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タタタタタッ タンッ タンッ ゲゼルシャフト第2基地にて、サイボーグ3人が走っている。隙あらば銃撃も加えている。 理由は単純明快、進入者を捕らえるためである。状況によっては射殺許可も出ている。 銃撃を避ける為、進入者が曲がり角を曲がって行く。 見失う訳にはいかない。そのまま追撃する。攻撃される危険を無視し 曲がり角から飛び出す。通常であれば僅かに顔を出し、何処にいるか確認するべきである。 が、こちらはサイボーグ。先ほどから進入者が発砲しているベレッタM92ごときでは傷一つつかない体だ。 「追いかけっこもここでお終いだ」 しかし、曲がり角を飛び出た3人が最後に見た光景は、白い光だけであった。 自身が死んだと認識する暇もなく、3人はこの世から消え去った。 ACT.05 「理想と現実 ~それぞれの決着~」 「ふむ・・・どこの世界でも鍛錬以外で力を持てば、慢心するものだな」 サイボーグ兵が居た場所を見て、一人呟く。その場に残っているものは、足が6本… その後方の壁面には大人5人は優に通れる穴まで空いている。 わずか一発でこの威力、このまま火力重視で押し切りたいところだ。 今しがた使用した兵器は、我輩が自分用に開発した銃である。 開発No.61番、名称「XERD_003SS」無理矢理大別するなら携行式簡易人機融合型となる。 本来の用途は環境修復装置(Environmenral Repair Device)として、他生物にエネルギーを 分け与えることを目的としているが現在のところ砂粒状のナノマシンから構築される、 携行式の光学兵器としての機能が主である。故に、頭文字にXがついている。 使用するエネルギーはグリップからナノマシンを通じ、自分のATPを使う。 簡単に言えば、20番台(肉体変異型)と50番台(多人数機械融合型)の合作である。 二つのいいとこ取りをできれば強力な兵器なのだが、世の中そんなに甘くはなく とんでもない欠陥がある。 グゥ~ 戦場に不似合いな腹の虫が鳴り響く。おまけに、100mを全力疾走した疲労感まで出てきた。 自分のATPを使うため、この銃を使う度に疲労感が出てくるのだ。 一発撃っただけでここまで消耗するとは、出力を大きくしすぎたとも思ったが サイボーグを3人まとめて葬ったから、良しとしよう。 今いる場所はゲゼルシャフト第2基地、地下第8ブロック・・・奇しくも以前仲間と別れた場所だ。 ここまでは爬虫類として能力を使い進入できた。 (ダクトから無理矢理進入して来ました) 途中、何度かサイボーグ兵を背後から襲い眠らせてきた。 奴らは確かに視力・聴覚・防御力など人間とは比較にならない程、優れているが それに頼りすぎる。訓練を繰り返せば別だが、まだ警戒認識が極めて低い状態だ。 そこを最大限利用してきたが、ここで見つかったのは大きな痛手だ。 銃を仕舞いながら、この先どのように進入するかを考える。 またダクトを通るべきか、いや進入しているのはばれている、サーモセンサー装備もいるだろう それなら・・・ カツッ カツッ カツッ とりとめもなく考えていると、足音と共に忘れられない声が聞こえてきた。 「あら?進入者が来たと報告を受けたけれど、貴方だったの…約一日ぶりね。」 ああ、忘れられない声だ…忘れてなるものか。 「レディに顔を覚えて戴けるとは…光栄ですな。して何用ですかな?『お嬢さん』」 "お嬢さん"に、特別アクセントを込めて煽ってみる。が特に気にした様子もなく答えてくる。 「ええ、昨日あなたたちを迎撃した手際の良さを評価されて、お客さんにサイボーグ達を納品したところなの そのおかげで、今この基地の警備は手薄になってるから、私まで駆り出されたのだけど… その様子だと、知らないみたいね」 ???――――警備が少ないと良い情報を教えられたが、おかしなことを聞いてくる。 身を守るため、遮蔽物になりそうな柱へ近づきつつ、聞いてみる。 「どういうことだ?…いや、待て。なぜ昨日の今日だと言うのに、納品できるのだ…」 考え、思い至る…兵士にとって最悪のシナリオが浮かんできた。 ――基地破壊が目的なのに、航空兵器による支援が一切ない… ――勇気と無謀を履き違えた、本部からの妄信的な突撃指示… ――そして、目の前の女が言っていた、捕虜への必要以上の拷問… つまり、我輩達の部隊は、 「そうよ。あの戦いは私達が開発した"商品"のデモンストレーションなの。 色々な軍、PMC(民間軍事会社)のお偉方が集まっていたわ。 当然、貴方達AMSの人もね…まあ、わかりやすく言うと、売られたのよ、貴方達は… 見返りは商品の優先販売だけど…部隊全員の命を天秤にかけてでも、欲しいようね」 それを聞いた瞬間、脳が沸騰する。許せない…その感情のみが支配する。 後のことを考えずXERD_003SSを取り出し、引鉄を引く。 辺りに無音のまま閃光が満ちる。破壊の閃光が通る後に、残るものは何もなかった。 撃ち終わった後、一瞬意識を失いかけるが… 「撃った後が無防備ね…新兵からやり直したらどうかしら?」 背後から腕を取られ、倒される。倒れた衝撃で意識は覚醒したが、 またしてもこの女に拘束されるハメになるとは。 「キ…サマ、どう…やって、あの攻撃を…避けた…?」 息も絶え絶えで、聞く。 XERD_003SSは光学兵器のため、撃った弾丸は文字通り、光の矢である。 見てから避けるなど、不可能であるが女は至極当然といった面持ちである。 「私の魂《ゴースト》が囁くのよ…あなたには理解できないでしょうね、頭の中で 友人の声が忠告してくるなんて…」 コイツ、もしやホモ戦車と同じか?いや、そもそもサイボーグだったな。 …ならば、倒す手段はある。あるにはあるが… この拘束を抜けなければ話にならない。 しかし体に力を込めようとも、入る場所が見当たらない。ATPを使用しすぎたか… 「あら、今日はおとなしいわね…フフフ、いい子ね、このまま一思いに殺してあげるわ… あなた以外にもペットはいるから、あなたはいらないわ…」 銀色に光るナイフを取り出し、首元に当ててきた。 畜生、まずい…体が言うことさえ聞けば… 後はナイフを引くだけで終わってしまう。 いやここまでか、後先考えず激情に走った結果がこれとは…妹に叱られるな。 覚悟を決めるしかないな…さすがに自分の血が噴き出す所は見たくないから、眼を瞑ろう。 ――――――― ――――――― ―――――――……… ―――――――??? どういうことだ? いつまで待っても、ナイフが動く様子はなく、あまつさえ、拘束まで緩んできた。 眼を開け首を捻り女を見てみると、不可思議な光景が写った。 片手で自身の目を覆い隠し、なにやら独り言を呟いている。 理由は分からないし、検証する時間もない。生き残るためにもまずは行動だ。 まだ女を投げれるほど回復していないため、抜け出す方法を取る。 腰に馬乗りされているが、こちとら爬虫類、4足移動は得意技である。 こちらが、脱出しようとするとさすがに気づいてきたが…その言動はまともではなかった。 「ああッ!どこに行コウとするノッ!バトーもトグサも、ドコニ…」 誰のことだ?と考えるが、それどころではない。あともう少しで脱出できる…が 女と眼が合う。正気を保っている眼ではないが、敵とは認識されているようだ。 合金とチタンでできた拳を振り上げ、我輩の頭に目掛け全力で振り下ろされた。 その先にあるものは頭…ではなくコンクリートの床であった。 なんとか身をよじり、脱出が間に合った。我輩の頭があった場所は、爆音と共に陥没している。 「アハハハハハッ!ドウシタノ?どうされた?…お前ハッ?!何をシタァァァァ!!」 奇声を上げながら、女がこちらに突進してくる。しかしそれは力も技も速さも全て ちぐはくな動きである。ただ一直線、不器用に我輩に向かってくる。 複数の意識が一つの体を動かしているように見えるが、あちらの事情は分からない。 できることは、楽にしてやることだけだ。 懐から緑の薬を取り出し、アンプル銃にセットする。女が突進してくるが、横にいなし 足を引っ掛け転倒させる。女はすぐに起き上がれず手足をジタバタさせるだけ… 反撃される危険性は低いと判断し、首元に注射する。 程なくして、奇異な表情のまま女の機能は停止する。 注入した薬品はただのオイル分解剤である。 全身を流れる、血液の代替品を分解されたのだ。サイボーグに死の概念を適用するかどうか 難しいところだが、死んだと表現するべきだろう。 機能停止を確認し、腰を下ろす。まず必要なのは最低限の体力回復だ。 バックパックの中から、飲料水を取り出し、口に含む。 ふぅ、ようやく一息つける。ここまで休息なしの強行軍だったからな。 ふと、今まで命のやり取りをしていた女を見る。 何故、精神が壊れたのか…いや違うな、壊れるのは不思議ではない。 推測だが、一つの脳に、複数の人格を詰め込んだ結果と思われる。いつ壊れてもおかしくない代物だ。 問題は、タイミングが良すぎる…という点だ。無論、日頃の行いが良かったから などと言うつもりはない。だとすれば…だめだ、判断材料が少なすぎる。 釈然としないが、今後の方針の方が大事だ。今までの彼女の言動から、彼女はこの基地でも 相応の立場にいると考えられる。おそらくは、警備関係のまとめ役だろう。 だとすれば、戦闘前に言っていたことも信憑性は高い。このチャンスを逃す訳にはいかない。 手を握っては開き、体調を確認する。疲労感は消えないが、体に力は入るようになってきた。 そろそろ、大丈夫だろう。移動する準備を始めよう。 そう考え、バックパックの中に荷物を詰めていると、中から一発の弾丸が出てきた。 「これは…」 結城大尉からもらった弾丸だ…ふむお守り代わりにポケットに入れておくか。 そう言えばAMSでクーデターが起こっていたが、大尉は無事だろうか… 心配だが、大尉ならどんな状況でも生き残るだろう。 我輩も先程のように、感情的にならないよう心を落ち着かせよう ―――手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に――― 疲れきった体にムチを打ち、立ち上がる。目指すは最奥部、 メインエンジンのある部屋だ。 タッタッタッタッタッタ ようやくここまで来れた。メインエンジンのある区画の前である。 ここまでの道中、幸いにも敵と会う事はなかった。彼女の言ったことは本当だったようだ。 区画の扉を開ける。縦横20mほど、高さは5mくらいの部屋の中を伺うと… 部屋中央のメインエンジンの前に、見慣れた馬鹿野郎の姿が確認できた。 こちらからは背中しか見えず、何か作業をしているようだ。 あ奴がいるなら、この部屋は安全なのだろう。部屋に入るとするか。 「なにをしているんだ?25は」 弟に近づき、声をかける。我輩がいることに気づいていたのだろう。 驚いた様子もなく、2メートルの巨体が振り返る。 「おお、兄者か…と、やけに傷だらけではあ~りませんか?なんだなんだ?俺様を差し置いて 楽しいドンパチでもやってたの?」 言われて気づく。25の服は新品と同じように綺麗なままだ。 「まあいいや…そんなことより、コレが正常かチェックをしていたのだが、 俺様では詳しい事はさっぱりわからん、訳ワカメだ、ということで兄者がやってくれんか?」 思わずハァ…と溜息をついてしまった。戦闘専門の25がここまで無事に進入できて 頭脳労働担当の我輩がドンパチをしていたとは…人生とはかくもままならんものだ。 「やれやれ、よもや壊してないだろうな…退いてくれ」 そう言うと、25はおとなしく後ろに下がった。 コンソールを叩き、自己診断プログラムを起動させる。程なくして、結果がディスプレイに 表示されるが…妙だな? 全てにおいて問題なしの表示が出ている。 宇宙船の墜落で、何かしら故障していると予想していたが… 後ろに居る25に聞いてみようと思い、振り向こうとしたが何故か胸に灼熱感が出てくる。 首を下に曲げてみると…自分の胸からナニカ生えている…いや、これは…刃物…だ ここに居るのは二人きり。犯人は一人しかいない。なんとか振り返ろうとするが それよりも速く、抉られながら体から刃物を抜かれた。足に力が入らず、倒れてしまう。 不味い…血が…止まらない。 「25…お前…何を?している…」 まったく理由が分からない。なんとか首を動かし、25を見上げる。奴の腕が刃物へと変異している。 そしてその眼は、ドブネズミでも見る様な眼で、我輩を見ている。 「何とは…自分の腕で、貴様を刺しただけだが…なにが不思議なのかね?」 多少、狂っていた今までと違い、口調が安定している。どういうことだ? 「お前…何故…我輩を刺した?…」 直接的に尋ねる。その言葉を聴くと、25は待ってましたと言わんばかりに笑みを浮かべる。 「貴様…いや、貴様たちに対する復讐だよ。私をこんな体で生み出したお礼…といったところだよ」 なるほど…と納得する。が 「その復讐は…正当だと思うが…お前…何故理性が…ある?」 そこが分からない。肉体変異型は自身の肉体を変形させるため、その度に激痛が走る。 そのため発狂しないよう、このタイプは理性と思考が低いよう設定されている。 それでも暴走するような危険性があるが。 25についてもそうだ。かつてここまで会話が噛み合ったことなどなかった。 「ふむ、理性か…話は変わるが、貴様はNo.16のことを覚えているかな? そう、貴様の妹だった女だ」 忘れるはずがない。今の我輩があるのは、妹のおかげだ。何を今更聞いてくるんだ? 「貴様は彼女の死に目には立ち会っていなかったな。たしかその頃には軍に従軍しており… No.16が死んだとは人から聞いた話…そうだな?」 ああ、その通りだ… そこまで尋ねると、25の笑みが下卑たものになっていた。 頭のドコカで、これ以上奴の話は聞くなと、警鐘を鳴らす。 しかし奴の口を塞ぐことも、自身の聴覚を潰す手段もない。 「彼女はな…わたしが喰ったのだよ。あの研究所に残った奴らが実験と称してな。 私の体にあるナノマシンで彼女の脳形成を取り込んだのだよ。 その結果は…今貴様の目の前にある通りだ。」 ――――――――……… 「かくして、私は理性と知能を手に入れ、貴様に復讐を誓ったわけだよ」 ――――――――……… 「とは言っても、今までコンビを組んできた相棒である。さすがに理性があると… なかなか決心がつかないものでね。貴様に選択肢を与えよう…」 ――――――――……… 「刺殺、銃殺、絞殺、撲殺、斬殺、圧殺、完殺、全殺、惨殺、狂殺… どれでも選べ。どれかを選べ。」 ――――――――……… ――――――――……… まだ話を続けようとしているが無視し、 自身の体のことを考えず行動する。アンプル銃を取り出し、震える手で狙いを定める。 セットされているのは青い薬…引き金を引こうとした瞬間 「やめたまえ、人の話は黙って聞くものだろう?」 25の腕が伸びてきて、銃をはじき飛ばす。コンッと壁際のほうで音がする。 「あきらめの悪いことだ。貴様の腰にあるその銃も奪っておくとするか」 と、ホルスターにあるXERD_003SSも捨てられる。 「これで貴様の武器は何一つないな…さぁ、どんな死に方がお望みかな?」 もう…眼も霞んできた。すでに体力は限界を超え、血も流しすぎた。ここで…終りか… 「もはや答える気力もないか…ここであきらめるとは、所詮貴様はその程度だ、 生命を弄び私達のような者を生み出してきた貴様に、生命の価値なぞ生涯わからんのだろうな」 その言葉を聴いた瞬間に、魂に火が燈る。 確かにお前には我輩に復讐する権利がある。その罪も認め、罰も受けよう。 だがな、生命の価値がわからんだと…そこだけは認められない。 深呼吸し、覚悟を決める。が、熱くなりすぎないよう もう一度戒めを確認する… ―――手は綺麗に… 自身の手を汚すことに躊躇いはないか――― ―――心は熱く… 我が根源、魂に火は着いた――― ―――頭は冷静に… 奴を殺すために、あらゆる手段を考えろ――― 懐から最後のアンプル、赤い薬を取り出す。それを迷うことなく自分に注射する… さあ最後の…二人っきりの戦争を…始めよう… もはや13に武器は残されていないと信じていたため、25はその動きに反応できなかった。 仮に何かしら武器があったとしても、対処できると高をくくっていたのも原因である。 まして、攻撃されるならまだしも、自分に注射を打つ…という行動だ。動けなくても無理はない。 ―この状況で打つ薬だ…考えられる薬は、強心剤の類だろう。ならば、効き目が現れる前に確実に殺す― 25はそう考え、両腕を刃物に変異させ13に近づく。がその選択が間違いだと気づいたのは 13に殴り飛ばされ、壁に打ち付けられてからであった。 ドォォン ―バカな、瀕死のくせに何故こんな力を出せる?― 25のダメージは軽くない。殴られた腹は肋骨が8本折れ、受身も取れず壁にめり込んでいる。 しかし、それを表情に出さず、めり込んだ壁から出てくる。それもそのはず 体中のナノマシンが損傷箇所を即座に修復している。 13を見てみると、すでに面影はなくなっていた。服と着ぐるみは破れ 体長は3メートルほどになっており、体格も25より二周りほど大きくなっている。 ―過去の遺物を使ったか― 13が打った薬は超人計画最初期の、薬品によって超人を生み出すものだろう。 ならば、話は簡単だ。逃げ回れば、肉体の強化についていけず、勝手に自滅する。 そう考えた25は激しい自己嫌悪に陥る。 ―逃げ回る?復讐する相手から…ふざけるなッ!!― 13は自分の手で殺してこそ、意味があるのだッ!!今この瞬間、理性は…必要ないッ!! 25は変異型としての能力をフルに使う。 右腕はカタナに…左腕は銃に…骨を弾丸に…足に加速装置を…燃料は血であり…背中に翼を生やす 動きに耐えうるよう、全身をチタンへと変貌させる。 25の変貌を見てとった13は、させまいとして、一気に距離を詰める。 その勢いのまま、25の胴の倍ほどある豪腕を繰りだす。が空転し、背後の壁を壊すのみだ。 拳が壁にめり込み、動きが止まる。背中に二門、両足に合計4門のブースターを装備した 25は人間サイズとして、ありえない速度と幾何学的な動きで、背後に回り込み銃撃を加える。 グォォォォォ 13から雄叫びが上がる。痛みはあるようだが…弾丸は貫通しておらず、鱗によって止められている。 ―大したバケモノだな、オイ― だがな… 「お前は力を得た。 俺より遥かに強いと思っている。 返り討ちにする気で満ちて居る。 そんなお前を、底無しの絶望に叩き落とす ――――これこそが、俺が同属を喰ったが故に選んだ復讐だッ!!」 自分の心情を声に出し、叫ぶ。辺りには赤い霧が出てきてる。 25のブースターの燃料は自らの血液…それを燃焼させ驚異的な機動力を得ている。 長期戦はできない。自身の最大火力を考え、左腕を電磁加速砲(レールガン)へと変異させようとする。 が、複雑な機構であればあるほど、変異に時間がかかる。 その間に13がまたしても、向かってくる。 ―そんな速さでは、俺を捕らえる事はできんぞ― 事実、13の攻撃はあっさり避けられ、急激に体長が変わったためだろう、その勢いのまま転倒した。 ―このまま、距離を取ったままレールガンの一撃で決める― そう決め、レールガンの変異を急ぐが…13の転んだ位置を見て青ざめる…あの位置は… 計6門のブースターが咆哮し、13へと肉薄する。 ―奴は俺への攻撃が目的ではなかった…武器を取りに行くのが目的だったッ!― 今、13がいる位置には、25がはじき飛ばしたXERD_003SSが落ちている。 13はそれを拾い、向かってくる25に狙いを定める。 右腕のカタナで斬りかかるが…わずかに13の方が早い。XERD_003SSから、光が発射される。 音もなく光の奔流が辺りを包む。当然、後に残るものは何もない… 「貴様がもっと戦闘訓練を積んでいれば、俺は今の攻撃で死んでいたな…」 上空から声がする。そのまま、13の頭を目掛けて斬り下ろす。 発射される直前に、上方へ移動し、天井を蹴っての一撃だ。 13は首を捻り避けようとするが反応が遅れ、片目に斬撃を喰らう。 ―このまま心臓を一突きして、終わらせる― 着地し、全速で心臓へ一直線に距離をつめる。だがそこで13が声を発した。 「シェイプシフトッ!!」 その瞬間、25の想像を超えた光景が展開される。 13の手にしていた銃が変形し、剣になっている。マズイ、リーチは奴の方が大きい…このままでは しかし、6門のブースターによる全速力は止めることもできず、腰を一刀両断され 上半身と下半身に別れた。その勢いで上半身は部屋中央部に、下半身は入り口付近に飛んでいった。 ―まさか…銃が変形するとは― 25は驚嘆していたが、ひとまず自分がすべきことを思い出す。まず、腹の出血を止めて、 それから、背面のブースターを使い移動し、下半身を癒着させる。 この状態になってもまだ、俺の方が速い…治療は十分に間に合う… だが、いつまで待っても腹の出血は止まらず、血を噴き出し続けたままである。 今しがた攻撃された兵器を彼は知らない。「XERD_003SS」は ―XERDは環境修復装置、その攻撃を受けた物は有機・無機を問わずあるべき姿に修復される― ―003SSは3番目に作られた姿形を自在に変えられる者、シェイプシフターを意味する― ―何故だッ?なぜ、血が止まらない― 理由がわからないため、恐怖が出てくる。このままでは、せめて奴を殺さねば… だが、どうする?血が止まらないため、ブースターは使えない…レールガンを使うしかないが、 何故か弾丸が生成できない…つまりあれか、あの武器にはナノマシンの動きを阻害する効果があるということか… そこに思い至り、自身の力を頼らず、13を攻撃する方法を考える。 辺りを見渡すと、都合の良い物が落ちていた。 なぜこんなところに落ちているのかは分からないが、「ソレ」を拾い、左腕にセットする。 攻撃前に左腕の変異は終わっている。電力として、自身のATPを燃やし電圧を上げる。 肉の焦げる匂いが辺りに充満し、13がこちらを見る。気づかれたが奴が取れる手段はもうない。 ドンッ 乾いた音が鳴り響き、13は仰向けに倒れる。彼の身を貫いた弾丸は、 この星の友との友情の証であった。 Lizard Story is dead END ? そして、彼が今際の際に思った事は… 生きねば、生きねば、生きねば、生きねば生きねば生きねば 生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生きねば生き ねば生きねば生きねば生きねば生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生―― 「何の、ためにだ?」 ――ええ、おい。 「何の、ために生きろと言う?」 それは、もちろん。 1.妹との約束のため → 「どこかの誰かの未来のために」ルート 2.自身の贖罪のため → 「どこかで誰かの戦争のために」ルート
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ここは、広大なゆっくり平原。 柔らかな草で満たされ、さまざまな花が咲き、穏やかな彩りを見せている。 さわやかな風が吹けば木々の枝が揺れ、くすぐったい音が奏でられる。 青い青い空にゆっくりと浮かんでいるお日様からは柔らかな光が燦々とふりそそぎ、 平原はまるで母の慈愛に満ちた抱擁を受けたかのように平穏に包まれている。 また、夜ともなれば風は涼しさを帯び、虫たちはここぞとばかりに歌いだす。 満天の星々は瞬き、冷たさを感じさせる月からはきらきらと綺麗なものが零れ落ちていき、 大地がそれらをゆっくりと受け止めてくれる。 そんな綺麗なものたちの間で、ゆっくりたちはくる日もくる日もいっしょうけんめいゆっくりしていた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり」「して」「いって」「ね」「!」 ゆっくり霊夢の群れだ。母ゆっくり霊夢が一匹、子ゆっくり霊夢が五匹いる。 母ゆっくり霊夢に比べて、子ゆっくり霊夢は個体によってまちまちだが、一回りから二回りは小さい。 群れを成すゆっくりは動物性が濃いのか、複数回の繁殖期を経てからゆっくりと朽ちていく。 逆に植物性の濃いゆっくりは、一度の繁殖で次世代へと全てを遺して朽ちるのだ。 ゆっくり平原のところどころにある、蔦を帯びた黒ずんだゆっくりがそれだ。 動物性の濃いゆっくりの子に植物性の濃いゆっくりが生まれたり、その逆もある。 なぜそんなことが起こるのかは謎で、その判別は繁殖期にならないとできない。 また、植物性の濃いゆっくりのほうが一回の繁殖で産む子の数が多いらしい。だが総じて見ると、ほぼ同数だというのは生命の神秘だろうか。 その群れがいるのはゆっくり平原でも屈指のゆっくり名所。池だ。 綺麗な水に、魚や虫たちがいて餌も豊富。多くのゆっくりたちが思い思いのやり方でゆっくりしている。 母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢を一匹一匹丁寧に水を含んだ舌でこすっている。 「ゆっくり♪ゆっくり♪」 「くすくす~ くすくす~」 体表についている汚れをなめ取って食べているのだ。 その間、他の子ゆっくり霊夢たちは水をかけあったり、口にふくみ水鉄砲のように噴出したりして遊んでいる。 水辺の花によってきた蝶々や蜂を追いかけて、狩りの真似事をしている子ゆっくり霊夢もいる。 「びゅーびゅー」 「きゃっきゃ~」 「ゆっくりてふてふしていってね!」 いつもどおりの、何の変哲もない平和な日常。昨日まではゆっくりできた。今日も、そして明日からもゆっくりしたい。 そんなことを考えられるはずもないが、そう願っていても不思議ではない。 「ゆぐっ!?」 だが、平穏というものはいつだってたやすく壊れてしまう。 子ゆっくり霊夢がゆっくり魔理沙に踏まれている。群れで一番小さなゆっくり霊夢だった。 「ゆ゛っぐでぃやべでねぇえ゛ぇ!」 苦しげにうめく子ゆっくり霊夢。 ゆっくり魔理沙の顔はふてぶてしく、まるでガキ大将のようだ。いつ歌いだしてもおかしくない。 あたりに他のゆっくり魔理沙は見当たらない。群れを離れているわけではないようだ。 植物性の濃いゆっくりから生まれたのだろう、そういう種は自立心が強いが、総じて協調性に欠けている。 そのゆっくり魔理沙もご多分に漏れず、自分のために邪魔なゆっくり霊夢の群れを追い出そうとしているのだろう。 手始めに弱いやつから。 「さっさとどっかいってね!ここでゆっくりしないでね!」 跳ね上がり、潰す。跳ね上がり、潰す。もはや泥団子だ。 「い゛やじゃあ゛ぁぁあ゛ぁぁあぁぁッッ!!?」 「なんでっ!なんでぇぇぇぇ!?」 「や゛べだげでよぉおぇぇええぇぇッ!!」 それを見ていた子ゆっくり霊夢たちは、あまりの衝撃に震えながら叫ぶことしか出来ない。 しかしもとよりゆっくり魔理沙に聞く耳はない。そんな涙ながらの訴えかけなどどこ吹く風と、むしろ勢いを増している。 「ゆっくり♪ゆゆっくり♪ぃゆ~っくりぃ♪」 「やべっ、やべでっ、ぶぶっ!ぶびゅッッ!!」 餡子が飛び出た。これはもう助からない。 それを見てけらけらと気持ちよさそうに笑うゆっくり魔理沙。 さぁ、次の獲物はどれだ!?とばかりに他の子ゆっくり霊夢を値踏みするように順繰りに見ていく。 そこに水が飛んできた。目に当たる。 「ゆ゛ぅう゛ぅぅぅッ!?」 身を震わせて転げまわるゆっくり魔理沙。なみだ目になりながら飛んできた先をにらむ。 そこには敵意をあらわにした母ゆっくり霊夢の姿が。 なにか言おうとして口を開くゆっくり魔理沙だが、母ゆっくり霊夢がまだ口に含んでいた水を勢いよく飛ばす。 「ゆっぐふっ!ぐぶぐぶっ!」 「ゆっーー!!ゆッーー!!」 「ぐふっ、やべでっ、さっさとやべでねっ!」 喉の奥に勢いよく水を当てられてむせるゆっくり魔理沙に、容赦なく水を浴びせていくゆっくり霊夢。 口がからっぽになったのか、ゆっくり魔理沙がひるんでいる間に、飛びかかるゆっくり霊夢。 「ゆっくりしないでねっ!!」 「い゛やあ゛ぁぁぁぁあ゛ぁぁあ゛あッ!!」 引きずり倒し、体当たりし、噛み付く。乗っかって跳ね回り、体を回転させて踏みにじるゆっくり霊夢。 「ゆびゅー。ゅぶー。」 「ゆっくり!ゆっくりっ!!」 ゆっくり魔理沙はもはや虫の息だが、二度とこういうことをしないように、どちらが上でどちらが下かを刻みつけるように踏みつけるゆっくり霊夢。 声を出さなくなったゆっくり魔理沙から、格付けは済んだとばかりに飛び降りるゆっくり霊夢。 「そこでゆっくりしててねっ!」 吐き捨てるように言い放ち、泥団子になった子ゆっくり霊夢の残骸へと跳ねていく。 そこにはすでに他の子ゆっくり霊夢たちがいて、痛ましいまなざしで見つめていた。 「ひっぐ、ぐすっ。ゆっぐぅ~」 「ゆぅ~」 「もっとゆっくりしたかったよ?」 「あの世でゆっくりしててね!」 思い思いのことを言うゆっくり霊夢たち。母ゆっくり霊夢も寂しげなまなざしでそれを見つめていた。 突然、子ゆっくり霊夢の一匹が凄い勢いで飛んでいった。どれだけゆっくりすればそんなことができるのか想像もつかない。 ゆっくり霊夢たちが飛んでいった先を見ると、その子ゆっくり霊夢は蛙の口に挟まれていた。 「ゆっぐ!?」 大きい。母ゆっくり霊夢くらいはあるだろうそいつは、ゆっくりと獲物を呑みこんだ。げこげこと満腹だと言わんばかりに鳴く。 蛙の中からは 「くらいよー?おかーさん、どこー?ゆっくりしよー」 という声が薄く聞こえている。 ガサリ。 蛙が近づいてきた。 「いやぁっ!いやぁっ!」 「おがーざーーーん!!」 「……っっ!!」 子供たちを守るように、再び敵に向かい飛翔する母ゆっくり霊夢。「ゆーーー!」という掛け声も勇ましい。 今吐き出させればまだ助かる。そんな意識もあったかもしれない。 だが、その跳躍をあざ笑うように飛び立つ蛙。母ゆっくり霊夢以上の跳躍を見せ、その顔に着地する。 「ゆびゅっ!?」 視界をぬめぬめとした蛙で覆われ、着地に失敗した母ゆっくり霊夢。しかし伊達に年は食っていない。 落下の痛みにゆっくりしていないで、すぐさま身を起こす。だがもはやそこには子を食ったにっくき蛙の姿はなく、水面に波紋だけが残っていた。 今朝までゆっくり出来たこの場所はもはやゆっくり出来ない場所だ。 そう思った母ゆっくり霊夢は引越しを決意した。 母が一匹に子が三匹のゆっくり大移動。 と言っても、川辺を変えるだけだが、ゆっくりたちにとっては一大決心と言える。 日のあるうちは新天地を求めて移動し、子ゆっくり霊夢が疲れたと言えばゆっくりと休んだり遊ばせたりした。 夜は木の根元で身を寄せあい、母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢たちが眠りにつくまで体をこすりつけて、寝心地よくしていた。 そんな今までとは一味違う毎日が続いているが、ゆっくりの本能なのか、目先のゆっくりが最優先されるので、あっちへふらふらこっちへふらふら。 母ゆっくり霊夢もそこはゆっくり。多少の責任感めいたものを持ってはいるが、子ゆっくり霊夢たちと一緒に遊んでしまうこともあった。 安住の地は見つかるのだろうか? 悲しき別離の日から五日、今日も今日とてゆっくり強行軍だ。母ゆっくり霊夢を先頭に、三匹の子ゆっくり霊夢が続く。 と、真ん中の子ゆっくり霊夢が何かを見つけた。 「きれいなちょうちょ!どこいくの?」 と叫ぶや、そのアゲハチョウを追いかけてゆっくりと跳ねていく。 「うわぁ、きれー」 「まってーゆっくりしていってー」 他の子ゆっくり霊夢もそれに追いすがらんと一所懸命に飛び跳ねていく。たちまち取り残される母ゆっくり霊夢。 「まっでー、おいでがないでー!」 頭を痛めて生んだ子を一気に二匹も失ったあの日を思い出したのか、泣きながら追いかける母ゆっくり霊夢。 べしょべしょと飛び跳ねていくと、聞きなれた子ゆっくり霊夢の笑い声が聞こえる。と、なにかにぶつかった。 涙で前が良く見えなかったのだろう、跳ね返り反り返る。 しばらく青い空が見えた。 「きれー」 とたんに起き上がり小法師のように元に戻る母ゆっくり霊夢。 「ゆっくりしていってね!」 目の前にはゆっくり魔理沙。かつて母ゆっくり霊夢のいとし子を潰した奴ではない。別のゆっくりだ。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしようね!」 ゆっくり魔理沙は一匹なのか、母ゆっくり霊夢に近づくや体をこすり付ける。その親愛の表現に、母ゆっくり霊夢も同じように頬をこすりつけた。 これで二匹はお友達だ。ゆっゆっ!と喜びを全身で表して飛び跳ねる二匹。 ゆっくり魔理沙と一緒になって駆け出す母ゆっくり霊夢の頭には、どこかへ行った子ゆっくり霊夢を追いかけようという考えはない。 子ゆっくり霊夢たちも大きくなり、もうすぐ育ちきって群れを離れることになるからと考えたわけではないだろうが、心配だとは思ってもいなかった。 何より、久しぶりの開放感。今は新しいお友達と何気負うことなく遊んでいて、以前よりもずっと高くずっと遠くへと跳べそうだった。 「ゆっくりー!」 「ばった!ばった!」 「おーいしーー!!」 「これまじゅーいっ!ぺっぺっしてね!」 そこらへんに生えている草や飛んでいる虫などを食べたり、意味もなく飛び跳ねたりしているうちに、母ゆっくり霊夢は本当に晴れやかに笑顔を浮かべた。 「ゆっくりしていってねー!!」 それはきっと今までで一番いい叫びだったろう。ゆっくり魔理沙もそれに唱和した。二匹はさっき出会ったばかりだというのが信じられないほどに仲良くなっていた。 二匹が日が暮れたことに気づいたのは空が赤く染まっていたからだった。朝からずぅっと遊びまわっていたことになる。 わずかに肌寒い風を受けたとき、母ゆっくり霊夢は未だ戻ってこない子ゆっくり霊夢たちに思いを馳せた。 だがすぐに思い直す。子ゆっくり霊夢たちもすぐにひとり立ちするのだ、いつまでも庇護下におくのが親でもあるまい、と。 ゆっくり魔理沙に声をかけられ、そちらを見ると、ゆっくり魔理沙は飛び跳ねて草を押さえつけて今宵の寝床を作っている。 あたりは背の高い草ばかりなので木の根元でなくてもよさそうだとゆっくり思った。なによりわざわざ作ってくれたのだ、文句など言えない。 「ゆっくりできるね!」 「ゆぅっくりしようねぇ!」 二匹はにっこりと笑った。 しばらくはゆっくりとしていたが、どちらからとなく体をこすり合わせ始めた。それは親愛の表現よりもゆっくりとした動きだ。 なにより頬をこすりあわせているのではなく、顔の前面をこすり合わせている。口が交差するときにお互いついばんでおり、やがてゆっくりと求愛行動に移っていた。 「ゆゅっゆゅっゆゅっゆゅっ!」 「ゆふっ!っ~~ふぅん」 円を描くようにお互いの顔をこすり合わせ、接吻の時間も長くなっていく。 二匹とも頬が好調し、赤らんでいる。表面はしっとりと濡れていき、もちもちとした質感を帯びているようだ。 もし今のこの状態のゆっくりを食べたとしたら、今までにない歯ごたえと吸い付くような食感を味わえたことだろう。 それほどまでに何かに満たされていることがわかるのだ。 こすり合わせる行動はいつの間にか前後に揺れるような動きになっていた。 それは向かい合っている二匹の顔がくっついて離れ、またくっついては離れるという動きだった。むにむにと形を変えていく二匹。 その目はとろりと蕩けており、まるで煮込まれているようだ。 「ゆんゆんゆん~」 「ゆっふぅうぅん」 嬌声は口が繋がっているのでくぐもっているが、たしかな快楽を感じているようだ。 寝床の草が湿り気を帯びていた。二匹の体から分泌される体液だ。ぬとぬとするそれは餡ではあるが、どちらかといえば葛餡に近いかもしれない。 やがて二匹はほぼ同時に声ならぬ声を上げて果てた。 だが、その頭頂部には何の変化もない。きっと発情期ではないからだろう。 「「すっきりー!」」 どことなく艶めいた二匹は晴れ晴れとした表情で叫んで眠りについた。 目を閉じてから十数える間にゆっくりとした寝息が聞こえてくる。ゆっくりたちがどんな夢を見るのかはわからない。 翌日、子ゆっくり霊夢は目を覚ました。差し込む日差しがまぶしかったのだ。 まわりには今まで一緒に過ごした二匹の子ゆっくり霊夢がまだ安らかな寝息をたてている。 「ゆっくりしていってね!」 早くみんなともっとゆっくりしたいと、その子ゆっくり霊夢は朝一番の泣き声で起こそうとした。 二度三度とそれを続けると、ようやく二匹の目が開く。 「「ゆっくりしていってね!」」 三匹は飛び跳ねた。これで今日もみんなでゆっくりできると言っているようだ。 「おかーさんどこいったんだろうね?」 「さがそーさがそー」 「ゆっくりさがそーね!」 そう言いつつ野原を跳ね回る。 朝食はばったなどの虫やそこらじゅうに生えている草だ。 「おいしーい!」 「むぐむう」 「ゆっくりたべるよ!」 やがて満腹したのか、ゆっくりとする三匹。ぽかぽかと食後の日向ぼっこを満喫している。 ゆっくりとしたその表情はまさにゆっくりといえる。見ているとこちらまでゆっくりしたくなってくる。 見れば一匹はよだれまでたらしている。 「ゆっ!おかーさんをさがさないと!」 ゆっくりしすぎて目的を見失っていたが、一匹が思い出した。 すぐさまゆっくりと捜索活動を始める三匹。 しかしあたりから「ゆっくりしていってね!」という声がたくさん聞こえる。 そう、ここはゆっくり平原。 ゆっくりたちが数多く生きているのだ。一匹のゆっくり霊夢を探し出すのは困難だろう。 だが、母子の絆があるはずだ。 子ゆっくり霊夢たちがそんなものを信じているかはわからないが、探すことをやめようとはしない。 「おかーさーーんっ!!」 「もう、どこにいったのー?」 「れーむたちはここだよぉ~」 声を上げつつゆっくりと移動していく。 そうしているうちに日も高く昇り、頂点にさしかかろうとしている。 「ぜ~ぜ~」 「みつからないよう」 「ゆっくりやすもう?」 三匹は体力が限界なのか、舌を出して息を整えていた。汗のようなものも流れている。 さいわい水場は近い、ゆっくりと休養をとれるのは間違いない。 三匹は背の高い草を掻き分けて、水の匂いのする方へとゆっくり進んでいく。 進むにつれて他のゆっくりたちの声がだんだんと小さくなっていることに、まったく気がつく様子のない三匹。 「ゆっ♪しずかになってきたね」 「ゆっ!ゆっくりできるよ?」 「これならゆっくりやすめるねっ!」 濃い緑の草を押しのけて飛び出すと、そこには子ゆっくり霊夢たちが今まで見たことのない生き物がいた。 蛇だ。 綺麗な鱗をそなえたそれは、しゅるりと舌を出し入れし鎌首をもたげて突如現れた闖入者を睥睨している。蛙だったら動けなくなってるだろう。 だがそこはゆっくり、物怖じせずに声をかける。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしようね!」 「ゆぅゆぅっ♪」 蛇はしゅるりと鳴くと矢のように身を翻して跳んだ。一番前にいる子ゆっくり霊夢に向かって大口を開けている。 「ゆぐっ!?」 くわえられた一匹は当然のこと、ほかの二匹も何が起こったのかわからなかった。 「ゆっ!?ゆ゛ぅぅぅう゛う゛ぅぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛ぅ~~~~ッ!!!」 「ゆっくり?ゆぐっゆっ!?」 「ゆぅ~~~~~」 ぐいぐいと飲み込まれていく子ゆっくり霊夢。叫びながら身じろぎするがびくともしない。 それを見て泣きながら叫ぶ二匹。 やがて蛇はそれを全ておさめると体を左右に振る。 蛇の体内からは 「せまいよっ!ゆっくりのまないで!さっさとはきだしてね!!」 などと叫ぶ声が聞こえる。が、それもつかの間すぐにその声は痛みを帯びたものに変わった。 「ゆ゛っゆぐぐぐ!ぜま゛い゛っぜばいよ゛ぅう゛うぅうぅうぅ」 卵を呑みこんだ蛇が体内にある骨で殻を割って中身を出すように、呑まれた子ゆっくり霊夢は自身が引き裂かれるのを感じた。 そして押し出されるのは何よりも大切な命の餡子。のぞんでいないのにゆっくりともれていく。 「いだいっいだぁいっ!いだいよぅっ!いだいいだいいだいッッ!!」 「い゛ぃや゛ぁあ゛ぁぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛」 「ゆ゛っぐり゛じな゛い゛でっ!!だじであ゛げでぇっ!お゛ね゛がい゛ぃぃぃぃいぃいぃっ!」 やがてなにも聞こえなくなる。餡子が残らずひねり出されたのだ。 蛇が鎌首をもたげて口を開く。 びくりと身を寄せ合う残された二匹。おびえきったその顔は涙にぬれてふやけていた。 ぺっ。 音がしたわけではないが、蛇がなにかを吐き出した。 それは子ゆっくり霊夢の片方にかぶさる。 「ゆっ!ゆぅっ!とって!とって!」 「ゆっくりまってね!」 ただでさえおびえていたところに、急に真っ暗になったのだ。がくがくと余計に暴れる子ゆっくり霊夢。 それをくわえて引っ張ると二匹はそれがなんなのか理解した。とたんに青ざめる二匹。 黒い髪に赤いリボン。そして自分たちと同じ顔立ち。 違うのは厚さがないことと、穴があいていることだけだった。たったそれだけの違いだが、それはもう二度と動かない。 「い゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 「う゛あ゛ぁあ゛あ゛あっ!な゛に゛ごれ゛な゛に゛ごれ゛ぇ゛え゛ぇえ゛!?」 ぞろりと這い寄ってくる蛇。明らかに獲物を狙う目つきだった。 「ゆっくりしていってよー!」 「もっとゆっくりしてていーよー!」 「「こっちにこないでねっ!!」」 逃げ出す二匹。丸呑みされて皮だけにされる恐怖に汗だくで滂沱の涙を流している。 蛇はゆっくりと獲物の追跡を開始した。 涙と汗でたるんだ皮をべしょべしょとゆがませて、跳ねている二匹の子ゆっくり霊夢。 二匹の胸中にははやく母ゆっくり霊夢と合流してゆっくりしたいということしかなかった。 「ゆぅっひうっ!おがーじゃーん!どこー!?」 「はやくだじげでよー」 「ゆっぐりじだいぃいいいぃぃ」 「ゆっぐじゃぜでぇええ!」 逃げ出してからずうっと喋っているのだ。すこしでも静かにゆっくりしたら背後からしゅるりという音が聞こえそうで怖いのだ。 あたりからだんだんと他のゆっくりの声が聞こえてきた。 「ゆっゆっ!もうすぐおかーさんとあえるね!」 「そしたらきちんとゆっくりしたいね゛っ!?」 「ゆっくりしたいねー」 「ゆっゆっゆゆぅゆゅぅゆ」 「ゆぅ?」 明らかにおかしい様子に子ゆっくり霊夢は振り向いた。 「ぎゃあああああああああああああああ」 蛇がいた。口の間には後ろにいたはずの子ゆっくり霊夢の顔が見え隠れしている。 一目散に逃げ出す子ゆっくり霊夢。 「や゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛!!ま゛っでえ゛ぇ゛え゛ぇえ゛ぇえぶりゅりっ!」 飲み込まれつつある子ゆっくり霊夢は、自分を見捨てて逃げ出す子ゆっくり霊夢を見ながら、絶望の泣き声をあげて餡子をひねりだされた。 再び蛇の追跡が始まった。 あとにはこれ以上ない絶望と苦痛に彩られたデスマスクだけが残されていた。 「ゆふぅー!ゆひゅぅううぅぅ!!やー!やなのー!」 逃げる子ゆっくり霊夢はいまだかつてないほどゆっくりしないでいた。 あとでゆっくりできるのなら、いまはゆっくりできないでもいい。 表情がそう語っていた。 まわりからは他のゆっくりたちの声が聞こえている。が、その子ゆっくり霊夢は自分がいまだ狙われていることを察していた。 ゆっくりと締め付けるような視線を感じるのだ。 「ゆっくりーゆっくりー」 「ゆっくゆぅっく」 どこか聞き覚えのある声。その方向に向かって跳ぶ! 深い茂みを抜けるとそこにはゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙がいた。 母ゆっくり霊夢だと思ったのだろう、一端着地し、渾身の力で抱きつこうと再び跳ぶ子ゆっくり霊夢。 「おがーざーーーーん゛ん゛ぅっ!?」 だが、無様に地面に叩きつけられる。 「びぃいぃいぃっ!!!やだーー!おがーざんっだぢげでぇぇえぇぇぇ!!!」 食いつかれていた。がっちりと。激しく体を揺らすが決して離れようとしない。 ゆっくりと自分の体が飲み込まれていくのがわかる。ずるり、ずるりと音がする。 「ぴィーーーーーーッ!ぴィーーーーーーッ!!」 うったえる様に泣く子ゆっくり霊夢。しかしその視線の先にいたゆっくり霊夢は隣のゆっくり魔理沙と一緒にどこかへと跳ねていってしまった。 決してその子ゆっくり霊夢をかえりみることはなかった。 「あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛ッーーー!!」 子ゆっくり霊夢の視界はゆっくりと暗黒に包まれていった。 母ゆっくり霊夢は見たこともない生き物に飲まれていくゆっくり霊夢が、自分が頭を痛めて生んだ子ゆっくり霊夢だと一目で理解していた。 だが、子ゆっくり霊夢を助けることよりも、ゆっくり魔理沙と一緒にもっとゆっくりすることを選んだ。 母ゆっくり霊夢は、もはや母ゆっくり霊夢ではなく、ただのゆっくり霊夢だった。 夜。 こうもりのような影がゆらゆらと飛んでいる。 ゆっくりれみりゃだ。 「うー!もちもち!うまー!」 「うまうま!もちもちー!うまー!」 ご満悦の様子で踊るように飛び回っている。 その下には、踏み固められたように倒されている草と、その上に並んでいる黒い帽子と赤いリボンだけが残されていた。 おわり。 お付き合いくださりありがとうございました。 丸呑みって怖いですよね? 著:Hey!胡乱 選択肢 投票 しあわせー! (13) それなりー (2) つぎにきたいするよ! (0) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ここは、広大なゆっくり平原。 柔らかな草で満たされ、さまざまな花が咲き、穏やかな彩りを見せている。 さわやかな風が吹けば木々の枝が揺れ、くすぐったい音が奏でられる。 青い青い空にゆっくりと浮かんでいるお日様からは柔らかな光が燦々とふりそそぎ、 平原はまるで母の慈愛に満ちた抱擁を受けたかのように平穏に包まれている。 また、夜ともなれば風は涼しさを帯び、虫たちはここぞとばかりに歌いだす。 満天の星々は瞬き、冷たさを感じさせる月からはきらきらと綺麗なものが零れ落ちていき、 大地がそれらをゆっくりと受け止めてくれる。 そんな綺麗なものたちの間で、ゆっくりたちはくる日もくる日もいっしょうけんめいゆっくりしていた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり」「して」「いって」「ね」「!」 ゆっくり霊夢の群れだ。母ゆっくり霊夢が一匹、子ゆっくり霊夢が五匹いる。 母ゆっくり霊夢に比べて、子ゆっくり霊夢は個体によってまちまちだが、一回りから二回りは小さい。 群れを成すゆっくりは動物性が濃いのか、複数回の繁殖期を経てからゆっくりと朽ちていく。 逆に植物性の濃いゆっくりは、一度の繁殖で次世代へと全てを遺して朽ちるのだ。 ゆっくり平原のところどころにある、蔦を帯びた黒ずんだゆっくりがそれだ。 動物性の濃いゆっくりの子に植物性の濃いゆっくりが生まれたり、その逆もある。 なぜそんなことが起こるのかは謎で、その判別は繁殖期にならないとできない。 また、植物性の濃いゆっくりのほうが一回の繁殖で産む子の数が多いらしい。だが総じて見ると、ほぼ同数だというのは生命の神秘だろうか。 その群れがいるのはゆっくり平原でも屈指のゆっくり名所。池だ。 綺麗な水に、魚や虫たちがいて餌も豊富。多くのゆっくりたちが思い思いのやり方でゆっくりしている。 母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢を一匹一匹丁寧に水を含んだ舌でこすっている。 「ゆっくり♪ゆっくり♪」 「くすくす~ くすくす~」 体表についている汚れをなめ取って食べているのだ。 その間、他の子ゆっくり霊夢たちは水をかけあったり、口にふくみ水鉄砲のように噴出したりして遊んでいる。 水辺の花によってきた蝶々や蜂を追いかけて、狩りの真似事をしている子ゆっくり霊夢もいる。 「びゅーびゅー」 「きゃっきゃ~」 「ゆっくりてふてふしていってね!」 いつもどおりの、何の変哲もない平和な日常。昨日まではゆっくりできた。今日も、そして明日からもゆっくりしたい。 そんなことを考えられるはずもないが、そう願っていても不思議ではない。 「ゆぐっ!?」 だが、平穏というものはいつだってたやすく壊れてしまう。 子ゆっくり霊夢がゆっくり魔理沙に踏まれている。群れで一番小さなゆっくり霊夢だった。 「ゆ゛っぐでぃやべでねぇえ゛ぇ!」 苦しげにうめく子ゆっくり霊夢。 ゆっくり魔理沙の顔はふてぶてしく、まるでガキ大将のようだ。いつ歌いだしてもおかしくない。 あたりに他のゆっくり魔理沙は見当たらない。群れを離れているわけではないようだ。 植物性の濃いゆっくりから生まれたのだろう、そういう種は自立心が強いが、総じて協調性に欠けている。 そのゆっくり魔理沙もご多分に漏れず、自分のために邪魔なゆっくり霊夢の群れを追い出そうとしているのだろう。 手始めに弱いやつから。 「さっさとどっかいってね!ここでゆっくりしないでね!」 跳ね上がり、潰す。跳ね上がり、潰す。もはや泥団子だ。 「い゛やじゃあ゛ぁぁあ゛ぁぁあぁぁッッ!!?」 「なんでっ!なんでぇぇぇぇ!?」 「や゛べだげでよぉおぇぇええぇぇッ!!」 それを見ていた子ゆっくり霊夢たちは、あまりの衝撃に震えながら叫ぶことしか出来ない。 しかしもとよりゆっくり魔理沙に聞く耳はない。そんな涙ながらの訴えかけなどどこ吹く風と、むしろ勢いを増している。 「ゆっくり♪ゆゆっくり♪ぃゆ~っくりぃ♪」 「やべっ、やべでっ、ぶぶっ!ぶびゅッッ!!」 餡子が飛び出た。これはもう助からない。 それを見てけらけらと気持ちよさそうに笑うゆっくり魔理沙。 さぁ、次の獲物はどれだ!?とばかりに他の子ゆっくり霊夢を値踏みするように順繰りに見ていく。 そこに水が飛んできた。目に当たる。 「ゆ゛ぅう゛ぅぅぅッ!?」 身を震わせて転げまわるゆっくり魔理沙。なみだ目になりながら飛んできた先をにらむ。 そこには敵意をあらわにした母ゆっくり霊夢の姿が。 なにか言おうとして口を開くゆっくり魔理沙だが、母ゆっくり霊夢がまだ口に含んでいた水を勢いよく飛ばす。 「ゆっぐふっ!ぐぶぐぶっ!」 「ゆっーー!!ゆッーー!!」 「ぐふっ、やべでっ、さっさとやべでねっ!」 喉の奥に勢いよく水を当てられてむせるゆっくり魔理沙に、容赦なく水を浴びせていくゆっくり霊夢。 口がからっぽになったのか、ゆっくり魔理沙がひるんでいる間に、飛びかかるゆっくり霊夢。 「ゆっくりしないでねっ!!」 「い゛やあ゛ぁぁぁぁあ゛ぁぁあ゛あッ!!」 引きずり倒し、体当たりし、噛み付く。乗っかって跳ね回り、体を回転させて踏みにじるゆっくり霊夢。 「ゆびゅー。ゅぶー。」 「ゆっくり!ゆっくりっ!!」 ゆっくり魔理沙はもはや虫の息だが、二度とこういうことをしないように、どちらが上でどちらが下かを刻みつけるように踏みつけるゆっくり霊夢。 声を出さなくなったゆっくり魔理沙から、格付けは済んだとばかりに飛び降りるゆっくり霊夢。 「そこでゆっくりしててねっ!」 吐き捨てるように言い放ち、泥団子になった子ゆっくり霊夢の残骸へと跳ねていく。 そこにはすでに他の子ゆっくり霊夢たちがいて、痛ましいまなざしで見つめていた。 「ひっぐ、ぐすっ。ゆっぐぅ~」 「ゆぅ~」 「もっとゆっくりしたかったよ?」 「あの世でゆっくりしててね!」 思い思いのことを言うゆっくり霊夢たち。母ゆっくり霊夢も寂しげなまなざしでそれを見つめていた。 突然、子ゆっくり霊夢の一匹が凄い勢いで飛んでいった。どれだけゆっくりすればそんなことができるのか想像もつかない。 ゆっくり霊夢たちが飛んでいった先を見ると、その子ゆっくり霊夢は蛙の口に挟まれていた。 「ゆっぐ!?」 大きい。母ゆっくり霊夢くらいはあるだろうそいつは、ゆっくりと獲物を呑みこんだ。げこげこと満腹だと言わんばかりに鳴く。 蛙の中からは 「くらいよー?おかーさん、どこー?ゆっくりしよー」 という声が薄く聞こえている。 ガサリ。 蛙が近づいてきた。 「いやぁっ!いやぁっ!」 「おがーざーーーん!!」 「……っっ!!」 子供たちを守るように、再び敵に向かい飛翔する母ゆっくり霊夢。「ゆーーー!」という掛け声も勇ましい。 今吐き出させればまだ助かる。そんな意識もあったかもしれない。 だが、その跳躍をあざ笑うように飛び立つ蛙。母ゆっくり霊夢以上の跳躍を見せ、その顔に着地する。 「ゆびゅっ!?」 視界をぬめぬめとした蛙で覆われ、着地に失敗した母ゆっくり霊夢。しかし伊達に年は食っていない。 落下の痛みにゆっくりしていないで、すぐさま身を起こす。だがもはやそこには子を食ったにっくき蛙の姿はなく、水面に波紋だけが残っていた。 今朝までゆっくり出来たこの場所はもはやゆっくり出来ない場所だ。 そう思った母ゆっくり霊夢は引越しを決意した。 母が一匹に子が三匹のゆっくり大移動。 と言っても、川辺を変えるだけだが、ゆっくりたちにとっては一大決心と言える。 日のあるうちは新天地を求めて移動し、子ゆっくり霊夢が疲れたと言えばゆっくりと休んだり遊ばせたりした。 夜は木の根元で身を寄せあい、母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢たちが眠りにつくまで体をこすりつけて、寝心地よくしていた。 そんな今までとは一味違う毎日が続いているが、ゆっくりの本能なのか、目先のゆっくりが最優先されるので、あっちへふらふらこっちへふらふら。 母ゆっくり霊夢もそこはゆっくり。多少の責任感めいたものを持ってはいるが、子ゆっくり霊夢たちと一緒に遊んでしまうこともあった。 安住の地は見つかるのだろうか? 悲しき別離の日から五日、今日も今日とてゆっくり強行軍だ。母ゆっくり霊夢を先頭に、三匹の子ゆっくり霊夢が続く。 と、真ん中の子ゆっくり霊夢が何かを見つけた。 「きれいなちょうちょ!どこいくの?」 と叫ぶや、そのアゲハチョウを追いかけてゆっくりと跳ねていく。 「うわぁ、きれー」 「まってーゆっくりしていってー」 他の子ゆっくり霊夢もそれに追いすがらんと一所懸命に飛び跳ねていく。たちまち取り残される母ゆっくり霊夢。 「まっでー、おいでがないでー!」 頭を痛めて生んだ子を一気に二匹も失ったあの日を思い出したのか、泣きながら追いかける母ゆっくり霊夢。 べしょべしょと飛び跳ねていくと、聞きなれた子ゆっくり霊夢の笑い声が聞こえる。と、なにかにぶつかった。 涙で前が良く見えなかったのだろう、跳ね返り反り返る。 しばらく青い空が見えた。 「きれー」 とたんに起き上がり小法師のように元に戻る母ゆっくり霊夢。 「ゆっくりしていってね!」 目の前にはゆっくり魔理沙。かつて母ゆっくり霊夢のいとし子を潰した奴ではない。別のゆっくりだ。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしようね!」 ゆっくり魔理沙は一匹なのか、母ゆっくり霊夢に近づくや体をこすり付ける。その親愛の表現に、母ゆっくり霊夢も同じように頬をこすりつけた。 これで二匹はお友達だ。ゆっゆっ!と喜びを全身で表して飛び跳ねる二匹。 ゆっくり魔理沙と一緒になって駆け出す母ゆっくり霊夢の頭には、どこかへ行った子ゆっくり霊夢を追いかけようという考えはない。 子ゆっくり霊夢たちも大きくなり、もうすぐ育ちきって群れを離れることになるからと考えたわけではないだろうが、心配だとは思ってもいなかった。 何より、久しぶりの開放感。今は新しいお友達と何気負うことなく遊んでいて、以前よりもずっと高くずっと遠くへと跳べそうだった。 「ゆっくりー!」 「ばった!ばった!」 「おーいしーー!!」 「これまじゅーいっ!ぺっぺっしてね!」 そこらへんに生えている草や飛んでいる虫などを食べたり、意味もなく飛び跳ねたりしているうちに、母ゆっくり霊夢は本当に晴れやかに笑顔を浮かべた。 「ゆっくりしていってねー!!」 それはきっと今までで一番いい叫びだったろう。ゆっくり魔理沙もそれに唱和した。二匹はさっき出会ったばかりだというのが信じられないほどに仲良くなっていた。 二匹が日が暮れたことに気づいたのは空が赤く染まっていたからだった。朝からずぅっと遊びまわっていたことになる。 わずかに肌寒い風を受けたとき、母ゆっくり霊夢は未だ戻ってこない子ゆっくり霊夢たちに思いを馳せた。 だがすぐに思い直す。子ゆっくり霊夢たちもすぐにひとり立ちするのだ、いつまでも庇護下におくのが親でもあるまい、と。 ゆっくり魔理沙に声をかけられ、そちらを見ると、ゆっくり魔理沙は飛び跳ねて草を押さえつけて今宵の寝床を作っている。 あたりは背の高い草ばかりなので木の根元でなくてもよさそうだとゆっくり思った。なによりわざわざ作ってくれたのだ、文句など言えない。 「ゆっくりできるね!」 「ゆぅっくりしようねぇ!」 二匹はにっこりと笑った。 しばらくはゆっくりとしていたが、どちらからとなく体をこすり合わせ始めた。それは親愛の表現よりもゆっくりとした動きだ。 なにより頬をこすりあわせているのではなく、顔の前面をこすり合わせている。口が交差するときにお互いついばんでおり、やがてゆっくりと求愛行動に移っていた。 「ゆゅっゆゅっゆゅっゆゅっ!」 「ゆふっ!っ~~ふぅん」 円を描くようにお互いの顔をこすり合わせ、接吻の時間も長くなっていく。 二匹とも頬が好調し、赤らんでいる。表面はしっとりと濡れていき、もちもちとした質感を帯びているようだ。 もし今のこの状態のゆっくりを食べたとしたら、今までにない歯ごたえと吸い付くような食感を味わえたことだろう。 それほどまでに何かに満たされていることがわかるのだ。 こすり合わせる行動はいつの間にか前後に揺れるような動きになっていた。 それは向かい合っている二匹の顔がくっついて離れ、またくっついては離れるという動きだった。むにむにと形を変えていく二匹。 その目はとろりと蕩けており、まるで煮込まれているようだ。 「ゆんゆんゆん~」 「ゆっふぅうぅん」 嬌声は口が繋がっているのでくぐもっているが、たしかな快楽を感じているようだ。 寝床の草が湿り気を帯びていた。二匹の体から分泌される体液だ。ぬとぬとするそれは餡ではあるが、どちらかといえば葛餡に近いかもしれない。 やがて二匹はほぼ同時に声ならぬ声を上げて果てた。 だが、その頭頂部には何の変化もない。きっと発情期ではないからだろう。 「「すっきりー!」」 どことなく艶めいた二匹は晴れ晴れとした表情で叫んで眠りについた。 目を閉じてから十数える間にゆっくりとした寝息が聞こえてくる。ゆっくりたちがどんな夢を見るのかはわからない。 翌日、子ゆっくり霊夢は目を覚ました。差し込む日差しがまぶしかったのだ。 まわりには今まで一緒に過ごした二匹の子ゆっくり霊夢がまだ安らかな寝息をたてている。 「ゆっくりしていってね!」 早くみんなともっとゆっくりしたいと、その子ゆっくり霊夢は朝一番の泣き声で起こそうとした。 二度三度とそれを続けると、ようやく二匹の目が開く。 「「ゆっくりしていってね!」」 三匹は飛び跳ねた。これで今日もみんなでゆっくりできると言っているようだ。 「おかーさんどこいったんだろうね?」 「さがそーさがそー」 「ゆっくりさがそーね!」 そう言いつつ野原を跳ね回る。 朝食はばったなどの虫やそこらじゅうに生えている草だ。 「おいしーい!」 「むぐむう」 「ゆっくりたべるよ!」 やがて満腹したのか、ゆっくりとする三匹。ぽかぽかと食後の日向ぼっこを満喫している。 ゆっくりとしたその表情はまさにゆっくりといえる。見ているとこちらまでゆっくりしたくなってくる。 見れば一匹はよだれまでたらしている。 「ゆっ!おかーさんをさがさないと!」 ゆっくりしすぎて目的を見失っていたが、一匹が思い出した。 すぐさまゆっくりと捜索活動を始める三匹。 しかしあたりから「ゆっくりしていってね!」という声がたくさん聞こえる。 そう、ここはゆっくり平原。 ゆっくりたちが数多く生きているのだ。一匹のゆっくり霊夢を探し出すのは困難だろう。 だが、母子の絆があるはずだ。 子ゆっくり霊夢たちがそんなものを信じているかはわからないが、探すことをやめようとはしない。 「おかーさーーんっ!!」 「もう、どこにいったのー?」 「れーむたちはここだよぉ~」 声を上げつつゆっくりと移動していく。 そうしているうちに日も高く昇り、頂点にさしかかろうとしている。 「ぜ~ぜ~」 「みつからないよう」 「ゆっくりやすもう?」 三匹は体力が限界なのか、舌を出して息を整えていた。汗のようなものも流れている。 さいわい水場は近い、ゆっくりと休養をとれるのは間違いない。 三匹は背の高い草を掻き分けて、水の匂いのする方へとゆっくり進んでいく。 進むにつれて他のゆっくりたちの声がだんだんと小さくなっていることに、まったく気がつく様子のない三匹。 「ゆっ♪しずかになってきたね」 「ゆっ!ゆっくりできるよ?」 「これならゆっくりやすめるねっ!」 濃い緑の草を押しのけて飛び出すと、そこには子ゆっくり霊夢たちが今まで見たことのない生き物がいた。 蛇だ。 綺麗な鱗をそなえたそれは、しゅるりと舌を出し入れし鎌首をもたげて突如現れた闖入者を睥睨している。蛙だったら動けなくなってるだろう。 だがそこはゆっくり、物怖じせずに声をかける。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしようね!」 「ゆぅゆぅっ♪」 蛇はしゅるりと鳴くと矢のように身を翻して跳んだ。一番前にいる子ゆっくり霊夢に向かって大口を開けている。 「ゆぐっ!?」 くわえられた一匹は当然のこと、ほかの二匹も何が起こったのかわからなかった。 「ゆっ!?ゆ゛ぅぅぅう゛う゛ぅぅぅぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛ぅ~~~~ッ!!!」 「ゆっくり?ゆぐっゆっ!?」 「ゆぅ~~~~~」 ぐいぐいと飲み込まれていく子ゆっくり霊夢。叫びながら身じろぎするがびくともしない。 それを見て泣きながら叫ぶ二匹。 やがて蛇はそれを全ておさめると体を左右に振る。 蛇の体内からは 「せまいよっ!ゆっくりのまないで!さっさとはきだしてね!!」 などと叫ぶ声が聞こえる。が、それもつかの間すぐにその声は痛みを帯びたものに変わった。 「ゆ゛っゆぐぐぐ!ぜま゛い゛っぜばいよ゛ぅう゛うぅうぅうぅ」 卵を呑みこんだ蛇が体内にある骨で殻を割って中身を出すように、呑まれた子ゆっくり霊夢は自身が引き裂かれるのを感じた。 そして押し出されるのは何よりも大切な命の餡子。のぞんでいないのにゆっくりともれていく。 「いだいっいだぁいっ!いだいよぅっ!いだいいだいいだいッッ!!」 「い゛ぃや゛ぁあ゛ぁぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛」 「ゆ゛っぐり゛じな゛い゛でっ!!だじであ゛げでぇっ!お゛ね゛がい゛ぃぃぃぃいぃいぃっ!」 やがてなにも聞こえなくなる。餡子が残らずひねり出されたのだ。 蛇が鎌首をもたげて口を開く。 びくりと身を寄せ合う残された二匹。おびえきったその顔は涙にぬれてふやけていた。 ぺっ。 音がしたわけではないが、蛇がなにかを吐き出した。 それは子ゆっくり霊夢の片方にかぶさる。 「ゆっ!ゆぅっ!とって!とって!」 「ゆっくりまってね!」 ただでさえおびえていたところに、急に真っ暗になったのだ。がくがくと余計に暴れる子ゆっくり霊夢。 それをくわえて引っ張ると二匹はそれがなんなのか理解した。とたんに青ざめる二匹。 黒い髪に赤いリボン。そして自分たちと同じ顔立ち。 違うのは厚さがないことと、穴があいていることだけだった。たったそれだけの違いだが、それはもう二度と動かない。 「い゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 「う゛あ゛ぁあ゛あ゛あっ!な゛に゛ごれ゛な゛に゛ごれ゛ぇ゛え゛ぇえ゛!?」 ぞろりと這い寄ってくる蛇。明らかに獲物を狙う目つきだった。 「ゆっくりしていってよー!」 「もっとゆっくりしてていーよー!」 「「こっちにこないでねっ!!」」 逃げ出す二匹。丸呑みされて皮だけにされる恐怖に汗だくで滂沱の涙を流している。 蛇はゆっくりと獲物の追跡を開始した。 涙と汗でたるんだ皮をべしょべしょとゆがませて、跳ねている二匹の子ゆっくり霊夢。 二匹の胸中にははやく母ゆっくり霊夢と合流してゆっくりしたいということしかなかった。 「ゆぅっひうっ!おがーじゃーん!どこー!?」 「はやくだじげでよー」 「ゆっぐりじだいぃいいいぃぃ」 「ゆっぐじゃぜでぇええ!」 逃げ出してからずうっと喋っているのだ。すこしでも静かにゆっくりしたら背後からしゅるりという音が聞こえそうで怖いのだ。 あたりからだんだんと他のゆっくりの声が聞こえてきた。 「ゆっゆっ!もうすぐおかーさんとあえるね!」 「そしたらきちんとゆっくりしたいね゛っ!?」 「ゆっくりしたいねー」 「ゆっゆっゆゆぅゆゅぅゆ」 「ゆぅ?」 明らかにおかしい様子に子ゆっくり霊夢は振り向いた。 「ぎゃあああああああああああああああ」 蛇がいた。口の間には後ろにいたはずの子ゆっくり霊夢の顔が見え隠れしている。 一目散に逃げ出す子ゆっくり霊夢。 「や゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛!!ま゛っでえ゛ぇ゛え゛ぇえ゛ぇえぶりゅりっ!」 飲み込まれつつある子ゆっくり霊夢は、自分を見捨てて逃げ出す子ゆっくり霊夢を見ながら、絶望の泣き声をあげて餡子をひねりだされた。 再び蛇の追跡が始まった。 あとにはこれ以上ない絶望と苦痛に彩られたデスマスクだけが残されていた。 「ゆふぅー!ゆひゅぅううぅぅ!!やー!やなのー!」 逃げる子ゆっくり霊夢はいまだかつてないほどゆっくりしないでいた。 あとでゆっくりできるのなら、いまはゆっくりできないでもいい。 表情がそう語っていた。 まわりからは他のゆっくりたちの声が聞こえている。が、その子ゆっくり霊夢は自分がいまだ狙われていることを察していた。 ゆっくりと締め付けるような視線を感じるのだ。 「ゆっくりーゆっくりー」 「ゆっくゆぅっく」 どこか聞き覚えのある声。その方向に向かって跳ぶ! 深い茂みを抜けるとそこにはゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙がいた。 母ゆっくり霊夢だと思ったのだろう、一端着地し、渾身の力で抱きつこうと再び跳ぶ子ゆっくり霊夢。 「おがーざーーーーん゛ん゛ぅっ!?」 だが、無様に地面に叩きつけられる。 「びぃいぃいぃっ!!!やだーー!おがーざんっだぢげでぇぇえぇぇぇ!!!」 食いつかれていた。がっちりと。激しく体を揺らすが決して離れようとしない。 ゆっくりと自分の体が飲み込まれていくのがわかる。ずるり、ずるりと音がする。 「ぴィーーーーーーッ!ぴィーーーーーーッ!!」 うったえる様に泣く子ゆっくり霊夢。しかしその視線の先にいたゆっくり霊夢は隣のゆっくり魔理沙と一緒にどこかへと跳ねていってしまった。 決してその子ゆっくり霊夢をかえりみることはなかった。 「あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛あ゛ア゛ッーーー!!」 子ゆっくり霊夢の視界はゆっくりと暗黒に包まれていった。 母ゆっくり霊夢は見たこともない生き物に飲まれていくゆっくり霊夢が、自分が頭を痛めて生んだ子ゆっくり霊夢だと一目で理解していた。 だが、子ゆっくり霊夢を助けることよりも、ゆっくり魔理沙と一緒にもっとゆっくりすることを選んだ。 母ゆっくり霊夢は、もはや母ゆっくり霊夢ではなく、ただのゆっくり霊夢だった。 夜。 こうもりのような影がゆらゆらと飛んでいる。 ゆっくりれみりゃだ。 「うー!もちもち!うまー!」 「うまうま!もちもちー!うまー!」 ご満悦の様子で踊るように飛び回っている。 その下には、踏み固められたように倒されている草と、その上に並んでいる黒い帽子と赤いリボンだけが残されていた。 おわり。 お付き合いくださりありがとうございました。 丸呑みって怖いですよね? 著:Hey!胡乱
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http //sangokushi.wiki.fc2.com/wiki/%E5%90%88%E6%88%90%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB を参照してください。 2011年8月25日追加分まで更新 不明 UR曹操 魏王の覇軍 未編集分 R祖茂覇道LV3 SR馬騰騎兵の極撃LV1 UR呂布神飛将LV2 SR劉表強兵の檄文LV2 UR関羽UR武神LV3 SR法正槍兵の勝鬨LV1 R馬謖厩舎修練LV3 UR甄姫皇后の慈愛LV3 SR荀彧神算鬼謀LV2 SR鄧艾地の利堅壁LV1 R徐盛弓兵突覇LV1 UR諸葛亮 醒龍出師LV2 SR楽進猛将の鹵獲LV2 SR張春華 出撃見舞LV1 SR張昭富国論LV2 R丁奉弓兵の聖域LV1 UR公孫瓚 UR飛蹄進軍LV1 SR華雄槍兵の極撃LV2 SR徐庶 智将器撃LV2 R王平 守護神LV2 UR典韋 槍兵の大極撃LV2 SR張鉱 迅速斥候LV2 R紀霊 騎兵の猛撃LV2 UR祝融 隣地猛攻LV2 単騎系 豪傑 攻 R曹操(覇道)・R程普・R厳顔 防 R魯粛・R典韋(鉄壁)・UC周泰 知 SR賈詡 隠 一騎当千 攻 R司馬懿・R・SR孟獲・SR・UR呂布・UR孫策・UR関羽・SR関羽・UR夏侯淵 SR文醜・UR甘寧・SR顔良・SR袁紹 防 SR姜維・SR黄月英 知 隠 SR趙雲・UR・R馬超・R祝融・SR黄忠・R徐晃・R郭嘉・UC公孫瓚・R曹洪・R凌統・SR夏候覇 飛将 攻 防 知 隠 UR関羽・SR関羽・UR・SR張遼・UR曹操(魏武王)・SR孫策・SR周瑜・UR夏侯淵 UR呂蒙・UR黄蓋・SR袁紹 神飛将 攻 防 知 隠 隣地猛攻 攻 防 知 隠 進撃系 剣兵の進撃 攻 C曹洪・UC袁紹・C沙摩柯・C馬謖・C蘇飛・C郭汜・R董卓・UC沙摩柯 防 知 C華歆・R袁術 隠 槍兵の進撃 攻 UC雷銅・UC関平・UC関羽・R関羽・C祖茂・C魏延・C雷銅 防 UC文聘・UC許褚・UC廖化・C程普・C文聘・C廖化・UC魯粛・C周泰 知 UC程普・UC甘寧・UC牛輔・C牛輔 隠 弓兵の進撃 攻 UC蒋欽・UC蘇飛・UC周瑜・UC蔡瑁・UC夏侯淵・C蒋欽・C夏侯淵 防 UC朱治・R周瑜・C黄祖・C劉焉・C孫匡・C朱治・C蔡瑁・C厳顔 知 UC黄祖・UC張允・C張允・UC孫匡・C黄忠 隠 騎兵の進撃 攻 UC李傕・UC韓当・UC曹真・UC曹仁・UC夏侯惇・UC馬岱・R夏侯惇(騎兵の進撃) C曹真・C于禁・C曹仁・C馬岱 防 UC曹休・UC曹昂・UC于禁・C李傕・C曹休・C曹昂・R曹仁 知 UC朱霊・C朱霊・UC郭汜・C韓当・UC公孫瓚 隠 強撃系 剣兵の強撃 攻 UC孫策・UC祖茂・UC孫翊・UC典韋・UC周倉・UC張飛・C孫翊・C楽進 C張飛・UC太史慈・UC馬超 防 知 UC袁術 隠 UC沙摩柯・R董卓・C郭汜・C蘇飛・C馬謖・C沙摩柯 槍兵の強撃 攻 SR張飛・R魏延・UC劉備・R劉備 防 知 R程普 隠 UC雷銅・UC関平・UC関羽・R関羽・C祖茂・C魏延・C雷銅 弓兵の強撃 攻 SR太史慈・R甘寧(弓兵の猛撃)・R黄忠・UR孫権 防 UC厳顔・UC陸遜 知 R厳顔 隠 UC蒋欽・UC蘇飛・UC周瑜・UC蔡瑁・UC夏侯淵・C蒋欽・C夏侯淵 騎兵の強撃 攻 UC曹操・R曹操(英雄)・SR公孫瓚・SR馬超・R夏侯惇(騎兵の猛撃)・SR張郃 防 知 隠 UC李傕・UC韓当・UC曹真・UC曹仁・UC夏侯惇・UC馬岱・R夏侯惇(騎兵の進撃) C曹真・C于禁・C曹仁・C馬岱 猛撃系 剣兵の猛撃 攻 防 知 隠 UC袁紹・C曹洪 槍兵の猛撃 攻 防 知 隠 UC徐晃・UC魏延・UC甘寧・R張飛・UC呂蒙 弓兵の猛撃 攻 SR孫尚香 防 知 隠 R夏侯淵・R袁紹(弓兵突撃)・UC黄忠・UC孫堅 騎兵の猛撃 攻 SR張遼・SR孫策・UR張遼・UR呂蒙 防 知 隠 UC張郃・UC楽進・R趙雲・R張郃・R公孫瓚・R孫策・R馬岱・UC趙雲 UC張遼・R于禁 極撃系 剣兵の極撃 攻 防 SR孫尚香 知 隠 槍兵の極撃 攻 SR姜維・R大喬・UR劉備(極撃)・UR太史慈 防 知 隠 R魏延・SR張飛・UR許褚(守将) 弓兵の極撃 攻 UR小喬・SR糜夫人・UR孫堅(極撃)・SR魯粛・UR黄忠 防 知 隠 R甘寧(弓兵の猛撃)・R黄忠・SR太史慈 騎兵の極撃 攻 SR貂蝉・UR曹操(極撃) 防 知 隠 R夏侯惇(騎兵の猛撃)・SR馬超・SR公孫瓚・SR張郃 槍兵の大極撃攻 防 知 隠 突撃系 剣兵突撃 攻 R孫堅・R郭嘉・SR王異 防 知 隠 槍兵突撃 攻 SR趙雲・UR張飛・R徐晃・SR魏延・SR鐘会・R凌統・SR夏候覇 防 知 隠 弓兵突撃 攻 R祝融(弓兵突覇)・SR黄忠・UR周瑜・SR祝融 防 知 隠 騎兵突撃 攻 UR馬超・R馬超・UR夏侯惇・SR馬岱・R曹洪 防 知 隠 突覇系 剣兵突覇 攻 防 知 UC徐庶・UC諸葛亮・R姜維 隠 R孫堅・SR王異 槍兵突覇 攻 SR劉備・UR劉備(昭)・R典韋(一騎当千)・R甘寧(一騎当千)・R孫翊・UR姜維 R黄忠・R周倉 防 知 SR甄姫・SR于吉 隠 UR張飛・SR魏延・SR鐘会 弓兵突覇 攻 SR孫権・UR孫堅(大皇帝) 防 UR小喬 知 SR魯粛 隠 UR周瑜・SR祝融 騎兵突覇 攻 SR曹操・UR曹操(魏武王)・UR司馬懿 防 知 隠 UR夏侯惇・SR馬岱 強襲系 強襲速撃 攻 SR典韋 防 知 隠 強襲突撃 攻 SR甘夫人 防 UR大喬 知 隠 強襲突覇 攻 防 知 隠 UR孫権・UR甘寧 その他攻撃系 奇計百出 攻 UC孫権・R孫権・SR卞夫人 防 知 UC曹操・R曹操(英雄)・SR周瑜・UR姜維・UR司馬懿 隠 蛮族の襲撃 攻 UC孟獲・C孟獲・R賈詡・UC龐統 防 UC祝融・C祝融・UC祖茂・UC張飛・UC孫策・UC孫翊・UC典韋 UC周倉・C孫翊・C楽進・C張飛・UC太史慈・UC馬超 知 隠 蛮王の襲撃 攻 防 知 隠 UC孟獲・C孟獲・R賈詡・R黄蓋 精鋭の進撃 攻 UR貂蝉 防 UR曹操(魏武王) 知 隠 覇王の進撃 攻 UR大喬・UR董卓 防 UR孫堅(大皇帝)・SR孫堅 知 隠 UR呂布・UR孫策・SR呂布・SR顔良・UR黄忠 昭烈帝 攻 防 知 隠 大皇帝 攻 防 知 隠 魏武王 攻 防 知 隠 臥龍覚醒 攻 防 知 隠 醒龍出師 攻 防 知 隠 神算鬼謀 攻 防 知 隠 SR姜維・UR劉備(昭)・SR劉備・UR劉備(極撃) 深慮遠謀 攻 防 知 隠 SR程昱・SR文醜 麒麟児 攻 防 知 隠 UR姜維 軍神 攻 防 UR献帝 知 SR劉備・UR劉備(昭) 隠 SR甘夫人・UR大喬・UR曹操(極撃) 武神 攻 防 知 隠 猛将の鹵獲 攻 防 知 隠 UR董卓 守将の進軍 攻 防 知 隠 UR曹丕 飛蹄進軍 攻 防 知 隠 太平要術 攻 UR張角 防 知 隠 R孟獲・SR孟獲 魏王の号令 攻 防 知 隠 R甘寧(一騎当千)・R典韋(一騎当千)・R孫翊・R黄忠・R周倉 英雄 攻 防 R蔡琰・R司馬懿・SR甄姫・SR于吉 知 SR典韋 隠 UC祖茂・UC張飛・UC孫策・UC孫翊・UC典韋・UC周倉・C孫翊・C楽進 C張飛・UC太史慈・UC馬超 覇道 攻 防 SR程昱・UR甘寧・UR太史慈 知 R劉備・UC劉備・SR郭嘉・SR諸葛亮・UR張遼・SR孫策・SR張遼・UR呂蒙 隠 R曹操(英雄)・UC曹操 火神の攻勢 攻 R張飛・UC曹洪・R馬岱・UC趙雲・UC張遼・R于禁・UC孫堅 防 知 R賈詡・UC龐統 隠 蜀軍の極撃 攻 防 知 隠 魏軍の極撃 攻 防 知 隠 呉軍の極撃 攻 防 知 隠 群雄の極撃 攻 防 知 隠 喬姫の激励 攻 防 知 隠 喬姫の祈り 攻 防 知 隠 暴虐外道 攻 防 知 隠 槍戟鬼神 攻 防 知 隠 勇将飛矢 攻 防 知 隠 攻撃補助 皇帝の勅令 攻 防 知 隠 弓兵の勝鬨 攻 防 知 隠 槍兵の勝鬨 攻 防 知 隠 迅速斥候 攻 防 知 隠 兵器攻撃系 兵器の進撃 攻 UR黄蓋 防 知 UC劉焉 隠 兵器の強撃 攻 防 知 R魯粛 隠 R龐統・UC祝融・C祝融 兵器の猛撃 攻 R陸遜・R徐庶・SR程昱・R張角 防 R荀彧 知 SR孟獲・R孟獲 隠 R賈詡・UC龐統 兵器の極撃 攻 SR郭嘉・SR諸葛亮・SR張角 防 UR孫権 知 SR姜維 隠 R曹操(覇道) 苦肉の計 攻 防 知 隠 智将器撃 攻 防 知 隠 行軍系 千里行 攻 C関平 防 SR賈詡 知 UC黄忠・R袁紹(弓兵突撃)・R夏侯淵・UC魏延・UC徐晃・R曹操(覇道)・UC張郃 UC楽進・R趙雲・R張郃・R公孫瓚・R孫策・UC呂蒙・UR太史慈 隠 剣兵行軍 攻 防 C簡雍・C張魯・UC簡雍・UC張魯・R諸葛亮 知 C沙摩柯・C馬謖・C蘇飛・C郭汜・UC沙摩柯・R董卓 隠 槍兵行軍 攻 C牛輔・UC牛輔 防 C伊籍・UC伊籍・UC諸葛瑾 知 C廖化・C文聘・C程普・UC廖化・UC許褚・UC文聘・C雷銅 C魏延・C祖茂・UC関羽・UC関平・UC雷銅・R関羽・R張飛 隠 弓兵行軍 攻 C張允・UC張允・UC黄祖 防 C闞沢・C劉表・UC闞沢・UC劉表 知 C蔡瑁・C朱治・C孫匡・C劉焉・C黄祖・UC朱治・R周瑜 C夏侯淵・C蒋欽・UC周瑜・UC夏侯淵・UC蔡瑁・UC蘇飛・UC蒋欽 隠 騎兵行軍 攻 C韓当・UC郭汜 防 C孔融・UC馬謖・UC華歆・UC孔融 知 C曹昂・C曹休・C李傕・UC于禁・UC曹昂・UC曹休・UC曹洪 C馬岱・C曹仁・C于禁・C曹真・UC夏侯惇・UC馬岱・UC曹仁 UC曹真・UC韓当・UC李傕・R夏侯惇(騎兵の進撃)・R馬岱 UC趙雲・UC張遼・R于禁 隠 兵器行軍 攻 UC黄蓋 防 SR典韋・UC荀彧 知 R龐統 隠 剣兵強行 攻 防 知 C曹洪・UC袁紹・C関平 隠 槍兵強行 攻 UC魏延・UC徐晃・UC甘寧・UC呂蒙 防 R伊籍・R諸葛瑾 知 C周泰・UC魯粛・C張飛・C楽進・C孫翊・UC周倉・UC典韋 UC孫翊・UC孫策・UC張飛・UC祖茂・R劉焉・UC太史慈・R周泰・R李典・UC馬超 隠 弓兵強行 攻 UC黄忠・R袁紹(弓兵突撃)・R夏侯淵・C黄忠 防 C関平 知 UC厳顔・C厳顔・UC陸遜・UC孫堅 隠 騎兵強行 攻 UC張郃・UC楽進・R趙雲・R張郃・R公孫瓚・R孫策・UC公孫瓚 防 知 R袁紹(騎兵の聖域)・R曹仁・R劉表・UC郭嘉・R曹休 隠 兵器強行 攻 UC賈詡・R黄蓋 防 SR典韋・UR黄蓋 知 隠 UC黄蓋 急速援護 攻 SR劉禅 防 知 隠 迅速援護 攻 UR曹丕 防 知 隠 SR劉禅 神速 攻 UR趙雲・SR董卓・SR甘寧 防 知 UR馬超・R馬超・SR趙雲・SR黄忠・R祝融・R徐晃・R郭嘉・UR孫権・R曹洪・R凌統・SR夏候覇 隠 UC黄祖・UC張允・C張允・UC牛輔・C牛輔・UC郭汜・C韓当 速撃の舞 攻 防 知 隠 出撃見舞 攻 防 知 隠 防御系 鉄壁 攻 R太史慈 防 R曹操(覇道)・SR董卓・UR趙雲・R典韋(一騎当千)・R甘寧(一騎当千) SR呂布・UR孫策・UR呂布・R孫翊・SR甘寧・R黄忠・R周倉・SR顔良 知 隠 守護神 攻 防 R甄姫・R小喬・SR文醜・UR董卓 知 UR貂蝉・UR孫堅(極撃)・SR劉禅 隠 UC諸葛亮・UC徐庶・R典韋(鉄壁)・UC周泰・R姜維 剣兵防御 攻 防 C曹洪・UC袁紹・C沙摩柯・C馬謖・C蘇飛・C郭汜・R董卓 UC沙摩柯・C華歆・R袁術 知 隠 槍兵防御 攻 防 UC牛輔・C牛輔・R張飛・UC甘寧・R関羽・UC雷銅・UC関平 UC関羽・C祖茂・C魏延・C雷銅・UC程普 知 隠 弓兵防御 攻 C厳顔 防 UC黄祖・UC張允・C張允・UC孫匡・UC蒋欽・UC蘇飛・UC蔡瑁 UC夏侯淵・UC周瑜・C蒋欽・C夏侯淵・C黄忠・UC孫堅 知 隠 騎兵防御 攻 R曹仁 防 R夏侯惇(騎兵の進撃)・UC李傕・UC韓当・UC曹真・UC曹仁・UC馬岱・UC夏侯惇 C曹真・C于禁・C曹仁・C馬岱・UC郭汜・C韓当・R馬岱・UC趙雲・UC張遼 R于禁・UC公孫瓚 知 隠 兵器防御 攻 防 R賈詡・R龐統・UC劉焉・UC龐統 知 隠 槍兵堅守 攻 R典韋(鉄壁)・UC周泰 防 UC魏延・UC徐晃・R魏延・SR張飛・UC呂蒙 知 隠 C廖化・C文聘・C程普・UC廖化・UC許褚・UC文聘・ 騎兵堅守 攻 防 R孫策・R公孫瓚・R張郃・R趙雲・UC楽進・UC張郃・SR張郃 SR公孫瓚・SR馬超・R夏侯惇(騎兵の猛撃)・R曹操(英雄)・UC曹操 知 UC周泰・R典韋(鉄壁) 隠 UC曹休・UC曹昂・UC于禁・C李傕・C曹休・C曹昂 弓兵堅守 攻 UC陸遜 防 UC黄忠・R袁紹(弓兵突撃)・R夏侯淵・R甘寧(弓兵の猛撃)・R黄忠・SR太史慈 知 隠 C厳顔・R周瑜・UC朱治・C黄祖・C劉焉・C孫匡・C朱治・C蔡瑁 剣兵方陣 攻 防 R孫堅・UC袁術・R張遼・SR王異 知 隠 槍兵方陣 攻 SR陸遜・UR許褚(王者)・UR陸遜・R周泰・R李典 防 UR関羽・SR関羽・UR張飛・R太史慈・UR夏侯淵・SR魏延・R程普・SR袁紹・SR鐘会 知 R沙摩柯・R陸遜・R徐庶・R張遼 隠 UC魯粛・C周泰 弓兵方陣 攻 防 UR周瑜・SR陸遜・UR許褚(王者)・SR祝融・UR陸遜・R厳顔 知 R太史慈 隠 C厳顔 騎兵方陣 攻 R袁紹(騎兵の聖域)・R曹休 防 UR夏侯惇・SR馬岱 知 SR陸遜・UR許褚(王者)・UR陸遜・R張角 隠 R曹仁 剣兵の聖域 攻 防 R沙摩柯・R陸遜・R徐庶・R張角 知 隠 槍兵の聖域 攻 防 SR張角・R大喬・SR劉禅 知 隠 弓兵の聖域 攻 防 SR貂蝉・SR糜夫人・SR魯粛・UR黄忠 知 UR小喬 隠 UC厳顔・UC陸遜 騎兵の聖域 攻 防 SR曹操・SR張遼・SR孫策・UR張遼・UR呂蒙 知 UR曹操(極撃)・UR許褚(守将) 隠 八卦の陣 攻 防 SR諸葛亮・SR郭嘉・SR甘寧・SR蔡琰 知 UR諸葛亮・SR董卓・UR趙雲・UR張角 隠 UC劉備・R劉備・R袁紹(騎兵の聖域)・C黄忠・SR賈詡・R周泰・R李典・R曹休 王者の護り 攻 防 SR劉備・UR劉備(昭) 知 UR劉備(極撃)・UR曹丕 隠 R太史慈・R陸遜・R徐庶・R張角 槍将の采配 攻 防 知 隠 UR太史慈 弓将の采配 攻 防 知 隠 SR孫尚香・UR孫尚香・SR龐統・UR小喬・SR魯粛 騎将の采配 攻 防 知 隠 魏軍の防衛 攻 防 知 隠 蜀軍の防衛 攻 防 知 隠 地の利堅壁 攻 防 知 隠 忠節不落 攻 防 知 隠 城壁補強 攻 防 UR司馬懿・UR曹丕 知 隠 訓練系 錬兵訓練 攻 C華歆・R袁術 防 知 UC諸葛瑾UC伊籍・C伊籍・UC祝融・C祝融・R伊籍・R諸葛瑾 隠 兵舎訓練 攻 UC程普 防 知 C闞沢・C劉表・UC闞沢・UC劉表・UC荀彧 隠 弓兵訓練 攻 UC孫匡 防 知 UC孔融・UC華歆・UC馬謖・C孔融 隠 厩舎訓練 攻 C朱霊・UC朱霊 防 SR卞夫人 知 C張魯・UC簡雍・UC張魯・R諸葛亮 隠 兵器訓練 攻 R龐統・UC劉焉 防 UC孟獲・C孟獲 知 UC黄蓋 隠 練兵修練 攻 UC袁術 防 R郭嘉 知 R孫堅・SR王異 隠 C関平 兵舎修練 攻 R小喬・R甄姫・SR司馬懿・R呂蒙・UR許褚(守将) 防 SR孟獲・R孟獲・R劉備・UC劉備・SR趙雲・R徐晃・R周泰・R李典・R凌統・SR夏候覇 知 UR関羽・SR関羽・UR張飛・UR夏侯淵・SR魏延・SR袁紹・SR鐘会 隠 UC程普 弓兵修練 攻 防 R祝融・SR黄忠・UC諸葛亮・UC徐庶・R姜維 知 SR孫尚香・UR周瑜・SR祝融・UR黄忠 隠 UC孫匡 厩舎修練 攻 防 R馬超・UR馬超・R袁紹(騎兵の聖域)・UC孫権・R孫権・R曹洪・R曹休 知 SR呂布・UR孫策・UR呂布・SR曹操・UR夏侯惇・SR文醜・SR顔良・SR馬岱 隠 C朱霊・UC朱霊 兵器修練 攻 R荀彧・R魯粛・R蔡琰 防 知 UC賈詡・R黄蓋・UR黄蓋 隠 UC劉焉 強兵の檄文 攻 SR蔡琰 防 知 R蔡琰・UR甘寧 隠 SR黄月英・R沙摩柯・SR貂蝉・R張遼・UR孫堅(極撃)・SR蔡琰 攻城の檄文 攻 UR献帝 防 知 R甄姫・R小喬・UR董卓 隠 SR董卓・UR趙雲・R呂蒙・SR司馬懿・SR甘寧 内政系 食糧知識 攻 C簡雍・C張魯・UC簡雍・UC張魯・R諸葛亮 防 知 隠 伐採知識 攻 C伊籍・UC伊籍・UC諸葛瑾・C蔡瑁・C朱治・C孫匡・C劉焉 C黄祖・UC朱治・R周瑜・R伊籍・R諸葛瑾 防 知 隠 石切知識 攻 UC劉表・UC闞沢・C劉表・C闞沢・UC魯粛・C周泰・UC文聘 UC許褚・UC廖化・C程普・C文聘・C廖化・UC祝融・C祝融・UC荀彧 防 知 隠 製鉄知識 攻 C孔融・UC馬謖・UC華歆・UC孔融・C曹昂・C曹休・C李傕 UC于禁・UC曹昂・UC曹休 防 知 C孟獲・UC孟獲 隠 食糧技術 攻 防 UC賈詡・R黄蓋・R劉焉 知 隠 C簡雍・C張魯・UC簡雍・UC張魯・R諸葛亮 伐採技術 攻 UC諸葛亮・UC徐庶・R沙摩柯・R劉焉・R張遼・R姜維 防 知 R甘寧(弓兵の猛撃)・R黄忠・SR太史慈 隠 C伊籍・UC伊籍・UC諸葛瑾 石切技術 攻 R劉表・UC郭嘉 防 知 R魏延・SR張飛 隠 UC劉表・UC闞沢・C劉表・C闞沢・UC荀彧 製鉄技術 攻 防 R劉表・UC郭嘉 知 UC孫権・R孫権・R夏侯惇(騎兵の猛撃)・SR馬超・SR公孫瓚・SR張郃 隠 C孔融・UC馬謖・UC華歆・UC孔融 農林知識 攻 SR賈詡・SR甄姫・SR于吉 防 知 R司馬懿・SR司馬懿・R呂蒙 隠 R伊籍・R諸葛瑾 加工知識 攻 防 UR許褚(守将)・UR孫堅(極撃) 知 R甘寧(一騎当千)・R典韋(一騎当千)・R孫翊・R黄忠・R周倉・SR程昱 隠 農林技術 攻 防 UR張角 知 SR張角 隠 UC袁術・R劉焉・R厳顔 加工技術 攻 SR甘夫人 防 UR貂蝉 知 隠 R魯粛・SR典韋・R劉表・R程普・UC郭嘉 富国 攻 防 UR孫尚香・SR龐統・UR劉備(極撃) 知 SR孫権・UR孫堅(大皇帝) 隠 SR曹操・SR甄姫・SR糜夫人・SR于吉 豊穣 攻 防 UR曹操(極撃)・UR献帝 知 UR孫尚香・UR曹操(魏武王)・SR龐統・SR蔡琰 隠 富国強兵 攻 防 知 隠 富国論 攻 防 知 隠 槍兵増強 攻 防 知 SR黄月英 隠 騎兵増強 攻 防 知 SR甘夫人 隠 美玉歌舞 攻 防 知 隠 呉の治世 攻 防 知 R荀彧・SR糜夫人 隠 王佐の才 攻 SR周瑜 防 SR司馬懿・R呂蒙 知 隠 SR陸遜・R孫権・UC孫権・UR許褚(王者)・UR陸遜・SR卞夫人 仁君 攻 防 知 R大喬・SR卞夫人 隠 R司馬懿 弓腰姫の愛 攻 防 知 隠 神医の術式 攻 防 知 SR貂蝉 隠 SR諸葛亮・SR郭嘉・UR諸葛亮・R甄姫・R小喬・R蔡琰・SR孫権 UR孫堅(大皇帝)・UR張角 市場知識 攻 SR黄月英 防 UR姜維 知 隠 市場繁栄 攻 UR諸葛亮 防 知 隠 UR司馬懿・UR貂蝉・UR献帝 傾国 攻 UR孫尚香・SR龐統 防 知 UR大喬 隠 R荀彧 優雅な調べ 攻 防 知 隠 皇后の慈愛 攻 防 知 隠
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アラスカ・ショートパンツ戦争 この項目ではアラスカ・ショートパンツ戦争について説明しています。そのほかの企画については過去企画を参照してください。 この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。 アラスカ・ショートパンツ戦争(あらすか・しょーとぱんつせんそう、英 Alaskan War of Shot Pants、統一歴151年-151年)は、在アラスカ(蒼星)フランス(シェラルド)人女性が、アラスカのショートパンツ協会によるスカート派への弾圧をきっかけに、フランスとアラスカ=トラキア・ローマ連合軍との間で行われた戦争である。 アラスカ・ショートパンツ戦争 目次[非表示] 1. 概要 2. 背景 2-1. フランス人漂流者 2-2. アラスカ・ショートパンツ協会 3. 開戦 4. 開戦後の経緯 4-1. 初動~コディアック沖海戦 4-2. フランス連合軍上陸 4-3. ゴルツォネの戦い 4-4. ヴェローナの戦い 4-5. イリアムナ湖畔の戦い 4-6. アラスカ山脈超え 4-7. マッケンジーの戦い 4-8. パヴィアの戦い 4-9. アラスカ撤退戦 5. 終戦と講和 6. 影響 7. 関連項目 8. 参考文献 部隊を率いるフィリッポポリス公 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 戦争 アラスカ・ショートパンツ戦争 年月日 統一歴151年5月~151年12月 場所 アラスカ、バルカン半島西部、イタリア半島東北部など 結果 蒼星連邦国の勝利 交戦勢力 帝政シェラルド 蒼星連邦国 エルドランド王国 トラキア・ローマ帝国 指導者・指揮官 エリックⅠ世 マティアス・フォン・シリングス シャルル・ド・イェリング大公 ユリウスⅥ世 概要 あああああ imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 背景 フランス人漂流者統一歴146年、蒼星連邦国(以後アラスカ)アリューシャン列島ウナラスカ島に、ひとりの外国人が漂着した。第一発見者は港でニシン漁に従事する青年フランツ・クラーベだった。女性は意識を取り戻した。名前をマリー・サレットといい、アルザス出身のフランス人で、ドイツ語を話すことができた。パリで大清との貿易商をしている父の補佐のため、ブレストからの便で上海へ向かう途中、嵐にあい船が難破し遭難した。フランツは彼女に一目ぼれし、甲斐甲斐しく世話を焼くうちに、二人は恋仲となった。一年後の統一歴147年の夏、セント・クリストファー教会で結婚式を挙げた。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 アラスカ・ショートパンツ教会統一歴150年、アラスカ第二王子アタナージウスは、トラキア・ローマ帝国皇太子エウドクシアと結婚した。これに伴い、トラキアの宿敵であるフランス帝国との関係が悪化すると、フランス出身者へのアラスカ国内での風当たりは強くなった。アラスカでは女性にショートパンツの着用を推奨、ないし強制するショートパンツ国教会が権勢を誇っていた。その中で、特に保守的なカトリック教徒であり、ショートパンツの着用に強い忌避感をもちたびたび反抗したフランス人女性は目を付けられていた。次第に弾圧の手は離島にも及んでゆき、やはり頑なにスカートを着用していたマリア・クラーベ(ドイツ風に改名)も本土から派遣された異端審問官に連行されてしまった。こうした事態を予期していたマリアは、たびたびフランスに住む父シモンの下へ手紙で状況を嘆いていた。連行を境に急に手紙が途絶えたことで、シモンは最悪の事態を想像し周囲に相談すると、たちまちパリ中に広まった。フランスでは言わずもがな短パンは男性の服であり、女性がキュロットを着用するなど言語同断であった。異国の同胞の境遇に、ただでさえ宿敵と結んだアラスカへの反発はつよまり、フランス皇帝エリックのもとには、干渉への嘆願書まで届くような事態となった。エリック帝にとって、トラキアの同盟国であるだけでなく、フランス=大清間の航路に睨みを効かせるアラスカへ干渉する材料はまたとない機会であった。また、ローマを失ったアヴィニョン教皇クレメンスも、カトリック権威の強化のため、これを異端と認定し討滅しようとした。両者の利益は合致し、戦争も視野に入れた干渉計画が作られた。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 開戦 開戦へフランス政府は在アラスカフランス人への配慮やマリア・クラーベの解放を求め、在アラスカ大使館を通じ交渉していたが、トラキアとの同盟や反フランス、反スカートの国内世論に押され、拒否を続けた。こうした態度にフランス世論も開戦の声が大きくなった。パリの主要な大通りでは女性たちがこれ見よがしにスカートを身に着け行進し、秘密結社ペチコー党が結成されると、アラスカ製品の不買運動を展開し、アラスカ経済は打撃を受けた。こうした動きにエリック帝は便乗し、対アラスカ全面禁輸を実施した。フランスだけでなく、主要な貿易相手である大清やエルドランドとも取引できなくなり、アラスカも後には引けなくなった。同盟国トラキアと協議し、開戦へ向かっていった。統一歴151年夏、フランスは大清やエルドランドに陸海軍を派遣し、アラスカ攻撃の準備を進めた。フランス、エルドランド、大清人からなる混成部隊だった。また、南仏ニースにも軍を集結させ、対トラキアも覚悟していた。対抗してアラスカ、トラキアも動員をかけた。開戦は間近であった。統一歴151年9月、フランスはアラスカへ最後通牒を突き付け、アラスカ・ショートパンツ国教会は回答の代わりとして、首都アンカレッジでマリア・クラーベを火刑に処すと発表した。フランスはアラスカ、トラキアに宣戦布告し、アラスカ・ショートパンツ戦争が始まった。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 開戦後の経緯 初動~コディアック沖海戦フランスはマリア・クラーベの救出のための行動に出た。アラスカ内部でも火刑には賛否が分かれ、宗教支配へ反抗する暴動も起きていた。この猶予の間に勝利を収めんと、フランス主力艦隊は青島港を出港した。アンカレッジはフィヨルド湾内に位置する天然の要塞都市である。ここを沿岸砲や艦隊によって守られると、突破は不可能であった。フランス提督ブリュンはアリューシャン列島を戦艦により砲撃しながら北上した。アラスカ艦隊を挑発したのである。また、途中ウナラスカ島へ寄港した際、復讐に燃えるフランツ・クラーベはフランス軍に志願し、水兵として戦艦リモージュに乗り込んでいる。アラスカ艦隊はアンカレッジを出港し、フランス艦隊の補足へ向かった。5月半ばにアラスカ艦隊はコディアック島沖でフランス艦隊を補足し、決戦を挑んだ。ブリュンは完璧な布陣でアラスカ艦隊を迎え撃った。両艦隊は交戦距離に入った。アラスカ旗艦ミヤマの砲声によって戦闘は始まった。フランス艦隊は戦艦の数で大きく上回っており、砲撃によりアラスカ艦隊に損害を与えていった。緒戦はフランス艦隊の優勢であり、ブリュンも勝利を確信した。しかし、戦闘途中で急に海が荒れだした。気まぐれなアラスカ海流の悪戯である。アラスカ艦隊提督ブルクスミュラーは小型艦主体の艦隊を組み、巧みに情勢の変化に対応した。一方で戦艦主体のフランス艦隊は動きが鈍く、隊列が乱れた。すかさずブルクスミュラーは乱れた隊列の隙間に艦隊を滑り込ませた。たちまち形成は逆転し、フランス戦艦は続々と戦闘不能に追い込まれていった。一隻のフランス戦艦が根性を見せた。フランツの乗るリモージュ号である。劣勢の中リモージュが放った砲弾は運よくアラスカ艦隊の一隻を撃破した。リモージュは総反撃を受け撃破されたが、これに勇気を貰ったブリュン提督は立ち直り、艦隊を再びまとめ上げ見事な撤退をしてみせた。ブルクスミュラーは「フランス海軍は負け過ぎて逃走だけは上手くなったのだ」と評した。その通りであった。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 フランス連合軍上陸コディアック沖海戦から一カ月後、クヴィチャク湾は霧に包まれていた。フランス艦隊の別動隊が、監視の目をくぐりアラスカ・ナクネク沖に接近した。霧に紛れて現れた艦隊に、守備隊や現地住民は恐怖に駆られた。大清の戦艦による支援砲撃の下でフランス連合軍はナクネクに上陸し、守備隊を撃破、市を占領した。部隊は3万ほど。寒さに慣れたエルドランド兵1万に大清兵1万5千、残りはフランスの選抜兵や近衛兵であった。率いるはフランス皇帝エリック。またしても。この襲来にアラスカ政府は混乱した。アラスカは早くもこれから冬が到来し、港が凍結するため艦隊は撤退せざるを得ない。このタイミングでの侵攻は自殺行為であり、来春へ向け防衛体制を構築している途中だった。フランス連合軍は村々を略奪しながら川を遡り、イリアムナ湖にたどり着いた。アラスカはスキー兵などを用いて追撃し、後方部隊を攻撃しつついくつかの村を取り戻したが、兵力の不足から本隊へ決戦は挑まなかった。そのうちフランス連合軍はイギーヒグに5千、コカーノックに2万で駐留し、冬営に入った。アラスカ軍はフランス軍を恐れ、充分な兵力、補給の揃う来春の攻勢を決め、冬季休戦へと入った。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 ゴルツォネの戦い一方で、フランス=トラキア間では、開戦すぐの9月初めから、ヨーロッパでも戦端が開かれた。対トラキア戦線を任されたフランス皇太子、ケベック大公シャルルは大陸軍を率いヴェローナを攻撃した。シャルル大公はヴァーゴの戦いで救援にかけつけたトラキア軍を破り、包囲下においたヴェローナも陥落した。南方でもウジョア元帥によってトラキア軍はポー川の向こうへ追いやられた。イタリア方面軍司令官リュシマクスは先の大戦から続く失態により罷免された。イタリア戦線で苦戦続きのトラキアでは、イタリア方面軍司令官の職は死亡フラグのように扱われ、後任探しに難航したが、結局元士官学校校長のルキウス・アハラ大将に押し付けられた。さらに、一人の勇敢な青年が前線での勤務を希望した。フィリッポポリス公爵アタナシウス。アラスカ王子であり、トラキア皇太子エウドクシアの配偶者となったその人である。当初議会や内閣は、あまりの若さや、皇族という身分からから難色を示したが、かつての師であるアハラ大将の信任厚く、アラスカ陸軍や帝国軍で発揮した才覚は可能性を秘めていた。内閣と参謀本部も賛同し、精鋭兵を束ねるベテランである大将の補佐のもと、アタナシウス公はイタリアで軍務に就くこととなった。アタナシウス公が前線司令部のパドヴァに着いたとき、シャルル大公のフランス軍はビチェンツァにおり、パドヴァを伺っていた。大公は増強を受けたトラキア軍に対し、慎重を期しフェラーラのウジョア軍に合流を命じた。大公は緒戦での消極的なトラキア軍を侮っていた。トラキア軍はバッキリオーネ川に囲まれたパドヴァで防衛体制を敷いており、これは結実な策だったが、血気盛んな若者であるアタナシウス公には我慢ならなかった。彼の攻勢作戦は将校や参謀たちの反対に合ったが、彼は近衛兵を率い飛び出してしまったので、軍はついていかざるを得なかった。フランス軍、ウジョア第4軍はモンセリチェを目指し北上をはじめ、ポー川を渡りゴルツォネ川に差し掛かっていた。フランス軍、ウジョア第4軍はモンセリチェを目指し北上をはじめ、ポー川を渡りゴルツォネ川に差し掛かっていた。対岸を斥候に探らせ、先遣隊を送り確保させた。シャルル大公の本隊はパドヴァに近づいており、伝令でもパドヴァに動きなしと伝えられていた。パドヴァに残った5千のセルビア兵を率いる将軍ネコスキーはありったけの大砲を鳴らし兵数を錯覚させていた。アタナシウス公率いるトラキア軍はゴルツォネ川を渡河し終えたフランス・ウジョア第4軍を急襲した。ウジョアは慌てて隊列を整えた。両者は戦闘を開始、ゴルツォネの戦いが始まった。トラキア軍は数でも勢いでも優勢であったが、歴戦の将であるウジョア元帥は素早く戦列を整え、頑強に抵抗した。背中に銃弾を受けながらも前線で指揮を執るその気迫の前に、優勢なはずのトラキア軍の方が気圧されるほどだったという。さらに元帥と同じグアドループ出身兵からなるサン=タンヌ連隊は捨て身の至近距離集中砲火を行い、トラキア軍戦列に穴を開けた。すかさずモンブラン将軍は予備騎兵を率い突撃をかけた。この突撃が成功していれば、フランス軍はトラキア軍をイタリアからたたき出すことができていただろう。これを撃退したのは、アタナシウス公だった。公は最強と名高いフランス騎兵を恐れるトラキア騎兵を鼓舞し、少数の近衛騎兵を率い自ら先頭に突撃していった。トラキア騎兵も追従し、両騎兵の戦いは激戦となった。フランス軍も最後の力を振り絞り猛攻をかける中で、トラキア軍もまた、総指揮を引き継いでいたメテッルス将軍でさえ、騎兵の支援のために自ら前線の砲を指揮し、操作までしたという。しばらくして、先に力尽きたのはフランス軍だった。フランス騎兵は精強とはいえ、川沿いの縦深のない戦場では、待機時点で既に少なくない損害が出ていたことが災いした。また、アタナシウス公の指揮や馬上戦闘も見事なものであった。ウジョア元帥は撤退を指示した。トラキア軍は強行軍により重砲が行軍に追いつかなかったため、フランス軍背後の橋を破壊できていなかった。またサン=タンヌ連隊が元帥とともに最後までふんばり、多くの兵を撤退させた。それでも少なくないフランス兵はトラキア騎兵の餌食となったり、川に逃れ溺死するなどした。ウジョア第4軍はフエラーラまで後退せざるを得なかった。トラキア軍の快勝であった。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 ヴェローナの戦いゴルツォネの戦いを経て、アタナシウス公を疑うものなどいなかった。彼はその勇気でもって、帝国の皇子たるに相応しい人物と知らしめた。アタナシウス公は南のフランス軍をひととおりポー川の向こうに追いやると、川沿いに北上しマントヴァやフエラーラを脅かした。これに仰天したのはシャルル大公だ。いつの間にか、友軍が敗走していたどころか、背後に回り込まれ包囲されかけていたのである。シャルル大公は慌ててヴェローナへ後退した。後退の最後尾を担ったブルイエ師団は、ネコスキー将軍の追撃を手痛い追撃に晒された。勢いに乗るアタナシウス公は、ヴェローナで渡河しようとするフランス軍を押し戻し孤立させるため、攻勢に出た。フランス軍は順番に橋を渡っている最中で、先にヴェローナ市内へ入った第33師団は、ジデンローヴ元帥指揮の下で即席のバリケードを築き、押し寄せるトラキア軍と戦った。この戦いでは焦りから無理な攻勢に出てしまい、大砲の前に大きな被害を出した。アタナシウス公自身も市内に乗り込んだ際に狙撃を受け、後送された。指揮官負傷によりトラキア軍は攻撃を中止し撤退した。ヴェローナの戦いはフランス軍が勝利した。イタリアにも冬が近づいていた。シャルル大公は、ポー川沿いにさらに西へ後退していたウジョア軍との連携のため、自身もヴェローナを放棄しマントヴァまで後退した。トラキア軍はヴェローナを占領した。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 イリアムナ湖畔の戦いアラスカ軍は翌春の戦闘再開に向け、フランス軍の駐留するイリアムナ湖方面へ兵を集結させていた。そして季節は4月となった。アラスカではまだまだ冬だが、充分な兵力が集まったことで、アラスカ軍はフランス軍陣地へ総攻撃をかけた。アラスカ軍はクヴィチャク湾から船でまだ氷の残る川を上り、イギーヒグを攻撃した。フランス連合軍は川に火をつけた丸太船を流し妨害するなどして抵抗したが、程なくして村は陥落し、アラスカ軍が奪回した。コカーノック村では、フランス連合軍の最大駐留地として木材などで要塞化されていたが、充分な準備時間のあったアラスカ軍は砲の集中攻撃で砦を破壊しなだれ込んだ。しかし、こちらではフランス連合軍兵士は頑強に抵抗した。あらゆる民家に立てこもり、アラスカ軍兵士を狙撃した。それでもそのうちに数に押され、敗走が始まった。多くはイリアムナ湖に追い詰められ、氷上に逃げたところを砲弾で氷を割られ、湖に落ち溺死するか凍死するかした。今でも湖で釣りをすると、装備が釣れることがあるという。フランス連合軍は、当たり前だが冬のアラスカの田舎ではろくに物資もなく、孤立していた。アラスカ軍の総攻撃に耐えられるはずもなかったのだ。西アラスカの一連の戦いは、アラスカ軍の大勝に終わった。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 アラスカ山脈超えアラスカ王マティアスは勝利の報告を受け取ると大喜びし、憎きフランス皇帝の身柄を待ちわびた。しかし、待てど暮らせど死体さえ見つからず、それどころかイリアムナ湖の戦いに参加したフランス連合軍兵士の数は2~3千程度と、異様に少なかった。結局残余の行方は知れず、マティアスは行き倒れ凍死するかグリズリーに食われたのだろう、と結論付けた。ところが4月に入ったとき、恐るべき報せが届く。スクウェントナがフランス軍によって占領されたというのだ。アンカレッジ市民は亡霊の仕業だとこれを恐れた。しかし、スクウェントナから逃げ延びた守備兵によると、なんてことはない、消息を絶っていたエリック帝とフランス連合軍主力は、冬のアラスカ山脈を越えてアンカレッジ平原へとたどり着いていたのだ。このときアラスカ軍は山脈の向こう側であるイリアムナ湖あたりに集中しており、アンカレッジまではがら空きだった。アラスカは空前の大ピンチに陥った。フランス連合軍は南下し、アレクサンダー・クリークを占領した。市に抵抗力はなかった。いよいよ首都アンカレッジの目の前にフランス連合軍が迫った。マティアス王はこの事態に、市民義勇兵を募る大演説を打ち、市民の愛国心に訴えた。さらに市民の心を掴むため、ショートパンツ娘をいかに愛しているかを3時間に及び演説した。王妃も自らショートパンツを纏い姿を見せたという。この姿勢にショートパンツ教会も全面協力の意向を示し、市民もこれによく応えた。老若男女問わず多くの市民が義勇兵となり、退役兵らが即席で訓練した。勿論、みなショートパンツだった。さらに退路を断つため、マリア・クラーベの処刑を実行してみせた。中央広場でマリア・クラーベは火刑に処され、市民はショートパンツ万歳を叫んだ。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 マッケンジーの戦いアラスカ義勇軍はアンカレッジ前方、ポイント・マッケンジーに布陣した。首都を背に、立ちふさがるようであった。これに対しフランス連合軍を率いるエリック帝はといえば、焦っていた。というのも、実に当たり前であるが、冬のアラスカ山脈を大軍で越えるのは、無茶だった。無理ではないのが恐るべき点ではあるが、フランス連合軍は極めて寒さに強いエルドランド人の選抜兵でさえ半数が死亡していた。エリック帝には後がなかったのである。しかし、勝てば首都占領が成り、勝利に手がかかる。この戦いは、アラスカ・ショートパンツ戦争の趨勢を決める戦いだった。アラスカ義勇軍は平地に杭を打ち、塹壕を掘り、大砲を並べた。これに対しフランス連合軍は多くの装備を放棄しながら山越えしたため、破壊は困難だった。エリック帝は一点にとにかく残る砲とフランスの精鋭兵を集中させ、突破を試みた。この猛攻に素人の義勇兵は恐怖にかられ戦意喪失したり逃げ出してしまう。しかしこの穴はアンカレッジ守備兵やアラスカの王室親衛隊が投入され、見事に耐え抜いた。さらに義勇兵に対してはマティアス王自ら戦陣に赴き鼓舞し、ショートパンツ総主教も出向いて神の加護を示した。義勇兵たちはぞくぞくと戦線に戻っていき、遂にフランス軍の攻勢を挫いた。エリック帝は一か八かの突撃を決意し、近衛騎兵と共に敵陣、マティアス王の下へ突撃した。義勇兵の戦列を突破し、いよいよ王と総主教のいる本陣へ迫った。エリック帝は剣を振り上げ、マティアス王の元へ振り下ろした。絶体絶命の折、ショートパンツ総主教が掲げていた、先の演説の際王妃が着ていたショートパンツが風に飛ばされ、たまたまエリック帝の愛馬メトラッハの目を覆った。メトラッハは驚き暴れ、エリック帝は振り落とされた。マティアス王は九死に一生を得たのだ。さらに前線に出ていた親衛隊が戻ってくると、近衛騎兵隊長アティサーリ将軍はエリック帝を拾い撤退した。日が暮れ、フランス連合軍は戦場を離れた。アラスカ義勇軍は見事に首都を守り抜いたのだ。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 パヴィアの戦いアラスカ戦線での皇帝行方不明はイタリア戦線のフランス軍兵士の間に動揺を齎し士気が低下、シャルル大公は敗戦を重ねミラノまで退却した。勢いに乗るアタナシウス公率いるトラキア軍だったが、ラ・ガレオッタの戦いでは、増援のジデンローヴ元帥の軍に側面を衝かれ、敗退した。その後、シャルル大公はパリで皇帝失踪の間に共和主義者の陰謀があると報せを受け、安定化のためにパリへ一時帰還した。その間に戦線の整理を命じられたジデンローヴ元帥は、冬に紛れ巧みに後退し、いくつかの小戦闘でアタナシウス公を撃退しつつ、アッダ川の西に下がった。パリでシャルル大公を待っていたのは、共和主義者とは別の戦いであった。大公はブーローニュに集結していた大陸軍主力の大軍をイタリア戦線へ連れていこうとしたが、ボナパルト主席国務大臣と対立した。大公がイタリア主義者であったのに対し、ボナパルトは英独同盟を最大の敵と認定しており、これに備え大陸軍を手元に残そうとしていた。トラキアとの全面対決にも否定的だった。とはいえブーローニュへの駐留は、ヴァルキアに最大限配慮しての遠方配置であり、この無駄のジレンマは両者とも共有していた。結局結論は皇帝不在を理由に先送りとなり、春を前に大公はイタリアへ戻った。四月になると、アタナシウス公は動き出した。ミラノを無視し、ポー川の南岸へ迂回しパヴィアを狙った。ミラノを中心に防衛体制を築いていたシャルル大公を引きずりだした。パヴィアの戦いが始まった。とはいえ、一度戦闘を決意したシャルル大公の動きは素早く、ミラノ防衛にジデンローヴ元帥を残しつつ、イタリア方面軍やブーローニュからの増援ウダンクール元帥を伴い南下し、先頭のブーランジュ将軍は着くや否や果敢に攻撃をかけた。ポー川、ティチノ川と渡河する必要のあったトラキア軍は、アタナシウス公が春の雪解け水による増水を知らず、これに時間がかかっており、先頭で渡った部隊は少数で橋頭保を維持しなければならなかった。先のヴェローナの戦いと似た構図となり、雪辱に燃えるアタナシウス公とトラキア軍は、撤退を選択せず、攻撃を続けた。アタナシウス公は騎兵を率い北上し、セドネで渡河し、ミラノ方面からパヴィアへ向かうフランス軍縦列を急襲した。ファブリーズ師団を中心に迎え撃ったが、こうした散発的な襲撃の前に、フランス軍の行軍は鈍った。その間に、トラキア軍は大量の大砲の支援を受けながら自慢の工兵がポー川に一斉に橋をかけ、続々と渡河に成功した。次第にパヴィアにおけるフランス=トラキア間の戦力比は逆転し、差が開いていった。さらに、セルビア軍がベルジオヨーソ村を占領し、趨勢は決定的となった。シャルル大公はパヴィアの一時放棄を決定し、ミラノ、サヴォイアの集中防衛を選択し撤退した。パヴィアの戦いもトラキア軍の勝利となった。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 アラスカ撤退戦マッケンジーの戦いによって、アンカレッジ攻略に失敗したフランス・アラスカ遠征軍司令官たるエリック帝は、これ以上アラスカに留まるのは困難と判断し、アラスカ撤退を決断した。しかし、これはそれ以上の困難が伴う撤退だった。アラスカ遠征軍は消耗し、撤退ルートたる海岸線には首都へ戻ってくるアラスカ主力軍がいた。再度の山脈越えは不可能であり、敵中突破しかなかった。さらに、春のアラスカは雪解け水で酷いぬかるみに覆われていた。五月初め、撤退戦が始まった。フランス軍はササイトナ川を戻った。目標はタイオネック村だった。この頃、ようやくアラスカ軍主力が戻ってきており、村を守らんと前方に布陣した。フランス軍は撤退戦のため、なんとしても村の物資が必要だった。アレクサンダー・クリークでは、占領する前に市民が逃げ出しており、物資も持ち出されていたためだ。緒戦はアラスカ軍が圧倒した。フランス軍は得意の騎兵戦術が消耗とぬかるみによって使えず、こうした環境に慣れたアラスカ軍はエルドランド兵戦列の火力に冷静に対応し反撃を加えた。しかし、フランス軍にとっての希望もまた、エルドランド兵のみであった。他は寒さとぬかるみにより疲労、疲弊し、凍傷ないし病気といった有様、で、元気のあるのはエルドランド兵のみだった。エリック帝は一度彼らを下げ、休ませつつ再編させた。その間は近衛兵を繰り出し、持ちこたえさせた。彼らは圧倒的寡兵ながら時間を稼ぎきり、フランス兵の意地を見せた。午後になると、エルドランド部隊による逆襲が開始された。この遠征でとくに優秀であった兵によって選抜歩兵を組織し、アラスカ軍の一点を集中攻撃し、突破に成功した。フランス軍は一斉にタイオネック村へ駆け込んだ。しかし、時すでに遅く、村人や物資は非難を済ませた後だった。村とフランス軍は包囲され、アラスカ軍は降伏を呼び掛けた。タイオネック村のフランス軍は絶対絶命だった。エリック帝もマルシアル元帥と投降を真剣に検討していたという。しかし、ここで光が差した。港に駐留していた一隻の漁船が、フランツ・クラーベの叔父のものだという。クラーベは海戦後アラスカ軍の捕虜となっていたが、アレクサンダー・クリークの収容所にいたところを、アラスカ遠征軍によって解放されていた。彼の案内で、エリック帝は夜のうちにマルシアル元帥はじめ少数の側近や古参兵とともにこの漁船に乗り込んだ。さらに幸運なことに、このときクック湾は深い霧に包まれていた。世闇に紛れ、漁船は出航した。翌日になると、アラスカ軍の総攻撃が始まり、程なくしてタイオネック村のフランス軍は降伏し、捕虜となった。またしてもエリック帝一行は見つからず、マティアス王は非常に焦った。しかし、今度は翌日には太平洋でフランス艦が一行を無事に回収したという報道が伝わった。まんまと逃げおおせたエリック帝だが、アラスカ遠征、そしてアラスカ・ショートパンツ戦争においては、完全敗北だった。一か月ほどして、エリック帝はパリに帰還した。無事や山脈越えの栄光を湛えられても、慰めに過ぎなかった。消沈した彼はアラスカ、トラキア両国と講和を打診した。アラスカ政府やマティアス王は和平に同調した。そもそも開戦の切欠が意味不明であったし、パニックを起こした市民の暴走とはいえ、マリア・クラーベの火刑は世界中から非難を集めており、国際的地位の回復が先決だった。トラキア軍も一定の戦果を収めたことでこれに合意した。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 終戦と講和 講話会議はアラスカ・コディアック市で開かれた。エリック帝は「アラスカはもうこりごりだ」と言い、腹心のラ=プラティエ外務大臣を派遣した。アラスカ代表はトルステン・ハイメロス外務大臣、トラキア代表はアナスタシア外務大臣であった。講和条約では、フランスは大人しく賠償金を支払った。その代わりとして、アラスカ政府にはショートパンツ教による異教徒の弾圧を止めるよう要請し、アラスカ政府及びマティアス王は合意した。保釈金が支払われ、捕虜も解放された。コディアック条約が締結され、戦争は終結した。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。コディアック講和会議 影響 戦後、アラスカでは、国防に貢献するところ大であったショートパンツ教会はいっそう権勢を強め、市民の支持のもと、異教徒への弾圧はいっそう強化されていった。条約に基づきフランス政府などが抗議したものの、最早この宗教的情熱は政府や国王の力を越えていた。トラキアでは、男を上げたアタナシウス公がとにかく持て囃された。この皇子さまをトラキア人は深く愛し、公もまた戦を共にした兵や市民を心から愛した。かつての大戦におけるイタリア戦線で何度も辛酸を嘗めさせられたフランスの皇太子に土をつけたことで、彼の軍事的才能を疑うものはいなくなった。一方のシャルル大公はというと、あまりの消極性とだらしなさを帰国したエリック帝に叱責されていた。噂によると、このとき大公は性病でかゆかゆであったと言われる。長いイタリア暮らしの中で、若さを持て余し、イタリア女に溺れる性活…もとい生活だったという。しかし、エリック帝もかつてはバスク戦争などで痛い目を見て成長したことを想えば、良い経験になったのかもしれない。エリック帝は散々な敗北を喫したものの、少数の手勢で以て健闘したこと、そしてなにより冬のアラスカ山脈越えという無茶が国民ウケし、称えられた。エリック帝は側近に「次はもっとうまくやる」と漏らしたとも言われている。この戦争で力と忠誠を示したエルドランド兵をエリック帝はいたく気に入り、生還者は近衛兵や選抜歩兵に取り立て、エルドランド王国へも好感を抱き、首都を訪問した。余談だが、フランツ・クラーベはそのままフランス軍に入隊した。いつの日か復讐を果たす日が来ると信じて。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像 関連項目 ● ページ名● ページ名● ページ名 参考文献 ● ページ名● ページ名
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スキル別 攻撃系 攻撃力上昇 武将豪傑 / 一騎当千 / 万夫不当 / 飛将 / 無双隣地猛攻 / 隣地極攻 / 遠地猛攻 / 龍鱗猛攻隻眼将の軍略 / 若獅子の軍略単兵種剣兵の進撃 / 剣兵の強撃 / 剣兵の猛撃 / 剣兵の極撃進撃 / 強撃 / 猛撃 / 極撃歴戦の弓将 / 刹那の奇襲 / 拠点襲撃 / 勇将飛矢 / 勇将天戟 / 喬姫の激励兵器隣地攻城 / 隣地神攻城上級兵精鋭の進撃全体奇計百出 / 連環の計覇王の進撃 / 覇王の強撃 / 覇王の猛撃喬姫の祈り / 燕人武陣 / 勇美鼓舞蜀軍の極撃 / 魏軍の極撃 / 呉軍の極撃 / 群雄の極撃 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将突貫 / 闘将突貫 / 猛将突貫 / 鬼神突貫 / 龍神突貫神飛将単兵種剣兵突撃 / 剣兵突覇 / 剣兵の大極撃 / 剣兵の大神撃突撃 / 突覇 / 大極撃 / 大神撃 / 大天撃剣神降臨 / 弓神降臨 / 騎神降臨 / 槍神降臨兵器兵器突撃 / 兵器突覇陥陣営の侵攻 / 智将器撃 / 智将砕器兵器の縮地天撃苦肉の計 / 皇叔の号令攻城戦の猛砕 / 攻城戦の極砕 / 攻城戦の大神砕上級兵臥龍覚醒 / 醒龍出師全体神算鬼謀 / 深慮遠謀 / 混元一気 / 麒麟児智将の大極撃 / 智将の大神撃 / 智将の大天撃軍神 / 武神 / 鬼神 / 龍神 / 娘々武神国士無双 / 王将の心意気昭烈帝 / 大皇帝 / 魏武王守将の出陣 / 守将の進軍飛蹄進軍 / 神謀風如 / 急襲 / 奇襲 / 麒麟慈心強襲速撃 / 強襲突撃 / 強襲突覇 / 強襲烈覇 / 強襲大烈覇 / 胡王の猛襲 編集 攻撃力上昇移動速度上昇守備武将ダメージ追加 全体強襲奮迅 編集 攻撃力上昇移動速度低下 武将燕神破軍全体蛮族の襲撃 / 蛮王の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇 全体趁火打劫 / 桃賊の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇 武将迅速劫略 / 神速劫略猛将の縮地劫略 / 鬼神の縮地劫略 / 龍神の縮地劫略 / 猛暑の縮地劫略全体猛将の鹵獲 / 鬼神の鹵獲 / 劉備の大徳 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇討伐ゲージ増加 武将お菓子の攻奪 / 龍神の攻奪 編集 忠誠心攻撃上昇 武将英雄 / 覇道 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇 武将剛将の畏怖 / 猛将の叛乱 / 鬼神の叛乱単兵種槍戟鬼神 / 天弓雨撃 / 戦蹄轟撃孫呉の烈火全体太平要術 / 魏王の号令 / 暴虐外道 / 暴君の覇道 / 白馬将 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇移動速度上昇 全体猛虎進撃 / 魏王の覇軍 / 皇帝の覇軍 編集 守備武将ダメージ追加 武将火神の攻勢全体蛮勇の一撃 / 胡王奮迅 編集 攻撃(自動)系 攻撃力上昇 武将武将の極意 / 闘将の極意 / 猛将の極意 / 猛士の極意 / 猛暑の極意鬼神の極意 / 戦神の極意 / 夏神の極意 / 龍神の極意隣地猛襲 / 隣地豪襲 / 隣地豪撃背水陣の極攻単兵種剣兵の進攻 / 剣兵の強攻 / 剣兵の猛攻 / 剣兵の極攻進攻 / 強攻 / 猛攻 / 極攻 / 大極攻兵器攻城戦の極攻 / 攻城戦の大極攻全体覇王の強攻 / 覇王の猛攻魏将の督戦 / 呉将の督戦 / 蜀将の督戦 / 群将の督戦老将統帥 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将の貫攻 / 闘将の貫攻 / 猛将の貫攻 / 鬼神の貫攻 / 龍神の貫攻戦神の貫攻単兵種剣兵速攻 / 剣兵突攻 / 速攻 / 突攻 / 烈攻 / 大烈攻弓襲遠攻全体守神の進撃 編集 忠誠心攻撃上昇 武将謀反の進攻 / 謀反の強攻 / 謀反の猛攻 / 謀反の極攻 / 謀反の大極攻 編集 忠誠心攻撃上昇移動速度上昇 武将謀反の速攻 / 謀反の突攻 / 謀反の烈攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加 全体鹵獲の進攻 / 鹵獲の強攻 / 鹵獲の猛攻 / 鹵獲の極攻 / 収奪の猛攻 / 収奪の極攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 行軍系 武将千里行 / 万里行 / 天里行単兵種行軍 / 強行全体神速 / 烈速 / 飛速戦女の行軍急速援護 / 迅速援護 / 神速援護 編集 行軍(自動)系 武将千里雷光 / 万里雷光 / 天里雷光 / 凰里雷光全体神速雷光 / 烈速雷光 / 飛速雷光 / 鳳速雷光神速行勢 / 飛速迅雷 / 天里迅雷神隠雷光 / 烈隠雷光 / 飛隠雷光 編集 防御系 武将鉄壁 / 守護神 / 金剛不壊 / 護君 / 天衣無縫 / 娘々護君単兵種剣兵防御 / 剣兵堅守 / 剣兵方陣 / 剣兵の聖域 / 剣兵の大聖域防御 / 堅守 / 方陣 / 聖域 / 大聖域 / 大神域 / 大天域全体八卦の陣 / 王者の護り / 忠節不落 / 覇者の護り / 覇者の大神域 不撓不屈 / 勇猛果敢 / 堅忍不抜弓将の采配 / 騎将の采配 / 槍将の采配 / 剣将の采配弓将の封聖域 / 騎将の封聖域 / 槍将の封聖域 / 剣将の封聖域魏軍の防衛 / 蜀軍の防衛 / 呉軍の防衛 / 群雄の防衛擒賊擒王 / 堅牢知略 / 地の利堅壁 / 防将戦法 / 防将戦略 援軍の聖域 / 援軍の大聖域 / 援軍の大神域 編集 防御(自動)系 武将武将の守勢 / 闘将の守勢 / 猛将の守勢 / 鬼神の守勢 / 龍神の守勢全体守護防陣 / 守護堅陣 / 守護方陣 / 守護聖陣 / 守護大聖陣守衛方陣 / 守衛聖陣 / 守衛大聖陣 編集 内政系 知識 / 技術農林知識 / 農林技術 / 加工知識 / 加工技術 / 素材知識食糧革命 / 食糧天革命富国 / 恵風 / 豊穣 / 人選眼力 / 才女の音律 / 豊潤祈祷富国論 / 聡明叡知 / 孫家の恵み / 薫風の恵み / 暁風の恵み 編集 内政(自動)系 技巧 / 極技巧 編集 短縮系 兵士作成時間 訓練 / 修練 / 攻城の檄文 / 強兵の檄文攻城の義勇軍 / 強兵の義勇軍騎兵増強 / 槍兵増強 / 弓兵増強 / 剣兵増強 / 兵器増強騎兵増勢 / 槍兵増勢 / 弓兵増勢 / 剣兵増勢富国強兵 / 師君強兵 / 娘々強兵老巧の政令 / 密偵召集 編集 建設時間 呉の治世 / 王佐の才賢妃施政 / 麗妃都政 / 陳留王政 / 徳義為政 / 帝妃都政 美玉歌舞 / 苛政虎舞 / 優姫の敬愛 編集 領地 憂姫護国 / 領地統制 / 拠点統制 編集 スキル回復時間 優雅な調べ / 勇姫督励 編集 回復系 HP回復 仁君 / 弓腰姫の愛 / 桃色吐息 / 熊猫の麺匠 / 神医の施術神医の術式 / 劉備の契り発憤興起 / 酔吟吐息 / 舞姫の愛 / 神卜の方術 編集 討伐ゲージ上昇 傾国 / 才女の瞳 / 皇后の慈愛 / 文姫の慈愛 編集 拠点耐久力回復 城壁補強 編集 特殊系 攻撃力上昇 槍兵の勝鬨 / 弓兵の勝鬨 / 騎兵の勝鬨 / 兵器の勝鬨才媛献策天子勅令 / 皇帝の勅令白菊の祈り / 紅梅の祈り / 青藍の祈り悲嘆の舞 / 小華の舞 / 哀艶の舞 / 花紅の舞賢女の策略 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 槍兵の大号令 / 弓兵の大号令 / 騎兵の大号令 / 兵器の大号令奇略布陣 編集 攻撃力上昇忠誠心攻撃上昇 虐帝の号令 / 知略謀略 / 才略謀略 / 機略謀略 編集 移動速度上昇 速撃の舞 / 洛神の舞 / 大華の舞 / 勇躍の舞 / 月華の舞出撃見舞 / 才媛眼識迅速斥候春遊の呼集 編集 忠誠心低下抑制 護国誠心 / 護国芳心 / 護国献心 / 護国望心 / 護国真心月下羽衣 編集 拠点耐久低下軽減 守城誠心 / 守城真心 編集 斥候能力上昇 密偵精鋭 編集 兵士移送 近衛騎兵移送 / 矛槍兵移送 / 弩兵移送 / 大剣兵移送騎兵急配 / 槍兵急配 / 弓兵急配 / 衝車急配 編集 獲得資源増加 暴姫の命 / 暴姫の威令 / 佳人薄命 / 三顧の礼知略徴発 / 才略徴発 / 機略徴発 編集 資源獲得 聖夜の天恵沢 / 報恩の神恵沢 / 花嫁の神恵沢 / 花嫁の天恵沢南瓜の天恵沢 / 報恩の聖恵沢 / 報恩の天恵沢 編集 市場交換レート上昇 市場知識 / 市場繁栄 / 市場来福 / 市場栄華 編集 経験値増加 千華招来 / 万華招来 / 天華招来戦神招来 / 守衛招来 / 迅雷招来 / 豪撃招来 / 収奪招来 / 全兵招来 編集 援軍速度上昇 非常呼集 / 緊急呼集 編集 特殊(自動)系 攻撃力上昇全軍の進攻令 / 全軍の強攻令 / 全軍の猛攻令 / 全軍の極攻令 / 全軍の大極攻令全兵の極攻令 / 全兵の大極攻令速度上昇全軍の神速令 / 全軍の烈速令 / 全軍の飛速令 / 全軍の鳳速令 編集 デュエル系 覇王の極賢斬 / 覇王の極護斬 / 覇王の極俊賢 / 覇王の極俊護 / 覇王の極賢護白鶴の極護斬 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 コスト別>内政系>農林技術 スキル名 レベル 効果 コスト1.5 コスト2.0 コスト2.5 コスト3.0 コスト3.5 コスト4.0 回復時間 農林技術 Lv1 木と食糧の生産量が(コスト*4)%上昇する 6% 8% 10% 12% 14% 16% 10 00 00 Lv2 木と食糧の生産量が(コスト*6)%上昇する 9% 12% 15% 18% 21% 24% 09 55 00 Lv3 木と食糧の生産量が(コスト*8)%上昇する 12% 15% 18% 21% 24% 27% 09 50 00 Lv4 木と食糧の生産量が(コスト*10)%上昇する 15% 20% 25% 30% 35% 40% 09 40 00 Lv5 木と食糧の生産量が(コスト*12)%上昇する 18% 24% 30% 36% 42% 48% 09 30 00 Lv6 木と食糧の生産量が(コスト*15)%上昇する 22.5% 30% 37.5% 45% 52.5% 60% 09 15 00 Lv7 木と食糧の生産量が(コスト*18)%上昇する 27% 36% 45% 54% 63% 72% 09 00 00 Lv8 木と食糧の生産量が(コスト*21)%上昇する 31.5% 42% 52.5% 63% 73.5% 84% 08 40 00 Lv9 木と食糧の生産量が(コスト*25)%上昇する 37.5% 50% 62.5% 75% 87.5% 100% 08 15 00 Lv10 木と食糧の生産量が(コスト*29)%上昇する 43.5% 58% 72.5% 87% 101.5% 116% 07 45 00 合成 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 防:農林技術 防:農林知識 攻:英雄 攻:槍兵突覇 防:富国 付加 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:群雄の極撃 攻:太平要術 防:農林技術 防:八卦の陣 防:神医の術式 攻:太平要術 攻:兵器の極撃 防:槍兵の聖域 防:農林技術 攻:深慮遠謀 防:練兵修練 防:練兵修練 防:剣兵方陣 攻:剣兵の強撃 防:農林技術 防:農林知識 防:伐採技術 攻:食糧技術 防:槍兵強行 防:農林技術 防:弓兵修練 攻:豪傑 防:弓兵方陣 攻:弓兵の強撃 防:農林技術 攻:蛮勇の一撃 攻:拠点襲撃 防:地の利堅壁 防:農林技術 攻:槍兵の極撃 防:哀艶の舞 攻:槍兵突覇 攻:千里行 防:農林技術 攻:鬼神の極意 防:剣兵増強 防:農林技術 攻:千里行 防:剣兵増強 攻:覇王の進撃 初期装備武将 名前 レアリティ コスト 兵科 初期スキル 攻撃 知力 歩兵防御 槍兵防御 弓兵防御 騎兵防御 速度 甄姫 SR 1.0 剣兵 農林技術Lv3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 于吉 SR 2.0 剣兵 農林技術Lv3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐
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【出典】 史実 【クラス】 ライダー 【地域】 中国 【真名】 司馬懿・仲達 【性別】 男性 【身長・体重】 177cm・69kg 【属性】 秩序・中庸 【ステータス】 筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:A 宝具:B+ 【クラス別スキル】 対魔力:C 魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。 大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。 騎乗:B 乗り物を乗りこなす能力。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。 【固有スキル】 神速采配:A その進軍の速さ、戦場での電光石火ぶりより霊基に刻まれた技能。 本来は一ヶ月掛かるところを昼夜兼行の進軍を強行し、僅か8日という速さで到着した。 狼顧の相:A 常に他者の謀略を警戒し、また周囲の隙を窺う気性。 策謀の成功率・回避率を向上させ、軍事から政争に至るまで幅広く効果を発揮する。 高祖特権:A 本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。 効果は「皇帝特権」と完全に同一だが、自己申告によってスキル名だけが変化している。 【宝具】 『混元一気(かたらずのじん)』 ランク:B+ 種別:対陣宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人 司馬懿が自身の兵法・呪法の知識を総動員して編み出した戦闘陣形。 電光石火の行軍と速やかなる勝利の具現。 司馬懿と指揮下の兵の『気』を調和、一体化させる事で、自軍を巨大な弾丸と化す。 その威力・速度は、司馬懿が従える兵士の数に比例して向上する。 人の『気』を用いる宝具の為、人間以外の存在を『混元一気』の影響下に置く事は出来ない。
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第三次欧州大戦 この項目では第三次欧州大戦について説明しています。そのほかの企画については過去企画を参照してください。 この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(139年7月) System=ダイス 第三次欧州大戦(だいさんじおうしゅうたいせん、英 Europe Great War Ⅲ、統一歴139年 - 139年)は、反シェラルドを掲げるスミトラント連合王国とその同盟国による、シェラルド王国への宣戦布告を契機に始まった戦争である。 欧州大戦 、 第二次欧州大戦 に続き、第三次欧州大戦と呼ばれる。 第三次欧州大戦 目次[非表示] 1. 概要 2. 背景 2-1. 第10回十字軍遠征 2-2. 中華経済崩壊による世界恐慌 2-3. プラハ窓外投擲事件 2-4. 第一回帝国会議 3. 開戦 4. 開戦後の経緯 4-1. ドイツ同盟軍の防衛戦略 4-2. ライン川戦線 4-3. エムズ川戦線 4-4. ライン会議 4-5. エルベの守り作戦 4-6. アイゼルネの降伏 4-7. リュッツェンの戦い 4-8. ライプツィヒの戦い 4-9. オラニエンブルク条約の起草 4-10. ノイベルリンの戦い 4-11. シュメックヴィッツの戦い 4-12. スミトラントの降伏 5. 終戦と講和 5-1. ポツダム講和会議 5-2. オラニエンブルク条約の締結 6. 影響 7. 関連項目 8. 参考文献 ノイベルリンの戦い ポツダム講和会議 戦争 第三次欧州大戦 年月日 2020年07月16日 - 2020年07月30日 場所 ドイツ、フランス、オランダ、スペイン 結果 シェラルド王国側の勝利 交戦勢力 シェラルド王国 スミトラント連合王国 ヴァルキア王国 アイゼルネ王国 ザーティエラ王国 指導者・指揮官 エリックⅠ世 ハインリヒⅨ世 ヨハン・カスパール・シシグノン スミトラント将軍 シャルル・ド・リュッシュモン スミトラント将軍 マクシミリアン・メーレンカンプ フィリアスフィーネ アンデル・ウールップ アンドレーアス・シュペングラー アーリンⅠ世 オスカルⅢ世 アンドリュー・タケウチ ザーティエラ将軍 概要 第三次欧州大戦は、十字軍遠征や世界恐慌による神聖ローマ皇帝エリックの経済政策の失策および、帝国憲章によるカトリック信仰の強制に反対し、皇帝の罷免を求めたスミトラント連合王国とその同盟国と、皇帝率いるシェラルド王国とその同盟国間の戦争である。ドイツ同盟軍は防御戦略によって戦争を長期化させ、帝国外部からの干渉に期待したが、アイゼルネ王国軍が早期に崩壊したため戦略が破綻し、始終スミトラント連合王国は劣勢を強いられた。最終的にシェラルド王国が勝利し、ポツダム・サンスーシ宮殿でオラニエンブルク条約が締結された。アイゼルネ王国は解体され、ライン同盟に再編されシェラルド王国の統治下となった。スミトラント連合王国は莫大な賠償金を課された。戦後はロシアの共産主義勢力に対峙するため、皇帝エリック及びシェラルド王国とスミトラント連合王国は表向き和解した。 緑が皇帝側、赤がドイツ同盟側 背景 第10回十字軍遠征シェラルド王国はかつて、レグルス国との同君連合の解消の際に、聖地の保護を名目にイスラエル地域からは退去せず、シェラルド軍を駐留させ実効支配下に置いていた。これを取り戻したいレグルス国との間では度々戦争が起こり、第二次東地中海戦争では、イスラエルこそシェラルドが死守したものの、レグルス国は戦争に勝利し、アナトリア領アンティオキアの割譲と賠償金を得ていた。統一歴137年、レグルス国はイスラエルに対し過激な港湾封鎖を実施。これに対しシェラルドが強行突破で応えると、両国は再び一触即発状態となった。前回の敗戦を受けて、エリックは充分な戦力を揃えるべく、十字軍を発令。神聖ローマ帝国諸侯に対し、参戦と軍資金の供出を呼び掛けた。スミトラント連合王国やヴァルキア王国がこれに応え派兵。また、アナトリア軍の奮戦もあり侵攻を受けながら聖地の死守には成功したものの、アナトリア戦線では指揮官アルメニア辺境伯の戦死により劣勢に立たされた。しかし、機を同じくして中華連邦で地代が暴落し、これがきっかけで世界規模の大恐慌が発生。競うように投資していたシェラルド王国とレグルス国は揃って経済に大打撃をうけ、経戦困難となり講和を模索した。アンティオキアで結ばれた講和条約では殆ど白紙和平のような状態で合意がなされたが、劣勢の戦況や莫大な軍事費を考慮すれば、神聖ローマ帝国内外から、シェラルド王国は敗北したと見なされていた。 アナトリア領を通過し前線へ向かう皇帝エリックとシェラルド軍 中華経済崩壊による世界恐慌東トルキスタン戦争を経て荒廃した西北部の復興のため、中華連邦共和国は広く国内外に投資を集った。これに応えた世界中の投資家はこぞって中華の土地を購入、開発し、空前のバブル景気となっていた。史聖戦争に勝利し、holynationの教皇庁がため込んでいた莫大な財産を手に入れたエリックはその投資先を求めていた。折よくレグルス国が国家ぐるみで中華連邦へ7000億もの投資を行っていることを知ると、対抗するように投資を開始。神聖ローマ帝国内にも投資を呼び掛け、みるみる内にバブルへと飲み込まれていった。最終的にエリックとシェラルド王国からの投資額は5000億にのぼるとみられる。しかしバブルは長続きせず、137年には崩壊が始まった。続く失政により返済能力を失った中華連邦では革命が発生。社会主義政権へと移行し、政府は負債を全て踏み倒した。これにより中華連邦に投資していた全ての国家が大損害を被り、世界恐慌が発生した。シェラルド王国とレグルス国が特に大被害をうけたことで、先述のとおり第10回十字軍戦争が終結したが、その後もシェラルド王国の経済状況は回復せず、ただでさえ十字軍遠征で資金供出させた帝国諸侯をさらに締め上げることで、なんとか保っている状態であった。さらにエリックは帝国全体に対しブロック経済を強制した。これは反共産主義政策として、特に極東国家群との繋がりを重視するスミトラント連合王国から多大な不興を買うこととなった。 失意の表情で証券所から出てくる金融マン プラハ窓外投擲事件元来スミトラント連合王国の国民には新教徒の割合が多く、帝国宗教をカトリックに定め、新教徒を弾圧していたエリックとシェラルド王国への反発が広がっていた。そこに十字軍、世界恐慌と経済がらみの失政が続いたことで、反シェラルド運動は反カトリック運動と結びつき、暴動が多発した。137年7月、議員は全てカトリックではならないとの帝国法に準じているプラハ市議会に対する抗議として、新教徒の集団がプラハ市庁舎に押しかけた。彼らが議場に突入すると、条例案の作成で紛糾していた議会は混乱に拍車がかかり、反シェラルド議員を巻き込んでの暴動へと発展した。その最中で、中でも敬虔で知られる議員9名が捕らえられ、市庁舎8階の窓から突き落とされ死傷する事件が発生した。後にプラハ窓外投擲事件として語られるこの事件を重く見たエリックはスミトラント王ハインリヒに首謀者、実行犯への厳罰を命じたがハインリヒはこれを黙殺。さらにエリックは死亡した議員9名をローマ教皇庁を通じ殉教者として認定したが、これは火に油を注ぐことにしかならなかった。シェラルド王国とスミトラント連合王国の対立はますます深まった。 議会のある8階から突き落とされた議員は殆どが即死であった。 第一回帝国会議スミトラント王ハインリヒは帝国会議の開催を要求した。これは神聖ローマ帝国の選帝侯が一堂に会し、帝国内外の問題について協議する特設会議であり、専ら皇帝選挙を行うためのものである。これにドイツ大同盟に属し親スミトラントの立場をとるアイゼルネ王国、そしてシェラルドとの間にバスク問題を抱えているザーティエラ王国が同調し、エリックはこれを受け入れざるを得なかった。第1回となる帝国会議はシェラルド王国の首都パリースイィで開催された。会議ではハインリヒが第10回十字軍を失策と主張し、エリックを厳しく糾弾。選帝侯権を行使し退位を求める罷免選挙を行った。神聖ローマ帝国の選帝侯には7諸侯が割り振られており、過半数である4票を集めれば罷免が可能となる。罷免の賛成票となったのはスミトラント王、アイゼルネ王、ザーティエラ王がそれぞれもつ三票であり、罷免は失敗した。もとより皇帝エリックはシェラルド王とアナトリア王としての二票に加え、サヴォイアが属国であったため合わせて3票を持っており、趨勢を委ねられたヴァルキア王アーリンは欧州大戦以来の大のドイツ嫌いであったため、投票は初めから不利であった。しかし、帝国内の決定的な分裂状態を明るみに出したことで、ハインリヒの目論見は達成されていた。対シェラルド戦争を覚悟し、会議後にアイゼルネ、ザーティエラと対仏同盟を結んだのである。 会議中を収めた一枚であるが、既に敵対陣営の相手には関心がないことが伺える。 開戦 スミトラント連合王国による宣戦布告帝国会議を終え、パリースイィから特急でベルリンへ戻ったハインリヒを一目見ようと、駅には民衆が押し寄せていた。反シェラルドに包まれたスミトラント国民にとって、皇帝に三行半を突き付けた国王ハインリヒは英雄であり、彼こそ皇帝にふさわしいと誰もが考えていた。この時点で既にスミトラント議会は戦線布告の文書を完成させており、あとは主人のサインを待つのみであった。統一歴139年7月21日、ハインリヒはベルリンの国会議事堂の議壇に上がると、全国中継のカメラの前で宣戦布告の文書を読み上げ、国民に対し、戦争協力を呼び掛けた。新聞各紙は国王の決断を英断と称え、スミトラントは熱狂の中で戦争に突入していく。対照的に、シェラルド王国の戦争準備は実に淡々としていた。ドイツとの戦争は最早手慣れたものであり、帝国会議の数時間後には、欧州最大の暴力装置たる大陸軍がライン川沿いに展開していた。あとは参謀部が入念な計画の下立案した作戦書が、主人のサインを待つのみであった。最前線へ向かったエリックは司令部のあるデュッセルドルフで宣戦布告を受け取ると直ちにスミトラントに戦線布告し、大陸軍が動き出した。ここに第三次欧州大戦が開戦したのである。 シェラルドの皇帝と元帥たち 開戦後の経緯 ドイツ同盟軍の防御戦略本来、スミトラントとシェラルドの両国間には戦力差が大きく、スミトラント同盟側はアイゼルネ、ザーティエラを加えてなお劣勢であった。そこで同盟軍のとった戦略は、宣戦布告をした側にも関わらず、国境線で防備を固めることであった。防御陣地と国土縦深で徹底的に消耗を強い、これにより戦争を長期化させ、疲弊したシェラルドを攻撃すべく、潜在的な敵国であるカレンテルニア帝国やトラキア・ローマ帝国、レグルス帝国などが参戦するのを待ち、協力してシェラルドを倒そうというものである。もし大陸軍の初動を防ぎきれば参戦するとの約束を得ていたとの噂もあり、実際にレグルス帝国を便乗宣戦させることには成功したものの、後述のとおり、この戦略は早期に破綻することとなった。シェラルド側もこの危険性は想定しており、第二次欧州大戦のような電撃戦による早期講和を目指し入念な作戦計画が練られていたこと、成功率を上げる為にアイゼルネに対し行った諜報、偵察が功を奏したことなどにより、防御戦略の片翼を担うアイゼルネ軍を一瞬で崩壊せしめたのである。 アイゼルネ軍は各地で敵国旗を燃やすなど士気は高かったが、祖国の経済崩壊で充足は不十分だった。 ライン川戦線開戦時、シェラルド軍はライン川沿いに、ヴァルキア軍はエムズ川沿いに展開し対岸のアイゼルネ軍と対峙していた。シェラルド参謀部は事前にアイゼルネ軍の配置をほぼ完璧に察知できており、それが極端にエムズ川方面、すなわちヴァルキア方面に偏っていることを知っていた。シェラルド軍は大軍を南ドイツ方面から迂回させての包囲殲滅を計画。これを察知されスミトラント領まで撤退されるのを防ぐべく、正面では散発的な攻撃の後わざと後退し、敵を引き込む作戦を取った。この困難な任務には精兵揃いの皇帝親衛隊と第1軍団が担当。親衛隊を皇帝エリックが直卒した。正面軍はライン川を渡河しては撃退されを繰り返し、少しづつアイゼルネ軍左翼を南方へ引き付ける。途中ヴァルキア軍が独断で突撃し撃退されるアクシデントがあったものの、むしろ反転攻勢に転じたアイゼルネ軍が北方に移動したことで中央にわずかだが、待望の空白地帯が生まれた。エリックはポーランド継承戦争から連れているフサリアを引き連れ敵中央にねじ込むと、すかさず正面軍で一斉に攻勢をかけた。大混乱に陥ったアイゼルネ軍は撤退を試みるも、時すでに遅く、撤退先にはシェラルドの迂回軍が待ち構えていた。大陸軍の全軍は突撃を開始し、アイゼルネ軍を地上から一掃すべく、北海を目指し猛進した。緒戦は完全にシェラルドの手に渡っていた。 快進撃を支えたシェラルド軍の新鋭戦車Kamv.127 エムズ川戦線シェラルド参謀部がヴァルキア軍に通達した作戦は、ヴァルキア軍はあくまで防戦に徹し、シェラルド軍の突破成功後に北海側から進出し包囲を補助することであった。開戦後、厚い戦力をもつヴァルキア方面のアイゼルネ軍はヴァルキア軍に対し攻勢をかけたが、これをしっかり撃退。順調な滑り出しに見えた。しかし、その後ヴァルキア軍はシェラルドに通達なく独断で反転攻勢の突撃を敢行した。反アイゼルネの色濃いヴァルキアでの政治的な要請を無視できなかったためだ。第1次欧州大戦で侵略をうけて以降、ヴァルキア王国は徹底的な反ドイツ国家となり、小学校教育から取り入れられているほどであった。それなのにドイツ相手に防戦一方というのは受け入れがたく、ヴァルキア議会ではタカ派が支持を集め議会を占領。政治的内戦を避けるべく、止む無しに逆侵攻作戦は承認された。第1騎兵師団、第5歩兵旅団に第9、10歩兵旅団を加えたヴァルキア軍の全力攻勢はアイゼルネ軍に多大な犠牲を与えたが、しかし最終的には阻まれてしまい、余力のないヴァルキアは一転危機的状況に陥った。あわや再び占領の憂き目にあうかといったところでシェラルド軍が突破に成功。ヴァルキアへ逆逆侵攻の用意をしていたアイゼルネ軍右翼は後退の機会を逃し、南からの津波に押しつぶされていった。結果としてヴァルキア軍はアイゼルネ軍撃滅に多大な貢献を果たした形となったが、北海方面の軍が消滅したことはこの後の追撃戦に深刻な支障をきたすこととなった。 エンストしたヴァルキア戦車。回収車を動かせる燃料すらなく、結局放置されることが多かった ライン会議本文 画像の説明 エルベの守り作戦本文 画像の説明 アイゼルネの降伏エルベの守り作戦から明けて翌日には、アイゼルネ王国の全土は大陸軍によって占領された。わずかな軍隊をスミトラント領内へとにがすことができたものの、すでにアイゼルネ王国政府に抵抗の意思はなく、首都ゲファースドルフに入った皇帝エリックによって突き付けられた降伏文書に静かにサインした。ここでアイゼルネ王国としては大戦から脱落したものの、スミトラントに逃れた残存部隊は祖国解放を信じ、スミトラント軍のもとで抗戦を続けた。また、相変わらずタカ派に統制されているヴァルキアはエムズ戦線で崩壊した軍隊の敗残兵を無理やり編成し、大陸軍とともに占領に従事している。大陸軍は占領部隊を残し、残るスミトラント軍を撃破すべく、エルベ川沿いに展開した。緒戦に要した時間により防衛線はより強固となっていたが、戦況的には劣勢に立たされたスミトラント王国は凄惨な本土決戦へと突入していくことになった。 降伏文書には全部隊の戦闘停止が盛り込まれていたが、残存アイゼルネ軍は従わなかった。 リュッツェンの戦い大陸軍はスミトラントへの侵攻を開始。攻撃目標に敵司令部のあるライプツィヒを設定した。26日、皇帝陛下率いる大陸軍は国境のスミトラント軍を撃破し進軍。ライプツィヒ前方のマルクアンシュテットに到達した。この頃スミトラント領内では、軍の支援を受けてシェラルドの侵略に反対する市民軍が各地で蜂起しており、マルクアンシュテット後方のリュッツェンでも大規模な市民軍が蜂起、南方にいたスミトラント部隊と合流し、後方にいた大陸軍第7軍団を攻撃した。これにより大陸軍はライプツィヒの部隊とリュッツェンの部隊とに挟撃される形となり、打開のため皇帝はリュッシュモン元帥の第1軍団とメーレンカンプ元帥の騎兵をライプツィヒの包囲に残し、リュッツェンへ向かった。第7軍団はしぶとく持ちこたえ、皇帝の増援は間に合った。この日は日が落ちたため、会戦は翌日に持ち越された。翌朝、両軍が展開を終えた頃に同地は深い霧に包まれ、土地勘のない大陸軍に不利な状況となった。しかし、時間をかけたくないエリックは攻撃命令を下し戦闘が始まった。。スミトラント軍は軽騎兵を用いたゲリラ戦で大陸軍を苦しめたが、市民軍主体では質の差は如何ともしがたく、大陸軍が結実に勝ちを拾った。途中、グスタフ・アドルフのようにリュッツェンで伝説になりたいと思いついたエリックは騎兵を率い突撃。一定の戦果を挙げるものの、案の定霧の中で迷子になった。さらに乗馬が敵弾を受け落馬し、エリック自身も被弾し負傷。なんとか親衛隊に護られながら本隊へ帰還した。一時戦死の噂も立ったが、結局、落馬のショックで気絶していただけで、銃創もかすり傷にすぎないと、なんとも締まらない結果であった。 突撃する皇帝エリック ライプツィヒの戦いライプツィヒ攻囲戦は復帰したばかりのリュッシュモン元帥に戦果を挙げさせ、箔をつけさせる思惑があった。第一軍団は占領したマルクアンシュテットから砲撃を加え、その後ライプツィヒに猛攻撃をかけたが、スミトラント軍と市民軍は頑強に抵抗し、エルスターベッケンの運河を渡らせなかった。さらに、ライプツィヒ南方にあるコスプーデナー湖やツヴェンカウアー湖の遊覧船から奇襲上陸攻撃を行い、第1軍団をマルクアンシュテットへ後退させることに成功した。ライプツィヒ市民は勝利に湧いが、既に充足は尽きかけていた。翌日、支援に与えられたメーレンカンプ元帥の騎兵軍団は命令をうけてライプツィヒ南方のグロースベズナへ向かい、これを占領。二正面から第二次総攻撃をかけた。ライプツィヒの軍は湖が使えなくなり、充足も切れかけたことで満足な抵抗ができず、遂にライプツィヒは陥落した。司令部は市民軍が稼いだ貴重な時間により、辛うじて首都ノイベルリンへと逃れた。。 ライプツィヒに砲撃を加えるマルクアンシュテットのシェラルド軍砲兵 オラニエンブルク条約の起草続く27、28日の戦闘によって大陸軍はスミトラント領の大半を占領した。スミトラント王ハインリヒとわずかなスミトラント・アイゼルネ残存軍は、首都ノイベルリンへと追い詰められたが、ノイベルリンの議会と市民は、既に国王と共に徹底抗戦を戦う覚悟を固めていた。大陸軍は総軍でノイベルリンを包囲し降伏勧告をしたが、投降する者は誰一人としていなかった。ノイベルリンの結束をみた皇帝エリックは、攻囲戦の長期化をみて、先に戦勝を見据えた講和条約の条文の起草に取り掛かった。場所は前線司令部の置かれたノイベルリン郊外のオラニエンブルク城であったため、この条約はオラニエンブルク条約と呼ばれた。まずはスミトラントの早期降伏をめざし、ノイベルリンに籠るハインリヒとの交渉材料とすべく、対スミトラント条項から起草は始まった。しかし、スミトラントの反逆に立腹であったエリックは、スミトラントとボヘミアの分離や沿岸都市の割譲、選帝侯の剥奪、さらに多額の賠償金等、徹底した弱体化を目論んだが、外務大臣プラティエの諫言によって、これらの過剰な要求は取り下げられた。これには、戦後ロシアの共産主義勢力と対峙する際、最前線となるスミトラントの弱体化は、結局帝国全体の不利益であるとの判断があった。最終的に、条約はハインリヒの退位と大陸軍の進駐に留められた。こうして出来上がった対スミトラント条項は様々な手段でノイベルリン市内へと持ち込まれたが、議会が拒否したため、攻囲戦は継続することとなった。これに怒ったエリックは、一度は取り下げた多額の賠償金支払いを、再び条文に加えた。 オラニエンブルク城は偶然戦火を逃れた貴重な建物であった。 ノイベルリンの戦い包囲下のベルリン市は、シェラルドが条約による降伏勧告を行う間に、外周の建物の間をバリケードで繋ぐことで防壁を構築した。さらに中枢のノイ=ベルリン地区を囲うかつてのベルリン要塞は修繕され、二重の要塞都市に生まれ変わっていた。29日、大陸軍による攻囲戦が始まった。はじめはライプツィヒと同じように、郊外から大砲による砲撃を加えたが、防壁は頑丈で、わずかに傷をつけても夜間に市民が修復してしまった。しかし、これの妨害に夜襲を繰り返すようになると、次第に修復が追い付かなくなり、遂にマルシアル将軍と第33連隊の突撃によって、防壁は突破された。防衛隊はベルリン要塞で抗戦を続けた。要塞の攻略は同じ手段が用いられたが、こんどは市内からのゲリラ戦によりうまくいかなかった。エリックは要塞の突破を諦め、絶えず砲撃を加えるに留めた。要塞内は物資の欠乏により壊れた建物の修復もままならず、市民は家を失い、路上で寝ざるをえない状況だった。士気高揚のため、連日視察に巡っていたハインリヒはこの様子に心を痛めた。ベルリンの議会はこれ以上の籠城は不可能との結論を出し、一か八かの突撃を提案した。軍、市民はこれに賛成し、ハインリヒも覚悟を決めた。29日、スミトラント軍と市民軍はノイ=ケルン地区から要塞外の包囲軍へ総攻撃をかけた。ベルリン南東は湖沼地帯であり包囲の戦力が薄く、ここからドレスデン~プラハへと後退する作戦だった。想定外の攻撃にベルリン南東を担当していたブランクール師団は大混乱に見舞われ敗走した。ハインリヒ自ら先頭に立って戦うスミトラント軍は瀕死の部隊とは思えないほどの士気を有した。この隙にドレスデンへの行軍を開始したが、この様子をツォイテンから見ていたマルシアル師団は急行し、シュメックヴィッツで戦闘となった。ここのベルンスドルファー橋を通りダーメ川を渡られてしまうと、追撃は困難だった。第三次欧州大戦最後の戦闘が始まった。 ベルリン防壁を突破したマルシアル将軍は、戦後に元帥杖を授与された。 シュメックヴィッツの戦いマルシアル師団はシュメックヴィッツへ強行軍で滑り込んだため、先頭を行く第33連隊とマルシアルはスミトラント軍の総攻撃に曝された。しかし、この連隊は先のベルリン防壁への突撃隊に選ばれるほどの歴戦の古参兵揃いであり、数倍の敵相手に甚大な被害を出しながら、ベルンスドルファー橋を死守した。この攻撃の失敗により、スミトラント軍の最後の余力は尽きかけていたが、南から第4軍団がすぐそこまで迫っていたため、ハインリヒは隊列を立て直し、最後の総突撃をかけた。ハインリヒは先頭にたって突撃し、マルシアルもまた先頭で第33連隊に最後の力を振り絞らせた。両指揮官は混戦の中で激突し、ハインリヒはマルシアルの顔面深く切り込んだもののあと一歩届かず、マルシアルの放った拳銃弾により左足を撃ち抜かれ気絶した。指揮官を失ったことでスミトラント軍の勝機は失われたものの、国王の命だけは守らんと決死隊が殿をつとめ、辛うじてノイベルリンへと撤退した。意識を取り戻したハインリヒは、遂に降伏を決意。議会と市民もこれに同意した。降伏の使者がエリックのもとへ向かい、ノイベルリンは開城された。 シュメックヴィッツ街道は激戦の舞台となった スミトラントの降伏皇帝エリックと大陸軍はほとんど廃墟と化したノイベルリンへ入城した。市民の誰もが敵愾心に満ちた視線を投げつけたが、暴動に至らなかったのは、ひとえにそのような余力が無かったためであった。ハインリヒは亡命などしなかったため、ノイベルリンの陥落を以て戦争は速やかに終結した。ハインリヒの身柄は大陸軍によって確保されたが、健闘を称え、手厚く扱われた。左足の銃創の治療のため、一度オラニエンブルクの司令部に建設された野戦病院へと移された。同時に、ザーティエラ王国との停戦も成立した。始終ピレネー山脈の要塞線を挟んで睨み合っていた両軍だが、主同国のスミトラントが降伏したことで経戦の意味がなくなり、両軍陣地の中央で指揮官による停戦条約が結ばれた。第三次欧州大戦におけるすべての戦闘が停止された。 画像の説明 終戦と講和 ポツダム講和会議エリックは講和会議を開催し、この戦争を総括する意思を固めた。エリックは講和会議の場所をノイベルリン市内に求めたが、会議をし得る建物は自ら砲撃で破壊してしまっていたため、やむを得ずポツダムのサンスーシ宮殿で開催することにした。講和会議は、皇帝の意向のもとでクラフタリアから呼びつけられたシェラルド外務大臣のプラティエが牽引した。また、調停役として教皇庁から枢機卿2名が派遣されたが、いずれもフランス出身であった。先のオラニエンブルク条約によって定められたのは対スミトラント条項だけであり、対アイゼルネ、対ザーティエラ条項は、この会議で盛り込まれていった。第二次欧州大戦に続き再びドイツから弓を引かれたシェラルドは、この原因をドイツ大同盟の存在に見出し、これの解体に乗り出した。特に、アイゼルネ王国に対しては既に多額の対外債務と国内の荒廃を放置し続けていることを指摘し解体を宣言した。アイゼルネ地域は独立した小諸侯に分割し、これらはライン同盟として組織化されシェラルド王国の宗主権下に置かれた。事実上の属国化である。ライン同盟に属さないバーデン、ヴュルテンブルク、バイエルンなどの南ドイツは、暫定的に直轄領とされた。また、ヴァルキア王国は賠償金を求めたが叶わず、代わりにアイゼルネの突出部であるオスターヴァルドを獲得し、ライン同盟諸国やスミトラントと貿易協定を結んだ。ザーティエラ王国に対しては、お互いピレネー要塞での消耗を嫌って睨み合いだけが続いたため、特になにも起きておらず、白紙和平で速やかに合意された。皇帝はやはりスミトラントに妥協的なオラニエンブルク条約に不服であり、会議を通して何度も変更を試みたが、こんどは皇后マリアによって阻止された。パリースイィから駆け付けたマリアはスミトラント王家の生まれであり、祖国への恩赦を嘆願した。エリックはこの美しい妻には勝てず、賠償金と完済までの大陸軍の駐留のみが加えられた。賠償金の額も、後にマリアの助力によって減額されている。 サンスーシ宮殿は、前大戦でも講和会議の部隊となった。 オラニエンブルク条約の締結7月30日、サンスーシ宮殿で調印式が行われ、オラニエンブルク条約が批准された。第三次欧州大戦はここに終結した。スミトラントの国王には、新たに先王の息子フリードリヒ=アウグストが即位した。しかし、スミトラント国民はシェラルドの暴政へ立ち向かい、最後まで国民に寄り添い共に戦った偉大な先王ハインリヒへの敬愛を失うことはなかった。議会は国民を代表して、ハインリヒに大王(der Große)の称号が贈り、国防省は同日竣工する予定だった駆逐艦の艦名とすることを発表した。戦後、荒廃したドイツの復興には、進駐した大陸軍やヴァルキア軍が従事した。その中で、ヴァルキア軍の部隊が略奪を働いたため、シェラルドとヴァルキアは共同でヴァルキア軍の撤退の同意宣言を出したが、一部の部隊はこれに反抗し蜂起したため、大陸軍によって鎮圧された。 神聖ローマ皇帝の内紛は平定され、国境線が変動した。 影響 大戦の敗北をうけて、ドイツ大同盟は完全に崩壊した。反シェラルドの拠り所を失ったスミトラントは、その方針を当分と取り下げざるを得なかった。また、ロシアの共産主義勢力の拡大も無視できず、最前線の国家として神聖ローマ皇帝の協力は不可欠であり、皇后マリア・フォン・スミトラントを通じて再び協力体制を模索し始めた。しかし、大戦へと至ったシェラルド=レグルス間の対立や、カトリック信仰の強制といった諸問題は一切解決されておらず、スミトラント国民の反シェラルド感情は悪化の一途を辿った。2度目の完全勝利を得て、シェラルドはライン左岸どころかエルベにまでその勢力圏を広げ、南ドイツをも手中に収めた。特に工業地帯であるラインラントはドイツの復興特需を通じてシェラルド経済の大動脈へと成長していき、世界恐慌の影響からの完全な脱却を齎した。また、工業製品の貿易相手を求めて、新大陸勢との協力を模索した。ヴァルキア王国では、ドイツへ侵攻する中で次第に右派勢力の伸張が抑えられなくなっていく。議会と国王アーリンは右派への妥協を繰り返し、両者の権威は失墜していった。さらに、4大貴族のひとつ、オランダ・ボナパルト家当主バルニエがアントワープで蜂起。フランセーズ・フランデレンとして独立宣し、シェラルドへの併合を求めた。シェラルドがこれを消極的に支持したため、両国の関係は急速に悪化した。そもそも、両国を結び付けていたドイツの脅威が完全に取り除かれたため、必然ともいえる結果であった。帝国内の戦争を片付けたエリックは、帝国外の問題の解決に動き出した。8月に、トラキア・ローマに奪われていたシチリア島の首都パレルモで、ビザンツ=エジプト戦争での徴発への反乱が発生した。エリックはこれに介入し、シチリア島への侵攻を開始した。シチリアの晩祷戦争の始まりである。 画像の説明 関連項目 ● 第二次欧州大戦● 第十次十字軍● シチリアの晩等戦争 参考文献 ● ページ名● ページ名
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スキル別 攻撃系 攻撃力上昇 武将豪傑 / 一騎当千 / 万夫不当 / 飛将 / 無双隣地猛攻 / 隣地極攻 / 遠地猛攻 / 龍鱗猛攻隻眼将の軍略 / 若獅子の軍略単兵種剣兵の進撃 / 剣兵の強撃 / 剣兵の猛撃 / 剣兵の極撃進撃 / 強撃 / 猛撃 / 極撃歴戦の弓将 / 刹那の奇襲 / 拠点襲撃 / 勇将飛矢 / 勇将天戟 / 喬姫の激励兵器隣地攻城 / 隣地神攻城上級兵精鋭の進撃全体奇計百出 / 連環の計覇王の進撃 / 覇王の強撃 / 覇王の猛撃喬姫の祈り / 燕人武陣 / 勇美鼓舞蜀軍の極撃 / 魏軍の極撃 / 呉軍の極撃 / 群雄の極撃 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将突貫 / 闘将突貫 / 猛将突貫 / 鬼神突貫 / 龍神突貫神飛将単兵種剣兵突撃 / 剣兵突覇 / 剣兵の大極撃 / 剣兵の大神撃突撃 / 突覇 / 大極撃 / 大神撃 / 大天撃剣神降臨 / 弓神降臨 / 騎神降臨 / 槍神降臨兵器兵器突撃 / 兵器突覇陥陣営の侵攻 / 智将器撃 / 智将砕器兵器の縮地天撃苦肉の計 / 皇叔の号令攻城戦の猛砕 / 攻城戦の極砕 / 攻城戦の大神砕上級兵臥龍覚醒 / 醒龍出師全体神算鬼謀 / 深慮遠謀 / 混元一気 / 麒麟児智将の大極撃 / 智将の大神撃 / 智将の大天撃軍神 / 武神 / 鬼神 / 龍神 / 娘々武神国士無双 / 王将の心意気昭烈帝 / 大皇帝 / 魏武王守将の出陣 / 守将の進軍飛蹄進軍 / 神謀風如 / 急襲 / 奇襲 / 麒麟慈心強襲速撃 / 強襲突撃 / 強襲突覇 / 強襲烈覇 / 強襲大烈覇 / 胡王の猛襲 編集 攻撃力上昇移動速度上昇守備武将ダメージ追加 全体強襲奮迅 編集 攻撃力上昇移動速度低下 武将燕神破軍全体蛮族の襲撃 / 蛮王の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇 全体趁火打劫 / 桃賊の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇 武将迅速劫略 / 神速劫略猛将の縮地劫略 / 鬼神の縮地劫略 / 龍神の縮地劫略 / 猛暑の縮地劫略全体猛将の鹵獲 / 鬼神の鹵獲 / 劉備の大徳 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇討伐ゲージ増加 武将お菓子の攻奪 / 龍神の攻奪 編集 忠誠心攻撃上昇 武将英雄 / 覇道 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇 武将剛将の畏怖 / 猛将の叛乱 / 鬼神の叛乱単兵種槍戟鬼神 / 天弓雨撃 / 戦蹄轟撃孫呉の烈火全体太平要術 / 魏王の号令 / 暴虐外道 / 暴君の覇道 / 白馬将 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇移動速度上昇 全体猛虎進撃 / 魏王の覇軍 / 皇帝の覇軍 編集 守備武将ダメージ追加 武将火神の攻勢全体蛮勇の一撃 / 胡王奮迅 編集 攻撃(自動)系 攻撃力上昇 武将武将の極意 / 闘将の極意 / 猛将の極意 / 猛士の極意 / 猛暑の極意鬼神の極意 / 戦神の極意 / 夏神の極意 / 龍神の極意隣地猛襲 / 隣地豪襲 / 隣地豪撃背水陣の極攻単兵種剣兵の進攻 / 剣兵の強攻 / 剣兵の猛攻 / 剣兵の極攻進攻 / 強攻 / 猛攻 / 極攻 / 大極攻兵器攻城戦の極攻 / 攻城戦の大極攻全体覇王の強攻 / 覇王の猛攻魏将の督戦 / 呉将の督戦 / 蜀将の督戦 / 群将の督戦老将統帥 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将の貫攻 / 闘将の貫攻 / 猛将の貫攻 / 鬼神の貫攻 / 龍神の貫攻戦神の貫攻単兵種剣兵速攻 / 剣兵突攻 / 速攻 / 突攻 / 烈攻 / 大烈攻弓襲遠攻全体守神の進撃 編集 忠誠心攻撃上昇 武将謀反の進攻 / 謀反の強攻 / 謀反の猛攻 / 謀反の極攻 / 謀反の大極攻 編集 忠誠心攻撃上昇移動速度上昇 武将謀反の速攻 / 謀反の突攻 / 謀反の烈攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加 全体鹵獲の進攻 / 鹵獲の強攻 / 鹵獲の猛攻 / 鹵獲の極攻 / 収奪の猛攻 / 収奪の極攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 行軍系 武将千里行 / 万里行 / 天里行単兵種行軍 / 強行全体神速 / 烈速 / 飛速戦女の行軍急速援護 / 迅速援護 / 神速援護 編集 行軍(自動)系 武将千里雷光 / 万里雷光 / 天里雷光 / 凰里雷光全体神速雷光 / 烈速雷光 / 飛速雷光 / 鳳速雷光神速行勢 / 飛速迅雷 / 天里迅雷神隠雷光 / 烈隠雷光 / 飛隠雷光 編集 防御系 武将鉄壁 / 守護神 / 金剛不壊 / 護君 / 天衣無縫 / 娘々護君単兵種剣兵防御 / 剣兵堅守 / 剣兵方陣 / 剣兵の聖域 / 剣兵の大聖域防御 / 堅守 / 方陣 / 聖域 / 大聖域 / 大神域 / 大天域全体八卦の陣 / 王者の護り / 忠節不落 / 覇者の護り / 覇者の大神域 不撓不屈 / 勇猛果敢 / 堅忍不抜弓将の采配 / 騎将の采配 / 槍将の采配 / 剣将の采配弓将の封聖域 / 騎将の封聖域 / 槍将の封聖域 / 剣将の封聖域魏軍の防衛 / 蜀軍の防衛 / 呉軍の防衛 / 群雄の防衛擒賊擒王 / 堅牢知略 / 地の利堅壁 / 防将戦法 / 防将戦略 援軍の聖域 / 援軍の大聖域 / 援軍の大神域 編集 防御(自動)系 武将武将の守勢 / 闘将の守勢 / 猛将の守勢 / 鬼神の守勢 / 龍神の守勢全体守護防陣 / 守護堅陣 / 守護方陣 / 守護聖陣 / 守護大聖陣守衛方陣 / 守衛聖陣 / 守衛大聖陣 編集 内政系 知識 / 技術農林知識 / 農林技術 / 加工知識 / 加工技術 / 素材知識食糧革命 / 食糧天革命富国 / 恵風 / 豊穣 / 人選眼力 / 才女の音律 / 豊潤祈祷富国論 / 聡明叡知 / 孫家の恵み / 薫風の恵み / 暁風の恵み 編集 内政(自動)系 技巧 / 極技巧 編集 短縮系 兵士作成時間 訓練 / 修練 / 攻城の檄文 / 強兵の檄文攻城の義勇軍 / 強兵の義勇軍騎兵増強 / 槍兵増強 / 弓兵増強 / 剣兵増強 / 兵器増強騎兵増勢 / 槍兵増勢 / 弓兵増勢 / 剣兵増勢富国強兵 / 師君強兵 / 娘々強兵老巧の政令 / 密偵召集 編集 建設時間 呉の治世 / 王佐の才賢妃施政 / 麗妃都政 / 陳留王政 / 徳義為政 / 帝妃都政 美玉歌舞 / 苛政虎舞 / 優姫の敬愛 編集 領地 憂姫護国 / 領地統制 / 拠点統制 編集 スキル回復時間 優雅な調べ / 勇姫督励 編集 回復系 HP回復 仁君 / 弓腰姫の愛 / 桃色吐息 / 熊猫の麺匠 / 神医の施術神医の術式 / 劉備の契り発憤興起 / 酔吟吐息 / 舞姫の愛 / 神卜の方術 編集 討伐ゲージ上昇 傾国 / 才女の瞳 / 皇后の慈愛 / 文姫の慈愛 編集 拠点耐久力回復 城壁補強 編集 特殊系 攻撃力上昇 槍兵の勝鬨 / 弓兵の勝鬨 / 騎兵の勝鬨 / 兵器の勝鬨才媛献策天子勅令 / 皇帝の勅令白菊の祈り / 紅梅の祈り / 青藍の祈り悲嘆の舞 / 小華の舞 / 哀艶の舞 / 花紅の舞賢女の策略 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 槍兵の大号令 / 弓兵の大号令 / 騎兵の大号令 / 兵器の大号令奇略布陣 編集 攻撃力上昇忠誠心攻撃上昇 虐帝の号令 / 知略謀略 / 才略謀略 / 機略謀略 編集 移動速度上昇 速撃の舞 / 洛神の舞 / 大華の舞 / 勇躍の舞 / 月華の舞出撃見舞 / 才媛眼識迅速斥候春遊の呼集 編集 忠誠心低下抑制 護国誠心 / 護国芳心 / 護国献心 / 護国望心 / 護国真心月下羽衣 編集 拠点耐久低下軽減 守城誠心 / 守城真心 編集 斥候能力上昇 密偵精鋭 編集 兵士移送 近衛騎兵移送 / 矛槍兵移送 / 弩兵移送 / 大剣兵移送騎兵急配 / 槍兵急配 / 弓兵急配 / 衝車急配 編集 獲得資源増加 暴姫の命 / 暴姫の威令 / 佳人薄命 / 三顧の礼知略徴発 / 才略徴発 / 機略徴発 編集 資源獲得 聖夜の天恵沢 / 報恩の神恵沢 / 花嫁の神恵沢 / 花嫁の天恵沢南瓜の天恵沢 / 報恩の聖恵沢 / 報恩の天恵沢 編集 市場交換レート上昇 市場知識 / 市場繁栄 / 市場来福 / 市場栄華 編集 経験値増加 千華招来 / 万華招来 / 天華招来戦神招来 / 守衛招来 / 迅雷招来 / 豪撃招来 / 収奪招来 / 全兵招来 編集 援軍速度上昇 非常呼集 / 緊急呼集 編集 特殊(自動)系 攻撃力上昇全軍の進攻令 / 全軍の強攻令 / 全軍の猛攻令 / 全軍の極攻令 / 全軍の大極攻令全兵の極攻令 / 全兵の大極攻令速度上昇全軍の神速令 / 全軍の烈速令 / 全軍の飛速令 / 全軍の鳳速令 編集 デュエル系 覇王の極賢斬 / 覇王の極護斬 / 覇王の極俊賢 / 覇王の極俊護 / 覇王の極賢護白鶴の極護斬 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 コスト別>攻撃系>槍兵速攻 スキル名 レベル 効果 コスト1.5 コスト2.0 コスト2.5 コスト3.0 コスト3.5 コスト4.0 回復時間 槍兵速攻 Lv1 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*3)%移動速度が(コスト*3.5)%上昇 % % % % % 12%14% Lv2 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*4)%移動速度が(コスト*4.5)%上昇 自動で発動 % % 10%11.25% % % % Lv3 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*5)%移動速度が(コスト*5.5)%上昇 自動で発動 % % 12.5%13.75% % % % Lv4 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*6)%移動速度が(コスト*6.5)%上昇 自動で発動 % % 15%16.25% % % % Lv5 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*7)%移動速度が(コスト*7.5)%上昇 自動で発動 % % 17.5%18.75% % % % Lv6 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*)%移動速度が(コスト*)%上昇 自動で発動 % % % % % % Lv7 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*9)%移動速度が(コスト*9.5)%上昇 自動で発動 % % % % % % Lv8 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*10.5)%移動速度が(コスト*11)%上昇 自動で発動 % % 26.25%27.5% % % % Lv9 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*)%移動速度が(コスト*)%上昇 自動で発動 % % % % % % Lv10 槍兵、矛槍兵、槍兵兵科の武将の攻撃力が(コスト*13.5)%移動速度が(コスト*14)%上昇 自動で発動 % % % % % % 合成 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:槍兵速攻 攻:槍兵突撃 攻:槍兵強行 防:兵舎訓練 攻:槍兵突覇 付加 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 攻:槍兵突攻 攻:槍兵突覇 攻:神速 防:兵舎修練 攻:槍兵速攻 初期装備武将 名前 レアリティ コスト 兵科 初期スキル 攻撃 知力 歩兵防御 槍兵防御 弓兵防御 騎兵防御 速度 雷銅 R 2.5 槍兵 槍兵速攻Lv2
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スキル別 攻撃系 攻撃力上昇 武将豪傑 / 一騎当千 / 万夫不当 / 飛将 / 無双隣地猛攻 / 隣地極攻 / 遠地猛攻 / 龍鱗猛攻隻眼将の軍略 / 若獅子の軍略単兵種剣兵の進撃 / 剣兵の強撃 / 剣兵の猛撃 / 剣兵の極撃進撃 / 強撃 / 猛撃 / 極撃歴戦の弓将 / 刹那の奇襲 / 拠点襲撃 / 勇将飛矢 / 勇将天戟 / 喬姫の激励兵器隣地攻城 / 隣地神攻城上級兵精鋭の進撃全体奇計百出 / 連環の計覇王の進撃 / 覇王の強撃 / 覇王の猛撃喬姫の祈り / 燕人武陣 / 勇美鼓舞蜀軍の極撃 / 魏軍の極撃 / 呉軍の極撃 / 群雄の極撃 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将突貫 / 闘将突貫 / 猛将突貫 / 鬼神突貫 / 龍神突貫神飛将単兵種剣兵突撃 / 剣兵突覇 / 剣兵の大極撃 / 剣兵の大神撃突撃 / 突覇 / 大極撃 / 大神撃 / 大天撃剣神降臨 / 弓神降臨 / 騎神降臨 / 槍神降臨兵器兵器突撃 / 兵器突覇陥陣営の侵攻 / 智将器撃 / 智将砕器兵器の縮地天撃苦肉の計 / 皇叔の号令攻城戦の猛砕 / 攻城戦の極砕 / 攻城戦の大神砕上級兵臥龍覚醒 / 醒龍出師全体神算鬼謀 / 深慮遠謀 / 混元一気 / 麒麟児智将の大極撃 / 智将の大神撃 / 智将の大天撃軍神 / 武神 / 鬼神 / 龍神 / 娘々武神国士無双 / 王将の心意気昭烈帝 / 大皇帝 / 魏武王守将の出陣 / 守将の進軍飛蹄進軍 / 神謀風如 / 急襲 / 奇襲 / 麒麟慈心強襲速撃 / 強襲突撃 / 強襲突覇 / 強襲烈覇 / 強襲大烈覇 / 胡王の猛襲 編集 攻撃力上昇移動速度上昇守備武将ダメージ追加 全体強襲奮迅 編集 攻撃力上昇移動速度低下 武将燕神破軍全体蛮族の襲撃 / 蛮王の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇 全体趁火打劫 / 桃賊の襲撃 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇 武将迅速劫略 / 神速劫略猛将の縮地劫略 / 鬼神の縮地劫略 / 龍神の縮地劫略 / 猛暑の縮地劫略全体猛将の鹵獲 / 鬼神の鹵獲 / 劉備の大徳 編集 獲得資源増加攻撃力上昇移動速度上昇討伐ゲージ増加 武将お菓子の攻奪 / 龍神の攻奪 編集 忠誠心攻撃上昇 武将英雄 / 覇道 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇 武将剛将の畏怖 / 猛将の叛乱 / 鬼神の叛乱単兵種槍戟鬼神 / 天弓雨撃 / 戦蹄轟撃孫呉の烈火全体太平要術 / 魏王の号令 / 暴虐外道 / 暴君の覇道 / 白馬将 編集 忠誠心攻撃上昇攻撃力上昇移動速度上昇 全体猛虎進撃 / 魏王の覇軍 / 皇帝の覇軍 編集 守備武将ダメージ追加 武将火神の攻勢全体蛮勇の一撃 / 胡王奮迅 編集 攻撃(自動)系 攻撃力上昇 武将武将の極意 / 闘将の極意 / 猛将の極意 / 猛士の極意 / 猛暑の極意鬼神の極意 / 戦神の極意 / 夏神の極意 / 龍神の極意隣地猛襲 / 隣地豪襲 / 隣地豪撃背水陣の極攻単兵種剣兵の進攻 / 剣兵の強攻 / 剣兵の猛攻 / 剣兵の極攻進攻 / 強攻 / 猛攻 / 極攻 / 大極攻兵器攻城戦の極攻 / 攻城戦の大極攻全体覇王の強攻 / 覇王の猛攻魏将の督戦 / 呉将の督戦 / 蜀将の督戦 / 群将の督戦老将統帥 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 武将武将の貫攻 / 闘将の貫攻 / 猛将の貫攻 / 鬼神の貫攻 / 龍神の貫攻戦神の貫攻単兵種剣兵速攻 / 剣兵突攻 / 速攻 / 突攻 / 烈攻 / 大烈攻弓襲遠攻全体守神の進撃 編集 忠誠心攻撃上昇 武将謀反の進攻 / 謀反の強攻 / 謀反の猛攻 / 謀反の極攻 / 謀反の大極攻 編集 忠誠心攻撃上昇移動速度上昇 武将謀反の速攻 / 謀反の突攻 / 謀反の烈攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加 全体鹵獲の進攻 / 鹵獲の強攻 / 鹵獲の猛攻 / 鹵獲の極攻 / 収奪の猛攻 / 収奪の極攻 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 行軍系 武将千里行 / 万里行 / 天里行単兵種行軍 / 強行全体神速 / 烈速 / 飛速戦女の行軍急速援護 / 迅速援護 / 神速援護 編集 行軍(自動)系 武将千里雷光 / 万里雷光 / 天里雷光 / 凰里雷光全体神速雷光 / 烈速雷光 / 飛速雷光 / 鳳速雷光神速行勢 / 飛速迅雷 / 天里迅雷神隠雷光 / 烈隠雷光 / 飛隠雷光 編集 防御系 武将鉄壁 / 守護神 / 金剛不壊 / 護君 / 天衣無縫 / 娘々護君単兵種剣兵防御 / 剣兵堅守 / 剣兵方陣 / 剣兵の聖域 / 剣兵の大聖域防御 / 堅守 / 方陣 / 聖域 / 大聖域 / 大神域 / 大天域全体八卦の陣 / 王者の護り / 忠節不落 / 覇者の護り / 覇者の大神域 不撓不屈 / 勇猛果敢 / 堅忍不抜弓将の采配 / 騎将の采配 / 槍将の采配 / 剣将の采配弓将の封聖域 / 騎将の封聖域 / 槍将の封聖域 / 剣将の封聖域魏軍の防衛 / 蜀軍の防衛 / 呉軍の防衛 / 群雄の防衛擒賊擒王 / 堅牢知略 / 地の利堅壁 / 防将戦法 / 防将戦略 援軍の聖域 / 援軍の大聖域 / 援軍の大神域 編集 防御(自動)系 武将武将の守勢 / 闘将の守勢 / 猛将の守勢 / 鬼神の守勢 / 龍神の守勢全体守護防陣 / 守護堅陣 / 守護方陣 / 守護聖陣 / 守護大聖陣守衛方陣 / 守衛聖陣 / 守衛大聖陣 編集 内政系 知識 / 技術農林知識 / 農林技術 / 加工知識 / 加工技術 / 素材知識食糧革命 / 食糧天革命富国 / 恵風 / 豊穣 / 人選眼力 / 才女の音律 / 豊潤祈祷富国論 / 聡明叡知 / 孫家の恵み / 薫風の恵み / 暁風の恵み 編集 内政(自動)系 技巧 / 極技巧 編集 短縮系 兵士作成時間 訓練 / 修練 / 攻城の檄文 / 強兵の檄文攻城の義勇軍 / 強兵の義勇軍騎兵増強 / 槍兵増強 / 弓兵増強 / 剣兵増強 / 兵器増強騎兵増勢 / 槍兵増勢 / 弓兵増勢 / 剣兵増勢富国強兵 / 師君強兵 / 娘々強兵老巧の政令 / 密偵召集 編集 建設時間 呉の治世 / 王佐の才賢妃施政 / 麗妃都政 / 陳留王政 / 徳義為政 / 帝妃都政 美玉歌舞 / 苛政虎舞 / 優姫の敬愛 編集 領地 憂姫護国 / 領地統制 / 拠点統制 編集 スキル回復時間 優雅な調べ / 勇姫督励 編集 回復系 HP回復 仁君 / 弓腰姫の愛 / 桃色吐息 / 熊猫の麺匠 / 神医の施術神医の術式 / 劉備の契り発憤興起 / 酔吟吐息 / 舞姫の愛 / 神卜の方術 編集 討伐ゲージ上昇 傾国 / 才女の瞳 / 皇后の慈愛 / 文姫の慈愛 編集 拠点耐久力回復 城壁補強 編集 特殊系 攻撃力上昇 槍兵の勝鬨 / 弓兵の勝鬨 / 騎兵の勝鬨 / 兵器の勝鬨才媛献策天子勅令 / 皇帝の勅令白菊の祈り / 紅梅の祈り / 青藍の祈り悲嘆の舞 / 小華の舞 / 哀艶の舞 / 花紅の舞賢女の策略 編集 攻撃力上昇移動速度上昇 槍兵の大号令 / 弓兵の大号令 / 騎兵の大号令 / 兵器の大号令奇略布陣 編集 攻撃力上昇忠誠心攻撃上昇 虐帝の号令 / 知略謀略 / 才略謀略 / 機略謀略 編集 移動速度上昇 速撃の舞 / 洛神の舞 / 大華の舞 / 勇躍の舞 / 月華の舞出撃見舞 / 才媛眼識迅速斥候春遊の呼集 編集 忠誠心低下抑制 護国誠心 / 護国芳心 / 護国献心 / 護国望心 / 護国真心月下羽衣 編集 拠点耐久低下軽減 守城誠心 / 守城真心 編集 斥候能力上昇 密偵精鋭 編集 兵士移送 近衛騎兵移送 / 矛槍兵移送 / 弩兵移送 / 大剣兵移送騎兵急配 / 槍兵急配 / 弓兵急配 / 衝車急配 編集 獲得資源増加 暴姫の命 / 暴姫の威令 / 佳人薄命 / 三顧の礼知略徴発 / 才略徴発 / 機略徴発 編集 資源獲得 聖夜の天恵沢 / 報恩の神恵沢 / 花嫁の神恵沢 / 花嫁の天恵沢南瓜の天恵沢 / 報恩の聖恵沢 / 報恩の天恵沢 編集 市場交換レート上昇 市場知識 / 市場繁栄 / 市場来福 / 市場栄華 編集 経験値増加 千華招来 / 万華招来 / 天華招来戦神招来 / 守衛招来 / 迅雷招来 / 豪撃招来 / 収奪招来 / 全兵招来 編集 援軍速度上昇 非常呼集 / 緊急呼集 編集 特殊(自動)系 攻撃力上昇全軍の進攻令 / 全軍の強攻令 / 全軍の猛攻令 / 全軍の極攻令 / 全軍の大極攻令全兵の極攻令 / 全兵の大極攻令速度上昇全軍の神速令 / 全軍の烈速令 / 全軍の飛速令 / 全軍の鳳速令 編集 デュエル系 覇王の極賢斬 / 覇王の極護斬 / 覇王の極俊賢 / 覇王の極俊護 / 覇王の極賢護白鶴の極護斬 編集 攻撃力上昇移動速度上昇獲得資源増加討伐ゲージ回復 武将龍神の攻奪 編集 コスト別>攻撃系>剣兵方陣 スキル名 レベル 効果 コスト1.5 コスト2.0 コスト2.5 コスト3.0 コスト3.5 コスト4.0 回復時間 剣兵方陣 Lv1 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*16)%上昇する 24% 32% 40% 48% 56% 64% Lv2 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*21)%上昇する 31.5% 42% 52.5% 63% 73.5% 84% Lv3 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*24)%上昇する 36% 48% 60% 72% 84% 96% Lv4 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*30)%上昇する 45% 60% 75% 90% 105% 120% Lv5 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*34)%上昇する 51% 68% 85% 102% 119% 136% Lv6 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*40)%上昇する 60% 80% 100% 120% 140% 160% Lv7 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*46)%上昇する 69% 92% 115% 138% 161% 184% Lv8 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*54)%上昇する 81% 108% 135% 162% 189% 216% Lv9 剣兵、斥候、歩兵科の武将の防御力が(コスト*64)%上昇する 96% 128% 160% 192% 224% 256% Lv10 % % % % % % 合成 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 防:剣兵方陣 防:剣兵堅守 攻:剣兵の強撃 攻:剣兵強行 防:剣兵の聖域 付加 追加カードの初期スキル 中確率(約25%)で付与 低確率(約5%)で付与 極低確率(約1%)で付与 隠しスキル 防:練兵修練 防:練兵修練 防:剣兵方陣 攻:剣兵の強撃 防:農林技術 攻:剣兵の極撃 攻:剣兵の突撃 防:剣兵方陣 防:練兵修練 攻:剣兵突覇 攻:剣神降臨 攻:万夫不当 防:剣兵方陣 攻:剣兵突覇 攻:剣兵の強攻 防:護国芳心 攻:剣兵の極撃 防:剣兵方陣 攻:剛将の畏怖 攻:神算鬼謀 防:剣兵増勢 攻:剣兵速攻 防:剣兵方陣 攻:神速 攻:剣兵突攻