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『甘ったれまりちゃ』 22KB 虐待 自業自得 飾り 野良ゆ ゲス 現代 虐待人間 ぺにまむ まりちゃいじめです おさげあき 「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!おちょうしゃぁぁぁぁぁん!おきゃあしゃぁぁぁぁぁん!どこなのぉぉぉぉぉ!? まりちゃおにゃかしゅいたぁぁぁぁぁ!あみゃあみゃもってきちぇぇぇぇぇぇ!ゆっくちしちゃいよぉぉぉぉぉ!」 「うるせぇ奴だなぁ……」 一人の男が公園から一匹の子まりさを自宅に連れてきたのだがずっとこの調子である。 この子まりさは公園で親と共に住んでいた野良ゆっくりだ。 普通なら厳しい野良で生活するために親がしっかりと教育するものだが子まりさの両親は初出産の子だったというのもあり大切に育てすぎた。 いや、甘やかしすぎた。 おちびちゃんは可愛い、おちびちゃんを見てるだけでゆっくり出来る。 何かしたい事があれば何でもいってね!おちびちゃんの幸せがれいむとまりさの幸せなんだよ! このように両親から思う存分ゆっくりと育てられた子まりさはゲスというより単なる甘ったれになってしまった。 まりさ種なら王様気取りのゲスになりそうだがこの子まりさは少し変わったゆっくりなのかもしれない。 両親もさすがにこのままではマズイと思ったのか慌てて子まりさを教育したが遅すぎた。 すでに子まりさの思考は「自分が何もしなくても周りがゆっくりさせてくれる」というものに固められていたのだから。 教育するなら赤ゆっくりの頃からしなければ意味が無い。 特にゆっくりは自分がゆっくりする事が最優先なので一度味わった楽な生活を捨て去るなど不可能だ。 父まりさがいくら狩りの仕方を教えようとしてもゆっくり出来ない事はしたくないと泣き喚いた。 母れいむがいくら野良の生活術を教えようとしてもまともに聞こうとしなかった。 両親が怒鳴っても子まりさはそれ以上の大絶叫で泣き喚き両親が謝罪するまで決して泣き止む事はなかった。 ずっと泣き叫んでいれば両親もいつかは諦めると理解しているのだ。 両親も子への愛情は未だに失っておらずあまり強く出られずにいた。 同じ公園に住む他のゆっくりに相談してもキチンと教育しなかったお前たちが悪いと言われ誰も助けてくれなかった。 このままでは成体になった時、何も出来ずにすぐ死んでしまう。 そう思った両親は最終手段として人間に助けを求めた。 人間はゆっくり出来ないが稀に愛護派と呼ばれる優しい人間もいる。 その人間に助けてもらおうというのだ。 だが相談した相手が悪かった。 その男はゆっくり虐待が何より大好きな人間だったのだ。 無能な両親から相談を受けた男は一週間で誰よりもゆっくりしたおちびちゃんにしてやると適当な事を言って子まりさを預かってきたという訳だ。 「しっかしここまでよくもまあ甘ったれに育てたもんだ、ある意味こいつの両親は才能があるのかもな」 「おちょうしゃぁぁぁぁぁん!おきゃあしゃぁぁぁぁぁぁん!しゅーりしゅーりしちぇよぉぉぉぉぉ!ぺーろぺーろしちぇぇぇぇぇぇ!」 「いい加減黙らせるか、うるせぇし」 男がテーブルの上に子まりさを置く。 男の手から解放された子まりさは動こうとせずその場でただ愚図るだけだ。 泣き叫べば親がなんとかしてくれると思っているのだろう。 まずはその幻想をぶち壊す。 「おい!ここには無能でクズな親はいねぇよ!いくら泣き叫んでも無駄だからさっさと黙れ!」 「ゆっくちぃぃぃぃぃ!はやくゆっくりしゃしぇてよぉぉぉぉぉ!きゃわいいまりちゃがこまっちぇるんだよぉぉぉぉぉ!」 「話聞けやコラ!」 バン 「ゆひぃ!?」 男がテーブルを叩くとその衝撃で子まりさが一瞬飛び上がる。 そして男と目が合うと再び泣き叫んだ。 「きょわいよぉぉぉぉぉ!おちょうしゃぁぁぁぁん!はやくたしゅけにきちぇぇぇぇぇぇ!にんげんきょわいぃぃぃぃ!」 子まりさはおそろしーしーを漏らしながらその場に寝転んで駄々っ子のように喚き散らす。 「どんなに泣き叫んでも親は助けにこねぇよ、お前があまりにゲスだから親が俺に教育を頼んだんだ」 「ゆぅぅぅぅぅ!?うしょだよぉぉぉぉぉ!おちょうしゃんとおきゃあしゃんがしょんなこというはずにゃいぃぃぃぃぃ!」 「だっていつまで経っても助けに来ないじゃん、つまりお前はブサイクなゴミクズって事だ」 「ちぎゃうぅぅぅぅぅ!まりちゃはきゃわいいのぉぉぉぉぉ!しぇかいでいちばんきゃわいいのぉぉぉぉぉ!」 「そう思ってるのはお前と無能の両親だけだ、それから両親の元に帰るのは一週間後だから」 「きゃわいいもん!じぇったいきゃわいいもん!だれがなんといおうとまりちゃはきゃわいいんだもぉぉぉぉぉん!」 「うーむ、人間を挑発するゲスゆっくりもイラつくがこういう甘ったれも結構イラつくもんだなぁ」 「きゃわいいまりちゃをはやくたしゅけにきちぇぇぇぇぇぇ!ゆっくちしゃしぇてぇぇぇぇぇ!」 「はあ……ホントにうるさい奴だ、ちょっと制裁が必要だな」 男は挨拶代わりに軽く子まりさにデコピンをした。 「ぴぃぃぃぃぃ!いぢゃいぃぃぃぃぃ!まりぢゃのきゃわいいおきゃおがいぢゃいぃぃぃぃ!」 「これくらいで泣き喚いてんじゃねぇよ、どんだけ甘やかされてたんだ?」 「ぴぃぃぃぃぃぃぃ!ぴぃぃぃぃぃぃぃぃ!だりぇかぺーりょぺーりょしちぇよぉぉぉぉぉ!」 子まりさは理不尽な暴力に癇癪を起こしひたすら泣き喚く。 こうすれば暴力が止むと思っているらしい。 「まあいいさ、静かになるまで続けるだけだ」 男は爪楊枝でピーピー泣き喚く子まりさの頬をガリっと引っかいた。 「ぴぎぇぇぇぇぇぇぇぇ!ばりぢゃのしゅべしゅべのほっぺぎゃぁぁぁぁぁぁ!」 「今度は突き刺しだ!」 「ぶっごぉぉぉぉぉぉ!いぢゃいよぉぉぉぉぉぉ!やめぢぇぇぇぇぇぇ!ぎゃわいいばりぢゃをいじめにゃいでぇぇぇぇぇ!」 「泣き止んで静かになったらやめてやるよ」 「やぢゃやぢゃやぢゃやぢゃぁぁぁぁぁぁぁ!いぢゃいのやぢゃぁぁぁぁぁ!だぢゅげぢぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「余計うるさくなったな、別にいいけど」 ズブ 「ぼっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「あ、やべっ、手が滑ってまりちゃの可愛いおべべを刺しちゃった!ゆっくり許してね!」 「あっ……あっ……あっ……」 「せっかくだからこのまま汚い目は引き抜いてあげよう!」 ズリュッ 「……!!」 「うわっ!キモッ!こんなキモイ目は潰しちゃおうね!」 グシャ 「……お……べ……べ……」 「キモイ目は処分してあげたよ!ゆっくり感謝してね!」 「おっ……おべべぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!ばりぢゃのじゅべでをみどおずぜんりがんぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「黙るどころか逆効果だったか!俺とした事が全く予想出来なかったぜ!」 「ぎゃわいいばりぢゃのづぶらなおべべぇぇぇぇぇぇ!おべべがぁぁぁぁぁぁぁ!」 「片目が残ってるんだから別にいいじゃん、まりちゃはオーバーだなぁ」 「ぴえぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇぇん!」 子まりさは激痛よりも自分の大切な目を失った悲しみでひたすら泣き叫んだ。 「しっかしピーピーうるさいなぁ、子まりさの悲鳴は好きだがこいつは特に甲高くて耳にくるな」 「ぴえぇぇぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇぇん!ぴえぇぇぇぇぇぇぇん!」 「肉体的な虐待ばっかだとすぐ死ぬから精神的な虐待も混ぜてみるか」 男はピーピーと甲高い声で泣き叫ぶ子まりさから帽子を奪い取る。 さすがに自分の象徴であるお飾りを奪われた子まりさは泣くのをやめて男に帽子の返還を要求した。 「まりちゃのしゅてきなおぼうちがぁぁぁぁぁぁ!かえしちぇぇぇぇぇぇ!いましゅぐかえしちぇぇぇぇぇ!」 「すぐ返すよ、でもその前にお前が漏らした小便を片付けないといけないからな」 「ゆぅぅぅぅぅ!?にゃにやっちぇるのぉぉぉぉぉぉ!?」 「何って……見れば分かるだろ?お前の素敵な帽子(笑)とやらで小便を拭き取ってるんだよ」 「やめちぇやめちぇやめちぇぇぇぇぇぇ!まりちゃのきゃわいくてしゅてきでぷりちーなおぼうちがゆっくちできなくなるぅぅぅぅ!」 「自分が出したもんは自分で片付けるのは当たり前だ、ゆっくり理解してね!」 「ゆんやぁぁぁぁぁ!おぼうちぃぃぃぃぃ!おきゃあしゃんにまいにちおていれしてもらったきりぇいなおぼうちがぁぁぁぁぁ!」 「おいおい、自分のお飾りすらも他人……いや、他ゆん任せかよ。どこまで他者依存なんだ?」 「まりちゃはいるだけでまわりをゆっくちしゃしぇるゆっくちのかみしゃまなんだよぉぉぉぉぉ!」 「神と申したか、まあ神を名乗る奴は大抵ロクでもない奴ばっかだけどね」 「かみしゃまのいうことをきいちぇまりちゃをゆっくちしゃしぇてにぇ!しゅぐでいいよ!」 「それよりホレ、帽子を返すよ」 「ゆ!?やっちょまりちゃをゆっくちしゃしぇてくれるんだにぇ!つぎはあみゃあみゃもってきちぇにぇ!しょしちぇ……」 男が帽子を子まりさの頭に被せてやると子まりさは歓喜の表情から一転醜い表情へと変化した。 自分の素敵なお帽子から発せられるゆっくり出来ない匂いに気づいたのだろう。 「ゆ……ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!まりちゃのきゃわいいおぼうちからしーしーのにおいがしゅるよぉぉぉぉぉ!」 「ははっ!可愛いまりちゃの出したしーしーの匂いなんだからゆっくり出来る匂いなんだろ?よかったじゃないか」 「くしゃいぃぃぃぃぃ!おぼうちがくしゃいぃぃぃぃぃ!ゆっくちできにゃいぃぃぃぃぃ!」 「じゃあ脱げば?」 「おぼうちにゃいとゆっくちできにゃいぃぃぃぃぃ!」 「ま、ゆっくりだしそうだろうな」 その場で悶絶する子まりさだが決して帽子を脱ごうとはしない。 それほどゆっくりにとってお飾りとは大切なものなのだから。 「ははっ、ゴミクズに相応しい姿になってきたじゃないか、でもまだまだこんなもんじゃないぞ?」 「どぼぢでごんなごどじゅるのぉぉぉぉぉ!?ばりぢゃにゃにもわるいごどじでないのにぃぃぃぃぃ!」 「何もしてないからさ、全部他者任せで自分はのうのうとふんぞり返ってるだけ、それこそ最大の罪なんだよ」 「ぞれのどごがわるいごどなのぉぉぉぉぉ!?ばりぢゃはがわいいんだよぉぉぉぉぉ!?」 「ゴミクズのお前が可愛い?冗談は顔だけにしとけよ」 「ばりぢゃはごみくじゅじゃにゃいぃぃぃぃぃ!」 「ゲスだろうと甘ったれだろうとまりさ種はみんなゴミクズだよ」 「ゆ!?」 男は子まりさを掴んでその幼いまむまむにマイナスドライバーをあてがった。 「にゃ……にゃにしゅるにょ?しょこはまりちゃのまむま……」 「そおい!」 「ぶっ……!?」 男の掛け声と共にマイナスドライバーは子まりさのまむまむへと挿入される。 「ぐっぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!あっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!おおおおおっごおおーーーーーーー!!」 ぺにぺにとは全く違う硬く冷たい鉄の塊相手に快感などあるはずも無い。 あるのは自分の体内を抉られる激痛のみだ。 子まりさは生まれて初めて味わう激痛に意識が飛びそうになっていた。 「おっと、気を失うにはまだ早いぞ!」 男は用意してあったオレンジジュースを子まりさにぶっ掛ける。 これで子まりさは意識を失う事もショック死する事も出来なくなった。 「いぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいぃぃぃーーーーーーー!!」 「そら!ピストン運動だけじゃないぞ!回転も加えてやろう!沢山楽しんでいってね!」 「ごぎゃぐべぎょうううぅぅぅぅおおおおーーーーー!?」 「まともな言葉を発する事が出来ないほど気持ちいいって訳か!よかったな!これがすっきりーっていうんだ!勉強になるね!」 「ゆっぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!」 -数十分後- 「どうだった?初めてのすっきりーは?病み付きになるだろ?特にお前らゆっくりはな」 「あ……ぎゃ……お……え……」 「死んだらつまらんしな、ほれ!大好きなオレンジジュースだぞ」 ようやく解放された子まりさはテーブルの上で無様な姿を晒していた。 子まりさの幼いまむまむはマイナスドライバーによってズタズタ、これでは二度とすっきりーは出来ないだろう。 更に男は余計なお世話とばかりに子まりさの可憐なあにゃる(笑)も蹂躙した。 前と後ろのバージンを同時に失った子まりさは心と体に癒える事のない傷を負う。 特に子まりさは大きくなったら幼馴染の子れいむにバージンを捧げるつもりだったので尚更だ。 もちろん幼馴染の子れいむとやらは子まりさの事など何とも思っていないしこんな甘ったれとつがいになる事も絶対に無い。 自分の大切な器官を蹂躙された子まりさはオレンジジュースを浴びながらただ涙を流した。 「まりちゃ……けがれちゃった……これじゃ……もう……」 「大丈夫だよ、まりちゃ!」 「……ゆ?」 「だってこれから更に悲惨に死んだほうがマシと思えるくらいまりちゃはボロボロになるからね!」 「ゆひ……!」 「うーん、次はどこを潰されたい?口?舌?それとも帽子やおさげがいいかな?」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!だれかたしゅけちぇぇぇぇぇぇぇ!こにょあくまをやっつけちぇぇぇぇぇぇ!」 「悪魔とは酷いな、俺は普通の人間だぞ?それに誰かに頼ってばかりじゃなく自分でなんとかしてみたらどうだい?」 「あくまぁぁぁぁぁぁぁ!きゃわいいまりちゃをいじめりゅあくまぁぁぁぁぁぁぁ!」 「聞いてないな、では悪魔っぽくもっと残酷にまりちゃをいたぶってあげよう!」 「ゆぅぅぅぅぅぅぅ!?」 男は子まりさの帽子を再び奪い取る。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!?かえしちぇぇぇぇぇ!まりちゃのしゅてきなおぼうちぃぃぃぃぃ!」 「小便まみれで汚い帽子はもっとズタズタにしてあげよう!」 男はハサミを取り出し帽子のつばの部分を切っていく。 「や……やめちぇぇぇぇぇぇぇ!やめちぇよぉぉぉぉぉぉぉ!しょんなことしにゃいでぇぇぇぇぇ!」 「あっ、ごめん!調子に乗ってつばの部分は全部切り落としちゃった!ゆっくり許してね!」 男の手には帽子のつばの部分が完全に消失した黒い物体だけが残されていた。 「ゆっぎゃぁあぁぁぁぁぁ!!ばりぢゃのおぼうぢがぁぁぁぁぁぁーーー!さいっきょう!のおぼうぢがぁぁぁぁぁ!」 「うーん、そういえば帽子に巻いてある白いリボンを取ると黒帽子の印象はどう変わるのかな」 男はなにやら盛大に泣き叫ぶ子まりさを無視し帽子から白いリボンを取り外す。 「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅ!?しゅてきなおぼうちをいろどるしろくてきゃわいいおりぼんしゃんをどうしゅるのぉぉぉぉぉ!?」 「え?燃やすけど何か?」 男は当然とばかりにチャッカマンで白いリボンを燃やし灰皿に落とす。 自称素敵なお帽子を彩る白くて可愛いおリボンはあっという間に灰になって消えてしまった。 「まりちゃのけがれのないきよいこころがかたちとなったしろいおりぼんしゃんがぁぁぁぁぁ!」 「あー、やっぱリボンが無いと黒帽子がマジで地味になるな」 「まりちゃのおぼうちはじみじゃにゃいぃぃぃぃぃぃ!」 「なら俺が素敵にコーディネートしてやろう、きっと気に入るぞ」 「よけいなことしにゃいでかえしちぇよぉぉぉぉぉ!」 「まあまあ、数日待っててくれればいいから」 「やめちぇやめちぇやめちぇぇぇぇぇぇぇ!これいじょうゆっくちできなくなるのやじゃぁぁぁぁぁぁ!」 「ゆっくり諦めてね!」 -数日後- 「やあ、待たせたね、まりちゃの素敵なお帽子が完成したよ」 「やじゃ……もう……いたいの……やじゃ……はやく……おぼうちかえしちぇ……おうちにかえしちぇ……」」 毎日虐待されつつ帽子の返還を要求してきた子まりさは全身傷だらけになっていた。 もちもちの肌は荒れてガサガサになりキラリと光る白い歯は半数以上が引き抜かれスラリと伸びた美しいあんよは焼かれ一歩も動けない。 おまけに最後の希望だった植物型妊娠も額を焼かれた事で出来なくなった。 ゆっくりはとにかく子を産みたがる。 それが出来なくなったゆっくりに存在価値は無いと言ってもいいだろう。 自分は気にしなくても周りのゆっくりがバカにするのは明らかだ。 もはや子まりさの命運は決まった。 だが死ぬ事はない。 自己中心的なゆっくりであればあるほど生への執着が凄まじいから。 「それじゃ返すよ、ほら」 男は子まりさの目の前に帽子を置いてやる。 「……!!!」 自分の命ともいうべきお飾りを久しぶりに見た子まりさは絶句していた。 「……にゃ……にゃに……きょれ……」 「ん?まりちゃの素敵で可愛いお帽子だろ?もう忘れたのか?」 「だっちぇ……こりぇ……こりぇ……」 「あー、コレね」 あまりのショックでプルプル小刻みに震える子まりさ。 なんと子まりさ自慢のピンと尖って見る者を例外なく魅了した帽子の先端部分がごっそり焼け落ちていたからだ。 これではもはや帽子とは呼べずただの黒い残骸だ。 「悪い、失敗して焦がしちゃった!失敗は誰にでもあるから落ち込んでないよ!心配しないでね!」 「jsfほすいどえいrfじゃlkfhだhふぁ!!」 コロン あまりのショックで精神が限界にきたのか物凄い形相で口をパクパク動かしながら横に倒れそのまま気絶する子まりさ。 「うーむ、ショック死するかと思ってオレンジジュース持って待機してたんだが……意外とタフなのか?」 子まりさの様子を見て冷静に呟く男。 「まあ面白かったし今日はゆっくりさせてやるか」 男は子まりさを透明の箱に放り込むと部屋から出て行った。 -さらに数日後- 「よっ、今日は公園に帰る日だぞ、生きてるか?」 「……」 透明の箱の中からチラっと男を見上げるがすぐ視線を落とす。 その表情には絶望しか浮かんでいない。 その頭上には男によってカスタマイズされた素敵なお帽子が乗っていた。 こんな帽子でも被ってないとゆっくり出来ないのだろう。 ゆっくりにとってお飾りがどれほど大切なのかよく分かる。 だがつばの部分が無くなってバランスが保てないのかちょっと体を動かすとすぐ頭から落ちてしまう。 その度におさげで器用に頭に乗せている姿は非常に滑稽だ。 「素敵な帽子を返してからどんなに虐待しても以前のような元気な反応をしてくれないからつまらなかったがそれも今日で終わりだ」 「……」 「安心しろ、両親との約束もあるしな、必ず帰してやるよ」 「……ほんちょ?」 「ああ、本当だ」 「ゆ……やっちょ……おわる……ゆっくち……できりゅ……」 歓喜の涙を流す子まりさ。 そんな子まりさを透明の箱から出してやる。 当然帽子も落ちるが男がそっと頭に乗せてあげた。 「さて、これから両親の元に帰るんだがその前に一つやる事がある」 「ゆ……にゃんにゃの……もう……かえりちゃいよ……」 「なぁに、すぐ終わるよ」 ブチ 「……ゆ?」 「俺さ、実は帽子よりもおさげのほうが大好きなんだ」 子まりさは何が起きたのか分からなかった。 いや、理解したくなかった。 「まりさ種と言えば黒い帽子だが俺は違う」 子まりさはいつも通りにおさげを動かそうとした。 「れいむのもみあげのようなウザさは無いが俺の心を掻き立てるには十分だ」 だが動かない。 「おしゃれだけでなく物を掴む事が出来る重要な部分、それを破壊された時のまりさの表情がマジでたまらないんだ」 あるのはジンジンと響く痛みだけ。 「じっくりと時間を掛けて引きちぎる時もあれば今回みたいにあっさり引き抜く時もある」 そして湧き上がる悲しみと絶望。 「どっちの場合でもまりさは俺をとてもゆっくりさせてくれる反応をするから大好きなんだ」 そして口から発せられるのは…… 「まりちゃ、今回も俺をゆっくりさせてくれてありがとな、これからは家族仲良く暮らせよ」 「ばりぢゃのっ……!おっ……!おっ……!おっ……!おざげざんがぁぁぁぁぁ!!いのぢよりだいぜづなだがらものがぁぁぁぁぁ!!」 全てを失った悲しみの絶叫のみ。 -公園- 「約束通りゆっくりしたおちびちゃんにしてあげたよ!」 「「な……なんなのごれぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」 公園で我が子の帰りを待つ両親に男は満面の笑みで素敵で可愛い子まりさを返した。 なにやら絶叫を上げているように聞こえるが可愛いおちびちゃんが最高にゆっくりした姿で帰ってきた影響だろう。 「ごろぢでぇぇぇぇぇぇぇ!どうじようもないごみぐじゅのばりぢゃをぞぐざにごろじでぇぇぇぇぇぇ!!」 おさげを引き抜いてから子まりさは自らの死をひたすらに望んだ。 だが自殺する事は無かった。 おたべなさいも無理やり餡子を吐く事も一切しなかった。 ただひたすら誰かに頼り自らは行動しない。 男の虐待を一週間受け続けてもこの性根だけは改善しなかった。 「どうだい?これで少しは君達の負担も軽減するはずだよ」 「ごれのどごがゆっぐりじだおぢびぢゃんなのぉぉぉぉぉぉ!?」 「こんなの……!ひどすぎるよぉぉぉぉぉぉ!」 「んん?どうしたんだい?何をそんなに怒ってるんだ?」 「あんよも!おべべも!まむまむも!おぼうしも!おさげさんも!なにもかもこわしたくせになにいってるのぉぉぉぉ!?」 「その程度些細な事でしょ、少なくても以前よりはゆっくりしたおちびちゃんになったじゃないか」 「ごのぉぉぉぉぉ!ぜっだいゆるざないぃぃぃぃ!せいっさい!して……!」 「ごろぢでよぉぉぉぉ!おぢょうじゃぁぁぁん!おぎゃあじゃぁぁぁぁん!だれでもいいがらぁぁぁぁぁ!」 「お、おちびちゃん!そんなこといわないでねぇぇぇぇ!」 「ほれ、おちびちゃんが泣いてるぞ、親なんだからちゃんと面倒みないとダメだぞ」 「ゆっぎぃぃぃぃぃ!!もとはといえばおまえがわるいんだろうがぁぁぁぁぁ!!」 「逆ギレか?そもそもお前らがおちびちゃんが可愛いとかくだらん事言ってちゃんと育てなかったのが原因だろ。 そのおちびちゃんだってちゃんと教育すれば群れの長になったりドスにもなれたかもな。 お前らのした事は自分がゆっくりするためにおちびちゃんの未来を潰したって事だけだ」 「そ……そんな……まりさたちは……そんなつもりじゃ……」 「挙句に俺みたいな人間に関わってこのザマだ、ホントゆっくりってのは自滅するのが好きな饅頭だよな」 「ゆっ……ぐぅぅぅぅぅぅ……」 「そんじゃ俺はもう行くよ、今後は人間に関わらず生まれてくるおちびちゃんもキチンと教育するんだな」 「……」 そう告げると男は家族に背を向けて歩き出した。 最後は両親揃って無言になってしまったが自分達の無能が発端だと分かっているのだ。 男が両親にあの子まりさがドスになれるかもしれないと言ったがそう簡単にドスになれるわけが無い。 単純なゆっくりにはああ言えば効果があるから言っただけ。 「うーん、やっぱ子まりさ虐待は楽しい!でも次は単純で分かりやすいゲスまりさでも虐待しようかな」 公園から去る男の背後では両親が死を望み続ける子まりさをなんとか落ち着けようと無駄なあがきをしていた。 -その後- 「れいむ……」 「うん、しかたないね……」 あれから数日が経った。 家族は以前のように3匹で暮らしていたが子まりさは相変わらず死を望むだけ。 そしてついに両親は決心する。 「おちびちゃん、よくきいてね」 「ゆ……?やっちょまりちゃをころちてくれりゅの?」 「そうじゃないよ……もう……れいむたちはつかれたんだよ……」 「ゆ?どういうこちょ?」 「あれからいろんなゆっくりにいわれるんだよ、こそだてもできずにんげんにたよっておちびちゃんをさらにぼろぼろにしたむのうだって……」 「まりさがかりにでかけてもみんながいうんだよ、ゆっくりできないおやをもったおちびちゃんはふこうだって……」 「だから……まりさたちはさきにえいえんにゆっくりするよ……」 「ゆゆぅぅぅぅぅ!?じゃ……じゃあまりちゃは!?」 「おちびちゃんをみちづれにはできないよ、だからおちびちゃんはこれからひとりでゆっくりしてね」 「れいむたちのおちびちゃんなんだからひとりでもだいじょうぶだよ」 「にゃ……にゃんにゃのそりぇぇぇぇぇぇ!?まりちゃもつれてってぇぇぇぇぇ!」 突然の両親の告白に驚く子まりさだが両親の決意は固いようだ。 というか今の状態は自分達にとってゆっくり出来ないから子供を捨てて自分達だけゆっくりしようとしているに過ぎない。 子供を殺せないとか言っているが自分がゆっくりするための言い訳に使っているだけだ。 「「それじゃおちびちゃん……」」 「やめちぇ!まりちゃをおいていかにゃいで……!」 「「げんきでね」」 「やめちぇぇぇぇぇぇぇ!!」 両親はお互いの顔を見てそして一斉に叫んだ。 「「さあ!おたべなざぎぃ!?」」 突然両親の体が半分くらいに潰れた。 上から何かが落ちてきたらしい。 半分潰れ饅頭と化した両親が視線を上に向けるとそこには数人の男が自分達を足で踏んでいた。 子まりさを虐待した男ではない、偶然通りかかった虐待お兄さんのようだ。 「なんだかよく分からんが子供を見捨てて自分達だけゆっくりしようとするゲスは制裁しないとなぁ」 「ああ、生まれてきた事を心の底から後悔するような凄惨な虐待をしないとな!」 「虐待じゃなくて制裁な、まあどっちでもいいか!やる事は変わりないんだし」 「んじゃ早速持ち帰ってじっくりたっぷり楽しもうぜ!」 「おっと、その前に自殺出来ないように舌を引きちぎっておくか」 「ああ!こいつらはこんなところで死んでいいゆっくりじゃないからな!」 「「ぶごぉぉぉぉぉ!!」」 あっという間に両親の舌は引きちぎられた。 これでもうおたべなさいとキチンと発音する事は出来ない。 「に……にんげんざん……」 「ああ?何だ?」 「ぜ……ぜべでおぢびぢゃんだげば……」 「ああ、その変なチビか?元から連れてく気はないよ」 「ぼ……ぼんど……?」 「ああ、誰かの虐待の後だしお古を虐待してもな」 「よ……よがっだ……」 「ハッ!さっき子供を見捨てて自分達だけゆっくりしようとしてたくせに何を愛情のあるフリしてんだよ、このゲスが!」 「ぢ……ぢが……」 「つーか、そいつ一匹じゃどう考えても生き残れねぇだろ」 「ぐぅ!?」 「だってそうだろ?そいつ足を焼かれてんじゃん、どうやって狩り(笑)をすんの?」 「ぞ……ぞれば……」 「そしてこの外見だ、誰も助けてくれないだろうな」 「!!」 「ゆっくりは差別が大好きな饅頭だ、こいつが今後どういう末路を辿るか容易に想像出来るんだが」 「あ゛……あ゛……あ゛……」 「それより自分の身を心配したらどうだ?これから子供がどうとか考える事すら出来なくなるぞ」 「や……やだ……ゆっぐり……ざぜで……ゆっぐり……じだい……」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 こうして両親は男達によって連れて行かれた。 これから地獄以上の恐怖と苦痛が両親を待っているだろう。 自業自得なので同情など一切出来ないが。 そして残された子まりさは…… 「あ……あ……あ……」 短時間で次々起こった展開に餡子脳が付いていけずフリーズしていたようだ。 ようやく言葉を発したのは両親が拉致されてから数分後である。 「やじゃ……やじゃ……」 ついに一人ぼっちになった子まりさ。 もう子まりさには何も無い。 「やじゃよ……ひとりはゆっくちできにゃいよ……まりちゃはゆっくちしちゃいよ…… どぼじでゆっくちできにゃいの?まりちゃは……まりちゃは…… ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!やじゃぁぁぁぁぁぁぁ!やじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!ゆっくちしゃしぇてぇぇぇぇぇぇ! だれでもいいよぉぉぉぉぉぉ!だから!ゆっくち!ゆっくちしゃしぇてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 親がゲスなら子もゲス、自分では何もせず他者任せの子まりさに待ち受けるのはゆっくりとは無縁の地獄だけだ。 惨めにピーピー泣き喚くだけの子まりさはまさしくゴミクズと呼ぶに相応しい姿だった。 END おさげあき
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『まりちゃのてぶくろ』 9KB いじめ 野良ゆ 子ゆ 現代 虐待人間 何時もの小ねたです まりちゃ、ぬくぬくしゃんを、ひろっちゃよ。 たおるのべっとしゃんよりも、ぬくぬくしちぇるのじぇ。 おかーしゃんにみせちゃら、よろこんでくりぇるのじぇ? 野良の子まりさが、道端に落ちていた手袋を拾いました。 小さな毛糸の手袋でしたが、子まりさにはそれがとてもゆっくり出来る物だと思いました。 子まりさは手袋を咥えて運ぼうとしましたが、上手くいきませんでした。 そこで、手袋を帽子の上にかぶって運ぶ事にしました。 ゆんしょ!ゆんしょ! にゃんだか、おぼうししゃんが、ぬくぬくなのじぇ! あったかいのじぇ~!ゆっくちー! 何時もより帽子が暖かくなり、子まりさはご機嫌です。 子まりさは嬉しくなり、急いでお家に帰ろうと思いました。 これは、いいものなのじぇ!とーってもゆっくちできるのじぇー! これならじぇったい、おかーしゃんもよろこんでくれるのじぇ! 「お?あったあった、おれの手袋!」 子まりさの目の前に、少年が現れました。 ですが子まりさは、少年に気がつかないのか、楽しそうに歌いながら跳ねています。 ゆゆ~んゆんゆんゆ~ん♪ おぼーしぬくぬく~のじぇのじぇ~♪ 少年は自分の元に向かって来る子まりさを、じっと見ていました。 「なんだ、手袋が動くと思ったらゆっくりか、おい、ゆっくり!それはおれの手袋だ!返してもらうよ!」 ゆぴぃ!なんなのじぇ? ゆわぁぁぁ!にんげんしゃんなのじぇぇぇ?! なにかよーなのじぇ?! 少年の声を聞いて、驚く子まりさ。 ですが、すぐに膨れ上がって少年を威嚇します。 「それは、おれの手袋なんだよ。返してもらうよ」 ゆぅぅぅ?! だーめ!これはまりちゃが、さいしょにみつけたのじぇ! だから、まりちゃのものなのじぇ! りかいできりゅ? 子まりさは強気態度で、少年に言いました。 それを聞いた少年は、面白くなさそうな顔をしました。 「だから、それはおれの物だって言ってるだろ?おれが落としたやつなの?理解できる?!」 なーにいっちぇるのじぇ? このぬくぬくしゃんは、とーってもゆっくちしちぇる、まりちゃへの、ぷれじぇんとしゃんなのじぇ! よこどりしよーとしても、だめなのじぇ~~! 少年の物言いに、子まりさは怒りました。 さらに大きく膨らんで、おさげをブンブンと振り回し、その場で何度も飛び跳ねます。 少年は、そんな子まりさを見てため息をつきました。 「あのなぁ…そうだなーえっと…たとえば、お前の帽子、お前が落としたとして、誰かが拾ってもお前のものだろ?」 ゆゆ?なにいっちぇるの?!そんなのとーじぇんなのじぇ! 「だから、お前が持ってるその『ぬくぬくしゃん』は、おれが落とした物なの、だからおれの物なの」 ゆふーん!にんげんしゃん、ばかなのじぇ?! これは、まりちゃがひろったのじぇー!だからまりちゃのものなのじぇ! 子まりさは怒って少年を睨みました。 少年は呆れた顔で、子まりさの帽子を、一緒にかぶっていた手袋ごと取り上げます。 そして手袋を、子まりさの目の前に放り投げました。 ゆゆ?!ゆわぁぁぁん!なにじゅるのじぇぇぇぇ! まりちゃのおぼーし! まりちゃのぬくぬくしゃーん! ゆんやぁぁぁ!!かえしぇ!かえしぇぇぇぇぇ!! 「わかったよ、それなら手袋はお前にやるよ。そのかわりこの汚い帽子はもらうからな!」 ゆえぇぇぇん!おぼーしかえしちぇよぉぉぉ! そりぇは、まりちゃのものなのじぇー!かえしぇ!かえしぇー! ゆわぁぁぁん!ゆわぁぁぁぁぁん!! 子まりさは、泣きながらぴょんぴょんと飛び跳ねました。 少年はそんな子まりさを、楽しそうに見ていました。 「どうだ?お前はこれと同じことを、おれにしたんだぞ?どんなに嫌な事か分かったな?」 ゆぴぃぃぃぃ!まりちゃ、なーんにも、わるいこちょしてないのー! おぼーしも、ぬくぬくしゃんも、まりちゃのものなのじぇー! いじわるしにゃいでよぉぉ!! 子まりさは寝転んで、おさげを力いっぱい振り、大声で泣きました。 そんな態度の子まりさを見た少年は、だんだん不機嫌そうな顔になっていきます。 「このくそゆ…」 「あら、としちゃん、何やってるの?…あら嫌だ、野良ゆっくりじゃないの?!ゆっくりに構っていると、お馬鹿になるわよ!早くお家に帰りなさい」 「はーい!わかったよお母さん」 少年は子まりさの帽子を捨てると、それをワザと踏みつけて、母親と一緒に何処かに行ってしまいました。 子まりさの自慢の帽子は、ぺしゃんこに潰れてしまいました。 ゆびゃぁぁぁん!まりちゃのおぼーし!おぼーしがぁぁぁ!ゆびゃぁぁぁぁん!! 子まりさは潰された帽子を見て、ゆんゆんと泣きました。 ですがいくら泣いても、潰れた帽子は元に戻りません。 子まりさは泣く泣く、潰れた帽子をかぶりました。 そしてその上に、少年が捨てていった手袋をかぶりました。 ゆぐっ…ゆぐっ…おぼーししゃん…ぬくぬくしゃんで、ゆっくちなおっちぇね… 子まりさは泣きながら、お家に帰っていきました。 帽子が潰された事が、悲しくて、悔しくて仕方ありませんでしたが、手袋の温もりが、それを癒してくれる気がしました。 手袋が、子まりさを優しく撫でてくれているような気がしました。 ゆぐっ…ぬくぬくしゃん…なぐしゃめてくりぇるの? ゆぐっ…まりちゃ、もうなかないのじぇ。 ゆっくちおうちにかえるのじぇ。 子まりさは元気に跳ねて、お家のダンボールが隠してある、民家の裏庭に跳ねていきました。 おかーしゃん、ゆっくちおかえ……… お家に帰ってきた子まりさは、固まって動けなくなってしまいました。 お家の前には、顔を真っ赤に晴らした親れいむ。 そばには二人の少年が、楽しそうに笑っています。 「あ、あの時のクソゆっくり!もしかして、ここお前の家だったのか?こいつがお前の親だったのか?すっかり手袋の事忘れてたよ!」 「とし君、こいつ知ってるのか?」 「こいつ、おれの手袋拾って、『これは、まりちゃのものなのじぇ!』って騒いでたやつなんだよ!まさか、鬼山くんとこのゆっくりだったなんてね」 「ははっ!ちげーって!こいつら、ダンボール置いとくだけで、勝手に寄ってくる、ゴキブリみたいなものなんだって!」 手袋の少年と、その友人の少年は、子まりさを楽しそうに見つめています。 子まりさは、何が起こっているのかを、だんだん理解し始めました。 そして少年達を睨んで、力いっぱい叫びました。 なにしちぇるのじぇぇぇぇ! ここは、まりちゃのおうちなのじぇ! しょれに…おかーしゃんを、いじめりゅなんちぇ! ゆるしゃないのじぇぇぇ!! 子まりさは、少年達に向かっていきました。 やめちぇよぉぉ!いじめにゃいでぇぇぇ! どーしちぇ、こんなことしゅるのじぇぇぇぇ! おかーしゃぁぁぁん!たしゅけちぇよぉぉぉ!! 子まりさは、少年達に捕まってしまいました。 沢山叩かれ、沢山ちくちくされました。 「おい、知ってるか?こいつらってさ、帽子とか破っちまうと、ものすごく騒ぐんだぜ!」 「本当?さすが鬼山君はくわしいね。さっそくやってみようよ!」 やめちぇ!やめちぇ!まりちゃのおぼーしをいじめにゃいで! ゆっくちできにゃいことは、やめるのじぇぇぇ! ぷくーしゅるのじぇ! どーなのじぇ!こわいのじぇ! いまなら、はんごろちで、ゆるしちぇ……… ゆんやぁぁぁぁ!!まりちゃのおぼーちがぁぁぁぁ!! 子まりさの目の前で、大事な帽子が細かく千切られてしまいました。 おさげをピコピコ振り回しても。 ぷくーっと膨らんで脅かしてみても。 ブリブリと体を必死に動かしても駄目でした。 子まりさは、今まで以上に大きな声で叫びました。 「あはは、よく泣くね、こいつ!あっと、手袋は返してもらうよ!」 「な、面白いだろ?それにしても、手なんかないのに、手袋欲しがるなんて、生意気だよな!」 シュッ!グチャ! ゆびゃ!いちゃいのじぇぇぇ!ゆわぁぁぁぁぁん! 少年の友人が子まりさを持ち上げると、地面に叩きつけるように投げました。 子まりさは、顔から地面にダイブしました。 歯が何本か折れてしまい、尻をブリブリと振って大きな声で泣きました。 「うざ、キモ!…鬼山君、こいつどうする?このまま潰す?」 「そうだなぁ…えーっと…あ、あれがいいな!ちょっと待っててな!」 少年の友人は、庭に落ちていた何かを見つけました。 そしてそれを拾うと、庭にあった大きなゴミ箱に捨て、ゴム手袋をつけた後にそれを拾って持ってきます。 「何それ?…うわっ!くっせー!!これ、どうするの?」 「ははっ、臭いだろ?これ、そこに落ちてた軍手なんだ!ちょっと生ごみ汁付けてみたんだ!」 ゆびゃ…いちゃ…ゆぅぅ?なんなのじぇ………ゆっぴぃぃぃぃ!くっしゃぁぁぁい!つめちゃぁぁぁい!ゆっくりできにゃぁぁぁい! 少年の友人は、生ゴミの汁を吸い込んだ、薄汚れた軍手を子まりさに被せました。 子まりさは臭さと冷たさに驚いて、両目を飛び出すくらいに開いて叫びました。 軍手を取ろうと必死に体をくねらせて、おさげをピコピコと動かしています。 ゆんやぁぁぁ!これとっちぇよぉぉぉ!くっしゃいのじぇぇぇぇ! 「おいおい、お前、これが欲しかったんじゃないのかよ?そんなにいやがんなって」 「あはは、さすが鬼山君、オニすぎー!」 「おいおい、それ言うなって。ほらクソゆっくり、もっと喜べよ!お、そうだ!取れないようにしてやるよ!」 少年の友人は爪楊枝で、軍手と子まりさの頭を一緒に貫きました。 ゆっぴゃい!いっちゃいよぉぉぉぉ! ゆえぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇん! おかーしゃぁぁぁぁん!たすけちぇよぉぉぉぉ!ゆわぁぁぁぁん! 「5本くらい刺しとけばいいかなっと…あら?もしかして気が付いてなかった?汚い顔してるだろ、この糞れいむ、もう死んでいるんだぜ!」 「試しに、『れみりゃいらず』って団子食わせたら、あっさり死んじゃったんだよ。ボールの代わりにもならなくって、つまんなかったよ」 うしょ?…うしょなの…うしょなの… ………うしょなのじぇぇぇぇ!! おかーしゃぁぁぁん!ゆわぁぁぁぁぁん! まりちゃはここなのじぇー!たすけちぇよぉぉぉ!!ゆえぇぇぇぇぇぇん!! 「あら?うるさいわね…ちょっと、だめじゃない!ゴミで遊ぶなんて、汚いでしょ?さっさと捨ててきなさい!それと、帰って来たら、ちゃんと手を洗うのよ?」 「ちぇ、見つかっちゃった、わかったよかーさん。とし君、今日はここまでだな、これ、捨ててこよう」 「あ、おばさんこんにちは、じゃあ、一緒にこれ捨ててきます」 少年達は子まりさと、れいむの死体をゴミ袋に詰めて、近所のゴミゆっくり箱に捨てました。 ゆびぇぇ…おかーしゃ…おぼーししゃん…ぬくぬくしゃん…どぼしちぇ… おかーしゃんに…ぬくぬくしゃん、みせちゃかっただけにゃのに… いっしょにゆっくち…しちゃかったのに… 子まりさは、親れいむに寄り添うようにして泣きました。 その頭には、薄汚れて臭い、ちっともぬくぬくじゃない、軍手をつけたまま、小さな声で何かを呟いていました。 完 徒然あき
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『まりちゃを助けよう』 9KB いじめ 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 虐待人間 何時もの小ねたです。モンハンさんにまりちゃを苛めすぎといわれたので。 朝早く散歩をしていると、ゴミ捨て場に一匹のゆっくりを見つけた。 黒い帽子と金髪の、まりさと言う種類のゆっくりだ。 小さい体の割にはずいぶん古びた様な汚い帽子を被り、薄汚れた体を引きずるかのように動いている。 「ゆぅ…ゆぅ…おにゃかすいちゃ…のじぇ…ゆびぇぇ…」 おそらく野良ゆっくりであろう子まりさは、やつれた顔を引き攣らせて涙をこぼしていた。 野良歴が長いゆっくりは、人のいる時間帯にゴミを漁ったりはしない。 こんな時間に現れるのは野良になりたてか、何も考えていないアホなゆっくり。 もしくは、よほど切羽詰った奴だ。 「あみしゃん…じゃましにゃいで…ごはんしゃんを…むーちゃ、むーちゃさせちぇよぉ…」 ゴミ袋に被せてあるネットに、力なく噛み付く子まりさ。 その姿は、ゆっくり愛好家なら即お持ち帰って保護、虐待派なら即お持ちかえって苛めて遊ぶだろう。 そんな俺も、持ち帰ってどうやって弄って遊ぼうか考えてしまうタイプの人間なのだが、今日は少し違った。 先日ぬる苛め愛好家仲間に、「お前はまりちゃを苛めすぎだ!」と言われたのだ。 確かに俺はれいみゅより、まりちゃを好んで虐待している。 そんな事ばかりしていると、まりちゃが絶滅すると言われたのだ。 まあ、俺がまりちゃを何匹殺した所で、ゆっくりが簡単に絶滅する種族とは思えない。 だが、日ごろまりちゃには楽しませてもらっているので、たまには助けても良いだろうと思ったのだ。 そんな訳で俺はネットを外して、生ゴミが入ってそうなゴミ袋を一つ取り出した。 そして縛り口を解くと、弱っていた子まりさをゴミ袋に放り込んだ。 「ゆびゃぁぁぁ!なにこりぇぇぇぇ!くっちゃい!くっちゃい!ゆんやぁぁぁぁ!」 ゴミ袋を開けた時に、俺の鼻を襲った刺激臭が子まりさを同じように苦しめる。 子まりさはゴミ袋の中で、必死に尻をブリブリ振って何処かに逃げようとしていた。 だが、ぎっしり詰まったゴミの中に逃げ場はなく、袋の口も俺がしっかりと縛りなおした。 ついでに袋を噛んで破らないように、子まりさの歯を全部へし折っておいた。 せめて死ぬ前に、念願の生ゴミを手に入れてやろうという、俺のささやかな慈悲の心だ。 「ゆえぇぇぇぇ!どーしちぇ、こんなこちょしゅるのぉぉぉぉ!!ここからだしちぇよぉぉぉぉ!ゆっくちできにゃいぃぃぃ!!」 そんな心も子まりさには伝わらないらしく、子まりさは俺の顔を見てゆんゆんと泣いていた。 そんな子まりさを見ていたら、俺のやる気に火がついた。 「よし!もっとまりちゃを助けて回ろう!」 「んほぉぉぉぉ!とっても、しまりのいいまりさねぇぇぇぇ!!どきどきするわぁぁぁぁ!とかいはねぇぇぇぇ!!」 「ゆっぎゃぁぁぁ!やべろぉぉぉぉ!いやだぁぁぁぁ!ずっぎりじだくないぃぃぃ!!」 土手を歩いていると、雄たけびを上げならが激しく動いている二つの球体を発見した。 金髪のお下げを口に咥えて、激しくピストン運動するありすと、必死に尻を振って抵抗するまりさ。 「いやなんだぜぇぇぇ!あいのない、すっきりはいやなんだぜぇぇぇ!までぃざ、おとーざんなのに、にんじんしちゃうよぉぉぉぉ!ゆえぇぇぇぇん!」 「いやがっていても、からだはしょうじきねぇぇぇ!とかいはな、こしのうごきが、ありすをさそってるのねぇぇぇぇ?!」 涙と涎と変な汁を飛び散らせて、二匹はすっきりを続けている。 ゆっくりの行動の中でも最も醜く、見ていると即潰したくなるくらいの不愉快な営みだと俺は思っている。 そんな二匹のそばで何やら小さな黒い物が、草むらに隠れてガタガタと震えている。 あの帽子は間違いない、まりちゃだ。 「んっほぉぉぉぉ!おちびちゃん、ふるえちゃってかわいいわぁぁぁ!あんしんしてね!ありすがやさしく、おとなにしてあげるわぁぁぁ!!」 「ゆっぴぃぃぃぃ!きょわいのじぇぇぇぇぇ!!おちょーしゃぁぁぁん!たすけちぇぇぇぇぇ!!」 「おちびぃぃぃ!ゆっふぅ!こ、ここからにげるんだぜぇぇぇぇ!!ここは、おとーさんが、くっぅいぃぃぃとめるぅぅぅぅ?!」 「あらぁぁぁぁ?!こどもにみられて、こうふんしているのかしらぁぁぁぁ?!んっほぉぉぉぉ!みられるのがすきなのねぇぇぇぇ!!」 何と言うか、これ以上見ていると目が腐る。 それに、れいぱーの次のターゲットがまりちゃのようだ。 当のまりちゃは、草むらでガタガタ震えているだけで逃げようとはしない。 ここは俺が助けてやらねば! 俺は靴が汚れるのも気にせず、ありすに思いっきり蹴りを入れた。 「ゆぼぉぉぉぉ?!んっほぉぉぉぉぉぉう!おそらをとんでるみたぁぁぁぁぁぁ 『ザッパーン!』 んぼごぼぅ…」 ありすは変な汁を周囲に撒き散らしながら、川の底に沈んでいった。 それを見てポカンと口を開いたまま固まる子まりさと、まむまむから変な汁をダラダラと垂らして呻いている親まりさ。 「ゆぉぉぉ?まりざ、たすかったのぜぇぇぇ?!ありがとぉぉぉ!にんげんざぁぁぁぁ 『ドカッ!』 ゆっごぉぉぉ?!」 ヌメヌメとした親まりさがあまりにも気持悪かったので、思わず蹴りを入れてしまった。 親まりさはありすと同じように、変な汁を飛ばしながら水しぶきを上げて川に沈んでいった。 「おちょーしゃ…?………ゆ…ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!どぼじでぇぇぇぇ?!どぼじでこんなことしゅるのぉぉぉぉ?!」 「ん?ああ、つい…まあ気にするな。まりさは放っておいても勝手に生えてくるんだぞ?」 「なにいってるのじぇぇぇぇ!ゆえぇぇぇぇん!このゆっくちごろしぃぃぃぃ!」 泣きながら俺の足に体当たりをするまりちゃ。 どうやら俺は、れいぱーよりは怖くないらしい。 そんなまりちゃを見ていてある事を思いついた。 「そうだ、まりちゃ。お前をれいぱーに狙われないようにしてやろう!」 「ゆぅぅぅ!なにいっちぇるのじぇぇぇぇぇ!!…ゆっわぁぁぁ!おそらをとんでるのじぇぇぇぇ♪」 俺に持ち上げられたまりちゃは、尻をブリブリと振ってキャッキャとはしゃぐ。 そう、この尻の動きがれいぱーを誘っているのだ。 俺は落ちていた太めの木の枝を、まりちゃのまむまむにねじ込んだ。 「ゆっぴぃぃぃぃ!!いっちゃいぃぃぃぃ!…ゆえぇぇぇぇん!まりちゃの、たいせちゅなばーじんしゃんがぁぁぁ!!」 まむまむに突き刺さった木の枝を見て、ゆんゆんと泣くまりちゃ。 先ほどよりも激しく尻を振り、俺の手から必死に逃れようとする。 俺はまりちゃのあにゃるにも木の枝を突っ込んで、二本の枝が抜けないようにボンドで固めた。 「ゆんやぁぁぁぁ!そこは、あにゃるしゃんなのにぃぃぃ!ゆえぇぇぇぇん!まりちゃ、およめにいけにゃいのじぇぇぇぇ!!」 お下げをブンブンと振りまわして、俺の手を攻撃するまりちゃ。 そんなまりちゃを見て、俺はもう一つ気がついた。 俺は帽子を奪うと、目の前でそれを破り捨てた。 「ゆぅぅぅ?!まりちゃのすてきなおぼーししゃんがぁぁぁぁ?!どぼじでぇぇぇぇぇぇ!!」 続けてまりちゃの髪の毛とお下げ全部むしり取る。 まりちゃは破れた帽子と、むしり取られた髪の毛を見てぽろぽろと涙をこぼす。 「ゆぅぅぅ…まりちゃのおぼーち…まりちゃのさらさらきんぱつしゃん…どぼじで…ゆえぇぇ…」 「どぼじで?そりゃ、お前がまりちゃだから、れいぱーに狙われるんだ。これで今日からまりちゃは、りっぱなハゲ饅頭だ!ハゲ饅頭のまりちゃ、略してはげちゃだ!」 「ゆっぴぃぃぃ?!なにしょれぇぇ?!まりちゃは、まりちゃなのじぇ!はげちゃなんかじゃないのじぇぇぇぇぇ!!」 まりちゃ改めはげちゃは、ぴょんぴょんと元気に飛び跳ねて泣き叫ぶ。 「じゃあな、強く生きろよ 『はげちゃ』 さらばだ!」 はげちゃは涙を溢れさせると、その場でコロコロと転がって泣きわめく。 俺はそんなはげちゃに背を向けて、次のまりちゃを探す事にした。 俺の背後からは、はげちゃの泣き声が何時までも聞こえていた。 「ゆゆ~~ん!かわいいよぉぉぉ!れいむのおちびちゃんは、せかいのたからだよぉぉぉぉ!!」 橋の下に置いてあるダンボールの中から、ゆっくりの声が聞こえる。 覗き込んでみると、一匹のれいむが幸せそうな顔で体を揺らしている。 れいむが見ているのは、汚い雑巾に包まれた五匹の赤ゆっくり。 れいむ種三匹に、まりさ種二匹が安らかな寝顔でゆーゆーと寝息を立てている。 「れいむは、たからものにかこまれて、とーってもゆっくりできるよ!れいむはしあわせものだね!ゆふふ♪」 「何が宝物だ。お前は自分がゆっくりする為に、子供を作っているにすぎない。その内自分似じゃないまりちゃを迫害するんだろ?このゴミ虫め!」 俺の言葉に気を悪くしたのか、れいむは周囲を見渡しながら頬を膨らませて文句を言う。 「ゆゆ?だれなの?れいむのあいは、ゆっくりびょうどうだよ!れいむは、あいであふれているんだよ!しつれいなこと、いわないでね!ぷんぷん!!」 「溢れて零れているんだよ、お前の愛は。所詮お前は自己愛の塊に過ぎない!」 俺は揉み上げをワサワサと動かして怒っているれいむを、ダンボールから取り出した。 れいむは俺の顔を見るとしばらく固まり、硬直がとけると同時にガタガタと震えはじめた。 「ゆわぁぁぁ?!どぼじでにんげんざんがいるのおぉぉぉ?!ゆっくりできないぃぃぃ!!」 「何がゆっくり出来ないだ?!お前のせいでゆっくり出来なくなるのはまりちゃだ!まりちゃの為に死ねぇぇぇぇ!!」 「ゆぅぅぅ?!なにいってるのぉぉぉぉ?!れいむはぁぁ!おそらをとんでるぅぅぅぅぅ? 『グチャ!』 ゆべじゅ!?」 俺はギャーギャー騒ぐれいむを、力いっぱい放り投げた。 れいむは橋脚に顔面からぶつかると、汚いと共に餡子を撒き散らして息絶えた。 「ゆゆぅ…にゃに?うるしゃいよ…ゆあ?…おかーしゃ?どこ?」 れいむと俺の騒ぎが聞こえてきたのか、一匹の赤れいむが目を覚ました。 どうせこいつ等も、その内姉妹であるまりちゃを苛めるだろう。 れいむの子はれいむ、でいぶの子はでいぶ。 れいむ種はまりちゃにとって害でしかない。 「おかーしゃ!おかーしゃ!どこいっちゃ 『ブチッ!』 びゃ!」 ブチョ!「びょ!」 ブリョ!「ゆびゅ!」 俺は目を覚ました赤れいむと、その姉妹の赤れいむを指で一匹ずつ潰していった。 赤れいむはれいむらしく、最後まで醜い死に姿を晒して雑巾のシミになった。 おそらくまりちゃが目を覚ました時に、親れいむと赤れいむが居なくなっているのに気が付いて泣き喚くだろう。 だがこれは、まりちゃが将来泣かない為の予防策なのだ。 勢いあまってまりちゃを殺しそうになったのは秘密だ。 こうして俺は散歩ついでに、野良まりちゃを助けて回った。 「そう言うの、助けてるっていわねーよ!結局まりちゃを虐待してるじゃねーか!」 俺がまりさを助ける旅に出た発端となった友人が、俺がこっそり撮影してた「助けられたまりちゃーズ」の写真を見てそう言った。 確かに何匹かは泣き顔だが、俺が助けた事には間違いないのだ。 それにまりちゃもゆっくり。 たとえ今日死んでも、明日には別のまりちゃが生えてくるのだ。 それにまりちゃは、幸せそうに笑っているより、ゆんゆんと泣いている方が絶対に似合うと思うのだ。 「まあ、確かに…まりちゃは泣いているもの可愛いな…だからってこれはやりすぎだよ」 そう言うと友人は呆れ顔でため息をついた。 「お前も解っているじゃないか!よし、昨日まりちゃを助けた分だけ、今日は虐めるぞぉぉぉ!」 「いや、それは何時もやってる事じゃないのか?」 完 徒然あき
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『公園のまりちゃ』 12KB いじめ 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです 「ゆびぇぇぇぇぇん!おちょーしゃぁぁぁん!こわいのじぇぇぇぇぇ!」 「ゆっがぁぁぁぁ!なにしてるんだぜぇぇぇ!おちびをはなすんだぜぇぇぇ!!」 公園で野良ゆっくりの親子が騒いでいる。 一人の男が子まりさを捕まえて、デコピンしたり、皮を抓ったりして、反応を楽しんでいる。 足元にはその親のまりさが、必死に叫び声を上げて男の足に体当たりをしている。 「ゆびゃい!いちゃい!おちょーしゃぁぁぁん!はやくたすけちぇよぉぉぉぉ!!まりちゃ、いちゃいのいやなのじぇぇぇぇ!!」 子まりさの体はあちこち赤く腫れ上がり、顔は涙でくしゃくしゃになっている。 デコピンされる度にしーしーを漏らし、つねられる度に逃げようと必死に尻をぶりぶりと振る。 男はそんな子まりさを、楽しそうに見ていた。 「はなせ!はなせ!はなせぇぇぇぇ!おちびをいじめるなぁぁぁぁ!!やべるんだぜぇぇぇぇ!!」 泣き叫ぶ我が子を助けようと、鬼のような形相で必死に体当たりを繰り返す親まりさ。 足にぶつかる度に跳ね返され、地面に転がる。 痛む体をすぐに起こし、ぶつかる度に速度をあげて挑むが、男が子まりさを手放す様子はない。 それどころか、傷つくのは親まりさの体ばかり。 それでも何時かは倒せると信じて、親まりさは体当たりを続ける。 「ゆびゅ?!ゆぴゃぁぁい!いっちゃいのじぇぇぇぇぇ!」 子まりさの背中を、何度目か解らない痛みが襲う。 刺すようなその痛みに、思わず叫び声を上げてうんうんを漏らす子まりさ。 「ゆっがぁぁぁぁ!やべろぉぉぉぉぉぉぉ!」 その声を聞いた親まりさは、より一層力を込めて男の足にぶつかって行く。 しかし所詮はゆっくりの攻撃。 どんなに力んでも、届く事の無い虚しい低抗。 だが何が味方したのか、男が親まりさの一撃を喰らった途端に、子まりさを手放した。 落下した子まりさは、運良く親まりさの帽子の上に落ちる。 「ゆおぉぉぉぉ!やったんだぜぇぇぇ!おちびをとりかえしたんだぜぇぇぇ!にんげんにかったんだぜぇぇぇ!」 「ゆびゃぁぁぁ…?ゆえぇぇぇん!おちょーしゃぁぁん!こわかったのじぇぇぇぇ!!」 勝利の雄たけびを上げる親まりさと、救出された事に安堵の表情を浮かべて泣く子まりさ。 親まりさはこの期を逃さんと、子まりさを帽子に乗せたまま、男に背を向けて跳ね出した。 「おちびちゃん、しっかりつかまっているんだぜ!おとーさんといっしょに、にげ…ゆ?」 だが1mも飛び跳ねない内に、頭を何かで押さえつけられ、跳ねられなくなった。 男が足で親まりさの頭を、踏み抜かない程度の力加減出で押さえたのだ。 「ゆっぐ!くぞぉぉぉぉ!どぼじで…しんだんじゃ…こうなったら、おちびちゃんだけでも、はやくにげるんだぜぇぇぇ!」 そう叫んだ親まりさは、帽子の上に乗っていた子まりさを振り落とした。 「ゆっぴゃい!いちゃいのじぇぇぇぇぇ!ゆえぇぇぇぇん!」 「おちびちゃん、ないてるばあいじゃないんだぜ!はやくにげるんだぜ!ここは、おとーさんがくいとめるんだぜ!さあ、はやくおうちにかえるんだぜ!」 「ゆわぁぁぁん!しょんなこと、できにゃいのじぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁ!おしょーしゃんも、いっしょににげるのじぇぇぇ!」 何やら、臭い芝居を始める親子ゆっくり。 踏まれている親まりさに、一緒に逃げようと無茶な事を言う子まりさ。 親まりさはそんな子まりさを、軽く突き飛ばす。 「さあ、いくんだぜ!おちびちゃんは、もうりっぱなゆっくりなんだぜ!おとーさんなら、だいじょうぶだぜ!またあえるんだぜ!」 「ゆびぇぇぇぇん!おちょーしゃぁぁぁん!………わかったのじぇ!まりちゃ、いくのじぇ!おちょーしゃん、またあおうのじぇ!」 泣くのを止めて、涙目でキリッと格好つける子まりさ。 親まりさはそれを優しい目で見守る。 男が、何故それに突っ込みを入れないかは分らないが、安っぽい芝居を黙って見ている。 やがて、子まりさが跳ねだした。 親まりさは、それを寂しそうな顔で見守る。 「おちびちゃん、げんきでだゆげぇぇ?!ゆびゃん!いだいぃぃぃぃ!やべでぇぇぇぇ!ゆぎぃ!ゆっごおぉ?!………」 親まりさの悲鳴、うめき声を後ろに聞きながら、それでも振り返る事無く子まりさは跳ねていった。 「どーしてなのじぇ?!ここはまりちゃと、おとーしゃんのおうちなのじぇぇぇぇ!」 「ゆゆ?なにいってるの?ここは、れいむがみつけた、れいむのための、おうちだよ!へんなこという、まりさは、さっさときえてね!」 泣きながら、家に帰ってきた子まりさ。 だがすでに別の野良ゆっくりが、家として使っていたダンボールの中で鎮座していた。 「どーしちぇなのじぇぇぇ!ゆえぇぇぇん!まりちゃのおうちぃぃぃ!」 「ゆゆ?こまったこだね…ゆ!そうか、おちびちゃんは、みなしごさんだね!ゆっくりのるーるを、おそわってないんだね!れいむがゆっくり、おしえてあげるよ!」 それからしばらくの間、親切な野良れいむが、泣き続ける子まりさをなだめる様に、ゆっくりのルールと言う物を教えていた。 だがれいむが語る話は、既に子まりさが知ってるものばかり。 「そーいうわけだよ!わかった?おちびちゃん。ゆっくりのるーるーをやぶるのは、ゆっくりできないんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「ゆびぇぇぇん!でも、ここはまりちゃたちが、すんでいたのじぇぇぇ…おうちを、かえしちぇよぉぉぉ!」 「なにいってるの?ここはれいむが、みつけたんだよ!ゆっくりできないおちびちゃんだね!えいむがおこるまえに、どこかにいってね!」 子まりさは、れいむに揉み上げで叩かれ、コロコロと転がった。 「ゆわぁぁぁぁん!どぼしちぇなのじぇぇぇぇぇ!ひどいのじぇぇぇぇ!ひどいのじぇぇぇぇ!」 叩かれた痛みなのか、お家を盗られて悔しいのかは解らないが、子まりさは大声で泣いた。 そんな子まりさを見ていたれいむが、ダンボールハウスの奥にしまってあった木の枝を取り出すと、子まりさに近づいていった。 「うるさいよ!これじゃまるで、れいむが、わるいことしてるみたいでしょぉぉぉ?!さっさとどこかにいかないと、こいつでちくちく、ぷすぷすするよ!」 れいむはそう言うと、枝で軽く子まりさを突付いた。 子まりさは、必死に跳ねて何処かへ逃げていった。 「ゆぅ…しゃむいのじぇ…くやちいのじぇ…かなちいのじぇ…おなかすいちゃのじぇ…むーしゃ、むーしゃしちゃいよ…おちょーしゃ…ん」 何処で拾ったのか、新聞紙に包まって震えている子まりさ。 公園の公衆便所の裏で、ガタガタと振るえながら夜を過ごす。 何時もなら、古びた雑巾に包まって寝る事が出来た。 何時もなら、そばに父のぬくもりを感じでいる事が出来た。 何時もなら、僅かではあったが、ご飯を食べる事が出来た。 そう考えると、悲しくて悲しくて涙が止まらなかった。 翌朝、空腹で目を覚ました子まりさ。 あたりを見渡し植え込みの中に、申し訳なさそうに生えている雑草を見つけて、朝食にしていた。 「ゆぅ…にーが、にーが、ふしあわしぇぇぇぇ…ゆえぇ…」 普段良く口にする、苦い雑草の味。 何時もは父と一緒にそれを食べていたから、多少気が紛れていたのだが、今日は一人ぼっち。 そのせいか、苦味も普段より濃く感じていた。 「しゃむいのじぇ…やっぱり、あたらしい、おうちをみつけなくちゃ、だめなのじぇ…」 何とか空腹を満たした子まりさは、新しいお家を探す事にした。 だが、ゆっくりが住める場所など、簡単に見つかるわけもない。 「なにしてるの?!ここは、ありすのおうちよ!きたないまりさは、でていってね!まったく、とかいはじゃないわ!」 「ゆえぇぇん!どーしちぇぇぇぇ!まりちゃが、さいしょにみつけたのじぇぇぇぇ!おうちしぇんげんも、したのじぇぇぇ!ゆっくちのるーるじゃないのじぇ~?!」 頑丈な木箱を見つけた、子まりさ。 だがすでに、ありすが家として使っており、帰って来たありすに追い払われる。 確かに子まりさが、「最初」に見つけたし、「お家宣言」もした。 ゆっくりのルールとしては、間違っていないだろう。 だが子まりさには、まだ知らないルールがあった。 「だまりなさい、いなかものまりさ!ここはありすのおうちよ!いたいおもいをしたくなかったら、さっさとどこかにいってしまいなさい!」 「ゆびぇぇぇぇん!いじわるなのじぇぇぇぇ!まりちゃ、どーしちゃらいいのじぇぇぇぇぇ?!」 「弱肉強食」、それはゆっくりにも適応されるルールなのである。 どんなにゆっくりのルールを厳守しても、弱ければ意味がないのだ。 子まりさは、泣く泣く何処かに跳ねていった。 人間にとっては、それほど広くないこの公園。 しかも人通りも滅多になく、野良ゆっくりにとっては住みやすい場所だ。 それでも、ゆっくりにはかなり広い。 子まりさにとっては途方もない広さなのだが、それでも野良ゆっくりが住めるような場所は限られている。 だがそんな場所にはもうすでに、他の野良ゆっくりが居を構えていた。 それを力で覆せる事が出来ない子まりさにとって、この公園で暮らす事は困難を極めた。 「ゆえぇぇぇん!こーえんしゃん、いじわりゅしないでよぉぉぉ!!まりちゃを、ゆっくちさせちぇよぉぉぉぉ!!」 耐え切れなくなった子まりさは、大きな声で泣き叫ぶ。 まるで駄々をこねる子供のように、地面をコロコロと転がりおさげをぶんぶん振り回す。 「やだやだやだぁぁぁ!いやなのじぇぇぇぇぇ!!ゆっくちしちゃい!ゆっくちしちゃい!ゆっくちさせちぇよぉぉぉぉぉ!!」 しーしーを漏らしながら、まるで水揚げされた魚のように飛び跳ねる子まりさ。 誰もそんな子まりさを、助けようというものはいないし、声をかけるものもいない。 「ゆ…おちびちゃ…ん…まりさの、おちびちゃんなんだぜ?…良かった、無事だったんだぜ?」 ところが、そんな子まりさに声をかけるゆっくりが現れた。 「ゆびぇぇぇ…ゆぅ?だーりぇ?………ゆ…?!………ゆゆ?………おちょーしゃ?…」 両目を真っ赤に腫らした子まりさが見たものは、何とあの時別れた親まりさだった。 帽子が多少ボロボロになっている気もするが、確かに親まりさだと確信する子まりさ。 子まりさは、元気良く親まりさの元に跳ねていった。 「おちょーしゃぁぁぁん!あいちゃかったのじぇぇぇぇぇ!さみしかたのじぇぇぇぇぇ!!」 「大丈夫だよおちびちゃん、もう心配しなくていいよ!悪い人間はどこかに行ったよ!」 子まりさは、親まりさに寄り添ってゆんゆんと泣いた。 「なんつって…ね」 急に親まりさの帽子が、ハラリと地面に落ちた。 泣いていた子まりさも、それに気がつき帽子を見る。 「おちょーしゃ、ぼーしがおちたの………じぇ?………」 そう言って、親まりさの顔を見た子まりさは固まった。 優しく微笑んでいたはずの、親まりさの顔は真っ白に変っていたのだ。 「ははっ!こんなので騙されるんだ。ゆっくりってやっぱりアホだな」 子まりさが声が聞こえる方を見ると、そこには一人の人間が立ってた。 「よう!元気だったか?やっぱり、子ゆっくりの行動範囲は狭いな。これなら発信機をつける必要はなかったな」 男はそう言うと、子まりさを持ち上げ背中をつねった。 「ゆっぴゃ!いちゃい!なにするのじぇ!おちょーしゃん、こいつやっつけちぇよぉぉぉぉぉ!」 子まりさは体をブリブリと振りながら、親まりさに助けを求める。 子まりさにつけた発信機を回収した男は、そんな子まりさを面白そうに眺めた。 「ははは!お前、まだそんな事言うのか?あれは、お前の親じゃないぞ?バレーボールだぞ?まあ、言っても分からないか」 男はそう言うと、子まりさを地面に置いた。 子まりさが改めてバレーボールを見ている間に、男は持っていた袋から何かを取り出した。 「こんなになってるんだが、解るかな?ほら、これ何だと思う?」 「ゆ?なんなの…じぇ…こりぇ?」 子まりさの目の前に置かれたのは、ビンの中に液体と共に浮かんでいる2つの丸い物体。 他にも、瓶詰めになっている物が並べられていた。 複数の白い塊、赤い分厚い物、肌色の皮、黒い物、黒い丸い塊、金色の髪、金髪のお下げ。 「やっぱりこれがないと駄目か?ほら…」 男は大小さまざまな大きさのビンの前に、親まりさの帽子を置いた。 「ゆ?…これ…ましゃか………そんなこちょ………うしょ……!」 「おぉ!流石に解ったか?そうです!あなたの親です!おちょーしゃんですよ!!」 子まりさは、引きつった顔でガタガタと震えだす。 「なんで?どーなっちぇるの…」 「あぁ、親切に説明してやるとだな。あの後お前の親を持って帰った俺はな、お前の親を生きたまま解体したんだよ。どうだ?綺麗に分けてあるだろ?」 それを聞いた子まりさの頬を、涙が伝う。 男はなおも続けた。 「いやー、最近ゆ虐もマンネリ気味だったんでね。ちょっと手を掛けてみたんだよ。子ゆっくりを、絶望のどん底に突き落としてみたくなってね。 だから、お前を逃がしたのもワザと。ゆっくりごときが、人間から逃げられる訳がないだろ?」 「…しょ………うしょ………うしょなの………うしょなのぉぉぉぉ!おとーしゃん、へんじをしちぇよぉぉぉ!にんげんしゃんを、やっつけたんでしょぉぉぉ!!」 「はははっ!いい顔になったな。よしお前、俺の飼いゆっくりにしてやるよ!安心しな、殺しはしないさ!」 男は、何時までも泣き続ける子まりさを持って帰った。 「へー、これがその子まりさか。本当にいい表情をしてるな。絶望の中の希望を潰す、か。いい出来だな」 「だろ?傑作だろ?この『おうち』の出来もいいだろう?」 男は得意そうに、友人に子まりさを見せる。 子まりさは、透明な箱を改装した「おうち」の中を、力なく這っている。 その表情はとても暗いのだが、口だけはだらしなく開いて何故か笑っている。 背中には、男特製のオレンジジュースのボンベを背負っており、それが点滴の様に絶えず子まりさに栄養を補給していた。 「おうち」の床には、金色のフサフサした絨毯。 壁は3面肌色の壁紙で飾られており、赤くて分厚い物が壁に掛けられている。 白い塊で作られたベットには、これまた金色の毛で編んだ布団が置いてある。 インテリアには、ビンの中に浮かぶ2つの丸い塊と、四角い透明な小箱に入ったゴルフボールくらいの黒い塊。 天井には、黒と白の布のカーテン。 「これ、良いな!ステキなゆっくり再利用だな。俺もやってみよう!」 男の友人は、子供のように目を輝かせて見入っている。 男も、その様子に満足そうに笑う。 「ゆびゃ…びゃ…おちょーしゃ…いつも…いっしょ…ゆけけ…ゆびぃ…ゆえぇ…」 子まりさは、そんな男たちに気がつかないのか、見えていないのか、ただ、虚ろな顔で「おうち」の中をウロウロと徘徊していた。 完 徒然あき 挿絵:
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『野良ゆが虐待お兄さんに目をつけられる話2』 11KB 虐待 観察 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 続き 野良ゆが虐待お兄さんに目をつけられる話 2 anko4164 「野良ゆが虐待お兄さんに目をつけられる話 1」の続きです。 ※割と善良なゆっくりがひどい目に合います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆっぐ...しゃみゅい...しゃみゅいよおお....」 時は夜。 路地裏のダンボールから声が聞こえてくる。 親まりさ、親れいむ、子まりちゃ、子れいみゅ、の四ゆん一家である。 この一家、夕方に虐待お兄さんの虐待を受け、 おうちこそ奪われなかったものの、食料や寝床を軒並み奪われてしまったのだ。 おまけに親まりさはお兄さんの度重なる殴打により重症、 子れいみゅは、一生うんうんを漏らし続ける障害を負ってしまった。 「おちびちゃん...すーりすーりしようね」 一家は身を寄せ合い、寒さを必死にこらえていた。 虐待お兄さんの襲撃を受けた後、一家はおうちを元に戻した。 既に夜遅く、狩りに行くには危険だったので今日は寝ることにしたのだ。 「ゆっぐ...ゆっぐ...しゃむいよお... どうしちぇまりちゃがこんにゃめに....」 「ゆぐ...ゆぐ....」 虐待お兄さんにふーかふーかなお布団を持っていかれたため、 一家は夜の寒さを直に感じていた。 ダンボールのおうちはところどころスキマがあり、 そこから風がびゅうびゅう入ってくる。 入り口には、けっかいっ!が張られているが、 そこから時折強風が入り、一家の体温を奪う。 足元はダンボールが、コンクリートの底知れぬ冷たさを吸収し、 一家の足元を冷やす。 親まりさ、親れいむ、子まりちゃ、子れいみゅ、は身を寄せ合い、 餡子も凍るような夜の寒さをしのぐのであった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆゆ~ん、あさだよ...ゆっくりしていってね!」 「ゆ...?....ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ゆっふひ......」 親れいむが起きると、一家も眠りから目を覚ます。 子れいみゅは回復しており、あにゃる以外は良好となっていた。 親まりさも、お兄さんに殴られた腫れはずいぶん引き、 多少ならしゃべれるようになっていた。 「おかーしゃん...まりちゃ、おにゃかぎゃすいちゃよ!」 「れいみゅも、おにゃかぺーこぺーこじゃよ!」 「ゆゆっ!」 昨日の出来事を忘れたかのように、子ゆっくり達が元気な声で空腹を訴える。 しかし備蓄していた食糧は、虐待お兄さんに捨てられたため、 一家はまったく食料を持っていなかった。 「まりさ、れいむはかりにいってくるよ!」 まりさはまだ、狩りに行くほどには回復していなかった。 それを見て、親れいむが狩りに行くことを提案した。 「ゆふ...ほめんへ...へいふ....」 「ゆふん!これでもまりさとけっこんっ!するまえは れいむもかりのめいっゆんっ!だったんだよ!」 「まりさは、おちびちゃんのせわをおねがいね!」 「ゆふ...」 そういうと、親れいむはおうちのけっかいっ!を閉じ、 狩りに行った。 「ゆふふ、かりにいけないおっとのかわりに、たべものをもってくるよ! れいむ、りょうっさいっけんぼ!でごめんね!」 てゆん。 てゆん。 親れいむの足音が遠ざかっていった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一方、おうちに残った親まりさと、子まりちゃ、子れいみゅ。 「きのうのくしょにんげんはなんなのじぇ! かとうせいぶちゅのぶんじゃいで、ゆっくちにかかわちゃいけにゃいって しらにゃいのじぇ?あんこのうなのじぇ?」 昨日、親まりさすら手も足もでなかったことを忘れ、 お兄さん相手に憤る子まりちゃ。 「ばきゃはばきゃなりに、まりちゃたちをゆっくちさせりぇばいいにょに、 どうしちぇゆっくちさせにゃいんだじぇ! あちゃまのたりにゃい、くしょどりぇいに まりちゃがみぶんのちぎゃいをおしえちぇやるんだじぇ!」 ぽゆん、ぽゆん、と体当たりする素振りを見せる子まりちゃ。 「でもにんげんは、ばきゃのぶんじゃいでちかりゃだけはちゅよいんじゃよ まりちゃじゃかちぇにゃいよ....」 子れいみゅのほうは、昨日の虐待の後遺症のおかげか、 お兄さんの強さだけは理解しているようだ。 「にゃにいっちぇるんだじぇ!まりちゃはさいっきょうっ!なんだじぇ! これまじぇのゆんせいでたくわえちぇきちゃゆっくちをちゅかえば、 あんにゃゆっくちしちぇにゃいくしょにんげんごちょき、ぼりょぞうきんにできるんだじぇ!」 そういうやいなや、子まりちゃはおうちを飛び出し、 昨日のお兄さんを探しに行った。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― てゆん てゆん 「ゆっ?」 「あれーきのうの子まりちゃじゃないか! 今から君のおうちに行こうと思ってたんだよ!」 昨日のお兄さんを探していた子まりちゃ、 しかしお兄さんもまた、子まりちゃのおうちに向かっていたようだ。 「ゆっぴぃぃ!まりちゃのたきゃりゃものをかえちゅんだじぇぇぇぇ!」 ケツをぶりぶり振りながらお兄さんを威嚇する。 「え?やだなあ、あんなゴミ、すぐ捨てちゃったよ」 「なんちぇこちょすりゅんだじぇぇぇぇ まりちゃのゆっくちをうばっちゃばちゅを そのみにおもいしらせちぇやるんだじぇぇ!」 ぽすっ ぽすっ 遊んでいるとしか思えないような、かわいらしい音で、 まりちゃがお兄さんの靴に体当たりをしかける。 「まりちゃのゆっくちパワーで、 ゆっくちしちぇにゃいくしょにんげんごちょき、しゅんっさつっ!なんだじぇぇぇ!」 「ん~元気だね~ それじゃ、今日は子まりちゃ君と遊ぼうかな」 「じねっ!じねっ!ゆ”っ...!?」 お兄さんはそういって子まりちゃをいともたやすく掴むと、 ポケットからチャッカマンを取り出す。 「ゆ虐7つ道具~チャッカマン~! これで子まりちゃ君を足焼きするよ!」 ドラえもんのようなふざけた声を出しながら、 お兄さんはチャッカマンに火をつけ、子まりちゃの足を炙る。 「はなちぇぇぇ!きちゃにゃいてでまりちゃに.....ゆぎいっ!」 子まりちゃの足を、今まで経験したことのない痛みが走る。 足をもるもる振って火から逃げようとするが、 お兄さんの握り方はうまく、子まりちゃは足を振って痛みから逃れられない。 ぼぉー チリチリ 「ゆぎょおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!! まりちゃのあんよぎゃあああああああああああ!!!!! まりちゃのおおお!!!!あんよぎゃあああああああ!!!!」 800℃以上の温度が、子まりちゃの足を焼き尽くし、 体内の餡子をも蹂躙する。 「ゆびょおおおおおおおおおおおおお!!!! ごべんなざいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!! ばりじゃぎゃああああああああああああああああ!!!」 お兄さんは子まりちゃの底をまんべんなく、そして丁寧に炙る。 焼き饅頭の香ばしい甘い匂いが、お兄さんの鼻に入る。 「わりゅがっじゃでじゅうううううう!!!!! たじゅげじぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 子まりちゃの目は右へ左へグルグル周り、 子まりちゃのブルブル震える体から、痛みを逃れようとする思いがお兄さんに伝わる。 火は既に、子まりちゃの底の表皮だけでなく、餡子までも焦がし、 痛みが子まりちゃの体を駆け巡っている。 たっぷり三分、子まりちゃにとっては永遠とも思えた時間が終わる。 「ゆ”ぎ.....ゆ”っ....」 子まりちゃの底は真っ黒く焼け、もはや回復の兆しは無い。 「やっぱりあんよ焼きは基本にして最高だよね ゆっくりに絶大なダメージを与え、かつ一生歩けない絶望を与える。 新参者はあんよ焼きをおろそかにするから困る。」 そう言いながら、お兄さんはオレンジジュースを スポイトから垂らし、子まりちゃを回復させる。 「ゆぴっ....ゆぴっ...まりちゃの....まりちゃの....あんよがぁぁぁ ゆっくちいちのしゅんっそくっ!をほこりゅ....あんよなんじゃよ...? しぇきゃいのざいっさんっ!なんじゃよ? ゆっぐ...ゆっぐ...ゆっくちかいのきちょうなざいっさんっ!が奪われちゃんじゃよ? どぼじでぇ....どぼじでぇ...」 子まりちゃは泣いた。一生、走ることはおろか、歩くこともできないのだ。 親がいなければおうちを出ることもできない。親が亡くなれば自分はどうやって生きるのか。 当然狩りなどすることはできない。親まりさのような狩りのめいっゆんっ!になる夢が絶たれた。 「それじゃ、子まりさ君、次はお帽子を破壊しようか!」 「..............ゆっ!?」 「子まりさ君のお帽子を破壊するって言ったんだよ、 理解できりゅ?頭に餡子はいっちぇりゅ?」 そう言うとお兄さんは、子まりちゃからお帽子を奪った。 「かえすんだじぇ!かえすんだじぇ! しょれはにんげんごちょきが、ふれちぇいいものじゃないんだじぇ!」 あんよが動かないので、舌を伸ばしてお帽子を取ろうとするが当然届かない。 「お帽子さんを破るよ!それ、びーりびーり!」 「まりちゃのおぼーちが....おぼーちがああああああ!!!!」 お兄さんが子まりちゃを掴みながら、器用に両手でお帽子をこまごまと破る。 「まりちゃのおぼーちぃぃっぃぃぃぃぃぃ!!!! しりょいくものように、けぎゃれのにゃいじゅんぱくのおりびょんぎゃあああああああ!!! てんにそびえたつ、くろききょとうのようにゃピンとしちゃてっぺんぎゃああああ!!!! まりちゃの、さいっきょうっ!にしてきゅうっきょくっ!のおぼうちぎゃぁぁっぁぁ!!!」 「はい、終わり。お帽子の先端だけ残しといたから、それかぶってね」 そういうとお兄さんは3ミリほど残ったお帽子の先端部分のトンガリを子まりちゃにのせようとする。 「ゆえぇぇぇぇぇん!まりちゃのぉぉぉぉ!まりちゃのしゅてきなぁぁぁぁ!とってもしゅてきなおぼーちぃぃぃぃ!」 「あ、そうだ、その前に髪の毛むしっとかないとね」 ぶちぶち 「まりちゃのかみのけぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!!! せきゃいがしっちょするさりゃさりゃへあーぎゃぁぁっぁぁ!!!! じゅんきんにもおとらぬ、みわきゅのきんぱちゅへあーぎゃぁぁぁっぁぁぁ!!!!」 「それじゃとどめに繁殖しないようにしとくか!」 赤まりちゃが嘆いてる中、お兄さんはポケットから半田ごてを取り出す。 「それ!」 「ゆぴぴぴぴぴぴぴぴぴっいいいいいいい!!!!!!! まむまむぅ!!まむまむがああああ!!!!!」 半田ごての先端を、子まりちゃの閉じきった小さなまむまむに強引に突っ込む。 400℃の鉄の塊が、子まりちゃのまむまむを焼き尽くす。 「あじゅいいいいいいいいいあじゅいいいいいいい!!!! まりちゃのおちびちゃんがああああああああ!!!!! まりちゃのゆっくちをうけちゅぐ、ゆっくちしちゃおちびちゃんぎゃああああああああ!!!!!」 本来体内に入るはずのない、太く硬い塊が、 まりちゃのまむまむに、そして体内に、ジンジンとした強烈な痛みを与え続ける。 「素晴らしい、美しいよ、その苦しみにゆがんだ顔。 それでこそお兄さんもサービスのしがいがあるってもんだぜ。」 お兄さんは半田ごてを、ぺにぺにのように出し入れする。 「ゆ”っ...ゆ”っ...うごぎゃじゃっ...ゆ”っ... にゃいでっ...ゆ”っ...ゆ”っっっ......」 まりちゃはその鈍い痛みを3分間しっかり味わった。 足を焼かれ、髪をすべてむしられ 帽子をちぎられ、まむまむを破壊された、子まりちゃ。 「まりちゃ....まりちゃ....あんにゃにゆっくちしてちゃにょに・・・ どぼじでゆっくじじでにゃいくじょにんげんにゃんかに・・・」 「笑えますねぇ、今までゆっくりしてきたさいっきょうっ!の君は満身創痍。 一方ゆっくりとやらをしていない私は無傷。 随分と差がつきました。悔しいでしょうねぇ。」 「ゆっぐ...ゆっぐ...」 「そいじゃ、お兄さんはこの辺で!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一方こちらは一家のおうち。 親れいむは狩りと称したゴミ漁りから帰ってきているようだ。 「ゆゆ~ん、おちびちゃんがしんぱいだよ...」 ひょいっ ぺちゃっ おうちの入り口から、何かが投げ入れられる。 「ゆ...ゆわわわわわわ!」 「ゆぴっ....ゆぴっ...」 それは、足を焼かれ、髪をすべてむしられ 帽子をちぎられ、まむまむを破壊された 子まりちゃであった。 「おちびちゃんんん、おちびちゃんん」 「ゆっぐ...ゆっぐ...まりちゃもうゆっくちできにゃいよおぉぉ...ゆっぐ...ゆっぐ」 足が動かず、かりのめいゆんっ!にもなれない。 さいっきょうっ!にもなれない。 子供が産めず、子孫を残すことすらできない。 ゆっくりのすべてが拒否された子まりちゃに 輝かしいゆん生が残っていないことは明白だった。 続く。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 続き物だけれど全然ストーリー性ないなって気づいた。
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『まりちゃのたからもの』 11KB いじめ 小ネタ 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです。 「ゆわぁぁぁ!なにこりぇぇぇぇ?!とーってもきらきらしてるのじぇー!!」 一匹の子まりさが、落ちていたおもちゃの指輪を見つけた。 生まれてずっと野良生活をしていた子まりさには、それはとても珍しくステキな物に見えた。 「ゆゆ~~ん!すごいのじぇー!どーしちぇきらきらしてるのじぇー?!まりちゃのおめめみたいに、きらきらしてるのじぇー!!」 金メッキとプラスチックの宝石の輝きに目を奪われる子まりさ。 ユラユラと体を揺らしながら、幸せそうに指輪を眺めて微笑む。 指輪の周りを円を描くように移動して、いろいろな角度からその輝きを楽しむ子まりさ。 「ゆっくちー!これはゆっくちしたまりちゃに、かみしゃまがおくりものをくれたのじぇー!まりちゃはきーっと、かみしゃまにとっても、とくべつなそんざいなのじぇー!!」 子まりさは満面の笑みを浮かべると、指輪を拾って帽子の中にしまう。 そして楽しそうに跳ねながら巣に戻っていった。 「ゆわぁぁぁ!しゅごいしゅごーい!とーってもきれいだにぇ!まるでれーみゅみたい!ゆっくちー!とーってもゆっくちできりゅねぇ!」 「ゆふふ!どーなのじぇ!すごいのじぇ?これはまりちゃがみつけたのじぇ!おたからしゃんなのじぇ!ゆっへん!まりちゃはすごいのじぇ!!」 子まりさはダンボールの巣に帰ると、早速拾ってきた指輪を姉妹の子れいむに見せびらかす。 子れいむは見た事も無い指輪の輝きに感動し、思わずしーしーを漏らして揉み上げをワサワサと震わせる。 子まりさはそんな子れいむの反応を見て、満足そうにふんぞり返るとキリっと眉毛を釣り上げた。 「れーみゅ、これ、とーってもきにいっちゃよ!これをれーみゅのたからものにしゅるよ!ゆっくちかんしゃしちぇね!」 「なーにいってるのじぇ!これはまりちゃのみつけた、まりちゃのたからものなのじぇ!どーしてそれをほしがるのじぇー!!」 「ゆゆぅ?!おねーちゃん、どーしちぇそんなこというにょぉぉ?!ひとりじめはゆっくちできにゃいよ!れーみゅおこるよ!ゆっくちぷんぷくりーん!」 「ゆゆゆぅ?!まりちゃだっておこりゅよ!ぷくーしゅるのじぇ!ぷっぷくぷー!!」 突然の子れいむの宣言に驚く子まりさ。 指輪をすぐに自分の元に引き寄せると、子れいむを睨みつける。 だが子れいむも子まりさを睨み返すと、頬に空気を溜め込んで怒りを顕にする。 それを見た子まりさも、対抗するかのように膨れ上がるとお下げをブンブン振り回して子れいむを威嚇する。 両者一歩も譲らずに、黙ったまま睨み合いがが続いた。 「ゆっくりただいま!ゆゆっ!なにしてるの、おちびちゃん!けんかしただめだよ!ゆっくりできないよ!!」 そこに沈黙を破るようにして現れたのは二匹の親であるれいむ。 親れいむは二匹の頭に揉み上げを乗せると、そのまま撫でるように揉み上げをワサワサと振るわせる。 「どーしてけんかしてたの?おかーさんにはなしてね!おかーさんが、なんでもかいけつしてあげるよ!すーぱーしゅふでごめんね!!」 親れいむは二匹の顔を覗き込むと、眉毛を吊り上げて得意そうに仰け反った。 「ゆゆぅ…そーいうことだったんだね!おちびちゃんたちが、しんぐるまざーでたいへんなおかーさんに、ぷれぜんとをくれることで、もめていたんだね!!」 『ぜんぜんちがうよ(のじぇ)ー!!』 「ゆふふ!てれなくてもいいよ!このたからものは、おかーさんがありがたくもらうよ!しんぐるまざーでごめんね!いいこをもつとつらいね!!」 にんまりと笑いながらそう親れいむ。 元々ゆっくりは物事を自分に都合の良い様に解釈し、それを自分勝手に話す。 相手が聞きやすいようにとか、解りやすい様に考えて話す事などしない。 そんな、人間でも難解なゆっくり独自の思考による言い訳を、ゆっくりが正確に理解出来るはずもない。 だから話を聞いているゆっくりも、自分に都合の良い様に解釈する。 その結果出た答えがこれなのであるが、子ゆっくり達が納得するはずもない。 二匹の子ゆっくり達は頬を膨らませて抗議するが、親れいむはすっかり上機嫌。 自分の為に喧嘩する健気な子供達だと本気で感心し、そんな幸せな自分に酔いしれるように体を揺らして満足そうに微笑む。 「ゆゆぅぅぅ!ちがうっていってるのじぇー!これはまりちゃがみつけっていってるのじぇー!どーしてわかってくれないのじぇー!ゆっくちぷんぷーん!!」 「そーだよ!それはまりちゃの宝物だよ!だからおにーさんがありがたく貰ってあげるよ!ゆっくり感謝してね!!」 『ゆゆぅ?!』 突然の声に驚くゆっくり親子。 親子はそのまま声のする方、ダンボールハウスの入り口の方を見る。 そこには一人の青年が、まるで子まりさが指輪を見つけた時のように目を輝かせて一家を見ていた。 「ゆゆぅ?!なんなのじぇー!くしょにんげんなんか、およびじゃないのじぇー!あっちにいくのじぇー!しっしっなのじぇー!」 「ゆゆっ!?さすがれいむのおちびちゃんだよ!れいむのために、くそにんげんとたたかってくれるんだね!いさましいよ!でんせつのえいゆうだよ!もつべきものは、ゆっくりしたおちびちゃんだよ!!」 青年に対して苛立ち、お下げをブンブン振りながら頬を膨らませて怒る子まりさ。 親れいむは自分の為に怒っていると勘違いし、出来の良い我が子に感動している。 青年はそんな親子の反応を見ると、満足そうに微笑みながら子まりさを摘み上げ、ダンボールハウスから取り出す。 「ゆわーい!まりちゃ、たからもののちからで、おしょらをとんでるのじぇー!!これはやっぱち、ゆめのたから…ゆうぅぅ?!なにしゃわってるのじぇ、このくしょにんげん!まりちゃをはなしゅのじぇー!!」 子まりさは突然の浮遊感に両目を輝かせてはしゃぐが、すぐに青年に向かって罵声を浴びせる。 だが青年は顔色一つ変えずに、子まりさがお下げで持っていた指輪を取り上げる。 「ゆゆぅ!なにしゅるのじぇー!それはまりちゃのたからものなのじぇー!かえすのじぇー!かえすのじぇー!」 「こんなゴミが宝物なのか?まりちゃは安上がりで良いねー」 子まりさは体をグネグネと動かしながら、お下げを振り回して無駄な抵抗をする。 青年はそんな子まりさの様子が楽しくて仕方ないらしく、わざと子まりさに見せびらかす様に指輪を近づけたり離したりする。 「ゆがぁぁぁぁ!くしょにんげんには、かちがわからないのじぇー!くしょにんげんには、もったいないのじぇー!かえしゃないとおこるのじぇー!ぷんぷんなのじぇー!!」 「もう怒ってるんじゃないの?だから価値はないって言ってるだろ?ゴミだよゴミ。ゴミまりちゃちゃんは、家族もゴミ、宝物もゴミなんだね」 「ゆゆぅ!ききずてならないよ!れいむはせかいのたからものだよ!ていせいしてね!!」 「しょーだよ!ぷりちーなれーみゅは、えーげかいのしんじゅだよ!しぇかいのほーしぇきだよ!ぷんぷんぷん!」 ダンボールハウスの中から様子を見守っていたれいむ親子は、青年の言葉に腹を立てて入り口付近までやってくる そして青年を睨みつけながら、揉み上げをワサワサと動かして威嚇する。 「ゴミがゴミ箱から出てきたよ!ゴミはゴミらしく黙ってゴミ箱に入っていてね!!」 「ゆっがぁぁぁぁ!なにいって 『ドカッ!』 ゆべばっ?!」 「ゆゆっ?!おかーしゃ 『グチャ!』 ちゃばべ?!」 青年はそう言うと、親れいむと子れいむをダンボールハウスの奥に蹴り飛ばした。 蹴りを喰らった親れいむと子れいむは、餡子を吐いて呻き声を上げながら、コロコロと狭いダンボール内を転がる。 青年はれいむ親子がダンボールの奥まで転がったのを確認すると、入り口が空を向くような形でダンボールを起こした。 「ごじゃば?!ゆぼご!なにごれぇぇぇぇ?!」 「ちゅびゃびゃ!ぶびぃ!おかーしゃ、おもいぃぃぃ!ちゅぶれゆぅぅぅぅ!」 「これで大分ゴミ箱らしくなったよ!ゴミはゴミ箱の中で大人しくしていてね!!」 急にダンボールを起こされたせいで、親れいむはあんよが上を向いた状態になってしまう。 転がって体勢を立て直そうとするが、狭いダンボール内ではうまく動けずに子れいむを潰しそうになる。 青年はそんな親子を満足そうに眺めると、ポケットからペンチを取り出して子まりさの持っていた指輪を挟んだ。 「ゆゆっ?!なにしょれ?しょれでまりちゃのたからものに、なにをするつもりなのじぇ?!ふざけたことしゅるなら、まりちゃがせーしゃいしゅるのじぇ!!」 「あれ?宝物の事は気になるのに、家族の事はどうでもいいの?やっぱりお前の家族はゴミだったんだね!!」 「ふざけるにゃぁぁぁぁ!ごみはおまえなのじぇー!!ゆるしゃないのじぇー!ぶっころしてやるのじぇー!!」 「おぉ、怖い怖い!あんまり怖いから、おにーさんはまりちゃの宝物を壊すよ!」 青年の言葉に腹を立てた子まりさは、ブリブリと尻を振りながらお下げで青年の手を叩く。 当然青年には何のダメージも与えられてはいないのだが、青年はワザとらしく怖がったふりをするとペンチを持った手に少しずつ力を入れる。 指輪は音を立てて軋み、少しずつ変形していく。 ペキ……ペキペキ……パキ! 「ゆっ?ゆゆっ?ゆゆぅぅぅぅぅぅ?!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁ!まりちゃのたからもの!きらきらたからものしゃんがぁぁぁぁぁぁ!!」 そしてついに男の力に負けてリングが完全にぺしゃんこ潰れてしまう。 子まりさは何が起こっているのか理解出来ないでいたが、指輪が完全に潰れたのが分かると涙を流して大声で叫んだ。 「ゆびゃぁぁぁぁぁ!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁ!まりちゃのたからものがぁぁぁぁぁ!ゆっくちなおってね!ぺーりょ、ぺーりょ…」 「はははっ!いい顔になったね!やっぱりまりちゃは泣いているのが一番良いよ!もっと泣いてね!もっと叫んでね!もっと悔しがってね!!」 子まりさは潰れた指輪に向かって、必死に舌を伸ばして舐めようとする。 だが子まりさもペンチも青年が手に持ったまま。 当然舌が指輪に届く事はなかった。 「ゆえぇぇ…どーしちぇこんなことしゅるのじぇ…まりちゃ、なんにもわるいことしちぇないのじぇ…」 「はははっ!出たねお決まりのセリフ。どうしてって?そりゃ俺は、ゆっくりをぬるーくいじめるのが大好きだからだよ!それに制裁は無理だよ!ゆっくり理解してね!!」 両目を涙で潤ませた子まりさは、ブルブルと震えながらもキリッと眉毛を釣り上げて青年を睨む。 青年はそんな子まりさを楽しそうに見つめると、子まりさを持った手に少しずつ力を込める。 「ゆっぐぇぇぇぇぇ…なにこりぇ…くるぢぃぃぃぃ!ゆぶぶぶぶ…」 子まりさは突然の圧迫感に顔を歪め、口の中に押し寄せてくる餡子を吐かないように必死に歯を閉じる。 ミチミチと体が軋み、頬に収まりきらなくなった餡子が歯の隙間からこぼれ始める。 青年はそんな子まりさの額に、でこピンを数発お見舞いする。 「ゆびゃ!いちゃ!ぐべぇ!げぼぼぼ!ゆっげぇぇぇぇぇ!!」 子まりさは、あまりの痛みに思わず口を開けて叫んでしまう。 そのせいで餡子を吐き出し、苦しさのあまり思わずしーしーを漏らしてしまう。 「げへっ!がはっ!ゆべぇ!ゆっくち!ゆっくち!もうやめでぇぇぇぇ…いちゃいのも…くるちーのもいやなのじぇ…ゆっくちしちゃい…がはっげぼっ…」 「だから言っただろ?弱い弱いゴミ虫まりちゃに、せーさいなんて無理だって。ゴミ虫まりちゃは、下を向いて泣きながら地面を這っているのがお似合いだよ!」 青年にそう言われて悔しそうに唇を噛む子まりさ。 だが子まりさにこの苦しみから逃れるすべはなく、ただポロポロと涙を流して震えるだけだった。 「じゃあ、おにーさんはそろそろお家に帰るよ。ステキな泣き顔をありがとう!ゴミまりちゃは一生そこで悔しがって泣いていてね!」 「ゆげぇ!なにこりぇぇぇぇ!くっしゃい!くっしゃいぃぃぃぃ!!」 青年は子まりさを地面に置くと、目の前に潰れた指輪を置いた。 そして潰れた指輪の残骸に、ラー油を数滴垂らしてその上からゆっくり避けのスプレーを撒いた。 子まりさはスプレーの臭いに顔を歪めて後ずさるが、それでも必死に指輪の元に這っていく。 「あぁ、そう言えばゴミ箱の中にもゴミが居たね。こっちにもサービスだよ!」 青年はダンボールの中の親れいむと子れいむにラー油を数滴垂らすと、指輪と同じようにゆっくり避けのスプレーを撒いた。 「ゆぶぼっ!がらっ!いだい!ぐっざぁぁぁぁいぃぃぃぃ!ゆぐぇぇぇぇぇぇ?!」 「いちゃ!からいぃぃ!ゆぶぶぶ!ぐぇぇぇぇ!おかーじゃ…あばれにゃ…ゆげべぇ!」 辛さと臭さに驚いた親れいむは、グネグネとダンボールの中をうねり転がる。 そして同じように苦しんでいた子れいむを、自ら押し潰して暴れまわる。 「ゆっくぢ…まりちゃのたからもにょ…ゆっくち…ぺーりょ…ぺー…ゆぴぃぃぃぃ!かりゃいぃぃ!ゆげっゆっげぇぇぇぇ?!」 臭いに耐えて何とか指輪の元にたどり着いた子まりさ。 舌を伸ばして指輪を舐めるが、付着したラー油も一緒に舐めてしまい、あまりの辛さに両目を飛び出さんばかりに見開いて悲鳴を上げる。 餡子を吐きながらゴロゴロと転げまわると、身を起こして悔しそうに顔を歪めてポロポロと涙をこぼす。 「ゆっぐ…ゆぅぅ…どぼじて…ゆえぇぇぇ…」 それでも再び顔をしかめながら、指輪に向かってゆっくりと這い始める子まりさ。 「ゆっくぢ…ゆっぐち…まりちゃのたかにゃものしゃん…ぎらぎらしゃん…ゆっくち…ゆっくち…ゆえぇ…」 すでにその眼には指輪しか見えておらず、ダンボールをグネグネとうねらせてもがく親れいむの事など気にもならないようだ。 子まりさは何度も餡子を吐いて転げまわりながら、涙を流して指輪を舐めに向かった。 数時間後、子まりさは潰れた指輪のそばで、悲しそうに顔を歪めたまま餡子の吐きすぎで死んでいた。 完 徒然あき
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『まりちゃの雨宿り』 1KB いじめ 小ネタ 子ゆ いつもの小ネタです。 あめあめ ふーりぇふーふぇ おとーしゃんが ゆっくちおむかえ うれちーな♪ 公園のベンチの下で、一匹の子まりさが雨宿りをしている。 子まりさはとても上機嫌。 今日は良い事があったからだ。 恐いと教えられていた人間に、あまあまを貰ったのだ。 ゆゆ?なにかあるのじぇ?あれなーに? 子まりさは見た事のない不思議な黒い塊を見つけた。 それは丁度自分の親のまりさくらいの大きさ。 始めは石かとも思ったが、どうやら違うらしい。 それは雨が当たる度に震えているような気がした。 ゆゆー?へーんなにょー?おとーしゃんが、むかえにきてくれたら、いっしょにゆっくちみにいくのじぇ! 子まりさは目を輝かせながら、幸せそうに体を揺らす。 子まりさはあまあまを食べた後、すぐ眠ってしまった自分を起こしてくれた人間の言葉を思い出す。 ここで待っていれば、親のまりさが迎えに来てくれる。 人間の親がそうであるようにと。 その様子を見せて教えてくれた。 母親と並んで歩く人間の子供は、楽しそうに歌を歌っていた。 自分も真似して、同じような歌を歌う。 ゆぴゆぴ ちゃぷちゃぷ ゆんゆんゆーん♪ 楽しそうに微笑がなら、自分の歌に身を委ねてゆらゆらと揺れる子まりさ。 その姿を悲しそうに見つめる黒い塊。 水が染込みにくいようにと黒く焦がされた皮には、少しずつ確実に雨が入ってきていた。 迎えにくる事の無い自分を待っている子まりさを見て、黒い塊は涙を流す。 だがそれも雨と一緒に流される。 天気予報では、この雨は明日の昼まで降り続くそうだ。 地面のあちこちに、大きな水溜りが姿を現し始める。 ゆゆ?おみじゅしゃん?でも、まりちゃはへーきなのじぇ!もうしゅぐ、おとーしゃんがおむかえなのじぇ!ゆんゆんゆん~♪ 人間が平気な顔で雨の中を歩いていた。 きっと自分の父も平気なはずだ。 子まりさはそう信じて疑わなかった。 あめあめ ふーりぇふーふぇ おとーしゃんが ゆっくちおむかえ うれちーな♪ ゆぴゆぴ ちゃぷちゃぷ ゆんゆんゆーん♪ 完 徒然あき
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『どすまりちゃ再び』 17KB いじめ 小ネタ 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです。 「ゆわぁぁ…ゆゆぅ?ここはどこなのじぇ?おとーしゃ?おかーしゃ?どこいっちゃのじぇ??」 拾ってきた、と言うか勝手に拝借してきた子まりさが目を覚ました。 子まりさは眠たそうに欠伸をすると、おさげで目をこすりながら周囲を見渡す。 「ゆぅぅ?これにゃーに?なにかうごいちぇるよ?」 子まりさは一定のリズムで動く振り子に目を奪われる。 不思議そうに首をかしげるような仕草をすると、揺れる振り子を目で追いかける。 「ゆーら、ゆーら、ゆーら…ふしぎなのじぇー。ふーり、ふーり、ふーり…」 いつしか目だけではなく、体もゆらゆらと揺れ始める。 「ゆゆぅ?…なんだか、へんなきぶんなの…じぇ………ゆぅぅ………どしゅ?…まりちゃ、どしゅなの?…どしゅ…」 やがて子まりさは眠たそうに目を細めた。 「ゆーん!おちびちゃーん!どこいったのぉぉぉぉ?!かくれてないで、ゆっくりでてきてねぇぇぇ!!」 「おちびちゃーん!そろそろくらくなるんだぜぇぇぇ!こわいこわーい、れみりゃのじかんなんだぜー!はやくおうちにかえるんだぜー!」 公園の草むらを掻き分けて、大声で我が子に呼びかける野良ゆっくりの番。 突然いなくなった我が子を必死で探しているのだ。 日が傾き始め辺りがうす暗くなってきたせいもあり、ゆっくりと言う名に相応しくなくゆっくりしていない二匹。 何かあったのかもしれないと思いつつも、我が子だけは例外、きっと何事もなく帰ってくるだろうという根拠のない自信があるせいか、根気よく我が子に呼びかける。 「ゆぅ………ゆゆ?!あのかわいらしいおぼうしは、おちびちゃん?!」 「ゆおぉぉぉ?!かんどうのさいかいだぜぇぇぇ!おちびちゃぁぁぁん!おとびちゃんの、かっこよくて、すてきなおとーさんはここだぜぇぇぇ!!」 「こもちでも、みりょくがぜんぜんおとろえない、うつくしいおかーさんはここだよぉぉぉぉ!!」 自信たっぷりに眉毛を吊り上げ、二匹は得意そうな顔で見慣れた帽子を目指して跳ねる。 「ゆゆん…にゃんにゃの?うるちゃいの…じぇ…ゆぅ?…おとーしゃ?おかーしゃ?」 『そうだよ!!(だぜ!!)おちびちゃんの、すてきなおかーさん(おとーさん)だよ!(だぜ!)』 子まりさの問い掛けに、両目をキラキラと輝かせる二匹。 子まりさも嬉しそうに両親に跳ね寄ると、得意そうに眉毛を吊り上げる。 「おとーしゃ!おかーしゃ!きいちぇ、きいちぇ!まりちゃね!どしゅになったんだよぉぉぉ!」 『ゆへ?どすぅ?』 自信満々に仰け反る子まりさを、二匹の親ゆっくりは目をまん丸にして呆然と見つめていた。 「だーかーらー!まりちゃは、ゆっくちしたどしゅになったのじぇー!どーちてしんじてくれにゃいのじぇー?」 「ゆぅぅ…またなのちぇー、おねーしゃん?まりしゃ、もうききあきたのちぇー」 「おちびちゃん、ゆっくりゆっくり!きっとおちびちゃんは、どすになったゆめをみたんだぜ!でも、どすのゆめをみたなら、きっとどすになるんだぜ!」 「ゆふふ!きっとそうだね!でも、おちびちゃんみたいに、とーってもゆっくりしたゆっくりなら、きっとどすにもなれるよ」 必死にドスになったと主張する子まりさ。 それを呆れた顔で見つめる妹まりさ。 親ゆっくり達はそんな我が子のやり取りを、微笑みながら見守る。 実際に野良ゆっくりがドス化する事は殆どない。 自然界で暮らすゆっくりよりも、遥かに低い確率なのだ。 だが二匹の親ゆっくりは、親バカフィルターで我が子を見ている為、将来は有能なドスになってくれると期待し始める。 妹まりさは、そんな風に褒められている姉まりさの事が面白くないのか、頬を膨らませてムッとする。 「ゆっくちぷんぷんぷーん!どーしちぇ、おねーしゃんのいうことがわからにゃいのぉぉ?!おねーしゃんは、どしゅになったのじぇ、っていってるのじぇ!!」 「ゆうぅぅぅ!どこがどしゅなのぉぉ?!おねーしゃん、うそばっかりつくのちぇー!うそちゅきはゆっくちできないのちぇー!ぷんぷんぷん!!」 二匹の子まりさが、頬を膨らませて喧嘩を始める。 最初は仲良く遊んで居たのだが、姉まりさのドス発言で妹まりさの機嫌が悪くなった。 姉の子まりさが、自分はドスだと主張し、妹の子まりさがそれを否定する。 そんな事をしている内に、どんどんお互いが憎らしくなり、今では両者の睨み合いまで発展している。 「ゆぅぅぅ!こいちゅ、なまいきなのじぇ!どしゅのまりちゃが、ぷくーしてるのに、じぇんじぇんおどろかないのじぇ!しーしーもらさないのじぇ!!」 「おねーしゃんこしょ、いつもまりしゃのぷくーで、しーしーもらしゅのに、つよがりはやめるのちぇー!」 妹まりさにそう言われ、顔を真っ赤にする姉まりさ。 涙目でプルプル振るえながら、妹まりさをキッと睨む。 「ゆへへ~ん!どーちたのちぇ?ほんとーのことをいわれて、くやちーのちぇ?くやちかったら、どしゅしゅぱーく、うってみるのちぇー!」 ゆへへと舌を出して、姉まりさをバカにする妹まりさ。 姉まりさに尻を向けると、ぷりぷりと振りながら屁をこく。 流石にこれは頭にきたのか、姉まりさは鋭い目つきで妹まりさを睨む。 「ゆるしゃないのじぇー!いもーちょのくしぇにぃぃぃぃ!どしゅしゅぱーくうつよぉぉぉぉぉぉ!!」 「ゆぅぅ?!や、やれるもんにゃら、やってみるのちぇー!まりしゃ、ぜんぜんこわくないのちぇー!!」 姉まりさはそう言うと、何やら口をもごもごと動かし始める。 一方の妹まりさはその様子を見ながら得意そうに踏ん反り返るが、内心は本当に撃たれたらどうしようと冷や汗を流していた。 「お!いたいた!ゆっくり発見ー!」 「おぉ!やっぱりどこにでもいるな!石ころやタンポポより見かけるんじゃね?」 『ゆわぁぁぁぁぁ?!にんげんなのじぇ!!(ちぇ!!)』 姉まりさの声を聞いた少年達が、植え込みの木を掻き分け突然現れた。 二匹は少年達の姿に驚き、思わずしーしーを漏らす。 「うわっ!きったねー!小便もらしてるぞ!」 「あはは!ゆっくりって、すぐ漏らすよね。栓でもしておいた方がいいんじゃないの?水漏れ注意ってね」 そんな二匹の姿を見て大笑いする少年達。 二匹は少年達に恥ずかしい姿を見られて笑われた事に、顔を真っ赤にして怒り出す。 「ゆぅぅぅぅ!なにみちぇるのぉぉぉ!まりしゃおこりゅよぉぉぉ!さっさとあっちいくのちぇぇぇぇ!ゆっくちぷんぷん!!」 「まりちゃのはずかしーすがたをみて、わらうなんちぇ………ゆぅぅぅ!ゆるしゃないのじぇ!こいちゅら、いかしてかえしゃないのじぇ!!」 二匹は頬を膨らませてその場でぴょんぴょんと跳ねると、少年達を睨みつける。 だが少年達はそんな子まりさ達の仕草が面白いのか、怯える様子も無くニヤニヤと笑っている。 「生かして返さないって?ゆっくりが何言ってるの?俺達にびびって小便漏らしてるくせに!」 「だよなぁ。こいつ等って弱いくせに偉そうなんだよな。だから、すぐに泣いてあやまる姿が面白いんだよな!」 「ゆぅぅぅ!どしゅのまりちゃをおこらしぇるなんて、なんておろかににんげんなのじぇ!ゆっくちこうかいしゅるのじぇ!!」 少年の態度に我慢できなくなった姉まりさは、大きく息を吸い込んで跳ねると、少年の足に体当たりをし始めた。 「ゆっぷっぷ!どーなのじぇ?いたいのじぇ?ないちゃうのじぇ?あやまっちぇも、ゆるしてあげないのじぇ!!」 「ゆわーい!おねーしゃん、かっこいいのちぇー!まりしゃもやるのちぇー!」 姉まりさの勇ましい姿を見て、我もと妹もまりさも跳ねだす。 そして二匹で交互に少年の足に体当たりをする。 「ゆぷぷ!しんじゃったのちぇ?ばっかなのちぇー!まりしゃをばかにしゅるから、じごくにおちちゃったのちぇー!」 「どしゅのちからを、おもしった?まりちゃは、ゆっくちさいきょーの、とーってもゆっくちしたどしゅなのじぇ!」 何の反応も示さない少年に気を良くしたのか、二匹の子まりさは踏ん反り返って勝利宣言をする。 「おい?お前本当に死んだのか?靴を汚されてショック死したのか?」 「あはは!それはないって!ゆっくりで死ぬなんて、豆腐の角で死ぬよりむずかしいって!」 『ゆゆぅぅぅぅぅ?!』 死んだと思っていた少年が、声を上げた事に驚く子まりさ達。 ショックのあまり、そのまま固まって動かなくなる。 「あはは!そんなに驚くなって!お前等の方が驚いて死ぬんじゃないのか?」 「ゆうぅぅぅ?!どーしちぇいきてるのじぇ?うそなのじぇぇぇぇぇ!こいちゅ、おばけなのじぇぇぇぇぇぇ!!」 「ゆんやぁぁぁぁぁ!おばけしゃんこわいぃぃぃぃ!ゆっくちできないのちぇぇぇぇぇ!!」 少年が生きている事が信じられない二匹は、少年をお化けと呼んで怯える。 そう呼ばれた少年は少しムッとするが、友人はそれを見て大笑いする。 「なるほど!ははは!お化けか!そりゃいいわ!はははははっ!」 「なんかすげー馬鹿にされてる気がするんだが…にしても、ドスって言ってる割にはすっげーびびりだよな?こんな弱そうなドスは見たことないぜ!」 「ゆびぇぇぇぇぇぇん!ゆびぇぇぇぇ…ゆぅぅぅぅ?!」 お化けと言われた少年は、お返しと言わんばかりに姉まりさをバカにする。 少年に怯えてゆんゆんと泣いていた子まりさだったが、馬鹿にされた事に腹を立てて泣くのを止める。 「まりちゃ、よわくないのじぇぇぇぇ!おこったのじぇぇぇぇ!ひっしゃつの、どしゅしゅぱーくをおみまいしてやるのじぇぇぇぇ!!」 「おー?やれるもんならやってみろ!弱虫スパークでも撃ってろよ!はははっ!」 「ゆっぴぃぃぃぃ!ゆるしゃないんだじぇぇぇぇぇ!どしゅぅぅぅぅ!すぱぁぁぁぁぁぁく!」 『へ?』 子まりさは少年に挑発されると顔を真っ赤にして、口をもごもごと動かし始める。 そして急に力み始めた子まりさを、少年達も何事かと見守る。 そしてドススパークの叫びと共に、子まりさは勢いよくしーしーを放出した。 「はははっ!おもしれー!お漏らしスパークだ!はははは!!」 「無理するなよ、弱虫ゆっくり。怖いんだったら、おかーしゃーんって助けを呼べよ!はははっ!!」 「ゆぅぅぅ?!にゃんでにゃんでぇぇぇ?!どーしちぇ、どしゅしゅぱーくがでないのぉぉぉ?!ゆんやぁぁぁぁ!!」 盛大にしーしーをした子まりさを馬鹿にする少年達。 妹まりさも、あまりの事態に顎が外れたかのように口を空けて固まったままだ。 姉まりさはドススパークが出せない上に、しーしーまで漏らしてしまった事に混乱して跳ね回りながらゆんゆんと泣き喚く。 「はははっ!そんなに泣くなよ!お前はまだ完全なドスじゃないから、失敗したんだよ!俺が完全なドスにしてやるよ!」 「お前、何するつもりだよ?」 「まあまあ、いいから見てろって」 何かを思いついた少年は、二匹の子まりさを掴んで何かを探し始める。 友人も首をかしげながらそのあとに続いた。 「ゆんやぁぁぁぁ!みゃんみゃー!きょわいよぉーーー!たしゅけちぇーー!!」 「ゆっぴぃぃぃ!ゆっぴぃぃぃぃぃぃ!ゆっくちぃぃぃ!ゆっくちぃぃぃぃ!」 「おみゃぁぁぁぁ!おみゃぁぁぁぁぁ!ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっがぁぁぁぁ?!なにじでるのぉぉぉぉ!れいむのかわいい、てんしちゃんをかえしてね!かえしてね!!」 野良ゆっくりの家であるダンボールの中から、三匹の赤ゆっくりのれいむを取り出した少年達。 突然の訪問者に混乱する親れいむと、それ以上に混乱してゆんゆんと泣き喚く赤ゆっくり達。 「そんなに騒ぐなよ。未来のドスの為に協力してくれよ!な?」 少年はそう言うと、捕らえた赤ゆっくりを地面に置き、その頭の上に足を軽く乗せる。 「ゆぅぅぅ?!なにしゅるのぉぉ?まりちゃを、りっぱなどしゅにしてくれるんじゃないのじぇ?そういう、きょーてーじゃなかったのじぇ?」 少年の行動を不安そうに見守る姉まりさ。 「ほら、ドスってさ。死んだゆっくりのお飾りを着けたりするんだろ?ムシゴロウ王国で見たんだよ。だから、こいつら殺してお飾りをお前に着けるんだよ」 少年はそう言うと、赤ゆっくりを一気に踏み潰した。 グチャ! 「ゆぴゃぼ!」 「ゆんべぇ!」 「みゅびゃ!」 三匹の赤れいむは汚らしい音と共に、仲良く口から餡子を吐いて潰れた。 少年はその死骸からリボンを毟り取ると、餡子を少し払った。 親れいむは潰れた我が子を見て狂ったように叫び声を上げると、少年達に向かって勢いよくはねていく。 「ゆっぎゃぁぁぁぁ?!なにじでるのぉぉぉぉぉ!おちびちゃんをかえ 『ドカッ!』 ゆんぼぉ?!」 「うっせー!今日はこいつと遊んでるんだから、お前はあっち行ってろよ!」 体当たりをしようとした親れいむにカウンターの蹴りを浴びせた少年は、新たな赤ゆっくりを探して何処かに行ってしまった。 「ゆえぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇぇん!くしゃいのじぇぇぇぇぇ!これとっちぇよぉぉぉぉ!」 「ゆびぇぇぇ…おねーしゃ…まりしゃ…ゆっくちしちゃいよぉ…ゆっくち…ゆっくち…」 死んだ赤ゆっくりの飾りを大量にボンドで張り付けられ、その死臭に顔を歪める姉まりさ。 殺されてきた赤ゆっくりの姿を沢山見せられた妹まりさは、泣き疲れたのか精神的に参ってしまったのか、ぐったりとした姿で力なく泣いていた。 「まあ、飾りはこのくらいでいいかな?あとはもう少し太らないと、ドスっぽくないよな?」 「何食わせる?こいつらって、何でも食うんだよな?でも、やっぱり餡子の方が良いのかな?」 「それならこいつしかいないだろ?ほら、丁度いいのがいるだろ?」 「ゆゆぅ?」 弱った妹まりさを覗き込む少年達。 一人が姉まりさの口を無理やり開かせると、もう一人が妹まりさをそのまま丸呑みさせようと、.頭から姉まりさの口に押し込み始める。 「むごめごぉぉ?!げぼっ!ごぼっ!びゃべべぇぇぇぇ!がぼげげぇぇぇ!!」 「やめちぇよぉぉぉ!まりしゃ、おねーしゃんに、たべられたくにゃいよぉぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」 両目をまん丸に見開いて、苦しそうに抵抗する姉まりさ。 涙と涎をダラダラと垂れ流しながら、お下げをぶんぶんと振りまわす。 流石に同じくらいの大きさの妹まりさは簡単に口の中には入っていかず、少年達は少し苛立ち始める。 「うーん…上手く入っていかないな…そっか、舌と歯が邪魔なのか」 「そんなの全部取って良いんじゃないのか?後から付けてやればいいんだし」 少年はそう言うと、まるでトウモロコシの実を取る様に姉まりさの歯をパキパキとへし折る。 姉まりさは痛みに体を捩るが、今度は少年の手が口の中に侵入し、うねうねと動く舌を捉えた。 「ぎゃびぃぃぃぃぃ!がびゃびゃぁぁぁぁ!ごぼっ!ゆげぇぇ!ぶんびゃぁぁぁぁぁ!!」 姉まりさは苦しさと苦痛に顔を歪め、少年の腕をお下げで必死に叩く。 だがそれもなんの抵抗にもならず、少年を余計に苛立たせるだけだった。 「くっそ!ヌメヌメしてつかみにくいな!何か良い方法はないかな」 「そうだなぁ…じゃあ、枝でも刺して引っ張ってみようぜ」 「びっびゃびゃぁぁぁぁ!やびゃびゃぁぁl!いぢゃぁぁぁ!いぢゃぁぁぁっぁ!!」 少年は枝を拾ってくると、姉まりさの舌に突き刺して枝ごと引っ張り始める。 姉まりさはポロポロ涙をこぼしながら、枝の刺さった舌を必死に引っ込めようとする。 だが、舌を動かす度に激痛が走り、子まりさはそ痛さの余りしーしーを漏らす。 ビリビリッ! 「びゅっじゃぁぁぁぁぁ?!までぢゃのしだじゃんがぁぁぁぁ!ゆびゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「あー舌がちぎちゃったか。もうめんどうだから、このまま押し込むか」 結局、刺さった枝がそのまま姉まりさの舌を引き裂き、姉まりさの舌はまるで蛇のように先で二つに分かれてしまった。 少年達は姉まりさの舌を引き抜くのを諦め、再び妹まりさを口の中に無理やり押し込め始める。 「ゆびょぉぉぉぉ!げぼっ!ゆごっ!ゆんげぇぇぇぇぇ?!がびゃ!ごぼぼぉぉぉ!!」 「ゆんやぁぁぁぁぁ!やめちぇよぉぉぉ!まりしゃ、しにちゃくにゃいよぉぉぉぉぉ!もっちょゆっくちしちゃいぃぃぃぃぃ!!」 姉まりさの抵抗も空しく、妹まりさの体が口の奥にどんどん押し込められていく。 妹まりさは姉まりさの口からはみ出た尻をブリブリと振って抵抗するが、その行為が姉まりさを苦しめる。 「ぐびょぉぉぉ!ぐぼぐなぁぁぁぁ!ごげべぇぇ?!ぶぎゃ!ごぼぉ!げべぇぇぇ!!」 「おねーしゃぁぁぁぁ!まりしゃをたべにゃいでよぉぉぉぉぉ!まっくらでなにみえにゃいよぉぉぉぉ!!やじゃぁぁぁぁ!ここからだちてよぉぉぉぉ!!」 妹まりさの叫び声が、姉まりさの腹の辺りから響き渡る。 姉まりさは体内でもそもそと動き回る妹まりさのせいで、ガタガタと体を震わせながら白目を剥く。 少年達はそんな姉まりさの事に気がつかないのか、妹まりさを必死で押し込むのに夢中になっていた。 「くっそー!これが限界か?こいつ、意外と体が伸びないんだなー」 「いっその事、この尻切り落とすか?それともこのまま絞ってみるか?」 少年はそう言うと、ブリブリ動く妹まりさの尻を握り締める。 「ぶんびゃぁぁぁ?!ゆげごぼげろおぉぉぉ?!」 少年が妹もまりさの尻を握り締めたせいで、妹まりさが姉まりさの体内で餡子を吐いたようだ。 なすび状に変形した姉まりさの腹の辺りが突然膨れ上がり、まるで妊娠したかのような姿になる。 「ぶごぉぉぉぉ?!げびょぎょぉぉぉぉぉ!ぎぎぃぃぃぃぃ!ががががががぁぁぁぁぁ!!」 「ゆぎゃぼえぇぇぇぇ!がばばぁぁぁぁ!げばぼごぉぉぉ!ぶびゃぁぁ!げぼごごぼぉぉぉ!!」 「はははっ!すっげー音!なにこれ? どうなってるの?!」 「おぉ!全部餡子が入ったんじゃない?すっげー!お前天才だな!」 子まりさ二匹の悲鳴と呻き声を聞いた少年達は、楽しそうに目を輝かせる。 姉まりさの口からは、萎んだ妹まりさのしりの皮がだらしなく垂れ下がり、姉まりさは泡を吹いて気絶していた。 少年は余った妹まりさの皮を姉まりさの口に押し込めると、姉まりさの口を無理やり塞いだ。 「よっしゃ!完成!ミニどすだー!!」 「すげー!でも、ドスだって分かりにくいから、マジックで書いておこうぜ!」 少年は油性マジックを取り出すと、姉まりさの腹に「ドスまりさ」と書きこんだ。 そして姉まりさ達を捕まえた付近で姉まりさを解放すると、そのままどこかに言ってしまった。 しばらくすると、子まりさ達を探しに親れいむと親まりさが姿を見せる。 「ゆぅぅぅ!おとびちゃぁぁぁぁん!どこなのぉぉぉぉ!かくれてないで、ゆっくりでてきて…ゆぅ?!そのおぼうしは、おちびちゃんだねぇぇぇ!!」 「ゆおぉぉぉ!おちびちゃん、かくれるのがじょうずになったんだぜ!これなら、れみりゃにおそわれても………」 「おがーじゃ…おどーじゃ…ぎぎ…ごご…まりぢゃ…どず…どす…まりちゃ…どずぅ…ゆげげ…げご…」 二匹は変わり果てた姉まりさを見つけてしばらく固まる。 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁぁ?!なんなのごれはぁぁぁぁぁぁぁ!!どぼじでこんなずがだにぃぃぃぃぃぃ?!」 「おちびぃぃぃぃぃ!!じっがりずるんだぜぇぇぇぇぇ!!いもーどは?いもーどはどうじだのぉぉぉぉぉぉ?!」 姉まりさの体はゆがんだ糸瓜のようになっており、髪の毛には餡子と死臭のついた無数の赤ゆっくりの飾りがベットリと貼り付けられていた。 両目は真っ赤に血走って、しーしーと涙と涎が壊れたようにダラダラと流れて止まらない。 二匹の親はそんな子まりさをペロペロと舐めながら何時までも泣き続けた。 「と言う訳で、今回の催眠術実験は失敗に終わりました。ゆっくりはその思い込みの強さのせいで、簡単に催眠術にかかります。ですが、結局ドスにはなれませんでした」 白衣を着た女性が、変わり果てた姿の子まりさの写真をレーザーポインターで指しながら解説する。 彼女は加工所の研究員で、例の子まりさを使って催眠術をかけたのだ。 結果としてはドスと思い込ませる事には成功したが、体は子まりさのままで少年達のおもちゃにされてしまっただけだった。 「まあ、これでドスが出来たら面白かったんだけど、野良でドスは迷惑だと思うんですけど?それに普通に研究所のゆっくりで試せば良かったんじゃないの?」 「だから私がそばで観察してたんでしょ?ドスになったら即始末してたわよ。それに研究所のは精々胴付どまりで終わったでしょ?ドスを作ってみたかったのよ」 得意そうにそう言う彼女を呆れ顔で見つめる同僚。 「それなら、自然のゆっくりの方がいいんじゃないの?」 「あぁ、それねぇ…私、虫とか嫌いなのよ。山って虫が多そうじゃない?」 「………」 彼女は毎回こんな調子で、ゆっくりを使って色々実験をするのだが、肝心な所が抜けていると言うか、いい加減なのである。 同僚はため息をつくと、やれやれといった顔でそれ以上突っ込むのを止めたのだった。 完 以前書いたものを少し膨らませてみたら、膨らみすぎた気がします。 徒然あき 挿絵: 挿絵:
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小話です ゆうかがゆっくりできない話の作者です。 閲覧数 - 「まりちゃたんけんたい!しゅっぱちゅなにょじぇ!」 森の中のごく一般的な群れの子ゆっくり達の探検が今始まる! 「ゆゆっ!ありさんがいるよっ!むーしゃむーしゃするよっ!」 ありさんが現れた! I> まりちゃ(10/10) れいみゅ(9/9) ちぇん(13/13) I> 攻撃 魔法(笑) 逃げる キリッ! まりちゃのこうげき!2のダメージ!ありさんを倒した! 2の経験値を獲得した!ちぇんは胴付きに進化した! 「いよいよぼすせんさんなのぜ!きをひきしめていくのぜ!」 超人鬼威惨が現れた! まりちゃ I>dead end I>ゆんやー! I>ぼっちょ..ゆっぐぢ..じだがっぢゃ... I>ヒャッハー! ちぇん(9999/9999) I>逃げる成功率100% れいみゅ(9/9) I>あみゃあみゃちょうらいね! ちぇんはにげだした! 「あみゃあみゃちょうらいね!」 ぶちゃっ!れいみゅに無量大数の二乗のダメージ!れいみゅは死んだ、 「れいみゅをこりょしたげちゅはちにゅのじぇ!」 まりちゃのdead end! 超人鬼威惨を怒らせた! 超人鬼威惨の地震!まりちゃにエラーにより表記できませんのダメージ! まりちゃどころか周りの群れ全て壊滅した! ぜんっめつした... 周りの土地と群れが 終わり 選択肢 投票 しあわせー! (0) それなりー (1) つぎにきたいするわっ!んほぉぉぉぉ! (2) 前作の方がマシでした.... 今大作を書いています -- 作者 (2021-06-24 23 28 00) 名前 コメント
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~プロローグ~ 「まりさっっ!なんでれいむをゆっくりさせてくれないの!」 「れいむが「えっとう」ようの、「ごはん」さんを、ぜんぶたべちゃったから...もう「ごはん」さんないよ....。」 「はぁぁぁぁああ?なにいってるのぉぉぉぉおお!れいむは、こそだてでたいへんなんだよぉぉぉぉぉおお!「ごはん」さんいっぱいいるんだよおぉぉぉお! 「ごはん」さんを、もってくるのは、まりさのしごとでしょぉぉぉおおお!」 「...ゆぅ...だからといって「えっとう」ようの「ごはん」さんをぜんぶたべちゃうなんて.....。」 「なんどもいわせないでよ!れ・い・む・はっ!こそだてたいへんなんだよぉぉぉぉおおお!!」 「おきゃーしゃん!おにゃかちゅいたー!」 「ちゅいたー!!」 「あらあら、おちびちゃんごめんねぇ。このぐずまりさが「かいっしょう」ないから.....」 「ぐずなちちおやは、ゆっくちしてにゃいで「ごはん」しゃんよこせぇぇぇ!」 「よこちぇー!」 「ゆひぃぃぃ...おちびちゃん、そんなこといったって、おそとは「ゆき」さんがいっぱいだよぉ...「かり」なんかできないよ...」 「ぐずまりさの「かいっしょう」なしぃぃぃ!!........ごめんねぇおちびちゃん、おかーさんが「ぺ~ろぺろ」してあげるから、がまんしてね~」 「おかーしゃんの「ぺ~ろぺろは、とってもゆっくりできりゅ~♪」 「でっきりゅ~♪」 「...おとーしゃん....おとーしゃん...まりちゃはだいじょぶだよ...まりちゃはだいじょぶだから...ゆっきゅりしちぇいっちぇね!」 「おちびちゃん....やさしいこ...おとーさんは、ゆっくりしているよ.....さぁ、おとーさんのおぼうしのなかにおはいり。おとーさんの ふかふかの「かみのけ」さんのべっとで、すーやすやだよ。」 「...ゆぅ..あちゃちゃかいよ...おとーしゃんのおぼうちは、すごくゆっくりしているよ....」 ここは都会から離れた農村地帯の一角。周囲は見渡す限り収穫の終わった水田が広がる荒涼とした冬の水田地帯。 季節が冬と言う事もあり水田には水は張られていなく、ただ収穫が終わった稲の株が整然と並んでいるだけであった。 この、ゆっくり一家が住んでいる場所は水田地帯を縫って走る灌漑用の川に沿って自然に生えて大木となった柳の木の根元。 そこに掘られた横穴に住んでいる、典型的な「野生のゆっくりの巣」だ。 外見はすっかり越冬に向けて出入り口を堅く閉ざされ準備は万端かのように見えるが中はそうでもなかった。 まだ冬はこれからが本番だと言うのに、父親のまりさが秋に必死になって集めて備蓄しておいた越冬用の食糧を母親のれいむが全部食べてしまったらしい。 そんな下衆な「れいむ」と一緒に暮らすのは、気の弱い「まりさ」で、2匹の間には3匹の子ゆっくりが居た。 長女れいむ、次女れいむ、末っ子まりさである。 母親のれいむは同じ種族だと言う事から、3匹の子ゆっくりの中の「れいむ種」の2匹ばかりを可愛がり、残りの1匹の「まりさ種」は、もっぱら父親のまりさが 面倒見ているようだ。 数日後.... 「....ゆぅ...ゆぅ...ゆぅ...」 「おちびちゃん...ねてる?.......ゆぅ..ちゃんと「す~やすや」しているわね......。」 「ちょっとぉ!まりさ!きいてる!?」 「...ゆ..ゆう...なあに...れいむ.................まりさ....まだねむいよ..」 「もう、「げんっかい」だよ!!!」 「ゆゆ!いきなりなに?れいむどうしたの?」 「このままじゃ、れいむもれいむのおちびちゃんも「うえっじに」だよ!」 「ゆぅー!......おちびちゃんにきかれちゃうよ!れいむはゆっくりおちついてね!」 「おちびちゃんたちは、ぜんぜんゆっくりできなくてねているよ!そんなことより、どうすんのおおおお!れいむぜんぜんゆっくりできてないよ!」 「....だって...れいむがぜんぶ....「えっとう」ようの....」 「はぁぁ?いっつもいっつも、くちをひらけばそれをいうのね!なんどもいってるでしょおおお!れいむはこそだてがたいへんなんだよぉぉぉおお! だから「ごはん」さんもいっぱいたべなきゃなんないんだよぉぉぉお!!「こそだて」は、たいりょくがいるのよぉぉぉ!!」 「.......ゆぅ。」 「まりさ!」 「ゆぅ?!」 「....ぉ...ぉ......」 「...ゆぅ?よくきこえないよ」 「....ぉ.....ぉ....おた...」 「...ゆぅ?」 「「「おたべなさい」しなさいよ!!!!」」」 「ゆぴっ!」 「このままじゃみんな、「うえっじに」だよ!「かり」ができないんでしょぉぉぉ!かぞくをゆっくりさせられないのなら「せきっにん」とって......」 「「おたべなさい」しなさいよ!」 「ちょ!ちょっとまってよれいむ!いきなりなにいうの?」 「まてないよ!いったいれいむは、なんにち「む~ちゃむちゃ」してないとおもってるのっ!?」 「...そ...そんな.....れいむは、ゆっくりおちついてね。」 「れいむはこそだてがたいへんなのよぉぉぉおおお!」 「......ゆぅ....ひとばんだけかんがえさせて....」 「......ふんっ!ひとばんだけよ!」 「.....おとーしゃん....おとーしゃん...」 いつものように父親のまりさの帽子の中で眠っていた、子まりちゃが声をかける。 「ゆ!おちびちゃん起こしちゃった?おちびちゃんは、おとーさんのおぼうしのなかで、ゆっくりねていなさい。」 「......おとーしゃん....「おたべなさい」ってにゃに?にゃんだかゆっくちできないにょ..。」 「ゆゆ!な・なんでもないよ!!おちびちゃんはゆっくりねていなさい」 「........ゆっきゅりりきゃいしちゃよ...おやしゅみなしゃい...おとーしゃん」 家族が寝静まった深夜.... 「...ぉ....ぉ....おちび...」 「...ぉ...おちびちゃん...」 「おちびちゃん...おきて...」 「ゆぅ?なあに~?...おとーしゃん、まりちゃまだねむいよ。」 「いいかい?おちびちゃん、これからおとーさんのいうことを、ゆっくりよくきいてね。」 「...ゆぅ。」 「おとーさんは、これから「おたべなさい」するよ。」 「おたべなちゃい?にゃにそれ?」 「おちびちゃんは、とってもゆっくりしたゆっくりだからひとりでもだいじょうぶ。だから、あんまりさみしがらないでね。おちびちゃんなら、 りっぱなゆっくりになって、とてもゆっくりした、おとーさんになれるよ。」 「ゆぅ?なにいっちぇるの?おちゃべなちゃいってにゃに?おとーしゃん、とっちぇもゆっきゅりしちぇないよ。にゃんだかさみしそうだにょ。」 「まりさのかわいいおちびちゃん.....さようなら...」 「ゆ?ゆ?ゆゆ!ゆぇ?お・おとーしゃん?」 「おたべなさい」 「ゆぴ!おとーしゃん?おとーしゃん!ねぇきいちぇるの?おとーしゃん!!ねぇ!ゆっくちおへんじしてね!おとーしゃん!...ねぇ... まりちゃいいこになるから.....おねがいだきゃら....おとーしゃんおへんじしてよおおおおお!!」 「おたべなさい」宣言した父親のまりさの体は、宣言の直後から謎の生命体「ゆっくり」から急速に何の変哲も無い「饅頭」に変わっていった。 体内の餡は活動を停止し、ただの餡子に。 常に艶やかに光輝いていた金色の髪の毛からは光沢が失せた。 ガラス細工の調度品のような美しさを湛えていた眼球からは、みるみるうちに光が失われ白く濁り始めた。 そこにあるのは、息子の子まりちゃが尊敬と信頼していた父親のまりさの形をした「饅頭」であった。 「なぁに?さっきからうるさいわよ!おちびちゃん!!」 「おきゃーしゃん!おきゃーしゃん!おとーしゃんが!おとーしゃんが!」 「ゆぅ?まりさ?....まりさー?..まりさ!.....ゆっはぁあああ!!やっと「おたべなさい」したのね!ゆふ~ん♪さっそく「あじみ」するのよん♪」 そう言うと母親のれいむは、おもむろに自分の伴侶であった父親のまりさの頬を食いちぎった。 「ゆぴっ!おきゃーしゃん!いっちゃいにゃにしゅりゅのー!!」 「むーちゃ!むーちゃ!.....それなり~....」 「ゆげええええええ!おきゃーしゃん!にゃんでおとーしゃんを「む~ちゃむちゃ」するのー?!」 「あじはそれなりねぇ~さいごまでれいむをゆっくりさせない「かいっしょう」なしだったわ~...しょうがないから、このうつくしくけだかい れいむが、たべてあげるわ!こうえいにおもっていいよ!」 「おぎゃぁぁぁあああじゃぁぁぁん!おどーじゃんだべちゃだみぇええー!」 「さっきからうるさいわね!ぜんぜんゆっくりできないわ!れいむの「すーぱーむ~ちゃむちゃたいむ」をじゃまするおちびちゃんは、げすよ! げすゆっくりよ!」 「ゆ!ゆぎゃああああ!!まりちゃげしゅにゃの?げしゅにゃのぉぉぉおお?!!ゆげぇぇぇぇええ。」 信頼と尊敬のシンボルであった父親のまりさを母親のれいむが食べている、そんな現実でさえ耐え難いことなのにも関わらず、自分の母親から ゆっくりの中の最高の蔑称である「ゲス」と罵られるどころか「ゲス」の烙印まで押された。 子まりさの心はズタズタに引き裂かれ精神性の餡嘔吐を何度も繰り返した。 「ゆぅ?....ゆ!ゆゆ!おかーしゃんにゃにたべちぇるの?...おかーしゃんばっかりじゅ~る~い~!....にゃんだかとてもゆっくりするいいにおいが するんだよ~♪......ゆゆ!!これ「あまあま」だよ!とってもゆっくりしちぇいるよ!!!ゆわーい!...れいむもむ~ちゃむちゃしゅる~♪ むーちゃ!むーちゃ!....これすっげうみぇっ!めっちゃうみぇっ!」 「ゆええええん!おにぇーちゃん!おきゃーしゃん!じゅるいいいい!!れいみゅもむ~ちゃむちゃするよっ!む~ちゃ!む~ちゃ!」 「ちあわちぇえええええぇぇぇ」 「ちあわちぇ!ちあわちぇ!」 母親と子まりちゃの大声で起き出した姉のれいむ達は目ざとく母親が食べている父親のまりさの亡骸を見つけ即座に食いついた。 顔中を父親の体内餡であった餡子だらけにして、意地汚く父親のまりさの亡骸を一心不乱に貪り食い始めた。 「ゆわああああ!おにぇーちゃんにゃめてぇぇぇ!!それ、おとーしゃんだよ!おとーしゃんたべちゃだめぇぇぇ!!」 「ゆぴっ!おとーしゃん..........おとーしゃんおいちいいね~♪」 「おいちいにぇ♪」 姉のれいむ達は、今食べているのは父親の亡骸と理解したが大して問題ではなかったようだ。 「ゆわーん!やめちぇにぇ!やめちぇにぇ!」 そう言うと子まりちゃは実力行使で体当たりをして、どんどん食べられていく父親のまりさの亡骸を姉のれいむ達から守ろうとしたが。 「ちゃっきからうるしゃいよ!まりちゃ!」 ドン! 子まりちゃは長女のれいむに体当たりをされて、母親のれいむの方に弾き飛ばされ無様に転がった。 「ゆぎゃああああ!いぢゃいよ!いぢゃいよぉぉおお!おきゃーしゃん~おにぇーちゃんがいじめりゅぅぅぅ!」 「さっきからじゃまだっていってるでしょぉぉぉお!」 母親のれいむは、そう怒鳴ると顔の両側に垂れている「もみあげ」を振って子まりちゃを弾き飛ばした。弾き飛ばされた子まりちゃは、 巣穴のの壁に激突して力なく転がり、白目を剥いて失神した。 時折、痙攣と同時に口から泡状になった体内餡を吐き出し、断続的に「しーしー」を漏らして地面を濡らしていた。 そして月日は流れ、季節は春に変わっていた....... 越冬中に父親のまりさを失ったこの一家の出入り口は既に解き放たれいて、春の暖かなそよ風が巣穴の奥まで春の爽やかな息吹を送りこんでいた。 「まりさ!なんなのこれはぁぁぁぁああ!ばかなの?しぬの?!」 ~家族想い~ 「....ゆぅ...まりちゃ....まりちゃ、ちゃんとおぼうちいっぱいに、「ごはん」さんもっちぇきちゃよ....にゃのに...にゃんでおきょるの?」 「はぁぁぁぁぁあああ?!なにいってんのぉぉぉおおお!おかーさんはこそだてで、たいっへんなんだよぉぉぉおお!ばかなの?しぬの?」 「おきゃーしゃん!もう、おしょとはぽかぽかさんだよ!「くさ」しゃんだって「おはな」しゃんだって、「むし」しゃんだって...いっぱいだよ! 「ごはん」さんいっぱいだよ!にゃんでおうちのなかにいりゅの?!おそとにでて、じぶんでむーちゃむちゃするんだじぇ!」 子まりちゃが最後の台詞を言い放ったのと同時に母親のれいむの「もみあげ」が「ブンッ!」と空を切る音を上げて横殴りに子まりちゃを打ち払った。 「ゆぴぎゃぁぁぁぁ!いーぢゃーいぃぃぃいい!まりちゃの...まりちゃの...おきゃおしゃんがぁぁぁ..」 「このげす!あんたはげすよ!げすゆっくり!!いったいなにを「かんっちがい」してんのぉぉぉおお!おかーさんはこそだてがたいっへん なんだよぉおぉお!わかってるの?!!おかーさんもおねーさんたちも「れいむ」なんだよぉぉぉ!れいむは「おうた」がじょうずで、みんなを ゆっくりさせるんだよ!!れいむは「こそだて」がじょうずなんだよぉぉ!とってもゆっくりした、おちびちゃんでみんなをゆっくりさせるんだよぉぉ!」 「あんたは「まりさ」でしょぉぉぉおおお!!まりさは「かり」しかできないでしよぉぉぉお!!ちゃんと「かり」をして、いっぱい「ごはん」さんを もってきて、れいむをゆっくりさせるのがあたりまえでしょぉぉおおおおおお!!ばかなの?!ばかなんでしょ!げすなんでしょ!しぬの?! しぬのぉぉぉぉおおお?!!」 春になり巣穴の周りにも「ゆっくりの餌」となる草花や昆虫があちこちに見えるのに母親のれいむと姉のれいむ達は巣穴から出ようとせず、 食料となる餌は子まりちゃが見つけて、まだ小さな帽子に詰めて運んでいた。それは自主的な行動ではなく母親のれいむの命令だった。 母親のれいむと姉のれいむ達の言い分はこうだ「自分達は「れいむ」なので、子育てと歌を歌うだけで良い。餌の確保は狩りが得意な「まりさ」の 仕事だ」と.....心の底からそう思っているらしい。 「まりちゃは...まりちゃのおぼうちは...これだけしか「ごはん」しゃん....はいらにゃいよ....」 「はぁぁぁぁあああ!!?ばかなの?しぬの?!なら「いっかい」だけじゃなく「にかい」「さんかい」....「いっぱい」もってくればいいだけ でしょぉぉぉぉおお!!すこしはあたまつかいなさいよ!」 「....まりちゃは....まりちゃは...まりちゃはいつ、む~ちゃむちゃできゅるの?.....」 「......そんなことしらないわよ!おかーさんはこそだてがたいっへんなんだよ!!!!!」 「ゆぇ!ゆぇぇぇぇ!!ごはんしゃん!ごはんしゃん!!ごはんしゃーん!!」 「うるっさいわねぇ!!そんなにたべたかったら、はやくもってこいよぉぉぉお!!いっぱいでいいからねー!」 そんな日々が続いた.....。結局子まりちゃが餌にありつけるのは、日の出から起き出して餌を集め歩き、まだ小さな帽子に餌を詰めては巣穴に運ぶ。 それを一日に何往復も繰り返し辺りが暗くなるまで続いた。日没で辺りが暗くなって餌が集められなくなった所で巣穴に戻り。 満腹で眠っている家族を横目にぼそぼそと独りぼっちの食事を始める。 母親のれいむと、姉のれいむ達は毎日豊富な餌を食べて醜く太り、元来の「ゆっくり」のような丸い体型を維持出来なくなった。 醜く縦長にでっぷりと太った母親や姉のれいむ達。しいて言うのなら「なすび」の様な体型だ。 子まりちゃは横倒しになって、地面に転がる「なすび」の様に眠る家族達を見て「なんでこうなったのだろう?」と自問自答を繰り返した。 そして、独り寂しく自分で集めた餌を貪る。 「.......ちあわしぇぇ.................ちあわせえしぇええ!!」 「....げしゅうるしゃい!...むにゃむにゃむにゃ......。」 独りぼっちの食事....独りぼっちの「ちあわせええ」......... 「....おとーしゃん.....。」 ~あおむし~ 「まりさ!まりさ!このぉぉぉぉ!げすまりさ!いいかげんにおきろおおお!!おかーさんは「こそだて」がいそがしいんだよ!はやくかわいい おちびちゃんの「あさごはん」さんをもってこい!いっぱいでいいよっ!」 「...ゆぴっ!....ゆゆゆゆ...ゆっくりおきたよ....おきゃーしゃん....まりちゃもおちびちゃんだよ....。」 「はぁぁぁああああ?!あんたは「まりさ」だろぉぉおおお!「ごはん」さんをもってくるのがあたりまえでしょおおおおお!」 「.....ゆぅ....ゆっくりいってきまーす。」 「ちゃんとひとのはなしをきけぇぇぇええ!おかーさんは「はやく」といったんだよっ!ぐずぐずするな!げす!」 毎日母親から受けるこの罵声、当初は「ゲス」と言われただけで落ち込んだものだが毎日言われているため、今はもうどうでもいいと感じるようになった。 変わったのは内面だけではなく外見もすっかり変わってしまった。 毎日毎日食っては寝て、排泄以外は滅多に巣穴の外には出ず、一日の大半は巣穴の中で母親のれいむからの溢れるほどの寵愛を受け、 自由気ままに歌を歌っては、楽しくゆっくりと過ごしている姉のれいむ達とは違い。 父親のまりさ譲りのキラキラと光り輝いていた金色の髪の毛は埃にまみれてすっかりと艶をなくしてボサボサになり。 自慢のお飾りである帽子は薄汚れ、所々ほつれてきた。 すべすべで真っ白だった体も生傷が絶えず、いつも泥で薄汚れていた。 自慢のあんよも毎日の過酷な狩りでガサガサにひび割れ、ひびの奥にはうっすらと体内餡が滲んでいた。 「....ゆぅ....おとーしゃん....まりちゃは、おとーしゃんに「ぺ~ろぺろ」してほちぃよぅ....おとーしゃん....にゃんで...にゃんで... にゃんでまりちゃをひとりぼっちにしたの?.....ねぇ....おとーしゃん....。」 子まりちゃは跳ねる度に激痛が走る足をかばってズルズルと這うように餌を集めを始めた。 朝露が入った花や、小石をどけてその下に居たミミズなどを捕まえ、帽子の中に詰め込めるだけ詰めて歩いた。最低3品の食料を調達しないと、 母親のれいむに罵声を浴びせられ、体当たりで巣穴の壁に弾き飛ばされる。過去に何度も味わった折檻だ、言い訳は一切通用しない。 「....あとひとちゅ.....あとひとちゅ.....」 子まりちゃは、うなだれて地面を眺めながら独り言を繰り返す。 「ゆぁ!「あおむし」しゃんだ!「あおむし」しゃん~♪ゆっくりおぼうちにはいっちぇにぇ♪」 子まりちゃは偶然にも母親のれいむの大好物の「あおむし」を見つけた。子まりちゃは足が痛むのも忘れて、足取り軽く軽快にポンポンと跳ねながら 母親と姉達が居る巣穴を目指した。 「ゆふふ~ん♪「あおむし」さんは、とってもゆっくりしているにぇ~♪おきゃーしゃん、ゆっくちしちぇ、まりちゃのこちょほめちぇくれりゅかな~?」 子まりちゃは褒められたかった。 褒められて「ゆっくり」した気分になりたかった。「ゆっくり」にとって「ゆっくりする」という事は、この世に生を受けて一番最初に渇望し、目的になり、 目標となって、生きる意味になる大事な事だ。 「ゆっくりする」と言う事は「ゆっくり」達の「生きる意味」なのである。 「ゆっくちただいま~♪まりちゃかえってきちゃよ!」 「おそい!いったいなにやってたのぉぉぉおお?!ばかなの?!」 「まりちゃ...いっぱいいそいだよ...でも、ほら!おきゃーしゃんのだいすきな「あおむし」しゃんだよ!!「みみず」しゃんもいっぱい!!」 「どれ、ちょっとかしなさい!!.....「おみずのおはな」さんが「いち、に、さん」。みみずさんが....いっぱい。「あおむし」さんが....!!!」 「おきゃーしゃんのだいすきな「あおむし」さんだよ~♪まりちゃがんばったよ~♪」 「はぁぁぁあああ?!!なんで「いっぴき」だけなのぉぉぉお?!いいかげんにしろよ....このげす!!!」 「ゆ!...ゆびぇぇぇぇぇ!!まりちゃがんばっちゃのに...いっぱいがんばっちゃのに...にゃんでおきょるの?「あおむし」さんは、めったに いないのに..。」 「「いっぴき」だけじゃたりないでしょぉぉぉお!「かず」もかぞえられないのぉぉ?!やっぱりげすゆっくりは、げすだわ!」 「ゆびゃぁぁぁぁぁん」 今日こそは母親のれいむに褒めて貰えるとそう確信していた、やっとゆっくりできると思い込んでいた。 その分だけ子まりちゃの受けたショックは、いつもより大きかった。 母親のれいむと姉のれいむ達はショックで泣き崩れている子まりちゃを尻目に醜く太った体を揺らしながら、子まりちゃが集めた餌を貪り、 あっという間に平らげてしまった。 「まりさ!おかーさんたちはこれから「すーぱーす~やすやたいむ」だから、おかーさんたちがおきるまでに「おひるごはん」さんをよういするんだよ!」 「.....まりちゃなんにもたべちぇない....」 「はぁ?!あんたが!「ごはん」さんをいっぱいもってこないからでしょぉぉぉお!わるいのはいつだってまりさでしょぉぉぉお!」 「....ゆぅ。」 「まりちゃ!おねーしゃんに「あまあま」な「おはな」さんもってくるんだよ!いっぱいでいいからね!わかった!?げ~すぅ~♪」 「れいみゅにもいっぱいだよっ!げ~しゅ~♪」 そう言うと母親と姉達はゴロンとなすび型に太った体を地面に横たわらせ昼寝を始めた。 「..にゃんで...にゃんで...」 子まりちゃは深い悲しみに打ちひしがれながら、とぼとぼと巣穴の横に群生しているアカツメグサの所に歩みを進めた。 「この「おはな」しゃんは「あまあま」なあじがする「おはな」しゃん。おねーしゃんが、だいしゅきな「おはな」しゃん...」 「おとーしゃんは、おしえてくりぇた...この「おはな」しゃんの「あまあま」は、いちゃいのをゆっくりしてくれりゅ...」 そう言うと子まりちゃはアカツメグサの花びらを毟って、根元に溜まった蜜を足にすりこんだ。 「ゆぅぅぅ~あんよしゃん、ゆっくちにゃおってにぇ...。」 .............. .......... ...... ... . ~告げ口~ 「おかーしゃん、れいみゅ「す~やすや」のまえに「うんうん」してくりゅよ!」 「れいにゅもしゅりゅよ!」 「ちゃんとおそとでするのよ~。」 「ゆっくちりかいしたよっ!」 「ゆっくちりきゃいしちゃにょ!」 「れいむのおちびちゃんはとっても「ゆうっしゅう」でゆっくりしているわぁ~♪」 「ゆんしょ、ゆんしょ.....ゆぅ、このへんで「うんうん」するよっ!れいみゅの「すーぱーうんうんたいむ」だよっ!」 「れいみゅも、ちゅーぴゃーうんうんちゃいむ!」 「ゆひぃぃ......ちゅっきりぃぃぃぃ!」 「ぢゅっぎりぃぃぃぃい!」 「ゆ?...ゆゆぅ?おにぇーしゃん.....ありぇ...げしゅじゃにゃい?」 「ゆう、げすのまりしゃだね。...いったいなにしちぇるのかな?」 .............. .......... ...... ... . 「「おはな」しゃん「みみず」しゃん、.....あとひとちゅ.....ゆゆゆ!!「あおむし」しゃん!ここにも「あおむし」しゃん!ゆわ~い♪」 「「あおむし」しゃ~ん、ゆっくちおぼうしのなかへ~♪とってもいいにおいだにぇ~♪」 「ゆぴ!また「あおむし」しゃん!!!!きょうはゆっくちのひ~♪ .....ゆぅ...まりちゃ、おなかしゅいたよ....ゆわ...ゆゆ..おいししょうだにぇ~いいにおいだにぇ~...む~ちゃむちゃしたいにぇ~... 「あおむし」しゃん...とってもゆっくりしているんだにぇ~...ゆぅ...」 「ゆ!まりちゃ、ゆっくちおもいついたよ!!!!」 「「あおむし」しゃん、「いち!」...おきゃーしゃん、おこっちゃ。...ゆぅ。」 「おぼうちのなかに、「あおむし」しゃん「に!」....おきゃーしゃん....おこられにゃい!」 「ここにも「あおむし」しゃん!!!!...まりちゃ、む~ちゃむちゃ。.....おこられにゃいっ!」 「ゆっくちいただきま~しゅ♪む~ちゃ♪む~ちゃ♪...ゆゎゎゎゎ~♪おいちいいいいいいい!!!ちちちち.....ちあわちぇ~♪「あおむし」しゃんは、 とってもゆっくちしたあじなのにぇ~♪」 初めて食した青虫、それは今までに経験した事が無い程の美味しさ。子まりちゃは、その香りと味に魅了され酔っていた。父親のまりさを失ってから 久しく「ゆっくり」できていなかった子まりちゃ...とても甘美で、ゆっくりとした、ひと時であった...。 だが、その一部始終を見ていた姉のれいむ達... .............. .......... ...... ... . 「みた?」 「みちゃ!!げしゅのくしぇに、「あおむし」しゃんむ~しゃむしゃ!!」 「おかーしゃんおこるよね!」 「おこりゅ!」 「「せいっさい」だね!」 「れいみゅ、おきゃーしゃんにいう!」 「そうよ!おかーしゃんに「ほうっこく」よ!」 .............. .......... ...... ... . 「ゆっくりただいま~♪おきゃーしゃん!「あおむし」しゃんだよ~♪こんどは「いち」じゃないのにぇ~♪」 バッチィィィン!!! 「ゆぴぇ!...いじゃい....いじゃいのじぇええええええええ!!!!!まりちゃのほっぺたしゃんが、あちゅいいい!!」 ドスンッ! 「ゆげぇぇぇぐるじいいい...あんござんでぢゃうぅぅぅ...おかーしゃん、もうやべでね!やべでねっ!...ゆごぉぉぉぉ...ちゅ・ちゅぶれりゅうう...。」 ブンッ!!.....バッチィィィイン! 「お!おしょりゃ~....ゆげっ!ゆびっ!ゆびっ!...にゃんで...にゃんで...もう..やべで....くだしゃ...い」 母親のれいむの好物である青虫を2匹も調達できたという結果に満面の笑顔で帰宅した子まりちゃを待っていたのは、母親のれいむの笑顔ではなく。 実の子に振るわれるとは理解できない程の暴力だった。 最初に全身の力を使って繰り出される「もみあげビンタ」あまりにも激しい衝撃だったのか痛みが襲ってくるまで一瞬間が空くほどだ。 既に痛みというより「熱い」と感じる衝撃に子まりちゃは「しーしー」を漏らした。 次に子まりちゃのおかげで太りに太った体で躊躇無く押しつぶす。外からの強大な圧力で行き場の無くなった体内餡が口から押し出され、 先ほどから漏らしていた「しーしー」が押しつぶされると同時に勢いよく噴出す。 最後に子まりちゃに齧りつき、子まりちゃを力いっぱい巣穴の壁に叩きつける。子まりちゃは涙と涎と「しーしー」を撒き散らしながら空中で回転し、 巣穴の壁に叩き付けられた。 決して我が子には振るってはいけないレベルの暴力だ。 「まりさ!あんたってこは!ほんとうに「げす」でゆっくりしてないこね!おかーさんのだいすきな「あおむし」さんをたべやがってぇぇぇ!!」 怒り狂う母親のれいむの後ろからニヤニヤと姉のれいむ達が顔を出す。 「れいむちゃんとみてたよっ!」 「れいみゅもみちぇちゃよっ!げしゅのくしぇに「あおむし」しゃんたべちぇた!」 「ゆ”ゆ”ゆ”...ゆびぇ...なんじぇ...なんじぇ...」 「ゆっくりできないげすはしねぇぇぇ!!」 「ゆびぇぇぇぇ!!!」 子まりちゃは逃げた。確実に次は殺されると本能が囁く。満身創痍の体に鞭打って必死に逃げた。行き先も考えずに闇雲に走り出した。 いつもは避けていた縁がギザギザの草が生い茂る草原を駆け抜け、全身を草に切り刻まれながらも走り抜けた。 すると急に目の前が開けたと思った矢先、足元にあった地面が突如として消えた。 「ゆぁぁぁぁぁ!お・おしょら~!」 ビッターン! 「いっじゃぁぁぁぁ~い!あんよさん!あんよさんが!!おかおしゃんもいだいぃぃぃぃ!」 「ゆぁ!ゆぁ!いししゃんゆっくりどいてね!ゆああああ!こっちにもいししゃん!!...きょ...きょきょは....どきょ?」 子まりさは自分がどこに居るのか理解できていない。目の前には石の壁が、後ずさりしてみると後ろにも石の壁が。 そう、子まりちゃは落ちたのだ。コンクリートで出来た水路の底に...... 春の日差しが照らす水の流れていないコンクリート製の水路。子まりちゃにとって、そこはまるで白い砂漠のように見えた。 「..ゆ..ゆう..いぢゃいよ...おとーしゃん...ここ...どきょ?」 ~白い砂漠~ 子まりちゃが落ちたのは、まだ春先なので水が流されていない水田用の灌漑水路であった。 その水路はコンクリート製のブロックが並べて作られていて、ブロックの形はカタカナの「コ」の字を90度右に回転させたような形だ、 ブロックの底から縁までの高さが50センチ、底の幅が40センチほどの大型な物だ。 成体となったゆっくりでも這い上がることは不可能な高さ、まして子ゆっくりのまりさには到底脱出は無理だ。 「ゆぅ...いしのかべしゃんだ....ゆっくりどいちぇね....まりちゃ「の~びのび」しゅるよ!............とどかにゃい....。」 「ゆええええええ!だしちぇ~!だしちぇ~!」 子まりちゃはなんとかして脱出を試みたが無駄な足掻きだった。いくら頑張って体を伸ばしても所詮子ゆっくり、全然届かない。 必死に助けを呼んではみたけど、ただ自分の声が水路に響くだけであった。 「あぢゅい....あぢゅいよ....おそとはどきょ?.....あんよしゃんがへんだよ....あんよしゃん、ゆっくちうごいちぇにぇ...。」 春の日差しに焼かれたコンクリート製の水路は非常に熱く、子まりちゃが歩くたびに容赦なく足を焼いて歩行を困難にさせていった。 それでも子まりちゃは歩いた、この先が一体どうなっているのもわからずに。ただ、ひたすら歩いた。 「じめんしゃん!ゆっくちしてね!とってもあぢゅいよ...まりちゃのあんよさんが、いちゃがってるよ...」 歩くたびに先ほど落ちた時の衝撃で破れた足の一部から体内餡が漏れる、だからといって熱く焼けたコンクリートの上を這って歩けば痛みと熱さの 二重苦だ。子まりちゃは力なく小さくポンポンと跳ねて出口を探した。 .............. .......... ...... ... . 「くっそぉぉぉおお!!あのげすどこへいった!!..........ふんっ!あんなげす、ずっといなくなればいいよっ!」 巣穴から飛び出し逃げていった子まりちゃを追って途中まで追いかけていた母親のれいむは太りすぎのため早々に子まりちゃを見失った。 母親のれいむはブツブツと悪態をついて重そうな巨体を揺らしながら巣穴に戻って行った。 「む~ちゃ♪む~ちゃ♪これめっちゃうっめ!めっちゃうっめ!」 「うっめ!うっめ!」 「ゆゆ?おちびちゃんなにを「む~しゃむしゃ」しているの?......ゆあああああ!!なにやってるのぉぉぉおお!!それはおかーさんの 「あおむし」さんでしょぉぉぉおお!!」 「ちちちちちちあわわしぇぇぇぇぇ!」 「むっちゃちあわしぇ!ちあわしぇ!」 「ちょ・ちょっとおおお!!なにが「ちあわせええ」よ!いいかげんにしてよね!」 「さっきからおかーしゃんうるちゃいよ!れいみゅおこったよ!ぷっきゅぅぅぅうう!」 「ぷきゅ!」 「ゆがーん!なんでおかーさんに「ぷくー」するのぉぉ!?れいむのかわいいおちびちゃんたちぃぃぃ!」 「この「あおむし」しゃんは、れいみゅがじめんさんにいたのをみちゅけたんだよっ!ぷっきゅぅぅ!」 「おにぇーちゃんは「かり」のめいじんだにぇ!ぷきゅ!」 先ほどの折檻にて子まりちゃの帽子から落ちた餌は地面に散らばり、それを見つけた姉のれいむ達はすかさず食いついた。 とてもゆっくりとした香りの青虫に齧りつき至福の時間を楽しんでいた。 そこに母親のれいむが子まりちゃの追撃に失敗して巣穴に戻った。大好物であった青虫は既に溺愛していた姉妹に平らげられていた。 他にミミズも居たのだが、既に地中深くに潜った後である。 「...ゆぅ...「あおむし」さん...たべたかったわ..しょうがないから「みみず」さんでも....あれ?あれ?...おちびちゃんたち「みみず」さんは? まさかおちびちゃんたち「みみず」さんまでたべちゃったのおおお?!」 「うるっしゃい、ばばぁだね!「みみず」しゃんにゃんかしらないよ!でびゅのばばぁは「おはな」さんでもたべていればいいよっ!」 「でびゅのびゃびゃ...でびゅの...でぃぶ!でぃぶ!!!」 「どぼぢでそんなこというのぉぉぉ!れいむは「でぃぶ」なんかじゃないよ!「おうた」がじょうずで「こそだて」もとくいなんだよぉぉぉ!!」 「...ゆぅ..れいむのかわいいおちびちゃん....む~しゃ..む~しゃ..あら?「あまあま」でけっこうなあじよ!....「おはな」うっめ!!これうっめ!! ...ちあわせえええええ....え?ちあわせええええええええええええ!!!....どぼぢていっしょに「ちあわせええ」してくれないの!!おちびちゃん!」 「...うるしゃい!!」 「れいみゅたちは「すーぴゃーしゅ~やしゅやちゃいむ」だよっ!げしゅなでぃぶはゆっくちだみゃっててね! 「ゆがぁぁぁぁぁんんん!!」 母親のれいむは、仕方がなくその辺に転がっていたアカツメグサの花を食べてみたところ以外にも美味しくて全部平らげた。 アカツメグサの花を食べて満足した母親のれいむは「ちあわせええ」と叫ぶが、姉のれいむ達は既に寝る準備中だ。 「ちあわせええ」をするのが複数だと満足感が数倍になるが、単独でいくら「ちあわせえ」と叫んでも猛烈な孤独感が溢れるだけだった。 母親のれいむは寵愛の対象だった姉のれいむ達が一緒に「ちあわせええ」をしてくれると思い込んでいたが、結果は無視だ。 母親のれいむは、どうしても一緒に「ちあわせええ」してもらいたくて大きな声で二度目の「ちあわせええ」をするが、姉のれいむ達かに 「うるさい」と一蹴されるだけであった。 数時間後...... 「...ゆぅ?...ゆっくりおきたわ。おちびちゃんたちもおきなさ~い。おかーさんと、おそとで「こ~ろころ」しようね~♪...あら?...「あめ」さん... 「あめ」さんはゆっくりできないわね~。しょうがないから「おうち」で「こ~ろころ」するわよ~♪さぁ、おっき!おっき!」 「....だまれ!...」 「....れいみゅの「すーぴゃーしゅ~やしゅやちゃいむ」をじゃましゅりゅな!...ゆぅ...ゅぅ...」 「ゆがーん!!!!!」 .............. .......... ...... ... . ~雨とギフト~ 「ゆぅ..いじゃいよ...もう、うごけないよ...あししゃんゆっくちうごいてね........あじゅい...」 ポツ........ポツポツッ..... 「ゆぴ!...おみじゅしゃん?...」 ザァアアアア..... 「ゆあー!!!「あめ」しゃんだー!!「あめ」しゃんはゆっくりできないにょー!もういやぢゃ!おうちかえりゅ!......おうちはゆっくりできにゃい...」 「あししゃん!ゆっくちぎゃんばちぇにぇ!まりちゃいぢゃいけど「ぽんぽん」しゅりゅよっ!」 雨、ゆっくりにとっては降雨ほど恐ろしい自然現象は無い。大量に降り注ぐ雨は、ゆっくりの皮を確実にふやかして破壊し、確実に死に至らしめる。 子まりちゃは足の痛みに耐えながら全力で跳ねた。先ほどとは違い、今度は灼熱のコンクリートに足を焼かれずに済んだ分、早く跳ねる事が出来た。 「ゆぇぇぇぇぇええ!「あめ」しゃんゆっくりしてね!こっちこないでにぇ!.....ゆぁ!!!「穴」しゃんだああああああ!!ゆっくり入るよ!!」 突然、子まりちゃの目の前に現れた「穴」それは水路に50メートル間隔で設置されている土管であった。なぜ土管があるかと言うと、 土管の上に土が盛られ、車や農機具が渡れるように「道」があるからだ。そんな土管は水路に落ちて出られない子まりちゃが、雨宿り出来る唯一の場所だ。 「ゆふぅー...たしゅかったぁ。....あめしゃんはゆっくりできないにょ...........ゆ?...ゆぴ!...にゃんか....いりゅ!」 暗闇に目が慣れた子まりちゃが見たものは、土管の壁にびっしりと張り付く小さなアマガエルの集団であった。 「ゆひぃぃぃいいい!いっぱいいりゅ~....かえりゅしゃん、ゆっくりしちぇいっちぇね!....ゆゆ?....にゃんだかゆっくりしているよ...ゆわぁぁ... ゆふ~ん♪おいししょうなにおいがしゅりゅんだにぇ~♪」 春先のアマガエルは、まだ大きさも小指の爪ほどの大きさで、鳥類などの外敵も多く本能的に、このような所に集まるのである。 外敵が少なく両生類特有の湿った表皮から水分が失いにくい夜間に活発に行動する事が多いアマガエル。 昼間の土管はアマガエル達にとっては恰好のオアシスであった。 「かえりゅしゃん...いただきま~す♪...ゆぴ!どきょいくのかえるしゃん!まっちえええええ!!!」 いくら小さいとはいえ「カエル」は「カエル」である。俊敏さは、ゆっくりに捕まるほど鈍重ではない。 「...まっちぇ!まっちぇ!.....ちゅっかまえた~♪....む~ちゃ♪む~ちゃ♪....うっみぇぇぇぇぇええ!!めっちぇうっみぇ!...これめっちゃうみぇ! .....ちぃぃあわしぇぇぇぇぇぇえ!!」 「かえりゅしゃんはゆっくりしちぇいりゅにぇ~♪まりちゃ、まだまだ「む~ちゃむちゃ」できりゅよっ!」 俊敏なカエルだが数が圧倒的に多いので子ゆっくりでも闇雲に飛びつけば、なんとか捕まえられる。その味たるや青虫に勝るとも劣らずの美味であった。 子まりちゃは数匹の小さなカエルを食したと思ったら、倒れるように眠った。きっと疲労のピークだったのだろう。 「....むにゃむにゃむにゃ...ゆぅ...ゆぅ...おとーしゃん.....かえるしゃん...おいちいよ...」 .............. .......... ...... ... .