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馬渕教室 富田駅前校 [校舎詳細] 対象学年 小学2年生~中学3年生 電話番号 072-697-0600 受付時間 午後2時~午後8時 (日・祝は休み) 住所 高槻市富田1-13-26 ホワイトレジデンス2F ※阪急京都線富田駅・JR東海道本線 摂津富田駅スグ! http //kouju.mabuchi.co.jp/classroom_list/tondaekimae.html 馬渕教室富田駅前校は、2013年の夏に開校しました! 阪急富田駅とJR摂津富田駅の間にあり、とても便利な場所に校舎があります。 自転車や馬渕スクールバスを利用し、高槻三中、四中、二中、如是中、柳川中の高槻市校区や太田中、三島中の茨木市校区の小学生や中学生の生徒が元気いっぱいで通っています。小学生は習い事やスポーツをしながら通っています。また、中学生は100%近くの生徒が、中学校のクラブに入っています。公立上位高校を志望校にし、勉強と両立させています! 綺麗な教室がとても自慢です。 きれいな自習室もみんな積極的に利用していますよ! 生徒の活気にあふれる富田駅前校に是非お越しください。 2014年 公立入試実績 高槻4中からの北野高文理合格者はすべて馬渕教室生! 開校直後から大活躍! ●第6回 五ッ木テストにおいて富田駅前校2013年9月スタートの中3生の5教科平均偏差値 65.7! ●2013年10月末実力テスト 高槻3中 英語 第1位 高槻4中 国語 第1位
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カナ「諸君、お目覚めかしら?これからあなた達には殺し合いをしてもらうわ」 「ファッ!?」 「なにいってだこいつ」 「申あ絶N」 「またこのパターンか、壊れるなぁ…」 カナ「お黙り!これは私の暇潰しの為のゲームなのよ!あんた達参加者に拒否権なんてないわ! 分かったらさっさと私を楽しませなさい!生き残る事ができた最後の一人には私が誉めてあげるわ!」 ケン「カナ…どうしてこんな事を…」 アンバー「ジェード!殺し合いなんて、私怖いわ!」 ジェード「案ずる事はありませんぞアンバー!このわたくしがいる限りアンバーには指一本触れさせません!」 アンバー「ジェード!」 ジェード「アンバー!」 アンバー「ジェード!」 ジェード「アンバー!」 アンバー「ジェード!」 ジェード「アンバー!」 カナ「うるさいのよ!えーいこれでもくらえ!」 アンバー「j…ジェード、危ない!(ボコー」 ジェード「うわっ」 頭がパー┗(^o^)┛ーン 丸尾「ぎえぇぇぇっ!?ズバリ、黒人女性の頭が吹き飛んでしまったでしょう!」 ♪反撃開始(例のフレーズのみ) ジェード「うわあああああああ!うわあああああああ!」 カナ「おーほっほ!驚いたかしら?あんた達の首には爆弾の付いた首輪が取り付けられてるわ! 私に逆らったり、会場から逃げようとすれば爆発するわよ! 誰も殺し合わない退屈な見せ物になれば、まとめて爆破するかもしれないわね!w」 吉見「なんてことだ…なんてことだ…」 ジェード「カナゴリラ!ぶっ倒しても!ぶっ倒しても!わたくしの怒りは収まらない!」 野獣先輩「暴れんなよ…暴れんなよ…さっきの娘の二の舞になっちまうぞ!」 ジェード「HA☆NA☆SHI☆NA☆SAI」 レッド「どこの誰だか知らないけど野獣先輩の言う通りだ!それにあんな丸まったじゅうたん並みの畜生アイテムの首輪、あっさりと攻略できるわけ…」 大松「あっさりと取れたぞ」 カナ「ファッ!?」 遊戯「サンキューマッツ」 ヒロキ「…レジェンゴバズーカ、解放」 ぱんぽんぱんぽぱんぱぽんぱんぽ エンテイ「ガオー!」 大松「」 レッド「お、大松尚逸ー!」 ケン「ヒロキ…どうしてこんな事を…」 カナ「…当然今の男のようにゲームを潰そうとする不埒な輩にも死が待っているわ。ゲームから脱出しようなんてバカな考えは捨てる事ね」 ケン「カナ…どうしてこんな事を…」 カナ「ケン、あなたは特別に私たち主催者枠じゃなくて参加者枠に入れてあげたわよ!あなた程の力なら優勝なんて余裕でしょ?」 ケン「カナ…どうしてこんな事を…」 エスカルゴン「それしか言えんのかいな」 カナ「首輪は定時放送で報せる禁止エリアに進入しても爆発するわよ!人数が少なくなれば他の参加者とも出くわしにくくなるから、場所を狭めてあげるのよ!w そうそう、あんた達には支給品をくれてやるわ!中には武器等の支給品がランダム1個、それに地図や食料などが入っているわよ!」 ひで「あああああああもうやだああああああ!」 唐澤貴洋「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」 遊戯「うるせえんだよ!」 カナ「説明は以上ね。さあ、今からあんた達をワープで会場に送ってあげるわ! 全員の健闘を祈ってるわよw おーほっほっほっほっほ!」 キートン山田「バトルロワイヤル、開始である」 【アンバー・パシフィック 死亡】 【大松尚逸 死亡】
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ほんの小さな違和感でも、それが積もり積もれば大きなものになる。 「うーん。」 私は梨沙子たちと楽しげにおしゃべりしている千聖を見て、首をひねっていた。 何が変というわけでもないけれど、どことなく普段の千聖と違う気がする。 いつもよりちょっとオーバーアクションだったり、全体的に演技っぽさを感じる。 しばらく会ってなかったから、千聖のテンションについていけてないだけかもしれないし 中学生なんて日々変わっていく時期だから、特別気にすることじゃないのかもしれないんだけれど。 例えば、髪をはらうような仕草とか。 例えば、お菓子をほおばる仕草とか。 そんなどうでもいいような所作が、前よりも優雅になっているような気がした。 お年頃だし、好きな男の子でもできておしとやかにふるまってるだけかもしれない。 多分、単なる気にしすぎなんだと思う。 そうでなくても、何だか今日はおかしな日だ。 いつものももと千奈美の小学生レベルの争いがなかなか収まらなかったり、梨沙子がいきなりおなかを痛めたり、かと思ったら満面の笑顔で医務室から戻ってきたり。 「なんだろうなー」 私は普段あんまり細かいことは気にしない性格だから、その分たまにこうやって気にかかることがあると、ずっとそればかりを考えてしまう。 せっかくこうしてキュートと交流する場が設けられているというのに、私は誰ともおしゃべりしないで、その辺においてあったポテチを食べながら何となくみんなを眺めていた。 「えー、でもそれは千聖がぁ」 「あっごめん!この話ちっさーは関係なかった!アッハッハ」 「そうだ、あの時千聖が言ってたって・・・」 「え!まあまあそれよりさーキュフフ」 こうして黙っていると、みんなの会話がよく聞こえる。 あちらこちらに散らばってるキュートのメンバーは、会話に千聖の名前が出てくると、すごい勢いで話を変えている。 千聖イジメ?と一瞬思ったけれど、キュートに限ってそれはないな。 どっちかというと、私たちから何か隠すことで千聖を守ろうとしているような雰囲気。 気になるなら直接千聖と話せばいいんだけど、今日は中2トリオがやけにべったりしていて邪魔しちゃいけない感じだ。 私だって千聖とはかなり仲のいい部類に入るはずなのに、今日はまだ「おはよー」ぐらいしか話していない。 もうちょっとしたら、ちょっと強引にでも中2トリオにお邪魔させていただこうかな。 こんな風に遠慮するのは私らしくない。 いつもみたいに堂々と入っていったらいいんだ。 それにしてもこの変な雰囲気、千聖と仲良しなももはどう思ってるんだろう。 「あれ?いない」 舞美ちゃんあたりとおしゃべりしてるのかと思ってたけれど、どうやらまだこっちに着てないみたいだ。 今日変だったからな・・・一人になりたいのかな。 ももは全部自己完結しちゃうから、いまだに本心がよくわからない。 もっともっと頼ってくれればいいのに。本当は千奈美だってそれが寂しくて突っかかってるのに。 おせっかいかもしれないけれど、どこかに一人ぼっちでいるより、みんなの輪の中にいたほうがいいと思う。 そうすればいつでもももの必要なときに手を差し伸べることができるし、みんなももが思ってるほど冷たいわけじゃないのにな。 盛り上がってるところに水を差すのも悪い。私は黙ってももを探しにいくことにした。 「茉麻?どっかいくの?」 「ちょっとトイレー。」 適当にごまかして席をはずそうとしたら、熊井ちゃんが「私も行くー」とのんびりした口調でついてきた。 「いいの?」 「うん。」 主語も何もないけれど、私たちは大体これで通じる。 「でも、トイレは行かないよ。」 「じゃあ、もも?それとも千聖?」 熊井ちゃんはエスパーか。 まったくかみ合ってない答えを返してきたようで、私の心を占めているものをいきなり2つとも当ててしまった。 「茉麻は優しいね。ちゃんと周りが見えてるし。私しばらく気づかなかったよ、ももいなかったの。ははは」 全然悪びれない言い方に、思わずつられて笑ってしまった。 「じゃあ熊井ちゃん、さっき千聖って言ってたのは何のこと?」 「あー。何だろう。何か別の星の人になっちゃった。千聖は私と同じかと思ってたのに。」 んん? 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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年に2回開催(春:5月、秋:9月) 定時制以外の学校が参加 各校3人×3チーム=9名で、6校合わせると9名×6校=計54名 バトル大会に出られるのは厳しい条件をクリアした数人のみ。全校生徒の憧れの的 各校の6チームで校内トーナメント→一位決定→各校で一位になったチームが他校とトーナメント→優勝決定 ルールは運営員会によって決められ毎回変化する(知能戦になったり肉弾戦になったり) ■運営委員会 各校で各学年一人ずつ選出され3名×6校=12名で構成されている委員会 ※いつかバトル大会絵茶を開催したいなぁと考えているので、 参加者の皆様には最低一人はバトル大会に出る生徒を考えていただきたいです。 任意ですので強制は致しません。
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馬渕教室 服部校 [校舎詳細] 対象学年 小学2年生~中学3年生 電話番号 06-6865-3500 受付時間 午後2時~午後8時 (日・祝は休み) 住所 大阪府豊中市服部元町2-2-14 ※阪急宝塚線 服部天神駅スグ! http //kouju.mabuchi.co.jp/classroom_list/hattori.html 服部校は開校して3年目を迎えます。 第2期生も志を高く持ち続け、夢を実現することになりました。 この勢いに続くべく、第3期生が小さな成功を積み重ねています。 服部校は生徒に目標を持たせ、自分を見つめさせながら夢を勝ち取らせます。また、定期テストではそれぞれの中学校に応じた対策を行うことで学校でも勝たせる。 この気持ちで指導しています。様々な地域から通塾していただいており、生徒たちは学校の垣根無く互いを高めております。その環境が服部校にあります。 授業はいつでも体験してください。 お電話またはご来校お待ちしております。宜しくお願い致します。
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どれぐらいの間、こうやって一人でいたんだろう。 物音一つしない部屋では時間の感覚はどんどん奪われて、全く見当がつかない。 私はこのままずっと、ここに閉じこもっていた方がいいのかもしれない。それがベリーズとキュートのためだと思った。 “千聖の気持ちはどうでもいいの?” さっきの愛理の言葉がずっと胸に突き刺さっている。 元に戻ることこそが、千聖にも私たちにとっても一番いいことだと信じていた。 みんなで力を合わせれば、必ず元の千聖になってくれると思っていた。 千聖の今の状態が永遠に続くなんて考えたくなかった。 必死だった。 舞美ちゃんと一緒に千聖に関するマニュアルを作ったり、マンツーマンで元の千聖の振る舞いを教えたり、どうにかして私の千聖を取り戻したかった。 そこに今の千聖への思いやりは存在していなかった。 どんなひどい仕打ちも微笑んで許してくれていたのに、私は。 前の千聖と同一人物だって認められなくても、例えば新しいメンバーを迎えるような気持ちで、もっと優しく接してあげることぐらいはできたはずだ。 そうすれば、ゆっくりでも私はあの千聖と自分なりにしっかり向き合えたかもしれない。 「何でこんなことになっちゃったんだろう。」 今頃みんなは千聖を囲んで、これからのことなんかを話し合ってるかもしれない。 キャプテンはもちろん、面白い好きもののちぃや意外と面倒見のいいみやも、すぐに新しい千聖になじんでいくだろう。熊井ちゃんも、茉麻も、梨沙子も、ももちゃんも、千聖にとって一番いいことをキュートのみんなと一緒に考えてくれるはずだ。 自分の気持ちを優先していたのは、私だけ。 そんな私に、千聖のことを偉そうに主張する権利はない。 「千聖・・・・」 手を見つめれば、さっきの千聖の体温がよみがえる。 もう一度千聖に触れたい。 前の千聖に戻らなくても、千聖が千聖であることを確認させてほしい。 忘れることなんてできないけれど、私に前へ進む勇気を与えて欲しい。 その時、うつむいていた私の視界が急に翳った。 顔を上げる。 「嘘・・・・・・・」 どうして。 どうして、私の居場所がわかってしまうんだろう。 どうして、私が今一番望んでいることがわかってしまうんだろう。 あんなにたくさん傷つけたのに、どうして。 「舞さん。」 いつもと変わらない、穏やかな顔をした千聖が立っていた。 半月型の優しい瞳が、私を見つめる。 先の丸っこい可愛い指が、私の前髪をいたわるように撫でる。 「何でここがわかったの?」 「・・・自分でもわからないわ。でも、わかったのよ。舞さんの居場所が。不思議ね。」 千聖は上品な仕草で、私の横にそっと腰をおろした。 「もうみんなに話したの?」 「いいえ。私からは何も。皆さんとお話するよりも、私は舞さんを探したかったから。ベリーズのみなさんには、舞美さんたちがご説明をしてくださるみたい。」 「千聖・・・・・」 一人になりたい。でも誰かそばにいてほしい。 そんな私の矛盾した気持ちに、千聖だけは気づいてくれたんだ。 私はまた、無意識に千聖の手首を掴んでいた。 「ここにいて。」 「ええ。」 「舞のそばにいて。」 「ええ。」 千聖は手首を握る私の手の上にそっと手を重ねた。私はまだ空いている方の手で、ゆっくりと千聖の顔に触れた。 「くすぐったいわ。」 長いまつげ、あったかいほっぺた、丸い鼻、形のいい唇。 私の指先が私の心に、この人は岡井千聖なんだと伝えてくる。 “舞ちゃん。” “舞さん。” 前の千聖と、今の千聖の笑顔が、頭の中でゆっくりと重なっていく。 私は千聖の手を取った。 そのまま、2人の手を千聖の胸に押し当てた。 「ごめんね。千聖、ごめんね。前の千聖の心も、ちゃんとここに入っているのに。私はわかっていたのに、認めたくなかった。・・・・いなくならないで、千聖。」 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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作者:◆F0XrL54NJs 2011/12/23開始 オリキャラで俺得バトルロワイアルのSS時系列順 オリキャラで俺得バトルロワイアルのSS投下順 オリキャラで俺得バトルロワイアルのキャラ別SS表 オリキャラで俺得バトルロワイアルの名簿 オリキャラで俺得バトルロワイアルのネタバレ名簿 オリキャラで俺得バトルロワイアル死亡者リスト
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作者・◆AgKjRGgzZw氏 本編 異端オリキャラでバトルロワイアル本編SS目次 異端オリキャラでバトルロワイアルキャラ追跡表 異端オリキャラでバトルロワイアル参加者名簿 異端オリキャラでバトルロワイアルネタバレ参加者名簿 異端オリキャラでバトルロワイアル死亡者リスト 異端オリキャラでバトルロワイアルルール・マップ
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第八話≪狼の使い魔と食堂のおっちゃん≫ 俺、黒牙(こくが)は、林道に沿って山を下りていた。 今の目標はただ一つ、使い魔である自分のマスターである 弓那(大木弓那 おおき・ゆみな)を探し出し、 こんな理不尽なゲーム――バトルロワイアルから脱出する事。 そのためにまず弓那を探さないと……正直どこにいるか全く分からないけど。 いつものようにテレパシーを使って探そうと思ったら テレパシーが全く使えない。 いやそれどころか俺の特殊能力ほぼ全て使えなくなっている。 これは、運営側が何かゴチョゴチョやったんじゃないかと思う。 しかし、だから何だと言うのか。特殊能力が使えなくとも戦う事は出来るさ。 だが、さっき自分のランダム支給品を確認したけど、 出てきたのは新品のビデオテープ3点セット。 ビデオテープでどうやって戦えと言うのか。ふざけ過ぎだ。 それとこの首輪……爆発するとは物騒だし危険だな、何とか外せないものか。 弓那に首輪はめてもらえるなら大歓迎だしそれなら外したく無いけどな~。 それでリード付けて散歩してもらったり そして****な事や****したり****しちゃったりwwwwうはwwww ……はっ、いやいや妙な妄想はやめておこう。うん。 やがて林を抜けた。辺りは草原で、すぐ近くに道路と酒場らしき建物がある。 海が近いのかな、風に乗って潮の香りがする。 とりあえずあの酒場に入ってみようか。 カラン、カラン……。 入口の扉を開けると、扉に仕掛けられていた鈴が鳴る。 「誰だ?」 店の奥から年配の男の声がした。俺は咄嗟に身構える。 「あー待て待て。俺は殺し合いにゃ乗ってねぇよ」 男は殺し合いには乗っていないと言うが……。 迂闊に信用する訳にはいかないな。 入口の扉を閉めて、カウンターの椅子に座った男に近付く。 男は白い……ラーメン屋の主人が着るような白い服を着た 50代ぐらいの人間のオッサンだった。 どうも顔が赤いように見える。男の前のカウンター上には ウィスキーボトルとグラスが。飲んでるのか? 「本当に殺し合いには乗ってないんですか?」 「乗ってねぇっつってんだろ~。まあここ座れや。ここ座れや」 「えっ、ちょ……」 俺はオッサンに無理矢理オッサンの隣の席に座らされた。 オッサンの吐息が物凄く酒臭い……。 「俺は川田喜雄(かわだ・よしお)っつーんだ。 食堂やってんだよ、よろしくなぁ。 いきなりこんな殺し合いなんか呼ばれて参っちまってんだよ。 この酒場見っけて、中に入っても誰もいねーから ウィスキー失敬してたって訳だ。 お前はなんつーんだ名前ェは、狼の兄ちゃんよォ」 オッサンは自己紹介をするとグラスにウィスキーを注ぎ、 それを口に流し込んだ。 「あー、俺は黒牙って言います。使い魔やってるんです」 俺も自己紹介する。どうも本当に乗ってはいないようだ。 飲んだくれみたいだけど。 「ふーん使い魔ねぇ……まあいいや。お前ェも飲め」 そう言って川田さんは別のグラスに氷を入れてウィスキーを注ぎ始める。 いや、はっきり言って俺は酒飲んでる場合じゃない。 早く弓那を探さなくてはならないのだ。 「あ、いや、俺ちょっと知り合いを探さなくちゃならないので……」 「ん? あ~そうか……そりゃ悪かったな。早く探してやんな。 あーでもこれついじゃったからこれ一杯だけは飲んでけ」 無理に引き止められると思っていたけど案外あっさり退席を承諾してくれた。 しかし新しくついだウィスキーを飲めと勧められる。 一杯だけなら、と思いグラスの中のウィスキーを口から流し込んだ。 ……やっぱりウィスキーのストレートはきつい。喉が焼けそうだ。 「ぷはっ! ……ゼェ、ゼェ、ごちそうさまです。そ、それじゃ、これで」 一刻も早く弓那を探さなくては。俺は酒場を後にした。 「無事でいてくれ……弓那」 【一日目/明朝/B-3酒場付近】 【黒牙】 [状態]:健康、酒気帯び(軽度) [装備]:無し [所持品]:基本支給品一式、ビデオテープ(3) [思考・行動] 基本:マスターである大木弓那を探し出し、この殺し合いから脱出する手段を模索する。 1:進んで殺し合いはしないが、襲い掛かってくる者には容赦しない。 2:首輪の解除方法も探したい。 [備考] ※彼の特殊能力は全て封印されているようです。 ◆ 「ったく、本当に面倒な事になっちまったぜ」 黒牙って名乗った狼の兄ちゃんが出てった後、 俺は再び自分のグラスにウィスキーをつぎ始めた。 俺は単なる食堂の主人だぞ? トンカツ定食とかラーメンとかそういうの売ってるだけだぞ。 何だって殺し合いなんかしなきゃいけねえんだ。 グラスの中のウィスキーを飲み干す。 ……ふう、うめえ。やっぱウィスキーはストレートだな。 「しっかし俺が死んだら、川田屋はどうなるんだ……あ、いや、 喜之の奴がいるから大丈夫か」 川田屋とは俺の経営する食堂の名前、喜之とは俺のせがれで板前を務めてる。 あいつならきっと立派に川田屋を経営してくれるはずだ。 俺は……はっきり言おう。多分、生き残れない。 決して死にたい訳じゃ無い、生き残りたいとは思うけどな。 ただの食堂経営者で飲んだくれである自分が 殺し合いなどという異常状況で生存出来る可能性など、 それこそ砂浜に落ちたダイヤモンドが見つかる確率とほぼ同等だろう。 名簿には俺の店の常連客の名前が数人あったが、 親しい訳でも無いので俺を助けてくれるかどうかは全く分からない。 おまけに首にはめられた首輪は逃げようとしたり、 無理に外そうとしたりすっと爆発するって言うじゃねえか。 「けっ……なすようになれ!!」 俺は半ばヤケになりながら、ウィスキーを再び口に運んだ。 【一日目/明朝/B-3酒場】 【川田喜雄】 [状態]:酩酊状態、自暴自棄 [装備]:不明 [所持品]:基本支給品一式(水一本消費中)、不明支給品(1~2個) [思考・行動] 基本:なすようになる。とりあえず酒を飲む。 [備考] ※参加者の中に彼の店の常連客が何人かいるようです。 Back 007Silver&white 時系列順で読む Next 009戦場に咲く赤い華 Back 007Silver&white 投下順で読む Next 009戦場に咲く赤い華 GAME START 黒牙 Next 032愛に全てを GAME START 川田喜雄 Next 024酔っ払い保護作戦
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【TOP】【←prev】【SUPER CD-ROM²】【next→】 CD BATTLE 光の勇者たち タイトル CD BATTLE 光の勇者たち CDバトル 機種 SUPER CD-ROM² 型番 KICD-3001 ジャンル CDバトル 発売元 キングレコード 発売日 1993-3-19 価格 6300円(税別) 駿河屋で購入 PCエンジン SUPER CD-ROM²