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ゆっくりスの翼 ――妖立宇宙軍―― 妖立宇宙軍、それは妖怪による宇宙軍。 設立者はいわずと知れた蓬莱人、Dr.八意永琳である。目的は月の奪取。宇宙開発が進み、人間による開拓か始まろうとしている月面を、蓬莱人の手に取り戻すのが、彼女の狙いだった。 彼女は蓬莱人として長年の間に築き上げた人脈と、妖怪ならではの超科学を駆使して、今ここにNASAやグラフコスモスのそれをも越える、優秀な月面輸送システムを築き上げたのであった。 これは、その輝かしき第一歩の記録である。 「Tマイナス600、射場閉鎖」 「外部電源より機内電源へ移行。ロケットは自律制御を開始します――」 幻想郷に何重にもエコーした声が響き渡る。アリス邸を改造して作られたブロックハウス(打ち上げ指揮所)に詰めている管制兎たちのアナウンスだ。 紅魔館の館内で建造された、八意永琳謹製の妖怪月ロケットであるモウソウチク5型、略してM5ロケットは、数千項目ものプリフライトチェックを終えて、間もなく打ち上げられようとしていた。 ロケットの先端、ノーズフェアリング内に収められたルナー・ボートでは、ただひとりの搭乗者であるゆっくりかぐやが、人々から挨拶を受けていた。 「元気でね」 「頑張って」 「向こうへ着いてもゆっくりしてね!」「ゆっくりするんだぜ!」「ちゅるんだよ!」 親しい妖怪たちとともに、見送りに来たれいむやまりさたちが声をかける。 彼女らの挨拶が終わると、最後にボート内に顔を突き出して、永琳本人が言った。 「これは私が考えた、私の実験よ。おまえのものじゃない。今ならまだ、引き返せる……本当に行く?」 「ゆぅ~」 ポリカーボネイトの透明なゆっくり用宇宙ボールに入ったゆぐやが、いつもの眠そうな目で、うなずいた。 「これはかぐやのおしごとなのよ~。かぐやのおかあさんからうけついだのよ~。だからかぐやは、ぜったいおつきさまにいくのよ~」 知らない人間が見れば、本番前だというのに何をのんびりしているのかと思うような口調だが、普段はしゃべるどころか、だらだらごろごろしてばかりで、決して自分から何かしようとは思わないのがゆぐやである。このゆぐやが目一杯本気になっているのが、永琳にはわかった。 ゆぐやの母は、60年代のアポロ計画の一環として、宇宙へ行った。ただ一頭、地球大気圏の外へ出たゆっくりだった。 だがしょせんゆっくり、悲しいかな、黄金のトロフィーに等しいと言われる月着陸ミッションを与えられることはなく、地球の上で朽ちてしまったのだ。 しかし彼女は恋をし、娘を残した。それがこのゆぐやだ。 ゆっくりかぐや種はめったに動かない代わり、寿命が長い。ずっと待っていた彼女に、ようやくチャンスが巡って来たというわけだった。 「いいわ。頑張ってちょうだい。――ゆっくりしていってね」 「ゆっくりするのよ~」 ゆぐやがゆらゆらと体を揺らしてうなずいた。永琳はサムアップサインをしてボートを出た。 作業兎たちが、頑丈なレンチでハッチを閉めた。 「整備塔クリアー! カウントダウン続行!」 「整備塔、オープンします!」 湖の中洲にたつ紅魔館の時計台が、ポーンポーンポーンと規則的なアラームの音を立てながら左右に開いていく。M5型の緑色の姿が、夕刻の幻想郷に姿を現し、真東に向かって首をもたげた。 「まったく、何で私たちの館をこんなことのために……」 「ま、いいんじゃないの。面白そうだし」 紅魔館メンバーは、全員霧の湖の外まで退避させられている。咲夜メイド長の愚痴に、館の主であるレミリアが、にやにや笑いながら答えた。 「あの気違い女科学者がどれほどのものを作ったのか、とっくり見せてもらおうじゃない?」 「お嬢様……館の後始末は私の仕事なんですよ?」 昨夜が悲しそうに首を振った。 永遠邸では、ロケット及びペイロードの総合管制指揮所として、システムの集約的な管理が行われていた。 「妖怪の山から気象情報入電! 風力4、雲量0。気象GOです!」 「飛行哨戒中の博麗霊夢および霧雨魔理沙より入電、周辺空域に障害となる飛行物なし――」 「Tマイナス300、永琳博士、最終判断を」 「GO? NO-GO?」 「もちろん、GOよ」 紅魔館から飛び離れる途中の空中で、永琳が不敵に答えた。 「M5ロケット、最終打ち上げ段階に入ります」 幻想郷の多くの人々とゆっくりが見守る前で、最後のカウントダウンが進んでいく。 「10、9、8、7――」 ロケットの側面から黒い煙が噴き出す。発電用サイドモータ点火。 「6、5、4――」 紅魔館の湖に近い側で、盛大な放水が沸き起こる。噴射衝撃波を緩和するウォーターカーテンの展開。 「3、2、1――」 人々が拳を握る。ゆっくりたちが叫ぶ。 ゆぐやが唇をかみ締める。 「ゼロ。Lift-off!!」 閃光とともに、凄まじい白煙が湖上に吹き渡った。二秒もかけずに湖畔に届き、湖面を覆う。 M5が上昇を始める。鋭い機首を天空へ向ける。突き刺さるように昇っていく。 遅れて、湖畔の人々に、五体を揺さぶるとどろきがバリバリと届いた。 レミリアが、フランドールが、パチュリーが目を見張る。他の人々も。それは確かに、何百年もの時を生きた幻想郷住人にさえ、いまだ目撃されたことのない、壮大なスペクタクルだった。 ただひとり、咲夜メイド長だけが滂沱の涙を流していた。 「あああああ、館がこっぱみじんにいいいいいい……」 「Tプラス10、11、12、13……」 アリス邸ブロックハウスでは、打ち上げ後ロケットの管制が続いている。 「T75、一段燃焼終了! 一段分離!」 「二段点火確認!」 「100、101、102……」 「間もなく妖怪の山管制圏を出ます」 「妖怪の山、ロスト!」 「管制中継を妖怪の山からチェイサーにハンドオーバ!」 「チェイサー、了解ーい!」 高速で上昇し飛行していくロケットは、あっという間に地平線の向こうへ消える。人間たちの場合、ロケットの行程にそって地上追跡局や追跡船を設置しておくのが常道である。 幻想郷に外部の追跡局はない。代わりに永琳が選んだのは、最速を誇る妖怪にロケットを可能な限り追尾させる方式だった。 「清く正しい、射命丸でーーーーーーーーーーーーーーっす!!!」 マスコミ天狗の射命丸文が、翼を羽ばたき大気を切り裂き、すばらしい高速でM5を追っていく。 「145、146、147、148……」 「二段燃焼終了!」 「天狗より地上、竹の二段目がおっこちましたぁー!」 モウソウチク5型は、永琳がDNA改造した巨大な竹のロケットである。その中にはBPシリーズと呼ばれる高分子ブタジエン系固体燃料がぎっしり詰まっている。これが燃える端から、下の段を節目のところで切り離していくのだ。 「182、183、184、185、フェアリングオープン!」 「天狗より地上、竹の先っぽが剥けました! ゆぐやちゃんのボートが出てきてます! っていうか、そろそろつらいでーす!」 この時点ですでにロケットと文の水平分速はマッハ10を越えている。鉛直高度は150Km。アメリカ空軍の定める宇宙高度(80.5Km)のはるか上だ。 空は暗く、星が瞬く。いかに妖怪といえども、宇宙空間の環境はつらい。 「ひきが れきまへーーーーーーーーーーん!」 「地上管制より天狗、あと100秒こらえなさい」 「ひ、ひほごろひー!」 永琳の冷酷な指令に、息を止めて顔を真っ赤にした文が細い悲鳴を上げた。 そんな彼女の頭上で、M5は再び閃光を放ち、加速を始める。 「三段点火! 206、207、208、209」 「へーん、もうやけらー!」 ぶっちゃけ妖怪に酸素は必要ない。根性据えた文がさらに大きく羽ばたいて、ないに等しい高空大気を蹴りつけた。 三段に点火したロケットはますます速度を上げる。空気抵抗が極小なためその速度は天井知らずにあがっていく。時速一万二千キロから、一万三千、一万四千。マッハ17、マッハ18、マッハ19。 「ちょ…………こえ…………まぢ、むぃ……………………」 顔を赤くしたり青くしたり、おぼれた人間みたいにバタバタもがいていた文が、はるか頭上の点のように離れたロケットに目を止め、気づいた。 「てんうよい、ちひょー。ろへっほ、ちぎえ……は……」 Tプラス347秒。加速を終了したM5三段が分離した。 秒速七千九百メートル、軌道速度達成。ゆぐやは人工衛星となった。 力尽きた文が、目をペケにしてへろへろと落ちていく。 透明な宇宙ボールの中。強烈な打ち上げGのせいでぺったんこに潰れていた饅頭が、もぞもぞと動き出した。じきに、ぽむっ! と音を立てて球形に戻る。 「ゆふー…………ちょっぴり、おもかったのよぉ……」 ゆっくりかぐやは一息ついた。ゆっくりは骨がないので、外側さえしっかりボールで支えられていれば、意外とGには強いのだ。 「ゆっくりする、のよぉ……」 ゆむゆむと体を回して、ルナー・ボートの窓のほうを見た。 そして、息を呑んだ。 「ゆぅ……」 そこは天空。 純白の太陽の輝く、暗黒の宇宙。眼下には青い大気と、渦巻く雲。 一望のもと数千キロ四方が収まっている。地球のいかなる王も皇帝も見たことのない、生命の王国。 「おかあさん……ゆぐやは……ゆぐやは……やっとおいついたのよぉ……」 ぽろり、と流した涙は、落下せずに宙に浮く。きらきらと輝いて漂い始める。 「とっても……ゆっくりできるのよぉ……♪」 あとからあとから流れる涙に、きらきらと周りを取り囲まれて、ゆぐやはふわふわとゆっくりする。 幻想郷に外部地上局はない。 このことは、幻想郷とボートとの通信が、一日のうち限られた時間にしかできないということを意味した。永琳は当然、ボートと通信できる時間に月遷移軌道へのトランスファを行うことにしていた。その通信可能範囲と、軌道離脱タイミングが一致するまで、数日かかった。 「今ロケットを噴射しても、月に向いていない。しかし月に向くまで待っていると、電波が届かなくなる。両方が一致するまで待つのよ、かぐや」 「ゆぅ~ん、ゆっくりしているから、だいじょうぶなのよぉ~」 数日の待機など、ゆぐやには屁でもない。ふわふわふわふわとゆっくりして過ごした。 五日後、タイミングが一致した。永遠亭の追跡管制局で、永琳は命じる。 「いち、にい、さんでボタンを押すのよ。いい?」 「ゆぅ~」 「いち、にぃ、さん!」 「……」 「かぐや? かぐや、どうしたの!」 「……すやすや……すやすや……」 ゆぐやは寝ていた。 打ち上げの時はやる気満々だったが、五日も待たされてはやる気が失せるのは当然だった。永琳の必死の呼びかけもむなしく、ゆぐやは起きなかった。持ち時間を使いきり、軌道離脱ウインドウは閉じた。 次のウインドウは八日後だった。 八日後、ゆぐやは聞き返した。 「あかいぼたんだったぁ? あおいぼたんだったぁ~?」 「赤 い ボ タ ン よ ッ」 永琳が握り締めたマイクが、バキャッと音を立てて折れた。 このウインドウも閉じてしまった。次のウインドウは四日後だった。 そして、ロケットのバッテリーが持つのは、その日までだった。 「私は何か、とんでもない間違いをしたんじゃ……」 永琳が人選について真剣に悩み始めたとき、声をかける者たちがいた。 「れいむたちに――」 「まりさたちに――」 「ま か せ て ね !」 現れたのは、ゆぐやの親友だった森のゆっくりたち! 「あなたたち……!」 永琳は、しゃがみこみ、一縷の望みを託して彼女らの頬に触れた。 「たのむわ……同じゆっくりとして!」 「ゆっ、れいむがはげますよ!」 「まりさがげんきづけてやるんだぜ!」 何の根拠もなく自信満々に言い張るゆっくりたちの姿に、永琳は強く思った。 ――ダメかもしんない。 「か・ぐ・や! か・ぐ・や!」 「ゆーえす! ゆーえす! ゆーえす! 「ゆっ、ゆっくりしないでね! いまだけがんばってね!」 当日、永琳の心配をよそに、ゆっくりたちは必死の声援を送った。 「ゆうぅぅ~、うるさくてねれないのよぉ……あ、これ?」 ぽちっとな。 寝ぼけまなこのゆぐやが押したボタンで、M5の四段ブースターが点火、軌道離脱噴射が行われた。 加速後に四段は分離され、ルナー・ボートは月へ向かう。 月は遠いが、地球から遠ざかれば遠ざかるほど、可視時間が長くなっていく。 地球軌道を離れて五日後、幻想郷とボートは、ほぼ一日の半分の時間、交信できるようになっていた。 だが、交信の内容はほとんど永琳の悲鳴で占められていた。 「起きて、ねぇ起きて! お願いだからちゃんと起きて、動いて! おまえを救うのはお前しかいないのよ! サボってたら命にかかわるのよ! 動いてってば! 今だけ、あと二日だけでいいから! それさえ済んだら好きなだけゆっくり出来るから! ねぇ聞いてる? 頼むからいう事を聞いてちょうだい! 聞けっていってるでしょ! 動けこのくそニートが!」 「えーりん、うるさいんだけどぉ……」 「うわわわごめんなさい姫様」 あまりしつこく怒鳴るので本物の輝夜まで起きてきてしまい、あわてて謝る永琳だった。 問題は電力だった。 地球軌道で、ルナー・ボートはバッテリーの電力を使い尽くした。ボートに太陽電池パドルはついていない。船内の温度は自転によるバーベキューロールで保っているから、凍りついたり蒸し焼きになったりすることはないが、通信機やコンピューターは電気を使っている。 電気がなければ、着陸できない。 こんなこともあろうかと、ルナー・ボートには手回し式の発電機が取り付けられていた。バッテリーが底を突いても、残っている最後の力――人力で、最低限の電力を確保するためだ。 だが、その人力ならぬ、ゆっくり力が、予想を超えて頼りないのが問題だった。 「ゆぅ……ゆぅ……」 「寝てないで起きなさーい!」 「だって……ねむいのよぉ……」 今日もニート明日もニート。ゆぐやのさぼり能力は尋常ではなかった。 「こうなったら仕方がないわ……鈴仙! てゐ!」 「はぁぁい……」「なんだウサー」 ものすごいやる気ない顔でやってきた二人に、永琳は次々に命令を出した。プリズムリバー三姉妹を呼んで来い、できれば小野塚小町も、それに八雲紫と連絡をつけろ、等など。 二人の兎は、一応頑張った。だが、小町と紫の返事はそっけないものだった。 「そりゃ、あたしは距離を操れますけど、さんじうまんキロも離れてるものをなんとかしろってーのは、さすがに無理ですねえ」 「隙間はどこにでも出せるわけじゃないのよ」 等など。 頼みの綱の三姉妹が、地上通信士用のマイクの前でじゃかじゃかと躁になるロックをかき鳴らしたが、五分もしないうちに輝夜が現れてマジ怒りされてしまった。 残存電力はいよいよ残り少なく、通信の維持すら難しくなってきた。 「ああもう一体、どうしたら……!」 八意永琳、万事休す。 そのとき――である。 彼女は、ある男のことを思い出した。 それは、幻想郷の住人ではない。日本人ですらない。 あのNASAで、人を月に送るために働いていたという。 今でもいるのかどうかは、わからない。そもそも生きているのかどうか。アポロが終わったのは40年近く昔だ。 それでも永琳は、てゐを呼んだ。 「御用ウサー?」 「ええ、そうよ」 「はいはい、今度はどんな無理難題ウサ」 「アメリカへ行ってちょうだい」 「……」 悪戯ウサギ、さすがに無言。 永琳は腕組みしながら横目で彼女を見つめ、きっぱりと言った。 「アメリカへ行ってちょうだい」 「……いやだと言ったら?」 「M6の乗員になりたい?」 「ふぁーい」 この人相手ではどこまでも貧乏くじを引く、てゐだった。 ……というより、だからこそ悪戯に走るのかもしれない。 『かぐや、かぐや』 「……ゆ……?」 ゆうゆうと無重力の心地よい惰眠をむさぼっていたゆぐやは、目を開ける。 「だれなのよぉ……?」 『僕だよ』 だれだろう? 聞いたことがあるような、ないような……。 眠くてだるい。面倒くさい。ゆぐやは再び寝ようとする。 『覚えてないかな。あれは半世紀近く前だしな。君はお母さんより、ずっと小さかった……』 「ゆっ? おかあさん?」 『そうだ。思い出せないかい? 僕は――君のお母さんを宇宙に送った』 年老いてしわがれた声。ゆぐやの味噌餡の脳みそに電撃が走る。 ――そうよぉ……このこえには、たしかにききおぼえがあるのよぉ……。 「おにいさんは……じっけんおにいさん!?」 『……うん、まあ、そうだ』 若干の沈黙を経て、すぐに相手は言葉を続ける。 『四十年前、かぐやがいけなかったところに、いま娘の君が行こうとしているという。 僕は……僕は、なんと言っていいんだろう、かける言葉がない。 あのときかぐやには、月へ行けるとさんざん吹き込んだのに、結局行かせてやれなかった。そんな僕には、君に言葉をかける資格など……本当はないのかもしれない』 『ちょっとあんた、そんなヘコむようなこと言ってどうすんのさコラ!』 なにやらウサギの声がぎゃんぎゃんと聞こえるが、ゆぐやは気にならなかった。 母を宇宙へ行かせてくれた彼が、今また再び言葉をくれた――それだけで、何か、長い時間の谷間を経て、足りていないもの届けてもらったような気がした。 「ううん…… おにいさん かぐや、げんきがでたのよぉ……」 そう言うと、かぐやはゆっくりボールからゆむゆむと這い出て、壁のハンドルに取り付いた。口でくわえて、いっしょうけんめいぐるぐると回す。 発電機が回り、ゆっくりと電力が貯まり始めた。通信機の音声が鮮明になる。テレメーターを監視している永琳の歓喜の声が聞こえた。 『やったじゃない、かぐや! その調子よ、なんとかあと二時間頑張って!』 「ゆっくり、がんばるのよぉ~」 ゆぐやは懸命にハンドルを回し、なんとか着陸に必要なだけの電力を貯めこんだ。 最後にアメリカから、力強い声が飛んできた。 『かぐや、君たちにはこれが一番だったな。――Take it EASY!』 「ゆっくりしていくよぉ~」 ゆぐやは返事をして、ルナー・ボートの窓に見入った。 そこにはいつの間にか、巨大な月の姿が見え始めていた。 月――白銀の盆、あるいは光と闇で形作られた鋭利なる鎌。 竹製の小型固体モータ二本をV字に広げて、うまく推力を加減し、モウソウチク五型は月周回軌道に乗った。 月の脱出速度は、わずか二・四キロ。つまり、かなり速度を落としても地面にぶつかってしまうことはない。 ゆぐやは、低速で流れていく月面の光景を、ゆっくりと眺めた。 灰色の明確な日向。黒色の冥界のような日陰。いや、かすかに日陰も見えている。日向面からの照り返しだろう。 それにしても中間のディテールはあまりにも少ない。白と黒だけ。砂と岩のみ。四季映姫が見れば、あるいは好みそうな景色だが、この風景を好む人は少ないだろう。 ゆぐやは――また、泣いていた。 彼女は知っていたのだ、この地にかつて、月人の壮大な都があったことを。 そしてまた―― 彼女は知っているのだ。この地にいずれ、人間の壮大な都が築かれることを。 ただゆぐやは、母と同じように、今ここに来たかった。 月人も、人間もいない、今このときに――。 『月着陸噴射、開始するわ』 はるか遠くに離れた永琳の声とともに、ゆぐやの視界の中で、前方へとモータの炎が伸びた。スッと減速Gがかかる。 『噴射成功。着陸まで四百秒。かぐや、ボールに入って』 「……ゆっ」 ゆぐやはゆっくり宇宙ボールに入り、ワンタッチの蓋を閉じる。 そのまま、窓外の景色を見続けた。当分の間、見られなくなるはずだった。 やがて、地上の景色が近づいてきた。ゆぐやは目を閉じ、衝撃に備える。 窓の外を流れる砂の速度が極限まで高まり――衝撃! 「ゆぐぅっ、ゆぐぅぅぅ!」 球形のルナー・ボートは、レゴリスの砂漠にじかに突っ込んだ。硬着陸。だが停止せず、何度もバウンドする。浅い角度で入ったのが幸いした。それを狙った進入だった。 六分の一重力下で、ぽーん、ぽーんと跳ねたボールは、地上では考えられないほど長々と転がってから、ようやく動きを止めた。 巻き起こった砂塵が、きれいな放物線を描いて落下していき、やがて再び真空が澄んだ。 バシュッ、と音を立ててボートのハッチが開く。 そこから、透明なゆっくり宇宙ボールが顔を出した。 中に入っているゆぐやの歩行によって、ボールは転がり、空中に出て―― とさっ、と軽い音を立てて砂の上に降りた。 「ゆううう……!」 ゆっくりかぐや、月着陸。 幻想郷を出てから、実に二十五日後のことだった。 「ここが……おつきさまなのぉ~」 しみじみと、ゆぐやは月面を見回す。 静かだ。――風はなく、鳥もおらず、人や妖怪も一切いない。 広大な砂と、点在する岩だけの世界。 万年の無人。 億年の静寂。 その荒涼たる景色を見て、ゆぐやは―― 「……ゆっくりできるのよぉ~~~~♪」 心から、歓喜した。 そう……それが、ゆぐやが選ばれた理由だった。 月でゆっくりできる、ということが。 ゆぐやは不死だ。体を粉々にされて燃やし尽くされない限り死なない。食料も水もいらず、酸素もいらない。 だからこそ、アポロ計画のサターン宇宙船よりはるかに小さなM5型で、月に来られたのだ。M5はパワーが弱く、月まで一ヵ月近くもかかった。普通の人間が乗ったら、酸素も食料も足りなくて、餓死するか窒息死していただろう。 そして、なんらかの奇跡に恵まれた月に到着したとしても、そこで絶望を味わったことだろう。 M5は、帰還用の宇宙船を載せていないのだから。 そう、これは片道飛行。帰らずの旅。 月に骨を埋める者でなければ、許されない旅。 ゆぐやこそは、その資格を持つ者だった。 「ゆっしょ、ゆっしょ……ゆふー……すずしいのよ♪」 ボートの日陰に入って、ゆぐやは息をつく。月の二十八日の自転に合わせて、多少は動かなければならないだろうが、たいしたことではない。 ここでは、誰も――人間だけでなく、同じゆっくりたちでさえもが――干渉してこないのだ。 絶対の孤独。――究極の放置。 母の夢見た、永遠の、ゆっくり。 いや、厳密にはそうではない、いずれここには誰かが来るだろうから。 だがそれも……ずっと先のことだ。二十年か、三十年か。あるいは千年か、二千年か。 でもその程度ならかまわない。 二十年に一度ぐらいなら……起きてやったって、いいではないか。 『かぐや、着いたの? 報告して!』 「ゆっくり、とうちゃくしたよぉ……」 小さな通信機にそうつぶやくと、ゆぐやはそれをひと呑みに飲み込んだ。 そして、目を閉じた。 「ゆっくり、ゆっくりするのよ~……」 月面、静かの海、アポロ11号着陸地点から二キロ。 白い太陽と青い地球だけが見守る砂漠で、小さなボールがゆっくりし続けている。 あの日からずうっと。 これからもずうっと。 ===================================================================== 「ゆっくりと動物の人」さんの「そらを夢見て」を見て、 発作的に月まで連れてってやりたくなりまして。 YT 最後のシーン、「猫の地球儀」という小説を思い出しました。 切ない終わり方ですがこういうの大好きです。あと宇宙開発モノも。ゆぐや可愛いよゆぐや。 -- 名無しさん (2008-10-09 03 21 28) 数年前「シューメイカー=レビー彗星」で再び脚光を浴びた ユージン・シューメイカー博士は元宇宙飛行士候補でした。 彼は難病に冒され、宇宙への道を閉ざされてしまいます。 しかし彼は天文学者として宇宙開発にその一生を捧げ、 多くの飛行士を送り出す事に貢献しました。 今、シューメイカー博士は月に眠っています。 無人月面探査機に彼の遺灰が載せられ、 生前果たせなかった月面着陸を果たしたのです。 シューメイカー夫人は言います。 「夜空を見上げればいつでもあの人に会えるんです。なんて素晴らしい事でしょう!」 -- 私は饅頭 (2008-10-09 04 53 44) なんと荘厳な物語っっ そして作者の博識ぶりに脱帽 -- 名無しさん (2008-12-09 16 51 42) いいはなしだなーーーー -- ちぇんと(ry 飼いたい (2012-03-29 11 17 20) 名前 コメント
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中国覇権主義の野望は、たった数年で潰えることとなった。 各地で起こる叛乱、軍閥の割拠に、連邦制の施行と外交権まで含めた自治権の拡大と引き換えに開発援助などの打ち切りを地方政府に通告する。中国政府は沿岸部諸省に支配領域をしぼり、内陸部の実質的な切り捨てを敢行したのであった。 こ れに対し、内陸部諸国の漢人たちは、嫌が応にも現地人と連携をはからざるをえなくなり、一時沿岸部と対立する姿勢を見せるも、やがて実力において適わない とみると協力体制の構築をはかるようになる。こうして、中国の覇権主義は鳴りを潜め、やがて内向きになっていき国際社会で目立たぬ存在となっていった。 一 方、日本国もまた、経済低迷と内戦による国土の破壊、そして人口の四分の一が実質的に切り離されて国家として解体されたことによって世界第三位の経済大国 としての地位から滑り落ちてしまった。国連直轄領となった東京など諸都市は国際都市として復興をはかり、その他の地域も緩やかな連合体となり、やがて行政 府の役割は最低限のもの、軍事・公安・国土保全の役割を担うものとなっていく。それは、かつて先鋭的自由主義国家論を批判しフェルディナント・ラッサール が揶揄したような夜警国家そのものであった。その夜警国家「日本」は企業体と国連など国際機関の連合体となっていく。○原発廃棄から宇宙開発時代へ 内戦前、東日本大震災に起因する東京電力福島第一原子力発電所の事故から、日本だけでなく世界で高まりを見せていた反原発/脱原発運動は世界各地で深刻な エネルギー供給の不足を招いていた。内向きになったとはいえ、中華人民共和国は未だに旺盛な経済成長とエネルギー資源獲得の欲求を見せており、新興経済大 国のインド、ロシア、ブラジルにおける化石燃料の需要増大は原油や天然ガスの価格高騰を招いていた。これにより他の発展途上国においては深刻なエネルギー 不足に悲鳴をあげていた。新興工業国や先進国と違って、金で問題を解決することが出来なかったからである。このエネルギー不足の中、日本で韓国出身の帰化 日本人である子安正義がある計画を立ち上げた。「ギガソーラー計画」である。 「ギガソーラー計画」の要は、軌道上に打ち上げた太陽発電衛星によ る発電であった。最初は地上に発電設備を作ろうというものであったのだが、実際に福島県海岸通りに建設した発電設備は、日本特有ともいえる梅雨などの影響 で稼働率が悪くとてもではないが安定供給が出来るものではなかった。サハラやゴビなどの砂漠地帯、赤道直下の島嶼諸国などへの設置も検討されたが、砂嵐や 熱帯性低気圧の猛威は発電設備の設置を断念させるのに十分であった。 天候に左右されるという、自然エネルギーの弱点を補完するにはどうするべきか。考えた末に出てきたのが、衛星軌道上に太陽電池を並べるという案であった。しかし、これも大きな障害が出てきた。スペースデブリである。 米ソ冷戦時代に行われた宇宙開発競争や、その後の宇宙開発の過程で大量のスペースデブリ、宇宙のゴミが地球の衛星軌道上にばらまかれていた。デブリは単に 漂うだけでなく、高速で軌道上を周回している。移動方向が同じなら、相対速度も然程大きくなく脅威ではないが、実際には様々なベクトルをもったデブリがあ ちこちと大きな相対速度で飛んでいる。デブリがあたれば、たとえ螺子釘一本のでも、軌道上の構造物に大損害を与えるのだ。 このデブリを掃除する ため、一時はテクノーラ社などの専門のベンチャー企業が立ち上げられたが、あまりに広範にわたり広く薄く分布しているため、清掃作業がコスト的に割が合わ ないという結論にいたる。そして、テクノーラをはじめとするベンチャー各社は、経営方針を変えて地球近傍でのゴミ拾いではなく、地球から遠く離れた太陽近 傍の惑星軌道での発電設備建設・運営を事業目的とする。このテクノーラこそ、子安正義の立ち上げた企業である。後に木星開発往還船フォン・ブラウン号を建 造・運営の端緒を開いたのもこのテクノーラであった。 宇宙開発ベンチャーのほとんどが、当時原発全停止と原油輸入の低迷でエネルギー不足に陥っ ていた日本で起業されていた。必要は発明の母というとなにか違うが、切実な需要があってその需要に応えるために外国の資源に頼ることの出来なかった日系企 業の活路が自然エネルギーであった。その自然エネルギーも、地上に並べた太陽電池パネルや、渡り鳥を殺しまくる巨大風車(風の通り道は渡り鳥の格好の飛行 経路だった)ではなく、宇宙にその供給元を求めたのであった。 宇宙開発はそれだけでは終わらない。太陽光発電パネルの制作の材料は月や小惑星に 求められ、その開発のために恒久的な採掘/精錬工場、パネルやパネル運搬/設置用のロケット船の建造のための工場、それら工場で働く労働者のための居住施 設、娯楽提供のための如何わしいあれこれなどが続々と宇宙に進出し、そのほとんどが地上で仕事のない途上国や旧経済大国日本の人々であった。宇宙での経済 活動での違法行為を取り締まる各種警察組織が国連主導で作られ、やがて設置された国連宇宙開発機構下の軌道保安庁が設置されるにいたる。そうして、 2050年代には、月とラグランジュポイントには宇宙都市が、小惑星にも都市が出来、交易船やそれを狙う海賊船などが飛び交うようになり、いつの間にか宇 宙は人間の経済活動圏となっていった。 (つづく)
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「地球連邦軍は0059年にコロニー建設によって拡大した地球圏の治安維持を目的とした宇宙軍を設立した。」p68
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21世紀は散々な世紀であった。 経済恐慌、大規模な震災、そして中国覇権主義と米英露連合の戦争とそれに続く既存の国際秩序の崩壊で人類は希望を 失いかけていた。とくに、2020年代に起きた中国対米英露連合の闘いは、日本列島を主戦場として熾烈を極め、当時衰退傾向にあった日本国の解体を招き、 日本は企業連合体として復興をはかることとなった。 何故、日本国が解体されることとなったのか。それは、そもそもの原因が21世紀初頭に始まる日本国の政治的混乱が当時覇権を唱え始めた中国に日本国への介入を決断させたからだ。○日本の混迷 20 世紀末にはじまった日本国の「失われた30年」は、主に当時政権担当政党であった自由民主党による的外れな政策の実施にあった。新自由主義政策が強烈なデ フレを産み、そのデフレスパイラルによる経済の弱体化が国民の自由民主党への信用を失墜させた。その自由民主党の失墜の結果、民主党が政権を担当すること となったのだが、新しい政権党も自民党と同じ政策を引き継ぎ、日本は底なしのデフレ地獄にますますはまっていった。 民主党も自民党も機能不全で有 効な政策が打ち出せない中、維新党という新しい政党が台頭してきた。2012年9月、突然の衆議院解散と選挙により維新党が衆議院の議席の4割は獲得し旧 自民党の残党と連立政権を組み過半数をとったはいいが、連立政権の足並みがそろわず維新党も有効な政策を出せずにいた。国内の混乱と政治・経済の低迷は止 まるところを知らず、ついに2012年11月の「東京証券市場崩壊」が起きて、日本国の経済的信用はがた落ちとなった。そして、同年12月24日、旧自民 党の石田伸幸幹事長を担ぎ上げたクーデターが勃発し救国臨時政権の樹立をもって日本の国際社会からの孤立化を決定づけた。○日本復活への足掻き 新 しく成立した臨時政府は、まずアメリカとの関係の「正常化」を打ち出した。片務的な日米安保条約を双務的なものに改め、日本の国際的な地位をとりあえず政 治・軍事面で押し上げようというものだった。しかし、米国側がこれを拒否したばかりでなく、臨時政権の正統性そのものを認めないと言い出したことで石田政 権は窮地に陥る。その石田政権に助力を申し出たのが中国であった。 中国は、双務的な同盟を求めた。それだけでなく、領土問題においても尖閣諸島の帰属問題を半永久的に棚上げにし、経済的復興の手助けのために両国の大陸棚の資源開発への資金提供と日本の破綻企業への融資を提示した。そのかわり、以下の条件を日本側に提示したのだ。 ・日米安保の破棄は求めないが、箱根以西の在日米軍基地の撤去をすること。 ・沖縄の自治権を拡大し、中国との取引を独自判断で決定できるようにすること。 ・破綻企業への援助の返済期限は無期限とするが、そのかわりに全額を転換社債と交換とすること。 ・国連安保理常任理事国入りを後押しするが、そのかわりに中国寄りの姿勢を堅持すること。 ・憲法九条の破棄をし、外洋艦隊の建設をし中国軍の活動を支援すること。 ど れひとつとっても、日本にとっては屈辱的な内政干渉であった。特に、保守本流を自任する石田伸幸とその陣営にとっては。だが、米国から見放され(米国は臨 時政権の解体とクーデター前の原状を条件に関係修復を申し出ていた)、欧州諸国もこれに習い日本に経済制裁をしようとしていたこともあり、中国以外に頼る ものも居なくなった石田政権は要求を受け入れることを決定した。そして、自宅軟禁状態におかれたいた尾沢民主党総裁を担ぎ上げたカウンタークーデターを招 くことになる。○日本内戦 出だしは、尾沢の合衆国大使館への駆け込みであった。2013年5月4日、溜池山王にある合衆国大使館 の前に、一台のリムジンが止り、その中から尾沢伊知郎が出てきて合衆国大使に対して会談を求めた。話の内容は、日本の民主制の復活についてであった。しか し、会談はいつまでたっても終わらず、尾沢の拘束のために東陽町から第九機動隊を派遣し合衆国大使館を包囲したことから日米間での緊張が高まった。翌日5 日に、警視庁公安部から派遣された刑事たちが合衆国に政治犯引き渡しを求めるにいたり米海兵隊一個中隊が大使館に投入され機動隊とにらみ合うことになる。 自体を収集するために自衛隊の投入を決めた臨時政府は、習志野空挺団と第一師団を現地に派遣しようとするが、逆に派遣した第一空挺団と第一師団が米軍の攻 撃に備えるためと称して官公庁のある霞ヶ関一帯を封鎖した。辛くも逃れた石田伸幸と数名の閣僚、一部議員がちが石田の父である石田東京都知事のいる新宿 に、そして維新党の影響の強い関西に逃れて臨時政府の樹立と復活した議会により選出された尾沢首相率いる正統日本国政府への対抗のために中国軍の派遣要請 をするにいたり事態は内戦へと発展していった。 内戦といっても、実際に戦ったのは正統日本国政府に従った自衛値と、「日本国臨時政府を救援するた め」に西日本に展開しようとした中国軍であった。クーデターによる指揮系統の混乱により九州北部と山口への上陸を赦してしまったために、自衛隊は苦戦を強 いられることとなる。海上自衛隊が中国軍潜水艦艦隊による機雷封鎖で満足に動けないこともあってついに中国軍の大阪入城をゆるしてしまう。日本は西日本を 主戦場として日本国臨時政府を支持する中国軍と戦うはめになってしまった。 この段階になっても合衆国は明確に日本国正統政府を救援することはしな かった。理由は、臨時政府側に多数の民間人が義勇兵として参加したからだ。中国に対する日本人の反発は当然あったが、元々同盟国であったとはいえ、日本を 一度は見捨てた合衆国に対する反発も相当根強く、その合衆国を頼って政権を奪取したと認識した一部右翼勢力が、共産中国の後押しをうけた臨時政府を助ける ために義勇兵として志願したのであった。だが、その後の尾沢政権の外交面での健闘と、中国のあからさまな覇権主義が先の対日要求の日本国外務官僚たちによ る漏洩で世界中の反発を受けたことにより尾沢政権はようやく合衆国をはじめとする西側諸国の支持を取り付けることに成功する。そして、戦争は日中間だけで なく、中国および日本国臨時政府対日本国および米欧参加の国連軍という図式となる。そして、兼ねてから中国への不信を募らせていたロシアの形ばかりの参戦 をもって第三次世界大戦の幕開けとなった。 (続く)
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中華人民共和国が時代遅れの覇権主義に突っ走りはじめていた時期、政治的に混乱する日本の存在が東アジアに力の空白を産み、それが中国の暴走を招いてしまった。走り始めた戦争への動きは、やがて日本を舞台に鋼鉄の嵐を巻き起こす。○西日本奪還 2013年7月上旬、尾沢首相率いる日本国正統政府は、西日本奪還を目指して大規模攻勢をかけることを企画した。 米英露を基幹とする国連多国籍軍と連携して九州大分県への大規模上陸作戦をと、橋頭堡として確保しておいた鹿児島県から熊本県への侵攻に先駆け、陽動作戦として宮崎県への上陸作戦を行うことを決定した。 1)九州の人民軍を宮崎県に人民解放軍九州中流軍の主力を吸引し、大分県への上陸を容易ならしめること。 2)同じく鹿児島からの侵攻作戦を容易ならしめること。 3)最終的に九州駐留の人民軍第一野戦軍第一集団軍を宮崎県に封じ込めること。 4)大分と熊本を制圧して補給を経つことで干上がらせ、九州全土の奪還をはかること。 5)第一野戦軍を包囲殲滅もしくは降伏に追い込むことにより、中国地方に展開する第一野戦軍第四十集団軍を戦略的に無力化すること。 6)九州を抑えることにより西日本全土を中国の勢力圏から切り離し解放すること。 そして、最終的には日本駐留軍30万人将兵を削り取ることで中国の継戦能力を奪って戦争を集結に導くことと目標としていた。作戦名は「オペレーション・ロイヤルティー」であった。 作戦は九州博多と山口県下関市への上陸作戦からはじまった。宮崎県への上陸作戦の陽動を偽装するためである。上陸はアメリカ海兵隊第三遠征軍の博多湾岸へ の上陸と英軍落下傘連隊二個連隊の福岡空港への降下作戦で幕をあけた。同時に、これら上陸作戦を支援するために日本国陸上自衛隊と航空自衛隊の合同による 濃尾平野への攻勢と、海上自衛隊による佐世保の人民軍東洋艦隊への奇襲攻撃および海上輸送妨害作戦が行われた。時を経ずして、高知県沖に展開していた米太 平洋艦隊と海兵隊第一遠征軍、英国海軍と海兵隊合同による宮崎県上陸作戦が行われた。 福岡と宮崎への攻撃により、米英露日連合軍の意図を宮崎県への上陸作戦と見誤った人民解放軍は急遽戦力を宮崎と福岡に集中させて米英軍の撃退を図った。 人民解放軍の戦力が手薄となった大分に航空自衛隊の支援の下、陸上自衛隊第一空挺団が大分空港と大分港、米陸軍第百一師団が大分県東部と北部に展開した。 この期に及んで連合軍の作戦意図に気づいた人民解放軍が大分にとって返そうとしたが、鹿児島から進撃してきた陸上自衛隊第8師団と米陸軍の合同部隊が第一 野戦軍第一戦闘団の分遣隊を撃破して熊本を奪還し、更に制圧した大分空港から空輸された陸上自衛隊第12旅団など連合軍の増援部隊が別府市北部の山地で待 ち伏せ攻撃を行い人民解放軍の進撃を止めた、その後、制空権を奪還した自衛隊の活動により空路からの補給も経たれた第一野戦軍第一戦闘団は次第に反撃も少 なくなっていく。宮崎県内に孤立した常置で戦略的に無価値な存在となってしまった。 7月31日に第一野戦軍第一集団軍の指揮官劉奇勝少将が降伏を申し出て九州全土の人民解放軍は降伏した。そして、第四十集団軍は孤独な闘いを強いられることとなる。○日本国正統政府消滅と日本国解体 日本国正統政府を屈服させることが不可能とみた中国は、重大な決断を迫られる。最早日本だけが相手ではなく、米英露やその支援をうけたアセアン諸国までも が敵にまわっていた。8月にはフィリピンとベトナムが南沙諸島から中国の警備隊を排除し、台湾が独立を宣言し欧米各国政府が承認、名実共に独立国となっ た。日本の勝利を知ったウイグル人やチベット人は独立や自治権拡大、漢民族の内地への帰還を要求して連日デモを行っていた。中国は、見せしめのために国内 の少数民族の独立・自治権獲得運動を武力によって弾圧したが、近年の党中央の腐敗で反発していた一部地方の武装警官隊までもが抗議行動に同調して軍部隊と 衝突までもはいかないが対峙するようになって事態は深刻化していた。そのために、手っ取り早い方法として、日本国への限定的核攻撃を企画する。2013年 8月6日、この日ウイグルの人民解放軍ミサイル基地から発射された一発の中距離ミサイルが東京を襲った。約1メガトンの水爆の爆発により東京は潰滅し、正 統政府も消滅する。急遽招集された全国知事会の超法規的な決定により、各県庁から抽出した職員により官僚組織の再構築が図られるも、作業は困難を極めた。 混乱する日本国に代わり、米英露連合軍が自衛隊現地指揮間と連携をとることで戦争は負けずにすんだが次第に手詰まりとなった。日本国の意思決定が困難に なってきたためである。中国も各地の叛乱で混乱して継戦能力を喪失、やがて自然休戦となった。8月15日、韓国による保証占領下の対馬で開催された米英露 中の会談で日本国政府の消滅と戦争の集結が確認される。そして、以下の決定がなされた。 1)日本国正統政府再建までの日本国全土の国連直轄での信託統治領化 2)中国と連合軍間での捕虜交換 3)中国の日本国への不干渉と連合国の中国への不干渉 4)日本国の対外債権の凍結 5)中国政府および中国人保有の外債を元手とした日本復興 6)米国を中心とし、中国を含めた東アジア地域の集団安全保障構築と相互内政不干渉原則の徹底 7)ウイグルおよびチベットの内政面の自治権拡大と内政への不干渉を中国中央政府が保証すること。 8)上記体制構築にあたり、連合国が中国を支援すること 9)潰滅した東京および福岡市、北九州市、鹿児島市、名古屋市の期限を百年とした国連直轄領化 決定の内容は日本国解体とほぼ同義であった。その後日本は序々にではあるが国家意識を喪失していくこととなる。 (つづく)
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982 :ひゅうが:2012/01/22(日) 19 06 04 ネタ――ヤンの宇宙軍大学校訪問2 ~ネタ暴走~ ――同 帝都某所 「ご苦労様でした。嶋田さん。」 「ああ。」 「ところで、また宙軍大でやらかしたそうですね。」 「言うな!元はといえばお前がこの義体で無理やり固定したんだろうが!おかげで私は『撫子たんはぁはぁ・・・し、失礼しました!指導お願いします!』 『い、いや、以後気を付けてくれればいい』『いえ!ぜひ!今後も間違いを繰り返す・・・さないために!』『ずるいぞA!自分だけご褒美を貰おうとするなんて!』『貴様ら・・・顔を近づけるな!!』『『ご褒美ありがとうございました!!』』とかいう変態的な連中に目をつけられているんだぞ! おまけに生写真まで出回っているし!」 「声真似乙です。またいい素材が――いえ、いいものを見させていただきました。」 「素材って言ったか!?お前の仕業だったのかあのコラ画像!」 「なんのことやら。それに、こっちに来てからの嶋田さんの顔と全体的なパーツは変えていませんよ?何か問題が?」 義体は、ことに軍用のそれは登録した顔以外にはしてはいけない。 そして、その基本になるのは入隊時の顔となる。つまり、嶋田の顔は生まれてこれまで数十年を過ごしてきたそのままなのだ。 思い出したくない事実(実家の両親その他)を思い出してしまった嶋田は、再びため息をついた。 「問題がって・・・まぁいいが。」 ああ、このやりとりがあってこその「会合」だとニヤニヤしている近衛公その他を睨み付け、嶋田はため息をついた。 ここは、夢幻会が誇る美食家 北一輝が経営するおでん屋である。 なお、口調に影響されてかどこぞのメ○ドガイそのまんまになってしまった北は迎賓館にヘルプに行っているので現在は不在だ。 「で。若手士官どもにショックは与えられたのだろう?」 相変わらず調子を崩さない山本がさりげなく茶を嶋田の前に出しながら言った。 「ああ。まぁヤン・ウェンリーがあれほどだとは思っていなかったが。」 指で眉間をもみほぐしながら嶋田は答える。 いつも凛とした表情を崩さない責任感の塊のような嶋田がふとした拍子に見せる表情。 実はそれこそが日本宇宙軍内で嶋田の人気が絶大である理由なのだが、この場にはそれを指摘するようなものはいなかった。 近衛公や辻たちの暗躍の結果、復古され完全に日本文化の一部として定着した「そういう」文化は、「そういう」ことを可能にしていたのだった。 ちなみにその入門書には、世阿弥の「風姿花伝」からこんな一節が引用されている。 984 :ひゅうが:2012/01/22(日) 19 06 49 いわく、「花は秘すれば花なりき。」たとえ大っぴらにやっていることでも、秘密にしてみればさらによさが引き立つという意味でそれは使われている。 なお、目下、自分たちが萌えていることを知らせて恥らわせようとする連中と、このまま秘密の萌えを楽しもうとする連中という2派閥がよくわからない激闘を繰り広げているが、嶋田はそのことを知らない。 閑話休題。 「疑似突出によって機動鎮守府と火力を一方に誘引し、一気に機動鎮守府前衛にまで迫った手腕、心理的間隙をつく罠はあれは天性のものだな。 見事なものだった。それに、シトレ大将が行った並行追撃――第5次イゼルローン攻防戦時の戦法が組合わせられたらあれほど厄介だとは・・・」 最終的には要塞火力による殲滅がなされたが、その過程で自軍の迎撃艦隊が各個撃破されては世話はない。 「まぁ、誘い出されてカンネーの戦いの再現をされそうになったときに即座に気付いただけでもよしとしたいと思うよ。」 嶋田は、この日、ヤンが示したエア回廊での同規模の兵力を用いた全面戦闘のシミュレーションを映し出した。 日本側が三次元での相互支援を重視しすぎて突出をためらう隙を見据え、火力支援部隊を誘い出すヤン。その隙をついて正面空間にできた一筋の通路を突進し並行追撃を完成させたシトレ。 それは見事な組み合わせだった。 迎撃側をつとめたのは今期の入校生だったが、さすがに意気消沈していた。 「これで、若いのも迎撃のみに固執するのがいかに危険が分かっただろうと思うよ。」 「外交交渉で自国を嵩に着て高圧的になることもないでしょうね。」 辻がニヤリと笑う。貞子そっくりになっているため、かなり不気味だ。 政府としては願ったりかなったりだ。と山本は辻に言った。 「明日の交渉、互いに妙な偏見を持つ要素は一つでも少ない方がいいからな。」 「ああ。あ、そうだ。近衛さん。」 「何か?」 唐突に呼ばれた近衛は首をかしげる。 「明後日、ヤン中佐や文官の何人かが神保町に行きたいと希望してきた。文化的な面での担当は近衛さんだったと思うので、まかせても大丈夫ですか?」 「もちろんだ。伊達に古五摂家筆頭をつとめてはいないつもりだ。」 「なら――これ、お願いします。」 嶋田は、口元を釣り上げてニヤリと笑い、メモを電脳に転送する。 「ん?・・・なんだこれは。『戦史』『地中海』『日本歴史資料集成』・・・全部で500シリーズを超えているじゃないか!?これを全部揃えろというのか!?」 「近衛さん・・・この間、あの件でノリノリで主上に言上したでしょう?」 「あの?・・・ああ!宇宙軍の募集ポスターか。いやいや助かったぞ。おかげで写真集の売れ行きも――あ・・・。」 近衛公はうんうんと頷きながら、固まった。 「山本くん・・・君、裏切ったな?」 「ふふ・・・嶋田侯爵家および『嶋田閣下を陰に日向に愛でる会』からクレームが入っていますので。いわく『うちの娘(こ)を泣かせるんじゃない!!あとなんでポスターの焼き増しを寄越さなかった!』とのこと。」 「そっちかよ!!」 助けを求め、辻の方を見る近衛。 「辻さ――逃げやがった!!」 「さぁさぁ・・・しまっちゃいましょうねー。」 「アッ―――!!」 「ふ・・・きたねぇ花火だ。」 最後だけ決めたつもりの東条の一言は、いつものように誰も聞いていなかった。 夢幻会は、今日も平常運転であった。
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機体設定文など ========================== SSTO(単段式宇宙往還機)宇宙戦艦の開発 コンセプト: 打ち上げ施設をほとんど持たない共和国にとっての、打ち上げ一体型の艦船である。 量産を前提としたため、また、黒曜子事件よりの共和国技術の低下によるため、打ち上げと再突入が可能であることに集中して作られた。巨大ドッグでの量産を前提として艦船型である。 その一方、単体の性能は必ずしも高くなく、製造および運用コストの軽減に集中された。 主な武装は、遠距離攻撃を目的とする大口径レーザー。これらは既存であり、また鍋の技術者の親しんだアビシニアン搭載のレーザー設計を転用することで、技術レベルの低下に対抗している。 対空にレーザーファランクスを搭載しており、敵のI=Dおよび艦載機の攻撃は、装甲よりも、護衛機との連携も含めた対空で処理することが念頭に置かれている。 主力艦であるために、様々な状況に対応する必要があるが、そのためには対艦ミサイルを装備。作戦に合わせた弾を搭載する。 * * 共和国にはまだ宇宙関連の施設をもつ国は少なく、また帝國軍のような組織も持たない。 戦時には各国がそれぞれの国から戦地へと赴くのが通例であり、打ち上げのための輸送も煩雑になりがちであった。 そのため、特に打ち上げ施設がなくとも自力で宇宙まで行ける能力を持つ戦艦の開発が要求された。 幸い共和国の大半が海を持っていたため、これを活用することとなった。(海を持たない玄霧藩国はマスドライバーを所有、ジェントルラットは帝國への帰還が噂されていた) 海面を滑走路として使用し、そのまま大気圏を突破するのである。もちろん再突入時には海面に着水する。 現時点の技術でこの手法で大質量を打ち上げることは困難なため、比較的小柄な戦艦となった。 副産物として、洋上では艦船のように航行することも可能となり、また駐機場所の確保も容易である。 エンジンは3つのタイプが搭載された。 これは現段階ではSSTO(単段式宇宙往還機)の宿命ともいえた。 重量はやや増すが、個々のエンジン燃料や運用での資源を軽減させる目的もある。また汎用の技術を使っているため量産が効く。 まず、海水と大気を利用したターボジェットエンジンにて海面を加速し離水、十分な速度を得た後スクラムジェットエンジンにて大気圏を突破する。 海面を滑るように加速し、そのまま空高く舞い上がる時、船が巻き上げる水しぶきが虹を描くという。 大気圏外に出てからはイオンエンジンでの航行となる。運用コストの安いイオンエンジンは大気圏内とは別の推進材を使用するため、宇宙へ上がってからの航路に支障をきたさない。 船体は平たく、セミリフティングボディを意識しており揚力を得るための翼は最小限の大きさに留められた。(被弾面を減らす意図もある) 離陸~大気圏突破までは甲板上部を艦底と同素材の耐熱板が覆う形で抗力を抑える。戦闘態勢ではこの耐熱板カバーが開き、砲門やペイロードベイのハッチが現れる。 洋上での運用はこのカバーが開いた状態がデフォルトとなる。 この耐熱板は鍋の国の鍋職人の熟練した技と、この機体の為に新設計されたニューセラミックス技術の集大成であり、高い耐熱性に加え対レーザー装甲としての役割をもつ。上部甲板カバーは前後上下方向に展開でき、ブリッジなどを防御する盾となる。 セラミックスなので物理攻撃に不安が残るが、搭載する護衛機の機動防御や武装のレーザーファランクスの弾幕がそれを補う。 ペイロードベイは鍋の国パイロットの能力を生かしてきた大型I=D・アビシニアンがせめて一機は搭載出来るように、と船体の前部に大きく設けられた。 I=Dの代わりに陸戦カーゴや物資の積載も可能である。 宇宙戦艦の運用は煩雑なシステムではあるが、なるべく小人数のクルーでも賄えるようにそのほとんどはブリッジで集中コントロールされる。 レーダー・センサーは特筆するほど高機能ではないが、同型艦及び艦載機とのノンタイムリンケージが可能であり、これと共和国唯一の広域宇宙監視システムである玄霧藩国の“ヘイムダルの眼”との情報のリンク・解析により、広域策敵を可能とした。 なお、重力制御等、生活に関する配慮はスペースやコスト面から削減された。クルーの人数も少ないため、居住空間も狭い。 特に開発国である鍋の国民からは艦内で鍋ができないため、不評であった。(これは“宇宙用鍋缶”の開発でいずれフォローされるものと思われる) 武装 レーザーファランクス×8 対空攻撃用のレーザー機銃。前後左右に360度カバーする射角を持つ。デブリ除去にも使用される。 またレーザーのパルス幅が可変であり、短パルス発射することにより敵ミサイルなどの攻撃を防ぐ弾幕となる。 大口径レーザーキャノン×6 遠距離攻撃用の主砲。上部甲板に2門×2、艦底部に2門×1装備。 アビシニアンに搭載されたNLL-101A 大口径レーザーを艦船用に設計し直したものである。 対艦ミサイル 8連装発射機×1 艦橋後部に専用のミサイルポッドを装備。宇宙用と大気圏用(それぞれにあわせた推進材を使用)、また破片散布弾、オートサイティング弾など、作戦にあわせた弾に換装できる。 護衛機 コンセプト: 護衛機である。大気圏および、宇宙戦での母艦護衛が可能であるように可変型となった。 可変型を可能とするためには、共和国全国の智慧と技術が結集されており、レンジャー連邦、芥藩国の航空機、無名騎士藩国、ナニワアームズのI=D技術、よけ藩国、雷鳥号の変形機構等が参考にされている。まきが宰相府で搭乗したフェイク3の技術も使われている。 なかでもキノウツン藩国の<Hi-うささん>は、先駆的航空I=D機として、大きな技術提供となった。 武装は、対空用ミサイル、バルカン砲および、宇宙遠距離用レーザー。 大気中では、高い機動力での対空戦闘で装甲をカバー。 宇宙では、機動力に加えて、高い精度のセンサーと情報処理能力、母艦センサーとの連携で、的確なレーザー射撃を行う。 * * 搭載するI=D部隊とは別に、この宇宙戦艦には護衛機を付けることとなった。 戦艦にはそこそこ武装が搭載されてはいるが、主戦力のI=Dを射出する際、敵機から艦を守る小回りの効く戦力が必要だったのである。 護衛機は格納庫内の主力I=Dと違い船体上部に取り付けられたカタパルトに配置され、即座に発進出来る形になっている。 搭載機数は2機。基本フォーメーションは母艦の左右後方から主砲の死角をフォローする形となる。 護衛機は当初3機編成の予定であった。護衛なら3機でフォーメーションを組むのが理想とされたからだ。 しかし、コスト面もさることながら、搭載コンテナ及び射出用カタパルト等、スペースの関係で2機に縮小された。 コンテナは前方に開き、そのままリニアカタパルトとなる。 コンテナ収納時、翼は折り畳まれている。 この護衛機の最大の特徴は飛行形態(航空機)から人型形態(I=D)への可変である。 護衛機の要素としては航空機で十分であったのだが、共通機I=D国家の鍋の国で宇宙航空機だけというのももの足りず、また装備した火力を地上で移動砲台として運用することもも期待されたため、可変機となった。 また設計者のまきが長いことフェイク3に乗っていたため、それに影響された(パクった)との噂もある。 余談ではあるが、母艦の人員が最小限に切り詰められているため、着艦した護衛機は一旦人型に変形して自力ですごすごとコンテナに戻らなければならないらしい。 だが、宇宙では障害物となるデブリなどの除去、地上では空を飛ぶには悪天候な時でも戦艦を守備できる等、人型には人型のメリットがある。 ただし、航空機としての機動力重視のため、人型形態の能力はさほど高くなく、特に脚部は貧弱で、重力下で走る、ジャンプするという行為は想定されていない。左右のエンジンブロックに強化フレームを付け、アメショーやペルシャの伏せ形態を継承したフットパーツを付けたものである。膝関節のアクチュエーターは歩行移動及び着地の衝撃程度は対応できる。 この護衛機の陸上で託された使命は“移動砲台”――それ一点のみである。(空中でも同等だが)故に腕、脚部に大地もしくは甲板と砲身を固定するアンカーを装備しており、アメショー同様、胴体に関節を持たない。 但し、マニュピレーターはサイベリアンと規格が同一なため、武装を操作することが可能である。 装甲は軽量化のため薄っぺらだが、その分高い機動力(飛行形態時)と十分な対空火器を持たされている。 宇宙遠距離戦闘用に、センサーや情報処理能力に大きく機能を割いており、また、母艦センサーとコンタクトすることで、正確なレーザー砲撃を浴びせる。 装備 ○中口径レーザーキャノン×2 遠距離・対空戦闘を想定して機体上部に背負うように取り付けられたこのレーザーキャノンは戦艦同様、NLL-101A 大口径レーザーをもとに中口径に開発し直したものである。 護衛機最大威力の武装であり、あらゆる状況で使用可能であるため、護衛機のメインウエポンとも言える。 ○ミサイル 8連装発射機×2 両翼の下にはミサイルポッドが装備されており、対空戦闘、長距離戦闘用に使用される。 ○バルカン砲×2 飛行形態におけるドッグファイトを想定して機首の両サイドに取り付けられている武装である。飛行形態での近接戦闘における主力であるが、人型形態でも使用可能である。
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Name プリムラ=スターチス Nationality 日本 Race 人間(ナノマシン集合体) Position ブリーシンガメン隊員・オブシディアン5 Sex 女 Wanzer カーリー・マー Age 16 Job ストライカー Size 162cm 48kg Skill ボソンジャンプ、再生能力 すぐ熱くなりやすく、すぐ泣く…軍人らしくない一面がある。 過去に人体実験を受けたことがあり、その名残か否か興奮すると体中に線が浮かび上がる。 BJ(ボソンジャンプ)を単独で行うことができる だが本来、A級ジャンパーしかできないといわれている単独BSを何故できるかは不明。 名前を持たなかったがキャミーラ=フェーゼルダインより名前を与えられる 重度のナノマシン障害を患っていたが特殊なナノマシンによって体組織を再構成することで克服する TSH01 うどんとともに機体に乗り、主に操縦を担当する 専用機 エステバリス ブラックサレナ カーリー・マー 協力者 ヤマネコ 医師 TSH01 うどん
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【宇宙に共産主義の栄光を広めるため、共産主義宇宙プログラムを遂行しよう!】 「宇宙レースイベントにようこそ、同志よ!共産主義の名の下に、宇宙艦隊を作って宇宙に植民地を拓くかどうかは君次第だ!」 一番最初に実装されたイベント。一部の産業はミニイベントに流用されている。 【産業】 <燃料> ランク1 化学者 ソラナム・チュブロサムの燃料源変換に関する、国でも唯一の専門家。ちなみにソラナム・チュブロサムとはジャガイモの学名。 ランク2 ランチパッド 新たなキャリアの始まりだ。 この偉大な国で新しいキャリアを始めたいなら、ここが最適だ。 ランク3 ロケット 燃料はジャガイモ。発射準備よし。 燃料はジャガイモ。君と同志たちの見せ場だぞ! ランク4 オートパイロット オートパイロットが操縦している間に休憩を。 宇宙飛行士への道から学習と訓練を取り去った。シートベルトだけは締めて、操縦はオートパイロットに任せリラックスするといい。 ランク5 ワープドライブ どんなに速くても間に合わない時に。 どんなに速くても間に合わない時、国はA地点からZ地点まで一瞬で移動できるワープドライブの使用を義務付けている。 ランク6 スターポータル 上級ポータルが銀河じゅうに建設された。 非常に先進的な社会主義スターポータルが銀河全体に建設された。おかげで同志たちは、思い立った時に知人や友人に会いに行ける。使用前のノックを忘れないように。 <隕石> ランク1 技術者 技術は決して裏切らない。少なくとも外見に限っては。 偉大なる国のテクノロジーは強固で、決して破綻することはない。表面を取り繕うために技術者を宇宙に送り出せば十分だ。 ランク2 ローバー 宇宙探検の旅はさぞ楽しいだろう。 レッドローバー、レッドローバー、偉大なる総裁が同志達を呼んでいる。心躍る宇宙の片道遠征に出たい者はいないか。 ランク3 宇宙探査機 宇宙の暗部を探検しよう。 この探査機は、宇宙の遥か遠く、未開の場所を調査するために作られた。力を抜くんだ、何も心配することはない。 ランク4 テラフォーマー 偉大なる総裁のイメージで世界を埋め尽くそう。 あらゆる世界を偉大なる総裁のイメージで覆おう。我々の精神はあの世でも芽生えるだろう。 ランク5 異星人のアーティファクト <レーザー> ランク1 トルーパー レーザー銃の達人。 レーザー銃の達人。最強の戦士たち。動く爆弾。 ランク2 コスモキャノン 私の巨大な友に挨拶を。 巨大で恐ろしい私の友に挨拶を。済んだら別れを告げてくれ。コスモキャノンは仲良くするのが苦手でね。 ランク3 母国の船 任務連絡。奇妙な新世界を征服せよ。 引き続き任務連絡。奇妙な新世界の征服、新たな生命体と文明の同化、および多くの同志たちが消えていった場所への定期視察。 ランク4 惑星リベレーター 【研究者】 ランク 名前 レアリティ 効果 台詞 元ネタ 1 バリー・ダーク コモン 化学者の自動化&加速 「急いで動いていなければ、死がいずれ追いつく」 フラッシュ(DC)、 1 クワック・ランチイヤー コモン ランチパッドの自動化&加速 「無限の彼方へ、さあ逝くぞ!」 ランチパッド・マクワック(ダックテイル)、バズ・ライトイヤー(トイ・ストーリー)、ハワード・ザ・ダック(MARVEL) 4 ラクーンティア コモン ロケットの自動化&加速 「人生はシンプルに、。ただどこまで高く飛べるかだけさ!」 ロケットラクーン(ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー)、ロケッティア 6 グッドモーニング・スラム コモン オートパイロットの自動化&加速 「強固なブロックを崩すのに役立つかもしれない」 ガーティ(月に囚われた男) 9 ワープ・ドライバー コモン ワープドライブの自動化&加速 「私は銃は持ちません、大佐。運転すだけです」 ジャン=リュック・ピカード(スタートレック:ディープ・スペース・ナイン)、ベイビー(ベイビー・ドライバー) 15 GRAdos コモン スターポータルの自動化&加速 「」 GLaDOS(Portal)、ラー(エジプト神話) 3 Dr.スカイワイリー コモン 技術者の自動化&加速 「ついに銀河が我が手に!ぬはははは!」 Dr.アルバート・E・ワイリー(ロックマン)、ルーク・スカイウォーカー(スター・ウォーズ) 5 ジョニー・クォンタムサイズ コモン ローバーの自動化&加速 「クォンタムサイズは生きているぞ!」 ジョニー5(ショート・サーキット)、アントマン(MARVEL) 8 サンダージェイ コモン 宇宙探査機の自動化&加速 「ハンガーゲーム、開始!」 ペネロープ・クレイトン=ワード(サンダーバード)、カットニス・エヴァディーン(ハンガー・ゲーム) 11 D.Z.スウェルズ コモン テラフォーマーの自動化&加速 「二つの世界の戦争に備えろ。」 オーソン・ウェルズ(映画監督、脚本家、俳優)、H.G.ウェルズ(著作家)、ゾッド将軍(スーパーマン) 16 MARV 9000 コモン Alien Artifactsの自動化&加速 「」 マービン・ザ・マーシャン(ルーニー・テューンズ)、HAL 9000(2001年宇宙の旅) 7 ゴースト・オブ・ザ・ギャラクシー コモン トルーパーの自動化&加速 「人間による独裁から宇宙を救うのは誰?」 ノヴァ(Staqrcraft Ghost) 10 ゴートヘッズ コモン Cosmo Cannonsの自動化&加速 「今日は地球が強大な敵に挑んだ日。」 コーンヘッズ一家(コーンヘッズ)、ゴート(地球が静止する日) 13 クイーン・マザー コモン 母国の船の自動化&加速 「ゲームオーバーよ、同志。核爆弾で全て破壊しなさい」 エレン・リプリー(エイリアン) 18 アイアン・ヘルメット コモン Planet Liberatorsの自動化&加速 「」 マイク・タイソン(ボクサー)、ダーク・ヘルメット(スペースボール) 1 バット大隊長 レア 全カテゴリの生産量増加 「ドッグリバーでは何もかもが痛い」 フュリオサ・ジョ・バッサ大隊長(マッドマックス 怒りのデス・ロード)、ブレント・バット(俳優、コメディアン) 1 ポイズン・プレインフュエル レア 燃料取引時獲得同志増加量増加 「私は体内に毒を持っている。他の誰も成功させるものか!」 Dr.ポイズン(ワンダーウーマン)、ダニエル・プレインヴュー(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド) 7 デーモンズ・チャンピオン レア 全カテゴリのボーナス率増加 「岩をぶつけろって言われたんだ、ロックだろ?」 ドウェイン・ジョンソン(俳優、映画プロデューサー、元プロレスラー) 3 ブルー・ドワーフ レア 隕石取引時獲得同志増加量増加 「このクソ汚いバンドをまとめて戻しておくよ」 クライテン(宇宙船レッド・ドワーフ号)、ブルース・ブラザーズ 10 覚醒ギャングスター レア 全カテゴリ取引時獲得同志増加量増加 「恐怖、無秩序、混沌は心を殺す」 ポール・アトレイデス(デューン砂の惑星)、ゾーグ(フィフス・エレメント) 8 ガンター・スター レア レーザー取引時獲得同志増加量増加 「デンジャー、ジム・レーザー、デンジャー!」 フライデー(宇宙家族ロビンソン)、アルファ5(マイティ・モーフィン・パワーレンジャー) 【マイルストーン】※当イベントが行われるごとに報酬が異なる。報酬は当イベントが5回終わると一周し、6回目は①の報酬に戻る。 ランク 名前 報酬 1 プルート兵卒 ①レア研究者1枚②木カプセル③木カプセル④5ゴールド⑤木カプセル 2 スペース特技兵 ①木カプセル②75サイエンス③コモン研究者25枚④木カプセル⑤3ゴールド 3 コズミック伍長 ①250サイエンス②レア研究者3枚③5ゴールド④100サイエンス⑤200サイエンス 4 サターン軍曹 ①石カプセル②150サイエンス③レア研究者3枚④レア研究者10枚⑤レア研究者5枚 5 オービット士官 ①500サイエンス②エピック研究者1枚③250サイエンス④200サイエンス⑤400サイエンス 6 コメット准尉 ①レア研究者5枚②15ゴールド③レア研究者8枚④10ゴールド⑤6ゴールド 7 レーザー大尉 ①750サイエンス②レア研究者8枚③10ゴールド④400サイエンス⑤エピック研究者2枚 8 セレスティアル大佐 ①エピック研究者1枚②400サイエンス③500サイエンス④エピック研究者1枚⑤800サイエンス 9 マーズ少佐 ①10ゴールド②石カプセル③石カプセル④800サイエンス⑤12ゴールド 10 クラスター大佐 ①イベント研究者1枚②エピック研究者3枚③750サイエンス④イベント研究者1枚⑤石カプセル 11 ブーン准将 ①1500サイエンス②30ゴールド③イベント研究者40枚④25ゴールド⑤レア研究者40枚 12 メテオ元帥 ①レア研究者75枚②レア研究者25枚③エピック研究者5枚④レア研究者40枚⑤1600サイエンス 13 ギャラクシー将軍 ①40ゴールド②1000サイエンス③2500サイエンス④2000サイエンス⑤イベント研究者3枚 14 カリスト司令官 ①イベント研究者3枚②イベント研究者3枚③30ゴールド④イベント研究者2枚⑤鉄カプセル 15 ムーン曹長 ①銀カプセル②鉄カプセル③レア研究者100枚④鉄カプセル⑤エピック研究者5枚 16 アステロイド大将 ①6000サイエンス②3000サイエンス③銀カプセル④エピック研究者7枚⑤4800サイエンス 17 ケンタウロス准将 ①エピックカプセル②エピックカプセル③5000サイエンス④4000サイエンス⑤イベント研究者6枚 18 スーパーノヴァ特技兵 ①イベント研究者8枚②イベント研究者8枚③金カプセル④金カプセル⑤9600サイエンス 19 バン砲兵 ①18000サイエンス②12000サイエンス③イベント研究者12枚④イベント研究者10枚⑤エピックカプセル 20 スター最高司令官 ①金カプセル②スプリームカプセル③20000サイエンス④スプリームカプセル⑤スプリームカプセル 【ミッション】 (ランク1) この世はサイエンスで出来ている! 化学者を500獲得 プラスチックイベントカプセル 研究者を昇格させよう 研究者を2回昇格 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を83838収集 プラスチックイベントカプセル ここから上昇していくんだ! ランチパッドを20獲得 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を360M収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを25枚獲得 アーマードイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を77B収集 プラスチックイベントカプセル (ランク2) 銀河の旅! 隕石カテゴリを解放 プラスチックイベントカプセル ここから上昇していくんだ! ランチパッドを55555獲得 プラスチックイベントカプセル 暗黒面に加わるがよい ダークサイエンスを300消費 アーマードイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を168T収集 プラスチックイベントカプセル (ランク3) 探検事業だ! 隕石を2回取引 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを50枚獲得 アーマードイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を3.3B収集 プラスチックイベントカプセル ここから上昇していくんだ! ランチパッドを424424獲得 プラスチックイベントカプセル 頑丈な作り! 技術者を72343獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク4) 材料はジャガイモ! 燃料を1.5BB収集 プラスチックイベントカプセル 研究者を昇格させよう 研究者を2回昇格 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を356B収集 プラスチックイベントカプセル 片道切符の旅! ロケットを18888獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク5) 頑丈な作り! 技術者を720360獲得 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを75枚獲得 アーマードイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を30DD収集 プラスチックイベントカプセル レッドローバー、レッドローバー! ローバーを28獲得 プラスチックイベントカプセル よく休憩するように! オートパイロットを10獲得 プラスチックイベントカプセル 暗黒面に加わるがよい ダークサイエンスを800消費 アーマードイベントカプセル (ランク6) 異世界の奇妙な道具? 隕石を4.5BB収集 プラスチックイベントカプセル よく休憩するように! オートパイロットを2048獲得 プラスチックイベントカプセル レーザー発射! レーザーを解放 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを100枚獲得 アーマードイベントカプセル レッドローバー、レッドローバー! ローバーを8.3M獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク7) 材料はジャガイモ! 燃料を666HH収集 プラスチックイベントカプセル 地獄を味わってみるかい? トルーパーを5000獲得 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を479.1DD収集 プラスチックイベントカプセル 研究者を昇格させよう 研究者を2回昇格 アーマードイベントカプセル (ランク8) よく休憩するように! オートパイロットを25M獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを6.3AA収集 プラスチックイベントカプセル ファストトラベル! 宇宙探査機を84獲得 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を985JJ収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを150枚獲得 アーマードイベントカプセル 地獄を味わってみるかい? トルーパーを7M獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク9) 異世界の奇妙な道具? 隕石を6.4HH収集 プラスチックイベントカプセル 光速! ワープドライブを90獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを838AA収集 プラスチックイベントカプセル 暗黒面に加わるがよい ダークサイエンスを1500消費 アーマードイベントカプセル ファストトラベル! 宇宙探査機を58M獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク10) 材料はジャガイモ! 燃料を7.2NN収集 プラスチックイベントカプセル 宇宙征服! コスモキャノンを68獲得 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を9.9II収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを200枚獲得 アーマードイベントカプセル 光速! ワープドライブを275M獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを1.9EE収集 プラスチックイベントカプセル 総裁のイメージを! テラフォーマーを70獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク11) 材料はジャガイモ! 燃料を28OO収集 プラスチックイベントカプセル 研究者を昇格させよう 研究者を3回昇格 アーマードイベントカプセル 宇宙征服! コスモキャノンを144M獲得 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を5.3KK収集 プラスチックイベントカプセル (ランク12) 光速! ワープドライブを860M獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを4.7FF収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを250枚獲得 アーマードイベントカプセル 総裁のイメージを! テラフォーマーを625M獲得 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を920OO収集 プラスチックイベントカプセル 国旗を掲げよ! 母国の船を182収集 プラスチックイベントカプセル (ランク13) 異世界の奇妙な道具? 隕石を5.3KK収集 プラスチックイベントカプセル 暗黒面に加わるがよい ダークサイエンスを2000消費 アーマードイベントカプセル 光速! ワープドライブを2.6B獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを475HH収集 プラスチックイベントカプセル 総裁のイメージを! テラフォーマーを1.8B獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク14) 材料はジャガイモ! 燃料を1.6QQ収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを300枚獲得 アーマードイベントカプセル 国旗を掲げよ! 母国の船を423M収集 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を348NN収集 プラスチックイベントカプセル ショベルを回収しろ! ショベルを9JJ収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを300枚獲得 アーマードイベントカプセル (ランク15) 研究者を昇格させよう 研究者を3回昇格 アーマードイベントカプセル 総裁のイメージを! テラフォーマーを4.2B獲得 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を347QQ収集 プラスチックイベントカプセル 国旗を掲げよ! 母国の船を1.5B収集 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を33OO収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを350枚獲得 アーマードイベントカプセル Star Portalsを88888獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを380KK収集 プラスチックイベントカプセル (ランク16) 異星人のアーティファクトを111獲得 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を456SS収集 プラスチックイベントカプセル 暗黒面に加わるがよい ダークサイエンスを2500消費 アーマードイベントカプセル 国旗を掲げよ! 母国の船を5.6B収集 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を28PP収集 プラスチックイベントカプセル (ランク17) Star Portalsを14B獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを3.5LL収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを400枚獲得 アーマードイベントカプセル 異星人のアーティファクトを8M獲得 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を64UU収集 プラスチックイベントカプセル 惑星リベレーターを25獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク18) 異世界の奇妙な道具? 隕石を3.9RR収集 プラスチックイベントカプセル 研究者を昇格させよう 研究者を3回昇格 アーマードイベントカプセル Star Portalsを27B獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを310LL収集 プラスチックイベントカプセル 異星人のアーティファクトを8B獲得 プラスチックイベントカプセル (ランク19) 材料はジャガイモ! 燃料を29VV収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを400枚獲得 アーマードイベントカプセル 惑星リベレーターを78878獲得 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を360SS収集 プラスチックイベントカプセル Star Portalsを40B獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを1.6OO収集 プラスチックイベントカプセル 暗黒面に加わるがよい ダークサイエンスを3000消費 アーマードイベントカプセル (ランク20) 異星人のアーティファクトを23B獲得 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を739VV収集 プラスチックイベントカプセル 惑星リベレーターを5.5B獲得 プラスチックイベントカプセル 異世界の奇妙な道具? 隕石を6.9TT収集 プラスチックイベントカプセル カードを選んで!どれでもいいから! カードを400枚獲得 アーマードイベントカプセル Star Portalsを60B獲得 プラスチックイベントカプセル 撃ちまくれ! レーザーを2.7QQ収集 プラスチックイベントカプセル 異星人のアーティファクトを33B獲得 プラスチックイベントカプセル 材料はジャガイモ! 燃料を145WW収集 プラスチックイベントカプセル