約 197 件
https://w.atwiki.jp/wikiwiki2/pages/309.html
今月読む本(2014.1-) 2021.2(その2) ヴァレリー 芸術と身体の哲学 (講談社学術文庫) だ 『地球に月が2つあったころ』 アスフォーグ 県立 市立445ア 大学445A93c 2011年natureに発表 『歴代作曲家ギャラ比べ』 ビジネスでたどる西洋音楽史 山根 県立 8F762.8ヤ 市立762ヤ 『ヘンな科学』 “イグノーベル賞" 研究40講 県立 8F404イ 市立404イ 大学404I23h 六404イ 中村好文 百戦錬磨の台所 vol.1 『見えないスポーツ図鑑』 県立 7FX780イ 市立780ミ 『読書と人生』 (角川ソフィア文庫) 県立 『存在しない女たち』 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く クリアド=ペレス 県立 8F367.1ク 大学367.1C92s 首都直下地震と南海トラフ (MdN新書) 『地震はなぜ起きる?』 鎌田 青森 市立453カ 六453カ 「三代目」スタディーズ 世代と系図から読む近代日本 け 『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』(単行本) 県立 8F019.9カ 2021.2(その1) 数理と哲学 カヴァイエスとエピステモロジーの系譜 け 『ふだん使いの言語学』 「ことばの基礎力」を鍛えるヒント 川添愛 県立 市立801カ 公 『手の倫理』 (講談社選書メチエ) 県立 市立141イ 大学141.24I89t 『麻薬と人間』 100年の物語 薬物への認識を変える衝撃の真実 ハリ 県立 8F368.8ハ 大学368.83H33m 怒りの人類史 ブッダからツイッターまで けあし 『城の政治戦略』 大石泰史 (角川選書) 8F215.4オ 1つの定理を証明する99の方法 け 『トポロジカル物質とは何か』 最新・物質科学入門(ブルーバックス) 県立 7FS428ハ 市立428ハ 『人類史マップ』 サピエンス誕生・危機・拡散の全記録 ピエバニ 県立 8F469.2ヒ 市立469ピ 『映像編集の技法』 傑作を生み出す編集技師たちの仕事 県立 ヤマケイ文庫 野外毒本 被害実例から知る日本の危険生物 2020年4月(その3) 『北斎になりすました女』 葛飾応為伝 県立 青森 市立721ダ 大学721.8D35h 北斎の三女とも こまいぬ I 不思議犬一六〇匹を散歩する 『育ちすぎたタケノコでメンマを作ってみた。』 実はよく知らない植物を育てる・採る・食べる 県立 7FG626タ 市立626タ ファシズムの教室:なぜ集団は暴走するのか けあ 『最後の社主』 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム 県立 8F289.1ム 六289ム☆創業者の孫 『刃物たるべく 職人の昭和』 土田 県立 8F583.8ツ 市立583ツ 浪花のシャブ外道 密売人が見た薬物地獄絵図 (一般書) 『FULL POWER』 科学が証明した自分を変える最強戦略 六159ハ 『デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳』 「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる 六491ウ 大陸と海洋の起源 (ブルーバックス) けし 『WHO YOU ARE』 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる ホロウィッツ 8FN335.1ホ ・文化の刷り込み(入社初日)、倫理規範を明確に、文化規範、言行一致、行動で示す 『裁判官も人である』 良心と組織の狭間で 岩瀬 県立 8F327.1イ 市立327イ 大学327.12I96s 六327イ 死ねない時代の哲学 (文春新書) けあ 2020年4月(その2) 雑草で酔う~人よりストレスたまりがちな僕が研究した究極のストレス解消法~ 『聞き書 緒方貞子回顧録』 (岩波現代文庫) 県立 8F289.1オ 市立289オ へそまがり (エッセイ) あ 『世界でいちばん虚無な場所』 旅行に幻滅した人のためのガイドブック ラッド 県立 7FT290.1ラ 市立 『文豪と借金』ー泣きつく・途方に暮れる・踏みたおす・開きなおる・貸す 六十八景 県立 8FA918フ 市立918ブ 『テツヤ85歳、孫の服を着てみたら思ったよりイケてた。』 市立589シ ダメになる人類学 けし 『博士の愛したジミな昆虫』(岩波ジュニア新書) 県立 6FY248カ 市立916 『ツキノワグマのすべて』 森と生きる。 小池 県立 8F489.5コ 市立489コ 六489コ ミツバチと暮らす (自然暮らしの本) 関西弁で読む遠野物語 『南極に立った樺太アイヌ』 ―白瀬南極探検隊秘話― 増補新版 県立 T297.9サ ロスネフチ~プーチンの巨大石油会社 (ユーラシア文庫) マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣 け 『バンクシー』 アート・テロリスト 毛利 (光文社新書) 7FS723.3ハ 市立723バ 大学723.33B18Mo モヤモヤの正体 迷惑とワガママの呪いを解く 宗教は現代人を救えるか 仏教の視点、キリスト教の思考 (939) (平凡社新書 939) 2020年4月(その1) 世界哲学史1 (ちくま新書) あだこ 日本の最終講義 けあし 『パルプ・ノンフィクション』 出版社つぶれるかもしれない日記 三島 県立 『壁の世界史』-万里の長城からトランプの壁まで 県立 8F209ホ 市立209ヴ 六209ヴ 公 『ワイルドサイドをほっつき歩け』 ハマータウンのおっさんたち ブレイディみかこ 県立 8F302.3フ 市立302ブ 大学302.33B71w 公 『Spotify 新しいコンテンツ王国の誕生』 カールソン あり得ないほどの危機的状況を逆転し、真のユーザーファーストのサービスを確立する方法 県立 市立694カ 大学694.5C18s 公 市立694カ 『配膳さんという仕事』 なぜ京都はもてなし上手なのか 県立 “研究者失格"のわたしが阪大でいっちゃんおもろい教授になるまで――弱さと向き合い、自分らしく学問する 『食の歴史』 人類はこれまで何を食べてきたのか ジャック・アタリ 県立 8F383.8 市立383ア 大学383.8A95s 2019.10(その2) 哲学と宗教全史 けあし 『富士山噴火と南海トラフ』 海が揺さぶる陸のマグマ 鎌田浩毅 (ブルーバックス) 県立 市立453カ アリストテレス 生物学の創造 け 『グレタ たったひとりのストライキ』 県立 8F451.8ク 市立 六519グ 『タイトル読本』 堀口大學 林芙美子ほか 県立 青森 市立914.6タ 『ゴルバチョフ』 その人生と時代 ウィリアム・トーブマン 県立 8F289.3コ 市立289ゴ 大学(サン)289.3G67T ジハードと死 けだ 『ラファエッロの秘密』 ドラッツィオ 県立 8F723.3ラ 市立723ド 大学723.37R12D 『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』 第1編 第2編 第3編 (ブルーバックス) 『百科全書』 世界を書き換えた百科事典 (世界を読み解く一冊の本) 井田 県立 仕事の「ムダ」が必ずなくなる 超・時短術 あ 『世界物語大事典』 県立 市立902セ 公 『AI時代の労働の哲学』 (講談社選書メチエ 711) 稲葉振一郎 県立 市立366イ 大学 公 『地球の生きものたち〔決定版〕』 アッテンボロー 県立 8F481.7ア 市立481ア 大学482A95c 『イノベーターズ 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史』 六007ア 『21 Lessons』 21世紀の人類のための21の思考 県立 8F304ハ 市立304ハ 六304ハ ダークレディと呼ばれて 二重らせん発見とロザリンド・フランクリンの真実 けあだ 『料理人にできること 美食の聖地サンセバスチャンからの伝言』 市立601フ 『台所見聞録 人と暮らしの万華鏡』 (LIXIL BOOKLET) 県立 青森 ×鶴と亀 禄 『義足と歩む ルワンダに生きる日本人義肢装具士』 県立 7FJ30マ 市立302マ 『縄文の神が息づく一宮の秘密』 県立 『危機と人類』 ジャレドダイアモンド 『シークレット・ウォーズ』 アメリカ、アフガニスタン、パキスタン 三つ巴の諜報戦争(上) 県立 8F391.6コ 市立391コ テロリストの誕生 イスラム過激派テロの虚像と実像 けあ 『みんなにお金を配ったら』ー―ベーシックインカムは世界でどう議論されているか? 市立364ロ 『コンテナ物語』 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版 県立 公 『関西電力「反原発町長」暗殺指令』 県立 8F916サ 科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました (文春文庫) 『この顔と生きるということ』 7F916イ 市立916イ 大学(医)916I93k 六916イ 『介護のうしろから「がん」が来た!』 県立 7F916シ 市立918シ 六918シ 『トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉』 青森 大学366.62N86t 2019.10(その1) 黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄 け 『内閣調査室秘録』 戦後思想を動かした男(文春新書) 県立 7FS317.2シ 市立317シ ☆なかなかおもしろい。ここまで行かなくとも、審議会委員にお願いしたりしていたんだろうな。 『CIAスパイ養成官』 キヨ・ヤマダの対日工作 県立 8F391.6ヤ 『うんこミュージアムpresents うんこのひみつ』 青森 『子どもと一緒に覚えたい 貝殻の名前』 (子どもと一緒に覚えたいシリーズ) 県立 青森 市立484コ 『消えゆく砂浜を守る』 海岸防災をめぐる波との闘い 県立 市立517デ 教養としてのアート 投資としてのアート け 『「カッコいい」とは何か』(講談社現代新書) 平野 7FSヒラ 公 ×今、評価され続けているアジアのアート 『在野研究ビギナーズ』――勝手にはじめる研究生活 市立002ア 高次元空間を見る方法 次元が増えるとどんな不思議が起こるのか (ブルーバックス) けし ×1頭の種牡馬の凄いクセをつかむだけで1千万円稼ぐ (競馬王馬券攻略本シリーズ) 『文庫本は何冊積んだら倒れるか』 ホリイのゆるーく調査 堀井 県立 8F020.4ホ 『教養としてのヤクザ』 (小学館新書) 7FS368.5ミ ビッグミステイク レジェンド投資家の大失敗に学ぶ だ 『つけびの村』 噂が5人を殺したのか? 高橋ユキ 県立 8F368.6タ 市立368タ 『タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ』 県立 6FY26コ 市立 『私はこうして世界を理解できるようになった』 ロスリング 8F289.3ロ 『夢のユニバーサルシアター』 県立 青森 ×SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて 天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常 けあ 限界は何が決めるのか? 持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学 『「ついやってしまう」体験のつくりかた』 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ 県立 8FN675.3タ 市立675タ 『野球消滅』 (新潮新書) 7FS783.7ナ 『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』 県立 『時が止まった部屋』 遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし 県立 青森 亜細亜熱帯怪談 『人生で大切なことは泥酔に学んだ』 県立 8FA280ク 2018.10(その3) 『魂に息づく科学』:ドーキンスの反ポピュリズム宣言 県立 市立404ド 大学(サン)404D47t 六404ド よ アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇- けあしろ 『美しき免疫の力』 人体の動的ネットワークを解き明かす 県立 8F491.8テ 市立491デ 六491デ 2018 NHK宗教の時間 物語としての旧約聖書 『ナナメの夕暮れ』 8F779.1ワ 市立 六779ワ 『操られる民主主義 デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか』 県立 大学007.3B25a 『遊廓に泊まる』 県立 8FA382セ 市立384セ 六384セ 裸のJリーガー あ 『没イチ』 パートナーを亡くしてからの生き方 県立 7FF367.7コ 市立367.7コ 六367コ ロシア革命――ペトログラード 1917年2月 け ヒトラーとドラッグ 第三帝国における薬物依存 け [新訳]最前線のリーダーシップ――何が生死を分けるのか 『マンゴーと手榴弾』 生活史の理論 (けいそうブックス) 県立 8F361.1キ 大学361.16Ki56m 『武蔵野をよむ』 (岩波新書) 県立 7Fクニ 『シエラレオネの真実』――父の物語、私の物語 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIII-7) 県立 市立936フ 公 『ざんねんな名言集』 青森 市立159マ 『人間の悩み、あの神様はどう答えるか』 (青春文庫) 7FB164オ 市立 『原寸大写真図鑑 羽』 増補改訂版 県立 『たのしい路線図』 県立 『富士屋ホテルの営繕さん 建築の守り人』 (LIXIL BOOKLET) 県立 『本屋の新井』 県立 8F024ア 市立024ア 土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて (光文社新書) だ 『事故物件怪談 恐い間取り』 青書庫 市立147マ 六147マ 2018.10(その2) フェミニスト・ファイト・クラブ 「職場の女性差別」サバイバルマニュアル けだ さいはての中国 (小学館新書) 『神は、脳がつくった』 200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源 県立 市立162ト 六162ト 『おべんとうの時間 4 』 (翼の王国BOOKS) 県立 青森 市立 『家(チベ)の歴史を書く』 (単行本) 県立 8F334.4ハ 市立334パ インスタグラムと現代視覚文化論 レフ・マノヴィッチのカルチュラル・アナリティクスをめぐって チェインクロニクルから学ぶスマートフォンRPGのつくり方 (星海社新書) よ 松永久秀と下剋上:室町の身分秩序を覆す (中世から近世へ) けあだろ 軍事強国チートマニュアル (モーニングスターブックス) 『ハードウェアハッカー』 ~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険 県立 『時をあやつる遺伝子 』(岩波科学ライブラリー) 六464マ ヴィゴツキー評伝――その生涯と創造の軌跡 (明石ライブラリー165) け 『ミクロコスモス』 森の地衣類と蘚苔類と 県立 それいけ避難小屋 けあろ 『新編 鳥島漂着物語』 18世紀庶民の無人島体験 県立 『日本昭和トンデモ児童書大全』 (タツミムック) 県立 市立 『死の美術大全』 8000年のメメント・モリ 県立 8F704エ 『タコの心身問題 頭足類から考える意識の起源』 県立 8F484.7コ 大学484.7G55t 公 『ふたつのオリンピック』 東京1964/2020 県立 7F933ホ 『鼓に生きる』 歌舞伎囃子方田中佐太郎 県立 市立774タ 『ニホンオオカミの最後 狼酒・狼狩り・狼祭りの発見』 県立 8F382.1エ 市立382エ 『没イチ』 パートナーを亡くしてからの生き方 アマテラスの二つの墓 東西に封じられた最高神 深淵の色は 佐川幸義伝 けあ 2018.10(その1) 『世界のかわいい本の街』 県立 市立024ジ 六024ジ ドイツ秘密兵器 WW II German Secret Weapons 『警視庁刑事部現場鑑識写真係』 県立 六317ト 『黒板アート甲子園作品集 高校生たちの消えない想い』 県立 6FY76コ 市立720コ 六720コ 『イントロの法則80's』 沢田研二から大滝詠一まで 県立 8F767.8ス 市立767ス 『高齢者の犯罪心理学』 越智 県立 『見知らぬものと出会う ファースト・コンタクトの相互行為論』 県立 大学389Ki39m 『もしも宇宙に行くのなら』――人間の未来のための思考実験 県立 8F440.4ヌ 市立440ヌ 『人体実験の哲学』 「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史 シャマユー 県立 『東西ベルリン動物園大戦争』 県立 8F480.7モ 市立480モ 大学480.76Mo17t よ 胃弱・癇癪・夏目漱石 持病で読み解く文士の生涯 (講談社選書メチエ) けあしだ 謎の蝶 アサギマダラはなぜ海を渡るのか? (ベスト新書) 脳と時間 神経科学と物理学で解き明かす〈時間〉の謎 け Sport 2.0 進化するeスポーツ、変容するオリンピック け 『ごみ収集という仕事 清掃車に乗って考えた地方自治』 県立 市立518フ そいばってん佐賀 ハイパー複コロ革命 (競馬王馬券攻略本シリーズ) あなたの脳は変えられる 「やめられない! 」の神経ループから抜け出す方法 けあだ 『DARPA秘史』 世界を変えた「戦争の発明家たち」の光と闇 県立 市立392ワ 大学392.53W55d 『絶滅できない動物たち』 自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ 県立 8F480.9オ 市立480オ 大学480.9O15z 六480オ 『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』 六368ク 『ウスケボーイズ』 日本ワインの革命児たち (小学館文庫) 県立 8F588.5カ 市立 ホイチョイの リア充王 遊びの千夜一夜物語 歴史の「普通」ってなんですか? (ベスト新書) 2018.1(その3) 『ティール組織』――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現 県立 自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質 マルクス 資本論の哲学 (岩波新書) けあだ 『オリンピック秘史 120年の覇権と利権』 県立 市立780ボ 時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け けしだ この宇宙の片隅に ―宇宙の始まりから生命の意味を考える50章― けあ 『失敗だらけの人類史』 英雄たちの残念な決断 (ビジュアル讀本) 県立 8F204ウ 市立204ウ 大学204W55s ×ヒトが霊長類でなくなる日 情熱の哲学 ウナムーノと「生」の闘い け 『隠れナチを探し出せ 忘却に抗ったナチ・ハンターたちの戦い』 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIII-2) 県立 あ8F234.0ナ 「砂漠の狐」回想録――アフリカ戦線1941~43 け ×ロシアの対日政策(上) 帝政ロシアからソ連崩壊まで ×ロシアの対日政策(下) 新生ロシアからプーチンまで 『北極がなくなる日』 ×破天荒弁護士クボリ伝 『シグナル 未来学者が教える予測の技術』 エイミー・ウェブ 県立 市立505ウ ×ブリューゲルへの招待 『follow me ふゆのきつね』 6FY248イ 市立748イ 『占いで結婚しました!』(コミックエッセイの森) 市立 『明治の男子は、星の数ほど夢を見た。』-オスマン帝国皇帝のアートディレクター山田寅次郎 県立 市立289ヤ ×偉人たちのあんまりな死に方 (河出文庫) 2018.1(その2) よ なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ) けあしだ ×ギャグ・マンガのヒミツなのだ! (河出文庫) 『なぜアマゾンは「今日中」にモノが届くのか』 県立 市立673ハ 『物事のなぜ』 原因を探る道に正解はあるか ラビンズ 県立 市立401ラ 大学 みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書) 『アースダイバー 東京の聖地』 県立 『平城京のごみ図鑑 最新研究でみえてくる奈良時代の暮らし』 (視点で変わるオモシロさ!) 県立 8F210.3ヘ 市立210.3ヘ 上方落語史観 け 『目に見えない世界を歩く』 「全盲」のフィールドワーク (平凡社新書) 7FS369.2ヒ 『時計の科学 人と時間の5000年の歴史』 (ブルーバックス) 県立 市立535オ 大学535.2O17t 『デロールの理科室から 美しい掛図と科学考察』 県立 市立404デ 鯖 サバが好き! 旨すぎる国民的青魚のすべて けあしろ 『図解 なんかへんな生きもの』 県立 6FY248ヌ 市立480ヌ 『八甲田山 消された真実』 県立 8FA390イ 市立396イ 大学A396.59I89h 六396イ 『不確かな医学』 (TEDブックス) 県立 8F492.1ム 市立492ム 大学(医)492.1Mu25f 『人類の進化が病を生んだ』 県立 8F491.6テ 市立491テ 大学491.69Ta98j 『新哲学対話』 ソクラテスならどう考える? (単行本) 8F104イ 市立104イ 大学104I26s Excelでわかるディープラーニング超入門 だ ×2025年の銀行員 地域金融機関再編の向こう側 (光文社新書) ×川と掘割“20の跡"を辿る江戸東京歴史散歩 (PHP新書) 『安楽死を遂げるまで』 県立 8F490.1ミ 大学490.15Mi83a 市立490ミ 公 『女たちの王国』 「「結婚のない母系社会」中国秘境のモソ人と暮らす 県立 8F382.2チ 市立382チ 『アマゾンの料理人』 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所 県立 7FP596.2オ 市立 大学596O81a 2018.1(その1) 『バナの戦争』 ツイートで世界を変えた7歳少女の物語 県立 8F302.2ア 市立302ア 『子どもが主役の学校、作りました。』 竹内薫 県立 市立371.5タ ×血圧と心臓が気になる人のための本 (新潮新書) 『カレーライスを一から作る』 関野吉晴ゼミ (ポプラ社ノンフィクション―生きかた) ×儒教が支えた明治維新 (犀の教室 Liberal Arts Lab) ハンセン病療養所を生きる―隔離壁を砦に けだ 『全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ』 県立 7FP596.2モ 市立596モ 『東京さんぽ図鑑』 町や建物の『新しい見方』を超図解! 青森 ×戸隠の民具 『オリバー・ストーン オン プーチン』 県立 8F312.3フ 市立312プ 江副浩正 作者 馬場 マコト あ 『絶滅の人類史』―なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書) 県立 大学(サンライズ)469.2Sa69z 『ジェネリック』 ジェレミー・A・グリーン 『年をとるほど賢くなる「脳」の習慣』 青森 『New Scientist 起源図鑑』 ビッグバンからへそのゴマまで、ほとんどあらゆることの歴史 県立 8F033ロ 市立033ロ 大学033L44n 『3億人の中国農民工 食いつめものブルース』 県立 市立366ヤ 大学366.2Y19k 『あなたが気づかないだけで神様もゲイもいつもあなたのそばにいる』 県立 市立 『あたらしい狂気の歴史』 -精神病理の哲学- 県立 市立493コ 『骨から見る生物の進化』【コンパクト版】 県立 市立481ホ 大学481.16P21 『世界は変形菌でいっぱいだ』 県立 6FY247マ 市立473マ 六473マ 宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 (SB新書) あ 『注文をまちがえる料理店のつくりかた』 小国 県立 市立493オ 『ざんねんな脳』 神経科学者が語る脳のしくみ 県立 8F491.3ハ 六491バ 『世界「奇景」探索百科』 《ヨーロッパ・アジア・アフリカ編》 《南北アメリカ・オセアニア編》 県立 7FT290.9フ 市立290.9セ 『映画のキャッチコピー学』 (映画秘宝セレクション) 県立 市立778ヒ 『ラーメンを科学する』 おいしい「麺」「だし」「うまみ」の正体 8F596カ 『雲を愛する技術』 荒木健太郎 光文社新書 大学451.61A64k 2017.8(その1) 『すごい物理学講義』 県立 8F420ロ 市立420ロ 『人はなぜ太りやすいのか』――肥満の進化生物学 『アマゾノミクス』 データ・サイエンティストはこう考える 市立007ワ 『大人のための国語ゼミ』 県立 青森 市立816ノ ラボ・ガール 植物と研究を愛した女性科学者の物語 けあだ なぜ心を読みすぎるのか みきわめと対人関係の心理学 けあ 『森の探偵』―無人カメラがとらえた日本の自然 市立743ミ 大学743.6Mi88m 『科学捜査ケースファイル』―難事件はいかにして解決されたか 県立 8F317.7マ 市立317マ 『歌うカタツムリ』――進化とらせんの物語 (岩波科学ライブラリー) 県立 市立484チ 大学484.6C42u 『大阪ソースダイバー』 下町文化としてのソースを巡る、味と思考の旅。 県立 『命みじかし恋せよ乙女』 大正恋愛事件簿 (らんぷの本) 青森 市立281イ 『人はなぜ宇宙人に誘拐されるのか?』 市立 『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』 県立 8F326.2キ 市立326キ 『チャヴ』チャヴ 弱者を敵視する社会 市立 大学361.85J72c ×いつも、気づけば神宮に 東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」 『丹野智文 笑顔で生きる』 -認知症とともに- 7F916タ 市立916タ 六916タ ×性表現規制の文化史 『あたらしい無職』 (SERIES3/4 2) 県立 市立916タ ×人生を味わう 古典落語の名文句 (PHP文庫) インタビュー 木村俊介 け 『本の未来を探す旅 ソウル』 県立 コンプレックス文化論 あ 『渋谷音楽図鑑』 県立 ×新悪魔が憐れむ歌 『日曜日の狩猟採集生活』 県立 市立486ニ 『その道のプロに聞く 生きものの見つけかた』 青森 市立481マ 六481マ 『日本のドジョウ』 形態・生態・文化と図鑑 日本に分布する全33種・亜種を網羅した初めての図鑑! LOACHES OF JAPAN 市立487ナ 『マフィア国家』――メキシコ麻薬戦争を生き抜く人々 県立 8F368.8ク 市立368ク 大学368.83Ku17m 『ナチスと隕石仏像 SSチベット探検隊とアーリア神話』 (集英社新書) 県立 『ボコ・ハラム』 イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 県立 8F316.4シ 大学316.4Sh86b 『21世紀の民俗学』 畑中 章宏 県立 市立380ハ 大学380.4H42n 『性食考』 県立 8F380.4ア 市立380ア 大学380.4A32s 六380ア 『江戸・明治 百姓たちの山争い裁判』 県立 市立651ワ 『仕事に役立つ専門紙・業界紙』 県立 市立070ヨ 六070ヨ 『発酵文化人類学』 微生物から見た社会のカタチ 小倉ヒラク 県立 大学588.51O26h 『塑する思考』 県立 市立757サ 大学757.04Sa85s 『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる』―最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方 県立 市立492ウ ×虚構新聞 全国版 ([テキスト]) ×超絶記録! 西山夘三のすまい採集帖 (LIXIL BOOKLET) ×中国最凶の呪い 蠱毒 『牛車で行こう!』 平安貴族と乗り物文化 県立 市立682キ 大学210.09Ky5g 『愛されすぎたぬいぐるみたち』 県立 市立759ニ ムー公式 実践・超日常英会話 だ 『世界をまどわせた地図』――伝説と誤解が生んだ冒険の物語 県立 8F290.3フ 市立290.3ブ 大学290.9B76s 六290ブ 『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』 青森 市立104コ 『浪費図鑑』―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本) 県立 青森 2017.8(その2) 『アフリカ文化探検』 半世紀の歴史から未来へ 県立 市立382タ 暴政 20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン けだ 『人類の祖先はヨーロッパで進化した』 県立 市立469ビ 『ブラック・フラッグス』(上) 「イスラム国」台頭の軌跡 県立 8F316.4ウ 市立316ウ マリリン・モンロー 最後の年 けあ ×TOKYO Snap Shots ―中野正貴写真集 『カナダ 歴史街道をゆく』 上原 7FT295.1ウ 市立295ウ ×東京銀座六丁目 僕と母さんの餃子狂詩曲 『眺望絶佳の打ち上げ花火』 県立 青森 市立575カ モディが変えるインド 台頭するアジア巨大国家の「静かな革命」 け ×こころに残る 家族の旅 三博四食五眠 ×カレーライス進化論 (イースト新書Q) 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』 (光文社新書) 山口周 7FS159.4ヤ・デザインと経営は本質的な共通点がある:エッセンスをとって後は切り捨てる・経営とはゲームチェンジ ×ロードアイランド・スクール・オブ・デザインに学ぶ クリティカル・メイキングの授業 - アート思考+デザイン思考が導く、批判的ものづくり 墨技の発見 水を描く (水墨画競作シリーズ―墨技の発見) け 時間の言語学 メタファーから読みとく (ちくま新書1246) だ 『ウォークス』 歩くことの精神史 県立 大学498.35So34w 比較史の方法 (講談社学術文庫) だ ビットコインとブロックチェーンの未来 マネーの終わり(仮)作者 アダム・ローシュテイン 『昆虫こわい』 (幻冬舎新書) 市立486マ 『昆虫の交尾は、味わい深い…。』 (岩波科学ライブラリー) 県立 市立486カ 大学486.1Ka37k 六486カ 『日本のルィセンコ論争』 県立 後天遺伝説 ×東京とんかつ会議 『もっとヘンな論文』 8F049サ 市立049サ 大学049Sa65m ×多田駿伝 「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念 『戦禍に生きた演劇人たち』演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇 県立 市立775ホ 大学775.1H89s 六775ホ 『幻の黒船カレーを追え』 県立 8F383.8 市立383ミ 2017.3 春の研修会 その1 『「週刊文春」編集長の仕事術』 あだ ×知られざるステルスの技術 (サイエンス・アイ新書) 富国と強兵 けあ 『協力する種』 制度と心の共進化 (叢書《制度を考える》) 県立 市立389ボ 大学361.3B68k 『フィリピン―急成長する若き「大国」』 (中公新書) 『愛しのオクトパス』――海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界 県立 市立 ×豪腕 使い捨てされる15億ドルの商品 『宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで』 (ブルーバックス) 県立 8F051.6シ 大学 読了 『バンド臨終図巻』 ビートルズからSMAPまで (文春文庫) 県立 6FY740 ×誤解の心理学 コミュニケーションのメタ認知 『ゼロデイ』 米中露サイバー戦争が世界を破壊する 8F391.6ヤ 市立391ヤ 『満腹どんぶりアンソロジー お~い、丼 』 (ちくま文庫) 7FB914.6オ 市立 『ウニはすごい バッタもすごい』 - デザインの生物学 (中公新書) 『わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち』 県立 7FF367.4ニ 市立367.4ニ ×砂にまみれて飯を食う 午前中に勝ちを決め最終レースで駄目を押す“ダート競馬 『サロメ』 原田マハ 県立 7Fハラ 市立ハラ 六ハラ 『クラウド時代の思考術』―Googleが教えてくれないただひとつのこと― 六115パ 死してなお踊れ 一遍上人伝 け 『本屋、はじめました』―新刊書店Title開業の記録 『ヒルビリー・エレジー』アメリカの繁栄から取り残された白人たち けあしだ 『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』 県立 ×いっとかなあかん店 大阪 人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日 あ 『クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説』 県立 2015.5(その1) 増補新訂版サイエンスビュー生物総合資料 実教出版 すばらしい出来栄え ×レンチキュラーレンズで見る3D組織病理図鑑 『出生前診断』 河合 7FS495.6カ 市立495カ 『メディア・モンスター』 県立 市立523マ 『ハード・シングス HARD THINGS』 ホロウィッツ 8FN335.1ホ 『九州大学生体解剖事件』 70年目の真実 県立 『性欲の研究 東京のエロ地理編』 県立 『食べられる深海魚ガイドブック』 県立 市民 『アフリカン・ポップス!』 鈴木 県立 市立764ア 『それでもボクは会議で闘う』 県立 市立327ス 『思考の技法』 デネット 県立 ×霞ヶ関から眺める証券市場の風景 『悲劇の発動機「誉」』 県立 市立 『世界遺産 姫路城を鉄骨でつつむ。』 県立 市立521セ 『自然のしくみがわかる地理学入門』 水野 大学450Mi96s 『NEXT WORLD』 未来を生きるためのハンドブック 市立304ネ レナードの朝 新版 サックス けあしだ ×監督稼業めった斬り 『ハトはなぜ首を振って歩くのか』 県立 市立488フ 大学488.45F67 六488フ 『江戸日本の転換点』 8F210.5タ 市立210.5タ 文明探偵の冒険 7FS404カ 「わだつみ」現場の証言 県立 考える人 2015年05月号 『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』 県立 『ヘンな論文』 8F049サ 市立049サ 大学049Sa65h ×陰謀 アイズナー 『変わらないために変わり続ける』 福岡伸一 市立404フ 『牛と土』 県立 8F645.3シ 市立645シ 六645シ 『東京美女散歩』 市民 市立915.6ア 『海の極限生物』 県立 市立 『天皇家と生物学』 県立 市立288.4モ 『口笛を吹きながら本を売る』 県立 『黒い迷宮』 8F326.2ハ 市立326パ 『ロミオと呼ばれたオオカミ』 県立 『首狩の宗教民族学』 県立 『世界”笑いのツボ”探し』 市立141マ オタサーの姫 県立 『女装して、一年間暮らしてみました。』 県立 7F943サ ×マイルス・デイヴィス自伝(マイルス・デイビス自叙伝 県立 6FYBテイ) ×盆栽 依田(盆栽の誕生 けあし) 『苔三昧』 大石 県立 7FG629.7オ 市立629オ ユートピアと性 県立 人間の生き方、ものの考え方 7F ×コンテンツの秘密 『岩は嘘をつかない』 県立 市立450モ 『進化の謎を数学で解く』 ワグナー 県立 市立 大学467.5W14s 市立467ワ 六467ワ 『原子・原子核・原子力』 県立 市立429ヤ 2015.5(その2) 『食べる世界地図』 県立 8F383.8ホ 市立383ホ 『教えてくれたのは、植物でした』 県立 8F470.4ニ ×沖縄彫刻都市 『探求 エネルギーの世紀』 県立 8F501.6ヤ 市立 『ナポレオンに背いた「黒い将軍」』 県立 8F289.3テ 市立289デ 『このレシピがすごい!』 7FP596.0ツ 市立 『20代で隠居』 県立 市立916オ ×男しか行けない場所に女が行ってきました 『紛争解決人』 県立 『世界が変わるプログラム入門』 ちくまプリマー新書 6FY73ヤ 市立 『君は英語でケンカができるか?』 プロ経営者が教えるガッツとカタカナ英語の仕事術 平松庚三 県立 ×めんどうな女のトリセツ 『豆腐バカ』 県立 市立 『ウルフ・ウォーズ』 県立 市立489フ 『世界の美しい本屋さん』 県立 『子宮頸がんワクチン事件』 県立 8F495.4サ 市立495サ 六495サ ×ゴーストライター論 『「衝動」に支配される世界』 県立 市立302ロ 大学302.53R52s 『東京都セレブ区福祉部』 県立 『歴史の「常識」をよむ』 歴史科学協議会編 県立 市立210.04レ 大学210.04R25(関連)歴史をよむ 県立 『昭和のテレビ童謡クロニクル』 県立 市立767シ 『ナショジオが行ってみた究極の洞窟』 県立 市立454ナ イスラムは本当に危ない世界なのか 『数学の言葉で世界を見たら』 市立410オ 2014.8(その1) 『美少女の美術史』 県立 8F708.7ヒ ×あやしい投資話に乗ってみた 藤原 『マリー・アントワネット』 ファッションで世界を変えた女 石井 県立 8F289.3マ 市立289マ 『裏山の奇人』 小松 県立 市立460コ 『フンコロガシ先生の京都昆虫記』 塚本 市立486ツ 『世界で一番美しいイカとタコの図鑑』 県立 8F484.7セ 市立484セ 『最強の「毒物」はどれだ?』 斉藤 県立 8F431.0サ 市立431サ 『奇祭』 杉岡 県立 8F386.1ス 市立386ス 『千年企業の大逆転』 野村 県立 市立509ノ ゲーム音楽史 岩崎 県立 『お店の解剖図鑑』 高橋 県立 8F526.6タ 市立526タ 六526タ ×美術、応答せよ! 森村 カラフルなぼくら クークリン 県立 『処女神』 植島啓司 ネパールのカトマンズ盆地での風習 県立 8F182.2ウ 市立182ウ 『戦争の教室』 県立 市立391セ 『炎を越えて』 新宿西口バス放火事件 杉原 県立 市立916ス 盆おどる本 8F386.8ホ 『シャバはつらいよ』 大野 県立 市立916オ 日本の軍歌 辻田 あ 2014.8(その2) 『サイボーグ昆虫、フェロモンを追う』 市立486カ 大学486.1Ka59 『娼婦たちから見た日本』 八木澤 県立 『あなたのなかの宇宙』 シューピン 県立 市立460シ 『脳科学は人格を変えられるか?』 フォックス 県立 8F491.3フ 市立491フ 『ブラックウォーター』 世界最強の傭兵企業 スケイヒル 県立 8F社会科学393.2ス 『インテリジェンス1941』 日米開戦 山崎 8F391.6ヤ 市立391ヤ ×会計の歴史探訪 渡邉 ×光とは何か 江馬 『「サル化」する人間社会』 山際 県立 6FY248ヤ 市立489ヤ 大学489.97Y23 六489ヤ ×探求の共同体 リップマン 『今西錦司伝』 斎藤 県立 ×内なる創造性を引きだせ エドワーズ 東大卒プロゲーマー ときど あ 『犬たちの明治維新』 ポチの誕生 仁科 県立 8F645.6ニ 市立645ニ ヴァティカンの正体 岩渕 ちくま新書 大学1057 『私、食虫植物の奴隷です。』 大谷 市立 『森の神々と民俗』 金田 県立 8F387カ 市立 『魚で始まる世界史』 ニシンとタラとヨーロッパ 越智 7FS662.3オ 『アラスカへ行きたい』 石塚 市立295イ 六295イ 『ゆるパイ図鑑』 藤井 県立 7FP596.6フ 『建築する動物』 アルント 県立 8F481.7ア 市立 「子育て」という政治 猪熊 県立 市民 『こんなに凄かった!伝説の「あの日」の天気』 金子 県立 8F451.9カ 市立 ×大事なことから忘れなさい 松山 『音楽を愛でるサル』 正高 中公新書 7FS469.2マ 市立469マ 大学2277 『マヤ・アンデス・琉球』 環境考古学で読み解く「敗者の文明」 青山 あ市立202マ 『意識をめぐる冒険』 コッホ 県立 大学141.51Ko15i 『世界精神マルクス』 ジャック・アタリ 県立 8F289.3マ 市立289マ 増補 靖国史観 小島 ちくま学芸文庫 あ 『奇界遺産2』 佐藤 県立 7FT290.8サ2 市立290.8サ2 スチームパンク東方研究所4 理科趣味の部屋(1は 県立 市立708ス) け 『歴史を変えた100の大発見 数学』 県立 8F410.2ス 市立410ス ×希望の格闘技 中井 『うまいビールの教科書』 青森 『死ぬまでに見たい世界の名建築なんでもベスト10』 光嶋 8F520.8コ 『お寺の収支報告書』 橋本 市立 袴田事件を裁いた男 無罪を確信しながら死刑判決文を書いた元判事の転落と再生の四十六年間 朝日文庫 尾形 あ 『TED 驚異のプレゼン』 ガロ 市立809ガ 『泡沫候補』 藤岡 県立 市立 ×凶悪犯罪者こそ更生します 岡本 『昆虫の描き方』 盛口 県立 8F486.0モ 市立486モ 『野生の猛禽を診る』 斉藤 県立 市立488サ 『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』 スー 県立 8F367.2シ 市立367.2ジ 六367ジ 2014.7(その1) ×世界はフラットにもの悲しくて 藤原 『フードトラップ』 県立 市立498.5モ 『アダム・スミスとその時代』 県立 8F289.3ス 市立289ス 『透明マントを求めて』 県立 『新幹線を航空機に変えた男たち』 県立 市立546マ 『NASA』 宇宙開発の60年 中公新書 7FS538.9サ 市立 大学 公 ×ゴルフデータ革命 『ロボコン』 バスコム 6FY25ハ 市立507バ 詐欺の帝王 溝口 『ROADSIDE BOOKS 書評2006-2014』 都築響一 8F019.9ツ 市立 『理想の花嫁と結婚する方法』 県立 ×ホームレス・ワールドカップ日本代表のあきらめない力 『反骨の公務員、町をみがく』 市立318オ 『大好きに会いに行こう!』 県立 『空き家問題』 市立 『僕はポロック』 8F723.5ホ 市立 『中国絵画入門』 宇佐美 岩波新書 県立 7FS722.2ウ 大学1490 ヒトラー演説・熱狂の真実 高田 中公新書 7FS311.8タ 大学2272 ×なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白 『神と肉』 日本の動物供犠 県立 『「自分」の壁』 養老 県立 7FS304ヨ 市立304ヨ 六304ヨ 『ぼくらは怪談巡礼団』 加門 県立 7F915.6ヒ 市立915.6ヒ 『国と世紀を変えた愛』 張学良と宋美齢、六六年目の告白 富永 県立 『テクニウム』 テクノロジーはどこへ向かうのか? ケリー ×大二病 「評価」から逃げる若者たち 難波 『奇妙なアメリカ』 神と正義のミュージアム 矢口 県立 市立069ヤ ×植物の奇妙な生活 電子顕微鏡で探る驚異の生存戦略 『DVD付 花』 小学館の図鑑NEO 7FJ47ハ 市立47ハ 『ダーウィンが見たもの』 マニング 県立 7FJ28タ 市立J289ダ 六289ダ ×DAVID BECKHAM 『日本のビール面白ヒストリー』 端田 8F588.5ハ 大学588.54H37 『僕はウォーホル』 8F723.5ウ 市立 2014.7(その2) 『男のパスタ道』 市民 市立596ツ 『東京大学の学術遺産 捃拾帖』 県立 『死の棘・アスベスト』 作家はなぜ死んだのか 加藤 県立 県立 8F519.3カ 市立519カ ×巨大「実験国家」EUは生き残れるのか? 国末 『映画の奈落』 伊藤 市立778イ 『スクリプターはストリッパーではありません』 市立 ×日本企業はモノづくり至上主義で生き残れるか マキナニー 『評伝 吉村昭』 笹沢 県立 7F910.2ヨ 市立910.268ヨ ×別れを力に 二宮 『俺の喉は一声千両』 岡本 県立 7Fオカ 市立913.6/カ 『人生は、楽しんだ者が勝ちだ』 県立 8F289.1ヨ 市立289ヨ 六289ヨ 『冬虫夏草生態図鑑』 日本冬虫夏草の会 県立 市立(禁帯出) 『キリストの顔』 イメージ人類学序説 水野 県立 第一次世界大戦と日本 井上 7FS210.6イ 『考証要集』 秘伝! NHK時代考証資料 7FB778.8オ 市立 『食べること 考えること』 藤原 県立 大学383.8F56 『小林一三』 時代の十歩先が見えた男 北 県立 市立289コ 『宇宙を目指して海を渡る』 小野 市立916ヤ 『辻静雄 KAWADE夢ムック』 県立 8F289.1ツ 市立 『サッカーデータ革命』 ロングボールは時代遅れか クリス・アンダーゼン 県立 『愛を科学で測った男』 県立 8F141.6フ 市立141ブ 『極大と極小への冒険』 ブラットナー 県立 市立413ブ 大学413.1B55 『クリエイティブ・マインドセット』 想像力・好奇心・有機が目覚める驚異の思考法 ケリー 8FN336.2ケ ×ギンヤンマそらへ 『沈みゆく帝国』 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか 市立007ケ ×江戸大名の好奇心 中江 アガサ・クリスティー完全攻略 霜月 県立 ×現代アート経済学 宮津 視覚文化「超」講義 石岡 あ ×「4分33秒」論 「音楽」とは何か 佐々木敦 やくざと芸能と(文庫 『やくざと芸能界』 市立)私の愛した日本人 なべおさみ 県立 8F778.2ナ ×STOP論文捏造 なぜ起こるのか きむら秀一 ×競争優位の終焉 市場の変化に合わせて、戦略を動かし続ける マグレイス 『本は死なない』 県立 8F023マ ×女の子よ銃を取れ 雨宮 『雲の中では何が起こっているのか』 荒木 8F245ア ×浮世絵でわかる!江戸っ子の二十四時間 青春出版社 『仏像のお医者さん』 飯泉 県立 2014.6(その1) 『エピジェネティクス』 新しい生命像をえがく 岩波新書 県立 7FS467.3ナ 大学文庫1484 『サルなりに思い出す事など』 神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々 サポルスキー 県立 市立489サ 『アルツハイマーはなぜアルツハイマーになったのか』 ドラーイスマ 県立 市立493ド ×探検言語学 呉人 『死体捜索犬ソロが見た驚くべき世界』 ワレン 県立 ×魔女と魔女狩り ベーリンガー ×エドノミクス 歴史と時代劇で今を知る 飯田 ×木材、石炭、シェールガス 文明史が語るエネルギーの未来 石井 『ソボちゃん いちばん好きな人のこと』 有吉 県立 市立914.6ア 『人身売買・奴隷・拉致の日本史』 渡邉 県立 8F210.4ワ 六210ワ 『身体巡礼』 ドイツ・オーストリア・チェコ編 養老 8F385.6ヨ 市立385ヨ 日本の身体 内田樹 県立 市立 『はじめてのヒエログリフ実践講座』 マンリー 県立 市立894マ 公 鍵開けマニュアル 県立 『脳に棲む魔物』 キャハラン 県立 7F933キ 市立936キ 『男のパスタ道』 土屋敦 市民 市立596ツ 『鳶』 上空数百メートルを駆ける職人のひみつ 多湖 県立 市立525タ 昭和天皇退位論のゆくえ 冨永 県立 『石の卵』 山田 県立 7FJ45ヤ 市立J458ヤ 六458ヤ 『図説世界を変えた50の医学』 オールドリッジ 県立 8F490.2オ 『1000ドルゲノム』 10万円でわかる自分の設計図 デイヴィーズ 県立 市立467デ ×江戸の食文化 和食の発展とその背景 江戸文化歴史検定 ×大うんこ展 伊藤ガビン 『鉄道でゆく凸凹地形の旅』 今尾恵介 市立454イ イモが日本を救う! 1000年先の未来のための、新しいエネルギービジネス 鈴木 だ 『「科学者の楽園」をつくった男』 大河内正敏と理化学研究所 宮田親平 県立 青森 大学407.6Mi84 ×「庭のホテル東京」の奇跡 世界が認めた二つ星のおもてなし 木下 ×「つながり格差」が学力格差を生む 志水 ×スナックあるある 玉袋 球童 伊良部秀輝伝 田崎 市立 『誤解学』 西成 市立361.4ニ 『ラインズ』 線の文化史 インゴルド 県立 『ピープスの日記と新科学』 ニコルソン 県立 『街の人生』 岸政彦 県立 市立361.6キ 大学361.61Ki56m 『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』 村瀬 市立673ム 『SFを実現する』 3Dプリンタの想像力 田中浩也 7FS504/タ 『好奇心の赴くままに』 ドーキンス自伝1 県立 『協力と罰の生物学』 大槻 県立 市立468オ 大学468.4O89 『ウーゴ・チャベス』 ベネズエラ革命の内幕 キャロル 県立 2014.6(その2) 『死ぬまでに学びたい5つの物理学』 山口 8F420ヤ ×思想がひらく未来へのロードマップ 西條 構造構成主義の集大成(震災下で機能) 『音楽の進化史』 グッドール 県立 市立762グ 『史上最大の決断』 ノルマンディ上陸作戦を成功に導いた賢慮のリーダーシップ 野中郁次郎 県立 8F391.3ノ 市立391ノ 『読書礼讃』 マングエル 県立 市立 『軍服を着た救済者たち』 ドイツ国防軍とユダヤ人救出工作 県立 市立234グ ×写真集 島の美容室 福岡 ×菊地信義の装飾 『20世紀エディトリアル・オデッセイ』 時代を創った雑誌たち 赤田 県立 『盆栽の誕生』 依田 県立 市立627ヨ 『森ではたらく!27人の27の仕事』 吉川 県 8F651.7フ 市立651モ 『いい感じの石ころを拾いに』 宮田珠己 市立 ×101 Design Methods A Structured approach for driving innovation in your organization Kumar 『「塩」の世界史』 カーランスキー 中公文庫 県立 市立669カ ×きららちゃん 中村 『生命誕生』 地球史から読み解く新しい生命像 中沢 7FS461.6ナ 『炭坑美人 闇を灯す女たち』 田嶋 県立 8F567.0タ 『旧約聖書の謎』 隠されたメッセージ 長谷川修一 中公新書 県立 7FS193.0ハ 大学文庫2261 『犬たちを救え!』 アフガニスタン救出物語 県立 市立645フ 『遅い光と魔法の透明マント』:クローキング、テレポーテーション、メタマテリアルを実現した光の科学の最先端 バーコウィッツ 県立 市立425パ 『光る生物の話』 下村 県立 市立431シ 『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』 河岸 市立673カ 『アホウドリの糞でできた国』 古田 県立 『世界で一番美しい駅舎』 県立 市立686セ 六686セ 砂漠の反乱 ロレンス 中公文庫 県立 B289.3ロ 『ブレンデッドウィスキー大全』 土屋 市立588ツ 2014.5(その1) 『年収は「住むところ」で決まる』 雇用とイノベーションの都市経済学 モレッティ 8F332.5モ 大学332.53Mo43n 公 『強欲の帝国』 ウォール街に乗っ取られたアメリカ ファーガソン 県立 8FN338.2フ 市立338フ ×技術を武器にする経営 日本企業に必要なMOTとは何か 伊丹 ×初音ミクはなぜ世界を変えたのか? 柴 ×ミルトン・エリクソン心理療法 ショート 催眠療法でのカウンセリング 『パーフェクト・セオリー』 一般相対性理論に挑む天才たちの100年 フェレイラ 県立 市立421フ 六421フ ×正しいFUCKの使い方 ×殿様は「明治」をどう生きたのか 河合 ×日本酒基本ブック 『真実 新聞が警察に跪いた日』 高田 北海道警察の裏金の記者が失職 7FB070.6タ 無罪請負人刑事弁護とは何か? 弘中 あ ×旧暦で日本を楽しむ 講談社プラスアルファ文庫 千葉望 『カウンセラーは何を見ているか』 信田 8F146.8ノ 市立146ノ 『デカルトの悪魔はなぜ笑うのか』 レヴィ 県立 市立404レ ×チャート式代数学 星野 ×オードリーのローマ 『巨大ダムの”なぜ”を科学する』 県立 8f517.7キ 『美味しさの脳科学』 シェファード 県立 市立491シ 大学491.37Sh14 六491シ 『生まれた時からアルデンテ』 平野 食日記 7FP596.0ヒ 『テッペン!死ぬまでに見たい、富士山頂からの絶景』 小野 8F748オ 市立748オ 『差別と教育と私』 上原善広 県立 『犬と、走る』 本多 女性いぬそり師 県立 7F916ホ 『明治日本のナイチンゲールたち』 今泉 人道支援 県立 ×浪速のロッキーを捨てた男 浅沢 赤井英和を育てた男 ×数学はなぜ生まれたのか? 柳谷 『第一ポップ時代』 ポップアートの本 県立 藻谷浩介対話集 『しなやかな日本列島のつくりかた』 県立 『集合成田。行き先、宇宙。』 浅川 県立 8F538.9ア 2014.5(その2) ×怪物執事 英国を魅惑した殺人鬼の真実 ニコル 隣人が殺人者に変わる時 加害者編 ハッツフェルド ルワンダのジェノサイドを加害者側から 県立(参考 生存者編 県立 市立316ハ) 『日本に来たユダヤ難民』 ヒトラーの魔手を逃れて 約束の地への長い旅 バルハフティク 県立 9F 古代ローマ人の愛と性 アンジェラ シリーズ 県立 マネーの支配者 アーウィン 8FN338.4ア 『南極観測隊のしごと』 県立 市立 『地図のない場所で眠りたい』 高野秀行 県立 7FT290.9タ 市立290.9タ ×京都から大学を変える 京都大学の松本総長 『タコの才能』 いちばん賢い無脊椎動物 カレッジ 県立 市立484カ ×カリフォルニアスタイル エイムック2766 建築 ×医師が認めた健康住宅 神様が宿る家3 澤田 ×イイダ傘店のデザイン 飯田 花の妖精 バーカー 新訳 (県立 市立931バ) 『儒学殺人事件』 堀田正俊と徳川綱吉 小川 県立 8F210.5オ 市立 徳川綱吉の関与で大老の堀田正俊が暗殺 『南極日和』 6FY240ナ 市立402ナ ×私の夫はマサイ戦士 永松 新潮文庫 『「ストーカー」は何を考えているか』 小早川 県立 7FS368.6コ六368コ 『藤子・F・不二雄の発想術』 7FS726.1フ 『庭師が語るヴェルサイユ』 バラトン 県立 『世界の美しい虫』 県立 『壽屋コピーライター開高健』 坪松 市立 『京都大学人気講義サイエンスの発想法』 化学と生物学が融合すればアイデアがどんどん湧いてくる 上杉 市立460ウ 『おざわせんせい』 県立 『漢字の成り立ち』 落合 8F821.2オ 市立821オ 『ぼくのお母さんを殺した大統領をつかまえて。』 人権を守る新しいしくみ・国際刑事裁判所 県立 8F329.6ホ ×F-2の科学 知られざる国産戦闘機の秘密 青木 ×東大教授 沖大幹 ×かわいさに悶絶 ハムケツ 『うわさとは何か』 ネットで変容する「最も古いメディア」 松田 中公新書 県立 7FS361.4マ 大学文庫2263 『知の巨人 荻生徂徠伝』 佐藤 県立 7Fサト 市立913.6サト 六913.6サ 『変わった世界変わらない日本』 野口悠紀雄 7FS333.6ノ 『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』 カフカ 県立 7F943ケ 市立947ゲ 2014.4(その1) ×名曲誕生 時代が生んだクラシック音樂 小宮 『戦火のシンフォニー』 レニングラード封鎖345日目の真実 ひのまどか 県立 8F764.3ヒ 消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ 高橋 け ×一瞬のアジア 菅 ×キャラクター・パワー 青木 惑星の風景 中沢新一 県立 ×ゴッホのひまわり 朽木ゆり子 『9・30世界を震撼させた日』 倉沢 県立 市立224ク 『まじないの文化誌』 花部 県立 市立387ハ 大学387.91H27 ×新・世界怪魚釣行記 武石 『九月、東京の路上で』 加藤 関東大震災ジェノサイド 市立210.6カ ×悪い奴ほど合理的 フィスマン 古代日本外交史 廣瀬 講談社選書メチエ 県立 大学文庫H72 ×mad science 2 Grey 『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』 県立 『自閉症の脳を読み解く』 グランディン 県立 市立493グ 『アメリカのめっちゃスゴイ女性たち』 町山 8F285.3マ 市立285マ ×そろそろ日本の全世代についてまとめておこうか。 田中 『名画に見る男のファッション』 中野 県立 8F723ナ 市立723ナ 城を攻める 城を守る 伊藤 7FS210.1イ 『創作の極意と掟』 筒井康隆 県立 7F901.3ツ 市立901ツ (関連)×読書の極意と掟 ×おもてなしの仕組み 京都花街に学ぶマネジメント 中公文庫 西尾 ×偉人は死ぬのも楽じゃない ブラッグ 『ダーウィンを数学で証明する』 チャイティン 県立 ×ビッグの終焉 ラディカル・コネクティビティがもたらす未来社会 メレ 『つながる図書館』 コミュニティの核をめざす試み ちくま新書 猪谷 県立 市立016イ 大学文庫1051 ×影響力の正体 説得のカラクリを心理学があばく チャルディーニ 『トップ記事は、月に人類発見!』 グッドマン 県立 市立253グ 『有次と庖丁』 江弘毅 県立 8F581.7コ 2014.4(その2) 『LONESOME隼人獄中からの手紙』 朝日歌壇の常連歌人 県立 7F911.1コ 市立916ゴ ×ルパート・スミス軍事力の効用 ×図解組織・結社 山北 『ハンナ・アーレント』 中公新書 矢野 7FS289.3ア 大学文庫225 ×シリアル・イノベーター 「非シリコンバレー型」イノベーションの流儀 大企業のR D部門で粘り強くイノベーションを起こす人材 ×超発明 創造力への緒戦 真鍋博 脳の中の時間旅行 なぜ時間はワープするのか ハモンド 県立 『辞書から消えたことわざ』 時田 県立 『中国的建築処世術』 東福 県立 ×下北沢ものがたり ×南太平洋のサンゴ島を掘る 印東 オタク的想像力のリミット 県立 『シェイクスピアを追え!』消えたファースト・フォリオ本の行方 ラスムッセン 県立 市立022ラ 『唐物の文化史』 岩波新書 河添 県立 7FS210.1カ 市立210.1カ 大学1477 『人類進化700万年の物語』 ウォルタ 県立 『人間は料理をする』(上下) ポーラン 県立 市立596ポ 大学596P77 『謝るなら、いつでもおいで』 川名 県立 8F368.7カ 市立368カ ×実録 戦国北条記 伊藤 『日本の居酒屋文化』 モラスキー 県立 ×「他者」たちの農業史 安岡 『禁欲のヨーロッパ』 修道院の起源 中公新書 佐藤彰一 7FS196.8サ 大学文庫2253 江戸学入門 『江戸の理系力』 市立402エ ×私もパーキンソン病患者です。 柳 ×変わる遺伝子医療 古川 『作家の決断』 人生を見極めた19人の証言 阿刀田高編 市立 ×日本全国食べつくし!極楽おいしい二泊三日 文春文庫 さとなお 『ウーマン・オブ・ビジョン』 ナショナルジオグラフィックの女性写真家 県立 『勝てる野球の統計学』 市立783カ 大学783.7To67 『改訂 桜は本当に美しいのか』 欲望が生んだ文化装置 水原紫苑 大学910.2Mi94s ☆個人的には、桜より梅の方が好きだが。 『Smiling Sushi Roll』 たまちゃんのにっこり寿司 7FP596.2タ 師父の遺言 松井 県立 7Fマツ 市立913.6マツ 『イベリコ豚を買いに』 野地 県立 市立 ×大相撲 行司さんのちょっといい話 双葉文庫 木村 ×今日の放課後、短歌部へ! 千葉 『テレビに映る中国の97%は嘘である』 小林 7FS302.2コ 市立302コ ×The Big Questions Physics ブルックス 2014.3(その1) ×「農民画家」ミレーの真実 井出 『図説砂漠と人間の歴史』 ヘインズ 県立 市立454ヘ ×弓道研究 正法流精義 吉田 ×忍者の教科書 『浮世絵に見る江戸の食卓』 林 県立 新装改訂版日本のファッション 城 県立'07 市立'07 ×コウノトリの翼 エコロジストのまなざし ○谷 『カタツムリが食べる音』 ベイリー 県立 ×【難解】死語辞典 戦争と演説 フィールド 県立 ×聖なるものの「かたち」 立川 『絶望の裁判所』 瀬木 7FS327.1セ 市立327セ 『検証 防空法』 水島 県立 『新しい江戸時代が見えてくる』 大石 県立 市立210.5オ フォト・ドキュメンタリー 『人間の尊厳』 岩波新書 林 県立 7FS360.4ハ 市立360ハ 大学1471 『象にささやく男』 アンソニー 県立 7F933ア 市立936ア 『世界出張料理人』 狐野 県立 7FP596.2コ 『医学探偵の歴史事件簿』 岩波新書 小長谷 県立 7FS490.2コ 大学 公 東京タクシードライバー 山田 あ ×一万年前 気候大変動による食糧革命、そして文明誕生 安田喜憲 ×野口哲哉ノ作品集 『消えゆくY染色体と男たちの運命』 黒岩 県立 『定本黒部の山賊』 伊藤 市立 『百姓たちの水資源戦争』 渡辺 江戸時代 県立 市立611.2ワ ×悶える職場 あなたの職場に潜む「狂気」を抉る 吉田 ×かくれん部 ”見えないけどいる”生きものたち 2014.3(その2) 『つながる図書館』 県立 大学 『西洋の書物工房』 貴田 県立 8F022.5キ 市立022キ ×世界一美しい自然現象図鑑 渡部 ×エア・パワーの時代 ファンクレフェルト 『ブラックホールに近づいたらどうなるか?』 ニ間瀬 県立 市立443フ 『フィンランド理科教科書 生物編』 県立 意味としての心 「私」の精神分析用語辞典 北山 県立 『雑誌倶楽部』 出久根達郎 県立 市立 『図説 滝と人間の歴史』 ハドソン 県立 市立452ハ 『MARS 火星 未知なる地表』 県立 8F445.3マ 市立445マ 『東京日記4 不良になりました。』 川上弘美 県立 市立420ヘ 『人口の世界史』 マッシモ・リヴィ-バッチ 県立 大学334.2L75j 公立 ×原発敗戦 危機のリーダーシップとは 船橋洋一 『物理のアタマで考えよう!』 ヘルマンス 身の回りの疑問 県立 市立 『細密イラストで学ぶ 昆虫・クモの図鑑』 県立 7FJ486サ ×蟲名源 江副 『世界の奇妙な生き物図鑑』 ピルキントン=スマイルズ 県立 市立480サ 『リーマン・ショック・コンフィデンシャル』 ソーキン 県立 8FN338.2ソ 市立338ソ 六338ソ 公☆ 米国政府はリーマンを救わなかった。でも、なぜか? ×西暦536年の謎の大噴火と地球寒冷期の到来 河合潤 ×大事なことは自転車が教えてくれた 石田 『小さき生物たちの大いなる新技術』 今泉 市立464イ 『不思議な薬草箱』 魔女・グリム・伝説・聖書 西村 県立 前著 魔女の薬草箱(県立 9F 市立) 『禁城の虜』 ラストエンペラー私生活秘聞 加藤 8F289.2フ 市立289プ ×逆境エブリディ 大川 北極男 荻田 市民 ×ヴァギナ ウルフ 『革命と反動の図像学』 一八四八年、メディアと風景 小倉 県立 ×47都道府県別 日本の地方財閥 菊池 ×「金縛り」の謎を解く 福田 ×キャバ嬢の社会学 北条 アートの価値 マネー、パワー、ビューティー フィンドレー 県立 ×カリスマは誰でもなれる カバン ×絵でみる江戸の食ごよみ 永山 秘薬秘具事典 江戸時代の性愛文化 渡辺 県立'03 ×津波、写真、それから LOST FOUND PROJECT 高橋 『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』 森岡 大学689.5Mo62u 公689.3Mo62 マーケッターに必要なのは消費者目線 イノベーション・フレームワーク フレームワーク(戦略的:目的・戦略(経営資源の集中)・戦術、数学的(ロジカル)、マーケティング的) リアプライ(他人のアイデア、ストック) コミットメント(必死に考えられるか) 2014.2(その1) 『図説世界史を変えた50の鉄道』 ビル・ローズ 県立 8F686.2ロ 市立686ロ 『東京最後の異界 鶯谷』 本橋信宏 市民 市立386 中国複合汚染の正体 福島香織 県立 『教誨師』 堀川惠子 県立 8F188.7ホ 市立188.7ホ 『辣の道』 トウガラシ2500キロの旅 加藤千洋 県立 ×家庭の科学 ピーター・J. ベントリー 『ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい』 クリスティン・バーネット 自閉症スペクトラム少年の話 市立 『最新!トンネル工法の“なぜ"を科学する』 大成建設「トンネル」研究プロジェクトチーム 県立 『分子からみた生物進化』 DNAが明かす生物の歴史 ブルーバックス 宮田隆 県立 市立467ミ 『パンダが来た道』 人と歩んだ150年 ヘンリー・ニコルズ 県立 ×見えないものを見せる知恵、測れないものを測る技術 赤外線サーモグラフィの無限の可能性 秋津勝彦 『10種でわかる世界のチーズ』 村瀬美幸 県立 『地球外生命』 われわれは孤独か 岩波新書 長沼毅 7FS440ナ 大学文庫1469 「最悪」の法律の歴史 ネイサン・ベロフスキー 県立 ×banksy you are an acceptable level of threat パトリック・ポッター 正体不明のストリートアーティストの作品集 『ぼくのおかしなおかしなステッキ生活』 坂崎重盛 県立 『「愛国」の技法』 神国日本の愛のかたち 早川タダノリ 県立 市立210.7ハ 大学 『スーパー・コンプリケーション』 伝説の時計が生まれるまで ステイシー・パーマン 県立 『シャーロック・ホームズの思考術』 マリア・コニコヴァ 市立141コ ×sempe in new york ジャン=ジャック・サンペ作品集 辞書屋列伝 言葉に憑かれたひとびと 田澤耕 中公新書 県立 大学文庫2251 『原発ユートピア日本』 早川タダノリ 県立 『「無罪」を見抜く』 裁判官・木谷明の生き方 インタビュー集 市立289キ 『日本軍と日本兵』 米軍報告書は語る 一ノ瀬俊也 講談社現代新書 7FS396.2イ 市立396イ 『戦争という見世物』 日清戦争祝○大会潜入記 木下直之 県立 8F210.6キ 市立210.6キ 『その日本語、ヨロシイですか?』 井上孝夫 県立 市立749イ 『性の悩み、セックスで解決します。』 900人に希望を与えた性治療士の手記 シェリル・T・コーエン‐グリーン 県立 2014.2(その2) ×たのしい編集 本づくりの基礎技術 和田文夫 ×六人いた! 写楽~歌麿と蔦屋がプロデュースした浮世絵軍団 橋本直樹 ×ニューヨーク・アート、ニューヨーク・アーティスト 杉浦邦恵 宇宙像の変遷 古代神話からヒッグス粒子まで 金子務 県立 大学新書庫379'00-U(放送大学) 『デザイン家電は、なぜ「四角くて、モノトーン」なのか?』 木全賢 県立 ×東京の地名 地形と語源をたずねて 筒井功 『いつまでも美しく』 インド・ムンバイのスラムに生きる人びと キャサリン・ブー 県立 市立368ブ 大学368.2B64i 『犬が私たちをパートナーに選んだわけ』 最新の犬研究からわかる、人間の「最良の友」の起源 ジョン・ホーマンズ 県立 『禁城の虜』 ラストエンペラー私生活秘聞 加藤康男 8F289.2フ 市立289プ 『戦国大名と読書』 小和田哲男 県立 市立210.4オ ×一万年前 気候大変動による食糧革命、そして文明誕生へ 安田喜憲 物語 ビルマの歴史 根本敬 中公新書 7FS223.8ネ 大学文庫2249 『セラピスト』 最相葉月 県立 8F人文科学146.8サ 市立146サ 安楽死を選ぶ オランダ・「よき死」の探検家たち シャボットあかね 県立 ×本当はこんなに面白い「おくのほそ道」 安田登 ×イギリスの今 第四版 文化的アイデンティティ 『ヤバい予測学』 「何を買うか」から「いつ死ぬか」まであなたの行動はすべて読まれている エリック・シーゲル 県立 公675Si2 ×true portland『ヤバい予測学』 「何を買うか」から「いつ死ぬか」まであなたの行動はすべて読まれている エリック・シーゲル 県立 公675Si2 創造都市ポートランドガイド BRIDGE LAB 『プーと私』 石井桃子 県立 6FY91イシ 市立 ×サロン・デュ・ショコラ オフィシャル・ムック2014 『片づけの解剖図鑑』 鈴木信弘 県立 市立527ス 『キッチンの歴史』 料理道具が変えた人類の食文化 ビー・ウィルソン 県立 7FP596.9ウ 市立596ウ ×世界を動かす消費者たち 新たな経済大国・中国とインドの消費マインド マイケル・J・シルバースタイン ×やくざ・右翼取材事始め 猪野健治 ×増補改訂版 開成調教師 安馬を激走に導く厩舎マネジメント 矢作芳人 ×TVニュースのタブー 特ダネ記者が見た報道現場の内幕 田中周紀 『植村直己・夢の軌跡』 湯川豊 県立 市立 永久運動の夢 アーサー・オードヒューム 県立 『路地の教室』 部落差別を考える 上原善広 6FY236ウ ×「イタリア郷土料理」美味紀行 中村浩子 『ヤンキー経済』 消費の主役・新保守層の正体 原田曜平 県立 『ヒトはなぜ絵を描くのか』 芸術認知科学への正体 齋藤亜矢 県立 市立720サ 大学701.4Sa25 『トコトンやさしい非在来型化石燃料の本』 藤田和男 県立 市立501フ 六501フ 『生きた化石生命40億年史』 リチャード・フォーティ 市立457フ 『アンソロジー おやつ』 阿川佐和子 県立 8FA914.6オ 市立914.6オ 『池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福』 市立 日本語に生まれて 世界の本屋さんで考えたこと 中村和恵 8F024.0ナ フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか 浦久俊彦 あ 『いい階段の写真集』 BMC 県立 市立 『なぜ名前だけがでてこないのか』 脳科学者が教える本当に正しい記憶力の鍛え方 澤田誠 県立 『江戸の化物』 草双紙の人気者たち アダム・カバット 県立 市立913.5カ 飢餓浄土 石井光太 県立 8F社会科学387.9イ 市立387イ 『リスクの世界地図』 テロ、誘拐から見を守る 菅原出 市立336ス 六336ス 『狼が語る』 ネバー・クライ・ウルフ ファーリー・モウェット 県立 2014.1(その1) 『ロングセラー商品のデザインはここが違う!』 日経デザイン 県立 8FN675.1ロ 市立675ロ 『シェアをデザインする』 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場 猪熊純ほか 県立 『イラストで読む 印象派の画家たち』 杉全美帆子 県立 6FY76ス 市立723ス 大学723.05Su37i 『ルポMOOC革命』 無料オンライン授業の衝撃 金成隆一 名門大学の講義の配信 県立 市立379カ ×教育の経済学 公共経済学からのアプローチ 古松紀子 『いのちを選ぶ社会 出生前診断のいま』 坂井律子 県立 市立495サ 六495サ いのちと重金属 人と地球の長い物語 渡邉泉 あ 『飛行機技術の歴史』 ジョン・D. アンダーソン 県立 サイエンスライティング 科学を伝える技術 渡辺政隆 け ケプラーとガリレイ 書簡が明かす天才たちの素顔 トーマス・デ・パドヴァ 県立 『男性論 ECCE HOMO』 ヤマザキ マリ 市立 ×形態デザイン講義 内藤廣 ×キャラクタードラマの誕生 テレビドラマを更新する6人の脚本家 成馬 零一 『モダンメカニクス 世紀の発明大図鑑』 スタジオ・ハードデラックス 県立 8F507.1モ 市立507モ 『あなたはなぜ「友だち」が必要なのか』 カーリン フローラ 市立158フ 公 『日本写真史』(上・下) 鳥原 学 中公新書 県立 7FS740.2ト 市立 大学2247,2248 『ニールス・ボーアは日本で何を見たか』 長島要 県立 暗号解読事典 フレッド・B・リクソン 県立 近世大名家臣団の社会構造 磯田道史 県立'03 『宇宙船とカヌー』 ケネス・ブラウアー 市立 『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』 アマゾンを創った無敵の奇才経営者 ブラッド・ストーン 県立 8F024.0ス 毒婦伝 朝倉喬司 県立 8F人文科学281ア 『ぼくのつくった書体の話』 小塚昌彦 市立727コ 『歌舞伎 型の真髄』 渡辺保 県立 市立774ワ ×エンジニアに学ぶ101のアイデア ジョン・クプレナスほか 『しんがり 山一證券最後の12人』 清武英利 8FN338.1キ 市立338キ (滅びの遺伝子 9F と併読) 『軍隊を誘致せよ』 陸海軍と都市形成 松下孝昭 県立 市立210.6マ 『町村合併から生まれた日本近代 明治の経験 松沢裕作 講談社選書メチエ 県立 8F318.1マ 市立318マ 六318マ 大学文庫318.1Ma93 公 ×坂口恭平 憂鬱日記 『「おネエことば」論』 クレア・マリィ 県立 2014.1(その2) 『イーロン・マスクの野望』 未来を変える天才経営者 竹内一正 県立 『緑のエネルギー原論』 植田和弘 県立 『ギークマム』 21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア Natania Barron 県立 『種痘伝来』 日本の開国と知の国際ネットワーク アン・ジャネッタ 県立 ×中国臓器狩り デービッド・マタス 『殺人犯はそこにいる』 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 清水潔 8F368.6シ 市立368シ 『嵐の正体にせまった科学者たち』 気象予報が現代のかたちになるまで John D. Cox 県立 公 ×脳のワーキングメモリを鍛える! 情報を選ぶ・つなぐ・活用する トレーシー・アロウェイ 『本当にあった奇跡のサバイバル60』 タイムズ 市立204ホ 『刃物あれこれ』 金属学からみた切れ味の秘密 加藤俊男 県立 『アインシュタインとヴァイオリン』 音楽のなかの科学 西原稔 県立 『古代世界の超技術』 志村史夫 ブルーバックス 県立 市立502シ 『零戦 搭乗員たちが見つめた太平洋戦争』 神立尚紀 県立 8F538.7コ 市立538コ 『ペトロダラー戦争』 イラク戦争の秘密、そしてドルとエネルギーの未来 ウィリアム・R・クラーク 市立332ク 大学 石油取引通貨としてのドルの地位 天皇の葬儀 日本人の死生観 井上亮 県立 盛り場はヤミ市から生まれた 橋本健二 県立 『古本屋ツアー・イン・ジャパン』 小山力也 県立 『~ それから』 県立 市立024コ2 六024コ2 『読む時間』 アンドレ・ケルテス 市立748ケ 『キリンの斑論争と寺田寅彦』 岩波科学ライブラリー 県立 市立 大学404Ki54 確率の出現 イアン・ハッキング 大学417.1H11 ×マリー・クヮント マリー・クヮント ×東海道新幹線運転席へようこそ にわあつし 『写真で見るヴィクトリア朝ロンドンの都市と生活』 アレックス・ワーナー 県立 ×驚きのアマゾン 連鎖する生命の神秘 高野潤 ×日本國から来た日本人 西牟田靖 ×あわいの力 「心の時代」の次を生きる 安田登 ×流行服 長澤均 『世界の夢の本屋さん3』 清水玲奈 県立 8F024シ3 市立024セ3 ローマとパルティア 二大帝国の激突三百年史 ローズ・マリー シェルドン 県立 ×平成経済事件の怪物たち 森功 ×ミツバチ大量死は警告する 岡田幹治 『すばらしき特殊特許の世界』 稲森謙太郎 県立 市立507イ ×ミリタリーユニフォーム大図鑑 坂本明 リヒトホーフェン日本滞在記 ドイツ人地理学者の観た幕末明治 フェルディナンド・フォン・リヒトホーフェ 大学291.09R35
https://w.atwiki.jp/amizako/pages/517.html
一 旅に病むで夢は枯野をかけめぐる 芭蕉 汽車が大阪の町をはなれて平野を走る頃から、空模様がしだいに怪しくなって来た。スティイムの温度と人いきれで車内はのぼせるほど暖かであったが、窓ガラスひとえ外は如何にも寒そうな冬枯れの景色であった。青い物の殆んど見られない茶褐色の野の果てには、雪をかぶった紀伊の山脈、その手前に黒褐色をした和泉《いずみ》の山脈、汽車の行く手には、右側に、二上山《ふたがみやま》、葛城山《かつらぎやま》、金剛山、左側に、信貴山《しぎさん》、百足山《むかでやま》、生駒山《いこまやま》などが墨絵の景色のように眺められ、目の下の野には、ときどき村落、ときどき森林、などが走り過ぎるだけで、人の子ひとり犬の子一ぴき見えない。と、見る見るうちに、まず紀伊の山脈が頂上の方から姿を消しはじめ、つぎに和泉の山脈が、それから、右手は、金剛山、葛城山、二上山の順に、左手は、生駒山、百足山、信貴山の順に、これも、おのおの頭の方から雲の中に姿をかくしはじめた。と、霧のような雨が降り出した。その雨は、今、降っているかと思うと、いつの間にかやみ、又、しぐれるかと見ると、いつかうす日がさすという風であったが、そのうちに、外の空気が冷えて来たらしく、窓ガラスが次第にくもり出したので、大阪の町をはずれる頃から殆んど窓の外の景色ばかり見ていた健三は、ときどき指の先きでガラスのくもりを拭いながら、外の景色を眺めつづけた。 その時、健三は、七十七歳になる祖母を連れていたのであるが、出発前にちょっとした事で祖母といさかいをしたので、その時の気もちのこじれがまだ幾らか残っていたのであった。その時、彼は二十歳になったばかりであった、まだ一月の下旬であったから。 そんな天気のわるい、寒さの厳しい日であったのに、三等車の中は満員で、祖母の方は乗りこんだ時にうまく割りこましてもらえたが、健三の方は天王寺《てんのうじ》駅に来た時ようやく明いた窓際の席を取ることができた程であったから、彼の席と祖母の席とは、筋むかいの、それも、人の首と首の間から、やっと顔を見合わせられるくらい離れていた。そうして、その位置は彼等の乗り換え場所である王寺駅につく時まで変らなかった。 汽車が亀瀬峠(河内《かわち》と大和の境)にかかった頃、突然、車の中央へん――祖母の席にちかい方――で、「皆さん、しばらくの間、お目とお耳を拝借させていただきます、」と、言葉は標準語であるが、大阪なまり丸出しで、ロ上を述べる声がおこった。見ると、一人の口上商人が、左手でゴム紐《ひも》でつるした章魚《たこ》の玩具をあやつり、右手でそれを指さしながら、八本の足が、御覧のとおり、生ある物のごとく動く、とか、専売特許記念として、一と品ただの十銭は安い、とか、いう口上をならべてから、{しかし、皆さん、お土産としては一と品ではさびしい、」と物体《もつたい》をつけて、おなじ仕掛けの、猿、鳶《とび》、蝙蝠《こうもり》、蜻蛉《とんぼ》などの玩具を一つずつ取り出し、それを一つずつ五本の指につるして、前後左右の乗客たちに見せびらかしながら、最後に、佃すべて五品でただの十銭、……」という言葉だけを繰り返した。 その時、ふと、健三は、同じように、その口上商人の口上としぐさに気を取られていたらしい祖母が彼の方を振り向いた顔と見合わした。と、祖母は子供のような表情でにッと微笑《ほほえ》んで見せた。その時はまだ出発前のこじれた気もちが幾らか残っていたので、彼は、本能的に目をそらしたが、すぐ思い直して優しい目を送ると、彼女は、さきよりも一そう嬉しそうな微笑をうかべ、何か物いうような恰好《かつこう》に唇をうこかし、そうして首を斜めにかたむけて前後に二三度ふって見せた。それは、これから訪ねて行く山目の子供の土産に、あれを買って行こうかと相談する意味であることをすぐ察したが、二十歳の彼は、大ぜいの人々の目の前でそんな下らぬ物を買うのは極《き》まりが悪るいように思ったので、渋面を作って首を小さく強く二三度ふって見せた。すると、祖母は泣く子供のような悲しそうな顔をして向こうを向いてしまったので、彼も反射的に悲しくなって顔をふせた。 しばらくして、今度は彼の方から祖母の方を見ると、(彼女は七十七歳のその年まで小さい小さい丸髷《まるまげ》の附け髷を頭にのせていた、)祖母が、その小さい小さい附け髷をのせた頭をこちらに向けたまま、まだつづけている口上商人の口上としぐさに見入っていたので、彼は一そう悲しくなって目を窓の外に向けた。そうして、涙ぐんだ目を手でぬぐい、くもった窓ガラスを指のさきで拭うと、汽車は既に大和の山を走っているらしく、その山中には雨のかわりに粉雪が降りしきっていた。 王寺駅につくと、案外乗客が多かったので、健三は、それらの人々が大方降りるのを待って、祖母と一しょにプラット・フォオムに降りた。が、困ったのは乗りかえる汽車のプラット・フォオムに行くのに、階段のある橋をわたらねばならぬ事であった。更に困ったのは、一月下旬の午後四時頃の、おまけに粉雪の吹きさらしのプラット・フォオムで、三四十分も待たねばならぬ事であった。健三は、柏原王寺間を往復するのを商売にしているあの口上商人が、今まで乗っていた汽車を乗り捨てると、それと三分ちがいで行き違いになる汽車に乗るために駈け出して行くのを見て、羨《うらや》ましく思った。それから、彼は、又、あの小さい丸髷の附け髷の後姿の印象以来、年よった祖母をいたわる孫の気もちが俄《にわか》に湧いて来たことを感じた。それには、こういう事もあったからである。 やはり階段のある橋をこす時、あまり混雑したので、上がる時は彼の方が二三段下から、下りる時は彼の方が五六段も先きになったので、気がついたのであるが、平地を行く時はさほど目に立たないが、階段を上がる時の歩きつきは今にも腰がくだけそうに見える、それでものぼりの方はいくらか増しであったが、下りる時の恰好は更に危ッかしく見えた。それを下から見ていた健三は、彼女が一段ずつ足を踏みおろす毎に、今に腰がくだけて倒れはしないか、あるいは足がのめって転びはしないか、と心の底からはらはらして気をもんだ。それはふだん気丈な祖母が一段一段と墓穴に下りるように足を運びながら口の中で仏の名を称《とな》えるように思えたからである。 高田町についた時は、午後五時をまわっていた。雪はやんでいたが、寒さはますます厳しかった。しかも、車が高田の町をはずれる時分から急に風が吹き出した。その風は、その辺で金剛|颪《おろし》という、氷のような冷たさと、嵐のような激しさを持っていた。その風が吹いている間は、車の前引きをする犬が尾を下げて立ちすくみ、車屋は立ち止まって頭をたれ、車の上の彼等も、幌《ほろ》が不完全なので、膝から下が凍える思いをした。車屋が気をきかして自分の著《き》ていた半纏《はんてん》を祖母の膝にかけてくれた程である。幌のすき間から見ていると、右手に遠く聳《そび》えているタ暮れの金剛山の姿が、見る見るうちに、竪縞《たてじま》の雲にかき消されたり、暫くすると雲の中に半身を見せたり、また忽《たちま》ち姿を消したり、した。やがて、その山の方から横なぎに吹いて来る風が吹雪となって、そこらの、小山も、丘も、村も、森も、ことごとく消してしまう。すると、地上は見る見るうちに真白になった。そういう時は、犬も車屋も出来るだけ速力を出して、もよりの村の家の軒かげに駈け込んで吹雪を避ける。そのうちに、ふと風と雪が止んで西の空の雲の透き間からタ日の縞が幾筋かの探照灯のようにさす。「そらッ、」と云って犬と車屋が走り出す。と、忽ち又、金剛山に竪縞の雲がさッと立つ。と、見る間に、俄に面《おもて》も向けられないような吹雪がやって来る。おまけに、二三日前に降った雨の跡が半分こおって、道がでこぼこになっている。犬と車屋の難渋は一と通りではなかった。 こんなふうで、五十町の道を不断の三倍ほどの時間がかかったので、健三は、道道の考えで、自分の寓居《ぐうきよ》である山目の家に行く予定をかえて、一とまず祖母を中戸竹蔵の家につれて行くことにきめた。山目の家も中戸の家もおなじ高天《たかま》村にあったが、紺屋《こうや》(染物業)をしている山目の家より料理屋をしている中戸の家の方が、いろいろな点で便利であったからでもある。それに、去年の秋、健三が大阪から山目の家の離れに移住するまで、そこに住んでいた彼の母(祖母には一人娘)が、それ以来ずっと中戸の家の離れで暮らしているという便利もあったのである。猶《なお》、彼の母は、一ご二年前から、頼まれて、中戸の家にいる数人の仲居たちに三味線とその唄を教えていた。 祖母には、中戸は馴染みのない家ではあったが、彼女は、通された離れの部屋が自分の娘の部屋であること、半日の旅(何と長い時間に思えたであろう、又よく無事にここまで来たとも思えた)の後で、暖い火燵《こたつ》にあたれたこと、商売柄とはいえ、坐ると直ぐに運ばれた酒肴(彼女は一合ほどの晩酌をたしなんだ)が寒さと餓《ひも》じさとの後で実にうまかったこと、殊に水入らずの祖母、娘、孫が久しぶりで火燵をかこんで話をすることなどを心から楽しんでいるように見えた。 やがて、夜がふけたので、祖母はそのまま止《とど》まることにして、健三だけ山目の離れに帰ることになり、母は無論、祖母もそれに一応同意したが、いよいよ健三が一人で帰りかけるのを見ると、祖母は、急に盃をおいて、「わしも一しょに行きたい、」と云い出した。風も雪も止んではいたが、夜ふけと共に寒さと冷たさは一そう厳しくなっていたので、一あしたお迎いに来ます、」と彼は、祖母を宥なだめるように云って、母の部屋を出た、備わしも一しょに行きたい、」とまだ子供のように駄駄をこねている祖母の声を後に聞きながら。 健三は、近道を行くために、中戸の家の裏木戸から出て半町ほど野道をあるいた。凄いような月夜であった。来た時は気がつかなかったが、金剛山の頂にも、葛城山の頂にも、盆景に見るような雪がつもっていた。それが金剛山の左の肩の上に昇っている月に照らされて氷のように光っていた。彼は立ち止まった。と、どこからか何かひどく物悲しげな音楽が聞こえて来た。その音の方をふりむくと、中戸の家の二階で鳴らしている三味線音楽とその唄であった。さきほど同じ三味線音楽と唄が中戸の離れの母の部屋で向こうの座敷から聞こえて来るのを聞いた時は、大へん騒がしく少しうるさく陽気に聞こえたことを思い出し、あれとこれとが余り感じがちがうので、いま聞こえる音楽は狐のせいかなどとまで思われたほど、その時の彼には異様に聞こえた。それは、彼が、去年の十二月の頃、三晩ほど本当の狐の鳴き声を聞いたことがあるからであろうか。ー その晩、 というより、その翌朝、 「もし、もしもし、」と何処からともなく呼ぶ声を、夢とも現《うつつ》ともなく健三は聞いて目をさました。寝ぼけ眼《まなこ》を見ひらくと、彼の枕元に、提灯《ちようちん》を持った車屋と顔見知りの女按摩《あんま》が立っていた。「もしもし、」と呼んだのはその女按摩で、彼女は健三が目をさましたのを見ると、「おばあさんの御様子が……」と云った。 その後、「私がお揉《も》み申して居りましたら、」とつづける女按摩の言葉を半分聞いて、無我夢中で、彼は床の中から飛び出した。そうして、夜中であるか、夜明け前であるか、(月はもうとくに沈んでいた、)そんな事は、一さい夢中で、一さい無言で、真暗な村の道(今度は本街道)を走りに走った。車屋も、女按摩も、提灯を持っている責任を感じて、一所懸命に健三の先きを先きをと走りつづけた。その二人ともつれるように駈けている健三の目には、暗い道の上に提灯の明かりが飛んで行くのは分かったが、何のために提灯の明かりが、飛んでいるか、一さい夢中であった。中戸の家の入り口の大戸が開かれていて、明かるい電灯の光りが往来まで流れ出しているのを見ても、何故そんな夜中に中戸の大戸が明いているか、なぜ明かるい電灯の光りが往来まで流れているか、健三は一切そんな事を考えている余裕がなかった。入り口のところで、竹蔵の妻のお政が、 「あんた、昨夜《ゆんべ》泊まって行とくなはったらよかったのに……」という言葉を聞いた時、彼は初めて『そうだったのか」と思った。 その『昨夜《ゆんべ》』の離れの方へあるいて行くと、その縁側の暗がりに立っていた母が、一健三、おばあさんが……」と云うのも聞き流して、彼はつかつかと部屋の中にはいった。 中戸の主人の竹蔵、その子の丈太郎、竹蔵の弟の丈助、その妻のお楽、その子の雪江、その他の顔がおぼろに見え、最後に一番はっきり彼の目に映ったのは、もう顔に白い切れのかぶせてあった祖母の姿であった。 その時、彼の後から、彼の母と竹蔵の妻がついて来たのに彼は気がつかなかったが、後から竹蔵の妻のお政が、「健三さん、一ぺん、おばあさアん、と耳の側で呼んでみなはれ、」 と云ったので、彼は静かに死者の枕元にすわった。 その翌翌日の午後、大阪から健三の伯父(故人の長男)の来るのを待って、中戸の家から葬式を出すことになった。高天附近の習慣で、棺を納めた輿《こし》は、死者の近親が運ぶことになっていたが、死者の長男とその孫だけではそれを運びかねたので、竹蔵の弟の丈助と祖母の死を知らしに来てくれた車屋の阪田熊之丞(車屋ではあるが士族というのが自慢で、立派な八字髭《はちじひげ》をはやしていた、)とが、介添え役として輿を運んだ。 墓地は街道から半町ばかり引っこんだ丘の上にある。そこは代代の高天村の人マの墓地ときまっているので、他国者である健三の祖母の亡骸《なきがら》を埋める余地(あるいは権利)がなかったが、竹蔵の斡旋《あつせん》でわりに好い場所を与えられた。つまり、墓地の東の端になっていたので、後年、彼女の墓石が出.来麦かってみると、街道を行く人々にもっとも目に立った。 街道から眺めると、その墓はちょうど高天町を背景にしていた。その墓石の裏側に眠旅に病むで夢は枯野をかけめぐる」と刻まれた。ある時、健三がその墓石を建てた伯父に、「あの文句は誰が作ったんです、」と空とぼけて聞くと、「何でも昔の大学者が作ったんやということや、」と伯父は答えた。 二 健三が初めてこの村の名を知ったのは、彼が中学校に入学した年の秋、彼の母が、それまで彼と祖母と一しょに同居していた彼の伯父(彼女には兄)の家にいづらくなって、突然、山目の家に身を寄せるようになってからであった。その山目も、もし彼女がその家に行かなかったら、その名を聞き知るぐらいで、一生交際も往き来もしなかったであろうと思われる程の遠縁の親類であったが、彼女がそこに寄食するようになってからは、彼は毎年の夏休みに出かける習慣になった。しかし、もともと都会そだちの彼は、出かけて見ると、高天村のような片田舎の生活、 殊に山目の家のような地味な生活にはすぐに飽きて、予定の日数より少なく(せいぜい三四日)いて切り上げるのが常であった。 それから四五年たって、中学校を卒業した春、健三も、また、それまで世話になっていた伯父の家にいろいろな事情でいづらくなり、また彼の志望する学科が彼の学資を受け持つ筈の或る親戚《しんせき》の気に入らなかったり、して、東京の専門学校の入学期日におくれたり、そのうち彼自身が脚気《かつけ》病にかかって四月ほど寝こんだりした結果、その年の秋、彼の母が寄寓《きぐう》していた高天村の山目の離れに移住することになり、(それと一しょに彼の母が中戸の離れに越したことは前に述べたとおり、)そこで、彼は、十九歳の年をおくり、二十歳の春をむかえた。(これも前にちょっと述べたとおりである。) 住んでみると、高天村は、自然人情ともわるいところではなかった。まず自然について述べると、葛城郡はかなり景色のいい所だ。おなじ大和でも、北の方の郡山や法隆寺あたりのような平凡な退屈な平野でもなく、南の方の吉野あたりのような狭くるしい山間でもなく、ちょうどその二つをつきまぜて造化が工夫を凝らした所と云ってよいくらいだ。例えば、高天村にもっとも近い高天山に登って四方を見わたすと、あたかも海の中にあまたの島嶼《とうしよ》が散在しているように、手頃な高さの山や丘が、箱庭の景色のようにならんでいる。その中で、もっとも大きくもっとも名高いのが、畝傍山《うねびやま》、天香久山《あまのかぐやま》、耳成山《みみなしやま》で、その間を万里の長城の模型のように見える葛城川の堤が縫うている。そうして、それらの小山や丘を保護するかのように、三輪山、高見山、三峰山、竜門岳、吉野の山山、金剛山、葛城山などの大きい高い山山が、遠く近く取り巻いている。それから林だ。林の木は、ほとんど櫟《くぬぎ》であったから、秋になると、ことごとく紅葉した。殊に、彼が高天村の生活にいくらか慣れて散歩をはじめた頃はそれがもっとも見事であった。彼が好んで登った高天山の頂上には他のどの山にも見られない広い草原があって、その草原の中央にかなり大きな池があり、その池の周囲には桜の木が植わっていた。いうまでもなく、秋になれば、その桜の木木も、みな紅葉した。 この高天山の頂上の草原を土地の人々は高天原《たかまのはら》と呼び、そこが、昔昔、国の初めの神神が住んでいた所だと言い伝えていた。それをもっとも強く信じ且つ主張したのは中戸竹蔵であった。この話が出ると、彼はいつも、i何んしょ大和は国の始まりやと云うし、この辺を、「国中《くになか》」ちゅうのは大和の国のまん中やからと云う話やないか、現に天理《てんりん》さんのお経にかて『高天の原に神留《かんづま》ります」ちゅう文句があるやないか、」と附け加えるのが常であった。これは、健三も二三度聞かされたことがあった。もっとも、この高天原説は、竹蔵ばかりでなく、博学な歴史家たちの考証にも、大和国説、日向国《ひゆうがのくに》説、常陸国《ひたちのくに》説、伊勢国説、はなはだしいのは朝鮮説、南洋説、その他があるから、竹蔵が向きになるのも無理がないであろう。 面白いのは、こういう尤《もつと》もらしい話(ばかりでなく色色な話)がかわされるのはいつも竹蔵の家(即ち、料理屋)の店の間《ま》にきまっていた。それは、『相手かわって主《ぬし》変らず、』つまり、竹蔵がいつも話の中心であったからでもある。その店の間には、冬は、真中に六七人ぐらいあたれる大きな瀬戸火鉢がすえられ、その他に小型の瀬戸火鉢が随所におかれ、正面に大きな帳場格子にかこわれた帳場があって、商売が忙しくなるか日が暮れるかすると、その帳場の簿記台に竹蔵がすわり、その竹蔵の側にこれまた大きな長火鉢がすえられてあって、その銅壺《どうこ》の中には燗徳利《かんどくり》が二本ならんで浸《つか》っていた。- - 私がこの部屋の中の道具類にみな『大きな」という形容詞をかぶせたのは、決して実物以上に誇張したのではないが、その道具類の主人でありその道具類に君臨している竹蔵が人並はずれて小柄であることを表現したかったからである。それにちなんだ一つの挿話を紹介すると、彼は、若い頃、放蕩《ほうとう》に身を持ちくずし、はては専門の博徒の仲間にはいり、その仲間の中でも、小柄のくせに、その道にかけると、鋭い巧さがあったので、『ちんこ竹』とあだ名夕ろけられたほど幅をきかしたという事である。それで、五十歳の坂をこして一そう小さくなった竹蔵が、その大きな帳場格子のむこう側にちょこんと坐って、大きな長火鉢の側で燗番をしている恰好《かつこう》は、今はその唯一の昔を思い出させる凄味のある目も皺《しわ》のために恵比須三郎型になっていたので、そんな昔の挿話を聞き知っていても、健三が竹蔵からうけた印象はその容貌性格ともに徹頭徹尾|好好爺《こうこうや》の感じであった。竹蔵の方でも年齢も教養も性質も境遇もあらゆる点でまったく違う健三に他の人々が怪しむほど好意を持っていた。それはあらゆる点でまったく違っていたから双方とも好意を持ち合ったという事も一つの理由であろうが、それ以上に彼等を親しくした理由は、竹蔵の一人息子(実は甥にあたるが藁《わら》の上からもらった)の丈太郎と健三とが親しかった事であった。しかし、それは、健三が中学生時代に夏休み毎に高天村に来はじめた最初の時から知り合いになり、丈太郎の方でも大阪に行くとかならず健三を訪問したという程度の親しさであった。 丈太郎は健三より四五歳下であったが、小学校を優等でとおした彼は、物心つく頃から周囲の人たちが無智な事を物たりなく思っていたので、中学生の健三に初めて逢った時から珍しさと尊敬と親しみとを感じたのであった。そういう関係があったので、健三が高天村にたとい半年程にせよ移住してからは、健三も話し相手がないので、双方から訪ねあうことになり、一日に一度か二日に一度ぐらいは必ず逢うようになった。これがまた竹蔵を喜ばした、というのは、竹蔵は竹蔵の見解から、自分の子が健三のような友だちを持つことを徳とし、彼自身も、こういう客商売の帳場にすわるようになってから却《かえ》って急に知識を欲する気もちが起こっていたところであったから、健三のような青年の話を聞くことに非常に興味をおぼえたからでもある。 さて、この店の間は、そんなに、大きな火鉢だの、別の小型の火鉢だの、と多人数の用意はしてあったが、不断は、たいてい健三と丈太郎がその大火鉢を占領して、彼等だけに通用する話 つまり、戦争の話だの、外国の話だの、歴史の話だの、あるいは、社会主義の話だのをしていた。その中に自分に興味のある話があると、帳場から、竹蔵が、例えば社会主義について健三に質問する。それに健三が成るべく竹蔵に分かりよく説明すると、竹蔵が、「左様《さい》や、左様《さい》や。……ふむ、つまり、何やな、よう考えると、それもやっぱり国のためやろな、国のためなら、ちょっとぐらい警察にねらまれても、やり通そちゅうんやな、ふむ、」といった風に口をはさむ。すると、今度は、丈太郎が、真面目になって、社会主義についてもっとくわしい説明を健三に求める。そこで、健三がまた別の説明をする。と又、帳場から竹蔵が聞き耳を立てる。 と、ざっと、こういう有り様であった。 その間に、奥座敷の方から絶えず長い廊下を踏み鳴らして受もち受もちの仲居たちが燗番の竹蔵のところへ燗徳利を取りに来る。時に新らしくつけた徳利の燗が間に合わなかったりすると、「ちょっと御免やす、ちょっと当たらしとくなはれんか、」と云って、安髪油の臭いをさせながら、仲居たちが、かんかん火のおこっている方の大きな火鉢に手をかざしに来る。すると、竹蔵の目が恵比須三郎型からたちまち博徒型にかわり、何かきたならしい者を追うように、「おいおい、お前ッちはあっちの火鉢へ当たれよ、」と叱り飛ばす。と、少年の丈太郎も、その尾について、咄そっちイ行ってえ、邪魔ンなるッ、」と怒鳴る。 しかし、こういうのは、いわば竹蔵の家の店の間の日常茶飯事であるが、何といっても、そこは、田舎の料理屋の帳場部屋であったから、実にいろいろな人々が出入りした。例えば、上がり口に腰かけたまま用談だけすまして帰る者や、小型の火鉢を抱えて物まち顔の人や、つかつかと上がって来て長火鉢こしに竹蔵と一と口二た口話をして帰って行く者や、大火鉢の側にすわりこむ者や、その他であるが、 そういう人々は健三の印象にほとんど止まらなかったが、その中で表からでなしに、奥の住まいの方から出て来て大火鉢の側にすわる人たちは、竹蔵も丈太郎も改めて健三に紹介はしなかったが、健三は、その人たちと顔を見あわしたり、言葉をかわしたり、するうちに、いつとなく彼等の素姓を知った。 一ばん先きに知ったのは、四十歳あまりの、青ぶくれした、むくんだような顔の、ひどくむっつりした女で、その人を、丈太郎が「叔母さん」と呼んでいたので、健三は、後で、竹蔵の弟の丈助の妻のお楽と知った。その次ぎは、生白い色の、どこといって顔立ちに欠点はなかったが、女らしい魅力の殆んどない、これもむっつりした、二十歳ぐらいの女であった。後で、健三は、この二人が親子と聞いて、初めて似ていることに気がついた。 ある晩、健三と丈太郎が、例の通りの話をしていると、健三の母と丈太郎の母が大火鉢の側にやって来たので、話の腰を折られて、ちょっと口をつぐんだ時、一人の、見なれない、四十歳あまりの大きな恰幅《かつぶく》の男が、住居の方から出て来て、 「や、皆はん、今晩は、」と無骨な挨拶をしながら、火鉢の方へ歩いて来た。が、どういう訳か、その男は、二人の女たちが席をゆずったにもかかわらず、火鉢から少し離れた所にすわったまま、及び腰になって火鉢のふちに手をかけた。その時、めずらしく健三の母が彼にその男を紹介した。 「ここのおじさん(竹蔵)の弟さんの丈助さん。」 これが健三と中戸丈助の初対面であった。しかし、この初対面の印象はあまりよくなかった。兄の竹蔵とくらべると、巌《いわお》のように頑丈な大男であるが、頬骨と頤《あご》の骨がとがっているので七厘のように真四角に見える顔は、笑うと大きな歯が見えるのが唯一つの愛嬌《あいきよう》であったが、目つきといい、鼻の恰好といい、殊にその分厚な唇はアフリカ辺の土人の唇を思わせるものがあった。その上、無口なせいか、いくらか吃るような癖があった。 「はア、わし……竹蔵の弟だす、どうぞ……」と丈助は健三の方をむいてお辞儀をした。健三もお辞儀をしかえして、 「どうぞ、」と丈助に火鉢の側に来るように手で会釈したが、丈助は、口の中で挨拶の言葉をかえしただけで、相変らず及び腰の恰好のままであった。しかし、その時の丈助の及び腰の恰好は、何故か、その後、いつまでも健三の頭に残った。 その翌日、健三は、母がたずねて来た時、昨夜はじめて見た丈助の印象をありのままに話すと、彼女は、 「まア田舎の人というもんは、形振《なりふり》にかまわないもんやから、」と弁解するように、「しかし、人は実にええ人やデ、まアちょっとあんなええ人も珍しい、」とそこで声をひそめて、「あの人とくらべたら、竹蔵はんの方がずっと腹がわるい、」と云った。 その後で、母は、丈助について、彼が、これまでずっと朝鮮の方へ行っていた事、朝鮮では何度も何度も万の金を儲《もう》けた事があったが、あまり人間が正直なために儲けた金を、人に貸してなくしたり、人にだまされて損をしたり、して、元のもくあみになって帰って来た、と話した。が、それは話だけのことであるから、まだ昨夜の印象が頭にのこっている健三には、半信半疑であると共に、あまり興味がなかったけれど、最後に、母が、「あの人もひょっとしたら東京へ行きたいように云うてはる、」と云った言葉が健三の心をひいた。彼自身、高天村に来てから、東京、学校、学問、という言葉を一日として忘れた事がなかったからである。健三は、今の先きまで軽蔑《けいべつ》 たしかに軽蔑していた丈助が、この人もまた志を立てて東京へ行く、と考えると、自分の事のように嬉しくなり、急に丈助が頼もしい見どころのある人間のように思われ出した。 その日の暮れるのを健三は待ちかねた。彼が中戸の家に行くのをこんなに楽しみに思ったのは初めてであった。彼は急に丈助に逢いたくなったのである。中戸の家の店には、いつものとおり帳場格子のむこうに竹蔵が坐り、彼が来るのを丈太郎は待ちかねていた。竹蔵も丈太郎もいつものとおり上機嫌であった。が、その晩の健三は、何か、落ちつかなかった、落ちつかないように見えた口そのために、いつものように丈太郎との話がはずまなかった。年の若い丈太郎には気がつかなかったが、突然、帳場格子の中から、竹蔵が、 「健三はん、お前《ま》はん、今晩、気分わるおまへんか、」と聞いた。 「いいえ、」と彼はなるべく平気をよそおって答えたが、いざとなると恵比須三郎の目が博徒の目にかわるところの竹蔵の目を感じて、何か見すかされたような気がした。が、さすがの竹蔵もその晩の健三がおちつかなかった原因が丈助に逢えなかったという事までは見すかせなかった。 健三は山目の離れへ帰る道すがら考えた。考えてみると、余りにおろかであった。何故というのに彼がこれまで中戸の家を訪問した何十日の間に丈助に逢ったのは唯の一度しかも昨日はじめて逢った、 唯それだけの事に思い及ばなかったことを道すがら考えたのであった。 健三は、その翌日から、今までと方針をかえて、出来るだけ勉強をすることにした。そこで、中戸の家を訪問することもしだいにへらし、散歩に出ることもおいおいにへらす、ということにした。そうして、彼はそのとおり実行した。彼の寄寓《きぐう》している山目の離れは、母の寄寓している中戸の離れとちがって、実に静かで、勉強するのにまったく都合がよかった。その部屋は、東向きに一間の窓があって、窓をひらくと、三峰山《みつみねさん》、一名大和富士と呼ばれる山が真正面に見えた。その窓の下に机をすえてあるので、窓さえあけると、その秀麗な山の形は晴れた日ならばいつでも眺められた。その山は、彼の気をおちつけた。あがり口の縁側は、西むきになっていて、中庭に面していた。その中庭の右手に母家があり、その中庭のむこうは隣家の土塀と屋根にくぎられて、晴れた日はその上に蒲団《ふとん》をかぶせたような恰好《かつこう》で葛城山の姿が迫っていた。その美しい葛城山は彼の心をしずめた。その中庭にはところどころに紺を溜《た》める壺が埋めてあって、晴れた日はその上に染め物の切れが小学校の運動会の旗のように張りまわしてあった。その中庭の左手には納屋をなおした機織り小屋があって、そこから朝から晩まで筬《おさ》の音と機を織る二人の姉妹の娘の合唱が絶えず聞こえた。その音と唄とは彼に力をつけた。姉娘は二十三歳で、妹娘が彼と同い年の十九歳であった。 この地方では、男より女の方が働くと云われる、この機織り仕事のために娘たちの婚期がおくれるという。 健三はそういう部屋におちついて勉強する日の方がしだいに多くなった。 翌年の二月中頃の或る晴れた日、健三は何日ぶりかで散歩に出た。そうして、まず祖母の墓にまいり、それから、久しぶりで高天山に登った。このとき、彼が、祖母の墓にまいり高天山に登ったのは、その前の日、或る本の中で、「春過ぎて夏きたるらし白妙の衣ほしたりあめの香久山』の歌人、持統天皇の別の御名が、「高天原広野姫天皇《たかまのはらひろぬひめのすめらみこと》」と申し上げることを発見し、『よそにのみ見てややみなん葛城やたかまのやまの峰の白雪」『よそに見て神やぬれなん常陸なる高天の原の沖つ白浪」「かつらぎの峰の白雲かをるなり高天の山の花ざかりかも」という三首の古歌を発見した。 と、そんな幼稚な発見の嬉しさから、高天原に登りたくなり、天香久山を眺めたくなり と、そんな幼稚な気もちで、山目の離れを出たのであった。 ところが、祖母の草葉の陰からの祈りのためか、竹蔵のいわゆる『天理《てんりん》さん」の『高天原に神留《かんづま》ります皇《すめら》』のお蔭か、その高天原で、彼は、思わぬ拾い物をした。というのは、高天原の池の辺の腰かけで、そこに休息している中戸丈助と出合ったからである。初対面以来である。 「あなたも東京においでなさるそうですが、いつ頃……」と健三は丈助に聞いた。 「うむ、いつ頃ちゅうても当ておまへんね、」 と丈助は、ひどく恐縮の体で、吃り癖のある言葉で答えた。 「やっぱり何か御商売で……」 「うむ。……商売も商売だんが、元も子ものうしてしもうたさかい……」と丈助は元気のない調子で、「しかし、私ももう西の方は飽いたから、今度は東へ行きたいと思てまんね。」 「いつ頃おいでになるつもりです、」と健三は同じことを聞いてみた。 「さあ、いつ行けるやらまだ当てがつきまへんね。それに、私《わし》みたいに、こう、する事、なす事、失敗すると、もう商売の見当が皆目つかんネ。何ぞええ商売おまへんやろか。」 健三自身がさきの当てがつかなくて迷っている時であったから、他人の商売など考える余裕がなかったので、彼は答える術《すべ》を知らなかった。それにしても、初対面の翌日、母から丈助に上京の志のあることを聞いた時と同じように、『ここにも東京に行こうという人がある』という発見だけで、彼は、気をよくし、丈助を、頼もしく思い、また、味方であるような気がして来た。 その時、丈助が、突然、 「お前《ま》はんはこれから新らしゅうやり出す人やし、……私《わし》もこれから一等卒から出なおすつもりやけど、……そう考えると、私の方が古参かな…-」と云った。 健三は、この丈助にしては珍しい言葉に、ちょっと目を見はった。 やがて四月になった。あの学資を受け持つ筈の父方のある親戚《しんせき》との相談がまとまって、健三はいよいよ『花ざかり」の高天村から東京へ出発 移住することになった。木木は紅葉の代りに緑の新芽で装われた。高天原の池の周囲の桜の木木が赤い芽を含み出した。遠く北の方の奈良の山が紫色に霞んで見えた。 健三が出発する朝、健三を、竹蔵は村はずれまで、丈助と丈太郎と健三の母は、高田の駅まで見おくった。汽車が出る時、丈助に、 「きっと東京へいらっしゃいませんか、」と健三が云うと、 「きっと、きっと行きます、何とか都合して……今年はあかんかも知れんけど……」と丈助はわりにはっきりした言葉で答えた。 三 丈助が高天村を立ったのは、おくれおくれて、健三が東京に来てから三年ほど後のことであった。 ある日、健三が、母から手紙が来て、『丈助さんがそちらに行かれたら、お前の下宿にたずねて行かれるだろう、丈助さんにお前にとどける物をお頼みしておいた。丈助さんの東京の所はすぐにきまらないだろうが、きまったらお前の方からも一度たずねてお上げ、あの人は本当にいい人だから、」という意味の文句を読んでいるところへ、下から小僧が上がって来て、丈助の来訪を告げた。小僧というのは当時健三が間借りをしていた子供靴屋の小僧で、彼はそこの二階で自炊生活をしていたのであった。彼の生活は初年期を通過した文科の学生の一般にもれず、大分みだれていた。その証拠に、学校が牛込にあったのに、その間借りしている家は浅草であった。そこへ、中戸丈助が、母からの手紙にあるとおり、彼女から頼まれた羊羹《ようかん》とネルの著物《きもの》のはいった風呂敷つつみを持って訪ねて来たのであった。彼は、まず丈助がいよいよ東京に出て来たことの喜びを述べて、 「お一人ですか、おすまいは、」と聞いてみた。 「い、いいや、足手まといを一と組つれて来ましてん、」と丈助は三年前と同じ著物をきているかと思われるような少しも変らない恰好をしていた。燗何しょ、そうそう、いつまでも兄貴のとこで厄介になってる訳に行かんさかいな。お前《ま》はん、知ってなはるやろ、家内と、娘と、孫を連れて来たんや。」(孫というのは、健三が上京した年の秋に生まれたということを、彼は後で聞いた、秀夫という名も。)丈助はつづけた。駲今はちょっと知り合いの家にとめてもろてんねけど、それも腰かけみたいなもんやさかいな。そのうちに越したいね。私もこんな二階があったら借りたいな …二 「それで、御商売の方は、……」 「その商売やが……一丈助は、持ち前の吃るような調子でかんがえかんがえ、「商売いう商売は大方し尽したような気がするネ、私のようなもんにでける商売はナ。……私は日露戦争の後を追いかけて朝鮮に出かけたんやさかい、日本人のいるもんなら何んでもかンでも売ってみたよ、油でも、米でも、雑貨でも、道具でも、著物の切れでも、……何ちゅうことはない、手あたりばったりや。ここにある、」と丈助は健三が前の晩にたべのこした甘栗を指さして、「こ、この支那栗なんか、うんと仕入れたことがある、あんまり買い過ぎて、入れ場に困って、軍隊の蔵を借って、入れてもろオたところが、……それを二た月ほどして取りに行ったら、袋だけちゃんとあって、中あけて見たら、お前《ま》はん、みんなからっぽの殻だけになっとオるや……みな食いよってん、えらい目に遭《お》うたな、あン時は ・ ・」 「それにしても、何かほかに商売の見当がないんですか。」 「皆目あれへんね、東京ちゅうとこが初めてやから、どだい、見当《けんと》がつけへん、」と丈助は真から困った顔をして、「私……今度、兄貴から二百五十円もろて来てん……まだ二百二十何円ぐらい残ってるけどナ、……ぐずぐずしてると、こんな金ぐらいじきのうなってしまうさかいナ、……朝鮮でさんざん経験した事がある。……」(健三は、丈助とその後、切れ切れに二十年あまり交際したが、二百二十何円持っている時も、五万七千円持っている時も、ありのままに打ち明ける丈助をめずらしい人だと思った、殊に商人でとおした丈助を。) その時、下からガラガラというミシンの音が聞こえて来たのを丈助は、聞きとがめて、州ここの下の家、なに商売してはんね、」と健三にたずねた。 「子供靴です、」健三は答えてから、初めてこの家に引っこすことになった時、こういう商売もあるものか、と不思議に思ったことを思い出して、ふと、こういう商売が今の丈助に向きはしないだろうか、これなら、二百円の元でもできるであろう、と思ったので、 「変な商売ですが、こういう商売を手はじめにやってみたらどうです、」と云ってみた。そうして、方方の洋服屋から羅紗《ラシヤ》の裁《た》ち屑《くず》の切れを買いあつめ、それを、子供靴の型にきり、ミシンで製造している下の家の商売を、自分の知るかぎりの知識で、できるだけ易しそうに、いかにも儲かりそうに、例えば切れを買いあつめる事は丈助がうけもち、それを子供靴の型にきったりミシンをつかったりする事は細君と娘にさせたらいいであろう、という風に健三がはなすと、丈助はすっかり乗り気になった。すると、健三も乗り気になって、 「そんなら、こうしましょう、実は僕の学校は牛込といって、ここから電車で三十分以上かかる所にあるんです、少し訳があって半年ほど前からこんな所に引っこしたんですが、やっぱり学校の近くの方がなにかにつけて便利ですし、それに、先月あたりから自炊に飽きましたので、近頃は毎日、近所の飯屋へ、三度三度、飯を食いに行ってるのです、それでは、時間と金の不経済ですから、近いうちに学校の側に越そうと思ってたところなんです、」と彼は、自分の境遇と或る友人の境遇とをまぜこぜにして、そこはお手の物の小説作法を応用して、後さきの考えを忘れ、有耶無耶のうちに、現在自分の借りている部屋を丈助に提供する事になってしまった。そうして、これは、云ってしまってから、ちょっと後悔したが、もう遅かった。何故なら、 「いや、それでは……それでは、あんまり気の毒や、それでは、私《わし》がすまん、……お前《ま》はんにもすまんし、お前はんの、……お前はんの・……お母はんにもすまん…・・」と、搬い稀《まれ》な遠慮家(読者はその例を高天村の竹蔵の店の間で健三と丈助が初対面のとき丈助が及び腰になって火鉢に当たったことを覚えているであろう)の丈助が後ずさりせんばかりに辞退したからである。いや、丈助は、本当に後ずさりして、いつの間にか梯子段《はしごだん》の下り口の近くまで後ずさりして、すきがあったら、逃げて帰りそうになったからである。 そうなると、今度は健三の方があわて出した。彼は、手つきで丈助を止める恰好をしながら、その方が彼自身に都合がいいとか、現に牛込にいる友人からその友人のいる下宿に適当な部屋が明いているという知らせを今さき受取ったばかりだとか、突然ここを明けると借り手が見つかるまでの間代をはらわねばならぬ約束になっているからとか、いよいよお手の物の小説作法を応用して、嘘と誠とをまぜこぜにして、云い立てたので、さすがの遠慮家の丈助をもくどき落としてしまった。もっとも、それは、丈助の方でも、願ったり叶ったりであった。彼は、後になって、その時のことを回想して、「私はお前はんのあの時の恩は忘れへん、あん時はお前はんは私に藁《わら》をつかましてくれたようなもんや、」とまで云った。 その後、健三が本当に牛込の友人の下宿に引っこしてから、丈助は彼を二一二度その下宿へ訪問したことがあったが、健三は、丈助が上京当時母がよこした手紙の頼みを忘れたのではなかったが、一度も丈助をたずねたことはなかった。それどころか、その頃の彼は、丈助のような風体の男にたずねて来られることは、青年らしい虚栄心があって、友だちや下宿の女中たちの手前、迷惑を感じたが、都合のいいことには、そんな場合にも、丈助が、持ち前の遠慮癖を発揮して、いつでも玄関まで来るだけで、決して部屋まで上がらなかったので、彼は、友だちや女中たちにたずねられると、郷里の親類の小作人か下男のように吹聴《ふいちよう》しておいた。 しかし、彼の部屋の窓から帰って行く丈助の後姿をのぞくと、その頃の丈助はいつの時でも大きい鬱金色《うこんいろ》の風呂敷つつみを背負っていた。それを見ると、彼は、むしろ愚直といってもいい性質の丈助が、彼の忠告どおり、自分は、下の子供靴職の裁ち屑買い出し人兼子供靴行商人になり、妻と娘を子供靴の職人にしたことを思うと、心に云おうようない痛みを感じた。こういう丈助は、ある時、健三の留守ちゅうに、新聞紙につつんだラシャ製のスリッパを下宿の女中に托して行った。それには『娘雪江のこしらえた品に候」と書いた紙切れが張ってあった。こういう事も健三の心を打った。 そのうちに、丈助のいわゆる新規まき直しの商売がおいおい忙しくなったのと、健三の境遇にもちょっと変化があったりしたので、二人の往来がしばらく絶えた(というより、丈助がたずねて来なくなったため)形になった。 そうして、一年あまりの日が立った。 ある日、一年に二三度しか便りのない高天村の母からの手紙に、近いうちに竹蔵が商売がえをする、そのために竹蔵の家が小さい家にこすことになったので、それを機会に上京したいと書いてあった。これは健三をかなり狼狽《ろうばい》させた。というのは、既に健三の学業も終りに近づいていた、従ってこれまで親戚《しんせき》から送られていた学資が来なくなる、といってまだ自分一人が自活する自信がない、そんな所へ、突然、母を迎えなければならぬ、と考えると、思案にくれない訳にいかないからである。が、彼のそういう心配には頓著《とんじやく》なく、(でもなかったであろうが、)それから半月ほど後の或る日、彼の母は、突然、牛込の彼の下宿の玄関に現われた。これは通さない訳に行かなかった。しかし、親子でいつまでも下宿住まいもしておられないので、無理をして本郷の或る町に小さな借家を見つけて引っこしたが、早速その月の末から生活難に遭遇して、健三は母の持って来た衣類を少しずつ金にかえはじめたりした。 彼の母の話によると、中戸竹蔵が商売がえをしたのはこういう理由であった。 その前に、竹蔵の容貌を簡単に紹介すると、(前の章ではその体と目だけであったから、)彼の鼻は、全体は小さく平ぺったい形であるが、先きの方が剃刀《かみそり》のように尖《とが》っているところに、その生まれつきの鷹のような目と好一対をなしていた。その点で、丈助がその性質をその容貌にあらわしているように、竹蔵もその性質をその容貌にあらわしていた。それは、一と口にいうと、目さきの利く、思いきりのいい性質であった。その証拠は、さきに述べたように、博徒時代には博徒として幅をきかしていたが、一たん改心して料理屋を開業すると一切の博奕《ばくち》を止めてしまった事でもわかるし、今度また可なり繁昌《はんじよう》していた料理屋を止めてその正反対の万屋《よろずや》(金物と瀬戸物を主とした)に改業したのは、跡とりの丈太郎の気質と虚弱な健康を考えての結果であることを見てもわかる。 さて、健三の母は、上京してから半年ほど後、健三が以前間借りしていたのを居ぬきで譲られたのをそのまま、浅草の子供靴屋の二階に住んでいる丈助を訪問した。すると、義理がたい丈助は、すぐ、その翌日、健三の家を訪ねて来た。その時、彼は、あの青ぶくれしたむくんだような顔の妻のお楽と、生白い色の女らしい魅力の殆んどない娘の雪江と、雪江は背中に四歳になる秀夫をせおって、一家総出でやって来た。彼は、健三の家の小ちんまり片づいた表面だけ見て、潤おまはんたちは結構やな、私《わし》たちはこれからや、」と歎息《たんそく》しながら云った。その時も、彼の遠慮癖は相変らずで、彼の妻や娘が無作法に座蒲団《ざぶとん》の上に鳶足《とぴあし》ですわっているのに、彼だけは、幾らすすめても、「いや、いや、」と後ずさりして、とうとう帰るまで座蒲団をしかなかった。彼の妻のお楽も娘の雪江も共に丈助に似て無口であったが、おなじ無口で口下手でも、丈助のには巧まない自然の朴訥《ぼくとつ》さと愛嬌《あいきよう》のようなものがあった。唯、雪江の子の秀夫だけは変っていた。彼は、母親の背中から下ろされると、初めのうち暫くの問ははにかんでいたが、少し馴れると、皆がはらはらするようないたずらをはじめた。それを一ばん気にしたのは丈助で、彼はしじゅう、 「これ、秀夫、これ、」と窘《たしな》めていたが、秀夫は、変な子で、手足の運動は同じ年頃の子供なみに活潑《かつばつ》であるのに、言葉らしい言葉が一と言も発音できないらしかった, 「あの子は少しおかしいんだよ、」と、彼等が帰ってから、母が健三に云った。 「そういうと、雪江という人も、少し変じゃないですかね、」と健三も云った。黼それから、あの雪江という人のお母さん 丈助さんの細君だって、何だか変だな。」 「いや、お楽さんは、あれでなかなかしっかり者《もん》や、雪江さんはお前のいう通りちょっとおかしいけど、まあ、あの娘はんと孫の秀夫はんは丈助さんの一生の苦ウの種やろな。」 その時、丈助が健三に云った。 「私たちはまだこれからが一と苦労やが、お前《ま》はんは大学まで出なはったんやから、お母はんももう安心やろ、……(そこで彼の母の方をむいて、)これからは出世するばかしやから楽しみだんな……そこへ行くと、何しろ私は東京は初めての土地やし、……まアこうしてやって来たもんの、商売ちゅうもんは馴染みのないとこはむつかしいもんやさかいな。……まアお前はんたちがいてくれはるよってン、心づよう思うとる、何分よろしゅう……」 この丈助の謙虚な心から出る言葉の一つ一つは、大袈裟《おおげさ》にいうと、健三の心に一つ一つ針であった。この針の苦しみは、丈助夫婦はいうまでもなく、彼の母にもわからない苦しみであった。彼は、丈助が『まだこれからが一と苦労です』と云うのを聞くと、おなじ人が高天原で『これから一等卒から出なおすつもりや」と云ったことを思い出して、心から、羨《うらや》ましいと思った。彼は考えた。 今の自分には殆んど希望はないが、丈助には、一足でも多く子供靴を売り、妻や娘が少しずつでも子供靴の裁ち方やミシン使用法に上達すれば、という心に希望と張りがある。それにくらべると、自分が今かじりついている売文業者の下請け仕事など、いつも仕事がとだえ勝ちであるし、稀《まれ》にあっても、それをミシンの機械をまわすように幾ら精を出してやったところが、約束の金の半分三分の一はおろか、全くくれない事さえ珍しくない。 もっとも、彼の側に坐っている彼の母の思いも彼の思いと大差なかったにちがいない。 彼女は長年その成人を待っていた一人息子の側に来て見ると、何から何まで思いの外の事ばかりに、今に今にと辛抱はしているものの、こうして側に来て息子の様子を見ていると、どう贔屓目《ひいきめ》に見ても出世の方に向かっているものとは思えなかったから。 彼女も、また、丈助の言葉を聞いて、さぞうしろめたく思ったことであろう。 「いいえ、私のところもまだまだほんの書生ですから、なかなか思うようになりません、」と彼女は訴えるように云った。 「それでも、お前はんたちがこっちにいなはるさかい、私らの方もどんなに心づよいか知れまへん、お互いや。」 「あんた、急に年とりなはったなア、」と珍しく丈助の妻が側から口をはさんだ。 「ええ、もう台所の事から世帯の苦労から……高天の方で御厄介になっていた時分が一ばん気楽でしたわ……。」 その時分から、健三の母はときどき浅草の丈助の家に出かけて行くようになった。それは、その時から間もなく、丈助が、これまで間借りをしていた家の近くに、下二た問二階一と問の家を借りて、その二階は職人に間貸しをしたが、とにかく、一軒の家の主人になったからである。いいかえると、この間まで職人として間借りをしていた丈助が、今度は職人に間貸しをする身分になった訳であった。 健三も二三度その家を訪問したことがあるが、丈助の前に彼が二階借りをしていた子供靴屋とちがって、丈助の今度の家は、板の間にも、畳の上にも、どうかすると便所に通う廊下にも、無数の子供靴とその材料の切《き》れ屑《くず》が散乱していた。しかし、これは、商売が繁昌《はんじよう》している訳でなく、丈助の妻のお楽がだらしがない上に、おなじ気性の雪江が無頓著《むとんじやく》な性分である上に、だいぶ智慧のたりない孫の秀夫が引っかきまわすためであった。 薄暗い奥の間にミシンが二台すえてあって、青ぶくれした浮腫《むく》んだ顔をしたお楽と生白い色の生気のない顔の雪江とが、ガラガラと機械の音を立てている。どちらかが鼻がわるいらしく、機械の音にまじって、しじゅう鼻をすする音が聞こえる。 健三は、その家に二度目に行った時、雪江の生気のない顔は、そのぎょろりとした大きな出目とそれが近眼であることが原因であるのを発見した。ぎょろりとした大きな出目だけは前から気がついたのであるが、それが近眼であることを発見したのは、彼女が顔を怪我をしはせぬかと思うほど機械に目を近づけているのを見たからである。 二階借りをしている二人の職人も同じ仕事をしているらしく、(丈助から請け仕事をしているのであろう、)二階の方からも絶えずミシンの音が聞こえて来た。そうして、ときどき一とかたまりの子供靴が惴ほい」という掛け声と共に梯子段《はしごだん》の上から鼠《ねずみ》の群が駈け降りるように転がり落ちて来た.それが梯子段の三段目ぐらいの高さになると、お楽か雪江かどちらかが掻きあつめて柳行李《やなぎこうり》の中に入れた。そうして、ときどき、お楽か雪江かが、ミシンの方を休んで、その柳行李を入り口の明るい方へ持ち出して、一つ一つの靴にリボンの飾りをつける役をしていた。 それから半年ほど後の或る日、健三と母が買い物に出てめずらしく長い時間を留守にして帰って来ると、鍵のかかった戸口の前に浮かぬ顔をして立っている丈助を見出した。健三が先きに近づいて行って、 「ずいぶんお待ちになったでしょう、」と云うと、 「えゝ」と丈助は、首を横にふりながら、口の中で返事したが、本当は可なり長い間待っていたらしかった。 さて、家の中にはいって、三人は改めて簡単な挨拶をかわしたが、それがすんでからも、丈助が、唯もじもじしていて、急に口をききそうにないので、(この時の『もじもじ』が平生《へいぜい》の『もじもじ」とちがっていたことは後で二人に気がついた、)健三が、水を向けるつもりで、商売の景気のことを聞くと、iだいぶん工合よう行ってたんやがな、」と丈助は鼻をすすりながら始めた、「近頃ゴム靴というんが出来《でけ》ましたやろ。……あの方が、ずっと丈夫で、安いもんやから、世間の人ちゅうもんは目工が高いなア、……こっちが何ぼ勉強して値段を下げても、だんだん売れんようになるばっかりや。」 これには二人とも慰める言葉が見つからな かったので、健三の母が、燗まあ、」と溜《た》め息《いき》 をつくように云った後、ちょっと間があい た。すると、丈助は、二分間ほど口をもぐも ぐさせてから、やっと思い切った口調で、 「…-実はナ、お楽が昨日《きんの》から病気で寝てまんね。……それがナ、医者の見たてに、ちょっと質《たち》がようないらしいね。……たった一日寝たきりやのに、昨夜《よんべ》、突然、あの気丈な奴が高天へ往にたい往にたいと云いよって、困った。……高天へ往んだかて、苦しいのンは同《おんな》しこっちゃけどな。……私にはあいつが国イ往にたいちゅう気持ちがわかるような気イはするけんど、あんなこと云やがると、私まで心細なるさかいな。……今、あいつが……もしかの事があると、……雪江と秀夫だけンなると、……」 健三の母はちょっと涙ぐんだ。が、丈助は、まだ何か云い足りない事があるらしく、また二分間ほど口をもぐもぐさせてから、 「……こんなことは愚痴やが、……」と後もう少し言葉がつづいて、結局、丈助は五円の金を借りに来たのであった。 その翌日の晩、健三の家に客があって、それに夕飯などを出したので、少し遅くなって、彼の母はお楽の病気を見舞いに行った。 ふだんミシン台の据えてあるところが片づけられて、そこにお楽が寝ていた。狭い家であるから入り口の戸をあけると、すぐお楽の病床が見えた。その側に、丈助と雪江と秀夫のほかに二階の職人が二人すわっていた。健三の母と入れちがいに、職人の一人が、あわただしく表に出て行った。医者をいそがしに行くらしかった。 健三の母は、丈助と雪江とに目で挨拶して、静かに病人の枕元に進んで行って、すわった。不断から青くむくんだ顔であったが、それが一そう浮腫《むくみ》を増し、目がひどく落ちこんで見えた。病人は、ちょっと目をあけたが、すぐまた閉じた。彼女は、数年前に、自分の母(健三の祖母)が死んだ時のことを思い出した。それから、つぎつぎと、嘗《かつ》て自分がその臨終にあった人々の顔を思い出した。彼女は、静かに目を閉じて溜め息をついた、そうして、静かに立ち上がった。 彼女が病人の側をはなれて、つぎの間の中程まで来ると、打ち沈んだ顔をした丈助が立ち上がって、彼女を二階に誘った。そこで、彼は、病人が、今夜じゅう、というより、もう一時間も持たないらしい事を彼女に話してから、又、二分間ほど口をもぐもぐさせた。そうして、今度は、すぐ彼女はその意味を覚った。何故なら、彼女は、丈助から金を借りられたのは昨日が初めてで、又こんな風に長いあいだ口をもぐもぐさせる丈助を見たのも、昨日が初めてで、今日が二度目であったからである。そこで、彼女は、丈助が口をきかぬ先きに、刪これだっか、」と、素早く指で輪の形を作って見せてから、一枚の札を丈助の懐の口元にそっと挟んだ。 「すまん、すまん……これで葬礼《そうれん》が出せる、」と丈助は、後の半分は口の中で云って、目に涙をためた。 その晩、お楽は死んだ。 その翌日の朝の夜明け前に、まだ暗がりの中を、お楽の亡きがらを納めた棺をのせた黒塗りの輿《こし》は、黒装束をした二人の男に前後をかつがれ、おなじ黒装束の交替役に附きそわれて、健三の母と二階の二人の職人との三人に送られて、日暮里《につぼり》の火葬場にむかった。それを、門口で、丈助と、雪江と、母に呼ばれて駈けつけて来た健三との三人が見おくった。 棺を見おくった後で、しばらくしてから、丈助が、健三に、ぽつりぽつりと切った言葉で、こういう意味の話をした。 「お前はんは私より古うから東京にいなはるんやから、何ぞええ考えおまへんか、私に出来る商売で、せっかく教えてもろた子供靴がこんな事になってしもて、まったく途方に暮れたよ。そこへ、お楽がこない急に死んでしまいよるし、雪江では何ぼの働きもでけへんさかいな。……それに、秀夫にだんだん手がかかるようになるし、……」 丈助が愚痴をこぼしたのは、後にも先にも、昨日と今日だけであったから、商売などとはまったく反対の世界に住んでいる健三ではあるが、よくよくの事にちがいないと同情されて、ない智慧もしぼれるだけしぼる気になって、彼は、腕をくみ、目をつぶって、考える恰好《かつこう》だけをしてみたが、しばらくして、 「あなたは、ミシンの方は出来ないんですか、……これまでは買い出しの役をおもにしていた訳ですか、」と聞いてみた。 「そやそや、……しかし、はじめはラシャの切ればかしやったが、あの家でも、子供靴だけでは商売にならん云うて、玩具とか、座蒲団《ざぶとん》の皮とか、そんなもんを拵えるようになってからは、ラシャ屋ばかしやなく、洋服屋とか、呉服屋とか、何でもかんでも、切れに似たもんをあつかう家を、片っ端から廻らされたもんや。……そいで、ある時、私が、こんないろいろな切れで何をこしらえはるネと聞くと、それは秘密やから云うて教えてくれへなんだ……」と丈助は云った。 「ちょっと、ちょっと、……」と健三はさえぎった。「じゃあ、あの家では、子供靴のほかに、玩具や座蒲団《ざぶとん》の皮ばかりでなく、まだまだ、色んな物をこしらえてる訳ですね。だから、洋服屋の切れでも、呉服屋の切れでも、切れという名のつくものは片っ端からいる訳なんですね、」と聞きかえした。 「左様《さい》や、左様《さい》や。」 それを聞くと、健三は、今度は、恰好《かつこう》だけでなく、本当に沈思黙考した。それに十分程かかってから、 「そんなら、ね、……あなたは一つその先《せん》をこして、あなたが廻らされたという、東京じゅうの、そういう、何でもかんでも、切れに似たものを扱っている家を、片っぱしから特約して、fつまり、買い占めるのです、 そうして、あなたの店に行ったら、東京中のあらゆる種類の切れがある、 と、こういう商売をやって見たらどうです、」と健三はこれだけの言葉を一気|呵成《かせい》にしゃべった。 この健三の新案の商売も、前の裁《た》ち屑《くず》買い出し人兼子供靴行商人を丈助にすすめた時のように、一気呵成に丈助も同感し、丈助は、仏は仏、人は人、という主義になって、お楽の遺骨を持って、すぐ高天村に帰り、兄の竹蔵から資本を借りて来て、早速それを始めることになった。そうして、丈助は、健三が思ったより、健三が喋《しやべ》ったより、もっと迅速に彼の新案の仕事を実行した。 丈助は、亡妻の遺骨を持って、雪江と秀夫とをつれて、高天村にかえり、遺骨の処分一切を竹蔵に頼むと共に、ついでに、雪江と秀夫も、当分という名義で、竹蔵の家にあずけ、竹蔵から改めて借りた資金だけを持って、一人で上京した。 その時、丈助は五十歳、健三は二十六歳であった。 三年たった。 その時、健三は、ある事情のために、母を青山の親類にあずけ、自分は九段中坂に下宿生活をしていた。或る事情というのは、健三は余りかんばしくない恋愛事件のために三年の月日を棒にふった。もっとも、それから三四年の問は、日本の文学界に、私小説と称して、恋愛事件でも生活苦でもそのままか或いは潤色したものが持てはやされていたので、彼も、その後、その余りかんばしからぬ恋愛事件を嘘と誠とを織りまぜて小説に作り、文学界の末席を占めたのであるから、丸きり棒に振ったとも云えないかもしれない,しかし、その時はまさかそんな事になるとは思わなかったので、彼は、その恋愛事件を当節の流行言葉で云うと、『清算」して、さア、これからは長年の望みであった小説を作る事に没頭しようと思い立った。 当時、健三の何入かの友だちは、既に、新進小説家として、世に出、あるいは出つつあったので、彼は、世に出る出ないは二の次ぎとして、小説で生活できるようになったら、長年苦労させた母に楽をさせようと思った。というより、彼自身、三年棒にふったお蔭で、(その中には恋愛事件の外に貧困生活もはいっていた、)何というか、小説の思いで心が破裂しそうな気になっていた。そうして、その破裂しそうな心の思いに表現を与えたならば、友人たちが書いている小説より、上手下手は別として、自分だけの変ったものができるであろう。森鶴外がその子に云い聞かしている、「物を書くというには何でも其の人でなければ書けないというものでなければ価値がない、」と。その通り、と自信たっぷりの彼は考えたのであった。唯、ここまでの考えは空想でできることであるから、いくらでも彼の自由にはなったが、自由にならないのは下宿料滞納の問題であった。が、その頃、棒にふった筈の三年問に、余り実生活に執著《しゆうちやく》し苦しめられたので、その反動が来たのか、彼は空想が好きになっていたらしく、自由にならないと考えた下宿料滞納の問題になやんでいるかと思うと、どこかに寛大な下宿屋があって、自分の才能を見こみ、相場でもするつもりで、せめて半年ぐらい、催促しないで置いてくれるところの、この世ながらの地上楽園とか桃源とかいうものがないであろうか、などという事を真面目に考えたりした。 しかし、いくら、彼が、空想をほしいままにし、一人合点を楽しんでいても、その頃、日に一度下宿のお上は催促をしないで催促する法 というのは一日に十分か十五分ほど彼の部屋に訪問する法 を考案して、彼をいわゆる真綿戦法で責めつづけた。しかし、幸いな事には、そのお上は、妾《めかけ》という別の職業を持っていた上に、更に幸いな事には、彼女の保護者が、自分の妾が若い男たちをあつかう商売をしている事が気になって、時間をきめずに妾宅《しようたく》を訪問して来る習慣を持っていたので、彼女は、いくら真綿戦法で、彼の部屋にやって来ても、いつ玄関に現れるかわからない、保護者の足音を気にしていたので、その巧みな催促が、殆んど効果がないと云ってもよかった。それで、健三が、もし小説を書くというような望みさえ持っていなかったら、そうして、度胸あるいは太い神経を持っていたら、この下宿は、彼の希望どおり、半年が一年でも、(保護者がかわらない限り、)この世の地上楽園あるいは桃源にもなったかも知れない。しかし、『天、二物を与えず、』とでもいうか、彼には小説を書きたいという神あるいは悪魔の心と細かい神経があり過ぎたので、彼の下宿は、地上楽園あるいは桃源の資格がありながら、彼には、その反対のものであった。ところが、一つの道楽がその頃の彼を救った。それはこういうのである。 それは、彼の下宿(九段中坂)から東京一あるいは日本一の古本屋町が十分内外の時間で行かれるので、そこへ毎日かようことであった。そうして、珈琲《コーヒ》と菓子代さえあれば、疲れたら、それで休息することにして、この日本一の古本屋町を軒なみに出つ入りつして自分の好みの本を開き見するという道楽である。そうして、この道楽は金なしに何時間でも楽しむことが出来るのであるから、これこそ彼の地上楽園あるいは桃源であった。 その頃の或る日、健三は、中坂の下宿を出て電車通りを、九段下、それから俎橋《まないたばし》、表裏神保町、駿河台下《するがだいした》、という、いつもの道を、例の道楽を楽しもうと思いながら、俎橋をわたった。ところが、そこで、三年ぶりで、懐しき中戸丈助に出あったのである。 四 中戸丈助は大黒様の持っているような鬱金色《うこんいろ》の大きな風呂敷つつみを大黒様のような恰好にせおいながら進んで来た。丈助の方は、健三が実に見すぼらしい形《なり》をしていたので、四五歩の問に近づいた時、健三の方から笑いかけたので、やっと健三を見いだした。が、健三とわかると、彼は、たちまち、その風体どおり大黒様の笑顔になって、 「おお、」と健三が三年前にわかれた時とは別人のような朗かな声で叫んだ。そうして、健三が口をきかない先きに、(こんな事まで三年前と反対であった、)「お前はんたちはどうしなはってん、こないだ本郷へたずねて行たら……」と云いかけて、丈助は口をつぐんだ。反射的に健三も心の中で首をちぢめた。 それは、その本郷の家を、健三は、母が大阪の伯父(祖母の死んだ時、輿《こし》を共に持った伯父)が死病にかかった時、その看護に行った留守の間に、例の恋愛事件の相手と夜逃げをしたからである。健三は、丈助に『本郷へ訪ねて行ったら」と云われた時、その事を思い出して、丈助もそれを知って知らぬ顔をしているのではないかと邪推されたので、てれ隠ししに、 「丈助さん、」と初めて彼の方から口をきいて、「いつか、僕の祖母が、高天村で死にました時、あなたと車屋の阪田さんとに助けてもらって、僕と一緒に祖母の輿《こし》をかついだ伯父を御存知でしょう。ちょうどあなたが本郷へお出で下すったという時分に、母はあの伯父の看護に大阪へ行っていたんです。その伯父は前から体がわるくて、堺に転地して養生していたんですが、その堺で母に死に水を取られて死にましたよ、」と云った。すると丈助は、驚いて、 「へえ、分からんもんやな。あんた(この頃から、丈助は、健三に、お前《ま》はんという代名詞とあんたという代名詞をまぜこぜに使うようになった)のお母はんと伯父さんは仲がわるかったんやないか、……喧嘩《けんか》をせんほど仲がわるかったいうやないか。……それが死に水を取って上げなはったんかいな、へえ -。しかし、あんたのお母はんはほんまに仏性《ほとけしよう》やなア。私の知っているだけで、あんたのお祖母はんの、つまり、自分のお母はんに死に水を取って、その次ぎは、他人のお楽の死に水を取ってくれはって、その次ぎは、あんたの伯父さん、つまり、兄さんの死に水を取りはったやろ……ふむ。あんたのお母はんは、屹度《きつと》、ええ往生をしやはるやろな、……ふむ、」と丈助は終りの方を唸《うな》るように云った、 「それにしても、丈助さん、」と健三もだんだん慣れて話し出した。h考えて見ると、僕の祖母は、自分の家をはなれて、高天村で死に、あなたのお上さんは、故郷をはなれて、東京で死に、僕の伯父は、自分の家で死なずに、転地さきで死に、……」 ふと、気がつくと、その時、今まで笑い顔をしていた丈助の顔が、ちょっと歪んだように見えた、というより、泣き顔に近い顔になったので、健三は、そこで口をつぐんだ。彼の妻のお楽が死ぬ時、『高天に往にたい、高天に往にたい、」と叫んだというのを母から聞いた事を思い出したからである。が、丈助は、すぐ元の顔つきになって、 「お母はん、今どこにいやはんね、」と聞いた。それで、健三が青山の親類の家にいることを答えると、丈助は、つづけて、 「お前はんは、」とたずねた。そこで、健三が、こうこういう下宿にいると答えると、 「それや、いかんな、」と丈助は、その時、はじめて健三の形《なり》を見て、その境遇を察したらしく、「あんた、これから何処へ行きなはんね、」と聞いてから、馳何なら私《わし》んとこへ来なはれんか、お前はんのお蔭であの商売を始めてるんやが、……お蔭で、工合よう行てる。……家も、あの近くやけど、変った。また、いろいろ相談にも乗れるかも知れへんし、遠慮はいらん、私の今の商売があんじょう行くにつけて、お前はんの事を思い出して、喜んでるんや。……人は持ちつ持たれつという事もある。……あんたは、私みたいに歩くのは否《いや》やろから、その辺から電車に乗ろ、」と云った。 その日から健三は丈助の家の居候になった。 思えば、彼が下宿で空想したことがほぼ実現されたことになった。 丈助の今度の家は前の家の二倍以上もあった。家族としては、丈助のほかに、ミシンエの十七八歳の流行唄《はやりうた》の好きな職人と、二十七八歳になる元俳優の馬の脚であったという番頭との三人ぐらしであった。下は、八畳ぐらいの店の問と六畳の茶の間と、その奥に三畳の部屋があったが、二階は、一と間で、長八畳で、目方が十二貫いくら程しかない健三が上がり下りしてもギイギイと気味のわるい物音を立てる絶壁のような急な梯子段《はしごだん》によって通じていた。しかも、その出入り口は、穴倉のように畳一枚分ほど切り取られて、そこに戸がついていた。それで、上がって行く時は下からその戸をあけ、下りる時は上からその戸を開かねばならなかった。その二階が健三の部屋ときめられた。 それは、下町の古風な借家によくあるように、真中から端(表)の方へ行くにつれて天井が低くなっていたので、窓の所は三尺ぐらいしかなかった。その窓の下に、丈助の心づくしの、荷箱をこわして拵えた、机が置かれた。それは、普通の机のつもりで肘《ひじ》をつけば、すぐメリメリという唸りを発した。しかし、健三は、この机の作り手の丈助のためにも、親類に姥捨山《うばすてやま》のように預け放しになっている母のためにも、天から授けられたこの絶好の機会をつかんで、十二一二歳からの念願の小説を作らねばならぬと思い立った。 翌日になると、丈助が、お手の物の小切れをつぎ合わした一枚の風呂敷大の切れを持って来て、喇これを机掛けにしなはれ、」と云った。すると、流行唄好きのミシンの職人が、 「それはあんまり見っともないから、」と云って、これも小切れをつぎ合わしたものであるが、ミシンの専門家だけに流行唄好みの意匠をこらした机掛けに直してくれた。 丈助は、電車賃を倹約した金で、晩のおかずを買って帰る習慣になっていたが、それが牛肉のこま切れのときは、馬の脚番頭が葱《ねぎ》と豆腐を提供し、流行唄職人は糸蒟蒻《いとこんにやく》を寄附した。そうして、このミシン職人は不断の炊事一切を引き受けていた。 健三が丈助の家の居候になってから二一二日後の或る雨の日、買い出しを休んだ丈助が、 「御免やす、」と突然梯子段の上がり口から顔を出して、彼の書斎兼寝室の屋根裏部屋にはいって来て、 「わし、一ぺん聞こ聞こ思てて、聞くひまがなかったんやが、……一体あんたのしよと思てる、……つまり、目的やな。それは、一体、どんな事やね、私に分かるように聞かしてもらえまへんか、」と云った。 この不意の質問にはさすがの健三も、面くらって、咄嗟《とつさ》に返答が出来なかった。これが、相手が、多少でも、文学とか小説とかの知識を持っているか、中学校卒業程度の教養を持っているか、したら、訳のない事であったが、丈助のような人物にこの質問に満足させる答えを与えることは如何なる善知識でも、万人の心を持つと云われるシェエクスピアでも難儀なことであろう。が、今はそんな理窟を述べている時ではないから、と思って、健三は、これまではずいぶん無駄な事ばかりして来た、というのは、教科書の註釈とか、子供の読む童話と外国の小説の翻訳の下請けとか、- そんな事をして、その日その日を糊塗《こと》して来たが、ここで一つ、大決心をして、年来の志望である小説を書くつもりである、という意味のことを、出来るだけ丈助にわかり易い言葉で説明して見た。すると、丈助は、半分わかったような、というより、三分わかり七分わからないような、顔つきで、 「その、小説ちゅうもんをこしらえるには、一体どれくらいの日イがかかりまんね.そして、それが出来あがったら何ぼぐらい儲《もう》かりまんね、」と聞いた。 この質問にも、健三は、少なからず、面くらったが、 「さあ、二月か三月ぐらいあったら、……」 と瞹昧《あいまい》に答えておいた。 さいわい、丈助はその曖昧な答えを曖昧と見抜く力を持っていなかったので、その日の問答は『しっかりやっとくなはれ」という丈助の激励の言葉とともに終りを告げ、それからは月日は春のように穏かに過ぎて行った。 毎朝、七時になると、新らたに加わった健三を入れて四人の者が、下の六畳の茶の間で、古道具屋から買ったらしい食卓をかこんで、朝飯を食った。この朝飯の問にかわされる会話は、世にも楽しいものであったが、割愛する。唯、この朝飯の問の会話は、健三のような者にも憂き世の苦労を忘れさせた事だけを書いておく。ただ、健三がときどき参ったのは、丈助が、「どうや、小説、ちっとは書けましたか、」と、突然、聞くことであった。これは、この楽しい春の団欒《だんらん》の中での、健三にとっては、青天の霹靂《へきれき》の感があった。彼の小説が、これまた春日のごとく遅々として進行しなかったからである。が、それは五日に一度か一週間に一度ぐらいであったから、まず健三が発案し丈助が実践した和漢洋諸種小切れ問屋の一家は、これを支那流に云うと呉越同舟、日本流に云えば乗り合い船、四人が四人とも、赤の他人ではあったけれど、真に、和気靄靄《わきあいあい》、共同一致、模範的な分業制度さえ行われていたと云っていい。何故なら、この楽しい朝飯がおわると、丈助は例の鬱金色《うこんいろ》の大風呂敷を八つにたたんだのを懐中して買い出しに出発し、流行唄《はやりうた》のミシン職人は、奥の三畳の間にこもって、彼の愛機であるミシン台につき、ガラガラという機械の音に合わして流行唄をうたいつつ八時間以上の労働をし、もと馬の脚の番頭(彼は馬の脚ではありません、女形《おやま》でしたと弁解した)は、朝から晩まで店頭に坐って、女形のように愛想よく客に接し、馬の脚のように活潑《かつばつ》に商売の駈け引きにつとめ、健三は例の踏む毎にギイギイ鳴る梯子段《はしごだん》を上がり、起きてから寝るまで、三度の食事と用足しに下りるほかは、その書斎兼寝室である屋根裏部屋に閉じこもって読み且つ書く事にいそしんだからである。 ところが、突然、この男ばかりの一団が余儀なく解散しなければならぬ事件が持ち上がった。それは一人の女がこの一家に加入する事になったからであった。その女というのは丈助の後妻のお万である。お万は、高天村の生まれで、偶然にも嘗《かつ》て健三が高天村に寓居《ぐうきよ》していた時、その離れを借りていた山目の家の姉娘であった。このお万を丈助が後妻に迎えようとは、当の丈助も、又そのお万を満更見ず知らずでない健三や彼の母にも、まったく思いがけない事であったが、それにはこういう訳があった。 高天村にいる丈助の兄の竹蔵は、既に六十二歳になっていたので、年頃になっている伜《せがれ》の丈太郎の行く先きが案じられ、また妻を失った弟の丈助の身の上も心配になり、丈助から託されている雪江と秀夫を、早く親であり祖父である丈助に引き取ってもらいたくなり、という考えから、丈太郎に嫁をもらう事、丈助に後妻を世話する事、雪江と秀夫を東京へ帰す事、という結論を得た。そうして、それには先ず丈助に後妻を世話すれば、しぜん、雪江と秀夫は東京に帰ることになる。雪江と秀夫がいなくなれば、丈太郎はすぐにも嫁がもらえる、ーーiこう考えた竹蔵は、一も二もなく、(それは丈助の先妻のお楽が死んだ時から考えていたことなので、)山目の姉娘のお万を丈助の後妻に世話しようと思った、それにはこういう理由があった。 もともと、中戸の家と山目の家が、田舎には珍しく親戚《しんせき》関係が全くなかったのに、真の親戚以上に親しくしていたのは、竹蔵が博徒であった頃、山目の夭死《わかじに》した主人と義兄弟の関係があったからで、その夭死した義兄弟の娘(お万)を自分の弟(丈助)の後妻に迎えたら、両家が真のしたしい親戚になる、とこういう単純な考えからであった。が、この竹蔵の考えは成功した。というのは、彼は、首尾よく丈助に後妻を世話し、雪江と秀夫を東京にかえし、その翌年、一つ年上であったが、体が丈夫という理由で、丈太郎の嫁に適当なのがあったので、それを貰ったからである。 竹蔵は、これでもう思い残すことはないと考えたのか、丈太郎に嫁をもらった翌年の秋、久しぶりで東京見物をかねて、自分が後妻を世話した丈助の家の有り様を見るために、上京した。竹蔵は、丈助の家が思ったより繁昌《はんじよう》していたのも嬉しく、自分の世話した後妻のお万が働き者で倹約家であったので、丈助も満足し、家の中も丸くおさまっているのを見とどけたので安心して、一週間ほど滞在した後、いよいよ明日は大和へ帰るという前の日、彼は健三の家をたずねようと思って丈助の家を出た。 竹蔵は、道道、心の中で、丈助もええ按排《あんばい》になったし、丈助の話では、健三はんも出世して嫁はんをもらったということやから、お里はんもさぞ嬉しいことやろ、そのお里や、その健三や、まだ知らぬ健三の嫁にも逢いたい、と楽しみながら、丈助から聞いたとおり、上野公園前で電車を下り、公園を抜けて、無事に谷中の健三の家についた。 竹蔵が健三の家の前に立ったとき、ちょうど家の中から健三の母のお里が買い物に行こうとして出て来たところであった。出あい頭に、お里は竹蔵がひどく疲れたような顔をしているのを見た。しかし、その時は、ただの疲れであろうと思って、彼女は、早速、下の座敷に竹蔵をとおし、久闊《きゆうかつ》の挨拶をかわしてから、もう一度彼の顔を見なおすと、さきにはただの疲れのように見えたけれど、今度は何か痛みを堪《こら》えている顔に見えたので、一竹蔵さん、顔色が大へんわるいようだすが、……」と彼女が聞くと、…、さあ……」竹蔵は、その時まで我慢していたらしい下腹を急に押さえながら、舳公園の中をぶらぶら抜けて来たんやがナ。……動物園の前かしら、何でもあの辺をあるいてる時分から、この辺……下腹が、こう、しくしくして痛み出してきてナ、……もう引っ返す訳にいかんさかい、やっと腹を押さえ押さえあるいて来たんや、……」という。 そのうちにも、竹蔵の顔色がわるく青ざめてきたので、彼女は、ちょうどそこへ茶を運んで来た健三の妻に、挨拶するひまも与えず、寝床の用意を命じ、自分は竹蔵の側によって、悄お医者はんを呼びまよか、」と聞いた。それほど竹蔵の顔色がただならぬ色に変ってきたのであった。竹蔵は、それに返事をするのも大儀らしく、かえって、下女と一しょに床を敷いている健三の妻の方を見て、翩とにかく、ちょっとそこに横にならしてもらオか、」と苦しそうな声でいった。 迎えにやった医者は、病気は腸加答児《ちようカタル》で、それも慢性であるといい、病人の年が六十六歳だと聞くと、医者は、首を傾《かし》げて、それでは長く持たないであろうと云った。お里は、それを聞くと、さっそく丈助の家に電話をかけた。 タ方、丈助が来た頃は、竹蔵の病気が幾らか持ち直したように見えたのと、病人も帰りたいといい、相変らずの遠慮家の丈助も連れて帰るというので、病人は、丈助に連れられて、車で、丈助の家に帰った。 それから、竹蔵は、一週間ほど、丈助の家で床についていた。その間に、さきの医者の言葉を聞いているので、健三は母と一しょに見舞いに行った。その帰りに、お里は持ち直すかも知れないと云ったが、健三はそれに何とも答えなかった。 発病してから一週間目のタ方、竹蔵が、すこし気分がいい、それで、国へ帰るのに元気をつけておきたいから、起きて飯を食いたいと云い出したので、兄おもいの丈助は、特に近所の料理屋から二三品の料理を取り寄せた。それを、竹蔵は、「大和へ往んだらこんなうまい刺身は食われへん、」などと云いながら、上機嫌で食ったが、その刺身を三四きれたべた頃、突然、持っていた箸《はし》を落とし、 「何や急に気持ちがわるなって来た、……胸が……どきどき……」と云ったかと思うと、静かにお辞儀するような恰好《かつこう》をして、食台の横に俯伏《うつぶ》しになってしまった。丈助は、バネのように跳ねあがって、竹蔵の側に飛んで行き、後から抱きおこしながら、 「電話、……お万、……電話、……電話、……」と叫んだ。医者という言葉も、医者の名も、忘れてしまったらしい。ところが、お万が電話口の所でうろついているうちに、竹蔵は、丈助に抱き起こされた時、ちょっと体を持ち上げられたきり、急に、丈助の力に余るほどの重さで、のめるように俯伏してしまつた。そうして、それきり、竹蔵は物を云わなくなつた。 五 七年が立った。 三月下旬の或る晩、健三は、ふだん滅多に足を向けたことのない浅草へ出かけて、これも、滅多に足を入れたことのない活動写真館 駅にし、マノ.犬力 くま皀ナ〜しびマ 4・透マ 出た。そうして、暮れかけたばかりの広小路の通りをあるいていると、ふと、道の側に『大阪料理何某』とかいた看板を見出した。大阪料理という看板は方方に見かけるが、その店頭にならべてあった大阪風の陳列箱が本当の大阪の物であったので、彼は何か懐しい気がして中にはいった。はいった所は土間で、簡易食堂風のテエブルと腰かけがならんでいたが、彼が取っつきの席に腰をかけて、献立書を読んで見ると、それはことごとく純大阪料理ばかりであったから、急に懐しさと食慾を感じて二三品注文した。そうして、料理のできるのを持つ問も、彼は、滅多に他の客の方を見ない癖であったから、手近にあったタ刊を取り上げた。と、突然、むこう前から彼の名を呼ぶ声が聞こえた。それが余り近くであったので、びっくりして目を上げると、呼びかけたのは、思いがけなく、中戸丈助であった。 健三は、彼の母は月に一二度くらい丈助の家を訪問するが、彼は、殆んど訪問したことがないのと、他の場所で逢ったのなら何でもないのであるが、場所が丈助の家の近くであったので、穴にはいりたい程、というと大袈裟《おおげさ》であるが、かなり極《き》まりがわるかったので、てれ隠しに、母がときどき邪魔に出ること、自分が無沙汰をしていること、などを云いかけると、 「そんな堅苦しい挨拶は抜きにしまヨ、」と丈助も大分空の徳利をならべているのが極まりがわるかったので、そう云ったのかも知れないが、彼は、飲んでいるだけで、不断の無口の反対に、健三が初めのうちは呆気《あつけ》にとられたほど雄弁になった。そればかりでなく、健三は、酒は一滴もいけない方であったから、その晩は、徹頭徹尾、丈助に圧倒された形になった。 「わし……ずっと先《せん》から、あんたに一ぺん逢いたいと思て、お母はんに逢うたんびに、頼んでおくんやが、……」そこで、一と口飲んで、「わしは知ってのとおり、こんな性分やさかい、あんたに逢《お》うても、云いたい事あっても、口がきけんもんやさかいな……それに、わし、……あんたとこ見たいな堅苦しい家は苦手やしな……」と、酒の勢で、丈助は本音を吐いた。 「いや、……僕の方も、……僕も、少しお酒が飲めると何ですが、……それに、忙しいものですから、つい……」 「わかった、わかった、」と丈助は手で健三の言葉を制して、「わし、……つい四五日前、大和から帰って来ましてん。」 「しじゅう、あちらの方へお出でになるんですか、」と健三は聞いてみた、しかし、これは間《あい》の手《て》で、彼は丈助がときどき大和へ行くことは母から聞いて知っていた。が、それだけでは何か心に咎《とが》めたのと、同時に、気がついて、「丈太郎さんはどうです。この頃しばらく便りがありませんが、お体の方は、……」と、これは本当に、聞いてみた。 「さあ、どうもはっきりせんので困ってる。あんた、聞いてるか知らんが、あの子のほんまの親父、ちゅうのンは、わしにも、死んだ兄貴にも、兄貴にあたるんやがね、その一上《いつちうえ》の兄貴がな、肺病で死んでるさかい、それで、わしは心配してるんヤ。それに、あの子の母親 あの、お政さんがあの子とは他人やろ。あの母親が欲ばりでナ、兄貴が死んでから、あそこの財産を自分の身内に運んで行きよるらしいね。わしでも側にいたら、そんなこと出来《でけ》へんねけど……。それに、丈太郎の嫁は、なかなかしっかりもんやけどな、何ちゅうても年が若いよってン、何にもなれへんし……」 丈助の言葉はこの二倍も三倍もあったが、その後の方を簡単に述べると、三←歳になる病身の丈太郎が三十一歳の人並すぐれて達者な嫁と一しょにいる事、それは夫婦《めおと》やから仕様がないが、兎に角、あの若さに三人も子をこしらえるのンはようない、そらア、子オがたんとあるのは子福者いうて目出度いことにはなってるが、…… 「あれでは、な、健三さん、」と丈助は云った。「丈太郎が死による。な、そやおまへんか。あんた等のような学者の目工からみても、私の心配は無理やない思うけど、……な、そやおまへんか、どうだす。」 この言葉は、おそらく酔っている丈助(無論、この言葉は、酔ってはいても、丈助の本心である)より、酔っていない、そうして、こういう事件については丈助より確かな知識を持っている筈の健三の方を、より多く驚かせ、より多く心配させた。 しかし、以上の事は、まだ健三の意表に出る程の事件ではなく、むしろ彼が既にほぼ知っていた事ではあるが、次ぎの二つの事件は、健三の、知らなかった事であり、思いも及ばなかった事であった。その一つはこういうのである。 丈太郎の母(義母)のお政は、いわゆる商売人ではなかったが、竹蔵に片づく前にかなり不品行な女であった。(もっとも、大和の、殊に、葛城郡高市郡辺の機織りの盛んな土地の娘たちは、前にも述べたように、殆んどみな機織りをするので、男たちの何倍もの収入があるために、大抵の家の娘たちは、家計を助けるために晩婚である、そのために若い男女の風儀が想像以上にひどいが、)丈太郎の義母のお政(竹蔵の妻)はそのひどい中の最もひどい者で、 「体じゅう毒だらけと云うてもええくらいや、……よう今まで生きてよると思うくらいや、もっとも、年じゅうけったいな病気ばっかししていて、病気でない日イは一日もないくらいやろ。その証拠に、あの女子《おなご》は体じゅう灸《やいと》だらけや、」と云うのである。 もう一つの健三の思いも及ばなかった事というのはこういう話である。 丈助は熱心な天理教信者であるが、それで、丈助がいかに熱心な天理教信者であるかを知ってる人は殆んどなく、[これはわしと天理《てんりん》さん信者の外には誰も知らんことだす、」 と丈助が云う通りであるらしい。しかし、彼が天理教を信仰する理由は一般の信者とは大分かわっていた。彼はその事をこう云った。 「私には神さんなんてあってものうてもかめへんネ。わしは、天理さんが、信者から上げた金を、みな信者のために使うちゅう主義が好きやね。……ほんまの話や、その証拠に、天理さんへ行て、今日から信心するいうたら、信者でのうても、その日イからすぐ引き取って養うてくれよる。わしは、あの主義が好きやネ。わしらには学者のいう事はよう分からんから、社会主義なんちゅうもんもよう知らんけど、天理さんは、社会主義が理窟だけでいう事を、本真《ほんま》にしてるようにわしには思えるさかい、そこが私は好きやネ。そやから、私は大和へ帰るたんびに天理さんへ寄って銭を上げることにしてんネ。……健三はん、私は酔うてるようでも酔うてへんデ。だから、頼んどきまっけど、この天理さんの事と天理さんに銭あげる事だけは、あんたのお母はんにも、うちのお万にも、誰にも云うとくなはんなや。……わしはあんたには昔から惚《ほ》れてんね。そやさかい、あんたを見こんで、こんな秘密の話までしたんや。……」 この丈助の何かに憑《つ》かれた人のような話は、ここで、一変した。 「そうそう、」と丈助は急に思い出したように云った。「この間、兄貴のお墓まいりしたついでに、あんたのお祖母さんのお墓にまいったら、あのお墓の台石がくずれて来て、ひどっこう傾いてたさかい、村の石屋に見さしたら、今のうちに手工入れたら、あのままで直るというとおったけど、私の考えでは、今のあんたの力で、すっかり墓石とも変えてしもた方がええと思うんや。あのまま直したかて、何年も持てへんと石屋も云うとおったさかい……。何なら、健三はん、近いうちに、わし、また彼方へ行くつもりやが、一しょに行きはったらどうだす。」 しかし,その時の、健三が生まれて初めて聞く丈助の饒舌《じようぜつ》は、素面《しらふ》の丈助のいえない言葉の連続ではあるが、その中の大部分は酒の上でなければ吐けない丈助の本音のように彼に考えられたので、最後の高天行きを誘われた時、彼は一も二もなく行く気になった。 その頃、健三も何処かへ旅に出ようと思っていたところで、いつも同業の友人と行くのが例であったが、急にこの丈助と旅してみたい気が勃然《ぼつぜん》として彼におこった。健三にも、丈助に天理教が憑《つ》いたように、何物かが憑いたのであろうか。 おなじ頃、健三の母が丈助を訪問した時、こういう話がある。 その頃の丈助の家は、健三が居候していた時と同じ家であったが、以前の各種和漢洋小切れ一切問屋を一そう発展さして、反物類まで置くようになっていたから、小切れ類はことごとく棚に載せ、反物類は店の随処に積み辷げることにしていたので、その反物の山の中にすわっている丈助の体が小さく見え、女ながらも丈助に劣らぬ体格のお万も、その反物の山の中では小ちんまりして見えた。そのために、品物が主人か、主人が品物か、区別が附かないところさえあった。言い換えると、家全体が品物の蔵で、人間はその品物の番人の観さえあった, 丈助の店が発展したのはそればかりではない。丈助は、後妻と娘と孫をむかえることになった時、むかし艱難《かんなん》を共にした馬の脚番頭と流行唄《はやりうた》職工を首にしないで、彼等のために、自分の家の近所に借家を見つけ、無利子で資本金を貸し、自分とおなじ商売を開かせてやった。その代り、今は、彼の家には、二三人のミシンエが住みこんで働いていた。 「どうです、御商売の方は、」と健三の母がいうと、 「まあ、お蔭でどうかこうか忙しいけど……」と丈助はいった。 「もう随分お金が溜《た》まりましたやろ。」 「ああ。二三日前にちょっと勘定してみたら、銀行に入れたある金と、……それから、株券や田舎にある田地や、山を入れると、六万円ぐらいあったさかい、品物と貸しを入れて見つもると八万円ぐらいになっとるかもしれへん。」 「まあ、結構だんな。」 「ああ、お蔭でな、」と答えたが、丈助は、その金高の何万分の一程しかない不元気で、酬しかし、わしもうこれ以上金いらんと思うね。入《い》らんちゅうたかて、商売の方が儲《もう》けよるもんやから、嫌でも勝手に殖えていきよるさかい仕様《しよ》がないし、というて、ほかす訳に竜行かんけど、……お里はん、の一て苦労するのンも金やし、あって苦労するのんも金だんなア。」 「そんな入らんお金があったら私のとこへ貸してもらいまよか。」 「何いうてなはんね。あんたンとこなど、今はもう困る事あれへんやろ。……わしが、金があっても苦労するちゅうのンは、貸してやりたいとこがぎょうさんあるし、金が出来《でけ》ると、方方から当てにしよる者があるし、……しかし、金を送ってやるのンはわしはかまへんけど、前と違《ちこ》て、お万の目があるやろ。」一そんな事、あんたが儲けたお金やおまへんか。そのあんたがお金を何処イ送うと、あんたの勝手やおまへんか。」 「それがなア、……」と丈助は溜め息をついて、「あいつは、わしとは夫婦《めおと》でも、ほかのもんとは他人やさかい、わしが身内のもんに銭や物を送ると、ええ顔しよれへん。それで、内証で隠し隠し送ってやるようにしてんね、……ところが、その隠しどこをどういう訳や、じき嗅《か》ぎ出しよンね、袂《たもと》の中はしよがないとしても、額の後に隠したのンまで見つけよんねやからな。しかし、わしが達者なうちはええけど、わしが目工つぶった後を考えると……」 「そんな心配はまだ入らんことだっしゃうけど、そんなに心配やったら、遺言にしときなはったらどうだンね。」 「それをわしも考えてんね。その事で一ぺん健三はんに逢《お》うて頼んどきたいと先《せん》にから思てんねやがナ。あんたも知ってる通り、わしの一ばん心配なのは、丈太郎と、雪江と、秀夫や。……丈太郎は体が弱いし、雪江は、あの通り、少し足らんと来てる。そこへ、秀夫があれやろ。結局私は、ゆくゆくは、この商売を丈太郎に譲ったろ思て、前は楽しみにしてたんやが、あの体ではたよりにならんし……そう思うと、私は、食うて食うて、食いつぶすか、飲んで飲んで、飲みつぶすかしたろ思うことがあるけど、それがあかん、二三年前までは牛肉の百目ぐらい食うても何処イはいったか分からんほどやったが、この頃は五十目の肉を残す有り様やがな。……酒も、この頃は内では二合飲むと参ってしまう。その代り、外へ出るとまだ五合や一升やるけどなア。しかし、ちょっとやり過ぎると、心臓があかん。じき、どきんどきんしよンね。心臓がどきんどきんすると、兄貴の死んだ時のことを思い出すネ。そうすると、今にも、死にそうな気がするネ。けど、今、わしが死んだら……また死ぬ話をするけど、……今、わしが死んだら、たちまち大騒動や、お万の身内が一派あるやろ、丈太郎はがしんたれ(意気地なしの意)やけど、あの嫁はんが至ってしっかりもんときてるやろ。あの嫁はんの一族がある。それに、丈太郎の母親の身内が蟻のようにうようよいよる。 さあ、そいつ等が、わしが死んだら最後、寄《よ》って集《こ》って無茶苦茶にしよるやろ。 按排《あんばい》わけてくれさえしたらええけど、それが皆、欲の皮の突っばった連中ばっかりやからな……」 「そやさかい、遺言を……」 「左様《さい》や、左様《さい》や、その遺言を、……今いうた通り、あんたンとこの健三はんに頼もと思てるんやから、あんたからよろしゅう云うといとくなはれ。」 六 さて、丈助と健三が浅草の大阪料理屋で逢ってから十日ほど後、四月上旬のある晩、彼等は二人二様の旅姿で東京駅の待合室に現れた。丈助は、茶縞の結城紬《ゆうきつむぎ》に既成品らしい綿ラクダのトンビ、それに、古風な鳥打ち帽をかぶり、手製の信玄袋をさげ、健三は、薄鼠色《うすねずいろ》の背広服に、おなじ色の外套《がいとう》、それに、おなじ色のソフト帽をかぶり、中形のスウツ・ケイスを持っていた。その時、丈助は五十九歳、健三は三十五歳であった。ーー彼等が汽車の時間を待っている問に、当時の彼等の身分を簡単に述べると、丈助は八万七千円の財産(丈助が自分の財産の額を多くも少なくも云わないという珍しい性質を持っていることは前に述べたとおり)を作り、健三もまた、八万七千円ぐらいの名声と地位を得た。(それを丈助が納得の行くように相撲の番附で表すと、丈助が彼の同業仲間の幕内ならば、健三も文筆仲間の幕内にはいったというべきか。) さて、汽車の出る時間が来た。彼等は午後九時三十分発の神戸行きの急行に乗った、「大和高田ゆき(京都廻り)」という切符を持って。丈助が三等というのを健三が主張して二等車にした。 彼等が汽車に乗ってからの会話の中から重要なものを適宜に述べると、まず健三から口を切って、一ときどき母から聞いていましたけれど、あなたの御遺言というのは一体……」と云いかけると、丈助は、返事の代りに、かねて用意していた四つ折りにした半紙を内懐から出して健三にわたした。それは、遺言書を兼ねた財産目録の覚え書きのようなもので、内訳は可なり詳細に書かれてあったけれど、(それは必要がないから省略し、)概略だけざっと拾い読みしてみると、一万円田畑、二万円 山、三万円 諸株券債券、その他、二万何千円 銀行預金商品貸金、という風に分けられ、その後に、秀夫、お万、雪江、丈太郎、天(天理教の略)、その他の名が記されている。 一と通り目を通してから、「割り当ての方の委《くわ》しい書き附けはないんですか、」と健三が聞くと、「田畑と山は大方極まってるんやが、その外のンが一ばん困るんだす、狙《ねろ》てる奴が多すぎるさかいな。それに、もっと困るのンは、」と丈助が云った。それから、「割り当てを一ぺん極めといても、半年ぐらい立つと、また金が殖えて来よるので変えんならん事になる。変える時分になると、きっと歩合いを按排《あんばい》せんならん事がおこって来よる、つまり、丈太郎が入院するとか、雪江が……」そこから話が雪江の事に移って、「二年ほど前に、雪江が京都の謡の師匠のとこイ後妻に行たのを御存じだっしゃろ、それが今度急に戻される事になったんや。二年待ったけど子オが出来《でけ》んよってに、家風が合わんさかい戻すちゅう手紙が今朝きたんや、」と丈助はいった。健三はかえす言葉が見つからなかったので、 「雪江さんは、僕よりたしか一つ上の、三十六でしたね、」と聞いてみた。丈助は、それには答えないで、半分独り言のように、 「家風が合うも合わんも、婿《むこ》はんは、わしより三つ上やさかい、六十ニイやから、二十六ちがいヤ、……しかし、あっちも後妻なら、こっちも出戻りで、もともとや、しかし、どっちみち、無理な話や、……」と唄でも歌うようにつづけた。「……今、私の家は忙しゅうて、何ぼ人がいても足らんくらいやけど、女子手《おなごで》は入らんネ、……彼女《あいつ》が男やったらよかったんやが、今さら製造し変える訳にもいかんし、……」と彼は、そこで急に真顔になって、「そんな訳で、健三はん、今、雪江が東京へ帰って来よったら困るさかい、けさ手紙を見た時、すぐ電報うって、あしたの朝、何時何分に、京都の駅で待ってるように云うてやっておまんね。そいで、迷惑やけど、京都から丹波市まで辛抱しとくなはれんか、丹波市の天理《てんりん》さんの本部に彼女《あいつ》を預けるつもりだんね、」と云った。 これを聞くと、健三は、この間の晩、浅草の料理屋で、丈助が酩酊《めいてい》しながら天理教について語った時のことを思い出した。すると、回想は、彼が初めて竹蔵の家で逢った時の丈助、高天原で逢った時の丈助、子供靴屋の二階にたずねて来た時の丈助、健、∴の貧乏生活の家に妻と娘と孫をつれて来た時の丈助、神田の途上で逢った時の丈助、おなじ釜の飯を食い合った時の丈助、母に金を借りに来た時の丈助、失業から立ちなおった時の丈助、浅草の料理屋の時の丈助、今、目の前にいる丈助、 この無数のさまざまの丈助等の姿が、えたいの知れない人生の絵巻物のように、健三の心の目に映った。 健三がそんな感慨に耽《ふけ》っている事など知らぬ丈助は、雪江の話が一とまず終ると、ふたたび遺産の問題にもどり、いかに遺産(というより今は財産)のために、その分配のために、苦労し煩悶《はんもん》するかをくりかえし、撒いっそのこと、みんな西の海へほったうかと思いまんね、」などと歎息《たんそく》するかと思うと、また煩悩がおこるのか、すぐ遺産の割り当てのことに戻った。その割り当ての話の中で最も健三の意表に出たのは、あの財産目録の中に二万円の山というのが高天山であった事と、その高天山を天理教に寄附するという話とであった。 「え、あの高天山のことですか、」と健三は二度も聞きなおした後で、糊……それにしても、どうしてあの山が手にはいったんです、」 と聞くと、丈助はこう答えた。 「あの山はほんまはしよのない山だんね。ところが、あんたも知っての通り、死んだ兄貴があの山が好きで好きで、間がな隙がな、あの山の地面を、たとい一町でもええから買いたい買いたい云い暮らしてたもんやから、私も兄貴には恩があるさかい、金がまとまったら買《こ》うてやろとねうてたんや。……そのうちに、兄貴が死んでしもて、あの山が私の手にはいったんが兄貴が死んだ翌年の春や。半年おくれたんや。あんた知ってなはるやろ、……あの鐘堂《つりがねどう》のあるお寺の裏に新城《しんじよう》ちゅう大けな酒屋がおましたやろ、- 高天で一ばん古い家柄の家や。あの家があの山を持ってたんやが、あの家が急に身代かぎりしよってな、そのお蔭で、わりに安買いましてん。……あの天辺《てつぺん》の大けな野原も、あの池も、それから東側《ひがしべら》の墓地のある丘 あんたのお祖母はんのお墓のある あの丘も、……あの辺、みんな突《つ》っ包《くる》みで買うたんやけど、今いうた通り、肝心の兄貴が死んでしもうたさかい……」と丈助はちょっと悲しそうな顔をした。 「それで、あの山を天理教に寄附するという訳ですか。」 「左様《さい》や、左様《さい》や。……考えてみなはれ、もしあの山の天辺に天理《てんりん》さんのお社が建ったら、あの大けな広場に一ぱいに、神主さんの家やら、信者の住む家から、宿屋やら、病院やら、食べ物屋やら、雑貨屋やら、数えたら限りあれへん。大小合わして千軒ぐらいの家が建つやろ。……そしたら、高天村は一遍に町になる。……そしたら、あそこら一体の地代が上がるに極まっている。二万円の元が、五倍にも、十倍にもなること受け合いや。五倍で十万円、十倍で二十万円や。」 健三は心の中で唸《うな》った。 浅草の料理屋で酩酊しながらも猶《なお》かつ天理教の功徳を説いた時は声をひそめて誰にも内証やと云った丈助、明かるい汽車の中で然も素面《しらふ》で天理教を利用して二万円を五倍にも十倍にもする魂胆を大平《おおびら》に打ち明ける丈助、この二人の丈助が一人の丈助であることの理由は健三にも分からなくはないが、僅か二週間ほどの間に余りにも裏腹の丈助を見たので、健三は呆気《あつけ》に取られた形でもあった。しかし、今まで丈助を、(丈助の人物は実に好きではあったが、)下目《しため》に見ていた健三は、あの浅草の料理屋で逢った時、(あの時はまだ相手が酩酊しているからという口実が考えられるが、)初めて丈助に圧迫を感じたが、この汽車の中の天理教と高天山の話の時ほど丈助に圧迫を感じた事は後にも先きにもないと云ってよかった。実際、健三は、この時ーーこんな大胆な事をいいながら、丈助の顔が、遺言の割り当てに困る愚痴をこぼしたり、雪江が離縁されて当惑したことを白状したり、する時の顔と、少しもその表情が違っていないことを発見した時ー1は、小説家などと、心の中で威張っている自分などは『甘えものだ匹と考え、まだまだ修業が足りないと考えた。ところが、まだその後があった。彼は、丈助が、『五倍で十万円、十倍で二十万円」と云ったのに対して、何か適当な受け答えをしなければならないと思って、明随分な信心ですね、」と云った。云ってから、ずいぶん問の抜けた返答だと思ってまごついた。そうして、ますますいけないと思った。 すると、丈助は云った。 「いや、わしら信心も何もあれへん、初めは、丈太郎があんな若いのに、あんなもンを信心しよってな、それが、いつの問にやら私も誘いこまれたんや。……一体、あんなもん信心でけるもんかいナ。踊ったり、うとうたり、……それに、人をだますようにお祈りする時は、榊《さかき》を入れた瓶に鰌《どじよう》を入れといて、そっと酒を入れといて、榊を動かすいうこっちゃおまへんか。そんなもん何の信心でけるもんだっかい。あのために身代つぶした人何人あるや知れへん。その代りようしたもんで、食えんようになったら、引き取って養ってくれるとこは感心やから、わし、秀夫も、あんな奴やン、・かい、商売よう覚えなんだら、天理《てんりん》さんに入れてしもたうかと思てんね。ち.〜、ど雪江が側にいよるさかい、ええ按排《あんばい》や㌃うが、どうだすやろ。」 「さあ、… 」健三はますます答える言葉を知らなかった。 一事が万事、この大和行きは、殆んど初めからしまいまで、健三は立ち後れの形になってしまった。 丹波市《たんばいち》でも、健三は、有耶無耶《うやむや》のうちに丈助の供をさせられてしまった。丈助は、汽車の中でいった言葉が本当らしく、健三を外に待たしておいて、雪江を社務所の中に連れて行って、(その間、一時間近くかかった、)出て来ると、神社の方はろくに参らずに、ずんずん町の方へ行った。ところが、どういう訳か、社務所を出てから町で昼食をすます時分まで、めずらしく丈助の機嫌がわるかった。 丹波市から高田までの汽車の中で、健三が、ふと思い出して、高天山の寄附の一件をたずねると、 「高天山の神さんと、天理さんの神さんとは、神が違ういうて受け取りよれへんね、そのくせ金は受け取りよったけど……」と丈助はまだ幾らか不機嫌の気味でいった。これには健三は思わず吹き出したが、丈助は笑わなかった。 ).-.り、この大和旅行は、、一人にとって、㍉く時の期待の丸で反対の結果になった。まー最初に、丈助は、天理教会で折角もくろんで行った高天山寄附の一件(これが今度の彼の大和旅行の中でも重要な予定の一つであった)がまったく失敗に終った事、健三は、汽車中の問答以来まったく丈助に優越権を奪われた形になった事、次ぎに彼等を待っていたのは、せっかく訪ねて行った丈太郎が、彼等が到着した前の日に、細君同道で大阪の病院に入院した事、丈太郎の養母(丈助の兄嫁)のお政が、持病の胃拡張がいよいよひどくなり、その上、子宮癌《しきゆうがん》を併発して、最近大阪の専門の病院まで行ったが、快方に向かわないので、東京の丈助の家に厄介になり、そこから東京帝国大学病院に通い、事に依ったら入院するつもりで、近いうちに上京しようと思い、既にその仕度までしていた事、などであった。 そうして、彼等がこの旅から得たところのものは、丈助は、彼が身内の中で唯一のたよりである丈太郎の病状がよくないという心配と、彼の身内のなかで最も馬の合わない、これも不治の病人である、兄嫁のお政を居候に連れて帰ったことであった。つまり、前のは心配だけですんだが、(固《もと》より入院費を送る事になっているが、)後のは、丈助自身が、「女、手は入らんが」と健三に漏らしたほど、そのために娘の雪江を天理教会に預けた程の邪魔者を居候させる困惑ばかりでなく、彼女の胃拡張は彼女がいう程ひどくなっていない証拠には、彼女は、丈助の家の三人のミシン職工が三回に食べる分(即ち九食分)を一度に食べる事であった。そのために、気と体が重くなるらしく、大学病院へ逓う外は、毎日、朝から晩まで芋虫のように、ごろごろしていることであった。それらは、丈助にとハ.ては、見る目のうたてさであったが、といって、心のうたてさでもないではなかった。その一つは、彼自身はお政とは馬が合わなかったが、何といっても彼女は彼の兄嫁であり、その兄は彼の恩人になるので、彼女の居候を断ることが出来ない事であった。もう一つは、そうして、もっと困ったのは、お政とお万が気が合わないために、丈助がその二人の女の板ばさみになる心のうたてさを感じた事であった。 健三は、高天村滞在中、(実は一日いたきりであるが、)丈助と一しょに、石屋を連れて、祖母の墓にまいった。見ると、丈助のいったとおり、墓は思ったよりひどくなっていた。その墓を建てた彼の伯父が、至って倹約家であったから、大きな台石の代りに小石を交ぜたセメントで山の形をつくり、その上に芭蕉の『旅に病むで』の句を刻んだ墓石を立てたので、その墓は、他の墓等より幾らか背が高く、風変りには見えたが、安物の果かなさで、石入りのセメントの山は雨露のために崩れかかり、そのために墓石が可なり傾いていたので、健三が、それを修繕するよりも墓石を新らしく奮発した方が得であろうと極まったので、結局、得をしたのは石屋と墓ぐらいのもので、彼は三百円そっくりその墓に埋めたようになった事。次ぎは、丈助と一しょに大阪へ行って、丈太郎を病院に見舞った時、彼は丈太郎から大変な事を頼まれた、というのは、丈太郎から、叔父の丈助が食堂へ買い物に出かけた透き間に、健三に、紺という女に、あなたから手紙を出して、丈太郎を見舞いに行ってやれと書いてほしいと頼まれたのを果たさずに帰京した、それが、気になり一種の負担の感になった事。つまり、健三の大和行きの損害はその二つで、他は、高天山の桜を下からだけしか見なかった事と、大和名物の春霞を思う存分に見られなかったという程のものであった,しかし、この二つの中で、金の方の損はそれほどに応えなかったが、健三が帰京してからも一種の負担の感になったという方は可なり迷惑をした。それはこういう事情であった。 紺というのは、丈太郎が、その時から半年ほど前に、おなじ病院に半月ほど入院していた時に知り合った女であった。いや、知り合ったどころか、州恋仲になったんです、「と、その当時、大阪のその病院から丈太郎が東京の健三に書いて来たことがある女であった。しかし、つまり、丈太郎としてはそういう報告の出来るのは健三より外になかったのであろう。が、そういう手紙にはいくら小説家の健三でも、返事のしようがないので、そのままにしておくと、また同じような手紙が来た。が、それもほうっておくと、終には、その紺が丈太郎にあてた手紙を封入して来た。健三は、その手紙を見て、予想以上に驚いた。そうして、肺病同志がこれでは……と、眉をひそめた。そこで、その時、健三は初めて返事を出して、円滑に、それは止した方がいいように思うという意味の言葉を書いた。ところが、それきり、丈太郎から手紙が来なくなった。それで、健三は、どちらかが退院してそのままに消えたのであろう、と思った。-…1丈太郎の紺というのはざっとこういう女である。 お政は、その年の夏、東京帝国大学病院で、死に、丈太郎は、その年の秋、大阪赤十字病院で死んだ。そうして、雪江は、その年から三年目の秋、大和国丹波市町天理教病院で、死んだ。 七 丈助が、ときどき、その大きな無骨な手を胸に当てて、一ここが、どきん、どきんして、息どしゅうて、息どしゅうて、仕様あれへん、」と云い出したのは、彼が六十歳の頃であった。しかし、それは月に一度か二度ぐらいおこる発作のようなもので、まだ「心臓病」と名がつく程ひどくはなかったし、その二三年前から、商売はますます順調に進んでいたし、男まさりといわれる後妻のお万はすっかり商売になれたし、彼の郷里から正直が取り得で呼びよせた番頭の頓吉も、買い出しとか売りさばきとかの外交の役をしていたのであるが、百姓上がりにはめずらしく、半年も立たぬうちに、商売の骨《こつ》を呑みこみ、品物の売り買いも、丈助が真似が出来ないほど、巧者になったので、しぜん、丈助も、乗り気になり、二合にきめた晩酌をすますと、他の二人と一しょに、寝る時まで働くようにした。もっとも、例の「心臓が、どきん、どきん」した日は、晩酌を終るとすぐ床についたが。 こういう調子が二年程つづき、商売が面白いほど繁昌《はんじよう》したので、それにつれて、若いお万と頓吉が、最もよく働き、最もよく稼いだ。そのために、二年程の間に、丈助の財産は二年前の三倍ぐらいになった。もっとも、それは丈助には余り問題にならなかった。彼は、働く事と稼ぐ事は七分どおりお万と頓吉にまかし、自分は数年前から気にかかっていた財産(彼はそれを遺産とも云った)を割り当てる仕事にかかっていたので、(この事は彼が遺言にすることに極めていたから、彼以外の誰も知らなかった、)彼は財産がふえればふえるほど、その財産(あるいは遺産)の割り当てを思い切りよく変えていたので、彼には、財産が、三倍になろうが、五倍になろうが、ふえたともへったとも思う気がしなかった。それに、彼は、金を儲《もう》ける事(同時に損する事)ばかり考えつづけて、自分自身が金を使う方法を少しも考えた事がなかった点で、見方によれば、彼には金の価値が分からなかったとも云えるかも知れない。ーーそれに、強いて理窟をつける訳ではないが、丈助には人と変った道楽があった。それは、彼自身は、酒を除いた殆んど一切の贅沢品《ぜいたくひん》(例えば、歯磨、石鹸《せつけん》、電車賃の類《たぐい》まで)を倹約しながら、いかなる遠い親戚《しんせき》(例えば、後妻の弟の嫁の里)でも、親戚の片端にあたる家、あるいは貧困な人があると、大きいのは田畑を与え、小さいのは金銭を与え、時とすると、事情と人柄さえ納得できれば、家主や売り買いする商人にまで、無利息で金を貸す、というような仏性《ほとけしよう》を持っていることであった。しかし、この丈助の道楽は、お万は、もとより、頓吉にも好かれなかった。もっとも、それがお万の親戚に施される時は別であった。 いずれにしても、この二年ほどの問は、丈助も、お万も、頓吉も、幸福であった。殊に、丈助には、一月に一二度ぐらい鄲心臓が、どきん、どきん」する日はあっても、お万に内証で、長年心にかけていた財産(あるいは遺産)の割り当ても、既に大方きめて、半紙の端に書き、外の者の目につかぬ所にしまったし、困っている親類どもにはそれぞれ田地や畑や金を分けてやったし、と思うと、彼は、この何年来、いや何十年来、覚えない安心を得た気がした。 ところが、商売がとんとん拍子に成功するに連れて、年とった彼の精力が日に日に衰弱して行く反対に、四十四歳のお万は、ますます丈夫になり、二十八歳の元気ざかりの頓吉と一しょにますます精を出したので、店先きは目の廻るほど繁昌した。それを眺めると、丈助は楽しくなると共に寂しくなった。楽しいのは商売が繁昌する事で、寂しいのは彼自身の元気の衰えて行くのが感じられる事であった。その時、彼は六十二歳であった。 そこで、丈助は、酒で元気をつけようと思った。「今まで二年も辛抱《しんぼ》して養生してなはったのに、……」とお万は、それを止めたけれど、丈助が、慟死んでもええ、もう一ぺん元気をつけて、働きたい、」と云うので、舳今でも働いてなはるやないか、」となだめたが、みな無駄であった。 しかし、いざとなると、口ほどでもなかった。それを云い出してから、丈助は、三四日は無理にも飲んでいたが、四日目あたりから、かえって飲む量が少しずつへり出した。そうして、五日目の晩、晩酌をやっている時、突然、彼は、盃をがちゃりと、ちゃぶ台の上に置いて、久しぶり(半月ぶり)で、あの大きな無骨な手を胸に当てる恰好《かつこう》をしながら、この時は余程くるしかったと見えて、ただ「息どしい、息どしい、」と叫びながら、お万の進めるままにすぐ床についた。 その翌日、いやがるのを無理に医者に見せると、医者は、子供をすかすように、好きな酒であるから急に止せないではあろうが、次第にへらして行った方がいい、と丈助に云い、帰りがけに、「一週間ほど静かな所へ転地させた方がいいでしょう、」とお万に耳打ちした。その時、医者は千葉県の或る鉱泉場の町の名をお万に教えた。それは秋の末頃のことであった。 その翌日、お万は、丈助に、医者のいったことを、なるべく気にさわらないように伝えたが、丈助は、子供が駄駄をこねる時のように、何度も首を横にふり、 「今日はもうこない工合がええやないか、」と云って、いつものように床をはなれ、いつものように朝飯を食い、いつものように店番の位置に坐った。 この時の彼の家は、(健三、流行唄《はやりうた》職人、馬の脚番頭などが同居していた家は震災で焼けてしまったので、)区劃《くかく》整理のために場所は横町に変ったが、大屋に金がなかったので、丈助が条件つきで金を出して、商店兼住宅向きに建てたので、店の間が十二畳ほど、奥が長四畳、その隣りに二畳、階段はやはり急であったが、二階は八畳、(往来に面す、)六畳、の二た間であったから、丈助夫婦、秀夫、(十八歳になっていた、)頓吉の四人ぐらしには十分過ぎるほどであった。 その店の問には、三方(正確に云うと二方半)に設けられた棚に種種様様の反物が横に積みこまれ、棚に積み切らない反物が随処に山積みにされていたので、それらの商品がその十二畳ほどの間の八畳分ぐらいを占めていた。丈助は、この数年の間、その真中に置き物のように坐りつづけた。客のために、品物の出し入れをしたり、勘定をしたりする仕事を、彼に代って、お万が一切するようになったからである。 間口が三問で、間中《まなか》(三尺)のガラス戸が六枚はまっていて、その真中の二枚が出入り口になっていた。二三人の客が入りかわり立ちかわり来るので、その出入り口のガラス戸は、店をあけている間は、間断なく明けたり締めたりされた。もっとも忙しい時はそれが開放されたままになっている事があった。丈助は、自分が一人で商売の切り盛りをしている時分は、そんな事は目にもはいらず気にもかけなかったが、こういう置き物のような閑地にいると、まず客の種類や恰好や身分などが気になりはじめた。その中で、最も数の多い場末の小売り商人や縁日商人や大道商人や口上商人などは前から顔馴染みの者が多いので気にならなかったけれど、子供を背負った寡婦たちと緞子《どんす》を買いに来る他国人たちが気になった。その理由は簡単であった。寡婦たちや他国人たちには油断がならなかったからである。 しかし、丈助は、二三年前までは、他国人たちは横著《おうちやく》だというので憎んでいたが、寡婦たちは、貧に困っているからという訳で、わざと見のがしてやったり、品物を負けてやったり、したものであった。それが店番専門になってからは、商品を盗まれたり、金を胡魔化《ごまか》されたり、することが、しだいに丈助の神経にさわるようになり、終には、そのために、例の心臓が『どきん、どきん」の度数が多くなって来たので、今度は医者が直接に丈助に鉱泉場行きをすすめた。それで、秀夫を連れて行くという条件で、お万はやっと彼を納得さして、三人つれで出かけることになった。 しかし、それも一と晩とまったきりで帰って来た。それは、自分とお万とが留守になった家の商売の心配と、高い金を出して、こんな味ない酒を飲まされ、こんな濁った風呂にはいるぐらいなら、東京に帰って、五銭の風呂へ行った方がずっと気持ちがええという理由であった。 この一泊の鉱泉行きから帰った翌日、秋の末にはめずらしい寒い日が来たので、その晩、丈助は不断より少し晩酌の度をすごした。それでも、まだ寒いといって、晩酌をすますと、風呂に行く、といい出した。丈助が自分から風呂へ行くと云い出したのは何年ぶりか、お万にも記憶がない程であった。しかし、そのお万も、酒の後で、しかも度をすごした酒の後で、風呂に行くのは、と、心配になったので、幾度も止めたが、丈助は、怒って、彼女の言葉を聞きいれなかった。 お万が心配しているところへ、太助は上機嫌で帰って来て、舳何とも云えんええ気持ちや、」と叫んだ。丈助の、そんな上機嫌な言葉や、そんな上機嫌な顔つきは何年にも聞きも見もしなかったので、お万は、一瞬、ちょっと嬉しい気がしたが、すぐ、何故か、心の底から嬉しい気がしなかった。というより、何か不安な気がした。が、丈助は、お万のそんな心もちを察しる筈もなく、すぐ寝てしまった。 この晩から、丈助は、一日おきか毎日かに、晩酌をすますと、すぐ銭湯に出かける習慣になった。晩酌は、欠かさなかったけれど、銭湯がときどき一日おきになるのはお万の思惑が憚《はばか》られたからで、彼女の目がなかったら、銭湯ゆきも、毎晩やったかも知れない、と思われるほど、彼は風呂ずきになった。年とった丈助の生き甲斐は、いつか、商売繁昌《しようばいはんじよう》(金儲《かねもう》け)から寄り路して、晩酌と風呂に乗り換えたように思われた。終には、この「酒を飲むと風呂に行きたくなり、風呂に行きたくなると酒を飲みたくなる、」という習慣(道楽)を、いつ頃からか丈助は、『酒風呂」と命名し、お万が、「晩酌は止さんでもええけど、風呂の方は朝風呂にしなはったらどうだす、」と諌言《かんげん》すると、彼は、その『酒風呂』を持ち出して、「私は今この外に楽しみがないんやから、」と真に情けなそうな顔をして歎願《たんがん》した。それにはお万も負けた。 この、お万が心底から不安に思い、丈助が何とも云えんええ気もちやといった『酒風呂」は彼の六十二歳の晩秋から、六十三歳の初夏にかけての約半年の問、彼を「何んとも云えんええ気もち」に酔わしておいて、突然、初鯉《はつがつお》の呼び声の聞こえる五月の或る日、彼の年とった心臓に飛行機のプロペラのように廻転する動悸《どうき》をおこさせ、彼の年とった目に、万太湯から彼の家までの下町情緒が溢《あふ》るるような平和な町に、忽《たちま》ち大地震がおこったかと思わせるような錯覚をおこさせ、やがて、その心臓の急速な運動が逆に緩慢になったかと思うと、急に今まで揺れていた天も地も町もすうッと真暗になってきたので、彼の年とった心に、これがこの世の見おさめかと諦めさせたほど苦しい思いをさせることになった。 しかし、丈助は死ななかった。その代り、彼は、その時かぎり、銭湯はおろか、風呂と名のつくものさえはいれなくなった。そればかりでなく、その時から、彼は、寝床に、横臥《おうが》も、仰臥も出来なくなった。体を横にすると、今度は画心臓が、どきん、どきん」などという生やさしいものではなく、たちまちひ臓の動悸がはげしくなり、ムフにも息が絶えるかと思うほど苦しくなった。そんな状態になっていながら、彼は、まだ店番を止めなかった。商売が気になるというのであった。それを幾らお万が止めても彼は承知しなかった。 その頃から、丈助は、体が不自由になればなるほど、頭の活動が妙に鋭くなって来た。しかも、その鋭い頭の活動は、肉体が衰えているだけ、心臓に与える刺戟《しげき》がひどかったので、前には、寡婦たちや中国人たちがわるい事をするところを見つけると、唯はッとして「心臓が、どきん、どきん」の程度であったが、今は、彼等が、わるい事をしたところだけでなく、わるい事をしようとする形を見ても、たちまち動悸の乱打がおこり、今にも息が止まるような気がした。そうして、その時は、彼自身もそう思い、側の者もそう思った。 そんな事が、半年近くの問に、何度あったか知れなかった。 そのうちに、顔色はますますわるくなり、角ばった顔がとげとげし、猪のようであった首が幽霊のように細くなり、しじゅう俯向《うつむ》き勝ちでいるので、持ち前の分厚な唇が一そう分厚くなり、頑丈であった体が痩《や》せ細《ほそ》って小さく見え、顔だけがいやに大きく見えた。それと共に、しだいに心臓の苦痛に襲われる度数が多くなった。 ある日、いつかの医者が、こんな繁忙な刺戟の多い中に、こんな病人を置くことは、ある命を縮めさせるようなものだ、と云ったので、お万は頓吉の力を借りて、丈助を二階に担ぎあげ、横になれない病人のために、火燵櫓《こたつやぐら》を前に置き、後に蒲団《ふとん》を積みかさね、その問に、丈助を置いた。 ところが、二階に上げられた丈助は、殆んど十分か十五分おきぐらいといっていい程、手を叩いてお万を呼んだ。客を相手にしていたお万が大急ぎで上ってゆくと、一あの客には貸したらいかん、」とか、「あれは一ヤルニ十銭に負けといたれ、」とか、いう用事だけであった。こんな風に、二階に上がった丈助は絶えず下の事が気にかかるのであった。そのために何度となくお万が呼びあげられた。しかし、お万は、その当惑よりも、丈助の病状が次第にわるくなって行くらしい事が苦になった。それで、彼女が途方にくれた挙げ句、 「それでは、下の奥の間イ行きまよか、その方が気イが晴れるかも知れまへんさかい、」 というと、丈助はすぐ承知した。 下の長四畳の部屋は丈助にわりに気に入った、手を叩いてお万を呼ばなくてもすむし、ガラス障子からは店の様子も見えたからである。しかし、これも一週間と持たなかった。店の様子を見ているうちに、彼のきらいな他国人が一日に何人かは来る。他国人が例の通りすきを見て無断で品物を持って行く。それを見つけて、ハッと思うと、たちまち心臓の運動が速度を増す。と、息が詰まりかける。こんな事が一日に二一二度おこると、また二階に上がりたいと云い出す。終には、今日は下、明日は二階、となり、午前は二階、午後は下、という風になった。それがたまらなくなって、最後に、お万がその事を医者に訴えると、一二階と下とでは大変だ。今度は思い切って入院させては、」と医者はいった。 そこで、丈助は生まれて初めて入院することになり、お万が附きそいで行くことになった。しかし、これも唯の二日で帰ってきた。医者とお万が相談して、一わしを殺すつもりやろ、」などと云い出したからである。病院から帰ってからは、お万は帯を解く隙もなくなった。夜中にいつ起こされるか分からなかったからである。 病院から帰ってからは、丈助は、ずっと二階に落ちつくことになった、というよりも、もう体が殆んど動かせなくなったのであった。 それは十二月の上旬であった。火を入れた火燵と蒲団のあいだの丈助の病床は、彼の注文で、往来に面する窓際に設けられた。絶対的の不眠病にかかった丈助は、夜中でも、寒中でも、「陰気や、」といって、窓をあけ放すことを好んだ。窓をあけられて、もっとも困ったのは附きそいのお万であった。 ある晩、丈助が用足しに行っている隙に、お万が彼の病床を掃除すると、火燵蒲団の下から菜切《なき》り庖丁《ぼうちよう》が出て来たことがあった。そのことを機嫌のいい時を見はからって病人に聞くと、7わしが死んだら、みんなが可哀そうやから、いっそのこと、みな殺してしもたらと思たんや、」と真面目にいった。それ以来、お万は、心にかけて、菜切り庖丁にかぎらず、一切の切れ物を上《あ》げ蓋《ぶた》の下に隠したが、いつの問に嗅《か》ぎ出《だ》すのか、隠しても、隠しても、病人の蒲団の下からそれが出て来るのを、一そう気味わるく思った。 その頃、お万は思い切って下女を雇った。もっとも、お万は、その半年前頃からなるべく病人の神経を興奮させないように、と思って、商売をおいおいに切り詰めることにきめて、商品の仕入れなども、少しずつ控え目にし、しだいに客をへらすようにした。が、そんな風にしても、丈助の病気はわるくなる一方で、ある時などは、夜中に、窓から往来にむかって、畑近近にこの家に人殺しがあるかも知れまへん、」と叫んだり、お万が自分を厄介者あつかいにして毒を飲ますらしい、と云い出したり、して、一切の薬を止めたり、小さな半床にかけてある縁日物の大師の像に水を供え、それを有り難がって飲んだりした。 その頃のある日、丈助の病気がかなり重いと聞いて、健三夫妻が見舞いにきた。丈助は、健三夫妻を見ると非常に喜んで、 「よく来てくれはった。今、西新井《にしあらい》のお大師さんを迎いに行てもらオと思てたところや、あんたたち、迎いに行て来てんか、」といった。健三が返答に困っていると、丈助は、つづけて、「いっそのこと、私も一しょに連れて行ってんか、」と云った。 「だって、おじさんはお体がわるいんですから……」と健三の妻が口をはさむと、 「そんな薄情な事いいなはんな。そんなら、自動車を呼んで、連れて行てくれたらええやないか。 …・それとも、これからすぐ、お前はんたちの家へ連れて行て、庭の隅でもかめへんさかい、止《と》めてんか、」と丈助は云った。健三夫婦がまた返答に困っていると、丈助は、又つづけて、「わしはもう助からん。 ・…今度はどうでも助からんと思う……私が死んだら、後の奴らが困りよるさかい、……私は死にともないよ。……古泉はん、私を助ける思て、西新井のお大師さんを迎いに行とくんなはれんか、」と云った。 健三は三たび返答に困った。その時、ふと、彼は、この前、見舞いに来た時、丈助が云った、こういう言葉を思い返した。 「健三はん、」と丈助は改まった言葉になって、「わしはとうから考えてるんやが、ずっと先《せん》に、あんたと一しょに大和イ行た時、天理さんで、あれを断られて、 -わし、口には云わなんだけど、あない口惜しかった事あれへん。……健三はん、わしは、天理はんはあんまり好きやなかったんやけどナ、彼処《あすこ》に 丹波市に 困った人をただで泊める、大けな、ハイカラに云うと……無料宿泊所みたいなんで、元が大けいだけに、ずいぶん大けな、ただで止める宿屋があるね。その宿屋の名前は忘れたが、何でも神さんらしい名アが附いたアった。そこは本所あたりのンとちこて、一と晩や二た晩だけ止めるんやのうて、一と月でも、二た月でも、止めてくれよんね、……そこに、わしは今まで誰にも云うた事ないけど、むかし、半月ほどいた事があんね……わしは、ナ、健三はん、体なおったら、あんな大けな無料宿泊所を建てたいと、先《せん》にから思てたんや。……」 ざっとこういう話を、お万が側にいない時、健三は聞いたのである。 しかし、この時の言葉には健三も心から当惑した。 そういう丈助の顔を見ると、もう浮腫《むくみ》が来ているらしく、両方の目が落ちくぼみ、しじゆう俯向《うつむ》き勝ちであるのと、浮腫のために、元もと分厚な唇が一そう分厚になったので、全体の顔が、それは、健三が二十年前大和で初めて逢った時に、アフリカ辺の土人の顔を思わせたものであるが、今は、その顔に死病的な感じが加わっていたので、悲惨、というより、正視していられない或る醜悪さを持っていた。 しかし、その正視できない顔に、よく見ると、二十年前の面影が残っているので、粕そんな薄情な事いいなはんな」とか、「庭の隅でもかめへんさかい」とか、いわれると、健三は、返答が出来ないというより、涙ぐましいというより、何か訳のわからない感情が胸の底からこみあげて来るような気がした。 その時、表の方に自動車の止まる音がした。と、病人も、側にいたお万も、一様に聞き耳を立てたので、健三夫婦がそれをしおに立とうとすると、彼等より早く、お万が、立ち上がって、「大和の連中がついたかな、」と独り言をいいながら、飛ぶように梯子段《はしごだん》を下りて行った。 「ちょっと待っとくなはれ、」と丈助は、健三が立ちかかるのを止めて、騙今、下に来よったのンは、お万の弟夫婦と娘の三人つれや、こっちから電報打って呼んだんや。実はナ、」そこで、丈助は、声を低くした, 健三は目を見はった。今の先きまであのようなたわいない事をいっていた丈助が、こんな重態にある丈助が、お万が側にいなくなってから、別人の丈助になったからである。容貌怪異の丈助は声を低くして語りつづけた。「その娘ちゅうのはお万の姪や、……その娘を急に嫁に貰うことになったんや。……私は、丈太郎の娘を貰いたかったんやけど、年がすくな過ぎんね、やっと今年十ニイや。……それに、あんたも知ってるとおり、秀夫は本真《ほんま》はわしの孫やから、甥の娘と秀夫と夫婦にしたもんなら、孫同志を夫婦にするンとおんなしやろ。……そんな訳で、お万の姪を秀夫の嫁に貰うことになったんやが、わし、今、それを後悔してんね。何しょ、その娘の両親《ふたおや》ちゅうのンが、今、下に来てよる奴や。それが、欲ぼけで、欲ぼけで、……わしがまだ丈夫な時分に、あんまり貧乏してよるさかい、金やといかん思て、大和イ行た時、丈太郎にやる田地を少し分けてやった事があるんや。……ところが、そいつは、わしには、お万から貰えへん、お万には、私から貰えへんいうて、両方から金と田地を取るような奴やよってン……」 案外話が長くなりそうなので、外に用事を持っていた健三の妻は、丈助の話のとぎれた時を見はからって、いとまを告げて行った。それは、健三にも都合がよかったし、丈助には気が置けなかったからである。 二人きりになると、ぽつんぽつんとではあるが、丈助は、健三が驚くほど、いろいろな話(健三にだけ云える愚痴)をつづけた。さいわい、お万は、病人を健三に預けておいて、下で、『大和の連中』と、人数が多いわりに、小声で何か頻《しき》りに話をしていた。 「古泉はん、ずっと前、あんたに相談した身代の割り当てのことも、いろいろ、あんたと相談したかったんやが、この二三年わしも老いぼれて、それに病気で頭がぼオとしてしもたさかい、あんたみたいな賢い人が恐い気がして、どうぞ、こうぞ、わしひとりであの方は極《き》めてしまいましたがな……」丈助のくぼんだ目に微かに涙が浮かんだ。一健三はん、わしは口惜しいよ。……考えてみると、六十年の問ちゅうもんは、わしは、訳わからずに、金、金、と思て、汗水たらして損したり、機けたり、……あんたに大和で初めて逢《お》うた時は……あんたにゃ分からへなんだやろけど、わしの一生の中で、あン時が一ばん底の時やった、……何度、あの、あの高天山の天辺の池で、身投げをしたろ思たか知れへん……それが、東京イ来て、あんたのお蔭で……」 その時、秀夫が、健三に茶を、丈助に大師の『御水匹を運んできた。気がつくと、秀夫は先きから隣りの六畳の部屋にいたらしかったのである。秀夫も二十歳になっていた。そうして、不断の仕事著《しごとぎ》でなく普通の著物に著かえていた。彼は、茶と『御水』を置くと、すぐ隣りの部屋へ帰って行った。健三は彼を何年ぶりかで見たのであるが、その動作から幾らか前より増しになっているように察せられた。無口、というより、少年時代には一人前に物が云えなかったのであるが、それが簡単に人なみの挨拶の言葉が使える程になっている事も健三の新発見であった。秀夫の姿が隣りの部屋に消えると、丈助は、前より一そう低い声で、 「古泉はん……お蔭で、まア、……わしの病気だけはどうにもならんが……ほかに苦ウになる事はないけど、……あいつだけが、やっぱり一ばん苦ウになる、……しかし、わしも真の身内ちゅうのは、彼奴《あいつ》ひとりみたいなもんやさかいなア、……昨日《きんの》から、彼奴だけ商売休まして、わしの側にいさしておまんね、わしも、いつ死ぬか分からんさかい、……」 そこで、丈助は、疲れたのか、物を考えるためか、火燵櫓《こたつやぐら》の上に顔を伏せた。その間がちょっと長かったので、健三はちょっと心配になったが、やがて、丈助は顔をヒげて、剛古泉はん、……これはあんただけにする話やが、……考えてみると、わしが、汗水たらしてこしらえた金や、……その金で買《こ》うた、山や、田地や、畑で、一生楽に暮らすのンは、みな他人や。……今、下にいよるお万の弟夫婦も、その娘も、……明日あたり、また、大和から来よるお万の妹犬婦も、……それから、丈太郎の嫁も……あいつ等が、みんな、来よったら、……今ρるわが、三イ、四オ、五ツ、六ウ、と、六人、それに、お万と、頓吉と、秀夫と、お梅と、……十人も集まりよったら、この家の中にはいり切れへんがな。……そや、そや、まだあった。あんた、知ってなはるやろ、あの世田ヶ谷のわしの妹と甥の夫婦がいよった、……」そこで、また、丈助は、火燵櫓の上に顔を伏せた。……これらの丈助の話は、実に緩慢に、切れ切れに、そうして、息苦しそうに述べられた。……今度は前よりも時間が長かったが、肩が呼吸と共に揺れていたので、健三は安心した。……やがて、丈助は顔を上げたが、今度はその顔つきに何かいらだたしい様子が見えた。……そうして、しばらく、口をもぐもぐさせてから、「古泉はん、」と彼は口を切った。 「古泉はん、わし……いま、来よった大和の連中……逢わずに帰したうかと思うね。あいつらの顔を見ると、むかむかする……」 「だって、まだ逢わないんでしょう。」 「うむ。」 「こちらから電報で呼んだんでしょう。」 「うむ、そんなことかめへん。……あいつら一文も出しよるもんかい。どうせ、旅費をや 下へ行て、そう云うてんか……」 「だって、」と健三は低い声で、¶秀夫君の嫁になる人が来てるんじゃありませんか。」 「そんなこと、かめへん、あいつ等が一生食うに困らんくらいの、田地もやってあるんやさかい、……」 そろそろ無茶な丈助が始ったなと思いながら、健三が、 「親たちは、大人だし、あんたの気質を知ってるから、かまわないとしても、その娘さんが …・それに、そんな事いったら、お上《かみ》さんが困るでしょう、それは可哀そうだな、……」と云うと、 「可哀そうなんはわしや。あいつ等はまだ寿命があるんやから、……これから、わしのやった金で、何ぼでも贅沢《ぜいたく》でけるけど、……かん、肝心の金をやったわしは、……わしは堪《たま》らん、……わしは、もう使いとうても使えへんやないか。……あいつ等の顔を見るのも、わしは、胸糞《むなくそ》がわるい。 そ『思『 と、お万の奴も憎い、あいつ等、みな同腹や……あいつ等も、明日くる奴等もみな同腹や……」 健三は下手な受け答えをすると、病人を興奮させるからいけないと思ったので、 「明日いらっしゃるのも大和の御連中ですか、」と当たらず触らずのことを聞いてみた。引なに、大和のこ連中……L丈助は、すぐには意味が通じなかったらしく、それを分かろうとして、ちょっと健三の顔を見つめてから、噸うむ、大和の連中か、……これも、やっぱりお万の兄妹や、……明日きよるンは妹夫婦や……妹の亭主は石屋の職人をしてよったんを、あの妹《こ》が行きよる時、石屋を始める元がないと云うんで、その金を私が持参金に持たしてやったんや。……それに、四五年前、私とお万の墓を建てる時に注文してやったのに、一番ええ石の代を取っときよって、一ばんわるい石を使いよってん。……わるい事は出来《でけ》んもんや、その翌年の秋、大嵐があった時、私の墓とお万の墓が、嵐のために転《こ》けた拍子に、二つとも割れてしもたんや。……外にも転けたんが四つ五つあったが、その方は、一つも、割れも、欠けも、してへなんだそうや。……わしが、それから一と月ほど立って行た時、外の石屋を連れて行て見せると、それが一ばんわるい石ちゅう事が分かってん。……その石屋に、一番ええ石で注文すると、おんなし大きさで、あいつの半分値工やった……」そこで、丈助を疲らせないために、 「それはひどいですね、」と、健三は思ったなりの言葉で相槌《あいつち》を打った。ところが、『それはひどいですね」という相槌の言葉がいけなかった。 「あんたかて、そう思うやろ、」と丈助が受けた。「あんな奴まで、……明日、……のこのこやって来よるンかと思うと、……彼奴といい、……いま、下にいる奴といい、……古泉はん、……あんな奴らに、……一生の半分かかって、……汗水たらして、こしらえた金や、……田地をやったと思うと、……あんな奴らが、……わしが汗水たらしてこしらえた金で……その金で買うた、山や、田地や、畑のお蔭で、……一生楽に暮らしよるかと思うと、……古泉はん、わしは……わしは……わしは……わしは……取り返しのつかん事したと思て、……彼奴と……彼奴と……みな、お万の身内や、……一《ひ》イ、二《ふ》ウ……三《み》イ……彼奴と、彼奴と、……あんな奴らに逢うもんか、……あんな奴等に、……」 しまいには、話というより独り言の形になり、それが、次第に、躍起になって来た。これはいけない、と思って、健三は、できるだけ落ちついた低い声で、 「丈助さん……いつかの書き置きどうしました、あれから、書き直しましたか、」と聞いてみた。健三の落ちついた声と『書き置き」という言葉は躍起になっていた丈助の気もちを幾らか鎮める役をした。丈助は、ようやく落ちついて低い声で、云った。 「あれ、書き直しましたけど、……見つかるとうるさいさかい、……みんな……破ってしまいました。……」 「それじゃ、後でお困りでしょう。」 「大丈夫や、外のことは忘れても、……割り当ての勘定は……ちゃんと覚えてます。」 この最後の言葉は、大袈裟《おおげさ》にいうと、健三に襟を正さした。そうして、ここでも躍起の丈助と落《お》ち著《つ》きの丈助が隣り合わせになっていることを発見して、健三は、一種の驚きと興味のほかに、一種の圧迫を感じた。 八 それから三日後、丈助は、お万と秀夫を側に呼び、秀夫に紙と筆を持たせて、「わしのいう事をいちいち書いてくれ、」と云った。丈助の言葉は、瀕死《ひんし》の病人とは思えないほど、しっかりしていた。 丈助は、いつか大和へ行くとき、健三に見せた財産目録(兼遺書)よりもっと詳細な目録を、実に、緩慢に、切れ切れに、そうして、息ぐるしそうではあったが、お万と秀夫が驚くほど、細かく述べた、そうして、もしそれを健三が側で聞いていたら、健三も驚くほど詳細な割り当てを次ぎ次ぎと秀夫に書き取らした。 お万が顔に不満な色をあらわした。 これが、今にも息を引取りそうな、しかも心臓病の病人かと思えるほど、しっかりした声で、その口述の時間も可なり長く、話した。それを俯《う》つ向《む》いて聞いている健康な二人の方が却《かえ》って苦しく思われるほどであった。 やがて、それが終った。 そうして、ちょっと間があった。 それから、突然、 「秀夫、」と呼びかけるような声が聞こえた。 秀夫が、少しおくれて、お万が、顔を上げて、声のした方を見ると、丈助は、火燵櫓の上に、首をはさむような恰好《かつこう》をして、顔を伏せていた。
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/140.html
■幽々子1 ゆゆへ 「できれば死ぬまで、というか死んでからもずっと一緒にいさせてくれればと」 1スレ目 9 ─────────────────────────────────────────────────────────── ゆゆ様のためなら死ねる 1スレ目 10 ─────────────────────────────────────────────────────────── ゆゆ様へ 「僕は死にましぇーーーん!!」 1スレ目 22 ─────────────────────────────────────────────────────────── ゆゆ様へ 「味には自信があります」 1スレ目 77 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「幽々子様、あなたへの思いを歌にしました!」 「あらあら、それは嬉しいわね。妖夢、掃除はやめてこっちに来なさい。さあ、どうぞ」 「幽々子ねえさんの歌」~妖々夢音頭~ ♪ ハア~~~ッ オッパイオッパイ日がくれる――――♪ 幽々子ねえさんオッパイパイ――(オパーイ) 俺が幽々子のパイを吸い、幽々子が俺の【放送修正】(パーイ) 吸って吸われて吸って吸われて吸って吸われて日がくれる――(πッ) そして涅槃の旅に出る――俺と幽々子。 気ずけば周りは白玉楼。「しらたまろう」じゃなくて「はくぎょくろう」。冥界の。 そして末永く暮らく。100年くらい。ガチで。♪ …高久屋さんの描いた幽々子様を見てこんなものが。 1スレ目 105 ─────────────────────────────────────────────────────────── (二百由旬の春の庭) 『ゆゆこさま!! あ、あああの……ん、んーと… ぼ、僕は!…見つけてしまいましたッ! こんな僕の魂を束縛して離さない、 この世で一b……じゃナクッテ… あ、あああの世で一番き、きれいで……美しい… 満開の桜を!! 』 ( ー`)んー…俺の頭の中だなorz 1スレ目 222 ─────────────────────────────────────────────────────────── 青年は、目を開けた。 まるで、子供のように。穏やかに、無邪気に。 どこだろう、ここは。 見渡す限りの、桜花の宴。 暖かな空気の中、桜の花は今が盛りとばかりに爛漫とそのあでやかな姿をさらしている。 ついぞ味わったことのない、母に抱かれたときのような安心感。あるいは長い長い旅を終えて、ようやく我が家に帰ってきたような安心感か。 立ち上がり、ふと青年は気づいた。 自分は、なぜここにいるのだろう。 どうやって、ここまで来たのだろう。 いや、自分はいったい誰だったのだろう。 我が身一つがここにあるばかり。その他一切がはぎ取られたかのようにない。 けれどもなぜだろう。空っぽでありながらこんなにも心が安らぐのは。 自分は、此処に来るべきだったのだ。何を恐れることがあろう。 青年はゆっくりと、桜の木々の間を進んでいく。 爽、と風が吹き、幾千もの花びらが淡い雪と見まごうばかりに舞う。その響きは天井の雅楽のごとく、その様は天女の誘いのごとく。 どれほど歩いたか。 やがて、青年はたどり着いた。 無限とも思えた桜並木の果て。ひときわ大きく、ひときわ枝振り見事で、そしてひときわ年を重ねた一本の桜の前に。 天に向かってその節くれ立った枝を伸ばし、地に向かってその太い幹を支えるための根を伸ばす。 その桜は、満開だった。 生の歓びを体現し、花咲く春を謳歌せんが為に。 桜は咲き誇り、遍く全てに春を告げる。 そして、その樹の前には。 一人の少女が、青年を見つめてほほえんでいた。 花霞のような桜色の髪。 匂い立つようなその美貌。 少女の中に聖母の慈愛をたたえた瞳。 線を引いたような愁眉。 柔らかな頬と首筋。透けるような白い肌。 身を包むのは、純白の花嫁衣装。 少女はほほえむ。 たどり着いた青年を、優しくねぎらうかのように。 この舞い散る桜全てを、愛するかのように。 長い間待ちわびた瞬間が、ようやく訪れたかのように。 ああ、と青年は納得した。 自分は、この少女に会うためにここへ来たのだ、と。 そのためにどれだけ長い道のりを歩んできたのか。 語ることのできない辛さだったのかもしれない。最も大切なものさえ失ってしまったのかもしれない。 何一つ覚えていない身では、自分の過ぎ去った過去は分からない。ただ、とても哀しく辛い道のりだったとしか。 けれども、今はそれで構わない。 目の前にいるこの少女と、再び会うことができたのだから。 それに勝る幸福など、ありはしない。 「ようやく、会うことができました」 少女の言葉に、青年の胸はかすかに痛む。 自分はどれほどの間、少女を一人きりにさせてしまったのだろうか。 死に別れより生き別れと言うが、自分がいない間どれだけ少女は寂しさを噛みしめてきたか。 けれどもそれも、少女の言葉で夏の雪のごとく溶けて消えていく。 「長い長い間お待ちしておりました。けれども、それも今宵限りで一抹の夢」 少女はあでやかに笑う。恋人を見つめる、一人の女としての瞳で。 「あなたは憂き世から逃れ、私はこの西行妖から逃れることが叶いました。私はもう、西行寺ではありません。私は…………」 「幽々子…………」 青年の口が動く。 何もかも忘れてしまった自分が、ただ一つ覚えていた彼女の名前。 名字ではない、その名前。 幽々子。それが彼女の名前。 どうしようもなく懐かしく、心に甘く残る名だろうか。 「はい。私は幽々子。西行寺のものではない、あなただけのもの。幾千の朝を、幾万の夜を過ごし、こうしてあなたの元に戻って参りました」 少女の笑みが、不意に歪む。 その頬を伝うのは、感慨の涙か。 「……身分違いだと、何度も諭されました。所詮叶わぬ恋だと、何度もあきらめかけました。けれどもあなたは私の手を取って下さり、私を優しく抱いて下さった。一度だけ、心と体の奥底から感じた、あなたの温かさ。そのぬくもりだけをよりどころに、私はあなたのいなくなった後も、亡霊としてこの地にとどまっていました。けれども、それももう終わり…………」 少女は涙を流しながら、自分の背後にそびえる老いた桜を見上げた。 「さようなら。西行妖。私は、この方と共に参ります」 青年の口を、再び言葉が衝いて出た。 「惜春の 思い知らずや 散る桜……」 すかさず少女が下の句を続ける。 「……われ一人待つ 君此に来るを」 青年はつぶやく。遠い昔の記憶をたぐり寄せ、大事に手で抱いて。 「君の詠んだ歌だった…………」 惜春の 思い知らずや 散る桜 われ一人待つ 君此に来るを 「はい。桜の散りゆく今生の別れの日に。覚えていて下さったのですね」 少女の流す涙は、もう感慨ではない。それは歓喜の涙。自分の思い続けていた恋人に出会うことのできた、その喜びの故に流す涙。 少女の詠んだ歌が、二人を今、再びかたく結びつける。 「忘れなど……しない。ずっと、覚えていた。どんなことがあっても、ずっと……」 少女は、静かに青年の方へと近づく。 桜花の精かと見まごうばかりに麗しく、淑やかに。 白い裸足が、桜の花びらでできた絨毯を踏む。 「つれて行って下さい。私の愛しい方。どこへでも、あなたの望むところへ」 瀟、と風が歌う。 奏、と木々がざわめく。 「一緒に、いよう。いつまでも、共に……」 舞い散る花弁は、二人をただ祝福するように。 「はい。今度こそ、永遠に共に……」 二人の影が重なる。 風も、木々も、花も。全ては一つの尽くせぬ恋歌。 思い焦がれた二人のための華やかなる音色。 青年はその両腕に、恋した少女を抱きしめる。 もう離れないようにと、強く激しく。 少女もそれに応えて、強く優しく抱き返す。 やがて見つめ合い、触れ合う唇と唇。 満開の桜に誓う、二人だけの祝言。 ただ静かに。ただ切なく。 さくらさくら、誰が為に咲く。 さくらさくら、二人の為に咲く。 さくらさくら、誰が為に散る。 さくらさくら、二人の為に散る。 さくら、さくら。 幽雅に、咲かせ。 永遠に────── (完) ( 254に倣って蛇足) っすぐ……うょしでんな話いいてんならがな我……ぅう。と、したでめしたでめ、たしましら暮にせ幸もでまついは人二てしそ…… ・夢妖 てせ見し少、らしかのるいてい書に心熱になんそを何、夢妖らあ ・様ゆゆ ?!んょみ ・夢妖 第1章の人 ageてすみません。というわけでリクエストのゆゆ様エンド。自分としては、西行妖から解き放たれ、生前のゆゆ様に戻った感じでしょうか。 主人公はきっと生前の恋人という設定かな。口調が丁寧語で違和感を感じるかもしれませんが、生前のイメージですのでどうかご了承を。 あと文中の短歌は自作ですので助詞がおかしいとかあるかもしれませんが、笑って見逃してください。 ちなみにこのイラストからヒントを得ました。すごい好きです。 ttp //www.pat.hi-ho.ne.jp/yoh-ku/yuyuko2.htm 1スレ目 281-284 ─────────────────────────────────────────────────────────── その青年は、桜の花びらと共に、そこを訪れた。 文明社会に生きる一般的な青年であった彼が迷い込んだ地は冥界、彼の文人の魂が集うと呼ばれる白玉楼である。 もちろん、そこには今ひとつ融通の利かない半人半霊の庭師がいて、動く物全てを飲み下しかねない亡霊の姫が居る。 普通に考えれば、ここは死人の居るところ、そして死人が生まれるところ。 しかし、彼は白玉楼の主たる西行時幽々子たっての願いで、この地に住まうこととなった。 その顛末はこうである。 夕暮れ時、白玉楼の廊下をうろうろと思い悩む一人と一人魂――妖夢。 何をそこまで悩むのか、彼女はふと現れた主人の気配にさえ気づくことなく、ひとりゆらゆらと頭を抱えていた。 「妖夢、夕食が遅れているわよ?」 舞い降りた言葉に妖夢は口から心臓を出しそうな驚き様で振り返り、必死に釈明を行う。 ――曰く、昼頃に外から迷い込んだ人間が、「貴様の包丁は素人同然だ!そのような腕でこれだけの食材を扱うとは料理への冒涜ッ!私に作らせろォッ!!」と妖夢をつまみ出して料理を始めたという。 どうも話によると彼は人の世では料理人であったらしく、その後、地の利があるのか鯉口を切らんばかりの勢いで怒鳴り込もうとした妖夢を「ユルせないっ!断り無く調理場に入ってきたのはユルせないッ!調理場は清潔でなくてはイケないのデスヨッ!」と伊太利阿風の恫喝で閉め出したらしい。 あの剣幕では生死はともかく台所に被害を与えずに排除することは難しい――だからどうしようかと思い悩んでいたというのだ。 幽々子は従者の呻きにふーんとだけ返し、その形の良い鼻で大気を吸い集める。 「――そう、じゃあ楽しみに待っているわ」 彼女はそうとだけ言うと、膳がやってくるであろう居間へと消えていった。 下手なことをすれば取って喰ってしまえばいい、とでも思っているように。 後に残るは途方に暮れる従者のみである。 で、そんなこんなで今日された食膳の評価はと言えば…… 「うーーーーーーまーーーーーーーいーーーーーーーーぞーーーーーーーーーーーーー!!」 まぁ状景としては彼の味皇を思い浮かべていただくと良い。 故に彼は人の身にあって白玉楼の住人となった。 又その時従者は、生きた人間を冥界に住まわせて良いのか、といった疑問は、「半人が居るなら全人が居てもいいじゃない」という何とも大雑把な答えにより無かったことにされた。 「○○、食事はまだかしら?」 ちゃぶ台の前に鎮座した幽々子はやたらそわそわしながら台所に向かってそう言った。 青年――○○と呼ばれる彼が来てからと言う物、彼女は毎食ごとに期待からかちゃぶ台の前に正座してそわそわするようになった。 「後三分ほどでブリ大根が炊き上がります!」 台所からはそんな堅い物言いの、凛々しい返答が帰ってくる。 その言葉にわぁいとばかりに目を輝かせる幽々子を見て頭を抱えるのは傍らの従者。 ――冥界の姫としてこれで良いのか?――でも○○さんのご飯は美味しいし――でもやっぱり人間が居るのは駄目なんじゃ? 要するにどうでもいい悩みであった。 そして、○○の作るご飯はとても美味しかった。 桜吹雪の舞う庭園、○○は一人縁側に座して、ぼんやりと桜を眺めていた。 視界の端では妖夢が庭木の剪定を行いながら二百由旬の距離をかけずり回っている。 妖夢は妖夢で、視界の端にとらえた男の姿を見てまた頭を抱えそうになる。 「就職口がなかったんだよ。食ってけるならいいや」 これは、何故人の住まうべき所に帰らないのかという妖夢の問いへの彼の答えである。 彼女はそんな、桜も女の子も綺麗だしねぇはっはっは、と続けるような彼がどうにも苦手だった。 物には在るべき所があると生真面目に考える妖夢にとってその返答はどうも曖昧すぎたのだ。 「サボりかしら?妖夢」 そして彼女は背後からの主人の声に半身ごと跳ね上がる。 思わず手が止まっていたらしく、妖夢は指摘にしどろもどろになる。 対する幽々子はそんな妖夢の脇を通り抜け、ぼんやりと桜を眺めている○○の手前まで歩いていった。 「―――綺麗だ」 その呟きは、人の世に有り得ぬ桜に対してか、それとも桜吹雪に彩られ、艶然と頬笑む幽々子に対してか――おそらくそのどちらでもあったのだろう。 「あら、ありがとう」 言葉は撫でるように掛けられ、彼は自分の賞賛した美しさが幽々子であるとやっと理性で解し、思わず顔を真っ赤にして慌てて立ち上がる。 「え!?ぁぇ!?うぇ?ゆ、幽々子っ!?え、ちょ…え!?」 慌てる○○は幽々子の両手で緩やかに制され、やっとこさ落ち着きを取り戻す。 調理場での凛々しい彼とはどうも繋がらない、どこか抜けた姿であった。 「ところで○○。少しお腹がすいたのだけれども」 「――解りました。台所にちょっとした菓子があります。食事の時間にはまだ早いので、それで虫を休めてください」 そして、幽々子の口からそんな食べ物の話が出ると、彼は突然人が変わったようにしゃんとして言葉を返した。 料理は彼にとって、妖夢にとっての剣の道のような物なのだろう。 そんな彼の生き様を、幽々子は憎からず思っていた。 幽々子が縁側に座って待つこと数分、○○は台所から何かを取って帰ってくる。 「幽々子様、持って参りました」 見れば彼の手には紙袋が握られている。 「これがあなたの作ったお菓子?」 幽々子は差し出された紙袋を受け取ると、がさりと音をさせて袋の中身を一粒取り出した。 それは血のように紅い、ビー玉ほどの透ける玉。 ――アメ玉…ですか? それはいつの間にか傍らまで来ていた妖夢の言葉。 「は。ここの桜の香りを練り込んだ飴です。これこそ、今の飢えた幽々子様にピッタリの代物にございます」 ○○は澄ました顔でそう告げた。 その言葉が引き金になったのだろうか、幽々子は思わず口元を押さえてくすくすと笑い出す。 対する○○もどうも小さくくっくっと笑っている。 そして、妖夢は何のことか解っていないらしく、ただ半霊を?型に曲げるだけである。 「人が幽霊を養う飴――そうね、ここは冥界だもの」 「ええ。ここが人の世の対ならば、それが何より正しいでしょう」 そうやって二人は笑い会う。 残されるのは要領得ないみょんな従者だけである。 「それにしても幽々子、いい拾い物したわねぇ」 そう言って○○の漬けた古漬けを囓って酒をあおるのは八雲紫。 その横では突き出しの煮物を前にして打ち拉がれる9本の尻尾が転がっている。 今はこの場にいないが、その式の式である黒猫も白玉楼までやって来ている。 今日は食事のお呼ばれ――要するに、やたら料理の上手い新たな従者の自慢である。 「そうね、あれは万人に一人程の才能をちゃんと伸ばした代物だわ」 水を向けられた幽々子は自分の器の最後の煮物を口にすると、柔らかな唇に杯を当てた。 ――本当、人の世ももったいないことをするものね。 幽々子がそう呟いたのと、怒声が響いたのは同時だった。 「猫が調理場に入場するなど禁止禁止禁止ィィィーーーッッ!!調理場は常に清潔であらねばならんのだァァァァァーーーッッ!!!」 次いで聞こえ出す幼い鳴き声、気が付けば傍らで煮物に敗北感を抱いていた式神が消え去っている。 「……幽々子、アレは何かしら」 紫は笑顔も張り付いたままそう訪ねる。 今の彼女を漫画的に描写すれば、頭に巨大な水滴が張り付いていただろう。 「ああ、あれ?料理中台所に入ろうとするといつもああなのよ」 ――私も摘み食いに入ろうとして何度も摘み出されたわ。 またもや、幽々子がそう呟くのと怒声が響くのは同時であった 「貴様ッ!橙になにをするだ「狐も入場禁止だァァァァァーーーーーッッ!!!」 居間には沈黙、台所の方からは圧倒されて謝り倒す狐の声。 「……凄まじいわね」 「ええ。台所でなら霊夢だって敵わないんじゃないかしら?……そろそろ自分の式を引き取りに言ったら?」 幽々子の言葉に紫はそうさせてもらうわと立ち上がる。 縁側に立つ紫は思いっきり耳の寝た式と泣きじゃくる式の式の情けない姿に少し頭を抱えて、○○にやんわりと謝罪の意を述べていた。 「いえ、こちらも少し言い過ぎました。今度からは気を付けてもらえれば結構ですので……」 日本的慣行として頭を下げ返す○○に、二匹の式も頭を押さえられてごめんなさいとお辞儀した。 すると○○は懐から取り出した小さな包みを二匹に渡す。それは件の飴玉であった。 「まぁ、食事までは四半刻かかるから、それでも舐めて落ち着いてくれ」 次いで頭をぽんぽんと撫でられ、式の式は泣いた烏がもう笑うように機嫌を取り戻した。 式の方はというと、撫でられたりお菓子を貰ったりといろいろ自尊心に響く物があったらしくしょぼくれていたが。 そして八雲家一行が居間に返ろうとした時、そこには物欲しそうに○○を見つめる幽々子がいた。 「…? どうかしましたか幽々子様。食事はまだですよ」 「私にも、飴をちょうだいな」 幽々子そう、は桜色の唇を突き出して囁いた。 「…酒に飴は合わんでしょう。何より煮物が「もう全部食べちゃったわ」 ○○は相変わらずの主人に軽くため息をつくと、懐から一粒の飴を取り出して渡そうとする――が、幽々子は受け取らない。 一体なんだ、と○○が思っていると、幽々子は相変わらず死して尚艶やかな唇をこちらに向け、口を開いている。 ――合点がいった。食わせろ、と。観衆の前で。 見やれば八雲家がビミョーなツラで観戦モードに入っていた。 橙などは藍によって口に飴を放り込まれ、何も見ないようにされている。 ――どこまで期待してるんだお前等。 思わず突っ込みたくなる心を堪えて、○○は飴の包みを剥き幽々子の唇に飴玉をあてがった。 はむ かぷ ――うわ柔らけぇ。つか幽霊なのにあったかいよ!ふにゅふにゅだよもう! 気づいた頃には、飴は摘んだ○○の指ごと幽々子の口の中。 吐息に混じって飴からの桜の香りが緩やかに流れでる。 そしてゆるりと糸を引き、幽々子は指から口を離す。 それはやたらに艶めかしくて――いくら客に怒声を浴びせた仕置きにしてもやりすぎだ!――と○○に思わせるほどであった。 良い物を見せて貰ったと居間に帰っていく紫一行と、その後を追う幽々子。 顔をゆでだこのようにした○○が思わず眉間に皺を寄せていると、幽々子はふいに振り向いて微笑み、唇だけを動かして呟いた。 ○○にはそれが何を言わんとしたかが何となく解った。 ――おいしかったわ。 ○○はいよいよ持って動けなくなり、台所から助手の妖夢の嘆きが聞こえてくるまで放心し続けることとなった。 指の唾液をどうしようか迷ったことは、言うまでもない。 その日の食事も又、素材の命に申し訳が立つ、素晴らしい味であった。 又、みょんな従者は騒ぎの間中、鍋のあく取りに追われていたことを付け加えておく。 それから歳月は容赦なく流れゆく。 厨房に飛び込んできた黒白を相変わらずの怒声で追い払った。 料理の腕に感服した式神とメイド長が料理を習いに来た。 何となくやってきた紅白がメシにつられて半月居着いた。 鬼の宴会の料理に忙殺された。 捕らえられた夜雀を「中華料理は二本足で歩こうが羽が生えていようが食材とするッ!中華に出来て日本料理に出来んハズが無イィィィィィィッッ!!!」と料理した。 桜の季節には幽々子に例の飴をねだられるようになった。 料理の腕は、ますます磨きが掛かっていった。 そうして彼は青年から壮年へ、他の二人を置いていくように年老いる。 ある時、彼は幽々子に何故そこまで料理に血道を上げるのかと問われたことがある。 「生きているってことは、必ず何かを犠牲にしているってことだから」 ――だから俺は、自分の為の犠牲に胸を張れるように、犠牲になった物に恥ずかしくないように、料理をするんだ。 いつもの主従の口調とも料理中の口調とも異なる、とても穏やかな口調で彼はそう答えた。 ――死んでゆくことに恥ずかしくないように―― その言葉に、幽々子は柔らかく微笑みを返すだけだった。 そうして彼は壮年から老年へ、他の二人を置いていくように年老いる。 精妙であった包丁さばきが僅かに狂い始めた。 鯖寿司の小骨を取り損ねた。 味付けが少しずつ、過日の味に劣るようになっていった。 それは経験だけではどうにもならない、生きた肉体の衰え―― ある日、彼はちょっとした用事で白玉楼を訪れていた霊夢にこんな質問をしたことがある。 幽霊に、怨霊になるとはどういう事なのか。 対して彼女はこう返した。 ――そんなもの、相応の未練を残して死ねば誰でもなるわ。後は力があれば良いんだけど、アンタにはないわね。 そしてもう一つ付け加える。 ――でも、よっぽど強い未練がなければ、白玉楼になんてたどり着けないわよ? もうここに来てから幾度の春が巡ったろうか。 彼の両腕は、目は、味覚は既に衰え、彼女たちに食事を作るどころではなくなった。 そして、心もいつしか萎びていた。 彼は悟る。 ――今咲きかけている、明日にもほころびそうな桜が開く所はもう見れないだろう。 伏した床、遠い耳に知己の声が届く。 幽々子と妖夢も彼が長くないことを知っている。 だからこそ、彼女たちはその人生の最後に、彼に、彼の料理に関わった者達を呼び集めたのだろう。 種々雑多な妖怪が彼の最後に別れを言いに来る。 中でも吸血鬼などは――うちのコックになると約束するなら、吸血鬼にしてあげるわよ?――などと囁く。 もちろん、彼がそれに応じるはずがないと知ってのこと。 紅白の巫女やメイド長など、人の身にある彼女らは既に老いて、彼の顔に遠からずの運命を悟り挨拶を交わす。 年老いた黒白の魔法使いが、もう大人になった半人の娘を連れて来た時は、年老いてしまったせいか命の営みに思わず目頭が熱くなった。 そして来客達が全て帰っていき、彼はそう広くない彼の部屋で一人になる。 ふと物音がして、いや、呼びかけられて障子で隔てられた庭の方を見た。 ――――斬ッ!! 刹那、彼の衰えた目に閃光が走り二百由旬の大庭園がありありと姿を現す。 立っていたのは――妖夢。 数十年前、最初に出会った時と変わらぬ姿で抜き放った刃をこちらに向けている。 いや、変わっていないわけではなかった。 彼女の動きはあの時よりもさらに洗練されているし、二百由旬の桜はいまだ顔を覗かせていない。 「○○さん。私はあなたのことを尊敬しています!」 刃を仕舞った妖夢は、精一杯の気持ちを込めてそう叫ぶ。 「ですから!…っ!だからっ!……ぅぐ……んぅぅ……」 そして何事かを続けようとした彼女は、思いあまって目に涙をため、もう何を言おうとしているのか解らなくなっている。 「…駄目じゃないの、妖夢。ちゃんとしなければいけないわ」 天からの声に目を向ければ、春の青い空にたなびくは亡霊の姫。 彼女は、それこそ出会った時と何も変わらず、手に何かを抱えて頬笑んだままこちらを見つめている。 「……でもっ………ゆゆござまぁ!……」 対して妖夢は最早顔面が崩れて鼻を啜り、泣きじゃくる手前だった。 幽々子はそれにふぅと小さくため息をつくと、じゃあいいわ、と言って○○の方に向き直った。 「――庖丁人・○○。今日まで私に仕えた大義、言葉もありません。そこであなたの最後のために一つ趣向を用意しました」 彼女は冥界の姫として凛々しくそう唱えると、手に抱えた何かを捧げて何かを呟く。 ふわり、と柔らかい風が吹いて、二百由旬の桜は瞬く間に満開に化粧を直した。 吹雪く桜の中、幽姫は重さもなく降り立つ。 その様はまさに一枚の絵画にして、あの日の思い出。 ならば、彼はこう呟く。 「―――綺麗だ」 そして、傍らに舞い降りた彼女はこう答える。 「あら、ありがとう」 満開の桜の下、二人の笑い声がかすかに響く。 緩やかに日は落ちて、太陽と共に彼の命も最早終わる。 傍らには幽々子。 数十年――彼女にとってはとても短くて、とても長かった思い出の話。 彼女が握る腕は枯れ木のようで、しかしまだ暖かい。 「――さて、そろそろお開きのようです」 彼はそう言うと幽々子の手を握り返す。 「――そう、今までご苦労様。○○」 幽々子は粛々と、そう答えた。 「――さしあたって幽々子様には一つ申し上げたいことがございます」 かすれた声はそう続け、幽々子はそれに耳を近づけて言葉を聞き逃がさんとする。 「しかし、申し上げません」 そして、老人は小さく、弱々しく笑う。 幽々子も、弱々しく微笑み返した。 「――幽々子様、知っていますか」 夕暮れの部屋。 小さく響くのはそんな言葉。 幽々子が何を、と返すと、○○はそのまま続ける。 「自由な幽霊となるには、強い未練が必要だそうです」 それは、幽々子が知らぬはずもないこと。 彼女は彼の言葉に優しくうなずく。 それを見た○○は穏やかに笑い―――息を引き取った。 春の空、桜吹雪の下、妖夢の泣き声と共に、出席者二人だけの彼の葬儀は行われた。 ――死んでから顔を合わせるなんて、気を悪くするだけだから葬式にはこないでくれ。 それが彼が知己に言った言伝である。 誰はばかることがない故、妖夢は二百由旬に響き渡る泣き声を上げる。 しかし、喪主たる幽々子は終始頬笑んでいた。 やがて、ゆるゆると彼の抜け殻を収めた棺を土に埋めると、二人は墓所に背を向け、二百由旬の桜並木を歩き出した。 ふいに強い風が吹き、二人は桜吹雪に一時目を奪われる。 ひらひらと舞う花びらが飛んだ先には、人影が一つ。 「――○○」 幽々子はぽつりと呟いた先。 そこには、初めてここを訪れた時の姿のまま、○○が立っていた。 いや、それは正確には昔のままではない。 僅かに大地から浮いた、その重さのない質感は、幽霊以外の何者でもない。 「何とか、未練が足りたようですな。幽々子様」 彼はそう言うと桜の中を幽々子目指して足早に進んでいく。 いそいそと、まるで旅行から帰った様に駆け寄る彼の姿に、幽々子は思わず、お帰りなさい、と声を掛けた。 ――ただいま、幽々子様。しかし、せいぜい数日の留守ですよ? 彼がそう返した頃、二人の距離はもう一歩分にまで近づいていた。 幽々子はいつものように微笑みを浮かべたまま、透けた彼に口を開く。 「そう言えば、言い残したことがあったんじゃないかしら?」 そう言われた彼は気恥ずかしげに頭を掻くと、言ってしまえば未練が無くなるのでは?と口の中で呟いた。 すると、満面の笑みの幽々子は言いきる。 「――大丈夫よ。未練が残って成仏できないようにしてあげる」 そこまで言われてはどうにも退けない。 彼は、はぁ、と生返事を返すと、居住まいを正して息を吸い込み、ガチガチに緊張して宣言した。 「―――私は!私は、幽々子様が、大好きだ!!っ…あ、愛している!!!」 さぁ、と桜吹雪が舞う。 桜が晴れた後、幽々子の目にはついぞ見せたことのない涙が浮かんでいた。 ――ありがとう―― 彼女は光る滴を浮かべて、彼にそう返す。 そして返事は、と一歩踏み込んだ○○に、小さく囁いた。 「――ところで○○。少しお腹がすいたのだけれども」 その言葉に、彼は一瞬面食らって一歩引く。 体勢を立て直す頃には、彼は何を言わんとしているかに気づいて、懐から小さな包みを取り出した。 「――解りました。ここにちょっとした菓子があります。食事の時間にはまだ早いので、これで虫を休めてください」 ○○は言うと共に飴玉を剥き、彼女の前に差し出した。 「ええ、頂くわ」 すると幽々子はそうやって差し出された飴玉を自分の手で摘む。 ――え? その行動に何を意味するのか、理解できずに○○が戸惑っていると、幽々子は呆けた彼の口に、その飴玉を放り込んだ。 「これが私の――答え!」 ――瞬間、二人の影は重なった。 白玉楼には、幽霊の夫婦が住んでいるという。 彼らは永遠に、共に生きて――いや、共に死に続けていくのだと。 了 そして、みょんな従者はその傍ら、感動して良いのか赤面して良いのか判別がつかず、オーバーヒートによって倒れていた。 本当に了 1スレ目 289 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「幽々子さん…あなたが好きです!」 「…ごめんなさいね」 やっぱり、としか思わなかった。 幽々子さんのような美しい女性が僕とつりあうわけはないのだから… 「私もあなたのこと好きだけど…あなたは人間。私は亡霊。相容れる者同士ではないわ」 え? 僕が茫然とする間に、幽々子さんが近づいてきた。 幽々子さんは何も言わず僕と唇を重ねた。 ほんの一瞬…でもそれは、とても永かった。 「…さようなら」 気がつくと、そこには誰もいなかった。 ただ、桜の花びらが舞っていた。 まだ冬だというのに。 柔らかな感触の残る唇をなぞりながら…僕は決意した。 幽々子さんの元へ、行こう。 僕は持っていたカッターナイフで、自分の首筋を切り裂いた。 目の前が暗闇に包まれる直前。 幽々子さんの姿が見えた気がした。 その表情は喜びなのか、悲しみなのか、怒りなのか。 とにかく、僕は後悔していない。 続きA 暗闇が晴れた。 目の前に広がるのは…一面に舞う桜の花びら。 その向こうに、幽々子さんはいた。 「幽々子さん!」 「馬鹿!」 次の瞬間には幽々子さんの平手が僕の頬を打っていた。 「なんでそんな簡単に死ぬのよ!そんなことされたってちっとも嬉しくないわ!」 僕が見上げた幽々子さんの顔は…哀しかった。 再会の喜びなど微塵もなく、ただ哀しみに溢れていた。 「あなたみたいな大馬鹿者は…出直してきなさい」 「え」 「待ってるから」 目の前が再び暗闇に包まれた。 「おい!目を覚ましたぞ!」 目を開けるとそこにいたのは…僕の両親。 「よかった…本当によかった…」 僕の兄弟。僕の友人。 「自殺なんて馬鹿なこと…二度としないでよね」 本当に、僕は大馬鹿だった。 こんなにも自分を思ってくれる人たちがいるのに。 幽々子さん。僕はまだそっちへは行けません。 あと何十年か…いつまでかかるかわからないけど、待っててくださいね。 窓の外を見た。 桜の花びらが舞っていたような…気がした。 まだ冬だというのに。 でも、もうすぐ春だ。 完 続きBもあります…そっちは蛇足です 続きB 暗闇が晴れた。 目の前に広がるのは…なんだろう? 重苦しい、嫌な感じ。 その時、1人の女性が目の前に現れた。 「私は四季映姫・ヤマザナドゥ。死者を裁く者よ」 何が起きてるのかわからず、ただ頷く僕。 「あなたが犯した罪は…とてつもなく重い。どんな善行をもってしても償えない。よって」 頷くしかない僕。 「地獄行きよ」 「そ、そんなっ!」 さすがに頷けなかった。僕は冥界に行きたいのだ。 「ごめんなさい!ごめんなさい!どんな罰でも受けますから!」 「謝るなら家族に謝りなさい!」 土下座する僕に、閻魔様は言い放った。そしてある方向を指し示した。 「あ…」 そこに映ったのは、僕の亡骸を抱いて泣く…両親。兄弟。友人。 その時、僕はやっと気づいた。 僕は取り返しのつかないとことをしたのだと。 完 こっちは本当にいらないですね…てかプロポーズ関係ないし。 まぁ流してやってくださいー 1スレ目 298-300 ─────────────────────────────────────────────────────────── ゆゆ様、正直どうしてなのかよく分からないんだけど なんとなくすごく好きです!! たぶん、こうすごい?ところとかほんとに好きなんです あと、大食いのところとか! ゆ「妖夢、この人がなんと言ってるのか分かりやすく説明してくれる?」 よ「食べられたいそうですよ」 _| ̄|○ 1スレ目 303 ─────────────────────────────────────────────────────────── 西行妖の幹には 歌が刻まれている 妖夢「…いたづらに…いましなきよにいきゆけど…さんぜのてんに…ながなきをねなく…」 幽々子「妖夢、どうしたの?」 西行妖の麓に蹲り、幹と睨めっこしている妖夢に幽々子は声をかけた。 妖夢「あ、いえ。幹に歌が刻まれていまして」 幽々子「ああ…これね」 幽々子は幹に歩み寄り、懐かしむようにその痕を指でなぞった。 妖夢「どういう意味なんですか?」 幽々子「ふふ、妖夢はもっとお勉強しなきゃね」 妖夢「な…っ、ちゃんとしてますよー!」 幽々子「ねえ妖夢、大好きな人が突然目の前から、永久にいなくなってしまったら、どう?」 妖夢「どう…って、そりゃあ悲しいですよ。きっと泣きます」 幽々子「この歌はそれを詠んでいるのよ。 『貴女の居ない世にただ無意味に生きていようと、今までも、今も、これからも 幾度生まれ変わろうと、只々貴女の居ない事を天に嘆き泣くばかり』…ってね」 妖夢「幽々子さま…それって、もしかして…」 幽々子「ええ。生前…いえ、この姿になってからも私が今までで、只一人お慕いした方が…」 妖夢「…」 幽々子「私の亡骸に手向けてくださった、歌よ」 妖夢「幽々子さまは…寂しくないのですか?」 幽々子「ええ。妖夢だって居るし…それにこの歌はプロポーズの言葉だもの」 妖夢「プロポーズ?」 幽々子「ええ…幾度輪廻を経ようとも途切れない、死を以ってしても別つ事の出来ない…永遠の想い」 妖夢「幽々子さま…」 幽々子「これ以上素敵な愛の告白が、他にあるかしら?」 幽々子はそう言って立ち上がり、天を見上げる。 妖夢(この歌は…幽々子さまにとっての、その方への愛の告白でもあるのか…) 輪廻を繰り返しながらも女想い続ける男 輪廻の輪を外れた亡霊でありながら、永遠と彼の者を慕う女 これからも決して交錯する事の無い、其々の想いを乗せた歌が紡がれた。 幽々子「…いたづらに いまし亡き世に 生き行けど 三世の天に 汝が亡きを音泣く………」 星天を見上げながら呟いた幽々子の頬を、ひとすじの雫が伝っていった。 1スレ目 436 ─────────────────────────────────────────────────────────── ――さくらさくら―― ――やよいの空は 見わたすかぎり かすみか くもか―― ――にほひぞいづる いざやいざや 見に行かん―― ――さくらさくら―― 小さな人形と死者― 新しい庭師が増えた。最初はそれだけだった その少しのズレが自分を変えていた事に気づかずに―― 俺「幽々子様。聞きたい事があるんですけど」 妖夢「私、あなたの事が――」 幽々子「やっときてくれたのね。紫。早いとこお願い」 紫「つらいから?」 俺「嫌われてるんだなぁ…」 幽々子「逃げているだけよ」 メディ「私は愛のおかげでここにいるわ。あなたは?」 庭師「お前も悔いを残さないようにな。」 幽々子「私は…私は!」 俺「ここにいるとつらいから…さようなら――」 ――ここはどこだろう。 俺は目の前に広がる満開の桜の先にある家の戸を叩いた。 そこには君がいた―― 幽々子「妖夢ーこの人をお願いね」 妖夢「また庭師が増えるんですか。なんか最近増えてませんか(;´Д`)」 ――それが始まり。儚くも悲しき物語の―― 美しき桜の舞い散る死国を舞台に繰り広げられるせつなく、それでいてとろけるような物語。 分岐によって変わる世界観。涙あり、笑いあり、ツンデレあり(!?) 新スレ開始まもなく公開しますヾ(゚∀゚)ノシ 1スレ目 931 備考:超期待 ─────────────────────────────────────────────────────────── 幽々子様へ 「僕は死にまーしゅ!あなたが好きだからー!」 2スレ目 5 ─────────────────────────────────────────────────────────── ――さくらさくら―― ――やよいの空は 見わたすかぎり かすみか くもか―― ――にほひぞいづる いざやいざや 見に行かん―― ――さくらさくら―― 俺「幽々子様の歌だ。」 幽々子様は最近…いや、俺が来てから毎日のようにこの歌を歌っている。 ――俺はどうやら死んでしまったらしい。 別にどうという事はなかった。 同じ日常。繰り返しの毎日。 仕事の帰りにまばゆい光。ブレーキの音。 そこで俺の意識は途切れ、気がつくとここにいた。 気がつくと白玉楼の門の前に立っていた そこで俺はここの庭師として働かされる事になった。 はじめは死んだ実感なんてなかった。なぜここにいるのか。 でもうすうす気づいていた。もしかしたら自分は死んでいるのではないかと。 確証を得たのは、一昨年死んだ友人と会った時だった。 自分の目を疑った。そしてすぐさま幽々子様の所に飛んでいった。 俺「幽々子様。聞きたい事があるんですけど。」 幽々子「何?」 ――幽々子様と初めてあった時は自分の中の時が止まるのを感じた。 美しく、そして儚く。 本当に自分と自分のまわりの世界が一瞬止まったのではないかと思うほど俺は固まっていた。―― 俺「あの、実は一昨年死んだ友人に会ったんですけど…俺ぼけてますかね(´Д`)」 幽々子「何を言ってるの。 ここはあの世よ? その友人が転生してなければ会えるに決まってるじゃない。」 俺「は?まぢすか(´Д`)?」 幽々子「えぇ」 俺「そっすか。」 幽々子「あなた。もしかして自分が死んだ事に気づいてなかったの?」 俺「えぇ。とっても。まぁうすうす気づいてましたけど。」 幽々子様は少し考えていた。そして 幽々子「山田…じゃない。閻魔には会ってない?」 俺「は?この世に閻魔なんているわけないじゃないですか 車かなんかに吹っ飛ばされて死んで気がついたらいつのまにかここっすよ `,、( ∀`) `,、」 幽々子「そう。話しはそれだけ?」 俺「そうっすね。」 ――それから数ヶ月が経った。 俺は今日も元気に庭師の仕事をしている。 俺「はぁ~幽々子様美しいなぁ(*´Д`)」 妖夢「な~にいってるのよ」 びくっ振り返ると妖夢がいた。 俺「あ。妖夢さんこんちは~」 ――妖夢はこの家の古くからの庭師だそうだ。 ちっちゃい体だが俺より力はあるし仕事は的確だし かわいいし。って俺勝ってるとこねぇぢゃん(´Д`)―― 妖夢「な~にがこんちわ~よ。 あんたなんかが幽々子様に取り入られようなんて、 ってあ!まだ話はまだとちゅ…」 聞いてられないっす(´Д`;) 俺「妖夢は可愛いのにあれさえなければなぁ…」 庭師A「まったく。何を言ってるかと思えば」 俺「あぁ。こんちわ~」 ――この人は俺よりちょっと前に庭師になった人らしい。 優しい良い人だ(*´Д`)―― メディスン「仕事さぼってちゃだめよ。」 俺「いや、さぼってないっすよ。ちょっとのんびりしてただけっす。」 ――この人は人形だ。初めて見たとき、人形のような美しい人と思ったが、 まさか本当に人形だったとは。 どういういきさつかは知らないがどうやら庭師Aとできているみたいだ。 人形もあの世にこれるんだなって思ったっけ―― (メディスン可愛いよメディスン(*´Д`*)) はっ!何だ今のは… メディ「どうしたの?」 俺「あ、いや。なんでもないっす。」 そういってその場から去った。 …俺はお嬢様とこの数ヶ月ほとんど会った事がない。 それはまぁ、相手はお嬢様だし俺は庭師。行動自体が違うのだろうと思っていた。 でも、あの歌を歌っている時に桜の木を通ると かならずいる。桜の木の下で必ずあの歌を歌っている。 俺は掃除の振りをしながらそれを見て、幽々子様は必ず俺に気づいて笑顔をくれた。 あの時までは―― 幽々子「ようむ~ようむ~」 お嬢様が妖夢を呼んでるな。俺が変わりにいくか。 俺「幽々子様。私でしたらすぐそばにいますが。」 するとお嬢様は俺を一瞬見たかと思うと強張った顔で 幽々子「あなたを呼んだんじゃないの。妖夢を呼んできて。」 俺「はぁ…あ、わかりました。すぐに呼んできます!」 部屋から出て廊下を曲がった所で妖夢とすれ違った。 俺「あ、お嬢様機嫌悪いみたいだから気をつけてな(´Д`)」 妖夢「お嬢様の機嫌が悪いとこなんて見たことないけど?」 妖夢は首をかしげて幽々子様の部屋へ走っていった。 機嫌が悪いとこを見たことがない…か。 幽々子「はぁ~。やっぱり妖夢の入れたお茶はおいしいわねぇ~。 このお団子もまた最高!」 妖夢「幽々子様太っても知りませんよぉ(´Д`) まったく、機嫌が悪いなんてこの人にはあるはずないんだから…ブツブツ」 幽々子の顔が一瞬冷たくなった。 妖夢「あれ?幽々子様どうしたんですか?」 幽々子「妖夢。ちょっと話したい事があるんだけど。あの庭師の事で。」 妖夢「あの庭師って、「カレ」の事ですよね。」 幽々子「そうよ。あのね――」 お。妖夢だ。 俺「お~い。幽々子様の機嫌どうだった?」 妖夢は重い顔をして何かを考え込んでいるかのようだった。 俺「あ。無視っすか(´Д`)」 そのまま通り過ぎていった…まったくなんなんだかなぁ今日は。。。 その日から妖夢の態度が変わっていった。 俺に近づこうとも話しかけようともしない。 さらにこっちから近づこうともあの身のこなしで どこにいるのかさえ分からなかった。。。 嫌われてる節があるなぁ…幽々子様にも妖夢にも 俺「まぁ別にいいんすけどね(´Д`)」 口に出してみたもののすんごい悲しい_no 庭師A「何してんだ?」 俺「あ。どうも。いやぁ、なんか幽々子様にも妖夢にも嫌われてるみたいで」 庭師A「ふ~ん。俺にはそうは見えないけど。 まぁ俺たちはいくらでも時間はあるんだ。 ゆっくり生きていけばそのうち誤解はとけるだろ。」 俺「俺なんか変な事したんすかねぇ…」 それから数日後 妖夢とはボチボチ話しはできるようになってきてはいるがぎこちなかった。 幽々子様とは… ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ここから話が4つに分かれます。 2スレ目 175 備考:1スレ目 931(2つ↑の作品) 庭師Aについてはメディの欄。1スレ目 363 ─────────────────────────────────────────────────────────── 俺「はぁ…」 俺は最近うなだれていた。 もちろんそれなりの理由があったわけで、その理由とは… ガシャーン! 近くで何かちゃぶ台をひっくり返したような大きな音がしたのでかけつけてみた。 そこにはちゃぶ台がひっくりかえりお茶をあびて倒れた幽々子様がいたのだ。 俺はすぐさまかけより手当てをしようとした刹那 幽々子「近寄らないで!庭師風情が私に触れようとするつもり? 掃除でもしてなさい!邪魔だから!」 (´Д`)ガーン 決定的だった。その言葉を聴いた瞬間俺の中の心が壊れてしまったかのようだった。 俺「嫌われてるんだなぁ…」 そういって俺はちゃぶ台を元の位置に戻し、軽く拭いて部屋を出た。 おぼつかない足取りで。 ――――それ以来 幽々子様とはあっていない。 むこうが近づいてきたら離れる。 目も合わさない。 常に一定の距離を保つ。これが庭師とお嬢様との本来の関係。 これでいいんだ。これで。 「本当にこれでいいの?」 メディスンと庭師Aがいつのまにか目の前にいた。 俺「あ、今の声にでてた?」 メディ「そんな感じがしただけ。あなた。つらそう。」 俺「そうかもな…」 庭師A「話は聞いた。お嬢様も怒ってはいないようだが…」 俺「悪い。ほっといてくれ。これが庭師とお嬢様の正しい関係なんだ。 俺が不用意に近づかなければお嬢様も傷つかなくてすむ。これでいいんだ。」 庭師A「そうか。ならいいが。」 庭師Aとメディスンが去っていく。 庭師A「あ。そうだ」 俺「?」 何か投げてきた。かんざし? 庭師A「お嬢様が君には本当に悪い事を言ってしまったと言っていてな。 お詫びの代わりにこれをと。大事な物だそうだ。」 俺「いや、そんな…」 庭師A「まぁそんな気にする事でもないと思うけどな。」 そう言って去っていった。 大事な物…もらっていいのだろうか… その日の夜。風呂に入っていた時の事だった。 「ちょっと、いい?」 その声は紛れもなくお嬢様だった。 「ちょっおまっ!うぼぁっ」 壁越しではあるが、いきなりだとあせる(´Д`) 「クスクス」 壁際のお嬢様が笑っているようだ。 俺「えっと、なんすか?」 幽々子「この間、庭師Aに渡してもらったと思うんだけど、かんざしの事」 俺「あ~あれっすか。大事に保管はしてあるっすけど。やっぱ返した方がいいっすかね?」 幽々子「あれはあなたに持っててほしいの。」 (´Д`?)意味ワカメ 俺「あの、大事な物なんすよね?」 幽々子「そうね。ある人の・・・形見…かな。」 俺「ちょっいやだめっすよそんなのいただいちゃ…」 幽々子「あなたに持っていてほしいから。」 俺「はぁ…」 幽々子「それと」 俺「はい?」 幽々子「貴方と会うのはこれが最後だから」 …は? 幽々子「貴方とはもう会えない。まともに話しもする事はないわ。」 俺「え?あのそれってどういう…」 幽々子「もう会わないって言ってるの…」 俺「いやっあのでもほら!俺ってにわs」 幽々子「会いたくないって言ってるの!」 時が止まった…幽々子様の走り去る音。 風呂場でうなだれる俺 しばらく頭の中で色々と考えていた。 ――幽々子の部屋には紫がきていた。 幽々子「やっときてくれたのね。紫。早いとこお願い」 紫「来たばっかりなのにせっかちねぇ。」 幽々子「早くしてくれないと困るのよ。」 紫「あなたのそんな顔を見るのは久しぶりね。」 幽々子「もう。会いたくないから、一緒にいたくないから…」 紫「つらいから?」 幽々子「逃げているだけよ。」 紫「あら。わかってるじゃない。」 幽々子「どうすることもできないでしょ!もう。嫌なの!」 紫「そう。わかったわ。じゃあすぐにやるわ。」 幽々子「お願いね。」 紫「(全く。瞳に涙を溜めながら言うセリフじゃないわよ。)」―― 風呂をでて寝て。朝になった。 庭師の朝は早い。 と、言っても新入りの俺が一番早いわけだが。 朝一番で見る桜は本当に綺麗だ。そして、 心の整理がついた。 心の中で決めた。 決心がついた。 「あれ?早いわね。」 見知らぬ声に気がつき振り返るとそこには見知らぬ女性が立っていた。 俺「どちら様ですか?まだ早いんでお嬢様は寝てると思いますが」 紫「あぁ。幽々子の知り合いで紫っていうの。よろしくねぇ」 俺「はぁ。あの、お嬢様は朝は遅いのでまだ寝てると…」 紫「あ~いいのいいの。あなたを見に来ただけだから。」 俺「は?」 と思った瞬間いなくなっていた。 なんなんだろうあれは… 俺「まぁ、いいか。」 俺はその日の仕事を黙々と初めた。 とは言っても庭師の仕事などそう多くはない。 ましてや4人で分かれているからさらに量は少ないだろう。 俺はゆっくりかみしめるように仕事をこなしていった。 俺「色々あったなぁ…」 庭師A「お。早いな。俺の仕事無くなってるんじゃないか?」 俺「あ~、もう大体朝の分は終わりましたね。 まぁ桜が散って夜とかまた忙しくなりそうっすけど。」 庭師A「はは。そうだな。まぁゆっくりするか。」 そして夜になった。 身支度を整えた俺はもう一度庭を見ようと外へ出た。 そこには―― 幽々子様がいた。 桜の中で歌いながら踊っている。 儚く優雅で可憐で… 幽々子「どこへ行くつもりなの?」 俺は目をあわさずに去ろうとした。 幽々子「…」 幽々子様の影が消えかけるその時 俺「ここにいるとつらいから…さようなら」 幽々子様の影が崩れたように見えた。 でも俺はもうここには、いられない。 俺がいると全てが狂う。俺がいなければいい。 白玉楼の門の前に人影が見える。 庭師A「よっ」 メディスン「よっ!」 俺「…皆さんお見通しっすか(´Д`)」 庭師A「さぁ?妖夢は寝てるんじゃないか? で、いくのか?」 俺「えぇまぁ。このかんざしがあれば幽々子様の事忘れないだろうし。」 庭師A「そうか。じゃぁ最後に取っておきの話しをしてやるよ。」 俺「え?」 庭師A「ある所に普通の人間がいました。その人間は鈴蘭畑の生きた人形に恋をしました。 しかし、鈴蘭畑の毒に人間の体は耐えれません。 いつしかその人間は毒で弱っていきました。 でもその人間は鈴蘭畑から決してでようとしませんでした。 なぜだと思う?」 俺「あ、そりゃ…なんでっすか?」 庭師A「さぁ~なんでだろうなぁ。 まぁ最後はその人間は人形に愛を告白し、死んだんだけどな。」 メディ「ちょっとっ!終わってないって! その後、人形は告白された愛にこたえるためにあの世までやってきて 現在に至るってわけ!」 俺「現在にって、あ…」 メディ「そ。私は愛のおかげでここにいるわ。 鈴蘭畑から出てこの人を生き返らせる方法を探し、気がついたらここにきていた。 後悔はないわ。愛する人といられるもの。あの世でもこの世でも同じこと。 あなたは?」 俺「俺は…お嬢様…」 庭師A「まぁ、俺は告白して死んだけど、こいつがきてくれたからな。 お前も悔いを残さないようにな。」 そういって白玉楼の門を開ける。 庭師A「ここを出たら引き返せない。後はお前しだいだ。」 考えた。だが、俺はお嬢様の幸せを願った。 お嬢様は俺がここにきたせいで苦しんだ。 ならば俺がいなければいい。俺の事を忘れてもらえばいいと。 俺「…俺は、行くよ。これをお嬢様に渡してくれ。」 庭師A「わかった。」 そういって俺は手紙を手渡し、桜の道を歩いていった―― 庭師A「幽々子様。これ、あいつから預かり物。」 何も言わず受け取る。 「いきなりすいません。やっぱり、お嬢様、俺の事嫌ってますよね。 まぁ手渡しとか恥ずかしいんで門の前にこの手紙置いとくの許してください。 俺は少しあの世を旅しようかと思ってます。もうこの白玉楼には戻ってきませんが、 皆さんといられた事楽しく思ってます。 俺、お嬢様には嫌われちまったけど、最後に言わせてください。 幽々子様。ずっと、ずっと言いたかった。好きです。 心の底から愛しています。死んであなたと会えた事。 この生を受けた事の全てだと思っています。あなたと巡り会えてよかった。 ま、これだけです。まぁお嬢様は俺の事なんて忘れて、 最初の頃のようなのほほんとしたお嬢様でいてください。 PS.かんざしやっぱり返します。大事な人の形見はあなたが持っていて下さい。」 手紙を持つ幽々子の手が震える。 紫「さて。どうする?」 幽々子「紫…」 紫「おきゃくさまぁ~今なら白玉楼の下の桜まで超特急の便が出ていますがぁ?」 幽々子「でも…」 考え込もうとする幽々子 紫「考える暇はないわよ。下の桜を越えれば道は分かれるわ。 そこからは私の管轄外。悔いの残らないよう今を選択しなさい!」 幽々子「紫…行くわ…」 紫「そう。ではこちらの隙間へ一名様どうぞ~」 ――さ~てこれからどこへいくかなぁ。 やっぱここの桜綺麗だなぁ… あれ?誰かいるぞ? 妖夢やん(´Д`) 妖夢「…」 俺「よ…よう(´Д`;)」 あれ…消えた…全員にばれてたのねぇ… まぁ済んだ事はしょうがないかぁ あん。まだ誰かいる…幽々子様?なんで? 幽々子「あなたに…言ってない事があるの。」 俺「へ?」 幽々子「あなたは生きているのよ」 俺「はぁ…はぁ?!」 紫「多分結界が弱っていた所で変な爆発に巻き込まれたせいなのよねぇ。」 俺「あ。あんたは!」 紫「で、幽々子は死を操るもの。ちょっとした拍子であなたは一瞬で死ぬわ。 それが、あの子があなたに近寄らない理由」 俺「そうだったんすか。」 幽々子様は何も言わずにうなずく。 紫「それと、もう一つ。あのかんざしの事教えてあげようか?」 俺「はぁ…」 紫「あのかんざしはね。幽々子が生きている時にある人からもらった物なの。 そのある人っていうのはあなたの父親なんだけどねぇ。」 俺「へぇ…って、は?!」 幽々子「そこからは、私が言うわ。あなたの父上は私にこのかんざしを手渡した。 妻の形見だが、お嬢様に似合うだろうと言って。 だけど。私の力のせいで。私の手の中で死んだ…この力のせいで…」 俺「え~っと…親父って事故って死んだんだけど?」 幽々子「その後こちら側のこの世にきたの。 その頃はまだ私も生きていてこの世に住んでいた時だった。 妖怪に襲われた時に守ってくれた。力強かった。離れたくなかった!」 紫「その想いが強すぎて。幽々子の力が目覚めてしまったの。 それ以来。幽々子は生者には死を等しく与えてきたわ。幽々子に触れる生者全てにね。」 幽々子「これでわかったでしょう。あなたに近づかないわけが。」 俺「あの~一つ聞いていいっすか?俺ここで死んだらどうなるんすか?」 紫「そうねぇ。幻想郷で死んだらそのままここに戻ってくるわね。 まぁ元いた場所で死んだらあっち側のあの世になるけど。」 幽々子「あなたは元のいた場所に帰れるわ。紫が繋げてくれる。」 俺「おぉ。じゃぁ何も問題ないじゃないっすか!」 幽々子「!?」 思い切り幽々子に抱きつくその刹那。脱力感が襲ってくる。 幽々子「あなた…何やってるの!聞いてなかったの?!私の話しを!」 俺「聞いてましたっすよ。俺、手紙に書いたっすよね。 貴方に会えた事がこの生を受けた事の全てだと。 元の世界に戻って貴方の事を想って生きるより、 貴方のぬくもりを感じながら…貴方の中で…」 幽々子「…」 紫「やっぱりねぇ…」 幽々子「私は…私は!」 幽々子の瞳から大粒の液体が流れ出る。 激しく後悔した。何故「カレ」を追ったりしたのだろう。 何故全てを話したのだろう。 何も言わずに紫に元の世界に戻させれば「カレ」は死ぬ事はなかったろう。 何故私は…「カレ」を愛してしまったのだろう。 何故…何故… あれから数年経った。 「カレ」は未だこちらには来ていない。 あと数十年はこちらにはこれないだろう。 恐らく山田…じゃない。閻魔様の元で残りの寿命をまっとうしている最中であろう。 予定外の「死」それはあの世とこの世のバランスを崩してしまう。 もっとも一人二人ならあまり変わらないが、だが例外はない。 予定外の死を迎えた者は等しく残りの寿命の分だけ閻魔様の元で寿命をまっとうしなければならない。 幽々子様はあれからも毎日桜の木の下で歌っている。時折寂しそうな目をしながら。 それでも最近はやっと笑ってくれるようになった。「あの日」からしばらく 幽々子様はふさぎこんで食事もせずずっと泣いておられた。だが今は「カレ」を待っているのだろう。 その悲しみを唯一拭える「カレ」を… ――桜吹雪―― 庭師A「あれ…おい」 ――咲き乱れ―― メディスン「え…?」 ――いとおしいほど儚くて―― 妖夢「うそ…」 ――優雅で華麗で美しく―― 俺「…ただいま。」 ――切ないほど狂い咲く―― こちらに向かって幽々子様が走ってくる その瞳に涙を浮かべながら。 その美しく、そして儚い体を抱きしめる。かみしめるほど抱きしめる。 幽々子「私…私…ずっと…待ってた…あなたが…好き! もう…逃げない…愛してる!」 俺「俺の答えも決まってるっす。幽々子様。俺はもうあなたの傍を離れない! ずっと…永遠に…」 幽々子「もう…様はいらないわ。 永遠に…愛してる…」 ――後日 庭師A「おかえり。しっかし早かったな。もう数十年はかかると思ったんだが。」 俺「いや~…なんか俺普通に生きてたら事故って普通に死んでたみたいっす(´Д`)」 庭師A「そ…そうか…」 紫「今日は宴会ねぇ。幽々子の婚約記念に皆集めましょ♪」 妖夢「紫様はただ騒ぎたいだけでしょ!」 紫「あら。不機嫌ねぇ」 妖夢「別に!なんでもないです!」 庭師A「…後悔は…ないな?」 俺「当たり前っす!俺、メディスンさんの愛のおかげでここにいるって意味。わかった気がします。」 メディスン「そっか。よかったね。その心、忘れずにね!」 俺「はいっす!」 幽々子「なんのはなしぃ~?」 俺「うぉっ酔ってるっすね。」 幽々子「そ~よぉ~押し倒しちゃうわよ~」 俺「ちょっ皆みtくぁwsdfgtyふじこlp;@:「」」 HAPPY END 2スレ目 175 ─────────────────────────────────────────────────────────── ゆゆ様死に誘ってくれーーーー! 2スレ目 487 ─────────────────────────────────────────────────────────── ふらふらしてたら運良く白玉楼に入る事が出来た。 もちろん今までと何一つ変わりない、生きたままだ。 妖夢をお使いに出していた幽々子様は、暇つぶしの相手として 僕を特に面倒なく茶室に通してくれた。 少しは茶の湯の作法と、それと目利の真似事をして齧った知識も あったから、彼女との会話はそこそこはずんだ。 まあ、どんな名画だこれはだれそれの名器だと見せられても、 たおやかに微笑む彼女に勝るものは、そこにはなかったが・・・・・・。 時が経つのも忘れて会話を楽しみ、ふと気が付くと、時計の針が午後11時を指している。 名残惜しいが、終電とかいろいろ気になるので、お暇する事にした。 「もう帰りの心配をする必要なんて、ないのにね・・・・・・」 ぼそりと、幽々子様は嬉しい事を言ってくれた。 3スレ目 104 ─────────────────────────────────────────────────────────── 幽々子様がこちらに遊びに来たので、東京のうまいものめぐりをしてみることにした。 おとといは完食できたら写真に撮られて店内に張り出される大盛りカレー三昧。 昨日はケーキ食べ放題。 今日は一時間おかわり自由のバイキング形式だった。 さすがは大食いの幽々子様。どれもこれもあっさりと平らげてしまった。 その健啖っぷり。もはや亡霊の姫様ではなくて、どこかの剣の英霊並みだ。 早速カレー料理店では、余裕で笑みを浮かべる幽々子様のお姿が大量の人魂と共に写真に写って飾られていた。 周囲に注連縄とお供え物と護符がおかれているところからすると、心霊写真扱いらしい。 「やっぱりこっちはめずらしい食べ物がいっぱいあるわね。特にケーキっていうお菓子、なかなかおいしかったわ」 「ははは、またごちそうしますよ」 「ぜひお願いするわ。今度は鳥料理がいいかしら」 「や、焼き鳥ですか。でしたら向こうの居酒屋に…………」 「いいえ。ローストターキーとか、北京ダックとかが食べてみたいの。白玉楼に帰ったら妖夢に自慢できるわ」 「そ、そうですか…………」 俺はそう答えつつも、内心で自分の財布の中身の減り具合に驚いていた。 やばい。手っ取り早く金が入るアルバイトってないものだろうか。 数日経つうちに、俺は自分の冷蔵庫の中身の減り具合にも驚くこととなった。 本気で新しい就職先を考えていると、俺のアパートに見知らぬ人間がやってきた。 「……そちらに、見事な食べっぷりの女性の方がおられると聞いたのですが。ぜひ、うちの番組に特別ゲスト出演していただきたくて」 「はあ、それでどちらさまです?」 ギャラが入ってくることに期待しつつ、俺は聞いてみた。 「ああ、申し遅れました。私、こういうものです」 差し出された名刺には、名前の横にこう書かれていた。 元祖!で○や プロデューサー、と。 ゆゆ様はたかっているわけじゃなくて、素で金銭感覚がなさそうだ。 現代世界もまたいい。普通が一番。 3スレ目 196 ─────────────────────────────────────────────────────────── 幽々子さまの足裏を マッサージしたい。 3スレ目 447 ─────────────────────────────────────────────────────────── 休憩がてらにまったり書いてみます。 で、息抜き。 「俺が死んだら……幽々子様に仕えさせて頂けますか?」 「ふふ、そうねぇ。今すぐでも構わないわよ」 縁側で、にこやかにお茶を勧めるゆゆ様。ああまったり。 3スレ目 571 ─────────────────────────────────────────────────────────── SS書くのは初めて。自分の文才の無さを実感した。 まぁ、とりあえず読んでくれ、とか言ってみるテスト。 ----------------------------------------------------------------------------------------- 満開に咲き乱れる桜の下。 此処、白玉楼では、小さな宴会が行われていた。 ぱくぱく。もぐもぐ。 「うーん。美味しいわねー。あ、○○、そこのお肉取って頂戴」 ぱくぱく。もぐもぐ。 「…幽々子さん」 ぱくぱく。もぐもぐ。 「んー。何かしらー?」 「…食べ過ぎです、明らかに」 彼女の前には、壮大な皿の山が築かれている。 「あらー。あなたももっと食べればいいのにー」 「俺はもう十分食べましたよ。…幽々子さんは宴会始まってから食べっぱなしでしょうが」 「○○は小食ねぇ。私はまだまだいけるわよー」 ぱくぱく。もぐもぐ。 …この人の胃袋は一体どうなっているのだろうか。 しかし、何で今日は急に宴会なんか開いたのだろう? ---------------------------------------------------------------------------------- 宴会も終わりに近づき、妖夢達は後片付けに忙しく走り回っている。 まだ冷めきらない賑わいから少し離れたところに、俺と幽々子さんはいた。 そこは白玉楼最大の桜、西行妖の下だ。 「ふぅ、馳走様。もう食べられない~」 「あれだけ食べれば普通の人は死にます…というか酒臭いですよ?!」 …いつの間に呑んだのだろうか、この人は。 「あらー、私は人じゃなくて亡霊よー。うふふ~♪」 「…って幽々子さん酔ってます?」 「あら~。そんなことないわよ~♪ひっく」 …駄目だ、完全に酔っている。 「ふあぁ~…なんだか眠く…なってきたわ…」 「ちょ、ちょっと、こんなところで寝ないでくださ…」 そのとき。 不意に幽々子さんの体が傾いた。 そのまま倒れこんでくる。 …俺の胸の中に。抱きつくようにして。 一瞬、何が起きたのか解らなかった。 ただ、目の前の少女の体の温かさに、甘い香りに感覚を奪われていた。 -------------------------------------------------------------------------------- ---10秒ほどの時間をかけて、我に返った。 気が付くと、心臓が激しく高鳴っていた。 「ゆ、幽々子…さん?」 少しの間。 「…むにゃむにゃ…ねむぃ…」 「こ、こんなところで寝ると、風邪…」 「ねぇ…○○」 「…?」 「何故…今日宴会を開いたか…わかる…かしら?」 混乱した頭で考えてみる。しかし、何も思いつかない。 「…?」 「そう…解らないのね…ふふ…」 少しの間。 幽々子さんは顔を上げて、優しい微笑みを浮かべて、こう言った。 「今日は…○○。貴方が白玉楼に来て、ちょうど一年経った…特別な日…」 「……!」 ----------------------------------------------------------------------------------- そう、思い出した。 あの日、死んだ俺が白玉楼に来た日。 俺は何故か生前のことを全く覚えていなかった。 成仏するとか、しないとか、そんなことはどうでもよく思っていた。 …そんな俺を、幽々子さんが拾ってくれたのだ。 始めは、主に雑用をやっていた。妖夢の手伝いをしたこともあった。 しかし日が経つにつれて、幽々子さんの身の回りの仕事を任されることが多くなった。 …なぜか幽々子さんは、俺を気に入ってくれたらしい(妖夢は残念がっていたが)。 いつしか俺は、いつも幽々子さんの隣にいるようになっていた。 俺はいつも幽々子さんを見ていた。 幽々子さんの呆けたような顔を見ていると、安心できた。 幽々子さんの言動に振り回される日常が、楽しかった。 幽々子さんの役に立てることが、幸せだった。 幽々子さんの笑顔が、嬉しかった。 そう… 俺は、幽々子さんが… ------------------------------------------------------------------------------------ あの日から一年。 「幽々子…さん」 うれしかった。 幽々子さんが俺の来た日を覚えていて、宴会まで開いてくれた。 …幽々子さんが俺のことを、気に留めていてくれたのだ。 「ありがとう…俺のために…」 応えるように、幽々子さんは微笑んだ。 その微笑を見て、俺は思った。 今、自分の腕の中にいる少女を、 愛しい、と。 突然、幽々子さんの体から力が抜けた。 ぐったりと、俺に体をさらに密着させる姿勢になる。 「…?幽々子さん?幽々…」 返事は無い。 代わりに、すぅすぅと小さな息が聞こえた。 …寝てしまったようだ。 彼女の寝顔を見ながら思う。 言ってしまおう、俺が一年間言えなかったことを。 今は眠っていて聞こえないけれど。 いつかは、幽々子さんが起きているときに聞かせたい言葉。 「俺は……」 腕の中の少女に向かって。 「俺は…幽々子さんが…好きだ」 言った。 やはり、返事はない。 でもいつか、いつか必ず伝えて… 「あら、それは嬉しいわねぇ♪」 「………!!!!!!!!!!!!?」 心臓が停まるかと思った。 「な、なんで…寝てたんじゃ?!」 「ふふふ、嘘♪ 起きてたわよ、ずっと」 「!!…じゃあ、聞いてたのか?!さっきのアレ」 実に面白そうな笑みを浮かべて。 「ええ、聞いてたわよ。一字一句逃さず、はっきりと」 死ぬほど恥ずかしかった。自分でも解る、俺の顔は今真っ赤になっている。 「い、いまのは、その、あの、なんていうか、その…んッ?!」 一瞬だった。 唇が塞がれた。 甘い香りがする。 目の前には、愛しい少女の顔。 …それがキスだと解るのに、暫くかかった。 一瞬のような、永遠のような、そんな時間が終わる。 唇が離れていく。 頬を赤く染めた少女は、言った。 「…○○、ずっと、ずっと、いつまでも一緒にいてくれる?」 答えを返すのに、時間はかからなかった。 「もちろん。ずっと、ずっと傍にいる」 再び、キスを交わす。二人の永遠を約束する、長い永いキス。 宴会が終わる。 それは、これから二人が生きる新しい時間の始まりだ。 ------------------------------------------------------------------------------------------ あとがきという名の言い訳。 えー。 お楽しみ頂けたかどうか禿しく不安。 ごめんね、文章変で。 でも書いてすっきりした。うん。 書きたくて書いた。後悔はしていない。 3スレ目 643(うpろだ0002)
https://w.atwiki.jp/harukaze_lab/pages/60.html
つゆのひぬま 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)佃町《つくだまち》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)一|刻《とき》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#6字下げ] ------------------------------------------------------- [#6字下げ]一[#「一」は中見出し] その土地の本来の名は佃町《つくだまち》というのだが、たいていの者が「あひる」と呼んでいた。そこは深川の南の端で、海とのあいだに広く、芦原《あしはら》や湿地がひろがっており、晴れた日には海の向うに上総《かずさ》から安房《あわ》へかけての、山や丘を眺めることができた。――北側は堀で、蓬莱《ほうらい》橋というのを渡ると永代門前町になり、びっしりと建てこんだ家並のかなたに、深川八幡の高い屋根や、境内の森の梢《こずえ》が見える。その界隈《かいわい》には仲町、櫓下《やぐらした》、松本町など、料理茶屋や岡場所が多く、また、川向うとは違った意気で知られた、「羽折芸妓」などもいて、深川ではもっとも繁華な町であった。 通称「あひる」と呼ばれる佃町は、その繁華な町と堀ひとつ隔てているだけだが、いかにも地はずれの感じで、芦や雑草の生えた中に、三四十棟の家が不規則に建っており、空気にはいつも潮の香が強く匂っていた。「あひる」は土地の通称であると同時に、そこにある娼家の呼び名でもあった。仲町や松本町からあふれ出たものが、いつかそこへ根をおろしたのであろう。家数は絶えず増減しているが、多くても二十軒にはならなかったし、少ないときには六七軒になってしまうこともあった。――これらの中で、「蔦家《つたや》」だけが動かなかった。主人は女で、名はお富といい、年は三十二になる。もと新吉原で稼《かせ》いでいたという噂《うわさ》もあるが、真偽のほどはわからない。躯《からだ》の肥えた、まる顔の、おっとりとした性分で、ちょっと見たところでは娼家の女主人などとは思えないような、おちつきとおうようさが感じられた。みかけばかりでなく、ぜんたいとして彼女はおうような性分であったが、芯《しん》にはびっくりするほど打算的で冷静な、きついところがあり、一例をあげると、決して男をよせつけなかった。 「蔦家」を始めたころ、お富のとこへ一人の老人がかよって来た。せいぜい月に一度か二度、必ずなにかしら手土産を持って来て、一|刻《とき》ばかり静かに酒を飲むと、帰っていった。その老人がお富を廓《くるわ》からひかせ、「蔦家」の店を出させたのだといわれていたが、これも事実かどうか不明だったし、その老人が死んでからは、もう五年以上にもなるのに、一人の男も近よせなかった。親類もあるのかないのか、それらしい人間の出入りもない。ただ、去年あたりから月に一度ぐらいの割で、どこかへでかけてゆき、ときには泊って来るようになった。どこへゆくのかわからない。女たちは初め、よそに男がいるのだろうと思い、次には男を買いにゆくのだ、ということにきめていた。それは、その外出がいつも毎月のこと[#「こと」に傍点]の前後に当っていたからであるが、これもまた女たちの想像であって、慥《たし》かなことはわからなかった。 「あたしは浮気者やだらしのない女は置かないよ」とお富は云っていた、「少しぐらい縹緻《きりょう》が悪くっても、頭のいい、しまりのある女でなければだめさ、これはしょうばいなんだからね、客を気持よく遊ばせて、深入りをさせず、ながつづきのする馴染をつくるには、頭がよくて機転がきかなければいけない、それには銭金《ぜにかね》にしまりのあることが第一さ」 浮気者やだらしのない女は、自分の好き嫌いで客をふったり、こっちから惚《ほ》れこんだりするし、すぐひも[#「ひも」に傍点]付きになったりして、結局いい馴染客ができない、というのであった。「蔦家」にはいま女が四人いる。二十五になるおひろ[#「ひろ」に傍点]、二十一歳のお吉、二十歳のおぶん[#「ぶん」に傍点]、同じ年のおけい[#「けい」に傍点]、という顔ぶれであるが、四人とも女主人とどこか共通点があって、「蔦家」は他のどの店よりもうまいしょうばいをしていた。 おひろ[#「ひろ」に傍点]はいちばん年長で、また最古参でもあり、つねに五人か六人の、いい馴染客をもっていて、年が老けているのに、誰よりもよく稼いだ。店へはいって一年ほど経ったとき、おひろ[#「ひろ」に傍点]が「武家」の出であり、「病身の良人《おっと》と子供が一人ある」ということを知って、お富はちょっと首をかしげた。そういう素姓の女はお富には好ましくなかったのであるが、しかし、よく稼ぐのは「仕送り」をする必要があるからで、そのために客も大事にするし、始末もいいとなれば、文句はなく、やがてすっかりおひろ[#「ひろ」に傍点]を信用するようになった。 他の三人はさして特徴はない。お吉は肥えていて陽気なほうだし、おぶん[#「ぶん」に傍点]は少しばかり陰気で、温和《おとな》しい一方だった。おけい[#「けい」に傍点]は利巧で軽口がうまく、いつも巧みに客の評をしては、みんなを笑わせるというふうであった。――お富は彼女たちにほぼ満足していた。よその店ではしばしば女に逃げられたり、ひも[#「ひも」に傍点]付きの女を置いて辛きめにあったりしたが、「蔦家」ではそんなことはなかった。お富は女たちを大事にした。どの部屋もきれいに道具を揃《そろ》えてやり、食事も滋養のある美味《うま》い物を喰《た》べさせ、また病気の予防にはうるさいほど気をくばって、つねに注意することを怠らなかった。 その洪水のあった甲申《きのえさる》の年には、さすがの「蔦家」にもいやなことが重なった。まずお富が腸を病んで、春さきから夏いっぱい、寝たり起きたりしていたし、ようやく彼女が床ばらいをすると、おぶん[#「ぶん」に傍点]の家に間違いが起こり、そのためにこんどはおぶん[#「ぶん」に傍点]が、二十日ばかり寝るようなことになった。おぶん[#「ぶん」に傍点]の兄の増次が、病気の父親を殺し、自分も大川へ身を投げて死んだのである。――屋根屋の職人だった父は、三年まえに卒中で倒れ、半身不随のまま療養してい、増次は生れつき片足が不具であった。右の足が萎《な》えてしまって、十二三まで独りで歩くことができず、杖《つえ》を使うようになってからも、隣り町まで往復するのが精いっぱいであった。また彼は神経質なわりに不器用なたちで、自分は版木職人になるつもりだったし、ずいぶん熱心にやっていたが、思うように腕が進まず、癇癪《かんしゃく》を起こしてよく版木を叩き割ったり、道具を投げて泣くようなことがあった。 こういう事情は誰も知らなかった。女主人のお富でさえ殆んど知らず、おひろ[#「ひろ」に傍点]だけが女主人の留守に、おぶん[#「ぶん」に傍点]からうちあけられた。 「今年は年まわりが悪いらしい」とお富が床ばらいをしたときにいった、「おまけに来年は厄だから、店がひまなうちに、厄除け参りにいって来ようかね」 それからすぐにおぶん[#「ぶん」に傍点]が倒れたのだが、二十日ばかり経ち、おぶん[#「ぶん」に傍点]のおちついたようすを認めると、同じ土地の女主人たち三人とさそいあわせて、呑竜《どんりゅう》様で知られた上野《こうずけ》のくに太田の、大光院へ参詣《さんけい》にでかけた。 「頼むわよ」とお富はお金と帳面をおひろ[#「ひろ」に傍点]に預けて云った、「往き帰り七日か八日、おそくも十日めには帰るつもりよ、いいわね」 こんなときにはおひろ[#「ひろ」に傍点]の「武家出」ということが頼みになるらしい。おひろ[#「ひろ」に傍点]は女主人の眼をみつめて、はっきりと頷《うなず》いた。 [#6字下げ]二[#「二」は中見出し] 良助が来たのは、お富がでかけた日の、夜の十時すぎのことであった。 七月中旬で、暦のうえでは秋だが、まだ夏枯れが続いていて、客もあまりなく、おぶん[#「ぶん」に傍点]は共部屋でおひろ[#「ひろ」に傍点]と話しながら、肌着の繕いをしていた。そこは縦に長い六|帖《じょう》で、女たちが食事をしたり休んだり、また泊り客の付かないときに寝たりなどする、共同の部屋であった。 客を送りだしたおけい[#「けい」に傍点]が、薬湯をつかい、着替えた浴衣の帯をしめながら、共部屋へはいって来たとき、うしろからお吉が追って来て、「縁日へゆかないか」とさそった。おけい[#「けい」に傍点]は構わず鏡の前へ坐り、お吉も不決断にはいって来て、窓のところへ横坐りになった。 「いま帰ったお客ったら」とおけい[#「けい」に傍点]は鏡の蓋をとりながら云った、「もっとい(元結)を切って髪の根までさぐってみなければ、機嫌がいいのか悪いのか見当もつかないような人よ」 「へえー」とお吉が云った、「そうすると、つまりどういう人なの」 おけい[#「けい」に傍点]は返事をせずに、眼の隅でおぶん[#「ぶん」に傍点]のほうを見た。おひろ[#「ひろ」に傍点]は櫛の手入れをしており、おぶん[#「ぶん」に傍点]は針を動かしていた。 「あんたそんなことしていていいの、おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん」とおけい[#「けい」に傍点]が云った、「まだ顔色だってほんとじゃないのに、寝ていらっしゃいよ」 「だいじょぶよ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は微笑しながらおけい[#「けい」に傍点]を見た、「病気じゃないんですもの、もう寝くたびれちゃったのよ」 お吉がふいに思いだし笑いをした。 「ねえ、このまえの人、なんだっけ」とお吉がおけい[#「けい」に傍点]に云った、「袋の中へぎっちり砂利《じゃり》を詰めたような人だったっけかしら、そうだったわね、あの人ほんとにそんなふうな人だったわ、あたし笑っちゃったわ」 おけい[#「けい」に傍点]は白けた顔をした。おひろ[#「ひろ」に傍点]はおぶん[#「ぶん」に傍点]となにかないしょ話をしていて、自分が来たのでやめたこと、自分たちがいなくなるのを待っているのだということが、おひろ[#「ひろ」に傍点]のようすでわかったからである。おけい[#「けい」に傍点]はざっと白粉《おしろい》をはたくと、「縁日へいこうか」とお吉に云った。お吉はすぐに立ちあがり、おひろ[#「ひろ」に傍点]に向って「不動様までいって来ていいか」と訊《き》いた。おひろ[#「ひろ」に傍点]は、あまりおそくならないようにと、二人のほうは見ずに答えた。おけい[#「けい」に傍点]は横眼でおひろ[#「ひろ」に傍点]を見、お吉といっしょに、黙って出ていったが、土間へおりてから、「ねえさん、お店がからになりますよ」とこわ高に云った。 おぶん[#「ぶん」に傍点]は暫くして、そっとおひろ[#「ひろ」に傍点]を見た。 「おけい[#「けい」に傍点]ちゃんどうかしたのかしら」 おひろ[#「ひろ」に傍点]は興もないという顔で、「おっ母さんは早く亡くなったの」と訊いた。 「あたしが七つのとき」 「それからお父さん、ずっと独りだったの」 「いちど貰ったのよ、いい人だったように思うんだけれど」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は針を動かしながら、ゆっくりと云った、「兄さんがそんなふうだし、お父っさんてひどい子煩悩だったから、あたしたちのことでうまくいかなかったんでしょう、それに、貧乏だったしね」 おひろ[#「ひろ」に傍点]は櫛を片づけて、それから独り言のように、「いいことないわね」と呟《つぶや》いた。 「いいことないね」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が云った、「お父っさんも兄さんも、ほんとにいいことってなかった、まるで苦しいおもいをするために、生れて来たようなものだったわ」 油で汚れた手を拭きながら、おひろ[#「ひろ」に傍点]は「あたしなんか罰が当るわね」と云った、「そういう話を聞くと、あたしなんか罰が当ると思うわ」 「あらどうして」 「親の云うとおりになっていれば、いまごろは武家の奥さまでいられたし、うちの人だって八百石の旗本よ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「それを、お互いが好きだったからしようがないけれど、世間知らずのお坊ちゃんだったうちの人を、あたしがそそのかしたようなもんでしょ」 「まあ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は眼をみはった、「あたしその話初めて聞いたわ」 おひろ[#「ひろ」に傍点]は眼を伏せ、櫛箱をしまいながら、「あたしも話すのは初めてよ」と云った。武家の出だということだけは云ってあるけれど、「詳しいことはかあさんにも話してないのよ」だって、侍の家に育ったのに、自分から男をそそのかしたなんてこと、恥ずかしくって云えやしないじゃないの。今夜はあんたの話につまされて、つい口がすべっちゃったのよ、「聞かないつもりでいてちょうだいね」と云って、おひろ[#「ひろ」に傍点]はさびしげに微笑した。 おぶん[#「ぶん」に傍点]は「ええ」と頷き、それから思いいったように溜息《ためいき》をついて、「その話をいつかもっと詳しく聞きたいわ」と云った。 「いつかね」とおひろ[#「ひろ」に傍点]がいった、「もうしぼんじまった花だけれど、あんたにはいつか聞いてもらうわ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]が「はい」と高い声で返辞した。おひろ[#「ひろ」に傍点]がびっくりして振向くと、おぶん[#「ぶん」に傍点]は膝《ひざ》の上の物をおろし、「お客らしいわ」と云って立ちあがろうとした。しかしおひろ[#「ひろ」に傍点]はそれより早く、自分が出るからいいと云い、おぶん[#「ぶん」に傍点]を制して出ていった。――すぐに、おひろ[#「ひろ」に傍点]と客の問答が、おぶん[#「ぶん」に傍点]のところまで聞えて来た。いま女たちが二人とも留守で、休んでいるこ[#「こ」に傍点]が一人しかいないから、とおひろ[#「ひろ」に傍点]が断わり、客はあげてくれとねばった。女の帰るまで待ってもいいし、「本当は女なんかどっちでもいい」という意味のことを、酔っているらしいが、むきな口ぶりで云っていた。その声を聞いて、おぶん[#「ぶん」に傍点]が立ちあがり、部屋から顔だけ出して、「ねえさん」と呼びかけた。そしておひろ[#「ひろ」に傍点]が振向くと、その眼に頷いてみせた。おひろ[#「ひろ」に傍点]は首を振ったが、おぶん[#「ぶん」に傍点]は大きく頷いてみせ、おひろ[#「ひろ」に傍点]は不承ぶしょうに客をあげた。 おぶん[#「ぶん」に傍点]は客を自分の部屋へ案内し、戻って来て茶を淹《い》れた。 「いいの、おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が不安そうに訊いた、「あんたまだむりよ、二人が帰るまで待たしとくほうがいいわ」 「だいじょうぶよ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は微笑し、「それに」と口ごもって、また「だいじょぶよ」と、はずんだ声で云った。 その客が良助であった。 良助という名も、年が二十六だということも、それから三日めの晩、つまり二度めに来たとき、聞いたのであるが、こんなところには馴れていないらしく、自分でてれているようすや、口の重い、温和しそうな人柄がおぶん[#「ぶん」に傍点]の心に残った。――彼は痩《や》せているというより、疲れきった人のようにみえた。頬がこけて、皺《しわ》がより、油けのない髪がぱさぱさしていた。幾たびも洗濯した木綿縮《もめんちぢみ》の単衣《ひとえ》に、よれよれの三尺をしめ、草履もはき古して、鼻緒のあぶなくなっている麻裏であった。 その夜、彼が固くなって寝ているので、おぶん[#「ぶん」に傍点]があそばないのかと囁《ささや》くと、彼は首を振って、 「この次だ」と乱暴に云った。 「こんど来たときだ」と彼は云った、「もし来てもよければだがね」 [#6字下げ]三[#「三」は中見出し] 明くる日とその次の日、二日続けて雨が降った。そして三日めの夜、――もう店を閉めようとしていると、良助がはいって来た。 「うれしい」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は彼に囁いた、「来て下さらないかと思ってたわ」 彼の息はひどく酒臭かった。黙って、無表情な顔で、ずいぶん飲んでいるらしいのに、酔っているようにはみえなかった。 「横になりたいんだ」と部屋へとおるなり彼は云った、「済まないが先に床をとってくれ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は夜具を延べて、茶を淹れに戻った。内所にはお吉だけがいて、「ねえさんはお客よ」と云った。古い馴染の材木屋の番頭だそうで、「いまあがったとこよ、おつとめ(花代)はあとで勘定するんですってよ」とお吉はねむそうな声で云った。 茶を持っておぶん[#「ぶん」に傍点]が部屋へゆくと、彼は着たまま、夜具の上へ横になっていた。 「あがりを持って来たわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は枕許《まくらもと》へ膝をついて云った、「寝衣になっておやすみなさいな、それでは風邪をひいてよ」 彼はあいまいに「うん」と唸《うな》り、それから急に立ちあがった。手洗いにゆきたいのだと云い、おぶん[#「ぶん」に傍点]が教えると、着物の前を直しながら出ていった。――おぶん[#「ぶん」に傍点]は浴衣とひらぐけを出し、夜具を直した。枕が転げているので、置き直したとき、夜具の下になにかあるのに気がついた。手でさぐってみると、長さ一尺三寸ばかりの風呂敷包だったが、触った感じで、おぶん[#「ぶん」に傍点]は眉をひそめた。 「あれだわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は包を指で触りながら呟いた、「これがあれ、これは匕首《あいくち》、そうよ、これは匕首よ、慥かにそうだわ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は包を取出した。 色の褪《さ》めた紺木綿の風呂敷包は、重たく、ごつごつしていて、中になにが包んであるかよくわかった。おぶん[#「ぶん」に傍点]は立ちあがり、箪笥《たんす》の下の抽出《ひきだし》をあけた。そこには着古した浴衣や端切などが入っている、おぶん[#「ぶん」に傍点]はその包を端切の下へ隠し、その上へ古浴衣を重ねて、抽出をきっちり閉めた。――彼は嘔《は》いたらしい、戻って来た顔は白く、額には汗がふき出ていた。おぶん[#「ぶん」に傍点]は置いてあった茶を取ってやり、「なみの花を持って来ようか」と訊いた。彼は黙って首を振り、窓をあけて、その茶でうがいをした。 「水を貰えるか」 「ええ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は頷いた、「着替えてちょうだい」 「休んでからだ」 彼は夜具の上へ横になったが、すぐに、ぱっとはね起きた。はじかれたような動作ではね起き、夜具の下へ手を入れて、おぶん[#「ぶん」に傍点]のほうを睨《にら》んだ。白く硬ばった顔には、殆んど恐怖に似た表情があらわれ、その眼は怯《おび》えたようにゆらいだ。 「大丈夫、あたしが預かったわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]がなだめるように云った、「ときどき見廻りが来るのよ、そこではあぶないと思ったから、この箪笥へしまっておいたわ」 彼の肩がゆっくりとおちた。緊張のほぐれてゆくのが見えるようで、彼は「友達のものなんだ」と呟くように云い、財布を出して、定りの花代をおぶん[#「ぶん」に傍点]に渡した。おぶん[#「ぶん」に傍点]が彼に着替えをさせてから、水を取りにゆくと、おけい[#「けい」に傍点]が客を送りだしたところで、お吉が店を閉めていた。 雨のあとのせいか、ひんやりとする夜であった。 彼は仰向けに寝ていたが、おぶん[#「ぶん」に傍点]が横になって暫くすると、「まえにもこんなことがあったのか」と訊いた。 「まえにって、――」 「ああいう物を預かったことが、まえにもあったのか」 「ええ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は頷いた、「あったわ」 「馴染だったのか」 「三度か四たびくらい」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は陰気に答えた、「四たびくらいね、もう四十ちかい年の人だったわ」 彼は口をつぐんだ。やがて、眠ってしまったかと思い、おぶん[#「ぶん」に傍点]がそっと、掛け夜具を直してやると、眼をつむったままで、「そんな客に出るのはいやだろうな」と云った。おぶん[#「ぶん」に傍点]は「そうね」と暫く考えていた。 「そうね」と少し経っておぶん[#「ぶん」に傍点]が云った、「いやっていうより、身につまされるようよ」 「怖くはないのか」 「わからないわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は答えた、「べつにほかの人と変ったようには思わないわね」 「怖くはないんだな」 「おんなしようよ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は云った、「こういうところへ来る人って、みんな同じような感じよ、云うことやすることは違っていても、みんなどこかしら独りぼっちで、頼りなさそうな、さびしそうな感じがするわ、だからこんな、あたしたちみたいな者のところへ来るんじゃないかと思うの」 「おれは、――あんなような道具を持っている人間のことを、訊いてるんだ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は黙った。 「よくわからないけれど」とやや暫くしておぶん[#「ぶん」に傍点]が云った、「世の中には運のいい人とわるい人があるでしょ、運のいい人のことは知らないけれど、運のわるいほうなら叺《かます》十杯にも詰めきれないほどたくさん知っているわ、そして、男の人がやぶれかぶれになるのも、自分の罪じゃなくって、ほかにどうしようもないからだってことを知ってるわ、だから、そうね、――そんな人に逢うと、怖いっていうよりも泣きたいような気持になってしまうわ」 彼はしんと黙った。おぶん[#「ぶん」に傍点]はきまり悪そうに、「こんなお饒舌《しゃべ》りをしたの初めてよ」と口の中で呟いた。彼はかなりながいこと息をひそめていて、それから、おぶん[#「ぶん」に傍点]というのは本名かと訊いた。 「ええ、このうちではみんな本名よ」 「おれは良助っていうんだ」と彼は云った。おぶん[#「ぶん」に傍点]は「そう」と呟いた。 朝になって帰るとき、彼は「済まないがあれを預かっといてくれ」と云い、顔をそむけるようにして去った。いつもはそれからひと眠りするのだが、その朝はもう横になる気にならず、自分の部屋を片づけたあと、勝手へいって、つくねてあるゆうべの汚れ物を洗ったり、それから、かよいで来る飯炊きのおかね婆さんの来るまえに、釜《かま》へ米をしかけたりした。午後になって、おけい[#「けい」に傍点]に銭湯へさそわれたとき、おひろ[#「ひろ」に傍点]に呼びとめられた、「ちょっと話したいことがある」というので、おけい[#「けい」に傍点]とお吉の二人は出てゆき、おぶん[#「ぶん」に傍点]は残った。 「今日も涼しいわね、このまま秋になっちまうのかしら」 おひろ[#「ひろ」に傍点]は共部屋へはいってゆきながら、心ぼそいというような口ぶりで云った。そして、火鉢にかかっている湯釜のかげんをみ、茶道具を出して、二人分の茶を淹れながら、おぶん[#「ぶん」に傍点]のほうは見ずに「ゆうべのお客のことなんだけど」と口ごもり、ふいと眼をあげて「あんた好きになったんじゃないの」と訊いた。 「さあ、――」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は首をかしげた。 「あの人しょうばいはなんなの」 おぶん[#「ぶん」に傍点]はまた「さあ」と云った。 [#6字下げ]四[#「四」は中見出し] 彼とは二度しか逢わない。良助という名もゆうべ初めて聞いたのだし、どんな職を持っていたのかも知らない。したがって「好きになった」かどうか、自分でも判断ができなかった。――おひろ[#「ひろ」に傍点]は、それが危ないのだと云った。これまでそんなことはなかっただろうし、こんどだって好きでなければ「好きではない」とすぐに伝える筈である。どちらとも判断がつかないというのは、心の奥で好きになりかかっている証拠なのだ、とおひろ[#「ひろ」に傍点]は云った。 「そうかしら」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は陰気に云った、「あたしぼんやりだからわからないけれど」 「おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「ここのうちでは客に惚れることは法度になってるわね、それはしょうばいのためでしょ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は頷いた。 「あたしはしょうばいをはなれて云いたいことがあるの」とおひろ[#「ひろ」に傍点]は云った、「こういうところへ来る客にはしんじつがないってこと、あんたも知ってるでしょ、あの人たちにしんじつがないとは云わなくってよ、けれどもこういところへ来るときは普通じゃないわ、仕事がだめになったとか、家にごたごたがあるとか、仲のいい友達と喧嘩《けんか》わかれをしたとか、ゆくさきに望みがなくなったとか、それわけがあって、やけなような気持になっていることが多いわ、だから、あそぶことは二の次で、むやみにいばるとか、あまえるとか、だだをこねるとかするでしょ、いつかあたしの出た客で、子守り唄をうたってくれっていう人がいて、あたしひと晩じゅう、知ってる限りの子守り唄をうたったことがあるわ」 「ええ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が頷いた、「あたしそのときのこと、覚えてるわ」 「その人、――あたしの腕枕で、泣きねいりに眠ったわ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]は続けた、「みんながみんなとはいわないけれど、たいていの人が、躯か心かどっちか、傷つくか病むかしていて、ほかでは気もまぎれず慰められもしないのね、こういうところのあたしたちみたいな女、いってみればどんづまりのせかいへ来て、はじめて息がつけるらしい、ちょうど、暴風雨《あらし》に遭って毀《こわ》れかかった船が、風よけの港へよろけこんで来るようなものよ、そう、ちょうどそんなふうなんだと思うわ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]はゆっくり頷いた。 ――あの人も毀れかかった船のようだ。 良助というあの男も、やっぱり暴風雨に遭って毀れかかっている船に似ている、とおぶん[#「ぶん」に傍点]は心の中で思った。 「港にいるうちは、船は港を頼りにするわ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]はまた続けた、「けれども、暴風雨がしずまり、毀れたところが直れば出ていってしまう、そうして、港のことなんかすぐに忘れてしまうものよ、ほんと、あたしよく知ってるわ、しんじつだと思うのも、ほんのいっときのことよ、露のあるうちの朝顔で、露が乾くと花はしぼんでしまう、――あたしとうちの人の仲だって同じことだわ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は眼をあげた。おひろ[#「ひろ」に傍点]は茶を啜《すす》り、どこか遠くを見るような表情で、「そうよ」と低く云った。 おひろ[#「ひろ」に傍点]は話した。彼女の良人は八百石の旗本の跡取であった。彼女も歴とした武家の娘で、親たちのきめた許婚者がいた。彼女は許婚者を嫌い、良人といっしょになれないなら、死ぬほうがいいと思った。こんなことはありきたりで、決して珍しくはない、しかし彼女はしんけんであった。想う人といっしょになれないくらいなら、「本当に死んでしまおう」と覚悟をきめ、そのことを相手に告げた。相手も同じ気持で、「それならいっしょに逃げよう」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云い、二人は家を出奔した。それから二年たらず、二人は江戸の隅を転々しながら、夜も昼も酔ったような気持ですごした。 「まる二年とは続かなかったわね」とおひろ[#「ひろ」に傍点]はおもいいったように溜息をついた、「そう、酔っているような楽しいくらしは、一年半とちょっとだったわ、持って出たお金がなくなり、あたしに子供が生れると、たちまち明日の米をどうするか、ということになったの」 町人なら実家へ詫《わ》びをいれることもできる。だが武家では断じて許されない、居どころがみつかれば、伴《つ》れ戻されて尼になるか、わるくすれば自害させられるかもしれない。 ――良人も自分も世間を知らず、金がなくなったあとは、売れるだけの物を売ってくらした。自分の髪道具はもちろん、良人の刀まで売ってしまった。そして、良人が病気になった。癆咳《ろうがい》という診断で、高価な薬と、滋養のあるものを喰べさせなければならない。どうしたらそんなことができるか、どうしたら。……良人は「死のう」と云った。自分も死ぬほうがいいと思い、けれども子供が不憫《ふびん》で死ぬ気にはなれなかった。 「死ぬつもりならなんでもできる、そう思ってここへはいったのよ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]は、まるでうたうような口ぶりで云った、「それからもうあしかけ五年、月づきの仕送りだけはしているけれど、初めの、二人で家出をしたころのような気持は残ってはいないわ、いまあたしとうちの人をつないでいるのは、月づきの仕送りだけといってもいいくらいよ――、おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん、どんなにしんじつ想いあう仲でも、きれいで楽しいのはほんの僅かなあいだよ、露の干ぬまの朝顔、ほんのいっときのことなのよ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は黙ってうなだれ、それから、そっとこっくりをした。おひろ[#「ひろ」に傍点]はどこを見るともないような眼で、ぼんやりと向うをみつめた。 まもなくおけい[#「けい」に傍点]とお吉が帰って来たので、おひろ[#「ひろ」に傍点]は「またこの次にしましょ」と、話をやめたが、おかしなことには、話を聞いてから却《かえ》って、良助のことが深く自分の心に残っているのを、おぶん[#「ぶん」に傍点]は感じはじめた。「毀れかかった船」というおひろ[#「ひろ」に傍点]の言葉が、そのままに当嵌《あては》まるように思えた。預かっているあの道具が眼のさきにちらつき、あの道具を渡せば彼は沈んでしまう、「それであの人は沈んでしまう」と心の中で繰り返し呟いた。 ――こんど来て、あれを持ってゆくと云ったらどうしよう。 おぶん[#「ぶん」に傍点]は胸が塞《ふさ》がるように感じた。良助の来るのが待ち遠しく、同時に「来なければいい」とも思った。彼のことはなにも知らないが、道具を預けていったのはいちおう思い直したからであろう。思い直して、まじめな職につけたとすれば、当分は来ないに相違ない。暫く来なければまじめな職についた証拠だ、「どうぞ来ないように」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は心で願った。 良助は中二日おいて来たが、その日、彼の来るまえにいやなことがあった。 なにからそんなことになったか知らない、おぶん[#「ぶん」に傍点]が一人おくれて銭湯から帰ると、共部屋でおけい[#「けい」に傍点]とおひろ[#「ひろ」に傍点]がやりあっている声がし、廊下にお吉が立っていて、おぶん[#「ぶん」に傍点]に「はいるな」という眼くばせをした。 「笑わせないでよ」とおけい[#「けい」に傍点]の云うのが聞えた、「あたしちゃんと知ってるんだから」 [#6字下げ]五[#「五」は中見出し] 「云ったらいいじゃないの」とおひろ[#「ひろ」に傍点]がやり返した、「なにを知ってるんだか知らないけれど、云いたかったらさっさと云うがいいわ」 「云ってもいいの、云われて困るようなことはないの」そしてちょっとまをおいて、意地わるく誇張した声で云った、「ねえさん」 おひろ[#「ひろ」に傍点]の嚇《かっ》となるのが見えるようであった。 「云ってごらんよ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が叫んだ、「こんなしょうばいをしていれば、人にうしろ指を差されるようなことの三つや五つ、誰にだってある筈だ、おまえさんそうじゃないのかい」 「お武家育ちにしてはいい啖呵《たんか》じゃないの」とおけい[#「けい」に傍点]が皮肉に云った、「おぶけさまのそだちにしてはね」 「なんだって、――」 「お武家育ちだなんて、ちゃんちゃら可笑《おか》しいっていうのよ」とおけい[#「けい」に傍点]が云った、「自分はれっきとした侍の娘、うちの人は八百石の旗本の跡取だって、ばかばかしい、笑わせないでよ」 「それがどうしたの」おひろ[#「ひろ」に傍点]の声はふるえた、「それがあんたにどんな関係があるの」 「人をばかにしないでっていうのよ」おけい[#「けい」に傍点]は辛辣《しんらつ》に云った、「あんたが武家育ちかどうかぐらい、あたしにはちゃんとわかっているんだから、本当に武家で育ったとしたらね、いくらおちぶれたって立ち居や言葉つきが違いますよ、おじぎ一つ見たってわかるものなのよ、ねえさんはご存じないだろうけれどね」 「そう、そんなことが云いたかったの」 「うちの人が癆咳で、子供があって」と、おけい[#「けい」に傍点]はなお続けた、「月づきずっと仕送っているって、みんな嘘じゃないの、お武家育ちも八百石の旗本も、癆咳の良人や子供のあることも嘘、みんな嘘っぱちよ。月づき仕送りをするなんて云って、稼いだおたからはみんな溜《た》めてるじゃないの。そうじゃないの、――ねえさん」 「いいわ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]がふるえ声で云った、「あんたがそう思いたければそう思ってるがいいわ、ここであんたを云い負かしたって、べつに三文の得がいくわけでもないんだから」 「そうよ、そのほうが利巧よ、口をきくだけぼろが出ますからね」 そこまで聞いて、おぶん[#「ぶん」に傍点]はそっと廊下を通り、自分の部屋へはいった。すると、お吉があとからついて来て、「おけい[#「けい」に傍点]ちゃんて凄《すご》いわね」と云った。おぶん[#「ぶん」に傍点]は鏡に向いながら、「どうしてあんな喧嘩になったの」と訊いた。お吉は肥えた躯を重たそうに、そこへ横坐りになって囁いた。きっかけはつまらないことであった。お吉とおけい[#「けい」に傍点]が銭湯から帰り、共部屋で茶を啜りながら、おけい[#「けい」に傍点]がいつものように客の評をしていた。「ゆうべの二人めのお客ったら可笑しいの」おけい[#「けい」に傍点]がくすくす笑い、「子供のくせにお粥《かゆ》の炊きかたをお婆さんに教えるようなことをするのよ」と云った。するとなにが気に障ったものか、おひろ[#「ひろ」に傍点]が険のある声で、「でたらめもいいかげんにしなさい」と云い、おけい[#「けい」に傍点]が「なにがでたらめよ」とくってかかり、それからやりあいになったということであった。 「どうしたのかしら」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は鏡を眺めながら訊いた、「二人ともいい人だし、これまでずっと仲がよかったのに」 「わけはあるのよ」とお吉が囁いた、「このまえあんたが二十日ばかり寝たでしょ、そのあいだにおひろ[#「ひろ」に傍点]ねえさんが、おけい[#「けい」に傍点]ちゃんの客を取ったことがあるの、おけい[#「けい」に傍点]ちゃんには客があったし、ねえさんは知らなかったっていうんだけれど、それからおけい[#「けい」に傍点]ちゃんすっかりおかんむりなのよ」 「そう、そんなことがあったの」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は太息《といき》をついた、「かなしいわね」 お吉はなおなにか云いたそうだったが、おぶん[#「ぶん」に傍点]はそれを避けるように、「灯をいれるわ」と云いながら立ちあがった。 その夜はおけい[#「けい」に傍点]に一人、馴染の客があがり、お吉にふりの客が一人ついただけで、十時ごろになると、ひやかしの客の姿もなくなり、両隣りと向うの店とは、女たちがぐちを云いあいながら、表を閉めてしまった。――そのとき良助が来た。客を送りだしたお吉が、彼の来たことを知らせたとき、おぶん[#「ぶん」に傍点]ははっとしておひろ[#「ひろ」に傍点]を見た。おひろ[#「ひろ」に傍点]は気づかないようすで、知らん顔をしていた。 「ここでは酒は飲めないのか」と、部屋へはいるなり良助が云った。彼はその晩も酒臭い息をしており、痩せた蒼白《あおじろ》い顔をそむけたまま、「できたら飲みたいんだが」とせがむように云い、握って持っていた金を渡した。おぶん[#「ぶん」に傍点]は「少し待っててね」と云って共部屋へゆき、おひろ[#「ひろ」に傍点]に相談した。渡された金はこまかいのを合わせて、一分二朱あった。 「あんた飲ませてあげたいの」とおひろ[#「ひろ」に傍点]はおぶん[#「ぶん」に傍点]を見た。 おぶん[#「ぶん」に傍点]はためらうように、「わからないわ」と呟き、それから「でも、もしよければ」と口ごもった。 「酒屋はもう閉ってるわよ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「橋の袂《たもと》に出ているうどん屋へいってごらんなさい、少しぐらいなら分けてくれる筈よ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は「済みません」と云った。 岡場所では原則として、酒を出さないのがきまりだった。ことに「蔦家」はお富が嫌いで、ごく稀《まれ》にしか酒を出したことがない。したがって肴《さかな》の用意などはなかったから、おぶん[#「ぶん」に傍点]は酒といっしょに、そのうどん屋で、卵を二つ買って帰った。そして一つを煎《い》り卵にし、一つを汁にして、燗《かん》をした酒といっしょに、部屋へ持っていった。 「うちでは酒は出さないしきたりなの」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は膳《ぜん》を置きながら云った、「だからお肴がなんにもないのよ、あたしのいたずらで美味くはないでしょうけれど、ごめんなさい」 「済まない」と良助が云った、「肴なんか要らなかったんだ、有難う」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は燗徳利を持った。 彼は黙って飲んだ。おぶん[#「ぶん」に傍点]のほうはいちども見ず、ときどき荒い息をしたり、なにか荷物でも背負っていて、それを振り落そうとでもするかのように、骨ばった肩を幾たびも振った。 「あんた、――」とおぶん[#「ぶん」に傍点]がせつなくなって呼びかけた。「あんた、泊っていくんでしょ」 彼は吃驚《びっくり》したように「えっ」といって眼をあげた。突然おどかされたような表情で、しかしすぐに、「いや」と首を振った。 「いや」と彼は云った、「飲んじまったら、帰るよ」 「こんな時刻に、もうすぐ四つ半(十一時)になってよ」 「今夜は帰る、またいつか来るよ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は息を詰めた。彼をじっと見まもりながら、暫く息を詰めていて、それから思いきったように云った。 「あんた、あの道具を持ってゆくのね」 [#6字下げ]六[#「六」は中見出し] 良助の躯がぴくっとひきつった。彼は動かなくなり、持っている盃《さかずき》をみつめて、やがて荒く息をしながら、「やってみたんだ」と低い、呻《うめ》くような声で云った。 「このあいだの晩、おまえの話を聞いて、なんとかならねえものかと思って、あれから三日、とびまわってみたんだ」と彼は一と言ずつ噛みしめるように云った、「けれども、だめだった、おまえの云ったように、おれには運がないんだ、これまでずっとそうだった、いまさらとびまわることはなかったんだ」 「ねえ、お願いよ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が云った、「あたしに話してみて、膝ともなんとかってことがあるじゃないの、ねえ、話してみて」 彼はそっとおぶん[#「ぶん」に傍点]を見た。 「怒らないでね」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は云った、「あたしあんたが、自分の兄さんのように思えるの、初めての晩あたし休んでいたのよ、ねえさんがそう云ったでしょ、あたしぐあいを悪くして二十日ばかり休んでいたの、だけれども、あんたとねえさんの話すのを聞いていて、あんたの声があたしの兄の声にそっくりなので、ねえさんに出るって云ったのよ」 「そのことは覚えてる」 「こんなしょうばいをしているのに、兄のような気がするなんて云ってはわるいけれど」 良助は強く首を振って、「ばかな」とおぶん[#「ぶん」に傍点]を遮《さえぎ》った、「そんなことがあるか、おれは、おれは押込強盗をやろうとしている人間だ」と彼はしゃがれた声で云った、「こないだの晩あんなに親切にされなければ、もうとっくにやっていたんだ」 「あたし親切になんかしなかったわ」 「あの道具を隠してくれて、それから運のわるい人間のことを話してくれた、押込強盗のような人間でも怖くはない、身につまされて泣きたいような気持になるって、――あんなふうに、しんみに云われたのは、初めてだ、ほんとうに初めてなんだ、ほんとなんだ」 良助は持っている盃のふちを、片ほうの手の指でこすりながら、ぶきような口ぶりで話しだした。いかにもぶきようで、自分でももどかしそうな話しぶりであった。 良助は品川の漁師の子に生れた。彼が四歳のとき、父親が沖で死に、母は彼を伴れて再婚した。義理の父は軽子《かるこ》で、十歳をかしらに五人の子があり、半年ほどすると、母は彼を置いて出奔した。極端な貧乏と、六人の子の面倒をみるのとで、精が尽きたものらしい。近所にいた若い人足と、駆落ちをしたということであった。義理の父はすぐに彼を追いだし、彼は母を捜して街をうろついた。 「おれは五つだった、僅か五つだったんだ」と良助は頭を垂れた、「ちょうど夏のことで、五月ごろだったろう、そんな季節だからまだよかったが、冬だったらこごえ死んでいたろうと思う」 彼は拾い食いをし、よその物置や軒下に寝ながら、秋にかかるまで市中を彷徨《ほうこう》した。そのあいだに覚えたことは、拾い食いや物乞《ものご》いをするのは裏店《うらだな》のほうがいいこと、犬を抱いて寝ると温かいことなどで、そういう犬の一|疋《ぴき》が彼になつき、――それは彼の倍くらいもある、黒斑《くろぶち》の大きなのら犬だったが、五つの彼にずっと付いて歩いたという。まもなく、彼は麻布四の橋で、町木戸の番太にひろわれ、七つになるまでそこの番小屋でくらした。番太は久兵衛といい、頸《くび》に瘤《こぶ》のある老人だったが、彼が七歳になると、赤坂|榎《えのき》町の酒屋へ奉公に出した。もちろん年季奉公で、久兵衛は向う八年分の給銀を先取りしていた。そこの奉公があまり辛いため、耐えかねていちど逃げだしたが、すぐに捉《つか》まり、捉まってから初めて、彼はその事実を知った。 「おれは八つだったが」と云って、良助は言葉を切り、眼をつむった。盃を持っている手に力がはいり、指の節のところが白くなった、「たった八つの子供だったが」と彼は眼をあいてゆっくりと続けた、「その子供の頭でも、おれは売られたのだ、と思った、売られたのだ、ってな」 人別《にんべつ》のことがあるから、年季のあけるまで辛抱したが、そのときすでに人間も世の中も信じられなくなっていた。生みの母親に捨てられ、ひろってくれた老人に売られ、そして、酒屋では年季いっぱい、容赦なくびしびしと働かされた。――十六の年に酒屋を出て、桂庵《けいあん》の世話で青物市場に雇われ、ついで車力になった。人も世も信じられなくなっていた彼は、どこでも折合いがわるく、次つぎと職を変え、二十歳のとき神田大工町の「よし川」という小体《こてい》な料理屋へはいり、そこでおちつくことになった。「よし川」の主人は万吉といい、彼が青物市場にいたとき、買出しに来て知りあったのである。店は小体だが、客筋がよく、かなり繁昌していて、主人の万吉も、お芳という妻も親切にしてくれた。夫婦には子供がなく、万吉が板場をやり、お芳が二人の小女と店を受持っていた。良助は主人と買出しにいったり、材料を洗ったり、あと片づけや掃除や、また下足番、客の送り迎えなど、下廻りをせっせと働いた。 ――庖丁《ほうちょう》を持つようになったら給銀をきめよう。 という約束だった。それまでは食い扶持《ぶち》。ぜひ必要な小遣はやるから「遠慮なく云え」とも云われた。彼はここでおちつこうと思った。何年かかってもいい、板前の仕事を覚えて、できたらいつか小さな店を持ちたい。そう思って働き続けた。主人夫婦は親切にしてくれたが、仕事はいつまでも下廻りで、三年経ち、五年経ち、彼は二十六歳になった。そうして彼はふと疑問をもった。夫婦が親切にしてくれるのは、彼を食い扶持だけで使うためではないか、という疑いである。まさかそんなことが、と思い直してみても、どうにも気持がおちつかなくなり、彼は思いきって万吉に当ってみた。万吉はとりあわなかったが、彼はねばった。すると万吉は穏やかな口ぶりで、彼には板前になる素質がないと云った。 ――この仕事は勘のものだ、いくら教えても勘のない者はいちにんまえの職人にはなれない、そいつは諦めたほうがいい。 彼は頭がぼうとなり、「それはまえからわかっていたのか」と訊いた。万吉は「おまえわからなかったのか」と意外そうに反問した。そして彼はとびだした。 「その晩、ここへ来たんだ」と良助は暗いほうへ眼をやりながら云った、「一日じゅう街をうろついた、永代橋を渡ると、潮の匂いがし、品川じぶんのことがなつかしくなった、それで、こっちへ来て、門前町で夜になるまで飲んだ」 自分で酒を飲むのは初めてであった。ひどく酔って出ると、また潮の匂いにひかれ、ふらふらと蓬莱橋を渡り、海ばたへ出て、蘆の中へ坐りこんだ。 [#6字下げ]七[#「七」は中見出し] この「蔦家」へ来るまで、彼は蘆の中に坐って、ぼんやりと暗い海を眺めながら、自分というものに絶望し、すっかりやけな気持になった。 「初めて泊った明くる日、おれはよし川へ帰って給銀を呉《く》れと云った」と良助は続けた、「主人もおかみさんも態度が変っていて、払うようすがなかった、それでおれは組合へ願って出ると云った、すると主人は明日まで待てと云い、明くる日、一両二分よこしたうえ、これで文句をつけるなら、こんどはこっちから強請《ゆすり》で訴えると云った、強請で訴える……、六年も働いて一両二分、それを手でつかんで、店を出ると、おかみさんがうしろから塩を撒《ま》いたっけ」 彼はそこで黙り、片手の甲で眼を拭いた。 塩を撒かれたことで、彼は肚《はら》をきめた。そっちがそうならこっちもと思い、素人考えで押込の道具を買った。それでも二度めに「蔦家」で泊った晩、おぶん[#「ぶん」に傍点]の親切で気持がにぶり、もういちどやってみようと、「よし川」にいたときの客を訪ねたり、桂庵へ当ってみたりした。 「けれどもだめだった、二十六にもなり、手に職のない人間には、しょせん堅気な勤め口はありゃしない、わかるか」と良助はおぶん[#「ぶん」に傍点]を見た、「おれは五つの年から、人に踏みつけられ、ぺてんをくわされて来た、こんどはおれの番だ、この気持がわかるか」 「わかるわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は頷いた、「よくわかってよ、良さん」 「こんどこそおれの番だ」と彼は呻くように、低く押しころした声で云った、「こんな世間にみれんはありゃあしねえ、取られただけを取返して、あっさりおさらばするつもりだ」 「むりはないわ、むりはないわよ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は指で眼を拭いた、「これまでよくがまんしたほうだと思うわ」 「おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん、――っていったけな」と彼はおぶん[#「ぶん」に傍点]をみつめた、「おまえ、おれがこんな人間でも、あいそをつかしゃあしねえのか」 「ええ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は頷いた、「あいそをつかしたりなんかしゃあしないわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は云った、「あたしの身の上だって、あんたよりよくはなかったのよ、もしも兄が満足な躯をしていたら、兄だって良さんのような気持になったかもしれないと思うわ」 「兄さんの躯って、――どこかぐあいでも悪かったのか」 「生れつき片足が蹇《な》えていて、満足に歩くことができなかったんです、でも、こんな話よしましょう」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は頭を振った、「あたしお酒をつけて来るわ」 そして燗徳利を持って立ち上った。 酒の燗をして戻ったとき、おぶん[#「ぶん」に傍点]は眼を泣き腫《は》らしていた。彼女はそれを隠すようにしたが、眼をひどく泣き腫らしていることは、良助にはすぐわかった。彼にはそれがこたえたらしく、衝動的になにか云いかけて、しかし言葉がみつからなかったのだろう、唇をふるわせながら、黙って二つ三つ飲んだ。 「その、――」とやがて彼は訊いた、「兄さんていう人は、いまどうしているんだ」 「死んでしまいました」 「死んだって、――どうして」 「お父っさんを殺して、自分は大川へ身を投げたんです」 彼は「あ」という眼をした。 「お父っさんは卒中で寝たっきり、兄は版木彫りをしていたんです」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は呟くように云った、「足の不自由な者は手がきようだっていうけれど、兄はぶきようなたちで、六七年もやっているのに腕があがらず、よく癇癪《かんしゃく》を起こしてくやし泣きに泣いていました、お父っさんは治るみこみがないし、自分のゆくさきにも望みがない、生きている限り、妹のあたしに苦労させるばかりだと思ったんでしょう、書置もなにもなかったけれど、あたしには兄の気はよくわかりましたわ」 「だって、それじゃあ」と彼は吃《ども》った、「それじゃあおぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃんをどうするんだ、それじゃあおまえのこれまでの苦労を、無にするようなもんじゃないか」 「あたしはそうは思わないわ」 「いや違う」と彼は強く首を振った、「妹のおまえにこんな苦労をさせているんだ、版木彫りがだめだとしてもほかになにか職があるだろう、たとえば草鞋《わらじ》を作り、紙袋を貼《は》ったって生きてゆける筈だ」 「あんたはそう思うのね」 「そうでなければ、おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃんの苦労がまるで無になってしまうじゃないか、あんまりそれじゃあ勝手すぎるよ」 「あんたほんとにそう思って、――」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は良助の眼をみつめ、それから、「あたし」と口ごもった、「あたし、わからないけれど、意地わるなこと云って、いいかしら」 良助は黙っていた。おぶん[#「ぶん」に傍点]が喉《のど》で笑いだした。にわかに感情が昂《たか》ぶり、気持が混乱して、自分で自分が制しきれなくなったらしい。く、く、と喉へこみあげた笑いが、そのまま泣き声になるようで、なおおろおろと、言葉を捜し搜し云った。 「あたしじゃない、あんたよ、あたしはこんなこと考えもしなかった、あんたが云ったのよ、いまあんたに云われて、気がついたのよ、良さん」そこでおぶん[#「ぶん」に傍点]の声ははっきり鳴咽《おえつ》に変った、「あんたがもしも、本当にいまのように思うんなら、あたしも同じことをあんたに云いたいわ」 「おれがなにを云った」 「草鞋を作っても、紙袋を貼っても、生きてゆける筈だって、――良さん」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は泣きながら彼の膝をつかんだ、「兄が生きてゆける筈なら、あんたこそ生きてゆける筈よ、あんたには厄介な親もいないし、躯も満足じゃないの、年もまだ若いし、丈夫だし、しようと思えばなんだってできるわ、いいえ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は、なにか云おうとする彼を遮った、「いいえ待って、なにも云わないで、いまはなんにも云わないで、あたしにも本当はよくわからないの、本当はこんな、意地わるなこと云いたくないのよ、でもお願いだから、二人でもういちど考えてみましょう、当分のお金ならあたしがなんとかするわ、お父っさんや兄さんにする代りに、あんたにするわ」 「ばかな、そんなことを」 「ばかなことじゃないわ、あんたいま云ったじゃないの、兄があたしの苦労を無にしたって」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は首を振った、「そんならあんたがな[#「な」に傍点]してちょうだい、あんたならあたしの苦労がな[#「な」に傍点]せる筈よ、ねえ、考えてみると云って、それがいけなければ、もういちどだけ、あの道具を預けておいてちょうだい」 彼は黙ったまま、自分の膝をつかんでいるおぶん[#「ぶん」に傍点]の手を、上から押えた。おぶん[#「ぶん」に傍点]は声をころして嗚咽し、「お願いよ」と囁いた。ごしょう一生のお願いよと囁き、崩れるように彼の膝の上へ俯伏《うつぶ》した。良助は放心したような眼で、上からおぶん[#「ぶん」に傍点]を見おろしていた。 [#6字下げ]八[#「八」は中見出し] 明くる日の午後になって、おぶん[#「ぶん」に傍点]は彼のことをおひろ[#「ひろ」に傍点]に話した。話したくなかったが、前借の相談をするためにうちあけて話すよりしかたがなかったのである。おひろ[#「ひろ」に傍点]は明らかに不承知だった。云わないことではない、という顔つきで、なんども溜息をし、「よしたほうがいい、とんだめにあうよ」と繰り返した。 「そういうのがたいていしまいにはひも[#「ひも」に傍点]になるのよ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]は云った、「そんな金はかあさんは貸しゃあしないし、あんただってせっかく身軽になったばかりじゃないの、ここはしっかりして自分のことを考えるときよ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は息をひそめていて、「ねえさんはお武家育ちだから、わからないかもしれないけれど」と、いつものゆっくりした口ぶりで、低く、独り言のように云った。 「たった五つくらいで、おっ母さんを捜しながら、拾い食いをして街を歩いたって、――犬を抱いて寝ると、野宿をしても温かいっていうのよ」おぶん[#「ぶん」に傍点]は畳を指で撫《な》でながら、べそをかくように微笑した、「あの人の倍くらいもある犬が、なついちゃって、ずっといっしょに歩いたっていうわ、五つばかしの小ちゃな子のあとから、黒斑の大きな犬が、この人が頼みだって顔をしてついて歩くの、そのようすがあたしには眼に見えたわ、こんな小ちゃな子が、なにか喰べ物を貰うか拾うかして、それを自分の倍くらいもある犬に分けてやるのよ、いっぱし飼い主らしい、まじめくさった顔つきで、――いまこうしていても、あたしにはそれが眼に見えるようよ、ねえさん」 「いくら武家育ちだって、そのくらいのことはあたしにもわからないことはないわ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「あたしが云いたいのは、女というものがすぐそういう話に負けて、自分から苦労を背負いこむってことなの、いまあんたはその人にうちこんでいる、その人のためなら、どんな苦労をしてもいいっていう気持だろうけれど、それは長くは続かないのよ、ほんのいっときのことなのよ、おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん」 「あの人に大事なのはいまなの、いまの、このいっときなのよ、ねえさん」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が云った、「たったいま、その横丁を曲るか曲らないかで、あの人が死ぬか生きるかがきまるの、そしてあたしは、ただ、その横丁を曲らせたくないだけなの、それだけなのよ、ねえさん」おひろ[#「ひろ」に傍点]は溜息をつき、「しようがないわね」と呟いた。 二人はお内所で話していた。お吉とおけい[#「けい」に傍点]は共部屋にいたが、少しまえに店へ誰かはいって来、おけい[#「けい」に傍点]が出て、その人と話しているようすだった。こっちの二人は気にもとめなかったが、そのときおけい[#「けい」に傍点]がいそぎ足にやって来て、障子をあけながら、「みの家のかあさんよ」と云った。「みの家」というのは、この土地で同じしょうばいをやっており、女主人はお富といっしょに、呑竜様へいった筈である。おひろ[#「ひろ」に傍点]は振返った。 「うちのかあさん、向うで寝こんでるんですって」とおけい[#「けい」に傍点]は云った、「呑竜様までいかないうちに病みだして、がまんしてたんだけれど、帰りに館林っていう処《ところ》へまわったら、そこで倒れてしまったんですって」 「それで、――いいわ、あたしが出るわ」 「みの家のかあさんはもう帰ったわ」とおけい[#「けい」に傍点]が云った、「花の家のかあさんがあとに残ってるそうだけれど、誰かすぐにお金を届けてもらいたいっていったわ」 「お金を、その館林までかい」 「もちろんよ、館林の武蔵屋っていう宿屋ですって」 医者の診断では、まえの腸の病気がぶり返したので、「少し長くかかりそうだ」と云ったそうである。おぶん[#「ぶん」に傍点]はその話を脇で聞きながら、いまこのときに、と思って絶望した。 ――こんなときにかあさんが病気になるなんて。これで良助の話もおしまいだ。おぶん[#「ぶん」に傍点]はそう思い、気のぬけたような顔で、二人の話すのをぼんやり眺めていた。 「済まないけれどあんたいってちょうだい」とおひろ[#「ひろ」に傍点]がおけい[#「けい」に傍点]に云った、「あたしは店を頼まれたから出られないわ、館林といっても、駕籠《かご》でゆくんだからそう苦労じゃないでしょ」 「あたしが、ねえさん」とおけい[#「けい」に傍点]は驚いたように訊き返した、「あたしがゆくの、あたしでいいの」 「あんたよ、ほかにいないじゃないの」 「だって、――」とおけい[#「けい」に傍点]は妙な声で口ごもった、「だってねえさん、あたしをやって、もしもそのお金を、持ったまま逃げるってこと、心配しなくって」 「しないわ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「あたしあんたの性分を知ってるもの」 おけい[#「けい」に傍点]は微笑し、「いいわ」と頷いて、顔をそむけた。微笑した唇が歪《ゆが》んで、いまにも泣きだしそうにみえた。 「いそぐほうがいいわ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]がせきたてた、「お吉ちゃんに駕籠を呼んでもらって、あんたはすぐに支度してちょうだい、あたしお金を包んどくわ」 そしておひろ[#「ひろ」に傍点]は立ちあがった。 ――おけい[#「けい」に傍点]ちゃんどうしたのかしら。 どうして泣きそうな顔なんかしたのかしら。そう思いながら、おぶん[#「ぶん」に傍点]は自分の部屋へ戻った。そこにいても用はなさそうだし、役に立とうという気持も起こらなかった。部屋へはいって窓をあけ、坐って窓框《まどがまち》に凭《もた》れながら、「そろそろお湯へゆくじぶんね」と呟いた。なま温かい風がかなり強く吹いており、空は重たく曇っていた。 「たか[#「たか」に傍点]ちゃん干し物をしまいな」と隣りの松葉家の女が云っていた、「風が強くって飛んじゃいそうだし、降ってくるかもしれないよ」 おひろ[#「ひろ」に傍点]が覗《のぞ》きに来るまで、おぶん[#「ぶん」に傍点]はそのままぼんやり坐っていた。小半刻《こはんとき》も経ったであろうか、肩を叩かれて振向くと、おひろ[#「ひろ」に傍点]が来ていた。風の音がひどいので、呼ばれたのが聞えなかったらしい。おひろ[#「ひろ」に傍点]は、「お湯へゆきましょう」と云った。空もようがおかしいから降りださないうちにいって来よう、というのである。おぶん[#「ぶん」に傍点]は「そうね」と気のない返辞をした。おひろ[#「ひろ」に傍点]は窓を閉めて坐った。 「あんたかあさんのこと、いま聞いたでしょ」 「ええ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は頷いた、「わかったわ」 「あたしいまみの家さんへいって、ようすを聞いて来たの」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「その話によると、途中で水にあたったらしいのよ、それをむりしたもんだから、すっかりこじらしちゃったんですって、ことによると二三十日かかるんじゃないかっていうのよ」 「わかったわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は頷いて、おひろ[#「ひろ」に傍点]を見た、「もうおけい[#「けい」に傍点]ちゃんはでかけたの」 「わかってくれるわね、お金が出せないってこと」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「二三十日もかかるとすると、また届けなければならないかもしれないし」 「わかったわ、いいのよねえさん」 「その――良さんて人、あんたのお金をあてにしていたの」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は「いいえ」と首を振った。 [#6字下げ]九[#「九」は中見出し] 「いいえ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は云った、「まだ少し持っているし、桂庵を廻ってみるって、あたしにはお金の心配なんかするなって云ってたわ」 「お湯へゆきましょう」とおひろ[#「ひろ」に傍点]は立ちあがった、「早くしないと降ってきそうよ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は疲れたように立ちあがった。 雨が降りだしたのは、夜の八時ごろであった。夕方からしけもようのせいか、この町へはいって来る客もなく、九時すぎると、あたりの店は次つぎと表を閉めだした。お吉はおちつかないようすで、立ったり坐ったりしながら、「おけい[#「けい」に傍点]ちゃん途中で降られてるわね」とか、「知らない宿屋で心ぼそいでしょうね」などと、しきりにおけい[#「けい」に傍点]のことを心配していた。 ――あの人どうしたかしら。 おぶん[#「ぶん」に傍点]は良助のことを考えていた。 自分がおけい[#「けい」に傍点]なら、あの金を持って逃げたかもしれない。そして良助と二人で、どこか遠くへいって、二人だけで世帯を持ったかもしれない。そうかしら、「ばかね」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は心の中で苦笑した。だってどうして良さんと逢うの、いま良さんがどこにいるか、わかりゃしないじゃないの。それに、あたしにそんな度胸がある筈がないわ。そうよ、「そんな度胸があるもんですか」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は思った。 「おけい[#「けい」に傍点]ちゃん面白いこと云ってたわ」とお吉がおひつに云った、「着物を着替えながらよ、ねえさん、ねえさんにあんたの性分を知ってるって云われたときね、――ちょうどなにか喰べちゃったあとで、その中に毒がはいってたって、云われたみたいな気持がしたって」 おひろ[#「ひろ」に傍点]は黙って、帯の繕いをしていた。 十時になると、店を閉めて寝ることにした。風は弱くなったが、雨はどしゃ降りで、お吉の部屋で雨漏りがするらしく、手桶《ておけ》だとか金盥《かなだらい》だとかいって、騒ぐのが聞えた。――おぶん[#「ぶん」に傍点]は良助のことが気になり、ことによると来るのではないかと思って、十二時の鐘を聞いてからも、かなり長いこと眠れなかった。 夜の明けがたから、暴風雨になった。 凄いような烈風と豪雨で、それが夕方になってもやまず、佃町の端にある漁師の家が倒れたとか、不動様の大屋根の瓦が飛ばされたとか、どこそこの橋が流された、などという噂《うわさ》が伝わって来た――お吉は「これじゃあお湯屋さんへもいけないわねえ」と暢気《のんき》なことを云っていたが、日が昏《く》れてしまい、ますます激しくなる雨風の音を聞いていると、しだいに不安になったようで、「あたしちょっとようすを見てくるわ」と云いだした。 「危ないからおよしなさい」とおひろ[#「ひろ」に傍点]がとめた、「この風ではなにが飛んで来るかわからないじゃないの、少しおちついて坐ってらっしゃいな」 だがお吉は出ていった。尻端折をし、頭から雨合羽《あまがっぱ》をかぶり、はだしでとびだしていった。まもなく飯炊きの婆さんが、「帰ってもいいでしょうか」と訊きに来て、風はもうまもなくやむだろうと云った。おひろ[#「ひろ」に傍点]が「水は大丈夫かしら」と訊くと、婆さんは「ここは大丈夫だ」とうけあうように云った。竪川《たてかわ》のまわりや八間堀あたりはすぐに水が浸《つ》くけれども、このくらいのしけ[#「しけ」に傍点]でここが水に浸かったことはない、二十年ぐらいまえにいちどあったが、「それも床下まででしたよ」と云って、帰っていった。 ――それからかなり経って、お吉がずぶ濡れになって戻った。風で合羽を吹き飛ばされたそうで、頭からぐっしょり濡れ、土間へはいって来るなり、泣き声をあげて、「大変よ、ねえさん、逃げなくちゃだめよ」と叫びたてた。 「黒江橋も八幡橋も落ちちゃって、永代のほうへはいけないのよ」とお吉が云った、「近所でもみんな逃げ始めてるわ、早く逃げないと大変よねえさん」 そして、おひろ[#「ひろ」に傍点]のおちついたようすを見ると、「あたし先に逃げるわ」と云い、濡れた躯で、はだしのまま自分の部屋へとびこんでいった。おぶん[#「ぶん」に傍点]はおひろ[#「ひろ」に傍点]を見た。おひろ[#「ひろ」に傍点]は舌打ちをし、「大きななりをして、――」と呟いたが、ふとおぶん[#「ぶん」に傍点]の眼に気がつき、「あんたもいっしょにいったらどう」と云った。 「ねえさんは」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が訊いた。 「あたしはだめよ、あたしは店を預かってるんだもの」とおひろ[#「ひろ」に傍点]はおちついていた、「こんな雨風ではもう荷物だって出せやしないし、店をあけて出るわけにはいかないわ」 「あたしもいるわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は云った、「水は大丈夫だって、いま婆やさんが云ってたし、婆やさんはこの土地の人ですもの、大丈夫だと思うわ」 「そりゃあ、あたしだって大丈夫だとは思うけれど、でも――」とおひろ[#「ひろ」に傍点]はおぶん[#「ぶん」に傍点]の眼を見まもった、「あんたもしかしたら、良さんという人が来るとでも思ってるんじゃないの」 「わからないわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は眼を伏せた。 「もしもそうなら逃げるほうがいいわよ」 「どうして、――」 おひろ[#「ひろ」に傍点]が「あたしは来ないと思う」と云いかけると、お吉が大きな風呂敷包を背負って出て来た。おひろ[#「ひろ」に傍点]は吃驚したように、「まあ」と声をあげた。あんたそんな大きな物をどうするの。だって、とお吉は泣き声で云った。だって大水になれば流されちゃうじゃないの。ばかねえ、そんなに背負い出したって、この雨では堀を渡るまでに濡れちまうわ、同じことだから置いてゆきなさいな。だって、おけい[#「けい」に傍点]ちゃんの物もあるのよ。いいから置いてゆきなさい、どっちみち水浸しになるのなら、わざわざ重いおもいをすることないじゃないの、ばかな人ねえ、とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った。しかしお吉は背負って出た。流されてしまえばおしまいだけれど、濡れるだけなら「しみだし[#「だし」に傍点]にやればいい」と云い、頭から手拭をかぶって、肥えた躯をよろよろさせながら、出ていった。「ばかな人ねえ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「どこへ逃げるつもりかしら」 それが七時ごろのことであった。 向うの甲子家から女が来、みの家から人が来た。いずれも「逃げよう」というさそいだったが、おひろ[#「ひろ」に傍点]は「もう少しようすをみる」と断わった。九時ごろに二人で食事をし、「寝るわけにもいかないわね」などと云っているうちに、夜番の金さんという老人が来て「畳をあげるほうがいい」と云った。十二時ごろが満潮だから、ことによると高潮が来るかもしれない。大川の上《かみ》のほうから来る水なら、却ってここは大丈夫だが、海から高潮が来ると危ない。自分が手伝うから、念のために畳をあげておこう、そう云って二人を立たせた。 それから約半刻、共部屋へ箪笥《たんす》を二|棹《さお》移し、その上へ畳を積み、さらにその上へ、箪笥から抜いた抽出や、衣類の包や、飯櫃《めしびつ》や食器などをあげた。金さんは満足そうに、もしも水が浸いたら、その畳の上へあがっていればいい、「まさかそこまで浸く水もないだろう」と云って、吹降りの中を去っていった。――そして午前一時ごろ、金さんの心配した高潮が来た。 それは普通の出水とは違っていた。 お内所に一帖だけ残した畳の上で、二人が茶を啜っていると、急に風がやみ、雨の音がまばらになった。おぶん[#「ぶん」に傍点]が「あら、風がやんだわ」と云い、おひろ[#「ひろ」に傍点]が「雨も小降りになったじゃないの」と云った。風は吹き返して来たが、まもなく本当におさまり、雨もすっかり小降りになった、「やれやれ、人騒がせなことをするわ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が欠伸《あくび》をし、「まるでばかにされたみたいじゃないの」と云いかけて、はっと口をつぐんだ。 風がやんで、急にしんとなった戸外の、かなり遠いところで、早鐘の鳴る音が聞えたのである。ほかの音ではない、慥かに早鐘である。おひろ[#「ひろ」に傍点]は立って廊下へ出た。おぶん[#「ぶん」に傍点]は坐っていたが、すぐ裏手で人の声がし、ざぶざぶと、水の中を歩くような音が聞えた。 「そうだ、八幡様だ」と裏で云っていた、「いそいでな、――八幡様だぞ」 そこへおひろ[#「ひろ」に傍点]が戻って来た。 「土間が水よ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「土間が水でいっぱいよ、高潮らしいわ」 [#6字下げ]十[#「十」は中見出し] おひろ[#「ひろ」に傍点]とおぶん[#「ぶん」に傍点]は屋根の上にいた。 まだ午前二時ごろであろう、押して来た水は静かだったが、信じられないほどの早さで嵩《かさ》を増し、二人が引窓から屋根へぬけだすまでに、半刻とは経っていなかった。――おひろ[#「ひろ」に傍点]はあがってしまい、おぶん[#「ぶん」に傍点]はおちついていた。暴風雨はきれいに去って、空には星がきらめいていた。おそらく、ほかにも屋根に登っている者があり、それを拾ってまわるのだろう、門前町の向うのほうで、櫓《ろ》の音や人の呼び交わす声が聞えた。おひろ[#「ひろ」に傍点]はそのたびに立ちあがって、声いっぱいになんども叫んだ。声のかれるほど叫んだが、こっちへ舟の来るようすはなかった。 水は軒まで浸いていて、ときどき家ぜんたいが身ぶるいをし、ぎしぎしときしんだ。 「いいわよ、ねえさん」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が云った、「呼んだって聞えやしないわ、水だってこれ以上あがりゃしないわよ」 おひろ[#「ひろ」に傍点]は腰をおろし、あたりを眺めながら「みんな逃げたのね」と呟いた。前も、左右も、軒まで水に浸かった屋根ばかりで、星明りに見えるその、ひっそりとした無人の屋根が、(見馴れないためだろうが)ひどくぶきみに思えた。 「おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が調子の変った声で呼びかけた、「あんたこのあいだ、おけい[#「けい」に傍点]ちゃんの云ったこと聞いたでしょ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は振向いて、おひろ[#「ひろ」に傍点]を見た。 「あたしが嘘をついてるって、武家育ちだっていうのは嘘だってこと」とおひろ[#「ひろ」に傍点]はしゃがれた声で云った、「旗本の跡取と駆落ちしたことも嘘だって、あたしには良人も子供もないし、仕送りをしているっていうのも嘘だって、おけい[#「けい」に傍点]ちゃんの云うの聞いたわね」 「聞いたわ」おぶん[#「ぶん」に傍点]は頷いた、「おけい[#「けい」に傍点]ちゃんどうかしていたのよ」 「いいえほんとなの、ほんとだったのよ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が遮った、「おけい[#「けい」に傍点]ちゃんの云うとおり、あたしは武家育ちでもなんでもないし、病気の良人も子供もありゃあしないの、仕送りするなんていって、稼いだものをみんな溜めている。っていうことも本当なのよ」 「だって、ねえさん」とおぶん[#「ぶん」に傍点]は不審そうにおひろ[#「ひろ」に傍点]を見まもった、「だってそんなこと、あたしそんなこと本気にできやしないわ」 「恥ずかしいけれど本当だったのよ」 「わからないわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が云った、「もしそうだとして、それがねえさんの得になるわけじゃないでしょ」 「生きる頼りよ、生きる頼りだったの」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が云った、「初めは人からばかにされないために、拵《こしら》えた嘘だったけれど、しまいには自分でも本当のように思えてきたの、おけい[#「けい」に傍点]ちゃんにああ云われるまでは、自分が本当に武家育ちで、病気の良人と子供に、仕送りをしているんだっていう気持がしていたの、それがあたしの、たった一つの生きる頼りだったのよ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は黙っていて、それから、「でも」とおひろ[#「ひろ」に傍点]に訊いた。 「でもどうして、いまあたしにそんなことを云うの」 「云いたくなったの、嘘をついたままで死にたくなかったからよ」 「死ぬって、――ねえさん」 「たとえばの話よ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]は水面を見やった、「もしかしてこの水で、もちろんそんなことはないだろうけれど、でももしかということがあるから」 おぶん[#「ぶん」に傍点]が「黙って」と手をあげた。 暗がりの向うに「おーい」という声がし、ぱしゃぱしゃと水を掻《か》く響が聞えた。おーい、とその声は叫んだ。「蔦家の人いるか」と叫ぶのが聞えた。おぶん[#「ぶん」に傍点]はあっと声をあげ、「良さんだわ」と云って立ちあがった。 「良さん」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が絶叫した、「こっちよ、良さん、あたしいるわよ」 おぶん[#「ぶん」に傍点]はふるえだした。足が滑りそうになり、片手で棟を支えた。 「あの人来たわ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]はふるえながら夢中のように呟いた、「あの人来てくれたわ、やっぱり来てくれたわ」 そして繰り返し、良助に叫びかけ、水音はこっちへ近よって来た。それはじれったいほどのろく、ぱしゃぱしゃと水音をさせながらようやく近くなり、やがてそこへ来た。 「待ってたのよ」とおぶん[#「ぶん」に傍点]が云った、「良さんが来るだろうと思って、あたし待ってたのよ」 舟が軒にどしんと着いた。それは海苔採《のりと》りに使う小さな平底舟で、彼は棹でも櫓でもなく、櫂《かい》を持っていた。良助は、「こんな物で漕《こ》いで来たんだよ、櫓が使えないからね」と云った、「まさかいようとは思わなかったけれど、それでも念のためにと思ってね」 「うれしいわ、うれしいわ良さん」おぶん[#「ぶん」に傍点]は手を伸ばしながら泣き笑いをした、「あたしもう逢えないかと思ってたのよ」 良助は片手で屋根につかまり、足で舟を支えながらおぶん[#「ぶん」に傍点]の手を握って、「お」といった、「おまえだけじゃないんだな」 「おひろ[#「ひろ」に傍点]ねえさんよ」 「そいつは――」と彼は口ごもった、「おれは舟が漕げねえし、この小さな舟で三人となると」 「あたしはいいのよ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が首を振り、「いいえいいの」と、おぶん[#「ぶん」に傍点]がなにか云いかけるのを強く遮った、「あたしは店を預かった責任があるもの、いいからおぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃんいってちょうだい」 おぶん[#「ぶん」に傍点]は「だってそんなこと」と泣き声をあげ、おひろ[#「ひろ」に傍点]は寄って来て、片手でおさんの肩をつかみ、「よく聞いて」とその耳へ口をよせていた。 「この水の中を来てくれたこと、忘れちゃあだめよ、これが、しんじつっていうものよ、おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん、あたしいつか、なにもかも露の干ぬまのことだなんて、きいたふうなこと云ったわね、あれは取消してよ」おひろ[#「ひろ」に傍点]の喉が詰り、くっといって、なお続けた、「あたしにはそうだったけれど、そうでない場合だってある、あんたはきっとそうじゃないわ、――二人でやってみるのよ、二人で、わかるわね」 おぶん[#「ぶん」に傍点]が「ねえさん」と云い、おひろ[#「ひろ」に傍点]は持っていた財布を、おぶん[#「ぶん」に傍点]のふところへ押込んだ。その財布はかなり重く、おひろ[#「ひろ」に傍点]は「あたしの溜めたものよ」と囁いた。「二人の役に立ててね」と囁き、それから良助に向って、おぶん[#「ぶん」に傍点]を乗せるようにと云った。 「すぐほかの舟をよこします」と良助はおひろ[#「ひろ」に傍点]に云った、「すぐによこしますから待っていて下さい、さあ、――おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃん」 おぶん[#「ぶん」に傍点]はさからったが、おひろ[#「ひろ」に傍点]に押され、良助にどなられて、半ばむりやりに舟へ乗せられた。 「頼んだわよ」とおひろ[#「ひろ」に傍点]が叫んだ、「良さん、おぶん[#「ぶん」に傍点]ちゃんを頼んだわよ」 良助の答える声より、おぶん[#「ぶん」に傍点]の泣き声のほうが高かった。その泣き声と、ぱしゃぱしゃという、やかましい水音が、しだいに遠のいてゆき、おひろ[#「ひろ」に傍点]はまた、屋根の上へ腰をおろした。 「一人ぼっちね」とおひろ[#「ひろ」に傍点]はゆっくりあたりを眺めまわし、それから空を見あげて呟いた、「――お星さまがきれいだこと」 底本:「山本周五郎全集第二十七巻 将監さまの細みち・並木河岸」新潮社 1982(昭和57)年8月25日 発行 底本の親本:「オール読物」 1956(昭和31)年12月号 初出:「オール読物」 1956(昭和31)年12月号 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/kotozora/pages/60.html
あ [代]①私。自分。「アが家」「アが言ったではないか」和歌山。②おまえ。あなた。三重県志摩郡。 あーぐす (赤胡椒の意) とうがらし。 南島与論島。 あーけ↓あげ 蜻蛉。とんぼ。鹿児島県種子島。あーげ 仙台。 あーしいじゅ(アーセ魚の意)焼賣魚。南島黒島。 あーせ↓あわせ ①醤物。南島(混效験集)。②朝食。長野県西筑摩郡。 あーとーと↓あとーだえ ①神前でとなえる詞。南島(八重垣)。あーとと 壱岐。②巫女。みこ。南島喜界島。 あーぱ↓あっぱ 祖母。南島小浜島。 あーほ↓あほ 子馬。岩手県江刺郡。 あーほあーほ [感] 馬を呼ぶ声。岩手県九戸郡。あーぼあぼあぼ 秋田県鹿角郡。 あーまふぃんま (赤真昼間の意)まひる。白昼。南島喜界島。 あーゆい[動] (古語あふ)闘う(人間の闘争には言わず)。南島喜界島。 あーら ↓あわら ①湿地。静岡県駿東郡・長野県諏訪郡。②不毛地。静岡県富士郡。 あい ①暇。三重県志摩郡・高知。②平常。岐阜県恵那郡。 あい 川や池沼などの底に沈澱している泥。淡路島。 あい ①粃。しいな。栃木県安蘇郡・群馬県山田郡。②唐箕から出る実のある藁。栃木県安蘇郡。 あい↓あえ①薪。三重県度会郡。②雑木炭。広島県山県郡。 あい 細毛があって肌を刺すような草。青森・秋田。 あい 菓子の名。牛皮。奈良。 あい ↓あーゆい 喧嘩。南島石垣島。 あい [代] ①私。八丈島。②彼。三重・和歌山・香川・隠岐・佐賀・鹿児島。 あい [感]人の呼ぶに答える詞。はい。関東(物類称呼)。 あいきぞめ (歩き初めの意)里帰り。静岡県川根地方。 あいくさ ↓わきくさ 腋臭。わきが。新潟。 あいくさい [形] わきが臭い。飛騨。 あいぐち 胡坐。あぐら。 「アイグチかく」加賀(物類称呼)・新潟・富山。 あいこ ①蜉蝣。かげろう。福岡県浮羽郡。②いらくさ。岩手県盛岡。 あいこ ↓わいご 腋臭。わきが。和歌山・淡路島・四国・大分。 あいこよび 河鹿。和歌山。 あいし (相衆の意)妻。新潟・富山。 あいじや[句]↓あいべ 行け。仙台(浜荻補遣)。 あいずり (藍摺の意)初茸。南部及び近江(物類称呼)・滋賀県愛知郡。 あいたけ (藍茸の意)初茸。因幡(物類称呼)・島根県安濃郡・岡山・香川県小豆島。 あいて [代] きみ。おまえ。奈良県吉野郡・三重県南牟婁郡・和歌山県東牟婁郡。 あいども ①漁船の艫の右端部。上総。②網船の統制者。上総。 あいどり 餅つきの相手。青森・岩手・宮城。 あいどん [接] けれども。しかし。長崎。佐賀。 あいな ↓えーな 兄。長兄。若主人。南部(物類称呼)・盛岡(御国通辞)・秋田。 あいなー 花嫁。南島八重山。 あいのかぜ (古語あゆのかぜ)↓どよーあい 北東風。北は北海道・青森から南は山口にまで及ぷ日本海沿岸地方。たビし所によっては北風・北西風を意味し、新潟以南では東風をいう所も多く、富山・鳥取の所々では南西風をざし、鳥取・島根には南東風または南風をいう所もある。 あいのをしば 紫陽花。あじさい。伊豆八丈島。 あいのでばな 女が年頃になって美しくなる頃。長崎県上五島。 あいのもん 間食。京都。 あいぶ [動] ↓やーぶ あるく。歩む。仙台(浜荻)・宮城・福島・群馬・静岡・岐阜県山県郡・和歌山県企婁地方。 あいべ [動] (アイブの命令形)あるけ。常陸(常陸方言)・伊豆大島・静岡県田方郡・山梨・長野県西筑摩郡・飛騨・三重県度会郡。 あいべい [動] 同伴して歩行すること。一緒にあるけ。行け。仙台(方言考)。 あいへんど 応答。返答。青森・岩手・宮城。 あいへんどー 人をあしらう事。仙台(浜荻補遺)。 あいへんとーうつ [句] 抗言する。香川県高松。 あいまぜ 他人の仕事などに手を出すごと。高知。 あいもの↓あえもの ①乾魚塩魚など。新潟。②鮮魚乾魚塩魚など、すべて魚類。対馬。 あいやい [感] 返事の詞。いいえ、どう致しまして。愛媛県喜多郡。 あいよいびき 河鹿。和歌山県東牟婁郡。 あいろ 右舷に使用する櫓。三重県北牟婁郡。 あうだ 畚。もっこ。南島石垣島。 あうち (アウツの名詞化)①うちわ。団扇。島根県鹿足郡。②唐箕。愛知県葉粟郡。 あうち 祖父。南島小浜島。 あうつ [動] ↓あおつ あおぐ。美濃。 あえ ↓あい 燃料としての柴。岐阜・三重。 あえ ↓あい 物の出来揃わぬ事。 「アエがある」「アエが出来た」常陸(常陸方言)。 あえ [代] (古語あれ)①私。和歌山。②きみ。和歌山県新宮。 あえがき ↓あえる 木練柿。きざわし。鹿児島県肝属郡。 あえくる [動] ↓あえる 愚弄する。嘲弄する。鳥取・徳島・大分・福岡。 あえもち ぼた餅。和歌山。 あえもの ↓あいもの 乾魚塩魚の総称。新潟・岡山。 あえる [動] (古語あゆ) ↓あゆる ①果実などの熟して落ちること。筑後久留米(はまおき)・兵庫・鳥取・徳島・山口・九州。②汗たどの滴り落ちること。徳島・大隅。③膿などの流れ出ること。出雲。 あえる [動] ①もてあそぶ。からかう。「猫をアエル」兵庫・鳥取・高知。②野菜などをもんでやわらかくすること。高知。 あお ①小鰤、いなだ。仙台(浜荻)。②鰤。ぶり。青森・宮城.③新米。山口県玖珂郡。④黄色。越後・飛騨・福岡。 あお ↓おー 籾ののぎを打落したり大豆や胡麻などのざやを打って実を出したりする時に用いる大木槌、岩手・宮城・伊豆。 あおい [形] うこん色。盛岡(御国通辞)。 あおいきつく [句] 走ったりして息の切れること。筑後久留米(はまおき)。 あおうり 菜瓜。京(物類称呼)。あおた尾張(尾張方言)。 あおがらいも (青柄芋の意)ざといも。秋田。 あおぎた (青北の意)①初秋の北風。やや強く、青空のことが多い。主に中国以西。②八月の北風(初めに雨にそいて吹き後はよく晴れて吹く)。伊熱国鳥羽或は伊豆国の船詞(物類称呼)。③八月の風。畿内及び中国の船人(物類称呼)。 あおくさや 青物屋。やおや。加賀(加賀なまり)。 あおぐも (古語あきぐも) ↓くも 青空。岡山市。 あおさかな うろこの無い魚の総称。長崎県千々石。 あおさかぶ ↓さかお 青大将。仙台(浜荻)。 あおじ かわぜみ。広島県豊田郡。 あおじ 紺木綿。滋賀県蒲生郡。 あおじ 皮膚の内傷で青くなったもの。「アオジが入る」愛媛県松山。 あおしか 羚羊。かもしか。山梨。あおしし 東北地方・新潟、 あおす [動] 柿の渋をぬく。あわす。さわす。熊本。 あおずけ 新漬。一夜漬.静岡・長野・岐阜・冨山。 あおそ 青大将。近江(物類称呼)。 あおた 興行物などを無料で押入って見る者。大阪(大阪詞大全)・福井県敦賀・滋賀県甲賀郡。 あおたたく [動] あおむく。ぼんやりしている。長野県下伊那郡。 あおだち ↓あおらち 青大将。長野県西筑摩郡。 あおち ↓あおつ ①物の動きによって起る微風。あおり風。淡路島。あおちかぜ岡山。②団扇。うちわ。岐阜・奈良・島根。 あおつ [動] ↓あうつ ①煽る。あおる三重・和歌山・京都・島根。②風を受けて揺れる。「ろうそくの火が風にアオツ」和歌山。 あおなぶさ ↓なぶさ 青大将。津軽。 あおのろし 青大将。東北地方。 あおはち 初茸。尾張(尾張方言)・美濃三河尾張(物類称呼)・愛知。 あおばな ①女郎花。おみなえし。飛騨②鴨跖草。つゆくさ。畿.内(物類称呼) あおびき ↓びき あまがえる。青蛙。唐津(物類称呼)・岡山・山口・徳島・高知県安芸郡・九州。あおびっを 仙台(浜荻)・東北地方。 あおひきどんくー ↓どんく 青蛙。長崎(筑紫方言)。 あおまめ そら豆。奈良。 あおもち 愛人。情人。長崎。 あおらち 青大将。長野・富山。あおろじ 新潟・長野。 あおる [動] ①板や蓆などで強くあおぐ。或はあおぐように手を動かす。九州(日葡辞書)。②打つ。なぐる。静岡・佐渡。 あおれ [動] 走れ。仙台(以呂波寄)。 あか①生れ子。赤子。庄内(浜荻)。②女の子。少女。山形・愛知県幡豆郡。 あか 古米。山口県玖珂郡。 あか 酒。中国地方・大分。 あか 大波の間の小さい波。神奈川県中郡・静岡県田方郡・伊豆大島。 あか 田畑。のら。 「アカへ行く」常陸鹿島(常陸方言)・茨城・千葉。(参考、俚言集覧「上総山辺郡にて田なと耕へす人をアカフドと云」) あか (仏教語閼伽の転)①水。薩摩(物類称呼)。 ②仏。千葉県山武郡。 あが [代] (古語あ) ①われ。おのれ。「あの男はアガばかりよいようにしている」八丈島・三重・奈良・和歌山。②きみ。おまえ。高知・長崎・鹿児島。 あかあか [副] 心をひやすざま。ひやひや。新潟。 あかい [形] 明るい。大坂(浪花聞書)・近畿以西。 あがい [副] ↓あげーに あのように。勢州長嶋及び出雲播磨(物類称呼)・岡山・広烏・石見・山口・福岡県企救郡。 あかうま 蚤。のみ。愛知・富山・大分。 あかうま 艾。もぐざ。高知。 あかえい (赤鱆の意)方形の一隅に尾をつけた凧。蔦取。 あかぎ 雲脂、ふけ。南島石垣島。 あがく [動] ①ざわぐ。あばれる。福井・滋賀。②急ぐ。長野・石川。③はたらく。 「よくアガク女だ」南島。④むざぼる 静岡県磐田郡。⑤もがく。岡山。⑥寝相悪く動きまわること。淡路島。 あくゎさんと [副] ぼうぜんと。ぼんやりと。鹿児島。 あかし ④ろうそく。仙台(以呂波寄)・盛岡(御国通辞)・津軽。②松の木を切って作った燈火。たいまつ。山梨・飛騨・大隅・南島。③細い薪。北陸・中部・近畿・壱岐。 あかし 訃報をもたらす人。静岡・長野。 あがしこ [副] ↓あれしこ あれほど。 筑後久留米(はまおき)。 あかしもの 謎。なぞ。富山・福井・南島。 あかす [動] とぼす。灯す。盛岡(御国通辞)・岩手県紫波郡。 あかだし 赤味噌の味噌汁。京都・大阪。 あかだんご 灸。仙台(浜荻)。 あかちちん ほおじろ。頬白。遠州(物類称呼)。 あかちん ほおじろ。三重・和歌山。 あかっぽーろく 赤土の畑。㎝次城。 あがでに 馴 自分で。自然に。静岡・和歌山。 あかでーくに (赤大根の意)にんじん。南島国頭。 あがと [副] ↓あが 自分で。自然に。三重・和歌山。 あかとり ふとんの敷布。東北地方・新潟。 あかばね (赤埴の意) 赤土。群馬県館林(俚言増補)。 あかはら ①石斑魚。うぐい。相州箱根(物類称呼)・福島。あかうお 信州諏訪湖。②蠑蝋。いもり。青森・岩手県九戸郡・秋田県鹿角郡・福島・佐渡・長野県西筑摩郡・岐阜県郡上郡・滋賀県蒲生郡・京都・兵庫・山口県玖珂郡・徳島県美馬郡・愛媛・宮崎県延岡・佐賀県藤津郡。 あかはら 虚言。うそ。 「アカハラをたれる」陸奥(俚言集覧)・仙台(仙台方言)・「アカハラをつく」常陸(常陸方言)・茨城。 あかはら 赤痢。津軽・岩手・秋田・千葉県長生郡・長野・飛騨・北陸・京都府何鹿郡・広島・九州。 あかはらおび 切腹。仙台(浜荻補遺)。 あかぶく (赤忌服の意)↓ちぶく 月経。南島宮古島。 あかふじょー (赤不浄の意)月経出産などによる忌み。九州の漁民。 あかへ 屁をこらえて腹の鳴る事。仙台(浜荻)。 あかべ しり。尻。肛門。石川。 あかぼえる [動] 泣く。茨城。 あかままだいく 下手な大工。たたき大工。福井県敦賀。 あかまらーまみ 大豆。南島石垣島。 あかみ 海面の赤みがかって見える魚群。静岡・愛知・三重・山口・大分・宮崎。 あがみ 子供。南島与那国島。 あがみ [代] ↓あが あなた。畿内(物類称呼)・三重。 あかみず 醤油。越中(俚言増補)。 あかものし 玩具売りの露店。仙台。 あかもん 果物。くだもの。大阪。 あがらふく [動] 期待がはずれてがっかりする。薪瀉・富山。 あかり (明り障子の意)障子。南島。 あがり (上りの意) ↓いり 東。南島(八重垣)・南島。 あがり (上りの意)①彼岸の終りの日。長崎県五島。②忌明け。和歌山県下里。③↓ほかあがり。仕事を終って休息すること。 「ひるアガリ」「たぱこアガリ」福岡県朝倉郡。 あがり(上りの意) あげく。その上。「そのアガリ子供に死なれてざんざんだ」福島・埼玉県北葛飾郡。 あがり 不要になる事。 「もうそれはアガリになった」三重県志摩郡。 あがりがき 甘柿。きざわし。千葉・和歌山・徳島。 あがりさがり 蜉蝣。かげろう。秋田・岐阜。 あかりさき 附書院。岡山県津山。 あがりざけ ↓あがる 晩酌。新潟県岩船郡。 あがりはがに [副] 其後に。あまつさえ。仙台(浜荻補遺)。 あかりぷし (明り星の意) 暁の明星。南島石垣島。 あがりまち 祭の翌日。千葉県長生郡。 あかる [動] 雨がやむ。ぱれる。京(尾張方言)。 あがる 尾張(尾張方言)。 あがる [動] ①田畑の仕事を終って家へ帰る。山形・新潟。②学校から帰る。終る。 「学校をアガッた」岐阜・和歌山・大阪府南河内郡。③学校を卒業する、又は退学する。終る。「学校をアガル」大阪。 あがわた (赤腹の意) 蠑鯨。いもり。南島島尻。 あかわん ①不毛地。静岡県榛原郡。②農夫の蔑称。栃木県河内郡。 あかん [句] (アクの打消) だめだ。いけない。大坂(浪花聞書)・中部・近畿・四国。 あかんぐわーゆ (赤子魚の意) 人魚。南島。 あかんたれ 弱虫。大阪・兵庫県佐用郡。 あき ↓かれあき とりいれ。収穫。「大豆のアキはもうすんだか」群馬県勢多郡・愛知・岐阜・富山・近畿・高知。 あぎ ↓あげ 陸。南島。 あぎ ↓あげ ①顎。あご。広島・山口・高知・九州。②鰓。えら。三重県北牟婁郡・南島。③釣針のもどり。岩手県気仙郡。④すみれの花の距《きよ》。新潟県中蒲原郡横越。⑤筌《うえ》の中に逆に組んで魚の逃げないようにした簀。栃木県安蘇郡野上。 あぎ干す おしゃべりすること。壱岐。 あぎ [感] 答の詞。はい。長野県西筑摩郡、。 あきあじ ①塩鱚。北海道・東北地方・新潟・茨城、②秋にたって味のうまい鰺。伊勢(俚言集覧)。 あきおとり 幼時すぐれていた子どもが期待にそむいて成長後に劣ったものにたること。福岡県博多。 あきがあき (秋飢渇の意) 秋に食慾の増進する事。長野県佐久地方・熊本県南関。 あきさか 秋の初め頃。初秋。宮城。 あきざくら (秋桜の意) コスモス。青森・千葉県長生郡・岡山・高知・九州. あきさん [形] 大きい。南島首里。 あきじ (古語あきじひ)あきめくら。清實。仙台。あけじめくら 仙台(浜荻)。あきずめくら 新潟県中魚沼郡。 あきし ↓あき ①稲刈にやとわれて働く人。和歌山・京都府竹野郡・高知。②稲刈。南島。 あきじまい 刈収め。盛岡(御国通辞)。 あきつ (古語あきつ) ↓あけず蜻蛉。とんぼ。南部(重訂本草)・大分・南島。あきず 盛岡(御国通辞)。 あぎと (古語あぎと)↓あぎ 下顎。あご。三重・和歌山・四国・山口・大分・福岡。 あきない 行商人。島根県簸川郡。 あきにゃじょり 胡坐。あぐら。奄美大島。 あぎる [動] 野菜の食べ頃が過ぎる。「この松茸はちっとアギている」高知。 あきんど ①行商人。島根・大分。②てんとう虫。周防大島。 あきんどぼし (行商人星の意)さそり座の心。三箇の星。千葉県印旛郡・静岡県安倍郡。 あく 灰。 「火鉢のアク」庄内(浜荻)・東北・栃木・群馬・新潟・長野・三重県南牟婁郡・宮崎県延岡。 あく [動] ↓あかん できる。足りる。ぐあいよく行く。 「昨日たのんだ物はいつアクか」和歌山県東牟婁郡。 あく [動] 蚕の上簇すること。鹿児島県肝属郡。 あぐ ①踵。かかと。陸奥及越後(物類称呼)。 ②鰓。えら。常陸(常陸方言)。③漁具うえのふたにつける竹製のもどり。福岡県早良郡。 あぐ ↓あご 歩幅。 「ひとアグあるく」「大アグであるく」岩手・宮城・福島。あんこ 千葉県佐原。あぐをつる 歩む。仙台(以呂波寄)。 あぐ 友人。幼な友達。南島沖永良部。 あくいと 踵。かかと。長野・岐阜・愛知。あ一くい 美濃。 あくさい ①陰口。新潟県頸城地方。②あきれかえる。 「アクサイする」埼宝県入間郡。 あくさいうつ [句] 困る。もてあます。筑後久留米(はまおき)・九州。あくさいりく 愛媛。 あぐし 胡坐。あぐら。越前(物類称呼)・米沢・新潟。 あくせんば ↓せんぼ 灰たらし。新潟県蒲原地方。 あくそ 腫物などの化膿する事。 「アクソする」長崎。 あくそ ↓くちあくそ(悪口) あくた 稲のはかま。山口県大島。 あくたまい 屑米。京都府竹野郡。 あくち 口の端などのきれる病。口唇炎。三重・奈良・和歌山・大阪・岡山。 あぐち 胡坐。あぐら。 「アグチかく」加賀(加賀なまり)・山形・山梨・北陸。 あくつ 踵。かかと。信州(物類称呼)・三陸越後(俚言増補)・群馬・埼玉県秩父郡・長野・静岡・愛知。あぐつ 遠江(物類称呼)。 あくと ①川沿の低地。上野下野(常陸方言)。 あくつ 常陸(常陸方言)・茨城県稲敷郡。②堤防の外側にある畑。埼玉県北葛飾郡。 あくと 踵。かかと。仙台(以呂波寄)・盛岡(御国通辞)・庄内(浜荻)・東北・群馬・山梨・新潟・中部。 あぐどああせ (踵合せの意)かかとを前であわせる坐りかた。行儀のわるいことの意に用いる。津軽。 あくとうら つちふまず。富山。 あくとーし ↓とーし 灰ふろい。青森・秋田・岩手。 あくとなぐれに [副] ただちに。折返し。「盗んだらアクトナグレニつかまった」仙台・米沢。 あぐーな 岩のえぐれた所。和歌山県日高郡上山路。 あくねほす [句] 子供の泣くことを罵って言う。壱岐。 あぐねい 端坐の膝を少しくずして坐る事。南島沖永良部。 あくば (灰場の意)①芥場。山村の農家の塵捨場。此処で芥を焼いて肥料にする。青森県上北郡。②小便所。岩手県九戸郡。 あくぱり 迷惑。隠岐島。 あくぱる 醐仕事などが多過ぎていやにたる。徳島・愛媛・広島・山口・長崎。 あぐび 袖無し。秋田県平鹿郡。 あくべたい [形]長話などに飽きる気持。たいくつな。いやになる。・加賀(加賀なまり)・石川。 あぐまさーリ [形] 睡たい。ねむい。奄美大島。 あくみ みかんなどの袋にある白い筋。南島喜界島。 あぐむ [動] 手のつけようがない。高知。 あぐむ [動] 幹などをよじ登る。伊豆。 あぐむ [動] ↓あごむ またぐ。栃木県塩谷郡。 あぐら(歯座の意か)歯槽。はぐき。千葉県長生郡。 あぐらがみ (胡坐髪の意)いちょうがえし。秋田県平鹿郡。 あぐらしい [形] ①うるざい。やかましい。きみがわるい。新潟、②いそがしい。富山。③とんでもない。おそろしい。 「アグラシイ大きた物」米沢。 あぐり 網をすく具。あみ針。肥後菊池郡(俗言考)・山口・熊本。 あぐり いわしをとる網船。千葉。 あぐる [動] あまる。あふれる。青森。 あぐるしい [形] ①きゅうくつた。石川。②かざだかな。たくましい。「アグルシイ体格」新潟県下越地方・石川県鳳至郡。③うるさい。ざおがしい。飛騨・石川。 あくれる [動] ふざけさわぐ。あばれる。岐阜・石川・福井。 あげ ①海に対して陸。鳥取・山口。②岡。富山県東礪波郡。③高地の田。上田。淡路島・高知県高岡郡。④田の一部に野菜をつくる所。奈良県宇陀郡。 あげ 水田用の水溜め。秋田県南秋田郡。 あげ 西風。熊本県天草郡。 あげ 魚群に鳥のついているもの。佐渡。 あげ ↓あご ①上顎。秋田県鹿角郡・新潟県西蒲原郡。②釣針のもどり。秋田県鹿角郡。③鍬の台木の齒のすげてある部分。秋田県鹿角郡。 あげ あぶら虫。秋田県南秋田郡。 あげ ↓あきつ 蜻蛉。とんぼ。宮城県加美郡・山形県南部。 あげーに [副] ↓あげん あのように。総州(物類)・愛知・大分・熊本。あげいに 筑後久留米(はまおき)。あげ 山形県荘内・鳥取県日野郡・島根・愛媛県伊予郡・大分。 あげあめ 降ったりやんだりする雨。アゲアメだからなかくやまない」群馬県館林。 あげいお 漁から帰っ(、神に供える魚。静岡県東部。 あげうし 屠場行の牛。熊本。 あげおけ 農家で糞尿をたくわえておく大桶。飛騨。 あけがい 蛤に似て殻に赤筋ある貝。周防(俚言集覧)。 あげがき ↓あげる ざわし柿。淡路島・徳島。 あげこげ [副] ↓あげーに ↓こげーに あべこべ。反対。和歌山。 あげざかや 造り酒屋に対して売酒屋。 埼玉県幸手・熊本県南関。 あげし ①高い土地にある水田。京都府竹野郡。②一畦畔の土手。山口県大島。 あけず ↓あきつ 蜻蛉。とんぼ。仙台(以呂波寄)・奥州仙台南部(物類称呼)・東北・茨城県多賀郡・新潟県下越地方・宮崎・南島。あけす 鹿児島。 あげしょーぎ ↓しょーぎ 麺類をゆでる時すくいあげる笊。栃木・群馬・埼玉。 あげた ①神饌をつくるための斎田。和歌山県日高郡。②深田に対して浅田。二毛作水田。熊本県玉名郡・壱岐。 あげだし 鮭などの魚.頬や茄子のごとき物を胡麻の油であげ♂、醤油でたべる料理。北海道(松前方言考)。 あげつ ごみ焼。岩手県上閉伊郡。 あけつば 堆肥をつんでおく所。新潟県北蒲原郡。 あけどり 蜻蛉。とんぼ。大分県鶴岡。 あげなや 土間に床をはった穀物倉。三重県志摩郡、 あけなんこに [副] ありのままに。 「アケナソコニ相談する」滋賀県栗太郡・福岡県慱多・壱岐。 あげぶり ↓あげあめ 降ったりやんだりする雨、神奈川県津久井郡。 あげまいつくり (上納米作りの意)小作人。大分。 あげみず 出水。洪水。千葉県印旛郡酒々井。 あげもの ①神前に供えた魚など。栃木県安蘇郡。②盆正月にだんな寺へ上納する米。壱岐。 あげら ↓あげ川のふち。奈良県十津川。 あけら ↓あか 沖。和歌山県有田郡。 あげる [動] 柿をざわす。千葉県山武郡・徳島。 あげる [動] ただで取る.取りあげる。大阪(大阪詞大全)・雷山県射水郡。 あげる [動] あずける。南部。 あげん [副] ↓あんがい あのように。あんなに。三重県度会郡・九州。 あこ ①乳児。あかんぼ。和歌山・鳥取・島根。②小児。東国の辺土(物類称呼)。③人形。島根県簸川郡。 あこ 母。鹿児島。 あこ 下男。静岡県沼津。 あこ 牡牛。遠江(物類称呼)。 あこ 漁夫の仲間。青森県上北郡。 あこ [代] ①おまえ。高知県安芸郡。②私。和歌山県海草郡。 あこ [代] あそこ。彼処。京(物類称呼)。関西各地。 あご ↓あぎ ①齒ぐき。山形県荘内。②釣針のもどり。静岡県安倍郡。 あご とびの魚。中国及九州(物類称呼)・筑後久留米(はまおき)・石川・山陰地方・福岡・長崎。 あご ↓あぐ ①歩。歩幅。山形県村山地方。②穀物の種子をまく溝。まきみぞ。高知。 あごふむ 幾歩あるか数えること。茨城。 あご ↓あんこ 姉。少女。奄美大島。 あごえる [動] 用事が多くて困る。「大家族だから女中一人ではアゴエて間にあーわぬ」 脊同面州。 あごえる [動] 増長する。香川。 あこーどり きつつき。南島宝島。 あこーくろ 夕方。夕暮。熊本・宮崎。沖繩。 あこくろもと 夕方。夕暮方。鹿児島。 あごずむ [動] あてがはずれる。富山。 あごた ↓あぎと ①顎。あご。中部地方以西。あごたん 大阪。②おしゃべり。饒舌家。大分。 あごたたたく ①おしゃべりする。熊本県阿蘇郡。②口答えする。美濃。 あこつ ↓あくつ 踵。かかと。山梨・静岡。 あごてんかく [代] 予期がはずれる。富山。 あごはじけ 饒舌者。おしゃべり。熊本県阿蘇郡。 あこばば (嬰児婆の意)産婆。島根県大原郡。 あこび ↓あっくい 踵。かかと。山梨県中巨摩郡。 あごみ (跨ぎ所の意)小ざい堀。溝。茨城県真壁郡。 あごむ [動] ↓あご 跨ぐ。「溝をアゴム」東国(物類称呼)・茨城県南部・千葉県長生郡・伊豆三宅島・愛知県碧海郡・福井県敦賀。 あこよろこび に嬰児慶びの意)出産祝。島根県簸川郡。 あごれ [代] ↓わこれ あなた。福井県遠敷郡・愛媛県越智郡。 あころぶ [動] 赤らむ。熟す。福井県大飯郡・京都・和歌山県東牟婁郡。 あさ ①父。南島宮古島。②祖父。南島与那国島。 あさ 明日。あした。奄美大島。 あざ 波の浸蝕によって生じた洞穴。三重県須賀利。 あざ↓よめあざ①痘痕。あばた。千葉県山武郡・愛媛県新居郡。②ほ威ろ。黒子。盛岡(御国通辞)・筑後久留米(はまおき)・岩手県紫波郡・秋田県雄勝郡・佐渡・兵庫県揖保郡・島根・香川・愛媛・九州。 あざ ↓あだ 茶の間。長崎県彼杵地方。 あさあがり ↓あさがり ↓あさおり 朝食。熊本県玉名郡。 あざーだな だいどころ。勝手。種子島。 あさい ↓ものあさか(淡白) あさう (麻生の意)麻畑。長野。 あさう (麻苧の意)麻糸。南島喜界島。 あさうずみ 朝起。奄美大島。 あさうり ①越瓜。しろうり。京(物類称呼)・滋賀県蒲生郵。②へちまをもアサウリと云。京辺(俚言増補)。 あさおり ①朝食後躡て働く事。石川。②朝食後。富山県礪波地方。③朝食直前。富山県下新川郡。 あさがおいも (朝顔芋の意)南瓜。かぼちゃ。石見。 あさかじ (朝火事の意)朝焼。千葉県八街。 あざかす [動] ↓あざく 掘りかえして探すこと。茨城。 あさかやま 寒紅梅。西国(物類称呼)。 あさがり ↓あがり ↓あさぎり ①朝食前の野良仕事をして帰る事。山形県村山地方。②朝食。熊本県玉名郡。 あさがり 浅海。岡山県邑久郡。 あさかわをこぐ 朝酒を飲む。仙台(浜荻)。 あさき 朝食。南島石垣島。 あさぎ ①木質のやわらかな雑木。青森県上北郡・長野県東筑摩郡・奈良県吉野郡・和歌山県日高郡・京都府竹野郡高知。②ふしのある雑木。新潟。③雑木の炭。岩手県紫波郡。 あさぎ 麻の皮をとった物。おがら。岐阜県恵那郡・富山県礪波地方・愛媛。 あさぎ ↓あさげ ①朝食前。朝食前にする仕事。和歌山・奈良。②朝。朝のうち。長野・淡路島。 あさぎ 雑炊。長崎・宮崎。 あさぎ 離れ座敷。南島宮古島。 あさぎいる 桃色。南島与那国島。 あさぎうり まくわ瓜。宇治山田市。 あさぎり ↓あさがり ①朝食時。石川県江沼郡。②朝。朝方。佐渡・石川・福井県坂井郡。 あさぎりはらって [句] 朝早く。朝っぱらから。仙台(浜荻)。 あさぐ [動] あるく。歩む。青森。 あざく [動] ①うがつ。ほじくる。福島県岩瀬郡。②餌などをざがす。他人の器の申たどをさがす。かきまわす。山形・宮城県亘理郡・福島. あさけ ↓あさき 朝食。伊豆八丈島。あさげ 大分市。 あさげ ①朝食前の仕事。奈良・和歌山。②朝。朝のうち。山形・福島・群馬・長野・新潟・淡路島。 あさけんずい ↓けんずい午前の間食。奈良。 あさこじゃ ↓こじゃ 午前の間食。隠岐 あざこない 淺はかな 宮城。 あさこびり ↓こびり 午前の間食。岐阜・新潟。 あさざ ↓あそーざ ①朝食。香川。②朝のうち。岐阜県郡上郡・愛媛県周桑郡。 あさざけ 屠蘇。長野県南佐久郡。 あささり ↓あさり 朝。飛騨。 あさじゃ (朝茶の意)①朝食又は朝食前の軽い食事。静岡・三重県度会郡・香川・徳島・広島・石見・大分。②朝食と昼食との間の食事。広島。 あさしらげ 藥翼。はこべ。加賀及東尾張(物類称呼)・秋田県雄勝郡・山形・新潟・富山・福井。 あさずくり ①朝食前の仕事。埼玉県秩父郡・長野・静岡県駿東郡・山口県大島。②朝食前。早朝。埼玉県入間郡・神奈川県高座郡。 あさずけ ぬかみそ漬。大坂(浪花聞書)・筑後久留米(はまおき)・富山・福井・和歌山・広島・佐賀。 あさだち ①朝早く仕事に出ること。秋田県鹿角郡。②朝。福島県相馬郡。 あさって ①見当ちがい。 「アサッテの方を見ている」岩手県九戸郡。②斜視。広島・島根県邑智郡。 あさっててり あさって。明後日。播州赤穂(物類称呼)。 あさとー 朝。肥後菊池郡(俗言考)。 あざとい [形]①あさはか。深い考えもない。三重県度会郡・奈良・淡路島。②こわれやすそうに見えること。富山。 あさどり 秋胡頽子。ぐみ。岡山・鳥取・島根。 あさどれ 朝凪。南島(混效験集)。 あさにじ (朝虹の意)朝焼け。長野。 あざばえ 自然生え。京都府竹野郡。 あさばんうい 正午。南島国頭。 あさひやけ朝焼け。群馬県山田郡・千葉県印旛郡。 あさぶ 腫物。はれもの。南島石垣島。 あさぶしん 早朝馬草を苅ること。熊本県球磨郡。 あさま ①朝。朝方。東北・栃木・福井・京都・兵庫・中国・大分。②明朝。盛岡(御国通辞)。 あさまずみ ↓ゆーまずみ ①朝凪。神奈川県浦賀。②日の出る少し前頃。夜明け。千葉県安房郡・静岡県安倍郡。 あさまち ↓まち 麻畑。兵庫。 あさまつ 西風。群馬県勢多郡。 あさまり 朝。鳥取。 あさもと 暁。静岡県川根地方。 あさゆみち [句](浅世見たの意という)若死した。南島喜界島。 あさら [副] むろん。もちろん。「それはアサラたことだ」静岡。 あさり 浅瀬。種子島。 あさり ↓いさり①たこの巣。愛媛県温泉郡。②岩石に附着している貝。かめのて◎隱岐。 あさり ↓よさり 朝。三重県南部・和歌山県南部・淡路島。 あさる [動] 日に乾せる米麦など或は火に焙る亜麻の実などを手にて掻き廻わす。九州(日葡辞書)。 あざるる [動] ①くさる。熊本。②飽き飽きする。長崎・熊本。 あさん [代] おまえ。佐賀。 あさんかーり 朝食。種子島。 あし 稲刈。南島波照間島。 あし ↓あす 午食。中食。南島宮古島。 あじ ①魚。和歌山県有田郡。②↓あきあじ。塩鮭。新潟。 あじ 菜。おかず。南島徳之島。 あじ ①祖母。南島沖永良部島。②曾祖父。南島西表島。 あじ ねばりある物のひく糸。 「くものアジ」埼玉・神奈川県津久井郡・伊豆八丈島。 あしー 兄。伊豆八丈島。 あじー 祖父。南島喜界島。 あしあげ ↓あしゃぎ(離れ屋) あじあじと [副] おめおめと。のめのめと。奈良。 あしあらい (足洗の意)田植後の骨休め。岡山・高知・大分・熊本。 あじうめ 杏。あんず。北海道(松前方言考)・青森・秋田。 あじうり まくわ瓜。西国(物類称呼)・雲州作州(重訂本草)・秋田・新潟・岡山・広島・山口県防府。あじふり 筑後久留米(はまおき)。 あじか ①笊。ざる。静岡県西遠地方・三河・岐阜・愛媛県周桑郡(夏季の飯びつ代りに使うもの)。②木を薄くそいで編んだ籠。畑仕事の時腰につけてゆくもの。一飛…騨。 あしかき 片脚跳.新潟県西蒲原郡。 あしかけ 妾。てかけ。めかけ。島根県邇摩郡。 あしかた 足あと。 「猫のアシカタ」秋田県鹿角郡。 あしがっこ 片脚跳。神奈川・静岡県田方郡・島根県邇摩郡。 あしがらまり 足手まとい。宮城。 あしがらみ はりがね虫。千葉県山武郡・神奈川県津久井郡。 あしくら 胡坐。あぐら。伊豆三宅島。あしく 新潟. あじこい [形] ↓あちこい ①綺麗。うつくしい。京都・但馬。②かわいらしい。茨城県稲敷郡。 あしこんこん 片脚跳。茨城県真壁郡・千葉県山武郡・横浜。 あしじ 紺色。南島島尻。 あしじり (足摩の意)芝。南島中頭。 あししろ 下準備。尾張三稲。 あしじろ しのつく雨。壱岐。 あしだ ①冬季川で野菜を洗う時にはく足桶(挿画参照)。岡山。②竹馬。静岡市。 (挿画(あしだ①(岡山方言Jによる) あしたか 水馬。あめんぼ。信濃(物類称呼)。称呼)。 あしだか 腰長蜂。島根県鹿足郡。 あしだか 片脚とび。和歌山県南部。 あしたよる 暁方。熊本。 あじち 分家。岐阜・富山・石川・福井。 あじちや 寺子屋。奈良。 あしつぎ 踏台。千葉県夷隅郡・奈良・京都・大阪・岡山・石見・隱岐・九州。 あしっこ 足あと。関東。 あじない [形] 無味、まずい。京江戸(物類称呼)・大坂(浪花聞書)・愛知・岐阜・石川・福井・近畿・島根県簸川郡。 あしのうらを掻く 約束を守らないこと。新潟県頸城地方。 あしのかど 踵。かかと。長崎県五島・鹿児島県種子島。 あしのこぶ 踝。くるぶし。三重県志摩郡・奈良。 あしのつと 腓。こむら。大隅・種子島。 あしのとも 踵。かかと。三重・奈良・和歌山。 あしのはら ①あしのうら。九州。②腓。こむら。佐渡島外海府。 あしのひら 足の裏。新潟・長野・飛騨。 あしぼく 竹馬。愛知県幡豆郡。 あしまき はりがね虫。静岡・奈良・鹿児島県肝属郡。 あじまさーん [形] 甘い。南島石垣島。 あじましい [形] 気持よい。青森。 あじむ 杵。南島国頭。あずん南島(八重垣)。 あしめる [動] あてにする。期待する。富山・石川。 あじめる [動] 味わう。愛媛県大三島。 あしもと 取入れ籾すりの時に足もとに散った残穀。周防大島。 あしもと ①履物。はきもの。香川県三豊郡。②足跡。静岡。 あじゃ ↓あだ ①父。津軽・秋田県平鹿郡・南島。②母。妻。青森・秋田。③子守。下女。秋田。 あじゃ [代] おまえ。三重県度会郡・和歌山県東牟婁郡。 あしゃぎ 離れ座敷。南島首里。 あしゃげ ↓かみあしゃげ 前の屋。出居の向いの建物。南島(八重垣)。 あじゃける [動] ↓あだける ふざけるたわむれる。秋田県河辺郡・富山・岐阜県恵那郡・島根県簸川郡。 あじゃら 踵。かかと。宮城県亘理郡。 あじゃら 痘痕。あばた。南島新城島。 あじゃら [副] ①たわむれ。いいかげん。かりそめ。じょうだん。畿内(物類称呼)・仙台(浜荻補遺)・宮城・福島・淡路島。②いたずら。乱暴。仙台(浜荻)・宮城。③だいぶ。かなり。静岡県田方郡。 あじゃらに [副] 多い。たんと。仙台(浜荻)。 あじゃる [動] あざける。ののしる。和歌山県日高郡・出雲・高知県嶺北地方。 あじょ [代] おまえ。三重。 あじょー [副]①いかに。どう。東国(物類称呼)・栃木県塩谷郡・千葉県山武郡。 あじょーにも [副] ①どうしても。群馬。②万一にも。埼玉。 あしらう [動] 病気をいたわる。養生する。和歌山・四国。 あしる 人形。南島波照間島。 あじる [動] ↓あずる もがく。眠っていて身体を動かす。鳥取・出雲。 あじる [動] 盗む。伊豆韮山。 あしろ 梯子。はしご。岩手県上閉伊郡。 あじろ ①漁場。三重県北牟婁郡・愛媛・中国・九州。②魚のよく集まる所。三重県尾鷲。 あじろしい [形] できがよい。りっぱ。 大分。 あじわり 魚切庖丁。熊本。 あす ①昼食。南島国頭。②朝食。奄美大島。 あず ↓あそ 山や畑などの境界。伊豆大島・御蔵島。 あず ①堀や溝などの底にたまる泥土。壱岐島。②川に流れる芥。佐賀。 あずのきれん 決断力のないこと。石見・山口・福岡。 あずかる [動] ①小作する。愛知県知多郡。②(扱うの訛か)飼養する。養育する。青森…・宮城ハ。 あずき 初漁。宮城県牡鹿郡。 あずきがゆ しるこ餅。加賀(物類称呼)。あずきぞーに 島根県簸川郡。あずきもち 庄内(浜荻)・岩手・宮城。 あずきのり 牡丹餅。おはぎ。広島県双三郡三次。 あずくみ 胡坐。あぐら。 「アズクミかく」大和及び伊賀伊勢遠江(物類称呼)。静岡・長野。あずをま 岐阜。 あずける [動] 与える。宮城・福島・新潟。 あすてり あす。明日。播州赤穗(物.類称呼)。 あすび (古語あそび)歌憐。奏楽。南島沖永良部島。 あすびざっこ 丁斑魚。めだか。秋田県平鹿郡。 あずみ 家屋の妻。京都府中郡。 あずり 面皰。にきび。静岡。 あずる [動] ①眠っていて床の上で動ざまわる。岡山・鳥取・島根。 ②もがく。奈良・兵庫・岡山・鳥取・島根・愛媛。③困る。窮する。てこずる。安芸(秋長夜話)・淡路島・四国・中国地方。④心の定まらないこと。ためらう。「物事にアズル人だ」静岡。⑤あせる。よく働く。佐渡・福井県坂井郡。 あせ ↓あーぜ ①副食物。香の物。岩手・宮城。②朝食。長野県下水内郡。 あせ [代] 汝。おまえ。三重県南牟婁郡・和歌山県東牟婁郡。 あせ [感] 牛を左に向かせる時の詞。愛媛県大三島。 あぜ ↓あでぃ ①↓あぜいと。機の経糸の交叉する所。島根県鹿足郡。②畑の畦、群馬県佐波郡。③川手の畔。高知県本山地方。 あぜ 川岸の湾入した所。岩手県胆沢郡。 あぜ [副] なぜ。 何故。 総州及び東奥(物類称呼)・千葉・埼玉・神奈川・山梨。 あぜー 朝焼。南島喜界島。 あせー 姉。おかみさん。南島。 あぜー [形] 非常な。大した。「フゼー奴」鹿児島県谷山。 あぜいと ↓あぜたけ 梭みちをわくる糸。かざり。西国(物類称呼)。 あせがる [動] ①あせる。いらだつ。福岡・長崎・熊本。②せきたてる。さいそくする。福岡・熊本県南関。③子供が眠くたった時などむつかる。長崎6 あぜくじり 螻蛄。おけら。長崎県五島。あぜほぐり 熊本。 あせくらしい [形] ①ざわがしい。石川。②いそがしい。新潟・石川。 あせくる [動] ①↓あせる。かきまわす。ざがす。九州。②あせる。もがく。岐阜・富山。 あぜたけ ↓あぜいと 機の緯をわける竹。関西(物類称呼)。 あぜち ↓あじあ 分家。飛騨・福井。 あせない [形] いそがしい。せわしい。富山県西礪波郡・石川。 あぜはしる [動] 軽はずみな行いをする。富山。 あぜまめ ①大豆。枝豆。長野県南佐久郡・三重・奈良・和歌山・大阪・岡山県児島郡・香川県三豊郡・愛媛県松山。②余分の物。名古屋。 あせる [動] ①鳥が餌を求めてくちばしや足で掻き廻す。あさる。九州(日葡辞書)。②籾粟などを筵に掻き広げて干す。肥後菊池郡(俗言考)。③かきまわす。かきひろげる。ざがす。 「灰をフセル」筑後久留米(はまおき)・福岡・佐賀・長崎。④ざわぐ。「子供がアセッて困る」福井県大野郡。⑤口論する。宮城。⑥動く。もがく。岐阜県吉城郡。⑦さわる。いじる。福井県大野郡。⑧せきたてる。ざいそくする。広島県蘆品郡。 あせる [動] 舌などの荒れること。「舌のアセルような熱いお茶」岡山。 あぜる [動] ①舌がもつれる。三重県志摩郡。②あてこする。諷刺する。山口県防府。 あぜる [動] 問題にする。念頭におく。「あんな話はアゼルに及ばない」高知。 あそ ↓あぜ 畑の境。伊豆大島・三宅島。 あそ ↓あど 踵。かかと。大分。 あそーざ ↓よわざ ①農夫労働者などの午前十時頃までの仕事の量。徳島県美馬郡。②朝。朝のうち。徳島、 あそこなて [代] あそこ。彼処。尾張(物類称呼)。 あそび 梭みちをわくる糸。かざり。紀州(物類称呼)。 あた [接頭] ①不快の意味を表す。「アタめんどう」「アタしんどい」大坂(浪花聞書)・神戸・淡路島。②↓あった。急の意味を表わす。 「アタ降り」南島喜界島。 あだ ↓あちゃ ①子守。青森・秋田。②母。山形県最上地方。③姉。次男の嫁。叔母。秋田県鹿魚郡。④長男。岩手県九戸郡。 あだ ①そと。外。西国(物類称呼).岡山・広島α②日あたりのよい土地。岡山県吉備郡。③戸口からはいって最初の板の間。長崎県五島。④茶の間。長崎県外目沿岸。⑤広間。静岡。 あだ ↓あざ 黒子。ほくろ。広島県江田島・山口県屋代島・南島加計呂麻島。 あだ 端。はじ。岡山県上房郡。 あだ [副] ずいぶん。たいへん。「アダに大きい」尾張。 あだ [副] 容易。主に打消に使う。 「アダじゃたい」伊豆・長野・但馬・出雲。 あたあみ (急雨の意)驟雨。南島徳之島。 あたい 代り。代償。 「米のアタイに粟を食う」秋田県鹿角郡。 あたいも 里芋。福島。 あだかす [動] ↓あだける 落す。丹後・但馬。 あたき 檜。ひのき。長野県東筑摩郡。 あたき [代] わたくし。愛媛県周桑郡・福岡。 あたきし (急岸の意)断崖。南島石垣島。 あたく 鵜。南島首里。 あだけ 虚言。うそ。福島県北会津郡。 あだけおんな ↓あだけるおてんぽ娘。新潟県粟島。 あだける [動] ↓あじゃける①ふざける。さわぐ。あぱれる。陸奥(物類称呼)・東北・茨城・千葉・北陸。②甘える。和瞰い山県日高郡。 あだける [動] ↓あだれる 落ちる。京都・兵庫・鳥取・岡山。 あたこま [副] しばらく。南島(八重垣)。 あたさん ↓あとさん 太陽。おてんとさま。島根県八束郡。 あだじし ↓しし 余分についている肉。富山県福野地方。 あただに [副] にわかに。急に。予州(物類称呼)・島根・愛媛・九州・南島。 あたたき 鏡餅。石川・滋賀。 あだつ [動] はいりきる。 「この小さな箱でアダツかしら」四国。 あだてる [動] 訊いて廻る。尋ね求める。南島(八重垣)。 あだなえる [動] かまどに薪などをくべて炊事の準備をすること。大阪。あだなう 奈良県北葛城郡。 あたびき 蛙。南島(八重垣)。あたびく南島与論島。 あたふなが (畦婚者の意)鶺鴒。せきれい。奄美大島。 あたま 蜷蚪。おたまじゃくし。青森。 あたまつける 出生屈をすること。入籍する。青森。 あたま結わえる 困りはてること。愛媛県大三島。 あたまにたる 熱中すること。山口県防府。 あーたーまいー ↓あた 病気の名。脱腸。南島喜界島。 あたまくだし [副] あたまごなし。 「アタマクダシおどかされた」長野。 あたまのおどり おどりこ。ひよめき。和歌山県西牟婁郡。 あたまのさら 頭蓋。あたま。三重県志摩郡・岡山県邑久郡。 あたまはり 諸芸を少しずつ覚えて末遂げぬ事。ちゃうすげい。仙台(浜駅)。 あたまやね 枕頭。まくらもと。石見。 あたら [連] ↓あったら 惜しい。南島。 あたらしか [形] ↓あったらしい 惜しい。大事な。南島喜界島。 あたらしや 分家。長野県埴科郡・新潟。 あたらしや (可惜屋の意)葬儀屋。愛媛県宇和島。 あたらむし [形] 惜しい。「若いのにアタラムシイことをした」青森。 あたり 菜園。屋敷内の菜園。南島。 あたりがけ ①やつあたり。福島県磐城地方。②意趣返し。岡山。 あたりこくちゅー 近所近辺、福岡。 あたりさく ↓あたる 小作。岡山。 あたりだ ↓あたる 借りている田。愛媛県松山。 あたりび たき火。奈良。 あたる [動] ①さわる。触れる。新潟。②いじる。弄ぶ。島根県邇摩郡。 あたる [動] ↓あてる ①占有する。淡路島。②田などを借りること。小作する。岡山県邑久郡・愛媛県松山。 あだれる [動]↓あらける落ちる。木の実などのばらばら落ちる。中国。 あたん 復讐。仕返し。京都・大阪。 あだん [代] 私。鳥取・島根。 あたんぽ 丁斑魚。めだか。和歌山県西牟婁郡。 あち 子供。幼児。新潟・石川。 あちこい [形] ↓あじこい①みごとな。茨城。②うらやましい。千葉。 あちにー 芋飯。南島小浜島。 あちねー 買物。南島喜界島。 あちゃ ↓あや ①父。秋田・南島与論島。②兄。青森。③母。津軽・三重県南牟婁郡。④下女。子守。石川県鳳至郡。 あちゃ [代] 私。富山県高岡在・出雲。 あちゃ ①それでは。それなら。埼玉県秩父郡・群馬・山梨・長野・新潟。②別れの挨拶の詞。さよな底。山梨・新潟。 あちゃき 明日。あした。南島。 あちゃさん 支那人。長崎。 あちゃつく [動] あわてる。「アチャツイて逃げていった」長野県東筑摩郡。 あちゃとてた (擬声語)ほととぎす。岩手県九戸郡。 あちゃゆさんで 明晩。南島。 あっか 母。山形・福島・栃木。 あつかう [動] ①いじる。弄ぶ。西国(物類称呼)・熊本県玉名郡・対馬。②いたわる。養生する。岡山。 あつかましい [形] ①うるさい。やかましい。「子供がざわいでアッカマシイ」新潟・兵庫県佐用郡・岡山・四国。②そそっかしい。淡路島由良。 あつかみつける [動] 叱りつける。「そんな事するとアツカミツケられるぞ」愛媛県松山。 あつかむ [動] うるざがる。面倒がる。愛媛・高知 あっかもっか [副] 心せわしいさま。茨城県多賀郡・千葉県君津郡。 あっかり 馬鹿。長崎県五島。 あっかり [副] うっかり。ぼんやり。「そんなにアッカリしていてはいけない」静岡・富山・石川。 あっくい ↓あくいと 踵。かかと。中部。あっけー 八丈島。 あっくいなき 後悔して泣く事。長野県佐久地方。 あっくり (擬態語)木通。あけび。千葉。 あっけつ ①ごみ。芥。山形県荘内。②あほう。ぼか。仙台(浜荻補遣)。 あつける [動] ↓あずかる ①与える。あてがう。仙台・新潟県西蒲原郡。②打ちつける。京都府何鹿郡。 あっこ [代] ↓あこ おまえ。君。鹿児島。 あっこん ざつまいも。南島八重山。 あっさ 下駄。南島喜界島。 あっさぶ [副] きまりの悪いさま。何となくぐあいの悪いさま。 「知らぬ人ばかりでアッサブだから帰ってきた」高知(老人)。 あつじょー 畳。長野県下伊那郡。 あっしょこっしょ (神武記の阿々志夜胡士心夜の伝われるものという)あら笑止やなどいうべき時の詞。筑後柳川(北辺随筆)。 あった [副] ↓あただに 急。におか。南島(八重垣)・岡山県阿哲郡・島根県八束郡・南島。 あったいさま ①神仏太陽等。秋田県鹿角郡。②神仏のお燈明。高知県安云奴郡。 あったーくんどうー 気みじか。短気。南島与那国島。 あったしった 塵芥。南島喜界島。 あっため (温めの意という)肉の総称。南島(八重垣)。 あったら [連] (古語あたら)惜しい。「アッタラ衣裳をよごしてしまった」岩手・宮城・新潟・長野・埼玉・石川・南島喜界島。 あったらしい [形] ↓あたらしか 惜しい。茨城・長野・石川。あったらしか 九州。 あったらむしい [形] 惜しい。青森・秋田。 あったらもの 惜しいこと。借しい物。大事た物。 「新しい万年筆を落してアッタラモノした」「これはアッタラモノだけれど君にあげよう」常陸(常陸方言)・東北地方・関東・北陸・長野県松代・三重・和歌山・大阪・佐賀・種子島。 あっちゃこっちゃ [副] (彼方此方の意)あべこべ。反対。山形県村山・尾張・美濃・富山・石川・福井・近畿・鳥取・四国・九州。あっちこっち 岩手・関策・長野・北陸・美濃・三重・山口・九州。 あっちょーしば 紫陽花。あじさい。八丈島。 あっちんなー ①肩車。南島八重山。②人形。南島八重山。 あっつ [感] ①他の呼に答える詞。長門辺(物類称呼)。②ありがとう。お礼。山形。 あって 尻。しり。南島喜界島。 あってこともない [句] ↓あてこともない とんでもない。非常に。栃木・群馬・長野・静岡。 あつどこ (厚床の意)畳。たたみ。山形県最上地方・新潟。 あっぱ ↓あば ①母。青森・新潟(小児)・長崎県平島・種子島・南島。②鳥獣の母親。岩手県九戸郡・会津芳松。③乳母。うば。盛岡(御国通辞)。④祖母。南島新城島。⑤五女。八丈島。⑥妻。おかみざん。奥州南部及び津軽(物類称呼)・津軽。 あっぱ ①花の幼児語。長門。②衣服の幼児語。おべべ。晴圸眉。山口。 あっぱ 大便。うんこ。埼玉県入間郡・長野・新潟・石川・福井。 あっぱ ①まげものの弁当箱。三重県度会郡・和歌山県西牟婁郡。②髪の乱れていること。愛媛県新居郡。 あっぱー ①唖者。おし。仙台・山形・福島・関東・山梨・新潟県北蒲原郡。②馬鹿。福島・静岡。 あっぱい あかんべえ。岩手県紫波郡。 あっぱい ①美しい。きれい。山口・徳島・高知・大分・福岡県企救郡。②着物の幼児語。おべべ。山口・徳島・高知。 あっぱいさま 妻。山口市。 あっぱがお 驚いたあきれ顔。岡山・香川。 あっぱたっぱ [副] あわてるざま。狼狽。茨城県北相馬郡。 あつはま ↓はま 駒下駄。広島県江田島。 あっばりむぬ 美人。南島八重山。 あっぴー ↓あひー 兄。南島那覇。 あっぷ ①かえる。ひきがえる。鹿児島。②ももひき。さるまた。長崎県五島。 あっぷらいも (蘭語)↓あふら 馬鈴薯。じゃがいも。茨城県多賀郡。 あっべえ [形] まぶしい。神奈川県中郡。 あつベリ (うすべりの対語)畳。たたみ。茨城県稲敷郡。 あっぽ 幼児語。①団子。福井県大野郡。②餅。栃木県塩谷郡・飛騨・福井。 あっぼ 幼児語。α履物。はきもの。長崎県五島。②草履。奈良。 あつぼり 温かい灰。和歌山。 あつまりぼし すばる星。青森県下北郡・静岡県志太郡。 あつもり (敦盛の意) かぶと虫。長野県佐久地方。 あつらえる [動] ①頼む。津軽。②あずける。主目森・秋田・山形。 あて (目当ての意か) ①陸上の二点を見通して海上の位置を知る観測。「アテを見る」長崎県西彼杵郡茨木。②山の頂上。静岡県磐田郡・長野県下伊那郡。③高所。上。遠江・長野県下伊那郡。 あて ①樹木の日の当らない方の側。東京都西多摩郡檜原・和歌山県日高郡・徳島県祖谷。②斜面にある樹木の山に面している方の側。静岡県榛原郡。③斜面にある樹木の谷に面している方の側、材質は堅くて悪い。愛知県北設楽郡振草・奈良県吉野郡。④役にたたない部分。.この木はこんたアテがあるから駄目だ」「,君が来たので…僕はアテになっでしまって手持無沙汰だった」長野県下伊那郡・奈良、観荒れ地。栃木県安鰍郡・千葉県君津郡。 あて 樹木を伐り倒す時その倒そうと思う方向の側を斧で深く切りこんでおく事。奈良県吉野郡。 あて 酒のざかな。飯の副食物。三重県宇治山田。 あて ↓あてばん 魏。まないた。京都府天田郡・福井県大飯郡・大分県大野郡。 あて [代] 私。京都・大阪・淡路島(女)・高知。 あで [副] ↓あんで 何故。なぜ。千葉県山武郡・神奈川。 あでい ↓あぜ ↓あど ①織機にかけてある経糸の上下二組が交わっている所。南島喜界島。②田畑山林などの境界。南島喜界島。 あてがい 当て推量。当てずっぽう。飛騨・富山・石川・和歌山・淡路島・大分。 あてがま (火にあてる釜、或いは炉釜の意か)やかん。てつびん。岩手県九戸郡。 あぞき 性の悪い木。そりかえるような木。栃木県安蘇郡。 あてぎぶち 炉ぶち。秋田。 あてこ 子供の腹がけ。秋田・山形県米沢・新潟・長野。 あてこすり 燐寸。マッチ。大分。 あてこすり 当てずっぽう。高知。 あてこともない [代] とんでもない。とほうもたい,p九当もつかたい。山形県米沢・新潟・関東・長野・静岡・愛知。 あてじょ 子守女。山梨。 あてなし ①返却。返済。新潟県魚沼地方。②復讐。長野・新潟。 あてぱ ↓あて 土や樹木などの無い岩山。荒れ地。栃木県安蘇郡。 あてばくもない [句] とんでもない。ほうずもない。「アテパクモナイ金の遣い方をする」仙台(仙台方言)。 あてばん (当板の意) 魏。まないた。福井県大飯郡・大分県北海部郡。 あてる [動] 田畑を貸咢。小作させる。三重県飯南郡・岡山県邑久郡・愛媛県松山・高知。 あてる [動] 投げる。大阪府田辺。②打つ。軽くなぐる。南島(八重垣)。 あと ↓あとくち 畦をきった水口。田水の落し口。愛知・岐阜・岡山・鳥取・島根。 あど 踵。かかと。九州(物類称呼)・九州・南島。 あど ↓あそ ①山や畑の境界。畑の周囲の空地。伊豆大島。舵畦り堤。愛媛県伊予郡。3上の田と下の田との間。佐渡。 あど 白魚を捕る時に四手網を使う足場の棚。佐渡、 あど しまり。しめくくり。「年をとったのでアドが無い」出雲。 あどい [形] ①幼稚。あどけない。和歌山県日高郡。②理解力がにぶい。徳島県美馬郡。 あどいも じゃがいも。徳島県美馬郡。 あといり ①後妻。和歌山県東牟婁郡・淡路島・兵庫・中国地方・四国・九州。②嫡子。あととり。宮崎県西諸県郡・長崎県北高来郡。 あとうち 歩く時に泥をはねあげる事。はね。壱岐・熊本県玉名郡。 あとえだ ↓えだ 後肢。あとあし。九州(日葡辞書)。 あどえる [動] あわてる。愛媛県宇和島。 あときびす 踵。かかと。奈良県十津川。 あとくち 田の水の落し口。愛知県北設楽郡・岡山・島根。 あとくんち 晦日。みそか。奄美大島。 あどける [動] 怠る。なまける。新潟。 あとさん [幼] ①神仏或いは僧たど。秋田・山形・新潟・長野・三重・奈良・和歌山・中国地方・九州。②客。秋田県由利郡。③まぬけ者。和歌山県東牟婁郡下里。 あとさりべこ (後行牛の意) ありじごく。青森県上北郡。あとさりむし 奈良。 あとさんたんがく 雨蛙。福岡県八女郡。一あどめる あとじい 踵。かかと。宮崎・薩摩。 あとしき 家督相続人。愛媛県大三島。 あとずけぞーり 江戸にて云うごんずわらじ。関西(物類称呼)。 あとーだえ ↓あーとーと 神仏を拝する時の唱え詞。岩手県上閉伊郡。 あとてさま 太陽。月輪。仙台(仙台方言考)。 あとと ①仏。僧侶。秋田県由利郡・長崎県五島。②月。秋田県由利郡・山形。③謝辞、ありがとう。新潟県西頸城郡。④蚕。会津。 あとどぅめい ↓とめる 後妻。南島国頭。 あととり 後妻。香川県直島・広島。 あどない [形] 無邪気。あどけない。三重・和歌山。 あどなし 馬鹿。島根県簸川郡。 あどの 米屋の雇人。青森。 あとのまつり 祭の翌日休業して祝う事。神奈川県津久井郡。 あどぅびら ↓ひら 踵。かかと。南島与那国島。 あとまたじ ↓またじ あと始末、飛騨。 あとめ 後妻。会津若松・群馬県勢多郡・兵庫県佐用郡。 あどめる [動] しまう。まとめる。かたづける。福井・京都府加佐郡・対馬。 あな 父。戸主。秋田県鹿角郡。 あな ①あぜ道。神奈川。②畑の周囲。千葉県山武郡。 あな 酢。夜間買いに行く時にいう。佐賀県藤津郡。 あなに置かれる 早乙女が仕事が遅れて後になること。長野。 あないに [副]↓あねーに あのようにあんたに。石川県鹿島郡・福井県大飯郡・京都・大阪・愛媛県新居郡。 あながま ↓がま 甘藷などを貯蔵するため縁の下や崖などに掘った穴。熊本県玉名郡。 あなじ 主に西北風、所によっては西南風たど。近畿以西。 あなずる [動] 探る。長崎県平戸。 あなぜ 西北の風。畿内及び中国の船人(物類称呼)。そのほかアナジに同じ。 あなたさま ①日。大陽。岩手県釜石・伊豆大島・佐渡・三貢県志摩郡・島根・香川。②神。岩手県釜石・三重県志摩郡。③八月十五夜の月。津軽。④亡者故人の尊称。熊本県玉名郡。 あなっぷさげ 麦蒔の後の祝。群馬県勢多郡・長野県佐久地方。 あなっぽりだいく 下手な大工。山梨県河内地方。 あなほり ①啄木鳥。きつ」き。大分。②螻蛄。おけら。岡山県吉備郡。 あなもとめ 粉吹雪。福井県敦賀。 あに 何。 「アニをするか」下総(俚言集覧)・埼玉・千葉・神奈川・静岡・山梨。 あにぇぞいっ (姉指の意)無名指。くすりゆび。薩摩。 あにおじ ↓ おじ相続権を失った長男。隠岐。 あによ 強い肯定。そうだとも。南島喜界島。 あねーに [副] あんなに。あのように。中国地方。 あねこてんき 陰晴不定の天気。きまぐれ天気。秋田県鹿角郡。 あねこむし てんとう虫。青森・仙台。 あねさ ①人の妻。長野県下伊那郡。②↓うえのあねさま。鼠。新潟。 あねさとんぼ おはぐろとんぼ。燈心蜻蛉。新潟。 あねさまうり まくわ瓜。千葉県山武郡。 あねま 姉さん。加賀(加賀なまり)。 あねましい [形] ねたましい。石川。 あねんぼ 虎杖。いたどり。静岡。 あの [代] おまえ。奈良県十津川。 あば ↓あま ①丁年をすぎても未婚の女子。新潟・石川県河北郡。②コ女以下。妹。新潟。③伯叔母。石川県羽咋郡・鳥取県西伯地方・岡山県和気郡・高知。④母。青森・岩手・秋田・山形・新潟・石川。⑤主婦。妻。青森・岩手・山形・鳥取県米子。⑥下女。女中。新潟・石川。⑦子守女。新潟県北蒲原郡。 あば 柳の根。滋賀県栗太郡。 あぱ ①網の浮木。青森県上北郡・岩手県釜石・千葉県海上郡・静岡県賀茂郡・愛知県知多郡・三重・淡路島・岡山県児島郡・山口県大島・高知・九州。②網漁で網をあげる度数。「一アバ、ニアバ」長崎県五島・壱岐。③川流しの材木の流失を防ぐために張った繩。奈良県吉野郡・大分県日田郡。④川魚をとるための網に突張る杭。和歌山県日高郡。⑤川の中に小屋を作って四手網を使う所。肥前神崎。 あぱ ↓あぼめ 火だこ。愛媛県周桑郡。 あば ①新しいこと。「アバ浴衣」九州。②着物。山口。 あばー 姉。南島首里。 あばかす [動] ↓あやかす ①あやす。「赤ん坊をアバカス」山形県米沢。②だます。欺!、。鳥東・出雲・山口。 あばかん [句] (アバクの打消) ①容器たどに入りきらぬ。非常に多い。出雲・大分。福岡・佐賀・長崎・熊本・南島喜界島。②堪えられない。鳥取・島根。 あばき ↓あば 網の浮木(挿画参照)。神奈川県鎌倉郡。 挿画あばき(方言5巻11号による) あばきがとれぬ 回 しまつがつかぬ。どうにもならぬ。和歌山県東牟婁郡・広島。 あばく [動] 品物たど売っと。ざばく。大隅。 あばく [動] あふれる。長崎。 あばく [動] 風に吹かれてぼたばたする。「幟がアバク」山ロ県大島。 あばくち ①口の大きい事。わにぐち。仙台(浜荻)・仙台。②大言。豪語。宮城県登米郡。③にくまれぐち。悪口。岩手県九戸郡・津軽。 あばくる [動] ①腫物の口があく。九州(日葡辞書)。②腫物がひろがる。ふえる。大分。⑧灸のかざぶたが落ちる。壱岐。 あぱけ 池の堤の少しきりさげられた所。三重県阿山郡。 あばけない [形] あっけない。十分でない。青森。 あばける [動] ①仕事のかたがつく。売物の売れてしまう。さばける。徳島県美馬郡。②要領のよいこと。ざばけている。徳島県美馬郡。③水などのはけること。「大雨で水がアパケん」岡山。 あぱける [動] ①ふえる。増す。大分。②あふれる。香川。 あばける [動] 腫物などが化膿する。灸のあとがただれる。筑後久亠留米(はまおき)・和歌山県東牟婁郡・長門・福岡・対馬。 あぱける [動] さわぎまわる。ふざける。東北地方・関東・新潟・長野。 あばさける [動] はしゃぐ。ふざける。甘える。群馬・千葉・福井。 あばし 河豚。ふぐ。南島島尻。 あばすく [動] まがぬける。 「あの人の話はアバスイている」和歌山。 あばのき 桐の木。石川県鹿島郡。 あばふつぁ (油口の意)饒舌。おしゃべり。南島黒島。 あばみあう [動] 奪いあう。長野県下伊那郡。 あばらう [動] ①あらそう。争って取る。静岡。②慾ばる。新潟。 あばらまき [副] 荒く粗なること。おおまか。仙台(浜荻)。 あぱん [形] 美しい。南島与那国島。 あび いちご。木苺。伊豆御蔵島・八丈島。 あひー ①母。長崎(物類称呼)・壱岐。②兄。南島。 あびき ↓あぶき ①船のとおる時に起る波。長崎県五島。②入江などの波の強い時に寄せたわ引いたりする水の流れ。上総・肥前。⑧余波。山口県笠戸島。④颱風や地震などの余波。鹿児島県肝属郡。⑤影響。 「あの人のためにアビキを受けて迷惑した」対馬。 あびる [動] 呼ぶ。叫ぶ○南島(八重垣)・南島。 あぶ ①母。南島。②祖父。南島与那国島。 あぶ ↓まぶ ①洞穴。縦坑の大きなもの。南島。②あぜ。畦。どて。堤防。岩手県中部。 あぶ 肩車。「アブに乗せる」飛騨。あぶこ岐阜県武儀郡。 あぶ 大酒呑。南島喜界島。 あぶき 鮑。あわび。八丈島。 あぶき ↓あぶち ①船のとおったあとにできる波。三重県北牟婁郡。②余波。長崎県西彼杵郡。③さざなみ。和歌山・高知県室戸。 あぶき 岩などが掩いかぶさるようにたった所。新潟県西頸城郡・長野。 あぶご 鰤の最も小さい時の名。三重県志摩郡。 あぶし 田の畔。南島(八重垣)・山口県大島・奄美大島。 あぶしふなが (畔婚者の意)せきれい。鶺鴒。奄美大島。 あぶしまくら 稲の豊作のざま。 「今年の稲はアブシマクラだ」南島喜界島。 あぶた 胡坐。あぐら。 「アブタかく」京都・但馬・鳥取・隠岐。 あぶち 団扇。うちわ。愛知・奈良。 あぶつ [動] ↓あおつ 煽ぐ。あおぐ。尾張・美濃・奈良。 あぶみ 堤防の傾斜面(廃語)。岡山。 あふら ↓あっぷらいも 馬鈴薯。秋田県河辺郡・宮城県牡鹿郡。 あぶら 追従。おせじ。大阪(大阪詞大全)。 あぶらいし ①玄武岩質の滑らかな礫石。山口。②石炭。播州(重訂本草)。 あぶらぐち (油口の意) 饒舌家。おしゃべり。奄美大島。 あぶらこ ①丁斑魚。めだか。土佐(物類称呼)・高知。②あいなめ。庄内(浜荻)・青森。 あぶらしき 包み物。ふろしきの類。袱。安芸(秋長夜話)。 あぶらとる [句]道草をする。愛知県一宮・奈良県北葛城郡・大阪。 あぶらなぎ (油凪の意) 海上の風波のない穏かな凪のこと。北海道(松前方言考)。 あぶらぬすびとのき たものき。楠。土佐(物類称呼)。 あぶらまじ 旧三月土用少し前から吹く南風。伊勢国鳥羽或は伊豆国の船詞(物類称呼)。 あぶらまぜ 初夏の頃に南々西よわ吹く風。畿内及中国の船人(物類称呼)・中国地方。 あぶらむし ①蛞蝓。なめくじ。南島沖永良部。②金龜子。こがねむし。防州(重訂本草)。 あぶらもの おべっか者。お上手者。仙台(浜荻)。 あぶらもも (油菓の意)椿の実。隠岐。 あぶりこ てっきゅう。餅あみ。盛岡(御国通辞)・宮城・佐渡・和歌山・隠岐・鹿児島。 あべあべ [副] 物品を濫費するさま。「アベアベに使うな」富山・石川。 あべぐち ①曲った口。青森。②下唇のつき出た口。秋田県鹿角郡。 あべりら 痘痕。あぼた面。茨城県稲敷郡・大分。 あへんど ↓あいへんど あいさつ。応酬。 「アヘンドかく」富山。 あほ [感] ↓あーほあーほ 馬を呼ぷ時の詞。岩手県胆沢郡・宮城県栗原郡。 あぼ ①母。鹿児島県枕崎。②兄。九州。 あぼ 魚。なまぐざ物。奈良・和歌山県日高郡。 あぼ 糞。うんこ。福岡・佐賀。 あぼ ↓あっぽ 履物。隠岐中村。 あぼー ↓ぼん 小児。肥後菊池郡(俗言考)。 あほいも ↓ばかいも 馬鈴薯。和歌山県日高郡。 あほーぐさ (阿呆草の意) 煙草。たぱこ。静岡県小笠郡。 あほだれ 眼脂。めやに。宮城県玉造郡。 あほーまち(阿呆待の意)四手網。岡山県邑久郡。 あぼめ ↓あまめ 火にあたって皮膚に生ずる斑紋。火だこ。福岡・長崎・熊本。 あほんだら 焉鹿。奈良・和歌匡・大阪G あま ↓あんま ①母。南島。②姉。三重県南牟婁郡。③年のゆかぬ下女。庄内(浜荻)。④祖父。老人。南部・岩手県中部。⑤男の子。長崎。⑥馬鹿。福岡県浮羽郡。 あま ↓あまや ①高所。 「アマから落ちてけがをした」静岡。②炉またはかまどの上にある板又は簀の棚。長野県下伊那郡・岐阜県揖斐郡・三重県飯南郡。③屋根裏の物置場。天井。秋田県河辺郡・静岡・愛知・八丈島・富山・石川。京都府加佐郡・山口県防府。 あま 杉の木などの外側の白い部分。秋田県鹿角郡。 あま ↓あめ ①船虫。和歌山。②あめんぼ。佐渡。③あぶら虫。和歌山・大分。 あま [代] 彼処。あそこ。南島。 あまあまひでり 雨間のひでり又は雨後のひでり。京都府竹野郡。 あまい [副] ↓ままい なにとぞ。どうぞ。伊豆大島。 あまい [感] 返事の詞。よし。承知した。山形県村山地方。 あまいぬ 神社の飾り犬。こまいぬ。津軽・宮城。 あまいのー 龍巻。南島宮古島。 あまいも ①さつまいも。岡山県邑久郡。②山くわい。京加茂(重訂本草)。 あまうお ↓あめのうお 山椒魚。奈良県吉野郡大塔。 あまうり 季くわ瓜。福島・新潟・長野。 あまえる [動] (古語あまふ) ↓ままえる 弁償する。千葉県東葛飾郡。 あまえん ①縁側。長野県下伊那郡・福井。②廊下。茨城県稲敷郡。 あまがい (甘粥の意) あまざけ。津軽・福島・新潟・周防大島・熊本。 あまがい (海士貝の意かという) あわびの殻}。泉州境(物類称呼)。 あまがえし 雨後の荒れ。青森。 あまがき 無花果。いちじく。愛知県碧海郡・岡山。 あまがく 雨蛙。青蛙。宮崎・鹿児島・南島国頭。 あまがさ 月暈。月のかざ。宮崎。 あまかす 甘酒。秋田・福島。 あまがみ 油紙。岐阜県大垣。 あまくさい [形] 雨の降りそうなこと。 熊本。 あまくそ 雨だれ。静岡。 あまくち ばか。お人よし。茨城県南部・埼玉県東部。 あまぐり 驟雨。南島新城島。 あまこ ①ありまき。あぶらむし。岡山・島根。②蜷斗。おたまじゃくし。長野。 あまこ ↓あま 天井。屋根裏。静岡。 あまご 飯櫃。安房(物類称呼)。 あまこ 桑の枯木。京都府竹野郡。 あまご 醫油のかび。 「アマゴがねる」愛媛県宇和島。 あまごえる 齏 あまえる。静岡・伊豆大島・広島・石見・山口。 あまこま [代] 此処彼処。南島(混效験集)。 あまごーら (天河原の意) 銀河。あすのがわ。壱岐。 あまさい [形] 塩気などの少ない。水っぽい。南島士暑界島。 あまさぎ 公魚。わかさぎ。若狭(物類称呼)・佐渡・富山。 あまざき 酢。南島。 あまざけ 白酒。濁酒。和歌山・徳島県美馬郡。 あまざこ (雨雑魚の意) 孑子。ぼうふり。富山県下新川郡。 あまじお 角前髪。肥前佐賀(物類称呼)。 あましろ 日照雨。徳島県美馬郡。 あます [動] ↓あまえる ①償う。静岡。②借金を返す。神奈川県三崎。③吐く。もどす。秋田県南秋田郡・山形県村山齟地方・茨城・八丈島(動物について)・和歌山県東牟婁郡。 あまだ ↓あま ①炉の上につってある簀または板。京都府竹野郡・壱岐。②物置の用をする二階。天井裏。鳥取・島根・広島。 あまだい 針山と物指立てのついた針箱。美濃・三重・奈良・福井。 あまだな ↓あまだ 炉の上の棚。長野県西筑摩郡・遠江・山口県日積。 あまだり 軒。庇。南島。 あまだれ ①氷柱。つらら。福島県信夫郡・長野。②軒。広島県三次。③軒下。愛媛県温泉郡。 あまちゃ 唾。つばき。安房・岡山県邑久郡。 あまちゃ 水馬。あめんぼ。大分。 あまちゃ飲ませる 人の歓心をかっておきながらあとで裏切ること。青森県三戸郡。 あまちゃ 雪が雨にうたれて溶けかかったもの。加賀(加賀なまり)・滋賀県伊香郡。 あまっさい 雨の霽れ間。山梨。 あまにいる [句] 水にもぐる。潜水する。和歌山。 あまのいのち 九死一生。「あぶないところを助けてもらってアマノイノチ拾った」淡路島。 あまのじやく ↓あまんじやく ①蝶類の幼虫。ざなぎ。山形県村山・神奈川県津久井郡。②斑猫の幼虫。岡山。③やまびこ。秋田県平鹿郡・富山。 あまのり 海苔。のり。三重県宇治山田市・志摩。 あまぱおり 雨合羽。中国四国(物類称呼)・九州(筑紫方言)・久留米(はまおき)。 あまばし 梯子。はしご。伊豆八丈島(八丈実記)。 あまびき 雨蛙。九州(物類称呼)。 あまひこ 外套の頭巾。秋田。 あまびら 蝶。信濃(物類称呼)・長野。 あまみ ↓あば 火だこ。富山・福井。 あまみ ↓あまめ ①船虫。伊豆三宅島。②寄膚虫。やどかわ。奄美大島。 あまむし ↓あまめ 水馬。あめんぼ。能登(重訂本草)・静岡。 あまめ ↓あまみ 火にあたって生ずる斑紋。火だこ。新潟県中魚沼郡・石見・山口・壱岐・熊本。あまべ 長野県東筑摩郡・岐阜県郡上郡。 あまめ ↓やまあまみ ①舟虫。伊豆三宅島・壱岐・鹿児島県甑島。②あぶら虫。薩摩(物類称呼)・三重・和歌山・九州。 あまや ↓あまだな 納屋。物置小屋。南部・福島・栃木・茨城。 あまゆー ↓にがゆー 豊年。南島首里。あまんよ 南島(八電垣)。 あまゆん [動] 叱る。南島沖永良部。 あまられる [動] 叱られる。岩手県九戸郡。 あまり 酢。福井県高浜・滋賀県蒲生郡・奈良・広島・愛媛県新居郡・長崎・宮崎。あまん 鹿児島。 あまりもん 暴れ者。わんぱく者。南島(八重垣)。あまいばっちょ 宮崎・鹿児島。 あまる [動] (古語あもる)雷の落ちる。岐阜県武儀郡・中国地方・四国・大分・宮崎。 あまる [動] ①さわぐ。あばれる。いたずらする。肥後菊池郡(俗言考)・九州。②もてあそぶ。栃木県那須郡。 あまる [動] ↓あめる 腐敗する。くさる。岡山。 あまわた 塩辛。福島県東部。 あまん 寄居虫。やどかり。南島(八重垣)。 あまんかわら 銀河。あまのがわ。薩摩。 あまんじやく ↓あ窓のじやく つ蟻じごく。岡山・鳥取。②いら虫。群馬県佐波郡。③山彦。反響。群馬・茨城県稲敷郡・静岡県田方郡。④人真似。群馬県山田郡○⑤女子の罵称。静岡県志太郡。 あまんじゃく ①雨だれ。新潟コ②雹。ひょう。広島。 あまんしゃぐめ ①蝶の蛹。壱岐。②つむじ曲り。鹿児島県肝属郡。あめのしゃぐま 肥後菊池郡(俗言考)。 あまんだれ ↓あまだれ ①軒。静岡県庵原郡。②氷柱。つらら。長野県上田。 あまんぼ ①つるし柿。岐阜県養老郡・出雲。②首くくり。縊死者。出雲。 あみ 伯母。南島与那国島。 あみかさもち 赤あずきの餡を入れて焼いた米粉の餅。尾張(尾張方言)。 あみぬくわ (雨の子の意) 孑子。ぼうふり。南島首里。 あみゅーど (網人の意) 漁師。広島県安芸郡。 あみわたし ↓あたし 鉄架。てっきゅう。仙台。 あむし 痘痕。あばた。奈良・淡路島・兵庫県佐用郡。 あむでい 暗礁。南島加計呂麻島。 あめ 紡車の綿を引出すための具。わたあめ。尾張(物類称呼)。 あめ ↓あまむし ①あぶら虫。和歌山県西牟婁郡。②川魚の名。やまめ。奈良県吉野郡。 あめうり (飴売の意) 水馬。あめんぼ。静岡県田方郡・隠岐・大分・鹿児島県肝属郡。あめや 静岡。 あめがした 天。三重県志摩郡。 あめかす 水馬、あめんぼ。遠江(物類称呼)。 あめがた ①飴。鳥取・島根・九州。②水馬。あめんぼ。大分。 あめだか ①飴。長崎県五島。②水馬。あめんぼ。西国(物類称呼)。あめかた西国(物類称呼)。 あめたらうし 黄色に黒みのまじった牛。北海道(松前方言考)。 あめのうお ①やまめ。奈良県十津川・和歌山・愛媛県松山。②かわむつ。和歌山県那賀郡。③きすご。伊勢白子(物類称呼)。 あめのかわ 筍の包皮。たけのかわ。佐渡・出雲。 あめふりばな ①旋花。ひるがお。仙台(浜荻・陸奥及び上野下野越後(物類称呼.・褒北地方。埼玉・長野。②つりがね草。岩手県上閉伊郡・長野。③ほたるぶくろ。青森・岩手県釜石・福島・長野県下伊那郡。 あめゆき 霙。みぞれ。青森県上北郡・岩手県九戸郡・愛媛県伯方島。あまゆき 秋田・岩手・島根・大分市。 あめりか 燐寸。マヅチ。秋田県河辺郡・岩手県岩手郡。 あめりかいも ①ざつま芋。岡山・広島・香川。②南瓜。かぼちゃ。石見。 あめりかつけぎ 燐寸。マッチ。南部・秋田県平鹿郡・福島県双葉郡・新潟。 あめりかなすび 赤茄子。とまと。周防大島。 あめる [動] 食物が腐敗する。北海道(松前方言考)・盛岡(御国通辞)・青森・秋田・岩手・三重。 あめる [動] ①禿げる。山形県荘内・新潟。②雪の道が踏み固まって滑かになること。新潟。 あめる [動] 非常に酔う。佐渡。 あめんどー 水馬。あめんぼ。薩摩(物類称呼)・静岡県榛原郡。 あめんぼー 氷柱。つらら。関東・山梨・長野・佐渡。 あも ①餅。関西(物類称呼)・大坂(浪花聞書)。 ②餅の幼児語。あんも。江戸(物類称呼)、 あもい 鬣。たてがみ。南島黒島。 あや ↓あじゃ ①父。中年の男。青森・岩手・南島石垣島。②兄。あにき。秋田・山形・高知県幡多郡。⑧母。主婦。青森県下北郡・秋田・山形・新潟県西蒲原郡。④祖母。奄美大島。扮姉。南島沖永良部。⑥子守。新潟県頸城地方。 あや おてだま。津軽・福島県相馬郡。 あや [代] ↓あじゃ おまえ。 【、アヤは今日学校を休んだね」和歌山県東牟婁郡宇久井。 あやがおるい 拍子がわるい。折が悪い。茨城県稲敷郡。 あやいと 梭みちをわける糸。かざり。下総(物類称呼)。 あやおり おてだま。長野県下水内郡・高知。 あやかす [動] ↓あやす ¢じ落す。長崎・鹿児島。②膿を出す。鳥取県米子・隠岐。 あやかす [動] ↓あやす ①欺く。たぶらかす。愛知・岐阜・山口。②もてあそぷ。愚弄する。愛知県知多郡・岐阜県可児郡・三重県員弁郡・和歌山・大阪府南河内郡。⑧機嫌をとる。和歌山。④妨げる。邪,魔する。 「アヤカシまして(帰りがけのあいざつ)」奈良県吉野郡。 あやかり 愚者。‡ぬけ。三重県志摩郡・和歌山県日高郡。福井・壱岐・対馬。あいかり奈良。 あやぎ ↓あえ 薪にする雑木・小枝。柴。中国地方(浮世鏡)・伊予大三島・松山。 あやぐ 糯。もちこめ。南島徳之島。 あやくるしい 圏 手足などのだるい。九州(筑紫方言)。 あやける [動] ①子砒ハが大人の」席へ連れ出されてあっけにとられること。徳島県美馬郡。②おどろく。呆然とする。高知。(③狼狽する。あわてる。群馬・長野。 あやす [動] ↓あえる①落す。木の実などをたたいて落すこと。九州(日葡辞書)・兵庫県佐用郡・九州。②失う。遣失する。岡山。③膿を出す。鳥取県気高郡。 あやす [動] あざむく。岐阜。 あやすい [形] 容易。たやすい。愛知県知多郡・岐阜。 あやだけ 升《よこ》をわくる竹。あぜ竹。東国(物類称呼)。 あやち 区別。奈良県十津川。 あやとり おてだま。北海道(松前方言考)。 あやはべる 蝶。南島。 あやみ (歩みの意) 船と陸との間にかけ渡す板。岡山県児島郡。 あやめ 馬鹿。うつけ者。京都(かたこと)・富山・石川。 あゆのかぜ ↓あいのかぜ 東風。北国(物類称呼)。 あゆる [動] ↓あえる 果実などが熟して落ちる。九州(日葡辞書)・肥後菊池郡(俗言考)・九州。 あよ 肝。南島(混效験集)。 あよ [代] おまえ。三重県志摩郡。 あよわしか [形] あぶなっかしい。弱々しい。長崎・熊本。 あら 川の水流の激しい所。急流。静岡県周智郡。 あら ①米にまじっている籾。「アラがたかい(籾 が多い)」青森・秋田・宮城了栃木・埼玉・奈良・和歌山・壱岐・南島。②廃材。奈良県吉野郡。 あらあけ 田植。大分。 あらあめ 霰。あられ。富山。 あらあらゆび 人ざし指。秋田。 あらい 物の終り。新潟県出雲崎。 あらいいも ↓あらいも さといも。長野県佐久地方. あらいこーじ 物洗場。熊本。 あらいすすぎ ↓せんたく 洗濯。盛岡(御国通辞)。 あらいどー ↓とーら 束子。たわし。石川県江沼郡。あらいなわ 兵庫県養父郡. あらいばーさん 産婆。島根県邑智郡り あらいべ (新家の意) 別家。富山県射水郡・加賀東部。 あらいまて ↓まてる 拭き掃除。栃木・群馬・埼玉・千葉。 あらいまわし 食器などを洗い片づける事。愛知県知多郡・岐阜市。あらい窯し 山梨・長野県佐久地方。 あらいも ↓あらいいも ざといも。長野・新潟・和歌山・鳥取・島根・広島。 あらえ 分家。富山・福井県坂井郡。 あらがいな [連] 手荒た。粗暴な。高知。 あらがう [動] ①嘲弄する。からかう。岩手・広島県走島。②争う。言い争う。岩手県気仙郡・山形県荘内・島根県松江・広島・愛媛県周桑郡。 あらかさ 満潮の最高点。宮城県亘理郡荒浜。 あらかじめ [副] あらまし。おおかた。宮城・新潟県西蒲原郡・栃木・群馬・埼玉県入間郡・和歌山・淡路島・高知。 あらかす ↓そまあらかしば(馬捨場)。 あらかる [動] ↓あらける 離れる。間をあける。千葉県安房郡千倉・伊豆大島・和歌山県東牟婁郡。 あらき ↓あらし ①距離。間隔。山口県大島。②麦大豆の連作の弊を防ぐため三年に一回茶種と粟を作って畑を新にすること。壱岐。 あらき ↓あらく 新開墾地。青森県上北郡・秋田県鹿角郡・種子島。 あらく ①荒地。 「アラクおこす」茨城県稲敷郡・群馬・千葉県山武郡・山梨県河内地方・静岡県富士郡。②開墾地。岩手・宮城県登米郡・群馬県碓氷郡・千葉県印旛郡・神奈川・静岡県東部。 あらく [動] ↓あらかる ①間があくこと。徳島・高知。②相違する。へだたりがある。淡路島。 あらく [動] 開墾する。神奈川県津久井郡・静岡。 あらく [副] たいそう。えらく。 「アラク世話にたった」仙台(浜荻)・福山島。 あらくたい [形] 粗暴。荒っぽい。三重・奈良・和歌山・京都・大阪・徳島・愛媛県周桑郡・高知。 あらくたましか [形] 荒々しい。荒っぽい。長崎・熊本。 あらけ ↓あらける 山林を伐採すること。和歌山県西牟婁郡。 あらけ ①田園の広々とした所。宮崎市外。②郊外。鹿児島。③庭先。和歌山県西牟婁郡。④沖。和歌山県有田郡。 あらけ ①神棚をおく部屋。熊本。②本家。宮崎・鹿児島。 あらける [動]↓あらく ①問をあける。間隔をとる。淡路島・四国・広島・山口。②整理する。かたづける。三重・和歌山・淡路島・四国。③下草を刈る。和歌山県田並。④火をかきたてる。かき散らす。山梨・長野・岐阜・…滋賀県蒲…生郡・和歌山。⑤開く。 「窓をアラケル」愛知県知多郡。 あらける [動] ↓あだける 落ちる。ころげ落ちる。宮城県牡鹿郡・京都。 あらこ ①開墾する時の荒おこし。長野県下伊那郡。②開墾地。茨城・群馬・長野・伊豆三宅島。 あらごう [動] ↓あらがう 言い争う。上州(登古路言葉)。 あらごえ ①緑肥又は刈草。山口県大島。②驍肥。岡山県小田郡・熊本県玉名郡。 あらし ↓あらき ①輪栽のため作物をつけずにおく田畑。岡山。②はら。平原。鹿児島県宝島。 あらし ①漣。ざざなみ。富山。②雹。ひょう。栃木県河内郡。 あらし 血気盛なこと。 「アラシの者」壱岐。 あらしこ 若い元気な雇人。元気盛りの作男。常陸(常陸方言)・久留米(はまおき)・和歌山・淡路島・岡山・四国・大分・熊本。 あらす [動] 獣を解剖すること。徳島県西祖谷。 あらす [動] ①鳥獸が流産すること。秋田県鹿角郡。②堕胎する。山梨・長野県下伊那郡。 あらと ①山や村里などの入口。三河・飛騨。②住居の入口。伊豆大島。③家屋の端近の問。佐渡。 あらはえ ①五月の南風。畿内及び中国の船人(物類称呼)。②梅雨半ばに吹く風。伊勢国鳥羽或は伊豆国船詞(物類称呼)。 あらびる [動] 子供のあばれる。わんぱく。盛岡(御国通辞)・安芸(秋長夜話)。 あらまし 荒っぽい。ぞんざい。広島・島根・山口。 あらみ 魚群を見張る人又は魚見櫓。三重。 あらもと (古語あらもと) 籾すり後に米に季じっでいる屑米や籾。耨.岩手県釜石・和歌山県有田郡・山口・熊本・鹿児島。 あらもん (新物の意) 蔬茱。佐溝臥。 あらよせ 竹箒。奈良県宇智郡。和歌山県那賀郡。 あられくゎんす つぼの鉦描い茶釜。四国(物類称呼)。 ありまち [副] 有る限り。ありったけ。栃木・富山・長崎・熊本。ありこまち兵庫県佐用郡・鳥取。 ある [動] 居るの意味にも使う。八丈島・三重県南牟婁郡・奈良県吉野郡・和歌山県東牟婁郡。 あるばっせん [副] 或る時に。長崎(物類称呼)。 あれ ①米の粉。とりこ。長崎県五島・熊本・鹿児島。②ぼた餅などの餡やきなこ。壱岐・種子島。 あれ [代] ①あなた。おまえ。八丈島・三重県度会郡・和歌山県東牟婁郡。②お宅。「これはアレの猫ですか」壱岐。 あれがみで [句] 自然に。「アレガミデ出来た」長野県下伊那郡。 あれしこ [副]あれ程。西国(物類称呼)。あれしころ 久留米(物類称呼)。あれ・しき 耳国(物類称呼)。 あろーずる [連] あらゆる。富山県礪波地方。 あわ ↓あわら 池。山形県村山地方。 ああい 背負半纏。ねんねこ。静岡。 あわい ①ぐあい。調子。茨城・千葉・岡山。②天候。日より。茨城・千葉県海上郡。 あわいさ 間。あいだ。岐阜・滋賀・三重.奈良.和歌山・大阪・京都。 あわけない [形] はかない。あっけない。青森。秋田。 あわせ (古語あはせ)膳の調菜。おかず。田舎(志不可起)。 あわたく [動] あわくう。あわてる。静岡・新潟。 あわばな 女郎花。おみなえし。東北・新潟・長野・飛騨。 あわまきどり (粟蒔鳥)かっこうどり。伯耆(俚言集覧)。 あわら ↓やわら ①じめじめした土地。湿地。沼地。長野・飛騨。②深泥の田。飛騨。 あんがい [副] ↓あがい あのように。九州(物類称呼)。 あんげ [副] あのように。あんなに。新潟∴宮崎。 あんげー [副] あちらへ。「アンゲー行く」九州(筑紫方言)。あんぐい 筑後生葉郡(はまおき)。 あんけつ 馬鹿。大阪(大阪詞大全)・静岡・飛騨・福井・大阪・淡路島・香川県小豆島。 あんげどー 彼奴。大分県南海部郡。 あんこ ①兄。長男。加賀(加賀なまり)・青森・秋田・岩手・宮城・冨山県射水郡。あんこー 出羽(物類称呼)・②青年。若者。秋田・岩手・宮城。③下男。岩手県気仙郡。④土方。人夫。茨城・千葉・広島。⑤日傭労働。富山。 あんこ ①山襁魚。長野・愛知・京都府北部。②飛魚の子。和歌山県西牟婁郡。 あんごー ひきがえる。房総(物類称呼)・千葉。 あんこー 愚人。おろか者。中国地方(浮世鏡)・伊勢(物類称呼)・三重・岡山・広島・伊予大三島。 あんざり [副] 物のあきらかなさま。あざやか。筑後久留米(はまおき)。 あんじょ 尼僧。あま。山形・長野・北陸。あんじゅ 四国。 あんじょ (網麻《そ》の意) 網をすく糸。凧の糸。青森・岩手県九戸郡。 あんじょー [副] ぐあいよく。都合よく。福井・近畿・岡山・香川・徳島。 あんだい [副] 不安。心配。 「アンダイで読めない」淡路島・香川県小豆島・香川。 あんだちゅー [句] 何事だ。上総(物類称呼)。あんちゅーだびっちゅーだ 会津(物類称呼)。 あんだつぁー 蜥蜴。とかげ。南島首里。 あんだら ①まぬけ。おろか者。京大坂(物類称呼)・滋賀。あんた京大坂(物類称呼)。②むだ話。愛知県北設楽郡・広島・香川。 あんちゅーことだ [句] 何という事だ。仙台(以呂波寄)。あんたることだ 仙台(浜荻)。 あんちょ 提燈。京都府中郡。 あんで [副] 何故。なぜ。群馬・埼玉県秩父郡・神奈川。あっで 八丈島。 あんどもない [句] ①どはずれ。とんでもない。群馬。②非常に多い。長野。 あんどんばち くま蜂。越前(物類称呼)。 あんない [形] まずい。福井・三重県阿山郡。 あんなけ [代] 彼処。あそこ。西国(物類称呼)。 あんならず [副] 案に違わず。あんのじよう。筑後久留米(はまおき)。 あんにゃ ①下女。福井・京都。②遊女。伊勢山田(物類称呼)。 あんにゃ ①後とり。新潟。②下男。石川県羽咋郡。 あんにゃさ 兄。嫡子。越後(物類称呼)。 あんにゃま 姉さん。加賀(加賀なまり)。 あんね ①下女。子守。山梨。②母。長崎県五島。 あんのー ①父。大和(物類称呼)。②下男。佐渡。 あんのうち [副] 考えたとおりに。あんのじょう。近畿(日葡辞書)。あんのじゅー 仙台(浜荻)。 あんぱ [感] 別れる時の挨拶の詞。さよなら。あばよ。秋田・福井・滋賀。 あんぷら ↓あふら 馬鈴薯。秋田。 あんま ↓あっぱ ①↓ちあんま。母。福井県三国地方・志摩崎島・高知県幡多郡・南島。②姉。石川県鹿島郡・南島石垣島。③娘。石川県羽咋郡。 あんま 兄。加賀(加賀なまり)。 あんまー 娘。若い女。静岡・伊豆三宅島。 あんまだいこ 肩車。福井県吉田郡。
https://w.atwiki.jp/hidekazu_tanaka/pages/21.html
目次 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2010年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 08/25 TVアニメ「黒執事Ⅱ」キャラクターソング02 「駄庭師、楽唱」発売元:アニプレックス(SVWC-7712) 黒執事Ⅱ 未来の想い出(作曲・編曲) 09/01 TVアニメ「黒執事Ⅱ」キャラクターソング04 「堅死神、独唱」発売元:アニプレックス(SVWC-7714) 黒執事Ⅱ 死神の勤怠管理(作曲・編曲) 09/22 H.O.T.D.発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント(GNCA-1260) 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD color me dark(Recording Engineer)cold bullet blues(Recording Engineer)Memories of days gone by(作曲・編曲・ギター・Recording Engineer)Under The Honey Shine(Recording Engineer) 10/06 TVアニメ「黒執事Ⅱ」キャラクターソング07 「黄執事、低唱」発売元:アニプレックス(SVWC-7717) 黒執事Ⅱ 神の右手のテーマ~チキンカリー篇~(作曲・編曲) 10/27 TVアニメ「黒執事Ⅱ」キャラクターソング09 「堕子爵、美唱」発売元:アニプレックス(SVWC-7719) 黒執事Ⅱ 背徳ワンダーランド(作曲・編曲) 12/08 NieR Gestalt Replicant 15 Nightmares Arrange Tracks発売元:スクウェア・エニックス(SQEX-10212) ニーア ゲシュタルト/レプリカント ニーアの伝説~8ビットの勇者たち~(編曲) 12/16 探偵オペラ ミルキィホームズ サウンドトラックCD発売元:ブシロード(ULJS-00342S) 探偵オペラ ミルキィホームズ BGM(作曲・編曲) 2011年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/25 リスアニ! Vol.4 特典CD発売元:ソニー・マガジンズ 河野マリナプレデビューシングル FOCUS!FOCUS!(作曲・編曲) 05/25 Morning Arch(初回生産限定盤)発売元:アニプレックス(SVWC-7765~6) 河野マリナ1stシングル FOCUS!FOCUS!(作曲・編曲) Morning Arch(通常盤)発売元:アニプレックス(SVWC-7767) 06/22 『WORKING!!』きゃらそん☆MENU② 種島ぽぷら starring 阿澄佳奈発売元:アニプレックス(SVWC-7772) WORKING!! SMILE + SMILES(作曲・編曲)ワグナリア賛歌~a day of 種島ぽぷら(編曲) 07/27 『WORKING!!』きゃらそん☆MENU③ 伊波まひる starring 藤田咲発売元:アニプレックス(SVWC-7773) WORKING!! 純情PUNCH(作曲・編曲)ワグナリア賛歌~a day of 伊波まひる(編曲) 『WORKING!!』きゃらそん☆MENU④ 轟八千代 starring 喜多村英梨発売元:アニプレックス(SVWC-7774) WORKING!! Colorful Days(作曲・編曲) 08/24 『WORKING!!』きゃらそん☆MENU⑤ 相馬博臣 starring 神谷浩史発売元:アニプレックス(SVWC-7775) WORKING!! not so bad(作曲・編曲) 09/07 THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 02発売元:日本コロムビア(COCX-36899) THE IDOLM@STER(アニメ) 神SUMMER!!(作曲・編曲) SQ Chips発売元:スクウェア・エニックス(SQEX-10248) スクウェア・エニックスチップチューンアレンジ・アルバム ファイナルファンタジーXIII 閃光 (編曲) 09/21 『WORKING!!』きゃらそん☆MENU⑦ 山田葵 starring 広橋涼発売元:アニプレックス(SVWC-7777) WORKING!! MOTTO!(作曲・編曲)ワグナリア賛歌~a day of 山田葵(編曲) 11/16 快盗天使ツインエンジェル3 サウンド・コレクション キュンキュン☆セレクト発売元:ポニーキャニオン(PCCR-90050) 快盗天使ツインエンジェル3 GOOD DAY! -実機サイズver-(作曲・編曲)スキジャナイ・ジレッタイ -実機サイズver-(作曲・編曲) 11/23 WORKING'!! オリジナルサウンドトラックVOL.1(BD)発売元:アニプレックス(ANZX-9964) WORKING'!! トラブルオーダー(作曲・編曲)山田(作曲・編曲) WORKING'!! オリジナルサウンドトラックVOL.1(DVD)発売元:アニプレックス(ANZB-9964) 11/30 THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 05発売元:日本コロムビア(COCX-36901) THE IDOLM@STER(アニメ) 自分REST@RT (M@STER VERSION)(作曲・編曲) 2012年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/25 WORKING'!! オリジナルサウンドトラックVOL.2(BD)発売元:アニプレックス(ANZX-9968) WORKING'!! ちょっとだけ聞いてて(作曲) WORKING'!! オリジナルサウンドトラックVOL.2(DVD)発売元:アニプレックス(ANZB-9968) 02/08 あっぱれ!瞬間積極剤発売元:avex pictures(AVCA-49117) かと*ふく1stシングル あっぱれ!瞬間積極剤(作曲・編曲) 02/22 たからもの(初回生産限定盤)発売元:アニプレックス(SVWC-7829~30) 河野マリナ2ndシングル a long long letter(作曲・編曲) たからもの(通常盤)発売元:アニプレックス(SVWC-7831) 04/27 快盗天使ツインエンジェル THE BEST ANGEL発売元:ポニーキャニオン(PCCR-90055) 快盗天使ツインエンジェルシリーズベストアルバム GOOD DAY!(作曲・編曲)スキジャナイ・ジレッタイ(作曲・編曲)明日があるっしょ!(作曲・編曲)リリカ in ワンダーランド(作曲・編曲) 05/23 太陽曰く燃えよカオス(初回生産限定盤)発売元:avex pictures(AVCA-49666) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス(作曲・編曲) 太陽曰く燃えよカオス(通常盤)発売元:avex pictures(AVCA-49667) 06/22 這いよれ! ニャル子さん 第1巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-49710B) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス(ニャルラトホテプver.)(作曲) 這いよれ! ニャル子さん 第1巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-49704B) 07/25 SQ Chips2発売元:スクウェア・エニックス(SQEX-10318) スクウェア・エニックスチップチューンアレンジ・アルバム CHRONO CROSS 星を盗んだ少女~夢のかけら(編曲) 07/27 這いよれ! ニャル子さん 第2巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-49711B) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス (クトゥグアver.)(作曲) 這いよれ! ニャル子さん 第2巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-49705B) 08/01 邪神曲たち(サウンドトラック付属盤)発売元:avex pictures(AVCA-49837~8) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス(作曲・編曲)わたし・魔ジカル(作曲・編曲)太陽曰く燃えよカオス 30min Non-limit ver.(作曲・編曲)いつもニコニコあなたの隣に(作曲・編曲)のんびり(作曲・編曲)逃げるんですよ!(作曲・編曲)ニャル子、参上!(作曲・編曲)くっ…なかなかやりますね(作曲・編曲)やるっきゃない!(作曲・編曲)壮健で…(作曲・編曲)ダゴナマイハウス(作曲・編曲)イライラ真尋さん(作曲・編曲)ぴっピーンチ!(作曲・編曲)シャンタッ君!?(作曲・編曲)うんざり真尋さん(作曲・編曲)ちょっとだけよぉ(作曲・編曲)乙女なんです(作曲・編曲)テンションMAX(作曲・編曲)我慢なのです(作曲・編曲)行くぜ!行くぜ!(作曲・編曲)ふむふむ、なるほど(作曲・編曲)めでたしめでたし(作曲・編曲)サブタイトル(作曲・編曲)アイキャッチB(作曲・編曲) 邪神曲たち(通常盤)発売元:avex pictures(AVCA-49839) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス(作曲・編曲)わたし・魔ジカル(作曲・編曲)太陽曰く燃えよカオス 30min Non-limit ver.(作曲・編曲) 08/23 探偵オペラ ミルキィホームズ 2 ドラマ サウンドトラックCD発売元:ブシロード(BSLD-0200) 探偵オペラ ミルキィホームズ 2 BGM(作曲・編曲) 08/24 這いよれ! ニャル子さん 第3巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-49712B) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス (暮井珠緒ver.)(作曲) 這いよれ! ニャル子さん 第3巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-49706B) 09/28 這いよれ! ニャル子さん 第4巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-49713B) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス 這いより隊G’ ver.(作曲) 這いよれ! ニャル子さん 第4巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-49707B) 10/26 這いよれ! ニャル子さん 第5巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-49714B) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス (クトゥルー ver.) (Instrumental)(作曲) 這いよれ! ニャル子さん 第5巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-49708B) 11/17 恋は校則に縛られない! キャラクターソングコレクション Vol.03発売元:アスキー・メディアワークス(MNCA-9063) 恋は校則に縛られない! Heads or Tails(作曲・編曲) 11/21 Signalize!/カレンダーガール発売元:ランティス(LACM-14013) アイカツ! カレンダーガール(作曲・編曲) 11/30 這いよれ! ニャル子さん 第6巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-49715B) 這いよれ! ニャル子さん 太陽曰く燃えよカオス (ゲーム曰くセーブは大事 ver.)(作曲・編曲) 這いよれ! ニャル子さん 第6巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-49709B) 12/26 First Live!発売元:ランティス(LACM-14042) アイカツ! アイドル活動!(作曲・編曲)Move on now!(作曲・編曲)Angel Snow(作曲・編曲) やぁ(^-^)/(CD+DVD)発売元:avex pictures(AVCA-49956) かと*ふく1stアルバム あっぱれ!瞬間積極剤(作曲・編曲)WORLD IS CALLING(作曲・編曲) やぁ(^-^)/(CD)発売元:avex pictures(AVCA-49957) 2013年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/30 Second Show!発売元:ランティス(LACM-14048) アイカツ! prism spiral(作曲・編曲) THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL カーテンコール発売元:日本コロムビア(COCX-37819~20) THE IDOLM@STER(アニメ) 神SUMMER!! (真美ソロ・リミックス)(作曲・編曲) 02/20 WWWキャラクター・ソングシリーズ01発売元:avex pictures(AVCA-62122) 這いよれ! ニャル子さんW 太陽言わない燃えよカオス(作曲) WWWキャラクター・ソングシリーズ02発売元:avex pictures(AVCA-62123) 這いよれ! ニャル子さんW 太陽言わない燃えよカオス(作曲) 02/27 Third Action!発売元:ランティス(LACM-14049) アイカツ! 真夜中のスカイハイ(作曲・編曲) 03/20 WWWキャラクター・ソングシリーズ03発売元:avex pictures(AVCA-62124) 這いよれ! ニャル子さんW 太陽言わない燃えよカオス(作曲) 03/27 WWWキャラクター・ソングシリーズ05発売元:avex pictures(AVCA-62126) 這いよれ! ニャル子さんW 太陽言わない燃えよカオス(作曲) WWWキャラクター・ソングシリーズ06発売元:avex pictures(AVCA-62127) 這いよれ! ニャル子さんW 太陽言わない燃えよカオス(作曲) 04/10 WWWキャラクター・ソングシリーズ04発売元:avex pictures(AVCA-62125) 這いよれ! ニャル子さんW 太陽言わない燃えよカオス(作曲) 04/24 恋は渾沌の隷也(CD+DVD)発売元:avex pictures(AVCA-62333/B) 這いよれ! ニャル子さんW 恋は渾沌の隷也(作曲・編曲) 恋は渾沌の隷也(CD)発売元:avex pictures(AVCA-62334) 七つの海よりキミの海(通常盤)発売元:キングレコード(KICM-1449) 上坂すみれ1stシングル 我らと我らの道を(作曲・編曲) 05/29 ビビッドレッド・オペレーション 第3巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZX-9026) ビビッドレッド・オペレーション ありふれたしあわせ(作曲・編曲) ビビッドレッド・オペレーション 第3巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-9026) 06/19 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第1巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス (ANZX-11002) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 感情線loop(作曲・編曲) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第1巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-11002) 06/26 Fourth Party!発売元:ランティス(LACA-15306) アイカツ! 放課後ポニーテール(作曲・編曲) 08/04 THE IDOLM@STER SUMMER VAC@TION REMIX!!発売元:アニプレックス(TGCS-7730) THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 神SUMMER!! (BGM Ver.)(作曲)自分REST@RT (BGM Ver.)(作曲) 08/21 サーバント×サービス 第1巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZX-6332~3) サーバント×サービス めいあいへるぷゆー?(作曲・編曲) サーバント×サービス 第1巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-6332~3) 09/18 THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST! -THE IDOLM@STER HISTORY-発売元:日本コロムビア(COCX-38070) THE IDOLM@STERシリーズベストアルバム 自分REST@RT (M@STER VERSION)(作曲・編曲) 09/25 THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 001発売元:日本コロムビア(COCX-38251) アイドルマスター シンデレラガールズ ススメ☆オトメ ~jewel parade~(作曲・編曲) アイカツ!の音楽!! 01発売元:ランティス(LACA-15342) アイカツ! 今回のおはなし!(作曲・編曲)毎日がアイドル活動(作曲・編曲)ちょっと一休み(作曲・編曲)応援してくれるみんな(作曲・編曲)おしゃもじをマイクに変えて(作曲・編曲)らぶゆ~♪なのです~(作曲・編曲)プレイバック(作曲・編曲)星宮家の日常(作曲・編曲)アイドル博士(作曲・編曲)いざ、オーディション!(作曲・編曲)カレンダーガール (TV-size)(作曲・編曲) サーバント×サービス 第2巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZX-6335) サーバント×サービス めいあいへるぷゆー? ルーシーver.(作曲・編曲) サーバント×サービス 第2巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-6335) 10/02 THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Passion jewelries! 001発売元:日本コロムビア(COCX-38252) アイドルマスター シンデレラガールズ ススメ☆オトメ ~jewel parade~(作曲・編曲) 10/09 THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cute jewelries! 001発売元:日本コロムビア(COCX-38253) アイドルマスター シンデレラガールズ ススメ☆オトメ ~jewel parade~(作曲・編曲) 10/16 邪礼曲たち(CD+DVD)発売元:avex pictures(AVCA-62969/B) 這いよれ! ニャル子さんW 恋は渾沌の隷也(作曲・編曲) 邪礼曲たち(CD)発売元:avex pictures(AVCA-62970) 10/23 KIRA☆Power/オリジナルスター☆彡発売元:ランティス(LACM-14144) アイカツ! オリジナルスター☆彡(作曲・編曲) THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST! -SWEET SMILE!-発売元:日本コロムビア(COCX-38071〜2) THE IDOLM@STERシリーズベストアルバム 神SUMMER!!(作曲・編曲) サーバント×サービス 第3巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZX-6337) サーバント×サービス PEACE☆マジカルフラワーズ(作曲・編曲) サーバント×サービス 第3巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-6337) 11/27 サーバント×サービス 第4巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZX-6339) サーバント×サービス めいあいへるぷゆー? 三好紗耶ver.(作曲・編曲) サーバント×サービス 第4巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-6339) 12/11 snowdrop(通常盤)発売元:SME(SECL-1443) 春奈るな5thシングル snowdrop -春奈るな ver.-(作曲・編曲) snowdrop(期間生産限定盤)発売元:SME(SECL-1444~5) snowdrop -春奈るな ver.-(作曲・編曲)snowdrop -春奈るな×河野マリナ ver.-(作曲・編曲) First Touch(初回生産限定盤)発売元:アニプレックス(SVWC-7970~1) 河野マリナ1stアルバム Do!! Do!! Let me Fun♪(作曲・編曲)snowdrop -河野マリナ ver.-(作曲・編曲) First Touch(通常盤)発売元:アニプレックス(SVWC-7972) 12/14 HI・KA・RI Shining♪発売元:サンライズ音楽出版(GBSC-0007) アイカツ! アイドル活動! ヒカリver.(作曲・編曲)カレンダーガール ヒカリver.(作曲・編曲)アイドル活動! ヒカリ 蘭ver.(作曲・編曲) 12/21 COOL MODE発売元:ランティス(LACM-14170) アイカツ! アイドル活動!(Ver. Rock)(作曲・編曲)新・チョコレート事件(作曲・編曲) 2014年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/08 革命的ブロードウェイ主義者同盟(初回限定盤A)発売元:キングレコード(KICM-91506) 上坂すみれ1stアルバム 我らと我らの道を(作曲・編曲) 革命的ブロードウェイ主義者同盟(初回限定盤B)発売元:キングレコード(KICM-91507) 革命的ブロードウェイ主義者同盟(通常盤)発売元:キングレコード(KICM-1508) 01/22 サーバント×サービス 第6巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZX-6343) サーバント×サービス めいあいへるぷゆー? 千早恵ver.(作曲・編曲) サーバント×サービス 第6巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-6343) 02/05 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! オリジナル・サウンドトラック(初回限定盤)発売元:日本コロムビア(COZX-848) THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 青い風(作曲)ラムネ色 青春 (MOVIE VERSION)(作曲・編曲) THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! オリジナル・サウンドトラック(通常盤)発売元:日本コロムビア(COCX-38437) 02/26 7 Girls War(CD+DVD)発売元:avex pictures(AVCA-74092/B) Wake Up, Girls! 7 Girls War(作曲・編曲) 7 Girls War(CD)発売元:avex pictures(AVCA-74093) 言の葉 青葉(CD+DVD)発売元:avex pictures(AVCA-74094/B) Wake Up, Girls! 太陽曰く燃えよカオス (岡本未夕 ver.)(作曲・編曲) 言の葉 青葉(CD)発売元:avex pictures(AVCA-74095) Sexy Style発売元:ランティス(LACM-14202) アイカツ! Dance in the rain(作曲・編曲) 03/26 サーバント×サービス オリジナルサウンドトラック発売元:アニプレックス(SVWC-7993) サーバント×サービス めいあいへるぷゆー?(作曲・編曲)出勤!(作曲・編曲)うちの嫁(作曲・編曲)女子高生、参上!(作曲・編曲)マジカルフラワーズ(作曲・編曲)こころ弾んで(作曲・編曲) リトル・チャレンジャー(CD+DVD)発売元:avex pictures(AVCA-74099/B) Wake Up, Girls! 七人のアイドル リトル・チャレンジャー(作曲・編曲) リトル・チャレンジャー(CD)発売元:avex pictures(AVCA-74100) 這いよれ! ニャル子さん 這いよれ! ニャル子さんW コンプリートニャルバム発売元:avex pictures(AVCA-74284~7) 這いよれ! ニャル子さん這いよれ! ニャル子さんW 太陽曰く燃えよカオス(作曲・編曲)わたし・魔ジカル(作曲・編曲)太陽曰く燃えよカオス(30min Non-limit ver.)(作曲・編曲)恋は渾沌の隷也(作曲・編曲)恋は渾沌の隷也 -RAMMアレンジver.-(作曲)太陽言わない燃えよカオス(作曲)BGM1~13(作曲・編曲) 04/09 LUCKY DUCKY!!(初回生産限定盤)発売元:キングレコード(KICM-91512) ゆいかおり8thシングル LUCKY DUCKY!!(作曲・編曲) LUCKY DUCKY!!(通常盤)発売元:キングレコード(KICM-1512) Calendar Girls発売元:ランティス(LACA-9350~1) アイカツ! Move on now! ~美月ソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動!(作曲・編曲)prism spiral(作曲・編曲)放課後ポニーテール(作曲・編曲)真夜中のスカイハイ(作曲・編曲)Angel Snow(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちごソロ Ver.~(作曲・編曲)カレンダーガール(作曲・編曲) 04/23 極上スマイル(CD+DVD)発売元:avex pictures(AVCA-74101/B) Wake Up, Girls! 極上スマイル(作曲・編曲)ジェラ(作曲・編曲) 極上スマイル(CD)発売元:avex pictures(AVCA-74102) 05/07 黒執事 キャラクターソングベストセレクションCD発売元:アニプレックス(ANZX-11211) 黒執事Ⅱ 死神の勤怠管理(作曲・編曲)神の右手のテーマ~チキンカリー篇~(作曲・編曲)背徳ワンダーランド(作曲・編曲) 06/18 ラムネ色 青春(通常盤)発売元:日本コロムビア(COCC-16883) THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! ラムネ色 青春(作曲・編曲) ラムネ色 青春(初回限定盤)発売元:日本コロムビア(COZC-930) THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! ラムネ色 青春(作曲・編曲)自分REST@RT (M@STER VERSION)(作曲・編曲) 06/25 Pop Assort発売元:ランティス(LACA-15421) アイカツ! アイドル活動! ~いちご&あかり Ver.~(作曲・編曲) 08/02 THE IDOLM@STER 9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECE!! 自分REST@RT SMOKY THRILL発売元:日本コロムビア(SACX-1029) THE IDOLM@STER(アニメ) 自分REST@RT (M@STER VERSION)ソロ・リミックス(作曲・編曲) 08/27 アイカツ!の音楽!! 02発売元:ランティス(LACA-15442) アイカツ! さらに特訓!(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡(TV-size)(作曲・編曲) 花ハ踊レヤいろはにほ(CD+DVD盤)発売元:avex pictures(AVCA-74538/B) ハナヤマタ 花ハ踊レヤいろはにほ(作曲・編曲) 花ハ踊レヤいろはにほ(CD盤)発売元:avex pictures(AVCA-74539) 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 Vol.3(BD) Character Song Soundtrack CD発売元:アニプレックス(ANZX-11776) 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 mission Love Me Do♡(作曲・編曲) 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 Vol.3(DVD) Character Song Soundtrack CD発売元:アニプレックス(ANZB-11776) 09/05 アイカツ! うたバッジ発売元:サンライズ音楽出版(GBPB-0001) アイカツ! アイドル活動!(作曲・編曲)新・チョコレート事件(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡 ~いちご・あおい・蘭 Ver.~(作曲・編曲)Move on now! ~いちご・あおい・蘭 Ver.~(作曲・編曲)カレンダーガール(作曲・編曲) 09/26 ハナヤマタ 第1巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-74557B) ハナヤマタ 花ハ踊レヤいろはにほ なるver.(作曲・編曲) ハナヤマタ 第1巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-74545B) 10/04 THE IDOLM@STER 9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECE!! We Have A Dream カーテンコール発売元:日本コロムビア(SACX-1030) THE IDOLM@STER(アニメ) 自分REST@RT (M@STER VERSION)オリジナル・カラオケ(作曲・編曲) 10/08 PERFECT IDOL THE MOVIE(「シャイニーフェスタ」アニメBlu-ray同梱版)発売元:アニプレックス(ANZX-11504) THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! ラムネ色 青春 -CROSSOVER Rearrange Mix-(作曲) PERFECT IDOL THE MOVIE(完全生産限定版BD)発売元:アニプレックス(ANZX-11507) PERFECT IDOL THE MOVIE(完全生産限定版DVD)発売元:アニプレックス(ANZB-11503) 10/22 Du-Du-Wa DO IT!!/Good morning my dream発売元:ランティス(LACM-14275) アイカツ! Good morning my dream(作曲・編曲)Let s アイカツ!(作曲・編曲) 10/24 ハナヤマタ 第2巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-74558B) ハナヤマタ 花ハ踊レヤいろはにほ ハナver.(作曲・編曲) ハナヤマタ 第2巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-74546B) 11/05 Wake Up, Girls! Character song series 久海菜々美発売元:avex pictures(AVCA-74525) Wake Up, Girls! オオカミとピアノ(作曲・編曲) 11/28 ハナヤマタ 第3巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-74559B) ハナヤマタ 花ハ踊レヤいろはにほ ヤヤver.(作曲・編曲) ハナヤマタ 第3巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-74547B) 11/29 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 2ndLIVE PARTY M@GIC!! ススメ☆オトメ ~jewel parade~発売元:日本コロムビア(SACX-1031) アイドルマスター シンデレラガールズ ススメ☆オトメ ~jewel parade~ソロ・リミックス(作曲・編曲) 12/03 Wake Up, Girls! Character song series 七瀬佳乃発売元:avex pictures(AVCA-74527) Wake Up, Girls! ステラ・ドライブ(作曲・編曲) 12/13 アイカツ!の音楽!! 03発売元:ランティス(LACA-9374~5) アイカツ! アイカツ! はじまる!!(作曲・編曲)幅ないっすねー!(作曲)ぽわぽわプリリン(作曲・編曲)マイペースアイドル(作曲・編曲)目指すべき未来(作曲・編曲)小さなひかり(作曲・編曲)ドンマイアイドル(作曲・編曲)重ねる努力(作曲・編曲)アイドル活動! ~Invisible Star Ver.~(作曲)気付いたらそこにあるもの(作曲・編曲) 輝きのエチュード発売元:ランティス(LACM-14295) 劇場版 アイカツ! Let s アイカツ! ~いちご・美月・あかり Ver.~(作曲・編曲) 12/26 ハナヤマタ 第4巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-74560B) ハナヤマタ 花ハ踊レヤいろはにほ 多美ver.(作曲・編曲) ハナヤマタ 第4巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-74548B) 2015年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/21 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 00 ST@RTER BEST発売元:日本コロムビア(COCX-39035) アイドルマスター シンデレラガールズ ススメ☆オトメ ~jewel parade~(作曲・編曲) 01/23 ハナヤマタ 第5巻(BD) 特典CD発売元:avex pictures(AVXA-74561B) ハナヤマタ 花ハ踊レヤいろはにほ 真智ver.(作曲・編曲) ハナヤマタ 第5巻(DVD) 特典CD発売元:avex pictures(AVBA-74549B) 02/11 SHINING STAR*発売元:ランティス(LACA-9380~1) アイカツ! アイドル活動!(Ver. Rock) ~セイラソロ Ver.~(作曲・編曲)Dance in the rain(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡 ~いちご&あかり Ver.~(作曲・編曲)新・チョコレート事件(作曲・編曲)アイドル活動! ~あかりソロ Ver.~(作曲・編曲) 02/14 アイカツ! うたバッジ Vol.2発売元:サンライズ音楽出版(GBPB-0002) アイカツ! アイドル活動! ~あかりソロ Ver.~(作曲・編曲)真夜中のスカイハイ(作曲・編曲)Angel Snow ~おとめ・いちごVer.~(作曲・編曲)Good morning my dream ~ひなきVer.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちごVer.~(作曲・編曲) 02/18 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 01 Star!!(初回限定盤)発売元:日本コロムビア(COZC-1027~8) アイドルマスター シンデレラガールズ Star!!(作曲・編曲) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 01 Star!!(通常盤)発売元:日本コロムビア(COCC-16994) 03/18 Wake Up, Best!(初回限定盤)発売元:avex pictures(EYCA-10286~7) Wake Up, Girls! 七人のアイドルWake Up, Girls! リトル・チャレンジャー(作曲・編曲)7 Girls War(作曲・編曲)太陽曰く燃えよカオス(岡本未夕 ver.)(作曲・編曲)ジェラ(作曲・編曲)極上スマイル(Wake Up, Girls! ver.)(作曲・編曲)極上スマイル(I-1club ver.)(作曲・編曲)ここはグリーンリーブス(作曲・編曲)アイドルの条件(作曲・編曲)助走(作曲・編曲)運命の道化師(作曲・編曲)共に歩む道(作曲・編曲)overture(作曲・編曲)頂の孤独(作曲・編曲)Where is a bad child?(作曲・編曲)アイドルの祭典(作曲・編曲)ちいさくチェンジング(作曲・編曲) Wake Up, Best!(通常盤)発売元:avex pictures(EYCA-10288~9) 03/25 Candy Lips(初回生産限定盤A)発売元:SME(SECL-1664~5) 春奈るな2ndアルバム snowdrop(作曲・編曲) Candy Lips(初回生産限定盤B)発売元:SME(SECL-1666~7) Candy Lips(通常盤)発売元:SME(SECL-1668) 04/22 ハナヤマタ音楽集『華鳴音女』(初回限定盤)発売元:avex pictures(EYCA-10411~2) ハナヤマタ 花ハ踊レヤいろはにほ(作曲・編曲) ハナヤマタ音楽集『華鳴音女』(通常盤)発売元:avex pictures(EYCA-10413~4) 05/08 這いよれOnce Nyagain/きっとエンゲージ発売元:avex pictures(EYCA-10458) 這いよれ! ニャル子さんF 這いよれOnce Nyagain(作曲・編曲) 邪選曲たち発売元:avex pictures(EYCA-10459) 這いよれ! ニャル子さん這いよれ! ニャル子さんW 太陽曰く燃えよカオス(作曲・編曲)恋は渾沌の隷也(作曲・編曲) 05/30 這いよれ! ニャル子さんF シアター限定盤特典CD発売元:avex pictures(EYX1-10464B) 這いよれ! ニャル子さんF 這いよれOnce Nyagain ソロバージョン(作曲・編曲) 06/02 劇場版オリジナルうたバッジ発売元:バンダイビジュアル(BIXA-0170) 劇場版 アイカツ! オリジナルスター☆彡 ~いちご・あおい・蘭 Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動!(Ver. Rock) ~いちごソロ Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちご・美月・あかり Ver.~(作曲・編曲) 06/24 WORKING!!きゃらそん☆フルコース発売元:アニプレックス(SVWC-70052) WORKING!! SMILE + SMILES(作曲・編曲)ワグナリア賛歌~a day of 種島ぽぷら(編曲)純情PUNCH(作曲・編曲)ワグナリア賛歌~a day of 伊波まひる(編曲)Colorful Days(作曲・編曲)not so bad(作曲・編曲)MOTTO!(作曲・編曲)ワグナリア賛歌~a day of 山田葵(編曲) 08/26 少女交響曲(CD+DVD)発売元:avex pictures(EYCA-10554/B) Wake Up, Girls! 青春の影 少女交響曲(作曲・編曲)素顔でKISS ME(作曲) 少女交響曲(CD)発売元:avex pictures(EYCA-10555) 09/25 Wake Up, Girls! bvex Nonstop MEGA Mix/Wake Up, Gilrs! 青春の影 オリジナルサウンドトラック(シアター限定盤)発売元:avex pictures(EYX1-10558B) Wake Up, Girls! 青春の影 憧れの街へ(作曲・編曲)アカデミーの日常Ⅱ(作曲・編曲)右手に思い出を(作曲・編曲)揺らぐ帝国(作曲・編曲)ただいま迷走中(作曲・編曲) Wake Up, Girls! bvex Nonstop MEGA Mix/Wake Up, Gilrs! 青春の影 オリジナルサウンドトラック(初回限定盤)発売元:avex pictures(EYXA-10556B) 10/30 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT BEST 01発売元:日本コロムビア(COKM-33125) アイドルマスター シンデレラガールズスターライトステージ ススメ☆オトメ ~jewel parade~(作曲・編曲) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT BEST 02発売元:日本コロムビア(COKM-33126) Star!!(作曲・編曲) 11/04 Bright Canary(CD+BD盤)発売元:キングレコード(KIZC-339~40) ゆいかおり3rdアルバム LUCKY DUCKY!!(作曲・編曲) Bright Canary(CD+DVD)発売元:キングレコード(KIZC-341~2) Bright Canary(通常盤)発売元:キングレコード(KICS-3299) 11/11 運命の女神(Team S)発売元:avex pictures(EYCA-10568) Wake Up, Girls! 青春の影 リトル・チャレンジャー2015(Team S ver.)(作曲・編曲) 運命の女神(Team M)発売元:avex pictures(EYCA-10569) リトル・チャレンジャー2015(Team M ver.)(作曲・編曲) WORKING!!! 第4巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZX-11428) WORKING!!! ちっちゃな悩み(作曲・編曲)魔法少女ぽぷら参上!(作曲・編曲) WORKING!!! 第4巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-11428) 11/25 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 07 M@GIC☆(初回限定盤)発売元:日本コロムビア(COZC-1110~1) アイドルマスター シンデレラガールズ M@GIC☆(作曲・編曲) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 07 M@GIC☆(通常盤)発売元:日本コロムビア(COCC-17067) Last SQ発売元:スクウェア・エニックス(SQEX-10521~2) スクウェア・エニックスアレンジ・ベストアルバム ファイナルファンタジーXIII 閃光 (編曲) 12/09 WORKING!!! 第5巻(BD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZX-11430) WORKING!!! あたまグルグル(作曲・編曲) WORKING!!! 第5巻(DVD) 特典CD発売元:アニプレックス(ANZB-11430) Beyond the Bottom(CD+DVD盤)発売元:avex pictures(EYCA-10571/B) Wake Up, Girls! Beyond the Bottom Beyond the Bottom(作曲・編曲) Beyond the Bottom(CD盤)発売元:avex pictures(EYCA-10572) 12/29 maimai オリジナルサウンドトラック 言ノ葉Project 第1章 言ノ葉カルマ発売元:WAVE MASTER(KTNH-0001) maimai 悪戯(作曲・編曲) 2016年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/06 歌物語-〈物語〉シリーズ主題歌集-(完全生産限定盤BD)発売元:アニプレックス(SVWC-70125~7) 恋物語 snowdrop(作曲・編曲) 歌物語-〈物語〉シリーズ主題歌集-(完全生産限定盤DVD)発売元:アニプレックス(SVWC-70128~30) 歌物語-〈物語〉シリーズ主題歌集-(通常盤)発売元:アニプレックス(SVWC-70131~2) 02/24 スマホアプリ『アイカツ!フォトonステージ!!』シングルシリーズ02 センチメンタルベリー発売元:ランティス(LACM-14452) アイカツ!フォトonステージ!! 新・チョコレート事件 ~おとめ みくる Ver.~(作曲・編曲) 02/27 アイカツ! うたバッジ Vol.3発売元:サンライズ音楽出版(GBPB-0006) アイカツ! Good morning my dream(作曲・編曲)Angel Snow ~おとめ さくら しおん Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~凛 まどか Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~あかりソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちご あかり 初音ミク Ver.~(作曲・編曲) 03/16 Lovely Party!!発売元:ランティス(LACA-9440~1) アイカツ! Good morning my dream(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~STARS! Ver.~(作曲・編曲) 03/23 スマホアプリ『アイカツ!フォトonステージ!!』シングルシリーズ03 ドラマチックガール発売元:ランティス(LACM-14453) アイカツ!フォトonステージ!! ドラマチックガール(作曲・編曲)Good morning my dream ~ソレイユ Ver.~(作曲・編曲) 03/25 Wake Up, Best!2(初回限定盤)発売元:avex pictures(EYCA-10770~1) Wake Up, Girls!アルバム 素顔でKISS ME(作曲)リトル・チャレンジャー2015(TeamS ver.)(作曲・編曲)少女交響曲 (Album ver.)(作曲・編曲)オオカミとピアノ(作曲・編曲)ステラ・ドライブ(作曲・編曲)リトル・チャレンジャー2015(Team M ver.)(作曲・編曲)Beyond the Bottom (Album ver.)(作曲・編曲) Wake Up, Best!2(通常盤)発売元:avex pictures(EYCA-10772~3) 03/30 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT ORIGINAL SOUNDTRACK発売元:日本コロムビア(COZX-1151~4) アイドルマスター シンデレラガールズ(アニメ) Theme of Cinderella Girls (M01A)(作曲・編曲)Anemone (M02)(作曲・編曲)Flower Language (M34A)(作曲・編曲)Why Don't You Be a Cinderella? (M33A)(作曲・編曲)Trial and Error (M17A)(作曲・編曲)Sly & The Girls Jewelries (M41)(作曲・編曲)April Tango (M05)(作曲・編曲)The Second Line of MIO (M10A)(作曲・編曲)Waltz for Dreamers (M06)(作曲・編曲)Just Curious. (M19)(作曲・編曲)Never Was a Cloudy Twilight (M40)(作曲・編曲)Puzzling Pizzicato (M07)(作曲・編曲)The Dancing Glass Slippers (M25)(作曲・編曲)The Cat Ears' Opinions (M30A)(作曲・編曲)Ambiguous Dialogue (M31A)(作曲・編曲)Dress! Dress! Dress! (M21)(作曲・編曲)The Days of Effort (M27)(作曲・編曲)All Right in the End (M39)(作曲・編曲)THE TWO SELFIE MONSTERS (M35)(作曲・編曲)Eight Days OFF A Week (M14A)(作曲・編曲)Teatime (in the Magic Hour) (M38)(作曲・編曲)RANKO's Grimoire (M13A)(作曲・編曲)Tut-Tut Blues (M32A)(作曲・編曲)Mondo Monday (M23)(作曲・編曲)Sunday Montuno (M24)(作曲・編曲)The Girls Etiquette (M22)(作曲・編曲)Count It Basis! (M11)(作曲・編曲)The Reversible Heart (M08)(作曲・編曲)Motif “Awake” (M09)(作曲・編曲)Honesty (M20)(作曲・編曲)Bedtime Nocturne (M37A)(作曲・編曲)Your Smile (M28)(作曲・編曲)Tears of Joy(M29)(作曲・編曲)Fortunately, Ordinary (M36)(作曲・編曲)Carriage for Cutie (M03)(作曲・編曲)A Demon in Shibuya (M15A)(作曲・編曲)Passione (M04)(作曲・編曲)Wishful Thinking (M66)(作曲・編曲)Playing Spies (M67)(作曲・編曲)TOTOKIRA Kindergarten (M68)(作曲・編曲)Serendipity (M63)(作曲・編曲)If So (or Not So) (M65)(作曲・編曲)Elder Sisters' Pain (M64)(作曲・編曲)Thanks For Our Work (M42)(作曲・編曲)See You (M43)(作曲・編曲)Regal No.346 (M60A)(作曲・編曲)Erosional Authority (M60B)(作曲・編曲)Thistle Castle (M60C)(作曲・編曲)The Dotted Anxiety (M16)(作曲・編曲)Impatience (M26)(作曲・編曲)The Beautiful Creeps (M44)(作曲・編曲)Emergency (M45)(作曲・編曲)Heartbeats (M46)(作曲・編曲)Someone Behind the Door (M12)(作曲・編曲)Nothing's Gonna Be Alright (M48)(作曲・編曲)1159 Tinnitus (M18)(作曲・編曲)A Ripple of Courage (M61)(作曲・編曲)A Lost Princess (M49)(作曲・編曲)Starting Over (M62)(作曲・編曲)Primula Julian (M01C)(作曲・編曲)SHINSEN Girls (Ep.26)(作曲・編曲)お願い!シンデレラ(BGM Version) (C01)(編曲)メッセージ(BGM Version) (C02)(編曲)ススメ☆オトメ ~jewel parade~(BGM Version) (C03)(作曲・編曲)We're the friends! (BGM Version) (C04)(編曲)Nation Blue(BGM Version) (C05)(編曲)Orange Sapphire(BGM Version) (C06)(編曲)アタシポンコツアンドロイド(BGM Version) (C07)(編曲)Star!!(Piano Instrumental Version) (C08)(作曲・編曲)夕映えプレゼント(BGM Version) (C09)(編曲)できたてEvo! Revo! Generation! (BGM Version) (C10)(編曲)オルゴールの小箱(BGM Version) (C11)(編曲)輝く世界の魔法(BGM Version) (C15)(編曲)Never Say Never(BGM Version) (C16)(編曲)S(mile)ING!(BGM Version) (C17)(編曲)ミツボシ☆☆★(BGM Version) (C18)(編曲)Shine!! (BGM Version) (C19)(編曲)夢色ハーモニー(BGM Version) (C20)(編曲)GOIN'!!! (BGM Version) (C21)(編曲)つぼみ(BGM Version) (C23)(編曲)Star!!(オルゴールVersion)(作曲)STORY(作曲・編曲) 「マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~」オリジナルサウンドトラック発売元:MONACA RECORDS(MNCD-0001) マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~ マネーの天使(作曲・編曲)ご相談の内容は?(作曲・編曲)ゼニのまち、大阪(作曲・編曲)ぬかよろこび!?(作曲・編曲)3万人の友だち(作曲・編曲)結局、世の中カネなのか?(作曲・編曲) 05/25 PUNCH☆MIND☆HAPPINESS(DVD付通常盤)発売元:avex pictures(EYCA-10955/B) あんハピ♪ PUNCH☆MIND☆HAPPINESS(作曲・編曲) PUNCH☆MIND☆HAPPINESS(通常盤)発売元:avex pictures(EYCA-10956) 06/22 あんハピ♪キャラクターソングシリーズ1発売元:avex pictures(EYCA-11001) あんハピ♪ なるまるまーる(作曲・編曲) あんハピ♪ 第1巻(BD) 特典CD発売元:フリュー(OVXN-0023) あんハピ♪ PUNCH☆MIND☆HAPPINESS はなこver.(作曲・編曲) あんハピ♪ 第1巻(DVD) 特典CD発売元:フリュー(OVBA-1041) 07/27 ナツコレ発売元:ランティス(LACM-14496) アイカツスターズ! 8月のマリーナ(編曲) あんハピ♪ 第2巻(BD) 特典CD発売元:フリュー(OVXN-0024) あんハピ♪ PUNCH☆MIND☆HAPPINESS ヒバリver.(作曲・編曲) あんハピ♪ 第2巻(DVD) 特典CD発売元:フリュー(OVBA-1042) 08/24 あんハピ♪ 第3巻(BD) 特典CD発売元:フリュー (OVXN-0025) あんハピ♪ PUNCH☆MIND☆HAPPINESS ぼたんver.(作曲・編曲) あんハピ♪ 第3巻(DVD) 特典CD発売元:フリュー(OVBA-1043) 09/14 アイカツ!の音楽!! 04発売元:ランティス(LACA-9458~9) アイカツ! いつだって前向き(作曲・編曲)Good morning my dream (TV-size)(作曲・編曲)じゃがいもをマイクに!(作曲・編曲)アイドル活動! ~オールスターver.~(作曲・編曲) 09/28 あんハピ♪ 第4巻(BD) 特典CD発売元:フリュー(OVXN-0026) あんハピ♪ PUNCH☆MIND☆HAPPINESS ヒビキver.(作曲・編曲) あんハピ♪ 第4巻(DVD) 特典CD発売元:フリュー(OVBA-1044) 10/26 あんハピ♪ 第5巻(BD) 特典CD発売元:フリュー(OVXN-0027) あんハピ♪ PUNCH☆MIND☆HAPPINESS レンver.(作曲・編曲) あんハピ♪ 第5巻(DVD) 特典CD発売元:フリュー(OVBA-1045) 11/23 あんさんぶるスターズ! ユニットソングCD 2nd Vol.06 Ra*bits発売元:フロンティアワークス(FFCG-0038) あんさんぶるスターズ! Hoppin Season♪(作曲・編曲) 11/25 灼熱スイッチ(CD+DVD)発売元:avex pictures(EYCA-11143/B) 灼熱の卓球娘 灼熱スイッチ(作曲・編曲)V字上昇Victory(作曲・編曲) 灼熱スイッチ(CD)発売元:avex pictures(EYCA-11144) 11/30 ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 01発売元:ランティス(LACA-15621) ウマ娘 プリティーダービー Silent Star(作曲・編曲) 12/07 THAT'S A FACT!発売元:ランティス(LACA-15610) Mia REGINA1stアルバム THAT S A FACT! ~千里の道も一歩から~(作曲・編曲) 12/21 RefRain発売元:ランティス(LACA-15617) 上田麗奈デビューミニアルバム ワタシ*ドリ(作曲・編曲) 12/23 ハナヤマタ音楽集 Music Sound Tracks発売元:avex pictures(EYXA-11185〜92/B~C) ハナヤマタ 花ハ踊レヤいろはにほ(作曲・編曲) 2017年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 02/01 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 08BEYOND THE STARLIGHT発売元:日本コロムビア(COCC-17148) アイドルマスター シンデレラガールズスターライトステージ スローライフ・ファンタジー(作曲・編曲) 02/08 THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER EVERMORE発売元:日本コロムビア(COCC-17282) アイドルマスター シンデレラガールズ EVERMORE (M@STER VERSION)(作曲・編曲)ススメ☆オトメ ~jewel parade~(作曲・編曲)EVERMORE (4thLIVE MIX)(作曲・編曲) 02/24 あんハピ♪ All Music Collection「ハピコレ」発売元:avex pictures(EYCA-11333~5) あんハピ♪ アプリコット・ジャム(作曲・編曲)PUNCH☆MIND☆HAPPINESS(作曲・編曲)幸せな杏の樹(作曲・編曲)街角乙女ゴコロ(作曲・編曲)あっちへこっちへ(作曲・編曲)パンチマインドな昼下がり(作曲・編曲)なるまるまーる(作曲・編曲)パンチマインドな星空(作曲・編曲)終わりよければすべてハッピー(作曲・編曲) 灼熱カバーソング Vol.3 「Shuffle」 バトルミュージックセレクション(BD)発売元:avex pictures(EYXA-11169B) 灼熱の卓球娘 相克するラケット(作曲・編曲)勝利への手探り(作曲・編曲)私の全力!(作曲・編曲) 灼熱カバーソング Vol.3 「Shuffle」 バトルミュージックセレクション(DVD)発売元:avex pictures(EYBA-11157B) 04/26 ~俺の妹がこんなに可愛いわけがない。Complete Collection+~俺妹。コンプ+!発売元:アニプレックス(SVWC-70259~60) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 感情線loop(作曲・編曲) 05/24 恋?で愛?で暴君です!(CD+DVD)発売元:avex pictures(EYCA-11382/B) Wake Up, Girls!6thシングル 恋?で愛?で暴君です!(作曲・編曲) 恋?で愛?で暴君です!(CD)発売元:avex pictures(EYCA-11383) day by day(アーティスト盤)発売元:ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテイメント(1000644987) 鹿乃4thシングル day by day(作曲・編曲) day by day(通常盤)発売元:ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテイメント(1000644989) day by day(アニメ盤)発売元:ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテイメント(1000644988) day by day(作曲・編曲)day by day -TEKINA remix-(作曲) 06/21 Y K(2CD+BD盤)発売元:キングレコード(KIZC-395〜7) ゆいかおりベストアルバム LUCKY DUCKY!!(作曲・編曲) Y K(2CD+DVD盤)発売元:キングレコード(KIZC-398~400) Y K(通常盤)発売元:キングレコード(KICS-3502~3) 06/24 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!静岡・幕張・福岡 会場オリジナルCD発売元:日本コロムビア(SACX-1047) アイドルマスター シンデレラガールズ EVERMORE (M@STER VERSION) ソロ・リミックス(作曲・編曲) 06/28 灼熱の卓球娘ミュージックコレクション 灼熱の音楽娘(初回生産限定盤)発売元:avex pictures(EYCA-11475~7) 灼熱の卓球娘 相克するラケット(作曲・編曲)灼熱スイッチ(作曲・編曲)不審者!?(作曲・編曲)ドキドキするーっ(作曲・編曲)助けてあがりちゃん(作曲・編曲)なにをやっても平凡(作曲・編曲)マシンはタイクツ(作曲・編曲)絶対に勝つ!(作曲・編曲)私の全力!(作曲・編曲)勝利への手探り(作曲・編曲)みんなを元気に(作曲・編曲)実演ほくとのラバー講座(作曲・編曲)絶対絶命!?(作曲・編曲)ブチ倒してやるデス(作曲)気になる強い人(作曲・編曲)V字上昇Victory(作曲・編曲) 灼熱の卓球娘ミュージックコレクション 灼熱の音楽娘(通常盤)発売元:avex pictures(EYCA-11478~80) アイカツ! COMPLETE CD-BOX発売元:ランティス(LACA-39500~11) アイカツ! Move on now! ~美月ソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちごソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちご あおい Ver.~(作曲・編曲)prism spiral(作曲・編曲)アイドル活動! ~蘭 ヒカリ Ver.~(作曲・編曲)Move on now! ~いちご あおい 蘭 Ver.~(作曲・編曲)Angel Snow ~いちご おとめ Ver.~」(作曲・編曲)Angel Snow(作曲・編曲)真夜中のスカイハイ(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちご 美月 Ver.~(作曲・編曲)カレンダーガール ~いちご あおい 蘭 Ver.~(作曲・編曲)放課後ポニーテール(作曲・編曲)カレンダーガール ~いちご あおい 蘭 おとめ ユリカ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動!(作曲・編曲)アイドル活動!(Ver. Rock) ~セイラソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動!(Ver. Rock) ~いちごソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動!(Ver. Rock)(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡 ~いちご あおい 蘭 Ver.~(作曲・編曲)カレンダーガール ~きいソロ Ver.~(作曲・編曲)新・チョコレート事件(作曲・編曲)Dance in the rain(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡 ~おとめ さくら Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~あかりソロ Ver.~(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡 ~いちご あかり Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちご あかり Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~あかり スミレ Ver.~」(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~あかり ひなき Ver.~(作曲・編曲)Good morning my dream ~ひなきソロ Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちごソロ Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~凛 まどか Ver.~(作曲・編曲)Angel Snow ~おとめ さくら しおん Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ!(作曲・編曲)Move on now! ~リサソロ Ver.~(作曲・編曲)カレンダーガール ~いちご あおい 蘭 あかり スミレ ひなき Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちご 美月 あかり Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~ヒカリソロ Ver.~(作曲・編曲)カレンダーガール ~ヒカリソロ Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちご あかり スミレ ひなき 珠璃 凛 まどか Ver.~(作曲・編曲)Good morning my dream(作曲・編曲)アイドル活動! ~オールスター Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~STARS! Ver.~(作曲・編曲)Move on now!(作曲・編曲)Good morning my dream ~いちご あおい 蘭 Ver.~(作曲・編曲) 07/08 We are "Two for all"発売元:XFLAG PICTURES モンソニ! ダルタニャンのアイドル宣言 全力アイドル宣言♡ -Two for all Edition- (short ver.)(作曲・編曲) 08/12 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS TO D@NCE TO発売元:日本コロムビア(SACX-1048) アイドルマスター シンデレラガールズリミックス・アルバム ススメ☆オトメ ~jewel parade~ -Blooming Floral Remix-(作曲) 08/23 AIKATSU SCRAPBOOK 02発売元:ランティス(LACM-14612) アイカツ!フォトonステージ!! アイカツメロディ!(作曲・編曲) 11/22 グッドラック ライラック発売元:SACRA MUSIC(VVCL-1128~29) アニメガタリズ グッドラック ライラック(作曲・編曲) 11/29 7 Senses(初回限定盤)発売元:avex pictures(EYCA-11598/B) Wake Up, Girls! 新章 7 Senses(作曲・編曲) 7 Senses(通常盤)発売元:avex pictures(EYCA-11599) 12/06 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! 秋めいて Ding Dong Dang!発売元:日本コロムビア(COCC-17392) アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 EVERMORE -しんげきRemix-(作曲) 12/13 YES or NOstalgic!!!発売元:ランティス(LACA-15679) Mia REGINAミニアルバム Ms.Rからの新着メール(作曲・編曲) 12/20 アルストロメリア(初回生産限定盤)発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ(1000701237) 鹿乃2ndアルバム day by day(作曲・編曲)Linaria Girl(作曲・編曲) アルストロメリア(通常盤)発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ(1000701238) 2018年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/10 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! Snow*Love発売元:日本コロムビア(COCC-17393) アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 ススメ☆オトメ ~jewel parade~ -しんげきRemix-(作曲) 02/21 PHOTOKATSU CHRONICLE 01発売元:ランティス(LACA-15701) アイカツ!フォトonステージ!!ベストアルバム ドラマチックガール(作曲・編曲) 02/28 スキノスキル(CD+DVD)発売元:avex pictures(EYCA-11832/B) Wake Up, Girls!9thシングル スキノスキル(作曲・編曲) スキノスキル(CD)発売元:avex pictures(EYCA-11833) 03/03 WUG LOVE SOLO EVENT 2018 パンフレット 特典CD発売元:avex pictures(ANEZ-0668) Wake Up, Girls!ソロイベント 七つの海のコンサート(作曲・編曲) 03/07 THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER イリュージョニスタ!発売元:日本コロムビア(COCC-17458) アイドルマスター シンデレラガールズスターライトステージ イリュージョニスタ! (M@STER VERSION)(作曲・編曲)イリュージョニスタ!(GAME VERSION)(作曲・編曲) 03/14 Precious Memories/初恋A to Z発売元:日本コロムビア(COCC-17458) ガールフレンド(仮) Precious Memories(作曲・編曲) 03/23 AIKATSU! ANION "NOT ODAYAKA" Remix発売元:ナムコ アイカツ!リミックス・アルバム カレンダーガール [kz Remix](作曲)Move on now! [DJ和 Co. Remix](作曲)prism spiral [DJ WILDPARTY Remix](作曲) 03/28 Wake Up, Best!3(初回限定盤)発売元:avex pictures(EYCA-11695~6/B) Wake Up, Girls! Knock out(作曲・編曲)7 Senses(作曲・編曲)Polaris(作曲・編曲)近づいていく距離(作曲・編曲)気持ちを一つに(作曲・編曲)恋?で愛?で暴君です!(作曲・編曲)しゃべりまくり語りまくり(作曲・編曲)ブレイクスルー(作曲・編曲)輝く星々(作曲・編曲)新たなプロデュース(作曲・編曲)アイドル不況(作曲・編曲)新たな芽(作曲・編曲)ウォーミングアップ(作曲・編曲)アイキャッチ5(作曲・編曲)アイキャッチ6(作曲・編曲)アイキャッチ7(作曲・編曲) Wake Up, Best!3(通常盤)発売元:avex pictures(EYCA-11697~8) 04/11 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS MASTER SEASONS SPRING!発売元:日本コロムビア(COCC-17334) アイドルマスター シンデレラガールズ 桜の風(作曲・編曲) 04/25 あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズ PRESENT Vol.02 Ra*bits(初回限定生産盤)発売元:フロンティアワークス(FFCG-0077) あんさんぶるスターズ! Hoppin Season♪(作曲・編曲) あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズ PRESENT Vol.02 Ra*bits’(通常盤)発売元:フロンティアワークス(FFCG-0078) 06/20 *Heart Confusion*(初回限定盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-70427) Re ステージ!オルタンシア 3rdシングル *Heart Confusion*(作曲・編曲) *Heart Confusion*(通常盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-70428) 06/27 太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック たこやき発売元:クラリスディスク(CLRC-10003) 太鼓の達人 散りゆく蘭の綴る詩(作曲・編曲) 07/11 TVアニメ『アイカツ!』BGM集 1年目発売元:gunboy アイカツ! 今回のおはなし!(作曲・編曲)毎日がアイドル活動(作曲・編曲)ちょっと一休み(作曲・編曲)応援してくれるみんな(作曲・編曲)おしゃもじをマイクに変えて(作曲・編曲)らぶゆ~♪なのです~(作曲・編曲)プレイバック(作曲・編曲)星宮家の日常(作曲・編曲)アイドル博士(作曲・編曲)いざ、オーディション!(作曲・編曲) TVアニメ『アイカツ!』BGM集 2年目①発売元:gunboy さらに特訓!(作曲・編曲) TVアニメ『アイカツ!』BGM集 2年目②発売元:gunboy アイカツ! はじまる!!(作曲・編曲)幅ないっすねー!(作曲)ぽわぽわプリリン(作曲・編曲)マイペースアイドル(作曲・編曲)目指すべき未来(作曲・編曲)小さなひかり(作曲・編曲)ドンマイアイドル(作曲・編曲)重ねる努力(作曲・編曲)アイドル活動! ~Invisible Star Ver.~(作曲)気付いたらそこにあるもの(作曲・編曲) TVアニメ『アイカツ!』BGM集 3年目発売元:gunboy いつだって前向き(作曲・編曲) TVアニメ『アイカツ!』BGM集 4年目発売元:gunboy じゃがいもをマイクに!(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』主題歌/挿入歌 1年目①発売元:gunboy Move on now!(作曲・編曲)アイドル活動!(作曲・編曲)prism spiral(作曲・編曲)Angel Snow(作曲・編曲)真夜中のスカイハイ(作曲・編曲)カレンダーガール(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』主題歌/挿入歌 1年目②発売元:gunboy 放課後ポニーテール(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』主題歌/挿入歌 2年目①発売元:gunboy アイドル活動!(Ver. Rock)(作曲・編曲)新・チョコレート事件(作曲・編曲)Dance in the rain(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』主題歌/挿入歌 3年目①発売元:gunboy Let s アイカツ!(作曲・編曲)Good morning my dream(作曲・編曲) 07/25 BRILLIANT☆STARS発売元:バンダイナムコアーツ(LACA-9635~6) アイカツスターズ! 8月のマリーナ ~あこ ver.~(編曲) 07/27 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 第3巻 限定版オリジナルCD発売元:KADOKAWA アイドルマスター ミリオンライブ!Blooming Clover(漫画) 神SUMMER!!(作曲・編曲) 08/01 ウマ娘 プリティーダービー ANIMATION DERBY 04 Original Soundtrack発売元:バンダイナムコアーツ(LACA-9637~8) ウマ娘 プリティーダービー Silent Star (TV Size)(作曲・編曲) 08/08 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! いとしーさー♥発売元:日本コロムビア(COCC-17501) アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 いとしーさー♥(作曲・編曲) 09/12 ウマ娘 プリティーダービー ANIMATION DERBY 05発売元:バンダイナムコアーツ(LACA-15755) ウマ娘 プリティーダービー Silent Star(作曲・編曲) 11/02 歌物語 Special Edition発売元:アニプレックス 恋物語 snowdrop(作曲・編曲) 恋物語 劇伴音楽集発売元:アニプレックス 恋物語 snowdrop(作曲・編曲) 11/07 LUNA JOULE(初回生産限定盤)発売元:SACRA MUSIC(VVCL-1345~7) 春奈るなベストアルバム snowdrop(作曲・編曲) LUNA JOULE(通常盤)発売元:SACRA MUSIC(VVCL-1348) 11/09 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS MERRY-GO-ROUNDOME!!! MASTER SEASONS SPRING! SOLO REMIX発売元:日本コロムビア(SACX-1055) アイドルマスター シンデレラガールズ 桜の風 ソロ・リミックス(作曲・編曲) 12/12 LUNA JOULE(完全生産限定盤)発売元:SACRA MUSIC(VVCL-1341~4) 春奈るなベストアルバム snowdrop(作曲・編曲) 2019年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/23 Wake Up, Best! MEMORIAL発売元:avex pictures(EYCA-12100~7/B) Wake Up, Girls!ベストアルバム 7 Girls War(作曲・編曲)極上スマイル (Wake Up, Girls! ver.)(作曲・編曲)素顔でKISS ME(作曲)少女交響曲 (Album ver.)(作曲・編曲)Beyond the Bottom (Album ver.)(作曲・編曲)太陽曰く燃えよカオス (岡本未夕 ver.)(作曲・編曲)オオカミとピアノ(作曲・編曲)ステラ・ドライブ(作曲・編曲)Polaris(作曲・編曲)7 Senses(作曲・編曲)恋?で愛?で暴君です!(作曲・編曲)スキノスキル(作曲・編曲)土曜日のフライト(作曲・編曲) 02/01 アイカツ! ピクチャーレコード カレンダーガール発売元:SUNRISE Music Label(SRML-3001) アイカツ! カレンダーガール(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡(作曲・編曲) 02/21 刀身をやさしくタップ♡発売元:ポニーキャニオン(PCSP-02603) 天華百剣 -斬- 刀身をやさしくタップ♡(作曲・編曲) 02/27 Pullulate(きゃにめ限定盤)発売元:ポニーキャニオン(SCCG-0034) Re ステージ!オルタンシア 1stアルバム *Heart Confusion*(作曲・編曲) Pullulate(初回限定盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-1761) Pullulate(通常盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-1762) 04/01 「アイカツ!シリーズ」オーケストラコンサート『オケカツ!』アルバム発売元:サンライズミュージック(SRML-1005〜6) アイカツ!アイカツスターズ!アイカツフレンズ! 毎日がアイドル活動(作曲)アイカツメロディ!(作曲)カレンダーガール(作曲)アイドル活動!(作曲)Let s アイカツ!(作曲) 04/03 PHOTOKATSU CHRONICLE 02発売元:バンダイナムコアーツ(LACA-15702) アイカツ!フォトonステージ!!ベストアルバム アイカツメロディ!(作曲・編曲) 04/13 百華繚乱発売元:ポニーキャニオン(PCCG-1772) 天華百剣 -斬- 刀身をやさしくタップ♡(作曲・編曲) 06/26 $HUFFLE(初回限定盤A)発売元:NBCユニバーサル・エンターテインメントジャパン(GNCL-1311) 浦島坂田船4thアルバム 未完成ユートピア(作曲・編曲) $HUFFLE(初回限定盤B)発売元:NBCユニバーサル・エンターテインメントジャパン(GNCL-1312) $HUFFLE(通常盤)発売元:NBCユニバーサル・エンターテインメントジャパン(GNCL-1313) 06/28 GEMS COMPANY発売元:DearStage Records(MJDS-1133) GEMS COMPANY1stミニアルバム JAM GEM JUMP!!!(作曲・編曲) 07/24 ひとりぼっちの○○生活 1(BD) オリジナルサウンドトラックCD発売元:KADOKAWA(ZMXZ-13171) ひとりぼっちの○○生活 ともだちびより。(作曲・編曲)なこすけ(作曲・編曲)おもしろい話してください(作曲・編曲)春うらら(作曲・編曲)スーパー副委員長(編曲)ほんとはね(作曲・編曲)おまえ…(作曲・編曲)残念ハンガー(編曲)素直な気持ち(作曲)このあと(作曲・編曲)はうぅ…(作曲・編曲)大切だから(作曲・編曲) ひとりぼっちの○○生活 1(DVD) オリジナルサウンドトラックCD発売元:KADOKAWA(ZMBZ-13181) 07/31 YELL!!発売元:フライングドッグ(VTCL-60484) May'n2ndミニアルバム サマー・スライダー(作曲・編曲) 08/14 言ノ葉プロジェクト ~詠唱集~発売元:フロンティアワークス(FFCG-0115) maimai 悪戯(作曲・編曲) 08/23 ひとりぼっちの○○生活 2(BD) オリジナルサウンドトラックCD発売元:KADOKAWA(ZMXZ-13172) ひとりぼっちの○○生活 蕾が咲くころ(作曲・編曲)ぼっち行進曲(作曲・編曲)私…やれそうな気がします(作曲・編曲)慎重に、慎重に(作曲・編曲)ありがとう、よろしくね(作曲・編曲)たぷたぷ(作曲・編曲)えへへ(作曲・編曲)後悔(作曲・編曲)頑張りますっ(作曲・編曲)ふぇ?(作曲・編曲)朗らかに、朗らかに(作曲・編曲)大切だから(オルゴールver.)(作曲・編曲) ひとりぼっちの○○生活 2(DVD) オリジナルサウンドトラックCD発売元:KADOKAWA(ZMBZ-13182) 09/29 TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ!』主題歌/挿入歌 1年目①発売元:SUNRISE Music Label アイカツスターズ! 8月のマリーナ(編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ!』主題歌/挿入歌 Another Ver.発売元:SUNRISE Music Label アイカツスターズ! 8月のマリーナ ~あこ ver.~(編曲) 10/05 TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS1発売元:SUNRISE Music Label アイカツ! Move on now! ~美月ソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちごソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちご あおい Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)prism spiral(Short Size)(作曲・編曲)アイドル活動! ~蘭 ヒカリ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Move on now! ~いちご あおい 蘭 Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Angel Snow ~いちご & おとめ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Angel Snow(Short Size)(作曲・編曲)真夜中のスカイハイ(Short Size)(作曲・編曲)カレンダーガール ~いちご あおい 蘭 Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)放課後ポニーテール(Short Size)(作曲・編曲)カレンダーガール ~いちご & あおい & 蘭 & おとめ & ユリカ Ver~(Short Size)(作曲・編曲)アイドル活動!(Short Size)(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS2発売元:SUNRISE Music Label アイドル活動!(Ver. Rock) ~セイラソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)アイドル活動!(Ver. Rock) ~いちごソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)アイドル活動!(Ver. Rock)(Short Size)(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡 ~いちご あおい 蘭 Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)カレンダーガール ~きいソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)新・チョコレート事件(Short Size)(作曲・編曲)Dance in the rain(Short Size)(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡 ~おとめ さくら Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)アイドル活動! ~あかりソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡 ~いちご あかり Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちご あかり Ver.~(Short Size)(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS3発売元:SUNRISE Music Label Let s アイカツ! ~あかり & スミレ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~あかり & ひなき Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Good morning my dream ~ひなきソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちごソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Angel Snow ~おとめ & さくら & しおん Ver.~(Short Size)(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS4発売元:SUNRISE Music Label Let s アイカツ!(Short Size)(作曲・編曲)Move on now! ~リサソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)カレンダーガール ~いちご & あおい & 蘭 & あかり & スミレ & ひなき Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちご 美月 あかり Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)アイカツ! エンディングメドレー ~PandaBoY MIX~(作曲・編曲)アイドル活動! ~ヒカリソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)カレンダーガール ~ヒカリソロ Ver.~(Short Size)(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちご & あかり & スミレ & ひなき & 珠璃 & 凛 & まどか Ver.~(Short Size)(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS5発売元:SUNRISE Music Label カレンダーガール(TV-size)(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡(TV-size)(作曲・編曲)Good morning my dream(TV-size)(作曲・編曲)アイドル活動!(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちごソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~いちご & あかり Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~あかりソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動!(Ver. Rock)(作曲・編曲)アイドル活動!(Ver. Rock) ~セイラソロ Ver.~(作曲・編曲)アイドル活動! ~オールスター Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~いちご & 美月 & あかり Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ!(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~あかりソロ Ver.~(作曲・編曲)Let s アイカツ! ~STARS! Ver.~(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS6発売元:SUNRISE Music Label Move on now! ~美月ソロ Ver.~(作曲・編曲)prism spiral(作曲・編曲)Angel Snow(作曲・編曲)新・チョコレート事件(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS7発売元:SUNRISE Music Label Dance in the rain(作曲・編曲)Move on now!(作曲・編曲)真夜中のスカイハイ(作曲・編曲)放課後ポニーテール(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS8発売元:SUNRISE Music Label オリジナルスター☆彡 ~いちご & あかり Ver.~(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS10発売元:SUNRISE Music Label Good morning my dream ~いちご & あおい & 蘭 Ver.~(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS11発売元:SUNRISE Music Label Angel Snow ~おとめ & さくら & しおん Ver.~(作曲・編曲) TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE SONGS12発売元:SUNRISE Music Label Good morning my dream(作曲・編曲)オリジナルスター☆彡(作曲・編曲)カレンダーガール(作曲・編曲) 10/16 神楽色アーティファクト(初回生産限定盤A)発売元:A-Sketch(AZZS-90) まふまふ5thアルバム 女の子になりたい(作曲・編曲) 神楽色アーティファクト(初回生産限定盤B)発売元:A-Sketch(AZZS-91) 神楽色アーティファクト(通常盤)発売元:A-Sketch(AZCS-1082) 10/23 君のEntrance/アイドル活動!オンパレード!ver.発売元:バンダイナムコアーツ(LACM-14929) アイカツオンパレード! アイドル活動!オンパレード!ver.](作曲) 10/30 はじめてのかくめい!(初回限定盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-01817) DIALOGUE+1stシングル はじめてのかくめい!(編曲) はじめてのかくめい!(通常盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-01818) 10/31 SQUARE ENIX MUSIC CHIPS SELECTION CD発売元:スクウェア・エニックス(SQEX-10737) スクウェア・エニックスチップチューンアルバム ニーアの伝説~8ビットの勇者たち~(編曲) 11/20 水恋(初回限定盤)発売元:テイチクインペリアルレコード(TECI-703) 河野万里奈再デビュー2ndシングル 水恋(作曲・編曲) 水恋(通常盤)発売元:テイチクインペリアルレコード(TECI-704) 11/27 Share the light(CD+BD)発売元:avex pictures(EYCA-12731/B) Run Girls, Run!6thシングル Share the light(作曲・編曲) Share the light(CD)発売元:avex pictures(EYCA-12732) 光の道標発売元:StrayCats(XNST-10015) 鹿乃5thシングル CAFUNÉ(作曲) 12/11 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 34 Sunshine See May発売元:日本コロムビア(COCC-17524) アイドルマスターシンデレラガールズ Blessing(作曲・編曲) 12/25 歌物語 LP BOX発売元:アニプレックス 完全生産限定盤(SVWJ-70426~70430) 恋物語 snowdrop(作曲・編曲) 12/28 GO-MA-N-E-TSU発売元:DeNA(TNKA-00002) 天華百剣 -斬- GO-MA-N-E-TSU(作曲・編曲) 2020年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/15 Wake Up, Girls! Solo Collection -7 Stars-発売元:avex pictures Wake Up, Girls!ソロ曲ベストアルバム 七つの海のコンサート(作曲・編曲) 01/29 アサシンズプライド オリジナルサウンドトラック発売元:avex pictures(EYCA-12760〜1) アサシンズプライド Share the light TVsize(作曲・編曲) 03/04 yuanfen(初回限定盤)発売元:テイチクインペリアルレコード(TECI-1675) 鹿乃4thアルバム サウンドプロデュース午前0時の無力な神様(作曲)光れ(作曲)yours(作曲・編曲)KILIG(作曲)聴いて(作曲・編曲)漫ろ雨(作曲)おかえり(作曲)罰と罰(作曲)エンディングノート(作曲) yuanfen(通常盤)発売元:テイチクインペリアルレコード(TECI-1676) yuanfen(アニメイト限定盤)発売元:テイチクインペリアルレコード(TEI-125) yuanfen(とらのあな限定盤)発売元:テイチクインペリアルレコード(TEI-126) yuanfen アニメイト限定 instrumental CD発売元:テイチクインペリアルレコード(TEI-125) サウンドプロデュース午前0時の無力な神様 (instrumental)(作曲)光れ (instrumental)(作曲)yours (instrumental)(作曲・編曲)KILIG (instrumental)(作曲)聴いて (instrumental)(作曲・編曲) yuanfen とらのあな限定 instrumental CD発売元:テイチクインペリアルレコード(TEI-126) サウンドプロデュース午前0時の無力な神様 (instrumental)(作曲)漫ろ雨 (instrumental)(作曲)おかえり (instrumental)(作曲)罰と罰 (instrumental)(作曲)エンディングノート (instrumental)(作曲) Wake Up, Girls! LIVE ALBUM ~想い出のパレード~ at さいたまスーパーアリーナ 2019.03.08発売元:avex pictures(EYCA-12883~12884) Wake Up, Girls!ライブアルバム 7 Girls War(作曲・編曲)素顔でKISS ME(作曲)恋?で愛?で暴君です!(作曲・編曲)ステラ・ドライブ(作曲・編曲)オオカミとピアノ(作曲・編曲)スキノスキル(作曲・編曲)7 Senses(作曲・編曲)極上スマイル(作曲・編曲)少女交響曲(作曲・編曲)Beyond the Bottom(作曲・編曲)土曜日のフライト(作曲・編曲)Polaris ダブル・アンコール (作曲・編曲) 03/18 Empathy発売元:バンダイナムコアーツ(LACA-15809) 上田麗奈1stアルバム Walk on your side(作曲・編曲) 04/15 スマホアプリ『アイカツ!フォトonステージ!!』コレクション発売元:SUNRISE Music Label アイカツ!フォトonステージ!! ドラマチックガール(作曲・編曲)アイカツメロディ!(作曲・編曲) 04/29 百華繚乱 弐発売元:ポニーキャニオン(PCCG-01898) 天華百剣 -斬- GO-MA-N-E-TSU(作曲・編曲) 05/20 Run Girls, World!(CD+Blu-ray)発売元:avex pictures(EYCA-12943/B) Run Girls, Run!1stアルバム Share the light(作曲・編曲) Run Girls, World!(CD)発売元:avex pictures(EYCA-12944) 06/10 ゴッドソング発売元:NAKAYOSHI RECORDS(NKYR-002) バンドじゃないもん! MAXX NAKAYOSHI13thシングル ゴッドソング(作曲・編曲) 07/04 SOUND OF BEST(通常盤)発売元:スターダストプロモーション(SDMC-1074) サンドリオンベストアルバム Ouverture(作曲・編曲)Familiar base(編曲・Vocal Direction) SOUND OF BEST(特装盤)発売元:スターダストプロモーション(SDMC-1075) 09/16 MIAUSEUM -キュレーション-発売元:バンダイナムコアーツ(LACA-15833) Mia REGINA2ndアルバム Cidre(作曲・編曲) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER GOLD RUSH! 01 Go Just Go!発売元:日本コロムビア(COCC-17831) アイドルマスター シンデレラガールズスターライトステージ Go Just Go!(作曲) 10/21 precious stones(初回生産限定盤)発売元:avex trax(AVCD-96579) GEMS COMPANYメジャーデビューアルバム ネットのかみさま(作曲・編曲)JAM GEM JUMP!!!(作曲・編曲) precious stones(初回受注限定盤)発売元:avex trax(AVCD-96580) precious stones(通常盤)発売元:avex trax(AVCD-96582) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER GOLD RUSH! 03 Joker発売元:日本コロムビア(COCC-17833) アイドルマスター シンデレラガールズスターライトステージ Joker(作曲・編曲) 2021年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/27 コンパスソング(初回盤)発売元:テイチクインペリアルレコード(TEI-169) 鹿乃7thシングル コンパスソング(作曲・編曲)ミッドナイトシアター(作曲・編曲) コンパスソング(通常盤)発売元:テイチクインペリアルレコード(TEI-170) 02/03 人生イージー?(初回限定盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-01969) DIALOGUE+2ndシングル 人生イージー?(編曲) 人生イージー?(通常盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-01970) 03/03 First Step発売元:ミュージックレイン(SMCL-669) IDOLY PRIDE First Step(作曲・編曲) 03/07 名取さなミュージックコレクション発売元:Virtual Sanatorium(VSNA-0001) 名取さな アマカミサマ(作曲・編曲) 03/17 Re STAGE! THE BEST(きゃにめ限定盤)発売元:ポニーキャニオン(SCCG-68) Re ステージ!ベストアルバム *Heart Confusion*(作曲・編曲)*Heart Confusion* -2021-(作曲・編曲) Re STAGE! THE BEST(通常盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-2009) 04/14 さんさーら!発売元:omocoro records ARuFa さんさーら!(作曲・編曲) 05/18 LINE LOOP発売元:スターダストプロモーション サンドリオン先行配信シングル Ouverture (Happiness 4 you!)(作曲)LINE LOOP(編曲) 06/16 The Remixes Collection THE IDOLM@STER TO D@NCE TO !! Vol.4発売元:日本コロムビア(SACX-1073) THE IDOLM@STERリミックス・アルバム 約束 -Hidekazu Tanaka Remix-(リミックス) 06/30 momentbook(CD+BD)発売元:Digital Double(XNDD-00001/B) May'nDigital Doubleレーベル移籍1st アルバム イリタブル(作曲・編曲・Mixing) momentbook(CD)発売元:Digital Double(XNDD-00002) 07/21 百華繚乱 参発売元:ポニーキャニオン(PCCG-02048) 天華百剣 -斬- 結絆華(作曲・編曲)結絆華[庖丁三姉妹ver.](作曲)結絆華[ざんなまぁ〜ず♪ver.](作曲) 09/01 DIALOGUE+1(きゃにめ限定盤)発売元:ポニーキャニオン(SCCG-00081) DIALOGUE+1stアルバム 人生イージー?(編曲)アイガッテ♡ランテ(作曲・編曲)はじめてのかくめい!2021(編曲)人生イージー? (Instrumental)(編曲)アイガッテ♡ランテ (Instrumental)(作曲・編曲)はじめてのかくめい!2021 (Instrumental)(編曲) DIALOGUE+1(初回限定盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-02052) 人生イージー?(編曲)アイガッテ♡ランテ(作曲・編曲)はじめてのかくめい!2021(編曲) DIALOGUE+1(通常盤)発売元:ポニーキャニオン(PCCG-02053) 09/22 衝動的S/K/S/D発売元:TOY'S FACTORY(TFCC-89712) でんぱ組.inc20thシングル ファーストキッスは竜人くん♡ feat. 清 竜人(編曲) 10/27 PRIDE OF ICE HOCKEY プラオレ!〜PRIDE OF ORANGE〜 オリジナルサウンドトラック発売元:Digital Double(XNDD-00003) プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ ファイオー・ファイト! TV size (作曲・編曲)プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ 劇伴(作曲・編曲) IDOLY PRIDE Collection Album [奇跡](初回生産限定盤)発売元:ミュージックレイン(SMCL-735〜6) IDOLY PRIDE Precious(作曲・編曲)First Step(作曲・編曲) IDOLY PRIDE Collection Album [奇跡](通常盤)発売元:ミュージックレイン(SMCL-737) 11/24 ファイオー・ファイト!(CD+Blu-ray)発売元:Digital Double(XNDD-00004/B) プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ ファイオー・ファイト!(作曲・編曲) ファイオー・ファイト!(CD)発売元:Digital Double(XNDD-00005) THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER EVERLASTING発売元:日本コロムビア(COCC-17949) アイドルマスター シンデレラガールズ EVERLASTING (M@STER VERSION)(作曲・編曲)EVERLASTING (M@STER VERSION) ソロ・リミックス(作曲・編曲) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY BEST発売元:日本コロムビア(COCX-41675) アイドルマスター シンデレラガールズ Star!! (M@STER VERSION)(作曲・編曲)M@GIC☆(作曲・編曲)EVERMORE(作曲・編曲)ススメ☆オトメ ~jewel parade~(作曲・編曲)イリュージョニスタ!(作曲・編曲)EVERLASTING (M@STER VERSION)(作曲・編曲) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS BEST OF LITTLE STARS!発売元:日本コロムビア(COCX-41680) アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 いとしーさー♥(作曲・編曲) 12/22 プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ BONUS DISC VOLUME 1発売元:DMM Pictures(DMPXA-237) プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ ファイオー・ファイト! 愛佳Ver.(作曲・編曲)ファイオー・ファイト! 彩佳Ver.(作曲・編曲)オレンジ・バカンス(作曲・編曲) IDOLY PRIDE Collection Album [約束](初回生産限定盤)発売元:ミュージックレイン(SMCL-738~739) IDOLY PRIDE First Step (さくらver.)(作曲・編曲) IDOLY PRIDE Collection Album [約束](通常盤)発売元:ミュージックレイン(SMCL-740) 2022年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 01/19 THE IDOLM@STER STARLIT SEASON 02発売元:日本コロムビア(COCX-41710) アイドルマスター スターリットシーズン Star!!(作曲・編曲) 01/26 GEMS COMPANY 2nd 3rd LIVE Blu-ray CD COMPLETE EDITION発売元:avex trax(AVXD-27481〜2/B〜D) GEMS COMPANY ネットのかみさま(作曲・編曲)JAM GEM JUMP!!!(作曲・編曲) GEMS COMPANY 2nd LIVE プレシャスストーン LIVE Blu-ray CD発売元:avex trax(AVXD-27483/B) 鹿乃BEST発売元:シンプルノーツ(SNCL-00053) 鹿乃ベストアルバム day by day(作曲・編曲)午前0時の無力な神様(作曲)罰と罰(作曲)コンパスソング(作曲・編曲) プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ BONUS DISC VOLUME 2発売元:DMM Pictures(DMPXA-238) プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ ファイオー・ファイト! 梨子Ver.(作曲・編曲)ファイオー・ファイト! 尚実Ver.(作曲・編曲)ガールズトーク(作曲・編曲) 新宇宙±ワープドライブⅢ【Type-A】発売元:日本コロムビア(COCP-41616) 煌めき☆アンフォレント3rd EP 光環✳︎スターバースト (Unforent ver.)(作曲・編曲) 新宇宙±ワープドライブⅢ【Type-B】発売元:日本コロムビア(COCP-41617) 新宇宙±ワープドライブⅢ【やくも盤】発売元:日本コロムビア(COCP-41618 ) 02/09 『ウマ娘 プリティーダービー』WINNING LIVE 03発売元:バンダイナムコアーツ(LACA-15930) ウマ娘 プリティーダービー transforming(作曲・編曲)transforming (Game Size)(作曲・編曲) 02/23 プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ BONUS DISC VOLUME 3発売元:DMM Pictures(DMPXA-239) プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ ファイオー・ファイト! 優Ver.(作曲・編曲)ファイオー・ファイト! 薫子Ver.(作曲・編曲)ファイオー・ファイト! 真美Ver.(作曲・編曲) 03/02 THE IDOLM@STER STARLIT SEASON 03発売元:バンダイナムコアーツ(LACA-15936) アイドルマスター スターリットシーズン M@GIC☆(作曲・編曲) 03/30 まふまふ トリビュートアルバム ~転生~(10周年記念盤)発売元:A-Sketch(AZZS-122) まふまふ10周年記念作品 女の子になりたい(作曲)君色々移り(編曲)すーぱーぬこになれんかった(編曲) まふまふ トリビュートアルバム ~転生~(通常盤)発売元:A-Sketch(AZCS-1105) 04/27 アイカツ!シリーズ 10th Anniversary Album Vol.01「Ring Ring Carnival」発売元:バンダイナムコミュージックライブ(LACA-15961) アイカツ!シリーズ 真夜中のスカイハイ ~らき ver.~(作曲・編曲)Shiny day(作曲・編曲)アイドル活動!オンパレード!ver.(作曲・編曲) 05/04 『ウマ娘 プリティーダービー』Solo Vocal Tracks Vol.4 -4th EVENT SPECIAL DREAMERS!!-発売元:バンダイナムコミュージックライブ(LACZ-10109) ウマ娘 プリティーダービー transforming (Game Size)(作曲・編曲) 05/25 まだ雨はやまない発売元:シンプルノーツ(SNCL-66) しぐれうい1stアルバム シンカケイスケッチ(作曲・編曲) シロクジチュウム発売元:ミュージックレイン 麻倉もも先行配信 シロクジチュウム(作曲・編曲) 06/17 Sparkle発売元:ムービック(MVC-0064) Animelo Summer Live 2022 -Sparkle- Sparkle(作曲・編曲) 06/22 It's a small world【きゃにめ盤】発売元:ポニーキャニオン(SCCG-00101) harmoe1stアルバム ククタナ(作曲・編曲) It's a small world【初回限定版】発売元:ポニーキャニオン(PCCG-2137) It's a small world【通常版】発売元:ポニーキャニオン(PCCG-2138) 06/29 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSSTARLIGHT MASTER R/LOCK ON! 05 Demolish発売元:日本コロムビア(COCC-17976) アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ Demolish(M@STER VERSION)(作曲・編曲)Demolish(M@STER VERSION)オリジナル・カラオケ(作曲・編曲)Demolish(M@STER VERSION)本田未央ソロ・リミックス(作曲・編曲)Demolish(M@STER VERSION)結城晴ソロ・リミックス(作曲・編曲)Demolish(M@STER VERSION)ナターリアソロ・リミックス(作曲・編曲)Demolish(GAME VERSION)(作曲・編曲) 07/27 Apiacere【初回限定版Type A】発売元:ミュージックレイン(SMCL-774 - SMCL-775) 麻倉もも3rdアルバム シロクジチュウム(作曲・編曲) Apiacere【初回限定版Type B】発売元:ミュージックレイン(SMCL-776 - SMCL-778) Apiacere発売元:ミュージックレイン(SMCL-779) 08/17 我々はネコである。(CD+Blu-ray)発売元:エイベックス・エンタテインメント(AVCD-39659) わーすた4thアルバム マッシュ・ド・アート(作曲) 我々はネコである。(CD only)発売元:エイベックス・エンタテインメント(AVCD-39660) サイキョウチックポルカ 尾丸ポルカ配信 サイキョウチックポルカ(作曲) 08/24 SMILE PRINCESS BEST FACE OFF発売元:Digital Double(XNDD-00011) プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ ファイオー・ファイト!(作曲・編曲)be Cute(作曲・編曲)いとおかし(作曲・編曲) ONGEKI Sound Collection 07『Memories of O.N.G.E.K.I.』発売元:KADOKAWA(ZMCZ-15917) オンゲキ HEADLINER(作曲・編曲) 10/05 Atrium発売元:Lantis(LACA-25011) 上田麗奈 履き慣れてない靴のままで(作曲・編曲) 10/24 東方ダンマクカグラ ミュージックコレクション・幻発売元:AQUASTYLE(DKCD-001) 東方ダンマクカグラ らいぶおあらいぶ![Game size](編曲)らいぶおあらいぶ!(編曲)らいぶおあらいぶ!(ルナサ・ソロライブVer.)(編曲)らいぶおあらいぶ!(メルラン・ハッピーライブVer.)(編曲)らいぶおあらいぶ!(リリカ・ソロライブVer.)(編曲) 10/26 ポケモンTVアニメ主題歌 BEST 2019-2022(完全生産限定盤A)発売元:ソニーミュージックレーベルズ(SRCL-12073~12075) ポケットモンスター 1・2・3(西川くんとキリショー)(編曲)1・2・3(サトシ ゴウ)(編曲) ポケモンTVアニメ主題歌 BEST 2019-2022(完全生産限定盤B)発売元:ソニーミュージックレーベルズ(SRCL-12076~12078) ポケモンTVアニメ主題歌 BEST 2019-2022(通常盤)発売元:ソニーミュージックレーベルズ(SRCL-12079) 11/30 いちごいちえ Celebration / はっぴーらいふ(鹿乃盤)発売元:シンプルノーツ(SNCL-70) 鹿乃 いちごいちえ Celebration(作曲・編曲)so cry tonight(作曲・編曲) 鹿乃と宇崎ちゃん いちごいちえ Celebration(TVsize)(作曲・編曲) いちごいちえ Celebration / はっぴーらいふ(MKLNtic盤)発売元:シンプルノーツ(SNCL-71) 鹿乃 いちごいちえ Celebration(作曲・編曲)so cry tonight(作曲・編曲) 鹿乃と宇崎ちゃん いちごいちえ Celebration(TVsize)(作曲・編曲) 愛が光る!(Type-A)発売元:TARO☆Records(TRRCD-13) アイドルカレッジ 愛が光る!(作曲・編曲)愛が光る!(inst)(作曲・編曲) 愛が光る!(Type-B)発売元:TARO☆Records(TRRCD-14) 愛が光る!(Type-C)発売元:TARO☆Records(TRRCD-15) 12/23 這いよれ!ニャル子さん 10th Anniversary CD&Blu-ray BOXニャル子さんがだいたい全部入ってるBOX発売元:エイベックス・ピクチャーズ(EYXA-13916B) 這いよれ!ニャル子さんシリーズ 太陽曰く燃えよカオス(作曲・編曲)わたし・魔ジカル(作曲・編曲)太陽曰く燃えよカオス30min Non-limit ver.(作曲・編曲)太陽言わない燃えよカオスニャル子ver.(作曲)太陽言わない燃えよカオスクー子ver.(作曲)太陽言わない燃えよカオス真尋ver.(作曲)太陽言わない燃えよカオスハス太ver.(作曲)太陽言わない燃えよカオス珠緒ver.(作曲)太陽言わない燃えよカオス余市ver.(作曲)太陽言わない燃えよカオス後ろから這いより隊ver.(作曲)太陽言わない燃えよカオス後ろから這いより隊G ver.(作曲)恋は渾沌の隷也(作曲・編曲)恋は渾沌の隷也-RAMMアレンジver.-(作曲)這いよれOnce Nyagain(作曲・編曲)太陽曰く燃えよカオスニャルラトホテプver.(作曲)太陽曰く燃えよカオスクトゥグアver.(作曲)太陽曰く燃えよカオス暮井珠緒ver.(作曲)太陽曰く燃えよカオス這いより隊G‘ ver.(作曲)太陽曰く燃えよカオスクトゥルーver.(Instrumental)(作曲)太陽曰く燃えよカオスゲーム曰くセーブは大事ver.(作曲・編曲)這いよれOnce Nyagain ニャル子ver.(作曲・編曲)這いよれOnce Nyagain クー子ver.(作曲・編曲)這いよれOnce Nyagain 珠緒ver.(作曲・編曲) 2023年 発売日 タイトル 作品名 収録曲 2022/08/16※発送時期:2023/01下旬~2023/02下旬 Welcome To POLKA!発売元:発売元:COVER Corp. 尾丸ポルカ1st EP サイキョウチックポルカ(作曲・編曲) 02/01 ポケモンTVアニメ主題歌 BEST OF BEST OF BEST 1997-2023完全生産限定盤(8CD+Blu-ray+豪華パッケージ仕様)発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ(SRCL-12380~89) ポケットモンスターシリーズ 1・2・3/西川くんとキリショー(まふまふと共同編曲)1・2・3/サトシ&ゴウ(編曲) ポケモンTVアニメ主題歌 BEST OF BEST OF BEST 1997-2023完全生産限定盤(8CD+DVD+豪華パッケージ仕様)発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ(SRCL-12390~99) ポケモンTVアニメ主題歌 BEST OF BEST OF BEST 1997-2023通常盤(8CD)発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ(SRCL-12400~07)
https://w.atwiki.jp/queuetrpgbu/pages/78.html
[メイン]NC:あ、それと全員知り合い開始なので未練とか決めちゃってくだしあ [メイン]常陸:そうだった [メイン]Noja:んじゃふるかのー [メイン]常陸:ズゥズゥ以外はダイス振ろう [メイン]常陸:nm かいな 未練(5[5]) → 【恋心】[発狂:自傷行動]戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する [メイン]常陸:nm ライラ 未練(7[7]) → 【友情】[発狂:共鳴依存]セッション終了時、あなたは部位ごとに「対象がその部位で損傷しているパーツの数」になるまでパーツを損傷する [メイン]常陸:よい [メイン]Noja:恋心よい [メイン]Noja:nm 常陸 未練(6[6]) → 【対抗】[発狂:過剰競争]戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたは狂気点を追加で得る [メイン]ズゥズゥ:そうじゃったそうじゃった [メイン]Noja:nm ズゥズゥ 未練(2[2]) → 【独占】[発狂:独占衝動]戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない [メイン]Noja:nm かいな 未練(4[4]) → 【執着】[発狂:追尾監視]戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る [メイン]Noja:うむむ… [メイン]常陸:ヤンデレ臭がする [メイン]ズゥズゥ:nm ライラ 未練(7[7]) → 【友情】[発狂:共鳴依存]セッション終了時、あなたは部位ごとに「対象がその部位で損傷しているパーツの数」になるまでパーツを損傷する [メイン]ズゥズゥ:nm かいな 未練(8[8]) → 【保護】[発狂:常時密着]対象のいるエリアへの移動を最優先で行う。同じエリアにいるなら、同カウントに同エリアに対してしか移動できない [メイン]常陸:ズゥズゥは何がいいかのう、保護?友情? [メイン]ズゥズゥ:保護でいいのでは? [メイン]常陸:じゃあそれで [メイン]ズゥズゥ:ズゥズゥ側からは依存にするのじゃ [メイン]かいな:わしも振ろう [メイン]常陸:パパママ代わりじゃな [メイン]かいな:あっでも恋心は設定的に避けたいな [メイン]かいな:まいっか [メイン]Noja:出たら変える感じで [メイン]NC:変えてもイイゾよ [メイン]かいな:nm 常陸 未練(2[2]) → 【独占】[発狂:独占衝動]戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない [質問・雑談]Noja:色変えとくのじゃ [メイン]かいな:nm ズゥズゥ 未練(2[2]) → 【独占】[発狂:独占衝動]戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない [メイン]常陸:ふえぇ… [相談]NC:いつも通り、マスターシーンだったりには [相談]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [相談]NC:をはさみます [メイン]Noja:おおっとこれは… [メイン]かいな:もう全員独占でいいか [相談]NC:その場合事前に ↓ とか打ったり、マスター入りマース とか伝えるので [相談]かいな:はーい [相談]常陸:あい [相談]Noja:はーい [相談]かいな:常陸ってなんて読むんじゃろ… [質問・雑談]常陸:なびきば ひたち なのじゃ [相談]かいな:はへー [質問・雑談]かいな:はへー [メイン]NC:全員決まりましたかね [メイン]ズゥズゥ:キマリましたの [メイン]常陸:ましたの [メイン]ライラ:決まったのじゃ [メイン]かいな:そうですねぇ [メイン]NC:点呼ォ!!! [メイン]NC:点呼開始! [メイン]ライラ:準備完了!(1/4) [メイン]常陸:準備完了!(2/4) [メイン]ズゥズゥ:準備完了!(3/4) [メイン]かいな:準備完了!(4/4) 全員準備完了しましたっ! [メイン]NC:準備完了!(5/4) [質問・雑談]常陸:ボタンが出たら(5/4)ができない [メイン]ライラ:いつもの [メイン]NC:システム的にはさめないわ [メイン]NC:始めます [メイン]かいな:わー [メイン]ライラ:わーい [メイン]常陸:わーい [メイン]ズゥズゥ:わーい [メイン]NC:まずは導入 [メイン]NC:↓ [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:「遥か彼方の東の地。世界の果てに少女の集う楽園が存在する」 [メイン]NC:その噂を確かめるためか、旅する姉妹達はある静かな街へと立ち入る。 [メイン]NC:そこに居たのは聳え立ち、醜悪に嗤う巨大な化物。 [メイン]NC:完全解体寸前まで追い詰められ逃げ出した姉妹。 [メイン]NC:何処まで逃げても終わらぬ追跡に、姉妹達は一人、また一人と意識を無くし、最後の一人もまた、力尽きて地に落ちた。 [メイン]NC:ーーーしばらくして、あるビルの中。 [メイン]NC:姉妹達は丁寧な完全修復を施された状態でベッドの上に寝かされていた。 [メイン]NC:姉妹全員が再び、眠りから覚めるときが来た。 [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [質問・雑談]常陸:ゴライアス…だっけ? [質問・雑談]ズゥズゥ:ゴ様そんなつよかったのじゃ…? [質問・雑談]NC:略せばゴ様 [質問・雑談]常陸:Evolveのがこんなだったような [質問・雑談]かいな:これいつの間にか寝かされてたってことじゃろか [メイン]NC:皆さんは旅をしている途中で襲われ、窓もない部屋の一室でベッドの上で目覚めた感じです [質問・雑談]NC:そんなかんじ [メイン]常陸:襲われたことは覚えてるということで大丈夫ですか? [メイン]NC:はい [質問・雑談]かいな:はへー [メイン]常陸:はーい [メイン]ライラ:ほーい [メイン]ズゥズゥ:ほーい [メイン]かいな:ほほーう [メイン]ズゥズゥ:「…お外怖い…ズゥズゥ帰る…」(だいぶしょんぼりしてる [メイン]ライラ:「……っ!!」(青ざめた表情でガバッと飛び起き [メイン]かいな:すやすや [メイン]常陸:「ここ…は!?」 (飛び起きて周りを確認する [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃぁん!こわかったよぉ!」(飛びかかり抱きつき [メイン]NC:寝ていた部屋にあるのは、姉妹達が寝ていたそれぞれのベッドと一つの木製の扉、眩しい裸電球。窓のようなものはあるが、板が打ち付けられており外は見えない。 [メイン]かいな:「ひゃっ……あらライラちゃん…?」 [メイン]ズゥズゥ:「…常陸お姉ちゃん、ズゥズゥのお家覚えてる…?」 [メイン]かいな:「私たちは… っ! 皆さんお怪我はありませんか?」 [メイン]かいな:ライラをなでながら [メイン]常陸:「ズゥズゥちゃん。よかった、みんな無事だったんだ」 [メイン]ライラ:「ん……はぅ」(強張ったままだが少し安心したような顔に [メイン]常陸:「お家は、うーん、必死で逃げてきたから道がわかんなくなっちゃったなぁ…」 [メイン]かいな:「無事のようですねぇ よかったです」ニコニコ [メイン]かいな:ライラなでなで [メイン]ズゥズゥ:「……そっか………」 [メイン]かいな:「どこでしょうかここは…」 [メイン]かいな:打ち付けられた窓を調べます [メイン]かいな:外見えます? [メイン]かいな:見えないって書いてあったあ [メイン]NC:外は見えません。光も漏れてません。ガッチリと丁寧に打ち付けられてます [メイン]かいな:「あらあら随分厳重に打ち付けられてますねぇ」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・すごい、ズゥズゥのお家みたい」 [メイン]常陸:「あはは、あそこに比べると随分ぼろっちいけどね」 [メイン]かいな:「ズゥちゃんのおうちはこんなところなんですかぁ?」 [メイン]ライラ:(まだかいなにしがみついてます) [メイン]かいな:なでなで [メイン]ズゥズゥ:「うん。もっと広かったけど、こんな感じ。ズゥズゥそこでパパとママと暮らしてた」 [メイン]ズゥズゥ:「………かいなお姉ちゃんとライラお姉ちゃん、抱っこしあってていいなあ…」 [メイン]かいな:「……あらあら、ズゥちゃんもおいで?」 [メイン]常陸:「?…ズゥズゥちゃんも抱っこしてあげようか?」 (にっこり両手広げる [メイン]かいな:手を広げます [メイン]かいな:「ズゥちゃんは私の方がいいですよねぇ?」 [メイン]常陸:「いやいやー、私の方がいいに決まってるよ」 [メイン]ズゥズゥ:「…………むぅ…………」(どちらにしようか困ってうろちょろ [メイン]かいな:「……うふふ、冗談ですよぉ……?」 [メイン]かいな:ライラなでなで [メイン]常陸:「あー、困らせるつもりはなかったんだけどなぁ」 (頬ぽりぽり [メイン]ライラ:「んー…」(頬をすりよせ [メイン]ズゥズゥ:「………常陸お姉ちゃんの方いく!ライラお姉ちゃんが寂しそうにしそうだから!」(常陸の方へ近づく [メイン]かいな:「……あらあら、振られちゃいましたねぇ……」 [メイン]かいな:「それで、ここはどこなんでしょうか?」 [質問・雑談]ライラ:ライラちゃん8歳なんじゃけどズゥズゥちゃんって何歳なのじゃろか… [メイン]かいな:扉の方に行きます [メイン]かいな:ライラちゃん連れて [質問・雑談]ズゥズゥ:ズゥズゥちゃん13歳(精神年齢5歳) [メイン]ライラ:(かいなと手を繋いで歩きます [質問・雑談]ライラ:ならお姉ちゃんでも問題ないのじゃな! [メイン]常陸:「ここに運んでくれた人がいたら教えてくれるかな?」 (ズゥズゥの頭なでながら [質問・雑談]かいな:もしかして豆電球の中に毒がはいってる…? [質問・雑談]常陸:身長は一番高い模様 [質問・雑談]常陸:スープじゃないから! [質問・雑談]NC:毒は入ってませんし、扉は一つだァ!!!!!!! [メイン]ズゥズゥ:「そう言えば、ズゥズゥ達を運んでくれたのは誰なの?」(小首をかしげつつ [質問・雑談]NC:まぁでもCoCみたいなつくりになってしまった感じはある [質問・雑談]ズゥズゥ:ボスゴ様っぽいのになあ… [メイン]かいな:「私は知らないんですけど、誰なんでしょうねぇ?」 [メイン]常陸:「みんなやられちゃったから、ここにいない誰かだと思うんだけど…」 (頭なでなで [メイン]かいな:扉開けてみます [メイン]かいな:開きます? [メイン]NC:開きます [メイン]かいな:外をうかがいます [質問・雑談]常陸:やっぱあれだよなぁ…となるとほぼ戦力外だ [メイン]かいな:ライラを抱きしめながら [メイン]ライラ:かいなおねえちゃんの顔を不安そうにみてます [メイン]NC:部屋の外はまた部屋で、白衣を着た少女が椅子に座りながらくたびれた本を読んでいます。 [メイン]かいな:「大丈夫ですよぉ」 [メイン]常陸:「どう?かいなちゃん、開きそう?」 [メイン]ズゥズゥ:「あ、かいなお姉ちゃん、ライラお姉ちゃん待って! 常陸お姉ちゃん、いこっ」(服引っ張る [質問・雑談]かいな:呼んだ? [メイン]常陸:「ん、行こうか」 (ズゥズゥに引っ張られ後をついて行く [メイン]かいな:「あら、あなたは…?」 [メイン]NC:少女はあなたたちを見ると、声をかけてきます。 [メイン]かいな:近寄って話しかけます [メイン]ZQ:「ーーー全員、目覚めたか?」 [質問・雑談]常陸:呼んでない [質問・雑談]かいな:そっかあ [質問・雑談]NC:今の君はかいなだゾ [質問・雑談]NC:つまり呼ばれてないゾ [メイン]常陸:「あ、はい。あなたが私たちをここへ?」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥ起きた!……お姉さんは誰?」 [メイン]ZQ:「ああ。私が運んで、私が修理した」 [メイン]かいな:「あらあら、ありがとうございますねぇ」 [メイン]ZQ:「私は、まぁ見てわかるとおり【ゾンビの姫】・ゾンビクイーンだ」 [質問・雑談]ズゥズゥ:ZQ?! [メイン]常陸:「ありがとうございます。凄いですね、あんな化け物がいたのに」 ペコリ [メイン]ライラ:「…ありがとう」(かいなに続いて喋る [メイン]NC:姿はよくいる(?)姉妹達と酷似している。以前に他のZQを見たことがある姉妹なら、どことなく似ている雰囲気は感じるだろうが、見た目も姿も喋り方も何もかもが似ていないのも同時に感じるだろう [メイン]かいな:「ぞんびくいーん、さんですか……ありがとうございます、救っていただいて」 [質問・雑談]常陸:ZQと会ってる人はいなかったと思う [メイン]かいな:ペコリとおじぎします [メイン]ZQ:「全員目覚めたならそれでいいんだ。夜になったら街から出ると良い。昼間や朝は危険だ」 [質問・雑談]ライラ:いないのじゃな [メイン]ズゥズゥ:「ぞんびくいーん、さん。…くいーんさん…?」 [質問・雑談]ズゥズゥ:誰もあってないな [メイン]ライラ:「おひめさま…」 [質問・雑談]かいな:nop [メイン]ZQ:「名前に関しては適当でいい。付けられた名前というのは存在しない。ただの固体の種族名だ」 [質問・雑談]常陸:ここでパイルバンカーどーん! [質問・雑談]ライラ:やめろぉ! [質問・雑談]ズゥズゥ:そしてやきうがはじまる [質問・雑談]常陸:絶対死ぬからやらない [質問・雑談]NC:不動も持ったし [メイン]常陸:「それでクイーンさん、危険な理由を聞いても?ふつうは夜の方が危険そうですけど…」 [質問・雑談]常陸:オワタ [メイン]かいな:「あらあら、むずかしいですねえ…」 [メイン]ZQ:「お前達が襲われた、私が【ゴリアテ】と呼ぶ化物は夜目が利かない」 [メイン]ZQ:「アレに見つからなければ取り巻きにも襲われない。だから出るなら夜だ」 [メイン]ZQ:「今もあいつはお前達姉妹を喰おうと探しているだろうしな」 [メイン]ズゥズゥ:「ごり、あて…?…………ズゥズゥはお姉ちゃん達にまかせるよ」 [メイン]かいな:「ご親切にありがとうございます。気をつけますねぇ」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥ美味しくないよ?」 [メイン]かいな:ライラを抱きしめます [メイン]ライラ:「んぅ…」 [メイン]ライラ:「おひめさまは…ここで、なにしてるの?」 [メイン]かいな:「そうですねぇ、ぞんびくいーんさんはここで何をしてらっしゃるんですか?」 [メイン]常陸:「そうだよ、あんなのがいるなら一緒に逃げよう?」 [メイン]ZQ:「私か?私は、−−−いや、それを語る理由は無いな」 [メイン]ZQ:「夜までこのビルの中で過ごすといい。−−−あぁ、ゾンビが三体ほどいるが気にしないでくれ。敵対はしない」 [メイン]かいな:「あらあら、ありがとうございます。 さて、どうしましょうかねぇ?」 [メイン]かいな:姉妹たちに話しかけます [メイン]ライラ:「…おねえちゃんたちにまかせる」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥも!」 [メイン]かいな:「……ライラちゃんはいい子ですねえ……」 [メイン]NC:ビル内で探索できる場所は 初期寝室・ZQ用研究部屋・治療部屋・荷物置き場・食堂 兼 調理場・作業部屋・出口(ビルの入り口)・屋上 です [メイン]NC:5箇所調べるか、夜まで待機を宣言すると夜になります。 [メイン]常陸:「もう一度あれと戦いたくはないし、ここにいさせてくれるっていうなら夜まで待った方がいいかなーって思うよ」 [質問・雑談]かいな:スナイパーとしては屋上行ってcキー長押ししたい [質問・雑談]NC:皆狙撃したくなる [質問・雑談]かいな:入り口に仕掛け爆弾仕掛けないと [質問・雑談]常陸:スナイパーだ! [メイン]かいな:「そうですねぇ。私もそう思いますよぉ」 [メイン]NC:ZQは再び本を読み始めます [質問・雑談]常陸:うーん、探索をしたいところだけど、どこからいくかのう [質問・雑談]ズゥズゥ:食堂いってみたい [メイン]かいな:「……お邪魔するのもあれですし、ちょっとあっちで相談しましょうかぁ」 [メイン]かいな:ライラを連れて初期部屋に向かいます [メイン]ライラ:「うん…」(かいなの手を握って戻ります [メイン]常陸:「そうだね、ズゥズゥちゃんも行こっか」 (静かについて行く [メイン]ズゥズゥ:「わかった!」(常陸と手をつなぎたそうにする [メイン]常陸:「ん?…(ピコン!)」 [メイン]常陸:「ほら、行こっか」 (手を差し出す [メイン]かいな:「さて、どうしましょうか? 夜まで何をして過ごしましょうかねぇ……?」ライラなでなで [メイン]ズゥズゥ:「うん!」(差し出された手を取りあるきだす [質問・雑談]常陸:食堂行くならついて行くよ、今は行きたい所ないし [メイン]常陸:「何もしないのも暇だし、食堂でも行ってみる?」 [質問・雑談]ライラ:行くあてがないしのう [メイン]ズゥズゥ:「食堂!食堂いってみたい!」 [メイン]かいな:「わたしはできるだけ一緒にいたほうがいいと思いますよぉ。 ……あの人もゾンビもそこまで信用できませんし」 [質問・雑談]ズゥズゥ:んでは食堂かな [メイン]かいな:「食堂ならみんなで行きましょうねぇ。」 [メイン]かいな:ズゥズゥをなでます [メイン]常陸:「私達を助けてくれた上に直してくれたし、悪い人じゃないよきっと (む…)」 [質問・雑談]かいな:Seyana [メイン]ライラ:「あ……」(かいなの手がズゥズゥに伸びるのを羨ましそうに [メイン]ズゥズゥ:「えへへへー♪」(かいなになでられすごい笑顔をむける [メイン]常陸:「それじゃライラちゃんはこっち」 (抱えて膝の上に乗せる [メイン]ライラ:「……んむぅ」(不満気だが表情はとろけ気味 [質問・雑談]常陸:く、しんぞうではなく愛撫を取っておくべきだったか [メイン]かいな:「あぁ……」名残惜しい感じ [メイン]かいな:「……ふふ、取られちゃいましたぁ……」 [メイン]ズゥズゥ:「むぅ…。かいなお姉ちゃんはライラお姉ちゃんのほうがいいの?」(小首かしげーの [メイン]かいな:「じゃあズゥちゃんはこっちですねぇ」ズゥズゥを抱きしめます [メイン]NC:これ初期寝室にもういるんですかね?いなかったらZQが冷ややかな目で(・・・)って感じに見ますが [メイン]NC:チベットスナギツネのような目で見てきますが [メイン]かいな:「そんなことないですよぉ?みんな私の大切です」 [メイン]常陸:初期部屋には戻ってます! [メイン]かいな:戻ってるってことでぇ [メイン]かいな:「さて、じゃあいちゃいちゃはここまでにして食堂行きましょうかぁ」 [メイン]常陸:「そうだね、おいしいご飯あるといいなー」 [メイン]ズゥズゥ:「むぅ…。ズゥズゥにはなかなかに難しい話だった…。 うん!いこう!」 [メイン]ライラ:「ごはん…」(ついていく [メイン]かいな:ズゥズゥの手を取りながら食堂に向かいます [メイン]NC:では食堂に向かうということで? [メイン]常陸:OKです [メイン]ライラ:はい [メイン]かいな:Soyana [メイン]NC:では、シーン描写をば [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:そこには、一人の不可思議な格好をしたゾンビがいる。 [メイン]NC:部屋としては、とても綺麗に清掃されており長いテーブルにいくつも椅子がある [メイン]NC:ゾンビも、パッと見でわかるほど腐っているわけでもなく、どちらかといえば姿はサヴァント達の様に綺麗なものだろう [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]かいな:ズゥズゥを後ろに隠します [質問・雑談]ライラ:ダイナマイト飲み込みそう [メイン]NC:ゾンビはあなた達を見つけると(へいらっしゃい!)って感じに [メイン]NC:す し ざ ん ま い [メイン]NC:のポーズをとります [メイン]常陸:「あの人がクイーンさんの言ってたゾンビかな?」 (小声 [メイン]ライラ:「わかんない…」 [質問・雑談]かいな:私はゾンビのゾンビ!あなたはなんのドール? [メイン]ズゥズゥ:「かいなお姉ちゃん見えない…!」(後ろに隠されて [メイン]かいな:「あらあら…」 [メイン]トリーニ:(手をブンブン振る) [メイン]トリーニ:(ダブルピース) [メイン]常陸:「え、えっと、こんにちは?」 (首をかしげる [メイン]トリーニ:(ダブル親指グッ) [メイン]ライラ:「ぱんとまいむ…?」 [メイン]かいな:「あらあら…(混乱中)」 [質問・雑談]:たべないでください! [質問・雑談]かいな:たべな……たべてないよ! [メイン]ズゥズゥ:「……………やっと見えた!………常陸お姉ちゃん、あれ、ズゥズゥっぽいね…?」(動きが [メイン]トリーニ:「あ”−ゔー・・・」(なんか文字がぐちゃぐちゃと書かれた板をドン) [メイン]常陸:「え、えー?そうかなぁ?」 [メイン]トリーニ:(人差し指を板に指す) [メイン]かいな:読みます [メイン]NC:くっそぐちゃぐちゃですが、かろうじて「めにゅ~」って書かれてあるのがわかるでしょう [メイン]ズゥズゥ:「うん。お姉ちゃん達に挨拶するあたりズゥズゥっぽい!」 [メイン]ライラ:「…ちゅうもんしていいの?」 [メイン]NC:ちなみにそれ以外はまったく読めません [メイン]かいな:「あらあら…???(混乱)」 [メイン]かいな:「あの……あなたは?」 [メイン]トリーニ:(人差し指で自分を指して首を傾げる) [メイン]ズゥズゥ:「・・・かいなお姉ちゃん、きっとあの人いい人。大丈夫ズゥズゥが保証する!」(後ろからかいなを押す [メイン]トリーニ:(俺?って感じのポーズ) [メイン]かいな:「ズゥちゃんはいいこですね…… おとなしくしててね?」 [メイン]常陸:「悪い人には見えないけど…変な人?」 [メイン]かいな:ズゥズゥなでなで [メイン]かいな:日本刀に手をかけときます [メイン]ズゥズゥ:「うん、おとなしくしてる」(撫でられればニコニコ [メイン]常陸:「ちょちょ、ストップストップ!」 (慌ててかいなを止める [メイン]かいな:「そう、あなたです、あなた。 まさかただのコックってことはないでしょうし……」 [メイン]NC:普通に身振り手振りで会話が成り立っていることにしていきます [メイン]かいな:「あら、私は落ち着いてますよぉ?」 [メイン]かいな:常陸ナデナデ [メイン]トリーニ:(俺はゾンビ!3番目のゾンビさ!) [メイン]常陸:(にへー) [メイン]トリーニ:(ただのコックじゃないって!?そうさ) [メイン]トリーニ:(俺は!ハイパー・コックだ!!) [メイン]かいな:(……???) [メイン]常陸:「はい…ぱー…こっく…?じゃあご飯作ってくれたりするの?」 [メイン]トリーニ:(さぁ何でも注文してくれ!何でも出すぞお客人!) [質問・雑談]ライラ:(ファミチキください) [質問・雑談]ズゥズゥ:(ここセブンです) [質問・雑談]トリーニ:(へいよ!) [質問・雑談]トリーニ:(ガリおまち!) [質問・雑談]ライラ:(おいしくない…ふええ…) [質問・雑談]常陸:ふえぇ… [質問・雑談]ズゥズゥ:ふえぇ… [質問・雑談]かいな:ガリ好き [メイン]NC:あ、注文終わったら食べながら対話判定どうぞってなります [メイン]常陸:「何でも出してくれるらしいけど、みんな何か食べたい物ある?」 (くるりと顔を見回す [質問・雑談]常陸:イチャイチャで振っとけばよかったなーって思ってた [メイン]かいな:「……大丈夫なんですかぁ?ゾンビですよぉ?」 [メイン]ズゥズゥ:「………ズゥズゥ、御飯食べれるかわからない……」 [メイン]トリーニ:(オイオイオイ!俺の腕が信用なら無いってか?そりゃそうだろうな!だが騙されたと思って!ほら!) [メイン]ライラ:「んー…」 [メイン]トリーニ:(タンバリンを叩き始める) [メイン]かいな:「……いいでしょう、調理は隣で見てますけどいいですかぁ?」 [メイン]かいな:日本刀をすぐ抜けるようにして [メイン]常陸:「何が出てくるか待つのも楽しいよー?」 [メイン]ズゥズゥ:「…………ライラお姉ちゃん、御飯半分こしよ?」 [メイン]ライラ:「うん…そうしよ」(とりあえず席に着く [メイン]常陸:「いっぱい食べないと大きくなれないよー」 (と言いながら席へ [メイン]かいな:「そうですね、わたしはオオブタダブルニンニクアブラカラメヤサイスクナメが食べたいです。作ってください。」 [メイン]トリーニ:(あいよ!) [メイン]かいな:「さあはやく」 [メイン]ズゥズゥ:「うーん…ズゥズゥもうこれ以上大きくなってもー…」(席に向かう [メイン]常陸:(今の何語????) [メイン]ライラ:(じゅもんかな…?) [メイン]トリーニ:(オオブタダブルニンニクアブラカラメヤサイスクナメおまち!チャーシュー増しといたよ!) [メイン]トリーニ:\ドンッ/ [メイン]ズゥズゥ:(えっどうやったの?!) [メイン]かいな:「えっと今、なにをして…?」 [メイン]NC:なんかよくわからないうちに練成されました。 [メイン]かいな:よだれダラダラ [メイン]NC:姉妹達には目で追えません [メイン]かいな:「いいでしょう、怪しいですが食べます。まずかったらただじゃおきませんよぉ…?」 [メイン]かいな:「神ブタ!」がつがつむしゃむしゃ [メイン]NC:言葉通り腕は確かで、荒廃したこの世界で食べられる最高峰に近い味でしょう。 [メイン]ズゥズゥ:「・・・常陸お姉ちゃん、ライラお姉ちゃん、かいなお姉ちゃんが言ってる意味分かる…?」 [メイン]ライラ:「ううん…」(首ふるふる [メイン]トリーニ:(他のお客人は!?同じ注文かい?) [メイン]常陸:「わ、わからない…」 [メイン]ライラ:「…オムライス、でき…る?」 [メイン]トリーニ:(文字は何がいい!お客人!) [メイン]トリーニ:(それとも絵か!絵が欲しいのか!?) [メイン]トリーニ:(このトリーニ様の超絶絵画スキルでトリーニの似顔絵を提供するぞ!) [メイン]ライラ:「…ん……ねこの絵がいい」 [メイン]ズゥズゥ:「あ。じゃあ、あれ書いてほしいの。はーとまーく、ってやつ」 [メイン]ライラ:「はーとでもいいけど」 [メイン]トリーニ:(はーとまーくにねこだな!) [メイン]トリーニ:(あいよ!)(ハートマーク溢れるとろとろオムライスに「ねこです。よろしくおねがいします」がいます。ねこはいます) [メイン]トリーニ:\ドンッ/ [メイン]ライラ:「うわぁかわいい…ねこ?」 [メイン]常陸:「えー…何この…ねこ…?」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・ねこ…?」 [メイン]ライラ:「ねこじゃないんじゃ……ねこだ」 [メイン]かいな:ズルズル [メイン]常陸:「まぁいいや、それじゃ最後は私だね」 [メイン]常陸:「ごはん&ごはん!大盛でください!」 [メイン]ライラ:「…あむ」(スプーンで一口 [メイン]ライラ:「おいしい…」 [メイン]ズゥズゥ:(ライラと二人でオムライス。スプーンで一口) [質問・雑談]:どうみてもねこ [メイン]ズゥズゥ:「おいしいです!シェフをよべ!」 [メイン]かいな:「汁完!おかわりをください!オオブタダブルメンカタニンニクアブラマシヤサイスクナメで!さあはやく!」 [メイン]トリーニ:(ごはんの上にごはんが乗っている、どちらも産地も種類も違うが、どちらも美味しそうだ) [メイン]トリーニ:(あいよ!) [メイン]トリーニ:\ドンッ/ [メイン]ライラ:「ズゥズゥちゃんも、はいっ」(オムライスすくって口元に持っていき [メイン]トリーニ:(おかわりだな!) [メイン]トリーニ:(オオブタダブルメンカタニンニクアブラマシヤサイスクナメ! 煮卵つけるかい!?) [メイン]かいな:「たまごは邪道です、いりません」 [メイン]常陸:(あっちも仲良くなれたみたいだね) にこにこしながらご飯を食べる [メイン]トリーニ:(あいよ!すまんね!) [質問・雑談]ライラ:ねこですね、どうみてもねこですよろしくおねがいします [メイン]ズゥズゥ:「うん!」(口元に運ばれたスプーンを口に運び [メイン]ライラ:「はい、あーん?」(食べさせ [メイン]かいな:「うっひょお神ブタァ!」 [メイン]NC:といったところで対話判t・・・判定?どうぞ [メイン]NC:+2どうぞ [メイン]ライラ:わぁい [メイン]常陸:やさしい [メイン]かいな:「天地返し!」宙に麺と野菜とブタが浮く。芸術。 [メイン]ズゥズゥ:わぁい [メイン]NC:+3にしようか悩んだ [メイン]かいな:わーい [メイン]常陸:1nc+2 ズゥズゥ (1R10+2[0]) → [10]+2 → 12[12] → 大成功 [メイン]常陸:1nc+2 かいな (1R10+2[0]) → [4]+2 → 6[6] → 成功 [メイン]常陸:む、ここで止めとこう、変更はなしで [メイン]ライラ:1nc+2 常陸 (1R10+2[0]) → [2]+2 → 4[4] → 失敗 [メイン]ライラ:1nc+2 ズゥズゥ (1R10+2[0]) → [2]+2 → 4[4] → 失敗 [質問・雑談]常陸:ふええええええええええええええええ [メイン]ライラ:1nc+2 かいな (1R10+2[0]) → [6]+2 → 8[8] → 成功 [質問・雑談]ライラ:ふえぇ… [質問・雑談]:かなしみ [メイン]ズゥズゥ:1nc+2 常陸 (1R10+2[0]) → [10]+2 → 12[12] → 大成功 [質問・雑談]常陸:あ、やべ [メイン]ズゥズゥ:1nc+2 かいな (1R10+2[0]) → [8]+2 → 10[10] → 成功 [メイン]ズゥズゥ:ストップである [質問・雑談]常陸:実は記憶のカケラ3つ持ってたみたいで、もう1個振っていい? [メイン]かいな:1nc+2 常陸 (1R10+2[0]) → [9]+2 → 11[11] → 大成功 [質問・雑談]NC:どうぞどうぞー [メイン]かいな:1nc+2 ズゥズゥ (1R10+2[0]) → [2]+2 → 4[4] → 失敗 [質問・雑談]常陸:わーい [メイン]かいな:1nc+2 らいら (1R10+2[0]) → [8]+2 → 10[10] → 成功 [質問・雑談]ズゥズゥ:うん、あげてたあげてた [メイン]かいな:変更は無しで [メイン]常陸:1nc+2 ライラ (1R10+2[0]) → [8]+2 → 10[10] → 成功 [メイン]常陸:減少3 上限です [メイン]NC:さて、食事も終わった(?)ところで、トリーニは食器を洗ってますね。お話したりとかは可能です [メイン]かいな:「まさかここであれが食べれるなんて…… しばらく滞在してもいいんじゃないでしょうかねぇ?」 [質問・雑談]かいな:このこ口にんにくくっさ!!!! [メイン]常陸:「寝床があってご飯が食べられて、あとはお風呂があれば完璧だね」 [メイン]トリーニ:(残念だがZQ様はあんまり長居するのは嫌うぞ!お客人!) [メイン]ズゥズゥ:「…あ、駄目なんだ…」(しょぼん [メイン]かいな:「あら残念ですねえ…… ねえコックさん、わたしたちと一緒に来ません?」 [質問・雑談]:引き抜き行為 [メイン]トリーニ:(俺は俺でここで仕事があるからな!ZQ様との漫才のネタだしもしたいしな!) [メイン]常陸:「助けてもらえただけでもありがたいと思わないとね」 (ズゥズゥなでこなでこ [メイン]かいな:「うふふ、そうでしょうねぇ。まあ言ってみただけですよぉ」 [メイン]かいな:すごい残念そうにしてます [メイン]トリーニ:(けどZQ様は心の優しい天使のような御方だし、もしかしたら許してくれるか!?) [メイン]ズゥズゥ:「うん!」(撫でられてニッコニコ [メイン]ライラ:「…」(無言でかいなの横に移動 [メイン]かいな:ライラをぎゅうと抱きしめます [メイン]かいな:「ライラちゃんはいい子ですねぇ……」 [メイン]かいな:なでなで [メイン]ライラ:「ん…♪」(いつもの感触に満足した感じ [メイン]かいな:(ゾンビクイーンさん、悪い人ではなさそうですけど… 信用していいものなんでしょうか) [メイン]かいな:「さて、お腹もいっぱいになったし、次はどこに行ってみましょうかぁ?」 [メイン]トリーニ:(両手で抱えきれないほど一杯の誰かを助けたがる程のお人好しだから信用していいぞ!この間も流れ着いた姉妹達を助けてたしな!) [メイン]トリーニ:(おなかすいたらまた来いよな!!) [質問・雑談]かいな:こいつ心の中を…! [メイン]トリーニ:(手をブンブン振ってくる) [メイン]ズゥズゥ:「……………ここにいていいならズゥズゥここにいたいなー…」 [質問・雑談]NC:そらこの見た目だし [質問・雑談]NC:セクシーダイナマイッすら飲み込む男だぜ? 参考 [メイン]常陸:「ご飯はおいしいし、いていいならいたいけど、はぐれちゃった子も探さないと、ね」 [メイン]かいな:「あらあら、そうですねぇ…… ここに面白いものでもあるでしょうかねぇ……」 [メイン]ライラ:「うん…どんな子、だったっけ」 [メイン]かいな:部屋の中をなんか調べます [メイン]かいな:包丁とかないかな [質問・雑談]常陸:完全に部屋の中調べるの忘れてた [メイン]NC:あるにはありますが、丁寧に仕舞い込まれてますね [質問・雑談]ライラ:食事して満足してた [メイン]かいな:「コックさん、これ記念に一本もらえませんかぁ?」 [メイン]NC:調理場の中は基本的にすごく綺麗に整理整頓されています。 [質問・雑談]かいな:なんの記念だよ [メイン]ズゥズゥ:「かいなお姉ちゃん?!」 [質問・雑談]ズゥズゥ:記念とは [質問・雑談]ライラ:何の記念じゃろ… [質問・雑談]常陸:ス… [メイン]かいな:牛刀を手に取ります [メイン]トリーニ:(え!いやぁそれは確か・・・庖丁正宗?だっけか?めっちゃ貴重なものらしいんだ!ちょっと上げるのはキツイな!) [メイン]かいな:「うふふ、そうですよねぇ… 言ってみただけですよぉ……」 [メイン]かいな:残念そうにしまい込みます [メイン]ライラ:「じゃあ代わりに…ビスケットとかつくってもらえたり、する?」 [メイン]ライラ:「ここから出てった後もコックさんの料理たべたいなぁ…なんて」 [メイン]トリーニ:(おお!いいぞ!持ってけ持ってけ!) [メイン]トリーニ:(クッキー☆とかビスケットとかいろいろ詰まった袋を食堂から出るときに渡してくれます) [質問・雑談]かいな:なんてこった、俺達は食堂から出てたのか(よくある) [質問・雑談]ズゥズゥ:(クッキー☆) [メイン]ライラ:「ありがとう、じゃあこのかばんに…」(合金トランクを開け詰め込み [質問・雑談]NC:出るときに、だから中にいるならまだ渡されません。焼いてる最中です [メイン]かいな:「ふふ、ありがとうございますねぇ…… よかったですねぇ」ライラなでなで [質問・雑談]ライラ:最中ならカバン開いて待ってようかの [質問・雑談]かいな:でてなかった [質問・雑談]かいな:こんなところにゾンビのお料理屋さん 少し食べていこうかしら(大ブタW)} [メイン]常陸:「えーと、コックさんはクイーンさんがこんな危険な所にいる理由って知ってます?」 [メイン]ライラ:「うん…!」(ビスケットが焼ける匂いと撫でられの相乗効果で顔がにへらーってしてる [質問・雑談]ライラ:少しとは [メイン]トリーニ:(ZQ様がいる理由?それは俺もよくは知らないけど、武器を集めてることは確かだぞ!) [メイン]トリーニ:(ずっとここで暮らしてるからな!よくわからん!) [メイン]常陸:「そっかー、本人も言葉を濁してたし、あまり知られたくないのかな」 [メイン]ライラ:「おそとのアレを…どうにかしたいのかな」(半ば夢心地のまま [メイン]かいな:「武器を、ねぇ……」 [メイン]ズゥズゥ:「………お姉ちゃん達。ズゥズゥ、あのぞんびくいーんさんに恩返ししたいの」 [メイン]かいな:「あらあら、ズゥちゃんはいい子ですねぇ…」 [メイン]かいな:ズゥなでなで [メイン]常陸:「んんー、何ができるかなぁ」 [メイン]かいな:「あの化け物を倒す、とかですかねぇ…」 [メイン]常陸:「それはなかなか骨が折れそうだなぁ」 [メイン]かいな:「それか、うふふ、本人に聞きに行ってもいいんじゃないでしょうかねぇ?」 [メイン]かいな:ライラなでなで [メイン]ライラ:「あのおひめさま、なにか調べてたみたいだったけど…」 [メイン]ライラ:「ぁふ…」(脱力 [メイン]ズゥズゥ:「…………調べ物ならズゥズゥのおうちにあった本もってくればよかったね…」 [メイン]常陸:「クイーンさんの話ではゾンビが3人って言ってたし、他のゾンビさんにも聞いてみない?」 [メイン]ズゥズゥ:「どこにいるかな?」 [質問・雑談]常陸:あ、初期寝室から出た部屋ってZQ用研究室でいいの? [質問・雑談]NC:そうですね [メイン]かいな:「そうですねぇ、聞いてみてもいいですねぇ」 [メイン]かいな:常陸ナデナデ [メイン]常陸:「ふぇ!?」 (考え事しててビックリ [メイン]かいな:「あら、急になでちゃってごめんなさいねぇ」 [メイン]かいな:手を引っ込めます [メイン]常陸:「あ…ううん、ごめんねぼーっとしてて」 (少し残念そう [メイン]かいな:「他のゾンビさんにもお話を聞きたいですし、とりあえず他のお部屋に行ってみましょうか」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・次どこいく?ズゥズゥ、屋上で外みたい!」 [メイン]かいな:「うふふ、じゃあ屋上に行きましょうか」 [メイン]かいな:ニコニコ [メイン]常陸:「屋上かぁ、逃げるにしても戦うにしても周囲の確認にはいいかもしれないね」 [質問・雑談]ライラ: NC:5箇所調べるか、夜まで待機を宣言すると夜になります。 じゃからなぁ…うーむ [質問・雑談]NC:まぁおおよそなので [質問・雑談]常陸:初期寝室とZQ部屋を除けば5か所じゃが [メイン]ライラ:「…おそとまだ明るいし…みつかったりしないかな…?」 [質問・雑談]NC:屋上ちら見して即別の場所へーならまぁ [質問・雑談]かいな:ゾンビ居るかチラッと見るで時間経過する? [質問・雑談]NC:それだけなら経過はしないかな。具体的にどれくらいいる、とか構成は?とか判定含めて調べたら経過 [メイン]ズゥズゥ:「・・・そう、だね…見つかる可能性もあるんだよね…」(どうしよう、と三人を見る [質問・雑談]かいな:なるほどぉ [メイン]常陸:「うーん、窓がしっかり塞いであったことを考えると、出るのは危ない…?」 [メイン]かいな:「気をつけましょうねぇ。しんじゃったら、ダメですよぉ……?」 [メイン]かいな:「もう、死んでますけどねえ…… うふふふふ」 [メイン]かいな:ズゥズゥを引き寄せて抱きしめます [メイン]ズゥズゥ:「おねえちゃん達死んじゃったらズゥズゥ悲しい。屋上いくのやめよ!」(抱きしめ返します [メイン]ライラ:(ズゥズゥの反対側からかいなに抱きつきます [メイン]かいな:「あらあら、人気者ですね、うふふ」 [メイン]常陸:「あはは、かいなちゃんモテモテだねー」 [メイン]かいな:ライラをなでます [メイン]かいな:常陸をじっと見ます [メイン]かいな:手を広げます [メイン]常陸:(え、えー、これってそういうこと…だよね…?) [メイン]トリーニ:(裏でトリーニが す し ざ ん ま い のポーズ) [メイン]ライラ:「ん……わたしもおねえちゃんたちが死ぬのやだ…」 [メイン]かいな:ちょっと悲しそうな目を [メイン]常陸:「しょうがないなぁ」 かいなに抱き着きます [メイン]かいな:「あらあら、うふふ」 [質問・雑談]ライラ:スルーされるトリーニさん [メイン]かいな:なでなで [質問・雑談]NC:それくらいで丁度いいよ [メイン]かいな:「さて、そろそろクッキーも焼きあがりそうですし、次どこ行くか早く決めちゃいましょうね」 [メイン]ズゥズゥ:「あと、どこある?」 [メイン]トリーニ:(いそいそとクッキーを持ってくる。袋詰めされたものだが、4人分程度小さな籠に入れてあり星やハートなど様々な形のもの) [メイン]トリーニ:(持って帰る用と、おやつようだ!) [メイン]ライラ:「かわいい…!」 [メイン]かいな:(持ち帰りのブタがよかったなあ……) [メイン]かいな:「かわいいですねぇ」 [メイン]常陸:「わー、ありがとうゾンビさん!」 [メイン]ライラ:「ありがとう!」(にっこにこの笑顔で [メイン]トリーニ:(サッとインスタントオオブタダブルメンカタニンニクアブラマシヤサイスクナメ袋を渡してくれる) [質問・雑談]かいな:インスタントオオブタダブルメンカタニンニクアブラマシヤサイスクナメ袋ってなんじゃろ…? [メイン]常陸:「相変わらずの早業…」 [質問・雑談]NC:暖めると食べられる [メイン]かいな:「あらあら、ありがとうございます」 [メイン]かいな:にっっこにっっっっこ} {[質問・雑談]NC:生でばりばりいってもおいしい [メイン]常陸:「あ、そうだ、他のゾンビさんがどこにいるか知ってる?」 [メイン]ライラ:「あ、コックさん…おひめさまとコックさん以外のひとたちってどこにいるか知ってる?」 [メイン]ズゥズゥ:「すごいねー…」 [質問・雑談]ライラ:生とかのど乾きそう [メイン]かいな:「うふふ、なかよしですねえ…… 嫉妬しちゃいそう…」 [質問・雑談]かいな:手軽にアブラを摂取できる [メイン]トリーニ:(他の奴らなら、一番が荷物置き場、二番が作業部屋、ZQ様は・・・研究室か、夜は屋上だな!) [メイン]かいな:「そうですねぇ… とりあえずいちばんさんから会いに行ってみましょうか?」 [メイン]かいな:常陸ぎゅー [メイン]かいな:なでなで [メイン]常陸:「あふぅ...」 [メイン]ズゥズゥ:(常陸とかいなを羨ましそうにみている) [メイン]ライラ:(ズゥズゥに抱きつきながら常陸&かいなの方へじわじわ寄っていく [質問・雑談]常陸:それを眺めるトリーニ [質問・雑談]トリーニ:(微笑ましい顔でタンバリン叩いてます) [メイン]トリーニ:(ジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャン) [メイン]ズゥズゥ:(幼女二人で近づく) [メイン]かいな:「あらあらうふふ…じゃあみんなで向かいましょうねえ」 [メイン]常陸:「ほ、ほらほら、夜になっちゃう前に他の所も見ておこう?」 [メイン]かいな:みんなと手を繋いで荷物置き場に向かいます [メイン]ズゥズゥ:むかいます [メイン]ライラ:ついていきます [メイン]常陸:いきます [メイン]NC:では荷物置き場へ [メイン]かいな:はーい [メイン]NC:では描写をば [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:荷物置き場には、様々な部品や道具が沢山あります。 [メイン]NC:ネジやボルト、ハンマーや金槌、レンチなど、様々です [メイン]NC:そこには山高帽に燕尾服を被った。渋めな顔付のゾンビがいます。 [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:ゾンビは何かを手に持って、荷物を漁ってますね [メイン]常陸:「えっと、こんにてゃ?」 [メイン]常陸:(噛んだ…) [メイン]ズゥズゥ:「こんてにてや!」 [メイン]NC:ゾンビはあなた達に気が付くと、帽子を片手に持って優雅にお辞儀をしてくれます。 [メイン]ズゥズゥ:(まねをした) [メイン]かいな:「うふふ、常陸ちゃんったら… こんにちは?」 [メイン]ライラ:「こんにちは…?」 [メイン]NC:その後は再び一礼をして荷物のほうを向きます [メイン]常陸:「うぅ、まねしなくていいよう…」 [メイン]かいな:「あらあらそっけないですねぇ」 [メイン]常陸:「さっきのゾンビさんと違って静かな人なのかな?」 (小声で [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・このヒトはズゥズゥと違うね。パパっぽい。」(小声で [メイン]かいな:「どうでしょうねえ?常陸ちゃんの挨拶にびっくりしたのかも?」ニコニコしながら [メイン]常陸:「うぐ…」 [メイン]かいな:「うふふ、ごめんなさいね」常陸なでなで [メイン]常陸:「仕方ないなぁ」 (ふにゃー [メイン]かいな:「お忙しいところごめんなさい、あなたはここで何をしているんですか?」 [メイン]かいな:ゾンビに向かって [メイン]NC:ではトリーニ同様身振り手振りで話してくれます [メイン]かいな:気持ち姉妹をゾンビから守る立ち位置に移動 [メイン]エーカム:(私はエーカム。ここでは、道具の確認や数量の確認などをしているのですよ) [メイン]エーカム:(ZQ様や二番目がよく失くすものでして・・・きちんとした荷物管理をして欲しいのですがね) [メイン]常陸:(二番目、はまだ会ってない人かな?) [メイン]かいな:「なるほど、お疲れ様です。そのゾンビクイーンさんについて少し質問があるんですけど、よろしいでしょうか?」 [メイン]エーカム:(さて、御渡しできる物は特にはありませんが・・・よろしいですよ) [メイン]ライラ:(かいなの後ろでやりとりの様子見てます [メイン]ズゥズゥ:(同じくかいなの後ろでやりとりをみてます [メイン]NC:エーカムは身振り手振りはトリーニほど大きな動きではなく、それでいて伝わりやすいものとなっています [メイン]NC:最小限の動きで丁寧に会話を成り立たせようとしている感じ [メイン]かいな:(いやに礼儀正しいですね…)日本刀を抜けるように [メイン]常陸:「そんなに警戒しなくても大丈夫だってー」 (エーカムに聞こえないよう小声で [メイン]エーカム:「ヴァー……」 [メイン]かいな:「うふふ」常陸なでなで [メイン]常陸:「にへー」 [メイン]かいな:「ありがとうございますねぇ…… ゾンビクイーンさんはここで何をしてるかご存知ですか?」 [メイン]エーカム:(ZQ様がここで何を・・・?ふむ・・・)(考え込む) [メイン]ズゥズゥ:「常陸お姉ちゃんばっかりずるい!ズゥズゥも!」(ぐいぐい、と強引にはいっていこうとする [メイン]かいな:「あらあら、別にゾンビクイーンさんの邪魔をしようというわけじゃないんですよぉ。ただ、お手伝いできないかなって」 [メイン]エーカム:(ZQ様は一人で何もかもをこなそうとしています。治療も武器の用意も。けれど戦力を高めるだけで集めてはいないのです) [メイン]かいな:「うふふ」ズゥズゥを抱きしめます [メイン]常陸:「おっとっと、ごめんね」 (ズゥズゥに譲る [メイン]エーカム:(助けた姉妹達は多いですが、皆安全に街の外へと送り出しています。あの化物を倒すなら留めて恩を売り、手助けさせるのが一番でしょうに) [メイン]常陸:「んー、倒したいわけじゃないのかな?」 [メイン]ズゥズゥ:「にへー…」 [メイン]エーカム:(さぁ。あの御方の考えはわかりません) [メイン]かいな:「うふふ」なでなで [メイン]ズゥズゥ:「………倒したいんじゃないんだったら、恩返しが…」 [メイン]かいな:「さて、どうしましょうかねぇ…」 [メイン]エーカム:(ただ、私が言えることは彼女は孤独ということです。友達が増えて欲しいところですが、本人が嫌がっていますしね・・・) [メイン]ライラ:「むかしなにかあったのかも…?」 [質問・雑談]常陸:ここ調べたりできます?ZQが何を集めてるのかーとか [メイン]かいな:「うふふ、どうなんでしょうねえ…? ところでここはどんなものを保管してるんですか?」 [メイン]かいな:しれっと奥に行って調べようとします [質問・雑談]NC:ここは単なる作業用の荷物置き場なんで・・・ [メイン]NC:エーカムはとめませんね [メイン]かいな:なんか武器になりそうなものないですか [質問・雑談]NC:ネジやボルト、ハンマーや金槌、レンチなど・・・って感じなんでただの道具とか細々とした物の保管庫って感じです [メイン]かいな:バールとか [質問・雑談]常陸:なるほど、雑多な物の荷物置場という感じか [質問・雑談]かいな:なるほど [メイン]NC:あるにはありますが、持ち出そうとするとエーカムがやんわりと止めてきます [メイン]かいな:「これ記念に一本もらってもいいですか?」 [質問・雑談]かいな:なんの記念だよ [質問・雑談]NC:自分で突っ込むな [質問・雑談]常陸:いつもの [メイン]NC:やんわりと止めてきます [メイン]かいな:「うふふ、やっぱりそうですよねぇ…冗談です」 [メイン]かいな:残念そうにしてます [メイン]ズゥズゥ:「かいなお姉ちゃんのいつもの病気が…」 [質問・雑談]ズゥズゥ:い つ も の [質問・雑談]ライラ:い つ も の [メイン]かいな:「いつものって……なんですかぁ……?」 [メイン]かいな:ズゥズゥを強めにギュッとします [質問・雑談]かいな:バキバキメキィ [メイン]ライラ:「…ん」(ズゥズゥのせぼねが折れる前にうしろからかいなをぎゅっとします [質問・雑談]常陸:どこかで見た光景だぞ [メイン]かいな:「……うふふ、ライラちゃんはいい子ですねぇ…」 [メイン]ズゥズゥ:「にゃっ…ごめん、かいなお姉ちゃん…」 [メイン]かいな:ライラも一緒にぎゅってします [質問・雑談]ライラ:どっかでみたのじゃなぁ(何度も折られかけながら [メイン]かいな:「さて、じゃあにばんさんのところに行きましょうか?」 [質問・雑談]ズゥズゥ:可笑しい…ポマソンお姉ちゃんいないのに… [メイン]常陸:「そうだね、後のことはそれから考えよう」 [メイン]ズゥズゥ:「うん」 [メイン]ライラ:「うん…」 [メイン]常陸:作業部屋へ向かいます [メイン]ズゥズゥ:向かいます [メイン]NC:わかりました [メイン]かいな:向かいます [メイン]NC:ではエーカムはお辞儀をして見送ってくれます [メイン]NC:描写始めます [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:作業部屋は薄暗いながらも、ややひんやりとした空気が漂っている。 [メイン]NC:机に向かい合った青いツナギを着たゾンビ?がいる [メイン]NC:何をしているかまではわからない [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーー [質問・雑談]かいな:職員ゾンビ [メイン]かいな:「ごめんください?」 [メイン]ズゥズゥ:「こんにてゃ!」 [メイン]常陸:(真剣に何かしてるみたいだし、急に声かけるのも…って遅かった) [メイン]ズゥズゥ:(今度はかんだ) [メイン]常陸:「こ、こんにちはー」 [メイン]ドゥヴェ:(無反応) [メイン]かいな:「うふふ…」 [メイン]ライラ:「こんにちは…?」 [メイン]かいな:ズゥズゥをなでます [メイン]ズゥズゥ:「にへー…」 [メイン]ドゥヴェ:(立ち上がると基本パーツを持って歩いて部屋の隅の木箱に入れる) [メイン]ドゥヴェ:(また机に向かい合う) [メイン]ドゥヴェ:(ノソノソゆっくり) [メイン]かいな:近づきます [メイン]かいな:「みんなはここにいてくださいねぇ…」 [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん…」(不安そうに見送り [メイン]常陸:「えー、何してるか見たかったのに、仕方ないか」 (ライラとズゥズゥの手を握る [メイン]NC:近づいてきたかいなに気が付いたのか振り向こうとしますが、すっ転びます [メイン]ライラ:「あっ」 [メイン]ズゥズゥ:(手を握り返します) [メイン]ドゥヴェ:(ジタ・・・ジタ・・・バタ・・・ぱたり) [メイン]常陸:「あ…」 [メイン]ズゥズゥ:「えっ」 [メイン]かいな:「あら…? 大丈夫ですか…?」 [メイン]ドゥヴェ:「ゔぁー・・・・・・」 [メイン]ドゥヴェ:(のそ・・・のそ・・・ぱたり) [メイン]ドゥヴェ:(起き上がれない) [質問・雑談]かいな:日本刀でとどめ刺すか…? [メイン]常陸:「えっと、起こしてあげた方がよさそう?」 [メイン]かいな:「えー……あー……」 [メイン]ライラ:「…」(かいなに近寄りゾンビさんを立ち上がらせようと [メイン]かいな:「大丈夫ですか……?」 [メイン]かいな:「わたしがやりますっ!」 [メイン]かいな:ライラを強く止めます [メイン]常陸:「ライラちゃんはもうちょっと待っとこう」 (手を引いて止める [メイン]かいな:「まってて、ね?」 [メイン]ライラ:「っ!?」(普段聞かない大声を出されてびっくりして固まり [メイン]ライラ:「…う、うん」 [メイン]かいな:「あっ…… ごめんなさいね?怒ってるわけじゃないんですよぉ?」 [メイン]ライラ:「…‥ん」(無言で擦りつく [質問・雑談]NC:急いで作ったからカルピスが薄い・・・ [メイン]NC:まだドゥヴェはのっそりした動きでジタバタしてます [質問・雑談]NC:体力が少ないほどダメージ増えそう [メイン]かいな:手を貸して起き上がらせます [質問・雑談]常陸:こらじた [メイン]NC:わしわしと起き上がります [メイン]ライラ:(じっとみてます [メイン]ドゥヴェ:(ぺこっと一礼) [メイン]ズゥズゥ:(じっとみてます [メイン]かいな:(じっと見てます) [メイン]ドゥヴェ:(じーっと見つめ返します) [メイン]常陸:(なにこれ…) [メイン]かいな:「あ、あの……大丈夫、ですか?」 [メイン]ドゥヴェ:(かくんっと首を傾げます) [メイン]ドゥヴェ:「ゔぁー・・・・・・」 [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆらと揺れる) [メイン]かいな:「えーっ……と…… 言葉はわかりますか?」 [メイン]常陸:「だ、大丈夫かな?この人?」 [メイン]ズゥズゥ:「…常陸お姉ちゃん、かいなお姉ちゃんのフォローしに行ったほうがいいんじゃない…?」(小声 [メイン]かいな:刀をいつでも抜けるようにします [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆらと揺れながらも親指をぐっと立ててきます) [メイン]かいな:「そうですか…… あなたはここで何を?」 [メイン]常陸:「う、うーん、危なそうな感じはしないし、近くまで行ってみようか」 (手を引いて近寄る [メイン]かいな:姉妹たちにちょいちょい手招きします [メイン]ズゥズゥ:(手を惹かれてそちらへ向かいます [メイン]常陸:向かいます [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆら揺れながら机の上の死体とかを指差して、木箱を指差します) [メイン]常陸:「んーと、死体を木箱に詰める?」 (死体と木箱を交互に眺める [メイン]かいな:「えーっ…と… 死体を…解体して綺麗にしてる…?」 [メイン]ライラ:「んぅ…?」(いまいちわからないって感じの顔 [メイン]NC:具体的に上げると、修復用の基本パーツの量産ですね [メイン]NC:最低限の処理を施してる感じです [メイン]かいな:「ま、まあいいです。ちょっと質問してもいいでしょうか?」 [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆらと揺れる) [メイン]かいな:「うーん、と… いい、ってことなんでしょうかねぇ?」 [メイン]常陸:「聞くだけ聞いてみよう、きっと大丈夫だよ、他の2人も平気だったし」 [メイン]ズゥズゥ:「そうだね!」 [メイン]かいな:「うふふ……」 [メイン]かいな:ライラをなでます [メイン]かいな:(よくわかってない) [メイン]ライラ:「んぁぅ…」(よくわからないタイミングで撫でられる [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆらと揺れる) [メイン]かいな:「ゾンビクイーンさんが何をしてるのかって、ご存知でしょうかぁ?」 [メイン]NC:ではそこそこ普通に会話をば [メイン]ドゥヴェ:(いつも、作業してる?) [メイン]ドゥヴェ:(あと、怒りやすい。ふりだけど) [メイン]ドゥヴェ:(怒るのは、誰かの為を考えてるとき) [メイン]常陸:「優しい人なんだね」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・かいなお姉ちゃんっぽい」 [メイン]ドゥヴェ:(何かしてる、けどわからない。いつも姉妹が来ると怒ってる) [メイン]かいな:「あらあら…」 [メイン]かいな:ズゥなでなで [メイン]ドゥヴェ:(怒る、をしてる・・・?) [メイン]常陸:(誰かのため…姉妹が来ると怒る…うーん?) [メイン]かいな:「わからないんですねぇ…… あなたはゾンビクイーンさんはどうしたら喜んでくれると思いますかぁ?」 [メイン]ズゥズゥ:「にへー…」 [メイン]ライラ:「…姉妹って、わたしたちみたいな? それともあのおひめさまにも姉妹が…?」 [メイン]ドゥヴェ:(ZQ様は、ひとりぼっち。ずっと。最初っから) [メイン]ドゥヴェ:(ZQ様、よろこぶ。ねくろまんさー?が永い、永い眠りに付くこと) [メイン]ズゥズゥ:「…………一人ぼっちは、寂しい、もんね…」 [メイン]常陸:「そう…だね…」 [メイン]かいな:ズゥズゥを抱きしめます [メイン]かいな:「寂しい気持ちにはさせませんよぉ」 [メイン]かいな:常陸も抱きます [メイン]ライラ:ズゥズゥをぎゅーってします [メイン]常陸:「んっ…」 (抱き返す [メイン]かいな:「うふふ… 私にいい考えがあります」 [メイン]常陸:「ん、何かおもいついたの?私にはさっぱりなんだけど」 [メイン]かいな:「ゾンビクイーンさんのところに戻りましょう」 [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃんがそういうなら…」 [メイン]ズゥズゥ:(抱きついてきた、ライラとかいなを抱きしめかえします。) [メイン]ズゥズゥ:「うん、わかった」 [メイン]かいな:「うふふ…みんないっしょ…」 [メイン]かいな:研究室とやらに向かいます [メイン]常陸:「ゾンビさん、色々教えてくれてありがとう」 (向かいます [メイン]ドゥヴェ:(ぺこっと一礼して机に向き直る) [メイン]ズゥズゥ:むかいまーす [メイン]ライラ:むかいます [メイン]NC:では研究室へー [メイン]NC:描写いきまーす [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:ZQは変わらずその部屋にいる。機械をカチャカチャと弄くっており、先ほど姉妹が目覚めた時には無かった強化パーツなどがたくさん置いてある [メイン]NC:ZQはあなた達には気づいてはいるが目を向けては来ない [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]かいな:「ゾンビクイーンさん、どうも」 [メイン]ズゥズゥ:「ただいま!」 [メイン]ZQ:(無言) [メイン]常陸:「た、ただいまー」 [メイン]ライラ:「た、ただいま…?」 [メイン]かいな:「うふふ、ゾンビクイーンさんは何をしてるんですかぁ?」 [メイン]ZQ:「・・・まぁ、見てわかるとおり強化パーツの組み立てだな」 [メイン]かいな:「うふふ、実はゾンビクイーンさんに提案があるんですよぉ」 [メイン]常陸:(後ろで二人を撫でてます) [メイン]ZQ:「・・・気は進まないが、なんだ [メイン]ライラ:(なすがままに撫でられてます [メイン]ズゥズゥ:(黙ってみてます) [メイン]かいな:「わたしたちと一緒に東に行きましょう!」 [メイン]かいな:にっこにっこ [メイン]ZQ:「断る」 [メイン]ZQ:(また作業に戻る) [メイン]常陸:(即答だ…) [メイン]かいな:「……あれ?」 [メイン]かいな:わたわたしてます [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん……」(僅かに冷めた目で見つめつつ [メイン]かいな:「な、なんでですかぁ? 東には姉妹たちみんながいるところがあるんですよぉ?」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・くいーん、さん。」 [メイン]ZQ:「私は【手駒】の一人で、姉妹達の【敵】だ」 [メイン]かいな:「そこだったらネクロマンサーさんもいるかもしれませんし… いいところですよぉ…?」 [メイン]ZQ:「どうして【敵】と仲良くできる?最後には殺しあうしかないんだ」 [メイン]ライラ:「…でも、わたしたちを助けてくれた」 [メイン]常陸:「でも助けてくれたじゃないですか、他にもいっぱい助けたって聞きましたよ?」 [メイン]ズゥズゥ:「かいなお姉ちゃん、ここはわたしにまかせて」(胸をたたく [メイン]かいな:涙目になってます [質問・雑談]かいな:涙目のルカ [メイン]ズゥズゥ:「くいーん、おねえさん。わたしも、その「手駒」だったの。そのねくろまんさー?さん達の」 [質問・雑談]ライラ:そういえば手駒だったのをすっかり忘れてたのじゃ [質問・雑談]ズゥズゥ:手駒だったんだよなあ [質問・雑談]常陸:お互い一度も攻撃しなかった模様 [質問・雑談]かいな:そんな設定だったのか(無知) [メイン]ズゥズゥ:「でも、常陸お姉ちゃんとも、かいなお姉ちゃんとも、ライラお姉ちゃんとも、ズゥズゥ仲良し!殺し合いしないよ?」 [質問・雑談]常陸:ズゥズゥはサプリシナリオの手駒なのじゃ [質問・雑談]ズゥズゥ:パパもママも素直に送り出してくれた模様 [メイン]ズゥズゥ:「だからきっとくいーん、お姉さんも、皆と仲良く出来ると思うの。…だめ、かな…?」 [メイン]ZQ:「・・・忘れることが、終わらせることが出来るなら。出来たなら、有り得たのだろうな」 [メイン]かいな:「それってぇ……ネクロマンサーを……殺すって話ですかぁ……?」 [メイン]かいな:えづきながら話します [メイン]ZQ:「・・・・・・・・・・・・・・・」(無言) [メイン]かいな:「また無視されたぁ……ふえぇ……」 [メイン]NC:これ以上ZQは何も話そうとしません [メイン]常陸:「あぁ、よしよし、大丈夫だよー」 (かいなの頭なでこ [メイン]かいな:常陸に抱きつきます [メイン]ズゥズゥ:「………あのね、くいーん、おねえさん。ズゥズゥね、くいーんおねえさんに恩返しがしたいの」 [メイン]ライラ:「おねえちゃん…」(いっしょにかいなの頭なでなで [メイン]ズゥズゥ:「なにが、いいかな…?」 [メイン]ZQ:「・・・・・・夜に、この街から出て行ってもらうことだな」 [メイン]ズゥズゥ:「…ほかには…?」 [メイン]かいな:「い゛じ゛わ゛る゛い゛わ゛な゛い゛で゛よ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛」 [メイン]かいな:泣いてます [メイン]ZQ:「・・・・・・・・・・・・・・・」(再びの無言) [質問・雑談]かいな:カイジではない [メイン]ライラ:「よしよし…」(なでなで [質問・雑談]NC:肺に軽い巣が [質問・雑談]NC:カルプスが [質問・雑談]NC:ほぼ逝きかけましたね [質問・雑談]ライラ:しなないでNC [質問・雑談]かいな:実はもう死んでる [メイン]常陸:「【敵】だという私達を助けて、安全な夜に出て行けと言って、殺し合いたいわけじゃないんですよね?」 [質問・雑談]常陸:NCだからね、アンデッド化してても何の不思議もないね [質問・雑談]ズゥズゥ:そうだったのか… [メイン]ZQ:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(いくらでも無言で作業) [メイン]常陸:「むー…」 [メイン]ズゥズゥ:「………わかった。ズゥズゥ達ここにすむね!」 [メイン]かいな:ライラに抱きついてます [メイン]ZQ:「出て行け、そう言っている」 [メイン]ライラ:「ん…」(頭を胸に抱き寄せる感じで [メイン]ズゥズゥ:「…ズゥズゥわかるもん。一人で寂しいんでしょ?かと言って出ていく勇気もない、ならズゥズゥ達がここにいてあげれば解決、だよね?」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥも、本当はね、パパとママと一緒にいるつもりだったの。それでいいと思ったの。でも…」 [メイン]ズゥズゥ:「それは駄目だよ、って常陸お姉ちゃん達に教えられたの。…ズゥズゥは、今幸せだよ?くいーん、おねえちゃんは、今、幸せ?」 [メイン]ZQ:(ため息を一つ吐くと背中を向ける) [メイン]ズゥズゥ:「・・・………駄目?」 [メイン]ライラ:「……ねえ、おひめさま」 [メイン]ライラ:「あと数日だけ泊まっていってもいい? いままで旅してきてこころが疲れちゃったから」 [メイン]ライラ:「ここで、少しだけ…休ませて、もらえないかな?」 [質問・雑談]かいな:こころがしんどい [質問・雑談]NC:どうした [質問・雑談]NC:私はぽいんっってしてるぞ [質問・雑談]ライラ:8歳にはしんどい旅 [質問・雑談]かいな:からだがしんどい [質問・雑談]ライラ:ぽいんぽいんっ [質問・雑談]かいな:ブックオフに行きたい [質問・雑談]NC:それしんどくないよね? [メイン]ZQ:(取り合いません) [メイン]ライラ:「……どうしよう」(小声で [メイン]かいな:「何やってるんですかぁ!」 [メイン]かいな:作業台とか部屋を調べます [メイン]常陸:「……」 (無言で近寄りZQの手を握る [メイン]NC:えー、作業台や部屋に関しては、強化パーツが沢山ありますね [メイン]常陸:「わたしは靡葉 常陸 享年16歳ッ!誕生日は9月の13日で血液型は0型ッ!身長は覚えている限りでは157cmッ!体重は……もう少し仲良くなったら教えてあげるッ!」 [メイン]NC:それと手は握ろうとしても振りほどかれます [メイン]常陸:「こうすることが正しいって信じて握ってる…だから、簡単には離さないよ!」 [メイン]ライラ:最初に会ったとき読んでた本みたいなのは置いてありますか? [メイン]常陸:「友達に、なりたいんだ!」 [メイン]NC:本はあります [質問・雑談]かいな:常陸こっわ [質問・雑談]かいな:宗教の人 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・お姉ちゃんが私のときよりまともに誘ってる?!」 [メイン]ZQ:(無反応を貫く) [メイン]ライラ:本を手にとって読んでもいいですか [メイン]常陸:「ぐぬぬぬぬ……」 [メイン]かいな:やけになって部屋荒らしてます なんかありますか 記念にもらっていいですか [メイン]NC:タイトルは辛うじて「ド ラ・ グラ」と読めます [メイン]ライラ:「……」(表紙を見つめつつ [メイン]NC:部屋を荒らそうとすると、武装1の斧が激しい音を立てて足元に突き刺さります。止めろ、というように [メイン]かいな:「ひっ……」 [メイン]かいな:涙目で止まります [質問・雑談]常陸:「ドグラ・マグラ」?だが脳筋の常陸にはわからない [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん……めっ、だよ」 [質問・雑談]ライラ:ドグラ・マグラじゃろうけど読んだことはない [メイン]ライラ:「ほら、こっち」(手招き [メイン]かいな:無言で顔を埋めます [質問・雑談]NC:アレ持ってるけど、上巻の半分まで読むと脳が疲れ果てて続きが読めなくなる [質問・雑談]NC:読み終えられない [質問・雑談]かいな:青空文庫で読める [メイン]ライラ:「ん…よしよし…」(頭なで [メイン]ズゥズゥ:「・・・くいーんお姉ちゃん」(開いてる手を握る [質問・雑談]かいな:夜研究部屋漁るか? [質問・雑談]ライラ:確かに夜は屋上じゃろうし多分いないとは思うけども [質問・雑談]常陸:いないうちにかー、気は進まんがなぁ [質問・雑談]ライラ:じゃよなぁ…おこられるじゃろなぁ‥ [質問・雑談]常陸:しかしあと1回しか動けないし、もうそれしかないか? [質問・雑談]ズゥズゥ:それしかないなあ [質問・雑談]NC:あ、次行動したら夜になります [質問・雑談]常陸:あ、次行動したらってことはまだZQは部屋か [メイン]かいな:「……もういいです」 [メイン]かいな:「行きましょう、みんな」 [質問・雑談]常陸:出口と屋上を除くとあと行ってないのは治療部屋だけど、どうしよう? [質問・雑談]ライラ:じゃあ治療部屋行ってみる? [メイン]ズゥズゥ:「・・・かいなお姉ちゃん…?」 [質問・雑談]かいな:異議なし [質問・雑談]ズゥズゥ:治療部屋やな [質問・雑談]常陸:りょうかーい [メイン]かいな:「勝手にやりますから!ネクロマンサーを殺すのも!もういいです!」 [メイン]かいな:「了解なんてえませんから!」 [メイン]常陸:「仕方ない、かー。またね、クイーンさん」 (寂しげに手を振る [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん落ち着いて…」 [メイン]かいな:「知りません!」 [メイン]かいな:ズカズカ出ていきます [メイン]ズゥズゥ:(くいーんとかいなお姉ちゃんをみてわたわた、としつつ [メイン]常陸:「あっ…ちょっと待ってよー、ほら、2人も行こう?」 [メイン]ライラ:「あ、うん…」(常陸に連れられ [メイン]かいな:適当に歩いたら治療室につきます [メイン]ズゥズゥ:「う、うん…」(常陸に連れられ [メイン]常陸:追いつきます [メイン]NC:では治療部屋に? [メイン]常陸:入ります [メイン]NC:はい [メイン]ライラ:同じく [メイン]かいな:適当に歩いたらつきます(天下無双) [メイン]ズゥズゥ:はい [メイン]NC:では描写をば [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:治療部屋は白いタイルで床が覆われており、端の方に壊れていたり、使い物にならなくなった強化パーツなどが見受けられます。 [メイン]NC:その中に見覚えのある、自分達や姉妹達のパーツも見つけます [メイン]NC:ここで治療されたのでしょう [メイン]NC:棚には治療用の道具などがあり、木箱に処理の施された今すぐにでも基本パーツの修復用に使えるパーツも見られます。 [メイン]NC:壊れているパーツなどの傍には廃棄用、と書かれています [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーー [質問・雑談]常陸:そういえばライラ対話判定しなくて大丈夫かのう?狂気判定はほぼないらしいけど [質問・雑談]ライラ:あ、わすれてた… 大丈夫じゃろ、たぶん [メイン]常陸:「あ、これ私達の…」 (1つを手に取って見てみる [メイン]かいな:「……」冷静になる [メイン]ズゥズゥ:「・・・…あれ?ズゥズゥのないよ?」 [メイン]常陸:「ズゥズゥちゃんは体が特殊だからここには置いてないのかな?」 (きょろきょろ [メイン]NC:判定(視覚等パーツ使用可能)成功で戦闘時パーツ破損した際に追加で修復材として使用できる基本パーツが手に入ります [メイン]常陸:補正は0? [メイン]NC:0です [メイン]NC:また、判定をしないで棚から強奪する方法もあります [メイン]常陸:よーし、【めだま】使います! [メイン]NC:成功した姉妹x2個の基本パーツの予備の回復パーツとなります。 [メイン]常陸:強奪は…しないです [メイン]NC:判定どうぞ [メイン]常陸:2nc 「使えそうなパーツはないかなーっと」 がさごそ (2R10[0]) → [5,6] → 6[5,6] → 成功 [メイン]ズゥズゥ:じゃあ、回しますね [メイン]ズゥズゥ:1nc 「ズゥズゥも手伝う!」(がさがさ (1R10[0]) → [4] → 4[4] → 失敗 [メイン]ライラ:まわすー [メイン]ライラ:1nc 「わたしも…」 (1R10[0]) → [8] → 8[8] → 成功 [メイン]かいな:「どうしよう……わたしひどいこと言っちゃいましたよぉ……」 [メイン]かいな:オロオロして周りをキョロキョロします [メイン]NC:ちなみに棚から持ち出す場合、制限は無く持っていけます(悪魔の囁き) [メイン]かいな:1nc (1R10[0]) → [4] → 4[4] → 失敗 [メイン]NC:では、4つ分、廃棄山からまだ使えそうなパーツを手に入れます。 [メイン]NC:戦闘後にバラバラにしたりミンチにしても手に入るくらいだし、多少はね? [メイン]ライラ:わぁい [メイン]常陸:「大丈夫だって、何人も助けてきたらしいし、あれくらいのこと1度や2度じゃなかったんじゃないかな?」 (かいなを抱き寄せてなでなで [メイン]かいな:「でもぉ……」 [メイン]ライラ:「ひたちおねえちゃんのいうとおり、きっとだいじょうぶだから…」(いっしょになでなで [メイン]常陸:「それでも心配ならさ、後で一緒に謝りに行こうよ」 [メイン]かいな:「うぅ…… ありがとうございます……」 [質問・雑談]常陸:研究室に入る口実 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・・・・これで全部回ったよね?」 [メイン]ライラ:「おそと以外は全部、だとおもう」 [メイン]常陸:「外に出ちゃいそうなとこ以外は回った、よね」 [質問・雑談]かいな:あれえ夜に謝ろうとしてきたのにいないなあ [質問・雑談]常陸:おおっと、こんなところにおとしものがー [質問・雑談]ライラ:いやーおかしいねーこまったなー(ガサゴソ [質問・雑談]ZQ:・・・ [質問・雑談]常陸:これで部屋の外に出たら夜になるのかな? [質問・雑談]NC:そうですね [質問・雑談]ズゥズゥ:なるほど [質問・雑談]NC:行動終了で夜になります [質問・雑談]常陸:よし、謝りにいくか 謝 り に [メイン]ズゥズゥ:「・・・もう一回くいーんお姉ちゃんの所いきたい」 [質問・雑談]ライラ:そうじゃな あやまりにいくかの(棒) [メイン]かいな:「謝りに行かないと……」 [質問・雑談]ズゥズゥ:謝りに行くか [メイン]ライラ:「ごめんなさいしにいかないと、ね」 [質問・雑談]NC:あ、ちょっと解説になります [メイン]常陸:「そうだね。うん、みんなで行こっか」 [質問・雑談]常陸:解脱? [メイン]ズゥズゥ:「うん!」 [質問・雑談]かいな:解脱 [質問・雑談]ズゥズゥ:ん? [質問・雑談]ライラ:解脱するのじゃか… [質問・雑談]NC:夜も探索は可能です、出口へと赴いて、外に出る旨を伝えて貰えたら街から出れます [メイン]かいな:「皆さんありがとうございます…」 [質問・雑談]常陸:ヤハリソウイウコトカ [質問・雑談]NC:夜もZQたちは各々活動してます [質問・雑談]ズゥズゥ:そう [質問・雑談]常陸:5箇所探索したら夜になる(自動的に外に出るとは言っていない)だったから気にはなってた [質問・雑談]NC:ここ抜けてました。申し訳ない [質問・雑談]常陸:わざと伏せてたわけじゃないのか [質問・雑談]NC:普通に入れるの忘れてた [質問・雑談]ライラ:ふえぇ [質問・雑談]NC:夜になって思い出した [質問・雑談]常陸:ふぇ、まぁ問題ないない [質問・雑談]かいな:と言うか勝手にそうだと思ってた [質問・雑談]ズゥズゥ:ふええ [質問・雑談]NC:不具合無いとは思うんだけど・・・合ったらごめーんね? [質問・雑談]ライラ:ええにゃで [メイン]常陸:「よし、それじゃ仲良く謝りに行こう」 (ZQの研究部屋へ向かいます [メイン]ライラ:むかいまーす [メイン]ズゥズゥ:むかいまーす [質問・雑談]常陸:平気平気、最悪ドールが4人ほど死ぬだけじゃ [質問・雑談]ライラ:せやな たかが4体消えるだけじゃし [メイン]NC:ではZQ研究室へ [メイン]NC:ーーーーーーーーーー [メイン]NC:ZQ研究室にはエーカムがいます [メイン]NC:壁に背を任せて、目を瞑っています [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーー [質問・雑談]常陸:ぐぬぬ、無人ではなかったか [質問・雑談]ライラ:うむむぅ [質問・雑談]常陸:エーカムというと丁寧な人か [質問・雑談]NC:ですね [質問・雑談]かいな:おるやん [質問・雑談]NC:山高帽に燕尾服の [メイン]ズゥズゥ:「・・・寝てる…?」 [メイン]常陸:「目を瞑ってるだけじゃないかな?私たちも眠るわけじゃないし」 [メイン]ズゥズゥ:「あ、そっか!」 [質問・雑談]常陸:だんだん公式設定と死体の女王の設定の区別がつかなくなってきている [メイン]エーカム:(姉妹達に気がつくと目を開いて帽子を手に持って九十度礼) [質問・雑談]ズゥズゥ:それはある [質問・雑談]ライラ:むしろ混ぜてる [メイン]ライラ:「こんばんは…」 [メイン]常陸:「あ、こんばんはー」 (こちらもペコリ [メイン]エーカム:(はい。こんばんは姉妹達) [メイン]ズゥズゥ:「こんばんわ!…ぞんびくいーんお姉さんは?」 [質問・雑談]常陸:1人くらいなら倒せるな(悪い顔 [メイン]エーカム:(ZQ様は、屋上に。いつも夜は屋上で煙草を) [質問・雑談]かいな:スナイパーだ!って言われるからダメ [質問・雑談]ライラ:援軍が来て夜明けをみることなく全滅しそう [質問・雑談]常陸:超能力かな? [メイン]ライラ:「たばこ…?」 [メイン]かいな:「そうですか、ありがとうございますねぇ。 ……ここで何をしてらっしゃるんですか?」 [質問・雑談]NC:なぁ常陸 [質問・雑談]常陸:あい? [質問・雑談]NC:何故トリーニは全員の場所を知ってたと思う? [質問・雑談]常陸:ふえぇ… [質問・雑談]ライラ:ん……そういえばそうじゃな [質問・雑談]NC:そういうことだ [質問・雑談]ライラ:攻撃はやめじゃやめ! [質問・雑談]常陸:いつもそこにいるということじゃなかったのじゃな… [質問・雑談]かいな:勘でしょ [メイン]ズゥズゥ:「たばこ…?常陸お姉ちゃん、かいなお姉ちゃん、たばこっておいしいの…?」 [メイン]エーカム:(私は見回りと哨戒を。たまに羽虫が舞い込むこともあるので) [メイン]常陸:「吸ったことないからわかんないなぁ」 [質問・雑談]ズゥズゥ:勘だったのか。。。 [質問・雑談]ライラ:超人的な勘 [メイン]ズゥズゥ:「そうか…」 [メイン]かいな:「たばこは体に悪いからダメですよぉ」 [メイン]エーカム:(私もやめるようには伝えてるのですが、如何せん、我が強くて・・・) [メイン]常陸:「うんうん、それはよーぉくわかったよ」 (しきりに頷く [メイン]ズゥズゥ:「・・・じゃあ今はぞんびくいーんお姉ちゃんは屋上にいるんだね?」 [メイン]エーカム:(ええ。彼女は屋上です) [質問・雑談]かいな:さてこっからどうここ調べるか [メイン]常陸:「そういえば見回りっていうのは3人でやってるの?お昼も働いてたのに大変だねぇ」 [メイン]エーカム:(それくらいしかやることは無いもので・・・) [メイン]ズゥズゥ:「お疲れ様なんだよ!」 [メイン]かいな:「ええ、お疲れ様ですねぇ」 [メイン]ライラ:「おつかれさま…です…」 [質問・雑談]常陸:出口・屋上含め部屋は8つ、動き回っている人物は4人、1/2か [質問・雑談]常陸:一度ZQ部屋から外に出て時間経過、再度突入?でも謝るというのなら屋上行かないのも変だなぁ [質問・雑談]ズゥズゥ:変だよね [質問・雑談]かいな:ここは二手に別れよう [質問・雑談]ライラ:ふえっ [質問・雑談]かいな:ZQを殺しに行く組とここでゾンビを殺しに行く組 [質問・雑談]常陸:えぇ… [質問・雑談]ライラ:死ねるのじゃ [質問・雑談]かいな:皆殺しだ [質問・雑談]ズゥズゥ:えぇ… [質問・雑談]かいな:別行動ありです?>GM [質問・雑談]常陸:ZQ1人に3人で挑んでも多分余裕で負ける [質問・雑談]NC:いいですよ [質問・雑談]かいな:わーい [メイン]かいな:「あの、やっぱり一人で謝ってきます!」 [メイン]かいな:「タバコ吸ってるところに大人数で押しかけるのもアレですし…」 [メイン]ライラ:「…わたしもいきたい」 [メイン]常陸:「え、でも私も大分強引に行っちゃったし…」 [メイン]かいな:「リラックスして休憩してるんですよねぇ?」 [メイン]ズゥズゥ:「…………かいなお姉ちゃん、無茶しない…?」 [メイン]かいな:「……じゃああと一人、わたしと二人で謝りに行きましょう。それなら邪魔にはならないはずです」 [メイン]常陸:「んー、しょうがない、かいなちゃんが怒らないって約束できるなら私は待ってるから、ライラちゃんと行ってきていいよ」 [メイン]かいな:「無茶はしませんよ、あの人はきっといい敵さんです。心を許してはくれませんが」 [メイン]かいな:なでなで [メイン]ライラ:「敵さんじゃないよ…」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥと常陸お姉さんは何する?」 [メイン]常陸:「そうだね、敵だったらわざわざ助けるようなことしないよ」 [質問・雑談]常陸:室内で待っててもエーカム移動します? [メイン]かいな:「じゃあ行きましょうか」ライラの手を引いて屋上へ [質問・雑談]NC:姉妹達がいれば移動しません [質問・雑談]常陸:デスヨネー [メイン]ライラ:「ん…」(手をひかれ [質問・雑談]かいな:石を投げて気を引くんだ [質問・雑談]NC:何も言わずとも今までの行動を振り返れば原因わかるでしょ [メイン]常陸:「それじゃ隣の部屋(初期寝室)で待ってよっか?」 [質問・雑談]かいな:3を押してサイレンサーついた拳銃で頭を打て [質問・雑談]常陸:1パーツしか損傷しなさそう [メイン]ズゥズゥ:「そうだね。ズゥズゥ待ってる」(頷く [メイン]ライラ:「行き違いで会えないかもだしね…おひめさまがもどってきたらよろしくね?」 [メイン]常陸:「うん、しっかりかいなちゃんを見張っててね」 (軽く手を振る [メイン]NC:では誰が何処へ? [メイン]かいな:「もう…… やめてくださいよぉ」 [メイン]かいな:二人で屋上へ行きます [メイン]NC:では屋上ーーー [メイン]NC:シーン入ります [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:屋上にはZQが煙草を燻らせながら立っています。 [メイン]NC:月の明かりもあり、ZQの姿は難なく見つけられるでしょう [メイン]NC:ZQは空を見上げているようです [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]かいな:「あのう……ゾンビクイーンさん……」 [メイン]ライラ:(かいなのすぐ後ろにぴったりくっついていく) [メイン]ZQ:「・・・・・・お前らか」 [メイン]かいな:「さっきはごめんなさい!」 [メイン]かいな:90度 [メイン]ライラ:「ごめんなさいっ!」(同時ににあやまり [メイン]ZQ:「別に気にしていないさ。似たようなことを言って来た姉妹はたくさんいた」 [メイン]かいな:「怒って……ないんですか?」 [メイン]かいな:0度 [メイン]ZQ:「まぁ、夜が明ける前に出て行ってもらえるのが一番助かるのは間違いないがな」 [メイン]かいな:「それって……何でなのかお聞きしてもいいですか?」 [メイン]ZQ:「・・・・・・ゴリアテ、例の化物は【姉妹】、【ドール】に対しての執着が酷く強い」 [メイン]ZQ:「感知範囲内に居るだけで、暴れだす可能性があるんだ」 [質問・雑談]常陸:つまり倒せば問題解決、ここに居座れるな! [質問・雑談]ズゥズゥ:倒せるのか! [メイン]ライラ:「おひめさまたちがねらわれないのは姉妹じゃないから…?」 [メイン]かいな:「……」雰囲気が怖くなってライラを抱き寄せます [メイン]ZQ:「私は、私達は【手駒】だ。アレと同種だ」 [質問・雑談]かいな:殺そう [質問・雑談]常陸:メタいことを言うと普通のボス扱いなら倒せるじゃろう、戦わせる気のないイベント系?なら無理じゃ [メイン]ZQ:「これで意思が無く、手当たり次第に襲うならまだわかる。だが私に関してはアレの前を通ってもアレは襲っても来ないんだ」 [メイン]かいな:「……理由は、それ、だけなんですかぁ? 化物を倒せれば、一緒についてきてくれますか?」 [質問・雑談]ズゥズゥ:ZQは後者なのじゃろ? [質問・雑談]常陸:それは間違いないのう [メイン]ZQ:「あれは、あの化物は倒せない」 [メイン]ライラ:「…どうして?」 [メイン]ZQ:「単体ならどうにでも出来る。問題なのは、能力だろう」 [メイン]ZQ:「アレの中身は、ゴリアテの中身はーーー・・・ネクロマンサーだ」 [質問・雑談]常陸:ふえぇ [メイン]かいな:「……なるほど、やっぱりそうだったんですね。ゾンビさんたちが言ってたのはそういうこと……」 [メイン]ZQ:「【姉妹】を見るや、大量の取り巻きが押し寄せる。追い詰めてもいずれは物量で押し切られ、即座に修復される」 [質問・雑談]ズゥズゥ:ふええ… [メイン]ZQ:「永い、永い時を費やして眠りにつかせる術を探してきた」 [メイン]かいな:「……それで、見つけたんですか」 [メイン]ZQ:「見つかっていたら、こんなところで煙草なんて燻らせてると思うか?」 [メイン]ZQ:「もう、生き方を変えられないんだ」 [メイン]ライラ:「その…とりまきがどこから来てるか、わかってたりは…?」 [メイン]ZQ:「さぁな。何処から来ているのやら」 [メイン]かいな:「……わかりました」 [メイン]かいな:「殺しましょう!」 [メイン]ライラ:「ふえっ!?」 [メイン]ZQ:「・・・殺す?どうやって」 [メイン]かいな:「死ぬまで殴れば死にますよぉ」 [質問・雑談]常陸:かいなも脳筋だった [メイン]ZQ:「無茶、無謀は死人の特権だ。だが、それでいいのか?死を舐めてはいないか?」 [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん……」(憐れむような目で [メイン]かいな:「うふふ……大丈夫ですよぉ……」 [メイン]かいな:「どんな人だって死ぬまで殺せば死にますよぉ……? わたし知ってるんです、あのときも……」 [質問・雑談]ズゥズゥ:脳筋しかいないのじゃ… [質問・雑談]かいな:構成から言って完全に脳筋 [メイン]ライラ:「…おねえちゃん?」(言動が怪しいので瞳のぞきこみ [メイン]かいな:(ハイライトがない) [メイン]ZQ:「死ぬまで殺せば死ぬだろうさ。だが、それまで持たないのが現状だ」 [質問・雑談]常陸:私はテクニカルな脳筋だから… [メイン]ZQ:「・・・もう、いいだろう。私は永く、どこまでも、アレを倒す術を探してればいいんだ」 [メイン]かいな:「アレは夜目が効かないんでしょう?恩返しするのに言うのも何ですけど、協力してくれませんか?」 [メイン]かいな:「そして一緒に旅しましょう!」 [メイン]かいな:「東にはいいところがあるって話ですよぉ……?」 [メイン]ZQ:「・・・何をするつもりだ。協力しろといわれても、おおよそのことは私が試し終えた後だ」 [メイン]かいな:「うふふ……」 [メイン]かいな:「どうしましょうか、ライラちゃん?」 [質問・雑談]NC:実際、ZQ軍団なら勝てる可能性高いんだよなぁ・・・ [メイン]ライラ:「……えっ?」 [質問・雑談]常陸:あれでどうやって負けるんだって気はする [質問・雑談]NC:結局物量作戦で押し切られるだろうけど [メイン]かいな:「みんなと相談しましょうかぁ…… ゾンビさんたちも」 [質問・雑談]NC:リッパー10体もおいておけば負けるでしょ [メイン]ライラ:「んん…うん」 [質問・雑談]常陸:リッパー10+ゴ様だと確かに厳しい [メイン]かいな:「そうと決まれば下に行きましょうかぁ ね?」 [メイン]かいな:ライラとZQに手を差し出します [質問・雑談]ズゥズゥ:ただしそのゴ様がポンコツだったら…? [メイン]ZQ:「何をするつもりかわからんが・・・私は付き合わないぞ」 [質問・雑談]ライラ:…勝てる! [質問・雑談]常陸:と言いたいけど全員同じエリアならZQ2回行動+号令で4点全体×3でリッパー全滅か? [質問・雑談]かいな:ところで別れた意味ないなこれ……? [質問・雑談]常陸:ないな! [質問・雑談]ライラ:ないのじゃな! [質問・雑談]ズゥズゥ:ないな! [質問・雑談]NC:ないです(断言) [質問・雑談]NC:実は手書きでひょろい右腕してるZQ様強いからなぁ・・・・・・ [質問・雑談]常陸:ベッドに腰かけてズゥズゥの上半身を膝枕、なでなでしてます [メイン]かいな:「思いつくことは試したといいましたが…… 姉妹と協力するのは試しましたかぁ?」 [メイン]ZQ:(無言) [質問・雑談]ズゥズゥ:すっごい乙女の顔してます [メイン]かいな:「うふふ、沈黙は肯定、ですよぉ……? さあ試してみましょう」 [メイン]かいな:手を強引に握りに行きます [質問・雑談]常陸:愛撫取っておけばよかった… [質問・雑談]ライラ:まざりたい…ぐぬぬ… [メイン]ライラ:(同じようにZQの手を取ります [質問・雑談]かいな:ZQに腰掛けてかいなの上半身を愛撫すればいいだろ! [質問・雑談]常陸:ZQかわいそう [質問・雑談]ライラ:おひめさまの上に座るなんてライラちゃんにはできない [質問・雑談]NC:ZQに腰かけたら鬼哭斬破刀迸るけど [質問・雑談]ライラ:ひえぇ [質問・雑談]かいな:つよそう [質問・雑談]ズゥズゥ:つよい [メイン]ZQ:手は振りほどきます。白衣のポケットに手を突っ込んで煙草を吐き捨てて中に戻ります [メイン]かいな:「もう…… 素直じゃないんですから」 [メイン]かいな:ついていきます [質問・雑談]NC:具体的には [質問・雑談]ZQ:[腕] 鬼哭斬破刀 アクション 3 0 白兵3+連撃1+切断 [質問・雑談]ZQ:[腕] 八重薙ぎ ジャッジ 効果参照 自身 鬼哭斬破刀命中時にのみ使用可能。コスト2に付き、連撃+1を【鬼哭斬破刀】に付与。一回の戦闘に最大7回まで使用可能 [質問・雑談]ZQ:[頭] 超高速演算 ジャッジ 1 自身 支援3 攻撃マニューバにのみ適応。何度でも使用可能。同じ判定には重複不可 [メイン]ライラ:ついてくー [質問・雑談]NC:こんな感じに迸る [質問・雑談]常陸:肉盾だおらぁ! [質問・雑談]ライラ:わぁ…瞬間でミンチ… [質問・雑談]かいな:つよい [メイン]NC:ZQはZQ研究室に戻ります [質問・雑談]NC:これ肉の盾ないと勝ち目無いからな・・・ [メイン]かいな:隣の部屋の姉妹も呼びます [質問・雑談]常陸:肉盾も看破もなしで勝った(なお強化前 [メイン]ズゥズゥ:(呼ばれればZQ研究室いきます [メイン]常陸:行きます [メイン]かいな:ネクロマンサーがどうこう説明します [質問・雑談]常陸:しかしこれ開幕で全力投球すると即ガス欠じゃな [メイン]かいな:かくかくしかじか [メイン]常陸:まるまるうまうま [メイン]かいな:「……ってことなんですよ」 [メイン]常陸:「そういうことだったんだね。クイーンさん強引に迫っちゃってごめんなさい。」 [メイン]ズゥズゥ:「………ごめんなさい」(ぺこり、頭をさげる [メイン]常陸:「でもそのネクロマンサーがいなくなれば心配事はなくなるんですよね、そうしたら友達になってくださいね?」 [メイン]ZQ:「さてな。出来るとは思えないが・・・」 [メイン]常陸:「だとしても!です。やってみなければわからないじゃないですか」 (にっこり [メイン]かいな:「そうですねぇ…… 初の試み、姉妹と協力大作戦ですねぇ」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・無茶しないでね…?」 [メイン]エーカム:(・・・・・・・・・・・) [メイン]ドゥヴェ:(・・・・・・・・・・・) [メイン]トリーニ:(・・・・・・・・・・・) [質問・雑談]常陸:何か言った? [ポジション] 無茶 オート 効果参照 自身 コストとして、あなたは任意の基本パーツを1つ損傷する。行動判定・攻撃判定・切断判定において、サイコロを振りなおしてよい [メイン]NC:囲まれるZQ [メイン]かいな:「あら、どうしたんですかゾンビさん達?」 [メイン]ZQ:「何だお前達」 [メイン]かいな:刀を抜けるようにしておきます [メイン]ZQ:「ゔっ」 [メイン]NC:ZQが締め落とされます [質問・雑談]かいな:あっ [メイン]ズゥズゥ:「…くいーんおねえちゃん?!」 [メイン]常陸:「な、何を!?」 [質問・雑談]ライラ:ああっと [質問・雑談]かいな:これは…… 情欲に身を任せてこのまま…? [メイン]NC:エーカムが前に出てきて姉妹たちに紙を渡してきます [質問・雑談]ライラ:おせっせ…? [メイン]かいな:前に出て受け取ります [質問・雑談]ズゥズゥ:おおっ [メイン]ライラ:かいなが受け取った紙を横から見ます [メイン]かいな:刀に手をかけたまま [メイン]NC:それは地図です。詳細な街の地図です。街中に点々と×印がかかれ、街外れにどくろマークが書かれた地図です。 [メイン]常陸:それじゃ後ろから覗き込もう [メイン]ズゥズゥ:かいなが受け取った紙を横から見ます [メイン]かいな:「……これは何ですかぁ?」 [メイン]ライラ:「…どうしてあなたたちがこれを?」 [メイン]エーカム:(これは、ZQ様が遥か昔から用意していた爆弾の地図です) [質問・雑談]かいな:裏とかなんか書いてないかな(疑心暗鬼) [メイン]エーカム:(ドクロが起爆用の機材の置かれている場所です) [メイン]トリーニ:(被害を出したくないZQ様のお人よしが今まで使うのを渋ってたんだZE!) [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・・・・・・・、使っちゃうのはどうかとおもうけれど…」 [メイン]かいな:「……なるほど、これを使えと言うんですねぇ」 [メイン]エーカム:(使用した場合はこの街が消し飛びます。あの化物も消し飛ぶでしょう) [メイン]常陸:「これを使うのは最後の手段、だね…」 [メイン]ズゥズゥ:「えっ?!駄目だよ?!帰れる場所がなくなるのは悲しいことだよ?!」 [メイン]かいな:「町ごとですかぁ!?」 [メイン]エーカム:(街ごと、です。最終手段ですから) [メイン]かいな:「ほんとにほんとの最終手段ですねぇ…」 [メイン]ライラ:「……ほかには、なにか方法はないの?」 [メイン]エーカム:(少なくとも、私達にはこれ以外にはありません) [メイン]エーカム:(ZQ様のことです。姉妹達に被害が出なければそれでいいと、最後には言ってくれるでしょう) [メイン]トリーニ:(めちゃくちゃいい人だからな!!許してくれるって!半殺しで済むくらいだ!!多分な!!!!) [メイン]ズゥズゥ:「・・・でも、駄目だよ…。他の方法はないの…?本当に…?」 [メイン]かいな:「わたしはみんな連れて爆破してもいいとおもいますけどねぇ……」 [メイン]常陸:「それはダメだよ!クイーンさんが今までこの街を守ってきたんだから。私たちが頑張れば使わなくても勝てるって」 [メイン]ドゥヴェ:(ゴリアテのネクロマンサーはZQ様の海の親の一族の成れの果て。この街はZQ様がかつて生み出された故郷。墓場としては申し分ない) [質問・雑談]ライラ:一瞬海生まれなのかと [メイン]かいな:「ゾンビさん達はどうですか? ……みんなでここを脱出して爆破、するなら。」 [質問・雑談]NC:そこ変換ミス [質問・雑談]NC:格好つかないわーつれーわー [質問・雑談]かいな:海の親 陸の親 空の親 [質問・雑談]かいな:がーったーいだー [メイン]エーカム:(あの化物は姉妹に惹かれます。ZQ様を殺しうる姉妹を狙います。誰かが街の中で引き付けなければなりません) [メイン]エーカム:(犠牲は、ゾンビの私達だけでいい。あなた達だけで東へ向かってください) [メイン]かいな:「爆破するにしても囮が必要なんですねぇ……」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・・・・・・・・・・……爆破、避けられない、なら、ズゥズゥ囮になるよ…。パパだってママだって…きっとそうしなさい、っていってくれる…から」 [メイン]常陸:「ふふーん、爆破なんてしないから関係ないね!ズゥズゥちゃんも、そんなことさせないよ!」 [メイン]ズゥズゥ:「…本当に…?」 [メイン]ライラ:「だって姉妹でしょ…?」 [メイン]常陸:「ちゃんと全員揃って東に向かうんだから、ね?」 [メイン]かいな:(でも爆破しないで倒せるんでしょうか…… いざとなれば……) [質問・雑談]常陸:なんとかなるなーる [メイン]かいな:「そうですね、でもどうしましょうかぁ……?」 [メイン]常陸:「夜の間に不意打ち?こう、どかっと」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・うん・・・。でも、本当に爆破するってなったら囮、ズゥズゥするからね!」 [メイン]かいな:「そんなことにはなりませんから、大丈夫ですよぉ……」 [メイン]かいな:ズゥなでなで [メイン]常陸:「うーん、それじゃそうならないためにも頑張らないと、ね」 [メイン]ライラ:ズゥズゥなでなでなで [メイン]常陸:(あれ、これ私もしたほうがいい…?) ズゥズゥなでなで [メイン]ズゥズゥ:(なでなでされてご満悦) [メイン]かいな:「さてどうしましょうかねぇ? 不意打ちで倒せるんですかねぇ……?」 [メイン]常陸:「ゾンビさん達は…やっぱり来てくれないよね?」 [メイン]エーカム:(不意打ちは既に、20年位前からに数百回ほど試していますが、通用しませんね) [メイン]エーカム:(私達も倒すことには賛成ですが、いざ戦いとなったら手伝えるかどうか・・・) [メイン]かいな:「そうですかぁ…… さてどうしましょうねぇ……」 [メイン]かいな:芝刈り機を取り出してエンジンかけます [メイン]トリーニ:(ZQ様に親殺しはさせたくないから戦わせたくはないんだ!!!) [メイン]ライラ:「とりまきさえどうにかなれば…」 [メイン]かいな:ドルンドルン [メイン]常陸:「あ!強化パーツ!クイーンさんが集めてたの使わせてもらえないかな?」 [メイン]かいな:「わたしたちでうまく使えますかねぇ? いいのがあるといいんですけど…」 [メイン]エーカム:(あ、それなのですが・・・・・・ZQ様にしか扱えないように一時的にチューニングされてまして。。。) [メイン]常陸:「あちゃー…だめかぁ」 [メイン]かいな:「あらあら、そうだったんですかぁ……」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・うーん・・・」 [メイン]エーカム:(姉妹達用に使用する際は再度カスタマイズを施しているようで、技術が私達にはないのですよ) [メイン]トリーニ:(派手に爆破いこうぜー!!) [メイン]トリーニ:(ZQ様起きたら10年くらいはこの手が通用しなくなるし!!!) [メイン]かいな:「ゾンビさん達、取り巻きを少しの間でいいので引きつけることって出来ますか?」 [メイン]エーカム:(はい。そのくらいであれば) [メイン]ズゥズゥ:「・・・その間にやれる、かな…?」 [メイン]常陸:「やるしかない、ね」 [メイン]ライラ:「うん…」 [メイン]かいな:「その間にネクロマンサーさんに眠っていただければ、大丈夫でしょう?」 [メイン]NC:具体的には1ターンほど時間を稼げます [メイン]ズゥズゥ:「・・・ズゥズゥ頑張る!」 [メイン]かいな:「みなさん、死なないでくださいねぇ……無茶は禁物ですよぉ……」 [メイン]常陸:「それはちょーっと約束できないかなー?」 [メイン]かいな:「……だ め で す よ ぉ ?」 [メイン]常陸:「うぐ…」 [メイン]かいな:常陸の顔を両手で掴みます [メイン]常陸:「…ふぁい」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・・・・・・・・・・・」(なんか決意した顔) [メイン]かいな:「ふふ、それでいいんですよぉ」 [メイン]かいな:「ズゥちゃんもですからね?」 [メイン]エーカム:(さて、一人はZQ様を押さえ込み、二人か、一人でトリマ気を抑え、その間にゴリアテを・・・と、そんな感じでよろしいでしょうか?) [メイン]かいな:掴みます [質問・雑談]NC:取り巻きだオルルァン? [質問・雑談]NC:変換が怪しい [質問・雑談]かいな:とりまきまき [質問・雑談]ライラ:まきまきまき [メイン]ズゥズゥ:「・・・ふぁい」 [メイン]かいな:「うふふ」 [メイン]かいな:「じゃあ、夜が明ける前に、行きましょうか」 [メイン]常陸:「そうだね、ゾンビさん達も死なないで…っていうのも変だけど、死なないでね」 [メイン]かいな:「ダメだと思ったら逃げるんですよぉ?」 [メイン]NC:では、戦闘に向かう感じで? [メイン]かいな:「じゃあ、いきましょうか」 [メイン]ズゥズゥ:うい [メイン]常陸:はい [メイン]かいな:はい [メイン]ライラ:あい ~バトルパートへ続く~ 靡葉 常陸(旋盤) http //charasheet.vampire-blood.net/1514937 ズゥズゥ(のゔぇ) http //charasheet.vampire-blood.net/1569401 かいな(アレ) http //charasheet.vampire-blood.net/1625353#top ライラ(Noja) http //charasheet.vampire-blood.net/1625629
https://w.atwiki.jp/queuetrpgclub/pages/77.html
[メイン]NC:あ、それと全員知り合い開始なので未練とか決めちゃってくだしあ [メイン]常陸:そうだった [メイン]Noja:んじゃふるかのー [メイン]常陸:ズゥズゥ以外はダイス振ろう [メイン]常陸:nm かいな 未練(5[5]) → 【恋心】[発狂:自傷行動]戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する [メイン]常陸:nm ライラ 未練(7[7]) → 【友情】[発狂:共鳴依存]セッション終了時、あなたは部位ごとに「対象がその部位で損傷しているパーツの数」になるまでパーツを損傷する [メイン]常陸:よい [メイン]Noja:恋心よい [メイン]Noja:nm 常陸 未練(6[6]) → 【対抗】[発狂:過剰競争]戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたは狂気点を追加で得る [メイン]ズゥズゥ:そうじゃったそうじゃった [メイン]Noja:nm ズゥズゥ 未練(2[2]) → 【独占】[発狂:独占衝動]戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない [メイン]Noja:nm かいな 未練(4[4]) → 【執着】[発狂:追尾監視]戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る [メイン]Noja:うむむ… [メイン]常陸:ヤンデレ臭がする [メイン]ズゥズゥ:nm ライラ 未練(7[7]) → 【友情】[発狂:共鳴依存]セッション終了時、あなたは部位ごとに「対象がその部位で損傷しているパーツの数」になるまでパーツを損傷する [メイン]ズゥズゥ:nm かいな 未練(8[8]) → 【保護】[発狂:常時密着]対象のいるエリアへの移動を最優先で行う。同じエリアにいるなら、同カウントに同エリアに対してしか移動できない [メイン]常陸:ズゥズゥは何がいいかのう、保護?友情? [メイン]ズゥズゥ:保護でいいのでは? [メイン]常陸:じゃあそれで [メイン]ズゥズゥ:ズゥズゥ側からは依存にするのじゃ [メイン]かいな:わしも振ろう [メイン]常陸:パパママ代わりじゃな [メイン]かいな:あっでも恋心は設定的に避けたいな [メイン]かいな:まいっか [メイン]Noja:出たら変える感じで [メイン]NC:変えてもイイゾよ [メイン]かいな:nm 常陸 未練(2[2]) → 【独占】[発狂:独占衝動]戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない [質問・雑談]Noja:色変えとくのじゃ [メイン]かいな:nm ズゥズゥ 未練(2[2]) → 【独占】[発狂:独占衝動]戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない [メイン]常陸:ふえぇ… [相談]NC:いつも通り、マスターシーンだったりには [相談]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [相談]NC:をはさみます [メイン]Noja:おおっとこれは… [メイン]かいな:もう全員独占でいいか [相談]NC:その場合事前に ↓ とか打ったり、マスター入りマース とか伝えるので [相談]かいな:はーい [相談]常陸:あい [相談]Noja:はーい [相談]かいな:常陸ってなんて読むんじゃろ… [質問・雑談]常陸:なびきば ひたち なのじゃ [相談]かいな:はへー [質問・雑談]かいな:はへー [メイン]NC:全員決まりましたかね [メイン]ズゥズゥ:キマリましたの [メイン]常陸:ましたの [メイン]ライラ:決まったのじゃ [メイン]かいな:そうですねぇ [メイン]NC:点呼ォ!!! [メイン]NC:点呼開始! [メイン]ライラ:準備完了!(1/4) [メイン]常陸:準備完了!(2/4) [メイン]ズゥズゥ:準備完了!(3/4) [メイン]かいな:準備完了!(4/4) 全員準備完了しましたっ! [メイン]NC:準備完了!(5/4) [質問・雑談]常陸:ボタンが出たら(5/4)ができない [メイン]ライラ:いつもの [メイン]NC:システム的にはさめないわ [メイン]NC:始めます [メイン]かいな:わー [メイン]ライラ:わーい [メイン]常陸:わーい [メイン]ズゥズゥ:わーい [メイン]NC:まずは導入 [メイン]NC:↓ [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:「遥か彼方の東の地。世界の果てに少女の集う楽園が存在する」 [メイン]NC:その噂を確かめるためか、旅する姉妹達はある静かな街へと立ち入る。 [メイン]NC:そこに居たのは聳え立ち、醜悪に嗤う巨大な化物。 [メイン]NC:完全解体寸前まで追い詰められ逃げ出した姉妹。 [メイン]NC:何処まで逃げても終わらぬ追跡に、姉妹達は一人、また一人と意識を無くし、最後の一人もまた、力尽きて地に落ちた。 [メイン]NC:ーーーしばらくして、あるビルの中。 [メイン]NC:姉妹達は丁寧な完全修復を施された状態でベッドの上に寝かされていた。 [メイン]NC:姉妹全員が再び、眠りから覚めるときが来た。 [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [質問・雑談]常陸:ゴライアス…だっけ? [質問・雑談]ズゥズゥ:ゴ様そんなつよかったのじゃ…? [質問・雑談]NC:略せばゴ様 [質問・雑談]常陸:Evolveのがこんなだったような [質問・雑談]かいな:これいつの間にか寝かされてたってことじゃろか [メイン]NC:皆さんは旅をしている途中で襲われ、窓もない部屋の一室でベッドの上で目覚めた感じです [質問・雑談]NC:そんなかんじ [メイン]常陸:襲われたことは覚えてるということで大丈夫ですか? [メイン]NC:はい [質問・雑談]かいな:はへー [メイン]常陸:はーい [メイン]ライラ:ほーい [メイン]ズゥズゥ:ほーい [メイン]かいな:ほほーう [メイン]ズゥズゥ:「…お外怖い…ズゥズゥ帰る…」(だいぶしょんぼりしてる [メイン]ライラ:「……っ!!」(青ざめた表情でガバッと飛び起き [メイン]かいな:すやすや [メイン]常陸:「ここ…は!?」 (飛び起きて周りを確認する [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃぁん!こわかったよぉ!」(飛びかかり抱きつき [メイン]NC:寝ていた部屋にあるのは、姉妹達が寝ていたそれぞれのベッドと一つの木製の扉、眩しい裸電球。窓のようなものはあるが、板が打ち付けられており外は見えない。 [メイン]かいな:「ひゃっ……あらライラちゃん…?」 [メイン]ズゥズゥ:「…常陸お姉ちゃん、ズゥズゥのお家覚えてる…?」 [メイン]かいな:「私たちは… っ! 皆さんお怪我はありませんか?」 [メイン]かいな:ライラをなでながら [メイン]常陸:「ズゥズゥちゃん。よかった、みんな無事だったんだ」 [メイン]ライラ:「ん……はぅ」(強張ったままだが少し安心したような顔に [メイン]常陸:「お家は、うーん、必死で逃げてきたから道がわかんなくなっちゃったなぁ…」 [メイン]かいな:「無事のようですねぇ よかったです」ニコニコ [メイン]かいな:ライラなでなで [メイン]ズゥズゥ:「……そっか………」 [メイン]かいな:「どこでしょうかここは…」 [メイン]かいな:打ち付けられた窓を調べます [メイン]かいな:外見えます? [メイン]かいな:見えないって書いてあったあ [メイン]NC:外は見えません。光も漏れてません。ガッチリと丁寧に打ち付けられてます [メイン]かいな:「あらあら随分厳重に打ち付けられてますねぇ」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・すごい、ズゥズゥのお家みたい」 [メイン]常陸:「あはは、あそこに比べると随分ぼろっちいけどね」 [メイン]かいな:「ズゥちゃんのおうちはこんなところなんですかぁ?」 [メイン]ライラ:(まだかいなにしがみついてます) [メイン]かいな:なでなで [メイン]ズゥズゥ:「うん。もっと広かったけど、こんな感じ。ズゥズゥそこでパパとママと暮らしてた」 [メイン]ズゥズゥ:「………かいなお姉ちゃんとライラお姉ちゃん、抱っこしあってていいなあ…」 [メイン]かいな:「……あらあら、ズゥちゃんもおいで?」 [メイン]常陸:「?…ズゥズゥちゃんも抱っこしてあげようか?」 (にっこり両手広げる [メイン]かいな:手を広げます [メイン]かいな:「ズゥちゃんは私の方がいいですよねぇ?」 [メイン]常陸:「いやいやー、私の方がいいに決まってるよ」 [メイン]ズゥズゥ:「…………むぅ…………」(どちらにしようか困ってうろちょろ [メイン]かいな:「……うふふ、冗談ですよぉ……?」 [メイン]かいな:ライラなでなで [メイン]常陸:「あー、困らせるつもりはなかったんだけどなぁ」 (頬ぽりぽり [メイン]ライラ:「んー…」(頬をすりよせ [メイン]ズゥズゥ:「………常陸お姉ちゃんの方いく!ライラお姉ちゃんが寂しそうにしそうだから!」(常陸の方へ近づく [メイン]かいな:「……あらあら、振られちゃいましたねぇ……」 [メイン]かいな:「それで、ここはどこなんでしょうか?」 [質問・雑談]ライラ:ライラちゃん8歳なんじゃけどズゥズゥちゃんって何歳なのじゃろか… [メイン]かいな:扉の方に行きます [メイン]かいな:ライラちゃん連れて [質問・雑談]ズゥズゥ:ズゥズゥちゃん13歳(精神年齢5歳) [メイン]ライラ:(かいなと手を繋いで歩きます [質問・雑談]ライラ:ならお姉ちゃんでも問題ないのじゃな! [メイン]常陸:「ここに運んでくれた人がいたら教えてくれるかな?」 (ズゥズゥの頭なでながら [質問・雑談]かいな:もしかして豆電球の中に毒がはいってる…? [質問・雑談]常陸:身長は一番高い模様 [質問・雑談]常陸:スープじゃないから! [質問・雑談]NC:毒は入ってませんし、扉は一つだァ!!!!!!! [メイン]ズゥズゥ:「そう言えば、ズゥズゥ達を運んでくれたのは誰なの?」(小首をかしげつつ [質問・雑談]NC:まぁでもCoCみたいなつくりになってしまった感じはある [質問・雑談]ズゥズゥ:ボスゴ様っぽいのになあ… [メイン]かいな:「私は知らないんですけど、誰なんでしょうねぇ?」 [メイン]常陸:「みんなやられちゃったから、ここにいない誰かだと思うんだけど…」 (頭なでなで [メイン]かいな:扉開けてみます [メイン]かいな:開きます? [メイン]NC:開きます [メイン]かいな:外をうかがいます [質問・雑談]常陸:やっぱあれだよなぁ…となるとほぼ戦力外だ [メイン]かいな:ライラを抱きしめながら [メイン]ライラ:かいなおねえちゃんの顔を不安そうにみてます [メイン]NC:部屋の外はまた部屋で、白衣を着た少女が椅子に座りながらくたびれた本を読んでいます。 [メイン]かいな:「大丈夫ですよぉ」 [メイン]常陸:「どう?かいなちゃん、開きそう?」 [メイン]ズゥズゥ:「あ、かいなお姉ちゃん、ライラお姉ちゃん待って! 常陸お姉ちゃん、いこっ」(服引っ張る [質問・雑談]かいな:呼んだ? [メイン]常陸:「ん、行こうか」 (ズゥズゥに引っ張られ後をついて行く [メイン]かいな:「あら、あなたは…?」 [メイン]NC:少女はあなたたちを見ると、声をかけてきます。 [メイン]かいな:近寄って話しかけます [メイン]ZQ:「ーーー全員、目覚めたか?」 [質問・雑談]常陸:呼んでない [質問・雑談]かいな:そっかあ [質問・雑談]NC:今の君はかいなだゾ [質問・雑談]NC:つまり呼ばれてないゾ [メイン]常陸:「あ、はい。あなたが私たちをここへ?」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥ起きた!……お姉さんは誰?」 [メイン]ZQ:「ああ。私が運んで、私が修理した」 [メイン]かいな:「あらあら、ありがとうございますねぇ」 [メイン]ZQ:「私は、まぁ見てわかるとおり【ゾンビの姫】・ゾンビクイーンだ」 [質問・雑談]ズゥズゥ:ZQ?! [メイン]常陸:「ありがとうございます。凄いですね、あんな化け物がいたのに」 ペコリ [メイン]ライラ:「…ありがとう」(かいなに続いて喋る [メイン]NC:姿はよくいる(?)姉妹達と酷似している。以前に他のZQを見たことがある姉妹なら、どことなく似ている雰囲気は感じるだろうが、見た目も姿も喋り方も何もかもが似ていないのも同時に感じるだろう [メイン]かいな:「ぞんびくいーん、さんですか……ありがとうございます、救っていただいて」 [質問・雑談]常陸:ZQと会ってる人はいなかったと思う [メイン]かいな:ペコリとおじぎします [メイン]ZQ:「全員目覚めたならそれでいいんだ。夜になったら街から出ると良い。昼間や朝は危険だ」 [質問・雑談]ライラ:いないのじゃな [メイン]ズゥズゥ:「ぞんびくいーん、さん。…くいーんさん…?」 [質問・雑談]ズゥズゥ:誰もあってないな [メイン]ライラ:「おひめさま…」 [質問・雑談]かいな:nop [メイン]ZQ:「名前に関しては適当でいい。付けられた名前というのは存在しない。ただの固体の種族名だ」 [質問・雑談]常陸:ここでパイルバンカーどーん! [質問・雑談]ライラ:やめろぉ! [質問・雑談]ズゥズゥ:そしてやきうがはじまる [質問・雑談]常陸:絶対死ぬからやらない [質問・雑談]NC:不動も持ったし [メイン]常陸:「それでクイーンさん、危険な理由を聞いても?ふつうは夜の方が危険そうですけど…」 [質問・雑談]常陸:オワタ [メイン]かいな:「あらあら、むずかしいですねえ…」 [メイン]ZQ:「お前達が襲われた、私が【ゴリアテ】と呼ぶ化物は夜目が利かない」 [メイン]ZQ:「アレに見つからなければ取り巻きにも襲われない。だから出るなら夜だ」 [メイン]ZQ:「今もあいつはお前達姉妹を喰おうと探しているだろうしな」 [メイン]ズゥズゥ:「ごり、あて…?…………ズゥズゥはお姉ちゃん達にまかせるよ」 [メイン]かいな:「ご親切にありがとうございます。気をつけますねぇ」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥ美味しくないよ?」 [メイン]かいな:ライラを抱きしめます [メイン]ライラ:「んぅ…」 [メイン]ライラ:「おひめさまは…ここで、なにしてるの?」 [メイン]かいな:「そうですねぇ、ぞんびくいーんさんはここで何をしてらっしゃるんですか?」 [メイン]常陸:「そうだよ、あんなのがいるなら一緒に逃げよう?」 [メイン]ZQ:「私か?私は、−−−いや、それを語る理由は無いな」 [メイン]ZQ:「夜までこのビルの中で過ごすといい。−−−あぁ、ゾンビが三体ほどいるが気にしないでくれ。敵対はしない」 [メイン]かいな:「あらあら、ありがとうございます。 さて、どうしましょうかねぇ?」 [メイン]かいな:姉妹たちに話しかけます [メイン]ライラ:「…おねえちゃんたちにまかせる」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥも!」 [メイン]かいな:「……ライラちゃんはいい子ですねえ……」 [メイン]NC:ビル内で探索できる場所は 初期寝室・ZQ用研究部屋・治療部屋・荷物置き場・食堂 兼 調理場・作業部屋・出口(ビルの入り口)・屋上 です [メイン]NC:5箇所調べるか、夜まで待機を宣言すると夜になります。 [メイン]常陸:「もう一度あれと戦いたくはないし、ここにいさせてくれるっていうなら夜まで待った方がいいかなーって思うよ」 [質問・雑談]かいな:スナイパーとしては屋上行ってcキー長押ししたい [質問・雑談]NC:皆狙撃したくなる [質問・雑談]かいな:入り口に仕掛け爆弾仕掛けないと [質問・雑談]常陸:スナイパーだ! [メイン]かいな:「そうですねぇ。私もそう思いますよぉ」 [メイン]NC:ZQは再び本を読み始めます [質問・雑談]常陸:うーん、探索をしたいところだけど、どこからいくかのう [質問・雑談]ズゥズゥ:食堂いってみたい [メイン]かいな:「……お邪魔するのもあれですし、ちょっとあっちで相談しましょうかぁ」 [メイン]かいな:ライラを連れて初期部屋に向かいます [メイン]ライラ:「うん…」(かいなの手を握って戻ります [メイン]常陸:「そうだね、ズゥズゥちゃんも行こっか」 (静かについて行く [メイン]ズゥズゥ:「わかった!」(常陸と手をつなぎたそうにする [メイン]常陸:「ん?…(ピコン!)」 [メイン]常陸:「ほら、行こっか」 (手を差し出す [メイン]かいな:「さて、どうしましょうか? 夜まで何をして過ごしましょうかねぇ……?」ライラなでなで [メイン]ズゥズゥ:「うん!」(差し出された手を取りあるきだす [質問・雑談]常陸:食堂行くならついて行くよ、今は行きたい所ないし [メイン]常陸:「何もしないのも暇だし、食堂でも行ってみる?」 [質問・雑談]ライラ:行くあてがないしのう [メイン]ズゥズゥ:「食堂!食堂いってみたい!」 [メイン]かいな:「わたしはできるだけ一緒にいたほうがいいと思いますよぉ。 ……あの人もゾンビもそこまで信用できませんし」 [質問・雑談]ズゥズゥ:んでは食堂かな [メイン]かいな:「食堂ならみんなで行きましょうねぇ。」 [メイン]かいな:ズゥズゥをなでます [メイン]常陸:「私達を助けてくれた上に直してくれたし、悪い人じゃないよきっと (む…)」 [質問・雑談]かいな:Seyana [メイン]ライラ:「あ……」(かいなの手がズゥズゥに伸びるのを羨ましそうに [メイン]ズゥズゥ:「えへへへー♪」(かいなになでられすごい笑顔をむける [メイン]常陸:「それじゃライラちゃんはこっち」 (抱えて膝の上に乗せる [メイン]ライラ:「……んむぅ」(不満気だが表情はとろけ気味 [質問・雑談]常陸:く、しんぞうではなく愛撫を取っておくべきだったか [メイン]かいな:「あぁ……」名残惜しい感じ [メイン]かいな:「……ふふ、取られちゃいましたぁ……」 [メイン]ズゥズゥ:「むぅ…。かいなお姉ちゃんはライラお姉ちゃんのほうがいいの?」(小首かしげーの [メイン]かいな:「じゃあズゥちゃんはこっちですねぇ」ズゥズゥを抱きしめます [メイン]NC:これ初期寝室にもういるんですかね?いなかったらZQが冷ややかな目で(・・・)って感じに見ますが [メイン]NC:チベットスナギツネのような目で見てきますが [メイン]かいな:「そんなことないですよぉ?みんな私の大切です」 [メイン]常陸:初期部屋には戻ってます! [メイン]かいな:戻ってるってことでぇ [メイン]かいな:「さて、じゃあいちゃいちゃはここまでにして食堂行きましょうかぁ」 [メイン]常陸:「そうだね、おいしいご飯あるといいなー」 [メイン]ズゥズゥ:「むぅ…。ズゥズゥにはなかなかに難しい話だった…。 うん!いこう!」 [メイン]ライラ:「ごはん…」(ついていく [メイン]かいな:ズゥズゥの手を取りながら食堂に向かいます [メイン]NC:では食堂に向かうということで? [メイン]常陸:OKです [メイン]ライラ:はい [メイン]かいな:Soyana [メイン]NC:では、シーン描写をば [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:そこには、一人の不可思議な格好をしたゾンビがいる。 [メイン]NC:部屋としては、とても綺麗に清掃されており長いテーブルにいくつも椅子がある [メイン]NC:ゾンビも、パッと見でわかるほど腐っているわけでもなく、どちらかといえば姿はサヴァント達の様に綺麗なものだろう [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]かいな:ズゥズゥを後ろに隠します [質問・雑談]ライラ:ダイナマイト飲み込みそう [メイン]NC:ゾンビはあなた達を見つけると(へいらっしゃい!)って感じに [メイン]NC:す し ざ ん ま い [メイン]NC:のポーズをとります [メイン]常陸:「あの人がクイーンさんの言ってたゾンビかな?」 (小声 [メイン]ライラ:「わかんない…」 [質問・雑談]かいな:私はゾンビのゾンビ!あなたはなんのドール? [メイン]ズゥズゥ:「かいなお姉ちゃん見えない…!」(後ろに隠されて [メイン]かいな:「あらあら…」 [メイン]トリーニ:(手をブンブン振る) [メイン]トリーニ:(ダブルピース) [メイン]常陸:「え、えっと、こんにちは?」 (首をかしげる [メイン]トリーニ:(ダブル親指グッ) [メイン]ライラ:「ぱんとまいむ…?」 [メイン]かいな:「あらあら…(混乱中)」 [質問・雑談]:たべないでください! [質問・雑談]かいな:たべな……たべてないよ! [メイン]ズゥズゥ:「……………やっと見えた!………常陸お姉ちゃん、あれ、ズゥズゥっぽいね…?」(動きが [メイン]トリーニ:「あ”−ゔー・・・」(なんか文字がぐちゃぐちゃと書かれた板をドン) [メイン]常陸:「え、えー?そうかなぁ?」 [メイン]トリーニ:(人差し指を板に指す) [メイン]かいな:読みます [メイン]NC:くっそぐちゃぐちゃですが、かろうじて「めにゅ~」って書かれてあるのがわかるでしょう [メイン]ズゥズゥ:「うん。お姉ちゃん達に挨拶するあたりズゥズゥっぽい!」 [メイン]ライラ:「…ちゅうもんしていいの?」 [メイン]NC:ちなみにそれ以外はまったく読めません [メイン]かいな:「あらあら…???(混乱)」 [メイン]かいな:「あの……あなたは?」 [メイン]トリーニ:(人差し指で自分を指して首を傾げる) [メイン]ズゥズゥ:「・・・かいなお姉ちゃん、きっとあの人いい人。大丈夫ズゥズゥが保証する!」(後ろからかいなを押す [メイン]トリーニ:(俺?って感じのポーズ) [メイン]かいな:「ズゥちゃんはいいこですね…… おとなしくしててね?」 [メイン]常陸:「悪い人には見えないけど…変な人?」 [メイン]かいな:ズゥズゥなでなで [メイン]かいな:日本刀に手をかけときます [メイン]ズゥズゥ:「うん、おとなしくしてる」(撫でられればニコニコ [メイン]常陸:「ちょちょ、ストップストップ!」 (慌ててかいなを止める [メイン]かいな:「そう、あなたです、あなた。 まさかただのコックってことはないでしょうし……」 [メイン]NC:普通に身振り手振りで会話が成り立っていることにしていきます [メイン]かいな:「あら、私は落ち着いてますよぉ?」 [メイン]かいな:常陸ナデナデ [メイン]トリーニ:(俺はゾンビ!3番目のゾンビさ!) [メイン]常陸:(にへー) [メイン]トリーニ:(ただのコックじゃないって!?そうさ) [メイン]トリーニ:(俺は!ハイパー・コックだ!!) [メイン]かいな:(……???) [メイン]常陸:「はい…ぱー…こっく…?じゃあご飯作ってくれたりするの?」 [メイン]トリーニ:(さぁ何でも注文してくれ!何でも出すぞお客人!) [質問・雑談]ライラ:(ファミチキください) [質問・雑談]ズゥズゥ:(ここセブンです) [質問・雑談]トリーニ:(へいよ!) [質問・雑談]トリーニ:(ガリおまち!) [質問・雑談]ライラ:(おいしくない…ふええ…) [質問・雑談]常陸:ふえぇ… [質問・雑談]ズゥズゥ:ふえぇ… [質問・雑談]かいな:ガリ好き [メイン]NC:あ、注文終わったら食べながら対話判定どうぞってなります [メイン]常陸:「何でも出してくれるらしいけど、みんな何か食べたい物ある?」 (くるりと顔を見回す [質問・雑談]常陸:イチャイチャで振っとけばよかったなーって思ってた [メイン]かいな:「……大丈夫なんですかぁ?ゾンビですよぉ?」 [メイン]ズゥズゥ:「………ズゥズゥ、御飯食べれるかわからない……」 [メイン]トリーニ:(オイオイオイ!俺の腕が信用なら無いってか?そりゃそうだろうな!だが騙されたと思って!ほら!) [メイン]ライラ:「んー…」 [メイン]トリーニ:(タンバリンを叩き始める) [メイン]かいな:「……いいでしょう、調理は隣で見てますけどいいですかぁ?」 [メイン]かいな:日本刀をすぐ抜けるようにして [メイン]常陸:「何が出てくるか待つのも楽しいよー?」 [メイン]ズゥズゥ:「…………ライラお姉ちゃん、御飯半分こしよ?」 [メイン]ライラ:「うん…そうしよ」(とりあえず席に着く [メイン]常陸:「いっぱい食べないと大きくなれないよー」 (と言いながら席へ [メイン]かいな:「そうですね、わたしはオオブタダブルニンニクアブラカラメヤサイスクナメが食べたいです。作ってください。」 [メイン]トリーニ:(あいよ!) [メイン]かいな:「さあはやく」 [メイン]ズゥズゥ:「うーん…ズゥズゥもうこれ以上大きくなってもー…」(席に向かう [メイン]常陸:(今の何語????) [メイン]ライラ:(じゅもんかな…?) [メイン]トリーニ:(オオブタダブルニンニクアブラカラメヤサイスクナメおまち!チャーシュー増しといたよ!) [メイン]トリーニ:\ドンッ/ [メイン]ズゥズゥ:(えっどうやったの?!) [メイン]かいな:「えっと今、なにをして…?」 [メイン]NC:なんかよくわからないうちに練成されました。 [メイン]かいな:よだれダラダラ [メイン]NC:姉妹達には目で追えません [メイン]かいな:「いいでしょう、怪しいですが食べます。まずかったらただじゃおきませんよぉ…?」 [メイン]かいな:「神ブタ!」がつがつむしゃむしゃ [メイン]NC:言葉通り腕は確かで、荒廃したこの世界で食べられる最高峰に近い味でしょう。 [メイン]ズゥズゥ:「・・・常陸お姉ちゃん、ライラお姉ちゃん、かいなお姉ちゃんが言ってる意味分かる…?」 [メイン]ライラ:「ううん…」(首ふるふる [メイン]トリーニ:(他のお客人は!?同じ注文かい?) [メイン]常陸:「わ、わからない…」 [メイン]ライラ:「…オムライス、でき…る?」 [メイン]トリーニ:(文字は何がいい!お客人!) [メイン]トリーニ:(それとも絵か!絵が欲しいのか!?) [メイン]トリーニ:(このトリーニ様の超絶絵画スキルでトリーニの似顔絵を提供するぞ!) [メイン]ライラ:「…ん……ねこの絵がいい」 [メイン]ズゥズゥ:「あ。じゃあ、あれ書いてほしいの。はーとまーく、ってやつ」 [メイン]ライラ:「はーとでもいいけど」 [メイン]トリーニ:(はーとまーくにねこだな!) [メイン]トリーニ:(あいよ!)(ハートマーク溢れるとろとろオムライスに「ねこです。よろしくおねがいします」がいます。ねこはいます) [メイン]トリーニ:\ドンッ/ [メイン]ライラ:「うわぁかわいい…ねこ?」 [メイン]常陸:「えー…何この…ねこ…?」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・ねこ…?」 [メイン]ライラ:「ねこじゃないんじゃ……ねこだ」 [メイン]かいな:ズルズル [メイン]常陸:「まぁいいや、それじゃ最後は私だね」 [メイン]常陸:「ごはん&ごはん!大盛でください!」 [メイン]ライラ:「…あむ」(スプーンで一口 [メイン]ライラ:「おいしい…」 [メイン]ズゥズゥ:(ライラと二人でオムライス。スプーンで一口) [質問・雑談]:どうみてもねこ [メイン]ズゥズゥ:「おいしいです!シェフをよべ!」 [メイン]かいな:「汁完!おかわりをください!オオブタダブルメンカタニンニクアブラマシヤサイスクナメで!さあはやく!」 [メイン]トリーニ:(ごはんの上にごはんが乗っている、どちらも産地も種類も違うが、どちらも美味しそうだ) [メイン]トリーニ:(あいよ!) [メイン]トリーニ:\ドンッ/ [メイン]ライラ:「ズゥズゥちゃんも、はいっ」(オムライスすくって口元に持っていき [メイン]トリーニ:(おかわりだな!) [メイン]トリーニ:(オオブタダブルメンカタニンニクアブラマシヤサイスクナメ! 煮卵つけるかい!?) [メイン]かいな:「たまごは邪道です、いりません」 [メイン]常陸:(あっちも仲良くなれたみたいだね) にこにこしながらご飯を食べる [メイン]トリーニ:(あいよ!すまんね!) [質問・雑談]ライラ:ねこですね、どうみてもねこですよろしくおねがいします [メイン]ズゥズゥ:「うん!」(口元に運ばれたスプーンを口に運び [メイン]ライラ:「はい、あーん?」(食べさせ [メイン]かいな:「うっひょお神ブタァ!」 [メイン]NC:といったところで対話判t・・・判定?どうぞ [メイン]NC:+2どうぞ [メイン]ライラ:わぁい [メイン]常陸:やさしい [メイン]かいな:「天地返し!」宙に麺と野菜とブタが浮く。芸術。 [メイン]ズゥズゥ:わぁい [メイン]NC:+3にしようか悩んだ [メイン]かいな:わーい [メイン]常陸:1nc+2 ズゥズゥ (1R10+2[0]) → [10]+2 → 12[12] → 大成功 [メイン]常陸:1nc+2 かいな (1R10+2[0]) → [4]+2 → 6[6] → 成功 [メイン]常陸:む、ここで止めとこう、変更はなしで [メイン]ライラ:1nc+2 常陸 (1R10+2[0]) → [2]+2 → 4[4] → 失敗 [メイン]ライラ:1nc+2 ズゥズゥ (1R10+2[0]) → [2]+2 → 4[4] → 失敗 [質問・雑談]常陸:ふええええええええええええええええ [メイン]ライラ:1nc+2 かいな (1R10+2[0]) → [6]+2 → 8[8] → 成功 [質問・雑談]ライラ:ふえぇ… [質問・雑談]:かなしみ [メイン]ズゥズゥ:1nc+2 常陸 (1R10+2[0]) → [10]+2 → 12[12] → 大成功 [質問・雑談]常陸:あ、やべ [メイン]ズゥズゥ:1nc+2 かいな (1R10+2[0]) → [8]+2 → 10[10] → 成功 [メイン]ズゥズゥ:ストップである [質問・雑談]常陸:実は記憶のカケラ3つ持ってたみたいで、もう1個振っていい? [メイン]かいな:1nc+2 常陸 (1R10+2[0]) → [9]+2 → 11[11] → 大成功 [質問・雑談]NC:どうぞどうぞー [メイン]かいな:1nc+2 ズゥズゥ (1R10+2[0]) → [2]+2 → 4[4] → 失敗 [質問・雑談]常陸:わーい [メイン]かいな:1nc+2 らいら (1R10+2[0]) → [8]+2 → 10[10] → 成功 [質問・雑談]ズゥズゥ:うん、あげてたあげてた [メイン]かいな:変更は無しで [メイン]常陸:1nc+2 ライラ (1R10+2[0]) → [8]+2 → 10[10] → 成功 [メイン]常陸:減少3 上限です [メイン]NC:さて、食事も終わった(?)ところで、トリーニは食器を洗ってますね。お話したりとかは可能です [メイン]かいな:「まさかここであれが食べれるなんて…… しばらく滞在してもいいんじゃないでしょうかねぇ?」 [質問・雑談]かいな:このこ口にんにくくっさ!!!! [メイン]常陸:「寝床があってご飯が食べられて、あとはお風呂があれば完璧だね」 [メイン]トリーニ:(残念だがZQ様はあんまり長居するのは嫌うぞ!お客人!) [メイン]ズゥズゥ:「…あ、駄目なんだ…」(しょぼん [メイン]かいな:「あら残念ですねえ…… ねえコックさん、わたしたちと一緒に来ません?」 [質問・雑談]:引き抜き行為 [メイン]トリーニ:(俺は俺でここで仕事があるからな!ZQ様との漫才のネタだしもしたいしな!) [メイン]常陸:「助けてもらえただけでもありがたいと思わないとね」 (ズゥズゥなでこなでこ [メイン]かいな:「うふふ、そうでしょうねぇ。まあ言ってみただけですよぉ」 [メイン]かいな:すごい残念そうにしてます [メイン]トリーニ:(けどZQ様は心の優しい天使のような御方だし、もしかしたら許してくれるか!?) [メイン]ズゥズゥ:「うん!」(撫でられてニッコニコ [メイン]ライラ:「…」(無言でかいなの横に移動 [メイン]かいな:ライラをぎゅうと抱きしめます [メイン]かいな:「ライラちゃんはいい子ですねぇ……」 [メイン]かいな:なでなで [メイン]ライラ:「ん…♪」(いつもの感触に満足した感じ [メイン]かいな:(ゾンビクイーンさん、悪い人ではなさそうですけど… 信用していいものなんでしょうか) [メイン]かいな:「さて、お腹もいっぱいになったし、次はどこに行ってみましょうかぁ?」 [メイン]トリーニ:(両手で抱えきれないほど一杯の誰かを助けたがる程のお人好しだから信用していいぞ!この間も流れ着いた姉妹達を助けてたしな!) [メイン]トリーニ:(おなかすいたらまた来いよな!!) [質問・雑談]かいな:こいつ心の中を…! [メイン]トリーニ:(手をブンブン振ってくる) [メイン]ズゥズゥ:「……………ここにいていいならズゥズゥここにいたいなー…」 [質問・雑談]NC:そらこの見た目だし [質問・雑談]NC:セクシーダイナマイッすら飲み込む男だぜ? 参考 [メイン]常陸:「ご飯はおいしいし、いていいならいたいけど、はぐれちゃった子も探さないと、ね」 [メイン]かいな:「あらあら、そうですねぇ…… ここに面白いものでもあるでしょうかねぇ……」 [メイン]ライラ:「うん…どんな子、だったっけ」 [メイン]かいな:部屋の中をなんか調べます [メイン]かいな:包丁とかないかな [質問・雑談]常陸:完全に部屋の中調べるの忘れてた [メイン]NC:あるにはありますが、丁寧に仕舞い込まれてますね [質問・雑談]ライラ:食事して満足してた [メイン]かいな:「コックさん、これ記念に一本もらえませんかぁ?」 [メイン]NC:調理場の中は基本的にすごく綺麗に整理整頓されています。 [質問・雑談]かいな:なんの記念だよ [メイン]ズゥズゥ:「かいなお姉ちゃん?!」 [質問・雑談]ズゥズゥ:記念とは [質問・雑談]ライラ:何の記念じゃろ… [質問・雑談]常陸:ス… [メイン]かいな:牛刀を手に取ります [メイン]トリーニ:(え!いやぁそれは確か・・・庖丁正宗?だっけか?めっちゃ貴重なものらしいんだ!ちょっと上げるのはキツイな!) [メイン]かいな:「うふふ、そうですよねぇ… 言ってみただけですよぉ……」 [メイン]かいな:残念そうにしまい込みます [メイン]ライラ:「じゃあ代わりに…ビスケットとかつくってもらえたり、する?」 [メイン]ライラ:「ここから出てった後もコックさんの料理たべたいなぁ…なんて」 [メイン]トリーニ:(おお!いいぞ!持ってけ持ってけ!) [メイン]トリーニ:(クッキー☆とかビスケットとかいろいろ詰まった袋を食堂から出るときに渡してくれます) [質問・雑談]かいな:なんてこった、俺達は食堂から出てたのか(よくある) [質問・雑談]ズゥズゥ:(クッキー☆) [メイン]ライラ:「ありがとう、じゃあこのかばんに…」(合金トランクを開け詰め込み [質問・雑談]NC:出るときに、だから中にいるならまだ渡されません。焼いてる最中です [メイン]かいな:「ふふ、ありがとうございますねぇ…… よかったですねぇ」ライラなでなで [質問・雑談]ライラ:最中ならカバン開いて待ってようかの [質問・雑談]かいな:でてなかった [質問・雑談]かいな:こんなところにゾンビのお料理屋さん 少し食べていこうかしら(大ブタW)} [メイン]常陸:「えーと、コックさんはクイーンさんがこんな危険な所にいる理由って知ってます?」 [メイン]ライラ:「うん…!」(ビスケットが焼ける匂いと撫でられの相乗効果で顔がにへらーってしてる [質問・雑談]ライラ:少しとは [メイン]トリーニ:(ZQ様がいる理由?それは俺もよくは知らないけど、武器を集めてることは確かだぞ!) [メイン]トリーニ:(ずっとここで暮らしてるからな!よくわからん!) [メイン]常陸:「そっかー、本人も言葉を濁してたし、あまり知られたくないのかな」 [メイン]ライラ:「おそとのアレを…どうにかしたいのかな」(半ば夢心地のまま [メイン]かいな:「武器を、ねぇ……」 [メイン]ズゥズゥ:「………お姉ちゃん達。ズゥズゥ、あのぞんびくいーんさんに恩返ししたいの」 [メイン]かいな:「あらあら、ズゥちゃんはいい子ですねぇ…」 [メイン]かいな:ズゥなでなで [メイン]常陸:「んんー、何ができるかなぁ」 [メイン]かいな:「あの化け物を倒す、とかですかねぇ…」 [メイン]常陸:「それはなかなか骨が折れそうだなぁ」 [メイン]かいな:「それか、うふふ、本人に聞きに行ってもいいんじゃないでしょうかねぇ?」 [メイン]かいな:ライラなでなで [メイン]ライラ:「あのおひめさま、なにか調べてたみたいだったけど…」 [メイン]ライラ:「ぁふ…」(脱力 [メイン]ズゥズゥ:「…………調べ物ならズゥズゥのおうちにあった本もってくればよかったね…」 [メイン]常陸:「クイーンさんの話ではゾンビが3人って言ってたし、他のゾンビさんにも聞いてみない?」 [メイン]ズゥズゥ:「どこにいるかな?」 [質問・雑談]常陸:あ、初期寝室から出た部屋ってZQ用研究室でいいの? [質問・雑談]NC:そうですね [メイン]かいな:「そうですねぇ、聞いてみてもいいですねぇ」 [メイン]かいな:常陸ナデナデ [メイン]常陸:「ふぇ!?」 (考え事しててビックリ [メイン]かいな:「あら、急になでちゃってごめんなさいねぇ」 [メイン]かいな:手を引っ込めます [メイン]常陸:「あ…ううん、ごめんねぼーっとしてて」 (少し残念そう [メイン]かいな:「他のゾンビさんにもお話を聞きたいですし、とりあえず他のお部屋に行ってみましょうか」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・次どこいく?ズゥズゥ、屋上で外みたい!」 [メイン]かいな:「うふふ、じゃあ屋上に行きましょうか」 [メイン]かいな:ニコニコ [メイン]常陸:「屋上かぁ、逃げるにしても戦うにしても周囲の確認にはいいかもしれないね」 [質問・雑談]ライラ: NC:5箇所調べるか、夜まで待機を宣言すると夜になります。 じゃからなぁ…うーむ [質問・雑談]NC:まぁおおよそなので [質問・雑談]常陸:初期寝室とZQ部屋を除けば5か所じゃが [メイン]ライラ:「…おそとまだ明るいし…みつかったりしないかな…?」 [質問・雑談]NC:屋上ちら見して即別の場所へーならまぁ [質問・雑談]かいな:ゾンビ居るかチラッと見るで時間経過する? [質問・雑談]NC:それだけなら経過はしないかな。具体的にどれくらいいる、とか構成は?とか判定含めて調べたら経過 [メイン]ズゥズゥ:「・・・そう、だね…見つかる可能性もあるんだよね…」(どうしよう、と三人を見る [質問・雑談]かいな:なるほどぉ [メイン]常陸:「うーん、窓がしっかり塞いであったことを考えると、出るのは危ない…?」 [メイン]かいな:「気をつけましょうねぇ。しんじゃったら、ダメですよぉ……?」 [メイン]かいな:「もう、死んでますけどねえ…… うふふふふ」 [メイン]かいな:ズゥズゥを引き寄せて抱きしめます [メイン]ズゥズゥ:「おねえちゃん達死んじゃったらズゥズゥ悲しい。屋上いくのやめよ!」(抱きしめ返します [メイン]ライラ:(ズゥズゥの反対側からかいなに抱きつきます [メイン]かいな:「あらあら、人気者ですね、うふふ」 [メイン]常陸:「あはは、かいなちゃんモテモテだねー」 [メイン]かいな:ライラをなでます [メイン]かいな:常陸をじっと見ます [メイン]かいな:手を広げます [メイン]常陸:(え、えー、これってそういうこと…だよね…?) [メイン]トリーニ:(裏でトリーニが す し ざ ん ま い のポーズ) [メイン]ライラ:「ん……わたしもおねえちゃんたちが死ぬのやだ…」 [メイン]かいな:ちょっと悲しそうな目を [メイン]常陸:「しょうがないなぁ」 かいなに抱き着きます [メイン]かいな:「あらあら、うふふ」 [質問・雑談]ライラ:スルーされるトリーニさん [メイン]かいな:なでなで [質問・雑談]NC:それくらいで丁度いいよ [メイン]かいな:「さて、そろそろクッキーも焼きあがりそうですし、次どこ行くか早く決めちゃいましょうね」 [メイン]ズゥズゥ:「あと、どこある?」 [メイン]トリーニ:(いそいそとクッキーを持ってくる。袋詰めされたものだが、4人分程度小さな籠に入れてあり星やハートなど様々な形のもの) [メイン]トリーニ:(持って帰る用と、おやつようだ!) [メイン]ライラ:「かわいい…!」 [メイン]かいな:(持ち帰りのブタがよかったなあ……) [メイン]かいな:「かわいいですねぇ」 [メイン]常陸:「わー、ありがとうゾンビさん!」 [メイン]ライラ:「ありがとう!」(にっこにこの笑顔で [メイン]トリーニ:(サッとインスタントオオブタダブルメンカタニンニクアブラマシヤサイスクナメ袋を渡してくれる) [質問・雑談]かいな:インスタントオオブタダブルメンカタニンニクアブラマシヤサイスクナメ袋ってなんじゃろ…? [メイン]常陸:「相変わらずの早業…」 [質問・雑談]NC:暖めると食べられる [メイン]かいな:「あらあら、ありがとうございます」 [メイン]かいな:にっっこにっっっっこ} {[質問・雑談]NC:生でばりばりいってもおいしい [メイン]常陸:「あ、そうだ、他のゾンビさんがどこにいるか知ってる?」 [メイン]ライラ:「あ、コックさん…おひめさまとコックさん以外のひとたちってどこにいるか知ってる?」 [メイン]ズゥズゥ:「すごいねー…」 [質問・雑談]ライラ:生とかのど乾きそう [メイン]かいな:「うふふ、なかよしですねえ…… 嫉妬しちゃいそう…」 [質問・雑談]かいな:手軽にアブラを摂取できる [メイン]トリーニ:(他の奴らなら、一番が荷物置き場、二番が作業部屋、ZQ様は・・・研究室か、夜は屋上だな!) [メイン]かいな:「そうですねぇ… とりあえずいちばんさんから会いに行ってみましょうか?」 [メイン]かいな:常陸ぎゅー [メイン]かいな:なでなで [メイン]常陸:「あふぅ...」 [メイン]ズゥズゥ:(常陸とかいなを羨ましそうにみている) [メイン]ライラ:(ズゥズゥに抱きつきながら常陸&かいなの方へじわじわ寄っていく [質問・雑談]常陸:それを眺めるトリーニ [質問・雑談]トリーニ:(微笑ましい顔でタンバリン叩いてます) [メイン]トリーニ:(ジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャン) [メイン]ズゥズゥ:(幼女二人で近づく) [メイン]かいな:「あらあらうふふ…じゃあみんなで向かいましょうねえ」 [メイン]常陸:「ほ、ほらほら、夜になっちゃう前に他の所も見ておこう?」 [メイン]かいな:みんなと手を繋いで荷物置き場に向かいます [メイン]ズゥズゥ:むかいます [メイン]ライラ:ついていきます [メイン]常陸:いきます [メイン]NC:では荷物置き場へ [メイン]かいな:はーい [メイン]NC:では描写をば [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:荷物置き場には、様々な部品や道具が沢山あります。 [メイン]NC:ネジやボルト、ハンマーや金槌、レンチなど、様々です [メイン]NC:そこには山高帽に燕尾服を被った。渋めな顔付のゾンビがいます。 [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:ゾンビは何かを手に持って、荷物を漁ってますね [メイン]常陸:「えっと、こんにてゃ?」 [メイン]常陸:(噛んだ…) [メイン]ズゥズゥ:「こんてにてや!」 [メイン]NC:ゾンビはあなた達に気が付くと、帽子を片手に持って優雅にお辞儀をしてくれます。 [メイン]ズゥズゥ:(まねをした) [メイン]かいな:「うふふ、常陸ちゃんったら… こんにちは?」 [メイン]ライラ:「こんにちは…?」 [メイン]NC:その後は再び一礼をして荷物のほうを向きます [メイン]常陸:「うぅ、まねしなくていいよう…」 [メイン]かいな:「あらあらそっけないですねぇ」 [メイン]常陸:「さっきのゾンビさんと違って静かな人なのかな?」 (小声で [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・このヒトはズゥズゥと違うね。パパっぽい。」(小声で [メイン]かいな:「どうでしょうねえ?常陸ちゃんの挨拶にびっくりしたのかも?」ニコニコしながら [メイン]常陸:「うぐ…」 [メイン]かいな:「うふふ、ごめんなさいね」常陸なでなで [メイン]常陸:「仕方ないなぁ」 (ふにゃー [メイン]かいな:「お忙しいところごめんなさい、あなたはここで何をしているんですか?」 [メイン]かいな:ゾンビに向かって [メイン]NC:ではトリーニ同様身振り手振りで話してくれます [メイン]かいな:気持ち姉妹をゾンビから守る立ち位置に移動 [メイン]エーカム:(私はエーカム。ここでは、道具の確認や数量の確認などをしているのですよ) [メイン]エーカム:(ZQ様や二番目がよく失くすものでして・・・きちんとした荷物管理をして欲しいのですがね) [メイン]常陸:(二番目、はまだ会ってない人かな?) [メイン]かいな:「なるほど、お疲れ様です。そのゾンビクイーンさんについて少し質問があるんですけど、よろしいでしょうか?」 [メイン]エーカム:(さて、御渡しできる物は特にはありませんが・・・よろしいですよ) [メイン]ライラ:(かいなの後ろでやりとりの様子見てます [メイン]ズゥズゥ:(同じくかいなの後ろでやりとりをみてます [メイン]NC:エーカムは身振り手振りはトリーニほど大きな動きではなく、それでいて伝わりやすいものとなっています [メイン]NC:最小限の動きで丁寧に会話を成り立たせようとしている感じ [メイン]かいな:(いやに礼儀正しいですね…)日本刀を抜けるように [メイン]常陸:「そんなに警戒しなくても大丈夫だってー」 (エーカムに聞こえないよう小声で [メイン]エーカム:「ヴァー……」 [メイン]かいな:「うふふ」常陸なでなで [メイン]常陸:「にへー」 [メイン]かいな:「ありがとうございますねぇ…… ゾンビクイーンさんはここで何をしてるかご存知ですか?」 [メイン]エーカム:(ZQ様がここで何を・・・?ふむ・・・)(考え込む) [メイン]ズゥズゥ:「常陸お姉ちゃんばっかりずるい!ズゥズゥも!」(ぐいぐい、と強引にはいっていこうとする [メイン]かいな:「あらあら、別にゾンビクイーンさんの邪魔をしようというわけじゃないんですよぉ。ただ、お手伝いできないかなって」 [メイン]エーカム:(ZQ様は一人で何もかもをこなそうとしています。治療も武器の用意も。けれど戦力を高めるだけで集めてはいないのです) [メイン]かいな:「うふふ」ズゥズゥを抱きしめます [メイン]常陸:「おっとっと、ごめんね」 (ズゥズゥに譲る [メイン]エーカム:(助けた姉妹達は多いですが、皆安全に街の外へと送り出しています。あの化物を倒すなら留めて恩を売り、手助けさせるのが一番でしょうに) [メイン]常陸:「んー、倒したいわけじゃないのかな?」 [メイン]ズゥズゥ:「にへー…」 [メイン]エーカム:(さぁ。あの御方の考えはわかりません) [メイン]かいな:「うふふ」なでなで [メイン]ズゥズゥ:「………倒したいんじゃないんだったら、恩返しが…」 [メイン]かいな:「さて、どうしましょうかねぇ…」 [メイン]エーカム:(ただ、私が言えることは彼女は孤独ということです。友達が増えて欲しいところですが、本人が嫌がっていますしね・・・) [メイン]ライラ:「むかしなにかあったのかも…?」 [質問・雑談]常陸:ここ調べたりできます?ZQが何を集めてるのかーとか [メイン]かいな:「うふふ、どうなんでしょうねえ…? ところでここはどんなものを保管してるんですか?」 [メイン]かいな:しれっと奥に行って調べようとします [質問・雑談]NC:ここは単なる作業用の荷物置き場なんで・・・ [メイン]NC:エーカムはとめませんね [メイン]かいな:なんか武器になりそうなものないですか [質問・雑談]NC:ネジやボルト、ハンマーや金槌、レンチなど・・・って感じなんでただの道具とか細々とした物の保管庫って感じです [メイン]かいな:バールとか [質問・雑談]常陸:なるほど、雑多な物の荷物置場という感じか [質問・雑談]かいな:なるほど [メイン]NC:あるにはありますが、持ち出そうとするとエーカムがやんわりと止めてきます [メイン]かいな:「これ記念に一本もらってもいいですか?」 [質問・雑談]かいな:なんの記念だよ [質問・雑談]NC:自分で突っ込むな [質問・雑談]常陸:いつもの [メイン]NC:やんわりと止めてきます [メイン]かいな:「うふふ、やっぱりそうですよねぇ…冗談です」 [メイン]かいな:残念そうにしてます [メイン]ズゥズゥ:「かいなお姉ちゃんのいつもの病気が…」 [質問・雑談]ズゥズゥ:い つ も の [質問・雑談]ライラ:い つ も の [メイン]かいな:「いつものって……なんですかぁ……?」 [メイン]かいな:ズゥズゥを強めにギュッとします [質問・雑談]かいな:バキバキメキィ [メイン]ライラ:「…ん」(ズゥズゥのせぼねが折れる前にうしろからかいなをぎゅっとします [質問・雑談]常陸:どこかで見た光景だぞ [メイン]かいな:「……うふふ、ライラちゃんはいい子ですねぇ…」 [メイン]ズゥズゥ:「にゃっ…ごめん、かいなお姉ちゃん…」 [メイン]かいな:ライラも一緒にぎゅってします [質問・雑談]ライラ:どっかでみたのじゃなぁ(何度も折られかけながら [メイン]かいな:「さて、じゃあにばんさんのところに行きましょうか?」 [質問・雑談]ズゥズゥ:可笑しい…ポマソンお姉ちゃんいないのに… [メイン]常陸:「そうだね、後のことはそれから考えよう」 [メイン]ズゥズゥ:「うん」 [メイン]ライラ:「うん…」 [メイン]常陸:作業部屋へ向かいます [メイン]ズゥズゥ:向かいます [メイン]NC:わかりました [メイン]かいな:向かいます [メイン]NC:ではエーカムはお辞儀をして見送ってくれます [メイン]NC:描写始めます [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:作業部屋は薄暗いながらも、ややひんやりとした空気が漂っている。 [メイン]NC:机に向かい合った青いツナギを着たゾンビ?がいる [メイン]NC:何をしているかまではわからない [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーー [質問・雑談]かいな:職員ゾンビ [メイン]かいな:「ごめんください?」 [メイン]ズゥズゥ:「こんにてゃ!」 [メイン]常陸:(真剣に何かしてるみたいだし、急に声かけるのも…って遅かった) [メイン]ズゥズゥ:(今度はかんだ) [メイン]常陸:「こ、こんにちはー」 [メイン]ドゥヴェ:(無反応) [メイン]かいな:「うふふ…」 [メイン]ライラ:「こんにちは…?」 [メイン]かいな:ズゥズゥをなでます [メイン]ズゥズゥ:「にへー…」 [メイン]ドゥヴェ:(立ち上がると基本パーツを持って歩いて部屋の隅の木箱に入れる) [メイン]ドゥヴェ:(また机に向かい合う) [メイン]ドゥヴェ:(ノソノソゆっくり) [メイン]かいな:近づきます [メイン]かいな:「みんなはここにいてくださいねぇ…」 [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん…」(不安そうに見送り [メイン]常陸:「えー、何してるか見たかったのに、仕方ないか」 (ライラとズゥズゥの手を握る [メイン]NC:近づいてきたかいなに気が付いたのか振り向こうとしますが、すっ転びます [メイン]ライラ:「あっ」 [メイン]ズゥズゥ:(手を握り返します) [メイン]ドゥヴェ:(ジタ・・・ジタ・・・バタ・・・ぱたり) [メイン]常陸:「あ…」 [メイン]ズゥズゥ:「えっ」 [メイン]かいな:「あら…? 大丈夫ですか…?」 [メイン]ドゥヴェ:「ゔぁー・・・・・・」 [メイン]ドゥヴェ:(のそ・・・のそ・・・ぱたり) [メイン]ドゥヴェ:(起き上がれない) [質問・雑談]かいな:日本刀でとどめ刺すか…? [メイン]常陸:「えっと、起こしてあげた方がよさそう?」 [メイン]かいな:「えー……あー……」 [メイン]ライラ:「…」(かいなに近寄りゾンビさんを立ち上がらせようと [メイン]かいな:「大丈夫ですか……?」 [メイン]かいな:「わたしがやりますっ!」 [メイン]かいな:ライラを強く止めます [メイン]常陸:「ライラちゃんはもうちょっと待っとこう」 (手を引いて止める [メイン]かいな:「まってて、ね?」 [メイン]ライラ:「っ!?」(普段聞かない大声を出されてびっくりして固まり [メイン]ライラ:「…う、うん」 [メイン]かいな:「あっ…… ごめんなさいね?怒ってるわけじゃないんですよぉ?」 [メイン]ライラ:「…‥ん」(無言で擦りつく [質問・雑談]NC:急いで作ったからカルピスが薄い・・・ [メイン]NC:まだドゥヴェはのっそりした動きでジタバタしてます [質問・雑談]NC:体力が少ないほどダメージ増えそう [メイン]かいな:手を貸して起き上がらせます [質問・雑談]常陸:こらじた [メイン]NC:わしわしと起き上がります [メイン]ライラ:(じっとみてます [メイン]ドゥヴェ:(ぺこっと一礼) [メイン]ズゥズゥ:(じっとみてます [メイン]かいな:(じっと見てます) [メイン]ドゥヴェ:(じーっと見つめ返します) [メイン]常陸:(なにこれ…) [メイン]かいな:「あ、あの……大丈夫、ですか?」 [メイン]ドゥヴェ:(かくんっと首を傾げます) [メイン]ドゥヴェ:「ゔぁー・・・・・・」 [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆらと揺れる) [メイン]かいな:「えーっ……と…… 言葉はわかりますか?」 [メイン]常陸:「だ、大丈夫かな?この人?」 [メイン]ズゥズゥ:「…常陸お姉ちゃん、かいなお姉ちゃんのフォローしに行ったほうがいいんじゃない…?」(小声 [メイン]かいな:刀をいつでも抜けるようにします [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆらと揺れながらも親指をぐっと立ててきます) [メイン]かいな:「そうですか…… あなたはここで何を?」 [メイン]常陸:「う、うーん、危なそうな感じはしないし、近くまで行ってみようか」 (手を引いて近寄る [メイン]かいな:姉妹たちにちょいちょい手招きします [メイン]ズゥズゥ:(手を惹かれてそちらへ向かいます [メイン]常陸:向かいます [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆら揺れながら机の上の死体とかを指差して、木箱を指差します) [メイン]常陸:「んーと、死体を木箱に詰める?」 (死体と木箱を交互に眺める [メイン]かいな:「えーっ…と… 死体を…解体して綺麗にしてる…?」 [メイン]ライラ:「んぅ…?」(いまいちわからないって感じの顔 [メイン]NC:具体的に上げると、修復用の基本パーツの量産ですね [メイン]NC:最低限の処理を施してる感じです [メイン]かいな:「ま、まあいいです。ちょっと質問してもいいでしょうか?」 [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆらと揺れる) [メイン]かいな:「うーん、と… いい、ってことなんでしょうかねぇ?」 [メイン]常陸:「聞くだけ聞いてみよう、きっと大丈夫だよ、他の2人も平気だったし」 [メイン]ズゥズゥ:「そうだね!」 [メイン]かいな:「うふふ……」 [メイン]かいな:ライラをなでます [メイン]かいな:(よくわかってない) [メイン]ライラ:「んぁぅ…」(よくわからないタイミングで撫でられる [メイン]ドゥヴェ:(ゆらゆらと揺れる) [メイン]かいな:「ゾンビクイーンさんが何をしてるのかって、ご存知でしょうかぁ?」 [メイン]NC:ではそこそこ普通に会話をば [メイン]ドゥヴェ:(いつも、作業してる?) [メイン]ドゥヴェ:(あと、怒りやすい。ふりだけど) [メイン]ドゥヴェ:(怒るのは、誰かの為を考えてるとき) [メイン]常陸:「優しい人なんだね」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・かいなお姉ちゃんっぽい」 [メイン]ドゥヴェ:(何かしてる、けどわからない。いつも姉妹が来ると怒ってる) [メイン]かいな:「あらあら…」 [メイン]かいな:ズゥなでなで [メイン]ドゥヴェ:(怒る、をしてる・・・?) [メイン]常陸:(誰かのため…姉妹が来ると怒る…うーん?) [メイン]かいな:「わからないんですねぇ…… あなたはゾンビクイーンさんはどうしたら喜んでくれると思いますかぁ?」 [メイン]ズゥズゥ:「にへー…」 [メイン]ライラ:「…姉妹って、わたしたちみたいな? それともあのおひめさまにも姉妹が…?」 [メイン]ドゥヴェ:(ZQ様は、ひとりぼっち。ずっと。最初っから) [メイン]ドゥヴェ:(ZQ様、よろこぶ。ねくろまんさー?が永い、永い眠りに付くこと) [メイン]ズゥズゥ:「…………一人ぼっちは、寂しい、もんね…」 [メイン]常陸:「そう…だね…」 [メイン]かいな:ズゥズゥを抱きしめます [メイン]かいな:「寂しい気持ちにはさせませんよぉ」 [メイン]かいな:常陸も抱きます [メイン]ライラ:ズゥズゥをぎゅーってします [メイン]常陸:「んっ…」 (抱き返す [メイン]かいな:「うふふ… 私にいい考えがあります」 [メイン]常陸:「ん、何かおもいついたの?私にはさっぱりなんだけど」 [メイン]かいな:「ゾンビクイーンさんのところに戻りましょう」 [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃんがそういうなら…」 [メイン]ズゥズゥ:(抱きついてきた、ライラとかいなを抱きしめかえします。) [メイン]ズゥズゥ:「うん、わかった」 [メイン]かいな:「うふふ…みんないっしょ…」 [メイン]かいな:研究室とやらに向かいます [メイン]常陸:「ゾンビさん、色々教えてくれてありがとう」 (向かいます [メイン]ドゥヴェ:(ぺこっと一礼して机に向き直る) [メイン]ズゥズゥ:むかいまーす [メイン]ライラ:むかいます [メイン]NC:では研究室へー [メイン]NC:描写いきまーす [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:ZQは変わらずその部屋にいる。機械をカチャカチャと弄くっており、先ほど姉妹が目覚めた時には無かった強化パーツなどがたくさん置いてある [メイン]NC:ZQはあなた達には気づいてはいるが目を向けては来ない [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]かいな:「ゾンビクイーンさん、どうも」 [メイン]ズゥズゥ:「ただいま!」 [メイン]ZQ:(無言) [メイン]常陸:「た、ただいまー」 [メイン]ライラ:「た、ただいま…?」 [メイン]かいな:「うふふ、ゾンビクイーンさんは何をしてるんですかぁ?」 [メイン]ZQ:「・・・まぁ、見てわかるとおり強化パーツの組み立てだな」 [メイン]かいな:「うふふ、実はゾンビクイーンさんに提案があるんですよぉ」 [メイン]常陸:(後ろで二人を撫でてます) [メイン]ZQ:「・・・気は進まないが、なんだ [メイン]ライラ:(なすがままに撫でられてます [メイン]ズゥズゥ:(黙ってみてます) [メイン]かいな:「わたしたちと一緒に東に行きましょう!」 [メイン]かいな:にっこにっこ [メイン]ZQ:「断る」 [メイン]ZQ:(また作業に戻る) [メイン]常陸:(即答だ…) [メイン]かいな:「……あれ?」 [メイン]かいな:わたわたしてます [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん……」(僅かに冷めた目で見つめつつ [メイン]かいな:「な、なんでですかぁ? 東には姉妹たちみんながいるところがあるんですよぉ?」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・くいーん、さん。」 [メイン]ZQ:「私は【手駒】の一人で、姉妹達の【敵】だ」 [メイン]かいな:「そこだったらネクロマンサーさんもいるかもしれませんし… いいところですよぉ…?」 [メイン]ZQ:「どうして【敵】と仲良くできる?最後には殺しあうしかないんだ」 [メイン]ライラ:「…でも、わたしたちを助けてくれた」 [メイン]常陸:「でも助けてくれたじゃないですか、他にもいっぱい助けたって聞きましたよ?」 [メイン]ズゥズゥ:「かいなお姉ちゃん、ここはわたしにまかせて」(胸をたたく [メイン]かいな:涙目になってます [質問・雑談]かいな:涙目のルカ [メイン]ズゥズゥ:「くいーん、おねえさん。わたしも、その「手駒」だったの。そのねくろまんさー?さん達の」 [質問・雑談]ライラ:そういえば手駒だったのをすっかり忘れてたのじゃ [質問・雑談]ズゥズゥ:手駒だったんだよなあ [質問・雑談]常陸:お互い一度も攻撃しなかった模様 [質問・雑談]かいな:そんな設定だったのか(無知) [メイン]ズゥズゥ:「でも、常陸お姉ちゃんとも、かいなお姉ちゃんとも、ライラお姉ちゃんとも、ズゥズゥ仲良し!殺し合いしないよ?」 [質問・雑談]常陸:ズゥズゥはサプリシナリオの手駒なのじゃ [質問・雑談]ズゥズゥ:パパもママも素直に送り出してくれた模様 [メイン]ズゥズゥ:「だからきっとくいーん、お姉さんも、皆と仲良く出来ると思うの。…だめ、かな…?」 [メイン]ZQ:「・・・忘れることが、終わらせることが出来るなら。出来たなら、有り得たのだろうな」 [メイン]かいな:「それってぇ……ネクロマンサーを……殺すって話ですかぁ……?」 [メイン]かいな:えづきながら話します [メイン]ZQ:「・・・・・・・・・・・・・・・」(無言) [メイン]かいな:「また無視されたぁ……ふえぇ……」 [メイン]NC:これ以上ZQは何も話そうとしません [メイン]常陸:「あぁ、よしよし、大丈夫だよー」 (かいなの頭なでこ [メイン]かいな:常陸に抱きつきます [メイン]ズゥズゥ:「………あのね、くいーん、おねえさん。ズゥズゥね、くいーんおねえさんに恩返しがしたいの」 [メイン]ライラ:「おねえちゃん…」(いっしょにかいなの頭なでなで [メイン]ズゥズゥ:「なにが、いいかな…?」 [メイン]ZQ:「・・・・・・夜に、この街から出て行ってもらうことだな」 [メイン]ズゥズゥ:「…ほかには…?」 [メイン]かいな:「い゛じ゛わ゛る゛い゛わ゛な゛い゛で゛よ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛」 [メイン]かいな:泣いてます [メイン]ZQ:「・・・・・・・・・・・・・・・」(再びの無言) [質問・雑談]かいな:カイジではない [メイン]ライラ:「よしよし…」(なでなで [質問・雑談]NC:肺に軽い巣が [質問・雑談]NC:カルプスが [質問・雑談]NC:ほぼ逝きかけましたね [質問・雑談]ライラ:しなないでNC [質問・雑談]かいな:実はもう死んでる [メイン]常陸:「【敵】だという私達を助けて、安全な夜に出て行けと言って、殺し合いたいわけじゃないんですよね?」 [質問・雑談]常陸:NCだからね、アンデッド化してても何の不思議もないね [質問・雑談]ズゥズゥ:そうだったのか… [メイン]ZQ:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(いくらでも無言で作業) [メイン]常陸:「むー…」 [メイン]ズゥズゥ:「………わかった。ズゥズゥ達ここにすむね!」 [メイン]かいな:ライラに抱きついてます [メイン]ZQ:「出て行け、そう言っている」 [メイン]ライラ:「ん…」(頭を胸に抱き寄せる感じで [メイン]ズゥズゥ:「…ズゥズゥわかるもん。一人で寂しいんでしょ?かと言って出ていく勇気もない、ならズゥズゥ達がここにいてあげれば解決、だよね?」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥも、本当はね、パパとママと一緒にいるつもりだったの。それでいいと思ったの。でも…」 [メイン]ズゥズゥ:「それは駄目だよ、って常陸お姉ちゃん達に教えられたの。…ズゥズゥは、今幸せだよ?くいーん、おねえちゃんは、今、幸せ?」 [メイン]ZQ:(ため息を一つ吐くと背中を向ける) [メイン]ズゥズゥ:「・・・………駄目?」 [メイン]ライラ:「……ねえ、おひめさま」 [メイン]ライラ:「あと数日だけ泊まっていってもいい? いままで旅してきてこころが疲れちゃったから」 [メイン]ライラ:「ここで、少しだけ…休ませて、もらえないかな?」 [質問・雑談]かいな:こころがしんどい [質問・雑談]NC:どうした [質問・雑談]NC:私はぽいんっってしてるぞ [質問・雑談]ライラ:8歳にはしんどい旅 [質問・雑談]かいな:からだがしんどい [質問・雑談]ライラ:ぽいんぽいんっ [質問・雑談]かいな:ブックオフに行きたい [質問・雑談]NC:それしんどくないよね? [メイン]ZQ:(取り合いません) [メイン]ライラ:「……どうしよう」(小声で [メイン]かいな:「何やってるんですかぁ!」 [メイン]かいな:作業台とか部屋を調べます [メイン]常陸:「……」 (無言で近寄りZQの手を握る [メイン]NC:えー、作業台や部屋に関しては、強化パーツが沢山ありますね [メイン]常陸:「わたしは靡葉 常陸 享年16歳ッ!誕生日は9月の13日で血液型は0型ッ!身長は覚えている限りでは157cmッ!体重は……もう少し仲良くなったら教えてあげるッ!」 [メイン]NC:それと手は握ろうとしても振りほどかれます [メイン]常陸:「こうすることが正しいって信じて握ってる…だから、簡単には離さないよ!」 [メイン]ライラ:最初に会ったとき読んでた本みたいなのは置いてありますか? [メイン]常陸:「友達に、なりたいんだ!」 [メイン]NC:本はあります [質問・雑談]かいな:常陸こっわ [質問・雑談]かいな:宗教の人 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・お姉ちゃんが私のときよりまともに誘ってる?!」 [メイン]ZQ:(無反応を貫く) [メイン]ライラ:本を手にとって読んでもいいですか [メイン]常陸:「ぐぬぬぬぬ……」 [メイン]かいな:やけになって部屋荒らしてます なんかありますか 記念にもらっていいですか [メイン]NC:タイトルは辛うじて「ド ラ・ グラ」と読めます [メイン]ライラ:「……」(表紙を見つめつつ [メイン]NC:部屋を荒らそうとすると、武装1の斧が激しい音を立てて足元に突き刺さります。止めろ、というように [メイン]かいな:「ひっ……」 [メイン]かいな:涙目で止まります [質問・雑談]常陸:「ドグラ・マグラ」?だが脳筋の常陸にはわからない [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん……めっ、だよ」 [質問・雑談]ライラ:ドグラ・マグラじゃろうけど読んだことはない [メイン]ライラ:「ほら、こっち」(手招き [メイン]かいな:無言で顔を埋めます [質問・雑談]NC:アレ持ってるけど、上巻の半分まで読むと脳が疲れ果てて続きが読めなくなる [質問・雑談]NC:読み終えられない [質問・雑談]かいな:青空文庫で読める [メイン]ライラ:「ん…よしよし…」(頭なで [メイン]ズゥズゥ:「・・・くいーんお姉ちゃん」(開いてる手を握る [質問・雑談]かいな:夜研究部屋漁るか? [質問・雑談]ライラ:確かに夜は屋上じゃろうし多分いないとは思うけども [質問・雑談]常陸:いないうちにかー、気は進まんがなぁ [質問・雑談]ライラ:じゃよなぁ…おこられるじゃろなぁ‥ [質問・雑談]常陸:しかしあと1回しか動けないし、もうそれしかないか? [質問・雑談]ズゥズゥ:それしかないなあ [質問・雑談]NC:あ、次行動したら夜になります [質問・雑談]常陸:あ、次行動したらってことはまだZQは部屋か [メイン]かいな:「……もういいです」 [メイン]かいな:「行きましょう、みんな」 [質問・雑談]常陸:出口と屋上を除くとあと行ってないのは治療部屋だけど、どうしよう? [質問・雑談]ライラ:じゃあ治療部屋行ってみる? [メイン]ズゥズゥ:「・・・かいなお姉ちゃん…?」 [質問・雑談]かいな:異議なし [質問・雑談]ズゥズゥ:治療部屋やな [質問・雑談]常陸:りょうかーい [メイン]かいな:「勝手にやりますから!ネクロマンサーを殺すのも!もういいです!」 [メイン]かいな:「了解なんてえませんから!」 [メイン]常陸:「仕方ない、かー。またね、クイーンさん」 (寂しげに手を振る [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん落ち着いて…」 [メイン]かいな:「知りません!」 [メイン]かいな:ズカズカ出ていきます [メイン]ズゥズゥ:(くいーんとかいなお姉ちゃんをみてわたわた、としつつ [メイン]常陸:「あっ…ちょっと待ってよー、ほら、2人も行こう?」 [メイン]ライラ:「あ、うん…」(常陸に連れられ [メイン]かいな:適当に歩いたら治療室につきます [メイン]ズゥズゥ:「う、うん…」(常陸に連れられ [メイン]常陸:追いつきます [メイン]NC:では治療部屋に? [メイン]常陸:入ります [メイン]NC:はい [メイン]ライラ:同じく [メイン]かいな:適当に歩いたらつきます(天下無双) [メイン]ズゥズゥ:はい [メイン]NC:では描写をば [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:治療部屋は白いタイルで床が覆われており、端の方に壊れていたり、使い物にならなくなった強化パーツなどが見受けられます。 [メイン]NC:その中に見覚えのある、自分達や姉妹達のパーツも見つけます [メイン]NC:ここで治療されたのでしょう [メイン]NC:棚には治療用の道具などがあり、木箱に処理の施された今すぐにでも基本パーツの修復用に使えるパーツも見られます。 [メイン]NC:壊れているパーツなどの傍には廃棄用、と書かれています [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーー [質問・雑談]常陸:そういえばライラ対話判定しなくて大丈夫かのう?狂気判定はほぼないらしいけど [質問・雑談]ライラ:あ、わすれてた… 大丈夫じゃろ、たぶん [メイン]常陸:「あ、これ私達の…」 (1つを手に取って見てみる [メイン]かいな:「……」冷静になる [メイン]ズゥズゥ:「・・・…あれ?ズゥズゥのないよ?」 [メイン]常陸:「ズゥズゥちゃんは体が特殊だからここには置いてないのかな?」 (きょろきょろ [メイン]NC:判定(視覚等パーツ使用可能)成功で戦闘時パーツ破損した際に追加で修復材として使用できる基本パーツが手に入ります [メイン]常陸:補正は0? [メイン]NC:0です [メイン]NC:また、判定をしないで棚から強奪する方法もあります [メイン]常陸:よーし、【めだま】使います! [メイン]NC:成功した姉妹x2個の基本パーツの予備の回復パーツとなります。 [メイン]常陸:強奪は…しないです [メイン]NC:判定どうぞ [メイン]常陸:2nc 「使えそうなパーツはないかなーっと」 がさごそ (2R10[0]) → [5,6] → 6[5,6] → 成功 [メイン]ズゥズゥ:じゃあ、回しますね [メイン]ズゥズゥ:1nc 「ズゥズゥも手伝う!」(がさがさ (1R10[0]) → [4] → 4[4] → 失敗 [メイン]ライラ:まわすー [メイン]ライラ:1nc 「わたしも…」 (1R10[0]) → [8] → 8[8] → 成功 [メイン]かいな:「どうしよう……わたしひどいこと言っちゃいましたよぉ……」 [メイン]かいな:オロオロして周りをキョロキョロします [メイン]NC:ちなみに棚から持ち出す場合、制限は無く持っていけます(悪魔の囁き) [メイン]かいな:1nc (1R10[0]) → [4] → 4[4] → 失敗 [メイン]NC:では、4つ分、廃棄山からまだ使えそうなパーツを手に入れます。 [メイン]NC:戦闘後にバラバラにしたりミンチにしても手に入るくらいだし、多少はね? [メイン]ライラ:わぁい [メイン]常陸:「大丈夫だって、何人も助けてきたらしいし、あれくらいのこと1度や2度じゃなかったんじゃないかな?」 (かいなを抱き寄せてなでなで [メイン]かいな:「でもぉ……」 [メイン]ライラ:「ひたちおねえちゃんのいうとおり、きっとだいじょうぶだから…」(いっしょになでなで [メイン]常陸:「それでも心配ならさ、後で一緒に謝りに行こうよ」 [メイン]かいな:「うぅ…… ありがとうございます……」 [質問・雑談]常陸:研究室に入る口実 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・・・・これで全部回ったよね?」 [メイン]ライラ:「おそと以外は全部、だとおもう」 [メイン]常陸:「外に出ちゃいそうなとこ以外は回った、よね」 [質問・雑談]かいな:あれえ夜に謝ろうとしてきたのにいないなあ [質問・雑談]常陸:おおっと、こんなところにおとしものがー [質問・雑談]ライラ:いやーおかしいねーこまったなー(ガサゴソ [質問・雑談]ZQ:・・・ [質問・雑談]常陸:これで部屋の外に出たら夜になるのかな? [質問・雑談]NC:そうですね [質問・雑談]ズゥズゥ:なるほど [質問・雑談]NC:行動終了で夜になります [質問・雑談]常陸:よし、謝りにいくか 謝 り に [メイン]ズゥズゥ:「・・・もう一回くいーんお姉ちゃんの所いきたい」 [質問・雑談]ライラ:そうじゃな あやまりにいくかの(棒) [メイン]かいな:「謝りに行かないと……」 [質問・雑談]ズゥズゥ:謝りに行くか [メイン]ライラ:「ごめんなさいしにいかないと、ね」 [質問・雑談]NC:あ、ちょっと解説になります [メイン]常陸:「そうだね。うん、みんなで行こっか」 [質問・雑談]常陸:解脱? [メイン]ズゥズゥ:「うん!」 [質問・雑談]かいな:解脱 [質問・雑談]ズゥズゥ:ん? [質問・雑談]ライラ:解脱するのじゃか… [質問・雑談]NC:夜も探索は可能です、出口へと赴いて、外に出る旨を伝えて貰えたら街から出れます [メイン]かいな:「皆さんありがとうございます…」 [質問・雑談]常陸:ヤハリソウイウコトカ [質問・雑談]NC:夜もZQたちは各々活動してます [質問・雑談]ズゥズゥ:そう [質問・雑談]常陸:5箇所探索したら夜になる(自動的に外に出るとは言っていない)だったから気にはなってた [質問・雑談]NC:ここ抜けてました。申し訳ない [質問・雑談]常陸:わざと伏せてたわけじゃないのか [質問・雑談]NC:普通に入れるの忘れてた [質問・雑談]ライラ:ふえぇ [質問・雑談]NC:夜になって思い出した [質問・雑談]常陸:ふぇ、まぁ問題ないない [質問・雑談]かいな:と言うか勝手にそうだと思ってた [質問・雑談]ズゥズゥ:ふええ [質問・雑談]NC:不具合無いとは思うんだけど・・・合ったらごめーんね? [質問・雑談]ライラ:ええにゃで [メイン]常陸:「よし、それじゃ仲良く謝りに行こう」 (ZQの研究部屋へ向かいます [メイン]ライラ:むかいまーす [メイン]ズゥズゥ:むかいまーす [質問・雑談]常陸:平気平気、最悪ドールが4人ほど死ぬだけじゃ [質問・雑談]ライラ:せやな たかが4体消えるだけじゃし [メイン]NC:ではZQ研究室へ [メイン]NC:ーーーーーーーーーー [メイン]NC:ZQ研究室にはエーカムがいます [メイン]NC:壁に背を任せて、目を瞑っています [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーー [質問・雑談]常陸:ぐぬぬ、無人ではなかったか [質問・雑談]ライラ:うむむぅ [質問・雑談]常陸:エーカムというと丁寧な人か [質問・雑談]NC:ですね [質問・雑談]かいな:おるやん [質問・雑談]NC:山高帽に燕尾服の [メイン]ズゥズゥ:「・・・寝てる…?」 [メイン]常陸:「目を瞑ってるだけじゃないかな?私たちも眠るわけじゃないし」 [メイン]ズゥズゥ:「あ、そっか!」 [質問・雑談]常陸:だんだん公式設定と死体の女王の設定の区別がつかなくなってきている [メイン]エーカム:(姉妹達に気がつくと目を開いて帽子を手に持って九十度礼) [質問・雑談]ズゥズゥ:それはある [質問・雑談]ライラ:むしろ混ぜてる [メイン]ライラ:「こんばんは…」 [メイン]常陸:「あ、こんばんはー」 (こちらもペコリ [メイン]エーカム:(はい。こんばんは姉妹達) [メイン]ズゥズゥ:「こんばんわ!…ぞんびくいーんお姉さんは?」 [質問・雑談]常陸:1人くらいなら倒せるな(悪い顔 [メイン]エーカム:(ZQ様は、屋上に。いつも夜は屋上で煙草を) [質問・雑談]かいな:スナイパーだ!って言われるからダメ [質問・雑談]ライラ:援軍が来て夜明けをみることなく全滅しそう [質問・雑談]常陸:超能力かな? [メイン]ライラ:「たばこ…?」 [メイン]かいな:「そうですか、ありがとうございますねぇ。 ……ここで何をしてらっしゃるんですか?」 [質問・雑談]NC:なぁ常陸 [質問・雑談]常陸:あい? [質問・雑談]NC:何故トリーニは全員の場所を知ってたと思う? [質問・雑談]常陸:ふえぇ… [質問・雑談]ライラ:ん……そういえばそうじゃな [質問・雑談]NC:そういうことだ [質問・雑談]ライラ:攻撃はやめじゃやめ! [質問・雑談]常陸:いつもそこにいるということじゃなかったのじゃな… [質問・雑談]かいな:勘でしょ [メイン]ズゥズゥ:「たばこ…?常陸お姉ちゃん、かいなお姉ちゃん、たばこっておいしいの…?」 [メイン]エーカム:(私は見回りと哨戒を。たまに羽虫が舞い込むこともあるので) [メイン]常陸:「吸ったことないからわかんないなぁ」 [質問・雑談]ズゥズゥ:勘だったのか。。。 [質問・雑談]ライラ:超人的な勘 [メイン]ズゥズゥ:「そうか…」 [メイン]かいな:「たばこは体に悪いからダメですよぉ」 [メイン]エーカム:(私もやめるようには伝えてるのですが、如何せん、我が強くて・・・) [メイン]常陸:「うんうん、それはよーぉくわかったよ」 (しきりに頷く [メイン]ズゥズゥ:「・・・じゃあ今はぞんびくいーんお姉ちゃんは屋上にいるんだね?」 [メイン]エーカム:(ええ。彼女は屋上です) [質問・雑談]かいな:さてこっからどうここ調べるか [メイン]常陸:「そういえば見回りっていうのは3人でやってるの?お昼も働いてたのに大変だねぇ」 [メイン]エーカム:(それくらいしかやることは無いもので・・・) [メイン]ズゥズゥ:「お疲れ様なんだよ!」 [メイン]かいな:「ええ、お疲れ様ですねぇ」 [メイン]ライラ:「おつかれさま…です…」 [質問・雑談]常陸:出口・屋上含め部屋は8つ、動き回っている人物は4人、1/2か [質問・雑談]常陸:一度ZQ部屋から外に出て時間経過、再度突入?でも謝るというのなら屋上行かないのも変だなぁ [質問・雑談]ズゥズゥ:変だよね [質問・雑談]かいな:ここは二手に別れよう [質問・雑談]ライラ:ふえっ [質問・雑談]かいな:ZQを殺しに行く組とここでゾンビを殺しに行く組 [質問・雑談]常陸:えぇ… [質問・雑談]ライラ:死ねるのじゃ [質問・雑談]かいな:皆殺しだ [質問・雑談]ズゥズゥ:えぇ… [質問・雑談]かいな:別行動ありです?>GM [質問・雑談]常陸:ZQ1人に3人で挑んでも多分余裕で負ける [質問・雑談]NC:いいですよ [質問・雑談]かいな:わーい [メイン]かいな:「あの、やっぱり一人で謝ってきます!」 [メイン]かいな:「タバコ吸ってるところに大人数で押しかけるのもアレですし…」 [メイン]ライラ:「…わたしもいきたい」 [メイン]常陸:「え、でも私も大分強引に行っちゃったし…」 [メイン]かいな:「リラックスして休憩してるんですよねぇ?」 [メイン]ズゥズゥ:「…………かいなお姉ちゃん、無茶しない…?」 [メイン]かいな:「……じゃああと一人、わたしと二人で謝りに行きましょう。それなら邪魔にはならないはずです」 [メイン]常陸:「んー、しょうがない、かいなちゃんが怒らないって約束できるなら私は待ってるから、ライラちゃんと行ってきていいよ」 [メイン]かいな:「無茶はしませんよ、あの人はきっといい敵さんです。心を許してはくれませんが」 [メイン]かいな:なでなで [メイン]ライラ:「敵さんじゃないよ…」 [メイン]ズゥズゥ:「ズゥズゥと常陸お姉さんは何する?」 [メイン]常陸:「そうだね、敵だったらわざわざ助けるようなことしないよ」 [質問・雑談]常陸:室内で待っててもエーカム移動します? [メイン]かいな:「じゃあ行きましょうか」ライラの手を引いて屋上へ [質問・雑談]NC:姉妹達がいれば移動しません [質問・雑談]常陸:デスヨネー [メイン]ライラ:「ん…」(手をひかれ [質問・雑談]かいな:石を投げて気を引くんだ [質問・雑談]NC:何も言わずとも今までの行動を振り返れば原因わかるでしょ [メイン]常陸:「それじゃ隣の部屋(初期寝室)で待ってよっか?」 [質問・雑談]かいな:3を押してサイレンサーついた拳銃で頭を打て [質問・雑談]常陸:1パーツしか損傷しなさそう [メイン]ズゥズゥ:「そうだね。ズゥズゥ待ってる」(頷く [メイン]ライラ:「行き違いで会えないかもだしね…おひめさまがもどってきたらよろしくね?」 [メイン]常陸:「うん、しっかりかいなちゃんを見張っててね」 (軽く手を振る [メイン]NC:では誰が何処へ? [メイン]かいな:「もう…… やめてくださいよぉ」 [メイン]かいな:二人で屋上へ行きます [メイン]NC:では屋上ーーー [メイン]NC:シーン入ります [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]NC:屋上にはZQが煙草を燻らせながら立っています。 [メイン]NC:月の明かりもあり、ZQの姿は難なく見つけられるでしょう [メイン]NC:ZQは空を見上げているようです [メイン]NC:ーーーーーーーーーーーーーーー [メイン]かいな:「あのう……ゾンビクイーンさん……」 [メイン]ライラ:(かいなのすぐ後ろにぴったりくっついていく) [メイン]ZQ:「・・・・・・お前らか」 [メイン]かいな:「さっきはごめんなさい!」 [メイン]かいな:90度 [メイン]ライラ:「ごめんなさいっ!」(同時ににあやまり [メイン]ZQ:「別に気にしていないさ。似たようなことを言って来た姉妹はたくさんいた」 [メイン]かいな:「怒って……ないんですか?」 [メイン]かいな:0度 [メイン]ZQ:「まぁ、夜が明ける前に出て行ってもらえるのが一番助かるのは間違いないがな」 [メイン]かいな:「それって……何でなのかお聞きしてもいいですか?」 [メイン]ZQ:「・・・・・・ゴリアテ、例の化物は【姉妹】、【ドール】に対しての執着が酷く強い」 [メイン]ZQ:「感知範囲内に居るだけで、暴れだす可能性があるんだ」 [質問・雑談]常陸:つまり倒せば問題解決、ここに居座れるな! [質問・雑談]ズゥズゥ:倒せるのか! [メイン]ライラ:「おひめさまたちがねらわれないのは姉妹じゃないから…?」 [メイン]かいな:「……」雰囲気が怖くなってライラを抱き寄せます [メイン]ZQ:「私は、私達は【手駒】だ。アレと同種だ」 [質問・雑談]かいな:殺そう [質問・雑談]常陸:メタいことを言うと普通のボス扱いなら倒せるじゃろう、戦わせる気のないイベント系?なら無理じゃ [メイン]ZQ:「これで意思が無く、手当たり次第に襲うならまだわかる。だが私に関してはアレの前を通ってもアレは襲っても来ないんだ」 [メイン]かいな:「……理由は、それ、だけなんですかぁ? 化物を倒せれば、一緒についてきてくれますか?」 [質問・雑談]ズゥズゥ:ZQは後者なのじゃろ? [質問・雑談]常陸:それは間違いないのう [メイン]ZQ:「あれは、あの化物は倒せない」 [メイン]ライラ:「…どうして?」 [メイン]ZQ:「単体ならどうにでも出来る。問題なのは、能力だろう」 [メイン]ZQ:「アレの中身は、ゴリアテの中身はーーー・・・ネクロマンサーだ」 [質問・雑談]常陸:ふえぇ [メイン]かいな:「……なるほど、やっぱりそうだったんですね。ゾンビさんたちが言ってたのはそういうこと……」 [メイン]ZQ:「【姉妹】を見るや、大量の取り巻きが押し寄せる。追い詰めてもいずれは物量で押し切られ、即座に修復される」 [質問・雑談]ズゥズゥ:ふええ… [メイン]ZQ:「永い、永い時を費やして眠りにつかせる術を探してきた」 [メイン]かいな:「……それで、見つけたんですか」 [メイン]ZQ:「見つかっていたら、こんなところで煙草なんて燻らせてると思うか?」 [メイン]ZQ:「もう、生き方を変えられないんだ」 [メイン]ライラ:「その…とりまきがどこから来てるか、わかってたりは…?」 [メイン]ZQ:「さぁな。何処から来ているのやら」 [メイン]かいな:「……わかりました」 [メイン]かいな:「殺しましょう!」 [メイン]ライラ:「ふえっ!?」 [メイン]ZQ:「・・・殺す?どうやって」 [メイン]かいな:「死ぬまで殴れば死にますよぉ」 [質問・雑談]常陸:かいなも脳筋だった [メイン]ZQ:「無茶、無謀は死人の特権だ。だが、それでいいのか?死を舐めてはいないか?」 [メイン]ライラ:「かいなおねえちゃん……」(憐れむような目で [メイン]かいな:「うふふ……大丈夫ですよぉ……」 [メイン]かいな:「どんな人だって死ぬまで殺せば死にますよぉ……? わたし知ってるんです、あのときも……」 [質問・雑談]ズゥズゥ:脳筋しかいないのじゃ… [質問・雑談]かいな:構成から言って完全に脳筋 [メイン]ライラ:「…おねえちゃん?」(言動が怪しいので瞳のぞきこみ [メイン]かいな:(ハイライトがない) [メイン]ZQ:「死ぬまで殺せば死ぬだろうさ。だが、それまで持たないのが現状だ」 [質問・雑談]常陸:私はテクニカルな脳筋だから… [メイン]ZQ:「・・・もう、いいだろう。私は永く、どこまでも、アレを倒す術を探してればいいんだ」 [メイン]かいな:「アレは夜目が効かないんでしょう?恩返しするのに言うのも何ですけど、協力してくれませんか?」 [メイン]かいな:「そして一緒に旅しましょう!」 [メイン]かいな:「東にはいいところがあるって話ですよぉ……?」 [メイン]ZQ:「・・・何をするつもりだ。協力しろといわれても、おおよそのことは私が試し終えた後だ」 [メイン]かいな:「うふふ……」 [メイン]かいな:「どうしましょうか、ライラちゃん?」 [質問・雑談]NC:実際、ZQ軍団なら勝てる可能性高いんだよなぁ・・・ [メイン]ライラ:「……えっ?」 [質問・雑談]常陸:あれでどうやって負けるんだって気はする [質問・雑談]NC:結局物量作戦で押し切られるだろうけど [メイン]かいな:「みんなと相談しましょうかぁ…… ゾンビさんたちも」 [質問・雑談]NC:リッパー10体もおいておけば負けるでしょ [メイン]ライラ:「んん…うん」 [質問・雑談]常陸:リッパー10+ゴ様だと確かに厳しい [メイン]かいな:「そうと決まれば下に行きましょうかぁ ね?」 [メイン]かいな:ライラとZQに手を差し出します [質問・雑談]ズゥズゥ:ただしそのゴ様がポンコツだったら…? [メイン]ZQ:「何をするつもりかわからんが・・・私は付き合わないぞ」 [質問・雑談]ライラ:…勝てる! [質問・雑談]常陸:と言いたいけど全員同じエリアならZQ2回行動+号令で4点全体×3でリッパー全滅か? [質問・雑談]かいな:ところで別れた意味ないなこれ……? [質問・雑談]常陸:ないな! [質問・雑談]ライラ:ないのじゃな! [質問・雑談]ズゥズゥ:ないな! [質問・雑談]NC:ないです(断言) [質問・雑談]NC:実は手書きでひょろい右腕してるZQ様強いからなぁ・・・・・・ [質問・雑談]常陸:ベッドに腰かけてズゥズゥの上半身を膝枕、なでなでしてます [メイン]かいな:「思いつくことは試したといいましたが…… 姉妹と協力するのは試しましたかぁ?」 [メイン]ZQ:(無言) [質問・雑談]ズゥズゥ:すっごい乙女の顔してます [メイン]かいな:「うふふ、沈黙は肯定、ですよぉ……? さあ試してみましょう」 [メイン]かいな:手を強引に握りに行きます [質問・雑談]常陸:愛撫取っておけばよかった… [質問・雑談]ライラ:まざりたい…ぐぬぬ… [メイン]ライラ:(同じようにZQの手を取ります [質問・雑談]かいな:ZQに腰掛けてかいなの上半身を愛撫すればいいだろ! [質問・雑談]常陸:ZQかわいそう [質問・雑談]ライラ:おひめさまの上に座るなんてライラちゃんにはできない [質問・雑談]NC:ZQに腰かけたら鬼哭斬破刀迸るけど [質問・雑談]ライラ:ひえぇ [質問・雑談]かいな:つよそう [質問・雑談]ズゥズゥ:つよい [メイン]ZQ:手は振りほどきます。白衣のポケットに手を突っ込んで煙草を吐き捨てて中に戻ります [メイン]かいな:「もう…… 素直じゃないんですから」 [メイン]かいな:ついていきます [質問・雑談]NC:具体的には [質問・雑談]ZQ:[腕] 鬼哭斬破刀 アクション 3 0 白兵3+連撃1+切断 [質問・雑談]ZQ:[腕] 八重薙ぎ ジャッジ 効果参照 自身 鬼哭斬破刀命中時にのみ使用可能。コスト2に付き、連撃+1を【鬼哭斬破刀】に付与。一回の戦闘に最大7回まで使用可能 [質問・雑談]ZQ:[頭] 超高速演算 ジャッジ 1 自身 支援3 攻撃マニューバにのみ適応。何度でも使用可能。同じ判定には重複不可 [メイン]ライラ:ついてくー [質問・雑談]NC:こんな感じに迸る [質問・雑談]常陸:肉盾だおらぁ! [質問・雑談]ライラ:わぁ…瞬間でミンチ… [質問・雑談]かいな:つよい [メイン]NC:ZQはZQ研究室に戻ります [質問・雑談]NC:これ肉の盾ないと勝ち目無いからな・・・ [メイン]かいな:隣の部屋の姉妹も呼びます [質問・雑談]常陸:肉盾も看破もなしで勝った(なお強化前 [メイン]ズゥズゥ:(呼ばれればZQ研究室いきます [メイン]常陸:行きます [メイン]かいな:ネクロマンサーがどうこう説明します [質問・雑談]常陸:しかしこれ開幕で全力投球すると即ガス欠じゃな [メイン]かいな:かくかくしかじか [メイン]常陸:まるまるうまうま [メイン]かいな:「……ってことなんですよ」 [メイン]常陸:「そういうことだったんだね。クイーンさん強引に迫っちゃってごめんなさい。」 [メイン]ズゥズゥ:「………ごめんなさい」(ぺこり、頭をさげる [メイン]常陸:「でもそのネクロマンサーがいなくなれば心配事はなくなるんですよね、そうしたら友達になってくださいね?」 [メイン]ZQ:「さてな。出来るとは思えないが・・・」 [メイン]常陸:「だとしても!です。やってみなければわからないじゃないですか」 (にっこり [メイン]かいな:「そうですねぇ…… 初の試み、姉妹と協力大作戦ですねぇ」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・無茶しないでね…?」 [メイン]エーカム:(・・・・・・・・・・・) [メイン]ドゥヴェ:(・・・・・・・・・・・) [メイン]トリーニ:(・・・・・・・・・・・) [質問・雑談]常陸:何か言った? [ポジション] 無茶 オート 効果参照 自身 コストとして、あなたは任意の基本パーツを1つ損傷する。行動判定・攻撃判定・切断判定において、サイコロを振りなおしてよい [メイン]NC:囲まれるZQ [メイン]かいな:「あら、どうしたんですかゾンビさん達?」 [メイン]ZQ:「何だお前達」 [メイン]かいな:刀を抜けるようにしておきます [メイン]ZQ:「ゔっ」 [メイン]NC:ZQが締め落とされます [質問・雑談]かいな:あっ [メイン]ズゥズゥ:「…くいーんおねえちゃん?!」 [メイン]常陸:「な、何を!?」 [質問・雑談]ライラ:ああっと [質問・雑談]かいな:これは…… 情欲に身を任せてこのまま…? [メイン]NC:エーカムが前に出てきて姉妹たちに紙を渡してきます [質問・雑談]ライラ:おせっせ…? [メイン]かいな:前に出て受け取ります [質問・雑談]ズゥズゥ:おおっ [メイン]ライラ:かいなが受け取った紙を横から見ます [メイン]かいな:刀に手をかけたまま [メイン]NC:それは地図です。詳細な街の地図です。街中に点々と×印がかかれ、街外れにどくろマークが書かれた地図です。 [メイン]常陸:それじゃ後ろから覗き込もう [メイン]ズゥズゥ:かいなが受け取った紙を横から見ます [メイン]かいな:「……これは何ですかぁ?」 [メイン]ライラ:「…どうしてあなたたちがこれを?」 [メイン]エーカム:(これは、ZQ様が遥か昔から用意していた爆弾の地図です) [質問・雑談]かいな:裏とかなんか書いてないかな(疑心暗鬼) [メイン]エーカム:(ドクロが起爆用の機材の置かれている場所です) [メイン]トリーニ:(被害を出したくないZQ様のお人よしが今まで使うのを渋ってたんだZE!) [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・・・・・・・、使っちゃうのはどうかとおもうけれど…」 [メイン]かいな:「……なるほど、これを使えと言うんですねぇ」 [メイン]エーカム:(使用した場合はこの街が消し飛びます。あの化物も消し飛ぶでしょう) [メイン]常陸:「これを使うのは最後の手段、だね…」 [メイン]ズゥズゥ:「えっ?!駄目だよ?!帰れる場所がなくなるのは悲しいことだよ?!」 [メイン]かいな:「町ごとですかぁ!?」 [メイン]エーカム:(街ごと、です。最終手段ですから) [メイン]かいな:「ほんとにほんとの最終手段ですねぇ…」 [メイン]ライラ:「……ほかには、なにか方法はないの?」 [メイン]エーカム:(少なくとも、私達にはこれ以外にはありません) [メイン]エーカム:(ZQ様のことです。姉妹達に被害が出なければそれでいいと、最後には言ってくれるでしょう) [メイン]トリーニ:(めちゃくちゃいい人だからな!!許してくれるって!半殺しで済むくらいだ!!多分な!!!!) [メイン]ズゥズゥ:「・・・でも、駄目だよ…。他の方法はないの…?本当に…?」 [メイン]かいな:「わたしはみんな連れて爆破してもいいとおもいますけどねぇ……」 [メイン]常陸:「それはダメだよ!クイーンさんが今までこの街を守ってきたんだから。私たちが頑張れば使わなくても勝てるって」 [メイン]ドゥヴェ:(ゴリアテのネクロマンサーはZQ様の海の親の一族の成れの果て。この街はZQ様がかつて生み出された故郷。墓場としては申し分ない) [質問・雑談]ライラ:一瞬海生まれなのかと [メイン]かいな:「ゾンビさん達はどうですか? ……みんなでここを脱出して爆破、するなら。」 [質問・雑談]NC:そこ変換ミス [質問・雑談]NC:格好つかないわーつれーわー [質問・雑談]かいな:海の親 陸の親 空の親 [質問・雑談]かいな:がーったーいだー [メイン]エーカム:(あの化物は姉妹に惹かれます。ZQ様を殺しうる姉妹を狙います。誰かが街の中で引き付けなければなりません) [メイン]エーカム:(犠牲は、ゾンビの私達だけでいい。あなた達だけで東へ向かってください) [メイン]かいな:「爆破するにしても囮が必要なんですねぇ……」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・・・・・・・・・・……爆破、避けられない、なら、ズゥズゥ囮になるよ…。パパだってママだって…きっとそうしなさい、っていってくれる…から」 [メイン]常陸:「ふふーん、爆破なんてしないから関係ないね!ズゥズゥちゃんも、そんなことさせないよ!」 [メイン]ズゥズゥ:「…本当に…?」 [メイン]ライラ:「だって姉妹でしょ…?」 [メイン]常陸:「ちゃんと全員揃って東に向かうんだから、ね?」 [メイン]かいな:(でも爆破しないで倒せるんでしょうか…… いざとなれば……) [質問・雑談]常陸:なんとかなるなーる [メイン]かいな:「そうですね、でもどうしましょうかぁ……?」 [メイン]常陸:「夜の間に不意打ち?こう、どかっと」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・うん・・・。でも、本当に爆破するってなったら囮、ズゥズゥするからね!」 [メイン]かいな:「そんなことにはなりませんから、大丈夫ですよぉ……」 [メイン]かいな:ズゥなでなで [メイン]常陸:「うーん、それじゃそうならないためにも頑張らないと、ね」 [メイン]ライラ:ズゥズゥなでなでなで [メイン]常陸:(あれ、これ私もしたほうがいい…?) ズゥズゥなでなで [メイン]ズゥズゥ:(なでなでされてご満悦) [メイン]かいな:「さてどうしましょうかねぇ? 不意打ちで倒せるんですかねぇ……?」 [メイン]常陸:「ゾンビさん達は…やっぱり来てくれないよね?」 [メイン]エーカム:(不意打ちは既に、20年位前からに数百回ほど試していますが、通用しませんね) [メイン]エーカム:(私達も倒すことには賛成ですが、いざ戦いとなったら手伝えるかどうか・・・) [メイン]かいな:「そうですかぁ…… さてどうしましょうねぇ……」 [メイン]かいな:芝刈り機を取り出してエンジンかけます [メイン]トリーニ:(ZQ様に親殺しはさせたくないから戦わせたくはないんだ!!!) [メイン]ライラ:「とりまきさえどうにかなれば…」 [メイン]かいな:ドルンドルン [メイン]常陸:「あ!強化パーツ!クイーンさんが集めてたの使わせてもらえないかな?」 [メイン]かいな:「わたしたちでうまく使えますかねぇ? いいのがあるといいんですけど…」 [メイン]エーカム:(あ、それなのですが・・・・・・ZQ様にしか扱えないように一時的にチューニングされてまして。。。) [メイン]常陸:「あちゃー…だめかぁ」 [メイン]かいな:「あらあら、そうだったんですかぁ……」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・うーん・・・」 [メイン]エーカム:(姉妹達用に使用する際は再度カスタマイズを施しているようで、技術が私達にはないのですよ) [メイン]トリーニ:(派手に爆破いこうぜー!!) [メイン]トリーニ:(ZQ様起きたら10年くらいはこの手が通用しなくなるし!!!) [メイン]かいな:「ゾンビさん達、取り巻きを少しの間でいいので引きつけることって出来ますか?」 [メイン]エーカム:(はい。そのくらいであれば) [メイン]ズゥズゥ:「・・・その間にやれる、かな…?」 [メイン]常陸:「やるしかない、ね」 [メイン]ライラ:「うん…」 [メイン]かいな:「その間にネクロマンサーさんに眠っていただければ、大丈夫でしょう?」 [メイン]NC:具体的には1ターンほど時間を稼げます [メイン]ズゥズゥ:「・・・ズゥズゥ頑張る!」 [メイン]かいな:「みなさん、死なないでくださいねぇ……無茶は禁物ですよぉ……」 [メイン]常陸:「それはちょーっと約束できないかなー?」 [メイン]かいな:「……だ め で す よ ぉ ?」 [メイン]常陸:「うぐ…」 [メイン]かいな:常陸の顔を両手で掴みます [メイン]常陸:「…ふぁい」 [メイン]ズゥズゥ:「・・・・・・・・・・・・・・・・」(なんか決意した顔) [メイン]かいな:「ふふ、それでいいんですよぉ」 [メイン]かいな:「ズゥちゃんもですからね?」 [メイン]エーカム:(さて、一人はZQ様を押さえ込み、二人か、一人でトリマ気を抑え、その間にゴリアテを・・・と、そんな感じでよろしいでしょうか?) [メイン]かいな:掴みます [質問・雑談]NC:取り巻きだオルルァン? [質問・雑談]NC:変換が怪しい [質問・雑談]かいな:とりまきまき [質問・雑談]ライラ:まきまきまき [メイン]ズゥズゥ:「・・・ふぁい」 [メイン]かいな:「うふふ」 [メイン]かいな:「じゃあ、夜が明ける前に、行きましょうか」 [メイン]常陸:「そうだね、ゾンビさん達も死なないで…っていうのも変だけど、死なないでね」 [メイン]かいな:「ダメだと思ったら逃げるんですよぉ?」 [メイン]NC:では、戦闘に向かう感じで? [メイン]かいな:「じゃあ、いきましょうか」 [メイン]ズゥズゥ:うい [メイン]常陸:はい [メイン]かいな:はい [メイン]ライラ:あい ~[[バトルパート 永い発電のネクロニカ-死に逝く者へ、敬礼を。 BP-]]へ続く~ 靡葉 常陸(旋盤) http //charasheet.vampire-blood.net/1514937 ズゥズゥ(のゔぇ) http //charasheet.vampire-blood.net/1569401 かいな(アレ) http //charasheet.vampire-blood.net/1625353#top ライラ(Noja) http //charasheet.vampire-blood.net/1625629
https://w.atwiki.jp/tock_t9710/pages/1328.html
中国地方の難読地名一覧(ちゅうごくちほうのなんどくちめいいちらん)は、中国地方の難読地名の一覧である。 中国地方の難読地名一覧 Template 特殊文字 ※都道府県コード順及び市町村コード順 鳥取県 青谷町澄水(あおやちょうすんず) - 鳥取市 青谷町八葉寺(あおやちょうはつしょうじ) - 鳥取市 赤子田(あこだ) - 鳥取市 有富(ありどめ) - 鳥取市 晩稲(おくて) - 鳥取市 御弓町(おゆみのちょう) - 鳥取市 紙子谷(かごだに) - 鳥取市 気高町会下(けたかちょうえげ) - 鳥取市 気高町奥沢見(けたかちょうおくぞうみ) - 鳥取市 気高町下石(けたかちょうおろじ) - 鳥取市 気高町郡家(けたかちょうこうげ) - 鳥取市 気高町酒津(けたかちょうさけのつ) - 鳥取市 気高町睦逢(けたかちょうむつお) - 鳥取市 気高町八束水(けたかちょうやつかみ) - 鳥取市 国府町稲葉丘(こくふちょういなばがおか) - 鳥取市 国府町石井谷(こくふちょういわいだに) - 鳥取市 国府町上上地(こくふちょうかみわじ) - 鳥取市 国府町神垣(こくふちょうこうがけ) - 鳥取市 国府町拾石(こくふちょうじっこく) - 鳥取市 国府町清水(こくふちょうすんず) - 鳥取市 国府町楠城(こくふちょうなわしろ) - 鳥取市 国府町広西(こくふちょうひろせ) - 鳥取市 国府町美歎(こくふちょうみたに) - 鳥取市 国府町宮下(こくふちょうみやのした) - 鳥取市 国府町上地(こくふちょうわじ) - 鳥取市 越路(こいじ) - 鳥取市(昔は「こえじ」と読んだ。) 古郡家(ここおげ) - 鳥取市 小西谷(こざい) - 鳥取市 小沢見(こぞみ) - 鳥取市 佐治町尾際(さじちょうおわい) - 鳥取市 佐治町葛谷(さじちょうかずらたに) - 鳥取市 佐治町舂谷(さじちょうつくだに) - 鳥取市 倭文(しとり) - 鳥取市 新品治町(しんほんじちょう) - 鳥取市 鹿野町乙亥正(しかのちょうおつがせ) - 鳥取市 鹿野町鷲峯(しかのちょうじゅうぼう) - 鳥取市 竹生(たけなり) - 鳥取市 大桷(だいかく) - 鳥取市 千代水(ちよみ) - 鳥取市 徳尾(とくのお) - 鳥取市 西品治(にしほんじ) - 鳥取市 馬場町(ばばのちょう) - 鳥取市 東品治町(ひがしほんじちょう) - 鳥取市 福部町海士(ふくべちょうあもう) - 鳥取市 福部町左近(ふくべちょうさこ) - 鳥取市 福部町南田(ふくべちょうのうだ) - 鳥取市 福部町箭渓(ふくべちょうやだに) - 鳥取市 古海(ふるみ) - 鳥取市 卯垣(ぼうがき) - 鳥取市 庖丁人町(ほうちょうにんまち) - 鳥取市 南隈(みなみがくま) - 鳥取市 用瀬町安蔵(もちがせちょうあぞう) - 鳥取市 用瀬町樟原(もちがせちょうくぬぎわら) - 鳥取市 用瀬町古用瀬(もちがせちょうふるもちがせ) - 鳥取市 用瀬町用瀬(もちがせちょうもちがせ) - 鳥取市 矢矯(やはぎ) - 鳥取市 若桜町(わかさまち) - 鳥取市 奥谷(おくのたに) - 米子市 皆生(かいけ) - 米子市 上安曇(かみあずま) - 米子市 上新印(かみしい) - 米子市 勝田町(かんだまち) - 米子市 車尾(くずも) - 米子市 車尾南(くずもみなみ) - 米子市 熊党(くまんとう) - 米子市 下安曇(しもあずま) - 米子市 下新印(しもしい) - 米子市 下郷(しものごう) - 米子市 法勝寺町(ほっしょうじまち) - 米子市 葭津(よしづ) - 米子市 巌城(いわき) - 倉吉市 大河内(おおかち) - 倉吉市 大原(おはら) - 倉吉市(同市内にある尾原は「おわら」と読む。) 上神(かずわ) - 倉吉市 忰谷(かせだに) - 倉吉市 堺町(さかえまち) - 倉吉市 鋤(すき) - 倉吉市 菅原(すげがはら) - 倉吉市 清谷(せいだに) - 倉吉市 清谷町(せいだにちょう) - 倉吉市 関金町安歩(せきがねちょうあぶ) - 倉吉市 関金町郡家(せきがねちょうこおげ) - 倉吉市 関金町米富(せきがねちょうよねどめ) - 倉吉市 富海(とどみ) - 倉吉市 福庭(ふくば) - 倉吉市 福庭町(ふくばちょう) - 倉吉市 不入岡(ふにおか) - 倉吉市 見日町(みるかちょう) - 倉吉市 椋波(もくなみ) - 倉吉市 上道町(あがりみちちょう) - 境港市 佐斐神町(さいのかみちょう) - 境港市 東雲町(しののめちょう) - 境港市 竹内団地(たけのうちだんち) - 境港市 竹内町(たけのうちちょう) - 境港市 外江町(とのえちょう) - 境港市 浦富(うらどめ) - 岩美郡岩美町 陸上(くがみ) - 岩美郡岩美町 田後(たじり) - 岩美郡岩美町 田河内(たのこうじ) - 岩美郡岩美町 外邑(とのむら) - 岩美郡岩美町 大炊(おおい) - 八頭郡若桜町 舂米(つくよね) - 八頭郡若桜町 屋堂羅(やどら) - 八頭郡若桜町 若桜(わかさ) - 八頭郡若桜町 市瀬(いちのせ) - 八頭郡智頭町 智頭(ちづ) - 八頭郡智頭町(駅名は「ちず」と読む。) 埴師(はにし) - 八頭郡智頭町 穂見(ほのみ) - 八頭郡智頭町 市谷(いちのたに) - 八頭郡八頭町 郡家(こおげ) - 八頭郡八頭町 塩上(しおのうえ) - 八頭郡八頭町 下濃(しもの) - 八頭郡八頭町 隼福(はやふく) - 八頭郡八頭町 隼郡家(はやぶさこおげ) - 八頭郡八頭町 山上(やまのうえ) - 八頭郡八頭町 破岩(われいわ) - 八頭郡八頭町 小河内(おごち) - 東伯郡三朝町 神倉(かんのくら) - 東伯郡三朝町 俵原(たわら) - 東伯郡三朝町 笏賀(つが) - 東伯郡三朝町 三朝(みささ) - 東伯郡三朝町 羽衣石(うえし) - 東伯郡湯梨浜町 方面(かたも) - 東伯郡湯梨浜町 上浅津(かみあそづ) - 東伯郡湯梨浜町 下浅津(しもあそづ) - 東伯郡湯梨浜町 田後(たじり) - 東伯郡湯梨浜町 長和田(なごうた) - 東伯郡湯梨浜町 野花(のきょう) - 東伯郡湯梨浜町 埴見(はなみ) - 東伯郡湯梨浜町 羽合(はわい) - 東伯郡湯梨浜町 久留(ひさどめ) - 東伯郡湯梨浜町 水下(みずおち) - 東伯郡湯梨浜町 逢束(おおつか) - 東伯郡琴浦町 釛(こがね) - 東伯郡琴浦町 槻下(つきのした) - 東伯郡琴浦町 箆津(のつ) - 東伯郡琴浦町 保(ほう) - 東伯郡琴浦町 八橋(やばせ) - 東伯郡琴浦町 下神(しもつわ) - 東伯郡北栄町 土下(はした) - 東伯郡北栄町 日吉津(ひえづ) - 西伯郡日吉津村 石井垣(いわいがき) - 西伯郡大山町 押平(おしなら) - 西伯郡大山町 下甲(しもぎ) - 西伯郡大山町 大山(だいせん) - 西伯郡大山町 鈑戸(たたらど) - 西伯郡大山町 束積(つかづみ) - 西伯郡大山町 唐王(とうのう) - 西伯郡大山町 豊成(とよしげ) - 西伯郡大山町 樋口(ひのくち) - 西伯郡大山町 御来屋(みくりや) - 西伯郡大山町 妻木(むき) - 西伯郡大山町 伐株(きりくい) - 西伯郡南部町 境(さかえ) - 西伯郡南部町 能竹(のうじく) - 西伯郡南部町 法勝寺(ほっしょうじ) - 西伯郡南部町 倭(やまと) - 西伯郡南部町 押口(おさえぐち) - 西伯郡伯耆町 白水(しらみ) - 西伯郡伯耆町 阿毘縁(あびれ) - 日野郡日南町 神戸上(かどのかみ) - 日野郡日南町 下阿毘縁(しもあびれ) - 日野郡日南町 秋縄(あきつな) - 日野郡日野町 小河内(おごうじ) - 日野郡日野町 金持(かもち) - 日野郡日野町 高尾(こお) - 日野郡日野町 久連(くれ) - 日野郡江府町 下蚊屋(さがりかや) - 日野郡江府町 島根県 秋鹿町(あいかちょう) - 松江市(駅名は「あいかまち」と読む。) 邑生町(おうちょう) - 松江市 大海崎町(おおみさきちょう) - 松江市 魚瀬町(おのぜちょう) - 松江市 鹿島町恵曇(かしまちょうえとも) - 松江市 鹿島町手結(かしまちょうたい) - 松江市 国屋町(くやちょう) - 松江市 薦津町(こもづちょう) - 松江市 宍道町(しんじちょう) - 松江市 宍道町佐々布(しんじちょうさそう) - 松江市 宍道町宍道(しんじちょうしんじ) - 松江市 手角町(たすみちょう) - 松江市 長海町(ながみちょう) - 松江市 西法吉町(にしほっきちょう) - 松江市 東出雲町出雲郷(ひがしいずもちょうあだかえ) - 松江市 法吉町(ほっきちょう) - 松江市 母衣町(ほろまち) - 松江市 櫟田原町(いちいたばらちょう) - 浜田市 生湯町(うぶゆちょう) - 浜田市 上府町(かみこうちょう) - 浜田市 下府町(しもこうちょう) - 浜田市 周布町(すふちょう) - 浜田市 田橋町(たばせちょう) - 浜田市 日脚町(ひなしちょう) - 浜田市 穂出町(ほのでちょう) - 浜田市 十六島町(うっぷるいちょう) - 出雲市 荻杼町(おぎとちちょう) - 出雲市 神門町(かんどちょう) - 出雲市 国富町(くんどみちょう) - 出雲市 大社町鵜峠(たいしゃちょううど) - 出雲市 大社町日御碕(たいしゃちょうひのみさき) - 出雲市 大社町遙堪(たいしゃちょうようかん) - 出雲市 斐川町併川(ひかわちょうあいかわ) - 出雲市 斐川町阿宮(ひかわちょうあぐ) - 出雲市 斐川町沖洲(ひかわちょうおきのす) - 出雲市 斐川町求院(ひかわちょうぐい) - 出雲市 斐川町富村(ひかわちょうとびむら) - 出雲市 斐川町中洲(ひかわちょうなかのす) - 出雲市 斐川町三絡(ひかわちょうみつがね) - 出雲市 斐川町美南(ひかわちょうみなみ) - 出雲市 美談町(みだみちょう) - 出雲市 美野町(よしのちょう) - 出雲市 愛栄町(あさかちょう) - 益田市 飯浦町(いいのうらちょう) - 益田市 黒周町(くろすちょう) - 益田市 薄原町(すすきばらちょう) - 益田市 遠田町(とうだちょう) - 益田市 中垣内町(なかがうちちょう) - 益田市 中島町(なかのしまちょう) - 益田市 虫追町(むそうちょう) - 益田市 五十猛(いそたけ) - 大田市 大代町大家(おおしろちょうおおえ) - 大田市 久手町刺鹿(くてちょうさつか) - 大田市 三瓶町(さんべちょう) - 大田市 仁摩町仁万(にまちょうにま) - 大田市 水上町白坏(みなかみちょうしろつき) - 大田市 温泉津町温泉津(ゆのつちょうゆのつ) - 大田市 飯生町(いなりちょう) - 安来市 吉佐町(きさちょう) - 安来市 九重町(くのうちょう) - 安来市 実松町(さねまつちょう) - 安来市 伯太町須山福冨(はくたちょうすやまふくどめ) - 安来市 伯太町峠之内(はくたちょうたわのうち) - 安来市 伯太町日次(はくたちょうひなみ) - 安来市 伯太町未明(はくたちょうほのか) - 安来市 飯島町(はしまちょう) - 安来市 井沢町(いそうちょう) - 江津市 敬川(うやがわ) - 江津市 敬川町(うやがわちょう) - 江津市 二宮町神村(にのみやちょうかむら) - 江津市 掛合町掛合(かけやちょうかけや) - 雲南市 木次町木次(きすきちょうきすき) - 雲南市 大東町薦澤(だいとうちょうこもざわ) - 雲南市 三刀屋町須所(みとやちょうすぞ) - 雲南市 三刀屋町三刀屋(みとやちょうみとや) - 雲南市 亀嵩(かめだけ) - 仁多郡奥出雲町 馬馳(まばせ) - 仁多郡奥出雲町 飯石(いいし) - 飯石郡(郡名) 簸川(ひかわ) - 簸川郡(郡名) 邑智郡(おおちぐん、郡名) 谷戸(たんど) - 邑智郡川本町 吾郷(あごう) - 邑智郡美郷町 邑智(おおち) - 邑智郡美郷町 乙原(おんばら) - 邑智郡美郷町 櫨谷(かたらがい) - 邑智郡美郷町 京覧原(きょらんばら) - 邑智郡美郷町 簗瀬(やなぜ) - 邑智郡美郷町 湯抱(ゆがかい) - 邑智郡美郷町 出羽(いずは) - 邑智郡邑南町 邑南(おおなん) - 邑智郡邑南町 日貫(ひぬい) - 邑智郡邑南町 左鐙(さぶみ) - 鹿足郡津和野町 名賀(なよし) - 鹿足郡津和野町 部栄(ぶさか) - 鹿足郡津和野町 有飯(ありい) - 鹿足郡吉賀町 注連川(しめがわ) - 鹿足郡吉賀町 蓼野(たでの) - 鹿足郡吉賀町 海士(あま) - 隠岐郡海士町 宇受賀(うずか) - 隠岐郡海士町 古海(うるみ) - 隠岐郡知夫村 来居(くりい) - 隠岐郡知夫村 多沢(たたく) - 隠岐郡知夫村 有木(あらき) - 隠岐郡隠岐の島町 犬来(いぬぐ) - 隠岐郡隠岐の島町 卯敷(うずき) - 隠岐郡隠岐の島町 蛸木(たくぎ) - 隠岐郡隠岐の島町 都万(つま) - 隠岐郡隠岐の島町 那久路(なぐち) - 隠岐郡隠岐の島町 岡山県 栢谷(かいだに) - 岡山市北区 岡南町(こうなんちょう) - 岡山市北区 首部(こうべ) - 岡山市北区 建部町下神目(たけべちょうしもこうめ) - 岡山市北区 建部町鶴田(たけべちょうたづた) - 岡山市北区 建部町土師方(たけべちょうはじかた) - 岡山市北区 建部町豊楽寺(たけべちょうぶらくじ) - 岡山市北区 中撫川(なかなつかわ) - 岡山市北区 撫川(なつかわ) - 岡山市北区 西山内(にしやまのうち) - 岡山市北区 納所(のうそ) - 岡山市北区 蕃山町(ばんざんちょう) - 岡山市北区 東山内(ひがしやまのうち) - 岡山市北区 日近(ひじかい) - 岡山市北区 真星(まなぼし) - 岡山市北区 御津宇甘(みつうかい) - 岡山市北区 御津草生(みつくそう) - 岡山市北区 御津紙工(みつしとり) - 岡山市北区 三和(みと) - 岡山市北区 山上(やまのうえ) - 岡山市北区 赤田(あこだ) - 岡山市中区 網浜(あみのはま) - 岡山市中区 乙多見(おたみ) - 岡山市中区 穝(さい) - 岡山市中区 穝東町(さいひがしまち) - 岡山市中区 四御神(しのごぜ) - 岡山市中区 海吉(みよし) - 岡山市中区 湯迫(ゆば) - 岡山市中区 邑久郷(おくのごう) - 岡山市東区 九蟠(くばん) - 岡山市東区 鉄(くろがね) - 岡山市東区 古都宿(こずしゅく) - 岡山市東区 古都南方(こずみなみがた) - 岡山市東区 宍甘(しじかい) - 岡山市東区 宿毛(しゅくも) - 岡山市東区 一日市(ひといち) - 岡山市東区 南古都(みなみこず) - 岡山市東区 百枝月(ももえづき) - 岡山市東区 飽浦(あくら) - 岡山市南区 新保(しんぼう) - 岡山市南区 妹尾(せのお) - 岡山市南区 妹尾崎(せのおざき) - 岡山市南区 灘崎町奥迫川(なださきちょうおくはざかわ) - 岡山市南区 灘崎町迫川(なださきちょうはざかわ) - 岡山市南区 箕島(みしま) - 岡山市南区 北畝(きたせ) - 倉敷市 児島通生(こじまかよう) - 倉敷市 児島塩生(こじましおなす) - 倉敷市 祐安(すけやす) - 倉敷市 中畝(なかせ) - 倉敷市 白楽町(ばくろちょう) - 倉敷市 船穂町(ふなおちょう) - 倉敷市 船穂町船穂(ふなおちょうふなお) - 倉敷市 真備町上二万(まびちょうかみにま) - 倉敷市 真備町下二万(まびちょうしもにま) - 倉敷市 真備町妹(まびちょうせ) - 倉敷市 真備町箭田(まびちょうやた) - 倉敷市 南畝(みなみせ) - 倉敷市 阿波(あば) - 津山市 院庄(いんのしょう) - 津山市 上田邑(かみたのむら) - 津山市 加茂町百々(かもちょうどうどう) - 津山市 加茂町塔中(かもちょうたっちゅう) - 津山市 神代(こうじろ) - 津山市 河面(こうも) - 津山市 細工町(さいくのちょう) - 津山市 下田邑(しもたのむら) - 津山市 田熊(たのくま) - 津山市 堂尾(どうのお) - 津山市 野介代(のけだ) - 津山市 林田(はいだ) - 津山市 林田町(はいだまち) - 津山市 神戸(じんご) - 津山市 八社(やさ) - 津山市 石島(いしま) - 玉野市 迫間(はざま) - 玉野市 用吉(もちよし) - 玉野市 生江浜(おえはま) - 笠岡市 大宜(おおげ) - 笠岡市 大河(おおこう) - 笠岡市 押撫(おしなで) - 笠岡市 甲弩(こうの) - 笠岡市 神島(こうのしま) - 笠岡市 拓海町(たくみちょう) - 笠岡市 用之江(もちのえ) - 笠岡市 出部(いずえ) - 井原市 上出部町(かみいずえちょう) - 井原市 神代町(こうじろちょう) - 井原市 下出部町(しもいずえちょう) - 井原市 祝部(ほおり) - 井原市 刑部(おしかべ) - 総社市 清音三因(きよねみより) - 総社市 槁(けやき) - 総社市 宍粟(しさわ) - 総社市 富原(とんばら) - 総社市 美袋(みなぎ) - 総社市 門田(もんで) - 総社市 間之町(あいのまち) - 高梁市 落合町福地(おちあいちょうしろち) - 高梁市 落合町近似(おちあいちょうちかのり) - 高梁市 御前町(おんざきちょう) - 高梁市 川上町臘数(かわかみちょうしわす) - 高梁市 巨瀬町(こせちょう) - 高梁市 高倉町大瀬八長(たかくらちょうおおせおなが) - 高梁市 玉川町増原(たまがわちょうましはら) - 高梁市 石蟹(いしが) - 新見市 大佐上刑部(おおさかみおさかべ) - 新見市 荻尾(おぎょう) - 新見市 刑部(おさかべ) - 新見市 神代(こうじろ) - 新見市 神郷下神代(しんごうしもこうじろ) - 新見市 千屋実(ちやさね) - 新見市 哲西町上神代(てっせいちょうかみこうじろ) - 新見市 哲多町老栄(てったちょうおいざこ) - 新見市 哲多町蚊家(てったちょうこうのいえ) - 新見市 豊永赤馬(とよながあこうま) - 新見市 麻宇那(あそうな) - 備前市 伊部(いんべ) - 備前市 浦伊部(うらいんべ) - 備前市 香登(かがと) - 備前市 蕃山(しげやま) - 備前市 閑谷(しずたに) - 備前市 鶴海(つるみ) - 備前市 日生町(ひなせちょう) - 備前市 日生町寒河(ひなせちょうそうご) - 備前市 日生町日生(ひなせちょうひなせ) - 備前市 吉永町神根本(よしながちょうこうねほん) - 備前市 牛窓町鹿忍(うしまどちょうかしの) - 瀬戸内市 牛窓町千手(うしまどちょうせんず) - 瀬戸内市 邑久町(おくちょう) - 瀬戸内市 邑久町尻海(おくちょうしりみ) - 瀬戸内市 長船町飯井(おさふねちょういい) - 瀬戸内市 長船町土師(おさふねちょうはじ) - 瀬戸内市 稲蒔(いなまき) - 赤磐市 小鎌(おがも) - 赤磐市 草生(くそう) - 赤磐市 神田(こうだ) - 赤磐市 石蓮寺(しゃくれんじ) - 赤磐市 周匝(すさい) - 赤磐市 千躰(せんだ) - 赤磐市 沼田(ぬた) - 赤磐市 呰部(あざえ) - 真庭市 禾津(いなつ) - 真庭市 開田(かいで) - 真庭市 鹿田(かった) - 真庭市 鉄山(かねやま) - 真庭市 上呰部(かみあざえ) - 真庭市 神(こう) - 真庭市 神代(こうじろ) - 真庭市 柴原(しばら) - 真庭市 下呰部(しもあざえ) - 真庭市 富尾(とみのお) - 真庭市 小童谷(ひじや) - 真庭市 蒜山(ひるぜん) - 真庭市 蒜山下和(ひるぜんしたお) - 真庭市 美甘(みかも) - 真庭市 向津矢(むかつや) - 真庭市 英田(あいだ) - 美作市 英田青野(あいだあおの) - 美作市 猪臥(いぶし) - 美作市 上相(かみや) - 美作市 楮(こうぞ) - 美作市 巨勢(こせ) - 美作市 鯰(なまず) - 美作市 藤生(ふじゅう) - 美作市 海内(みうち) - 美作市 湯郷(ゆのごう) - 美作市 安倉(あくら) - 浅口市 鴨方町本庄(かもがたちょうほんじょ) - 浅口市 宇生(うぶ) - 和気郡和気町 木倉(きのくら) - 和気郡和気町 尺所(しゃくそ) - 和気郡和気町 浅海(あすみ) - 小田郡矢掛町 矢掛(やかげ) - 小田郡矢掛町 女原(おなばら) - 苫田郡鏡野町 久保田(くほうでん) - 苫田郡鏡野町 越畑(こしわた) - 苫田郡鏡野町 至孝農(しこうの) - 苫田郡鏡野町 貞永寺(ていえいじ) - 苫田郡鏡野町 土生(はぶ) - 苫田郡鏡野町 石生(いしゅう) - 勝田郡勝央町 上神目(かみこうめ) - 久米郡久米南町 京尾(きょうのお) - 久米郡久米南町 神目(こうめ) - 久米郡久米南町 神目中(こうめなか) - 久米郡久米南町 全間(またま) - 久米郡久米南町 安ヶ乢(やすがたわ) - 久米郡久米南町 打穴(うたの) - 久米郡美咲町 王子(おおじ) - 久米郡美咲町 大垪和(おおはが) - 久米郡美咲町 書副(かいぞえ) - 久米郡美咲町 吉ヶ原(きちがはら) - 久米郡美咲町 越尾(こよお) - 久米郡美咲町 周佐(すさ) - 久米郡美咲町 角石祖母(ついしそぼ) - 久米郡美咲町 百々(どうどう) - 久米郡美咲町 中垪和(なかはが) - 久米郡美咲町 錦織(にしこり) - 久米郡美咲町 西垪和(にしはが) - 久米郡美咲町 八神(ねりがみ) - 久米郡美咲町 東垪和(ひがしはが) - 久米郡美咲町 柵原(やなはら) - 久米郡美咲町 飯岡(ゆうか) - 久米郡美咲町 岨谷(すわたに) - 加賀郡吉備中央町 広面(ひろも) - 加賀郡吉備中央町 広島県 銀山町(かなやまちょう) - 広島市中区 上幟町(かみのぼりちょう) - 広島市中区 幟町(のぼりちょう) - 広島市中区 薬研堀(やげんぼり) - 広島市中区 上温品(かみぬくしな) - 広島市東区 温品(ぬくしな) - 広島市東区 温品町(ぬくしなちょう) - 広島市東区 戸坂(へさか) - 広島市東区 戸坂町(へさかちょう) - 広島市東区 猿猴橋町(えんこうばしちょう)- 広島市南区 大河(おおこう)- 広島市南区 大州(おおず)- 広島市南区 上東雲町(かみしののめちょう) - 広島市南区 北大河町(きたおおこうちょう)- 広島市南区 東雲(しののめ) - 広島市南区 似島(にのしま) - 広島市南区 似島町(にのしまちょう) - 広島市南区 南大河町(みなみおおこうちょう)- 広島市南区 向洋(むかいなだ) - 広島市南区 己斐(こい) - 広島市西区 三篠(みささ) - 広島市西区 三篠町(みささまち) - 広島市西区 安佐町飯室(あさちょういむろ) - 広島市安佐北区 安佐町小河内(あさちょうおがうち) - 広島市安佐北区 可部町桐原(かべちょうとげ) - 広島市安佐北区 可部町南原(かべちょうなばら) - 広島市安佐北区 湯来町白砂(ゆきちょうしらさご) - 広島市佐伯区 湯来町葛原(ゆきちょうつづらはら) - 広島市佐伯区 警固屋(けごや) - 呉市 豊浜町斎島(とよはまちょういつきしま) - 呉市 安浦町内海(やすうらちょううちのうみ) - 呉市 吉浦潭鼓町(よしうらたんこちょう) - 呉市 忠海(ただのうみ) - 竹原市 久井町莇原(くいちょうあぞうばら) - 三原市 幸崎町(さいざきちょう) - 三原市 大和町姥ヶ原(だいわちょううばがはら) - 三原市 高坂町許山(たかさかちょうもとやま) - 三原市 沼田(ぬた) - 三原市 沼田町(ぬたちょう) - 三原市 沼田西町(ぬたにしちょう) - 三原市 沼田東町(ぬたひがしちょう) - 三原市 八幡町垣内(やはたちょうかいち) - 三原市 八幡町篝(やはたちょうかがり) - 三原市 八幡町美生(やはたちょうみのう) - 三原市 因島(いんのしま) - 尾道市 因島洲江町(いんのしますのえちょう) - 尾道市 因島外浦町(いんのしまとのうらちょう) - 尾道市 因島中庄町(いんのしまなかのしょうちょう) - 尾道市 因島土生町(いんのしまはぶちょう) - 尾道市 因島三庄町(いんのしまみつのしょうちょう) - 尾道市 因島椋浦町(いんのしまむくのうらちょう) - 尾道市 尾道(おのみち) - 尾道市 十四日町(とよひちょう) - 尾道市 十四日元町(とよひもとまち) - 尾道市 東尾道(ひがしおのみち) - 尾道市 御調町(みつぎちょう) - 尾道市 御調町白太(みつぎちょうはかた) - 尾道市 芦田町柞磨(あしだちょうたるま) - 福山市 伊勢丘(いせがおか)- 福山市 駅家町法成寺(えきやちょうほうじょうじ) - 福山市 駅家町万能倉(えきやちょうまなぐら)- 福山市 神島町(かしまちょう) - 福山市 神村町(かむらちょう) - 福山市 神辺町道上(かんなべちょうみちのうえ)- 福山市 神辺町八尋(かんなべちょうやひろ)- 福山市 新市町相方(しんいちちょうさがた)- 福山市 瀬戸町山北(せとちょうさぼく)- 福山市 沼隈町上山南(ぬまくまちょうかみさんな)- 福山市 沼隈町下山南(ぬまくまちょうしもさんな)- 福山市 沼隈町中山南(ぬまくまちょうなかさんな)- 福山市 水呑町(みのみちょう)- 福山市 水呑向丘(みのみむかいがおか)- 福山市 御幸町森脇(みゆきちょうもりわけ)- 福山市 上山町(うやまちょう)- 府中市 河面町(こうもちょう)- 府中市 上下町階見(じょうげちょうしなみ)- 府中市 父石町(ちいしちょう)- 府中市 土生町(はぶちょう)- 府中市 行縢町(むかばきちょう)- 府中市 海渡町(うとまち) - 三次市 吉舎町(きさちょう) - 三次市 吉舎町雲通(きさちょううづい) - 三次市 吉舎町吉舎(きさちょうきさ) - 三次市 甲奴町小童(こうぬちょうひち) - 三次市 作木町門田(さくぎちょうもんで) - 三次市 三次(みよし) - 三次市 三次町(みよしまち) - 三次市 廻神町(めぐりかみまち) - 三次市 口和町金田(くちわちょうきんで) - 庄原市 実留町(さねどめちょう) - 庄原市 高野町奥門田(たかのちょうおくもんで) - 庄原市 高野町下門田(たかのちょうしもんで) - 庄原市 高野町中門田(たかのちょうなかもんで) - 庄原市 比和町木屋原(ひわちょうこやばら) - 庄原市 比和町三河内(ひわちょうみつがいち) - 庄原市 門田町(もんでちょう) - 庄原市 山内町(やまのうちちょう) - 庄原市 穂仁原(おにはら) - 大竹市 木野(この) - 大竹市 比作(ひっつくり) - 大竹市 油見(ゆうみ) - 大竹市 豊栄町安宿(とよさかちょうあすか) - 東広島市 黒瀬町市飯田(くろせちょういちいだ) - 東広島市 黒瀬町乃美尾(くろせちょうのみのお) - 東広島市 西条町助実(さいじょうちょうすけざね) - 東広島市 志和町七条椛坂(しわちょうしちじょうかぶさか) - 東広島市 福富町久芳(ふくとみちょうくば) - 東広島市 飯山(いいのやま) - 廿日市市 大野鴉ヶ岡(おおのからすがおか) - 廿日市市 上平良(かみへら) - 廿日市市 下平良(しもへら) - 廿日市市 廿日市(はつかいち) - 廿日市市 平良(へら) - 廿日市市 甲田町糘地(こうだちょうすくもじ) - 安芸高田市 美土里町生田(みどりちょういけだ) - 安芸高田市 八千代町土師(やちよちょうはじ) - 安芸高田市 吉田町相合(よしだちょうあいおう) - 安芸高田市 能美町鹿川(のうみちょうかのかわ) - 江田島市 鹿籠(こごもり) - 安芸郡府中町 水分峡(みくまりきょう) - 安芸郡府中町 山県(やまがた) - 山県郡(郡名) 遊谷(あぞうだに) - 山県郡安芸太田町 猪山(いのしやま) - 山県郡安芸太田町 柴木(しわぎ) - 山県郡安芸太田町 横川(よこごう) - 山県郡安芸太田町 雲耕(うずのう) - 山県郡北広島町 移原(うつのはら) - 山県郡北広島町 才乙(さよおと) - 山県郡北広島町 舞綱(もうつな) - 山県郡北広島町 丁保余原(よおろほよばら) - 山県郡北広島町 鮴崎(めばるざき) - 豊田郡大崎上島町 田打(とうち) - 世羅郡世羅町 階見(しなみ) - 神石郡神石高原町 李(すもも) - 神石郡神石高原町 田頭(たんどう) - 神石郡神石高原町 山口県 内日(うつい) - 下関市 阿内(おうち) - 下関市 員光(かずみつ) - 下関市 員光町(かずみつちょう) - 下関市 菊川町轡井(きくがわちょうくつわい) - 下関市 菊川町樅ノ木(きくがわちょうもみのき) - 下関市 特牛(こっとい) - 下関市 木屋川(こやがわ) - 下関市 豊田町手洗(とよたちょうたらい) - 下関市 豊田町杢路子(とよたちょうむくろうじ) - 下関市 豊田町八道(とよたちょうやじ) - 下関市 南部町(なべちょう) - 下関市 岬之町(はなのちょう) - 下関市 蓋井島(ふたおいじま) - 下関市 豊北町田耕(ほうほくちょうたすき) - 下関市 吉見古宿町(よしみこずくちょう) - 下関市 厚東(ことう) - 宇部市 櫟原(いちいばら) - 宇部市 棯小野(うつぎおの) - 宇部市 吉部(きべ) - 宇部市 西吉部(にしきべ) - 宇部市 東吉部(ひがしきべ) - 宇部市 矢矯(やはぎ) - 宇部市 秋穂(あいお) - 山口市 秋穂二島(あいおふたじま) - 山口市 阿知須(あじす) - 山口市 生雲(いくも) - 山口市 嘉年(かね) - 山口市 陶(すえ) - 山口市 鋳銭司(すぜんじ) - 山口市 周布町(すふちょう) - 山口市 徳地柚木(とくぢゆのき) - 山口市 八幡馬場(やわたのばば) - 山口市 吉敷(よしき) - 山口市 飯井(いい) - 萩市 御許町(おもとまち) - 萩市 吉部下(きべしも) - 萩市 紫福(しぶき) - 萩市 椿東(ちんとう) - 萩市 土原(ひじわら) - 萩市 平安古町(ひやこまち) - 萩市 迫戸町(せばとちょう) - 防府市 富海(とのみ) - 防府市 鞠生町(まりふちょう) - 防府市 牟礼(むれ) - 防府市 下谷(くだたに) - 下松市 下松(くだまつ) - 下松市 温見(ぬくみ) - 下松市 青木町(おおぎまち) - 岩国市 周東町獺越(しゅうとうまちおそごえ) - 岩国市 通津(つづ) - 岩国市 天尾(てんのお)- 岩国市 錦見(にしみ) - 岩国市 廿木(はたき)- 岩国市 土生(はぶ)- 岩国市 藤生町(ふじゅうまち) - 岩国市 美川町四馬神(みかわまちしめがみ)- 岩国市 美川町南桑(みかわまちなぐわ)- 岩国市 海土路町(みどろまち)- 岩国市 美和町渋前(みわまちしぶくま)- 岩国市 美和町中垣内(みわまちなかがうち)- 岩国市 美和町日宛(みわまちひなた) - 岩国市 牛島(うしま) - 光市 束荷(つかり) - 光市 日置(へき) - 長門市 伊陸(いかち) - 柳井市 伊保庄(いほのしょう) - 柳井市 青景(あおかげ) - 美祢市 厚保(あつ) - 美祢市 嘉万(かま) - 美祢市 西厚保町(にしあつちょう) - 美祢市 東厚保町(ひがしあつちょう) - 美祢市 莇地(あどうじ) - 周南市 上遠石町(かみといしちょう) - 周南市 粭島(すくもじま) - 周南市 須々万(すすま) - 周南市 須万(すま) - 周南市 清尾(せいのお) - 周南市 垰(たお) - 周南市 遠石(といし) - 周南市 土越(ひじこし) - 周南市 戸田(へた) - 周南市 政所(まどころ) - 周南市 金峰(みたけ) - 周南市 夜市(やじ) - 周南市 厚狭(あさ) - 山陽小野田市 埴生(はぶ) - 山陽小野田市 神浦(こうのうら) - 大島郡周防大島町 津海木(つのうぎ) - 大島郡周防大島町 外入(とのにゅう) - 大島郡周防大島町 西安下庄(にしあげのしょう) - 大島郡周防大島町 東安下庄(ひがしあげのしょう) - 大島郡周防大島町 日前(ひくま) - 大島郡周防大島町 戸田(へた) - 大島郡周防大島町 麻郷(おごう) - 熊毛郡田布施町 宇生賀(うぶか) - 阿武郡阿武町 Template 日本の難読地名一覧 Template DEFAULTSORT ちゆうこくちほうのなんとくちめいいちらん Template Japan-geo-stub
https://w.atwiki.jp/kakiya/pages/60.html
ながされて藍蘭島エロパロSS 『寝取られて』 第18話 1 コナラやミズナラ、アカマツ、カシなどの生活用木が生える雑木林をひとつふたつと過ぎていくうちに、地衣類や蔓蔦で覆われた古樹老岩がしばしば現れ、次第に周囲が原生的な風景になってゆく。南の縄張りに近い証拠だった。それでも西の内ならば踏み固められた野道がか細くとも伸びている。樹木もそれほど密集しているうちには入らず、太陽光がよく射し込むため下草の茂りが活発だったが、道筋がはっきりしているのでほぼトレッキングになる他の地域と比べれば遥かに歩き易かった。 行人がこのところ気にしている事柄の一つに靴の状態があった。家出時のスニーカーを一年以上も毎日のように履き続けているが、近ごろは道なき道を歩く頻度が格段に増えたため、目に見えてくたびれてきている。手入れはこまめにしているものの、もし穴でも開いてしまったらどうしよう──と思案していた。 洋靴が広まる以前の日本では草履が主に用いられていたようだが、藍蘭島では草履派と地下足袋派が半々ぐらいなのが面白い点であった。すずも地下足袋派である。最初は革靴だと思っていたが、動物の殺生がないこの島では肝心の獣皮を調達できないじゃないかと、今さら気付いたのは最近になってのことだ。布製の外履きなんて靴底は大丈夫なのかな、とも行人は思ったのだが、驚いたことに地下足袋の靴底にはゴムが使われていた。ゴムノキを栽培している場所があるそうだ。アイランド号に乗った留学生達の渡航先の一つであるイギリス(当時は大英帝国)では既にゴム産業があり、ゴムノキの種子も持ち帰り品の一つだった。手間は掛かるが精製もしているという。それがこの村の女性たちがパンティーを穿いている秘密でもあるわけだ。 それならブラジャーも作ろうとすれば作れるのではないかと、行人はちかげの裁縫技術を思い起こしながら考えたことがある。鉄製の農具や庖丁、釘などがあるのだから、どこかで鉄鉱を採掘加工しているのは間違いないだろうし、工夫次第で針金を作ることも可能なのではないだろうか。 ──何にせよ、まだ履けているうちに予備の靴を用意しておいた方がいいだろう。 (……こうやって段々と島の住人と変わらなくなっていくのかな……) そういった事をつらつら考えながら明るい森の小径を歩いていると、株立ちした幹の一本一本が太い立派なカツラの大樹があり、その中ほどでまだ幼い仔猫が降りられなくなって泣いているところに出くわした。樹高ニ十メートルはあるだろうか。遊び友達の他の仔猫や仔犬たちが周りに集まり、下から声をかけながら心配そうに見上げていた。南からここまで遊びに来たのだろう。 (う……けっこう高いな……) 決して太くない枝にしがみついた仔猫のところまで七、八メートルといったところか。高所は行人の苦手の一つだが、かといって困っている子供たちを見捨てることなどできなかった。 「任せて」と安心させるように周囲に言うと、自分を奮い立たせて登り始める。幸い、何本も幹が伸びている上に枝も豊富に繁っていたので、手足の置き場には困らなかった。これならと勢いづき、震えて固まっている仔猫のところまで何とか到達すると、「さ、おいで」と、片腕の中に飛び込ませてしっかりと胸に抱く。 地上までの距離を計ろうと下を見ようとして躊躇う。ここまでは登ることに集中して意識が上に向いていたから怖さも引っ込んでいた。だが、今度は自分が高さの恐怖に強張って、もし誤ってこの子を落としでもしてしまったら―― (くっ……) その時、 「行人様っ!」 と、聞き覚えのある声が下から飛んで来た。 思わず下を向く。高い。 (うわ──) 血の気が引いて思わず軽いめまいのような視界のぐらつきを覚え、手足に緊張が走ったが、枝の間からこちらを見上げてしきりに両手を振っている人影があるのに気付いた。 艶めく長い黒髪を白いリボンでツインテールにまとめた少女。 「──あやね!?」 「私がその子を受け取るわ、そのまま落として!」 「で、でも――」 「大丈夫、私を信じて!」 行人は頷くと、「目を瞑って力を抜いてて」と仔猫に囁き、落下地点を誤らぬよう気を付けながら腕を開いた。背を丸めながらまっすぐあやねめがけて落ちていった仔猫は、くるりと回って吸い込まれるように少女の両腕の中へ受け止められた。 「ナイスキャッチ!」 と、思わずガッツポーズを作った途端、行人の足がずるっと滑った。 「うわあっ!?」 一瞬の浮揚感の後、バサバサバキバキと枝が折れる音と共に躰のあちこちに痛みが走り、次いでザンッ!と乾いた葉を散らすような音、背中や腰、脚にしたたかな衝撃が襲った。 視界がグルリと回る。息が詰まるほどの激痛。 「ぐうっ!」 揺さぶられる意識。喪われる平衡感覚。 だが、地面であることは辛うじて分かった。 「行人様ッ!?」 今度はさっきと真逆に上から降ってくるあやねの声。しばらくじっと耐えていると、痛みに奪われていた感覚が徐々に戻ってゆき、行人は何とか胴体を転がして四つん這いになり、痛みを我慢しながら上体を起こした。躰じゅうが枯れ葉と土埃まみれだった。カツラにもたれかかって打ったと思われる箇所をさする。どこもズキッと響く部位ばかりだったが、骨に達していると思えるほどの鋭い痛みはなかった。打ち身や擦り傷だけだとしたら幸運だが……。 「行人様っ!?」 目の前に仔猫を胸に抱いたあやねが青ざめた顔でしゃがみ込んでいた。普段の青い巫女装束ではなく、いつだったか見覚えのある洋服姿。裾の短いスカートのため両足の隙間から下着が覗き見えてしまっていたが、今はそれに気を取られて鼻血を出すほどの余裕は行人にはなかった。 「だ……大丈夫……たぶん、問題ないよ」 今度は立ち上がって手や腰を回転させ、駆けるように腕を振り膝を曲げながら脚を交互に踏み鳴らしてみる。次に屈伸や前後屈などその場でひと通り軽い準備体操。打ち身の痛みで顔が歪む。が、やはり動けなくなるほどの深刻な重い痛みが襲って来ないということは、どうやら骨折は回避できたようであった。衣服もどこも破けてはいない。 「ホントに怪我はない!?」 「アハハ、この島に馴染んだおかげで、あやね並に躰が丈夫になったのかな。怪我はしてないみたい」 と、服のあちこちに付いた埃をパンパンと音を立てて払いながら行人は明るくそう答えた。根の部分に落ちなくて運が良かった。朽ちた葉で敷き詰められた地面がクッションになったらしい。カツラ特有のどこか醤油を連想させる甘さのある匂い。まだ落葉の季節でもないのにこうして通年枯葉でいっぱいな手付かずの自然に助けられた。 (ただ……いくら苦手とはいえ、こうも簡単に足を滑らすなんて……) これも悪夢の影響によるだるさが祟ったのだろうか。だがそんなのを失敗の理由にしていては情けない。まだまだ修行不足だ──と、行人は忌々しく思った 「よかった……」心底安堵したあやねの表情が、すぐジトッとした目つきに変わる。「──って、私並ってどういう意味よ……」 「え、だって、あやねって富士の頂上から蹴落しても死なないんでしょ?」 「さすがに死ぬわ! それ死ぬから! 誰よそんなふざけたこと言ったのは!? ……ま、まあいいわ…………それより本当によかった……」あやねはホッと息をついたが、すぐに気まずそうな顔になり、腕に抱いた仔猫に視線を落とした。「ごめんなさい、私が余計なことしちゃったかしら」 「そんなことないよ」 行人は即座に首を振り、心からの感謝の笑顔を輝かせた。 「あやねが来てくれなかったら、途中でやっぱり足を滑らせて、この子もまとめて落ちてたかも。本当に助かったよ。ありがとう。な」と、あやねの胸に抱かれた仔猫の頭を行人が撫でると、「ありがとにゃー」とその子供も嬉しそうに尻尾を振って答えた。あやねが降ろすと友達らとひとしきり喜びにはしゃぎ、動物の子供たちは改めて二人に御礼を言い、何度も手を振りながらきゃいきゃいと森の中に駆け去っていった。 「もう危ないことはするなよー」 「気をつけて遊ぶのよー」 そう声をかけた子供たちの姿が見えなくなると、 「ふふ、子供って可愛いわね……」 と、あやねは無意識に髪を指で梳(す)きながら目を細めて優しげに微笑んだ。──と、そんな自分を横からポーッと眺める行人の視線に気付く。 「? 行人様、私の顔に何かついてる?」 「あ、い、いや、ごめん。何でもないよ」行人は頬を掻いて誤魔化すように視線を逸し、言葉を濁した。今、あやねの横顔が思わず見とれてしまうほどに綺麗だった──などととても言えない。幸い当人はキョトンとしていて、行人の視線の意味に気付いていないようであった。 「……と、ところで、あやねはどうしてここに? またそんな格好して。あ、いや、似合ってるけどさ……」 と、はぐらかすように行人はあやねの服装に目をやった。 黒に近い紺色の袖なしブレザーに同色のフリルを二段重ねにしたミニスカート。シャツの袖の肩が切られているのが特徴的なデザインで、赤いネクタイがよく目立っている。下は純白のオーバーニーソックスを穿いていて、ずり下がり防止のリボンがネクタイと同色のピンポイントであった。 いつもの見慣れた巫女服は躰の線が出ないので、こうして見ると腰の細さといい、脚線美といい、意思の豊かなぱっちりとした瞳といい、可愛く端正な顔つきといい──“黙っていれば美少女”の面目躍如といったところだ。 すずに負けないぐらい短いスカートから伸びる、あまり日焼けしていない白く美しい脚。ニーソックスとの間に生じた太ももの領域が眩しく、締まった腰も相まって年頃の女を感じさせるくびれを生んでいた。本人が美乳と誇りながらも密かに気にしている胸の控えめなボリューム感も、自己主張を殺して全身の造形バランスの完成度を高めている点において、その言どおりの完璧さを誇っていると認めていいかもしれない。 そんなことを行人が考えている一方、あやねは想い人の言葉にどきりとして顔をほころばせていた。 (に、似合ってるって……♥) この一張羅のことを行人が憶えていてくれていたのも嬉しいことだった。ただ、彼を捜し求めに家を飛び出してここへ来た理由──今日こそ好きと告白して行人を落とそうと燃え盛る心は、こうしていざ本人を面前にすると、自分でもビックリするぐらい瞬く間に鎮火してしまっていた。 だから、行人の問いかけに、 『貴方に会うために来たのよ♥』 と即答して媚びを売ろうと思っても、 「……た、単なる気分転換ですわ」 ──と、照れを隠しながらまるで違う台詞をボソッと言うに留まってしまった。 (あああ、私ったら何言ってるのよ~~~!?) 昔だったら間髪入れずそう答えてたはずなのに……。 「ふうん……」 と、少年の目つきがやや疑わしげになった。以前、同じ服を着てきたあやねと一緒に栗拾いをしたことがあるのだが、その時、食事にしびれ薬を盛られて酷い目に遭っている。ただ、その時に思いがけなく(すずの人工呼吸をカウントしなければ)人生初めてのキスをしてしまったのだが……。 「また何か企んでたり……してないよね?」 「ええっ!?」その視線の意味に気付いたあやねは涙目になって必死に手を振った。 「や、や、やあね、もうあんなコトしないったら!」 したくてもできない。自分から行人様にキスするなんてそんな──いや、でも、した方が進展が──ここまで来た意味が──でも―― ──と、勝手に内部崩壊していくあやねの意識。 だが行人は目の前の少女がわたわたと慌てふためく様を見て、彼女の心中がそんな事になっているなど知りもせず、 「どうだかね。ふふっ……」 そう柔和な笑みを浮かべた。 「あ……」 我に返って思わず行人の顔をぽーっと見入ってしまうあやね。 「ん?なに?」 「え?」 「え?」 「あ、いえ、な、何でもないわ!」 「はあ……」 「と、とと、ところで行人様」 「なに?」 「よ、よ、よけ──」 「よけ?」 「よ、よけ、よよよ、よよよしね」 「ヨヨ死ね?」 「違う! そ、そうじゃなくて、よ、よよ、よよろしけ、けれ、ける、ければ、けるとき……」 「な、なに……?」 「えっ」 「えっ」 会話が成り立たなくなり、行人は狐につままれたような顔をする。 「どうしたの? さっきからなんか変だよ」 「えっと、あっと、えっと……つ……つき……つっ……ついてってもいいかしらッ!?」 「へっ? ――ああ、見廻りについて来るってこと?」 「え? あ、そ、そう! そうなの! ちょ、ちょーど暇してたし……!」 「いいよ、別にそれぐらい……」 「ほんと!?」 「え? い、いや、別にそこまで同意を求めるほどのことじゃ……?」 救助に駆け付けてくれたと思ったら突如オドオドとどもり始め、同行を認められたぐらいでまたいきなりパアアッと明るい顔に変わるという、あやねの目まぐるしい態度の変化に、 (なんか相変わらずの平常運転ぶりだなあ……でも、いつもと変わらないあやねだ……うん) と、行人は頭を掻きながら、どこか嬉しそうに頬をゆるめた。 2 躰の調子を確かめながら最初はゆっくりと歩みを進めていた行人だったが、やはり幸運が味方したようであの高さから落ちたにしてはどこからも出血はなく、打った痛みも次第に引いていった。そうとわかると陽気に誘われるようにあやねと他愛もないお喋りをしながら歩調は元に戻ってゆき、何事もなく麗(うら)らかな時が流れ始める。 日もだいぶ高くなって村落から遠ざかり、しのぶの実家の忍者屋敷がある南境の山に入ると急な勾配も増えてきた。 雑草や落葉、土砂などに侵食されて形が喪われつつある径や、砂利道のように小石が多分に混じった荒れ道。どこを通ってきたか見失いそうになる灌木の群生地、川沿いや丘陵で段差を乗り越えるのに苦労するところにも出くわす。こうした二足歩行に適していない地形が本来の自然の姿であった。だがそういった難所を踏破するのも鍛錬と思えば苦にはならなかったし、一歩も踏み入れられないような鬱蒼と繁った密林や峻険な崖地など、初めから人間の侵入不可能な場所など他にいくらでもある。 「ほら、あやね、手を貸して」 エメラルドグリーンの水面がキラキラと光る美しい渓流を眼下に眺めがら急な段状になっている岩場を踏み越えるとき、行人は小奇麗な格好でやや歩きにくそうなあやねに手を差し伸べて登るのを助けた。 「こんな所まで来てますの?」 「道沿いばかり見ていても皆んなに会えないことが多いからね。地域の治安を任された以上は、道のない場所でも足を運ばないと。さすがに森や山の奥深くまでは分け入って行けないけど」 「やっぱり行人様って生真面目よねえ……そこがまたいいんだけど♥」 「あ、何か言った?」 「な……なんでもないわ!」 「そお……?」 行人が聞き返してきたのだからそれを切っ掛けに告白に移ればよいものを、あやねは反射的に首を振ってしまっていた。(あ……)と気付いても後の祭りで、再び前を向いてしまった行人の後をしゅんとしながら付いていく。 (どーしたのよ私……いつもならこんな風じゃないのに…………) 前回はすずが隠れて様子を見ていたが、今、周囲に邪魔な存在などないし、これから出てくる気配もない。完全に二人きりである。行人を独り占めにできている。迫るならまたとない機会じゃない。 そんなあやねの気も知らず、行人は岩場の頂上まで来ると、「んん~」と両腕を晴天に向けてぐーっと伸ばし、開放感に浸った声を出した。二人が立った場所は山の中腹にあり、この近辺では一番見晴らしのいい絶壁の高台であった。渓谷を挟んだ向こう側が低くなって山麓に続いており、濃緑の樹冠層がなだらかに広がっているのがよく眺望できる。その樹海に埋もれるようにして遠くに村の家屋や田畑があったが、海に浮かぶ群島と言うよりも頭を覗かせているだけの小岩が散在しているようであった。それだけ戸数が少ないということであり、自然が人間の営みを圧倒している光景でもある。人類は自然破壊を行って自己生存圏を拡げるが、集団の力と文明の利器が無ければ逆に自然は人間をいともたやすく覆い尽くしてしまう。決して人間が自然を克服しているわけではない──それがよく理解できる風景であった。 「ああ、今日はなんだか楽しいな。久しぶりに誰かと一緒な気がしてさ」 「そういえば……最近はすずと出歩くのも少なくなったの?」 「うん……」と幾分元気なく頷き返す行人。「ボクがすずの仕事を手伝えなくなっちゃったしね……居候させて貰ってる身で心苦しくはあるんだけど。でも、すずも頼りにされてる証拠だって喜んでくれててさ」 「ずっとあの子といるのが当たり前でしたものね。なんかごく自然にいつも一緒だったから、そのうち何とも思わなくなったけど…………ん?」 改めて振り返ってみれば、ほぼ毎日毎時付かず離れず行動していたなんて、それって夫婦以上の仲じゃないの? ──とあやねは気付き、今さらながら軽い戦慄にも似た驚きを覚えた。朝も昼も晩も寝る時も一緒。すずの家に部屋は一つしかないのだから、それこそ寄り添うような生活だったろう。とんかつもいるとはいえ、二人きりの時間も多かったに違いない。それを一年以上も……行人がこの島に流されたその日から何百日も繰り返して来たのだ。 (よくもまあホントに何も起こらなかったわね…………) 驚きを通り越して呆れた感情を抱く。家族同然の絆は深まったらしいが、さりとて恋仲になったわけではない。逆に言えばそれだけ二人が恋愛感情に疎いということで、行人攻略の難易度の高さの証明にもなるのだが、そこは努めて考えないようにする。 (それがこうして別行動が増えた……大きな変化よね、これは) やはり何かが起こる季節。波乱と激動の到来。新時代の幕開け。あやねはそう感じた。動くなら今、今しかない。今なら行人に急接近して落とせる気がする。それでなくとも好敵手(らいばる)たちが一抜け二抜けと身を引いているのだ。最大の難敵であるすずでさえいない。またとないほどの絶好のチャンス! ──の、はずなんだけど── 手を翳しながら見晴らしの良い景色を眺める行人の横で、「行人様、好きなの! 私と付き合って!」と思い切って打ち明けようとしても、 「い、い、い──」 と、普段の彼女らしくない吃(ども)り方で言葉が出て来なかった。 「……ん? あれ、どしたの? 発声練習? あ、わかった、山彦でしょ。ボクもやろうかな。ヤッホー! ……高い山ないから木霊しないね」 (何もかも違うわよ………………) 心の中でさめざめと泣くあやね。 行人はあやねを誘って切り立った崖の突端に腰を下ろし、十メートル以上も落ち込んでいる真下の川に向かって足をブラブラさせながら、「釣り竿持ってくればよかったなー」と軽く惜しむように言ったが、ふと何かを思い出したのか急に顔を上げた。 「そういえば、ここからそんなに離れてないかな、海」 「え?」と、隣に座ったあやねは一瞬きょとんとしたが、この辺の地勢を頭に浮かべ、「そうね、忍者山を南の方に回れば海に行けるわね」と、道筋を思い起こした。 「やっぱり。一ヶ月ぐらい前、そこにあるすごく綺麗な入り江にすずと海水浴に行ったんだ」 「へえ、あそこ……に……すず、と……だけで?」 途端にあやねの目つきが剣呑になる。その入り江は彼女もよく知っていた。門塀のように両端からそびえる崖が外海からの波浪を防いでいるため、一日中穏やかな潮騒が耳を優しく撫でるだけの美しい白浜。その場にいる者だけのために設(しつら)えられたような碧く透き通る浅瀬。刻が経つのを忘れてしまう悠々とした風情があり、親しい人とゆっくり過ごすにはもってこいの隠れた名勝であった。 「ボクは夕方になる前に引き上げたんだけど、すずはしまとらさんに顔を見せに行って、一日遅れで帰って来たんだ」 「初耳ね……まさかすずとのでえとだったんじゃないでしょうね……?」 「えっ、デート!? い、いや、とんかつもいたよ。すずにはいつもお世話になってるのに、最近遊んだりしてないなーって思って……それで誘ったんだ……」 赤くなってしどろもどろに説明する行人に、フンと鼻息を荒らげるあやね。 「なによ、やっぱりでえとのようなものじゃない。私に黙って……!」 奥手は奥手なりに油断ならないわ──と、考えを訂するツインテールの少女だった。 × × × × × × × × × × × 行人とすずだけの海水浴……の、筈だった。 ──実はその時、そこにはもう一人の男が潜んでいて。 行人の目を盗んでは──すずはその男と密やかな情事を繰り返していたなど、行人とあやねには知る由もなかった。 あやねは行人がすずと水入らずの休暇を満喫したのだと立腹したし、行人は行人で師匠のしまとらに顔を見せるため──と、すずの言葉を信じてそう思い込んでいる──彼とは一日ずれて帰宅した少女が驚くぐらい充実した表情や物腰だったので、誘って正解だったと嬉しく思ってすらいた。 (水着になったすず、可愛かったなあ……) などと、堅物の行人であっても妙に色っぽかった少女の肢体を思い起こさずにはいられない。それまでにも水着姿のすずは何度も見たことがあったが、あの日の姿だけはどうにも目を取られずにはいられないほどの愛らしさを発散していて、やけに記憶に強く焼き付いていた。 (……紐水着のせいかな?) 最初、すずはなんとマイクロビキニで登場したのだ。豊かに張り出た胸と尻、照りつく日差しも負けずにはじき返す健康的な艶肌──元から規格外なほどの最高素材がさらに成長を感じさせる、顔もからだも文句の付けようがない眉目好い美少女が、ほとんど紐同然の水着で出て来た時は本当に仰天したものだ。この時のために陰毛も剃ったとあけすけに言うすずをさすがに正視できなかったため、すぐに普通の白ビキニに着替えて貰ったのだが。 オーソドックスなビキニでも肌の露出度が高いことに違いはない。たゆんたゆんと揺れる弾力ある胸、女らしくくびれた腰と丸みを帯びた尻、すらりと長い手足……。少年にとって直視するのが照れくさいほど“目に毒”な女らしさであった。すずが異性の注意を惹かずにはいられないからだつきをしているのは十二分に理解しているつもりだったが、遊んでいる最中に躰が触れ合うのも妙に意識してしまうほどで、どことなく気後れすら感じてしまったものだ。 そんな、少年が眼福で満足していた生唾もののからだを。 誰にも邪魔されず二人きりなのだと面映ゆく見つめていた美しい少女を。 少し離れている時間、もう一人の男が美味しく── 実に美味しく頂いていたのである。 まさかそんなとんでもない淫事が二人きりの筈の浜辺で起きていようなど、少年は夢想だにしなかった。 見えないと言ってもほんのニ、三十メートルしか離れていない浜の隅にある小屋の中で、その淫蕩な密会は行われていたのだ。 艶めかしい肢体に指先を掠めさせるのも躊躇っていた少年とは対照的に、その男は好色を隠そうともせずに少女のからだを味わいまくった。夏の日差しで火照り汗ばんだ肌を撫でまくり、胸を揉みまくり、アソコを舐めまくり……。浜辺を照りつける太陽に負けない灼熱と化した陰棒で少女の股間のふっくらとした肉饅頭を押しのけて柔らかい牝肉の中に分け入り、少女の帰りを待っている少年の声を聞きながら秘洞の奥まで侵入し。熱く濡れるメス肉を激しく擦り上げて──そして、味わった証もしっかりと彼女の胎内に放ってから少年の元へ帰す徹底ぶりであった。 大事に飾られた美々しい宝石を眺めて感嘆するだけの少年。 極上のメス肉に躊躇いなくかぶりつき、一片残らず喰い尽くす男。 少女は──すずはぱん太郎のそんな慾望まみれの求めを拒まないどころか、早い段階から受け入れて悦びに悶える始末であった。 行人は知らない。 手洗いや休憩などと口実を付けてすずが海から上がっていた、長くともせいぜい十数分の間に──蒸し蒸しとする薄暗い密室で、汗だくになって絡み合っている男と女がいたことなど。 彼が何度となく視線を向けていた小屋の中では、すずとぱん太郎が下半身を密着させてセックスしていて、彼女の胎奥にとびきり濃厚な精液が何度も放たれていたことなど。 短くも熱い交わりの後、行人への遠慮など欠片もなくぱん太郎がすずの中で果て、性器を繋げ合ったまま二人でじっと絶頂と膣内射精の余韻に浸っている時間──小屋の壁の向こうから届く少年の声を耳にしながら、少女もまた、陶酔した表情で自分の膣内でドクンドクンと勁(つよ)く脈動する固く熱い肉棒と、からだの奥底に当たる射精の心地好さを感じ続けていたのだ。行人ではない別の男の精子を注ぎ込まれているというのに。 それも、一度だけではない……二度も、三度も。 すずはそれらしい理由を付けては小屋に入ってゆき、行人がちょっと遅いな、何をしているんだろう、様子を見に行ってみようかな、でも静かな屋内で今のすずと二人きりになるのって──などと逡巡しながらくすんだ色の小屋を眺めている頃合いに、汗ばみ朱の差したからだで出て来る少女……。 そうして行人の元に戻ったすずのアソコには、たった今仕込まれたばかりのぱん太郎の子種がなみなみと満たされていたわけである。 すずは肉壷の入り口を強く締め付け、その孕み汁を逃さないようにしていた。機械などに一切頼らない野良仕事や山野で鍛えられた藍蘭島の女性たちの足腰の強さは尋常ではない。こぼさないようにしようと思えばほとんど漏れ出させることなく過ごせるのである。村の女たちのアソコの締りの良さは抜群であった。 行人と過ごしている最中にもすずの性器の中に充満した搾りたての白濁液は膣粘膜を通して彼女の体内に吸収されてゆき、傲岸なほどに元気なぱん太郎の精子は何百、何千、いや何万という単位で次々すずの子宮内に泳ぎ入っていった。 ……日が出ている間、ぱん太郎とすずの逢引は何度も繰り返された。 とうとう朝から夕までほぼ一日、膣内に温かさの失われない新鮮な精液を常に満たしながら、すずはその子種の主ではない少年の傍にいたのである。 そうとも知らない行人は機嫌良くすずに愛想良く笑いかけていた。遊んでいる合間、半ば無意識にちょくちょくと大切に想っている少女の姿をぽーっとした目で追ってしまったりもして。 だが、少年の瞳に映る愛らしい紅唇は、朝から何度も彼の嫌う男とディープキスを交わし、淫らな体液で汚れた肉棒を掃除していた。口内の奥隅に白濁液の残滓が残っていた。白ビキニのトップスからはみ出さんばかりの豊乳は、乳首の勃起がなかなか収まらず、布に隠れた部分に強く揉まれた痕が赤く残るほどであった。 そして、ボトムの奥では──少ない時間の中で中出し同時絶頂すら味わった愛慾の結果が凝集し、愛し合った男女の生殖活動の続きが盛んに行われていたのである。 そう。 少年が見惚れたように眺めていた少女のからだの中では、今や彼がこの世で最も嫌悪していると言ってもいい男の精子が星の数ほど群れ泳ぎ、次から次へと膣壁や子宮壁にこびりつき、粘膜に吸収されて少女の一部となっていた。すずの中でぱん太郎が同化していた。あるいは卵管の終着点すら埋め尽くし、卵巣に繋がる隔壁に黒い雲霞となって取り付き、彼女の分身の登場をせっついたりと──少年の淡い想いなどあざ笑うかのように、少女の生殖器官の内部でやりたい放題だったのだ。 もしこの時に排卵していれば、瞬く間に夥しい精子の大群に囲まれて即座に受精が始まっていたことだろう。少年少女の特別なひと夏の思い出となる時間の中、何百日も仲睦まじく暮らしてきた少年から親しみの笑顔を向けられた中、青リボンの少女は母親になっていたかもしれないのだ。 少年ではない別の男の種で────。 しかし実のところ、この前日もさらにその前日も、もっと言えばそれ以前から、すずはぱん太郎に抱かれまくっていて、種付けの意志を篭められた膣内射精を数え切れないほど受け止め続けてきていた。この浜辺に来た時点ですずの子宮内外には既に相当量のぱん太郎の精子が残留していたし、それでなくとももう何ヶ月も前からすずの生殖器は奥の奥までぱん太郎の存在を刻み込まれて来ていた。行人が表にも触れたことのない秘所は、とっくにぱん太郎の縄張りであり、生殖交尾の甘味をとことん覚え込まされてメス化していたのである。 だからこそ、予告もなく突如現れたぱん太郎に襲われるようにして抱かれても、すずは前戯もそこそこに気持ち好く感じてしまい、行人の声を聞きながらぱん太郎の力強い種付け射精を恍惚と受け止めてしまったのだが……。 行人に見つめられていた時、すずもまた浜小屋に目をやりながら、今日新たに注がれた子種の重みと温かさを感じていた。少年の視線に気付くことなくその男の姿を頭に想い浮かべ、その男から与えられる快楽を想い浮かべ、ほのかに頬を染めてすらいた。少年は少女がそんな風にどこか気怠げなのは夏の暑さのせいだと思っていた。 少女は海に入っていても男の愛撫を思い出してしまい、逞しい巨根でオマンコの奥まで掻き回される感覚が下半身に蘇り──少年と遊んでいる最中も無意識に男とのセックスを反芻し、火照りの鎮まらない秘肉をキュンキュンと切なく疼かせていた。 少年に微笑みを向けていても、また向けられていても、陰奥に残る余韻は絶対に忘れられない。行人の海パンの内側に同じモノがある事実など考え及びもしない。そこに居ない男の股間にそそり立つ極太の肉棒を恋しく感じてしまっていた。いつの間にか浜小屋に戻る理由とタイミングだけを考えていた。 その晩、家に戻った行人は自分で作った夕食を済まし、蒲団を一つ敷いて横になると、あの浜で別れたすずの、「今晩はおししょーさまのところに泊まって来るかも」という言葉を思い出しながら、ぽっかりと空いている横の板床を何度も眺めた。 今までのすずならごく自然に行人やとんかつも連れて行っていただろう。というか、すずが先に帰っていいよと言わなければ、行人は自(おの)ずと付き添っていたはずだ。南のぬしでありすずの武術の師匠でもあるしまとらとは行人も面識があった。 だが、行人からすればすずが一人で知己の元へ行くことを不思議に思うはずもない。家族が知人に会うと言って出掛ける時、いちいち付いて行くだろうか? 家族もプライベートがある一個の人間──それに、行き先は南の森なので出会って欲しくない奴と鉢合わせする心配もない──行人は現地で別れたすずに対して何の疑問も抱いていなかった。 やけに広く感じる隣の空間をぼんやりと見つめながら、昼間の彼女を暗闇の中に思い描く。 毎日見慣れているはずの同居人なのに、今日は自身でも戸惑いを覚えるほど妙に惹きつけられた。何故だかは解らない──夏の日差しとバカンス気分の仕業だろうか。それとも、やはり健康的過ぎる水着姿が目に毒だったのだろうか。何となく胸やお尻のボリュームも増していたような気もするし……。 (うーん、完璧すぎる美少女がこれほど正視に困るものとは……) いつもは顔ばかりを見て話をしているから、日常では意識しないのだろうか。 おばけを怖がるすずが夜を避けて次の日に帰りをずらすだろうことはまず間違いない。それでなくとも電気のない真っ暗な夜道は危ない。 (……すずももう寝てるかな。それともまだ話しに花が咲いてるのかな。みゃあさんもいるのかな……) などと心の中を占める少女のことを考え続けながら、行人は眠りに落ちたのだった。 そうして、少年が南の森で猫たちに囲まれているとばかり思っていた頃── その少女は。 まだあの入り江にいて。 発情しきった淫らなセックスをしていたのである──── 行人と遊んだ時間よりもぱん太郎と性器を繋げ合っていた時間の方が多かったと言えば、すずがどれほど爛れた一夜を過ごしたかわかるであろうか。 行人が去るとすぐに二人は表で堂々と絡み始め、砂浜に茣蓙を敷いて文字通りのセックス漬けとなって数え切れないほど交わった。ぱん太郎に激しく求められ、自分からも積極的に求め、すずは数えきれないほど逝きまくった。逝かされまくった。夜が白むまで中出しされまくった。粘り気も濃さも熱さもまったく失われない白濁液をからだじゅうに浴びせられまくった。塗りたくられまくった。普段は誰も寄り付かない静かな景勝地の空に、その明媚に似つかわしくないケダモノのような二つの淫声が絡ま合いながら吸い込まれていったのだ。 満天の星々の煌きの下で── あるいは、営みの音以外はしんとした小屋の中で── 最初の夜と比べ物にならないほど長い長い時間。 重なった男と女の陰影は、ずっと、一つの黒い花を咲かせていた。 あまりにもハメまくったせいで拡がりきった肉洞からぱん太郎の巨根が引き抜かれると、夥しい白濁粘液にまみれた奥壁と子宮口まで覗ける淫穴がぽっかりと姿を現し、孕まし汁が瀑布になるほど開きっ放しになる有り様であった。決して行人には見せられない、ぱん太郎サイズに拡がった肉洞。揉まれ吸われまくった乳房も真っ赤に腫れ上がり、唾液と淫汁、汗が交じり合った体液で胸全体がぬらぬらと濡れ、特に限界まで膨らみ勃った両の乳首と乳輪などは母乳が垂れているように妖しくぬめるほどであった。連続アクメの痙攣が止まらないすずはからだを閉じられず、腰はビクンビクンと弾みっぱなし、幸せ惚けた顔は涎と涙を垂れ流しっぱなしで、少年が知った瞬時に絶望の奈落に叩き落とされるだろうそんな姿をぱん太郎の前に晒していた。 それからもまだハメまくり、とうとうすずが体力の限界を迎えて昏睡してしまった後も、ぱん太郎はまったく硬度を失わない男根を二人の体液で溶けきった膣内に入れ続け、彼専用のメス穴として目覚めたすずの生殖器の開発具合を堪能していた。反応が喪われてある意味本当の性玩具となったすずの肉壷でさらに数回楽しんでからようやく彼も躰を休めたが、眠ってるうちにも何度も無意識にぱん太郎の腰はカクカクと動き、朝遅く二人が起きると両者の股間は前夜よりも白濁の洪水が広がっている有り様であった。ひとしきり笑い合うとそのままお互いへの愛撫と接吻が始まり、すずとぱん太郎は再び恋人か夫婦のような夢中さでお互いを求め合い出した。それが生殖発情を抑えもしないケダモノの貪り合いに変わるのにそう時間はかからなかった。 日が昇りきって性臭が充満する小屋の中がいよいよ蒸し風呂状態になって我慢できなくなると外に待避し、波打ち際に足を進め裸同士でじゃれ合っては駅弁で交尾、岩場に腰掛けて語らっては座位で交尾、森の木陰で涼んでは幹に手をついて立ちバックで交尾、水と食材を集めて小屋の囲炉裏で火を熾し、腹を満たしたらまた交尾……。 交尾、交尾、交尾…………! 昼を過ぎてもぱん太郎の肉棒はまだすずの体内にあり、二人は半日以上も性器を癒合させていたことになる。 快楽の喘ぎの合間にすずは大好き、ぱん太郎様大好きと幾度も反覆し、熟(こな)れきった媚肉はぱん太郎の巨根を根本まで喰らい尽くさんばかりに奥へ奥へと招き蠢めいた。その無類の心地好さに幾度も力強い吐精が少女の最奥に叩き付けられ、その度にすずの膣襞は歓喜の悲鳴を上げどんなに放出しても微塵も精力を失わない無類の肉棒をメスの本能のままに惚れ惚れと搾り取りまくった。ぱん太郎が行人の名を出すと、簡単に行人なんて知らない、ぱん太郎様がいいのとすずは言い放った。もはや行人の存在が割り込む隙はこれっぽっちもなかった。二人が喉を震わせて一つに融け合う様が何遍も繰り返される光景は、まさに子作りに励む熱愛夫婦のようであった。 日暮れ間近、ようやく村はずれまで戻って来た二人が傍の草むらで最後の情愛を交わしてやっと別れた時は、すずの瞳にはぱん太郎に対する思慕と情慾がはっきりと宿り、一年以上淡い想いを胸奥に抱き続けてきたはずの少年のことなど忘れ果てた顔だったのである──。 × × × × × × × × × × × × 「誤解だよ……」 「どうだか……」と、あやねは拗ねたようにプイと顔を背けたが、ふと何かを思い出した表情になった。「そういえばこないだ、すずがお腹を壊したようだけど……大丈夫だったのかしら?」 「え?」 と、行人は目を丸くした。すずが体調を崩したことなど初めて聞いたからだ。 「あら、行人様知らなかったの? 半月ぐらい前なんだけど……お昼頃に会った時、あの子急にお腹おさえてしゃがみ込んじゃって。慌てて腹下しになる野草を採って戻ったんだけど、居なくなってたのよね。じゃあ……あの後すぐに治ったのかしら?」 その時もあやねが呼ぶ声が届くところですずは仕込まれていたバイブの代わりにぱん太郎の肉棒を胎内に迎えて歓喜に満ちた淫声を漏らし、一体化するぐらいの密着具合で濃厚な種付け射精に悶えていたのだが、その物音は森の樹間に吸収されてあやねの耳まで届かなかったのだった。 「知らないなあ……この頃、すずって機嫌が良くない日が無いぐらいだし……」 「そうなの……何か良いコトでもあったのかしらね」 「さあ、何があったかボクには判らないけど──」急にニコニコと破顔する行人。少年の脳裏には今朝のすずの輝く笑顔があった。「──すずのことだから、その通りだと思うよ。良いコトがあったんだよ、きっと」 「フフ……行人様もからあげ様の代行なんて大変そうだけど、すずはすずで子守りやら仕事の肩代わりやらで大忙しみたいね」 「うん。赤ちゃんの世話は大変らしくて、泊って来るときもあるんだ。本人は相変わらずの村の何でも屋のつもりだけど。……ぱん太郎がこっちに定住してから、そうした忙しさが増えたみたいでさ」 「へえ……」 それにしては以前よりすずの姿を外で見かけなくなったような気もしたが、あくまで気がするだけだったのであやねは特に口に登らせることはなかった。 「でも忙しいのはすずだけじゃないみたい。他の女の子たちとも当たり障りのない話ぐらいはするけど、一緒に遊ぶこととかすっかりなくなっちゃったし」 言われてみればと、あやねも最近の自分の交友状態を振り返る。彼女自身も他の娘たちと遊んだりすることがあまりなくなった気もする。もう子供ではないのだからと言ってしまえばそれまでだが、ただ、ぱん太郎という共通項で繋がっている娘たちは申し合わせて屋敷に連れ立ったり、何処かへ出掛けたりしているようだった。そういう意味でもあやねはそれとない疎外感を覚えている。 (まあ、皆んな変わっていくってことよね……) 朝の姉との会話を思い出す。 自分は取り残されていく――いつまでも独りで―― (…………) 不意にあやねは言いようのない焦りが胸の奥に宿るのを感じた。私だってもう十分大人の年齢だけれど、内実は──他の皆んなは相手を決めて子供もこさえて、私より年下の子たちもうんと大人びてきているのに── そっと行人を盗み見る。いくらこうして隣に寄り添っても、ちっとも女性として意識してくれる様子のない朴念仁。 暗い影が背後から忍び寄って来るような、寒気にも似た言い知れない感覚をあやねはおぼえた。 それを打ち払うようにブンブンとツインテールを揺らして首を振る。 (他人は他人、私は私じゃない!) 「ど、どうしたの?」 隣に座っている少女が突然激しく頭を振り始めたので行人がギョッとする。 「えっ!? い、いえ、何でもないですわ、オホホホホ……」 「まあいいか。──だから、さ」 「?」 「だから……今日、こうしてあやねと一緒にいるのが、けっこう嬉しかったりするんだよね」 「……行人様…………」 二人が見つめ合っていることに気付いたのはしばらくしてからであった。 「「──あっ!」」 と、どちらも頬を紅潮させてほぼ同時に顔を背ける。 「ご、ごめん、変なこと言って……!」何故か謝る行人。 「わ、私こそ…………そ、それより、行人様……」 「ん、なに?」 あやねは赤らめた顔を伏せ気味に行人の手に流し目を送る。手を、手をつなぎたい。一緒にいるのが嬉しいと言われて、それだけでもう充分に報われた気分になったが、それでは駄目だということは解っている。接吻までした仲なんだから、手を握るぐらいおかしくはないはず――。 「て、て、て、ててて」 行人の表情が、また始まった、とでも言いたげな微妙さになった。「……て?」と、見つめられている手を持ち上げる。 手をつないでもいい──? ――たったそれだけの言葉が、やはり口に出せなかった。 「て――手が汚れてるわっ!」 そう叫んだあやねはシュバッと電光石火の素早さでハンカチを差し出した。 「え!? あ、ああ、ありがとう。さっき木に登った時だね」 と、行人は感謝しながら受け取り、手を拭いた。「……ん? どしたの?」 あやねが今にも下の川へ落ちそうなほどがっくりとうなだれていたのだ。 「……な、なんでもないわ…………」 ごまかすように埃を払って立ち上がるあやね。 その時、急にぐるるる、という音がした。 「……あっ…………!」 あやねの腹からであった。少女の顔面がまたカーッと赤くなる。 「あはは、お腹空いた?」 「え、ええ…………」 消え入りそうな声で恥ずかしそうに俯くあやね。姉に焚き付けられたように飛び出してきたので朝食も摂ってなければ弁当も持参してなかった。私としたことが行人様の前で何て恥ずかしい真似を、と、内心自分をポコポコ殴るあやねだったが、鳴ってしまったものはどうしようもない。 その様子を見た行人は真上を仰ぎ、ほぼ天頂に太陽が掛かっているのを確認すると、 「ちょうどお昼だね。座りなよ」 あやねに再び腰掛けるよう促し、ウェストポーチから笹折とペットボトルを取り出した。二枚重ねの笹折の麻紐を解くと、中から両手サイズの黒々とした大きなおむすびがでんと二つ並んで飛び出してきた。 「わっ、でか! 爆弾むすびだ、重いはずだよ……はい、あやねの分」 と、行人は隣に座り直した少女に一つ手渡した。 「ありがとう、行人様」 どちらともなく微笑み合う。 早速かぶりついたあやねは、むぐむぐと咀嚼しながら、どこか違和感を覚えて歯型のついたを眺め、小首を傾げた。 「……これ、あの子が作ったの?」 「そうだよ。どうかした?」 「いえ──」ちょっと考えて、あやねはその違和感の正体に気付いた。「残り物っぽい具を適当に詰め込んでるだけじゃない、これ。なんかぞんざいねえ……。私ならもっとちゃんとした物を作りますのに」 「そう? 確かに昨夜の残り物とかだけど……用意してくれるだけで有り難いよ。すずだって働いてるんだから」 確かに昼食などは軽く済ませるのが普通だから、これはひと手間加えている方だろう。毎日凝った弁当を作るのは大変なのも確かだ。 (でも私なら、愛する人のために毎日一生懸命作るけどね♥) あやねはまだどこか違和感が拭い切れなかったが、悩んでいても仕方ないので再びかぶりつく。 濃密な磯の薫りを漂わせる海苔と精製されていない分ミネラルの豊富な塩の風味が効いたむすびは美味しく、白米の中に詰まった色々な具材は目を楽しませる。文句を付けたあやねであったが、まあたまにはこういうのも悪くはないわねと思い直した。 「言っていただけたら私が毎朝でも届けますわよ」 「あはは、ありがと。でもわざわざ悪いでしょ」 「そ、そんな……」 そんな、行人様のためなら喜んで。だって、私、行人様が好きなんだから。 「――ん、どうしたの?」 俯きながら顔を赤くして何かブツブツ呟いているあやねに、行人は不思議そうに声をかけた。 「い、いえ、何でも!」 「そお……?」 小首を傾げつつもすぐに隣の少女から注意を離し、キラキラと太陽の光を照り返す翡翠色の川面や対岸の森などを見渡しながら食事を進める行人。そんな少年の態度にあやねはわずかに恨めしげな横目を送り、食べかけの爆弾むすびに視線を戻すと心の中でモヤモヤとした溜め息をついた。 (ああもうっ、私ったら!) と、自分自身にいきり立つ。行人に対する妙な羞恥心は和らいだと思っていたのに。肝心要なところになると途端に緊張する癖はまだ直っていないらしかった。 3 昼休憩を終えると何事もなかったかのように二人は歩き始めたが、その後もあやねは上手く切り出すことができず、その都度行人を戸惑わせ、首を傾げられる始末であった。 (ああああああああああああああもう!!!!) 出遭った動物たちに挨拶したり、異常はないかと行人が周囲に気を払っている隙に、その背後で髪を掻き毟るあやね。 (行人様も行人様よ、少しぐらい察してくれてもいいじゃない!) この時ばかりは折り紙つきのニブさが苦々しく思える。 もし、行人様の方から迫ってくれれば……喜んでこの身を捧げますのに。 (それとも……やっぱり、私の存在なんて気にならないってことなのかしら…………) と、いつもの自信に満ちた彼女らしくもなく、あやねは一抹の不安を抱いた。そして、そうかもしれないと寂しい気持ちになった。行人の堅物ぶりは叩けば響く鐘のようだ。良く言えば人一倍義理堅く、責任感がある頼もしい性格。それでいて人当たりが良くて協調性もある。社交上手でなくともその好青年ぶりは女子たちにとても好ましく映っていた。 だが同時に身持ちも堅かった。藍蘭島の少女たちから見れば信じられないほどに。どれだけ親しくなったと思ってもなかなか近づいた気になれない――どこか他人行儀なのだ。悪く言えば余所余所しい。島に来て一年ちょっとの部外者なのだから当然なのかもしれないが──ぱん太郎が現れる前の娘たちは、自分たちにあまり興味を示してくれない行人の素っ気なさを大いに嘆いたものだ。 今日にしても、せっかくのおめかしも行人の目を引いたのは最初だけで、それもあやねにとって悄然となる材料であった。新しい服を縫うべきだったかもしれない。 (……ぱん太郎、ね…………) 今や村じゅうの注目を一身に集めているもう一人の男があやねの頭の中に浮かぶ。 東のぬしとして北の住人に負けず劣らずの荒くれ者──だった。 昔──ほんの一年ぐらい前までのことだ──は、東の森で余所者を見つけると、それが女であっても腕力に物を言わせて攻撃してきてどこまでも追い掛けて来るため、あやねたちもその凶暴ぶりを恐れていたものだ。 それが今ではどうだろうか。 彼に抱かれた女たちは評価を翻し、男らしい、逞しい、意外と優しいなどとベタ誉めなのである。血の気の多さはどこへ行ったのか、話によると労りの言葉をよくかけてくれたり、気を遣ってくれたり、おしゃれに目を留めて褒めてくれたりするのだそうだ。確か妖怪化しておらず、したがって妖術も使えないはずだったが、人化の術を誰かにかけて貰いでもしたのだろうか。 ぱん太郎との関係が良好とは言い難いはずのからあげまでもが彼に手を貸して東の森の面倒を代わりに見ているのは、“烈火の白刃”がぱん太郎を認めたのかと驚きをもって皆に噂された。だが、西の治安はこうして行人が請け負っており、ぱん太郎がやっていることと言えば女を抱くことだけだ。 (まあ……こっちが頼んだ事なんだけど…………) ぱん太郎の子種は“命中度”が極めて高いと評判で、もう何人もの女が身籠り、ひと足先に生まれた赤子たちは元気にすくすくと育っている。他も絶賛種付け中で、この分だと産める女は一人余さずぱん太郎の子を宿すだろうとまで言われていた。オババは笑いが止まらないらしい。ぱん太郎がどれだけ節操なく次々と女に手を出してもお構いなしの放免状態なのはそのせいもあった。 屋敷がまだ建築中の頃、集落で真昼間から堂々と盛っていた話も聞いたことがある。というかその手の話題は枚挙に暇がなく、あやねも話どころか実際に何度も“目撃”している。 住まいが定まるまでは野外行為も多く、田圃のすぐ傍の茂みの陰で盛っていたり、食事などに招かれるとそのままその女の家に泊まり込むのが常で、縁側にぎょっとするぐらい大きな草履がある家の中を覗くと、そこの娘と母が交互にハメられながら善がり声を上げていた、などというのがお決まりであったのだ。 とある日のこと、障子の張り替えのため開け放たれた家屋の中、結合部も露わに淫液をしぶかせながら腰を打ち付け合い、女の嬌声が垣根の外まで筒抜けになりながら交わっているところへオババが通りがかった。当然、中の様子に気付いたが、交合現場を見てもわずかに眉間にしわを寄せてほどほどになと小言を与えただけで、オババは何事も無かったかのようにすぐ立ち去ったらしい。村長の黙認を得た二人の交わりはその後も小一時間続き、見物人が軒先まで入って来る中で、ぱん太郎の相手になっていた娘はとても声を抑えられずに感じまくり、乱れまくり、何度も大きな絶頂を迎えたという。 娘の胎内から巨根がやっと引き抜かれると、種付けされまくった娘はぱん太郎の股間に顔を埋(うず)め、注がれた孕まし汁が粘っこく滴る尻をふりふり掲げ、淫水まみれの肉棒を愛おしげに丹念にしゃぶり清めたり、胸に挟んでの本格的な口唇奉仕に移り、勢いの衰えない顔面射精を受けて陶然としたり……。 果ては大股開きにされながら抜き差しされる様を集まった女たちに間近から嫌というほどじろじろ観賞されたり、柱に寄りかかって立ちバックで腰を打ち付けられながら、あるいは種付けプレスされている最中に、 『このコもこの通り完全に行人クンからボクに鞍替えしたから』 『はっきりとボクを選んだから、前とは比べ物にならないほど遠慮なくハメまくってあげてるの』 『だからこのコもボクの赤ちゃん孕んだら祝福してあげてね♥』 『あ、行人クンには告げなくてもいいよ。聞かせるのも可哀想でしょ? それでなくても彼はこの島に身寄りがない寂しい身上なんだから』 などと、オーガズムに飛んでいる娘に大量の濃濁精液を滾々と流し込みながら、そうぱん太郎が宣(のたま)ったそうだ。 その相手が誰だったかまではあやねの耳に伝わっていない。その家の子であるはねとつばさが海女漁に出た代わりに張り替えの手伝いに来ていた娘らしい。それは何でも屋のすずも候補に入ることを示唆していた──というより、仕事柄、筆頭に置いてもおかしくない──が、あやねは思い浮かべた時点で即座に候補欄から振るい落としていた。その娘とぱん太郎のセックスは愛し合う夫婦のようで、何度膣内射精されても嬉々として受け止めていたという。すずがぱん太郎とそんな関係のはずもない。 (あの子が行人様を差し置いてぱん太郎なんかと婚前交渉するなんてあり得ないしね) まだ性知識のかけらもなく興味もない初(うぶ)なお子様なんだから。だからこそ一年以上異性と暮らしていても何も起きないのだし、それが実はもうぱん太郎に抱かれまくっていて、他の娘たちと同じく種付けを拒まないほどの虜になり、大人顔負けのいやらしいセックスをしている──などと。 作り話にしてももっと信憑性を持たせなければならないだろう。 姉や母を始めとした肉慾に溶けた女たちの浅ましい姿……。 (すずまでもがあんな風になってるですって? 私や行人様が知らないところであの男に抱かれてる? しかも夫婦みたいに見えるほどの熱々ぶりで? 他の子たち同様あの男にぞっこんに? あの子までもがぱん太郎の赤ちゃんを産むですって? 行人様と暮らしてるのに? 行人様が好きなのに? あの男と子作りを? すずがあの男と爛れた行為を? あの男に犯されて悦んでる? 行人様への想いを無くして? あの──あのアソコが裂けそうなほど大きなアレをズポズポされて……あの一発で孕みそうなドロドロの子種を……?) まさか! あやねは自身の妄想に頬を染めながら、やれやれと首を振った。 (馬鹿も休み休みね……あの子が殿方との交わりを私より先に済ませて……私さえまだ知らない女の悦びまで覚えてるだなんて…………) 大方、既にぱん太郎の虜にされている中の一人だろう、とあやねは思った。すずより当てはまる娘は何人もいるのだから。ぱん太郎のモノになっているのだと改めて周知されたのだ。姉、ちかげ、しのぶ──あやねもよく知っている間柄である可能性も十分にある、というか、ぱん太郎が殊更に行人を引き合いに出して言うのだからほぼ間違いないだろう。他の娘たちより積極的に行人に接近していたグループ。 だが、そこであやねは気付いてしまった。 (……でも……あの中に……海女の家の手伝いに行くようなのがいたかしら?) そこが気にかかる点だった。姉が障子の張り替えなんて仕事をするはずもないし、ちかげとみちるも同様、というか忘れがちだがみちるは既に子供を産んでいる。りんも孕んでいるし、梅梅が今さら鞍替え宣言するのはおかしい。 こうして消去法で考えると、しのぶかゆきのしか残らなくなる。この二人ならまだ可能性があるだろう。 だが……やはり、最も不自然でないのは…………。 (…………) まさか、ね………………。 自問自答に耽りすぎて前を歩く行人の背がだいぶ離れているのに気付き、あやねは慌てて歩調を速めて足早に追いかけた。 その脳裏で、すずが蕩けた顔でぱん太郎と抱き合っている姿──四つん這いになってあの巨根をねじ込まれている姿──柱にしがみつきながら後ろから突きまくられ、その気持ち好さに泣き腫らしている姿──などの妄想が去来する。 ぱん太郎の子を宿すために大股を開いて精液注射を迎え入れているすずの姿──快感にまみれて幸せそうに悶え尽くした顔── (ありえ……ないわ…………) 現実味のない飛躍したとんでもなく迷妄。 しかし……例えこれまでは無事であったとしても、村のめぼしい女すべてにちょっかいをかけて、そのほぼすべてを成功させているあの男にかかれば、今後どうなるかはわからないかもしれない。 (冗談じゃあないわよ、私は絶対ご免蒙るんだからね! 絶対に!) 種馬ならぬ種パンダ。もっとも今の姿からはパンダを連想することが出来ないが……。 実はあやねも何度か話しかけられたことがあった。この間の夢の原本がこれかという自然さで、「やあ、いい天気のん。子作りする?」と、まるでお茶にでも誘うかのように言葉をかけてくるものだから、最初は条件反射的にほんの少し考えてしまい、すぐに慌てて拒否した。案外こんな手に引っ掛かってよく考えもせずにあれよあれよという間に関係してしまった娘も多いのではないか。村の娘たちなら有り得そうだ。 出くわす都度その誘いは必ずあったが、あやねがけんもほろろに断わると、「気が変わったらいつでも言ってのん」と、それ以上は言い寄らずあっさりと離れていった。 とは言え、ぱん太郎の印象も昔とはだいぶ違っているのは認めざるを得ない。正式に招かれてからは面倒な騒動を起こしたこともないし、それどころかぱん太郎を誉めそやす賛辞が増えるばかりだ。道端で女たちに囲まれて談笑しているところを見かけると、すっかり角の取れた福々しい顔を和やかに崩していて、その振る舞いも人間ぶりが板に付いて来ていた。東の森のぬしとはまったくの別人なのではないかと疑う時もあるぐらいだ。 何にせよ、あれだけ好んでいた喧嘩を封印して、慕われるぐらいの事はやっているのね――と、あやねはいくらか見直す気持ちにはなったものの、だからといって自分から近づくことは決してなかったが。 それでも姉たちと交歓してる時の、腹は出ているが力こぶの目立つ躰を思い出すと、胸がどきっとしてしまう。汗でてかる肌、筋骨の太い肉体。太いのは股間から伸びるアレも──。 脚は短いし太鼓腹だし、行人より見栄えのいい男とはとても思えない。肉体的な均整の美醜は比べるべくもない。だが、よく注視すればぱん太郎の躰はだらしなく弛(たる)んでいるわけではなく、腕も足も筋肉が盛り上がった雄くさい躰だった。胸板もとても厚く、腹の出っ張り具合よりそちらに目が向いてしまうぐらいだ。その辺は腐ってもぬしの風格なのだろう。ぱん太郎の肉体を基準に考えてしまえば、行人の躰が細く小さく映ってしまう。 前を進む行人の背を追いかけながら手すら繋げられない自分を考え、気付いてくれない少年との距離を考え、ぱん太郎の太い腕に抱かれて満ち足りたように悦ぶ姉たちの幸せそうな姿を思い浮かべ、そうやって悶々としていると、視界の上部にある空模様が暗く沈んでいることにあやねは気付いた。 いつの間にかどんよりとした雲が頭上を低く覆っていた。 4 「あ……ひと雨来そうね」 「ホントだ。オババの言った通りだ……参ったなあ、もうすぐ日暮れなのに」 と、雨宿りでも考えたのか辺りをキョロキョロする行人。周囲に生えている木はすべてブナであった。水気の多いブナは木材としてはあまり用いられないものの、薪やお椀にしたり、毒素のない木の実は森の動物たちの良い食べ物になる。十分な樹冠を広げているので適当な木陰に入れば雨を避けることは出来そうだが、ブナは雨を集めて幹から流し落とす木なので身を寄せるにはあまり適していなかった。 「もうここまで来てたんだ」 今日のコースはこの林を抜ければ村落までそう遠くはないな、と判断する行人。 「ってことは、近くにあの家があるな……」 「あの家?」 「樵小屋みたいな所があるんだ、知らない?」 「ああ……あそこね……」 思い出したようにあやねは頷いた。其処なら彼女も知っていた。 昔はこのブナ林に妻を失った老木地師が独りで住んでいて、他の職人では真似できない趣きや精巧さのある見事な漆塗りの木細工を作ったり、良質な薪の配達をしたりしていたそうだが、御多分に洩れず大津波によって代が途絶えてしまった。それからは木製品もりんの一家が全て引き受けるようになり、後は老木地師が暮らしていた家屋が残されるのみとなった。このように無人となった建物がぽつんぽつんと点在するのも、西の人里の特徴である。放っておくのも忍びなく、休息所として手頃なので村人が掃除や修繕をしながら時折使っているようで、行人もたまに利用させて貰っていた。 「あそこで雨宿りさせて貰おうか」 二人は小走りに急いだが、目的地に辿り着く前にザアーッと大量の雨粒が落ちて来た。空の開けた林道では避けようがない。 「うひゃあ、本格的に降ってきた」 「急ぎましょ!」 径に積もる枯れ葉を踏みしだきながら途中でさらに細く輪郭の薄れた小径へ曲がって入ると、しばらくして急に空間が開けた。雑草が生え放題の土庭を囲むようにして建物が三つあった。母屋、作業場、そして材木置場。どれも齢に負けた老体のように悄然とした面持ちの風情があり、庭の隅には薪を割るための切り株が草深く埋もれていた。長い間葺き替えられていない屋根は荒れていて、朽ちた板壁は雨に濡れて不気味さすら感じる黒ずみようであったが、二人はそれらを眺めるどころではなく、急いで母屋の戸口を開けて中に飛び込んだ。 「うわー、すっかり濡れ鼠だよ」 「せっかくの一張羅が……火を熾せるかしら──あら?」 全身から水を滴らせながら居間に上がろうとしたあやねは、そこで囲炉裏に薪がくべられ火が付いているのに気付いた。天井から吊り下げられた錆浮く鉄瓶からはシューシューと湯気が吹いている。急須と茶飲み茶碗が三つ置いてあり、飲み残しの形跡があった。 「あれ……ここって空き家……だよね? 先客がいるのかな」 「そう考えるのが自然ですわね。誰かしら」 「すみませーん」 行人は居間の奥にある閉め切られた二枚戸の向こうに届くよう声を出した。以前来た時の記憶では畳敷きの寝間になっているはずだ。 しばらく待っても返事はなく、二人は首を傾げたが、 「とにかく上がらせて貰おう。このままじゃ風邪を引いちゃうよ」 「そうね」 と、框の前に履き物を並べて座布団に腰を下ろし、火に当たり始めた。 「いやあ暖まるね──って何してんのッ!?」 「え?」 行人がギョッと声を上げたのも無理はない。あやねがノースリーブジャケットのボタンを外し、ネクタイを抜き取り、ブラウスも脱ぎ落とし──行人の目の前でさっさと上半身裸になってしまったのだ。起伏のなだらかな双つの丘陵が綺麗なピンク色の乳首までばっちりと見えてしまう。 「濡れたままは嫌だから服を乾かそうと思ったんだけど。行人様も早く脱いだ方がいいわよ、この方が服も躰もすぐ乾くわ」 あやねはそう言って立ち上がり、行人の視線を気にすることなく下も脱ぎ始めてしまう。ニーソックスを脱ぎ、ホックを外したスカートがストンと落ちて現れる純白のパンティー。 「ちょ、ちょ! そっ、そっ、そうだけどさっ!」 とうとう秘部を覆う白布にも平然と手をかけたあやねを見て、行人は座布団に座ったまま躰をギュルッと百八十度急反転させた。それでもあやねの秘部を少し視界に捉えてしまい、あ、陰毛けっこう薄いな……などと思ってしまったが。 藍蘭島の娘特有の異性に対する羞恥心や警戒心の欠如というか、本土ならば花も恥じらう女子高生の年齢であるこの少女も、やはり異性に局所を晒してもまったく臆するところがない。この島で育った娘で裸を見られて恥ずかしがるのはりんぐらいなものだ。かと言って、何に対しても羞恥心が無いというわけでもないらしく、たまに恥ずかしそうな態度を取ったりする。基準がズレていてよく解らないというか、行人は彼女たちが価値観のまったく異なる未開の部族のように思えてしまう時がたまにある。今世紀に入っても他所者の踏み込めない僻地などに文明と接触しない極めて閉鎖的な部族社会が未だにあると聞くが、実際、状況的には違いがないのかも知れない。 それにしても、自分の口から堂々と島一番の美少女と言って憚らない自信家のあやねだが、すずに劣らない眉目秀麗な顔立ちといい、整ったスタイルといい、肌のきめ細やかさといい、言うだけのことは十分にある美しさなのは間違いなかった。 すっぽんぽんになったあやねは台所から手頃な大きさの桶を持って来ると、服を絞って水をそこに溜め、パンと小気味よい音を立てて広げる。そうして一枚一枚焚き火の熱気にかざした。 「ホラ、行人様の服も頂戴。乾かしてあげる」 「え、あ、う、うん…………」 黒い半袖シャツを脱いで上半身裸になった行人が、背を向けたまま後ろ手に渡そうとすると、「──あ……」と、何故かあやねは頬を染めて行人の上半身から目を逸しながら受け取った。 ただ、同じく目を逸らしていた行人には見えていなかったが。 その時だった。 寝間に通じている板襖の向こう側から何やら物音がすると共に、微かに人声のようなものが聞こえて来たのだ。 「……やっぱり」 「誰かいるようね……」 ツインテールの少女と顔を見合わせ、即座に相手が全裸なのを思い出してグキッと首が鳴るほど瞬時に視線を外す行人。首の痛みを努めて無視しながら木刀を掴んで立ち上がり、板襖の引手に指をかけて一気に開いた。その後ろにつくあやね。 「誰かいる────の…………」 中の様子が明らかになった途端、行人の発する言葉から勢いが霧消する。 行燈が灯された薄暗い畳間には蒲団が敷かれ、小山のような生白い物体が中央にそびえ立っているように見えたが、すぐにそれがごつい体格の人体だとわかった。 ここまでの巨体は村に一人しかいない。 「「……!」」 行人とあやねの顔面が驚愕に固まる。 ──全裸のぱん太郎が蒲団の上にいた。 行人とあやねから見て横向きになった寝床に、正しくは膝立ちになったぱん太郎と、後背位で繋がっている女性らしき下半身──らしき、と言うのは、見えているのは腰から下だけで、上体は掛け蒲団が被さって隠れていたからだ。 くびれた腰からドキリとしてしまうほど魅惑的な丸みを形作っている桃尻が、ぱん太郎の広い両手に掴まれていた。頭がすっぽり隠されているので女性の正体は判らなかったが、二人がお楽しみの真っ最中であったのは間違いない。ぱん太郎の股間から生えた大淫棒がぬらぬらとした体液にまみれながら女の秘裂に出入りしていたのだ。 あやねはわざとらしいほど緩やかに抜き差しされているぱん太郎の肉根に目が吸い寄せられてしまう。行人が傍にいるのも忘れて。 (やっぱり……すごく大きい…………) 男性器の平均寸法など知らないが直感で並ではないと判断できる。それに、行人の“モノ”とは比べものにならないと他の娘たちが話しているのも聞いたことがあった。鼻は室内に篭った匂いを嗅ぎ取る──性交している男女が発散する体臭と、秘液の性臭が入り混じった卑猥な淫気。その甘ったるい匂いをあやねは無意識のうちに、嫌忌することなく味わうように吸い込んでしまっていた。 「のの、行人クンにあやねちゃんじゃないの」 その呑気な物言いに、お前、昼前は違う場所にいただろ──と言いかけて慌てて飲み込む行人。 「な……何してんだよ、こんなところで……! てか、ソレ隠せよ……!」 出くわしてしまった手前無視はできず、行人は嫌そうに顔を顰(しか)めながらそう言葉を投げかけた。みちる……だろうか。あれから場所を移してここに連れ込んだのだろうか。そう思うと、みちるらしいむっちりした太ももにも見えてくる……。 「何って、仕事してるのん。大事な仕事のん♥」 ぱん太郎はそう言って挿入したまま、いやらしさを感じさせる手つきで女の尻を撫で回した。蒲団の中から、「んっ……ふぅんンッ……♥」と、微かな媚声が聞こえるが、くぐもっていて誰の声か判然としない。 子作りするのがぱん太郎の仕事──身も蓋もなく言ってしまえば間違いはない。それが今この村では公然と罷り通っているのも……と、行人は苦々しく思った。 「盛り上がってきたところだったのに……ほら、見て♥」 と、ぱん太郎は女の片脚をグイッと持ち上げて肩に載せ、行人たちの方に開帳して見せた。 「「…………!!」」 思わず息を呑む行人とあやね。 ぱん太郎の逞しい巨根が謎の女の陰唇をぱっくりと割り広げ、秘肉の中に埋(うず)まっているのがこれでもかというほどに確認できたのだ。どちらの性器もつるつるに剃られているため、ぱん太郎が腰を前後する度にぶ厚い肉根が出たり、入ったりをなめらかに繰り返すのが嫌でも詳しく観察できてしまう。行燈の光に照らされて二人の陰部が洪水の跡のようにぬめっているのも鮮明に写し出されていた。 「妊娠してない子はまだまだいるからね。このコもそう。もう何ヶ月もヤッてるっていうか、子作り公認になってから一番長いんだけどね……。ま、お陰でこんなに美味しいカラダをずっと味わえてるからイイんだけど♥」 ぱん太郎は横目でニヤニヤと行人を見ながら女の脚を降ろし、本格的なピストン運動を始めた。パンパンと腰を打ち付ける音が立ち、またも掛け蒲団の中からくぐもった嬌声が漏れ聞こえる。 「のっ、のっ、締まる、締まる♥ もうすっかりボク専用のオマンコのん♥」 と、ぱん太郎は涎を垂らしながら喉を晒し、気持ち好さそうな惚け声を上げた。 「や、や、止めろよ……! ボクたちがいるんだぞ……!」 行人は気を呑まれ、声が顫えないようそれだけの言葉を絞り出すのがやっとであった。我ながら滑稽で情けないとは思ったが、しかし、この異常な場を即座に収められる妙案がないのも事実だった。 「後から来た奴に言われても困るなー」と、ぱん太郎は綽々と返した。「このところ家でばっかりだったから、たまには外で気分転換したいと思ってね。これでも他人(ひと)の邪魔にならない場所を選んだんだよ」 そう言われると行人は抗弁の威勢を失いそうになったが、いや、そんなことはない、と思い直した。コイツはそんな殊勝なタマじゃない筈だし、誰か来たらこんな破廉恥行為は止めるのが常識だろう……と。 だが、この男にそんな常識が通用するともまた思えなかった。 「二人とも濡れてるのん、遠慮せずに火にでも当たってくつろぐといいのん」 ぱん太郎がそう言いつつ真裸のあやねのからだをジロジロと眺めた。どきっとしてたじろぐあやねだったが、それでも局部を隠そうともしないのがこの島の娘らしかった。だが、行人が眦(まなじり)を裂き横に躰を滑らせてツインテールの少女の前に立ち塞がり、その無遠慮な視線を遮った。 「おいっ! あやねをそんな目で見るなよ……!」 「行人様……♥」 「あ、あと、そんなサカッてるすぐ近くで……くつろげるわけないだろ。せめて……ボクたちが出て行くまでは止めてろよ……!」 「そう言われてもな~。お楽しみを邪魔したのはそっちだしね」腰を小気味よく振り続けながらわざとらしく嘆息するぱん太郎。「あ、ちなみにこのコ、キミもよぉ~く知ってる女のコだよ♥」 「なっ……!? えっ……はああッ…………!?」 「誰だかわかるかな? のふふふ……」 ぱん太郎は満面にいやらしい笑みを張り付けたかと思うと、それが急に弛緩して腰の動きが止まった。 「のっ、おっ、おぅ、おうぅっ…………。──おぅふぅっ……。今、すっごい締まったのん……おもわず出ちゃいそうだった♥」 大仰な息を付くと、悪戯っぽい笑みを浮かべて貫いている女を掛け蒲団越しに見下ろし、その悦に入った目を行人にも向ける。「キミに正体を知られそうになって、このコもコーフンしたみたい♥ まだキュウキュウ締め付けて来るのん♥」 そう言うと、再び抽送を始める。すると後背位で繋がった女の脚が今までよりもビクビクと強く痙攣し、ぱん太郎のピストンに合わせて腰が妖艶に揺れ動いた。蒲団の中から漏れ出る嬌声も勢いを増す。顔は見えなくとも、女の方も惑乱するほど感じているのがよく解った。 「のの、のの♥ とってもスケベで気持ちいいエロエロマンコのん♥ 行人クンに見られてコーフンしてる変態マンコ♥ ボクがここまでスケベに育てたんだけどね♥」 ぱん太郎がチラと横目を使うと、彼の言葉に耐え切れなくなった行人が怒りに紅潮した顔をそっぽに背けたところであった。その後ろから顔を出して覗き見しているあやねも頬を赤らめていたが、こちらは明らかに違う面持ちで交淫箇所に目を奪われている。 「このマンコのナカで何回出したっけかな~……百回以上は確かだけど♥」 「ひゃ……って……!?」 思わず驚きに声が裏返りそうになる行人。 「のふふ……そう、このマンコはもう何百回もボクの子種を注がれてるんだ♥ もちろん、子宮の中もボクの精子でイッパイだろうね♥ まだ孕んでないのが信じられないぐらい♥」 「くっ……ううぅ……!」 ぱん太郎は優越に満ちた笑みを深めるとまた悠々としたリズムに戻り、ゆっくりと見せつけるように長いストロークで、だが精力的に女の媚肉へ肉竿を突き入れ続ける。ぬるぬるの蜜壺と化した膣洞はどこまでも彼の巨根を迎え入れる。締まり具合も先程までと段違いであった。 (ちくしょう……!) 行人は激しい感情に握り拳を震わせていた。ぱん太郎はわざと挑発している。下半身を虜にした女たちに認められてすっかり支配者気取りになり、ボクを見下して嘲笑しているんだ──。 「行人クン、キミは実にイケナイ男のん」 「──はあ?」 行人が顔を戻し、刺突するような鋭い眼差しを向けて来たのも意にも介さず、ぱん太郎は腰をゆるゆると前後させたまま、謎の女の脇腹から太ももにかけて愛おしむように撫で回す。 「見るのん、このスベスベでプリプリの肌。綺麗でエロいカラダ。若さではちきれそうなメス肉……まさに今がせっくすするお年頃のん。男を知らなきゃ損するお年頃のん。毎日だってヤりたい盛りの年頃のん。そんな女の子たちを、君は」ぱん太郎の視線がまた行人に移る。優越感と蔑みを同時に湛えた双眸。「男の義務を果たさずに、このコたちの若く貴重な時間を無駄に過ごさせた。のらりくらりと逃げるばかりで、このコたちに何の一つも、本当に何の一つのイイ経験も思い出も与えなかった。それとも与えられる自信がなかったのかな?」 喋りつつも下半身の運動を乱さず女を気持ち好くさせているぱん太郎は巧みなものであったが、行人とあやねにそこまで気付くゆとりはない。 「くっ……うぐ……!」 行人は猛烈に言い返したかったし、反論の言葉はいくらでもあったが、ギリリと奥歯を噛みながら唇を真一文字に結んだままであった。朝のオババとの会話を思い出していた。そんな行人を傍らのあやねが心配そうに見つめる。 「のの? 何か言いたそうだねえ、行人クン。でもボクは何か間違ったこと言ってるかな? 女の子たちとセックスして子供を作るのは村の希望でもあるんだよ」 愉快そうに喋り、一旦腰を引く。女陰からぬっちゃりとした淫液の架け橋を垂らしながら全貌を現す、ぬらぬらと黒く光る凶器のような大肉柱。そして、その自慢の逸品をあやねが見入っているのを視野の隅に確認しながら、ぱん太郎は女の正体がばれないよう掛け蒲団でくるんだまま躰の位置を入れ替えた。下半身は相変わらず剥き出しのままで、今度は彼が下になっての騎乗位。 掛け蒲団から女の腕が出て来て股下に伸び、手慣れた作業でぱん太郎の肉棹を掴みながら己が入り口に当てて腰を沈めると、 「んふうぅー……♥!」と、気持ち好さそうな呻き声が漏れ聞こえた。 「このコは今、幸せの真っ只中のん。ボクのおかげでこんなに素敵な経験ができて」 相変わらず下半分以外は隠したままの女性は見物人が間近にいるのも意に介さず、ぱん太郎に跨がりながら腰を振り始めた。パンパン、グチャグチャという猥雑な音が行人とあやねのところまで届き、童貞処女の二人は眼前で行われる生々しい交尾に完全に主導権を握られ、狼狽えるばかりであった。なまじ顔が隠れているせいで結合部が殊更に強調されてしまっているのだ。 「ね、キミもそう思うでしょ? ボクともっとオマンコしたいって。こんな風にボクの逞しいチンポをもっともっとハメハメして貰いたいって。思うならぴーすしてみて♥」 女だけを動かさせながら、腕枕をして寝そべったままのぱん太郎が掛け蒲団の中に向かって言うと、すぐにピースサインが突き出て来て、さらに行人とあやねをたじろかせることとなった。 「だってさ、のふふ……♥ いやあ、このコも行人クンのことが大好きみたいだったけど、この通り、今ではすっかりボクのチンポ漬けになっちゃってさあ。中出しした回数は梅梅ちゃんより上なんだよね。ボクのチンポはデカくて固くて熱くて気持ち好くて、もう病みつきだってさ……あ、さっきも言った通り、行人クンがよく知ってるコだからね」ぱん太郎はまたも繋がっている女に声をかける。「ホラ、行人クンがすぐそこで見てるけど、キミの卵子にボクの精子ひっかけてるのバレちゃったけど、それでもボクとせっくすしたい? せっくすするの気持ち好い?」 もう片方の腕が追加されてダブルピースになり、さらに賛意を加えるように揺らされる。 「な…………くっ…………」 よろめくように後ずさり、あやねに当たりそうになる行人。 「いったい誰だろうね? のふふ……。いやもう、このコのオマンコが絶品でさー。名器ってヤツ? 今も出そうなのをすっごい我慢してるんだから。でも、行人クン、キミがイケナイんだよ。キミがそんなんだから、このコもボクに奪(と)られちゃったの。ま、たとえキミが行動を起こしたとしても、結果は同じだったかもしれないけどね♥」 誰だというのか──行人は怒りと混乱でまとまらない脳内を必死に統制しながら思考を働かせた。むっちりとしていながらもよく引き締まった下半身は、当人のスタイルが相当良いことを伝えている。木小屋で見たみちるのなまめかしい肢体が真っ先に思い浮かぶ。だが既に一児の母である彼女は先程の妊娠していないという発言にそぐわない。それに贅肉が付くような生活をしていない村娘たちは、大半がこんなくびれた腰つきをしていると言ってよかった。母親たちだって美人ばかりだ。豊かな島で健康的に育まれた美女、美少女揃いの女人村。その妙齢の女人たちほぼ全てを手中に収めている男・ぱん太郎──。 体格はどうだろう。まちやゆきのではなさそうだが……りん? しのぶ? いや、条件が既知の間柄だけなら、母親の誰かという線もある。ぱん太郎からすれば母親たちだって若い娘扱いできる年齢差かもしれない。だがそうなると絞りきれない。行人はそっと後ろを見たが、あやねも誰だか判別のついていない表情をしていた。 躰の半分が見えているといっても、普段見慣れているわけでもない裸体の鑑別など簡単に出来るわけがない。ましてやこんな異様な状況下で足腰だけなど。結局のところヒントなど無いも同然であった。 行人は勢いを作るように腕を大きく横に薙いでから拳を固めたが、 「そんな……そんなこと……村の人達とは、もうほとんど顔見知りで……誰だか判るわけないだろ! それに、大体……公序を蔑ろにする事ばかりして……村の風紀を乱すのも大概にしろ!」 と、そう言い返すのが精一杯だった。 「のの、判んないんだ」わざとらしくがっかりしたようなため息をつくぱん太郎。「だってさ。行人クン、キミのこと判んないって。半分も見えてるのに」 しゅんと元気がなくなってぱん太郎の胸板に置かれた手に、ぱん太郎の手が伸びてきてしかと掴んだ。 「大丈夫、ボクがついてるからね。ボクは彼みたいな臆病者じゃないのん。キミを寂しがらせはしないから。たっぷり愛してあげる。女の悦びを教えてあげる。可愛い赤ちゃんも授けてあげるの。女の幸せを与えてあげるよ♥」 厚ぼったく広い手にしなやかな指がギュッと絡まり、二人の間にある絆を見せつけるように強く握り合う。 「…………くっ……うっ………………!!」 最近の悪夢ではすずとぱん太郎が手を合わせたり指を絡めたりしながら愛し合っている場面が多く、すぐにそれを思い出した行人は、思わず頭が真っ白になってよろめいてしまった。 あれは夢だ。これはすずじゃない。すずであるわけがない。頭の中でそう必死に否定しても、心の中を荒れ狂う戦慄(おのの)きは抑えきれなかった。 すずのからだつき──否定は──あの掛け蒲団を捲ったらすずが現れる可能性は── あるはずないだろう!!!! 心の中で絶叫する行人。己にそう強く言い聞かせる。それでも最悪の気分が持ち返すことはなかった。 ──だから、行人は。 自分が動揺している間に、ぱん太郎がまたもやツインテールの少女に顔を向けたのにも気付いていなかった。 ぱん太郎と目を合わせてしまったあやねは、 「…………!!」 獣性を隠そうともしない目つきに、まるで頸(くび)に猛獣の牙を突き立てられて逃げるのを諦めた草食動物のように動けなくなり、ぱん太郎と何秒間も──あやねにとっては永い永い縛鎖の時間──見つめ合ってしまう。 ──ゾクリ──── 異様な震えがあやねの背骨を走る。心の奥底を見透かされているような双眸。 しかも行人がよろめき、彼女自身も覗き見するために横にずれ、さらにはぱん太郎も位置を変えていたために、あやねの全身はまたもやぱん太郎の視界に曝け出されてしまっていたのだ。 しばらくしてやっと、あやねの目からぱん太郎の目が離れると、今度は下へとゆっくりと降りてゆく。美しい輪郭を描く妙年の肢体を味わい舐(ねぶ)るように……。 瞳、唇、鎖骨、乳房、乳首、腹部、腰……。 そして── その下は逆三角の空隙で行き止まりとなっている、淡い草の萌える土手。そこでぱん太郎の視線は止まった。 (…………ッ!) 羞恥──も、多少は含まれていたかもしれないが──それよりも言いようのない不安を感じ、あやねは半ば無意識に手を動かして陰部を隠そうとした。だが、途端にぱん太郎が隠すなとでも言うように眼を上に戻して合図を送ると、即効性の麻痺毒を流されたかのように彼女の腕は力なく停止してしまった。なぜ止めてしまったのか、自分自身でも分からなかった。 「…………!」 寝そべったぱん太郎からよく見えてしまうアソコを──洞穴が空いているわけでもないのに奥の奥まで丸々覗き込まれている気分に襲われ、あやねはまるで金縛りにでもかかったような感覚とともに、ゾクゾクとからだの芯が震え上がるのを抑えられなかった。 野獣のような眼光。犯したいという欲望にまみれた目。 だが──女という女を快感にまみれさせている男の目。 彼に蕩かされた女たちの艶姿、そして自慰と淫夢の記憶があやねの脳裏に喚び起こされる。数々の淫逸な場面。同時絶頂の快感に鳴き合うぱん太郎と女たち。好きな少年の皮を被った男に犯される妄想で絶頂を迎えてしまった自慰。この男に抱かれて気持ち好くなってしまった夢──。 アソコが、アソコが熱い────。 色事師の視線が注がれている下腹に──その奥にズクズクとした疼きをあやねは覚え始めていた。それだけで子供を孕んでしまいそうなほどの錯覚すら感じる情念の篭った目つき。両脚が震え、全身から力が抜けて立っていられなくなってしまいそうになる。ドキドキと心臓が高鳴って息が乱れ、下腹部の熱さが益々実感できるようになり、首と言わず脇と言わずじんわりと汗が浮かんできてしまう。 それでも隠せなかった。脚を閉じられなかった。 ぱん太郎に秘部を見つめられ続けるあやね。 (い──行人様────) 助けを求めようと行人に目を移した彼女だったが、少年はまだ正体不明の女の下半身や握り合っているを思い詰めたように凝視し続けていた。あやねがぱん太郎に視姦されていることなど気付いてもしない。 その間もぱん太郎の魔的な眼力があやねのアソコをこそぐり続ける。 チロチロと赤い舌を覗かせながら、撫で回すように……舐め回すように……内部を突き回すように……。 ぱん太郎に股間を弄られて善がる女たちの姿──。 (あ……あ……あぁ…………!) アソコの疼きが、脚の震えが。からだの火照りが、 おかしな気分が──抑えようもなく増してゆくばかりであった。 『一方は全然手ぇ出さへんし。どっちにするかてゆうたら、女として扱ってくれる方を選ぶのは自然やないか?』 『ぱん太郎様って……ホント素敵よ♥ どんな女でも極楽浄土へ案内してくれるんだから』 姉やみことの言葉を思い出しながら、再びぱん太郎の目に吸い込まれてしまう。誰とも──行人とさえもこんなに長い時間、目を離さずにいたことはない──と、感じてしまうほどの時間……。 それは一種の真摯さすら感じる意志と情熱を煮え立たせた眼差しであった。ぱん太郎の慾望に滾った目は、女からするとそうとも映る。確かに滾りすぎて澱んでしまっているかもしれない、だが──心から欲しているものに対して正直な気持ちを隠さず、堂々と見通している──ある意味純粋極まりない目の光であった。 ぱん太郎のそんな眼力の強さに奪い取られるかのように、見習い巫女の目から意志の光が薄くなってゆく……。 「キミもたっぷり愛してあげる。女の悦びを教えてあげる」 「可愛い赤ちゃんも授けてあげるの。女の幸せを与えてあげるよ」 蒲団を被っている女性に対して発せられた言葉──行人はそうとばかり思っていたが、そうではなかった。 先ほどの台詞の後半は、あやねに視線が移って口にされたものであった。 ぱん太郎に幸せを与えられたことを証明するかのような、姉を始めとした歓喜に満たされた女たちの官能の嬌態があやねの脳裏にまたも現れ、明滅するように次々と通り過ぎてゆく──。 ツインテールの少女はハァハァと浅く早い呼吸になりながら、ぱん太郎の視線から目を剥がせなかった。絡み取られてしまったかのように。突き離して身を遠ざけることが出来なかった。情慾の眼差しが注がれ続けるアソコの熱い疼き。おかしな気持ち。それらに囚われたように動けなかった。 そして── 理性と入れ替わるように情念めいた切なさがあやねの瞳に段々と宿り始め、次第に表情が熱に浮かされたように変わっていったかと思うと……── 信じられないことに──── あやねは、ぱん太郎の視線が注がれている股を。 徐々に開き始めた……………… 後から考えても、なぜ、この時、こんな事をしてしまったのか……彼女自身でもよくわからない。 無言の要求に屈してしまったかのように、妖術で操られてしまったかのように。 あるいは──この好色魔に見られたいかのように。 心の奥のさらに奥に眠る、ドロドロとした底意が、得体の知れない衝動によって圧し上げられ、とうとう表に噴き出して来てしまったかのように。 脚を拡げ、腰を突き出すことによって、初々しい恥裂を形作るあやねの秘陰の表面が──ほんのわずかな幅しか開かれていないワレメが、ぱん太郎の目にしっかりと捉えられてしまう。 女である部分を、あやねはぱん太郎に晒してしまったのだ。 (ああ……ああぁ…………♥!!) 行人の前で全裸を晒したことは何度もある──先ほどもそうだ。しかし、それで特別意識したことも恥ずかしいと思ったこともない。 だが、“男”に見られているとはっきり認識したり、ソコが子供を作る器官であるとわかっていながらこのような行為に及んだことなどは、当然ながらなかった。 それを──好きな人以外の男に……してしまった……! 自分で自分が理解できないまま、体内で昂っていくばかりのおかしな感情があやねの背すじをゾクゾクと駆け上がり、頭を沸騰させ、アソコの疼きがさらに切なさを増す。 気が付くと、ぱん太郎があやねの陰部に目を注いだまま、ゆっくりと抽送を再開していた。 (あ…………あ…………あぁ…………!) 大男の腰が上に乗った少女をグッ、グッと力強く突き上げる毎に、あやねのアソコも一瞬の高熱を帯び、その度に彼女の腰もビク、ビクと小さく跳ねる。 いつの間にかアソコだけでなく、あやねは全身を茹だるほどに火照らせていた。胸が張り詰め、乳首が固くなる。白リボンの少女はわずかに開いた唇から千千に乱れた吐息を漏らし、熱さが特に目立つ下腹部に手をあてた──本当に熱いのはそのさらに下だったが。今度は隠そうと考えたわけではなく、半ば無意識的にであった。 それを見たぱん太郎が片頬を歪めると、わずかに顎をしゃくり、燃えるような目であやねを睨めつける。 もっと見せろと。 (ああっ……ああぁ…………♥) ドクン!──と、ひときわ激しい鼓動を打つあやねの心臓。 普段の勝ち気さ、自立心の旺盛さはどこへやら……弱々しく、だが、目ばゆい昂奮に潤んだ瞳。 内から湧いてくるわけのわからないおかしな情動に操られるがままに、ぱん太郎の目に指図されるままに──あやねはさらに両脚を拡げ、ゆっくりと上体を後ろに逸してもっと股間を突き出すと──まだあまり濃くない陰毛が生え揃う肉園の扉に手をかけ── (あぁ……だめ…………だめよ………………♥) これまで拒み続け、これからも拒もうと思っていたはずの男に。 この人と──と想っているはずの少年が、横顔が窺えるほどすぐ近くにいるのに。 ──その恋しい男子にも見せたことのない鮮やかな薄紅色の女肉を。 もはやソコがどんな役割を果たすか知ってしまっているのに。 子供を作る大事なその器官に己が生殖棒を突っ込み、掻き回し、本能のままに孕まし汁を注ぐ事しか考えていない男に。 指を震わせながら、観音開きに見せてしまったのだ……! 今年で十七になる乙女の柔肉は極めて健康的な血色で、色素沈殿の一切ない可憐で美しい花園であった。どこが膣口でどこが尿道口か遠目では判らないほどに閉ざされていたが、よく見れば蜜液が滲み、小陰唇までぬめっていた。 (はあぁ──あぁぁぁぁ…………♥♥!!!!) あやねは今にも意識が遠のき倒れそうだったが、その一方で異様な昂奮に支えられて立っていた。気分はますますおかしくなり、からだの火照りも尋常ではなく募るばかり。 (ココにアレを突っ込まれたら……あのドロドロの白い汁を中で注がれたら……妊娠しちゃう……子供ができるのよ……!?) (行人様が嫌っている男なのに……その言いなりになるように……!) (この男(ひと)が入って来たら……間違いなく……このナカで……あの濃厚な子種を……もの凄い勢いで出されちゃう…………!) (あぁ……私も……この男(ひと)の赤ちゃんを……孕まされちゃう…………!) あやねの秘陰から滲み出る蜜のこぼれ具合をニヤニヤと眺めながら、ぱん太郎は舌なめずりをして、スローペースでグッ、グッと腰を溜めた抽送を続ける。あやねが広げて見せている秘肉の入り口にこうして己が肉棒をぶち込みたい、という意思がありありと出た表情と仕草。 あやねのアソコを視姦していた。目に見えない淫棒をあやねの秘肉に捩じ込ませていた。 (あっ……あっ……あっ、ああっ…………♥!) 何もかもが行人とは違う。行人を理想の好男子像とするならば、こちらは俗物の極北。慾棒が滾るままに女のカラダを欲して熄(や)まず、快楽と生殖のみを底なしに追求する生物。この男の慾求が満たされるまで抱かれた女は、自身も肉慾を満たされまくり、もはや彼と同じ生物になってしまう。孕むまで終わらない無限生殖地獄に堕とされ、果てなき淫虐快楽から逃れられなくなってしまうのだ。あやねが見てきた女たちの姿が、今目の前で姿を隠しながら腰を振っている女がその証明であった。 それなのに── (あ……あ……はあぁ……あああぁ…………♥) あやねはとうとう夢遊しているようなとろんとした目つきになり、湿り気を帯びた内肉が覗く秘裂を指で拡げたまま、ぱん太郎の動きに合わせて腰をゆるやかに揺らし出してしまう。野獣の慾望に応えるように。先ほどよりも開いた唇から舌先を覗かせ、なま暖かい息を漏らしながら……。 (だめ…………だめ…………こんなコト、しちゃ…………♥) だが、考えていることと、やっていることが、まったく別であった。 からだの──そしてアソコの火照りは、今や爆ぜそうなほど燃え盛って抑えられない。 もし何も知らない第三者がこの場を見たならば、もっとお似合いの少年が傍にいるというのに、このツインテールの少女はそんなに大男の方に犯されたがっているのか──と、そんな感想以外は持たなかったであろう。格好の良い少年よりも、あのいかにも女泣かせの巨根が欲しくてたまらない淫乱娘か……と、結論付けたことだろう。 今、この瞬間、あやねは行人のすぐ後ろでぱん太郎と交わっていた。 ぱん太郎の肉棒を胎内に迎え入れ、交淫する悦びに疼いていた。 あやね自身の指で割り開かれた肉扉から、ぱん太郎の視線に乗って煮え滾った慾望が彼女の秘陰に入り込み、律動し、奥を叩き、膨らみ、征服しようと犯していたのである。 行人は──行人は気付く様子がない。振り返りもしない。背中に目があるわけでもなく、後ろにいるあやねがまさかそんなとんでもない真似をしているなど、夢想だにしていないのだろう。ただ、憎い男の面を一目見れば、またあやねをいやらしい目で見ていることにすぐ気付いた筈だ。それすらもしないほど少年は長い間、繋がり合った下半身や指の一本一本まで絡み合った手に気を取られ、(誰だ……誰だ……)と考え続けていた。 そして、それは唐突に起こったのだった。 「あふん」 と、いきなり行人の険しい顔が弛緩して間の抜けたような声を漏らしたかと思うと、病人のような覚束ない千鳥足でふらふらし、次の瞬間、糸の切れた人形のように膝からガックリと崩折れてしまったのだ。 5 「い──行人様!?」 吃驚して夢から醒めたように正気を取り戻したあやねは、慌ててしゃがみ込み行人を介抱しようとして、すぐに彼の首根に風受けの付いた細い針が刺さっているのに気付いた。 「これは……吹き矢……!?」 「眠って貰っただけだから安心なさいな」 居間から聞き慣れた声──さらに驚いたあやねが振り返ると、いつの間にか吹き筒を握ったまちが炉端に立っていた。 「お姉ぇ様……!? な、なんで……!?」 「貴女の答えが出たみたいだからよ」 「……?」 意味を飲み込めない風の妹に、まちは口元を袂で覆ってクスクスと笑った。 「行人様のすぐ傍であんな真似をするなんて……貴女も相当溜まってたのねえ。気付かなくて御免なさいね」 「なっ……な……!? あ、あ、あれは、あ、あ、あの、その──」ようやく姉が何を言っているのか気付いたあやねは、カーッと顔を赤らめ弁解しようとしたが、しどろもどろで言葉にならなかった。 「本当は私の出番はなかったんだけど、あそこまでしちゃう以上、もう判断の余地もないと思ってね」 行為を中断し、蒲団の上にあぐらを掻いたぱん太郎が、「あやねちゃんがこっからさらにどうなっちゃうか楽しみだったのに」と言うと、 「あら、余計な事しちゃったかしら……申し訳ないわ」 と、まちはあまり悪びれた様子もなく謝罪し、ぱん太郎も鷹揚に頷き返した。 「いいよ、どうせ時間の問題だったしね。……さ、キミももう出ておいで」 「……どうしたの……?」 ぱん太郎に促されて掛け蒲団をめくり上げて出て来たのは── 「な……な…………」 今度こそあやねは驚愕のあまり顔が固まり、開いた口が塞がらなくなった。 すず──────! 腰まで届く栗色の長髪を団子状にまとめた少女の肩を、「驚いた?」と、得意げな顔で抱き寄せるぱん太郎。「でもさっきも言った通り、すずちゃんとは随分と前から子作りする仲のん。ね?」 すずはぱん太郎にもたれかかり、はにかみながらもコクリと頷いた。 「な…………な…………な……………………!?」 「黙っててゴメンね、あやね。でも、なんとなく言いづらくて……。言う機会もなかったし」 「い、い、い、い────行人様は…………行人様はどうしたのよ!? あなたは──あなたは行人様を────」 好きじゃなかったの……? 「行人は……」すずは悲しげに目を落とした。「行人は、ちっとも私に興味持ってくれないから…………」 ぱん太郎がすずのからだを包む腕に力を篭め、支えるように強く抱き締めた。俺の女だという無言の主張。安堵したようにすずはぱん太郎へからだを預け、厚い胸板に頬ずりする。すっかり互いに気心が知れた風であった。 「すずちゃんは悪くないよ。悪いのはすずちゃんをずっと放ったらかしにしてきた行人クンのほう」そう言いながらぱん太郎は昏倒している行人を残念そうな目で見下げる。「ボクに奪(と)られないための時間は十分過ぎるほどあったのに」 すずの豊かな肉付きの乳房をぱん太郎がむにむにと揉み、「途中で止めちゃってゴメンね」「いいの♥」「今から続きしちゃおっか」「えっ、でも……」「ホラ、跨って。行人クンやあやねちゃんの方向いてね♥」「あぁ、いやぁ……♥」と、二人の会話が恋人のように交わされ、すずは寝ている少年を気にしながらもぱん太郎の言うがままに、あぐらを掻いている巨体の膝上に蟹股になって跨がった。股の下にそそり立つ大勃起の肉茎を掴みながら、先ほどのように亀頭を女陰の入り口へと誘い込む。慣れた手つきであった。また、その時の表情の淫媚さと言ったら……。 秘肉の中に埋(うず)まった剛棒がヌプヌプと滑らかに入り込んでいくと、 「うにゃっ……うにゃあぁ……うにゃああッ♥!」 と、すずは頭の天辺を抜けるような欣喜に満ちた淫声を発し、ぱん太郎の巨根はみるみるうちに根元まで埋まっていってしまった。 「うにゃ──あぁ…………♥!」 行人以外が見守る前で心底気持ち好さそうに安堵めいた吐息を漏らし、しばらく震えながらじっとしていたすずだったが、やがて豊満な胸をぶるんぶるんと揺らしながら腰を上下左右に動かし始めた。 「あっ、あっ、あっ、あっ♥! ぱん太郎様、ぱん太郎様ぁ♥!」 何往復かしたところで早くもその瞳からは焦点が喪われ、ぱん太郎の精悍な肉棒が与える快感しか知らない表情になる。蒲団の中でもこんな風だったのだろう。あやねが見たこともない──そして、見覚えのありすぎる享楽の風貌であった。 「あっ、あっ、うにゃっ、ああっ♥ すごい、すごいの、ああっ、うにゃああっ、ぱん太郎様のチンポすごい、とまらない、とまらないのぉ♥!」 すずが──あのすずが── 行人ではない男と──── 到底信じられない光景だった。意識を失っているとはいえ行人本人が目の前にいるというのに、ぱん太郎の言うなりになってその猛々しい男性器を自らの女性器に迎え入れ、嘘偽りなく気持ち好さそうに腰を振って──。 「そ…………んな……………………」 「普通だよ、あやねちゃん。別に驚くことじゃない。これが男と女の正しい関係なの」 と、盛んに揺れるすずの乳房を掴んで揉みしだきながら、ぱん太郎はニヤニヤとあやねに笑いかけた。 「ずっと一緒にいる女の子に──いや、こんな女だらけの環境で、しかも望まれてすらいるのに、何もしない方がおかしいでしょ? こうしてボクの求愛を受け入れたすずちゃんの方が正しいのん」 「うにゃぁあ……ごめんね、あやね……私、私、もう……ぱん太郎様のモノだから……私、私も、ぱん太郎様の赤ちゃん、種付けられちゃうの……行人にはナイショで……♥」そう言いながらすずは腰の動きを止めることはなかった。「ああっ……もう……だめぇ、もう……イッちゃうよおッ……♥!」 「えっ、もう?」 笑みを残しつつも少し驚いた風にぱん太郎が目を丸くする。 「だってぇ……さっきも、イきかけてたし……こんな……こんな、行人の前で…………♥」 「なるほど、じゃあイッちゃおうか♥」 そう言うとぱん太郎はすずの腰を掴み、少女の動きに合わせて自らも下から突き始めた。 パンパンパンパン! 「あっ、あっ、あっ、あっ♥! いいっ、いいのおっ♥! おかしくなっちゃう、おかしくなっちゃうぅ♥♥!!」 発情しまくって真っ赤になった顔。嬉悦の涙を零す目を瞑り、緩んだ口からはだらしなく舌を覗かせ、ぱん太郎と共に激しく腰を振りながら、ただただ快楽を貪って性悦の頂点へと向かうすず。 あやねはまだ信じられなかったが、そこには彼女の知る純粋無垢なお子様少女の姿はひとかけらもなかった。他の女同様、男を十分に学んだ艶かしい態度でぱん太郎の男根に支配され、オスとの交わりが生み出す快感に堕ちた、立派な一匹のメス犬──いやメス猫であった。 絶頂に向かう交尾の激しい揺れで団子になっていたすずの髪がほどけ、美しく艶めく栗色の長髪が流れ落ちたが、性器に意識を集中させた二人は気にも止めずにひたすら腰を振り続ける。 「行人クンの前で……ボクの子を種付けちゃうからねっ!」 「うにゃああッ、イクイクイクゥッッ♥!!」 すずが逝く数瞬前、ぱん太郎は彼女の頭を掴んで後ろに引き寄せ、唇を重ねた。 「「ウウゥ──ッッ♥♥!!!!」」 パン──パン! と、最後の肉の音が打ち鳴り終わると、停止した二人のからだがぶるぶると震える。 キスしながらの同時絶頂──── 「の ぉ……ぉ ……♥!」 「あ……あ……あ……♥!」 息継ぎのために離れる唇の隙間からが漏れ出る切羽詰まった二つの声。眠るように細まりながらも意識し合う互いの眼。死にそうなほど荒い息遣い。全身に走る緊張と弛緩の繰り返し──。 二人が絶頂という甘美な桃源郷に誘われていることを如実に示していた。 そして── (ああ……そんな…………) 結合部からゴプゴプと溢れ返って来る大量の白濁汁。 すずが──すずまでもがぱん太郎に種付けられているという逃れられなき事実。 あやねは大木槌で後頭部をぶん殴られたように、言いようのない衝撃でクラクラとする意識の中、ぱん太郎の肉棒が深々と刺し込まれたすずの股からとめどなく溢れ落ちてゆく粘液の白滝を見つめ続けた。 射精の一噴きごとにぱん太郎の腰が浮き揚がるように伸び、すずの尻を押し上げ、また戻る。その一連の二人の動作が合わさった様がたまらなく官能的で、本能的で、ありのまま過ぎて……一種の神性すら感じる肉体の営みであった。 すずがぱん太郎に種付けられている──行人以外の男と子作りしている──その揺るぎない光景が、あやねの網膜に焼き付けられる。 「のおお……いつもより締め付けが……すごくて……最高のん……のぉぉ……♥!」 そう呻きながらぱん太郎は繋がったままあぐらを組んでいた脚を解き、後ろに倒れて寝そべると、すずもその上に重なるように後ろ手にからだを支えながら背中を反らし、二人は撞木反りの姿勢になった。 股間が開けたことによりこれまでの背面座位よりも結合部分が見えやすくなり、すっかり熱心な観客となった巫女姉妹に見せつけるよう、射精抽送の突き上げが続く。とろろのように濃厚で粘り気のある白濁汁がひっきりなしに結合部から溢れて来る。普通のピストン運動と違うのは、射精するタイミングでぱん太郎の尻が引き締まると共に痺れたように動きを止めるという点であった。 「行人クンや……あやねちゃんたちの前で……ボクの子を……バッチリ妊娠のん♥!」 「ああッ♥! あぁ……ああ……うにゃあ……ああぁ……♥!!」 昏睡中とはいえ恋していたはずの少年がすぐそこにいるというのに、少年が起きれば違う男と繋がって種付けされている部分をありありと見られてしまうというのに、すずはぱん太郎に膣内射精されながら陶然とした表情を崩さず、大男の巨根を根元まで突き刺された体勢を決して変えなかった。開脚しきった蟹股で突き上げられるままにからだを震わせながら、際限のない放精をうっとりと感じ続けるだけであった。その目に宿る意識は普段とはあまりにかけ離れ、己が胎内で猛り狂っている生殖器と生殖放水の力勁さが今のすずを支配する全てであった。 完全に堕ちていた。 どこからどう見ても他の娘同様──いや、それ以上にぱん太郎のモノとなっていた。 「行人ぉ、私、孕んじゃうぅ……♥ 行人じゃなくて……ぱん太郎様の赤ちゃん、孕まされちゃうんだよぉ…………♥♥!!」 幾百の日月を共に過ごし、淡色であっても一糸一糸しっかりと編まれた、太く強固な関係を行人と築いてきたはずのすずが──行人とのその絆の縒り糸を、情慾の淫鬼から与えられる快楽と官能がズタズタに引き裂いていて、代わりに生々しくもグロテスクな色合いにぬめる淫情の肉鎖がすずとぱん太郎を結び付けていたのだ。 それも行人のとは比べものにならない分厚さと強度で……。 (すず……………………!) あやねの瞳には、ぱん太郎の逞しい肉棒と注入される精液の事しか頭にない、からだの芯まで性の甘美に満たされた少女の浅ましい姿しか──後悔も負い目もなく、初恋の少年ではない男と深い深い契りを結ぶ親友の姿しか映っていなかった。 ようやく種付け射精が終わると、その間にも何度も逝きまくっていたすずは満足気な表情でくったりと伸びた。ぱん太郎は掛蒲団を裏返して隣に広げ、白濁の源泉掛け流しとなった股を閉じられずに痙攣している少女をそこに寝かせた。 「さて」 ぱん太郎がくるりと躰を返し、白濁まみれの大剛直を隠しもせず、あやねに対して正面を向く。 「ひっ……」 「貴女の番よ、あやね……」 それまであやねと共に静かに控えていたまちがそう言って妹を立ち上がらせ、ぱん太郎の方へ背中を押しやった。足が震えて力が入らないあやねはつんのめりながら大男の足元に倒れてしまい、慌てて顔を上げると、人を殺せそうなほどの威容を発する剛堅な肉魁が眼前に迫り、 「ひいいっ……」 と、思わず息を呑んだ。つい先程まですずの胎内にあったソレは男女混合の淫汁で生々しくぬめり、誇らしげに反り返りながら隆々と勃起脈動している。先端の亀頭はあやねが今まで見たどんな松茸よりも立派な大傘を広げて真っ赤に腫れ上がり、青筋張った陰茎の中心は鉄の柱が埋め込まれているようで、その下には彼女の胸ほどもあろうかという巨大な玉袋が双つずっしりと実っていた。 (私…………私も…………これで………………!?) 明らかにこの性器が発生源の異常な匂い……噎せるほどの濃厚な性臭……息が詰まり思考が澱むようなオス臭さ……! 「や……あ…………!」 間近で見ると本当に鬼の金棒かと見紛うばかりのゴツゴツとした肉質で、ぱん太郎の荒くれた性格は全てこの剛根に吸い上げられてしまったのかと思えるほどだ。 だが──最初こそ反射的に怯えてしまったが、肉根から滴る粘液が鼻頭にかかるほどの近さで巨大陰茎の貫禄を眺め、嗅覚が狂いそうなほどの淫臭を嗅いでいると、あやねの胸は再びドキドキと早鐘を打ち始め、霞がかってくる頭から恐れが薄らいでゆくのを感じた。顔も目もひとときも離せず、吐き出す息にも生ぬるさが戻って来る。 (あ…………あ………………) そんなあやねの様子を面白そうに見下ろしていたぱん太郎が口を開いた。 「さっきのあやねちゃん、とっても可愛かったよ」 「あッ……!」 本当になんてコトをしてしまったのか──これまでに覚えたことのないほどの猛烈な動揺に襲われて真っ赤になるあやねだったが、脅し文句を浴びせられたように気弱くなった双眼はぱん太郎の顔と淫棒を往復するだけで、ぱん太郎を拒むべくこの場から逃れるという選択肢は持っていないようであった。 「もう我慢しなくていいのん」 ぱん太郎がずいと腰を突き出すと、あやねの顔と同じぐらいの長さがある雄壮な剛魁が鼻先あと数ミリのところまで推し迫る。ポタポタと落ちてくる淫液が鼻を、唇を濡らす。 何よりも熱くて、何よりも新鮮で、何よりも強烈なニオイ──! 「…………!!」 「あやねちゃんもボクのチンポに興味津々だったんだね。でも全然おかしくないよ、てか普通だよ普通。皆んな行人クンよりボクのチンポの方が気になっちゃうのん。皆んなおんなじ♥ そしてそれは正しい。女のカンってやつなのかね? なに、行人クンにはバレやしないからダイジョブのん。すずちゃんがボクの肉便器になってる事さえ気付いてない超ニブチンなんだからさ……ホラ、呑気に眠っちゃって」 そう言ってぱん太郎が畳に頬を付けて微動だにしない行人の姿を顎で示すと、その後ろではまちが部屋から下がってそっと板襖を閉めるところであった。 二人の視線に気付いたまちは、 「数日は起きて来ないようにしたから安心して♥」 「だ、大丈夫なのそれ!?」 「ええ。貴方で試したことがあるのよ、あやね」 「えっ!?」 「じゃ、ごゆっくり♥」 と、隙間からそう言い残して手をヒラヒラ振りながら完全に閉め切った。 気が利くのん、後でまた善がり狂うほどいっぱい可愛がってあげなくちゃ──と思いつつ、ぱん太郎はあやねに顔を向け直す。 「だってさ。良かったね、行人クンは気にしなくていいって♥」 「……で……でも…………」 「それとも……行人クンがこんなコトしてくれるかな? あやねちゃんを女として見てくれるかな? 女として求めてくれるかな? 女の幸せを与えてくれるかな?」 「そ──それは────」 「彼に遠慮して、若くてぴちぴちした今の時間を無駄にしちゃう? 二度と取り戻せないよ……皆んなは今のうちに男を知って、素敵な悦びを知って、一生ものの思い出を作ってるのに。あやねちゃんも男に愛されるのがどんなコトなのか知りたかったら、これしかないよ」 と、ぱん太郎は股間の逸物を尊大に指し示し、愉悦げに目を細める。 「………………」 「彼といくら時間を過ごしたって無駄なことは、すずちゃんを見てわかるでしょ? 行人クンと一年……十年……いやそれ以上? どれだけ一緒に居たって実現しなさそうなコトを、ボクはたった一日で体験させてあげることも出来るよ♥ 一年後なんて、世界がまったく違ってるかもね。 ほら、触ってごらん……舐めてごらん。これが本物のオトコってやつのん……こんなフニャチン短小野郎とは違う、本物の雄のチンポのん。キミに本物の気持ち好さを教えてくれる、唯一無二のお宝のん♥」 長広舌が終わってぱん太郎が口を閉ざした後、ツインテールの少女が天を衝く逞しい肉塊を凝視していた時間は、十秒にも満たなかったであろうか。 あやねは頬を染めたまま、すがるような目でぱん太郎を見上げた。 「……──ひ──ひとつだけ…………約束を………………」 「なに?」 「そ、その…………」恥ずかしそうに俯きながら、たどたどしく言葉を紡ぐあやね。「わ、私……あ……あの…………あ、あ、赤ちゃんを作るの……だけは…………どうしても…………」 「のの? それって……中出ししないでってこと?」 「え、ええ…………」 「ふーむ……」 ぱん太郎は神妙な顔つきになった。だが、その心中では、なるほど姉妹のん──と、密かに北叟笑んでいた。先ほどまで居た姉を初めて抱いた時も、同じような言葉を聞いた憶えがあったのだ。そして、そのたった数時間後には、精液まみれになって膣内射精を何度も浴び、中出しされる心地好さに快感を得まくっているまちの姿があった。 あの時は怒ったように立ち去る演技をしてまちに決断させたが……。 「それって、行人クンをまだ諦めてないってことだよね?」 「あ、当たり前よ……ええ……そう、そうよ、わ、私は……私は、な、何を言われようが……行人様だけ……なんだから……!」声を震わせて自分を叱咤するように喋るあやね。「こ、これは……行人様を振り返らすためよ……。そう……きょ、興味があるのは……そのためなのよ…………!」 そう言う割りには、喋っている間じゅう、あやねの目はぱん太郎の肉棒に釘付けであり、幾度もスンスンと肉棒の匂いを嗅ぎながら息を熱く弾ませ、すぐ後ろにいる行人の存在を忘れたように潤んだ表情をしていた。 「ふむふむ。まずボクで女を磨いて、それから彼をモノにしようってケーカクだね」 「そ、そうよ…………貴方とするのは……そのため……なんだから……。だ、だから……こ、ここ、子作りまでは…………ダメ…………ダメよ……! 絶対にダメ……。私は……子供は……子供は、行人様と…………」 (ふうん……子作りじゃなきゃ……ボクとしてもいいんだ。行人クンを差し置いてボクに処女捧げて、彼には抱かれたコトもないのにボクのチンポをハメハメされちゃってもいいんだ♥) そう思いつつもおくびにも出さず、ぱん太郎はニコニコしながらあっさりと頷いた。 「いいよ。ぬしの名に誓って約束してあげる。勝手に中出ししないって」 「……ほ……ホントに…………?」 「女を磨きたいなら、中出しも味わった方が絶対いいんだけどね~。でもボクはぬしのん、一度した約束は必ず守るよ。それに行人クンが可哀想ってのもあるしね。彼は独り身なんだし、一人ぐらい傍に居させてもいいかなって考えてるよ。あやねちゃんがそうなりたいなら、協力してあげてもいいよ。女を磨いたあやねちゃんがあたっくしたら……行人クン、振り返ってくれるかもね♥」 「そ、そうね…………そうよ…………だから……だからなのよ………………」 行人を気にかけた言葉とぬしの名を賭けて誓ったことで安堵したのか、誘惑の危険な痺れが頭の奥まで染み通ったように、とろんとあやねの目尻が下がった。物欲しそうに緩んだ唇。ぱん太郎の妖眼に呑まれた先ほどと同じように──。 あの時と違うのは、あやねとぱん太郎の間には、もはや邪魔するものは何も存在しないという点であった。 「ナカで出しちゃ……ダメ……なんだからね…………」 「うんうん♥ じゃあ、まずは……コレを弄ってみるところから始めよっか」 「……え、ええ…………」 「がんばって男を勉強しようね♥」 「……ええ……♥」 ほっとしたような笑みをこぼしながら、これから起こる事への期待を隠せない眼で、はちきれんばかりに漲る剛根にあやねは指を絡めさせる。 …………。 しばらくして──今度は舌が触れて…………。 …………。 結局、行人を振り返らせるためにと言ったツインテールの少女は、一度も少年を振り返ることなく、彼が嫌う男の肉棒への奉仕を始めたのであった。 (第19話に続く) 上に戻る