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ある時事件が起きたそうな。 それは少女がいなくなった事件だ。 少女は同じ場所に行き着いたそこは 普通の人間ではなく 人外達が住む立ち入り禁止なアパート。 少女は決意を出しそこに向かいはじめた。 そして幾年が経っただろうか。 少女と人外共々暮らし始めたそうだ。 〜キャラクター作成に付いて〜 人外,亜人,虫人,異形頭または人間の幼女のどちらかでお願いします. 人外にて奇形でも構いませんが あまり過激ではない程度にてお願いします。 もし人外の奇形での投稿際は【奇形注意】などいれて下さると宜しいかもしれません。 【例:単眼、複眼、複腕】 〜部屋について〜 それぞれ海になってたり宇宙になってたり各自のキャラ に合った部屋になる仕様になっております。 【例;深海の部屋】,【本だらけの部屋】 ※ただ海の部屋などは水は特殊になってるので 開けても水がこぼれないのでご安心を。 〜職業について〜 各自幼女人外問わず職業もありです。 幼女は無職でも職業なしでも構いません。 ただし人外に関しては職業必ずいれて下さい。 もし無職でしたらアパート内での仕事を手伝ってもらう事になります。 そして人外のみ家賃払ってもらう事になっております。 例:【暗殺の家族の幼女、普通のお嬢幼女、人間にひそかに混ざっての表面の仕事してる人外等】 〜参加方法〜 猫木のフォロワーになってる方のみになります。 ただし元からフォローされてないお方など でもフォローして下されば問題ないです。 ついぴくにタグ(#人幼荘)を貼り画像を 貼付けツイッターにうpするだけです。 キャラシ貼るだけでも構いませんが 交流不可能などありましたら 投稿する時に記入して下されば と思っております。 ただし鍵付きですとタグの内容 見えないのでご了承下さい。 キャラシは特に指定はございません。 ちなみにこちらのキャラシをどうぞ。 またキャラシートは各自と自由に作って頂いても構いません。 鍵付きのお方タグでは分からないので ついぴくだけ貼って頂ければと思っております。 もし間に合わないなどありましたら先に名簿に名前記入してくださればいつでも構いません。 ※また、もし人数が多くなる様でしたら人数制限もありますご注意を。 ▼期間は7月から1月を予定と考えてます。 様子で伸びたり短くなる場合もございますご了承下さい。 詳しくは【@nekoooooota】にてリプなり質問受け付けております。 ハッシュタグは #人幼荘 をご利用下さい。 またこういうタグは使ったりしないんですかなど質問もお気軽に!
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16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/06(水) 02 39 11.34 ID WGTm2bGkO 幼女王「今こそ独立の時、ロリコン共を殺して独立するのだ。」 幼女A「武器弾薬、戦車に戦闘機に至るまで、集まっております。」 幼女B「我が最強な向日葵部隊にご命令を」 BSの見てこんなん出てきた 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/06(水) 02 56 19.02 ID WGTm2bGkO 幼女A「クソッ、あのペド野郎ども、殺しても殺しても出てきやがる。」 幼女B「弾ももうない、援軍は来ないのか」 幼女C「補給路は貧乳好き共に潰されたらしい、こっちも弾がきれた」 男A「幼女だ幼女、俺によこせーーー」 男B「ツインテールは俺のだよこせーーー」 ドッガーーーン 男A「ぎゃー、足があああ」 男B「腕が、血があああああ」 ロリコン「真のロリコンはロリには手を出さないもんさ、死にな糞共」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/06(水) 03 04 26.47 ID WGTm2bGkO 幼女A「なんなんだアイツは、味方か」 幼女B「味方ならこっちに来るだろうに、なんなんだ」 幼女C「・・・あの目は・・・まさか」 幼女A「なんだ、アイツを知っているのか?」 幼女C「いや、アイツの名は知らない、だが、あの眼光は真のロリコンの目だ」 幼女B「真のロリコンと言うと、ロリには一切手を出さないと言うアレか」 幼女C「それだけじゃない、ロリから最低1mは離れるのがいつの間にかアイツらのルールになってるんだ」 幼女A「打倒ロリコンの我々にとっては微妙な位置な存在か」
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AIの入手 幼女MODはAI用のクラスファイルを指定のフォルダに追加することで、行動パターンを増やすことができます。 AIのクラスファイルは、日本非公式フォーラムの幼女MOD本体が配布されているページでダウンロードすることができます。 AIフォルダの作成 AIを入れるためのフォルダを作成します。 幼女MODを導入して、一度起動したあとmodsの中にYoujoAIというフォルダが生成されていたら成功です。 AIの導入 YoujoAIの中のetcAIというフォルダに最初にダウンロードしたクラスファイルを入れます。 その後、minecraftを起動し、AIのリストのなかに目的のAIが追加されていたら完了です。 お疲れ様でした。
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724:名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/02/07(木) 00 56 57.36 ID lQChp396O 冷たいよ 怖いよ 会いたいよ… 幼女。 この社会に生まれた新しい生命。手のひらに乗る程度の大きさでヒトの女の子のカタチをした生き物の総称。 人々はこの生命に感動し、固有化―ペットとして育てるようになる。 ある者は、癒しを。またある者は娯楽として。 ある男もそれを求め、幼女を買った。 732:名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage : 2008/02/07(木) 01 05 35.54 ID lQChp396O 男「俺も立派に成人と呼ばれる身分になったわけだ。」 男「フフフ、幼女を…念願の幼女を買うぞ!」 ウィーン 店員「いらっしゃいませ」 俺「幼女…幼女っと…。いろいろいるんだなぁ、迷う迷う。」 店員「どのような幼女をお探しでしょうか?」 俺「んあ?ああ、特に…。幼女ははじめてですので…」 店員「そうですか、ではこちらはどうでしょう?血統書付きで…」 俺「ん~…ん?あの隅にいる子は?大分汚れていますが…」 店員「ああ、あれですか。あれは…中古です。」 俺「中古?」 店員「はい、この前店の前に捨ててあったんですよ。」 735:名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/02/07(木) 01 16 30.63 ID lQChp396O 男「捨てて?」 店員「はい。最近は捨て幼女も増えて…。今とりあえずケースの中に…。売り物じゃありませんよ。」 男「売り物じゃない…?じゃあどうするんです?」 店員「保健所で…処分…でしょう」 男「処分…!?」 店員「はい…。あ、すいません。幼女をお求めでしたよね?こちらなんてどうでしょ―」 男「あの子にするよ」 店員「あの子って…さっきの?無理ですよ。捨ててあった子ですよ?」 男「あの子だ。あの子にする。」 店員「…そうですか。品質は保証致しませんよ?」 男「構わない。いくらです?」 店員「980円…です。」 男「買うよ。」 こうして、俺は幼女を買った。 736:名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/02/07(木) 01 25 33.24 ID lQChp396O 幼女「…」 男「はじめまして。これからよろしくな。」 幼女「…」 男「…?喋れない?」 幼女「…」フルフル 男「じゃあどうしたの?」 幼女「…てない?」 男「え?」 幼女「私を…捨てない?」 男「…ああ。約束する。捨てないよ。」 幼女「ホント…?前のご主人様もそう言ってたけど…けど…私を…すて…すて…ヒック」 男「ホントだよ!捨てない!約束する!」 幼女「嘘じゃあ…ないよね?」 男「ああ。嘘じゃない。」 幼女「ありがと…ヒック…」 男「泣くな泣くなwとりあえず風呂入ってキレイにしよう。な?」 幼女「うん…!」
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176 名前: 幼女100000000円(税) 投稿日: 2008/02/07(木) 22 56 19.11 ID LD//mQAO 運命、というものがある。 ものごとのなりゆきや人の身の上を支配し、人の意志で変えることも予測することもできない力。それが運命だ。 ……まあそんな有るか無いか判らないものは、気にしたって仕様がないのだが。 「おおおおお!! 当たり当たり、大当たりぃ! 特賞が遂に出たあーっ!」 「……へ?」 カランカラン、とけたたましく鐘をかき鳴らしながら、赤はっぴの男は何やらとても嬉しそうに叫んだ。どうやら目の前の回転箱から転げ出た金色の球が原因らしいのだが、あまりの急展開に頭が付いて行けていなかった。 「おめでとうございます! 特賞の超高級幼女引換え券です、どうぞ!」 「は、はあ……」 満面の笑みを携えた赤はっぴが差し出した封筒を受け取る。よく見ると、赤はっぴには木下商店と刺繍が施してあった。 辺りには拍手と、感嘆と、羨望が満ちていた。なんだか気恥ずかしくて、足早にその場を立ち去る。人込みを抜け出すときに、何度か頭を叩かれた。 そう。これは福引きだ。たまたま通りすがった商店街で、さらに都合良く財布に一枚だけ福引き券があったりしたもんだから、参加してみたのだが……。 まさか。 まさか、特賞を当てるとは。 それも今話題のペット、幼女の引換え券を。それに聞いた。確かに聞いたぞ、超高級、とあの赤はっぴは言っていた。ピンからキリまである幼女の中、超高級と言ったら相当お高いことが想像できるわけで、同じ超でも超貧乏な俺が手の届くものではない。 「よし、なんかツイてる俺」 顔がニヤける。手に持つ封筒には、引換え券在中、の文字。横には、店のものらしい住所と電話番号が書かれていた。 さすがは高級なだけあって、他の幼女とは扱いが違うのだろうか。高鳴る胸を抑え、示された店へと向かった。 179 名前: 幼女100000000円(税) 投稿日: 2008/02/07(木) 23 00 37.44 ID LD//mQAO 「……ペットショップVIP、か。やたらとでかいな」 異様な存在感に気圧されながらも、店内へ。 「う、これは」 見渡す限りの幼女、幼女、幼女。……他の動物はいないのか。 「いらっしゃいませ」 しばらくぼーっとしていると、客の来店に気付いたのか店員らしき男性が営業スマイルと一緒にやって来た。少し茶色がかった前髪の奥に見える顔は、客観的に見て水準以上だった。要するにイケメンだ。 「何かお探しですか?」 イケメンがそう尋ねると、店内のようすが変わった気がした。気のせいだろう。 「あ、ああ……ちょっと、幼女を」 瞬間、爆発した。幼女たちが。 「わたちを買ってくだちゃい!」 「いいえ、あたしのほうがいいわよっ!」 「わ、わたしを……」 「私はすごいテクニックよ? お兄さん」 「ボクを買ってーっ」 もちろん、爆発というのは比喩だ。正しくは『爆発したように一斉に騒ぎ出した』になる。 「な、なっ……」 一瞬のうちにバーゲンセール会場と化したペットショップに順応できず、ただ狼狽した。幼女がこんなにパワフルだとは……。 「はいはいはい! 君達静かに! うるさい子は買って貰えないよー」 と、手を叩きながらイケメンが言った。すると、どうしたことだろう、爆発は嘘のように収まった。 「すいません、お客様が来るといつもこうなんですよ」 ニコッと営業スマイル。こいつは女を泣かせるタイプだ。間違いない。 「それでお客様、どんな幼女をお探しですか? ツンデレにヤンデレ、いろんなのがいますが」 「あ、実はさっき福引きでこちらの引換え券を当てまして。えっと……これです」 「! ……なるほど、話は聞いています、どうぞこちらへ」 男に促されるまま、奥の部屋へと付いていった。 180 名前: 幼女100000000円(税) 投稿日: 2008/02/07(木) 23 02 00.98 ID LD//mQAO そこは、別世界だった。 トンネルを抜けるとそこは雪国でした、とはまた違う。 例えるなら、大衆食堂のトイレに行ったらそこが一流ホテルの一室のように広くキレイで、挙句に便器が純金で出来ていたような。そんな違和。 ペットショップの一室であるはずのそこには、何故か広大な絨毯床が広がっており、天井には存在自体が眩しいシャンデリアがいくつも備えられていた。 「ようこそ、VIPルームへ。ここに来たのはあなたが初めてです」 男が言った。柔らかな笑みを浮かべて。 「す、すごいところですね。まるで……」 まるで、中世ヨーロッパが好みそうな、お城めいた造り。 「驚いたでしょう? 無理もありません。――こんな部屋はペットショップには不釣り合いに過ぎます。でも仕方無いんですよ? 最近ここに運ばれてきた商品のために、この部屋は造られたんですから」 きらきらと宝石が四方八方から輝きを撒き散らす中、部屋の中央、一際飛び抜けた存在感を放っているベッドを見る。それは大人が三人は余裕で寝れるぐらいの大きさで、天蓋付きの、いわゆるお嬢様ベッドだった。その光景だけで、どこかしらの貴族の寝室にお邪魔している気分になる。 「まさか、あの中に……?」 「ええ。既に引換え券は回収致しました。どうぞ、超高級幼女をお持ち帰り下さい」 すっ、とベッドに向けて手を差し延べるイケメン。行け、という意味だろう。 「……」 ベッドに歩み寄る。近付くにつれて、内部からすぅすぅと気持ち良さそうな寝息が聞こえてきた。 胸が落ち着かない。何しろ幼女を飼うのは初めてだ。しかも、超高級というのだからさらに緊張する。 「ん、これは」 値札だった。ベッドにぶら下がっている。商品名、幼女Z。――見ないほうが、良かったのかもしれない。 185 名前: 幼女100000000円(税) 投稿日: 2008/02/07(木) 23 06 02.39 ID LD//mQAO 「……!?」 ゼロが、ひとつふたつ、みっつ。さらによっついつつ、むっつななつやっつ……。 「いっ!」 思わず叫んだ。叫ぶほかにない。 「一億だとおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!?」 「うるさいっ!」 甲高い声と同時に唐突にベッド内部から飛んできた枕が顔面に直撃。絶叫を消し去り絨毯へ落ちる。この間、一,三秒。 「な、なんだ?」 鼻をさすりながら枕の発射地点を見る。 そこに居たのは、透き通るような青い目をした、金髪の幼女だった。 「わらわが眠っている横で吠えておったのは貴様か、愚民」 幼女は眠そうな目をこしこしと擦りながら、それでも気品溢れる動作で立ち、こちらを見据えた。それは上流階級のソレであり、金の髪に白いキャミソールがよく似合っていた。 「え……え?」 全く予想外の事態に頭がメダパニ。さっき見た幼女たちの反応とはどう見ても違う。まるで、立場が逆転しているような錯覚さえ覚える。 「だ、大丈夫ですかお客様? すいません、この幼女は……他とは少し勝手が違いまして」 イケメンが苦笑いを浮かべながら説明を始めた。 190 名前: 幼女100000000円(税) 投稿日: 2008/02/07(木) 23 11 41.64 ID LD//mQAO いろいろなことを知った。 イギリス生まれの血統書付きの幼女であること。身の回りを高価な物で埋めなければ機嫌が悪いこと。……元は皇室で飼われるはずが、幼女数の飽和から日本に売られたこと。 だからこんなデタラメな値が付いてるのか、と納得する。それにしても、こんなものを福引きの景品になんか出してあの商店街は大丈夫なんだろうか。 「なるほど……とりあえず、こいつの態度のでかさの理由は判った」 何しろ皇室だ。カルチャーの違い、というのもあるだろう。 「はい……慣れるまでは大変かと思いますが、きっと満足なさいますよ」 どのくらい大変なのかは知らないが、といった台詞を付け足してやりたかった。とにもかくにも、未だにお嬢様ベッドに籠城している幼女Zを出さないことには―― 「わらわは嫌じゃぞ! 誰がそんな貧乏くさい男に貰われるものか」 ――どうにもならん。とりあえず今のは聞き捨てならん。 「だーれーが、貧乏くさいだって?」 「ひゃっ!? は、離せ無礼者! 本当のことじゃろうが!」 『高い高い』の姿勢で暴れる幼女Z。だが無駄だ。振りほどくには、体重が圧倒的に不足している。 「ほれほれ」 「あうぅ!? め、目が回る!?」 何をしているかはご想像にお任せ願いたい。……しかし、こうじっくり見るとやっぱり、綺麗だ。光を吸って白く輝く肌は眩しくて、手にかかる金糸の髪がくすぐったい。……さすが一億。 「やめんか、あほ愚民!」 めり。 これは幼女Zの足の裏が顔面にめり込んだ音だ。 「いでっ!」 思わず手を離すと、幼女Zはベッドに着地、そのまま布団を被ってしまった。 「くっ……お前なあ」 鼻をさすりながら(本日二回目だ)幼女Zを睨む。 「……どうせ」 何か、呟いた。 「え……?」 「どうせ、そなたもわらわを売るのじゃろう? ……あの皇室の奴等のように木下商店の店長のように、用無しになったら売るのじゃろう」 その幼女の目は他と違う。全てを諦めたような目で、全てを否定している。 「貴様のような貧乏人には、わらわの痛みなど判らぬじゃろう。帰るがよい。もうわらわは……人間など信じない」 194 名前: 幼女100000000円(税) 投稿日: 2008/02/07(木) 23 13 48.95 ID LD//mQAO それが、最後だった。もう幼女Zは、こちらに顔を向けることもしない。店員はやれやれといった表情で、携帯電話を開いていた。 それが、その雰囲気が、可笑しかった。 そっとベッドに潜り込む。まだ何も、始まっていない。 「……ん!?」 「こちょこちょ」 脇腹を捉えた。もう止めることは叶わない。 「えっ、ちょっ、貴様なにを! やめっ、あっ」 「こちょこちょ」 「~~~~~~~~ッッッッッ!!!!」 声にならない声を上げて、幼女Zは悶えまくっている。 「貧乏人は禁句だ」 「はわっ、っ~~~~ま、待て、やめ、ろ」 「こちょこちょ」 「ふわあぁぁああ!?!? ふぁっ、あぅう!?」 そろそろ死にそうなので止めておく。くすぐり地獄はある意味核以上に恐ろしいな……。 「目、覚めたかナマイキ幼女」 「はぁ、はぁ、はぁ、ふぇ……?」 何のつもりだ、と幼女Zはトロンとした目で問いかけてくる。顔は紅潮し、息は荒い。 「俺は、売らない」 「な、に……?」 ポン、と頭に手を乗せる。 「俺は、絶対にお前を売らないよ。それなら、貰われてくれるだろう?」 言ってやった。言いたいことを言ってやった。……ここで俺が帰ってしまったら、このお姫様幼女の勘違いを、誰が正してあげられるのだろう。 幼女Zの顔がさらに赤みを増した。耳まで真っ赤だ。 「へえ、幼女でも照れるんだな?」 「ばっ、ここ、これは、ちがうぞ。別にそなたは関係ない!」 「俺が関係あるなんて一言も言ってないぞ?」 「う!? ち、ちが――」 実に判りやすい。これは案外、いい買い物なのかも知れないな。 197 名前: 幼女100000000円(税) 投稿日: 2008/02/07(木) 23 17 03.50 ID LD//mQAO 「さて、じゃあそろそろ帰ります」 「はい、お買い上げありがとうございます」 ニコッとお約束の店員スマイル。最後までこの調子とは……このイケメン、実は大物なのかもしれない。 「あ、そうだ」 「なんでしょう?」 「このベッドとかって、付いてくるんですかね」 「別売りです」 「……ですよね」 やっぱり大物かもしれない。 ありがとうございましたー、というお馴染みの挨拶をBGMに、幼女Zを連れて外に出る。 「お、おい。わらわはまだそなたに付いて行くとは……」 「そのわりには、ちゃんと付いて来てるじゃないか」 剃刀のようなツッコミに、幼女Zはむぅと唸って下を向く。……そもそも、俺のジャケットの裾を掴みながら言うことじゃないだろ、それ。 ちなみに、今幼女Zはオプションで付いてきたフリフリの洋服を着ている。これを連れて歩くのは相当恥ずかしいものがあるのだが、これも運命だと思って我慢することにした。 「……のう、愚民」 不意に、幼女Zが失礼極まりない呼び止め方をしてきた。 「あいたっ」 「……人を愚民呼ばわりしてはいけません」 「ぶ、ぶれーものめっ! わらわの頭をひっぱたくとは何事じゃ!?」 やれやれ、この幼女は飼い主を何だと思ってるのか。 「で、なんだ?」 「む……そなたの名はなんと申す。い、いやな、気まぐれに聞いておるだけじゃぞ!? 他意はない、他意はないのじゃぞ!?」 いやー、ほんと。 素直じゃないなあ、こいつ。 そのくせ判りやすいから、笑いを堪えるのが難しくて困る。 199 名前: 幼女100000000円(税) 投稿日: 2008/02/07(木) 23 19 26.10 ID LD//mQAO 「ん……俺か? 男だ」 「男、か。ふん、これからわらわの家臣になるからには、名ぐらいしっておかねばな」 「あほ。逆だ。俺がお前のご主人様になるんだよ」 「なんじゃと!?」 家に帰るのに、こんなに騒がしいのは久し振りだ。やっぱり、いい買い物だった、と思う。引換え券だが。 もしも運命なんてものがあったなら。おそらくこれが、俺の運命なんだと思う。 この幼女の『勘違い』を正してやることが、俺の運命なんだろう。 「着いた。ここが我が家だ」 「……どこじゃ?」 「あるじゃないか。目の前に」 もうすぐ築60年を迎えるボロアパートの家賃は一万五千円。ペットは……大丈夫だろう、多分。 「男、わらわを売る気は……」 「無い」 横でがっくりと肩を落としているのが、よく判った。 幼女Zの一生は、いま始まった。さあ、次はどんな運命になるのだろう。 終
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318 名前: SS@ハチ公 タイトル『幼女童話』 [sage] 投稿日: 2008/09/08(月) 08 42 52.66 ID jIhm8UAO ――その森には昔から魔法使いが住んでいると言われていました。 鬱蒼と生い茂る木々に日の光を遮られ、昼なお暗い森。成程、そこには何か得体の知れぬモノが潜んでいても不思議ではないと思える迫力があります。 その森の奥深くに一軒の小さな小屋がありました。 小屋の周辺だけは拓けており、光に包まれたそこはまるで、不気味な森とは全く異なる世界のようでした。 チチチ…という囀ずりともに小屋の前に小鳥たちが降り立ちます。 まるでそれを見計らったかのようにギィィと小屋の扉が開きました。 「ん~、今日もいい天気だねっ!」 気持ち良さそうに伸びをしているのは、まだあどけない幼女でした。 伸びを終えると、幼女は傍らに置いたバケツからパラパラと穀物を小屋の前に撒きました。 待ってましたとばかりに小鳥たちがそれを突つき始めます。 「あはは、仲良く食べないと駄目だよー」 幼女はニコニコと笑いながら小鳥たちの食事を眺めていました。 しばらくして、小鳥たちの食事が終わると幼女は空になったバケツを持って小屋の裏の井戸に向かいます。 「よいしょ、っと」 井戸でバケツに水を汲むと再び小屋へと引き返します。水汲みは幼女の毎朝の日課なのです。 319 名前: SS@ハチ公 タイトル『幼女童話』 [sage] 投稿日: 2008/09/08(月) 08 47 17.79 ID jIhm8UAO それから何度か小屋と井戸を往復して、小屋にある大きな瓶を一杯にしました。 「ふぅ…。水汲みお終いっと!」 さて、幼女は休むことなく次の仕事に取りかかります。 まず竈に火を起こしてフライパンを乗せました。 次に戸棚から二切れの黒パン、チーズとベーコンのブロックを取り出します。 黒パンはちょっと欠けているお皿に盛り付けます。 ベーコンとチーズは薄く切って程よく温まったフライパンに乗せました。 「~♪」 鼻歌を歌いながら幼女はフライパンを振るいます。 ジュージューという愉しげな音を立ててベーコンとチーズが絡みあい、美味しそうな香りを小屋いっぱいに漂わせてゆきました。 320 名前: SS@ハチ公 タイトル『幼女童話』 [sage] 投稿日: 2008/09/08(月) 08 48 12.14 ID jIhm8UAO その香りに釣られたように小屋の奥から人影が現れました。 「あ、お爺さん。おはよう!」 「おはよう、マリア。今日も良い天気みたいだね」 この真っ白な髭をたっぷりと蓄えた老人は小屋の主なのです。 「えへへ、分かるかな?」 「あぁ、分かるとも。天気の良い日のマリアはとても機嫌が良いからね」 「天気が良いとお外でいっぱい遊べるからね。嬉しいんだよ!」 元気いっぱいのマリアの笑顔をみて、お爺さんも嬉しそうに目を細めました。 をしながら朝食を平らげてゆきました。 二人は小さなテーブルに着くと、いただきますをして朝食を食べ始めました。 「お爺さん、おいしい?」 「あぁ、マリアの作ってくれる料理はいつも美味しいよ」 「えへへー♪ありがと、お爺さん!」 マリアはとても嬉しそうに笑います。 そうして、二人は楽しくおしゃべりをしながら朝食を平らげてゆきました。
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445 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 00 07 43.18 ID sCNWsTE0 さて、許可を貰ったのでss投下なんだぜ! 電波幼女 ガー 今日も今日とて幼女ショップに行く俺。 もう店員さんと店長さんとは顔なじみになってしまった。 店員「あれ、男さん。ちょうどいいところに」 男「ちょうどいいって・・何が?」 顔なじみになるほどショップには行くのだが、いかんせん金が無い。 でも幼女は見たい。というわけで毎日冷やかしに来てたら顔を覚えられてしまった。 店員「今日は男さんにぴったりの幼女が来たんですよ」 男「ぴったり・・・?そもそも店員さんの俺のイメージってどんなよ?」 店員「ロリコン大魔王」 男「ちょっと・・・あたま、冷やそうか・・・」 店員「それはそうと新しく来たのが980円の幼女ですよ!安い!」 男「mjd!・・・いや、うまい話には裏があるってばっちゃが言ってた」 店員「疑い深いですね・・・いや、実際その通りなんですけどね」 男「で、結局どんななんだ?」 店員「えーっと・・・口で説明するのは難しいので、見てみるのが一番速いですよ」 男「どれどれ」 446 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 08 58.72 ID sCNWsTE0 男「この幼女?」 店員「そうです」 幼女「ほう、キミは・・・魔王か」 男「・・・・・・」 幼女「ついに魔王が動き出したか・・・まったく、うちの対魔師達はいったい何をしているんだか」 男「・・・・・・」 幼女「・・・?キミは自分が魔王という自覚が無いのかな?そうでなければ説明できないほど負のオーラが少ないな」 男「・・・・・おい」 店員「なんでしょう?」 男「・・・・いや、これは・・・なに?なにごと?」 店員「さぁ・・・」 男「『さぁ』ぢゃないよっ!何この子!?どんな厨二病なんですか!?」 幼女「厨二病とは失礼な・・・由緒ある対魔師の家系にむかって何を言う」 男「アンタは黙ってなさい!」 店員「オネエ言葉になってますよ」 男「それよりなんでこんな幼女が存在してるかについて説明しろ!」 447 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 09 20.56 ID sCNWsTE0 店員「元々は血統が良い子の家系なんですけど、調教がうまくいかなかったそうで」 男「調教・・・?人格はあんまり残さないで売りに出されるんじゃないのか?」 店員「お嬢様系とか、そういう系統の幼女には調教が必要なんだそうです」 男「へー・・・」 店員「で、『失敗作』って言われてそのままこの店に流れ着いたようです」 男「・・・それで、980円か」 店員「そうです。お金の無い男さんにはぴったりでしょう?」 男「まぁなー・・・だけど買う気にはならな・・・」 幼女「キミは必ず買う。それが運命だ」 男「いや・・・そんなこといわれてもですね」 幼女「既にそれは"バイブル"に書き記されている。回避は不可能だ」 男「・・・・・えっと・・」 幼女「運命という繰り糸から逃げられるモノなど在りはしない。仮に逃げられたとしても、それすらも運命だ」 男「・・・俺、帰っていいですか・・・」 店員「えー・・・せめて買ってくださいよ。980円ですよ」 男「どこの世界に地雷とわかってて電波幼女を買う奴がいるよ!?」 店員「といっても・・・明日には廃棄ですし」 男「・・・・・でも、俺は買わないからな」 俺は去り際に幼女の目を見た。 その眼は、まるでガラス玉のように空ろだった。 448 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 09 50.20 ID sCNWsTE0 男「今週のジョンプは面白かったな・・・」 あの後、コンビニで立ち読みして帰途につくことにした。 季節は冬。 今夜は雪だとか・・・ああ、今日はいつもより寒いのか・・・・地球温暖化進めばいいのに・・・ さて、帰って何するかな・・・・・ 449 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 10 07.93 ID sCNWsTE0 男「ただいまー」 友「おかえりー」 男「おう。外は寒かったぞー」 友「そうかー」 男「・・・・・・」 友「・・・・・・」 男「いや、あまりに自然すぎたからスルーしかけたけど何でお前が俺の家にいるの!?」 友「おー・・・それは話すと長くなってだな・・・」 男「三行でまとめろ」 友「俺。暇。男の家行く」 男「それは現地語だ・・・ていうか帰れ。今すぐ。できれば音速で」 友「はいはい、わかりましたよっと・・・あ、そうそう。うちの後輩が幼女買ったみたいだよ?」 男「・・・・・」 友「これでもう、学部内で幼女買ってないのおまえだけだな・・・いい加減、意地張ってないで買えばいいだろ?」 男「いやー・・・意地張ってるわけじゃないんだけどなー」 友「何にしろ、早く買わないとハブられるのも時間の問題だぞ。もう既に怪しい奴らが多いからな」 男「はいはい、わかったわかった。いいから帰れって」 友「あいよー。んじゃまた明日ー」 バタン 男「明日も来るのか・・・ていうかアイツどうやって入ったんだろ」 450 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 10 43.62 ID sCNWsTE0 晩飯時。 男「うーん・・さすが俺。このスープ旨すぎ・・・・・」 寒い日にはやっぱり暖かいものだよなー。 体の芯からあったまる。しかもおいしいし。俺シアワセー・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・。 幼女ショップの電波幼女・・・どうしようかな。 買おうか、買わないか・・・実際、見ててちょっと惹かれたのは本当なんだけどなー。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・。 今、寒がってんのかなぁ・・・ 451 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 11 04.38 ID sCNWsTE0 店員「あれ、どうしました?」 男「・・・さぁ。俺もよくわかんないんだけど・・つい来ちゃったってとこかな」 店員「こんな時間につい来ちゃったも何も・・・まるで日付が変わる直前を狙って来たみたいですよ?」 男「偶然だろ」 店員「そうですか。ところで今から電波幼女を保健所に連れて行くんですが、どうしますか?」 男「どうしますって・・・別に、俺には関係ないんじゃないか?」 店員「じゃあ、何で来たんですか?」 男「・・・なんとなく、足が向いたというか・・・」 店員「何だかんだいって気になってるんですね。もう買っちゃいましょうよ」 男「なんだかなぁ・・・まぁ、もう何でもいいか・・・」 店員「まいどあり~」 男「なんで縛って猿轡でケージの中にはいってるかkwwsk説明してくれ」 店員「そりゃ、保健所に連れて行くからにはそれなりの準備が必要なんですよ」 男「・・・保健所って、そういう所だったっけ・・・?」 452 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 11 21.67 ID sCNWsTE0 男「で、幼女を買ったわけだが」 幼女「ふむ。魔王の支配下に置かれたか。だがそれも運命なれば、抗うすべもなしか」 男「どうしよう。早くも後悔しそう」 幼女「何を後悔するんだ?『もう俺は後悔しない。今までも、これからも!』と言って手を握ったのはキミだよ?」 男「俺、いつそんなこといったかな・・・」 幼女「前世で、一緒に追っ手から逃げていたら仲間の1人が裏切って『仲間なんて、いなければ・・・』と言ったときにキミが言ったんだ」 男「そうか、前世からの付き合いだったんだ俺たちうわすげー」 幼女「それすら忘れてしまっているのか?・・・はぁ、キミときたら本当に救いようが無いな」 男「とりあえず腹減っただろ。俺のめっちゃ旨いスープがあるから・・・」 幼女「ご飯ならさっき食べた」 男「保健所行く前に飯食う奴がどこにいるんだよ・・・」 幼女「店員が『もうオチ読めてるからご飯食べちゃっていいよ。最後の晩餐にはならないから』って言っていたな」 男「読まれている・・・・!だが風呂なら!」 幼女「使い方なら知っている」 男「くそ!くっそぉぉぉぉ!」 幼女「・・・這いつくばって床を叩くほど悔しいのか」 男「だって・・・!男のロマンだろコレは!」 幼女「しらないな、そんなもの。とりあえず風呂に入ってくる」 男「いってらっさい・・・」 男「あれ・・・?幼女ってもっと・・・こう、なんというか・・・あれ?何か違くね?」 453 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 12 32.39 ID sCNWsTE0 幼女「ふう。いい湯だったな」 男「そうかい・・・さて、俺も風呂に入るかな」 幼女「幼女汁が飲みたいのか?」 男「人聞きの悪いことを言うな!いや実際そうだけどな!なんかどきどきするじゃんしょうがないじゃん俺だってオトコノコなんですよ!」 幼女「・・・前世からそうだったが、相変らずキミは変な性癖をしているな」 男「ちなみに、前世の俺の性癖は?」 幼女「事あるごとに女性にゴm」 男「もういいやめて聞きたくないていうかそんな鬼畜ゲーあったな!思い出したくも無いけどな!」 幼女「風呂に入ってくるんじゃないのか?」 男「あ、そうだった・・・んじゃ、入ってくる」 幼女「ああ。いってらっしゃい」 男(・・・何気なくいってらっしゃいとか言われると結構嬉しいもんだな) 幼女「・・・疲れたから、寝ようかな・・・」 ぼふっ 462 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 00 25 42.70 ID sCNWsTE0 男「あれ・・・もう寝てんのか」 風呂から上がると、そこにはベッドに小さく丸まって寝ている幼女。 寝顔は、今までの電波っぷりがまるでなかったかのようにあどけない。定番だがな。 自然にこみ上げてくる笑いは・・まぁ、しょうがないよな? 一緒に同居を始めたちょっとオタクの大学生と電波ビンビンの幼女。 2人の物語はまだまだ続く・・・といいねぇ。 541 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 19 10 17.29 ID sCNWsTE0 朝。 朝だ。朝か早朝かと聞かれれば少し朝よりと答えられる程度の朝だった。 男「んー・・・・?あれ、幼女ー?どこいったー?」 幼女「む、目が覚めたか色情魔王。堂々と腕で力強く抱いてどこいったも何もないだろう」 男「おお・・・?幼女だ・・・」 幼女「寝ぼけたキミは手に負えん。さっさと起きてくれ」 男「んー・・・むぅ、・・・」 幼女「・・・今すぐ起きれば朝飯と昼飯作ってやるが」 男「さて、今日もいい朝だなー。あれ?幼女、いつまでもベッドにいちゃだめだろ。起きる時は起きないとな」 幼女「前世のキミはそんなことを言わなかったが、まぁこれも銀河の巡りだ、しかたがない」 544 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 19 17 44.35 ID sCNWsTE0 幼女「どうだ、うまいだろう」 男「・・・・・ま、まぁまぁだな・・・」 幼女「ちなみに料理名は『マレスの築きし栄光の日々』だ。あの頃は、何もかもが美しかったな・・・」 男「いや、ただのラザニアだろコレ」 幼女「いいか、全ての物には関連性と事実性と時間性があってそれは常に何かと結びついて・・・」 男「あー。わかったわかった」 幼女「前世のキミはもう少し賢しかったな。少なくとも料理名は完璧に当てていた」 男「どーせ馬鹿ですよーだ」 幼女「ああ、過ぎ去りし日々はもう帰ってこないのか。それとも其れはいつもここにあるのか・・」 男「しかし朝からラザニアってのはどうよ」 545 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 19 25 42.48 ID sCNWsTE0 幼女「・・・・・」 男「・・?どうした、ずっと人の顔見て」 幼女「いや、別に・・・なんでもないぞ」 男「何でもないなら人の顔なんて見ないぞ、ようj・・・・あ!そうかお前・・・」 幼女「な、なんだ?」 男「名前が欲しいんだろ」 幼女「べ、別にそんなことはない。前世の真名と古代の神名がある・・・」 男「あさっての方向見てないでこっち見てからいおうな」 幼女「・・・つけたいなら勝手につければいい」 男「ほほぉ?そういうこと言うならつけてあげないぞー?」 幼女「・・・・・」 男「わ、わかった!つけるから!頼むからそんな傷ついた顔しないでお願い!」 幼女「あ、ありがと」 男「以外に素直なのな・・・そうだな、名前か・・・」 男「お前は電波娘だから・・・フィルでいいだろ」 幼女「電波との関係性について詳しく話を聞きたいところだが、まぁいいとしよう」 男「いや、電波→電子→エレクトロン→エレクトリック→ギター→バンド→緊縛→」 幼女「もういい、黙ってくれ。キミは次元の歪みを飛び越えるときにどうも脳を損害したらしいな」 男「でも、いい名前だろ?」 幼女「キミがそう思っているだけなら誰にも迷惑はかけなくてすむだろうな」 男「もう何でもいいから!今日からフィルな!」 幼女「・・・・・」 547 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 19 35 04.91 ID sCNWsTE0 男「なーフィル」 フィル「今、因果を解きほぐすのに忙しいんだが」 男「そうかー・・・じゃあフィル、また後で話そうな」 フィル「しかしこの呪縛は一体何処に掛かって・・・」 男「聞いてないんですかそうですかいいですよもう・・・・」 男「何コレ・・・晒しageするしかないだろjk・・・」 男「うっはwwwwきめぇwwwwwwだがそれがいい」 男「にゃはははははははははー!ぐはっ・・げほげほ・・・おろ、もう昼飯時か」 フィル「おい其処の。なんだっけ・・・変態」 男「なんだ?」 フィル「昼飯だ」 男「そうか作ってくれるんだったなありがとうフィル!」 フィル「約束は、守る」 男「さっすが!で、昼飯は・・・えーと・・・唐辛子チャーハン?」 フィル「違う。『嘗てこの世の負の快楽の集合体ソドムとゴモラを滅せし炎』だ」 男「まぁ食えれば何でもいいか・・・いただきまーす」 男「辛っ!何コレ!でもうまいから食うけど辛いし!」 フィル「それが天の裁きだ」 548 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 19 46 33.99 ID sCNWsTE0 男「うおー・・・あれはもう凶器だな。死ぬと分かってても食べたくなるって」 ぴんぽーん 男「誰だ・・・ってまぁ、想像はついているんだけどこう認めたくないというか」 友「おいっす」 フィル「・・・・・」 男「勝手にドア開けて入ってくるんじゃねーよ」 友「あれ?幼女じゃん。結局買ったんだ」 男「・・・まぁな」 友「・・・・・ほほぉ。中々気に入ったと見える」 男「人の顔を見ていろいろと情報を抜き取るのやめてくれないか?」 友「もう癖なんだよ、しょうがないだろ」 男「そうかい・・・あ、俺ちょっとトイレ」 バタン 友「・・・・・その顔、気に入らねーな」 フィル「・・・・・」 友「名前は。どうせアイツの事だ、喜びそうだからとか言って名前をつけてるだろ」 フィル「フィル」 友「そうか、フィルだな・・・覚えておいてやるよ」 フィル「・・・・・くすっ」 友「・・・んだよ?」 フィル「可哀想な仔だな。見ただけでわかった、アンタは男に救われたくせにまだ甘え続けてる」 友「・・・お前、何様だよ?お前に俺と男の何が分かるんだ?」 フィル「・・・べつに」 友「まぁ、いい。どうせお前も俺と同じになるだけだ・・・」 男「おまたせー」 友「おかえり。さて新作のゲームは、と」 男「いや勝手に探るなよ。とりあえずフィルと自己紹介でもしあってくれよ」 友「フィル?・・・ああ、そこの幼女の事か。相変わらずペットでも人のように扱うな、お前は」 男「いいんだ。俺はそれで」 友「まぁ、そこがお前のいい所なんだがな・・・ま、それに従ってやるよ。俺は友。男の友人だ」 フィル「お初にお目にかかります。フィルと申します。男様とよろしくお願いします」 友「ああ、こちらこそな」 554 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 20 05 58.57 ID sCNWsTE0 男「もう帰るのか?」 友「ああ、そろそろバイトなんでね」 男「そっかー・・・ま、部屋が広くなっていいかな」 友「俺がいなくなって寂しくて泣くなよ?」 男「アホ。さっさと行け」 男「フィル、あいつってどんな奴だったかはっきりいってくれ」 フィル「何だかんだ言っていい人。今の社会にありがちな人」 男「そうか・・・まぁ、いいや。もう晩飯にしよう」 フィル「料理の名前は?」 男「シーザーサラダとおみおつけとご飯。と味噌汁」 フィル「ネーミングセンスがないとかそんなレベルじゃないな。キミは一体どこまで変わってしまったんだ・・・」 男「ほっとけ」 555 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 20 11 13.88 ID sCNWsTE0 男「ほら、もう寝るからこっちこい」 フィル「ああ。また変なことするんだな」 男「またって・・・いや何もしてないし最初から」 フィル「昨晩の専門的な猿轡と男用ボンテージなんていったいどこからとりよせたのか」 男「・・・いいから寝るぞ」 ベッドの中で一緒に寝てくれるのは、やっぱり懐いてくれてるのかなぁ、なんてぼんやり思った。 名前をあげたら喜んでくれた・・・ように見えたし。 相変わらず反応は冷たいが、ところどころ感情が見え隠れしてるし。 やっぱり、同じいきものなんだな・・・ 556 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 20 26 42.33 ID sCNWsTE0 男「ちょっとバイトいってくるなー」 フィル「あまり人と関わらないほうがいい。キミは回りに負というものを分け与えすぎる。あと前世の王がたら連絡をくれ」 男「あいよ、いってきまーす」 フィル「・・・・・」 ぴんぽーん 友「よー男!ってあれいないじゃんあれフィルじゃん男はどうしたよ?」 フィル「わかってて聞くな。バイトだ」 友「そうか。まぁアイツがいない所を狙ってきたんだから当然だな」 フィル「それで、何の用だ」 友「宣戦布告をしに来た」 フィル「・・・は?」 友「お前が何をしたいのか知らんが、とりあえず男を求めてることは分かる」 フィル「・・・・・」 友「そして俺もだ。あいつが欲しい」 フィル「そうか」 友「お前も男だろう?なんて言うなよ。そんなの最初からわかりきってる」 フィル「・・・お前が何かを勘違いしてるかはだいたいわかった」 友「戯言はよすんだな。何にしろ・・・男は俺が貰う」 フィル「勝手にすればいいんじゃないか」 友「1つ言っておくが、俺はお前より有利な立場にいる。長年の信頼を甘く見るなよ?」 フィル「突然の変化は内面にも変化を生じる」 友「・・・・・」 フィル「・・・・・」 友「まぁ、いい。今日はそれだけだ」 フィル「そうか」 友「じゃあな」 バタン フィル「・・・・・まだ、足りない」 559 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 20 36 06.85 ID sCNWsTE0 男「ただいまー・・・って何してんのあやしいダンシングして」 フィル「ちょっと存在粒子が足りないから妖精から貰う為の儀式だ」 男「そうかー。まぁ頑張ってくれー」 フィル「無論だ。それにしても最近は最低妖精数が足りなくて困る・・・」 男「ふれーふれーふぃーる!ふれーふれーふぃーる!」 フィル「気が散るから黙っててくれ」 男「ごめんなさい」 フィル「・・・だが、黙ってみてるだけなら別にいい」 男「それって・・・ここで見てていいって事?」 フィル「自分で考えろ。自己の思考こそが真に成り得る。それを疎かにするからギリシャは滅んだ」 男「いや、ギリシャは滅んでないけどな・・・」 フィル「黙っていろというのが聞こえないのか」 男「ごめんなさい」 561 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/02/10(日) 20 41 03.05 ID sCNWsTE0 男「さーて寝るぞー・・・ってもうベッドの中か。早いな」 フィル「疲れた。寝る」 男「そうか・・・俺はどうしようかなぁ」 フィル「寒いから早く入れ。湯たんぽは必要だ」 男「はいよーっと・・・うおっ・・・寒いなおい」 フィル「・・・す・・」 男「ん?」 フィル「お、おやす・・み・・・・」 男「ああ、おやすみ」 男(フィルかわええええええええええ!やっべぇぇぇぇぇぇぇ!何か急に可愛いぞおおおおお!)
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887 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 36 16.20 ID i.uBY.AP ――幼女と幼男。 それは今の時代珍しくもなんともないペット。 しかし、幼女、幼男が飼われるようになって数十年が経った今でも、生体は詳しく解明されていない。 現在わかっているのは、幼女、幼男は4年~5年は人間とほとんど同じように育ち、そこから徐々に身体的成長が鈍り始め、6年~10年で成長が止まり、寿命は10年~20年程度であること。 言語は理解できるものの人間に比べ学習能力が乏しく、高度な行動は学べないということ。 そして人間より性欲が高いこと。 888 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 37 26.12 ID i.uBY.AP ここからは噂だが、幼女と人間の間で子供ができたことがあるらしい、その子供については一切不明。幼男と人間との間での噂はない。 また、幼女、幼男はホムンクルスやクローン人間等の実験によって偶然生み出された産物であるらしい、ということ。 そして、それらの噂の中にも、信憑性の高いと思われるものもある。 889 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 38 54.01 ID i.uBY.AP それは、人間と比べ知能があまり高くないのに、ある事ができる幼女がいるということ。 そのある事は幾つかある。 まず、歌う事。これは本来人間にしかできない。これをやる幼女が昔話題になったそうだ。 次に、愛する事。これは単に好きになる、というのと区別しにくいかもしれないが、幼女には自己犠牲、無私の愛というものがない。 野生的な本能が自己防衛を行うらしく、他人をかばうことができないそうだ。これも巷ではかなりの噂になっている。 そして最後は―― 『夢見る幼女』 890 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 39 37.75 ID i.uBY.AP 今、バイトが終わり、夜道を歩いている。時刻は日付が変わったばかりか。 申し遅れた。俺は佐藤泰彦。23歳のフリーターで、バイトと親の仕送りで生活している。 今はいつもやっているバイトの帰り道で、ここらは街灯も人通りも少なく、女性は夜は歩かないほうがいいだろう。 891 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 40 16.27 ID i.uBY.AP 「おい、そこの兄ちゃん」 ふと、脇道から声をかけられた。そちらを見ると汚れた身なりの男性が座っている。 「幼女、欲しくないか? 安くしとくぜ」 どうやら、幼女の露店商のようだ。よく見ると何人か幼女が座っている。 続けて、露店商は 「兄ちゃん、幼女を飼ったことはないのか?」 「ああ」 「じゃあ尚更サービスだ、980円でどうだ?」 892 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 40 42.93 ID i.uBY.AP 「980円……? 聞き間違いじゃないのか」 幼女というのは本来、安くても数万円はする高級なペットだ。もし中古でも1万近くはする。それをまるで特価品のように…… 「間違いないぜ。 しかも全部新品だ」 「不良品じゃないんだろうな」 「ルートはともかく、質は保証するぜ」 「とりあえず見せてくれ」 見てみるだけ見て、帰ろう、そう思った。 893 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 41 09.61 ID i.uBY.AP まず、一人目。 見た目は長い黒髪に大きな黒い目、それを更に映えさせるような真っ白の肌。 確かに質はいいようだ、これくらいの幼女なら10万は軽く超えるだろう。 二人目。 薄く茶色がかった髪に、透き通った青い目をしている。こちらを見る目は怯えの色が伺える。 そして最後の一人。 894 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 41 35.11 ID i.uBY.AP 「――」 最初見た瞬間、声が出なかった。 綺麗な白銀の髪に、白い肌。見た目もとても可愛らしい。 だが、オレが目を奪われたのはそんな容姿だからではない。 何も捉えてないかのような空虚を湛えた目だった。 そんな虚ろな目をした幼女は、俺に気付いているのかいないのか、じっと動かない。 895 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 42 02.10 ID i.uBY.AP 「……この幼女は?」 俺はその幼女を指差して、露店商に聞いた。 「ん? 『コレ』か? 『コレ』はあまりお勧めできないぜ」 「……いいから教えてくれ」 「そんな怖い顔しなさんなって……『コレ』は、オレの手元にくる前からずっとこんな感じで、何を考えてるかわかりゃしねぇ。 ナニしようと抵抗もしないかもな」 そう言って下品に笑った。 896 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 43 02.72 ID i.uBY.AP 「この幼女を買おう」 「話聞いてたのかよ兄ちゃん」 そう言ってこちらを見てくる。 「……まあ、せいぜい楽しんでくれや。 幼女一匹980円(税)だぜ」 そう言い、手を出してきた。 「ほらよ」 税も糞もないだろうに、と思いながら、露店商に980円を渡す。 「へへっ、まいど」 897 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 43 53.48 ID i.uBY.AP 「『コレ』はもう兄ちゃんのモノだ。 返品は受け付けないぜ」 そう言い、俺にこの幼女を渡した。 「じゃあな」 露店商はそう言い放つと、路地の奥へと消えていった。 「……」 幼女はようやく俺の存在に気付いたのか、こちらを見上げている。 898 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 44 28.60 ID i.uBY.AP 「よし、帰るか」 そう言うと、幼女の目に初めて感情が宿った。 「帰、る……?」 「ああ、そうだ。 これから一緒に暮らすんだからな」 「じゃあ……あなたが次のご主人様……ですか?」 若干恐怖の色を浮かべ、俺に必要以上に丁寧に聞く。 昔飼われていたのか……? そう思いつつ、 「ああ、そうだ。 だけど、ご主人様なんて呼ばなくていいし、敬語も必要ない」 「へ、ぁ……すいません」 「いいって、とりあえず家に帰ろう」 899 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 44 48.65 ID i.uBY.AP 住んでいるアパートに着いた。ここの大家さんは昔結構苦労したらしく、フリーター、浪人限定で格安の家賃で部屋を提供してくれている。 「お邪魔します……」 「それは変だろ……」 「ふぇ?」 また顔が少し恐怖で歪む。 「ここはお前の家なんだから、もっと相応しい言葉があるだろ?」 「ごめんなさい……」 「そうじゃなくて」 「た、ただいま……?」 「うん、おかえり」 900 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 45 17.47 ID i.uBY.AP 「うぅ……」 幼女がいきなり顔をぐちゃぐちゃにして泣き出した。 「ど、どうした!?」 いきなりすぎてテンパる俺。 「えぐ……ち、違うんです……ひくっ……」 「な、何が?」 「う、うれ、しくて……」 「へ?」 「おかえりって……ただいまって、言って……くれたことが、」 「……」 「今まで、そんなこと……無かったから……嬉しくて、」 901 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 46 03.59 ID i.uBY.AP 「……」ギュッ オレは無言で幼女を抱きしめた。 「ふぇ?」 「もう何も心配いらないから、今は……好きなだけ泣いていいよ」 「あ、ありがとう……ございます……うぅ、」 そうして大きな声をあげて泣き始めた。 902 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga] 投稿日: 2008/10/28(火) 19 46 19.68 ID i.uBY.AP ――30分後。 「……落ち着いたか?」 「はい」 「……名前、どうしようか?」 「ご主人様が決めて下さい」 「そうだな……シロ、なんてどうだ」 我ながら安直だとは思うが……正直とっさに思いつかなかった。 「シロ……ですか」 「ああ。 見た目もそうだが、中身も何も染まっていない、何色にも染まれる、ってことでな」 「シロ……いいですね、気に入りました」 「よかった。 それとオレのことは『ご主人様』じゃなくて泰彦と呼んでくれ」 「泰彦……さん?」 「そうだ」 「わかりました、これからお世話になります、泰彦さん」 「ああ、こちらこそよろしくな」
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478 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 06 32 42.10 ID HhzDg9U0 早朝で誰もイナーイ・・・新作投稿スルナライマノウチ・・・・。 カラー幼女 ??「なぁ、兄ちゃん一匹買っていかないか?」 バイト帰りの疲れきった俺に声をかけてきたのは大きめのサングラスをかけ 麦わら帽子に腹巻、ステテコというそこだけ時代が間違っているような典型的な「テキ屋のおっちゃん」だった。 胡散臭い。 男「一匹って・・・何を売ってるんですか?」 テ「見てわかんねぇのか?幼女だよ、よーじょ!しかも、珍しいカラー幼女だ!」 暗くて気が付かなかったがオヤジの回りには幼女が数人、膝をかかえて座っていた。 互いに寄り添うように一塊になっていて、酷く不安そうだ。 男「・・・カラー?」 テ「あぁ、暗くて良くわかんねぇか?ホレ」 そういってオヤジが幼女達に向かって懐中電灯で光を当てると・・・・ 水色・赤・濃紺・ピンク・・・・幼女達にはそれぞれ髪と瞳がありえない色をしていた。 479 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 06 33 06.22 ID HhzDg9U0 男「まるでアニメキャラだな・・・」 テ「だろぉ?髪だけだったら染めればなんとかなるがな!眼までは珍しいだろ、ホレ!キレイだろ?」 幼「キャッ」 オヤジは一人の幼女のあごをつかんで強引に上を向かせ光をあてた。 怖いのか涙ぐんでいるその瞳は、カラーコンタクトなどでは絶対に出せない透き通ったキレイな色をしていた。 こんな幼女は見た事がなかった。 幼女の髪色は普通黒か茶色だ、瞳の色も同じ。国産の幼女は日本人ベースだからあたりまえだ。 血統書つきの外来種でさえ、ブロンドにブルーアイが限界なのに・・・。 テ「おら、買うのか買わないのかハッキリしてくれ」 男「・・・いくらなんですか?」 テ「これがビックリなんと980円(税)!」 男「えぇ?!幼女って行ったら普通ウン十万が普通でしょ?!血統書つきならその倍だ、こんな珍しい色なのにどうして?」 テ「いや、試しに数匹仕入れただけでな、まだ商用登録してねぇから大型店じゃ引き取ってくれねぇんだ。 俺ぁ、明日にでももっとまとまった数仕入れに海外に行きたくてな、邪魔だからバーンサービス価格で売っぱらっちまおうってワケさ。」 男「へぇ・・・(イマイチ信用できないな・・・)」 テ「まぁ、兄ちゃんが買ってくれねぇっつんならこいつらは明日まとめて保健所にだな・・・」 幼女達 ビクッ! 男「わ、わかった!一匹だけなら買うから!」 テ「へっへっへー、ありがとな。何色にするかい?」 男「・・・・じゃ、ピンクで。」 そうして、俺は世にも珍しいピンク色をした幼女を連れて家に帰った。 480 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 07 00 27.57 ID HhzDg9U0 ガチャ 男「ただいまー・・・・ほら、お前も入りな。」 幼「・・・・。」 男「まずは飯か、風呂・・・うわ、お前埃っぽいな。全裸で長い事外にいたんだから当たり前か・・・風呂が先だな。」 幼「・・・(こくん)」 男「・・・入り方解るか?」 幼「(ふるふる)」 男「・・・しょうがない、洗ってやるから来い。」 ザーッ 男「・・・・」 幼「・・・・」 男「・・・・洗ったら色落ちしたりとかしない?」 幼「・・・?」 男「眼の色は・・・落ちないだろ、きっと・・・」 481 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/10(日) 07 59 43.77 ID HhzDg9U0 ブオーッ 男(髪の色も落ちなかったな・・・。) 幼(ビクビク) 男「なんだお前、ドライヤー怖いのか?」 幼「・・・(ビクッ)」 男「でも乾かさないと風邪ひくから我慢しろな」 幼(こくん) 男「次は飯だな・・・」 幼「!」 男「スープをレンジであたため、うわっ!おい!」 幼「ガツガツガツガツ」 男「そんな腹減ってたのか・・・。誰も取らないから落ち着いて食えよ」 幼「(すぅすぅ)」 男「腹がいっぱいになったら寝るか・・・緊張が溶けたのかな?」 739 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 03 01 09.20 ID 6qJ1akI0 次の日、裸のままにさせとくのはあんまりなので幼女に服を買ってやろうと街へ出た俺はまるで英雄の様だった。 「うわぁ、すごい!見てあの子!」 「なにあれ!」 「きれい~!」 「まるでアニキャラだな。」 「萌えー!!」 正しくはうちの幼女が、だ。 透き通る様だがどこか品のある艶々のピンク色のロングヘアに、それと同じ色の大きな目 その二つが備わっていてもまったく不自然に見えない白い肌と愛らしい顔立ち、それが街行く人々を皆振り返えらせ そして口々に幼女を褒め称え、俺に羨望の目を向けた。 最初は戸惑った俺も、デパートにつく頃にはすっかり自分の事の様に誇らしい気持ちになっていた。 デパートでも店員にもてはやされて、広告用のスナップ写真を撮るのを条件に無償で提供して貰えた程だ。 740 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 03 10 09.13 ID 6qJ1akI0 男「すごかったなぁ、お前。」 幼「・・・。」 男「疲れたか?なんか食べていくか?」 幼「!(こくこく)」 男「デパートのレストランでいいか。」 男「ほら、メニュー」 幼「・・・?」 男「この中から写真をみて食べたいのを選ぶの。」 幼「・・・」 男「チョコレートパフェ・・・か?」 幼「♪」 男「甘いもの好きだなぁ。俺・・・は、コーヒーだけでいいや。」 店員「お待たせしましたぁー。」 男「ほら、来たぞ」 幼「!!!」 男「そんなに慌てるな、誰も取らないから。あーあぁ、顔にいっぱいクリームつけて・・・」 幼「♪♪♪」 男「おいしいか?」 幼(こくこくこく) 男「・・・そんなに勢い良く頷かなくても・・・」 741 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 03 12 15.20 ID 6qJ1akI0 店員「ありがとうございましたぁー」 男「あ、そうだ。帰りに幼女ショップも寄って行くか。」 幼「?」 男「餌とかミルクとか、リードとか色々必要だろ。」 幼「・・・」 店員「いらっしゃいませ、幼女ショップへようこそー。」 男「すいません、新しく幼女を飼い始めたので一式揃えたいんですけど・・・」 店「はい、わかりまし・・・!!」 幼女をみた店員の顔色が明らかに変わったが、どうせ街中の人達と同じ反応だろうと、俺は気にも留めなかった。 男「どうかしましたか?」 店「いえ・・・」 男「じゃぁ、餌とミルクとリードと・・・あとなんかおもちゃかなぁ。あ、餌は徳用もあるのか、これにするか。」 店「あ!それは・・・・。幼女の餌は最初は好み見るのに少しにした方がいいです。あとリードはもう少し大きくなってからかと。」 男「そうですか・・・。じゃぁ、これとこれ・・・あ、これも。全部2缶づつで。」 店「はい。」 男「あと・・・おもちゃは・・・」 幼「!」 男「お、これか?」 幼(こくこく) 男「じゃぁ、これで」 店「かしこまりました。レジへどうぞ。」 男「あの・・・うちの幼女、全然しゃべらないんですが・・・・こんなもんなんですかね。」 店「感情は出しますか?驚いたり、喜んだり。」 男「はい、それはありますけど・・・。」 店「じゃぁ、慣れてないだけですよ。初めはしゃべらないんです。可愛がってあげればすぐうるさいぐらいにしゃべりますよ。」 男「そうか・・・良かった。」 店「・・・・可愛がってあげてくださいね。」 男「はい、もちろん!」 742 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 03 17 13.89 ID 6qJ1akI0 店から出ると、幼女が何度も何かを訴える様に服の裾を引くので何かと思ったが、なんとなく思い立って袋からおもちゃを出して幼女に持たせてみた。 男「自分で持ちたかったのか。」 幼「♪」 男「帰ったらそれで遊ぼうな。」 小さい頃、デパートでお菓子を買って貰い帰り道ずっと抱きしめながら帰った自分を思い出し、思わず頬が緩んだ。 これだけ嬉しそうなのを見るとこっちまで嬉しくなってしまう。 ほぼ成り行きだけでこの幼女を買ってしまったが、幼女を飼うのも意外と楽しいかもしれない。 男「ただいまー。」 幼「・・・♪」 男「なんだ、機嫌いいなぁ。帰ってきたのが嬉しいのか、それとも外が楽しかったのか。」 幼「♪♪」 男「両方・・・みたいだな」 帰宅後、すぐに明日提出のレポートを仕上げてしまおうかと机に向かったが 幼女がおもちゃを持ったまま、小首を傾げて「まだ?まだ?」と眼で訴えるので根負けし、幼女の気が済むまでおもちゃで遊んでやった。 男「そらっ」 幼「ハァハァハァハァ・・・」 男「お、もう疲れたか。」 幼「(こくこく)」 男「汗だくだなぁ、冷たいミルク飲むか・・・と、その前に風呂かもな。」 743 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 03 23 06.68 ID 6qJ1akI0 ザザーッ 男「ちょ、こらっ!そんな動くな!ちゃんと洗えないだろうがッ。」 幼「・・・!・・・!」 男「・・・くすぐったいのか?」 幼「(こくこく)」 男「我慢・・・しろッ!うりゃ!」 幼「ッ!!!」 白い肌を泡の付いた手で撫であげる度にビクリッと反応する幼女を膝の上に乗せて洗っていると ・・・そりゃ、俺もまだ若い男な訳で・・・。体が正直に少々困った反応をしてしまう・・・。 幼「ぅー・・・・」 そんな涙ぐんだ目で上目遣いに見つめないでくれ。 男「こりゃ・・・早く一人で風呂に入れるようにならないと困るな・・・」 主に、俺と俺の理性が困る。 744 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/13(水) 03 36 08.65 ID 6qJ1akI0 風呂から上がり、幼女に冷たいミルクを飲ませ、長い髪をドライヤーで乾かす。 今回も特に色落ちの心配はないようだ。 男「俺ちょっとこれからレポート仕上げなきゃいけないから、テレビ見ておとなしくしてられるか?」 幼「(こくん)」 男「よし、じゃぁいい子でテレビ見てるんだぞ。」 どの位時間が経っただろう、レポートに集中し、課題枚数まであと少し、といった所で不意に横から袖を惹かれた。 男「?」 横を見ると幼女がとろん、としたいかにも眠そうな目で立っていて 俺の腕をくぐり、懐に入ってくると、とん、と胸に体を預けて寝てしまった。 幼「すー・・・すー・・・・」 男「まいったなぁ・・・。」 レポートができない。 でも可愛いので、退かせない。 しょうがないので俺は、左手で幼女を抱いたまま、片手であと2割程度のレポートをどうにか終わらせ 俺の服を握って離さない幼女を起さない様にベットまで移動し、床についた。
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380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/06(水) 17 31 42.01 ID LMnb1Bcs0 父親 「てめぇは金家に入れればいいんだよ!口答えすんなよあぁ??」 ドカッ!ゲシッ! 男「(俺が何したって言うんだよ・・・又酒飲んで・・・くそう・・・)」 父親「あ?なんだその目はぁ!?あぁあ??」 ドカッ!ゲスッ!ゴシャ! 男「ううぅ・・・」 父親「そうだなお前も今年で二十歳だったな。もう大人だな?じゃぁ親孝行のために 臓器のひとつやふたつ売れるよな?だぁってそうだろぉ?、今まで育ててやってきた 恩返しってもんだよな!?」 男「ひ!?」 父親「よ~し、早速あしたにでも知り合いの893に聞いとくかなwはははwwwこれで又酒が飲める」 男「(もう・・・限界だ・・・)」 あれから二週間 親に隠して貯めていた貯金で家を出て電車に乗りこんな街中に逃げてきた・・・ 男「・・・・残り・・・1000円か・・・」 男「(もうここまでか・・・家に戻る?ばかが・・・それなら喜んで餓死しようじゃないか)」 男はプライドが高かった、親のような悪人になるくらいなら死を選ぶ、犯罪に手を染める事はない。 男「(あ~・・・・・・・・・つまらない人生だったな・・・)」 男「ん?・・・ここどこだ?」 ・・・知らないうちにふらふらと狭く暗い路地に迷い込んだようだ 男「はぁ・・・足がもううごかn・・・」 老婆「・・・いらっしゃいませ。」 ん?なんだ?こんなところに屋店か? 男「なんだ?・・・俺は1000円しかないから何にも買えないぞ・・・?」 老婆「そうですか・・・ちょうど980円にて販売中ですが?」 男「(なんだ・・・もう人生に疲れたのに・・・休みたいのに・・・いまさら幼女なんて・・・くそう)」 389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/06(水) 17 42 49.30 ID LMnb1Bcs0 男「(・・・ははは・・・・・・・そうか・・・どうせ1000円だ、食い物もろくに買えない 最後に・・・贅沢なことしようじゃないか・・・・)」 老婆「お買いになりますか?」 男「・・・あぁ・・・買うよ・・・幸せな家族が持つっていう幼女・・・どんなものか見たいしな」 老婆「ではお買い上げということで」 なけなしの1000円を渡す 男「(あ~なんか立てないな・・・足がうごかねぇ)すまんなばぁさん、俺のことは知らない事に してくれ、警察とか呼ぶなよ・・・」 老婆が微笑んだ 男「ははは・・・笑われちまったよ・・・んでその・・・幼女は・・どこ・・に(あ~・・・眠い)」 あれ?ばぁさんがいない・・・・ 男「(あれ?おかしぃな?ばぁさーん?ばぁさーん?・・・って声出て・・・ないじゃ・・ん・・・寝よう・・)」 その時ふっと暖かいものが顔にあたった 男「(あれ?あたたかい・・・・これは・・・かぁ・・・さん・・・・)」 目を覚ました時おれは病院だった、誰だ?俺の手を握ってる奴は・・・ そこには見知らぬ幼女がすやすやと眠っていた・・・ 409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/06(水) 18 03 19.28 ID LMnb1Bcs0 男「・・・・・・なんだこいつ?」 その時病室の扉がガラっと開いた 看護婦「あああああ!目覚めたの!?」 なんだこいつ・・・なれなれしい看護婦だな・・・ 看護婦「よかったぁ~、意識ある?」 あ~・・・こいつ女じゃん・・・看護学校行ったって聞いてたが・・・ 看護婦「お~い大丈夫~?はは~んさてはあたしの看護服姿に見とれたな~?w」 男「あぁ・・・その小学校から変わらない大きさの胸にな・・・・・」 看護婦「ほぉ~う?そんな事いっていいのかな~?治してあげないぞ~?あと後でガソリン注射 してあげるね?♪」 男「・・・笑顔で言うな笑顔で・・・」 看護婦「しかしなんでこんな街でしかも救急車で運ばれてくるのよwwほんとに昔から意味ワカンナイ 奴よねwこのかわいい幼女に感謝しなさいよ?この子居なかったらあんたマジ死んでたん だからね?」 男「・・・?幼女?」 看護婦「あんたのでしょwまったく一著前に幼女は連れてあるいてるのねw」 男「(あ~・・・そっか、俺・・・・・・・・・)」 話に聞くとこの幼女が俺のことをたすけてくれたらしい、人を呼んできたらしい 男「(まったく・・・なかなかしぶといな俺・・・あいつのせいで打たれ強くなってたのか?)」 看護婦「んでどうすんのよこれから、あんたその様子だと家出でもしてきたんでしょ?」 男「・・・何故わかる」 看護婦「ヒント1:あんなところで倒れてるなんて普通の人はありえません、ヒント2:あんたの状態見れば だいたい予想はできるわよ、そしてヒント3:財布の中身、20円ってどういうことよ、何か質問は?」 男「ねーよ・・・まぁあれだ有り金すべて20円って事はわかるよな?俺明日には病院脱走するぞ?w」 看護婦「はいはい、あんたは黙って寝てるの。お金のことなら心配しないで付けにしとくわ」 男「あ~、お前が始めて天使に見えた」 看護婦「・・・あっそ、あっ!起きちゃったみたいよ?」 幼女「・・・・ウトウト・・・・!?」 幼女「ガバッ!」いきなり抱きついてきた・・・・ 432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/02/06(水) 18 20 03.82 ID LMnb1Bcs0 看護婦「あらあら、モテモテあつあつみたいねw」 男「・・・・さぁ?」 看護婦「まぁ後のことは私に任せていいから、ちゃんといつか借りは返してよね?w」 男「すまねぇな、昔からおせっかいなやつだな、でもありがたく受け取っとくぜ」 看護婦「まぁ幼馴染だしねwじゃぁあたしはお邪魔みたいだから戻るねwじゃぁね~」 男は手を軽く上げた 男「・・・・・・・・・・・・・」 幼女「・・・・・・・・グスッ」 男「まずお前名前は?」 幼女「・・・・・・・・・・・」 男「そうか、とりあえずはなせって、服伸びるだろ?」 幼女「・・・・・・・・・・・」 男「(・・・まぁいいか)ん?首輪に何か書いてある・・・幼女・・・なんだ?数字か?なんかぼろぼろで読めない」 幼女「・・・・・・・・・・・」 男「まぁいっか、1000円で買ったしお前は今日から幼女1000だ、おお、俺すごいナイス命名センス」 幼女「・・・・・・幼女・・・1000」 男「お?しゃべれたのか?どうだすごくかっこいいだろ?あれ?そういや幼女って女だからダメかな?」 幼女「・・・・・・変な名前・・・・・」 男「ちょ・・・そりゃぁねぇよwじゃぁどんな名前がいいんだ?」 幼女「・・・・・・幼女1000」 男「・・・・一緒ジャン」 幼女「・・・・・・うん」 男「・・・・・何泣いてんだよ?」 幼女「・・・・・・あたしだけの・・・・名前・・・・」 幼女「ありが・・・とう・・・・う・・れ・・・し・・・ぃ・・・」 スヤスヤ 男「寝ちまった・・・まぁいっか・・・・」 男「(さぁ~て・・・・・・・・・どうなることやらこの先・・・まぁ・・・なんとかなる・・・かな?)」 てかいい加減放してくれないと俺寝れないんだが 【この後OPが俺脳内で始まる予定】