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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/起きないあいつ 御坂美琴は、上条当麻の胸に飛び込み、ありとあらゆる言葉と涙を,、感情のまま叩きつけた。 「………」 上条は何も言わず、左手で美琴をきつく抱き締め、右手で彼女の頭に触れたまま、黙ってその衝撃を受け続けていた。 美琴は、上条に抱きついた時から漏電を起こし、バチバチと放電していたのだが、上条の右手のおかげで周りには出ていない。 「美琴…」 もはや美琴が何を言っているのか、何と言っているのかは問題ではなかった。 彼女の叩きつけるような感情の波が、上条の首を絞めるように巻きついて来る。 ―このまま縊り殺されても文句は言えねぇよな。 ただ彼女の想いだけを感じ、受け止めていることだけが、その時上条が出来るただ一つのことだった。 どれ程時間がたったのか、やがて上条は口を開いた。 「美琴…、ごめんな…」 泣いている美琴の肩がビクリとした。 「それと…ありがとう…」 その一言で、美琴の嗚咽が止まった。 「…えっく…、えっえっ…く…、…えっく…、…ふぅ…」 美琴はまだ俯いたままではあるが、肩の震えも少しずつ治まっているようだ。 やがて… 「当…麻…の…」 美琴はそれだけ言うと、上条の顔を見た。 美琴の泣き顔が上条の胸に突き刺さる。かつて、守ると約束した少女が流す涙が、上条の心を痛めつける。 上条を見つめる美琴の目がキッと強くなった瞬間… 「馬鹿ッ!」 パシィ!と乾いた音が響く。 上条は左頬に熱い痛みを感じ、思わず美琴を抱いていた手を離した。 上条は左手をその熱さを感じるかのように、頬に当て、真剣な面持ちで美琴の顔を見た。 「何で…、何であの時…、私の手を振り払ったのよ…」 ―わかっていたさ。俺だって、本当は一緒に逃げたかったよ 「アンタ、何でいつも一人で抱え込もうとするのよ…」 ―でもそれが、俺が知っているたった一つの生き方 「いつもいつもボロボロになって… アンタは…それで満足かもしれない… でもね…」 美琴の言葉が上条の首を更に締め付ける。 「そんなアンタを見ている私はどうしたらいいのよ…」 ―……… 「いやよ… 私、アンタが傷付いて、苦しんで、それでも… 笑っている顔なんて見たくないのよ!」 「美琴…」 「私はアンタに救われた。絶望の中から引っ張りあげてくれた。 そしてアンタに居場所を教えてもらったの。 生きててもいいって言われたの。 今のアンタによ! 昔のアンタじゃない。記憶をなくした後の上条当麻によ! 私はそんなアンタが好き。今の上条当麻が大好きなの… 当麻の笑った顔が大好きなの… ううん、そうじゃない。記憶なんて関係ない。 アンタがいつ記憶を無くしたかはっきりとは知らない。 でも多分、私は記憶をなくす前のアンタを知ってる。 だから…今も昔も…上条当麻のことが大好きなの。 私はアンタの知らない上条当麻を知ってるのよ。 この嘘つき!偽善者! わかってるわよ…。 アンタがどうして、どこで、誰と戦ってるかってことぐらい…。 今の私じゃ、アンタの力になれないことぐらいわかってる。 でもアンタの傍にいて…話を聞いてあげることなら…私にも出来るんだから… なのに…どうして…いつもアンタはそうやって… いつも本当の気持ちを隠し続けるのよ! 何もかも全部、ぶちまけて見なさいよ! 泥くそだろうがなんだろうが、アンタの汚いものも、何もかも全部受け止めてやるから!」 美琴の言葉が、上条の壁に突き刺さる。こじ開ける。叩き潰す。その強固な扉を。 美琴は再び涙を流しながら、上条の目を見つめ続けた。 「だから逃げるな!誤魔化すな!私の目を見なさいよ!」 御坂美琴が、上条当麻の奥底にある『何か』を叩き壊した瞬間だった。 ―もう…だめだ… ―怖い… ―いやだ… ―見るな…そんな目で… ―もうだめだ… ―苦しい… ―やめろおおおおお… ―いやだあああああ… 上条当麻の胃の底から、何かこみ上げてくるものがある。 胸がムカムカする。吐きそうだ。 頭の中が真っ白になる。 そして扉が開く。 「なんでそんなこと言うんだよ…」 上条が搾り出すように口にした言葉に、美琴は一瞬立ちすくんだ。 「わかんねぇんだよ!俺にだって!」 上条の両目から涙がこぼれだした。 「俺だって…。俺だって…言いたいけど… ―なんて言ったらいいかわかんねぇんだよ!」 奔流のように流れ出したものに、上条は翻弄される。 膝を折り、泣き崩れた上条を、美琴は何も言わず優しく抱き締めた。 上条はただ泣くしかなかった。美琴の胸に抱かれながら。 何も言葉にならず、ただ声にならない声を上げながら。 さながら聖母マリアに抱かれた赤子のようでもあった。 やがて上条は少しずつ、美琴に話をはじめた。 自分の記憶をなくした日からのことを。 流れる涙を止めようともせず。 美琴は何も言わず、同じように涙を流しながら、それでいてやさしく、微笑みをうかべて上条の話を聞いていた。 「ありがとう当麻。話してくれて。 本当につらかったんだよね。 ずっと言いたかったんだよね」 「ああ…、やっと…言えた…気がする。たぶん…」 「今は全てじゃなくてもいいのよ。また言いたくなった時に言えばいいから。 私なら、いつでも聞いてあげるし、アンタの全てをいつでも受け止めてあげる。 言えない時は、また今日みたいに手伝ってあげるから。 でも当麻。今ほんとにすっきりした…いい顔…してるわ… 私しか知らない当麻の、本当の顔…よね」 「美琴…ありがと…。 でさ…俺…、もう一つ、謝らなければならないことがあるんだ…」 「知ってる。約束のこと、でしょ…」 「―知ってたのか…お前」 「『御坂美琴とその周りの世界を守る』だったよね」 「…ごめん」 「そんな約束、捨てちゃえば?」 「えっ」 「アンタが勝手に他人とした約束が、私を傷付けたらどうするの?」 ―! 「そんなの勝手じゃない。 私の世界は私のものよ。 アンタのものでもソイツのものでもないわ。 そんな勝手にされた約束が、本当に私と私の周りの世界を守れるって思うの?」 「しかし…」 「しかしもくそも無いわよ…」 美琴は笑いながら言った。 「残酷なようだけど、私の世界は、ソイツとは何の関係も無いわ。 思ってくれる気持ちはありがたいけど、自分勝手な想いの押し付けは、私にとっては迷惑なだけ。 私の世界なんて、一体どれだけ知ってるっていうのよ、ソイツが。 ならアンタとじゃなくて、直接私とするべきじゃない。 勝手に人の世界を決めてくれるなってのよ」 「美琴…」 「だったらアンタが私としなさい。ソイツとじゃなくて。 私との約束は、厳しいわよ。 私の世界は、私の大好きな上条当麻が中心にいるの。 上条当麻が今のような笑顔で、私の前にいてくれることが、今の私の世界なの。 その世界を、本当にアンタ、守れる?」 「ああ、守るとも。必ず…」 パシン! 「嘘つき!」 美琴の手が再び上条の左頬に飛んだ。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/起きないあいつ
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◆00PP7oNMRY氏 氏が手がけた作品 話数 タイトル 登場人物 027 魔女は晩餐 C.C.、ライダー 054 今は亡き王国の姫君 リリーナ・ドーリアン、アーニャ・アールストレイム 150 神浄の恋せぬ幻想郷(前編)神浄の恋せぬ幻想郷(後編) アーチャー、C.C.、上条当麻、戦場ヶ原ひたぎ 登場させたキャラ 2回 C.C. 1回 ライダー、リリーナ・ドーリアン、アーニャ・アールストレイム、アーチャー、 上条当麻、戦場ヶ原ひたぎ 氏に寄せられた感想 名前 コメント
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小ネタ ちょうどいい甘さで? 「アンタ、ブラックだなんてよく飲めるわね」「そういう美琴だって砂糖入れ過ぎじゃないか。胸やけしそうだぞ、これ」四月のある休日、無事に進級した上条当麻と御坂美琴はデートの度にいつも立ち寄る喫茶店にいた。上条当麻が頼んだのはごく普通のレギュラーコーヒー。それに対して御坂美琴が頼んだのはカフェ・オレ。お互いがいつも美味しそうに飲んでるので、たまには交換しようという流れになったのだが「この甘さは凶器だろ……」「こんな苦いだけのもの、飲んでたって美味しくないじゃない」「おやおやぁ、美琴さんはやっぱり舌が子供なんですね」「な、何よその顔は。ちょっと苦いのが苦手なだけで子供じゃないわよ!!」「……へー」「くっ、むかつく……」喫茶店の中ということもありさすがに電撃を出すのは堪えているが、「私怒ってます」と言わんばかりにこめかみを引きつらせている御坂美琴をよそに上条当麻は窓の外を見ていた。上条当麻と御坂美琴の全力の追いかけっこが始まるまであと五分。「はぁ…はぁ……つ、疲れた」「ただいまー。アンタが悪いんだからね」口ではそういうが、追いかけっこを堪能したのか「私、楽しくて幸せです」といった顔の御坂美琴。未だに素直になりきれない自分の彼女から、満足してますという感情を読み取った上条当麻は苦笑を浮かべると御坂美琴に座って待つように伝え飲み物の準備を始めた。「で、アンタはブラックを用意して私への嫌がらせをしたいの?」「今日のことで考えてたんだけどな、苦すぎず甘すぎずちょうどいい甘さに出来ればと思ったんだよ」「まあそうね……私もアンタと同じ物飲みたいし、ふ、深い意味なんてないのよ!!」「分かってるって、俺も美琴と同じ気持ちだしな」「あ……と、当麻」気持ちが同じ、通じ合ってるということに夢ごこちになる御坂美琴だったが、ようやくおかしなところに気づいた。「あれ?そういえば何で一つしかカップがないの?」「あぁ、それか。言ったろ、ちょうどいい甘さにしたい、一緒のもの飲みたいって」「え…え……え?それって」「こういうことだよ」「ぅん……」御坂美琴が感じたのは唇に感じる愛しい人の温もり、愛しい人の匂い、口の中に溢れてくるコーヒーの程よい苦味。「と、とうまぁ……もう一回、ダメ、かな」「ダメじゃないけど、そのあとは美琴が俺に飲ませてくれよな」「う、うん……頑張る」あまりの幸せに意識を手放しそうになるのを堪えて、目の前の彼の為に御坂美琴は微笑むのだった。
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芝村:/*/ 芝村:少しづつ、灯りがつきはじめる セントラル越前@越前藩国:「進路をとれ!目指すはパーフェクトワールどっ」 セントラル越前@越前藩国:最後、少し噛んだ。 芝村:まずはセントラル越前だ。 鴻屋 心太@越前:「了解!」 芝村:次に、鴻屋 心太 刀岐乃@越前藩国:「了解です!」 芝村:次に、刀岐乃 ガロウ@越前藩国:「了解です」 芝村:光に照らされる。ガロウ RANK@越前藩国:「了解」 芝村:RANKに光が入った 夜薙当麻@越前藩国:「了解」 戯言屋@フィーブル藩国:「了解です」 黒埼紘@越前摂政:「進路、パーフェクトワールドへ。」<復唱 芝村:全員がゆっくり、照らされていく。 萩野むつき@レンジャー連邦:「了解です」 ポイポイダー:「了解した。進路。12時」 七海:「陸戦隊、降下用意!」 殿田:「エンジン、回転数正常」 MAKI:「出帆まで120秒」 芝村:桜子が最後に映し出された。越前の隣のシートにいる。 桜子:「いつも、ここに座ると緊張します」 セントラル越前@越前藩国:「…恥ずかしいことをひとつ、言っても?」 桜子:「どうぞ」 セントラル越前@越前藩国:「私、こういうの初めてなんだ。……とても緊張している」 桜子:「ご指示を。マイマスター」 セントラル越前@越前藩国:首をこきっと回す 桜子:「シビリアン・コントロールのない軍隊はただの暴力です」 セントラル越前@越前藩国:「……ああ。そういえばアイドレスでそれを言われるのは、二度目だ」 桜子:「最初はどなたに?」 MAKI:「出帆まで55秒」 セントラル越前@越前藩国:「帝国の、宰相に」 殿田:「メインエンジン、出力98%」 MAKI:「出帆まで20秒」 セントラル越前@越前藩国:「……10秒からカウントダウン」 桜子:「10秒よりカウントダウン!」 MAKI:「10」 MAKI:「9」 MAKI:「8」 MAKI:「7」 MAKI:「6」 MAKI:「5」 MAKI:「4」 MAKI:「3」 MAKI:「2」 MAKI:「1」 MAKI:「0」 セントラル越前@越前藩国:「冒険艦・夜明けの船 出帆!」 桜子:「夜明けの船 出帆せよ」 芝村:艦がもちあがりはじめた。 芝村:凶悪なGがかかりはじめる。 黒埼紘@越前摂政:(摂政脇で感涙) 黒埼紘@越前摂政:(してる場合じゃなかったらしい)<Gで 芝村:20Gを越えてシートに体が埋まる 芝村:小学生達は笑っている。 鴻屋 心太@越前:「どわわ…っっっ!!!」 セントラル越前@越前藩国:サイボーグなのでがんばって耐えます。 あ、ちょっと無理だった 刀岐乃@越前藩国:「このくらい…!」 夜薙当麻@越前藩国:「う・・・ぉお・・・」 RANK@越前藩国:「ぐ・・・これは・・・」 ガロウ@越前藩国:「ぐうっ‥」 萩野むつき@レンジャー連邦:「(蝶子さん、ヤガミ、どうか無事で!20G-?)」 戯言屋@フィーブル藩国:「みんな負けるなー……うううー……」 黒埼紘@越前摂政:ギークの体で頑張って耐えます。Gで顔が歪む 芝村:交通事故2回分だね 刀岐乃@越前藩国:「(バーベキュー食べなくてよかったw)」 芝村:小錦二人の打っちゃり分だ 芝村:星の海に出た。音も振動もない、出陣だった。 セントラル越前@越前藩国:「……」 こっそり安心したように一息。 桜子:「超光速ドライブ、始動開始、リューン注入。00」 刀岐乃@越前藩国:「ふ~終わった・・・?」 鴻屋 心太@越前:「…ふう。。。サイボーグの身体でよかった。。。」 桜子:「本格的にGがかかります。ご注意ください」 RANK@越前藩国:「すごい体験だったな・・・」 黒埼紘@越前摂政:(崩れた人工皮膚の顔をぐにぐに直している) 鴻屋 心太@越前:「これ以上かい!?」 刀岐乃@越前藩国:「なんか今の序の口みたいですよ?w」 セントラル越前@越前藩国:「うむ。皆も気をつけろ。私も座るっ」 ガロウ@越前藩国:「まだやるのか‥」 萩野むつき@レンジャー連邦:「私、死にそうです(やわらか設定にて」 RANK@越前藩国:「なっ!?まだ来るのか!?」 夜薙当麻@越前藩国:「お、おぉ・・・、おぉ??、また!?」 戯言屋@フィーブル藩国:「宇宙。宇宙かあ……」 なんかきらきらした少年の瞳で 鴻屋 心太@越前:「…(気合いをいれて)よっしゃ来い!!」 戯言屋@フィーブル藩国:「よし、こい!」 萩野むつき@レンジャー連邦:「でも耐える!」 芝村:星の海が見える。涙が出るほど美しい、死の海だ 黒埼紘@越前摂政:「対ショック及び覚悟完了。いつでもどうぞ。」 セントラル越前@越前藩国:「ああ。くそ、涙腺まで改造するんじゃなかった」 芝村:だがその海を翔ける子供たちがいる。 刀岐乃@越前藩国:「わあ・・・宇宙久しぶりだなあ・・・」 RANK@越前藩国:「じゃあ、もう少し頑張りますか!」 桜子:「リューンドライブ。点火。100G」 夜薙当麻@越前藩国:「…よし、ばっちこいっ!!」 芝村:全員が口を開けたのと加速は同時だった。 刀岐乃@越前藩国:「舌かまないようにだけ気をつけよ」 セントラル越前@越前藩国:「ひゃ」 鴻屋 心太@越前:「ひ…ひゃくじー!?」 萩野むつき@レンジャー連邦:「…!」 黒埼紘@越前摂政:「歯をくいしばr・・・へぁ!?」 RANK@越前藩国:「な!?」 戯言屋@フィーブル藩国:「んんっー!」 夜薙当麻@越前藩国:「…………!!」 芝村:全ての星が、流れた。 刀岐乃@越前藩国:「ひゃわーーー!!!!」 芝村:貴方がたは光よりはやく移動を開始した。 芝村:/*/ 芝村:永遠に続く苦しみと思ったが、時間は10分ほどだった。 芝村:地球が見える。 ガロウ@越前藩国:「え?あれは地球?」 桜子:「遠距離砲戦用意。降下部隊、前へ」 セントラル越前@越前藩国:「はは… 一瞬、真理が見えた… 気がする」 黒埼紘@越前摂政:「ちょ!」 刀岐乃@越前藩国:「お花畑が・・・」 RANK@越前藩国:「えぇぇ!?」 夜薙当麻@越前藩国:「……青いなぁ…」 黒埼紘@越前摂政:「ほら藩王、手綱をしっかり。」 萩野むつき@レンジャー連邦:「亡くなったおばあちゃんがみえた」 セントラル越前@越前藩国:「黒埼、待て。 難しいことを言うが、誤爆は避けたい」 桜子:「第一弾、情報弾」 刀岐乃@越前藩国:「情報弾?」 桜子:「正面正射、10秒」 刀岐乃@越前藩国:「とりあえず策敵ってことかな・・・」 MAKI:「照射直径4万kmを越えます」 鴻屋 心太@越前:「まずは敵を知らんとな?」 桜子:「撃て!」 芝村:今、地球中の携帯が一斉になり始めた。 刀岐乃@越前藩国:「な。なんか大変なことになってる気がするけど・・・まあいっかw」 黒埼紘@越前摂政:「・・・こりゃすごい。なんという情報戦能力だ」 RANK@越前藩国:「はははwやっぱすごいなw」 鴻屋 心太@越前:「…すごい。。。」 刀岐乃@越前藩国:「うちにも欲しいですね、摂政」 芝村:”汝の名をたからしめよ、汝の名をかがやかせよ、八重咲桜子の名を” 夜薙当麻@越前藩国:「うわぁ、すっげー…」 黒埼紘@越前摂政:「艦長、うちの優填もお手伝いしてよろしいですか?」 黒埼紘@越前摂政:<越前の電子妖精 桜子:「はい。喜んで」 セントラル越前@越前藩国:「目標、要救助者の回収と全員の生還。仲間外れと置いてけぼりは可哀そうだ」 桜子:「続いて第二弾、情報弾、電子妖精」 刀岐乃@越前藩国:「な、なんか携帯使った洗脳のような気がするのは私だけかな?(汗」 黒埼紘@越前摂政:「ゆけ、優填。蝶子藩王とヤガミさんを探し出せ。」 萩野むつき@レンジャー連邦:(すみません落ちてしましました) 鴻屋 心太@越前:「優填がんばるんやで?」 桜子:「撃て!」 刀岐乃@越前藩国:「た~まや~!」 芝村:携帯電話で取られたものから順次、透明な羽の電子妖精たちが飛び始めた。 萩野むつき@レンジャー連邦:「電子妖精がんばって!」 黒埼紘@越前摂政:「優填、現地への展開開始。情報を整理してそちらに回します。」>藩王へ RANK@越前藩国:「優填頼んだぞ~」 ポイポイダー:「翼の友より入電。特定した。座標、入力する」 鴻屋 心太@越前:「よっしゃ!」 刀岐乃@越前藩国:「さっすが優ちゃん!」 黒埼紘@越前摂政:(自分のコンソールには滝のように文字が流れる) ポイポイダー:「映像、出る」 夜薙当麻@越前藩国:「よしっ!」 セントラル越前@越前藩国:「流石だな…」 芝村:黒い翼の槍をもったものが大量に映っている 萩野むつき@レンジャー連邦:「蝶子さん、ヤガミ!」 芝村:そして巨大な要塞。20km級 セントラル越前@越前藩国:「これは…!」 黒埼紘@越前摂政:「既に、来ていたのか・・・。」 桜子:「楽しい戦争が出来そうですね」 夜薙当麻@越前藩国:「なんだ、この巨大なモノは・・・」 RANK@越前藩国:「すごいのが映ったな・・・」 刀岐乃@越前藩国:「桜子さん楽しそうだねえw」 黒埼紘@越前摂政:「彼我の戦力差は?」 桜子:「要塞みたいですね。戦力差は・・・」 七海:「ださないでもいいよ。やるんでしょ?」 桜子:「そうね。いってくれる、七海ちゃん」 黒埼紘@越前摂政:「ま、違いない。」 鴻屋 心太@越前:「どうします?おやかたさま?」 刀岐乃@越前藩国:「ま、目的は二人を助けるって事忘れなければ多少はつぶしてもいいよねw」 セントラル越前@越前藩国:「そうだな…心太、こういうとき国本ではどんなことを言ってたかな」 七海:「貴方の名前を輝かしめます。八重咲の桜の名を」 夜薙当麻@越前藩国:「…くっ、ははは…。確かにそうだ」七海と桜子の会話を聞いて、思わず笑いだす セントラル越前@越前藩国:「“善きにはからえ”、かな」 鴻屋 心太@越前:「了解♪(にやり)」 黒埼紘@越前摂政:「藩王それ暴走フラグぢゃ?」 桜子:「被害に構うな。名誉こそを誇れ、陸戦隊、降下開始。二人の男女のためにことごとく戦って死になさい」 七海:「了解」 MAKI:「転送シーケンスに入りました」 セントラル越前@越前藩国:「大丈夫だ。私は信頼している」 セントラル越前@越前藩国:「大丈夫だ。そうだろう?」 黒埼紘@越前摂政:「うちの剣も送りましょうか。」 鴻屋 心太@越前:「じゃ、うちの風刃雷刃もいってもいいやろ?」 MAKI:「転送」 黒埼紘@越前摂政:「あの子らに遅れをとるつもりもあるまい?」>部下を見る 萩野むつき@レンジャー連邦:「(誇りある子供達、どうか二人をお願いします!)」 刀岐乃@越前藩国:「RANKさん!やっと出番みたいだよっ!」 鴻屋 心太@越前:「夜薙さん、行くで!」 RANK@越前藩国:「よし、ちょっと暴れてきましょうか!」 芝村:映像に続々400名の戦士たちが現れて悪鬼のように戦い始めた。 セントラル越前@越前藩国:「今日の晩御飯は私のおごりだ。皆、食いっぱぐれるなよ」 夜薙当麻@越前藩国:「さあ、行こうか我が王よ」 セントラル越前@越前藩国:自分の手をぎゅっと握りしめます ポイポイダー:「核を使えば一瞬のはずだが」 萩野むつき@レンジャー連邦:「勝利と無事を祈ります」 黒埼紘@越前摂政:「優填その他の電子妖精から得た情報を元に, 黒埼紘@越前摂政:オペレートを続けます」 刀岐乃@越前藩国:「了解~!藩王様、その言葉、後悔させましょう(にやりと少女らしからぬ笑みをうかべる」 桜子:「上層指揮官は歩兵の死をお望みだ」 鴻屋 心太@越前:「後悔せんといてやw」 萩野むつき@レンジャー連邦:「ポイさん、核は使いません、無くても勝ちます」 黒埼紘@越前摂政:「藩王、我々の兵の直接指揮の権限を、私に。」 桜子:「それに、たまにはいいでしょう」 セントラル越前@越前藩国:「それに、ひとつだけ違うぞ」 セントラル越前@越前藩国:「皆、生きて還る」 芝村:既に要塞の中央部に七海が一人で突入している。 刀岐乃@越前藩国:「久しぶりに暴れられる~♪(大剣をかつぐ)」 セントラル越前@越前藩国:「無茶をする… 援軍を!」 刀岐乃@越前藩国:「って、七海ちゃんせっかちなんだから!行くよ、RANKさん!」 鴻屋 心太@越前:「MAKI、僕らも転送して!七海に遅れとりたくない!」 黒埼紘@越前摂政:「剣王隊、子供達を守れ!」 RANK@越前藩国:「流石だなぁ七海ちゃん!俺たちも負けてられないな!」 夜薙当麻@越前藩国:「…さすが、藩王。解ってらっしゃる」 MAKI:「転送開始」 鴻屋 心太@越前:「了解!ほな、いってきます!」 ガロウ@越前藩国:「役に立つか分からないけど、自分も!」 セントラル越前@越前藩国:「ガロウ、君の席はここだ」 芝村:戦場に転送された。 刀岐乃@越前藩国:「行ってきま~す!」 ガロウ@越前藩国:「行かせてくださいよ!」 RANK@越前藩国:「よし!やるぞ!」 セントラル越前@越前藩国:「ハッカーの仕事はオペレーション!」 夜薙当麻@越前藩国:「風陣・雷刃部隊、出る!!」 鴻屋 心太@越前:要塞に向かいます 芝村:敵の評価は単体で20だ。 萩野むつき@レンジャー連邦:魔術的舞踏子はなにかできることはあるでしょうか? 桜子:「見ていてください」 桜子:「我々が、どう戦って、どれだけ死ぬかを」 黒埼紘@越前摂政:「さあてこき使うぞー?(楽しそう)」>ガロウ 萩野むつき@レンジャー連邦:「はい、しっかりと焼きつけます」 夜薙当麻@越前藩国:鴻屋さんとコンビで行動します。 ガロウ@越前藩国:「はい‥」 芝村:蝶子、ヤガミ、確保された。 セントラル越前@越前藩国:オペは可能ですか? セントラル越前@越前藩国:>評価値20 芝村:ええ。オペレーション可能です。 セントラル越前@越前藩国:その場合、必要になる評価値はいくつになりますでしょうか 芝村:20 刀岐乃@越前藩国:電子妖精込みならいけますが。。。 芝村:蝶子、ヤガミが転送された。 芝村:艦橋に戻った。 萩野むつき@レンジャー連邦:「蝶子さん!ヤガミ!(泣)」 桜子:「お客人を医務室へ」 黒埼紘@越前摂政:情報戦評価(知識+器用)によるオペレートは今回可能でしょうか? セントラル越前@越前藩国:黒埼さん、可能ですよ 鴻屋 心太@越前:「蝶子さん、ヤガミ無事保護されたって」 刀岐乃@越前藩国:「よかった!」 芝村:ええ。可能です>黒埼 芝村:歩兵は200名ほどに減っている。 夜薙当麻@越前藩国:「よし、あとは撤退戦だな!」 芝村:防御陣形に入った。 鴻屋 心太@越前:「みんなを守るんや!」 萩野むつき@レンジャー連邦:「まだ、ここにいます。治療をおねがいします…(みてなくちゃ」 桜子:「殿田、撤退はまて。作戦変更」 刀岐乃@越前藩国:「これ以上やらせないから!」 セントラル越前@越前藩国:電子妖精によるオペレートのサポートは可能でしょうか? RANK@越前藩国:「まだだ!まだ戦える!」 夜薙当麻@越前藩国:「おおっ!これ以上、死なせないっ!!」 鴻屋 心太@越前:七海は近くにいますか? 桜子:「動物病院が3つ、老人ホーム1つ、集会所2箇所を確保。急げ」 萩野むつき@レンジャー連邦:(ただただ 萩野むつき@レンジャー連邦:いのります) 芝村:七海は既に巨大な蜘蛛と戦っている 鴻屋 心太@越前:そっちに加勢…できるかな? 黒埼紘@越前摂政:藩王も情報戦評価に足します。 芝村:蜘蛛の評価は40だ 鴻屋 心太@越前:ぐはっ… RANK@越前藩国:そんなものまでいるのか 芝村:七海は単独撃破した。 夜薙当麻@越前藩国:加勢したいですなぁ 鴻屋 心太@越前:さすが。。。 夜薙当麻@越前藩国:ぐはw 刀岐乃@越前藩国:「うわ・・・一人で勝っちゃったよ・・・」 RANK@越前藩国:「おおw流石だw」 七海:「撃破成功。次は」 夜薙当麻@越前藩国:「つよ・・・」 桜子:「遺体回収、全員を収容して」 鴻屋 心太@越前:「七海?怪我ないか?」 刀岐乃@越前藩国:「七海ちゃん、大丈夫!?(声をかけつつ駆け寄ります」 萩野むつき@レンジャー連邦:「桜子さん、七海さん強いね、さすが貴方のパートナー」 黒埼紘@越前摂政:3名ギークブースト、電子妖精+11を得て情報戦評価27です。 黒埼紘@越前摂政:遅いか。 夜薙当麻@越前藩国:「大丈夫か七海?」 芝村:オペレートがかかりだした。 RANK@越前藩国:「七海ちゃん、大丈夫かい?」 芝村:死者の数に歯止めがかかりはじめた。 七海:「うん。慣れているから」 七海:「宇宙兵器使えないと、いつもこうだし」 黒埼紘@越前摂政:「ガロウ、ここから我々も反撃するぞ。」 ガロウ@越前藩国:「はい」 刀岐乃@越前藩国:「OK!じゃあ、どんどん行こう!!」 鴻屋 心太@越前:「はやいとこ片付けて…帰ってみんなで宴会しよな。」 夜薙当麻@越前藩国:「…慣れてても無茶はするな。心太くんが悲しむ」口からでまかせw 黒埼紘@越前摂政:「えーと、萩野さん。今回の燃料費用はレンジャー連邦もちって事でよろしく!」 萩野むつき@レンジャー連邦:「もちろんです!」 セントラル越前@越前藩国:「あとできっちり領収書切っておこうな」 鴻屋 心太@越前:(顔が真っ赤になる)<夜薙さんの言葉で 萩野むつき@レンジャー連邦:「名物の酒とイカもつけます!」 殿田:「民衆避難、成功しました」 桜子:「お金、皆さん好きなんですね」 桜子:「撤退する」 黒埼紘@越前摂政:「というかうちの燃料在庫が5万tでね!」 セントラル越前@越前藩国:「好きって言うわけじゃないんだ… ただ、苦労したことが多くてなぁ」 桜子:「仲間を一人も残すな」 鴻屋 心太@越前:「了解!みんな、撤退するで!」 黒埼紘@越前摂政:「敵をかく乱し、撤退を支援する!」 RANK@越前藩国:「よし!そろそろ引き上げるぞ!」 夜薙当麻@越前藩国:「応っ!」 黒埼紘@越前摂政:情報戦による撤退支援の難易度はいくつですか? 刀岐乃@越前藩国:「了解!」 芝村:22>黒埼 鴻屋 心太@越前:「夜薙さん、適当にそこらへん掃除して!」 芝村:さきほどが27なんで成功だね 黒埼紘@越前摂政:はい。27で。 萩野むつき@レンジャー連邦:「どうか、みなさん無事で、一人でも多く帰ってきてください!」 夜薙当麻@越前藩国:「任せろ!」剣を薙ぎ払って雑魚を一掃したいのでが・・・ 芝村:撤退に成功した。 MAKI:「敵、消えていきます」 セントラル越前@越前藩国:「退いたのか…?」 桜子:「帰還軌道まで20」 萩野むつき@レンジャー連邦:「皆さん急いで!」 刀岐乃@越前藩国:「怪我人をできる限り連れて帰らないと・・・!」 桜子:「死亡者のプレイヤーには私から一筆書く。急げ」 芝村:桜子はにこっと笑って越前を見た。 セントラル越前@越前藩国:「後で宰相府に一報を入れて、腕利きの医者の手配を嘆願しよう」 セントラル越前@越前藩国:「アイドレスなら…な」 黒埼紘@越前摂政:「背負えるだけ背負ってこい。サイボーグなら子供二人くらいはいけるだろう。」 桜子:「スピリチアには生き返りはありません」 鴻屋 心太@越前:動けないけが人をつれていきます セントラル越前@越前藩国:「……そうか。すまないことをした」 セントラル越前@越前藩国:「私も連名で署名を入れよう。今は撤収だ」 萩野むつき@レンジャー連邦:「桜子さん、私みてました、あの子達を、忘れません」 刀岐乃@越前藩国:うごけないけが人をできる限り担いで帰還します。 夜薙当麻@越前藩国:「仲間は一人も、痛いすら残さず連れて帰る」できる限り、遺体をぁついで行こうとしています。 夜薙当麻@越前藩国:かついで 桜子:「署名ではなく、一文をいれてあげてください」 RANK@越前藩国:「できる限りの事をしてやる!」子供を担ぎながら 戯言屋@フィーブル藩国:(八重咲さんがどういう表情なのか観察する戯言屋) 黒埼紘@越前摂政:「総員の撤収を確認。電子妖精も収容します。・・・完了。」 桜子:「ほかにできることなど、指揮官にはないのですから」 芝村:艦は帰還軌道に乗った。 セントラル越前@越前藩国:「……ああ。皆、よくやってくれた」 芝村:/*/ 芝村:はい。お疲れ様でした。 セントラル越前@越前藩国:お疲れ様でした ガロウ@越前藩国:お疲れ様でした、ありがとうございました RANK@越前藩国:お疲れ様でした 黒埼紘@越前摂政:お疲れ様です。ありがとうございました。 戯言屋@フィーブル藩国:お疲れ様でしたー 鴻屋 心太@越前:お疲れさまでしたー 黒埼紘@越前摂政:・・・くそー、評価値先に計算しときゃよかったー! がー! 刀岐乃@越前藩国:お疲れ様でした。ありがとうございました 夜薙当麻@越前藩国:「帰ったら、鮭のムニエルをふるまおう」200名の子供たちに セントラル越前@越前藩国:本当にありがとうございました。色々と体から出てきそうです… 萩野むつき@レンジャー連邦:お疲れさまでした、皆様ありがとうございました(号泣 夜薙当麻@越前藩国:っと、遅かった(汗 おつかれさまでしたー セントラル越前@越前藩国:(にゅるにゅると) 芝村:救出は成功です。 鴻屋 心太@越前:ありがとうございます? 刀岐乃@越前藩国:よかった・・・ セントラル越前@越前藩国:ありがとうございます。 一番最初の目標は達成できましたが… 迷宮が… ガロウ@越前藩国:よかったですw 鴻屋 心太@越前:(…ほんとよかった。。。無事救出できて) RANK@越前藩国:よかった・・・ 黒埼紘@越前摂政:子供達の損害がなんとも悔しい。 芝村:大量の歩兵を殺せばよかった?>迷宮 黒埼紘@越前摂政:損害いっちゃあれだが。 萩野むつき@レンジャー連邦:ありがとうございます、ありがとうございます!(子供達のことわすれません セントラル越前@越前藩国:うぐう…… <迷宮 芝村:子供には子供の理屈がある。核反対を言うのは簡単だ。軍人以外は。 夜薙当麻@越前藩国:迷宮は修復できそうですが、生き返りの無い、スピリチアの死者は取り返しがつきませんから。 戯言屋@フィーブル藩国:蝶子: お疲れ様です。本当にありがとうございました。 私からもぜひ散った兵の方たちに一文を。。。(涙 芝村:まあ、アイドレスで不眠不休で努力する意味を思い出すだろう。 黒埼紘@越前摂政:冒険艦に大きな借りができました。借りばっかりで倒産しそうですが。 セントラル越前@越前藩国:そうですね…… 久々に吐くような思いをしました。ありがとうございます。 芝村:アイドレスで血を吐くのは、死者を減らすための努力だわな。 萩野むつき@レンジャー連邦:今回の一連に関して、勉強させられました。 芝村:はい。それでは解散しましょう。 セントラル越前@越前藩国:あ、すいません 芝村:なんだい? セントラル越前@越前藩国:評価、そのほか何かありましたら教えていただきたいのですが… セントラル越前@越前藩国:(ACE等) 芝村:評価変動はないよ。さすがに人数多すぎてなにもなし。 芝村:自由号は死んでない。 芝村:ただ、核とか今回の作戦で邪魔なので、排除された 戯言屋@フィーブル藩国:フィーブルに帰還したんですか? セントラル越前@越前藩国:了解いたしました。指揮云々はこのゲームでのみ有効でしょうか? 芝村:いや。小笠原の海の底 戯言屋@フィーブル藩国:がーん! セントラル越前@越前藩国:か、回収っ回収っ 萩野むつき@レンジャー連邦:海の底! 鴻屋 心太@越前:あらら… 夜薙当麻@越前藩国:さ、サルベージしなきゃっ!(@@; RANK@越前藩国:自由号・・・・ 黒埼紘@越前摂政:い、いつ予約できるかしら・・・。 芝村:指揮についてはこのゲームのみ有効だ。 萩野むつき@レンジャー連邦:私は何故ねらわれたのでしょう?泉の水、ですか? 芝村:200人殺せば立派な指揮官失格だろう セントラル越前@越前藩国:半分ですからね… せめて最後の職務は全うします 芝村:では解散しましょう。 芝村:皆さんお疲れ様でした。 ガロウ@越前藩国:お疲れ様でした、ありがとうございましたー 鴻屋 心太@越前:今日はありがとうございました。 刀岐乃@越前藩国:はい。お疲れ様でした 黒埼紘@越前摂政:はい。重ねて、ありがとうございました。 戯言屋@フィーブル藩国:お疲れ様でしたー セントラル越前@越前藩国:はい。本日は長時間ありがとうございました。 RANK@越前藩国:お疲れ様でした。 刀岐乃@越前藩国:ありがとうございましたー! 夜薙当麻@越前藩国:ありがとございました。おつかれさまでした。 萩野むつき@レンジャー連邦:お疲れさまでした、皆様もありがとうございました、感謝しきれません。 RANK@越前藩国:ありがとうございました 芝村 が会話から退席しました。
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「たく、路地裏通ろうと思ったらなぜか半蔵が戦っているからビックリしたじゃねーか!!」 浜面達が路地裏を通って近道をしようとしたら浜面がいるスキルアウトが他のスキルアウトと交戦していたのだ。 「元はと言えばこいつらは浜面を狙いで襲ってきているんだぞ!!」 「そうなのか?でもこっちには上条とアクセラが居るから大丈夫だろ。」 「っておい!俺は全然戦力にならないと思うのでせうか?」 「あ、そうだったな。でもそれでもこっちにはアクセラが居るから平気だろ。」 「なンか、俺を頼りにしてねーかァ?」 「現にそうじゃないか。って向こうが攻撃してきたぞ!!」 四人が話していたら向こうが攻撃してきた。 「ったくしょうがねェなァ。お前らは後ろに居ろ。」 「「「じゃあお言葉に甘えて。」」」 そういうと一方通行の後ろに隠れ、待機した。 「さて、スクラップの時間だぜェ!!」 一方通行は一人で戦い始めた。 「おっ!?コイツ学園都市第一位の一方通行じゃねーかか!?」 「じゃあ一方通行と浜面仕上はツンツン頭の無能力者の使いパシリってのも本当か!?」 どこから流れてくるかは知らないが、あながち間違ってはいないので一方通行は特に反論しなかった。 それと同時に下らないと思い、空高くに吹き飛ばした。 「あー……アイツラ大丈夫か?」 「アァ……ビルの金網に引っ掛かるようにしたから大丈夫だろォ……絶対なァ」 「お前がそう言うなら上条さんは安心しましたよ……いや、何かお前ら俺の使いパシリとか言われてなかったか?そこんとこ大丈夫でせうか?」 「あながち間違っちゃいねェだろ?実際新居に招かれる時、お前の言うことには逆らえねェからなァ」 「そう言うモンか?」 「そう言うモンだァ」 とある不良はゴミ箱に隠れていた。 (いやー、白いのをチラッと見たときにとっさに隠れて正解だった) 彼は仲間の中でもセコいと有名だった男。このチャンスは逃すまいとしばらく観察している。 (一方通行は能力に制限が出来たから杖突いてるときはチャンス!!) 一方通行達が何やら話してしばらくすると歩き始めた。しかもゴミ箱の中に入ってる少年の方に。 (ひゃっほう!!今日から俺が学園都市最強だ!!) だが彼の夢は叶わなかった。 何故ならツンツン頭の少年にゴミ箱のわずかな隙間を完全に塞がれてしまったのだ。 「この中に誰かいるぞ!!しかも何か物騒なモン持ってたぞ!!」 (な、何ーーーーーーーーーーーー!!!???) 結局、ゴミ箱に隠れていた不良はナイフを取り上げられ、ゴミ箱から引きずり出された後で当麻に一撃でのされた。 これで全てのスキルアウト達を片付けたと思っていた当麻達だったが、先ほどの不良とは違い周到な奴等が潜んでることなど思ってもいなかった。 一方通行はもとより当麻達も油断していた、彼らを狙う拳銃を持ったスキルアウト5名が潜伏してることに気付けないほどに。 「バカが。てめぇらも拳銃の前では無力だろ。こいつで全員ぶっ殺してやるぜ」 「殺してやるとは穏やかじゃねぇよなぁ。それに狙いも甘すぎる」 「なっ、何だてめぇぐえっ!」 自分達の知らない声が聞こえたことに驚いたスキルアウトの一人は後ろに銃を突きつけるが、長身の剣でバラバラに切り刻まれたことに驚くと同時に蹴り飛ばされてしまう。 残りの拳銃を持ったスキルアウト達は慌てて現れた男と相対する為に当麻達の前に現れしまうが、彼らには当麻達をすでに意識していなかった。 「お前さん方、そいつを突きつけるってことがどんな意味を持ってるのか、分かっててやってんだよな?」 「あぁ? 何言ってんだてめぇ!」 「……やれやれ、恨まれる覚悟も殺される覚悟も持ってねぇタダのガキか。まあ、命日にするのは勘弁してやる。その代わり、この建宮斎字がきつーいお灸を据えてやるから覚悟するのよ」 現れた男、建宮が悠然とこちらに向かってくるのを受けてスキルアウト達は一斉に発砲する。 しかし建宮にとって、闇雲に撃つ銃撃など避けるのは難しくないので、全弾全て回避すると全員の銃を、フランベルジェで使い物にならないくらいに切り刻んだ。 その後で四人全員の顔面を殴打、一人漏らさず気絶させたことで今度こそ浜面狙いのスキルアウト達は全滅した。 「た、建宮、どうしてあんたがここに?」 「それはこっちのセリフよな。ここらで乱闘があるって聞いて駆けつけてみれば……」 当麻の質問に真っ当な答えを返した建宮は、当麻達に呆れるとやや怒った感じで彼らを嗜める。 「あのなお前さん方、毎回毎回学生が嬉々として喧嘩するなんざ何考えてるのよ! 今回は事情が事情なだけに深くは咎めんがわしらアンチスキルに任せてようと思わんのか?」 「ンなことしてたら半蔵の奴がやられちまうか知れねェだろ。迅速に動いて敵をボコる、それの何が悪いってンだァ?」 一方通行の居直った態度に建宮は静かに、それでいて圧倒するほどの雰囲気を纏ってぶち切れた。 「するってぇと何か? てめぇらは我らが姫に迷惑をかけても構わねぇ、そう言いてぇのか?」 「ひ、姫ってま、まさか飾利か?」 「考えたことは無かったか? 喧嘩しても停学もお咎めも無しの状況に。全部、飾利姫が裏で情報操作して何とか誤魔化してるからだぞ」 初春は魔術絡みの仕事が無い時は、こうやって当麻達の喧嘩の揉み消しに奔走していたのだ。 そのことを知って当麻達が反省したかのような表情を浮かべたのを見た建宮は、ようやく怒りを収める。 「まあ何だ。お前さん方が無事で良かったのよ。飾利姫に会ったらお礼の一つくらいは言うんだぞ、特に白いの」 「何で俺だけ念押しすンだァ! てめェに言われるまでもねェ、ちゃんと感謝の一つはしてやンよォ」 「とにかくありがとな建宮。後のことはお前に任せても大丈夫だよな?」 「ああ、こいつらの検挙はこっちでやっておく。だからお前さん方が今から先輩からタップリと絞られて来るがいいのよ」 建宮が指差す方を見た当麻達、それを視界に入れた途端、彼らは絶句した。 「よお悪ガキ共。ここまで派手にやらかしやがったんだ、説教とお仕置き受ける覚悟は充分じゃん?」 そこにはぶち切れ寸前の黄泉川が怒りの形相で立っていたのだから。 「ンだよ黄泉川?俺達ゃァ正当防衛だぜェ?ナァ?」 「そうです黄泉川さん!!コイツラいきなり襲ってきてアクセラが来なかったら今頃病院行きですよ!?」 じとー、と。しばらく悪ガキ共の目をみると何やらため息をついた。 「今回は許してやるじゃん」 「「「ありがとうございます!!」」」 ここで無能なレベル0達は一斉に頭を下げるが、一方通行はいっこうに頭を下げようとしない。 まあ正当防衛で頭を下げる理由など無いが……と言うか下げられるべきの方である。 そんな冷静に考えている一方通行は何故レベル0達が頭を下げてるか不思議で仕方ない。 「でも本当にこれ以上知名度上げないでほしいじゃん……ああ、勉強面や部活面は違うじゃん? ケンカの方面で有名になるなんて、うちはケンカをするための高校じゃないじゃんよ。 こんなのに興味を向けるガキ共もガキ共じゃん、それに常盤台のお嬢様も三分の一も…… て!?コラー!!待てー!!」 ここにいるのは自分のチカラを使えば警備員などふりきれる者達だ。 彼らは逃げ切った後、浜面の家に集合である。 さて今までも当麻や一方通行が度々喧嘩をしても厳しいお咎めが無かったのはアレイスターや土御門のおかげだった、彼らがつるむようになるまでは。 当麻達がつるむ人間の中には彼のプランに無関係(無価値ともいう)な者、浜面のようにプランの妨げにしかならない者もいるわけで。 プランに必要な当麻や一方通行はともかくプランの妨げになる浜面、その他の者達にまで彼なりの慈悲を与えるほどアレイスター=クロウリーは甘くは無い。 ―どうして私がプランに不要な者達の保護をする必要があるのかね? そんなにやりたければ土御門、君がするといい。その分なら私は口出しはしない。 というわけでアレイスターは土御門に自由にさせるように取り計らったが、単なる厄介ごとの押し付けに他ならない。 土御門は土御門でバカップル同士でつるむようになって最初は頑張っていたが彼らの喧嘩の頻度、結果はひどいもので正当防衛だとしても目に余るほどなのだ。 それにより月夜といちゃつけないことを危惧した土御門は魔術側の事情を知って以来、正しくは2月に入ってから、初春にその手のことをやってもらうように頼み込んだ。 ―悪いな初春ちゃん。俺一人じゃああいつ等の面倒を見切れなくてな、お前さんならその点は安心だから任せてもいいかにゃー? ―そのくらいなら別に構いませんけど、出来れば、出来ればですよ? 当麻お兄ちゃん達に喧嘩は控えてもらうように言ってもらえれば助かるんですけど…… ―それが出来れば苦労は無いぜい。まあ何だ、ガキの喧嘩の揉み消し程度だ、そんなに気張らすやってくれたらいいぜよ。 このようなやり取りの末、初春が当麻達の喧嘩の揉み消しを行っているのだ。 アレイスターが黙認しているのは初春が『上条当麻の仲間全員』のフォローという至極面倒なことをやってくれているからに他ならない。 ―あの少女は私のプランの妨げになる要素は持ち合わせていない。仮にプランの妨げになったとしても消すのはた易い。泳がせておいても問題は無いだろう。 こんな黒いことを考えているアレイスターだが数年後、初春飾利という少女を甘く見ていたことを後悔することになることなど知る由も無いことである。 以上が初春が当麻達の為に奔走している件の真実である(喧嘩方面で)。 話は現在に戻り、こちらは当麻達と交戦していたスキルアウト達の拘束を始めてる建宮と黄泉川。 人数は40名ほどだったが、建宮の迅速な措置のおかげで時間はそれほど掛からず、後は護送車ならびに救急車を待つばかりである。 「ったくうちのバカ生徒どもめ、これは過剰防衛ってやつじゃんよ……」 「確かにそうなのよね。相手を骨折させるまでやるとはいくらなんでもやり過ぎよな。あいつらならここまでやらずに片を付けられそうなもんだろうに……」 二人がうんざりするものも無理の無いことで、スキルアウト達の中には顔面が変形するまで腫れ上がったり、腕や足があらぬ方向に曲がってる者もいたのだ。 それらは主に一方通行がやったことだが、彼の場合は今までの人生が人生なだけにやり過ぎのラインが他の人間と大きく逸脱しているのだ。 「今度あいつにそこら辺をちゃんと注意しないとな。心配してくれる奴らのこともそろそろ考えて欲しいじゃんよ」 「全くよな。だが、そんなガキ共を教え、諭し、導くのもわしら大人の務めだと思うのよ。そうは思いませんか? 黄泉川先輩」 「……ホントお前はアンチスキルとして行動してる時はまともだよな、建宮。食堂でのお前とは大違いじゃんよ」 食堂のおじさんとしての建宮は生徒と親しげにしてるどころか、多少なめられてる感があるので黄泉川はこのギャップに毎度驚いていたりする。 そこへ護送車ならびに救急車が到着すると建宮と黄泉川は合流した鉄装達と共にスキルアウト達の搬送を始めるのだった。 その頃、黄泉川と建宮から逃げ出した当麻、一方通行、浜面は半蔵と別れた後で浜面宅に到着していた。 「ズイブンとボロいアパートだなァ……こんなところで作って衛生上では大丈夫ですかァ?」 「居候のお前に言われたくないわ!!」 「どォでもいいだろンなこと」 「まあまあまあ、落ち着けって二人とも。少なくとも小萌先生のアパートよりはいいぞ」 「あの正体不明の個性をありったけ持ってるあの先生がか!?」 「ああ、昔よくインデックスが先生の所に行っててな。迎えにいったりしたからな……」 「それこそクダラネェだろォが、サッサといくぞ」 「俺の部屋わかんのかよ?」 「ポストみりゃ一発だろォが」 そんなことを言うとツカツカと先に行ってしまった。そんな彼を二人のレベル0は追いかけた。 「カギは俺が持ってるだろうが!!」 あのレベル5は部屋に入るためにドアを蹴散らす事を迷わない。そう思いながらレベル0の二人は追いかけたのだった。 一足先に浜面の部屋の前に到着した一方通行は鍵が掛かってることなど確認もせずに、ドアを蹴破ろうと足を上げる。 「お邪魔しまァ」 「「待てえええええええええええええええええっ!!!!!」」 そこへ当麻と浜面が到着、当麻が右手で一方通行を押さえ込み、浜面がすかさずドアの鍵を開ける。 二人の見事なコンビネーションで理由無き器物破損は免れることとなった。 「ったくてめェら大げさなンだよ、ドアの一つや二つ」 「そりゃあお前の住んでる所じゃねぇからな! 俺の住んでる所だもんな!」 「アクセラ、何でもかんでも力で解決ってチンピラの考えだぞ。そんなんで打ち止めに相応しい男になれるのか? 少なくともあいつのパパとしては認められんな」 美琴と同じく、すっかり打ち止めのパパが板について来た当麻に一方通行は舌打ちしながらも大人しく浜面の部屋へと入ることに。 「ンだよ、思ったよりも綺麗にしてんじゃねェか。ま、彼女がいンだから当たり前かァ」 「この分なら家捜ししても面白そうなのは無さそうだな。じゃあ早速チョコ作り始めようぜ」 こうして主人公トリオ3人もまた、バレンタインに向けてのチョコ作りに取り掛かることに。 こちらはバカップル仲間でただ一人、チョコを作る目処が立っていない青ピ。 半蔵の電話の切り方からとても相談できるような状況だと思わなかったので、頼れる人間が居なくなってしまったのだ。 「はァ、神はボクを見放したんかなぁ……。黒子はんがあない楽しみにしとったのに用意出来んって分かったら残念がるやろうなぁ……」 そんな失意の底にいた青ピにとって幸運だったのは、まだ彼が学校の中に居たということだった。 ただ、通りかかった相手が青ピにとって良かったのか悪かったのかは微妙ではあるが。 「ガトーショコラにチョコフォンデューにトリュフ。あー、明日が楽しみだぜ♪」 「真夜君、私はブラウニーにフォンダンショコラでいいからね~♪」 「それくらいなら何とかなりそうだよ。それより二人とも、残さず食べて……青ピ?」 通りかかったのはトライアングルカップル、明日のシステムスキャンの調整を終えて帰る所で真夜が青ピを見つけてしまったのだ。 真昼と赤音は無視して帰ろうとしたが、真夜はたとえほぼ毎日襲ってくる相手だとしても困ってる人間を見捨てられないので声をかける。 「どうしたんだよ青ピ。こんな時間に一人だなんて。俺で良かった話くらいは聞くぞ。……ってお前は嫌かもしれないけどさ」 (よ、よりにもよってボクが倒すべき相手に心配かけられるやなんて……。せやけど井ノ原弟は料理が出来るゆうてたしこれはチャンスか? せやけどボクのプライドが……) 狩りの対象の真夜に素直に話すか、それとも彼なりの矜持を選び拒絶するか、葛藤の末に青ピが答えを出す。 (って今はそんな事考えている場合じゃなかったや。プライドなんか捨てて、一緒にチョコを作るべきではないか!) 「おーい青髪聞こえているか?」 「あ、ごめん。ちょっと考え事していただけやから。それで、井ノ原弟に頼みたい事があるんやけどな。」 「一体何のようだ?」 青髪はこれまでの経緯を真夜に言った。 「なるほど、上条、アクセラ、浜面、土御門には見捨てられ、半蔵には忙しいそうだから、俺と一緒にチョコを作って欲しい訳だな。」 「そうなんや。もう井ノ原弟しか一緒に作ってくれる人が居ないから頼む!!」 青ピは土下座してまで真夜に頼んでた。 (う~ん、一緒にチョコ作っても良いんだけど、今まで青髪は俺たちの事を襲ってきていたからな…) 真夜は手伝っても良かったが、今までの事を考えたらどうするか悩んでしまった。 そんな真夜が悩んでいる時に、 「真夜君、こんなのほって置いて帰りましょ。」 「そうだぜ。こいつは俺たちに毎度邪魔してくるんだからほって置こうぜ。」 茜川と真昼が青ピの自業自得だと思ったから真夜にほって置いて帰ろうと言ってた。 (確かにそうなんだけどな。でも、) 「本当に頼む、これからお前達の事を邪魔しないから!!」 (こんな精一杯に土下座されたら断れないんだが…) 真夜が出した答えとは!! 「……わかった、でもこれからは本当に襲ってくるなよ?いいな!!」 「わっかりました!これからは『もてなかった男だったが、最近になってきたら春が訪れた』どうし!!これから仲良くしまひょ!!」 「……長いと思うよ、それ」 だが数日後、学校ではいちゃつけない三人(青髪ピアス含む)が襲ってくるとは、この時はまだ知らない。 こちらは、何とか警備員やらスキルアウトやらで逃げてきた半蔵。 「あー……死ぬかと思った……ったく何で俺だけなんだよ……」 そんなところに、本屋の扉ににチラリと。 『これであなたもモテモテ!!逆チョコ大作戦レシピ!!』というポスターが張ってあった。 「逆チョコね……まあ作ってみるかな」 こうして、恋人のいる人々は思いの人のためにチョコ作りに励む。 カカオの粉―チョコの作り方 材料 カカオの粉 80g カカオバター 60g あらかじめ室温に戻しておきます 粉砂糖 80g 粉ミルク 70g ★量は鍋に収まるくらいです。 まずカカオバター(ココアバターとも言う)で、包丁で細かく刻んでおきます。 次にカカオの粉、カカオバター、粉砂糖、粉ミルクを加え、すり続けます。カカオバターが固まるようであれば、湯煎にして、チョコレートの温度が45度~50度になるように温度管理をしながら、すります。 適宜味見をして、舌でなめらかさを確かめます。納得できるなめらかさになったら、目の細かいざるで、すりつぶすようにしながら、漉していきます。 微粒化したものを湯煎にして、チョコレートの温度が45度~50度になるように温度管理をしながら、さらに練り続けます。工業製品的には、約3日~5日間も練り続けるのですが、手作りを学ぶことを目的とする今回の場合は、1時間程度で十分でしょう。 湯煎でチョコレートを45度に保ちながら練ることで、組織を安定化させます。 ☆水が混入しないように細心の注意を払いましょう。 チョコレートを温度調整のしやすいステンレス製のボールに移し替えて冷水に浸し、チョコレート生地を一端27度(ミルクの入らないスウィートチョコの場合は、27~29度)まで下げます 再びチョコレートを湯煎で温め、30度(ミルクの入らないスウィートチョコの場合は、31~32度)にします 好みの型に流し込んで、 冷蔵庫で冷やし、チョコレートを固めます。 チョコレートが固まったら型から抜いて、できあがりです。さあ、後はあなたでラッピングしてみましょう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「アァン?コンなのパックの後ろ見りゃ一発だなオイ」 「しゃべってないで、さっさと買ってきたもんだすぞー」 「滝壺ー!!待ってろよー!!」 ☆読者の方へ これは架空の商品です。作り方はたいてい同じですが、マジにしないで下さい♪
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「当麻ぁ・・・」 「美琴ぉ・・・」 チュッ レロレロレロ… 熱いキスを堪能していた。 「キャー!!美琴ちゃんったらスッゴい大胆!!ところでさ、気になる事があるんだけど…」 「何かしら?」 「そこの美琴ちゃんのそっくりちゃん・・・誰?この間はちょっと酔ってて聞き逃したんだけど…」 「あら、美鈴さんの娘さんじゃないの?」 「私もお姉様から妹さんと聞いたのですが…」 非常にヤバい状況になった… ぎこちない笑みを作る打ち止め。 ありえない、本人的には笑っているつもりの一方通行。 「そ、それはだなァ。ああっとこいつら学園都市で出会って、あっちが自分のちっちゃいころに似てるからって、妹って呼び出したんだよ。なァ?」 「そそそうなのってミサカはミサカは言ってみたり。」 じりじりと追い詰められていく二人。 その二人に最後の希望”とんでもない音”が舞い降りる。 「ちょっと当麻、なーにしてんのかなあ?」 「さあーて、何でしょうか?」 「ちょっ!!そこは触んな!」 「いやー、触るなって言うほうが無理でしょう。」 実のところ当麻が美琴の肩もみをしていたところ、ちょうど美琴がくすぐったがるポイントを見つけていじめてるだけなのだが、 「あひゃっ、おひゃっ、と、当麻ぁ、やめてえええ。」 「やめてといわれるともっとしたくなるんだよなあ。」 音声しか聞こえていない8人は凍りついた。 そのうち2名は心の中で 「ナイスです少年!でも大人の階段のぼっちゃだめよ!!」と叫んでいる。 そして勘違いを起こした面々は…… 「元春!!私達も今夜しよう!!」 「月夜!!落ち着くんだにゃー!!(後でカミやん殺す…)」 「とうとう中学生に手を出しちゃった人に なってしもうたをやね!?」 「あのケダモノがああああああああああああああああああああ!!」 「何でみんな興奮してるの?ってミサカはミサカは尋ねてみたり?」 「ガキにはまだハェンだよォ!!」 大騒ぎしていた… 6人が騒いでいると突然「ブチッ!」と盗聴器の電源が切られる音がした。 見るとそこには福沢諭吉顔負けの女性と人を殺せそうな笑顔をした二人が。 「あらあら。当麻さん的には中学生でもOKなのかしら?」 「う~ん、清い仲ならイイんだけどねえ。さすがにねえ。」 「あらあら。美鈴さんもそうお思い?そういえば隣の部屋少し開いてましたよねえ。」 「ちょーっと懲らしめますか。」 言うが早いか二人は隣の部屋へ。 残りの6人は一方通行含めてガタガタ震えていた。 901号室 ~上琴~ 「あー、もうちょっと左。あ、そこそこ。きくー。」 「なんかしてもらった4倍くらい俺してやってねえか?」 「ふふん、いいじゃん♪」 「まあn…」 バーン!!ドアがあけ放たれた。 そこには二人の女性 「「母さん!!??」」 「「不純なのはいけません!!」」といって二人は固まった。 「なーんだ、たんに肩もみか。美琴ちゃん誤解する発言はだめでしょー。」 「どうしてここにいんのよ!?」 「ここに泊ってるからですよ。」 「あれ?ってかココ完全防音だったよな?」そこ気にするあたり上条さん、下心あったでしょ!! 「ん~、隣の部屋になんかスピーカーが有ってダダ漏れだったよ。」 「「なに!?」」 二人はごそごそと探す。 5秒後、美琴の手にはマイク。が当麻が確認する前に美琴の指の間で、それはショートした。 「「あいつら」」 上琴は立ち上がる。その覇気は二人の母親たちをもたじろがせる。 そして二人は言う。 「「ぶっ殺す!!」」 かくて上琴による虐殺(おもに土御門)がいま、始まる。 2秒後、二人は隣の902号室へ突入した………!! 「「テメェラ(アンタら)勝手に、人の部屋に盗聴器仕掛けてんじゃねぇ(ないわよ)ー!!」」 「「「「「「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」」」」」 入ってきた2人の、余りの威圧感に慣れない一方通行でさえ悲鳴を上げ、打ち止めも口癖を忘れた。 「土御門ォ!テメェのせいでこうなッたンだろうが!きちんと責任取りやがれェ!!」 「人のせいにせんといてーー!っていうか一方も興味心身にきいてたにゃーー!!」 「「いいから黙って座りなさい!!」」 2人の声に一蹴され、全員一列に正座で座った。親の方々は、自分の部屋に非難して、現状を夫に報告 「「で?どッから聞いてた(の)?」」 プライベートを盗聴されて2人はとってもご機嫌斜め。笑みを浮かべていても、目は笑っていない。 「「「「「「お二人が荷物置いたところからです。」」」」」」 「「つまり全部聞いたんだ?」」 「ねえ当麻、人のプライバシー侵害したやつらには何ボルトぐらいOK?」 学園都市の外での能力はNGだが、怒った二人にそんなルールは通用しない。 「部屋壊さなきゃいいんじゃね?いやまてよ。たしか一位と二位には前後賞とか言って現金もついてたなあ。」 「んじゃ、そこのモヤシ君のそれで修理してもらえばいいか♪」 「テメエらッ、人の賞金あてにすンじゃねェ!!」 「「そんなこと言えた筋合いか!!??」」 「言えませン、はい。」一方通行あっさり敗北。 「まあさすがにしょっぱなから電撃はひどいから懺悔くらい聞いてあげる……」 「「「「「「誠に申し訳あr」」」」」」 「とでも思ってたのかこのボケええええ!!!!!」ビリビリバッチイイインンン!! 5人が瞬殺。 一方通行は反射したがそれは上条に打ち消され、ついでに上条の懇親のアッパーをくらってホノルルの空を舞うことになって。 「不幸だァーーーッ!!!!!」 「「自業自得でしょ。」」 6人まとめてばっさり切り捨てられる羽目になった。 その惨状を親4人が見ていたのは言うまでもないことで……。 親×4は、 ただ一言 「「「「お、おそろしい」」」」 とつぶやいて何事も無かったかのように部屋に戻っていった。 あの鬼のようなバカップルが帰った後、 何とかしゃべれるぐらいまで回復した土御門が突然こんな事を言い出した。 「実はあの盗聴機は発見されときのためのダミーで、まだ本物は生きのこってるにゃー」 「「「「「!!!!!!!!!」」」」」 そしてそのころ、 鬼のようなバカップルからただのバカップルになった二人は、次のような、聞かれたらとてもまずい事を話していた 「そういえば、当麻って記憶喪失になったのは二千円事件のころなのよね」 「そうだ。あの時はびっくりしたなぁ、常盤台中学のお嬢様である美琴がいきなり自動販売機けって」 「って事はさ、当麻あれ覚えてないのね。いやぁ、あの時の当麻おもしろかったなぁ。 当麻あの子といっしょに漫才の大会でたのよ。本当にこれが私のクローン? って思っちゃうぐらいあの子が当麻にツッコミ強くいれてておもしろかったわ」 「嘘だ!俺は二千円の日、御坂妹に自己紹介されたはずだ」 「ちぇー。当麻に嘘はつけないや。それと、嘘だ! はもう古いわよ。漫画大好き美琴センセー的にはうみねこの時代ね」 そのままいちゃつきだそうとする上琴。 そのとき上条が見つけた。 「なあ美琴。さっき見つけた盗聴器とにてないか?」ヒソヒソ 「え?確かに。」ヒソヒソ 「やばくない?」 隣の部屋では………!!! 「「「「「「きおくそうしつ??」」」」」」 「きこくひょーしつってなーに?ってミサカはミサカは質問したり。」 「アホ。記憶喪失だろうがよォ…って、ン?どういうことだァ??」 「全くもって意味不明だにゃー。カミやんはいつ見てもカミやんだし。」 「お姉さまもいつ見てもお姉さまですの。記憶喪失とは思えませんわ。」 「じゃあどういう事??」 「「「「うーん………」」」」 「ここで悩んでもしょうがにゃいぜい。あとで夕食の時にカミやんに聞くにゃー。」 「あれ?元春。声が聞こえなくなったよ。」 「あーっ!!夕食の時間や。はよ行かんと!」 「そうですわね。その時お姉さまには私から。」 「にしても今日は疲れたァ。テメエのせいだぞ打ち止め。」 騎馬戦にしても親二人の件にしてももとはと言えば打ち止めが原因だから正しい。 「えーそりゃないよってミサカはミサカはあなたの横暴にブーイングしたり。」 ブチリ。 「やめてヘルプミーってミサカはミサカは救助を要請したりーっ!!」 「いやー今のは自業自得っしょ。」 「にゃー。でも月夜、だからと言ってかわいい幼子の頭蓋骨が割れるのを見過ごすわけにはいかんぜい。ってなわけで……せーのっ!」 「「「「やめろこのシスコン軍曹!!」」」」 「シスコン軍曹は土御門だろォがよォ!」 「にゃー??月夜が妹に見えんのかにゃー?うちはもう月夜命ですたい。」 「うれしーっ元春♪もっと言ってぇー。」そう言ってほっぺにチュッ 「……カミやんたちのバカップルぶりが移ってもうたわ。」 「ですわね。……って一方通行さん!?打ち止めさんが泡吹いてますわよ!!」 「「「「ぬぁにぃ!!??」」」」 「やっべェ!!起きろうち止め、起きろォおおおお!!!」 打ち止めの介抱やら何やらで4人が食事に走っていくことになって二人に記憶喪失の事を利かなかったのは偶然か、必然か。 だが彼らがそれを思い出す前にさらに衝撃的な事件が起こる。 それは……。 夕食後。 当麻と美琴はホテルを出た。誰にも見つからないように。 そしてタクシーを捕まえると高台の方へと向かう。ちなみに行く先を告げたのは自動翻訳機の使い方を完璧にマスターした上条の方。 ついでにあの6人もついてきていた。ちなみに父親たちは夜に仕事しているためいない。 この仕事で刀夜がまたフラグを立てて詩菜が彼をあわや帰りの飛行機から突き落しかけたりするのはまた別の話。 打ち止めははしゃぎすぎてばれるとして置いていかれた。 一方通行はその子もりである。「くそッたれがァ、何でおれがガキの子もりなんだよォ」と言いつつ上琴について後でちゃんとカメラ映像で見せるからと言うとあっさり納得した。 「どこへ行く気ですの?」別のタクシーに乗って追跡中の黒子が言う。 「見当もつきまへんわ。カミやんだけに。」隣の青ピが言う。 「どこ行く気だろうね?」さらにその隣の白雪。 「にゃー。」助手席でハンディカメラをチェック中の土御門。 以上4の人とは別に。 「夜のデートに誘うなんて、当麻君女の敵ねえ。」「あらあら、美鈴さんもそう思う?」母親2人も二人を見かけてタクシーで追跡中。 ------------------------------------- しばらくして、タクシーは展望台についた。 上条が前もって調べておいた夜景のきれいなポイントである。(選定には美琴が送った自動翻訳機がものをいった。) 「うわーっ!きれーーっ!!」「だろ。」二人の前にはパールハーバーからホノルルあたりまでの美しい夜景。 「こんな素敵な所に連れてきてくれてありがとう。……所で話があるって言ってたけど。」 「あー。それはだなー。」「なーに♪?」 上条さん深呼吸。そしてポケットからごそごそ何かを取り出す。 「ほい、これプレゼント。」そういって手に持ったケースをあける。 それはネックレスであった。 「こう言うもん、あげたいなーって思ってたんだけど金なくてさ。旅行券と一緒にちょっとばかし賞金が出たからさ。」 「普通ここで指輪でしょ?」そう言いつつも美琴は嬉しそうにそれを手に取る。 「…言うと思ってたけど。いやー、さすがにそれはまだ早いかなー…と。またいずれと言う事でご勘弁を。///」 「ふーん。/////てかそれ高かったでしょー。ダイヤモンドなんて……まさかの本物!?」あきらかにガラスなんかの奴と光り方が違うのに気がついた美琴。 「おう。本物のダイヤじゃなきゃ美琴には似合わねえよ。それに賞金使えばこれくらい安い安い。」 じつは賞金を全部つぎ込んでいた。 これで本物と言ってもらえなかったらしばらくは立ち上がれなかったに違いない。 感激して何も言えない美琴の後ろに回り、当麻はネックレスを美琴の首にかける。 「うん、似合ってる。きれいだぞ、美琴。」 「ありがとう、当麻。」そう言って二人は見つめあい、そして、 誰もいないと思っているために大人のキスをする。おそらく今までで最も長い時間。 だが。 あの6人は見ていた。そして…… 「元春……撮った?」 「へ?…あーっ!あまりに感動的すぎてボタンを押し忘れてたーっ!!」ついでに言葉づかいも忘れてる土御門。 「あー。……ここまで来ると私がとやかく言うのも野暮ではないかと……」 「黒子さん、ようやくですか?」こちらも関西弁が吹っ飛んでいる青ピ。 「うわー、夜景のきれいな所でデート。しかもプレゼントかー。美琴ちゃん撃沈だー。これが指輪だったら……きゃーっ!お父さんよりセンスいいかもっ!!」 「あらあら。美鈴さん的にそう思う?こういうとこ、刀夜さんに似たんでしょうかねえ。」 実は彼女、似たような展望台で刀夜のプロポーズを受けていたりする。 思い出してうっとりする詩菜とその時の話やら自分の時の話やらで盛り上がる親二人。 対して。 ---------------------------------------- 「そう言えば元春からプレゼント貰った覚えがないなー。無条件の愛しか。」 「「「ぶはっ」」」 「つっ、月夜?往来で何嬉しい事言ってくれちゃってんのにゃー?それに明日ショッピングセンターとか行くからその時買ってあげるにゃー。」 「ほんとー?うれしーっ!!!」そう言って抱きつく白雪。ついでにチュッ。 「……どうもお姉さまたちのバカップルぶりが移ったようですわね。」 「せやなー。そんじゃ黒子はんにも明日なんか買いまひょー。」 「買えますの?」 「えーーっと…まあほどほどなら……。ゴメン。」 「謝る事じゃありませんの。そう言うのは額とは関係なしに嬉しいんですから。」(あれ、私何を言ってるんですの?○○さんからのプレゼントが欲しいんですの私??) 上琴のバカップルぶりがこの二人に移るのにもそう時間はかかるまい。 その夜。 上条の部屋で。 当然ののように一緒に寝ている二人。美琴はにこにこしっぱなしである。 「何かいつもより余計ににこにこしてないか?」 「だって当麻からこんないいものもらっちゃったんだもん♪」 「ちょっと恥ずかしかったが……。」 「嬉しかった。」 「そ、そうか。」 「でさー、付き合うってことはお互いの悩みを打ち明けるってことだよね。」 「またその話かい、ダメ。美琴を巻き込むわけにはいかない。」 「やっぱりそう来るか。」 「ゴメンな。」 「謝る事じゃないでしょ。所で話は変わるけど、当麻の背中って大きいよね。」 「いきなりなんだ?」 「でも、」そう言って美琴は当麻の顔を両手で挟む。そしてはっきり目を見て言う。 「背負い切れなくなったらいつでも言って。内容は話してくれなくてもいい。きつくて辛くてしょうがなくなったら言ってよ。」 「わ、分かった。」 「そしたら美琴サンが癒してあげる♪」 「……さらりとすごい事言わんかった?」 「言ってないわよ馬鹿♪」チュッ (以下省略。) 上琴の夜は更けていく。 翌朝……。
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越後国 蒲原郡 鹿瀬組 日出谷(ひちや)村 大日本地誌大系第34巻 35コマ目 府城の西に当り行程14里。 家数49軒、東西1町・南北3町。 山間に住し南は揚川に傍ふ。 村中に官より令せらるる掟条目の制札あり。 東1里5町56間麦生野村に界ひ実川を限りとす。その村まで2里28町10間余。 西15町鹿瀬村の山界に至る。その村まで1里25町。 南1里計海道組倉平村の山に界ふ。 北3里計下條組滝谷村の山に界ふ。 端村 夏渡戸(なつわたと) 本村の西18町にあり。 家数9軒、東西1町55間・南北22間。 山間に住し北は揚川に臨む。 平瀬(ひやうせ) 本村の南16町にあり。 家数15軒、東西1町48間・南北58間。 山中に住し北は揚川に傍ひ、東に少しく田圃(たんぼ)あり。 中村(なかむら) 本村の東6町にあり。 家数34軒、東西2町・南北50間。 南は揚川に近く東北は山に倚る。 徳瀬(とくせ) 中村の東5町にあり。 家数17軒、東西1町50間・南北40間。 山中に住す。南は揚川に臨む。 当麻(たいま) 徳瀬の東8町にあり。 家数60軒、東西2町10間・南北40間。 山間に住す。南は揚川に臨む。 実川端(さねかははた) 当麻の東17町にあり。 家数3軒、東西1町・南北18間。 東は実川に臨み南は揚川に傍ひ重山の間に住す。 小荒井(こあらい) 実川端の北1里にあり。 家数3軒、東西20間・南北30間。 東は実川に臨み深山の間に住す。 山川 霜消山(しもきえやま) 村北3里計にあり。 一に蒜葉山(ひるはやま)という。 頂上まで2里、周4里余。 山中に沼多し。 深山にて人到ることまれなり。 西北は下條組滝谷・岡津両村と峯を界ふ。 ビイロウ山 村より丑(北北東)の方1里にあり。 頂上まで20町計。 昔金を鑿(ほ)りし所とて坑の趾あり。 棒掛山(ほうかけやま) 村より亥(北北西)の方14町計にあり。 頂上まで1里、周2里18町計。 烏帽子嶽(えほしがたけ) 村より丑(北北東)の方4里18町計にあり。 頂上まで2里10町計。 その形似たるゆえ名く。 頂上は岩山にて四時雪あり。 五葉松、ブナ、杉、及び熊、羚羊(れいよう)多し。 この山、東は実川村に属し北は滝谷村に隣り、共に峯を界ふ。 兎倉山(うさきがくらやま) 端村平瀬の巳(南南東)の方1里18町にあり。 頂上まで17町計。 南は菱潟村に隣り西は倉平村に隣る。共に峯が界なり。 高倉山(たかくらやま) 平瀬の南25町にあり。 頂上まで13町。 黒崎山(くろさきやま) 端村夏渡戸の西12町計にあり。 頂上まで15町。 西南は鹿瀬村と峯を界ふ。 越戸峠(こえととうげ) 夏渡戸の西9町にあり。 頂上まで6町計。 ここを越て鹿瀬村にいたる。 昼影岩(ひるかけいわ) 平瀬の西5町計、山の中腹にあり。 日影この岩の8、9分にいたれるを見て日中を知る。故に名くという。 沼 一は平瀬の北8町計にあり。周75間。 一は端村当麻の東9町計、路傍にあり。周50間計、傾城沼という。 揚川 村南1町計にあり。 菱潟・麦生野両村の境内より来り、所々に渓流これに注ぎ西に流るること2里計鹿瀬・向鹿瀬両村の界に入る。 長走川(なかはしりかわ) 村北2里計、山奥にあり。 源を烏帽子嶽に発し、西に流るること4里計下條組新谷村の界に入る。 広20間。 岩魚(いはな)、鰥(やまへ)を産す。 実川(さねかわ) 端村実川端の東にあり。 実川村の境内より来り、屈曲して山中を経ること1里10町計、南に向い実川端の辰巳(南東)の方に至り揚川に入る。 広20間。 石高くして最も急流なり。 関梁 橋2 一は端村中村にあり。長5間、土橋なり。 一は端村実川端の東2町50間計にあり。隣村の通路実川に架す。長12間・幅1間、勾欄あり。実川橋と名く。 神社 羽黒神社 祭神 羽黒神? 勧請 不明 端村当麻の東1町10間計、山上にあり。 石階を上ること270余級。 昔いつの頃にかこの村の地頭波田野某勧請し、田圃各6段の地を寄付せしとぞ。今社料を失う。 鳥居あり。 神職 渡部信濃 正徳元年(1711年)渡部善大夫某というもの神職となる。即今の氏なの廣直が4世の祖なり。 月山神社 祭神 月弓尊(つきよみのみこと) 相殿 稲荷神 十二山神 水神 鎮座 不明 端村夏渡戸の南1町計、山麓にあり。 鳥居あり。渡辺信濃が司なり。 伊豆神社 祭神 伊豆神? 相殿 山神 鎮座 不明 端村平瀬の北にあり。 鳥居あり。渡辺信濃これを司る。 山神社 祭神 山神? 相殿 山神 2座 稲荷神 山王神 若宮八幡 帝釈神 鎮座 不明 中村の東30間計、山麓にあり。 鳥居あり。渡辺信濃が司なり。 白山神社 祭神 白山神? 草創 永正6年(1509年) 端村徳瀬の北、小高き所にあり。 永正6年この村に住せる波田野久次郎某という者草創せりとぞ。 鳥居あり。村民の持なり。 白山神社 祭神 白山神? 相殿 倉神 地主神なり 鎮座 不明 当麻の北、山麓にあり。 鳥居あり。渡辺信濃これを司る。 相殿 倉神 村老の説に、昔1人の宮女漂泊して鎌倉に来りしに、この村の長太郎というものも商売のため鎌倉にありければ、彼女を語いてこの所に帰り深く契(ちぎり)しに、その後いつとなく疎くなりけるを恨んで琵琶沼という沼の辺に鏡7面を遺しおき身を投げて死す。里人憐れんで、なきがらを収め彼鏡をば村東15町計の毛無峠(けなしとうげ)という所に埋む。彼怨霊長太郎が家に祟をなしけるにより、これを慰めんとて蔵神に祭れりとぞ。 今案ずるに、倉神音訓同じければ「蔵神」と伝えしは「倉神」の訛なるべし。 また当麻の東9町計に傾城沼といえるあり、その辺の小坂を琵琶坂と名く。琵琶沼は即傾城沼の事なりとぞ。 寺院 極楽寺 村東1町計、山麓にあり。 真言宗、山號を長光山という。 開基の年代しれず。 永禄2年(1559年)の春火災に罹り、同3年(1560年)津川町玉泉寺の僧淳存再興せり。因て玉泉寺の末山となれり。 本尊弥陀客殿に安ず。 観音堂 境内にあり。 護徳寺 端村中村の北1町計、山下にあり。 如意山と號す。 開基の年月分明ならず。 大永元年(1521年)玉泉寺の会下宥圓という僧来て中興す。 玉泉寺の末山真言宗なり。 弥陀を本尊とし客殿に安ず。 観音堂 境内にあり。 秘佛の正観音を安置す。 Google Map水沢地区 - 旧・日出谷地区の中心?この地区の東に極楽寺あり。夏渡戸地区 平瀬地区 - 対岸に向うような道あり。船渡場でもあった? 中村地区 - 南の森林地帯も中村の境内? 徳瀬地区 当麻地区 - JR日出谷駅はこの地区にあり。 実川端地区 向小荒地区(小荒井) - 廃村? 蒜場山(霜消山) ビイロウ山?西の新谷には大谷金山(三川鉱山)があったようですが、この地区では不明。 棒掛山 烏帽子山 兎ヶ倉山 黒崎山 越戸峠現在の県道322号線。旧道は森に消えています。 昼影岩?情報が出てきません。磐越西線の平瀬トンネルを掘った時に無くなったのでしょうか? 傾城沼?当麻地区の北東に沼あり。方向はともかく距離はおおよそ一致。 羽黒神社?(当麻)現在の広瀬神社? 月山神社(夏渡戸)夏渡戸集会施設招喜会館という施設(消防施設に併設?)の裏手に参道あり。 伊豆神社(平瀬) 山神社(中村) 白山神社(徳瀬) 白山神社?(当麻の北) - 社名確認できず。社が小さいです。 地主神の倉神ですが、ひょっとしたら広瀬神社の方へ合祀されたのでしょうか? 耶麻郡吉田組井岡村にあった羽黒神社は現在広瀬神社になっています。この地区の羽黒神社も同様に広瀬神社に変わり、小さい社から大きい所へ地主神をお迎えしたと想像してみたのですが。 極楽寺 護徳寺観音堂 十二山神社? 平瀬の鍾馗様(平瀬)「鍾馗(しょうき)様」と呼ばれているようです。(参考:阿賀町公式) 縄文清水 当麻トンネル - 国道459号線です。
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追跡表(とある魔術の禁書目録) 上条当麻 【2】 登場話 タイトル 作者 登場人物 009 「パンティとストッキングが交差するとき、物語は始まる!」 feat. 坊主-T ◆AMqj9t925Y 上条当麻、アナーキー・パンティ、アナーキー・ストッキング、寺生まれのTさん 028 『大嘘憑き』VS『幻想殺し』(前編)『大嘘憑き』VS『幻想殺し』(後編) ◆ElBBuB18Y2 球磨川禊、寺生まれのTさん、上条当麻 一方通行 【3】 登場話 タイトル 作者 登場人物 003 更なる闇に染まろうとも ◆O7yc.7JC9. 一方通行、鹿目まどか 017 新ジャンル「存在自体が誤解フラグ」 ◆ElBBuB18Y2 一方通行、鹿目まどか、玄野計 034 GANTZ/RAPID ◆YU3/e.VMFA 一方通行、鹿目まどか、玄野計 御坂美琴 【1】 登場話 タイトル 作者 登場人物 016 狂信者 ◆O7yc.7JC9. やる夫、御坂美琴、ヴァニラ・アイス 打ち止め 【2】 登場話 タイトル 作者 登場人物 018 さがしもの ◆vhDQItAZJY 佐倉杏子、打ち止め 031 意地 ◆uBeWzhDvqI DIO、佐倉杏子、打ち止め 姫神秋沙 【2】 登場話 タイトル 作者 登場人物 032 先へと ◆O7yc.7JC9I 姫神秋沙、人吉善吉 039 薔薇色の世界 ◆7RGbmc1fRg 人吉善吉、姫神秋沙、野比のび太、阿部高和 木原数多 【2】 登場話 タイトル 作者 登場人物 007 Restart ◆v8O5xyO8Go 球磨川禊、花京院典明、木原数多 025 時をかけた男 ◆uBeWzhDvq ジョセフ・ジョースター、道下正樹、花京院典明、木原数多 戻る ▲
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「当麻ぁ・・・」 「美琴ぉ・・・」 チュッ レロレロレロ… 熱いキスを堪能していた。 「キャー!!美琴ちゃんったらスッゴい大胆!!ところでさ、気になる事があるんだけど…」 「何かしら?」 「そこの美琴ちゃんのそっくりちゃん・・・誰?この間はちょっと酔ってて聞き逃したんだけど…」 「あら、美鈴さんの娘さんじゃないの?」 「私もお姉様から妹さんと聞いたのですが…」 非常にヤバい状況になった… ぎこちない笑みを作る打ち止め。 ありえない、本人的には笑っているつもりの一方通行。 「そ、それはだなァ。ああっとこいつら学園都市で出会って、あっちが自分のちっちゃいころに似てるからって、妹って呼び出したんだよ。なァ?」 「そそそうなのってミサカはミサカは言ってみたり。」 じりじりと追い詰められていく二人。 その二人に最後の希望”とんでもない音”が舞い降りる。 「ちょっと当麻、なーにしてんのかなあ?」 「さあーて、何でしょうか?」 「ちょっ!!そこは触んな!」 「いやー、触るなって言うほうが無理でしょう。」 実のところ当麻が美琴の肩もみをしていたところ、ちょうど美琴がくすぐったがるポイントを見つけていじめてるだけなのだが、 「あひゃっ、おひゃっ、と、当麻ぁ、やめてえええ。」 「やめてといわれるともっとしたくなるんだよなあ。」 音声しか聞こえていない8人は凍りついた。 そのうち2名は心の中で 「ナイスです少年!でも大人の階段のぼっちゃだめよ!!」と叫んでいる。 そして勘違いを起こした面々は…… 「元春!!私達も今夜しよう!!」 「月夜!!落ち着くんだにゃー!!(後でカミやん殺す…)」 「とうとう中学生に手を出しちゃった人に なってしもうたをやね!?」 「あのケダモノがああああああああああああああああああああ!!」 「何でみんな興奮してるの?ってミサカはミサカは尋ねてみたり?」 「ガキにはまだハェンだよォ!!」 大騒ぎしていた… 6人が騒いでいると突然「ブチッ!」と盗聴器の電源が切られる音がした。 見るとそこには福沢諭吉顔負けの女性と人を殺せそうな笑顔をした二人が。 「あらあら。当麻さん的には中学生でもOKなのかしら?」 「う~ん、清い仲ならイイんだけどねえ。さすがにねえ。」 「あらあら。美鈴さんもそうお思い?そういえば隣の部屋少し開いてましたよねえ。」 「ちょーっと懲らしめますか。」 言うが早いか二人は隣の部屋へ。 残りの6人は一方通行含めてガタガタ震えていた。 901号室 ~上琴~ 「あー、もうちょっと左。あ、そこそこ。きくー。」 「なんかしてもらった4倍くらい俺してやってねえか?」 「ふふん、いいじゃん♪」 「まあn…」 バーン!!ドアがあけ放たれた。 そこには二人の女性 「「母さん!!??」」 「「不純なのはいけません!!」」といって二人は固まった。 「なーんだ、たんに肩もみか。美琴ちゃん誤解する発言はだめでしょー。」 「どうしてここにいんのよ!?」 「ここに泊ってるからですよ。」 「あれ?ってかココ完全防音だったよな?」そこ気にするあたり上条さん、下心あったでしょ!! 「ん~、隣の部屋になんかスピーカーが有ってダダ漏れだったよ。」 「「なに!?」」 二人はごそごそと探す。 5秒後、美琴の手にはマイク。が当麻が確認する前に美琴の指の間で、それはショートした。 「「あいつら」」 上琴は立ち上がる。その覇気は二人の母親たちをもたじろがせる。 そして二人は言う。 「「ぶっ殺す!!」」 かくて上琴による虐殺(おもに土御門)がいま、始まる。 2秒後、二人は隣の902号室へ突入した………!! 「「テメェラ(アンタら)勝手に、人の部屋に盗聴器仕掛けてんじゃねぇ(ないわよ)ー!!」」 「「「「「「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」」」」」 入ってきた2人の、余りの威圧感に慣れない一方通行でさえ悲鳴を上げ、打ち止めも口癖を忘れた。 「土御門ォ!テメェのせいでこうなッたンだろうが!きちんと責任取りやがれェ!!」 「人のせいにせんといてーー!っていうか一方も興味心身にきいてたにゃーー!!」 「「いいから黙って座りなさい!!」」 2人の声に一蹴され、全員一列に正座で座った。親の方々は、自分の部屋に非難して、現状を夫に報告 「「で?どッから聞いてた(の)?」」 プライベートを盗聴されて2人はとってもご機嫌斜め。笑みを浮かべていても、目は笑っていない。 「「「「「「お二人が荷物置いたところからです。」」」」」」 「「つまり全部聞いたんだ?」」 「ねえ当麻、人のプライバシー侵害したやつらには何ボルトぐらいOK?」 学園都市の外での能力はNGだが、怒った二人にそんなルールは通用しない。 「部屋壊さなきゃいいんじゃね?いやまてよ。たしか一位と二位には前後賞とか言って現金もついてたなあ。」 「んじゃ、そこのモヤシ君のそれで修理してもらえばいいか♪」 「テメエらッ、人の賞金あてにすンじゃねェ!!」 「「そんなこと言えた筋合いか!!??」」 「言えませン、はい。」一方通行あっさり敗北。 「まあさすがにしょっぱなから電撃はひどいから懺悔くらい聞いてあげる……」 「「「「「「誠に申し訳あr」」」」」」 「とでも思ってたのかこのボケええええ!!!!!」ビリビリバッチイイインンン!! 5人が瞬殺。 一方通行は反射したがそれは上条に打ち消され、ついでに上条の懇親のアッパーをくらってホノルルの空を舞うことになって。 「不幸だァーーーッ!!!!!」 「「自業自得でしょ。」」 6人まとめてばっさり切り捨てられる羽目になった。 その惨状を親4人が見ていたのは言うまでもないことで……。 親×4は、 ただ一言 「「「「お、おそろしい」」」」 とつぶやいて何事も無かったかのように部屋に戻っていった。 あの鬼のようなバカップルが帰った後、 何とかしゃべれるぐらいまで回復した土御門が突然こんな事を言い出した。 「実はあの盗聴機は発見されときのためのダミーで、まだ本物は生きのこってるにゃー」 「「「「「!!!!!!!!!」」」」」 そしてそのころ、 鬼のようなバカップルからただのバカップルになった二人は、次のような、聞かれたらとてもまずい事を話していた 「そういえば、当麻って記憶喪失になったのは二千円事件のころなのよね」 「そうだ。あの時はびっくりしたなぁ、常盤台中学のお嬢様である美琴がいきなり自動販売機けって」 「って事はさ、当麻あれ覚えてないのね。いやぁ、あの時の当麻おもしろかったなぁ。 当麻あの子といっしょに漫才の大会でたのよ。本当にこれが私のクローン? って思っちゃうぐらいあの子が当麻にツッコミ強くいれてておもしろかったわ」 「嘘だ!俺は二千円の日、御坂妹に自己紹介されたはずだ」 「ちぇー。当麻に嘘はつけないや。それと、嘘だ! はもう古いわよ。漫画大好き美琴センセー的にはうみねこの時代ね」 そのままいちゃつきだそうとする上琴。 そのとき上条が見つけた。 「なあ美琴。さっき見つけた盗聴器とにてないか?」ヒソヒソ 「え?確かに。」ヒソヒソ 「やばくない?」 隣の部屋では………!!! 「「「「「「きおくそうしつ??」」」」」」 「きこくひょーしつってなーに?ってミサカはミサカは質問したり。」 「アホ。記憶喪失だろうがよォ…って、ン?どういうことだァ??」 「全くもって意味不明だにゃー。カミやんはいつ見てもカミやんだし。」 「お姉さまもいつ見てもお姉さまですの。記憶喪失とは思えませんわ。」 「じゃあどういう事??」 「「「「うーん………」」」」 「ここで悩んでもしょうがにゃいぜい。あとで夕食の時にカミやんに聞くにゃー。」 「あれ?元春。声が聞こえなくなったよ。」 「あーっ!!夕食の時間や。はよ行かんと!」 「そうですわね。その時お姉さまには私から。」 「にしても今日は疲れたァ。テメエのせいだぞ打ち止め。」 騎馬戦にしても親二人の件にしてももとはと言えば打ち止めが原因だから正しい。 「えーそりゃないよってミサカはミサカはあなたの横暴にブーイングしたり。」 ブチリ。 「やめてヘルプミーってミサカはミサカは救助を要請したりーっ!!」 「いやー今のは自業自得っしょ。」 「にゃー。でも月夜、だからと言ってかわいい幼子の頭蓋骨が割れるのを見過ごすわけにはいかんぜい。ってなわけで……せーのっ!」 「「「「やめろこのシスコン軍曹!!」」」」 「シスコン軍曹は土御門だろォがよォ!」 「にゃー??月夜が妹に見えんのかにゃー?うちはもう月夜命ですたい。」 「うれしーっ元春♪もっと言ってぇー。」そう言ってほっぺにチュッ 「……カミやんたちのバカップルぶりが移ってもうたわ。」 「ですわね。……って一方通行さん!?打ち止めさんが泡吹いてますわよ!!」 「「「「ぬぁにぃ!!??」」」」 「やっべェ!!起きろうち止め、起きろォおおおお!!!」 打ち止めの介抱やら何やらで4人が食事に走っていくことになって二人に記憶喪失の事を利かなかったのは偶然か、必然か。 だが彼らがそれを思い出す前にさらに衝撃的な事件が起こる。 それは……。 夕食後。 当麻と美琴はホテルを出た。誰にも見つからないように。 そしてタクシーを捕まえると高台の方へと向かう。ちなみに行く先を告げたのは自動翻訳機の使い方を完璧にマスターした上条の方。 ついでにあの6人もついてきていた。ちなみに父親たちは夜に仕事しているためいない。 この仕事で刀夜がまたフラグを立てて詩菜が彼をあわや帰りの飛行機から突き落しかけたりするのはまた別の話。 打ち止めははしゃぎすぎてばれるとして置いていかれた。 一方通行はその子もりである。「くそッたれがァ、何でおれがガキの子もりなんだよォ」と言いつつ上琴について後でちゃんとカメラ映像で見せるからと言うとあっさり納得した。 「どこへ行く気ですの?」別のタクシーに乗って追跡中の黒子が言う。 「見当もつきまへんわ。カミやんだけに。」隣の青ピが言う。 「どこ行く気だろうね?」さらにその隣の白雪。 「にゃー。」助手席でハンディカメラをチェック中の土御門。 以上4の人とは別に。 「夜のデートに誘うなんて、当麻君女の敵ねえ。」「あらあら、美鈴さんもそう思う?」母親2人も二人を見かけてタクシーで追跡中。 ------------------------------------- しばらくして、タクシーは展望台についた。 上条が前もって調べておいた夜景のきれいなポイントである。(選定には美琴が送った自動翻訳機がものをいった。) 「うわーっ!きれーーっ!!」「だろ。」二人の前にはパールハーバーからホノルルあたりまでの美しい夜景。 「こんな素敵な所に連れてきてくれてありがとう。……所で話があるって言ってたけど。」 「あー。それはだなー。」「なーに♪?」 上条さん深呼吸。そしてポケットからごそごそ何かを取り出す。 「ほい、これプレゼント。」そういって手に持ったケースをあける。 それはネックレスであった。 「こう言うもん、あげたいなーって思ってたんだけど金なくてさ。旅行券と一緒にちょっとばかし賞金が出たからさ。」 「普通ここで指輪でしょ?」そう言いつつも美琴は嬉しそうにそれを手に取る。 「…言うと思ってたけど。いやー、さすがにそれはまだ早いかなー…と。またいずれと言う事でご勘弁を。///」 「ふーん。/////てかそれ高かったでしょー。ダイヤモンドなんて……まさかの本物!?」あきらかにガラスなんかの奴と光り方が違うのに気がついた美琴。 「おう。本物のダイヤじゃなきゃ美琴には似合わねえよ。それに賞金使えばこれくらい安い安い。」 じつは賞金を全部つぎ込んでいた。 これで本物と言ってもらえなかったらしばらくは立ち上がれなかったに違いない。 感激して何も言えない美琴の後ろに回り、当麻はネックレスを美琴の首にかける。 「うん、似合ってる。きれいだぞ、美琴。」 「ありがとう、当麻。」そう言って二人は見つめあい、そして、 誰もいないと思っているために大人のキスをする。おそらく今までで最も長い時間。 だが。 あの6人は見ていた。そして…… 「元春……撮った?」 「へ?…あーっ!あまりに感動的すぎてボタンを押し忘れてたーっ!!」ついでに言葉づかいも忘れてる土御門。 「あー。……ここまで来ると私がとやかく言うのも野暮ではないかと……」 「黒子さん、ようやくですか?」こちらも関西弁が吹っ飛んでいる青ピ。 「うわー、夜景のきれいな所でデート。しかもプレゼントかー。美琴ちゃん撃沈だー。これが指輪だったら……きゃーっ!お父さんよりセンスいいかもっ!!」 「あらあら。美鈴さん的にそう思う?こういうとこ、刀夜さんに似たんでしょうかねえ。」 実は彼女、似たような展望台で刀夜のプロポーズを受けていたりする。 思い出してうっとりする詩菜とその時の話やら自分の時の話やらで盛り上がる親二人。 対して。 ---------------------------------------- 「そう言えば元春からプレゼント貰った覚えがないなー。無条件の愛しか。」 「「「ぶはっ」」」 「つっ、月夜?往来で何嬉しい事言ってくれちゃってんのにゃー?それに明日ショッピングセンターとか行くからその時買ってあげるにゃー。」 「ほんとー?うれしーっ!!!」そう言って抱きつく白雪。ついでにチュッ。 「……どうもお姉さまたちのバカップルぶりが移ったようですわね。」 「せやなー。そんじゃ黒子はんにも明日なんか買いまひょー。」 「買えますの?」 「えーーっと…まあほどほどなら……。ゴメン。」 「謝る事じゃありませんの。そう言うのは額とは関係なしに嬉しいんですから。」(あれ、私何を言ってるんですの?○○さんからのプレゼントが欲しいんですの私??) 上琴のバカップルぶりがこの二人に移るのにもそう時間はかかるまい。 その夜。 上条の部屋で。 当然ののように一緒に寝ている二人。美琴はにこにこしっぱなしである。 「何かいつもより余計ににこにこしてないか?」 「だって当麻からこんないいものもらっちゃったんだもん♪」 「ちょっと恥ずかしかったが……。」 「嬉しかった。」 「そ、そうか。」 「でさー、付き合うってことはお互いの悩みを打ち明けるってことだよね。」 「またその話かい、ダメ。美琴を巻き込むわけにはいかない。」 「やっぱりそう来るか。」 「ゴメンな。」 「謝る事じゃないでしょ。所で話は変わるけど、当麻の背中って大きいよね。」 「いきなりなんだ?」 「でも、」そう言って美琴は当麻の顔を両手で挟む。そしてはっきり目を見て言う。 「背負い切れなくなったらいつでも言って。内容は話してくれなくてもいい。きつくて辛くてしょうがなくなったら言ってよ。」 「わ、分かった。」 「そしたら美琴サンが癒してあげる♪」 「……さらりとすごい事言わんかった?」 「言ってないわよ馬鹿♪」チュッ (以下省略。) 上琴の夜は更けていく。 翌朝……。
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最終決戦を制した上条勢力。 魔術、科学の「世界の崩壊」を望まぬ者達の活躍と、覚醒した三人の超能\力者と一人の幻想殺し、三人の聖人と二対の天使によってアレイスター率いる敵を撃破した。 そして、禁書目録は上条当麻に別れを告げる。 「とうま、私はこれから壊れ果てた世界を直す為に、いろいろな所を旅しなきゃならないの」 なら俺も付いて行く、上条がそう言うが、禁書目録は止める。 「とうまは短髪…みことを護るって約束があるでしょ!だから、これでお別れ。…とうまと逢えて楽しかったよ!もう会えないかもしれないけど、とうまはみことと幸せになってくれなきゃ嫌かも!…かおり達が呼んでるからそろそろ行くね!」 「禁書目録……。あぁ、わかった。それじゃあ、運が良かったら一万二千年後にまた会おうぜ!」 飛びきりの笑顔で禁書目録は去っていった。 「インデックス…笑ってたけど辛そうだったわね…」 「美琴…。そう、だな。…それじゃ俺達も行きますか!」 「どこに!?」 「決まってんだろ。美琴の両親に挨拶だよ」 絶対能\力者の一人、御坂美琴の叫び声が木霊した。 「皆さん、それでは宜しいですね?」 「はい、火織」 「もちろんだよ」 「良いのよなー」 その他大勢のアニェーゼ部隊や、天草式のメンバー、女子寮のメンバーが神裂の問いに答える。 「それじゃあかおり、行こ!」 禁書目録はその先頭に立ち、世界を直す長い旅に出た。 「舞夏ー、今帰ったにゃー」 「やっと帰ってきたなー。正直…帰って来ないかと…思ってたん…だぞ…」 「ごめんな…舞夏」 とある学生寮では感動の再開を果たし、 「さてと、絶対能\力者と言えど、修行を怠ってはならねーな!」 またある場所では一人の熱血漢が修行を始め、 「またパシリかよ…」 とあるマンションでは平和に暮らす少女と、それを守る無能\力者が居て、それぞれが勝ち取った平和を楽しもうとしていた。 そして─。 「本当にこの道で合ってンだろうなァ?」 「ミサカが嘘付くわけ無い、ってミサカはミサカは断言してみる!」 絶対能\力者の中でも最強の一方通行と、彼を支え続けた打ち止めが、ある目的地を目指していた。 「確かこっちだったよな」 「ね、ねぇ…本当に行くわけ?」 「ん?あぁ。俺は一秒でも早く美琴と一緒になりたいからな」 「…バ カ」 後に世界を救った英雄として語り継がれる上条当麻と、生涯、彼を支え続ける妻となる御坂美琴もある目的地を目指していた。 「そこだな」 「そこか」 ここで二組の足は止まった。 「あなた方もここに用事ですか…って一方通行!?」 「奇遇ですね…って当麻!」 「あら、打ち止めも一緒ね」 「わーいお姉様!ってミサカはミサカは久しぶりの再開にはしゃいでみる!」 上条当麻と一方通行は驚き、御坂美琴と打ち止めはさも当然のように抱き締めあう。 「えーっと、一方通行もご挨拶的な?」 「そういう当麻もかァ?」 こういう時だけ仲良しな二人。最終決戦で互いに背中を預け合った仲である。 「そ、それじゃあ行くぞ…」 「あ、あァ…」 ピンポーン、とチャイムを鳴らす上条。 程なくして一人の女性が出てきた。 「どちら様ですかーって白い子…確か一方通行 途中から消えたっぽいから続きから 君に当麻君、それに打ち止めちゃんに美琴ちゃんじゃないの!どうしたの?」 御坂美鈴。上条と一方通行を結び付ける一因の女性だ。 「今日は大切な話があって来ました」 「同じく。重要な用件なンだよ」 「そ、そんなに改まって…美鈴さん困っちゃうな…。と、とりあえず上がって」 いつもとは違う雰囲気の二人に気圧される美鈴。ひとまず家の中に入るように指示する。 「一方通行、第一段階はクリアだな」 「次が難関なンだよな」 家の中に二人は入っていく。 どうやら二人は共同戦線を張るつもりらしい。 「お姉様ー、この二人はいろいろ正反対なのに中身は一緒だったりするよねー、ってミサカはミサカは面白がってみたり」 「そうね。ま、そこが二人の良いとこなのよね」 打ち止めと美琴は、二人の後を追う。 御坂家にお邪魔する上条と一方通行。美琴と打ち止めは実家に帰ってきた。 「さて、何の用だ?上条当麻君に一方通行君。まぁ、そこに座りなさい」 美鈴に案内され、居間にやってきた上条と一方通行は、そこに待ち構\えていた一人の父親ー御坂旅掛のオーラに体が硬直する。旅掛に言われた通り、テーブルを挟んで旅掛の向かい側に正座する二人。 「きょ、今日はお義父さんに話があって来ました」 「同じく。大切な用件があって来ました」 上条の隣には、美琴が。 一方通行の隣には打ち止めが座っている。 「ふむ…君達の意志は本気のようだ。声色を聞けばわかる。だが、君達にお義父さん、等と言われる筋合いはない」 その一言に背中に冷や汗が流れる二人。 「しかし、君達の話を聞かせて貰おう」 旅掛は、いつの間にか美鈴が煎れていたコーヒーを一口飲み、言い放った。 「最初に一方通行君から聞かせて貰おうか」 指名された一方通行は一瞬、少しだけ震えたが、自分の意志を旅掛に伝える。 「お、俺は今日、打ち止めを貰いに来ました!」 「却下だ。どうやら君は敬語と言うものを知らないのかな?そんな奴に打ち止めは任せられない」 次は当麻君、と言われ上条は深呼吸する。隣の一方通行が俯き、涙を溜めたのが見えた。 意識を集中させて宣言する。 「答えは却下だ。挨拶に来たというのに、なんだ?そのボロボロの服は。挨拶に来るならもっとマシな格好で来るべきだな」 正論を突きつけられ、反論出来ない二人。 「…悪い、一方通行……仇取れなかった…」 「…別に構\わねーよ……」 「用件が済んだなら帰りたまえ」 意気消沈する二人を見て旅掛は帰ることを勧める。 無言で立ち上がり、玄関に向かおうとする二人。 (このまま帰ったらいつまで経っても了承はしないぞ?良いのか?若造共…) 旅掛は二人の背中を見つめ、問い掛ける。 「なぁ、一方通行」 「なんだ当麻」 「俺は諦めが悪いようだ」 「奇遇だなァ。俺もそう考えてたとこだ」 上条と一方通行は旅掛に背中を向けたまま、会話を交わす。 そして─。 「俺は美琴を貰う!」 「俺に打ち止めを寄越せっ!」 振り向き、吠える。 「なっ…当麻…」 「一方通行…」 覇気を取り戻した二人に美琴と打ち止めが驚く。 が、それに驚いたのは二人だけではない。美鈴と旅掛も同じだ。 「何度言っても無駄だ。却下だ」 その答えは予\想通りとも思われる表\情の上条と一方通行。 「そうだと思ったぜ」 「演算無しでもわかるってことだなァ」 満身創痍。まさしくこの言葉が合う二人だった。 深呼吸をして意識を高める上条と一方通行。 「俺は何度も打ち止めに救われたァ。そして今日もコイツに救われた…。最初は鬱陶しいと思ったこともあったがよォ、いつの間にか俺は打ち止めが居ねェと寂しくなっちまうんだよ。だから俺から打ち止めを取り上げるんじゃねェ!…それでも却下するってェなら俺は打ち止めをかっさらって行ってやンぞ!」 拳を握り締め、自分の想いを旅掛にぶつける一方通行。 「良くやった一方通行…次は俺の番だッ!俺は美琴を愛してる…。最初から愛していたわけじゃない。だけど!学園都市で過ごして行く中で美琴は俺の掛け替えのない存在になった!これからも美琴と一緒に居たい!それでも却下するなら…その幻想は俺がぶち殺す!」 一方通行に続き、上条が想いをぶつける。 二人は互いに拳と拳をぶつけ合い、行動を賞賛した。美琴と打ち止めは初めてみる想い人の一面に圧倒されていた。 「全く…若いって良いよな」 黙って聞いていた旅掛が動く。 「お前達は本当に娘達を幸せに出来るんだな?」 勿論、と二人は頷く。 「もし幸せに出来なかったら覚悟しておけよ?俺は容赦しないからな。美琴、打ち止め。幸せになるんだぞ」 その言葉を聞いた4人(+話を聞いていた美鈴)は最高の笑顔になった。 激闘を終え、御坂家を後にした4人は学園都市まで戻ってきた。 「なぁ一方通行」 「あァン?」 「良かったな、了承貰えて」 「てめェもな、当麻」 二人はどちらともなく右手を差し出し、握手していた。 「ホント、無茶苦茶よね…あの二人」 「でもそんな当麻お義兄さんに惚れたんでしょーってミサカはミサカは悪戯に質問してみるー!」 「なっ…アンタねぇ!…そう言う打ち止めもそこに惚れたのよね」 「ギクッてミサカはミサカは姉妹の遺伝子は怖いって思ってみたりー!」 御坂美琴の体細胞クローンの打ち止め。しかし美琴の妹達である打ち止めだが、一生を共に歩む男性は違った。が、本質は似たようなものだったりするのだが。 「そういえばアンタ、さらっと当麻義兄さんとか言わなかった?」 「だってお姉様の旦那様は義兄になるわけだよ、ってミサカはミサカは当たり前のことを言ってみる」 この一言が、夕日をバックに未だ握手し続ける旦那達に波乱を呼ぶことになるのだが、それはまた別のお話し。