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[メイン]たいたい竹流(torgtaitai):どどんとふへようこそ!(Welcome to DodontoF !) [メイン]たいたい竹流(torgtaitai):操作方法が分からなくなったら、メニューの「ヘルプ」=>「マニュアル」を参照してみてください。 [メイン]どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 36 】 へようこそ! ======= [メイン]どどんとふ:「」がログインしました。 [メイン]ラーオル:テスト [メイン]フリートン:てす [メイン]ラーオル:テスト [メイン]フリートン:てすと [メイン]ラーオル:テスト [メイン]フリートン:あ [メイン]ラーオル:テスト [メイン]フリートン:ふりーとんはらーおるをしばいた [メイン]ラーオル:テスト [メイン]ラーオル:テスト [メイン]ラーオル:テスト [メイン]ラーオル:テスト [メイン]GM:えーでは何故か「旧支配者のキャロル」だけが鳴るRythmバグのなかで開始したいと思います。 [メイン]GM:セッション「迷いにゃるオーバーラン!?」開始です。 [メイン]GM:--- [メイン]ラーオル:(*’ω’ノノ゛☆パチパチ [メイン]GM:では、それぞれの人は白い壁紙に囲まれた誰かの私室のような場所で目を覚まします。 [メイン]GM:お互いの姿が見えると、見覚えのある人影が目の前にいるのに気づくでしょう。 [メイン]雄峰 俊子:「あー、なんか見覚えがあると思ったら二人じゃないか? ここは何なんだい?」 [メイン]フリートン:「おお、俊子殿ではないか」 [メイン]フリートン:「私もよく分からんのだ」 [メイン]雄峰 俊子:[ [メイン]ラーオル:[お,僕っ娘!] [メイン]フリートン:「・・・」 [メイン]雄峰 俊子:「ラーオルちゃんは何か知ってる?」 [メイン]ラーオル:[しらんよ] [メイン]フリートン:ラーオルの姿を見てすごく嫌な顔をする [メイン]フリートン:しっし、あっちいけ [メイン]ラーオル:[おおおおお!フリ~トン! 久し振り~ 元気にしてたか~] [メイン]GM:では、 [メイン]フリートン:「あんたもいたのか・・・」 [メイン]ラーオル:ニヤニヤ [メイン]GM:では、そんな風に歓談していると三人はその声に気づきます。 [メイン]フリートン:「まぁ、あの女よりマシか・・・」 [メイン]にゃる様:「おい」 [メイン]フリートン:「?」 [メイン]にゃる様:「無視するな」 [メイン]ラーオル:[お?] [メイン]ラーオル:[フリ~トン~ 無視するなってよ~ 無視しちゃダメだよ~]ニヤニヤ [メイン]フリートン:かちゃ、すぅー [メイン]フリートン:煙草を吸い始める [メイン]ラーオル:[臭いよ!ここは禁煙室だぞ!] [メイン]フリートン:ラーオル最高指揮官完全無視一服★ [メイン]フリートン:「うむ、やはり一服はこれに限るな」 [メイン]ラーオル:[としこもなんとか言ってやれよ] [メイン]フリートン:「チンピラどもが作った安物とは違う」 [メイン]雄峰 俊子:「いや、反応してあげてれば……?」 [メイン]フリートン:「私の回りにはろくな女がいない」 [メイン]ラーオル:[ダメだ…猫耳の無い人間はまともなやつが居ない…] [メイン]フリートン:「愛しのヨバンナ…やっぱりお前は最高の妻だよ」 [メイン]フリートン:「それに引き換えなんだこのがけっぷちは」 [メイン]フリートン:「いつも閃光弾ばかり投げてて色気の欠片もない」 [メイン]ラーオル:[おおおおおおん! それを言っちまうか! テメェに閃光弾食わせるぞ!] [メイン]にゃる様:[ [メイン]にゃる様:「おおおおおおおおおおおい!!!」 [メイン]にゃる様:「構ってよおおおおおおおおおおお」 [メイン]ラーオル:[まだ居たのか…] [メイン]GM:可哀想な少女が叫んでいます。 [メイン]フリートン:「あ?ああ」 [メイン]GM:では、少女はこほんと咳払いをして、シーンを変えるように話し始めます。 [メイン]ラーオル:[構ってちゃん?] [メイン]フリートン:「誰?」 [メイン]にゃる様:「……こほん、やーーーーーーーーーっと起きたな、お前ら!」 [メイン]ラーオル:[そうですね] [メイン]にゃる様:「お前ら、まずはそれぞれ自己紹介をするのだ!」 [メイン]フリートン:「お嬢さんは、一体?」 [メイン]フリートン:「いや、君はだれなのだ?」 [メイン]にゃる様:「ふふふ……私の名前を訊いたな!」 [メイン]フリートン:「ええと、はい」 [メイン]にゃる様:「えーっと、私こそは!! えっと、にゃ……ニャ……にゃぁ……?」 [メイン]フリートン:「にゃ…?君もこのグランドキャニオンの同類か?」 [メイン]フリートン:「帰ってくれ。私はナイアガラの滝には近寄らんぞ」 [メイン]GM:少女は何かに気づいたかのように手元にある緑色の表紙の分厚い本を開きます。 [メイン]GM:地面においてペラペラとめくっていくと何かを見つけたようです。 [メイン]にゃる様:「えーっと…あった!」 [メイン]にゃる様:「私の名前はにゃ、る、ら、と、ほてぷ。にゃるらとほてぷ!」 [メイン]フリートン:「?ぽぷてぴぴっくかな」 [メイン]にゃる様:「えーっと、えーっと、続きは……」 [メイン]にゃる様:「えーっと…その名前を聞いた探索者たちは、えーっと…奇妙な感覚に襲われます?」 [メイン]フリートン:「帰れ、クソ展開は間に合っている」 [メイン]にゃる様:「お前ら、SANチェックだ!」 [メイン]フリートン:「」 [メイン]GM:その少女の姿に奇妙な感覚をおぼえた探索者たちは0/1d3でSANチェックです。 [メイン]ラーオル:[巻き添え…] [メイン]フリートン:ccb =71 [メイン]フリートン:ccb =71 Cthulhu (1D100 =71) → 13 → スペシャル [メイン]ラーオル:1D100 =75 Cthulhu (1D100 =75) → 22 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:ccb =90 Cthulhu (1D100 =90) → 97 → 致命的失敗 [メイン]雄峰 俊子:1d3 Cthulhu (1D3) → 2 [メイン]雄峰 俊子:90 - 88 [メイン]雄峰 俊子:「にゃるらと……ってニャルラトホテプといえば!」 [メイン]ラーオル:[美味しそうな名前だね] [メイン]フリートン:「にゃるらとほてぷってなんだ…」 [メイン]雄峰 俊子:「知らないのかい? クトゥルフ神話の神の一柱だよ、どうやらイタズラに巻き込まれたらしいね」 [メイン]フリートン:「スケート場なら間に合ってるぞ」ラーオルを見ながらいう [メイン]ラーオル:[クトゥルフは知らないので…パラノイアしか…] [メイン]雄峰 俊子:「(危機感ねえこいつら……)」 [メイン]にゃる様:「よーし、SANチェックおわったな?」 [メイン]にゃる様:「これからお前たちを寝室に案内するぞ!」 [メイン]にゃる様:「ちゃんと自分の部屋をチェックするように!」 [メイン]ラーオル:[寝顔は見るなよ?] [メイン]フリートン:「寝室があるのか、そいつはいい」 [メイン]フリートン:「いちばんいい個室で頼む」 [メイン]雄峰 俊子:「なんでこいつら順応しているんだ……」 [メイン]にゃる様:「それから、ここは私の部屋だから何かあったら来るように!」 [メイン]フリートン:「まちがってもこのシベリア大地と一緒にしないように」 [メイン]ラーオル:[心配だ…フリートンに夜這いされるかもしれん…あいつ夜はケダモノっぽいし] [メイン]ラーオル:[としこも気を付けなよ…] [メイン]フリートン:「だれがやるかっ」 [メイン]雄峰 俊子:「いや、それよりも心配することがありそうな気が……」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]にゃる様:「しべ……? よばい……? 良くわからないがいくぞー!」 [メイン]フリートン:「どうせ追求しても答えちゃくれないんだろう?分かってるよ」 [メイン]フリートン:「まったく、なにが悲しくてこんなつるぺたと」 [メイン]GM:では、ニャルラトホテプ(以下、にゃる様)はドアを開け、三人を寝室に招きます。 [メイン]ラーオル:[としこのことかな?それはさすがにかわいそう…] [メイン]雄峰 俊子:「危機感なさ過ぎるだろ、君たち……(呆れ顔二回目)」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「ちょっとまて」 [メイン]フリートン:「個室じゃないのか????」 [メイン]フリートン:「個室にしろっ」 [メイン]にゃる様:「いや、その説明はこれから——」 [メイン]フリートン:「ハイ」 [メイン]にゃる様:「個室に決まっているだろー!! 制裁SANチェックだー!!!!」 [メイン]GM:では、三人は0/1d3でSANチェックです。 [メイン]ラーオル:[しっかり説明を聞きなさい!フリートン!] [メイン]フリートン:「」 [メイン]ラーオル:1D100 =75 Cthulhu (1D100 =75) → 93 → 失敗 [メイン]フリートン:ccb =71 Cthulhu (1D100 =71) → 77 → 失敗 [メイン]フリートン:1D3 Cthulhu (1D3) → 3 [メイン]ラーオル:1D3 Cthulhu (1D3) → 2 [メイン]フリートン:71→68 [メイン]ラーオル:75➡73 [メイン]フリートン:「てれぺろ」 [メイン]ラーオル:[フリートンのせいで…] [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 62 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:「フリートンさん……」 [メイン]フリートン:「すべてこの火星が悪い」 [メイン]ラーオル:[としこ!お前だけなんで成功なんだよ! 失敗しろよ!] [メイン]雄峰 俊子:「次、胸のことについて言及したらこのカメラの中身見せますよ」 [メイン]ラーオル:[ごめんね] [メイン]フリートン:「てらふぉーみんぐしとけ」 [メイン]GM:では、 [メイン]GM:三人それぞれは個室に通されます。 [メイン]GM:それぞれの部屋は赤、青、黄色、そしてもう一つ横の空き部屋には緑の札があります。 [メイン]GM:どうやら、それぞれ札の色にあった内装になっているようです。 [メイン]GM:その寝室の中は一律同じようなものです。 [メイン]GM:ベッド、机、いす、クローゼットの計4つの家具が置いてあります。 [メイン]雄峰 俊子:「何か手掛かりはないものか……」 [メイン]フリートン:「やれやれ、やっとゆっくりできる」 [メイン]フリートン:全てに目星 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 11 → スペシャル [メイン]GM:では、フリートンはそれぞれの部屋の机の上にメモが置かれていることに気づきます。 [メイン]ラーオル:[人の部屋をジロジロ見ないでくれ…] [メイン]GM:『後ろに注意せよ。牢に閉ざされし者は首を狙う。その見えぬ殺意に闘志は通じぬ。光を灯し続けろ。差し出すは裏切り者。後肢(こうし)を切り落とし牢にいれよ。裏切り者は最も短い。惑わされるな。印度から伝わりし聖獣の数は裏切り者の謎を指し示す。注意せよ。裏切り者は箱の中に身代わりを用意した』 [メイン]雄峰 俊子:「そういう趣味だったのか……よくないぞ……」 [メイン]フリートン:「ア●ウスさんかな?」 [メイン]フリートン:とりあえずメモの内容を共有します [メイン]雄峰 俊子:「何だこれは? 中二病か?」 [メイン]ラーオル:[おk,分かった了解了解] [メイン]フリートン:「そうであってほしいものだな」 [メイン]ラーオル:[ひどい…] [メイン]にゃる様:「ちゅうにびょうじゃなーい!! 制裁SANチェックだー!!!」 [メイン]GM:では、0/1d3のSANチェックです。 [メイン]フリートン:「」 [メイン]フリートン:ccb =68 Cthulhu (1D100 =68) → 31 → 成功 [メイン]ラーオル:1D100 =73 Cthulhu (1D100 =73) → 20 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 36 → 成功 [メイン]フリートン:「ちっ」 [メイン]にゃる様:[ [メイン]ラーオル:[ちっ] [メイン]にゃる様:「ふーっ、満足だ!」 [メイン]雄峰 俊子:「なんなんだこいつは……」 [メイン]ラーオル:[私も満足だ!] [メイン]フリートン:「ほんと、ろくな女と絡まんな...」 [メイン]フリートン:ぶつくさぶつくさ [メイン]にゃる様:「おー! 本当か? もうSANチェック一回やるか!!?」 [メイン]フリートン:「すみませんでした」 [メイン]ラーオル:[しね] [メイン]雄峰 俊子:「フリートンさんは口を噤んだほうがいいぞ」 [メイン]フリートン:「うーん、シベリア旅行でもして反省するかな」 [メイン]GM:えーでは、 [メイン]ラーオル:[一生鉄道建設させてやるよ!] [メイン]GM:フリートンはクローゼット内にハンガーが4つしかないことに気づきます。 [メイン]GM:どうやら完全に客を呼ぶための部屋のようですね。 [メイン]フリートン:「その不毛な大地を修正してからにしてもらおうか」言いながら気づく [メイン]フリートン:「?妙だな」 [メイン]フリートン:「ハンガーが少ないのはフラグか?」 [メイン]雄峰 俊子:「いや、ハンガーなんてこんなもんでしょ」 [メイン]ラーオル:[しね] [メイン]雄峰 俊子:「昔泊まったビジネスホテルでは二つしか無かったよ」 [メイン]ラーオル:[私の部屋には1つしかないよ] [メイン]フリートン:「うーん、そんなもんか?」 [メイン]フリートン:「粛清用のハンガーとかないの?」 [メイン]フリートン:「ロフィルナではありふれてるぞ」 [メイン]雄峰 俊子:「なんだよそれ、もっと粛清に向いてるやつがあるだろ?」 [メイン]ラーオル:[世紀末かな?] [メイン]フリートン:「ハイ」 [メイン]GM:では、 [メイン]GM:三人が寝室を確認し、部屋の外に出ると少女が仁王立ちでこちらを見ています。 [メイン]GM:えっへんという感じです。 [メイン]フリートン:「」 [メイン]にゃる様:「お前ら! 早速、この屋敷を色々と見て回りたいんじゃないのか?」 [メイン]フリートン:(また変なのがいるな) [メイン]ラーオル:[いえ,結構です] [メイン]フリートン:「回る前に休ませてくれよ・・・」 [メイン]雄峰 俊子:「おい、そんなこといってるとまた……」 [メイン]にゃる様:「制裁SANチェックだー!!!!!!」 [メイン]ラーオル:[嫌な予感] [メイン]ラーオル:1D100 =73 Cthulhu (1D100 =73) → 43 → 成功 [メイン]GM:では、0/1d3のSANチェックです。 [メイン]フリートン:「粛清するぞ💢」 [メイン]ラーオル:楽勝 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 56 → 成功 [メイン]フリートン:ccb =68 Cthulhu (1D100 =68) → 62 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:楽勝 [メイン]ラーオル:[ちっ] [メイン]フリートン:「がけっぷち」 [メイン]雄峰 俊子:「いい加減にしてくれ……」 [メイン]フリートン:「奈落の底まで狂ってるがいいわ」 [メイン]ラーオル:[しね] [メイン]フリートン:「はい、スンマセン」 [メイン]にゃる様:「ほら、座敷を見て回りたいんだろう?」 [メイン]フリートン:「あー、はいはい」 [メイン]ラーオル:[はよ案内せい] [メイン]雄峰 俊子:「とりあえずしたがっとけ……」 [メイン]フリートン:「そうだな・・・」 [メイン]にゃる様:「よし、そんなに言うのなら私が特別に許可してやろう!」 [メイン]フリートン:「アリガトウゴザイマス」 [メイン]ラーオル:[えらそう…] [メイン]にゃる様:「ただし」 [メイン]にゃる様:「あまりに調子に乗るようだと痛い目を見ることになるぞ?」 [メイン]フリートン:(めんどくせえなぁ) [メイン]ラーオル:[そうだね,気を付けなよフリートン君] [メイン]フリートン:「そうだな、不毛な大地の雪解けを願うよ」 [メイン]雄峰 俊子:「君たち二人共気をつけるべきは口先なんだよ……」 [メイン]フリートン:「そうだな」 [メイン]GM:では、 [メイン]GM:では、寝室前の廊下に三人+にゃる様は居ます。 [メイン]GM:それぞれの部屋の前に、部屋の内装の色と同じ札がかかっています。 [メイン]GM:また、青と黄色、赤と緑の部屋の間にそれぞれサイドテーブルがあり、 [メイン]GM:何かが置いてあるようですね。 [メイン]GM:では、全員は【目星】を振って下さい。 [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 79 → 失敗 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 32 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 62 → 成功 [メイン]ラーオル:[ちっ] [メイン]GM:では、フリートンはその青と黄色の部屋の間にあるサイドテーブルに興味が行きます。 [メイン]GM:そこには何の変哲もない花瓶が置いてありますが、花がささっていないのです。 [メイン]フリートン:「ふーむ」 [メイン]フリートン:「花がささっていないのは、仕掛けの予感がしますな」 [メイン]雄峰 俊子:「こんな雰囲気のいい洋館なら、花くらい変えてて良いものだがな」 [メイン]フリートン:「気のせいだといいが」 [メイン]ラーオル:[ここって洋館なの?] [メイン]GM:えー説明不足でした。 [メイン]GM:古い洋館ですね。 [メイン]フリートン:「外の様子がどうなってるのかしらんが、そうかもしれん」 [メイン]にゃる様:「お、なんだ? その花瓶が気になるのか?」 [メイン]フリートン:「そうですな、何か仕掛けでも?」 [メイン]ラーオル:[ラクーン事件とかありそうな洋館だね 地下でゾンビの研究とかしてそう]呟く [メイン]にゃる様:「ふふふ……気になるなら持ち上げてひっくり返してみたらどうだ?」 [メイン]フリートン:「ラーオル殿、どうぞ」 [メイン]フリートン:そういって、後ろに下がる [メイン]ラーオル:[いやいや,ここはとしこが…]そういって,後ろに下がる [メイン]雄峰 俊子:「え……いや、フリートンさん、一番の年長者ならやるべきでしょここは……?」 [メイン]ラーオル:[ですよねー❗全くその通りで❗] [メイン]フリートン:「いや、君はどんな怪奇現象も追いかける記者の鏡だろう?ここは気味のようなプロフェッショナルに任せるところだろう」ラーオルに銃口を突きつけながら言う [メイン]フリートン:誤字 君ね [メイン]にゃる様:「もしかして、見たくないのか……?」(不機嫌そう) [メイン]ラーオル:[いやいや,ここは凄腕記者のとしこがするべきでしょ! その豊富な知識で助けてくれよ!]閃光弾を構える [メイン]雄峰 俊子:「まずいぞ、侯爵、君が発端だろうこれは、君がやれ!」(カメラを構える) [メイン]フリートン:「いや、君 が や る べ き だ」 [メイン]にゃる様:「あー、もう、誰も見ないなんてつまんない!!!」 [メイン]雄峰 俊子:「これは……マズいぞ……」 [メイン]ラーオル:[いやいや,お 前 が や る べ き だ] [メイン]にゃる様:「つまらないから制裁SANチェック!!!!!!!!!!」 [メイン]フリートン:「はやくしろ」 [メイン]GM:では、0/1d3でSANチェックです。 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 68 → 成功 [メイン]フリートン:ccb =68 Cthulhu (1D100 =68) → 63 → 成功 [メイン]ラーオル:1D100 =73 Cthulhu (1D100 =73) → 14 → 成功 [メイン]ラーオル:[チェックしたからもういいだろ?] [メイン]GM:では、一行は不機嫌なにゃる様と共に移動していきます。 [メイン]にゃる様:「お前たちは面白くない! やる気はあるのか!?」 [メイン]雄峰 俊子:「やる気って……」 [メイン]ラーオル:[無いです] [メイン]フリートン:「あー、もう、うるせえなぁ。ありまぁす」 [メイン]雄峰 俊子:「ボクはいっそこの二人を撲殺すればいいか?」 [メイン]フリートン:「調べる前にまず情報がほしいな」 [メイン]フリートン:「ここは慎重に調べてみるとしよう」 [メイン]GM:えーでは、少女の部屋と他二つの部屋の前にある大広間に出てきました。 [メイン]ラーオル:[しね] [メイン]フリートン:げんこつを食らわす [メイン]GM:では、ラーオルは回避をどうぞ [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 7 → 成功 [メイン]フリートン:「避けるんじゃない」 [メイン]ラーオル:[美少女の頭を叩くとは侯爵失格だな] [メイン]フリートン:「美少女?」 [メイン]フリートン:「まぁいい、次だ次」 [メイン]ラーオル:[超絶美少女がただの美少女になってしまったらどうしてくれるんだよ!] [メイン]ラーオル:[しね] [メイン]フリートン:「世の中にはスケート場が好きな紳士もいるだろう」精一杯のフォロー [メイン]にゃる様:「こらー!! 喧嘩をするなー!! 制裁SANチェックだー!!!」 [メイン]GM:では、0/1d3でSANチェックです。 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 4 → 決定的成功/スペシャル [メイン]フリートン:ccb =68 Cthulhu (1D100 =68) → 80 → 失敗 [メイン]ラーオル:1D100 =73 Cthulhu (1D100 =73) → 20 → 成功 [メイン]フリートン:1D3 Cthulhu (1D3) → 3 [メイン]ラーオル:[嬉しみ] [メイン]フリートン:68→65 [メイン]GM:では、一時的狂気の処理を行います。 [メイン]GM:アイデアロールをどうぞ。 [メイン]フリートン:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 96 → 致命的失敗 [メイン]GM:では、フリートンは狂気に陥りかけたところでギリギリ持ちこたえます。 [メイン]ラーオル:[くそう…] [メイン]フリートン:「なんか残念そうだなこいつ」 [メイン]フリートン:「そんなに巻き込んでほしいのなら遠慮なく喋るぞ」 [メイン]雄峰 俊子:「アホ死ね」 [メイン]ラーオル:[しね] [メイン]フリートン:「しね」 [メイン]にゃる様:「しね?」 [メイン]ラーオル:[みんなしね] [メイン]にゃる様:「じゃあああああああ、っ」 [メイン]フリートン:「あー、次」 [メイン]雄峰 俊子:「おい誰かこいつを止めろ」 [メイン]フリートン:「お願いしますよ」 [メイン]ラーオル:[もう知らん] [メイン]GM:STR対抗でにゃる様の口を閉じることができますが試行しますか? [メイン]ラーオル:[としこ閉じろ] [メイン]雄峰 俊子:「ええっ、私がやるのかい?」 [メイン]ラーオル:[当たり前だろ] [メイン]ラーオル:[そのための記者なんだから] [メイン]雄峰 俊子:[ [メイン]雄峰 俊子:「記者ってなんだよ……」 [メイン]雄峰 俊子:STR対抗ロール [メイン]雄峰 俊子:ccb =-290 Cthulhu (1D100) → 61 [メイン]GM:判定値-290、つまり自動失敗ですね? [メイン]フリートン:わたしがやろうか? [メイン]フリートン:「ああもうめんどくせえな」 [メイン]GM:判定値-295です。 [メイン]GM:自動失敗ですね。 [メイン]GM:では、にゃる様の口を閉じることはできません!!!! [メイン]ラーオル:[もうだめだ,みんな死ぬんだ…ここで全員終わりなんだ…もう一度サニェーラに戻りたかった…] [メイン]にゃる様:「制 裁 S A N チ ェ ッ ク だ」 [メイン]フリートン:「悪趣味な奴だな。殺すのが目的ならさっさとやればどうだ?」 [メイン]GM:では、0/1d3のSANチェックです。 [メイン]ラーオル:1D100 =73 Cthulhu (1D100 =73) → 73 → 成功 [メイン]GM:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 37 → 成功 [メイン]フリートン:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 8 → スペシャル [メイン]GM:うーん、これは酷い。 [メイン]GM:まあ、皆さんは今大広間に居ます。 [メイン]GM:少女の部屋と他の二部屋の前です。 [メイン]GM:少女の部屋の対面には『出口』と書かれた押し扉がありますね。 [メイン]GM:大広間には廊下と同じように壁の方にサイドテーブルがおいてあります。 [メイン]GM:サイドテーブルの上の花瓶には、白い花が活けてありあますね。 [メイン]ラーオル:[出口らしいぞ?] [メイン]GM:もう一つサイドテーブルがあり、そこには青い髪の人形がありますね。 [メイン]フリートン:「やはりこの屋敷には何かがある」 [メイン]フリートン:目星 [メイン]ラーオル:私も目星 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 45 → 成功 [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 33 → 成功 [メイン]GM:では、二人は少し前に見た花瓶を思い出します。 [メイン]GM:ここに置いてある花瓶も同様のもののように見えます。 [メイン]ラーオル:[一緒やね] [メイン]雄峰 俊子:「白い花か」 [メイン]フリートン:「そうだな」 [メイン]フリートン:「うーむ、私は情報が出揃ってから調べるべきだと思うが」 [メイン]ラーオル:[せやな,調べてや] [メイン]雄峰 俊子:[ [メイン]雄峰 俊子:「今度こそは頼むぞ、侯爵」 [メイン]フリートン:「人の話をきけ」 [メイン]フリートン:「またSANチェックされたいのか??」 [メイン]雄峰 俊子:「それはもうこりごりだぞ……」 [メイン]フリートン:「何も情報がない今は、やめておいたほうがいいと思うぞ」 [メイン]ラーオル:[せやな] [メイン]雄峰 俊子:「そういえば、そこに『出口』って書かれた扉があるんだが……何なんだ?」 [メイン]ラーオル:[としこ行ってみろよ] [メイン]フリートン:「出口、ねぇ」 [メイン]フリートン:「待て」 [メイン]雄峰 俊子:「ん?」 [メイン]フリートン:「この花瓶といい、先程の部屋といい、嫌な予感がする」 [メイン]フリートン:「意識して見てなければ気づかないギミック・・・」 [メイン]ラーオル:[探偵かな?] [メイン]フリートン:「ここはやはり、勇気を出して調べてみるべきでは」 [メイン]フリートン:「うるせえ粛清するぞ」 [メイン]フリートン:「私がやろう」 [メイン]フリートン:「臆病者は引っ込んでいるがいい」 [メイン]ラーオル:[やったぜ] [メイン]GM:えらい、よしよし [メイン]フリートン:花瓶しらべますね [メイン]フリートン:もどってしらべよう [メイン]フリートン:最初の部屋から [メイン]にゃる様:「おー! やっぱり、気になるんじゃないか!」 [メイン]フリートン:「うむ、そうですな」 [メイン]にゃる様:「素直に最初に調べておけば良かったのに!」 [メイン]フリートン:「うむ、そうですな」 [メイン]にゃる様:「……なんか、返事が適当な気がするんだが?」 [メイン]フリートン:「いえ、そのとおりでございます」 [メイン]フリートン:「とにかく調べます」 [メイン]雄峰 俊子:「いや、あの、このバカはバカなので」 [メイン]雄峰 俊子:1d100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 63 → 失敗 [メイン]にゃる様:「うーん、まあ、そういうことなら許してやる……」 [メイン]GM:では、フリートンは花瓶の中身を除いてみます。 [メイン]GM:花瓶の中身は暗くて確認できませんが、何か鉄のすえたような匂いがします。 [メイン]GM:詳しくはひっくり返して中身を確認する必要があるでしょう。 [メイン]フリートン:衝撃を与えないように調べる [メイン]にゃる様:「爆弾だと思っているのか? はははっ! 面白いな、お前!」 [メイン]フリートン:フリートンは真剣に調べている [メイン]GM:では、フリートンは静かに中身を確認します。 [メイン]ラーオル:(爆弾であってくれ…) [メイン]フリートン:(とりあえず後であのつるぺたおしりぺんぺんしよう) [メイン]GM:液体が花瓶から出る共にその赤黒い液体が見えます。 [メイン]GM:その液体からは血の匂いが周囲へと漂います。 [メイン]GM:細かい浮遊物、また大きめの堅く白そうなものもあります。 [メイン]GM:この状況をみた三人は直観で死体が頭に浮かぶことでしょう。 [メイン]GM:1d3/1d5のSANチェックです。 [メイン]フリートン:「これは…」 [メイン]ラーオル:1D100 =73 Cthulhu (1D100 =73) → 6 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:「なんてことだ、イタズラにしては酷いぞ」 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 8 → スペシャル [メイン]フリートン:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 47 → 成功 [メイン]ラーオル:[トマトジュースだと思いたい…] [メイン]にゃる様:[ [メイン]にゃる様:「ははは、引っかかった!」 [メイン]フリートン:「・・・」 [メイン]にゃる様:「まるで人の死体を見たみたいだな!」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「では、次の花瓶ですな」 [メイン]雄峰 俊子:「一体何がここで起こってるってんだ……」(渋々付いてゆく) [メイン]ラーオル:[…]嫌々ついていく [メイン]GM:フリートンは脳内に想起します。 [メイン]GM:花瓶の底には謎の絵が書いてあったのです。 [メイン]GM:七人の人型をしたシルエットの中に一つだけ悪魔のような角の生えたものがある絵、 [メイン]GM:手をつないで円形になっている人型の中に一人だけそれがある絵です。 [メイン]GM:これは何かを示唆しているのではないか、フリートンはそう思います。 [メイン]フリートン:情報を共有します [メイン]ラーオル:[悪魔って…誰の事?] [メイン]雄峰 俊子:「そういえば、メモには裏切り者だとか書いてあったような気がするな。関係があるんだろうかな、いや、考えすぎか」 [メイン]フリートン:「裏切り者を生贄に捧げた。関係があるとするなら、そんなところか」 [メイン]フリートン:「無関係であることを願うが」 [メイン]GM:では、花瓶を調べますか? [メイン]フリートン:やりましょう [メイン]GM:では、フリートンは大広間の花瓶も確認します。 [メイン]フリートン:「ラーオル殿」 [メイン]ラーオル:[はい] [メイン]フリートン:「私は率先してリスクをおかした」 [メイン]フリートン:「次はあなたがやるべきだ」 [メイン]ラーオル:[いやです] [メイン]フリートン:「やれ」 [メイン]フリートン:銃口を突きつける [メイン]ラーオル:[いやどす] [メイン]ラーオル:花瓶を裏返します [メイン]ラーオル:無言で花瓶を裏返した [メイン]ラーオル:[みまーす] [メイン]フリートン:腕を後ろに回し、その様子を眺めている [メイン]フリートン:まるで独裁者のようだ [メイン]GM:では、ラーオルは花瓶をひっくり返します。 [メイン]ラーオル:[どれどれ…] [メイン]GM:白い花を取り除き、花瓶を傾け、そこから出てきたものを三人は目にします。 [メイン]GM:ただの水です。 [メイン]GM:どうやら普通の水の入った花瓶だったようです。 [メイン]ラーオル:ペロッ[ただの水にようだ] [メイン]フリートン:「なるほど、これは安全か?」 [メイン]ラーオル:[飲めるぞ] [メイン]フリートン:「よくやった。では、今後このようなものを発見した場合、交代で調べることにしましょう」 [メイン]ラーオル:[せやな] [メイン]雄峰 俊子:「ボクは、まあ、専門だしな」 [メイン]ラーオル:[よっこらせっと] 花瓶を持ちフリートンに次どうするか聞く [次は?] [メイン]フリートン:「それはラーオル殿が持ってるといいでしょう、私は」 [メイン]フリートン:「そこの怪しげな出口とやらを調べたい」 [メイン]フリートン:目星 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 44 → 成功 [メイン]GM:では、『出口』を凝視していると、にゃる様がフリートン氏の袖を引きます。 [メイン]フリートン:「ん?どうかされましたかな」 [メイン]にゃる様:「後悔するよ?」と微妙そうな顔で言います。 [メイン]フリートン:「ふぅむ?後悔、ですか」 [メイン]フリートン:どう思う、といった様子でラーオルと俊子の方を見る [メイン]フリートン:「この御方は人の失敗を喜び、何かといえばすぐに制裁を食らわせる。非常に危険な人物である」 [メイン]ラーオル:[見に行かなくても後悔するよね?] [メイン]雄峰 俊子:「従っといたほうが良いとは思うけどね」(ラーオルに意見を求めるように視線を向ける) [メイン]フリートン:「それが後悔すると、わざわざ忠告している」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「せめて喋り終わる前に言ってくれ」() [メイン]ラーオル:[ごめんね] [メイン]雄峰 俊子:「すまん」 [メイン]フリートン:「まぁ、そうだな。ここは忠告に従っておこう」 [メイン]にゃる様:「よし、それでこそ”参加者”の鏡だ!」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]ラーオル:[部屋で休憩したいな…] [メイン]フリートン:「まだ、進める先があるようだな」 [メイン]ラーオル:[進みます?] [メイン]ラーオル:[付いていく] [メイン]雄峰 俊子:「そうだな、忠告に従って進むべきだろうな」 [メイン]フリートン:「うむ、特に理由等なければ離れずに進むのが良いだろう」 [メイン]GM:では、一行+にゃる様は洋館の中を進んでいきます。 [メイン]GM:すると紫色の札の掛かった部屋が見つかります。 [メイン]GM:三人の寝室と同じような部屋に見えますね。 [メイン]GM:えー、リパコールではありません。 [メイン]フリートン:ハイ [メイン]ラーオル:[色とか関係あるんかな?] [メイン]フリートン:「ここは紫か」 [メイン]フリートン:入る前に目星 [メイン]フリートン:札に [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 33 → 成功 [メイン]ラーオル:[花瓶あったら順番的に調べるのはとしこだよね] [メイン]フリートン:「そうだな」 [メイン]GM:では、その札は普通のホテルにでもありそうな札です。 [メイン]雄峰 俊子:「まあ、やる場面があったら率先してやるよ」 [メイン]フリートン:ドアそのものに目星 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 50 → 成功 [メイン]GM:何の変哲もないアンティークなドアですね。ニス塗りが慎重で美しい高級ものです。 [メイン]フリートン:ドアに聞き耳 [メイン]フリートン:ccb =68 Cthulhu (1D100 =68) → 20 → 成功 [メイン]GM:では、 [メイン]GM:フリートンがドアに聞き耳を立てようとすると、その瞬間ドアがひとりでに開きます。 [メイン]フリートン:「おろ」 [メイン]ラーオル:[幽霊さんかな?] [メイン]GM:中からはとても美しい女性が一人出てきます。 [メイン]紫部屋の女性:「あら、あなた達はどなた?」 [メイン]ラーオル:[ここ女率たけーな] [メイン]フリートン:聞き耳の姿勢のままフリーズ [メイン]フリートン:うーんw [メイン]にゃる様:「お前らよくきけ!」 [メイン]フリートン:「ハイ」 [メイン]ラーオル:[ヘイ] [メイン]にゃる様:「こいつはお前たちが起きる少し前に起きた、同じゲームの参加者だ!」 [メイン]フリートン:「なるほど?」 [メイン]ラーオル:[これゲームやったんか…] [メイン]紫部屋の女性:「正直この部屋、目がチカチカして嫌なのよね」 [メイン]にゃる様:「き・さ・まー!! 制裁SANチ——もごごご!!」 [メイン]フリートン:「」 [メイン]ラーオル:[] [メイン]紫部屋の女性:「まあ、ゲームなら誰だって楽しく過ごしたいわよね?」 [メイン]フリートン:「そうですな」 [メイン]雄峰 俊子:「口が塞げた……?」 [メイン]ラーオル:[そうですね] [メイン]フリートン:「それで、貴女はこのゲームについて何か情報を?」 [メイン]ラーオル:[お姉さん何歳?] [メイン]フリートン:「しばくぞ」 [メイン]フリートン:「こほんっ失礼。我々もわけも分からずに連れてこられたもので・・・」 [メイン]紫部屋の女性:「お嬢さん、乙女の年齢は秘密ってものよ。あなたも乙女だから、分かるわよね?」 [メイン]紫部屋の女性:「すーっ、それでゲームについてだったかしら?」 [メイン]フリートン:黙って頷く [メイン]紫部屋の女性:「まあ、私も面白そうだったから見に来ただけで特に解く気もないのよね」 [メイン]フリートン:「ほう、しかしここで住み続けるわけにもいかないでしょう?」 [メイン]紫部屋の女性:「まあ、私にしてみれば別にここに住み続けても問題は無いのだけれど」 [メイン]紫部屋の女性:「もし出たいでのであれば謎は解かなきゃだめよ。もし難しかったら手伝ってあげる」 [メイン]ラーオル:[あざす] [メイン]フリートン:「ありがたい。この摩訶不思議な現象、貴女が同じ世界の人間であるとは限らないが、可能な限り礼は致しますよ」 [メイン]にゃる様:「むむ……面白くなってきたな……?」 [メイン]ラーオル:[律儀やね] [メイン]紫部屋の女性:「礼……礼ね……」 [メイン]紫部屋の女性:「まあ、無事出られると良いわね」 [メイン]フリートン:「では、これからよろしくお願いしますぞ」 [メイン]ラーオル:にゃる様にみんなに聞こえないようこっそり聞く[ねぇ,全員無事に帰れる事ってあるの?] [メイン]ラーオル:[死ぬ可能性のある罠とかあるのかな?] [メイン]フリートン:(なんだてめえつるぺたァ) [メイン]にゃる様:「ははっ! それはお前ら次第だぞ、このゲームは解けるようにできてるからな!」 [メイン]ラーオル:[くっ] [メイン]フリートン:「どうしたのだ?」 [メイン]ラーオル:[いや,ヒントはないかとにゃる様に聞いただけですよ] [メイン]フリートン:「なるほど・・・」 [メイン]フリートン:「なんにせよ、探索してみないことには分かりませんな」 [メイン]雄峰 俊子:「とりあえず、あのお姉さんは敵では無さそうだな」 [メイン]フリートン:「うん」 [メイン]ラーオル:[せやな] [メイン]GM:えー、では大広間から先には少女の部屋へ向かうルートと、倉庫へ向かうルートがあります。 [メイン]フリートン:「道が別れてるねぇ」 [メイン]雄峰 俊子:「少女の部屋は最初に言われてた場所だな」 [メイン]ラーオル:[どっちいく?] [メイン]フリートン:「とりあえずまだ詰まってないから、そこから先に調べてみるのも一つですぞ」倉庫の方 [メイン]ラーオル:[せやな] [メイン]フリートン:「では、異論がなければ」 [メイン]GM:では、一行は倉庫に向かいます。 [メイン]GM:その中は外見からでは思えないほどに薄暗く埃っぽいです。 [メイン]GM:金属製の棚のようなものが2m感覚で並んでいますが、 [メイン]GM:棚の間だけではなく床にダンボールが直置きされていたり、 [メイン]GM:箱の蓋が開けっ放しで放置されています。 [メイン]GM:本や工具などの様々な物が棚やダンボールの中に入っていますね。 [メイン]GM:また、一行の一番手前にはオレンジ色の髪の毛をした人形があります。 [メイン]GM:多くのものが置いてあり、何か役立つものがありそうです。 [メイン]ラーオル:[まるでロフィルナみたいな雰囲気の倉庫だね] [メイン]フリートン:「ころしますよ」 [メイン]ラーオル:[ごめんね] [メイン]フリートン:「あんた、アリウス様の前では言ってみろ」 [メイン]雄峰 俊子:「怖いわこの二人(コマンドー風)」 [メイン]ラーオル:[アリウス御姉様は素晴らしい方だ] [メイン]フリートン:「えーと、とにかく、これをすべて一人で調べるのは無理があろうかと思われる」 [メイン]フリートン:「分担して調べよう」 [メイン]雄峰 俊子:「それが良さそうだ、じゃあ、まずは私かな」 [メイン]雄峰 俊子:「何を調べるべきだろう?」 [メイン]ラーオル:[ではワシは工具を見に行く,なんか壊れてるものがあったら言ってよ] [メイン]フリートン:「了解した」 [メイン]ラーオル:ラーオルは花瓶を抱えながら工具のある場所へ歩いていった [メイン]フリートン:「私は棚を順番に。」 [メイン]雄峰 俊子:「じゃあ、私は本を調べるよ」 [メイン]フリートン:「本を調べるなら任せてくれ」 [メイン]雄峰 俊子:「分かった、じゃあ、こっちは適当に手助けできるところを見つけて調べるよ」 [メイン]フリートン:「よろしい、では、慎重に見ていこうか」 [メイン]ラーオル:ラーオルは使えそうな工具を持ってきた花瓶に入れたり大きいものは袖に入れたり… [メイン]ラーオル:壊れている物は分解して使えそうなものをどんどん花瓶へ入れている 目星します [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 35 → 成功 [メイン]GM:では、 [メイン]GM:段ボール箱の中の工具から鋸を見つけます。 [メイン]GM:極めて状態は良く、刃はフレただけでも切れそうです。 [メイン]GM:また、そのダンボール箱の奥には何かが見えます。 [メイン]GM:汚れた緑色の何か、ラーオルはそれを引き出してみます。 [メイン]GM:緑髪の奇妙な人形です。こんな変な場所に入った人形を見つけたラーオルは [メイン]GM:1/1d3のSANチェックです。 [メイン]ラーオル:1D100 =73 Cthulhu (1D100 =73) → 57 → 成功 [メイン]ラーオル:73➡72 [メイン]雄峰 俊子:「どうしたんだ? そんなダンボール箱の中を凝視して? [メイン]ラーオル:[なんやこれ…ロフィルナ製かな?] [メイン]フリートン:「聞こえてるぞ」 [メイン]ラーオル:[ごめんね] [メイン]雄峰 俊子:「おい、ケンカを始めたらまた奴が来るぞ」 [メイン]ラーオル:[そうですね] [メイン]フリートン:「ああ・・・」 [メイン]にゃる様:「にゃる様、ぷれいやーがちゃんと探索してるからご機嫌~!!」 [メイン]雄峰 俊子:「あんな様子のままで居て欲しいものだな」 [メイン]ラーオル:[にゃる様かわいい…] [メイン]フリートン:「とりあえず何かといえばロフィルナを粗末なもののように言うのは、やめようね」★ [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「じゃあ、みるぞ」 [メイン]フリートン:本に目星 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 1 → 決定的成功/スペシャル [雑談]フリートン:目星クリティカル [メイン]GM:では、フリートンは積まれた本からその特性を見て取ります。 [メイン]GM:良く読まれているようだということがよく分かるでしょう。 [メイン]GM:内容も何のへんてつもないようです。 [メイン]フリートン:では、本に図書館で [メイン]フリートン:ccb =70 Cthulhu (1D100 =70) → 72 → 失敗 [メイン]フリートン:「特に変わったものはなさそうだが...」 [メイン]雄峰 俊子:「どうやら、本が多すぎて手に負えないみたいだね、フリートンさん」 [メイン]雄峰 俊子:「図書館司書も特殊な訓練をしないと本の管理はできないらしいからな」 [メイン]フリートン:「うむ...」 [メイン]雄峰 俊子:「手分けして探そう。手伝うぞ」 [メイン]フリートン:「ありがたい」 [メイン]GM:ということで【図書館】+15でお願いします。 [メイン]フリートン:ccb =85 Cthulhu (1D100 =85) → 49 → 成功 [メイン]GM:では、フリートンは三つの本を見つけます。 [メイン]GM:光学、古文、そして時間に関する哲学の本のようです。 [メイン]フリートン:順番に光学、古文、哲学の順で [メイン]GM:光学の本は虹に関するページが良く開かれているようです。 [メイン]GM:よく読んでみると興味深いことが書かれています。 [メイン]GM:『光の波長の中で一番波長が短いものは紫である』 [メイン]GM:なるほど、紫外線とはよく言うもので可視光線の範囲のギリギリなのですね。 [雑談]フリートン:光の波長の中で一番波長が短いものは紫である [メイン]GM:古文に関する本には昔の時間に関することが詳しく書かれています。 [メイン]フリートン:「ふむ…」 [メイン]GM:丑三つ時には、さまざまなオカルトな現象が起こるようですね。 [メイン]GM:では、時間に関する哲学の本についてです。 [メイン]GM:なんだか、この本たちは他の本よりも余計に調べられているような気がします。 [メイン]フリートン:「これは随分と、引っかかるな」 [メイン]雄峰 俊子:「ん? 何が引っかかるって?」 [メイン]フリートン:とりあえず情報を共有、妙に使い古されている本について感じたことをそのまま話す [メイン]雄峰 俊子:「はあ、なんか丑三つ時って単語が繰り返されている気がするな」 [メイン]雄峰 俊子:「答えれるゲームだとすれば、最初のメモとこれも関係があるとしたら……なんだろうな」 [メイン]フリートン:「丑三つ...」 [メイン]フリートン:「最初のメモを確認してみるか」 [雑談]雄峰 俊子:『後ろに注意せよ。牢に閉ざされし者は首を狙う。その見えぬ殺意に闘志は通じぬ。光を灯し続けろ。差し出すは裏切り者。後肢(こうし)を切り落とし牢にいれよ。裏切り者は最も短い。惑わされるな。印度から伝わりし聖獣の数は裏切り者の謎を指し示す。注意せよ。裏切り者は箱の中に身代わりを用意した』 [メイン]雄峰 俊子:「印度からの聖獣って、これヒンドゥー教で神格扱いされている牛のことか?」 [メイン]フリートン:「午前2時~2時30分・・・」 [メイン]フリートン:「この間に何かがあるということか」 [メイン]雄峰 俊子:「さあ、どうだろうなあ。聖獣の数ってのが時刻を表すんだろうかね」 [メイン]フリートン:「札の色も関係がありそうだな」 [メイン]フリートン:情報共有します [メイン]ラーオル:[ねえ,これ色々使えるよね❗ さっきメモに書いてあった[こうし]とか切れそうだね❗] といって鋸を二人に見せます [メイン]フリートン:「おお」 [メイン]フリートン:「ふむ、それも気になるが、裏切り者がなんなのか」 [メイン]雄峰 俊子:「波長が短いだとかさっき書いてあったところが擦れてたのは何だったんだろ」 [メイン]フリートン:「箱の中の身代わりとやらも気になるな」 [メイン]フリートン:「光を灯し続けろ、てことは、」 [メイン]フリートン:「紫の札をどうにかすると、もしかして」 [メイン]ラーオル:2人の場所に行って[ナニナニ………これ…裏切り者は紫の部屋の人でしょ 波長が短いのは紫,で裏切り者は最も短い] [メイン]フリートン:「うむ、あまり考えたくはないが」 [メイン]雄峰 俊子:「なるほどな……」 [メイン]フリートン:「その可能性もなくはないな」 [メイン]ラーオル:[つまり紫の部屋の人の[こうし]を鋸で切って捧げたらいいんだよね?] [メイン]フリートン:「他に手がかりがなければ、やむを得んな」 [メイン]フリートン:「やるか?」 [メイン]ラーオル:[という事でとしこ切ってきて‼] [メイン]フリートン:「切ってきて、じゃないんだよなぁ。あんたも来るんだよ」 [メイン]ラーオル:[グロそう…] [メイン]フリートン:「先程も言ったように、離れるのは得策ではない」 [メイン]雄峰 俊子:「……待て」 [メイン]フリートン:「ん」 [メイン]ラーオル:[なんや?] [メイン]雄峰 俊子:「人殺しをすると言っているのか? 足なんか切れば出血死は必死だぞ、正気じゃない」 [メイン]フリートン:「そもそもこのメモの内容を信用するのか、というところもある」 [メイン]フリートン:「さて、嫌な決断をする前に」 [メイン]フリートン:「まだ探索していないところがあるな」 [メイン]ラーオル:[私は殺さない,人殺しをするときはとしこかフリートンだし…] [メイン]フリートン:「にゃる殿の部屋」 [メイン]ラーオル:[あ,そこもあったか…] [メイン]フリートン:「しかし、後ろに注意せよ、という文言を信じるなら警戒せねばなるまい」 [メイン]にゃる様:「……?」 [メイン]フリートン:「ともかくだ、人に汚れ役を押し付けるのは関心せんな」 [メイン]ラーオル:[にゃる様に注意しながら紫の部屋の人のこうしを切りにいけばいいのかな?] [メイン]ラーオル:[私は殺さないよ] [メイン]フリートン:「見過ごすなら自分も泥を被る覚悟をしなさい」★ [メイン]フリートン:「いいか、ラーオル殿、もう一度、確認しておくぞ」 [メイン]ラーオル:[ハイ] [メイン]フリートン:「敵前逃亡は許されない」★ [メイン]ラーオル:[イエス] [メイン]雄峰 俊子:「まあ、それは最終手段だ。自分たちだけ脱出するために人を殺すなんて夢見が悪いだろ」 [メイン]フリートン:「そうだな。人間性を試される場面だ」 [メイン]ラーオル:そうだね [メイン]フリートン:「では、他の部屋を調べることにしよう。無論、背後には警戒しつつ、な」 [メイン]GM:では、道を戻って少女の部屋、或いは進んで水色の札の寝室を調べられます。 [メイン]フリートン:少女の部屋 [メイン]フリートン:「ニャル様、これからこの部屋にお邪魔するが、よろしいかな?」 [メイン]にゃる様:「えー、乙女の部屋をあさるのはマナー違反だぞ!」 [メイン]フリートン:「なるほど、つまり入るなと?」 [メイン]にゃる様:「入ってほしくはないけど、何があるかは教えてもいいぞ」 [メイン]フリートン:「ありがたい。是非ともお聞きしたいところだ」 [メイン]ラーオル:[中年が乙女の部屋の中を聞いてる…]ヒキ… [メイン]フリートン:「撃たれたいのか?」 [メイン]ラーオル:[いや,たぶん大丈夫大丈夫…] [メイン]雄峰 俊子:「ケンカはやめろと」 [メイン]フリートン:「では、にゃる殿、この部屋には一体なにがあるのでしょう?」 [メイン]にゃる様:「白い壁にピンクのベッド、茶色の衣装ダンスに……えーっと椅子と机と、あとお人形!」 [メイン]ラーオル:[かわいい…] [メイン]雄峰 俊子:「人形?」 [メイン]フリートン:「今まできた道中の人形」 [メイン]フリートン:「気になるな」 [メイン]フリートン:「進む前に、まず、人形を調べてみることを提案するが」 [メイン]フリートン:「どうだろう」 [メイン]雄峰 俊子:「これまでの人形に奇妙なところってあっただろうか?」 [メイン]雄峰 俊子:「しっかりと見ていれば分かるはずだが」(とラーオルに視線を移す) [メイン]ラーオル:[いいよ,でも見たら精神的ダメージ受けそう…] [メイン]フリートン:「直に見てみないことには分からんが」 [メイン]フリートン:「過剰に恐れていても仕方あるまい」 [メイン]フリートン:まずは一番近いところの人形から [メイン]ラーオル:[またあれか…] [メイン]GM:では、緑髪の人形を見たフリートンと俊子は1/1d3のSANチェックです。 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 81 → 成功 [メイン]フリートン:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 25 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:[ [メイン]雄峰 俊子:「そうだ、花瓶の裏にあった人数は七人で、寝室の数……赤、青、黄色、緑、紫、水色、そして少女の部屋を合わせれば同じだ」 [メイン]雄峰 俊子:「人形も色と関係があるなら……」 [メイン]どどんとふ:このサーバでは24.0時間以上ログインすると接続が切断されます。 [メイン]どどんとふ:「雄峰 俊子」がログインしました。 [メイン]フリートン:「うまくすれば強硬手段に出なくて済むかもな……」 [メイン]フリートン:「にゃる殿」 [メイン]にゃる様:「ん?? なんだ?」 [メイン]フリートン:「ちょっと聞きたいことが」 [メイン]ラーオル:[にゃる様かわいい] [メイン]フリートン:「いま何時なんです?」 [メイン]にゃる様:「まだ、夜中じゃないぞ? 夕暮れって感じの時間じゃないのか?」 [メイン]雄峰 俊子:「なんだか、正確な時間は分から無さそうだな」 [メイン]ラーオル:[にゃる様にゃる様,聞きたいことが…] [メイン]フリートン:「夕暮れか…それが本当なら、丑三つ時ではないな」 [メイン]にゃる様:「うむ、答えられることなら答えてやろうぞ!」 [メイン]ラーオル:[何か食い物や飲み物はありますか?] [メイン]雄峰 俊子:「丑三つ時と関係があるのは時間自体ではないのかもしれないな」 [メイン]ラーオル:(最悪出られないかも知れないからな…) [メイン]にゃる様:「うむ、この先の部屋のどこかにあった気はするぞ! 正確には忘れたけどな!」 [メイン]ラーオル:[了解です] [メイン]雄峰 俊子:「……(記憶力皆無か……)」 [メイン]GM:良い忘れていた重要な情報なんですが [メイン]GM:最初、三人とにゃる様が寝室から出た廊下には二つサイドテーブルがありましたね? [メイン]GM:一方には花瓶がありましたが、もう一方には紫色の人形があったのです。 [メイン]フリートン:「そういえば、」 [メイン]フリートン:「にゃる殿の寝室から廊下には2つサイドテーブルがあったな」 [メイン]フリートン:「花瓶と、紫の人形がなかったか?」 [メイン]雄峰 俊子:「紫髪の人形ねえ」 [メイン]ラーオル:[あったかも知れないし無かったかも知れない,あの部屋は行きたくねぇ…] [メイン]フリートン:「どうする?」 [メイン]ラーオル:[でも行くしかないよね…] [メイン]雄峰 俊子:「この先にも部屋があるらしいし、そちらを調べるのもありだな」 [メイン]ラーオル:[まだ部屋があったか] [メイン]フリートン:「では、ここは多数決で」 [メイン]フリートン:「まず、紫の人形に行きたい者」 [メイン]フリートン:ノ [メイン]ラーオル:ノ [メイン]フリートン:「決まりだな?」 [メイン]ラーオル:[おや~としこは部屋の探索がいいのかな?] [メイン]雄峰 俊子:「一応確認していない部屋は全部確認すべきだと思うが、まあ一旦戻っても良いだろうね」 [メイン]フリートン:「何か引っかかるなら言うだけ言ったほうがいいぞ」 [メイン]雄峰 俊子:「確認できる情報は全部見ておきたい。別に反対はしないよ」 [メイン]フリートン:「よろしい。では、まず戻って確認しよう」 [メイン]雄峰 俊子:「……(としこじゃねえ!)」 [メイン]ラーオル:[じゃあ部屋に行こう] [メイン]GM:えーどっちでしょうか? [メイン]フリートン:紫の人形ね [メイン]ラーオル:[あ,了解した] [メイン]にゃる様:「お前たち大分よういしゅーとーだな!」 [メイン]フリートン:「そうですな。せっかくだからゆっくり楽しみたい」 [メイン]にゃる様:「ふむふむ! それなら存分に楽しむがいい!!」 [メイン]ラーオル:[でも食料は欲しいな…] [メイン]フリートン:−−− [メイン]GM:では、 [メイン]GM:紫髪の人形を戻って確認します。至って何の変哲もないリパコール人形です。 [メイン]GM:いいえ、人形です。 [メイン]ラーオル:[もし何かあれば閃光弾と鋸があるよ] [メイン]フリートン:「うむ…ここは私が調べてみるが、何かあれば頼みますぞ」 [メイン]雄峰 俊子:「そういえば、紫がキーかもしれないんだったっけか?」 [メイン]フリートン:「うむ、だからここにきた」 [メイン]雄峰 俊子:「波長が最も短いのは紫で、ということは紫が裏切り者だという話だったんだな」 [メイン]フリートン:「うむ、その可能性もある、ということであったな」 [メイン]雄峰 俊子:「じゃあ、メモ通りならここには牢獄があるのか?」 [メイン]ラーオル:ラーオルは少し距離をあけてフリートンを見守る [メイン]フリートン:「それが問題なんだ。牢獄とは一体どのようなものを指すのか…」 [メイン]フリートン:「言葉通りの意味なのか、あるいは、揶揄的に表現されたものなのか」 [メイン]ラーオル:閃光弾と鋸を持ちながら花瓶を抱えて待機してる [メイン]フリートン:「ともかく、いまは目の前のあれを確認しないことには、な」 [メイン]にゃる様:「ろーごくならさっきの部屋数個の先の方に一応あるぞ~」 [メイン]フリートン:「ほう、それは有力な情報ですな。ありがたい」 [メイン]にゃる様:「ふふふ、ヒントは必要だからな!」 [メイン]ラーオル:[人形に異常が無ければとりあえず花瓶に入れて人形も運ぶよ] [メイン]フリートン:「うん」 [メイン]ラーオル:[花瓶は渡さんよ!] [メイン]フリートン:「ふむ…見る限り、変わりないように見えるな」 [メイン]ラーオル:[これは帰ったら売って一儲けする予定だし!] [メイン]フリートン:「ああ、好きにするといい」w [メイン]GM:カネにがめついなおい [メイン]フリートン:「とりあえず、これも持っていくとしよう」 [メイン]フリートン:ラーオルに紫人形を渡す [メイン]雄峰 俊子:「さて、それじゃあ、倉庫の先の部屋だっけか」 [メイン]フリートン:「そうだな」 [メイン]ラーオル:鋸と人形を花瓶に入れる [メイン]GM:では、 [メイン]GM:一行はまた倉庫のところまで戻り、 [メイン]GM:更に先へ進みます。そこには水色の札が掛かった部屋があります。 [メイン]GM:どうやら鍵は開いているようで、異常な見かけや音も聞こえないでしょう。 [メイン]GM:では、一行はその部屋の中に入ってみます。 [メイン]GM:内装は一面の水色の部屋です。 [メイン]GM:ベッドの上には水色の髪の人形が置いてあります。 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 89 → 失敗 [メイン]ラーオル:目星ふります [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 31 → 成功 [メイン]ラーオル:[花瓶はあるかな…] [メイン]GM:それではラーオルは花瓶があるかどうか探しますが、それよりも奇妙なものを見つけます。 [メイン]GM:ベッドにある水色の髪の人形は髪の毛や目玉が非常に精巧なのです。 [メイン]GM:ラーオルは人形を持ち上げて、じっと振れてみます。 [メイン]GM:その感触はまるで人のようです。 [メイン]GM:髪の毛や目玉は人間のものと何ら変わりがありません。 [メイン]GM:そこでラーオルは想像します。 [メイン]GM:これを作るのには1人犠牲になったのが容易く想像されました。 [メイン]GM:ラーオルは1d3/1d5のSANチェックです。 [メイン]ラーオル:[] [メイン]ラーオル:1D100 =73 Cthulhu (1D100 =73) → 79 → 失敗 [メイン]ラーオル:1D5 Cthulhu (1D5) → 4 [メイン]ラーオル:73➡69 [メイン]GM:それでは、ラーオルの一時的狂気の処理を行います。 [メイン]GM:アイデアロールをどうぞ。 [メイン]ラーオル:[えっきも] [メイン]ラーオル:[死にそう] [メイン]ラーオル:[鬱になってきた] [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 53 → 失敗 [メイン]フリートン:「?」 [メイン]GM:では、ギリギリラーオルは持ちこたえます。 [メイン]GM:うつ病は狂気ではないですからね、大丈夫そうです。 [メイン]ラーオル:[………あげるわ]と言いながらフリートンと俊子が見える位置に落とします [メイン]フリートン:すささささ(何か危機感が)(後ろに下がる) [メイン]フリートン:(どうせろくなもんじゃない) [メイン]フリートン:すさささささ(ラーオルが押し付けてくる可能性を考慮し、更に一歩さがる) [メイン]ラーオル:[かくかくしかじかなさわり心地,たぶん死体] [メイン]フリートン:「ああ、そんな感じだろうな、それはもういいぞ」 [メイン]雄峰 俊子:「死体だ? ただの人形だろ?」と受け取ります。 [メイン]GM:では、俊子は1d3/1d5のSANチェックです。 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 33 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:「うわきも」 [メイン]ラーオル:[ちっ] [メイン]雄峰 俊子:「こんなん押し付けてくんなや」 [メイン]フリートン:「こういう人です」 [メイン]ラーオル:[プレゼントや] [メイン]ラーオル:[感謝しろよ] [メイン]フリートン:「怪しい動きをするなら構わず撃てばいい」 [メイン]にゃる様:「ケンカかな? 制裁――」 [メイン]ラーオル:[ごめんね] [メイン]雄峰 俊子:「もうやめてください」 [メイン]フリートン:「喧嘩ではないが」() [メイン]ラーオル:[でもそれは花瓶に入れたくない] [メイン]雄峰 俊子:「入れなくていいでしょう。きもいしな」 [メイン]フリートン:「では、次だな次」 [メイン]フリートン:(やはりおしりぺんぺんだな) [メイン]ラーオル:[なんか収穫が欲しいな…] [メイン]GM:では、皆さんは水色の部屋の横にある部屋、オレンジ色の札の掛かった部屋に入ります。 [メイン]GM:内装が一面オレンジ色であり、小型のキッチンが付いています。 [メイン]GM:キッチンにはコンロと蓋のついた銅鍋、冷蔵庫があります。 [メイン]ラーオル:[銅鍋がある…調べたいな…] [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 17 → 成功 [メイン]ラーオル:[どれどれ] [メイン]GM:では、銅鍋の中には水が入っているのが分かります。 [メイン]フリートン:「ちょっとまて」 [メイン]フリートン:「一応、気をつけてくださいよ」 [メイン]ラーオル:[これは凄く美味しそうだ 舐めてみようかな?] [メイン]GM:何の変哲もない水っぽいですね、腐っても無さそうですし、変な匂いもしません。 [メイン]フリートン:「話をきけ」 [メイン]ラーオル:[ペロッ] [メイン]GM:では、普通の水です。 [メイン]フリートン:(こいつ本当に独裁者か?) [メイン]ラーオル:[飲み水ゲット❗] [メイン]ラーオル:[みんな❗綺麗な水があるからこれを運べそうな入れ物は回りにない?] [メイン]フリートン:「いやぁ」() [メイン]ラーオル:[毒はないよ] [メイン]フリートン:「あとでじわじわくる毒かもよ?」 [メイン]にゃる様:「それはただの水だぞー!!」 [メイン]ラーオル:[怖いこと言うなよ] [メイン]ラーオル:[さすがです] [メイン]フリートン:「そ、そうですかい」 [メイン]フリートン:「そうですなぁ」 [メイン]ラーオル:[この先食糧難になるかもだし…] [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 40 → 成功 [メイン]GM:では、フリートンは水が運べそうな容器を探します。 [メイン]GM:冷蔵庫の中になら何か運びやすそうな物があると思い開いてみると…… [メイン]GM:そこには凍りついた小さい小箱が入っていました。 [メイン]フリートン:とりあえず取り出しましょう [メイン]フリートン:「中に何か入ってるのか?」 [メイン]雄峰 俊子:「凍りついてて爪を立てても開けられ無さそうだな……」 [メイン]フリートン:拳銃でどうにかならない? [メイン]GM:では、【拳銃】3回成功で氷を破壊できるでしょう。 [メイン]フリートン:「みんな、少し後方に下がっててくれ」 [メイン]フリートン:そういうと箱に向かって拳銃を構える。無論、フリートンも後ろに下がっている [メイン]フリートン:ccb =60 Cthulhu (1D100 =60) → 51 → 成功 [メイン]フリートン:ccb =60 Cthulhu (1D100 =60) → 46 → 成功 [メイン]フリートン:ccb =60 Cthulhu (1D100 =60) → 86 → 失敗 [メイン]GM:惜しい、では弾丸は氷の上を跳弾し、なかなか割れそうにありません。 [メイン]フリートン:「硬いな。。。」 [メイン]フリートン:「だめか、くそ」 [メイン]ラーオル:[………]ゴクゴク 自分の喉を潤してから 銅鍋を皆に差し出し[皆も飲みなよ,要らないなら別にいいけど…残った水に箱を入れて溶かせばいいんじゃね?] [メイン]フリートン:「その手があったか」 [メイン]雄峰 俊子:「そういや、銅鍋の下にあるのはコンロじゃないか? あれで溶かせそうな気がするけど」 [メイン]フリートン:「おお」 [メイン]フリートン:「コンロか、ふむ」 [メイン]ラーオル:[それは気づかなかった…] [メイン]ラーオル:ラーオルは少し距離を離して見守る [メイン]フリートン:箱をコンロに持っていく [メイン]GM:では、箱をコンロに持って行き、点火しようとします。 [メイン]GM:しかし、コンロは壊れているようで火が付かないようです。 [メイン]フリートン:「ラーオル殿」 [メイン]フリートン:「これ、修理できない?」 [メイン]ラーオル:[やりましょう] [メイン]フリートン:ふりーとんは目をキラキラさせている [メイン]雄峰 俊子:「確かにさっき工具を持ってきていたよな」 [メイン]ラーオル:[どれどれ…] [メイン]ラーオル:1D100 =80 Cthulhu (1D100 =80) → 66 → 成功 [メイン]ラーオル:[こんな感じかな?] [メイン]フリートン:「さすがですな」 [メイン]ラーオル:ガチャガチャ [メイン]GM:では、ラーオルの袖からは、アズ○ンの明石のように工具が出てそれを的確に用いてコンロを修理します。 [メイン]ラーオル:[なんか色々錆びてたから取りかえたよ] [メイン]フリートン:「ありがたい」 [メイン]GM:火が付いたコンロに当てられた銅鍋、その中の凍りついた箱は急速に解凍されるでしょう。 [メイン]ラーオル:[ショゴスは出ないで欲しいな…] [メイン]GM:箱は開けられるようになりました。 [メイン]ラーオル:[出来たよ] [メイン]GM:ショゴスは水道管に詰まっています。 [メイン]フリートン:草 [メイン]ラーオル:と言いながらまた離れる [メイン]フリートン:「そろそろかな」 [メイン]フリートン:そっと開けてみる [メイン]フリートン:まてまてまて [メイン]フリートン:その前に聞き耳だ [メイン]フリートン:ccb =68 Cthulhu (1D100 =68) → 30 → 成功 [メイン]GM:では、奇妙な音や匂いはしません。 [メイン]フリートン:そうか [メイン]フリートン:「よし、開けるぞ」 [メイン]フリートン:「いいですね」 [メイン]フリートン:「やりますよ」 [メイン]雄峰 俊子:「裁判所にも来てもらいます!!!」 [メイン]フリートン:「あ、知ってるんだそのネタ」 [メイン]フリートン:言いながらそっと開ける [メイン]雄峰 俊子:「逆になんであなたが知ってるんだ……」 [メイン]ラーオル:[知らない………]ゼツボウ… [メイン]GM:では、フリートンはそっと箱を開けてみます。 [メイン]GM:すると、その箱の中の物体を三人は目にします。 [メイン]GM:それは、透明な袋状の物体と名状しがたきパラフィンの集合体です。 [メイン]GM:パラフィンの集合体からは糸が飛び出しており、火を拝すれば神が降りることでしょう。 [メイン]GM:ツァラウストラはかく語りき [メイン]GM:という大げさな描写はおいておいて、まあジップロックに入った普通のマッチ棒とろうそくです。 [メイン]フリートン:ひでえwwww [メイン]ラーオル:くそうW [メイン]フリートン:死を覚悟したのに、、、ひどいわ() [メイン]フリートン:「これは、うーん」() [メイン]フリートン:「苦労した結果がこれかぁ」 [メイン]フリートン:「なんで冷蔵庫に入れてた?」 [メイン]フリートン:() [メイン]ラーオル:[………その箱に水入れるの?] [メイン]にゃる様:「おもしろいいから!」 [メイン]フリートン:「無理があろうかと思われる」 [メイン]雄峰 俊子:「待て、メモに光がどうたらとか言ってなかったか?」 [メイン]フリートン:「ああ、そういえば」 [メイン]雄峰 俊子:「蝋燭とマッチならある程度は灯し続けられる」 [メイン]フリートン:「そうだな」メモを再確認する [メイン]フリートン:「暗い場所で使うとか?」脳みそ空っぽ状態 [メイン]ラーオル:[とりあえずマッチはフリートンが持っときなよ] [メイン]フリートン:「そうしましょう」 [メイン]雄峰 俊子:「まあ、暗闇でもないし、先の部屋に行くかな」 [メイン]フリートン:「そうだなぁ」 [メイン]ラーオル:[にゃる様水飲みます?] [メイン]にゃる様:「私は猫ではないぞー!! 制裁SANチェッ、いや待て」 [メイン]にゃる様:「だが、のどが渇いたから飲む!」 [メイン]ラーオル:[ありがとうございます,どうぞ] [メイン]雄峰 俊子:「気分屋すぎるだろ……しょうがない主催者だな……」 [メイン]フリートン:「そういうこといわない」 [メイン]フリートン:(また、SAN値チェックやられますぞい) [メイン]雄峰 俊子:「それだけはごめんだね……」 [メイン]GM:では、水はにゃる様が手を突っ込んで触れた瞬間、一瞬で消滅します。 [メイン]GM:蒸発ではないし、飲んだわけでもありません。 [メイン]フリートン:「」 [メイン]にゃる様:「よわい!」 [メイン]フリートン:(どういう魔法なんだこれは) [メイン]雄峰 俊子:「良く分からんやつだ……」 [メイン]ラーオル:[………見なかったことにしよう]と言いながら空の銅鍋を被る [これである程度衝撃に耐えられる…] [メイン]ラーオル:頭に銅鍋を被せます [メイン]GM:では、ラーオルの様相はどんどんシュールな光景になっていきます。 [メイン]GM:次の部屋を捜索しますか? [メイン]フリートン:「次、いくかぁ」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]GM:では、次はトイレが横にあるのが見えます。 [メイン]GM:どうやら、男女共用のようです。 [メイン]GM:洗面台と洋式トイレが置いてあります。 [メイン]フリートン:「まず、私が見てみましょうか」 [メイン]ラーオル:[共用かー…] [メイン]フリートン:拳銃を構えながら中の様子を伺います [メイン]フリートン:ccb =目星 Cthulhu (1D100) → 92 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 23 → 成功 [メイン]GM:では、フリートンは拳銃を構えながら、警戒を切らさず中を確認します。 [メイン]GM:トイレの中には奇妙なところは無いように見えますが、フリートンには納得できません。 [メイン]GM:洋式トイレの見えていない部分、タンクには何かがあると考え、銃口を向けながらその中を確認します。 [メイン]GM:ショゴスは詰まっていません。 [メイン]フリートン:草 [メイン]GM:その中身を見て、フリートンは目蓋を非対称に開けるでしょう。 [メイン]GM:黄色の髪をした人形が浮いているのです。 [メイン]ラーオル:[…まさか,トイレの水を飲まないよな?] [メイン]フリートン:「なんで、こんなところに。。。」 [メイン]GM:では、その奇妙な様子をみたフリートンは0/1のSANチェックです。 [メイン]フリートン:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 8 → スペシャル [メイン]フリートン:とりあえず人形を取り出します [メイン]フリートン:べちょべちょになった人形を二人の前でかざし、経緯を説明する [メイン]フリートン:「というわけで、謎の人形ですな」 [メイン]ラーオル:[なんかばっちい物を摘まんでる…]離れて見てる [メイン]ラーオル:[手を洗えよ] [メイン]雄峰 俊子:「人形か、そういえば奇妙だな」 [メイン]フリートン:「うん?」 [メイン]雄峰 俊子:「私達のドアの札の色に対応する人形はあったんだっけか?」 [メイン]フリートン:「うむ」 [メイン]フリートン:「んん?」 [メイン]フリートン:続きを促します [メイン]雄峰 俊子:「いや、まあ考えすぎだったようだ。無いかと思ってたんだ」 [メイン]フリートン:「んんんん」() [メイン]フリートン:「そ、そうか?うーん」 [メイン]フリートン:「ともかく、この汚え物体は私が持つから」 [メイン]ラーオル:[トイレは臭いから出たい…] [メイン]フリートン:「次、行こうか」 [メイン]ラーオル:[それもくせぇ] [メイン]雄峰 俊子:「あ、ああ……」 [メイン]フリートン:「ああ、そうだな」 [メイン]ラーオル:フリートンから少し離れて付いていく [メイン]フリートン:「ああ、そうだな」 [メイン]フリートン:そうなるよな() [メイン]ラーオル:[これは…アリウス御姉様に報告ものだ…] [メイン]フリートン:片腕で汚え人形を抱えながら煙草に火を付ける [メイン]フリートン:すぱー [メイン]GM:では、フリートンは一行を先導しながら、内心気を落とし人形を持ちながら次の場所へ向かいます。 [メイン]GM:では、次の場所は何か牢屋のような薄暗い場所に差し掛かります。 [メイン]GM:薄暗いため奥の方は良く見えません。 [メイン]フリートン:ふりーとんの背中は哀愁に満ちているかもしれない [メイン]フリートン:「まて」 [メイン]雄峰 俊子:「気味の悪い場所だ」 [メイン]フリートン:「マッチをつけるか?」 [メイン]フリートン:「光を灯し続けろとあるしな」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]ラーオル:[くせぇ…くせぇ…] [メイン]フリートン:「くせえだろ?」ワイルドだろお [メイン]フリートン:「しっかり味わえよ」 [メイン]ラーオル:[きれそう] [メイン]雄峰 俊子:「もうこいつに火を付けたらどうだ?」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「あー、とにかくマッチに」 [メイン]フリートン:「火をつけるよ?いいですね??」 [メイン]ラーオル:[どうぞ] [メイン]雄峰 俊子:「あなたは犯罪者です!!!」 [メイン]フリートン:では、マッチに火をつけながら進みます [メイン]ラーオル:[?] [メイン]フリートン:(うるせえ) [メイン]GM:では、フリートンは消防法違反です。 [メイン]ラーオル:[あたまおかしいのかな?] [メイン]フリートン:草 [メイン]フリートン:ろうそくにもやります [メイン]GM:では、フリートンは火をろうそくに灯して見ようとしますが、牢屋の前には扉があるようですね。 [メイン]GM:ではラーオルは【目星】をどうぞ [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 66 → 失敗 [メイン]フリートン:ccb =80 Cthulhu (1D100 =80) → 24 → 成功 [メイン]GM:では、フリートンは牢屋には鍵がかかっていて中に入れないことに気づきます。 [メイン]ラーオル:[よーわからんわ] [メイン]フリートン:「鍵かぁ」 [メイン]ラーオル:[鋸ならあるよ?] [メイン]ラーオル:[銃で撃ってみれば?] [メイン]フリートン:「いや、危ないだろ」() [メイン]フリートン:「さて」 [メイン]フリートン:「差し出すは裏切り者。後肢(こうし)を切り落とし牢にいれよ。そう書いてあるな 」 [メイン]フリートン:「しかしだ」 [メイン]フリートン:「裏切り者は最も短い。惑わされるな。 そう続いているな」 [メイン]フリートン:「確認だが」 [メイン]フリートン:「箱の中には何が入っていた?」 [メイン]雄峰 俊子:「unzipした箱はジップロックの中にはろうそくとマッチ箱だな」 [メイン]ラーオル:[忘れた] [メイン]GM:では、ラーオルは記憶喪失です。 [メイン]フリートン:「この紫の人形がだな」 [メイン]フリートン:「身代わりなのかどうなのかよく分からんのだよ」 [メイン]フリートン:「もしもこれが身代わりなら、取り返しのつかないことになるかもしれんぞ」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「紫の部屋の女性も気になるしな」 [メイン]雄峰 俊子:「そもそも箱ってのは何なんだ?」 [メイン]フリートン:「それもなぁ、どの箱を指しているのやら」 [メイン]フリートン:「ラーオル殿」 [メイン]フリートン:「ちょっと倉庫まで走って確認してきてよ」 [メイン]ラーオル:[] [メイン]ラーオル:[わかったよ] [メイン]雄峰 俊子:「陸上選手だったのか、ラーオルちゃん」 [メイン]フリートン:「頼んだぞい」 [メイン]ラーオル:[でもにゃる様には来てほしい…] [メイン]にゃる様:「構わんぞ!」 [メイン]フリートン:「おじさんは疲れたよ」 [メイン]雄峰 俊子:[ [メイン]フリートン:汚え人形を丸抱えにして三角座りする [メイン]ラーオル:[よし行こう!]と言いながら歩いていく [メイン]雄峰 俊子:「一人で居るのは危険だ。ボクはフリートン侯爵とここに残る」 [メイン]フリートン:「いや、ちょっとまて」 [メイン]フリートン:「やっぱ一緒にいこう、すまん」 [メイン]雄峰 俊子:「ふむ、そうなら……」 [メイン]フリートン:「あーあ、疲れた」 [メイン]ラーオル:[え,せっかく猫どうしイチャイチャできると思ったのに…] [メイン]GM:では、フリートンがそういった瞬間辺りの灯りがふっと落ちます。 [メイン]フリートン:「残念だったな」!? [メイン]フリートン:「なんだ」 [メイン]GM:暗がりの中、自分の足元はかろうじて見えるものの [メイン]GM:手を伸ばせば [メイン]GM:その指は見えないほどの暗がりです。 [メイン]GM:しかし、フリートンはろうそくを持っているので [メイン]ラーオル:[暗くなったね]猫なので冷静 [メイン]GM:辺りを照らせるでしょう [メイン]フリートン:「みんな、こっちにくるんだ」 [メイン]フリートン:「離れずに慎重に進もう」灯りを照らしながらいう [メイン]にゃる様:「あー、夜中になったみたいだな」 [メイン]ラーオル:[そっちはくせぇし…] [メイン]フリートン:ちなみにくっせえ人形も一緒です [メイン]にゃる様:「お前ら! 良く聞け!!」 [メイン]ラーオル:[?] [メイン]にゃる様:「夜になったから自分の部屋に戻って寝ろ! 寝不足は健康の大敵だぞ!!」 [メイン]にゃる様:「じゃあな!」 [メイン]フリートン:「じゃあ、そうするか」 [メイン]ラーオル:[眠い…] [メイン]フリートン:「二人とも聞いてくれ」 [メイン]ラーオル:[え…フリートンと寝るの? なんか嫌] [メイン]フリートン:「ちがうわい」 [メイン]ラーオル:[どうせ一緒に寝ようとか言うんでしょ❗] [メイン]フリートン:「暗闇で別行動するのは危険すぎる」 [メイン]フリートン:「同じ部屋で固まることを提案するぞ」 [メイン]フリートン:「あとろりぺろは黙ってて」 [メイン]雄峰 俊子:「良さそうだが、その前に一つ提案がある」 [メイン]ラーオル:[女子と男子で別れた方が…] [メイン]フリートン:「うむ、どうした」 [メイン]フリートン:「別れたければご自由に。私は忠告しましたぞ」 [メイン]雄峰 俊子:「推理に行き詰まったら、紫の女の人を訪ねよう。助けてくれると言っていたからな」 [メイン]フリートン:「あー...」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「それでは、事の経緯は伏せて様子を見に行くか?」 [メイン]フリートン:「あの女性、信用して良いものか分からんからな」 [メイン]ラーオル:[いいと思う] [メイン]雄峰 俊子:「そうだね、賢い選択だろう」 [メイン]フリートン:どうする、といった様子で俊子をみる [メイン]フリートン:「OK」 [メイン]フリートン:「そうだな、では」 [メイン]フリートン:「話を合わせつつ様子を探るとしよう」 [メイン]GM:では、一行は紫の部屋へと向います。 [メイン]紫部屋の女性:「あら、こんな夜更けにどうかしたの?」 [メイン]フリートン:「いやぁ、探索してたらすっかり暗くなってしまってな」 [メイン]ラーオル:[やっぱりロフィルナ代表は違うね~交渉がうまい]と後ろで俊子とお喋りしてる [メイン]フリートン:「脱出のためのそれらしい手がかりも見つからないし、どうしたものかと」 [メイン]フリートン:「それに」 [メイン]フリートン:「貴女もこんなところで一人でいて、無事でいられるのか気になってね」 [メイン]フリートン:「ここは本当に気味の悪い場所だ」 [メイン]紫部屋の女性:「ふむ、はっきりなことは言えないけどそういえば……」 [メイン]紫部屋の女性:「あなた、Cameraって単語を知っているかしら?」 [メイン]フリートン:「カメラ?」 [メイン]ラーオル:[カメラって言ってるよ?]と俊子とお喋りしてる [メイン]フリートン:「カメラとは、あの被写体を撮るカメラ?」 [メイン]雄峰 俊子:「カメラなら持ってるが……」ラーオルに答える [メイン]紫部屋の女性:「そうよ、あれは元々Camera obscura《暗室》の縮約なのよね」 [メイン]フリートン:「ほう」目を細める [メイン]紫部屋の女性:「最初のカメラは箱に小さい穴を開けて、そこから被写体を写し取っていたのよ」 [メイン]紫部屋の女性:「だから、本来Cameraは箱って意味なんだけど [メイン]紫部屋の女性:「これをラテン語から継承したイタリア語のcameraは部屋の意味なのよね」 [メイン]ラーオル:[あの話はホント?うちの国には暗室を使うカメラなんてないよ?]と俊子とお喋りしてる [メイン]雄峰 俊子:「アースの昔の話だよ、今はうちだってそんなもんは使ってない」ラーオルに返す [メイン]紫部屋の女性:「箱と部屋が同じだなんて、ちょっと奇妙だけど面白いわよね?」 [メイン]フリートン:「なるほど…ふむ」 [メイン]紫部屋の女性:「ちょっとした雑学だったけど、楽しんでもらえたかしら? モチベーションが上がったなら良いのだけど」 [メイン]どどんとふ:シークレットダイス s1d100 =80 Cthulhu (1D100 =80) → 83 → 失敗 [メイン]GM:シークレットダイス [メイン]GM:では、フリートンは女性がその話をした理由が良く分かってきません。 [メイン]雄峰 俊子:「箱って言えば、フリートン侯爵」(袖を引く) [メイン]フリートン:「うん?」 [メイン]雄峰 俊子:「メモの箱ってもしかして部屋のことなんじゃ」 [メイン]フリートン:「・・・」 [メイン]フリートン:(俊子にまて、の合図を送ってから女性にいう) [メイン]フリートン:「いや、有力な情報かもしれんな。ありがとう」 [メイン]フリートン:一旦さがりましょう [メイン]ラーオル:[寝ないの?] [メイン]フリートン:「また来るかもしれんが、その時はよろしく頼むよ」 [メイン]紫部屋の女性:「どういたしまして、いつ来てもいいわよ」(ドア閉じる~) [メイン]フリートン:「よし、部屋に戻ろう」 [メイン]ラーオル:[………フリートンとは離れて寝るぞ? 猫だから臭いに敏感なんだよ…] [メイン]雄峰 俊子:「猫缶も大概だと思うがな……」 [メイン]ラーオル:[眠い…] [メイン]フリートン:「空き部屋、いってみる?」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「安全を重視するなら私達の中の誰かの部屋だな」 [メイン]フリートン:「俊子さんはどう思う?」 [メイン]雄峰 俊子:「私は誰でもいいと思うがね。だって、私達は部屋にはあまり触れてないわけだし」 [メイン]フリートン:「そうか」 [メイン]フリートン:「では、ラーオル殿も賛成してることだし」 [メイン]フリートン:「空き部屋、行ってみるか」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]GM:では、一行は緑の部屋に向かいます。 [メイン]GM:一応、緑の部屋を開け、慎重に中を確認しますが、 [メイン]GM:ほか三人の部屋と内容は同じだったようです。 [メイン]フリートン:「特に変わったものはなさそうですな」 [メイン]フリートン:「とりあえず、朝まで休む?」 [メイン]フリートン:「このメモの内容を重視するなら、闇夜は危険だからな」 [メイン]ラーオル:[いやフリートン,まずは臭いから一緒にトイレ行って手を洗おう] [メイン]フリートン:「はなしをきいてましたか」 [メイン]ラーオル:[臭いし…] [メイン]雄峰 俊子:「ああああああ!! フリートンが小学一年生になってしまった!!!」 [メイン]フリートン:「我慢しなはれ」 [メイン]ラーオル:[くそう…] [メイン]フリートン:「子供じゃないんだからさぁ」 [メイン]雄峰 俊子:「習ってない漢字は使うな」 [メイン]フリートン:「まぁ、大事な話もあるだろう?」 [メイン]ラーオル:[一応肉体は15才だよ?] [メイン]フリートン:「まず、あの女性の部屋にどうやって入るか」 [メイン]フリートン:「入れてくれといって、そうすんなりとはいくまい」 [メイン]フリートン:「あと、私は戦闘はからっきしだからな」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]フリートン:「どうする?誰かがあの女性の囮役になって、引きつけてる間に調べるか?」 [メイン]ラーオル:[…もういいや,とりあえずここで寝よう] [メイン]雄峰 俊子:「囮って言っても、さっき話してたときでさえ出てこなかったぞ」 [メイン]フリートン:「ふうむ、そうだな」 [メイン]雄峰 俊子:「永住するとか言ってたし、扉から離れるとは思えないな。 [メイン]ラーオル:と言いながらベットに潜り込む [メイン]フリートン:「ともかく、朝まで休むなら交代制で」 [メイン]フリートン:「いざという時に頭が回らなくなるのは勘弁だからな」 [メイン]フリートン:「聞いてんのかこの猫」 [メイン]ラーオル:[] [メイン]ラーオル:[わかった] [メイン]フリートン:ベットの布団を雑にひっくり返してやる [メイン]ラーオル:出てきた [メイン]雄峰 俊子:「とりあえず休むってことでいいのかい?」 [メイン]フリートン:「そうだな」 [メイン]フリートン:「朝まで休むか、夕暮れまで休むのかは一考の余地がありそうだけどね」 [メイン]フリートン:「とにかく交代で見張りを立てながら休む。いいですね?」 [メイン]ラーオル:[ええで] [メイン]フリートン:「蝋燭の火は絶対に消さないこと」 [メイン]フリートン:「こんな状況だ。我々の生命線だと思っておいた方がいい」 [メイン]雄峰 俊子:「そうだな、メモにも絶やすなと書いてあるしな」 [メイン]GM:では、 [メイン]GM:その瞬間、ドアが開きます。 [メイン]フリートン:「!」 [メイン]GM:そこに居た存在は長い後ろ脚でカンガルーのように飛び跳ねながらこちらを睨めつけます。 [メイン]GM:形は人間に似ていますが、明らかにその容姿は人間ではありません。 [メイン]GM:「大きさは仔馬くらいですが、そんな可愛いものではありません。 [メイン]GM:グロデスクな存在をみた三人は…… [メイン]GM:0/1d8でSANチェックです。 [メイン]フリートン:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 32 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 39 → 成功 [メイン]ラーオル:1D100 =69 Cthulhu (1D100 =69) → 60 → 成功 [メイン]ラーオル:[なんだあれ] [メイン]GM:では、そのグロデスクな存在をこちらの存在を確認すると襲いかかってきます。 [メイン]フリートン:「ちっ」銃を構える [メイン]GM:【戦闘開始】です。 [メイン]ラーオル:左手に鋸を持ちながら右手で閃光弾を構える [メイン]ガスト:「キャアアアアアアアアアアアッ」 [メイン]ラーオル:フリートンと俊子に提案する [長引きそうなら合図して閃光弾落とすから❗ 目を閉じて回避して❗] [メイン]フリートン:「了解だ」 [メイン]雄峰 俊子:「了解ッ!」 [メイン]GM:では、俊子のターンです。 [メイン]ラーオル:[誰か死にそうになったら使うから❗] [メイン]GM:なんで神話生物よりも早いんですか、あんた? [メイン]GM:では、俊子は職業柄身につけた記者術でガストの弱点を発見しようとします。 [メイン]GM:【芸術(記者術)】で成功すれば、弱点が分かり、すべての攻撃に1d4のバフが付きます。 [メイン]雄峰 俊子:「今回も撮っていくぞ!」 [メイン]雄峰 俊子:ccb =50 Cthulhu (1D100 =50) → 27 → 成功 [メイン]GM:では、俊子は得られた情報を共有します。全員奴の弱点を知ることができたでしょう。 [メイン]GM:ガストのターンです。 [メイン]ラーオル:[フムフムなるほど,了解した❗] [メイン]ガスト:「キシャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」 [メイン]GM:ガストは高音の耳をつんざくような鳴き声を上げて、こちらに噛みつこうとします。 [メイン]GM:ccb =40 Cthulhu (1D100 =40) → 56 → 失敗 [メイン]GM:しかし、失敗します。 [メイン]GM:では、ラーオルのターンです。 [メイン]ラーオル:銅鍋を被りながら鋸で切り裂くため走っていく [メイン]GM:鋸で殴りかかる感じで拳で判定します。 [メイン]GM:判定値は59、ダメージは1d6+1d4です。 [メイン]ラーオル:1D100 =59 Cthulhu (1D100 =59) → 60 → 失敗 [メイン]GM:では、ラーオルは殴りかかろうとしますが…… [メイン]ラーオル:…[ごめんね,かわされた] [メイン]GM:鍋がずりさがり、視界が遮られあらぬところをうろうろしています。 [メイン]フリートン:「おのれぇ」 [メイン]GM:では、フリートンのターンです。 [メイン]フリートン:「忠犬F100年分の哀しみを受けるがいいわ」 [メイン]フリートン:ccb =60 Cthulhu (1D100 =60) → 1 → 決定的成功/スペシャル [雑談]フリートン:拳銃クリティカル [メイン]GM:では、ガストの回避に-20の補正で判定します。 [メイン]GM:ガストの回避です。 [メイン]ガスト:ccb =2 Cthulhu (1D100 =2) → 62 → 失敗 [メイン]GM:では、ダメージは3d6+1d4+2です。 [メイン]フリートン:3d6+1d4+2 Cthulhu (3D6+1D4+2) → 11[6,1,4]+4[4]+2 → 17 [メイン]ラーオル:[一気に英雄になったね] [メイン]GM:では、フリートンは今までの悲しみ(と便所臭さ)を載せて拳銃を振り回します。 [メイン]フリートン:「まだ死なんのか」 [メイン]GM:では、俊子のターンです。 [メイン]GM:俊子はこれ以上の助力の必要は無いと感じます。 [メイン]GM:事故を防ぎ、遠巻きからいつでも助力するために身を引きます。 [メイン]GM:【隠れる】 [メイン]GM:ccb =60 Cthulhu (1D100 =60) → 42 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:[ [メイン]雄峰 俊子:「何かあったら呼んでくれ!」 [メイン]フリートン:「うむ」 [メイン]フリートン:銃を構えたまま答える [メイン]GM:では、俊子は戦闘から離脱します。 [メイン]GM:ラーオルのターンです。 [メイン]フリートン:「いまだ!いけ!!」 [メイン]ラーオル:銅鍋を被りながら走って行き持っていた鋸を振り下ろす [非常食確保ー❗❗] [メイン]フリートン:(いや、たべられないから) [メイン]ラーオル:1D100 =59 Cthulhu (1D100 =59) → 8 → 成功 [メイン]GM:では、ガストの回避です。 [メイン]GM:ccb =22 Cthulhu (1D100 =22) → 90 → 失敗 [メイン]GM:では、ダメージ1d6+1d4をどうぞ。 [メイン]ラーオル:1d6+1d4 Cthulhu (1D6+1D4) → 1[1]+3[3] → 4 [メイン]フリートン:「よぉし」 [メイン]ラーオル:[夜食ゲット❗❗] [メイン]フリートン:「たべるの?これ」 [メイン]ラーオル:[いけるいける] [メイン]フリートン:「まだ私の便所まみれの匂い嗅いでた方がマシでしょ」 [メイン]フリートン:とりあえず俊子に合図を送る [メイン]フリートン:「おーい、もう大丈夫だぞ」 [メイン]ラーオル:(またこいつを使えなかった…)と閃光弾を見る [メイン]雄峰 俊子:「おー、無事で良かった」 [メイン]GM:では、ラーオルはガストを切り刻み夜食に仕立ててしまいます。 [メイン]GM:さすが、すらんちくんを食べる国ですね。 [メイン]GM:食は国の命です、では【戦闘終了】です。 [メイン]ラーオル:[いやーなかなかいい戦闘だったね] [メイン]フリートン:「はぁー、やれやれだ」 [メイン]ラーオル:[二人も食いなよ,うまいよ] [メイン]雄峰 俊子:「やっぱり、正気じゃない……」 [メイン]フリートン:「・・・」腹減ったけど微妙な [メイン]ラーオル:[腹一杯…残りは…ハンガーとかあれば吊るすか… 干し肉だ] [メイン]GM:では、ラーオルはガストの肉をハンガーに吊るします。 [メイン]フリートン:(うわぁ) [メイン]GM:では、一行は解体されたガストの死体のさきに見覚えのある人影を見ます。 [メイン]GM:暗がりの中、蝋燭は隙間風で消え、 [メイン]GM:その容姿は廊下の窓から差し込む月明かりから見えます。 [メイン]ラーオル:[嫌な予感] [メイン]紫部屋の女性:「まさか力でねじ伏せるなんてね」 [メイン]フリートン:😃? [メイン]ラーオル:[美味しかったよ?] [メイン]紫部屋の女性:「それにそいつらを干し肉にしちゃうなんて、正気じゃない人間も居るものね」 [メイン]フリートン:「君は、いったい」 [メイン]雄峰 俊子:「お前……紫の部屋に居たやつじゃないか、なんでここに?」 [メイン]ラーオル:[お前も非常食?] [メイン]紫部屋の女性:「そんなことをすると少女が気を損ねるぞ」 [メイン]ラーオル:[ごめんね] [メイン]フリートン:「…」 [メイン]紫部屋の女性:「非常に面白いものを見せてもらったよ」 [メイン]ラーオル:[はい] [メイン]雄峰 俊子:「なんだ、ボクたちを騙していたのか?」 [メイン]紫部屋の女性:「違う」 [メイン]紫部屋の女性:「まあ、騙していても面白かったかもしれないがね」 [メイン]ラーオル:[そうだね] [メイン]ラーオル:テキトー [メイン]紫部屋の女性:「できるだけ、本当のことを言おうと務めていたよ。ただ、君たちに解かせないと意味は無いからな」 [メイン]フリートン:「それで、目的はなにかね」 [メイン]フリートン:「我々の心配をしてここにきたのではあるまい」 [メイン]紫部屋の女性:「ふっ、心配? 人間のような下等種族以下の存在を? 目的なら、一つしか無いよ」 [メイン]フリートン:(餌か、生贄か…) [メイン]ラーオル:[私は猫耳があるぞ❗人間じゃなくて猫だぞ❗]苦しい言い訳 [メイン]ラーオル:[結局我々をどうするつもり? 簡潔にどうぞ] [メイン]紫部屋の女性:「何故単なる人間をどうにかする必要がある。別にどうにもしないよ」 [メイン]ラーオル:[じゃあいいよ] [メイン]紫部屋の女性:「面白いものを見せてもらうために君たちを泳がせてたんだ。目的はそれだけだ」 [メイン]ラーオル:[面白かった?] [メイン]フリートン:「なにをしに来た?ただの見学か?」 [メイン]紫部屋の女性:「そうともいうね、いやはや、とっても面白かったよ。君たちは」 [メイン]ラーオル:[それは良かった] [メイン]フリートン:「よく分からんが。期待には応えられたようだな」 [メイン]フリートン:「それで、我々をどうするね?」 [メイン]紫部屋の女性:「正解にはたどり着けなかったようだが、非常に面白いものを見せてもらったからな……」 [メイン]ラーオル:[…では私は退散しよう]と言って二人の後ろに隠れる [メイン]紫部屋の女性:「礼に元の世界に戻してやろう」 [メイン]ラーオル:[あざす❗❗] [メイン]フリートン:「それは、ありがたいな……」 [メイン]GM:では、 [メイン]GM:その瞬間、眼の前の女性の姿はぐにゃりと変貌します。 [メイン]GM:人間のタンパク質の動きとはとても思えない。 [メイン]フリートン:(死体で戻してやるよ、みたいな展開じゃないよな)() [メイン]GM:まるで時空が歪んだようなところから [メイン]フリートン:「くっ」 [メイン]GM:植物のツタのような触手を頭として、 [メイン]GM:象が馬にでもなったかのような脚を持っていると感じます。 [メイン]GM:しかし、眼前に見えるのは言い表すことのできない無貌の黒 [メイン]GM:そのような奇妙な生物が、幹のような部分から機械のようなかぎづめを大きく広げ [メイン]GM:歓迎しているかのような動きを感じさせます。 [メイン]GM:あまりにも酷い、その存在をみたあなた達は…… [メイン]GM:1d10/1d100のSANチェックです。 [メイン]雄峰 俊子:ccb =88 Cthulhu (1D100 =88) → 45 → 成功 [メイン]フリートン:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 55 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:1d10 Cthulhu (1D10) → 4 [メイン]フリートン:1d10 Cthulhu (1D10) → 2 [メイン]ラーオル:1D100 =69 Cthulhu (1D100 =69) → 45 → 成功 [メイン]ラーオル:1D10 Cthulhu (1D10) → 3 [メイン]フリートン:65→63 [メイン]ラーオル:69➡66 [メイン]GM:では、まず俊子の一時的狂気の処理から。 [メイン]GM:ccb =90 Cthulhu (1D100 =90) → 84 → 成功 [メイン]GM:では、狂気表を振ります。 [メイン]GM:1d10 Cthulhu (1D10) → 9 [メイン]GM:[奇妙なもの、異様なものを食べたがる(泥、粘着物、人肉など)] [メイン]GM:えー次はフリートンの不定の狂気の処理です。 [メイン]GM:1d10をどうぞ。 [メイン]フリートン:1d10 Cthulhu (1D10) → 7 [メイン]GM:[心因性視覚障害、心因性難聴、単数あるいは複数の四肢の機能障害] [メイン]雄峰 俊子:「なんか、無性にガストの干し肉が食べたくなってきたんだが……」 [メイン]雄峰 俊子:「ラーオルちゃん、肉の余りある?」 [メイン]ラーオル:[いいよ] [メイン]ラーオル:[いっぱいあるよ] [メイン]フリートン:「え?」耳に手をあててすり寄る [メイン]フリートン:なお、便所臭 [メイン]紫部屋の女性:「さあ、君たち、元の世界に帰る時間だ」 [メイン]ラーオル:[え?くさ] [メイン]フリートン:「え?」 [メイン]ラーオル:[はよ帰ろう…] [メイン]フリートン:(何も聞こえん…) [メイン]GM:--- [メイン]GM:次の瞬間、皆さんはいつもの朝を迎えます。 [メイン]GM:便所臭さも人形も、銅鍋も鋸も手元には残っていないことでしょう。 [メイン]GM:あれは夢だったのでしょうか? [メイン]GM:しかし、脳裏にははっきりとあの奇妙な生物の姿がはっきりと刻まれていました。 [メイン]GM:ニャルラトホテプ、這い寄る混沌。 [メイン]GM:その名の通りの活躍をあなたたちは見てしまったのです。 [メイン]GM:シナリオ「多分既出」《END -力こそパワー-》 [メイン]GM:--- [メイン]ラーオル:[花瓶が残ってない…売って一攫千金の計画が… 最悪だ…最悪だ…] [メイン]フリートン:「え?」 [メイン]フリートン:「なんて??」 [メイン]ラーオル:[死にそう死にそう…] [メイン]フリートン:「あ?」 [メイン]ラーオル:[ぜんぶお前のせいだぞフリートン❗] [メイン]フリートン:😃????????? [メイン]雄峰 俊子:「干し肉……干し肉……」 [メイン]フリートン:「とりあえず、ぺんぺんすればいいんだな???」 [メイン]フリートン:(中耳炎拗らせたかな?耳鼻科いかなきゃ) [メイン]ラーオル:懐から閃光弾を取りだしフリートンの目の前で炸裂させた 本人は目を閉じてるがフリートンと俊子は目を開けている [メイン]ラーオル:[もう切れた❗] [メイン]雄峰 俊子:「ぷぎゃっ(気絶」 [メイン]フリートン:😆 [メイン]フリートン:ごろりーん [メイン]フリートン:ごろごろごろごろごろ [メイン]フリートン:そのまま転げ落ちていく [メイン]ラーオル:[ざまぁみろ❗] [メイン]フリートン:全力で走って戻ってくる [メイン]フリートン:その様子はまさに全力である [メイン]フリートン:力の限り疾走し、ラーオルのそば [メイン]フリートン:に這い寄る混沌の如く纏わりつくのだ [メイン]フリートン:私の名はフリートン [メイン]フリートン:忠犬100年分の哀しみを受けるがいい [メイン]GM:では、【戦闘開始】です。 [メイン]フリートン:おしりぺんぺん [メイン]GM:では、フリートンのターンです。 [メイン]GM:フリートンは全力の悲しみを負っているため、すべての技能判定に+80のバフが付きます。 [メイン]フリートン:とうっ [メイン]フリートン:跳躍 [メイン]フリートン:ccb =105 Cthulhu (1D100 =105) → 67 → 成功 [メイン]フリートン:高速スロット頭突き [メイン]フリートン:ccb =90 Cthulhu (1D100 =90) → 6 → スペシャル [メイン]GM:では、ラーオルの回避です。 [メイン]GM:ラーオルは花瓶を失った悲しみを背負っているため、すべての判定に+80のバフが付きます。 [メイン]GM:頂 上 決 戦 [メイン]GM:なので回避の判定値130 [メイン]ラーオル:1D100 =130 Cthulhu (1D100 =130) → 80 → 成功 [メイン]GM:ではフリートンは頭から床に突っ込みます。 [メイン]ラーオル:逃げますとも [メイン]GM:ですが、悲しみを負ってるためノーダメージです。 [メイン]フリートン:gorogorogorogorogorogoro [メイン]GM:では、 [メイン]GM:俊 子 の タ ー ン で す [メイン]フリートン:い た の か [メイン]雄峰 俊子:「君たちさ……」 [メイン]雄峰 俊子:「ごちゃごちゃうるせえんだよ!! 干し肉に成れやごらあああああああああ」 [メイン]フリートン:😃? [メイン]雄峰 俊子:干し肉が手元にない悲しみから、すべての判定に+80のバフが付きます。 [メイン]フリートン:お ま え も か よ [メイン]雄峰 俊子:「とうっ!」 [メイン]雄峰 俊子:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 61 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:そして、跳躍した俊子はフリートンとラーオルの二人に目掛けて拳を振るいます。 [メイン]雄峰 俊子:その姿はまるで北○の拳に登場する南斗の構えのようです。 [メイン]雄峰 俊子:ccb =130 Cthulhu (1D100 =130) → 93 → 成功 [メイン]雄峰 俊子:俊子の存在に気づいてなかった二人は-80のデバフで回避を振って下さい。 [メイン]フリートン:ccb =0 Cthulhu (1D100) → 67 [メイン]ラーオル:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 87 → 失敗 [メイン]雄峰 俊子:1d6-2 Cthulhu (1D6-2) → 5[5]-2 → 3 [メイン]雄峰 俊子:「干し肉になれえええええええええええええええええええええ」 [メイン]フリートン:「ガオガイガーかな?」😃 [メイン]ラーオル:[しにそう] [メイン]GM:では、フリートンとラーオルの脳天に俊子の拳が直撃し、二人は瞬間的に気絶します。 [メイン]フリートン:たぶん深度10000mくらい沈んだ [メイン]フリートン:😆 [メイン]GM:また、俊子は着地の瞬間、足を挫いて前傾に倒れ額を打って失神、気絶します。 [メイン]GM:【戦闘終了】です。 [メイン]フリートン:草 [メイン]GM:--- [メイン]GM:では、クリーニングと成長を行います。 [メイン]フリートン:2D10 Cthulhu (2D10) → 10[9,1] → 10 [メイン]ラーオル:2D10 Cthulhu (2D10) → 3[2,1] → 3 [メイン]雄峰 俊子:2d10 Cthulhu (2D10) → 14[6,8] → 14 [メイン]ラーオル:66➡69 [メイン]雄峰 俊子:86→90 [メイン]フリートン:63→73 [メイン]GM:では、成長です。 [メイン]フリートン:目星から [メイン]フリートン:1D10 Cthulhu (1D10) → 10 [メイン]フリートン:80→90 [メイン]フリートン:拳銃 [メイン]フリートン:1D10 Cthulhu (1D10) → 8 [メイン]フリートン:60→68 [メイン]GM:--- [メイン]フリートン:ところでここどこ?よく分からん街 [メイン]:ーーーーーー [メイン]:今日未明、ロフィルナ政府公認マスコットキャラクターのふりーとん侯爵が地下で死亡しているのが発見されました [メイン]:「」 [メイン]フリートン:「死んでないが」 [メイン]フリートン:「まぁいい、ここはどこだ?」 [メイン]フリートン:「私はなに?」 [メイン]フリートン:「え?」 [メイン]フリートン:「なんだって?」 [メイン]フリートン:「あの、それってスロットだよね、やめて、回さな」r [メイン]フリートン:アリウスアンハッピーエンド
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判示事項の要旨: 被告病院に入院し出産した女性が、分娩後2時間後に昏睡状態に陥り、他院に搬送された後死亡した事案につき、遺族のした損害賠償請求が棄却された事例 平成17年9月30日判決言渡 平成15年(ワ)第6022号損害賠償請求事件 判決 主文 1 原告らの請求をいずれも棄却する。 2 訴訟費用は原告らの負担とする。 事実及び理由 第1 請求の趣旨 被告は、原告Aに対し金3963万5104円、原告Bに対し金3833万5104円及びこれらに対する平成14年8月24日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要 本件は、被告が開設する病院において、分娩のために入院していた患者が、女児を分娩したものの、その約2時間後に昏睡状態に陥り、救急車で国立甲病院に搬送後、多臓器不全、DIC(播種性血管内凝固症候群)等に陥って死亡したことにつき、上記病院において大量出血があったにもかかわらず輸液・輸血を怠ったなどの過失があったとして、患者の相続人である原告らが、被告に対し、不法行為(使用者責任)に基づき、損害賠償金の支払を求めた事案である。 1 前提事実 次の事実は、当事者間に争いがないか、証拠(各項目掲記のもの)によって容易に認められる事実である。 (1) 当事者 ア Cは、昭和49年生まれの女性であり、原告Aは、本件当時Cの夫であったものであり、原告Bは、原告AとCの間の子である(争いのない事実、甲C1)。 イ 被告は、肩書住所地において、産婦人科を専門とするD病院(以下「被告病院」という。)を設置運営している医療法人である(争いのない事実)。 ウ E医師は、被告病院に非常勤で勤務している医師であり、本件の分娩及び分娩後の患者の治療に携わったものである。被告代表者のF医師は、被告病院の院長であり、本件の分娩後の患者の治療に携わったものである。 (2) Cは、平成14年初め頃、近所の産婦人科病院で妊娠と診断され、出産予定日は平成14年8月13日とされた(甲A3)。Cは、Cの実家がある茨城県に里帰りをして出産することとし、平成14年6月19日以降、被告病院に通院を開始した(争いのない事実)。 (3) 同年8月22日、Cは昼過ぎから痛みを覚え、同日17時頃、被告病院に入院した(以下、特に年月日を示さない場合は、平成14年8月22日をいうものとする。)。22時18分、Cは吸引分娩により原告Bを出産したが、翌23日0時12分、意識が混濁し、同日0時15分、刺激に反応しない状態となり、同日0時37分、救急車で国立甲病院に搬送された(争いのない事実)。 (4) Cは、国立甲病院において治療を受けたが、多臓器不全、DICに陥り、同月24日13時15分、急性呼吸循環不全により死亡した(甲A1、争いのない事実)。 2 争点 (1) 出血性ショックを看過し、適切な輸液及び輸血を怠った過失の有無 (2) 全身状態の管理・観察を怠った過失の有無 (3) 高次医療機関への搬送が遅れた過失の有無 (4) Cに本件の症状が生じた原因及び救命可能性 (5) 損害論(判断の必要がなかった) 3 争点についての当事者の主張 争点についての当事者の主張は、別紙当事者の主張に記載のとおりである。 第3 当裁判所の判断 1 事実認定 (1) 被告病院におけるCの診療経過 被告病院における診療経過については、別紙診療経過一覧表(被告病院)中の「診療経過(入通院状況・主訴・所見・診断)」欄及び「検査・処置」欄の記載(ただし、下線部分は除く。)のとおりであることについては、当事者間に争いがなく、その記載及び各項目掲記の証拠(証拠に付記した〔〕内の数字は、当該証拠の頁数を示す。)並びに弁論の全趣旨によれば、以下の事実が認められる。 ア 21時25分、Cは被告病院の分娩室に入室し、21時30分、分娩室において破水(人工)し、ヴィーンF500mlの投与が開始された。 この頃、導尿により50mlの尿が測定された(乙A1〔9〕)。 イ 22時18分、Cは吸引分娩によって女児を娩出した。 なお、被告は同時刻から子宮底マッサージを開始したと主張するが、証拠(証人E〔39〕)によれば、かかる事実は認められない。 ウ 22時33分、胎盤が娩出され(一部用手剥離)、その際に819グラム(凝血約569グラム、羊水を含めた出血約250グラム)の出血が認められた(乙A1〔27〕、証人E〔6ないし7〕)。 エ 22時35分、子宮収縮を促すためメテナリンを静注し、子宮収縮良好、出血少量となった(乙A1〔22〕)。 オ 22時45分、Cは軽度悪寒、両鼠径部痛を訴えた。 カ 22時55分、Cに軽度顔色不良があり、意識はあるが、血圧70/50、心拍数が微弱となった。 キ 23時03分、モニターを装着して測定したところ、血圧103/32となり、F医師が来室し、子宮底マッサージを施行したところ、約400グラムの出血が認められた(乙A1〔22、27〕)。 ク 23時06分、血液検査を施行した。血液検査の結果は、ヘモグロビン値(以下「Hb値)という。女性の基準値は12~16とされる。)9.7g/dl、ヘマトクリット値(以下「Ht値」という。女性の基準値は34~42とされる。)28.4%、白血球数20500μ/l、血小板数24200μ/lであった(甲A2〔7〕、乙A1〔29〕)。 なお、分娩前である平成14年8月13日の血液検査の結果は、Hb値11.3g/dl、Ht値34.1%であった(乙A1〔6〕)。 ケ 23時12分、F医師は、その時点で50ml残っていた点滴剤ヴィーンFを取り外し、新たにヴィーンF500ml及び子宮収縮剤のプロスタグランディン2000mmgの点滴を2ないし3秒に1滴のペースで開始した(乙A1〔17、22、28〕、3〔2、3〕、被告代表者F1回目〔4〕)。 コ 23時15分、E医師による縫合が終了した。上記の子宮底マッサージがなされた時点からE医師による縫合が終了する時点までに約150グラムの出血が認められたが、これ以降の出血はごく少量となった(乙A1〔22、27〕、被告代表者F1回目〔35~36〕)。 この頃、両鼠径部痛の訴えがあり、軽度顔色不良であったが、意識は認められた(乙A1〔22〕)。 サ 23時20分頃、F医師は腹部エコーを施行し、胎盤鉗子によって子宮内容の除去を行った(乙A1〔22〕)。 シ 23時21分、血圧が70/42と低下したため、側管から新たにヴィーンFの点滴静注を指示した(乙A1〔22〕)。 なお、被告病院の看護記録の同時点の欄には「側管より点滴静注指示」との記載があるのみでこれがヴィーンFであるとの記載はない(乙A1〔22〕)が、同看護記録の翌23日0時32分の欄には「(残370ml抜去)ヴィーンF側管のもの残50mlを本ルートとする」との記載があるところ、この記載と同看護記録中に記載された輸液量の内訳を示した表(乙A1〔28〕)とを総合すれば、23時21分において側管から新たにヴィーンF500mlの点滴静注が開始され、同ルートから合計450mlの輸液が行われたと認めることができる。 23時25分、点滴のペースを上げる一方、プロスタグランディンの流量を下げた(乙A1〔22〕)。 23時29分、血圧78/36、心拍数133となり、23時34分、血圧65/32、心拍数134となったため、23時35分、F医師は昇圧剤であるエフェドリン5mgを投与したが、血圧は測定不能でモニターが切れる状態となった。Cから鼠径部痛の訴えがあり、軽度顔色不良であったが、意識は認められた。同時点でのSpO2(動脈血酸素飽和度。基準値は92から98とされる。)の値は98%であった(甲A2〔7〕、乙A1〔22、31〕、被告代表者F1回目〔12ないし13〕)。 ス 23時38分、F医師は経膣超音波測定法により子宮内を確認し、明らかな胎盤の遺残はなく、腹腔内出血も生じていないことを確認し、子宮後壁の微量の出血に対し、子宮内にホルムガーゼ80cmを挿入した(乙A1〔23〕、3〔3〕、証人E〔11〕、被告代表者F1回目〔10ないし12〕)。 セ 23時40分、F医師は、バルーンカテーテルにより尿量を測定し、20mlの尿が認められた。Cは、軽度顔色不良であり、両鼠径部痛を訴えるとともに、横になりたい、足をのばしたい、部屋へ戻りたいと訴えたため、右側臥位にて観察することとした(乙A1〔23〕)。 ソ 23時44分、Cは軽度顔色不良であったが、意識は認められ、寝返りをしていた。血圧が186/103となり、再度血圧の測定を試みたが測定できず、Cに対する刺激を押さえるため、部屋を暗室とした(乙A1〔23〕、被告代表者F1回目〔14〕)。 タ 23時55分、血圧110/50、心拍数154であり、顔色やや不良であったが、鼠径部痛の訴えはなかった。この時点でのSpO2の値は97%であった(乙A1〔23、31〕)。 チ 翌23日0時05分、Cはモニターを外した状態で、ストレッチャーで病室に帰室した(乙A1〔22〕)。 この頃、F医師はナースセンターにおいて原告Aに対し、同時点までの経過を説明し、本件の出血が癒着胎盤を剥離したことによること、出血はおさまっているが、場合によれば輸血を行うことなどを説明した(甲A3、被告代表者F1回目〔15ないし19〕)。 ツ 同日0時06分、Cに対しモニターを再装着したが、血圧は測定できず、心拍数146であった。尿量20mlが測定されたが、顔色不良蒼白であり、手指の冷感が認められ、胸に手を当て、右側臥位になりうずくまる様子がみられ、看護師から胸が苦しいのかと問われてうなずいていた(乙A1〔25〕)。 テ 同日0時07分、Cは「痛い」と訴え、看護師から足が痛いのかと問われ、「胸が痛い」と答えた(乙A1〔25〕)。 同日0時10分、血圧76/49、心拍数141であった。F医師は、Cが胸部痛を訴えているとの報告を受け、Cのベッドをギャッジアップするよう指示した。ベッドを5度ギャッジアップした後、E医師が聴診を行った。Cは胸部痛を訴えたが意識はあり、手を強く握ることができ、ギャッジアップは元に戻された(乙A1〔25〕、被告代表者F1回目〔19〕)。 ト 同日0時12分、心拍数133となり、Cは肩呼吸となり意識が混濁し、声かけに反応せず、手を握り返せなくなった。同日0時15分、Cは刺激に全く反応しなくなり、F医師、原告Aの呼びかけに返答しなくなった。F医師はアンビュー、挿管を指示し、同日0時17分、アンビューを施行し、同日0時19分、挿管を施行した(乙A1〔25〕)。 ナ 同日0時17分、SpO2の値が46%、続いて39%となり、同日0時20分には45%、同日0時22分には64%となった(乙A1〔31〕)。 ニ 同日0時23分、F医師は国立甲病院へ連絡し、救急車を要請したが、同日0時25分、血圧40/26、心拍数54となり、意識はなく、自発呼吸も消失した(乙A1〔26〕)。 ヌ 同日0時32分、救急車が到着し、同日0時37分、ヴィーンF500mlを接続し、F医師及び原告Aが同乗して、救急車にて国立甲病院へ搬送した。救急車内においてはアンビューで人工呼吸を行っており、救急車内における測定の結果、Cの脈拍は50から70代、SpO2は80代を示していた(乙A1〔15、20、26〕、被告代表者F1回目〔21ないし23〕、同2回目〔2ないし4〕、原告A〔9〕)。 ネ 被告病院は、分娩室のマットに含まれた250グラム及び綿花・ガーゼに含まれた250グラムの血液を含めた最終的な出血量は、羊水約250ccを含めて約1820グラムであると認識している(乙A1〔27〕)。また、被告病院において行われた輸液の総量は、ヴィーンF1030mlであることに当事者間に争いがなく、その内訳は、21時30分から23時12分までが450ml、23時12分から翌23日0時05分までが360ml、0時05分から0時32分までが220mlとなっている(乙A1〔22、26、28〕)。 なお、この点について原告らは、実際には1820グラムより多い出血が生じていたと主張するところ、三鑑定人は、Cが国立甲病院に搬送された直後のHb値が4.3、Ht値が12.4と低く(後記(2)ウ)、50%以上の出血があったような数値であり、1820グラムという出血量とは合わない(鑑定人G〔62〕、同H〔68ないし69〕、同I〔77〕)との意見を述べている。また、国立甲病院における超音波検査の結果によっても、腹腔内からの出血は認められなかったのであるから(後記(2)カ)、上記Hb値及びHt値が正確に測定されたとする限り、1820グラムという出血量の測定が正確ではなかったとの疑いを払拭できない。 しかしながら、他に出血量の測定が誤っていたと認めるに足りる的確な証拠はなく、上記の事実のみをもって被告病院の出血量の測定が誤っていたと断定するには躊躇せざるを得ず、本件におけるCの総出血量は少なくとも約1820グラムであると認められるものの、それを超えてどの程度の出血があったかについては、不明であるというほかない。 (2) 国立甲病院におけるCの診療経過 診療経過一覧表(国立甲病院)の「診療経過(入通院状況・主訴・所見・診断)」欄記載の事実中、当事者間に争いのない事実及び各項目掲記の証拠によれば、国立甲病院におけるCの診療経過などは、以下のとおりである(この項の時刻は、特に記載がない限り、平成14年8月23日の時刻を指す。)。 ア 0時50分、Cは挿管された状態のまま、救急車で国立甲病院に来院し、救急室に運ばれた。Cは、心電図上心室性頻脈が生じており、脈は触知しなかったため、救命医は直ちに心臓マッサージを開始し、ボスミンを投与し、徐細動器による救急蘇生を行ったところ、自己脈が再開した。1時頃、Cは貧血著明、瞳孔拡大、対光反射(-)であったため、J医師ら国立甲病院の医師は出血性ショックと考え、心臓マッサージをしながら、Cを救急室から同病院の救急救命センターへ移動させた(甲A2〔24、31、33〕、証人J〔1ないし4〕)。 イ 救急救命センターにおいて、Cの右鼠径部から12ゲージダブルのCV(中心静脈カテーテル)を挿入し、左鼠径部から16ゲージシングルの動脈ラインを挿入した。CVを挿入したときにCVP(中心静脈圧)の測定を行ったところ、異常は認められず、その後も看護師から異常値の報告がなされたことはなく、J医師も異常値を認めたことはない(甲A2〔33〕、証人J〔4、5、22、23〕)。 ウ 同日1時20分頃実施された血液検査の結果は、pH6.937(7.35~7.45が基準値とされる。)、BE-14.2(-3から3が基準値とされる。)とアシドーシスの状態にあった。Hb値は4.3g/dl、Ht値は12.6%であり、人工呼吸開始前のPaCO2(二酸化炭素分圧)は77.5mmHg、PaO2(酸素分圧)は49mmHgであった(甲A2〔7、33〕、A5〔1ないし2〕、証人J〔3、11〕)。 なおF医師は、血液ガス分析器を使用してHb値、Ht値を測定した場合、測定誤差の生じる場合があり、被告病院における検査結果(甲A2〔9〕)が正確な値を示していると陳述する(乙A5)が、F医師が指摘する検査が行われた正確な時刻については明らかでない以上、いずれかの数値が誤っているということはできないし、他にF医師が指摘する検査結果が正確な値であり、上記測定結果が誤っていると認めるに足りる的確な証拠もないから、国立甲病院の診療録に記載されたとおり(甲A2〔33〕)、上記Hb値及びHt値が正確な数値であると認められる。 エ 同じ頃実施された血液生化学検査の結果は、AST(基準値は8~38とされる。)3315U/l、ALT(基準値は4~44とされる。)2505U/l、LD(基準値は106~211とされる。)3115U/lであり、いずれも高値を示しており、虚血による肝機能及び心筋の障害が疑われたが、TT(トロンボテスト。基準値は70以上とされる。)は120%と正常値であった(甲A2〔9〕、証人J〔19〕)。 オ 1時40分頃施行された血液検査の結果、人工呼吸開始後のPaO2は322.4mmHg、PaCO2は28.5mmHgであった(甲A2〔7〕)。 国立甲病院の医師らは、輸血としてMAP(赤血球濃厚液)、FFP(新鮮凍結血漿)を投与し、出血傾向が続くため、DICの予防のためにFOYを投与した(甲A2〔34〕、証人J〔8、9〕)。 カ J医師による内診の結果、約140グラムの出血が確認された(甲A2〔41〕、証人J〔49〕) 同日2時頃、経腹超音波検査を施行した結果、子宮内膜に遺残はなく、腹腔内出血も認められなかった(甲A2〔36〕、証人J〔39〕)。 その後、脳出血、その他の内臓の出血、腹腔内出血をスクリーニングするためにCT検査を施行した結果、頭部、胸部、骨盤に異常は認められなかった(甲A2〔34〕、証人J〔10〕)。 キ 3時40分頃施行された血液検査の結果、pH7.314、BE-8.7とアシドーシスは改善傾向にあり、Hb値は11.2g/dl、Ht値は30.8%であり、PaO2は409.3mmHg、PaCO2は31.6mmHgであった(甲A2〔7、34〕、証人J〔11〕)。 ク 5時30分頃から弛緩出血が生じ、1170グラムのサラサラとした血液が一気に出て血圧も50~60台に低下した。アトニン等の子宮収縮剤が投与されたが、さらに760グラムの出血が生じたため、8時頃、出血を止めるために子宮動脈の塞栓術が施行されたが、DICとなっていたため出血傾向は持続した(甲A2〔34、38〕、証人J〔13、14〕)。 ケ 翌24日5時頃から血圧が低下し、収縮期血圧40台、心拍数120台の状態がつづき、同日13時15分、Cは急性呼吸循環不全により死亡した(甲A2〔41〕)。 コ なお、国立甲病院の救急室内で、F医師はJ医師に対し、羊水塞栓の検査用の血液採取を依頼し、J医師は1時頃と国立甲病院に搬送された約2時間後の2回、採血を行った(証人J〔17〕)。同血液に対する検査の結果、最初の血液は溶血が強く測定不能であったが、搬送の約2時間後に採取した血液からは、亜鉛コプロポルフィリンが63pmol/ml検出された(乙A2)。 また、国立甲病院において採血(同採血は、Cに対する輸血が行われた後に実施されたものであるが、正確な時刻は不明である)された血液に対する検査の結果、シアリルTn抗原が13U/ml検出された(基準値は45U/ml以下)(甲A2〔10、21〕、証人J〔23〕)。 (3) 医学的知見 ア 輸液について (ア) 産科出血により循環血液量が減少した場合、組織間液が血管内に移動し循環血液量が維持されるが、細胞外液全体が減少するため、細胞外液全体を補う輸液を行う必要がある(甲B5〔1059〕)。 (イ) ヴィーンFは細胞外液補充剤であり、細胞外液補充剤は投与されると血管内と細胞間質に約1:3の割合で分布する。したがって、失血により減少した循環血液量を細胞外液補充剤のみで補うには、失血の3~4倍の量が必要とされている(甲B5〔1061〕、9〔865、891〕)。 (ウ) 膠質液は正常毛細血管壁を通過しない高分子量の物質を含む輸液製剤であり、血管内細胞外液量の増量を図ることができる(甲B5、9)。 イ 輸血について (ア) 輸血の適応について、以前は、Hb値10g/dl、Ht値30%以下を目安としていたが、最近では輸血による合併症を考慮して、Hb値8g/dl以下とさらに厳しくする傾向にある。しかしこれはあくまでも目安であって、出血の原因や止血操作が確実に行われているか、さらに出血が持続する可能性があるかなど、ケース・バイ・ケースで対応し輸血すべきであるとする文献がある(甲B1〔285〕(平成6年発表の文献))。 (イ) 実際に輸血を行う場合のポイントは、出血量が2000ml以上の場合、Ht値が25%以下、あるいはHb値が8g/dl以下の場合で、出血が継続している場合や低酸素血症、血管虚脱等が存在する場合と考えられているとする文献がある(甲B7〔180〕(平成15年発表の文献))。 (ウ) 出血量が1000mlを超えた場合には輸液だけでは有効循環血液量が維持できないことが多く、その場合には輸血が唯一最良の治療法となるとする文献がある(甲B6〔170〕(平成10年の文献))。 (エ) 出血性ショックで循環を維持するために2000ml以上の急速輸液を必要とするときは、輸血が必須となる(甲B9〔865〕)。 ウ ショックについて (ア) ショックとは、短時間内の急激な出血により循環血液量、静脈還流量、心拍出量が減少し、急性の全身的な末梢循環不全が発生した状態をいう。出血が少量・短時間であれば末梢組織の微小血管系の収縮という代償機構により脳や心臓など重要臓器の血流は保持され回復への過程をとるが、出血が増加し長時間続くと、肺、心、肝、腎、腸管などいわゆるショック臓器の機能不全を惹起し、あるいはショック増悪因子により末梢循環不全が増悪し、細胞レベルの変化、代謝異常を招き、不可逆性ショックとなる(甲B2〔326〕、13〔344〕)。 (イ) 定型的なショックの症状は、蒼白、虚脱、冷汗、心拍数の非触知、呼吸不全である(甲B2〔326〕、3〔293〕、4〔357〕)。 (ウ) ショックの発生をうかがわせる所見としては、収縮期血圧が90以下となること、もしくは血圧が通常より30以上低下することが一般的に指摘されている(鑑定人I〔意見の要旨、1〕)。 (エ) ショックの重症度は出血量に比例し、総循環血液量の約35%~45%(2250ml)の出血であり、収縮期血圧60以下、心拍数140以上、Ht値30%以下の場合、重症ショックと診断される(甲B2〔326〕、3〔294〕、4〔358〕、6〔167〕、10〔332〕、13〔346〕)。 エ 羊水塞栓症について (ア) 羊水塞栓症とは、羊水及び胎児成分が母体血中へ流入することによって引き起こされる肺毛細血管の閉塞を原因とする肺高血圧症と、それによる呼吸循環不全を病態とする疾患である(甲B6、14)。 その発症頻度は2~3万分娩に1例とも報告されているが、母体死亡率は60~80%と高率である(甲B4〔367〕、14〔263〕)。 (イ) 羊水塞栓症の発症には、羊水が母体血中へ流入することが必須条件であり、流入した羊水成分は、静脈系、右房、左房、右室、肺動脈を経て肺内の小血管に機械的閉塞をきたすとともに、組織トロンボプラスチンなどのケミカルメディエーターが肺血管の攣縮、血小板・白血球・補体の活性化、血管内皮障害、血管内凝固などをきたし、肺高血圧症、急性肺性心、左心不全、ショック、DICなどを引き起こすとされている(甲B14〔264〕)。 ただし、その明らかな発症原因はアナフィラキシーショック説、肺血管攣縮説、血管内血液凝固による肺血栓説などが考えられているものの、いまだ定説はないとされており、発症原因が複数個考えられると指摘する文献(甲B4〔374〕平成11年発表の文献)も存在する(甲B6〔130〕)。 (ウ) 典型的な症状は、分娩中あるいは分娩後の呼吸困難と血圧の低下であり、重篤なものは引き続き痙攣、呼吸停止、心停止に至るものが従来から指摘されていたが(古典的羊水塞栓症)、それとは別にDICによる大量の子宮出血が初期症状として現れるものもある(強出血タイプ羊水塞栓症)(甲B14〔264〕、乙B3〔1343〕)。 (エ) 羊水塞栓症は、臨床症状によりある程度診断は可能であるが、確定診断は死後の部検により初めて確定診断が可能とされており、X線撮影やCTで特異的所見が得られるとは限らない(甲B2〔328〕、6〔132〕、14〔267〕、証人J〔21〕)。 亜鉛コプロポルフィリン(Zn-CP)とシアリルTn抗原(STN)は母体血中には少なく、羊水中に存在する特異物質で、ともに胎娩中に排泄される。これらは母体血中への羊水流入を直接証明する方法といえるが、決して羊水塞栓症の原因物質ではなく、羊水塞栓症例においてもこの両者の値は必ずしも相関するとはいえない。また、羊水が母体血中に流入しただけでは必ずしも羊水塞栓症が発症するという確証もない(甲B4〔371〕、14〔267〕)。 母体血中における亜鉛コプロポルフィリン値の正常上限は1.6pmol/mlとする文献がある(甲B4〔370〕)。 (オ) DIC(播種性血管内凝固症候群)とは、本来は凝血が起こらないはずの血管内において凝固機転の亢進が起こり、全身の微小血管内に多数の血栓が形成される症候群である。血栓の形成により凝固因子が消費され消費性凝固障害となる一方、この血栓を溶解する機序が加わって出血傾向が出現、さらにはこれら病的状態が相まって、臓器に重篤な障害をもたらす。出血した血液はサラサラしており、凝固しにくいのが特徴である(甲B14)。 オ 肺塞栓について 肺塞栓症は静脈系に発生または流入した栓子が、肺血管床を閉塞させる状態であり、75~95%以上は骨盤内や下肢の深部静脈血栓が遊離して起こる。産婦人科領域では、血栓や羊水成分、腫瘍組織が主たる栓子である。また閉塞部位、範囲、閉塞状態によって臨床上全く無症状のものから呼吸困難、ショック症状を呈し、死に至るものまで種々である(乙B13)。 全く正常な胸部X線像が得られることも稀ではなく、胸部写真で本症を診断することは不可能である(乙B13)。 2 争点(1)(出血性ショックを看過し、適切な輸液及び輸血を怠った過失の有無)について (1) 上記1(1)の事実及び証拠(鑑定人I、同H、同G〔各意見の要旨〕)によれば、Cは22時55分から血圧低下、顔色不良、悪寒等のショック症状を呈しており、心拍数も高く、23時30分の時点においてもショック指数は1.5を超えており中等症以上のショック状態にあるとともに、この時点で1820グラム以上の出血が生じていたことが認められる。 そして、証拠(鑑定人G〔30〕、同H〔32、33〕、同I〔34、35〕)によれば、ショックに対する措置としては、その原因が何であれ、ショックと診断した段階で急速輸液を実施するのが最も標準的なものであることが認められる。 この点について被告は、23時06分時点のHb値が9.7g/dlであり十分な数値であると主張するが、証拠(甲B5、鑑定人I〔意見の要旨〕)によれば、急速出血の場合にはHb値はさほど低下せず、出血後20分から1時間ほどが経過して組織間質液が血管内に分布することによりHb値が低下することが認められるから、23時06分時点のHb値が9.7g/dlであったことをもって、急速輸液の必要性を否定することはできない。 (2) そこで、被告病院において実際に行われた輸液が不適切であったか否かについて検討する。 ア 被告は、1時間当たり約1000mlの輸液を実施したと主張し、被告病院の看護記録には23時25分にヴィーンFを全開大で流出させた旨の記載が存在する(乙A1〔22〕)が、それ以降救急車によって国立甲病院に搬送されるまでの間にさらに輸液量を増した形跡はなく、前記1(1)ネのとおり、Cの帰室後搬送を開始するまで27分間の輸液量は220mlであったことからすると、上記のように速度を速めた後も1時間当たりの輸液量は490ml程度であったと認められるし、結果として、被告病院において行われた輸液は、患者が分娩室に入室した21時30分から国立甲病院に搬送するまでの間のヴィーンF1030mlのみであったことについては当事者間に争いがない。 そして、輸液の実施に関する一義的な基準を示すことは困難であるが、証拠(甲B5、9)によれば、一般的にヴィーンFなどの細胞外液系の輸液の場合、出血量の約3倍が必要な輸液量とされていること、鑑定人らも揃って、結果として1820グラムの出血量に対しヴィーンF1030mlの輸液は少なかったことに加え、細胞外液系の輸液のみではなく膠質液の投与が適当であったことを指摘している(鑑定人H、同G、同I〔各意見の要旨〕)ことなどからすれば、被告が行った輸液については、少なくとも標準的なものとはいえない。 イ(ア) しかし、本件は出産時における出血であるところ、証拠(甲B5〔1060〕、乙B4〔155〕、鑑定人H〔10〕)によれば、妊娠末期の女性の血液量は非妊婦に比べて40%~50%、場合によっては量にして1リットル以上増えている可能性があること、細胞外液量は非妊娠時には約208ml/kgから妊娠後期には約284ml/kgとなることが認められる。 したがって、出産時における母体からの出血については、このような出血に対する予備能を考慮して輸液量の適否を判断する必要がある。 また、証拠(甲B5、9)によれば、出血性ショックの治療の基本は、出血源の検索・止血、輸液・輸血であるが、根本的治療として出血原因の止血が重要であるとされており、出血性ショックに対する輸液、輸血による循環管理はいわゆる対症療法であり、止血までの時間かせぎにすぎないと指摘する文献も存在する(甲B5)ところ、上記1(1)コに認定したとおり、23時15分頃にはCの出血はほぼ止まっており、出血源の検索の結果、出血源からの新たな出血は確認されていない。 (イ) 鑑定人H及び同Gは、本件のCの出血量については1820グラムよりも多いのではないかとの認識は有しつつも(鑑定人H〔69〕、同G〔62、102〕)、産科においては大量の出血があったとしても、それが止まっているか否かが大きな問題であるとして、Cの出血が止まった23時15分の時点においては、輸液については翌朝までゆっくり点滴をつないで戻すというぐらいでよいとし(鑑定人G)、直接的には搬送の時期についてではあるが、それまでの状況を踏まえて、被告病院において経過観察するという考えもあり得る旨指摘しており(鑑定人H〔51〕、同G〔52〕)、かかる指摘は、輸液の不足を別個の治療で補う必要がないことを前提としているということができ、K医師も同旨の指摘をしている(乙B19〔2、6〕)。 また、鑑定人Gは、国立甲病院への搬送後における中心静脈圧が正常であったことからして、輸液の不足はうかがわれないとしている(鑑定人G〔28〕)。 その上、鑑定人G及び同Hは、本件でなされた輸液を前提としても、輸液が少なかったことのみを原因としてショックが重篤化したとは考えにくい旨指摘しており(鑑定人G〔31、45、61〕、同H〔70〕)、鑑定人Iも、本件でなされた輸液措置を前提としつつ、本件の経過が出血性ショックで心肺停止した後の回復の状況としては少し悪い旨指摘しており(鑑定人I〔75、83〕)、いずれの鑑定人も、被告病院における出血及び輸液の不足がショック状態の悪化を招いたとの考えに疑問を呈しているということができる。 これらの鑑定人らの指摘は、主として因果関係について言及したものもあるが、それらはまた、因果関係についての疑問から翻って考えると、被告病院による輸液が標準的な量に比べて少なかったものの、出血性ショックに対する治療として不十分とまではいえないとする趣旨をも含むもの解すべきである。 ウ 以上の点を勘案すると、被告が行った輸液について標準的な措置がとられなかったことは前述のとおりであるが、被告病院の輸液措置に過失があったとまではいえない。 (3)ア なお、輸血の点について検討するのに、証拠(甲B5、鑑定人H〔33〕)によれば、輸血は輸液によっても血圧が不安定となるか全く血圧の上昇が見られない場合に実施されるところ、上記に認定説示したとおり、本件においては輸液が不十分であるとは言い難いのであるから、輸液の実施に重ねて輸血を実施する義務があるとすることはできない。 鑑定人G及び同Hは、Cの血圧が低下していた時点で輸血の手配をすべきであった(鑑定人G〔29〕、同H〔33〕)旨指摘しているが、かかる鑑定人らの意見は、輸血の実施が必要となった事態に備えた事前の準備としてあらかじめ輸血を手配すべきとしたものであって、被告病院において輸血を実施すべき義務があったとする趣旨ではないと解すべきである。 イ また、Cの出血量ないし血液検査結果に基づいて検討するのに、証拠(甲B5)によれば、日本赤十字社が示した「血液製剤の使用指針」においては、循環血液量の20~50%の出血が生じた場合、細胞外液系の輸液とともにMAP(赤血球濃厚液)を投与するとされていることが認められるが、一方で、証拠(甲B7)によれば、妊娠前に健常であった妊婦の場合、出血量が1500ml以下の場合、循環動態は維持されており速やかな止血により、輸液だけで回復をみることが多いが、2000ml以上の出血をみた場合、輸血が必要であるとする文献も存在しているし、鑑定人Hも、2000グラムの出血が生じたとしても輸血をしないで輸液だけでやっていることが多いとの意見を述べている(鑑定人H〔10〕)。 一方、Hb値、Ht値については、証拠(甲B1、7)によれば、実際に輸血を行う決定のポイントは、Ht値が25%以下あるいはHb値が8g/dl以下の場合で、出血が継続している場合や低酸素血症、血管虚脱などが存在する場合と考えられているとする文献が存在する。 そうすると、被告病院におけるCの出血量は必ずしも明確ではないものの、23時06分の時点でのHb値は9.7g/dl、Ht値は28.4%であり、いずれの検査結果についても上記文献の基準を明らかに下回るものではなく、しかも23時15分には出血はほぼ止まっていたのだから、これらを前提とした場合、急速出血の場合にはHb値は徐々に低下することを考慮しても、被告に輸血を実施する義務があったということはできない。 (4) したがって、輸液及び輸血に関する原告らの主張は、いずれも理由がない。 3 争点(2)(全身状態の管理・観察を怠った過失の有無)について (1) 原告らは、被告が血液検査、血液ガス分析、尿量のチェックを頻回に行う義務があったと主張しているところ、鑑定人らは、血液検査はより頻回に行うことができたこと、血液ガス分析を行う必要があったこと及びバルーンカテーテルを早期に挿入し、尿量の確認をすべきであったとの意見を述べている(鑑定人H〔意見の要旨〕、同I〔21〕、同G〔意見の要旨〕)。 しかし、本件全証拠によっても、これらの検査を実施した場合にいかなる検査結果が判明し、いかなる治療が行われたのかは不明であるといわざるを得ないし、鑑定人もその点については特に意見を述べていないのであるから、鑑定人らの上記意見も、患者の状態を適切に把握する必要性について指摘するにとどまり、治療行為として不十分であったとまで指摘するものではないということができる。 したがって、Cの正確な状態を把握する目的で、被告が上記検査を実施するのが望ましかったとしても、これらを実施しなかったことが過失であるということはできない。 (2) なお、血液検査については、国立甲病院に搬送した直後の血液検査結果(上記1(2)ウ)から翻って考えると、被告病院が23時06分以降に再度血液検査を実施していれば、CのHb値、Ht値が低下していた事実を認識できた可能性が高いと考えられるものの、上記2(3)に判示したとおり、本件においては輸血を実施する前段階としての輸液が不十分であったとはいえないのであるから、仮に被告が、血液検査によってHb値、Ht値が低下していた事実を認識できたとしても、その事実は輸血実施義務の有無について影響を及ぼすものではない。 (3) したがって、この点に関する原告らの主張は理由がない。 4 争点(3)(高次医療機関への搬送が遅れた過失の有無)について 鑑定人Gは、本件において結果としてもう少し早く高次医療機関への搬送がなされるべきであった旨の意見を述べている(鑑定人G〔58〕)。しかし、鑑定人H及び同Gは、Cの血圧が上昇しないこととCの出血が止まっていることとの関係において、どの時点で搬送に踏み切るかは難しい問題であり、そのまま様子を見るのもやむを得ないとしている(鑑定人H〔51〕、同G〔52〕)ことからすると、上記意見は本件を事後的に検討した上で、搬送がなされた方が望ましい結果が得られた可能性があるとの結果論を述べたものに過ぎず、実際の診療時点における搬送の必要性について述べたものではないというべきである。 その他、証拠(甲B5)によれば、止血が困難な場合は手術療法が必要であり、自施設で対処不可能な場合は高次医療機関へ搬送する必要があることが認められるものの、本件においては遅くとも23時15分頃にはCの出血は止まっていたのだから、前記1(1)テ、トころの急変以前に高次医療機関へ搬送する必要は認められないし、その後実際に国立甲病院に搬送されるまでの経過は急変に対応するためのやむを得ない措置と認められる。 したがって、この点に関する原告らの主張は理由がない。 5 争点(4)(Cに本件の症状が生じた原因及び救命可能性)について 上記2ないし4のとおり、被告病院に過失は認められないから、本来この争点について判断する必要はないが、念のため、以下のとおり判断を示す。 (1) 23時頃のCの症状について ア 前記1(1)のCの血圧、心拍数及び身体所見等の状態に照らすと、Cは23時頃までにはショック状態に陥っていたものと認められる。 イ 証拠(乙A5)によれば、F医師は被告病院においてDICが発症した事実はなかったと陳述している。また、証拠(甲B13)によれば、DICにおいてはサラサラの凝固しにくい血液が流れる特徴があるところ、上記1(1)ウ、コに認定したとおり、Cの胎盤娩出時に凝血が現れたこと、被告病院におけるCの出血は、遅くとも23時15分頃にはほぼ止まっていたことなどの被告病院におけるCの出血傾向に鑑みれば、被告病院においてDICは発症していないと認められる。 そして、鑑定人G及びHは、原因が分からない分娩後の出血も羊水塞栓に含まれているのではないかという指摘をしつつも、被告病院における出血の原因は、基本的には胎盤の用手剥離とその後の弛緩出血によるものと認められ、これにより血圧が低下し心拍数が低下したとして、23時38分頃までは、出血性ショックが生じていたと疑われる(鑑定人G〔3〕、同H〔8〕)旨の意見を述べているところ、他にこれを覆すに足りる的確な証拠はない。 ウ したがって、23時頃までにCに生じた症状の原因は、胎盤の用手剥離とその後の弛緩出血がもたらした出血性ショックである蓋然性が高いというべきである。 (2) 翌23日以降のCの症状について ア その後、翌23日0時17分頃から、Cの血圧は急激に低下し心拍数も低下し、国立甲病院において心肺停止状態に陥り、その後多臓器不全及びDICを発症しているところ、原告らは、これらが上記(1)の出血性ショックが遷延かつ重篤化したものであって、その原因は被告病院における出血性ショックに対する措置が不十分であったことによるものと主張する。 これに対し、三鑑定人は、急変以降の事態が出血性ショックの重篤化によるものとの可能性を全く否定はできないとしつつも、前記2(2)イ(イ)のとおり、そのように考えるのには無理があり、次のイないしオのとおりの事情からすると、他の原因が加わったことによると考える方がより自然であると指摘している。 イ まず、Cが鼠径部及び足の痛み、胸部痛等を訴えているところ、ショックにより血流が遅くなり、まれに鼠径部痛が生じることもあるし、血圧低下が生じた場合、胸部の不快感を訴えることが多く(鑑定人I〔12、13〕)、鼠径部痛については、分娩時の体位によるものである可能性があるものの(鑑定人G〔16〕)、23日0時以降にCに生じた胸部痛については、前記1(1)ツ、テのとおり、痛いとの明確な訴えがあり、しかもそれによってうずくまる姿勢を示しているところからすると、単なる血圧低下に伴う不快感にとどまるものではないと認めるのが相当である。そして、このような明確な胸部痛の生じた数分後に肩呼吸が生じ、意識が混濁していることからすると、胸部痛発生時点で血栓症又は羊水塞栓症が発症したことが強く疑われるところである(鑑定人G〔意見の要旨〕)。 ウ 前記1(2)エのとおり、国立甲病院において23日1時20分頃施行された緊急検査の結果、トロンボテストは120%と正常値を示す一方、AST、ALT及びLDの値からは既に多臓器不全の発生がうかがわれたところ、これが出血性ショックの遷延によるものとすると、出血で凝固因子が失われることによってトロンボテストの値ももう少し下がっているはずであるし(鑑定人G〔61、86〕、同H〔72〕、同I〔77〕)、血栓や塞栓がある場合でも、それに対する治療が行われていない段階ではトロンボテストの値は正常である(鑑定人G〔86〕)ことからすると、上記トロンボテストの値は、それまでの事態の原因を出血性ショックのみで説明することとは矛盾する一方、血栓症又は羊水塞栓症の関与とは矛盾しないものである。 エ 国立甲病院搬送後の血液ガスの状況をみると、23日3時40分頃の血液ガス分析においては、sO2は99.8%となっているところ(甲A2〔7〕)、これによれば、一応全身状態を改善するための必要な酸素濃度があると解される(鑑定人I〔81〕)。 しかし、人工呼吸により100%酸素が送られている場合はPaO2は500mmHg以上になるのが通常であるところ(鑑定人I〔77〕)、23日1時40分頃PaO2は322mmHgで明らかに低く、その後十分な輸液及び輸血がされたにもかかわらず、3時40分の時点でPaO2は409.3mmHgで500mmHgまでは至ってはいない。 このことは循環器的に考えれば、出血性ショックだけでも説明不可能ではないと思われるが、出血性ショックで心肺停止した後の回復の状況としては少し悪く、羊水塞栓などによる肺動脈も含めた全身血管の攣縮が生じていた可能性も否定できないのであり、鑑定人Iは、この点から印象としてはこのような出血性ショック以外の要素の関与があった可能性も感じとれるとしており(鑑定人I〔75、81、83〕)、鑑定人G及び同Hも、前記2(2)イ(イ)のとおり、ほぼ同旨の指摘をしている。 オ 前記1(2)コのとおり、国立甲病院に搬送された2時間後に採取されたCの血液から亜鉛コプロポルフィリンが63pmol/ml検出されているところ、シアリルTn抗原は基準値を下回る値しか検出されなかったことからすると、これらの検査結果のみから羊水塞栓症の発症を断言はできないものの、少なくとも羊水がCの母体血中に流入した事実は認められるし、上記の亜鉛コプロポルフィリンの値が相当に高い(甲B4〔134〕)ことからすると、羊水塞栓症の発症を疑わせるものである(鑑定人G〔意見の要旨〕、同H〔意見の要旨、66〕)。 (3) 原告らの主張について ア 原告らは、国立甲病院においてCのX線やCT検査、血液検査、中心静脈圧(CVP)値に異常がなかったことは、肺塞栓ないし羊水塞栓症の発症を明確に否定する事実であると主張し、鑑定人Iも、末梢血管、主要動脈、肺動脈のいずれが閉塞しても、最終的には肺高血圧症という所見が生じるため、CVP値に異常がなければ、肺塞栓はネガティブになると思われる旨の意見を述べている(鑑定人I〔79、80〕)。 しかし、X線、CT、血液検査その他検査結果から肺塞栓ないし羊水塞栓の発症を否定し得る結果が出ているとは認められないし(鑑定人I〔93〕、同H〔95〕)、鑑定人IはCVP値についてはカテーテルが挿入された位置等の問題点もあることを指摘しているところ(鑑定人I〔79〕)、J医師も鼠径部からのCVPが正常であったから肺高血圧がなかったということはできないとしている(証人J〔44〕)こと、鑑定人IはCVP値について上記の意見を述べた後に、羊水塞栓から心臓の左心室の障害を起こすという機序によって致死的状態が生ずることもあるので、CVP値が正常であるとしても羊水塞栓を否定することにはならないとし(鑑定人I〔80〕)、さらに国立甲病院における十分な輸液及び輸血措置の後にも血中酸素濃度の回復が十分でないことから、肺の障害が存在した可能性があるという意見を述べていること(鑑定人I〔81〕)に加え、羊水塞栓症患者の中心静脈圧が正常範囲内であったとする文献も存在すること(甲B6〔132〕)からすると、国立甲病院においてCVP値に異常がなかった事実は、肺に塞栓が存在したことを否定するものではない。 イ 原告らは、Cに対する輸血がなされた後の亜鉛コプロポルフィリンの値には信頼性がないと主張するが、証拠(甲B6〔133ないし134〕、被告代表者F2回目〔4ないし5〕)によれば、亜鉛コプロポルフィリンが通常の血中にはなく、光により分解される物質であることが認められるところ、亜鉛コプロポルフィリンが輸血用の血液に含まれているとは考え難く、同値が輸血の実施によって上昇したとは認められず、その他同値の測定結果の信頼性を疑わせるに足りる的確な証拠はない。 ウ 原告らは、実際の出血量は1820グラムより多かったのであるから、1820グラムの出血であったことを前提とする鑑定人Hないし鑑定人Gの意見は、出血以外の他の要因を積極的に疑うべき根拠とはならないと主張する。しかし、両鑑定人ともに、1820グラムよりさらに出血が多かった可能性があることを認めつつ(鑑定人H〔68ないし69〕、同G〔62、102〕)、その上で出血以外の他の原因が存在するとの意見を述べているのであるから、原告らの主張は採用できない。 (4) 救命可能性について 以上のことからすると、Cが国立甲病院における手厚い措置にもかかわらず死に至ったことについては、既に生じていた出血性ショックの遷延及び重篤化という可能性は全くは否定できないものの、これに23日0時すぎに新たに生じた肺塞栓又は羊水塞栓が加わって生じたものとの疑いが払拭できず、むしろ後者の可能性の方が高いものと認められるから、出血性ショックの遷延及び重篤化のみによるものとは認められず、原告らの主張はその前提を欠くこととなる。 そして、上記時点で新たに生じた肺塞栓又は羊水塞栓が死亡の原因となっているとすると、それ以前に大量の輸液をしても、これを阻止し得たとは認められず(鑑定人G〔31、36〕、同H〔33〕、同I〔36〕)、より早期の輸血や十分な全身状態の管理・観察、より早期の高次医療機関への搬送を行ったとしても救命可能性があったとは認められないことは、三鑑定人が一致して認めるところである(鑑定人G〔意見の要旨、101〕、同H〔96〕、同I〔99〕)。 そうすると、被告病院に原告ら主張の過失が認められないことは、前記2ないし4に説示したとおりであるが、仮にこれらの過失があったとしても、それらとCに生じた結果との間には相当因果関係はないこととなる。 6 よって、その余の争点について判断するまでもなく、原告らの請求は、いずれにしても理由がないからこれを棄却することとし、主文のとおり判決する。 東京地方裁判所民事第34部 裁判長裁判官 藤 山 雅 行 裁判官 大 須 賀綾子 裁判官 筈 井 卓 矢 (別紙) 当事者の主張 (1) 争点(1) 出血性ショックを看過し、適切な輸液及び輸血を怠った過失の有無について (原告らの主張) ア ショックの症状及び判定指針について (ア) 出血性ショックの臨床症状は、①血圧の低下、②心拍数の増加、③悪心・冷感・チアノーゼ、④乏尿または無尿、⑤意識障害・昏睡等である。また、Hb値、Ht値はいずれも低下することが血液検査により確認される。 通常、ショックの重症度は血圧と心拍数の比(血圧の低下により心拍出量は減少するので、これを代償するために心拍数は血圧の低下と反比例して増加する)を指標として判断され、収縮期血圧70mmHg以下、心拍数140/分以上の場合は、高度ショック状態と判定される。またHt値も出血量及びショックの重症度の判断指針となっており、Ht値が30%以下の場合は総循環血液量の35%~45%(1750~2250ml)が失われた重症のショック状態と評価される。 (イ) 分娩の際の出血の原因としては、常位胎盤早期剥離、弛緩出血、頚管裂傷、癒着胎盤等があるが、産科においては、500mlを超える分娩時出血(分娩中及び分娩後2時間までの出血)を異常出血とし、出血量が800ml~1000mlに達した場合には輸血を行うべきであるとされている。 イ Cの状態について (ア) 出血量について 被告病院のカルテによれば、胎盤が娩出された22日22時33分頃までに、Cは少なくとも850ml程度の出血をしており、分娩時の総出血量は1820mlである。 被告は、出血量は最大でも1000~1400ml程度であると主張しているが、Cが分娩室に入室したのは破水後であり、羊水は既に流出していたのであるから、分娩開始後の羊水量はせいぜい200~300mlであったと考えられるし、CのHt値、Hb値からみても、総循環血液量の35%を超える出血(1500~2000ml)があったと評価されるものである。 そもそも、仮に本件における出血量が被告の主張するとおりであったとしても、出血性ショックを起こす可能性が高い出血量であることは明らかである。 (イ) バイタルサインなどについて Cは、22日22時45分頃からは悪寒を訴え、22時55分の時点で、収縮期血圧70、脈拍微弱、顔色不良というショック状態となった。23時06分には心拍数も123と高度頻脈の状態になっていた。それ以降、Cの心拍数は上昇の一途をたどり、23時55分には154にまで達している。また血圧も、60台から70台を推移している。Ht値は、23時11分には既に28.2%とかなりの貧血状態を示していた。 以上の事実に照らせば、Cは22時55分頃には既に中等度以上の出血性ショック状態にあり、以後その症状は時間の経過と共に悪化していったものである。 被告は、23時55分には血圧が安定したと主張するが、血圧の推移及び心拍数の異常な上昇を見れば、これはその直前の昇圧剤投与による一時的なものにすぎず、安定したといえるものではない。また、出血に対応して直ちに血圧の低下が生じるかのごとき主張をしているが、出血に対して心拍数の増加や末梢血管抵抗の増大等種々の代償機構を働かせることによって血流量や血圧を維持しようとするものである。さらに、血中のHb値、Ht値についても、大量出血の初期にはあまり変化しないとされている。 ウ 被告病院が行うべき措置 (ア) 被告病院が行うべき輸液措置 出血性ショックの治療の基本は、循環血液量の確保と止血である。急速輸液及び輸血に備え、最低2本の太い血管を確保する。輸液の速度を確保し、輸血の際の閉塞を防ぐため、針は18~16ゲージ以上の太い留置針とする。多量の出血により心停止の段階に立ち至ると、救命が困難となるので、出血性ショックの場合、十分な蘇生輸液が行われるかどうかが予後を決定する。そのため輸液は、ポンプ装置等を用いて2本のラインから可及的速やかに急速大量投与されなければならない。乳酸化リンゲル等の細胞外液は、輸液量の3分の1程度しか血管内に留まらずに漏出するので、投与量は出血量の3~4倍が必要であり、回復傾向が見られるまで全開で継続する。重症例では2000ml/30分になることもある。輸液は、当初は乳酸化リンゲル、酢酸化リンゲル等の細胞外液を投与するが、ショック状態の改善傾向がみられないときは、膠質浸透圧維持のため血漿代用剤を最大1000ml程度投与する。 Cの出血は23時03分の時点で少なくとも1500ml程度に達しており、異常な出血量であったことに加え、23時10分には血液検査の結果Ht値が30%を下回る重症貧血状態であることが確認されたのであるから、被告としては、輸液とともに速やかに膠質液の投与や輸血を開始すべきであった。 (イ) 被告病院が実際に行った措置 本件では、22日22時33分の胎盤娩出の時点、遅くとも23時前後ころには、速やかに複数の血管を確保し、太いゲージの針を留置して、膠質液液などの急速輸液を開始すべきであった。 しかるに被告病院は、Cの大量出血後も、新たな血管確保等の措置をとらず、更に22時55分には明らかな出血性ショックの徴候を示していたにもかかわらず、分娩開始前から施行していた輸液を、従前
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俘虜の待遇に関する千九百二十九年七月二十七日の条約 (外務省条約局) 【前文】 獨逸国大統領、亜米利加合衆国大統領、墺地利共和国連邦大統領、白耳義国皇帝陛下、「ボリヴィア」共和国大統領、「ブラジル」合衆共和国大統領、「グレート、ブリテン」、「アイルランド」及「グレート、ブリテン」海外領土皇帝印度皇帝陛下、「ブルガリア」国皇帝陛下、「チリ」共和国大統領、中華民国主席、「コロンビア」共和国大統領、「キュバ」共和国大統領、丁抹国及「アイスランド」国皇帝陛下、「ドミニカ」共和国大統領、「エジプト」国皇帝陛下、西班牙国皇帝陛下、「エストニア」共和国大統領、「フィンランド」共和国大統領、佛蘭西共和国大統領、希臘共和国大統領、「ハンガリー」国摂政殿下、伊太利国皇帝陛下、日本国皇帝陛下、「ラトヴィア」共和国大統領、「ルクセンブルグ」国大公殿下、「メキシコ」合衆国大統領、「ニカラグァ」共和国大統領、諾威国皇帝陛下、和蘭国皇帝陛下、「ペルシャ」国皇帝陛下、「ポーランド」共和国大統領、「ポルトガル」共和国大統領、「ルーマニア」国皇帝陛下、「セルブ、クロアート、スロヴェーヌ」国皇帝陛下、暹羅国皇帝陛下、瑞典国皇帝陛下、瑞西連邦政府、「チェコスロヴァキア」共和国大統領、「トルコ」共和国大統領、「ウルグァイ」共和国大統領、「ヴェネズエラ」合衆共和国大統領は 戦争なる極端な場合に於て能ふ限り其の避くべからざる惨害を軽減し且俘虜の状態を緩和することは一切の国の義務たることを認め 「ヘーグ」の国際条約殊に戦争法規及慣例に関する条約並に之に付属する規則を作成したる原則を拡張せんことを浴し 之が為条約を締結することに決し左の如く各其の全権委員を任命せり (中略)(帝国全権委員、吉田伊三郎、下村定、三浦省三) 因て各全権委員は互に其の全権委任状を示し之が良好妥当なることを認めたる後左の如く協定せり 第一編 総則 【第一条】 (俘虜の語義)本条約は第七編の規定を害することなく左の者に適用せらるべし (一)陸戦の法規慣例に関する千九百七年十月十八日の「ヘーグ」条約付属規則第一条、第二条及第三条に掲ぐる一切の者にして敵(註)に捕へられたる者 (二)交戦当事者の軍に属し海戦又は空戦中に於て敵に捕へられたる一切の者但し捕獲の状況が本条約の適用を不可能ならしむる場合は此の限りに在らず然れども右の除外は本条約の基本的原則を害することを得ず捕へられたる者が俘虜収容所に達したるときは直に右の除外は消滅すべし (註)付属規則 第一条 戦争の法規及権利義務は単に軍に之を適用するのみならず左の条件を具備する民兵及義勇兵団にも亦之を適用す 一 部下の為に責任を負ふ者其の頭に在ること 二 遠方より認識し得べき固着の特殊徽章を有すること 三 公然兵器を携帯すること 四 其の動作に付戦争の法規慣例を遵守すること 民兵又は義勇兵団を以て軍の全部又は一部を組織する国に在りては之を軍の名称中に包含す 第二条 占領せられざる地方の人民にして敵の接近するに当り第一条に依りて編成を為すの遑なく侵入軍隊に抗敵する為自ら兵器を操る者が公然兵器を携帯し且戦争の法規慣例を遵守するときは之を交戦者と認む 【第二条】 (敵国の権内に属す)俘虜は敵国の権内に属し之を捕へたる個人又は部隊の権内に属することなし (保護)俘虜は常に博愛の心を以て取扱はるべく且暴行、侮辱及公衆の好奇心に対して特に保護せらるべし (報復手段の禁止)俘虜に対する報復手段は禁止す 【第三条】 (人格及名誉の尊重)俘虜は其の人格及名誉を尊重せらるべき権利を有す婦人は女性に対する一切の斟酌を以て待遇せらるべし (権利能力の保持)俘虜は其の私権の完全なる享有能力を保持す 【第四条】 (給与義務)俘虜捕獲国は俘虜を給与するの義務を負ふ (待遇の差別)俘虜の待遇の差別は其の待遇を受くる者の軍事的階級、肉体的又は精神的健康状態、職業的技能又は性の区別に基くに非ざれば不法とす 第二編 捕獲 【第五条】 (氏名、階級及番号に関する訊問応答)俘虜は其の氏名及階級又は登録番号に付訊問を受けたるときは実を以て答ふべきものとす 若右の規定に背くときは同種の俘虜に与へらるる利益を制限せらるることあるべし (情報獲得を強要せらるることなし)俘虜は所属軍又は其の国の状況に関する情報を獲得する為俘虜に何等の拘束を加へらるることなかるべし回答を拒絶する俘虜は脅迫、侮辱を受くることなかるべく又如何なる性質たるを問はず不愉快又は不利益を被らしめらるることなかるべし (身分を示すこと能はざる場合)俘虜にして肉体的又は精神的理由に依り其の身分を示すこと能はざる者は衛生部に委託せらるべし 【第六条】 (保有し得べき衣類及物品)個人用の衣類及物品(武器、馬匹、軍用装具及軍用書類を除く)並に金属兜及瓦斯予防「マスク」は俘虜の保有たるべし (金銭の取扱)俘虜の所持する金銭は将校の命に依り且金銭を検証したる後に非ざれば取上ぐることを得ざるべし取上げたる金額に付ては受取証を交付すべし右金銭は各俘虜の勘定に記入せらるべし (身分証明書等の保有)身分証明書、階級の徽章、勲章及貴重品は俘虜より取上ぐることを得ざるべし 第三編 拘束 第一款 俘虜の後送 【第七条】 (危険区域より後送)俘虜は危険圏外に置かるる為捕獲後成るべく速に戦闘区域より充分遠ざかりたる地域に在る収容所に後送せらるべし (危険区域に留置し得る場合)俘虜にして負傷又は病気の為後送することが現地に留るよりも一層危険なる者に限り一時危険区域に留置せらるることを得べし (無益に危険に曝すことを得ず)俘虜は戦闘区域より後送せらるる前無益に危険に曝さるることなかるべし (徒歩に依る後送)徒歩に依る俘虜の後送は通常一日二十キロメートルの旅程を以て為すべきものとす但し水及食料の貯蔵所に到達する必要上一層長き旅程を必要とする場合は此の限に在らず 【第八条】 (捕獲及宛名に関する相互通告)交戦者は第七十七条に規定する俘虜情報局を通じ成るべく速に一切の俘虜の捕獲を相互的に通告するの義務を有す交戦国は又俘虜に宛てたる家族の通信の到達すべき公の宛名を相互的に通告するの義務を有す (家族との通信)一切の俘虜は成るべく速に第三十六条以下に規定する条件の下に自ら家族と通信することを得せしめらるべし (海洋捕獲の場合)海洋に於て捕へられたる俘虜に関して本条の規定は港に到着後成るべく速に適用せらるべし 第二款 俘虜収容所 【第九条】 (留置、幽閉又は禁足)俘虜は一定の地域外に出でざる義務を負はしめて之を都市、城塞其の他の場所に留置することを得べし俘虜は又垣を綾らせる営内に留置することを得べし幽閉又は禁足は巳むを得ざる保安又は衛生上の手段として且該当手段を必要とする事情の継続中に限り之を為すことを得べし (不健康地及有害地よりの移送)不健康地に於て又は気候温和なる土地より来れる者に対し有害なる気候の地に於て捕へられたる俘虜は成るべく速に一層良好なる気候の地に移さるべし (異人種及異国籍人の分離収容)交戦者は同一収容所内に異人種又は異国籍の俘虜を収容することを出来得る限り避くべし (危険地域の回避)俘虜は如何なる時たるを問はず戦闘区域の戦火に曝さるべき地域に移送さるることなく又其の所在に依り或地点又は或地域を砲爆撃より避けしむる為に利用せらるることなかるべし 第一章 俘虜収容所の設備 【第十条】 (宿泊所)俘虜は衛生及保健に付出来得る限りの保障ある建物又は假建物内に宿泊せしめらるべし 該宿泊所は全然湿気を避け、必要の程度に保温且照明せらるべし火災の危険に対しては一切の予防法講ぜらるべし (寝室)寝室(総面積、最少気容、寝具の設備及材料)に関しては捕獲国の補充部隊に対すると同一条件たるべし 第二章 俘虜の食糧及被服 【第十一条】 (食料)俘虜の定糧は其の量及質に於て補充部隊のものと同一たるべし 右の外俘虜は其の処分し得る食糧補足品を自ら調理する手段を供せらるべし 飲料水は充分に供給せらるべし喫煙は許さるべし俘虜は炊事場に使役せらるることを得べし 食糧に関する一切の団体的懲罰手段は之を禁止す 【第十二条】 (被服)被服、下着及靴は捕獲国に依り俘虜に支給せらるべし此等用品の交換及修理は規則的に為さるべし右の外労働者は労働の性質上必要なる場合は何処に於ても労働服を支給せらるべし (酒保)各收容所内には酒保を設け俘虜をして地方的市価を支払ひて食料品及日用品を購買し得しむべし 酒保に依り収容所管理部の收むる利益は俘虜の為に利用せらるべし 第三章 俘虜収容所の衛生 【第十三条】 (衛生的措置)交戦者は牧容所の清潔及衛生を確保し且伝染病予防の為必要なる一切の衛生的措置を執る義務あるべし 俘虜は生理的法則に適ひ且常に清潔に保持せられたる設備を日夜供せらるべし 右の外収容所が出来得る限り設備すべき浴場及灌水浴場の外に俘虜は身体の清潔を保つ為充分なる水を供給せらるべし 俘虜は運動を為し及外気に当る機会を与へらるべし 【第十四条】 (医療)各收容所は医務室を備へ俘虜が其の必要とすることあるべき有らゆる性質の手当を受くることを得べし必要に応じ隔離室は伝染病患者の用に供せらるべし 治療の費用(補欠用假装置の費用を合む)は捕獲国の負担たるべし 交戦者は要求ありたるときは治療を受けたる一切の俘虜に対し其の病気の性質及期間並に受けたる手当を示す公の証明書を交付するの義務あるべし 交戦者は特別協定に依り医師及看護人を收容所内に留め置き之と同国籍の俘虜を介抱せしむるの権利を相互的に有することを得べし 俘虜にして重病に罹りたる者又は其の病状が重大なる外科手術を必要とする者は捕獲国の費用を以て比等俘虜を治療することを得べき一切の軍用又は民間の病院に收容せらるべし 【第十五条】 (健康診断)俘虜の医学的検査は少くも月に一回為さるべし該検査は一般の健康状態及清潔状態の監督並に伝染病特に結核及花柳病疾患の検出を目的とす 第四章 俘虜の智的及道徳的要望 【第十六条】 (礼拝)俘虜は軍事官憲の定むる秩序及取締に関する規定に服することを唯一の条件として其の宗教の運行に付一切の自由を与へられ其の宗派の礼拝式に参列することを得べし 俘虜にして或宗派の司教たる者は該宗派の名称如何に狗はらず自由に同宗派に属する者の間に宗教を司ることを許さるべし 【第十七条】 (智的及体育的娯楽)交戦者は出来得る限り俘虜の計画計畫する智的及体育的娯楽を奨励すべし 第五章 俘虜收容所内の規律 【第十八条】 (収容所の監督)各俘虜收容所は責任ある将校の管下に置かるべし (礼式)俘虜は自国軍内に於て自国人に関し現に行はるる規則に依り定められたる礼式の外捕獲国の一切の将校に対して敬礼する義務あるものとす 俘虜たる将校は捕獲国の上級又は同階級の将校に対してのみ敬礼する義務あるものとす 【第十九条】 (徽章及勲章)階級の徽章及勲章の佩用は許さるべし 【第二十条】 (用語)一切の規則、命令、通告及公告は俘虜の了解する国語を以て通知せらるベし訊問に関しても同様の主義採用せらるベし 第六章 将校及之に準ずる者に関する特別規定 【第二十一条】 (称号及階級の相互通知)戦争開始後直に交戦者は相当階級の将校及之に準ずる者の間に於ける待遇の平等を確保する為に各自国軍内に於て使用せらるる称号及階級を相互的に通知するの義務を有すべし (将校の待遇)俘虜たる将校及之に準ずる者は其の階級及年齢に相当する敬意を以て待遇せらるべし 【第二十二条】 (将校収容所に於ける従卒)将校収容所の用務を辨ぜしむる為将校と同一軍に層する兵卒たる俘虜にして且出来得る限り同国語を話す者を該将校牧容所に派遣すべし右兵卒の数は将校及之に準ずる者の階級を考慮し充分なる数たるべし (将校の食糧及被服)該将校及之に準ずる者は捕獲国に依り支払はるる俸給を以て其の食糧及被服を求むべし将校自身に依る日用品の管理は諸般の便宜を与へらるべし 第七章 俘虜の金錢収入 【第二十三条】 (将校の俸給)交戦国間の特別協定時に第二十四条に規定する協定を留保し俘虜たる将校及之に準ずる者は捕獲国より該国軍の相当階級の将校と同一の俸給を受くべし但し該俸給は俘虜が其の勤務したる国の軍に於て受くる権利を有する俸給を越過することを得ず右俸給は出来得れば月に一回金額を支払はるべく且捕獲国の負担と為るべき支出が俘虜の利益の為なりし場合と雖も該支出の為何等減額を為すことを得ず 交戦者は右の支払に適用せらるべき為替相場を協定すべし比の種の協定なきときは戦争開始の際に於ける相場適用せらるべし 俸給として俘虜に為されたる一切の支払は俘虜の服役したる国に依り戦争終了後返済せらるべし 【第二十四条】 (所持金の最高限額及預金)交戦者は戦争開始後直に各種の階級及役種の俘虜が所持することを許さるべき現金の最高限額を協定すべし俘虜より取上げられ又は留保せられたる超過額は俘虜に依り為されたる預金と同様俘虜の勘定に記入せらるべく且其の同意なくして他の種の貨幣に換へらるることなかるべし 俘虜の勘定の貸方額は拘束の終了に際し俘虜に支払はるべし 拘束期間中俘虜は右金額の全部又は一部を其の本国の銀行又は個人に移送するに付便宜を供与せらるべし 第八章 俘虜の移送 【第二十五条】 (傷病者の移送)作戦の進行上必要ならざる限り傷病俘虜は旅行に依り其の恢復を妨げらるる虞ある間移送せらるることなかるべし 【第二十六条】 (移送に関する措置)移送の場合には俘虜は其の新なる目的地を公に予告せらるべし俘虜は其の個人用品、通信及自己宛小包を携帯することを許さるべし 旧收容所に宛てられたる通信及小包が遅滞なく俘虜に輸送せらるる為有用なる一切の措置執らるべし 移送せられたる俘虜の勘定に属する預金は該俘虜の新居所の権限ある官憲に輪送せらるべし 移送に依り費されたる費用は捕獲国の負担たるべし 第三款 俘虜の労働 第一章 総則 【第二十七条】 (兵卒)交戦者は将校及之に準ずる者を除き健康なる俘虜を其の階級及才能に従ひ労働者として使役することを得べし (将校)尤も将校又は之に準ずる者自己に適する労働を欲するときは出来得る限り之を与ふべし 俘虜たる下士は特に報酬的作業を要求せざる限り監督労働にのみ服せしめらるべし (労働災害に対する措置)交戦者は拘束期間を通じ労働災害の罹災者たる俘虜をして捕獲国の法制上同一種類の労働者に適用せらるべき規定の利益を受けしむる義務あるものとす右捕獲国の法制上の理由に依り右の如き規定の適用を受くること能はざる俘虜に関しては該国は罹災者に対し衡平に賠償するに適する一切の措置を執るべきことを其の立法府に建議する義務あるものとす 第二章 労働の組織 【第二十八条】 (労銀等の支払の責任)補獲国は個人の為に働く俘虜の給養、手当、俸給及労銀の支払に関し全責任を負ふべし 【第二十九条】 (不適当なる労働に使役するを得ず)俘虜は何人と雖も肉体的に不適当なる労働に使役せらるることなかるべし 【第三十条】 (労働時間及休養)俘虜の一日の労働時間(往復時間を含む)は過度ならざるべく且如何なる場合と雖も該地方に於て同一労働に従事する民間労働者の為認めらるる労働時間を超過することを得ざるべし各俘虜に対し毎週連続二十四時間成るべく日曜日に休養を与へらるべし 第三章 禁止労働 【第三十一条】 (作戦行動に関係ある労働)俘虜に依り為さるる労働は作戦行動に何等直接関係なきものたるべし特に俘虜を各種兵器弾薬の製造及運搬並に戦闘部隊に宛てられたる材料の運搬に使役することを禁止す 前項の規定に違犯したるときは俘虜は命令実行の後若は実行の初に当り第四十三条及第四十四条に規定する任務を有する信任者又は信任者なき場合は保護国の代表者の仲介に依り其の要求を提出せしむる自由を有す 【第三十二条】 (不健康又は危険なる労働)俘虜を不健康又は危險なる労働に使役すべからず (懲罰手段としての労働)懲罰の手段として労働条件の一切の加重は禁止せらる 第四章 労働分遣所 【第三十三条】 (労働分遣所の制度及所属)労働分遣所の制度は俘虜收容所の制度と同一たるべし特に其の衛生的条件、食糧、災害又は病気の場合の手当、通信並に小包の受領に関して然りとす 一切の労働分遣所は俘虜收容所に属すべし該收容所の所長は労働分遣所内に於ける本条約の規定の励行に付責に任ずべし 第五章 労銀 【第三十四条】 (労銀を要せざる労働協定労銀)收容所の管理、整理及保存に関する労働に対しては俘虜は労銀を受けざるべし 他の労働に使役せらるる俘虜は交戦者間に協定せらるべき労銀を受くる権利あるべし 該協定は又收容所菅理部の留保することを得べき割合、俘虜に属すべき金額及拘束中該金額の交付せらるべき方法を規定すべし (労銀決定の原則)右協定の締結せらるる迄は俘虜の労働の報酬は左の原則に従ひ定めらるべし (イ)国家の為に為されたる労働は当該国軍に属する軍人が同一労働に従事する場合に於ける現行定率に従ひ又は定率なき場合は為されたる労働に比例する率に従ひ支払はるべし (ロ)他の公共団体又は個人の為に為されたる労働に対しては軍事官憲と協議の上条件を定むべし (預金の処分)俘虜の貸方に殘る金額は拘束の終了に際し俘虜に交付せらるべし死亡の場合に於ては外交手続に依り死者の相続人に移送せらるべし 第四款 俘虜と外部との連絡 【第三十五条】 (外部との連絡に関する措置の公表)戦争開始後直に交戦者は本款の規定の実施に関し定められたる措置を公表すべし 【第三十六条】 (信書及郵便葉書に依る通信)各交戦者は各種類の俘虜が一月内に発送することを許さるべき信書及郵便葉書の数を定期に定め之を他の交戦者に通告すべし該信書及葉書は郵便に依り最短路に従ひ送付せらるべし懲罰的理由を以て此等郵便物を延著せしめ又は抑留することを得ざるべし 各俘虜は收容所到着後遅くも一週聞以内に及病気の場合に同様に其の家族に宛て捕獲及健康状態を報知する為郵便葉書を発迭することを許さるべし該郵便葉書は成るべく速に送付せらるべく且何等の方法を以てするを問はず遅滞せらるることなかるべし 通則として俘虜の通信は其の母国語を以て書かるべし交戦者は他国語に依る通信を許すことを得べし 【第三十七条】 (小包郵便物の接受)俘虜は其の食用又は被服に供する為の食料品及其の他の物品を含む小包郵便物を個人的に受領することを許さるべし小包は受取証と引換に名宛人に交付せらるべし 【第三十八条】 (郵便料金の免除)直接又は第七十七条に規定する情報局を通じて俘虜に宛てられ又は其の発したる信書、金錢又は有価物の送付及小包郵便物は差出国、名宛国及通過国に於て一切の郵便料金を免除せらるべし (贈与品及救恤品に対する税金及運賃の免除)同様に俘虜に宛てたる贈与品及救恤品は輸入税其の他の諸税及国有鉄道の運賃を免除せらるべし (電信の発送)俘虜は承認せられたる急用の場合には通常の料金を支払ひて電信を発することを許さるべし 【第三十九条】 (書籍の接受)俘虜は個人的に書籍の送付を受くることを許さるべく該書籍は検閲せらるることを得べし (図書室用著作物の接受)保護国及公認救恤団体の代表者は俘虜收容所の図書室に著作物及書籍集を送付することを得べし 検閲の困難を理由として該送付物を図書室に交付するを遅延せしむることを得ざるべし 【第四十条】 (通信の検閲及小包郵便物の監督)通信の検閲は成るべく速に為さるべし尚小包郵便物の監督は小包の包含することあるべき食料品の保存を確保するに適する条件の下に且出来得れば名宛人又は名宛人に依り正当に認められたる信任者の面前に於て為さるべし (通信の禁止は一時的たるべし)軍事上又は政治上の理由に依り交戦者の発令する通信の禁止は一時的の性質のみを有し得べく且出来得る限り短期間たるべし 【第四十一条】 (文書の送達)交戦者は俘虜に宛てられ又は其の署名したる証書、文書又は記録特に委任状及遺言状の送達に一切の便宜を与ふべし (公証事務)交戦者は必要ある場合には俘虜の為せる署名の公証を確保するに必要なる措置を執るべし 第五款 俘慮と官憲との関係 第一章 拘束制度に関する俘虜の苦情申出 【第四十二条】 (拘束制度に関する苦情)俘虜は之を監督する軍事官憲に対し其の服する拘束の制度に関し申請を為すの権利を有すべし 俘虜は又保護国の代表者に対し拘束の制度に関し有することあるべき苦情の諸点を指示する為に陳述を為す権利を有すべし 右の申請及苦情の陳述は迅速に伝達せらるべし 該申請及苦情の陳述が根拠なしと認定せらるる場合に於ても之か為何等処罰せらるることなかるべし 第二章 俘虜の代表者 【第四十三条】 (信任者の指定)俘虜は其の所在する一切の地方に於て軍事官憲及保護国に対し自己を代表する任務を有する信任者を指定することを許さるべし 右の指定は軍事官憲の承認を受くべし 信任者は合同送付品の接受及分配に当るべし又俘虜が其の間に相互扶助の制度を組織することを決定する場合には該組織は該信任者の権限内に置かるべし尚信任者は俘慮に対し俘虜と第七十八条に規定する救恤協会との関係を容易ならしむる為仲介の労を提供することを得べし 将校及之に準ずる者の牧容所に於ては最高級先任将校たる俘虜は収容所官憲と俘虜たる将校及之に準ずる者との間の仲介者として認めらるべし之が為該将校は牧容所官憲との交渉に際し通訳として用ふる為一人の俘虜将校を指定する権限あるべし 【第四十四条】 (信任者の待遇)信任者にして労働者として使役せらるる場合には俘虜の代表者としての其の活動は義務労働時間内に計算せらるべし 信任者と軍事官憲及保護国との通信の為該信任者は一切の便宜を与へらるべし該通信の数は制限せられざるべし 俘虜の代表者は其の後継者をして進行中の事務に通ぜしむる為必要なる時間を与へらるることなくして移転せしめらるることを得ざるべし 第三章 俘慮に対する処罰 一 総則 【第四十五条】 (法規命令服従の義務)俘虜は捕獲国軍の現行法律、規則及命令に服従すべし 総て不従順の行為あるときは俘慮に対し該法律、規則及命令の規定する手段を施すことを得べし 尤も本章の諸規定を留保す 【第四十六条】 (罰に関する内国軍人待遇)俘虜は捕獲国の軍事官憲及裁判所に依り同一事実に付該国軍の軍人に対すると異なる罰を課せらるることなかるべし (懲罰に関する内国軍人待遇)同一階級に付ては懲罰を受くる俘慮たる将校、下士又は兵卒は捕獲国軍に於て同一罰に関し定められたるものより不利なる待遇を受くることなかるべし (体刑、暗室及残酷なる罰の禁止)一切の体刑、日光に依り照明せられざる場所に於ける一切の監禁及一般に一切の殘酷なる罰を禁止す (連座罰の禁止)同様に個人の行為に付団体的の罰を課することを禁止ず 【第四十七条】 (規律違反に対する措置)規律違反を構成する事実特に逃走の企は至急確認せらるべし官等あると否とを問はず一切の俘虜に対し予防的拘留は最少限度に止めらるべし (裁判手続)俘虜に対する裁判手続は事情の許す限り速に為さるべし予防的留置は出来得る限り制限せらるべし (予防的留置期間の刑期への算入)一切の場合に於て予防的留置期間は該国軍人に対し認めらるる限り懲罰又は刑罰の期間より控除せらるべし 【第四十八条】 (処罰後の待遇)俘慮は其の課せられたる刑罰又は懲罰を終へたる後他の俘虜と異なる待遇を受くることなかるべし 尤も逃走の企に依り罰せられたる俘虜は特別の監視の下に置かるることを得べし但し該監視は本条約に依り俘虜に与へらるる保障を何等除去することを得ざるべし 【第四十九条】 (官等剥奪の禁止)捕獲国は俘虜の官等を剥奪することを得ず (懲罰に付せられたる将校の特権保持)懲罸に付せられたる俘虜は其の階級に付帯する特権を奪はるることなかるべし特に自由の剥奪を伴ふ罰を受くる将校及之に準ずる者は下士又は兵卒にして罰せられたる者と同一場所に置かるることなかるべし 【第五十条】 (逃走に対する懲罰)逃走したる俘虜にして其の軍に達する前又は之を捕へたる軍の占領したる地域を離るるに先ち再ひ揃へられたる者は懲罰のみに付せらるべし 俘虜にして其の軍に達し又は之を捕へたる軍占領したる地域を離れたる後再び俘虜と為りたる者は前の逃走に対しては何等の罰を受くることなかるべし 【第五十一条】 (逃走の再企は利の加重情状となることなし)逃走の企は再犯の場合と雖も俘虜が該企中人又は財物に対して犯せる重罪又は軽罪に付裁判所に訴へられたる場合に於て刑の加重情状として考慮せられざるべし (逃走幇助は懲罰せらる)逃走の企又は其の成就後に於て逃走に協同せる逃走者の同僚は其の理由に依り懲罰のみに付せらるべし 【第五十二条】 (処罰の量定)交戦者は俘虜の犯せる犯行が懲罰に付せらるべきや刑罰に付せらるべきやの問題の量定に関し当該官憲に於て最寛大なる態度に出づる様注意すべし 特に逃走又は逃走の企に関連する事実の量定に関し然るべし 俘虜は同一事実又は同一訴追事項に関し一度のみ罰せらるることを得べし 【第五十三条】 (懲罰に付せられたる者の送還)懲罰に付せられたる俘虜にして送還に関し規定せられたる条件に適合する者は該罰を終へざることの理由を以て留置せらるることなかるべし 送還すべき俘虜にして刑事上の訴追中の者は裁判手続の終了迄又場合に依り刑期の満了迄送還より除外せらるることを得べし判決の結果既に留置中の者は其の終了迄留置せらるることを得べし 交戦者は前項の理由に依り送還を許されざる俘虜の名簿を相互に通告すべし 二 懲罰 【第五十四条】 (最重き懲罰)拘留は俘虜に課せらるべき最重き懲罰とす 同一罰の期間は三十日を超過することを得ず 右の三十日の最大限は俘虜か数箇の事実に付懲罰を受くべき場合に於て右事実が相関連すると否とを問はず超過せらるることなかるべし 拘留中又は其の期間満了後俘虜が新なる懲罰を受けたる場合に於て拘留期間の何れかが十日又は十日を超ゆるときは両拘留の間に少くも三日の期間を置くべし 【第五十五条】 (罰の加重)第十一条末項の目的とする規定の留保の下に懲罰に付せられたる俘虜に対し捕獲国軍内に行はるる食糧制限を罰の加重として適用することを得べし 尤も右の制限は罰せられたる俘虜の健康状態が之を許す場合に非ざれば之を命ずることを得ざるべし 【第五十六条】 (懲罰を受くる場所)如何なる場合に於ても俘虜は懲罰を受くる為懲治所(刑務所、懲治監、徒刑場等)に移さるることを得ざるべし 懲罰を受くる場所は衛生上の要求に適合するものたるべし 罰せられたる俘虜は自ら清潔を保持することを得しめらるべし 右俘虜は毎日運動を為し又は少くも二時間屋外に留まることを得べし 【第五十七条】 (読書及手紙の発受)懲罰に付せられたる俘虜は読み且書くこと及手紙を発受することを許さるべし 之に反し小包及送金は満罰期迄名宛人に交付せざることを得べし配付せられざる小包にして腐敗し易き食料品を含むときは該品は医務室又は收容所炊事場に付与せらるべし 【第五十八条】 (患者の診察及手当)懲罰に付せられたる俘虜は其の要求に基き日日の診察を受くることを許可せらるべし該俘虜は医師の必要と認むる手当を受け且必要に応じ收容所医務室又は病院に引取らるべし 【第五十九条】 (懲罰の言渡)裁判所及上級軍事官憲の権限を留保し懲罰は收容所又は分遣所の所長として懲罰権を有する将校又は該将校を代理する資任ある将校のみに依り言渡さるべし 三 訴追 【第六十条】 (裁判手続関係)俘虜に対する裁判手続の開始に際し捕獲国は成るべく速に且常に弁論の開始期日前に保護国の代表者に之を通告すべし 右の通告は左の事項を含むべし (イ)俘虜の戸籍及階級 (ロ)滞在又は留置の場所 (ハ)適用法規を記載する訴追事項の明細書 右の通告に於て事件の審理に当るべき裁判所、弁論開始期日及弁論の行はるべき場所の指示を与ふること能はざる場合に於ては後日成るべく速に且何れの場合に於ても弁論開始の前少くも三週間前に該指示を保護国の代表者に与ふべし 【第六十一条】 (弁護)俘虜は弁護の機会を与へられずして処罰せらるることなかるべし 俘虜は其の訴へられたる事実に対して有責なりと自認する為強制せらるることなかるべし 【第六十二条】 (弁護人の帯同)俘虜は其の選択する有資格の弁護人を帯同し且必要に応じ適当なる通訳を用ふる権利を有すべし俘虜は捕獲国に依り弁論の開始前適当なる時機に其の権利に付通告を受くべし 俘虜が選択せざる場合に於ては保護国は該俘虜に弁護人を付することを得べし捕獲国は保護国の請求に基き弁護を為す資格ある者の名簿を保護国に送付すべし 保護国の代表者は訴訟弁論に立会ふ権利を有すべし 右の原則に対する唯一の例外は国家の治安の為訴訟弁論の秘密を要する場合なりとす此の場合には捕獲国は保護国に之を予告すべし 【第六十三条】 (判決)俘虜に対する判決は捕獲国軍に属する者に関すると同一の裁判所に於て且同一の手続に依りてのみ言渡さるることを得べし 【第六十四条】 (上訴権)一切の俘虜は自己に下されたる一切の判決に対し捕獲国軍に属する者と同様の方法に依り上訴する権利を有すべし 【第六十五条】 (判決の通知)俘虜に対し言渡されたる判決は直に保護国に通知せらるべし 【第六十六条】 (死刑言渡及言渡後の通知)俘虜に対し死刑の言渡さるるときは犯行の性質及情状を詳細に記述する通知は俘虜の服役したる軍の所属国に移送せらるる為成るべく速に保護国の代表者に送付せらるべし 該判決は右通知より少くも三月の期間満了前に執行せられざるべし 【第六十七条】 (拘束に関する申請及苦情陳述の権利)俘虜は判決に依ると否とを問はず本条約第四十二条の規定の利益を剥奪せらるることを得ざるべし 第四編 拘束の終了 第一款 直接送還及中立国に於ける收容 【第六十八条】 (重病者及重傷者の送還)交戦者は重病者及重傷者たる俘虜が移送せられ得る状態に至りたる後階級及数に関係なく之を其の本国に送還する義務あるべし 従て交戦者は協定を以て成るべく速に直接送還の原因と為るべき負傷又は病気の場合及必要に応じて中立国に於て收容せしむべき場合を定むべし該協定の締結に至る迄は交戦者は本条約に参考として付属せられたる標準協定に依ることを得べし 【第六十九条】 (混成医員会)戦争開始後直に交戦者は混成医員会を構成する為協定すべし同会は三名の委員より成り中二名は中立国に属し一名は捕獲国の指名する者たるべし中立国医師の中一名を以て委員長とす同会は俘虜にして病者又は傷者たる者を診察し且之に対し有用なる一切の決定を為すべし 同会の決定は過半数を以て為さるべく且成るべく速に執行せらるべし 【第七十条】 (右医委員会の診察を受くべき俘虜)收容所の医官に依り指定せられたる者の外次に掲ぐる俘虜は直接送還又は中立国に於ける收容の為に第六十九条に規定する混成医員会の診察を受くべし (イ)收容所の医官に対し直接に右要求を為す俘虜 (ロ)第四十三条に規定する信任者の申出に依る俘虜但し該信任者は自己の発意に依り又は俘虜の要求に基き行動するものとす (ハ)俘虜にして其の服役したる軍の所属国又は該国に依り公認せられたる救恤協会に依り提議せられたるもの 【第七十一条】 (労働災害の罹災者)俘虜にして労働災害の罹災者と為りたる者は送還又は必要に応じ中立国に於ける收容に関し同一の規定の利益を享有せしめらるべし但し故意の傷者は此の限に在らず 【第七十二条】 (長期拘束者の送還又は収容)戦争の継続中及人道上の理由の為交戦者は健全なる俘虜にして長期の拘束を受けたる者の直接送還又は中立国に於ける收容の為協定を締結し得べし 【第七十三条】 (送還、移送の費用)俘虜の送還又は中立国への移送の費用は捕獲国の国境外に於ては右俘虜が服役したる軍の所属国に依り負担せらるべし 【第七十四条】 (送還せられたる者の兵役)送還せられたる者は現役の軍務に服せしめらるるを得ざるべし 第二款 戦争終了の際に於ける解放及送還 【第七十五条】 (送還規定の設置)交戦者が休戦条約を締結せんとするときは右交戦者は原則として俘虜の送還に関する規定を設くべし此の点に関する規定が右条約に挿入せられ得ざりし場含と雖も交戦者は成るべく速に之が為連絡をとるべし一切の場合に於て俘虜の送還は平和克復後成るべく速に行はるべし 尤も俘虜にして普通法上の重罪又は軽罪の為訴追中の者は右手続の終了迄及場合に依り刑期の満了迄留置せらるるを得べし普通法上の重罪又は輕罪の為刑の宜告を受けたる者に付ても同様なるべし 離散せる俘虜を捜索し且其の送還を確保する目的を以て交戦者は合意の上委員会を設置するを得べし 第五編 俘虜の死亡 【第七十六条】 (遺言及死亡証明書)俘虜の遺言は内国軍軍人と同一の条件を以て受領せられ且作成せらるべし 同様に死亡の証明に関する書類に関しても同一の規則に従ふべし 交戦者は拘束中死亡したる俘虜が鄭重に埋葬せらるる様及墳墓が有用なる一切の表示を有し、尊敬せられ且相応に維持せらるる様注意すべし 第六編 俘虜に関する救恤及情報局 【第七十七条】 (官立情報局)戦争開始後直に各交戦国並に交戦者を收容したる中立国は其の領域内に在る俘虜に関する官立情報局を設置すべし 各交戦国は其の軍に依り為されたる俘虜の一切の捕獲を成るべく速に其の情報局に通知し其の有する認識に関する一切の情報にして迅速に関係家族に了知せしむるを得べきものを右情報局に供給し且家族が俘虜に通信を為し得べき公の宛名を右惜報局に通知すべし 情報局は一方保護国の仲介に依り及他方第七十九条に規定せらるる中央部の仲介に依り前記一切の情報を関係国に速に伝達すべし 情報局は俘虜に関する一切の問合に答ふるの任務を有し俘虜の留置、移動、宜誓解放、送還、逃走、入院、死亡に関する一切の通報並に其の他各俘虜に関し銘銘票を作成補修する為に他の必要なる情報を各主務官憲より受くべし 情報局は該票に出来得る範囲内に於て且第五条の規定を留保して登録番号、氏名、出生日付及出生地、当人の階級及所属部隊、父の名及母の氏、災害の揚合に通知すべき者の宛名、負傷、捕獲の、留置の、負傷の、死亡の日附及場所並に他の一切の重要なる情報を記載すべし 各俘虜の認識を容易ならしむべき一切の新規の情報を含める週刊名簿は関係諸国に交付せらるべし 俘虜の銘銘票は平和克復後其の服役したる国に交付せらるべし 尚惰報局は送還せられ、宜誓解放せられ、逃走し又は死亡したる俘虜に依り遺留せられたる一切の自用品、有価物、信書、給料帳、認識票等を收集し且之を関係国に交付するの義務を有すべし 【第七十八条】 (俘虜給恤協会)慈善行為の媒介者たる目的を以て自国の法律に従ひ正式に組繊せられたる俘虜救恤協会は其の博愛的事業を有効に遂行する為交戦者より自己及其の正当の委任ある代表者の為に軍事上の必要に依りて定められたる範囲内に於て一切の便宜を受くべし右協会の代表者は各自軍事官憲より免許状の交付を受け且該官憲の定めたる秩序及取締に関する一切の規律に服すべき旨書面を以て約したる上收容所並に送還俘虜の途中休止所に於て救恤品を分与することを許さるべし 【第七十九条】 (情報中央部)俘虜情報中央部は中立国に設立せらるべし赤十字国際委員会は必要なりと認むるときは該部の組織を関係国に提議すべし 該部は俘虜に関する一切の情報にして公の又は私の方法に依り其の獲得し得べきものを蒐集するの任務を有すべし該部は右情報を俘虜の本国又は俘虜が服役したる国に成るべく速に交付すべし 此等の規定は赤十字国際委員会の博愛的活動を制限するものと解釈せられざるべし 【第八十条】 (料金、諸税の免除)情報局は郵便物に関する料金の免除並に第三十八条に規定せらるる一切の免除を享有すべし 第七編 或種非軍人に対する条約の適用 【第八十一条】 (非軍人たる従軍者の俘虜の取扱)通信員、新聞の探訪者、酒保商人、用達人の如き直接に軍の一部を為さざる従軍者にして敵の権内に陥り敵に於て之を抑留するを有益なりと認めたる者は其の随伴したる軍の軍事官憲の証明書を携帯する場合に限り俘虜の取扱を受くるの権利を有すべし 第八編 条約の執行 第一款 総則 【第八十二条】 (条約の尊重)本条約の規定は一切の場合締約国に依り尊重せらるべし 戦時に於て交戦者の一が本条約の当事者たらざる場合と雖も本条約の規定は之に参加せる交戦者の間に拘束力を有すべし 【第八十三条】 (俘虜特別条約)締約国は俘虜に関する一切の問題にして特に規律するを適当なりと認むるものに関し特別条約を締結するの権利を留保す 俘虜は送還の完了迄引続き右協定の利益を享有すべし但し前記協定若は将来に於ける協定に含まるる反対の明白なる規定又は同様に何れかの交戦者に依り其の留置する俘虜に関し執らるる更に有利なる措置ある場合は此の限に在らず 本条約の規定の相互の適用を確保し且前記特別条約の締結を容易ならしむる為交戦者は戦争開始後直に俘虜管理の任務を有する各自の官憲の代表者の会合を許可することを得べし 【第八十四条】 (条約本文の掲示用の国語)本条約及前条に規定せられたる特別条約の本文は一切の俘虜に依り参照せられ得べき場所に於て能ふ限り俘虜の母国語にて掲示せらるべし 右条約の本文は掲示せられたる本文を知ることを得ざる俘虜の要求あるときは之に対し通知せらるべし 【第八十五条】 (条約の訳文及法規の通知)締約国は本条約の公の訳文並に本条約の適用を確保する為採用せしめらるることあるべき法律及規則を瑞西連邦政府の仲介に依り相互に通知すべし 第二款 監督の組織 【第八十六条】 (条約適用の保障)締約国は本条約の正確なる適用が交戦者の利益の保護を委託せられたる保護国の協力の可能なるに依り保障せらるるものなることを認む此の点に関し保護国は外交官以外に自国人民又は他の中立国人民より代表を任命することを得べし右代表は其の任務を執行せんとする側の交戦者の承認を受くべし 保護国の代表者又は其の代表にして承認を受けたる者は俘虜の留置せられたる一切の場所に例外なく到ることを許可せらるべし右代表者又は代表は俘虜に依り占められたる一切の場所に到り且一般に立会人なく、自ら又は通訳の仲介に依り俘虜と会談することを得べし 交戦者は保護国の代表者又は代表にして承認を受けたる者の職務を容易ならしむべし軍事官憲は右代表者又は代理者の訪問を通知せらるべし 交戦者は俘虜の国籍を有する者が右視察旅行に参加を許さるることを承認する為協定し得べし 【第八十七条】 (交戦者間の紛争処理)本条約の規定の適用に付交戦者間に意見の不一致ある場合には保護国は右紛争の処理の為能ふ限り周旋すべし 之が為各保護国は関係交戦者に対し必要に応じて適当に選択せられたる中立地域に於る右関係交戦者の代表者の会合を特に提議し得べし交戦者は右趣旨を以て自己に対し為さるる提議を遂行するに努むべし保護国は場合に依り中立国に属する者又は赤十字国際委員会に依り派遺せられたる者にして右会合に参加を招請せらるべきものに対し関係国の承認を求むることを得べし 【第八十八条】 (前記規定は赤十字国際委員会の博愛的活動を妨げず)前記諸規定は赤十字国際委員会が関係交戦者の承認を得て俘虜の保護の為為し得べき博愛的活動を妨ぐるものに非ず 第三款 最終規定 【第八十九条】 (「ヘーグ」条約の補足)陸戦の法規慣例に関する「ヘーグ」条約(千八百九十九年七月二十九日のものたると千九百七年十月十八日のものたるとを問はず)に依り拘束せられ且本条約に参加する諸国間の関係に於て本条約は右「ヘーグ」条約付属規則第二章を補足すべし 【第九十条】 (署名)本日の日付を有すべき本条約は千九百二十九年七月一日「ジュネーブ」に開会したる会議に代表者を派遣したる一切の国の名に於て千九百三十年二月一日迄に署名せられ得べし 【第九十一条】 (批准)本条約は成るべく速に批准せらるべし (寄託)批准書は「ベルヌ」に於て寄託せらるべし 各批准書の寄託に付調書一通作成せられ其の認証謄本は瑞西連邦政府に依り一切の国にして其の名に於て本条約が署名せられ又は加入が通告せられたるものの政府に交付せらるべし 【第九十二条】 (実施)本条約は少くとも二箇の批准書が寄託せられたる後六月にして実施せらるべし 爾後本傑約は各締約国に付其の批准書の寄託後六月にして実施せらるべし 【第九十三条】 (加入)本条約は其の実施の日より一切の国にして其の名に於て本条約が署名せられざりしものの名に於て為さるる加入の為開かるべし 【第九十四条】 (加入の効力発生)加入は書面を以て瑞西連邦政府に対し通告せらるべく加入書が同国政府に到達したる日の後六月にして効力を生ずべし 瑞西連邦政府は一切の国にして其の名に於て条約が署名せられ又は加入が通告せられたるものの政府に加入を通知すべし 【第九十五条】 (戦争状態に在る諸国に対する効力発生)戦争状態は戦争開始前又は開始後交戦国に依り寄託せられたる批准及通告せられたる加入に対し直に効力を生ぜしむべし戦争状態に在る諸国より受領せられたる批准又は加入の通知は最迅速なる方法に依り瑞西連邦政府に依り為さるべし 【第九十六条】 (廃棄)各締約国は本条約を廃棄するの権能を有すべし廃棄は書面を以て之を瑞西連邦政府に通告したる後一年を経過するに非ざれは効力を生ずることなかるべし瑞西連邦政府は右通告を一切の締約国の政府に通知すべし 廃棄は之を通告したる国に対してのみ其の効力を生ずべし (戦争中の廃棄国に対し効力を発生せず)尚右廃棄は廃棄国が参加せる戦争中其の効力を生ぜざるべし此の場合に於ては本条約は一年の期間満了後平和克復迄引続き其の効力を保有すべし 【第九十七条】 (認証謄本の寄託、批准、加入、廃棄の通告)本条約の認証謄本一通は瑞西連邦政府に依り国際連盟の記録に寄託せらるべし同様に瑞西連邦政府に通告せらるべき批准、加入及廃棄は瑞西連邦政府に依り国際連盟に通知せらるべし 【末文】右証拠として前記全権委員は本条約に署名せり 千九百二十九年七月二十七日「ジュネーブ」に於て本書一通を作す右一通は瑞西連邦政府の記録に寄託保管せらるべく其の認証縢本は会議に招請せられたる一切の国の政府に交付せらるべし (全権委員名省略)(署名国左の如し) 獨逸国、亜米利加合衆国、墺地利国、白耳義国、「ボリヴィア」国、「ブラジル」国、「グレート、ブリテン」及北部「アイルランド」並に国際連盟の個個の連盟国に非ざる英帝国の一切の部分、「カナダ」、「オーストラリア」、「ニュー、ジーランド」、南阿弗利加、「アイルランド」自由国、印度、「ブルガリア」国、「チリ」国、中国、「コロンビア」国、「キュバ」国、丁抹国、「ドミニカ」共和国、「エジプト」国、西班牙国(政府の承認を条件とす)、「エストニア」国、「フィンランド」国、佛蘭西国、希臘国、「ハンガリー」国、伊太利国 日本国 吉田伊三郎 下村定 三浦省三 「ラトヴィア」国、「ルクセンブルグ」国、「メキシコ」国、「ニカラグァ」国、諾威国、和蘭国下、「ペルシァ」国、「ポーランド」国、「ポルトガル」国、「ルーマニア」国、「セルブ、クロアート、スロヴェーヌ」王国、暹羅国、瑞典国、瑞西国、「チェコスロヴァキア」国、「トルコ」国、「ウルグァイ」国、「ヴェネズエラ」国
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初めて会った時から好きだったわけじゃ、多分ない。 私にとってあの子は、あの裏側の世界で久しぶりに出会った他人で。 たまに喧嘩したり引いたりしながらも、気付けばいつも一緒に過ごすようになっていて―― いつしかそれは、私の中で一番大きな存在に変わっていた。 空魚。そらを。 私の共犯者で、たぶん二人目の好きな人。 これを言うと、きっとあの子はまたいじけちゃうだろうけど。 冴月が消えてしまって虚ろに彷徨うばかりだった私を引っ張り上げてくれたことには本当に感謝してる。 空魚がいたから、あの日空魚が私の前に現れてくれたから、今の私があるんだよ。 ――あ、これ、だめだ。 すぐにそうわかった。 あの時、世界が大きく震動した瞬間。 何かが来ると分かって、私は咄嗟に空魚を突き飛ばした。 それからすぐ、私の背中からお腹にかけてを何か熱いものが突き抜けた。 銃とか破片とかそういうのじゃない。もっと禍々しくて、ずっと悪意に満ちたもの。 となれば犯人は一人しかいない。あの鬱陶しい陰陽師が、往生際悪くこの土壇場で最悪の嫌がらせを飛ばしてきたってこと。 意図があったのか、それともあの派手な爆発の流れ弾だったのかは分からない。 まあでも。私は普通の人間で、ちょっと あっち側 のものに触れるだけの女の子だから。 そんなよく分からないとばっちりでも、こうして普通に壊されてしまうのは悔しかった。 悔しい、とっても。 私はまだ此処にいたくて、此処で生きていたくて。 せっかく会えた空魚と二人で、偉そうにほくそ笑んでる奴らを全員引きずり下ろしてやろうかとか考えてたのに。 それも全部、めちゃくちゃ悪いやつの最悪な嫌がらせでおじゃんになってしまう。 余裕があったら地面を転がって駄々をこねたいくらい悔しかったけど、残念ながら私にはもうそれほど時間は残されていないみたいで。 スローモーションで進む視界と、少しずつ熱くなっていくお腹。 自分が突き飛ばした空魚は何か呆けたみたいな顔をしてて、ああよかった、と思う。 最後に見る顔が、涙じゃなくてよかった。 空魚はたぶん、私が死んだら泣いてくれるだろうけど。 でもあいにく私は好きな人の泣き顔が好きだなんて変態じゃない。 泣いてぐしゃぐしゃの顔で終わるくらいなら、いっそ何も分からないでいてくれた方が幸せだ。 たぶん私は死ぬだろう。 もう分かってる。不思議と怖くはなかった。あれほど怖い思いばっかりしてきたから、いろいろ麻痺してしまってるのかもしれないけど。 恐れも震えもないのはありがたかった。だってこれなら、最後にやるべきこともちゃんとこなせるから。 まずは右手の令呪に意識を傾けて、私の残された全部注いでアビーちゃんに託す。 「アビーちゃん、お願い」 アビーちゃん。 私の可愛い、なんだか妹みたいなサーヴァント。 この子もきっと、私がいなくなったら泣いちゃうかな。 ごめんね。ほんとはあなたのことも、私の大好きな人に紹介してあげたかった。 空魚は結構やきもち焼きだから最初は嫌な顔したかもしれないけど、アビーちゃんならきっと仲良くなれるよねってそう思ってたのに。 もう、それは見れないや。 あーあ、名残惜しいな。 「空魚を……私の、好きな人を…………助けて、あげて」 私は空魚がいないと駄目だけど。 空魚はきっと、私がいなくても大丈夫。 だって空魚はすごい子だから。 頭が良くて機転が利いて、ふてぶてしくてしたたかで。 そんな空魚なら、必ず小桜達のいるあの世界に帰れる筈。 だからこれは、私から空魚への最後の贈り物。 明るい子だから空魚はびっくりしちゃうかもしれないけど、すごくいい子なんだよ。 アビーちゃんも、空魚の力になってあげてね。 その子は、私の宝物なの。 その子のためなら命だって投げ出せるってくらい大切な、大好きな人なの。 私はもうあなたの前からいなくなっちゃうけど、たまに思い出してくれたら嬉しいな。 二人でいられて楽しかった。 元気づけてくれて、嬉しかった。 あなたは、私の最高のサーヴァントでした。 最後まで助けられてばかりのマスターでごめんね。 だけどどうか、私の大切な人をお願い。 鳥子からアビーちゃんへの、最後のお願いです。 ああ、思い出が巡る。 初めて会った時、一緒に冒険した時。 此処に来た時、一緒に暮らした時。 ようやっとこの世界で再会できた時。 どれも忘れることの出来ない、仁科鳥子(わたし)にとって特別なメモリー。 お母さん、ママ。 二人にも空魚のこと紹介してあげればよかったね。 こんなことにならなかったら、いつかその日も来たのかもしれないけど。 あっちで見ててくれてたかな、私達のこと。 私ね、見つけたよ。 お母さんにとってのママ。 ママにとっての、お母さん。 だから、たくさん聞いてね。 話したいことがいっぱいあるんだ。 もうすぐ私もそっちに行くよ。 でも――最後にひとつだけ。もうひとつだけ、許してね。 「空魚」 まわり、うるさいな。 ちゃんと聞こえるかな。 聞こえてたらいいな。 空魚。 私の、大事な共犯者。 あなたと出会えて、幸せでした。 もう私は遠くに行ってしまうけど、気の利いたお別れの言葉の用意もないけど。 ねえ、泣かないで。 ねえ、忘れないで。 いつか時が流れて空魚がおばあさんになっても、別の誰かを好きになっても、私という共犯者がいたことをどうか覚えていて。 空魚。 そらを。 ありがとう。 ごめんね。 ――――――――だいすき。 「負けないでね」 ◆◆ 「悪いな。オマエの意向に背いた」 アサシンの言葉は私の耳にはほとんど届いていなかった。 目を覚ました時、私が最初に見たのは青空だった。 澄み渡った、能天気なほど青い朝の蒼穹。 眼球を動かせば、次に目に入ったのはアサシンの見慣れた粗野な顔。 そして鳥子の傍にいた、あいつのサーヴァントらしい金髪の女の子。 ――いない。 何処にも、いない。 上体を起こして辺りを見渡しても、あのとんでもない美人の姿は何処にも見当たらない。 胸がざわつく。 腹の底がちりちりとひりつく。 心臓がきゅっと締まって、鼓動の一発一発が喧しいほど存在感を持って私の内界に響き渡っていく。 頭で考えるよりも先に身体が動いていた。 私は、鳥子のサーヴァント……アビゲイルとかいう子供へ掴みかかる。 その服をがっしりと握り締めながら、ひどく沈痛そうな顔で俯くそいつと無理やり目を合わせて叫んだ。 「……っ、鳥子は! あいつは、何処にいるの!?」 地獄界曼荼羅がどうだとか。 リンボの奴はどうなったかとか。 あの場で崩落に巻き込まれた他の連中は、とか。 そんなことは何もかも、等しく今はどうでもよかった。 私が今求めている情報は一つだけ、これ以外にはない。 鳥子は――私の共犯者はどうなった。 その質問に、半ば答えの解り切った質問に、アビゲイルは唇をきゅっと噛み締めて…… 「ごめん、なさい……。マスターは、もう……」 「……は?」 「私が、駄目な子だったから……! マスターを守るの、間に合わなかったから、そのせいで――!」 「……、……何言ってんの? ……あぁもう、いいや、うちのアサシンに聞くから!」 ほとんど私は半狂乱になっていた。 そんな自分を客観的に見つめる、変に冷静な自分の存在を認めたくなくて目を背けた。 答えを改めて聞くまでもなく、彼はもう問いの答えを口にしていたのに。 "お前の意向に背いた"っていう言葉の意味が、私にはもう分かっているのに。 「アサシンさん。鳥子は無事なんですよね、ねえっ!?」 「気になるなら見てこいよ。あそこだ」 「……は、はあ? 普通"会ってこい"でしょ、そこは……、――」 指差された先は路傍の隅。 そこには、一枚の布切れが落ちていた。 掛け布団にしちゃずいぶんと貧相で簡素だ。 あいつ、がさつにも程があるだろ。 そう苦笑さえしながら、私は急いで駆け寄っていく。 鼻から頭に駆け上ってくる"匂い"を無視して。 私は駆け寄るなり、すぐに布切れを引っぺがした。 ――そこに、私の共犯者が"あった"。 「……………………、……………………は?」 鳥子は眠るように横たわっていた。 顔は相変わらず厭味なほど綺麗で、金髪も土埃で汚れてはいるけどそれでも私のより遥かにさらさらで煌めいてる。 腕は片方欠けてしまっていたが、それでも私達の絆である透明な手は変わらないままだった。 どの業界でも通用するような抜群のプロポーションも相変わらずだ。 しかしそこに、一つだけケチが付いている。 鳥子の腹は、真っ赤に染まっていた。 衣服はそこだけ破けて、今も血が滲み出していて。 素人目に見てもこれは駄目だと察せてしまうような大傷が、私の大事な鳥子の身体で口を空けている。 鳥子の胸は上下していない。呼吸の音も聞こえない。 「おまえ……何、やってんだよ。この状況でそういう冗談は洒落にならないって、考えたら分かるでしょ」 話しかけて、身体を揺さぶる。 たちの悪いドッキリだというありもしない可能性に賭けて。 そうして私は、一瞬呼吸が止まった。 鳥子の身体があまりにも冷たかったからだ。 まるで暗室にずっと放置した石膏像を触ってるような、そんな感触が肌を通じて伝わってきて―― 「……っ、起きろ! 鳥子!!」 気付けば私は、叫んでいた。 ぼろぼろと流れ落ちる涙をみっともないとか取り繕う余裕も今はない。 揺さぶる、ひっぱたく、手を握る、呼びかける。 できそうなことは全部した。それでも鳥子の瞼は固く閉ざされたままで、目の前の現実は何一つ変わることなく血まみれで横たわっていて。 私は、否応なしに理解させられる。 私の共犯者で、もしかしたらそれ以上だった存在。 この世界でもずっと探してきて、ついさっきやっと頓珍漢な再会を果たせた相棒。 ネガティブ思考がデフォルトな私でも、こいつと一緒なら何でもできるんじゃないかと馬鹿げた夢をつい見てしまうような最高の女。 紙越空魚という人間にとって、間違いなく世界で一番大切だった相手。 仁科鳥子。 憎たらしいほど美人で、人の心にずかずかと不法侵入してきたこいつは、もう…… 「……っ! あ、あぁあ、あああああああああああああ――――!」 死んでいる、のだと。 理解した途端、私は吠えた。 それは慟哭だった。 自分はこんなに大きな声が出せたのかと驚いた。 身体の中身を全部吐き出す勢いで、咆哮した。 そうでもしないと今すぐにでもこの喉を掻き毟って、あいつと同じところに行ってしまいそうだったから。 どうやらその代償行為としてこんな行動に出たらしいと、私の冷めた脳みそはこの期に及んでむかつくほど冷静な自己分析を下してくる。 鳥子が死んだ。 最後、私を突き飛ばして。 裏 の冒険は自己責任だっていつも言ってたのに、いの一番に私のことを守りやがって。 そうして、鳥子の身体には花が咲いた。 その花は今も、目の前にある鳥子の身体で咲き誇っている。 「――おまえ!!」 叫ぶと同時に、私はもう一度アビゲイルへ掴みかかっていた。 華奢な身体は抵抗する様子もなく、あっさりと地面へ押し倒される。 「おまえ、っ……何してたんだよ!」 その従順さすら腹が立った。 こいつは、あの時もこうだったのか。 鳥子を死に至らしめるものが飛んできたその時さえもこうして、何もしないで見てたのか。 ふざけるな。 ふざけるな、ふざけるな。 私の中で湧き上がった怒りはとうに沸点を超えていて。 私はあいつのサーヴァントの胸倉を掴んで引き上げ、思いの丈をぶち撒けた。 「おまえ……鳥子のサーヴァントだったんだろ!? なのになんでこんなことになってるんだよ! なんで、守れてないんだよっ!!」 「ごめんなさい……」 「ごめんなさいじゃ、ないだろ……!」 辛そうな顔をして謝る姿にますます怒りが刺激される。 謝って済むと思ってるんだったら今すぐ鳥子を生き返らせてみろ。 そもそも、鳥子があんな場所に立ち会わなきゃいけなかったのは。 あんな奴に執着されて追い回される羽目になったのは、元を辿れば…… 「全部――全部、おまえのせいだろうが……!」 「――っ」 全部、こいつのせいじゃないか。 アビゲイル・ウィリアムズ。 銀の鍵だか地獄界曼荼羅の布石だか知らないが、要するにこいつが誘蛾灯になってあのクソ坊主を鳥子に引き寄せた。 こいつさえいなければ、鳥子のサーヴァントがアビゲイルでさえなければ。 鳥子はそもそもあんなことになったりはしなかったんじゃないのかと。 あいつと再会する前も、再会した時もその後も……ずっと抱き続けていた奥底の感情が溢れ出して止まらない。 「なのになんで、そのおまえが……! 元凶のおまえが、死なせてる……!!」 アサシンがあの場で私を優先したことは、この際いい。 あの男は基本的に仕事人だ。 私が鳥子をどれだけ尊重していたとしても、いざとなったらクライアントの身の安全を第一に動くだろう。それは納得できる。 でもこいつは、アビゲイルは違うじゃないか。 こいつの仕事は、守るべき存在は、鳥子だ。 なのに鳥子は今、あの綺麗な身体に大穴空けて死んでいる。 どういうことだ、これは。 説明してみろよ、できるものなら。 詰め寄る私に、アビゲイルは震える唇を動かして―― 「ごめん、なさい」 ただ、謝った。 ぽろりと涙の雫を白い頬に伝わせながら、わなわなと身体を震わす。 「空魚さんの、言う通り。私が守らなきゃいけなかった、助けなきゃいけなかった、なのに……」 なんでおまえが泣くんだよ。 泣きたいのは私の方だ、この―― と。そこまで考えたところで、私は自然と理解させられてしまう。 ああ。 鳥子はきっと、こいつが好きだったんだ。 それはもちろん、私に対してあいつが向けてた"好き"とは違うと思う。 あいつ、結構世話好きなとこあったし。 アビゲイルに対しても妹か、歳の離れた親戚の子みたいに接していたんだろう。 だからこいつも泣いてるんだ。 鳥子を守れなかった、こいつも。 「私、妬んでいたの。空魚さんのこと」 「は……?」 「羨ましかった。だって空魚さんは、この戦いが終わった後もマスターと一緒にずっと冒険をし続けられる。 私は手を振って、去りゆくあの人を見送るしかない。 だから私、空魚さんのこと、羨ましくて、妬ましくて――この時間がずっと続けばいいのにって、そんないけないことを考えてた」 罰が当たったんだわ。 私が悪い子だから。 神様が、私を見ていて―― そうまで言ったアビゲイルの頬を、私は衝動的に引っ叩いていた。 「――ふざけんな!」 サーヴァントには物理攻撃は効かないだとか。 そんなことは、今は一切合切どうでもよかった。 私の中にあったのはそう、ただ"ふざけるな"という気持ちだけ。 罰が当たった? 神様が見ていた? アビゲイルが"悪い子"だったから、そのせいで神様があいつを殺したとでも言うのか。 「おまえのせいだ」 それじゃ、カルトの理屈じゃないか。 よりによって私にそれを言うのか、こいつは。 「おまえのせいで、私のせいなんだよ……!」 「……っ。違うわ、空魚さんのせいなんかじゃ――!」 「うっさい、クソガキ! 勝手に人の責任(もん)持ってくな!! イエスだかマリアだか知らないけど、そんないるかどうかも分からん絵空事にあいつの命を重ねて見るな!!」 そうだ。 あれは、アビゲイルが鳥子を守れなかったから起きたことで。 そして私が、鳥子に守られてしまったから起きたことなんだ。 死の責任はこいつと、他でもない私。その二人だけにある。 神様だとか罰だとか、アビゲイルが悪い子だったからだとか、そんな理屈を用立てることは絶対に許さないし認めない。 鳥子は私達のせいで死んだんだ。 その事実は動かないし、それから逃げるっていうなら私はこいつの首をねじ切ってでもそれを否定してやる。 あいつの死の責任まで私から持っていくな。 おまえが逃げるのは勝手だけど、私からまで盗るんじゃない。 「……次言ったら、ほんとに、ぶっ殺すぞ……っ」 こいつを殺すのはたぶん簡単だ。 今すぐにでもアサシンに、そう命じればいい。 アビゲイルはたぶん抵抗しないだろう。 なのにそれをしないのは、こいつのせいだけじゃないからだ。 こいつに全てを背負わせて殺せば、鳥子は完全に私の許から去ってしまう。 責任/罪という絆すら、私の手元には残らない。 それが怖くて、ひどく忌まわしくて。 だから私は怒りを散々ぶつけておきながら、アビゲイルを殺せと叫ぶ気にはなれなかった。 主人一人守れなかった疫病神でも、それでも……こいつは、鳥子が助けたいと思った相手みたいだし。 目が痛いし喉も痛い。 酸欠で頭がくらくらしてきた。 もう嫌だ。何もかも忘れて寝てしまいたい。 それとも、いっそオーバードーズでもして死んでやろうかと。 そこまで考えたところで、アビゲイルは私におずおずと言った。 「……空魚さん。マスターは最後に、私に言葉を残したの」 鳥子が、私に。 言葉を、残した。 その台詞を聞いて私はふと思い当たる。 あれからどれくらい時間が経ったのか分からないが、目の前のアビゲイルには消滅する気配がまったくない。 マスターを失ったサーヴァントは退去することになると、アサシンからそう聞いた覚えがある。なのに、どうして。 「"空魚を。私の好きな人を、助けてあげて"」 「……令呪で、あいつがそう言ったの?」 「ええ。最後の最後までマスターは、空魚さんのことを考えてた。 守ってあげられなかった私に恨み言一つ言わずに、あなたのことだけを」 だから、とアビゲイルは目尻の涙を拭って私を見た。 鳥子が私のために、最後にアビゲイルへ伝えた令呪。 自分の死を覆すためじゃなく、私のために使った最後の切り札。 馬鹿かあいつ、と呆れる一方で、鳥子らしいな、とも思う。 そんな私にアビゲイルははっきりと言った。 「私は……マスターを、鳥子さんを守れなかった。 そんな駄目なサーヴァントに、せめてあの人の最後の遺命(ことば)を守るチャンスをください」 私に。 鳥子のいない世界に帰れって、そう言うのか。 私は答える前に、自分の髪の毛をぐしゃりと握り締めて俯いた。 考えられない。考えたくない。 あいつのいない日常に何の価値を見出だせばいいのかもはや分からない。 そんな世界で生きるくらいなら。 必死こいて生き抜いた結果がそれだというなら、もういっそのこと死んでしまった方が救いじゃないか。 帰るべき世界を私の死で、私の人生から排除して壊してしまった方が―― 「……あ」 世界を、壊す? それは何も、私の死を以ってしか成し遂げられないことではないんじゃないか? 「紙越」 アサシンが何を言おうとしてるのかわかる。 だから返事をしない。返事をするよりも考えたかった。 鳥子の死んだ世界は、私にとって生きるに値しない白黒写真だ。 色もなければ風も吹かない、永遠に無味乾燥とした退屈の地獄だ。 私はそれを壊したい。 じゃあ、どうすれば壊せる。 私の未来に広がる忌まわしい白黒を、どうしたら。 その答えは、意識が弾け飛ぶほどに瞭然だった。 「仁科鳥子の死を覆す手段が、一つだけある」 問題なのは一つだ。 私の進む先に、その世界に鳥子がいないこと。 そんな世界に、私は生きる価値を見出だせない。 いや、この際存在する価値だってないと断言してやる。 じゃあ、どうすればいい? どうすれば、その無価値な世界と未来を壊してやれる? 完膚なきまでに粉々に破壊して否定して、踏み躙ってやれる。 答えは一つじゃないか。 一足す一の計算をするよりも、ずっとずっと簡単なことだった。 「お前が聖杯を手に入れて」 「――鳥子の死を、なかったことにする」 言葉の先を待つことはできなかった。 そうだ、その手段だけが私に残された運命への抵抗策でありたった一つの希望。 鳥子が死んだ事実はもう何をどうしたって覆せない、死者を蘇らす方法なんてものは世界の何処にも存在しないんだから。 でも。此処には、少なくともこの世界には――ひとつだけそれが存在する。 界聖杯。 全知全能の宇宙現象とかいう御大層な触れ込みの願望器。 それを手に入れ、私が今狂おしいほどに抱いているこの願いを懸けたなら。 その暁に起こるだろう事象こそは、私の行く先に待つくそったれな世界の破壊そのものではないのか。 「聖杯の権能による反魂、もしくはもっと単純な死者の蘇生。 その方法でなら、オマエの手はもう一度仁科に届く」 「……鳥子がつくった絆も信頼も、全部踏み躙って?」 「そうだ」 だがその先は茨道だ。 きっとそれをしたら、私は本当の意味での人でなしに堕ちるだろう。 "誰か"の願いを踏み躙り。 "誰か"の未来を奪い取る。 そうしてただ一つ、自分だけの願いを叶える。 自分の世界のために、他の全てを犠牲にする。 これを人でなしと呼ばずして何と言うのか。 私は血塗られた人殺しの手で、もう一度あいつの透明な手を握るってのか。 「俺はどっちでもいい。そこのガキも、お前に手を汚せと迫る気はないらしい。 決めるのはオマエだ、紙越空魚」 「――、――」 「選べ。生きて疼くか、殺して疼くか」 そんなの。 ああ、そんなの―― 「決まってるじゃないですか」 上等だと、私は迷うことなくそう断言した。 この手は血に汚れ、この背中は罪を背負うことになるだろう。 私に託して死んだ鳥子だって、きっとそんなこと望んでないに違いない。 でも、それも含めて、上等だと言っているのだ。 私はあいつのためなら、あの 裏世界 で出会い誓いを結んだ共犯者のためなら、幾らでもこの醜いエゴを貫き通せる。 人でなし? そんなの、今更のことだ。 元から私はそうなんだ。 あいつと出会って、ちょっと人間らしくなったかもしれないけど。 そのあいつがいなくなったんなら、元に戻るだけ。それ以上でも以下でもない。 失うものなんて、あいつ以外にはそもそもなかった。 ならやることも選ぶ道も一つだろ、紙越空魚。 生きるために敵を撃て。あの青の世界でそうしたように。 鳥子のために――、誰かを殺せ。 生き残れ。 鳥子と二人で。 「アサシンさん……ううん、アサシン。 聞きたいことがあるんだけど」 「言ってみろ」 「ぶっちゃけた話、私の存在はあんたの要石になってるの? あんたって、私がいないと本当に現界を維持できない?」 「悪くねえ着眼点だ。"違う"」 よしきた、と私は思う。 私のサーヴァント・アサシン――伏黒甚爾は"特別"だ。 人は生まれながらに、しばしば秀でるか劣るかして生まれてくる。 例えばサヴァン症候群。人知を超えた記憶力や演算能力。 例えば染色体異常。知能も寿命も無慈悲にこそげ取る不治の先天性障害。 原理としては、たぶんそれと同じだ。 アサシンは生まれながらにして、天から呪いを与えられてる。 天与呪縛。フィジカルギフテッド。一切の呪力/魔力を持たない代わりに、超人的な身体能力を持つという特性。 「俺は猿だからな。そもそもからして、召喚できてる事実からして聖杯戦争のセオリーに当て嵌めて考えればイレギュラーだ」 今回大事なのは前者の方、つまり"一切の呪力/魔力を持たない"の部分だ。 この人は本当に一切、魔力を使うことができない。 だから念話も通じないし、令呪での命令も効かないと聞いている。 念話が意味を成さないのは実際にチェック済みだ。 つまり、この人はその持つ力と道具以外はほぼほぼ普通の人間と変わらない。 そんな人に、よりによってマスターを失えばサーヴァントは云々のルールだけ適用されているなんてことがあるだろうか。 それは不自然というものじゃないか。 念話や令呪といった聖杯戦争のルールが通じない存在ならば、マスターの不在という脱落条件の部分も然りなんじゃないのか。 そう睨んだのは、どうやら当たりだったようで。 「仮に今此処で、どこぞのビルからスナイパーがオマエの頭をぶち抜いたとして。 俺はオマエが死んで"はぐれ"の身になろうが、十中八九このまま現界を維持できる。 別段クライアントを亡くしてまで叶えたい願いもない身だ。考えたことはなかったけどな」 「じゃあ、なんとかして私とあんたの契約を切ることができれば――私とアビゲイルで再契約しつつ、アサシンの力も借り続けられるってこと?」 「そういうことだ。俺からも同じ提案をしようと思ってたが、仁科は良い置き土産を残したもんだ。 アビゲイル・ウィリアムズ……フォーリナーだったか? そいつはオマエにとって、リスク無しにこき使える二騎目のサーヴァントになれる」 アビゲイルが、自分の胸倉をきゅっと握り締めていた。 あのクソ陰陽師が必死になって追い求めた存在。 詳しくは分からないけど、とても大きな力を秘めてるらしいサーヴァント。 鳥子が私に遺してくれた、あいつの大事な置き土産――。 思うところはある。 正直、ありまくってる。 だけど使えるってんなら、使わない手はない。 それにこいつはたぶん、私と同じだ。 私と同じことを考えてる。私と同じで、取り戻したいと願ってる。 私達が失くしてしまったあいつを、手を引っ張ってでももう一回こっちに引き上げたいと思ってる。私にはそれが分かる。私だから、分かる。 「じゃあ問題は、都合よく契約だけ切る方法か」 「いや、それならもうある。 狙い澄ましたみたいな話だが、最初から俺の手持ちだ」 そう言ってアサシンは、その口を開いて化け物をずるりと引き出す。 何度見ても食欲の失せる光景だったが、今は込み上げるものはない。 重要なのはアサシンが取り出した呪具(どうぐ)、丈の短い鉾のようなそれの方だ。 「特級呪具『天逆鉾』。発動中の術式を強制的に解除できる優れ物だ」 「……術式の解除。そうか、それで……!」 「ああ。こいつで俺とオマエの契約を断ち切れば済むだけの話だ。 流石に試したことはねえが、まあイケるだろ。自分で言うのも何だが、結構とんでもない代物だからなコレ」 「――細かい話はこの際いい。できるんなら今すぐお願い、刺したら死ぬとかないよね?」 躊躇いなんてあるわけもない。 そんな段階は、あいつが死んだ時点でとっくに過ぎた。 今の私の頭にあるのは、日和りきった帰還論や死者の想いが云々の御高説じゃない。 エゴだ。全てを喰らい尽くすような、大きな大きな私のエゴ。 私という醜い生き物を滞りなく駆動させるために必要不可欠な、誰にも見せられないほど真っ黒な部分。 手を差し出して、アサシンの行動を待った。 これはきっと最後の分かれ道だ。 立ち止まるなら、今しかない。 「――どうでもいいよ」 呟いて、私は迫る逆鉾の切っ先を受け入れた。 私の手に、小さな刺傷が刻まれて。 それと同時に私とアサシンの間を繋いでいた契約の糸がぷつりと途切れる。 これで私は、アサシンのマスターではなくなった。 契約の枠は空き、鳥子の遺したモノと繋がれる状態になったわけだ。 私は視線を、アビゲイルの方へと向けた。 アビゲイルも私を見ていた。その目は、うざったいほどまっすぐに私の目を見つめている。 「全員殺すよ。分かってるよね」 「……、……」 「分かった上でこの手を取るってことは、あんたも私と同じになるってこと。 あんたが何を信じてるのか知らないけど、よっぽどの邪神でもない限りもうあんたを救ってなんかくれないだろうね」 神様なんてものがもし本当に存在するのなら。 これは間違いなく、そいつの教えに唾吐く行為だ。 隣人に愛でなく弾丸を贈る。人を殺して、願いを叶える。 死は救済だとか謳う負け惜しみを蹴飛ばして、血塗れの手であいつを抱き締めるための戦争だ。 救いなんてもの、私は必要ない。 私にとっての救いは鳥子の、私の共犯者の生存だから。 あいつのいない世界に救いはなくて、だからこそ私は救われるために人を殺す。望みを断つ。 「それでも、あんたがあいつを取り戻すために戦うっていうんなら――」 おまえも、私と同じだっていうのなら。 あいつのために何もかも壊す、そんな道を歩めるというのなら。 「この声に応えて、アビゲイル・ウィリアムズ。 あんたのマスターだった、あの馬鹿を助けるために」 汝の身は我が下に、我が命運は汝の■に。 聖杯のよるべに従い、この意、この理に従うのなら我に従え。 ならばこの命運、汝が■に―― 「……私は」 アビゲイルの手が、静かに伸びて。 もはやマスターではなくなった私の手のひらに、そっと触れる。 その瞬間、私達の物語は一度終わり。 そして新たに、始まりの一ページを迎えた。 「あの優しい人が死んでしまったことを、許したくないわ」 光が、満ちて。 そして―――― ◆◆ 何だ、こいつは。 契約の縛りから解き放たれ、真に何にも縛られない万人にとっての不確定要素と化した伏黒甚爾は眉を顰めていた。 紙越空魚と再契約を結んだ仁科鳥子のサーヴァント、アビゲイル・ウィリアムズ。 つい先程までの彼女は、見た目だけならば普通の幼い少女と言って差し支えない可憐で凡庸な存在だった。 信仰心に篤く、大切な人の生き死にに大きく揺らぎ、激しく詰め寄られれば息を詰まらせるそんな娘。 にも関わらず。今空魚の前に立つアビゲイルの姿は、これまでのそんな印象から大きく乖離した異様なモノに変じている。 「(霊基の再臨か。だが、それにしても……)」 清貧と日々の祈りを重んじる清教徒の少女。 そんな像とはてんで結び付かない、冒涜と退廃を匂わせる衣装。 蛸の触手のように連なって伸びた蝶型のリボンの下から覗く地肌の露出は、仁科鳥子の傍にいた時のそれとはまるで似つかない。 そしてその表情もだ。少女らしい天真爛漫さは薄れ、どこか虚ろなものが幅を利かせるようになって。 極めつけとばかりに額に顕れた、不明の鍵穴――そこに目を凝らそうとして、甚爾は怖気を覚えた。 「(けったいなモノに成りやがったな。いや、そもそも本質はこっちなのか?)」 甚爾は、これに近いものを見た覚えがある。 旧デトネラット本社で見た、チェンソー頭の怪物。 今のアビゲイル、もといその奥底から滲み出しているものはあれに近い。 無論厳密に言えば性質も実像も異なるが、ある一点においては明確に共通していた。 恐らくこれも、あれと同じ。 呪霊など及びもつかぬ。 正真正銘、本物の。 世界に対する――呪いだ。 「ごめんなさい、空魚さん。私、鳥子さんを守れなかった。 あの人のことが、本当に好きだったのに。 家族みたいに思って、慕っていたのに」 アルターエゴ・リンボ、蘆屋道満の見立ては正しかったのだとそう確信する。 リンボは曼荼羅の中核に彼女を使わなかったが、彼は実に惜しかった。 後一歩。後ほんの一歩で、彼は目的を遂げられていたのだ。 仁科鳥子はアビゲイルを上手く律せていた。 彼女に惜しみのない親愛と信頼を注ぎ、リンボの企ての中にあっても彼女の正気を保たせ続けていた。 それでも狂気の萌芽を完全には止められなかったが、信頼関係を築けていた鳥子ならいざという時引き戻すことさえ可能だったかもしれない。 しかし鳥子は死んだ。彼女の願いによって、アビゲイルは紙越空魚の許へと渡った。 アビゲイルは、鳥子を喪ってしまった現実に強く打ちひしがれており。 空魚は、その現実を認めず破壊することを願った。 鳥子はアビゲイルに願わなかった、求めなかった。隣人たれと祈った。 だから少女は正気のままに、鳥子の安寧と幸福のため寄り添い続けた。 空魚はアビゲイルに願った、求めた。鍵たれと祈った。 鳥子を喪った事実の破却、その旅路へと誘った。 だから少女は今、望まれたままの巫女となり――喪失を変転させるために生贄を吊るす狂気の魔女と化した。 その歩みは未だ中途。されど、"そこ"に辿り着くための方向性だけは絶望的なほど備わっている。 「だから鳥子さんと、あなたのために門を開きます。 あなたの祈りがいつか、■■■に届くように」 可能性の変容は始まり、少女はもはや不可逆の存在となった。 その虚ろな笑みは、甚爾だけでなく空魚にも少なくない動揺を抱かせるものだったが…… しかしすぐにこれでいいのだと思い直す。 鳥子が遺してくれたもの、彼女が大切にしていた存在、アビゲイル・ウィリアムズ。 それを歪めてしまったことに罪悪感を抱かないと言えば嘘になるが、そんな感傷でへこたれるほど彼女の覚悟は軽くない。 堕ちるのだと決めた。ならば堕ちよう、何処までも。 堕ちて、何もかも踏み越えて勝ち取ると決めたのなら――狂おしいくらいがちょうどいい。 「……わかった。じゃあ、あんたを信じるよ。 鳥子が遺したあんたが、私を導く鍵だってそう信じる」 空魚は視線を甚爾へと移す。 二体目のサーヴァントという、他の誰にも真似することのできないアドバンテージ。 ましてや甚爾は全ての感知や結界をすり抜けて暗躍できる、全ての定石を破壊し得る存在だ。 彼を戦術の核にしない手はない。当然空魚もそう考えた。 「アサシン。鳥子と一緒にいた奴らの行方を、追える範囲でいいから探って」 「追い打ちか」 「そういうこと。あいつらが態勢を完全に立て直す前に"削り"入れられれば、間違いなく打撃になるでしょ。 たぶん私とアビゲイルが直接突っ込むより、アサシンに任せた方が撤退の判断も利くだろうから」 「まあ、損切りは裏稼業の基本だからな。で? それだけか」 「……まだ行ける?」 「最善は尽くすさ。実に割に合わんタダ働きだが」 「……、……」 空魚は、口元に手を当てて思案する。 甚爾の存在は、常に最大限に活かして行動するべきだ。 彼という何にも縛られない猿は、必然この先自分達の標的になる連中にとっても意識外から最悪の手を打ち込んでくるジョーカーとなる。 空魚の頭の中を、これまで過ごした時間の中で手に入れた数多の情報とワードが駆け巡る。 今、彼に集めて貰うべき情報。ないし取り組んで貰うべき工作は―― 「十分だけ時間をちょうだい。その間になんとか考えまとめてみるから」 爪を噛みながら、空魚は保留を進言した。 思い上がるな、私は超人じゃない。 あの"M"や峰津院大和みたいな怪物になんて、どうあがいたって一朝一夕じゃなれないんだ。 私にできるのは考えること。頭をうんと捻って、ありったけの悪いことをイメージすること。 そこまでできれば後は行動するだけだ。アサシンとフォーリナー、二枚のカードを使って全てのイメージを叶えていくだけ。 「(……鳥子。ごめんね、たぶん鳥子は私がこういうことするの嫌がると思うんだけどさ)」 本格的な"悪巧み"に入る前に。 空魚は最後にもう一度、鳥子へと語りかけた。 もう空魚の傍に、最高の"共犯者"は存在しない。 これは、失われてしまったそれを取り戻すための戦いなのだから。 「(でも――ごめん。やっぱり私、鳥子がいないと生きらんないや。 だってあんたのいない人生とか、想像しただけですっごいつまんなそうなんだもん。今更もう戻れないよ)」 駆け寄って、もう一度布を剥がす。 やっぱりその死に顔は、驚くくらい綺麗なままだった。 けどそこにはもう、空魚の知っている彼女の温度はない。 涙はもう流し終わった。 これからは前を向き、やるべきことをやる時間だ。 「……あのさ。おまえ、私のこと、好きすぎだろ」 ――分かってるなら、応えてやればよかった。 変に困惑したりなんかしないで、私も言ってやればよかった。 後悔するには遅すぎて、でも今此処で言わなければ"その言葉"はもっとお預けになってしまう。 初めて会った時は、なんだこいつ、と思った。 冒険を重ねていく内に、こいつしかいないと思うようになった。 あの時間がずっとずっと続いていくものだとばかり思ってた。 だから、私は"私達"を続けてみせるよ。 終わりなんて認めない。 いつかもう一度、必ず鳥子の手を握ってみせるから。 その時こそは、照れたり恥ずかしがったりせずに、ちゃんと伝えてみせるから。 「……私も、好きだったよ。鳥子のこと」 今は、これで許してね。 そう呟いて私は、鳥子の顔に唇を落とした。 桃色のふっくらしたそこはひどく冷たくて、命の宿っていない味がして。 だけどその柔らかさは私の隣で笑ってた鳥子のままだったから、私は―― 「待ってて。私が……鳥子の共犯者が、全部終わらせてくるから」 他の何を犠牲にしても。 どれだけの罪を、重ねても。 何をしてでも、何を使ってでも。 何を奪ってでも――こいつを取り戻してみせると、改めてそう誓った。 慟哭の時間はもう終わり。 此処からは、戦いの時間だ。 祝福をありがとう。 そして今だけ、さよなら。 必ず迎えに行くから、未来で待ってろよ。 ……私の、世界で一番大切な共犯者。 【仁科鳥子@裏世界ピクニック 死亡】 【港区/二日目・朝】 【紙越空魚@裏世界ピクニック】 [状態]:疲労(中)、覚悟 [令呪]:残り三画 [装備]:なし [道具]:マカロフ@現実 [所持金]:一般的な大学生程度。裏世界絡みの収入が無いせいでややひもじい。 [思考・状況]基本方針:鳥子を取り戻すため、聖杯戦争に勝利する。 0:アサシンに何を任せようか……。 1:マスター達を全員殺す。誰一人として例外はない。 2:リンボの生死に興味はない。でも生きているのなら、今度は完膚なきまでにすり潰してやる。 3:『連合』についてはまだ未定。いずれ潰すことになるけど、それは果たして今? [備考] ※天逆鉾によりアサシン(伏黒甚爾)との契約を解除し、フォーリナー(アビゲイル・ウィリアムズ)と再契約しました。 【アサシン(伏黒甚爾)@呪術廻戦】 [状態]:腹部にダメージ(小)、マスター不在(行動に支障なし) [装備]:武器庫呪霊(体内に格納) [道具]:拳銃等 [所持金]:数十万円 [思考・状況]基本方針:サーヴァントとしての仕事をする 0:オマエはそう選んだんだな。なら、俺もやるべきことをやるだけだ。 1:峰津院の霊地へと向かい、どちらかに現れるであろうアルターエゴ・リンボを殺す。 2:あの『チェンソーの悪魔』は、本物の“呪い”だ。……こいつ(アビゲイル)もそうか? [備考] ※櫻木真乃がマスターであることを把握しました。 ※甚爾の協力者はデトネラット社長"四ツ橋力也@僕のヒーローアカデミア"です。彼にはモリアーティの息がかかっています。 ※櫻木真乃、幽谷霧子を始めとするアイドル周辺の情報はデトネラットからの情報提供と自前の調査によって掴んでいました。 ※モリアーティ経由で仁科鳥子の存在、および周辺の事態の概要を聞きました。 ※天逆鉾により紙越空魚との契約を解除し、現在マスター不在の状態です。 ただしスキル『天与呪縛』の影響により、現界に支障は一切出ていません。 【フォーリナー(アビゲイル・ウィリアムズ)@Fate/Grand Order】 [状態]:霊基再臨(第二)、狂気、令呪『空魚を。私の好きな人を、助けてあげて』 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:なし [思考・状況]基本方針:マスターを守り、元の世界に帰す 0:マスター。私は、ずっとあなたのサーヴァント。何があっても、ずっと…… 1:空魚さんを助ける。それはマスターの遺命(ことば)で、マスターのため。 [備考] ※紙越空魚と再契約しました。 ◆◆ 「――ふ、はは、ははははは……さて」 危ないところだった。 そう認めざるを得ない。 高揚の哄笑を一段落させたリンボではあったが、しかして本懐へと続く階を生み出せたこと以外は相応に不味い状況が続いていた。 それもこれも、全てはあの雑魚。 メロウリンク=アリティという取るに足らない雑兵の一刺しが、彼の臓腑を撒き散らし結果的に半身を奪い取ったことに起因している。 あの場で滅ぼされる可能性は、率直に言って十分すぎるほどあった。 むしろ生を繋げたことは奇跡と言ってもいい。 それほどまでに、メロウリンクの打ち込んだ復讐の杭はリンボを敗亡の淵にまで追い詰めていたのだ。 しかし、憎まれっ子世に憚るとはよく言ったもの。 この界聖杯で恐らく最も多くの敵意(ヘイト)をかき集めてきただろう悪の陰陽師は、その苦境にあってなお生を繋いでのけた。 奇跡は善悪を問わず誰にでも微笑む事象であると、今こうして彼が生存している事実が酷薄なまでにそう告げている。 とはいえ、だ。 先程も述べたように、メロウリンクの一刺しが彼にとって全く無意味な肩透かしであったかというと決してそんなことはない。 下半身を引き千切らなければ逃れられないほど深く、強く突き刺さった杭。 それが彼に負わせた手傷は、此処まで食らってきたものとは比較にもならないほど甚大だった。 肉体的な損傷はもちろんのこととして、今後の動きにも少なからず影響を及ぼす程度には、不味いものであった。 「この有様では……生活続命の法にはもはや頼れぬか。 重ね重ね、つくづく忌まわしい。よもや二度も、この儂が我が法を喪う羽目になろうとは」 リンボの暗躍を支えてきた法、生活続命。 式神に己の魂を転写して飛ばす御業が、この体たらくでは遣えない。 少なくとも彼の"本命"が殻を破るその時までは、まず頼れないと見てよかった。 その理由こそが、メロウリンクの一撃により霊核を破壊されていること。 底冷えた猟犬の牙は、引き抜いた今になってもまだリンボの身体を忌まわしく責め苛み続けていた。 アルターエゴ・リンボはこの界聖杯でも指折りの強力なサーヴァントだ。 "四皇"や今は亡き"混沌王"、"始まりの剣士"には劣れど、彼らの次点になれるだけの力をその身に秘めている。 だがそれも、心臓/霊核を破壊され半身を失った状態とあっては話が別。 この有様で他人の前に本体を晒すことは、野望を自ら投げ捨てるにも等しい自殺行為だと言う他ない。 つまり。 リンボの跳梁は今後、奇しくも彼が神に見据えた少女の羽化の時まで停滞する。 何しろ彼も今は霊基の再臨中。 彼が持ち前の悪あがきでマスターを奪ったフォーリナー・アビゲイルがそうしたように、再臨を以って全ての傷を打ち消さんとしている。 逆に言えば、再臨が完了する前にリンボを叩くことができたなら。 それは即ち、未来の神へと昇華するための蛹化を行っている北条沙都子も含め纏めてこの悪意の主従を潰せることを意味していたが――そこはリンボとて当然織り込み済み。 「帳よ、下りよ。 闇より出でて闇より黒く、その汚れを禊ぎ祓え――」 蘆屋道満は日本史上きっての陰陽師であり、同時に呪術師でもある。 彼が今此処で用いたのは、呪術師が戦闘に際して自分を含めた常識外の脅威を秘匿するために下ろす"帳"と呼ばれるものであった。 だがしかし、そこは悪なる道摩法師。 広義のそれと全く同じではなく、溢れんばかりに漲った呪力に物を言わせた"改良"を加えてある。 帳を下ろすのと同時に、その帳の内側を自己の呪力を用いて異界化させる。 疑似なる領域展開。 自身と生育途中の"巫女"を覆い隠し、その時が来るまで延命するための隠れ蓑。 「……これで善し。やられっ放しは性に合わぬが――ンン。今はその愉悦も含め、後に取っておくとしましょう」 アルターエゴ・リンボ、しばし休眠。 あわや己が企みを打ち砕きかけた猟犬と、彼が身を置く方舟の徒ら。 それらへの情念を燃やしながらも、密やかに目を瞑る。 傍らで悶えながら胎動する巫女、マスターピースたる少女を慈しむように撫でながら。 ◆◆ ――夢を見ていた。 あの、思い出したくもない日々の夢。 汚い家だった。 見てくれもそうだけど、雰囲気も。 いつも耳に喧しい怒鳴り声が響いていて、いるだけで息が詰まってしまうようなあの家。 品性というものをお母さんの子宮に置き忘れてきたのかと思うほど下品で、そして乱暴な叔母が立っている。 私を庇うように、私の前にはにーにーが立っていて。 にーにーのそんな姿にも苛立ちを深めたのか、また叔母は唾を飛ばしながら喚き散らすばかり。 此処は私とにーにーの家なのに。どうしてこんな連中が我が物顔をして居座っているんだろう。 思っていても言葉に出すことはできなくて、私は毎日こうしてにーにーの背中に隠れるだけだった。 「(今更……何だってこんな夢を見ているんですの、私は)」 もはやそれは、辟易だった。 こんな記憶、今の私にとってはどうしようもなく遠い過去だ。 絶対の意思を以って永遠に繰り返すと決めた昭和58年6月よりも更に前の、どうでもいい過去。 叔母がまだ生きていて、叔父がまだこの家に留まっていた頃の、追憶――。 私が冷めていることなど知らず、にーにーは今も必死に叔母から私を庇ってくれている。 この日々の中で、彼がどれだけ擦り切れそうになっていたのかは後で知ったことだ。 にーにーが叔母を殺して、私の前から消えた日。 あの日になるまで、弱くて愚鈍だった私はそれを自覚することすらなかったっけ。 くだらない。つまらない。見ていて苛ついてくるほど、情けなくてみすぼらしい。 夢なら早く醒めればいい。 今更こんなものを見せられても、この百年の魔女が感じ入るものなんて何一つ―― 『――あなたは本当の強さを何もわかってない!』 ない、と。そう言いかけた時、いつかの親友の言葉が脳裏をよぎった。 あれは確か、そう。 私のお気に入りのカケラの一つだ。 叔父が雛見沢に帰ってきて、私はこの北条家に帰り日に日に摩耗していく。 その行き止まりの運命をなんとか覆そうと、部活の皆が行動を起こして私を助けようとしてくれる世界。 その中でも、他のどれよりも上手く行くとても珍しいカケラ。 結末から、エウアさんは"皆殺し編"って呼んでいた。 『悟史の強さをあんなに身近にいてまだ気付けないの?』 『悟史はね、あなたのように怯えてただけじゃない』 『あの恐ろしい叔母に真っ向から戦った! それこそが強さなのよ!!』 知っていますわよ、そんなこと。 にーにーが戦ってくれたから、私を守ってくれたから。 この恐ろしくて下劣な叔母に立ち向かってくれたから、今の私があるんですもの。 『その怖くて醜悪な顔を見なさい。 もしあなたが悟史に対する罪を贖おうとするならば、恐ろしさに立ち向かった悟史の勇敢さに気付きなさい!』 ちら、と視線を動かす。 やっぱりそこにある叔母の姿はひどく醜かった。 醜悪。まさに、その一言に尽きる。 眉間に寄った皺も弛んだ肌も、吐き気がするほど醜くて気味悪い。 見ているだけで胸の奥がぐるぐるしてきて、私は思わず眉根を寄せた。 こいつを、これ以上見ていたくない。 こいつは、私の世界に不要なモノだ。 胸糞悪いものが大きくなるにつれて、頭の中の梨花の声も大きくなる。 『沙都子――この一年でどれだけ強くなったのかを、悟史に見せなさい。 悟史のような勇気を、今こそあなたの胸に宿しなさい!』 そんなもの、もう要らないんですのよ。 私はもう、人を手のひらで弄ぶ側なの。 運命に挑む必要なんてない、絶対の意思で無限にあなたを翻弄する魔女。 『あなたの勇気を、見てるから』 ああ。 もう、うるさい。 そんなにお望みなら、そうして差し上げますわ。 目の前に立つにーにーを押し退けて、私は前に出て。 ポケットに手を突っ込んだらそこには銃がなかったので、溜め息混じりに叔母を睨みつけた。 ――邪魔ですわ。 ただそれだけ。 それだけで、私の"勇気"はあっけなく証明された。 叔母の頭が割れたスイカみたいに弾け飛んで、種の代わりに歯が飛び散る。 何の感慨もない、頭の中に響く梨花の声に仕方なく応えてやっただけの殺人。 でも、それは。 私が"勇気"を以ってしたその行動は、思いの外―― 「……さ、とこ?」 「あれ――なに、これ。 え、これって……こんなに気持ちのいいことだったんですの?」 とても、とっても、気持ちがよかった。 本当に予想外。意識の外。 人を弄ぶことには慣れていたつもりだったけど、もう決まって動かない運命を自分の手で壊すことがこんなに気持ちいいものだなんて。 そんなことはまったく、本当にまったく知らなかったから。いや――久しく、本当に久しく、忘れていたから。 煩い、テレビの音が聞こえないと怒鳴り込んできた叔父にももう一度同じことをした。 ただ睨みつけて、一言呟く。 それだけで叔父の頭が真っ二つに割れて中身を吹きこぼす。 こうして、私とにーにーの家を汚す害虫どもはあっけなく私の"勇気"の前に死に去った。 「さ、とこ……。今、一体何を……」 尻餅をついて私を見上げるにーにーの言葉さえ、今の私の耳には入らない。 知ってしまった、気付いてしまった。 思い出してしまった、運命を打ち破る気持ち良さを。 始まりのカケラで、梨花や皆と一緒に巨大な陰謀に打ち勝ったあの瞬間の高揚を。 運命なんて金魚すくいの網よりも簡単に打ち破れるんだというその事実を、上から見下ろす側になってすっかり忘れてしまっていた歓びを! すべての運命を、薄紙のように打ち破って。 定められたどうにもならない筋書きを、書き換えて。 決まりきった結末を、思いのままにねじ伏せる。 ああ、だとしたら確かにそう。 それはもはや、"魔女"などではない。 魔法なんて要らない、小手先の小細工なんて必要ない! ただ想い一つ、気持ち一つで全ての願いを実現できるそんな存在がもしもこの世にいるのなら。 それは、それは―― 「あ、は――あははは、あははははははははははははははははははははははっ、きゃは、ははは、あーっはっはっはっはっはっは!!!!」 ――神、と。オヤシロさまと。 そう呼ぶしか、ないでしょう? 【品川区・疑似領域/二日目・朝】 【北条沙都子@ひぐらしのなく頃に業】 [状態]:『異界の巫女』 [令呪]:残り二画 [装備]:トカレフ@現実 [道具]:トカレフの予備弾薬、地獄への回数券 [所持金]:十数万円(極道の屋敷を襲撃した際に奪ったもの) [思考・状況] 基本方針:理想のカケラに辿り着くため界聖杯を手に入れる。 0:????????????? 1:脱出の道は潰えた。願うのは聖杯の獲得による、梨花への完全勝利のみ。 2:皮下達との折り合いは適度に付けたい。 3:ライダー(カイドウ)を打倒する手段を探し、いざという時確実に排除できる体制を整えたい 4:ずる賢い蜘蛛。厄介ですけど、所詮虫は虫。ですわよ? [備考] ※龍脈の欠片、アビゲイルの触手を呪的加工して埋め込まれました。何が起こるは未知数。 【アルタ―エゴ・リンボ(蘆屋道満/本体)@Fate/Grand Order】 [状態]:気分さらに高揚、魔力消費(中)、ダメージ(大)、下半身両断、霊基再臨中、休息 [装備]:なし [道具]: [所持金]:なし [思考・状況] 基本方針:この東京に新たな地獄を具現させる。 0:では、大盤振る舞いにて。 1:沙都子を神に戴き、窮極の地獄界曼荼羅の実行開始。 [備考] ※生活続命の法が途切れました。霊基の完全な再臨後にどうなるかはお任せします。 ◆◆ ――皮下は恐らく、まだ生きている。 それがリップ=トリスタンの推測だった。 鬼ヶ島は墜ちた。 それ自体はあの男にとっても、恐らく最大級の不測の事態だったに違いない。 そして東京タワーの霊地争奪も、ぶち撒けられた"崩壊"を見るに思うようには運ばなかったと見ていいだろう。 要するに恐るべき海賊同盟は、目的を何一つ果たすことなく完全な敗北を喫したというわけだ。 実に無様。拍子抜けしてしまうほど肩透かしな決着。 だが、シュヴィの解析によるならば……海賊同盟の片翼である"皇帝"、カイドウは消滅していないという。 「(どういうことだか、分からないけど……あの東京タワーの辺りにまだ、カイドウの反応がある……)」 「(……マジでどういうことだ。霊地を台無しにされて意気消沈でもしてんのか?)」 「(そうだったら、むしろ……怒って突っ込んでいくタイプだと、シュヴィも思った……)」 カイドウは生存している。 ただ、何の理由があってかある一点から動かずにいる。 であれば必然、彼の要石である皮下真も生きていると考えるのが妥当だろう。 決して根拠のない信頼ではない。皮下は人間をやめている身だ、そこらの一般人はおろかリップと比べても生命力の強さは比較にならない筈。 リップが彼に対してイニシアチブを握れていたのは、ひとえに能力の相性があまりにも良かったためだ。 "再生"と"不治"。考え得る限りこれ以上に優れたカウンターはそうそう思い付かない。 とはいえ逆に言えば、そんな特攻能力持ちでもない限り皮下は難攻不落と言っていい存在なのだ。 天空数百メートルからの墜落という、常人なら間違いなく死ぬ状況でも――生を拾っていないとは言い切れない。 それにこれは非合理的な話だが、アレはアレで相当に悪運の強い男だ。 ひとまずしばらくは連絡待ち。もし本当に死んでいるようなら、その時は改めて手を考えればいい。 ……方舟、か。 リップは、古手梨花の言葉を脳裏で反芻した。 恐らく彼女の言葉に嘘はない。 方舟側に正式に加担するとなれば、あちらはリップ達のことを快く受け入れるのだろう。 それはリップとしても、次善の策として決して悪いものではなかった。 界聖杯の入手は今のところ、シュヴィという巨大な戦力を以ってしても非常に難易度の高い目標だ。 であれば聖杯を手に入れるという第一目標を諦め、元の世界へ確実に帰って神への反逆を続けるという手も――十分に"アリ"だ。 リップも、頭ではそう分かっている。 だが、心は違う。 合理では利かない部分が、その考えに断固として否を唱えていた。 ――次善、じゃ駄目だ。 必要なのは、完膚なきまでに俺達の運命をねじ伏せること。 そのためには聖杯が必要で、方舟に逃げ込む選択肢は絶対的に"無い"。 神は強大だ。 認めたくはないが、一からやるのと道筋をすっ飛ばすのとでは価値の違いが巨大すぎる。 元の世界に必ず帰れるというのは、界聖杯を手に入れる見通しが完全に途絶して初めて魅力を持つ文句だった。 よってリップの方針は今のところ変化なし。 方舟に加担する選択肢は取れない。あくまで自分は自分達の手で聖杯を手に入れ、願いを叶えて帰還する。 方舟は次善の策としては有用だが、残しておくだけでリスクにもなる目の上の瘤だ。 皮下の生存、もしくは死亡を確認次第――本格的に"どうするか"決めねばならないだろう。 あちらの言うことを全面的に信用して、のらりくらりと時間を引き伸ばしてしまうのは方舟勢力の性質上愚の骨頂と言ってもいい。 「(皮下は全てを失った。だからこそ、今のアイツは誰より信用できる)」 今の皮下には鬼ヶ島も、葉桜の増産設備も、そして恐らく虹花の実験体達もない。 あの男は当分、リップとシュヴィを切ることができない身に堕ちた。 であれば信用は可能だ。ともすれば同盟が万全だった頃よりも、心に余裕を持って付き合うことのできる相手になった。 ――悪いな、古手梨花。 俺は、優しい世界じゃ生きられない。 心の中でそう吐き捨てながら、連絡を待つリップ――その一方で。 「(これ、は……なに……?)」 シュヴィは今も、自分の中に宿った正体不明の事象に当惑していた。 それは、歌。 あの時流れたそれに対する説明が、今この状況に至ってもなおできていない。 どうやら、あの時蒼雷のアーチャーの記憶が、偶発的に自分の中に流れ込んだ結果なのだろうと推測は立てられているものの、これは本当にただそれだけで説明の利くものなのか。 響く音色の意味。謡精の歌声、それを歌い上げているのが誰なのか。 シュヴィ・ドーラは依然として論理的な説明を付けることができておらず―― 「(……さあ、沙都子。まずは私達の勝ちよ。 それで、次はいったい何をしてくるの?)」 そして古手梨花は、一人親友との次なる戦いに向けて思考を尖らせていた。 雛見沢分校部活メンバーに最も必須な能力、それはへこたれない不撓不屈の精神だ。 何でもありのダーティープレイで叩きのめされた挙句、メイド服やら園児服やらありったけの恥ずかしい服装で下校させられる辱めを受けて、それでもめげずに牙を研ぎ続けられる人間でなければ部活メンバーは務まらない。 その点、北条沙都子は間違いなく生粋の部活メンバーである。 ならば、あれしきで死んでいる筈がない。 必ず、沙都子は立ち上がる。 立ち上がってもう一度、あの紅い瞳で自分に追い縋ってくる筈だ。 沙都子について、梨花は未だに気持ちの整理ができていない。 彼女をああさせてしまったのは、間違いなく自分に原因があるのだろうということは分かる。 しかしながら、沙都子は既にカケラを重ね、世界の構造を理解してしまった。 絶対の意思で運命を弄ぶことの、その快楽を知ってしまった――もうこの喧嘩は、ただの"ごめんなさい"では終わらない。 古手梨花(じぶん)を永久に囚え続けるのが、沙都子の勝利条件だ。 では、梨花にとっての勝利条件は? 自分は一体何をすれば、どうすればあの魔女気取りに胸を張って「勝った」と宣言できる? 「(……みー。こんな時こそ、セイバーの助言がほしいのですよー……)」 きっと、一番大事なのはそこなのだ。 どうすれば勝てるのかも分かっていない状態で、沙都子とゲームをして勝てるわけがない。 小手先の勝利をいくら積み重ねたって、部活メンバー相手のゲームでは意味がないと梨花もよく知っている。 やるんなら徹底的に。完膚なきまでに、打ち負かす。 そうでなければ、火のついた部活メンバーは止まらない。 異界にて交わった、二人の"百年の魔女"。 彼女達の物語は一旦小休止。しかし、その再開は約束されている。 神となるべく胎動するのは、北条沙都子。 繰り返すものさえも超えた、真の"絶対"へ至らんとする魔女。 神の到着を待ち受けるのは、古手梨花。 幾星霜の死と惨劇を経ても尚、未来への希望を失わないかつて魔女だった少女。 彼女達の戦いが再び始まる時、東京は再び嵐に見舞われるだろう。 その果てに、最後に立つのはどちらなのか。 この終わらない"部活"に終止符を打つのは、沙都子なのか梨花なのか。 答えは未だ、繭の中。 新たなるオヤシロさまの降臨が、それを争う最後の部活を宣言するのだと悪縁の道化が嘲笑っていた。 【中央区/二日目・朝】 【リップ@アンデッドアンラック】 [状態]:健康、魔力消費(小) [令呪]:残り二画 [装備]:走刃脚、医療用メス数本、峰津院大和の名刺 [道具]:ヘルズクーポン(紙片) [所持金]:数万円 [思考・状況] 基本方針:聖杯の力で“あの日”をやり直す。 0:現状、方舟は「無い」。 1:皮下の連絡を待つ。連絡がなければ死んだものと判断する。 2:シュヴィに魂喰いをさせる気はない。 3:283プロを警戒。もし本当に聖杯戦争を破綻させかねない勢力なら皮下や大和と連携して殲滅に動く。 4:古手梨花を利用する。いざとなれば使いつぶす。 5:敵主従の排除。同盟などは状況を鑑みて判断。 6:地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)の量産について皮下の意見を伺う。 7:同盟は瓦解した。関わる必要はないが皮下との連絡は繋げておく。 [備考] ※『ヘルズ・クーポン@忍者と極道』の製造方法を知りましたが、物資の都合から大量生産や完璧な再現は難しいと判断しました。 また『ガムテープの殺し屋達(グラス・チルドレン)』が一定の規模を持った集団であり、ヘルズ・クーポンの確保において同様の状況に置かれていることを推測しました。 ※ロールは非合法の薬物を売る元医者となっています。医者時代は“記憶”として知覚しています。皮下医院も何度か訪れていたことになっていますが、皮下真とは殆ど交流していないようです。 【アーチャー(シュヴィ・ドーラ)@ノーゲーム・ノーライフ】 [状態]:頭部損傷、右目破損、『謡精の歌』 [装備]:機凱種としての武装 [道具]:なし [所持金]:なし [思考・状況] 基本方針:叶うなら、もう一度リクに会いたい。 0:うた、が、きこえる? 1:戦場を監視し、状況の変化に即応できるようにしておく。 2:マスターが心配。殺しはしたくないけと、彼が裏で暗躍していることにも薄々気づいている。 3:フォーリナー(アビゲイル)への恐怖。 4:皮下真とそのサーヴァント(カイドウ)達に警戒。 5:峰津院大和とそのサーヴァント(ベルゼバブ)を警戒。特に、大和の方が危険かも知れない 6:セイバー(宮本武蔵)を逃してしまったことに負い目。 ※聖杯へのアクセスは現在干渉不可能となっています。 ※梨花から奪った令呪一画分の魔力により、修復機能の向上させ損傷を治癒しました。 ※『蒼き雷霆』とのせめぎ合いの影響で、ガンヴォルトの記憶が一部流入しました。 ※歌が聞こえました。 【古手梨花@ひぐらしのなく頃に業】 [状態]:疲労及び失血(大)、右腕に不治(アンリペア)、決意 [令呪]:全損 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:数万円程度 [思考・状況] 基本方針:生還を目指す。もし無ければ… 0:リップと交渉。方舟との仲介役を務める。 1:沙都子を完膚なきまでに負かして連れ帰る。 2:白瀬咲耶との最後の約束を果たす。 3:ライダー(アシュレイ・ホライゾン)達と組む。 4:咲耶を襲ったかもしれない主従を警戒、もし好戦的な相手なら打倒しておきたい。 5:櫻木真乃とアーチャーについては保留。現状では同盟を組むことはできない。 6:戦う事を、恐れはしないわ。 7:私の、勝利条件は……? 時系列順 Back 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) Next アフターダーク 投下順 Back 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) Next アフターダーク ←Back Character name Next→ 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 皮下真 151 業花の帝冠、筺底のエルピス 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) ライダー(カイドウ) 151 業花の帝冠、筺底のエルピス 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 古手梨花 151 業花の帝冠、筺底のエルピス 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 北条沙都子 156 呪胎空想樹 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) アルターエゴ・リンボ(蘆屋道満) 160 ひぐらしのなく頃に桜 -桜渡し編- 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 紙越空魚 154 敗者ばかりの日(前編) 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) アサシン(伏黒甚爾) 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) リップ 151 業花の帝冠、筺底のエルピス 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) アーチャー(シュヴィ・ドーラ) 151 業花の帝冠、筺底のエルピス 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 仁科鳥子 GAME OVER 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) フォーリナー(アビゲイル・ウィリアムズ) 154 敗者ばかりの日(前編)
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思01_6487t "伯爵 亀井茲明が撮影した旅順虐殺の証拠写真と日記" http //www21.atwiki.jp/tohohopeacewalk/pages/168.html http //pipponan.fc2web.com/shikosakugo_01/shi-6487.htm -------------------------------------------------------------------------------- [6487]伯爵 亀井茲明が撮影した旅順虐殺の証拠写真と日記 ピッポ 09/5/28(木) 15 07 [6489]復刻版目次 ピッポ 09/5/28(木) 16 51 [6490]藤村道生氏の解説(1) ピッポ 09/5/28(木) 19 14 [6494]Re(1) 藤村道生氏の解説(1) 訂正 ピッポ 09/5/28(木) 19 54 [6491]藤村道生氏の解説(2) ピッポ 09/5/28(木) 19 19 [6492]旅順口中新街集仙茶園の舞台と俳優 ピッポ 09/5/28(木) 19 21 [6493]兵難を避ける婦女子 ピッポ 09/5/28(木) 19 23 [6498]原田敬一「日清・日露戦争」より ピッポ 09/6/1(月) 20 08 [6499]査問、剔出、良民証、粛清----後藤新平 ピッポ 09/6/2(火) 0 33 [6501]これも南京事件のプロトタイプ ピッポ 09/6/10(水) 0 13 [6502]文字化けの解 ピッポ 09/6/10(水) 17 34 [6503]Re(1) 文字化けの解 とほほ 09/6/11(木) 6 52 [6505]Re(2) いやこちらこそ ピッポ 09/6/11(木) 10 45 [6504]Re(1) 文字化けの解 とほほ 09/6/11(木) 7 19 [6525]1910年の「蕃ころ餅」 ピッポ 09/7/12(日) 8 58 [6529]「論説 生蕃の前途」 ピッポ 09/7/12(日) 20 58 [6544]Re(1) 1913年「兇蕃斬首の光景」 ピッポ 09/8/9(日) 0 03 -------------------------------------------------------------------------------- [6487]伯爵 亀井茲明が撮影した旅順... ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/5/28(木) 15 07 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード [#6486]を受けて 熊猫さんが指摘した「旅順虐殺事件」を従軍写真家が捉えていました。「旅順虐殺事件」は、城内掃討戦、市民の虐殺としては、南京事件のプロトタイプといえるかもしれません。 その従軍写真家とは、参議院議員亀井久興の曽祖父である伯爵亀井茲明(これあき)です。亀井茲明は大本営に願い出て特別許可を得、5人の従者2人の小者を従えて日清戦争に従軍し、銀乾板写真に日清戦争の経過を定着するとともに、克明な日記を記しています。日記はラーベの日記と同様に、収集した軍の文書や報道記事なども後から挿入し、克明な資料となっています。 しかし、18,000円という高価な大型本なので、あまり引用されてないようです。 http //www.amazon.co.jp/æ—\清戦争従è»å†™çœŸå¸–â•ä¼¯çˆµäºäº•ã“れ明ã®æ—\記-äºäº•-ã“れ明/dp/4760107843 たまたま、市立図書館にこれを見つけましたので、以下にごく一部を紹介します。 556 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6489]復刻版目次 ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/5/28(木) 16 51 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード -------------------------------------------------------------------------------- ~添付ファイル~ ・名前 : 私家版写真帖.jpg ・サイズ : 65.2KB 、 、 、 、 、 、 、 、 復刻版目次 日清戦争従軍写真帖 伯爵亀井茲明の日記 1992年7月10日 初版第1刷 定価 18000円 著者 亀井茲明 発行所 柏書房株式会社 目次 ============================= 解説 日本近代史上の日清戦争と亀井茲明の記録 藤村道生 7 伯爵カメラマンの従軍日記 内藤正中 18 写真家としての亀井茲明 飯沢耕太郎 27 写真家・亀井妓明の視線― 追跡・日清戦争従軍カメラマン 富岡幾朗 31 従軍日乗・明治二十七八年戦役写真帖 東京出発から広島まで 40 広島滞在と出港準備 44 宇品港から大陸へ 56 花園河口上陸と進軍 66 金州城の攻撃と占領 93 旅順攻略戦と占領行政 135 講和成立から帰国へ 260 付録 伯爵亀井茲明の美術研究及び美術論 柳田泉 305 ============================= ※ なお亀井茲明は半年間の従軍の無理がたたったか、翌1896年7月18日結核性の病で没す、36歳。 371 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6490]藤村道生氏の解説(1) ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/5/28(木) 19 14 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード -------------------------------------------------------------------------------- ~添付ファイル~ ・名前 : よじ登る.jpg ・サイズ : 362.3KB 「武勲再現ショット」はこの時から。 金州城西隅の壁をよじ登る吉田少尉ら 11月6日午前9時10分、第二連隊吉田梶次郎少尉は部下を率いて前進し、金州城の西隅に迫る。少尉は靴を脱いで率先して煉瓦の欠所に手をかけ、高さ3丈余の塁壁をよじ登ると部下も続き、ついに城門に躍り入り、大砲1門、弾薬若干を獲収した。明治28年1月3日、当日の模様を再現してもらい撮影する。 ~~~~~~~~ 冒頭の藤村道生氏の解説は是非読んでいただきたい。 日清戦争の実態が、陸奥宗光の日記まで公開禁止となる極秘事項だったとは知りませんでした。日本の戦争の仕方が「日清・日露の頃は道徳的であってそれが満州事変からおかしくなった」と刷り込まれてきた私には意外な文章でもありました。 (この藤村道生氏の解説は、同氏の岩波新書『日清戦争』の要約でもあります。) 日本近代史上の日清戦争と亀井茲明の記録 〓〓〓〓 薄弱な開戦理由 日清戦争は、開戦当時すでに勝海舟が「無名の師」であると喝破しているように開戦理由が薄弱で、のちには戦争指導の先頭に立った明治天皇すらが開戦には消極的であった。日本はまず開戦を決したのちに、その口実を探したというのがことの真相であった。そのうえ日清戦争は軍事的に清国を圧倒しながらも、政治的には失敗の戦争であった。三国干渉を導きだして、戦争目的であった「朝鮮の内政改革=その植民地化」を達成できなかったからである。それは中国の列強による本格的分割の出発点となり、アジアに帝国主義体制を成立させる画期となるとともに、ロシアを朝鮮にひきいれて日本の戦争目的の大半を失わせたのみであった。それゆえアジアの諸民族の立場からいえば、日清戦争は、明治天皇の言葉のごとく「痛歎すべき戦争」以外のなにものでもなかった。 したがって、日清戦争の真実を明らかにしようとする努力は権力によってきびしく取り締まられねばならなかった。現職の外務大臣陸奥宗光自身の回想録『蹇蹇録』は、当初私家本として刊行されたが、それさえ公刊はきびしく取り締まられ、ようやくその公刊が許されたのは、じっに日清戦争終了後三〇年以上経過した一九二九年(昭和四)に『伯爵陸奥宗光遺稿』と題した書物に収められたときであった。戦後筆者が実際に経験したことだが、都下有名大学においても『蹇蹇録』の私家本は閲覧カードが抜き取られ、入庫の特権が与えられた教職員しかその存在を知ることができなかったのである。そうした取り締まりの理由は、さきに述べたように、開戦理由があまりにも非道だったからである。 開戦の経緯(略) 盛り上がった国内世論(略) 緒戦の勝利(略) 日清戦争の意義(略) 乏しい日清戦争の記録(略) 日清戦争は、近いうちに開戦百年を迎えようとしているが、日清戦争についての記録は案外にすくない。日露戦争のときは最初から国内の報道陣が組織的に送りこまれただけでなく、大量の外国人記者や観戦武官が新興の東アジアの「強国」日本と大国ロシアの戦争という感覚から派遣されて、外国紙に詳細に報道された。とくに『タイムズ』は日英同盟の存在もあって、戦後にはその報遣を集積して出版し、日本でもその翻訳書が刊行されているほど大量の記事を送り出した。しかし、日清戦争のばあいは極東の一遇における局地戦争として、最初はたいして注目されることなく、観戦武官は無論のこと世界のジャーナリズムからほとんど無視された。 こうして、日露戦争については治外法権にまもられた外国人記者の報道が容赦なく飛びかい、自由な新聞報道という概念をもちあわせない日本の検閲官の苛酷な削除にさらされることのない外国人記者による「自由」な報道も残されることになった。これに対し、日清戦争の際には日本自身もマスコミが未発達だったので、大量の新聞記者は派遣されず、のちに『明治二十七八年日清戦史』にまとめられた軍人の目による観察以外は、アマチュアの目で戦争を見据える報道が乏しく、ほとんど当時『国民新聞』に運載された国木田独歩の「愛弟通信」以外には後世に残る従軍記録は存在しないと信じられてきた。 それに加えて当時の写真技術の水準では、戦場において写真を撮影、現像し焼き付けることは、絶望的に困難であった。暗いレンズ、感度の低い感光剤、それに重いガラス乾板という条件では、スナップ写真をとることなど思いもよらなかっただけでなく、戦場で撮影した写真を現像のうえ印画紙にプリントするためには莫大な労力と費用を要するうえに、作戦軍の全面的な協力が必要であった。 検閲を免れた私家本(略) このような条件を考慮にいれると、旧津和野藩主であり、今からは想像のできないほどの権威を有した伯爵家の当主である亀井茲明の努力と財力を前提としなければ、そもそも本書に収録されたような写真帖の成立は不可能であつたと思われる。かれはヨーロッパに留学し、そこで学んだ最高の写真技術を有していた。またかれがもちかえった最新の写真機および現地で乾板を製造し現像、焼き付けるための膨大な付属機械と暗室設備、およびそれを運搬する人手を伴つて戦場を通行する権威的な地位と、それらすべてを調達したり給養する財力があっではじめて亀井の従軍は可能であった。むろん財力と権威だけで本書が成立しえたわけではない。亀井はこの時の過労と心労によるものであろう、戦後いくばくもなく死去している。こうした犠牲のうえに、はじめて写真帖は成立したのである。 またもうひとつ注意すべきことは、従軍日記・写真帖がともに亀井伯爵家の私家本として刊行されたために、当局の苛酷な検閲を免れたことである。この検閲を経ていないことが、今日におけるその史料的価値を高めていることに注意をうながしたい。前述したように、陸奥外相自身の回顧録すら今日残されている草稿と対比すると、自己規制による変革がおびただしいが、それでも昭和四年まで公刊は許されなかったのである。日清戦争は、明治天皇すらこれは大臣が始めた戦争であつて朕の始めた戦争でないとし、開戦報告の勅使を伊勢神宮に派遺することをためらったほど理不尽なかたちで開戦された戦争であり、その戦争中に旅順で起き、『ニューヨーク・ワールド』紙が報道したため国際問題となつた虐殺事件は、それが問題化すれば、折から不平等条約を改正しアメリカが領事裁判権を放棄して日本に裁判管轄権を賦与することの可否を審議中であったアメリカ上院の審議をストップさせるおそれがあったのである。 (つづく) 377 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6491]藤村道生氏の解説(2) ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/5/28(木) 19 19 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード -------------------------------------------------------------------------------- ~添付ファイル~ ・名前 : 敵死の埋葬.jpg ・サイズ : 244.9KB 旅順虐殺事件を物語る死体埋葬の写真(「写真帖」より) 敵屍の埋葬 第二連隊の猛進で旅順市街に潜伏していた多数の敵兵が殺された。清側では旅順付近の住民に15歳以上の男子は日本軍に抵抗するように命じていたため、各民家には多少の武器弾薬が蓄えられていた。このため日本軍は市街に進入するや、抵抗する者は兵農を問わず、少しも許容することなく殺していった。市街には敵屍を見ない所はないほどで、屍は脳漿が流れ、腹膜は露出して至る所に鮮血があふれ、生臭い風が人々を襲い、見渡す限り荒涼としたものであった。そこで数日問、掃除隊を派遣して諸所の敵屍をまとめ、住民を使って原野に埋葬させた。写真は11月24日、旅順口北方の郊野で見たものである。 日本近代史上の日清戦争と亀井茲明の記録(つづき) 〓〓〓〓 記録されていた旅順虐殺事件 『ワールド』は「旅順の日本軍は陥落の翌日から四日間、非戦闘員、婦女子など約六万人を殺害し、殺戮を免れた清国人は旅順全市でわずか三十六人に過ぎない」と報じ、そのうえで「日本は文明の皮膚を被り野蛮の筋肉を有する怪獣なり、日本は今や文明の仮面を脱し、野蛮の本体を暴露した」と糾弾した。旅順から日本に立ち寄った『タイムズ』通信員は陸奥外相に、「日本軍は捕虜を縛ったまま殺害し、平民とくに婦人まで殺害したのは事実である。これは各国記者や東洋艦隊の士官が目撃している」と強調し、「日本政府の善後策如何」と質問した。この通信は全世界に転電され、日本軍国主義の残虐性は世界のすみずみまで伝えられた。アメリカ公使エドウィン・ダンは陸奥外相を訪問して「この際日本政府において何とか善後策をほどこさざれば、これまで得来りたる日本の名誉は悉く消滅すべし」と警告した。 陸奥外相からこの連絡をうけた伊藤首相は「取乱すことは危険多くして不得策なれば、この儘不問に付し、専ら弁護の方便を執るの外なし」と指示した。こうして旅順虐殺事件の責任は不問に付され、それとともに資料の発表は厳重な検閲により抑えられた。陸奥外相は伊藤首相の指示にしたがって各国に弁明書を送り、とくに『ワールド』紙上には異例の外相署名入りの投稿をおこない「旅順虐殺事件は多少誇張に失するものあり。例えば被殺者の多数を非戦闘員といふも実は清兵が市民に仮装せしものなり」と苦しいいいわけをした(拙著『日清戦争』132ぺージ)。 国内ではこの事件は厳重に秘匿された。直接の責任者は第二旅団長として旅順攻略を指揮した乃木少将にあると思われ、今日でも大連市では子供が泣きやまぬと「ノギが来るぞ」といって黙らせる由であるが、かれの責任は問われず、一〇年後の日露戦争における旅順要塞の攻略と明治天皇への殉死により聖将として乃木神社にまつられている。現在の日本人のほとんどは旅順虐殺事件を知らず、乃木将軍との関連など想像もしないであろう。この事実は、旅順虐殺事件の封印がいかに完全であったかを物語るものである。 ところが、本書にはこの事件の第一級の史料が解説つきで収録されている。すなわち「敵屍ヲ旅順口北方郊野ニ埋葬スルノ状況」と題する写真がそれであり、 第二連隊勇往猛進シテ旅順市街ニ潜匿スル敵兵ヲ屠殺スルモノ甚タ多シ、是ヨリ先、清将、旅順附近ノ店民ニ諭シ十五歳以上ノ男子ハ挙テ皆我軍ニ抵抗セシム。故ニ民家毎戸多少ノ兵器弾薬ヲ蓄ヘサルハナシ、是ニ於テ我兵ノ市街ニ進入スルヤ兵農ヲ問ハス苟クモ我ニ抗スル者ハ悉ク戮ヲ加ヘテ少クモ寛貸スルコト無シ、則街衢所トシテ敵屍ノ横ハルヲ見サルナク脳漿流迸、腹膜露出、到ル所鮮血淋漓トシテ腥風惨然人ヲ襲ヒ満目荒涼タリ、後チ数日ノ間我軍ハ掃除隊ヲ派シテ諸所横死ノ敵屍ヲ纏メ土人ヲ役シテ之ヲ原野ニ埋〓(えい)セシム。是レ明治二十七年十一月二十四日旅順口北方郊野ニ於テ見ル所ノ実況ナリ とキャプションが付されており、それに該当する日記には、 第一師団ハ実ニ敵軍対シテハ消極ナリ。抵抗スル者ハ悉ク斬テ許サス。従フ者ハ悉ク黙シテ之ヲ放ツ。故ニ嚢中ノ鼠ハ半ハ殺サレ半ハ放タレ旅順落城後第一師団ニ捕虜一名モ無キ有様ナリ(「十二月二日) とある。ここに描写された事実は従来公開された日清戦争のどの記録にも描かれていなかったものである。 本書は、実際に従軍したもののみが描きうる事実を、日記と写真の双方によりきわめて具体的に残したものであり、この点で本書は、元来記録の極端にすくなかった日清戦争の全体像を解明するための必須の文献である。亀井茲明は従軍中の無理がたたり、戦後まもなく不帰の客となったが、彼が残した本書により日清戦争の全体像が解明されるならば、その労は酬われるであろう。日記・写真帖の両書が百年ぶりに復刻公刊されることを地下の亀井氏も喜んでいると信ずる。(上智大学教授) 371 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6492]旅順口中新街集仙茶園の舞台と... ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/5/28(木) 19 21 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード -------------------------------------------------------------------------------- ~添付ファイル~ ・名前 : 舞台と俳優.jpg ・サイズ : 467.3KB 客がいなくても演じつづけることで死を逃れた、京劇役者の少年達 旅順口中新街集仙茶園の舞台と俳優 11月21日、旅順を防御する陸上の砲台は午前中にすべてが陥落、午後には海岸の砲台への攻撃を始めた。歩兵第二連隊がこれにあたり、命令を受けるや直ちに猛進突撃して旅順市街に潜伏する敵兵を皆殺しにした。その時、中新街の劇場集仙茶園の俳優は絲竹笙鼓の音を絶やさず、悠然と演技をしていて難を免れた。まことに幸いというべきである。聞いたところによると、この者たちは道台の招きに応じて天津辺りから来た劇団で、50人ずつの2班で一座を興行しているという。俳優は14,5歳の少年で、扮装して舞台に上がり演技をする。その様子はまことに奇異である。舞台は正面の高い所にあり、観客は桟敷・土間の二つに分かれ、桟敷は舞台両側の二階にある。土間には長卓が数脚おかれている。構造はほぼ日本の劇場と似たようなものである。 367 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6493]兵難を避ける婦女子 ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/5/28(木) 19 23 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード -------------------------------------------------------------------------------- ~添付ファイル~ ・名前 : 兵難を避ける婦女子.jpg ・サイズ : 185.6KB 避難民に恐怖感を懐かれていない撮影者のまなざし 兵難を避ける婦女子 旅順口北方の郊野で撮影する。富豪は戦闘の始まる前に家財を持って遠くに兵難を避け、市街に残る婦女子は1人もいなかった。しかし貧困者は難を怖いとは思ってもどうすることもできない。父や兄は死んだか逃げ出したかで、日本軍兵士が充満した街には家もなくなり、婦女子はやむを得ず幼児を抱いて避難していった。その様子は哀れで痛みに耐えなかった、 386 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6494]Re(1) 藤村道生氏の解説(1)... ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/5/28(木) 19 54 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード 乏しい日清戦争の記録(略) →乏しい日清戦争の記録 検閲を免れた私家本(略) →検閲を免れた私家本 377 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6498]原田敬一「日清・日露戦争」よ... ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/6/1(月) 20 08 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード 原田敬一「日清・日露戦争」 シリーズ日本近現代史3 岩波新書 **第3章 日清戦争 より ***4 戦争の実相 ****旅順虐殺事件 一八九四年九月、大本営は旅順半島攻略のため第二軍を編成した。第一師団と混成第一二旅団(第六師団所属)で編成し、一一月二一日未明から旅順攻撃を始め、正午頃には周囲の砲台等を占領した。午後以降市街と付近の掃討作戦が始まる。 そこで捕虜や、婦女子や老人を含む市民を虐殺する事件が起きた。二五日頃まで市街の掃討が続き、同時に旅順から金州方面に脱出しようとする敗残兵の掃討も行われた。これらを「旅順虐殺事件」と捉えるのは、戦闘と掃討戦の両方で、捕虜を取る意志がほとんどなく(計二三二人のみ、『戦役統計』)、軍人と民間人を無差別に殺害する例が多く、捕虜や負傷兵の殺害もあり、 75 敗残兵捜索のための村落焼き討ちも行われるなど、容赦ない残酷な戦闘であったことが、参加した兵士らや内外のジャーナリスト、観戦武官などにより明らかであることによる。 一一月二八日の英紙『タイムズ』による「〔旅順での〕戦闘後二〇〇名の中国人が、日本人捕虜を扱った際の冷酷な暴行に対する報復として虐殺された、という噂があるので確認が必要だ」という報道から事件は広がる。翌日にも「両軍が残虐な行為を行ったという報告が確認された。多くの日本人捕虜が首を切られ、手足を切断されて発見された。それゆえに日本軍は住民を一掃した。無差別の虐殺である」という旅順に上陸した英国人将校の情報を掲載した。一二月には、米国の新聞『ワールド』に「日本軍の大虐殺」と題し、「三日問にわたる殺人」「無防備で非武装の住民は家の中で殺された」などの記事が掲載され、欧米各地の新聞に転載された。 欧米新聞の報道に接した参謀総長熾仁親王は、第二軍の虐殺や掠奪という風説に答えよ、という親書を持たせた使者を大山第二軍司令官のもとに急いで派遣した。二週問後に大山は「旅順市街の兵士人民を混一して殺戮したるは実に免れ難き実況」と明確に認めつつ、市街戦が薄暮で行われたことなどを挙げて弁解した。 事件はイギリスに続く条約改正の実現の妨げになる可能性もあった。栗野慎一郎駐米公使は、国務長官から、事実であれば条約改正が困難になる、と警告され、陸奥に対処を仰いだ。陸奥 76 は栗野に「旅順口の一件は風説ほどに夸大(こだい)ならずといえども、多少無益の殺戮ありしならん」と認めた上で、戦闘の混乱の中での行き過ぎた行為、という論法で突破しようとした。「被殺者の多数は無辜の平民にあらずして清兵の軍服を脱したるものなりという」と新情報を付け加え、こうした「許多(きょた)の流説を傍生せざる内に」新条約が上院を通過するよう「敏捷の手段を執」れと厳しく命じた(『蹇蹇録』)。事件は曖昧のうちに終わるが、旅順には今でも旅順虐殺被害者の集団墓が、一〇〇年問の修復・再建・新設を経て維持されている。 372 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6499]査問、剔出、良民証、粛清---... ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/6/2(火) 0 33 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード -------------------------------------------------------------------------------- ~添付ファイル~ ・名前 : 後藤新平.jpg ・サイズ : 29.1KB 後藤新平 査問、剔出、良民証、粛清 後藤新平といえば、関東大震災のあとの復興のリーダーとして、多くの日本人の記憶に残っています。それは、関東大震災のときの虐殺事件をひきおこした狂信的軍人とは一線を画す、清廉潔白なエリート・テクノクラートとしての後藤新平像です。私自身も子供の頃、家の近くの『昭和通り』が東京市長後藤新平の英断によって造られたことを何度も聞かされました。大正末期、自動車社会はまだまだ夢の夢でしかないとき、震災後の焼け野原のうちでなければ作れないと四車線の道路をつくってしまった、その大英断は35年後の戦後高度成長時代の人々にまで感謝されていたのでした。 今日、日本語教育を受けた世代の台湾人の胸にも、後藤新平は「台湾近代化の父」として刻印されています。そして日本の右翼もまた、開発官僚のトップリーダーとしての後藤新平の一側面しか見ていません。だからこそ彼らは、NHKの番組に怒ってデモを掛けてるというわけです。 ですから、私もあのNHKの「アジアの一等国」を見たとき、抗日台湾人の「弾圧者」として紹介された後藤新平には大きな違和感を感じたのでした。 しかし、NHKの番組は私を啓発したのかもしれません。比較的簡単に見つかる本の中に、残念ながら、「弾圧者後藤新平」の像を見出してしまったからです。 以下は、原田敬一「日清・日露戦争」岩波新書 シリーズ日本近現代史3の中の一節です。日清戦争に引き続く台湾植民地戦争が終わったあと、開明派超一級官僚・後藤新平がおこなった、超クールな「匪賊粛清法」。 第4章 台湾征服戦争 1 苛酷な征服 のなかから その後の抵抗運動と弾圧 予想の通り、同年一二月には台湾北部の宜蘭(ぎらん)が包囲され、翌年元旦には台北城が襲われるなど、各地で高山族が蜂起し、日本統治への抵抗は一九〇二年まで続く。台湾総督府法務部編纂『台湾匪乱小史』は、一節を「土匪(どひ)蜂起と討伐」とし、一八九五年五月末から一九〇二年五月末に至る七年間の蜂起と鎮圧経過を記している。 一八九五年から一九〇二年は台湾統治上「第一期」と呼ばれている。この時期に「土匪の台北を襲うこと二回、台中を襲うこと二回、その他各所の守備隊弁務署支庁憲兵屯所を襲うこと五十数回、巡査派出所襲撃などは枚挙に遑(いとま)あらず(矢内原忠雄『帝国主義下の台湾』)と総督府の弾圧が残虐であるだけ、抵抗もいっそう厳しくなっていた。『公爵桂太郎伝』も、「匪賊」と住民の区別を付けることができず、「玉石倶(とも)に焚(た)くという殺戮を敢てしたり」と認めている。 後藤新平が一九一四年五月、東京で行った講演の記録『日本植民政策一斑』は、一八九六年から一九〇二年までの「匪徒殺戮(林少猫討伐まで)」について、「捕縛もしくは護送の際抵抗せしため」五六七三人、「判決による死刑」二九九九人、「討伐隊の手に依るもの」三二七九人、合計一万一九五一人を「殺戮」したが、そのうち裁判で死刑となったのは三〇〇〇人しかいなかった。その他の九〇〇〇人の「殺戮」の例を、後藤はこう語った。 102 帰順証交付のため警察署弁務署支署等へ呼び出し、訓令を加え、これに抵抗したるものはこれを殺戮することに予定し、同日同刻に呼んで一斉射撃で殺したのであります。(中略)土匪帰順法は(中略)天皇の大権に亘る生殺与奪の権で(中略)帰順させた者の中には良民たるべきものと不良民にして到底ものにならぬ奴がある、まず仮帰順証を与えて若干月日監視し選び抜いてその悪い者を同日同時に殺したのであります。 赤裸々に「土匪」の「殺戮」を語る後藤だが、第一期支配の特色として挙げたのが「保甲制度」だった。宋代の中国にあった民衆監視制度で、中国史に詳しかった当時の日本人ならすぐに思いつく政策で、陸奥宗光も提案している(『現代史資料』台湾1)。後藤は「総ての罪悪に連座の制です」と語って、治安維持に大いに効果があったと誇っている。 これが伏流水となり、やがて1937年の「南京事件」や1941年の「シンガポール大検証」として再び三度、噴出したのでしょうか? ※後藤新平『日本植民政策一斑』は、国会図書館サイトの「近代デジタルライブラリー」で公開されています。 362 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6501]これも南京事件のプロトタイプ ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/6/10(水) 0 13 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード 日清戦争は、「馬関条約」締結後も台湾領有をめざす植民地戦争(「領台戦争」)が繰り広げられました。領有戦争勝利宣言は1895年10月になされましたが、戦争指導機関である大本営は1896年6月まで継続されました。 参照:拙稿「不可解なNHKバッシング(2)日台戦争」http //ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/1035432/) 大本営が閉じられた後は平定され平穏になったのかと思いましたが、そうでもなかったようです。 参照:拙稿「「日本語族」のおじいさんたちが知らない後藤新平のもう一つの顔」 http //ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/1065205/ そして、上記に対するコメント欄に触発されて、ネットサーフィンを行ったところ、この「領台戦争」こそ正しく、南京事件のプロトタイプであることを知りました。 以下は、台湾日本綜合研究所長・許介鱗氏の「日本「武士道」の謎を暴く」という一文からです。 http //homepage3.nifty.com/aab/busido.htm#_ftn24 許介鱗氏の政治的立場はよく判りませんが、氏は、『台湾総督府警察沿革誌』など、日本側資料に基づいてこれを書いていることに留意したいと思います。 日本「武士道」の謎を暴く 台湾日本綜合研究所長 許介鱗 (略) 4.武士道が台湾で威を振るう 一.大??の大放火、殺人 1895年、馬関条約[下関条約]後、日本軍は台湾に上陸した。台北と新竹の間の大??渓沿岸の地区には猛者汪国輝、三角湧樟脳製造業者蘇力、樹林地主王振輝らがいて、それぞれ「住民自警団」を率いて自衛していた。7月12日、日本軍がこの地区に進軍すると、汪らは抵抗した。7月16日以後、日本軍の援軍が到着して、虐殺を繰り広げた。日本軍は大??以東、三角湧までの間のすべての村を抗日義軍とみなし、大??街を放火するよう命令を下した。かくして、4万人前後の繁華街は、7月22日から連続して3日間、遥か三角湧街にまで延焼し、20数里絶え間なく、あたり一面、寒々とした焦土へと変わり、焼失した住宅は合計1500戸余、死傷者は260人だった。抗日のリーダー汪国輝は日本軍に武士道のやり方で斬殺された[13]。 二.大?林の婦女暴行 1895年8月30日、日本軍は雲林地方に入り、9月2日大?林、すなわち今の嘉義県大林鎮に到達した。この地のリーダー簡精華は装備戦力が日本軍の相手にならないことをよく知っており、人びとが塗炭の苦しみをなめるのが忍びなかったので抵抗を放棄し、住民に道路を清掃し、食物を提供して日本軍を歓迎するよう命令した。ところが、予期に反して日本軍は簡に200人の女性を差し出すよう要求した。簡が応じなかったところ、日本軍は簡氏一族の女性60人余を強姦、殺害した。簡氏は激怒し、雲林の民衆を招集し、9月3日から弓矢、棍棒、落とし穴、自作の銃で日本軍を襲撃した。その後、簡精華は辜顕栄の誘いを受け、苦痛を忍んで帰順を受け入れたが、1ヶ月経たないうちに、自ら左手の血管を切り、自宅で失血死した。地元の人びとはその忠義に感動し、「簡忠義」として偲んだ[14]。 三.蕭壟街の惨殺 1895年10月10日、日本軍混成第四旅団が布袋嘴(嘉義地方)に上陸すると、当地の義軍のリーダー林崑岡は決死隊の勢いで郷里を守った。しかし、武器が粗悪で相手にならず、蕭壟街(今の台南県佳里鎮)まで退いた。そこで、日本軍は大がかりな捜索を行い、千人近い村民が渓谷のそばの雑木林の天然の溝や谷に隠れたが、嬰児の泣き声で発見されてしまった。日本軍は兵を派遣して長い坑の頭尾両端を遮断し、坑内に向けて一斉に20分近く激しく銃撃した。凄まじい叫び声と泣き声はこの世の地獄のようで、坑に避難した台湾人は一人として災いを逃れられず、嬰児、女性も一人として生き残らなかった。真に残酷さの極みであった[15]。 四.雲林大虐殺 台湾中部の雲林地方に「大坪頂」と呼ばれる山地があり、三面は渓谷に囲まれ、東南は険しい山地につながり、地勢は険しく、柯鉄率いる柯氏家族が住んでいた。日本軍が北から南下した際に、簡義ら抗日分子が続々と風雨を避けてこの地に来た。1896年4月1日、雲林県地方は台中県に併合され、雲林支庁が斗六に設けられた。6月10日、日本軍混成第二旅団の守備隊が雲林地方に進駐を開始した。当時大坪頂には抗日分子千余名が集結しており、決死の覚悟で抗日を誓い、大坪頂を「鉄国山」と改名し、全島に檄文を発し、日本人を台湾から駆逐するよう呼びかけた。6月16日、日本軍の一連隊が斗六に進入すると、「鉄国山」の抗日軍はその鋭鋒を避け、深山に退いた。それから6月22日に至るまで、日本軍は雲林地方で血なまぐさい虐殺を行い、全部で4295戸の民家が焼かれ、六千人の民衆が惨殺された[16]。日本軍を歓迎した約50人の順民までもが殺された。 当時の台湾高等法院院長高野孟矩は雲林大虐殺事件について次のように証言している。「漫然兵隊ヲ出シテ六日間ヲ費シ七十余庄ノ民屋ヲ焼キ良匪判然タラサル民人三百余人ヲ殺害シ附近ノ民人ヲ激セシメタルハ全ク今般暴動蜂起ノ基因ト認メラル故ニ土匪何百人又何千人ト唱フルモノ其実際ヲ精査スレバ多クハ良民ノ父ヲ殺サレ母ヲ奪レ兄ヲ害セラレ又子ヲ殺サレ妻ヲ殺サレ弟ヲ害セラレタル其恨ニ激シ又家屋及所蔵ノ財産悉皆ヲ焼尽サレ身ヲ寄スル処ナク彼等ノ群中ニ投シタルモノ実ニ十中七ハニ位シ真ニ強盗トシテ兇悪ヲ極ムル輩ハ十中二三ニ過キサル。」[17] 1896年7月4日香港の英字紙『Daily Press』が日本軍の6月16日から6月22日までの雲林大虐殺事件を明らかにしたことにより[18]、日本軍が台湾民衆を虐殺した事実が国際的な関心を引き起こした[19]。日本政府はしばしば関係部局に、香港の新聞の土匪に関する報道を取り消すよう訓令し、また拓殖務次官に外事新聞[20]に(作り上げた)事実を掲載するようにし、外国の新聞ではこのことを隠蔽するようにした。しかし、雲林大虐殺を契機として、台湾各地では連鎖的に日本の統治に対する不満が爆発し、各地で抗日運動が起こった。国際世論の圧力の下で、第二代の台湾総督桂太郎が退任を余儀なくされた。皮肉なことに、就任した第三代の総督乃木希典は甲午戦争[日清戦争]の旅順大虐殺で責任を負うべき旅団長だったのである。 五.阿公店大虐殺 第四代台湾総督・児玉源太郎と民政長官・後藤新平は「台湾近代化」の生みの親で、彼らは台湾に「懐柔政策」を実行した「能吏」だ、と讃えるものがいるが、彼らにはもつれた麻を切るごとく人を切る日本の武士道の本性があり、大虐殺によって抗日台湾人を鎮圧して台湾統治の基礎を確立したことを見落としている。児玉は1898年に台湾総督に就任、11月12日からの、台湾中南部の抗日軍に対する、日本人が「大討伐」と呼んだ大規模攻撃の展開を決定した。この「大討伐」は台南県知事が台湾総督に提出した報告によれば、殺害した人数は2053人に達し、負傷者は数え切れない。焼かれた民家数は、全焼が2783戸、半焼が3030戸だった。家屋の全焼、半焼、家財の焼失などの損害は、当時の貨幣価値で3万8千円余に達した。[21]中でも被害がもっとも残酷だった阿公店地方には、安平、打狗(高雄)に住む外国人がおり、日本軍の残虐暴力に議論が沸きおこり、イギリス長老教会牧師ファーガソン(Duncan Ferguson)等は『香港日報』(Daily News)に投書し、日本軍の人間性を喪失した大虐殺の人道問題を提起して、国際世論の非難を巻き起こした[22]。 六.帰順式場に誘き出しての惨殺事件 児玉と後藤の台湾中南部の抗日勢力への対応は、軍警の大規模な「討伐」以外に、投降を呼びかけ、誘き寄せて殺す策略を使った。これがいわゆる「土匪招降帰順政策」であり、画策者は児玉長官、立案参与者は後藤民政長官、総督府事務官阿川光祐、策士は白井新太郎で[23]、中でも雲林の騙し討ちが抗日軍でもっとも人を驚かせる事件だった。1902年、斗六庁長・荒賀直順は警務課長・岩元知と投降を呼びかけて殺戮する計画を密かに画策した[24]。 5月14日、斗六庁長・荒賀と当地の守備隊長、憲兵分隊長は5月25日に帰順式を開いて騙し討ちすることを画策した。5月18日、岩元警務課長は林?埔、?頭?、土庫、他里霧、下湖口の5人の支庁長を招集し、帰順式典を行う真意と段取りを指示し、斗六、林?埔、?頭?、西螺、他里霧、内林の6ヶ所を式場とすることを決定、各市庁長に十分な準備をするよう命じた[25]。 帰順の意思を示した抗日の各リーダーに対しても、表面的には甘言を弄し、彼らの帰順を許したが、内心では徹底的な殲滅を企てていたので、張大猷以下265人の抗日分子をこの年の5月25日に誘い出すことを決め、6ヶ所でそれぞれ帰順式を行うと公言した。すなわち、一.斗六式場60余人、二.林?埔式場63人、三.?頭?式場38人、四.西螺式場30人、五.他里霧式場24人、六.林内式場39人である。その後、機関銃で6ヶ所同時にすべて殺戮した[26]。このような投降を誘い、騙して殺戮した事件に関して、日本人は口実を設け、5月25日、帰順式場での妄動により、一斉に殺戮したと説明しただけであり、騙して殺した事実を隠蔽した。 (略) [13] 杉浦和作『明治二十八年台湾平定記』(台北、1896年)71頁;日本参謀本部編『明治二十七八年日清戦史』、許佩賢訳『攻台戦紀―日清戦史、台湾篇』(台北、遠流、1995年)184-193頁;許佩賢訳『攻台見聞―風俗画報、台湾征討図絵篇』(台北、遠流、1995年)150-152頁;許世楷『日本統治下の台湾―抵抗・弾圧』(東京、東京大学出版会、1984年)50-51頁。 [14] 『攻台戦紀』248-253頁;『攻台見聞』294頁;『譲台記』60頁、63頁、64-65頁;『瀛海偕亡記』11頁、15頁;姚錫光「東方兵事紀略、台湾篇上」、『台海思慟録』所収61頁;洪棄生『瀛海偕亡記』(台北、台湾銀行経済研究室、1959年)24-25頁。 [15] 『攻台見聞』422頁;『譲台記』69-70頁。 [16] 台湾総督府『陸軍幕僚歴史草案』巻一、6月21日の項;台湾総督府警務局編『台湾総督府警察沿革誌』第二編、上巻(東京、緑陰書房、1986年、復刻版)432頁、436頁。 [17] 苫地治三郎『高野孟矩』1897年、252-253頁。 [18] 『台湾史料稿本』巻六、58頁。 [19] 『台湾総督府警察沿革誌』第二編、上巻、436頁;『公爵桂太郎傳』乾巻、735頁。 [20] 『台湾総督府公文類纂』23巻永久乙種第十門軍事、明治29年7月11日。 [21] 『台湾総督府警察沿革誌』第二編、上巻、512頁。 [22] 『台湾総督府警察沿革誌』第二編、上巻、512頁。 [23] 台湾総督府法務部編纂『台湾匪乱小史』(台北、台南新報支局、1920年)22頁。 [24] 『台湾総督府警察沿革誌』第二編、上巻、454頁。 [25] 『台湾総督府警察沿革誌』第二編、上巻、457頁。 (略) 文字化け?は、引用元ブログからのものです。 ーーー 332 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6502]文字化けの解 ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/6/10(水) 17 34 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード 一、大??大燒殺 ニ、大?林暴行 こちら http //www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/2112.html (ここに書きましたが、繁体字のせいか、おかしくなりました) 334 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6503]Re(1) 文字化けの解 ←back ↑menu ↑top forward→ とほほ - 09/6/11(木) 6 52 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード ▼ピッポさん: (ここに書きましたが、繁体字のせいか、おかしくなりました) は、もうしわけありません。 当掲示板は外国文字はつかえませんm(__)m 327 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6504]Re(1) 文字化けの解 ←back ↑menu ↑top forward→ とほほ - 09/6/11(木) 7 19 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード ▼ピッポさん: 一、大??大燒殺 ニ、大?林暴行 こちら http //www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/2112.html (ここに書きましたが、繁体字のせいか、おかしくなりました) 引用もとのページソースをごらんください。 文字を表現するために非常に苦労されている様子が伺えます。 ページ全体をsjisではなく、utf8と言う文字コードにしてみたら引用元のようなご苦労はしなくても良いかもしれません。 358 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6505]Re(2) いやこちらこそ ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/6/11(木) 10 45 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード ▼とほほさん: ▼ピッポさん: (ここに書きましたが、繁体字のせいか、おかしくなりました) は、もうしわけありません。 当掲示板は外国文字はつかえませんm(__)m こちらこそ事情を知らずお手数をおかけしました。 451 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6525]1910年の「蕃ころ餅」 ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/7/12(日) 8 58 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード 蕃ころ餅 歩兵第8中隊松山小隊は最先発の隊なり 其のバゴン付近に前進するやバゴン社の蕃屋を焼棄し、此地一帯の察備に任じ、尚一小隊をして同地に駐屯せり、一日、残余の蕃屋を捜索して臼と杵を得、更らに蕃公の貯蔵せる粟を得たり、即ち之を以て粟餅を搗き隊中に饗ひ、号して蕃ころ餅という。 (台湾日日新報1910年7月13日「戦袍余塵」より) 隠語として中国人を「チャンころ」と呼んだように、台湾原住民を「バンころ」と呼んでいたという証言もあります。早乙女勝元さんは、小学校で教師から「蕃コロの蕃は野蛮の蛮と同じ」だとして、『蕃コロ』という言葉を教わったそうです。(「台湾からの手紙」より) チャンネル桜が報じた元台北一中生徒の証言によれば、皇民化運動のころ、 一等国民は内地人、二等は琉球人、三等は台湾人、四等は朝鮮人、五等は高砂族、と言われていたそうです。(なお、台湾原住諸民族を、高砂族という言い方に変えたのは1935年です) というわけで、「台湾日日新報」記事は、今から99年前、1910年(明治43年)当時の台湾日本人の、台湾原住民に対する「人種感覚」を映し出した、貴重な歴史資料ではないかと思った次第です。 http //ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/1103917/ 「日英博の生蕃館」全文を読む(1)~(8) より 333 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6529]「論説 生蕃の前途」 ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/7/12(日) 20 58 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード -------------------------------------------------------------------------------- ~添付ファイル~ ・名前 : 生蕃の前途.jpg ・サイズ : 110.5KB 「日英博の生蕃館」全文を読む 1~8 http //ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/1103917/ そこにも記しましたが、パイワン族の日英博覧会への派遣は、原住民征圧戦争と同時並行的な事業だったのです。 同じ台湾日日新報の同9月29日に、興味深い論説が載っていましたのでご紹介します。 台湾日日新報は台湾総督府の官報を兼ねていたような、台湾における独占新聞です。この論説は台湾原住民に対する総督府の現状認識を述べ、政策を分かりやすく解説したものといってよいでしょう。 論説 生蕃の前途 台湾日日新報 明治43年(1910年)9月29日 五個年計画を以て現に進行しつつある理蕃(りばん)事業の成就さるヽ暁(あかつき) 十余万の生蕃(せいばん)を如何に化育(かいく)し如何に利用せんとするかは今日に於て考究せざるべからざる問題なり、蓋(けだ)し生蕃の我と接触したる者決して新たなるに非ず、牡丹社の攻撃当時既に其の性情の幾分は之を極めざるに非ざるべきも 勿論僅(わず)かに其(その)一端に触れたるにみにして到底其種族の数をさへ知る能はざりし如し 爾後(じご)台湾の領土に入りし後に至り 必要上之が研究を忽(ゆるがせ)にする能はざるに至りも なほ我が国民の由来此(この)種の研究に対する趣味の欠乏も研究法に習熟せざると 年処を経たる未だ甚(はなは)だ多からざるとより未だ根本的に之を理解するに至らず、即ち之が化育と之が利用とに先立ちて先決問題となるは其言語の研究と其の性情の理解とに在りとす。 (現代文読み下し) 5ヵ年計画によって今進行しつつある理蕃(りばん)事業が成就された暁に10万を超える生蕃(せいばん)をどのように教化育成し利用しようとするかは、いま考究しなくて良いはずがない問題である。 確かに生蕃と我々が接触したことは最近のことではなく、牡丹社への攻撃当時、すでに生蕃の性情の幾らかは研究された筈だが、勿論、僅かに生蕃の一端に触れたに過ぎず、到底、生蕃の種族の数さえ知ることができないぐらいであった。 その後、1895年に領土として台湾に入った後になって、必要上、生蕃に関する研究をゆるがせにしてはならないとしたものの、なお我が国民がこれまで此の種の研究に対する興味が無かったからか研究法に習熟しておらず、(15年という)年月を経た今になっても研究ははなはだ少なく、根本的に生蕃を理解するには至っていない。すなわち、生蕃の教化育成と生蕃の利用とに先立って先決問題となるものは、其言語の研究と其の性情の理解とに在るのだ。 (つづく) (ことばの説明) 理蕃(りばん)事業 台湾原住民に対する統治 理蕃五個年計画: 1910年から始まった原住民の征圧計画 生蕃(せいばん): 宗主国の「教化を受けた」ことと「服属して納税する」か否かを判断の基準とし、それができているものを「熟蕃」といい、それができていないものを「生蕃」といった。「蕃」は漢語の「番」に由来する、野蛮の意味である。 牡丹社の攻撃: 牡丹社事件。1874年に起こった明治政府による台湾出兵。1871年、沖縄の宮古島から首里への年貢運搬船が暴風で台湾南部に漂着し、乗員66名はパイワン族に救助を求めたが、パイワン族にしてみれば村への侵入者であり、意思疎通がうまくいかず逃走した遭難者54名が斬首された。 3年後の出兵は懲罰を大儀名分としたものだったが、清国統治が実質的に及んでいなかった台湾東部の領有をもくろむものであった。西郷従道率いる征討軍3000名はパイワン族との戦闘には勝ったものの、マラリアに罹患するなど大被害を蒙り、統治責任をもつ清国からの賠償金を請求し、それと交換に撤退を急ぐしかなかった。 種族の数: 「図説 台湾の歴史」(周 婉窈)から引用すると、台湾原住民に種族は、 「台湾の先住民族は、一般には高山(こうざん)族と平埔(へいほ)族に分けられる。」 「「高山族」は一般に9族に分けられるが、平埔族の分類は今日もなお論争の的となっているので、ここでは仮に10族の分類法を取っておく。 高山族はタイヤル、サイシャット、ブヌン、ツオウ、ルカイ、パイワン、プユマ、アミ、ヤミの9族に分かれる。 平埔族はケタガラン、クヴァラン、タオカス、パゼッヘ、パポラ、バブザ、ホアニヤ、サオ、シラヤ、カウカウト(あるいはマカタオ)の10族に分かれる」 台湾の領土に入りし: 1895年(明治28年)の台湾領有をいう。 続いて「論説」は、人種問題、少数民族問題についての見解です。そこには、ダーヴィニズムに根ざした強烈な『適者生存説』が主張されています。そして言外には、「我が日本民族は優良民族として勝ち残った」という余裕があるようにも思えます。 世界の諸人種中、今日において活動的地位にあるものはアリアン人と蒙古人である、マレー人種中のある人種はあるいは一転化ののち、その数に於てもその智においてもその富においても優に一角を占めるに至るかもしれないといっても、それ以外の人種に至っては僅かに人類学者研究の対象として止まるだけだ。 しかも各種族は絶対的に決定された運命を持っているわけではない、時期と教育とはどのような性情をも作り得ないことはない。ましてや他種族との接触は次第にその人種を改造して新性情を造出するに於ては大いに可能なことだ。現に台湾の生蕃が熟蕃となり、南からの種族と西北からの種族とを抱合して大和民族の国民性を形成させようとしていることは眼前の例証である。 夷(い)といい狄(てき)といい蛮(ばん)といい戎(じゅう)という中華の民を、ときには犬羊のように見なし、今日において我々が生蕃に対するよりも甚だしく見下していたその夷狄にして、も時期と機会に遭遇すれば直ちに中原に王覇(おうは)を称(とな)えて優等種族であるという立場を得るに至った。すなわち、今日の生蕃の徒といえども時期と教育によって、同種であって現在優良であるマレー種と同一程度に至ることは不可能だというのは、理屈が立つだろうか。 ただ現在の各人種の中で優良のものは常に同種の増殖膨張をもって第一の主眼としていて、優良の地位を占めることが出来なかった種族は各小部族が互いに非難しあって、はなはだしいときは同種同士の殺し合いこそが、その為すべきこととなってしまう。南洋およびアフリカの諸蕃族中、食人を行うものが少なくない。 (つづく) ここでの最初の段落は、適者生存の競争に敗れた種族は、陳列物として保存対象になる運命だといってます。(後述のなかでは、アイヌがその一例にあげられています)。 アリアン人とは白人をさし、蒙古人とは日本人・漢族・朝鮮族・韓族などを含むようです。マレー(馬来)人は東南アジア・オセアニアの人種で台湾原住民はそこに含まれているという認識のようです。 第2の段落は、種族間の適者生存競争の結果はもう決まっているわけではなく、これからの「チャンス」と「教育」によって変わりうると述べ、台湾総督府の理版事業がそのチャンスを与えるものだ、と主張しています。 第3の段落では、<中原に王覇(おうは)を称(とな)えて優等種族であるという立場を得るに至った>と、夷狄でありながら中国を制した「元朝」や「清朝」の例を引いています。 最後の段落は、優良のものは我が日本民族のように増殖膨張を目指してどりょくするが、劣等なものは仲間同士の殺し合いまでしてしまう。だから食人の風習まで残っているのだと述べています。これは、台湾現住民族に残る出草(しゅっそう=首刈り)の風習をも指しています。 「論説」は続いて、劣等種族である生蕃をどのように<化育>すれば、適者生存できるようにすることができるか、あるいは、日本に有用な種族になりうるかを考察しています。 幸いにして我が台湾の生蕃はこのような(食人のような)残酷さは見れないというものの、あの馘首の風習のように同種の殺戮を喜んでいるようでは、種族として優良の地位を占めることができない。このことは、まさしく自然が命じる所である。したがって、昔からこの種の劣等種族は必ずしも他の種族との戦争を待つことなく、単に優良人種との接触するだけで次第に減少を来たすというのが原則である。アメリカ・インディアンやわが国のアイヌなどはその例証であって、いわゆる適者生存の原理から観てもまた免れることが出来ない数(の減少)である。 この大原理はしかも人の力を得て結果を左右できるものではないのだが、その減少は決して急激に起こるものではない。我が十余万の生蕃も、決して百年二百年程度の年月では根絶し得ることはない。今日において適切な生蕃の化育の途を講ずれば、もしかすると、やや優良な種族となって逆に人口を増加する結果となり、わが治世の下での堂々とした一勢力となり得るであろう。 かの南部牡丹社のように獰猛無比と称せられなかった時がなかったような種族が、しかるに英国人の熱心な化育を受けた結果、わが国の台湾領有前においてその頭目のように全く旧い習慣をすてて正に新生活に入ろうとする者がいると聞く。すなわちこれは、彼らが悪に対しても強く、更に善に対しても強いことを証明したことでなくて何であろうか? もし生蕃の性情を根本的に研究して十分な化育の方途を講ずれば、学術の種族あるいは知識の種族として化育するには幾十百世代を要するかもしれないが、労働の種族あるいは力役(りょくえき)の種族として化育し、生蕃を生産界に利用する限りでは、必ずしも難しいことだとは言えない。 (最後の段落の原文) 彼の南部牡丹社の如き獰猛無比と称せられたる時なきに非ず、しかも英国人の熱心なる化育の結果我が領有前に於て其頭目の如き全く旧習慣を棄て将に新生活に入らんとする者ありと聞く、即ち其の悪に強き更に善に強きを証ぜざるに非ずや、若し夫れ其性情を根本的に研究して十分なる化育の途を講ぜば、学術の種族知識の種族としては幾十百の世代を要するとするも労働の種族力役(りょくえき)の種族として生産界に之を利用すること必ずしも難きに非るべし。 (「論説」おわり) このように、生蕃の同化教育の可能性は、労働の種族あるいは力役(りょくえき)の種族として生産界に利用することにある、ということを論じています。 NHKの番組「アジアの一等国」が台湾のパイワン族(この論説においては「牡丹社」)の名誉を汚した、とチャンネル桜は主張しています。つまり、日英博覧会出場はパイワン族にとっては名誉なことだったのに、NHK番組はそれを侮辱してしまったのだ、と。 果たしてそれは正しいことでしょうか? ロンドンに渡ったパイワン族の人々は、果たして当時の日本人の自分達への扱い、すなわち 「学術の種族知識の種族としては幾十百の世代を要するとするも労働の種族力役(りょくえき)の種族として生産界に之を利用すること必ずしも難きに非るべし。」 このような日本人の考え方を知っていたのでしょうか? この文章を現在の牡丹郷高士仏社のパイワン族の方々がお読みになって、当時の「理蕃政策」の目論見、日本人同士では語られていた事を知ったとき、どのような思いを抱かれるでしょうか? もしお会いする機会があれば、直接お尋ねしたいと思うものです。 http //ni0615.iza.ne.jp/より 324 hits -------------------------------------------------------------------------------- [6544]Re(1) 1913年「兇蕃斬首の光景... ←back ↑menu ↑top forward→ ピッポ - 09/8/9(日) 0 03 - -------------------------------------------------------------------------------- 引用なし パスワード -------------------------------------------------------------------------------- ~添付ファイル~ ・名前 : タイヤル族斬首.jpg ・サイズ : 294.6KB 台湾原住民斬首「大会」の写真 残虐写真につき "クリックして拡大"する前によく考えて!! 「日帝植民地下の台湾原住民」(非売品) 発行:祖霊之邦 www.abohome.org.tw より これも、南京「百人斬り」事件のプロトタイプか? この写真の出典元は、1913年に日本軍部が刊行した「大正二年討伐軍隊記念冊子」である。場所は現在の台中県梨山付近の佳陽部落(タイヤル族)である。 これらの写真は、元は日本軍の戦功を頌える為のものであったが、今日では、侵略と植民支配の最も有カな証拠となっている。 「大正二年討伐軍隊記念冊子」をWEB検索すると、 husv83のジオログ http //geocities.yahoo.co.jp/gl/husv83/view/20070410 遠藤克己1913『大正二年 討伐軍隊記念』の写真 高金素梅企画、徐宋懋・張群智著 2002『無言的幽谷』(無言の幽谷、中国語)新店:正中書局、やその他高金素梅氏発行のパンフレットでしばしば用いられている衝撃的な写真がある。 日本人らしき人物が屋外において、タイヤル人らしき人物の首をはねているものである。 筆者は台北において、写真つきはがきにその写真が使われているのを見て、それを購入したことがあった。(小草芸術学院発行、20002.1000林玲君助印、とある) その原典が遠藤克己1913『大正二年 討伐軍隊記念』であり、このたび台北の南天書局において、魏徳文社長にお願いして自分で確認してきた。 遠藤克己1913『大正二年 討伐軍隊記念』 2 本書の基本データは次の通り。(旧仮名遣いは改めた) 大正二年十月卅一日発行 著作者兼発行者 遠藤克己 発売所 遠藤写真館(台北城内府前街三丁目) 高金素梅氏に使われている写真も確認できた。キャプションには、 「シカヤブ蕃人中獰猛兇悪なる者にして常に隘勇線に出草し馘首を擅にし尚タラー渓に於て我軍に抗し飽くまて官命を遵奉せさると放言せし兇蕃斬首の光景」 とある。 これは台湾総督府警務局 1921『理蕃誌稿』第三編下巻、に詳細が記されている「キナジー方面蕃社討伐並追加行動」の一環として行われたものである。 本写真の前の写真のキャプションは、 「シカヤブ社蕃人を包囲して銃器弾薬の提供を命す」 「八月十二日タラ渓谷に於て歩兵第二聯隊第八中隊に抵抗したるシカヤブ社蕃人」 とある。 これらの写真は一連のものと思われるため、撮られた日時は1913(大正2)年8月12日であろう。 また、文中の「シカヤブ」は「シカヤウ」の誤りで、現在の「シカヨウ」つまり環山集落である。 シカヨウというと、淑子(ヨシコ)さんという日本語の達者なタイヤルの女性がいらっしゃった。 人づてに「環山」という、淑子さんが書かれた歴史と集落の紹介の抜き刷りを頂いている。 1930年ころ生れた淑子さんの抜き刷りには、1913年の出来事は書かれていないようである。 /b 257 hits --------------------------------------------------------------------------------
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子どもの権利委員会・一般的意見24号:子ども司法制度における子どもの権利 一般的意見一覧 参考:子どもにやさしい司法に関する欧州評議会閣僚委員会指針(2010年) CRC/C/GC/24 配布:一般(2019年9月18日)[注] 原文:英語 日本語訳:平野裕二(日本語訳PDF) [注] 技術的理由により2019年11月11日に再発行されたもの。 子どもの権利委員会 子ども司法制度における子どもの権利についての一般的意見24号(2019年) I.はじめに 1.この一般的意見は、少年司法における子どもの権利についての一般的意見10号(2007年)にとって代わるものである。そこには、国際的および地域的基準、委員会の先例、子どもおよび青少年の発達に関する新たな知識ならびに効果的実践(修復的司法に関連するものを含む)に関するエビデンスの普及の結果として生じた、2007年以降の進展が反映されている。また、最低刑事責任年齢についての傾向および自由の剥奪の根強い利用などの懸念も反映されている。この一般的意見では、非国家武装集団(テログループとして指定されているものを含む)による徴募および使用の対象とされている子どもならびに慣習的司法制度、先住民族司法制度またはその他の非国家的司法制度における子どもに関連する諸問題のような、特定の問題も取り上げている。 2.子どもは、その身体的および心理的発達の面で、大人とは異なる。このような違いが、より低い有責性の認識、および、差異化された個別的アプローチをともなう独立の制度の根拠となる。刑事司法制度との接触が子どもにとって害となり、子どもが責任ある大人となる可能性を制約することは実証されてきた。 3.委員会は、公共の安全の保全が、子ども司法制度を含む司法制度の正当な目的のひとつであることを認知する。しかしながら、締約国は、子どもの権利条約に掲げられた子ども司法の原則を尊重しかつ実施する自国の義務を前提として、この目的を追求するべきである。条約が第40条ではっきりと述べているように、刑法に違反したとして申し立てられ、罪を問われまたは認定された子どもは、常に、尊厳および価値についての子どもの意識を促進するのにふさわしい方法で取り扱われることが求められる。エビデンスの示すところによれば、子どもが行なう犯罪の発生件数は、これらの原則にのっとった制度が採択された後に減少する傾向にある。 4.委員会は、条約に合致した子ども司法制度を確立するために行なわれてきた多くの努力を歓迎する。条約およびこの一般的意見に掲げられた規定よりもいっそう子どもの権利に資する規定を有している国は称賛の対象であり、かつ、条約第41条にしたがい、いかなる後退的措置もとるべきではないことを想起するよう求められる。締約国報告書が示すところによれば、多くの締約国はいまなお条約の全面的遵守を達成するために相当の投資を行なう必要があり、このことはとくに防止、早期介入、ダイバージョン措置の開発および実施、多職種連携アプローチ、最低刑事責任年齢ならびに自由の剥奪の削減との関連で顕著である。委員会は、自由を奪われている子どもに関する国連国際研究を主導した独立専門家の報告書(A/74/136)に対し、各国の注意を喚起する(この報告書は、委員会が端緒となった国連総会決議69/157にしたがって提出されたものである)。 5.この10年の間に、司法へのアクセスおよび子どもにやさしい司法を促進するいくつかの宣言・指針が国際機関および地域機関によって採択されてきた。これらの枠組みは、犯罪の被害者および証人である子ども、福祉手続における子どもならびに行政審判所の審理の対象とされる子どもを含む、司法制度のあらゆる側面における子どもを対象とするものである。これらの進展は、貴重ではあるものの、この一般的意見の範囲には入らない。この一般的意見では、刑法に違反したとして申し立てられ、罪を問われまたは認定された子どもに焦点を当てている。 II.目的および適用範囲 6.この一般的意見の目的および適用範囲は次のとおりである。 (a) 子どもの権利条約の関連の規定および原則に関する現代的なとらえ方を示すとともに、各国に対し、子どもの権利の促進および保護につながる子ども司法制度のホリスティックな実施に向けた指針を提供すること。 (b) 防止および早期介入の重要性ならびに制度のあらゆる段階における子どもの保護の重要性をあらためて指摘すること。 (c) 子どもの発達に関する知識の増進にのっとって、刑事司法制度との接触がもたらすとりわけ有害な影響を低減させるための主要な戦略、とくに次に掲げる戦略を促進すること。(i) 刑事責任に関する適切な最低年齢を定め、かつ子どもが当該年齢に達しているか否かにかかわらず適切に取り扱われることを確保すること。 (ii) 公式な司法手続からの子どものダイバージョンおよび効果的プログラムへの付託の規模を拡大すること。 (iii) 子どもの拘禁が最後の手段であることを確保するため、社会内処遇措置の利用を拡大すること。 (iv) 体刑、死刑および終身刑の使用をなくすこと。 (v) 自由の剥奪が最後の手段として正当とされる数少ない状況において、当該措置が年長の子どものみを対象として適用され、厳格な期間制限に服し、かつ定期的再審査の対象とされることを確保すること。 (d) 組織、能力構築、データ収集、評価および調査研究の向上を通じた制度の強化を促進すること。 (e) この分野における新たな進展、とくに非国家武装集団(テログループとして指定されているものを含む)による子どもの徴募および使用ならびに慣習的司法制度、先住民族司法制度および〔その他の〕非国家的司法制度と接触する子どもについての指針を示すこと。 III.用語法 7.委員会は、刑法に違反したとして申し立てられ、罪を問われまたは認定された子どもに関連して、スティグマにつながらない言葉の使用を奨励する。 8.この一般的意見で使用されている重要な用語を以下に列挙する。 適切な大人(appropriate adult):子どもを援助できる親または法定保護者がいない状況においては、締約国は、適切な大人が子どもを援助することを認めるべきである。適切な大人としては、子どもおよび(または)権限ある機関によって指名された者も考えられる。 子ども司法制度(child justice system)[1]:罪を犯したとみなされる子どもにとくに適用される法律、規範および基準、手続、機構ならびに規定、ならびに、このような子どもに対応するために設置された制度および機関。 自由の剥奪(deprivation of liberty):いずれかの司法機関、行政機関その他の公的機関の命令によるあらゆる形態の拘禁もしくは収監または公的もしくは私的な身柄拘束環境への措置であって、対象とされた者がみずからの意思で離れることを許されないもの [2]。 ダイバージョン(diversion):関連の手続の開始前または進行中のいずれの時点であるかにかかわらず、子どもを司法制度から切り離して他の対応に委ねるための措置。 最低刑事責任年齢(minimum age of criminal responsibility):法律により、当該年齢に達していない子どもは刑法に違反する能力がないと判断される最低年齢。 未決拘禁(pretrial detention):逮捕の時点から処分または刑の言い渡しの段階までに至る拘禁(審理の全期間を通じて行なわれる拘禁を含む)。 修復的司法(restorative justice):被害者、罪を犯した者および(または)犯罪活動の影響を受けた他のいずれかの個人もしくはコミュニティ構成員が、しばしば公正かつ中立な第三者の援助を受けながら、犯罪から生じた問題の解決にともに参加するすべてのプロセス。修復的プロセスの例としては、仲裁、会議、調停および量刑サークルなどがある [3]。 [1] この一般的意見の英語版では、「少年司法」(juvenile justice)に代えて「子ども司法制度」という用語を用いる。 [2] 自由を奪われた少年の保護に関する国連規則(ハバナ規則)、第11条(b)。 [3] 刑事事案における修復的司法プログラムの利用に関する基本原則、パラ2。 IV.包括的な子ども司法政策の中核的要素 A.子どもの犯罪の防止(最低刑事責任年齢に達していない子どもを対象とする早期介入を含む) 9.締約国は、「犯罪防止および刑事司法の分野における子どもに対する暴力の解消に関する国連モデル戦略および実務措置」ならびに刑事司法制度への子どもの関与の根本的原因に関する国内的および国際的比較研究を参照するとともに、防止戦略の策定の参考とするために独自の調査研究を行なうべきである。調査研究の結果、さまざまな社会制度(家庭、学校、コミュニティ、仲間関係)に存在する、子どもが示す深刻な行動上の困難を助長する側面に肯定的変化をもたらすことを目的とした、家庭およびコミュニティを基盤とする集中的な処遇プログラムにより、子どもが刑事司法制度に関与するようになるおそれの低減につながることが実証されている。防止および早期介入のプログラムにおいては、家族、とくに脆弱な状況にある家族または暴力が生じている家族への支援に焦点が当てられるべきである。危険な状況にある子ども、とくに通学しなくなった子ども、退学させられた子どもまたはその他の形で教育を修了していない子どもに対して支援を提供することが求められる。仲間集団による支援および親の強力な関与が推奨されるところである。締約国はまた、子どもの特有のニーズ、問題、悩みおよび関心に対応し、かつその家族に適切なカウンセリングおよび指導を提供するような、コミュニティを基盤とするサービスおよびプログラムも発展させることが求められる。 10.条約第18条および第27条は子どもの養育に対する親の責任の重要性を確認しているが、条約は同時に、締約国に対し、親(または他の養育者)が親としての責任を果たすにあたって必要な援助を与えることも求めている。乳幼児期のケアおよび教育への投資は、将来の暴力および犯罪の発生率の低下と相関関係にある。このような援助は、たとえば親としての能力増進を目的とする家庭訪問プログラムなどによって、子どもがごく幼い時期から始めることが可能である。援助のための措置は、コミュニティおよび家族を基盤とする防止プログラム(親子の相互交流向上プログラム、学校とのパートナーシップ、肯定的な仲間関係ならびに文化的活動および余暇活動など)に関する豊富な情報を活用することが求められる。 11.最低刑事責任年齢に満たない子どものための早期介入においては、子どもが最低刑事責任年齢に達している場合には犯罪とみなされるであろう行動の最初の兆候に対し、子どもにやさしい多職種連携型の対応をとることが必要となる。このような行動の背後にある複合的な心理社会的原因のみならず、レジリエンス(回復力)を強化する可能性がある保護的要因も反映した、エビデンスに基づく介入プログラムを発展させるべきである。介入に先立って、子どものニーズの包括的かつ学際的アセスメントが行なわれなければならない。絶対的優先事項として、子どもは家庭およびコミュニティにおいて支援されるべきである。家庭外への措置が必要となる例外的事案においては、そのような代替的養護はなるべく家庭的環境のもとで行なうことが求められる。ただし、必要とされる一連の専門家によるサービスを提供するため、一部の事案においては施設養護への措置が適切である場合もありうる。施設養護への措置は、最後の手段として、かつもっとも短い適切な期間でのみ用いられるべきものであり、また司法審査の対象とされるべきである。 12.防止に対する組織的アプローチには、貧困、ホームレス状態または家族間暴力の結果であることが多い微罪(学校の欠席、家出、物乞いまたは住居侵入など)の非犯罪化を通じ、子ども司法制度への経路を閉ざすことも含まれる。性的搾取の被害を受けた子どもおよび同意に基づく性的行為を行なう青少年も犯罪者として扱われることがある。地位犯罪としても知られるこれらの行為は、成人が行なう場合には犯罪とみなされない。委員会は、締約国に対し、自国の法令から地位犯罪を削除するよう促す。 B.最低刑事責任年齢に達している子どもを対象とする介入 [4] [4] 後掲IV.Eも参照。 13.条約第40条(3)に基づき、締約国は、適切な場合には常に司法手続によらずに子どもに対応するための措置の確立を促進しなければならない。実務上、このような措置は一般的に2つのカテゴリーに分類される。 (a) 関連の手続の開始前または進行中のいずれの時点であるかにかかわらず、子どもを司法制度から切り離して他の対応に委ねるための措置(ダイバージョン)。 (b) 司法手続の文脈でとられる措置。 14.委員会は、締約国に対し、双方のカテゴリーの介入に基づく措置を適用するにあたって、子どもの人権および法的保障が全面的に尊重されかつ保護されることを確保するために最大限の配慮がなされるべきであることを想起するよう求める。 司法手続の利用を回避する介入 15.司法手続の利用を回避しながら子どもに対応する措置は、世界中の多くの法体系に導入されてきており、一般的にダイバージョンと呼ばれている。ダイバージョンにおいては、事案が公式な刑事司法制度から切り離されて他の対応(通常はプログラムまたは活動)に委ねられる。このようなアプローチは、スティグマが付与されることおよび前科がつくことを回避できることに加え、子どもにとって望ましい結果をもたらし、かつ公共の安全に適合するとともに、費用対効果も高いことが証明されてきた。 16.ダイバージョンは、事案の大多数において、子どもに対応する望ましいやり方とみなされるべきである。締約国は、ダイバージョンが可能な犯罪(適切な場合には重大犯罪を含む)の範囲を継続的に拡大するよう求められる。ダイバージョンの機会は、制度への接触後の可能なかぎり早い段階から、かつ手続全体を通じたさまざまな段階で、利用可能とされるべきである。ダイバージョンは子ども司法制度の不可欠な一部とされるべきであり、かつ、条約第40条(3)にしたがい、あらゆるダイバージョンの手続およびプログラムにおいては子どもの人権および法的保障が全面的に尊重されかつ保護されなければならない。 17.ダイバージョンの正確な性質および内容について決定し、かつその実施のために必要な立法上その他の措置をとることは、締約国の裁量に委ねられている。委員会は、社会奉仕、指定された職員による監督および指導、家族集団会議ならびにその他の修復的司法措置(被害者に対する原状回復および賠償を含む)など、コミュニティを基盤とする多様なプログラムが開発されてきたことに留意するものである。 18.委員会は次の点を強調する。 (a) ダイバージョンは、申し立てられている犯罪をその子どもが行なったこと、子どもが脅迫または圧力を受けることなく自由かつ自発的に責任を認めていること、および、子どもが当該責任を認めたことがその後のいかなる法的手続においても子どもの不利になるような形で用いられないことについて確証がある場合でなければ、利用されるべきではない。 (b) ダイバージョンに対する子どもの自由かつ自発的な同意は、措置の性質、内容および期間ならびに措置に協力せずまたは措置を修了しなかった場合の結果に関する、十分かつ具体的な情報に基づいたものであるべきである。 (c) 法律においてどのような場合にダイバージョンが可能かが明らかにされるべきであり、かつ、警察、検察官および(または)その他の機関による関連の決定は規制および審査の対象とされるべきである。ダイバージョンのプロセスに参加するすべての国の職員および関係者に対し、必要な研修および支援を提供することが求められる。 (d) 子どもに対しては、権限ある機関から提示されたダイバージョンに関連する法的その他の適切な援助を求める機会および措置の再審査の可能性が認められなければならない。 (e) ダイバージョンの措置に自由の剥奪が含まれるべきではない。 (f) ダイバージョンの修了をもって、当該事案は確定的かつ最終的に終結したものとされるべきである。ダイバージョンの記録は、行政上、再審査上、捜査上および研究上の目的で秘密が守られる形で保存することができるものの、当該記録は刑事上の有罪判決とみなされるべきではなく、または犯罪歴の記録とされるべきではない。 司法手続の文脈における介入(処分) 19.権限ある機関によって司法手続が開始されるときは、公正かつ適正な審判の原則が適用される(後掲D参照)。子ども司法制度においては、社会的および教育的措置を活用する機会、ならびに、逮捕の時点から、手続全体を通じ、かつ量刑において自由の剥奪の使用を厳格に制限するための機会が豊富に用意されるべきである。締約国は、指導および監督の命令、保護観察、コミュニティモニタリングまたはデイレポートセンター〔通所型保護観察施設〕ならびに拘禁からの早期釈放の可能性のような措置が最大限かつ効果的に活用されることを確保するため、十分な訓練を受けた職員による保護観察機関または同様の機関を整備することが求められる。 C.年齢と子ども司法制度 最低刑事責任年齢 20.犯行時に最低刑事責任年齢に満たなかった子どもは、刑法上の手続において責任を問うことはできない。犯行時に当該最低年齢に達していたが18歳未満であった子どもは、条約を全面的に遵守したうえで、正式な告発および刑法上の手続の対象とすることができる。ただしこれらの手続(終局的結果を含む)は、この一般的意見で詳しく述べられている条約の原則および規定を全面的に遵守するものでなければならない。委員会は、締約国に対し、適用される年齢は犯行時の年齢であることを想起するよう求める。 21.条約第40条(3)に基づいて締約国は最低刑事責任年齢を定めなければならないが、同条は具体的な年齢を明らかにしていない。50以上の締約国が条約批准後に当該最低年齢を引き上げており、国際的にもっとも一般的な最低刑事責任年齢は14歳である。にもかかわらず、締約国が提出する報告書によれば、受け入れられないほど低い最低刑事責任年齢を維持している国があることが明らかになっている。 22.子どもの発達および神経科学の分野で記録されてきたエビデンスが示すところによれば、12歳から13歳の子どもはその前頭皮質がいまなお発達中であるため、その成熟度および抽象的推論能力もなお発達途上にある。したがって、この年齢層の子どもが自己の行動の影響または刑事手続について理解できる可能性は低い。これらの子どもは、思春期に達しようとしていることからも影響を受けている。思春期における子どもの権利の実施についての一般的意見20号(2016年)で委員会が指摘しているように、思春期は、急速な脳の発達によって特徴づけられ、その後の人生のあり方を左右する人間発達上の特有の段階であって、このことがリスクをともなう行動、ある種の意思決定および衝動制御能力に影響を及ぼしているのである。締約国は、最近の科学的知見に留意するとともに、自国の最低年齢をしかるべき形で、少なくとも14歳まで、引き上げるよう奨励される。さらに、発達および神経科学に関わる証拠は、青少年の脳が10代を終えてもなお成熟し続けており、ある種の意思決定に影響を及ぼしていることを明らかにしている。したがって委員会は、より高い最低年齢(たとえば15歳または16歳)を定めている国を称賛するとともに、締約国に対し、条約第41条にしたがって、いかなる場合にも最低刑事責任年齢の引き下げを行なわないよう促すものである。 23.委員会は、最低刑事責任年齢を合理的に高い水準に設定することは重要であるものの、アプローチが効果的なものとなるかどうかは、当該年齢以上および当該年齢未満の子どもに国がどのように対応するか次第でもあることを認識する。委員会は、締約国報告書の審査においてこの点を引き続き吟味していく。最低刑事責任年齢に達していない子どもは、そのニーズに応じた援助およびサービスを提供されなければならず、刑法上の犯罪を行なった子どもと捉えられるべきではない。 24.年齢の証明がなく、かつ子どもが最低刑事責任年齢未満であるか否かが立証できないときは、その子どもは灰色の利益を認められなければならず、刑事責任を有しないものとされなければならない。 最低年齢の例外を設けている制度 25.委員会は、たとえば子どもが重大な犯罪を行なったとして申し立てられている事件において、より低い最低刑事責任年齢の適用を認める慣行があることについて懸念を覚える。このような慣行は、通常は公衆の圧力に対応するために設けられたものであり、子どもの発達に関する理性的理解に基づいたものではない。委員会は、締約国がこのような慣行を廃止し、その年齢に達していない場合には例外なく子どもの刑法上の責任を問うことができない、統一された単一の年齢を定めるよう強く勧告する。 2つの最低年齢を設けている制度 26.締約国のなかには、2つの最低刑事責任年齢(たとえば7歳と14歳)を適用し、低いほうの年齢には達しているものの高いほうの最低年齢には満たない子どもについて、十分に成熟していることが実証されないかぎり刑事責任を欠くという推定を設けている国がある。当初は保護のための制度として設けられたものだが、これが実際には保護につながらなかったことは証明済みである。刑事責任の個別鑑定という考え方を支持する声もあるものの、委員会の見るところ、これは裁判所の裁量に多くを委ねることになり、結果として差別的実務につながっている。 27.締約国は、単一の適切な最低年齢を定めるとともに、このような法改正が最低刑事責任年齢に関する立場の後退につながらないことを確保するよう、促される。 発達の遅れまたは神経発達障害に関連する理由で刑事責任を欠く子ども 28.発達の遅れまたは神経発達障害(たとえば自閉症スペクトラム障害、胎児性アルコール・スペクトラムまたは後天性脳損傷)がある子どもは、たとえ最低刑事責任年齢に達していたとしても、けっして子ども司法制度の対象とされるべきではない。このような子どもは、自動的に除外されない場合、個別鑑定の対象とされるべきである。 子ども司法制度の適用 29.子ども司法制度は、犯行時に最低刑事責任年齢に達していたものの18歳には満たなかったすべての子どもに適用されるべきである。 30.委員会は、自国の子ども司法制度の適用を16歳(またはそれ以下の年齢)未満の子どもに限定している締約国、または16歳ないし17歳の子どもが例外的に(たとえば罪種を理由として)成人犯罪者として扱われることを認めている締約国に対し、自国の子ども司法制度が犯行時に18歳未満であったすべての者に差別なく全面的に適用されることを確保するために法律を改正するよう勧告する(一般的意見20号、パラ88も参照)。 31.子ども司法制度は、犯行時に18歳未満であったものの審判または量刑言い渡し手続の間に18歳に達した子どもに対しても保護を提供するべきである。 32.委員会は、一般的規則としてまたは例外としてのいずれであるかにかかわらず、18歳以上の者に対する子ども司法制度の適用を認めている締約国を称賛する。このアプローチは、脳の発達は20代前半まで続くことを示す発達学上および神経科学上のエビデンスにのっとったものである。 出生証明書および年齢鑑別 33.出生証明書を持たない子どもに対しては、年齢証明のために必要とされるときは常に、国によって速やかにかつ無償で当該証明書が提供されるべきである。出生証明書による年齢の証明ができない場合、当局は、年齢を証明しうるすべての書類(出生届、出生登録抄本、洗礼証明書もしくはそれに類する書類または学校成績表など)を受理するよう求められる。書類は、別段の証明がないかぎり真正なものとみなされなければならない。当局は、年齢についての親の事情聴取もしくは親による証言を認め、または子どもの年齢を知っている教員もしくは宗教的指導者もしくはコミュニティの指導者による宣誓書の提出を認められるようにするべきである。 34.これらの措置が功を奏さないことが証明される場合にかぎり、専門の小児科医または発達のさまざまな側面の評価に熟達した他の専門家によって実施される、子どもの身体的および心理的発達の鑑別を行なうことができる。このような鑑別は、迅速な、子どもおよびジェンダーに配慮した、文化的に適切なやり方(子どもが理解できる言語による、子どもおよび親または養育者の事情聴取を含む)で実施されるべきである。国は、とくに骨および歯の分析に基づく医学的手法(これらの手法は、誤差が大きいために不正確であることが多く、かつトラウマにもつながりうる)のみを用いることがないようにするよう求められる。もっとも侵襲性の低い鑑別手法が適用されるべきである。決定的証拠がないときは、子どもまたは若者に対して灰色の利益が認められなければならない。 子ども司法措置の継続 35.委員会は、ダイバージョン・プログラムまたは社会内処遇措置もしくは施設内処遇措置を修了する前に18歳に達した子どもが、成人向け施設に送致されるのではなく、当該プログラム、措置または刑の修了を認められるべきであることを勧告する。 18歳を前後して行なわれた犯罪および成人とともに行なわれた犯罪 36.若者が複数の犯罪を行ない、その一部は18歳前に、一部は18歳に達した後に行なわれた場合について、締約国は、合理的理由があるときはすべての犯罪について子ども司法制度を適用できるようにするための手続規則の制定を検討するべきである。 37.子どもが1人または複数の成人とともに犯罪を行なった場合、審理が併合されるか分離されるかにかかわらず、子どもに対しては子ども司法制度の規則が適用される。 D.公正な審判のための保障 38.条約第40条(2)には、すべての子どもが公正な取扱いおよび審判を受けられるようにすることを目的とした一連の権利および保障が掲げられている(市民的および政治的権利に関する国際規約第14条も参照)。これらの権利および保障は最低基準であることに留意するべきである。締約国は、より高い基準を設けかつ遵守することが可能であるし、そのように努めることが求められる。 39.委員会は、これらの保障を維持するために、子ども司法制度に関与する専門家の継続的かつ体系的訓練が欠かせないことを強調する。このような専門家は、学際的なチームを組んで働くことができるべきであり、かつ、子どもおよび思春期の青少年の身体的、心理的、精神的および社会的発達ならびにもっとも周縁化された子どもの特別なニーズに精通しているべきである。 40.差別を防止するための保障措置が刑事司法制度との接触の最初期から審判全体を通じて必要であり、かつ、いかなる集団の子どもに対する差別についても積極的是正が要求される。とくに、女子に対しておよび性的指向またはジェンダーアイデンティティを理由に差別されている子どもに対して、ジェンダーに配慮した注意が払われるべきである。障害のある子どもに対する配慮も行なわれるべきであり、このような配慮としては法廷その他の建物への物理的アクセス、心理社会障害のある子どもへの支援、意思疎通の援助および文書の読み上げならびに証言のための手続的調整などが考えられる。 41.締約国は、制度との接触(職務質問、警告または逮捕の段階を含む)の時点から、警察その他の法執行機関による拘禁中、警察署、拘禁場所および裁判所間の移送中ならびに尋問、捜索および証拠物の収集の際において子どもの権利を保障する法律の制定および実務の確保を図るべきである。あらゆる段階および手続において、子どもの所在および状態に関する記録を保管することが求められる。 子ども司法の遡及的適用の禁止(第40条(2)(a)) 42.いかなる子どもも、実行のときに国内法または国際法によって犯罪とされていなかったいかなる犯罪についても、有罪とされない。テロリズムを防止しかつこれと闘うために刑法の規定を拡大する締約国は、これらの変更によって子どもの遡及的処罰または意図せざる処罰が行なわれないことを確保するよう求められる。いかなる子どもも犯行時に適用されていた刑罰よりも重い刑罰を科されるべきではないが、犯罪後の法改正でより軽い刑罰が定められた場合、子どもは当該改正の利益を受けられるべきである。 無罪の推定(第40条(2)(b)(i)) 43.無罪の推定により、どのような性質の犯罪であるかにかかわらず、被疑事実の立証責任は検察側に課されなければならない。子どもには灰色の利益が認められ、これらの被疑事実が合理的な疑いを超えて立証された場合にのみ有罪とされる。子どもの疑わしい言動は、手続に関する無理解、未成熟、恐怖心その他の理由によるものである可能性があるため、当該言動を理由として有罪の推定が行なわれるべきではない。 意見を聴かれる権利(第12条) 44.委員会は、意見を聴かれる子どもの権利についての一般的意見12号(2009年)のパラ57~64において、子ども司法の文脈で意見を聴かれる子どもの基本的権利について説明を行なった。 45.子どもは、最初の接触の時点から始まる手続のすべての段階において、代理人を通じてのみならず、直接意見を聴かれる権利を有する。子どもには黙秘権があり、子どもが陳述を行なわないことを選択した場合に、いかなる不利な推論も行なわれるべきではない。 手続への実効的参加(第40条(2)(b)(iv)) 46.最低刑事責任年齢に達している子どもは、子ども司法の手続全体を通じて参加する能力を有しているとみなされるべきである。実効的に参加するために、子どもは、代理人弁護士に指示を与える目的で被疑事実ならびに考えられる結果および選択肢について理解し、証人に異議を申立て、出来事について陳述し、かつ、証拠、証言および科されるべき措置について適切な決定を行なうための支援を、すべての実務家から提供されなければならない。手続は子どもが完全に理解できる言語で進められるべきであり、また通訳者が無償で提供されなければならない。手続は、子どもの全面的参加を可能とする、理解に満ちた雰囲気のなかで進められるべきである。子どもにやさしい司法に関わる進展は、あらゆる段階における子どもにやさしい言葉遣い、子どもにやさしい面接空間および法廷の配置、適切な大人による支援、委縮につながる法服の廃止ならびに手続の修正(障害のある子どものための配慮を含む)を促進するきっかけを提供している。 被疑事実に関する迅速なかつ直接の情報(第40条(2)(b)(ii)) 47.すべての子どもは、自己に対する被疑事実を迅速かつ直接に(または適切なときは親または保護者を通じて)告知される権利を有する。迅速にとは、子どもが司法制度と最初に接触してから可能なかぎり早期にという意味である。親に対する告知を便宜上または資源上の理由で怠るべきではない。被疑段階でダイバージョンの対象とされる子どもは自己の法律上の選択肢を理解できるべきであり、また法的保障が全面的に尊重されるべきである。 48.当局は、子どもが被疑事実、選択肢および手続について理解することを確保するべきである。子どもに公式書類を提供するだけでは不十分であり、口頭による説明が必要となる。子どもは、いかなる書類についてもそれを理解するために親または適切な大人の援助を受けるべきであるが、当局は、被疑事実の説明をこれらの者に委ねるべきではない。 弁護人その他の適切な者による援助(第40条(2)(b)(ii)) 49.国は、手続の最初の段階から、防御の準備および提出において、かつすべての不服申立ておよび(または)再審査が尽くされるまで、子どもに対して弁護人その他の適切な者による援助が保障されることを確保するべきである。委員会は、締約国に対し、第40条(2)(b)(ii)に関して行なったいかなる留保も撤回することを要請する。 50.委員会は、多くの子どもが、弁護士による代理の利益を受けることなく、司法機関、行政機関その他の公的機関において刑事告発の対象とされ、かつ自由を奪われていることを、依然として懸念する。委員会は、市民的および政治的権利に関する国際規約第14条(3)(d)において、弁護士による代理を受ける権利はすべての者にとって刑事司法制度における最低限の保障であるとされており、これが子どもに対しても平等に適用されるべきであることに留意するものである。同条では自ら防御することが認められているものの、司法の利益のために必要とされるときは弁護士代理人が選任されなければならない。 51.以上のことに照らし、委員会は、子どもが成人を対象とする国際法上の保障よりも弱い保護しか提供されていないことを懸念する。委員会は、各国が、司法機関、行政機関その他の公的機関において刑事告発の対象とされているすべての子どもに対し、効果的な弁護士代理人を無償で提供するよう勧告する。子ども司法制度においては、放棄の決定が自発的に、かつ公平な司法的監督のもとで行なわれる場合を除き、子どもが弁護士による代理を放棄することが認められるべきではない。 52.子どもがプログラムへのダイバージョンの対象または有罪判決、前科もしくは自由の剥奪に至らない制度の対象とされているときは、十分な訓練を受けた職員による「その他の適切な者による援助」が援助の形態として容認される場合もある。ただし、すべての手続において子どもに弁護士代理人を提供できる国は、第41条にしたがってそのようにするべきである。その他の適切な者による援助が認められている場合、当該援助を提供する者は、子ども司法手続の法的側面について十分な知識を有しており、かつ適切な訓練を受けていなければならない。 53.市民的および政治的権利に関する国際規約第14条(3)(b)で求められているとおり、防御の準備のために十分な時間および便益が保障されなければならない。子どもの権利条約に基づき、子どもとその弁護士代理人またはその他の援助者との通信の秘密が保障されなければならず(第40条(2)(b)(ii))、またプライバシーおよび通信への干渉から保護される子どもの権利(条約第16条)が尊重されなければならない。 遅滞なく、かつ親または保護者の関与を得たうえで行なわれる決定(第40条(2)(b)(iii)) 54.委員会は、犯罪の遂行から手続の終結までの期間は可能なかぎり短いべきであることをあらためて指摘する。この期間が長くなるほど、対応によって所期の成果を得られない可能性が高まる。 55.委員会は、締約国が、犯罪の遂行から警察による捜査の完了、子どもを告発する旨の検察官(または他の権限ある機関)の決定ならびに裁判所または他の司法機関による終局決定までの期間について期限を定め、かつ当該期限を実施するよう勧告する。当該期限は、成人について定められたものよりもはるかに短いものであるべきであるが、それでも法的保障を全面的に尊重できるものであるべきである。ダイバージョン措置に対しても同様の迅速な期限を適用することが求められる。 56.手続全体を通じ、親または法定保護者が立ち会うべきである。ただし、裁判官または権限ある当局は、子どもまたはその弁護人その他の適切な援助者の求めにより、または子どもの最善の利益にかなわないという理由で、手続における親の立会いを制限し、制約しまたは排除する旨の決定をすることができる。 57.委員会は、締約国が、親または法定保護者が手続に最大限可能なまで関与する旨を法律で明示的に定めるよう勧告する。このような関与は、子どもに対する全般的な心理的および情緒的援助を提供し、かつ実効的成果に寄与する可能性があるためである。委員会は、親でも法定保護者でもない親族と非公式に暮らしている子どもも多いこと、および、親の援助が得られない場合には本当の養育者が手続において子どもを援助できるようにするために法律を修正すべきであることも、認識する。 自己負罪の強制からの自由(第40条(2)(b)(iv)) 58.締約国は、子どもが証言することまたは罪を自白しもしくは認めることを強制されないことを確保しなければならない。自認または自白を引き出すために拷問または残虐な、非人道的なもしくは品位を傷つける取扱いを行なうことは、子どもの権利の重大な侵害である(子どもの権利条約第37条(a))。このようないかなる自認または自白も、証拠として認容することはできない(拷問および他の残虐な、非人道的なまたは品位を傷つける取扱いまたは刑罰に関する条約第15条)。 59.子どもに自白または自己負罪的証言を強要することは容認されない。「強制され」という文言は広く解釈されるべきであり、有形力に限定されるべきではない。虚偽の自白のおそれは、子どもの年齢および発達、理解の欠如ならびにどうなるかわからないという恐怖(収監の可能性を示唆されることによる恐怖も含む)ならびに尋問の期間および状況によって、高まる。 60.子どもは、弁護人その他の適切な援助者にアクセスできなければならず、かつ尋問の際には親、保護者または他の適切な大人による支援を受けられるべきである。裁判所その他の司法機関は、子どもによる自認または自白の任意性および信頼性を検討するにあたり、その子どもの年齢および成熟度、尋問または勾留の期間、ならびに、弁護人または他の独立の援助者および親、保護者または適切な大人の立会いの有無を含む、あらゆる要素を考慮に入れるよう求められる。警察官その他の捜査機関は、強要されたまたは信頼性を欠く自白または証言につながる尋問の技法および実務を回避するための十分な訓練を受けているべきであり、また可能な場合には視聴覚技術が利用されるべきである。 証人の出廷および尋問(第40条(2)(b)(iv)) 61.子どもは、自己に不利な証言を行なう証人を尋問し、かつ自己の防御を支援する証人の関与を得る権利を有しており、子ども司法手続においては、平等な条件のもと、弁護人による援助を受けた子どもの参加が望ましいものとみなされるべきである。 再審査または上訴の権利(第40条(2)(b)(v)) 62.子どもは、あらゆる有罪の認定または科される措置について、上級の、権限ある、独立のかつ公平な機関または司法機関による再審査を受ける権利を有する。この再審査の権利はもっとも重大な犯罪に限定されるものではない。締約国は、とくに前科または自由の剥奪に至る事件において再審査が自動的に行なわれる措置の導入を検討するべきである。さらに、司法へのアクセスはより幅広い解釈を要求するものであって、あらゆる手続的または実体的誤謬に基づく再審査または上訴が認められ、かつ実効的救済が利用できることが確保されなければならない [5]。 [5] 人権理事会決議25/6。 63.委員会は、締約国が、第40条(2)(b)(iv))についてのいかなる留保も撤回するよう勧告する。 通訳者による無償の援助(第40条(2)(b)(vi)) 64.子ども司法制度で用いられる言語を理解できずまたは話せない子どもは、手続のあらゆる段階において、通訳者による無償の援助を受ける権利を有する。当該通訳者は子どもとともに活動するための訓練を受けているべきである。 65.締約国は、意思疎通上の障壁を経験している子どもに対し、十分な訓練を受けた専門家による十分かつ効果的な援助を提供するべきである。 プライバシーの全面的尊重(第16条および第40条(2)(b)(vii)) 66.手続のすべての段階においてプライバシーを全面的に尊重される子どもの権利(第40条(2)(b)(vii))は、第16条および第40条(1)とあわせて解釈されるべきである。 67.締約国は、子ども司法の審判は非公開で実施されるという原則を尊重するべきである。この規則に対する例外は、きわめて限定された、かつ法律で明確に定められたものであることが求められる。評決および(または)量刑が法廷において公開で宣告される場合、子どもの身元が明らかにされるべきではない。さらに、プライバシーについての権利とは、子どもに関する裁判書類および記録は厳重に秘密とされるべきであり、かつ、事件の捜査および裁定ならびに事件についての判決言渡しに直接携わる者を除き、第三者に対して非開示とされるべきであることも意味する。 68.子どもに関連する判例報告は匿名で行なわれるべきであり、また判例報告がネット上に掲載される場合にもこの原則が順守されるべきである。 69.委員会は、締約国が、いかなる子ども(または犯行時に子どもであった者)についても、いかなる公的な犯罪者登録簿にもその詳細を掲載しないよう勧告する。非公開ではあるが再統合の機会へのアクセスを妨げる他の登録簿にそのような詳細を記載することも回避されるべきである。 70.委員会の見解では、子どもが行なった犯罪については生涯にわたって公表からの保護が保障されるべきである。公表を禁止する規則を設け、かつ子どもが18歳に達した後も禁止を継続しなければならない根拠は、公表が継続的なスティグマの原因となり、教育、仕事、住居または安全へのアクセスに悪影響を及ぼす可能性が高いところにある。これにより、子どもが再統合し、かつ社会において建設的役割を果たすことが阻害される。したがって締約国は、あらゆるタイプの媒体(ソーシャルメディアを含む)について、生涯にわたるプライバシーの保護が一般的規則とされることを確保するべきである。 71.さらに委員会は、締約国が、子どもが18歳に達したときにその犯罪記録を自動的に(または例外的場合においては独立の審査を経たうえで)削除することを認める規則を導入するよう勧告する。 E.措置 [6] [6] 前掲IV.Bも参照。 手続全体を通じたダイバージョン 72.子どもを司法制度の対象にする旨の決定がなされたからといって、その子どもが正式な裁判手続を経なければならないというわけではない。前掲IV.Bで述べた所見にしたがい、委員会は、権限ある機関――ほとんどの国では検察官――はダイバージョンその他の措置を通じて裁判手続または有罪判決を回避する可能性を継続的に模索するべきであることを強調する。換言すれば、ダイバージョンの選択肢が、最初期の接触の時点から審判が開始されるまでの間に提示されるべきであり、かつ手続全体を通じて利用可能とされるべきである。ダイバージョンを提示する過程においては、ダイバージョン措置の性質および期間は要求水準の高いものとなる可能性があり、したがって弁護士その他の適切な者による援助が必要であることを念頭に置きながら、子どもの人権および法的保障が全面的に尊重することが求められる。ダイバージョンは、公式な裁判手続を一時的に停止するための手段であり、ダイバージョン・プログラムが満足のいく形で履行されれば当該手続も終了するものとして、子どもに提示されるべきである。 子ども司法裁判所による処分 73.条約第40条を全面的に遵守した手続が行なわれた後(前掲IV.D参照)は、処分についての決定が行なわれる。法律は、幅広い社会内処遇措置を掲げるとともに、自由の剥奪が最後の手段としてかつもっとも短い適切な期間でのみ用いられることを確保するため、社会内処遇措置が優先されることを明示的に定めておくべきである。 74.社会内処遇措置(修復的司法措置を含む)の利用および実施については幅広い経験が存在する。締約国は、このような経験を役立てるとともに、これらの措置を自国の文化および伝統にあわせて修正することによってその発展および実施を進めるべきである。強制労働または拷問もしくは非人道的なおよび品位を傷つける取扱いに相当するような措置は明示的に禁じられ、かつ処罰の対象とされなければならない。 75.委員会は、制裁としての体罰はあらゆる形態の残虐な、非人道的なおよび品位を傷つける取扱いおよび処罰を禁じた条約第37条(a)違反であることをあらためて指摘する(体罰その他の残虐なまたは品位を傷つける形態の罰から保護される子どもの権利についての委員会の一般的意見8号(2006年)も参照)。 76.委員会は、犯罪への対応は常に、犯罪の状況および重大性のみならず、個人的状況(子どもの年齢、有責性の低さ、状況、および、適切な場合には子どもの精神保健上のニーズを含むニーズ)ならびに社会の種々のニーズおよびとくに長期的ニーズにも比例したものであるべきであることを強調する。厳格に懲罰的なアプローチは、条約第40条(1)に掲げられた子ども司法の原則にしたがうものではない。子どもが重大犯罪を行なった場合、罪を犯した者の状況および犯罪の重大性に比例する措置を、公共の安全および制裁の必要性に関する考慮を含む形で検討することができる。第一次的考慮事項としての子どもの最善の利益および社会への子どもの再統合を促進する必要性が重視されるべきである。 77.委員会は、自由の剥奪が子どもおよび青少年に引き起こす害およびそれが再統合の成功の展望に及ぼす悪影響を認識し、締約国が、犯罪を行なったとして申し立てられた子どもを対象として、「もっとも短い適切な期間」の原則(子どもの権利条約第37条(b)を反映した刑の上限を定めるよう勧告する。 78.一定以上の量刑を義務づけることは、子ども司法における比例性の原則、および、拘禁は最後の手段でありかつもっとも短い適切な期間でなければならないという要件と両立しない。子どもに刑を言い渡す裁判所は白紙の状態から出発するべきである。裁量に基づく最低量刑制度でさえ、国際基準の適正な適用を阻害する。 死刑の禁止 79.条約第37条(a)は、18歳未満の者が行なった犯罪に対して死刑を科すことを禁じた慣習国際法を反映したものである。いくつかの締約国は、この規則は執行時に18歳未満である者の死刑執行を禁じているにすぎないと考えている。18歳まで執行を延期する国もある。委員会は、明示的かつ決定的な基準が犯罪遂行時の年齢であることをあらためて指摘するものである。ある者が犯行時に18歳未満であったという信頼できる決定的証拠がないときは、当該者には灰色の利益が認められるべきであり、死刑を科すことはできない。 80.委員会は、18歳未満の者が行なったすべての犯罪に関する死刑の言い渡しをまだ廃止していない少数の締約国に対し、緊急にかつ例外なく廃止の対応をとるよう求める。犯行時に18歳未満であった者に対して言い渡されたいかなる死刑も、条約に全面的に一致する制裁へと減じられるべきである。 仮釈放のない終身刑の禁止 81.犯行時に18歳未満であったいかなる子どもも、釈放または仮釈放の可能性がない終身刑を言い渡されるべきではない。仮釈放の検討までに経なければならない期間は成人よりも相当に短くかつ現実的なものであるべきであり、かつ仮釈放の可能性が定期的に再検討されるべきである。委員会は、釈放または仮釈放の可能性がない終身刑を実際に子どもに言い渡している締約国に対し、このような制裁を科すにあたっては条約第40条(1)の実現に向けて全力を尽くさなければならないことを想起するよう求める。このことは、とくに、終身刑を言い渡された子どもに対し、その釈放、再統合、および社会において建設的な役割を果たす能力の構築を目的とした教育、処遇およびケアが提供されるべきであることを意味するものである。また、釈放の可能性について決定するために子どもの発達および進歩を定期的に審査することも求められる。終身刑は、再統合という目的の達成を、不可能ではないにせよ非常に困難にするものである。委員会は、拷問および他の残虐な、非人道的なまたは品位を傷つける取扱いまたは処罰に関する特別報告者が、2015年の報告書において、終身刑および長期刑(累積刑など)は、子どもに対して科されたときは著しく比例性を欠いており、したがって残虐な、非人道的なまたは品位を傷つける処罰にあたると認定していること(A/HRC/28/68、パラ74)に留意する。委員会は、締約国が、犯行時に18歳未満であった者が行なったすべての犯罪について、あらゆる形態の終身刑(無期刑を含む)を廃止するよう強く勧告するものである。 F.自由の剥奪(未決拘禁および審判後の収容を含む) 82.条約第37条には、自由の剥奪の利用に関する重要な原則、自由を奪われたすべての子どもの手続的権利ならびに自由を奪われた子どもの取扱いおよび環境に関する規定が掲げられている。委員会は、到達可能な最高水準の身体的および精神的健康を享受するすべての者の権利に関する特別報告者の、2018年の報告書に対して締約国の注意を喚起するものである。特別報告者は、同報告書において、拘禁および監禁の対象とされている子どもの苦痛の規模および甚大さに鑑み、コミュニティを基盤とするサービスへの投資の拡大と並んで、子どもを対象とする刑務所および大規模養護施設の廃止に対する世界的コミットメントが必要であると指摘している(A/HRC/38/36、パラ53)。 84.この一般的意見のいかなる記述も、自由の剥奪の利用を促進しまたは支持するものとして解釈されるべきではなく、自由の剥奪が必要と判断される少数の事案における正しい手続および環境を示したものとして解釈されるべきである。 主導的原則 85.自由の剥奪の利用に関する主導的原則は次のとおりである。(a) 子どもの逮捕、拘禁または収監は、法律にしたがって行なうものとし、最後の手段として、かつもっとも短い適切な期間でのみ用いられる。(b) いかなる子どもも、不法にまたは恣意的にその自由を奪われない。逮捕が未決拘禁の出発点となることは多く、各国は、逮捕の文脈において第37条を適用する明確な義務が法律で法執行官に課されることを確保するよう求められる。各国はさらに、子どもが移送留置または警察における留置の対象とされず(最後の手段としてかつもっとも短い適切な期間である場合を除く)、かつ成人とともに収容されないこと(そのような収容が子どもの最善の利益にかなう場合を除く)を確保するべきである。親または適切な大人のもとに速やかに釈放する手続を優先させることが求められる。 86.委員会は、多くの国で、子どもが数か月の未決拘禁に苦しんでおり、その期間が数年間に及ぶことさえあることに、懸念とともに留意する。これは条約第37条(b)の重大な違反である。未決拘禁はもっとも深刻な事案を除いて利用されるべきではなく、もっとも深刻な事案においても、コミュニティへの措置について慎重に検討した後でなければ利用されるべきではない。未決段階でのダイバージョンは拘禁の利用を少なくすることにつながり、たとえ子どもが子ども司法制度における審判の対象とされる場合でも、未決拘禁の利用を制限するために社会内処遇措置が注意深く目指されるべきである。 87.法律で未決拘禁の利用の基準について明確に定めておくべきであり、その利用は主として裁判所における手続への出頭を確保することを目的とする場合および子どもが他の者に差し迫った危険を及ぼす場合に限られるべきである。子どもが(自分自身または他の者にとって)危険を及ぼしていると考えられるときは、子ども保護措置を適用することが求められる。未決拘禁は定期的再審査の対象とされるべきであり、かつその期間は法律で制限されるべきである。子ども司法制度に携わるすべての者は、未決拘禁下にある子どもの事案に優先的に対応することが求められる。 88.自由の剥奪はもっとも短い適切な期間でのみ科されるべきであるという原則を適用するにあたり、締約国は、勾留(警察留置を含む)から早期に解放して親または他の適切な大人のケアに委ねられるようにする恒常的機会を提供するべきである。権限を認められた者または場所に出頭することのような条件を付したうえで釈放するか否かについては、裁量の余地を認めることが求められる。保釈金の支払いについては、ほとんどの子どもにとっては支払い不可能であり、かつ貧しい家族および周縁化された家族を差別することになるため、要件とされるべきではない。さらに、保釈について定められている場合には、子どもは釈放されるべきであるという裁判所の原則的認識が存在することを意味するのであって、他の手続を活用して出廷を確保することが可能である。 手続的権利(第37条(d)) 89.自由を奪われたすべての子どもは、弁護人その他の適切な者による援助に速やかにアクセスする権利、および、その自由の剥奪の合法性について裁判所または他の権限ある、独立のかつ公平な機関において争い、かつ当該訴えに対する迅速な決定を受ける権利を有する。委員会は、公共の安全または公衆衛生に関わる真正の懸念が存在する場合を除いていかなる子どもも自由を奪われないようにすることを勧告するとともに、締約国に対し、子どもの自由を合法的に剥奪することの年齢制限(16歳など)を定めるよう奨励する。 90.逮捕されて自由を奪われたすべての子どもは、当該自由の剥奪(またはその継続)の合法性について審査するため、24時間以内に権限ある機関に引致されるべきである。委員会はまた、締約国が、未決拘禁を終わらせることを目的とした定期的再審査が行なわれることを確保するようにも勧告する。最初の引見(24時間以内)のときまたはその前に子どもを条件付きで釈放することが不可能なときは、当該子どもは、可能なかぎり早期に、かつ未決拘禁が実行されるようになってから30日以内に、申し立てられている犯罪について正式に審判開始請求の対象とされ、かつ、当該事案の処理のため裁判所または他の権限ある、独立のかつ公平な機関の前に引致されるべきである。委員会は、裁判所による審理がしばしば複数回、かつ(または)長期にわたって行なわれる慣行があることを認識し、締約国に対し、審理継続の回数および期間の上限を定めるとともに、裁判所または他の権限ある機関が当該請求についての最終的決定を拘禁の開始日から起算して6か月以内に行なうことを確保するために必要な法律上または行政上の規定を導入するよう、促す。当該期限が守られなかった場合には。子どもは釈放されるべきである。 91.自由の剥奪の合法性について争う権利には、裁判所の決定に不服を申し立てる権利のみならず、行政決定(たとえば警察、検察官その他の権限ある機関によるもの)について再審査を求めるために裁判所にアクセスする権利も含まれる。締約国は、条約で要求されているように、迅速な決定を確保するため、不服申立ておよび再審査の終了に関する短期の期間制限を定めるべきである。 処遇および環境(第37条(c)) 92.自由を奪われたすべての子どもは、警察の留置房における場合も含めて、成人から分離されなければならない。自由を奪われた子どもは、成人用の施設または刑務所に措置されてはならない。成人用施設に子どもを措置することが、子どもの健康および基本的安全ならびに犯罪とは無縁の生活を維持しかつ再統合する将来の能力を損なうことについては、豊富な証拠があるためである。成人からの子どもの分離について条約第37条(c)で認められている例外――「子どもの最善の利益にしたがえば成人から分離すべきではないと判断される場合を除き」――は狭義に解されるべきであり、締約国の都合が最善の利益よりも優先されるべきではない。締約国は、自由を奪われた子どもを対象として、適切な訓練を受けた者が職員として配置され、かつ子どもにやさしい方針および実務にしたがって運営される、独立の施設を設置するべきである。 93.このような規則があるからといって、子どもを対象とする施設に措置された子どもが、18歳に達したらただちに成人用施設に移送されなければならないというわけではない。子どもを対象とする施設に引き続き留まることも、それがその子どもの最善の利益にかなっており、かつ当該施設の子どもの最善の利益に反しない場合には、可能とされるべきである。 94.自由を奪われたすべての子どもは、通信および面会を通じて家族との接触を保つ権利を有する。面会の便宜を図るため、子どもは家族の居住地から可能なかぎり近い施設に措置されるべきである。このような接触の制限につながりうる例外的事情は、法律で明確に定められるべきであり、当局の裁量に委ねられるべきではない。 95.委員会は、とくに、自由の剥奪のあらゆる事案において次の原則および規則が遵守されなければならないことを強調する。 (a) 隔離拘禁は、18歳未満の者については認められない。 (b) 子どもに対し、入所措置の目的である再統合に資する物理的環境および居住環境が提供されるべきである。プライバシー、感覚刺激、仲間と交流する機会ならびにスポーツ、身体運動、芸術および余暇時間活動に参加する機会に対する子どものニーズについて、正当な配慮を行なうことが求められる。 (c) すべての子どもは、そのニーズおよび能力(受験に関連するものを含む)に適合し、かつ社会復帰の準備を目的とした教育に対する権利を有する。加えて、すべての子どもは、適切な場合には、将来の就労の備えになると思われる職種についての職業訓練を提供されるべきである。 (d) すべての子どもは、拘禁施設または矯正施設への入所と同時に医師または保健従事者による診断を受ける権利を有し、かつ、施設に滞在する全期間を通じて十分な身体的および精神的保健ケアを提供されなければならない。当該保健ケアは、可能な場合には地域の保健施設および保健サービス機関によって提供されるべきである。 (e) 施設職員は、子どもがより幅広いコミュニティと頻繁に接触することを促進し、かつそのための便宜を図るべきである。このような接触には、家族、友人その他の者(定評のある外部の団体の代表を含む)との通信ならびに自宅および家族を訪問する機会が含まれる。子どもが、弁護士または他の援助者と、秘密が守られる形でかついかなるときにも通信できることについては、いかなる制限も課されてはならない。 (f) 抑制または有形力は、子どもが自分自身または他者に対する切迫した脅威となっている場合に限って、他のあらゆる統制手段が尽くされた場合にのみ用いることができる。抑制は従わせるために用いられるべきではなく、また意図的に苦痛を加えることはけっしてあってはならない。処罰の手段として用いられることもけっしてあってはならない。身体的、機械的、医学的および薬理学的抑制を含む抑制または有形力の使用は、医学および(または)心理学の専門家による緊密な、直接のかつ継続的な管理下に置かれるべきである。施設職員は適用される基準についての研修を受けるべきであり、また規則および基準に違反して抑制または有形力を用いた職員は適切な処罰の対象とされるべきである。国は、抑制が行なわれまたは有形力が用いられたすべての案件の記録、監視および評価を行ない、かつ抑制または有形力の使用が最低限に留められることを確保するよう求められる。 (g) 規律の維持のためのいかなる措置も、少年の固有の尊厳の擁護および施設ケアの基本的目的に合致したものでなければならない。規律の維持のための措置のうち条約第37条に違反するもの(体罰、暗室への収容、独居拘禁、または対象者である子どもの身体的もしくは精神的健康またはウェルビーイングを害するおそれがある他のあらゆる処罰を含む)は厳格に禁止されなければならず、かつ、規律の維持のための措置において子どもの基本的権利(弁護士代理人による面会、家族との接触、食料、水、衣服、寝具、教育、運動または他者との意味がある日常的接触など)が奪われるべきではない。 (h) 独居拘禁は子どもを対象として用いられるべきではない。子どもを他の者から分離するいかなる措置も、可能なもっとも短い期間で、かつ子どもまたは他の者を保護するための最後の手段としてのみ、用いられるべきである。子どもを分離して収容することが必要であると判断される場合、適切な訓練を受けた職員の立ち会いまたは緊密な監督のもとで行なわれるべきであり、かつ理由および期間を記録することが求められる。 (i) すべての子どもに対し、内容について検閲を受けることなく、中央行政機関、司法機関または他の適切な独立機関に要請または苦情申立てを行ない、かつその返答について遅滞なく知らされる権利が認められるべきである。子どもは、自己の権利について知るとともに、要請および苦情申立てのための機構について知り、かつこれらの機構に容易にアクセスできなければならない。 (j) 独立のかつ資格を有する査察官に対し、定期的に査察を実施し、かつ職権で事前通告なしの査察を行なう権限が与えられるべきである。査察官は、施設に措置されている子どもと秘密が守られる環境下で話をすることをとくに重視するよう求められる。 (k) 締約国は、子どもの自由の剥奪を促進する誘因、および、措置に関する腐敗または物品およびサービスの提供もしくは家族との接触に関する腐敗の機会が存在しないことを確保するべきである。 G.特定の問題 軍事裁判所および国家安全保障裁判所 96.軍事裁判所および国家安全保障裁判所による文民の裁判は、権限ある、独立のかつ公平な裁判所による公正な裁判を受ける逸脱不可能な権利の侵害であるという見方が広がりつつある。このような裁判は、常に専門の子ども司法制度によって対応されるべき子どもの場合、さらに懸念される権利侵害である。委員会は、いくつかの総括所見においてこの点に関する懸念を提起してきた。 非国家武装集団(テログループとして指定されているものを含む)による徴募および使用の対象とされている子どもならびにテロ対策の文脈で罪を問われている子ども 97.国際連合は、非国家武装集団(テログループとして指定されているものを含む)による子どもの徴募および搾取が行なわれた無数の事案を確認してきた。このような事案は、紛争地域のみならず非紛争地域(子どもの出身国および通過国または帰還先の国を含む)でも発生している。 98.子どもは、そのような集団の支配下にあるとき、複合的形態の人権侵害の被害を受ける可能性がある。強制的徴募、軍事訓練、敵対行為および(もしくは)テロ行為(自殺攻撃を含む)における使用、処刑の強要、人間の盾としての使用、誘拐、売買、取引、性的搾取、児童婚、薬物の輸送または売買における使用、または危険な任務(スパイ行為、見張り、検問所の警備、見回りまたは軍備の輸送など)を遂行させるための利用などである。非国家武装集団およびテログループとして指定されている集団が、忠誠心を示させることおよび将来の逃亡を抑止することを目的として、自分の家族に対してまたは自分のコミュニティのなかで暴力行為を行なうことを子どもに強制しているという報告も行なわれてきた。 99.締約国当局は、このような子どもに対応する際、多くの課題に直面する。締約国のなかには、子どもの権利をまったくまたはほとんど考慮しない懲罰的アプローチをとってきた国もあり、その結果、子どもの発達にとっての永続的影響および社会的再統合の機会への悪影響が生じ、ひいてはより幅広い社会にとって深刻な影響が及ぶ可能性も出ている。このような子どもは、紛争地域における行動、および、それほどの規模ではないものの、出身国または帰還先の国における行動を理由に、しばしば逮捕、拘禁、訴追および裁判の対象とされている。 100.委員会は、安全保障理事会決議2427 (2018)に対して締約国の注意を喚起するものである。理事会は、同決議において、あらゆる非国家武装集団(テロ行為を行なった集団を含む)と関係を有する子どもまたは関係があると主張されている子どもを子どもの保護に携わる関連の文民関係者に迅速に引き渡すための標準運用手続を確立する必要性を強調した。理事会は、軍隊および武装集団によって適用可能な国際法に違反して徴募されてきた子どもおよび武力紛争中に犯罪を行なったとして申し立てられている子どもについて、第一義的には国際法違反の被害者として主に扱われるべきであると強調している。理事会はまた、加盟国に対し、訴追および拘禁に代わる選択肢として再統合に焦点を当てた非司法的措置を検討することも促すとともに、軍隊および武装集団との関係を理由として拘禁されたすべての子どもを対象として適正手続を適用することも求めた。 101.締約国は、犯罪を理由に告発されたすべての子どもが、犯罪の重大性または文脈にかかわらず、条約第37条および第40条の規定にしたがって対応されることを確保するとともに、意見の表明したことを理由にまたは非国家武装集団(テログループとして指定されているものを含む)と関係があることのみを理由に子どもの告発および訴追を行なわないようにするべきである。一般的意見20号のパラ88にのっとり、委員会はさらに、締約国が、テロ対策関連の安全保障理事会決議(決議1373 (2001)、2178 (2014)、2396 (2017)および2427 (2018)など)および総会決議72/284(とくにパラ18に掲げられた勧告)を実施する際にも、社会的要因および根本的原因に対処するための予防的介入ならびに社会的再統合措置を採用するよう勧告する。 慣習的司法、先住民族司法および非国家的司法 102.公式な司法制度と並行してまたはその周縁で運用される複数の司法制度と接触を持つことになる子どもは多い。このような制度には、慣習的司法制度、部族司法制度、先住民族司法制度その他の司法制度が含まれる場合がある。これらの制度は、公式な機構よりもアクセスしやすく、かつ、文化的特性に適合した対応を迅速に、かつ相対的に費用のかからない形で提案できる利点を有することがある。このような制度は、子どもに対する公的手続に代わる手段となりうるものであり、子どもと司法に関する文化的態度の変化に好ましい形で貢献する可能性が高い。 103.司法部門のプログラムの改革においてこのような制度に注意を向けるべきであるという合意が形成されつつある。手続的権利に関する懸念および差別または周縁化の危険性に関する懸念に加え、国家の司法および非国家的司法との間に生じうる緊張関係も考慮し、改革は、関係する比較可能な諸制度についての全面的な理解を踏まえた、かつすべての関係者が受け入れることのできる手法により、段階的に進められるべきである。慣習的司法の手続および結果については、憲法ならびに法的および手続的保障との一致を図ることが求められる。同じような犯罪を行なった子どもが並行的な制度または場において異なる形で対応される場合、不公正な差別が生じないようにすることが重要である。 104.子どもに対応するすべての司法機構に条約の原則が浸透させられるべきであり、締約国は条約が知られかつ実施されることを確保するべきである。修復的司法に基づく対応は、慣習的司法制度、先住民族司法制度または他の非国家的司法制度を通じて達成できることが多く、かつ公式な子ども司法制度にとって学びの機会を提供してくれる可能性もある。さらに、このような司法制度を認知することは先住民族社会の伝統の尊重を高めることにも貢献しうるのであり、そのことが先住民族の子どもにとって利益となりうる。介入、戦略および改革は特定の文脈に応じて立案されるべきであり、プロセスは国内の関係者によって主導されるべきである。 V.子ども司法制度の組織 105.これまでのパラグラフで述べてきた原則および権利の全面的実施を確保するためには、子ども司法を運営するための実効的組織の確立が必要である。 106.包括的な子ども司法制度においては、警察、司法機関、裁判制度、検察官事務所内に専門部署を設けること、ならびに、専門の弁護人その他の代理人が子どもに法律上その他の適切な援助を提供することが必要となる。 107.委員会は、締約国が、独立の部局としてまたは既存の裁判所の一部としてのいずれであれ、子ども司法裁判所を設置するよう勧告する。実際上の理由からこれが実現可能でないときは、締約国は、子ども司法関連の事件を取り扱う専門の裁判官が任命されることを確保するべきである。 108.保護観察、カウンセリングまたは監督のような専門のサービスが、専門の施設(たとえば通所型処遇センター、ならびに、必要な場合には子ども司法制度から付託された子どもの入所型ケアおよび処遇のための小規模施設)とあわせて設けられるべきである。これらのあらゆる専門的な部局、サービスおよび施設による諸活動の効果的な機関間調整を継続的に促進することが求められる。 109.加えて、子どもの個別鑑別および多職種連携アプローチが奨励される。最低刑事責任年齢に達していないものの支援が必要であると鑑別された子どもを対象とする、コミュニティを基盤とする専門のサービスに対して特段の注意が払われるべきである。 110.非政府組織は子ども司法制度において重要な役割を果たすことができ、かつ現に果たしている。したがって委員会は、締約国が、自国の包括的な子ども司法政策の策定および実施においてこれらの組織の積極的関与を求めるとともに、これらの組織に対し、このような関与のために必要な資源を提供するよう勧告する。 VI.意識啓発および訓練 111.犯罪を行なった子どもはメディアで否定的な取り上げ方をされることが多く、これがこうした子どもたちに対する差別的および否定的なステレオタイプの形成を助長している。このように子どもを否定的に取り上げまたは犯罪者扱いすることは、しばしば犯罪の原因に関する不正確な説明および(または)誤解にもとづいており、かつ、より厳しいアプローチ(ゼロトレランスおよび「3ストライク・アウト」アプローチ、義務的量刑、成人裁判所における裁判および第一義的には懲罰的性質を有するその他の措置)を求める声に帰結するのが常となっている。締約国は、子ども司法制度の対象とされている子どもについて条約のあらゆる側面が擁護されることを確保するための教育およびその他のキャンペーンを促進しかつ支援する目的で、議会議員、非政府組織およびメディアの積極的かつ前向きな関与を求めるべきである。子ども、とくに子ども司法制度に関わった経験を有する子どもがこれらの意識啓発の努力に関与することがきわめて重要となる。 112.子ども司法の運営の質にとって、関連するすべての専門家が条約の内容および意味について適切かつ学際的な訓練を受けることは不可欠である。このような訓練は体系的かつ継続的であるべきであり、関連する国内法および国際法の規定についての情報に限定されるべきではない。このような訓練には、とくに、犯罪の社会的その他の原因、子どもの社会的および心理的発達(現在の神経科学上の知見を含む)、一部の周縁化された集団(マイノリティまたは先住民族に属する子どもなど)への差別に相当する可能性がある格差、若者の世界の文化および傾向、集団活動の力学ならびに利用可能なダイバージョン措置および社会内処遇刑(とくに司法手続に訴えることを回避するための措置)に関してさまざまな分野から得られる、確立された情報および明らかになりつつある情報が含まれるべきである。ビデオによる「出廷」のような新たな技術の利用の可能性についても、DNAプロファイリングのような他の新技術のリスクに留意しつつ、検討することが求められる。機能するやり方に関する継続的再評価が行なわれるべきである。 VII.データ収集、評価および調査研究 113.委員会は、締約国に対し、子どもが行なった犯罪の件数および性質、未決拘禁の利用および平均期間、司法手続以外の措置(ダイバージョン)により対応された子どもの人数、有罪判決を受けた子どもの人数ならびにこれらの子どもに科された制裁の性質および自由を奪われた子どもの人数に関するものを含む細分化されたデータを体系的に収集するよう促す。 114.委員会は、締約国が、子ども司法制度の定期的評価が、とくにとられた措置の実効性について、かつ差別、再統合および再犯パターンとの関連で、実施されることを確保するよう勧告する。このような評価は独立の学術機関によって行なわれるのが望ましい。 115.子ども(とくに現に制度と接触している子どもまたはかつて制度と接触したことのある子ども)がこのような評価および調査研究に関与すること、ならびに、評価および調査研究が、調査研究への子どもの関与に関する既存の国際的指針にのっとって行なわれることは重要である。 更新履歴:ページ作成(2020年2月18日)。/パラ75「制裁としての制裁」を「制裁としての体罰」に修正(9月9日)。
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FEVERクエストはHIMEJI楽市楽座→キャメロット水天宮→ファラオルカン→でループしてるっぽいし明日キャメロットでチケット使うのが吉なのかな。 ボーナス1匹追加だけなので100%に固執するよりベラモナフォウで基礎値あげたほうがいいんだっけ? - 名無しさん (2019-08-27 15 54 37) ベラベラモナフォウ凸カレ凸天鬼とかで良いと思う - 名無しさん (2019-08-27 16 14 21) ありがとナス! 明日に頑張って一気に25周終わらせてしまおう… - 名無しさん (2019-08-27 16 30 30) おや? フィーバークエストの新しいのが明日18時に解禁され憤るフラグ?w - 名無しさん (2019-08-27 16 32 26) それはくやしいのうwwでもまあ最初からあり得ないと決めつけた自分が悪いわけだし憤るのはお門違いかと - 名無しさん (2019-08-27 16 36 20) 憤るのは問題無いぞ、それを運営とか誰かのせいにするのが問題なんでw - 名無しさん (2019-08-27 16 40 01) 自分の未熟さに憤れるのってストイックでかっこいいな、俺は無理だからアシュヴァッターマンに代わりに怒って貰おう - 名無しさん (2019-08-27 16 48 29) https //docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vTwVcX0h1a39StjPTlefsokAZi5Uu-qiGeOUGVPTNyBM-0wCWxThIna8qsMAv3eyIucxMeVg7_OVOaH/pubhtml?gid=2107435871 - 名無しさん (2019-08-27 18 08 06) ここで細かい期待値を計算してくれてる - 名無しさん (2019-08-27 18 08 30) そこVIP用だけで、FEVERクエストの場合は自前で計算しないとだめじゃない? - 名無しさん (2019-08-27 20 14 47) 基本的にフィーバーもVIPも率は一緒。泥QPでの乱数が大きいから期待値と実数での差が大きくなりやすいけど - 名無しさん (2019-08-27 20 30 06) いや通常的のドロップするQPが違うから一応計算自体は自力でしないといかん - 名無しさん (2019-08-27 20 53 46) FEVERはレア敵の出現以外はQP確定でドロップするだろ - 名無しさん (2019-08-27 21 00 07) 最終勝負のゲスト武蔵ちゃん、何か勝手に自分にタゲ集中かけて2T目に沈んだんだが運営的にはどう活かして欲しかったんだあれ……? - 名無しさん (2019-08-27 20 25 57) S3S2と合わせて被弾NPで宝具撃てってことじゃない? - 名無しさん (2019-08-27 20 41 13) 凸特攻付けた鯖が運ゲーで死なないようにしたかったんだろ - 名無しさん (2019-08-27 21 33 21) 段蔵小太郎とか? - 名無しさん (2019-08-27 22 58 18) 武蔵ちゃんがお膳立てしてお栄ちゃんで決めろってことだろ - 名無しさん (2019-08-27 23 05 56) そりゃタゲ集中もらったバサカなら落ちるよねって…。なにがしたかったんだコイツってギャグ漫画見てる気分でした。 - 名無しさん (2019-08-27 23 38 10) 1Tくらい普通に耐えるだろうから2T目でS3使おうと思ったら1T目で落ちたわ - 名無しさん (2019-08-28 00 06 26) 2Tに落ちても3Tに落ちるのになぜ3T続くバフを出し惜しみしたのか - 名無しさん (2019-08-28 06 38 46) 今回のイベント悪くなかったと思う、ただできれば卵ドロするクエが欲しかった(強欲) - 名無しさん (2019-08-27 20 43 56) 武蔵ちゃんは一時離脱前だれと連絡取ってたの、、、?玉鋼言ってたのだれ、、、 - 名無しさん (2019-08-27 21 06 37) 1.5部参照 - 名無しさん (2019-08-27 21 55 36) 1ライターじゃなくて複数ライターて書いてるから各自勝手に単発ネタやってオチが二次ネタでいくらでもやられてるネタって酷すぎ - 名無しさん (2019-08-27 22 11 26) 自然回復分と毎日のチケット消化しているだけでミッションも交換品も揃うお手軽イベントで良かった。特定のエネミー討伐数が足りないとか、ポイントが足りないとかなるイベントは面倒だからぁ - 名無しさん (2019-08-27 22 37 55) 個人的には今回のシナリオは同人的なノリだと割り切れば結構笑えたし楽しめたな。ワイバーンみたいなキツいネタもあるにはあったが - 名無しさん (2019-08-27 22 42 30) イベクエって半分くらいはギャグみたいなもんだから深く考えないほうがいいと思うな。 - 名無しさん (2019-08-28 00 11 18) 個々のネタはギャグシナリオでまあいいやって感じなんだけど水着で剣豪って話の動機付けが薄かったりマーリン経由でバニ上動いたのが行き当たりばったりでしか無かったりするのがちょっと…って感じだった。 - 名無しさん (2019-08-28 00 19 38) カジノが舞台なのもサブシナリオではそこそこ使ってはいたけどメインがカジノであった意味は感じられなかったな - 名無しさん (2019-08-28 00 26 22) 去年の夏イベがマシな程度で夏イベは毎回舞台設定を台無しにしてるよなぁと思う。今回もラムダまではカジノ要素出してたけどそれ以降は空気だしで後半で舞台を腐らせなきゃいけない決まりでもあるのだろうか - 名無しさん (2019-08-28 00 34 04) わざわざラスベガスに取材旅行()したぐらいの力作だぞ - 名無しさん (2019-08-28 00 41 18) 今回はきのこだけでしかもスケジュール的に全体監修のみだったのをメルトシナリオも担当することにしたみたいだからな。そりゃぐちゃぐちゃになるわ。最後もメルトには出番あるのも納得よ - 名無しさん (2019-08-28 01 27 59) 舞台はラスベガスであってカジノではないだろ - 名無しさん (2019-08-28 06 13 13) シナリオの舞台をカジノにするためにラスベガスを選んだでもなきゃわざわざラスベガスを舞台にせんやろ。というかどっちにしろラスベガスの名物≒カジノなんだから、カジノの意味が薄い時点でラスベガスの意味もまた薄いとしか。 - 名無しさん (2019-08-28 06 33 53) 去年だって即売会はハワイ要素なしでハワイ要素はサブでやってたやん - 名無しさん (2019-08-28 07 51 09) ハワイ要素ってペレ関係だけじゃなかったっけ? - 名無しさん (2019-08-28 10 02 09) 細かいこと抜きにしてもライター分業はもうちょっと上手くなって欲しいかな - 名無しさん (2019-08-28 06 49 09) これ来年復刻したらレアプリ14個(北斎5コード1霊衣8)貰えるのん? - 名無しさん (2019-08-28 01 37 12) ショップ分の霊衣2つはショップに並ばなくなるだけな貴ガス - 名無しさん (2019-08-28 01 50 04) ようやくビッグチャンスに挑めた。Wマーリン&神ジュナで令呪切って宝具ぶっぱという最高に頭の悪い戦法だったけどネ! - 名無しさん (2019-08-28 02 35 21) 天鬼凸1+未凸1+ベラ、モナ、フォウムズで期待値470万QPか、入場料差し引いても1回430万だから結構稼げるなぁ、AP消費なしだし - 名無しさん (2019-08-28 03 51 59) 未凸5枚+フレベラ=100%で確定450(410)万。ちょっと手間かかるけどどっちがええんかな? - 名無しさん (2019-08-28 08 10 13) 小太郎のスキルとクイックカード封印とか露骨な連射封じだな。まあ、そもそもスカディが術だから前情報無しでも死ににくいし問題なかったけど。 - 名無しさん (2019-08-28 07 35 25) 封印されるカードの色はランダムだから完全な被害妄想 - 名無しさん (2019-08-28 07 38 31) やはりエアプが批判しているんだろうか - 名無しさん (2019-08-28 07 47 22) このwiki、ダメージ電卓やNP電卓で机上論で語る奴多いでしょ? 常にそんな理郎的状況で妄想しているから、それが上手くいかないと俺らを妨害しているって感じになっちゃうんだろう。 - 名無しさん (2019-08-28 09 57 09) 連射封じっつーかただの嫌がらせよな。耐久できるからクリワンパンのクソ火力じゃないだけましだけど - 名無しさん (2019-08-28 08 01 50) 高難易度のデバフを嫌がらせとか言い始めたらもう末期やろ - 名無しさん (2019-08-28 08 14 39) デバフダメ、高火力ダメ、ギミックダメ、高体力ダメと言われてるけど、じゃあ高難易度はなんだったら許されるんだろう - 名無しさん (2019-08-28 08 32 21) (自分は苦戦しないけど周りが苦戦するくらいの)ギミックと高体力を兼ね備えた適度な難易度を求めてるんだろ - 名無しさん (2019-08-28 08 39 28) 高難易度自体ただの自己満なんだからいらん。挑みたい人は挑んで報酬とったらいい。挑みたくない人ように報酬だけ取れるようにしといてくれ。 - 名無しさん (2019-08-28 09 15 58) 高難易度やらない人間には伝承なんて必要ないんだからやらなきゃいいじゃん - 名無しさん (2019-08-28 09 17 45) 高難易度いらない=伝承不要って意味不明。何言ってるの? - 名無しさん (2019-08-28 10 10 01) 高難易度やらないなら普通に貰える伝承だけで十分だろって話 - 名無しさん (2019-08-28 10 52 52) あほかと。高難易度報酬とか限定一個のアイテムじゃないんだから無視すりゃいいじゃん。 - 名無しさん (2019-08-28 09 40 09) あほかと。自己満なんだから無償でくばれいいじゃん。 - 名無しさん (2019-08-28 10 09 01) 全部自己満ならそもそも周回すらやる意味ないじゃん - 名無しさん (2019-08-28 10 16 09) 挑まない人が諦めるという選択肢はないの? - 名無しさん (2019-08-28 10 06 46) やりたい人だけが勝手にやれるようにしとけば誰も我慢しなくていいよ。 - 名無しさん (2019-08-28 10 10 29) 達成感ないのに困る人がおるんやで - 名無しさん (2019-08-28 10 25 34) 向こうに用意してもらったものをやりたいんだろ。いくら自分が縛ってもギミックや特殊能力を相手が使ってくるわけじゃないだろ。難しいものにご褒美があるのは当然じゃん。そういった競争心を煽ることが目的なんだし - 名無しさん (2019-08-28 10 26 32) 高難易度がなかった頃のイベントじゃ伝承の入手数が単純に一個分少なかっただけなんで - 名無しさん (2019-08-28 10 29 45) 嫌がらせにならない=特に困らない、なんだが、それでどう高難易度にするの? ただ固いだけの敵のHP1億でも削る? - 名無しさん (2019-08-28 08 34 48) それ下手なデバフよりも嫌がらせになりそう。というか純粋に削りきれない人がいるんじゃないかな - 名無しさん (2019-08-28 09 48 15) もう追加ふぃーばーないよな。使い切っていいよな・・・ - 名無しさん (2019-08-28 08 11 35) 今日の18時まで待てば安全ではある - 名無しさん (2019-08-28 08 44 35) まぁでもメインシナリオ終了と同時より後になんか追加された記憶って無いな - 名無しさん (2019-08-28 09 41 09) 全部おわらせたけどこれ日付開放要らなかったかなぁ、って。後カジノ毎のシナリオの密度がバラバラに思う…楽市楽座は酷い - 名無しさん (2019-08-28 09 31 39) 楽市楽座は本来の意味での幕間みたいなものやん - 名無しさん (2019-08-28 09 42 56) 初期幕間レベルだよな。今のは結構マシよ。 - 名無しさん (2019-08-28 09 48 20) 初期幕間なんて言ったつもりはないが - 名無しさん (2019-08-28 10 00 48) 悪いことは言わんから初期幕間見直してくるといいよ - 名無しさん (2019-08-28 10 22 45) 5108000 - 名無しさん (2019-08-28 09 48 46) 切れた>< 510万もQPが貰えてスゴイウマウマな筈なのに、なんかイベ期間中に4億位貯めて3億ちょい使って居るからなんか物足りなく感じる 怖い - 名無しさん (2019-08-28 09 49 55) 本当QPがきつすぎてガチャ礼装が空気化してたイベだったな。 - 名無しさん (2019-08-28 09 49 36) それは周回数が少ないだけじゃないかな? 俺は凸カレイベ礼装2枚にモナベラフレベラでずっと回ってたよ - 名無しさん (2019-08-28 09 51 51) 今年はガチャなしだったけど、18日には既に交換終わってたな。まぁQPも4億稼いでたけど。 - 名無しさん (2019-08-28 10 00 57) 1日40周ペースで回った人が、ガチャ礼装空気と言っている訳? - 名無しさん (2019-08-28 10 04 12) だろうね。フレから凸イベ礼装借りたとしても例えばチップ、モニュメントまで全回収ならキャメロットVIPを60~70周くらいすることになるだろうしさ - 名無しさん (2019-08-28 10 50 30) さすがにモニュは特記しない限り基本なしでは - 名無しさん (2019-08-28 12 44 31) 俺もガチャ礼装溜まったけどほぼ使わなかったな。そういう意味じゃ財布に優しいイベだったのかもしれん。…礼装関連だけはな - 名無しさん (2019-08-28 10 02 03) ほぼ、とまでは言わないけど水天宮くらいからお役御免って感じだった - 名無しさん (2019-08-28 10 58 58) だな。これQPしかいらんやつだって気づいたところ。 - 名無しさん (2019-08-28 11 59 00) QPきつすぎってミッションの条件か?フィーバーとか一回きりのやつやればすぐ終わるやん - 名無しさん (2019-08-28 10 04 27) 勘違いしてる人多いけど、フィーバーは途中で使ってもらう為のものだよなぁ。使って楽じゃなかったというならおかしいし、使わずに楽だと言うのも間違ってる - 名無しさん (2019-08-28 10 06 13) このQPキツいって消費が多すぎてって意味じゃないの?貯まるのが云々じゃなく - 名無しさん (2019-08-28 10 40 28) どうとでもとれるわな、この書き方だと。 - 名無しさん (2019-08-28 10 46 09) いや溜めるほうの意味だと思うぞ、消費ならガチャ礼装と対比する必要ないし - 名無しさん (2019-08-28 12 45 41) イベだけやってれば収支マイナスには決してならんわけだからQPに困ったとすれば原因はマスターの使い込みだしな - 名無しさん (2019-08-28 12 59 41) フィーバーキャメロットVIP、出現率+45%QP+35%で20周して5,304,100QP固定だった。参考までに - 名無しさん (2019-08-28 10 49 27) 出現率+45%なのに確実にボーナスキャラ(Wave3の6匹目)が出て毎回530万ちょいだったって事? うちも同じ編成で回して8周目なんだけど確実にボーナスキャラが出てきて530万ちょいでちょっと困惑してる - 名無しさん (2019-08-28 11 11 02) そう。フレから凸天鬼と凸ベラどっち借りようかなって思って、とりあえずボーナス未出現引くまでベラ借りるかって始めたらチケット使い終わるまで全部ボーナス出現した - 名無しさん (2019-08-28 11 15 12) あ、こっちは11周目でボーナスでなかった。10回でたのは運がよかっただけなのか、それともFEVERはボーナス出現率初期50%とかで95%を引き続けた、とかなのかな。でもまあ期待値的にはサポはベラで良さそうね - 名無しさん (2019-08-28 11 26 23) 3積みで初日からの分全放出したけど75%強くらいだったから変化ないよ、誤差の範囲。 そもそも70%くらいなら10連とか珍しくもないしな、約1/32だし - 名無しさん (2019-08-28 12 33 51) 横だが俺も凸1未凸2の従来通りなら85%なのが25回全部出たわ、木は20周らしいが俺らの確率はどんなもんじゃろ? - 名無しさん (2019-08-28 12 42 32) まじか、結局11周目以外全部ボーナスでたんじゃけど - 名無しさん (2019-08-28 13 00 37) これはベース出現率が50%説ありえるな - 名無しさん (2019-08-28 13 11 14) 50もあったら3積したら95%でしょ、そこまではないと思うなぁ6連続くらいで出たと思ったらその後2連続で出ないとかもあったから、いってせいぜい85%(1積分初期にボーナス入り)くらいじゃないかと思った - 名無しさん (2019-08-28 13 36 56) この説、デフォが40%が濃厚そうかな? - 名無しさん (2019-08-28 16 24 18) 凸2枚で出なかったから40%未満確定やぞ、凸2未凸1で今のところ100%でてる(30周くらい)から25%くらいだろ - 名無しさん (2019-08-28 15 58 04) 25%はデフォやで - 名無しさん (2019-08-28 16 01 52) 30枚もFEVERチケットあったっけ - 名無しさん (2019-08-28 16 02 07) 現状のチケットは25枚が最大じゃないかな - 名無しさん (2019-08-28 16 21 07) ごめんフィーバーじゃなく通常も含めてる - 名無しさん (2019-08-28 16 41 21) 通常は25%で確定してるんだから今更含めて言う必要ない - 名無しさん (2019-08-28 17 25 08) いや通常は25%だけどフィーバーはちょっと高そうって話をずっとしてるんだぞこれ - 名無しさん (2019-08-28 18 20 46) オールイン級のマルタさんが硬くてお互いに全然死なない不毛な殴り合いが続いてしまった・・・なんでサリエリ連れて行かなかったんだろと後悔。 - 名無しさん (2019-08-28 11 46 47) キアラさんが殴り殺してくれました、ソワカ、ソワカ… - 名無しさん (2019-08-28 14 05 14) 内容が薄すぎて時間稼ぎする必要あったんかなあ、と思うQP日時制限だったな。 - 名無しさん (2019-08-28 12 02 18) 何回ユガすんの? - 名無しさん (2019-08-28 12 05 17) 次のユガには不要だな - 名無しさん (2019-08-28 12 34 32) 一か所ごとに区切って話題にしやすかったから意味はあったよ。全部解禁されてたら特徴的なとこばっか話題になって一部のとこは流されただろうし - 名無しさん (2019-08-28 12 05 37) 毎日開放ならよかったなとは思うけど制限自体はあったほうがいいね - 名無しさん (2019-08-28 12 43 36) お盆休みって、休業日じゃ無くても有給使う人多いから、運営側の人員の問題もあったのかもね。 - 名無しさん (2019-08-28 17 14 15) ラムダリリス引いたから初めてA宝具使って周回してるけど結構快適だな - 名無しさん (2019-08-28 12 24 12) 正直QPはざっくざくだわシナリオも9割がた面白かったわで過去最高級のイベントだと感じてるんだがなんかここそういう空気じゃないな - 名無しさん (2019-08-28 13 54 12) たぶんシナリオ残りの1割が悪かったんだと思うの。あとこのwiki自体が褒め言葉を並べるより基本苦言を呈するし文句を言うスタイル - 名無しさん (2019-08-28 14 15 27) 1割ダメなら全部ダメって言う人が多い - 名無しさん (2019-08-28 14 50 01) 9割がた面白かったと思わなかった人が多いのでは? - 名無しさん (2019-08-28 14 52 36) 少なくもないが多くはない - 名無しさん (2019-08-28 15 02 50) 九割面白いもないけど九割つまらないってこともない。 - 名無しさん (2019-08-28 16 43 54) 複数ライターなのに9割つまらなかった、って人はたぶんシナリオ以外の所で既に拒否反応出てる人だからレアケースだと思う - 名無しさん (2019-08-28 16 50 01) 個人的には2日間隔だったのが不満かな。内容も好みではなかったな。シナリオよりも北斎のキャラがちょっと苦手だった。 - 名無しさん (2019-08-28 16 49 43) 二日間隔でも良いんだけどQPカウンター - 名無しさん (2019-08-28 17 04 23) の上限は、次のシナリオ全開放部分にして欲しかったわ。1つ進める度に500万貯めろってのが嫌だった。 - 名無しさん (2019-08-28 17 06 16) シナリオでQP集めるってシーン入れたのに既に溜まってるのが嫌なのかもなあ、きのこそういうこと気にしそう - 名無しさん (2019-08-28 18 31 49) そんなシーンあんまりなかったけどな - 名無しさん (2019-08-28 19 45 28) コレな。確かにうざかったわ。 - 名無しさん (2019-08-28 17 16 49) 地味にテキスト量多かったから、毎日更新だとちょっとうんざりしたかもしれん - 名無しさん (2019-08-28 19 16 27) かといってこれで短いとか言っちゃう人もいるしな、ちゃんと量のわかる人は多く感じるけど隔日更新だから印象的に半減してしまう人は少なく感じるとかなのかな? - 名無しさん (2019-08-28 19 55 49) いつものパロイベで面白いという程でもなかったな…執拗な円卓いじりはゲンナリしてきた - 名無しさん (2019-08-28 17 42 05) 水天宮で天鬼姫全然落ちないくせにチケット消費しにキャメロット行ったらいらねぇ特攻礼装落ちるのすげえ腹立つ - 名無しさん (2019-08-28 14 07 36) 医神キュケオーン玉藻で高難易度クリア デバフ弾きまくる&即解除は爽快やわ 豚化が効くし医神を延命すること考えてればクリアできる - 名無しさん (2019-08-28 14 11 55) マーリンじゃなくて玉藻なの? - 名無しさん (2019-08-28 18 00 58) 宝具の威力がぜんぜんねーから回避しきれない無敵より高速回転の全体回復+スキル回しの方が有用 - 名無しさん (2019-08-28 20 08 34) キャメロットのFEVER周回、狂武蔵使ってるけど、コッコーッ!!→約7000ダメ。周回してると地味つらい。 - 名無しさん (2019-08-28 16 38 24) 凸カレならガンドとアクセルターンで割と余裕あるけど凸天鬼だとNP50貯めつつ一匹倒すのが割とつらみ(第五盛は宝具4連に取っておきたい) - 名無しさん (2019-08-28 16 45 25) 反撃ありきの構成で挑んでバーサーカーの被ダメがキツイと言うのは当たり前の事だしね。個人的には事故で落ちると周回に支障が出るなら礼装1枠犠牲にして初手宝具狙う方が良いと思う - 名無しさん (2019-08-28 17 01 46) 結局、一枠妥協したわ・・・快適性も大事だな。 - 名無しさん (2019-08-28 17 18 38) 事故死対策ですまない・北斎・フラン剣とかで12Tとかで回ってみたけど飽きて来るんだよな、敵の行動も鬱陶しいし - 名無しさん (2019-08-28 17 26 02) バニ上・すまない・ラムダのQP系礼装フル積みで8~9T周回したわ、1T目にバニ上のNP獲得とラムダの無敵使って3wに再使用できるからわりと安定した - 名無しさん (2019-08-28 18 35 35) 俺はジーク、北斎、フレマーリンだな。アタッカーは特攻礼装持たせて適当にカード回せば8~9ターン。2Wはジークの宝具ですっとぶし - 名無しさん (2019-08-28 19 47 19) 武蔵・バニ上・フレスカ。武蔵が落ちたら控えのお栄ちゃんで素殴りしてるわ。QPも大事だが、絆アップ分が惜しくて特効3人組が外せない・・・ - 名無しさん (2019-08-28 20 41 17) いや礼装枠を妥協するより剣鯖3人並べたほうがいいぞ……? - 名無しさん (2019-08-28 18 32 50) その辺は個人の考え次第だねぇ。俺は一周QP20万(5%)より快適さを重視した。どの道素材集めでまだ周回するしね - 名無しさん (2019-08-28 18 55 51) 剣鯖3人は充分に快適だと思うが…… - 名無しさん (2019-08-28 19 13 00) 凸天鬼装備の武蔵でアーツが出たらS2使ってNP貯めつつ凸カレ青王の宝具。追加の騎士を武蔵のNP貯め狙いつつ撃破。2waveでNP貯まってたら武蔵の宝具。貯まって無い場合(3T目までAが2枚出てない場合のみ)はS1使って武蔵のNP貯めte - 名無しさん (2019-08-28 21 26 03) 続き:貯まり次第宝具で2wave撃破。青王S3+フレスカディか孔明でNP貯めて宝具で3waveの前半駆逐、残りは素殴りで駆逐ってやるのが、一番時間も手間もコストも楽だったのよ。 - 名無しさん (2019-08-28 21 28 35) ラクシュミと回避のあるマスター礼装があれば2Wでもたつかない限り事故ないぞ? - 名無しさん (2019-08-28 20 35 52) プーサーに凸礼装持たせてドラゴン薙ぎ払うの楽しいです - 名無しさん (2019-08-28 17 57 56) 狂鯖は宝具ぶっぱ3ターン以外は運の要素がな・・・ - 名無しさん (2019-08-28 18 03 35) 殴られるとすぐ落ちちゃうからね - 名無しさん (2019-08-28 19 09 18) どうせ2w以降の宝具にいるんだから凸天鬼つけた嫁ネロ入れておけば回復+防御アップがあるし、嫁ネロで積極的に殴って宝具うって倒していけるから安定するよ、少なくとも武蔵ちゃん玉藻嫁ネロパラケルで25枚ミスなしだった - 名無しさん (2019-08-28 20 10 28) そもそも武蔵ちゃんであれば1匹倒せば後は宝具×4で終わるから回避1回の保険で十分では - 名無しさん (2019-08-29 00 20 39) 今回の高難易度は、デバフ対策をちゃんとしてればほぼ完封できるなあ - 名無しさん (2019-08-28 18 24 35) 回避もな - 名無しさん (2019-08-28 18 29 02) 試行錯誤めんどくさくなったから孔明玉藻ジャンヌで封殺したぞ。なおターン数 - 名無しさん (2019-08-28 19 44 52) ジャンヌの刺さり方がちょっと気の毒なくらいだった - 名無しさん (2019-08-28 20 09 26) フレンド欄のこれまでベラリザを持っていたスカディ達が、最近次々と凸天鬼に切り替えているんだけど、これって自前の天鬼だけ+フレンドベラリザより、フレンドの天鬼を借りてそのぶん他の礼装を積んだ方が効率が良い、みたいな話があったりするのかな?既出の話題だったらごめんよ - 名無しさん (2019-08-28 19 56 58) いんやフレベラのほうが効率良い、多分「ようやく凸れたから詳しく知らんけどイベの専用礼装だし多分こっちのほうがいいだろ」ってなんとなく付けてる人が多いんじゃないかな - 名無しさん (2019-08-28 20 03 44) 本当に困るよなこれスカディ絆マだからロリンチ使った3t周回してるけど孔明ベラリザも少なくて探すの手間かかる - 名無しさん (2019-08-28 20 07 59) 通常フリクエはフレ含めて天鬼3枚で+75%いけるなら天鬼の方がQP期待値高いぞ。フィーバーは基礎泥が高いから(恐らく)フレベラの方が良いけど - 名無しさん (2019-08-28 20 09 20) 通常フリクエもVIPなら期待値は3積+モナフォウ(ベラ)+フレベラなんやで。ブレが激しいから4積+モナ+フレベラの方がちょっと低い所で安定して収束するけど - 名無しさん (2019-08-28 20 12 32) 45%+25%より75%+20%の方が上じゃろ - 名無しさん (2019-08-28 20 16 34) 45%+30%か詠み間違えてたわすまんな - 名無しさん (2019-08-28 20 22 19) 平均値が分からんので上の方のエクセルに従って平均ドロップを1336000とすると、凸鬼+未凸鬼で+45%の場合、1336000×0.3+2148000×0.7=1904400 でこれにフレベラ+モナ+フォウ(ベラ)で+30%なんで2475720 - 名無しさん (2019-08-28 20 24 44) (続き)100%にしてフレベラを切ったら 2148000確定だから モナ+フォウで20%なんで2470200 - 名無しさん (2019-08-28 20 25 21) なんで凸天鬼+未凸天鬼を自前で装備できる5礼装の場合、ベラリザを借りた方が期待値は高い - 名無しさん (2019-08-28 20 26 29) ごめん+15%、ちゃんと計算結果は15%で計算しているので - 名無しさん (2019-08-28 20 27 11) その計算だとモナフォウ自ベラで+20%なら2577600で期待値一番高くならんか? - 名無しさん (2019-08-28 20 46 11) キャメロットVIPをイベ礼装6積みでいくならそれが正しい - 名無しさん (2019-08-28 20 59 52) そもそも5積みと6積みで前提が違ったんやな…すまんな - 名無しさん (2019-08-28 21 01 49) 6積みはやりたくないなぁ、面倒な割には見返りが・・・ - 名無しさん (2019-08-28 21 12 41) まぁその辺は個々人の感覚やんな。自分はイベント周回で6積み以外を選択したことがないから慣れきっちゃってるが - 名無しさん (2019-08-28 21 19 37) 俺は時間効率を気にしちゃう、帰宅後しかまともに出来ないから短い時間で一気にやるとなるとね - 名無しさん (2019-08-28 21 33 42) スレや掲示板での忙しいアピールは否定的にしか取られないから避けたほうがいいぞ、実際はどうあれ寝てないアピールとか試験勉強してないアピールとかと同列のアレ - 名無しさん (2019-08-28 22 03 10) 俺は獲得量を損するほうが嫌だな - 名無しさん (2019-08-28 21 21 01) そもそも武蔵ちゃんか岩窟王宝具2以上かレベル100フォウ2000ランスロくらいしか安定した3Tを組めないので、5積みに減らしても意味がない人も多そう - 名無しさん (2019-08-28 21 29 29) つかフレの天鬼礼装いらん。まったく借りなかったな今回。自前だけで足りるからガチャ礼装かベラリザ出してる人しか用が無かった - 名無しさん (2019-08-29 08 08 47) 個人的な優先度は、フレベラ(QP+15%)<凸天鬼<モナ(QP+10%)<未凸天鬼 フォウムズor自ベラ(QP+5%)。 ボーナス敵で増えるQPはせいぜい80万程度。 その期待値が30%増えたとしても、精々25万QP程度だからね。 - 名無しさん (2019-08-28 20 32 12) 不等号逆じゃね? - 名無しさん (2019-08-28 20 42 47) 逆だったw まぁ雰囲気で察してくれ - 名無しさん (2019-08-28 20 53 07) 天魔武蔵、やられボイスもうちょっとなんとかならんかったのか・・・水着武蔵と同じでシリアスな空気が台無しだ。 - 名無しさん (2019-08-28 20 34 51) 自分もあそこは無言で消滅すべきだったとは思うが、運営的には「素の武蔵ちゃんに戻った」と言う演出だったのかもしれない - 名無しさん (2019-08-28 21 38 01) そもそも聖杯ごはん&うどんで出来たナニカとの戦いがシリアスなのかどうか。 直前のそれっぽいセリフ回しでシリアスだと信じているだけではないのかとw - 名無しさん (2019-08-28 22 07 22) 小太郎君うざいんじゃが… - 名無しさん (2019-08-28 21 15 45) だって忍者だぞ? - 名無しさん (2019-08-28 21 26 53) 汚いな、流石忍者汚い - 名無しさん (2019-08-28 21 49 53) やはりニンジャ、それもスレイヤーじゃないとダメだな - 名無しさん (2019-08-28 21 52 51) 混乱とか恐怖の確率発動デバフは敵が使うとうっとうしいよね - 名無しさん (2019-08-28 21 39 55) デバフと即死は敵が使う方が厄介って太古の昔から言われてるからな - 名無しさん (2019-08-28 22 19 58) アトラス院+三蔵Wマーリンで突破すればよろし - 名無しさん (2019-08-28 23 19 47) 強いというかいやらしかったな。スケベニンジャめ!! - 名無しさん (2019-08-29 05 00 25) 初手クイック封印は流石にどうかと思うぞ小太郎君! - 名無しさん (2019-08-29 05 57 49) こっちはArtsじゃなくて良かった、だったなぁ。ジャンヌ、マーリン、水着BBで割と危なげなく勝てた - 名無しさん (2019-08-29 07 05 47) 運営が今後こんな風にいろいろメタってくるので気を付けてくださいという忠臣からの進言だと思え - 名無しさん (2019-08-29 08 32 21) ランダムデバフに何言ってんだ - 名無しさん (2019-08-29 08 53 15) マシュ、メディアリリィ宝具1、フレマーリンで102T、ただただループで小太郎君側もきっとうざかったろうなとか思ってしまった。 - 名無しさん (2019-08-29 10 51 15) 必中を持って行かなかった俺が悪いんだが、残りHP1700で10T連続で回避張られた時はちょっとイラついたw - 名無しさん (2019-08-29 11 09 46) オールインはフレジャンヌのおかげで耐久完了したけど、宝具前ターンに魔眼飛んでくるとヒヤヒヤするね……威力低いっつっても直撃+呪いでだいぶ削れる - 名無しさん (2019-08-28 22 25 36) ぶっちゃけあの戦闘のメイン被ダメージソースって呪いだったよね…… - 名無しさん (2019-08-28 23 45 18) ライフセーバーにどこまで準備運動させられるか耐久とかちょっと見てみたい(やりたくはない - 名無しさん (2019-08-28 23 18 30) 腹壊したのと低気圧にやられてるせいで楽市に足りないんだが、前からの用事で実質あと半日しかプレイできなくて白目。種火もったいないけどLv70北斎ちゃんあきらめるしかなさそう。 - 名無しさん (2019-08-28 23 38 33) 隙自語 - 名無しさん (2019-08-28 23 44 21) 横からだけど自語り自語り書き込んで何がおもろいん?そんなしょうもない書き込み必要ないと思うわどうでもよければ無視すればいいだけなのにね - 名無しさん (2019-08-28 23 55 19) でももう自分の中で結論まで出てるような話書き込まれてもな、それこそツイッター向け案件でしょ、見事なまでの「つぶやき」だし - 名無しさん (2019-08-28 23 56 49) 書き込む事くらい寛容になるべきだと思うわ無視すればいいだけだしこういう類の書き込み見ると気分悪くなるわ - 名無しさん (2019-08-29 00 00 12) ポジティブな話ならまだ賛同したり祝福したりする気も起こるけどこんなの不快でしかない - 名無しさん (2019-08-29 00 12 33) かわいそうにとは思うけど不快ってほどでもないな。 - 名無しさん (2019-08-29 00 13 57) いちいちくだらん茶々入れてるほうが目障りだわ - 名無しさん (2019-08-29 10 18 32) 目障りなコメントは無視せず叩きます宣言? - 名無しさん (2019-08-29 12 16 22) 隙自語 - 名無しさん (2019-08-28 23 44 21) New! - 名無しさん (2019-08-29 15 45 02) 以下無限ループ - 名無しさん (2019-08-29 16 04 36) 自分語りしてるのもブーメランも同一人物で一人だけなんでループできるはずがないだろw - 名無しさん (2019-08-29 17 57 02) 水天宮中に腹に激痛走って寝込む→ログインしたところで吐き気と鈍痛で触れず→昨日ようやく水天クリアして攻略見て絶望、ほんと健康には気をつけておくれ。 - 名無しさん (2019-08-28 23 58 34) 来年があるさ。 - 名無しさん (2019-08-29 00 05 57) ……まずは病院で精密検査を受けるべきじゃないか?内臓が原因と思われる激痛って、意外とないもんだぞ。ちなみに俺の時は胃潰瘍だった - 名無しさん (2019-08-29 07 13 50) つぃったではしづらいだけなんでもう黙るよ - 名無しさん (2019-08-29 00 00 18) ついったにすら書き込むのを躊躇するレベルの愚痴をここに書くのか みたいにいくらでも突っ込みどころ出てくるからどうせ黙るならいちいち宣言なんかしないほうがいいよ - 名無しさん (2019-08-29 09 26 24) 海外旅行行くんでもなきゃ毎日睡眠時間1時間削って虹石割りまくればいけるじゃろ(ソシャゲマッチョイズム - 名無しさん (2019-08-29 00 37 40) 電波暗室に監禁される予定があるんだろ(適当) - 名無しさん (2019-08-29 01 47 04) 半日プレイできるなら普通に宝具レベル5まで行けると思うが - 名無しさん (2019-08-29 05 40 53) 復刻イベなら1日あれば余裕だし途中まで行けてるならまだ諦めるには、、でも体調不良はなぁ運が悪いとしか言いようがない。 - 名無しさん (2019-08-29 10 39 52) QP稼ぎ美味しすぎる(´;ω;`) んだけど数分で無くなるのが哀しい - 名無しさん (2019-08-29 07 48 23) 三億QP稼いだはずなのに300万しかない。これがつい最近うちに来た謎のお兄さんの幻術か……。 - 名無しさん (2019-08-29 09 16 52) 3億QPなんて星5が1体スキルマにするのに1億6320QPいるんだから2体目やっている時点で無くなるわ - 名無しさん (2019-08-29 10 18 27) 曜日見直して獲得QPを10倍にすべき - 名無しさん (2019-08-29 10 20 46) 獲得QPもそうだけど所持できる量も一桁増やして欲しい。 - 名無しさん (2019-08-29 10 38 21) この前、マクロで24時間自動プレイ組んでいる人の話を聞いて、上限とか定期リブートは必要なんだなと思ったわ。 - 名無しさん (2019-08-29 11 12 18) マクロだろうが金掛けてるんだから別にいいんじゃねって思うがなあ。所詮対人ないし。 - 名無しさん (2019-08-29 11 22 20) 対人がなかろうがネットゲームにおける不公平感って課金絡みの不具合の次に火種になるからなぁ - 名無しさん (2019-08-29 13 42 46) 対人が無いからで育成偏りとかが通用するなら、スキル上げもLV上げも進まない弱小カルデアがあったって良いんじゃね? - 名無しさん (2019-08-29 16 03 48) 試練から逃げるな - 名無しさん (2019-08-29 16 56 45) そんなんバンよバン。しかし石割って周回してるなら運営的にはありなのかもな - 名無しさん (2019-08-29 11 26 00) ここの運営、まずバンしないからな。まぁ証明がむずいのと、メリットがほとんどないからだろうけど。 - 名無しさん (2019-08-29 11 36 06) PCでやってた奴らは軒並みバンされてたじゃん。中華から垢買った奴もバンされてたし。 - 名無しさん (2019-08-29 12 10 06) 蛮族の事を忘れちゃだめだ - 名無しさん (2019-08-29 19 59 53) 懐かしいな。3893体のヘラクレス・・・ - 名無しさん (2019-08-29 20 04 05) 一桁増やしたら21億あたりでオーバーフロー起こすらしい - 名無しさん (2019-08-29 18 48 49) オールイン級は絆バーサーカー通用しますか?ガッツ消されたりしないならフレに借りて挑もうと思うんですが。 - 名無しさん (2019-08-29 12 58 55) オールイン級は敵の火力が低めなので耐久はしやすいが回数で耐える絆ヘラは過去最高クラスに相性が悪い。フレ頼りなら即死耐性ある山の翁や、スタメンでアルジュナ倒してからHP回復宝具持ちで単騎したほうがいい - 名無しさん (2019-08-29 13 21 29) 即死は限定のみでしかも神聖PTで耐久出来る程度には確率低い - 名無しさん (2019-08-29 14 12 46) ミス失礼、即死は神聖限定のみ通るレベルで、神聖PTでも耐久できるくらいに確率低い - 名無しさん (2019-08-29 14 14 31) 即死しまくったけど、運が悪かったんやな。食らうたびに一人はやられた。耐久PTだったけどコンテした - 名無しさん (2019-08-29 14 30 11) 山の翁は即死耐性だけじゃなくHP回復量も弱体耐性100も優秀、スキルマ山の翁なら即死確率0.1%だとしても選択肢に入るレベルと個人的には思う - 名無しさん (2019-08-29 14 49 51) レスありです。HP回復とかは持ってないので山の翁借りてしんがり任せてみます。 - 名無しさん (2019-08-29 13 28 53) 検証班は248ターン耐久しても即死入らなかったって言うし即死は無視してマーリンとか借りて耐久するのも手です、一応ご連絡まで - 名無しさん (2019-08-29 13 36 27) レス位置失敗した所にまでありがとうございます。マーリンは借りたことが無いので使い方よく分かってないのと自前の戦力が微妙なので、やはり山の翁で石割る覚悟で行こうと思います - 名無しさん (2019-08-29 17 15 58) また失敗してる…申し訳ない - 名無しさん (2019-08-29 17 16 46) 気が早いけど、あらかたイベント復刻やりきった次はどうなるんやろ、再復刻が来るのかねぇ、再復刻→復刻→新でハロウィン3連発とか胸焼けしそう - 名無しさん (2019-08-29 17 53 41) ハロウィンの前にネロ祭系があるやろ - 名無しさん (2019-08-29 17 55 57) 再復刻はないだろう。ゲストライターに頼んだ読むだけ系のイベントが増えると予想 - 名無しさん (2019-08-29 19 26 07) 鬼ヶ島再復刻してくれ・・・騎ん時・・・ - 名無しさん (2019-08-29 22 32 52) 再復刻はシナリオは読むだけとかになりそう。で、配布鯖はレアプリ開放とかになりそう。 - 名無しさん (2019-08-30 09 07 22) 配布鯖一枚、レアプリ10。再臨素材一つ、レアプリ3みたいな感じか - 名無しさん (2019-08-30 13 23 30) 再復刻はシステム的に面倒だから優先度は低いってカノウがインタビューで答えてたぞ。可能性が無い訳ではないけど、新規イベを優先していくってさ。 - 名無しさん (2019-08-30 19 33 26) ポロロッカネタくそ懐かしいが今の子わからんやろ - 名無しさん (2019-08-29 20 36 54) 再放送もしてたし多少はね? - 名無しさん (2019-08-29 20 47 24) 若い子は幽白が元ネタだと思ってそう - 名無しさん (2019-08-31 22 15 41) 水着剣豪全部倒しても高難度クエストが出て来ないんだがもしかしてオールイン級もクリアしないと出て来ないやつかこれ? - 名無しさん (2019-08-29 21 07 36) ミッションイベの高難易度は毎回ミッション全クリで開放、オールインは関係ない - 名無しさん (2019-08-29 21 10 31) なるほどなるほど、どの道オールインをクリアしないと最後の3億QPミッションは厳しそうだな - 名無しさん (2019-08-29 21 45 42) フィーバーで1億以上溜まったからオールインやらずにミッション終わったわ - 名無しさん (2019-08-29 21 48 24) オールイン未クリアだけど今カウンター4億だよ。QP礼装フル+凸天鬼でキャメロットVIPのフィーバーをチケ全ぶっぱすれば1億位軽い軽い。自前の礼装が多少足りなくてもフレベラ+自前モナで25%だし、それだけあれば大体届くと思うよ - 名無しさん (2019-08-30 15 35 40) フィーバーチケット使ってこなかったのでくっそ余ってるんじゃが、みんなはフィーバーはどこオススメ? QP以外は通常のVIPとドロップ変わらんよね? - 名無しさん (2019-08-29 21 46 28) 低確率のドロップに期待して絶望するよりはキャメロットで着実に最高効率QP稼いだほうがいいかなって、フィーバーはQPの幅なさげだし - 名無しさん (2019-08-29 21 47 38) キャメロットか欲しい素材がドロップするところ - 名無しさん (2019-08-29 22 29 15) 今回伝承が報酬の高難易度ないの? - 名無しさん (2019-08-29 22 21 29) すぐ上の書き込みも見えないのか… - 名無しさん (2019-08-29 22 22 08) マスターにそんな高度なこと求めてやるなよ可哀想に - 名無しさん (2019-08-29 22 32 18) ヤンチャ小太郎くん、剣式ジャンヌ玉藻で撃破。ジャンヌで防ぎ、剣式が治すのパターンで宝具無力化しつつ削り倒した。50ターンかかったけど - 名無しさん (2019-08-30 01 05 00) 小太郎くん豚化するからキュケオーンに令呪も使って5連豚にしてやったぜ!このブタ!ブタ!ブタ!ブタ!ブタぁ!! - 名無しさん (2019-08-30 07 35 28) No.1グラス決定戦にさらっと陳宮いて草生えた。絶 対 相 棒 に な り た く な い - 名無しさん (2019-08-30 08 12 54) 小太郎の封印がBでクッソ楽勝だった。これAだったらもっと厳しかったかもな。本当AチェインってQとBに比べて強すぎる。ちなみにPTはエレシュキガルWマーリン。 - 名無しさん (2019-08-30 08 58 22) 開幕でA封印宝具封印飛んできたけど編成で変わるのかな…? - 名無しさん (2019-08-30 18 17 48) 運 - 名無しさん (2019-08-30 18 25 54) う~ん - 名無しさん (2019-08-30 21 48 17) スキルとA封印で3ターン何も出来ずに前衛死んだ。 - 名無しさん (2019-08-31 08 41 53) うちもスキルとA封印されて撤退しようかと思ったけど、キルケ孔明マリンだったから4ターン目の宝具を幻術で凌いでそこから立て直せた - 名無しさん (2019-09-01 10 17 18) 5000万のビッグチャンス、アトラス院で凸特攻礼装のパール+Wスカで、開幕にパールの異常直して令呪1画使ってひたすらブッパであっさり終了。 パールの宝具の魅了が全員に入るのもあって、マルタさんの宝具2回食らったくらいでほぼ完封。 - 名無しさん (2019-08-30 22 05 19) 参考までにパールのLv教えて欲しいでち! - 名無しさん (2019-08-30 22 24 38) うちのパールはLv80宝具3フォウ1000スキルマだよ。 アルジュナは最初の3連射で沈んだ。 ゴルゴーンは最初の2連射でゲージ1本目が終わるくらい。 - 名無しさん (2019-08-30 22 45 56) ありがとでち!聖杯なしでもOKならウチでも真似できるから、日跨ぎでやってみるでち - 名無しさん (2019-08-30 22 59 32) パールに凸特攻礼装つけるのと、開幕のデバフをアトラス院で治すのを忘れずになー - 名無しさん (2019-08-30 23 08 01) 11ターンであっさり終わりまちた!何の不安もなく消化できて本当に感謝でち - 名無しさん (2019-08-31 00 09 41) アルジュナの宝具だけ止めれなかったはずなのにノーガード状態のジュナオルタが平気で耐えてたわ。相手の火力低いのか? - 名無しさん (2019-08-30 23 59 15) このクエは敵の宝具火力がめっちゃ低いんだよ。 だから即死さえ発動しなければマーリンで延々と耐久できる - 名無しさん (2019-08-31 00 03 29) ゴルゴンの呪いのほうが痛いくらい。アルジュナさえ倒せれば宝具重ねたマーリンいるだけでまず死なない - 名無しさん (2019-08-31 01 37 25) 多分運営的には「大金を賭けた戦いでじわじわ削られていく緊迫感」を再現したかったんかなーと思う - 名無しさん (2019-08-31 09 00 26) 相手の火力高かったら阿鼻叫喚する - 名無しさん (2019-08-31 13 31 36) アンチが増えてめんどくさいだろうしなw - 名無しさん (2019-08-31 13 31 51) ? - 名無しさん (2019-08-31 16 30 07) やっぱ相手の宝具火力低かったんだな。ジュナオルタ、フレスカディ、マーリンで1人も令呪0、石コンテなしで誰も死なずにクリアできたのはそのおかげか。Twitter上でコンテしてクリアしたとか意外と多かったから不思議でならなかった - 名無しさん (2019-09-01 14 12 52) ウチはランスロオダチェン孔明で3Tだったわ。ブレイク効果でちょっと打ち漏らしてもなんとかなるな - 名無しさん (2019-08-31 03 30 06) 宝具2発もらって令呪まで切ってるのにあっさり終了とか、完封とか何言ってんのかわからん・・・ - 名無しさん (2019-08-31 17 14 18) 言ってやるな - 名無しさん (2019-08-31 18 06 00) 勝てればいいのよ勝てれば - 名無しさん (2019-08-31 18 45 00) 攻略に対する冒涜くらいいかないとね - 名無しさん (2019-09-01 16 56 56) 味方に死者がでなけりゃ完封、でええんやで。 安定してかてりゃ何でもええわ。 - 名無しさん (2019-09-01 21 48 38) カルデア戦闘服パールWスカで令呪も切らずに勝てたわ。開幕パールにデバフかからなかったのが良かったわ。 - 名無しさん (2019-08-31 18 19 17) 500% - 名無しさん (2019-09-01 15 16 12) ミス、500%とかじゃなかったんだねあれ - 名無しさん (2019-09-01 15 16 45) 俺もカルデア戦闘服でスカからアスクレピオスに変えて弱体解除させたは、でもマルタにダメ全然通らないから15ターンで残りのスカを邪ンヌに変えて倒したw - 名無しさん (2019-09-01 18 03 04) Λの6積み4連射システムでフィーバー回るのたーのしー。アーツ接待みたいなところあるからギリ武蔵でもできるけど、バニ上は接待すらなく終わってしまう - 名無しさん (2019-08-31 20 47 49) フィーバー周回で順調にQPが貯まってるが、ここからネロ祭が始まるとなるとまたQPカンストして箱ガチャを回せなくなるんじゃないかと不安になるな・・・ - 名無しさん (2019-08-31 22 33 33) なら溜めなきゃよくない? - 名無しさん (2019-08-31 22 36 22) 言われてみればそうだな、モニュピ交換も終わったし種火でも回ってるか - 名無しさん (2019-09-01 09 20 16) ボックス鬼のように回すならQPより種火のほうがよほど余るやろ… - 名無しさん (2019-09-01 10 14 46) 種火が売れなくて困るとかそういう系でなく? - 名無しさん (2019-09-01 10 19 44) ボックスガン回しするならフリクエで足りない素材回収のが有意義だろ - 名無しさん (2019-09-01 11 51 01) 箱はガチャ? - 名無しさん (2019-09-01 18 44 09) もうQPカンストしててもボックス開けられるし種火も売れるだろ - 名無しさん (2019-09-01 20 22 02) 横だがいつの更新だったっけ? 改善された覚えはあるけど詳しく調べようとしてググってもここ数ヶ月に限定してすら次のボックスで溢れたらどうしよう的なページばっかりヒットするわ - 名無しさん (2019-09-01 20 27 08) 3/20のメンテナンス終了後だな 7.フレンドポイント召喚の自動変還設定および霊基変還(売却)により、QPが所持上限を超える場合でも変還(売却)できるように改修 - 名無しさん (2019-09-02 01 55 31) サンクス、メンテナンス欄だったか - 名無しさん (2019-09-02 08 40 19) ベガス忍法、ヤムチャ分身 - 名無しさん (2019-09-01 07 09 49) 昨日のうちにキャメロットフィーバー回っときゃ良かったなー……また出てくるよね? - 名無しさん (2019-09-01 10 34 20) 多分3日に出ると思うけど、想定通りのローテーションならその日が最後なので全部使い切ろう。ラスト1~3日位は全開放にしてくれてもいいんじゃないかなーと思ってるけど期待はしてない - 名無しさん (2019-09-01 22 53 20) 高難度、ヤンチャ分身残して本体倒したら分身が「サヨナラ!」と言い残して爆発四散した - 名無しさん (2019-09-01 10 44 54) おかしい、イベントで2億QP以上稼いでるのにイベ開始前よりQPが減ってる - 名無しさん (2019-09-01 11 17 41) 俺もイベントで使った以上に貝殻稼いでるのに100も減っててフシギダナー - 名無しさん (2019-09-01 15 18 23) アキレウスの1ゲージ破壊後がクソ過ぎる、確率回避の持続が長すぎて回避無敵貫通礼装持ち込みじゃないとハマるぞこれ - 名無しさん (2019-09-01 11 30 12) 水着刑部姫を連れて行けば余裕 - 名無しさん (2019-09-01 11 53 58) 運ゲーでも行けるし必中貫通持ちでもいいし付与できる鯖でもいいしいくらでも突破法ある - 名無しさん (2019-09-01 13 04 09) コルデー使えば宝具で吹き飛ぶぞ - 名無しさん (2019-09-01 13 08 10) アサシンクラスじゃけえのお、クリティカルで殴ってればそのうち死んでくれるぞい - 名無しさん (2019-09-01 15 19 16) AP5だからおとなしく撤退して礼装持ち込んだわ - 名無しさん (2019-09-01 15 34 46) むしろ低火力だから殴り合いが楽しかったぞ - 名無しさん (2019-09-01 17 22 33) しゅまん、回避は何回かされたが普通に倒せたゾw - 名無しさん (2019-09-01 17 59 56) 確率回避ごときでイラっと来るメンタルでよく初見攻略に臨もうと思ったな - 名無しさん (2019-09-01 20 40 07) 小次郎でもシャルロットでも必中貫通持ちは低レアにすらいるし、そもそも特攻礼装で何度か殴ればそのまま落とせる体力じゃん。つーか面倒なら一旦撤退するだけなのにそれすら許せないって余裕無さすぎない? - 名無しさん (2019-09-02 10 23 03) ダブル北斎で1ゲージ破壊するまで溜めて宝具でゴリ押しした。必中?貫通?知らない子ですね - 名無しさん (2019-09-03 03 29 10) げ、合間でQP使うんじゃなかった。オールイン級に入るためのQPが - 名無しさん (2019-09-01 14 30 46) 5000万はさすがに想定できないよなあ - 名無しさん (2019-09-01 15 20 12) 全体的に火力が低い戦闘が多かったからキャメロットのドラゴンが一番火力あるんじゃないかって錯覚するまである - 名無しさん (2019-09-01 21 34 17) あれはすまないさんで吹っ飛ばすから攻撃受けてないわ、一番ダメージくらったのはゴルゴーンの呪いな気がする - 名無しさん (2019-09-01 21 35 26) オールインや高難易度で初めてアスクレピオス先生実践投入したけど使えるな、これは医者って感じのスキル構成でヒーラー特化って感じがいい - 名無しさん (2019-09-02 00 27 04) 自分も使ってみたが、ステの底上げとスキルレベルしっかりあげないと厳しいな(当たり前)。サポが術鯖に固まってるせいでビー玉が足りん。早くBOX回したいわ。 - 名無しさん (2019-09-02 02 22 55) オールイン、サクっとクリア。アルジュナオルタ(特攻200%)マーリン・孔明(牛魔王)/フレマーリンで戦闘服。まずオルジュナに控え含めてスキル全使用&マルタにスタンで宝具で全員ブレイク、令呪使ってもう一回ブレイク。撃ちもらしても一体でも倒せばNP100になるからさらに(ry - 名無しさん (2019-09-03 21 02 38) で、誰かに聞かれたから書いたのかえ?え??なに? - 名無しさん (2019-09-04 09 01 03) おっ全フリクエのFEVERクエスト開放されたか最終日駆け込みしなくて済んでよかった(+10 - 名無しさん (2019-09-03 00 03 05) オールイン級無理だウェーイって思って地道に稼ごうとしたけど、先が長すぎて間に合わぬぇ - 名無しさん (2019-09-03 02 08 36) こっちは少しリンゴかじったけど今5億越えてるし、チケット回せばオールイン分抜いても余裕で間に合いそうなもんだが…vipをクリアできないとかだったら知らんが - 名無しさん (2019-09-03 11 17 38) オールインの種金なかったけどフィーバーチケット使い終わった時には全ミッション終わってたぞ - 名無しさん (2019-09-03 12 37 34) まさか開始10日目の分際で北斎全部確保できると思ってもみなかった。でもさすがにここからプラス1億は無理ぃ…… - 名無しさん (2019-09-03 03 08 21) 回転数が全てだ、無心でクエストを回せ - 名無しさん (2019-09-03 07 58 39) むしろ周回数でカバーできるQPこそ頑張るんだ - 名無しさん (2019-09-03 08 52 19) 木主だけど今から回れるだけ回ってみる。アドバイスありがとう - 名無しさん (2019-09-03 18 19 42) ガチで石割りコンテしまくってでも達成をオススメする。同じ数でガチャ回しても、これ以上の戦力は手に入らないから。 - 名無しさん (2019-09-03 21 02 40) おかげさまで必死に回してたら3億QP到達しました。覚悟してたよりは石割らなくて済んでよかったw - 名無しさん (2019-09-03 23 57 14) フィーバーは全開放だしマスターミッションはキャメロットで全部行けるし運営がここまで親切とは何があったんだ - 名無しさん (2019-09-03 09 29 55) おちつけ、そんなに大した事じゃない。騙されてるぞ - 名無しさん (2019-09-03 11 29 01) ちょっと良いと思っただけで騙すってほどじゃないでしょ。普段の姿勢があまり良くないのは認めるけどなんだかんだ頑張ってるし……。 - 名無しさん (2019-09-03 13 41 51) ネタ木にネタ枝が付いたら、オチがマジ葉になって台無し - 名無しさん (2019-09-03 14 44 32) あるいはネタ木だと思ってネタ枝付けたら、マジ意見の木だった枝の読み違いか - 名無しさん (2019-09-03 14 46 41) 実際運営は他と比べたらまともだしネタじゃない可能性もある。FGOしかやってないとソシャゲ自体に慣れてないせいで枝みたいな感想を持つこともある。つまりはそっとしておくのが正解 - 名無しさん (2019-09-03 17 47 37) まあ、他でユーザー不利な不具合は放置して有利な不具合だけは対応する運営とか1年以上同じクエをローテするだけで放置しそのままサ終した運営とか見てるから、ここの運営はまだまともだとは思うけど - 名無しさん (2019-09-03 18 22 35) ゲーム進行としての運営はまともだと思う。ただ開発力とゲームデザインのセンスが壊滅的なだけで…… - 名無しさん (2019-09-03 18 43 09) 開発力って初期の酷さはともかく今ってソシャゲの並レベルではあるような?モーションとかはむしろ他のゲームよりよっぽど凝ってるし。ゲームデザインは試行錯誤部分はともかく、復刻とかで以前の問題改善する程度にはまともだと思う。 - 名無しさん (2019-09-04 11 11 06) なんにでもケチつけないと気がすまんやつはいるからな - 名無しさん (2019-09-04 13 06 28) そうだな……フィーバー全開放してくれるだけでもありがたいな……もうちょい気を利かせて土日から開けてほしかった…… - 名無しさん (2019-09-04 11 21 52) sate, - 名無しさん (2019-09-03 19 03 17) コメントはここで途切れている…… - 名無しさん (2019-09-03 19 12 28) 味方へバフをかけ終わって戦闘を開始しようとしたら陳宮の弾にされた枝 - 名無しさん (2019-09-03 19 25 23) マジかよ孔明最低だな! - 名無しさん (2019-09-03 19 31 28) 何でや!マーリン関係無いやろ! - 名無しさん (2019-09-03 19 58 38) ちくわ大明神 - 名無しさん (2019-09-03 21 12 00) だれだ今の? - 名無しさん (2019-09-04 13 05 25) やっとチケット使い終わった・・・しかし、QPカウンター5憶8000万まで行ってるのに、礼装1枚もドロップしなかったなぁ・・・ドロップなしでも凸れるとはいえ、復刻に備えて天鬼をせめて1枚拾いたかったぜ・・・ - 名無しさん (2019-09-03 22 36 53) 今後はこの形式はやめてほしい、ここまで細かく分割されてそのたびに周回してねって形式は冗長に感じた。QPもボックスイベの直前に配られても美味さ半減だし - 名無しさん (2019-09-04 04 10 47) 素材手に入らない代わりにQPが美味いみたいなイベントならともかく、QP「も」美味いイベントに対して文句言うやつって何なんだろうな - 名無しさん (2019-09-04 06 47 15) シナリオ解放の方は同意、テンポ悪いし。QPはお前はそうなんだろなとしか - 名無しさん (2019-09-04 07 08 16) QPが美味しくない奴って無課金か変な縛りプレイでもしてるかだろ。課金してるほど足りないものだから美味いよ - 名無しさん (2019-09-04 07 15 26) 素材減ってるわけでもなく、単純にQP増えるのを嫌がるのはおかしいだろ - 名無しさん (2019-09-04 08 19 29) システムはともかく、時限開放はただの尺稼ぎ以外なにものでもないからまじで萎える。今回、別にストーリーが良いわけでもないからなおさらダラダラしている感じ。 - 名無しさん (2019-09-04 09 11 15) 時限開放は今回の場合各カジノについて話せたからそれはそれでいいって意見も出てるで。それでも毎日にして?とも言われてるけど。 - 名無しさん (2019-09-04 11 08 20) 別に考察要素ないんだから一気に開放しても話せそうなんだが。 - 名無しさん (2019-09-04 11 23 39) 一気にやると話題性あるカジノで他が埋もれる。これはこれで一個一個話せたから良かったって言われてるのよ。 - 名無しさん (2019-09-04 11 31 04) うーん。まぁそういうマイノリティはいるかもね。同意はできないが。 - 名無しさん (2019-09-04 13 09 02) 文句言いながらガッツリ遊ぶ人の意見とか無視して良いレベルだろうしね - 名無しさん (2019-09-04 13 20 38) どっちがマイノリティかなんて口に出すだけ無駄よ - 名無しさん (2019-09-04 14 33 58) 統計でも取ったの? - 名無しさん (2019-09-04 15 37 00) すごいwあほっぽいw統計とったの?だってw - 名無しさん (2019-09-04 22 48 08) とりあえずカウンタを止めるの早めてほしいかな。 - 名無しさん (2019-09-04 09 16 30) ショップの素材回収やシナリオ進行に最低限必要な周回数は控えめだった気がするから割とどうでもいいな。○○を×匹討伐しろみたいなミッションの為に不味いクエ回らされるよりはストレス溜まらない - 名無しさん (2019-09-04 11 47 16) フィーバー全開放で草。まぁ昨日もキャメロット開いてたしオマケみたいなもんか - 名無しさん (2019-09-04 06 37 54) なんていうか、良くはなくて、でもダメでもなくて、推しも出て、悪くなくて… 普通でした…シナリオ せめて周回の旨味があればなんだがクッキーもたまには交換に出して? - 名無しさん (2019-09-04 09 04 15) シナリオは個人の好みとしか言えない要素だけど、周回に関してはQPと素材を並行して稼げる時点で旨味はあるやろ。各クラス満遍なく秘石を落とすクエを用意してほしいとは思ったが。 - 名無しさん (2019-09-04 09 58 41) 普通に宝物庫周るよりも遥かに実入りが多いのに、何を嘆くのか意味がわからん。少なくとも今回のガチャと北斎で7騎手に入ってれば、上限までQPあっても足りないのに。 - 名無しさん (2019-09-04 10 38 00) クッキーはこないだ出たやん - 名無しさん (2019-09-04 10 58 40) これで周回の旨味ないとか欲張りすぎない? - 名無しさん (2019-09-04 11 08 57) 周年イベで色々な人と話をして思った事、素材不足とかで半端な状態でプレイしている人は多い、推し以外育てない人も多い、無駄な育成に資源使うのが嫌だからってQP8億有っても使わず所持上限増やせと言う人も数名、自分の欲しい物が欲しいだけ手に入らないと不味いと言う人は結構居る様子 - 名無しさん (2019-09-04 15 01 06) 推し以外育てない人ってどうしたら周回に旨味出るの?カード強化とか☆4フォウ君落ちるようにでもしろと? - 名無しさん (2019-09-04 15 05 40) そうしても泥率が低いとか周回しにくいで文句言うだろうしスルー安定 - 名無しさん (2019-09-04 15 16 51) 欲しい素材が出れば良いんじゃね? 木主自体、秘石が無くてスキル上げ出来ねー糞って感じだし - 名無しさん (2019-09-04 15 24 59) 推しだけ育ててる奴ならスキル石なんてボックスで腐るほど溜まるだろうに - 名無しさん (2019-09-04 15 38 23) 足りねーんだろw wikiでボックス〇箱開けたとか書いている人の何割が盛ってると思ってんだよw - 名無しさん (2019-09-04 15 46 46) ガチャ礼装なしで林檎齧らずに4億くらいラクに稼げるイベント早々ないっすよ - 名無しさん (2019-09-04 13 51 37) フィーバークエだけ常設して? - 名無しさん (2019-09-04 09 15 53) カウンターストップで止められてるけど、今までの夏に比べてボリューム少なすぎじゃね。回収時期なんか。 - 名無しさん (2019-09-04 09 23 52) 文字数どんなもんなん? - 名無しさん (2019-09-04 10 18 00) 前後半編の前半だけって言われても納得いくボリューム。演出面は凝ってた気がするけど - 名無しさん (2019-09-04 12 32 46) そこにリソース使ったのかもね。 - 名無しさん (2019-09-04 13 38 34) ありがとうラスベガス。QPがお手軽に貯まるという1点で最後まで回れるわ - 名無しさん (2019-09-04 14 08 47) QP問題が解消されたからBOX素材がダダあまり素材ばっかだった時は必死になって回さなくても良くなった。これはかなり有り難い - 名無しさん (2019-09-04 15 26 41) カウンター9.8億なのに、手持ちが1億切っている不思議!もっとだ、もっと寄こせラスベガス - 名無しさん (2019-09-04 15 27 36) BOXはフレポ溜めるためにあるってばっちゃが言ってた - 名無しさん (2019-09-04 17 47 32) 獅子王戦前の小刻みQPカウンターリミット以外はシステム面での不満はなかったかなー - 名無しさん (2019-09-04 15 35 14) あそこだけはマジで意味不明だったからな。チュートリアル代わりに序盤にやるならともかく、最終決戦のタイミングで少額とはいえ稼ぎを一々挟むのは純粋にテンポ悪い - 名無しさん (2019-09-04 17 51 22) 終わったか・・・めんどくさかったけど何だか寂しい気もするな - 名無しさん (2019-09-04 17 52 50) めんどうくさいのもあったけど、シナリオも去年に比べると・・・ここ最近はショートシナリオイベント多かったから熱を感じられるだけのボリュームがあっただけマシだとは思うけど - 名無しさん (2019-09-04 23 00 05) 熱って意味では、内容に熱はなかったな。たんたんとしてた。武蔵関係が特に。 - 名無しさん (2019-09-05 08 51 53) おまそう - 名無しさん (2019-09-05 12 41 51) チケット1枚1万QPかw キャメロットで使えば500万QP稼げるチケットが・・・。 - 名無しさん (2019-09-04 19 30 47) 残した奴なんかおらんやろ~ - 名無しさん (2019-09-04 19 32 59) なお今日の朝のログボの1枚・・・ - 名無しさん (2019-09-04 20 53 07) 使おうと思ってボックス見たら3枚あって焦った - 名無しさん (2019-09-04 20 55 11) いや昼休みにもつかえよ - 名無しさん (2019-09-04 21 19 21) 昼休み(休む時間があるとは言ってない) - 名無しさん (2019-09-04 21 25 42) ウチ昼休み1時からなんやが - 名無しさん (2019-09-04 21 44 22) トイレ休憩で頑張れ - 名無しさん (2019-09-04 22 14 15) それ社会でやったらクビ宣告までリーチしてるぞ - 名無しさん (2019-09-04 22 28 45) 会社辞めるくらいミジメにやれ - 名無しさん (2019-09-04 23 42 12) 動作の保証は出来ないけど1枚分だけなら時間なくてもクエスト開始だけしとけばメンテ後もバトルの続きできるぞ。最終日ログボのチケットもらってるってことはイベント中にログインしてるよね? - 名無しさん (2019-09-05 12 59 43)
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【GM名】 サキ 【使用チャンネル】 #図書館の円卓 メインで利用します #部室の窓 相談などに利用します #教室の黒板 データをまとめるために利用します 【所持ルールブック】 基本ルールブックI改訂版,II改訂版,III改訂版、バルバロスブック アルケミストワークス、バルバロステイルズ、ウイザーズトゥーム、カルディアグレイス、イグニスブレイズ、ルミエルレガシィ、フォルトナコード フェイダン博物誌、ザルツ博物誌、ユーレリア博物誌、ダグニア博物誌、ディルフラム博物誌、プロセルシア秘史、ドラゴンレイド戦竜伝I+II ツアールーフェリア、ツアーリオス 【ルール】 基本的にルールブックに準拠します 疑問がある場合は#部室の窓で発言をお願いします 進行中に私の判定方法などがおかしいと思った場合もまずはメインで質問せずに#部室の窓で聞いてください この際遠慮はいりません。疑問を抱いたまま進められては進行に支障を与えると考えるからです。 【選択ルール】 種族特徴強化、絡み武器、恩寵の使用を導入します 信仰と神の力は未導入です 閃光石の効果を変更します 不意打ち、とどめルールは撤廃しません 防御ファンブルについては初期の経験帯では用いませんが、総経験点の下限が30000を超えた卓からは導入します。 【戦闘時における進行】 戦闘順序はよく相談して決めてください。行動順を巻きもどして判定をやり直すことはありません。 数値の足し忘れなどについては直前の判定の場合は可能ですがどう間違ったのかはきちんと発言して訂正してください。 遡及的に効果を及ぼす判定のやり直しは上記の足し忘れなどの場合でもできません。 【特殊な裁定】 +セッション開始前に ○シナリオの進行において相手側が生死判定を行わず死亡扱いになる場合があります。 これは当初GMが組み立てたシナリオによるものですが、PCの行動によって回避することは可能です。 例えば戦闘において殺さないように手加減して戦うと宣言することで相手を気絶扱いにすることができます。 こういった戦闘時、あるいは探索時の独自の宣言においては進行に多大な支障を与えることはないと判断した場合許可します。 ○妖精魔法の組み替え 卓内限定での妖精魔法の組み替えを認めます。 依頼の説明を聞き、準備を行う段階で組み替えが可能です。 ただし選考などは基本となる技能上昇時の契約に基づいて決定します。 ○ゴーレムの作成準備 ゴーレムをセッション内で作成する場合、事前にデータ部屋に作成するゴーレム、使用するアイテムについて書き込み、セッション中には達成値のみを出せば良いように準備をお願いします。 状況にあわせてゴーレムを作成する場合にも同様にデータ部屋へ描きこみ、セッション部屋では達成値のみをダイスを振って出してください。 ゴーレムのデータが人によって異なり量も多くなるためセッション部屋で宣言を行うと文章がどんどん流れてしまいます。ご協力をお願いします。 ○効果時間の長い占瞳 冒険前に効果時間の長い占瞳を行使する場合はデータ部屋で宣言をし、達成値を出してください。 この時、自動失敗や一括振りなどによってHPが0になれば通常通り生死判定を行います。間で回復する場合もデータでお願いします。 セッション中に振っているとどうしても時間をとられてしまうため、なるべくセッション前に宣言して行ってください。もし占瞳をしている時間のないセッションの場合はGMが連絡します。 +各種判定 ○判定の放棄について 原則的に各判定をPLは放棄することができます。 この際の達成値は基準値がある場合でも0として扱います。 ○真偽判定については必要がある場合には宣言を行うことで可能となります。 真偽判定に成功した場合、PCはその結果に確信を持つことができます。 仲間に説明する際にそれが真実であるという情報の統一がなされ、なんら疑問の余地はないものとして扱えます。 ただし「私は真偽判定に成功したので、あなたは嘘をついているとわかります」などとNPCに言ったところで効果はありません(動揺くらいはするかもしれません)。 ○気づかれないように魔法等を使うには マナサーチなど相手の存在や状態を知るための魔法であっても、相手が周囲を警戒している時で冒険者たちが見える範囲にいる場合に気づかれずに使うためには隠密判定が必要になります。 ○主動作で魔法を行使する際の注意 ゴーレム作成、調査中のマナサーチや回復魔法などについては2dを振るだけで発動することは確かですが、きちんと魔力等の数値を加えて振る必要があります。 2dのみの数値でダイスを振った場合、その達成値で魔法が使われたものとしてこちらは判断します。後から加えることは間違い以外で認めません。 ある程度の達成値がなければ魔法自体発動しない、正しい結果がでないというようなギミックがある場合もありますのでよろしくお願いします。 ○ダイスの振り直し セッション中一回だけPL・GM問わず2dで振ったダイスの振り直しが可能です。 +能力、魔法、戦闘特技、戦闘前後の判定、戦闘 ○ルーンフォークのHP変換など一日一度しか使えないスキルについては一度使用してから24時間後に再度使用可能になるとします。 AM5 00に使った状態でAM6 00を迎えたら使用可能になる、などということはありません。 ○「形状:貫通」の魔法について 「形状:貫通」の魔法について、術者が魔法制御を習得している場合、対象を任意に選ぶことができるものとします。 また術者が魔法制御を習得していない場合でも、乱戦エリア内にいない味方側PCや魔物は術者の指示で貫通魔法の範囲を避け、回避できるものとします。 ただし魔法制御を習得していない、あるいは制御が魔物の能力などで効果を失っている状態で、魔法を行使する場所が狭くて避けようがない、状態異常で動けないキャラクターがいる場合は巻き込まれるものとして貫通処理の対象となります。 ○ファストアクションの適用について ファストアクションについてはイグニスブレイズに準拠します。 ○ファストアクション、ヘイスト時の武器の持ち替えについて ファストアクション、ヘイストで主動作を続けて行う合間に武器を持ち替えることを禁止します。 武器の持ち替えは主動作の前にしか行うことができない補助動作の一種なので、手番のうちいつでも行える補助動作とは区別されるものです。 一回目の主動作後、二回目の主動作前に主動作の前にしかできない補助動作を行えるということはルールの運用を厳格に捉えた場合、看過できるものではないと考えます。 ○効果時間が1Rの魔法効果が切れるタイミング 効果時間が1Rの効果が切れるタイミングはその効果を与えた側の陣営にRが回ってきたタイミングとします。 例、1R冒険者側の手番で敵Aに対してパラライズミスト→効果が切れるのは2R冒険者側の手番の開始時。 ○移動妨害による乱戦エリアの自動発生 キャラクターが乱戦妨害を行った場合、乱戦エリアは自動的に発生するものとします。 ○絡み武器 絡み武器は一つの部位に重ねて絡みつくことはありません。効果も重複しません。 ○賦術SSランクカードについて イニシアティブブースト、エンサイクロペディアについてはSSカードによる自動成功を適用しません。 これらについては達成値に+8として扱います。 ○インスピレーションについて インスピレーションにより弱点値を抜くことはできません。 弱点隠蔽判定時にインスピレーションを使用することは可能です。 ○バトルソング 行使者の半径6m以内にいるキャラクターのみ効果があります。行使時には範囲内にいても移動などでそこから出てしまったキャラクターの効果は即座に消滅します。 効果のある攻撃は近接攻撃、投擲、射撃攻撃で物理、魔法ダメージを発生させるものです。 カテゴリ ガン による攻撃では命中、ダメージともに上昇しますが、「形状:射撃」の魔法には効果はありません。 ○防御ファンブルを避けるためにあえて回避行動をとらないことができるのか 可能です。ただし回避判定を行う前に回避判定放棄を宣言してください。 防御ファンブルしたので回避判定を放棄して防御ファンブルを回避します、ということはできません。 ○戦闘特技≪鉄壁≫と≪ガーディアン≫の組み合わせ(イグニスブレイズ導入によりベーシックのみ) 戦闘特技≪かばう≫を強化するこの二つの戦闘特技については、かばう回数の上限を5回まで引き上げ、かばえる人数を3人に引き上げるものと判断します。 三名を五回ずつ、計十五回かばえるものとはしません。 基本的には三名までを対象に合計五回までかばうものとします。 ただし鉄壁の効果により対象となるPCを最低一回はかばうことができます。 例えばPC【A】を五回かばったあとでも、PC【B】,あるいはPC【C】についてはそれぞれ一回のみかばうことが可能です。 ○魔物のクリティカル【痛恨撃】 募集経験点が30000を超えた帯からは魔物の打撃点決定で2dが[10]以上であった場合、その数値にさらに2dを加えたものを打撃点として決定します。 この効果は一回の打撃点決定で二度まで有効です。 カウンター失敗時の最大ダメージ適用などでも適用されます。 元々▽痛恨撃を所持している魔物についてもこちらを適用し、元々の能力は失われます。 ○冒険者側の妖精、ゴーレム、騎獣のクリティカル【会心撃】 冒険者側の魔物達もその打撃点決定で2dが[10]以上であった場合、その数値にさらに2dを加えたものを打撃点として決定します。 この効果は一回の打撃点決定で二度まで有効です。 魔物側の持つ○骨の身体、○鉄の身体等のクリティカルに対する能力に関しては打撃武器で行った攻撃であるものとして扱います。 つまり打撃武器に対してクリティカルしない魔物に攻撃してもクリティカルしません。 ○剥ぎ取り 魔物一体に対して魔物の部位数に関係なく一回のみ剥ぎ取ることができます。 占瞳、秘伝などの効果によってのみ複数回の剥ぎ取りが可能です。 幸運のお守りを最後に付け替えてはぎ取ることを認めます。 +武器、防具、アイテム ○武器、防具破壊 シングやバグベアードなどの攻撃による装備品の破壊はそのセッション内のみの出来事とします。 武器、防具が破壊された場合でもアイテムから削除することはありません。 ○マナチャージクリスタル 卓中いくつ使用しても構いませんが、十分な場所が確保できない場合は卓中に充填することはできません。 ○背水のネックレス 戦闘中補助動作で起動可能です。そのラウンドから効果は発揮され、2ラウンド後の終了時にペナルティが発生します。 (例:1R表で起動→3R表の終了時にペナルティが発生) +騎獣 ○騎獣の使う魔法 騎主が魔法指示を憶えていれば騎手は戦闘中だけではなく、常時魔法を行使可能です。 効果時間の長い魔法を行使することもでき、ゴーレムの作成も可能です。 魔法に必要なアイテムは騎手が用意する必要があります。 ○HPが0以下となり生死判定に失敗した騎獣の扱い 騎獣は生物、魔法生物を問わず、HPが0以下となり生死判定に失敗した場合、即座に乱戦から排除されいかなる攻撃の対象にもならなくなるものとします(ただし、エスケープやテレポート等の対象となって撤退することは可能です)。 これは気絶や死亡ではなく、そのセッション中行動不能となるという扱いであり、賠償金等は発生しません。 縮小札やスフィアに収納することはこの状態でも可能であり、そうして動けなくなった騎獣をルキスラ、ヤーガイムまで運ぶ事ができれば治療、修理が行えるものとします。 もし戦闘から撤退する等でその場に騎獣が放置され、ルキスラ、ヤーガイムまで運ぶことができなければその時は賠償の必要があります。 【GMから一言】 シナリオを重視する傾向にあるためPLの自由度が下がってしまう場合があります。 またNPCが多数登場する場合や背景説明が複雑な場合にGMの発言が多くなることがあります。 PLが楽しいと思えるシナリオを目指しますが、退屈だと感じた場合はシナリオ後の反省会で発言してください。 ○RPについて RPはもちろんしてもらって構いませんが、卓の進行に関する事、質問などはPL発言でもよいのでどんどんお願いします。 PCの性格的に質問も発言も行動も無理、となるとセッションが進まなくなるのでその点は注意してください。 【ゲームマスターボーナス数の管理】 未使用数/総獲得数 62/280 りゅうかごA所持枠/使用数 20/20 りゅうかごB所持枠/使用数 3/3 AorB 現状 キャラクター名 成長使用数 爵位使用数 変身引換券使用数 復帰使用数 A 現役 ハバル 11 0 0 0 A 現役 レマ 15 0 0 0 A 現役 メイ 7 0 0 0 A 現役 エイレン 19 0 0 0 A 現役 バルガ 5 0 0 0 A 現役 リーテ 0 0 0 0 A 現役 キスイ 2 0 0 0 A 現役 ジンテッド 9 0 0 0 A 現役 ロルシオン 1 0 0 0 A 現役 ミルフィ 14 0 0 0 A 現役 タチアナ 7 0 0 0 A 現役 ラーケル 7 0 0 0 A 現役 ローランド 9 0 0 0 A 現役 マリアム 0 0 0 0 A 現役 ツェルクシス 9 0 0 0 A 現役 ウルヤナ 1 0 0 0 A 現役 エリアス 5 0 0 0 A 現役 マリス 2 0 0 0 A 現役 クレイエ 0 0 0 0 A 現役 ソワレ 0 0 0 0 B 現役 ブラン 13 0 0 0 B 現役 フォリン 0 0 0 0 B 現役 エストレア 0 0 0 0 【セッション履歴】 日付 タイトル 卓 経験点 報酬 名誉 参加PC(PL)・成長・恩寵 10月21日 工房迷路 B卓 1190 2950 15 ヘイゼル(トロ)・器用ヘレン(なみき)・精神リッリ(Nine)・敏捷 10月23日 疾風!おじいちゃん A卓 1270 3330 29 キッシュ(night・owl)・精神力リューグ(蒼竜)・敏捷度シリュン(ピロ式)・器用度クフィーナ(しらたき)・生命力シェイミー(あかうさ)・知力 10月24日 街道の騎士 B卓 1090 3080 30 トリエラ(なみき)・器用カルパノ(kasuga)・精神ロッタ(トロ)・生命ハルカ(ときたみ)・器用ナツキ(Nine)・知力 10月25日 発進!不審船!? B卓 1370 3320 20 ランディ(菖蒲)・筋力ロン(レクセウス)・器用シド(エスエス)・器用シェイディ(冬)・精神エーテル(fine)・生命 10月26日 咆哮!紅蓮の森 B卓 1040 1035 13 アウリス(エスエス)・生命リディ(guriko)・筋力ウィー(kasuga)・敏捷タダリア・生命 10月27日 お届けものはインペリアル B卓 1080 3567 27 モモモ(冬)・敏捷アシッド(トロ)・精神シド(エスエス)・筋力 10月29日 幽霊屋敷の忘れ物 A卓 1160 4500 16 キッシュ(night・owl)・精神力リディア(ピロ式)・筋力クー(しらたき)・器用度ロニィ(コアラ)・生命力ルシオラ(エイノ)・生命力 10月30日 村の中の巨象 A卓 1060 2050 19 アップル(はぎの)・器用度イブリース(葉月)・器用度ジェロニモ(灰猫)・知力アリステル(jam)・生命力ルシエド(蒼竜)・知力ファトミレ(トロ)・知力 10月30日 お化けカボチャと大神官 A卓 1260 5225 31 リディア(ピロ式)・生命力キッシュ(night・owl)・精神力リューグ(蒼竜)・知力カルーラ(エスエス)・敏捷度 10月31日 子供が消えた! B卓 1080 910 3 カーナ(night・owl)・筋力ライガ(蒼竜)・筋力エクレール(ラウム)・敏捷テオ(m7i)・敏捷 11月 1日 腕におぼえあり B卓 1160 5000 22 シド(エスエス)・生命力ランディ(菖蒲)・精神力モモモ(冬)・筋力ロッタ(トロ)・生命力エーテル(fine)・器用度 11月 2日 蘇生請負人 B卓 1170 5200 20 シド(エスエス)・知力モモモ(冬)・敏捷エーテル(fine)・生命エルツ(タカカズ)・敏捷 11月 5日 モヒカンの唄 B卓 1100 2065 0 ホンゴウ(ときたみ)・筋力ヘレン(なみき)・生命力アルバトロス(レクセウス)・知力チャック(zephyr)・精神 11月 6日 骨壷物語 B卓 1340 3063 22 ラル(うぃの)・器用度テオ(m7i)・精神力カーナ(night・owl)・精神力チャック(zephyr)・筋力 11月 7日 金槌と鳥と山と B卓 1230 2660 27 カーナ(night・owl)・筋力ライガ(蒼竜)・知力ミュミュ(ルク)・生命力チャック(zephyr)・筋力モーリス(屋久島)・器用度ヴァイル(冬)・筋力 11月12日 瘴気の洞窟 A卓 1110or1440 8325 42 カルーラ(エスエス)・敏捷度ジェリド(エイノ)・敏捷度リーゼ(すいみんぐふろっぐ)・生命力アシュ(水城)・筋力 11月20日 帝都物語第一回 B卓 1330 7000 57 シド(エスエス)・知力エーテル(fine)・器用度ランディ(菖蒲)・敏捷度モモモ(冬)・筋力ロッタ(トロ)・器用度ロン(レクセウス)・生命力 11月22日 帝都物語第二回 B卓 1340 6000 41 シド(エスエス)・筋力エーテル(fine)・知力ランディ(菖蒲)・精神力モモモ(冬)・筋力ロッタ(トロ)・器用度ロン(レクセウス)・筋力 11月23日 帝都物語第三回 B卓 1110 8000 41 シド(エスエス)・筋力エーテル(fine)・敏捷度ランディ(菖蒲)・器用度モモモ(冬)・敏捷度ロッタ(トロ)・精神力ロン(レクセウス)・筋力 11月24日 背高のっぽがやってくる A卓 1240 7125 40 ジェリド(エイノ)・知力ミュリエル(シャイン)・器用度キッシュ(night・owl)・精神力バレッド(炎舞)・器用度 12月 4日 湖畔の遺跡 A卓 1220or1680 8400or4400 32 カイル(stone)・知力ミルス(yachi)・精神力カテリナ(fine)・知力グリゾラ(コアラ)・敏捷度ゴードン(タカカズ)・精神力 12月20日 歩き回る男 B卓 1190 8000 32 エーテル(fine)・生命力カーナ(night・owl)・筋力チャック(zephyr)・器用度シェイディ(冬)・器用度ロッタ(トロ)・生命力 12月29日 魔動機術探求録第一話新年の祝砲 A卓 1400 6516 38 レン(poro)・精神力ガイスト(蒼竜)・精神力ロック(zephyr)・知力サラサ(cicada)・精神力レイシュ(しらたき)・精神力シリュン(ピロ式)・生命力 1月14日 帝都綺譚 消えた体 B卓 1110 7500 71 エーテル(fine)・知力トリエラ(namiki)・筋力チャック(zephyr)・器用度シド(エスエス)・筋力カーナ(night・owl)・敏捷度ノト(熱海)・生命力 1月18日 骨達の村 B卓 500 3000 0 エーテル(fine)・生命力トリエラ(namiki)・精神力チャック(zephyr)・生命力シド(エスエス)・敏捷度カーナ(night・owl)・筋力ロン(レクセウス)・精神力 1月21日 剣士たちの伝説 A卓 1170or1510 14400 84 ファーナ(fine)・精神力カイル(stone)・知力ミルス(yachi)・器用度ストーム(xiii)・筋力アンゴラ(ピロ式)・精神力アシュ(水城)・敏捷度 1月22・23日 前後卓 剣と祭器と伯爵さん A卓 2520 50000 108 フィーネ(fine)・精神力&敏捷度アーベント(ぽろ)・生命力x2ストロー(cicada)・知力x2トラ(night・owl)・生命力&敏捷度 1月25日 無情な迷宮 A卓 1080 1320 18 ヴラド(三日月)・精神力メテオラ(Xiii)・器用度ガドリア(zephyr)・筋力クル(night・owl)・器用度リーナ(kabaru)・敏捷度 1月31日 お嬢様と一緒 A卓 1320 8000 63 ジェロニモ(灰猫)・器用度リディア(ピロ式)・器用度ロック(zephyr)・器用度アマリア(比具人)・精神力フィリー(ゆい)・知力ガイスト(蒼竜)・知力 2月 6日 お嬢様と一緒 帰還編 A卓 1330 8500 56 ジェロニモ(灰猫)・筋力リディア(ピロ式)・筋力ロック(zephyr)・筋力サラサ(cicada)・筋力フィリー(ゆい)・敏捷度レン(ぽろ)・生命力 2月12日 魔法王の日記 A卓 1180or1900 20000 67 カイル(stone)・精神力キッシュ(night・owl)・精神力ファーナ(fine)・生命力サララ(一号)・知力ミルス(yachi)・生命力ルディ(トロ)・生命力 2月14日 聖夜に請う A卓 1340 16000 107 アイシャ(ぽろ)・精神力アシュ(水城)・精神力ゼファード(蒼竜)・生命力サララ(一号)・精神力グリゾラ(コアラ)・生命力ルディ(トロ)・生命力 2月18日19日 前後卓 空より竜はおち A卓 2400 35770 118 アーベント(ぽろ)・知力&生命力クララ(fine)・筋力&精神力ゼファード(蒼竜)・器用度&生命力クラフォード(つちのこ)・器用度&知力モニカ(灰猫)・精神力&生命力トラ(night・owl)・筋力&知力 2月25日 魁!タビット幼稚園!血風 遠足編 A卓 1400 4240 28 クロト(比具人)・敏捷度ガドリル(zephyr)・器用度アンディ(トロ)・敏捷度ルミナ(エトセトラ)・精神力テト(ヤチ)・精神力 3月 3日 侵略!タビット幼稚園!迷走 お昼寝編 A卓 1180 3380 35 クロト(比具人)・筋力ティセル(ゆい)・知力ヘルス(night・owl)・精神力ルミナ(エトセトラ)・精神力テト(ヤチ)・器用度ルシェ(マムシ)・精神力 3月 4日 突撃!タビット幼稚園!侵入 お散歩編 A卓 1200 4500 38 フィーナ(比具人)・器用度マロン(razanki)・精神力ウィルバー(あきら)・知力アンディ(トロ)・知力テト(ヤチ)・知力レナ(かばる)・生命力 3月10日 解決!タビット幼稚園!独走 町巡り編 A卓 1070 4500 30 ヴラド(三日月)・知力マロン(razanki)・筋力ウィルバー(あきら)・知力ライア(ゲノム)・器用度セレーネ(エトセトラ)・筋力 3月11日 探検!タビット幼稚園!嚥下 腹中編 A卓 1150 5000 34 ヴラド(三日月)・精神力ローザ(S・蛙)・筋力ティム(あきら)・知力セフィ(ぽろ)・知力ロニィ(コアラ)・筋力 3月15日 焼け跡物語 A卓 1360 9020 70 レン(ぽろ)・器用度ロック(zephyr)・精神力ジェロニモ(灰猫)・筋力アマリア(比具人)・知力ジェリド(エイノ)・知力 3月17日18日 前後卓 タビットの人形 A卓 2300 10000 67 サフィ(ぽろ)・知力*2クロト(比具人)・敏捷度&生命力ルミナ(エトセトラ)・器用度&精神力ガドリル(zephyr)・筋力*2ローザ(S・蛙)・敏捷度&知力ヴラド(三日月)・敏捷度&知力 3月19日 道を歩く旅 A卓 1100 2626 17 マクシム(おぐら)・敏捷度ルカ(ぐりこ)・筋力アンヘル(灰猫)・器用度マリア(万)・生命力ニーナ(しらたき)・筋力 3月27日 カナリアのタビット A卓 1130 3175 27 アレク(水城)・精神力アルミナ(三日月)・精神力アンヘル(灰猫)・知力マリア(万)・敏捷度 4月 1日 穢れの剣 A卓 1410 15660 95 ティス(水城)・精神力ルディ(トロ)・生命力アンゴラ(ピロ式)・知力グリゾラ(こあら)・知力アイシャ(ぽろ)・敏捷度キッシュ(night・owl)・敏捷度 4月22日 隠密! タビット幼稚園!【鍛錬 山籠もり編】 A卓 1130 8600 36 ジェロニモ(灰猫)・精神力ジェラルド(ファルミーユ)・敏捷度ロック(zephyr)・器用度サラサ(cicada)・知力メイファ(炎舞)・知力 5月12日 のんべえに候 A卓 1340or1450 8756 40 カルーラ(エスエス)・生命力ロニィ(コアラ)・生命力ロック(zephyr)・器用度マメ(熱海)・知力ベルモッド(しらたき)・精神力 7月18日 指差し確認、ぼくは死霊騎士 A卓 1240 10500 41 ドレッド(ぽろ)・敏捷度ガイスト(蒼龍)・敏捷度レーヴェ(炎舞)・器用度サラサ(cicada)・知力アマリア(比具人)・知力ティリス(はぎの)・生命力 8月24日 足元より深い場所から A卓 1360 10100 54 ステーク(タカカズ)・知力ガイスト(蒼龍)・知力メイファ(炎舞)・知力マメ(熱海)・筋力ロック(Zephyr)・器用度ジェラルド(ファルミーユ)・器用度 8月25日 湖畔と柳と B卓 1200 7780 39 エルツ(タカカズ)・筋力コルト(馬琴)・知力ヘイゼル(トロ)・筋力トラップ(しらたき)・筋力ネル(night・owl)・敏捷度 9月2日 魔女の館に潜むもの A卓 1310&1570 8690 51 ステーク(タカカズ)・精神力ガイスト(蒼龍)・敏捷度サラサ(cicada)・精神力ベル(しらたき)・器用度ジェラルド(ファルミーユ)・生命力 9月5日 機械の館 A卓 1160 1430 11 クローディア(あかうさ)・敏捷度エドワード(Ram)・器用度エルヴス(スイミングふろっぐ)・生命力リュモンド(エスエス)・生命力サンドラ(水城)・精神力 9月5日 ルキスラより来たる A卓 1150 1200 23 エディタ(ピロシキ)・筋力ギリアン(カーロフ)・精神力リーゼロッテ(かばる)・器用度マルルゥルゥ(しらたき)・生命力クオーツ(アス)・知力 9月6日 古井戸探検隊 A卓 1140 1030 18 バルタザール(つちのこ)・精神力イリス(比具人)・敏捷度キリコ(lui)・精神力マルルゥルゥ(しらたき)・生命力ヤン(つきしろ)・筋力 9月10日 まじり歌 A卓 1210 2690 23 バルタザール(つちのこ)・生命力イリス(比具人)・生命力クエルクス(zeff)・生命力マルルゥルゥ(しらたき)・敏捷度ヤン(つきしろ)・知力シルバリオン(蒼龍)・知力 9月12日 かどわかし A卓 1170 2760 34 エディタ(ピロシキ)・精神力ユノア(あかうさ)・生命力クエルクス(zeff)・生命力マルルゥルゥ(しらたき)・生命力ランドグリーズ(アルト)・器用度 9月14日 死は白馬に乗って A卓 1360or1840 23350 96 アイシャ(ぽろ)・器用度ロランス(比具人)・生命力アスト(イスカ)・器用度ラクレット(レクセウス)・筋力シニストラ(Nine)・精神力ゼファード(蒼龍)・筋力 9月15日 放浪機銃 A卓 1070or1280 3260 24 バルタザール(つちのこ)・知力イリス(比具人)・精神力エディタ(ピロ式)・筋力マクシム(オグラ)・精神力ヴィルヘルム(cicada)・精神力シルバリオン(蒼龍)・精神力 9月28日 川野盗 A卓 1320 6410 28 バルタザール(つちのこ)・精神力エイミー(ぽろ)・知力アリカ(ありか)・筋力マナ(トロ)・生命力ジル(コアラ)・筋力キリコ(lui)・敏捷度 10月24日 死刑執行人覚書 A卓 1110 7050 42 メックン(uhiro)・器用度スフィア(ジャーム)・知力スピネル(ピロシキ)・知力トモエ(アーロン)・精神力ヴィルヘルム(cicada)・筋力ヤン(つきしろ)・筋力 10月26日 不審の村 A卓 1370 8270 56 メックン(uhiro)・精神力スフィア(ジャーム)・知力スピネル(ピロシキ)・知力ガドリル(zephyr)・精神力クロト(比具人)・筋力 11月14日 お茶と遺跡と見栄っ張り B卓 1140or1560 11240 54 エーテル(fine)・精神力モモモ(冬)・知力シド(エスエス)・知力シルビア(alto)・器用度トラップ(しらたき)・敏捷度 11月25日 化生館 B卓 1270 10300 51 カーナ(night・owl)・生命力ミーファ(アリカ)・生命力シド(エスエス)・筋力リチャード(ぽろ)・知力トラップ(しらたき)・知力 12月22日 妖精使いの山 A卓 1390 11730 71 バルタザール(つちのこ)・知力アイオネア(アリカ)・知力カルーラ(エスエス)・知力ジェラルド(ファルミーユ)・精神力ベルモッド(しらたき)・器用度ジェロニモ(灰猫)・敏捷度 12月24日 遺跡にもぐる日 A卓 1260 11420 42 バルタザール(つちのこ)・精神力ガイスト(蒼龍)・器用度ジェリド(エイノ)・知力ジェラルド(ファルミーユ)・筋力サラサ(cicada)・知力マメ(熱海)・精神力 12月30・31日 前後卓 砂漠を行く A卓 2450or2930 25100 150 アミカ(比具人)・生命力&筋力サファイヤ(ぽろ)・精神力x2ステーク(タカカズ)・器用度x2ガイスト(蒼竜)・生命力&敏捷度ジェロニモ(灰猫)・筋力&精神力リーゼ(スイミングフロッグ)・精神力&生命力 2月10日 諸刃の剣 A卓 1420or1570 11200 49 ミンストーラ(トロ)・精神力ドレッド(ぽろ)・生命力ステーク(タカカズ)・器用度キリコ(lui)・精神力ベルモッド(しらたき)・精神力スフィア(ジャーム)・生命力 2月15日 ミドルレンジofワンダー第二話月神の指輪 A卓 1380 11700 37 アイオネア(アリカ)・生命力クスハ(ぽろ)・生命力フラン(Haze)・精神力ラジエル(Reo)・知力トモエ(アローン)・生命力 2月16日 初めての行方不明 A卓 1240 5440 41 ミオン(ひいらぎ)・生命力マーチ(アリカ)・筋力ティコ(コアラ)・生命力ニッチ(nako)・生命力ラチェット(しらたき)・筋力スティラ(ジャーム)・知力 2月23日 怪猫依頼 A卓 1270or1370 5390 30 アデレード(alto)・器用度ダスト(テヴェル)・器用度クォーツ(アス)・敏捷度リコリス(あろーん)・筋力ラチェット(しらたき)・筋力スティラ(ジャーム)・精神力 2月24日 トカゲの巣 A卓 1120or1360 10740 35 アリム(コアラ)・知力クロエ(アリカ)・生命力レミリアリア(あかうさ)・生命力 2月28日 黒い川 A卓 1240 8190 54 アデレード(alto)・敏捷度アンヘル(灰猫)・知力アスタリスク(ひいらぎ)・敏捷度リコリス(あろーん)・知力ルーネ(razanki)・器用度フローレンス(すいみんぐふろっぐ)・器用度 3月 7日 白の浜 A卓 1120or1480 8200 43 イリス(比具人)・器用度アンヘル(灰猫)・筋力イッシュ(イセオ)・精神力リリーナ(ぽろ)・精神力マロン(razanki)・生命力ラチェット(しらたき)・生命力 3月 9日 ナイトコール A卓 1110or1220 6420 36 フィリア(かにみそ)・敏捷度グラタン(nako)・敏捷度ティコ(コアラ)・敏捷度セイラ(セイラ)・敏捷度リコリス(あろーん)・生命力ラチェット(しらたき)・精神力 3月16日 悪夢の根源 A卓 1250 11820 40 クロエ(アリカ)・生命力ナット(night・owl)・筋力アリム(コアラ)・器用度リュモンド(エスエス)・生命力ツェリィーア(しらたき)・敏捷度 4月 6日 暗い森 A卓 1230 9090 52 アップル(はぎの)・精神力アーシェラ(ジャーム)・敏捷度ティコ(コアラ)・知力レティ(テヴェル)・精神力リコリス(あろーん)・敏捷度ラチェット(しらたき)・精神力 4月 7日 スプリガン A卓 1220or1440 8040 34 ルシオラ(エイノ)・知力アーシェラ(ジャーム)・敏捷度ジル(コアラ)・器用度セイラ(せいら)・生命力フィリア(かにみそ)・精神力ラチェット(しらたき)・精神力 4月11日 森の奥 A卓 1080 980 17 アウズ(もけのけ)・筋力エグザス(はぎの)・器用度イナンナ(fine)・知力ユラン(cicada)・生命力ノノノ(しらたき)・精神力 4月13日 小さな暗室 A卓 1080 1140 18 イレンティア(イセオ)・精神力シュヌーア(美潮)・筋力イナンナ(fine)・敏捷度シェン(Reinhard)・敏捷度ヴァリアス(永久の愛)・生命力 4月14日 戻って来た青春 A卓 1140 1200 26 アディス(ジャーム)・知力ディニア(teto)・敏捷度クラリッサ(Haze)・器用度レヴィス(トロ)・器用度ノノノ(しらたき)・敏捷度シュヌーア(美潮)・敏捷度 4月18日 発掘品泥棒 A卓 1080 3020 26 アウラ(ジャーム)・筋力ディニア(teto)・知力ガーランド(amono)・筋力ライナ(トロ)・筋力キャンディ(テヴェル)・生命力 4月20日 海獣島からの脱出 A卓 1130or1390 11070 52 ゲルトルート(ケンシロウ)・知力ウィリデ(アス)・器用度アリム(コアラ)・精神力リュモンド(エスエス)・生命力リコリス(あろーん)・精神力レミリアリア(あかうさ)・知力 4月25日 燈無宿 A卓 1160 4160 19 アオイ(黒鷹)・敏捷度ジェフリー(Kiol776)・知力イシアート(イセオ)・知力カリナ(熱海)・精神力セルヴィリア(エイノ)・筋力 4月27日 試作魔動機械実践テスト A卓 1610 10500 50 クロエ(アリカ)・知力ウィリデ(アス)・知力レイ(Reo-var.2)・知力リュモンド(エスエス)・知力レティ(テヴェル)・精神力レミリアリア(あかうさ)・器用度 4月29日 魔動機械と王の墓 A卓 1240or1350 11100 49 フィリア(かにみそ)・精神力ルシオラ(エイノ)・精神力ラチェット(しらたき)・筋力ティコ(コアラ)・知力レティ(テヴェル)・知力レミリアリア(あかうさ)・生命力 4月30日 森に消える A卓 1130or1260 8040 30 アルク(syann)・精神力アルテア(Reo-ver.2)・精神力グラフ(Haze)・敏捷度ジル(コアラ)・筋力ニッチ(nako)・精神力 5月 3日 時計を止める A卓 1340or1670 12000 42 アーシェラ(ジャーム)・精神力アルテア(Reo-ver.2)・生命力クロエ(ありか)・知力ティコ(コアラ)・知力ラチェット(しらたき)・筋力リコリス(あろーん)・精神力 5月 4日 かたよる詩 A卓 1260 8500 37 アーシェラ(ジャーム)・敏捷度フローレンシア(ぽろ)・知力ゲルトルート(ケンシロウ)・精神力ルシオラ(エイノ)・器用度ラチェット(しらたき)・器用度ウィリデ(アス)・敏捷度 5月 6日 異形の巣 A卓 1370 12650 29 フィリア(かにみそ)・敏捷度レティ(テヴェル)・精神力アリム(コアラ)・知力リュモンド(エスエス)・生命力フローレンシア(ぽろ)・生命力レミリアリア(あかうさ)・知力 5月 9日 蜘蛛絡み A卓 1070 1150 16 ルロイ(izm)・知力ルイ(ひいらぎ)・器用度トーマ(レイン)・器用度トラッシュ(つきしろ)・器用度イングヴェ(しらたき)・敏捷度 5月16日 断水日和 A卓 1270or1520 9205 50 アルク(syann)・生命力アンヘル(灰猫)・精神力アリム(コアラ)・器用度マメ(熱海)・精神力ルーネ(razanki)・敏捷度ウィリデ(アス)・器用度 5月31日 転がり落ちたタビット A卓 1170 2040 26 エリナ(アリカ)・筋力リヴィナ(ばきん)・知力ルゥイ(ひいらぎ)・器用度ミルキー(ナコ)・生命力ユナ(ジャーム)・生命力 6月13日 魔獣跋扈 A卓 1490 16800 75 バルタザール(つちのこ)・知力エレナ(アルト)・知力キリコ(lui)・生命力ニオ(よーか)・筋力セイル(ぽむ)・器用度ヴィルヘルム(cicada)・器用度 6月15日 夏山の雪妖精 A卓 1410 9300 43 アルク(syann)・生命力ルシオラ(エイノ)・知力ノース(aron)・敏捷度ルーネ(razanki)・知力ツェリィーア(しらたき)・生命力レミリアリア(あかうさ)・知力 6月17日 プールの怪談 A卓 1000 6000 30 アンヘル(灰猫)・知力カスパル(Haze)・生命力クラ―スナヤ(レイブン)・精神力サラサ(cicada)・知力ウィリデ(アス)・生命力 6月21日23日 前後卓 鬼哭の窯 A卓 2610 35000 124 バルタザール(つちのこ)・生命力*2エレナ(アルト)・精神力+筋力フランチェスカ(Haze)・生命力+筋力リオン(かにみそ)・知力+敏捷度セイル(ぽむ)・器用度+精神力ヴィルヘルム(cicada)・精神力+筋力 6月29日 腐朽の呪い A卓 1260or1410 10240 48 クロエ(アリカ)・筋力メイファ(炎舞)・器用度ラチェット(しらたき)・精神力リュモン(エスエス)・敏捷度レミリアリア(あかうさ)・器用度 6月30日 夜空の神々 A卓 1280or1540 10500 65 アルク(syann)・精神力ゲルトルート(ケンシロウ)・生命力ラチェット(しらたき)・器用度キャンディ(テヴェル)・生命力リディア(ピロ式)・精神力サフィス(ぽろ)・精神力 7月 4日 過去の清算 A卓 1280 10200 51 アンヘル(灰猫)・知力ゲルトルート(ケンシロウ)・筋力カスパル(Haze)・知力キャンディ(テヴェル)・精神力サラサ(cicada)・知力 7月 6日 森中の毒 A卓 1400 10760 58 グラフ(Haze)・精神力ラチェット(しらたき)・筋力レミリアリア(あかうさ)・器用度リュモン(エスエス)・筋力ウィリデ(アス)・器用度 7月 7日 血と錆の墓 A卓 1280 9840 52 アルク(syann)・筋力アリム(コアラ)・敏捷度サフィス(ぽろ)・知力リュモン(エスエス)・筋力ウィリデ(アス)・敏捷度 7月15日 大神の指輪 A卓 1270 10900 39 レミリアリア(あかうさ)・生命力アリム(コアラ)・精神力ツェリィーア(しらたき)・生命力グラフ(Haze)・敏捷度ウィリデ(アス)・生命力キャンディ(テヴェル)・精神力 7月18日 飛礫の森 A卓 1430or1530 4150 38 アリシア(あかうさ)・知力エマ(nako)・精神力ラピス(アス)・器用度ヨウコウ(Reo-var2)・生命力トラッシュ(つきしろ)・生命力ムジカ(テヴェル)・敏捷度 7月20日 通ってくる男 B卓 1200or1400 7800 44 カムシン(馬芹)・生命力ミラ(arika)・生命力ナディア(しらたき)・器用度サイラリンデ(エスエス)・知力スバル(永久の愛)・生命力ユーヒ(比具人)・筋力 7月22日 凍える女 A卓 1270 5460 32 バルドル(エイノ)・知力ハンリ(アローン)・知力カリナ(熱海)・精神力ミモザ(イスカ)・精神力ムジカ(テヴェル)・知力 7月27日 静かな牧場 A卓 1100 5000 44 バルドル(エイノ)・敏捷度エリナ(アリカ)・筋力カリナ(熱海)・筋力ヒカ・ルカ(エスエス)・器用度パサート(馬芹)・生命力ヨウコウ(Reo-var.2)・敏捷度 7月29日 腐神 A卓 1230or1470 4600 32 バルドル(エイノ)・敏捷度エリナ(アリカ)・生命力カリナ(熱海)・器用度フブキ(かにみそ)・筋力レア(razanki)・器用度サラム(アローン)・器用度 7月30日 川辺の用心棒 A卓 1200 5150 29 バルドル(エイノ)・知力エリナ(アリカ)・知力カリナ(熱海)・知力アイリス(永久の愛)・生命力レイヴン(つきしろ)・筋力サラム(アローン)・精神力 8月 2日 船潜り B卓 1100or1200 4120 31 アズライト(アス)・器用度ミライ(アリカ)・生命力サイラリンデ(エスエス)・精神力カムシン(馬芹)・知力メノウ(タキン)・敏捷度 8月 3日 湖の影 A卓 1110or1330 4040 31 アリシア(あかうさ)・知力エリナ(アリカ)・知力アルフェリア(アス)・知力トラッシュ(つきしろ)・知力ユーキリス(teto)・知力 9月 6日 前世からの呼び声 A卓 1340or1670 10380 62 アストラ(エイノ)・筋力イルミリード(イセオ)・器用度クォーツ(アス)・精神力カンヤム(テヴェル)・器用度ジークフリード(ファルミーユ)・生命力 9月 8日 邪妖の恋 A卓 1460 12540 50 バルドル(エイノ)・筋力マティアス(Haze)・筋力クォーツ(アス)・精神力エリナ(アリカ)・生命力アリス(永久の愛)・知力 9月12日 屋敷守 A卓 1350 7900 42 アイザック(ぽろ)・生命力マティアス(Haze)・筋力カリナ(熱海)・知力エリナ(アリカ)・敏捷度ジュリア(美潮)・敏捷度カンヤム(テヴェル)・生命力 9月13日 潜む刃 A卓 1260 11520 56 ティコ(コアラ)・生命力グラフ(Haze)・知力ラチェット(しらたき)・生命力エリナ(アリカ)・生命力フブキ(かにみそ)・筋力カンヤム(テヴェル)・生命力 9月14日 忌節気の森 A卓 1140or1280 10000 38 カイ(もけのけ)・敏捷度マティアス(Haze)・生命力ディニア(teto)・生命力エリナ(アリカ)・筋力イルミリード(イセオ)・精神力 9月19日 屍舞 A卓 1140or1840 8150 43 アイザック(ぽろ)・精神力アリス(永久の愛)・知力アスタリスク(ひいらぎ)・知力アミネーサ(Zephyr)・知力エリナ(アリカ)・器用度カリナ(熱海)・筋力 9月22日 リ・ジェネレーター A卓 1130or1650 9200 66 フブキ(かにみそ)・生命力ジル(コアラ)・精神力アスタリスク(ひいらぎ)・生命力イルミリード(イセオ)・精神力イレミア(syann)・精神力リコリス(アローン)・精神力 9月23日 凶執 A卓 1340 9750 51 アリス(永久の愛)・生命力ディニア(テト)・精神力カンヤム(テヴェル)・生命力イルミリード(イセオ)・生命力エマ(nako)・筋力マティアス(Haze)・敏捷度 9月24日 山梔子の棘 A卓 1290or1590 10800 53 アスタリスク(ひいらぎ)・器用度クロエ(アリカ)・知力カンヤム(テヴェル)・器用度ラチェット(しらたき)・敏捷度サフィス(ぽろ)・精神力サラサ(cicada)・精神力 10月 4日 道行の妖精 A卓 1260 10000 35 ミオン(ひいらぎ)・知力フィリー(ゆい)・精神力イルミリード(イセオ)・敏捷度アンヘル(灰猫)・生命力マティアス(Haze)・知力イスタ(razanki)・器用度 10月 5日 潜む光 A卓 1520 12200 51 アリス(永久の愛)・知力フブキ(かにみそ)・生命力ジュリア(美潮)・生命力ガドリル(Zephyr)・器用度マティアス(Haze)・知力カリナ(熱海)・筋力 10月 7日 争乱の卵第一話 A卓 1150or1450 最終話で清算 61 アリス(永久の愛)・知力クロエ(アリカ)・筋力レイ(Reo Ver.2)・生命力カンヤム(テヴェル)・知力マティアス(Haze)・器用度ディニア(teto)・精神力 10月 8日 争乱の卵第二話 A卓 1150 最終話で清算 49 アリス(永久の愛)・精神力クロエ(アリカ)・生命力レイ(Reo Ver.2)・知力カンヤム(テヴェル)・生命力マティアス(Haze)・知力ディニア(teto)・生命力 10月 9日 争乱の卵第三話 A卓 1290or1720 最終話で清算 55 アリス(永久の愛)・精神力クロエ(アリカ)・精神力レイ(Reo Ver.2)・器用度カンヤム(テヴェル)・敏捷度マティアス(Haze)・精神力ディニア(teto)・生命力 10月10日 争乱の卵第四話 A卓 1280or1840 58000 50 アリス(永久の愛)・知力クロエ(アリカ)・知力レイ(Reo Ver.2)・精神力カンヤム(テヴェル)・筋力マティアス(Haze)・器用度ディニア(teto)・精神力 10月20日 蒸気遺跡 A卓 1260or1340 5800 42 ペイン(もけのけ)・敏捷度デル(タキン)・生命力イナンナ(fine)・精神力ノノノ(しらたき)・知力スィン(エスエス)・敏捷度ベーチェル(黒鷹)・精神力 10月23日 メイドが壊れた日 A卓 1060or1120 2040 23 アカネ(かにみそ)・精神力ミューア(Haze)・筋力ロロア(ぽむ)・生命力ルインゴ(ぽろ)・筋力ソリダス(はぎの)・敏捷度 10月24日 異郷船 B卓 1080or1240 4900 35 ウィンディ(かにみそ)・精神力シュトライト(cicada)・知力ドローレス(アルト)・敏捷度 10月25日 伝馬の伝 A卓 1170 3300 20 アカネ(かにみそ)・精神力アルブル(Zef)・筋力マルセロ(エイノ)・器用度ロロア(ぽむ)・敏捷度 10月26日 暗闇に誘う A卓 1370 11200 41 アスタリスク(ひいらぎ)・敏捷度エリナ(アリカ)・精神力ラチェット(しらたき)・知力フローレンシア(ぽろ)・精神力リュモン(エスエス)・筋力 11月 1日 凶行の戦斧 A卓 1090 4800 19 アカネ(かにみそ)・器用度チョロッソ(Azif)・知力マルセロ(エイノ)・器用度ククイ(はぎの)・生命力フィーリア(高菜)・器用度 11月 2日 イナーイ・アイランド第2話魂縛の不死王 A卓 1920 20600 62 フランチェスカ(Haze)・生命力キリコ(lui)・知力セイル(ぽむ)・知力イスオディール(イセオ)・筋力ニオクリーブ(よーか)・筋力 11月 3日 森の中の小屋 A卓 1200 3600 15 チャールズ(Ram)・筋力ノルン(あおいきつね)・生命力ロロア(ぽむ)・敏捷度ルインゴ(ぽろ)・精神力シーラ(razanki)・知力 11月11日 増える女 A卓 1360 9100 41 アイザック(ぽろ)・敏捷度アップル(はぎの)・器用度リーザ(Haze)・器用度ディニア(teto)・知力マーチ(アリカ)・生命力スイセン(テヴェル)・精神力 11月16日 水彩に浮かぶ A卓 1330or1420 11800 40 アリス(永久の愛)・器用度カルーラ(エスエス)・器用度ディニア(teto)・器用度フブキ(かにみそ)・筋力ティコ(コアラ)・知力 11月24日 色彩に消える B卓 1130or1390 7440 39 スバル(永久の愛)・知力アズライト(アス)・器用度ルドガ-(つちのこ)・生命力シュカ(9929)・知力サラ(あおいきつね)・知力 11月30日 漂流の船宿 B卓 1390 8500 32 スバル(永久の愛)・器用度アズライト(アス)・生命力カムシン(馬芹)・筋力サイラリンデ(エスエス)・器用度ライオ(aron)・生命力 12月 1日 獣の匂い B卓 1340 10000 32 アリエル(かにみそ)・生命力ヘイゼル(トロ)・器用度サラ(あおいきつね)・器用度ルドガ-(つちのこ)・器用度パティエンシア(Ram)・精神力 12月 5日 闇より参る A卓 1080 880 22 イグナーツ(イセオ)・精神力ジョゼット(スイミングフロッグ)・知力マヤー(fine)・敏捷度マット(つきしろ)・生命力パオリアス(Ram)・知力 12月 8日 土竜の窟 A卓 1480or2240 12000 54 アイザック(ぽろ)・敏捷度イルミリード(イセオ)・知力ツェリィーア(しらたき)・生命力リーザ(Haze)・敏捷度ルシオラ(エイノ)・精神力ロキシー(Zephyr)・器用度 12月 9日 倉庫番 A卓 1040 830 8 ディニクス(美潮)・器用度イノエリア(イセオ)・精神力カンナ(黒鷹)・知力ユカラ(Haze)・生命力 12月14日 消えたタビット A卓 1110 1100 7 ベアトリクス(Azif)・敏捷度ディニクス(美潮)・器用度マーブル(amono)・生命力ヴァロン(spring)・筋力クオン(馬芹)・器用度ユカラ(Haze)・筋力 12月15日 子供の瞳 A卓 1090 900 17 イーバル(イセオ)・精神力カンナ(黒鷹)・知力ニャパス(トロ)・敏捷度スノォ(シフォン)・精神力ヨーク(しらたき)・精神力 12月18日 呉越の縁 A卓 1140 1000 21 ライヒアルト(しらたき)・知力ユカラ(Haze)・精神力ニャパス(トロ)・筋力サーシャ(teto)・生命力エルシア(永久の愛)・器用度 12月20日 夜祭の仮面 A卓 1050 800 13 ハイタカ(よーか)・知力イノエリア(イセオ)・生命力プラム(かにみそ)・敏捷度マスト(つきしろ)・知力ルーミア(あかうさ)・器用度 12月30日 子兎の足跡 A卓 1130 1000 25 ハイタカ(よーか)・器用度リーリエ(Haze)・知力ニャパス(トロ)・筋力ネーラ(ごうし)・知力ナナ(Ram)・器用度キッカ(エスエス)・敏捷度 12月31日 愛子神殿 A卓 1300or2500 14200 53 マティアス(Haze)・生命力エリナ(アリカ)・生命力カテリナ(fine)・知力ラチェット(しらたき)・器用度アリム(コアラ)・精神力リュモン(エスエス)・精神力 1月1日 沈んだ夢 A卓 1190 2700 26 ミューア(Haze)・生命力キッコ(エスエス)・知力ルロイ(izm)・知力ジュゼッパ(もけのけ)・生命力エルネスト(razanki)・生命力 1月2日 水辺に棲む A卓 1210 2100 28 ベアトリクス(Azif)・生命力エルシア(永久の愛)・敏捷度エヴァンジェリン(黒鷹)・知力イリナ(比具人)・筋力クリム(Zeff)・器用度 1月2日 捨てられない絵画 A卓 1130 2100 29 ライト(水城)・敏捷度ニャパス(トロ)・敏捷度プラム(かにみそ)・知力マスト(つきしろ)・知力クオン(馬芹)・精神力ナデージュダ(izm)・精神力 1月3日 不定形生物『M,O,T,I』 A卓 1070 3000 26 キッカ(エスエス)・知力ニャパス(トロ)・器用度プラム(かにみそ)・知力クオン(馬芹)・知力 1月4日 奪われた壺 A卓 1140or1210 2220 24 ライト(水城)・敏捷度ニャパス(トロ)・筋力ジャミトフ(しらたき)・精神力ロコ(ごうし)・器用度イスフィーヤ(イセオ)・筋力 1月5日 スクラップ&ビルディング A卓 1140or1180 2200 21 ジュゼッパ(もけのけ)・生命力ミューア(Haze)・生命力プラム(かにみそ)・生命力イシグラスト(イセオ)・知力クオン(馬芹)・器用度 1月11日 夜霧の海 A卓 1220 3610 31 パテラ(もけのけ)・筋力ミューア(Haze)・生命力プラム(かにみそ)・敏捷度イスフィーヤ(イセオ)・精神力キッコ(エスエス)・器用度 1月12日 魔神使いの墓所 B卓 1350 9200 30 ラム(Ram)・生命力ユーリヒ(izm)・敏捷度カムシン(馬芹)・知力サイラリンデ(エスエス)・器用度ソル(もけのけ)・知力アイギナ(リヴィエラ)・知力 1月14日 暗い屋敷 A卓 1070 1100 10 シンザ(cicada)・知力テア(Haze)・知力ヒサメ(リヴィエラ)・知力ミア(トロ)・筋力フェネル(しらたき)・筋力 1月15日 炎の生命 A卓 1000 3000 21 ラサ(cicada)・知力ミディ(arika)・知力イナンナ(fine)・知力シャルロット(永久の愛)・敏捷度リリカ(黒鷹)・生命力ルインゴ(ぽろ)・生命力 1月17日 帰って来た男 A卓 1150 1100 17 イノエリア(イセオ)・知力テア(Haze)・知力ルーミア(あかうさ)・精神力ミア(トロ)・筋力フェネル(しらたき)・器用度 1月19日 強奪者の棲家 A卓 1190 1850 18 ヒサメ(リヴィエラ)・筋力マヤー(fine)・生命力ルーミア(あかうさ)・生命力ミア(トロ)・知力フェネル(しらたき)・敏捷度 1月29日 枯花の墓所 A卓 1130or1200 3150 25 ヒサメ(リヴィエラ)・生命力テア(Haze)・知力ミア(トロ)・器用度フェネル(しらたき)・知力 2月 6日 雪下の山上湖 A卓 1120 900 12 マーブル(amono)・敏捷度オログ(Haze)・器用度ユリアーネ(Nine)・敏捷度グスタフ(しらたき)・敏捷度シンザ(cicada)・生命力 2月 7日 廃墟の清掃機械 A卓 1160or1320 4500 20 エルシア(永久の愛)・筋力ニャパス(トロ)・生命力プラム(かにみそ)・生命力スノォ(シフォン)・知力 2月 9日 鋼の追跡者 A卓 1050or1150 2100 14 エリニュス(リヴィエラ)・筋力オログ(Haze)・器用度ピウラ(aron)・生命力ライヒアルト(しらたき)・器用度トフィ(spring)・敏捷度 2月 9日 穢れなき暴威 A卓 1170or1680 14000 64 マティアス(Haze)・筋力クロエ(アリカ)・精神力ダリア(はぎの)・筋力ディニア(teto)・精神力ウィリデ(アス)・精神力キャンディ(テヴェル)・知力 2月10日 炎雪の森 A卓 1080or1320 4200 34 エフライム(リヴィエラ)・知力チャールズ(Ram)・精神力マルマ(aron)・精神力ルロイ(izm)・器用度クオン(馬芹)・筋力 2月14日 安楽の獄 B卓 1260or1400 12280 56 アリエル(かにみそ)・精神力アシェル(リヴィエラ)・筋力ヘイゼル(トロ)・生命力ルドガ-(つちのこ)・生命力しふぉん(シフォン)・生命力 2月15日 鳴動街 B卓 1120 8500 58 アズライト(アス)・器用度ラヴァンヒルテ(タキン)・筋力ユーリヒ(izm)・知力ミラ(アリカ)・敏捷度サクラ(永久の愛)・生命力 2月20日 血肉の窟 A卓 1450 8660 48 ラサ(cicada)・生命力ミディ(arika)・精神力ハンス(Haze)・筋力ゴーシュ(spring)・敏捷度クォーツ(アス)・知力 2月21日 深霧の魔剣館 A卓 1710 13600 72 ディニア(teto)・精神力クロエ(arika)・生命力フブキ(かにみそ)・筋力ゲルトルート(ケンシロウ)・生命力エルザ(G・Shine)・敏捷度マメ(熱海)・筋力 2月22日 異臭騒動 A卓 1270or1670 9250 46 デル(タキン)・生命力アリカ(arika)・生命力エリア(かにみそ)・器用度ゴーシュ(spring)・器用度ペイン(もけのけ)・精神力 2月23日 風雪鬼 A卓 1320 12000 66 アリス(永久の愛)・精神力アリム(コアラ)・敏捷度ラチェット(しらたき)・器用度マティアス(Haze)・知力マーチ(arika)・生命力 2月25日 妖樹の懐 A卓 1340or1700 8100 52 シャルロット(永久の愛)・精神力プラーミャ(nako)・敏捷度ゴーシュ(spring)・知力ハンス(Haze)・器用度リリカ(黒鷹)・器用度 3月 9日 紅幻燈 A卓 1450 14200 63 リュモン(エスエス)・精神力カテリナ(fine)・生命力フブキ(かにみそ)・生命力ラチェット(しらたき)・器用度マティアス(Haze)・器用度クロエ(arika)・生命力 3月15日 機械砦の最奥 A卓 1000 4000 0 バルドル(エイノ)・知力カリナ(熱海)・知力ゴーシュ(spring)・精神力デル(タキン)・精神力シャルロット(永久の愛)・知力 3月21日 影縫い針 A卓 1380 12300 44 エリア(かにみそ)・生命力ゴーシュ(spring)・敏捷度レーメ(arika)・精神力シャルロット(永久の愛)・筋力ペイン(もけのけ)・器用度 3月29日 紅の髪飾り A卓 1160 4200 20 エリニュス(リヴィエラ)・生命力サーシャ(teto)・器用度ルーミア(あかうさ)・生命力ジュゼッパ(もけのけ)・器用度フェネル(しらたき)・敏捷度 4月 5日 妖魔の砦 A卓 1360 4600 38 エリニュス(リヴィエラ)・器用度・破棄トフィ(spring)・知力・破棄ミア(トロ)・筋力・破棄リーリエ(Haze)・筋力・メラニーフェネル(しらたき)・筋力・エレオノーレ 4月 6日 陽炎の淵 A卓 1090or1180 4100 32 フェリックス(永久の愛)・生命力・マルティナピウラ(aron)・知力・エリザベータミア(トロ)・精神力・破棄プラム(かにみそ)・知力・破棄クオン(馬芹)・生命力・アリダ 4月12日 狩りの代償 A卓 1250 3500 23 ヒサメ(リヴィエラ)・筋力・マルティナベアトリクス(Azif)・敏捷度・シルヴィソラ(あおいきつね)・精神力・ジーアフェネル(しらたき)・知力・エレオノーレ 4月18日 罠屋敷 A卓 1170 2100 20 ボタン(あおいきつね)・筋力・アリダコーラル(紅玉)・筋力・破棄ラウラ(ケンシロウ)・器用度・エレオノーレナナ(Ram)・精神力・破棄ラシェル(黒鷹)・知力・アリダ 4月19日 ラビリンシア A卓 1260or1710 11200 50 エリア(かにみそ)・精神力・エリザベータ一段階使用ゴーシュ(spring)・知力・破棄バルバス(Ram)・器用度・破棄アミネーサ(Zephyr)・敏捷度・シルヴィハンス(Haze)・敏捷度・グウェンドリーシャ 4月20日 蠱惑者達の森 B卓 1840or1970 11240 45 シャオ(菖蒲)・精神力ヘイゼル(トロ)・器用度ユーリヒ(izm)・敏捷度トラップ(しらたき)・精神力スバル(永久の愛)・敏捷度 4月27日 欺瞞銀の怪物 B卓 1140or1980 11700 46 コロナ(arika)・敏捷度アシェル(リヴィエラ)・器用度ルドガ-(つちのこ)・精神力トラップ(しらたき)・器用度アリエル(かにみそ)・知力 4月28日 魔晶石の心臓 A卓 1070or1140 3100 14 カマラ(ケンシロウ)・敏捷度・エレオノーレリクリア(spring)・器用度・破棄ラシェル(黒鷹)・生命力・アリダリタ(トロ)・筋力・破棄ロイク(Haze)・精神力・エレオノーレ 5月 1日 闇夜の影 B卓 1220 8800 44 チェルシー(zephyr)・知力ラム(Ram)・器用度サクラ(永久の愛)・精神力ツェツィ―リア(しらたき)・知力ルーズレイン(シフォン)・生命力 5月 3日 探究者の罠 B卓 1230or1340 8800 42 ウィンディ(かにみそ)・筋力ラム(Ram)・生命力ミューク(izm)・筋力ツェツィ―リア(しらたき)・生命力ラヴァンヒルテ(タキン)・生命力 5月 5日 黒い骨 B卓 1230 9400 42 ランヴァイル(冬)・筋力エルリア(あでぃ)・器用度ジゼル(izm)・知力ツェツィ―リア(しらたき)・知力チェルシー(Zephyr)・知力 5月 9日 迷い刀 A卓 1380 11420 48 エリア(かにみそ)・精神力・エリザベータゴーシュ(spring)・生命力・破棄カルーラ(エスエス)・器用度・アリダアリカ(arika)・知力・アリダシャルロット(永久の愛)・器用度・アリダ 5月10日 霧の中の野営地 A卓 1210 6400 38 リーリエ(Haze)・精神力・メラニーフェネル(しらたき)・知力・エレオノーレスィン(エスエス)・器用度・クロチルドミア(トロ)・器用度・破棄シルフィ-(シフォン)・知力・アリダ 5月14日 御用の衣 A卓 1180 3360 19 アキーム(razanki)・知力・エレオノーレブルー(あるけー)・精神力・エレオノーレシンザ(cicada)・筋力・ヨランリタ(トロ)・生命力・破棄ラシェル(黒鷹)・知力・アリダ 5月16日 足元の深淵 A卓 1440 5400 28 シーラ(razanki)・器用度・エレオノーレプラム(かにみそ)・精神力・破棄リーリエ(Haze)・精神力・メラニーミア(トロ)・筋力・破棄ヒサメ(リヴィエラ)・筋力・マルティナ 5月17日 砂漠に浮かぶ島 A卓 1500 10000 56 エリア(かにみそ)・知力・エリザベータゴーシュ(spring)・筋力・破棄イルミリード(イセオ)・知力・破棄レーメ(arika)・生命力・アリダロロア(ぽむ)・筋力・アリダ 5月22日 さらわれたタビット A卓 1170 3300 19 ロイク(Haze)・器用度・エレオノーレミカサ(しらたき)・器用度・グウェンドリーシャカエデ(Ram)・筋力・破棄リタ(トロ)・器用度・破棄ラシェル(黒鷹)・筋力・アリダ 5月26日 雲海の楼閣第一回 A卓 1350or2030 6000+第四回清算 51 アリス(永久の愛)・器用度・ベルナテッドディニア(teto)・器用度・エリザベータマティアス(Haze)・筋力・ジーアマーチ(arika)・筋力・アリダラチェット(しらたき)・筋力・破棄 5月29日 雲海の楼閣第二回 A卓 1360or1720 5600+第四回清算 69 アリス(永久の愛)・精神力・ベルナテッドディニア(teto)・敏捷度・エリザベータマティアス(Haze)・筋力・ジーアマーチ(arika)・精神力・アリダラチェット(しらたき)・生命力・破棄 5月30日 雲海の楼閣第三回 A卓 1480 3000+第四回清算 63 アリス(永久の愛)・知力・ベルナテッドディニア(teto)・知力・エリザベータマティアス(Haze)・筋力・ジーアマーチ(arika)・器用度・アリダラチェット(しらたき)・敏捷度・破棄 6月 2日 雲海の楼閣最終回 A卓 1190or2330 45000 66 アリス(永久の愛)・精神力・ベルナテッドディニア(teto)・精神力・エリザベータ一段階使用マティアス(Haze)・敏捷度・ジーアマーチ(arika)・筋力・アリダラチェット(しらたき)・敏捷度・破棄 6月14日 手品師の小屋 B卓 1300or1660 11240 60 アシェル(リヴィエラ)・筋力アムアム(一号)・生命力コロナ(arika)・生命力シャオ(菖蒲)・精神力スバル(永久の愛)・生命力 6月15日 取り残された森 A卓 1150or1450 9600 60 エリア(かにみそ)・精神力・エリザベータカイ(もけのけ)・生命力・アリダカルーラ(エスエス)・精神力・アリダデル(タキン)・生命力・エレオノーレアミネーサ(Zephyr)・生命力・アリダ 6月21日 洞と失物 A卓 1190or1290 6200 33 プラム(かにみそ)・精神力・破棄イナンナ(fine)・精神力・破棄ミア(トロ)・知力・破棄フェネル(しらたき)・知力・エレオノーレコーラル(紅玉)・精神力・エレオノーレ 6月22日 終わりなき戦場 B卓 1350or1680 9000 59 サイラリンデ(エスエス)・知力カムシン(馬芹)・精神力ラヴァンヒルテ(タキン)・器用度エストリート(teto)・器用度ソル(もけのけ)・敏捷度 6月26日 古木の薬効 A卓 1360or1450 7000 33 ルーミア(あかうさ)・筋力・エレオノーレシンザ(cicada)・筋力・ヨランファルコア(Ram)・筋力・破棄フェネル(しらたき)・生命力・エレオノーレコーラル(紅玉)・精神力・使用エレオノーレ二段階目フェリックス(永久の愛)・筋力・マルティナ 6月29日 追剥ぎ街道 B卓 1350or1570 9500 33 サイラリンデ(エスエス)・生命力カムシン(馬芹)・筋力ベアトリクス(もけのけ)・生命力ロイ(night owl)・敏捷度アイギナ(リヴィエラ)・知力 6月29日 水牢迷宮 A卓 1310or1640 7000 33 ミア(トロ)・生命力・破棄パテラ(もけのけ)・知力・アリダファルコア(Ram)・器用度・破棄フェネル(しらたき)・知力・エレオノーレコーラル(紅玉)・敏捷度・エレオノーレイナンナ(fine)・知力・破棄 7月 6日 冷めぬ熱源 B卓 1130or1650 9600 46 サイラリンデ(エスエス)・生命力カムシン(馬芹)・器用度アゼル(うゆきゅう)・知力アズライト(アス)・知力ソル(もけのけ)・知力 7月14日 顔の無い者達 A卓 1250 6625 26 リタ(トロ)・精神力・破棄シンザ(cicada)・器用度・ヨラントフィ(spring)・生命力・アリダレニーチェ(あるけー)・生命力・エレオノーレ 7月26日 澪の晩餐 B卓 1550 13500 59 アシェル(リヴィエラ)・敏捷度チャック(zephyr)・器用度ルルーナ(night・owl)・敏捷度スバル(永久の愛)・知力トラップ(しらたき)・知力 7月27日 翡翠の彫像 B卓 1390 10600 44 アイギナ(リヴィエラ)・器用度ウィンディ(かにみそ)・器用度アズライト(アス)・器用度ミラ(arika)・器用度エストリート(teto)・知力 8月1日 望まれた土地 A卓 1410or1610 10000 37 スィン(エスエス)・敏捷度・クロチルドリヴィナ(馬芹)・精神力・エレオノーレファルコア(Ram)・生命力・破棄フェネル(しらたき)・知力・エレオノーレコーラル(紅玉)・知力・エレオノーレリーリエ(Haze)・精神力・メラニー 8月2日 廃城の魔 B卓 1460 9510 44 ユーリヒ(izm)・敏捷度ウィンディ(かにみそ)・筋力アズライト(アス)・知力ミラ(arika)・器用度ツェツィ―リア(しらたき)・生命力チェルシー(Zephyr)・精神力 8月3日 帝都偽物館 B卓 1340or1590 9600 49 サイラリンデ(エスエス)・敏捷度カムシン(馬芹)・知力アズライト(アス)・生命力アゼル(うゆきゅう)・知力ソル(もけのけ)・知力 8月7日 光りなき石室 A卓 1150 1040 16 リヴル(タキン)・筋力・アリダフェス(菖蒲)・敏捷度・エレオノーレランスロット(Ram)・敏捷度・破棄ノキエル(シフォン)・精神力・エリザベータユリエール(黒鷹)・筋力・エレオノーレアンナ(Haze)・生命力・エレオノーレ 8月14日 子取りの牢獄 A卓 1210or1540 8500 30 アルフェリア(アス)・知力・シルヴィハンナ(ケンシロウ)・器用度・アリダキッコ(エスエス)・知力・メラニーランカスペード(あおいきつね)・精神力・アリダラシェル(黒鷹)・知力・シルヴィパテラ(もけのけ)・敏捷度・アリダ 8月22日 人食い遺跡 A卓 1300or1520 7500 35 フィル(aru)・器用度・破棄チャールズ(Ram)・器用度・破棄スィン(エスエス)・筋力・クロチルドリヴィナ(馬芹)・知力・エレオノーレラシェル(黒鷹)・知力・シルヴィパテラ(もけのけ)・筋力・アリダ 8月23日 穿たれた名誉 A卓 1390or1470 5700 30 エメラダ(しらたき)・精神力・エレオノーレイスフィーヤ(イセオ)・知力・破棄ネフライト(紅玉)・精神力・エレオノーレフラーテ(リヴィエラ)・器用度・エレオノーレリヴル(タキン)・知力・アリダ 8月24日 水底の牢獄 A卓 1090or1560 5100 29 アカネ(かにみそ)・敏捷度・破棄クオン(馬芹)・精神力・アリダアンナ(Haze)・知力・エレオノーレヴァールハイト(レクセウス)・知力・メラニーリヴル(タキン)・知力・アリダ 8月29日 猜疑の咆哮 A卓 1550 10900 39 シンザ(cicada)・器用度・ヨランニャパス(トロ)・筋力・破棄スィン(エスエス)・器用度・クロチルドセルヴィリア(エイノ)・敏捷度・アリダフェネル(しらたき)・知力・エレオノーレパテラ(もけのけ)・器用度・アリダ 8月31日 不殺の呪い A卓 1310 7740 36 エメラダ(しらたき)・生命力・エレオノーレ第三段階使用リタ(トロ)・筋力・破棄ルゥイ(ひいらぎ)・器用度・破棄トフィ(spring)・知力・エレオノーレラシェル(黒鷹)・生命力・シルヴィ 9月 1日 暗き穴倉 A卓 1340 8300 46 シンザ(cicada)・生命力・ヨランコーラル(紅玉)・敏捷度・エレオノーレスィン(エスエス)・生命力・クロチルドリヴィナ(馬芹)・知力・エレオノーレラシェル(黒鷹)・知力・シルヴィ 9月 7日 虐げられる者達 B卓 1350 10100 47 サイラリンデ(エスエス)・敏捷度カムシン(馬芹)・筋力エストリート(teto)・知力アゼル(うゆきゅう)・器用度チェルシー(Zephyr)・生命力 9月12日 遺体の無い葬儀 A卓 1130or1780 11100 34 アンナ(Haze)・器用度・エレオノーレプラチナ(エイノ)・器用度・エレオノーレベルク(ごうし)・生命力・マルティナプラム(かにみそ)・精神力・破棄スノォ(シフォン)・知力・アリダトフィ(spring)・敏捷度・エレオノーレ 9月12日 黒炎の館 A卓 1350 9000 32 ニャパス(トロ)・器用度・破棄イナンナ(fine)・器用度・破棄スィン(エスエス)・筋力・クロチルドサーシャ(teto)・器用度・エレオノーレフェネル(しらたき)・知力・エレオノーレ 9月13日 消えた調査隊 B卓 1170 10800 44 ヘイゼル(トロ)・器用度ミュグレ(永久の愛)・筋力アシェル(リヴィエラ)・敏捷度アリエル(かにみそ)・器用度チャック(Zephyr)・器用度 9月14日 月光杯の雫 B卓 1330or1760 8500 41 ツェツィ―リア(しらたき)・精神力トリスタン(fine)・精神力ルートヴィヒ(リヴィエラ)・精神力エミリー(かにみそ)・生命力ジェイ(Zephyr)・器用度イオノ(あおいきつね)・精神力 9月17日 妻枯れ A卓 1330or1730 8700 45 アンナ(Haze)・筋力・エレオノーレリヴィナ(馬芹)・精神力・エレオノーレスィン(エスエス)・精神力・クロチルドフラーテ(リヴィエラ)・知力・アリダラシェル(黒鷹)・知力・シルヴィ 9月18日 渇水の砂賊 A卓 1450or1670 9000 49 ミューア(Haze)・筋力・エレオノーレプラチナ(エイノ)・筋力・アリダガーネット(紅玉)・筋力・エレオノーレニャパス(トロ)・精神力・破棄アイリス(永久の愛)・知力・シルヴィイスフィーヤ(イセオ)・敏捷度・破棄 9月19日 暗闇の迷宮 A卓 1330 9650 35 ベルク(ごうし)・精神力・マルティナイナンナ(fine)・精神力・破棄ラシェル(黒鷹)・知力・シルヴィトフィ(spring)・敏捷度・エレオノーレルゥイ(ひいらぎ)・知力・破棄アイ(あるけー)・知力・エレオノーレ 9月20日 誘いの森 A卓 1100 770 12 アレス(ぽむ)・筋力・エレオノーレダンヴィーゴ(タキン)・筋力・エレオノーレユーフォリカ(空)・筋力・エレオノーレヒューズ(spring)・生命力・エレオノーレシストール(かにみそ)・知力・破棄 9月23日 迷子のタビット A卓 1380 9400 59 リーリエ(Haze)・生命力・メラニープラチナ(エイノ)・知力・アリダリヴル(タキン)・筋力・エレオノーレニャパス(トロ)・筋力・破棄ユハ(izm)・知力・エレオノーレスノォ(シフォン)・生命力・アリダ 9月26日 羊追い A卓 1210 1100 14 オリビア(Ram)・生命力・破棄ダンヴィーゴ(タキン)・器用度・エレオノーレコーデリア(aru)・精神力・破棄キッド(モノリス)・敏捷度・破棄シストール(かにみそ)・筋力・破棄 9月27日 開かない箱の館 A卓 1110 1400 18 セレスティエナ(空)・精神力・エレオノーレダンヴィーゴ(タキン)・筋力・エレオノーレレミージュ(あおいきつね)・知力・エレオノーレベザレル(ミルクティー)・筋力・エレオノーレエレン(すず)・筋力・エレオノーレ 9月28日 炎の娘 A卓 1360 12000 46 ファルコア(Ram)・筋力・破棄ラピス(アス)・器用度・エレオノーレミューア(Haze)・知力・エレオノーレノキエル(シフォン)・知力・エリザベータトフィ(spring)・敏捷度・エレオノーレ 10月 6日 足跡無き泥棒 A卓 1130 1700 24 オリビア(Ram)・知力・破棄リュキア(えとせとら)・敏捷度・破棄シロ(熱海)・生命力・破棄ヒナ(永久の愛)・精神力・アリダシストール(かにみそ)・知力・破棄 10月 7日 暗闇の足音 B卓 1060 1550 21 マルグレーテ(黒鷹)・器用度サウアン(spring)・生命力ヒース(エイノ)・生命力ビケ(タキン)・生命力カトレア(ミグラント)・生命力 10月 9日 灰色の街角 B卓 1090 1400 19 アメシス(紅玉)・知力サウアン(spring)・器用度ヒース(エイノ)・知力ビケ(タキン)・器用度ヴァルジア(トロ)・筋力 10月10日 崩れた紅葉 B卓 1110 2520 15 アメシス(紅玉)・精神力ウェントス(Ram)・精神力ヒース(エイノ)・敏捷度ビケ(タキン)・生命力アレウス(もけのけ)・筋力 10月12日 暗闇の顔 A卓 1330 8400 56 エメラダ(しらたき)・筋力・エレオノーレアルフェリア(アス)・精神力・シルヴィスィン(エスエス)・敏捷度・クロチルドイスフィーヤ(イセオ)・精神力・破棄パテラ(もけのけ)・敏捷度・アリダ 10月13日 信用の轍 B卓 1100 2150 14 アメシス(紅玉)・敏捷度イノセンジオ(イセオ)・生命力ビケ(タキン)・知力アレウス(もけのけ)・器用度 10月16日 夕暮れの巨影 A卓 1150or1300 8100 48 エメラダ(しらたき)・生命力・エレオノーレコーラル(紅玉)・知力・エレオノーレフィル(aru)・筋力・破棄イナンナ(fine)・知力・破棄ラシェル(黒鷹)・精神力・ジーアサーシャ(teto)・知力・エレオノーレ 10月19日 空白の村 B卓 1150or1220 2740 26 アメシス(紅玉)・敏捷度サウアン(spring)・知力ヒース(エイノ)・知力アルマ(うゆきゅう)・器用度ヴォルツ(馬芹)・器用度 10月19日 白銀のゆらめき A卓 1470or1610 12050 72 アルフェリア(アス)・精神力・シルヴィガーネット(紅玉)・知力・エレオノーレスィン(エスエス)・器用度・クロチルドシンザ(cicada)・知力・ヨランイスフィーヤ(イセオ)・生命力・破棄シルフィ-(シフォン)・器用度・アリダ三段階使用 10月25日 百花繚乱スペクタクル!第二回冷たすぎた棺 A卓 1160or1800 11700 64 バルドル(エイノ)・筋力・エレオノーレバルバス(Ram)・知力・破棄デル(タキン)・生命力・エレオノーレエリア(かにみそ)・生命力・エリザベータハンス(Haze)・敏捷度・グウェンドリーシャロロア(ぽむ)・器用度・エレオノーレ 11月 1日 魂の坩堝 A卓 1480or2090 11200 44 クォーツ(アス)・生命力・アリダアデル(aru)・器用度・破棄エディタ(ピロ式)・知力・エレオノーレプラチナ(エイノ)・器用度・エレオノーレアリカ(arika)・知力・アリダ 11月22日 諍いの聖地 A卓 1590or2000 13480 69 ウィリデ(アス)・精神力・ジーアアンナ(Haze)・生命力・エレオノーレ五段階使用エリナ(arika)・知力・シルヴィプラム(かにみそ)・敏捷度・破棄イスフィーヤ(イセオ)・筋力・破棄 11月26日 不帰の山 B卓 1150or1390 4460 35 アメシス(紅玉)・器用度サウアン(spring)・敏捷度ヒース(エイノ)・生命力ビケ(タキン)・敏捷度ハニエル(シフォン)・知力 11月28日 隠された真実 A卓 1390 9540 68 リヴィナ(馬芹)・筋力・エレオノーレフラーテ(リヴィエラ)・筋力・エレオノーレスィン(エスエス)・敏捷度・クロチルドサーシャ(teto)・器用度・エレオノーレノキエル(シフォン)・精神力・エリザベータ 11月30日 水蛇の杖 A卓 1380or1520 9100 55 アリカ(arika)・敏捷度・アリダレニーチェリア(あるけー)・生命力・エレオノーレスィン(エスエス)・筋力・クロチルドカイ(もけのけ)・生命力・ジョゼエメラダ(しらたき)・器用度・エレオノーレ 12月 6日 幽霊屋敷の深淵 B卓 1500 11030 53 アリエル(かにみそ)・知力アズライト(asu)・筋力リヒター(fine)・敏捷度コロナ(arika)・精神力しふぉん(シフォン)・器用度 12月13日 理想的悲劇 A卓 1180or2080 13000 71 エリナ(arika)・知力・シルヴィリヴル(タキン)・知力・エレオノーレリュモン(エスエス)・筋力・シルヴィマティアス(Haze)・筋力・ジーアプラム(かにみそ)・知力・破棄アリス(永久の愛)・精神力・ベルナデット 12月18日 暗闇の鎖 A卓 1390or1530 10660 63 ミディ(arika)・生命力・アリダスノォ(シフォン)・精神力・アリダシンザ(cicada)・筋力・ヨランアンヘル(灰猫)・生命力・アリダエルシア(永久の愛)・生命力・アリダ 12月20日 赤い霧の川辺 A卓 1580 11500 65 アリカ(arika)・生命力・アリダフラーテ(リヴィエラ)・精神力・アリダリヴィナ(馬芹)・筋力・エレオノーレスィン(エスエス)・筋力・クロチルドアイリス(永久の愛)・生命力・シルヴィ 12月23日 北への使い A卓 1100 960 12 アクアマリナ(紅玉)・知力・エレオノーレエルドレッド(Haze)・器用度・エレオノーレ一段階使用フュー(ピロ式)・敏捷度・エレオノーレジーニャ(nako)・敏捷度・エリザベータユリアーネ(Nine)・知力・破棄 12月28日 走る亡霊 B卓 1290 5820 36 ヴォルツ(馬芹)・生命力シュノ(asu)・知力マルガリータ(izm)・知力リオ(arika)・知力ヘリオドール(紅玉)・器用度 12月28日 闇色の繰り糸 A卓 1120 1200 9 エヴァリーナ(エイノ)・精神力・エレオノーレリヴィエール(リヴィエラ)・器用度・エレオノーレフュー(ピロ式)・生命力・エレオノーレウィン(エスエス)・生命力・ヨランユッカ(かにみそ)・知力・エレオノーレ 1月 1日 焼き尽くす光 B卓 1400 11840 45 カムシン(馬芹)・筋力アズライト(asu)・知力ユーリヒ(izm)・生命力シェイディ(冬)・精神力サイラリンデ(エスエス)・精神力 1月 1日 誘いの魔影 A卓 1140 1800 25 ジーニャ(nako)・精神力・エリザベータリヴィエール(リヴィエラ)・器用度・エレオノーレ一段階使用べレット(馬芹)・筋力・アリダアクアマリナ(紅玉)・敏捷度・エレオノーレユッカ(かにみそ)・精神力・エレオノーレシュシュ(Haze)・敏捷度・エレオノーレ 1月 3日 百年の沈黙 B卓 1280 6200 33 ヴォルツ(馬芹)・器用度ヘリオドール(紅玉)・筋力マルガリータ(izm)・精神力マルグリット(リヴィエラ)・器用度エミリー(かにみそ)・敏捷度シャサ(シフォン)・精神力 1月11日 骨を食む者 A卓 1120 2320 20 ジーニャ(nako)・生命力・エリザベータリヴィエール(リヴィエラ)・筋力・エレオノーレべレット(馬芹)・筋力・アリダウィン(エスエス)・筋力・ヨランユリアーネ(Nine)・知力・放棄キャスティ(シフォン)・知力・アリダ 1月31日 水底の花 A卓 1230 2900 24 ライアン(anbi)・敏捷度・シルヴィユッカ(かにみそ)・生命力・エレオノーレ二段階使用ヴァローナ(aru)・筋力・エレオノーレ一段階使用リュキア(えとせとら)・知力・グウェンドリーシャ一段階使用イトノ(イセオ)・生命力・放棄 2月 8日 赤色屋敷 B卓 1400or1490 6520 36 ヴォルツ(馬芹)・敏捷度ルビー(紅玉)・知力シャサ(シフォン)・精神力イチゴ(冬)・知力セレナ(fine)・生命力 2月21日 尽きぬ炎の島 B卓 1400or1560 12000 65 カムシン(馬芹)・知力アイギナ(リヴィエラ)・知力サイラリンデ(エスエス)・生命力ユーリヒ(izm)・生命力ヴェルタ(あでぃ)・知力 8月13日 真昼に見る夢 A卓 1490 13200 65 セレス(かにみそ)・筋力・アリダミューア(Haze)・器用度・アリダイスフィーヤ(イセオ)・敏捷度・放棄エリー(anbi)・知力・グウェンドリーシャカイ(もけのけ)・筋力・ジョゼロック(Zephyr)・敏捷度・アリダ 8月21日 さまよう牙獣 B卓 1060 2000 23 レティシオン(fine)・筋力ルア(冬)・知力サヨ(海月)・敏捷度ニンジャ(マクロ)・精神力 9月19日 君と生きる日 A卓 1320 10820 48 ゼオン(かにみそ)・精神力・エレオノーレクレメンティア(もけのけ)・知力・アリダアルヴィト(リヴィエラ)・精神力・エレオノーレテリオン(隠岐相楽)・精神力・シルヴィオセロ(spring)・敏捷度・エレオノーレ 10月2日 夢が終わる日 A卓 1100 1306 28 フフラ(night・owl)・敏捷度・エレオノーレ二段階使用イズウェルド(イセオ)・生命力・破棄シュティーア(anbi)・器用度・エレオノーレトバイアス(エスエス)・生命力・アリダヤリス(馬芹)・敏捷度・破棄 10月10日 機動店主ロディ A卓 1150or1300 9535 52 ゼオン(かにみそ)・知力・エレオノーレエヴェリーナ(エイノ)・知力・エレオノーレ第三段階使用ルーファウス(リヴィエラ)・精神力・マルティナスファレライト(紅玉)・精神力・エレオノーレ第四段階使用イトノ(イセオ)・生命力・放棄ガドリル(Zephyr)・生命力・アリダ 11月5日 赤錆びた守護者 A卓 1040or1080 1040 9 スズシロ(かにみそ)・敏捷度・破棄ヴォル(Haze)・筋力・エレオノーレクレール(リヴィエラ)・器用度・エレオノーレカタリナ(馬芹)・生命力・破棄イデア(イセオ)・器用度・放棄ジェイクリーナス(anbi)・器用度・エレオノーレ 11月5日 血の果てるまで A卓 1150 9500 56 アスタリスク(ひいらぎ)・精神力・破棄クレメンティア(もけのけ)・知力・アリダフェネル(しらたき)・生命力・エレオノーレジェラルド(ファルミーユ)・敏捷度・破棄レイフォード(エイノ)・筋力・エレオノーレ第三段階使用 11月12日 村争い A卓 1100 2200 25 イフルール(イセオ)・知力・破棄オクタヴィアン(リヴィエラ)・知力・シルヴィウィンター(anbi)・器用度・エレオノーレ 11月13日 記憶無き人形 A卓 1130or1200 2650 17 イズウェルド(イセオ)・生命力・破棄チェンテナリオ(amono)・筋力・エレオノーレシュティーア(anbi)・精神力・エレオノーレトバイアス(エスエス)・敏捷度・アリダヤリス(馬芹)・器用度・破棄トリテ(はぎの)・知力・エレオノーレ 11月19日 深淵の孤影 A卓 1150or1600 10000 43 アルヴィト(リヴィエラ)・敏捷度・アリダクレメンティア(もけのけ)・器用度・アリダリズ(anbi)・生命力・イレネーズフェネル(しらたき)・敏捷度・エレオノーレレイフォード(エイノ)・知力・エレオノーレヴィアンド(海月)・生命力・エレオノーレ 12月25日 小さな宿屋 A卓 1110or1170 2565 16 アキ(anbi)・精神力・アリダシンハラ(紅玉)・筋力・エレオノーレフフラ(night-owl)・器用度・エレオノーレ第二段階使用スズシロ(かにみそ)・敏捷度・破棄 12月29日 盲者のささやき A卓 1140 2500 23 トバイアス(エスエス)・器用度・アリダシンハラ(紅玉)・器用度・エレオノーレフィア(Haze)・器用度・エレオノーレスズシロ(かにみそ)・知力・破棄クレール(リヴィエラ)・知力・エレオノーレヤリス(馬芹)・筋力・破棄 12月30日 燻る憎悪 A卓 1150 2575 25 チェンテナリオ(amono)・筋力・エレオノーレ第二段階使用フェリクス(エイノ)・筋力・エレオノーレスズシロ(かにみそ)・生命力・破棄オクタヴィアン(リヴィエラ)・敏捷度・シルヴィ 12月31日 年越し騒動 A卓 1230 2800 18 トバイアス(エスエス)・生命力・アリダフィア(Haze)・精神力・エレオノーレスズシロ(かにみそ)・精神力・破棄クレール(リヴィエラ)・筋力・エレオノーレ 1月2日 待ち人、遠く A卓 1160 4160 36 トバイアス(エスエス)・器用度・アリダフィア(Haze)・知力・エレオノーレスズシロ(かにみそ)・敏捷度・破棄フェリクス(エイノ)・筋力・エレオノーレヤリス(馬芹)・筋力・破棄 1月8日 彼女が愛したもの A卓 1240 3840 25 トバイアス(エスエス)・精神力・アリダルロイ(izm)・知力・エレオノーレクレール(リヴィエラ)・筋力・エレオノーレジィル(anbi)・筋力・エレオノーレヤリス(馬芹)・敏捷度・破棄
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衣年齢による変化 晴れ着 下着・靴下 靴 装飾品 制服・専用服 食食事内容 飲料 作法 保存技術 住住居 トイレ 風呂 照明 白の建物 日常生活時 言語 挨拶 貨幣 家族 仕事・教育 娯楽 医療 契約 宗教 独自常識 男女交際求愛行動 婚約 通過儀礼出産・生誕 洗礼 10歳の節目 魔力感知の発現 成人 結婚 離婚 死亡 葬式 芸術文芸 美術 音楽 舞台芸術 交易 コメント 衣 階級を問わず共通の慣習として、女性はスカート、男性はズボンが基本となる。 紡糸、機織り、縫製、刺繍など、仕立ては全て手作業で行われる。 特に刺繍は平民女性の美人の条件となり(*1)、貴族女性の嗜みとされる(*2)。 古着屋も存在する(*3)が、新しい衣装を仕立てる場合は個別に採寸するオーダーメイド方式となる(*4)。 服の清潔さ(*5)をはじめとし、継ぎ接ぎ(*6)も含めた布の質(*7)、布の量(*8)、袖の長さ(*9)やボタンの位置(*10)などのデザインに、身分や立場が顕著に表れる。 貧民は、晴れ着以外は、生地の厚さと丈夫さが最優先で(*11)、週一程度の洗濯(*12)と、おさがり、継ぎ接ぎ(*13)でしのぐ。 布の量の問題から、女の子の服はワンピースに限定される(*14)。 富豪になると、布の質があがることは勿論、清潔さを重視した高頻度の着替え(*15)、布の多用したデザイン性重視(*16)へと移る。 貴族用の衣装は、基本的には側仕えが着せることを前提に作られており、一人で脱ぎ着ができない。(*17) 逆に、一人で脱ぎ着ができるようボタンが前についた衣装は、平民用の服と認識される。(*18) 自分で動かなくても、側仕えが動いてくれるので、服の汚れを気にしなくても良い立場だと示す場合は、邪魔なくらいに袖が長くなる(*19)。 但し、貴族であっても、袖が長いのは自分が働く必要がない時に限定され、騎士や文官などの仕事服や神官の普段着は長くない。 儀式に臨む青色神官や、給仕の存在が前提となる食事時間の貴族は、袖の長い服を着る。 その為、汚さないように食べる練習が必須で、洗礼式を終え、見苦しくなく食べられるようになるまで親と食事ができない。(*20) デザイン・流行 同一色、相似色、補色、中差色、彩度、明度などのカラーコーディネートの概念が存在し(*21)、貴色を纏うことが決まっている儀式以外では、季節や髪や目の色等にあわせて、色の組み合わせを変える。 デザインを重視する一方で、富豪や貴族は流行を重視する。 領主一族や上級貴族は流行を発信する側である必要があり、下位の後追いは身分的に相応しくないと考えられている(*22)。 その一方で、エーレンフェストでは下位の貴族は上位の貴族の流行を後追いしなくてはいけないという暗黙の前提があった(*23)。 その前提の結果、体格に全く合わない服を着るという個人的な問題(*24)や、均一な染の布を貴ぶ大領地の流行が持ち込まれたことで、それまで存在した蝋結染めや絞り染めが廃れる(*25)という大きな問題なども生じていた。 ローゼマインが領主の養女となった以降は、ローゼマインの薫陶の結果、各々に似合った服を身にまとったり、技術が流行で廃れないよう記録に残したりするように変化している(*26)。 地域差 国境門が開かなくなって十五年以上が経過している為、アーレンスバッハ以外では薄れているものの、国境門がある領地では、衣装等に、独自の異国風文化が存在する(*27)。 その一例として、アーレンスバッハの女性は、公式の場において必ずヴェールを身に付けるというものが挙げられる(*28)。 同様に、シャツやズボンの上から、マントではなく、薄くて大きな一枚布を体に巻き付けるようにまとうのが、アーレンスバッハ風の男性の装いとされている(*29)。 年齢による変化 女性は、年齢に応じてスカート丈や髪の結い方を変える。 10歳までは膝まで、10~15歳は脛位の長さと決まっており、15歳で成人したら足首も見えない長さが推奨される(*30)。 更に髪を完全に結い上げるのは成人女性の証とされ、成人前の女子は結い上げず(*31)、成人後は基本的に寝台の上以外では髪を解かない(*32)。 髪型の基準は肩位置との関係であり、未成年の女性は肩より長くし、成人女性は肩より上げる(*33)。 実際には、平民の労働階級の成人女性のスカート丈は足首あたりまでであり(*34)、女性の貴族が騎獣に乗ったり採集に赴いたりする場合は、見た目がスカート風のキュロット(騎獣服)を着用する(*35)。 男性は、平民も貴族も10歳までは半ズボンもはくが、それ以降は大人と同じになる。 ただ、男性の服装などの変化は、女性ほど明確ではない。(*36) 晴れ着 洗礼式、成人式、星結びの儀式の衣装で、基本的には階級をまたいで共通となっている。 洗礼式は白の服を(*37)、成人式や星結びの儀式では生まれた季節の貴色の服を身につける(*38)。 例外的に、農村では秋の収穫祭で一括して洗礼式・成人式・星結びの儀式を行うため、洗礼は白の服に秋の貴色の刺繍だが、成人や星結びは秋の貴色の服をまとう(*39)。 下着・靴下 下町の人間にとって靴下は防寒具である。 その為、夏は履かないし、冬は毛糸で編んだ巾着のような袋状のものに足を突っ込んで、紐を縛る。 この袋は足首までなので、その上に毛糸で編んだレッグウォーマーを膝の辺りまでつける。 見栄えではなく防寒重視なので、ズボンを数枚重ねて履き、その上に装着する。(*40) 富豪・神殿関係者・貴族階級では、素足を見せるのは恥ずかしいことだとされているので、男も女も必ず靴下を着用する。 これは身嗜みとか礼儀のようなもので、靴下を履いていないのはとてもみっともないことだとされている。(*41) 薄い布製の、太股の半ばまであるような長い靴下を履く。 ゴムが無い為、靴下には長い紐がついており、靴下をはく前に腰にまいた布の帯に紐を結びつける。 靴下を着用した後、膝より長くて、薄くて余裕がたっぷりあるドロワーズを履く。 スカートが捲れた際にドロワーズしか見えないように、ドロワーズの長さは、スカート丈、ひいては年齢に応じて変わる。 お腹の辺りに紐が通されていて、結ぶようになっている。10代未満の子供用は膝の辺りにも紐があったが、それ以降も紐なのか、年齢に応じて変わるのかは不明。 靴下とドロワーズを身につけた後に、上のシャツを着る。(*42) また、ボディスが存在し、身体の線を綺麗に見せる目的で、(裕福な)平民の女性は10歳から身につけるようになる。(*43) その一方で、魔石による簡易鎧を衣装の下につける習慣があることから(*44)、貴族女性は、身体を締め付ける目的の補正衣服を身につける必要がない。 靴 下町の靴は、動きやすさを重視した皮製のショートブーツと、フランスのSabotのような木靴の二種類が存在する。 貧乏人は素足であることも珍しくない。 下(貧民)から上(富豪)にいくにつれて、素足、ぼろ布を巻くだけ、木靴、革靴となっていく。(*45) 貴族階級は、足元の防寒対策を靴で行う。 冬は裏が起毛した膝くらいまでの深靴(ロングブーツ)を中心に(*46)、夏は短靴(ショートブーツ)を中心に履き分ける。 靴の生地も、用途や見た目で使い分けられており、外出には硬めの馬皮製や柔らかめの豚皮製を、屋内では布製を使用する(*47)。 貴族院で、魔石を変形させて鎧の靴を作る練習をする為や、緊急時や魔力の伝達を重視する場合に、魔石の靴を作って履くことができる(*48)。 また、貴族の使う魔石は魔力で温度調節が出来る。 装飾品 マント 富豪や貴族階級は、正装の一部としてマントを着用する(*49)。宴などでは季節の貴色を使用する事もある。 貴族院等の公の場や、領地内にいる騎士団は、領地の色をまとうが、私的な場では特に色の制約はない(*50)。 王家の色(黒)をまとうと後ろ指をさされる為使用しないだけで、特に明文化された禁止事項はない(*51)。 貴族院に入学する子供は、ブローチと領地の色のマントを領主から与えられる(*52)。 このマントは成人まで使える事を前提とした大きさで用意され(*53)、新品には刺繍は入っていない。(*54) 守りの魔法陣の刺繍が施されると、防具またはお守り代わりになるので、騎士も全身鎧の上から身に着ける(*55)。 貴族院の一年時は、もらったばかりなので刺繍がないことが多く、年を重ねるごとに増えていく。 男性は、母親がしてくれたり、姉の実験台になったりすれば刺繍があるが、女性は将来の練習として自分で刺繍をする。(*56) 母親や同母姉妹がいない貴族は、マントに刺繍がないことも珍しくないため、結婚前であれば、刺繍がないマントを見られても、刺繍をしてくれるものがいないのかと思われて終わり、特に不憫がられることもない。(*57) マントへの刺繍の詳細に関しては男女交際の項を参照。 帯・ベルト 貴族階級の者は、魔術具などを普段から使用するためベルトや帯を使用し、ベルト周りに引っかけるなどして携帯している。 各種薬品、魔石の入った金属の飾り、名捧げの石、各種魔術具などが腰周りに収納されている。(*58) 制服・専用服 見習い服 仕事着。基本的に洗礼式を終えた子供に親が新しいものを準備する。(*59) 商会の見習い服は商会ごとに違うため所属を表す制服のような意味合いもあり、小銀貨10枚弱で一式が揃う。(*60) 下働きのお仕着せ アーレンスバッハの城では揃いの制服として下働きにまで支給されている。(*61) 神殿の衣装(神官服、儀式服) 神殿では、灰色神官/巫女・見習いは灰色の衣、青色神官/巫女・見習いは青の衣、神殿長は白の衣をまとう。(*62) 神官/巫女服の袖はあまり長くなく、調合の際などにもそのまま着用できる。 普通の衣装の上から被って着る形であり、衣の下は各自で適当に変えられる。(*63) 青色神官/巫女は、最高神への信仰とこれから常に成長し続けることを誓う立場であることから、成長を促し助ける火の神の貴色であり、最高神の司る高く亭亭たる大空の色である青をまとう。(*64) 青色神官/巫女の儀式服は、晴れ着に相当し、縁取りの刺繍や家の紋章の刺繍のある特別仕立てのものを用意する必要がある。(*65) 帯は白地で、見習いは銀糸、成人は金糸で聖典の祈り文句が刺繍された物を用い(*66)、季節の貴色の飾りを身につける。(*67) 神殿長は、メスティオノーラの書を賜った初代ツェントやツェント候補達がメスティオノーラと間違われてエーヴィリーベに襲われないように、エーヴィリーベの貴色である白をまとう。(*68) 神殿長の儀式服は、裾が足元まである長さの白の衣に金のタスキ、帯、季節の貴色の小物(飾り紐などの帯飾り、髪飾り、タスキを留めるブローチなど)となっている。(*69) ただし星結びの儀式では、黒と金の生地のタスキ、帯飾りなども黒と金となる。(*70) ローゼマインが仕立てた儀式服の帯は銀色で(*71)、エーレンフェストの領主の子を示す、神官長とお揃いの紋章が前身頃に入っている。(*72) 貴族院の衣装 貴族院では、黒を基調とした衣装に領地の色のマントと専用のブローチをまとうことが規定で決まっている。(*73) 全てを吸収する闇の神に敬意を示し、貴族院での教えを貪欲に吸収する姿勢を見せることから黒の衣装を(*74)、所属する領地を示した上で、領地別の寮の入室選別を行う目的でマントとブローチを身につける。(*75) びっしりと色鮮やかな刺繍をしている者や、袖のぴったりとした服の上からボレロのような感じで袖のひらひらした上着を着て、講義内容によって袖の長さを調節している者もいる。ただし、このボレロ着脱式は領主候補生は不可とされた。(*76) 貴族院の先生のマントの裏やスカーフは、出身領地の色になっている。(*77) 奉納舞の衣装 神殿の儀式服に似たデザインで、振袖のような長い袖となっている。 奉納舞の動きに合わせて翻るように透けるような薄い素材で作られ、腰から裾にかけていくつか切れ込みが入っている。 稽古時は銀色の帯、本番は成人を祝うので金色の帯となる。 また、役柄に合わせた神々の貴色の薄い布を頭からかぶる。(*78) 調合服 調合する時は袖が邪魔にならない調合服に着替える。文官のお仕着せに少し似ている。 あまり袖がひらひらしておらず、作業の邪魔になりそうなレースやひだの装飾は極力排することと決められている。 調合服にはマントを付けず、マントと同色のスカーフのような布をブローチで留めることになっている。(*79) 騎獣服 女性が騎乗型の騎獣を使う場合に着用する。裾がひらひらとしたスカートの外見をしているが、キュロットになっている。(*80) 騎士の衣装 騎士は、いつでも戦えるように、魔石で作る鎧の基本となるものを衣装の下に着込む。 防弾チョッキのような役目を果たし、荒れている領地では、突然の攻撃を防ぐために、文官や側仕えさえ身に付けておくのが常識になっている。(*81) その上で、護衛任務に付く際などは身軽な簡易鎧を身に着け、討伐や採集目的の遠征などの際は全身鎧を身に着ける。 執務服 ひらひらした部分が少なくて格段に動きやすい貴族の仕事服。 とは言え平民の衣装とは全然違うので、貴族である事は一目瞭然。(*82) 文官のお仕着せ それほど袖がひらひらとしていない。(*83) 側仕えのお仕着せ あまりひらひらとしていない。(*84) 食 お酒、チーズ(*85)、酢(ワインビネガー)が存在し(*86)、貧民でも手に入れられることから、発酵技術は普及している。 ローゼマインのスープが広まるまで、平民・貴族問わず、スープは一度完全に茹でて茹で汁を捨てる調理法が定着していた。(*87) 小さいゴミや砂などが入っていることがあるというのも茹で汁を捨てていた理由の一つだが、平民の料理人内で、良い子が恵まれなくなるとか、子供が生まれなくなるとか言われていることが大きい。(*88) 貧民は非常に固い雑穀パン(*89)、富豪は小麦だけで作られている白パン(*90)という差異はあるが、天然酵母の発見はなされておらず、ローゼマインが天然酵母パンを導入するまで、パンは固いものというのが基本概念だった。 アーレンスバッハ経由で、ランツェナーヴェより砂糖が輸入され始めているが(*91)、普及率は依然低く、レシピは確立されていない。(*92) 中央の砂糖菓子も見た目は素晴らしいが、味は完全に砂糖の塊となっている。(*93) その為、ローゼマインが導入したお菓子の数々は、富豪は勿論、貴族社会にも非常に高く受け入れられている。 食に関する特殊事例として、アウブの命令によって騎士団が遠征する際は、転移陣で城から食事を送る慣習もある。(*94) また、騎士団の遠征先では、作法も何もなく水を飲みながら携帯食料をかじるだけという簡易さとなる場合がある。(*95) 食事内容 平民の富裕層でも、食事の量が多くなるだけで、それ以外の平民層と料理自体には大差ない。 貴族の食事は腕の良い料理人が、平民が使わない食材や調味料と、貴族の家でしか作らないレシピを用いて調理する為、味も品数も完全に違う。(*96) 品数の違いを反映し、貴族社会では、コース料理によく似た順番で料理が出される。 飲み物が注がれて、前菜の次にスープで、メイン料理が続き、果物やデザート、食後のお茶へと続く(*97)。 更に料理の飾り切りや盛り付けも工夫がなされており、レベルが高い(*98)。 平民と貴族の差は大きいが、貴族院や領主会議で毎年お茶会交流をしている影響か、中央と各領地間での、料理の種類やレベルの差は比較的小さい。(*99)また、中央のお菓子は特に甘 く砂糖をそのまま固めたようなものであり、ローゼマインもお茶を飲みながらその甘さに耐えていた。それが故にエーレンフェストの素朴なお菓子がとてもウケた理由でもある。お菓子がとてつもなく甘い分、お茶はちょっと苦め。 その一方で、アーレンスバッハの料理はランツェナーヴェから入ってくる調味料や香辛料の影響で、酸味が強く、辛みの強い物が多い。(*100) 新しい料理や珍しい味は社交の会食において大きな役割を果たしているが、珍しいだけではなく、他領の者に受け入れられる味であることも重要となっている。 アーレンスバッハ特有の酸味や辛みの強い料理は、他領に受け入れられないことがある為、アーレンスバッハでは、アーレンスバッハの者ではなく他領からきた配偶者が社交の会食の料理において采配を振るう。(*101) 飲料 水分補給の際は、水は勿論、ハーブティ(*102)をはじめとした様々なお茶や(*103)、濃い茶色の何かや(*104)、果汁水(コルデ水)(*105)なども飲まれている。また、パルゥなどの木の実の果汁をそのまま飲むこともある。 食事の意味合いが強いが、母乳の代用で山羊の乳が(*106)、パン食補助で牛乳(*107)やスープが飲食されている。 なお、ミルクはお茶に入れる形でも飲まれている。(*108) お酒は平民から貴族まで愛飲している。 発泡酒(べレア)(*109)、果実酒(ダンケルフェルガー産ヴィゼ他)(*110)、蜂蜜酒(*111)、蒸留酒(クラッセンブルクや、エーレンフェストの北方産)(*112)など種類も豊富に存在する。 なお、飲酒に年齢制限はない(*113)。 作法 平民と貴族では食事の作法も異なる。 食前の挨拶は、平民はいただきますと告げるだけだが、神殿や貴族階級は、両手を胸の前で交差して、食前の祈りを捧げる(*114)。 食べ方も、階級が高くなるほど、優雅な仕草が要求される。 貴族社会では、長い袖を汚さず食べられるようになるまで親とすら同席しないし(*115)、中級貴族と上級貴族ですら仕草や作法にレベル差が存在する(*116)。 貴族社会では、毒殺の危険回避を重視した習慣や礼儀が多い。 まず、食器やカトラリーは、招待された客が持参する上、壊したり、盗まれたりする危険がある食器は自分の従者が扱い、他のものには触らせない。(*117) 更に、客が持参した物はその場で客の手で開封されて、毒見のために客自身が食べて見せることが礼儀となっている。同様に、招待主がお茶に口をつけ、毒が入っていないことを示してから、客側もお茶に口を付ける。(*118) また、食事中に給仕を受けることが当たり前である為、身分差や職分・階級差に応じて食事の時間がずれる。 身分の高い者から順に食事をとると共に、先に食事をする者から後に食事をする者達へと下げ渡す習慣がある。(*119) その一方で、上位者が下位者の料理に興味を示した場合、自分の皿を差し出し、相手が下げ渡すのを待たないといけない。(*120) 食堂に求める清潔さも、貴族と(エーレンフェストの)平民では大きく異なる。 エーレンフェストの平民は、街の汚れ度合の影響を受けて、ごみのポイ捨てが当たり前となっていた。 その結果、カチカチの固いパンを皿代わりにして、いらなくなった食べ物は床に落として、犬に食べさせることで片付けとする文化を持っている。(*121) 更に、大量の料理を運ぶせいで、平民の給仕は、乱暴だろうが、零れようが気にしない。(*122) その一方で、貴族は教育の行き届いた側仕えによって給仕されることが前提であり、更に衛生面の向上から、貴族の間ではテーブルクロスではなく、ナプキンを使うようになっている。(*123) 保存技術 神殿や貴族社会には貯蔵用氷室(冷蔵庫)や(*124)、時を止める魔術具が存在する為(*125)、そこで食材や料理を保管することは可能だが、魔力が必要になることから、平民も貴族も、秋に収穫したものを保存食に加工した上で、暗室に保管することが冬支度の基本となっている。 魔力節約目的で使用は控えられているものの、他領へ嫁ぐ際に、懐かしくなった時に食べられるようにと、故郷の料理を時を止める魔術具に保管して持参したりすることもある。(*126) 保存食の一種として、騎士の遠征用に保存性と栄養価が追及された携帯食料が存在する。 粉末状にした雑穀や野菜などを酒と塩に漬け、水分を飛ばしてピンポン玉くらいの大きさに丸めて固めた茶色い塊で、余裕があれば沸かした湯でふやかして食べるが、余裕が無い時はそのままかじるだけで食事を済ませる為、保存性と味を多少犠牲にしているとしても薄めの塩味に調整してある。(*127) 住 住居 貧民街は隙間の多い木肌そのものが露出した木造建屋だが、富豪が住む建屋は色とりどりに塗装されている。(*128) エーレンフェストの下町では2階程度までの白の建物の上に、自前で木造の建物を建造している。(*129) かなり高層で、7階建てが存在している。(*130) 水の入手が通りの井戸に限定されることもあり、下町では、1階は店舗で、その上の2階は大体店の持ち主の家族が住んでいる。3~6階が貸し出され、7階は店の住み込みの見習いや従業員の部屋になっていることが多い。通りに近く、井戸に近い階ほど家賃が高くなる。(*131) 基本的に最上階は屋根裏部屋であり、夏は暑くて、冬は寒い。雨漏りをすることも、鳥を飼っていることも珍しくない。(*132) エーレンフェストの貴族街は下町側の門から遠いほど高級住宅地になる。 一軒一軒が公園のような規模を持つが、冬のみ貴族街で暮らすギーベ達の冬の館の庭のサイズは、一年中貴族街で暮らす者の家では庭のサイズより小さい。 騎獣か馬車が基本なので、道を歩いている者はいない。(*133) 領主の城の敷地内には、三階建てや四階建ての建物と庭園、農園、果樹園、騎士団の訓練場が存在している。 点在する建物は、城の本館、離れ、騎士団の寮、庭師の住まいや森の管理人の住まいなどである。 城の入口は、仕事用と領主の家族やごくプライベートな客人用に分かれており、エーレンフェストでは仕事用が南、家族用が北となっている。(*134) 城や貴族院の寮や神殿は、性別によって使う階が分けられており、女の子は上の階を割り振られている(男性は2階、女性は3階)。(*135) 貴族の館でも、女主人の部屋は上の階に存在することから(*136)、貴族社会一般的な慣習である可能性が高い。 トイレ 八十年程前に、ドレヴァンヒェルがネバネバの有効活用として下水道の作成や利用方法を領地対抗戦で発表するまでは、周囲に汚物を捨てるのが常だった。(*137) ドレヴァンヒェルの発表の後、領主会議で申請→権利を金銭で買い取り→許可取得→魔術改造実施という流れで上位領地から順に、下水処理とトイレの改造が進んだ。(*138) 新式のトイレは深い穴が開いた落下式で、穴の底には、排泄物を分解するネバネバしたものがうごめいている。(*139) アーレンスバッハからの嫁入り騒動の波紋で、エントヴィッケルンによる下水施設の整備が行きわたらなかった結果、エーレンフェストにおけるトイレと下水の整備は、貴族社会と神殿の集合捨て場のみに限定され、下町では、貧民から富豪まで、汚物を窓から道へポイ捨てすることが当たり前の習慣として続いていた。(*140) 風呂 水場事情もあり、平民には風呂の習慣はないが、貴族社会では大理石の風呂が流行している。(*141) 外国から入ってきたもので、貴族の間で美容と健康に良いと貴族社会では評判になっている。(*142) 湯船につかる形式で、側仕えに手伝ってもらって入る。(*143) 水瓶と水差しを繋ぐ魔術具である緑の魔石の存在が(*144)、貴族社会で普及した要因と考えられる。 領主一族、上級貴族の一部、騎士寮は、個人部屋に風呂があるが、貴族の邸宅では共同で使用することが多い。 城に住み込みの貴族でも、側仕えは共同の風呂となっている。(*145) 平民は一部例外を除き風呂を持っていないが、水浴びの習慣(冬はお湯浴び)はある。 商人は清潔さを重視する為、高頻度で水浴びをする。 工房も、指名されていない限り、お客に面接するものは、身体が清潔なものを優先する。(*146) 髪は水につけて汚れを落としているが、身体は、マイン達がしているように、水で濡らした布で体を拭いているのか、水を張った盥に完全につかっているのかは不明。 照明 窓や隙間からの外光(*147)、暖炉(*148)、蝋燭(キャンドル)(*149)、オイルランプ(*150)、魔術具の明かり(*151)が、照明として用いられている。 下町や神殿では、魔術具は使わず蝋燭を使用しているが、城や上級貴族の館では、魔術具の明かりが使われることが多く、あまり蝋燭が使われることはない。(*152) 下町でも、貧富の差によって冬場に用いられるランプの数が異なり、貧民は一つしかない上に油を節約して、ぎりぎりまでランプを使用しない。(*153) 冬前の蝋燭の確保は、下町における冬支度の一つであり、店や富豪一家は蝋工房から購入し、それ以外の大多数は自前で製作する。 貧民以外の下町の平民は、金属製のキャンドルの型を持っており、型に芯と溶かした蝋を入れ固まるまで放置することで製作している。 なかでも職人は、職場にある型を借りることもできるが、型の数に限りがあることからダルアは借りれないことも多い。 自前の型を持たず、職場から借りることもできなかった家では、油に紐を付けて乾かす作業を繰り返すことで、手間暇をかけて製作している。(*154) 白の建物 領主一族が貴族院で習う創造の魔術で作られる白い建材の物。 領主の城、貴族街の住居、神殿、ギーベ領の夏の館を始め、貴族院の施設や境界門など、様々な物がこれにあたる。 貴族街や下町は白の石畳に覆われているが、農村は土がむき出しになっている。(*155) 魔力では傷が入らないが(*156)、魔力の維持が絶たれると崩壊する上(*157)、セキュリティの設定が製作者単位なので、守りの強さの異なる建屋を製作する場合は、領主以外の領主一族が担う必要がある。(*158) 領主一族の魔力で製作されることから、領主の財産の扱いとなる為、建物を攻撃するだけでも反逆罪と見なされる。(*159) なお、領主が製作した場合の建造物の守りの強さは、親子喧嘩や夫婦喧嘩をしたものが入れなくなるのを避ける為に、魔力攻撃に特化している。(*160) その為、物理攻撃で壊すことは可能。(*161) 日常生活 時 時間と暦は、平民から貴族まで広く共有されている。 長さの単位としては、鐘(一日内の時間の区切り)(*162)、日(*163)、週(*164)、月(*165)、季節(*166)、年が存在する。 概念としての年は存在するが、〇〇王歴X年というような年号は使用されていない(*167)。 詳細は、暦を参照。 言語 貴族院や領主会議で一同に会する機会をもつ影響か、ユルゲンシュミット国内では言語が統一されている。 その一方で、貴族社会は婉曲表現を用いる習慣がある為、言葉は通じているが意味が通じていない場面が発生する。 特に貴族と平民の間では、その差が顕著に存在する。 建国期から現代までの間に言い回しや(*168)、文字(*169)が変遷している。 一人称は、平民内では多少の多様性が存在するが、貴族内では、男性が「私」、女性が「わたくし」で統一されている。(*170) 話し言葉 「丁寧な表現」・「普通の表現」・「くだけた表現」が存在し、生活階層や話す相手によって使い分けられている。 平民の間では訛りが存在し、領地によって差異が生まれている。 貴族の女性は、基本的には親しい者や下位の者に対しても丁寧な表現を使用し、敬称や態度で差異をつけている。 同じ主に仕える貴族の側近同士は、階級に関わらず呼び捨てで名を呼ぶ(*171)。 特に男性側近は、側近同士間での敬語の不使用も許される(*172)。 文字 必要性と教育費の問題から、門番(兵士階級)、平民富裕層、貴族や貴族の側仕えは読み書きができるが、それ以外の平民は文字が読めない。 その一方で、市場で値段が木札表示されていることから、数字は読める。(*173) なお、基本文字は全部で35種類ある。(*174) 貴族でも古い書物を読める者は限定されている。 特に政変による粛清や中央への召し上げによって古い文字を読める者が急激に少なくなった。(*175) 詳細は、文字を参照。 挨拶 階級や場面に応じて様々な所作がある。 特に対人の挨拶は多岐に渡る。 兵士・騎士階級は、姿勢を正して右手の拳で二回左の胸を叩く。(*176) 平民同士で、丁寧に挨拶をする場合は、軽く膝を曲げて腰を少し落とす。(*177) 商人同士が春になって初めて会った場合は、胸の前で右手を拳にして、指を揃えた左手の手の平に付けながら、軽く目を伏せて春を寿ぐ挨拶を告げる。(*178) 商人が貴族に、あるいは、下位の貴族が上位の貴族に挨拶する際には、左の膝を立てて跪き、軽く首を垂れた状態で挨拶の言葉を告げる。(*179) 貴族同士で初めて会った場合は、上記の挨拶を行い、相手の許可を得た上で、指輪に魔力を込めて祝福の魔力を贈る。(*180) 貴族が最大の感謝の意を示す際には、相手の前に跪き、相手の手を取り、手の甲に自分の額を押し付けた状態で礼の言葉を述べる。(*181) 食前の挨拶は、平民はいただきますと告げるだけだが、神殿や貴族階級は、両手を胸の前で交差して、食前の祈りを捧げる。(*182) 神事では儀式毎に様々な所作があるが、神に祈りを捧げたり、神に感謝を捧げたりする動作は、(神殿内または神殿関係者内では)儀式に関わりのない日常習慣と化している。(*183) なお、ユルゲンシュミットでは、挨拶をする際に頭を下げたり腰を折ったりする習慣はない。(*184) 挨拶言葉の詳細は、挨拶/決まり文句を参照。 貨幣 身分階層や領地を問わない、ユルゲンシュミット国内で共通の貨幣制度が存在する。 貨幣単位はリオンだが、実際には7種類存在する硬貨の種類と枚数で金額を示す場合が多い(*185)。 預金の概念と機構が存在し、ギルドカードのような個人認証機能と決済機能を持つカードも存在する(*186)。 少額の場合や、商業ギルドに所属していない平民の場合は現金(硬貨)で取引が行われている。 その一方で、金額が大きい場合はカード決済が多い。 詳細は、通貨を参照。 家族 基本的には核家族で生活しているが、平民、貴族、領主一族で家族のあり方や距離間が異なる。 領主一族や王族以外は、養子にでる、住み込みで仕事を始める、結婚する等までは、親と共に暮らす。 領主一族や王族は、洗礼式前は、同じく洗礼式前の同母兄弟姉妹と同室で暮らしている(*187)が、洗礼式をもって親と別の館(北の離れ)に、それぞれの部屋を与えられて生活するようになる(*188)。 但し、洗礼式前においても、親と接する時間は、朝食後の短時間や夕食後の挨拶と休日にのみ(*189)と非常に短い。 一般的な貴族は、第一夫人とその子は、父親と同じ館で生活するが、第二夫人以降は敷地内に別の館を与えられ、夫人とその子供で生活する。(*190) 子供の育児権(*191)や、魔力的な繋がり(*192)が、母親に付属していることもあり、同じ敷地内に暮らしている父を同じくする兄弟姉妹であっても、異母兄弟姉妹は別の家庭に近い扱いをされる。(*193) 貴族の親子は洗礼式で決まることから、洗礼式で親子と公表すれば、以降は血がつながらなくても実の親子の扱いをされる。(*194) 生さぬ仲なので、洗礼上の親兄弟とうまく行かない場合が多いが、母親次第では仲の良い関係となることもある。(*195) 貴族の階級が魔力で決まることと、貴族として生活するには魔力を溜めこむ魔術具が必要で、かつ、該当魔術具が素材的にも製作的にも新規入手が難しい(*196)ことから、貴族の家で生まれた子供は、生家で貴族になれるとは限らない。 魔力量が家格に合わない場合は、生家の家格や財政に応じて、格下の家に養子に出したり、神殿に預けたり、平民に落とし家の下働きにしたりする。 (*197) その為、出来ない者は切り捨てて一族を盛り立てようとする、個より血族重視の基盤がある。(*198) 家族の距離感の差は、感情表現にも表れている。 平民は基本的に家族間で感情を隠すことはなく、感情が表情に現れる(*199)。 一方貴族は、魔力制御的にも身分社会的にも、感情を抑えることが重要であることから、幼い頃から感情制御の訓練がされ、隠し部屋の中以外では、家族に対しても感情を見せるべきではないとされる。(*200) 両親を失い、孤児となった場合は、親族が面倒を見たり、見習い仕事先が面倒を見たり、孤児院に入ったりと様々であるが、自然環境が厳しい影響もあり路頭で浮浪児になる例は見受けられない。 詳細は階級と職務>孤児を参照。 仕事・教育 交代勤務である兵士や騎士を除き、基本的には土の日が休みとなっている。(*201) 貴族階級は思い思いの休暇を過ごすが、平民の、特に下働きなどいない貧民階層は、一週間分の家事に励む。(*202) 洗礼式前の子供に仕事をさせることは禁じられている。(*203) その為、洗礼式前の平民の子供は、手伝いと言う名目で、平民用の森での食べ物採取や、教育を兼ねた家業手伝いをしている。 また、「本来なら登録も仕事もできないはずの洗礼前の子供に、商人が家業を手伝わせるために編み出した法の抜け道のようなもの」として、商業ギルドへの「仮登録」もある。露店の主が店番をさせるため我が子を登録する等で、血族でもない子供が仮登録される前例はエーレンフェストではなかった(*204)。 一方、神殿や貴族社会では、洗礼式前の子供は人間として認められていない。(*205) その為、基本的には家の外にでず、母親の友人が連れてきた子供と遊んだり(*206)、教育を受けたりして過ごす。 洗礼式を受けることで、社会の一員として認められる。(*207) 洗礼式を受けた平民の子供は、親から与えられた見習い服と仕事道具を使って見習いの仕事を行う。これには各職種に必要な教育も含まれる。洗礼式直後は教育の割合が多く、雇用側の負荷が大きいこともあり、見習いの就労時間は週に半分程度である(*208)。 エーレンフェストの下町の子供は、基本的に親や親戚の紹介で、見習い仕事を始める。その為、大体は親の仕事に関連した職種につくが、甘えが出やすいので、同じ職種でも親の仕事場に行くことは少ない。(*209) 貴族の子は、洗礼式の後、社会に関わり始める。城でのお披露目をした後、冬の社交期間は、城の一角に7~10歳の子供達が集められ、集団生活を送る(*210)。冬以外は、騎士希望の子が騎士の訓練を受けたり(*211)、側仕え希望の子が親戚の上で実地演習をしたりする場合もあるが(*212)、各家庭内の教育が中心となっていると思われる。(*213) 商人向の文字や計算の教育費は、週に三日、鐘一つ分だけの授業で、月に最低大銀貨一枚、10万リオン必要となる(*214)。 その為、教育費が不足する下級貴族と、教育にお金をかけられる上級貴族で、教育のレベル格差が存在する(*215)。 自領の歴史に至っては、領主一族や領主一族の傍系レベルしか詳しく知らない(*216)。 商人や職人の見習いは、店長との雇用契約のダルアと、将来的に店や業務を任せるための徒弟契約のダプラの二種類が存在する(*217)。 将来独立して工房や店を構えたい者や、終身雇用を望まない者、能力的にタプラ契約の打診を受けられなかった者は、ダルア契約でつなぐが、そうでない者は、大体が洗礼時のダルア契約が切れる10~11才時点で、実家や将来働きたいと思う工房や店とタプラ契約を結ぶ(*218)。 タプラの見習い期間は8年で、見習い期間が終了すると給料があがる(*219)。 貴族は、10~15才の間が見習い期間となる。該当する年齢の冬は全領地の学生が集う貴族院に通い、国内の地理や国の歴史、一般教養的な共通知識および技能と、文官・側仕え・騎士・領主候補生という職種に応じた専門知識と技能を学ぶ。 それ以外の期間は、各領地で見習いとして訓練を受けたり実務を行ったりする。 成人後は、基本的に週休一日体制であり、土の日以外はフルで働く。 平民の職種は、農民、商人、側仕え、下働き、職人、門番(兵士)に大別され、貴族の職種は、領主、領主候補生、文官、騎士、側仕えに大別される。 職種についての詳細は、平民の職務・貴族の職務を参照。 娯楽 平民、貴族問わず、遊びや娯楽の概念が存在する。(*220) 平民は、あまり余裕のない生活をしていることから(*221)、お手伝い中のおしゃべりや競争(*222)、大人の真似事や悪戯(*223)等が中心となるが、おもちゃ(*224)や人形(*225)も存在する。 貴族の場合は、女性のお茶会や(*226)、男性の狩猟やゲヴィンネン大会(*227)が娯楽的要素を持つが、情報交換を兼ねた社交の意味合いが強い。 貴族も階級によっては裕福とは言えないが、雪に閉ざされる冬は、暇が潰れて、目先が変わる娯楽用品を購入する。(*228) 貴族社会にもぬいぐるみは存在するが(*229)、娯楽専用のカードもなく(*230)、魔力を用いて駒を動かす三次元チェスのようなゲヴィンネン(*231)程度しか登場していない。 例外的に、ラオブルートがヒルデブラントに渡す玩具は、箱を開けると何やら飛び出してきたり、正しい手順通りに動かさなければ開かなかったりと種類が多い。(*232) その一方で、レティーツィアがレオンツィオから受け取った花弁が飛び出して室内を舞うクラッカーのような玩具の存在や(*233)、ラオブルートとランツェナーヴェの関係、他国は魔石が少ない為(*234)、魔石を用いない道具や文化が発展する素地があることから、これらの玩具はランツェナーヴェ製品の可能性も高い。 娯楽用品が少ないという背景と、子供の教育に大きく役立つことから、ローゼマインがもたらした、トランプやカルタ、各種出版物はエーレンフェストにおいて広く受け入れられた。 特に本は、貴族院内での流行を介してユルゲンシュミットにも広まりつつある。 同様に世に出された、チェスやリバーシは、平民の間ではそこそこ売れているが、貴族内での売れ行きは、本や知育玩具の購入に押されて芳しくない。(*235) また、領地によって、娯楽の重みづけが異なる。 ダンケルフェルガーでは、貴族同士で行う競技であるディッターが盛んであり、何かにつけてディッターを行う。 クラッセンブルクでは、神話を元にした演劇が領地内のエンターテインメントとなっており、青色神官や青色巫女が演じている。(*236) イベント行事 日常的な遊びとは別に、イベント的な娯楽も存在する。 エーレンフェスト以外の町や村では、収穫祭で行われるボルフェ(*237)、エーレンフェストの下町では、星祭りで行われるタウの実のぶつけあい(*238)が相当する。 ボルフェは、秋と冬の戦いを模して行われる、魔獣ボルフェをボールとした村対抗球技で、ゴール枠外はサッカー、ゴール枠内はラグビーやハンドボールのような形式で進む。(*239) 一方、タウの実のぶつけあいは、拳大の水風船状態となったタウの実を、未婚者が、中央広場に揃った新郎新婦にぶつけることから開始し、新郎は新婦を守りつつ新居に走り込む。最終的には、街中を走り回りながらの相手を問わないぶつけあいが、広場に祝いの食事が並べられるまで続く。(*240) 貴族の娯楽行事としては、貴族の森で開催される大規模な狩猟大会が挙げられる。(*241) 医療 平民社会における医者の存在は明確にされていないが、薬および薬を売買するものは存在する(*242)。 貴族社会における医者は、人の体内に流れる魔力を調べる魔法陣を用いて健康診断をしたり(*243)、状態を診て適切な投薬をしたり(*244)、戦闘等で精神的に不安定になったものに向き合って心のケアをしたりしている(*245)。 中には研究好きな変わり者もいて、珍しい事例を聞きつけると飛びついたりもする(*246)。 病院の存在が示されていない一方で、主治医の概念はあり、少なくとも領主一族の階級には専属医が存在する(*247)。 医者が存在する一方で、常時は医者にかかることなく、自作または側近に作らせた薬で対処している。 魔力や体力を回復させる薬(回復薬)や、解毒薬、体内での魔力凝固の抑制と溶解を行う薬(ユレーヴェ(*248))が存在し、素材の収集から薬の製作までを、自前または側近や同僚に依頼して行っている。 ユルゲンシュミットの貴族は全員が、回復薬やユレーヴェの作り方を貴族院で学ぶが、個人研究や一族の秘法により、より回復力の強い回復薬のレシピを使用している者もいる。 魔力を多く消費する為、使用場面や使用者は限定されるが、必要に応じて癒しの呪文が使用される。 傷を清めたり、魔力を満たしたりする場合は、フリュートレーネの癒しが使用され(*249)、 体力的な疲労を回復させたり(*250)、傷を塞いだり、炎症を治めたりする(*251)場合はルングシュメールの癒しが用いられる。 ただし、癒しでは流れた血は戻らない(*252)為、多くの血が流れた場合は、十分な休養を必要とする。 近視や老眼は存在するが、近代的な眼鏡は普及していない。 貴族は訓練すれば視力強化の魔術が使用できるようになるが、魔力の消費が大きいことから、モノクルのような形状をした魔術具を使用している。(*253) 契約 羊皮紙での文書契約を基本とする。 ダルア契約(徒弟契約)(*254)・タブラ契約(雇用契約)(*255)・売買契約等、各種契約を基本とした社会形式になっている。 ユルゲンシュミットが魔力を基幹とした国であることから、魔力関係の特殊な契約が存在する。 従属契約(*256)、街限定の契約魔術(*257)、領地全体の契約魔術(*258)、領地をまたがる契約魔術(*259)、名捧げ等、魔力的な行動の縛りが存在する。 宗教 七つの大神とその眷属神を信じる多神教。(*260) 暦や節目の行事に密接に紐づいている為、平民から貴族まで同じ神々を信仰対象としているが、信仰レベルは各階層および生活場所によって異なる。 下町の平民は、日常生活において貴族や神々の恩恵を身近に感じていないことから、信仰心が薄く(*261)、挨拶や決まり文句で口にする程度である。 農村の平民は、収穫が祈念式の魔力奉納に直結していることから、信仰心が篤い。(*262) 貴族は、効率を優先して神々への祝詞を省略した呪文を作って使用したり(*263)、神事や神殿の本来機能が忘れられて変質したりした結果(詳細は個別ページ参照)(*264)、神々は、神の加護を得る儀式の為に貴族院の講義で名前を覚え(*265)、その後は忘れていく程度の認識に落ちていた。(*266) ローゼマインが、孤児院を改革し(*267)孤児達を神殿の外の平民達と交流させたり(*268)、神殿の儀式で新成人達に祈りによる加護を示したり(*269)、祈りの重要性(*270)や祝詞を用いた儀式の効果(*271)を示したりした結果、平民達や貴族達も神殿を見直し真摯に祈るように変わりつつある。 神々や神話に関する詳細は、神々を参照。 独自常識 階級毎に独特の言い回しがある。商人が価格を口にすることなく指のサインで示したり(*272)、貴族が非常に分かりにくい婉曲表現を用いたりと、相手の常識を知らないと会話が成立していない場合も存在する。 面会予約 貴族社会で正式に面会を求める場合は、例えお互いに他の用事がなくても、本人が目の前にいたとしても、数日前に書面でお願いしなければならない。(*273) 特に下級貴族は、この数日間の猶予を用いて貴族としての体面を整えている。(*274) 上級以上の貴族の面会やお茶会の調整は、基本的に側仕え同士で実施する。 急な事でも主が決定せず、側仕えに任せることが正しいとされている。(*275) その一方で、緊急時には、オルドナンツを用いて直接伝言することもできる。 また、貴族が平民に面会を要求する場合は、相手の都合を確認することなく、一方的に召喚状を送り付ける。 訪問方法 貴族の場合、騎獣での移動の方が容易だが、よほど訪問を知られたくないような間柄や気安くて仲の良い者でなければ、貴族の館を訪問する時は馬車を使用する。(*276) 恭順の姿勢 身分が下の者が上の者に対して敬意や恭順の意を示す場合は、両腕を胸の前で交差させる。(*277) 敬意や恭順の度合いに応じて、軽く首を項垂れたり、軽く腰を落としたり、跪いたりという動作が加わる。 男女交際 貴族社会において男女間に求められる節度は、実年齢ではなく外見で変わる。 身体的な成長に伴い、周りの反応が完全に変わり、今まで許されていた関係や距離感を見直すように求められる。(*278) 少なくとも片方が未婚の場合は、外聞への影響が大きくなり、隠し部屋の扱いなども変わってくる。(*279) 恋人同士や婚約者でもない異性との相乗りは、騎獣を持っていない年齢、つまり貴族院入学前の子供を除くと、問題視をされる。(*280) 他領からきた女性が、独身の下級騎士を故郷から連れてきて重用すると、変な噂を招きかねないし(*281)、側近や親戚であったとしても、未婚の女性が仮縫いを行う時に同じ館の中にいるのは外聞が良くないとされる。(*282) その一方で、娼婦に相当する者も存在し、下町では酒場の女給が(*283)、貴族社会では神殿の灰色巫女が(*284)該当する役割を負っている。 特に貴族社会では、花捧げという呼び名で隠喩されている。(*285) 貴族やエーレンフェストの下町の平民の未婚の成人は、星結びの儀式(星祭り)の夜に結婚相手を探す場を与えられる。(*286) 但し貴族の場合は、貴族院に通っている間が一番相手に恵まれる為(*287)、その間に相手を探す場合も多い。 求愛行動 貴族社会における一般的な求愛は、求婚の決まり文句と共に、求婚用の魔石を相手に捧げるというものである。(*288) 求婚の前段階として、求婚用の魔石からは少し質が落ちる求愛の魔石と自分の魔力で鎖部分を作成した求愛のネックレス(求愛の魔術具)を贈る場合もある。 貴族の男性は、女性が父親以外の男の魔力をまとうことに嫌悪感を抱き、女性は、父親に贈られたお守りを少しずつ男性から貰う魔石に変えていくことに喜びを覚える。(*289) そのような事情から、相手の魔力で鎖部分を作ったネックレスは婚約指輪と同じ扱いとなる。 求愛の魔術具が金粉化するような事態は、魔力量を感じられないにも関わらず求愛する身の程知らずということが公になってしまう大変な事態である。(*290) 貴族の女性の場合は、ハンカチのような布に刺繍をして好きな人に渡したり、「貴方のマントに刺繍をしたい」と告げたりすることも、女性から男性への告白と見なされる(*291)。 これは、身につける布に魔法陣を固定するには、魔力を持つ者が、自身の魔力で染めた糸を用いて刺繍することが一番確実であること(*292)、糸にこもった魔力の持ち主が、自身で刺繍した方が魔法陣の効力が高いこと(*293)、魔法陣の使用者と魔法陣の作成者の魔力が同じである方が魔法陣の効力が高いこと(*294)、親子や夫婦は魔力が近いことや、それに伴う魔力をまとう物を身につけることに関する男女の感覚等から、マントに刺繍ができるのは、自分自身、親子、夫婦に限定されていることに由来する。(*295) これらの魔力重視の一端として、貴族院の東屋で、男性がてのひらに集めた魔力を、女性がてのひらを重ねて受け入れる行為が、恋人たちの睦み合いと見なされている。(*296) 特殊例として、ダンケルフェルガーでは、意中の男性の身体を押さえつけて課題を要求することが、(親の意に背く相手に対する)求婚行為と見なされている(*297)。 更に、ダンケルフェルガーでは、嫁取りディッターが存在し、負けた場合、男側はきっぱり求婚を諦めることが慣例となっている。(*298) 婚約 平民の婚約は、両親が認めれば整う。 儀式的には、女性の父親と男性の間に一つだけ杯を置き、約束の印としての酒をお互いが注いだ後に、順番に飲み干す事で成立する。(*299) 具体的な段取りとしては、まず、婚約する女性が、女性の父親の隣に座り、その対面に、婚約する男性と男性の父親が隣に並んで座る。 テーブルの中央に木製の杯を一つ置いた後、婚約する男性の母親が酒の瓶を、婚約する男性の父親に渡す。 婚約する男性の父親が、杯に少しだけ酒を注ぎ、続けて、婚約する女性の父親が酒を継ぎ足し、最後に婚約する男性が、満杯近くなるまで酒を継ぎ足す。 そうして満ちた杯の酒を、まず女性の父親が大きく一口のみ、「娘を頼む」という類の言葉と共に杯を婚約する男性に渡す。 続けて、婚約する男性が了承の旨の言葉を返し、受け取った杯の酒を飲み干すという流れになっており、飲み干した時点でて婚約が成立する。(*300) なお、婚約する男性の親が死別等で同席できない場合は、婚約する男性の親の役割を、婚約する女性の親が担う。(*301) 貴族は、正式に婚約または求婚する前に、自力で準備可能な範囲内で最も品質の高い魔石を準備し、自分の魔力で染め、その上で、相手の属性の魔力を込め、最後の仕上げとして、求愛の文字を入れるという手順で、求婚用の魔石を製作する。(*302) 求婚をする側であっても、求婚を受ける側であっても、貴族が婚約をする場合は、互いに求婚用の魔石を準備し、交換し合う。(*303) その上で、受け取った求婚用の魔石を身につけて肌に馴染ませることで、これから自分はこの魔力を受け入れるのだ、と心の準備をする(*304)。 親から婚約が認められ、色合わせを経ると正式に婚約成立となる。通常、婚約期間は1年間とされる。(*305) 貴族院に通っている間に相手を見出し、婚約が成立した場合は、卒業式のエスコートの相手となることで公に披露する。(*306) 婚約披露の場として求婚の魔石を交換する婚約式を行う場合もある。 領主一族や上級貴族が第二夫人を娶るのは、派閥のバランスを考えた結果だったり、第一夫人に子ができないことが理由だったり、子を増やすことが目的だったりする。 外交を担当する第一夫人は他領から迎えた妻の実家の援助やそれに付随する関係を上手く利用するために迎える存在。自領の妻は第二夫人として領地内の貴族を取りまとめるために迎える存在。という形を取るのが、大領地においては半ば常識となっている。(*307) 求婚の魔石を身に着ける際は、相手の魔力で作った鎖で加工され、女性はネックレスの形にする。 男性は第二夫人や第三夫人への配慮もあるため、あまり見えない形で腕輪やネックレスなど様々な形にする。 その後、星結びの儀式を経て、婚姻が成立する(以降は結婚の項を参照)。 なお、求愛と婚約で贈るネックレスは形状は異なるが、婚約から結婚へ移行することでネックレスを新調するケースは少なく、そのまま婚約ネックレスを使用し続ける。 ただし幼少期に婚約が成立し、成長によって魔力量が大きく増えて金粉化の危険性がある場合は、結婚のネックレスとして新調する。(*308) 通過儀礼 年齢は季節区切りの満年齢で数える。 出産・生誕 新生児誕生時の対応は、平民と貴族で大きく異なる。 平民のお産は男子禁制で、産婆と近所のご婦人方の手伝いの元、専用の椅子に座って行う。 更に、誕生後すぐに、出産を手伝ってくれた人々を労い、赤子と赤子の名を披露する「命名会」を行う。 記録に残す文化がない為、多くの人に披露し覚えてもらって、記憶に残すことを目的としている。 同じ理由で、職場も含めなるべく多くの人に報告し、一人でも多くの人におぼえてもらうよう心がける。 お祝いのお返しは、お祝いをくれた人に子供ができた時に返せばよいという考えであり、貰う都度にお返しをしたりはしない。(*309) 貴族はお産の際に、魔力を与えることがある。夫や実子といった血族でないと魔力の反発が大きい為、血族が立ち合って行う。(*310) 生まれた子供には魔術具を与え、貴族院に入学するまでの10年間で溢れる魔力を魔石に溜めさせる。 貴族社会では魔力を重視し、魔力量が家格に合わない場合は、格下の家に養子に出したり、神殿に預けたり、家の下働きにしたりする。 その関係上、正妻の子供ならば生まれた時に祝いをするが、第二夫人や第三夫人の子になると、生まれた知らせをわざわざしないことも珍しくはない。貴族社会にその家の子供としてお披露目されるのは洗礼式の時である為、それまでは、子供がどれだけいるのか、よほど仲の良い友人でもなければ、知られることは少ない。(*311) 生まれたばかりの貴族の赤子は、他人の魔力をうまく取り込むことができなくて体調を崩しやすいことから(*312)、産まれてから季節2つ分は母親の母乳を与える習慣がある(*313)。 平民の母親は魔力量の問題で基本的に問題ないものの、身分的に平民女性が乳母に召し上げられることはない為、生まれてすぐに母親を失った子供は、母親の魔石や父親の魔力から作り出された液状魔力を与えられる(*314)。 洗礼 7歳は階級共通の節目年齢となっている。 どの階級でも7才時点で洗礼式を行い、子供達は白を基調とした晴れ着を身につける。 「洗礼式前の子供は人として数えられていない」(*315)――とは言うが、洗礼式前に養子に出されることがある(*316)(例、レティーツィア)のでその場合は養家で家族の数に入れられるわけだから、基準が曖昧である。 平民の子供は洗礼式を終えた後に見習いとして仕事を始める。 エーレンフェスト神殿の孤児院では、成人式に準じ(*317)、朝早くに孤児院地階から出されて清めが行われ、新しく支給された服を着た後、礼拝室で祈りと感謝を捧げるものと推定される。その後側仕えに召し出される場合もあるが、大抵はそのまま孤児院に戻り(*318)、灰色神官見習い・灰色巫女見習いになる。 貴族の場合は、洗礼式を迎えた年の冬の社交が開始する始まりの宴で、王族の場合は、洗礼式以降初めて行われる春の領主会議時にお披露目がなされ、貴族社会の一員と認められる。 貴族社会では洗礼式の際に正式に対応した親兄弟を、実の親兄弟と見なす。 生さぬ仲なので良好な関係を結べることは珍しいが、愛人の子が優秀なため、第一夫人の子として洗礼式を受けるということも珍しくはない。(*319) その一方で、血のつながりがあっても、孤児院に入ったり、兄弟として洗礼をしなかったりすると、以降、実の兄弟として接することが難しくなる(*320)。 青色神官や青色巫女は貴族出身であり、神殿へ入る前に洗礼式をして家とのつながりを明らかにする。洗礼式で魔力を量る魔術具を光らせることができれば貴族で、家格に見合う魔力がない場合は平民扱いになる。後に貴族社会に戻る可能性のある者は必ず洗礼式を行うが、家の下働きになる血縁者の中には洗礼式をしていない無戸籍の者もいる(*321)。 洗礼式の際に、各個人の魔力が領地に登録される。 平民は血をメダルに押し付けることで、血中に含まれる魔力を登録する(*322)。 その後は神話を聞き、祈りのポーズを取って神に祈ると終了する。通常、青色神官による魔力での祝福は行われない。 エーレンフェスト街の洗礼式は神殿で季節毎に年4回、直轄地の農村では秋の収穫祭で一括して行われる。街の平民のメダルは神殿で、それ以外の直轄地(ハッセなど)の平民の分は城で文官が管理している(*323)。ギーベ領の平民については、儀式の場で神官によって登録されたメダルを徴税官がギーベの館で受け取るので(*324)、メダル保管場所については明言されていないがギーベの館か領都の城と推定される。 貴族は魔術具の棒に魔力を注いだものを神官に渡し、神官が棒に注がれた魔力をメダルに登録する。 メダルに魔力を移す際に、何に適性があるのかが示されるため、通常はその際に適性を知らされる(*325)。 魔術具の棒を光らせられない貴族の子は、貴族として認められない(*326)。 無事に登録を終えた子供は、親から貴族の子の証として魔力を放出する為の指輪を渡され、以後は挨拶の際に魔力を使った祝福を与える事ができるようになる。 その後、神具を使った青色神官に祝福を与えられ(*327)、指輪を使って祝福を返す。この時にやり取りされる祝福の魔力は普通の挨拶程度。 基本的に季節ごとに各家庭に神官を招いて行うが、冬生まれの子や遠隔地で神官を呼べなかった家庭の分は始まりの宴の際のお披露目と同時に城で行われる。 貴族のメダルは城や王宮で管理されるが、アダルジーザ出身の傍系王族のメダルは中央神殿で管理されている(*328)。 洗礼式の前は、好きに改名できるが、洗礼式でメダルを登録した後は、改名に領主の許可が必要となる。(*329) 10歳の節目 7歳の次の節目年齢は10歳となる。 平民の10歳は、見習いとしての三年間の契約が切れる年で、別の工房と契約するのか、契約を更新するのか、はたまた、才能を見出されてダプラ契約を行うのかを決める、ある意味区切りの年となる(*330)。 貴族の10歳は、貴族院に入学する年である。始まりの宴の際に領主からマントとブローチを手渡される。 貴族院は冬限定の教育機関である為、春から冬までを同じ年と見なし、春になった段階で年が切り替わる。 なお、貴族院の学年設定における、春の開始時期の基準は不明である。 貴族院へ入学すると、中央に名前が登録される為、改名に王の許可が必要となる。(*331) 魔力感知の発現 貴族の子の第二次性徴の一つで、10~15才位の間に起こる変化。 魔力感知が発現している人間の内、魔力量の近い者を感じ取れるようになる。 魔力量の差が大きいと子供ができにくいことから、魔力感知が発現することは、結婚の適齢期に入ったことを周囲に知らせることになる。 その為、貴族の女性が魔力感知を発現させ、かつ、その女性を正式に結婚させる予定がある場合、その親は親族や知人に声をかけ、結婚相手の候補となる未婚の男性とその保護者を集めてお祝いをする。 声のかけやすさから、祝いの会合は、魔力感知を発現した後、最初に訪れる、星結びの時期か冬の社交時期に開かれる。(*332) 成人 ユルゲンシュミットにおける成人年齢は階級共通で15歳である。 成人式が行われ、子供達は生まれ季節の貴色を基調とした晴れ着を身につける。 平民の場合、エーレンフェスト街の成人式は神殿で季節毎に年4回、直轄地の農村では秋の収穫祭で一括して行われる(その為、農村の成人は秋の貴色の晴れ着を着る)。 灰色神官、灰色巫女の成人式は、朝早くに清めを行い、新しく支給された服を着て、礼拝室で祈りと感謝を捧げる事で成立し、この儀式は下町の成人式が始まる3の鐘までには終えられる。側仕えとして召し出されている者は、この際に主から贈り物をされる事もある。(*333) 貴族社会では、貴族院の卒業式の日の午前中に行われる。入場にはエスコートが必須とされ、エスコートの相手は婚約者もしくは一目で対象外と分かる親族が務める(*334)。 なお、貴族の二次性徴には魔力の感知が含まれるため、妊娠は二次性徴後に可能となる。(*335) 一般的に成人より前には年頃となり、同程度の魔力量の相手の魔力が感じられるようになる。属性は感じられないので色合わせで確認する事になる。 結婚 平民の女性と貴族は二十歳まで、平民の男性は二十歳前半が適齢期となる(*336)。 平民の男性のみ遅いのは、家族を養っていける頃合いを加味するとその頃が妥当という判断による(*337)。 平民も貴族も、親が結婚相手を選ぶ事は普通であり、貴族社会ではしばしば政略結婚が行われる。 家長は3人まで結婚相手を持つことができる。一夫多妻が多いが、一妻多夫も許容されている(*338)。 同性間には子供が作れないため、正式な婚姻としては認められない。愛妾として扱う事は許されている(*339)。 婚約期間を経て、星結びの儀式(結婚式)を受けると正式に婚姻成立となる。 星結びの儀式は各階級別に一年に一度のみ執り行われる。 下町の平民は夏に神殿で、農民は秋に収穫祭で、貴族は夏に城で、領主候補生や王族は春に領主会議の場で行う。 貴族は、通常一年間の婚約期間を設けるため、星結びの儀式は卒業後最短で二年後となる。(*340) ただし、状況次第では、卒業の翌年に星結びの儀式を行う場合もある。(*341) 貴族街では、上級貴族でも建物を勝手に増やせないことから、領主が白の魔術で製作した敷地内の離れの数が妻と愛妾を足した人数の上限値(=3)となる。 ギーベの土地など、貴族街以外の土地であれば、自己裁量で建物を増やせるため、三人の妻以外に、平民の愛妾をもつことが可能となる。 なお貴族の愛妾は、星結びの儀式をしなかった存在を指し、身食いや、下働きとして育てられた貴族の子等の貴族院を卒業していない者や、血筋が良くても正式に嫁入りができない女性や、子も実家もない未亡人等の身寄りを失って持参金や後ろ盾のない貴族女性がなることが多い。(*342) 平民(特に貧民)と貴族では、結婚相手に求める基準が異なる。 貧民街における良い嫁とは、まず、健康で丈夫であること第一条件で、次いで気立てが良くて働き者であることが続く。美人の条件に裁縫の腕ややりくり上手などが加わる(*343)。 一方、貴族は魔力的な釣り合いが取れないと子供ができない為(*344)、魔力の釣り合いが第一で、次いで身分や派閥関係の調整が挙げられる。 相手に合わせて魔力濃度を薄める事で釣り合わせれば子供はできるが、濃度調節は身体に負担をかける上、薄めた魔力で生まれる子は家の魔力基準に満たず、神殿行きか下働きになる可能性が高い。 子供の魔力量は妊娠中の母親が注ぐ魔力量に左右されるので(*345)、妊婦はなるべく多く魔力を与えられるように、他への魔力の使用を控える。かといって、期待をかけすぎて初期に大量に注ぎすぎると流産しやすく、母体にも良くないため(*346)、適切に行う必要がある。 この為、一般の貴族女性は妊娠、出産、子育て期間は丸々職から離れることになり(*347)、女性領主も礎に魔力を注げなくなる。この制約から、女性が領主となる場合は、必ず夫も領主候補生でなくてはならない。(*348) なお、妊娠期間はほぼ9か月であり、多少の個人差はあるものの魔力による変化はない。(*349) 子供は母親とほぼ同じ魔力だが、夫婦関係が良好な場合は、互いに染まり合い、夫婦の魔力が近い状態になる。(*350) 子供を父親の魔力に近付けるには、妊娠期間中もなるべく頻繁に夫から妻へ魔力を流すようにした方が良い。この辺りの事情もあって、妻が妊娠中に他の妻を娶らない方が良いとされている。(*351) 一般的に1ヶ月程度で染め合った魔力は元に戻るため、離れると互いの影響が薄れることになる。(*352) 夫の影響が薄くなった母親は本来の自分の色に戻り、子供の魔力は生まれた時が基準になるので、成長すれば親子でも差が出てくる。 子供の魔力に大きな影響を与えるのが母親である為、貴族の結婚の血統禁忌は、同じ母親につながるか否かで異なる。 同母の場合、兄妹(第二親等)での結婚は許されないが、異母の場合は許される。なお養女は異母妹と同じ扱いになる。 血筋を遡った際に、同一の女性に至る場合、従兄妹(第四親等)から結婚を許可される。(*353) 同母の年の離れた妹を養女にした場合の息子と養女の結婚可否や、父娘間の可否、洗礼式で戸籍変更した場合の血筋上のみ兄妹間の結婚可否等は不明。 通常の貴族で、他領からの輿入れがある場合、それぞれの領主の許可を得た後、親族だけで領地の境界にある門へと迎えに行き、お互いに挨拶をして、花嫁や花婿を連れて帰ってくる。この時点ではまだ儀式を終えていない婚約者の状態で、正式な婚姻は夏の星結びの儀式を待つことになる。(*354) 王族や領主候補生の婚姻は、領主だけでなく、王の許可が必要になるため、領主会議の時に中央神殿から神殿長がやってきて、星結びの儀式を行う。貴族院の祭壇のある礼拝室で星結びの儀式を執り行い、その後、領地ではお披露目のみが行われる。(*355) いずれにせよ、他領に輿入れする場合は、洗礼式の際に登録したメダルを持参する。(*356) 離婚 所定の手続きを踏むことで、離婚することができる。 ただし、星結びの儀式で最高神の祝福を得たのにも関わらず離婚した場合、それから先は最高神の祝福を得にくくなり、普通にお祈りしても半分くらいしか祝福を得られなくなる。(*357) 死亡 平均寿命は栄養状態で決まり、貴族が六十三歳くらいで、平民は五十歳位(*358)。ただし魔力持ちは、魔力を適切に抜くことができなければ、長生きができない(*359)。 魔力を持つもの(魔獣を含む)は、死ぬと魔力を溜める器官へと魔力が流れ込んで固まり、血液凝固のように固まって魔石が形成される。(*360) 戦闘で死ぬ、即死毒で死ぬなどの特殊な例を除くと、死んですぐさま魔石になるということはない。(*361) 死後どのような形態になるのかは、肉体の部位(魔獣で言うと素材)が身体から切り離される際に、魔石になる部位がどういう状態だったかで変わる。 死ぬ前かつ魔石を傷つけられる前に剥ぎとられたものは生前の状態で、死後や魔石を傷つけられた後は、魔石以外の部位はどろりと溶けてなくなる。(*362) 遺言 今際の台詞が話題にあがることはあるが(*363)、故人の財産の処分等、遺された生者の行為に効力を持つ遺言の存在は明示されていない。 その一方で魔力による遺言が存在する。魔力を持つ者が、自身の魔力を振り絞って助けを求めた場合、助けを求めた相手に声と映像が飛ぶ現象が生じることと、その性質上、該当現象が戦死や処刑などの際に起こりやすいことから、貴族はこの現象を死の間際の遺言的に扱っている(*364)。現象自体は命の危機に陥ったものが自分の状況を伝えるもので、ほとんどが意図せず無意識に行われる(*365)(*366) 葬式 平民は、死後すぐに葬儀を執り行う。 家族とその近所の住民は、黒い布を腕に巻くことで、葬儀に関係していることを示す。 死者の国の扉が開くのは、闇の神と光の女神が出会う夜明けであり、無事に朝日が昇る時、夫婦神の導きで死者の国へと迎え入れられると考えられている。 その為、井戸の広場に黒の布を腕に巻いて結んだ近所の人達が集まり、故人が無事に死者の国に迎え入れられるまで、故人の思い出を語りながら夜を明かす。 葬式が終わるまで、肉の類は口にしてはならず、2の鐘が鳴り響く頃に婦人方が配るパンとお茶で朝食とする。 朝食後に、近所の皆で板を担いで、神殿へと向かい、死亡したという届出をして、埋葬に必要なメダルを受け取る。 洗礼時に登録したメダルが埋葬の許可証となる。金をかけて墓石や墓碑を準備できない者は墓石代わりに使う。 神殿でメダルを受け取ったら、街の外にある墓地へと向かい、木箱を埋葬し、板を土に差し込む。 板に墓石代わりのメダルを押し付けるとピタリとくっついて離れなくなる為、この板を墓標として、葬式は終了になる。 死んだのが一家の主であれば、遺産相続についての話し合いやこれから先の一家を支える跡継ぎの決意表明のようなものがある。(*367) 神殿が近隣にないことから、エーレンフェスト以外の平民の登録証(メダル)の受け渡しは直ぐにできない。 その為、死者を神殿に運ぶ代わりに、葬式時に死者の血を木札に取っておき、秋の収穫祭時に文官(徴税官)に報告して木札(血)を渡す(*368)。 文官は徴税の品物と一緒に、木札(血)を発送専用の転移陣で(*369)、登録証が保管されている城に送る。 死者の登録証は、血にこもった魔力(*370)を目印とした魔術で取り出され、木札に貼り付けられた状態で送り返される。(*371) 従って、遺族が受け取った登録証付きの木札を墓標につけるのは、送り返された木札を受け取った後となり、葬式から相当日数が経過する。(*372) 貴族は時を止める魔術具を持つため、死亡時期と葬式の時期が乖離することが多い。 領主が死亡した場合は、領主会議で次期領主が承認された後、周辺の領地を招いて葬式を執り行う。 葬式は青色神官を呼び、遺体から命の神の神具を使って魔石を取り出し継承を行う。 魔石を取り出すと遺体が消える為、遺体の埋葬はしない。 魔石は日用品と共に各家の館の当主しか入れない地下室に保管される。(*373) 魔石は先祖代々受け継ぐが、保管し続けるか使用するかは継承者次第である。(*374) 血族の魔石は、その属性や品質から子供が生まれた時に与える魔術具を調合するのに向いているため、各家庭の財政状況にもよるが、その為に使用されることが多いと推測される。(*375) 青色神官は魔力を持つので、遺体の性質的には貴族に近いが、墓参り対象となることから、儀式で魔石を取り出すことなく墓に埋葬されると推測される。(*376) 反逆者は葬式がなされず墓標も存在しない。 領主と領主候補生のみ使用できる闇の神の魔術で、メダルを破棄して処刑を行う。(*377) 処刑されたものは灰すら残らない。 芸術 文芸 文芸(言語芸術) は、親から子や吟遊詩人から大衆への口承が中心だったが、エーレンフェストの印刷本の台頭により、記載文学が普及しつつある。 口承文学は広く普及している。(*378) 平民や貴族を問わず、親が子に物語を語ったり(*379)、吟遊詩人が騎士物語を語ったりしている。(*380) 記録媒体が、木板か羊皮紙と、没食子インクであり、羊皮紙とインクが非常に高額であること(*381)、更に印刷がなく手書きで作成するしかなかったことから(*382)、本の絶対数が少ない。(*383) 蔵書場所も、神殿の図書室(*384)、上級貴族の書斎(*385)、城の図書室(*386)、貴族院の図書館(*387)等に限定される。 貴族院の図書館の蔵書量でも、貧乏貴族救済目的で成績の良い者や字が綺麗な者の参考書を毎年購入したり(*388)、成績優秀者についてまとめた資料を毎年保管したり(*389)しているにもかかわらず、保存用の書庫に収めた古い資料まで含めて、3~4万程度にとどまっている。(*390) これらの状況に加えて、エーレンフェストの本が広く認識されるまでは、本は一点ものであり芸術品であると考えられていた。 その為、美しい字を書く者に本文を書かせ、芸術家や絵の工房に色鮮やかな挿絵を頼み、皮の職人に宝石や金をあしらえた皮張りの表紙をつけさせて、初めて本と認められた。(*391) 結果として、中級貴族ですら手に出しにくいほど高額になり(*392)、重くて持ち運びどころか紙を捲るのにも労力がいる物となっていた。(*393) 価格面で手が出しにくいことに加えて、聖典や古い書物は、日常で使用されている新しい言葉とは異なる、古い言葉で記載されている為(*394)、古い言葉に親しんでいる少数の者(*395)以外には、読書行為自体が負荷となっていた。(*396) 一方で、エーレンフェストの印刷本は、植物紙に(植物油と煤等からなる)印刷インキで印刷され、和綴じで製本され、皮の表紙はついていないことから、価格も重さも捲りやすさも大きく改善されている。 加えて、新しい言葉で記載されていることから(*397)、古い言葉の知識のない者でも容易に読むことができる。 これらの事情から、エーレンフェストの印刷本の台頭により、記載文学が一気に普及しつつある。 なお、印刷技術自体は、写本で収入を得ている下級貴族や青色の生活を圧迫するのではないかという危惧を抱かれていたが(*398)、絵画の印刷により、その価値が貴族にも受け入れられた。(*399) 美術 美術(造形芸術・視覚芸術)として、彫刻と絵画が存在する。 彫刻物は、神殿にある神々や神々以外(*400)の石像、礼拝室や図書室等の壁や柱や棚等の彫刻およびレリーフ等で見受けられる。(*401) 彫刻の内、像の制作は平民の芸術関係の工房が担っている。(*402) 建物は王や領主の創造魔術で作られていることや、彫刻物の一部が魔法陣と連動していることから(*403)、貴族が魔術で制作したものも存在すると思われる。 神殿の宗教画(*404)、城等の肖像画(*405)、本の表紙や挿絵(*406)、資料の絵(*407)など、主に貴族社会において絵が見受けられる。 絵画は写実的に描かれており(*408)、デフォルメは認められていない。(*409) 音楽ほどではないものの、貴族は嗜みとして画力も求められており、自称不得意でもそれほど下手ではなく(*410)、得意と言うと絵師になれるレベルとなる。(*411) 絵具の材料である素材(鉱物・油)や、絵を描く布や紙それぞれが魔力を持ち、互いの属性の影響を受ける為(*412)、同じ鉱物でも異なる油に混ぜると様々な色に変化したり、絵具同士を混ぜると黒になったり、絵具を紙に塗ると時間と共に変色したりする。(*413) この為、絵具の製法は完全に工房独自の物で秘匿されて、同じ工房に注文しなければ、同じ色を取り寄せることができない。 加えて、絵具は下町には売りに出されておらず、貴族向けには注文を受けた工房が作って直接納めに行く形式をとっている。 なお、塗った後の色の変化の抑制は、予め色を付ける対象に定着剤を塗って、定着剤が乾いた後に色をつけることで回避している。(*414) ローゼマインの出資で印刷用の色インク製造技術が確立した結果、同じインク工房から取り寄せた色インクで多色刷りができるようになった。(*415) 更に、ハイディの研究により、上から塗ってインクを変色させることなく保護する薬剤の開発された。(*416) 音楽 伴奏を伴う声楽が中心であり、伴奏用の楽器として、弦楽器(フェシュピール(*417))、管楽器(横笛(*418)、笛(*419))、打楽器(太鼓(*420))が存在する。 農村で暮らす平民とって音楽は歓喜の表現であり、収穫祭にて、手拍子、足拍子、口笛や楽器と共に、大きな声で歌い踊る。(*421) 貴族にとって音楽は嗜みであり(*422)、奏者の技量と場との調和が必要となる。 貴族のお茶会では、楽師が複数呼ばれて、代わる代わる演奏する。(*423) 曲目は、最高神と五柱の大神に捧げる歌や芸術の女神に捧げる曲、戦いの時に鼓舞する軍歌のような曲が多く、英知の女神に捧げられる曲は少ない。(*424) ローゼマインがクラシックやアニソン等の曲をもたらした結果、曲の種類が一気に増えた。 エーレンフェストで印刷がはじまるまでは、家庭で音楽の教師から学ぶか、貴族院の講義で学ぶか(*425)、お茶会で他の楽師が披露した曲を耳で覚えた後に楽譜をおこす(*426)かすることで、曲が広まっていた。 エーレンフェストで印刷製の楽譜の販売を開始したことから(*427)、楽譜をもとにした曲の普及も進んでいる。 洗礼式のお披露目(*428)、貴族院の実技の講義(*429)、貴族院の卒業式の奉納用の音楽や歌と(*430)、自身の腕前を披露する公式の場が多いことから、洗礼式を迎える前から練習を重ねる。 音楽の演習は、フェシュピールで、音階や歌、曲を覚えておくことを基本とし、その上で、自分に合った楽器を探す。(*431) その一方で、教育費の結果生じる、楽器や教師の質の差で、演奏の腕前に差が生じることから、お披露目は下位階級から行うし(*432)、貴族院の練習も貴族階級で分かれる。(*433) 貴族が専属楽師になる場合は、側仕えを兼任する。 平民でも、音楽の才能が高い場合は、専属楽師として身を立てる場合もある。 魔力量の問題で貴族になれずに平民となった、貴族一族の者がなる場合がほとんどだが、神殿の灰色神官や灰色巫女が楽師となる場合もある。 いずれにせよ、音楽的な才能と貴族社会で浮かない立ち居振る舞いが必要とされる。(*434) 舞台芸術 舞台芸術として、舞や演劇が存在する。 貴族は、貴族院の卒業式で歌舞音曲の奉納を行う。(*435) その中で、領主候補生は奉納舞を、騎士の内選抜されたものは剣舞を披露する為、貴族院の実技の講義の中に、奉納舞の練習や剣舞の練習が組み込まれている。(*436) お茶会や狩猟大会以外の、娯楽的な催しの有無や種類は領地によって変わる。 クラッセンブルクでは、神殿の青色神官や青色巫女が演じる神話をもとにした演劇が楽しまれている。(*437) 交易 国内の領地間、ユルゲンシュミットと外国間で交易が存在する。 国内の交易は、貴族院の領地対抗戦で交易対象物を示し、領主会議の場で具体的な取引量と取引内容を決める。 その取り決めに従い、平民の商人達が、領地間を移動して商品を入手・輸送する。 政変以前は、アウブが領地対抗戦や領主会議以外の場で会議をすることに何の問題もなかったが、政変後は、勝ち組領地同士以外で行うと反乱を疑われる為、止めるようになった。 同様に、里帰りや婚約以外の理由で、貴族が他領を訪問することも、勝ち組領地以外は問題視される為、アウブの許可が出ない。(*438) 従って、政変後の国内の交易において、貴族が平民に同行して他領を訪れることは基本的にはない。 ユルゲンシュミットと外国間の交易は、領主が境界門を開き、王がグルトリスハイトを用いて国境門を開け、国境門内にある転移陣を用いることで可能となる。(*439) 交易実績のある外国として、ボースガイツ、ランツェナーヴェが存在する。 外国では魔石があまり存在しない珍しい物らしく、何よりも欲しがられ、平民でも狩れるような弱い魔獣の小さい魔石でも高額で取引されている。(*440) 先代ツェントの治世時は、約200年前に断交したボースガイツを除いた国境門から繋がる五ヶ国と交易していたと思われるが、政変を経たツェント・トラオクヴァールの治世時の交易相手はランツェナーヴェに限定されている。(*441) コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 平民でゆで汁を飲むと子供が生まれないとか良い子に恵まれないってのは魔力でも増えるのかな? 夫婦間の魔力差の問題で子供ができなかったり子供が身食いになったりするとか - 2017-08-02 03 35 30 2016年 11月11日活動報告で、「Qスープの煮汁を一旦捨てる習慣は、やはり魔力絡みの由来があったのでしょうか? Aはい、そうです。」とあるから、魔力が絡んでることは間違いないかと。生でも食べてるし、他の調理は特にケアしてないしなので、誤差レベルな気がしないでもないのですが、魔力が水溶性で、かつ、水溶状態の方が身体に取り込みやすいのなら、多少の有意差はあるのかもしれません。 - 2017-08-02 07 04 47 127-128話でダームエル(下級)がシキコーザ(中級)を呼び捨てで呼んでいて、シキコーザがそれを非難しないあたり、462話でレオノーレが促していた「任務中は呼び捨て」の対象は、同じ主の側近に限定されておらず騎士内共通ルールなのかもしれない。 (2018-11-18 13 54 32) 騎士団なら団長の下に隊長がいて更に下に平騎士みたいな命令伝達の階層構造があるだろうから、同階層の人間同士は呼び捨てとかなんじゃね? (2018-11-18 15 04 02) なるほど。同階層および下の階層の騎士に対しては、貴族階級不問で呼び捨てがルールという可能性はあるね。 (2018-11-18 20 59 26) 女性の貴族衣装は一人で脱着不可な仕様だけど、男性と騎士向けは(よほどの盛装でない限り)可能な気がする。明確な文面はなく、書籍版のイラストの印象だけど。 (2018-12-13 07 39 41) 貴族の服ってあえて一人で着替えられないように作ってるんじゃなかったっけ。 (2020-07-22 16 07 24) 正装はそうだろうが、騎士服や騎獣服、調合服はほぼ一人で脱ぎ着できるのではないか? 当直でない騎士や側仕えが夜中に呼び出しを受けた時、「自分の側仕えを呼ぶのに時間がかかったので遅参しました」では済まないだろう。 (2020-07-22 16 38 29) そういう時のために不寝番がいるのではないか? (2021-01-06 15 00 53) 中世ヨーロッパ風貴族社会なのに舞踏会が無いのは何でだろうと思っていたのだけど、手を握る=魔力合わせになってしまう文化だからなのかな。親しくない人の手なんて触れないし婚約者ともエスコート以外で人前で手を握るのは破廉恥扱いなら (2020-08-03 09 12 34) 今更だけど原作者コメント出たよ。魔力を流されても困るし、魔力を完全に遮断する手袋でシュタープが出せなくなっても困る。だから社交ダンス文化はない。 (2023-12-30 03 51 16) 薄毛になるってのはありそうだけど、たしかQ Aかに育毛剤の話が載ってたし。白髪になるってのはない世界線なのかなー。 (2020-08-03 14 40 26) グレーティアの髪が灰色で「髪の色をおばあさんみたいだと嘲笑われ」とある。475話 (2020-08-03 15 29 53) トイレで「大」後、何で尻拭くの?紙もウォシュレットも無い。素手、葉、ボロ布とか?風呂無くて体拭いてもらった記述はあるが。貴族なら小範囲ヴァッシェンか? (2021-09-04 08 55 50) 貴族は簡易ヴァッシェンのような魔術具を使う、平民は経済状況次第でボロ布or草・木の葉・藁などで拭く(ふぁんぶ6)。(2024-02-22 12 05 11) 美人の条件で裁縫と料理って言ってるけどコレって日本語との翻訳不和じゃないかな? 日本語における美人って文字通り「美しい人」だけど向こうの文化だと結婚相手と見定める時に、健康、裁縫上手、料理上手みたいな複合条件が入ってくるし日本語だとそれに該当することばがなくて、マインが「美人」と訳したのかも。昔西洋の「悪魔」に該当する語句がなくて天狗って訳したこともあるみたいだし、そういう奴なんではないだろうか? (2021-09-08 03 57 54) Q マインの翻訳機能ですが、貴族になってからも翻訳機能に頼っているのでしょうか? 数字は思い浮かべると現地の数字が書けたようですが……。 A マインの翻訳機能(※)は平民の中でも寝込んでばかりで経験の少ない五歳児レベルだったので、初期に家族と会話するのに役に立ったくらいです。知らない単語だらけですし、それ以上は自分で覚えるしかありませんでした。数字も買い物に行って、自分で「これが0」「これが3」と覚えただけです。(ふぁんぶっく2 Q A) (2021-09-08 12 41 00) 美人関連は、第15話で、「この辺りで美人と言われる裁縫上手だ。」とあるし、5歳まで寝込んでばかりだったマインが「美人」という単語を(覚えられるほど)聴く機会があったとは思い難いので、麗乃の記憶が戻った後、外で活動するようになった頃に、実際にそう言われているのを聞いて、「美人」という単語毎覚えたと考えるのが妥当かと。 (2021-09-08 12 45 30) 平民でも貴族でも髪を切るのって、だれがどうやってするんだっけ? 分かる方、答えを教えて下さい。 (2023-02-08 16 19 36) 平民は家族同士、貴族は側仕えが整える。(ふぁんぶっく4) (2023-02-09 21 34 21) 出産について、フェルが勝手に生まれるって話したのは平民と貴族とは違うから知らんってことだと思うけど貴族も同じと思っているのかな?お産の際に、魔力を与えることは知ってるけどロゼマが出産した時も勝手に生まれると思ってたらユストクスあたりにたしなめられそう。 (2023-08-10 18 47 09) あれはフェルディナンドにとって最も興味のない上に忙しい時期の質問だったから(公式)。ロゼマや我が子に関してはそうじゃないだろ。少なくともパタニティになる(原作者発言)ってことは興味も関心も持つ。あの時と同じ回答をするとは思えない。 (2023-08-10 22 51 31) エグランティーヌのページに「祖父の養女として洗礼を受けた形になったため(この時点では第三王子の忘れ形見であることは公にされていない)」って書いてあるけど、養子として洗礼式を受ける場合は両親が誰かは公表されないこともあるってこと?マインが当初の予定通りカルステッドの養女になってたら、本当の両親は誰としたんだろう?詮索はされたのかな?それとも養女になった子どもの両親については触れないのが暗黙の了解なのかな? (2023-12-04 22 10 21) 「マインがカルステッドの~」はローゼマインのコメント欄で既出のクエスチョンです、該当箇所のログかふぁんぶっくを読んでください。それ以上のものは出て来ないので欲しいなら次のふぁんぶっくで作者に質問してください。 (2023-12-05 01 38 25)
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[メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 69 → 成功 [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 58 → 成功 [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 8 → スペシャル [メイン]GM:当然回避だ [メイン]GM:ccb =50 Cthulhu (1D100 =50) → 84 → 失敗 [メイン]GM:ccb =50 Cthulhu (1D100 =50) → 88 → 失敗 [メイン]GM:ccb =50 Cthulhu (1D100 =50) → 85 → 失敗 [メイン]エリカ:yosiyosiyosi [メイン]GM:ダメージやりな [メイン]エリカ:1D8 Cthulhu (1D8) → 8 [メイン]エリカ:1D8 Cthulhu (1D8) → 6 [メイン]エリカ:1D8 Cthulhu (1D8) → 8 [メイン]須川:出目ぶっ壊れてて草 [メイン]GM:弾丸は車両にとっての重要な場所を貫く、車は即座に失速を始め、スリップしながら視界から消えていく [メイン]エリカ:狂気の笑みを浮かべる [メイン]GM:まぁ黒服Bでいいか? [メイン]エリカ:(してやったぜ)★ [メイン]エリカ:なお、お股 [メイン]GM:残された黒服Aはそれをみて激高したのか、拳銃ではなくARを持ち出してくる [メイン]須川:ちょちょちょちょ [メイン]リリカ:「」 [メイン]GM:では2ラウンド目行くぞ [メイン]GM:黒服Aの発砲!! [メイン]GM:ccb =30 Cthulhu (1D100 =30) → 76 → 失敗 [メイン]GM:ccb =30 Cthulhu (1D100 =30) → 6 → スペシャル [メイン]GM:ccb =30 Cthulhu (1D100 =30) → 74 → 失敗 [メイン]GM:回避どうぞ [メイン]須川:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 76 → 失敗 [メイン]須川:オア [メイン]GM:やったぜ [メイン]GM:1d8 Cthulhu (1D8) → 5 [メイン]GM:車両に5点ダメだ [メイン]須川:「オヒィヒヒヒ」 [メイン]リリカ:「しょうがないね」 [メイン]GM:車両君は、初期で20、事故と込みで現在13かな [メイン]GM:0になったら運転不能なので、1以上なら問題ないよ [メイン]GM:アサルトライフルの乱暴な射撃が車に当たるが、いまだ走行に問題はない [メイン]GM:リリカどうぞ [メイン]リリカ:「ヤーッッッッ!!」(ニンジャ [メイン]リリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 49 → 成功 [メイン]リリカ:1d6 Cthulhu (1D6) → 4 [メイン]GM:ccb =50 Cthulhu (1D100 =50) → 78 → 失敗 [メイン]GM:そのサイズなら8以下かな [メイン]GM:6ぐらいが妥当じゃない [メイン]リリカ:残弾46 [メイン]リリカ:4/6 [メイン]エリカ:草 [メイン]GM:おや?お前もARを [メイン]リリカ:ち が い ま す [メイン]GM:弾丸が車体を貫く、それだけでも高速域で行われるカーチェイスでは大きな不利となる [メイン]GM:追っ手は離されていくのを見て、こんどは虎の子のRPGを引きずり出す [メイン]GM:ccb =1 Cthulhu (1D100 =1) → 44 → 失敗 [メイン]エリカ:草 [メイン]須川:いや当たったら困るが [メイン]エリカ:本気出しすぎやろ [メイン]リリカ:最初から出せ [メイン]GM:発射したRPGは車と擦れて即座に爆発する [メイン]GM:火の玉となった車が後の車両を巻き込んんで大爆発を起こす [メイン]GM:もうこの道を使って追ってくることはないだろう [メイン]エリカ:かっこいいなw [メイン]リリカ:自爆しちゃったねぇぇ…… [メイン]エリカ:「やるぅ」 [メイン]GM:あい、カーチェイス編おわり [メイン]須川:「勘弁してくれ」 [メイン]GM:そうしたうちに車はハウス製薬本社前にやってきた [メイン]須川:通り過ぎてなかった [メイン]リリカ:「たのしかったー」 [メイン]須川:「正気か?」 [メイン]エリカ:「おろろろろろろろ」緊張から解放されて軽くゲロ吐く [メイン]須川:「」 [メイン]リリカ:い つ も の [メイン]須川:今回の卓でもやるのか… [メイン]北条つぐみ:「うっぷ……酔うかと……」 [メイン]エリカ:「うええ……酒のみてえ気分だ……」 [メイン]須川:「お腹痛くなってきた…」 [メイン]リリカ:「👐」 [メイン]北条つぐみ:「大事な事思い出したのにもう少しで忘れるところでしたよ」 [メイン]北条つぐみ:「パパのお仕事思い出したの」 [メイン]北条つぐみ:「パパは目を治してくれるんだ、わたしのお姉ちゃんたちもみんな目が悪かったの」 [メイン]北条つぐみ:「ハイドラの芽っていう薬があるらしいんだ、それで、私も病院で治してもらったの」 [メイン]北条つぐみ:「その代わりに約束したの、パパのお仕事手伝うって」 [メイン]北条つぐみ:「もっとはやく思い出してればあんなに大変な事をしなくてよかったのに……ごめんなさい」 [メイン]北条つぐみ:「とにかく、あと少し、もう少しでパパにお願いされたお仕事ができるの」 [メイン]二宮 太郎:「そのお仕事ってなんだ?あんあまりいい感じは受けないが」 [メイン]北条つぐみ:「パパは眼を開くって言ってた、だから目を治したんだって」 [メイン]北条つぐみ:「私の眼はお姉ちゃんより特別って言ってたの」 [メイン]北条つぐみ:「だから頑張らないと」 [メイン]GM:つぐみはおでこをさすりながら、そう訴えかけてくる [メイン]須川:「………」 [メイン]エリカ:心理学もういっかいいいですか [メイン]エリカ:色々思い出してるし、悪意がないか確認したい [メイン]二宮 太郎:よいぞ [メイン]エリカ:お願いします [メイン]二宮 太郎:###Language secretDice### [メイン]エリカ:(きな臭すぎる) [メイン]GM:彼女の言葉は責任と、信頼。プラスともマイナスとも言い難い強固な感情に支配されている。これを愛情と呼ぶのなら重い鎖にも近いだろう [メイン]GM:小さな背にはあまりある役目を負っているのだと感じた [メイン]GM:あい [メイン]エリカ:軽く深呼吸をし、呼吸を整えてから分析する [メイン]エリカ:「そう......少なくとも自分の意思で動いているのは間違いなさそうね」 [メイン]エリカ:「問題は、お父さんがしようとしていたことをよく見極める必要はありそうだけど」 [メイン]エリカ:「どう思う?」みんなに問う [メイン]二宮 太郎:「こんな小さい子に、そこまで言わせるんだから相当だな……彼女の言う通り正義のヒーローだったらいいんだが」 [メイン]エリカ:黙って頷く。 [メイン]GM:シェルケンの集会所は嫌だな [メイン]須川:「その子の気持ちはわかるが。父親がまっとうな事をやっているようには思えん」 [メイン]リリカ:「かといって、ここで私達が手を引いても結果は同じになりそうだけど」 [メイン]須川:「まあな」 [メイン]エリカ:「なんにせよ、中に入ってみないことにはね」 [メイン]リリカ:「彼女の使命がまっとうかそうでないかを見極めるのは私達だと思うの」 [メイン]リリカ:家pharmacyGO! [メイン]エリカ:「ここまで来て引くつもりはないでしょ?」 [メイン]須川:「それを確かめるためにも……か」 [メイン]GM:話をするさなか、ちらりとタクシーの通った道を見ると、すでにタールが集まり始めていた [メイン]須川:「うげ」 [メイン]二宮 太郎:「これ以上話してる余裕もなさそうだな、進むしかないね」 [メイン]須川:「いくしかなさそうか」 [メイン]エリカ:「行こう」 [メイン]GM:ハウス製薬本社も、警備員はおらず、代わり死に絶えた腫れあがった獣と黒服が転がっている [メイン]GM:どうやら彼らは交戦した後のようで、生きた気配はここからはしない [メイン]GM:エレベーターが地下4階で止まっているのがエントランスから確認できる [メイン]GM:ここは地上に6階、地下は不明というのがそこから読み取れる情報だ [メイン]二宮 太郎:「こんな状況でわざわざ下に行くってことは何かあるのか?」 [メイン]二宮 太郎:「中にばけものでも詰めて最下層に送っただけかもしれないが」 [メイン]エリカ:「うーん......」 [メイン]リリカ:「行ってみたら分かるんじゃない?」 [メイン]須川:「追うしか無いだろう」 [メイン]エリカ:「ここで二手に分かれるのも得策ではなさそうだし」 [メイン]エリカ:「そうね」 [メイン]GM:そう決心してエレベーターのボタンを押せばすぐにでも上がってくる [メイン]GM:エレベーターの中は血はあっても死体はなく、危険もなさそうだ [メイン]リリカ:「……尋常じゃないね」 [メイン]エリカ:聞き耳いいですか [メイン]GM:中に入って見れば、操作用のパネルが外付けで増設されており、地下1階から4階までが選べるようだ [メイン]GM:いいよ [メイン]エリカ:1d100 =58 Cthulhu (1D100 =58) → 97 → 失敗 [メイン]エリカ:てってれー [メイン]GM:ここまで後半でのファンブルは……よし [メイン]須川:ッエーイ☆ [メイン]GM:音を聞くために目を閉じて集中したのが運の尽きだった [メイン]GM:上から降ってくるタールに気づいたときには肩にかかった後だった [メイン]エリカ:うわあ [メイン]GM:タールは服を溶解し、焼く様な刺激を肌に与える [メイン]エリカ:ッ……!!! [メイン]GM:強い酸性を含み、痛みのすぐあと痛覚が死んでいくために長く苛むことはなかいがそれは逆に現状を知る手段を欠いてしまう [メイン]GM:まずダメを [メイン]GM:D3を一つ [メイン]GM:うん [メイン]エリカ:1D3 Cthulhu (1D3) → 3 [メイン]GM:骨折かな?? [メイン]エリカ:11→8 [メイン]リリカ:【応急手当】ェ? [メイン]GM:そこまでダメージを食らったらやさしくするか [メイン]GM:エリカは衣服を即座に脱ぎ、なんとかこれ以上タールに晒される危険から逃れるが、しっかりと洗浄しないと骨にまで届くかもしれない [メイン]GM:そうなれば腕の損失は避けられないだろう [メイン]エリカ:😱 [メイン]二宮 太郎:「製薬なんだからなにか対応できるものがあるだろ!薬品のありそうな場所を回っていくしかない」 [メイン]エリカ:「くっ……」 [メイン]GM:地図を使い、ひとまずは水や基本的な設備の整った部屋をすぐに見つけ出した [メイン]GM:エリカの肩のタールを洗い流して、傷口を確認できるようにする [メイン]GM:傷口は通常の症状ではなく、溶けていつつ、腐敗したような状態になっている [メイン]GM:エリカは自らの一部が生きながらにして腐った姿をみて、正常な性状態は居られなくなる [メイン]エリカ:性状態 [メイン]GM:正常な精神状態ではいられなくなる [メイン]GM:成功で1d3、失敗で1d6 [メイン]エリカ:1d100 =68 Cthulhu (1D100 =68) → 17 → 成功 [メイン]エリカ:1d3 Cthulhu (1D3) → 3 [メイン]エリカ:68→65 [メイン]GM:さっき3出したし次は1でしょ(現実逃避 [メイン]GM:ここから応急手当できます [メイン]リリカ:「動かないで」 [メイン]GM:ここは医療器具があるので+10の補正 [メイン]エリカ:「……ごめん。こんなことしてる場合じゃないのに」 [メイン]リリカ:ccb =85 Cthulhu (1D100 =85) → 42 → 成功 [メイン]リリカ:1d3 Cthulhu (1D3) → 1 [メイン]GM:医療器具があるので回復量は1d6になってるんだぜ [メイン]GM:いいぞ! [メイン]リリカ:1d6 Cthulhu (1D6) → 6 [メイン]エリカ:最強 [メイン]須川:極端すぎんか? [メイン]エリカ:全 回 復 [メイン]GM:過剰に回復したので腕がもう一本生えます [メイン]リリカ:極端過ぎる [メイン]リリカ:??????????? [メイン]エリカ:8→11 [メイン]須川:SAN値直葬 [メイン]GM:よかったね、古いの一個捨てな [メイン]リリカ:わたしわるくないよ [メイン]GM:ではエレベーターの一件でした [メイン]GM:じゃあ地下4階に進むかんじ? [メイン]二宮 太郎:「とりあえずタールの対処法はわかったが、使ったら助からないな」 [メイン]二宮 太郎:浸かったら [メイン]二宮 太郎:同音異義語絶対殺すマン [メイン]エリカ:「シャレにならん……」 [メイン]GM:ではではエレベーターに乗り込んだみんなは4階へと向かう [メイン]GM:何事もなく目的地に到着し、扉が無機質に開く [メイン]GM:すぐ目の前で、大きく出血して事切れた派手な身なりの黒服がいた [メイン]エリカ:「……」 [メイン]GM:さらに道は続いており、どこかシェルターのような強固さを感じさせる [メイン]GM:それも扉がしっかりと閉まっていればの話だが [メイン]GM:進める先は一本しかなく、突き進む以外にどうすることもできないだろう [メイン]須川:突撃ィー [メイン]GM:すすんでいくと、暗室に出る [メイン]GM:その部屋は真ん中にでベッドがあり、スポットライトが一つ、それを照らしているのが分かる [メイン]エリカ:「もしかして……ここが」 [メイン]GM:ベッドは寝具というより、治療室を彷彿とさせ医療用の機械が静かにその音を響かせていた [メイン]GM:そのベットには既にだれかが寝ており、こちらに気が付いて身を起こす [メイン]リリカ:「誰?」 [メイン]エリカ:スターセル案件?(ちがう) [メイン]謎の人:「ここまで来てしまったか……でもこれも運命か」 [メイン]GM:このシーンやって終わりかな、シーン終わるか知らんが [メイン]謎の人:「はじめまして、私が悪の首魁、気軽にそう呼んでくれ」 [メイン]二宮 太郎:「変な奴だな、とにかく君はここで何してるんだ」 [メイン]エリカ:(二宮君つよすぎる) [メイン]二宮 太郎:「ここに居座ってるってことはカルコサとかだろ」 [メイン]二宮 太郎:「あんたらがこの街をむちゃくちゃにしてるなら今すぐやめろ」 [メイン]謎の人:「そうともさ、カルコサのリーダーとは私の事、でも勘違いしないでくれこれも世のため人の為だ」 [メイン]謎の人:「この惨事を作りだしたのも、当然私も一端だ」 [メイン]謎の人:「残念だがここに来てももう何もないけどね、全ては始まってしまったから、変わりようがない」 [メイン]GM:カルコサのリーダーを名乗る存在は、そういってつぐみを指さす [メイン]謎の人:「君たちが手助けをしている彼女が何者か、知りもしないのによくも手伝ってくれたね」 [メイン]謎の人:「彼女こそが災厄、眠れる海神を起こす魔笛、蘇らせてはいけないんだよ」 [メイン]リリカ:「質問をしても?」 [メイン]GM:つぐみはこの部屋を、謎の人物を見てうずくまる、今まで異所の痛みが声をも殺させている [メイン]GM:いいよ [メイン]リリカ:「あなたはカルコサのリーダーと言ったけど、仲間の人達——黒服の人たちは倒れてた」 [メイン]リリカ:「ここで何が行われている?」 [メイン]謎の人:「正しい推理だ。でも答えられないよ」 [メイン]謎の人:「ただ私たちは敵でも味方でもない。それだけだ」 [メイン]謎の人:「彼女を引き渡すのなら、ここから五体満足で帰してやる」 [メイン]須川:「引き渡したらどうするつもりだ?」 [メイン]GM:謎の人物は高圧的に語り掛ける [メイン]謎の人:「この事件を終わらせよう、最大限の死者を供物にな」 [メイン]二宮 太郎:「勝手ばかりいうじゃないか、こんなに大事になってるのに一人の力だけでどうにもならないだろ」 [メイン]GM:そういわれ、口をにっと釣り上げた後に腕を掲げる 二宮を掴むようなジェスチャーで [メイン]GM:二宮は腕に連動し、何メートルも離れているというのに浮かび上がる [メイン]GM:肉が悲鳴を上げて、手足をもがくも結果はでない [メイン]エリカ:ダースベーダーかな [メイン]謎の人:「こう、実力行使でもいいんだ」 [メイン]謎の人:「私が彼女を持ってここから出ていく。その間何もせずに見ているだけでいい」 [メイン]GM:腕を振って二宮を放り投げる [メイン]エリカ:何も出ないなら目星か心理学で何か弱点とか、調べられないですかねえ [メイン]GM:次の標的といった風に今度はつぐみを遠隔で掴む [メイン]GM:いいよ [メイン]エリカ:どっちも振っていいの? [メイン]GM:いいよ、でも結果は変わらないよ [メイン]エリカ:意味ないならいいや() [メイン]GM:あい [メイン]エリカ:やっぱ振る [メイン]エリカ:まず目星で [メイン]GM:あい [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 41 → 成功 [メイン]GM:エリカは謎の人物を観察した、だが怖気が走る、自分が隅々まで見られているように感じる [メイン]GM:この相手に観察力では勝ることはできないだろう [メイン]GM:では続きを [メイン]GM:確かに? [メイン]リリカ:「曲がりなりにも」 [メイン]リリカ:「正義心を持ち合わせた一般人だから、良く分からない状態で逃がすわけにはいかないんだけど」 [メイン]リリカ:「何も戦おうってわけじゃない」 [メイン]リリカ:「彼女を無事にしてくれるのなら、あなた達の目的にも手を貸すけど」 [メイン]リリカ:「どう?」(銃を構えて) [メイン]謎の人:「無事……か。それはできないね」 [メイン]謎の人:「けじめは何事にも必要なんだよ」 [メイン]謎の人:「この子の親と、子たちは必要な犠牲者だ」 [メイン]謎の人:つぐみを掴み、空いた手を天上に向けて握りしめて、鉄が悲鳴を上げて破壊される。ハウス製薬本社の屋上までずっと続く穴を開き、そこから日の光がわずかに差し込み視界がよくなった [メイン]謎の人:「では、この事件で君たちの活躍はここまで」 [メイン]謎の人:「明日になるまでじっとしてれば、生きているかもしれないね」 [メイン]GM:謎の人物は風をまとって、風のごとくに消え失せた [メイン]リリカ:「えーっと……?」 [メイン]GM:その場につぐみ以外の4人を残して [メイン]須川:「……」 [メイン]エリカ:「なんなんだ......あいつは」 [メイン]エリカ:「私達を殺そうとすれば出来るはずだけど」 [メイン]エリカ:「なぜ見逃した?」 [メイン]リリカ:「気に留めるほどでもない、それほどの自信があった」 [メイン]GM:首を絞められたため、意識がもうろうとしていた二宮がようやく立ち上がる [メイン]須川:銃向けられて平然としてたしな [メイン]エリカ:「そんな馬鹿な……私なら余裕があるかどうかに関わらず殺すところだよ」 [メイン]二宮 太郎:「ゲホッ……なんんだ?どうなった?」 [メイン]リリカ:「逃げた」 [メイン]須川:「あの子も一緒にな」 [メイン]二宮 太郎:「は?逃げたってこんな場所でどこに」 [メイン]リリカ:「👆」 [メイン]GM:二宮が開いた大穴を見つめて、押し黙る [メイン]須川:「🌀」 [メイン]二宮 太郎:「とんでもないな、俺は魔法の世界にでも迷い込んだのか?」 [メイン]エリカ:「もう何がなんだか……」 [メイン]二宮 太郎:「とにかく後を追う…と言いたいが、こんな状況じゃ追っても何かできるとは思えない」 [メイン]リリカ:「あ、そういえば」 [メイン]二宮 太郎:「他に事情をしってそうな奴を探し出すしかないか」 [メイン]リリカ:「事情を知っている人といったら占い屋の人……?」 [メイン]須川:「石江はなにか知っているのだろうか」 [メイン]GM:という訳でこのあたりでシーンを切ります [メイン]GM:次回最終章 死す [メイン]GM:次回の時間だけ決めます [メイン]GM:明日ダメな人 [メイン]GM:明後日ダメな人は? [メイン]須川:ノ [メイン]須川:↑明後日ね [メイン]GM:15~17は? [メイン]GM:日です [メイン]GM:これ片付けないと記憶が混濁するので [メイン]須川:15~17は現状なんとも言えないがまあどうにかする [メイン]GM:なのでこれの後です [メイン]GM:じゃあ明後日までに決めます [メイン]GM:では解散、たくさん寝てね [メイン]須川:おつかれー [メイン]どどんとふ:「リリカ」がログインしました。 [メイン]どどんとふ:「GM」がログインしました。 [メイン]GM:前回までもCOC [メイン]GM:指摘するな [メイン]GM:ネットでは軽度のタイポを指摘してたら話進まないだろ [メイン]GM:私は溶鉱炉に帰らせてもらう [メイン]GM:娘は私が育てます [メイン]GM:ワタシ娘、ママを望むよ我 [メイン]GM:はい以上前回までのCOC [メイン]GM:記憶あつめてどんぐりころころどんぐりこ [メイン]GM:タールが溢れてさあ大変 [メイン]GM:次回 最終回、誰か死す! [メイン]GM:タールスタンバイ! [メイン]GM:困るが [メイン]GM:まぁまだ2日、3日ぐらいしかたってないので覚えてると思って進めます [メイン]GM:BGMを支配していけ [メイン]GM:大丈夫? [メイン]GM:はい [メイン]GM:前回はハウス製茶本社で謎の人物と出会い、つぐみを攫われたのが最後のシーンでした [メイン]GM:謎の人物は屋根に大穴を開けて、風のように消えてしまいました [メイン]GM:別につぐみはいつ殺されてもいいように組んでるので [メイン]GM:さて、ここはハウス製薬本社地下4階 [メイン]GM:連れ去られたつぐみを追う手段の候補として、駅にいる占い師を上げたところで終わりました [メイン]GM:記憶のある場所は、海岸と大きな橋、ご飯を食べる場所、駅、白と黒の部屋の四つの内すべてを回収しました [メイン]GM:というのが現状ですね [メイン]GM:タールについては、腐食性の強い粘液。したから上に昇っていくなどが分かっています [メイン]二宮 太郎:「つぐみを追いたいが、一応ここも調べるか?それと急ぐか?」 [メイン]須川:「追うにしても手がかりがないんじゃあな」あったっけ [メイン]二宮 太郎:「つぐみを探していたカルコサのリーダーってのが本当なら、時間も少ないだろうが」 [メイン]リリカ:「状況が分からない以上、急いだほうが良いのかもしれない?」 [メイン]ランニック:「うーん、このまま追っても死ぬだけだろうし」 [メイン]エリカ:「うーん、このまま追っても死ぬだけだろうし」 [メイン]エリカ:ランニックでてくるんじぇねえ [メイン]リリカ:前回主人公草 [メイン]GM:あたり一帯は、謎の人物が天上に大穴を開けており、この時間帯にしては黑い雲が覆っているのが見える [メイン]GM:降ってきた残骸が辺り一帯に山積していて、掘り返すのには苦労するだろう [メイン]GM:また、エレベーターに行く通路では派手な黒服が死んでいる [メイン]エリカ:改めて目星とかできる? [メイン]二宮 太郎:よか [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 81 → 失敗 [メイン]須川:カルコサリーダーの居たあたりなんか無いかな [メイン]須川:ccb =75 目星 Cthulhu (1D100 =75) → 39 → 成功 [メイン]GM:リリカは振る? [メイン]GM:クリティカルすれば変わる [メイン]リリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 93 → 失敗 [メイン]GM:どうせ5% [メイン]GM:もう少しだなl [メイン]GM:あいでは [メイン]GM:この部屋を注意深く観察する。このへやはもともと医療器具などがあったようだがそれら機械達は上階の残骸のせいでもう動くことはないだろう [メイン]GM:中心にあったベッドは、これを起こした本人が居たためか破壊から免れている [メイン]GM:部屋の側面には戸棚本棚が並んでおり、それらからは情報が得られそうだ [メイン]GM:シュミは図書館 [メイン]須川:図書館振りたいけど、どんくらい時間かかる? [メイン]GM:肉染みは消えないんだ……絶対に [メイン]GM:本棚は4か所にある [メイン]GM:すべてを調べるなら40分、本棚ひとつで10分 [メイン]GM:怪しい本棚を見つけ出すなら内容はわからないが5分で判断できる [メイン]須川:本棚sについては全体を見て判断する方向で [メイン]GM:本棚は四方に均等に置かれている [メイン]GM:では4つを判断するので20分かかるがよい? [メイン]GM:あっと、そうだ [メイン]須川:なるほどね? [メイン]須川:ちょっとまって [メイン]須川:はい [メイン]GM:これ以降は、10分おきに誰か代表を決めて幸運判定をお願いします [メイン]GM:あと、同じ場所に居続けると補正があります [メイン]GM:初回は幸運+20 [メイン]GM:同じ場所は、シーン単位です [メイン]GM:地下4階に長くいればッて感じだね [メイン]二宮 太郎:「1階でもタールがあったはずだ、ここもそのうち危なくなるだろうな」 [メイン]GM:それぞれは別々に行動していいよ [メイン]須川:本棚20分 [メイン]GM:あい [メイン]須川:ccb =50 Cthulhu (1D100 =50) → 100 → 致命的失敗 [メイン]須川:フゥフゥフゥ [メイン]GM:10分おきに代表が降るので [メイン]GM:はい [メイン]GM:んー、みんなひとます行動を決めて [メイン]エリカ:ベッドに目星いいかな? [メイン]GM:いいよ [メイン]GM:まぁ1分ぐらいじゃないかな [メイン]GM:いいよ [メイン]エリカ:では、ベッドに目星 [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 30 → 成功 [メイン]GM:機械は機械修理、電気修理、コンピューター、電子工学、オカルト [メイン]GM:いいよ [メイン]リリカ:機械オカルト [メイン]リリカ:ccb =64 Cthulhu (1D100 =64) → 48 → 成功 [メイン]GM:機械から先に処理するよ [メイン]GM:機械はこれで10分の行動なので [メイン]GM:その機械の残骸を詳しく調べる。瓦礫のせいで外装が歪み中身が飛び出ていたためそれらを手に取って見た [メイン]GM:基盤や配電といえるはず物は、機械にあまり触れないリリカであっても不審な点があった [メイン]GM:基盤といえる場所には、いくつかの有機性パーツを含んでおり、配電版は血管のように赤い [メイン]GM:そのどれもが本来の機械というよりは、そのように加工された生物に見える [メイン]GM:機械の中からは何処にも繋がっていない、ただの飾りがあった [メイン]GM:中身の見えない機械の中に飾りなどを置くだろうか?それは五芒星と瞳のマークを重ねた不気味な首飾りだ [メイン]GM:という訳で「瞳のお守り」を入手します [メイン]GM:まぁ捨ててもいいです [メイン]リリカ:「えぇ……なにこれおもしろ」 [メイン]GM:ではベット [メイン]GM:ベッドそのものは普通の医療用のもので変なところはない [メイン]GM:だが、傍に置かれた小物置きにつかう小さな机にはトレイと、黒い種が置いてある [メイン]GM:黑い種は、大きさが数センチほどの球根で、見たこともない雰囲気を放っている [メイン]GM:黑い種を調べるのなら、すきな知識技能で [メイン]GM:困ったら食べる、GMとの約束だ [メイン]GM:いいよ [メイン]エリカ:「なんだこれ……とりあえず持ってくか」 [メイン]GM:では残りの時間でなんかできるかな [メイン]GM:何かしたいことある? [メイン]GM:いいよ [メイン]リリカ:「そっちは何かあった?」 [メイン]エリカ:「ねぇリリカちゃん、なんか変なの見つけたんだけど」 [メイン]リリカ:「ん……? [メイン]GM:いいよ [メイン]リリカ:オカルト [メイン]エリカ:「なんだろうね、これ」 [メイン]リリカ:「食べる?」 [メイン]GM:3分クッキングの時間だぁあああ [メイン]エリカ:「食わねえよあほ」 [メイン]リリカ:ccb =64 Cthulhu (1D100 =64) → 54 → 成功 [メイン]GM:あう [メイン]GM:リリカは黒い種について調べた [メイン]GM:この球根は、普通の植物のものではく、どちらかというと何かの腫瘍のような物だとわかる [メイン]GM:球根似た形、固さをしているだけでそれの中身を暴くことはできなかった [メイン]GM:地中に植えても何かが生えてくるということはないだろう [メイン]リリカ:「何かキモい。食べないほうがいいかも」 [メイン]エリカ:「食わないけど。そうだね」 [メイン]リリカ:「無事帰れたら、球根食べて」 [メイン]エリカ:「めっちゃ引っ張るやん」 [メイン]GM:その種をしばらく見ていると、頭がふらふらとしてくる [メイン]GM:POWで判定です [メイン]GM:POW×5倍で、両方でいいか [メイン]リリカ:ccb =30 Cthulhu (1D100) → 16 [メイン]GM:本読んでるやつが生きてるしな [メイン]エリカ:ccb =70 Cthulhu (1D100 =70) → 18 → 成功 [メイン]GM:かなしい [メイン]エリカ:かなしむな [メイン]GM:ふたりはおでこがかゆくなった [メイン]GM:以上終わり [メイン]リリカ:「かゆうま」 [メイン]エリカ:「きもいわこれほんと。みてるだけで痒くなってくる」 [メイン]GM:んじゃ須川さんにもどるがどうするか [メイン]GM:そうだな、東西南北で本棚があります、今回2つ調べれました [メイン]GM:どことどこを調べます? [メイン]須川:北 [メイン]須川:と [メイン]須川:東 [メイン]GM:あい [メイン]GM:北の本棚は海に関する本が多かった [メイン]GM:「漁村」「ルルイエ」「ダゴン」「ハイドラ」……そういった単語が目につく [メイン]GM:東の本棚には風に関する本が多かった 「カルコサ」「リハ」「黄衣の王」「ビヤーキー」……そういった単語が目につく [メイン]GM:そこまでを判断したときに、建物の屋根から、床から、滴るように湧き出るように黒いものがあふれ出す [メイン]GM:それらは今まで調べていた残骸すら呑み込むようにあふれ出してきた [メイン]GM:この場で調べ物を続ければ、目の前の機械や本棚のように変わり果てた姿になるだろう [メイン]エリカ:「マジカヨ」 [メイン]二宮 太郎:「このばしょにはいられない!出るぞ」 [メイン]須川:「これはまずい」 [メイン]リリカ:「わ~」 [メイン]須川:「急いで出よう」 [メイン]エリカ:「だだだだだだだっしゅつしにゃきゃ」 [メイン]エリカ:「Bダッシュ!!!」 [メイン]GM:黑い部屋が、より黒い液体に満たされていくのを視界の端にとらえつつ、彼らは地下から脱出した [メイン]GM:シーンは切れます [メイン]GM:シーンは激怒した [メイン]リリカ:かの邪智暴虐のPLを除かねば(ry [メイン]GM:シーンには風呂が分からぬ [メイン]GM:球形ぞ [メイン]GM:再会 [メイン]GM:ではハウス製薬本社からからくも逃れ出たみんなは何処に行きます? [メイン]GM:名作だろ [メイン]GM:酷いなぁ [メイン]GM:ないよ [メイン]GM:は? [メイン]GM:駅行くぞ [メイン]GM:タクシーはどうする?乗る? [メイン]須川:生きてたのか [メイン]GM:シーンに変化はないけど、徒歩が好きかもしれないから [メイン]GM:じゃあNPCはいません [メイン]GM:ではここは駅です、タクシーはそこらへんの店にぶつけて止めました [メイン]須川:ぶつけるな [メイン]リリカ:は? [メイン]GM:停車する余裕もそんなになかった気がするみたいな [メイン]須川:運転荒そう [メイン]GM:駅もこれまでと同じように、既に人はおらず黒いタールがぽつぽつと溝に溜まっているのが見える [メイン]エリカ:「くっさ」 [メイン]GM:これまでの道中でも徐々にその黒色が占める面積は徐々に増えており、終末感を漂わせている [メイン]リリカ:「草」 [メイン]二宮 太郎:「占いの人、こんな状況でまだ居るのか?」 [メイン]リリカ:「最後に一回だけ助言してくれるって言ってた」 [メイン]エリカ:「居るのかなぁ。居るといいなぁ」 [メイン]二宮 太郎:「というか、ここまで人にあってないよな。どこかに避難したか……それとも」 [メイン]GM:リアル時間がギミック系じゃん [メイン]エリカ:「裏ボスみたいな雰囲気醸し出してたし、いると良い」テキトー [メイン]GM:皆は迷わずに2階の占い屋を目指す、フードコートには食べかけのうどんなどがまだあたたかな湯気を出していた [メイン]リリカ:「エリカ、あれと球根食べて」 [メイン]エリカ:「まだ言うのか」 [メイン]エリカ:「ぜったいに食わんからなっ!」はらへった [メイン]リリカ:「ちぇー」 [メイン]GM:人のさっぱりといなくなったモールの中で目的の場所を目指す [メイン]エリカ:(球根どんぶり……意外といけるかもしれない)だめです [メイン]GM:入り口のカーテンを抜けると、こんどは内側の仕切りが既に開かれており占い師が居た [メイン]二宮 太郎:「この人が、占い師?」 [メイン]リリカ:「そう」 [メイン]エリカ:「だめじゃないか、ちゃんと避難しないと。……嘘ですごめんなさい」 [メイン]占い師:「あぁそうだね。もうすぐ店じまいするとこだったよ」 [メイン]リリカ:「逆に今まで残ってたのが疑問だけど」 [メイン]占い師:「だけど、私は忠告したのに。それはもういいか」 [メイン]占い師:「約束通りだ。一つだけ手伝ってあげよう。知恵を出すでも力を貸すでも1つだけね」 [メイン]占い師:「でもまぁ、何もわからなければ頼みようもないか。知りたいことがあれば、ある程度までは教えようか」 [メイン]エリカ:「うーん」 [メイン]須川:カルコサのリーダーのアレとか [メイン]須川:今持ってるアイテムとか [メイン]リリカ:「球根は食べても大丈夫?」 [メイン]エリカ:「やめろぉ、限りあるドラゴンボールかもしれないんだぞっ!」 [メイン]占い師:「球根……?あぁ、食べても害はないだろうね」 [メイン]リリカ:「ほら、食べろ」 [メイン]エリカ:(普通に答えやがった)() [メイン]エリカ:「食べません」 [メイン]須川:「いつまでやってるんだ…」 [メイン]エリカ:「ええとですね、とりあえずこれ」黒い種 [メイン]エリカ:「なにか知っていることがあれば教えて頂けると……」 [メイン]占い師:「なるほどね、君たちは私が話した噂を覚えているか?」 [メイン]須川:「魔女病のことですか」 [メイン]須川: 死は救済ではない 参照 [メイン]占い師:「そう、若い子が掛かる、魔女病になればその子は成長して魔女になる」 [メイン]占い師:「魔女には特別な目が合って、それが魔を見るってはなしさ」 [メイン]占い師:「いわば超便利なオカルト探知機だね」 [メイン]リリカ:「📕ー」 [メイン]エリカ:(目、芽……んん?) [メイン]占い師:「その種は魔女病を作るための薬さ」 [メイン]須川:「㍂」 [メイン]エリカ:「うへえ」 [メイン]エリカ:「やっぱり食べちゃだめなやつだ」 [メイン]リリカ:「㌖」 [メイン]占い師:「さて、他に何が聞きたい?」 [メイン]リリカ:「カルコサのリーダー、あの子とあなた達は何か関係があるわけ? 正体について知っていることを話して」 [メイン]占い師:「カルコサのリーダー?あの男か、知ってはいるが詳しくはないね」 [メイン]須川:ん? [メイン]エリカ:おとこ?😃 [メイン]須川:「女じゃないのか?」 [メイン]リリカ:「男の娘だったのか……」 [メイン]須川:「そういう?」 [メイン]エリカ:「言うと思ったよ……」 [メイン]占い師:「おや、知らないのか。カルコサのリーダーは男だよ、黒服のリーダーで頭もきれるし面倒な奴だな」 [メイン]エリカ:「ラスボスの風格漂わせてましたね」 [メイン]占い師:「あいつはまぁ、結局は偉大な名前を名乗るだけのただの人だ」 [メイン]須川:ただの人があんな能力使えるか? [メイン]エリカ:ほう…… [メイン]須川:「ただの人とは思えないような力を使っていましたが」 [メイン]エリカ:「奴の弱点が分かれば……」 [メイン]占い師:「まさか、奴が持てる力なんて銃や人手ぐらいなもんさ」 [メイン]占い師:「派手な服を着てたんだ、一度見れば嫌でも覚えるだろ」 [メイン]須川:「……じゃあ私達が出会ったのとは別人なのかもしれない」 [メイン]リリカ:「あ、派手な服の黒服って」 [メイン]リリカ:「地下階で死んでたやつじゃないの?」 [メイン]須川:「あ」 [メイン]エリカ:「あー……あー……」 [メイン]エリカ:😱 [メイン]占い師:「おや、あいつもう死んでたのか」 [メイン]占い師:「じゃあ君たちが言ってるリーダーって誰だろうな、特徴でも言ってくれないか?」 [メイン]リリカ:「風魔法みたいなの使ってたー」 [メイン]占い師:「魔法?そんなものを使える奴なんてそうはいない」 [メイン]リリカ:「どかーんって、天井突き破ってつぐみを連れ去っていった」 [メイン]占い師:「ほう?なるほど……おおよそわかった」 [メイン]占い師:「そいつはあれだな、きっと魔女だな」 [メイン]リリカ:mahjoung? [メイン]須川:mahjong? [メイン]エリカ:「MAJoォ」 [メイン]占い師:「魔女は魔法を使う、当然じゃないか」 [メイン]エリカ:「MAHOぉ……」 [メイン]須川:「誰か心当たりでも?」 [メイン]リリカ:「びっくりびっくりDONDON、不思議な力が湧いたら(ry」 [メイン]須川:不思議な力でビルに風穴開けてんだよなあ [メイン]須川:「そいつにカルコサの組織ごと潰されたってことか?」 [メイン]占い師:「さぁ、でももう君たちならわかるかもしれないね」 [メイン]占い師:「カルコサと敵対し、リーダーを殺して、つぐみを必要とする人物」 [メイン]GM:よき [メイン]GM:女あああああああ! [メイン]須川:「現状つぐみを必要としてるのは、父親だな」 [メイン]須川:🎉 [メイン]須川:「あと石江か」 [メイン]エリカ:「黒幕が一人とは限らないね」 [メイン]GM:なぜ二宮だったか……それは一宮と三宮が……! [メイン]エリカ:「しらんけど」() [メイン]占い師:「私の口からは、何もいうまいな」 [メイン]占い師:「さて、あと聞きたいことは?」 [メイン]須川:ペンダントは? [メイン]須川:本棚のキーワードも聞いときたい気もするぞ [メイン]リリカ:「この五芒星と瞳のマークを重ねた月刊○ーにでも載ってそうな首飾りに見覚えは?」 [メイン]占い師:「ほう、それは風と瞳の魔除けか」 [メイン]リリカ:「まよけ」 [メイン]占い師:「これをどこで見つけたんだ?」 [メイン]リリカ:「ハウス食……製薬の地下、あなたの言う魔女が居た所」 [メイン]占い師:「なるほどね。ハウス製薬が最近ここにやってきたのは知ってるか?」 [メイン]リリカ:こくこく [メイン]占い師:「あの本社は、もともとは中央病院付属の事務施設だったんだよ」 [メイン]占い師:「カルコサの連中がそれを奪ってビルに建て替えたわけだが、地下の構造を作り替えるわけにはいかないだろう」 [メイン]占い師:「だから彼らなりの封印だな」 [メイン]占い師:「もっともカルコサはもういないわけだし、持ってて損はないだろう」 [メイン]リリカ:「わかった」 [メイン]占い師:「では最後にもう一度だ、何を貸してほしい?知恵か力か」 [メイン]須川:うーん [メイン]エリカ:力に一票 [メイン]須川:そもそも今つぐみドコ??? [メイン]エリカ:知恵に全振りしてもいい [メイン]須川:つぐみを助けるにはどうすればいいかという助言を求めるに一票 [メイン]リリカ:賛同票 [メイン]エリカ:異議なし [メイン]須川:じゃそれで☆ [メイン]須川:「つぐみを助けるにはどうすればいいか、助言がほしい」 [メイン]占い師:「あいわかった。異論がないなら話そうか」 [メイン]リリカ:「助 言 O P E N U P」 [メイン]占い師:「つぐみを助けるには、どうやっても魔女が立ちはだかるだろうな」 [メイン]占い師:「魔女は強い、カルコサに勝つためにそもそもとして生まれたのだからな」 [メイン]須川:バリバリ知っとるやんけ! [メイン]エリカ:(もうあんたがなんとかしろよ) [メイン]占い師:「あいにく私は、文系でね。力を貸せと言われたらどこかで逃げていたところだ」 [メイン]須川:(文系関係ある?) [メイン]エリカ:(読まれてる……!?) [メイン]リリカ:文系を馬鹿にしたな、神妙に待て [メイン]占い師:「魔女にしかない部分、それが弱点になるだろう」 [メイン]占い師:「魔女はどうして生まれる?魔女病だ」 [メイン]占い師:「魔女病になったのはなぜだ?それはハイドラの芽だ」 [メイン]占い師:「そうだね、一つ君たちに物を授けよう」 [メイン]GM:占い師は古い、手鏡を差し出す [メイン]占い師:「眼に対抗するなら鏡と、昔からのお決まりだろう?」 [メイン]エリカ:(いよいよ●ラクエみたいな展開……) [メイン]エリカ:「ふむ……」 [メイン]占い師:「そして、つぐみの場所もまだわからないんだろう」 [メイン]占い師:「きっと父のところさ、決着を付けるならそこに違いない」 [メイン]占い師:「あいつの父は中央病院の院長だ」 [メイン]占い師:「そのへんをしらみつぶしにすればどこか派手にやってるだろ」 [メイン]エリカ:「なるほど……」 [メイン]須川:石江敵じゃん [メイン]リリカ:石江なんかワンパンで死にそう [メイン]リリカ:てかもう死んでそう [メイン]須川:石江かわいそう [メイン]リリカ:RIP石江 [メイン]エリカ:じゃあやるか、石江くっころチャレンジ [メイン]エリカ:(ちがう) [メイン]占い師:「これで以上だ。もう情報ではなく行動のターンだろう」 [メイン]須川:病院にプリウスで突っ込むか [メイン]リリカ:「なるほど」 [メイン]エリカ:「突っ込みどころは山程あるけど、言うだけ不毛ですね……」 [メイン]GM:アンサング [メイン]GM:いいよ [メイン]リリカ:「最後に一つだけ、」 [メイン]リリカ:「あなたがつぐみに会えないと言っていたのは何故?」 [メイン]占い師:「つぐみの為だよ、それだけ」 [メイン]リリカ:「……分かった。じゃあ、皆行こう。 [メイン]エリカ:軽く頷いてから行く [メイン]GM:あい、駅を出てきました [メイン]GM:運が良ければそういった新車もあるんではなかろうか [メイン]須川:運は良くないのでないの [メイン]須川:探すな [メイン]リリカ:ぷりうすたくしぃ! [メイン]エリカ:黒塗りの高級車を探せ [メイン]須川:追突する気満々じゃねえか [メイン]GM:はいタクシーは無事そこにいますが [メイン]須川:さっさと病院(でいいの?)いくぞ [メイン]エリカ:いくぞっ [メイン]GM:タクシー 12/20 [メイン]須川:え [メイン]GM:ここ来るとき突撃したし10でいいか [メイン]須川:してないよ! [メイン]リリカ:病 院 に 突 っ 込 む ぞ ! [メイン]須川:財布が死ぬが [メイン]GM:では病院に向かいますね [メイン]GM:道中はカットで良い? [メイン]須川:un [メイン]GM:あなたたちが病院までやってくると、そこは周囲よりもより黒い物に覆われているように見えます [メイン]エリカ:「ででどんでれどろ」 [メイン]GM:白い建物にへばりつく黒い斑点に、病院としての清潔さをうしなったと痛感させられる [メイン]リリカ:「ほーんてっどほすぴたる」 [メイン]須川:「正気を保て」 [メイン]エリカ:「たぶん女神●生に出てくる魔界都市みたいな」 [メイン]GM:通った道路にも、見える街並みも黒が半分を占めるようになりタクシーのタイヤや底はそれを浴びて鈍い音を立てている [メイン]エリカ:「あのタール配合して使い魔にできないかな」 [メイン]GM:おそらくタクシーを安全に使えるのは数回だろう [メイン]須川:タクシー死にそうじゃん [メイン]エリカ:「リリカ、ちょっとオカルト力でやってみてよ」 [メイン]リリカ:「なんでも出来ると思わないでください(ブチ切れ」 [メイン]エリカ:「普通にキレる人だ」 [メイン]二宮 太郎:「エリカはさっき浴びたばかりなのによくそんなこと……」 [メイン]エリカ:「だってこんな状況なんだもん…なんかばかみたいなこと言っていないと狂いそう」 [メイン]リリカ:「プロレスのあのばたーんってやつやるよ? やるよ、エリカ??」 [メイン]須川:情緒不安定すぎんか? [メイン]エリカ:「ふぇぇ」 [メイン]二宮 太郎:「あと肩腐ってるんだからちゃんとあとで病院行けよな」 [メイン]須川:「車内で暴れるな」 [メイン]エリカ:「ハイ」 [メイン]GM:ではでは中央病院にやってきました [メイン]GM:中央病院は外からは4階建てのこの街の中心ともいえる建物です [メイン]GM:本来であれば、この場所は非常時の集合場所として使わるはずだが人はどこにもいない [メイン]GM:聞き耳チャンス [メイン]リリカ:リリカの聞き耳が光る [メイン]リリカ:ccb =70 Cthulhu (1D100 =70) → 8 → スペシャル [メイン]リリカ:ぴかーーーーーーーー [メイン]エリカ:聞き耳トラウマだからリリカになげるそして成功すばらしいはいぷろいえす [メイン]須川:👏 [メイン]GM:あいおあ [メイン]GM:リリカは建物の中からぴちゃりぴちゃりと水が跳ねる音がします [メイン]エリカ:「音に気をつけて……」トラウマ [メイン]GM:それだけではなく、引きずるような音、うめき声、この建物自体がまるで一つの生命のように感じる [メイン]リリカ:「わーやば」 [メイン]エリカ:「ヤバソウ」 [メイン]須川:「(^_^;)」 [メイン]GM:これからこのおぞましい物の中に入ることに、えもいわれぬ恐怖を感じた [メイン]エリカ:「須川さん、腕貸して」 [メイン]GM:では中に入ります? [メイン]須川:「はい?」 [メイン]エリカ:「これを、こうして、よし★」腕にぴったり密着して怖がり対策 [メイン]GM:ちぎって囮にするのかな? [メイン]須川:「それならリリカさんのを借りたらどうですか」 [メイン]エリカ:「あいつはひょろいからだめです」 [メイン]リリカ:「がるる」 [メイン]須川:「囮にすな」 [メイン]エリカ:いこう() [メイン]リリカ:FBI OPEN UP [メイン]二宮 太郎:「いくぞー、ここは前働いてたから地形も分かる」 [メイン]GM:判定したいならどうぞ [メイン]エリカ:わたしがふるか 目星 [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 22 → 成功 [メイン]GM:二の君このセッションで2回しか判定成功してないからな?? [メイン]GM:エリカは外から病院を見た時に、まどに動く姿を見る [メイン]GM:それは腫れあがった体をしていて、さらには背びれのようなものを生やしていた [メイン]エリカ:「!」 [メイン]GM:遠目とはいえ、異常な、これまでに見たことのない醜悪な体と動きを見てしまった [メイン]GM:成功で0、失敗で1d3 [メイン]エリカ:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 3 → 決定的成功/スペシャル [メイン]GM:まぁキモイ魚を見つけました [メイン]GM:そういえば海鮮丼食べてないなぁ [メイン]エリカ:「うう……なんか化け物みたいなのいるう」 [メイン]須川:キモい魚調理して食べるの? [メイン]GM:あれを食べるか、種もわさびみたいなもんでしょ [メイン]リリカ:開戦 [メイン]エリカ:開戦魔女丼ぶりの出来上がりだ [メイン]GM:はい、中に進みます? [メイン]GM:あぁ!窓に!窓に! [メイン]GM:では二宮を先頭にすすんでいきますね [メイン]エリカ:さすがにまじめになるので須川さんから離れます [メイン]エリカ:「みんな、気をつけて進もう」 [メイン]エリカ:「ぜったい、ここ、何かいるよ」 [メイン]二宮 太郎:「さてと、ここは4階まである、r地下は非常電源とかの設備関係しかないはずだ」 [メイン]二宮 太郎:「占い師は行けばわかるとはいったが、みたかんじ、どこも同じくらい不気味なだけだな」 [メイン]二宮 太郎:「もし人が居れば音もするはずだから、どうにか探ってみるか」 [メイン]エリカ:「うう……なんてところにきてしまったんだ」 [メイン]GM:聞き耳、何か他にしたいことあればどうぞ [メイン]リリカ:聞き耳ィーーーーーーー [メイン]GM:例えばAEDを持ってきて、「死んでもいいぞ!さあ!」ってしてもいいぞ [メイン]リリカ:ccb =70 Cthulhu (1D100 =70) → 34 → 成功 [メイン]須川:応急手当用のなんかもってこれたら [メイン]GM:耳を澄ますと、周囲から這いずる音がそこら中から感じられる [メイン]GM:その音の最もする場所は、上の方に感じる [メイン]リリカ:「やっぱり、上っぽい」 [メイン]須川:エリック上田! [メイン]GM:もしそこへ向かうなら音の主との遭遇は避けられないだろう [メイン]GM:いいよ [メイン]エリカ:目星 [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 35 → 成功 [メイン]GM:あたりいったいを観察する、床には這ったような水がすっと続いていた [メイン]GM:その流れはある程度の規則性があるようで、階段の方に集まっているのがここから見える [メイン]GM:そしてどうやらこの病院の中にはタールは現れていないようだ [メイン]エリカ:「そこ、這ったような後が続いてるね……」 [メイン]GM:以上 [メイン]エリカ:「いく?」 [メイン]エリカ:「いっちゃう?」 [メイン]エリカ:「えくすたしー?」 [メイン]エリカ:「いくの?」 [メイン]二宮 太郎:「……」 [メイン]エリカ:「」 [メイン]リリカ:「あほしね」 [メイン]二宮 太郎:「……行くか」 [メイン]須川:もうやだこの卓 [メイン]GM:音と水を負って2階に昇る、それはさらに上へ上へと続いていた [メイン]エリカ:「あひぃ……」そろーりそろーりぃ [メイン]二宮 太郎:「二階には薬品室があったはずだ、なにか使えるものがあるか探すか?」 [メイン]リリカ:WP可能化剤はありますか? [メイン]須川:「そうしようか」 [メイン]エリカ:「そうするか……」 [メイン]GM:運が良ければ [メイン]須川:あったら使って万事解決だろ [メイン]エリカ:「キメたら気持ちよくなれるクスリとかないかな……」 [メイン]須川:あっても使うな [メイン]二宮 太郎:「じゃあ、ひとまず使えそうなものを探すか」 [メイン]GM:二宮がいくつかの部屋を案内してくれます [メイン]GM:「その中で、一つの部屋にはもぞもぞとうごめくものが見えました」 [メイン]二宮 太郎:「あそこは……まずいなよく使われる治療用具とかを置いてる場所だ」 [メイン]二宮 太郎:「包帯や止血剤、どれもあって損はしないのに」 [メイン]エリカ:「どぅん……」 [メイン]二宮 太郎:「どうする?ここは避けるか?」 [メイン]須川:「どうしても必要ってわけじゃないし、スルーするのが良いと思うが」 [メイン]リリカ:「やばそう」 [メイン]GM:避けた場合は、欲しい物が見つかるか幸運で判定しないといけなくなります [メイン]須川:戦闘して怪我するよかマシだろう [メイン]須川:ファンブルすると…? [メイン]GM:おはよう [メイン]GM:ここで見つけられそうなものは、麻酔薬、包帯などの応急用具 [メイン]エリカ:「そうね。避けたほうがいいに決まってるけど」 [メイン]GM:あとはタールを浴びた時用の処置道具ですかね [メイン]GM:探すのならそれぞれ幸運で判定して、成功したら欲しいのを1つプレゼント [メイン]GM:二宮君はランダムに一つ見つけてくるよ [メイン]リリカ:ccb =30 Cthulhu (1D100 =30) → 63 → 失敗 [メイン]エリカ:幸運いくぜぇ [メイン]須川:草 [メイン]GM:今回は後でもいいよ [メイン]エリカ:ccb =70 Cthulhu (1D100 =70) → 13 → スペシャル [メイン]須川:幸運いきます [メイン]須川:ccb =70 Cthulhu (1D100 =70) → 18 → 成功 [メイン]二宮 太郎:1d3 Cthulhu (1D3) → 2 [メイン]GM:二宮は応急処置用の道具です [メイン]GM:それぞれ1個1回ぶんよ [メイン]須川:タールで [メイン]エリカ:タールで [メイン]GM:では応急用具1、タール処置2で [メイン]二宮 太郎:「ここはこんなものか、上に向かうぞ」 [メイン]エリカ:「へい」 [メイン]GM:三階にやってくると、水の跡は数を増やします [メイン]エリカ:「……」 [メイン]エリカ:(もうやだこの魔界) [メイン]GM:聞き耳をするまでもなく、いくつもの水の音が静かな廊下に反響する [メイン]二宮 太郎:「4階はすぐに上がれるが、ここは散策するか?」 [メイン]リリカ:「散歩するー」 [メイン]エリカ:「さんぽはすきです」 [メイン]須川:「なにかあるのか?」 [メイン]エリカ:えりかは死んだ魚のような目をしている [メイン]二宮 太郎:「いや、特にはなかったはずだ……眼科系の設備がここにあるぐらいだな」 [メイン]二宮 太郎:「こんな状況だ、何かが変わってるかもしれないが。俺は知らない」 [メイン]GM:どうする? [メイン]GM:あい [メイン]須川:「先に進もう」 [メイン]エリカ:上へ! [メイン]二宮 太郎:「そうだな、時間も惜しい」 [メイン]須川:うええ [メイン]エリカ:「うえーい」白目 [メイン]リリカ:「あほしね」 [メイン]GM:4階にやってくると、床はもはや水たまりになっている [メイン]GM:歩くたびにびちゃびちゃと音を立てて、それだけで今は不快に感じる [メイン]GM:浅い靴や穴が開いた物ならば肌で触れることになっただろう [メイン]GM:みんなの靴は大丈夫かな? [メイン]須川:大丈夫やろ(適当) [メイン]GM:4階はこれまでとも違い、周囲からはうごめく音は聞こえない [メイン]エリカ:いけるいける(てきとー) [メイン]GM:ん?ピンヒール? [メイン]GM:ここは病院の床で水がありますので注意してね [メイン]エリカ:[滑らないように気をつけよう] [メイン]GM:この階ではどこからか、ブツブツと声が小さく響く [メイン]GM:それは一定の速度で、しかし絶え間なく続いている [メイン]須川:やべえな [メイン]二宮 太郎:「ん……この声は、聞き覚えがないか?」 [メイン]エリカ:「ん……」 [メイン]GM:二宮の言葉をききしっかりと聞く、それはつぐみの声だった [メイン]須川:「あの子の声か」 [メイン]リリカ:「居た」 [メイン]GM:そして、しばらく聞いているとその声は数を増やした [メイン]GM:男のような、重い声がそれに重なる、一つ、また一つ [メイン]エリカ:「やばいやつだ……」 [メイン]謎の声:いあ、いあ、くとるふ、ぐふたん、いあ、いあくとるふ、ぐふたん [メイン]GM:適当に探したらロックになった [メイン]エリカ:😃 [メイン]須川:間に合わんかったか? [メイン]GM:それはあまりにも冒涜的で、深く、そして心を不安手にさせてくる [メイン]GM:男も女も混ざったような声、古き神、邪神を招くための祈りだ [メイン]GM:つぐみの声などはすでにその声の群にかき消されもはや聞こえない [メイン]二宮 太郎:「やばそうだな……」 [メイン]須川:「これはダメかもしれん」 [メイン]リリカ:「やばい……」 [メイン]二宮 太郎:「あっちは院長室だったか?」 [メイン]エリカ:「吐きそう……」 [メイン]須川:「間に合うか?」 [メイン]二宮 太郎:「わからん、わからんがどっちにせよまだ何も起きてないなら間に合ってるんだろ」 [メイン]二宮 太郎:「この嫌な声を止めたほうがよさそうだ」 [メイン]須川:「ならここまで来たんだ、急いで止めるぞ」 [メイン]エリカ:「気をしっかり持て……えりか……」 [メイン]リリカ:「✊✊」 [メイン]エリカ:「えろいむえっさいむ」 [メイン]須川:「ヽ(`Д´#)ノ 」 [メイン]GM:4階の正面には院長室の扉があり、そこから水も溢れているように見える [メイン]リリカ:FBI OPEN UP [メイン]須川:海神召喚の儀でもやってんのか? [メイン]二宮 太郎:「院長室は出入口が二つある、そっちから回り込むか?」 [メイン]二宮 太郎:「そっちからなら、真正面から入るよりは多少は隠れようがあるだろう」 [メイン]エリカ:「そうしよう」 [メイン]GM:二宮は通路を進んだ先にある、小さなとびらを指す [メイン]GM:もちろん囮は俺以外が行く [メイン]GM:では裏口から? [メイン]リリカ:y/n [メイン]エリカ:OK [メイン]須川:OK [メイン]GM:NO [メイン]GM:は? [メイン]リリカ:y [メイン]GM:u [メイン]須川:λ [メイン]リリカ:fuck u [メイン]須川:fyouck you [メイン]GM:裏口から回り込んで、寸前までやってくる [メイン]GM:声は近づくほどに大きくなり、そして耳障りだ。まともに考えようとするとそれをざらついた音がかき乱す [メイン]GM:最後の扉を、誰が明ける? [メイン]GM:立候補なければ二宮ですが [メイン]エリカ:わたしがやろう [メイン]リリカ:わたしがやろう [メイン]エリカ:しばくぞ [メイン]エリカ:わたしがやる [メイン]リリカ:は?????? [メイン]須川:???? [メイン]GM:まぁSANが一番高い人でも [メイン]リリカ:ちね [メイン]GM:ギャグを遂行しろ [メイン]須川:さっさと逝け [メイン]エリカ:いくわよ [メイン]エリカ:みんな?いいね?のサイン [メイン]エリカ:「開けるよ……」小声 [メイン]GM:がばっといく? [メイン]エリカ:いけい [メイン]GM:ちょろちょろ? [メイン]エリカ:ちょろちょろで [メイン]GM:では音をたてないようにゆっくりと扉を開く…… [メイン]エリカ:どきどき [メイン]GM:DEX×5か隠す、隠れる判定でどうぞ [メイン]GM:エリカ [メイン]エリカ:はぁい隠れるで [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 76 → 失敗 [メイン]GM:うい [メイン]エリカ:わぁ [メイン]須川:じゃあな! [メイン]リリカ:押すまでもなかった [メイン]エリカ:「あ」 [メイン]GM:ぎいいっと古く立て付けの悪い扉は音を容赦なく響かせる [メイン]エリカ:😆 [メイン]須川:😱 [メイン]エリカ:「あば、あばば、あばばばばばばばば」 [メイン]リリカ:😃 [メイン]GM:中にいた存在達が、ぎょっと、あなたたちを。その先頭にたつエリカを見つめる [メイン]エリカ:で で ど ん [メイン]エリカ:エリカの頭の中に例のBGMが流れ始める [メイン]GM:それはひどく歪んだ顔つきで、目が大きく飛び出ていて、口は横に広く裂けて膨れ上がっている [メイン]エリカ:「」 [メイン]GM:背びれやえらににた物が生えていて、数は20を下らない [メイン]リリカ:「int foo = 20;」 [メイン]須川:どうした??? [メイン]GM:そのほとんどが完全な姿とは言えず、体がほぼ存在せず瞳だけが動くもの、上半身だけでもがくもの、そのすべてが溶けたように集まっていた [メイン]GM:部屋を満たすような磯と、それ以上に刺激的な毒物の匂い [メイン]GM:見ているだけで精神を犯す異物と向き合う [メイン]リリカ:ぺろっ、これは青酸カリ!! [メイン]エリカ:(おとうさん、おかあさん、一人娘は今日、旅立ちます) [メイン]須川:あっちいくな [メイン]リリカ:こっちくるな [メイン]須川:お前はどこにいるんだ [メイン]GM:エリカは成功で1d10失敗で1d20 [メイン]GM:他は成功で1d6失敗で1d10 [メイン]エリカ:ccb =65 Cthulhu (1D100 =65) → 65 → 成功 [メイン]エリカ:1d10 Cthulhu (1D10) → 10 [メイン]須川:すばらしいな [メイン]エリカ:あああああああああああああああああ [メイン]須川:ccb =67 Cthulhu (1D100 =67) → 15 → 成功 [メイン]リリカ:これは食うわ [メイン]須川:1d6 Cthulhu (1D6) → 2 [メイン]リリカ:ccb =46 Cthulhu (1D100 =46) → 42 → 成功 [メイン]リリカ:1d6 Cthulhu (1D6) → 3 [メイン]須川:67→65 [メイン]リリカ:46→43 [メイン]GM:一時的狂気ですね [メイン]GM:まず1d10どうぞ [メイン]エリカ:1d10 Cthulhu (1D10) → 5 [メイン]GM:あーアイデアか [メイン]GM:久しぶりで忘れてた屋 [メイン]エリカ:ccb =60 Cthulhu (1D100 =60) → 28 → 成功 [メイン]エリカ:がち嵌りしてて草 [メイン]GM:では探索者を釘付けにするような極度の恐怖症すね [メイン]GM:ついでにもう一度1d10 [メイン]エリカ:1d10 Cthulhu (1D10) → 5 [メイン]GM:5分かな、5ターン [メイン]GM:狂気の内容はその場から移動できないような、恐れもしくはその場に魅かれる [メイン]GM:逃げろといわれても殴って引っ張らないとその場から移動しない [メイン]エリカ:じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっぼぼぼっぼぼぼ [メイン]GM:それでもいいし、狂気に惹かれて向かってもいい [メイン]GM:半魚人の群れがその場にあった [メイン]GM:? [メイン]GM:あい [メイン]GM:その中央には二人の人が居た [メイン]GM:一人は謎の人物 [メイン]GM:もう一人は、つぐみだ [メイン]謎の人:「あら、早いね」 [メイン]エリカ:「ぽへ……」 [メイン]謎の人:「もうすぐ儀式が終わってしまうよ、急がないとこの世界ごと海に沈んでしまうかもしれないね」 [メイン]謎の人:「まぁその辺の魚と遊んでいたらいいよ。私が用事があるのはつぐみだけだから」 [メイン]リリカ:「彼女のお父さんは?」 [メイン]エリカ:メモ忘れたので書いておく。残りSAN65→55 [メイン]謎の人:「あぁ父さんか。あの人ならほら……つぐみの中だよ」 [メイン]謎の人:「私をどうにかしたところで、魚を蹴散らしたところで父さんが瞳の中にいる限り儀式は終わらない」 [メイン]須川:やっぱりお前お姉ちゃんか [メイン]謎の人:「さぁ、詰と認めたら?そうしたらタールか魚を選ばせてあげるよ」 [メイン]エリカ:放心してるエリカ放置されてて草 [メイン]須川:おとなしくしててね [メイン]リリカ:「瞳の中に居るってどういうこと?」 [メイン]GM:謎の人はつぐみの額に手をかざす [メイン]GM:つぐみはそれに気づかず歌い続けている [メイン]謎の人:「こういうこと」 [メイン]GM:瞳の前で手を握り、何かを引きずり出す。それは黒いタールで、辺り一帯を濡らす [メイン]謎の人:「この子の目には何でも入るし何でも写る。水の神でさえ、引き出すことは不可能じゃない」 [メイン]謎の人:「代わりにこの子が張り裂けるだろうけど、父さんは気にもしないでしょう」 [メイン]リリカ:「騙してたの?」 [メイン]リリカ:「彼女のことを」 [メイン]須川:「お前はそうと分かっていて、父親に協力するんだな?」 [メイン]謎の人:「娘より神、それが父さんよ」 [メイン]謎の人:「父さんには逆らえない、どうせみんな生き残るべきではない」 [メイン]GM:精神分析は40ね [メイン]二宮 太郎:「なぜ、君は本当につぐみを殺したいのか?」 [メイン]二宮 太郎:「君の行動はどうにも変だ。なんというかスマートじゃない」 [メイン]二宮 太郎:「まだ何か、決めかねているんじゃないのか?」 [メイン]謎の人:「勝手に出てきて家族の事に首を突っ込まないでよ」 [メイン]謎の人:「私だけでどうにかなるから、貴方達は不要といってるだけ」 [メイン]謎の人:「逆に、不確定要素だから。ここで帰らないなら消えてもらうだけ」 [メイン]GM:彼女は魚の群れに指図し、それに応じて水がうごめく [メイン]GM:魚の群れが辺りを囲もうと駆け巡る [メイン]二宮 太郎:「君が赤の他人を信じないのは、わかる」 [メイン]二宮 太郎:「だが、僕は医者だ。そして、ここまでつぐみを助けてくれて力になってくれた彼女らだって同じ」 [メイン]二宮 太郎:「苦しんでいるのなら、それを和らげたい。辛いのなら、話してほしい」 [メイン]二宮 太郎:「僕たち医師はいつだって恐れや病や苦しみから逃げない。当然ここからも」 [メイン]二宮 太郎:「一人でも多く助かる道があるのなら、この一瞬だけもいい、信じてくれ」 [メイン]謎の人:「うるさいね。カッコつけるなら、最低限は抗ってからにして」 [メイン]謎の人:「無力な奴に誰も助けなんて頼まないよ」 [メイン]GM:よいぞ [メイン]エリカ:まじか [メイン]エリカ:やさしい [メイン]エリカ:「では、その力とやらを証明しなければなりませんね」 [メイン]エリカ:ゆっくりと立ち上がり、深呼吸をする [メイン]エリカ:なお、お股(ry [メイン]須川:「少なくとも、今のままではその子と君のためにならないだろうことは分かった」 [メイン]リリカ:「皆、がんばれー」 [メイン]GM:では半魚人の群れが襲い掛かる [メイン]GM:では戦闘フェイズに移るよ [メイン]須川:おじさん過労死しちまうよ [メイン]GM:半魚人の群れのDEXは6 [メイン]GM:須川>リリカ>エリカ・二宮>半魚人の群れ [メイン]エリカ:お股びちょびちょだけど頑張りますねw [メイン]GM:謎の人は戦闘に参加しないよ [メイン]須川:やめなされ [メイン]GM:床水たまりだしバレないバレない [メイン]エリカ:草 [メイン]GM:1ラウンド目須川から [メイン]須川:ほい [メイン]須川:foot bus [メイン]須川:ロールは説明いらんよな [メイン]須川:cbrb(60,70) Cthulhu (1d100 =60,70) → 37[成功,成功] → 成功 [メイン]GM:あいよ [メイン]GM:群れは回避しないよ [メイン]須川:あい [メイン]須川:2d6+1d4 Cthulhu (2D6+1D4) → 6[3,3]+4[4] → 10 [メイン]GM:痛いが [メイン]須川:死ねオラァ [メイン]GM:群れの中から数匹がひじき出され、ひくひくとうごめく [メイン]GM:ではリリカ [メイン]リリカ:拳銃 [メイン]リリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 36 → 成功 [メイン]リリカ:1d6 Cthulhu (1D6) → 2 [メイン]GM:回避しないのでダメージどうぞ [メイン]GM:拳銃は顔しかない半魚人を貫く [メイン]GM:群れが攻撃を受けて混乱したかのように、乱れ出す [メイン]GM:エリカどうぞ [メイン]エリカ:出し惜しみはしない3回判定拳銃で [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 92 → 失敗 [メイン]GM:あい [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 89 → 失敗 [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 19 → 成功 [メイン]エリカ:1d8 Cthulhu (1D8) → 6 [メイン]エリカ:残り5発 [メイン]GM:素早く走り回る魚人を追った弾丸は、狙いが定まらずに1発を残して間をすり抜ける [メイン]二宮 太郎:拳 [メイン]二宮 太郎:ccb 50 Cthulhu (1D100) → 15 [メイン]二宮 太郎:1d3 Cthulhu (1D3) → 2 [メイン]GM:二宮の拳が、魚人の顔を変形させる [メイン]GM:初期値なんだよなぁ [メイン]エリカ:おまえのその幻想を、ぶち壊すっ!!() [メイン]GM:もっと情報集めてきてね [メイン]GM:魚たちが、手痛い反撃を食らい、姿を変える [メイン]GM:それはサメのような、鋭い牙を並ばせる [メイン]エリカ:痛そう [メイン]GM:頭部だけのサメが激突してくる [メイン]GM:全員を巻き込んで攻撃するよ [メイン]GM:ccb =60 Cthulhu (1D100 =60) → 95 → 失敗 [メイン]GM:あからさまなサメの突進は、ひらりと交わされ壁に激突して砕け散る [メイン]エリカ:(・A・) [メイン]GM:小魚のような状態の魚がいくつもぴちぴち跳ねている [メイン]須川:BGMに合わねぇ… [メイン]リリカ:うーん、かわいい!w [メイン]GM:踏みつぶせるほどのサイズになった彼らにもはや恐れる必要はないだろう [メイン]謎の人:「もう、おわったか。案外使えないね」 [メイン]謎の人:「で、まだ私に言いたいことでもある訳?」 [メイン]GM:彼女は、四人に向けて腕を掲げる [メイン]GM:握るように構えて、彼女の額に前髪に隠れた瞳が見える [メイン]須川:瞳見えたが [メイン]GM:第三の眼があなたたちをじっと、狙いを定めるように見つめてきた [メイン]エリカ:鏡……魔除けぇ [メイン]須川:魔除けもつかえそうだよね [メイン]謎の人:「そこで握りつぶされて、魚のように喘いでなさい」 [メイン]GM:手を握りつぶす [メイン]GM:それはハウス製薬地下でみせたような動きだが、今度は何かを及ぼすことはなかった [メイン]GM:彼女はそれに、戸惑ってなんども同じ動作をするが結果話変わらない [メイン]GM:そうするたびに、リリカの持つお守りが震える [メイン]須川:反応してたわW [メイン]リリカ:「あー、携帯鳴ってるわー」 [メイン]須川:「無理があるだろ」 [メイン]エリカ:「マナーモードにしてろ」 [メイン]謎の人:「っく……。絶対に何かあるな」 [メイン]謎の人:「それで、私の力を無力化して、それでもどうにならないよ」 [メイン]謎の人:「儀式を止めたければ、目をつぶすしかない」 [メイン]リリカ:「その目を潰したら、つぐみはどうなる?」 [メイン]謎の人:「さぁ、でもどうせ眼はまた開く」 [メイン]謎の人:「一時しのぎにこの場を収めたいならそうすればいいんじゃないか」 [メイン]須川:カルコサたちに一旦潰されたんかな [メイン]須川:そもそもこの人目潰そうとしてたっけ? [メイン]GM:してもいいが、死ぬほど痛いぞ [メイン]GM:謎です [メイン]GM:謎の人は謎です [メイン]エリカ:目星でなにかわかんないかなぁ [メイン]エリカ:心理学で謎の人の発言の確認を。無理か [メイン]GM:こいつはしてもいいよ [メイン]エリカ:じゃ心理学で 問題なければついでに目星も頼んます [メイン]エリカ:目星振っていい? [メイン]GM:###Language secretDice### [メイン]GM:彼女は、この事件を今回で終わらせるつもりのようです。そのため中途半端な解決を望んではいないようです [メイン]エリカ:「なるほど。相当腹を括ってるみたいだな」 [メイン]謎の人:「迷うのはいいけど、時間もない。諦めるなら早くして」 [メイン]須川:「他に止める方法を知っているんじゃないのか?」 [メイン]GM:目星いいよ [メイン]エリカ:振ります [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 29 → 成功 [メイン]エリカ:(何か……何かないのか) [メイン]謎の人:「他?さぁ、目でも抉りとればどうにかなるかもしれないけど。眼は消えない。いずれ元に戻る」 [メイン]GM:つぐみの眼に何か変化はないか観察する。その眼にはすべてが吸い込まれそうな、おぞましい感覚に陥る [メイン]GM:鏡を見せる? [メイン]須川:でいいと思う [メイン]エリカ:いいぜ [メイン]GM:手鏡とつぐみの眼が向き合う [メイン]GM:それは、瞳に移る鏡と、鏡に映るつぐみを映し、永遠と反射の中にある [メイン]GM:瞳は光を強め、鏡はそれに反応する。次第にそれは熱を持ち手では持つことができないほどの高温になる [メイン]GM:持ち続けますが? [メイン]GM:提案者の須川でのつもりですが [メイン]須川:ハーイ [メイン]エリカ:根性焼き [メイン]GM:服でくるんで置け [メイン]須川:そうするわ [メイン]須川:どうにか熱さに耐えようと頑張りつつ鏡をかざす [メイン]GM:鏡は臨界点を突破して、融解して滴り落ちる [メイン]須川:「ぐおおおお……あっっっっつあっっつあっつ」 [メイン]リリカ:「はて……」 [メイン]エリカ:固唾を飲んで見守る [メイン]須川:「溶けてる溶けてる」 [メイン]GM:そして、鏡に映る全てをえぐり取ったように、瞳の緑色を反射して埋め尽くす [メイン]GM:そして、ちょうど手鏡の形通りに、瞳の中に全てが吸い込まれる [メイン]GM:小規模のブラックホールを連想させて、全てが消え失せた [メイン]須川:「??」 [メイン]須川:対消滅したんかな(雑な理解) [メイン]GM:つぐみは消滅し、その巻き添えとして、病院には大きな横穴がが開く [メイン]須川:草 [メイン]須川:消えちゃった☆ [メイン]リリカ:あぇ????? [メイン]GM:その奥、山脈の形すらえぐり取られたのが分かる [メイン]エリカ:あらぁらぁ [メイン]リリカ:提案したやつ誰や、責任者出てこい💢 [メイン]須川:ノ [メイン]リリカ:責任の一文字 [メイン]エリカ:追認した私達も同罪 [メイン]須川:打てない [メイン]リリカ:⿰責任 [メイン]エリカ:連帯責任です★ [メイン]謎の人:「……あのこの手鏡?そうか、そういうことね」 [メイン]須川:ていうか手鏡からビームでてない [メイン]GM:若干のメタ説明はセッションの後でいいです? [メイン]エリカ:はい [メイン]須川:うん [メイン]GM:たすかる [メイン]GM:空いた壁の穴から、タールに沈んだ町が見える [メイン]謎の人:「とりあえず、どんな形であれ……これでおしまいね」 [メイン]謎の人:「じゃあ、私は帰る。もうこの場所に用事もないし」 [メイン]謎の人:「あなたたちはどこかで適当に寝ておけばいいわ。これは夢とでも思ってね」 [メイン]GM:いいよ [メイン]エリカ:「待ちなさい!どういうことなんだってばよ」 [メイン]エリカ:「終わったんなら説明しろ」 [メイン]エリカ:「しろください」 [メイン]エリカ:「お願いします」 [メイン]リリカ:(さっさと帰って寝るかー) [メイン]謎の人:「はぁ……嫌だよ。もう終わり、終わりの終わり」 [メイン]エリカ:「えぇ……」 [メイン]謎の人:「夢見る者がいなくなれば、夢は覚めるだけ。捕らわれる前に寝ておきなさい」 [メイン]須川:「なるほどわからん」 [メイン]エリカ:「夢……」 [メイン]謎の人:「助言はそれだけ。つぐみの分のお礼はこれでおしまい」 [メイン]GM:それだけ言って謎の人は横穴から飛び降りる [メイン]須川:「……」 [メイン]GM:そして、耐えがたい睡魔が貴方達を襲う [メイン]エリカ:「きゅーん……」 [メイン]須川:スヤァ [メイン]リリカ:(帰らずに寝るかー) [メイン]エリカ:草 [メイン]須川:(おじさんもうつかれた) [メイン]GM:抗いようもなく、皆地面に突っ伏して、視界の端が歪み始めたのを見た [メイン]須川:二転三転草 [メイン]エリカ:(帰ってお風呂入りたい……) [メイン]GM:そうして、しばらく夢を見た [メイン]GM:つぐみと、共に歩き、共に何かを食べ。そして共に寝る [メイン]GM:ただの日常を送る。いつも通りに明日また会おうと言って別れる [メイン]GM:この街にやって来て、そして目を治すために共に戦った。 [メイン]GM:全てが自分の体験のようにして、そして覚める [メイン]GM:ここは豊翔市、海洋都市にして、古くから漁業で栄えた街 [メイン]GM:一つ、それは物を見て 二つ、それは距離を知って 三つ、そして魔は去った [メイン]GM:オリジナルシナリオ「二つ、それは距離を知る」 ノーマルエンド [メイン]GM:それぞれは自らの家で目覚める [メイン]GM:エリカやリリカはこの街の宿で目覚めるだろう [メイン]GM:そこに一切の変化はなく、いつものように日常を送る [メイン]GM:この事件は、全て夢でしかない。少女の見た夢は数日たたずに全て消えるだろう [メイン]GM:終わりです [メイン]須川:おつかれさまでしたー [メイン]GM:申し訳ない、すこし誘導をし損ねてしまった [メイン]エリカ:おつかれさまでした! [メイン]須川:そうだったんか [メイン]GM:解決法を与える機会をもう少し強制すればよかったと後悔 [メイン]GM:つたないシナリオで申し訳ない [メイン]エリカ:そんなことないぞ [メイン]エリカ:楽しかったぞ [メイン]GM:眼科の通路は解決法2ぐらいの部屋 [メイン]GM:まぁ今回なぜこうなって、こうなったか説明を [メイン]GM:正しい解決法を知らずに、道具だけ使ったので、不完全になった [メイン]GM:そう [メイン]GM:質問タイムどうぞ [メイン]GM:手鏡はお守りの代わりにもなるアイテム [メイン]GM:相手が能力を使うと、増幅して反射する鏡 [メイン]GM:つぐみに使うと、つぐみの瞳と乱反射して能力が発動した [メイン]GM:黑い種は第三の眼について情報を得るアイテム [メイン]GM:移植手術を行うと、SANとPOWをごっそり持っていかれる代わりに能力を得る [メイン]GM:消費アイテムじゃなくて、情報収集用アイテムです [メイン]GM:地下室をしっかり調べたら、第三の眼中和剤にもなる [メイン]GM:そそ [メイン]GM:ハウス製薬地下4階 [メイン]GM:飲ませると眼が閉じるので、謎の人を無力化できす [メイン]GM:できるけど、あの段階ではこれでは無理 [メイン]GM:あとめっちゃ細かいネタなんだけど [メイン]GM:PCが自発的に気づくと出る情報 [メイン]北条つぐみ:つぐみの眼について [メイン]北条つぐみ:これが開眼状態 [メイン]北条つぐみ:これが初期状態 [メイン]北条つぐみ:これが記憶2以上の状態 [メイン]GM:っていうクソ細かいネタ [メイン]GM:これに気づくと開眼まで行かないルートに派生する [メイン]GM:石江は中央病院の薬品室に居ました [メイン]GM:あの幸運で判定して道具貰った部屋 [メイン]GM:会いに行くと、半狂乱状態のがいました [メイン]GM:肌の変化をどうにかしようとやって来て、狂っちゃたかわいい子です [メイン]GM:実のところ、便利キャラだったけど登場シーンがなかったのでここにおしこんだ [メイン]GM:あい [メイン]GM:熱血主人公キャラがPC側にいなかったのでこういう立ち位置に [メイン]GM:治す方法はいくつかある [メイン]GM:まずはつぐみ殺害、今回はこれ [メイン]GM:次はつぐみ目つぶし、シナリオ冒頭にループしてエンディング [メイン]GM:次につぐみ目抉り出し、こっちはしばらく通常日常があってループ香椎 [メイン]GM:開始 [メイン]GM:次につぐみ第三の眼中和、こっちは定期的に飲ませれば日常が伸びていくけど、ハイドラの芽を探す旅に出る [メイン]GM:最後に眼を抉り出してから手鏡を使って眼だけを消滅させつ [メイン]GM:手鏡の情報をもっと吐き出すべきだったすまない [メイン]GM:いいよ [メイン]GM:だめだよ [メイン]GM:あい [メイン]GM:いいよ [メイン]GM:占い師のどの辺? [メイン]GM:うらないしはつぐみの記憶復活フラグの1つだよ [メイン]GM:つぐみは記憶が4つ集まると開眼する [メイン]GM:正確には5個で今回は、謎の人と出会ってしまったので開眼 [メイン]GM:占い師と合わせると1段階早まるので占い師は会いたがらない [メイン]GM:店の仕切りを無理やりはがせば会えたよ [メイン]謎の人:あい [メイン]占い師:こっち [メイン]GM:占い師は千里眼の力なので、知識だけありました [メイン]GM:謎の人は距離を無視する力なので、遠いものを掴めます [メイン]GM:つぐみは全てを映し全てを内包する力です [メイン]GM:そもそもこの話じたいがつぐみの眼の中の話なので [メイン]GM:つぐみは最初の交通事故でほぼ死亡状態、走馬灯のようなものですね [メイン]GM:交通事故のタイミングでこの街が取り込まれたので、すべての異常はそこから始まりますね [メイン]GM:なのでこれはつぐみの見た夢でした [メイン]GM:あい [メイン]GM:つぐみが黒塗りの車で、ダンプはカルコサが用意した刺客すね [メイン]GM:つぐみ殺害は成功したものの、夢の中では特に何もできてなかった [メイン]GM:夢は交通事故の時 [メイン]GM:夢から覚めた時は、そのご1日を過ごした後の翌日すね [メイン]GM:現実の事故はそこまでひどい状況ではなかったと思うよ [メイン]GM:あとパパは眼の中に居たけど現実では死んでるんじゃないかなぁ(知らんが [メイン]GM:あるにはあったが、いつでもNPCに役目を負わせれるようにふわっとしてた [メイン]GM:進行次第で石江や二宮がパパになってた [メイン]GM:あったよ [メイン]GM:まぁ若い頃のパパの記憶ですね [メイン]GM:あとはまぁ私の細かい自己満足設定がちらほらあったり [メイン]GM:タールはつぐみの眼が生み出してるのでどこからでも湧いてくるとか [メイン]GM:腫れた動物はタールに汚染された人間だったとか [メイン]GM:半魚人は中央病院の医者と患者たちだったとか [メイン]GM:あとはそうだね [メイン]GM:3人の眼の元ネタとかそのくらい [メイン]GM:まぁ病気をネタにするのは危険だけどね!! [メイン]GM:水色は単純にドライ→ドライアイス→アイスだね [メイン]GM:シナリオに組み込んではいけない物が3つあるんだけど [メイン]GM:1つ、病気や障害を過度に踏み込んで扱う [メイン]GM:2つ、政治や国家について批判的な物を強いる [メイン]GM:3つ、宗教対立にPCを巻き込む [メイン]GM:まぁ普通の倫理です [メイン]GM:まぁそういった感じでした [メイン]GM:ちなみにつぐみのなっていた緑内障は再生できないので、その辺で異変に気づけるかもしれない [メイン]GM:私のシナリオは常に骨組みだけで、現状に合わせて肉付け、変更するのでシナリオ崩壊とかはあまりしない [メイン]GM:その分、細かい整合性を取れきれずに死ぬんだが [メイン]GM:だから情報を与え損ねたのだ、失敗 [メイン]GM:まぁ必ずグッドエンディングに行くのも癪だし [メイン]GM:あれは病院に行ってから決めました [メイン]GM:世界観が決まってればエンディングなんて限られてくるから [メイン]GM:私のやり方として、まずシナリオの中枢キャラを決める [メイン]GM:今回はつぐみ [メイン]GM:その後、そのキャラが困る原因を設定とすり合わせて作り、助けるキャラと敵対するキャラを決める [メイン]GM:あとはそれらの取り巻く環境を決めてからPCを間に入れる [メイン]GM:ちなみに今回の最初に決まったことはつぐみじゃなくて [メイン]GM:「まほうしょうじょ」から「まじょ」を抜いて「ほうしょう」でした [メイン]GM:というのか今回のオチです [メイン]GM:ホントか? [メイン]GM:正直数時間やってグッド以外にするのは気が引ける [メイン]GM:ちなみにみんな取ってないから怒らなかったけどカルコサは天文学系で情報出ました [メイン]GM:怒ってないよ [メイン]GM:怒った [メイン]GM:地下4階の情報とかでも細かく出ましたね [メイン]GM:東西南北、クトゥルフ、ハスター、クトゥグア、ニャルラトホテプの情報がありました [メイン]GM:今回はクトゥルフとハスターが正解でした [メイン]GM:東西南北は、それぞれに対応してないよ [メイン]GM:書きたいように書いたせい [メイン]GM:まぁいろいろあったりなかったりしましたね [メイン]GM:行ってないけど序盤に病院に行くと病院の話を聞けました [メイン]GM:あとはそうだね、大橋交差点の時系列問題とか? [メイン]GM:あれは現実世界の時に使えた過去視と透視です [メイン]GM:パパさんは、つぐみの中にある、クトゥルフを、占い師で測定して、謎の人で引き出す予定とかでした [メイン]GM:つぐみはヨグソトースの要素を多く含むキャラだったので [メイン]GM:ヨグ=ソトースとはこの世界は彼の夢だって言ってるクトゥルフ神話にでてくる神格、ニャルの上司です [メイン]GM:そういう立ち回りでは謎の人がニャルラトホテプあたり [メイン]GM:この話を全部総括すると [メイン]GM:医療を使って対立しているクトゥルフ派とハスター派の教団の抗争に巻き込まれてしまったPC達。目に関する力を持つ魔女らを眼科医と共に救うというお話でした [メイン]GM:主要な神格を使って戯れたかったとかそういうやつ [メイン]GM:まぁそのぐらい? [メイン]GM:他になければログ保存して卓を閉じるが [メイン]GM:どうぞ [メイン]GM:はい [メイン]GM:できるよ、生きてるから [メイン]エリカ:聞き耳2回、拳銃1回 [メイン]GM:ファンブルした技能を振って [メイン]GM:その出目が、成功だったら成長 [メイン]GM:クリティカルした技能をふって その出目が失敗だったら成長 [メイン]GM:各技能1回までだよ [メイン]GM:被りに得点はないです [メイン]GM:ではクリティカルした技能から [メイン]GM:じゃあファンブルした技能で [メイン]エリカ:聞き耳いくぜ [メイン]エリカ:ccb =58 Cthulhu (1D100 =58) → 15 → 成功 [メイン]GM:じゃあ1d10振ってその出目のぶん技能値が伸びる [メイン]エリカ:1d10 Cthulhu (1D10) → 3 [メイン]GM:聞き耳61へ [メイン]エリカ:58→61 [メイン]エリカ:拳銃いきます [メイン]エリカ:ccb =75 Cthulhu (1D100 =75) → 62 → 成功 [メイン]GM:では1d10 [メイン]エリカ:1d10 Cthulhu (1D10) → 1 [メイン]GM:あい [メイン]エリカ:75→76 [メイン]GM:ではこれは必須ではないけど、成長回数でも記録しておくとよい [メイン]GM:あい [メイン]GM:()つけてその中に入れるでもいい [メイン]GM:何十回も成長されるとさすがに出せないPCにもなるので [メイン]須川:寝たいので落ちる [メイン]GM:ありますが、ふぁふたんに良い忘れたので後でぶつけておくか [メイン]GM:TRPGチャットに流すのでここはしまいます [メイン]GM:普通あるよ [メイン]エリカ:1d6 Cthulhu (1D6) → 5 [メイン]エリカ:1d6 Cthulhu (1D6) → 4 [メイン]エリカ:55→64回復