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登録日:2015/08/25 Tue 02 02 41 更新日:2024/04/01 Mon 00 21 36NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 R15+ R18+ Z級映画 こいつおまわりさんです しいなえいひ アクション グロ スプラッター チェンソーマン ディストピア デビルマン バイオレンス バイオレンスジャック ホーボー・ウィズ・ショットガン マジキチ ミュータント ミートボールマシン メトロン星人 リア充鑑賞推奨映画 リバーシブルマン ロボコップ 世界の歪み 井口昇 人外 処刑人 地獄絵図 外道 山口雄大 山本彩乃 怪人 怪作 悪魔 日活 映画 映画秘宝 東京残酷警察 板尾創路 正義 正義のためなら人間はどこまでも残酷になれるんです 残虐 民営化 永井豪 流血 狂気 独善 社会風刺 神作? 神映画? 絶対に許さない 自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪 菅田俊 虐殺 西村喜廣 西村映造 警察 超上級者向け 超問題作 近未来 過激派 限界人口係数 風刺映画 高橋ヨシキ 鬼畜 魔女狩り 魔物 警察が、民営化されました。 東京残酷警察とは、2008年に公開された日米共作映画。 『片腕マシンガール』に次ぐTOKYO SHOCKシリーズの第2弾。監督は西村喜廣。 アメリカ資本によって海外向けに製作された邦画作品であり、全編を通して過激なバイオレンス&グロシーンが満載で、シアターN渋谷では20歳未満の入場は断られたスプラッターアクションである。 【あらすじ】 近未来の日本。民営化された警察はここ数年出没している“エンジニア”に手を焼いていた。 エンジニアとは肉体の一部を凶器に変化させ凶暴化した殺人ミュータントである。 警察機動部隊のエースである女性隊員ルカは、今日もビルに出現したエンジニアを討伐すべくロケットジャンプで屋上にひとっ飛びし、自慢の日本刀やチェーンソーでエンジニアをバラバラにする。 ある日、エンジニア誕生の鍵を握る黒幕に遭遇したルカは、その黒幕が自分の忘れ去った過去に関与していることを知り愕然とする。そして全てを思い出したルカは本当の敵に戦いを挑むことになる…。 【用語】 東京警察株式会社 エンジニアに対抗して民営化された警察組織。 機動部隊の隊員の多くが甲冑のような装甲服を身につけて重武装しており、一切の法的手続き(主に裁判や人権の尊重)を取ることなく拷問から殺人まで、あらゆる暴力行為を許されており、本作のタイトル通りに残酷な狂気の集団と言える。 もっとも、法治国家であるはずの日本の都民の多くが警察の民営化を受け入れてしまっており、本編では東京警察株式会社のCM(犯罪者をカメラの前で即処刑する内容)が公然と流れている有様である。 前述にある通り、やり方が過激であれど、曲りなりに都民の安全と平和を守っているはずであったが… エンジニア 自らの肉体に改造を施した凶暴凶悪なミュータント。 ぶっちゃけ怪人と化した人間であり、多くの者が無差別殺人を引き起こしている。 多大なダメージを受けると、肉体の一部が変異・巨大化して武器に変形する特性を持つ。 ほとんどのエンジニアの体内には鍵の形をした肉片が埋め込まれている。 【登場人物】 ルカ 本作の主人公。 警察民営化反対運動の前線にいた警察官の父親を目の前で殺されたトラウマを抱え、警官となった。 育ての親である警察署長にハンターとして鍛えられて育ち、そのハンターの主な仕事として警察の最前線で日本刀を振り回し、エンジニアと戦う日々を過ごしている。 犯罪者に対しては、エンジニアはもちろんであるが、何の能力も持たない一般人であろうと容赦なく、電車内で自分に痴漢した男を電車の外に連れ出して両腕を日本刀で切断するという制裁を加えていた。 過去のトラウマが原因で自傷癖があり、腕には無数のためらい傷が残っている上、出撃前でもカッターで何度もリストカットを行なっていた。 ルカの父親 警察の民営化に反対していた警察官。既に故人。 市民と共に反対運動をしていたところを突然何者かに狙撃されて頭部が破裂して即死という無惨な最期を遂げた。 生前は市民や娘のルカから慕われていた真面目な警察官であったが、その一方では多忙で家を空ける日が多かったらしく、それが原因で妻との関係がすっかり冷えきって家庭崩壊一歩手前の状態であった。 機動隊長 ルカの上司。 勤務時は装甲服、非番時はチンピラスタイルの格好をしている。 中盤で立ち寄った人体改造バーにいたワニ女とキーマンに捕まって窮地に立たされてしまう… バラバラマン 警察署内で遺体の解剖を担当している老人。 警察署長 東京警察株式会社の署長。 鎧武者のような外見の男で、口元に拡声器を装備している。 父親を亡くしたルカをハンターとして育て上げ、自分を父親のように慕う彼女を娘のように可愛がっているのだが… 犬女 その名の通り、署長に犬として飼われているボンデージ姿のダルマ女。 何故か四肢切断されており、ガスマスクのようなヘルメットを被っている。 ちなみにヘルメットの下の素顔はボブカットの銀髪でパンク風の顔立ちである。 肉体改造されているらしく、戦闘時には四肢に日本刀を1本ずつ装着して、それを手足のようにうまく利用してアクロバティックなアクションを披露する。 DJ婦警 警察の無線担当の金髪の美女。 機動部隊に犯罪者の情報を伝えるオペレーター役を務めているのだが… 同情酌量の余地なし! 手加減せずにぶっ殺しちゃってくださーーーい!! てんばーーーーーーつッ!!! ……と、ノリノリな口調で犯罪者の処刑を機動部隊に指示を出しており、物語後半に至ってはとある理由で署長が魔女狩り同然で東京の一般市民もろとも隠れたエンジニアを一掃する「エンジニア狩り」を発令した際、無抵抗な人々が容赦なく機動部隊に虐殺されているにも関わらず、全く良心が痛むことなく嬉々としながらモニターごしでエンジニア狩りを実況中継する等、他の登場人物と同様に人間性がアレな人物と言える。 キーマン 黒いコートを着た長髪の男。 エンジニアの背後にいる黒幕であり、鍵の形をした肉片を人間に埋め込んでエンジニアを次々と生み出している。 自身もエンジニアであり、ルカと遭遇した際にはリッカーのごとく脳が露出し、カタツムリのごとく目から銃身が生える等、かなりインパクトのある外見に変貌していた。 ユカ/カッター女 デリヘルで働いている女子高生。 仕事がうまくいかず、途方に暮れていたところに出会ったキーマンの手によってエンジニアに改造されてしまう。 エンジニア狩りで薙刀婦警と戦闘を繰り広げた際には左腕が巨大なカッターに変化した他、おっぱいから強酸性の液体を噴射させていた。 ちなみにユカを演じるのは現在では声優としての印象が強い山本彩乃。 ワニ女 人体改造バーに勤務している半裸の美女。エロ要員。 その正体はキーマンの手下であり、初登場時にバーで出会った機動隊長に対して、ある意味で惨い拷問を加えていた。 実は彼女もエンジニアであり、戦闘でダメージを受けた際には名を体現するかのごとく、下半身全体が巨大なワニの顎に変化していた。 タナカコウジ/チェーンソー男 冒頭に登場したエンジニア。 浮浪者のような姿をした長髪の殺人鬼でチェーンソーが武器。 初登場時はバラバラにして殺した女性の肉を喰っており、現場に踏み込んだ機動部隊と戦闘状態となった。 その後、機動部隊の援護に現れたルカと死闘を繰り広げた際には腕を伸縮自在な生体チェンソーに変化させて隊員を血祭りにあげていたが、最期はルカにチェーンソーでバラバラに切り刻まれて死亡。 【劇中CM】 本編のTVで流れているCMであるが、どれもが現実で放送したら間違いなくBPOが介入してくるレベルの過激な内容である。 東京警察株式会社のPR 「警察は民営化されました!」で始まり、凶悪犯の公開処刑を映して最後は「犯罪者は容赦しないゾ!」と警察官の爽やかな笑顔で〆る。 警察官募集 犯罪者がサッカーに熱中している小学生を襲撃していたところをちょうど現れた機動部隊が犯罪者をメッタ刺しにして惨殺、それを見ていた小学生にパンフレットを配ると、急に楽しそうな雰囲気で隊員が小学生と一緒に犯罪者の生首でサッカーを始めて終了。 リストカッターG(ゲー) 女子高生3人が「可愛い! 痛くない! 血が美味しくなる!」とはしゃいでリストカット。 ストップ・ザ・ハラキリ 上司の命令で切腹したダメ社員が内蔵を飛び出しながら「腹切りだって自殺です」と切腹禁止を訴える。 甲賀の日本刀 サムライ風の男が「斬れる斬れるよく斬れる、甲賀の日本刀! 斬れるぞぉ!」とアピールしながら日本刀で自分の腕を切りつける。 遠隔処刑 自宅で遺族がWiiのリモコンのような日本刀を振るい、その動きに合わせてテレビごしの犯罪者をメッタ斬りにして処刑。 追記・修正は犯罪者を容赦なく惨殺してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 項目だけでもすごいIQ下がる -- 名無しさん (2015-08-25 04 31 41) なんだ…ネオサイタマにドワォとニトロプラスと型月がエントリーしたような世界観は… -- 名無しさん (2015-08-25 17 48 37) リストカッターGのCM、めちゃイケメンバー抜擢以前の重盛さと美が出てるんだよな… -- 名無しさん (2015-08-25 20 24 48) サツバツ!! -- 名無しさん (2015-08-26 17 35 45) 「ドーモ、シミンノミナ=サン。マッポデス」「オナジク、エンジニアデス」 -- 名無しさん (2015-08-26 19 24 46) 長澤つぐみが出てたっけ、彼女はグロテスクというこれまたえぐい映画に出てた気がする -- 名無しさん (2015-08-27 23 46 54) 遠隔処刑はマジキチ過ぎてフいたwww -- 名無しさん (2015-10-02 22 20 40) タグに鬼畜あるのに納得した -- 名無しさん (2015-10-03 02 08 58) ↑3 グロテスクもこれと同じくR20 -- 名無しさん (2015-10-03 13 27 51) アイエエエ…ネオサイタマ49課よりひどいよお・・・・ -- 名無しさん (2016-03-21 02 05 57) 割と面白そうだな 昔のB級みたいな -- 名無しさん (2016-08-04 01 19 41) ~ではないネタがくどいわ -- 名無しさん (2016-09-13 00 18 10) 公開処刑、いい響きだ♡ -- 名無しさん (2016-12-09 11 11 37) 知らない人も多いが、ルカパパを演じた人は昔、勝俣州和とお笑いユニットを組んだことがある。 -- 名無しさん (2018-03-15 22 57 45) これなんてケン・イシカワ作品? -- 名無しさん (2018-10-17 12 59 52) CM部分は割りかし風刺っぽいのかな。そう思えば何でもかんでも民営化なとこからすでに始まってる気がしなくもない -- 名無しさん (2020-02-21 09 42 56) アマゾンズのアマゾン達がしれっと混じっててもおかしくなさそうな街だ -- 名無しさん (2020-06-11 13 50 24) 「腹切りだって自殺です」くっそwwwww -- 名無しさん (2020-10-23 16 13 01) 腹切りだって自殺ですwwww -- 名無しさん (2021-03-16 01 24 35) >>急に楽しそうな雰囲気で隊員が小学生と一緒に犯罪者の生首でサッカーを始めて終了。8世紀ごろのイングランドでは、戦争に勝利すると相手の将軍の首を切り取るというのが風習として存在していた。 戦争に勝利した兵士たちが切り落とした首を蹴って遊ぶことが当時では行われており、そこから蹴るものがボールにかわり、サッカーとなったというのが中世イングランド説です。イングランドサッカーです、お疲れさまでした。 -- 名無しさん (2021-08-28 10 18 47) 名前 コメント
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登録日:2010/12/27 Mon 00 11 30 更新日:2024/03/18 Mon 17 15 02NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 コスプレおじさん コスプレイヤー DCキャラ項目 DCコミックス ただの人間 アダム・ウェスト アメコミ アメコミのカリスマ アメコミ最強候補 イアン・グレン ウェインエンタープライズ ウェイン・エンタープライズ キャラクター>頭脳>財力>体力 クライムファイター クリスチャン・ベール ケヴィン・コンロイ コスプレ ゴッサムの蝙蝠 ゴッサムシティ ジャスティス・リーグ ジョーカーのお気に入り ジョージ・クルーニー スーパーマン スーパー金持ち ダークナイト ダークヒーロー チート デヴィッド・マズーズ トリニティ ニンジャバットマン バットマン ビル・フィンガー ブルース・ウェイン ベン・アフレック ボブ・ケイン マイケル・キートン ロバート・パティンソン ワールド・ファイネスト ヴァル・キルマー ヴィジランテ 三宅裕司 三木眞一郎 不殺主義 主人公 人類が描いた現実の夢 加瀬康之 口出しマスク 咲野俊介 堀勝之祐 大富豪 大谷亮平 宮本恒靖 小原雅人 小山力也 小川真司 小杉十郎太 山寺宏一 山田孝之 島﨑信長 川島得愛 広川太一郎 探偵 文武両道 最強のコスプレイヤー 東地宏樹 檀臣幸 櫻井孝宏 渡辺裕之 玄田哲章 田口トモロヲ 田村睦心 番人 目を光らせる番人 竹中直人 自警団員 自警活動 藤真秀 蝙蝠 資産家 金持ち 銀河万丈 静かなる守護者 高橋広樹 高瀬右光 I AM VENGEANCE... I AM NIGHT... I AM...BATMAN!! 『バットマン(Batman)』はDCコミックスのキャラクターで1939年に初登場したスーパーヒーロー。 初登場は『Detective Comics (Vol.1)』#27。 蝙蝠を模したコスチュームを身に着けたヴィジランテ。 ライバルであるスーパーマンと対照的に闇と影を背負うスーパーヒーローとして誕生しながら、やがては神の如き超人に対する人間の究極形として現在も根強い支持を集めるアメコミ界最大のカリスマである。 MARVELやイメージコミックスが人気を集め、DCの売上が低迷した時代でもバットマンだけは売れていたことが幾度もある。 現在のスーパーヒーロー映画全盛の中でも、やっぱりバットマンだけが流行に先駆けて地位を固め、何時までも需要があるというのも似た構図である。 2023年の全米のコミックブックストアを対象とした売上ランキングでは、上位10冊のうち7冊がバットマンだったことからも、未だ衰えぬバットマン人気がうかがえるだろう。 【概要】 【人物】 【主な活躍】【ゴールデンエイジ】 【シルバーエイジ】 【ポストクライシス】 【ポストフラッシュポイント】 【ブルース以外のバットマン】 【関連人物】 【主な装備・メカニック】 【主なメディアミックス】 【余談】 【概要】 DCコミックスの看板スターであり、スーパーマンをも超えるアメコミ界のカリスマ中のカリスマである。 スーパーヒーローの先駆けとなったスーパーマンに続くキャラクターとして、アーティストのボブ・ケインとライターのビル・フィンガーによって考案された。 ケインによる構想段階では赤いタイツにコウモリ型の翼をくっつけ、ドミノマスクをつけたスーパーヒーロー然としたキャラクターだったが、 そこにフィンガーが口以外を覆った耳付きのマスク、マント、モノトーンの色調にすることを提案し、パルプ・マガジンの主人公のような性格付けをするなど、スーパーマンとは対照的な特徴を与えられて完成。 より直接的には、1926年に公開されたローランド・ウェスト監督による蝙蝠姿の殺人者を描いたサイレント映画『The Bat』や 顔をマスクで隠した正義の剣士『奇傑ゾロ』、パルプマガジンで好評を博していたクライムファイター『ザ・シャドウ』などがアイデアの源流として挙げられている。 看板誌『Detective Comics (Vol.1)』でデビューしたバットマンは瞬く間に人気を博し、DCコミックスを代表するキャラクターになった。 その後サイドキック、ロビンの登場によって更なる人気を獲得したバットマンは、個人誌『Batman (Vol.1)』を得て 最大の宿敵ジョーカーや運命の相手キャットウーマンをはじめとするヴィランたちとの戦いを始めていく。 50年代のヒーローコミック冬の時代を摩訶不思議な冒険で乗り切ると、66年の実写ドラマ化が大ヒットを記録しさらにその存在感を増していく。 70年代からは初期のダークな世界観とヴィランとの戦いを取り戻し、現在のバットマン像の原型を築いていった。 そして86年、もはや伝説級と称えられる『ダークナイト・リターンズ』の成功を皮切りに、よりリアルな人間としての姿と、狂気の権化であるジョーカーや神の如き力を持つスーパーマンに対抗する人間離れした精神・思考力のギャップが多くの人を魅了し、幾度もの実写化によってコミックを読まない層にもその存在感を保ち続けている。 【人物】 本名…ブルース・ウェイン(Bruce Wayne) 幼い頃、映画(*1)を見た帰りに目の前で医師にして実業家でもあった父トーマスと母マーサを強盗ジョー・チルに殺された経験により、この世の悪と戦う事を決意した若き億万長者。 そのために肉体を鍛え上げ武術を修得すると共に、学問を究めて探偵術や犯罪捜査を学んで文武両道のヒーロー、バットマンとなる。 蝙蝠の意匠を顕すコスチュームに身を包み、超能力の類は持っていないものの極限までに鍛え上げた肉体と技そして数々の秘密兵器を駆使して戦う。 その為、特殊能力満載のグリーンランタンには初対面時に「コスプレ野郎」と逆ギレされた事がある。 尚、銃は親を死に至らしめた武器であるため使わない(例外もあるが、人を殺した事は無い)。 蝙蝠のコスチュームを身に纏うのは犯罪者と戦うには彼らを恐怖させる必要があり、迷信深い犯罪者を恐怖させる存在として蝙蝠を選んだため。 なぜ蝙蝠を選んだかというと初期はたまたま蝙蝠が目に入ったからや父の仮装パーティの衣装が似ていたからだったが、 現在は蝙蝠こそがバットマン=ブルース・ウェインが『最も畏れる対象』だからとなった。 蝙蝠を畏れる理由としては幼少期に裏庭で後に『バットケイブ』となる洞窟に落ちた際に大量の蝙蝠を目撃し記憶に刻み込まれたのがきっかけ。 その後コスチュームを身に着けず自警活動を行うも徹底的に打ちのめされ、死を覚悟しながら父の胸像に弱音を吐露した際に蝙蝠の姿を目撃し天啓を得たため。 上記の設定は1986年にフランク・ミラーが手掛けた『バットマン ダークナイト・リターンズ』及び翌年の『バットマン イヤーワン』に於て描写され、 ミラーが記した同作のバットマン像が現在までのキャラクターの基本となっている。 フィジカル面に関しては、素手で鉄格子外すわ、何メートルも自力で跳躍するわ、身長3メートル以上の筋肉達磨の怪人やらサイボーグやらとも真正面から殴り合うわ。B Bなんか時間稼ぎとはいえ、小細工を挟みつつもあのDC最強ヴィランに数えられるダークサイドとタイマンしている。 …設定的にも間違いなくただの人間なのだが最早自称にしか見えない、というか蝙蝠スーツの下に更に哺乳類の皮の重ね着した何か別の生物に見え、誰が呼んだか最強のコスプレおじさんとも言われたりしている。 また、バットマンがフィジカル面以上に優れているのはメンタル面で、卓越した頭脳と研ぎ澄まされた精神、チート級の慧眼を持つ。 特にその慧眼はレギュラーシリーズでは犯罪者の企みを見破り、クロスオーバー大作や特別編では銀河や魔界の果てをも見据える程である(マジ)。 前述の秘密兵器もその慧眼や頭脳を利用したアイディアを用いた物が多く、保有する技術の科学レベルは一般の地球人の常識を遥かに超えている。 自身が無能力者である故にか他のヒーローの能力にも精通しており、その能力の限界と可能性…弱点までをも知り尽くしている。 …それが事態を打開することもあるが、その情報をヒーローや敵対するヴィランに知られ騒動の元となることも多い。 殺人や強盗であれ、こそ泥やカツアゲであれ、どんな犯罪も厳格に容赦しない。 また自らの殺人を禁じており、どんな凶悪な犯罪者も逮捕するように心掛けている。 ……ただし、優しいという訳ではなく、寧ろ死んだ方がマシと云う位の目に遭わせる場合も少なくない。 彼が筆頭株主を務めるウェイン・エンタープライズはゴッサム最大の企業であり、世界有数の資産家でもある。 時にはその肩書を利用して事件を捜査することもある。 このウェイン・エンタープライズの利益の一部がバットマンの活動を支える資金源であり、開発された新技術がスーツを始めとする秘密兵器の出所先である。 なお彼自身は悪を憎み正義を求める誠実な男だが、普段は社長兼慈善家を務めながら軽薄なプレイボーイを演じている。 これは事件が起きたときにバットマンになるために姿を消しても、周りの人から「またブルースは逃げたのか。まああいつはヘタレだからな」と気にされないようにするため。 事情を理解している友人たちは黙認しているが、そのために恋人とはすれ違いが起きやすく悩みの種でもある。 ゴッサムシティの住民から信頼される正義の味方として描かれることもある彼だが、原則的には不法で過激な自警活動を止めない犯罪者とも言える。 また、挑戦や怨恨からバットマンを付け狙う凶悪犯罪者を引き寄せる他、後継者等仲間との関係で新たな犯罪を引き寄せてしまうこともあり、完全な正義の抑止力とも言い難い。 特にジョーカーはバットマンを最高の遊び相手と見做して付け狙いつつ大規模な犯罪を頻発させており、バットマンの不殺主義も相俟って不毛なイタチごっこが終わることが無く、犯罪誘引によるゴッサムシティの治安悪化に拍車をかけている感も否めない。 作品によってはバットマンという存在が与える影響の大きさ、その逆に無力さ等を描くものもあるほど。 トラウマ故に犯罪者を許さず、だがそのトラウマから来る信念故に犯罪者を殺さず、イカれたコスプレをしながら日々命懸けの犯罪と言える自警活動に勤しむ。 そんなバットマンをジョーカーは『最高に逝かれてる自分達の同類』と揶揄して挑発したこともあったが、皮肉にもこの指摘は案外的外れではない。 【主な活躍】 【ゴールデンエイジ】 1939年の『Detective Comics Vol.1』#27で初登場。初期のコスチュームは黒いマスクとマントに灰色のスーツ、紫色のグローブという現在のものに通じるデザインだったが、 徐々に水色のマスクやマントに変わっていった。 当初は殺しもいとわない正真正銘のダークヒーローだったが、編集部の方針もあって『Batman Vol.1』創刊の前後には殺人や銃を封印して戦いに臨んでいる。 『Detective Comics Vol.1』#38でロビンことディック・グレイソンが、『Batman Vol.1』からは現在も活躍するヴィランたちが登場すると、 ロビンとのダイナミック・デュオで様々な戦いと冒険を繰り広げた。 またヒーローチーム『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ/JSA』にも参加した。 シルバーエイジではこの時代のブルースはマルチバースの1つ『Earth-Two』の人物として登場。 キャットウーマンことセリーナ・カイルと結婚した彼は、娘ヘレナの誕生をきっかけに活動を制限し始める。 また親友のゴッサム市警本部長ジェームズ・ゴードンが引退したのを受け、その座を引き継ぎ公的な立場で街を守っていく。 しかしセリーナがある事件で命を落とすとバットマンを完全に引退し、その正体を自ら公表した。 その後はロビンとハントレスとなったヘレナにゴッサムを任せ癌になりながらも公務を続けていたが、 かつて逮捕した犯罪者が魔力を得て復讐に現れ命を落とした。 【シルバーエイジ】 50年代は表現規制の影響で犯罪やヴィランとの戦いが減少し、代わりに当時流行していたSF的なストーリーで活躍した。 1964年からはコスチュームの蝙蝠マークが黄色い楕円に囲まれたものに変更され、作風も犯罪との戦いにシフトし始めたがドラマの影響で本格的ではなく大げさなパロディめいたものだった。 ドラマ終了後の70年代からはダークな世界観とヴィランとの戦いを再び開始、初期メンバーとして参加していた『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ/JLA』でも活躍が増えていった。 【ポストクライシス】 『ダークナイト・リターンズ』と『イヤーワン』によってリアルさを持った世界観を得て現代のバットマン像を確立するが、その影響は『バットファミリー』にも及びディックとの関係は悪化し、バーバラ・ゴードンとジェイソン・トッドはジョーカーの魔の手にかかってしまう。 そして『Batman Knightfall』ではバットマンまでもが新たな強敵ベインに敗北し、ブルースは引退を余儀なくされその後釜をアズラエルことジャン・ポール・ヴァレーに据えることとなった。 しかしブルースはリハビリを重ねることで復活、暴走を続けるジャンを『ファミリー』と協力して倒しバットマンに復帰した。 この一件でディックと和解し、コスチュームを水色から黒いものに変更した。 ラーズ・アル・グールのウイルスと大地震の影響でゴッサムが『ノーマンズ・ランド』に変貌すると、 一時自暴自棄になりかけるが『ファミリー』と市民たちと協力して1年間を耐えきり、 最終的にゴッサムを狙うレックス・ルーサーの陰謀を打破した。 『ノーマンズ・ランド』後、コスチュームを再び変更し蝙蝠マークを囲んでいた黄色い楕円を無くした。 この時代に入ってからバットマンは『JLA』とは距離を置きなかなか正式メンバーにならなかったが、『Final Night』後に中心メンバーとして活躍するようになった。 その一方でスーパーヒーローやメタヒューマンへの不信感を強めており、その不信感は『アイデンティティ・クライシス』で発覚した過去で頂点に達し、 バットマンはメタヒューマンを監視する衛星『ブラザーワン』を作ってしまう。 復活したジェイソンとの戦いに苦しむ中、『インフィニット・クライシス』に巻き込まれたバットマンは『ブラザーワン』が事件に利用されたことを知り絶望に飲み込まれてしまう。 ディックとの対話で希望を取り戻すと反撃を開始し、他のヒーローたちの力を借りて自らの手で『ブラザーワン』が進化した存在『ブラザーアイ』を破壊することに成功する。 しかし『ブラザーアイ』を生み出したことと最終決戦で銃を本気で構えたことに責任を感じ、ディックとティム・ドレイクとともに自分を見つめ直す旅に向かった。 1年後ゴッサムに帰還すると息子ダミアンとの出会いや本当の父親を名乗るドクター・ハートとの戦いを繰り広げ、 そして『ファイナル・クライシス』でダークサイドに致命傷を負わせるも命を落としたと思われた。 実際は過去に飛ばされダークサイドの兵器に変えられようとしていたが、ヒーローたちの協力でダークサイドの野望を阻止することに成功した。 現代に帰還すると犯罪組織『リバイアサン』を阻止するため、コスチュームを新たに世界規模のバットマン組織『バットマン・インコーポレイテッド』の結成に乗り出した。 【ポストフラッシュポイント】 『DCユニバース』全体の歴史が変更されバットマンはコスチュームとオリジンが変更された。 『ジャスティス・リーグ』の創設メンバーとして活躍する一方で、新たな強敵『梟の法廷』や永遠の宿敵ジョーカー、愛憎渦巻くタリアとの戦いに挑んでいく。 ジョーカーとの戦いで『ファミリー』が分断され、タリアとの戦いの果てにダミアンが命を落とし、『フォーエバー・イービル』でディックが犠牲になるなど多くの喪失を経験するが、 バットマンだけでは対処できない事件とダミアンの復活によって絆を取り戻した。 その直後のジョーカーとの直接対決の末にブルースは過去の記憶をなくし、ただのブルース・ウェインとして生きるチャンスを得る。 しかし再びゴッサムを襲う危機を前にブルースはバットマンに戻る決意を固め、新たなコスチュームとともにゴッサムに舞い戻った。 気持ちを新たに戦いに臨むも普通の人間である自分の限界を目の当たりにし、強敵ベインとの戦いや父との邂逅で自分を見つめ直しキャットウーマンに告白した。 その一方で金属の謎を追う内にその危険性を知り『バットファミリー』の配置転換や新チームの結成、デューク・トーマスの育成を行っていた。そして人類誕生の頃から仕掛けられていた罠にはまり悪魔バルバトスと自分の悪夢が生み出した『ダークナイツ』を呼び寄せてしまうが、仲間たちと希望を失わずに戦い続け闇の軍勢との戦いに勝利を収めた。 新たな強敵バットマン・フー・ラフズと戦いつつ、隠していた過去の告白や友人たちへの報告を経て、キャットウーマンとの結婚の準備を進めていたが、ジョーカーや父トーマスともつながっていたベインの陰謀によって結婚はご破算に終わった。 【ブルース以外のバットマン】 ジャン・ポール・ヴァレー 『ポストクライシス』で就任。宗教集団『聖デュマ騎士団』の戦士アズラエルとして生きることを定められた青年。 とある事件でバットマンと出会い、彼のようなヒーローとなるべく修行していたが『Batman Knightfall』で新たなバットマンに指名された。 後継者としての責務を果たそうと努力していたが、使命感と『聖デュマ騎士団』に仕掛けられた洗脳によって徐々に暴走し装備を強化していった。 その結果ベインを倒すも暴走は続き、最後は復帰したバットマンとの戦いに敗れコスチュームを脱ぐこととなった。 『ポストフラッシュポイント』ではバットマンにはなっていないものの、新たな『聖デュマ騎士団』の戦士との戦いや 『ジャスティス・リーグ・オデッセイ』での任務でバットマン風のアーマーを身に着けている。 ディック・グレイソン 『ポストクライシス』、『ポストフラッシュポイント』で就任。ブルースに引き取られたサーカス出身の孤児で、後に養子となった。 ロビンそしてナイトウィングとして活動しでいる『バットファミリー』の長男。 『ポストクライシス』では『ファイナル・クライシス』でブルースが姿を消した後、バットマンを引き継いだ。 当初はブルースの遺言もあって引き継ぐ気はなかったが、周囲の期待もあってバットマンとなった。 ダミアンをロビンに据えゴッサムを守護し『JLA』にも参加、ブルースが戻ってきてからもゴッサムのバットマンとして活動を続けた。 『ポストフラッシュポイント』では似た経緯でバットマンになるも、開始時点でナイトウィングに復帰している。 ジェイソン・トッド、ティム・ドレイク、ダミアン・ウェイン 『ポストクライシス』、『ポストフラッシュポイント』の可能性の未来の中で就任。ディックに次ぐ歴代のロビンたち。 バットマンに就任しているが、いずれも危険なヴィジランテとなることが多い。 トーマス・ウェイン 『フラッシュポイント』で就任。ブルースの父。 ブルースが強盗に殺され、その強盗を自らの手で殺したのをきっかけにバットマンとしての活動を開始した。 フラッシュから本来の世界ではブルースが生きていることを知らされ、元の世界を取り戻すめにフラッシュに協力した。 ジェームズ・ゴードン 『ポストフラッシュポイント』で就任。ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。 ジョーカーとの決戦の末に姿を消したバットマンに代わって『ロボバットバニー』とも呼ばれるパワードスーツを身に着けバットマンとなった。 時に他のヒーローとも組むなど活躍し、バットマンの復帰に伴い元の職務に復帰した。 テリー・マクギネス 『ポストフラッシュポイント』で就任。ブルースがバットマンを引退した未来の青年。元々はアニメのオリジナルキャラ。 父の復讐のためにスーツを使ってしまうが、ブルースに認められバットマンを引き継いだ。 【関連人物】 バットファミリー アルフレッド・ペニーワース 先代からウェイン家に仕える執事。英国王室に仕えた過去があったり、軍医の経験があったりとタダ者では無い。 ブルースとは最も付き合いが長く互いに強く信頼しあっている。 ロビン/ナイトウィング(ディック・グレイソン) サーカス出身の孤児で、後に養子となった。 『バットファミリー』の長男でブルースにとっては息子であり兄弟であり親友ともいえる存在。 ロビン/レッドフード(ジェイソン・トッド) 親を亡くし路上生活をしていた孤児で、後に養子となった。 ジョーカーに殺された際には『ファミリー』全体に暗い影を落とし、復活後は活動の仕方を巡って『ファミリー』と戦ったが後に和解している。 ロビン/レッドロビン/ドレイク(ティム・ドレイク) 自らバットマンの支えになることを望んだ少年で、様々な理由で養子となった。 ブルースに次ぐ探偵やヒーローとしての才能を持つが、独りで考えすぎることもある。 ロビン(ダミアン・ウェイン) ブルースとタリアの遺伝子を継ぐ息子。 タリアの元で英才教育を受けていたせいで凶暴かつ好戦的な性格に育ってしまったが、『ファミリー』の尽力もあって丸くなっている。 バットガール/オラクル(バーバラ・ゴードン) ジェームズ・ゴードンの娘。 『ポストクライシス』ではジョーカーの手で下半身不随となるも、『ファミリー』をサポート役として支えた。 『ポストフラッシュポイント』ではバットガールに復帰し、現場目線での厳しい態度も増えている。 バットガール/ブラックバット/オーファン(カサンドラ・ケイン) 暗殺者デビッド・ケインの娘。 当初はボディランゲージや簡単な単語でしかコミュニケーションをとれなかった。バットマンも上回る格闘術を持つ。 スポイラー/バットガール(ステファニー・ブラウン) B級ヴィラン、クルーマスターの娘。一時はロビンにもなったことがある。 実力や考え方からバットマンとは対立することもあった。 ハントレス(ヘレナ・ウェイン/ヘレナ・ベルティネリ) ヘレナ・ウェインはシルバーエイジの『Earth-Two』のブルースとセリーナの娘。 セリーナの死後、ハントレスを名乗り活躍するも『クライシス』で命を落とした。 ヘレナ・ベルティネリは『ポストクライシス』ではイタリア系マフィアの娘。一時はバットガールにもなったことがある。 過激な性格と実力不足からバットマンに距離を置かれることもあったが、後に和解しナイトウィングに次ぐ存在となった。 『ポストフラッシュポイント』ではスパイ組織『スパイラル』で活躍後、ゴッサムに現れハントレスとして活動している。 アズラエル(ジャン・ポール・ヴァレー) 宗教集団『聖デュマ騎士団』の戦士アズラエルとして生きることを定められた青年。 『聖デュマ騎士団』から解放された後、行き場を無くしたところをバットマンに誘われゴッサムを中心に活動している。 『ポストクライシス』では命を落としたが、『ポストフラッシュポイント』では『ジャスティス・リーグ』の派生チームにも選ばれている。 バットウーマン(ケイト・ケイン) ブルースの従姉妹。元軍人でレズビアン。その正体を知らずにバットマンと出会い、影響を受け自警活動を始めた。 長年バットマンとしてもブルースとしても疎遠だったが、新チーム結成を機に交流を持ち家族の絆を取り戻した。 バットウィング(ルーク・フォックス) ウェイン産業のCEOルーシャス・フォックスの息子。コンゴ共和国のバットマンだったデビッド・ザヴィンビからその座を引き継いだ。 バットマンからは父親譲りのメカニックの才能を評価されている。 シグナル(デューク・トーマス) ジョーカーベノムに感染した両親を持つ青年。街の少年少女とともに『ウィ・アー・ロビン』として活動したこともある。 サイドキックではない別の存在になるために修行を重ね、その身に眠っていた特殊な感覚で物体を感じ取る能力に目覚めた。 エース、アルフレッド、タイタス、バットカウ ウェイン邸で飼われているペットたち。それぞれ犬、猫、犬、牛。 アウトサイダーズ バットマンが『ジャスティス・リーグ』では対処できない事件に対応するべく結成した私設ヒーローチーム。 バットマンの秘密主義が災いし彼の手を離れることもある。 バットマン・インコーポレイテッド 『リバイアサン』に対抗するため、バットマンが世界のバットマンたちと共に結成したヒーローチーム。 公的には解散されているが、強い絆で結ばれ困ったことがあれば互いに手を貸している。 トーマス&マーサ・ウェイン ブルースの両親。彼らの死がバットマンを生み出した。 友人 ジェームズ(ジム)・ゴードン ゴッサム市警本部長の地位にあるベテラン刑事。ミラー版以降は鉄の信念を持つ男となった。 バットマンの良き理解者で互いに一線を越えそうになった時には止めあっている。 レスリー・トンプキンス 精神科医。ブルースの友人で後見人。 両親を殺されたブルースの面倒を見てくれた人の一人であり、貧しい人の援助をするなどバットマンとは別の道で街の平和のために活動している。 ルーシャス・フォックス ウェインエンタープライズの社長で、ブルースの代理人。 恋人 キャットウーマン(セリーナ・カイル) 猫を模したコスチュームに身を包んだ女盗賊。幾度も心を通わせてきた運命の女性。 タリア・アル・グール 暗殺者集団『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領ラーズ・アル・グールの娘。 バットマンと父の間で揺れ動く悲劇のヒロインだったが、息子ダミアンが生まれると愛憎渦巻くものに変化した。 ジュリー・マディソン コミックで初めて登場したブルースの婚約者。ゴールデンエイジに登場し、遊び惚けるブルースに呆れ彼の元を離れた。 それ以来忘れられた存在だったが、『ポストフラッシュポイント』で再登場し記憶を失ったブルースを支え幸せをつかもうとしていた。 しかしゴッサムの危機を前にバットマンに戻ろうとする彼を目の当たりにし、自らの手でブルースをバットマンに戻し別れを告げた。 ビッキー・ベイル ゴッサム・ガゼットの女性記者。ゴールデンエイジから登場しバットマンにとってのロイス・レーン的存在として生み出された。 ブルースと付き合うも破局、その後は記者としてブルースやバットマンを追い続けている。 バットウーマン(キャシー・ケイン) 黄色のタイツと赤いマントに身を包んだ女ヴィジランテ。 シルバーエイジ初期に登場し、『バットファミリー』の元祖ともいえる関係を築いた。しかし作風の変化から姿を消し最後は命を落とした。 その後前述のバットウーマン(ケイト・ケイン)にリメイクされたが『バットマン インコーポレイテッド』で再登場。 『スパイラル』の一員だったという設定が追加され、最後は父にして『スパイラル』の創始者ドクター・ディーダラスに翻弄され命を落とした。 シルバー・セント・クラウド その名の通り銀髪が美しい聡明な上流階級の女性。シルバーエイジ後期に登場し、チャリティでブルースと出会った。 持ち前の推理力で彼の正体がバットマンだと気づいたが、その事実に苦悩した末に自ら別れを告げた。 レイチェル・カスピアン レスリーの友人で修道女を目指している。『バットマン イヤーツー』に登場し、レスリーを介してブルースと出会った。 ブルースと恋に落ち修道女もあきらめようとしていたが、父ジャドソンが危険なヴィジランテ、リーパーだったと知り別れを告げた。 その後『イヤーツー』は設定変更に巻き込まれ無かったことになったが、レイチェルは『マスク・オブ・ファンタズム』や『バットマン ビギンズ』のヒロインの元ネタに選ばれている。 サーシャ・ボルドー ブルースのボディガード。2000年から登場し彼がバットマンだと知るも互いに受け入れ、共に自警活動を行い恋愛関係となった。 しかしブルースが殺人犯と疑われた事件で彼女も捕まり、他の受刑者からの暴行で命を落としたと思われた。 実は秘密諜報機関『チェックメイト』に蘇生されメンバーとして活躍、ブルースとは想いを寄せながらも別れを告げた。 ヒーロー スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル) メトロポリスを守る鋼鉄の男。互いに認め合う友人同士で「ワールド・ファイネスト(世界最高のコンビ)」の異名を取る。 共に『ジャスティス・リーグ』の中心人物を務めながら、その方法論の違いにより対立することもある。 ワンダーウーマン(ダイアナ・プリンス) アマゾン族の王女で超人的力を持つ。『ジャスティス・リーグ』を共に支える友人で、恋愛感情を持ったこともある。 グリーンランタン 宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の戦士。恐怖を乗り越えることを信条とする彼らとは考え方の違いからぶつかることもある。 特にハル・ジョーダンとは『ポストクライシス』では彼が堕落した過去もあり長年衝突し、『ポストフラッシュポイント』では初対面以来の喧嘩仲間。 ガイ・ガードナーとは『ポストクライシス』に『ジャスティス・リーグ』で共に活動して以来の犬猿の仲。 フラッシュ(バリー・アレン) 超スピードを操るヒーロー。 彼が鑑識官だということもあって、共に捜査に当たることもある。 グリーンアロー(オリバー・クイーン) スターシティを守る弓の名手。色々と似ているため、よく比較される。 ザターナ(ザターナ・ザターラ) 言葉を反対に唱えることで魔法を使う魔女。『ジャスティス・リーグ』の仲間であり恋人だったことがある。 ヴィラン ジョーカー バットマン最大の宿敵。完全な狂気に捉われた天才的な犯罪者。 卓越した頭脳と狂気を武器とし、他のヒーローにも畏れられている。 現在では、バットマンとジョーカーは光と影の関係にあるとされている。 その為かバットマン同様にジョーカーもまた、本来はただの人間であるにも関わらず、ある種の超然的な存在として扱われている (作品によっては、ジョーカーが正義でバットマンが悪の次元があり、正義のジョーカーとバットマンが悪のバットマンと戦う展開もある)。 ラーズ・アル・グール 暗殺者集団『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領。数百年を生き、地球を守るため人類抹殺を目論んでいる。 バットマンは宿敵であるとともに、後継者としても狙っている。 トゥーフェイス(ハービー・デント) 元ゴッサム地方検事だったが、顔の半分を酸で焼かれ、狂気に捉われた。 正義と悪…全ての行動を片側が傷ついたコインで決める癖があり、表ならどんなに自分に不利になろうと悪行はしない。 バットマンはハービーを救いたいと願っており、何度も手を差し伸べている。 ペンギン(オズワルド・コプルポッド) 鉤鼻と小柄な体格が特徴的なギャング。裏社会に強い影響力を持ち、バットマンに脅され協力することも。 リドラー(エドワード・ニグマ) なぞなぞをこよなく愛する愉快犯。バットマンは推理のライバルとして捉えている。 基本的に小粒だが『ハッシュ』や『ゼロイヤー』など大事件も引き起こしている。 ポイズン・アイビー(パメラ・アイズリー) 植物を操る力と人を操る毒を体に宿す悪女。毒は時にバットマンすら魅了する。 ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル) ジョーカーの愛人の元精神科医。行動が支離滅裂で陽気。アニメのオリジナルキャラクターからコミックに逆輸入された人気者。 映画『スーサイド・スクワッド』での実質的なヒロインに抜擢されたこともあって、一般層にも認知度が高まった。 初期のコスチュームはピエロを模したものだったが、現在ではツインテールのギャルファッションを身に纏っている。 ポイズンアイビー、キャットウーマンらと交流がある。 ベイン 力と知性を兼ね備え強化薬『ヴェノム』も使う大男。『ナイトフォール』でブルースの背骨をへし折り、一度は引退に追い込んだ。 スケアクロウ(ジョナサン・クレイン) 恐怖に魅入られた元心理学者。心理学を悪用し、人間の恐怖を操る事を得意とする。 キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ) 特殊な皮膚病でワニのような外見を持つ犯罪者。バットマン・ヴィランの中では珍しいパワーキャラ。 マッドハッター(ジャービス・テッチ) 不思議の国のアリスに異常な執着を見せる小男。洗脳を得意とする。話の通じなさはジョーカー並み。 ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ) 低温下でしか生きられず特殊なスーツに身を包み冷凍銃を操る科学者。冷凍処置された妻を救うために罪を犯す。 マンバット(カーク・ラングストローム) 自らの難聴を治療するため血清で蝙蝠人間になった科学者。体質が変化しただけなので、能力を活かしヒーローになることもある。 クレイフェイス 泥のような体をして様々な物に変形できる怪人。『ポストクライシス』の時代は8人もいた。 ハッシュ(トーマス・エリオット) ブルースの子供の頃の友人で彼への憧れと嫉妬から両親を殺害した異常者。ブルースを逆恨みし復讐のために人生をささげている。 梟の法廷 ゴッサムを歴史の裏で支配してきたとされる秘密結社。不死身の暗殺者タロンを有する。 ジョー・チル バットマンの両親を殺したチンピラ。普通なら最重要ポジションに収まりそうなものだが、あまり出番は無い。 一時死亡したり、存在が無かったことになったりとあいまいな立場で、『ポストフラッシュポイント』では刑務所に収監されている。 レックス・ルーサー スーパーマンの最大のライバル。バットマンにとってはヒーローとしても企業家としてもライバルに当たる。 ダークサイド 惑星アポコリプスの王。宇宙規模の悪人であり、バットマンとはなかなか戦う機会はなかったが、 『ファイナル・クライシス』や『Batman and Robin Robin Rises』では一騎打ちを繰り広げている。 その他のヴィランに関してはバットマンシリーズのヴィラン一覧を参照。 【主な装備・メカニック】 スーツ 彼の象徴でもあるコウモリのスーツ。コウモリスーツが「犯罪者を恐怖させるため」なのは上述した通り。 さまざまな装備が備えられている他、スーツ自体にも防弾機構がある。 バットケイブ バットマンの秘密基地。ウェイン邸の地下の洞窟を利用して作られた。様々な設備やメカ、記念品が置かれている。 万能ベルト 侵入用の七つ道具から発信機、小型爆弾まで、あらゆる装備を納める。 バットラング/バッタラン 蝙蝠型の手裏剣(ブーメラン)。 様々な形状、用途の物が存在する。 ワイヤー 投げたり、銃で撃ったり、バットラングに付けて使用する。 高所への移動や、摩天楼でのターザン、敵の捕獲までと用途は広い。 バットモービル バットマンの操る高性能スポーツカー。形状は作品どころか作家によってもバラバラだが蝙蝠マークや意匠を持つ。 主に移動・追跡用に使われているが、『ダークナイト・リターンズ』のように強敵に立ち向かうこともある。 他、飛行機やヘリ、ボートにロボット等が存在する。 バットシグナル 初期の作品ではよく見られたでっかいサーチライト。 これを空に向けて照らすることでバットマンに出撃要請を下すことができる。 もちろんバットマン本人は使わないが、作品によってはブルースがバットマンを引退する際に破壊することもある。 【主なメディアミックス】 ドラマ『怪鳥人間バットマン』 演…アダム・ウェスト 吹…広川太一郎(フジテレビ版)/田口トモロヲ(WOWOW版) 1966年から68年まで放送されたドラマ作品。デフォルメされた世界観ながら高い人気を博した。 因みに、週1回ではなく2回も放送され、たった2年の放送期間ながら100エピソードを越えている。 ダークなイメージが定着したバートン版以降の“モダンバットマン”世代からは軽く見られがちだが、実は本シリーズこそがバットマンを単なるコミックのヒーローからスーパーマンに次ぐ国民的ヒーロー、延いてはスーパーマンをも越えるヒーローの中のヒーローに押し上げるきっかけとなった作品。 日本では、それこそバートン版が公開されるまでは懐かしのテレビ番組となっていたが、本国アメリカではレギュラー放送終了後も幾度も再放送され、世代を越えて親しまれていた。 その影響は当時のコミックにも及び、最近ではコミックで新作が発表されたりアニメまで制作されている。 アダム・ウェストは本作以降いくつかのアニメでもバットマン役を担当しており、下記の90年代アニメ版では原作の怪傑ゾロに相当する、幼き日のブルースの憧れのTVヒーロー、グレイゴーストを演じて新旧バットマンの共演を果たしている。 映画『バットマン オリジナル・ムービー』 演…アダム・ウェスト 吹…広川太一郎(ビデオ版、旧テレビ版)/小川真司(新テレビ版) 上記ドラマの劇場作品。ジョーカーをはじめとするヴィラン軍団にロビンとともに挑む。 映画『バットマン』 演…マイケル・キートン 吹…渡辺裕之(ソフト版)/堀勝之祐(TBS版)/山寺宏一(テレビ朝日版) 1989年に公開され、シリーズ化もされたティム・バートン監督作品。 ドラマ版のイメージを払しょくするダークな世界観で一般層にもダークなバットマンを知らしめた。 所謂現在まで続く“モダンバットマン”の始まりとなった作品であり、以下のコミック以外のバットマンの活躍する場を作り上げ、コミックに於いても更にダークさを増した展開を取り入れさせるきっかけとなった。 近未来的でクラシカルなゴッサムシティの造形も話題を呼んだ。 その一方で容赦なく殺人を行う姿は賛否両論。まぁ監督がティム・バートンだし。 本作のテレ朝版で吹き替えを担当した山寺氏は後述のレゴシリーズや『ニンジャバットマン』でもバットマンを演じている。 まさか下記のジョージ・クルーニー共々2023年の『ザ・フラッシュ』で再びバットマンを演じることになるとは誰が予想できただろうか。 映画『バットマン リターンズ』 演…マイケル・キートン 吹…渡辺裕之(ソフト版)/山寺宏一(テレビ朝日版) 上記『バットマン』から始まったシリーズの第2作。ティム・バートンらしさを強く打ち出した異色作。 ヴィランのペンギンとキャットウーマンにスポットを当てている。 アニメ『バットマン(1992)』 声…ケヴィン・コンロイ 吹…玄田哲章 ポール・ディニやブルース・ティムが手掛けたアニメ作品。 『リターンズ』公開のタイアップとして製作され、アニメらしい陽気さとバットマンらしいダークな世界観が合わさり高い評価を得ている。 日本では残念ながら玄人好みの作品に落ち着いたが、本国では傑作シリーズとして広い層に受け入れられ、続編として『スーパーマン(アニメ1996)』や『ジャスティス・リーグ』も放送された。 ケヴィン・コンロイ氏は本作以降も多くのアニメ、ゲームでバットマン/ブルース・ウェイン役を担当した。また『Arrowverse』のクロスオーバー『クライシス・オン・インフィニット・アース』では『Earth-99』のブルース・ウェインを(声優としてではなく俳優として)演じている。(*2) 本作で吹き替えを担当した玄田哲章氏は『バットマン ブレイブ ボールド』でもバットマンを演じている。 映画『バットマン フォーエバー』 演…ヴァル・キルマー 吹…竹中直人(ソフト版)/小杉十郎太(テレビ朝日版) 1989年の『バットマン』から始まったシリーズの第3作。 監督がジョエル・シュマッカーに変更され、それに伴って作風も明るめの雰囲気になった。 映画『バットマン ロビン Mr.フリーズの逆襲』 演…ジョージ・クルーニー 吹…竹中直人(ソフト版)/小山力也(テレビ朝日版) 1989年の『バットマン』から始まったシリーズの第4作。監督はジョエル・シュマッカーが続投。 前作以上の明るい作品で、『怪鳥人間バットマン』を思わせるバカバカしさで多くの人の記憶に刻まれた。悪い意味で。 アニメ『バットマン・ザ・フューチャー』 声…ウィル・フリードル(テリー)、ケヴィン・コンロイ(ブルース) 吹…川島得愛(テリー)、玄田哲章(ブルース) 上記のアニメ『バットマン(1992)』の未来を描いた作品。ということでブルース役はコンロイ氏が続投。 ブルースは新たなバットマン、テリー・マクギネスをサポートしている。 アニメ『ザ・バットマン』 声…リノ・ロマノ 吹…加瀬康之 2004年から始まったアニメ作品。活動を始めて間もないバットマンの成長と発展を描いた作品。 当初はヴィランとの初対面が多くサポートキャラも少なかったが、最終的には『ジャスティス・リーグ』も登場した。 本作で吹き替えを担当した加瀬氏は『ヤング・ジャスティス』でもバットマンを演じている。 映画『ダークナイト・トリロジー 』 演…クリスチャン・ベール 吹…檀臣幸(ソフト版)/東地宏樹(ビギンズ日本テレビ版)/高橋広樹(ビギンズフジテレビ版)/藤真秀(ナイトテレビ朝日版) よりリアルなバットマン像を描いた、『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』の3部作。クリストファー・ノーラン監督作品。 徹底したリアリズムを打ち出し、現実の都市を舞台に描くことで、漸くというか遂にというか、やっとバートンの影響を抜け出したゴッサムシティを描いたことでも注目された。 『ビギンズ』は原作ファンの高い評価が聞こえる程度の評判だったが、第2作『ダークナイト』は衝撃的な作り込みと内容から世界にショックを与えた。 精神的にも肉体的にも弱さを抱えたバットマン/ブルース・ウェインの姿はもちろんのこと、 ヴィランであるラーズ、ジョーカー、ベインの活躍も高い評価を得た。 本作で吹き替えを担当した藤氏は『バットマン アーカム・ナイト』と『Arrowverse』のクロスオーバー『クライシス・オン・インフィニット・アース』でもバットマンを演じている。 アニメ『バットマン ブレイブ ボールド』 声…ディードリック・ベーダー 吹…玄田哲章 バットマンと様々なヒーローのコンビ/チームの活躍を描いたアニメ作品。 発表当時は『怪鳥人間バットマン』を思わせるビジュアルと明るい作風が不安視されたが、 放送後は笑いあり涙ありのストーリーが人気を博した。 ゲーム『バットマン アーカムシリーズ』 声…ケヴィン・コンロイ(アサイラム、シティ、ナイト)/ロジャー・クレイグ・スミス(ビギンズ) 吹…藤真秀(ナイト) 2009年の『バットマン アーカム・アサイラム』から始まったゲームシリーズ。 『アサイラム』、『シティ』、『ビギンズ』、『ナイト』の本編シリーズのほか、いくつか派生作品が存在。 バットマンらしさを追求し高い評価を得た作品でギネス記録にも認定されている。 ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』 演…デヴィッド・マズーズ 吹…田村睦心/島﨑信長(最終話) バットマン登場前夜のゴッサムを描いたドラマ作品。 当初はゴードンと共に両親殺害の犯人を捜していたが、街にはびこる悪を目の当たりにし悪と戦うための力を養っていく。 コミックと異なりすでにセリーナと面識を持ち、10代にして自警団としての戦いを開始している。 そして最終話ではバットマンとしてゴッサムに現れ、物語の終わりと始まりを告げた。 映画『DCエクステンデッド・ユニバース/DCフィルムズ・ユニバース』 演…ベン・アフレック 吹…小原雅人 2013年の『マン・オブ・スティール』から始まった映画シリーズで、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』から登場。 歴戦のヴィジランテで、20年にも及ぶ戦いの末にその意義を見出せなくなっていたが、スーパーマンとの戦いを経てヒーローとしての気持ちを取り戻した。 その後は『スーサイド・スクワッド』にも姿を見せ、『ジャスティス・リーグ』では(劇場公開版とザック・スナイダーカットの双方で)ヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」のリーダーとして指揮を執ったが、 ジェームズ・ガン、ピーター・サフラン主導でユニバースが「DCユニバース」に新生される事に伴い、2023年の『ザ・フラッシュ』でその出番を終えることとなった。 映画『レゴバットマン ザ・ムービー』 声…ウィル・アーネット 吹…山寺宏一 レゴシリーズのバットマン単独映画。 レゴらしい明るくハチャメチャな展開だが、バットマンと家族、そしてジョーカーとの関係を明確に掘り下げている。 なお、山寺氏は本家アニメではバットマンを担当したことはなかったが、のちに放送された「ジャスティス・リーグ:アクション」で担当することになった。 映画『ニンジャバットマン』 声…山寺宏一 中世の日本を舞台としたアニメ作品。 日本にタイムスリップし、歴史改変を目論むジョーカーと戦う。 映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』 演…ロバート・パティンソン 吹…櫻井孝宏 当時同時に進行していたDCEUとは世界観を共有しない新シリーズ。 なお、元々は上記のDCEUに属する作品としてベン・アフレック監督・主演で制作される予定だったが、紆余曲折の末に現在の形になったという経緯を持つ。 全体的に「復讐者」としての一面が強調され、表の顔であるブルースとしても荒んだ印象を受けるが、一方でバットマンとして活動してからまだ2年目という事もあって、どこか青臭さも残している。 【余談】 バットマンの使う武術は、日本やチベット、北朝鮮等と設定はバラバラだが、東洋の武術とされる事が多い。 主な異名としては、 『ダークナイト(闇の騎士)』 『ダークナイト・ディテクティブ(闇夜の探偵)』 『ケープドクルセイダー(ケープの聖戦士)』 等があり、これらは作品タイトルにも使われている。 他、キャットウーマンらが呼ぶ「イヤーポインター(尖り耳)」等、あだ名(アメコミらしく)が多い。 また、俗称としてバットマンが使われることがある。 突然変異でヒレが一部欠損しているエイ、特に前ヒレが欠損しているものはその姿からバットマンと呼ばれる。 野球においていわゆる天才と呼ばれる打者もバットマンと言うことがある。こちらのバットはコウモリでなく野球道具を指しているが。 闇夜の空にバットサインが浮かんだら、追記・修正の合図だ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 地上波で放映されたダークナイトのcm明けの字幕に、「 悪と戦う大富豪 ブルース・ウェイン」と出てて「まぁそうなんだけどうーん…」と違和感が拭えなかった思い出 -- 名無しさん (2016-10-20 22 08 28) 少なくともダークナイトトリロジーのバットマンはその表現で間違いは無いと思うんだが -- 名無しさん (2016-11-14 21 41 35) ↑そうとも思うがもっとこう…タイトルになぞらえて「闇の騎士 ダークナイト 」とかもう単純に「ブルースウェイン/バットマン」とかを想定してたらダークナイトどころかバットマン要素がなくてびっくりしてな… -- 名無しさん (2016-11-14 21 50 28) ↑実際ノーラン版バッツは最終的にヒーローとして称えられているし、従来のバットマンに比較してキチ度が足りないと思う -- 名無しさん (2016-11-15 16 30 43) Q なんで口元空いてんの? A:お前を嘲笑ってやるため ってやり取りがどっかにあったはずなんだがどの作品だっけ? -- 名無しさん (2016-11-30 11 21 58) 多分JOKERって作品だと思う。文字通りジョーカーが主人公の話のやつ -- 名無しさん (2016-11-30 19 24 07) 最強どころかスレイドやブロンズタイガーやキャットマンに負けてるおじさん -- 名無しさん (2016-12-31 01 35 53) アメコミキャラクターの強さなんて脚本次第でコロコロ変わるし、主人公補正やら人気キャラ補正やら -- 名無しさん (2016-12-31 16 57 42) シナリオの都合で最終的には勝ってるのがバットマンっていうキャラクターだから… -- 名無しさん (2016-12-31 16 58 27) ベン・アフレック監督降板しちゃったね、もったいない -- 名無しさん (2017-03-16 12 24 34) ↑脚本も全編リライトなんて話が飛び出したらしいしどうなるんだろう…リーヴス監督の手腕とアフレックの演技が上手くかみ合うといいなぁ。 -- 名無しさん (2017-03-18 12 37 09) 悪人をボコるのって見てる側からすれば痛快だが、結果的に犯罪者を煽ることになるし巻き込まれる第三者からすれば迷惑でしかない。 そういった現代的な問題に切り込んだキャラでもあると思う。 -- 名無しさん (2017-06-23 06 54 00) キャラクター上仕方ないけど友達めっちゃ少ないよね・・・スープスとバリーくらいか -- 名無しさん (2017-09-23 18 16 33) 映画だからあれだけど、コミックでは交友関係が結構多い。 -- 名無しさん (2017-12-01 22 56 59) ↑2 バリーと仲良いのにはびっくりしたけど、実際のところよく考えたら腑に落ちるんだよなぁ。互いに科学捜査が得意で話題もあるし、そもそもコミュ障気味なブルースでもコミュ力超高い上に優しいバリーだから上手く噛み合うっていうか。 -- 名無しさん (2018-03-14 14 31 42) 本人は自分に友達なんか居ないと思い込んでるけど、実際には好意を寄せてくれてる相手がいっぱい居るのに気づけていないタイプ。 -- 名無しさん (2018-03-14 17 55 48) ↑好意を寄せてくる相手のほとんどがヤバい奴だから、知らんぷりを決め込んでいるのかも -- 名無しさん (2019-07-03 10 53 19) やってること金持ちの道楽。犯罪者をキャッチ&リリースさせて楽しんでる。 -- 名無しさん (2019-10-05 09 08 02) ↑日テレの何かのドラマに出てきた練炭自殺をしようとしていた女性も全く同じこと言ってたな。似たような思想を持つヴィランが出てきたら面白そう。 -- 名無しさん (2020-07-26 18 51 12) 来年公開する予定の新生バットマンのトレーラー観たけど、BvSより犯罪者ボコり過ぎだし今までで一番病んでるブルースで楽しみだな。 -- 名無しさん (2020-08-24 11 14 21) 新作のトレーラーで捜査現場にいるバットマンや犯罪者に対して容赦ない暴力とかいい感じに雰囲気出てる -- 名無しさん (2020-08-24 11 26 19) ラインバレルコンビで連載かぁ、楽しみ! -- 名無しさん (2020-12-17 05 06 35) ハロルドウォールナットって、ある意味歩く死亡フラグだよな -- 名無しさん (2020-12-20 16 56 18) ゲームのA Telltale Game Series追記してもいいか?エルスワールドモノの中では凄いブルースを追い込んでるけど面白いシナリオなんだよなぁ。ジョーカー最萌だし -- 名無しさん (2021-10-12 18 06 57) ↑7 実際どうなのか本人も分かってないんじゃないかってところあると思うバットマン。ただ少なくともヴィラン溢れるゴッサムにいなくちゃいけない存在なのも事実 -- 名無しさん (2022-01-08 19 58 28) バットマンvsスーパーマンを題材にしたアメコミにおいて、ブラフとは言え。「地下道でお前が全力出すとここ大爆発するよ?上に何か(ゴッサムシティ)あるか分かる?それでもやる」とか「お前がそれ以上近づくと、ゴッサムシティの一般人に仕掛けた爆弾が爆発するよ?それでも俺を攻撃する?(自分に仕掛けた爆弾だが)」なんて、ジョーカーめいた口撃もするんだよね -- 名無しさん (2022-03-22 22 07 16) 55?↑アイアンマンとバットマンは喧嘩かくていだね、ただ精神的な未熟さを隠さない社長と大人ぶれるブルースだと悪夢みたいな光景になりそうだ… -- 名無しさん (2023-03-10 22 59 10) ダークナイト三部作を「ノーランはアクションが下手」って酷評している人がいるけど、現実の喧嘩なんてああいうもんだよ。殴り合いの最中に蹴り一つ出すだけでも一瞬片足になるから転ばされやすくなる。そのリスクを考えたら蹴りなんてそうそう出せないからパンチや投げの応酬になる。その中でもバッツはベインのマスクを執拗に狙い、カッターでマスクを傷つけ、彼に忘れていた痛みを思い出させ弱体化させた。痛みに全身を襲われるベインはその状況を少しでも早く打破するためにバッツに対しての攻撃がだんだん荒く雑になっていく。ワンパターンになれば、例え自分より早く重い攻撃だろうと対処はたやすい。ライジングではそういうブルースの戦略眼をきっちり見せているんだけど、なかなかわかってもらえないのよなあ。 -- 名無しさん (2023-07-10 17 44 41) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2024-02-13 09 12 21) コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2024-02-19 10 35 28 名前 コメント すべてのコメントを見る
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騎士の物語 ◆gry038wOvE 冴島鋼牙の前に、一人の男の遺体がある。 彼の名は、Dボゥイ。つい先ほど、暗黒騎士キバによって殺害された宇宙の騎士。 その男の事を、鋼牙もまだ詳細には知らない。テッカマンブレードと名乗ったあの男は、強く、どこか心に強い悪への憎しみを持った男だった。それ以外の事は何も知らない。しかし、鋼牙はその男をひとまず埋葬しようと思った。 「……」 かける言葉は見つからない。ただ、黙々と彼の遺体に手を駆けようとする。 相羽タカヤの手はまだ温かさが残っているが、じきに消えるだろう。 鋼牙は少しばかり時間をかけて、彼の遺体に手をかけた。 ……すると。 「!?」 タカヤの遺体の後ろから、突如として奇怪な虫が鋼牙に飛びかかった。 脳髄のみが大きく、複数の足を持ち、硬い殻を持ち、鋼牙の腕の上で落ちて蠢く──それは、この世の生物ではなかった。タカヤの体を乗っ取っていたラダムの虫である。 しかし、鋼牙はそんな事を知る由もなく、ただただ黙ってその虫を黙って振り払う。 毒虫かもしれない。だが、実際のところ、この虫が何なのかを鋼牙は知らず、ただただ蠢いているだけならば害はない。 不気味ではあるが、果たして潰していいものなのか、鋼牙は迷った。 「……なんだ?」 その後も、ラダム虫が鋼牙に何かしようという事はなかった。 いや、おそらく、鋼牙に寄生したいという気持ち自体はあるのだろう。しかし、ラダム樹がなく、フォーマットが不可能である以上、寄生したところで完全にその体を乗っ取る事はできない。 それで、何もできないまま、迷うように地面を蠢いていたのだ。 ……とはいえ、すぐにラダム虫は、殆どあからさまに危険な虫である。 (一瞬、殺気を感じた……。潰しておくべきか) 鋼牙は剣を抜いた。 ラダム虫は先ほど、殺気を持って鋼牙に襲い掛かったから、念を押す事にしたのだ。 虫とはいえ命だが、それでも、これはただの虫ではないと鋼牙も気づいている。 次の瞬間には、ラダム虫は真っ二つに斬れて、生命を停止した。 「……何だったんだ」 まあ、そのまま鋼牙は何も考えない事にして、Dボゥイの遺体を地面に埋めた。できるだけ時間をかけて、丁重に葬る事となった。その途中、不思議な緑色のクリスタルを見つけたが、それは黙ってタカヤとともに埋めた。黙って受け取ってしまうのも何だし、もしかすれば彼にとって大事な物かもしれない。 その後、その地に一礼して、鋼牙は振り返り、歩いた。 「……」 あとは、もう何も言う事なく、とにかく街の方に向かう事にした。バラゴの遺体にこれ以上構う暇はない。 鋼牙は黙って、街の方に歩いて進んでいく事にした。 △ 森を出て、E-9の草原あたりに出た瞬間、鋼牙を迎えたのは、赤い光弾の一撃だった。 ──不意打ち。 森を出た瞬間に、誰かが鋼牙の命を狙って、何かを放ったのだ。 「くっ!?」 鋼牙はそれを魔戒剣で弾き返し、赤い光弾を地に落とす。 鋼牙の真後ろで小爆発が起こると、敵の姿は見えた。真正面から不意打ちをしたというのか。つまるところ、狙撃手のように姿を隠す事はなく。 だが、不意打ちが失敗したので、そのまま強引に戦闘に持ち込む形だろう。 「なんだ、お前は」 鋼牙は冷淡な声で問う。 その女は、鋼牙もよく知る怪人、ホラーの人間体にも似ていた。 現世で着るのがはばかられるような黒衣を平然と着こなし、その目は人の色をしていない。 いやしかし、ホラーではないだろうと、確信していた。いわば魔戒騎士の勘である。 「私の名前はダークプリキュアだ。覚えておくがいい」 これはプリキュアの悪評を広めるための名前だったが、他に名乗るべき名前もない。 シンケンゴールド──梅盛源太のように誇らしく名乗れる名前もない。 強いて名前を問われれば、この名前しか答えるものはないのである。 「……お前がダークプリキュアか」 鋼牙はキリッと眉を顰める。剣の構えは一層強固になった。 そこにあるのは、確かな警戒。ダークプリキュアの敵意を全身で感じながら、いつでも敵の攻撃を避け、攻撃に変える準備をしていた。 ダークプリキュアの名前は、つぼみから聞いている。 彼女に対しては、少し迷いのある表情を見せたつぼみ。それを思うと、やはり斬るという手段は使いたくないが、いざとなればいつでも斬る準備ができていた。 「なぜ俺に攻撃をしかけた。お前はこの殺し合いに乗っているのか」 「無論だ。しかし、私の攻撃を避けてくれたからにはお前の名前を聞いておきたい。……お前の名は?」 殺し合いに乗っているというダークプリキュア。 しかし、その物言いは、どこかスタンスが曖昧化されている証でもあるように思えた。 他人の名前を知りたがる彼女の様子に、鋼牙は困惑する。 それでも、鋼牙は名乗った。 「冴島……鋼牙だ」 その名前が口に出た瞬間、二人の戦いは始まった。 △ 薄暗くなってきた森と草原の間で、魔戒騎士とダークプリキュアは己の技を交える。 魔戒剣とダークタクト。ダークタクトは、その切っ先から砲撃を放つ。 赤黒い旋風が鋼牙を襲うが、鋼牙はそれを魔戒剣で受ける。魔法衣がそよぎ、鋼牙もまた立ち止まる。 「はぁッッ!」 そこへ来るのがダークプリキュアの一撃。ダークプリキュアは鋼牙のいる場所まで一瞬で距離を縮めた。 鋼牙の視界で、ダークプリキュアの拳が大きさを増す。 華奢ながらも硬く剛健なダークプリキュアの左拳が鋼牙の眼前に迫っていた。 「ふんッ」 鋼牙は、すぐにそれを左掌で受け、刃をダークプリキュアの方へと突き出す。 が、そちらの一撃はダークタクトがガードしている。 「くっ」 どちらが発したかはわからないが、少し相手の力に圧されているような声を漏らした。 両者の違いは声を漏らしたか漏らさなかったか──まあ、程度で、実際のところ、二人とも表情は少し相手の力への驚きに満ちていた。 問題なのは、鋼牙よりダークプリキュアだろうか。鋼牙以上の疲労感に打ちひしがれている。声を発したとすれば、彼女である可能性が高い。 「……ふんっ」 鋼牙がダークプリキュアの拳を掴み、ダークプリキュアがダークタクトで鋼牙の剣を受ける。その状態で、二人の両足が相手の顔面を狙って、高く上げられる。 一撃、蹴りをお見舞いしようとしているのだ。そのつま先が相手の顔面を狙う。 そして、そのまま二人は、お互いにその顔面めがけて足を叩き付けた。 「ぐァッ!」 「くッ……!」 今度声を上げたのは、二人ともであった。 クロスしていた両腕が崩れ、二人は顔面へのダメージを感じて地面に倒れる。 魔戒剣とダークタクトが二人の手を離れて地面に吸い込まれるように落ちていき、二人はすぐさまそれを拾った。 「……やはり、やるな」 ダークプリキュアは鋼牙にそう語り掛けた。 しかし、鋼牙は殆ど悠然とした表情のまま、構えを崩さなかった。 魔戒剣を手に取った状態で、ダークプリキュアを睨み、その体を捉えている。 次の一撃がいつ繰り出されるのか……という中で──。 『参加者のみんなー、こんばんはー!!』 18時、放送が始まり、二人の戦士は休戦となった。 △ 『フハハハハハハハハ……』 緊張感のない放送は終わった。 放送で聞こえた名前は、鋼牙が知っている者では、殆ど死を目の当たりにした相手ばかりだった。はっきり言えば、殆どその放送に意外性はなかったといえるだろう。 問題は、市街地エリアに禁止エリアが固まっている事だろうか。 しかし、逆を言えば、おそらくそれは参加者がある程度そこに固定しているからではないかと、鋼牙は思った。 これだけたくさんのエリアがあるというのに、マップの殆どは山地や森で、行動しにくい。そうした大部分のエリアは殆ど禁止エリアにもなっていないし、市街地を目指した参加者はかなり多かったのだろう。 今後も、市街地エリアを目指す方針は変わらなそうだ。 逆を言えば、警察署あたりに人がいるのなら、逃げる方向まで自然と決まる。 「奴も死に、残り三分の一か……」 ダークプリキュアが呟いた。奴、というのは、鋼牙には誰の事だかわからなかった。それが、大道克己の事であるとは思いもよらないに違いない。警察署でその名前を知った相手だが、まあいずれダークプリキュアの知らないところで死ぬのではないかと思ってはいた。 残る人数は二十一人。ここまで生き残ったからには、その覇者とならねばならない。 そう、三分の一どころではない。 ここから更に、二十一分の一に残る。六十六分の一の選ばれし戦士にならなければ、ダークプリキュアの悲願は果たされないのである。 まあ、パペティアー・ドーパントの力もあるし、ダークプリキュア自身の身体能力もかなり高い。これがあれば、ひとまずは勝ち残る自信が辛うじて維持される。 (……だが、こいつは厄介だな) しかしながら、今の戦闘は少し問題だろう。目の前の敵は強く、パペティアー・ドーパントの力も使い難い。相手の変身方法がわかった方が良いに決まっているし、相手の能力が発動しきったところで使わなければ意味がない。 たとえば、鋼牙の場合、運動能力は高くとも、その体そのものは、鍛えていても、おそらく人間だ。ダークプリキュアのように人造生命の可能性もあるとはいえ、生身の人間という前提で考えよう。そうなると、パペティアー・ドーパントを使ったところで、変身した相手と戦えば、上手く勝ち残る事は困難だろうとダークプリキュアは思う。彼がどう力を使うのか知ったうえでなければ、ダークプリキュアにとって、彼は操る価値はない。 彼を信頼している人間が相手ならば不意打ちもできるが、彼が誰と親しいのかなど知るはずもないだろう。 (死者のペースは下がっていない。このペースで死者が出ているなら、いっそ……) 「まだ動かずに、体を休め、時々だけ戦う」という作戦。それもまだアリかもしれない。状況的には問題ないはずだ。 ダークプリキュアの身体は少しダメージが大きい。だから、ダークプリキュアが今探しているのは、強い「人形」であり、戦闘もそれを得る為の「確認」だ。しかしながら、鋼牙の殺害には失敗したし、人形として扱おうにも、人間の姿のままでいられると難しい。 これ以上、鋼牙の相手をしていられる時間はないだろう。無駄に体力が減るだけな気もするし、引き際という物もある。 「……ダークプリキュア。お前は、なぜ殺し合いに乗った? お前はプリキュアではないのか」 ダークプリキュアが思索を巡らせている中、鋼牙は尚、戦闘態勢に移ろうという瞳でダークプリキュアに問うた。 ここに来てから、何度これを聞かれ、その度に、「教える必要はない」と答えただろうか。 今回もまた、同じだ。 「お前に教える必要はない。この名前も、そう名付けられたから名乗っているだけだ。プリキュアなど、くだらない……」 自ら進んで魔戒騎士となり、その名に誇りを持つ零とは違う。 彼女は、プリキュアではない。他人によってプリキュアと名乗らされただけで、実質的には別物である。そのため、かつて鋼牙が零に説いたような言葉は通じない。 「……そうか。だが、そんなお前を守ろうとしているプリキュアがいる。本当に強いのは、守るべき者の顔が見えている者だ。今のお前に、この戦いを生き残る事はできないな」 鋼牙は、ダークプリキュアの瞳を見て、つぼみを思い出していた。彼女は、ダークプリキュアに対して非常に複雑な様子を見せた。おそらく彼女にとって、ダークプリキュアは「護」の対象でもあるのだ。 それならば──キュアブロッサムとダークプリキュア、どちらが強いかと言われれば、キュアブロッサムだろう。誰かを守るためという明確な目的がある彼女を、鋼牙は信じていた。 鋼牙は、自ら打ち込む様子を見せなかった。ダークプリキュアの初動を見てから、それに対応する形で動くつもりだ。 ならば、ダークプリキュアにとって、撤退は実に容易い話である。 「そのくだらない忠告は胸の片隅にでも秘めておこう。……今回は素直に負けを認めて撤退させてもらう」 ダークプリキュアは捨て台詞のようにそう言い残すと、背中の羽を伸ばし、宙に舞い上がり、すぐにどこかへ消えていった。……少なくとも、森の方だ。 鋼牙は、その姿に少しばかり茫然とする。 ダークプリキュアが攻撃を仕掛ける前提で戦闘態勢をしていただけに、その撤退は肩透かしというか、拍子抜けでもあった。 しかし、ダークプリキュアは正真正銘、撤退したのだと知ると、肩の力をすぐに抜いた。 「……行ったか」 終わってみれば、戦闘というより、肩慣らしのような邂逅であった。そう、今思えば、お互い、どこか力をセーブしながら戦っていたようにも思える。鋼牙自身は、ダークプリキュアの命を本気で獲る気もなかった。 ともかく、ダークプリキュアは見送ろう。追う必要性はない。森には、おそらくキュアブロッサムや仮面ライダークウガ、響良牙たちがいる。そう、ブロッサムだ。彼女に任せよう。今はもう、殆ど山中には参加者はいないだろう。彼女によって狩られる人間もいないはずだ。 「……俺も、行くか」 鋼牙は今の邂逅を無視して、また街に向かって歩き出した。 △ 時系列順で読む Back 解─unlock─Next ふたりの物語 投下順で読む Back 解─unlock─Next ふたりの物語 Back 騎士 冴島鋼牙 Next ふたりの物語 Back Bad City 5 星を継ぐ者-Shooting Star- ダークプリキュア Next ふたりの物語 Back フィリップ少年の事件簿 謎の幽霊警察署殺人事件 左翔太郎 Next ふたりの物語 Back フィリップ少年の事件簿 謎の幽霊警察署殺人事件 明堂院いつき Next ふたりの物語 Back フィリップ少年の事件簿 謎の幽霊警察署殺人事件 蒼乃美希 Next ふたりの物語 Back フィリップ少年の事件簿 謎の幽霊警察署殺人事件 佐倉杏子 Next ふたりの物語 Back フィリップ少年の事件簿 謎の幽霊警察署殺人事件 沖一也 Next ふたりの物語 Back フィリップ少年の事件簿 謎の幽霊警察署殺人事件 高町ヴィヴィオ Next ふたりの物語
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1: 「実に素晴らしい手腕だったよ、君」 黒檀のプレジデントデスク越しに、体格の良い白人男性が、実に機嫌の良さそうな笑みを浮かべてそう言った。 見るからに上機嫌と言うような体である。この場に彼だけを取り残したら、最高級のウール絨毯が敷き詰められたこの部屋で、1人スキップでもし始めそうである。 「恐縮です、局長」 局長と呼ばれる男性の目線の先に居る、首にクラバットを巻き、ワインレッドのスーツを身につけた男が、恭しく一礼する。 貴族然服装をした、実にきざったらしい男性であるが、その恰好が妙に様になっているのが、また奇妙だった。 「確か向こうでは20歳で検事になったそうじゃないか。自由の国アメリカでも、この年齢で検事になるのは大変な事だよ。 君は、日本の検察界における麒麟児として、法曹の世界で見られていたのではないかね」 「いえ、私は少しだけ記憶力が人より優れていたものですから……知識の詰め込みが得意だっただけの事。私が今のような検事になれたのは、私の師の存在があってこそです」 「日本人は謙遜が上手いなぁ」、と局長は笑い飛ばした。つられてワインレッドのスーツの男も微笑みを浮かべる。しかしスーツの男の胸中は複雑であった。 スーツの男はどちらかと言えば、自らに検事の何たるかを叩き込んだあの男の事など、もう2度と思い出したくない程トラウマだった。 だがしかし、どんなにあの男の事を嫌悪しようが、忌避しようが、結局自分が今検事と言う身分で活躍出来ているのは、ひとえにその男が検事として、 そして指導力が優れていた、と言う事実が確かにあるのである。このような場で話のタネになれる事が、せめてもの幸い、と言うものなのだろうか。 「それにしても、同じ師匠に師事した検事が日本から研修にやって来ると聞いた時には、どんな恐ろしい人物がやって来るものかとハラハラしたが……。 君のような人物ならば、私も歓迎だよ。どうだね、此処で働いてみないかね。待遇は向こうよりも良くしてあげるが」 「ハハハ、お誘いの言葉は嬉しいのですが、私はあちらの方が性に合ってるのですよ、局長。それにゴッサムの検事局には、私の姉弟子がいる筈。 彼女を抑えている限りは、十分局長の評価は約束されておりますよ」 と、スーツの男はやんわりと局長のヘッドハントを断るが、局長はそれに対して少しだけ渋面を作る。 どうもスカウトを断られた事よりも、スーツの男が言った、冥と言う人物に対しての表情のようだ。 「うーむ……冥くんの事か。彼女も確かに優秀なのだが、いかんせん……」 「いかんせん……?」 「……法の庭で鞭はいただけないんだよなぁ」 「御尤もです」 スーツの男は苦笑いを浮かべた。あのじゃじゃ馬は、この地でも相変わらずであったようだ。 「兎に角、今日は御苦労だったな御剣くん。下るであろう評価を、楽しみにしていたまえ」 「ありがたい事ですな」 「下がっても構わんぞ、ゴッサム地方検事局にいたいと言うのならば、部屋に残っても構わんがね」 「いえ、失礼させて貰います」 ハハ、とゴッサムの地方検事局長は、乾いた笑いを浮かべるが、瞳は余り笑っていなかった。 デカい魚を釣り上げかけ、あと一歩と言う所で逃してしまった釣り人のような表情で、局長は、日本から海外研修にやって来たエリート検事、御剣怜侍の退室を見送った。 退室しドアを閉めてから、ふぅ、と一息つく御剣。 あそこまで解りやすいヘッドハントを受けるとは思ってもみなかった。御剣も人間であるから、高い給金にはそれなりの魅力を感じる。 しかし、故郷である日本を離れてまでは……、と言うのが、彼の偽らざる本音でもあった。それに、このゴッサムでヘッドハントをされたとしても、意味がないのである。 そろそろ検事局を退社する時間だ。今日は1件、携わっていた裁判案件を解決させてやや疲労が溜まっている。帰って少し、身体を休める必要があるだろう。 そう思い歩きだし、十m程進んだ、その時だった。真正面から、とてもよく見知った女性が、此方へと近づいてきた。 「局長から随分と気に入られたのではなくて、レイジ」 ジュラルミンのような銀髪をした、如何にもタカ派、と言う風な装いの美女が、棘を含んだ声音でそう言った。 狩魔冥。40年間と言う驚異的なまでの無敗記録を誇る、伝説の天才検事、狩魔豪を父に持つ、紛う事なき天才検事。 そして、御剣の妹弟子――冥の方は断固として自分の方が姉弟子であると譲らない――でもある女性である。 「熱烈なアプローチを受けて来た所だよ。断ったが」 「あら、このゴッサムで活躍するのが怖かったのかしら、レイジ?」 「君の検事局での居場所を奪うのが忍びなかっただけだ、メイ」 優越感溢れる笑みを浮かべていた冥の顔が、途端に不機嫌そうなそれに変わる。 そして次の瞬間、懐からビニール製の一本鞭を取り出し、ピシィッ、と床を強かに打ち付けた。 床を叩いた時の音と言い、見事なまでの鞭捌き、と言うものだった。 「被告はゴッサムの中堅マフィアの幹部達、そして弁護するのはそのマフィア達の顧問弁護士。馬鹿が見たって解る、黒い弁護士よ。 社会のゴミから有罪を勝ち取る気分はどう? 胸が空くような気分じゃないかしら、レイジ?」 「弁護団の悔しそうな顔と被告側の怒号が今でも思い出せる。あれは良いものだったな、日本では味わえない」 日本ではどちらかと言うと、被告の側にも少しばかり同情の余地がある者を相手にする裁判の方が多く、有罪を勝ち取った御剣でも、 本当にあれで良かったのかと思う事は多々あったが、ここゴッサムでは麻薬を売買だったり殺人や強盗だったりと、 法の素人が見ても有罪確定の犯罪者を相手に裁判をする事が殆どだ。こう言う相手には御剣も心置きなく、全力で有罪を勝ち取りに行ける。 そうして勝ち取った有罪判決は、何とも快哉を叫びたくなるような気分になるのだ。被害者の権利を守ると言う検事の仕事の意味を実感できる瞬間であった。 「……貴方が此処に研修にやって来ると聞いた時には、驚くと同時に、内心喜んだわ。姉弟子としての力を見せつけてやれるのだから」 「私としてはメイが此処にいると聞いて憂鬱だったよ。こんな所でも鞭に打たれると思うと気分が晴れない」 「歳は貴方の方が上だけど、此処では私の方が先輩よ。ありがたく鞭を頂戴しておく事ね」 ここでは後輩は冥に鞭で打たれる事が当たり前らしい。何とも酷い職場もあったものである。 「アメリカでの初の裁判を勝利で飾れた事は姉弟子として誇らしく思うわ。だけれども、アメリカは私のホームグラウンド。日本の常識は通用しないわ。 このゴッサムで、どちらが検事として優れているか、そして、私の検事としての実力をとくと目にしておく事ね!!」 再び、床を鞭で一叩きした後で、ツカツカと御剣の横を冥は通り過ぎて行く。 心なしか、イキイキとしているように御剣には思えた。このゴッサムに見知った顔、しかも同じ師を持つ人物がやって来たのである。 ライバルとして認識し、張り合いがあると思うのは無理からぬ事かも知れない。 このゴッサムでの狩魔冥は本当に、御剣怜侍のよく知る彼女そのものだった。 最後に出会った時と、些かもその峻烈さは変わっていない。だからこそ、御剣には信じられなかった。 あの狩魔冥が本物の狩魔冥ではなく、ただのNPCである、と言う事実が。 2: 無二の親友である成歩堂龍一の月給を24ヵ月分は貯めなければ到底買えない程の値段の真っ赤なスポーツカーを運転し、御剣は夕のゴッサムの都会を走っていた。 総生産額で言えば東京の方が遥かに上であり、その面だけで見るならばあちらの方が都会であろう。 しかしゴッサムシティーの、近未来的なデザインの高層ビルが立ち並び、幾億ものネオンが光彩陸離と乱舞するその夜景はまた、格別のものがある。 見知った東京の光景よりも、此処ゴッサムの方がより進んだ都会に見えるのは、御剣が長い事東京で過ごしていたせいであるからだろうか? アメリカ暮らしの長い冥には、この光景が当たり前なのだろうか。 ゴッサムシティなる都市は、アメリカ合衆国には存在しない。 過去本当に、アメリカに海外研修に行った事のある御剣は、アメリカの地理にはそれなりに明るい。 無論、極めてマイナーな田舎レベルの町は流石の御剣も知識の範囲外であるが、ゴッサム程進んだ都市を御剣が知らない訳がない。 ……尤も、そんな推理を巡らせるまでもなく、御剣はこの街が偽りのそれであり、何故自分がこんな所にいるのか、と言う事もしっかりと理解していた。 簡単である脳に刻み込まれているのである。この街の情報、そして、聖杯戦争についての事柄が。 国内で起ったある殺人事件を、御剣が担当していた時の事。 相棒であり腐れ縁とも言うべき糸鋸圭介刑事が、奇妙な人形を殺害現場から発見し、御剣に対してそれを渡して来た事があった。 明らかに日本でよく見られる様な和風のデザインでなく、外国の土産屋で売っていそうな風のデザインをしていたその人形。 奇妙に思い調べてみると――御剣怜侍は、アメリカはゴッサムシティーへと転移させられていた。 自らの本当の記憶を取り戻したのは、数日前の事だった。 日本からやって来た海外研修にやって来たエリート検事と言うロールを与えられた御剣は、その時は自分の行っている事に疑問を覚えず、担当事件の解決に当たっていた。 しかし何かが引っかかる。自分が担当していた事件は、別にあったのではないか。其処まで考えた瞬間、御剣は全てを思い出していた。自宅の執務室での事である。 そこからの展開は、さして特筆する所はない。 混乱こそしたが、自分が取り組んでいたゴッサムでの案件を粛々と処理し、擁護の余地もない、冥に言わせれば社会のゴミに有罪判決を下させて。 結局この地でも、検事としての役割をただこなしていただけであった。 海外研修の最中に住む事となっていると言う設定の、如何にもアメリカと言うか欧米風と言うか、兎に角豪華な一車庫付き一軒家の賃貸住宅に到着する御剣。 車庫にスポーツカーを入れ、玄関から自宅のなかに入る御剣。1人で住むには広すぎて、逆に不便になる程の大きな一軒家だ。 「真宵くんを案内したらはしゃぎそうだな……」と、ふと、元居た世界での知り合いの事を考える御剣。 この世界には成歩堂と真宵はいないだろう。アメリカ、しかもなにしおう犯罪都市で生活するNPCとしては、あの2名は明らかに不自然である。御剣は、そう考えていた。 家の大きさに見合った広さのリビングへと足を運び、御剣は革製のソファへと腰を下ろした。 ビジネスバッグから書類を取り出し、リラックスがてらにその書類に目を走らせる。それは、次に御剣が引き受ける裁判の参考書類であった。 「随分と働きますねぇ、御剣検事」 何処からともなく、楽しむような声が聞こえてくる。声の方角から言って、御剣の前方方向からだった。 しかしそこには、80インチもある大きな液晶テレビと、クリスタルガラスの長テーブルがソファとテレビの間においてある以外には、何もない。 それこそ目に見えない幽霊が物を喋っていると解釈しなければ、声を発する者などいる筈がないのだ。 ただ御剣はそう言った現象には慣れているらしく、書類に目を通しながら、口を開いた。 「検事と言う仕事は暇じゃないのだよ、ランサー」 御剣の言葉に呼応するように、彼の前方方向、より詳しく言えばガラスのテーブルを隔てた向こう側に、書き割りを変更するように1人の男が現れた。 茶色の後ろ髪を長く伸ばした、眼鏡をかけた赤目の長身男性。かなり若々しい美形である。果たして誰が信じられよう、この男が三十路を超えた年齢であると言う事実を。 この男よりも老けている二十代の男性など、世に掃いて捨てる程存在しよう。此度の聖杯戦争に於いてランサーのクラスで召喚されたこの男。 真名を、ジェイド・カーティスと言うらしい。御剣には俄かに信じられない事であるが、彼のいた世界とは根本的に異なる世界の住人であると言う。 「ハハ、こう見えても国家の要職に携わっていた身ですから、法廷周りの忙しさは理解していますよ。ただ、貴方の場合は、働き過ぎですよ」 「そうだろうか」 書類に目を通しながら御剣は言う。ジェイドには、目もくれなかった。 「聖杯戦争の参加者はNPC、貴方とは何の縁もない人間ですよ。少しばかり手を抜いて臨んでも良いと思いますが」 「ランサー。国家の要職に就いていた貴方には釈迦に説法と言うものかもしれないが、正式な法手続きを経て下された判決と言うものは、非常に重い意味を持つ」 「理解しております」 「弁護人は依頼人の利益の為に動き、依頼人の無実を証明する為にいる。対して検事は、被告人に有罪の立証し、被害者の溜飲を下げ、彼らの権利を守る為にいる。 行う仕事は全く違うが、共通して言える事がある。それは我々が、人の社会的な地位と、これからの人生を守る事も滅茶苦茶にする事も可能だと言う事だ」 「正式に下された判決と言うものは、基本的には正しいものとして扱われ、民衆もその判決は事実なのだろうなと認識する」 「その通り。だからこそ、我々は手を抜いてはならない。人はどうしても間違いを犯す生き物だ。正しいと思っていた事柄が実は間違っていたなどと言う事は良くある事。 だが、裁判でそれは許容できない。無罪であった人間を有罪にする、有罪の筈の人物を無罪にしてしまう。後からそれが間違いだと気付き、判決を撤回させても、 彼らが心に負った傷と、失った社会的な立場は、永久に取り戻せはしないのだ。我々は、責任の重大な仕事に就いているのだ。手を抜く事は、出来ないよ、ランサー」 思い出すのは2年前、御剣に殺人の濡れ衣を着せようと画策した、灰根高太郎の事である。 御剣が検事を志す決定的な要因となったあのDL6号事件の被告人であり、ある時まで当該事件の犯人であると思われていた人物。 結局あの事件は解決し、真犯人も灰根ではない事は今となっては明らかな事なのだが、彼は1人の心無い弁護士による弁護を受け、心神喪失のフリをして無罪になれ、 と強要され、ありもしない濡れ衣を着せられた結果、家族を失い、社会的な地位も失ってしまった。 自分に罪を着せようとした灰根に対して怒りを覚えるのが普通の筋なのだろうが、御剣にはそれが出来ずにいた。 確かに怒れる所もあるのだが、灰根に対する同情の余地が其処にあるからだった。 弁護士と検事が仕事を適当にやるだけで、此処までの禍根を残すと言う事実を、御剣は身を以て知っている。 だからこそ、例え呼び出された仮初の世界とは言え、与えられた役目が検事と言うそれであるのなら、御剣は全力でこれに打ち込む。 御剣怜侍は完璧をもってよしとするのだから。 「成程。御剣検事、確かに貴方の言う事は尤もです。人の命運を左右する職業の以上、生半な仕事は許されない。素晴らしいプロ意識だと思います」 「ですが」、そう言ってジェイドは言葉を区切った。御剣はなおも書類の文面に目を走らせていた。 「それだけが本心ではないでしょう」 「何の事だろうか」 「あなたは聖杯戦争から逃げているのではないのですか?」 ピクッ、と、御剣の身体が反応した。 尚も書類に目を通してはいるが、瞳は、其処に記された文字を追っていなかった。 「聡明な貴方に聖杯戦争についての概要を教える事はしません。ですがこれだけは、重要な事柄なので何度でも言います。聖杯戦争は戦争の名の通り、人が死にます。 そして、我々は生き残りたいのであれば少なくとも人を殺します。NPCだけじゃありませんよ、マスターもサーヴァントも、です」 理知的な光の宿った赤色の瞳を御剣に向けながら、ジェイドは言葉を続ける。 「御剣検事。私には貴方が、直視したくない辛い現実から目を背けたいが為に、聖杯から与えられた仮初の役割に打ち込んでいるように見えてならない」 重い沈黙が、リビングに流れる。ジェイドの方は御剣に目線を投げ掛け続け、御剣は書類に穴が空く程目を向け続ける。 その状態を破ったのは、御剣だった。ガラステーブルの上に書類を置き、胸中に渦巻く深い悩みを雄弁に語る大きなため息を吐いてから、口を開いた。 「私は弱い人間だろうか、ランサー」 「そんな事はないと思いますが」 「貴方の言う通りだ。私は人を殺すと言う現実を到底許容できなかったから、検事としての本分に打ち込む事で、それから逃げていた。検事の仕事をしている間だけ、辛い事実を忘れる事が出来た」 心底苦々しい笑みを浮かべる御剣。 「検事が人を殺す事は出来んよ。全く……、君も弱いマスターに当たったものだな」 「私は人生のある時期まで、人が死ぬと言う悲しみと恐怖を、人を殺すと言う事にまつわる恐ろしさを、理解出来ていなかった時期がありました。 今となっては、流石に理解出来るようになりましたがね。兎に角私は、人生の中の決して少なくない時間を、愚かな人間として過ごしていた時がありました」 「ランサーが、か?」 「とてもそうは見えませんか? まぁ性格面以外は優秀ですから」 肩を竦めて皮肉っぽく口にするジェイドだったが、何故だろう。 御剣にはそれが嫌味には聞こえず、寧ろ、ジェイド自身に対する果てない嘲りの念が、見え隠れしてならなかった。 「人を殺す事に忌避感を覚える貴方の方がむしろ普通なのですよ。検事の方が正しい。人を殺す事に慣れてしまう事の方が、異常だ」 「だが、聖杯戦争では人を殺さなければならない筈では……」 「どうも言い方を変える必要があるようだ。こう言った方が宜しいでしょうか、人を殺めねばならない覚悟が必要だ、と」 「覚悟」 御剣がその言葉を反芻する。そう、とジェイドは相槌を打つ。 「正直な話、私は聖杯戦争については懐疑的です。万能の願望器と称される聖杯もそうですが、それに至るまでに人を殺して行かねばならないと言う蠱毒の如き方法にも。御剣検事の事です、其処までは考えていましょう」 「一応は、な」 「これは私の推測なのですが、聖杯と言うものはどんな形であれ存在し、願いを叶えると言う力もある程度事実に基づいているのでしょう」 「……私もそう思っている」 でなければ、全く異なる世界の住民であるジェイドと御剣をこのゴッサムに呼び寄せる、と言うそれこそ神の御業のような力が納得いかない。 しかもジェイドは元居た世界では天寿を全うしていると言う。如何なる方法を用いてか、過去の人物をこの世界に呼び寄せているのだ。 過去の一件で霊媒を筆頭としたオカルトについて強い憎悪を抱き、それらをインチキと揶揄している御剣ではあるが、此処まで我が身を以て奇跡の一端を示されてしまえば、 納得せざるを得ない、と言うものであった。 「聖杯が存在するかもしれない……この事実が重要なのです。どのような人物が聖杯戦争に参加しているかは解りませんが、当然、 あるかも知れない聖杯に縋ってでも叶えたい願いの為に、人を殺しに掛かる者、最悪、思想や正義など関係なく、殺人を兎に角犯しに掛かる人物も、いないとは言い切れません」 「降りかかる火の粉は払わねばならない、と言う事か……?」 「その通り。本職の検事に説明するのは馬鹿馬鹿しいので行いませんが、正当防衛と言う奴ですよ」 「……正当防衛、か」 舌の上でその言葉を転がす御剣。検事として勉強していた時も、見事検事になって以降も、幾度となく耳にして来た言葉である。 「私は貴方に非情になれとは言いませんし、殺人を進んで犯せとも言いません。ですが、殺しに掛かって来た相手に無抵抗でいる事は、よしなさい。何の意味もありません。 そう言った輩は殺す、と言う覚悟を持っておいた方が良いですよ、検事。……無論貴方が、自らの意思で聖杯戦争を戦う意思を見せ、積極的に殺しに行くと言うのであれば、止めません。私もマスターやサーヴァントを殺しに行きますがね」 恐らくジェイドは本気で言っていた。顔つきがいつも浮かべているにこやかな笑みではなく、剣呑とした物を孕んだ表情に変化していた。 このランサーは恐らく決して少なくない数、いや寧ろ多くの人間をその手で殺めて来たのだろう。言葉の端々から感じられる重みと覚悟が違った。 張り詰めたような、緊張した沈黙が場を支配する事、十秒程。それだけ時間が経過してから、御剣が言った。 「……事件の真実に辿り着く事に必要なものと言うのは、1つには粘り強く計画的な捜査、1つには様々な人物との協力体制……そして最後が、決して考えるのを諦めない事だ」 無言で御剣の言葉をジェイドは待つ。御剣は、更に言葉を続けた。 「私はこの聖杯戦争の真実を暴いて見せたい。時には他の参加者と同盟を組む事も、視野に入れている。 ……こう言った過程で、我々を殺しに掛かる者が現れたのならば、しっかりと対処する。……それで良いだろうか?」 「検事がそれを望むのであれば、私はそれに応えるまでですよ」 真面目な表情から一転、あの人を食った様な不敵な笑みを浮かべて、ジェイドが返す。 ふっ、と、御剣もつられてふてぶてしい笑みを浮かべる。緊張がほぐれた瞬間だった。 「共に、聖杯戦争で足掻こうか。ランサー」 「えぇ、そう致しましょう。検事」 言ってジェイドは霊体化を始め、部屋から姿を消す。 それを合図に、御剣はガラステーブルに置いていた参考書類に手を伸ばし、再びその書面の目線を走らせる。 書類に集中しながらも、御剣は、自分の下した判断について考えていた。それが正しいものであると、信じていたかった。 「(これで良かったのだろう……? 成歩堂。……父さん)」 このゴッサムにはいないであろう人物の事を夢想する御剣。 1人は、灰根高太郎が仕掛けた冤罪と、師匠である狩魔豪の裏切りから自分を救ってくれた友人である、成歩堂龍一に。 そしてもう1人は、DL6号事件のせいで亡くなってしまったが、今でも御剣が尊敬している父親であり最高の法律家、御剣信。 あの2人は、御剣のこの折り合いを納得してくれるだろうか。余りにも理不尽が過ぎる聖杯戦争についての御剣が行う付き合い方、これを2人は良しとするのだろうか。 「(……貴方は私の判断をどう思うのでしょうかね……。ルーク)」 同じような事を考えているのは、霊体化しているジェイドとて同じだった。 既に答えを決めているような態度で御剣と話してはいたが、内心ではジェイドも悩んでいた。 本人の意思とは関係なく、シャブティなる人形を手にしただけで殺し合いの舞台へと招聘される、と言う余りにも理不尽かつ不条理な聖杯戦争。 それに対してはどう向き合い、どう付き合うか、ジェイドとて解らずにいた。だから、ジェイドは妥協した。 殺しに掛かって来る者は応戦し、御剣の言うところの真実を求める人物と同盟を組み、聖杯戦争のシステムそのものに立ち向かう。 嘗て仲間達と共に世界の命運をかけてヴァン謡将と死闘を繰り広げた時の事と聖杯戦争が被って見える。但し、聖杯戦争の方がその意図はより悪辣なようだった。 この最低の街と、今のところ正義の欠片もない意図で行われそうな聖杯戦争に対するスタンスは、これが正しいのだろうかと。 今この場にはいない、ジェイド・カーティスの人生で最も影響を与えたあのレプリカの青年の事を、彼は考えていた。 2名の真実へと向おうとする試みは、まだ始まったばかり。 【クラス】 ランサー 【真名】 ジェイド・カーティス@テイルズオブジアビス 【ステータス】 筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具B+ 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有スキル】 魔術:A 第七音素を除く、第一~第六音素全ての属性の譜術(魔術)を操る天才譜術師。 ランサーに唯一出来ない術の種類は、第七音素の素養を持たない為の、回復譜術のみである。 魔眼:B 大気中に満ちる大量の音素(魔力・霊力)を取り込む事で、譜術の威力を向上させる譜眼を両目に施している。 譜眼の制御装置である眼鏡を外すか、霊地や魔力に優れた土地で戦った場合、魔力ステータスと魔術ランクに大幅に有利な補正が掛かる。 魔力滞留:B もと居た世界に於いて、フィールドオブフォニムスと呼ばれていた技術。 強い属性の音素(魔力)の攻撃・魔術を行う事で、一定の土地にその属性の音素で満たさせ、そのフィールド内で特定の攻撃或いは魔術を放った場合、 その攻撃や魔術の威力がワンランクアップ、或いは全く別の強力な技・術に変化する。 但し、フィールドオブフォニムスは相手にも利用される事があり、相手サーヴァントに逆手に取られる危険性は、十二分に認められる。 話術:C 言論にて人を動かせる才。 国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。 【宝具】 『不可視にされし微粒子の槍(コンタミネーション・スピア)』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:自身 最大補足:自身 物質同士がフォニムと元素に分離して融合する、コンタミネーション現象と呼ばれる現象を、ランサーが応用した技術が宝具となったもの。 ランサーは普段は槍を何処にも持っているように見えないが、これはコンタミネーション現象を利用し、槍を目に見えない程の微粒子状に分解させ、 右腕に融合させているからであり、必要な時になると瞬時に槍を取り出し、応戦する事が可能。 『惑星譜術』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大補足:1 元いた惑星オールドラントに於いて、創世歴と呼ばれる遥か昔の時代に勃発した譜術戦争の際に考案されたが、運用される前に戦争が終結してしまい、 歴史の流れの中に消えてしまったと言う譜術が、宝具となったもの。その内容は、『星の質量をそのまま任意の相手に激突させる』と言うもの。 攻撃に用いる譜術としては先ず間違いなく最高峰の譜術であり、生前ランサーはこの譜術を用いて、暴走した自らの恩師を葬っている。 発動には真名解放と令呪1区画の消費のみならず、マスターの魔力も多大に要する。 安定して惑星譜術を放つには、本来ならば惑星譜術の触媒となる6つの武器が必要かつ大規模な譜陣(魔術陣)が必要になり、生前ランサーがそれだけのお膳立てを整えて、 この術を発動した時ですら、未だ術の全容が明らかになっていない宝具の為本来の半分以下威力しか発揮出来なかった。 サーヴァントとして呼び出され、更にキャスタークラスでなくランサークラスでの召喚、かつ触媒もない状態では、 生前放った威力の更に半分の威力しか発揮出来ないが、対人宝具としてはそれでもなお、破格の威力を誇る。 【weapon】 フォニックランス: 人為的に生み出された大地であるホドに眠っていた、古代の譜術戦争時に用いられたという槍。業物ではあるが、宝具と呼ばれる程ではない。 普段は目に見えないが、前述の宝具により、右腕に微粒子状の姿になって融合している。 【人物背景】 天才的なまでの譜術博士であり譜術師としての技量と、見事なまでの槍術を操る、マルクト帝国軍第三師団の師団長。階級は大佐。 優秀な軍人を数多く輩出してきたカーティス家の養子。旧姓をバルフォアと呼ぶ。 その勇名は敵対国家であったキムラスカ王国の軍人、将軍だけでなく、世界中の譜術師や科学者達に知られている程 階級こそ大佐であるが、実際には将軍職に就ける程の実力と功績を持ち、かつ皇帝の幼馴染であると言う過去から、皇帝の懐刀とも呼ばれている。 輝かしい来歴の一方で、戦場で骸を漁るなどの噂から「死霊使い(ネクロマンサー)」の異名でキムラスカ・マルクトの両国から軽蔑されてもいた。 作中世界で多くの不幸と事件を生み出して来たフォミクリーの基本理論の開発者であり、ジェイド本人はこの装置を過去に開発した自分を殺してしまいたいと言う程嫌っていた。 人生のある時期まで、生物が死ぬと言う事象について感情が抱けなかった事があり、笑顔で魔物を殺すと言う側面があった。妹のネフリーをして、悪魔とすら言わせしめる程。 ある日、素養の無い第七音素を扱おうとした結果、恩師ネビリムを死に至らしめ、瀕死の彼女にフォミクリーを掛け、レプリカとして蘇生させようとしたが、 精神バランスの崩壊した不完全なレプリカ(モンスター)を生み出してしまう。 以降、幼馴染の1人であるディストと共にネビリムの復活を目指して研究を続けていたが、皇帝のピオニーの説得で研究を放棄。 これ以降生物のレプリカ開発を禁忌に設定。同時に、過去に行った全ての行いを悔いるのであった。 【サーヴァントとしての願い】 特に未練なく生きて来られたので、特にはなし。 【基本戦術、方針、運用法】 ランサーを名乗ってはいるが、実際は槍より魔術の方が得意である、と言うクラス詐欺も甚だしいサーヴァント。 しかし魔術の腕前は本物で、槍術の腕前自体も、実際にはそれ程低くはない。余程相手が優れた三騎士でなければ、それなりに対等に戦える。 痒い所にも手が届く、器用なサーヴァントであろう。話術も地味に小回りが利いている。 惑星譜術は言うまでもない、ジェイドの切り札である為、使用には慎重を期す必要がある。 【マスター】 御剣怜侍@逆転裁判シリーズ 【参加方法】 殺人事件の現場に落ちていた、証拠品と思しき人形を糸鋸刑事が持って来た所、それがシャブティだった。 【マスターとしての願い】 聖杯戦争の真実と、その裏にいるであろう巨悪を暴く。 【weapon】 【能力・技能】 検事として優れた頭脳と推理力を誇る。が、身体能力については、特筆するべき所はない。 【人物背景】 優れた検事である狩魔豪に師事した、若干20歳と言う年齢で検事になった天才検事。 検事となって以降は一度も無罪判決を出した事がなく、間違いなく天才の誉れが高かった検事。 彼が初めて敗北を喫したのは、小学校時代の親友である成歩堂龍一と争った時である。 父親に、当時は高名な弁護士であった御剣信を持ち、ある時期まで父のような弁護士を目指そうと決意していた事があったが、 9歳の時に経験したDL6号事件と言う事件を切欠に父親を亡くし、それ以降、犯罪者と弁護士を憎むようになる。 DL6号事件での挫折から、嘗てのような正義感を失っていた御剣だったが、親友の成歩堂と出会い、彼と裁判上で争った事で心境に変化が見られ、 実際に殺人事件の被告人に御剣がなってしまい、成歩堂が彼の弁護を引き受けた結果、完全に心境が変わる。 以降は検事について深く考える為に検事業から身を引き、1年後に復帰。ある時期まで海外研修を行っていたが、友人の矢張から成歩堂の事故を聞き、緊急帰国。 彼の代わりに特別弁護を行い、事件解決後は、再びアメリカに戻り、1か月の研修を行うのだった。 今回の御剣は、逆転検事2の第5話と逆転裁判4において成歩堂が法曹の世界にいられなくなった事件が起こる間の時期からの参戦である。 【方針】 検事業を続けながら、他の参加者を探してみるか。
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DC人名/ま行 マ マーシャン・マンハンター/ マクスウェル・ロード/ マゴッグ (Magog) / デヴィッド・レイド (David Reid) マッドハッター (Mad Hatter) / ジャービス・テッチ (Jervis Tetch) マンバット (Man-Bat) / カーク・ラングストローム (Kirk Langstrom) ミ ミア・マップス・ミゾグチ (Mia "Maps" Mizoguchi) ゴッサム・アカデミーの生徒 ミスター・フリーズ ミスター・ミラクル ミッドナイター ム メ メタモルフォ (Metamorpho) / レックス・メイソン(Rex Mason) メラ (Mera) モ モニター (Monitor) モンガル (Mongul)
https://w.atwiki.jp/ranzers/pages/29.html
警察沙汰 女性を監禁した容疑 1の続き。ゴンベッサが警察沙汰を起こしてから一年と半年後、ゴンベッサは「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称する騒動を起こし、ヲチスレを立てられた(【涼宮ハルヒの微笑】ゴンベッサ総合【レスのノルマ】)。このヲチスレは元々ゴンベッサの作者詐称行為を非難するために立てられたスレだったが、ゴンベッサが警察に逮捕されたことがあるということについても触れられつつあった。 44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/06/30(日) 21 10 01.79 ID jNuIb8nDo女性かつ彼の居住地近辺在住でマイミクになると、執拗に会いたがったり電話番号聞いてくるらしい。 お前にはお前を盲信しているJD・あいむがいるではないか。あんなに尽くしてるのに可哀想に(棒) 45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/06/30(日) 21 55 37.91 ID 4rAxZ4Ab0ゴンベッサには女性問題で警察の世話になった過去があるからな 性欲だけは人一倍あるんだろう >私が出会ったクソ女は、「全治一週間」のスリ傷でもって >「強姦致傷」(強姦自体は未遂であるが、その未遂の過程で怪我を負ったという意味で)を主張してきましたが、 >この女が受けたと主張する苦痛とやらは、上記のような冤罪被害の苦しみに果たして見合うものでしょうか? http //6131.teacup.com/ranzers/bbs?page=7 しかし、このスレではゴンベッサの自作自演と思しき人物(主として愛知県、DO)が早い段階から出入りしており、この話を打ち消そうとする。 253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県):2013/07/06(土) 00 26 50.14ID d6uXyYxb0確定事項のように言われる「強姦未遂」はどこから出た話? 度々言われる割にソース的なものを一度も見たことがないし、さすがに話が飛躍してないか 255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/06(土) 00 29 03.29 ID 1rPLoYdH0 253 45 事実無根なら真っ先に反論するだろうに、本人も「強姦未遂なんてアンチの捏造だ」とは言えないみたいだしな 256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県):2013/07/06(土) 00 36 28.86ID d6uXyYxb0 255 ツイッター垢消す数日前くらいに思いっきり反論してたじゃん「警察沙汰になったなら数か月はネットに触れないはずだが、 自分がそれほどの長期間ネットから離れたことがあるかどうか、アンチのお前らが一番知ってるだろう」と 257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/06(土) 00 41 07.80 ID 1rPLoYdH0 256 45によると、示談金で事を収めて貰ったそうだよ 258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県):2013/07/06(土) 00 42 16.89ID d6uXyYxb0 257どこに書いてあるんだよ その直下に貼られてるmixi日記のURLも、退会してて見れないし 262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県):2013/07/06(土) 00 53 52.08ID d6uXyYxb0 260「とある方の日記」に何が書いてあったか分からんから何とも。 その「とある方」とやらが何処から情報を得たのか意味不明だし 本名でググっても何もヒットしないし(言われてる通りの事件なら何かしら報道されるよね?) ソースが有るにせよ無いにせよ、基本的に触れない方がいい話題なんじゃ? (後略) 264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/07/06(土) 00 58 00.22 ID jFrlyBtSO 262強姦未遂なら報道はされないんじゃね?示談で終わってるし、被害者のプライバシーが侵害されるし、嫌がるに決まってるだろ。 ついでに『本人が』『ネットで』全部バラしてるから名誉毀損にはなりにくいんじゃなかろうか 266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県):2013/07/06(土) 01 01 03.72ID d6uXyYxb0 264 ついでに『本人が』『ネットで』全部バラしてるだから、本人がバラしてるというソースを出せよ 手錠がどうとか示談金がどうとか本人が言ってる個所があるのか? 269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/06(土) 01 11 21.01 ID AxYd8pXCo>(愛知県)あ…(察し) 270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山口県):2013/07/06(土) 01 15 04.42 ID NoyPgLOE0ID d6uXyYxb0がやけに食い下がっていると思ったらそういう事か ブログに自演※追加しなくて良いんですか~?www 271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/06(土) 01 15 18.49 ID wdFigBxS0 269 レイプ魔の汚名だけは被りたくないと必死で乗り込んで来たんだろ 温かい目で見てやれよ 272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/07/06(土) 01 15 58.95 ID hJPlAN/Noああそういや愛知の人だったっけ 「で、無視……と。」を書いたのも(愛知県)である。ss作者ゴンベッサとは何者か?参照 警察に逮捕された事実を隠そうとするゴンベッサ 警察沙汰 女性を監禁した容疑 1で取り上げたように、ゴンベッサは釈放された後に、逮捕されたことを示唆するツイートや相手に示談金を払ったことがわかる日記を残している。ところが2013年になってからの彼は、なぜかこうした過去を隠そうとしている。 削除された5月8日の書き込み 543 :ゴンベッサ:13/05/08 20 14 10 ID iyG+ROmE 荒らしが「悪事」だの「騒動」だの「問題」だのと書いて私を悪者にしたがっていますが、 私の方からどこかに迷惑を掛けたり、何か騒ぎを起こしたというような事実はほとんど有りません。 ほぼ全ての場合において、私がただ単に自分の作品を公開しているだけの所に荒らしが乗り込んできて、 読者の反応を全て私の自作自演だと決めつけたり、「ゴンベッサは問題人物だ」などの醜聞を流したりして暴れているだけです。 最近では、書いてもいない痛々しい後書きを勝手に私が書いたことにされたり、 絵師との諍いの内容を捻じ曲げて、私がイラストを無断転載していた事にしたり、しまいには私が警察沙汰の事件を起こしたなどという荒唐無稽な話をでっち上げたりと、悪質さが益々エスカレートしています。 (私が何年も途切れなく創作活動を続けているのは荒らしが一番知っている筈なのに、いつ警察に勾留されてる暇があったというのか……) (後略) 逮捕されたことがわかるような情報を公開していたのは、ほかならぬゴンベッサ自身なのだが、ここでの彼は、荒らしが「警察沙汰の事件を起こしたなどという荒唐無稽な話をでっち上げた」としてその事実を否定しようとしている。またヲチスレに現れたゴンベッサを擁護する(愛知県)、DOもこの事実を否定しようとしているように見える。 283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県):2013/07/06(土) 01 23 48.92ID d6uXyYxb0 食い下がるとかじゃなくてな他の件はどれもそれなりに見られるソースがあるのに、警察沙汰云々の件だけ明らかに情報が無いだろ ネット上での事よりも一段デリケートな話題だから、一応確認した上でないと語り辛い 俺はゴンベッサのmixi日記なんか見てなかったから、詳しく知ってる奴がいるならソースを出してくれと言ったまでだわ 604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/14(日) 12 27 33.26 ID izdItUQDO愛知県云々はともかく、不確かな発言にソースを求める姿勢って何か間違ってるか? 大手を振って叩きたいからこそソースを欲しがるんだろうに、それが擁護って逆じゃないか。 「根拠はないけど面白いからそういう事にしておく」では先生以下だぞ 606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/14(日) 13 00 51.18 ID tLkbKEFko 604ほらほら出たよ、 DO が 609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/07/14(日) 14 53 09.85 ID P5kBjMBu0 604「大手を振って叩きたい」とか「面白いからそういう事にしておく」とか書いて 「ゴンベッサは理由もなく叩かれている」って方向に持っていこうとしてない? SS処の微笑の記事のコメントで書いてるのと内容一緒だな。 被害者立場にしてゴンベッサが働いた悪事から目をそらさせようとしてんじゃねーよ。 601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/14(日) 09 18 13.68 ID zHSnUMUt0 599から統計データも計算した。ここまで600レスあるけどその内地域名が表示されてるレスは204個。 内、愛知が25個。実に8.1レスに1レスが愛知県wwwwwwwwwwwwwwwwww 他のスレでの比率から考えると相当異常なデータだと思う。 カードの削除やらタグ消しだってこのスレで晒された直後だったしゴンベッサ普通にこのスレに常駐して自演しまくってると思う。 ゴンベッサの自作自演が疑われる書き込みが散見される中、ゴンベッサのマイミクだという人物が現れる。彼によれば、ゴンベッサは2013年の1月ごろにも、警察に行くという内容のメッセージを送っていたのだという。 711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/20(土) 13 45 38.30 ID czCSGRMDO 710ゴンベッサ名義の垢からマイミクですww そういえば今年の1月に「明日警察に行く。怖い」といった内容のメッセを送られたことがある。 713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/20(土) 15 20 54.63 ID czCSGRMDO 712 ブロックされたらネタ提供に困るな。 気をつけるよ 714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/20(土) 15 27 22.73 ID 8jsHuC2m0 713ツイッターでも「アンチがマイミクに内偵用の垢を潜り込ませて気持ち悪い監視行為を」とか言ってたし、警戒してそうだからな 724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/07/20(土) 20 09 40.35 ID 3AqyX0QHo「警察に行く」だけじゃ何があったのか分からんな…… 詳しいこと聞いてない? 上で出た「2012年1月以前」の件についても 737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/07/20(土) 23 04 07.20 ID OtFfYpkWo 7362012年1月以前で、ゴンベッサが数か月にわたってmixiにログインしなかった事ってある? あるいはその頃はまだマイミクしてなかったとかか 726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/20(土) 20 54 21.72 ID YC3BapGvoここまで擁護レスが愛知県ばっかなのが怪しすぎるんですが 739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方):2013/07/20(土) 23 11 07.42 ID Wy2FY6Ld0 730 知られたくない内容をここに書き込まれるのを何より恐れる筈 事実、知られたくない内容をここに書き込まれているものだから、 その情報元が誰なのかを確かめたくて 724の質問に 到ったんじゃないのか? とスレの流れを追っていれば誰でも考えると思うが czCSGRMDOの人への裏取りみたいな質問、やけに多いしな あと、自分擁護連呼と他の話題へ話をずらそうとする態度が 妙にゴンベッサぽいです愛知県さん (愛知県)やDOが、ゴンベッサの警察沙汰を揉み消そうとすることで、かえってこの話を盛り上げてしまっているように見える。逮捕されたことがわかるゴンベッサの日記が発見されると(愛知県)、DOによる工作はいよいよ激しいものになっていく。 854 :冤罪被害者として言わせてもらうが1/7:2013/07/30(火) 14 41 35.98 ID JPh6JvGMO mixiから色んなネタを回収してるが、叩けば叩いただけホコリが出るなww (以下略 ゴンベッサの日記 2012年08月02日参照) 867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/30(火) 15 25 03.60 ID JPh6JvGMO とりあえず留置場どうこうについてまとめると、 ・ゴンベッサは強姦致傷の疑いで警察に身柄を拘束された ・立件されたらまず無罪はありえないから (そりゃそうだろ、犯罪が立証されたからこそ立件ってのはされんだよ、アホww) 示談金を払って被害届は取り下げてもらいました →つまり立件されるだけの証拠は揃ってたってことですよね?(爆) ・だから(立件されてなくて裁判もされてないので)僕ゴンベッサは前科者ではありません! 示談金で片を付けるまで、留置場には三週間いたけどね☆ ってことだな 872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/30(火) 18 35 47.81 ID rXquV5Vr0 867示談ということは親御さんの力あってだよね。10年前のあるらんどさんの件( 323)も親御さんが何かしら関わってるだろうし。 リアル社会で問題が起きたら親がなんとかもみ消してくれてるけど、さすがにネット社会じゃそうはいかないってことか。 873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/07/30(火) 18 57 28.35 ID 6LEG1waDO俺が見落としてるなら悪いが示談したってどこに書いてあるの? 示談なら起訴猶予だろうが、他にも嫌疑不十分、嫌疑なし等でも被疑者は釈放されるぞ 876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/07/30(火) 20 12 43.28 ID etjQj4ndo当時のゴンベッサの日記に「無実を証明して釈放されました」って堂々と書いてあったが? どこまで本当かは知らんけど 「無実を証明して釈放されました」? ゴンベッサは拘留されていたこと自体を否定していたはずだし、(愛知県)もそれに同調していたはずなのだが、そのことはどこへいってしまったのだろうか? 示談したことを隠そうとする(愛知県)、DO ゴンベッサの日記が発見され、逮捕されたことが隠せなくなった(愛知県)、DO。今度はゴンベッサが示談したことを隠すことで、ゴンベッサが無実を証明したから釈放されたと主張する。 905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 12 31 57.20ID RTj6s6WSo 904 ゴンベッサの日記に「大学の先生が(親と一緒に)面会に来た」とも書いてある。 つまり、当然ながらその件は大学側の知るところとなっている。 未遂だろうと既遂だろうと、また起訴されようとされまいと、容疑が真実なら大学が何の処分もしないことは有り得ない。 そんなゴンベッサが普通に大学を卒業し、大学院にも入学しているということは……。 不問に付して問題ないと大学側が信じるに足るだけの材料があったということでしょ。 ゴンベッサ本人の説明は「無実を証明して出てこられた」で、示談したなんてどこにも書かれてなかったし。 907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/08/01(木) 12 47 00.26 ID dgc5LTJZO 905 (前略) 未遂だろうと既遂だろうと、また起訴されようとされまいと、容疑が真実なら大学が何の処分もしないことは有り得ない。あり得ないと決めつけられる根拠はなんだ?(笑) また、面会に来たことは書いてあっても、ゴンベッサがどのようにして釈放されたのかを大学側が独自に調査して理解し、問題が無いと判断したという記述でもあるのか? とは言ってもそら、容疑者がシャバに出てきて前科もついてなけりゃ確かに事件ではないのだから、それ以上の詳細について詳しく追及する理由も無いだろうがな ゴンベッサ本人の説明は「無実を証明して出てこられた」で、示談したなんてどこにも書かれてなかったし。だから、ゴンベッサに様々な損害を与えたとされる女性に対して損害賠償請求する機会をゴンベッサがみすみす逃すとでも? というゴンベッサの行動の不自然さについては 886が分かりやすいな で、ソースが無い不確かなゴンベッサsageはまだか? 908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 13 13 02.47ID RTj6s6WSo ソースが無い不確かなゴンベッサsageはまだか?マジレスすると、 ゴンベッサは相手の女と示談し、「示談金で遊んでいると思うと腹が立つ」と発言したことになっているが、 当時から現在に至るまでのゴンベッサの日記、ボイス、twitter、その他のあらゆる発言をさらっても、ゴンベッサが自らそのような内容を発信した痕跡はどこにも見当たらない。 多分、このスレの誰一人として、そういう情報のソースを直接見たことはないはず。 (これだけ四六時中ゴンベッサに張り付いていながら見逃すなんて考えられない) 初出がいつかは知らないが、誰かがいきなり言い出したことが何の確証も無いままに広まったとしか考えられない。 ゴンベッサ本人が「無実を証明したから出てこられた」と発言しているのにも関わらず、 それと反する「示談で終わらせた」というデマが出回っているのは「ソースが無い不確かなゴンベッサsage」以外の何だというのか。 (愛知県)とDOの書き込みが続く。 910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 13 28 41.32ID RTj6s6WSo裏付けwwwwww何の根拠もない単なる空想が「裏付け」wwwwwwwwwwwwww それが裏付けだって言うなら、ゴンベッサが何の支障も無く大学を卒業して、元気に大学院にも入学して、 ついでに言うとその件を経ても友達を失った様子がないことの方がよっぽど「ゴンベッサが無実な裏付け」だわwwwwww 911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 13 32 12.95ID RTj6s6WSo「相手方に損害賠償の請求をした形跡がない」だけで示談の裏付けとかwwwwwwwwww それは裏付けじゃなくて「自分に都合のいいようにこじつけた」って言うんだよwwwwwwwwwwwwwwwwww で、「示談金で遊んでるなら腹が立つ」発言の出所はどこだよwwwwwwwwwwwwwwww 913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 13 44 35.05ID RTj6s6WSo「○○と仮定すると筋が通らない」(←単なる空想に基づく仮説) 有罪だろうと無実だろうと全てはケースバイケース、損害賠償が通る場合もあればそうでない場合もある 「そうでない場合」の方がこの国では遥かに多いんだがな 訴訟を起こすのにだって何十万という金がかかるだろうし、その他にも色々な事情があるだろうよ そもそも「損害賠償の訴訟を起こしていない」というのも推察に過ぎない 書いてないだけで実際はやったのかもしれないし、様々な事情から断念したのかもしれない 全て空想に過ぎないんだよお前の言ってることは 916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 13 54 11.92ID RTj6s6WSo「ゴンベッサの性格を考えると○○しないのは有り得ない」とか想像はいいからさ 「示談金を払った」「その金で遊んでいると思うと腹が立つ」と発言したとされるソースを持ってこいよ早くwwwwwwwwwwwwww 918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 14 09 01.83 ID RTj6s6WSo「ゴンベッサ本人が女性を訴えたことを証明しない限りは示談金を払っていない証明をできないのは一つの事実」 ↑まったくもって意味不明 損害賠償を起こす起こさないと、示談金を払った払わないに一体何の関係があるの?wwwwwwww それはお前が勝手に「ゴンベッサの性格であれば、示談金を払っていなければ損害賠償を起こすと思う」と想像しただけだろwwwwwwww そもそもゴンベッサが刑事事件に巻き込まれたこと自体は本人の発言を素直に信じてるのに、 都合の悪い部分だけは本人がどう言っても信じないとか意味わからねえwwwwwwwwww お前ゴンベッサが警察に捕まったとこ見たのか? そういう報道でもあったのか? 信用できるソースは? ゴンベッサが自分で「そういうことがあった」と言ってるだけなんだから、全てが嘘である可能性もあるんだぞwwwwwwwwwwwwww 信じた方が面白いことならゴンベッサが言っただけでも信じるんだろ?wwwwwwwwwwwwwwwwww 都合よすぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 14 14 48.99ID RTj6s6WSo「ゴンベッサが刑事事件に巻き込まれた」 ↑ゴンベッサが自分で言っただけだが、信じた方が面白いから信じるwwwwwwwwww 「ゴンベッサは無実だったので釈放された」 ↑ゴンベッサが自分で言っているが、信じると面白くないので信じないwwwwwwwwwwwwwwww 「ゴンベッサは相手方と示談で済ませた」 ↑本人が言っていない内容だが、そうであった方が面白いのでそういうことにするwwwwwwwwww 「ゴンベッサは損害賠償の訴訟を起こした/起こそうとしたことがある」 ↑本人が言っていない内容だから、そうではない事にした方が面白いのでそうではないことにするwwwwwwwwww 全てにおいて都合よく情報を取捨選択しすぎwwwwwwwwwwwwwwww 誰だっけ?「印象操作」とか上でほざいてたのはwwwwwwお前のことだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/08/01(木) 15 07 25.55 ID HnXkDoyDOmixiのログを見ればわかるように、ゴンベッサは自分が「刑事事件に巻き込まれた」ことを隠していない。 マイミクからはゴンベッサの無事を喜ぶコメントが寄せられ、誰もゴンベッサが犯罪者だとは思っていない。 ここのアンチがどれだけ騒ごうと、それが全てだわ。 確かに日記やツイートを公開していたことから、釈放されてから一年程度は、ゴンベッサはこの話を隠そうとはしていなかったのだろう。しかし既に触れたとおり、2013年に入ってからのゴンベッサは、荒唐無稽なでっち上げとして拘留されていたことを隠そうとしている。 936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/08/01(木) 17 12 22.52 ID HnXkDoyDO本人を直接見てるマイミク勢よりも、素性も知らず色眼鏡でしか見れない自分達の方が正確な判断ができるとでもいうのかwww アンチって自分が絶対正しいと本気で思ってるから面白いわー 956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 21 27 17.14ID RTj6s6WSo 955お前日本語読めないんだな、可哀想に…… 俺が言ってるのは、 仮に女が最初から大嘘で「レイプされそうだった」という話をでっち上げていたとしても尚、 それが単なる勘違いなのか意図的に嘘をついているのかは第三者から判断しようがないから、 「女が虚偽の告訴を行った」ことを証明する手段はなく、ゴンベッサは泣き寝入りするしかない……という話だぞ。 そして、客観的に見て「レイプされそうに感じたような行動をゴンベッサが取ったこと」を警察も検察も確認できなかったから、 ゴンベッサは不起訴で出てきたんだろうが。 ちなみに、ただの強姦罪なら親告罪なので示談(被害届の取り下げ)をすれば起訴は不可能になるが、 強姦致傷になると親告罪ではないので、示談しようがしまいが、検察は起訴相当と判断すれば起訴する。つまり、「強姦致傷」という罪名でゴンベッサが不起訴になったってことは、 検察はこの件を起訴すべきではない(=立件しても検察側が裁判で勝てなさそう)と踏んだってことなんだよ。 刑事裁判の有罪率が99%超えてるのは、無罪になりそうな要素がある事件は検察が絶対に起訴しないから。 警察の刑事はともかく、検察官というプロ中のプロがその判断を誤ったとでも言うのか?「立件しても有罪にできなさそうな材料が揃っていた」からこそ「親告罪ではないのに起訴しなかった」んだよ。 959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/08/01(木) 21 34 07.62ID RTj6s6WSo 957 言いたいこと簡潔に。 「損害賠償を求める民事訴訟を起こしていないことは、無実ではない根拠にはならない」 「検察が不起訴の判断をしたということは、客観的に見て無罪の可能性が高かったということ」「ゴンベッサ自身の発言ログを見ても、罪を認めて示談で出てきたとは考えられない」 以上。 示談したことを否定しようと必死にゴンベッサ擁護の書き込みを続ける(愛知県)、DO。 ところが…… 961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/08/01(木) 21 48 50.83 ID OBAmoPdNo 908どーぞ。 http //i.imgur.com/04Yabjs.jpg 963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/08/01(木) 21 57 13.06 ID KvNYXIH/O ○○学院大学 ユカレンジャー いや、特に意味は無いよ 961ゴンベッサが示談金を払った、悔しいですって書いちゃってる(^^;; 964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/08/01(木) 22 01 19.92 ID 19ryiXgRoゴンベッサがいつの間にか終了していた件wwwwww 961の証拠画像は百万回保存した 965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2013/08/01(木) 22 09 10.42 ID 4Lg3+7YDO(愛知県)息してる? 示談金を払ったことを示すゴンベッサの日記が発見されたことで、ゴンベッサは示談などしておらず、無実を証明したから釈放されたという主張は説得力を失った。また(愛知県)は示談に応じることについて次のように述べている。 925名前 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage] 2013/08/01(木) 14 43 06.64ID RTj6s6WSoまあ、「全く関係ない」は言い過ぎたかな示談したなら嫌々でも罪を認めたということだから、確かに「示談したなら賠償請求は起こせない」は正しい (中略) そういう様々な可能性の上に「どうやらゴンベッサは賠償請求を起こしていないようだ」という状況があるわけで、 それを「示談で済ませたからに違いない!」と言い切ってしまうのはあまりに都合よく事実をこじつけすぎ。 「示談しなかった証拠」とか訳の分からんこと言い出す前に、まずはこれ論破してよ (愛知県)の認識では示談をすることは罪を認めるということのようである。ということは(愛知県)の解釈ではゴンベッサは罪を認めたことになるのではないか? しかし、(愛知県)、DOはこの後もゴンベッサが無実であるという主張に固執し続ける。 警察沙汰 女性を監禁した容疑 3 へ続く
https://w.atwiki.jp/shironoma/pages/189.html
格闘場-パンツァークエスト- 世界地図最南東の島にある。 仲間モンスターだけが参加することができる。 各ランク挑戦は1回のみ可能。 Fランク 景品:防驚の指輪 対戦相手 スラリー スライムA スライムB Eランク 景品:白虎の爪 対戦相手 プーサン マタンゴ サハギン Dランク 景品:危ないドレス 対戦相手 ラミリ ゴブリン スコーピオン Cランク 景品:ダークローブ 対戦相手 ゴッサム 火の精 水の精 Bランク 景品:聖紋の盾 対戦相手 アークス ケルベロス ハーピィ Aランク 景品:精霊の指輪 対戦相手 デブリン スケルトンA スケルトンB Sランク 景品:イマジンブレイカー 対戦相手 ドランゴ ゴーレム
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/954.html
バットマン アーカム・アサイラム / Batman Arkham Asylum スクウェア・エニックス 2010年1月14日 PS3.Xb360 ダークな雰囲気のアメコミ『バットマン』を題材としたA・AVG 『ゴッサム・シティ』の最新鋭のセキュリティーが施された犯罪者収容施設『アーカム・アサイラム』が舞台、 映画版とは異なるオリジナルストーリーを展開 続編 バットマン:アーカム・シティ Xbox 360 は行 バットマン:アーカム・シティ プレイステーション3 バットマン アーカム・アサイラム - PS3
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Fear isn t the answer 恐怖は、答えではない 高層ホテルの一角から一人の女がゴッサムシティを見下ろしていた。 豪奢な衣装に身を包み煙管を吸う。その瞳はどこまでも冷たいものだった。 「マスター、今戻った」 不意に彼女しかいない筈の空間に声が響いた。 まるで手品の様に、どこからともなくフードを纏った男が姿を現す。 「首尾はどうかしら、キャスター」 「上々だ。まあ英霊の精製した霊験あらたかな薬だ。今代の質の悪い量産品なんぞに後れを取る訳があるまいよ」 女性の問いにキャスターが不敵な笑みを浮かべる。 キャスターは薬物の精製を得手としていた。 極度の酩酊と幻覚の中、極上の快楽が味わえるという触れ込みの依存性の強い麻薬は一度吸引したが最後、キャスターの操り人形と化す。 実際にこの女はキャスターの麻薬によって、現在の拠点を得ている。 この麻薬によって街そのものを支配下に置くことが彼女の戦略であった。 「ただ、一つだけ気になる事がある。流通のルートが一つ潰された」 「……なんですって?」 ピクリ、と女は形のいい眉を歪ませた。 麻薬の流通まで自分達で行えばそこから他の主従に尻尾をつかまれる危険性があったことから、麻薬はこの街既存の流通ルートを複数使用していた。 その内の一つが潰されたという。 麻薬から自身達の存在が感づかれた可能性が脳裏をよぎる。 「どこのルートも警察に鼻薬は嗅がせていた筈でしょ」 「ああ、警察ではない。ルートを潰したのは赤い覆面を被った怪人らしい」 「赤い覆面? サーヴァントかしら」 「接触していない以上どうとも言えんな、銃などの近代兵器で身を固めていたとの情報もあるしサーヴァントかの真偽はつけられんよ」 キャスターから聞かされた情報に女性はますます眉を潜ませる。 単身であるならば、他の主従である可能性はより高くなったが、問題はその奇異な姿と武装である。 英霊は時代が古ければ古い程神秘が高く、その実力も高い反面、時代が現代に近づけば近づく程弱くなる、というのが聖杯戦争の定説である。 もし英霊であると仮定をすれば、銃を使う英霊は恐らくアサシンかアーチャー。 加えて、銃という近代兵器を扱う時点でその実力も低いものとの推察ができる。 総合するとあまり表だって動くには向かないサーヴァントであるといえる。 ならばマスターか? 魔術使いといった人間もいる以上、近代兵器を使用する事も納得が行く。 だが、そうなると奇異な見た目が引っ掛かる。 なぜ態々そのような目立つ格好をするのか。 顔を見られたくないにしても赤い覆面はとりわけ目立つ。 何か、見られたくない理由でもあったのか。 「何にしろ情報が少ない状況で正体のわからぬ存在に想いを馳せても時間の浪費であろうよ」 キャスターの発言に彼女の思考は打ち切られる。 「それもそうね。少なくとも、私と貴方が共同で作り上げたこの工房を抜けられる相手とも思えないし」 不敵な笑みを彼女は浮かべる。 このフロア一帯を彼女は侵入者を迎え撃つ魔術工房兼神殿として作り変えた。 ブードゥーを嗜むキャスターが使役する悪霊と彼女の使役する使い魔による防衛網や数々の趣向を凝らした罠の数々が張り巡らされている 仮に彼女達にたどり着く主従がいたとしてもこの神殿をくぐりぬけ、この部屋へ到着するまでに撤退する時間は十分に稼げるだろう。 流通ルートを潰した正体不明の存在についても、麻薬を吸わせた手駒達を利用し、人海戦術で押しつぶせば事足りる。 「それよりも、潰されたルートの代わりを探す方が先決ね。一つルートが使えないだけで効率が段違いになるわ」 イレギュラーを恐るるに足りないものと判断した彼女は、早々に覆面の男の存在を記憶の片隅へと追いやった。 もし、この女性が生粋のゴッサムの出であったならば、赤い覆面という特徴のを聞いた時点で一人のヴィジランテの姿を連想したであろう。 だが、本来のゴッサムを知らない彼女にとってその存在は知りえないのも当然であった。 そして、それが彼女にとっての不幸と言えただろう。 ゴッサムの悪党どもならば、それがどういう存在なのかを知っている。 赤い覆面。それはかつて、この街で犯罪を起こす不特定多数の人物のトレードマークであり、現在ではゴッサムの犯罪者達と敵対する者でありながら、バットマンと違い容赦もなく彼らを殺して回る危険人物であった。 窓ガラスが割れる音。 暗闇に染まる部屋。 何が起こったのか。 キャスターと彼女が反応するよりも早くキャスターの胸に刃が生えた。 襲撃者に致命傷を受けたと認識したキャスターの対応は迅速だった。 襲撃者の刃が己が主に向けられるよりも早く手を彼女へと向けて呪文を詠唱した。 「キャス――」 瞬間、彼女の姿が掻き消える。転移の呪文だった。 それを見て襲撃者が舌打ちをした。 「随分と、ゴホッ、無粋な入場だが、察するにアサシンか。残念だが、ゲフッ、マスターはやらせんよ」 「ハッ、サーヴァントのテメェさえやっちまえば、どの道あの女もおしまいだ。負け惜しみか?」 割れた窓ガラスから夜風が吹き込み、若い男性の無慈悲な冷たい声が響く。 暗がりのせいで互いの姿は認識できない。 心臓に当たる部分を貫かれたキャスターに最早助かる術はない。 だが、キャスターは口から血を吐きながらニヤリ、と口元を歪めた。 「私を舐めるな暗殺者風情が」 キャスターの体から魔力が膨れ上がる。 異変を察したアサシンが飛び退る。 哄笑を上げるキャスターから霧状の魔力が立ち上がり形を形成していく。 どさりとキャスターの体が崩れ落ちても哄笑はやまない。 骸骨めいた姿になった魔力の塊が、変わらずに哄笑をあげていた。 ボウっと暗がり光る双眸がぎょろりと部屋を見渡す。 その視界に白髪の長身の男、アサシンの姿を捉えた。 「チッ、モノノケの類か」 「ハ、ハ、ハ。中々いい肉体だ。次の殻にするには申し分ない」 値踏みするようなキャスターの言葉にアサシンが不愉快そうに顔を歪める。 対象的キャスターは愉快そうに顔を歪めた。 この状態になったキャスターは物理的な干渉を受付ない。 そして別の肉体に乗り移り、精神を浸食して肉体の支配権を手に入れるのがキャスターの宝具だった。 「もう勝った気か?」 「三騎士ならともかく、暗殺しか能のないクラスなど誰が恐れるものか」 「……なら、試してみな」 見下した態度に気分を害したアサシンがキャスターを睨みつける。 ブレードに着いた血を払い、肘の部分に装着したアサシンが構えをとった。 瞬間、アサシンの姿が消える。 少なくとも、キャスターに視認する事はできなかった。 「一の太刀、縮地<αブレード>!」 何が起こったのか、キャスターには理解できなかった。 背後から響くアサシンの声と、物理的干渉を受け付けないはずの自身の体が両断された感覚。 「……あ?」 暗転する視界の中、アサシンのブレードがオーラのような光を放っているのをキャスターは目撃した。 魔力放出、それに類するスキルを持っていたのならば、自分を殺害しうる。 そこまで考えが至った時点で、キャスターの意識は途絶えた。 「ハッ、トロすぎんだよ」 着地と同時にアサシンは腕に装着していたブレードを収納、先ほど倒した相手に向かって毒づく。 ホテルを覆っていた禍々しい気配が消えるのを感じ、アサシンはキャスターとそのマスターがまとめて消えた事を認識する。 コキ、と首を鳴らしながらアサシンは自分が侵入したホテルの窓へと足を進めていく。 「あっちも終わったみたいだな」 アサシンは自分の主である赤い覆面の男が目的を遂げた事を察した。 タン、とアサシンが壊れた窓から飛び降りる。 その姿はすぐに、陰鬱なゴッサムの闇に溶け込んだ。 時は少し遡る。 キャスターに転移させられた彼女が、目を開くとそこはどこかの一室だった。 そこはホテルの拠点が襲撃された場合に対比先として作っていた第二の拠点。 「急な襲撃には驚いたけど、もう少ししたらキャスターも帰ってくるでしょう」 ふう、と息を吐き、彼女は額に浮き出た冷や汗をぬぐう。 キャスターの宝具を知る彼女はキャスターの勝利を疑わない。 必ず、襲撃者の肉体を乗っ取り、この拠点に帰還してくれると信じている。 そこで、ふと気付く。 この拠点には備えの一つとして麻薬で洗脳したゴロツキ達を護衛として配備していた。 だが、拠点に人の気配が感じられない。 悪寒が体を駆け巡る。 「ねえ、誰かいないの!?」 扉越しに声を張るが、返事はない。 たまらず、もう一度声を上げようとした瞬間、轟音と共に扉が爆ぜた。 衝撃ともにもんどりうって転がる。腹部を中心に熱と痛みが走った。 「アッ、フッ……」 声を出そうとして血の塊を吐き出す。 撃たれたのだと理解し、顔を破壊された扉の奥へと向ける。 そこには赤い覆面の男が立っていた。 「あ……」 何事か呟こうとしたが、それは一発の銃声により阻まれた。 けたたましいサイレンの音をバックに人通りの少ない路地を赤い覆面の男が歩いている。 その手にはポンプ式のショットガンが握られていた。 しばらく歩いていると不意に上から人影が降ってくる。 「よう、キャスターはやれたか」 「問題はねえよ。ホテルにあったあいつらの仕掛けも解除された。恐らくマスターもキャスターも完全に死んだと思うぜ」 「そうか」 二人の男が並んで歩く。 事の発端は出所不明の麻薬であった。 アサシンのマスターであるレッドフード――本名:ジェイソン・トッド――はマスターとしての記憶を取り戻してからは、本来のゴッサム同様に犯罪者狩りをしていた。 サーヴァントのアサシンも麻薬や犯罪組織の撲滅には乗り気だった事もあり、協力を申し出てくれたのは幸いだろう。 その内に出てきたのが従来の物とはまったく異なる種類の麻薬であった。 アサシンとレッドフードはサーヴァント関与の可能性を感じただちに調査を行った。 キャスター達にとって不運だったのは、アサシンが調査や追跡などの斥候任務も得手としていた事、そしてレッドフードが彼のパートナーであり、探偵 ディティクティヴ とも揶揄されるバットマンのやり方を完全に学んでいた事だった。 かくして流通ルートを潰し、アサシンの尾行で拠点を割り出し、万が一転移などで逃走された場合も念頭に入れて決行された二正面作戦は成功を収めた。 「で、だ。いつまでこんな事を続けるんだ」 アサシンがレッドフードに問いかける。 この街の犯罪組織は星の数ほどいる。 そしてその中には今回の様に構成員やトップ、あるいは関係者にマスターが絡んでいる可能性が出てくるだろう。 そうなると、今の活動を続けていくだけで彼らがそういったマスター達に目をつけられる可能性がある。 暗に目立つ行動は避けるべきだと、アサシンは告げていた。 「……悪党どもをのさばらせるつもりはない」 ポツリと、レッドフードが呟いた。 レッドフードは犯罪者に対して苛烈だった。 その苛烈さは、一人のヴィランに起因する。 アサシンがレッドフードと初めて出会った時に、彼は自分のマスターに聖杯への願いを訪ねた。 「一人、死んで欲しい奴がいる」 憎悪と怒りにのまれた声で、レッドフードは答えた。 曰く、その男は一度レッドフードを殺している。 曰く、レッドフードの元相棒に男の殺害を願ったが彼に人を殺す事はどうしてもできなかった。 曰く、そのせいで、自分の様にその男の趣味の悪い冗句の犠牲になった人間は山ほどいる。 曰く、自分が殺そうとしても、元相棒達がそれを妨害する。 「まあ、そうなるとな。聖杯にでも願って死んでもらうしかないだろ?」 ここに呼ばれてから思いついたんだけどな。と冗談めかしてレッドフードは言っていた。 だが、アサシンはその中に隠された決意と殺意を確かに感じとっていた。 もう、自分と同じ目にあう人間が出ないように、この男は命を張っているのだと確信した。 かつて、アサシンの師匠が命を張ったように。古い記憶の中、大統領であった一人の少女が命を懸けたように。 後に続く者の為に命を懸けて事をなそうとしているのだと、アサシンは感じた。 それだけで力を貸すには十分すぎる程の理由だった。 「ハァ、まったくしょうがねえマスターだな。おもりする身にもなれっての」 「別におもりをしろって頼んだ覚えはねえぞ」 ギャーギャーと言い争いを始めた二人の影は闇の中へと消えていく。 バットマンのいないゴッサムシティ。だが、それは必ずしもヴィラン達の楽園とは限らない。 闇に潜む悪党達を狩る者達も同様に闇の中に潜んでいるのだから。 【クラス】 アサシン 【属性】 混沌・中庸 【真名】 チップ=ザナフ@GUILTY GEARシリーズ 【ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具D 【クラス別スキル】 気配遮断 A サーヴァントとしての気配を断つ。 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 このスキルは自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクが大きく落ちるが、後述の宝具の効果によりアサシンの気配遮断は攻撃時でもランクの低下が発生しない。 【保有スキル】 魔力放出(気) B 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。 アサシンは人体に宿る気の力を操る事で攻撃の威力や速度を増加させたり、気そのものを放出して相手を拘束する事ができる。 仕切り直し B 戦闘から離脱する能力。 同ランク以上の追撃スキルがなければ細くは困難を極める 隠形や転移など自身の姿を晦ます術など逃走に有用な技能を多数取得している 単独行動 C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 【宝具】 『毅式迷彩』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:自身 瞬時に自身の姿を不可視にし気配遮断状態となる。また、攻撃時に気配遮断のランク低下が発生しない。 正確には宝具ではなく限界まで鍛えた一つの術。 相手の意識の隙を突き、一瞬でその姿を消すだけでなく殺気や気配を完全に気取らせない。 実体が消える訳ではなく、もし宝具発動中に攻撃を受けた場合は効果が解除される。 【weapon】 手裏剣 苦無 腕部に仕込んだブレード 【人物背景】 アメリカ国籍(自称日本国籍)の忍者。 元ストリートの孤児で、麻薬のバイヤーであった時に売り物に手をつけたことがバレ、始末されそうになったところを毅という人物に助けられ更生。彼の元で忍術と気の法術を会得した。 その経歴からヤクザやマフィア、無暗に権力を行使する存在や偽善者を嫌っている。 血の気が多く直情的な性格で基本的な思考は弱肉強食。 だが自身の力とは無関係に「弱い立場」にあるものが多かった世の中を変えたいという願いを持ち、その為に大統領という地位に着く事が夢だった。 勤勉な努力家で、本物の忍者から指導を受けた事もありその実力・忍術は本物。 また師匠の故郷である日本を深く愛しているが、彼の世界では日本が滅んでいた事もあって日本文化の知識も浅く、よくある海外の間違った日本人像そのままのキャラを形成してしまっている。 最新作では彼を慕う人間もかなり増えてきており「オカシラ」と呼ばれている。 【サーヴァントの願い】 マスターの願いを叶える 【マスター】 レッドフード@バットマン 【マスターとしての願い】 ジョーカーに死んでもらう 【weapon】 各種銃火器及びナイフ ショットガンやピストルなど一般的な銃器。レッドフードの拠点に複数保管 【能力・技能】 鍛えた身体能力 【人物背景】 本名をジェイソン・トッド、またの名を二代目ロビン。 ストリートの不良少年で元孤児。バットマンのバットモービルからタイヤを盗もうとして捕まり、その技と度胸を買われて二代目ロビンとなる。 ある時、母親をジョーカーに拉致され、救いに向かった所を諸共に爆殺されるが、その後アメコミ恒例のなんやかんやで生き返りが発動。 墓場から自力で這い出た後に死者を蘇らせるラザラス・ピットという泉に入れられ完全復活。 その代償として人格が大きく歪み悪人を残虐に殺害するレッドフードとなってしまった。 自分を殺したジョーカーをバットマンがまだ生かしている事に激しく怒り、バットマンと敵対、彼の不殺主義では犠牲者が増えるばかりだと否定している。なお、先輩や後輩のロビンとはそこまで仲は険悪ではない。 現在はアウトローズというヒーローチームで活動中。 【方針】 犯罪組織を潰して回りながら他のマスターの情報を集める。 仮に犯罪行為に手を染めているようならば容赦はしない。 保有魔力に関してはラザラス・ピットに浸かった影響か一般人と比較すると多め。 また、アサシン自体が低燃費かつ接近戦も対応できるので継戦能力に関してはあまり不安点はない。 アサシンは直接戦闘や斥候に優れる分、殲滅力や決定力が圧倒的に不足しており、格上との直接戦闘などでは逃げの一手を打つのが精いっぱいである。 耐久は低いが死ななきゃ安い、気配遮断のランクが低下がなくワンチャンあれば(マスターを殺害して)勝てるので慎重な立ち回りを心がける必要がある。
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大神警察署南条交番。 一般人「すみません。」 赤城の声「はーい。」 奥から出てくる赤城、川村。 赤城「何か?」 一般人「あのー…。」 新田「どうもありがとうございました。」 一般人「これからは気を付けてくださいよ。」 赤城「?」 新田「あ、赤城部長、お疲れ様です。」 赤城「あの、こいつが何か?」 一般人「ああ、道に迷っておられたので、ここまでご案内したんです。」 川村「え…?」 赤城「ああ、それはどうも、ご迷惑を…。」 一般人「それじゃあ僕はこれで。」 新田「いやあ、どうもありがとうございました。」 帰る一般人。 新田「いやあ、疲れた。」 赤城「お前さあ…もう…。」 新田「え…?」 赤城「もう本当に…はあ…。」 川村「…。」 新田「す、すみません…?」 赤城「立番してろ…。」 新田「はい…。」 交番の前で立つ新田。 「交番の前に立っている警察官が全員罰で立っている訳ではありません」 TOP われらヤングポリス! NEXT ブランド名ばかり並べられ遺失の届出を放棄する警察官