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空を見上げたら 一面雲ばかり 重く広がってる 眩しすぎるから 太陽(ココロ)隠してる 今のアタシみたいだわ 子供の頃には 日替わりのMy Dream 誰かが届けてくれると信じた なりたい自分は 大きすぎてもいい Realを感じて Realに歩いてゆけば いつかはたどり着けるよ 忘れないでいて 雲の向こうには 青くRealな空があること Lサイズの夢 今は着こなせない だけどいつかは似合う日が来るよ
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迷い誘われ夢 流奈サイド 出発編 キマク 中央広場 ジョゼフ「さて、湖に向かうか・・。」 ジョゼフが荷物を持ち流奈、凛、虹色印玖(パステル)に呼びかける パステル「長い話も終わったことじゃし!早く出発じゃ!」 色々準備が忙しかったのにパステルは宿で爆睡してた・・。 凛「大丈夫なの?準備してなくて」 パステル「大丈夫なのじゃ!V!」 心配そうにパステルに聞く凛に自信満々のVサインで答えるパステル 流奈「あんまり無理しないでよ。お嬢さん」 驕れてそうにみえたのか注意をする流奈 ジョゼフ「その前に、洞窟の名前を言うのを忘れていたな・・。これから向かう洞窟の名前は宝石の園という場所だ。」 凛「宝石!」 凛の目が輝き、口からよだれが・・垂れそうで垂れない。 流奈「凛・・。口、口」 凛「はっ!ズズズズ!ははは、ごめんなさい。」 流奈の注意で欲望の現れ(よだれ)を飲み込む凛。それみたジョゼフは苦笑いして見ていた。 パステル「宝石のアクセサリーは女の夢なのじゃ♪」 パステルは天然の宝石が欲しいのか心躍っている ジョゼフ「しかし、乙女の夢だけではない。魔物もいる気をつけるのだぞ」 女性陣「は~い♪」 タラス「まって~!僕も行く!」 ジョゼフ「しかたない・・。しかし、自分の見は自分で護るんだ!いいね?」 タラス「うん!」 流奈「ちょっジョ!」 ジョゼフ「断っても、あの子は無理についてくるだろう。それに彼は小型の弓を持っている。自分の身ぐらいは護れるだろう・・。」 流奈「・・。」 ジョゼフ「では最初にサルヴィン川に出発!」 ジョゼフの案内で流奈達はサルヴィン川を目指す。しかし、流奈は心配そうにタラスを見つめた。 サルヴィン川・上流(キマク側) 流奈の案で安全なルートを歩いていこうと言ったのが良かったのかモンスターに襲われることもなくサルヴィン川に到着した。タラスは移動に疲れたのかジョゼフに抱っこされて眠っている。 流奈「ここがサルヴィン川?」 凛「わあ、綺麗で大きい!」 パステル「ここから船で移動かのう?」 流奈と凛がサルヴィン川に感動しているなか、パステルは船がないかキョロキョロと川を見渡す ジョゼフ「そうだ、ここからは小生の船で移動する。」 流奈「いいの?」 ジョゼフ「なぁ~に!あそこが小生の家みたいなものだ。ガハハハ」 ジョゼフは船で旅をする冒険家かで船は寝床としている事を流奈たちに話した。 パステル「船で世界中を冒険!楽しそう♪」 ジョゼフ「金がたまれば陸路もいけるようにしようと考えている。その時はお前達を最初の客人に呼ぼう。」 凛「いいですか!?」 ジョゼフ「がははは!小生は嘘をつくような男ではない!というより嘘がつけぬのだ。さて乗った乗った!移動時間は長いゆっくり休むんで闘いに臨んでくれ!」 ジョゼフの案内で4人くらいが住めそうなくらいの小さい船に乗り込む流奈達 宝石の園、そこに何が待っているのか・・まだ4人は知らない。宝石の園に隠された謎を・・。 続く アトガキ 久しぶりに書いたので疲れました!流奈編はこれにて終了! 次回は!「迷い誘われ夢・宝石の園編」でお会いしましょう!
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Q.癇癪って何だったの? AIR編で癇癪を起こさなくなるのはなぜ? A.癇癪とは、神奈の観ている悪夢を「部分的に思い出しかける」こと。 【観鈴】「どうして…みんな…わたしだけ…残して…」 喉から振り絞るような声。感情を抑えることができないのだ。 これは29日夜、観鈴の癇癪の様子だが、これはSUMMERにおける下記の描写と重なっている。 泣いているのは、神奈だった。 【神奈】「なぜ…なぜにみな、余だけを…残して…」 観鈴が、悪夢の中の神奈と同じ言葉を吐く。自分の呼び方は「余」から「わたし」に変わり、「なぜ」も「どうして」となっていて、どうやら観鈴はいつも通りの言葉遣いだと分かる。 観鈴は神奈の夢を「自分の経験したこと」として見ていると思われる描写が度々ある。次の例のように、観鈴は夢を「わたし」という一人称で語る。 SEEN301.TXT 【観鈴】「あのね、今朝の夢…」 【観鈴】「わたし、ひとりぼっちで、閉じ込められてた」 【観鈴】「淋しかった」 SEEN271.TXT 【観鈴】「すぐ近くに、誰かが寄り添ってくれてた」 【観鈴】「わたし、その人に『海って何だ?』って訊いた」 癇癪もまた同じことなのだろう。観鈴が泣いているとき、彼女は神奈の悪夢を「自分のこととして」思い出しかけている。 神奈の悪夢を、自分のこととして、部分的に思い出す。それが癇癪の正体だった。 逆にいえば「完全に思い出して」から以降、つまり観鈴が神奈の記憶を「自分のものとして」統合してからは、突発的な癇癪は起きないのではないか。代わりに、離別の悪夢に囚われる神奈の苦痛を常に「自分のこととして」感じなければならなくなるだろう。 その「完全に思い出した」と思われる出来事が、30日の朝に往人が観た夢だ。実際それ以降、観鈴の癇癪はなくなる。 DREAM、7/30朝に見た夢 俺は空の下にいた。 観鈴が側にいた。 俺のことを見ている。 涙がぼろぼろとこぼれている。 夏の陽射しに溶けていく。 それなのに、体が動かない。 観鈴が、あんなに泣いているというのに… 【観鈴】「往人さんっ」 これは7月30日冒頭の描写だが、往人の視点から描かれており、直後観鈴に起こされていることから、これは往人が観た夢だろうと推定できる。 そして、それはSUMMERにおける神奈の悪夢と描写が共通する。 SUMMER、神奈の悪夢 夏だった。 青々とした林の間を、なだらかに続く峠道。 見上げれば、どこまでも飛んでゆけそうな空。 道端に男が転がっている。 背に受けた太刀の一撃が、致命傷になったらしい。 だれかが泣きわめいている。 二度とは目覚めない屍(かばね)に取りすがり、髪を振り乱して。 泣いているのは、神奈だった。 矢を受けてぼろぼろになった翼が、陽炎(かげろう)のようにゆらめいていた。 夏空の下、泣いている少女と、死んでいる男。 二つの夢の内容は重なっていつつも、主体が「柳也と神奈」ではなく「往人と観鈴」に入れ替わっている。このことから、どうやらこれらは単に神奈の悪夢というだけでなく、観鈴が神奈の記憶を「自分の前世の記憶として」思い出したのだろう、と推測できる。 夢の登場人物は神奈と柳也ではなく観鈴と往人であり、その片方の往人が夢に見たのであるから、もう片方の観鈴も同じ夢を見たと考えていいだろう。 30日の朝、観鈴は夢を観た。神奈の悪夢を、全て、自分のこととして。これは、今まで断片的に体験していた悪夢を、直接、体験したということだ。観鈴は神奈の悪夢を、自分の記憶として完全に思い出した。 完全に思い出したのであれば、それまでのように部分的に思い出すことなどなくなる。よってこれ以降、観鈴は突然泣き出すような癇癪は起こさなくなる。 代わりに、神奈の苦しみを常に何かにつけて、直接感じることになるだろう。
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属性 闇属性 最大Lv 99 初期HP - 最大HP - レアリティ ★6 タイプ シャーマン 初期攻撃力 - 最大攻撃力 - 初期防御力 - 最大防御力 - 初期スピード - 最大スピード - +HP上限 - 最大HP上限 - +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - リーダースキル スキル名 闇属性ユニットのスピードを35%アップ フォーススキル1 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 - - - - - - - - - - ディレイターン - 効果持続ターン - フォーススキル2 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 [薬師]ミーミル - - - - - - - - - - 通常進化 [薬学士]ミーミル ディレイターン - 効果持続ターン - 幻獣契約 なし 特殊能力 極光の盾[2500] / 2回行動[強]麻痺攻撃 契約素材 - 契約使用先 - 入手方法 幻獣契約 備考 CV 朝日奈 丸佳・新ユニット3体出現『原初の黎明』ガチャ開催!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=1701 k=3 ・フルボイスキャラ列伝『聖女は黎明を希う』登場!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=1703 k=2 資料 *公式最大ステータス。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([花園の夢]ミーミルico.jpg) +※ 潜在解放ツリー 【効果】(5) ━【効果】(5) ━【効果】(15)┣【効果】(5)┗【効果】(5) ━【効果】(15) ━【効果】(20) ━【効果】(30)+[覇者の宝珠]or[同一ユニット](1) ※()内は[精鋭の宝珠]必要数 潜在開放後ステータス +HP上昇量 -% 最大HP - フォーススキル1 スキル名 +攻撃力上昇量 -% 最大攻撃力 - スキル効果 +防御力上昇量 -% 最大防御力 - +スピード上昇量 -% 最大スピード - ディレイターン - 効果持続ターン - +HP上限 - 最大HP上限 - フォーススキル2 スキル名 +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - スキル効果 +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - ディレイターン - 効果持続ターン - リーダースキル スキル名 特殊能力 - スキル効果 コメント 名前
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村が立ちました!! http //melon-cirrus.sakura.ne.jp/sow/sow.cgi?v=1062#newsay pass sleep ご自身のキャラと役職で入村お願いいたしますー 少女の夢村用@Wiki このWikiは2013年1月に開催予定の「少女の夢村」キャラクター作成用Wikiになります。 http //melon-cirrus.sakura.ne.jp/wiki/?%B4%EB%B2%E8%C2%BC%A5%DA%A1%BC%A5%B8%2F%BE%AF%BD%F7%A4%CE%CC%B4%C2%BC%A1%CA%B2%BE%A1%CB 現状 お二方のGOサイン待ちつつ作成中。 →村開始日がずれ込みます、ごめんなさいorz →村たて日に至っては、事後報告で遅れています。orz お二方をお待ちする時限として、 26日21時前後までお待ちし、26日~27日未明に完成。提出、目処になります。 村建てを組み込まれ次第、開始を最遅で1/31朝、でいこうと思います。 役職予約時の匿名ネームで個々人のページを作成してあります。 そちらにあるコメントフォームか、 Wiki編集にてPCの名前と外見をご記入ください。 なお、自身の個人ページの編集は自由にどうぞ、ですが、 人様の個人ページはできる限り編集モードで開かないであげてください。 (人様に知られたくない設定をコメントアウトで書かれる可能性があるためです) 何か、ありましたらこちらでも。 匿名3さん、匿名兎さん>お仲間宜しくお願いします。必要でしたらコメントアウトしてある赤ログ設定見て頂いて大丈夫です。 -- 匿名子 (2012-08-16 00 55 47) こちらこそよろしくお願いいたします。ログの件かしこまりました。 -- 囁狂 (2012-08-16 21 39 53) 村建てさんからOKもらったのでここに。・少女側の方で、囁狂と縁故を結びませんか?(縁故内容は未定 当方性別も未定なので色々話しあえたらなぁと)・縁故先と外見連動させられたら楽しそうと思っています。乗ってくださる方はこちらか、当方(囁狂)のぺーじにてお声かけていただければ嬉しいです。 -- 囁狂 (2012-08-16 22 27 06) >囁狂さん こんなわけのわからない子(設定参照)でも構わないようでしたら、縁故お願いしていいですか? 赤側の方とも何か繋がりも欲しいと思っていたところです。 -- 占い師 (2012-08-17 00 50 49) 村建て様>介入者は眠っている子達の事情をある程度知った上で介入していく事になる、という認識で問題ないでしょうか?それぞれの事情を知っているのと知らないのとでかなり少女達への感情が変わりそうですので事前までに。 -- 狼@匿名子 (2012-08-17 01 13 23) 匿名子様>介入者の介入者である期間がどれくらいあるか……次第だと思います。昨日、今日介入できるようになった介入者なら少女たちの事情を知らず、介入者期間が長いならば、医者や親族の説明を聴いたりもしていると思われます。ので、そののあたりはやりたいことに合わせていただければと思いますー -- うに (2012-08-17 01 24 13) 占い師さん わーい、ありがとうございます!個人ページの方にも書かせていただきましたが、設定を読んで姉妹がいいかなーとは思っています。よろしくお願いいたします。 -- 囁狂 (2012-08-17 01 37 39) 村建て様>お返事有難う御座います、了解致しました。その辺りも個人ページの方に追記致します。夢と現実の行き来をしている期間はそれなりに長い想定でおります。 -- 狼@匿名子 (2012-08-17 01 50 34) 今月村建てはどう考えても無理ではないかと…思うのですが…延期と考えていいのでしょうか? その場合、何月開催くらいで考えていらっしゃいますか? -- 名無しさん (2013-01-17 18 04 53) あわわ、ご心配おかけして申し訳ございません。役職未確定さん以外の方のラフは週末前にUPしていき、日曜には仕上げるつもりです。ただ、現状お一人未記入の方がいるので、そこをどうするかが未定ではあるのですが…… -- うに (2013-01-17 22 32 59) わあ、水面下でそんな着々と動いてくださってたんですね! せっつくようなことを言ってしまってすみませんでした。未記入の方は気になりますが、楽しみにしています。ご無理はなさいませんように! -- 名無しさん (2013-01-18 21 02 53) いえいえ、こちらこそ音沙汰なく申し訳ございませんでした!ラフがあがったさいにはよろしくお願いいたしますノシノシ -- うに (2013-01-19 00 07 50) 大まかでいいので、村建て予定の日付時刻を教えて貰えればこちらとしても予定が立てられて助かるのですが……。 -- 名無しさん (2013-01-28 00 30 17) お返事お待たせしてしまい申し訳ございませんorz 現在グラフィック終了、組み込みまちになりますので、組み込まれ次第村たてとなります! -- うに (2013-02-01 23 48 42) 名前 コメント 基本操作等 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理
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前ページ次ページゼロの夢幻竜 ゼロの夢幻竜 第十三話「使い手の剣」 ルイズとラティアスは大通りであるブルドンネ街から外れた裏路地を進んでいく。 というのは、あれだけ注意したにも拘らず、ラティアスはしょっちゅうルイズのマントをくいくいと引っ張っては「あれは何?」といった感じで質問したからだ。 その度にルイズは彼女の耳元で囁く様に説明をしなければならなかった。 それにいい加減疲れてしまったルイズは目的の場所へさっさと向かうことにしたのだ。 さて、ここまで来ると表の華やかさはどこへやらといった雰囲気。 思わず息を止めたくなる様な悪臭が忽ち二人の鼻腔を襲う。 それに数歩ごとに嫌な感触が襲ってくる足元にも目をやりたくないものだ。 暫く歩くと四つ角に出る。幸いここは日も当たるし臭いもそこまで酷くはない。 ルイズは周囲をきょろきょろと見回す。 「ピエモンの秘薬屋の近くだったから、この辺りなんだけど。あ、あった!」 剣の形をした銅の看板。 武器屋であるらしいそこに、ルイズとラティアスは石段を登り、羽扉を開けて中に入った。 内部は結構薄暗く、壁という壁、棚という棚に剣や槍、矛や盾等が乱雑に並べられている。 立派な甲冑が飾ってあったり、大きめの暖炉が据えられているあたり、室内の意匠には凝っているらしかったが、如何せん立地が立地なので少々余計とも言える。 店の奥では五〇過ぎの男がカウンターに寄りかかりながら、胡散臭そうに入ってきた二人を見つめていた。 が、その態度はルイズの紐タイ留めに描かれた五芒星を認めると一変する。 「旦那。貴族の旦那。うちはまっとうな商売してまさあ。お上に目を付けられるような事なんかこれっぽっちもありませんや。」 「ちょっと。何と勘違いしてるのよ。……客よ。」 「こりゃおったまげた!貴族が剣を?おったまげた!」 「どうして?」 「いいえぇ、若奥様。坊主は聖具、貴族は杖、兵士は剣、そして陛下はお手を振りなさる、と。これが世の中ってものですぜ。」 「使うのは私じゃなくて私専属のメイドよ。」 言ってからルイズはラティアスの方をちらりと見る。 彼女は楽しそうにそこらの樽に置いてあった剣を引き抜いてブンブンと振っている。 或いは槍や矛を持って仮想の相手を突っつく真似をしていた。 その様子を妙に思った主人は怪訝そうな声でルイズに訊ねる。 「メイドとはあちらのお方の事ですかい?」 「そうよ。」 「こりゃまた随分と用心深いお方で。ゲルマニアかガリアの国境に近い所の出身ですかい?」 「どうしてそんな事を?」 「なあに、ちょっとした推測でさあ。デカい戦まではいかなくとも、お隣さんとのいざこざに備えてるのかね、と思いまして。」 「まあ、そんなところね。あの子に合うような武器を見繕ってくれる?」 その一言に主人の表情は暗くなる。 「若奥様。男の執事なら兎も角、あの様な小柄で非力な婦女子が振るう武器となると数は限られますぜ。」 「それでも良いわ。」 そうルイズが即答したのを聞いて、主人はいそいそと店の奥に引っ込む。 ややあって、彼は1メイル程の華奢なレイピアを持ってきた。 細かな装飾が施されており、短めの柄にハンドガードも付いているが、どことなく頼りなさそうな代物である。 が、あまり贅沢は言えないものである。 「おいくら?」 「手のかかった代物でさあ、魔法もかけられていて鉄でも切れますから安くはありませんぜ。」 「私は貴族よ!」 「おお、そうでした、そうでした。それでは……エキュー金貨で1500、新金貨で2000。」 主人の答えにルイズはすっかり呆れた為か開いた口が塞がらない。 それもその筈。彼女はその額面がどれ程の物かをよく知っていたからだ。 「ウチの国での年金三年分じゃないの。ふっかけてんじゃないでしょうねえ?!」 「とんでもない。最初に言ったでしょう?うちはまっとうな商売やってるって。これも十分真っ当な値段でさあ。」 「新金貨で100しか持って来てないわ。」 その瞬間主人の目が意地悪に鋭く光る。 彼の読みは当たった。恐らくこの貴族はまともに買い物すらやった事もないのだろう。 でなければ、少しふっかけてあったって剣の値段程度で驚くという事は無いだろう。 いや、それ以前に自分から財布の中身をばらすなぞ交渉事の下手糞な人間のやる事だ。 主人は話にならないとばかりに手を振る。 「こういった剣はどんなに安くても新金貨200は相場ですぜ。持ってないって言うんなら出直しな。」 ルイズの顔が憤りと恥ずかしさで一気に真っ赤になっていく。 そんな主人の様子をラティアスは寂しげに見つめていた。 と、その時だった。室内に低い男の声が響き渡った。 「へっ!そんなお飾りが1500?笑わせてくれるな!」 店の中にいるのは主人とルイズとラティアスだけである。 他に人影は見当たらない。 だが姿無き声は更に続いた。 「それとそこの嬢ちゃん。そんななりで武器を振るおうって?おでれーた!冗談も休み休み言え!あんたにゃその腕と同じくらい細い木の枝がお似合いだぜ!」 その声に店主は頭を抱え、苦虫を噛み潰したような顔をする。 ラティアスは訳が分からなくなって周りをきょろきょろと見回すが、やはり誰も見当たらない。 声は調子に乗ったのか、僅かに笑いを含めた声で締める。 「それが分かったんならとっととけつ上げてうちに帰りな!」 「失礼ね!さっきから一体誰よ?」 「おめえさんらの目は節穴か?!」 ルイズが声の発生源を見つけられない事に、その声は痺れを切らしたように怒鳴りだした。 そこで、ルイズがラティアスの近くに寄り、よく探すと声は正体を明かすように言った。 「ここだよ。ここ。まったくこんな事に気づかないとはな……」 声の主、それは一本の細い薄手の錆付いた剣だった。 刀身は長く1.5メイル程だろうか。 声がする度に鍔に当たる所がカチャカチャと動いていたので、気をつけていれば確かに分かるものだった。 ラティアスは喋るその剣を樽から引き抜き、それから全体を調べるように眺める。 主人はいい加減にしろとばかりに声を荒げて言う。 「やい、デル公!お客様に失礼な事を言うんじゃねえ!」 「お客様だァ?おいおい!剣どころかそれより軽いモンもまともに振れなさそうなガキんちょがお客様ってか?!ふざけるんじゃねよ!耳ちょんぎってやるからこっち来い!!」 そんな遣り取りを余所に、ルイズはデル公と呼ばれた剣を指差しながら主人に質問する。 「これって……インテリジェンスソード?」 「そうでさ、若奥様。意思を持つ魔剣、インテリジェンスソードでさ。一体どこの物好き魔術師が始めたのやら。剣を喋らせるなんて……兎に角やたらめったら口が悪いわ、客に喧嘩を売るわでこちとら扱いに困ってるんですわ…… やいっ、デル公!これ以上お客様に生意気な口をきく様なら貴族様に頼んでてめえを溶かしてもらうからな!」 「おんもしれぇ!やれるもんならやってみろぃ!どうせこの世にゃ飽き飽きしてたところだよ!上等じゃねえか!」 「ようし、二言は無いからな!やってやるぞ!」 主人は腰を上げ二人の元に近づく。 その時、ラティアスは心の声を剣だけに向けて訊ねる。 「あなたの名前ってデル公っていうの?」 「違わい!デルフリンガー様だ!よォく覚えとけ!」 そこで剣はラティアスの話し方に気づいたのか、ルイズや主人にも聞こえないくらいの小さな声で喋り出した。 「……おいおい。こいつぁおでれーた。口もそこから出る声も使わずに話すってか。長いこと生きてるがこんな事は初めてだ。おまけによぉ……お前さんのこと見てくれで見損なってたが……『使い手』か。こいつはまじでおでれーたよ!」 「あのぅ……『使い手』って何ですか?」 「ふぅん。自分の実力も知らねえのかよ。よし、それじゃ良い機会だ。ちっとばかしその欠片ってヤツを見してやんよ。」 「何をするんですか?」 「なあに、ちょいとした事よ。それに貴族の娘っ子には良い薬にもなるだろうよ。先ずカウンターの上に置いてある剣の所まで行きな。」 言われてラティアスは剣を持ったままカウンターの所まで行く。 そこには確かに先程店主がルイズに薦めた剣があった。 剣、ことデルフリンガーは陽気な声で店主に向かって叫ぶ。 「ぃよう、主人!でろでろの鉄になる前に一花咲かせてくれよ!それと貴族の娘っ子!こっちをよぉく見てな!」 突然の口上に唖然とする二人。 が、デルフリンガーは構わず小声で続ける。 「いいか?俺が喋り終えたら直ぐに俺を振り上げてこの剣の真ん中辺りに叩きつけるんだ。」 「でもそんな事したら……!」 「兎に角やってみろぃ!それで俺とこの剣、どっちに価値があるのかはっきりする筈だぜ。」 「わ、分かりました!」 その言葉を言い終わらない内にラティアスは剣を振り上げ、思いっきりカウンターにデルフリンガーの刀身を叩き付けた。 瞬間、主人とルイズの叫び声と共にガキンという音が響き渡る。 「なああっ?!デル公!てめえっ!お客様を嗾けてなんてえ事をっ!!」 信じられない光景に店主は呻く。 それからルイズは一拍遅れてラティアスが何をしたのかを理解し、彼女を怒鳴りつけた。 「あんたっ!一体何してんのよっ!新金貨で2000もする物を……って、あら?」 ルイズの怒鳴り声は急激に小さくなった。 『鉄をも切る事が出来る』という触れ込みで紹介されたレイピアは真っ二つに割れていたからだ。 一方、錆付いた剣の方は何の変化も無い。 呆気に取られるルイズにデルフリンガーは補足説明をしていく。 「折られた剣の断面を見な。金属の混じり具合がバラバラだろ?つまりこいつぁ、剣の形をした鋳型にまともじゃねえ金属をぶち込んで作ったペテン物だって事さ。金色に光ってるのは只の塗装よぉ。 これじゃお前さんが婆さんになるまで研いだって何も切れやしねえよ!だから言ったろ?お飾りだって。」 得意気に話すデルフリンガーだったが、直ぐに黙る事となった。 ルイズが物凄い勢いで後ろを振り返り、これまた物凄い勢いで店主を睨みつけたからである。 店主はまるで金縛りをかけられた様にその場に立ちつくす。 すると、ラティアスがルイズだけに向けて話しかける。 「ご主人様!私これ欲しいです!」 いきなりの声に驚いたルイズだったが、それとはなしに聞こえるよう言葉を選んで応対する。 「はあ……もっと綺麗なやつがこいつを折ってくれれば良かったのに……この子がこの錆付きの剣、気に入ったらどうしよう。」 「でも凄いじゃないですか!こーんなに錆だらけで見た目ボロボロそうなので、おまけに、今剣を折ったってばかりなのに傷一つ付いてないですよ?!それに……」 ラティアスは一旦言葉をきって剣を構えるポーズを幾つかやってみる。 その時ラティアスだけにしか気づく事が出来なかったが、左手のルーンが朧気に発光していた。 「何かとても自分にぴったりしているみたいで……昔から使っていたみたいで……兎に角これ欲しいんです!買って下さい!」 「俺はよ、嬢ちゃんは俺の事気に入ったと思うぜ、娘っ子。俺を買いな。」 デルフリンガー自身までもが‘買え’と言い出す始末。 他に買えるような剣も無さそうなので、しょうがなくルイズは主人に値段を訊いた。 訂正、物凄い気迫込みで。 「あれ、お幾ら?」 「へ、へえ。新金貨100でさ。」 「随分と安いのね。」 「こっちにしてみりゃあ厄介払いでさあ……へへへっ。」 「ふうん……」 そう言いつつルイズは、ラティアスが首から下げていた自分の財布から、新金貨を10枚だけ手にして主人の手に掴ませた。 驚いたのは主人だ。 「新金貨100だって言いましたぜ?!」 「あんたねぇ……あんな錆付きの剣でも簡単に折れるような飾り物を、その20倍の値段で売り飛ばそうとしたくせに何言ってんのよっ?!メイジをペテンにかけるような真似して!10枚払うだけでも有り難く思いなさいよっ!!」 その烈火の如き怒りの勢いに主人は最早何も言えなくなる。 「おほー。気の強ぇ娘っ子だなぁ。こりゃ良い眺めだねぇ。ま、娘っ子に逆らわない方が得策だと俺は思うけどなあ、ご主人よぉ?」 と、デルフリンガーが言う。 とうとう主人は根負けしたのか、小さく「毎度」とだけ言って金貨を受け取る。 それからラティアスからデルフリンガーを受け取り、それを鞘に収めた後で改めてラティアスに渡した。 「どうしても煩いと思ったら、こうして鞘に入れれば落ち着きまさあ。」 しかしルイズはそれを聞く事も無く、ラティアスが剣を受け取ったと見ると、その手を引いてさっさと店から出て行った。 主人は呆然としていたが、カウンター上の折れた剣を見ると急に現実に引き戻される。 そしてやってられないとばかりに、引き出しから酒壜を取り出しあおり始めた。 「新金貨で1500もしたのに……ちっくしょおぉぅっ!今日はもう店じまいだっ!」 前ページ次ページゼロの夢幻竜
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ハートの女王 名前:Queen of Hearts デビュー:『ミッキーの夢物語』(1936年) 概要 ミッキーマウスが迷い込んだ鏡の国のカードの女王様。 女王と楽しく踊っているミッキーを見て嫉妬したハートの王が、ミッキーに襲いかかる。 登場作品 1930年代 1936年 ミッキーの夢物語 2010年代 2010年 ディズニー エピックミッキー ミッキーマウスと魔法の筆
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アルヴィーズの食堂に戻ってきた巧を待っていたのは 「見ていたぞ~、カッコ良かったぞ~、我等の剣! 」 やたらムサい見知らぬ親父からの接吻と抱擁だった。 何すんだ、誰がいつからお前の剣になったんだ、と引っぺがして反論しようとするが、 「照れなくていい! この俺にはわかる! あの素早い銃さばき! あの流れるような剣さばき! そして、最後の目にも止まらぬ早業! お前さんは若くして数多もの修羅場を潜り抜けてきた歴戦の兵に間違いねぇ! 」 とまぁ興奮気味の親父は、こちらが言う前にまくしたてるまくしたてる。 喋り疲れて息をついている間に用件を伝えると、 「何、決闘前に飲み損ねたスープをな!? へぇ、あの床に置いてあった奴か! 偉大なる我等の剣にそんなみみっちいもん飲ませる訳にはいかねぇ! ちぃと待っててくれ、すぐにいいもん用意してやっから! 」 と言って、親父は厨房に駆け出していった。 その辺にいた給仕から聞いた話だと、 あの親父、学院のコック長を勤めるマルトーは貴族やら魔法やらが大嫌いらしく、 イバり腐ったメイジのガキをやっつけた巧が救国の勇者にも見えたそうだ。 何言ってんだ、いちいち大げさなんだよ。んな大したモンでもねぇだろ。 「いいや、大したもんだぜ。お前さんはな」 戻ってきたマルトーが持ってきたのは 今日のディナーで出す予定という熱々のビーフシチューだった。 使い魔の夢 食堂を出て、ファイズギアの入ったケースを引っさげ本塔を背にどことなく歩く。 (まだ舌がヒリヒリしやがる……) 厨房にいたコック、給仕の連中にも見守られる形で 逃げ出すこともフーフーすることもできずに食べきったビーフシチューは 鍋焼きうどんよりも熱いと感じられた。美味いかどうかもわからなかった。 見ていた面子の中にシエスタがいないことが気になったのだが、 聞くと洗濯物の取り込みに行っているらしい。 あんなことがあった後なのにいつも通り仕事をしてて、立派なもんだと思う。 俺なら絶対バックレてる。 そうだ、唯一マシって言えるのはシエスタぐらいなものだ。 ルイズだの、コッパゲだの、ギーシュだの、マルトーだの この世界の奴等は勢い任せで自分の都合ばっかり押し通そうとする。 この世界……!? ハッとしてポケットから携帯を取り出す。 もしかしたら。 はなかった。電波の受信レベルは圏外のままだった。 それでもと、アドレス帳から片っ端番号を引っ張って、かけてみた。 今はただ、真理や啓太郎達の声が無性に聞きたかった。 しかし、どれも反応は例外なく、 『ただ今、電波の届かない―――――』 どういうことだ? あの時、ファイズに変身できたのは ここからスマートブレインの人工衛星に電波が届いたからじゃないのか。 ここと地球と何処かで繋がっているからじゃないのか。 なら、他にどんな理屈で俺は変身できたんだ? やっぱり、この何でもありの異世界だからできたってことなのか。 巧は膝を抱え、しゃがみ込んだ。 「ワケわかんねーよ……」 「そうね、私もわからないわ。あんたが」 後ろから声がした。 ルイズだった。 ルイズは物凄い勢いで巧を自分の部屋に引っ張り込んだ。 「昨日は、状況を説明することで忙しかったから 落ち着いて聞くことができなかったけれど」 「何をだよ」 「あんたのことよ、ほとんど聞くことができなかったじゃない。 知ってることを洗いざらいしゃべってもらうわ」 「嫌だね」 今はペラペラ話せる気分じゃない。一人きりになりたかった。 「ふぅん、そういう態度を取るの……」 ルイズの顔がにやりとした。また飯抜きか。 バーカ、コッパゲの野郎がいる限り、その手はもう通用しねぇんだよ。 「話さないのなら、アカデミーにでも送ってやろうかしら」 「アカデミー? 」 なんか嫌な響きだ。 「王室直属の魔法の研究所のことよ。 あの「ばいく」やその道具もろともあんたの事も調べさせてもらうわ。 体をバラバラにしたりとかしてね」 人体実験でもするのか、そいつはシャレにならない。 「ここで知ってることを話すか、アカデミーで調べられるか。 今のあんたにある選択肢はこの二つよ」 「……何が知りたいんだ? 」 後ろの選択はもっての他だ、もう一方を選ぶしかない。 「そうね、色々とあるけれど、まずは嘘をついたことを謝ってもらおうかしら」 「嘘なんてついた覚えはない」 ルイズは鬱憤を晴らすかの如く、怒鳴り散らした。 「ついてたじゃない! 只の洗濯屋の奉公人がどうしてあんな道具とか武器とか持ってるのよ! 」 対して、巧は淡々と答えた。 「戦うためだ」 「誰とよ? 」 「オルフェノクとだ」 「オルフェノク? 」 オルフェノク。 一度、死を経験した人間が生前以上の能力を身につけて甦った姿。 人類の進化形を自称する異形の存在。 他の人間達を使徒再生という手段を使い自らと同じオルフェノクに変える事で 数を増やし、世界の支配者に君臨しようとする人類の天敵。 「つまり、あんたはこの道具を使って「ふぁいず」とかいうのに変身して その吸血鬼みたいな化け物と戦っていたってこと? 」 「ああ」 大方は話した。ベルトのこと、ファイズのこと、オルフェノクのこと。 「……おかしいじゃない? 」 ルイズの顔は眉間に皺を寄せたままだ。 「何がだ? 」 「そんな化け物がいたら、普通はその地方を治める領主が騎士を率いて何とかするのが筋でしょ? 何で、一介の洗濯屋で奉公してるだけのアンタがわざわざ戦う必要があるのよ? 」 少し思案した。 こいつの中では俺はまだこの異世界のどこかに住んでいた平民という認識なんだろう。 地方の領主……、この場合は何故、強大な組織を当てにしなかったのかという事を聞いているのか。 世界を牛耳る大企業スマートブレインはオルフェノクの巣窟だった。 民衆を守るべき警察とも手を結び、何度もベルトや巧達の命を狙った。 自分達の力だけで戦ってきたのは、組織もまた敵の一部であったからだ。 巧は形だけそのままのことを言った。 「そいつらもグルだったんだよ」 一応本当のことだ。 信じる信じないはこいつの自由だが。伝える事は全部伝えた。さっさと解放してくれ。 そのままルイズは少し考え込んだ後、唐突に言った。 「ちょっとそのベルト貸しなさい」 巧の傍らに置いてあるファイズギアのケースを指差す。 「何でだよ」 「使い魔のあんたに変身できて、ご主人様である私にできないなんてことはない筈よ」 おい待て、それはどんな理屈だ。 「何かワクワクするわね」 ベルトを腰に巻き、携帯を握り締めたルイズは弾むような笑顔だった。 「そんなもんか」 自分がこのベルトを巻いている時は、いつも心臓バクバクいわせていたものだが。 「それで、ここからどうするの? 確かあんたがやってた時はこれのフタを開けて……わっ、何コレ!? 」 携帯の表示画面を初めて見て仰天するルイズを尻目に巧は冷めた目で言った。 「下に数字を押す所があるだろ? 5の数字を三回押してみろ」 「5の数字ってどれよ?」 そうか、異世界だから使ってる文字も異なれば数字の表記も違うのか。 「ド真ん中の奴を三回だ」 両手で携帯を持って、たどたどしくボタンをプッシュするルイズ。 「押したわよ」 「次にエンターキー……その上にある細長い奴を押すんだ」 「これね……っと」 『Standing By』 「しゃべったわ、このマジックアイテム!? インテリジェンスソードとかと一緒の類なのかしら? 」 「さぁな」 何だ、そのインテリ何とかってのは。 「フタを閉じて、そいつをベルトの窪みに差し込むんだ」 「……変身とかって言わなくてもいいの? 」 「別にいいんじゃねぇか」 「そう? で、でも、こういうのはちゃんとしないと」 妙に真面目だな、お前。 両手で携帯を天にかざして、ルイズは叫んだ。 「へ、変身! 」 ファイズフォンをベルトに差込むと――――、 『Error』 ベルトは吹っ飛び、その衝撃でルイズの体はベッドに倒れ込んだ。 やっぱりな。 「……」 巧は密かに安堵していた。 ファイズのベルトに適合しないという事はこいつはオルフェノクじゃない。 魔法が使えるだけのただの人間だ。 まぁこれで、こいつもあきらめて、俺を解放す…… 「…………じゃない」 は? 「マジックアイテムの癖に、この私に抵抗するなんていい度胸してるじゃないっ! 」 ルイズはベッドから跳ね上がると、再びベルトと携帯を手に取った。 「おい、まだやるのかよ!? 」 「ええ、何度だってやってやるわよ! この生意気な道具に私を認めさせるまで絶対あきらめないんだからっ! 」 鬼気迫る目つきだ。さっきの決闘の時、泣き腫らしてたのと同じ奴とは思えない。 「へ、へんしーん! 」 『Error』 「ヘンシ――ん! 」 『Error』 あーあ。 その日、ルイズの部屋から「へんしん」という謎の奇声が絶える事はなかった。 決闘の一部始終を『遠見の鏡』から覗いたオスマンは 報告書と睨めっこをしていた昼間の時と同様に溜息をついていた。 ミス・ヴァリエールの使い魔の青年に対しての疑念が尽きないからだ。 あの決闘の顛末を見ることでそれはさらに深まってしまった。 果たして彼は銃や剣を手にした時に、 己の左手のルーンが光っていた事に気付いていただろうか。 その時浮かんだ文字はコルベールが言っていたとおり、 間違いなく伝説の使い魔『ガンダールヴ』の物だった。 その時の彼は確かに伝説の名に恥じない動き、反応をしていた。 これだけなら暇を持て余した王宮の連中に知らせず自分の胸一つに留めて置けばよかった。 そう、真に頭を抱えるべきなのはここから。 謎のベルトを使って赤い光と共に現われた鎧を纏った瞬間から、 それまで苦戦していたギーシュのワルキューレを一気に打ち破った。 その鎧が数年前、自分を危機から救ったあの『狂乱の環』の鎧と似すぎているのだ。 異質の力を秘め、『あの時の男』と同じような道具を使う。 彼は一体全体何者なんだろうか? 考え込むのも限界に来たので、オスマンは学院長室を出た。 向かう先は、一階下にある宝物庫のとある一室。 最高権力者である自分しか持つ事の許されない鍵で錠を開け、 入ってすぐに『ロック』の呪文で施錠した。 部屋の中にあったのは額縁に収められたたった一枚の絵。 どうにも気分が優れない時は、いつもこの絵を眺める事で癒されてきた。 「彼はこれについても何か知っておるのかのぅ……」 雄大な星空をバックにしたその絵の中央には、変わった形の『蝶』が描かれていた。
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土曜早朝のローカル情報番組 (テレ朝系) HTB「イチモニ!」(6 30~8 00)/ヨドバシカメラ、COO RIKU(ペットショップ)、AEON メ~テレ「ドデスカ!ドようびデス。」(6 30~7 55)/(前半)お肉の専門店 スギモト、ホンダロジコム株式会社、OKURA 大倉 (後半)株式会社トップ、NTT西日本 ABC-TV「おはよう朝日・土曜日です」(6 30~8 00)/6 41頃~[スポーツ スポーツ・駒井千佳子の芸能NOW!]/- 6 54頃~[ニュースヘッドライン]/- 6 57頃~[おは土情報アップデート]/明治安田 7 22頃~[週刊!すっぴん芸能]/T.M.G 7 37頃~[土日どーする?]/HIS 7 51頃~[ニュース・週末の星占い]/ACeCOOK(エースコック)
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ドリームコインで買えるものリスト この夢の世界では以下のものを買い揃えることが出来ます。 自分の覚えていないスキル 武器(予定) アイテム(予定) パラミタにどんなスキルがあるかはこちらをご参照ください。 http //souku.jp/worldguide/wg_04.html スキルの値段表 自分のクラスと同じで覚えていないスキル1つ目 コイン1つ 自分のクラスと同じで覚えていないスキル2つ目 コイン2つ 自分のクラスと同じで覚えていないスキル3つ目 コイン3つ これに4つ目はいまのところありません。 これはパートナーにも同じ価格で覚えさせれます。 例 自分がウィザードで氷術と雷術を覚えさせたいのでコインを3つ支払う。 自分がウィザードでパートナーがプリーストでスキルを一づつ覚えさせるからコイン2つを支払うといった感じです。 買い物は欲しいものをメールで受け付けます。アドレスはシナリオ参加時にお教えします。 また、返品はリアルでそのスキルを覚えた時だけ受け付けます。 ここは随時更新予定です。 今度は自分のクラスの範囲外のクラスのスキルを予定しております。