている。 もしも、上里ハーレムがクールボックスに保存する右手が本物なら唯一は上里 ハーレムを使い世界をも制覇出来たかもしれない。 だが・・ あの右手は模造品デコイ・・私が再現した、ただの模造品。 (まあDNAレベルまで一緒だから判定しようもないけどね) 疑うこともなく単なる偶像に振り回されるのは、迂闊としか言いようがないが、私の 研究所を破壊し、私の暗殺を企てる以上、犯罪者は犯罪者として糾弾させてもらう。 私は、網にかかった侵入者の末路に想いを馳せながら、思考を切り替える。 「結標、木原唯一を指定の座標まで転移させてくれない。」 こちらがせっかく和解の機会を提供したのに、それを無視したやつにはそれなりの 罰を与えよう。 <上条サイド> 俺は美琴に送られた、異世界で目を覚ます。 隣にどうやら一方通行も送られているようで、まずは一安心。 (だけど・・異世界ね・・確かに美琴の言う通り現実世界の延長にしか見えないな) (どうやら・・。しかも学園都市の廃棄物処理場か) 俺は意識を、周辺に移し、状況を確認する。 (どうやらここに上里はいないか) 俺は、美琴にもらった計測装置を確認する。上里の生体反応を確認し、その位置を 表示する装置だ。その表示だと、約5kmほど離れた地点で、上里と魔神1体が同じ 位置にとどまっている。 俺はその情報を一方通行へ伝える。 「で・・上条・・どうする気だァ」 「どうせ、魔神はすぐに俺たちがここに来たことに気が付く」 「待ちかァ」 「いや・・1分以内だろう。今移動している」 俺は、腕時計のような計測装置で、魔神と上里の到着を確認する。 「どうやらおいでなさったようだ」 木乃伊のような奇怪な骨と皮だらけのケッタイナ存在・・ 魔神 僧正 計測器のモニターにはそう表示されていた。 隣に上里?という一見普通の高校生を連れている。 「でエ?」 「とりあえず話好きだから話は聴けとさ、美琴は」 「ほオ・・」 俺と一方通行は、顔を見合わせて僧正が何を言い出すのか身構える。 が、実際には想像以上にぶっ飛んだジイさんだった。 「ほう・・?上条当麻・別名幻想殺しだったかのう」 僧正は、隣の学園都市2位など存在しないように俺だけに話かける。 「で、上里なるものを回収しに来たと・・そうゆう話かのう」 一方通行が、存在を無視されて不服そうに、僧正を睨みつける。 俺は、話をぶち壊されると困るので、一方通行を目で黙らせる。そもそも 圧倒的に戦闘力が上の存在に、できるだけつまらない戦いなど避けたほうがいい。 一方通行は俺の意思を察知したのか、不服そうだが発言を抑える。 「上条とやら、おぬしは御坂美琴がおぬしと婚約する前は、我らグレムリンの魔神 の合意で採点者になる予定じゃった。」 「だが、おぬしにその話をする前に、御坂美琴は我らからお主を取り上げ、我らを 人間アレイスターと結託し、おぬしらの世界から追放した」 「なんて御坂美琴に聞かされていたかのう?」 俺は正誤の判定しようもない話を聞かされ、ただ話を聴き続ける。 「まあ、アレは、御坂美琴は、自分が魔神に相当する存在になりつつあることに気 が付いておらんようじゃがのう・・」 「で・・まあそれは前置きじゃが・・正直な話・・ここは退屈でな・・上里が きたおかげでなんとか飽きずにすんでおるのじゃ」 俺は僧正のなぞかけに意味をやっと理解する。 「で・・上里を譲るわけにはいかない?」 「うほほほ・・それでは高い点はやれんのを・・」 それまで口を噤んでいた一方通行が、たまらずに口を開く。 「おイ・・俺がテメエを愉快なオブジェに変えてしまえば終わりだよなア」 僧正は、相変わらず一方通行などそこにいないかのように反応しない。 一方通行はたまらずに攻撃を始める。 バン・・轟音を立て、ほとんど瞬間的に近隣のビル傍へ移動する。 地面に手を合わせ、地球の自転エネルギーの一部を運動エネルギーに変換し、 目の前にビルにたたきつける。数十万トンはありそうな高層ビルが、超音速に 加速され、僧正へぶつけられる。 「はァ・・これで・・?」 一方通行は今の現象が信じられないのか、目を丸くする。 「ほほ・・なんかぶつかったのかの・・」 僧正は片手、ぶつけられたビルを垂直にはねのける。 「はァ・・一方通行だったかの・・ベクトル操作かの・・」 「なかなか面白い見ものじゃが・・・魔神になりつつある御坂美琴の超荷電粒子砲 とやらに比べてささやかじゃのう・・」 一方通行は自分の渾身の攻撃がまるで通用しないことに衝撃を覚えたのか一言も 発しない。 「つまらんのオ・・上条」 「おぬしの婚約者でも一緒なら、楽しませてくれそうじゃが」 僧正は、片手を振り上げ、持ち上げる動作を始める、たちまち僧正の後ろに 山のような巨大な土塊が形成される。それが、僧正からあふれ出す熱のようなもので 沸騰し、酸化ケイ素の融点約1000度に達し、にぶい光を放出し始める。 ポイ・・ 僧正はためらうこともなく俺たちに投げつける。余りに高速なのか、音すらすぐには 到達しない。 (オイオイ・・まったく話が通用しないぞ。このままじゃ・・一方通行はともかく 俺は死ぬ) だが俺は死ぬことはなく、一方通行が事情を察知し、瞬間的に黒々とした数百枚の羽 根を広げ、土塊を跳ね返す。莫大な小山に匹敵する土塊はすべて散らされる。 僧正は、初めて敵として一方通行を見つめる。 「ほほほ・・一応天使の力の片鱗を使えるか」 「ならば少々遊ばしてもらおうかのオ・・」 僧正は手を大地につけ、なにやら始める。 「ほほほ・・まあどうせおぬしら以外は住民もおらんしのう・・」 「オイ・・何をする気だ・・」 「わからんかの・・」 ドオ・ドオ・ドオ・・ 耳をつんざく重低音のまるで地球が割れるような、轟音とカタカタと震度4くらいの 細かな揺れが次第に強さを増しながら響きわたる。 「マグマ・オーシャンて言葉を知っているかの?」 俺はそれほど成績のよくない高校生当然知らない、が・・隣の一方通行は違う。 学園都市で2番目に優秀な学生。即答する。 「46億年前の地球草創期に地球の表面が微惑星の衝突で溶けていたて話かァ・・?」 「ほお・・さすがに知っておるか・・」 「それをじゃ・・再現させてもらおうかのう・・」 僧正は、軽くまるで電子レンジで米を炊くような口調で、さらっととんでもないことを 言い始める。1兆分の一の力に弱体化されようが魔神は魔神、小さな惑星の表面をす べて溶解するなど些細な事だと。 あっという間に、僧正と俺たちの周辺を除く見渡す限りのすべての大地が、溶岩の ように煮えたぎり、莫大な赤外線を放出し始める。 温度計がないので測定しようもないが、おそらくは、2000度はありそうな灼熱 空間で意識が飛びそうになる。一方通行は赤外線を反射できそうだが、右手だけでは 全身から照射される溶鉱炉のような赤外線を防ぐすべもない。 「もう・・あきらめてもらおうかのう」 「できるか・俺は美琴に約束した上里を連れ帰ると・・」 「ほほほ・・その状態でどうする気やら・・」 一方通行は、手を地につけ、溶岩全体の熱を奪うように演算を開始するが、あまりの 質量の地球全体に広がる、深さ10kmのマグマ全体の冷却はさすがにできないの か、状況は一切変わらない。 「楽には死んでもらわんよ」 「はあ?」 「この空間は24時間ですべてがリセットさせるようじゃ」 「テメエ・・」 「何度でも安心して殺せる・・とまあそんな話だろうて」 「テメエ・・それだけの力がありながらツマンネエ野郎だな」 強がりは吐くが正直しゃべるのもつらい。 俺は、溶岩に熱せれたサウナという表現すら生ぬるい刺すような熱気で肌を焦がされ フライパンの焼き魚になった気分だ。所詮は右手で触れたものしか打ち消すことが できない中途半端な能力。神様に太刀打ちなどできるはずもない。 (くそ・・このままじゃ・・) もう限界だ。後30秒で俺の肺は焦がされ、死ぬだけだ。一方通行も莫大な赤外線を 無力化するのに力を喰われ、そう遠くないうち意識が飛ぶだろう。 薄れゆく意識の中で必死に婚約者を呼び続ける。 (美琴・・すまん。お前の言う通りにしておけばよ・・) もう終わり・・だ・・そう思った瞬間・・異変は起こった。 あれほど、地平線の果てまでおそらくこの小さな惑星一杯まで広がった猖獗を極め たマグマが急速に冷却され、普通の土くれに変わっていく。余りに突然の変化で俺は 頭が切り替わらないが、こんな惑星規模でエネルギーを操作できる存在は、おれは 一人しか知らない。御坂美琴、俺の配偶者だ。 姿は見せないが、天上から突然声が響き渡る。 「当麻、おそくなってごめん」 「ああ、何とか死なずにすんだよ」 俺は、かろうじて命が救われたことに胸をなでおろす。 いくら何度でもやり直せるにしても単純に死の恐怖は怖い。 俺は美琴の介入によって、どうやら命だけは助かり安堵の溜息をつく。 美琴の声は突然、僧正に語り始める。 「私には貴方を糾弾する資格なんてない」 「だけど、今の貴方のやり方には賛成できない」 僧正は、美琴の青臭い言葉に軽く反応する。 「ほお・・ひよっこが言うの・・」 「ええ・・アンタの言うとおり私に人生経験なんかしれてるのは事実」 「だけど、聡明なアンタなら弱いもの虐めのくだらなさくらいわかるでしょ」 「弱いもの虐めだと?」 「ええ。今の当麻や一方通行じゃどう逆立ちしてもアンタに太刀打ちできないくらい わかっているでしょ」 「それを自分の思いのままにならないから、問答無用に地球ごと壊すなんて間違っ ているわ」 魔神僧正は骨だらけの体をかさこそと音を立て笑い始める。 うほほほ・・ いかにも馬鹿にしたような驕りが滲み出た笑い。 「つまらないの・・破壊力こそ突出しているだけで後はお子様か・・」 冷ややかさなアルトボイスが俺の胸に響き渡る。 「アンタも長く生きた割には随分三下なセリフね・・結局仏教界で現実的な 方法ではなんら力を得ることができず、しかも即身仏として認めさせる ことに失敗したただの失敗者じゃないの・・」 僧正の顔に、はっきりと動揺が広がる。ただの小娘が、自分の過去をズバリ指摘 されたのか、自分の黒歴史を思い出したくないのか明らかに震え始める。 「なぜ・・それを・・知っている?」 「さあね。私はアンタ達と違ってもともと才能のない劣等生なのよ、それを自覚し、 必死で巨大な障害を何度も乗り越えた。だから・・当然ライバルとか敵のことは隅々 まで調べるわ」 「ほほほ・・これは少し舐めていたかの」 「アンタの能力は土を扱う能力よね・・ベースは。だったら河川の改修工事や 田畑を造成して貧しかった中世農民をいくらでも豊かにできたでしょう」 「空海や行基のことを言っているのかの・・そんなもの脚色である事を 知らん御坂美琴ではあるまい」 空間のどこからか大きなため息が響く、 「これだから・・神様風情は困ったものよね・・ひねくれすぎよ」 「アンタには力があるじゃない。でも現実に何かしたの?」 「アンタが偽善者と言うアンタから見ればささいな空海なんて誰でも知っているわ」 「どんな小さくても一歩を踏み出した空海のほうが、文句だけぶーたれるアンタより 何倍もましよ」 「ははは・・はおぬしに何がわかる」 「儂を勝手にこの世から奪おうとしたお主に・・」 「勝手・・ね。アレイスターの運命を狂わし、全人類に2度の大戦を起こし おもちゃのように運命を操ってきた貴方達にそんな事を言う資格なんてないわ・・」 「余計なお世話じゃ。70億人を一度殺したお主にも儂を裁く資格なぞないのでは ないか」 「ええ・・だから・・私ではなく当麻に判断してもらうわ・・」 美琴のアルトボイスが空間に響き渡る。その刹那無数の光の柱が僧正の体に 突き刺さる。あれだけ飄々とした僧正がうめき苦しみ始める。 「何を・・」 「これはね・・呪詛・・よ。貴方達の不作為や思いつきで命を奪われた無辜の民の 慟哭よ」 「当麻・・今なら幻想殺しで僧正を倒せる。当麻がどうするか決めて」 「ああわかった」 正直言ってどっちが正しいのか俺にはよくわからない。だが、常に少しでも前進して 前向きに事を運ぼうとする僧正、あり余る力をただ自分の思い付きのまま行使する 僧正に率直に言ってひとつも同情する気にならない。 まあ考えるまでもないか・・ 「僧正、俺はお前の信念や気持ち、歴史は知らない。だが、いきなり話もせず、力 のないものを嬲り殺すようなやり方にちっとも賛成できない。お前が、力で脅せば すべて済むなんてそんな幻想を抱いているなら、幻想ごとお前をぶち殺す」 俺はただの右手を、突き出し僧正の骨だらけの体をぶっ飛ばす。 魔力をほとんど失ったほとんど質量のない体は、一撃で9割以上崩れ去った。 ・・その瞬間俺の意識は飛んだ・・ 11日 午前4時 私は、回収した当麻と一方通行をベッドの上に寝せている。 木原唯一と上里ハーレムを全員拘束し、研究所の地下倉庫に人の脳を昏睡させる 低周波音波攻撃で黙らせている。 まあ無事終わったわね・・・・ (正直・・ヒヤッとしたわ・・僧正に当麻を殺されるかと思ったわ・・間一髪ね) 一方通行はまだ昏睡しているが、当麻は瞼をもぞもぞ動かし、目を覚ます。 私は、頑張ってくれた当麻に軽く接吻を交わす。 (本当に帰ってきてくれてよかったわ・・) 私は、ミルクティーとバームクーヘンを接客テーブルに準備し、当麻を 進める。 「当麻お疲れ様」 「美琴・・終わったぞ」 「ありがとう」 私は冗談半分で当麻へ苦言を言う。 「だから・・言ったじゃない。本人が直接行くなんて」 「悪い、本当美琴言う通りだったすまん」 当麻は、 「で・・僧正はどうなる」 「死なせないわ・・ふふ・・・死なしてなるもんですか・・」 「美琴ならそう言うと思っていたよ」 「私はね・・あんな奴を簡単に殺したくないのよ。」 「そうだな・・。」 「私はね、少なくとも力を持つものにはそれなりの責任と矜持がいると思うのよ」 当麻が私の事を真剣に見つめる。普段はどことなく、チャラ男的なとこもなくはない 上条当麻が私と真剣に心のやり取りをするときの、鋭いまなざし。 (・これがあるからころ私は当麻を愛したのだから・・) 「ああそうだな」 「彼は、挫折の末に、魔神になった」 「だけど、その得た力を何ら有効に活用しなかった」 「正直・・・私にはわからない。ただこの世界を滅ぼす力を得ただけであれほど 狂う理由がね」 「彼は・・仏教界に絶望し、即身仏になることさえ否定され、その恨みで魔神 なった。その絶望を私は理解できない」 「それでもやっぱり・・彼を肯定できない」 私は当麻の傍へ体を預け、当麻は私の頭を撫で始める。 私は、当麻が撫でるままに任せる。 「やっぱり当麻の体は暖かい、そばにいてくれるだけで心が休まるわ」 「ああ、俺もだ」 「ね・・当麻は今日は休もう?」 「え?学校が・・」 「いいわよ、どうせ授業なんて聞かないでしょ。大丈夫、風紀委員の特別任務で 公休を申請するわ。だから・・美琴様に感謝して・・ね・いいでしょ」 「俺に拒否権はなさそうだな・・」 「ふふ ありがとう・・」 「じゃ・・まずお風呂に入ろう」 「ああ・・」 「楽しませてね」 続く 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある科学の超荷電粒子砲(プラズマ・キャノン)
https://w.atwiki.jp/mobage_index/pages/89.html
開催期間 3/12(火)~3/19(火)15 00 中間発表は3/15(金) 結果発表は3/26(火)15 00 概要 ホワイトデーガチャ、またはイベント「ホワイトデー スイーツ争奪戦」で投票券を手に入れて48人いるキャラに投票使用していない投票券は、毎日AM5時に0枚にリセットされる 総選挙のページにアクセスすることで中間速報発表前後に1枚ずつの計2枚手に入る ホワイトデーガチャで獲得できる投票券数…SR3枚、LR HR2枚、R1枚 イベントではpt達成報酬で最大4枚手に入る 上位になったキャラクターは後日カードになる 投票キャラ一覧 上条当麻 インデックス ステイル 神裂火織 アウレオルス 姫神秋沙 御坂美琴 ミサカ 白井黒子 一方通行 土御門元春 サーシャ 海原光貴 闇咲逢魔 打ち止め 天井亜雄 芳川桔梗 風斬氷華 月詠小萌 黄泉川愛穂 シェリー オルソラ アニェーゼ ルチア アンジェレネ 建宮斎字 五和 結標淡希 初春飾利 オリアナ リドヴィア 吹寄制理 土御門舞夏 青髪ピアス カエル顔の医者 ローラ アレイスター ビアージオ ヴェント 木原数多 駒場利徳 浜面仕上 シャットアウラ レディリー 鳴護アリサ 麦野沈利 垣根帝督 ウサミミ 投票時コメント 上が確認画面のセリフ、下が投票後のセリフ 上条当麻 上条さんに投票してくれる人なんて、本当にいるんですかね? 不幸……じゃない!? 投票、ありがとな! インデックス 一位になったら、おいしいものを食べさせてくれると嬉しいな ありがとうなんだよ! 絶対に一位になってみせるかも! ステイル やれやれ、まったく妙な催しだよ 僕に投票? 物好きだね 神裂火織 私に投票、でしょうか? ありがとうございます。投票して頂いたからには必ず勝利を アウレオルス 憮然。まさか私に票を入れぬ訳あるまいな? 必然。当然の結果だ 姫神秋沙 まさか。私に投票するつもり? これで。一歩近づいた……! 御坂美琴 おっすー、その投票券、誰に入れるつもりなの? わ、私!? えっと、その……が、がんばるわね! ミサカ 投票をしますか、とミサカはあなたの意思を確認します 投票ありがとうございます、とミサカはうやうやしく頭を下げます 白井黒子 わたくしに投票をして下さるんですの? お姉様が一位、わたくしが二位…が理想ですわね、ぐっふっふ 一方通行 あァ? 下らねェ チッ……余計な事をしやがる 土御門元春 いやー、面白い事になったにゃー。さあ、さっそくこの義妹党に清き一票をお願いするぜよ! うにゃー! 同士なら当然だぜい。これからも義妹党をよろしくにゃー! サーシャ 第一の質問ですが、それは私に対する投票券ですか 第一の解答ですが……ありがとうございます 海原光貴 おや、自分に票を頂けるんですか? ありがとうございます。……この姿で票を貰うというのは、少し心が痛みますね 闇咲逢魔 投票? 悪いが、子供の遊びに付き合う暇はない 児戯とはいえ、いざ票を入れられるとこれはなかなか…… 打ち止め その投票券はまさかミサカの為、ってミサカはミサカは期待の眼差しで見つめてみる! 一票ゲットー! ってミサカはミサカははしゃいでみたり! 天井亜雄 この投票で勝ち残り、もう一度私は再起する! ハ、ハハハハ! いいぞ、まだ私にもチャンスが……! 芳川桔梗 投票ね。私には縁がないものだと思ってたけど…… 私に投票するなんて、あなたもなかなか甘いわね 風斬氷華 え、えっと……投票するならもっといい人がいると思いますよ? あ、ありがとう! 私、頑張るね…! 月詠小萌 投票をしたい人がいたら、投票券を使うといいのですよー ……って、先生に投票ですかー!? あわわ、ありがとうなのですー 黄泉川愛穂 ん、投票券? それを私にくれるじゃん? 何か困った事があったらいつでも呼ぶじゃん! シェリー 投票? あー、興味ねえな わざわざ私に票を入れるとはな。お礼を言っておくわね オルソラ それは投票券でございますね。……それで投票券とは何なのでございましょう? 調べたところ、その券で投票ができるのでございますよ。え、もう使ったのでございますか? アニェーゼ まったく、誰かは知らねえですけど、妙な事をやり出すもんです ……投票されるってのも悪くないもんかもしれねえですね ルチア 投票券……? そんな浮ついたもの、私には必要ありません! ……今回は礼を言っておきます アンジェレネ わ、私なんてどうせ……ビリに決まってます…… え? あ、そ、その! ありがとうございます! 建宮斎字 さて、我らが元女教皇と五和は何位になるか……気になるところなのよな! ありがとうなのよ! これは、天草式で上位独占もあり得るのよな! 五和 私に投票!? い、いいんですか? あ、ありがとうございます! これ、おしぼりなんですけど、もしよかったらどうぞ! 結標淡希 フフ、私に投票したら?後悔はさせないわよ これからを楽しみにしている事ね 初春飾利 私に投票してくれるんですか? ありがとうございます! この調子で、打倒、白井さん! です! オリアナ お姉さんに投票してくれた人にはイイコトしてあげようかしら ……ふふ、何を想像したのかしら? この票はありがたく貰っておくわね リドヴィア これも私に対する試練、という事でしょうか フフフ、素晴らしい。これでこの試練を乗り越える準備は出来ましたので 吹寄制理 そこっ! ウジウジしてないで、早く投票する相手を決めなさい! わ、私に投票? ふ、ふん、まあお礼は言っておくわ! 土御門舞夏 おー、投票かー。まるでマンガみたいだなー メイドパワーで上位を狙うぞー 青髪ピアス 一位になれば女の子にモテモテやん!? 今から妄想が溢れ出すでー! キタキタキター! このボクの時代がついにキタでーーーーー!! カエル顔の医者 怪我かい? それとも病気? ……ん? 投票だって? 悪いところがあれば、すぐに僕が診てあげるからね? ローラ その投票券……良きにはからいたるのよ これでイギリス清教も安泰たる事につきなのよ! アレイスター この催し、どう転んでもプランにマイナスとはなるまい 君も物好きだな ビアージオ 異教徒がこの私に票を投じるだと? ふん、当然だ。さあ異教徒の猿よ、もっと票を持って来い! ヴェント 投票、ね。学園都市らしい馬鹿馬鹿しい催しだわ とりあえずお礼は言っておいてアゲル 木原数多 おいテメェ、その下らねえ投票券置いてさっさと消えやがれ ギャハハハハハ! 礼だ、コイツで黒コゲになっちまいな!! 駒場利徳 ……何の用だ ……この俺が投票される日が来るとは 浜面仕上 俺に投票してくれ! いや、少しやりすぎか……うわっ!? いつからそこに!? 俺に投票!? うわ、やべ、なんもコメント考えてなかった…… シャットアウラ 何? 用がないなら早く行きなさい! ……ッ! ……用が済んだなら早く消えなさい レディリー フフ、なかなか面白いイベントをやってるじゃない 投票されるのは今回が初めてね。良い経験になったわ 鳴護アリサ 投票かぁ。なんか、見ているだけで楽しいね! ありがとう! これからも応援してね! 麦野沈利 この私に票を入れなかったらどうなるか……分かってるよなぁ? フフフ、これで一位確定ね 垣根帝督 能力の上では第二位だが、人気ならあのクソ野郎に負けるつもりはねえ 俺の未元物質に不可能はねえ。このまま上を目指させて貰う ウサミミ ククク、お前は誰に投票するのか……精々私を楽しませろ さて、大番狂わせは起こるかな? 中間結果 1位 御坂美琴 2位 神裂火織 3位 一方通行 4位 五和 5位 インデックス 6位 鳴護アリサ 7位 打ち止め 8位 上条当麻 9位 ミサカ 10位 白井黒子 11位 結標淡希 12位 オリアナ 13位 シャットアウラ 14位 麦野沈利 15位 垣根帝督 16位 初春飾利 17位 吹寄制理 18位 月詠小萌 19位 姫神秋沙 20位 ローラ 21位 オルソラ 22位 土御門元春 23位 ウサミミ 24位 サーシャ 25位 アンジェレネ 26位 アニェーゼ 27位 風斬氷華 28位 ルチア 29位 カエル顔の医者 30位 木原数多 31位 ステイル 32位 アレイスター 33位 黄泉川愛穂 33位 レディリー 35位 浜面仕上 36位 アウレオルス 37位 青髪ピアス 38位 土御門舞夏 39位 ヴェント 40位 建宮斎字 41位 闇咲逢魔 42位 海原光貴 43位 シェリー 44位 天井亜雄 45位 ビアージオ 46位 駒場利徳 47位 芳川桔梗 48位 リドヴィア 最終結果 1位 御坂美琴 36424票 えっと、ありがとう。お陰で1位になれたわ! ……でも、これ、かなり恥ずかしいわね。 2位 神裂火織 13507票 わ、私が2位、ですか? その……ありがとうございます。 3位 一方通行 12177票 あァ? 3位? ……チッ、勝手にやってやがれ。 4位 五和 8727票 あ、ありがとうございます! 私がこんな上位になれるなんて、皆さんのおかげです! 5位 鳴護アリサ 6480票 みんな、ありがとう! 今度、私の歌も聞いてみてね! 6位 インデックス 6240票 やったー、上位なんだよ! お祝いにおいしいものを食べさせて欲しいな。 7位 打ち止め 4717票 上位入賞なのだー、ってミサカはミサカは全身で喜びを表してみる! 8位 ミサカ 4020票 次こそはお姉様の人気を越えてみせます、とミサカは新たなる野望を抱きます。 9位 上条当麻 4005票 上条さんがこんなに上位でいいんですか!? ……とにかく、ありがとな! 10位 白井黒子 3708票 お姉様に並ぶ事は出来ませんでしたけど、悪くない順位ですの。次こそはお姉様と……ぐふふふ。 11位 結標淡希 2087票 12位 オリアナ 1993票 13位 シャットアウラ 1796票 14位 垣根帝督 1745票 15位 麦野沈利 1588票 16位 初春飾利 1506票 17位 姫神秋沙 1421票 18位 吹寄制理 1370票 19位 月詠小萌 1119票 20位 ローラ 1059票 21位 オルソラ 1011票 22位 土御門元春 950票 23位 ウサミミ 827票 24位 アンジェレネ 644票 25位 風斬氷華 634票 26位 サーシャ 622票 27位 アニェーゼ 579票 28位 ルチア 508票 29位 ステイル 480票 30位 カエル顔の医者 436票 31位 木原数多 413票 32位 アレイスター 387票 33位 黄泉川愛穂 367票 34位 レディリー 310票 35位 浜面仕上 305票 36位 アウレオルス 218票 37位 土御門舞夏 206票 38位 青髪ピアス 199票 39位 ヴェント 114票 40位 建宮斎字 105票 41位 海原光貴 87票 42位 闇咲逢魔 73票 43位 シェリー 67票 44位 リドヴィア 51票 45位 ビアージオ 50票 46位 天井亜雄 44票 47位 芳川桔梗 39票 48位 駒場利徳 30票 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/miyadai/pages/14.html
よくある質問 Q:なんで街灯少ないの? A:道路の照明は重要なところにのみ建ててるらしい。防犯灯は知らん。 なお、県からの回答はこちら Q:共通科目のシラバス見れないんだけど A:共通科目のシラバスは学内からしか閲覧できません。不思議! と思ったらいつのまにか見れてやがる Q:宮大三大禁忌って? A:ある組織とある学科とある建物 Q:食堂で麺類の頼み方がわからないんだけど A:1)食べたい麺類の札を取る 2)食べたい具の名前がついてる箱に入れる 3)待つ 4)ウマー Q:ブルーマウンテン、牛丼、テンプルって誰だよ A:電電の偉い教授方 過去問のコネがないとテストに受かるのは難しい(とくにテンプル) 意外とツンデレ(特にブルーマウンテン) Q:生協加入って必須なの? A:必須ではない。ただ自動車学校の入稿料金が割引になる(数万円)し、書籍5%引きなのでおすすめ 最低額の50口(2万円)だけ出資しとけばおっけ ただしTuOは・・・これはなくてもいいと思う Q:学内でケータイははいる? A: DoCoMo:学内にアンテナがあるので余裕で入る(木花キャンの西の果てにあります) au:敷地の近くにアンテナがあるのでry(木花と木原の境界あたり) SB:一部講義室で入りませんらしい Willcom:一部講義室や離れ校舎の中では入りません(アンテナは学務部の上) Q:宮大て変態しかいないんですか? A:違うよ!宮大スレに集まるのが変態だけなんだよ! Q:彼女が日曜デートに行こうと誘っているのですが、 A:死んじゃえ★
https://w.atwiki.jp/48kari/pages/86.html
四八(仮) -SHIJU HACHI- 弐十二 より 527 :なまえをいれてください:2008/02/11(月) 09 04 15 ID O29gqpvk (前略) 2 (中略)稲川と木原(ファンじゃないのでだるかった) (後略) 549 :なまえをいれてください:2008/02/11(月) 13 08 49 ID 6vuzEst3 (前略) 件 2点 伝承をただ聞かされるのはつまらん 555 :なまえをいれてください:2008/02/11(月) 13 29 07 ID dkZXQafj (前略) 兵庫「件」:4点 2・3回くらいなら読み返そうと思う。 (後略) 566 :続き:2008/02/11(月) 13 59 40 ID RbFt+Mni (前略) 『件』 つかまた分けて水増しか、特別有名な話ではないので知れてよかった、3点 577 :なまえをいれてください:2008/02/11(月) 14 21 46 ID uxhmWHCZ (前略) 『件』 くだんの由来を知る事が出来たし、紙芝居の絵も良かったが、怖く無い。資料的価値を 見出せる人なら点数高めかも。 4点 604 :なまえをいれてください:2008/02/11(月) 17 45 16 ID BU0fAlKg (前略) 件:内容と紙芝居は良かったが話を聞くだけ。3点 677 :なまえをいれてください:2008/02/12(火) 05 39 16 ID aa94A3De (前略) ◆件 3点 紙芝居自体は結構良かった。旦那の落ち方に笑った。