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『まりちゃヨットスクール』 26KB いじめ ギャグ パロディ 小ネタ 子ゆ 愛護人間 いつもの小ネタです。 「こーんなまずいごはんしゃん、もうたべたくないのじぇー!」 生ゴミを目の前にして、両頬を膨らませて飛び跳ねながら怒る子まりさちゃん。 キリッと眉毛を吊り上げて、吸えた臭いのする生ゴミを睨み付けます。 「ゆぅぅぅ…おちびちゃん、きょうのごはんさんは、それしかないんだぜ。ゆっくりがまんしてね」 「いやなのじぇー!いやなのじぇー!まいにち、まいにち、なまごみしゃんや、にがにがのくさしゃんばっかりなのじぇー!まりちゃは、こくじょーのあまあましゃんがたべたいのじぇー!!」 今度は、親まりさを睨んで膨れ上がる子まりさちゃん。 両頬は膨らませたままで、コロコロと転がりながら駄々をこねます。 この子まりさちゃんは、親まりさの一人娘です。 ゆっくり出来ない野良生活では可哀想と、親まりさが最大限に甘やかせて育てた結果がこうなったのです。 すっかり我が侭になってしまい、親まりさの手に負えなくなっしまいした。 「ゆぅぅ…こまったんぜ…おちびちゃん、おとーさんのいうことを、なかなかきいてくれないんだぜ」 こうなってしまうと、ゆっくりの親では手に負えません。 更生の道は限りなく少ないでしょう。 「ゆっぷっぷ!どーなのじぇ!いたいのじぇ?やっぱち、まりちゃはさいきょーなのじぇ!!」 小さな草の芽を踏みつぶして、最強宣言する子まりさちゃん。 この子まりさちゃんは、昨日公園にいた蟻を一匹枝でつついて殺してしまいました。 そんな事があったせいで、自分がこの世で一番強いと勘違いしてしまったのです。 この子まりさちゃんも、日頃から親にまりさ種は最強と吹き込まれて育ってきました。 そのせいで非常に攻撃的で、傲慢な個体に育ってしまいました。 この時点で、既に地上に敵なしと思っている子まりさちゃん。 放っておいても、その内人間に喧嘩を売って殺されてしまうでしょう。 「ゆびゃぁぁぁん!いちゃいのじぇぇぇぇ!まりちゃ、ちんじゃうのじぇぇぇぇぇ!」 「だいじょうぶだよ、おちびちゃん!おかーさんが、ぺーろぺーろしてあげるよ!」 こちらでは子まりさちゃんが、小さな体をグネグネと動かして大げさに泣いています。 どうやら、跳ねていて小さな小石を踏みつけたらしく、底部がほんのり赤くなっています。 この子まりさちゃんはそれが痛いと大騒ぎして、親れいむの周囲を飛び跳ねて泣き叫んでいます。 親れいむはそんな子まりさちゃんを笑顔でなだめ、揉み上げで子まりさちゃんの頭を優しく撫でながら、赤く腫れた底部を舌で舐めます。 「おちびちゃん、いたいのゆっくりとんでくーだよ!これでもうあんしんだよ!!」 「ゆびゃー!ゆびゃー!…ゆっくち!ゆっくち!ゆっくちーー!!」 子まりさちゃんに優しく言い聞かせながら、得意そうに仰け反る親れいむ。 それを見て満足そうに微笑むと、同じように踏ん反り返る子まりさちゃん。 この子まりさちゃんは、過度に愛情を欲しがる甘ったれのクズです。 このまま育つと、やはりろくな事にならないでしょう。 「ゆぅぅぅ…おなかすいちゃ………おとーしゃ…おかーしゃ…ゆえぇぇぇ………」 公園の隅で、寒さに震える子まりさちゃん。 顔をしかめて両目に涙を浮かべながら、暗い顔で力なくズリズリと這いずり、風の当たらない場所を探しているようです。 この子まりさちゃんは、先日両親を亡くした野良の子ゆっくりです。 その上棲み処も食料も失い、1匹で途方にくれながら公園内を徘徊しています。 最初の内は、誰かが可愛そうな自分を見れば、必ず助けてくれると信じていたようです。 ですが誰も見向きもしないばかりか、石を投げられたりと散々な目に合うだけでした。 一匹で生きていくだけの知恵も力もない、この子まりさちゃん。 放っておけば、このまま野垂れ死にでしょう。 この様な、沢山の駄目な子まりさ、クズの子まりさ、腐れのウジムシ子まりさを更生させる為に、優しい鬼威惨達が立ち上がりました。 そして創られたのがこの、「まりちゃヨットスクール」なのです。 甘ったれのろくでなし、ゴミくずのまったく救いようがない腐れの子まりさを、水上まりさの訓練を通して立派に更生させていく事を目的として開講しました。 厳しい集団生活の中で、りっぱなまりさになれる様に子まりさちゃんを支援していきます。 それでは、スクールの様子を見ていきましょう。 「ゆゆぅ…ここなんだぜ、おちびちゃん。ここにはいれば、りっぱなまりさになれるんだぜ!!」 「ゆゆぅ?!なにいってるのじぇー!まりちゃは、とーってもりっぱな、えりーとゆっくちなのじぇー!ばかにするんじゃないのじぇー!」 当スクールの噂を聞きつけて、早速野良まりさの親子がやってきました。 少し不安そうにしている親まりさとは対照的に、子まりさちゃんは自信たっぷりと言った様子で踏ん反り返ります。 親まりさを見下すように睨みながら、不快そうに頬を膨らませます。 そんな子まりさちゃんの様子に、親まりさも困ったように顔をしかめます。 でも安心してください。 こんな腐れ子まりさちゃんでも、鬼威惨達はちゃんと教育してくれます。 「はいこんにちは、スクール参加希望の子まりさですね?」 「ゆっ、ゆぅ…に、にんげんさん、よろしくおねがいするんだ…ます。ゆっくりしてね」 人間の鬼威惨を見て、親まりさは少し緊張している様です。 「ゆっぷっぷー!なんなのじぇ?このくしょにんげんは!まりちゃのどれーなのじぇ?!うんうんしてしぬのじぇー!!」 何と言う事でしょう。 子まりさちゃんが、鬼威惨に向かって屁をこいて挑発しています。 「ゆゆぅぅ?!なにしてるんだぜ、おちびちゃん!!いますぐあやまるんだぜぇぇぇぇ!!」 「なにいってるのじぇ?もちかちておとーしゃんは、くしょにんげんにびびってるのじぇ?!ゆぷぷのぷー!これはけっしゃくなのじぇー!」 そればかりか、鬼威惨に少し怯えている自分の親まりさも馬鹿にしています。 こんな性格では、間違いなく野良暮らしをしていけないでしょう。 鬼威惨はそんな子まりさちゃんを持ち上げると、透明な箱に閉じ込めてしまいました。 「ゆゆぅ?!なにするのじぇー!ここからだすのじぇー!くしょにんげんは、まりちゃのこわさをしらないのじぇー?!あやまるなら、いまのうちなのじぇー!!」 子まりさちゃんは鬼威惨に向かって膨れ上がると、透明な箱に体当たりを始めます。 ですが、そんな事をしても箱が壊れる訳がありません。 鬼威惨はそんな子まりさちゃんを見てニッコリと笑うと、いきなり子まりさちゃんの入った透明な箱を蹴りました。 「どっびゃぁぁぁ?!…な、なにしゅるのじぇぇぇぇぇ!まりちゃのぷりちーぼでぃーしゃんが、びりびりしびれるのじぇー!!」 「ゆっひぃぃぃ!やめでくだざいだぜぇぇぇ!おちびちゃんは、ちょっとやんちゃなだけなんでずぅぅぅぅ!!かわいいざがりなんでずぅぅぅだぜぇぇぇ!!」 箱を蹴られてその衝撃を受けた子まりさちゃんは、体をガタガタと震わせながらも鬼威惨を睨んで文句を言います。 親まりさの必死のフォローも、これでは効果がありません。 すると鬼威惨は、どこからか蠅叩きを取り出し、それを親まりさに向かって叩きつけました。 パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン! 「ゆっびぃぃぃぃ?!にゃんでぇぇぇ?!にゃんでまでぃざをだだぐんでずだぜぇぇ?!いだいぃぃぃぃ!!までぃざ、なんにもわるいごどじでないぃぃぃぃ!!」 「ヒャァ!ここまでこのまりちゃが腐ったのはぁぁぁ、全てお前のせいだぁぁ!十分悪だろぉぉ?!悪はSEISAIだぁぁぁぁ!!」 鬼威惨は大きな声で叫ぶと、何度も何度も親まりさを蠅叩きで叩きます。 親まりさは痛みに体を震わせながら、ぽろぽろと涙をこぼします。 ブリブリと尻を振りながら逃げようとしますが、鬼威惨はそれを許しません。 親まりさの皮は真っ赤に腫れ上がり、その体は少しずつ、歪に変形していきます。 親まりさが痛みに耐えきれずに転げ回ろうとすると、それを阻止するように鬼威惨が蠅叩きで叩きながら追いかけます。 「ゆびゃぁぁぁぁぁん!ゆびゃぁぁぁぁぁぁん!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!ぼうやだぁぁぁぁぁ!おうちかえりゅぅぅぅぅ!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 親まりさは頭をお下げで庇う様に抑えると、震えながら地面に顔を押しつけて大泣きを始めます。 しーしーも漏らしてしまい、帽子が取れたのにも気がつかない様子です。 蠅叩きだけでここまで親まりさを追い詰めるテクニックは、流石鬼威惨と言ったところですね。 この様子を見ていた子まりさちゃんも、ポカンと口を開けたまましーしーを漏らして固まっています。 これは期待が出来そうですね。 この腐れ子まりさちゃん以外にも、沢山の問題子ゆっくりまりさちゃん、惨めで薄汚い孤児子まりさちゃんが集まって来ました。 みんな頑張って、立派なまりさになってくださいね。 それでは、ヨットスクールの一日を追って見ていきましょう。 子まりさちゃんの宿舎として用意されているのは、貨物列車に積んであるコンテナを改造した、一見物置風の立派な宿舎です。 普段は薄汚いダンボールで暮らしている、野良の腐れ子まりさちゃん達には勿体ない位の物件ですね。 そんな宿舎に、早朝から轟音が響き渡ります。 ガンガンガンガンガンガンガンガン!! 「ゆっびぃぃぃぃ?!なんなのじぇぇぇぇぇ!うるちゃいのじぇぇぇぇぇぇ!」 「ゆっぴぃぃぃぃぃ!うるちゃい!うるちゃい!うるちゃいのちぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁん!こわいのじぇぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっぎぃぃぃぃ?!ゆぶっ!ゆっげろぉぉぉぉぉ!エレエレエレエレ…」 暗いコンテナの中で、のんきに眠っていた子まりさちゃん達が一斉に目覚めます。 ゆんゆんガヤガヤと、朝から元気に騒ぐ子まりさちゃん達。 中には元気良くはしゃぎ過ぎて、餡子を吐いてしまう子まりさちゃんも居るようです。 実はこの音は、コンテナの外にいる鬼威惨達が、コンテナを小さいハンマーで叩いている音なのです。 こうする事により、子まりさちゃん達を一匹一匹起こして回る手間が省ける上に、規則正しい集団生活を送る事が出来ます。 愚図る子まりさちゃんも、これなら爽やかに目覚める事が出来るのです。 起きたら次は食事です。 まだ薄暗いですが、これから楽しい朝食の時間です。 元気良く目覚めた子まりさちゃん達を施設の敷地内に放ち、自分の力で朝食を取って貰います。 「ゆぅぅぅ?なにこりぇぇぇぇぇ!くさしゃんしか、はえてないのじぇぇぇぇぇぇ!!」 「ごはんしゃんはどこ?むししゃん、おやさいしゃんはどこ?なんにもないのちぇぇぇぇぇ!」 「ゆっぐ…ゆっぐ…こわかったのじぇ…もうやだ…おうちかえりゅ…」 早速子まりさちゃん達が、楽しそうに騒いでいます。 ですがこれでは近所迷惑になってしまいます。 そこで鬼威惨達は、騒いでいる子まりさちゃん達の口をガムテープで塞ぐと、自慢の蠅叩きで子まりさちゃんのお尻を叩いて行きます。 ぶごぉぉ?!ごぼぉぉぉ!ごぼぉぉぉ!ぶびょぉぉぉぉぉぉ!! お尻を叩かれる度に、豚のような呻き声を上げて涙を流す子まりさちゃん。 体をグネグネと動かして鬼威惨から逃げようとしますが、当然逃げられる訳がありません。 そればかりか、鬼威惨を挑発するかのように尻をブリブリと振るので、余計に尻を叩かれてしまいます。 「ゆびゃぁぁぁぁぁ!やめちぇよぉぉぉ!まりちゃが、ないてるのじぇぇぇぇ!いじめにゃいであげちぇよぉぉぉぉ!!」 それまで大人しくしていた子まりさちゃん達も、鬼威惨にSEISAIされる他の子まりさちゃんを見て、思わず涙を流しながら訴えます。 仲間を、同族を大切にする気持ちは大切ですが、それでも人間さんに迷惑をかけるような行為を鬼威惨達は見逃しません。 鬼威惨達は泣き叫ぶ子まりさちゃん達を手際よく捕まえていくと、ガムテープで口を塞いでいき、円形に作られた特注の洗濯ハンガーに間隔をあけて吊るしていきます。 子まりさちゃんは、どれも先に吊るされた子まりさちゃんのあにゃるを見るような格好で吊るされていき、宙吊りの子まりさちゃんの円が幾つも作られていきます。 結局すべての子まりさちゃんが吊るされると、鬼威惨達は蠅叩きで子まりさちゃんの尻を叩いて行きます。 パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン! 「ぶじょ!」 「ぶぎょ!」 「ぶぶぅ!」 「ぶごぉぉぉ!」 「ぶびぃ!」 「ぶむぅ!」 一匹の子まりさちゃんの尻が叩かれる度に、子まりさちゃん達を吊るしたハンガーが少し回転して移動し、次の子まりさちゃんが鬼威惨に尻を叩かれます。 子まりさちゃん達は涙を流したり、しーしーを垂れ流してゆんゆんと泣いています。 尻をブリブリと動かして、豚のような鳴き声をを上げる子まりさちゃん達のメリーゴーランド。 不細工な顔の子まりさちゃん達は、お空を飛びながら地獄のSEISAIを受けています。 どの子まりさちゃん達も、お尻が真っ赤に腫れ上がった所でSEISAI終了です。 地面に下ろされた子まりさちゃん達は、赤黒く腫れた自分の尻と他の子まりさちゃんの尻を見比べては、ぽろぽろと涙をこぼして震えています。 ですが、何時までないてばかりも居られません。 朝食の時間はすでに半分も残っていないのです。 急いでご飯を探して食べないと、厳しい講習に耐えられません。 「ぶおぉぉぉ!ぶごぉぉぉ!ぶぶぶ!ぶもぉぉぉぉ!」 「ぶしぃぃぃ!ぶしぃぃぃ!ぶぶぶごごご!!」 美味しそうな若草を前にして、ぽろぽろと涙をこぼして唸る子まりさちゃん達。 お下げをぶんぶんと振りまわしてみますが、どの子まりさちゃんもご飯を食べる事が出来ないで唸っています。 「ぶんぶんぶん!ぶぉぉぉぉぉぉ!!」 こちらでは、子まりさちゃんが必死にバッタさんを追いかけますが、真っ赤に腫れたお尻が痛いのか、上手く跳ねる事が出来ないようです。 例え上手く跳ねる事が出来ても、口が塞がれていては何も食べる事が出来ないでしょう。 結局何も食べる事が出来ずに、悲しそうに鬼威惨達を見上げてぽろぽろと涙を零す子まりさちゃん達。 ですが鬼威惨達は何もしないで、そんな子まりさちゃん達に笑顔を返します。 子まりさちゃん達を叱るとき以外は、さわやかな笑顔で対応する鬼威惨達。 本当はみんな、心の優しい鬼威惨なんですね。 「ヒャァ?!ガムテープ外すの忘れてたぜぇぇぇぇ!だが、食事の時間は終了だぁぁぁ!小休憩が終わったら、講義だぁぁあ!!」 うっかり者の鬼威惨ですね。 ちなみに小休憩中は、鬼威惨達の楽しい朝食風景を透明な箱に入って見てもらう事になっています。 「ゆぅぅぅ…ごはんしゃん、まりちゃにもちょうだいね!まりちゃ、おなかぺっこぺこなのじぇぇぇぇ!!」 「おなかすいちゃよぉぉぉぉ!ごはんしゃんもってきちぇねぇぇぇ!」 「ゆびゃぁぁぁぁん!ゆびゃぁぁぁぁぁん!おなかすいちゃのじぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」 鬼威惨達の食事風景を見て、ゆんゆんと泣き叫ぶ子まりさちゃん。 これは人間のと食生活の違い、食べ物の違いを学ぶ重要な機会なのです。 小休憩とはいえ、時間は有効に使われます。 ここでも、やはり五月蝿く騒いでる子まりさちゃんは、先ほどの楽しいSEISAI、通称「ゆんやーごーらんどさん」で、しっかりSEISAIされます。 少し厳しく見えますが、これも立派なまりさになる為の試練なのです。 「やい、くそにんげん!まりささまにあまあまをよこすんだぜ!さっさと 『グチャ!』 びゃ?!」 一匹の成体まりさが、鬼威惨に向かって罵声を浴びせます。 得意そうに踏ん反り返って、鬼威惨を見下すようにニヤニヤと笑っていましたが、鬼威惨にあっさり踏みつぶされてしまいました。 「ゆっびゃぁぁぁぁ?!にゃんでにゃんでぇぇぇぇ?!にゃんで、まりちゃをつぶしちゃうのぉぉぉ?!」 「そのまりちゃ、なんにもわるいことしてにゃいでちょぉぉぉ?!どーちてこんなこちょしゅるのじぇぇぇぇ?!」 その様子を見ていた子まりさちゃん達は、無残に潰れたまりさの残骸を見て叫び声を上げます。 実はこれも大切な授業の一環なのです。 ここで使われるゆっくりは、教材用に鬼威惨が用意した質の悪い消耗品ゆっくり。 どんな死に方をしようが、どんな風に使われてもいい、どうでも良いゆっくりです。 ただ数は沢山いるので、鬼威惨達はどんどん教材ゆっくりを使って人間の恐ろしさを教えていきます。 「ゆっぎゃぁぁぁ?!でいぶのおべべがぁぁぁぁ!しゃりんがんさんがぁぁぁぁ!!どぼじでぇぇぇぇぇ!!」 両目を簡単に抉られる一匹のでかいれいむ。 揉み上げをぶんぶんと振りまわしながら、体をグネグネと動かして泣き叫びます。 ですが鬼威惨はそんなれいむに構う事無く、れいむのあんよを焼いたり髪の毛を毟り取っていきます。 「やめちぇよぉぉぉ!ぼうやめちぇよぉぉぉ!どーしちぇ、ゆっくちをいじめるのじぇぇぇぇ?!ゆっくちだって、いきてるのじぇぇぇぇ!!」 実はこの講義では、「ゆっくりだって生きている」等の台詞を子まりさちゃん達が叫ぶ度に、教材ゆっくりをあっさり潰す事になっています。 こうする事により、子まりさちゃん達にゆっくりの命の虚しさ、無力さ、無価値さを教えていくのです。 そしてやはり、ここでも五月蝿く騒ぐ下品な子まりさちゃん達には、楽しSEISAIが待っています。 いかなる場合でも手を抜かない、徹底した厳しい教育方針。 鬼威惨達の信念が伺えます。 「ゆぅぅぅぅ!ゆっくち!ゆっくち!ゆっくちぃぃぃ!ゆっ…?!ゆっげぇぇぇ!ゆげろぉぉぉ!げぇぇぇ?!エレエレエレエレ…」 おっと、ここで講義の厳しさについてこれなかったのか、一匹の子まりさちゃんが餡子を吐き出してしまいました。 これは大変です。 ですが鬼威惨は慌てず騒がずに、速やかに餡子を吐いた子まりさちゃんを持ち上げると、そのまま握りつぶしてゴミ箱に捨ててしまいました。 『?!!!!!!!』 あまりの事に、両目を見開いて固まる子まりさちゃん達。 ですがこれも講義の一環なのです。 講義について来れないものは、容赦なく切り捨てる。 厳しいようですが、現実はもっと厳しいのです。 それを教える為に、あえて行われるのです。 無価値なのは、自分達の命も同じだと教える事で、立派なまりさになっていくのです。 この後も、英雄気取りの長まりさ率いる群れや、ドスまりさを駆除するドキュメンタリービデオの鑑賞があります。 これを見せる事により、「えいゆう」や「どすまりさ」にあこがれる、夢見るバカな子まりさちゃん達に厳しい現実を教えてあげます。 まりさの夢など、見るだけ無駄だという事をしっかり教育していきます。 その他にも、鬼威惨達の選んだ厳選されたベストゆ虐のビデオ鑑賞等も用意されており、大変充実した講義内容になっています。 人間の恐ろしさとその力関係を楽しく学べるので、机上の講義も眠たくなる事なく受けられる事が出来ます。 次の講義は、いよいよ水上まりさの訓練です。 これこそ、ヨットスクールの最大の売りなのです。 暑さ寒さの関係なしに、年中行われるこの講義。 本格的で実戦向きなので、子まりさちゃん達にも人気の講義なのです。 「ゆっぎゃぁぁぁぁ!おみずしゃんこわいのじぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」 「こわいこわい!おろしちぇよぉぉぉぉぉ!!」 自分の帽子の上に乗り、初めて水の上に浮く子まりさちゃん達。 どれもが水上まりさ経験無しとあって、体をグネグネと動かしながらゆんゆんキャッキャとはしゃいでいます。 ですが油断は禁物です。 ここは施設内に用意されたビニールプールの中とはいえ、水中には捕食種にして水ゆっくりの、子にとりが一匹いるのです。 「ゆぅぅ?!おぼーししゃんが、ゆれるのじぇぇぇぇぇぇ?!にゃんでにゃんでぇぇぇぇ?!」 一匹の子まりさちゃんが、帽子の上で体をグネグネと動かしています。 ですがこれは、調子に乗って踊っているのではありません。 水面下で、小さな子にとりが、子まりさちゃんの帽子を口で引っ張っているのです。 「ゆんゆんゆ~~ん!やめちぇよぉぉぉ!まりちゃ、おみずしゃんにおちちゃ…『バチャ!』 ゆっぴぃぃぃぃぃ!!」 「ゆゆっ!おにーしゃん、おはよーございます!ゆっくちしていってね、めーゆー!」 上手に子まりさちゃんを水の中に落とした子にとり。 そのまま、溺れる子まりさちゃんをあっという間に食べてしまうと、ちょこっと水面から顔を出して鬼威惨に挨拶をします。 この子にとりから上手く逃げる事が出来るように、訓練していきます。 食べられてしまった子まりさちゃんは、水難事故の恐ろしさを仲間の子まりさちゃん達に知って貰う為の尊い教材になってもらいました。 この子まりさちゃんの死は無駄にならないのです。 「おにーしゃん!いつもおいちーまりちゃをありがとー!ゆっくちできるよ!さすがめーゆーだね!」 『ゆっびゃぁぁぁ?!にとりだぁぁぁぁぁぁぁ!!』 流石はまりちゃヨットスクールのスタッフです。 ゆっくりなのにも拘らず、上官である鬼威惨に対して敬意を忘れません。 子まりさちゃん達もこの子にとりを見習って、立派なまりさになりましょう。 このまま、水上で昼食の時間です。 プールの上に昼食用に用意された、標準ゆっくりフードを撒いていきます。 ですがここでもやはり、子にとりに注意しなくてはなりません。 急いでご飯さんを食べないと、すべて子にとりに食べられてしまうのです。 「ゆびゃぁぁぁぁん!ごはんしゃん、こっちにきちぇよぉぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」 「ごはんしゃん、ぜーんぶにとりにとられちゃうのじぇぇぇぇ!ゆびゃぁぁぁぁぁ!!」 浮いているご飯を、涙を浮かべて見ているだけの子まりさちゃん達。 ですが、泣いているだけでは何も解決にはなりません。 必死に舌を伸ばしてご飯を取ろうとすると、子にとりに舌を噛みつかれたり、ご飯を横取りされたりします。 そうこの食事も、水上まりさの重要な訓練になっているのです。 的確にご飯まで帽子の船を進めていき、にとりの妨害よりも先にご飯を獲得するこの訓練。 毎日訓練していけば、確実に立派な水上まりさになれる事でしょう。 「ヒャァ!オール用の枝を渡すのを忘れてたZeeee!ははははは!うっかりゆっくり!」 おっと、ここでもうっかり鬼威惨の手違いがありました。 ですがこのくらいの事で慌てていては、立派な水上まりさにはなれません。 冷静に対応し、自ら工夫していく事が大切なのです。 さあ、楽しい昼食の時間が終わると、今度は陸に戻って基礎体力作りです。 鬼威惨達は、子まりさちゃんの帽子を奪い取ると、施設の敷地内にある滑り台の上に、子まりさちゃん達の帽子を並べていきます。 「ゆびゃぁぁぁぁ!おぼーち!おぼーち!まりちゃのすてきなおともだち!せかいのとっぷもでるしゃんのあこがれの、ぐれーとなおぼーち!ゆっくちかえしちぇよぉぉぉ!!」 「ゆんやぁぁぁぁぁ!おぼーち!ゆっくち!おぼーち!ゆっくち!おぼーちぃぃぃぃぃ!!」 涙と涎を撒き散らしながら、必死に滑り台を登っていく子まりさちゃん達。 ですがこの滑り台は、上に登って行けば行くほど、勾配がきつくなっていく作りになっています。 緩やかな曲線を描くように作られたこの滑り台は、最終的には70度の急勾配になり、子まりさちゃん達の行く手を阻みます。 「ゆんゆんゆんゆん!!ゆ?!こーろ、こーろころころぉぉぉぉぉ?!」 元気よく跳ね上がっていく子まりさちゃんが、バランスを崩してコロコロと滑り台を転がっていきます。 「ゆーんしょ…ゆーんしょ…ゆーんしょ… 『ゆっびゃぁぁぁぁ!ころころころころ…』 ゆーん?…しょべぇぇぇぇ?!」 何と言う事でしょう。 ゆっくりと這って進んでいた子まりさちゃんに、滑り台の上から転がってきた子まりさちゃんがぶつかってしまいました。 これは大変です。 二匹の子まりさちゃんは、そのまま目を回して倒れてしまいました。 このようなトラブル時にも、瞬時に身をかわせるくらいの基礎体力、運動能力を養う為の重要な役割を持つこの講義。 立派なまりさになる為には、日々の鍛錬は欠かせないのです。 なおこの講座においても、五月蝿く騒いだり、疲れたとわがままを言う子まりさちゃん、疲れた振りをして横になっている子まりさちゃん達にSEISAIをしていきます。 どんな落ちこぼれの腐れ子まりさちゃんでも、甘やかす事無く厳しく教育していきます。 この素晴らしい愛に満ちたシステムのおかげで、当スクールの途中離脱子まりさちゃんは、なんと0匹なのです。 (※ただし、事故で死亡したりする子まりさちゃんは、数に入っておりません。) 午後の基礎体力作りを終えて、すっかり疲れきった子まりさちゃん達。 まだ初日ですが、ろくに喋る事も、動く事も出来ない程堪えた様子です。 ですがこんな事で弱っていては、立派なまりさになる事はできません。 と、厳しく言いたい所ですが、当スクールは1週間の日程で行われるので今日はゆっくり休んでもらいます。 夕食には野良ゆっくりの憧れ、「あまあまフード(加工所産)」が惜しみなく振舞われます。 「むーちゃ…むーちゃ……?!…し、し、し、しあわしぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「なにこりぇぇぇぇぇぇ?!おいちーのじぇぇぇぇぇぇぇ!てんごくのあじなのじぇぇぇぇぇ!」 「おいちー!ほっぺたがおちそーなのじぇぇぇぇぇぇ!!」 先程まで、死んだゆっくりのように濁った目をしていた子まりさちゃん達が、すっかり元気になってはしゃぎ始めます。 これには鬼威惨達も思わず笑顔になります。 幸せそうに体をグネグネと動かしたり、両目を輝かせて飛び跳ねる子まりさちゃん達は、本当に幸せそうにゆっくりしています。 この夕食には、楽しいTV鑑賞もあります。 -ではここで、当加工所での、『あまあまフード』が作られるまでを見て行きましょう 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁ!やだやだぁぁぁぁ!かこーじょぎらいぃぃぃぃ!じにだぐないぃぃぃぃぃぃ!!」 突然TVに映し出された1匹の成体まりさ。 まるで子まりさのように情けない顔で泣きながら、体をグネグネと動かしています。 このプロモーションビデオは、野生のまりさが『あまあまフード』になるまでを描いた社会見学用の資料です。 その内容が一般に受けがよくなかったのですが、一部の鬼威惨とゆっくりブリーダーには評判がよく、一般販売された物を教材として使用しています。 「やべでぇぇぇぇ!までぃざ、もっどゆっぐじじだいんでずぅぅぅ!もっどもっど、いきでいだんでずぅぅぅぅ!!」 成体まりさの叫びも空しく、機械的に成体まりさを加工していく白衣の作業員や機械達。 帽子を取られ、両目を奪われ、お下げや髪の毛を毟り取られ、口を抉り取られていきます。 「ゆっひ…なにありぇ………?」 先程まではしゃいでいた子まりさちゃん達でしたが、そんな成体まりさを見て驚いたまま固まって動かなくなりました。 成体まりさはのっぺらハゲ饅頭にされると、そのまま巨大オーブンでゆっくりと炙られていきます。 ガタガタと震えてきたのっぺらハゲ饅頭でしたが、表面がこんがりと焦げていくにつれて動かなくなっていきます。 水分がどんどん失われていき、カラカラの乾燥焼き饅頭になっていくハゲのっぺら。 その姿は、まるで饅頭のミイラのようです。 こうして出来た乾燥ミイラ饅頭は、粉砕機で粉々に砕かれて、粉末になっていきます。 そうです。 この粉末を固めたのが、この『あまあまフード』なのです。 「ゆわ……あ……ぁ……?!」 「ゆえぇ?……ゆげぇ!げばっ!ごっばぁぁぁぁぁ!ゆげろげろぉぉぉぉぉ!」 何と言う事でしょう。 子まりさちゃん達が、一斉に餡子を吐き出し始めました。 ですが鬼威惨達はこんな状況でも焦りもせずに、手際よく子まりさちゃんの吐いた餡子を口に戻してやると、ガムテープで口を塞いでいきます。 一通り口を塞ぎ終わると、今度は子まりさちゃんのあにゃるから、『あまあまフード』の粒を子まりさちゃんのお腹がいっぱいに膨れ上がるまで詰め込まれていきます。 そして最後に、あにゃるをガムテープで塞いで食事は終了です。 そうです。 この食事にも大事な意味があるのです。 一瞬先は闇というゆっくりの儚い最後を見せる事により、食べ物に対する感謝の心と、あまあまに対する恐怖を教えていくのです。 ゆっくりは基本的に、全ての物は勝手に「生えてくる」と考えています。 これは食べ物に関しても同様で、その良い例が、「お野菜は勝手に生えてくる」なのです。 その根本的に間違っている歪んだ思考を正すと共に、食物になった生き物への感謝の心、何でも文句を言わずに食べるという精神を学んでもらいます。 当スクールは、いかなる時でも学ぶという心を忘れません。 こうして一日の予定は無事終了です。 まりさちゃん達は、宿舎に戻ってゆっくりと休んでもらいます。 当スクールでは、寝つきの悪いまりさちゃん達の為に、特別に子守唄代わりのステキなミュージックを用意しております。 うーうー!うっぅー!あまあまだどー!いっぱいいるどー! うー!しねしね!うーうー!こわれろー!うーうー! だるもげー…ねむもげー… コンテナ内に設置してあるスピーカーから、突然声が聞こえだします。 これは子まりさちゃん達にとっての天敵である、捕食種のゆっくりの声です。 すっかり疲れて眠りこけていた子まりさちゃん達も、これにはビックリ仰天です。 慌てて目を覚ますと、暗いコンテナの中を必死に跳ね回ります。 ぶーぶー!ぐぼっぶも!ぼぼぼー!! ぶびゃ!ぐっぼー!ごぼぼぼ!ぼべ! 周りがろくに見えないのに、必死に動き回る子まりさちゃん達。 他の子まりさちゃんを踏んだり、ぶつかったりと大騒ぎです。 体当たりを食らったり、踏みつけられたりするのを捕食種の攻撃と勘違いし、コンテナ内は更にヒートアップしていきます。 普通ならば、ここで気の弱い子まりさちゃんや、体の弱い子まりさちゃんは餡子を吐いて死んでしまいます。 ですが、夕食の時に口とあにゃるに貼り付けられたガムテープのおかげで、餡子を吐いて死んだりする事がありません。 一般的にまりさ種には、家の外には100、家の中には30の敵が居るといわれてます。 家の中でも外でも、まりさは油断出来ないのです。 それを学んでもらう為の素敵な教材がこれなのです。 当スクールでは、睡眠中も学習する事を忘れません。 これで、一日の大まかな流れの説明は終了いたします。 なお水上まりさの講座は、子まりさちゃん達の習熟度によって、より実践に近い環境で行う事もあります。 川や海での、実践差ながらの水上まりさの講座も行います。 ですがこれには大変危険を伴う事があるので、万が一事故が起こっても当スクールは責任を負いません。 水上まりさとは、恒に死と隣り合わせの危険なゆっくりなのです。 当スクールでは、新しく講座に参加する子まりさちゃんを何時でも受け付けております。 近所の野良子まりさ、孤児子まりさ、手に負えなくなった飼いゆっくりのクズ子まりさ、何でも構いません。 腐れまりさちゃんを更生する機会は、子ゆっくりの内だけなのです。 どんな腐れウジ虫のバカまりさちゃんでも、どんなヘタレ弱虫ゴミ虫まりさちゃんでも、立派なまりさちゃんに更生させます。 絶対の自信があります。 連絡先はこちら。 0○○○ー0255 0255(おにごーごー!)と覚えてください。 沢山の腐れ子まりさちゃんを待ってます。 ちなみに成体の腐れまりさを持ち込まれた場合は、教育用の教材に使うか、もしくはその場で即処分いたしますのでご注意を。 こんな内容の「まりちゃヨットスクール」の案内DVDを、勝手に子作りした我が家のペットのゆっくりまりさに見せてみるとあら不思議。 あれだけごねていたまりさであったが、あっさり飼いゆっくりを諦めて野良になると言い出した。 番になると騒いでいた汚い野良れいむはさっさと潰したのでどうでも良いが、せっかくなのでこのゴミまりさを、実ゆっくりがついたままスクールに預けてみようかと思う。 どうなるのか楽しみである。 完 徒然あき 挿絵
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『まりちゃ村をやってみた』 21KB 愛で いじめ ギャグ パロディ 小ネタ 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 愛護人間 虐待人間 いつもの小ネタです。 「ゆんやぁぁぁ!なにしゅるのじぇぇぇぇぇ!はなすのじぇぇぇぇ!おしょらをとんでるのじぇぇぇぇ!!」 少し肌寒い風の吹く公園に、一匹のゆっくりの声が響く。 少年に捉えられた子まりさが、尻をブリブリと振って激しく抵抗している。 だが少年は顔色一つ変えずに、子まりさを虫かごの中に乱暴に放り込む。 「ゆぺっち!いちゃいのじぇぇぇぇぇ!まりちゃのぷりちーふぇいすに、きずがついちゃったのじぇぇぇぇ!!」 虫かごに入れられた際に頬を擦ったのか、お下げで頬を撫でながらゆんゆんと泣く子まりさ。 少年はそんな子まりさの様子を気にも留めず、更に公園内のダンボールを物色し始める。 「ゆゆっ?!なにするのぉぉ?!もしかして、でいぶをかいゆ 『グチャ!』 ぶべぇ?!」 「ゆっびゃぁぁぁぁ?!おかーしゃぁぁぁぁぁぁ!どーしちぇこんなことしゅるのぉぉぉぉぉ?!」 ダンボールをひっくり返されて出てきたのは、薄汚れたれいむの親子。 不満そうに顔をしかめる親れいむだったが、少年に飼いゆっくりにしてもらえると勘違いした瞬間に踏み潰された。 「いいのか、そいつ潰しちゃって。いっぱい集めるんじゃないのか?」 「あーこいつはいいの、要らない奴だから。この帽子の小さい奴だけ集めるだけだから。それ以外は別に用ないし」 「わかった。このまりさって奴の小さいのだけでいいんだな?」 「ゆびゃぁぁぁぁ!れーみゅ、みなしご…かわいそーなゆっくちになっちゃっ 『ブチャ!』 びょ!」 悪びれる様子もなく友人にそう告げる少年。 友人もそれに納得したのか、足元でゆんゆんと泣き叫ぶ子れいむをあっさり踏み潰してその場を去る。 親子れいむは仲良く餡子のシミとなり、主の居なくなったダンボールがカタカタと風に揺れていた。 「ゆぅぅぅ?!どーしてこんなことするの。ぱちぇたちは、なにもわるいことはしてないわよ!」 「ゆびゃぁぁぁ!おかーしゃぁぁぁ!たしゅけちぇぇぇぇ!まりちゃ、こわいのじぇぇぇぇぇ!!」 少年に捉えられた我が子を見て、ガタガタと震えながらも少年を睨む親ぱちゅりー。 子まりさはそんな親ぱちゅりーに泣きながら助けを求め、少年の手の中でブリブリと必死に身を捩る。 「お、なんだ、ただのゲロクリームか。こいつすぐゲロ吐いて死ぬからつまんねーんだよな」 「そうそう、すぐゲロ吐いて死ぬんだよなー。ゲロ袋って兄ちゃんが言ってたよ」 少年達はつまらなそうに親ぱちゅリーを眺めると、その後ろで真っ青な顔で震えている物の存在に気が付いた。 「おっ!これ、子ゲロじゃね?ほらゲロ吐け!親子でゲロ吐け!」 「ぶぎょぉぉぉ!ぶっ!ぶっ!ぶっ!ぶぶぅぅぅぅぅ!」 「むきゅぅぅぅ!おちびちゃん、くりーむさんをはいちゃだめよぉぉぉ!ゆっくりできなくなってしまうわぁぁぁぁ!!」 少年は早速子ぱちゅリーを持ち上げると、そのまま子ぱちゅりーを手で軽く握り締める。 子ぱちゅりーは両目を飛び出さんばかりに見開いて、苦しそうに顔を歪める。 だが、クリームを吐いてはいけないと言う親ぱちゅりーの教えを必死に守ろうとしているのか、頬を膨らませながらも口だけは固く閉じている。 少年はそんな子ぱちゅりーを見て、何とか餡子を吐かせようと更に力を込めて子ぱちゅりーを握り締める。 「ぶぎょ!ぶびゅぅぅ!ごぼぼぅ!ぶぶ!ぶぶぶぶ!」 子ぱちゅりーは両目をぐるぐると回しながら、涙と一緒に目からクリームを流し始める。 両頬はぷくーしているかのように膨れ上がり、歯の隙間からクリームがあふれ出している。 「むぎゅぅぅぅ!ぼうやめであげでぇぇぇぇ!おちびちゃぁぁぁん!ゆっぐりぃぃ!ゆっぐりぃぃぃぃぃ!」 親ぱちゅりーは少年達に必死に頭を下げつつ、子ぱちゅりーの事を気遣う。 だが少年は、そんな親子のやり取りを見てある事に気が付いてしまう。 「そっか、その手があったか!…ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「ぶぎゅ?!ぶっぎゅりじでえれえれえれ!ぶっぶじえれえれえれ…」 必死にクリームを吐くのを我慢していたが、やはりゆっくりの習性には逆らえなかった子ぱちゅりー。 少年の挨拶につられて挨拶を返し一緒にクリームも吐き出してしまう。 「はははっ!ゲロ吐いたゲロ吐いた!しかも泡立ってるぞ!きったねぇ!」 「むぎゅぅぅぅ?!おちびちゃぁぁぁぁぁぁぁ!!ぶっ!ぐぶっ!げべぇぇ!えれえれえれえれえれ…」 そんな子ぱちゅりーの様子を面白そうに眺める少年。 親ぱちゅりーは苦しそうな表情の我が子を見て、思わず貰いゲロをしてしまう。 「あはは!ゲロだ!ゲロ親子だ!よし、それなら仲良くゲロってろよ!」 少年はそう言うと、持っていた子ぱちゅりーを親ぱちゅりーの頭に乗せる。 「げべえれえれえれえれえれ………」 「ぶぎょえれえれえれえれえれ………」 子ぱちゅりーの吐いたクリームが、親ぱちゅりーの額を伝って親ぱちゅりーのクリームと混ざり合う。 二匹はすでに白目を剥いており、それでもクリームを吐き続けている。 「きったねぇ!げろくりーむケーキだ!あはは!」 少年はそんな親子を見てしばらく大笑いすると、新たな獲物を探しに向かった。 ぱちゅりー親子はそのままクリームの吐きすぎで息絶えたのだった。 「ゆぅぅぅ!さいむのじぇぇぇぇ!つめたいのじぇぇぇぇぇ!ここはどこなのじぇぇぇ?!」 「ゆっくちー!まりちゃ、かいゆっくちになったのじぇー!さっそくあまあまをもってくるのじぇー!!」 「おかーしゃ…ゆえぇぇぇぇ!まりちゃ、こわいのじぇぇぇぇぇぇぇ!!」 広い庭の真ん中に置かれた、小さなビニールのプール内に集められた子まりさ、赤まりさ達。 寒さに震えながらも、それぞれ喜んだり、戸惑ったり、泣き叫んだりと騒がしく動き回る。 プールの淵で体を必死に伸ばして逃げ出そうとしたり、元気にプールの中を跳ねまわったり転げまわったり、仲のいい姉妹はお互いに身を寄せ合って温め合ったりもしている。 「で、こいつ等集めてどうするの?これから全部潰すのか?」 「ははは、違うって。にーちゃんのDVD見たら、まりちゃ村ってのがあったからやってみようと思ったんだ。こいつ等あんまり潰してばっかだと、そのうち絶滅するかもだって。だから集めて面倒見るんだって」 少年が見たDVDはゆ虐界では有名な名作な作品で、可愛そうなまりちゃ達を集めて年越しさせるという物。 当然ゆ虐物なので内容はアレなのだが、少年は何かのドキュメンタリーと勘違いしているようだ。 「これだけいるとキモチワリィな。まとめて潰してぇ!…でも、こんなに五月蝿くていいのか?家の人怒らないのか?」 「大丈夫だって。ここ、俺のばーちゃんちだし。ばーちゃんには言ってあるし、このくらいの声なら、近所にも聞こえないよ。それにばーちゃん、耳が遠いし平気だって」 少年は得意そうにそう言うと、改めて集めたまりさ達を見渡す。 どれも皆薄汚れており、中には帽子がない者もおり、周囲のまりさ達にいじめられて居る者もいた。 「ゆっぷっぷー!こいつら、おぼーちがないんだじぇー!ばかなんだじぇー!あわれなんだじぇー!」 「おぉ、みじめみじめ。かわいしょーすぎて、おなりゃがでるのじぇー!ぷっぷっぷー!」 「ゆぇぇぇ…やめちぇよぉぉ!まりちゃをいじめにゃいでよぉぉ…どぼちて…ゆびゃぁぁぁぁ!」 「おまえらみちゃいな、きたないゆっくちが、まりちゃをなのるんじゃないのじぇ!まりちゃのなが、けがれるのじぇー!!」 一匹の子まりさが、帽子を無くした赤まりさに体当たりをする。 体当たりを食らった赤まりさは、痛みに顔を歪めてコロコロと転がっていく。 「いっちゃいぃぃぃ!ゆえぇぇぇぇぇぇぇぇん!おかーしゃぁぁぁぁぁぁ!いちゃいのじぇぇぇぇぇ!たすけちぇよぉぉぉぉぉ!」 「ゆっぷっぷー!おぉよわいよわい!こんなによわいのに、さいきょーのまりちゃをなのるなんちぇ、ばかなのじぇー!ぷっぷっぷー!」 お下げで頬を擦りながら、ゆんゆんと泣く赤まりさ。 そんな赤まりさを見た他のまりさ達は、満足そうにニヤつくと得意そうにふんぞり返る。 そんな様子を見ていた少年は、体当たりをした子まりさを捕まえて説教を始める。 「ゆわぁぁぁ!おしょらをとんでるのじぇー!これはさいきょーのあかしなのじぇー!」 「おい!何やってんだ?!仲良くしろ!」 「ゆゆぅ?!なにいってるのじぇ?!このくしょにんげんは?こいつらはかとーな、ごみゆっくちなのじぇ!どれーなのじぇ!うんうんなのじぇ!だからこいつらには、なにをしてもゆるされるのじぇー!!」 少年の顔を見て、ニヤニヤと笑いながら答える子まりさ。 少年はそんな子まりさを見て少しムッとしたように顔をしかめると、子まりさを持つ手に力を入れ始める。 「仲良くしろって言ってるだろ?わからないのか?ちょっとお仕置きが必要かもな」 「ゆっぎゅぅぅぅ?!なにじてる…ゆぎいぃぃぃぃぃ!やべ…いだ…い…ぐるち………ゆびぇぇぇ…」 少年の指が体に食い込み、じわじわと締め付けられて体を変形させていく子まりさ。 苦しそうに顔をしかめ、両目を見開いてガタガタ震え始める。 お下げをブンブンと振り回してはいるが、何の抵抗にもなっては居なかった。 「ゆぎ…ぎ……ゆるじ…ごべんな…ざ…ぼうじま…ゆがが…」 「おい、お前ら!お前らも仲良くしないとお仕置きだぞ!こいつと同じ目に合うぞ!わかったかな?」 突然の事に少年を見上げたまま固まっていたまりさ達に、少年は握り締めたままの子まりさを全体に見せつける。 握り締められた子まりさは、苦悶の表情で呻き声を上げながらポロポロと涙を零している。 口とあにゃるからは少量の餡子を漏らし、それでも餡子は吐かないようにと必死に口を閉じている。 少年はそんな子まりさを一通り全体に見せると、プールの中央に握っていた子まりさを投げ捨てた。 「がぢゃ!…びびび……ぎぎ…び…ゆっ…ぢ…ゆ…ぢ……ぢ…」 「………ゆっびゃぁぁぁぁぁ!こわいのじぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「どーしちぇぇぇぇぇ?!どーしちぇこんなことしゅるのじぇぇぇぇぇ!!ゆぴぃぃぃぃぃ!」 鉄アレイの出来損ないのような形に変形した子まりさは、ガタガタと痙攣しながら何かをボソボソと呟く。 しばらくすると、動けないでいたまりさ達が一斉に悲鳴を上げて泣き始める。 これ以降、帽子のないまりさを苛める者は現れなかった。 楽しいまりちゃ村生活は、まだ始まったばかりだ。 ~少年達によるまりちゃ村、まりちゃちゃん達に快適な暮らしを約束します~ 不快なうんうん、しーしーの臭いに悩まされる事はありません。 何時でも清潔、うんうん、しーしーのない暮らしが待っています。 「ゆぅぅ!そこはまりちゃの、でりけーとぞーんなのじぇ!きやすくさわっちゃ…ゆっぴぃ!つめたいのじぇ!やめるのじぇ!」 少年に捕まった赤まりさが、ブリブリと体をくねらせながら頬を赤くして恥ずかしがる。 少年はそんな赤まりさを気にする事なく、赤まりさを押さえつけながらあにゃるをボンドで塗り固める。 赤まりさはボンドの冷たさに顔をしかめて、思わず悲鳴を上げる。 少年は更に赤まりさのぺにまむ付近をボンドで固めると、洗濯ハンガーの洗濯バサミに赤まりさを挟んで吊るす。 「結構面倒だなこれ。全部干せるのかな?」 「大丈夫だろ?最初にやった奴等はそろそろ乾いてるはずだから、プールに戻してもいいんじゃね?」 少年達は作業を分担しながら、まりさ達のあにゃるとしーしー穴をボンドで塞いでいく。 これはうんうん、しーしーでプール内を汚さないようにと少年が考えた結果。 まあ、実際のところは排泄物の処理が面倒だと言い出した少年が、穴を塞いでしまおうと思いついた策。 だが効果は絶大で、これ以降プール内がうんうんやしーしーで汚れる事はなかった。 「ゆーん…ゆーん…ゆーん………どぼじてうんうんしゃんでないのじぇぇぇぇ?!」 「ちーちーもでにゃい…ぽんぽんいちゃいよぉ…どぼしちぇ…?」 うんうん、しーしーをしようとしたまりさ達は、居心地悪そうに底部をブリブリと動かして涙をこぼす。 排出したいのに出来ないもどかしさに、言いようのない不快感を覚えてゆんゆんと泣くのであった。 ~まりちゃちゃ達に甘くて美味しい食事を提供します~ まりちゃちゃんのみならず、ゆっくりが大好きなあまあま。 お腹いっぱいになるまでおかわり自由です。 「ゆぅぅぅ?!なにこりぇぇぇぇ!きらきらしててるのじぇー!これ、たべてもいいのじぇー?!」 目の前に置かれた、自分の体より少しい小さいくらい大きさのゼリーに目を輝かせる赤まりさ。 キラキラと光るそれを見つめ、幸せそうに体を揺らす。 「ゆぅぅ!まりちゃがたべるのじぇ!おまえはどいてるのじぇー!!」 そんな赤まりさを押しのけて、一匹の子まりさがゼリーに噛り付く。 「あまあまー!しあわしぇぇぇぇぇ!しあわしぇぇぇぇぇ!しあわ…………ゆぅぅぅ?!どーしてかめないのじぇぇぇぇ?!たべれないのじぇぇぇぇ?!」 必死にゼリーに噛り付く子まりさだったが、表面にまったく歯が立たず困惑した表情を浮かべる。 他にもゼリーは置いてあるのだが、そこに群がるまりさ達も同じようにゼリーを食べられないでいた。 「おぉ、凄い勢いで噛り付いてるな…でも、さっきから全然量が減ってないぞ?あれ、本当にゼリーなのか?」 「あーあれね。ゆっくり用ゼリー買うの面倒だったから、家にあった『ほぼコンニャクゼリー』をくれてみたんだけど、あいつ等噛む力弱いんだなー」 「あはは!あれってゼリーって言うより、甘いコンニャクだろ?ゆっくりには噛み切れないだろ。あいつ等貧弱だし」 「やっぱりか、あははは、失敗失敗!でも勿体無いから、お前等残さず食えよ!食わなきゃお仕置きだからな!俺たちオヤツ食べてくるから、それまでに食べ終えてろよ!」 少年達は楽しそうに会話しながらまりさ達を眺める。 そしてしっかりまりさ達を脅かすと、家の中に入っていった。 「ゆぅぅぅ…おしおきいやなのじぇ………でも、これたべられないのじぇ…どーしゅるの?……ゆえぇぇぇぇぇ…」 「おしおきいやなのじぇ…あんなふうになりたくないのじぇ…ゆびゃぁぁぁぁぁん!」 二匹の子まりさは両目に涙を溜めながら、先ほど少年に握り閉められた子まりさを見る。 あの後歪に変形した子まりさは、少年達に被っていた帽子をビリビリに破かれ、口とあにゃるをボンドで固められた上にあにゃるに引きちぎられたお下げを貼り付けられた。 両目は閉じられないようテープで瞼を固定され、体には短く折られた割り箸を四本刺されて、まるでお盆のナスで作った牛のような姿でプール内に放置されていた。 そんな状態にされても子まりさは生きており、両目から涙を溢れさせてガタガタと震えていた。 二匹の子まりさは変わり果てたお盆まりさを見て身震いすると、慌ててゼリー噛み付き食べ始めようとする。 だが他のまりさがそうであった様に、この二匹も「ほぼコンニャクゼリー」には文字通り歯が立たなかった。 二匹はゼリーに噛り付いたまま、お互いを見つめてポロポロと涙をこぼす。 「ゆびゃぁぁぁぁ!おしおきはいやなのじぇぇぇぇ!ゆっくちできないのじぇぇぇぇぇ!」 一匹の赤まりさが狂った様に大声で叫ぶと、大きな口をあけてゼリーを丸呑みする。 だがゼリーが大きすぎて体内に収まりきらず、口から少しはみ出した状態で動けなくなる。 「ゆぐぇぇぇ!ごべぇぇぇぇ!がががが!が!がががが!!!」 赤まりさはポロポロと涙を零しながら体を震わせ、必死にゼリーを吐き出そうと試みるが上手くいかない。 ゼリーの大部分が口の中のこの状態では消化も満足に出来ず、赤まりさは苦しそうに顔を歪めてひたすら泣くしかなかった。 それを見ていた周りのまりさ達も、赤まりさを笑うに笑えず、悲しそうにぽろぽろと涙をこぼす。 この後この赤まりさを見て面白がった少年達が、残っていたゼリーを他の赤まりさの口に押し込んで遊んだ。 ゼリーを押し込まれた赤まりさ達は、ろくに動く事も喋る事も出来ずに涙を流して苦しみ続けるのだった。 ~たのしいアニメやヒーロー特撮物の鑑賞会~ 英雄が大好きなまりちゃちゃんの為に、ヒーロー特撮物やアニメの鑑賞会を開催いたします。 野良生活の長いまりちゃちゃん達に心の癒しを提供します。 外が寒くなってきたので少年達が家に入ってしまった。 代わりにTVを見せてやると言って、家のそばまでプールを移動させた。 少年達は窓越しからでもTVが見やすいようにと、居間のTVを少し外に向け自分達はコタツに入ってアニメやヒーロー物のDVDを鑑賞し始める。 「ゆゆぅ!あれはどしゅ!どしゅなのじぇ!!」 アニメが始まると突然一匹の子まりさが身を乗り出し、体を大きく伸ばして大声で叫ぶ。 その言葉に、他のまりさ達も一斉にTVを見る。 「どしゅ!どしゅ!どしゅぅぅぅ!!かっこいいのじぇぇぇぇ!かがやいてるのじぇぇ!!」 「あれがどしゅなの?とーってもゆっくちしてるねぇ!ゆっくち!ゆっくちー!ゆっくちー!!」 自身の種族の最高の憧れのドスまりさを見て、両目を輝かせながら歓声を上げるまりさ達。 まるで手を振る当にお下げを振ったり、ドスを眺めて幸せそうに体を揺らしながら満面の笑みを浮かべる。 先程まで少年達に酷い目にあわされていたまりさ達にとって、ドスまりさの登場はまさに希望の光であった。 だがしばらくすると、ドスの背後にバットを持った人間が現れる。 そしてその人間は、手に持っていたバットをドスの頭目掛けて振り下ろした。 『どしゅぅぅ!うしろうしろー!どしゅぅぅぅ!ゆんやぁぁぁぁぁぁぁ!!』 声をそろえて一斉に叫ぶまりさ達。 当然ながらTVに映るドスまりさに聞こえるはずもなく、バットはそのままドスまりさの頭に命中した。 ドスまりさは情けない顔で泣き出すが、すぐさま殴った人間を追いかけ始める。 ドスは得意そうな顔で人間を追いかけていくが、途中で落とし穴にはまり、何故かその後爆発して黒焦げになってしまう。 「どしゅぅぅぅ?!どしゅぅぅぅ!しょんなぁぁぁぁぁ!!くしょにんげんなんかに、まけにゃいでよぉぉぉ!ゆびゃぁぁぁぁぁん!」 「どしゅがぁぁぁ!どしゅがぁぁぁぁぁ!ゆんやぁぁぁぁ!ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」 家の中で大笑いしている少年達とは対照的に、まりさ達はドスが人間にボコボコにやられている事に驚き泣き叫ぶ。 最強のゆっくりと信じていた存在が、無様な姿を晒しているのは余程ショックな事だったのだろう。 自分達の希望が、一人の人間にあっさりやられてしまう。 例えアニメであろうとも、まりさ達にはとても衝撃的なものだった。 両目をまん丸に見開いて固まるまりさや、ショックで白目を剥いて気絶するまりさまでいた。 この後もこのドスまりさは人間に酷い目に合わされ続けるのだが、まりさ達はその度に目をそむけたり、一緒に痛がったり、悲鳴を上げたりを繰り返した。 このアニメは「ドスとジャリー」と言う、外国産の過激なギャグアニメ。 ドスまりさが毎回ジャリーと言う人間に酷い目に合わされるだけの、ろくでもない展開のアニメだ。 PTAは子供に見せたくないアニメN0,1として指定してるが、そういう物ほど何故か子供には受けが良い。 このアニメを10話ほど見せられたまりさ達は、己の無力さと人間の恐ろしさを嫌と言うほど学習した。 アニメの後も、ドスまりさ風の怪人をヒーロー5人がボコボコにする特撮物を見せられて、まりさ達は恐怖と絶望を味わう事になった。 ~ステキなおうち、お布団で安眠をお約束します~ まりちゃちゃん達に快適なおうちの中で、あったかいお布団で幸せな夢を見てもらいます。 「さむいのじぇぇぇぇ!くらいのじぇぇぇぇ!こわいのじぇぇぇぇぇ!」 「ゆんやぁぁぁ!おうちはどこなのじぇぇぇ!おふとんしゃんはどこなのじぇぇぇぇぇ!!」 「さむいよぉぉぉ…おとーしゃ…おかーしゃ…ゆえぇぇ…」 日もすっかり落ちて、ゆっくり達の寝る時間がやってきた。 だが少年達はまりさ達に家や布団を用意するのをすっかり忘れ、そのまま家に帰っていってしまったのだ。 そのせいでまりさ達はほぼ野ざらし状態で、一夜を過ごさなくてはならなくなったのだ。 仲の良い姉妹や、大人しい個体同士はお互いに身を寄せ合い、乱暴な子まりさは気弱な個体を自分の周りに集めて風除けにしていた。 悲惨なのはお盆まりさやゼリー赤まりさ達で、ろくに身動きが取れないでガタガタと寒さに震えていた。 うーうーうー 「ゆっひぃぃぃ!れみりゃ?!れみりゃなのじぇぇぇぇ!こわいのじぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁぁぁ!」 「ゆびゃぁぁぁぁぁ!ゆびゃぁぁぁぁぁぁ!たすけちぇよぉぉぉ!おかーしゃぁぁぁ!」 近所を走って行く消防車のサイレン音をれみりゃの鳴き声と勘違いし、プール内を慌てて跳ね回るまりさ達。 周囲のまりさとぶつかりながらも、ある筈のない逃げ場を求めて動き回る。 実際れみりゃ達も冬の夜は殆ど活動しないのだが、夜の闇と寒さによって倍増された恐怖のせいで、まりさ達は冷静な思考が出来なくなっていたのだ。 ガサガサガサガサ… 「ゆっびゃぁぁぁぁ!れみりゃ!れみりゃ!ゆんやぁぁぁぁぁ!」 「ゆっぴぃぃぃぃ!こっちくりゅなぁぁぁぁ!まりちゃ、つよいのじぇぇぇ!ほんきなのじぇぇぇぇぇ!ゆびゃぁぁぁぁぁん!!」 木々のざわめきを、れみりゃが羽ばたいているのだと勘違するまりさ達。 周りに見える物全て、聞こえる物のすべてが、まりさ達にとっては恐怖の対象となっていた。 「ゆびゃぁぁぁぁ!こわいのじぇぇぇぇ!さむいのじぇぇぇぇぇ!ゆっくちしちゃいよぉぉぉぉ!!」 悲鳴を上げながらフラフラと飛び跳ね回るまりさ達。 結局まりさ達は寒さと恐怖と緊張で、ろくに寝る事も出来ずに朝を迎えるのだった。 ~楽しいイベントで、いっぱい遊ぼう~ 遊ぶの大好きなまりちゃちゃん達の為に、楽しいイベントを用意しております。 程よいスリルと達成ある飽きの来ないイベントで、楽しく遊んでもらいます。 日が昇り大分暖かくなってきた頃に、少年達が現れた。 少年達はプール内のまりさ達を木の枝で突付いたりして、生存を確認する。 「お!まだ生きてるみたいだ。昨日すっかり忘れて帰っちゃったから、どうなってるのかと思ったよ」 「へー、ゆっくりってあんなに寒くても平気なのか。じゃあ、今日は何する?」 本来なら凍死してもおかしくないのだが、れみりゃの恐怖でプール内を跳ね回っていたせいで体が温められ、何とか夜を越す事が出来たのだ。 ゼリー赤まりさやお盆まりさも、他のまりさの体当たりを食らってボロボロになってはいたが、死んだまりさは一匹も居なかった。 だが流石に弱りきっており、死んだように目を閉じて眠っている者や、何かをブツブツと呟きながらガタガタと震える者が殆どだった。 「うーん…元気ないな…あ、そうだ。これプールだよな?水入れて、水上まりさやってみようぜ!」 「おっ!それいいね!俺まだ水上まりさって見た事なかったんだ!やろうやろう!!」 少年達は目を輝かせながらそう言うと、ホースをプールまで引っぱってきた。 そしてまりさ達が居るのもお構いなしで、プールの中に水を入れ始める。 「…ゆん?…なにこれ…つめちゃ………ゆっぴぃぃぃ!おみずしゃんなのじぇぇぇぇぇ!!」 「ゆんやぁぁぁぁ?!どーしちぇおみずしゃんがぁぁぁぁ?!にげるのじぇぇぇぇぇ!!」 「ゆっくち!ゆっくち!おみずしゃん、ゆっくちしちぇよぉぉぉぉぉぉ!!」 一匹の子まりさが身を起こして泣き叫ぶ。 周囲で寝ていたまりさ達も異常に気が付き、慌てて水のない場所まで跳ねていく。 だがプールの中では逃げ場はなく、水の上に帽子を乗せて水上まりさの真似をしてみるがすでに手遅れ。 水はまりさ達を飲み込んでしまう。 「ゆびゃぁぁぁぁ!つめちゃい!つめちゃい!ゆっぴぃぃぃぃ!」 「ゆぼごぼぼ!げぼ!がばっ!」 何とか浮く事が出来た個体も、すぐにバランスを崩して水の中に落ちていく。 プカプカと浮かんだり、水の中で苦しそうに顔を歪めるまりさ達。 体を伸ばしたりお下げを動かしたりして必死にもがくが、水が冷たすぎて次第に弱っていく。 「あれー?全然水上に浮かばないな。なにこれ?水上まりさって都市伝説?」 「うーん…何でだろ?水入れてから、こいつ等入れた方が良かったのかな?どうするこれ?」 「とりあえず、虫取り網持ってくるからそれで掬おうぜ。素手でこいつ等拾ってたら、手が冷たくなるからな」 この後、網を持ってきた少年の手により、まりさ達は水に溶ける前に全て救出される。 だがまりさ達は、昨日からのまりちゃ村での暮らしで疲弊しきっており、ろくに動く事も喋る事も出来ないで居た。 「ゆぅ…ここは…こーえんしゃん…?…おとーしゃ…おかーしゃ…まりちゃ…かえってき…ゆっくち…」 「ゆぅぅ…おかーしゃ…まりちゃここなの……ゆっくち…むかえにきちぇ…」 少年達に連れられて、公園に帰ってきたまりさ達。 疲れきったその表情に、微かに笑顔が戻る。 まったく面識のないまりさ達が殆どではあったが、お互いの顔を見合わせて微笑み、涙を零して公園に帰ってきた事を喜ぶ。 辛い生活を共にしたせいで、奇妙な連帯感が生まれたのだ。 「ココデオワカレダ!オマエタチガ、ノラニモドッテモ、オマエタチハ、オレノムスコダ!」 「はははっ!なんだよそれ。じゃあ、行こうか」 少年はわざと片言でそう言うと、友人と共に何処かに行ってしまう。 彼等がまりさ達を公園に帰した一番の理由は、「飽きたから」である。 それ以外にもまりさ達が大分弱っていて面白くないとか、世話が面倒だからというのもあるが、彼等はまりちゃ村で遊ぶ事に興味が無くなったのだ。 「ゆぅぅ…いったのじぇ…あくまの…あくまのにんげんが、いなくなったのじぇ…ゆっくち」 「ゆっくち!…これで、やっと…ゆっくちできるのじぇ…ゆえぇぇ…」 解放されたまりさ達は、少年達がいなくなった途端に歓声を上げて幸せそうに体を揺らす。 ようやく彼女達が安心して「ゆっくり」出来るようになったのだ。 だがそんな喜びも一時の物。 ここに集められたまりさ達の殆どが、すでに片親か孤児。 少年達がまりさを集めるのに、邪魔になったゆっくりを排除していたせいである。 その上濡れた体はいまだ乾かず、満足に這う事も出来ない事を理解していなかった。 体に塗られたボンドそのまま固まっており、普通に食事をとっても排泄出来ないまま死んで行くだろう。 それ以外にも、未だにゼリーを食べきれていない赤まりさや、お盆まりさもそのままの状態で放置していったのだ。 「ゆっくちー!ゆっくちー!しあわしぇぇぇぇ!ゆっくちー!!」 彼女達が自分の置かれた状況に気が付き、再び涙を流すのはもう少し後の事である。 完 徒然あき
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『まりちゃのくりすます』 3KB 小ネタ 野良ゆ 子ゆ いつもの小ネタです。短いです メリークリスマス!! お腹をすかせた野良の子まりさの目の前に、真っ赤な帽子をかぶった人間が現れた。 子まりさは不思議そうに人間を見上げると、人間は満面の笑みを返してくれる。 子まりさはその笑顔がとてもゆっくり出来たので、思わず自分も微笑んでしまう。 「ゆっくちー!ゆっくちー!にんげんしゃんは、とーってもゆっくちしてるのじぇー!!」 子まりさはなんだか幸せな気持ちになり、うれしそうに体を揺らす。 そして元飼いゆっくりだった、親まりさの言っていた事を思い出す。 「にんげんしゃん、もちかちて…さんたしゃんなのじぇ?」 子まりさの問いかけに、ニッコリと笑って頷く人間。 その途端、子まりさの目はさらに輝きをまし、感動のあまりしーしーを漏らしてしまう。 「さんたしゃん!さんたしゃん!ゆっくちー!ゆっくちー!まりちゃ、いいゆっくちだから、きてくれたのじぇ?!ゆっくちー!!」 子まりさは思わず飛び跳ねながら、お下げをブンブンと振り回して喜びを全身で表現する。 するとサンタはどこからかケーキを取り出すと、子まりさの前に置いた。 「ゆわぁぁぁぁ?!こ、こりぇ、けーきしゃんなのじぇぇぇぇぇ?!」 捨ててあったチラシの写真でしか見た事のないケーキ。 そんなケーキを見た子まりさは、うれしーしーを漏らしながらケーキの周りを転がり始める。 そんな様子を笑顔で見つめるサンタと親まりさ。 子まりさは大きな口を開けて、ケーキに齧り付く。 「あまあま?!あまあま!!し、し、し、し、しあわしぇぇぇぇぇぇぇ!ほっぺしゃんがおちそーなのじぇぇぇぇぇ!!」 少し冷たいケーキの生クリーム。 その甘みに驚いた子まりさは、両目を真ん丸に見開いて全身を震わせる。 そしてトンネルを掘り進めるかのように、大きなケーキに穴を開けながら食べするめる子まりさ。 尻をブリブリと振りながら、ケーキに顔を埋めて大きな声で叫ぶ。 「しあわしぇぇぇぇ!しあわしぇぇぇぇぇ!しあわしぇぇぇぇぇ!!ゆっくちー!ゆっくちー!ゆっくちーーー!!」 子まりさは体のあちこちにクリームをつけた姿で、幸せそうにケーキを食べる。 ケーキはすっかり崩れてしまったが、それでも親まりさと同じくらいの大きさが残っている。 「ゆふふ!ゆっくちー!!しあわせなのじぇぇぇ!!」 子まりさは満足そうにケーキを眺めると、得意そうに眉毛を吊り上げて体を揺らした。 「ゆっくち!…ゆっく…ち?」 ケーキのクリームの冷たさで、体を震わせる子まりさ。 ゆっくり目を開けると、子まりさの周りには真っ白な雪が積もり始めていた。 「ゆ…ぅ?…けーきしゃん…?」 サンタも、親まりさも、大きなケーキも何時の間にか目の前から消えており、遠くには暖かそうに光る店の明かりだけが見えていた。 「ゆ………さんたしゃん……おとーしゃ……」 子まりさはそう言いかけて、はっとしたように隣を見る。 そこには頭を踏み潰された親まりさが、だらしなく舌を出して死んでいた。 「お、おとーしゃ………」 そしてやっと、今の状況を思い出す。 サンタを見つけたと大喜びした親まりさ。 子まりさを公園から連れ出すと、人通りの多い商店街に向かった。 そしてサンタの足元を元気に跳ね回ると、得意そうにプレゼントをねだる。 サンタはそんな親まりさを鬱陶しそうに見つめると、無言で親まりさを踏み潰して道路の隅に蹴とばした。 子まりさは慌てて親まりさの後を追うが、親まりさはすでに死んでいた。 子まりさは親まりさの隣で、身を震わせながらゆんゆんと泣き始める。 だがその泣き声も、町のにぎやかな音にかき消されていく。 そしてそのまま泣きつかれて眠ってしまったのだ。 如何して幸せな夢から目覚めてしまったのだろう。 子まりさはポロポロと涙をこぼすと、改めて隣に鎮座する親まりさを見る。 親まりさにはすっかり雪が積もり、まるで夢の中の食べかけのケーキのような姿になっていた。 子まりさはそんな親まりさを見て、体を震わせながらゆんゆんと泣いた。 しゃむい……… 店の明かりも消えて。 しゃむい… 賑やかな音も消えて。 しゃむい… おなかすいちゃ… 雪は、子まりさのか細い声もかき消した。 おとーしゃ……… 先程まで震えていた体はいつの間にか動かなくなり、こぼした涙も冷え固まってしまった。 それでも親まりさの温もりを求めて、白く雪化粧をした父に頬を寄せる。 つめちゃい……… 冷え固まった目元から、熱い雫が零れ落ちる。 それは子まりさの体に纏わりついた雪を少し溶かすと、すぐに冷たくなった。 雪は冷たくなった野良の親子を隠すように降り積もっていく。 何事もなかったかのように。 完 徒然あき 挿絵:
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『あるまりちゃの復讐』 6KB 小ネタ 戦闘 子ゆ 現代 なんか前に書いた「あるまりさの一生」の小ネタ版みたいになっちゃいました ※俺設定注意 ※作、長月です 今まで書いた作品はこちらに http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/393.html ご意見、ご感想、ご要望は感想用掲示板(長月用スレ)でおねがいします。URLは下にある通りです。 ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板(長月用スレ) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274852907/ 「しょろーり・・・しょろーり・・」 とある山のふもと、一匹のゆっくりまりさが草むらの中をずーりずーりと這いつくばっていた。 大きさからいってまだ子ゆっくりになったばかりといった所か。まだ赤ゆ言葉も抜けていないようだ。 まりさというよりまりちゃと呼んだほうがいいだろう。 「もうすぐ・・もうすぐなんらじぇ・・・」 ほふく前進のように草花に身を隠し前に進むまりちゃ。一見、子ゆっくりの遊びのようにも見えるが表情は真剣そのものだ。 まりちゃには討たねばならない敵が居る。あの家族を殺した人間を。 そうまりちゃは復讐者。敵討ちを誓う炎のリベンジャーなのだ。 あるまりちゃの復讐 「ゆふふ・・・みつけたんらじぇ・・・」 まりちゃは見つけた。復讐すべき相手を。憎っくき家族の敵を。 奴はそこにいた。木に寄りかかるようにしてじっと何かを見ている。 「・・・・いまのうちにせいぜいゆっくちしてるんらじぇ・・・」 怒りのあまり、歯軋りしながらまりちゃはつぶやく。 あの男こそ自分の家族を永遠にゆっくりさせ、お野菜さんが勝手に生えてくるゆっくりプレイスを強奪した人間である。 あの日、まりちゃ達一家は手狭になったおうちから、ごはんさんがたくさん生えてくるゆっくりプレイスにお引越しした。 これからはごはんさんの心配をしなくて済む。もう父まりさも狩りなどいかず一家みんなでゆっくりできるのだ。 そう思い家族みんなでゆっくりしていた所にあの男がやってきたのだ。 「何やってんだお前ら!!!ここは俺の畑だぞ!!!」 まりちゃは呆れた。この人間おうち宣言も知らないのかと。 「にんげんさんよくきいてね・・・ここはもうまりさたちのゆっくりぷれいすなんだよ・・・もうおうちせんげんもしてるしね・・・みればわかるでしょ・・・じょーしきでかんがえてね、じょーしきで。」 父まりさがため息まじりに説明していると男は急に襲いかかってきた。 おそらくあまりにも完璧に論破され、恥ずかしさのあまり逆上したのだろう。 「・・・もっと・・ゆっぐい・・したかった・・・」 「ゆげぇええ!!!!」 「やめちぇえええええ!!!!!!」 父まりさ、母れいむ、そして妹達が男の凶行の犠牲になる中、辛くもまりちゃは生き延びたのだ。 なんとか男が見えなくなる所まで逃げた後、まりちゃは誓った。 絶対あの男に復讐してやる、と。 その為にこの数日間、人間を倒すためのトレーニングは欠かさなかったし、武器も手に入れた。 とがった枝を加工してつくった「けん」である。 これさえあれば100ゆん力。誰にも負ける気がしない。 とはいえ賢い自分はけして敵である人間を過小評価しないし、自分の力を過信したりしない。 不意をついたとはいえあのカマキリをも屠り去る父まりさを倒したのだ。油断は出来ない。 確実に背後から不意をつき、そのまま一気呵成に倒してしまうつもりである。 「しょろーり・・・しょろーり・・」 徐々に男との距離を詰めるまりさ。 パキ その音にまりちゃは飛び上がるほど驚いた。うっかり足元の枝を踏んでしまったのだ。 まずい。気づかれたか? まりちゃは恐る恐る男の様子を窺った。 男に目立った動きはない。こちらを警戒する気配もない。相変わらず畑の方をじっと見ている。 どうやらさっきの音に全く気づいていないようだ。 「ふふ・・まにゅけなやろうなんらじぇ・・・」 これから殺されるのにのん気なものだ。まりちゃは侮蔑の笑いを男に向ける。 今のは男が生き残るためのラストチャンス。生と死を分けるターニングポイントといってもいい。 それをやすやすと見逃すとは。やはり勝利の女神はこのまりちゃ様に微笑んでいるのだ。 「しょろーり・・しょろーり・・・しょろーり・・しょろーり・・」 まりちゃの体がソフトボールサイズしかない上、音を立てないよう這っての移動なので全くスピードは出ない。 中々おとこに近づけないまりちゃだがけして焦ってはいけない事を分かっている。 草木にその身を隠しながら男のいる木のほうへ少しずつ近づいていく。 「しょろーり・・しょろーり・・・よし・・」 ついにまりさは男の背後を取ることに成功した。ここからなら男が気づく前に先制攻撃できる。 男は相変わらずまりちゃに気づいていないようだ。攻撃するなら今しかない。 「おちょーしゃん・・・まりちゃにちからを・・・」 まりちゃは帽子から「けん」を取り出す。自分の父の顔を思い浮かべながら。 「いくんらじぇ・・・」 そして憎っくき家族の敵である男にその切っ先を向け 「ゆぁあああああああ!!!!!!!」 雄雄しい雄たけびと共に男の足に突撃した。男の作業ズボンにまりちゃの「けん」が突き刺さる。 「しねぇええええええええ!!!!」 そのまま体当たりとストンピングの連続攻撃に移る。 これぞまりちゃの必勝にして必殺パターン!! この必殺コンボで自分は何匹もの虫さんを葬り去ってきたのだ!! これで死なない奴などこの世には存在しない!! 「ゆぁああああああああああ!!!!」 まりちゃの体当たり攻撃は続く。 男は全く抵抗できずただまりちゃの攻撃を受けるのみ。全く反撃の兆しもない。 おそらくまりちゃの鮮やかな奇襲と流れるような連続攻撃に恐れをなし声も出ないのだろう。 勝った。まりちゃの完全勝利だ。 「おとうしゃん・・おかあしゃん・・・みんな・・まりしゃかたきはとったんらじぇ・・・」 感慨深げにつぶやくまりちゃ。 どーれ、ゲス人間の泣き面を見てから止めを刺してやろう。まりちゃは人間の顔を見上げる。 「ゆ・・・・・!!?」 その顔にまりちゃの笑いがこわばった瞬間 ズン 何かが落ちる様な音があたりに響いた。 「さーて・・・昼からもがんばろーか。」 しばらくして一人の男が伸びをしながら畑に現れた。この男性こそ、まりちゃの家族の敵であり、この畑の所有者でもある。 昼食を取りに家に帰っていたのが戻ってきたのだ。 「アレ?案山子が倒れてるじゃないか。」 男は最近案山子を作っていた。廃棄されていたマネキン人形を使い、自分のお古の作業着と帽子を被せた本格的な奴である。それを畑の近くの木に立てかけておいたのだ。 なぜこんなものを作ったのかというと最近ゆっくりによる畑荒らしが後を絶たないからなのだ。 この前などちょっと目を放した隙に、畑のど真ん中でおうち宣言をする馬鹿ゆ一家がいた位である。 「よいしょ・・・ん?」 案山子を抱き起こす際、男は驚く。一匹の子まりさが下敷きになっていたのだから。 「それにしてもこのまりさ・・・ずいぶんすごい顔で死んでやがるな。」 まりちゃの死に顔。それは今にも「どぼじでぇえええええ!!!」と鳴き出しそうなゆっくりできないものだった。
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『ゴミクズまりちゃ』 35KB 虐待 飾り お家宣言 野良ゆ ゲス 現代 虐待人間 うんしー いつもと同じテンプレもの おさげあき まりさ=ゴミクズの内容です テンプレ虐待です おさげあき 32作目 「ぴえぇぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇぇぇん!」 「ん?」 人があまり通らない裏路地で一匹の子まりさが泣いていた。 偶然通りかかった男がそれを発見する。 「おい、ゴミクズ、どうしたんだ?親は?」 「ゆゆ!?まりちゃはごみくじゅじゃないのじぇぇぇぇぇぇぇ!」 「まりさ種は生まれながらのゴミクズだって決まってるんだよ、それより親は?」 「くじゅおやは……まりちゃをすてたのじぇ……!あのごみくじゅどもめ……!こんどあったらしぇいっしゃい!してやるのじぇ!」 怒りをあらわにするまりちゃを適当にあしらいつつ聞き出した結果分かったのはこのまりちゃがどうしようもなくゲスでそれが原因で捨てられたという事だった。 こいつは親が狩りの練習をさせようとしても一切従わず家でゆっくりし続けたらしい。 そして親がどんな食料を持ってきても不満をぶちまけ親を無能呼ばわりした。 親がどんなに叱り付けてもまりちゃは大絶叫を上げる事で応戦した。 親もまりちゃが最初の子供だった事もありあまり強く叱れずにいたのがまりちゃを増長させる原因だったらしい。 だが親も所詮はゆっくりだ。 自分のゆっくりが最優先である事に変わりない。 その結果まりちゃは捨てられたらしい。 「なんだ、全部お前が悪いんじゃねーか」 「ゆゆぅぅぅぅぅぅ!?なにをきいてたのじぇ!?まりちゃはなにもわるくないのじぇ!わるいのはまりちゃをゆっくちさせないくじゅおやなのじぇ!」 「ま、ゴミクズに何を言っても理解出来ないだろうな」 「お……おまえぇぇぇぇぇぇぇ!さっきからまりちゃをごみくじゅよばわりしまくっていのちはおしくないのかだじぇぇぇぇぇぇぇ!? まりちゃがほんきになるまえにしゃっしゃとあやまるのじぇ!まずはあみゃあみゃをけんじょうするのじぇ!もたもたするなだじぇ!」 「まあいいや、お前はお持ち帰りして家でじっくり相手してやるよ」 「ゆ?やっとまりちゃをゆっくちさせるきになったのじぇ?とろすぎなのじぇ! おまえのようなくじゅはまりちゃにはふさわしくないけどとくべつにまりちゃのどれいにしてやるのじぇ! かんっだい!なまりちゃのじひぶかいこころにかんしゃするのじぇ!そしてあみゃあみゃをけんじょうするのじぇ!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 男は今にも潰したくなる衝動を抑えながらまりちゃを持って歩き出す。 「ゆっゆぅぅぅぅぅん♪まりちゃはてんくうのはしゃなのじぇ!おそらをしはいするまりちゃはかみしゃまもどうっじぇんなのじぇ!」 「……」 「ぴっぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!まりちゃちゅぶれりゅぅぅぅぅぅぅぅぅ!ちゅぶれりゅのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 無意識に強く握りしめてしまったらしくまりちゃが男の手の中でもりゅんもりゅんと暴れていた。 当然子まりさ如きの力で男の手から逃れる事など不可能。 男は死なない程度の力を加えまりちゃの悲鳴を堪能しながら帰路へついた。 -男の自宅- 「ほれ、ここが俺の家だよ」 「ぴぎぃ!」 男がテーブルの上にまりちゃを落とす。 まりちゃは硬いテーブルに叩きつけられて、その衝撃でしーしーとうんうんを漏らした。 「きったねぇな、まあゴミクズのまりちゃはすぐお漏らしするし仕方ないがね」 「ゆゆぅぅぅぅぅぅ!?まりちゃはおもらしなんかしてないのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 今も汚い穴から小刻みに汚物が排出されているというのに必死に否定するまりちゃ。 「まあいいさ、自分が出したものは自分で始末しないとな」 男はまりちゃから帽子を奪い取るとそれでまりちゃの汚物を拭き始めた。 「ゆゆぅぅぅぅぅぅぅ!?まりちゃのしゅてきなおぼうちがぁぁぁぁぁぁぁぁ!?やめるのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!まりちゃのおぼうちがゆっくちできなくなるぅぅぅぅぅぅぅ!」 だが男がやめるはずもなくまりちゃの素敵(笑)なお帽子とやらは汚物まみれになった。 「ほれ、お飾りが無いとゆっくり出来ないだろ?俺が頭に乗せてやるよ」 優しい男は汚物まみれの帽子をまりちゃの頭に乗せた。 自分の大切なお飾りが戻ってきた事でゆっくり出来たがすぐに自分の頭から発せられるゆっくり出来ない匂いに悶絶し始める。 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁ!くしゃいぃぃぃぃぃぃぃぃ!まりちゃのあたまがくしゃいのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「まりさ種は元々臭いゴミクズ饅頭じゃん、今更汚物が追加されたくらいじゃ大して変わらんよ」 「お……おまえぇぇぇぇぇぇぇぇ!どこまでまりちゃをぐろうすればきがすむのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!?ほんとにしにたいのかだじぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 まりちゃが頭から湯気でも出しそうなくらい激怒している。 しかしゴミクズのまりちゃ如きがいくら怒っても男には痛くもかゆくもない。 「今まで全部親任せにしてきたゴミクズまりちゃが随分強気だねぇ、ホントは誰よりも弱いくせに」 「まりちゃはむはいのていっおう!なのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!しゃいっきょう!なのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「そりゃビビッて誰とも勝負してないんだから無敗だろうさ、さすがはゴミクズのていっおう!だね!俺にはとても真似出来ないよ!」 「このくじゅがぁぁぁぁぁぁぁぁ!またまりちゃをごみくじゅってよんだなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!ぶっころすのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「出来もしない事を口にしないほうがいいよ!さらに自分が惨めになるだけだよ?ゆっくり理解してね!」 「う……うるしゃいぃぃぃぃぃぃぃ!まりちゃがよべばいちまんのぐんぜいがおまえをころしにやってくるのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「こりゃまた随分とデカイ口を叩くまりちゃだな、ホントにそんな軍勢が呼べるの?」 「あ……あたりまえなのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!まりちゃはしゃいっきょう!なのじぇ!すべてのゆっくちがまりちゃのいうことをきくのじぇ!」 「なら今すぐその軍勢(笑)を呼んでね、ホントに呼べるんならね!」 「ゆっ……しょれは……ゆぐっ……」 途端に顔色が悪くなるまりちゃ。 男はニヤニヤしながらまりちゃを煽った。 「おやおや?どうしたのかな?最強(笑)のまりちゃ?一万の軍勢(笑)はいつ来るのかな?」 「ゆっぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 歯を噛み締め男を睨む事しか出来ないまりちゃ。 やっぱりゴミクズをおちょくるのは楽しい、男はそう思った。 「どうしたの?早く呼んでね!すぐでいいよ!」 「お……おまえごときにぐんぜいをよぶまでもないのじぇ!ま……まりちゃだけでじゅうぶんなのじぇ!」 「ならさっさと掛かってきてね!すぐでいいよ!」 「ゆっ……!」 またしても顔が引きつるまりちゃ。 「おや?どうしたんだい?まりちゃだけで十分なんだろ?さっさと俺を倒してみせてね!すぐでいいよ!」 「きょ……きょうはちょうしがわるいのじぇ!あしたほんきをだすのじぇ!あしたまでまつのじぇ!」 「明日だね?ホントに明日本気を出すんだね?嘘じゃないよね?約束出来るかい?」 「うそじゃないのじぇ!あしたこそおまえをぶちころすのじぇ!でも……もしおまえがあやまればゆるしてやらないこともないのじぇ!どうなのじぇ!?」 「いや、俺はまりちゃの本気が見たいから謝らないよ!ゆっくり理解してね!」 「お……おまえはせんざいいちぐうのちゃんすをのがすのかだじぇ!?いまあやまればゆるしてやるのじぇ!つよがりはやめてあやまるのじぇ!」 「ゴミクズまりちゃに謝るなんて絶対にしないよ!まりちゃはさっさと本気を出せばいいんだよ!ゆっくり理解してね!」 「まりちゃはごみくじゅじゃないのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!いいかげんごみくじゅってよぶのやめるのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「ゴミクズにゴミクズって言って何が悪いの?バカなの?死ぬの?」 「このくしょがぁぁぁぁぁぁぁ!もうゆるさないのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「うん、だからさっさと本気を出してね!すぐでいいよ!」 「ゆっ……ぐっ……」 このまりちゃは口だけ。 ホントは一度も喧嘩をした事も無いので戦い方すら分からない。 おうちでゆっくりしていただけなので他のゆっくりの戦い方を参考にする事も出来ない。 だがまりさ種のつまらないプライドのせいで素直に負けを認める事が出来ないのだ。 本当にまりさ種というのは救いようのないゴミクズである。 そしてそんな無様な姿を見るのが男の楽しみでもあった。 「まあいいさ、明日本気を見せてくれるんだし今日はこれで勘弁してあげるよ」 「ゆ?ゆふん!それでいいのじぇ!」 とりあえず今は危機を回避した事でまりちゃは安堵した。 だがそんなまりちゃに非情な言葉が突き刺さる。 「もし明日まりちゃが俺に負けたらまりちゃのお帽子をビリビリに破くよ!ゆっくり理解してね!」 「……ゆ?」 まりちゃは男が何を言ったのか理解出来なかった。 あまりにもゆっくり出来ない事を言われた気がする。 「もう一度言うよ!明日まりちゃが俺に負けたらまりちゃの素敵なお帽子をビリビリに破くよ!二度と被れないようにね!ゆっくり理解出来た?」 「……」 絶句するまりちゃ。 「もう一度言おうか?明日まりちゃが負けたら……」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!しょんなのやじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!まりちゃのおぼうちはいのちのつぎにたいせつなものなんだじぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 ようやく理解したまりちゃが絶叫を上げる。 「何を慌ててるんだい?明日まりちゃが本気を出して俺を倒せばいいだけじゃないか、最強のまりちゃには簡単な事なんだろ?」 「ゆっ……ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……!!!」 涙目で男を見上げるまりちゃ。 その怯えた表情を見た男はとてもゆっくり出来た。 そうだ、ゴミクズにはこの表情こそが相応しい。 男はそう思った。 「んじゃ明日までこのゆっくりプレイス内でゆっくりしていってね!」 男は透明の箱にまりちゃと野菜くずを放り込んだ。 これで明日まで持つだろう。 とりあえず今日はこれで終わりにして明日から本格的な虐待を開始しよう。 今後の虐待を想像するとそれだけで笑みがこぼれてしまう男だった。 -翌日- 「さあ!約束通りまりちゃの本気を見せてくれ!」 男はまりちゃを透明の箱から取り出しテーブルの上に落とす。 その際にぴぎぃ!と情けない声を上げたが気にしない。 ちなみに昨日入れておいた野菜くずは全て無くなっていた。 「美味しいお野菜を食べて元気になったろ?そんじゃ始めようか」 「ゆぅぅぅぅぅぅぅ!!」 まりちゃは明らかに動揺していた。 どうしたらいいのか必死になって足りない餡子脳をフル稼働させているのだろう。 まりちゃがどういう行動に出るのか男は楽しみだった。 そして5分後…… 「ゆ……ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!いちゃいのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!ぽんぽんいちゃいのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!こんなんじゃたたかえないのじぇぇぇぇぇぇぇ!」 突然まりちゃがテーブルの上で苦しみ始めた。 だがおかしい。 明らかに棒読みでその動きもぎこちない。 ひとしきり苦しんだ後まりちゃがキリっとした顔で男に宣言した。 「きょうはまりちゃのぽんぽんしゃんがいちゃいいちゃいでしょうぶできないのじぇ!ざんねんだけどきょうのしょうぶはおあずけなのじぇ!」 ドヤ顔で男に告げるまりちゃ。 「いやいや、仮病なら最後まで演じきれよ、いきなりドヤ顔で宣言するなんて仮病だってバレバレだろ」 まりちゃの中途半端な演技に呆れた男がまりちゃに指摘する。 「ゆゆぅぅぅぅぅぅぅ!?けびょうじゃないのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!まりちゃはほんとうにぽんぽんしゃんが……!」 完璧だと思っていた自分の演技があっさり見破られ驚くまりちゃ。 それでも必死に弁解するが無駄である。 「ま、仮病だろうとホントに病気だろうと関係ないけどね、勝負しないなら俺の不戦勝って事でまりちゃのお帽子破くから」 「ゆゆぅぅぅぅぅぅぅ!?なにしょれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 「お帽子破られるのが嫌なら俺と勝負して勝てばいい、病気だろうと何だろうと関係ない、今日やると決めたんだからね!さあ、どうする?」 「ゆっぐぐぐぐぐぐぐぐぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!ま……まりちゃはぽんぽんしゃんがいちゃくてうごけないのじぇ……!」 「まだ言うか、もうバレてるんだからこれ以上みっともない真似しないほうがいいんじゃないの?」 「ぽんぽんしゃんさえいちゃくなければ……まりちゃはたたかえるのじぇ……!けっしてうしょついてるわけじゃないのじぇ……!」 「ふむ、つまり腹痛さえ無くなれば戦えるんだな?」 「しょ……しょうなのじぇ……!でもかんたんにこのいちゃみはきえたりしないのじぇ……!だからきょうは……」 「よし、ならば薬をやろう、よく効く薬だぞ」 「ゆ?」 男は薬箱から正露丸を取り出し2粒ほどまりちゃの口の中へと放り込んだ。 「!!!!!!!!!」 その途端、まりちゃは両目をスロットマシーンのように回転させながら激しく悶え苦しんだ。 「ごごごごごごごれどどどどどどぐはいっでるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」 絶叫を上げつつ正露丸を吐き出そうとしたのでまりちゃの口を開かせないようにしっかりと押さえつけた。 「あfほうえrtgきshjごうrへおgtrhlgjhd!?」 「ダメだろ?吐き出そうとしちゃ、せっかく薬をあげたんだから」 「ksjdhふぃうれごぴうrpg!!!」 ビクンビクンと痙攣するまりちゃ。 よほど苦しいらしい。 ゆっくりは辛いもの、苦いものが苦手だ。 正露丸は強烈な匂いと味がするのでゆっくりにとってはかなり堪えるだろう。 「ま、良薬口に苦しと言うしこれでまりちゃの病気も治るよね!」 男の声も聞こえていないようで両目は今にも飛び出さんばかりに見開きしーしーの穴からは絶え間なく小便を噴出している。 やがてまりちゃはぐったりと動かなくなり白目を剥いている。 「ん~?薬なんだから死ぬ事は無いと思うが……一応オレンジジュース掛けとくか」 オレンジジュースを掛けたがまりちゃに変化はない。 どうやら完全に気絶しているようだ。 「うーむ、意識が戻るまで待つのも面倒だし強制的にこっちに戻ってきてもらおうか」 男は爪楊枝を取り出しそれを未だに汚い液体を噴出しているまりちゃのまむまむに突き刺した。 「ぴっぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 爪楊枝がまりちゃのまむまむの奥深くへ挿入されると同時にまりちゃは大絶叫を上げて意識を覚醒させた。 「いぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃぃぃぃぃぃぃぃぃ!ばでぃぢゃのまむまむぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! だれにもささげたことのないじゅんっけつ!のばーじんしゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 どうやら痛みよりも自分の大切なばーじんさん(笑)を失った悲しみのほうが大きいようだ。 そして意識を覚醒させたことで正露丸の強烈な味も堪能することになった。 「く……くしゃいぃぃぃぃぃぃ!にぎゃいぃぃぃぃぃぃぃぃ!ばでぃぢゃのおくちがくしゃすぎるぅぅぅぅぅぅぅぅ!」 ばーじんさんを失った悲しみと痛み、そして正露丸の苦みのトリプルコンボでまりちゃはビタンビタンと体をテーブルに打ち付ける。 「よし!すっかり元気になったな!そんじゃ勝負しようぜ!」 「ゆっぐぢできないぃぃぃぃぃぃぃ!ぜんぜんゆっぐぢできないぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!だれきゃばでぃぢゃをゆっぐぢざぜろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 「おーい、勝負」 「ぐるじいぃぃぃぃぃぃぃぃ!いぢゃいぃぃぃぃぃぃぃぃ!にぎゃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!くしゃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「戦う気が無いなら俺の不戦勝にするよ?いいかい?」 「どぼじでばでぃぢゃがごんなべにぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」 「んじゃ約束通りお帽子破くよ!」 まりちゃは男の話を聞ける状態ではなかったが男は関係無しにまりちゃの帽子を奪いビリビリに破いた。 「ゆ?ゆゆぅぅぅぅぅぅぅ!?どぼじでばでぃぢゃのじゅでぎなおぼうぢやぶいでるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「約束だからね、まりちゃは勝負に負けた、だからお帽子を破く、OK?」 「ばでぃぢゃはまげでないよぉぉぉぉぉぉぉ!いまはしょうぶどごろじゃ……!」 「まりちゃの都合なんかどうでもいいんだ、俺は約束通りに帽子を破くだけだよ」 「やめぢぇやめぢぇやめぢぇぇぇぇぇぇぇぇ!ばでぃぢゃのじろいおりぼんがえきじゃいでぃんぐなびわぐのおぼうじぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」 「ゆっくり諦めてね!」 満面の笑みで帽子をバラバラに引き裂いた男は帽子の残骸をまりちゃの頭に降り注いであげた。 「ぞ……ぞんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!ばでぃぢゃの!ばでぃぢゃの!ばでぃぢゃのもーなんだがよぐわがんないげどずでぎずぎるおぼうじぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」 あまりのショックで自分のお飾りをべた褒めする言葉すらうまく出てこないらしい。 「ははっ!まりちゃは元気だな!そんなに元気なのになんで本気を出さないの?ひょっとしてドMかい?」 「あぎゃ……!おぎぇ……!ぶぎぇ……!おごぉ……!」 あまりのショックで呼吸困難に陥ってるらしい。 「つーかゆっくりに呼吸なんて必要なのか?」 男が素朴な疑問を抱いた時、まりちゃは突然動きを止めコロンと横に倒れた。 その表情は子ゆっくりとは思えないほど歪みきっている。 「また気絶したか……ま、いいもの見れたし今日はこれくらいで勘弁してあげよう」 男はまりちゃにオレンジジュースをぶっ掛け再び透明の箱へと放り込んだ。 -翌日- 「よっ!今日こそ本気を出してくれるよね?」 「ゆ……ゆひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 男の姿を見ただけでおそろしーしーを漏らすまりちゃ。 どうやら昨日のおもてなしがかなり好評だったようだ。 「んじゃ始めようか」 「ゆひっ……!」 透明の箱から出されたまりちゃはガタガタ震えるだけで一向に男と戦おうとしない。 「どうしたんだい?戦わないの?」 「やぢゃ……やぢゃ……」 まりちゃはただイヤイヤと体を横に振るだけだ。 「戦わないならまた俺の不戦勝って事で今度はおさげを貰うよ?」 「ゆ?」 「今日はまりちゃのおさげさんをブチンと引き抜きます、OK?」 「……」 「OK?」 「やぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!おしゃげしゃんだけはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!おしゃげしゃんだけはゆるちてよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 まりちゃは大絶叫を上げテーブルの上をずーりずーりと這い回る。 ずっとおうちの中でゆっくりしていたまりちゃには跳ねるだけの体力すら無いのだ。 これでさいっきょう!と自信たっぷりに宣言していたのだから本当に救いようが無いゴミクズだ。 「嫌なら俺に勝てばいい、簡単な事だ、それともホントはまりちゃは弱いの?さいっじゃく!なの?」 「まりちゃはしゃいっきょう!だもぉぉぉぉぉぉん!むはいのていっおう!だもぉぉぉぉぉぉぉん!」 「まだ言うか、昨日も俺に負けたくせに」 「あんなのむこうだもぉぉぉぉぉぉん!まりちゃはしょうぶをうけてないもぉぉぉぉぉぉん! くしょにんげんがひきょうなてばかりつかってまりちゃをおとしいれたんでしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「まりさ種のテンプレ乙、卑怯の代名詞であるまりさ種以上の卑怯者なんてこの世に存在しないよ! 自分の弱さをごまかし相手のせいにしてばかりのゴミクズまりちゃ!ホントに君は卑怯者だね!まさにさいっきょう!の卑怯者だよ!」 「ちぎゃうちぎゃうちぎゃうちぎゃうぅぅぅぅぅ!まりちゃはひきょうものじゃないぃぃぃぃぃぃ!」 「なら言い訳ばかりしてないで早く勝負してね!勝てないなら素直に負けを認めてね!さあ!どっちを選ぶ?」 「やぢゃやぢゃやぢゃぁぁぁぁぁぁぁ!どっぢもやぢゃぁぁぁぁぁぁぁ!ばでぃぢゃがだだがわないかぎりばでぃぢゃはむはいだもん!しゃいっきょう!だもぉぉぉぉぉぉん!」 「あー、なんかめんどくさすぎる奴だなぁ……もう遊びは終わりにしてとっとと虐待するか……」 男がそう思ってまりちゃに手を伸ばそうとした時だ。 コツン 「ん?」 窓ガラスに何かが当たる音がした。 男が振り向くとそこにはいかにもゲスっぽい顔の成体まりさと子まりさがいた。 「とうめいのかべはとっととこわれるのぜぇぇぇぇぇぇぇ!」 「おちょうしゃん!がんばるのじぇ!」 会話の内容から間違いなく親子だろう。 珍しく母親のゆっくりがいないが既に死んだか見限ったのかもしれない。 「いい所に来たじゃないか、こいつらならまりちゃ虐待に使えそうだな」 いい虐待方法を思いついた男はピーピー泣き喚くまりちゃを掴み窓ガラスを開けて野良まりさ親子に話しかける。 「君達はおうち宣言しに来たのかい?」 「そうなのぜ!いまからここはまりさたちのおうちなのぜ!くそにんげんはとっととでていくんだぜ!」 「でていくのじぇ!」 「うん、別にいいよ」 「「ゆゆ!?」」 男の言葉に驚く野良親子。 だがすぐに高笑いし始めた。 「ゆひゃひゃひゃひゃひゃ!くそにんげんのくせにめずらしくものわかりがいいのぜ!ほめてやるのぜ! まりさはきぶんがいいからおまえをどれいとしてここにすまわせてもいいのぜ!まりさのやさしさにしーしーをもらすがいいのぜ!」 「いいのじぇ!」 調子に乗る野良親子。 そんな親子に男はある条件を提示した。 「うん、奴隷になってもいいけど条件があるよ、こいつを見てくれ、どう思う?」 「「ゆゆ?」」 男は手の中で震えるまりちゃを野良親子に見せた。 すると野良親子がゲラゲラ笑い出す。 「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!なんなんだぜ!?このゆっくりしてないちびは!みっともないすがたなのぜ!」 「おかじゃりもないごみくじゅはとっととちぬのじぇ!」 「ゆっ……ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 野良親子の罵倒を受けたまりちゃは両目から大粒の涙を流す。 「ゆぷぷ!このちびないてるのぜ!なさけないのぜ!こんななきむしははじめてみたのぜ!」 「よわよわすぎてまりしゃおもわずどうっじょう!しちゃうのじぇ!そんなによわよわでいきててはずかしくないのかだじぇ?」 ゲラゲラ笑う野良親子。 まりちゃは反論する事も出来ずただ涙を流すのみだった。 「それで条件っていうのはね、こいつと勝負して欲しいんだ、もしこいつに勝ったら君達の奴隷になってあげるよ」 「ゆ?そんなのらくしょうすぎるのぜ!そんなごみくず、まりさにかかったらいちげきなのぜ!」 「でもこいつは自分がさいっきょう!って言ってるんだ、しかも無敗のていっおう!とも言ってたよ」 「こいつがさいっきょう?むはいのていっおう?ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!こんなごみくずがさいっきょう!ならまりささまはうちゅうのていっおう!なのぜ! おかざりもなくみじめになくだけのうじむしがなにをねごとほざいてるのぜ?まだひるまなのぜ!ねごとをいうにはまだはやすぎるじかんなのぜ!しっかりめをさますのぜ!くず!」 俺がまりちゃを掴んだ手を野良親子の前に差し出すと父まりさがおさげでまりちゃを軽くペチンペチンと叩く。 手加減したのであまり痛みはないようだが屈辱的な言葉を浴びせられまくったまりちゃのプライドはズタズタだ。 「おちょうしゃん!こんなごみくじゅはまりしゃだけでじゅうっぶん!なのじぇ!まりしゃにまかせてほしいのじぇ!」 「ゆふん!たしかにこんなごみくずはまりささまのあいてをするにはひゃくねんはやいのぜ!おちびにまかせるのぜ!」 こうしてまりちゃvsまりしゃの戦いが始まった。 まりちゃは戦う事を拒否したが当然無視。 「それじゃ勝負を始めるよ!勝負は相手が負けたというまで続くからゆっくり頑張ってね!」 「らくしょうなんだじぇ!こんなやついちげきなのじぇ!」 「おちび!すこしはてかげんするのぜ!ほんきでやったらごみくずがかわいそうなのぜ!」 「ゆっくちりきゃいしたのじぇ!」 まりしゃが親と会話している隙にまりちゃはずーりずーりと逃げ出した。 戦いたくない、その一心で。 「ゆゆ?なににげてるのじぇ!まりしゃとたたかうのじぇ!このひきょうもの!おくびょうもの!」 まりしゃは自慢のあんよで元気に跳ねるとすぐまりちゃの前に立ちふさがった。 這うだけのまりちゃと元気に跳ねるまりしゃとでは運動神経に差がありすぎた。 「しゃあ!まりしゃとたたかうのじぇ!」 「や……やじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 おそろしーしーを漏らしながらまりちゃが再びずーりずーりと這い始めた。 そんな臆病者にイラついたまりしゃは背後から軽くまりちゃに体当たりをかます。 「ゆっぴぃぃぃぃぃぃぃぃ!い……いぢゃいぃぃぃぃぃぃぃ!やべぢぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!ぼうやべぢぇよぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 だがまりしゃの猛攻は止まらない。 何度も何度もまりちゃに体当たりをかまし、時には噛み付いたりもした。 そのたびにまりちゃは悲鳴と共にしーしーを漏らしまくる。 「いぢゃいぃぃぃぃぃぃ!やべぢぇ!やべぢぇよぉぉぉぉぉぉぉ!ばでぃぢゃぢんぢゃうよぉぉぉぉぉぉぉ!」 「こいつよわすぎるのじぇ!しかもまともにたたかおうともしないのじぇ!こんなよわむしはじめてみたのじぇ! でもまりしゃはゆるさないのじぇ!こんなくじゅをゆるすほどまりしゃはやさしくないのじぇ!」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!ゆるちてぇぇぇぇぇぇぇぇ!もうゆるちてくだちゃいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 それからもまりしゃの一方的な攻撃は続き、まりちゃはボロクズとなった。 「もうおまえとたたかうのあきたのじぇ!しゃっしゃとまけをみとめるのじぇ!」 「やぢゃよ……まけをみとめるのはゆっくちできないよ……まりちゃはしゃいっきょう!で、むはいのていっおう!で……」 「ほんとにおまえはくちだけなのじぇ!しゃいっきょう!ならどんなふりなたたかいでもかてるはずなのじぇ!しょれがしゃいっきょうなのじぇ! しゃいっきょう!はおまえみたいにいいわけしないのじぇ!おまえはただのあまったれなのじぇ!よわよわでだれにもかてないなきむしなのじぇ!」 「ちぎゃ……」 「ならしゃっしゃとまりしゃをたおしてみろっていってるのじぇ!このくちだけのごみくじゅ! そういえばおまえはむはいのていっおう!っていってたのじぇ?ゆぷぷ!こわくてだれともけんかせずにげてばかりいたからたしかにむはいなのじぇ! なっさけないのじぇ!おまえはおくびょうでしーしーもらしのていっおう!なのじぇ!」 ペチン まりしゃはおさげでまりちゃの顔面を叩いた。 「くじゅ!うじむし!ごみくじゅ!なまごみ!しーしーもらし!おまえはしゃいってい!のくじゅなのじぇ! くやしかったらまりしゃにいちげきだけでもいれてみろなのじぇ!どうしたのじぇ!しゃあ!しょんなどきょうもおまえにはないのじぇ!?」 「ゆっぐ……えっぐ……」 まりちゃは反論する事も反撃する事もせずただ無様に泣くだけだった。 「なにもいえないおまえはごみくじゅなのじぇ!おまえのようなごみくじゅはいきててもしかたないのじぇ!もうしゃっしゃところすのじぇ!」 「ゆゆ!?」 まりしゃの言葉に驚くまりちゃ。 これは勝負であって殺し合いではないはず。 まりちゃは必死に命乞いを始めた。 「やぢゃやぢゃやぢゃぁぁぁぁぁぁ!ちぬのやぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!たしゅけちぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「ならまけをみとめるのじぇ!」 「しょ……しょれは……」 死にたくない、でも負けを認めるのはゆっくり出来ない。 命の危機なのにまだ自分のプライドにこだわるゴミクズまりちゃは見ていて哀れすぎる存在だった。 「もういいのじぇ!とっととちぬのじぇ!」 ブスゥ!!! 「ぴっぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 まりしゃが帽子の中に隠していた木の枝をまりちゃの体に突き刺す。 しかもぐーりぐーりと少しでも苦痛が長引くようにゆっくりと動かした。 「ま……まっちぇぇぇぇぇぇぇぇ!まりちゃがわるきゃったでしゅぅぅぅぅぅぅぅぅ!まりちゃのまけでいいでしゅからぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「まけでいい?なんでしょんなにえらそうなのじぇ?ほんきであやまるきがあるのかだじぇ?」 ここまで来てまだプライドを捨てきれないまりちゃに苛立ったまりしゃは先ほどよりも激しく木の枝を動かした。 「いぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいぃぃぃぃぃぃぃ!ばでぃぢゃのまけでずぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!かんっぱい!でずぅぅぅぅぅぅぅぅ! どうしようもないごみくじゅでしゅぅぅぅぅぅぅぅ!だがらゆるぢでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!ごろざないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 ついに完全敗北を認めたまりちゃ。 「まったくなさけないゆっくちだったのじぇ!」 まりしゃはまりちゃにそう吐き捨てると父まりさの元へ戻っていった。 「おちょうしゃん!まりしゃはかったのじぇ!」 「よくやったのぜ!さすがはまりさのおちびなのぜ!」 「でもあのくじゅはほんちょにごみくじゅなのじぇ!すくいようがないのじぇ!」 「おかざりのないくそちびだししかたないのぜ!それより……」 父まりさがキリっとした顔で男に叫ぶ。 「これでおまえはまりささまのどれいなのぜ!まずはたくさんのあまあまをよういするのぜ!」 「うん、それ無理」 グシャ 「……ゆ?」 父まりさは何が起きたのか理解出来なかった。 だが目の前にはゴミクズをボコボコにした自慢のおちびちゃんの残骸が散らばっている。 「そおい!」 ズボォ!!! 「ぶっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 男は父まりさの閉じきっているまむまむに無理やり手をぶち込んだ。 「ゆんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!いだいいだいいだいいだいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!ばでぃざのまむまむぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 父まりさのまむまむは無残に裂けて中身の餡子がボタボタこぼれている。 あんよまでばっくり裂けているので一歩も動けない。 放っておいてもやがて死んでしまうだろう。 「ど……どぼじでぇぇぇぇぇぇぇ!?どぼじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉぉぉぉ!?ばでぃざはなにもわるいごど……!」 「おうち宣言するゴミクズは苦しんで死んでね!」 「ぞ……ぞんな……!やくぞくがちがう……!」 「ゴミクズとの約束は破ってもいいんだよ!ゆっくり理解してね!」 「な……なんなのぞれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 驚く父まりさ。 そんな父まりさの帽子を破きおさげを引き抜く。 「ゆ……ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 「今はまりちゃ虐待で忙しいから君はそこでゆっくり死んでいってね!」 「ま……まっで……!」 瀕死の父まりさを庭に放置し男はまりちゃを持って家の中へ。 父まりさは死んだら片付けるとして今はまりちゃを虐待するべきである。 「さて、弱虫で泣き虫でしーしー漏らしで誰にも勝てない最弱のゴミクズまりちゃ、そんじゃ君のおさげを貰うよ!」 「ゆ……?」 「ゴミクズにそんなの必要ないからね」 「い……いやぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!おしゃげしゃんだけはゆるちてよぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 「だが断る」 男は問答無用でまりちゃのおさげを掴み少しずつ力を入れて引き抜きにかかる。 「やぢゃやぢゃやぢゃやぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!ゆるちてぇぇぇぇぇぇぇぇ!おしゃげしゃんだけはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! それいがいならなんでもあげましゅからぁぁぁぁぁぁぁ!だからおしゃげしゃんだけはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「何でもと言ったな?本当だな?」 「ほんとでしゅ!なんでもあげましゅ!だからおしゃげしゃんだけはゆるちてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「まあいいだろう」 男がおさげから手を離す。 「ゆ……?ほんと?」 「ああ」 「ゆゆぅぅぅぅぅん……よかったよ……まりちゃはゆっくちできるんだにぇ……」 「んじゃ代わりにまりちゃの出産機能を破壊するよ」 「ゆ?」 男は半田ごてを用意し熱された先端をまりちゃのまむまむに近づける。 まりちゃは何を言われたのか理解していない。 いや、理解したくなかった。 だが現実は過酷だ。 まりちゃが理解する暇もなく熱された半田ごてがまりちゃのまむまむへ挿入された。 「ぴぎゅべべべべべべべがごぎげびょっぼぼぼぼぼぼぼぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 意味不明の声を発しビクンビクンと痙攣するまりちゃ。 「はい、お次は額ね」 「ぎゅっびぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 黒コゲとなり煙を出すまむまむから半田ごてを抜くとそのまま休む事なく額へ押し付ける。 「はい、ご苦労さん」 額とまむまむを黒コゲにされたまりちゃはあまりの激痛で気絶したようで口から少量の餡子を吐きながらビクンビクンと痙攣するだけだ。 「はいはい、オレンジジュースで復活しましょうね」 男はオレンジジュースをまりちゃにぶっかける。 「ゆ……ぅ……ぇ……」 なんとか意識を取り戻すまりちゃ。 そんなまりちゃに男は無慈悲な宣言をする。 「次はまりちゃのおさげをブチンと引き抜くよ!ゆっくり理解してね!」 「……え?」 唖然とした表情で男を見上げるまりちゃ。 「……どうちて?」 「俺がおさげを引き抜きたいから」 「だって……さっき……」 「まりちゃは本当におバカだな」 男は苦笑しながら告げた。 「俺という人間がまだ理解出来ていないのかい?俺はまりさ種はみんなゴミクズだと思ってるんだ。 まりちゃが何をお願いしようと俺には関係ないんだよ、俺の気まぐれでまりちゃは希望を手にして俺の気まぐれでまりちゃは絶望を味わうんだ、ゆっくり理解してね!」 「……」 絶句するまりちゃ。 「んじゃおさげにバイバイしようね」 男がおさげに手を伸ばすと…… 「やぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 まりちゃは大絶叫を上げて暴れだす。 「やぢゃやぢゃやぢゃやぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!おしゃげしゃんだけはだめなのぉぉぉぉぉぉぉ!だめなのぉぉぉぉぉぉぉぉ! おしゃげしゃんがないとまりちゃはだめになっちゃうのぉぉぉぉぉぉぉぉ!これはまりちゃのかけがえのないたからものだからぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 まりちゃの暴れっぷりはこれまで以上だった。 それほどおさげが大切なのだろう。 男が最初にまりちゃを拾った時からおさげだけはやたら綺麗だった。 きっと毎日母にお手入れしてもらっていたのだろう。 それに今は帽子も出産機能も破壊されていてまりちゃに残っている宝物はおさげだけだ。 これだけは絶対失いたくないのだろう。 だが今は男の手の中だ。 子ゆっくり如きで逃げ出す事など不可能。 もはやまりちゃに出来るのは叫ぶ事だけだった。 「そんじゃどうやって引き抜くか……いや、一気に引き抜くより少しずつ切断したほうが楽しめるかな?」 そう思った男はハサミを持ちまりちゃのおさげの先端へと近づける。 「な……なんなのしょれぇぇぇぇぇぇぇぇ!?ゆっくちできないぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「これでまりちゃのおさげを切り落とすよ!ゆっくり理解してね!」 「い……いやぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!まりちゃのおしゃげしゃんをきらないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 まりちゃはおさげをメチャクチャに動かし必死の抵抗をする。 「しっかしおさげの動きっていつ見てもキモイな、れいむのもみあげもそうだがそんなにぴこぴこ動かすから引き抜きたくなるんだよ」 チョキン 「……ゆ?」 「ほれ、抵抗するから切りすぎちゃったじゃないか、最初は先端から少しずつ切るつもりだったのに、まりちゃはバカだね」 まりちゃのおさげは約半分の長さになってしまった。 当然先端部分にあった白いリボンも失った。 リボンが無くなった事でおさげはその形を崩し、ただのクセ毛と成り果てる。 もちろんこれまでのように動かす事は不可能だ。 「あっ……あっ……あっ……」 自分のおさげが無残な姿になった事で大粒の涙を流しながらプルプル震えるまりちゃ。 そしてその後はもちろん大絶叫を上げてから自分のおさげを自画自賛する台詞を長々と叫びまくるのだが…… 「ゆんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ばでぃぢゃのおざげざんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!? じあわぜのみらいをづがみどりあらゆるものをひぎざぎみるものをれいっがいなぐどりごにずるうづぐじずぎるずーばーぶぁいなるあるでぃめっどえぎざいでぃぶぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 「ん?」 テンプレ台詞を吐いてる途中でまりちゃが奇妙な声を上げる。 よく見るとまりちゃが舌を突き出し悶え苦しんでいる。 その舌には歯型がくっきりと付いていた。 「ははっ!舌を噛むほどショックだったって訳か!いやーまりちゃは本当に面白いな!」 「ゆひっ……ひひひひひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 舌を突き出し必死な形相で何かを喋ろうとしているようだが上手く言葉に出来ないようだ。 「んじゃおさげ切断作業を続けるとしようか」 チョキン 「ゆひ!」 チョキン 「ゆひひ!」 チョキン 「ゆっひょぉぉぉぉぉぉ!」 出来るだけまりちゃに長く苦しんで貰うため少しずつおさげをハサミで切っていく。 その度にまりちゃは奇妙な声を上げて男を楽しませた。 「おさげもかなり短くなってきたな、よし!今度は燃やすか」 「ゆひぃ!?」 男はハサミを置き、今度はチャッカマンを持ってまりちゃの元おさげに火を付けた。 おさげはあっという間に燃え尽き頭髪にも火が燃え移る。 「あっぢゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!おおおおおしゃげしゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!きんぱちゅしゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! もえりゅぅぅぅぅぅぅぅ!もえちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!まりちゃのしゃらしゃらのきんぱちゅしゃん!おしゃげしゃん!もえちゃやぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 舌の痛みが無くなってきたのか再び意味のある言葉を発するまりちゃ。 「さすがゆっくりの飾りは燃えやすいな、んじゃ消火も兼ねてオレンジジュースで復活してもらおう」 男はオレンジジュースをぶっ掛け火を消した。 「あっ……ぎゃ……」 まりちゃのおさげと金髪は完全に燃え尽き頭は黒コゲ。 ただのハゲ饅頭になったまりちゃはピクピクと痙攣しているだけだ。 「おーい、生きてるか?せっかくだし今の自分の姿を見てゆっくりしていってね!」 男は手鏡をまりちゃの目の前に出す。 「!!!!」 絶句するまりちゃ。 どうやら鏡がどういうものか分かっているらしくまりちゃの顔が真っ青になっていく。 「ま……り……ちゃ……?こ……れ……が……?」 「うん、そうだよ、ゴミクズのまりちゃに相応しい姿だろ?とっても似合ってるよ!まりちゃ!」 「ゆひっ……ゆ……ゆ……ゆっひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!ゆぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「そおい!」 ズブゥ!! 「ぴっぎぃぃぃぃぃぃぃ!?ゆ!?ゆゆぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」 あまりのゆっくりしてない自分の姿に発狂したが男がすぐに爪楊枝をまりちゃの頭に突き刺した。 まりちゃはその激痛で正気を取り戻してしまう。 「狂ってゆっくりしようなんてまりちゃはゲスだね!でも世の中そんなに甘くないんだよ!ゆっくり理解してね!」 「もうゆるちてぇぇぇぇぇぇぇ!ゆるちてよぉぉぉぉぉぉぉ!まりちゃをゆっくちしゃしぇてぇぇぇぇぇぇぇ! ごみくじゅでしゅからぁぁぁぁぁぁぁ!まりちゃはごみくじゅでしゅからぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! おちょうしゃんとおきゃあしゃんをゆっくちしゃしぇなかったげしゅでしゅ!はんせいしました!だからもうゆるちてぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 ついに自分がゴミクズだと認める発言をするまりちゃ。 だが騙されてはいけない。 まりちゃはただゆっくりしたいだけだ。 本当に反省などするはずがない。 何故ならまりちゃはゴミクズだから。 男もそれを分かっているのでハッキリとまりちゃに告げる。 「許さないよ」 「ゆ!?」 「絶対に……絶対に許さないよ!」 「ど……どぼぢでぇぇぇぇぇぇぇ!?まりちゃあやまったよぉぉぉぉぉぉぉぉ!?はんせいしたよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?だからゆるすのはとうっじぇん!でしょぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「そんな事言ってる時点で反省してないのはバレバレなんだよ!ゆっくり理解してね!」 「うしょじゃないもぉぉぉぉぉぉぉん!まりちゃはほんとに……!」 「いやいや、ゴミクズの言葉は嘘ばかりで……ん?」 男がふと空を見上げた。 そして何かを思いついたのかまりちゃに最後の希望を与える。 「よし、許してやってもいいよ」 「ゆゆ!?ほんと!?」 「ああ、ただし……」 男はまりちゃを庭に向かって放り投げた。 「ぴぃ!」 地面に激突したまりちゃが悲鳴を上げる。 「これから雨が降るからその雨粒を回避して生き残れたら許してあげるよ」 「ゆゆ!?あめしゃん!?」 まりちゃが空を見上げると丁度雨が降ってきた。 「ゆっひぃぃぃぃぃぃぃ!!」 雨の恐ろしさはまりちゃでも理解出来る。 まりちゃは恐怖し、その場で立ちすくむ。 「まだ降り始めだから頑張れば回避出来るはずだ!頑張れ!」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁ!あめしゃんこわいぃぃぃぃぃぃぃ!」 まりちゃは必死に這って逃げた。 その辺をメチャクチャに這い回った。 「お、凄いぞ!今の所は全部回避出来てるじゃないか」 「ゆゆ!?しょ……しょうだよ!まりちゃはしゃいっきょう!なんだよ!だからあめしゃんになんかあたるわけないよ!」 ただの運なのだが男の言葉を受けて少し自信を取り戻したらしい。 ……が、まりちゃの運もここまでだった。 「あ、夕立だ、これ」 男が呟いた瞬間、凄まじい量の雨粒が降り注いできた。 「ゆぎゅるぎぇぎゅぼりゅっぎょおおおほぼぼぼぼぼぼぉぉぉぉぉぉ!!」 凄まじい数の雨粒を全身に浴びたまりちゃは意味不明の叫びを上げた。 「ばばばばばばでぃざざざざざざざどどどどどげげげげぢゃうううぅぅぅぅぅぅぅ!」 先ほど放置した父まりさはまだ生きていたようだ。 無数の雨粒を浴びてどんどん体が崩れていく。 さっさと死んでおけばこんな苦しみを味わう事など無かったのにさすがは生きる事に特化したゲスである。 そしてまりちゃも…… 「ゆっ……ゆっ……ゆっ……」 辛うじて声を出す力があるらしいが体の半分が既に崩れ地面と同化している。 もはや後数秒の命だろう。 「おーい、まりちゃ」 そんなまりちゃに声を掛ける男。 別れの挨拶をするつもりらしい。 「まりちゃと遊べてゆっくり出来たよ!これもまりちゃがゴミクズだったおかげだよ!次に生まれ変わってもゴミクズとして生まれてね!そしたらまた遊んでね!すぐでいいよ!」 「ば……でぃ…ぢゃ……は……」 そこまで言ってまりちゃの体は完全に崩れその愚かなゆん生に幕を下ろした。 最後にまりちゃが何を言いたかったのかは分からない。 だが男にはどうでもいい事だ。 「あー、楽しかった!やっぱりまりさ種虐待が一番楽しいな!なんつーかまりさって虐待されるために存在してる気がするわ」 そう言って男は窓を閉め部屋の奥へと消えていった。 「あっ……がっ……」 父まりさはまだしぶとく生きていた。 だが男は既に父まりさへの興味を失っており父まりさの死に際すら見届ける事は無かった。 完全に孤独となった父まりさは思う。 何故こんな事になったのか、何故自分はこんな惨めな最後を迎えないといけないのか。 さっき男がまりちゃをゴミクズと呼んでいた。 そのゴミクズは既に地面と同化している。 そして自分も同じ末路を辿る。 ならば自分もゴミクズなのか? 違う、そんなはずがない。 あんなゴミクズと自分が同じなはずがない。 だが結果として同じ末路を辿ろうとしている。 と言う事は…… 「ちが……ばでぃ……ごみ……じゃ……」 必死に否定する父まりさだがついにその命が尽きてまりちゃと同じ末路を辿った。 確かに父まりさはまりちゃよりは多少マシかもしれない。 だがゴミクズである事は間違いないだろう。 何故ならまりさ種はみんなゴミクズなのだから。 まりさ種として生まれた以上その事実からは逃れられないのである。
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いなりちゃん(10/29生まれ)とは、ゆきうさぎ(ニコ生 放送主)が描いたキツネのゆるキャラである。声担当はむなげちゃん。(いなりちゃん、むなげちゃん共に年齢非公表) 昼はA○B48のメンバー、夜は公害バスター戦士である。 戦士としての主な活動は、川崎市民をあらゆる公害から守ること。活動拠点は京浜工業地帯(特に川崎周辺)であり、更には駅の光化学スモッグ注意報の監視も行っている。 必殺技は工場電凸(未実行)・ポリューションエクスクルード(練習中)。最終目標は京浜工業地帯の絶滅である。 愛車はゼファーχ400。ヘルメットはArai。 チョッキが大好きで常に着用している。 好きな食べ物はもずく、プラム。 川崎市民の健康を守っているが、自分は川崎市民ではない。 生みの親が時空戦士イバライガー推しなのが悩み。 アニメ「GO!GO!いなりちゃん」は放送未定。
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「まりちゃはちゅよいんだじぇ!まりちゃはどしゅなんだじぇー!」 ………なんだよこいつ? へへっ!面白いだろ?この赤まりさ、自分の事ドスだと思ってるんだぜ! 「やい、くちょにんげん!まりちゃはあまあまがたべたいんだじぇー!はやくもってくるんだじぇ!」 ドスっていうより、ドゲスじゃないのか? ってか、何でこいつはこんなに得意そうなんだよ? ただでさえ、うぜぇ赤まりさなのに、うざさが上がってる気がするけど? 馬鹿だなー。 それが良いんだろ? 勘違いさせて調子に乗らせてから、地獄に落としてやるのが良いんだよ! 「にゃにぐじゅぐじゅしてるんだじぇ!はやくちないちょ、どしゅしゅぱーくをおみまいしゅるのじぇ?」 ほら、面白いだろ?ドススパーク撃てる気になってるんだぞ? こいつがいくら頑張っても、精々出るのはうんうんかしーしーするくらいなもんだろ? ほら、撃ってもかまわないぞ?やってみろよ? 「ゆうぅぅぅ!まりちゃ、おこっちゃよぉぉぉ?!どしゅ、しゅぱーきゅ! ………どうなんだじぇ?いちゃい?あやまっちぇもおしょいよ!」 あーだめだ。 俺、こういうのはすぐ潰したくなる。 俺には合わないわ… そうか?じゃあ、そろそろ潰しちゃおうか? いや、どうせ殺すなら苛めようか? 「ゆう?どうちゃんだじぇ?まりちゃのどれいになるきに………」 「ゆびゃぁぁぁん!いちゃいんじぇぇぇぇぇ!やめるんだじぇぇぇぇ!どしゅしゅぱーくうちゅんだじぇぇぇ?!」 はははっ!出てるのはドスしーしーだろ?まりちゃは強いんじゃなかったの? ドスなんでしょ?ドスなら人間さんをやっつけてよー。 「やめちぇぇぇぇ!まりちゃのおしゃげしゃんひっぱらないでぇぇぇ!ゆびゃぁぁぁん!おぼうしかえしちぇぇぇ!!」 ドスだったら、自分で何とかしてみろよ! ったく、ドスがそんなに泣くなんて、まりちゃは弱ドスだなー。 「まりちゃはちゅよいんだじぇー!だからいじめにゃいでぇぇぇ!いちゃいのいやなんだじぇぇぇぇ!!」 ほらほら、雑魚ドスまりちゃちゃん。 頑張って抵抗しないと潰しちゃうよ? 「やめちぇぇぇぇぇ!きょわいんだじぇぇぇぇ!おきゃーしゃ、たしゅけちぇぇぇぇぇ!!」 ドスがお母さんだってさ。 可愛いドスでしゅねー、まりちゃちゃん。 「ゆびぇぇぇぇん!まりちゃ、どしゅやめるんだじぇぇぇぇぇ!だからもうやめちぇぇぇぇぇ!!」 完 徒然あき
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『まりちゃvs虫王』 16KB 虐待 子ゆ 希少種 自然界 バーサスあき 12作目です 重大なミスがありましたので上げ直しました ポイントを入れて頂いた方は申し訳ありません とあるまりちゃがいた。 まりちゃは父まりさと母れいむのつがいから生まれた。 まりちゃ本ゆんは3人姉妹の末っ子で1番上の姉はれいみゅ、2番目はまりちゃだった。 しかし、厳しい大自然の試練にさらされ姉たちは次々と餡子の藻屑となっていった。 長女のれいみゅはヘビに丸呑みにされ、次女のまりちゃは外で無防備にお昼寝している間に アリにたかられおぼうしを残して消滅した。 また、両親はある時、虐待鬼威惨にぺにぺにを切断されご丁寧に茎の生える額もチャッカマンで炙られ去勢されてしまった。 その時幸か不幸か件の鬼威惨は父まりさと母れいむを去勢してしまった所で急にお腹が痛くなりどこかに行ってしまった。 ともあれ、長女れいみゅと次女まりちゃは永遠にゆっくりし、残ったおちびちゃんは末っ子まりちゃのみ。 しかも、鬼威惨に去勢されてしまったので新たにおちびちゃんを生み出す事もできない。 となれば、当然両親は最後に残ったおちびちゃんであるまりちゃを溺愛するのは自明の理だった。 となれば、当然まりちゃは極限まで増長し自分をゆっくりの王だと確信するのであった……。 (まりちゃはかみにえらばれたゆっくりのおうなんだじぇ!! すべてのゆっくりはきんぐまりちゃにつかえるちゃめにうみゃれてきたんだじぇ!!ゆっきゅり~♪) 今両親の保護政策によって神聖まりちゃ王国(国民総人口1ゆっくり、国内総生産365うんうん)が 最盛期を迎えようとしていた。 具体的にはミカン大の饅頭が木のうろを利用して作られたおうちの中でバスケットボール大の母れいむ相手に 傍若無人の限りを尽くしている。 「こーろこーろちあわしぇ~♪むーちゃむーちゃしあわしぇ~♪ ゆゆっ!? にゃんだかうんうんがしちゃくなってきたんだじぇ!! まりちゃのすーぱーうんうんたいむっ!はっじまっるっよぉぉぉぉっ!! うーんうーん、ゆゆっ!!ぷーりぷーりちあわしぇ~♪ぷーりぷーりちあわしぇ~♪ ……ゆふうう。……にゃんだかあにゃるがばっちいね。 ……ゆらああああああっ!!さっさとまりちゃさまのしんせいなあにゃるをぺーろぺーろしろぉぉっ!!」 「ご、ごめんね!すぐにぺーろぺーろするからね!!ぺーろぺーろ!ぺーろぺーろ!」 「……ふんっ!!まったくむのうなどれいなんだじぇ!!……ゆゆっ!? うんうんしたらまたまたおなかがすいてきちゃんだじぇっ!!はやくでざーとのあまあまさんをよこしゅんだじぇっ!!」 「お、おちびちゃんあまいきのみさんはめったにてにはいらないから……」 「……なにっ!?もうないっ!?ふじゃけりゅな!!このむのうっ!!じゃあおうたをうたえっ!!」 「わ、わかったよ。ゆっくり~のひ~まったり~のひ~♪」 「そのおうたはもうききあきたんだじぇ!!まんねりばばあはさっさとちぬんだじぇ!!」 まりちゃは完全に増長しきり両親を奴隷扱いしていた。 が、まりちゃ王とて全てが自由になるわけではない。 まりちゃは絶対に死なせない為、常におうちに幽閉されていた。 「おちびちゃん。おそとはとってもあぶないからね!!ぜったいにおそとにいっちゃだめだよ!!」 「なんでなんだじぇ!!?おそとでぼうけんちゃちぇろおおおおおおおお!!!」 「だめだよ!!いくらおちびちゃんのたのみでもそれだけはぜったいにゆるさないよ!!」 「ゆぎゅぎゅ!?」 しかし、まりちゃの冒険心は募っていく一方だった。 (まりちゃはきんぐなんだじぇ!!きんぐたるものすきかってにふるまえなきゃだめなんだじぇ!! ぜったいにおそとにいくんだじぇ!!) そしてある日ついにまりちゃは母れいむがお昼寝している隙をついて大冒険(笑)に出発した。 季節は晩夏。暑さはかなりましになっておりすぐに干からびるといったことは無さそうだ。 まりちゃはきんぐ(笑)なのでしょろーりしょろーりなどと言ったおどおどした発言はせず威風堂々(笑)無言で出ていった。 これが結果的に母れいむにまりちゃの暴挙を気付かせなかった。 まりちゃはお外に出た途端早速1匹のありさんを発見した。 (ふん!まりちゃのとうばつしゅるもんしゅたーとしちぇはやきゅぶしょくだけどとりあえずたおしてやるんだじぇ!!) 「おりゃ!おりゃ!ゆぷぷぷぷぷっ!!ありさんはほんちょうによわいんだじぇ!!」 まりちゃはお下げでたった1匹のありさんをいじめて遊んでいた。 しかし、しばらくしてまりちゃは異変に気付いた。 「ゆびっ!?」 まりちゃの体に数匹の蚊がたかっていた。 蚊は血液だけでなく花の蜜も吸う。 というか糖分の含まれる液体なら大抵吸う。 つまりまりちゃの涙としーしーも吸うと言うことだ。 この地球に突然奇怪生物ゆっくりが現れて数年が経った。 ゆっくりの体液を吸う蚊は生存競争に有利になり自然選択が起こりいつしか蚊はゆっくりの体液を好んで吸うようになったのだ。 「は、はなれるんだじぇ!!こうきなきんぐまりちゃのろいやるすきんにむしさんごときがふれていいとおもってるんだじぇ!!」 刺された箇所からじわじわと痒みのシグナルがまりちゃの中枢餡に送られる。 「……きゃっゆ!めっちゃきゃっゆ!お、おにょれええ!!にゃんだおまえらはあああああ!!」 まりちゃは体の左側にあるお下げをブンブン振り回して無礼者に対する制裁を開始した。 「ゆびいいいいいいいい!!きんぐまりちゃのごーるでんはんまーをくりゃええええええええええ!!」 しかし、蚊達はまりちゃのお下げが届かない体の右半分にたかり淡々とおめめとしーしー穴の周辺から 容赦なくまりちゃの体内の砂糖水を吸い上げる。 チュルチュルチュル~♪ 「こ、こにょひきょうもにょおおおおおおおお!!しぇいしぇいどうどうちゃちゃきゃえええええええええ!!」 その内蚊がまりちゃの体内に注入した酵素がよろしくないアレルギー反応を引き起こし猛烈な痒みがまりちゃを襲った。 「きゃ、きゃゆいいいいい!!ゆぴょぴょおおおお!!」 まりちゃはおめめ周辺としーしー穴周辺の皮膚を掻く為、お下げを伸ばした。 しかし、前述の通り蚊はまりちゃのお下げの届かない範囲にいる為、当然刺された場所もお下げの届く範囲にはない。 「どぼちてとどきゃにゃいんだじぇぇぇぇぇぇ!!?きゃ、きゃゆしゅぎりゅうううう……っっ!! こ、こうなっちゃらこーりょこーりょしゅるよ!!」 さて、何故今までまりちゃがこーろこーろしなかったかと言うときんぐ(笑)であるまりちゃは どっしりと構えて威厳を保っているべきでたかがむしさんごときを倒すのにあんよを動かす必要はないというふざけた理由だ。 そして、まりちゃの餡子脳内ではろいやるろーりんぐくらっしゃー(こーろこーろ)が一度発動すれば 身の程知らずにもきんぐまりちゃに挑戦してきたむしさんはことごとく消滅するはずだった。 (むしさんごときがちょうしににょりしゅぎなんだじぇ!!きゃわいちょうだけど……ちょくげきしゃしぇるんだじぇ!!) 「こーりょこーりょ……!? どぼちてこーりょこーりょできにゃいのおおおお!?」 が、何故かまりちゃはこーろこーろできなかった。 この時もちろんまりちゃは蚊を押し潰す為、蚊の止まっている右側にこーろこーろしようとした。 だが、まりちゃの体の右側は度重なる体液吸引により軽くなっており重心が左側に寄っており しかも体力も減少していた為右側にはこーろこーろできなかったのだ。 そこでまりちゃは作戦変更しぴょーんを行いその衝撃で蚊を振り払うことにした。 (まさかきんぐであるまりちゃしゃまにぴょーんをちゅかわしぇるとはね……。 でみょこれじぇおわりなんだじぇ!!しゃっしゃとしんでにぇ!!) 「ぴょーん!! ゆっへっへ……ゆゆ!?ゆっがあああああ!!! もどってくりゅなああああああああああ!!!」 蚊は一瞬離れたがもちろんすぐにカムバックしてちゅーちゅーを再開した。 相変わらずお下げをブンブン振り回すまりちゃだがもちろん何の意味もない。 続いてまりちゃは別に右方向に転がらなくても左方向に一回転すれば(もし蚊が逃げなければ)蚊を押し潰せることに気付いた。 (わりぇにゃがらてんっさいってきなはっそうなんだじぇ!!うちゅうさんのしんりにてをかけてしまっちゃんだじぇ!! てんっさいっしゅぎちぇごみぇんね~♪) しかし、まりちゃのたわけな思考は益々激しさを増す痒みに無理やりストップされられた。 「きゃ、きゃゆいいいいいいいいいい……っっ!! きゃゆいいいいいい!! きゃゆいいいいいい!! あたまがへんになりゅうううううう……っっ!! く、くしょおおおっ!!きんぐであるまりちゃが…きゃゆいいいいいっ!! お、おにょれっ!!こーりょこーりょっ!!」 まりちゃは全餡子を全力で蠕動させくるりと一回転した。 しかし蚊はすぐにカムバックした。 「ゆはぁ……ゆはぁ……お、おわったんだじぇ!? ……ゆはっ!?な、な、な、なんでなんだじぇえええええええ!? は、はにゃれろおおおお・・・っ!!こ、こにょおおおおお!!」 頭にきたまりちゃは再びお下げをブンブン振り回す。 しかし蚊達はまるで意に介さず淡々と甘露を吸い上げる。 まりちゃの体液はゆっくりできない状態が続いたことにより次第に栄養価を増していっており それが益々蚊の活動を活発化させるという悪循環が始まっていたのだった。 ここでいきなりカマキリさんが乱入した。 「ゆびょっ!?」 そして疲労でヘロヘロとガタのきた扇風機のように回転し始めたお下げを両の鎌でがっちりホールドした。 「は、はなせえええ!!まりちゃしゃまのこうきなごっどはんどさんをきたならしいゆででええええええ!!」 まりちゃの大声を意に介さずカマキリさんはお下げの根元をむーしゃむーしゃし始め、たちまちチョンギってしまった。 ブチッ♪ 「……ゆばっ!?……い、いぢゃいいいいいい!!ち、ぢぬうううううっ!!」 カマキリさんは何故かまりちゃに追撃を加えずまりちゃのお下げを持って去っていった。 さてこれで今までお下げブンブンでガードしていた顔の左半分も蚊達の激しい吸引に曝されることになった。 ブーン♪ブーン♪ブーン♪ 蚊達はまるでお下げがせつっだんっ!されるのを待っていたかのように一斉にまりちゃの左半分にある 涙腺と膀胱の上の皮膚に止まり尖った口を振り下ろした。 チュルチュルチュルチュル♪ 「ゆわわっ!?…………ゆびゃあああああああ!!やべろおおおおおおお!!」 まりちゃの体からすでにかなりの水分が失われていた。まりちゃの顔から次第に生気が無くなっていく。 頬はこけ目は落ち窪み唇はひび割れ、まるで『脱水』と顔に書いているかのようだ。 まりちゃは自分を王だとほざいていたがエジプトのファラオのようにミイラになりたいのだろうか? さて、ここまで追い詰められたところでついにまりちゃに泣きが入った。 「ゆびゃあああああああ!!まいりまぢだああああ!!まりちゃちょうしこいちぇまぢだああああああ!! もうゆるしちぇくだちゃいいいいいいいいいっっ!!」 「ふーん?負けを認めるんだ?」 ここでいきなり木の影から頭に2本触覚を生やした緑髪のゆっくりが現れた。 りぐる王国(国民総人口64りぐる、年間捕食餡子19931まりちゃ)国王のドスりぐる(超希少種)だ。 皆さんは虫達がまるで誰かの意思に従っているかのような統率された動きをすることに不審を感じなかっただろうか? そう、彼女ドスりぐるが虫達を操ってまりちゃに攻撃を仕掛けていたのだ。 ドスりぐるはりぐる種自体が小さい種(体高10cm)なので体高1mしかない。 しかし、虫を数百種類の特殊なフェロモン(散開フェロモン、集合フェロモン、女王フェロモン、攻撃フェロモン等) で操るという恐るべき能力を持っている。 彼女はまりちゃがたった1匹のありさんをいじめている所を偶然発見した。 虫を愛する彼女としては捨て置く訳にはいかなかったのだろう。 さて、偽王まりちゃと真王ドスりぐるが対峙してしまった。 こうなれば後は残虐ショーである。 「……ゆはっ!?お、おみゃえは……っっ!?きゃ、きゃゆいいいいいいい!!!」 「ん?私?お前みたいな奴に名乗る名前はないよ」 「きゃゆいいいいいい!! きゃゆいいいいいい!! きゃゆいいいいいい!!」 「で、負けを認めるの?」 「みとめばしゅううっ!! まりちゃはむしさんにもかちぇないごみくずでずうううううっ!!」 「むしさん『にも』……。まだ虫を馬鹿にするのか……。 お前は死刑確定だ」 「……ゆぴょぴょおおおおおおっ!?」 ドスりぐるはまりちゃに虫の恐ろしさを教えるだけで殺すつもりはなかった。 なぜならまりちゃを殺してしまうと虫の恐ろしさを語り継ぐものがいなくなってしまうからだ。 しかし、どうやらまりちゃには語り部になる資格すら無かったようだ。 ドスりぐるは周囲のありさんに号令をかけた。 当然その中にはまりちゃにいじめられていたありさんも含まれている。 「ゆでっ!?やだあっ!?ゆだっ!い、いだだだ!!ゆひいっ!!いだだだっ!? ま、まりちゃのかんっぜんっはいっぼくっでずうううううううううううっ!!」 「ふーん。そいつは良かったね♪」 ドスりぐるは微笑を浮かべながら興味無さげに言った。 「む、むしをとべゆぎゃっ!!まりちゃのだいやもんどにょようにきらきらかがやくおめめぎゃぼっ!? ゆびゃああああ!!まりちゃのしかいぎゃくものすさんみだいにいいいいいいっ!?おめめをだべるなあああああっ!! む、むしおうざまっ!!ど、どれいにどれいにじでゆででえええっ!!ま、まりちゃのべにべにがあああっ!!」 「奴隷?君みたいな役たたずはいらないよ」 ドスりぐるは無表情に言い放った。 「ま、まりちゃのあんこをひいたおうじさまをうみだしゅためのびっぐまぐなむぎゃあああああああっ!! やべろおおおおおおっ!!むーしゃむーしゃちゅるなああああっ!!」 「ふーん。君の毒餡が子孫に受け継がれなくて本当に良かったね」 ドスりぐるは片眉を上げると冷笑を浮かべた。 「ふ、ふじゃけ・・・ゆぴょ!?」 ここで2匹目のカマキリさんが登場した。カマキリさんはまりちゃのおぼうしに鎌をかけさっさと取り外した。 「ま、まりちゃのおうかんがああああああっ!!かえしぇええええええっ!!」 カマキリさんは早速まりちゃの目の前でおぼうしをむーしゃむーしゃし始めた。 「ゆびゃああああああっ!!しょんなばきゃにゃあああああああああっ!! ま、ま、まりちゃのゆんせいはどうなりゅるのおおおおおおおおっ!!?」 「おいおい何言ってるのさ?君のゆん生はここで終了さ。決まってるじゃないか」 ドスりぐるは眉をハの字にして苦笑している。 「ふ、ふじゃけ……」 「さて、そろそろ本格的に死んでもらおうか」 ここでどすりぐるはありさんを凶暴化させるフェロモンの濃度を一気に十倍にした。 これにより今まで10匹に1匹程度のありさんしかまりちゃには噛みついていなかったのだが 今度はまりちゃの表面をびっしり覆っているありさん達が凄まじい勢いで1匹残らずまりちゃをむーしゃむーしゃし始めた。 まりちゃは全身くまなくありさんに噛み千切られるというこれまでとは根本的に次元の違う激痛に凄まじい絶叫をあげた。 「ぎごがげっ!?ゆぎゃあああああああああああああああああああああっっ!!」 まりちゃの大絶叫を聞いてようやく目を覚ましたれいむが血相を変えておうちからぽいーんと飛び出してきた。 しかしれいむの前にはありさんで覆われた何やらゆっくりできない物体があった。 おぼうしがないからまりちゃと認識できないのだ。 しかし、あたりからはまりちゃの悲痛な絶叫が聞こえてくる。 さらに目の前には恐ろしく巨大なりぐるがいた。 りぐる種は集団での狩りを得意とし狙われたゆっくりはまず生還できない。 それゆえ、捕食種としてのりぐる種はあまり知名度が高くない。 しかし、この母れいむはたまたま茂みの陰から同族のれいむが全身をりぐる達に食い殺される所を目撃してしまったことがあった。 人間で言うなら体長10mのゴキブリを見たようなもの、と言えば母れいむの感じた恐怖を少しは実感できるかもしれない。 「お、おちびちゃゆわっ!!?……ぎょええええええええええええええええっっ!!! な、な、な、な、なんだおまえわああああああああっ!!?」 「れいむさん。わたしは良いりぐるです。まりちゃ君はあっちの方向に行きましたよ。 れみりゃに襲われていましたね。早く行ってあげないと……」 「うあああああああああああああ!!」 それを聞いたれいむは悲鳴を上げるとゆっくりにしては凄い速度でドスりぐるが髪で指差した方向に ぽいーんぽいーんと跳ねていった。 その凄まじい速度の理由にはドスりぐるに対する恐怖も勿論含まれていただろう。 「ふっふっふっ。まりちゃ君。お母さんは君を見捨てましたよ。 ……おや?静かになったね」 どうやらまりちゃにはもう絶叫する体力は残っていないようだ。 「ちょっと様子を見てみるか」 ドスりぐるはありさんに散開するようにフェロモンで指示を出した。 まりちゃはまるでゾンビのような姿になっていた。 まりちゃの皮膚はあちこちで黒い餡子が露出しまるでホルスタインのようだ。 また金髪もあちこちで引きちぎられ虎刈りになってしまっている。 さらに唇周辺の皮膚も一部食い破られ右の歯茎が露出している。 まりちゃはどうやら激痛の余り気絶しているようだ。 そこでドスりぐるは髪の毛でまりちゃに往復ビンタを叩きこんだ。 ビビビビビーン!! 「……ゆはっ!?いぢゃぢゃぢゃぢゃっ!!い、いぢゃいいいいいいいいいいいいい……ッッ!!!」 「まだやるかい?」 「や、やりまひぇん……たちゅけ……」 「あっそ。でもまだ反省してないみたいだからまたありさんにむーしゃむーしゃしてもらおうね♪」 このドスりぐるも中々いい性格をしているようだ。 ありさん達が再び満身創痍のまりちゃに突進しむーしゃむーしゃし始めた。 間髪入れずまりちゃは甲高い絶叫を上げる。 「やべぎばぼぎゃあああああああああああああっ!!!みぎゃあああああああああああああああっっ!! い、いやじゃああああっ!!ゆびっ!?にゃ、にゃんにもみえにゃいいいいいいいいいいいいっっ!! ぎょぎぇぎょおおおおおおおおおおおおおっっ!!!ごがああああああああああああああああっっ!! ぎぎゃああああああああああああああああっぅ!!!げぎょおおおおおおおおおおおおおおおっっ!! ゆぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢっっ!! ……ゆが!?……っっ!……ぎ……ごが……ぐ……げ…………っっ…………」 「!!……おおっと!散開せよ!!」 「……こ、ころしちぇ……」 まりちゃの体はありさんの旺盛な食欲によって大惨事と言っていい状態になっていた。 まず皮膚のほとんどがありさんに食い破られ餡子が露出してしまっている。また髪の毛も全部食べられてしまったようだ。 両目も全て食べられてしまったようでぽっかりと穴が2つ空いている。 比較的硬い歯は残っているがこれも所詮角砂糖のようなものなので穴あきチーズのようにずたぼろにされてしまっている。 さらに舌も両サイドからもりもり食べられ約3分の1の太さになってしまっていた。 「あははははははははは!!思い知ったか!!さて私も食べさせてもらおう!!」 そう言うとドスりぐるは鋭い歯でがぶりとまりちゃの残骸にかぶり付いた。 そして物凄い勢いでバリバリとあっと言う間に食べてしまった。 「……ん!うまい!……ふむ。まりちゃ君。君のあまあまとしての価値だけは認めてあげるよ!」 画して偽王まりちゃは虫達と真王りぐるのお腹の中に消えた。 「おちびちゃあああん!! おちびちゃあああん!!」 一方母れいむは未だに無駄な捜索を続けている。 画してまりちゃは両親の過保護にも関わらず結局早死にしてしまった。 やはり過保護は子供のためにならないようだ。 まあ、ここまで不運だともはや過保護だけの問題とは思えないが……。 完 バーサスあき 過去作は以下をどうぞ。 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/4390.html
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『は?っていうぐらい強いドス まりちゃ編』 4KB いじめ 愛情 不運 妊娠 越冬 戦闘 群れ 野良ゆ 赤ゆ 捕食種 自然界 人間なし 初投稿です読んでいただければ幸いです。 「ゆぎいいいい!いたいいい!」 「がんばるのぜ!れいむ!」 このれいむはどうやら胎生妊娠のようだ、。苦しんでる姿がおもしろい 「ゆう・・・ゆっくりかわいいまりちゃがうまれるよ!」 ぽーん 謎の擬音が出るのはゆっくりの不思議なので気にすることはない 「おとうしゃん!おかあしゃん!まりさはまりさだよ!ゆっくちしていっちぇね!」 「ゆっくりしていってね!まりさ(れいむ)のおちびちゃん!」 とある平凡な山のごく平凡な群れの一家にいずれドスになるまりちゃが生まれた。 は?っていうぐらい強いドス 長い長い冬が明け、春の陽気が差し込む中、群れ中ですっきりをしまくっていた といっても冬にすっきりして自滅した家族がほとんどだが。 どのゆっくりもゆっくりしていた。 このまりちゃだが、他のゆっくりとほとんど能力的に変わらない平凡な個体だった。 とある事件があるまでは。 「きょうもおちびちゃんのためにゆっくりかりをするよ!」 「まりさ!がんばってね!」 「それじゃいってくるのぜ~」 「おちびちゃんたちもいってらっしゃいをおとうさんにいおうね!」 「おとうしゃんゆっくちいっちぇりゃっしゃい!」 「ゆー♪たいっりょうなのぜ~」 「うー!うー!」 「ゆ?ゆゆ?れ、れみりゃだあああ!」 「あまあまさんだどぅ♪いただきますなんだどぅ♪」 「まりさはゆっくりしないでにげるよ!」 「そうはさせないんだどぅ!」 10分後・・・ 「つかまえたんだどぅ♪やっとたべられるんだどう♪」 「ゆんやー!まりさをたべないd」 「こんどこそいただきますなんだどぅ!」 「すわれるううううう!」 「ふう・・・まんぞくなんだどぅ♪」 「まりさは・・・れい むとおちび ちゃんの もと へ・・・かえるの・・・ぜ・・・」 「ただいま・・・なのぜ・・・」 「まりさあああああ!どうしたのおおおお!」 「ゆんやー!おとうしゃんが・・・おとうしゃんが・・・」 「さいごに2ゆんをみれてしあわせだったのぜ・・・」 「まりさああああ!そんあこといわないでええええ!」 「もっと・・・いっしょに・・・いたかった・・・」 「おとうしゃあああん!」 最愛の父のが死んだ事でまりちゃはとても悲しかった。それと同時に自分の無力さを語った。 そこでまりちゃは心の中で呟いた。もう失いたくない、失ってたまるものか、と。 そこからまりちゃは赤ゆっくりとは思えないほどの特訓をした。親であるれいむは狩りに勤しみながらもまりちゃを気遣うと同時に心配していた。 群れの援助が幸いにも受けれたので食料にはあまり困らなかった。しかしまりちゃは食べる時間削ってでも特訓に時間をまわしていた。 「ゆうぅ・・・おちびちゃん・・・すこしはやすんだらどうなの・・・」 「だいじょうぶなのじぇ、おかあしゃんはしんぱいしなくてもだいじょうぶなのじぇ。」 「おちびちゃんはしんだまりさにちかってれいむがまもるからだいじょうぶだよ!だからあしただけでもやすんでね!」 「・・・わかっちゃよ、あしたはゆっくりやすむのじぇ!」 「じゃあきょうはもうゆっくりおやすみなさい・・・ゆわぁ・・・」 「おやすみなしゃいなのじぇ・・・」 「ゆっくちおはようなのじぇ!」 「おはよう、おちびちゃん!」 「おかあしゃん・・・」 「なあに?おちびちゃん?」 「きょうはやすむってきめちゃけどぐちゃいちぇきになにをしゅればいいにょかわからないのじぇ・・・」 「ゆーん・・・そうだ!むれなかでもおさんぽしてきたらどうかな?ゆっくりしながらしておさんぽしたらたのしいとおもうよ! 「ゆっくちわかっちゃのじぇ!じゃあいってくるのじぇ!」 「ゆん、ゆーん♪たまにはおやすみもわるくないのじぇ~♪」 「おい!そこのちびゆっくり!」 「ゆゆ?」 「なーんかきにいらないのぜ、ひまだからせいっさいなのぜ!」 「どういうりくつなのじぇえええ!!」 まりちゃVS子まりさ 「くらうのぜえええ!」 ひょい。残念ながら鍛えているまりちゃには子まりさの攻撃など避けるのは簡単だ。 「ゆ?かんたんによけれたのじぇ?」 「なんでよけれるのぜええ!あたるのぜええ!」 ひょい。ひょい。 「そっちからこないならこっちからいかしてもらうのじぇ」 ぼすっ!ちなみに普通の子ゆっくりの体当たりの音は「ぽよん」だが鍛えているまりちゃの体当たりなら「ぼすっ!」なる。 「ゆぎゃああああ!いだいいだいいだいいいいいい!」 「ゆ・・・?そんなにちからはいれてなかったじぇ?そんなにいたかったのぜ?だいじょうぶなのじぇ?」 「だいじょうぶなわけあるかあああああ!もうおうちかえりゅうう!」 「・・・なんだったのじぇ」 それからまりちゃは子まりさになるのですが、それは次のお話しで・・・ 子まりさ編に続く・・・ あとがき 初投稿でしたがどうでしたか?個人的にはかなり頑張ったのですが・・・ もっと上手く書けるように精進していきたいと思います。