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Fate/Grand Order Original Soundtrack I 初回仕様限定盤 Blu-ray Fate/Grand Order -First Order- 「複製原画セット」付 発売日:3月1日・3月29日 アプリゲーム「Fate/Grand Order」の 楽曲をまとめたオリジナルサウンドトラック! 全3枚組。 2016年12月放送。 http //anime.fate-go.jp/ 監督 難波日登志 原作 TYPE-MOON 助監督 塚田拓郎 ストーリー原案 奈須きのこ 脚本 関根アユミ 絵コンテ 三條なみみ、塚田拓郎 演出 塚田拓郎、安部元宏 キャラクター原案 武内崇、また、PFALZ、ワダアルコ キャラクターデザイン・総作画監督 後藤圭佑 デザインワークス 赤石沢貴士 作画監督 坪山圭一、中野祐貴、杉泊朋子、後藤圭佑 エフェクト作画監督 橋本敬史 作画監督補佐 佐古宗一郎、小澤円、佐藤この実、西島翔平、林あすか、宇良隆太 美術監督 海老澤卓也 美術デザイン 佐藤豪志 色彩設計 竹澤聡 撮影監督 松井伸哉 撮影監督補佐 浅黄康裕 CGプロデューサー 黒川幸佑 CGディレクター 奥納基 モーショングラフィックス 岸これみ 編集 定松剛 編集助手 松本秀治 音響監督 高寺たけし フォーリー 倉橋静男 効果 山谷尚人、長谷川卓也、緒方康恭 録音調整 平野延平 録音助手 なしもとりょうこ 音楽 川崎龍 アニメーション制作 レイ・デュース ■関連タイトル Blu-ray Fate/Grand Order -First Order-【Amazon.co.jp限定】オリジナル特典 「複製原画セット」付 Fate/Grand Order Memories III 概念礼装画集 第2部 上 2018.04-2019.12 Fate/Grand Order 2021年版日めくりカレンダー Blu-ray Fate/Grand Order THE STAGE‐冠位時間神殿ソロモン‐完全生産限定版 Fate/Grand Order Original Soundtrack I 初回仕様限定盤 Fate/Grand Order material I TYPE-MOONエース Fate/Grand Order Fate/Grand Order 電撃コミックアンソロジー Fate/Grand Order アンソロジーコミック STAR Fate/Grand Order コミックアラカルト 1 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! 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Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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419 名前: Fate/■■■■■ ◆JtheEeHibM [sage 一日目・言峰教会・返事 - オルター・ペド] 投稿日: 2007/07/06(金) 10 23 09 「それよりちょっと待ってくれ。 アンタには言わなくちゃいけないことがある」 「ほう。懺悔ならばいつでもかまわんが」 「いや、そうじゃない。はやての事だ」 そうだ、こんな重圧に負けている場合じゃない。 ここに来たのは、はやての護衛だけではなかった筈だ。 つい先程、 『家に着いたらまずは、保護者にがつんと言ってやらねばなるまい』 なんて決めたばかりじゃないか。 ここで言うべき事は言っておくべきだ、正義の味方的に。 …………何だかすでにヘンな思考になっている気もするが気にしてはいけない。 冷静になったら負けだ。何に負けるかは知らないけど。 「アンタ、あの子の保護者なんだよな。 深山町まで一人で行かせたりするなんて何考えてんだ」 「成程……その事か」 神父から薄ら笑いが消え、表情が引き締まる。 「放浪癖のある娘でな、こちらもほとほと手を焼いている」 「いやアンタに言ったんだアンタに」 間髪入れずにつっこむ。 真面目に聞くかと思えば責任転嫁してるじゃないかこの男……! 「忙しいとも聞いてる。ちゃんと目が届いてないんじゃないか?」 監督不行届きとなれば、それはもう問題である。 アクティブすぎるお出かけとかどこから仕入れたか分からない知識とか、もういろいろと。 甘いもので仕返しなんて、いつか藤ねぇ路線に走りかねない。 「好きで放っているわけではない。私とて出来うる限り目を離さんようにはしている。 だが私一人では限界があるのも事実でな。 手が離せないときに何を見、何をしていようと止めようが無い」 ええやんそんぐらいー、と抗議の声が聞こえたが、ひとまず無視。 「分かってるなら、対応策ぐらいちゃんとするべきだろ」 「もっともな話ではあるが。 ……ふむ、随分と絡んでくるな。そんなに彼女が気に入ったかね?」 「――――!」 き、気に入ったかって、なんでそんな話に―――! 「な、なんの話だ! 俺はただ、保護責任の問題をだな―――」 「まあ落ち着け。そこまで言うのなら、君が世話役になればどうだ?」 「―――え?」 「先ほども言ったが、私以外にはやての世話をする人間はここにはいない。 忙しい時に、私の代わりにはやての様々な世話をこなす役が空いている。 見ての通り足の不自由な子でな。 プライベートな部分を含め多くの場合で手助けが必要だ」 見透かしたような笑みを浮かべ、神父は続ける。 「幸い、アレも君を気に入っているようだ。その身を委ねることに異は唱えまい。 抵抗すらせず、その全てを君にさらけ出すだろう。 故に望むがいい。 もしその時が来たら、君はこの巡り合わせに感謝するのだからな。 その、己の底にある嗜好を満たしたいのなら、申し出を受け入れるだけでいい」 「な――――」 目眩がした。 神父の言葉はまるで要領を得ない。 そんな話じゃない、はずだ。 ……それなのに何故か、コイツの言葉はいやに胸に入り込み、まとわりついて離れない――― 「あかんよ綺礼。士郎さん学生なんやから学校があるやん」 神父の言葉を遮る、はやての声で我に返った。 「そうか。こういった手合いは時間がかかるからな、いっそ気付かぬまま倫理観をぬぐってやろうと思ったのだが」 「それは単なる犯罪者さんやんか」 「だからこそ良い意匠返しになると思うのだが……まあいい」 そこまで言うと、神父ははやての方に向き直った。 420 名前: Fate/■■■■■ ◆JtheEeHibM [sage 一日目・言峰教会 - オルター・ペド ~ 教会みやげ] 投稿日: 2007/07/06(金) 10 30 55 「興味は尽きないが、悪いが私はこれから用事がある。 接待なら奥の部屋を好きに使うといい」 「何や、でかけるん? せっかくお土産も買うてきたんやけど」 そう言い、はやては江戸前屋の袋を掲げる。 「残念だが無理な相談だ。その分を客に振舞えばいいだろう」 「しゃーない、ちゃんと取っとくから後で食べるんやで」 「手ぶらで帰すのも悪かろう。土産に渡したらどうだ」 「ええな。綺礼の分の残りはそうするわ」 「――――」 「…………」 互いに黙り込む。 さっきまでとは違った意味で、重い空気が流れる。 神父は先ほどまでと違い、浮かない表情に思える。 はやては笑みを浮かべているものの、ある意味凄惨なものに見えた。 「……時間だ。私は行くが、君はゆっくりしていくといい、衛宮士郎」 沈黙を破ったのは神父のほうだった。 はよ戻ってきいやー、というはやての言葉を背に受けて、神父は礼拝堂から去っていった。 「残念、逃がしてもうた」 振り返ると、はやてが舌打ちしていた。 長年の付き合いから要領を得ているのだろうか。 あの神父のあんな表情を見ることになるとは思ってもみなかった。 「本当に仕返しだったんだな、そのたい焼き」 「最初からそう言うてたやん」 甘いなぁ、と笑う少女。 ……切嗣(オヤジ)、女の子にはやさしくしろって、危機回避の言葉じゃないよな……? 421 名前: Fate/■■■■■ ◆JtheEeHibM [sage 一日目・言峰教会 - 教会みやげ] 投稿日: 2007/07/06(金) 10 31 56 あのあと。奥でたい焼きをお茶請けに、ずいぶんと話し込んでしまった。 気がつけばけっこうな時間で、家までの距離を考えるともう出ないといけないタイミングだ。 「悪いな、お邪魔したうえにみやげまでもらって」 「べつにええて。もともとお礼なんやし、こっちも楽しかったからとんとんや」 三袋あった江戸前屋のたい焼きは、一つはあの神父の分として手をつけておらず、 一つはお茶請けとして半分ほどを消費し、残る一袋が俺の手元にある。 ……あの神父に同情するわけじゃないが、この量はやはり尋常じゃない。 甘味好きでも食べきるのは難しいんじゃなかろうか。 「……なあ、はやて。今更だけど多過ぎないか、たい焼き」 「ああ、これな? 心配せんでも大丈夫や。 実は綺礼、わたしに知らせんと狗拾ったみたいなんや」 「い、犬?」 「食べ切れへん時はそっちにあげるやろ。 一応ナイショにしとるから黙っとるけど、もうばれとるんやから会わせてくれてもええのに」 …………あの神父が? 少ししか見ていないが、生き物を飼うなんて柄じゃないぞ、アイツは。 「……まあ大丈夫ならいいか」 親子関係は良好らしいので、深くは考えなくてもいいだろう。 礼拝堂を通り、扉へ向かう。 「せや、ちょうええか?」 「ん? 何だ」 「士郎さん、『お守り』みたいなもん持っとる?」 「お守り?」 「大事にしてたり、いわれとかありそーな物とかや」 言われて一つ、思いついたものがある。 十年前の火災から助かったとき、俺は銃弾のようなものを手に持っていたらしい。 底部に何かの文字が刻まれたそれは、今でも引き出しの奥にしまってある。 「あらへんのやったら、言峰教会参拝記念っちゅーことで、なんか記念品でも渡そ思てな」 お守り(アミュレット)の類は教会としてはご法度なんじゃなかろうか……? まあ、それは置いておくにしても……どうしようか? 【Arc Lightening】:もう持っているから、遠慮しよう。 【Psionic Gift】:せっかくなので受け取ることにする。 【Temple of the False God】:すまない、俺は仏教徒なんだ。 投票結果 【Arc Lightening】 5 決定 【Psionic Gift】 4 【Temple of the False God】 0
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《王の財宝》 シーンカード コスト5/青 ボーナスアイコン RANK+1 《使用条件》自分の「アーチャー」がフロントにいる。 [メイン/自分]《宣》自分の「アーチャー」1枚は、 ターン終了時までCP+1000を得る。 [アタック/自分]《宣》このカードを捨て札にする。 その場合、カードを2枚引く。その後、手札1枚を捨て札にする。 ほぉ、漸く決心がついたか。 Fate/Zeroで登場した青色のシーンカード。 自分メインフェイズ時、アーチャー1枚にCP+1000を与えるテキストを持つ。 また、自分アタックフェイズ時、自身を捨て札にすることで2枚ドローし、手札1枚を捨て札にするテキストを持つ。 2013年05月02日付の今日の1枚として公開された。 関連項目 アーチャー 収録 Fate/Zero 01-086 U
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「Fate/zero」の用語 【英霊】 【聖杯】 【聖杯戦争】 【宝具】 【魔術】 【宝具】 サーヴァントの持つ武装であり、象徴であり、奥の手とされる“物質化した奇跡”。 サーヴァントの元になった英霊の象徴に対する、人間の幻想を骨子に作り上げられた武装。そのためか「貴い幻想(ノウブル・ファンタズム)」とも呼称される。 本来は、その英霊の伝説に登場するとりわけ有名なアイテムが宝具となるため武器の形を取る物が多いとされるが、その英霊が有する伝説上の「特殊能力」も宝具に該当する場合がある。 また、「生前に築き上げた伝説がカタチになったもの」という性質から、伝説には明確なカタチで登場せずとも、英霊となったことで得られた、いわば死後の後天的な宝具というものも存在する。例えば参加者であるバーサーカーの「騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)」は、死後に逸話が宝具化した、特殊能力型の宝具である。 物質化した奇跡である宝具が開放する真の力は、魔術師の魔術のレベルを凌駕しているらしい。 なお、当然ながら、ロワ内で支給品となっているのは実体を持つタイプの宝具のみである。本来は伝説の担い手である英霊本人にしか完全に扱いこなすことはできないが、本ロワではメダルルールにより、相応のセルメダルを支払うことで誰でもその真価を引き出すことができる。 細かい設定は非常に膨大な物になるため、この場では以上の簡単な概念に止め割愛。
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Fate/Samurai Remnant 【ふぇいと さむらい れむなんと】 ジャンル アクションRPG 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション5プレイステーション4Windows(Steam) 開発・発売元 コーエーテクモゲームス(*1) 発売日 【Switch/PS5/PS4】2023年9月28日【Win】2023年9月29日 値段 9,680円(税込) レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ポイント 初代オマージュの伝奇時代劇アクション宮本伊織とセイバーの絆物語新サーヴァント新マスターも個性的初見殺しの外殻ゲージテンポの悪い霊地争奪戦 Fateシリーズ 概要 ストーリー システム ゲーム アクション その他 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 多数の歴史ゲームを手懸けてきたコーエーテクモゲームスが企画開発を行った『Fate』シリーズの一作。 慶安時代の江戸にて開催される聖杯戦争の亜種「盈月の儀」を舞台にしたアクションRPG。 二天一流の宮本武蔵の養子兼弟子として実在した人物 をモデルとした 宮本伊織(*2)が主人公である。 本編には新サーヴァントのみならず、『Fate/stay night』および『Fate/Grand Order』『Fate/EXTRA』などシリーズ別作品で登場したサーヴァントや関連サーヴァントも多数登場している。 発売直前にはコーエーテクモゲームスより、動画・画像投稿のガイドラインが公開されている。本項でも真名等のネタバレは記載しない。 DLCによる3つの追加チャプターが予定されている。 ちなみにサーヴァントとは実在の著名人(例 織田信長)や、伝説や伝承等の著名な存在(例 アキレウス)をその人物の情報を元に儀式により召喚した使い魔の事。 ストーリー 慶安四年、江戸。 血で血を洗った乱世の終結から早数十年、 民は泰平を享受する日々を送っていた。 だが、その裏で人知れずして七人七騎の殺し合い、 “盈月の儀”が幕を開ける。 浅草に住まう青年・宮本伊織を 渦中へと巻き込みながら─── 公式サイトより引用 システム ゲーム 探索 本作の舞台は慶安時代の江戸であり、賑やかな江戸時代を再現している。イベント・アイテム収集・売買・飲食の利用などが可能。 マップ内には浪人や盗賊、忍者・怪異の出現するポイントが幾つか存在し、立ち入ると伊織たちに襲い掛かってくる。 大江戸稼業 いわゆるサイドミッションであり「共鳴絶技で敵を撃破する(50)」などの項目を達成すると報酬が貰える。 巴比倫弐屋(ばびろにや) いつかどこかで見たような金髪の外国人が営業している質屋。他の万屋では買えない貴重な品が置いてある。 技珠 レベルアップで得るスキルポイントに変換できるアイテム。伊織とサーヴァントのスキル解放に使用する。 魔術工房 伊織の自宅を改造して作った工房で、いわゆる拠点。武器の強化方法、道具の生産などを行う。 異傅 いわゆるサイドストーリーで、主に協力関係にあるサーヴァントとの関わりを描いている。 クリア後は敵陣営にまつわるサイドストーリーが追加される。 犬猫 江戸のマップにいる犬や猫と触れ合うとHPと共鳴ゲージがごく僅かだが回復する。コエテク繋がりで『風花雪月』を思い出したという人もいたり。 町の試練 古びた社・忍び見習いなどの収集要素や、浪人・怪異討伐といったマップごとのサイドミッションで、達成すると報酬が貰える。 名所 特定箇所を訪れると、各種ゲージが回復し、魔術に使用する貴石を入手できる。 わくわくスポット セイバーが特定場所 主に屋台 に興味を示すことがあり、そこでの会話イベントによってスキルポイントを獲得できる。スポットに来るとセイバーは嬉しそうにはしゃぎ出してかわいい。 霊地争奪戦 聖杯戦争の霊脈の奪い合いを江戸の街並みに再現したSRPGパート。 伊織陣営や逸れのサーヴァントなどを動かして、敵の領地を奪いつつ制限ターン数内に目的地に移動するのが目的。 相手側のサーヴァントおよび部下や怪異も同様に動いて来て妨害するので、本拠地から寸断されないように行動する必要がある。 回想戦 これまで戦った強敵との再戦が可能。クリアに応じて報酬が獲得できる。回想戦限定のシチュエーション戦なども用意されている。 アップデートにより伊織以外のキャラでも遊ぶことが可能になった。通常は時間制限があるサーヴァントが好きなだけ使える。本編では操作不可能なサーヴァント・DLCで追加されるサーヴァントも特定条件を満たせば選択可能となる。 アクション マスターとサーヴァントによる協力バトル 本作は伊織とセイバーの2人が協力して敵を倒すアクションRPGである。 操作性こそ無双シリーズのそれを継承してはいるものの、ゲーム性は『P5S』をよりアクション重視にしたもの、かつ『仁王』などTeam NINJAが手掛けるような高難易度タイトルのものに近い。 難易度選択は可能であり、回復アイテムの上限数はかなり多い(使用も瞬時に行われる)。 伊織は剣豪・宮本武蔵直伝の二天一流であり、二刀流と一刀流を併用する。 また魔術の心得が少しだけあり、貴石を消費することで伊織自身の特殊技を使用できる。 ゲーム進行に応じて2~5種類の「型」を任意に切り替えることができる。それぞれで性能が大きく異なるため、状況に応じて使い分けることとなる。 型を効果的に運用した後に他の型に変更すると、一定時間「残光」によって元の型に応じた強化を得る。こうした型同士の連携という点も『仁王』の構えシステムに近い。 セイバーなどのサーヴァントは伊織よりも強力な性能を持つが、イベント時を除き基本的には自動行動となっている。 プレイヤーが敵に有効打を加えると交代ゲージと共鳴ゲージが溜まり、サーヴァントの「共鳴絶技」を使用させたり、一定時間だけサーヴァントを操作することが可能になる。 対サーヴァント戦ではこれらを如何に活用するかが生死を分ける。 共鳴絶技 共鳴ゲージのストックを消費して、サーヴァントの特殊技を使用させる。ゲージはプレイヤーが敵に有効打を与えたり、探索中にサーヴァントとの協力アクションを行う、特定アイテムの使用などで貯まる。 『戦国無双5』の閃技や『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』の戦技などと同じ概念であり、外殻ゲージを削りやすい以上に敵を強制的に怯ませられる・発動中は無敵になるものもあるなど、攻略にとても重要となる。 協力技 戦闘中にセイバーに近付いて表示されたボタンを押すと、2人で協力技を放てる。 協力技は共鳴絶技としても使用できるが、それとは違って外殻ゲージ削り・怯み時間が大きく、共鳴ゲージも若干多く溜まる。 秘剣/宝具 操作キャラは各々専用ゲージを用いる必殺技を持っている。 敵にダメージを与えることでわずかにゲージがたまり、基本的には戦闘エリアのほぼ全域にダメージを与えることが可能。 外殻ゲージ 一部の強大な敵は、HPゲージの他に外殻ゲージがある。外殻ゲージが表示されている敵にはほとんどダメージを与えられない。 敵の攻撃後の一定時間内への反撃、セイバーを含めたサーヴァントの攻撃、応刀(ジャスト回避によるカウンター)、他に共鳴絶技・協力技・魔術など有限リソースを使った攻撃で外殻を削れる。 『stay night』などで言及されたように、サーヴァントや怪異といった神秘を纏うものは人間に対して絶対的な戦闘能力の格差を持つ。これを表現するためのシステムとされる。 伊織はセイバーの他に、逸れのサーヴァント達と協力関係を結ぶことになる。これにより、セイバー以外の持つ「共鳴絶技」や交代を行える。 その他 彫仏 伊織が趣味としている仏像彫りのミニゲームであり、成功して手に入れた仏像は基本的には高く売れる。 刀剣手入れ こちらもミニゲームの一種となっている。成功させると一定回数だけ経験値にボーナスが入る。 喧嘩仲裁 街中の町人同士の喧嘩を仲裁するミニゲーム。タイミングよく正しい側のボタンを押す。 評価点 アクションのサーヴァントバトルロワイヤル 今まで『Fate/EXTRA』や『Fate/EXTELLA』などRPG・アクションゲームとしての派生シリーズ作は出たものの、スピンオフ・番外編であったり派生した世界観による独自路線が強かったりした。 それは本作も同様なのだが、『stay night』に近い聖杯戦争とそのストーリー体験に重きをおいたアクションゲームであり、長年のファンの待望であった「聖杯戦争アクション」が叶ったゲームになっている。 サーヴァントの強さを身をもって経験できるというのもシリーズとしてはなかなか貴重。 時代劇のFate 本作は中世の100万人都市と称される江戸時代を舞台にしており、現代劇が常であったTYPE-MOON作品としても新鮮味がある。 それでいてFateシリーズならではの魔術などの伝奇要素と、歴史・伝承を巧みに組み合わせたフィクションへの昇華も相変わらずの高評価。 江戸時代という点だけ見ればありふれたものかもしれないが、慶安時代を拾ったゲームとなると意外にも少ない。 地名が現東京とあまり変わらないため馴染みある地名が多く、マップそのものはオリジナルだが地域の特徴を捉えたデザインになっている部分もあったり細かい部分でこだわりが見える。 この辺りは数多くの歴史ゲームを手懸けてきたコエテクの面目躍如と言えるだろう。 キャラクターとサーヴァント シリーズ名物のサーヴァント達は今回も高評価。過去の英雄を元にした英霊・サーヴァントは有名どころから、知る人ぞ知るレベルまでそれぞれ。セイバーを初め、みな個性的であり、本編で印象に残りやすい。 一方で『stay night』『Grand Order』などの過去作品で登場したキャラもあれば、姿格好は同じでも全く性格が違うキャラもあり、『Fate』のオールスターゲームとしても楽しめる。 『Grand Order』で初登場したサーヴァントである女性の宮本武蔵が登場。伊織の師匠と同名ということもあり、改めての師弟描写を見せてくれる。性格的には殆ど同じのようで伊織はすんなり納得してそのまま師匠と呼んでいる。 伊織の師匠である男性の宮本武蔵は作中では既に逝去しており、サーヴァントの女武蔵は所謂パラレルワールドの存在でパラレルワールドを移動していることが序盤で説明される。 詳しくは省くが、『Grand Order』の時点で彼女は「並行世界から来た宮本武蔵」という設定のため本作で突然出てきた後付けではない。他のサーヴァントとは異なり『Grand Order』の宮本武蔵と全く同一の存在。 サーヴァント各々の切り札である宝具も例外なく、カッコイイ宝具解放シーンが用意されている。 宝具にも多種多様な設定がある。そのほとんどは王道的な必殺技だが、変身タイプといった変わり種もある。 由井正雪や鄭成功など、サーヴァントになってもおかしくない江戸時代当時の偉人をもとにしたキャラ達がマスターとして参戦しており、印象が特に残りやすい。 名物『Fate』キャラによく似た若旦那についてアーチャーから「人の妻が好きか?」(*3)と問われるなど色々と笑えるやりとりが多い。 兄思いで可愛い妹のカヤ、軽薄だが顔なじみの同心・助之進など、聖杯戦争にかかわらないキャラも本編の良い塩梅となっており、伊織が無辜の民の為戦う理由の一つになっている。 真名当て 概要に述べたように公式でアナウンスされているように真名についてネタバレは固く禁止されている。これは本作が真名当てに重視しているからである。 サーヴァントたちの真名は従来作同様ゲーム進行で判明する。正体不明のサーヴァントから言動や風体で推理するという『Fate/stay night』リスペクトしている作り込みで、推理要素が楽しめるようになっている。 一見鎧で誰かわからないように見えるライダーや逸れのセイバーもセリフ等から推測可能なため歴史に詳しい人であれば考察してみるのも面白いだろう。ただし既に公式で真名が開示されてるため調べる場合は注意。 本作には真名発覚で弱点露呈といったストーリー上での行動につながる展開もあり、本来想定されていた真名隠しの構想を拾っている。 セイバーと伊織 キャラの中でも主人公のセイバーと宮本伊織のやりとりは愛らしく、「わからいでかー!!」などの夫婦漫才のようなコミカルなやりとりが本編を癒やしてくれる。 セイバーは大食漢で好奇心旺盛という、子供のような性格のキャラでついつい食べ物をあげたり、名所に連れてってあげたくなりプレイヤーの母性/父性本能をくすぐってくれる。 一方でセイバーの正体は日本人ならピンと来る著名な人物で悲惨な過去を送っておりそれが『Samurai Remnant』世界の性格に繋がるなど、シリアスな要点も抜かりない。 本作のセイバーは『stay night』におけるセイバーのオマージュが随所に仕込まれていて、ファンからニヤリとできる部分も多い。 伊織はどこぞの『Fate』主人公のように女性キャラに好かれる。一方で、無辜の民を守るため聖杯戦争に参戦するという主人公らしい性格の持ち主で感情移入しやすい。その人と同じく魔術関係については多少扱える程度しか知識がないため周囲のキャラが儀やサーヴァントについて基本的な情報を解説してくれる。そのためFateシリーズ未経験でもついていけないということは全くないようになっている。 ちなみにサーヴァントに食事は一切必要ないのだが戦いには必要ない情報だからか誰からも教えてもらえなかった。 ストーリー 江戸を舞台にした聖杯戦争には、当時の外国との関わりや武士・剣術など多くの事情が盛り込まれ、引き込まれる背景が作られている。 由井正雪の乱(*4)など、当時の事件もそのものではないが元ネタとして取り入れられており、歴史を絡めての考察にも熱中できる。 それぞれの陣営が抱く願い、信条、思いなどが交差して、濃厚な人間ドラマになっている。 また、分岐ルートも存在しており、周回しても楽しめる要素がある。 異傅(いでん) いわゆるサイドストーリー。逸れのサーヴァントや別陣営のドラマは本編で描かれない描写や心情が知られる。 単にバトルだけでなく、エリアや江戸の住人と会話ができる点も良い。例えばドロテアに対する江戸の住人の反応は西洋人に馴染みのない反応をしてくれる。 特にアサシンがマスターのドロテアをお姫様だっこするシーンは色々と衝撃的である。 『FGO』に登場したサーヴァントも多く、彼らのファンは好きなサーヴァントで戦える。 霊地争奪戦 霊地の奪い合いというこれだけでも一本ゲーム化できるほど完成度が高く、熱中するものがある サーヴァントを動かし、どの場所で戦うかなど戦略要素も深い。 油断していると敵も容赦なく霊脈を奪うので気が抜けない戦いとなっている。 バトルアクション 伊織の剣術アクションは5つの型それぞれにコーエーのノウハウが巧みに混ぜられ、挙動やレスポンスの反応も良い。通常の敵は大量に襲いかかってくることが基本で、それをなぎ倒す爽快感もある。 ただし、伊織自身もゲームが進むと怪異やサーヴァントに抗し得る成長を見せていく。これが意味するものとは… 異傅や霊地争奪戦では他のサーヴァントを動かすこともある。彼らにもそれぞれのアクションが用意されており、セイバーの剣さばきやアーチャーの高速射ちなど人間離れしたサーヴァント達のアクションが再現されている。 BGM・主題歌 主題歌の「残夜幻想 feat. 六花 / スパイラル・ラダー」は本編の切なさと熱さにマッチしている。 BGMはどれも評判がよく、場面を盛り上げてくれる。 探索中のBGMは江戸を散歩したくなるような気分にさせてくれる。 雑記帳 キャラクターや用語などが書き込まれていく要は図鑑だがかなり内容が充実している。進行に応じて記述が増えたり開示されていく。ゲームプレイしてるだけでは知り得ない情報も多々載っているため必見。 初代オマージュの数々 キャラや展開に「入りが初代に酷似しているが、結末が絶妙に違う」という要素が多く仕込まれている。 「伊織とセイバー(本作)」は日常パート・戦闘パート共に「士郎とセイバー(初代)」を彷彿とさせるイベントが豊富 初代の「マスターがサーヴァントと闘う」という異常性にスポットライトを当てている。 アサシンのマスターや、年下の世話焼き(影有り)、ホムンクルスなどは初代ヒロイン・サブヒロインを彷彿とさせる。 川を挟んだ先の未知のテリトリーなど初代の深山町と新都の立地を彷彿とさせる。 賛否両論点 ゲームバランス、 サーヴァントの外殻ゲージ 基本的には「サーヴァントは人間とは別格の戦闘力を有する」という根幹設定を前提にゲームバランスが組まれている。これはサーヴァントの圧倒的な強さを実感でき、設定を忠実に再現していることは好意的に捉えられているが、これが 最初のチュートリアル時点でプレイヤーを容易に殺しゲームオーバーにさせる形で提示される ため、どう考えてもアクション初心者が標準設定で気軽に手を出せるゲームでないことは否めない。難易度選択と体験版が存在するため、それらによる検討は必要かもしれない。 加えて、強力な怪異とサーヴァントは基本的に外殻ゲージ→体力ゲージ(外殻ゲージの再出現もあり)と二段階以上かけて削らなければならず、戦闘に結構時間がかかる。 その為戦術としては「共鳴ゲージ回復」→「共鳴技&宝具&協力技」の繰り返しなることが最適とされ、これでは作業になってくるという意見も。特に序盤は外殻ゲージを削りやすい手段がかなり限られるので、余計に時間がかかる。 本作では難易度による報酬の変化や高難易度モードが条件の実績等はない ため、硬いなどと感じるのであれば素直に難易度を下げることをオススメする。ただし、それで作業感が無くなるとは言い切れないが。 アップデートによりさらに簡単な難易度と高難易度が追加されている。 最終的に伊織がサーヴァント並みに強くなるためサーヴァントの圧倒的な強さについての体感は徐々に薄れていくが、ストーリーとしても伊織がそこまで強くなっていくこと自体に意味が持たされているし、Fateシリーズの他作品においてもマスター自身がサーヴァントと交戦したり、出し抜くシーンもあるため設定崩壊しているわけではない。 サーヴァント自体は全体的に攻撃アクションの範囲やモーションが強めになっておりスーパーアーマーも持っているため差別化はされている。 犬猫撫で 町中の犬猫を愛でるマスターやサーヴァント達の可愛い姿を見られると言う心温まるシチュエーション……なのだが、大江戸稼業のために撫でる必要があるにもかかわらず、マスター→同行サーヴァントと順番に撫でるため無駄に長くスキップできないので非常にテンポが悪い。何度も見せられるので飽きる。 ボタン連打によって回復出来るが、回復量は脅威の1単位で、ボタン連打してなお実用性は殆どない。 伊織以外のキャラ操作パートでも撫でることができ、セリフやモーションも用意されている。ただしアサシンなど一部のキャラは同行してても撫でなかったり、そもそも操作時には犬猫が配置されなかったりする。 宝具 ゲーム上の演出とバランスであるから仕方ないのであるのだが、宝具を発動してもそこまでの威力は無い。宝具は一撃必殺の技と称されるためどうも違和感を覚えやすい。 真名バレになるので、ほとんどのサーヴァントが中盤以降しか放てない。 DLCで使えるようになる若旦那は他のサーヴァントと違い宝具が使用できず共鳴技も一つしかない。使わないのも本気を出さないのもむしろ設定としては正しく、あくまでDLC1弾のおまけのファンサービスに留まっている。真名開示もされないため、シリーズを知らない人からすれば手抜きに感じるかもしれない。若旦那の性格については本編中でもわかるようにはなっているがそれだけで納得できるかは微妙なところである。 問題点 霊地争奪戦 SRPG風に進められるが、若干サーヴァントや伊織の移動に時間がかかる。 またわざわざ紅玉の書が「○○を取ったぞ」「○○を取られたぞ」などの戦局を報告してきてテンポが悪い。 敵の進み次第で失敗すると全て一からやり直しになってしまう。途中で任意セーブが効くのが救いか。 人間敵の外殻ゲージ サーヴァント・怪異のみだけではなく、一部の盗賊や浪人などといった強敵にも外殻ゲージが存在する場合がある。 サーヴァントはまだ人間とサーヴァントは能力格差があるから仕方ないが、魔術心得のあるとはいえ一部の人間まで固くしてしまっているとなると、せっかくの伊織の剣術アクションの迫力が薄まるという声も。 サーヴァントのアクション性能による格差が大きい。 セイバー以外の他のサーヴァントは技が固定であり扱い辛いという意見もある。 特にランサーやアサシンはモーションが大きくスピード感あるような動きが出しづらいため苦戦しやすい。 ルート分岐 中盤と終盤それぞれの選択肢によって、キャラの生死とラスボスが3つに分岐する。しかし『stay night』のような大きなルート変化を期待すると肩透かしをくらう。 ただし、2周目以降限定の隠しルートは2ルートとは全く異なる結末を迎える。 ルートによっては真名開示されず、所謂ナレ死してしまうキャラもいるため、その部分のみは周回前提のつくりになっている。 既読スキップや、イベントスキップなどシステムとしては充実してる上、異傅に関しては一度クリアすればそのデータではいくら周回してもクリア済み判定になっていたりと苦にはならないようにはなっている。ただし、霊地争奪戦は再度プレイが必要。 グラフィック PS5世代のゲームではあるが、背景の作り込みが甘く岩や植物などが安っぽく見える。 Switch版はさらに質が悪く、街での移動中は常時処理落ちも同然で動きが非常にカクカクする。 イベントシーンや戦闘中では処理が多少軽くなるものの全編を通して快適に遊べるとは言い難い。 回復アイテムがやや入手しにくい 共鳴ゲージ回復や体力回復アイテムは町の屋台から購入・イベント入手・敵のドロップからの入手となるが、このうち購入に関しては店舗ごとに一度に買える数の制限がある。数を集めるには各地の屋台を回る必要があり、少々面倒。 慣れていないプレイヤーほど各種回復アイテムを湯水のように費やす羽目になるので、この点は辛い。 総評 Fateファン待望のアクションRPGで描かれる聖杯戦争であり、江戸時代劇とのミックスも相まって高評価である。 シナリオも多くの魅力的なサーヴァント達と江戸時代の著名な人々が登場して、濃厚な人間ドラマを描いた作品になっている。 余談 公式では既にサーヴァントの真名が公開解禁されているため、本作の公式サイトやX等で当然のように真名が表記されている。ゲームを買うために情報を集める場合は注意が必要。 『Fate/Grand Order』では2024年1月に本作とのコラボイベントが行われ、本作から主人公の伊織を含めた4体のサーヴァントが実装された。こちらでも告知ページの時点で真名が開示されていた。 内容としては『Grand Order』寄りの世界で儀に再度巻き込まれるあらすじから展開される、本作の後日譚となっている。武蔵はとある事情により未登場。 ちなみに、『Samurai Remnants』本編の武蔵は、『(発売から数年前に開催された)期間限定のサマーイベントに登場する直前』という時系列設定になっている。これはイベントの時点でSRの企画が始動していたため。その後武蔵がどうなるかはメインシナリオにて語られており、コラボイベントで未登場の理由にもなっている。 本作中では明言されないが、資料書籍『Fate/Samurai Remnant material』では作中世界が剪定事象(*5)である旨の記載がある。 作中で伊織が豚にされ、操作可能かつセリフもボイス付きで変わる場面がある。この豚にされた伊織のぬいぐるみが受注生産で販売されており、これが伊織の初立体化商品である。
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元スレURL 彼方「安価でバイトを変えようと思うぜ~」 概要 掲示板で安価な高額バイトを募集する彼方 逞しくも順調に大切な何かを踏み外していくその行く先は… タグ ^近江彼方 ^エマ・ヴェルデ ^朝香果林 ^優木せつ菜 ^上原歩夢 ^高咲侑 ^近江遥 ^安価 ^鬱 名前 コメント
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Fate/End of Days-Prologue 1 Fate/End of Days-Prologue 2 Fate/End of Days-Prologue 3 Fate/End of Days-Prologue 4 Fate/End of Days-Prologue 5 Fate/End of Days-Prologue 6 Fate/End of Days:ゴールデンベアー道場
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登録日:2016/12/17 Sat 20 43 44 更新日:2024/04/21 Sun 02 36 58NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate TYPE-MOON お弁当 アルターエゴ ケイオスタイド ティアマト デカい←色んな意味で ヒンドゥー教 ビースト ビーストⅡ ママ メソポタミア神話 ヤハウェ 人類悪 半身大蛇 原初の海 回帰 天照大神 巨乳 手ブラ 日本神話 材料 母 母胎 泥 爆乳 角 ※注意※ この項目には『Fate/Grand Order』のネタバレが含まれています。 生命は海から生まれた。原初の海ナンム。始まりの女神ナンム。 人類にとって、女神とは海そのもの。潮騒は呼び声となってお前たちの罪を克明にする。 思い出せ。忘れるな。 この声こそお前たちの原罪。この名こそお前たちの救済。 その名は――――― ―――かないで――― ―――いかないで――― ―――れないで――― ―――はなれないで――― ―――わたしから、また――― ―――また、わたしをおいていかないで――― かえってきて―――かえって――― もういちど、わたしのもとに――― もういちど―――もういちど――― いえ―――いいえ――― もうにどと―――もうにどと――― わたし を あいさない で ●目次 プロフィール 【概要】 【ストーリー中での活躍】 ファム・ファタール 巨神ティアマト ティアマト(ビーストⅡ) ラーヴァ/ティアマト プロフィール ILLUST:山中虎鉄 CV.悠木碧 クラス:ビーストⅡ マスター:なし 真名:ティアマト 身長:160cm~74兆1000000000万km2(銀河の面積に合わせる) 体重:虚数なので重さは計測できない。ゼロと同じ。反面、体積は無限となる。要は四次元ポケット。 出典:古代メソポタミア神話 地域:メソポタミア 属性:混沌・悪 ◆ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 A+ EX C A++ EX - ◆クラススキル ○獣の権能:A 対人類、とも呼ばれるスキル。 英霊、神霊、なんであろうと“母体”から生まれたものに対して特効性能を発揮する。 これはビーストII本体だけでなく、彼女から生まれた魔獣すべてに付与される。 ○単独顕現:B 単体で現世に現れるスキル。 一度顕現してしまえば七日に渡りインド洋を塗り替える。 顕現してからは休む事なく魔獣たちを生み出し、人類を食い尽くす。 反面、ビーストⅡ本体は海そのものなので陸地にあがる事はできない。 人類掃討は子供である魔獣たちの仕事となる。 また、このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、 時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。 ○自己改造:EX 黒い生命の海を用いて自分の霊基を作り替える。 通常の霊基状態(ファム・ファタール)から、全長60メートルを超す竜体に成長する。 竜体になったティアマトはランクA++以下の攻撃を無効化する。 ◆クラススキル ○生命の海:EX ビーストⅡは生命を生み出す海そのものである。 地球創世期の真エーテルを循環させている為、この海の中では魔力は無限に供給される。 黒泥に囚われ、海中に沈んだ者は自己改造、生態変化、生態融合、個体増殖といったスキルがランダムに付加される。 海から地上に出る際にはビーストIIと細胞クラスでのギアス……塩基契約(アミノギアス)しなければならず、自動的に人類の敵になってしまう。 ○自己封印:C+++ ビーストⅡを縛る自傷の縄。 人類の集合無意識から“もういらない”と追放されたことを嘆き、憎むビーストⅡだが、その深層意識では“それも仕方のない事だ”と受け入れている。 その根源が『母』であるビーストⅡは最後の最後で人類の庇護に回りたい、という欲望を持っている。 この自己封印はそれがカタチになったもの。 ビーストⅡは常に自分を封印している。その痛みはビーストⅡの全体HPの50%を毎ターン与えているに等しい。 まれにビーストⅡが取り乱して海から出ようとすると、封印は瞬間ダメージを90%にまで高めてこれを戒める。 +++がついているのはその為だ。 ○ネガ・ジェネシス:A ビーストⅥが持つ『ネガ・メサイヤ』と同類のスキル。 現在の進化論、地球創世の予測をことごとく覆す概念結界。 これをおびたビーストⅡは、正しい人類史から生まれたサーヴァントたちの宝具を無効化してしまう。 具体的に言うと「人」と「星」のカテゴリサーヴァントの宝具にバリアを張る。 ○怪力:A++ 魔物としての能力。自身の筋力を向上させる。 ほぼ最上級のもの。黒泥を体とし、竜体として現れたティアマトの筋力は巨人のそれである。 ◆宝具 なし。中心にいる頭脳体が宝具と言えないこともない。 何じゃこりゃあ…… このスキル群はDr.ロマンがティアマトを分析した結果だが、ギルガメッシュをして「貴様ティアマトの太鼓持ちか!」と怒鳴るほどに非の打ち所がない。 更にこれに加え、「生命が現存する限り決して死なない」という訳が分からない特性を持つ。 ティアマトは「全ての生命の母」であるため、「生命体が生きている」という事自体がティアマトの存在を証明してしまう。 現人類を脅かす脅威でありながら、人類の存在自体が彼女の生存を手助けしてしまうという矛盾故、正攻法では決して滅ぼすことが出来ない。 ティアマトを滅ぼす方法があるとすれば、それは元より生命の存在しない世界に落とすか、死の概念が存在しないものすら殺す天敵を連れてくる他にない。 【概要】 メソポタミア神話における創世の神のひとり。 神々は真水であるアプスー、塩水であるティアマトから生み出された。 その後、子供である神々は原父アプスーに反旗を翻し世界の支配権を獲得する。 この時、ティアマトは子供たちの行為を穏やかに容認した。 夫への愛より子供たちへの愛が勝っていた証左である。 しかし、神々は母であるティアマトにさえ剣を向けた。 ティアマトは嘆き、狂い、新しい子供として十一の魔獣を産みだし、神々と対決する。 戦いの末、ティアマトと十一の魔獣は破れた。 神々は彼女の死体を二つに裂き、天と地を造り、これを人界創世の儀式としたという。 これがメソポタミア神話におけるティアマトの伝承である。 しかし実際は違う。 ティアマト神とは、生命を生み出す原初の海そのもの。 まだこの惑星に生態系が確立されていなかった原初の時代に生命を生み出した土壌であり、 生態系が確立された後、不要なものとして切り捨てられ、虚数空間に封印された母胎である。 生命をランダムに生み出すティアマト神は、生態系が確立された段階で既に不要な存在であり、 同時に生命体がこの星に準じた知性を獲得する行程において、邪魔なものでしかなかった。 ティアマト神に人格らしきものは確認できない。 理想をなくしたのか、はじめから理性がないのか、どちらともとれる。 しかしどちらにせよ、今の彼女はただ子供を産み、育て、愛でる事だけを存在意義とするものであり、 自分を否定し、拒絶した人類に対し、防衛本能として殲滅の道を選んだ大災害に他ならない。 人類にとって生態系を塗り替えるティアマト神はおぞましい侵略者(インベーダー)であり、 ティアマト神にとって人類とはおそろしい異星人(エイリアン)である。相容れる事は決してない。 それ故、ティアマト神は人類悪の一つに数えられる。 人類史が拒絶したもの、人類が滅ぼした悪、人間の獣性が生み出した災厄の獣達。 これらを以って彼女の枠組みは決まった。創世の女神など偽りの名。 其の名はビーストⅡ。 原罪のⅡ、母から離れ、楽園を去った罪から生まれし、最も古い悪。 もう一度地球の生態系を塗り替え、全ての母に返り咲く『喜び』をもって人類を滅ぼす、『回帰』の理を持つ獣である。 【ストーリー中での活躍】 ストーリーでの登場は第七章「絶対魔獣戦線バビロニア」。 ソロモンによって虚数世界から地球に引き戻されたが、ギルガメッシュが召喚したマーリンがティアマトを夢の檻に封じた事で眠りについていた。 しかし、ティアマトから聖杯を心臓として埋めこまれたエルキドゥの遺体がキングゥとして起動。 キングゥはゴルゴーンをティアマトと同調させることで感覚を共有させ、生きている限りは目覚めないはずのティアマトはゴルゴーンの死によって目覚めさせた。 自分を封じていたマーリンを握りつぶしたティアマトは、一瞬にして海をその権能である黒泥・ケイオスタイドで侵食し、 そこから生まれた新人類ラフムは旧人類の掃討を開始した。 Grand Order作中では三段階の姿で登場する。 ティアマト周辺では特殊状態『ケイオスタイド』により、ターン開始時に大ダメージを受けるので注意が必要。 また一部場面では特殊状態『地響き』により、戦闘開始時にパーティの列がランダムで変更される。変えられても大丈夫なように編成しておこう。 ファム・ファタール ADVENT BEAST 1/1 人類悪 顕現 キングゥから聖杯を奪ったベル・ラフムが聖杯をティアマトに譲渡したことでケイオスタイドから浮上した際の形態。 その姿は上記マテリアルにある通り、身長160cmほどの少女のもの。 3を上下逆さにしたような形の巨大な角と竜尾、身長をゆうに越えるやや緑がかった水色の髪と太めの眉、「星の内海を映す」と表現される十字赤紫の瞳が特徴。 また、衣服と呼べるものは肩から腕にかけてと太ももより下を覆う皮のようなものと、かなりローライズなショーツのみ、胸に至っては腕で隠れてはいるが完全に丸出しであるうえ、 腹部に翼の様な淫紋文様が刻まれている。 七章が林檎の審査で時間かかったのってこの子のせいなんじゃ…… 手を胸元で組み、腕と足は金色の鎖によって拘束されて身動きが取れない状態になっている。 これは後述の戦闘描写も併せて、『既存の生態系を破壊したくない』という地母神としての最後の理性の現れではないかと推測されているが詳細は不明。 上述の通りこの形態はまだ三段階あるうちの一段階目であるが、この時点でその霊基は七つ分の聖杯を上回る、超々々級の魔力炉心を持っている。 また水爆に匹敵する魔力を行使出来るようであり、ペルシャ湾に居ながらにしてこの時点でウルクを吹き飛ばすことが出来たという桁違いの怪物である。 ……繰り返すが、まだこれでも一段階目である。 戦闘はラフム二体を引き連れているが、攻撃は一切してこない。なので先にラフムを倒してしまえばただのサンドバッグになる。 ただしスキル行動『謳う』で三種類の5ターン全体デバフを順番に使い続けるので、延々とデバフが積もり続けて長期戦になりがち。 クラスもシールダー同様に相性がない『ビースト』なので耐性はないが弱点も存在しない。 ちなみにこのデバフは味方であるはずのラフムにも無差別にかかる。 余談だがファム・ファタールとは『運命の女』という意味で、男にとっての理想の恋人を指す。 さらに転じてその魅力的な振る舞いで男を虜にし、破滅へ導く毒婦という意味を持ち、神話におけるリリスなどや、マタ・ハリなどが例に挙げられる。 巨神ティアマト 直接的な戦闘がないため作中での正式な呼称ではないが、アルテラに倣いこう仮称する。 最初の戦闘により撃破されたファム・ファタールが拘束を解かれ、完全に理性を喪い自己改造スキルで巨大化した姿。 全体的なフォルムはファム・ファタールとほとんど変化はないが、角の数が増えより太さを増している。 この角によって腕を解いても胸の先端は隠れている。残念。 唯でさえ桁違いだった魔力量が更に上昇。星間航行すら可能な魔力量に、体内に膨大な生命原種を貯蔵した移動する生体工場とも言うべき存在。 人類があと数百年かかって到達する神の箱舟、それがティアマト神の正体である。 脚部は明らかに質量を維持できないというほどに細いが、ケイオスタイドの上であれば問題なく移動できる。 というか海そのものであるティアマトはケイオスタイドの上でしか活動できず、自身がケイオスタイドを生み出し陸を侵食することで活動領域を広げて移動する。 また、角を変形させることで本来は地の属性でありながら飛翔することも可能という反則染みた性能も持つ。 ウルクを壊滅させ新たな子であるラフムによる新世界を作ろうと進行を始め、 主人公たち、ゴルゴーン(アナ)、ケツァル・コアトルの決死の妨害によって翼を折ることには成功するものの、 陸地の浸食を含めティアマトの進行自体を止める事は出来ずついにウルクに到達。 ギルガメッシュに致命傷を負わせ、さらに大量の飛行型ベル・ラフムたちを特攻させることで主人公らカルデアメンバーを気絶させてしまう。 が、キングゥの『人よ、神を繋ぎ止めよう』によって拘束され、その拘束を振り解いたとほぼ同時に、エレシュキガルの冥界転移が完了。 イシュタルの一撃によってウルクごと2000m地下の冥界へ叩き落された。 が―― ティアマト(ビーストⅡ) CHILDHOOD'S END 1/1 第二の獣 決戦 冥界へ落下してなお霊基を膨張させ、ジュラ紀にまで回帰することで神性ならぬ神体として顕現。 人類が滅ぼすべき悪、『回帰』の獣としての本性を顕わにした、ティアマト神の真の姿。 その容姿は一言で表すなら人獣、あるいは人面竜。 大きく裂けた口を天に開き、逞しい四肢で大地を踏みしめる有翼の怪物。 しかしその顔にはファム・ファタール形態の面影があり、異形の中にどこか美しさを感じさせる。 サイズについても、約60m位あると明言されている。 エレシュキガルの権能・冥界の刑罰による大ダメージをものともせず、 逆にケイオスタイドとベル・ラフムで冥界を侵食、さらに飛翔し地上へ帰還しようとする。 これ程の事をしておきながら、これはまだ彼女が一番弱い状態であり、地上に上がれば最後、 一日も保たずウルクどころか地球は終了することになる。故に冥界に居る内に必ず消滅させる必要があった。 とは言え戦力差は圧倒的で万事休すかと思われたが、人理焼却による白紙状態を利用して徒歩で来た駆け付けたマーリンが生命を生み出す権能を花に変換することで侵食を阻害。 さらに、ジウスドゥラとして主人公たちをバックアップしていた山の翁がその正体を現し、翼を断ち切ると同時に『死』の概念を付与。 ようやく撃破可能な状態まで追い込むことに成功する。 そして通常のサーヴァントの霊基パターンに変化したティアマト神は、初めて感じた死の恐怖にベル・ラフムを最大量産しながら壁伝いに逃走を試み、 それを防ぐため最後の戦いが幕を開ける事になる。 戦闘はベル・ラフム単体が相手の底部、11体のベル・ラフムを相手にする中腹部、ティアマト本体との頭部の三段階に分かれている。 全体攻撃と多彩なスキルを有しているうえここでも『ケイオスタイド』が発動しているが、 エレシュキガルのサポートで大量のバフがかかっているうえに『花の魔術師』で自ターン終了時に大回復するので、少なくとも六章の円卓の騎士よりは楽。 クラス:ビーストで相性差もないので、好きなサーヴァントで挑めるイベント戦的な演出が強い。 特に中腹部の戦闘ではまさかの山の翁をサポート枠で使える。 冠位英霊資格者二人からの追撃を乗り越え、あと地上まで300mというところまで到達したティアマトだったが、 冥界という場所を利用し、賢王の精神と英雄王の能力を両立して現界したパーフェクトギルガメッシュの援護により、頭部の霊基核がついに崩壊。 どれだけ母が愛そうと子はいつか巣立つもの。 怒りはあっても憎しみはなく、ただ分かり合えぬ摂理があっただけの女神は冥界の底へ墜落しながら爆散、完全に消滅した。 そう思えたが… ラーヴァ/ティアマト 「『第二の獣は、他の獣より格下だ』そんなぼうげん、お母さんは許しません。」 ILLUST:山中虎鉄 CV:悠木碧 パラメータ 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C C D A EX EX 宝具 『毅き仔よ、創世の理に抗え(ナンム・ドゥルアンキ)』 母の力、見るが良い。見るよね? 驚くなよ? タイムスケール、グリっと弄る! さぁ、いくぞ―― ネガ・ジェネシス、展開。毅き仔よ、創世の理に抗え―― 『毅き仔よ、創世の理に抗え(ナンム・ドゥルアンキ)』!! なんと「Fate/GrandOrderArcade」にてアルターエゴとして参戦。 その姿は、まさかのロリおかんである。 アプリ版とは地続きであり、2017年に人類に敗北したという記憶もしっかり持っているのだが、「人類を守りたい」という愛情から無償で力を貸してくれることとなる。 地母神クラス、それも創世神クラスが分御霊とはいえ直接召喚されるというのは前例がない。 キャス狐ですら「天照大御神(モノホンの神様)のアルターエゴ(金色白面)のアルターエゴ」という存在なのにである。 ただ、サーヴァントとして相応にダウングレードしており、本人も自分の角が少し重たいと思っているらしい。 第二再臨まではロリ姿だが、第三再臨からはかつてのファム・ファタールに近いお姉さん姿に。 ただし口調はそのままなので「長身巨乳口足らずな、嫌われることは恐れるけど悪いことはしっかり叱るオカン」という萌え属性欲張りセットに アーケードにおける第7章『臨界繁栄都市バビロン』は、黒幕の手に落ちたギルガメッシュと、それに対する協力者エルキドゥ、 そして名無しのサーヴァント…に見せかけた冠位のサーヴァントの降臨と、 アプリ版第七章「絶対魔獣戦線バビロニア」とは色々対となる展開となる。 長らくアーケードのみの実装だったが、2023年4月にてドラコーとともに実装。 わたしはお母さん……。いや、違う、それは役職。 我が名はティアマト。アルターエゴ、でやってきた。 驚いたか人類。おまえたちが滅びると、わたしの負けが無意味になる。 よって力を貸してやる、という感じだ。 喜んだな人類。いいぞ。 親から独り立ちしてから追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 死の概念与えられて倒されたし今度はクラスチェンジするんじゃないの? -- 名無しさん (2017-01-03 19 12 58) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-01-06 23 33 03) そういや作中の宇宙人でも勝てないよって台詞、アレってエクステラ発売したばかりだからセファールでも勝てないっていうエクステラクリアした人に対するメタ発言みたいなもんかね -- 名無しさん (2017-01-07 00 00 10) シナリオは本当に腹痛くなるほどにやばい存在だったわ.. -- 名無しさん (2017-01-20 01 56 58) ティアマトはいろんなファンタジー作品でよく名前が使わてるから見慣れてたけど、神話を忠実に再現したティアマトがここまで恐ろしい存在とは思わなかった -- 名無しさん (2017-01-21 17 17 49) ORTはきのこが冗談めかしてたけど、こいつが出てきたときは本気でウルトラマンに助けを求めたくなったぞ。 -- 名無しさん (2017-01-25 00 47 37) アリストテレスより強いだろうな -- 名無しさん (2017-01-28 15 59 27) 宇宙人でも無理らしいからなぁ……でも、他の星は別世界らしいし、その最強生命体であるアリストテレスなら拮抗は出来るんじゃないか。あいつらもガチで襲ってきたら倒された余波で大陸焼き尽くす化けもんだぞ -- 名無しさん (2017-01-29 02 22 46) その発言はセファールでも勝てませんからねという意味だと解釈したけど、アリストテレスに関してはわからんね -- 名無しさん (2017-01-29 19 43 16) パーフェクトギルガメッシュで思わず笑みがこぼれてしまった。 -- 名無しさん (2017-01-29 20 23 44) ↑4 アリストテレスなんか人間の一兵器で倒される程度ですよ -- 名無しさん (2017-02-01 21 53 37) ↑ ブラックバレルで撃たれたらたぶんティアマトもやられるよ。あれ相手が強いほど威力が高くなるがん細胞みたいなもんだから -- 名無しさん (2017-02-01 22 15 37) やられたところで逆説的復元で即座に再生するから無意味だけどな -- 名無しさん (2017-02-01 23 13 54) 親から独り立ちしてから追記・修正お願いします。←上手い -- 名無しさん (2017-02-06 11 51 48) この戦いで使えるスキルマかつ宝具5のギルガメッシュだけど、正直レベルは90じゃなくて100にして欲しかったなと思わざるを得ない -- 名無しさん (2017-02-07 02 28 30) 母親の胎に還りたいジャックからすると理想とも言える存在な気がするがどうなんじゃろ? -- 名無しさん (2017-02-07 03 08 13) あらゆる即死はキャンセルのとこだけどつまり魔性菩薩の次元転移や宝具も無力化又は減衰されるんだろうか -- 名無しさん (2017-02-07 05 02 33) ↑だいたいあってる。なおこの即死耐性はビーストという座が持つ特性でもある。 -- 名無しさん (2017-02-07 10 25 05) 魔性菩薩だろうが釈迦だろうがティアマトの腹に起源があることに変わりないからな。 -- 名無しさん (2017-02-14 19 07 18) Fate所か型月世界と完全にリンクが離れた独特の創世神話持ってる所なら起源関係ないから即死できたりしないんだろうか。 -- 名無しさん (2017-02-14 19 39 37) 「どの時空にも」というものの解釈による。まあスター・ウォーズとか氷結鏡界のエデンみたいな完全な別世界ではどうなんの?ってことだと思うけど、そもそも世界またいだ比較はナンセンスだし、やるなら最強決定板案件なので議論の意味はない -- 名無しさん (2017-02-14 21 06 53) 急に謳うよ~ -- 名無しさん (2017-02-15 16 27 25) まさか英霊達と一緒とはいえ生身でガタノゾーア(ウルトラマンティガ)レベルの敵と戦うことになるとは思わなかったよママン・・・ -- 名無しさん (2017-02-18 19 16 31) 本編で死の概念与えて殺し切ったから今後はひょっこりクラス違いで召喚されそうだな -- 名無しさん (2017-02-25 11 12 07) 色々な能力披露されたが、ストーリー中で最も絶望するのは「飛べる」という極々単純なことという -- 名無しさん (2017-03-03 01 10 23) このティアマトをBBは取り込んだらしいがどうやって取り込んだんだろう… -- 名無しさん (2017-03-05 01 26 57) 最初に声聞いたとき思ったんだ・・・「エリちゃんおうたはやめなさい」って -- 名無しさん (2017-03-10 18 28 53) ↑2ティアマトを取り込んだっていうかムーンセルに保管されていた権能の一部を取り込んだっていうか。どっちにしろ電脳世界であるEXTRA時空だから出来たことだわな。 -- 名無しさん (2017-03-18 02 57 18) ↑2むしろエリちゃんやネロといったビースト候補の「歌」ってティアマトが起源なのでは…… -- 名無しさん (2017-04-12 19 52 20) 神霊(サーヴァント)や冠位持ちのサーヴァント達がいたとはいえ、よく勝てたと思う・・・。 人類悪の看板に偽りや不足なしって感じ。 -- 名無しさん (2017-04-12 21 24 32) 半神と神の遺児と女神4(+1)柱と悪神の眷属と冠位級×2……これだけのバックアップ受けて協力体制取ってようやく「ギリギリ殺しきった」だからな……ムーンセルにスキル保存されてたって事はあの世界でも出たのか、よく何とか出来たな -- 名無しさん (2017-04-13 18 12 37) 本来は冠位七人が同時に相手取るものじゃなかったっけ?(獣一体VS偉大鯖七騎)×七と -- 名無しさん (2017-04-13 18 17 19) ↑エクストラ除いても49騎か、数は半端だけど意外に多いな冠位級。あるいは7を2乗してるという事実そのものに意味がある? -- 名無しさん (2017-04-14 22 07 00) ていうかなんであの場にきた冠位はあの二人だけやったん?理由語られてるかもしれんが多分忘れた -- 名無しさん (2017-05-18 19 42 46) ジュラ紀への神代回帰とかいうもはや意味わからんレベルの所業。 -- 名無しさん (2017-07-22 04 45 27) 今のブレイクシステムとか実装した状態で再現されたら、えげつない強ボスになりそう。正直1.5部以降はボス鯖強いけど、一部はそうでもないからな… -- 名無しさん (2017-07-22 09 46 54) ビーストじゃなかったらキャスターなんだろうか -- 名無しさん (2017-11-06 16 57 28) 子供のために頑張ろうとするけど失敗ばかりのドジっ子幼女お母さんだな(確信) -- 名無しさん (2017-11-15 22 17 07) 何より怖いのは、こいつにも若しかしたら片割れがいるかもしれない、という事…!! -- 名無しさん (2017-11-16 01 44 21) マテで書いてあったけど、型月だとティアマトの第一世代の子供って人類なんだな。てっきり神々だと思ってたんだが・・・ -- 名無しさん (2018-01-09 18 48 12) 2部はティアマトもいた汎人類史に喧嘩売ってくる奴らが相手だしそのうち召喚出来そうだな -- 名無しさん (2018-04-26 00 57 43) 北欧の最初の虚数潜行の時にあった生物反応ってこいつのことなんかな -- 名無しさん (2018-08-02 11 04 45) 7章のティアマト戦は本当に総力結集しての最終決戦感あって好き -- 名無しさん (2018-09-04 11 15 33) きのこがシンゴジ見た結果、初期設定よりデカくなったママ -- 名無しさん (2019-03-16 07 36 59) ゲーティアよりもラスボスしてるかも? -- 名無しさん (2019-04-20 13 56 41) アニメ登場おめでとうございます -- 名無しさん (2020-01-26 09 32 47) アニメにも出たしティアマトの魅力に気づく人が増えたらいいな -- 名無しさん (2020-01-28 17 56 58) というより現在出てる人類悪4体(フォウ君除く)の中でも最強格だと思ってる。 -- 名無しさん (2020-02-17 14 11 26) 映像化されたことで改めて認識するこいつの恐ろしさよ。単純に巨大であることが、ここまで絶望感を抱かせるとは -- 名無しさん (2020-02-17 16 00 38) キアラとカーマは不完全、ゲーティアも総体としては沢山の英霊を相手取ったり強い感じだが本体はチートじゃないし、英霊達が頼もしすぎて絶望より勝ち確感があったからなぁ -- 名無しさん (2020-02-19 10 06 06) 第一印象が(あっかわいい)ですまない…でもめっちゃ可愛くない!? -- 名無しさん (2020-02-19 13 43 14) プレイアブル化はさすがにできないかなあ。 -- 名無しさん (2020-02-19 13 48 27) できたらすごい嬉しいな、頼みますわ!運営! -- 名無しさん (2020-02-20 02 18 21) アニメの最後の演出あって召喚されないのはうそやろ… -- 名無しさん (2020-03-15 08 27 07) あのぐだと会話していた時は、ビーストⅡではなくティアマトとしての想いだったんだろうなぁ -- 名無しさん (2020-03-15 09 48 11) 「わたしをあいさないで」アニメだとそう来ましたか -- 名無しさん (2020-03-16 19 14 58) 上でも出てたけどこれゴジラとかウルトラマンのレベルの存在だよね…源義経とかアーサー王とかがすごい剣や槍で斬り合いやってる世界に出て来ていいもんじゃねえ -- 名無しさん (2020-04-11 18 16 20) この頃のビーストはまだ恐怖の対象であり威厳もあったのだがなあ・・・ -- 名無しさん (2020-05-20 22 23 13) きのこ曰く「7章は元から怪獣映画ってコンセプトで企画を詰めてたけど、脚本書いてる途中で観に行ったシン・ゴジラがすげー良かったんでオマージュ捧げちゃいました」だそうで… -- 名無しさん (2021-02-16 20 25 25) ↑2 カーマ「何か言いたいことでも?」コヤンスカヤ「ヒッチハイクっていいですよね」 -- 名無しさん (2021-02-22 20 03 31) 恐ろしいラフム達も彼女からすれば可愛い我が子って思うと泣ける -- 名無しさん (2021-08-09 19 17 31) 初見でDBのピ○コロさんの「だ、だめだ・・・もうどうしようもない。」ってなった。 -- 名無しさん (2021-11-18 19 01 21) まさかACで実装されるとは・・・ -- 名無しさん (2021-12-14 21 30 11) ACでってことはアプリの方は絶望的じゃないですか。 なんてこった -- 名無しさん (2021-12-14 21 33 12) ティアマトが協力してくれるのは嬉しいが、逆説的にティアマトが必要レベルの敵が出るということで…… -- 名無しさん (2021-12-14 22 17 20) ↑話や展開が広まればどんどんスケールがヤバくなるのはお約束ではあるので… -- 名無しさん (2021-12-14 23 23 55) ACとアプリだとそもそもの人理修復の内容が違うんだっけ?それだとアプリでも来て欲しいけど難しいかもな -- 名無しさん (2021-12-16 09 25 23) アケの方、胃袋掴まれるキャラと包容力にやられかけるキャラがチラホラ。母性は暴走さえしなければ安らぎを与えてくれる大事なものなのだ。 -- 名無しさん (2022-01-17 22 37 46) 最初ティアマトのとんでもスペック見てから、あと同じくらいヤバイのが6体もいるのかってなったのも良い思い出。 -- 名無しさん (2022-06-11 20 47 31) 2部7章読み終えてから考えるとコイツも恒星級の霊基持っていたのではという疑惑が… -- 名無しさん (2023-03-20 17 27 57) この度無事グランドオーダー本編にも実装。安心安定のママ -- 名無しさん (2023-04-19 19 11 25) ↑心底嬉しいが狙いはドラコーちゃまなので自分はまだ我慢の時! -- 名無しさん (2023-04-19 19 46 03) ↑ああ、せや、ドラコーも来るはずやのに石使い果たしてもうた…… -- 名無しさん (2023-04-19 20 43 29) 船長はまだか? -- 名無しさん (2023-05-03 14 21 19) サーヴァントにダウンサイジングしてるとはいえカルデアの電力消費量凄そう。 -- 名無しさん (2023-09-01 19 06 33) ↑単独顕現があるから多少はましになりそう -- 名無しさん (2023-12-21 13 20 17) スキル強すぎる。 -- 名無しさん (2024-04-21 02 36 58) 名前 コメント
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登録日:2009/06/02(火) 15 49 05 更新日:2023/07/01 Sat 12 09 37NEW! 所要時間:約 26 分で読めます ▽タグ一覧 Apocrypha CCC EXTRA FGO Fate Fate用語項目 Prototype TYPE-MOON Zero fake hollow stay night アサシン アーチャー キャスター サーヴァント セイバー バーサーカー ライダー ランサー 使い魔 剣士 反英雄 宝具 弓兵 暗殺者 槍兵 狂戦士 英雄 英霊 騎兵 魔術師 鯖 汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ───! Fateシリーズに出る語句の一つ。 ファンからの通称は「鯖(サバ)」。 ●目次 ◇概要◇召喚方法 ◇マスターとの関係 ◇具体的な強さ ◇現界について ◇防御面 ◇宝具 ◇パラメータ 異霊(オルタ)化 ◇幻霊 ◇クラス◆セイバー(剣士) ◆アーチャー(弓兵) ◆ランサー(槍兵) ◆ライダー(騎兵) ◆アサシン(暗殺者) ◆バーサーカー(狂戦士) ◆キャスター(魔術師) ◆エクストラクラス ・ルーラー(調整者/裁定者/支配者) ・アヴェンジャー(復讐者) ・シールダー(盾兵) ・フォーリナー(降臨者) ・プリテンダー(詐称者) ・アルターエゴ(分身/別側面) ・ムーンキャンサー(月の癌) ・セイヴァー(救世者) ・フェイカー(偽物/影武者) ・ガンナー(撃墜王) ・ウォッチャー(番人) ・ファニーヴァンプ(毒婦) ◆グランド(冠位) ◆ビースト(獣) ◆補足 ◆関連項目 ◇概要 聖杯戦争でマスターに従う、それぞれ異なったクラスの使い魔。 使い魔としては最高ランクで、一般の「使い魔」という言葉から連想される存在とは何もかも別格。 その正体は英霊という、生前は英雄と呼ばれた者達。多大な功績を挙げ、人でありながら精霊の域にまで達した存在。 死後は「英霊の座」と呼ばれる英雄たちのデータベースに持ち上げられ、その英霊のコピーであるサーヴァントとして現世に召喚される。 なお英霊は「かつて記録された現象を呼び出す」という意味で、魔術的には「境界記録帯(ゴーストライナー)」とも呼ばれる。 基本的には人々の信仰(想念)が最も結集する、その英霊の全盛期の姿で召喚されるが、 召喚者の意向や性質と相性次第では、全盛期とは異なる姿で呼ばれる事例もある。 また、スキル「無辜の怪物」等で人々の思い込みや信仰の影響を受けた者が生前とは異なる姿や能力を持つこともある。 英霊の数は万を越え、人間以外にも動物の英霊、機械の英霊、僅かだが未来の英霊もいる。 人々の想念の結晶と言える存在なので、英霊自身が過去の記憶を持っていてもそもそも存在しなかった者、実在していたが人々の信仰・イメージの内容如何で実際の人物とはかけ離れた存在になった者まで多種多様。 第5次バーサーカー等、ギリシャ神話の英霊は型月世界でも架空から生じた英霊であると言及されているほか、第4次キャスターなどは、英霊の最盛期以外の姿で召喚されたというよりは、悪霊に近い別物としてカウントされているに等しい。 第三次聖杯戦争にはその英霊が持つ別側面を、別個体として二体同時召喚した事例が存在する。 作中では、『聖杯戦争』という魔術師・サーヴァントたちによるバトルロイヤルのために呼び出されるという都合もあり、呼び出されるのは概ね優れた武勇を持つ英霊だが、英霊は人々の信仰によって昇華された者なので、詩人や作家といった戦いとは無縁の英霊も当然いる。 こういった英霊は脆弱ではあるものの、生前に書き綴った物語の登場人物や物質を出現させたりして思わぬ能力を持つ傾向があるという。 召喚出来る英霊は古くは神代の時代からで、マナが満ちていて古ければ古い程に神秘が濃い傾向がある為に神代の英霊は強大な力を持つ者も多い。 逆にマナが減少した近代の英霊は神秘が薄い為に、霊格が低級になる傾向にある。 また情報社会が発達した現代では英霊に至るまでの功績を残すのは極めて困難とされ、現代では世界を一度や二度救った程度では英霊になる事は到底叶わないという。 そのため、劇中世界(現代社会)から見て未来に英霊になった者はほとんど存在しないとされるほか、その英霊が活躍した時代より過去の世界では触媒の入手もほぼ不可能であり、未来の英霊を召喚したというのはかなりのレアケースである。 サーヴァントとして行った行動については、英霊本体には記録はあれ記憶はされず、座にいる英霊本体には実感はない。 そのため、もし立て続けに聖杯戦争に参加したとしても、前回の事は覚えていない(セイバーは例外)。 喩えるならば、自身の分体であるサーヴァントが行った出来事や事柄が綴られた本を渡されるような感じらしい。 また座の方でも召喚される際に記録や記憶の混乱が起きないように調整されるので、問題はないとの事。 ◇召喚方法 本来は降霊儀式・英霊の召喚は世界=抑止力のみが可能にし、人間が使役する事は不可能だが、聖杯戦争においては聖杯のバックアップによって例外的に契約が可能。 召喚したい英霊がいる場合、その英霊と縁がある土地で召喚の儀式を行ったり、英霊と縁がある聖遺物を用意しておくことで、座の英霊本体に干渉し、本体から分けられたコピーを更にクラスという枠で能力を制限させ格落ちさせる事で召喚を可能にする。 ただし、召喚出来る英雄は「英霊の座」にいる英霊のみ。 英霊の座は死後に辿り着くものなので、マーリンやスカサハのように死なずに異世界で生き続けるような者達は召喚出来ない。 ただ、死の直前に世界と契約を交わしたセイバーのように、未だ死していない者が召喚される例外もある。 また、召喚したい英霊に聖杯にかける願いがない場合は、召喚に応じないこともあるという。 なお「精霊などの幻想より人理が強い世界」であることを前提として、「土地が持つ記憶(歴史)」もしくは「持ち込んだ触媒が持つ記録」のどちらかが無い限りそもそも英霊召喚は不可能とのこと。 そして純粋な神霊は格上の存在なので、冬木の聖杯では呼び出す事は不可能。 曰く「神霊を降霊させる程の奇跡を起こせるなら自力で願望実現機を作れるから、そもそも聖杯戦争に参加する意味すら無い」とのこと。 死後は神となったヘラクレスやカルナは生前は半神半人の為に人間時代の姿で召喚可能だった。 聖杯の性能と神霊の意向次第では召喚だけなら可能だが、その場合も神格や能力を桁違いに下げた状態にする必要があり、本来の神代に存在した頃の状態とは程遠い。 悪行によって人を救ったり悪性により善を明確化させる存在は「反英雄」と呼び、「アサシン」というクラスそのものが強い触媒となるハサンを除けば本来召喚不可能であったが、第3次聖杯戦争でアインツベルンが行ったとあるルール違反の影響で、以降の聖杯戦争では可能となっている。 また冬木の聖杯戦争では例外を除き、東洋の英雄は召喚されない。 コレは聖杯という西洋の概念と作成したアインツベルンが西洋の魔術で作り上げたのが関わっている。 『EXTRA』などでは聖杯の設定が異なるため、東洋の英雄も登場している。 サーヴァントとして召喚された時点で人格も再現され、精神的な傾向は属性として端的に表される。 「秩序・善」や「混沌・悪」のように、前者(秩序・中立・混沌)が重んじる方針を表し、後者(善・中庸・悪)が性格を表す。 喩えるならばTRPGにおけるアライメントに近い(完全に同一ではない)。 性格の不一致は大きな軋轢は生まないが、方針の不一致はすれ違いを生むといい、アルトリア(秩序・善)とギルガメッシュ(混沌・善)はよくこの例として出される。 また、一部作品では召喚まわりについて以下のような特徴もある。 『EXTRA』 ムーンセルが観測・記録した人類史を電子虚構空間で構築した完全再現である。 この観測した人類史はそもそも英霊の座とまったく同じものなので多元的に英霊の座と繋がっており、電子空間で構築した単純なコピーではなく、多元的に重なり合っている存在である。 ムーンセルのシステムによるものなのか、前回の聖杯戦争の記憶も保持している者もいる。 『Grand Order』 冬木の聖杯戦争を元に作られた召喚式を用いているが、ある英霊曰く「その隙間の多さ、曖昧さのおかげ」により、通常では契約が不可能とされる英霊とも、例外的に契約が可能となっている。 通常であれば召喚者を問答無用で殺してしまうような英霊であっても、人理の崩壊という未曾有の危機に瀕しているため、本作ではマスターに対して協力的な立場を取る者も少なくない。 また、以前に参加した聖杯戦争の記憶を有しているか否かはサーヴァントによって異なっているが、これも召喚式の曖昧さのためなのかも知れない。 カルデア固有の特例として、一部の英霊や神霊の中には、特定の人間を依代にする形で現界する者もいる。 これらは「疑似サーヴァント」として扱われている。 依代にすると言っても、その人物のコピーを作って憑依するようなものであり、本来の世界における本人には何ら影響を及ぼさない。 この形態をとるのは神霊など、格として人間を大きく上回る存在が殆どなので、疑似サーヴァントとなった後の人格は総じて英霊が主体となることが多いが、さりとて全く依り代の人格の影響がないというわけではなく、英霊と依り代の人格が融合したような状態になることが殆どである。 例えば、イシュタルは元の神霊の人格がそのままであれば、重度のファザコンかつワガママ放題の手におえない性格となるが、遠坂凛を依り代としたことで、「早くに父を失った少女」「一人で颯爽と生きる女」という凛の人格の影響を受け、イシュタルの不倶戴天の敵であるギルガメッシュ、エルキドゥが「この状態なら」とある程度許容するほど丸くなっている。 また、依り代側の人格が全て影響を及ぼすということでもなく、例えば間桐桜を依り代としたパールヴァティーは「清らかな乙女」としての側面のみを依り代としており、英霊側の善性と相まって100%綺麗な所だけを抜き出したかのような人格が形成されている。 一方で同じ少女を依り代にしているカーマは「聖杯に歪められ自身が化け物である事を受け入れた少女」の側面を抜き出しているため、性格は大幅に異なる。 しかし、これまた英霊側の意向により、上述の例に当てはまらない擬似サーヴァントも登場している。 例えば諸葛孔明はエルメロイⅡ世を依り代とした擬似サーヴァントとして召喚に応じているが、「自分よりも現代に精通しているⅡ世の方が適任だろう」という合理一辺倒な理由で、力を託して自らは奥に引っ込んでおり、人格は100%Ⅱ世ベースとなっている。 後に登場した司馬懿もこのタイプで、普段は依り代の少女の人格が主体となって行動しているが、孔明ほど徹底して奥に引っ込んでいるわけではなく、時折意識を表出させて話すことがある。 ◇マスターとの関係 契約者であるマスターとは互いに目的の為に手を結ぶ協力者だが主従関係は人それぞれ。 基本的に魔力供給を行うマスターを主人と認識しているサーヴァントが多いが、気質次第では主従関係が逆転する事もあり、こういったサーヴァントは生前は王族であったケースが多いという。 一般的な魔術師には「強大な力を持ってはいるものの所詮は自身の魔力を持って存命している使い魔に過ぎない」と認識し、見下す者も多い。 シリーズで例を挙げればケイネス、ウェイバー(『Zero』)、ゴルド(『Apocrypha』)などがこのタイプ。 むしろ、英霊を当たり前のように一個人として人格を尊重し、普通の人間と同様に接している士郎や凛の方が魔術師としては変わり者。 また正統派のサーヴァントと研究の為には犠牲も辞さない魔術師では話が合わない場合もあると言われている。 サーヴァントからすれば、マスターは自身が現世に留まるために存在として必須であるため、基本的には従うが、「聖杯戦争に参加し、勝ち抜くため」という利害関係で結ばれただけの関係なので、それを超える不満があればマスターを殺害する事も十分にあり得る。 英霊の多くは人格的に優れてもいる事が多いため、マスターと考え方が合わなかったからといって即座に殺害するような事は無いが、それでも絶対に受け入れがたい非道な行為を命じられた時など、英霊側の許容範囲を超えてしまったことで殺害するケースはままあるほか、英霊も多種多様なので、そもそもとして必要とあれば躊躇いなく味方でも裏切るような、さほど高潔な性格ではない英霊もいる。 例えば第5次のキャスターは、考え方の決定的な相違から自身を召喚したマスターの殺害に至っているほか、反逆を体現する英霊として昇華された英霊は根底の在り方からしてマスターへの反逆の危険を孕む。 そもそも召喚に応じないが、自身を激怒させるに足る召喚方法を取ったマスターを殺害するために逆に召喚に応じる例もある。 ただし召喚されるための条件として、契約の一部として「令呪」の存在を受け入れさせられるため、令呪がまだ残っている時に目に見えて反逆しようとするサーヴァントはまずいない。 上述の第5次キャスターは、巧みな話術で誘導してマスターに令呪を三画全て使い切らせた上で殺害している。 また、令呪も魔術の一種であり、発動にはいくばくかの手順を必要とするため、純粋に飛びぬけて身体能力に優れた英霊であれば、英霊の視界内にいる限り令呪を使うより先に殺されるというような事もある。 ◇具体的な強さ 原作者の奈須きのこ氏によると、強さはだいたい戦闘機一機ぐらいである。 その理由は、破壊力でこそ多くの近代兵器の方が優るものの、通常攻撃が効かない霊的耐久力がサーヴァントにあるため。 ―サーヴァントの強さとは、どれくらいなモノなんでしょう? 奈●「これはですね、攻撃能力はだいたい戦闘機一機分なんですよ。戦闘機は個人で立ち向かうには強力すぎる力をもっているけれども、ひとつの街を滅ぼすには何度も補給しなければならない。ただ連中(サーヴァント)が厄介なのは、奴ら霊体なので通常攻撃が効かないんですよ。破壊力においては近代兵器のほうが強力なものが多いんですけど、通常兵器が効かないと言う時点でいまだ最強。で、戦闘機も核弾頭を搭載できたりするように、宝具をそれぞれ備えており、中にはとんでもない宝具を持ってる奴がいる。だから、強さは戦闘機ぐらいだと言うのがイメージしやすいかなと。」 (*1) ◇現界について サーヴァントは聖杯戦争限定の存在で、マスターを現界の為の依り代としていて、マスター不在で存在し続けるのは極めて困難。 マスターを失った状態で存在し続けられる期間は数時間程度だが、単独行動スキルがあれば別。 マスターの有無に関わらず魔力が尽きれば消滅する。 エネルギー源はマスターから供給される魔力だが、霊体であるため、魂を食べてエネルギーとする事も可能。 ただし、魔術師の魔力と比べて、魔術の素養のない一般人の魂は魔力源としての質はかなり低い(*2)ので、魔力供給が十分ならばまず魂喰いは行わない。 一方で、普通の人間ならば必要不可欠な食事・睡眠をサーヴァントは必要としないが、食事によって微弱だが魔力消費を抑えられる。 またサーヴァントも立派な人格を持っているので、「やる気」的な意味では食事が大いに意味を持つサーヴァントもいる。 また、自身の魔術回路によって多少は魔力を補充する事は出来る。 セイバー(Fate)は蛇口の下に置かれたグラスの中の水が増えるとその重みに比例して蛇口が開き、水が尽きると完全に閉じられる仕掛けに例えている。 開かれた蛇口から注がれる水が魔力である。 要は残存する魔力量が多い程に魔力の回復量も増え、少なくなる程に魔力の回復は困難になり、回復を望めず消滅するしかないという事になる。 ◇防御面 当然ながら物理的な攻撃は霊体であるサーヴァントには無意味で、どれ程の破壊力であろうとも基本的に通用しない。 ただし、受肉を果たしたサーヴァントは話は別の模様。 また物理的な攻撃であってもそれが魔力が絡む物理現象、魔力を有した攻撃のもたらす付帯効果ならばサーヴァントに有効なケースもある。 例としては強化魔術を纏った者による強烈な投げ技でコンクリートに叩き付けられた場合や、神獣による瓦礫の破片の散弾攻撃といったものは、物理攻撃ではあるがサーヴァントにも通用する。 また、心臓や首といった急所に攻撃を受けるなどして致命傷を負わされると霊核が崩壊し、消滅することになるが、亡霊としての性質を持つサーヴァントの場合は、致命傷を受けて消滅するまでの猶予時間が長い。 加えて、生前の逸話に「致命傷を負ってなお、死ぬまで戦い続けた」等があり、それがスキルに昇華されているサーヴァントも消滅までの猶予時間が長い場合があり、 例えば第5次ランサーは、凛ルートで心臓を貫かれる致命傷を受けた状態で自らを裏切ったマスターを殺害し、捕まっていた凛を逃がすという往生際の悪さを見せている。 ◇宝具 召喚される殆どのサーヴァントは『宝具』という必殺の武器を一つは所持している。 宝具の中には魔法や神霊レベルの現象や神代の「権能」を引き起こす強大な力を持つモノもあり、時に格上の聖霊や精霊すらも倒す事を可能にする。 こちらもパラメータ同様にA~Eの間でランク付けがなされており、基本的にAに近付くほど威力・能力は高いが、 『EX』はまさしく「規格外」を意味するため、「比較対象がいないほど強力な宝具(≒Aランク以上)」を意味することもある一方で、「あまりにも能力・性質が特異なためにランク付けが出来ない」という意味合いで『EX』に位置付けられている宝具も存在する。 また、どのような力を発揮するかが使用者依存だったり、状況・戦闘相手によって変動するため、『E~A++』のように振れ幅があるランク付けをされているものもある。 更にサーヴァントはクラス別スキルと固有スキルという二つの保有スキルを持つ。 クラス別スキルは召喚された際にクラスと一緒に付いてきたものでランクは生前の能力で決まる。 例えば青セイバーは生前に魔術でダメージを受けた事がない程に優れた対魔力を持つ為にAランクだが、魔術に対する耐性を持っていなかった赤セイバーはクラス補正でCランク程度になっている。 固有スキルはそのサーヴァントが持っていた特技や技能、体質や経験による様々なスキルが存在し、中には宝具以上に強大な効果を発揮するスキルも存在する。 また、『宝具』はその英霊の生涯を象徴するシンボルでもあり、著名な英霊であればあるほど、内容を知られれば真名が露呈するリスクが高まる。 そのため、例えば自分も『宝具』である聖剣の真名もトップクラスに有名な青セイバーは、平時は別の『宝具』で聖剣を不可視にしているなど、魔力消費の問題もあるが、そうほいほいと『宝具』を使うサーヴァントは(常時発動型を除いて)まずおらず、「有事の際の切り札」としての運用が基本である。 ◇パラメータ 召喚されたサーヴァントのパラメーターは、ほぼ固定した本来の能力値というものは存在するが、 マスターとの相性やマスター自身の能力値、魔力供給量の程度によって変動する。 筋力…肉体的な力の強さ 耐久…ダメージにどれだけ耐えられるか 敏捷…素早さ、反応速度 魔力…魔力をどれだけ扱えるか 幸運…運の良さ 宝具…所有する宝具の強さ に分けられ、それぞれ高い方からA、B、C、D、Eで評価される。 通常値を1とすると、Eは10、Dは20、Cは30、Bは40、Aは50を表す。 例外的な存在であるEXは別格で、比較の意味がないほどの強さを表し、BBのパラメーターである★は測定不能を指す。 また、能力のランクの横に『+』が付いているものは「瞬間的にそのランクの倍の能力を発揮できる」ことを意味する。 例えば『A+』ならばAの二倍、『A++』ならば三倍、『A+++』ならば四倍というように、付いている『+』の分だけ倍率が上がる。 逆に『-』が付く場合は、平時はそのランク相当の能力であるものの、時に下回ったりと不安定さが多いことを意味しているという。 あくまでも基本的な参考値であり、状況や能力によっては多少の変化が有り得るようで様々な要素が複雑に絡み合う実戦において、絶対的なものではない。 状況次第では五次ランサーより五次セイバーの方が速く動ける事もあるだろうと語られている。 また、同ランクであったとしてもそれぞれ微妙に得意分野があるようで、例えば第5次ランサーと第5次ライダーは共に敏捷がAランクだが、前者は瞬間速度、後者は平均速度に優れているという違いがある。 パラメーターの表現のされ方はサーヴァントを見るマスター次第なので、別の文字種で見えるマスターや文字以外で見えるマスターもあり得るという。 更にサーヴァントは召喚された地域で高い知名度を持つ英雄は信仰や認知度によって存在が増すとされ、パラメーターが上昇。 更に宝具やスキルが追加される恩恵がある場合もある。 ヴラド三世は地元であるルーマニアが戦場になった為に、初期設定から全パラメーターがほぼ1ランク上昇した。 逆にランサー(Fate)等は日本での知名度が殆どない為に劣化し、アイルランドなら持つとされる城と戦車の二つの宝具と不眠の加護のスキルを失っている。 また同じ英霊でもクラスが違う場合、ステータスやスキル、宝具がまるで異なる場合もあり、これは大元の英霊の持つ能力を「クラス」に落とし込む都合によるもの。 呼ばれたクラスに応じた能力が強く出るため、剣士のクラスで呼ばれれば白兵能力、魔術師のクラスで呼ばれれば魔術関係に適したステータス、スキル構成と宝具になるといい、シリーズでは様々なクラスで召喚されているエリザベートやクー・フーリン等に、クラスの違いによるステータスやスキル、宝具の変動が確認されているほか、おそらくこの仕様のせいで、生前の最強仕様で呼び出すことが永遠に不可能なサーヴァントも存在している(*3)。 なお、勘違いされやすいが知名度の補正はあくまでその英霊の本来の能力に近づけるもので、どれだけ知名度が高くても本来以上の強化はありえない。 つまり、そのサーヴァントが最も強い状態とは、生前あるいは神話や伝承を忠実に再現した状態という事。 神秘の力が現代より遥かに強大になり得た神代や、それに近い古代の英霊はこの例が多い。 ただし、伝承なども英霊には加味されるので、生前の逸話が後天的に宝具化したケース(第4次バーサーカー等)や、後天的に得たスキルによって限定条件で大幅に強化される例(ヴラド三世など)など、文明がより発達してきた時代の英霊を元にした場合は特に、サーヴァントより生前の方が強いとは言いきれない。 またクラススキルも生前や英霊になくても付与される能力である。 マスターの魔力供給量に関しては、魔術師として未熟な衛宮士郎から優秀な魔術師である遠坂凛にマスターが交代しても、それぞれのステータスには1ランク程度の差しかなく、数ランクも変化する極端なステータス変動は起こらない模様。 これは、マスター適性は並とされる衛宮切嗣と、並の魔術師の数十倍の魔力量を誇る遠坂凛でもセイバーの幸運以外は合計値がさほど変動しない点からも窺える。 パラメータ及びスキルはマスターとサーヴァントの相性でも変動するので、マスターの能力は三流未満のへっぽこだが相性だけは良い、という場合には高ステータスになる可能性もある。 ただし、所詮カタログスペックに過ぎず、相性だけで高いステータス担っている場合、後述の問題から額面通りの能力を発揮出来る見込みはほぼ無い。 上記の例で言えば、衛宮切嗣はセイバーに『約束された勝利の剣』を使わせるのは日に1度が限度だが、遠坂凛の場合、一流の結界師でも数十分の維持が限度の固有結界を衛宮士郎が展開するための魔力を肩代わりしている状態でも普通に行動するだけでなく、セイバーに『約束された勝利の剣』を2度使わせることが出来るほど、魔力量に余裕があるという。 また、第4次ランサーと第5次ランサーの比較に関しても、宝具の真名解放を伴わないただの近接戦闘でも魔力供給の質によって火力に差が生じる、と言及されている。 更に、一流の魔術師をマスターとしたサーヴァント同士の戦いは、何時間にも渡って休みなく継続するケースもあり、より多くの魔力をコンスタントに供給出来るスタミナの方が、戦闘開始時の見かけのステータスよりも勝敗を左右する重要な要素になる。 マスターとの契約が切れたり魔力供給がカットされた状態になればステータスは一気に下がり始め、単独行動スキルを持っていても1日経過すれば能力値は1/10程度にまで劣化する。 少々極端に言えば、戦闘開始時にはステータスがオールAでも、5分後には実質オールE程度にまで低下、なんて場合も有り得るが、これはまだマシな方。 バーサーカーと未熟なマスターの組み合わせのように、サーヴァントが数回素振りしただけで、マスターの方が気が遠のいて魔力供給が途絶しかける。なんて悲惨な事態に陥る危険性も多分にある。 異霊(オルタ)化 英霊の持つ負の側面等が外部からの何らかの強烈な干渉を受けて表出化した姿。初期は「黒化英霊」とも呼ばれていた。 かなりざっくりと言えば悪堕ち。この状態に陥った英霊は「○○・オルタ」という名前になる。 該当英霊の負の側面が強調されたパターンが多いが、実際のところは割とボーダーラインは緩め。 結構曖昧な状態であったが、後に具体的な実情として 「その霊基の核となる在り方を否定した存在」 「その英霊の信念、人生といったものへの裏切りを自らの手で行った末の姿」 として解説された。 ◇幻霊 英霊よりも更に格が落ちるカテゴリー。 英雄達のように広く名が知れ渡っている訳ではなく、偉業と呼ぶにはいささか小さい、ざっくばらんに言えば人類史から見て「マイナー」な者達がこれに振り分けられている。 また、有名ではあるが架空の物語上の登場人物もこれに振り分けられることが多い。 何をもってマイナーとするのかは我々の現実世界と基準、尺度が異なるようで、例えばエルキュール・ポワロはシャーロック・ホームズと並ぶ有名な名探偵であるが、『Fate』では英霊として召喚されているホームズに対して、ポワロは幻霊として扱われている(*4)。 彼らは召喚こそ可能だが、サーヴァントとしては上記の理由で要件定義を満たさないため、現界しても肉体の形成に至らず、そのままでは意思疎通も宝具の使用も出来ない。 しかし、複数の幻霊を融合させることで、英霊に並び立つ力を持つサーヴァントに昇華可能。 人形の器に無理矢理押し込む、疑似サーヴァントのように依代に憑依するという手もあるが、前者の場合は器となじまないために成功してもやがて精神が著しく破綻する。 ◇クラス 聖杯戦争における英霊達のカテゴライズ。 基本となる7クラスと、それ以外のエクストラの2パターンが存在するが、どのクラスで呼ばれるのかは召喚されるまでは不明な場合も多い。 だがアサシンとバーサーカーのクラスは事前にクラスを選択出来る模様。 バーサーカーは召喚時の詠唱に『狂化』関連の句を数節加える事で優先されて召喚される。アサシンの詠唱は不明。 ただし冬木の聖杯戦争でクラスの重複は起きないため、既に召喚済みだと普通に別クラスしか呼べない。 固定されている三騎士以外のクラスは割と変動するため、聖杯戦争でエクストラクラスが一つ出現しようが別に珍しくはなく、三騎士以外の4枠は全てエクストラクラスの聖杯戦争も可能。 真名を明かすことは手の内を晒すことに他ならないため、基本的にサーヴァントはクラス名で呼称される。 ただし中には自ら真名を名乗った者もそこそこ居る。また、相手が真名を名乗ったので騎士の礼儀として真名を告げるというやり取りも見られる。 ◆セイバー(剣士) 剣を主装とする「三騎士」の一角。 該当条件は剣を扱う逸話があることと、『魔力』『幸運』以外の能力値がBランク以上である事。 該当条件の厳しさから、強力な英霊が召喚されることが多い。 霊格・ステータス・戦闘力共に高いレベルで安定しており、歴代の聖杯戦争でも常に最後まで勝ち残っていた為に「最優のサーヴァント」と称される。 クラス固有能力は『対魔力』『騎乗』。 ◆アーチャー(弓兵) 飛び道具を主装とする「三騎士」の一角。 該当条件は射撃兵装や射撃に関する特殊能力を持つ事。名前の割に弓以外の武装も該当する。というか真っ当に弓を使うアーチャーの方が少ない。 最近ではまともな弓使いのアーチャーも順調に増えてきているが、相変わらず銃やスリングなどの他の飛び道具を用いる者も多い。 というより、飛び道具を使うだけマシな方であり、近年は電気を飛ばす奴までいるなど、クラスにおける解釈や武装の自由度は高い方。 とりあえず、武具や能力による遠距離攻撃ができるならばだいたいこのクラスで当てはまる。 比較的能力が低い者でも条件を満たせば該当し、持ち込める宝具は射撃兵装を初めとして強大な力を持つ物が多いとされている。 クラス固有能力は『対魔力』『単独行動』。 単独行動のスキルがある為にマスター不在でもある程度行動可能。 ◆ランサー(槍兵) 槍を主装とする「三騎士」の一角。 該当条件は槍などの長柄武器を扱ったりそれにまつわる逸話を持つこと。 加えて全ての能力値にセカンドランクが求められ、その中でも敏捷が高い者がランサーのクラスに該当する。 そのため、最速のサーヴァントと呼ばれ、白兵戦ではセイバーに並ぶ力を持つ。 何故か作中では不遇な扱いを受けていたり、幸運ステの低い英霊が多い。聖杯はランサーに怨みでもあるのか。 クラス固有能力は『対魔力』。 ◆ライダー(騎兵) 該当条件は乗り物の宝具を使いこなせる者が該当する。 機動力に優れる他、騎兵という事だけあって宝具は強力かつ多岐に渡り、登場した多くのサーヴァントが2~3以上は確実に宝具を保有している。 また、持ち込める宝具に特に制限はないため、剣・槍などの宝具を所持するものも存在する。 それゆえ、「本人より武器が強力なクラス」と言われる。 馬であれ船であれ何かしらの乗り物に乗れれば条件を満たせるため、キャスター程ではないがバラエティ豊かな英霊が召喚される傾向にあり、複数のクラスに適性のある英霊はだいたいこのクラスの適正がある事が多い。 クラス固有能力は『対魔力』『騎乗』。 ◆アサシン(暗殺者) 該当条件は『気配遮断』のスキルを持つ事。 姿と気配を消して、敵のマスターやサーヴァントの暗殺や隠密行動に徹するクラス。 『マスター殺しのクラス』と称される非常に厄介な存在。その反面、正面戦闘は苦手な存在が多い。 本来、冬木の聖杯戦争ではアサシンのサーヴァントは暗殺者の語源になった暗殺教団の歴代頭首ハサン・サッバーハのうちの誰かが呼ばれる事になっている。 コレはアサシンの呼び名の語源がハサンの為にアサシンというクラスそのものが触媒のため、歴代頭首全19人の亡霊の内1人だけが選ばれて召喚される。 ただし、これはあくまで冬木式の聖杯戦争のシステムをそのまま採用している場合のみ。 細工を加えることでハサンの縛りを解除した聖杯戦争や、根本から方式が異なるために最初からそのような制限が存在しない聖杯戦争など、作品ごとに設定は異なる。 ハサンの制限を抜きにした条件は非常に緩く、正真正銘の暗殺者と呼べる者は少数派。 イレギュラーで召喚された名もなき剣士(農民)に始まり、武術家、殺人鬼、スパイ、処刑人、忍者と、バラエティ豊か。 あえて共通点を見出すなら「戦場以外の場所で殺害をした」「裏の世界で活動をしていた」「隠密行動が得意」といったところが当てはまりやすいだろうか。 全員に共通するという訳はないが、「本当の得物を隠している」という特徴もある。 クラス固有能力は『気配遮断』。 ◆バーサーカー(狂戦士) 該当条件は『伝承で発狂した逸話』を持つ事。 このクラスに該当すると知性を代償に生前の肉体の能力を上回る程に"強(狂)化"される。 基本的に能力が低い英霊を強化する為のクラス。 サーヴァントとしての契約が切れた時、同時に狂化も解除されるため、消滅の直前には理性を取り戻す。 マスターの魔力を大量に消費するために負担が大きく、冬木の歴代マスターはイリヤを除いて自滅で敗退している。 さらには狂化レベルが高い場合、常時発動型以外の宝具はほとんど使用できず、スキルも一部使用不可になってしまう大きなデメリットを抱えているなど、英霊にもよるが地雷のようなクラスでもあり、本来の力量が全然発揮できずに大幅に弱体化してしまう可能性も秘めている。 英霊の人格や性格面での相性等に問題がある場合や裏切り防止などを理由に狂化させ、従わせやすくするという利点もある。 しかし狂化のランクがD以下と低い場合は理性が維持されてしまい意味がなく、むしろ半端に狂っているため扱いが逆に難しい傾向にある。 低ランクの場合は「何らかの思考の基盤となる価値観が狂っていたり歪んでいる」場合が多い。 EXランクの場合は、狂化が変則的に働いてしまう結果表面的に理性が残る代償として価値観・思考回路が狂った状態で固定されてしまうため、元々の性格が本来のものより歪となり融通が非常に利き難いのがネック。 こちらも低ランク狂化と同じかそれ以上に動かしにくくなってしまうため一概に良いとは言えず、通常の英霊を召喚する場合はリスクの大きさが目立ってしまう。 主に筋肉とかストーカーとか母とか。 また最近では高ランクの狂化を持ちながらも理性を保ちコミュニケーションを取れるバーサーカーも増えてきた。 この場合「何らかの特定条件が満たされた場合」発狂・暴走するパターンが多い。 逆に元怪物・怪物になった逸話のある英雄や、怪物そのものを召喚する場合は、他クラスを凌駕する力を発揮できる可能性があるため、単純な暴力性・戦闘力を求めるならこのクラスで呼ぶのが最適といえる。 しかし、制御と魔力供給というバーサーカー最大の問題点はむしろ悪化してしまう可能性が高く、 怪物退治の逸話が付き物である英雄相手には相性が悪いだろうという点など、やはり問題も多い。 クラス固有能力は『狂化』。 その性質上ほぼバーサーカー専用の能力だが、稀に他のクラスでも所持している者がおり、その場合はそのクラスに加えてバーサーカーの適性を持つ事がほぼ確実だったりする。 ◆キャスター(魔術師) 該当条件は"魔術"スキルがAランク以上や、それに相当するスキルを持つ者。 魔術師というクラス故に近接戦闘に向かないサーヴァントが多い。 また大半のサーヴァントが対魔力のスキルを持っているので魔術が通用し難く、全クラスの中でも不利な立場のために最弱のサーヴァントと称される。 さらに魔術師は個人主義かつ目的に手段を選ばない者が多いため、生粋の魔術師同士は相性が悪く、実際に複数のキャスターがマスターを裏切っている。 しかし逆を返せば、馬が合えば他のクラスよりも良好な関係を築けるというメリットも存在する。一長一短といった所だろう。 「陣地作成」スキルによって拠点防衛には最高のアドバンテージを誇り、長期に渡り力を蓄えれば三騎士さえも圧倒する力を発揮可能。 長期戦や策謀に特化したクラスと言える。 ……とここまで書いたが、様々な派生作品が出るにつれ、該当する英霊が最もカオスなクラスと化している。 真っ当な魔術師系の英雄だったらマシな方で、劇作家・童話作家・哲学者・音楽家・発明家などの「人類の文化や文学に貢献した人物」や、時には「文学の概念そのもの」までもこのクラスに割り当てられることもあるなど、現在では非戦闘員系英霊の坩堝と化している。 というか真っ当な魔術師の英霊の方が少ない。 しかしその分クラスにおける解釈の自由度も最も高く、同時にバラエティ豊かなクラスである。 メタ的な視点で見ると神話や伝説に登場する魔術師は英雄や騎士よりも強い場合や反則じみた能力を持っている例も多いため、所謂「真っ当な魔術師」は登場させ難いという理由もある。 その性質故か自身のマスターや味方を裏切る、魔術や魔物を呼び出して一般人に多大な被害を与えるなど、物語におけるジョーカー的な役割を担うことが多い。 ラスボス、黒幕にもなりやすいクラスであり、特にEXTRAシリーズでは3作のうち2作で物語の黒幕を務めており、FGOにて判明した『カルデア悪巧み四天王』のうち2人はキャスターである。 クラス固有能力は『陣地作成』『道具作成』。 ◆エクストラクラス 上記の7クラス以外に該当するクラス。 イレギュラーな存在が召喚される事が多いので特殊な状況下でしか召喚されないと思われがちだが、冬木の聖杯戦争では7クラス全て基本ラインナップとは限らず、三騎士以外は代わりにエクストラクラスが召喚される可能性があるとされる。 この他にも、ゲートキーパーや指揮官系のクラスなどが存在している。 ・ ルーラー (調整者/裁定者/支配者) 裁定、調整のサーヴァント。 聖杯への願いを抱かない者か、広範の国を統べた経験のある為政者に与えられるクラス。 通常の聖杯戦争で呼ばれるのは極めて稀であり、その場合も前者の条件を満たす、聖人と言われる英霊が呼ばれる。 聖杯戦争によって世界に歪みが生じる場合に聖杯自身によって召喚され、『聖杯戦争』という概念そのものを守るために動く、絶対的な管理者。 部外者を巻き込むなど聖杯戦争の規約に反する者に注意を促し、場合によってはペナルティを与え、聖杯戦争そのものが成立しなくなる事態を防ぐためのサーヴァント。 そのため、現界するのにマスターを必要としない特性を持つ。 なお最近では何故か武術や格闘技を習得しステゴロで殴り合う武闘派なルーラーが増加。エクストラクラスの中では中々にネタ性が高くなった。 クラス固有能力は『対魔力』『真名看破(*5)』『神明裁決(*6)』。 ・ アヴェンジャー (復讐者) 復讐にその生涯を捧げた、もしくは余人に「復讐する権利がある」と考えられた者に与えられるクラス。 『“憎しみから生まれたものが愛を語り、愛から生まれたものが憎しみを語る”、もしくは“虐待の末に隣人を憐れみ、幸福にあったものが裏切りに終わる”』者が適性を持つ。 復讐者の殆どがこの二つに分類され、前者は愛を嗤い、後者は憎しみを燃やす者に分けられる。 長い間一騎しか該当サーヴァントがいなかったが、2016年だけで四騎もの該当者が追加され、アルターエゴが増えるまではエクストラクラス最多人数であり、適性のある者の数も多いクラス。 クラス能固有力は『復讐者』『忘却補正』『自己回復(魔力)』。 このクラススキルからループのような繰り返される現象に対してある程度の耐性を持つ。 ・シールダー(盾兵) 盾のサーヴァント。召喚条件は盾を持つ英霊でなければならない。 基本的なスペックはセイバーに準じる模様。 現在実際に登場したのはマシュ・キリエライトだけだが、クラス適性のあるサーヴァントは何名か確認されている。 クラス固有能力は『対魔力』『騎乗』。 ・フォーリナー(降臨者) 外宇宙、もしくは別次元より飛来した存在のサーヴァント。 「狂気の内にありながらも純粋さを失わない者、狂気に呑まれながらも逆にその狂気を呑み尽くした者」に資格が与えられる。 このクラスに該当するキャラの特徴を見るにとある神話(*7)に登場する神々と関係していると思われる。 クラス固有能力は『領域外の生命』。 ・プリテンダー(詐称者) 役を羽織る者のサーヴァント。 最新のクラスである為詳細の多くが不明だが、世界全てを欺ける程の偽称を成立させてしまう能力を持っており、自身のクラスさえも自由自在に詐称することが可能。 恐らくではあるが魂レベルで他を騙せる存在(嘘吐き)が該当するクラス。 また、FGOでは「本来別の存在が、自身が召喚した別のサーヴァントと融合した」という特殊な事情でプリテンダーとなったサーヴァントもいる。 ・ アルターエゴ (分身/別側面) 元々はある人物によって作られた違法なクラス。 後に『強固な自我・自意識を持つ存在』の為のクラスと判明した。『ある人物(神霊)の特定の側面を取り出した存在』がこの条件を満たす模様。 なお、現在まで確認される大半のアルターエゴが『複数の霊基をひとつの器に取り込んだ』存在であるためか、ダブルクラスが比較的発生しやすいクラスである。 設定的に便利で出しやすい為かアヴェンジャーを超え現在エクストラクラス最多人数を誇る。 ・ムーンキャンサー(月の癌) ある人物によって作られた違法なクラスその2。 恐らくその当事者が仕立てた人物と当事者本人限定クラス……と思われたが、FGOでは「アーキタイプ:アース」もムーンキャンサーとして召喚されている。 ・ セイヴァー (救世者) 救世の英霊。『善悪を問わず人類を救う』という理念に目覚めている召喚者のみがこのサーヴァントの召喚を可能にする。 クラス固有能力は『カリスマ』『対英雄』。 ・フェイカー(偽物/影武者) 偽物を象徴するクラスであり、英雄の偽物や影武者として活躍した人物を召喚するためのクラス。 クラス固有能力は『単独行動』『偽装工作』。 ・ガンナー(撃墜王) 銃士のサーヴァント。ビリー・ザ・キッドなどの、銃で名を挙げた英霊がこのクラスに適正がある。 ・ウォッチャー(番人) 詳細不明。 ・ファニーヴァンプ(毒婦) 詳細不明。 恐らく該当者は『あーぱー真祖』ことアルクェイド・ブリュンスタッドだけだが、特性上誕生経緯が近似した精霊種にも適性がある可能性はある。 ただ、ファニーヴァンプ(=おかしな吸血鬼、意訳すればあーぱー吸血鬼)という名前から、アルクェイド専用クラスと捉える意見もある。 なお、後にアルクェイドが「アーキタイプ:アース」としてFGOで召喚されているが、真名からも分かるように『月姫』準拠のアルクェイドだけでなく、『真祖の姫』や『志貴に殺されなかったイフ』などの側面も内包した特殊な状態である。 そのためかクラスは上述の通り「ムーンキャンサー」で、「ファニーヴァンプ」はスキル名に採用されていることから、「ファニーヴァンプ」となるのは「遠野志貴に十七分割されて異常が生じたアルクェイド」のみである可能性がある。 ◆グランド(冠位) 根源に選ばれた英霊。 七つの基本クラスの中でも頂点に君臨する最高位の英霊のみがこのクラスに選ばれる。 純粋な強さや格以外にも各グランドクラスごとに選定条件が存在する。勿論だが該当者が複数存在する場合もある。 人類に害なす「人類悪」を倒す為に抑止力によって呼ばれるサーヴァント、その為に通常の聖杯戦争での召喚は不可能。 元々、冬木といった通常の聖杯戦争で呼ばれるサーヴァントは抑止力のみが可能とする英霊召喚を人間にも召喚出来るように改竄して格落ちさせたものに過ぎない。 このクラスで呼ばれるサーヴァントの霊基は大幅に能力制限を受ける通常の霊基のサーヴァントとは比べ物にならず、例え最上級のサーヴァントであろうと通常の霊基では全く歯が立たないなど、文字通り「格」が違う、比較にならない能力を振るえる。 ファンの間では「各クラスのグランドは誰か」がしばしば予想される。 ▷ 冠位の資格保有者一覧 グランドセイバー:アルトリア・アヴァロン? 選定条件:不明 グランドアーチャー:超人オリオン 選定条件:不明 グランドランサー:ロムルス=クィリヌス 選定条件:不明 グランドライダー:ノア・太公望? 選定条件:不明 グランドアサシン:山の翁(キングハサン)・テスカトリポカ 選定条件:不明 グランドバーサーカー:テスカトリポカ? 選定条件:不明 グランドキャスター:魔術王ソロモン・花の魔術師マーリン・プロトマーリン・賢王ギルガメッシュ? 選定条件:「世界を見渡すほどの優れた千里眼」の所持。 逆に言えばこの千里眼を持たない者はどれほど魔術の腕が優れていようとも最高位の魔術師に数えられることはない。 なお、ギルガメッシュは未来と平行世界を見通す千里眼の持ち主でグランドキャスターの資格保有者に数えられる場面があるが、別場面で本人が冠位であることを否定している。 グランドキャスターの資格保有者の例を挙げるシーンでは、マーリンも自身が冠位であることを否定する(冠位ではなくあくまで冠位の資格保有者と述べている)描写もあるため、おそらくギルガメッシュについても同様に単に冠位霊基ではないという意味なのだと思われる。 実際劇中でのギルガメッシュの登場シーンは生前(一部七章)、通常のアーチャークラスの霊基(一部七章及び一部終章)と冠位霊基はあり得ない場面のみである。 なお、第二部七章にてU-オルガマリーが「冠位七騎を倒した」と語っており、実際に彼女の夢という形で冠位七騎と戦うパートがあるが、判明済みのアーチャー・ランサー・アサシン・キャスターに加え、 セイバー:アルトリア・アヴァロン ライダー:太公望 バーサーカー:テスカトリポカ(*8) が割り振られておりそれぞれ アルトリア・アヴァロン:「二部六章のプロット段階ではグランドセイバーとして登場予定だった」とC100頒布の『Avalon le Fae Synopsys』にて明かされている。 太公望:「キャスターで召喚されていればグランドだった」「グランドライダーも有り得る」「グランドライダーであるノアとは『グラ友』」など冠位術と冠位騎の資格持ちであると劇中で自称している。 テスカトリポカ:「本来のクラスはルーラーかバーサーカー」と語っており、冠位のバーサーカーであったとしても不自然ではない。 と、冠位に選ばれる根拠と呼べそうなものはあるが、いずれも詳細は不明。 ◆ビースト(獣) 「人類悪」と呼ばれる存在、獣のクラス。 人類史の淀みより生まれ、人類社会を内側から食い破って破壊する、それぞれ7つの理を持つ獣による人類の自殺機構。 現時点では5騎判明しているが、いずれも規格外の霊基を持つ。 『単独顕現』というビースト独自のスキルを持ち、その力は英霊の頂点である冠位を持ったクラス七騎を以って本来は打ち破るべき存在であり、通常霊基のサーヴァントでは百騎単位ですら相手にならない。 クラス固有能力は『獣の権能』『単独顕現』『ネガ・〇〇(*9)』。 ◆補足 以下は奈須きのこ氏の発言。Fate以外のTYPE-MOONキャラが、平均的な宝具(Bランクの単純破壊系)を持つサーヴァントと一対一で闘った場合(当時の情報なので魔法使いの夜は入っていない)。 勝負にならないほど強い者 ORT、プライミッツ・マーダー:別格。地球のルールが通用しないORT。霊長に対して超有利のプライミッツ・マーダー。この二体はサーヴァントとは格が違うとされている。 なお、プライミッツ・マーダーを相手取るには霊長の守護者として顕現した英霊7人がかりで漸く妥当になるという。 圧勝する者 アルクェイド:1対1ならば基本的にアルクェイドが勝つだろうが、2人がかりなら、30%アルクに勝てる可能性がある。 なお、アルクがいかに能力値的に相手を凌駕していても、運命干渉(ゲイ・ボルクなど)の力を持つ相手では「運次第でコロっと殺されます」という。 互角な者 死徒二十七祖のほぼ全員。 埋葬機関の一部のメンバー、軋間紅摩、蒼崎青子 防戦なら可能な者 シエル、『両儀式』 敗北する者 遠野志貴、両儀式 と発言されている。 ◆関連項目 Fateサーヴァントネタ元項目 汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました。 -- 名無しさん (2017-08-11 12 39 12) グランドアーチャーも最高位の千里眼を保有してる事が条件だったりして、弓兵か魔術師かってだけで -- 名無しさん (2017-08-16 18 37 30) キャスターの裏切りは、「彼我の力量差に絶望して抗うのを諦め、流されて裏切る」ってのが多い気がする。パラケルススしかりメディア・リリィしかりEXTEELAの玉藻しかり(玉藻は絶望して諦めただけだが) -- 名無しさん (2017-12-28 16 27 54) アラーシュ程のアーチャーが冠位持ちじゃないし、アラーシュ以上に凄まじいアーチャーと言ったら…羿くらいか。ライダーはFate的に超凄い事やらかしてる、タフムーラスで断定出来た。 -- 名無しさん (2018-04-06 22 22 30) 誰ですかアラーシュ。デスラー!とでも叫んで散るんですか。 -- 名無しさん (2018-04-06 22 39 40) ↑2アンラマンユが人類悪に効くスキル持ちだしな。それに乗るライダーがグランドの可能性は高いよね -- 名無しさん (2018-04-08 20 54 36) アーチャーは凛が触媒を持っていたから、偽アサシンは山門を触媒にしたから西洋外の英霊呼べたってことは、実はもとから触媒あれば東洋の英霊呼べるのでは? -- 名無しさん (2018-12-11 11 45 12) ↑ snのアサシンは「佐々木小次郎」じゃなくて「燕返しを再現できるその辺の亡霊」。キャス子がルール違反で無理やり召喚しただけで英霊じゃない=座から呼んだ存在じゃない(そもそも冬木聖杯は調整しないとハサン以外アサシン呼べないし) -- 名無しさん (2018-12-11 16 14 46) それとアーチャーは出身が日本なだけで活動地域は中東とかの紛争地帯の方だから、「東洋の英霊」と呼べるかは微妙(そもそも守護者だし) -- 名無しさん (2018-12-12 13 04 42) Fate/Requiem 全人類が1騎サーヴァントを持つ世界か -- 名無しさん (2018-12-17 19 59 48) ↑なんかサーヴァントがあまりにも身近過ぎてポケモンみたいだなとか最初は思ってしまったw -- 名無しさん (2019-01-16 21 37 14) 弓騎兵の逸話がある英霊はアーチャーかライダーどっちが強いのだろうか? -- 名無しさん (2019-12-06 14 56 36) エクストラクラスのグランドも出て欲しいなあ。シールダー、アヴェンジャー、フォーリナー、ルーラー辺りが特に。 -- 名無しさん (2020-08-19 23 35 21) 因みに型月世界で一番力が強いのは星(より正しくは、星の持つ意思の働きや抑止力の圧力)。神ではない -- 名無しさん (2021-04-20 19 40 20) グランドフォーリナーです。さっきなりました。通してください(理不尽) -- 名無しさん (2023-02-08 13 05 25) 最近はクラスが増えすぎて初心者が「難しくてわけわかんないからいい」で入ってきにくくなってる傾向がある。まあ型月自体設定滅茶苦茶あるから気にしなくていいってのが本当なんだが、パッと見とっつきにくいのはあるよな。 -- 名無しさん (2023-07-01 09 57 17) 名前 コメント