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スキル別 攻撃系 攻撃力上昇 武将豪傑 / 一騎当千 / 万夫不当 / 飛将 / 無双隣地猛攻 / 隣地極攻 / 遠地猛攻 / 龍鱗猛攻隻眼将の軍略 / 若獅子の軍略単兵種剣兵の進撃 / 剣兵の強撃 / 剣兵の猛撃 / 剣兵の極撃進撃 / 強撃 / 猛撃 / 極撃歴戦の弓将 / 刹那の奇襲 / 拠点襲撃 / 勇将飛矢 / 勇将天戟 / 喬姫の激励兵器隣地攻城 / 隣地神攻城上級兵精鋭の進撃全体奇計百出 / 連環の計覇王の進撃 / 覇王の強撃 / 覇王の猛撃喬姫の祈り / 燕人武陣 / 勇美鼓舞蜀軍の極撃 / 魏軍の極撃 / 呉軍の極撃 / 群雄の極撃 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将突貫 / 闘将突貫 / 猛将突貫 / 鬼神突貫 / 龍神突貫神飛将単兵種剣兵突撃 / 剣兵突覇 / 剣兵の大極撃 / 剣兵の大神撃突撃 / 突覇 / 大極撃 / 大神撃 / 大天撃剣神降臨 / 弓神降臨 / 騎神降臨 / 槍神降臨兵器兵器突撃 / 兵器突覇陥陣営の侵攻 / 智将器撃 / 智将砕器兵器の縮地天撃苦肉の計 / 皇叔の号令攻城戦の猛砕 / 攻城戦の極砕 / 攻城戦の大神砕上級兵臥龍覚醒 / 醒龍出師全体神算鬼謀 / 深慮遠謀 / 混元一気 / 麒麟児智将の大極撃 / 智将の大神撃 / 智将の大天撃軍神 / 武神 / 鬼神 / 龍神 / 娘々武神国士無双 / 王将の心意気昭烈帝 / 大皇帝 / 魏武王守将の出陣 / 守将の進軍飛蹄進軍 / 神謀風如 / 急襲 / 奇襲 / 麒麟慈心強襲速撃 / 強襲突撃 / 強襲突覇 / 強襲烈覇 / 強襲大烈覇 / 胡王の猛襲 編集 攻撃力上昇移動速度上昇守備武将ダメージ追加 全体強襲奮迅 編集 攻撃力上昇移動速度低下 武将燕神破軍全体蛮族の襲撃 / 蛮王の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇 全体趁火打劫 / 桃賊の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇 武将迅速劫略 / 神速劫略猛将の縮地劫略 / 鬼神の縮地劫略 / 龍神の縮地劫略 / 猛暑の縮地劫略全体猛将の鹵獲 / 鬼神の鹵獲 / 劉備の大徳 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇討伐ゲージ増加 武将お菓子の攻奪 / 龍神の攻奪 編集 忠誠心攻撃上昇 武将英雄 / 覇道 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇 武将剛将の畏怖 / 猛将の叛乱 / 鬼神の叛乱単兵種槍戟鬼神 / 天弓雨撃 / 戦蹄轟撃孫呉の烈火全体太平要術 / 魏王の号令 / 暴虐外道 / 暴君の覇道 / 白馬将 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇移動速度上昇 全体猛虎進撃 / 魏王の覇軍 / 皇帝の覇軍 編集 守備武将ダメージ追加 武将火神の攻勢全体蛮勇の一撃 / 胡王奮迅 編集 攻撃(自動)系 攻撃力上昇 武将武将の極意 / 闘将の極意 / 猛将の極意 / 猛士の極意 / 猛暑の極意鬼神の極意 / 戦神の極意 / 夏神の極意 / 龍神の極意隣地猛襲 / 隣地豪襲 / 隣地豪撃背水陣の極攻単兵種剣兵の進攻 / 剣兵の強攻 / 剣兵の猛攻 / 剣兵の極攻進攻 / 強攻 / 猛攻 / 極攻 / 大極攻兵器攻城戦の極攻 / 攻城戦の大極攻全体覇王の強攻 / 覇王の猛攻魏将の督戦 / 呉将の督戦 / 蜀将の督戦 / 群将の督戦老将統帥 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将の貫攻 / 闘将の貫攻 / 猛将の貫攻 / 鬼神の貫攻 / 龍神の貫攻戦神の貫攻単兵種剣兵速攻 / 剣兵突攻 / 速攻 / 突攻 / 烈攻 / 大烈攻弓襲遠攻全体守神の進撃 編集 忠誠心攻撃上昇 武将謀反の進攻 / 謀反の強攻 / 謀反の猛攻 / 謀反の極攻 / 謀反の大極攻 編集 忠誠心攻撃上昇移動速度上昇 武将謀反の速攻 / 謀反の突攻 / 謀反の烈攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加 全体鹵獲の進攻 / 鹵獲の強攻 / 鹵獲の猛攻 / 鹵獲の極攻 / 収奪の猛攻 / 収奪の極攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 行軍系 武将千里行 / 万里行 / 天里行単兵種行軍 / 強行全体神速 / 烈速 / 飛速戦女の行軍急速援護 / 迅速援護 / 神速援護 編集 行軍(自動)系 武将千里雷光 / 万里雷光 / 天里雷光 / 凰里雷光全体神速雷光 / 烈速雷光 / 飛速雷光 / 鳳速雷光神速行勢 / 飛速迅雷 / 天里迅雷神隠雷光 / 烈隠雷光 / 飛隠雷光 編集 防御系 武将鉄壁 / 守護神 / 金剛不壊 / 護君 / 天衣無縫 / 娘々護君単兵種剣兵防御 / 剣兵堅守 / 剣兵方陣 / 剣兵の聖域 / 剣兵の大聖域防御 / 堅守 / 方陣 / 聖域 / 大聖域 / 大神域 / 大天域全体八卦の陣 / 王者の護り / 忠節不落 / 覇者の護り / 覇者の大神域 不撓不屈 / 勇猛果敢 / 堅忍不抜弓将の采配 / 騎将の采配 / 槍将の采配 / 剣将の采配弓将の封聖域 / 騎将の封聖域 / 槍将の封聖域 / 剣将の封聖域魏軍の防衛 / 蜀軍の防衛 / 呉軍の防衛 / 群雄の防衛擒賊擒王 / 堅牢知略 / 地の利堅壁 / 防将戦法 / 防将戦略 援軍の聖域 / 援軍の大聖域 / 援軍の大神域 編集 防御(自動)系 武将武将の守勢 / 闘将の守勢 / 猛将の守勢 / 鬼神の守勢 / 龍神の守勢全体守護防陣 / 守護堅陣 / 守護方陣 / 守護聖陣 / 守護大聖陣守衛方陣 / 守衛聖陣 / 守衛大聖陣 編集 内政系 知識 / 技術農林知識 / 農林技術 / 加工知識 / 加工技術 / 素材知識食糧革命 / 食糧天革命富国 / 恵風 / 豊穣 / 人選眼力 / 才女の音律 / 豊潤祈祷富国論 / 聡明叡知 / 孫家の恵み / 薫風の恵み / 暁風の恵み 編集 内政(自動)系 技巧 / 極技巧 編集 短縮系 兵士作成時間 訓練 / 修練 / 攻城の檄文 / 強兵の檄文攻城の義勇軍 / 強兵の義勇軍騎兵増強 / 槍兵増強 / 弓兵増強 / 剣兵増強 / 兵器増強騎兵増勢 / 槍兵増勢 / 弓兵増勢 / 剣兵増勢富国強兵 / 師君強兵 / 娘々強兵老巧の政令 / 密偵召集 編集 建設時間 呉の治世 / 王佐の才賢妃施政 / 麗妃都政 / 陳留王政 / 徳義為政 / 帝妃都政 美玉歌舞 / 苛政虎舞 / 優姫の敬愛 編集 領地 憂姫護国 / 領地統制 / 拠点統制 編集 スキル回復時間 優雅な調べ / 勇姫督励 編集 回復系 HP回復 仁君 / 弓腰姫の愛 / 桃色吐息 / 熊猫の麺匠 / 神医の施術神医の術式 / 劉備の契り発憤興起 / 酔吟吐息 / 舞姫の愛 / 神卜の方術 編集 討伐ゲージ上昇 傾国 / 才女の瞳 / 皇后の慈愛 / 文姫の慈愛 編集 拠点耐久力回復 城壁補強 編集 特殊系 攻撃力上昇 槍兵の勝鬨 / 弓兵の勝鬨 / 騎兵の勝鬨 / 兵器の勝鬨才媛献策天子勅令 / 皇帝の勅令白菊の祈り / 紅梅の祈り / 青藍の祈り悲嘆の舞 / 小華の舞 / 哀艶の舞 / 花紅の舞賢女の策略 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 槍兵の大号令 / 弓兵の大号令 / 騎兵の大号令 / 兵器の大号令奇略布陣 編集 攻撃力上昇忠誠心攻撃上昇 虐帝の号令 / 知略謀略 / 才略謀略 / 機略謀略 編集 移動速度上昇 速撃の舞 / 洛神の舞 / 大華の舞 / 勇躍の舞 / 月華の舞出撃見舞 / 才媛眼識迅速斥候春遊の呼集 編集 忠誠心低下抑制 護国誠心 / 護国芳心 / 護国献心 / 護国望心 / 護国真心月下羽衣 編集 拠点耐久低下軽減 守城誠心 / 守城真心 編集 斥候能力上昇 密偵精鋭 編集 兵士移送 近衛騎兵移送 / 矛槍兵移送 / 弩兵移送 / 大剣兵移送騎兵急配 / 槍兵急配 / 弓兵急配 / 衝車急配 編集 獲得資源増加 暴姫の命 / 暴姫の威令 / 佳人薄命 / 三顧の礼知略徴発 / 才略徴発 / 機略徴発 編集 資源獲得 聖夜の天恵沢 / 報恩の神恵沢 / 花嫁の神恵沢 / 花嫁の天恵沢南瓜の天恵沢 / 報恩の聖恵沢 / 報恩の天恵沢 編集 市場交換レート上昇 市場知識 / 市場繁栄 / 市場来福 / 市場栄華 編集 経験値増加 千華招来 / 万華招来 / 天華招来戦神招来 / 守衛招来 / 迅雷招来 / 豪撃招来 / 収奪招来 / 全兵招来 編集 援軍速度上昇 非常呼集 / 緊急呼集 編集 特殊(自動)系 攻撃力上昇全軍の進攻令 / 全軍の強攻令 / 全軍の猛攻令 / 全軍の極攻令 / 全軍の大極攻令全兵の極攻令 / 全兵の大極攻令速度上昇全軍の神速令 / 全軍の烈速令 / 全軍の飛速令 / 全軍の鳳速令 編集 デュエル系 覇王の極賢斬 / 覇王の極護斬 / 覇王の極俊賢 / 覇王の極俊護 / 覇王の極賢護白鶴の極護斬 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 コスト別>攻撃系>飛将 スキル名 レベル 効果 コスト1.5 コスト2.0 コスト2.5 コスト3.0 コスト3.5 コスト4.0 回復時間 飛将 Lv1 武将の攻撃力が(コスト*30)%上昇する 45% 60% 75% 90% 105% 120% 10 00 00 Lv2 武将の攻撃力が(コスト*40)%上昇する 60% 80% 100% 120% 140% 160% 09 50 00 Lv3 武将の攻撃力が(コスト*50)%上昇する 75% 100% 125% 150% 175% 200% 09 40 00 Lv4 武将の攻撃力が(コスト*60)%上昇する 90% 120% 150% 180% 210% 240% 09 30 00 Lv5 武将の攻撃力が(コスト*70)%上昇する 105% 140% 175% 210% 245% 280% 09 10 00 Lv6 武将の攻撃力が(コスト*80)%上昇する 120% 160% 200% 240% 280% 320% 08 50 00 Lv7 武将の攻撃力が(コスト*100)%上昇する 150% 200% 250% 300% 350% 400% 08 20 00 Lv8 武将の攻撃力が(コスト*125)%上昇する 187.5% 250% 312.5% 375% 437.5% 500% 07 50 00 Lv9 武将の攻撃力が(コスト*175)%上昇する 262.5% 350% 437.5% 525% 612.5% 700% 07 10 00 Lv10 武将の攻撃力が(コスト*225)%上昇する 337.5% 450% 562.5% 675% 787.5% 900% 06 30 00 合成 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:飛将 攻:一騎当千 防:鉄壁 防:厩舎修練 攻:覇王の進撃 付加 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 防:弓将の采配 攻:弓兵突覇 防:王佐の才 攻:奇計百出 攻:飛将 攻:軍神 攻:一騎当千 防:槍兵方陣 防:兵舎修練 攻:飛将 攻:魏武王 攻:騎兵突覇 防:城壁補強 防:豊穣 攻:飛将 攻:覇王の進撃 攻:騎兵の猛撃 防:騎兵の聖域 攻:覇道 攻:飛将 防:憂姫護国 攻:覇道 攻:兵器強行 防:農林知識 攻:飛将 防:聡明叡智 攻:奇計百出 防:八卦の陣 攻:神速 攻:飛将
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メリブの騎士、元貴族の護衛。バブリン号に関わる陰謀の口封じのため事実上の追放。 マシャット :M? コーフルーから乗船。エティリーズ信徒の本(魔道書)の行商人。 ◆PCイメージ ●サラ F14 S10A17 ※船業務技能パック:視力、登攀、交易語、航海術、CON 肩下までの赤い癖毛。水色の瞳。 細い身体、長い手足、総じてひょろっとした印象。まだ成長途上の身体つき。 桃色に輝くナナトセダイのスケールメール、ももまでのスケールブーツ、赤い襟付上着。 赤い尻尾、腰のベルトからつるされたブロードソード 左手に輝く金属製の籠手(咢)、背中に海神の銛。 右手首、左足首に金属の輪(呪符物)、左胸に刺青(精霊除けの呪い) ●レイヒルト M25 S15A10 ※船業務パック:DEX、登攀、視力、泳ぎ、修理 木製の両足(移動4)、足首とかあるが根っこが生えてる ソフトレザー+クイルブイリ、ポステリテコート。 薙刀「田吾作」。普段は片手用刀として所持。鉄バッソ。 ラッパズボン。肩甲骨までの黒いロンゲ。 ネックレス(呪符物)、神官ネックレス(雄弁にボーナス) いつも魔道書を眺めながらぶつぶつ言っている印象。 ※ウルメラパック: INT、雄弁、追跡、西方RW、聞き耳 ●ワードナ M16 S16A12 ※船業務パック:操船、登攀、泳ぎ、航海術、CON アバター(映画)の青い原住民風。 長い手足をたらんと垂らし猫背。ドレッドヘア。 普段はズボンと上半身はだか。戦闘時は16番艦の鋼チェイン全身。 1Hスピア。片面に親父(魔晶石)。えらと水かき。 ●メッサーラ M20 S12A22 ※船業務パック:歌唱、踊り、視力、航海術、APP 黒髪腰までロング、クラロレラ人種。テシュノス織の着物。 頭と胴体にプレート、手足クイリ、腰にレイピアとマンゴーシュ、 16番艦グラディウス×2(片方は鋼、もう片方は生鉄)。 ベルトのバックルに 鋭刃6 とMP12の魔力封印呪符。 アクセサリー替わりの毒塗り手裏剣。 頭にサークレット。イカすデザインの指輪(MP6の魔力封印、毒針) 謎の船長帽(人知成功度+1) ▼ログ 大大 2014.5.24 1617年闇の6週(39日) 「ノチェットのチョイ悪市民が溜まる酒場」にて (前回不在だったワードナ―の処理) ワードナ+ウェアタグズ 乾ドックに揚げたバブリーナ号のメンテ。 ククルと遊ぶ 交易の真似事 ヤバイ市場(故買屋もある) ウンディーネ召喚・制圧を学びたい 他。 39日夜 カジノ酒場にて。 中の上クラス。ままあ大きい。100人未満。賭け事もやってる。 ティンク、サラ、メッサ、ワードナ、ギズボーン(入店できず)、ミルキー (レイは残業爆疲れ) 丸テーブルの椅子に所在なさげに座るサラの前で、 賭け事勝負のティンク(APP18+)、とお姉様(アラインAPP22+) 横に小動物系少女びびり系(ミュウAPP17+) そこにやってきたメッサ(APP22+)とワードナ(APP20+) わ「どうなってるんだ」 魔法眼集中してサラの左腕を見ると、 左手が光る 全身も光る(魔除けの呪符のため) POWがでかい21 レイの呪文も光る 結論「全身輝いてまぶしい」 やがてぼろ負けしたティンクが酒をおごる。 ひょいっとスカートで半包みするとサラの咢が戻る。 全員丸テーブルに座って ワードナが青くなければハーレム状況である。 ワードナ 人間知識99 アライン カラドラからノチェットを行ったり来たりしているサーカス団。 語りも仕事らしい。 アビナとハブルと話をしたりする。 カラドラの双子の話をしてくれる(カラドラとオーレリオンの神話とか) カラドリラの丘陵に住む人々。カラドラとオーレリオンは神知者が打ち立てた双子信仰で第2期以降のもの。スロントス滅亡以降は衰退しておりカラドラが主体に。カラドラ自身はロードリルに似た信仰。ペアを取り戻す話。失って般若となる話とか。。 ミュウがサラをちらちら見ているのをワードナが気付く。 ミュウはアラインの恋人らしいです。 「昔うちにもカラドラの双子が居た。見事に息の合った演技だけど…」 サラが咢を消すやりかたを知りたがったり メッサがサーカス団に誘われたり 女子会は続くが、最後お開きにする 近いうちにサーカス団に遊びに来るように誘われる。 ミルキーはどこからきてどこへ行くのか? 船で生活できればいい人だったので、いま一番やることがなくて暇らしい。 「船の仕事覚えなよ「え?」逃げていく。 呪文の学習についてルール整理 訓練100H後、INT×3か呪文投射率の高い方、失敗したら50Hごとにリロールできる。 覚え直しは基本訓練50Hごとに上記ロール、又は▲50%で即再ロール 上記の覚え直しについて、自分の魔道書に記載がある場合は、 教師がなくても訓練扱いできる。 ロール時にファンブルした場合は、同じ教師(成功率が上がるまで)や魔道書は使えない。 1617年闇の7週 みんなのようす ウルメラ:学ぶことが多くてそれなりにハイテンション。 街をフリーダムに歩いているようだ。引きこもりをやめたらしい。 バブチ―:ひまだひまだという仕事で忙しい。 ハブル:大きくは言えないが、早くいきたそうだ。待ってる。 ニア:とおいめでとおくをみている。 ビリンガ:思考回路が悪漢。 キラ:のんびり。 ギズボーン:なにも考えていないようだ。 イザルク:淡々としている。視点が長いらしい。 ミルキー:やることをなくて暇。 ティンク:フーとちょっともめてる。 フー:スリーステップ諸島にいきたい。 変態騎士:出世の道を絶たれたのでふてくされている。 ウェアタグズ:踊りながら船をメンテ「フォーッ」 ハブルとアビナについて。 カラドラランド沿岸襲撃の際、海の狼にさらわれてきた。 自分の故郷がどうなったか分から無くて心配している。 双子は相手にたいする偏執欲求がはいる。ハブルはそれが高いようだ(アビナがいないことにストレス)ハブルはアビナのへ名声値を積み上げ中。最近アビナの体でいることが多い。 カラドラに入信したてだったので知識も魔術もほとんどない。 ハブルから、ハブルとアビナの身の上話が聞ける 2人は神殿に捧げられて司祭教育をうける予定だった。 アビナは優秀だったが、ハブルは鈍くて勉強嫌い。 勉強やっても無駄と思っている。主体的でない性格。 アビナはお兄ちゃん好き好き。 主にサラが入信失敗して暇になってふてくされて気が変わったのと、ハブルの焦りもあり すぐにカラドラランドへ向かうことに。 レイ「俺は取り戻すための手を2つ打っている。」 ライトブリンガーズクエスト スティクス川の話 本人の願望がにじみ出ていたためとりあわず。 馬車の調達のためにルクスを頼る。 「何人?」「7人」「ふむ」「…プラス棺桶1つ」「は?」 基本は船を借りて進む。寄港する町でのルクスの紹介状をもらう。 留守番:ニアさん、ビリンガ、イザルク カラドラ探検隊:サラ、ワードナ、レイ、メッサ、ウルメラ、ハブル、アビナ死体、シーラ―「まーいいよー」 レイはランカーマイにスティクス川の件の進捗について聞きに行くが、進展なし。 レイの呪付のため1日空けて、翌日朝に出発。 サラは留守番役をニアに任せて、イザルク、ビリンガに喧嘩するなと言い含め、 ギズボーンやキラに羽目を外しすぎるなと言って聞かせる。 RQシティーズ! メッサが街中で9人組のごろつきに絡まれるが追い払う。 闇7週2日 カラドラ探検隊、出発 ノチェット~定期船~ストロス ストロス~川遡上~ローテンプル 約2週間の工程。 ワンダリングなし 2日 スロトス泊 紹介状を経て船を借りる。10人用平底漕ぎボート。 3日 スロトス出発 ワンダリング9,9 順調な旅。風に身を隠せないのがツライが カラドラに近くなると暖かくなってくる。 川をさかのぼり始めて一週間過ぎる当たりで相当 ベント山の火口が大きくなってくる。 このあたりはハイベール族が支配的な地域 都市民1万、漁師4000人程度 カラドラ語が支配的だが、今回はハブルが通訳をこなす 闇8週2日 ローテンプル到着 7000人の街 船着き場。フラガールがお出迎え。 ここからハイテンプルへの道がでる。 イサリーズ寺院へ紹介場をもってく。 アロハを着た司祭が迎えてくれる。 たまに地震。 ここは大都会近傍の温泉保養地らしい。 ハブルと話してみるイサリーズ司祭。 「ふんふんなるほど…行ってみるかね?」 アロハ買う。3p カラドラ寺院へ向かう。 壁のないパンテオン。 舗装は黒くて暖かい火山岩。 ここからは裸足で。熱い。 汗だらだらだらで服を脱ぎつつ進む。 スパイラル上り坂で寺院の中心部。 褐色の油ギッシュの方々。 打合せコーナーに通される。 溶岩茶がでてくる ローブを着ているウルメラも汗だらだら シーラ―は別に平気そう。 暫くすると爺様が来る。 カラドラの司祭ぷげらwさん。 それぞれ紹介した跡に。 ぷ「オーレイルの双子とは珍しい」 ハブルアビナの故郷は珍しくオーレイル信仰者が多かったらしい。 ぷ「神託つかまったが、本気ならハイテンプルかな」 ハブルとアビナは今晩寺院に泊まる。他はふもとの街で宿泊。 温泉と岩盤浴(おっさんず入浴サービスシーン) サラはウルメラに西方の星座を教えてもらったり う「はー」 わたしこれからどうしようか症候群なウルメラ。 う「サラはどうなの」 さ「えーいやーわかんない」 「雄猫とりかえさなきゃだからだめなのか」 「そうすると私の相手はお兄ちゃんオンリーなんですか」 う「そういえば鏡でキスシーンが」 さ「あんな髭面いやです」 女子トークが花開く。 その手前でポーズ男 夜は更ける 闇8週3日(2コマ目) 夜明け前、ハブルは怒っている アビナはの魂は破滅したといわれたらしい。 慰めようとしたサラだったが、なんか気に障ることを言ったらしく(雄弁00) ハブルにぶん殴られる。殴った後「ごめんなさい」といって逃げていくハブル。 司祭曰く 「神への託宣をしてみたが、あの娘の魂はどこにも見つからぬ。 清らかなまま死んだなら、そのようなことになら成らぬ。 邪悪な魔術が魂を破滅させたのかも」 「というわけで、救済はかなわず。あきらめんしゃい」 埒が明かないので、ハイテンプルに向かうことに。 レイ「ハブルも興奮しているのかもしれません。ハイテンプルの方から 良いお言葉を頂ければ納まるかもしれません。」雄弁成功 レイが首尾よく言いくるめて、ハイテンプルの司祭の名前を聞けた。 アビナとハブルの故郷の村はすでに復興しているようだ。 アロハイサリーズのオオエ司祭に村の状況を聞く。 村の名前はボルビック。 結構遠い。道が悪く、川を下って半島を船で回る方が早い 海路1.5週、陸路2週くらい。 2人が教育されるはずだった寺院はもうない。 その後は後任なく。 ハブルのボディの横にアビナが座っている 「じいさんはいいすぎたようだ」 「そうですよお兄ちゃんを助けないと」 アビナの受け答えがヤバい。はやくなんとかしないと。 アビナがハブルに憑依できる前提がない。 いろいろ都合よく、 お兄ちゃんの魂を切り離されて このまま身体はどうなるのか。 という話し方。 オーレリオンの司祭に相談ということで オオエ司祭に紹介してもらって、 地場の司祭(温泉の女将さん)に相談。 メッサが司祭に神託を頼む。 100ルナーお布施で渡す。 特に衒わず、皆のいるその場で アビナとハブルの前におかみさん は神託を始める。問答のような形 「彼への道が見えるでしょう… 自分で探してみなさい…」 「洞窟のようなところにいます… 眠っている小さな赤ちゃん…」 メッサはカラドラ語での問答の中身がなんとなくわかる かなり際どい内容のようだ。 お「どうですか」 あ「やっぱりおにいちゃんは生きてます」 わ「道は見えたか」 あ「どうすればよいですか」 お「あなたの心の中にそれをうめないとするとなると 古き社を訪ね、たよるべきや」 あ「どこへ行けば」 ハイテンプルの近くらしい 「わたしがおにいちゃんをたすけます」 「みなさんお時間があれば手助けを」 さ「そのためにみんな来たのよ。皆手伝うわ」 サラに抱きつき感謝するアビナ。 レ「しかしじつはちょっと事実誤謬が…」 「そんなこといわれてもねえ」 「とりあえず行くしかないか」 ハブルボディがメンテできなくなったのでハブルの体が 少しずつ衰弱する(わずかに呼吸があるので死体より腐りにくい) とりあえず、紹介状をもらって、ハイテンプルのオーレリオン司祭を訪ね、 大至急、社を目指す。アロハ司祭からロバ2頭を調達。丈夫な靴も。 麓まで1日、登山口まで1日、登り1日 ただし、暑さの足場で山はキツイ。 温泉手ぬぐいと水と塩、ロープアンドフック。 準備に時間がかかり、3日6時に出発 深夜12時ごろ停止、朝まで2人組野営で休憩8H 闇8週4日 朝起き 8時間行軍。 4時間行軍 休憩6H エンカウンター 深夜 レイ見張中気付く。3体 強度17 呪文、鎧準備、 サラ敵検知 反応なし サラ視力00「あ」見失った 相手は戦闘起動に移った。 グランパス4体 ワードナが左脚切り飛ばされる。 シーラ―初参戦。結構強い。 全滅させる 闇8週4日 休憩6H (サラTFP 37-21) 以下次号。 本日のお言葉 「やめて!ニアさんの名声値はもうゼロよ」 酔っぱらって泣き上戸のハレックに絡まれる 痛船(側舷にばぶちーピンナップ) サラの呪い除けを魔法眼で見てみると化け猫が背中についてる感じ? 青ばぶちー メッサ、ハブルを励ます「兄より優れた妹などおらぬ」 アビナが前向き「このままでいいのでは」 ▼レイヒルトの日記「カラドラ温泉」(闇/6~8) む~、まったく思い通りに行かない今日この頃・・・どうしたらよいものか。 色々、宿泊先で自分を取り戻すべく手をうっているが・・・よろしくない。 ウルメラさんを魔導士に戻す計画も頓挫している・・・ いや、呪付物を譲ってしまったので悪化している。 そして、能力は下がったまま・・・ ぬぅぐぐぐ・・・ 両足を取り戻せたからよしとしたいところだが・・・まだ、自分自身が取り戻せていない。 戦闘中の魔法発動に関わる強度と合成の発動能力が下がったのは痛い・・・発動しないし。 いや、それ以上に呪付物製作の完成率が下がったのは更に痛い・・・ 達人&使い魔GETへの道が遠のいている・・・使い魔GETからの道が更に長いのに・・ ぐぅぬぅぅぅぅ・・・ 何とか取り戻さないと・・・ノチェットについたから魔導勉強も進められると思っていたが うまく行かない・・・師匠の情報も無い・・・ 宿泊先に悩んでいたら・・・サラ達が帰ってきた・・・あれ、ティンクがしょぼくれている 聞くと賭け事で負けたらしい。そういえば色々能力(悪いもの)を失っていたっけ? フーともうまくいっていないみたいだし・・・人の事は言えないか・・・ガクッ ただ話を聞き進めていくとカラドラランドに行く事になったらしい・・・ 話の内容には、確かに神知者が絡んでいるらしいから、また何かあるかもしれない。 いやだな・・・ポスっちみたいなのが高笑いして出てきたら・・・何か出てきそう いや、昔の魔導は素晴らしいから出会いたい半分・・・嫌半分・・・悩む。 そういえば、アビナとハブルがそこの次期司祭候補でいずれ行く事になっていたけど あそこには聖祝期に行くんじゃなかったっけ?急いで行く必要ないでしょう。 ・・・どうも行く気らしい、ハブルっち、焦ってもいい事無いよ。準備を整えるべき。 ・・・聞いちゃくれない・・・ ここのところまともに魔導勉強できなかったからしたいのに・・・(ストレス上昇中) とりあえずアビナを取り戻す為、ランカーマイの司祭にお願いしている調べものの件 「ライトブリンガーズクエスト」「スティクス川の話」の話をした ・・・が聞いてくれない・・・何故だ・・・必要な情報は最低限収集しておくべきだよ。 何か話がどんどん進んで船借りているし・・・同行しないという手もあるが・・・ クエストになる可能性があるし、私一人ではクエスト激難しいだろうから行くしかないか。 行く事にしはしたが、最低限の確認(ランカーマイへの情報収集状況)と最低限の準備の 呪付作成は譲らず1日だけ確保した。 「スティクス川」の情報が無いのは残念だったが、呪付が成功したのは、よかった。 帰ってきたら「スティクス川」の情報が必要無くなっていたら・・・ある意味・・怖いな。 向かうのはメインメンバー+双子と拾った騎士、イザルクいないのは不安だが、 ビリンガは信用し辛いから、イザルクに見張ってもらわないと・・・ 猫(シャドウキャット:使い魔の素材)も確保できず・・・出発する事になるとは・・・ 猫にクエストさせたら面白いかも・・・しまった、どこかで確保できないかな。 ともかく闇の7週にカラドラランドへ向けて川舟で出発する事に 特に問題も無く順調にローテンプルに到着。(行程1週間程度) しかし地面が揺れる事があるのは慣れないし、暑いのはたまらない。 何か自分の周囲を快適な温度にできる魔導は無いかな・・・ ここに居た神知者が持ってそうだけど・・・ ともかくも皆でカラドラ寺院へ向かう事になった。 行ってみるとハイテンプルに行かないと駄目という事がわかった。なので一泊。 温泉があるとの事で初めて入ったが・・・これはいいものだ、心が洗われるようだ・・・ ・・・温泉も魔導で作れないものか・・・ ハッ!!もしかしてカラドラの双子は・・・神知者が温泉を手にする為に誕生させたのか ならば納得できる!!! すばらしい魔導への探求心が更に温泉で向上した気がする!! となればアビナの魂も救済しなくてはならない。ビバ温泉の為に!とにかく明日だな。 翌日、ハブルが行方不明になったらしい。サラがまたやらかしたらしい・・・ どうも司祭に「神託でアビナはの魂が見当たらないので助ける事はできない。」 と言われ・・・という事は温泉も無くなるのか・・・いや神様がいるから大丈夫? とにかくハイテンプルの司祭の名前を確認し、ハイテンプルで確認する必要がある。 急いで皆でハブルを探し出したのだが話しかけると・・・ハブルがアビナの姿で 狂ったような返答をしてくる、どうも自身はアビナでハブルは死んだ事になっているらしい このままでは、ハブルの体が死んでしまうので、イサリーズ司祭に相談したら 温泉旅館を営んでいる女祭様を紹介されたので相談しに行く事になった。 メッサの依頼で女祭様に神託を使ってハブルを説得してもらった・・・のだが あれ説得の内容が、ハブルがアビナ前提で説得しとる・・・ えっと、中身が入れ替わっているのを伝えてなかったなメッサは・・・ 説得後に指摘したが・・・すでに遅く・・・どちらにしても早急にハイテンプルに行く 必要があるので準備後に山頂に強行する事になった・・・大丈夫なのだろうか? 登山は厳しいが重量軽減魔法と飛行で素人の私でも何とかなっている状態。ビバ魔導! 途中、グランパスが4匹出てきたが何とか殲滅する事ができた・・・が厳しいな。 とにかく後少しでハイテンプルだ・・・が、アビナ復活はできるのだろうか・・・ 「アビナの魂が見当たらない=消滅とは限らない」と思うが希望的観測だ・・・ 駄目だった場合の案も考えてみよう・・・ 「アビナっぽい魂を作成してアビナの体に入れる。」使い魔創造っぽいな。 というか神知者の考えに近いような気がする。 それと私自身を取り戻す事も考えないと・・・ ハッ!!以前の強力な私と戦うという事は・・・私が消滅するのだよね・・・ 仕方ない・・・仕方ないのか? でもそうすると足が木の私と対峙する事になるのか・・・つまり足が木に戻る。 ・・・どうしたらいいんだ!!! 困った困ったぞ解決手段が思いつかない!!! ▼「赤猫の尻尾」航海日誌 Red-hot cattail s log book ▼メッサーラの「海の狼追撃帳」 酒場でウサを晴らすサラ ティンクをポーカーで打ち負かした女は自称サーカス団の団長らしい。 一緒に連れている相手は・・・ふむふむ私ほどではないがなかなかの 可愛らしい娘じゃないか。サラと同じくらいか? ムムッ!こやつら、まさか・・・? 百合ですか?トロウジャンに来ませんか? まあそれは置いといて、彼女らはノチェットとカラドラランドを 定期的に往復しているらしい。 2人は我々と別れた後、夜の闇に消えていった・・・(多分) ノチェットに長逗留しているせいか、仲間の様子が明らかに なってきた。 ミルキーは・・・駄目だな、コイツは。若くて可愛いだけで、 なんの努力もしていない。早く余計なものを切り取ってトロウジャン に連れていくべきだ。修正してやらねば。 ウルメラは活き活きしている。読書から離れ、ノチェットの人混み を散策するのが楽しくて仕方ないようだ。 ハブルは早くカラドラランドに行きたくてしょうがないようだ。 サラの入信の事もあるので、しばらくここにいるのかと思って いたが、やはりアビナの問題も優先課題だ。 我々はカラドラランドに向かうことにした。 ただ全員を連れていくわけにはいかないな。 船を任せられるのは誰だろう? 一人に任せると乗っ取られる可能性もある。 ニアさんに船の管理を任せ、男衆はビリンガ、イザルク、フー が3すくみになっていれば乗っ取りは避けられるだろう。 この地の古式に乗っ取り探索のメンバーは7人で行くことになった。 サラ、私、レイ、ワードナー、ウルメラ、ハブル/アビナ、そして シーラーを連れて行くことにした。 先々必要になるかもしれない。 ノチェットでカラドラランドの人々が好みそうなおみやげを 買っておいた。 カラドラランドへ 川船で進むこと1週間。 特に何の問題もなく、低寺院というカラドラランドの大寺院に着いた。 田舎と侮っていたら、意外と大都市からの観光スポットと化していた! 観光客にはレイ(花かざり)のサービス。 ここは着物を着ていては暑い。もらったアロハを着よう。 さすがは私、何を着ても似合う。 寺院の中はサウナ状態。 トロウジャン生まれの私でも暑いのに、他の皆は溶けそうだ。 だが、サラよ。これを耐えれば肌がスベスベになるぞ。 というわけで低寺院の司祭に捧げ物をして、アビナの魂のありかを 神託してもらった。・・・ 神託をしても見つからないとのこと。 この無能司祭め!少なからず寄進をしているのだ! 多少はこちらの納得のいく答えを出せ (ノ`Д´)ノ彡┻━┻ こんな寺院は当てにならない。 別の寺院で神託してもらおう。 現地に詳しいイサリーズ信徒に聞いたところ、カラドラとオーレリオン の信仰は、もはやこの地では少数派となり、カラドラ単体を信仰する 派閥が多くなっているのだとか。 意外と探すの難しいかも・・・と思っていたら、宿屋のおかみさんが カラドラとオーレリオンの司祭だったということで、いろいろ 占ってみることに。 ハブルはショックのあまり・・・あれ?アビナの姿のまま アビナになりきっている?これは末期症状だ! そして、アビナからハブルの体へと憑依できなくなってしまったみたい。 このままではハブル(の肉体)が死んでしまう! まあ男(の肉体)が死んでもどうでもいいか。 結局、高寺院に行かなければ詳しい状況はわからないみたいだ。 早速、ロバを借りて高寺院へと向かうことになった。 ヴェント 早くヴェントに着かなければハブルの肉体が死んでしまう。 幸い、我々は魔術的に強化されている。 多少の強行軍をしても問題はない。 が、これはちょっと厳しいんじゃないの? 疲れた~海の狼の幻覚が見えつつある。 おっ!?海の狼か? いや、微妙に違う。大きなサソリのようだ・・・。 どこかに海の狼備品とか書いてないかな~。 この戦いでわかったことはメリブの騎士シーラー、彼は タダ者ではない。変態騎士とか言ってごめんね~。 ▼ワードナーの諸国見聞録10 ★明日のための第一歩 ▼バブリーナ号仕様 小型のラージコグ large Kog(※イメージはニーニャ号) 船体タイプ:商船 船体強度:2D6+4 耐航力:28 構造ポイント:80 全長:65 (19.5m) 全巾:23 (7m) 乾舷:13 (4m) 喫水:11.5 (3.5m) 積載:167,700lbs(75t) 乗員:士官の他、18人(最少6人) 特殊装備: ①ばぶちー機関 泡: ヒトやモノを包んで浮遊。風に流される。 船体防御:船体を包むのにMP強度20+耐傷1強度/MP 光学迷彩:MP強度20+相手視力-5%/MP ②MPマトリクス 20P ③除染機能(今回追加)詳細不明 航行ルール 船の移動距離は1コマ/船業務の全員積上げ成功度3。 海流により、西方向に2コマ+南に1コマ/週 流される。 ワンダリングロール(以下WR)の目次第で風による補正あり。 NPCの貢献度は丸めて1回あたり7。 バブリーナ号 体制図 (1616年闇の季改編w) 船長 サラ 親衛隊長ミルキー 士官 准士官 下士官 水兵 航海長 メッサーラ 操舵員 ギズボーン 主計長 ウルメラ 生活班長 ニア コック キラ (アビナ) ばぶちー機関長 レイヒルト バブリーナ 工作班長 レイヒルト 甲板長 ワードナー ハブル 参謀長 ビリンガ 戦術長 ワードナー イザルク バブリーナ号 乗組員一覧 正規乗組員(12+1) サラ十三・・・艦長、兼CEZ(チーフエグゼクティブ雑用係) メッサーラ ・・・総務担当役員、自称副艦長、兼航海長 レイヒルト ・・・技術担当役員、兼機関長、兼工作長 ワードナー ・・・営業担当役員、兼甲板長、兼戦術長 ウルメラ ・・・主計長、兼監査役(主にレイの) ニア ・・・生活班長、兼医療班長 ビリンガ ・・・参謀長 ミルキー ・・・親衛隊長、兼対7番艦特殊装備 ギズボーン ・・・航海副長 イザルク ・・・戦術副長 キラ ・・・生活班員コック長 ハブル/アビナ・甲板員/生活班員 バブリーナ・・・機関又はアナライザー 客待遇乗組員(4) 変態騎士改めシーラー ・・・メリブの騎士 ティンク? ・・・正規乗組員になったら情報将校になる予定 フー? ・・・今のところ死体 ククル ・・・地界からついてきた少女(ハッグ?)16~17歳頃の首つり系 一般乗組員(11) 元海の狼(フーの部下) 3人 元奴隷の青ウェアタグ 8人 合計29人+裏切り者3人+死体1体+精霊1人 その他 マシャット ・・・エティリーズの行商人、カジノタウンで下船 メリブで雇った船員 計8人(-3人裏切り) サラに命を救われた村人 2人 名前 コメント すべてのコメントを見る
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前ページ次ページもう一人の『左手』 . 「さあ、聞かせてもらいましょうか。あんたが一体、どういうつもりなのか」 そう、押し殺した声で言ったキュルケは、怒っていた。 ここは酒場だ。周囲の喧騒からして、盗み聞きされるとは思えないが、それでも、最低限の用心だけは欠かすわけにはいかない。 キュルケが、眼前の人物を怒鳴りつけたいのを、必死になってこらえているのは、話の内容だけではなく、いま自分が会っている人物が誰であるか、絶対に周囲に知られるわけにはいかないからでもあった。 そのため、目立ち過ぎる貴族のマントを脱ぎ捨て、町娘の扮装までしているのだが、しかし、キュルケ持ち前の雰囲気と、庶民の娘にしては派手なコーディネイトのおかげで――哀しいかな、街の娼婦しかに見えなかった。 そんな彼女が、目深にフードを被った、いかにも済まなさそうな、ワケあり風の女性を睨みつけている“絵”は、ちょっと見には、娼婦同士の縄張り争いにさえも見えた。 いや、見えたどころではない。……実は、こんな場末の酒場で女二人が飲んでいる、というシチュエーションにもかかわらず、男たちが声を掛けるのを躊躇っているのは、そのためだった。 「いや、――あんたが怒るのももっともだよね……。わたしがあんたの立場だったら、やっぱり同じ事を言ってたと思うよ」 うつむいて、そう言うフードの女性。 そんな彼女を見て、キュルケは深い溜め息をつくと、ようやく、その眼光から険を抜いた。 「で、説明してくれるんでしょうね? ――ミス・ロングビル」 『土くれのフーケ』が、王都への移送中に脱走した、と聞いて、一番腹を立てたのは、彼女に家宝を盗まれた門閥貴族でもなく、護送の任に当たっていた魔法衛士隊でもなく、この少女――キュルケ・フォン・ツェルプストーであろう。 何故ならキュルケは、このまま処刑されるであろうフーケ本人から直々に、アルビオンに残した家族の事を、彼女から頼まれていたからだ。 『破壊の杖』強奪事件で、軽口を叩き合う仲になったとはいえ、フーケがなぜ自分に、そんな事を頼んだのか、想像もつかない――といえば、それは嘘に近い。 彼女が、そもそもどんな理由があって、盗賊に身をやつす事になったのか、それは分からない。 だが、――口の悪さはともかく――学院長の秘書をしていた時の、彼女の立居振舞は、その育ちのよさを充分に匂わせるものだった。 彼女の人生を、一体何が狂わせたのか。それを訊くほどキュルケは野暮ではない。 しかし、そんな女性から、家族を頼むと言われてしまえば、断る事など出来るものではない。少々ためらいはあったが、それでもキュルケは“後は任せて、安心して法の裁きを受けな”と言ったものだが……。 何ぞ知らん、後事を頼んだ当の本人が、監獄に移送される最中に脱走を図るとは!! . 「だから……わたしだって、そもそも脱走したくて、したわけじゃないんだから。――まあ、逃げたくなかったと言えば、嘘になるけどさ」 「……どういうことよ」 「魔法衛士隊を皆殺しにした、ゴリラみたいなメイジが、わたしを迎えに来たんだよ。一緒に来なきゃ、お前も殺す。いかにも、そう言いたげな素振りでね。――いくらわたしでも、杖も無しでそんな化物と戦う気にはならないよ」 「ずいぶん情けないことを言うのね。仮にも『土くれ』の名で、ハルケギニアの全貴族を震え上がらせた女が」 そう言われては、フーケも苦笑するしかない。 「まったくさ。世の中ままならない事ばかりで困っちまうよ」 苦笑いのまま、だが、しれっとそんなことを言う彼女に、キュルケもつられて表情を崩す。 しかし、そのまま杯を飲み干すと、彼女は褐色の頬をきりりと引き締め、フーケに向き直った。 「――で、その『土くれ』さんとしては、これからどうするつもりなの?」 「取り敢えず、奴らについていくよ。あんたにゃ悪いけど、逮捕前にわたしが頼んだ事はチャラにしておくれでないかい?」 「アルビオンにいる、家族のこと?」 「ああ。――どのみち、わたしらも向こうに行かなきゃならないんだ。奴らの当座の目的は、アルビオンらしいからね」 「どういう事? アルビオンが目的って、――大体あそこは今、内戦中のはず……」 そこまで聞いて、キュルケ顔色が変わった。 「まさか……あんたを迎えに来た『奴ら』って……!?」 「ああ」 フーケは唾でも吐き捨てそうな、苦々しい表情で、 「レコン・キスタさ」 ――そう言った。 「ルイズ」 「……」 「ルイズ」 「――っ!? 子爵、様っ……!?」 振り返ったルイズを待っていたのは、苦笑いをしたワルドの優しげな瞳だった。 「元気がないね? そんな調子じゃ、殿下から頼まれた大事な任務が果たせないぞ?」 手綱を握るワルドが心配するのも、ある意味、無理はないかも知れない。 街道を疾駆する一匹の魁偉なグリフォン。騎手である青年貴族の懐に抱かれる形でルイズは、その幻獣に同乗していた。 . 出立してから、もう、かなりの距離を走破している。 学院を出るときは登り切ってすらいなかった太陽が、もう遥か西に彼方に沈もうとしていた。しかし、浮遊大陸アルビオンへの中継地たる、ラ・ロシェールの港町への行程は、まだまだ半分といったところだ。 それでも、早馬で二日はかかるという旅程を、たったの数時間で道半ばに達するという脚力は、ドラゴンにも比肩されるという、高位の幻獣グリフォンならではであったろう。 しかし、そんな強行軍は、当然乗り手にも、それなりの体力を要求する。 ワルドは、仮にも魔法衛士隊の隊長であるから、当然とも言えるが、その同乗者たるルイズも、やはり弱音一つ吐かない。 だが、それが彼女ならではの気丈さ故でないことは、ワルドにも分かっていた。 なぜなら彼女は――出発してから数時間、全く口を利こうとはしなかったからだ。 無論、話し掛ければ答えてはくれるが、それは質疑応答……質問に対する答えであり、『会話』でも何でもない。『会話』のキャッチボールをする気にもなれないのだろう。 膝に乗る、婚約者の矮躯が、さらに小さく感じるのは、決して青年貴族の勘違いではあるまい。 ワルドは――ルイズに気付かれぬように――小さく溜め息をついた。 「そんな……わたしは元気ですわ、子爵様」 「だといいが……しかし、どうやらぼくは、君を放って置き過ぎたようだね」 「え?」 「しばらく会わないうちに、君はさっきの平民の少年と、すっかり気持ちを通じ合わせてしまっているようだ」 「そんなっ――!?」 「そんなことはない……かい?」 ルイズを見下ろすワルドの目に、硬い光が含まれる。少女は、反射的に身を竦ませるが、再度、婚約者を見上げた時、彼の瞳は、いつもの優しげなものに戻っていた。 しかし、たった今、ワルドが言った一言は、やはり少女の胸元を、少なからず抉った。( (サイト……!!) 瞑目するまでもない。 気がつけば、ふと脳裡に浮かんでいる。あの、バカで間抜けな使い魔の少年。 「さっき教えてやったろうが……女の子を傷付けて恥じないようなクソ男は、おれは気にいらねえってな。……それだけさ」 そう言って、瀕死の重傷を負いながらも立ち上がったアイツ。 「お前が何で泣いてるのか、おれには分からないけど――お前が考えてる事は、多分間違ってるぜ」 そう言って、わたしの不安を否定してくれたアイツ。 「迷惑……だったか?」 気絶しそうな激痛の中で、なお、わたしを気遣ってくれたアイツ。 「美しいレディ。どうかこのおれと、ダンスを一曲お付き合い願えませんか?」 月光の下、傷を押して、わたしをダンスに誘ってくれたアイツ。 ――思い出すだけで、胸が締め付けられそうになる。 そんな苦くて、それでも甘い、数々の記憶。 (分かってる……本当は、わたしだって) 才人が、部屋で言った一言。 「魔法が使えないお前が一緒に行っても、ぶっちゃけ、邪魔になるだけじゃねえか?」 あれは、かつて同級生たちから散々浴びた、誹謗混じり軽口とは違う。文字通り、口を滑らせただけの一言でしかないという事も。何より、あの少年が、本気でそんな事を言うわけがないという事も。 全部、ルイズには分かっている。 . ルイズがあの時、激発する切欠となった一言――才人が自分の手を払いのけ、『触るな』と叫んだ事すら、冷静になってしまえば、当然の事として納得できる。 彼は――ただ、火傷が痛かっただけなのだ。 傷が引きつるから『触るな』と言いたかっただけなのだ。 だからこそ――彼女は、呆然自失たらざるを得ない。 自分は、何という事を言ってしまったのだろう。何という取り返しのつかない事を言ってしまったのだろう、と。 「もう二度と、顔を見せないで」 そう言ってしまったのだ。 そんな事を言ってしまったのだ。 そもそも自分に、あの少年を責める資格があるだろうか? そして自分は、あの少年に許される資格があるだろうか? ――もう、どんな顔をしてサイトに会えばいいのかも、分からないわ……! 「大丈夫だ、ルイズ」 「え……?」 「あの少年は、今までぼくに代わって君を守ってくれていたのだろう?」 ワルドが手綱から片手を離し、ルイズの肩を、そっと抱きしめる。 「君は黙っていたが、ぼくは知っている。君が魔法学院の中で、どんな目で見られ、どんな扱いを受けてきたのか。――そして、彼は、君を庇って決闘騒ぎまでやらかしている」 「……」 「でも、もう安心していいんだ。これからは、ぼくがいる。ぼくが君を守る」 「――ししゃく……さま……」 「彼――正確には彼らだが――には、やるべき事があるはずだ。自分の世界に帰る方法を模索するという“仕事”が。だから、心置きなくそれに専念させてあげよう。君が、彼らに本当に償う道があるとすれば、おそらくそれしかない」 その時、少女を抱きしめるワルドの左手に力が篭もった。だが、ルイズはそれに、なんら嫌悪感を感じなかった。 「そのためには何より、彼らに教えてあげねばならない。ルイズ・ラ・ヴァリエールは、もう自分の足で立てる一人前なのだと。守ってもらわねばならない子供ではないのだと。――そう思わないか?」 「……」 「無論、イキナリ一人で放り出されても差し支えないほど君は強くない。それは承知しているつもりだ。だから――ぼくがいる。君の本来の婚約者たる、このジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルドが、これからは君を守る」 ワルドの優しげな瞳が――その瞳に込められた、凛々しい力が、ルイズを射抜く。 「ルイズ――結婚しよう。ぼくらのために。そして何より、彼らのために」 . 「……ちょっと――サイトぉ!! あんたもう、いい加減にしなさいよぉっ!!」 自室に飛び込むなり、キュルケはそう叫んだ。 無論、壁に向かっての怒号ではない。 昨夜いきなり、泊めてくれと言って現れた少年に、だ。 たまたま昨晩は、男を引っ張り込んでなかったから、泊めてやったが、それでも彼がただならぬ雰囲気を発散しているのは分かった。 付き添い然として彼の後ろにいた風見が言うには、少年は、ルイズとかなり派手な喧嘩をやらかしたらしい。詳細が気になったが、『ルイズのアルビオン行きに関して、口論になった』と言うのみで、風見は多くを語ってくれなかった。 一方、当事者の才人に至っては、完全に放心状態だったので、訊く気にもならなかった。 ――まあいいか。 そのときはそう思った。 何より彼女は眠たかった。キュルケとしても久しぶりの孤閨なのだ。ゆっくり四肢を伸ばしてベッドに横たわる心地良さは、男との同衾とは、また違うものがある。他人の修羅場は、明日にでも訊けばいい。 そう思い、毛布とソファを貸してやり、彼女は眠った。 朝、目覚めてからも、凝然と宙を睨み続ける彼(その時すでに才人は目覚めていた)に、異常を覚えたが、それでもキュルケは気にしなかった。これから授業をサボり、王都で『土くれのフーケ』と会う用を控えていたし、――何より、女の朝は忙しい。 で、部屋に帰宅してみれば、少年は、彼女が出かけた時と全く変わらぬ姿勢で、呆然とし続けている。間違いない。彼は確実に――朝、自分が出かけた時から、まったく微動だにせず、時を過ごしていたのだろう。 そしていま、“家主”であるキュルケの叫びにも、彼は、すがすがしいほどに反応しない。完璧な無視だ。それも、意図的なシカトではない。自責やら後悔やらの声で耳をふさがれ、完全に外界からの声が聞こえていない状態なのだろう。 キュルケは溜め息混じりに呟いた。 死人を動かすキーワード……さっきフーケから聞いた情報の結論を。 「サイト、あんた――ルイズが危ないって聞いても、まだそんな風でいられるの?」 その瞬間、才人は、親の訃報を聞いたように、彼女を睨み付けていた。 「どういうことだ……!?」 だが、キュルケは、そんな視線にたじろぐような少女ではない。 「事情は知らないけど、いまルイズはアルビオンにいるんでしょう? そのアルビオンが、大変な事になってるって言っているのよ」 そう聞いて、才人は少し落ち着いたようだった。 「アルビオンが今、内戦状態にあるっていうなら知ってるさ。……でも、アイツなら大丈夫さ。頼りになる婚約者の貴族サマがついてるからな」 「婚約者?」 「それに……おれは『二度と顔を見せるな』って言われちまったんだ。今更もう、やれることなんて……!!」 (なるほど……そういうわけね) この底抜けに向こう見ずな少年が、ここまで意気消沈しているからには、さぞかし激しい喧嘩をしたものだろうと思ったが――キュルケは思わず納得してしまった。ただの諍いではない。『恋敵』が絡んでいたのだ。 公爵家の娘の婚約者というからには、おそらく出自・実力ともに折り紙付きのメイジのはずだ。風見のような改造人間ならともかく、肉体的には『ただの平民』に過ぎない彼が、ヘコんでしまうのも、まあ無理はない。 (もう少しホネがある――と思ったんだけどなぁ……) . キュルケは、そんなだらしない才人に苛立ったのか、先程よりも少々厳しい声を出した。 「アルビオンが内戦状態だっていうのは、誰だって知ってるわ。でも、あたしが話したいのは、膠着状態に陥ってる“今の戦況”じゃない。あと二・三日後の“これからの戦況”よ」 二・三日後と聞いて、少しだけ才人の顔色が変わった。今朝、学院を出立したルイズが、丁度アルビオンに到着する頃ではないか。 「二・三日後に、アルビオンが一体どうなるってんだ……?」 キュルケは、マントを翻した。 「いまアルビオンの王党派を包囲している貴族派が、レコン・キスタって名乗ってるのは知ってるわね? その貴族派が再び何人かのメイジを編成して、アルビオンに向かうって、さっき聞いたのよ」 「何人かのメイジ……?」 「なかなか城が陥ちない現状に、イラついたんでしょうね。かなりの手練を揃えたみたいだけど、その『援軍』の中に、あんたも知ってる――あの、大砲背負った亀のカイゾーニンゲンがいるらしいのよ」 才人は目を見張った。 平田さんが? あの人がアルビオンに!? なんで!? ――問うまでもない。解答は、明白だ。 「もし学院長が言っていた“250年前の魔獣”が、あの怪物なら、何しにアルビオンに行くのかバカでも想像がつくわ。そして、そんな怪物がアルビオンで何をするのかもね」 一度、この手で滅ぼしたはずの王国が、自分が眠っている間に、うまうまと再興を果たし、何事もなかったかのように国土に君臨している。もしカメバズーカ――平田拓馬が、そんな状況を気に入らなければ、やる事は一つだ。 しかし、才人には、にわかに信じられなかった。 「平田さんが、今度は自分からアルビオンに出向いて、250年前のケリをつけようとしてるって言うのか……!? まさかそんな!? そんなバカな!!」 しかし才人とは違い、人間“平田拓馬”を知らないキュルケの目は、あくまで冷ややかだった。 「あたしは――その、まさかの話をしているの。学院長の話が確かなら、あの怪物は、たった一人でスクウェア・メイジ百人分の戦力を持つはずよ。そんな奴が本気で暴れ回る矛先に、もしルイズがいるとしたら……!!」 「その話、詳しく聞かせてもらうぞ、ツェルプストー」 風見志郎が、そう言いながらキュルケの部屋に入って来た。 「もし奴が、破壊と殺戮を本貫とする“デストロン怪人”に再び戻るつもりなら、断じて見過ごす事は出来ん」 「行くつもりですか風見さん!? まさか……ルイズのいるアルビオンに!?」 才人が驚きの声を上げる。 「おれたちは『二度と顔を見せるな』って言われたんですよ!? 今更どのツラ下げて――」 しかし、風見はそんな才人の躊躇を、切って捨てる。 「そんな事は、もう関係ない」 . 「――かっ、関係ないって……いくら何でもそんな……」 「もしカメバズーカが、本気で王党派に復讐するためにアルビオンに向かったのだとするなら、いくら何でも見逃すわけにはいかん。俺はまだ――“仮面ライダー”を辞めたつもりはないんでな」 「風見……さん……!!」 風見は、あくまで“仮面ライダーV3”としての自分を崩そうとはしない。 彼にとっては、おそらくルイズを救出することすら、二次的な問題に過ぎないのだろう。 これまで単なる高校生として、なんとなく生きてきた才人とは違い、“仮面ライダー”という明確な価値観のもとに行われる彼の行動は、清々しいほどに単純で、真っ直ぐだ。 才人は、今ほど風見が羨ましいと思ったことはなかった。 風見には、このハルケギニアの全てに優先する、明確な目的意識と使命感がある。だが、それは自分にはない。――ない以上、下らない人間関係のしがらみを優先せざるを得ない。 たとえば……主であるはずのルイズから、ツラ見せるなと言われてしまえば、やはり、彼女の下に赴くのは、気が引けてしまう。 「平賀、お前はどうする?」 「おっ、おれ?」 「カメバズーカ――平田拓馬を正面から説得できるとすれば、おそらくそれはお前だけだ」 風見の言いたいことは、才人にも分かる。 これを機に、ルイズと再び逢えと言っているのだ。そして関係を修復しろ、と。 「でっ、……でも……!!」 「それともここで、留守番していたいか?」 「……でも……やっぱり……」 ためらう才人に、風見は悪戯っぽい目でキュルケを振り向き、合図をする。 そして少女も合図を受け、その意図する言葉を正確に吐く。 「ダメよカザミ、無理強いはよくないわ。そもそもサイトは、まだケガも治り切ってないんだから」 「そうだな。なら仕方がない」 「ええ、本当に仕方がないわ」 「……あああっ!! 分かりましたよ!! 行けばいいんでしょう、行けば!!」 そんな彼を見て、風見は満足げな笑みを浮かべる。 「そうか、やはり行ってくれるか」 「――でも、勘違いしないで下さいよ!! おれはあくまで、平田さんを説得しに行くんスからね!! 断じて、ルイズにワビ入れに行くんじゃないっスよ!! 誤解しないで下さいよっ!!」 「はいはい、わかったわかった。――でも、向こうであの子と会うことがあったら、ついでに仲直りしても、罰は当たらないんじゃない?」 皮肉っぽく言うキュルケに、才人は……ぐうの音も出なかった。 . アルビオンに向かう、この飛行帆船――フネは、かなり豪華な型だったらしく、船室の数も多く、ちょっとしたバーまで設置されていた。 フーケは、これ幸いと酒を飲みに来たが、先客を見て、やや鼻じろんでしまった。 ――カイゾーニンゲン・カメバズーカこと、ヒラタタクマ。 カウンターに座り、ワインをチビチビと――いかにも不味そうに――呑んでいる。 いまさら引き返すのも業腹なので、フーケはワインボトルとグラスだけ掴むと、男を避けるように、バーの隅のボックスに座った。 彼女は、怪人カメバズーカの、いかにも禍々しい姿を知っている。 ――いや、知っているどころではない。何となれば、彼を復活させたのは、フーケ自身だからだ。 だから、白い半仮面のメイジから、あの時の“ばけもの”が、レコン・キスタ陣営に参戦する、と聞いたときは仰天したし、その情報をツェルプストーの娘にも流して警告しておいた。命が惜しかったら、しばらくアルビオンには行くな、と。 だが、肝心の平田拓馬と引き合わされた時、フーケは違和感を禁じえなかった。 筋骨隆々ではあるが、こんな50過ぎの、しょぼくれたおっさんが、あの怪物に“変身”するって……本当に……? 「ここにいたのか」 そう言って、バーに入って来たのは、羽帽子を被った白い半仮面のメイジ。 いや、その後ろに、さらに一人の女がいるようだが、フーケからは丁度、逆光になって、彼女の顔は見えなかった。 「ちょうどいい。ヒラタさんもいる事だし、ここで紹介させてもらおう」 そう言って、半仮面は女を前に出し、バーの明かりを点ける。 「レコン・キスタ総司令官クロムウェル大司教の秘書を勤められる、ミス・シェフィールド。今、わざわざアルビオンから小型艇で挨拶に参られた」 「よろしく」 黒いローブに身を包んだ女が、濡れたような声で言う。 フーケは、一応会釈だけはしたが、平田は視線を向けようとさえしない。 半仮面は、そんな平田に苦笑し、先にフーケを右手で指し示した。 「――こちらが、かの高名な怪盗『土くれのフーケ』。名の示す通り、“土”のトライアングルです」 . その瞬間、フーケは思わず席を立ち、呆然と女を見た。 いや、正確には、彼女が見たのはシェフィールドと名乗った女ではない。シェフィールドのさらに背後に立っていた青年だ。 「――あんた……カザミ……シロウ……?」 そして、フーケの呟いた名を聞き、訝しげに振り向いた平田も、その青年を見て、同じく呻き声を上げた。 「おめえ……何故ここにいる……V3……!?」 二人にとっては見間違えようもない。 フーケにとっては、敵でありながら、何故か成り行きで共闘まで果たした男の名であり、平田にとっては、それこそ忘れようもない宿敵の名だ。 「ほう……?」 そして、名を呼ばれた青年は、フードの女の陰から姿を現し、 「いかにも俺は風見志郎だが……面白いな」 切れるような、不敵な笑みを浮かべた。 「なぜ貴様らが、俺のもう一つの名を知っている?」 そう言いながら、口元に反して、全く笑っていない氷のような視線を、二人に送り付ける青年の額には、ローブの女と同じく、見たこともないルーン文字が刻まれていた。 見る者が見れば、その二人のルーン文字が、全く同じく、こう記されている事を読めたであろう。 ――『ミョズニトニルン』と。 前ページ次ページもう一人の『左手』
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ここは、広大なゆっくり平原。 柔らかな草で満たされ、さまざまな花が咲き、穏やかな彩りを見せている。 さわやかな風が吹けば木々の枝が揺れ、くすぐったい音が奏でられる。 青い青い空にゆっくりと浮かんでいるお日様からは柔らかな光が燦々とふりそそぎ、 平原はまるで母の慈愛に満ちた抱擁を受けたかのように平穏に包まれている。 また、夜ともなれば風は涼しさを帯び、虫たちはここぞとばかりに歌いだす。 満天の星々は瞬き、冷たさを感じさせる月からはきらきらと綺麗なものが零れ落ちていき、 大地がそれらをゆっくりと受け止めてくれる。 そんな綺麗なものたちの間で、ゆっくりたちはくる日もくる日もいっしょうけんめいゆっくりしていた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり」「して」「いって」「ね」「!」 ゆっくり霊夢の群れだ。母ゆっくり霊夢が一匹、子ゆっくり霊夢が五匹いる。 母ゆっくり霊夢に比べて、子ゆっくり霊夢は個体によってまちまちだが、一回りから二回りは小さい。 群れを成すゆっくりは動物性が濃いのか、複数回の繁殖期を経てからゆっくりと朽ちていく。 逆に植物性の濃いゆっくりは、一度の繁殖で次世代へと全てを遺して朽ちるのだ。 ゆっくり平原のところどころにある、蔦を帯びた黒ずんだゆっくりがそれだ。 動物性の濃いゆっくりの子に植物性の濃いゆっくりが生まれたり、その逆もある。 なぜそんなことが起こるのかは謎で、その判別は繁殖期にならないとできない。 また、植物性の濃いゆっくりのほうが一回の繁殖で産む子の数が多いらしい。だが総じて見ると、ほぼ同数だというのは生命の神秘だろうか。 その群れがいるのはゆっくり平原でも屈指のゆっくり名所。池だ。 綺麗な水に、魚や虫たちがいて餌も豊富。多くのゆっくりたちが思い思いのやり方でゆっくりしている。 母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢を一匹一匹丁寧に水を含んだ舌でこすっている。 「ゆっくり♪ゆっくり♪」 「くすくす~ くすくす~」 体表についている汚れをなめ取って食べているのだ。 その間、他の子ゆっくり霊夢たちは水をかけあったり、口にふくみ水鉄砲のように噴出したりして遊んでいる。 水辺の花によってきた蝶々や蜂を追いかけて、狩りの真似事をしている子ゆっくり霊夢もいる。 「びゅーびゅー」 「きゃっきゃ~」 「ゆっくりてふてふしていってね!」 いつもどおりの、何の変哲もない平和な日常。昨日まではゆっくりできた。今日も、そして明日からもゆっくりしたい。 そんなことを考えられるはずもないが、そう願っていても不思議ではない。 「ゆぐっ!?」 だが、平穏というものはいつだってたやすく壊れてしまう。 子ゆっくり霊夢がゆっくり魔理沙に踏まれている。群れで一番小さなゆっくり霊夢だった。 「ゆ゛っぐでぃやべでねぇえ゛ぇ!」 苦しげにうめく子ゆっくり霊夢。 ゆっくり魔理沙の顔はふてぶてしく、まるでガキ大将のようだ。いつ歌いだしてもおかしくない。 あたりに他のゆっくり魔理沙は見当たらない。群れを離れているわけではないようだ。 植物性の濃いゆっくりから生まれたのだろう、そういう種は自立心が強いが、総じて協調性に欠けている。 そのゆっくり魔理沙もご多分に漏れず、自分のために邪魔なゆっくり霊夢の群れを追い出そうとしているのだろう。 手始めに弱いやつから。 「さっさとどっかいってね!ここでゆっくりしないでね!」 跳ね上がり、潰す。跳ね上がり、潰す。もはや泥団子だ。 「い゛やじゃあ゛ぁぁあ゛ぁぁあぁぁッッ!!?」 「なんでっ!なんでぇぇぇぇ!?」 「や゛べだげでよぉおぇぇええぇぇッ!!」 それを見ていた子ゆっくり霊夢たちは、あまりの衝撃に震えながら叫ぶことしか出来ない。 しかしもとよりゆっくり魔理沙に聞く耳はない。そんな涙ながらの訴えかけなどどこ吹く風と、むしろ勢いを増している。 「ゆっくり♪ゆゆっくり♪ぃゆ~っくりぃ♪」 「やべっ、やべでっ、ぶぶっ!ぶびゅッッ!!」 餡子が飛び出た。これはもう助からない。 それを見てけらけらと気持ちよさそうに笑うゆっくり魔理沙。 さぁ、次の獲物はどれだ!?とばかりに他の子ゆっくり霊夢を値踏みするように順繰りに見ていく。 そこに水が飛んできた。目に当たる。 「ゆ゛ぅう゛ぅぅぅッ!?」 身を震わせて転げまわるゆっくり魔理沙。なみだ目になりながら飛んできた先をにらむ。 そこには敵意をあらわにした母ゆっくり霊夢の姿が。 なにか言おうとして口を開くゆっくり魔理沙だが、母ゆっくり霊夢がまだ口に含んでいた水を勢いよく飛ばす。 「ゆっぐふっ!ぐぶぐぶっ!」 「ゆっーー!!ゆッーー!!」 「ぐふっ、やべでっ、さっさとやべでねっ!」 喉の奥に勢いよく水を当てられてむせるゆっくり魔理沙に、容赦なく水を浴びせていくゆっくり霊夢。 口がからっぽになったのか、ゆっくり魔理沙がひるんでいる間に、飛びかかるゆっくり霊夢。 「ゆっくりしないでねっ!!」 「い゛やあ゛ぁぁぁぁあ゛ぁぁあ゛あッ!!」 引きずり倒し、体当たりし、噛み付く。乗っかって跳ね回り、体を回転させて踏みにじるゆっくり霊夢。 「ゆびゅー。ゅぶー。」 「ゆっくり!ゆっくりっ!!」 ゆっくり魔理沙はもはや虫の息だが、二度とこういうことをしないように、どちらが上でどちらが下かを刻みつけるように踏みつけるゆっくり霊夢。 声を出さなくなったゆっくり魔理沙から、格付けは済んだとばかりに飛び降りるゆっくり霊夢。 「そこでゆっくりしててねっ!」 吐き捨てるように言い放ち、泥団子になった子ゆっくり霊夢の残骸へと跳ねていく。 そこにはすでに他の子ゆっくり霊夢たちがいて、痛ましいまなざしで見つめていた。 「ひっぐ、ぐすっ。ゆっぐぅ~」 「ゆぅ~」 「もっとゆっくりしたかったよ?」 「あの世でゆっくりしててね!」 思い思いのことを言うゆっくり霊夢たち。母ゆっくり霊夢も寂しげなまなざしでそれを見つめていた。 突然、子ゆっくり霊夢の一匹が凄い勢いで飛んでいった。どれだけゆっくりすればそんなことができるのか想像もつかない。 ゆっくり霊夢たちが飛んでいった先を見ると、その子ゆっくり霊夢は蛙の口に挟まれていた。 「ゆっぐ!?」 大きい。母ゆっくり霊夢くらいはあるだろうそいつは、ゆっくりと獲物を呑みこんだ。げこげこと満腹だと言わんばかりに鳴く。 蛙の中からは 「くらいよー?おかーさん、どこー?ゆっくりしよー」 という声が薄く聞こえている。 ガサリ。 蛙が近づいてきた。 「いやぁっ!いやぁっ!」 「おがーざーーーん!!」 「……っっ!!」 子供たちを守るように、再び敵に向かい飛翔する母ゆっくり霊夢。「ゆーーー!」という掛け声も勇ましい。 今吐き出させればまだ助かる。そんな意識もあったかもしれない。 だが、その跳躍をあざ笑うように飛び立つ蛙。母ゆっくり霊夢以上の跳躍を見せ、その顔に着地する。 「ゆびゅっ!?」 視界をぬめぬめとした蛙で覆われ、着地に失敗した母ゆっくり霊夢。しかし伊達に年は食っていない。 落下の痛みにゆっくりしていないで、すぐさま身を起こす。だがもはやそこには子を食ったにっくき蛙の姿はなく、水面に波紋だけが残っていた。 今朝までゆっくり出来たこの場所はもはやゆっくり出来ない場所だ。 そう思った母ゆっくり霊夢は引越しを決意した。 母が一匹に子が三匹のゆっくり大移動。 と言っても、川辺を変えるだけだが、ゆっくりたちにとっては一大決心と言える。 日のあるうちは新天地を求めて移動し、子ゆっくり霊夢が疲れたと言えばゆっくりと休んだり遊ばせたりした。 夜は木の根元で身を寄せあい、母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢たちが眠りにつくまで体をこすりつけて、寝心地よくしていた。 そんな今までとは一味違う毎日が続いているが、ゆっくりの本能なのか、目先のゆっくりが最優先されるので、あっちへふらふらこっちへふらふら。 母ゆっくり霊夢もそこはゆっくり。多少の責任感めいたものを持ってはいるが、子ゆっくり霊夢たちと一緒に遊んでしまうこともあった。 安住の地は見つかるのだろうか? 悲しき別離の日から五日、今日も今日とてゆっくり強行軍だ。母ゆっくり霊夢を先頭に、三匹の子ゆっくり霊夢が続く。 と、真ん中の子ゆっくり霊夢が何かを見つけた。 「きれいなちょうちょ!どこいくの?」 と叫ぶや、そのアゲハチョウを追いかけてゆっくりと跳ねていく。 「うわぁ、きれー」 「まってーゆっくりしていってー」 他の子ゆっくり霊夢もそれに追いすがらんと一所懸命に飛び跳ねていく。たちまち取り残される母ゆっくり霊夢。 「まっでー、おいでがないでー!」 頭を痛めて生んだ子を一気に二匹も失ったあの日を思い出したのか、泣きながら追いかける母ゆっくり霊夢。 べしょべしょと飛び跳ねていくと、聞きなれた子ゆっくり霊夢の笑い声が聞こえる。と、なにかにぶつかった。 涙で前が良く見えなかったのだろう、跳ね返り反り返る。 しばらく青い空が見えた。 「きれー」 とたんに起き上がり小法師のように元に戻る母ゆっくり霊夢。 「ゆっくりしていってね!」 目の前にはゆっくり魔理沙。かつて母ゆっくり霊夢のいとし子を潰した奴ではない。別のゆっくりだ。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしようね!」 ゆっくり魔理沙は一匹なのか、母ゆっくり霊夢に近づくや体をこすり付ける。その親愛の表現に、母ゆっくり霊夢も同じように頬をこすりつけた。 これで二匹はお友達だ。ゆっゆっ!と喜びを全身で表して飛び跳ねる二匹。 ゆっくり魔理沙と一緒になって駆け出す母ゆっくり霊夢の頭には、どこかへ行った子ゆっくり霊夢を追いかけようという考えはない。 子ゆっくり霊夢たちも大きくなり、もうすぐ育ちきって群れを離れることになるからと考えたわけではないだろうが、心配だとは思ってもいなかった。 何より、久しぶりの開放感。今は新しいお友達と何気負うことなく遊んでいて、以前よりもずっと高くずっと遠くへと跳べそうだった。 「ゆっくりー!」 「ばった!ばった!」 「おーいしーー!!」 「これまじゅーいっ!ぺっぺっしてね!」 そこらへんに生えている草や飛んでいる虫などを食べたり、意味もなく飛び跳ねたりしているうちに、母ゆっくり霊夢は本当に晴れやかに笑顔を浮かべた。 「ゆっくりしていってねー!!」 それはきっと今までで一番いい叫びだったろう。ゆっくり魔理沙もそれに唱和した。二匹はさっき出会ったばかりだというのが信じられないほどに仲良くなっていた。 二匹が日が暮れたことに気づいたのは空が赤く染まっていたからだった。朝からずぅっと遊びまわっていたことになる。 わずかに肌寒い風を受けたとき、母ゆっくり霊夢は未だ戻ってこない子ゆっくり霊夢たちに思いを馳せた。 だがすぐに思い直す。子ゆっくり霊夢たちもすぐにひとり立ちするのだ、いつまでも庇護下におくのが親でもあるまい、と。 ゆっくり魔理沙に声をかけられ、そちらを見ると、ゆっくり魔理沙は飛び跳ねて草を押さえつけて今宵の寝床を作っている。 あたりは背の高い草ばかりなので木の根元でなくてもよさそうだとゆっくり思った。なによりわざわざ作ってくれたのだ、文句など言えない。 「ゆっくりできるね!」 「ゆぅっくりしようねぇ!」 二匹はにっこりと笑った。 しばらくはゆっくりとしていたが、どちらからとなく体をこすり合わせ始めた。それは親愛の表現よりもゆっくりとした動きだ。 なにより頬をこすりあわせているのではなく、顔の前面をこすり合わせている。口が交差するときにお互いついばんでおり、やがてゆっくりと求愛行動に移っていた。 「ゆゅっゆゅっゆゅっゆゅっ!」 「ゆふっ!っ~~ふぅん」 円を描くようにお互いの顔をこすり合わせ、接吻の時間も長くなっていく。 二匹とも頬が好調し、赤らんでいる。表面はしっとりと濡れていき、もちもちとした質感を帯びているようだ。 もし今のこの状態のゆっくりを食べたとしたら、今までにない歯ごたえと吸い付くような食感を味わえたことだろう。 それほどまでに何かに満たされていることがわかるのだ。 こすり合わせる行動はいつの間にか前後に揺れるような動きになっていた。 それは向かい合っている二匹の顔がくっついて離れ、またくっついては離れるという動きだった。むにむにと形を変えていく二匹。 その目はとろりと蕩けており、まるで煮込まれているようだ。 「ゆんゆんゆん~」 「ゆっふぅうぅん」 嬌声は口が繋がっているのでくぐもっているが、たしかな快楽を感じているようだ。 寝床の草が湿り気を帯びていた。二匹の体から分泌される体液だ。ぬとぬとするそれは餡ではあるが、どちらかといえば葛餡に近いかもしれない。 やがて二匹はほぼ同時に声ならぬ声を上げて果てた。 だが、その頭頂部には何の変化もない。きっと発情期ではないからだろう。 「「すっきりー!」」 どことなく艶めいた二匹は晴れ晴れとした表情で叫んで眠りについた。 目を閉じてから十数える間にゆっくりとした寝息が聞こえてくる。ゆっくりたちがどんな夢を見るのかはわからない。 翌日、子ゆっくり霊夢は目を覚ました。差し込む日差しがまぶしかったのだ。 まわりには今まで一緒に過ごした二匹の子ゆっくり霊夢がまだ安らかな寝息をたてている。 「ゆっくりしていってね!」 早くみんなともっとゆっくりしたいと、その子ゆっくり霊夢は朝一番の泣き声で起こそうとした。 二度三度とそれを続けると、ようやく二匹の目が開く。 「「ゆっくりしていってね!」」 三匹は飛び跳ねた。これで今日もみんなでゆっくりできると言っているようだ。 「おかーさんどこいったんだろうね?」 「さがそーさがそー」 「ゆっくりさがそーね!」 そう言いつつ野原を跳ね回る。 朝食はばったなどの虫やそこらじゅうに生えている草だ。 「おいしーい!」 「むぐむう」 「ゆっくりたべるよ!」 やがて満腹したのか、ゆっくりとする三匹。ぽかぽかと食後の日向ぼっこを満喫している。 ゆっくりとしたその表情はまさにゆっくりといえる。見ているとこちらまでゆっくりしたくなってくる。 見れば一匹はよだれまでたらしている。 「ゆっ!おかーさんをさがさないと!」 ゆっくりしすぎて目的を見失っていたが、一匹が思い出した。 すぐさまゆっくりと捜索活動を始める三匹。 しかしあたりから「ゆっくりしていってね!」という声がたくさん聞こえる。 そう、ここはゆっくり平原。 ゆっくりたちが数多く生きているのだ。一匹のゆっくり霊夢を探し出すのは困難だろう。 だが、母子の絆があるはずだ。 子ゆっくり霊夢たちがそんなものを信じているかはわからないが、探すことをやめようとはしない。 「おかーさーーんっ!!」 「もう、どこにいったのー?」 「れーむたちはここだよぉ~」 声を上げつつゆっくりと移動していく。 そうしているうちに日も高く昇り、頂点にさしかかろうとしている。 「ぜ~ぜ~」 「みつからないよう」 「ゆっくりやすもう?」 三匹は体力が限界なのか、舌を出して息を整えていた。汗のようなものも流れている。 さいわい水場は近い、ゆっくりと休養をとれるのは間違いない。 三匹は背の高い草を掻き分けて、水の匂いのする方へとゆっくり進んでいく。 進むにつれて他のゆっくりたちの声がだんだんと小さくなっていることに、まったく気がつく様子のない三匹。 「ゆっ♪しずかになってきたね」 「ゆっ!ゆっくりできるよ?」 「これならゆっくりやすめるねっ!」 濃い緑の草を押しのけて飛び出すと、そこには子ゆっくり霊夢たちが今まで見たことのない生き物がいた。 蛇だ。 綺麗な鱗をそなえたそれは、しゅるりと舌を出し入れし鎌首をもたげて突如現れた闖入者を睥睨している。蛙だったら動けなくなってるだろう。 だがそこはゆっくり、物怖じせずに声をかける。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしようね!」 「ゆぅゆぅっ♪」 蛇はしゅるりと鳴くと矢のように身を翻して跳んだ。一番前にいる子ゆっくり霊夢に向かって大口を開けている。 「ゆぐっ!?」 くわえられた一匹は当然のこと、ほかの二匹も何が起こったのかわからなかった。 「ゆっ!?ゆ゛ぅぅぅう゛う゛ぅぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛ぅ~~~~ッ!!!」 「ゆっくり?ゆぐっゆっ!?」 「ゆぅ~~~~~」 ぐいぐいと飲み込まれていく子ゆっくり霊夢。叫びながら身じろぎするがびくともしない。 それを見て泣きながら叫ぶ二匹。 やがて蛇はそれを全ておさめると体を左右に振る。 蛇の体内からは 「せまいよっ!ゆっくりのまないで!さっさとはきだしてね!!」 などと叫ぶ声が聞こえる。が、それもつかの間すぐにその声は痛みを帯びたものに変わった。 「ゆ゛っゆぐぐぐ!ぜま゛い゛っぜばいよ゛ぅう゛うぅうぅうぅ」 卵を呑みこんだ蛇が体内にある骨で殻を割って中身を出すように、呑まれた子ゆっくり霊夢は自身が引き裂かれるのを感じた。 そして押し出されるのは何よりも大切な命の餡子。のぞんでいないのにゆっくりともれていく。 「いだいっいだぁいっ!いだいよぅっ!いだいいだいいだいッッ!!」 「い゛ぃや゛ぁあ゛ぁぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛」 「ゆ゛っぐり゛じな゛い゛でっ!!だじであ゛げでぇっ!お゛ね゛がい゛ぃぃぃぃいぃいぃっ!」 やがてなにも聞こえなくなる。餡子が残らずひねり出されたのだ。 蛇が鎌首をもたげて口を開く。 びくりと身を寄せ合う残された二匹。おびえきったその顔は涙にぬれてふやけていた。 ぺっ。 音がしたわけではないが、蛇がなにかを吐き出した。 それは子ゆっくり霊夢の片方にかぶさる。 「ゆっ!ゆぅっ!とって!とって!」 「ゆっくりまってね!」 ただでさえおびえていたところに、急に真っ暗になったのだ。がくがくと余計に暴れる子ゆっくり霊夢。 それをくわえて引っ張ると二匹はそれがなんなのか理解した。とたんに青ざめる二匹。 黒い髪に赤いリボン。そして自分たちと同じ顔立ち。 違うのは厚さがないことと、穴があいていることだけだった。たったそれだけの違いだが、それはもう二度と動かない。 「い゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 「う゛あ゛ぁあ゛あ゛あっ!な゛に゛ごれ゛な゛に゛ごれ゛ぇ゛え゛ぇえ゛!?」 ぞろりと這い寄ってくる蛇。明らかに獲物を狙う目つきだった。 「ゆっくりしていってよー!」 「もっとゆっくりしてていーよー!」 「「こっちにこないでねっ!!」」 逃げ出す二匹。丸呑みされて皮だけにされる恐怖に汗だくで滂沱の涙を流している。 蛇はゆっくりと獲物の追跡を開始した。 涙と汗でたるんだ皮をべしょべしょとゆがませて、跳ねている二匹の子ゆっくり霊夢。 二匹の胸中にははやく母ゆっくり霊夢と合流してゆっくりしたいということしかなかった。 「ゆぅっひうっ!おがーじゃーん!どこー!?」 「はやくだじげでよー」 「ゆっぐりじだいぃいいいぃぃ」 「ゆっぐじゃぜでぇええ!」 逃げ出してからずうっと喋っているのだ。すこしでも静かにゆっくりしたら背後からしゅるりという音が聞こえそうで怖いのだ。 あたりからだんだんと他のゆっくりの声が聞こえてきた。 「ゆっゆっ!もうすぐおかーさんとあえるね!」 「そしたらきちんとゆっくりしたいね゛っ!?」 「ゆっくりしたいねー」 「ゆっゆっゆゆぅゆゅぅゆ」 「ゆぅ?」 明らかにおかしい様子に子ゆっくり霊夢は振り向いた。 「ぎゃあああああああああああああああ」 蛇がいた。口の間には後ろにいたはずの子ゆっくり霊夢の顔が見え隠れしている。 一目散に逃げ出す子ゆっくり霊夢。 「や゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛!!ま゛っでえ゛ぇ゛え゛ぇえ゛ぇえぶりゅりっ!」 飲み込まれつつある子ゆっくり霊夢は、自分を見捨てて逃げ出す子ゆっくり霊夢を見ながら、絶望の泣き声をあげて餡子をひねりだされた。 再び蛇の追跡が始まった。 あとにはこれ以上ない絶望と苦痛に彩られたデスマスクだけが残されていた。 「ゆふぅー!ゆひゅぅううぅぅ!!やー!やなのー!」 逃げる子ゆっくり霊夢はいまだかつてないほどゆっくりしないでいた。 あとでゆっくりできるのなら、いまはゆっくりできないでもいい。 表情がそう語っていた。 まわりからは他のゆっくりたちの声が聞こえている。が、その子ゆっくり霊夢は自分がいまだ狙われていることを察していた。 ゆっくりと締め付けるような視線を感じるのだ。 「ゆっくりーゆっくりー」 「ゆっくゆぅっく」 どこか聞き覚えのある声。その方向に向かって跳ぶ! 深い茂みを抜けるとそこにはゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙がいた。 母ゆっくり霊夢だと思ったのだろう、一端着地し、渾身の力で抱きつこうと再び跳ぶ子ゆっくり霊夢。 「おがーざーーーーん゛ん゛ぅっ!?」 だが、無様に地面に叩きつけられる。 「びぃいぃいぃっ!!!やだーー!おがーざんっだぢげでぇぇえぇぇぇ!!!」 食いつかれていた。がっちりと。激しく体を揺らすが決して離れようとしない。 ゆっくりと自分の体が飲み込まれていくのがわかる。ずるり、ずるりと音がする。 「ぴィーーーーーーッ!ぴィーーーーーーッ!!」 うったえる様に泣く子ゆっくり霊夢。しかしその視線の先にいたゆっくり霊夢は隣のゆっくり魔理沙と一緒にどこかへと跳ねていってしまった。 決してその子ゆっくり霊夢をかえりみることはなかった。 「あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛ッーーー!!」 子ゆっくり霊夢の視界はゆっくりと暗黒に包まれていった。 母ゆっくり霊夢は見たこともない生き物に飲まれていくゆっくり霊夢が、自分が頭を痛めて生んだ子ゆっくり霊夢だと一目で理解していた。 だが、子ゆっくり霊夢を助けることよりも、ゆっくり魔理沙と一緒にもっとゆっくりすることを選んだ。 母ゆっくり霊夢は、もはや母ゆっくり霊夢ではなく、ただのゆっくり霊夢だった。 夜。 こうもりのような影がゆらゆらと飛んでいる。 ゆっくりれみりゃだ。 「うー!もちもち!うまー!」 「うまうま!もちもちー!うまー!」 ご満悦の様子で踊るように飛び回っている。 その下には、踏み固められたように倒されている草と、その上に並んでいる黒い帽子と赤いリボンだけが残されていた。 おわり。 お付き合いくださりありがとうございました。 丸呑みって怖いですよね? 著:Hey!胡乱
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タタタタタッ タンッ タンッ ゲゼルシャフト第2基地にて、サイボーグ3人が走っている。隙あらば銃撃も加えている。 理由は単純明快、進入者を捕らえるためである。状況によっては射殺許可も出ている。 銃撃を避ける為、進入者が曲がり角を曲がって行く。 見失う訳にはいかない。そのまま追撃する。攻撃される危険を無視し 曲がり角から飛び出す。通常であれば僅かに顔を出し、何処にいるか確認するべきである。 が、こちらはサイボーグ。先ほどから進入者が発砲しているベレッタM92ごときでは傷一つつかない体だ。 「追いかけっこもここでお終いだ」 しかし、曲がり角を飛び出た3人が最後に見た光景は、白い光だけであった。 自身が死んだと認識する暇もなく、3人はこの世から消え去った。 ACT.05 「理想と現実 ~それぞれの決着~」 「ふむ・・・どこの世界でも鍛錬以外で力を持てば、慢心するものだな」 サイボーグ兵が居た場所を見て、一人呟く。その場に残っているものは、足が6本… その後方の壁面には大人5人は優に通れる穴まで空いている。 わずか一発でこの威力、このまま火力重視で押し切りたいところだ。 今しがた使用した兵器は、我輩が自分用に開発した銃である。 開発No.61番、名称「XERD_003SS」無理矢理大別するなら携行式簡易人機融合型となる。 本来の用途は環境修復装置(Environmenral Repair Device)として、他生物にエネルギーを 分け与えることを目的としているが現在のところ砂粒状のナノマシンから構築される、 携行式の光学兵器としての機能が主である。故に、頭文字にXがついている。 使用するエネルギーはグリップからナノマシンを通じ、自分のATPを使う。 簡単に言えば、20番台(肉体変異型)と50番台(多人数機械融合型)の合作である。 二つのいいとこ取りをできれば強力な兵器なのだが、世の中そんなに甘くはなく とんでもない欠陥がある。 グゥ~ 戦場に不似合いな腹の虫が鳴り響く。おまけに、100mを全力疾走した疲労感まで出てきた。 自分のATPを使うため、この銃を使う度に疲労感が出てくるのだ。 一発撃っただけでここまで消耗するとは、出力を大きくしすぎたとも思ったが サイボーグを3人まとめて葬ったから、良しとしよう。 今いる場所はゲゼルシャフト第2基地、地下第8ブロック・・・奇しくも以前仲間と別れた場所だ。 ここまでは爬虫類として能力を使い進入できた。 (ダクトから無理矢理進入して来ました) 途中、何度かサイボーグ兵を背後から襲い眠らせてきた。 奴らは確かに視力・聴覚・防御力など人間とは比較にならない程、優れているが それに頼りすぎる。訓練を繰り返せば別だが、まだ警戒認識が極めて低い状態だ。 そこを最大限利用してきたが、ここで見つかったのは大きな痛手だ。 銃を仕舞いながら、この先どのように進入するかを考える。 またダクトを通るべきか、いや進入しているのはばれている、サーモセンサー装備もいるだろう それなら・・・ カツッ カツッ カツッ とりとめもなく考えていると、足音と共に忘れられない声が聞こえてきた。 「あら?進入者が来たと報告を受けたけれど、貴方だったの…約一日ぶりね。」 ああ、忘れられない声だ…忘れてなるものか。 「レディに顔を覚えて戴けるとは…光栄ですな。して何用ですかな?『お嬢さん』」 "お嬢さん"に、特別アクセントを込めて煽ってみる。が特に気にした様子もなく答えてくる。 「ええ、昨日あなたたちを迎撃した手際の良さを評価されて、お客さんにサイボーグ達を納品したところなの そのおかげで、今この基地の警備は手薄になってるから、私まで駆り出されたのだけど… その様子だと、知らないみたいね」 ???――――警備が少ないと良い情報を教えられたが、おかしなことを聞いてくる。 身を守るため、遮蔽物になりそうな柱へ近づきつつ、聞いてみる。 「どういうことだ?…いや、待て。なぜ昨日の今日だと言うのに、納品できるのだ…」 考え、思い至る…兵士にとって最悪のシナリオが浮かんできた。 ――基地破壊が目的なのに、航空兵器による支援が一切ない… ――勇気と無謀を履き違えた、本部からの妄信的な突撃指示… ――そして、目の前の女が言っていた、捕虜への必要以上の拷問… つまり、我輩達の部隊は、 「そうよ。あの戦いは私達が開発した"商品"のデモンストレーションなの。 色々な軍、PMC(民間軍事会社)のお偉方が集まっていたわ。 当然、貴方達AMSの人もね…まあ、わかりやすく言うと、売られたのよ、貴方達は… 見返りは商品の優先販売だけど…部隊全員の命を天秤にかけてでも、欲しいようね」 それを聞いた瞬間、脳が沸騰する。許せない…その感情のみが支配する。 後のことを考えずXERD_003SSを取り出し、引鉄を引く。 辺りに無音のまま閃光が満ちる。破壊の閃光が通る後に、残るものは何もなかった。 撃ち終わった後、一瞬意識を失いかけるが… 「撃った後が無防備ね…新兵からやり直したらどうかしら?」 背後から腕を取られ、倒される。倒れた衝撃で意識は覚醒したが、 またしてもこの女に拘束されるハメになるとは。 「キ…サマ、どう…やって、あの攻撃を…避けた…?」 息も絶え絶えで、聞く。 XERD_003SSは光学兵器のため、撃った弾丸は文字通り、光の矢である。 見てから避けるなど、不可能であるが女は至極当然といった面持ちである。 「私の魂《ゴースト》が囁くのよ…あなたには理解できないでしょうね、頭の中で 友人の声が忠告してくるなんて…」 コイツ、もしやホモ戦車と同じか?いや、そもそもサイボーグだったな。 …ならば、倒す手段はある。あるにはあるが… この拘束を抜けなければ話にならない。 しかし体に力を込めようとも、入る場所が見当たらない。ATPを使用しすぎたか… 「あら、今日はおとなしいわね…フフフ、いい子ね、このまま一思いに殺してあげるわ… あなた以外にもペットはいるから、あなたはいらないわ…」 銀色に光るナイフを取り出し、首元に当ててきた。 畜生、まずい…体が言うことさえ聞けば… 後はナイフを引くだけで終わってしまう。 いやここまでか、後先考えず激情に走った結果がこれとは…妹に叱られるな。 覚悟を決めるしかないな…さすがに自分の血が噴き出す所は見たくないから、眼を瞑ろう。 ――――――― ――――――― ―――――――……… ―――――――??? どういうことだ? いつまで待っても、ナイフが動く様子はなく、あまつさえ、拘束まで緩んできた。 眼を開け首を捻り女を見てみると、不可思議な光景が写った。 片手で自身の目を覆い隠し、なにやら独り言を呟いている。 理由は分からないし、検証する時間もない。生き残るためにもまずは行動だ。 まだ女を投げれるほど回復していないため、抜け出す方法を取る。 腰に馬乗りされているが、こちとら爬虫類、4足移動は得意技である。 こちらが、脱出しようとするとさすがに気づいてきたが…その言動はまともではなかった。 「ああッ!どこに行コウとするノッ!バトーもトグサも、ドコニ…」 誰のことだ?と考えるが、それどころではない。あともう少しで脱出できる…が 女と眼が合う。正気を保っている眼ではないが、敵とは認識されているようだ。 合金とチタンでできた拳を振り上げ、我輩の頭に目掛け全力で振り下ろされた。 その先にあるものは頭…ではなくコンクリートの床であった。 なんとか身をよじり、脱出が間に合った。我輩の頭があった場所は、爆音と共に陥没している。 「アハハハハハッ!ドウシタノ?どうされた?…お前ハッ?!何をシタァァァァ!!」 奇声を上げながら、女がこちらに突進してくる。しかしそれは力も技も速さも全て ちぐはくな動きである。ただ一直線、不器用に我輩に向かってくる。 複数の意識が一つの体を動かしているように見えるが、あちらの事情は分からない。 できることは、楽にしてやることだけだ。 懐から緑の薬を取り出し、アンプル銃にセットする。女が突進してくるが、横にいなし 足を引っ掛け転倒させる。女はすぐに起き上がれず手足をジタバタさせるだけ… 反撃される危険性は低いと判断し、首元に注射する。 程なくして、奇異な表情のまま女の機能は停止する。 注入した薬品はただのオイル分解剤である。 全身を流れる、血液の代替品を分解されたのだ。サイボーグに死の概念を適用するかどうか 難しいところだが、死んだと表現するべきだろう。 機能停止を確認し、腰を下ろす。まず必要なのは最低限の体力回復だ。 バックパックの中から、飲料水を取り出し、口に含む。 ふぅ、ようやく一息つける。ここまで休息なしの強行軍だったからな。 ふと、今まで命のやり取りをしていた女を見る。 何故、精神が壊れたのか…いや違うな、壊れるのは不思議ではない。 推測だが、一つの脳に、複数の人格を詰め込んだ結果と思われる。いつ壊れてもおかしくない代物だ。 問題は、タイミングが良すぎる…という点だ。無論、日頃の行いが良かったから などと言うつもりはない。だとすれば…だめだ、判断材料が少なすぎる。 釈然としないが、今後の方針の方が大事だ。今までの彼女の言動から、彼女はこの基地でも 相応の立場にいると考えられる。おそらくは、警備関係のまとめ役だろう。 だとすれば、戦闘前に言っていたことも信憑性は高い。このチャンスを逃す訳にはいかない。 手を握っては開き、体調を確認する。疲労感は消えないが、体に力は入るようになってきた。 そろそろ、大丈夫だろう。移動する準備を始めよう。 そう考え、バックパックの中に荷物を詰めていると、中から一発の弾丸が出てきた。 「これは…」 結城大尉からもらった弾丸だ…ふむお守り代わりにポケットに入れておくか。 そう言えばAMSでクーデターが起こっていたが、大尉は無事だろうか… 心配だが、大尉ならどんな状況でも生き残るだろう。 我輩も先程のように、感情的にならないよう心を落ち着かせよう ―――手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に――― 疲れきった体にムチを打ち、立ち上がる。目指すは最奥部、 メインエンジンのある部屋だ。 タッタッタッタッタッタ ようやくここまで来れた。メインエンジンのある区画の前である。 ここまでの道中、幸いにも敵と会う事はなかった。彼女の言ったことは本当だったようだ。 区画の扉を開ける。縦横20mほど、高さは5mくらいの部屋の中を伺うと… 部屋中央のメインエンジンの前に、見慣れた馬鹿野郎の姿が確認できた。 こちらからは背中しか見えず、何か作業をしているようだ。 あ奴がいるなら、この部屋は安全なのだろう。部屋に入るとするか。 「なにをしているんだ?25は」 弟に近づき、声をかける。我輩がいることに気づいていたのだろう。 驚いた様子もなく、2メートルの巨体が振り返る。 「おお、兄者か…と、やけに傷だらけではあ~りませんか?なんだなんだ?俺様を差し置いて 楽しいドンパチでもやってたの?」 言われて気づく。25の服は新品と同じように綺麗なままだ。 「まあいいや…そんなことより、コレが正常かチェックをしていたのだが、 俺様では詳しい事はさっぱりわからん、訳ワカメだ、ということで兄者がやってくれんか?」 思わずハァ…と溜息をついてしまった。戦闘専門の25がここまで無事に進入できて 頭脳労働担当の我輩がドンパチをしていたとは…人生とはかくもままならんものだ。 「やれやれ、よもや壊してないだろうな…退いてくれ」 そう言うと、25はおとなしく後ろに下がった。 コンソールを叩き、自己診断プログラムを起動させる。程なくして、結果がディスプレイに 表示されるが…妙だな? 全てにおいて問題なしの表示が出ている。 宇宙船の墜落で、何かしら故障していると予想していたが… 後ろに居る25に聞いてみようと思い、振り向こうとしたが何故か胸に灼熱感が出てくる。 首を下に曲げてみると…自分の胸からナニカ生えている…いや、これは…刃物…だ ここに居るのは二人きり。犯人は一人しかいない。なんとか振り返ろうとするが それよりも速く、抉られながら体から刃物を抜かれた。足に力が入らず、倒れてしまう。 不味い…血が…止まらない。 「25…お前…何を?している…」 まったく理由が分からない。なんとか首を動かし、25を見上げる。奴の腕が刃物へと変異している。 そしてその眼は、ドブネズミでも見る様な眼で、我輩を見ている。 「何とは…自分の腕で、貴様を刺しただけだが…なにが不思議なのかね?」 多少、狂っていた今までと違い、口調が安定している。どういうことだ? 「お前…何故…我輩を刺した?…」 直接的に尋ねる。その言葉を聴くと、25は待ってましたと言わんばかりに笑みを浮かべる。 「貴様…いや、貴様たちに対する復讐だよ。私をこんな体で生み出したお礼…といったところだよ」 なるほど…と納得する。が 「その復讐は…正当だと思うが…お前…何故理性が…ある?」 そこが分からない。肉体変異型は自身の肉体を変形させるため、その度に激痛が走る。 そのため発狂しないよう、このタイプは理性と思考が低いよう設定されている。 それでも暴走するような危険性があるが。 25についてもそうだ。かつてここまで会話が噛み合ったことなどなかった。 「ふむ、理性か…話は変わるが、貴様はNo.16のことを覚えているかな? そう、貴様の妹だった女だ」 忘れるはずがない。今の我輩があるのは、妹のおかげだ。何を今更聞いてくるんだ? 「貴様は彼女の死に目には立ち会っていなかったな。たしかその頃には軍に従軍しており… No.16が死んだとは人から聞いた話…そうだな?」 ああ、その通りだ… そこまで尋ねると、25の笑みが下卑たものになっていた。 頭のドコカで、これ以上奴の話は聞くなと、警鐘を鳴らす。 しかし奴の口を塞ぐことも、自身の聴覚を潰す手段もない。 「彼女はな…わたしが喰ったのだよ。あの研究所に残った奴らが実験と称してな。 私の体にあるナノマシンで彼女の脳形成を取り込んだのだよ。 その結果は…今貴様の目の前にある通りだ。」 ――――――――……… 「かくして、私は理性と知能を手に入れ、貴様に復讐を誓ったわけだよ」 ――――――――……… 「とは言っても、今までコンビを組んできた相棒である。さすがに理性があると… なかなか決心がつかないものでね。貴様に選択肢を与えよう…」 ――――――――……… 「刺殺、銃殺、絞殺、撲殺、斬殺、圧殺、完殺、全殺、惨殺、狂殺… どれでも選べ。どれかを選べ。」 ――――――――……… ――――――――……… まだ話を続けようとしているが無視し、 自身の体のことを考えず行動する。アンプル銃を取り出し、震える手で狙いを定める。 セットされているのは青い薬…引き金を引こうとした瞬間 「やめたまえ、人の話は黙って聞くものだろう?」 25の腕が伸びてきて、銃をはじき飛ばす。コンッと壁際のほうで音がする。 「あきらめの悪いことだ。貴様の腰にあるその銃も奪っておくとするか」 と、ホルスターにあるXERD_003SSも捨てられる。 「これで貴様の武器は何一つないな…さぁ、どんな死に方がお望みかな?」 もう…眼も霞んできた。すでに体力は限界を超え、血も流しすぎた。ここで…終りか… 「もはや答える気力もないか…ここであきらめるとは、所詮貴様はその程度だ、 生命を弄び私達のような者を生み出してきた貴様に、生命の価値なぞ生涯わからんのだろうな」 その言葉を聴いた瞬間に、魂に火が燈る。 確かにお前には我輩に復讐する権利がある。その罪も認め、罰も受けよう。 だがな、生命の価値がわからんだと…そこだけは認められない。 深呼吸し、覚悟を決める。が、熱くなりすぎないよう もう一度戒めを確認する… ―――手は綺麗に… 自身の手を汚すことに躊躇いはないか――― ―――心は熱く… 我が根源、魂に火は着いた――― ―――頭は冷静に… 奴を殺すために、あらゆる手段を考えろ――― 懐から最後のアンプル、赤い薬を取り出す。それを迷うことなく自分に注射する… さあ最後の…二人っきりの戦争を…始めよう… もはや13に武器は残されていないと信じていたため、25はその動きに反応できなかった。 仮に何かしら武器があったとしても、対処できると高をくくっていたのも原因である。 まして、攻撃されるならまだしも、自分に注射を打つ…という行動だ。動けなくても無理はない。 ―この状況で打つ薬だ…考えられる薬は、強心剤の類だろう。ならば、効き目が現れる前に確実に殺す― 25はそう考え、両腕を刃物に変異させ13に近づく。がその選択が間違いだと気づいたのは 13に殴り飛ばされ、壁に打ち付けられてからであった。 ドォォン ―バカな、瀕死のくせに何故こんな力を出せる?― 25のダメージは軽くない。殴られた腹は肋骨が8本折れ、受身も取れず壁にめり込んでいる。 しかし、それを表情に出さず、めり込んだ壁から出てくる。それもそのはず 体中のナノマシンが損傷箇所を即座に修復している。 13を見てみると、すでに面影はなくなっていた。服と着ぐるみは破れ 体長は3メートルほどになっており、体格も25より二周りほど大きくなっている。 ―過去の遺物を使ったか― 13が打った薬は超人計画最初期の、薬品によって超人を生み出すものだろう。 ならば、話は簡単だ。逃げ回れば、肉体の強化についていけず、勝手に自滅する。 そう考えた25は激しい自己嫌悪に陥る。 ―逃げ回る?復讐する相手から…ふざけるなッ!!― 13は自分の手で殺してこそ、意味があるのだッ!!今この瞬間、理性は…必要ないッ!! 25は変異型としての能力をフルに使う。 右腕はカタナに…左腕は銃に…骨を弾丸に…足に加速装置を…燃料は血であり…背中に翼を生やす 動きに耐えうるよう、全身をチタンへと変貌させる。 25の変貌を見てとった13は、させまいとして、一気に距離を詰める。 その勢いのまま、25の胴の倍ほどある豪腕を繰りだす。が空転し、背後の壁を壊すのみだ。 拳が壁にめり込み、動きが止まる。背中に二門、両足に合計4門のブースターを装備した 25は人間サイズとして、ありえない速度と幾何学的な動きで、背後に回り込み銃撃を加える。 グォォォォォ 13から雄叫びが上がる。痛みはあるようだが…弾丸は貫通しておらず、鱗によって止められている。 ―大したバケモノだな、オイ― だがな… 「お前は力を得た。 俺より遥かに強いと思っている。 返り討ちにする気で満ちて居る。 そんなお前を、底無しの絶望に叩き落とす ――――これこそが、俺が同属を喰ったが故に選んだ復讐だッ!!」 自分の心情を声に出し、叫ぶ。辺りには赤い霧が出てきてる。 25のブースターの燃料は自らの血液…それを燃焼させ驚異的な機動力を得ている。 長期戦はできない。自身の最大火力を考え、左腕を電磁加速砲(レールガン)へと変異させようとする。 が、複雑な機構であればあるほど、変異に時間がかかる。 その間に13がまたしても、向かってくる。 ―そんな速さでは、俺を捕らえる事はできんぞ― 事実、13の攻撃はあっさり避けられ、急激に体長が変わったためだろう、その勢いのまま転倒した。 ―このまま、距離を取ったままレールガンの一撃で決める― そう決め、レールガンの変異を急ぐが…13の転んだ位置を見て青ざめる…あの位置は… 計6門のブースターが咆哮し、13へと肉薄する。 ―奴は俺への攻撃が目的ではなかった…武器を取りに行くのが目的だったッ!― 今、13がいる位置には、25がはじき飛ばしたXERD_003SSが落ちている。 13はそれを拾い、向かってくる25に狙いを定める。 右腕のカタナで斬りかかるが…わずかに13の方が早い。XERD_003SSから、光が発射される。 音もなく光の奔流が辺りを包む。当然、後に残るものは何もない… 「貴様がもっと戦闘訓練を積んでいれば、俺は今の攻撃で死んでいたな…」 上空から声がする。そのまま、13の頭を目掛けて斬り下ろす。 発射される直前に、上方へ移動し、天井を蹴っての一撃だ。 13は首を捻り避けようとするが反応が遅れ、片目に斬撃を喰らう。 ―このまま心臓を一突きして、終わらせる― 着地し、全速で心臓へ一直線に距離をつめる。だがそこで13が声を発した。 「シェイプシフトッ!!」 その瞬間、25の想像を超えた光景が展開される。 13の手にしていた銃が変形し、剣になっている。マズイ、リーチは奴の方が大きい…このままでは しかし、6門のブースターによる全速力は止めることもできず、腰を一刀両断され 上半身と下半身に別れた。その勢いで上半身は部屋中央部に、下半身は入り口付近に飛んでいった。 ―まさか…銃が変形するとは― 25は驚嘆していたが、ひとまず自分がすべきことを思い出す。まず、腹の出血を止めて、 それから、背面のブースターを使い移動し、下半身を癒着させる。 この状態になってもまだ、俺の方が速い…治療は十分に間に合う… だが、いつまで待っても腹の出血は止まらず、血を噴き出し続けたままである。 今しがた攻撃された兵器を彼は知らない。「XERD_003SS」は ―XERDは環境修復装置、その攻撃を受けた物は有機・無機を問わずあるべき姿に修復される― ―003SSは3番目に作られた姿形を自在に変えられる者、シェイプシフターを意味する― ―何故だッ?なぜ、血が止まらない― 理由がわからないため、恐怖が出てくる。このままでは、せめて奴を殺さねば… だが、どうする?血が止まらないため、ブースターは使えない…レールガンを使うしかないが、 何故か弾丸が生成できない…つまりあれか、あの武器にはナノマシンの動きを阻害する効果があるということか… そこに思い至り、自身の力を頼らず、13を攻撃する方法を考える。 辺りを見渡すと、都合の良い物が落ちていた。 なぜこんなところに落ちているのかは分からないが、「ソレ」を拾い、左腕にセットする。 攻撃前に左腕の変異は終わっている。電力として、自身のATPを燃やし電圧を上げる。 肉の焦げる匂いが辺りに充満し、13がこちらを見る。気づかれたが奴が取れる手段はもうない。 ドンッ 乾いた音が鳴り響き、13は仰向けに倒れる。彼の身を貫いた弾丸は、 この星の友との友情の証であった。 Lizard Story is dead END ? そして、彼が今際の際に思った事は… 生きねば、生きねば、生きねば、生きねば生きねば生きねば 生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生き ねば生きねば生きねば生きねば生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生―― 「何の、ためにだ?」 ――ええ、おい。 「何の、ために生きろと言う?」 それは、もちろん。 1.妹との約束のため → 「どこかの誰かの未来のために」ルート 2.自身の贖罪のため → 「どこかで誰かの戦争のために」ルート
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ここは、広大なゆっくり平原。 柔らかな草で満たされ、さまざまな花が咲き、穏やかな彩りを見せている。 さわやかな風が吹けば木々の枝が揺れ、くすぐったい音が奏でられる。 青い青い空にゆっくりと浮かんでいるお日様からは柔らかな光が燦々とふりそそぎ、 平原はまるで母の慈愛に満ちた抱擁を受けたかのように平穏に包まれている。 また、夜ともなれば風は涼しさを帯び、虫たちはここぞとばかりに歌いだす。 満天の星々は瞬き、冷たさを感じさせる月からはきらきらと綺麗なものが零れ落ちていき、 大地がそれらをゆっくりと受け止めてくれる。 そんな綺麗なものたちの間で、ゆっくりたちはくる日もくる日もいっしょうけんめいゆっくりしていた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり」「して」「いって」「ね」「!」 ゆっくり霊夢の群れだ。母ゆっくり霊夢が一匹、子ゆっくり霊夢が五匹いる。 母ゆっくり霊夢に比べて、子ゆっくり霊夢は個体によってまちまちだが、一回りから二回りは小さい。 群れを成すゆっくりは動物性が濃いのか、複数回の繁殖期を経てからゆっくりと朽ちていく。 逆に植物性の濃いゆっくりは、一度の繁殖で次世代へと全てを遺して朽ちるのだ。 ゆっくり平原のところどころにある、蔦を帯びた黒ずんだゆっくりがそれだ。 動物性の濃いゆっくりの子に植物性の濃いゆっくりが生まれたり、その逆もある。 なぜそんなことが起こるのかは謎で、その判別は繁殖期にならないとできない。 また、植物性の濃いゆっくりのほうが一回の繁殖で産む子の数が多いらしい。だが総じて見ると、ほぼ同数だというのは生命の神秘だろうか。 その群れがいるのはゆっくり平原でも屈指のゆっくり名所。池だ。 綺麗な水に、魚や虫たちがいて餌も豊富。多くのゆっくりたちが思い思いのやり方でゆっくりしている。 母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢を一匹一匹丁寧に水を含んだ舌でこすっている。 「ゆっくり♪ゆっくり♪」 「くすくす~ くすくす~」 体表についている汚れをなめ取って食べているのだ。 その間、他の子ゆっくり霊夢たちは水をかけあったり、口にふくみ水鉄砲のように噴出したりして遊んでいる。 水辺の花によってきた蝶々や蜂を追いかけて、狩りの真似事をしている子ゆっくり霊夢もいる。 「びゅーびゅー」 「きゃっきゃ~」 「ゆっくりてふてふしていってね!」 いつもどおりの、何の変哲もない平和な日常。昨日まではゆっくりできた。今日も、そして明日からもゆっくりしたい。 そんなことを考えられるはずもないが、そう願っていても不思議ではない。 「ゆぐっ!?」 だが、平穏というものはいつだってたやすく壊れてしまう。 子ゆっくり霊夢がゆっくり魔理沙に踏まれている。群れで一番小さなゆっくり霊夢だった。 「ゆ゛っぐでぃやべでねぇえ゛ぇ!」 苦しげにうめく子ゆっくり霊夢。 ゆっくり魔理沙の顔はふてぶてしく、まるでガキ大将のようだ。いつ歌いだしてもおかしくない。 あたりに他のゆっくり魔理沙は見当たらない。群れを離れているわけではないようだ。 植物性の濃いゆっくりから生まれたのだろう、そういう種は自立心が強いが、総じて協調性に欠けている。 そのゆっくり魔理沙もご多分に漏れず、自分のために邪魔なゆっくり霊夢の群れを追い出そうとしているのだろう。 手始めに弱いやつから。 「さっさとどっかいってね!ここでゆっくりしないでね!」 跳ね上がり、潰す。跳ね上がり、潰す。もはや泥団子だ。 「い゛やじゃあ゛ぁぁあ゛ぁぁあぁぁッッ!!?」 「なんでっ!なんでぇぇぇぇ!?」 「や゛べだげでよぉおぇぇええぇぇッ!!」 それを見ていた子ゆっくり霊夢たちは、あまりの衝撃に震えながら叫ぶことしか出来ない。 しかしもとよりゆっくり魔理沙に聞く耳はない。そんな涙ながらの訴えかけなどどこ吹く風と、むしろ勢いを増している。 「ゆっくり♪ゆゆっくり♪ぃゆ~っくりぃ♪」 「やべっ、やべでっ、ぶぶっ!ぶびゅッッ!!」 餡子が飛び出た。これはもう助からない。 それを見てけらけらと気持ちよさそうに笑うゆっくり魔理沙。 さぁ、次の獲物はどれだ!?とばかりに他の子ゆっくり霊夢を値踏みするように順繰りに見ていく。 そこに水が飛んできた。目に当たる。 「ゆ゛ぅう゛ぅぅぅッ!?」 身を震わせて転げまわるゆっくり魔理沙。なみだ目になりながら飛んできた先をにらむ。 そこには敵意をあらわにした母ゆっくり霊夢の姿が。 なにか言おうとして口を開くゆっくり魔理沙だが、母ゆっくり霊夢がまだ口に含んでいた水を勢いよく飛ばす。 「ゆっぐふっ!ぐぶぐぶっ!」 「ゆっーー!!ゆッーー!!」 「ぐふっ、やべでっ、さっさとやべでねっ!」 喉の奥に勢いよく水を当てられてむせるゆっくり魔理沙に、容赦なく水を浴びせていくゆっくり霊夢。 口がからっぽになったのか、ゆっくり魔理沙がひるんでいる間に、飛びかかるゆっくり霊夢。 「ゆっくりしないでねっ!!」 「い゛やあ゛ぁぁぁぁあ゛ぁぁあ゛あッ!!」 引きずり倒し、体当たりし、噛み付く。乗っかって跳ね回り、体を回転させて踏みにじるゆっくり霊夢。 「ゆびゅー。ゅぶー。」 「ゆっくり!ゆっくりっ!!」 ゆっくり魔理沙はもはや虫の息だが、二度とこういうことをしないように、どちらが上でどちらが下かを刻みつけるように踏みつけるゆっくり霊夢。 声を出さなくなったゆっくり魔理沙から、格付けは済んだとばかりに飛び降りるゆっくり霊夢。 「そこでゆっくりしててねっ!」 吐き捨てるように言い放ち、泥団子になった子ゆっくり霊夢の残骸へと跳ねていく。 そこにはすでに他の子ゆっくり霊夢たちがいて、痛ましいまなざしで見つめていた。 「ひっぐ、ぐすっ。ゆっぐぅ~」 「ゆぅ~」 「もっとゆっくりしたかったよ?」 「あの世でゆっくりしててね!」 思い思いのことを言うゆっくり霊夢たち。母ゆっくり霊夢も寂しげなまなざしでそれを見つめていた。 突然、子ゆっくり霊夢の一匹が凄い勢いで飛んでいった。どれだけゆっくりすればそんなことができるのか想像もつかない。 ゆっくり霊夢たちが飛んでいった先を見ると、その子ゆっくり霊夢は蛙の口に挟まれていた。 「ゆっぐ!?」 大きい。母ゆっくり霊夢くらいはあるだろうそいつは、ゆっくりと獲物を呑みこんだ。げこげこと満腹だと言わんばかりに鳴く。 蛙の中からは 「くらいよー?おかーさん、どこー?ゆっくりしよー」 という声が薄く聞こえている。 ガサリ。 蛙が近づいてきた。 「いやぁっ!いやぁっ!」 「おがーざーーーん!!」 「……っっ!!」 子供たちを守るように、再び敵に向かい飛翔する母ゆっくり霊夢。「ゆーーー!」という掛け声も勇ましい。 今吐き出させればまだ助かる。そんな意識もあったかもしれない。 だが、その跳躍をあざ笑うように飛び立つ蛙。母ゆっくり霊夢以上の跳躍を見せ、その顔に着地する。 「ゆびゅっ!?」 視界をぬめぬめとした蛙で覆われ、着地に失敗した母ゆっくり霊夢。しかし伊達に年は食っていない。 落下の痛みにゆっくりしていないで、すぐさま身を起こす。だがもはやそこには子を食ったにっくき蛙の姿はなく、水面に波紋だけが残っていた。 今朝までゆっくり出来たこの場所はもはやゆっくり出来ない場所だ。 そう思った母ゆっくり霊夢は引越しを決意した。 母が一匹に子が三匹のゆっくり大移動。 と言っても、川辺を変えるだけだが、ゆっくりたちにとっては一大決心と言える。 日のあるうちは新天地を求めて移動し、子ゆっくり霊夢が疲れたと言えばゆっくりと休んだり遊ばせたりした。 夜は木の根元で身を寄せあい、母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢たちが眠りにつくまで体をこすりつけて、寝心地よくしていた。 そんな今までとは一味違う毎日が続いているが、ゆっくりの本能なのか、目先のゆっくりが最優先されるので、あっちへふらふらこっちへふらふら。 母ゆっくり霊夢もそこはゆっくり。多少の責任感めいたものを持ってはいるが、子ゆっくり霊夢たちと一緒に遊んでしまうこともあった。 安住の地は見つかるのだろうか? 悲しき別離の日から五日、今日も今日とてゆっくり強行軍だ。母ゆっくり霊夢を先頭に、三匹の子ゆっくり霊夢が続く。 と、真ん中の子ゆっくり霊夢が何かを見つけた。 「きれいなちょうちょ!どこいくの?」 と叫ぶや、そのアゲハチョウを追いかけてゆっくりと跳ねていく。 「うわぁ、きれー」 「まってーゆっくりしていってー」 他の子ゆっくり霊夢もそれに追いすがらんと一所懸命に飛び跳ねていく。たちまち取り残される母ゆっくり霊夢。 「まっでー、おいでがないでー!」 頭を痛めて生んだ子を一気に二匹も失ったあの日を思い出したのか、泣きながら追いかける母ゆっくり霊夢。 べしょべしょと飛び跳ねていくと、聞きなれた子ゆっくり霊夢の笑い声が聞こえる。と、なにかにぶつかった。 涙で前が良く見えなかったのだろう、跳ね返り反り返る。 しばらく青い空が見えた。 「きれー」 とたんに起き上がり小法師のように元に戻る母ゆっくり霊夢。 「ゆっくりしていってね!」 目の前にはゆっくり魔理沙。かつて母ゆっくり霊夢のいとし子を潰した奴ではない。別のゆっくりだ。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしようね!」 ゆっくり魔理沙は一匹なのか、母ゆっくり霊夢に近づくや体をこすり付ける。その親愛の表現に、母ゆっくり霊夢も同じように頬をこすりつけた。 これで二匹はお友達だ。ゆっゆっ!と喜びを全身で表して飛び跳ねる二匹。 ゆっくり魔理沙と一緒になって駆け出す母ゆっくり霊夢の頭には、どこかへ行った子ゆっくり霊夢を追いかけようという考えはない。 子ゆっくり霊夢たちも大きくなり、もうすぐ育ちきって群れを離れることになるからと考えたわけではないだろうが、心配だとは思ってもいなかった。 何より、久しぶりの開放感。今は新しいお友達と何気負うことなく遊んでいて、以前よりもずっと高くずっと遠くへと跳べそうだった。 「ゆっくりー!」 「ばった!ばった!」 「おーいしーー!!」 「これまじゅーいっ!ぺっぺっしてね!」 そこらへんに生えている草や飛んでいる虫などを食べたり、意味もなく飛び跳ねたりしているうちに、母ゆっくり霊夢は本当に晴れやかに笑顔を浮かべた。 「ゆっくりしていってねー!!」 それはきっと今までで一番いい叫びだったろう。ゆっくり魔理沙もそれに唱和した。二匹はさっき出会ったばかりだというのが信じられないほどに仲良くなっていた。 二匹が日が暮れたことに気づいたのは空が赤く染まっていたからだった。朝からずぅっと遊びまわっていたことになる。 わずかに肌寒い風を受けたとき、母ゆっくり霊夢は未だ戻ってこない子ゆっくり霊夢たちに思いを馳せた。 だがすぐに思い直す。子ゆっくり霊夢たちもすぐにひとり立ちするのだ、いつまでも庇護下におくのが親でもあるまい、と。 ゆっくり魔理沙に声をかけられ、そちらを見ると、ゆっくり魔理沙は飛び跳ねて草を押さえつけて今宵の寝床を作っている。 あたりは背の高い草ばかりなので木の根元でなくてもよさそうだとゆっくり思った。なによりわざわざ作ってくれたのだ、文句など言えない。 「ゆっくりできるね!」 「ゆぅっくりしようねぇ!」 二匹はにっこりと笑った。 しばらくはゆっくりとしていたが、どちらからとなく体をこすり合わせ始めた。それは親愛の表現よりもゆっくりとした動きだ。 なにより頬をこすりあわせているのではなく、顔の前面をこすり合わせている。口が交差するときにお互いついばんでおり、やがてゆっくりと求愛行動に移っていた。 「ゆゅっゆゅっゆゅっゆゅっ!」 「ゆふっ!っ~~ふぅん」 円を描くようにお互いの顔をこすり合わせ、接吻の時間も長くなっていく。 二匹とも頬が好調し、赤らんでいる。表面はしっとりと濡れていき、もちもちとした質感を帯びているようだ。 もし今のこの状態のゆっくりを食べたとしたら、今までにない歯ごたえと吸い付くような食感を味わえたことだろう。 それほどまでに何かに満たされていることがわかるのだ。 こすり合わせる行動はいつの間にか前後に揺れるような動きになっていた。 それは向かい合っている二匹の顔がくっついて離れ、またくっついては離れるという動きだった。むにむにと形を変えていく二匹。 その目はとろりと蕩けており、まるで煮込まれているようだ。 「ゆんゆんゆん~」 「ゆっふぅうぅん」 嬌声は口が繋がっているのでくぐもっているが、たしかな快楽を感じているようだ。 寝床の草が湿り気を帯びていた。二匹の体から分泌される体液だ。ぬとぬとするそれは餡ではあるが、どちらかといえば葛餡に近いかもしれない。 やがて二匹はほぼ同時に声ならぬ声を上げて果てた。 だが、その頭頂部には何の変化もない。きっと発情期ではないからだろう。 「「すっきりー!」」 どことなく艶めいた二匹は晴れ晴れとした表情で叫んで眠りについた。 目を閉じてから十数える間にゆっくりとした寝息が聞こえてくる。ゆっくりたちがどんな夢を見るのかはわからない。 翌日、子ゆっくり霊夢は目を覚ました。差し込む日差しがまぶしかったのだ。 まわりには今まで一緒に過ごした二匹の子ゆっくり霊夢がまだ安らかな寝息をたてている。 「ゆっくりしていってね!」 早くみんなともっとゆっくりしたいと、その子ゆっくり霊夢は朝一番の泣き声で起こそうとした。 二度三度とそれを続けると、ようやく二匹の目が開く。 「「ゆっくりしていってね!」」 三匹は飛び跳ねた。これで今日もみんなでゆっくりできると言っているようだ。 「おかーさんどこいったんだろうね?」 「さがそーさがそー」 「ゆっくりさがそーね!」 そう言いつつ野原を跳ね回る。 朝食はばったなどの虫やそこらじゅうに生えている草だ。 「おいしーい!」 「むぐむう」 「ゆっくりたべるよ!」 やがて満腹したのか、ゆっくりとする三匹。ぽかぽかと食後の日向ぼっこを満喫している。 ゆっくりとしたその表情はまさにゆっくりといえる。見ているとこちらまでゆっくりしたくなってくる。 見れば一匹はよだれまでたらしている。 「ゆっ!おかーさんをさがさないと!」 ゆっくりしすぎて目的を見失っていたが、一匹が思い出した。 すぐさまゆっくりと捜索活動を始める三匹。 しかしあたりから「ゆっくりしていってね!」という声がたくさん聞こえる。 そう、ここはゆっくり平原。 ゆっくりたちが数多く生きているのだ。一匹のゆっくり霊夢を探し出すのは困難だろう。 だが、母子の絆があるはずだ。 子ゆっくり霊夢たちがそんなものを信じているかはわからないが、探すことをやめようとはしない。 「おかーさーーんっ!!」 「もう、どこにいったのー?」 「れーむたちはここだよぉ~」 声を上げつつゆっくりと移動していく。 そうしているうちに日も高く昇り、頂点にさしかかろうとしている。 「ぜ~ぜ~」 「みつからないよう」 「ゆっくりやすもう?」 三匹は体力が限界なのか、舌を出して息を整えていた。汗のようなものも流れている。 さいわい水場は近い、ゆっくりと休養をとれるのは間違いない。 三匹は背の高い草を掻き分けて、水の匂いのする方へとゆっくり進んでいく。 進むにつれて他のゆっくりたちの声がだんだんと小さくなっていることに、まったく気がつく様子のない三匹。 「ゆっ♪しずかになってきたね」 「ゆっ!ゆっくりできるよ?」 「これならゆっくりやすめるねっ!」 濃い緑の草を押しのけて飛び出すと、そこには子ゆっくり霊夢たちが今まで見たことのない生き物がいた。 蛇だ。 綺麗な鱗をそなえたそれは、しゅるりと舌を出し入れし鎌首をもたげて突如現れた闖入者を睥睨している。蛙だったら動けなくなってるだろう。 だがそこはゆっくり、物怖じせずに声をかける。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしようね!」 「ゆぅゆぅっ♪」 蛇はしゅるりと鳴くと矢のように身を翻して跳んだ。一番前にいる子ゆっくり霊夢に向かって大口を開けている。 「ゆぐっ!?」 くわえられた一匹は当然のこと、ほかの二匹も何が起こったのかわからなかった。 「ゆっ!?ゆ゛ぅぅぅう゛う゛ぅぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛ぅ~~~~ッ!!!」 「ゆっくり?ゆぐっゆっ!?」 「ゆぅ~~~~~」 ぐいぐいと飲み込まれていく子ゆっくり霊夢。叫びながら身じろぎするがびくともしない。 それを見て泣きながら叫ぶ二匹。 やがて蛇はそれを全ておさめると体を左右に振る。 蛇の体内からは 「せまいよっ!ゆっくりのまないで!さっさとはきだしてね!!」 などと叫ぶ声が聞こえる。が、それもつかの間すぐにその声は痛みを帯びたものに変わった。 「ゆ゛っゆぐぐぐ!ぜま゛い゛っぜばいよ゛ぅう゛うぅうぅうぅ」 卵を呑みこんだ蛇が体内にある骨で殻を割って中身を出すように、呑まれた子ゆっくり霊夢は自身が引き裂かれるのを感じた。 そして押し出されるのは何よりも大切な命の餡子。のぞんでいないのにゆっくりともれていく。 「いだいっいだぁいっ!いだいよぅっ!いだいいだいいだいッッ!!」 「い゛ぃや゛ぁあ゛ぁぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛」 「ゆ゛っぐり゛じな゛い゛でっ!!だじであ゛げでぇっ!お゛ね゛がい゛ぃぃぃぃいぃいぃっ!」 やがてなにも聞こえなくなる。餡子が残らずひねり出されたのだ。 蛇が鎌首をもたげて口を開く。 びくりと身を寄せ合う残された二匹。おびえきったその顔は涙にぬれてふやけていた。 ぺっ。 音がしたわけではないが、蛇がなにかを吐き出した。 それは子ゆっくり霊夢の片方にかぶさる。 「ゆっ!ゆぅっ!とって!とって!」 「ゆっくりまってね!」 ただでさえおびえていたところに、急に真っ暗になったのだ。がくがくと余計に暴れる子ゆっくり霊夢。 それをくわえて引っ張ると二匹はそれがなんなのか理解した。とたんに青ざめる二匹。 黒い髪に赤いリボン。そして自分たちと同じ顔立ち。 違うのは厚さがないことと、穴があいていることだけだった。たったそれだけの違いだが、それはもう二度と動かない。 「い゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 「う゛あ゛ぁあ゛あ゛あっ!な゛に゛ごれ゛な゛に゛ごれ゛ぇ゛え゛ぇえ゛!?」 ぞろりと這い寄ってくる蛇。明らかに獲物を狙う目つきだった。 「ゆっくりしていってよー!」 「もっとゆっくりしてていーよー!」 「「こっちにこないでねっ!!」」 逃げ出す二匹。丸呑みされて皮だけにされる恐怖に汗だくで滂沱の涙を流している。 蛇はゆっくりと獲物の追跡を開始した。 涙と汗でたるんだ皮をべしょべしょとゆがませて、跳ねている二匹の子ゆっくり霊夢。 二匹の胸中にははやく母ゆっくり霊夢と合流してゆっくりしたいということしかなかった。 「ゆぅっひうっ!おがーじゃーん!どこー!?」 「はやくだじげでよー」 「ゆっぐりじだいぃいいいぃぃ」 「ゆっぐじゃぜでぇええ!」 逃げ出してからずうっと喋っているのだ。すこしでも静かにゆっくりしたら背後からしゅるりという音が聞こえそうで怖いのだ。 あたりからだんだんと他のゆっくりの声が聞こえてきた。 「ゆっゆっ!もうすぐおかーさんとあえるね!」 「そしたらきちんとゆっくりしたいね゛っ!?」 「ゆっくりしたいねー」 「ゆっゆっゆゆぅゆゅぅゆ」 「ゆぅ?」 明らかにおかしい様子に子ゆっくり霊夢は振り向いた。 「ぎゃあああああああああああああああ」 蛇がいた。口の間には後ろにいたはずの子ゆっくり霊夢の顔が見え隠れしている。 一目散に逃げ出す子ゆっくり霊夢。 「や゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛!!ま゛っでえ゛ぇ゛え゛ぇえ゛ぇえぶりゅりっ!」 飲み込まれつつある子ゆっくり霊夢は、自分を見捨てて逃げ出す子ゆっくり霊夢を見ながら、絶望の泣き声をあげて餡子をひねりだされた。 再び蛇の追跡が始まった。 あとにはこれ以上ない絶望と苦痛に彩られたデスマスクだけが残されていた。 「ゆふぅー!ゆひゅぅううぅぅ!!やー!やなのー!」 逃げる子ゆっくり霊夢はいまだかつてないほどゆっくりしないでいた。 あとでゆっくりできるのなら、いまはゆっくりできないでもいい。 表情がそう語っていた。 まわりからは他のゆっくりたちの声が聞こえている。が、その子ゆっくり霊夢は自分がいまだ狙われていることを察していた。 ゆっくりと締め付けるような視線を感じるのだ。 「ゆっくりーゆっくりー」 「ゆっくゆぅっく」 どこか聞き覚えのある声。その方向に向かって跳ぶ! 深い茂みを抜けるとそこにはゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙がいた。 母ゆっくり霊夢だと思ったのだろう、一端着地し、渾身の力で抱きつこうと再び跳ぶ子ゆっくり霊夢。 「おがーざーーーーん゛ん゛ぅっ!?」 だが、無様に地面に叩きつけられる。 「びぃいぃいぃっ!!!やだーー!おがーざんっだぢげでぇぇえぇぇぇ!!!」 食いつかれていた。がっちりと。激しく体を揺らすが決して離れようとしない。 ゆっくりと自分の体が飲み込まれていくのがわかる。ずるり、ずるりと音がする。 「ぴィーーーーーーッ!ぴィーーーーーーッ!!」 うったえる様に泣く子ゆっくり霊夢。しかしその視線の先にいたゆっくり霊夢は隣のゆっくり魔理沙と一緒にどこかへと跳ねていってしまった。 決してその子ゆっくり霊夢をかえりみることはなかった。 「あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛ッーーー!!」 子ゆっくり霊夢の視界はゆっくりと暗黒に包まれていった。 母ゆっくり霊夢は見たこともない生き物に飲まれていくゆっくり霊夢が、自分が頭を痛めて生んだ子ゆっくり霊夢だと一目で理解していた。 だが、子ゆっくり霊夢を助けることよりも、ゆっくり魔理沙と一緒にもっとゆっくりすることを選んだ。 母ゆっくり霊夢は、もはや母ゆっくり霊夢ではなく、ただのゆっくり霊夢だった。 夜。 こうもりのような影がゆらゆらと飛んでいる。 ゆっくりれみりゃだ。 「うー!もちもち!うまー!」 「うまうま!もちもちー!うまー!」 ご満悦の様子で踊るように飛び回っている。 その下には、踏み固められたように倒されている草と、その上に並んでいる黒い帽子と赤いリボンだけが残されていた。 おわり。 お付き合いくださりありがとうございました。 丸呑みって怖いですよね? 著:Hey!胡乱 選択肢 投票 しあわせー! (13) それなりー (2) つぎにきたいするよ! (0) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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壮烈砲塁奪取 山本周五郎 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)柳家屯《りゅうかとん》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)八|高地《こうち》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定] (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)※[#感嘆符二つ、1-8-75] [#3字下げ][#中見出し]一、面倒臭え※[#感嘆符二つ、1-8-75][#中見出し終わり] 柳家屯《りゅうかとん》の六十八|高地《こうち》は砲煙に包まれていた。濛々《もうもう》と立舞う硝煙と土埃《つちぼこり》の間に、銃剣がきらめき小銃の火花がとんだ。白兵戦《はくへいせん》だ。 守るは支那北軍《しなほくぐん》の雄《ゆう》、湯《とう》将軍|麾下《きか》の果敢な正規兵、攻《せめ》るはこれ葛木《かつらぎ》少佐|幕下《ばくか》の白骨大隊《はっこつだいたい》である。熱河《ねっか》討伐のため急遽《きゅうきょ》南下しつつあった大隊は、柳家屯においてはからずも頑強な敵部隊に遭遇し、苦戦連日――ついに最後の突撃を敢行したところだ。 「わあ――わっ!」ばあん! ぱりぱりっ※[#感嘆符二つ、1-8-75] 「突込め――っ※[#感嘆符二つ、1-8-75]」つんざくような喚声と、爆音と、悲鳴と、そして炸烈《さくれつ》する手榴弾《しゅりゅうだん》の閃光《せんこう》とが、六十八高地を血なまぐさく彩《いろど》っていた。 この時、白骨大隊の最右翼に、先頭をきって突進する三人の二等兵があった。一人は背の高い大男で寒川勇作《さむかわゆうさく》といい、俗にのっぽ[#「のっぽ」に傍点]と呼ばれている。一人はずんぐり[#「ずんぐり」に傍点]と肥えた尾崎実《おざきみのる》で、綽名《あだな》を鞠《まり》。もう一人は痩《や》せた岡本忠太《おかもとちゅうた》でみんなは「骨左衛門《ほねざえもん》」と呼んでいた。彼等は右翼の長井小隊で、(無敵三人組)と異名される勇敢なひと組であった。 三人は前進また前進、脇眼《わきめ》もふらず、前後左右に群《むらが》る敵を突伏せ撃伏せ、いつか飛弾をくぐって、六十八高地左端の、一ばん頑強な掩蔽堡塁《えんぺいほうるい》に肉薄していた。 「あ、いけねえ」寒川のっぽが大声に叫んだ。 「己達《おれたち》あきすぎちゃったぜ、見な! 本隊はどっかへいっちゃった」 「あれあれ」岡本の骨左衛門も振かえって、 「本当だあ、へへへ」 「どうしよう」 鞠の尾崎がぴっ[#「ぴっ」に傍点]と、上手に前歯の間から唾《つば》を飛ばす。これが鞠の自慢の芸である。寒川はちらと堡塁を見あげた。とたんに三人のま近で迫撃砲弾が炸烈し、三人は頭から土煙をあびせられた。 「面倒臭え、やっちまおうか」のっぽ[#「のっぽ」に傍点]は口の中へとびこんだ泥を吐き出しながら、銃を取直して弾丸《たま》を籠《こ》める。 「なんでえ、何をやるんでえ」 「どうせここまできちゃったんだ。ついでにあの堡塁を取っちまおうてんだ」 「面白え――」 「よかろう」口の中から唾といっしょに、のみこんだ泥をぴっ[#「ぴっ」に傍点]! と飛ばしながら、鞠も手早く弾丸《たま》を籠め直した。 「じゃあ、やっつけよう」 「よかろ――あ! 痛《つ》つつつ」鞠があわてて背中へ手をやった。 「どうした」のっぽ[#「のっぽ」に傍点]が振返る。 「せ、背中を蚊に喰われちゃった」 「なによう、こんな戦《たたかい》のまっ最中に蚊なんぞがいるかってんだ。どれ見せろ」呆《あき》れながら骨左衛門が、鞠の背中を見るとすこし血が滲《にじ》んでいる。急いで軍服の破れへ指を入れてみる、と――まだ熱い小銃弾がひとつ、ぽろりと転がり出てきた、外《そ》れ弾があたったのだ、傷はほんのかすったばかり――。 「ははははは」骨左衛門は大声に笑った。 「なるほど蚊だあ、見な――こんなでけえ蚊だよ、はははは」 「出かけよう」寒川が叫んだ。三人は機関銃弾、手榴弾の雨下《うか》する中を、猛然と突喊《とっかん》していった。 二時間後――。 柳家屯高地を完全に占領した白骨大隊は、六十八高地の上に高く日章旗を掲げ、葛木少佐は幕下をしたがえて検閲にまわった。すると一番猛烈に抵抗して、我軍に多大の損害を与えた左端《さたん》掩蔽堡塁に、三人の日本兵が立番しているのをみつけ出しした。いうまでもない例の(無敵三人組)である。 「お前達はどうしたのか」少佐が近よってきくと、寒川のっぽ[#「のっぽ」に傍点]が一歩前進して答えた。 「は、自分らは、長井小隊の寒川二等兵、尾崎二等兵、岡本二等兵であります、この堡塁を占領したので、只《ただ》いま立番をしておるところであります、終り」 「小隊長はどうしたか」 「は――」寒川は困った顔で、 「し、知らんのであります」 「なに知らん――?」少佐が審《いぶか》しそうに、 「では、長井小隊はどこにおるか」 「そ、それも、知らんのであります、終り」 「まだ終りじゃない」少佐が苛《いら》って、 「こら、よく聞くんだ。いいか――この堡塁を占領したお前らの本隊はどうしているかときいているんだぞ!」 「そ、それが――なにしろ」 [#3字下げ][#中見出し]二、夜襲来《やしゅうらい》[#感嘆符二つ、1-8-75][#中見出し終わり] 尾崎の鞠が活溌《かっぱつ》に進み出た。 「は、尾崎二等兵申上げます、我々は突撃中において本隊とはぐれました。そこで、その相談したのであります」 「相談――?」 「で――もうしようがないじゃないか、だから、面倒臭えから、やっちまおうてえ事になったのであります。はい」 骨左衛門がその後を引受けた。 「で――そうなんで、そこでこの堡塁を占領しちゃったのであります、終り」 「うーん」少佐が唸《うな》った。 「では、お前ら三人で占領したのか」 「へへへへ」骨左衛門がだらしのない声で笑ったので、寒川が尻《しり》を捻《ひね》りあげた、吃驚《びっくり》して、 「あっ痛たたた」骨左衛門がとびあがると、少佐が振返ったので、鞠が傍からにこにこしながら、 「か、か、蚊であります」と愛相よく答えた。 検閲の結果、北部低地に屯《たむろ》していた長井小隊が発見された時、三人の勇名は以前に倍して白骨大隊中に喧伝《けんでん》された。なにしろたった三人、それも――面倒臭えからてんで、一番堅固な敵堡塁を乗取ったのだ、これが有名にならぬはずはあるまい。まもなく三人に臨時|叙勲《じょくん》のお沙汰《さた》がくだり、揃《そろ》って一等兵に昇級した。 柳家屯を抜いた白骨大隊は、退却する支那兵をおって、草原をいくごとく南下に南下をつづけ、月余《げつよ》にして長城《ちょうじょう》の要害にせまり、双城子《そうじょうし》に陣をしいた。 柳家屯の激戦以来、大した戦争がないので、そろそろ例の三人組は退屈をしはじめた。 「おい、これじゃやりきれねえぜ」 「本当によ、かび[#「かび」に傍点]が生《へ》えちまわあ」 「おい――鞠!」 鞠は離れたところで、のんきな顔で毎《いつ》ものとおり唾を飛ばしている。骨左衛門が舌打をしながらわめく、 「貴様、なんともねえのか」 「何をよ――」鞠はのほんとしている。 「何をって、べら棒め、こんなに戦争がなくっちゃ退屈しちゃうってんだ」 「へ、己《おら》あ平気だ」 「平気だっ※[#感嘆符疑問符、1-8-78]」寒川も、岡本も仰天した。鞠はにやりと笑って、 「見ろよ、己《お》らはこの間からな、唾を遠くへ飛ばす練習していたんだ。もう三|米《メートル》がとこすっ飛ぶぜ――それ」 ぴっ! 尾崎は得意の芸をおこなった。なるほど前歯の間からとび出た唾は、三|米《メートル》たっぷり飛んだ。寒川も骨左衛門も吃驚して眼を剥《む》き出すばかり、鞠はにやっとして、 「なあ、もうすこしすりゃあ五|米《メートル》は飛ぶぜ、今度のオリンピックにゃあ唾飛ばしってんで優勝するつもりよ」 「嘘《うそ》をつきゃあがれ」 「とにかくさ、こいつの練習をやってりゃあ、退屈なんかおかしくって、芋虫の滝登りみてえなもんだよ」 「何でえ、芋虫の滝登りてえのは」 「したくてもできねえ――てんだ」 二人ともすっかり煽《あお》られてしまった。その夜更《よふ》けてから骨左衛門がひそかに前歯の間から唾を飛ばそうと、苦心|惨憺《さんたん》していたのは奇観であった。 更に十日ばかりたった、ある夜。 「ねえ寒川一等兵」兵站部《へいたんぶ》の炊事係がやってきた。 「四五日どうも肉がなくって弱ってるんだがね、何とか都合はつくまいか」 「己《おれ》にそんな事をいってどうするんだ」 「実はね」と炊事係が低い声で、「裏の谷間に野豚が三頭ばかりいるんだ、そいつを今夜、なんとか都合して貰いたいと思うんだがね、どうだろう」 「へえ、そいつは面白いぞ」 寒川が乗出した。なにしろ後方兵站部との連絡の都合でみんな久しく肉にありつかないのだ。こんな時肥えきった野豚三頭――いや一頭でもいい、手に入ったらどんなに皆《みんな》が悦《よろこ》ぶだろう、よし引受けた。寒川は、鞠と骨左衛門を叩《たた》き起して、さっそく豚狩に出ていった。 しかし、不運というものはいつやってくるか分らない。三人が野豚をおって谷間の奥へ下りていったころ、突如として、 「敵軍襲来!」の非常ラッパが鳴響いた。 白骨大隊は瞬時に集合、戦闘位置につくと、猛烈な夜襲軍に対して、めざましい応戦を開始した。 ――ばばあ――ん、ぱりぱり※[#感嘆符二つ、1-8-75] 「わあ――わっ」――たたたた! たたたたた※[#感嘆符二つ、1-8-75] はるかに聞える戦争のどよめきを知るや、豚狩に熱中していた無敵三勇士は、 「あっ、しまった!」と叫んで立竦《たちすく》んでしまった。 [#3字下げ]三、戦死の約束[#「三、戦死の約束」は中見出し] 夜襲してきたのは二百人ばかりの匪賊《ひぞく》だったが、はじめの勢《いきおい》に似ず、統制のとれた白骨大隊の巧妙な応戦をくらうと、ひとたまりもなく総崩れになって、半数に余る死体を棄《す》てたまま退却してしまった。 三人が必死になって駈《かけ》つけたのは、既に戦《たたかい》が終って、点呼もすんだ後である。葛木少佐は、しおしおと立っている、三人を見ると、 「寒川、尾崎、岡本!」と呼んで近寄った。 「は!」 「お前らはどこへいっていたのか」 「――」三人とも答えなかった。 「返辞をせい!」 三人とも黙って俯向《うつむ》いた。少佐はしばらく三人をみつめていたが、つかつかと傍へよる――と見るや兵站部の炊事係が、 「大隊長殿!」と叫んだ、しかしそれを遮るように寒川が「自分等は野豚を狩りに谷間へ出かけておりました、申訳ありませぬ!」と答えた。 「――」炊事係が尚《なお》もなにかいおうとしたが、少佐はちらとそれに眼をやったまま、 「お前らは軍規に触れる行動をした、三人ともいずれ沙汰のあるまで謹慎しておれ」といって立去った。 長井小隊長は即座に三人を一室へ連行すると、無念そうに三人の顔をかわるがわる見やりながら、 「情《なさけ》ない奴《やつ》だなあ、貴様ら――せっかく柳家屯で手柄を立てたのも今夜の失敗でめちゃめちゃじゃないか、長井の面目なんか構わぬ――しかし、小隊全部の不名誉をどうする!」 「――」三人の眼から涙が溢《あふ》れ落ちた。 「泣いて取返しのつくことじゃないぞ」 そういいながら小隊長の眼からも涙が落《おち》ていた。と――その時突然、扉《ドア》があいて、兵站部の炊事係がそこへ入ってくるなり、 「小隊長殿、申訳ありません」 といったまま、男泣きに泣きだした。 「どうしたんだ」 「わ、私が悪いのであります、寒川、尾崎、岡本の三人に罪はありません、大隊の戦友に肉を喰べさせたいと思ったので、私が野豚を獲《と》ってきてくれ、と頼んだのです」 「お前が?」 「はい、兵站部でみんなが相談した結果、三人に頼もうということになったのです。司令部へ届出ることを怠ったのは炊事係の罪です、三人が悪いのではありません」 「――」小隊長は初めて眉《まゆ》をひらきながら、ほっとしたように三人を見やった。 「そうか、兵站部に頼まれた仕事か」 「小隊長殿!」寒川一等兵は敢然と顔をあげた。 「しかし、この事はどうぞ内聞に願います。自分達三人はいずれにしても非常集合に遅刻したのです。この上兵站部から罪人を出す必要はないと思います。――炊事係もただ、我々に肉を喰べさせたいと思ったのですから」 「すまない、すまない」 炊事係は腕で涙をこすりながら、何度もいった。 「よし、分った」小隊長はつと立つと、三人の肩をやさしく叩いてから、大股《おおまた》に外へ出ていった。 間もなく、長井小隊長は帰ってきて、 「大隊長の御内意だ」と力強い声でいった。 「三人の行動は軍規に触れるが、柳家屯の功績と情状を酌量して、二三日謹慎の上日常通り従軍|差支《さしつかえ》なしという恩命だ。いずれ正式に申渡されるであろうが、取敢《とりあえ》ずこれだけ伝えておく」 「――」三人は黙って挙手の礼をした。 「確《しっか》りやるんだぞ!」小隊長は、涙を見せまいとして外を向いた。鞠は――咽《むせ》び泣いていた。 「おい鞠!」 小隊長が出ていくと、骨左衛門が岡本の方を向いて、作り声でいった。 「己《おれ》あ――お前《めえ》をなあ、吃驚させることがあるぜ、ほんとうだ」 「己《おれ》あ――」 鞠も涙声だ。 「大ていのことじゃ、吃驚しねえぞ」 「大丈夫きっとだ、きっと眼玉のとび出るほど吃驚さしてやるぞ――三人揃って戦死をする前によ」 のっぽ[#「のっぽ」に傍点]は向うをむいて涙を拭《ふ》いていた。 [#3字下げ]四、北山《ほくざん》砲塁の決戦[#「四、北山砲塁の決戦」は中見出し] 果然快報が飛んだ。 「長城線総攻撃!」わあっ、全部隊は歓呼の声でわき立った。越えて翌日、白骨大隊には、 「北山砲塁を占領せよ」という命令がきた。 葛木少佐は直《ただち》に双城子を出発、白骨を描いた部隊旗を先頭に、長城線中もっとも難関とされる北山に向って、強行軍を開始した。 道は嶮《けわ》しく、おまけに雨がつづくので、白骨大隊の進軍は難渋を極めた。しかも随処に出没する土匪《どひ》や馬賊のために困苦の上にも困苦が重なるのだ。その間にあって、例の(無敵三人組)はどんなに働いたろう、疲れた戦友を援《たす》けあるいは迫撃砲手を助け、弾薬車を押し、しかも夜間の行進にあたっては死を賭《と》して先行する。 「どうだい――」戦友達は舌を巻いた、 「まるで、悪鬼羅刹《あっきらせつ》だぜ」口々に驚き叫ぶのだった。 難行五日にして、白骨大隊はついに北山砲塁に迫った。敵の前衛部隊は、大隊の前線を見るより、直《ただち》に砲撃を開始し、また重賊は密森に根拠をおいて、盛んに側面攻撃の手をのばし始めた。 白骨大隊も敏速に隊の配置をして、まず第一回の突撃を敢行したが、北山砲塁の堅固な陣地はびくともせず、精巧な機関砲、機関銃を以《もっ》て、第一回の突撃隊はほとんど全滅の憂目《うきめ》をみた。つづいて第二、第三回と、突撃隊は息もつかせず、攻め登ったが、いずれも頑強な砲塁の猛射を受けて、失敗に終ったのである。その時左翼戦線からは、 「――飛龍関《ひりゅうかん》陥落す」 「――姑城台《こじょうだい》を抜く」続々と勝利の快報が伝わってきた。 「畜生!」骨左衛門は歯噛《はがみ》をして、「外《ほか》の部隊はずんずん長城線を破るのに、白骨大隊だけがまだ北山砲塁の下でまごまごしているなんて――癪《しゃく》だぞ!」 「何とか一番やっつけてえな」 「待て待て」鞠はぴっと唾を飛ばしながら、 「いまに突撃隊の順番がまわってきたら、眼のさめるような活躍をしてみせるんだ。急《せ》くな急くな――ぴっ[#「ぴっ」に傍点]!」骨左衛門は素晴しく飛んでいく鞠の唾を見やりながら、何やら口の内《なか》でもぐもぐやっていた。その夜だ――。 「長井小隊集れ!」の伝令がきた。 「いよいよ己達《おれたち》の順番だぞ!」 みんな勇躍して集る。果してその夜、総攻撃が開始されるについて、長井小隊は先行突撃隊に選ばれたのである。 「しめた!」のっぽ[#「のっぽ」に傍点]が膝《ひざ》を打って、 「こう来なくちゃあ面白くねえ、おい――やろうぜ」 鞠も骨左衛門もにっこり笑いながら、元気に立上った。 深夜十二時を期して、長井小隊は北山砲塁へ肉薄した。小隊の後方には全白骨大隊が、虎視眈々《こしたんたん》総突撃の機会を狙《ねら》っている。長井小隊が敵の第一線にせまるや、闇夜《あんや》の空は俄然《がぜん》、砲火銃声にひき裂かれた。 「散れ――っ!」小隊は散兵《さんぺい》隊形になった。先行突撃隊は敵の戦線を惑乱させ、後続隊の突撃路をひらくのが任務だ。猛進また猛進、しゃにむに第一線の塹壕《ざんごう》へ雪崩《なだ》れこむ。せまい壕内は瞬時にして、凄《すさま》じい白兵戦の巷《ちまた》と化した。長井小隊長は日本刀をふるって斬《き》った、斬った。 「前へ――っ!」「わあ――っ※[#感嘆符二つ、1-8-75]」第一線を撃滅して更に第二、第三の塹壕を破り、砲塁下五百|米《メートル》の地点へきた時、長井小隊は残る者小隊長以下十二名のみである、見返れば小隊の通ってきた跡は血の河、屍《しかばね》の丘だ。 「さあみんな最後のひとふんばりだ!」 小隊長が剣を高くあげて、北山砲塁を指した。 「笑って死のうぞ、前へ――!」塹壕から這《は》い出る、とたんに砲塁から猛烈な機関銃の集中射撃だ。たたたた! たたたたた※[#感嘆符二つ、1-8-75] ばあーん ぱりぱり※[#感嘆符二つ、1-8-75] 破裂する迫撃砲、刹那《せつな》! 長井小隊長はつきのめされたように倒れた。 「あ、小隊長殿!」寒川のっぽ[#「のっぽ」に傍点]が叫んで駈寄ろうとするとさらに三四名、ばたばたと倒れる、小隊長は剣を杖《つえ》に、 「止るな、前へ――前へ!」 「畜生!」のっぽ[#「のっぽ」に傍点]は砲塁を睨《にら》みあげて、敢然と起《た》った。 「前へ!」銃を握って、起ったのは三人! 長井小隊で生残ったのは、偶然にも寒川、尾崎、岡本の三人だけ、 「三人きりか、へ! 気が合っていいや、どうせここまできたんだ、なあおい、またこの砲塁を頂いちゃおうぜ」 「よかろ」鞠が頷《うなず》いて、ぴっ[#「ぴっ」に傍点]と唾を飛ばす。それを見るや骨左衛門が、「あ、忘れてた、おい鞠!」といった時、急霰《きゅうさん》のような機関銃の飛弾、三人はぴたっと地面に伏して、そろそろと前進を始めた。しばらくして骨左衛門が、 「おい鞠――己《おら》あ忘れてたが」いいかける、とたんに、 「前へ!」と寒川のっぽ[#「のっぽ」に傍点]が、立上りざま、喚《わめ》いた。 三人は二米ずつの間隔をおいて、脱兎《だっと》のように急斜面を駈登った。五十米ばかり進むとまた機銃の射撃だ、三人は砲弾の炸裂孔へとびこんで飛弾を避けた。 「おや!」鞠が骨左衛門の脛《すね》を見て、 「おい、お前脛を蚊に喰われたな」 「うん、支那の蚊はでけえから、あとで血が出てしょうがねえ、へへへへへ」脛の貫通銃創だ、血が泉のように流れるのを、手早くしばった骨左衛門、 「おい鞠、己《おれ》あお前に約束したなあ」「なにを」 「お前をいまに吃驚させてやるって、それをいま思い出したんだ――」骨左衛門の言葉が終らぬうち、間近で迫撃砲弾が炸烈した。三人は頭から破片と土をかぶって打伏《うつぶ》した。 「くそッ! つまらねえ物をいつまでぶっ放すんだ、ちゃんころ奴《め》」骨左衛門が振返ると、のっぽ[#「のっぽ」に傍点]も鞠も動かない。 「や、どうした寒川、尾崎!」肩を掴《つか》んで揺動《ゆりうご》かしたが、二人ともすでにこの世の人ではなかった。骨左衛門は呆然《ぼうぜん》と見まもっていたが、やがて静かな声で呟《つぶや》いた。 「鞠、己《おれ》はなあ、前歯の間から唾を飛ばすことができるんだ。五|米《メートル》たっぷり飛ぶんだ。毎晩こいつを練習して、いつかお前を吃驚させよと思っていたんだ。そいつが、とうとうだめになっちゃった」骨左衛門の眼に涙が光った。 「見ていな、やってみせるからなあ」 骨左衛門は唇をしめした、そして前歯の間から、ぴっ[#「ぴっ」に傍点]と唾を飛ばした。飛んだ飛んだ、素晴しくとんだ、五米どころか六米あまりも飛んでいった。 「どうでえ、へへへへへ」岡本は笑った。泣きながら、そしてもう一度上手に唾を飛ばすとすっくり立上って、 「あばよ、のっぽ[#「のっぽ」に傍点]に鞠、じきにあとから行くぜ」 いいざま、急斜面を駈上《かけのぼ》った。 数時間後。白骨大隊は北山砲塁に肉薄したが、砲塁からは何の抵抗もなかった。不思議に思って大隊長が占領後調べてみると、砲塁の内部で、敵兵をみな殺しにした上、壮烈な戦死をとげている岡本忠太一等兵を発見した。 底本:「周五郎少年文庫 少年間諜X13号 冒険小説集」新潮文庫、新潮社 2019(平成31)年1月1日発行 底本の親本:「少年少女譚海」 1933(昭和8)年9月号 初出:「少年少女譚海」 1933(昭和8)年9月号 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
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スキル別 攻撃系 攻撃力上昇 武将豪傑 / 一騎当千 / 万夫不当 / 飛将 / 無双隣地猛攻 / 隣地極攻 / 遠地猛攻 / 龍鱗猛攻隻眼将の軍略 / 若獅子の軍略単兵種剣兵の進撃 / 剣兵の強撃 / 剣兵の猛撃 / 剣兵の極撃進撃 / 強撃 / 猛撃 / 極撃歴戦の弓将 / 刹那の奇襲 / 拠点襲撃 / 勇将飛矢 / 勇将天戟 / 喬姫の激励兵器隣地攻城 / 隣地神攻城上級兵精鋭の進撃全体奇計百出 / 連環の計覇王の進撃 / 覇王の強撃 / 覇王の猛撃喬姫の祈り / 燕人武陣 / 勇美鼓舞蜀軍の極撃 / 魏軍の極撃 / 呉軍の極撃 / 群雄の極撃 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将突貫 / 闘将突貫 / 猛将突貫 / 鬼神突貫 / 龍神突貫神飛将単兵種剣兵突撃 / 剣兵突覇 / 剣兵の大極撃 / 剣兵の大神撃突撃 / 突覇 / 大極撃 / 大神撃 / 大天撃剣神降臨 / 弓神降臨 / 騎神降臨 / 槍神降臨兵器兵器突撃 / 兵器突覇陥陣営の侵攻 / 智将器撃 / 智将砕器兵器の縮地天撃苦肉の計 / 皇叔の号令攻城戦の猛砕 / 攻城戦の極砕 / 攻城戦の大神砕上級兵臥龍覚醒 / 醒龍出師全体神算鬼謀 / 深慮遠謀 / 混元一気 / 麒麟児智将の大極撃 / 智将の大神撃 / 智将の大天撃軍神 / 武神 / 鬼神 / 龍神 / 娘々武神国士無双 / 王将の心意気昭烈帝 / 大皇帝 / 魏武王守将の出陣 / 守将の進軍飛蹄進軍 / 神謀風如 / 急襲 / 奇襲 / 麒麟慈心強襲速撃 / 強襲突撃 / 強襲突覇 / 強襲烈覇 / 強襲大烈覇 / 胡王の猛襲 編集 攻撃力上昇移動速度上昇守備武将ダメージ追加 全体強襲奮迅 編集 攻撃力上昇移動速度低下 武将燕神破軍全体蛮族の襲撃 / 蛮王の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇 全体趁火打劫 / 桃賊の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇 武将迅速劫略 / 神速劫略猛将の縮地劫略 / 鬼神の縮地劫略 / 龍神の縮地劫略 / 猛暑の縮地劫略全体猛将の鹵獲 / 鬼神の鹵獲 / 劉備の大徳 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇討伐ゲージ増加 武将お菓子の攻奪 / 龍神の攻奪 編集 忠誠心攻撃上昇 武将英雄 / 覇道 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇 武将剛将の畏怖 / 猛将の叛乱 / 鬼神の叛乱単兵種槍戟鬼神 / 天弓雨撃 / 戦蹄轟撃孫呉の烈火全体太平要術 / 魏王の号令 / 暴虐外道 / 暴君の覇道 / 白馬将 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇移動速度上昇 全体猛虎進撃 / 魏王の覇軍 / 皇帝の覇軍 編集 守備武将ダメージ追加 武将火神の攻勢全体蛮勇の一撃 / 胡王奮迅 編集 攻撃(自動)系 攻撃力上昇 武将武将の極意 / 闘将の極意 / 猛将の極意 / 猛士の極意 / 猛暑の極意鬼神の極意 / 戦神の極意 / 夏神の極意 / 龍神の極意隣地猛襲 / 隣地豪襲 / 隣地豪撃背水陣の極攻単兵種剣兵の進攻 / 剣兵の強攻 / 剣兵の猛攻 / 剣兵の極攻進攻 / 強攻 / 猛攻 / 極攻 / 大極攻兵器攻城戦の極攻 / 攻城戦の大極攻全体覇王の強攻 / 覇王の猛攻魏将の督戦 / 呉将の督戦 / 蜀将の督戦 / 群将の督戦老将統帥 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将の貫攻 / 闘将の貫攻 / 猛将の貫攻 / 鬼神の貫攻 / 龍神の貫攻戦神の貫攻単兵種剣兵速攻 / 剣兵突攻 / 速攻 / 突攻 / 烈攻 / 大烈攻弓襲遠攻全体守神の進撃 編集 忠誠心攻撃上昇 武将謀反の進攻 / 謀反の強攻 / 謀反の猛攻 / 謀反の極攻 / 謀反の大極攻 編集 忠誠心攻撃上昇移動速度上昇 武将謀反の速攻 / 謀反の突攻 / 謀反の烈攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加 全体鹵獲の進攻 / 鹵獲の強攻 / 鹵獲の猛攻 / 鹵獲の極攻 / 収奪の猛攻 / 収奪の極攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 行軍系 武将千里行 / 万里行 / 天里行単兵種行軍 / 強行全体神速 / 烈速 / 飛速戦女の行軍急速援護 / 迅速援護 / 神速援護 編集 行軍(自動)系 武将千里雷光 / 万里雷光 / 天里雷光 / 凰里雷光全体神速雷光 / 烈速雷光 / 飛速雷光 / 鳳速雷光神速行勢 / 飛速迅雷 / 天里迅雷神隠雷光 / 烈隠雷光 / 飛隠雷光 編集 防御系 武将鉄壁 / 守護神 / 金剛不壊 / 護君 / 天衣無縫 / 娘々護君単兵種剣兵防御 / 剣兵堅守 / 剣兵方陣 / 剣兵の聖域 / 剣兵の大聖域防御 / 堅守 / 方陣 / 聖域 / 大聖域 / 大神域 / 大天域全体八卦の陣 / 王者の護り / 忠節不落 / 覇者の護り / 覇者の大神域 不撓不屈 / 勇猛果敢 / 堅忍不抜弓将の采配 / 騎将の采配 / 槍将の采配 / 剣将の采配弓将の封聖域 / 騎将の封聖域 / 槍将の封聖域 / 剣将の封聖域魏軍の防衛 / 蜀軍の防衛 / 呉軍の防衛 / 群雄の防衛擒賊擒王 / 堅牢知略 / 地の利堅壁 / 防将戦法 / 防将戦略 援軍の聖域 / 援軍の大聖域 / 援軍の大神域 編集 防御(自動)系 武将武将の守勢 / 闘将の守勢 / 猛将の守勢 / 鬼神の守勢 / 龍神の守勢全体守護防陣 / 守護堅陣 / 守護方陣 / 守護聖陣 / 守護大聖陣守衛方陣 / 守衛聖陣 / 守衛大聖陣 編集 内政系 知識 / 技術農林知識 / 農林技術 / 加工知識 / 加工技術 / 素材知識食糧革命 / 食糧天革命富国 / 恵風 / 豊穣 / 人選眼力 / 才女の音律 / 豊潤祈祷富国論 / 聡明叡知 / 孫家の恵み / 薫風の恵み / 暁風の恵み 編集 内政(自動)系 技巧 / 極技巧 編集 短縮系 兵士作成時間 訓練 / 修練 / 攻城の檄文 / 強兵の檄文攻城の義勇軍 / 強兵の義勇軍騎兵増強 / 槍兵増強 / 弓兵増強 / 剣兵増強 / 兵器増強騎兵増勢 / 槍兵増勢 / 弓兵増勢 / 剣兵増勢富国強兵 / 師君強兵 / 娘々強兵老巧の政令 / 密偵召集 編集 建設時間 呉の治世 / 王佐の才賢妃施政 / 麗妃都政 / 陳留王政 / 徳義為政 / 帝妃都政 美玉歌舞 / 苛政虎舞 / 優姫の敬愛 編集 領地 憂姫護国 / 領地統制 / 拠点統制 編集 スキル回復時間 優雅な調べ / 勇姫督励 編集 回復系 HP回復 仁君 / 弓腰姫の愛 / 桃色吐息 / 熊猫の麺匠 / 神医の施術神医の術式 / 劉備の契り発憤興起 / 酔吟吐息 / 舞姫の愛 / 神卜の方術 編集 討伐ゲージ上昇 傾国 / 才女の瞳 / 皇后の慈愛 / 文姫の慈愛 編集 拠点耐久力回復 城壁補強 編集 特殊系 攻撃力上昇 槍兵の勝鬨 / 弓兵の勝鬨 / 騎兵の勝鬨 / 兵器の勝鬨才媛献策天子勅令 / 皇帝の勅令白菊の祈り / 紅梅の祈り / 青藍の祈り悲嘆の舞 / 小華の舞 / 哀艶の舞 / 花紅の舞賢女の策略 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 槍兵の大号令 / 弓兵の大号令 / 騎兵の大号令 / 兵器の大号令奇略布陣 編集 攻撃力上昇忠誠心攻撃上昇 虐帝の号令 / 知略謀略 / 才略謀略 / 機略謀略 編集 移動速度上昇 速撃の舞 / 洛神の舞 / 大華の舞 / 勇躍の舞 / 月華の舞出撃見舞 / 才媛眼識迅速斥候春遊の呼集 編集 忠誠心低下抑制 護国誠心 / 護国芳心 / 護国献心 / 護国望心 / 護国真心月下羽衣 編集 拠点耐久低下軽減 守城誠心 / 守城真心 編集 斥候能力上昇 密偵精鋭 編集 兵士移送 近衛騎兵移送 / 矛槍兵移送 / 弩兵移送 / 大剣兵移送騎兵急配 / 槍兵急配 / 弓兵急配 / 衝車急配 編集 獲得資源増加 暴姫の命 / 暴姫の威令 / 佳人薄命 / 三顧の礼知略徴発 / 才略徴発 / 機略徴発 編集 資源獲得 聖夜の天恵沢 / 報恩の神恵沢 / 花嫁の神恵沢 / 花嫁の天恵沢南瓜の天恵沢 / 報恩の聖恵沢 / 報恩の天恵沢 編集 市場交換レート上昇 市場知識 / 市場繁栄 / 市場来福 / 市場栄華 編集 経験値増加 千華招来 / 万華招来 / 天華招来戦神招来 / 守衛招来 / 迅雷招来 / 豪撃招来 / 収奪招来 / 全兵招来 編集 援軍速度上昇 非常呼集 / 緊急呼集 編集 特殊(自動)系 攻撃力上昇全軍の進攻令 / 全軍の強攻令 / 全軍の猛攻令 / 全軍の極攻令 / 全軍の大極攻令全兵の極攻令 / 全兵の大極攻令速度上昇全軍の神速令 / 全軍の烈速令 / 全軍の飛速令 / 全軍の鳳速令 編集 デュエル系 覇王の極賢斬 / 覇王の極護斬 / 覇王の極俊賢 / 覇王の極俊護 / 覇王の極賢護白鶴の極護斬 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 コスト別>攻撃系>剛将の畏怖 武将の攻撃力が○%上昇 更に敵軍の領地の忠誠心を追加で○下げる コストにより変動 レベル 効果 コスト1.5 コスト2.0 コスト2.5 コスト3.0 コスト3.5 コスト4.0 回復時間 剛将の畏怖 Lv1 攻撃力(コスト*14)%上昇忠誠心(コスト*4?) % % % 42%12 % % Lv2 攻撃力(コスト*18)%上昇忠誠心(コスト*5?) % % % 54%15 % % Lv3 攻撃力(コスト*22)%上昇忠誠心(コスト*6.4?) % % % 66%19 % % Lv4 攻撃力(コスト*26)%上昇忠誠心(コスト*7.8?) % % % 78%23 % % Lv5 攻撃力(コスト*30)%上昇忠誠心(コスト*9?) % % % 90%27 % % Lv6 攻撃力(コスト*○)%上昇忠誠心(コスト*○) % % % 108%34 % % Lv7 攻撃力(コスト*○)%上昇忠誠心(コスト*○) % % % 126%41 % % Lv8 攻撃力(コスト*48)%上昇忠誠心(コスト*16) % % % 144%48 % % Lv9 攻撃力(コスト*○)%上昇忠誠心(コスト*○) % % % 174%58 % % Lv10 攻撃力(コスト*70)%上昇忠誠心(コスト*23.6?) % % % 210%71 % % 合成 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:剛将の畏怖 攻:一騎当千 防:鉄壁 攻:騎兵強行 攻:覇道 付加 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 防:護国芳心 攻:剣兵の極撃 防:剣兵方陣 攻:剛将の畏怖 攻:神算鬼謀 攻:隣地極攻 攻:万夫不当 攻:剛将の畏怖 攻:万里行 攻:強襲烈覇 攻:謀反の烈攻 攻:剛将の畏怖 防:金剛不壊 防:富国 攻:謀反の突攻 初期装備武将 名前 レアリティ コスト 兵科 初期スキル 攻撃 知力 歩兵防御 槍兵防御 弓兵防御 騎兵防御 速度 顔良 R 3.0 騎兵 剛将の畏怖LV1 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ コスト
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スキル別 攻撃系 攻撃力上昇 武将豪傑 / 一騎当千 / 万夫不当 / 飛将 / 無双隣地猛攻 / 隣地極攻 / 遠地猛攻 / 龍鱗猛攻隻眼将の軍略 / 若獅子の軍略単兵種剣兵の進撃 / 剣兵の強撃 / 剣兵の猛撃 / 剣兵の極撃進撃 / 強撃 / 猛撃 / 極撃歴戦の弓将 / 刹那の奇襲 / 拠点襲撃 / 勇将飛矢 / 勇将天戟 / 喬姫の激励兵器隣地攻城 / 隣地神攻城上級兵精鋭の進撃全体奇計百出 / 連環の計覇王の進撃 / 覇王の強撃 / 覇王の猛撃喬姫の祈り / 燕人武陣 / 勇美鼓舞蜀軍の極撃 / 魏軍の極撃 / 呉軍の極撃 / 群雄の極撃 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将突貫 / 闘将突貫 / 猛将突貫 / 鬼神突貫 / 龍神突貫神飛将単兵種剣兵突撃 / 剣兵突覇 / 剣兵の大極撃 / 剣兵の大神撃突撃 / 突覇 / 大極撃 / 大神撃 / 大天撃剣神降臨 / 弓神降臨 / 騎神降臨 / 槍神降臨兵器兵器突撃 / 兵器突覇陥陣営の侵攻 / 智将器撃 / 智将砕器兵器の縮地天撃苦肉の計 / 皇叔の号令攻城戦の猛砕 / 攻城戦の極砕 / 攻城戦の大神砕上級兵臥龍覚醒 / 醒龍出師全体神算鬼謀 / 深慮遠謀 / 混元一気 / 麒麟児智将の大極撃 / 智将の大神撃 / 智将の大天撃軍神 / 武神 / 鬼神 / 龍神 / 娘々武神国士無双 / 王将の心意気昭烈帝 / 大皇帝 / 魏武王守将の出陣 / 守将の進軍飛蹄進軍 / 神謀風如 / 急襲 / 奇襲 / 麒麟慈心強襲速撃 / 強襲突撃 / 強襲突覇 / 強襲烈覇 / 強襲大烈覇 / 胡王の猛襲 編集 攻撃力上昇移動速度上昇守備武将ダメージ追加 全体強襲奮迅 編集 攻撃力上昇移動速度低下 武将燕神破軍全体蛮族の襲撃 / 蛮王の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇 全体趁火打劫 / 桃賊の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇 武将迅速劫略 / 神速劫略猛将の縮地劫略 / 鬼神の縮地劫略 / 龍神の縮地劫略 / 猛暑の縮地劫略全体猛将の鹵獲 / 鬼神の鹵獲 / 劉備の大徳 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇討伐ゲージ増加 武将お菓子の攻奪 / 龍神の攻奪 編集 忠誠心攻撃上昇 武将英雄 / 覇道 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇 武将剛将の畏怖 / 猛将の叛乱 / 鬼神の叛乱単兵種槍戟鬼神 / 天弓雨撃 / 戦蹄轟撃孫呉の烈火全体太平要術 / 魏王の号令 / 暴虐外道 / 暴君の覇道 / 白馬将 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇移動速度上昇 全体猛虎進撃 / 魏王の覇軍 / 皇帝の覇軍 編集 守備武将ダメージ追加 武将火神の攻勢全体蛮勇の一撃 / 胡王奮迅 編集 攻撃(自動)系 攻撃力上昇 武将武将の極意 / 闘将の極意 / 猛将の極意 / 猛士の極意 / 猛暑の極意鬼神の極意 / 戦神の極意 / 夏神の極意 / 龍神の極意隣地猛襲 / 隣地豪襲 / 隣地豪撃背水陣の極攻単兵種剣兵の進攻 / 剣兵の強攻 / 剣兵の猛攻 / 剣兵の極攻進攻 / 強攻 / 猛攻 / 極攻 / 大極攻兵器攻城戦の極攻 / 攻城戦の大極攻全体覇王の強攻 / 覇王の猛攻魏将の督戦 / 呉将の督戦 / 蜀将の督戦 / 群将の督戦老将統帥 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将の貫攻 / 闘将の貫攻 / 猛将の貫攻 / 鬼神の貫攻 / 龍神の貫攻戦神の貫攻単兵種剣兵速攻 / 剣兵突攻 / 速攻 / 突攻 / 烈攻 / 大烈攻弓襲遠攻全体守神の進撃 編集 忠誠心攻撃上昇 武将謀反の進攻 / 謀反の強攻 / 謀反の猛攻 / 謀反の極攻 / 謀反の大極攻 編集 忠誠心攻撃上昇移動速度上昇 武将謀反の速攻 / 謀反の突攻 / 謀反の烈攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加 全体鹵獲の進攻 / 鹵獲の強攻 / 鹵獲の猛攻 / 鹵獲の極攻 / 収奪の猛攻 / 収奪の極攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 行軍系 武将千里行 / 万里行 / 天里行単兵種行軍 / 強行全体神速 / 烈速 / 飛速戦女の行軍急速援護 / 迅速援護 / 神速援護 編集 行軍(自動)系 武将千里雷光 / 万里雷光 / 天里雷光 / 凰里雷光全体神速雷光 / 烈速雷光 / 飛速雷光 / 鳳速雷光神速行勢 / 飛速迅雷 / 天里迅雷神隠雷光 / 烈隠雷光 / 飛隠雷光 編集 防御系 武将鉄壁 / 守護神 / 金剛不壊 / 護君 / 天衣無縫 / 娘々護君単兵種剣兵防御 / 剣兵堅守 / 剣兵方陣 / 剣兵の聖域 / 剣兵の大聖域防御 / 堅守 / 方陣 / 聖域 / 大聖域 / 大神域 / 大天域全体八卦の陣 / 王者の護り / 忠節不落 / 覇者の護り / 覇者の大神域 不撓不屈 / 勇猛果敢 / 堅忍不抜弓将の采配 / 騎将の采配 / 槍将の采配 / 剣将の采配弓将の封聖域 / 騎将の封聖域 / 槍将の封聖域 / 剣将の封聖域魏軍の防衛 / 蜀軍の防衛 / 呉軍の防衛 / 群雄の防衛擒賊擒王 / 堅牢知略 / 地の利堅壁 / 防将戦法 / 防将戦略 援軍の聖域 / 援軍の大聖域 / 援軍の大神域 編集 防御(自動)系 武将武将の守勢 / 闘将の守勢 / 猛将の守勢 / 鬼神の守勢 / 龍神の守勢全体守護防陣 / 守護堅陣 / 守護方陣 / 守護聖陣 / 守護大聖陣守衛方陣 / 守衛聖陣 / 守衛大聖陣 編集 内政系 知識 / 技術農林知識 / 農林技術 / 加工知識 / 加工技術 / 素材知識食糧革命 / 食糧天革命富国 / 恵風 / 豊穣 / 人選眼力 / 才女の音律 / 豊潤祈祷富国論 / 聡明叡知 / 孫家の恵み / 薫風の恵み / 暁風の恵み 編集 内政(自動)系 技巧 / 極技巧 編集 短縮系 兵士作成時間 訓練 / 修練 / 攻城の檄文 / 強兵の檄文攻城の義勇軍 / 強兵の義勇軍騎兵増強 / 槍兵増強 / 弓兵増強 / 剣兵増強 / 兵器増強騎兵増勢 / 槍兵増勢 / 弓兵増勢 / 剣兵増勢富国強兵 / 師君強兵 / 娘々強兵老巧の政令 / 密偵召集 編集 建設時間 呉の治世 / 王佐の才賢妃施政 / 麗妃都政 / 陳留王政 / 徳義為政 / 帝妃都政 美玉歌舞 / 苛政虎舞 / 優姫の敬愛 編集 領地 憂姫護国 / 領地統制 / 拠点統制 編集 スキル回復時間 優雅な調べ / 勇姫督励 編集 回復系 HP回復 仁君 / 弓腰姫の愛 / 桃色吐息 / 熊猫の麺匠 / 神医の施術神医の術式 / 劉備の契り発憤興起 / 酔吟吐息 / 舞姫の愛 / 神卜の方術 編集 討伐ゲージ上昇 傾国 / 才女の瞳 / 皇后の慈愛 / 文姫の慈愛 編集 拠点耐久力回復 城壁補強 編集 特殊系 攻撃力上昇 槍兵の勝鬨 / 弓兵の勝鬨 / 騎兵の勝鬨 / 兵器の勝鬨才媛献策天子勅令 / 皇帝の勅令白菊の祈り / 紅梅の祈り / 青藍の祈り悲嘆の舞 / 小華の舞 / 哀艶の舞 / 花紅の舞賢女の策略 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 槍兵の大号令 / 弓兵の大号令 / 騎兵の大号令 / 兵器の大号令奇略布陣 編集 攻撃力上昇忠誠心攻撃上昇 虐帝の号令 / 知略謀略 / 才略謀略 / 機略謀略 編集 移動速度上昇 速撃の舞 / 洛神の舞 / 大華の舞 / 勇躍の舞 / 月華の舞出撃見舞 / 才媛眼識迅速斥候春遊の呼集 編集 忠誠心低下抑制 護国誠心 / 護国芳心 / 護国献心 / 護国望心 / 護国真心月下羽衣 編集 拠点耐久低下軽減 守城誠心 / 守城真心 編集 斥候能力上昇 密偵精鋭 編集 兵士移送 近衛騎兵移送 / 矛槍兵移送 / 弩兵移送 / 大剣兵移送騎兵急配 / 槍兵急配 / 弓兵急配 / 衝車急配 編集 獲得資源増加 暴姫の命 / 暴姫の威令 / 佳人薄命 / 三顧の礼知略徴発 / 才略徴発 / 機略徴発 編集 資源獲得 聖夜の天恵沢 / 報恩の神恵沢 / 花嫁の神恵沢 / 花嫁の天恵沢南瓜の天恵沢 / 報恩の聖恵沢 / 報恩の天恵沢 編集 市場交換レート上昇 市場知識 / 市場繁栄 / 市場来福 / 市場栄華 編集 経験値増加 千華招来 / 万華招来 / 天華招来戦神招来 / 守衛招来 / 迅雷招来 / 豪撃招来 / 収奪招来 / 全兵招来 編集 援軍速度上昇 非常呼集 / 緊急呼集 編集 特殊(自動)系 攻撃力上昇全軍の進攻令 / 全軍の強攻令 / 全軍の猛攻令 / 全軍の極攻令 / 全軍の大極攻令全兵の極攻令 / 全兵の大極攻令速度上昇全軍の神速令 / 全軍の烈速令 / 全軍の飛速令 / 全軍の鳳速令 編集 デュエル系 覇王の極賢斬 / 覇王の極護斬 / 覇王の極俊賢 / 覇王の極俊護 / 覇王の極賢護白鶴の極護斬 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 コスト別>特殊系>城壁補強 スキル名 レベル 効果 コスト1.5 コスト2.0 コスト2.5 コスト3.0 コスト3.5 コスト4.0 回復時間 城壁補強 Lv1 所属する拠点の耐久力が(コスト*4)回復 6 8 10 12 14 16 72 00 00 Lv2 所属する拠点の耐久力が(コスト*6)回復 9 12 15 18 21 24 71 50 00 Lv3 所属する拠点の耐久力が(コスト*8)回復 12 16 20 24 28 32 71 40 00 Lv4 所属する拠点の耐久力が(コスト*11)回復 16.5 22 27.5 33 38.5 44 71 20 00 Lv5 所属する拠点の耐久力が(コスト*14)回復 21 28 35 42 49 56 Lv6 所属する拠点の耐久力が(コスト*18)回復 27 36 45 54 63 72 Lv7 所属する拠点の耐久力が(コスト*23)回復 34.5 46 57.5 69 80.5 92 Lv8 所属する拠点の耐久力が(コスト*29)回復 43.5 58 72.5 87 101.5 116 69 00 00 Lv9 所属する拠点の耐久力が(コスト*36)回復 54 72 90 108 126 144 68 00 00 Lv10 所属する拠点の耐久力が(コスト*44)回復 66 88 110 132 154 176 66 30 00 合成 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 防:城壁補強 防 弓兵堅守 攻 弓兵の強撃 攻 弓兵強行 防:弓兵の聖域 付加 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:魏武王 攻:騎兵突覇 防:城壁補強 防:豊穣 攻:飛将 防:騎将の采配 攻:騎兵突覇 防:城壁補強 攻:奇計百出 防:市場繁栄 防:魏軍の防衛 攻:迅速援護 防:城壁補強 防:王者の護り 攻 守将の進軍 防:弓兵増強 防:城壁補強 攻:神速援護 防:弓兵増強 防:攻城の檄文 防:群雄の防衛 攻:迅速援護 防:王者の護り 防:城壁補強 攻:守将の進軍 攻:国士無双 攻:軍神 防:城壁補強 防:騎兵の勝鬨 攻:武神 。
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スキル別 攻撃系 攻撃力上昇 武将豪傑 / 一騎当千 / 万夫不当 / 飛将 / 無双隣地猛攻 / 隣地極攻 / 遠地猛攻 / 龍鱗猛攻隻眼将の軍略 / 若獅子の軍略単兵種剣兵の進撃 / 剣兵の強撃 / 剣兵の猛撃 / 剣兵の極撃進撃 / 強撃 / 猛撃 / 極撃歴戦の弓将 / 刹那の奇襲 / 拠点襲撃 / 勇将飛矢 / 勇将天戟 / 喬姫の激励兵器隣地攻城 / 隣地神攻城上級兵精鋭の進撃全体奇計百出 / 連環の計覇王の進撃 / 覇王の強撃 / 覇王の猛撃喬姫の祈り / 燕人武陣 / 勇美鼓舞蜀軍の極撃 / 魏軍の極撃 / 呉軍の極撃 / 群雄の極撃 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将突貫 / 闘将突貫 / 猛将突貫 / 鬼神突貫 / 龍神突貫神飛将単兵種剣兵突撃 / 剣兵突覇 / 剣兵の大極撃 / 剣兵の大神撃突撃 / 突覇 / 大極撃 / 大神撃 / 大天撃剣神降臨 / 弓神降臨 / 騎神降臨 / 槍神降臨兵器兵器突撃 / 兵器突覇陥陣営の侵攻 / 智将器撃 / 智将砕器兵器の縮地天撃苦肉の計 / 皇叔の号令攻城戦の猛砕 / 攻城戦の極砕 / 攻城戦の大神砕上級兵臥龍覚醒 / 醒龍出師全体神算鬼謀 / 深慮遠謀 / 混元一気 / 麒麟児智将の大極撃 / 智将の大神撃 / 智将の大天撃軍神 / 武神 / 鬼神 / 龍神 / 娘々武神国士無双 / 王将の心意気昭烈帝 / 大皇帝 / 魏武王守将の出陣 / 守将の進軍飛蹄進軍 / 神謀風如 / 急襲 / 奇襲 / 麒麟慈心強襲速撃 / 強襲突撃 / 強襲突覇 / 強襲烈覇 / 強襲大烈覇 / 胡王の猛襲 編集 攻撃力上昇移動速度上昇守備武将ダメージ追加 全体強襲奮迅 編集 攻撃力上昇移動速度低下 武将燕神破軍全体蛮族の襲撃 / 蛮王の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇 全体趁火打劫 / 桃賊の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇 武将迅速劫略 / 神速劫略猛将の縮地劫略 / 鬼神の縮地劫略 / 龍神の縮地劫略 / 猛暑の縮地劫略全体猛将の鹵獲 / 鬼神の鹵獲 / 劉備の大徳 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇討伐ゲージ増加 武将お菓子の攻奪 / 龍神の攻奪 編集 忠誠心攻撃上昇 武将英雄 / 覇道 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇 武将剛将の畏怖 / 猛将の叛乱 / 鬼神の叛乱単兵種槍戟鬼神 / 天弓雨撃 / 戦蹄轟撃孫呉の烈火全体太平要術 / 魏王の号令 / 暴虐外道 / 暴君の覇道 / 白馬将 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇移動速度上昇 全体猛虎進撃 / 魏王の覇軍 / 皇帝の覇軍 編集 守備武将ダメージ追加 武将火神の攻勢全体蛮勇の一撃 / 胡王奮迅 編集 攻撃(自動)系 攻撃力上昇 武将武将の極意 / 闘将の極意 / 猛将の極意 / 猛士の極意 / 猛暑の極意鬼神の極意 / 戦神の極意 / 夏神の極意 / 龍神の極意隣地猛襲 / 隣地豪襲 / 隣地豪撃背水陣の極攻単兵種剣兵の進攻 / 剣兵の強攻 / 剣兵の猛攻 / 剣兵の極攻進攻 / 強攻 / 猛攻 / 極攻 / 大極攻兵器攻城戦の極攻 / 攻城戦の大極攻全体覇王の強攻 / 覇王の猛攻魏将の督戦 / 呉将の督戦 / 蜀将の督戦 / 群将の督戦老将統帥 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将の貫攻 / 闘将の貫攻 / 猛将の貫攻 / 鬼神の貫攻 / 龍神の貫攻戦神の貫攻単兵種剣兵速攻 / 剣兵突攻 / 速攻 / 突攻 / 烈攻 / 大烈攻弓襲遠攻全体守神の進撃 編集 忠誠心攻撃上昇 武将謀反の進攻 / 謀反の強攻 / 謀反の猛攻 / 謀反の極攻 / 謀反の大極攻 編集 忠誠心攻撃上昇移動速度上昇 武将謀反の速攻 / 謀反の突攻 / 謀反の烈攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加 全体鹵獲の進攻 / 鹵獲の強攻 / 鹵獲の猛攻 / 鹵獲の極攻 / 収奪の猛攻 / 収奪の極攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 行軍系 武将千里行 / 万里行 / 天里行単兵種行軍 / 強行全体神速 / 烈速 / 飛速戦女の行軍急速援護 / 迅速援護 / 神速援護 編集 行軍(自動)系 武将千里雷光 / 万里雷光 / 天里雷光 / 凰里雷光全体神速雷光 / 烈速雷光 / 飛速雷光 / 鳳速雷光神速行勢 / 飛速迅雷 / 天里迅雷神隠雷光 / 烈隠雷光 / 飛隠雷光 編集 防御系 武将鉄壁 / 守護神 / 金剛不壊 / 護君 / 天衣無縫 / 娘々護君単兵種剣兵防御 / 剣兵堅守 / 剣兵方陣 / 剣兵の聖域 / 剣兵の大聖域防御 / 堅守 / 方陣 / 聖域 / 大聖域 / 大神域 / 大天域全体八卦の陣 / 王者の護り / 忠節不落 / 覇者の護り / 覇者の大神域 不撓不屈 / 勇猛果敢 / 堅忍不抜弓将の采配 / 騎将の采配 / 槍将の采配 / 剣将の采配弓将の封聖域 / 騎将の封聖域 / 槍将の封聖域 / 剣将の封聖域魏軍の防衛 / 蜀軍の防衛 / 呉軍の防衛 / 群雄の防衛擒賊擒王 / 堅牢知略 / 地の利堅壁 / 防将戦法 / 防将戦略 援軍の聖域 / 援軍の大聖域 / 援軍の大神域 編集 防御(自動)系 武将武将の守勢 / 闘将の守勢 / 猛将の守勢 / 鬼神の守勢 / 龍神の守勢全体守護防陣 / 守護堅陣 / 守護方陣 / 守護聖陣 / 守護大聖陣守衛方陣 / 守衛聖陣 / 守衛大聖陣 編集 内政系 知識 / 技術農林知識 / 農林技術 / 加工知識 / 加工技術 / 素材知識食糧革命 / 食糧天革命富国 / 恵風 / 豊穣 / 人選眼力 / 才女の音律 / 豊潤祈祷富国論 / 聡明叡知 / 孫家の恵み / 薫風の恵み / 暁風の恵み 編集 内政(自動)系 技巧 / 極技巧 編集 短縮系 兵士作成時間 訓練 / 修練 / 攻城の檄文 / 強兵の檄文攻城の義勇軍 / 強兵の義勇軍騎兵増強 / 槍兵増強 / 弓兵増強 / 剣兵増強 / 兵器増強騎兵増勢 / 槍兵増勢 / 弓兵増勢 / 剣兵増勢富国強兵 / 師君強兵 / 娘々強兵老巧の政令 / 密偵召集 編集 建設時間 呉の治世 / 王佐の才賢妃施政 / 麗妃都政 / 陳留王政 / 徳義為政 / 帝妃都政 美玉歌舞 / 苛政虎舞 / 優姫の敬愛 編集 領地 憂姫護国 / 領地統制 / 拠点統制 編集 スキル回復時間 優雅な調べ / 勇姫督励 編集 回復系 HP回復 仁君 / 弓腰姫の愛 / 桃色吐息 / 熊猫の麺匠 / 神医の施術神医の術式 / 劉備の契り発憤興起 / 酔吟吐息 / 舞姫の愛 / 神卜の方術 編集 討伐ゲージ上昇 傾国 / 才女の瞳 / 皇后の慈愛 / 文姫の慈愛 編集 拠点耐久力回復 城壁補強 編集 特殊系 攻撃力上昇 槍兵の勝鬨 / 弓兵の勝鬨 / 騎兵の勝鬨 / 兵器の勝鬨才媛献策天子勅令 / 皇帝の勅令白菊の祈り / 紅梅の祈り / 青藍の祈り悲嘆の舞 / 小華の舞 / 哀艶の舞 / 花紅の舞賢女の策略 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 槍兵の大号令 / 弓兵の大号令 / 騎兵の大号令 / 兵器の大号令奇略布陣 編集 攻撃力上昇忠誠心攻撃上昇 虐帝の号令 / 知略謀略 / 才略謀略 / 機略謀略 編集 移動速度上昇 速撃の舞 / 洛神の舞 / 大華の舞 / 勇躍の舞 / 月華の舞出撃見舞 / 才媛眼識迅速斥候春遊の呼集 編集 忠誠心低下抑制 護国誠心 / 護国芳心 / 護国献心 / 護国望心 / 護国真心月下羽衣 編集 拠点耐久低下軽減 守城誠心 / 守城真心 編集 斥候能力上昇 密偵精鋭 編集 兵士移送 近衛騎兵移送 / 矛槍兵移送 / 弩兵移送 / 大剣兵移送騎兵急配 / 槍兵急配 / 弓兵急配 / 衝車急配 編集 獲得資源増加 暴姫の命 / 暴姫の威令 / 佳人薄命 / 三顧の礼知略徴発 / 才略徴発 / 機略徴発 編集 資源獲得 聖夜の天恵沢 / 報恩の神恵沢 / 花嫁の神恵沢 / 花嫁の天恵沢南瓜の天恵沢 / 報恩の聖恵沢 / 報恩の天恵沢 編集 市場交換レート上昇 市場知識 / 市場繁栄 / 市場来福 / 市場栄華 編集 経験値増加 千華招来 / 万華招来 / 天華招来戦神招来 / 守衛招来 / 迅雷招来 / 豪撃招来 / 収奪招来 / 全兵招来 編集 援軍速度上昇 非常呼集 / 緊急呼集 編集 特殊(自動)系 攻撃力上昇全軍の進攻令 / 全軍の強攻令 / 全軍の猛攻令 / 全軍の極攻令 / 全軍の大極攻令全兵の極攻令 / 全兵の大極攻令速度上昇全軍の神速令 / 全軍の烈速令 / 全軍の飛速令 / 全軍の鳳速令 編集 デュエル系 覇王の極賢斬 / 覇王の極護斬 / 覇王の極俊賢 / 覇王の極俊護 / 覇王の極賢護白鶴の極護斬 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 コスト別>攻撃系>突覇 攻撃力の%は強撃と同じ スキル名 レベル 効果 コスト1.5 コスト2.0 コスト2.5 コスト3.0 コスト3.5 コスト4.0 スキル回復 突覇 Lv1 攻撃(コスト*8)%速度(コスト*10)%UP 攻撃 12%速度 15% 攻撃 16%速度 20% 攻撃 20%速度 25% 攻撃 24%速度 30% 攻撃 28%速度 35% 攻撃 32%速度 40% 10 00 00 Lv2 攻撃(コスト*11)%速度(コスト*13)%UP 攻撃 16.5%速度 19.5% 攻撃 22%速度 26% 攻撃 27.5%速度 32.5% 攻撃 33%速度 39% 攻撃 38.5%速度 45.5% 攻撃 44%速度 52% 09 50 00 Lv3 攻撃(コスト*14)%速度(コスト*16)%UP 攻撃 21%速度 24% 攻撃 28%速度 32% 攻撃 35%速度 40% 攻撃 42%速度 48% 攻撃 49%速度 56% 攻撃 56%速度 64% 09 40 00 Lv4 攻撃(コスト*18)%速度(コスト*20)%UP 攻撃 27%速度 30% 攻撃 36%速度 40% 攻撃 45%速度 50% 攻撃 54%速度 60% 攻撃 63%速度 70% 攻撃 72%速度 80% 09 30 00 Lv5 攻撃(コスト*22)%速度(コスト*24)%UP 攻撃 33%速度 36% 攻撃 44%速度 48% 攻撃 55%速度 60% 攻撃 66%速度 72% 攻撃 77%速度 84% 攻撃 88%速度 96% 09 10 00 Lv6 攻撃(コスト*26)%速度(コスト*28)%UP 攻撃 39 速度 42% 攻撃 52%速度 56% 攻撃 65%速度 70% 攻撃 78%速度 84% 攻撃 91%速度 98% 攻撃 104%速度 112% 08 50 00 Lv7 攻撃(コスト*30)%速度(コスト*32)%UP 攻撃 45%速度 48% 攻撃 60%速度 64% 攻撃 75%速度 80% 攻撃 90%速度 96% 攻撃 105%速度 102.5% 攻撃 120速度 128% 08 20 00 Lv8 攻撃(コスト*34)%速度(コスト*36)%UP 攻撃 51%速度 54% 攻撃 68%速度 72% 攻撃 85%速度 90% 攻撃 102%速度 108% 攻撃 119%速度 126% 攻撃 136%速度 144% 07 50 00 Lv9 攻撃(コスト*40)%速度(コスト*42)%UP 攻撃 60%速度 63% 攻撃 80%速度 84% 攻撃 100%速度 105% 攻撃 120%速度 126% 攻撃 140%速度 147% 攻撃 160%速度 168% 07 10 00 Lv10 攻撃(コスト*46)%速度(コスト*48)%UP 攻撃 69%速度 72% 攻撃 92%速度 96% 攻撃 115%速度 120% 攻撃 138%速度 144% 攻撃 161%速度 168% 攻撃 184%速度 192% 06 30 00 合成 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:槍兵突覇 攻:槍兵突撃 防:兵舎修練 攻:神速 攻:一騎当千 攻:弓兵突覇 攻:弓兵突撃 防:弓兵修練 攻:神速 攻:一騎当千 攻:騎兵突覇 攻:騎兵突撃 防:厩舎修練 攻:神速 攻:一騎当千 付加 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:一騎当千 攻:槍兵突覇 防:鉄壁 防:加工知識 攻:魏王の号令 防:農林技術 防:農林知識 攻:英雄 攻:槍兵突覇 防:富国 防:槍兵の勝鬨 攻:槍兵の極撃 防:槍兵の聖域 攻:槍兵突覇 防:槍将の采配 攻:槍兵の極撃 攻:槍兵突撃 防:槍兵方陣 防:槍兵修練 攻:槍兵突覇 防:槍将の采配 攻:槍兵突覇 防:市場知識 攻:奇計百出 攻:麒麟児 攻:昭烈帝 攻:槍兵突覇 防:王者の護り 攻:軍神 攻:神算鬼謀 攻:猛虎進撃 攻:槍兵突覇 防:八卦の陣 防:急速援護 攻:槍兵の極撃 攻:迅速劫略 攻:槍兵突覇 防:神速援護 攻:千里行 攻:猛将の鹵獲 攻:槍兵速攻 攻:槍兵突撃 攻:槍兵強行 防:兵舎訓練 攻:槍兵突覇 攻:槍兵突攻 攻:槍兵突覇 攻:神速 防:兵舎修練 攻:槍兵速攻 攻:槍神降臨 攻:万夫不当 防:槍兵方陣 攻:槍兵突覇 攻:槍兵の強攻 防:哀艶の舞 攻:槍兵突覇 攻:千里行 防:農林技術 攻:鬼神の極意 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 防:弓兵の勝鬨 攻:弓兵の極撃 防:弓兵の聖域 攻:弓兵突覇 防:弓将の采配 攻:弓兵の極撃 攻:弓兵突撃 防:弓兵方陣 防:弓兵修練 攻:弓兵突覇 防:弓将の采配 攻:弓兵突覇 防:王佐の才 攻:奇計百出 攻:飛将 攻:大皇帝 攻:弓兵突覇 攻:覇王の進撃 防:富国 防:神医の術式 攻:喬姫の激励 攻:弓兵の極撃 攻:弓兵突覇 防:弓兵の聖域 防:弓将の采配 攻:弓兵速攻 攻:弓兵突撃 攻:弓兵強行 防:弓兵訓練 攻:弓兵突覇 攻:弓兵突攻 攻:弓兵突覇 攻:神速 防:弓兵修練 攻:弓兵速攻 攻:弓神降臨 攻:万夫不当 防:弓兵方陣 攻:弓兵突覇 攻:弓兵の強攻 防:加工技術 防:加工知識 防:鉄壁 攻:弓兵突覇 防:豊穣 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:万夫不当 攻:騎兵突覇 攻:神速 防:製鉄技術 攻:騎兵の極撃 防:騎兵の勝鬨 攻:騎兵の極撃 防:騎兵の聖域 攻:騎兵突覇 防:騎将の采配 攻:騎兵の極撃 攻:騎兵突撃 防:騎兵方陣 防:騎兵修練 攻:騎兵突覇 防:騎将の采配 攻:騎兵突覇 防:城壁補強 攻:奇計百出 防:市場繁栄 攻:魏王の号令 攻:騎兵突覇 防:騎兵の聖域 防:厩舎修練 防:富国 攻:魏武王 攻:騎兵突覇 防:城壁補強 防:豊穣 攻:飛将 攻:魏王の覇軍 攻:騎兵突覇 防:王者の護り 攻:覇王の進撃 攻:魏武王 攻:飛蹄進軍 攻:騎兵突覇 防:騎兵の聖域 防:騎将の采配 攻:神速 攻:猛将突貫 攻:万夫不当 防:守護神 攻:騎兵突覇 攻:軍神 攻:騎兵速攻 攻:騎兵突撃 攻:騎兵強行 防:厩舎訓練 攻:騎兵突覇 攻:騎兵突攻 攻:騎兵突覇 攻:神速 防:厩舎修練 攻:騎兵速攻 攻:騎神降臨 攻:万夫不当 防:騎兵方陣 攻:騎兵突覇 攻:騎兵の強攻 攻:若獅子の軍略 攻:騎兵突覇 攻:神速 防:加工技術 攻:鬼神の極意 攻:皇帝の覇軍 攻:騎兵突覇 防:王者の護り 攻:覇王の進撃 攻:魏武王 コスト