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[真理・法則] 学食のラーメンは驚くほど不味い。 これを学食の第1法則という。 名前 コメント
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学食ウェイトレス EXスキルカード コスト:黄 味方キャラ全てに攻+100する。 味方エースキャラと同じ作品の味方キャラ全てにHP+300する。 お兄ちゃんも、ナナお姉ちゃんも、さっちんお姉ちゃんも、お席にどうぞっ EX0040/K
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by3年62単位(関西地方) 「すみません、隣、空いてますか?」 「え、ええ。どうぞ」 独りで学食に座るのも慣れてしまった、そんな夏の日。 講義で何度か見たことのある男子学生だった。 割と一人でいることが多く、誰かとつるんでいるところは見たことが無かった。 お互いにそれ以上話しかけることもなく、黙々と食事を続ける。周囲の喧しい談笑が、一回りして静けさのようにも思えた。 突然、聴いたことのあるギターの音が響く。 こころ描きだぁす~地図上の未ぃ知なるFrontier~♪ とびらひ…… フルメタだ……。 「はい。あ~ちょっと待って、うん」 携帯電話のマイクをふさいで彼が言う。 「すみません、少しこれ、見ててもらえますか」 私の同意を待つことなく、彼は席を立ってどこかへ行ってしまった。 目の前には、ほとんど役目を終えてしまった昼食のトレイがある。 やっぱり待っていないといけないんだよね……。 「時間、とらせてしまったみたいですね。すみません。お詫びにこれ、いかがですか?」 戻ってきた彼が、鞄から季節限定のポッチーを取り出す。4本入りの小袋だ。 「ありがと。気持ちだけもらっとくわ」 そう言い残して、私は立ちあがる。 フルメタ、好きですか? そんな簡単な一言が、どうしても口に出せなかった。
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/*前パート*/ /*教室*/ 「さて、今日の授業はこれまでだ。質問は一切受け付けない。あえて世俗的な言い方をすれば、わからなければググれ」 授業終了を宣言するググレカスの言葉など誰も聞いてはいなかった。いそいそと教科書とノートを片付け、そわそわと教室の入り口を気にする生徒ばかりだ。 4時限目授業終了のチャイム、それは学生たちのお昼ご飯、正確に言えば学食の席と、メニューの争奪戦が始まるのを告げるのである。 うちの学食は、生徒の数に対して席も少なければメニューごとの在庫も少なく、すぐ品切れになる。出遅れれば最後、席が空くのを待ち、いなり寿司のような低ボリュームだったりうら若き学生には物足りないようなメニューを食す事となる。そう、これは戦争なのだ。ライバルを押しのけ、仲間と協力しあい、ある者は席の確保、そしてある者は食券を確保し優雅なランチタイムを満喫すべく奮戦するのである。 もちろん、学生の中には混雑を嫌い購買で軽食を買うなり弁当を持参するなりして別の場所で食事を摂る者もいる。余談だが、購買のパン等も目ぼしいものはすぐ売り切れになるの。 ただ、うちの学食は価格が安く、更に味が良い。 となると、学食でご飯にありつけるのならばそうありたいと考えるのが当然な訳で。そういった理由で、毎日毎日多くの学生が詰め掛けるのである。 /*廊下*/ 「さて、俺も急がないとな・・・」 前置きが長くなったが、昼休みが始まると大抵毒男と役割分担を決めつつ戦場へと赴くのだが、今日はその毒男が見当たらない。さっきまでいた筈なのだが、探し回って時間を消費するわけにもいかないので、そのまま学食へ直行することにした。 「みずきちーー、待ってーーー」 振り返ると、聞き覚えのある声と後姿の奴が廊下を逆方向へと疾走していた。 まったく、廊下を走るなんて幼馴染として関心できんな。/*(※かるくみずきについても触れる?)*/ 俺も走るけど。 /*学食*/ 「くそ、遅かったか…」 時すでに遅し、学食はすでに多くの学生でごったがえしていた。 「席は…もう遅いか。適当になんか購買で買うか」 「あれ?みのるくん?」 小動物のような愛くるしい動作でひょこっと視界に現れた姉さん。3年生は時期が時期なので、自由登校だったり早めの昼食をとってたりするのが大半なので、こんな混んでいる時間帯に姉さんと会うのは珍しい事だった。 「こんなところで会うなんて珍しいね。友達は一緒じゃないの?」 んー、と顎に手を当てて考え込む姉さん。あれ、何か難しい質問したっけ? 「それより稔くん。お昼ごはんは?まだだよね?」 「え?ああ、うん。まだだよ。見てのとおり出遅れたっぽいから購買でなんか買おうかなって」 「購買ってパン?だめだよ。ちゃんとしたもの食べないと!席ならお姉ちゃんがちゃんととってあげるから、何か買ってきなさい」 姉さんは背が低い。普通の背で今の台詞を言ったら頼れるお姉さんに見えたんだろうけれど、どうみてもその姿は、背伸びしてるおませな女の子のそれだった。 その事実を告げようものならどんな仕打ちが待っているのかわからないので、とりあえず食券を買いに大勢の生徒で賑わう食券売り場へと向かうのであった。 並んでる位置から券売機を見てみると、売り切れの赤ランプがちらほらと光っていた。 姉さんの手前、バランスのいい定食物がよかったが、この分では俺の番が来るまでに軒並み完売御礼となるだろう。 「さて、何が残ってるかなっと」 ようやく俺の番が回ってきた。ざっとメニューを眺めてみるが、やはり定食物は残っていなかった。 「んじゃ、ラーメン…いや、カツ丼あたりにサラダでも買うかな」 上品な割り下によって仕上がったとろとろ半熟卵とたまねぎが、サクサクにあげられたカツと絶妙に絡み合い、学食とは思えない出来栄えを誇るカツ丼。 結構すぐ売り切れる方なのだが、運がよかったのだろう。俺が買い終わると同時に、券売機はカツ丼が品切れであることを主張しはじめた。 姉さんの分も何か買おうかと考えたが、既に食事をとっている可能性を考え止めておいた。 カウンターでカツ丼とサラダを受け取り、姉さんの所に行こうとして気がついた。 「姉さん、どこにいるんだろう……」 ただでさえ混んでいるというのに、更にあのちんまい姉が容易に見つけられるとは思えない。 とりあえず、出会った場所付近のテーブルから捜すことにした。 「おーい、稔くん。こっちこっちー!」 窓側から、ピョンピョンと飛び跳ねながらこっちに手を振る姉さん。人が多く普通の声では気がつかないからしょうがないといえばしょうがないのだが、周りから注目を受ける事となり、その視線はあまり、嬉しいものではなかった。 自分の行いで注目を浴びたことに気がついた姉さんは、すこしバツが悪そうに俯き気味で席にすわる。 姉さんに悪気がないのはわかっているし、俺のためにしてもらった行為を無碍にするほど稚拙でもないので、なるべく笑顔を繕ってフォローを入れる事にする。 「ありがとう姉さん。席取ってくれて本当に助かったよ」 「うん、ありがとう。稔くん」 さすがに、あからさま過ぎたろうか姉さんに逆にお礼を言われてしまった。 対面でとられていた席に座ると、姉さんはにっこりと笑いながら徐に、カバンからサンドイッチを取り出した。 「あれ、姉さんお昼まだだったんだ」 と言うか、人に言っておいて自分は購買のパンですか…! 「うん、ここで友達と昼食をとるつもりだったんだけどね、話し込んでたら混んできちゃったの。あんまり場所取るのも悪いから、教室で食べようって話になったんだけど、稔くんと食べる事になったから、友達には教室に行って貰って、お姉ちゃんはここで席を二つ残しておいたの」 なるほど、どおりでなかなか良いポジションの席を取れた訳だ。しかし、つまりこれは俺のせいで友達とお昼ご飯を食べれなくなってしまったんじゃないだろうか。 「ごめん姉さん。俺のせいで友達と食事できなくて」 「もう、何言ってるの稔くん。友達とはまだまだ機会だってあるし、それにお姉ちゃんは稔くんと食事できて嬉しいよ。だいたい、弟が困ってるのを放っておける訳ないでしょ。助けてあげるのがお姉ちゃんの役目なんだもの」 えっへん、と(ない)胸を張って力説してくれる姉さん。 「それに、稔くんには普段たくさん家の事してもらってるからね、こういう所でちゃんと恩返ししないとね」 そう、我が藤宮家では料理洗濯掃除といった、たいていの家事を俺がこなしている。 別に母親が家事を放棄しているわけじゃない。理由は簡単、両親がただいま絶賛海外出張中なのだ。それも、長期、という言葉も付け足した。 「ありがとう、できれば家の家事をもっと手伝ってくれたほうが嬉しいんだけどね」 社交辞令はそこそこにしてここぞとばかりに本音を言ってみる。 「この前手伝ったよ」 ……取り付く島も無かった。 長話もなんなので、湯気までおいしそうなカツ丼に箸をつける。 「ちゃんとサラダも買ったんだね。エライエライ」 栄養を気にしてくれているという意味ではうれしいが、残念なことに我が家の栄養管理をしているのは俺だった。たまに幼馴染の伊万里が料理や家事を手伝ってくれたりするのだが、料理の方は何故か姉さんが俺の手料理を強く主張するので、伊万里の手を借りることは滅多に無い。 「そういえば、昨日稔くんが居ない時にお父さんたちから電話あったよ」 お上品に、サンドイッチを一口サイズに千切って食べる姉さん。姉さんは三年生なので自由登校等の理由でたいてい俺より先に家に帰っている。 「え、そうなの?ひどいなぁ、俺最近全然話した記憶ないよ」 別に生活にさしたる不便も感じてないが、一応不満をたれてみる。 「しょうがないよみのるくん。時差があるからこっちが暇な時は忙しいんだよ。昨日だって、あまり余裕なさそうだったし。あ、お母さんがお姉ちゃんの言うことをちゃんと聞くのよ〜って稔くんに。わかったカナ?」 言うことを聞いて良い子にするのはむしろ姉さんの方だと思うけれど。 「……稔くん、今すごい失礼な事考えてたでしょ」 ほんわかと猫のように自由奔放気味な姉さんだが、こういう事にはとても鋭い。 しばらく、会話も無しに黙々と食事をとる。 姉さんは、俺より早い段階でサンドイッチを食べ終わり、こっちをずっと眺めていた。 「ねぇ、稔くん」 ふと、穏やかな、けれど真剣な目をして問いかけてくる。 「なに?姉さん」 「稔くんは、お父さんとお母さんが居なくて……さびしい?」 まさか、と何時ものように軽い調子で返そうと思ったが、その真剣な眼に気圧されて、すこし真剣に考え、そしてこう答えた。 「たしかに、手紙や電話でしか会えなくなって随分経つよね。でも、普通なら寂しいって思うのかもしれないけどそんな事全然思わないんだ。こういったら薄情に聞こえるかもしれないけど、そう思わないのは、姉さんがいつも傍にいてくれて、今の生活がとても充実してるからじゃないかな」 ちょっと恥ずかしい事を言ってしまったかもしれないけど、俺なりに考えてそう言ったので後悔しないことにする。 「そっか。それならお姉ちゃんも安心だよ」 姉さんは、しばらくぽかんとしたような表情をしていたが、すぐに満面の笑みを浮かべてくれた。 たしかに、両親が不在なのは色々不便だけれどだからといって寂しいなんて感じたことは本当になかった。これはさっきも言ったとおり、姉さんの存在があってこそなのだろう。 普段はグータレデーモンと化している姉さんだが、こうやって時々とても姉らしい気遣いをしてくれる。そして、その姉さんとの生活は、忙しくも、楽しいものなのだ。 満面の笑みで俺を眺めていた姉さんだが、突然思い出したように 「あ、稔くん。そろそろ行かないと次の授業までに、食後の運動をすることになるよ」 言われて、結構時間が経っていたことに気がついた。いつの間にか空になった丼と皿をトレーにのせ、いそいそと片付けを始める。 「それじゃ、またね。姉さん」 「うん、またね。稔くん」
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購買のものはIDカードで買える。 使った分は後払いとかそういうシステムなんじゃね? カレーパン 購買で一番人気。 購買でちゃんと揚げてるからできたては特においしいよ! ぶたさんパン 購買に売ってる惣菜パン。 味付けした豚足をパンでくるんでるだけだが 名前のかわいらしさとは裏腹に食べ物に見えない。 匂いも良くない。脂分がすごい。味はそれなり。 購買では売れ残るので処分に困るほどだがなぜかメニューからは消えない。 ティオの大好物。 『あの有名人も絶賛!』のPOPの有名人は言うまでもなくティオ。 モロナミンV きっとオロナミンCだとかアリナミンVだとかそういう系統の飲み物なんだろうね! 学食の位置 どうやら学園の建物の4Fにあるらしい。 本編で『学食に行くために階段を下りてくる』という描写があるので、学園の建物は5F以上の高さとなる。
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「You ve got maill! You ve got maill!」 今日も朝がやってきた。 「ん・・・んん」 携帯のアラームを止めた。 無機質なデジタルのそれは 針が数字を指すような曖昧なものじゃない 8:00 しっかりと携帯のディスプレイに浮き上がらせている。 もう少し寝ていたい。 けどここで寝てしまえば一限だけでなく二限までも欠席してしまう恐れがある。 ふと気付くと電池が二本 この子がすこしばかりの空腹を訴えていた。 断食から五日、今日帰ったら充電してあげよっかな この子はなんて燃費がいいんだろ 高校の時は一日で動かなくなったのに そんな事を考えながら天井を見つめ体を起こすための気力を貯めていた。 髪をとかして、箪笥の上に積み重ねた服から昨日着なかった物を掴んで鏡の前へ行く 着替えながら玄関に置いてある鍵をポケットにねじ込み 右、左、後、後とズボンのポケットを上からたたく 最後にバッグの中のラノベがしっかりと定位置にあることを確認 「携帯、財布、鍵、煙草っと、可も、不可もないわねっ!」 これがなければ、時間の長さを身を以て味わうことになる。 タイムイズマネー 売れれば私はどれだけ大金持ちになれるのかしら。 鏡に映る自分が見出しなみを整えながらニカッて笑ったかと思うとしょぼくれた顔押していってってきますと呟いた。 なによ、シャキッとしなさい!アンタそんなんじゃ見ているこっちまで落ち込んでくるじゃない、と 靴を履きながら吐き捨てた。 そうして今日を潰すために私は大学への道のりを進む あっ!単位取るため! 四限目終了のチャイムが鳴った。 今日という日の80%が終わった合図 あとは家に帰ってパソコンの電源をつけて時間が来たら布団に入るだけ。 そのまえに、ごはんたべて帰らないと 自炊を始めて最初のころはちゃんと料理をしていた。 だけど食材を余らせて腐らせたり つい買い物に出ると一日の食費に割の合わないおいしそうな物を手に取ってしまう。 だから私は晩御飯は学食ですまし 余計なお金を使わないように。 うちの大学は何故か食堂が早くに閉まるけど片づけをしてる間は簡単に作れる一品ものだけは出してくれるのだ。 昼、賑やかだった食堂は 部室棟やサークル活動が盛んな分館から距離がはなれてるからか 入口においてある自販機の音までも鮮明に聞こえるくらいに静か。 時々吹奏楽部の演奏の切れ端が物哀しく響くだけだった。 光も少ない。 厨房の方だけ明かりが灯るだけで暗く 窓を通して入る外の光が室内を照らしているだけ この季節は遅い時間まで外が明るい。 夕方のイメージは茜色 だけどここに差し込む光は暗い水色 私には御誂えむき またいつかに茜色に染まるのかな、とか考えつつも 音はするけど姿の見えない厨房へむかって「まだ、やっていますか?」と 白々しいわね 毎日この時間に来ているからあのどんぶりを出してくれることはわかってる 「はいはい、何にしましょう?」 安くて量も多く腹もちがいい学食の定番のどんぶりを私はお願いして出してもらう。 座るのはいつもと同じ外の見える窓側の席 いつもうるさい食堂がこうも暗く静まりかえるとホント、イメージ変わるわ ぱくぱくぱくと、私は時々窓の外を見つつ機械的に箸を進める。 昨日食べたものより今日は乗っているものがちょっぴりおいしいかな? 「ちょっとぬるいかもしれないけど、どうぞ」 食堂のおばちゃんがやかんと小さなコップを持ってきてくれる。 飲み物を買って入らないのは、これにちょっと期待しているからだ。 「あ、ありがとうございます」 ごちそうさまでしたと言えば これで最後でこれが最初、明日も明後日もその次も 人との会話はいつもどおりのこの通りのこれぽっきりだ。 「ツェー、ツェーよ」 少なくなったどんぶりの具を箸でつつきながら転ばした後 私はやかんからコップにお茶を注いだ。 コップからはいい香りのする湯気がどこまでも伸びてゆく。 「あったかい・・・・。」
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お昼休み。チャイムと同時に授業から抜け出た生徒達は、我先にと購買部のパンを買いに走る者 学食へと向かう者、机を並べ弁当を突付き合う者、1人屋上等で黄昏ながら食べる者 と、いろいろと分岐する。そんな学生達がワイワイと楽しそうにしているのを横目に蒼星石も 本日の昼食を取ろうと学食へ向かおうとしている。 蒼「何食べようかなー?」 と、普段はお弁当派なのに今日に限って寝坊したために、学食での食事を余儀なくされた蒼星石。 しかし普段は弁当ばっかりだったし、たまには学食も悪くない・・・とまんざらでもない。 翠「あれ?蒼星石?珍しいですねぇー。蒼星石が学食で食事なんて。」 蒼「ああ、翠星石か。いや、今日は寝坊しちゃってさ、アハハ。たまには生徒と一緒に学食でってのも悪くないよね。」 翠「まあ、それはそうですが。・・・とにかく、食券を買うなら早くしてほしいですぅ。」 蒼「え?ああ、ゴメンゴメン。・・・じゃ、カレーにしようっと。」 翠「まったく・・・、それじゃ私もカレーにするですぅ・・・よっと。」 二人同じ物を注文する。これが後にあの騒動を生む切欠となるのも知らず。 そして食券売り場から学食へと向かう二人。 翠「蒼星石はここのカレーは食ったことあるですかぁ?」 蒼「いや、・・・無いかな?普段はずっとお弁当だったからね。」 翠「実はここのカレーを作るのに翠星石も加わってるですぅ。その味に特と驚くがいいですぅ。」 蒼「え?そうなのかい?・・・ああ、確か君は調理師免許も持ってたんだっけ?」 翠「そうですぅ、だからこの学食で一番人気のメニューはカレーなんですよぉ。」 蒼「へぇー、君がそこまで言うんだったら、さぞ美味しいんだろうね。」 と、微笑みながら返事を返す蒼星石。そこまで自慢されるのだ、さぞや美味しいのだろう。 期待に胸が膨らむ蒼星石。普段ずっとお弁当だったけど、これからは学食も利用することにしよう、と蒼星石は心の中でそう誓っていた。 そして、学食。 翠「すいませーん、カレー2つお願いするですぅ。」 学食のおばちゃん「はいよー。先生方、ちょっと待っててくださいねー。」 と、威勢のいい声が聞こえる。この人はこの学食の名物おばさんでもあるのだが、それはまた別の話。 そして、カレー2つお待ちどう様ーという声が聞こえ 翠「はい・・・っと、これが蒼星石の分ですねぇ。福神漬けは乗せるですかぁ?」 蒼「ああ、お願いするよ。」 翠「私はどうもカレーにラッキョウという組み合わせがわからんですぅ。よく皆あんなもんが食えるですよ。」 蒼「そうだねー、僕もラッキョウは苦手だ。」 と、二人顔あわせてニッコリと微笑みあう。そして、その背後から 男子生徒A「あ、蒼星石先生じゃないですか?先生が学食って珍しいですね。」 蒼「ああ、○○君か。へへ、ちょっと今日は寝坊しちゃってね。」 どうやら蒼星石のお弁当の話は生徒にまで伝わっているようだ。 男子生徒B「翠星石先生も一緒なんですか?あ、そうだ。先生、お昼ご飯一緒に食べませんか?」 翠「な!?わ、私は別に構わんですよぉ、そ、蒼星石はどうするですか?」 あまり生徒から昼食に誘われたことが無いのか動揺する翠星石は、蒼星石に同意を求める。 蒼「そうだねー、うん、いいよ。たまには生徒と一緒にご飯ってのも悪くないからね。」 男子生徒A・B「(よっしゃああああああ!!!!!)」 こんな美人教師二人と飯を食える。男子生徒にとってはとてつもないほどの幸福だろう。 翠星石は1人の時にたまに学食に来るが、誘っても暴言でしか返事が来ないために躊躇していたが こと押さえ役の蒼星石がいれば安泰である。 男子生徒A「いやいや、こんな美人教師達と飯を食えるなんて何たる幸福。なー?」 男子生徒B「うんうん、いや俺ら明日死んでもいいくらいだよ。」 蒼「そんなに喜んでもらえると、嬉しいな。でも、そんなに褒めても何もでないからね。」 フフッと微笑む蒼星石。男子生徒はもはやKO寸前である。 翠「あ、ちょっと待つですよ。ちと忘れ物をしたです。おめえらは先に食っていやがれですぅ。」 男子生徒A「え?何か他にも頼んでたんですか?」 翠「いや、違うですが。え~と・・・」 と、言いつつ席を離れる翠星石。?顔の男子生徒達。 蒼「それじゃ、すぐ戻ってくるだろうし僕らは先に食べていよう。」 男子生徒「うい~っす。それじゃ、いただきまーすっと。」 それに続いて、蒼星石も手を合わせていただきますと続く。そしてカレーをその口に運ぶ。 蒼星石「うん、美味しい。翠星石が自慢することはあるや。」 そして、他愛のない雑談が始まる。授業中の態度、いまクラスで流行っていることや他の先生の話題など。 蒼星石は普段、職員室で他の教員とお弁当を食べてるだけだったので、これほどまでに充実した昼食は初めてだった。 ああ、物凄い損をしてた・・・と後悔の念が襲うが、今はこの状況を大いに楽しむべきだと頭を切り替える。 しかし、何か物足りない。美味しい食事に楽しい会話、一体何が足りないのか。 蒼「あ、そういえば・・・。そうか、忘れてたー。」 男子生徒A「え?何すか?」 と、急に会話を切られたので、突っ込む男子生徒。 蒼「え?あ、いや・・・僕もちょっと忘れ物をね。すぐ戻るから君達は食べてていいよ。」 え~!?と不満げな男子生徒。それもそうだ、二人もいなくなっては誘った意味が無い。 しかし、その不満が伝わることも無く蒼星石は忘れ物を取りに席を立つ。そして、しばらくして翠星石が戻ってきた。 翠「はぁ~、まったく他の生徒にたらい回しにされてて、見つけるのに苦労したですぅ。」 男子生徒B「あ、おかえりなさい。何を取ってきたんすか?」 翠「ふふふふ、コレです、コレ。カレーにはこれがねえと始まらねえですよぉ。」 と言いつつ、差し出してきたもの。それはソース。自分のカレーにソースをかけながら 翠「やーっぱり、カレーにはソースですぅ。あんた達もそう思うですよねぇ?」 ここで下手に逆らって癇癪を起こされたらたまった物ではない 男子生徒A・B「「そ、そうですよねー・・・、ハハハ」」 翠「そうです、そうですぅ。お前らは味の分かる奴ですぅ。」 と、満足げな翠星石。きっと自分の味覚に賛同者がいて余程嬉しいのだろう。物凄い笑顔である。 と、そこへ蒼星石が帰ってくる。この時点で、男子生徒は嫌な予感を感じていたが、蒼星石がいれば まあ、問題は起きないだろう・・・と安心していた。 翠「あれ?蒼星石、どこ行ってたですかぁ?」 蒼「え?ああ、これをね・・・ってす、翠星石、そ、それは何だい?」 翠「へ?これですか?ソースですよぉ。やっぱカレーにはソースですぅ。蒼星石もそう思いますよねぇ?」 男子生徒たちはよくある光景だと思った。カレーにはソース?醤油?きっと蒼星石先生もソースだろうなぁ・・・ と似た者同士だもんなぁ・・・とも思っていた。しかし、この楽観とした状況も蒼星石の一言で打破されることになる。 蒼「え?な、何を言ってるんだい?翠星石。カレーには醤油じゃないか?」 と、その手に持つ醤油指しがキラリと光る。 男子生徒A・B「「(おー、似た者同士でもやっぱ違うところはあるもんだなぁー)」」 翠「な、何を抜かしやがるですか?!いくら蒼星石といえどこいつばかりは譲れんですぅ!!」 蒼「君こそ、何を言っているんだい?日本人ならカレーには醤油なのが常識だろ?」 翠「い、一体いつそんな常識が出来たですかぁ?!何時、何分、何秒、地球が何回回ったときですかぁ?」 男子生徒A・B「「(しょ、小学生や、小学生がここにおるー!!)」」 蒼「そんなのは太古の昔、古の時代から定まってるものなんだ。僕も翠星石が相手といえどこればっかりは譲れないよ。」 翠「もー、完璧に怒ったですぅ!!蒼星石、あなた味覚がおかしいんじゃないですかぁ?」 蒼「君こそ、調理師免許をもってるのに、病院で味覚チェックを受けたほうがいいんじゃないか?」 翠「な?!言うに事欠いて、そんな暴言を・・・。そ、そうですぅ、この二人にどっちが正しいか聞いてみるですぅ!!」 蒼「うん?そうだね、議論が平行線をたどってるんだから第三者の意見は貴重だからね。」 翠「そうです、そうですぅ。この2人がどっちを正しいか意見を出せばそれで決着が付くですよぉ!!」 翠星石は内心、勝ったと思っていた。何故なら、この二人にはさっき尋ね、ソースが一番だと言ったからだ。 と、それは翠星石が怖くてただ合わせてただけなのだが。しかし、この2人には大変な状況である。 蒼「さ、君達はどっちが一番カレーに合うと思うんだい?正直に言ってごらん。」 と男子生徒に笑顔で尋ねる蒼星石。こんな笑顔を見せられればはい、醤油ですと言いたくなるが ここで蒼星石を押しのけて翠星石が尋ねてきた。 翠「やっぱりソースですよねぇ。」 こちらも物凄い笑顔だ。思わずはい、ソースですと言ってしまいたくなるほど。 男子生徒A「え?え~と、ソースもいいけど醤油も捨てがたいし・・・なぁ?」 男子生徒B「へ?ああ、いやぁどっちかなんて決まられないっすよぉ、ハハハ。」 と、男子生徒は安全パイを切り出した。これなら二人とも傷付かずに丸く収まる・・・そうなる筈だったが 蒼・翠「「何を言ってるん(だ?!)(ですかぁ?!)」」 ステレオサウンドで叫ばれると喧しいことこの上ない。窮地に追い詰められた男子生徒達。 しかし、ふとテーブルの隅に目をやると、そこには・・・。 男子生徒A「・・・い、いやー、実は俺、醤油でもソースでもなくてこいつ派なんすよぉ、へへへ。」 と、咄嗟の機転でテーブルの隅から拾い上げてきたもの、それは 蒼・翠「「ま、マヨネーズ!?」」 男子生徒A「いやー、実は我が家のカレーにはこいつを入れる風習で・・・ってあれ?」 うまいことやったつもりだったが、二人には通用しなかったようで 蒼「な、何を言ってるんだい!?そんなの邪道だよ!!いくら君が僕の生徒でもそればっかりは許せないよ!!」 翠「そうですぅ!!このスカポンタン!!お前こそ味覚チェック受けやがれですぅ!!」 ひどい言われようである。担任でもある蒼星石からああまで言われたのは初めてだ。 蒼「まったく・・・、って、あ?!もうお昼休みが終わっちゃうよ。行こう?翠星石。」 翠「へ?あ、本当ですぅ。お前らも早く教室に戻るですよぉ?」 と、言いつつご馳走さまーと仲良く学食を出て行く二人。 男子生徒A「お、俺って一体・・・」 男子生徒B「まあ、二人を仲直りさせたってことでいいんじゃない?」 貴方はカレーに何を入れますか?入れませんか?
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2003年 5月19日開催 千愛作成→ナビゲーター案へ変更→イメージ確認キャラチャの突発開催 学食での昼食にカツ丼をセレクトする焔が偉大、活目して見よ! 司の携帯盗撮コレクション設定初お目見え、 以後何かと便利な司設定となる(爆) この頃の千愛は天然ボケの他人頼り@上官の姉がいる事になっていた その後それが兄・一季となる 参加キャラクター 大崎 司/焔=T=R?/八重草 梢/葉原 千愛 もどる
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学食の混雑 サポートカード コストなし 自分フィールド上に「生徒」が存在する場合、相手ライフに「生徒」の数×1のダメージを与える。 生徒デッキにはとても有効と言えるバーンカード。 自分フィールド上の状況によって効果が多少変わってくるカードである。 トークンも合わせて考える事が出来るので全校集会との相性は抜群である。 最高で即時5ダメージと生徒デッキならば強力になってくれるであろうカードの一つである。
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おばさん「最近食堂の売り上げが減ってきてねぇ」 放課後、たまたま立ち寄った食堂で調理のおばさんと世間話をしていたらそんな話が出てきた。 翠「そうですか?けっこう売れてるように見えるです」 おばさん「金額的には雪華綺晶先生のおかげで問題無いんだけどねぇ」 翠「なるほど・・・食べに来る生徒が少なくなったって事ですか」 おばさん「そうなのよ。翠星石先生何か良い案有りませんかねぇ?」 翠「う~ん、すぐには思いつかないですぅ。でも、料理に携わる者として見過ごせねぇです。 ここは翠星石に任せるです!泥舟に乗ったつもりで居やがれですぅ」 そう言って食堂を出て行く。翠星石の後姿が見えなくなった頃、おばさんはポツリと呟いた。 おばさん「泥舟だと困るんだけどねぇ・・・」 かくして、翠星石が中心となって学食再生プロジェクトが立ち上げられた。 翌日、翠星石は雛苺に事情を説明してある物を用意させ、授業にそれを持参した。 翠「おめえら、このアンケートに答えやがれです」 雛「ちゃんと真面目に書いて欲しいの」 二人は生徒達にアンケート用紙を配っていく。アンケートの内容は学食に関する物だった。 翠「最近学食を利用する奴が少ないと、調理のおばさんが嘆いていたです」 雛「そこで、皆にもっと利用してもらうためにどこが問題なのかを知りたいの」 生徒達は、そう言えば最近行って無いなぁと思いながらアンケート用紙に記入していく。 書き終わった用紙を集めたところで授業の終わりを告げるチャイムが鳴り、二人は授業を終えて職員室に向かった。 翠「う~ん、結構辛辣ですぅ」 雛「学食美味しいのにぃ」 隣り合った机で難しい顔をしながら二人はアンケートを読んでいく。 アンケート用紙に書かれていたのは二人を悩ませる物ばかりであった。 例えば、使わなくなった理由として『購買のパンの方が安いしうまい』とか『メニューに飽きた』とか 『マズいから』とまで書いてある物も有った。 また、学食に望むものはという質問に対しては『あと100円安くして』『もっと美味しい物が食べたい』という物から 『水銀燈先生が作ってくれるなら1万出す』『蒼星石先生が食べさせてくれるサービス』などある意味でこの学園らしい 物まで有った。 真「学食に関する要望?そうね・・・紅茶が無いのが不満なのだわ」 金「甘~い玉子焼きを食べたいかしら~」 蒼「サイドメニューの充実かな」 薔「・・・小食な人向けの食券があれば」 雪「美味しければなんでも。ただ、ゆで卵はもう作らないで欲しい。臭いだけで食欲が無くなる」 他の教師からの要望は大体こんな物だった。生徒達と違って不満点や要望が具体的なので対策しやすい。 それらを纏めている翠星石に水銀燈が声をかける。 水「私には聞かないのぉ?」 翠「以前聞いたです。高級食材なんて学食には到底無理です」 水「・・・そう、じゃあこれだけ言っておくわぁ。どれだけコストを削減しても絶対に手作りにしなさい」 翠「・・・・・・・・・そんなの言われるまでもねーですけど、仲間はずれは良くないですからリストに入れておくです」 水「それじゃ、よろしくぅ」 そう言って次の授業のために職員室を出て行く水銀燈。 翠(相変わらず素直じゃないですぅ) 翠「寝言は置いておくとして、多い希望は値段とメニューの充実ですね」 雛「でも、値段はギリギリに切り詰めてるのよね」 翠「これでもうちの学食は手作りですぅ。これ以上安くしたら碌な物にならないですぅ」 学食や社食等はどうしても値段を重視してしまう。その結果出てくる料理は冷凍食品、という例も少なくはない。 その点、有栖学園の食堂は全て手作りである。しかもセットメニューなので栄養面でも問題無い。 雛「セットメニューばかりだから飽きちゃうのかな?」 翠「確かにAセットとBセットだと違いはトンカツかハンバーグぐらいです。でも、他にも単品メニューは結構有るですよ」 翠星石の言うとおり、セットメニューの他にもカレーやうどん・そば、ラーメン等の単品メニューは有った。 雛「それでもトッピングとかのサイドメニューは少ないと思うのよ」 翠「言われてみれば、カツカレーとか無いですね。ラーメンも醤油以外無いです」 雛「こうやって挙げてみると、結構問題点がいっぱいなの」 二人はあれこれと話し合い、次々と問題点を挙げていった。 翠「問題点はだいたいこれぐらいです。後はこれらの解決ですぅ」 雛「おー」 問題点は見つかった。しかし、解決策は簡単には見つからなかった。 蒼「初めて知ったけど、かなり切り詰めて作っているんだね」 翠「これ以上安くするのはやっぱり厳しいですぅ・・・」 雛「う~ん、難しいの~」 二人は蒼星石に頼んでネットで料金モデルを調べてもらった。 調理の人たちに直接聞けば良いのだが、材料費とか当人達が知っているとも限らないし、 人件費などの給料に関して聞くのも気が引けたからである。 蒼「材料費を1円でも安く出来れば、料金にも影響が出るんだろうけど・・・」 そう言ってある事を思いつく。 蒼「そうだ、材料を取り寄せている業者さんよりも安い所を探したらどうだろう?」 雛「取り寄せる材料は沢山なの。簡単には見つからないと思うの」 翠「でも、悪い手じゃないですぅ。1種類だけでも安く仕入れる事が出来れば・・・」 考え込む3人。そして最初に発言したのは雛苺だった。 雛「もしかしたら、安く仕入れる事が出来るかも知れないの」 翠「どうするですか?」 雛「商店街の八百屋さんに頼むの。確か八百屋さんの結菱さんは農家の人から直接仕入れてるの。 だからとっても安くて新鮮なの」 翠「なるほど・・・商店街ですか」 蒼「でも、大量に仕入れないといけないと言ったのは雛苺先生だよ」 雛「うぃ・・・でも、10分の1でも仕入れる事が出来れば安く済むの」 あれこれと話し合っている3人に、1人の用務員が近づく。 ?「かぁずきぃぃ!」 蒼「うわぁぁっ!!・・・はぁはぁ、柴崎さん驚かさないでください!」 元治「はっはっは・・・すまんすまん。それで一体何の話をしておるんじゃ?」 翠「じじいに話しても意味が有るとは思えねーけど話してやるです」 翠星石は事情を説明した。元治は一通り聞くと意外な申し出をしてきた。 元治「なるほどのぅ・・・一葉とは将棋友達じゃし、なんなら私から話を付けようじゃないか」 翠「え?!それ本当ですか?!」 元治「ああ、本当じゃとも。ついでに他の店とも掛け合ってみようかの」 雛「良かったの!これで安く仕入れる事が出来るの!」 蒼「ありがとうございます柴崎さん」 元治「なんのなんの、かずきの力になれるなら例え火の中水の中って奴じゃわい」 蒼(だから、僕かずきじゃないのに・・・) そう言って豪快に笑う元治だった。 翠「さて、これで仕入れの問題は解決したです。後はメニューの充実ですぅ」 雛「これはヒナ達にお任せなの~」 蒼「家庭科の先生の本領発揮だね」 翠「善は急げです。今から早速新メニューの製作に取り掛かるです。蒼星石は調理のおばさんたちを 家庭科室に呼んで来て欲しいです」 そう言って職員室を後にする2人。蒼星石は食堂に行って翌日の分の仕込をしていた調理の人たちを呼びに行った。 翠「それでは、今から家庭科の特別授業の始まりですぅ!」 それから数週間後、食堂は生徒達でごった返していた。 商店街からの協力で、材料費を1割近く安くする事ができ、その結果各メニューの値段が10~20円安くなった。 そのメニューの方も翠星石と雛苺のアドバイスで大きく様変わりした。 さらには食券に大盛りの他に半分など少量にできる食券や雪華綺晶先生専用の食券も付けた事で女子生徒から人気が出た。 また、浮いた材料費で購入したドリンクサーバーも生徒や教師たちに好評だった。 おばさん「ほんと、ありがとうねぇ翠星石先生」 翠「お礼を言うなら翠星石より柴崎さんに言うです。もし居なかったら材料の仕入れが出来なかったです」 おばさん「それじゃあ、あの人の好きな里芋の煮っ転がしでもサービスしないとねぇ」 そう言って笑うおばさん。釣られて翠星石も笑う。 一頻り笑った後、おばさんがこう切り出してきた。 おばさん「ねえ、翠星石先生」 翠「何ですぅ?」 おばさん「この間の特別授業、とっても評判だったのよ。だから、今後も新メニュー開発の時にアドバイス貰っても良いかい?」 翠「お安い御用ですぅ!何でも言いやがれですぅ!」 それ以来、翠星石と雛苺は食堂の新メニュー開発の手伝いをする事になった。 そして、その時から食堂の売り上げは大幅に伸びていく事になる。