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【作品名】最後の忍道 【ジャンル】ゲーム 【先鋒】双斧鬼 【次鋒】魔界半蔵 【中堅】風魔九人衆 【副将】大即身仏 【大将】月影 【名前】双斧鬼 【属性】ボス 【大きさ】老人並み 【攻撃力】体当たり:一撃で月影を倒せる威力 【防御力】爆竹の直撃に30発耐えて戦闘続行可能 【素早さ】火縄銃の1/3程の速度で移動可能 反応は達人並み 【名前】魔界半蔵 【属性】ボス 【大きさ】3m程の成人男性 【攻撃力】刀:一撃で月影を倒せる威力 【防御力】爆竹の直撃に30発耐えて戦闘続行可能 【素早さ】火縄銃の1/4程の速度で移動可能 反応は達人並み 【名前】風魔九人衆 【属性】ボス 【大きさ】10m程の凧に乗った成人男性9人 【攻撃力】手裏剣:一撃で月影を倒せる威力 射程30m程、火縄銃の1/3程の弾速、無限に発射可能 【防御力】爆竹の直撃に30発耐えて戦闘続行可能 【素早さ】火縄銃の1/3程の速度で飛行可能 反応は達人並み 【名前】大即身仏 【属性】ラスボス 【大きさ】6m程の老人 【攻撃力】誘導弾:一撃で月影を倒せる威力 射程30m程、火縄銃の1/3程の弾速、無限に発射可能 誘導するので火縄銃の1/3程の速度で動き続けないと必中する 【防御力】爆竹の直撃に30発耐えて戦闘続行可能 【素早さ】大きさ相応の老人 【名前】月影 【属性】犬 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】爆竹:当たると3m程の爆発が起こる 射程12m程、火縄銃並みの弾速、無限に投げられる 鎖鎌:一撃で爆竹の直撃並みの威力、射程5m程 【防御力】爆竹の爆発に巻き込まれても無傷 【素早さ】火縄銃が10m先から撃たれた後で回避可能 火縄銃の1/3ほどの速度で移動可能 6m程のジャンプができる 【備考】主人の仇を討つために変化した飼い犬 参戦 vol.93 45 vol.98 465 :格無しさん:2011/01/04(火) 23 11 50 ID 9DZSCxKI 最後の忍道考察 正月なので正月っぽいキャラ(中堅の凧)がいる作品を考察 先鋒~中堅の速さはF-1カー並み(先鋒、中堅:音速の3分の1=408、次鋒:音速の4分の1=306) 蒼魔灯から 蒼魔灯戦 1勝3敗1分 【先鋒】【次鋒】近接攻撃負け 【中堅】空から根気よく手裏剣投げまくれば倒せるか。勝ち 【副将】大砲負け 【大将】倒せない当たらない 憑神(実写映画)戦 1勝3敗1分 【先鋒】速さで体当たり勝ち 【次鋒】倒せない倒せない 【中堅】病気負け 【副将】呪い負け 【大将】速さが微妙。ジャンボジェットなのでおそらく負け THE MUMMY (リメイクシリーズ)戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】速さで攻撃勝ち 【中堅】飛行機の方が速いので不利か。負け 【副将】キックで流され続けて火球負け 【大将】砂津波の範囲が広いので負け 下を見る チャージマン研!内でやっていた怪獣映画戦 全勝 【先鋒】楽勝勝ち 【次鋒】窓勝ち割って侵入勝ち 【中堅】空から手裏剣投げまくり勝ち 【副将】防御で有利か。誘導弾勝ち 【大将】速さで爆竹勝ち LA PLANETE SAUVAGE戦 2勝2敗1分 【先鋒】大きすぎ。突撃負け 【次鋒】刀で足の指を切れるか。勝ち 【中堅】空から手裏剣投げまくり勝ち 【副将】流石に大きすぎ。負け 【大将】倒せない当たらない SDガンダム外伝 騎士ガンダムシリーズ(OVA) 4勝1分 【先鋒】突撃しまくって勝ち 【次鋒】F-1カー並みの奴を捕まえることは難しいだろう。切りまくり勝ち 【中堅】速さで逃げ回って手裏剣投げまくり勝ち 【副将】あまり大きくないので誘導弾で倒せるか。勝ち 【大将】倒せない当たらない DINO CRISIS 2戦 3勝2敗 【先鋒】速さで体当たりしまくり勝ち 【次鋒】戦車負け 【中堅】こちらの攻撃は銃弾以上。手裏剣投げまくり勝ち 【副将】防御固い。攻撃力負け 【大将】爆竹投げまくり勝ち この結果 蒼魔灯>最後の忍道>チャージマン研!内でやっていた怪獣映画
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登録日:2010/06/11(金) 19 44 57 更新日:2024/03/02 Sat 14 44 14NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 PS2 PlayStation2 アクワイア ゲーム ステルスゲー バカゲー リョナ 変装 天誅 寿司 忍者 忍道 忍道 戒 戒 隠れた名作 高い自由度 「忍道 戒(しのびどう いましめ)」とは、PS2で発売されたアクワイア開発の忍者ステルスアクションゲーム。 2005年11月10日発売。 大人の事情で天誅シリーズに関われなくなったアクワイアが、天誅の代わりに開発したゲーム。 そのため天誅に似たシステムが使われており、当初は「天誅のパクリゲー」と言われた。 天誅と比較するとストーリー性は低いが、自由度は高い。 アクワイアらしいバカゲー。 出てくる敵の種類は多く、それぞれ攻撃手段や行動可能範囲が異なる。 だが基本行動はワンパターン、だがこちらの策が成功しやすく、自由度を高めている。 だが同じ策を使い続けると学習されて通じにくくなるなど、単純なだけではない凝った作りになっている。 台詞にも非常に凝っていて、その勢力で兵糧が不足すると腹が減ったと嘆き、その勢力が弱体化すると将来への不安を漏らす。 間抜けな動作も含めて非常に愛嬌がある。 ○登場人物 飛鳥の里 鴉のゴウ(CV:羽多野渉) 記憶喪失の主人公。 腕は立つが自意識過剰で精神は未熟。 我無乱の封印を暴いた張本人。 別ゲームに出演時は美少女化した。 金糸雀のキヌ(CV:幸田夏穂) 鎖鞭という特殊な武器を使うくノ一。 ゴウが我無乱の封印を暴いた際に片腕を失い、以降は義手を装着している。 黒鷹のザジ(CV:小西克幸) ゴウの兄弟子にあたる寿司忍者。 ゴウが我無乱の封印を暴いた際に片目を失った。 一条家 一条信輝(CV:森田順平) 宇高多を治めてきた一条家当主。 穏やかで平和を重んじる名君だが、メンタルは割と弱い。 一条兵 義を重んじるがネガティブな兵。 阿無璃他教 貞女(CV:幸田直子) 阿無璃他教教祖。 行き当たりばったりでテキトーな性格だが、カリスマ性は強い。 阿無璃他兵 ピンチになると自爆特攻してくることがある。 赤目家 赤目影虎(CV:飯塚昭三) 宇高多の隣国の大名。 豊富な資金力・兵力を有し、本人も多少の犠牲は厭わない主義。 赤目兵 戦闘時に薬を飲んだり煙玉を投げたりしてくる。 毛伸衆 蛇蜻蛉(CV:奥田啓人)、渦虫(CV:吉水貴宏) 毛伸衆筆頭の凸凹コンビ。 痩せ型でキレやすい蛇蜻蛉は伸縮式の手甲を、デブで鈍い渦虫は巨大な錘を武器に使う。 くだらない理由で任務失敗する事がしょっちゅうのため、実は他の毛伸忍者からは疎まれているらしい。 毛伸忍者 見た目的にも一番忍者らしい忍者。だが頭巾を被ったまま酒場で密会するのはどうなのか。 モーションもゴウとほぼ同じで、常に走り回っているため背後を取るのが難しい。 喪巣忍者 揚羽、薄羽(CV:氷上恭子) 喪巣忍者頭領の双子の姉妹。揚羽が姉で薄羽が妹。 本来はもう一人、立羽という末っ子が居たが我無乱を巡る騒動の際ゴウに殺害されている。 そのため飛鳥忍者、特に仇本人であるゴウを強く憎んでいる。 喪巣忍者 紫の衣装を着たセクシーなくノ一。実は揚羽と薄羽姉妹の区別がついていないらしい。 苦無を投擲する遠距離攻撃をメインとし、中には町娘に変装する者も。 多羅場忍軍 冑(CV:大川透) 巨体を誇る多羅場忍軍首領。 大砲と大鉈で武装し、口の中には火炎放射器まで仕込む誰よりも忍者らしくない忍者だが、こう見えて敵の中では一番真面目。 我無乱に雇われ暗躍する。 多羅場忍者 ゴツい甲冑と重武装で身を固めた武闘派忍者。お前らのような忍者が居るか。 鈍重そうな見かけに反しジャンプ力は高く、また手裏剣も通らないため正面から戦うのは危険。 その他 オンジ 記憶を失ったゴウに手紙で助言をくれる謎の人物。 しかしてその正体は…………… 熊 熊。見ての通りの熊。 前脚の引っ掻きと突進で全てを薙ぎ倒すこのゲームの最強キャラ。 蛮族 見たまんま、宇高多周辺の山々に住む蛮族。 斧を武器とし、攻撃力は高いが耐久力と知力は低い。 リーダー格の「蛮族兄」も存在。 用心棒 時代劇で「先生!お願いします!」と言われて出て来るアレ。 下手な侍大将以上の強敵だが、こちらは忍者。わざわざ正面から戦ってやる必要などない。 我無乱(CV:黒田祟矢) 大昔の修験者。封印されていたがゴウにより解き放たれた。 ○ゲームシステム 血祀殺法 一撃必殺。天誅シリーズにおける忍殺。 敵に見つからずに接近したり、戦闘中に敵に隙が出来ると一瞬で敵を葬ることができる。 発動可能時には、操作キャラの目のあたりに、煌めくようなエフェクトが発生する。 特殊な体勢でも決められ、発覚中でも上手くすれば発動できるので、天誅の忍殺と比べて使う機会が多い。 背後や正面からだけではなく、上から、崖に捕まりながら、壁に張り付きながら、 相手が落ちている物に気を取られている時、相手が水上・土中にいる時等々…種類もとても豊富。 ハラキリエンジン アクワイア恒例のシステム。侍道シリーズでも使われている。名前だけ違うがほぼ同じ。 主人公の行動によって各勢力との関係や舞台となる場所の情勢が変化する。それに対応してストーリー展開も変化したりする。 死体運び 倒した敵の死体や救出対象を担いで運ぶことができる。メタルギアみたいなアレ。 死体を敵の前に落として敵を集合させたり、その後に死体を井戸に捨てようとする敵を井戸に潜んで倒したり、 埋火の上に死体を置いて死体を担ぐと爆発するブービートラップを作ったり、単純に囮にしたりと色々と使い道がある。 人だけではなくマップ上のオブジェクトも担ぐことができる。 調合 集めた素材を調合して忍具を作ることができる。 当然それを任務に持っていって使用することもできる。 素材を壷に放り込むだけのダンジョンシリーズのような簡単システムだが、思い通りの物を作るにはコツが必要なのである。 調合システムを使わなくても十分に楽しめるが、オリジナルのアイテムを使えば自由度を高められて、さらに楽しめる。 裏庭 蛮族や不仲の勢力が時折攻めてくる場所。地形やオブジェクトを自由にエディットすることができるため楽しい。 一歩も動かずに敵を殲滅できる要塞を作るも良し。 実用性を捨てて景観を重視するも良し。 追記・修正はお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 我無乱のセリフだけ何言ってるのかマジで聞き取れなかった想い出 -- 名無しさん (2013-09-14 21 00 34) 喪巣忍者の沢城ボイスがエロすぎ -- 名無しさん (2014-06-17 13 46 22) ニコニコに誰にも見られることなく貞女暗殺する動画あるけど、あれはすごい。耐え忍ぶから「忍」ということを教えてもらった。 -- 名無しさん (2019-06-10 13 11 11) 名前 コメント
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今日 - 合計 - 最後の忍道の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時02分17秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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忍道-暁- 【サイト名】忍道 【ジャンル】ACT 【課金体系】従量525円 【容量】613KB 【通信機能】スコア登録時 【レビュアー評価一覧】 2.5点 2.0点 1 1 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2007/04/21 【使用機種】W41CA 【プレイ時間】3時間くらい 【評価・点数】2.5 まだ少ししかプレイしてないが、タイトル時の音楽はPS2版みたいな雰囲気でよかった。 だが任務はPS2版とは別もので、まずグラがへぼい。 操作では、家などに向かって行くと自動で登るが、降りるときにぶら下がり→着地としないと敵に気づかれるため、ボタン押し過ぎると飛び降りて気づかれる。 忍具はいろいろあるがステージで拾ってそのステージで使うのみ。持ち帰り不可。 で、何より血祀殺法がへぼい。敵を倒す爽快感0。 希望としては天誅のようなグラならまだよかったのにと思った。 2007/04/21 【機種】W41CA 【プレイ時間】5時間ぐらい 【点数】2/5 じじいから任務を受けてそれをこなして信頼度を上げて下忍から上忍へと上げていくゲーム。 多分その中でストーリーも展開していく模様。任務はいくつかの中から選べる。 ストーリーやシステムを見て面白そうだったから落としたけど500円台の割に想像以上にグラフィックがショボい。音楽もショボい。動きもショボい。緊張感が出ない。 逆に音楽は聞いていて何か腹が立つような音楽だった。 背後から一撃必殺の技も一瞬汚いグラが流れるだけでショボい。爽快感がない。マップも使い回しが何回もある。 敵に見つかった場合侍ならすぐ振り切れるけど相手も忍者だと壁とか登ってくるから一回見つかると糞面倒くさい。 とにかくあの音楽もムカつくしジワジワとストレスが溜まるゲームだった。 500円でこれはないわ。300円ぐらいが妥当かも。 サイト別/さ行/忍道
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最後の忍道 プレイヤーキャラクター ボスキャラ プレイ動画ノーミスALLクリア コメント 1988年にアイレムが開発・発売したアーケード用アクションゲーム。 プレイヤーキャラクター 月影 ルカリオ 技:メタルクロー(刀)スピードスター(手裏剣)はどうだん(爆竹)アイアンテール(鎖鎌) 備考:エンディングでは本来の狼に戻っていることから注目。 ボスキャラ ドードリオorナッシーorカイリキー:阿修羅 ジュカイン:双斧鬼 テッカニン:魔界半蔵 ゴローニャ×2:呪縛石 アギルダー:風魔九人衆 ベトべトン:落武者 霊群 かげぶんしんorみがわり必須。 ヨノワール:大即身仏 プレイ動画 ノーミスALLクリア http //www.youtube.com/watch?v=Pl7jerAk3uQ http //www.youtube.com/watch?v=dpJyzq3sU58 feature=related コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 月影はルガルガン(まよなかのすがた)でも合いそうです。 -- (ユリス) 2017-04-02 15 43 09
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発売日 2011年12月17日 価格 未定 ジャンル ステルスアクション 発売元 スパイク プレイ人数 1人 CERO C(15才以上対象) 公式HP http //www.shinobido2.com/ 解説 夜の闇に紛れ、音も無く敵を葬り去る忍者ステルスアクション「忍道」シリーズの正統な続編が満を持して登場。 スクリーンショット PV 東京ゲームショウ2011 トレーラー
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伊忍道 打倒信長 機種:PC88,PC98,MSX2,FMT,X68k,SFC,Win 作曲者:若桑比織 発売元:光栄 発売年:1991年 概要 リコエイションゲームシリーズの1つ。 主人公は信長に滅ぼされた伊賀の忍者で、仇を取るために修行を積み信長のいる安土城を目指すのが目的。 RPGの要素と歴史シミュレーションの要素を融合した独特のゲームシステムが特徴。 プレイの自由度の高さが魅力で、後に発売された『太閤立志伝』のシステムの土台にもなった。 音楽は『魂の門 ~ダンテ「神曲」より~』やアンジェリークシリーズを担当した若桑比織氏が担当。 メロディアスな曲が多く、状況に応じて通常戦闘やフィールドの曲が変わるなど凝っている部分もあり。 ただし残念ながらスーファミ版のBGMは全体的に音色が荒く音質はかなり低め。 サントラはサウンドウェア版が発売されているが全曲収録ではない。 収録曲 曲名 補足 順位 サウンドウェア 伊忍道 打倒信長 序曲~忍びの掟~ オープニング 伊忍道のテーマ~乱刃~ タイトル 誓いの明日 プロローグ 標のない道 安土城潜入時のフィールド 妖剣参上 通常戦闘(修験場ダンジョン) 霊験の村 村 闇の呼び声 ダンジョン 波を枕の船の旅 船旅 城下町漫ろ 城下町 大名謁見 城 激闘!キリング・フォース 合戦パート 首領の館~ラスト・バトル~ 安土城 クライム・オブ・ヴィクトリー 信長戦後のイベント ライド・ライク・ザ・ウインド エンディング 夢の曠野 その他BGM 霞丸の襲撃 オープニングイベント 戦闘 通常戦闘・ボス戦 フィールド(序盤) 一人旅時のフィールド 宿・酒場 修験場 修験場ダンジョン フィールド(中盤) 仲間加入以降のフィールド 比叡山 通常戦闘(安土城) 信長戦 ラストバトル サウンドトラック 伊忍道・打倒信長
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忍道2 散華 Part65-291~298,301~303 291 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 38 42.99 ID +P2Xbuyd0 室町時代末期。 大名、一条家によって治められていた小国、宇高多(ウタカタ)は 隣国、赤目家の侵攻と、阿無璃他(アムリタ)教の武装蜂起による戦乱を終え、 平穏な日々を取り戻したかに見えた。 しかし、一条家に宇高多を任せてはおけぬと 家臣、風天寅三郎久秀(かざまとらさぶろうひさひで)が東の大国、芳穣(ホウジョウ)家の後ろ盾を得て謀反に及ぶ。 また時を同じくして、阿無璃他教の教祖であった貞女(さだめ)が行方不明になり、 一条によって暗殺されたに違いないと、阿無璃他教は新たな教祖、季判(きはん)を立て再び武装蜂起を始める。 宇高多の地に、再び戦の風が吹き荒れようとしていた。 その頃、芳穣の地では芳穣家お抱えの忍び集団、風華忍者の里が一夜にして消え去ってしまう 裏切り者、柏樹のシュウが自らの生まれ育った里を焼き払い、一枚の銅鏡を持ち去っていったのだ。 業火に包まれた里から生き残った主人公、火祭のゼンと相棒のくノ一、爪紅のサン。二人はシュウを追うが シュウに付き従うくノ一、銀蓮花のナギによってサンは斬られ、ゼンの目の前で焼き殺されてしまう。 ゼンもまた、シュウの妖術により焼かれ、吊り橋から落ちてしまう。 ゼンは、見知らぬ家で目を覚ます。顔の火傷に触れ、そしてサンの死を思い出す。 「おのれ、ナギ……おのれ、シュウ!!」 すると、川に流され倒れていたゼンをこの家まで運んだという男が現れる。 男は飛鳥忍者頭領、黒鷹のザジ。ゼンが寝かされていたのは宇高多の地にある飛鳥の里。 世話になったと礼を言い残し、里を去ろうとするゼンだが「次は顔の火傷だけではすまぬぞ」と警告される。 ザジはゼンの素性を調べ上げていたらしい。「それに、やみくもに探しても、復讐の相手は見つかるまい」 ザジはゼンに対し、一つの提案をする。この里を拠点として使ってみる気はないかと。 聞けば、先の戦乱によりこの飛鳥の里も焼き討ちされ、生き残りはザジの他には出稼ぎに出ている僅かな忍びだけ。 今再び戦が起きようとしてるこの宇高多の地では、大名達が腕の立つ忍びを探している。 飛鳥忍者の健在を世に示すため、ゼンの力を貸してほしいとの事。 協力するならば、寝床と飯の保証はする。もちろん、シュウの情報が入り次第提供すると言うザジ。 ゼンはザジの申し出を受け、飛鳥忍者として活動する事にする。 292 :ゲーム好き名無しさん:2013/04/23(火) 22 39 23.98 ID +P2Xbuyd0 飛鳥の里に新たな忍びが現れたという報は、すぐに宇高多の国中に伝わった。 大名達からの依頼をこなし続けるゼン。幾日が経過した頃、ザジがある情報を持ってくる。 暫く前に、業福寺という寺が焼き討ちにあい、寺の坊主が皆殺しにされたらしい。 この寺の本尊は仏像ではなく、阿修羅鏡という銅鏡であったが、その際に持ち去られている。 銅鏡……サンが殺された時、シュウも銅鏡を持っていた事を思い出す。 あれは確か、権現鏡という名だったはずだ。 業福寺を襲ったのは二人連れの男女であったらしい。シュウとナギに違いない。 しかし、何のために銅鏡を奪っているのか? ザジは、業福寺の住職にはとある言い伝えがあったらしいと話す。 「天下乱れし時、八枚の天魔鏡揃いて、八翼の天魔降臨す。断じて一所に集めるベからず」 シュウが、八枚の天魔鏡を集めようとしているならば、残りの天魔境を探せば、シュウの首にも手が届くはずだ。 ザジの情報によると、最近、各地で暴れまわっている山賊たちが何やらお宝を手に入れたらしい。 山賊のいついている谷では不思議な光が目撃されており、天魔鏡かもしれない。 山賊を倒すと、宝はやはり天魔境の一つ、羅刹鏡であった。 羅刹鏡を奪い、その場を去ろうとするゼンだが、ナギの襲撃にあう。 「ナギ……!何故だ、何故サンを殺した!?」 「知れた事、シュウ様の邪魔をするならば、何人であろうと斬るのみ」 「奴一人のために故郷を……里の仲間を裏切ったのか! それでシズクが……死んだお前の姉が喜ぶとでも思っているのか!?」 「っ……!!言うな、ゼン!!」 強敵、ナギに苦戦するゼン。その時、どこからかクナイが投げこまれる。 「邪魔が入ったか……。ゼン、必ずその鏡は貰い受けに行くぞ!」 その場から退くナギ。結局、クナイを投げた者はその姿を現さなかった。 飛鳥の里に帰り、ザジに報告するゼン。シュウの目的が天魔鏡なのははっきりした。 投げ込まれたクナイについてもザジに訪ねるが、ザジにもクナイを投げたのは何者かわからないという。 293 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 39 55.23 ID +P2Xbuyd0 天魔鏡の手がかりを求め、大名達からの依頼をこなすゼンは、 とある悪徳商人の屋敷に不気味な鏡が運ばれたという情報を聞く。 悪徳商人成敗の依頼を受けるゼンであったが、ゼンが屋敷へと向かった時、 既に悪徳商人は何者かによって斬られていた。 「遅かったか……!」 その時、ふすま越しに何者かの声がする 「摩羅鏡はまだシュウの手には渡っていない。噂を聞きつけた喪巣(モス)忍者が奪っていった」 ゼンはその声を知っていた。ふすまを開くゼンだが、すでに声の主はいなくなっていた。 あの声はサンの声……しかし、あの時サンはたしかにシュウによって焼かれ、灰にされたはず……。 ゼンはザジから、鏡を奪った喪巣忍者は六道の谷にいると聞かされる。 それはサンからの情報か?と尋ねるゼンに対し、俺の手の者の情報だと答えるザジ。 ではあのくノ一は誰だ?あれは間違いなくサンの声だった。 ザジを問い詰めるゼンだが、今はやらなければならない事があるはずと諭され、六道の谷へと向かう。 六道の谷で、ゼンは、喪巣忍者の首領、薄羽(うすば)と対峙する。 彼女はどこかの大名に摩羅鏡を売りつけるつもりだったらしい。 力づくで奪おうとするゼンだか、薄羽との戦闘中、毛伸(ケノビ)衆の首領である渦虫(うずむし)が乱入。 「この鏡はもらっていくぞ、薄羽!」「渦虫、なんでアンタが!」 摩羅鏡を奪い、その場を去る渦虫。ゼンは急いで後を追うが、見失ってしまう。 喪巣忍者、毛伸衆、多羅場(タラバ)忍軍……、戦乱に乗じ、宇高多の地に忍びの勢力が揃う。 毛伸衆が千軒町に潜んでいる事を突き止め、渦虫を倒すが、摩羅鏡はダンダラ峠に置いていたという。 渦虫を問いつめるゼンの背後から、ナギの投げたクナイが迫るが、突如現れたサンがゼンをかばいクナイを受ける 「サン!やはり生きていたのか!?」 「ずっと私の邪魔をしていたのはお前というわけか……。ゼン、よく見ろ!そいつはお前の愛したサンではない!」 ナギに指し示され、倒れているサンの左足にあるアザを見る。 「サンならばそのアザ、右足にあるはず。そいつはサンの鏡像、現せ身というわけだ」 現せ身だと……?ならばサンは……? 「お前の目の前で焼き殺されたではないか。権現鏡、やはりあの時サンの姿を捉えていたか」 馬鹿な……。その場にくずおれるゼン。 「心配せずともそのクナイに仕込まれた毒で、すぐにその女もサンの後を追うだろうさ。 二度も愛した女の死を見るのは辛かろう。もう邪魔はせぬ事だ」 その場を去り、摩羅鏡の元へ向かうナギ。ゼンは毒に苦しむ女を飛鳥の里まで運ぶ。 294 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 40 33.68 ID +P2Xbuyd0 飛鳥の里で女を寝かせると、ゼンはザジから、女が楓(かえで)という名である事を聞かされる。 自分の名も知らぬという女のために、ザジが名づけたのだという。 やはり知っていたんだな、と詰め寄るゼンに対し、ザジは静かに語り始める。 シュウに負け、谷底に落ちたゼンをここまで運んだのは楓である事。 自分の名も記憶も無い楓だが、倒れているゼンのそばだけは離れようとしなかった事。 姿形が真逆である事を除けば、楓はサンと同じだと言うザジ。 だが、サンではない……。ゼンは、ザジの言葉を否定する。 ザジもまた、ゼンがそう言うと思っていたから、引き合わせる機会を伺っていたという。 楓に忍びの技を教えながら…… ナギを追い、ダンダラ峠へと向かおうとするゼン。楓は見捨てるのか?とザジ。 楓は毒によって非常に危険な状態であり、至急、道反茸というきのこを調達する必要があると言う。 「俺はシュウへの復讐のためにここにいるんだ!」 「何をなすべきか、どう生きるか……。よく考えろ、ゼン」 ※ここでプレイヤー(ゼン)は、道反茸を取りに行くか、ナギを追うかの選択を迫られます ・道反茸入手を選択 暗鬼の森で道反茸を入手するゼン。楓は一命を取り留める。楓に礼を言われるゼンだが、 自分は雇われ忍、この里の頭であるザジの命に従っただけだと言いその場を去る ・ナギ追跡を選択 ダンダラ峠へと急ぐゼンだが、一足遅く、ナギに摩羅鏡を奪われ逃げられてしまう。 苛立つゼンが里に戻ると、回復した楓の姿があった。ザジが道反茸を入手してきたのだ。 お前はサンではない、目障りだと楓を突き放し、その場を去るゼン。 ※どちらを選んでも楓は助かりますが、この選択はエンディングに影響します。 「意固地な奴だ……。支えてやれ、楓。あれでは長く生きられん」 「ゼン……」 以後、楓もゼンと同じく、飛鳥忍者として活動する事になる 295 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 41 25.53 ID +P2Xbuyd0 その後、ゼンは大名の下に運ばれたという5枚目の天魔鏡を入手。 さらに、千軒町にある古い社にある銅鏡が怪しい光を放っているとの情報を得る。 6枚目の鏡、夜叉鏡に違いないとザジ。すでに噂を聞きつけた喪巣忍者が向かっているという 急ぎ、千軒町へ向かおうとするゼンだが、ザジはもうひとつ、伝える事があるという。 芳穣家から風天へ人質に出されていた咲夜という姫が、毛伸衆にさらわれたという。 かつて、シュウとゼンはお庭番として芳穣家に仕えており、咲夜姫とも旧知の仲であった。 今、芳穣では咲夜姫がいないと騒ぎになっている。どうやらシュウが姫をかどわかし、風天へと連れていったらしい。 そして毛伸衆が姫をさらい、芳穣へと連れ帰れば、芳穣は宇高多の地を攻める大義名分を得るだろう。 すべては戦火を絶やさぬためのシュウの策略。「天下乱れし時、八枚の天魔鏡揃いて、八翼の天魔降臨す」 シュウは八枚の天魔鏡を手中に収めるため、天下を乱そうと暗躍していたのだ。 毛伸衆から姫を救出すれば、穏便に連れ帰る方法はいくらでもあるとザジ。 しかし、それでは夜叉鏡は諦めなければならない…… ※ここで咲夜姫救出に向かうか、夜叉鏡の入手へと向かうかの選択肢。 この選択もエンディングに影響します ・咲夜姫救出を選択 渦虫を倒し、咲夜姫を救出するゼン。 事情を知らない姫は、竹馬の友であったシュウとゼンが宇高多にいる事に安堵する シュウの事は姫には伏せ、一旦飛鳥の里へと連れて行く。 鏡の方は楓が取りに向かったが、既にナギが持ち去ってしまったという。 謝る楓に対し「やめろ、お前には関係の無い事だ」と返す。 ・夜叉鏡入手を選択 千軒町へと向かうと、今まさに薄羽が夜叉鏡を手に入れようとしていた。 薄羽を倒すが、その隙に現れたナギによって夜叉鏡は持ち去られていた。 「ご苦労だった、ゼン。お前のおかげで仕事が楽だ」「おのれ……!」 飛鳥の里へと戻るゼン。咲夜姫を救出してきた楓が心配そうにしているが、消えろと冷たく突き放す。 ザジはゼンに警告する。まるで夜叉のような顔だぞ、夜叉は人を食らうというが、お前は大丈夫か?と。 ※どちらの場合でも、咲夜姫は宇高多の戦が落ち着くまで飛鳥の里で保護する事に。 296 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 42 13.90 ID +P2Xbuyd0 ※ここまでで一条、風天、阿無璃他のうち、どれか一勢力は滅んでます。 さらに残った勢力のうちどちらかが7枚目の鏡、荼枳尼鏡を所持している事が判明。 どの勢力を倒すことになるのかはここまでの任務の受け方によって変動しますのでここでは割愛。 荼枳尼鏡を入手するゼンに向け、ナギがクナイを投げるが、はじき返したクナイはナギの肩に突き刺さる。 既に飛鳥忍者の名に恥じぬほど腕を上げていたゼンは、ついにナギを斬り、決着をつける。 「シズクとサンに涅槃で詫びろ、ナギ」「私は冥府魔道に堕ちる……。詫びたくても、詫びれぬわ」 ナギは語る、シュウの寵愛を一身に受けた姉のシズクが憎かった事。 ある任務に姉妹で挑んだ時、シズクの手を離し、死なせてしまった事。 シズクが死んで以来、シュウが変わってしまった事。 「あの方が変わってしまったのは私のせいだ……。私を恨め、ゼン……」 そう言い残すと、ナギは静かに息を引き取った。 「情念、風に舞い散る華葉の如し。せめて、清らかに散り候へ」 飛鳥の里に戻ると、楓から一枚の文を渡される 「お前たちの頭は喪巣忍軍があずかった。頭の命が惜しくば、子の刻までに 火祭一人でダンダラ峠に天魔鏡を持って来い。他の者を寄こしたり、刻に遅れれば、 頭の首と対面することになる」 「薄羽か……!」 楓はザジの命を受け八枚目の天魔鏡の在り処を探っており、留守の隙をつかれてしまったらしい。 最後の鏡、羅喉鏡は八天満宮にある。すでに多羅場忍軍を雇ったシュウが向かっているそうだ。 ザジへの恩義か、シュウへの復讐か……。ゼンは最後の選択を迫られる。 ※千軒町で薄羽を倒していた場合、ザジを誘拐するのは毛伸衆になります。展開は喪巣忍者と一緒。 また、ここでの選択によってエンディングが確定します。以後、グッドエンドである「華二輪」ルートを書きます。 ※ザジ救出を選択 ダンダラ峠、人質となったザジに薄羽が語りかける 「アンタ、やけにすんなり付いてきたやんか」 「なに 賭けてみたいことがあってな」 駆けつけたゼンが薄羽を倒す。礼を言うザジに対し、借りを返しに来ただけだと返す。 「ゼン、シュウを赦せとは言わぬ。だが何のために戦うのか、もう一度己の胸に問いかけよ」 まさか、そんな事を言うためにわざと敵の手に落ちたのか、と問うゼン。 ザジは、風に吹かれて転寝していたら不覚を取っただけだと返す。 飛鳥の里へと戻ると、楓がどこにもいない。代わりに一枚の文が残されていた 「短き間なれど、厚いご温情賜り、心から御礼申し上げ候。 楓」 楓はシュウを追ったのだ。ゼンは急ぎ、八天満宮へと駆ける。 「ゼン、もはや何も言わぬ。生きろ」 297 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 44 04.87 ID +P2Xbuyd0 「数は充分に揃った。シズクよ……我らの悲願、いよいよ叶う時がきたぞ」 天魔鏡を使い、八天満宮で何かを始めようとするシュウ。そこに楓が現れる。 「サンの現せ身か……。ゼンをそれほどまでに愛しておるか」 「愛……?よくわからない。でも、ゼンに笑ってほしい」 「それを愛と呼ぶのよ……。だが、貴様ではサンにはなれぬ。 ゼンも辛かろう、わしが代わりに引導を渡してくれる」 楓を倒し、トドメを刺そうとするシュウ。そこへゼンが駆けつけ、楓を救う。 「ここまでだ、シュウ……。里の皆の仇……、サンの仇!討たせてもらう!!」 ゼンによって斬られるシュウだが、それは天魔鏡によって作られた現せ身であった。 「鏡を渡せ、ゼン!」 「シュウ……、なぜだ!お前は乱世に絶望し忍を捨てたはず」 「だからこそだゼン!名ばかりの帝や将軍、大名どもでは乱世を治める事はできん! 誰かがより大きな力で支配しなければならないのだ!」 「だから大名どもを焚き付け戦を引き起こし、天魔鏡を集めたのか……! シズクが笑って赦すと思っているのか!!」 ゼンはシュウへと言い放つ。結局は忍の技で世を乱す事しかできない、地を這う影なのだと。 「ならば、その影が天魔となる様、その身に焼き付け果てるがいい……! 貴様の血肉を贄とし、わしは……八翼の天魔となる!!」 死闘の末、ゼンはシュウを打ち破る。楓の名を呼び、彼女の身を案じるゼンを見て、倒れ伏すシュウが呟く。 「わしは、ただ、一人の女を愛しただけ。どこで道を誤ったのであろうな」 シュウはシズクを失い、変わった。姿形の似たナギが傍にいても、胸の隙間は埋められなかった。 「楓、か……。ゼンよ、お前は……」 その言葉の続きを述べぬまま、シュウは妖術によって自らの身を燃やす。 「恋情、風に舞い散る華葉の如し。友よ……。せめて、安らかに散り候へ」 その後、ゼンと楓は二人、飛鳥の里を旅立つ。寂しくなるな、とザジに語る咲夜姫。 「なに、いずれ二輪仲睦まじく咲き誇る様を見せてくれるでしょう。 黒鷹は、そう信じておりまする」 グッドエンド「華二輪」終わり 298 :ゲーム好き名無しさん:2013/04/23(火) 22 45 46.55 ID +P2Xbuyd0 今日はここまで。 292で名前欄が抜けてました。 後日、他のエンディングについても軽く書きます。 301 :忍道2 散華:2013/04/25(木) 12 57 30.49 ID 3WzetHg80 291-297の続きです 他のエンディングについて書いていきます ※ノーマルエンドについて ゲーム途中の選択肢で、ところどころ復讐(天魔鏡入手)を優先する選択をしていた場合、 グッドエンドではなくノーマルエンド「華一輪」ルートになります。 途中の展開まではグッドエンドと同様ですが、シュウの現せ身によって斬られた楓が死亡。 シュウの現せ身を斬ったゼンに対しシュウが言い放つ。 「無駄だ、その「シュウ」も現せ身よ。そこの「サン」と同じくな……」 「サンだと……貴様はそれをサンと呼ぶのか!サンは死んだ!貴様が殺した!!」 「哀れだな……。どんなに愛していても、やはりサンの代わりにはなれぬか」 その後、ゼンに斬られ倒れたシュウは、 「わしとお前は同じだ。姿形が似た女がそばにいても、胸の隙間、埋められなんだ」と言い残し、自らの身を燃やす。 復讐を終えたゼンは一人、飛鳥の里を旅立つ ゼンが哀れだと呟く咲夜姫に対し、ザジが答える 「荒れてひび割れた大地にも、恵みの雨は降りまする。 あやつもいずれ、己が一輪咲きの徒花ではない事に気づくでしょう」 ノーマルエンド「華一輪」終わり ※ゲーム途中の選択肢で、全て復讐(天魔鏡入手)を優先し、 誘拐されたザジを見捨てるとバッドエンド「現せ身」ルートになります ついにザジへの恩義をも捨て、シュウのいる八天満宮へと向かうゼン。 復讐鬼と化したゼンはシュウの現せ身を一体、二体と斬り捨て、ついにシュウを倒す。 ただ一人の女を愛し、失い、そして変わってしまったゼンを見て自分を重ねるシュウ。 俺たちはどこで道を誤ったのか、と問うシュウだが、ゼンは貴様の戯言など聞きたくもないと一蹴。 「ゼンよ、お前は……俺のようには……」そこまで言い残し、シュウは自らの身を燃やす。 何もかもが終わった……。ゼンは残された天魔鏡を力なく見つめる。 「天魔の力か……ははは、ばかばかしい」 怪しく輝く天魔境。 「……サン、俺はお前に……会いたい」 ゆっくりと天魔鏡に近づいていく。 場面は飛鳥の里へと移る。ザジと楓が斬られ、倒れていた。 天魔鏡は紅く輝き続け、その前に立つ女にゼンが語りかける 「サン…!会いたかった……!俺は力を手に入れたんだ、もう死なせはしない。ずっといっしょだ……」 天魔鏡によって生み出された「サン」――楓の現せ身が、表情も変えずゼンを見つめ続けていた。 バッドエンド「現せ身」終わり 302 :忍道2 散華:2013/04/25(木) 12 59 02.12 ID 3WzetHg80 大名エンドについて ゼンのエンディングの後、生き残った大名によって最後の場面が変わります 一条の太平 戦は収まり、再び平穏な日々を取り戻した宇高多。 これでようやくのんびりできると思った一条だが、家臣があわただしく何かの報せを運んでくる。 「まったく、今度はなんなのだ。……な、なんじゃとー!」 一条が落ちつける日々はまだまだ遠そうだ…… 季判の新たな旅 宇高多を巡る争いは、阿無璃他教の勝利に終わった。喜ぶ信徒達だが、どうも季判の様子がおかしい。 なんと、季判はゼンに惚れてしまったらしく、突然ゼンを探す旅に出てしまう。 「き、季判様ー?我々はこれからどうすればーーーー!?」 慌てふためく信徒だけが残された…… 風天の野望は続く 一条、阿無璃他を倒し、ついに宇高多の地を制した風天。 どんちゃん騒ぎで祝う部下達をよそに、一人、虚空をにらむ。 「国は獲った……。次は、天下だ!!」 補足 一部、前作キャラが絡むサブイベントがありましたのでここで紹介。 赤目 今作では落ちぶれて山賊になっています。羅刹鏡をゼンに奪われた山賊がこの人。 終盤、ゼンに復讐しようとやってきた12人の赤目(兄弟)と戦うサブイベントもあり。 貞女 今作での阿無璃他教蜂起のきっかけとなった貞女の失踪ですが、実はシュウが絡んだわけでもなんでもなく、 ただ単にふらりと旅に出たくなっただけとの事。自分が暗殺された事になってて帰るに帰れなくなった。 「おなかが空いて熊鍋が食べたいから熊倒して」などの無茶な依頼をゼンに頼んだりしながら、 最後には阿無璃他教に自分の場所は無くなったと再び旅立つ。 ゴウ、キヌ 前作主人公コンビ。出稼ぎしながらあちこちで人助けをしているらしく、 探し出してお礼を渡してほしいという名も無き民の依頼でゼンが会いに行くことになる。 ゼンの事はザジから聞いていたらしく、「飛鳥を頼む」とだけ言うと再び出稼ぎの旅へ 303 :ゲーム好き名無しさん:2013/04/25(木) 13 03 41.82 ID 3WzetHg80 忍道2これで終わりですー。
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忍道2 散華 Part65-291~298,301~303 291 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 38 42.99 ID +P2Xbuyd0 室町時代末期。 大名、一条家によって治められていた小国、宇高多(ウタカタ)は 隣国、赤目家の侵攻と、阿無璃他(アムリタ)教の武装蜂起による戦乱を終え、 平穏な日々を取り戻したかに見えた。 しかし、一条家に宇高多を任せてはおけぬと 家臣、風天寅三郎久秀(かざまとらさぶろうひさひで)が東の大国、芳穣(ホウジョウ)家の後ろ盾を得て謀反に及ぶ。 また時を同じくして、阿無璃他教の教祖であった貞女(さだめ)が行方不明になり、 一条によって暗殺されたに違いないと、阿無璃他教は新たな教祖、季判(きはん)を立て再び武装蜂起を始める。 宇高多の地に、再び戦の風が吹き荒れようとしていた。 その頃、芳穣の地では芳穣家お抱えの忍び集団、風華忍者の里が一夜にして消え去ってしまう 裏切り者、柏樹のシュウが自らの生まれ育った里を焼き払い、一枚の銅鏡を持ち去っていったのだ。 業火に包まれた里から生き残った主人公、火祭のゼンと相棒のくノ一、爪紅のサン。二人はシュウを追うが シュウに付き従うくノ一、銀蓮花のナギによってサンは斬られ、ゼンの目の前で焼き殺されてしまう。 ゼンもまた、シュウの妖術により焼かれ、吊り橋から落ちてしまう。 ゼンは、見知らぬ家で目を覚ます。顔の火傷に触れ、そしてサンの死を思い出す。 「おのれ、ナギ……おのれ、シュウ!!」 すると、川に流され倒れていたゼンをこの家まで運んだという男が現れる。 男は飛鳥忍者頭領、黒鷹のザジ。ゼンが寝かされていたのは宇高多の地にある飛鳥の里。 世話になったと礼を言い残し、里を去ろうとするゼンだが「次は顔の火傷だけではすまぬぞ」と警告される。 ザジはゼンの素性を調べ上げていたらしい。「それに、やみくもに探しても、復讐の相手は見つかるまい」 ザジはゼンに対し、一つの提案をする。この里を拠点として使ってみる気はないかと。 聞けば、先の戦乱によりこの飛鳥の里も焼き討ちされ、生き残りはザジの他には出稼ぎに出ている僅かな忍びだけ。 今再び戦が起きようとしてるこの宇高多の地では、大名達が腕の立つ忍びを探している。 飛鳥忍者の健在を世に示すため、ゼンの力を貸してほしいとの事。 協力するならば、寝床と飯の保証はする。もちろん、シュウの情報が入り次第提供すると言うザジ。 ゼンはザジの申し出を受け、飛鳥忍者として活動する事にする。 292 :ゲーム好き名無しさん:2013/04/23(火) 22 39 23.98 ID +P2Xbuyd0 飛鳥の里に新たな忍びが現れたという報は、すぐに宇高多の国中に伝わった。 大名達からの依頼をこなし続けるゼン。幾日が経過した頃、ザジがある情報を持ってくる。 暫く前に、業福寺という寺が焼き討ちにあい、寺の坊主が皆殺しにされたらしい。 この寺の本尊は仏像ではなく、阿修羅鏡という銅鏡であったが、その際に持ち去られている。 銅鏡……サンが殺された時、シュウも銅鏡を持っていた事を思い出す。 あれは確か、権現鏡という名だったはずだ。 業福寺を襲ったのは二人連れの男女であったらしい。シュウとナギに違いない。 しかし、何のために銅鏡を奪っているのか? ザジは、業福寺の住職にはとある言い伝えがあったらしいと話す。 「天下乱れし時、八枚の天魔鏡揃いて、八翼の天魔降臨す。断じて一所に集めるベからず」 シュウが、八枚の天魔鏡を集めようとしているならば、残りの天魔境を探せば、シュウの首にも手が届くはずだ。 ザジの情報によると、最近、各地で暴れまわっている山賊たちが何やらお宝を手に入れたらしい。 山賊のいついている谷では不思議な光が目撃されており、天魔鏡かもしれない。 山賊を倒すと、宝はやはり天魔境の一つ、羅刹鏡であった。 羅刹鏡を奪い、その場を去ろうとするゼンだが、ナギの襲撃にあう。 「ナギ……!何故だ、何故サンを殺した!?」 「知れた事、シュウ様の邪魔をするならば、何人であろうと斬るのみ」 「奴一人のために故郷を……里の仲間を裏切ったのか! それでシズクが……死んだお前の姉が喜ぶとでも思っているのか!?」 「っ……!!言うな、ゼン!!」 強敵、ナギに苦戦するゼン。その時、どこからかクナイが投げこまれる。 「邪魔が入ったか……。ゼン、必ずその鏡は貰い受けに行くぞ!」 その場から退くナギ。結局、クナイを投げた者はその姿を現さなかった。 飛鳥の里に帰り、ザジに報告するゼン。シュウの目的が天魔鏡なのははっきりした。 投げ込まれたクナイについてもザジに訪ねるが、ザジにもクナイを投げたのは何者かわからないという。 293 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 39 55.23 ID +P2Xbuyd0 天魔鏡の手がかりを求め、大名達からの依頼をこなすゼンは、 とある悪徳商人の屋敷に不気味な鏡が運ばれたという情報を聞く。 悪徳商人成敗の依頼を受けるゼンであったが、ゼンが屋敷へと向かった時、 既に悪徳商人は何者かによって斬られていた。 「遅かったか……!」 その時、ふすま越しに何者かの声がする 「摩羅鏡はまだシュウの手には渡っていない。噂を聞きつけた喪巣(モス)忍者が奪っていった」 ゼンはその声を知っていた。ふすまを開くゼンだが、すでに声の主はいなくなっていた。 あの声はサンの声……しかし、あの時サンはたしかにシュウによって焼かれ、灰にされたはず……。 ゼンはザジから、鏡を奪った喪巣忍者は六道の谷にいると聞かされる。 それはサンからの情報か?と尋ねるゼンに対し、俺の手の者の情報だと答えるザジ。 ではあのくノ一は誰だ?あれは間違いなくサンの声だった。 ザジを問い詰めるゼンだが、今はやらなければならない事があるはずと諭され、六道の谷へと向かう。 六道の谷で、ゼンは、喪巣忍者の首領、薄羽(うすば)と対峙する。 彼女はどこかの大名に摩羅鏡を売りつけるつもりだったらしい。 力づくで奪おうとするゼンだか、薄羽との戦闘中、毛伸(ケノビ)衆の首領である渦虫(うずむし)が乱入。 「この鏡はもらっていくぞ、薄羽!」「渦虫、なんでアンタが!」 摩羅鏡を奪い、その場を去る渦虫。ゼンは急いで後を追うが、見失ってしまう。 喪巣忍者、毛伸衆、多羅場(タラバ)忍軍……、戦乱に乗じ、宇高多の地に忍びの勢力が揃う。 毛伸衆が千軒町に潜んでいる事を突き止め、渦虫を倒すが、摩羅鏡はダンダラ峠に置いていたという。 渦虫を問いつめるゼンの背後から、ナギの投げたクナイが迫るが、突如現れたサンがゼンをかばいクナイを受ける 「サン!やはり生きていたのか!?」 「ずっと私の邪魔をしていたのはお前というわけか……。ゼン、よく見ろ!そいつはお前の愛したサンではない!」 ナギに指し示され、倒れているサンの左足にあるアザを見る。 「サンならばそのアザ、右足にあるはず。そいつはサンの鏡像、現せ身というわけだ」 現せ身だと……?ならばサンは……? 「お前の目の前で焼き殺されたではないか。権現鏡、やはりあの時サンの姿を捉えていたか」 馬鹿な……。その場にくずおれるゼン。 「心配せずともそのクナイに仕込まれた毒で、すぐにその女もサンの後を追うだろうさ。 二度も愛した女の死を見るのは辛かろう。もう邪魔はせぬ事だ」 その場を去り、摩羅鏡の元へ向かうナギ。ゼンは毒に苦しむ女を飛鳥の里まで運ぶ。 294 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 40 33.68 ID +P2Xbuyd0 飛鳥の里で女を寝かせると、ゼンはザジから、女が楓(かえで)という名である事を聞かされる。 自分の名も知らぬという女のために、ザジが名づけたのだという。 やはり知っていたんだな、と詰め寄るゼンに対し、ザジは静かに語り始める。 シュウに負け、谷底に落ちたゼンをここまで運んだのは楓である事。 自分の名も記憶も無い楓だが、倒れているゼンのそばだけは離れようとしなかった事。 姿形が真逆である事を除けば、楓はサンと同じだと言うザジ。 だが、サンではない……。ゼンは、ザジの言葉を否定する。 ザジもまた、ゼンがそう言うと思っていたから、引き合わせる機会を伺っていたという。 楓に忍びの技を教えながら…… ナギを追い、ダンダラ峠へと向かおうとするゼン。楓は見捨てるのか?とザジ。 楓は毒によって非常に危険な状態であり、至急、道反茸というきのこを調達する必要があると言う。 「俺はシュウへの復讐のためにここにいるんだ!」 「何をなすべきか、どう生きるか……。よく考えろ、ゼン」 ※ここでプレイヤー(ゼン)は、道反茸を取りに行くか、ナギを追うかの選択を迫られます ・道反茸入手を選択 暗鬼の森で道反茸を入手するゼン。楓は一命を取り留める。楓に礼を言われるゼンだが、 自分は雇われ忍、この里の頭であるザジの命に従っただけだと言いその場を去る ・ナギ追跡を選択 ダンダラ峠へと急ぐゼンだが、一足遅く、ナギに摩羅鏡を奪われ逃げられてしまう。 苛立つゼンが里に戻ると、回復した楓の姿があった。ザジが道反茸を入手してきたのだ。 お前はサンではない、目障りだと楓を突き放し、その場を去るゼン。 ※どちらを選んでも楓は助かりますが、この選択はエンディングに影響します。 「意固地な奴だ……。支えてやれ、楓。あれでは長く生きられん」 「ゼン……」 以後、楓もゼンと同じく、飛鳥忍者として活動する事になる 295 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 41 25.53 ID +P2Xbuyd0 その後、ゼンは大名の下に運ばれたという5枚目の天魔鏡を入手。 さらに、千軒町にある古い社にある銅鏡が怪しい光を放っているとの情報を得る。 6枚目の鏡、夜叉鏡に違いないとザジ。すでに噂を聞きつけた喪巣忍者が向かっているという 急ぎ、千軒町へ向かおうとするゼンだが、ザジはもうひとつ、伝える事があるという。 芳穣家から風天へ人質に出されていた咲夜という姫が、毛伸衆にさらわれたという。 かつて、シュウとゼンはお庭番として芳穣家に仕えており、咲夜姫とも旧知の仲であった。 今、芳穣では咲夜姫がいないと騒ぎになっている。どうやらシュウが姫をかどわかし、風天へと連れていったらしい。 そして毛伸衆が姫をさらい、芳穣へと連れ帰れば、芳穣は宇高多の地を攻める大義名分を得るだろう。 すべては戦火を絶やさぬためのシュウの策略。「天下乱れし時、八枚の天魔鏡揃いて、八翼の天魔降臨す」 シュウは八枚の天魔鏡を手中に収めるため、天下を乱そうと暗躍していたのだ。 毛伸衆から姫を救出すれば、穏便に連れ帰る方法はいくらでもあるとザジ。 しかし、それでは夜叉鏡は諦めなければならない…… ※ここで咲夜姫救出に向かうか、夜叉鏡の入手へと向かうかの選択肢。 この選択もエンディングに影響します ・咲夜姫救出を選択 渦虫を倒し、咲夜姫を救出するゼン。 事情を知らない姫は、竹馬の友であったシュウとゼンが宇高多にいる事に安堵する シュウの事は姫には伏せ、一旦飛鳥の里へと連れて行く。 鏡の方は楓が取りに向かったが、既にナギが持ち去ってしまったという。 謝る楓に対し「やめろ、お前には関係の無い事だ」と返す。 ・夜叉鏡入手を選択 千軒町へと向かうと、今まさに薄羽が夜叉鏡を手に入れようとしていた。 薄羽を倒すが、その隙に現れたナギによって夜叉鏡は持ち去られていた。 「ご苦労だった、ゼン。お前のおかげで仕事が楽だ」「おのれ……!」 飛鳥の里へと戻るゼン。咲夜姫を救出してきた楓が心配そうにしているが、消えろと冷たく突き放す。 ザジはゼンに警告する。まるで夜叉のような顔だぞ、夜叉は人を食らうというが、お前は大丈夫か?と。 ※どちらの場合でも、咲夜姫は宇高多の戦が落ち着くまで飛鳥の里で保護する事に。 296 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 42 13.90 ID +P2Xbuyd0 ※ここまでで一条、風天、阿無璃他のうち、どれか一勢力は滅んでます。 さらに残った勢力のうちどちらかが7枚目の鏡、荼枳尼鏡を所持している事が判明。 どの勢力を倒すことになるのかはここまでの任務の受け方によって変動しますのでここでは割愛。 荼枳尼鏡を入手するゼンに向け、ナギがクナイを投げるが、はじき返したクナイはナギの肩に突き刺さる。 既に飛鳥忍者の名に恥じぬほど腕を上げていたゼンは、ついにナギを斬り、決着をつける。 「シズクとサンに涅槃で詫びろ、ナギ」「私は冥府魔道に堕ちる……。詫びたくても、詫びれぬわ」 ナギは語る、シュウの寵愛を一身に受けた姉のシズクが憎かった事。 ある任務に姉妹で挑んだ時、シズクの手を離し、死なせてしまった事。 シズクが死んで以来、シュウが変わってしまった事。 「あの方が変わってしまったのは私のせいだ……。私を恨め、ゼン……」 そう言い残すと、ナギは静かに息を引き取った。 「情念、風に舞い散る華葉の如し。せめて、清らかに散り候へ」 飛鳥の里に戻ると、楓から一枚の文を渡される 「お前たちの頭は喪巣忍軍があずかった。頭の命が惜しくば、子の刻までに 火祭一人でダンダラ峠に天魔鏡を持って来い。他の者を寄こしたり、刻に遅れれば、 頭の首と対面することになる」 「薄羽か……!」 楓はザジの命を受け八枚目の天魔鏡の在り処を探っており、留守の隙をつかれてしまったらしい。 最後の鏡、羅喉鏡は八天満宮にある。すでに多羅場忍軍を雇ったシュウが向かっているそうだ。 ザジへの恩義か、シュウへの復讐か……。ゼンは最後の選択を迫られる。 ※千軒町で薄羽を倒していた場合、ザジを誘拐するのは毛伸衆になります。展開は喪巣忍者と一緒。 また、ここでの選択によってエンディングが確定します。以後、グッドエンドである「華二輪」ルートを書きます。 ※ザジ救出を選択 ダンダラ峠、人質となったザジに薄羽が語りかける 「アンタ、やけにすんなり付いてきたやんか」 「なに 賭けてみたいことがあってな」 駆けつけたゼンが薄羽を倒す。礼を言うザジに対し、借りを返しに来ただけだと返す。 「ゼン、シュウを赦せとは言わぬ。だが何のために戦うのか、もう一度己の胸に問いかけよ」 まさか、そんな事を言うためにわざと敵の手に落ちたのか、と問うゼン。 ザジは、風に吹かれて転寝していたら不覚を取っただけだと返す。 飛鳥の里へと戻ると、楓がどこにもいない。代わりに一枚の文が残されていた 「短き間なれど、厚いご温情賜り、心から御礼申し上げ候。 楓」 楓はシュウを追ったのだ。ゼンは急ぎ、八天満宮へと駆ける。 「ゼン、もはや何も言わぬ。生きろ」 297 :忍道2 散華:2013/04/23(火) 22 44 04.87 ID +P2Xbuyd0 「数は充分に揃った。シズクよ……我らの悲願、いよいよ叶う時がきたぞ」 天魔鏡を使い、八天満宮で何かを始めようとするシュウ。そこに楓が現れる。 「サンの現せ身か……。ゼンをそれほどまでに愛しておるか」 「愛……?よくわからない。でも、ゼンに笑ってほしい」 「それを愛と呼ぶのよ……。だが、貴様ではサンにはなれぬ。 ゼンも辛かろう、わしが代わりに引導を渡してくれる」 楓を倒し、トドメを刺そうとするシュウ。そこへゼンが駆けつけ、楓を救う。 「ここまでだ、シュウ……。里の皆の仇……、サンの仇!討たせてもらう!!」 ゼンによって斬られるシュウだが、それは天魔鏡によって作られた現せ身であった。 「鏡を渡せ、ゼン!」 「シュウ……、なぜだ!お前は乱世に絶望し忍を捨てたはず」 「だからこそだゼン!名ばかりの帝や将軍、大名どもでは乱世を治める事はできん! 誰かがより大きな力で支配しなければならないのだ!」 「だから大名どもを焚き付け戦を引き起こし、天魔鏡を集めたのか……! シズクが笑って赦すと思っているのか!!」 ゼンはシュウへと言い放つ。結局は忍の技で世を乱す事しかできない、地を這う影なのだと。 「ならば、その影が天魔となる様、その身に焼き付け果てるがいい……! 貴様の血肉を贄とし、わしは……八翼の天魔となる!!」 死闘の末、ゼンはシュウを打ち破る。楓の名を呼び、彼女の身を案じるゼンを見て、倒れ伏すシュウが呟く。 「わしは、ただ、一人の女を愛しただけ。どこで道を誤ったのであろうな」 シュウはシズクを失い、変わった。姿形の似たナギが傍にいても、胸の隙間は埋められなかった。 「楓、か……。ゼンよ、お前は……」 その言葉の続きを述べぬまま、シュウは妖術によって自らの身を燃やす。 「恋情、風に舞い散る華葉の如し。友よ……。せめて、安らかに散り候へ」 その後、ゼンと楓は二人、飛鳥の里を旅立つ。寂しくなるな、とザジに語る咲夜姫。 「なに、いずれ二輪仲睦まじく咲き誇る様を見せてくれるでしょう。 黒鷹は、そう信じておりまする」 グッドエンド「華二輪」終わり 298 :ゲーム好き名無しさん:2013/04/23(火) 22 45 46.55 ID +P2Xbuyd0 今日はここまで。 292で名前欄が抜けてました。 後日、他のエンディングについても軽く書きます。 301 :忍道2 散華:2013/04/25(木) 12 57 30.49 ID 3WzetHg80 291-297の続きです 他のエンディングについて書いていきます ※ノーマルエンドについて ゲーム途中の選択肢で、ところどころ復讐(天魔鏡入手)を優先する選択をしていた場合、 グッドエンドではなくノーマルエンド「華一輪」ルートになります。 途中の展開まではグッドエンドと同様ですが、シュウの現せ身によって斬られた楓が死亡。 シュウの現せ身を斬ったゼンに対しシュウが言い放つ。 「無駄だ、その「シュウ」も現せ身よ。そこの「サン」と同じくな……」 「サンだと……貴様はそれをサンと呼ぶのか!サンは死んだ!貴様が殺した!!」 「哀れだな……。どんなに愛していても、やはりサンの代わりにはなれぬか」 その後、ゼンに斬られ倒れたシュウは、 「わしとお前は同じだ。姿形が似た女がそばにいても、胸の隙間、埋められなんだ」と言い残し、自らの身を燃やす。 復讐を終えたゼンは一人、飛鳥の里を旅立つ ゼンが哀れだと呟く咲夜姫に対し、ザジが答える 「荒れてひび割れた大地にも、恵みの雨は降りまする。 あやつもいずれ、己が一輪咲きの徒花ではない事に気づくでしょう」 ノーマルエンド「華一輪」終わり ※ゲーム途中の選択肢で、全て復讐(天魔鏡入手)を優先し、 誘拐されたザジを見捨てるとバッドエンド「現せ身」ルートになります ついにザジへの恩義をも捨て、シュウのいる八天満宮へと向かうゼン。 復讐鬼と化したゼンはシュウの現せ身を一体、二体と斬り捨て、ついにシュウを倒す。 ただ一人の女を愛し、失い、そして変わってしまったゼンを見て自分を重ねるシュウ。 俺たちはどこで道を誤ったのか、と問うシュウだが、ゼンは貴様の戯言など聞きたくもないと一蹴。 「ゼンよ、お前は……俺のようには……」そこまで言い残し、シュウは自らの身を燃やす。 何もかもが終わった……。ゼンは残された天魔鏡を力なく見つめる。 「天魔の力か……ははは、ばかばかしい」 怪しく輝く天魔境。 「……サン、俺はお前に……会いたい」 ゆっくりと天魔鏡に近づいていく。 場面は飛鳥の里へと移る。ザジと楓が斬られ、倒れていた。 天魔鏡は紅く輝き続け、その前に立つ女にゼンが語りかける 「サン…!会いたかった……!俺は力を手に入れたんだ、もう死なせはしない。ずっといっしょだ……」 天魔鏡によって生み出された「サン」――楓の現せ身が、表情も変えずゼンを見つめ続けていた。 バッドエンド「現せ身」終わり 302 :忍道2 散華:2013/04/25(木) 12 59 02.12 ID 3WzetHg80 大名エンドについて ゼンのエンディングの後、生き残った大名によって最後の場面が変わります 一条の太平 戦は収まり、再び平穏な日々を取り戻した宇高多。 これでようやくのんびりできると思った一条だが、家臣があわただしく何かの報せを運んでくる。 「まったく、今度はなんなのだ。……な、なんじゃとー!」 一条が落ちつける日々はまだまだ遠そうだ…… 季判の新たな旅 宇高多を巡る争いは、阿無璃他教の勝利に終わった。喜ぶ信徒達だが、どうも季判の様子がおかしい。 なんと、季判はゼンに惚れてしまったらしく、突然ゼンを探す旅に出てしまう。 「き、季判様ー?我々はこれからどうすればーーーー!?」 慌てふためく信徒だけが残された…… 風天の野望は続く 一条、阿無璃他を倒し、ついに宇高多の地を制した風天。 どんちゃん騒ぎで祝う部下達をよそに、一人、虚空をにらむ。 「国は獲った……。次は、天下だ!!」 補足 一部、前作キャラが絡むサブイベントがありましたのでここで紹介。 赤目 今作では落ちぶれて山賊になっています。羅刹鏡をゼンに奪われた山賊がこの人。 終盤、ゼンに復讐しようとやってきた12人の赤目(兄弟)と戦うサブイベントもあり。 貞女 今作での阿無璃他教蜂起のきっかけとなった貞女の失踪ですが、実はシュウが絡んだわけでもなんでもなく、 ただ単にふらりと旅に出たくなっただけとの事。自分が暗殺された事になってて帰るに帰れなくなった。 「おなかが空いて熊鍋が食べたいから熊倒して」などの無茶な依頼をゼンに頼んだりしながら、 最後には阿無璃他教に自分の場所は無くなったと再び旅立つ。 ゴウ、キヌ 前作主人公コンビ。出稼ぎしながらあちこちで人助けをしているらしく、 探し出してお礼を渡してほしいという名も無き民の依頼でゼンが会いに行くことになる。 ゼンの事はザジから聞いていたらしく、「飛鳥を頼む」とだけ言うと再び出稼ぎの旅へ 303 :ゲーム好き名無しさん:2013/04/25(木) 13 03 41.82 ID 3WzetHg80 忍道2これで終わりですー。
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「修正依頼」が出ています。GB版の評価点・問題点・総評を追記できる方はご協力をお願いします。 注意 ここでは、オリジナルのAC『最後の忍道』(不安定)と、その移植作(判定なし)について解説する。 最後の忍道 概要 システム ステージ構成 6面全般 7面後半 最終ボス 評価点 問題点 総評 余談 PCエンジン版 概要(PCE) 評価点(PCE) 問題点(PCE) 総評(PCE) 余談(PCE) ゲームボーイ版 概要(GB) 最後の忍道 【さいごのにんどう】 ジャンル アクション 対応機種 アーケード 販売・開発元 アイレム 稼働開始日 1988年5月 プレイ人数 1~2人(交互) 配信 アーケードアーカイブス(ハムスター)【Switch・PS4】2019年7月4日/823円(税込) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント ひたすら殺伐とした世界観プレイヤーを選ぶ孤高の一作恐怖の縦穴、運ゲーが過ぎるラスボス戦 概要 1988年にアイレムより発売された業務用アクションゲーム。海外版のタイトルは『NINJA SPIRIT』。 プレイヤーは幕末の世に生きる抜け忍「月影」となり、亡父の復讐と出生の謎を探るために、謎の老人率いる忍軍との死闘を繰り広げる。 「忍者」というモチーフを時代劇の文脈で用いるゲームは当時としては珍しいもので、本作以前では『影の伝説』・『忍者くん』シリーズ程度であった。 むしろ『忍 -SHINOBI-』や『忍者龍剣伝』『未来忍者』など、現代や近未来で用いられることが多かった。 システム 1レバー3ボタンで主人公・月影を操作。 3つのボタンはそれぞれ、攻撃・ジャンプ・武器変更に割り振られており、プレイヤーは状況に応じて装備を変えて、ステージを進んでいく。 ジャンプはボタンを押す長さで高低の調節ができ、レバーとの組み合わせで飛ぶ方向や、着地地点を制御できる。また攻撃もレバーとの組み合わせで8方向に攻撃可能となっている(刀は上下左右のみ)。 全7面1周エンド。最終ボス・大即身仏を倒せばエンディングとなり、ゲーム終了。 敵の攻撃を受けるか時間切れで1ミスとなり、全機失うとゲームオーバー。復活・及びコンティニューは戻り復活となっている。 ライフの概念は無く一撃死であるが、武器を構えていない敵や飛び道具しか撃たない敵などには重なってもミスにならないという特徴がある。 + 画像 基本的に敵に触れただけではミスにならない。ただし忍犬と火炎球は例外。 黄色の忍者を倒すことで出現する巻物を取ることで武器のパワーアップや分身など、様々な恩恵がプレイヤーにもたらされる。 黄色忍者は登場してその場から動かないものと、雑魚敵に混ざって登場するものがあるが出すアイテムにランダム性は無く、出現するアイテムは固定されている。 自機の装備を強化すると、敵のランクが上がるシステムを採っている。 中型・大型の敵はこちらがパワーアップするごとに耐久力が上昇、プレイヤーの力量如何では敵を倒しきれずに打ち負け、逆に押し切られることになる。 なお上昇したランクはプレイヤーアウトで初期値に戻る。 + アイテムと武器詳細 アイテム 点滅・霊光宝珠取得時に使用していた武器がパワーアップする(1段階のみ)。既に武器が強化されていた場合、強化されていない他の武器がリスト(画面下部中央の武器一覧)の左から順にパワーアップする。各武器の詳細は下記参照。 青・分身の術プレイヤーキャラの動きをトレースする無敵の分身がつく。最大2体までつけることができ、単純に攻撃力が3倍となるが、分身の数に応じて敵のランクも上昇する。 黄・火輪の術プレイヤーキャラ及び分身の周囲を縦方向に回転する火炎の輪がつく。触れるだけで敵を倒すことができ、耐久力のある敵に分身ごとめり込ませることで大ダメージを与えられる。ただし無敵になるわけでは無く、火炎の輪に敵弾を消す効果は無いので過信は禁物。 ピンク・破壊の術取った瞬間に画面上の全ての敵にダメージを与える。「一定時間に渡り、画面内の敵にダメージを与え続ける」というものであり、アイテム取得後に現れた敵に対しても効果がある。 武器一覧 刀(妖刀霧正)敵の手裏剣や鉄砲弾・爆弾などを弾くことができ、夢幻坊や風魔一刀衆など耐久力のある敵をノックバックさせることが可能など、防御性に優れた武器。パワーアップすると刀の軌道に残像が付き、攻撃範囲が広まる。 手裏剣(渦葉)攻撃力は小さいが連射がきく。パワーアップすると3way手裏剣となり、広範囲を攻撃できる。 爆弾(雷竹)破壊力の高い爆弾を投擲する。地面歩行時にレバーを下に入れながらボタンを押すと地面に爆弾を設置し地雷のようにして使うことができる。下方向に投げたい場合はジャンプ撃ちする必要がある。パワーアップすると3連射が可能。 鎖鎌(昇龍鎖)射程が長く、攻撃力も高い鎖鎌を振る。刀同様、敵弾を弾くことが可能だがノックバックさせることはできない。パワーアップすると回転攻撃が可能となる。先端部分の鎌だけでなく、鎖部分にも攻撃判定があるため、回転中は敵の武器に対してはほぼ無敵状態となる。 ステージ構成 + 各面詳細 1面・廃寺上忍の無明上人から任務を受けゲーム開始。敵の大半は最弱ザコの下忍だが、後半に夢幻坊が出現。こちらに突進する性質があり、刀以外だと突進を止めることができない。ボスは阿修羅像。最初のボスだけあって弱く、パワーアップした刀で難なく倒せる。 2面・無人の峠道忍犬・火炎球が登場。これらの敵は触れるだけでミスとなる。街道に木々に潜む忍者は爆弾を放つ。刀・鎖鎌で弾くことは可能だが、その場で爆発するため無闇にジャンプすると爆炎に巻き込まれてしまう。ボスは双斧鬼。弾は撃ってこないが、プレイヤーを執拗に追い回す。 3面・枯野原夢幻坊・忍犬に加え、鉄砲兵や落武者霊が登場。難易度が急激に上昇するため、多くのプレイヤーはこの面で倒されてしまう。それも耐久力の高い落武者霊や夢幻坊だけでなく、一発で倒せるはずの忍者にさえ切り伏せられてしまう、と言えば激しさの一端が理解できるだろうか。面途中の沼沢地帯では足を取られてしまい、移動速度が落ちてしまう。ジャンプして移動したいところだが、夢幻坊・鉄砲兵・忍犬のコンボが凶悪、突破するには正確なジャンプ操作を要する。ボスは魔界半蔵。ボス戦の邪魔をする鉄砲兵が鬱陶しい。 4面・魔窟屋敷建物内部が舞台。プレイヤーは忍者であるため、天井を歩くことが可能。鎖鎌を構えた敵忍者は横軸が合うと攻撃してくる。新たな敵として風魔一刀衆が登場、先の鎖鎌忍者ともども耐久力が高く同時に襲われると危険。この面は鎖鎌より爆弾を使用したほうが進みやすい。途中の吊り天井地帯を抜けるとボス・呪縛石が登場。見かけによらず俊敏な動きで体当たり攻撃を仕掛け、プレイヤーを押し潰そうとする。 5面・絶壁左右が無限ループしている縦長のステージとなっており、切り立った崖を登っていく。マップの随所から毒煙が吹き出し、接触すると当然ミス。足場から落ちてもミスにはならないが、制限時間が2分と全ステージ中最短なため、もたついていると敵だけでなく時間とも戦うことになる。ボスは大凧に乗った風魔九人衆。頭領は攻撃してこないが、それを囲む8人の風魔衆が三方手裏剣を乱射するため、爆弾よりも刀・鎖鎌が有利。 6面・雷鳴が響く荒野全ステージ中、屈指の高難度面。陸からは風魔一刀衆・夢幻坊・落武者霊ら耐久力のある敵がひっきりなしに出現、空からは風魔衆・忍犬がプレイヤーに襲い掛かる。随所に大岩が転がり足場が悪いため、ジャンプを強いられる場面が多く、クリアには的確なジャンプ制御が求められる。ボスは落武者霊群14体。道中では邪魔だった大岩がここでは安全地帯となり、難なく撃破できる。 7面・洞穴最終面だが出現する敵は少なめ、この辺は同社タイトル『R-TYPE』に通ずるものがある。OPに登場した無明上人がプレイヤーの前に立ちはだかる。ボス並の耐久力を持ち、同時に現れる風魔一刀衆や毒煙と相まって、突破は困難を極める。そして後半はゲーム史上に名を連ねるほどの難度を誇る縦穴、全国でどれほどのコインが費やされたのだろうか。ボスは大即身仏。本体は動かないが宝珠から出る閃光が鬼畜すぎる。 超攻撃的な自機VS大物量の敵キャラ群という一見派手なゲーム性ではあるが、主な舞台は廃寺、無人の峠道、枯野原、カラクリ屋敷など退廃的な雰囲気を持っている。 殺伐とした世界観に合わせてか本作の難易度は総じて高いのだが、特に下記に挙げる3つのポイントは一際シビアであり語り草となっていた。 6面全般 迂闊に近づくと居合いでバッサリ斬られる風魔一刀衆が絶えず画面内を走り回り、夢幻坊も所狭しと跳ね回り杖を投げつける、そこへ忍者が地面から現れ空中で手裏剣乱射、空からは忍犬が降ってくるの混乱状態。後半は忍犬がいなくなる代わりに風魔一刀衆が空中でも容赦なく斬りかかるようになり、凧に乗った風魔衆が手裏剣を撃ちまくる、さらに落武者霊がのそのそと歩き回り手にした刀を振り回す。半ば運ゲーというほど敵の攻撃が苛烈を極める。 さらには足元に岩が生えているが、この岩の判定が単一の□ではなく微妙に凸凹していて「岩の上を歩くと段差に引っかかって止まる箇所がある」という理不尽っぷり。 + 画像 手裏剣を乱射する下忍・侍2人と坊主・後半は落武者霊の住処 7面後半 通称縦穴。自由落下でラスボスへ通じる深い穴を約20秒間下って行くだけ…なのだが、そこには「見た目はザコ忍者でも耐久力は侍並みで事実上倒せない奴ら」が大量にひしめき合っている。単純に縦穴エリアが長いこと、主人公の空中制御能力が低いこと、敵を倒せないことでアドリブが殆ど通用しない難所となっている。抜けるには試行錯誤を繰り返して突破パターンを組み上げるしかまず道がない、完全覚えゲー。ここにたどり着くまでにも苦労したであろうプレイヤーからさらに無理やりクレジットを搾り取っていく。 + 画像 多くのプレイヤーが散った縦穴 最終ボス その場から動かず、弱点部分から緑色の閃光弾をランダムのタイミングで出し続けるだけ、という安易な攻撃パターンなのであるが、その誘導弾の軌道は何故かジグザグの気まぐれなもので非常に読みづらい。出るタイミングがランダムなので閃光の量も気まぐれ。長期戦になればなるほど詰みパターンで閃光が飛んでくる確率が高くなるが、よほど運がないと序盤から無理ゲー化する事もありうる。全国レベルのプレイヤーすら「駄目な時は駄目」と言うほどの運ゲー状態。クリアできるパターンになる可能性は低めな上、このゲームでの稼ぎプレイは残機潰しが中心(*1)であり、スコアを目指す場合にはこのボスと戦えるのは一回限りと非常にスコアラー泣かせであった。 + 画像 最終ボス・大即身仏。法則性皆無の閃光はプレイヤー泣かせ。 これらの死闘に打ち勝ったプレイヤーは衝撃の事実とささやかな達成感が与えられるエンディングを迎える。かくして最後の忍道は難ゲーとしてプレイヤー達にその記憶を色濃く残していった。 + 画像 エンディング 評価点 彩りの無い暗い色調とアイレムお得意の緻密なドット絵で殺伐とした世界観が表現されている。 和楽器風の音色で展開される重厚なBGM。 本作中でも特に激しい攻撃で知られる6面のBGMは和風ロックと言えるような激しい曲調で、ゲーム内で繰り広げられる激戦を盛り上げるものとなっている。BGMを手掛けているのは『イメージファイト』や『Mr.HELIの大冒険』、『ドラゴンブリード』なども担当している石田雅彦氏。 効果音の方もアイレム特有の特徴的な爆音や、ボスを倒した時の「ゔぇぇああぁぁぁぁぁ!」という特徴的な断末魔、月影がやられた時の「ぐわーっ!!」「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」とこちらも特徴的な断末魔が2種もある。 非常に強力な鎖鎌を使いこなす必要があるゲームバランス。 向いている方向と別方向にレバーを入れるだけで背中側まで一瞬でなぎ払う攻撃で、空中であれば一回転、自機から全方位を攻撃できる。もちろん、振り回す間にも攻撃判定は発生し、一発で倒せる雑魚忍者達や敵弾を一掃する。リーチも長く、自機からの攻撃だけで画面半分はカバーできる。さらに分身がつけばほぼ全画面を攻撃可能。回転させない場合は連射性能もそれなりにある。 これほどにまで強い武器がアクションゲームで実装された例は他に無い程だが、本作の特徴である敵の攻撃の苛烈さによって、本作はヌルゲーどころか高難易度のゲームの代表的な存在ともされており、(問題点と表裏一体ともなっているが)この両極端な特徴がうまくバランスを取っている形となっている。 問題点 高すぎる難度。 3面から難度が急騰、6面7面は上級者でも油断できないほど。『忍 -SHINOBI-』と言い『忍者龍剣伝』と言い、忍者ゲーはどうも難易度が高くなる傾向にあるようだ。 7面に関しては「悪路かつ狭い面で毒ガスを回避しつつやたらと硬い中ボスと侍を相手にしなければいけない前半戦」「上記完全覚えゲーでまぐれ突破がほぼ不可能な縦穴」「打って変わって攻撃がほぼランダムで運要素が強すぎる上に設定上既に死んでいるから断末魔を上げず倒した爽快感に乏しいラスボス」といった感じに理不尽の極み。 6面までを「難易度は極めて高いが爽快感と緊張感があって楽しい」と支持するプレイヤーも7面に関しては厳しい意見が多い。 武器のバランスが悪い。 ダメージ重視の「爆弾」と、範囲攻撃&弾消し用の「鎖鎌」の二つの武器だけで事足りてしまう。「刀」はともかく、「手裏剣」はほぼ死に武器となっている。 そのうえ、使わない武器を強化すると上記通りランクが上昇してしまい敵が硬くなるという踏んだり蹴ったり状態。 敵の攻撃判定が不安定 落ち武者霊や侍、ボスである魔界半蔵等の刀攻撃の判定は明らかに見た目以上に大きいため、ただでさえ回避が難しい攻撃が更に理不尽になっている。 総評 硬派な世界観や、攻撃的な自機を自在に操る破壊ゲーっぷりは魅力であるが、武器選択に関連するやや複雑なシステム、全体的な高難易度+上記の激ムズスポットのせいで本作は厳しくプレイヤーを選ぶ孤高のゲームとなっている。ゲーメスト誌上でのハイスコア集計は、デフォルト設定と敵が軟らかくなっているイージー設定とに分かれて行われていた。 女っ気もゼロで血生臭く硬派な作品となっている。そのイメージは白土三平の忍者モノに近いといわれることがある。 現在はアーケードアーカイブスの配信があり最新機種で気軽にプレイできるようになったため、アクションゲームに自信のあるプレイヤーがチャレンジするにはもってこいな一作と言えるであろう。 余談 難易度を下げて移植されたPCE版は、日本市場よりも海外市場で人気を博し、当時アメリカで発刊されていたターボグラフィックス16(海外向けPCE)専門誌の人気アンケートにて1位に輝いている(*2)。 海外ではPCエンジン以外にもAmigaやコモドール64等のホビーパソコン向けにも移植されており、本作の人気が窺える。 PCエンジン版 対応機種 PCエンジン メディア 4MbitHuカード 発売日 1990年7月6日 価格 7,200円 プレイ人数 1~2人(交互) 判定 なし 概要(PCE) 1990年にアイレムより発売。Wii及びWii Uのバーチャルコンソールでも配信されていた(現在はどちらも配信終了)。 業務用にあった制限時間が撤廃され、アーケード同様一撃死の「アーケードモード」と、ライフ制の「PCエンジンモード」が選択可能。 業務用OPに登場した無明上人がPCE版には登場しないため、PCE版オリジナルのOPが挿入される。EDは「アーケードモード」の場合、業務用と同じものが流れるが、「PCエンジンモード」は別のものが流れる。 + 画像 左・OP/中央・ACモードED/右8枚PCEモードED 評価点(PCE) 理不尽に高すぎる難易度だった原作から理不尽さを削いだ調整 ライフ制の場合、多少のゴリ押しプレイができるため、防御性能のある鎖鎌よりも攻撃力の高い爆弾のほうが有利となっており、当時のゲーム雑誌においても「まず爆弾を強化しよう」と紹介されていた(*3)。 ただしPCEモードでも、風魔一刀衆や落武者霊・縦穴の忍者など一部の敵は一撃死の攻撃を仕掛けてくるため注意が必要。 ライフ制の他、3面ボスとの戦闘中に鉄砲兵が登場しない、6面の敵配置が易しめ(*4)、7面の毒煙の発生箇所が減少、中ボスの無明上人がいない、縦穴に安全地帯があるなど、全体的に難易度を落とす方向で調整されている。グラフィック以上に大きかった敵の攻撃判定も小さくなっている。 一方で月影の爆弾や鎖鎌といった強力な武器はほぼそのままなので、「強力な武器で敵軍団を薙ぎ払う」といった爽快感のあるプレイはアーケード版以上に楽しめる。 + 画像 左・命5が与えられるPCEモード/右・縦穴の安地 サウンドは劣化こそしているが、全体的に再現度は高く、8bit音源となったことにより違った味を出している。 ゲーム冒頭の父親が惨殺されるシーンやPCEモードのエンディングはちゃんと新曲が用意されており、後者は他の楽曲と雰囲気がガラリと変わってお祭り調の明るい曲となっている。 特徴的な断末魔はかなり近い形で再現されている。 問題点(PCE) ボス戦の難易度が必要以上に簡単になってしまっている。 道中こそは程よい難易度で爽快感が味わえるものの、ボス戦は爆弾を投げているだけでほぼ瞬殺可能で簡単すぎるきらいがある。 双斧鬼や魔界半蔵はライフ関係なく一撃死の攻撃を繰り出してくるが、爆弾の前には無力に等しい。 この時代のアーケードゲームの移植作品によくあることだが、ライフ制と一撃死しかモードの違いがなくプレイボリュームが薄い。 ステージセレクトは隠し要素扱いで、3面までしか選べない。 何故か月影の「グワーッ!」という断末魔がカットされている。 総評(PCE) この時期のアイレムのアーケード作品は際立って難易度が高いものが多かったが、家庭用移植作品では一転、誰でも頑張ればクリア出来るように調整されていた。本作もその例に漏れず、ライフ制の導入や敵配置の調整でかなり遊びやすくなった。 2021年現在、配信が終了して気軽にプレイできないのが惜しいところである。 余談(PCE) ゲームセンターCX #112」の有野の挑戦にてPCエンジン版をプレイされた際、無限コンティニューと難所が運で打開出来たこともあって、スタッフの力を借りず過去最短の2時間10分での攻略に成功。このゲームの難しさが、まさかの裏目に出た形となり、スタッフ視聴者共に、嬉しい誤算と言うに相応しい結果であった。 ちなみに有野課長は刀と手裏剣を主力に立ち回っており、強力な武器である爆弾と鎖鎌をめったに使わずクリアしている。 タイトルで特定のコマンドを入れるとステージセレクトが可能になる、Mr.HELIの大冒険についての隠しメッセージが表示されるなどの隠し要素がある。 海外人気が高かったからか、PCエンジンminiにはTG-16版「NINJA SPIRIT」が収録された。 電源投入時及びタイトル画面のアイレムロゴがなくなっていること以外ほぼ日本版と同様の仕様。 ゲームボーイ版 対応機種 ゲームボーイ メディア 1MbitROMカートリッジ 開発元 BITS 発売日 1993年12月18日 価格 3,800円 プレイ人数 1人 判定 なし 概要(GB) 1993年にBITS開発で発売。一言で言うと無茶移植であり、非常に画面が見づらい。 ステージが短すぎる、BGMが二種のみ(*5)等、かなり削られている。 しかし武器は4つあり、分身も2つつく、さらには2重スクロールまで再現するなど、なかなか頑張った移植にはなっている。 GB版は『パチパラ3D 大海物語2 ~パチプロ風雲録・花 希望と裏切りの学園生活~』の『アイレム名作コレクションVol.1』にも収録されている。 参考文献 月刊PCエンジン・マル勝PCエンジン1990年6月号/PCE版最後の忍道・取扱説明書/月刊ゲーメストvol25-vol27