約 4,402 件
https://w.atwiki.jp/pikuminbunko/pages/69.html
宿主「お宅のピクミンは大丈夫だ」 サ「ああよかった」 青「すまん私のせいで・・・」 サ「大丈夫だ、元気になれば」 宿主「ところでお前さんたち旅人かい?」 サ「旅人というより魔の生物をたおしてるんです」 宿主「あああの変なやつらか・・・そういえばでっけー奴が向こうの村を破壊したぞ」 サ「それは、大変なことがあったんですね」 青「それで村人は、?」 宿主「全員死んじまった、その敵が向こうの山の奥にいるという」 サ「なら私たちが倒しに行きます」 宿主「おおおさおれは、なんという優しいお方」 サ「なら明日の朝赤が目覚めたら行きます」 宿主「それは、それは、なら道具いっぱいもってきますわ」 サ「ありがとうございます」 宿主「ならちょっと奥に行ってきます」 サ「はい」 ?「おい本物よ・・明日の朝まで動くなよ・・・」 本物「うーうー」 ?「ははは俺は、あいつらを倒すんだ、失敗させるわけには行かない・・・」 本物「うーうー」 ?「黙ってろ!この薬を飲ませてやるからよ」 本物「うーうーうーはー助け・・」 バタン! ?「じゃあな本物の宿主さんよ・・・」
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/1991.html
アルプルアハラ Alpluachra この非常に小さなクリーチャーは、尾が3本生えたイモリに似ている。透明な粘液で覆われており、飢えているように見える。 アルプルアハラ 脅威度1/2 Alpluachra 経験点200 CN/微小サイズのフェイ(水棲) イニシアチブ +1; 感覚 夜目;〈知覚〉+4 防御 AC 15、接触15、立ちすくみ14(+4サイズ、+1【敏】) hp 5(1d6+2) 頑健 +2、反応 +3、意志 +2 防御能力 麻痺粘液 弱点 塩に対する脆弱性 攻撃 移動速度 10フィート、水泳10フィート 近接 噛みつき=+1(1d2-3) 特殊攻撃 埋め込み 接敵面 1フィート; 間合い 0フィート 一般データ 【筋】4、【敏】13、【耐】14、【知】4、【判】11、【魅】11 基本攻撃 +0; CMB -3; CMD 4(対足払い8) 特技 《技能熟練:隠密》 技能 〈隠密〉+20、〈水泳〉+5、〈脱出術〉+5、〈知覚〉+4 言語 アクロ語 その他の特殊能力 水陸両生 生態 出現環境 温暖/森林または淡水 編成 単体 宝物 なし 特殊能力 埋め込み(変則)/Implant 全ラウンド・アクションとして、アルプルアハラは無防備状態のクリーチャー(自分よりも3サイズ段階以上大きくなければならない)の口の中に潜り込み、自分をクリーチャーの喉に埋め込むことができる。埋め込みを使用すると、そのクリーチャーが摂取したものは全て、代わりにアルプルアハラが消化してしまう。これにはエリクサーやポーションのような薬品や、摂取型の錬金術アイテムや病気、薬、毒も含まれる。アルプルアハラが埋め込まれると、宿主のクリーチャーは飢えと渇きの影響を受け始める(Pathfinder RPG Core Rulebook 444)。麻痺粘液の効果により、埋め込まれたアルプルアハラを取り除くのは難しい。何かを摂取するたびに、宿主のクリーチャーはアルプルアハラの〈隠密〉に対して自動的に〈知覚〉判定を行うことができる。このイモリに似たフェイが見つかれば、宿主は塩0.5ポンド以上か塩水1ガロンを摂取したり、リムーヴ・ディジーズ呪文を宿主に発動したり、DC15の〈治療〉判定に成功して宿主に対処することで取り除くことができる。この目的のために行った〈治療〉判定が5以上の差で失敗すると、宿主は1d6ポイントのダメージを受ける。宿主が塩や塩水を摂取してアルプルアハラを除去しようと試みるなら、DC12の頑健セーヴを行わねばならず、失敗するとアルプルアハラの反応のために1d8時間の間不調状態になる。アルプルアハラが死亡したり気絶状態になると、宿主は直ちに気付き、全ラウンド・アクションにより安全に取り除くことができる。埋め込まれると、アルプルアハラは無防備状態と見なされる。 麻痺粘液(変則)/Numbing Slime アルプルアハラに肉体攻撃や素手打撃でダメージを与えたり、アルプルアハラに触れたり、アルプルアハラの宿主となったりしたクリーチャーはDC12の頑健セーヴを行わねばならない。セーヴに失敗すると、触覚に基づく全ての〈知覚〉判定と触覚が必要な全ての技能判定(〈装置無力化〉や〈手先の早業〉)に-4のペナルティを受ける。このペナルティは24時間持続する。このセーヴィング・スローに失敗した宿主のクリーチャーは、体内に埋め込まれたアルプルアハラに気付くための判定にもこのペナルティを受ける。宿主のクリーチャーがセーヴィング・スローに成功すると、以降24時間の間、同じアルプルアハラの麻痺粘液の効果を受けなくなる。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。塩に対する脆弱性(変則)/Vulnerable to Salt 塩0.5ポンド、もしくは塩水1ガロンに曝されたり、アルプルアハラが埋め込まれているクリーチャーがこれらを摂取すると、アルプルアハラは1d3ポイントのダメージを受ける。 この奇妙で貪欲なフェイはいつも食糧を求めて、泡立つ小川や緩やかな水路、ゆっくりと流れる川をぶらついている。しかしこの極端に怠惰なクリーチャーは、しばしば狩りに飽きてしまう。アルプルアハラは眠っているクリーチャーの喉に入り込み、眠り込み、宿主が食事をしている間に素晴らしい食事と温かい泡の海の夢を見る。そのため、アルプルアハラはいつも川岸に目を向け、水流の近くでまどろむクリーチャーを探している。宿主になりそうなものを見つけると、アルプルアハラは密かに近づいていびきをかいている喉へと滑り込む。 中に入ると、アルプルアハラは食道の壁に落ち着き、宿主の喉にやってくる全ての食事を食べてしまう。この寄生体は時が経つにつれ貪欲になるため、この過程で宿主は飢えて死んでしまうことも多い。 宿主をゆっくり殺す傾向があるにもかかわらず、アルプルアハラは残忍ではなく怠惰なのだ。彼らは自分がやることに害意という概念はなく、宿主が生きている間、怠惰にもその利益を楽しむ。
https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/64.html
宿主「お宅のピクミンは大丈夫だ」 サ「ああよかった」 青「すまん私のせいで・・・」 サ「大丈夫だ、元気になれば」 宿主「ところでお前さんたち旅人かい?」 サ「旅人というより魔の生物をたおしてるんです」 宿主「あああの変なやつらか・・・そういえばでっけー奴が向こうの村を破壊したぞ」 サ「それは、大変なことがあったんですね」 青「それで村人は、?」 宿主「全員死んじまった、その敵が向こうの山の奥にいるという」 サ「なら私たちが倒しに行きます」 宿主「おおおさおれは、なんという優しいお方」 サ「なら明日の朝赤が目覚めたら行きます」 宿主「それは、それは、なら道具いっぱいもってきますわ」 サ「ありがとうございます」 宿主「ならちょっと奥に行ってきます」 サ「はい」 ?「おい本物よ・・明日の朝まで動くなよ・・・」 本物「うーうー」 ?「ははは俺は、あいつらを倒すんだ、失敗させるわけには行かない・・・」 本物「うーうー」 ?「黙ってろ!この薬を飲ませてやるからよ」 本物「うーうーうーはー助け・・」 バタン! ?「じゃあな本物の宿主さんよ・・・」
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/3320.html
スキンクロウラー Skincrawler シワにみえるのは、肌が波打って撓んでいるようだ;1本の鋭い爪で長い巻きひげがひっくり返されている。 スキンクロウラー CR1/2 Skincrawler 出典 Bestiary 6 252ページ XP 200 真なる中立/超小型サイズの粘体 イニシアチブ -1;感覚 擬似視覚30フィート;〈知覚〉-5 防御 AC 11、接触11、立ちすくみ11(+2サイズ、-1【敏】) HP 9(1d8+5) 頑健 +5、反応 -1、意志 -5 完全耐性 粘体の種別特性 攻撃 移動速度 20フィート、登攀20フィート 近接 針=+2(1d2、加えて“喰らいつき”、および“記憶の欠落”) 接敵面 2・1/2フィート、間合い 0フィート 特殊攻撃 食らいつき、記憶の欠落、活力の吸い上げ 一般データ 【筋】10、【敏】9、【耐】20、【知】―、【判】1、【魅】1 基本攻撃 +0;CMB -3(組みつき+7 付着しているとき);CMD 7 技能 〈登攀〉+8 その他の特殊能力 適合付着、活動停止(肉体一片) 生態 出現環境 気候問わず/地形問わず 編成 単体、または 発疹(2~12) 宝物 なし 特殊能力 活力の吸い上げ(変則)/Siphon Vitality 宿主に付着している間、スキンクロウラーは犠牲者の体液をゆっくりと食べる。これは1日に1ポイントの【耐久力】ダメージを与える。夜間の休憩がこのダメージを治癒するのに十分であるため、スキンクロウラーの宿主は比較的正常に動き続けることができる。しかしながら、この方法でスキンクロウラーが身体に付着しているクリーチャーは、過労状態と疲労状態を引き起こす効果に対する全てのセーヴィング・スローに-2のペナルティを受ける。さらに、宿主は軽度の頭痛、わずかにぼやけた視界、見張られているようなしつこい感覚、その他些細ではあるが不快な気晴らしに苦しみ、意志セーヴと【判断力】に基づく全ての技能判定に-1のペナルティを受ける。複数のスキンクロウラーが1体の宿主に食らいつくと、これらすべての効果(【耐久力】ダメージと、判定やセーヴへのペナルティ)は累積する。 記憶の欠落(超常)/Memory Lapse スキンクロウラーの針で攻撃された目標はDC 15の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると一時的に混乱し周囲に気が付かなくなってしまう。この状態は他のクリーチャーが犠牲者の混乱した精神状態を利用するのに十分な時間は継続しないが、粘体が目標に付着するのに十分な時間である。影響を受けたクリーチャーはスキンクロウラーの針攻撃や身体に付着した記憶を保持していない。犠牲者はあたかも自分の皮膚の一部であるかのように、付着した粘体を介して感覚を覚える。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。 適合付着(変則)/Adaptive Attachment スキンクロウラーがクリーチャーに自身を付着させることに成功すると、その色合いとテクスチャーがクリーチャーの肉体と一致するように素早く適合する。そうすることで、宿主への付着に使用してた針攻撃によって引き起こされた全てのダメージを回復する。これ肉組み合わせて活動停止能力を使用すると、隠れたままでいるために〈隠密〉判定で出目20を行える――これはつまり、ほとんどの場合、クリーチャーに付着しているスキンクロウラーを発見するためにDC 27の〈知覚〉に成功する必要があることを意味する。スキンクロウラーは毛皮や鱗を複製できないため、これらを有する宿主に付着しているスキンクロウラーを見つけるための全ての〈知覚〉判定は自動的に成功する。 スキンクロウラーは生きている宿主の体液を食べる寄生性の粘体である。彼らは孤立した獲物に忍び寄るが、精神を持たないために、スキンクロウラーは他のスキンクロウラーが既に寄生している宿主を餌にすると、宿主の寿命を短くなることを認識していない。 スキンクロウラーの宿主が死ぬと、粘体は離れ、都合の良い開口部を通って宿主の体内に入り、スキンクロウラーはそこでライフサイクルの最終段階に入る。宿主がスキンクロウラーの周囲で腐敗し始めると、スキンクロウラーは宿主の肉を満たし始める。宿主の死後24時間で、宿主の皮膚が分裂し、最大12体のスキンクロウラーの発疹に分裂し、新たな獲物を探すために滑り落ちていく。宿主に付着していない場合、スキンクロウラーは静脈と毛細血管が見える原形質の塊のように見える。 スキンクロウラーは1フィート四方のサイズで体重3ポンドである。
https://w.atwiki.jp/rinnetukimono/pages/22.html
★頂いた質問一覧 01.憑物が自分でも制御できずに宿主を輪廻にのせてしまうというのはOK? 憑物:そろそろ輪廻やめたいけど、あーまた転生しちゃったや」といった感じで 02.宿主と憑物は意思の疎通ができますか? 03.憑物同士の意思の疎通はできますか? 04.様々な時代・場所での交流が可能とありますが、それは同じ時代と場所にいる他の宿主や自分の憑物との交流と捉えていいのでしょうか? 05.何度も輪廻転生をしている人はその分だけキャラの詳細を描かなければいけませんか? 01.憑物が自分でも制御できずに宿主を輪廻にのせてしまうというのはOK? 憑物:そろそろ輪廻やめたいけど、あーまた転生しちゃったや」といった感じで 憑物の力が暴走してしまうという事なら、十分あり得ますので大丈夫です。 輪廻転生というのは大雑把にいえば、その者の転生したいという気持ち・強い執着によって生じる、というのが元々の意味です。 なので、例えば最初は憑物が宿主を強制的に輪廻にのせていたけれども、今は宿主が転生したいと強く願っている場合、憑物の意思とは関係なく輪廻にのってしまう というのも場合によってはありです。 憑物が己の力を宿主に使われる、そんな感じ。 02.宿主と憑物は意思の疎通ができますか? 出来るものと出来ないものがいます。どうするかは参加者様の自由です。 03.憑物同士の意思の疎通はできますか? 出来ます。 04.様々な時代・場所での交流が可能とありますが、それは同じ時代と場所にいる他の宿主や自分の憑物との交流と捉えていいのでしょうか? そうです。同じ時代に輪廻転生し生存している他の参加者様との交流、宿主と憑物が意思疎通できるのであれば、憑物との交流が可能です。 05.何度も輪廻転生をしている人はその分だけキャラの詳細を描かなければいけませんか? 描かなくても大丈夫です。 キャラクターが何度も輪廻をしていて様々な人物として生きてきたとしても、キャラクターシートとしての投稿は一キャラにつき一枚だけという解釈で構いません。 『何度でも死ねる・何度でも輪廻転生が出来る』が当企画の主題ですので 「輪廻にのせてこの時代この場所に転生させたい!」と思い立った時に自由に作品の投稿なりをしてください。 目録にも記載しました通り、輪廻転生の回数は無制限ですので、自由に好きなだけ転生させちゃってください。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42496.html
登録日:2019/07/17 (水) 23 22 08 更新日:2022/03/05 Sat 19 27 56NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 MARVEL エイリアン カーネイジ シンビオート スパイダーマン スライム ヴェノム 不定形 共生 寄生 黒 Though we are a benevolent species, there is no literature on my home planet. And though it is our goal to make the universe better, we create no art, no music, no culture. At least, not as other civilizations would understand it. All we have are our hosts -- the beings we join with -- to forge through the cold and unforgiving cosmos with. The bond between a Klyntar and its host is sacred. They give our lives context and our existence meaning. They give us history. All we have are our hosts to tell us who we are. ■概要 シンビオートとはマーベル・コミックスにおいて登場する架空の種族。他の惑星からやってきた地球外生命体であり、ヴェノムを始めとして多数の個体が登場している。その初出はAmazing Spider-Man誌の252話。出自からか、スパイダーマンとの絡みが非常に多い。 長年に渡って謎の多い種族として通っていたが、近年になって様々な新しい設定が追加されていった。 ■生態 シンビオートたちは地球外からやってきた寄生/共生生物群。 普段は不定形の小さな塊の姿をしており、その状態では非常に無力。その代わり、彼らは他の生物に取りつくことでその肉体と結合することが可能であり、そうすることで宿主の身体的能力を大いに引き上げることができる。 宿主と繋がって初めて真の姿を現すことができ、生きるためには宿主が必要不可欠。 寿命はどれくらいか、そもそも歳をとるのか、基礎体温はどれくらいか、なぜ他と共生しなければ生きていけないのか、等々のごく基本的な生態は全く判明しておらず、殆どが謎に包まれている。 一部の異端者を除いて温厚な性格を持つが、宿主が持つ負の感情に呑まれ、暴走することがある。強い正義の心を持つ者でなければ、宿主は感情を抑えられなくなるという欠点も。そのような負の感情を持つシンビオートたちが組織したシンビオート・インペリウムというチームも存在する。 その性格は生まれた環境と宿主に大きく左右されるため、悪人に囲まれて育った場合は悪の心を持って生きることとなる。基本的には宿主の脳から放出されるアドレナリンを糧として生きているが、それに依存して狂暴な性格に変貌してしまうこともある。精神的にはあまり強いとは言えない種族であり、その心は宿主に大きく依存している。 大きな弱点を二つ持っており、一つは炎などの高温、もう一つは特定の周波数による音波。それらを食らった場合は苦しんで一時的に行動不能となり、酷い時は宿主から分離される。また、ショッカーなどによる衝撃波も少し苦手とされる。 性別の概念は存在しないが、無性生殖によって子孫を残す。また、子孫以外にも自らから分離した一部が新たなシンビオートと化したり、破片からクローンが作られたりと、繁殖の方法は色々とある。 結合している身体の主導権は基本的に宿主が持つが、シンビオートが強引に奪い取ることも可能。逆に、宿主に強い精神力、もしくは特殊な医療処置を施されていればシンビオートを服従させることもできる。 宿主から離れたシンビオートは、その身体にコーデックスと呼ばれる自らの欠片を残していく。それを使って集合精神とのコンタクトを取っているとされ、宿主のDNA情報などを内包しているとのこと。残されたコーデックスは宿主の脊椎内に存在している。 シンビオートがそれらを取り込むことで持ち主の能力や人格を一時的にコピーすることが可能。 便宜上「ヴェノム・シンビオート」「カーネイジ・シンビオート」等と呼称されてはいるが、シンビオートそれ自体に名前は存在せず宿主と繋がって初めて「ヴェノム」や「カーネイジ」になれるとされている…が、ライターによってそこらへんはブレることも多い。 + 真の生態 虚無の邪神「ヌル」によって闇から創られた生き物であり、かつては皆が残虐で凶暴な性質を有していた。 ヌルと精神的に繋がったシンビオートたちは以前までとは比べ物にならないほど強化され、顔に歪んだ渦巻き模様と太い脈が浮かび上がる。邪神は彼らを自在に操ることが可能であり、太古の時代では皆が彼に付き従っていた。 ヌルによって真の力を得たシンビオートたちは宿主がいなくても充分に活動することが可能であり、巨大なドラゴンとして惑星一つを丸々滅ぼすことすらできる。 また、出産は長年ランダムなタイミングで行われるものと思われていたが、実は地球や宇宙全体に大きな驚異が迫っている際に行われていることが判明した。(*1) ■能力 シンビオートは宿主と繋がったときに基本的に以下の能力を手にする。 超身体能力 超回復力 触手や武器の生成 宿主のパワーの強化 コピーしたパワーの使用 以前の宿主たちの記憶へのアクセス 子孫の追跡 擬態による透明化 暗視 これら以外にも、特有の能力を持つ個体はスコーンやスリーパーらを始めとして少なからずいる。シンビオートが他の個体と融合することでより大きな力を発揮することも可能。 また、罪を持つ者なら誰にでも効くはずのペナンスステアになぜか耐性があるらしく、使用者のライダー自身に反動を食らわせたことがある。 + 真の能力 ヌルと繋がったシンビオートたちはその真の能力を発揮することができる。以下がその例。 翼の生成など、より高度な触手の制御 宿主の体内環境の細かい調整 シンビオート同士でのテレパシー 宿主の記憶操作 宿主抜きでも単独で活動可能 ヌルに直接操られている際は更に強化されるらしく、巨大なドラゴンの姿をとることが可能になる。 余談だが、シンビオートはその擬態能力を用いて衣服の形をとることが可能であり、多くの宿主たちは本物の衣服を着ずにシンビオートで間に合わせている。そのため、シンビオートを剥がされた際の宿主たちは全裸か下着姿である場合が多い。特にシンビオートへの依存が強いエディに顕著。 ■起源・母星・使命 いつから存在している種族なのかは不明だが、種族名と同じ「クリンター」という惑星が故郷であるとされている。クリンターには集合精神が存在しており、何百万という数のシンビオートたちがそこにひしめきあっている。彼らが語ったところによると、シンビオート達に文明や娯楽は一切存在しておらず、高潔な精神をもつ宿主と共に銀河をより良い場所にしていくことが使命であり、彼らが生きる唯一の目的であるとされている。そのために組織されたエージェント・オブ・ザ・コスモスというチームも存在する。 他に彼らの間で伝わっている歴史は殆ど存在していない。 しかし、ヴェノムなどの悪の心を持ってしまった一部の異端者によって、銀河中に悪評が広まってしまっているらしい。実際、地球でもヴェノム一匹が持ち帰られてしまっただけでカーネイジや他の子孫らによる被害は甚大なものとなっている。 + 真のオリジン 上述の話は半分近くが湾曲されて伝えられてきたもの。シンビオートたちは銀河を良くするのではなく、全てを破壊し、世界に闇をもたらすために創られた種族。 宇宙が誕生するより以前の深淵に存在していた古の神「Knull(ヌル)」によって闇から創られ、世界の創造神および世界そのものを破壊する使命を帯びていたことがVenom Vol 4にて語られた。つまりシンビオートたちの本来の性格は初期のヴェノムやカーネイジのような凶暴なものであるらしく、今の彼らは過去に犯した罪への贖罪として銀河の平和維持に協力していると思われる。 シンビオートたちは太古よりその破壊活動をヌルと共に行っており、かなり昔に遂に地球にもその魔の手が及んだが、不測の事態(早い話がソーによる妨害)によってヌルの意図しない宿主たちと結合してしまう。それによって高潔さや優しさを学んだ彼らはヌルに反旗を翻し、ヌルは彼らの惑星クリンター(=シンビオート語での「檻」)の中央に何万ものシンビオートたちによって囚われることとなったのだ。 しかし最近になってヌルは自らの肉体を解放する術を見つけてしまい… ■登場個体 基本的にはEarth-616のシンビオートのみを記載。 ●ヴェノム・シンビオート 初めて登場したシンビオート。体色は黒。 スパイダーマンと繋がったことで彼を愛するようになっていた折、引き剥がされて捨てられてしまったために彼を憎むようになる。 復讐のために利用してきた過去の宿主やデップーの狂気に影響されたことによって凶暴な性格となっていたが、フラッシュとの経験や故郷で行われた精神の浄化によって、ヒーローとして活動するようになった。ピーターの物を模倣したスパイダー・パワーを有している。 歴代宿主 テル・カー ピーター・パーカー エディ・ブロック マック・ガーガン フラッシュ・トンプソン リー・プライス ウェイド・ウィルソン アンジェロ・フォルトナート アン・ウェイング キャロル・ダンバーズ マレキス マーキュリオ ドラックス グルート ロケット・ラクーン オットー・オクタヴィアスinピーター・パーカー サンダーボルト・ロス 軍用犬 クェンティン・ベック ブルース・バナー クレタス・キャサディ ●カーネイジ・シンビオート ヴェノムの"息子"。 産まれてすぐに連続殺人鬼と繋がったために他に類を見ないほどの凶暴性を有している。クレタスとの結合は他に類を見ないほど強く、彼と融合していると言ってもいい。ヴェノムやスパイダーマンを越えるほどの実力を有しており、破壊と殺戮しか頭に無いやばい奴。 歴代宿主 クレタス・キャサディ スティーヴ・ロジャース クリント・バートン ベン・グリム ローガン カーラ・アンガー ジョン・ジェイムソン カール・マリュス ノーマン・オズボーン ノーミー・オズボーン ベン・ライリー ベントリー・ウィットマン ノリン・ラッド タニス・ニーヴス ●トキシン・シンビオート カーネイジの"息子" 産まれてすぐにカーネイジに殺されかけた。宿主によってヒーローの道を目指すようになるが、価値観が人間と違いすぎて苦労していた。実はカーネイジをも凌駕する凄まじい実力を持つ。固有能力は驚異的な嗅覚。 歴代宿主 パトリック・マリガン ジュブリル・バン・スコッター エディ・ブロック ブレン・ウォーターズ ●アンチヴェノム・シンビオート ヴェノムを失ったエディが紆余曲折を経て手にいれたシンビオート。白の体色が特徴。怪我や病などの治癒に優れており、触れるだけでシンビオートを傷つけることができる。フラッシュも同名の別個体を手にいれたが、ここでは同じものとする。他とは違って知性や意思を持っておらず、厳密にはシンビオートではないものと思われる。特有の弱点も存在しない。 歴代宿主 エディ・ブロック フラッシュ・トンプソン ●スクリーム・シンビオート ライフ財団によって人工的に造られたヴェノムの"娘"。 制御の方法を知らない宿主によって完全に暴走してしまい何年も行方不明となっていたが、後に生身のエディによって殺害された。その後カーネイジによって蘇生される。 髪の毛を模した触手を操ることができる。 歴代宿主 ドナ・ディエゴ パトリシア・ロバートソン アンディ・ベントン ●ライオット・シンビオート ●ファージ・シンビオート ●アゴニー・シンビオート ●ラッシャー・シンビオート ライフ財団によって造られたヴェノムの子孫。何やかんやあって彼らなりにヒーローとして活動していたが、暴走したスクリームに襲われる。 最近まで名前が判明していなかった。 歴代宿主 ●ライオット トレバー・コール ハワード・オグデン ウェイド・ウィルソン 父親(本名不明) ●ファージ カール・マーク リコ・アクセルソン ウェイド・ウィルソン ビリー ●アゴニー レズリー・ゲスネリア ジェームズ・マーフィ ウェイド・ウィルソン 母親(本名不明) ●ラッシャー レイモン・ヘルナンデス 軍用犬 ウェイド・ウィルソン サディ ●ハイブリッド・シンビオート 前述の4体が生きる為に融合を遂げた姿。初めてヒーローとして活躍したシンビオート。最後はエディに襲われたが、分離して生き延びた。その後もちょくちょく融合して姿を現すことがある。ホークアイによって燃やし尽くされ、四匹共々死亡した。 歴代宿主 スコット・ワシントン 軍用犬 リード・リチャーズ(1610) ●マニア・シンビオート/"ヴェノム・シンビオート" ヴェノムの切り取られた舌から造られたクローン。 宿主を次々と乗り換えて大暴れしたが、なんだかんだで最後はアンディのもとでヒーローとして活躍…と思いきやリーに奪われた…と思いきやクレタスによって奪われ、より強大な力を持つシンビオートに吸収されたことで消滅した。 歴代宿主 クレタス・キャサディ リー・プライス アンディ・ベントン フラッシュ・トンプソン マック・ガーガン ピーター・パーカー パトリシア・ロバートソン ローガン その他多数 ●スリーパー・シンビオート 最近になって産まれたヴェノムの"息子"。 エディとヴェノムによってヒーローになれるよう、大切に育てられたが、それが災いして少し独善的で傲慢な性格となった。最後はあるクリー人の体を乗っ取って宇宙への旅へ出た。 化学物質を自在に操る能力を持つ。燃料やらガスやら強酸やら何でも産み出せる。 歴代宿主 テル・カー M lanz エディ・ブロック ●スコーン・シンビオート カーネイジの"娘"。 機械と融合して自在に操る能力を持つ。ヒーローとして活躍していたが、最後はクレタスの気まぐれによって殺害された(吸収された可能性もある)。 歴代宿主 タニス・ニーヴス シュリーク ●レイズ・シンビオート カーネイジの"娘"。 ダークホールドやら闇の魔術やらが絡んだ事件の際に産まれた。その事件中にトキシンと融合して戦闘を行い、その後に霧散。 歴代宿主 ジュブリル・バン・スコッター クレア・ディクソン ●マジック・ヴェノム・シンビオート ドリーム・ストーンという魔法の道具から産み出されたシンビオート。 エディが用いて、魔法を操るジャック・オ・ランタンと戦った。宿主が想像した物を何でも生み出す能力を持つ。 アンチ・ヴェノムと同じく意思を持たないため、厳密にはシンビオートではないものと思われる。 歴代宿主 エディ・ブロック ●コーデックス混合体/リージョン・シンビオート/"ヴェノム・シンビオート" 元のシンビオートを奪われ、勝ち目を失くしたエディが最後の希望として造り出したシンビオート。 4人のヒーローとその他の人物たちから取り除かれた多数のコーデックスが集まり、一匹のシンビオートとして生まれ変わった個体。キャップの挫けぬ精神、ウルヴァリンの燃え盛る怒り、シングの驚異的な腕力、ホークアイの鋭い隻眼を受け継いでおり、限りなく神に近い存在となったカーネイジに迫る力を発揮する。 歴代宿主 エディ・ブロック ●無名のシンビオート 詳しい経緯は不明だが、ある孤島で封印されていた個体。 色々あって(バーバリアンの方の)コナンと結合、剣を模した武器として戦いをサポートする。初期のヴェノムを思わせる凶暴性を持ち、宿主の人格すら歪めてしまうほど。 歴代宿主 コナン ●カーネイジ・シンビオートⅡ 色々あって元のシンビオートを失ってしまったクレタスがネガティブゾーンにて手に入れた新たなシンビオート。 それからオリジナルのシンビオートを取り戻した描写は無いため、厳密には本個体が今のカーネイジである…が誰もそんな展開覚えていないので存在が無かったことになっている。 歴代宿主 クレタス・キャサディ ●カーネイジ・シンビオートⅢ ポイズンたちの侵攻が始まった際、元のシンビオートを剥がされたクレタスが強制的に結合させられた個体。 その後まもなくポイズンと結合して死亡する。体色は黒。 歴代宿主 クレタス・キャサディ ●ドレッドフェイス・シンビオート より強い宿主を追い求める凶暴な個体。 F4を相手取って戦う。存在そのものがシンビオートにとっての弱点であるヒューマン・トーチに平気な顔で取り付くガッツを持つ。 歴代宿主 ベン・グリム ジョナサン・ストーム その他多数 ●クロバー・シンビオート とある科学実験によって呼び出されてしまった個体。 強い光が弱点であり、若い頃のエディによってカメラのストロボを用いて倒された。 歴代宿主 ナイゲル・ドンレヴィ ●Zzxz・シンビオート Xメン誌で登場したシンビオート。 ヴェノムらとは無関係。凶暴性が高く、人の脳ミソを躊躇無く貪るほど。 歴代宿主 ラザ・ロングナイフ ●ペイバック・シンビオート 電波に乗る能力を持つ特殊なシンビオート。 熱と音波の弱点を克服している模様。 歴代宿主 メイビス・トレント + 隠された個体 ●オールブラック・ザ・ネクロソード ヌルによって創られた原初のクリンター。神殺しの黒剣。 剣の形をとっており、手にした者は不死の力を得るとされている。ヌルによって炎とハンマーを用いて鍛え上げられたため、炎と特定の音を苦手とする(それによって他の子孫たちも同じ弱点を持つようになった)。 ある戦いの後にヌルの手から奪われてしまい、現在は崩壊した未来世界において神々の戦いに利用されている。ゴアという神と融合しており、宇宙そのものを包み込んでオールブラック・ザ・ネクロバースへと変異した。 歴代宿主 ヌル キング・ロキ キング・ソー ソー エゴ・ザ・リビング・プラネット オールド・ギャラクタス ゴア ●グレンデル・シンビオート/"カーネイジ・シンビオート" オールブラックの後に創られ、地球への侵略の際に用いられたシンビオート。巨大なドラゴンの形をとっており、非常に強大な力を持つ。ソーに敗れた後、冷凍状態にあったところをS.H.I.E.L.D.が発見、サンプルが採取される。 その後紆余曲折を経てクレタスと結合し、新たなカーネイジとなる。計画のためにホームレスや囚人、小動物などが多数感染させられ、クレタスの手駒を増やし続けた。彼と繋がった影響で変貌し、オリジナルのカーネイジ・シンビオートと同じ人格を得ることに。また、グレンデルという名前はヌルが創り出すシンビオート・ドラゴンの総称でもあり、シンビオート・ドラゴン自体はかなりの数がいる。 歴代宿主 ヌル クレタス・キャサディ マイルズ・モラレス JJJ ジョン・ジェイムソン ノーマン・オズボーン 鳩やネズミ ホームレスや囚人たち チューイ ●ティラノサウルス・シンビオート グレンデルから採取されたシンビオート。これを使って何度目かの超人兵士計画「Sym-Soldier Program」が行われ、ベトナム戦争に参加した。 ヌルの計画に必要な要素でもある。 歴代宿主 レックス・ストリックランド ローガン エディ・ブロック ●ヴォイドナイト・シンビオート 過去に飛んでヌルと対峙したシルバーサーファーの身体を乗っ取ったシンビオート。登場してから数コマの後にエゴによって燃やし尽くされた。 歴代宿主 ノリン・ラッド ●シンビオート・ドラゴンたち ヌルが世界を破壊するための手駒として生み出すシンビオートたち。巨大なドラゴンの形を取っており、ヌルのハイブマインドと直接繋がっている影響か宿主抜きでも惑星一つを壊滅させるほどの力を持つ。翼を用いて宇宙を駆け巡ることさえ可能。 神話の怪物にちなんで"グレンデル"とも呼ばれる。 ●ハイブマインド/クリンター シンビオートたちの母星に住む数億のシンビオートたち。 皆が善良な心を持っており、集合意識を構成している。それによってエージェント・オブ・ザ・コスモスの統制や闇堕ちしたシンビオートの精神浄化などを担っているため、ある種の司令塔的存在。 ●ディラン・ブロック エディとアンとヴェノム・シンビオートの間に産まれた子。 一見するとごく普通の男の子だが、あらゆるシンビオートを自在に操る能力を持っており、手をかざすだけで彼らを粉々にすることもできる。 初めて産まれた人間とシンビオートのハイブリッドであり、その実力はまだまだ未知数。 追記・修正は共生しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 成る程、つまり仮面ライダー -- 名無しさん (2019-07-17 23 31 39) ベノム君とその仲間たちくらいかと思ってたのにえらい数いるんだな・・・ -- 名無しさん (2019-07-18 10 14 19) ましてやヴェノムバースと来たら -- 名無しさん (2019-07-18 20 16 03) デッドプールさん結構な回数シンビオートと関わってるんだよな。 -- 名無しさん (2019-07-19 11 26 31) 近年ではグウェンもシンビオートに寄生されてグウェノムが誕生してたな -- 名無しさん (2021-12-04 14 55 20) 「共生者によって善にも悪にもなり得る存在」ってのは欧米の作品だと珍しい気もする。 -- 名無しさん (2022-03-05 19 27 56) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1048.html
【名称】 :寄生線虫 (パラサイトワーム) 【カテゴリー】:ビースト 【ランク】 :中級B-4(群体時) 【初出作品】 :【召屋正行のささやかな日常はこうして壊れた】 【他登場作品】: 【召屋正行のささやかな日常はやっぱり壊れていく】【召屋正行の日常はこうして戻っていく】 【備考】 人間を始めとする哺乳類、鳥類など生物に寄生する寄生型ラルヴァ。主に頚椎に寄生し、宿主の思考を読み取り、その欲望や感情を糧とし、意図的に欲望を歪ませる。ただし、その一方で寄生体らしく共生を行おうという側面も見られ、宿主の能力を増幅という事例も見られた。また、宿主に都合の悪い記憶は改ざん、もしくは抹消されることがあり、多くは寄生されていることに気が付かない。 分離増殖を繰り返し、最終的にはその宿主全体を覆うほどにまで成長し、その場合は完全にラルヴァに思考が制御されることになる。これは、子猫を宿主とした実験にて確認済みである。 興味深いのは、その宿主を完全なコントロール化においた群体は、統一した意識を持つようになり、犬歯や切歯、補助脚、触手、エナメル質の表皮など、個々が別々の役割を果たすようになることである。不定形で状況に応じて変化するという意味では当てはまらないが、まるでそれはカツオノエボシに代表されるクダクラゲモクそのものである。 初期症状は宿主の能力によって、大きく異なり、特に精神系能力者には健常時には起こりえない、感情の昂ぶりや不安定さがが確認されているが、それは、僅かなものであり、初期段階で寄生を判断するのは難しいと言えるだろう。 その攻撃性、人類への脅威は宿主の負の感情や能力によって大きく異なるが、初期段階では危険性はあまりない。 一方、群体となった場合はその増殖速度と統一された動きにより、中級ラルヴァのBに該当する。危険度に関しては宿主の能力によって大きく左右され、強大な力を持つ能力者に寄生した場合は、B-4にまで危険度が増す可能性が高い。
https://w.atwiki.jp/fs_story/pages/47.html
モノローグ 神獣は、遠い遠い昔に誕生した。 モノローグ 神獣は最も反映した時代を経験した。 モノローグ 神獣は、冬と春の境目の季節に街を訪れるのが気に入っている。妖精と人間が春の到来を祝う様子に引き付けられるのだ。繁栄と賑わいが好奇心の強い神獣の足を止めさせ、夢中にさせるのだ。 モノローグ 猛獣として恐れられるか、神として崇められるか……どちらでも、神獣は満足する。 モノローグ 無限の寿命を持つに等しい神獣にとって、時の流れは速くもあり遅くもある。神獣は睡眠によって退屈な時をやり過ごし、目が覚めると春の到来を待ち、「春節」のお祝いの時を狙って、街へ快楽を探しに出かける。 モノローグ その時の神獣は、「快楽」が「寿命」と違って永遠の存在ではないなどと、夢にも思っていなかった。 モノローグ しかしついにある日、神獣は自分の楽しみがなくなってしまったことを知った。「春節」は昔のように賑やかなものではなくなり、手抜きで節約した料理のように、形ばかりで、味わいの乏しいものと成り下がった。 モノローグ 神獣は悲しみ、傷ついた。そして、もう一度あの快楽を手に入れたいと強く願った。味わいの乏しい料理に、豊かな香りと甘美な味を取り戻したいと―― 鬼灯(男) だからあんたたちは、姉貴をここに連れて来たのか? 「年」 話はまだ終わってない。どうして話をさえぎるんだ! 鬼灯(男) 長すぎて聞きたくない。 「年」 ひどい妖精だ……。 モノローグ 巨大で、凶悪な姿の年獣は悲し気な表情を見せた。それは少しちぐはぐで、おかしな姿だった。 宿主(*1) アタシが説明するよ。 宿主 はじめ、宿屋にこっそり忍び込んできた、このちっこいやつを見つけたんだ。 モノローグ 首根っこをつかまれ、ぶら下げられた「歳」は、まったく反抗するそぶりを見せない。時折不本意そうに足をばたつかせ、喉からせめてもの抵抗といわんばかりに「うううう」という唸り声を出しただけだった。 宿主 神獣だから、外に放り出すだけでよかったんだけどね。でもこいつ、アタシにいたずらしようとしたのさ。 鬼灯(男) そのいたずらで、姉貴はここに連れてこられたのか? 宿主 結論から言えば、そういうことだね。 「歳」 うぅ……こいつが……こいつが自分で来るって言ったんだ……自分から進んでここに来たんだ! 鬼灯(男) ? 宿主 本当はね、この小さいのはアタシを病気にしようとしたのさ。でも、そんなのつまらないだろう? 宿主 だからこいつをつまみ上げて……ほら、今みたいにねえ。 宿主 「そのくらいじゃどうってことない、もっと凄いことしてみせな」って言ったのさ。 宿主 そしたらこいつ、わんわん大声で泣いて、逃げて行ったよ。 「年」 お前、歳が戻って来た時、どれだけ悲しそうに泣いていたか分かるか?かわいそうに、生まれて初めてあんなひどい目に遭わされて! 「年」 だから「おのれ、弟分の仇を討たねば」と思ったんだ!それで、こいつをこの幻境に連れてきた。 「夕」 兄弟たちの考えは、俺とは無関係だ。 モノローグ 麻雀卓に座ったままの「夕」は他の兄弟と違い、人のような様子に幻化していた。目は冷ややかで口調は淡々としているが、少し尖った耳だけはぴんと立ち、こちらの動向をつぶさにうかがっている。 鬼灯(男) わかった、どうやら姉貴が自分で蒔いた種だったみたいだな。 鬼灯(男) まったく……驚く気持ちもわかない。自分から面倒に飛び込もうとするやつなんて、姉貴くらいのもんだよ。 鬼灯(男) でもなんで、姉貴が起こした面倒に巻き込まれなくちゃいけないんだ!? 宿主 だって、この三兄弟と麻雀をしていて、抜けられないんだもの。 鬼灯(男) そんなくだらない理由で!? 宿主 連れてこられた時、この三兄弟に「楽しませないと食べちゃうぞ」って脅されたんだもの。 宿主 ぶん殴ってやったら、それが「楽しませないと、帰さない」に変わったけど。 「年」 春節がどんどんつまらなくなるから、兄弟みんな、退屈でしょうがないんだ……。 「年」 麻雀も楽しいけど、春節がやっぱり一番面白いんだ! 宿主 ずっとこんな感じなんだよ。アタシが麻雀しないとまとわりついてきて帰してくれないし。アタシだって、神獣たちの願いをかなえてやりたいと思っても、どうやってここを離れればいいのか分からないしさ。 鬼灯(男) だから、ヤクに僕を連れて来させようとしたんだな……。 宿主 いいや、アタシがあんたを呼び戻したのはちょっとした気まぐれさ。宿で春節を過ごさせようと思っただけだね。 宿主 まさかこんなことになるなんてね。全部、偶然なんだよ。 鬼灯(男) じゃあ、魔法使いの姉ちゃんとか、黄梅や花露珍を呼んだのは?みんなあの宿屋を紹介されたり、呼ばれたりしたって言ってたけど。それって姉貴がやったんじゃないのか? 宿主 それも偶然~。 宿主 宿屋を経営してみて、どうだった? 鬼灯(男) とんでもないよ、もう二度とやりたくない。 鬼灯(男) 特にあの頑固な牛にはかなわない。毎日毎日、これやれ、あれやれ、これやれ、あれやれってうるさいし、僕が少しでも文句を言おうものなら、絶対言い返せないような立派な道理を並べ立てて、正論で責めてくるんだもの。 鬼灯(男) おてんとうさまだけが知っているよ。僕がここしばらく、どうやって過ごしてきたかをさ……。 宿主 ふうん?なかなか面白い話じゃないか。 鬼灯(男) 姉貴は弟をもてあそんで、面白がってるだけだよ! 宿主 おや、もうすぐ12時みたいだね。ほら、遠くから爆竹の音がしてくるよ。 鬼灯(男) ……。 モノローグ 姉鬼灯は笑いながら弟の肩を叩き、何事もなかったかのように振り返ると、年、歳、夕の三匹に向かって声をかけた。 宿主 どうしたのさ、春節を楽しみに行かないのかい? 「年」 爆竹がまだ鳴っているだろ、怖くて動けない。 宿主 みんななんで座っちゃったのかと思ったけど、足がすくんだんだね、 「夕」 言わずとも知れたことだろう。言葉にする必要があるのか? 宿主 ああそうだね、神獣にもメンツがあるからねえ。 宿主 あの子らはまだ行かないらしいし、アタシたちは先に帰るとしようか。 鬼灯(男) ここを離れていいのか? 宿主 もちろん。あんたが来る前に大勝して、それまでの負けを全部取り戻したからね。この三兄弟、最初から一緒にひどいイカサマでだましてくるもんだから、負けがこんでたんだよ……でもかわいい弟のおかげで元手は稼げたからねえ~。 鬼灯(男) 僕が金を稼いだのはこのため!? 宿主 まあね。それにあんたは、神獣たちの願いももう叶えているから。 宿主 行こう行こう、はやく行かないと12時に間に合わないよ。 鬼灯(男) はいはい……。 モノローグ 段々大きくなる爆竹の音の中、姉と弟は久しぶりに手を繋ぎ、祝宴の場へと向かう。 モノローグ 幻境を離れて現実に戻る。たくさんの歓声と、新年の訪れを告げる鐘の音が、姉弟の帰還を迎えた。 鬼灯(男) ……姉貴、新年おめでとう。 宿主 あんたもね、新年おめでとう。
https://w.atwiki.jp/inoutoenemy/pages/83.html
虫女の寄生虫同居人 プロフィール 名前 蟲神 種族 憑蟲のエネミー 年齢 絵巻が残っている程だいぶ昔 目的は「宿主の望みを果たす事(独自解釈付き)」 ざっくりと 一人称が「私」 その時の宿主の脳を借りているので、宿主が変われば記憶の殆どを無くす 性格も宿主に影響されることが多いが、「宿主の強い意志に感応する」と言う点から宿主の人格と乖離した動きは少ない 服装 現在はロロの服を使用しているができれば和装の方が好み 姿 ロロの体なので殆ど見た目は変わらない 瞳をよく見ていると何か見えるかも? 好きなもの 昔開かれていた祭りと花が好き 過去 古くからロロの住む集落で信仰されていた土地神 生き物の願いを汲むとされ、豊穣、飢饉の両方の神とされていた 虫と農業は関わりが深く実際にも「虫送り」などがあるが、この集落では虫と共に豊穣を願う意味をこめて花見や踊りをしていた
https://w.atwiki.jp/tokyomadlog/pages/161.html
【名前】影さん 【種族】怪異【性別】ある 【容姿】みかん2個分の身長で2頭身。真っ黒な人型をしてる。宿主の髪型や特徴を彷彿とさせるシルエットをしていて、顔のパーツは宿主を連想させる色一色のくりっとした目かちょこんとした口のどちらかがついてる。真っ黒だから服は着てないけど時々人形の帽子を被っていたりフォークを持っていたりする個体がいる。おしりとほっぺたがぷにぷに。触るとほんのり暖かくて柔らかい。 【性格】ちょっぴり怖がりで人見知り。大体の性格は宿主と似てる。大食いの影さんならよく食べる個体、オシャレさんな人の影さんはおませな個体だったり。狭くて暗いところに隠れているのが好きで、ティーポットの中や鞄の奥にこっそりいる。宿主のことが皆めいめいに大好きで宿主のことを陰ながら応援しているがあんまり役には立ってないみたい。 【特性】「影ながら応援する」宿主を陰ながら応援する。鞄の中で電話がなったとき奥から上の方に持ってきてくれたり、エアコンの消し忘れを消してくれたり、賞味期限切れの近い納豆を冷蔵庫の手前に移動してくれてたりする。