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286 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/04/27(火) 13 13 20 ID ??? ニール「みんな・・・・」 ライル「アニュー・・・」 アレルヤ「マリー」 ティエリア「ヴェーダ・・・」 刹那「ガン! ダム!!」 クリス「これが、うちの五人組の寝言だったの」 クリス「刹那は・・・その・・・・思ったとおりの結果ね」 クリス「双子の兄貴にいたっては、フェルト個人じゃなくてみんなよ!? というか、あの馬鹿どんだけ鈍感!?」 クリス「私も、バーニィがもう少し強く求めてくれたらなぁ・・・とかちょっと思ったり思わなかったり」 クリス「いいなー! いいなー! アタシもあつーーーーーい恋がしたいいいいいいいい!!」 ジュドー「なあ、喫茶店入っただけなのに、どうしてこうなってんの?」 エル「しっ! 黙る! こんな面白い話が聞けてるんだから、充分元は取れてるっての!」 ビーチャ「いやぁ、しっかしお前んとこの兄貴は変わらねえな」 モンド「ガンダム愛ってのはすごいねー、いやはや」 イーノ「そこで、ちょっとはクリスさんの話題にいかないみんなの思いやりが胸に痛いよ」
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元スレURL ことり「寝言」 概要 穂乃果ちゃんたちの寝言が気になって眠れない… タグ ^ことほのうみ ^短編 ^コメディ 名前 コメント
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会議のホストで寝落ちすることに定評のあるみひとだが、よく起きているかのような寝言を言う 例1 みひと「夢を・・・見てました」 さくれ「みひと起きたの?おいすー」 ちえ「おいすー・・・これは寝るフラグ」 このあと寝た。しかも覚えてない imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 例2 「去り際」という単語に反応して藤岡声で「さりげなーくさりげなく」 もちろん寝た。しかも覚えていない imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 今後名言があったら増えるかもね!っていうかみんな聞いたら増やしてね!
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工事中
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姫子「あ~、とぜんなかー」 煌「姫子がだれてる……」 「部長? なんば見とーと……って姫子先輩?」 姫子「あ、友清ー」 「先輩、大丈夫ですか?」 姫子「もうダメー」 煌「もうダメときましたか」 「具合悪いとですか?」 煌「あー、それは多分ですね」 姫子「哩先輩、なして行っちゃったとですかぁ……」 煌「ということですね」 「なるほど、卒業旅行でしたっけ」 煌「ええ、きっと夢の国ですばらな思い出を作っていることでしょう」ウンウン 姫子「私も行きたかった!」 「えぇ……春の大会どげんすっとですか!?」 煌「せっかくの卒業旅行だし、邪魔をするのはすばらくないかなぁ」 姫子「むぅ……」 煌「それに、この前二人で奈良に行ってたような」 姫子「そいはそいとして」 煌「あらら、横に置いちゃった」 「そいは初耳です。どげん経緯か気になりますっ」 姫子「まぁ、色々?」 「色々? よ、余計気になりますって」 煌「色々も何も、姫子のわがままとしか」 姫子「まさかの一言!?」 「ああ、いつものやつですね」 姫子「納得された!?」 煌「さ、そろそろ部活の準備をしますか」 「ですね」 煌「ほら、姫子も」 姫子「はいはーい」 姫子『ということがあったんですけど』 京太郎「お前は相変わらずだなってことはよくわかった」 姫子『え? 相変わらずやぁらしかって?』 京太郎「お前の根性がやらしいってのは認めるよ」 姫子『つまり、すいとーと?』 京太郎「お前の耳はどんなフィルターかかってるんだ」 姫子『いつものは?』 京太郎「はぁ……寝言は寝て言えよ」 姫子『はい♪』 姫子『ところで、今どこいます? ずいぶんうるさか雰囲気ですけど』 京太郎「ホテルのロビーだな。一応卒業旅行中だ」 姫子『ふむ、先輩もですか。……ちなみにだれと?』 京太郎「いや、一人だけど」 姫子『え?』 京太郎「気ままな一人旅だって」 姫子『なんか、その……ごめんなさい』 京太郎「なんだその反応」 姫子『先輩、今まで友情ば犠牲にして女の子口説きよったんですね』 京太郎「俺を一緒に行くやつがいないぼっちあつかいするな! あと口説いてもいねーよ!」 姫子『ばってん、問題なかとですよ! もし先輩が孤独でも、私が一緒にいてあげますから』 京太郎「だから孤独じゃないっての」 姫子『そいはもう、鎖でがんじがらめにしてでも』 京太郎「おっと、不穏な発言いただきました」 姫子『やけん……はい、どーぞ』 京太郎「どうしろと?」 姫子『え、ここは告白の流れやないですかぁ』 京太郎「不思議だなぁ、文脈も行間もまったく読み取れなかった」 京太郎「つーか、切っていいですかね?」 姫子『またまたぁ、先輩ってすいとー子には素直になれないタイプですよね』 京太郎「はい、おつかれ、また今度ー」 姫子『もうっ、せめてなんか一言ぐらいあってもよかて思います!』 京太郎「一言ってな……」 姫子『むぅ、せっかく年に一度のわがままが言える日なのに……』 京太郎「年に一度? あれ、おかしいな。いつも言われてる気がするぞ」 姫子『そいは置いといて』 京太郎「置いとくのかよ」 京太郎(わがままが言える日ね……前も言ってたよな) 京太郎「とりあえず、誕生日おめでとう……で、いいのか?」 姫子『ダメです。いっちょん足りません』 京太郎「これ以上俺にどうしろと?」 姫子『例えば、例えばですよ? 例えばなんですけどね?』 京太郎「その例えばからものすごい圧力を感じるのは気のせいか?」 姫子『やですよぉ、気のせいですってば』 京太郎「そうか?」 姫子『というわけで、プレゼント期待してます』 京太郎「例えることすら投げ出したか」 姫子『ちなみに哩先輩は旅行に行く前に買ってくれました』 京太郎「あー、そういや昨日会ったな」 姫子『なんですと?』 京太郎「友達と一緒だったから挨拶しただけだけどな」 姫子『ホントにそいだけですか?』 京太郎「お前はなにを疑ってるんだ」 姫子『卒業旅行のテンションで一夜の過ち的な?』 京太郎「んな雰囲気にはなってないっての。それに俺は――」 京太郎「いや、やっぱまた今度だな」 姫子『今年は来てくれないとですか?』 京太郎「さすがにキツイな。でもまぁ、絶対そっちには行くから、その時に色々ひっくるめて渡してやるよ」 姫子『んー、わかりました。こいは貸しにしときますね』 京太郎「すっげー納得いかないな、おい」 姫子『あはは、冗談です』 京太郎「んじゃ、そろそろ切るぞ」 姫子『じゃあ、最後に私んこつ、呼んでみてください』 京太郎「つる――」 姫子『むっ』 京太郎「……姫子?」 姫子『疑問形なのが気になりますけど、まあよかです』 京太郎「そこまで上からだと逆に清々しいな」 姫子『先輩、告白だったらいつでも受け付けてますよ?』 京太郎「はいはい、また今度な」ピッ 京太郎(そう、また今度だ) 京太郎(俺から言うのは負けた気がして非常に気に食わないけど) 京太郎「言わないわけには、いかないよなぁ」 姫子「~~♪」 「今日は機嫌よさげですね」 煌「ええ、すばらなことです」 「なんかあったんですかね?」 煌「そういえば今朝、誰かと電話してましたね」 「白水先輩とか?」 煌「そんな感じじゃなさそうでしたねぇ」 「じゃあ、彼氏さんとか」 煌「姫子にそんな相手は……ああ、なるほどなるほど」 「知っとーとですか?」 煌「心当たりなら一つだけ」 姫子「あ、花田に友清」 煌「今日は調子が良さそうで、すばらですね」 姫子「んー? 別にいつもと同じやない?」 「か、彼氏さんですか? 今朝電話してたとか」 姫子「彼氏かぁ……ま、そがん感じ?」 煌「姫子ー? ウソを言うのはすばらくないでしょ」 姫子「あはは、ちかっと盛っただけやけん」 「え、結局どげんこつなんですか?」 煌「姫子の片思いですね」 姫子「先輩も満更やなかて思うけど。こん前キスしたし、それ以上いきそうになったし」 煌「いつの間にそこまで!?」 「お、大人……」 「あれ……でも、そげんしてもまだ付き合ってるわけやないんですよね?」 姫子「そいは、まぁ」 煌「白水先輩のこともありますしねぇ」 「二股!? ……大丈夫ですかね、その人」 姫子「うーん……」 煌「ま、まあ……悪い人じゃないですよ?」 「えぇ……」 姫子「……」 姫子(次で勝負ば決めんと……!) 姫子『次、こっち来っていつですか!』 京太郎「いきなりなんだよ。なんかいいことでもあったのか?」 姫子『先輩があっちこっちで女の子ばたぶらかしとーと思い出しました』 京太郎「言い方っ!」 京太郎「そりゃ、事実の一端を含んでないことも無きにしも非ずだけどな?」 姫子『大半真実やないですか。私とも哩先輩ともキスしたくせに』 京太郎「あ、やめて。それ持ち出されたら反論できなくなる」 姫子『ほら、やっぱし』 京太郎「……まぁ、自分でもそういうのはいい加減なんとかしようとは思ってるんだよ」 姫子『そいって、本命ば決めるってこつですか?』 京太郎「うわぁ、その言い方やだなぁ」 姫子『そがん言うても事実やないですか』 京太郎「うぐっ」 姫子『なら、今ここで返事を――あ、やっぱいいです』 京太郎「頼まれても言わねーよ。電話口でなんて失礼だしな」 姫子『――もしダメでも最悪鎖で縛って既成事実を……』ブツブツ 京太郎「うおーい、なんか不穏当な言葉が聞こえるんですけどっ」 姫子『とにかく、いつ来っかちゃんと教えてください』 姫子「というわけで、なんかよか提案ある?」 煌「と、言われても……」 「正直、経験不足で」 姫子「うーん、たしかに人選ミスったかも」 煌「呼び出しといてその言い草!?」 「う、すみません……」 姫子「ま、大体のプランは考えとーけど」 煌「はぁ……まずはそれをたたき台にしたら?」 姫子「そいぎ、早速……」 姫子「こがん感じでどう?」 煌「うーん……却下」 姫子「いきなしバッサリと……どこらへんが?」 煌「それはもう、全体的に」 姫子「具体的に。そいじゃ参考にならんね」 煌「じゃあ……外見に気を使うのはすばらだけど、ここ」 「スカート、ですか?」 煌「短すぎない? 下手したら歩いてるだけで見えちゃうでしょ」 姫子「花田……こん世界の神にケンカ売っとーと?」 「割とこまかスカートはいつものことやなかとですか」 煌「なんでもいいからここは直すこと!」 姫子「えー?」 煌「次は……この飲み物なんだけど」 姫子「アイスティーが問題あっと?」 煌「アイスティー自体は別に。だけど、この眠くなるってなに?」 姫子「読んで字のごとく」 煌「いや、ダメでしょう、これは」 「あの、こいってなんに使うんですかね?」 姫子「そいはもう、先輩が寝とー間に色々と」 「色々……あ、あだるてぃ」 煌「却下、断固却下です」 煌「それで、この手錠やら鎖は?」 姫子「もちろん、先輩ば逃がさんように」 煌「ダメ、アウト。持ってくのはすばらくない」 姫子「なんね! さっきから文句ばっかつけて」 煌「どうしてそう強引に事を運ぼうとするのかって話でしょ!」 姫子「恋愛はヤったもん勝ち!」 「な、なるほど、ヤったもん勝ち……」 煌「友清さん、姫子は基本反面教師にしてください!」 姫子「どがん意味!?」 姫子「……つまり、普通にかわいい格好して普通にデートして普通にカップルになれと」 煌「すばらでしょ?」 姫子「……しけとーね」 「普通じゃダメですかね?」 姫子「普通にやってどーにかなる人やったらねぇ」 姫子(でも、そいが一番なんはわかっとる) 姫子(もう、全部先輩のせいだ……) 姫子(哩先輩と一緒なら……って、こいはダメやね) 煌「姫子」 姫子「なんね」 煌「これでも、私たちは応援してるから」 「そうですよ! デート、頑張ってください!」 姫子「まぁ、なるようになる、か」 姫子(なるようにしかならんって意味でもあっけども) 姫子「せーんぱい」 京太郎「お、やっと来たか」 姫子「待ちました?」 京太郎「五分ぐらいな」 姫子「もう、そこは定型句ってもんがあるでしょ」 京太郎「ああ、俺も今来たとこ、みたいな?」 姫子「そうです、そいですよ」 京太郎「リテイクはしないぞ」 姫子「じゃあ罰として……はい、腕貸してください」 京太郎「なんで待たされた方が罰を喰らうんだ……ほら、ちゃんと返せよ?」スッ 姫子「先輩がちゃんとしてくれたら、ですね」ギュッ 姫子「先輩先輩、こいかわいくないですか?」 京太郎「ん? キモカワイイってやつだな」 姫子「もう、そこはお前の方が、とかなんかないんですか?」 京太郎「……お前の方がかわいいんじゃないか?」 姫子「や、キモカワイイと比較されても」 京太郎「よし、ちょっと前に自分がなんて言ったかを思い出そうか」 姫子「はい、あーん」 京太郎「……これ、スプーン一本しかないのかよ」 姫子「だってカップル用のメニューですよ?」 京太郎「マジかよ……お前に決めさせるんじゃなかった」 姫子「さ、早よう口開けてくださいよぉ」 京太郎「わかったよ……あむっ」 姫子「じゃあ私も……ん、おいし」 京太郎「ほら、クリーム付いてるぞ」フキフキ 姫子「……先輩、リテイクで」 京太郎「はぁ?」 姫子「今のって、明らか指で取って舐めるとこやないですか!」 京太郎「めんどくさっ」 姫子「どっちの服がよかて思います?」 京太郎「どっちもいいんじゃないか?」 姫子「もう、はっきり決めんとダメですよ!」 京太郎「んー……ところで、暖色と寒色、どっちが好きなんだ?」 姫子「どっちかといえば暖色ですけど」 京太郎「じゃあこっちだな」 姫子「じゃあってなんですか」 京太郎「自分の好きな方を当ててってパターンかと思って」 姫子「……まぁ、当たってますけど」 京太郎「買うんだったら払うぞ。誕生日には何にもしてやれなかったしな」 姫子「あ、じゃあ……こいとこいと、あっちのも――」 京太郎「おいこら待てや」 京太郎「ふぅ……」 姫子「先輩、お疲れですか?」 京太郎「この荷物いっぱいの様を見てどう思う?」 姫子「えっと、頑張ってるな?」 京太郎「頑張らせてる奴が傍観者目線なのはどうなんだよ」 京太郎「……ま、それに誰かに振り回されるってのも久しぶりだからな」 姫子「しょんなかですねぇ。じゃ、休憩しましょうか」 京太郎「じゃあやっぱり、花田は頑張ってるんだな」 姫子「私も頑張ってますよ?」 京太郎「なぜだろう、お前が花田に迷惑かける光景が思い浮かぶ」 姫子「先輩の妄想です」 京太郎「ま、お前も頑張ってることは間違いないだろうけどな」 姫子「……やっぱし」 京太郎「ん?」 姫子「先輩、いつもより優しか……やけん、私、ダメなんですかね?」 京太郎「ダメってなんだよ?」 姫子「ほら、葬る前にせめて優しくしてやる、みたいな」 京太郎「……」 姫子「あはは……ばってん、私諦め悪かとこありますから、先輩も覚悟してください」 京太郎「……お前ってさ、あれこれとわざとやってるよな」 姫子「もう、なんですか、人が決意表明しよる時に」 京太郎「いいから聞けよ」 京太郎「思わせぶりな言動とかもさ、こっちを揺さぶるようなこと言ったり」 京太郎「そんなお前にこれを言うのはすっごく癪で悔しいけど、言うぞ」 京太郎「そうしなきゃ先に進めないからな」 姫子「……」ギュッ 京太郎「姫子、お前が好きだ」 姫子「……え?」 京太郎「なに呆けてるんだよ」 姫子「あ、え……ほ、ほら、やっぱし先輩は私ばすいとーって」ポロッ 京太郎「……なんで泣いてるんだよ」 姫子「こ、こいは……もう、全部先輩んせいですよぉ」 京太郎「そりゃ悪かったな」 姫子「じゃあ、胸貸してください」 京太郎「ああ、ほら」ギュッ 姫子「それと、耳元で好きだって囁いてください。百回くらい」 京太郎「バーカ、寝言は寝て言えよ」 姫子「……はい♪」 姫子「ばってん、寝言ば聞かれるのちゃーがついんで、先輩も一緒にどーぞ」 京太郎「一緒にって、いいのか?」 姫子「はい、もちろんそがんこつもありです」 京太郎「――zzz」 姫子「――」スゥスゥ 京太郎「――姫子ぉ」 姫子「ん……先輩?」 京太郎「――zzz」 姫子「なぁんだ、寝言か」 京太郎「――寝言は寝て……zzz」 姫子「あは、寝言は先輩の方やないですか」 『エンディング――寝言』
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夏休みも中盤にさしかかり、あまりの高温のためにシャミセンもとろけるようにぐったりする日でも SOS団というのは休業することはないらしく、汗で水浴びでもしたかのようにびしょびしょになって部室に向かっていた。 部室のドアの前に立ち、ドアをノックする。 ……… 反応がない。まだ誰も来てないのだろうか。 恐る恐るドアを開けると、古泉や朝比奈さん、それどころか長門の姿すら見あたらず、居たのは団長机に 突っ伏したハルヒだけだった。 どうやらハルヒは熟睡してるらしく、幸せそうな顔をしていた。しかも、陽の光を浴びているせいか、妙にその幸せ度も アップしているように見えて、この時ばかりはサインペンを持って現れるはずのいたずら心は姿を現さなかった。 「我らが団長様はお昼寝の時間ですか。」 やれやれとため息をつきつつつも、ハルヒの寝顔をよく見るために長門の指定位置に腰を下ろす。 こうしてみると、ハルヒの寝顔はますます幸せそうに見える。こんな顔をしている時は大抵美味い物を 食っているときか、突拍子もないことを思いついて俺に雑用を押しつけているときくらいのものだ。 「キョン…」 …どうやら後者のようだ。 耐えろハルヒの中の俺よ。そう思いつつ合掌する。 …が、次の瞬間、俺はとんでもない言葉を聞いた…気がする 「…キョン……大好きだよ……」 「……………なんだって?」 いまなんつった?大好き?こいつの中の俺はどんなほれ薬を使ったんだ? 「……キョン……」 なぜか顔が熱くなる。落ち着け。これはただの夢だ。ハルヒの夢の中の話だ。現実の俺は関係ない。 関係ないんだ。どんなに口が滑ってもハルヒがこんなことをストレートに言うわけがないだろ。 落ち着け、落ち着け、落ち着け………… と、そんな風に自分を落ち着けていると、ハルヒの幸せ顔はいつしか消え、次第に悲しみに変換されていった。 「……キョン…待って……」 ん?ハルヒの中の俺はついに逃げたのか? 「待ってよ……置いてかないで……」 徐々に顔つきが変わっていき、幸せ度は0になっている。 「キョン…」 こいつの中の俺は何をしている。何をそんなにハルヒに心配掛けてるんだ? 「…そんな……嘘でしょ……?」 自分のことのはずなのに、ドラマの一途なヒロインの告白を、まるで紙切れを 扱うかのようにかわす男を見ているとき並にハルヒの中の自分に対して腹が立っている。 「待って…キョン…」 徐々に声が大きくなる。 「…キョン…待ちなさい…」 ハルヒの閉じられた瞼の間からきらりと光る物がこぼれてくる。 「…ねぇ…待ってったら……」 寝言までもがふるえている。もうだめだ。耐えられん。俺はハルヒを起こそうと立ち上がろうとしたときだった。 「……キョン!」 ハルヒの突き飛ばした椅子の衝撃で俺までもひっくり返りそうになる。 「夢……か…」 ハルヒはまだ俺が居ることに気づいてないらしく、ぽろぽろと涙をこぼし続けていた。 「キョンは…こんなこと…しないよね…」 「するわけ無いだろ。」 そう言ってハルヒにハンカチを差し出す。ハルヒは少し驚いたものの、何も言わずにハンカチを受け取り、握りしめた。 「…ねぇ、キョン」 「なんだ?」 「ちょっと…泣いていいかな?」 「…ああ。泣いてしまえ。この際だから今までの分も全て出してしまえ。」 それから数十分の間、ハルヒは大声を上げて泣いた。俺はただハルヒを優しく抱いて、頭をなでてやるだけだった。 この日のハルヒはやたらと涙もろく、俺がちょっと慰めてやっただけでまたぼろぼろと泣き出したりなんだりで、 目の周りの腫れが引いて人前に出れる頃にはもうあたりは真っ赤に染まっていた。 「そういえばあんた、いつからいたの?」 詳しくは覚えてないが、ちょうど昼頃だろうか。まだ幸せ度MAXだった頃か。 「あたし、笑ってた?」 そりぁもう言い笑顔だったぞ。 「そう…」 二人の間に沈黙が流れる。沈黙に耐えきれずに最初に口を開いたのはハルヒだった。 「…あたしね、夢見てたの。」 どんな夢だ? 「最初はみんなで町の散策してて、すごく楽しかった。新しくできたファミレスでお昼を食べたり、 ゲーセンのUFOキャッチャーであんたに人形取ってもらったりしてた。」 それがあの幸せ100%の時か。 「でも、次の日かな…みんなあたしの周りから消えていった。みくるちゃんも、古泉君も、有希も…」 俺も…か 「……キョンは…あたしの前からいなくなったりはしないよね?」 「…ああ。」 「ほんとに?明日になって突然いなくなったりしないよね?」 「そんなに心配なら、おまじないでも掛けてやろうか?」 「おまじないって何よ。大体、あたしは…」 俺は何かを言おうとしたハルヒの唇を塞いだ。そのおまじないは、ハルヒに掛けると同時に自分にも かかってしまう諸刃の刃だった。 「…さて、帰るとするか。ついでだから、いつもの喫茶店にいくか?」 「そ、そうね。そうしましょ。ただし、あんたの奢りだからね。」 「へいへい。」 真っ赤に焼けた太陽の光で確認は出来なかったが、頬が赤く染まっているであろうハルヒはいつもより愛おしく見えた。 「キョン」 「なんだ?」 「大好きだよ。」 -fin-
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51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/08/07(火) 01 03 22.37 ID VFuZL8kro 【接触が物理的に少ないことについてエイスリンさんがもの申す】 エイスリン「……」ンー エイスリン「……」カキカキ 【一つの傘に二人が入っている】 エイスリン「……」カキカキ 【麦わら帽子】 エイスリン「……」カキカキ 【スケッチしている京太郎】 エイスリン「チョット サミシイケド」 エイスリン「ジュウブン ダヨ」ニッコリ 京太郎「……」 京太郎「先輩!」ダキアゲッ エイスリン「……」/// 55 : ◆ttR5sQ5ZGLqG :2012/08/07(火) 01 05 46.34 ID VFuZL8kro 50 6 「判定の数値が偶数なので自摸和となります」を「判定の数値が偶数なので栄和となります」に修正 偶数に書き換えたのにそっち書き換え忘れてた 60書く 60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/08/07(火) 01 06 44.80 ID KUBALY0po エイスリンの恥ずかしい寝言の巻 80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/07(火) 01 23 30.30 ID VFuZL8kro 【エイスリンの恥ずかしい寝言の巻】 (最初に思いついた没ネタ) エイスリン「……」zzz エイスリン「I can t eat any more…」 京太郎「!?」 あんまりにもあんまりなので却下 96 :お前らワカメ先輩大好きやな! [sage]:2012/08/07(火) 01 34 42.40 ID VFuZL8kro 【エイスリンの恥ずかしい寝言の巻】 エイスリン「……」zzz エイスリン「スガクン…」 エイスリン「スガクンナラ…イイヨ…?」 京太郎「!?」 ……… 京太郎「せ、先輩」 京太郎「どんな夢見てたか、覚えてますか?」 エイスリン「?」フルフル 京太郎(き、気になる…) 100書く
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