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登録日:2014/09/09 Tue 15 08 07 更新日:2024/05/14 Tue 06 35 11NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 あいつは人の話を聞かないからな ウルトラマン ウルトラマンエース ウルトラマン超闘士激伝 ウルトラマンA ウルトラ怪獣 ブラックピジョン 地味な強豪 大鳩超獣 怪獣 改造 超獣 飛行怪獣 鬱トラマン 鬱展開 鳩 『ウルトラマンA』第18話「鳩を返せ!」に登場した超獣。 ▽目次 概要 活躍 余談 概要 別名 大鳩超獣 身長 57メートル 体重 4万3千トン 鳩の強力な帰巣本能に目を付けたヤプールが宇宙怪獣に鳩の脳髄を移植して作った超獣。 羽ばたきで起こる風速60メートルの強風と腹についた角状のミサイルが武器で、口からは火炎放射と毒液「バードホワイトバブル」を繰り出す。 後のシリーズに出たことはないマイナー気味な超獣ではあるが、エースと戦った超獣の中では最強ではないかとも呼ばれるほどの実力の持ち主である。 活躍 TACで開発が予定されている無人飛行機には回収機能に難があった。 そこでパトロール中に北斗と南が出会った鳩を飼う少年、三郎の話を聞き、鳩の帰巣本能を利用することにしたのだった。 さっそく三郎から彼の鳩、小次郎を借りて実験を行うTAC。 しかし実験の途中で、北斗の眼前で小次郎が一瞬にして姿を消してしまう。 実はこの実験を察知していたヤプールが小次郎を超獣にして、その帰巣本能を使って逆にTAC基地を襲わせようとしていたのだ。 小次郎が消えた理由を知らないTACは小次郎がもしかして三郎の元に帰ったのではと推測、北斗と山中隊員が三郎のもとに向かった。 真実を知り怒る三郎だったが、見失った場所で鳩笛を吹けば戻ってくるかもしれないと北斗の語りかけで笛を必死に吹く。 そこにすでに改造されたブラックピジョンが出現。 しかし言う事を聞かず勝手に出現したことにヤプールが慌てて回収、その場は収まった。 ええい、なんたることだ!わしの命令も聞かずに勝手に飛び出したりして!戻れ!戻るんだ!ブラックピジョン!! ブラックピジョンから鳩の鳴き声がしたこと、鳩笛に反応して現れたことからブラックピジョン=小次郎だと推測した北斗。 南と共に三郎の居場所を突き止め、お台場晴海埠頭で笛を吹かないように忠告するが、それを信じたくない三郎は笛で必死に小次郎を呼ぶ。 それに誘われ、またもブラックピジョンが出現。計画が完全に狂ったヤプールは攻撃に来たTACをまとめて葬ることに……。 ピジョン!光線を吐け!光線を吐くんだ!! ブラックピジョンは命令を無視してかえんほうしゃを繰り出した! 三郎を守るために北斗と南はウルトラマンエースに変身。 勝ちBGMをバックに格闘戦を挑むが、前述の「バードホワイトバブル」を顔に喰らい、さらにブラックピジョンが腕力でもぎとったビルを空中から叩きつけられダウンしてしまう。 エースも倒れた、次はTACを皆殺しだァァァ! ゆけーッ!ゆけェェェェッ!!ブラックピジョォォォォォォン!! このヤプール、妙にノリノリである。 なんとか立ち上がったエースは腹部の角ミサイルを間一髪でかわし、必殺のメタリウム光線を繰り出した。 爆発と共に動きが止まるブラックピジョン。やったか? しかしなんとブラックピジョンは腹部で光線を吸収、エースに撃ち返した。 たまらず倒れ込むエースをブラックピジョンは翼で滅多打ちにし、またもダウンさせることに成功。 エースの大ピンチに、小次郎が超獣になってしまったと悟った三郎は必死に笛を吹き小次郎に呼びかける。 笛の音に気を取られたブラックピジョンは背後からエース決死のダイヤ光線を浴び、がっくりと力尽きたのだった。 戦いが終わり鳩の巣箱に行くと、そこには小次郎の姿があった。 小次郎は脳髄を抜かれてもなお主のもとに帰ろうとしたが、願い叶わず力尽きていた…… この空に鳩はもういない。小次郎はもう、二度と帰ってこない…… 余談 このようなラストゆえ、内山まもるによる漫画版ではラストシーンで小次郎に戻っている。ああよかった。 まったくのノーハンデでエースを二度もダウンさせたことから児童誌で当時最強と呼ばれたブロッケン、ラスボスのジャンボキングを差し置いて最強の超獣ではないかと言われている。 ウルトラマンジャックを負かしたテロチルス、ウルトラマンタロウとゾフィーをたたきのめしたバードンなど、ウルトラ世界では鳥型の怪獣はやけに強い…… なお、ブラックピジョンの着ぐるみは頭部が今も現存している。 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では偶然、善の心を持ってしまった失敗作として処刑されかけたところをタロウに救われ、仲間となっている。 不思議な探知能力のほか、迷路にもだまされない帰巣本能で重要な活躍をした。 上の「光線を吐け! 光線を吐くんだ!!」→火炎放射のネタもちゃんとある。 黒焦げになったのはヤプールコマンドの方だったが。 それよりも大事なのは 可愛いのだ。 可愛いのだ。 大事なことなので二回言いました。 栗原仁のアレンジにより、デフォルメされゆるキャラ化。 全体的に殺伐としているヤプール編に於ける癒やしキャラとして描かれている。 で、こいつの帰巣本能によってメフィラス大魔王とタロウはヤプールの本拠地を突き止めることに成功。 次元回廊により出ることが出来なくなってしまった二人はブラックピジョンに伝書を頼み、反ヤプール同盟に連絡。 それを頼りにエースキラーやセブンはヤプールの待つメビウス星に向かうことが出来た。 戦役終結後は他の見捨てられた超獣たちと共にピッコラ星に引き取られ、ピッコロ王子と共にゴーデス討伐に協力した。 項目は立った、次は追記修正だァァァ! ゆけーッ!ゆけェェェェッ!!Wiki籠りィィィィィィ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 主を思う心が強かったのか… -- 名無しさん (2014-09-09 16 31 39) エースにはたくさんの光線技があるが、回復光線がなかったのが辛いな。 -- 名無しさん (2014-09-09 19 43 04) コミカライズ版だと無事生還出来たそうな -- 名無しさん (2014-09-09 19 54 25) ヤプールのテンションおかしいだろ、計画狂ってやけっぱちなのか -- 名無しさん (2014-09-09 20 10 13) もしかしてだけど、ムサシとリドリアスのモデルってこの話? -- 名無しさん (2014-09-09 20 13 31) 激伝ではなぜかハイヤードラゴンに… -- 名無しさん (2014-09-09 20 26 31) 激伝ではゆるキャラ化 -- 名無しさん (2014-09-09 20 30 42) ハトモチーフは少なく他の特撮にはハト怪人のキカイダーにキチガイバト、555のピジョンオルフェノクがいる。 -- 名無しさん (2014-09-10 14 49 40) 鳩がモチーフだが全身武器の強敵超獣 -- 名無しさん (2014-09-10 20 40 44) 平和の意味を持つ鳩が元の鳥獣が最強クラス‥。痛烈な皮肉を感じるな -- ??隊長 (2014-09-10 22 25 21) 実際のハトは仲間と餌を奪い合う。一方カラスは仲間と分け合う。どっちが平和の象徴なんだか。 -- 名無しさん (2014-09-10 22 36 22) まぁ鳥は胸筋が発達してるからな、パワーはあるんでしょう。 -- 名無しさん (2014-09-10 23 09 12) ↑3ミスった。「超獣」だった -- ??隊長 (2014-09-10 23 12 19) ↑10 「あー、まーたダメだよ。もう適当に暴れさせるしかないわー。」→「ヤッベ、コイツ超つええじゃんw」 みたいなノリだったんじゃない?w -- 名無しさん (2014-09-10 23 31 28) これといいドリームギラスといい最終回といい北斗は結構子供への対応で失敗してる気が…… -- 名無しさん (2014-09-10 23 35 37) ↑ただキングクラブの時みたいなのもあるから一概にヘタとは言い切れないな。自分なりの経験から暴走族と仲良くなったりしてたし -- ??隊長 (2014-09-10 23 42 09) わかりにくいけどバクタリとは違うのにバクタリみたいに助けられなかったのかと言われる子 -- 名無しさん (2014-09-13 23 29 05) ジョイサウンドでエースの主題歌歌うとこいつとの闘いが延々とループするのよね -- 名無しさん (2014-09-13 23 33 40) ↑↑↑カイテイガガンの時も成功例と言えるかな -- 名無しさん (2014-09-13 23 34 44) ↑6そうなんだろうなぁ、マジで…↑3バクタリは獏が超獣に為った、此奴は小次郎の脳味噌を宇宙怪獣に移植してると来たもんだ -- 名無しさん (2014-09-13 23 40 33) ウルトラシリーズの鳥形怪獣といえば、リトラ(自分の数倍の大きさのゴメスを撃破、大怪獣バトルでもそこそこ活躍)、ヒドラ(スペシウム光線回避、勝ち逃げ)、ギエロン星獣(再生可能)、エレジア(戦闘時間は短かったがタロウのカラータイマー鳴るくらいまで善戦)、サタンモア(動けないレオを蹂躙、その後瞬殺される)、リドリアス(カオスウルトラマンですら破れないバリアーを自力で突破)等結構曲者揃いだな。 -- 名無しさん (2014-09-16 22 46 22) 何ゾイガー忘れてるの -- 名無しさん (2014-09-16 23 07 48) シーラ…… -- 名無しさん (2015-03-12 01 21 04) ↑3 帰マンに出てきた始祖怪鳥テロチルスも空中戦でウルトラマンを破ってる。強豪怪獣のベムスターやバードンも鳥型。 -- 名無しさん (2015-04-13 14 49 53) ダークピジョン -- 名無しさん (2015-04-13 19 38 43) こいつがエースキラーとヒッポリト除けば最強の超獣だった。エースとTACも敗北寸前だったし。 -- 名無しさん (2015-04-15 20 41 16) ↑「飼い主に会いたい」っていう思いが強さに表れてたのかもね。 -- 名無しさん (2015-05-30 15 41 35) 普通の鳩でも充分強敵なのに、もしヤプールがリョコウバト(最期の生き残りとされるマーサ)でブラックピジョンが製造されていたら…本当に最強の超獣になっていたかもしれない -- 名無しさん (2015-09-03 15 54 04) エースの最期かもしれん! -- 名無しさん (2016-01-28 02 38 26) これ子供にTAC恨まれても文句言えない気がするわ、貸したペットを無くされて倒されるとか辛すぎるわ -- 名無しさん (2016-08-19 17 43 46) ↑そもそも発案したのが主人公(ウルトラマン)だからなぁ…「科学の為に生物を実験台にする」ってR1号的な考えだし -- 名無しさん (2016-08-19 18 32 10) こいつをジャンボキングのパーツにしてたら勝てry -- 名無し (2018-02-06 01 56 59) ラスボスなのに強さ議論で省みられないジャンボキングさんかわいそう -- 名無しさん (2018-07-05 20 36 27) ゴルゴダ星編以降ヤプールの劣勢だったからまさかのヒット作にテンション上がったんだろうな。 -- 名無しさん (2021-07-03 19 46 57) 最近DVDレンタルで観たが、実験中に突如小次郎が消えたのに北斗しか見えてない、気付いてない。他の人に言っても案の定まーた山中が真っ先に突っぱねて誰も信じない。Bパート開始直後のなぜか主人公とメインヒロイン意外いない、薄暗い司令室での議論でやばい結論が出る。三郎少年を止めに行こうと北斗星司が行こうとするが、南夕子が「隊長に報告しないと!」と言うも「言っても誰も信じてくれないさ!」と遂に断じてしまう…今まで誰も信じなかったし、その謝罪もしなかったのが続いた結果がこれだよ! -- 名無しさん (2022-11-29 10 48 43) 吸収だけでなく撃ち返しまでやってるから、こと光線に対してならベムスターを超えてゼットン級なんだな -- 名無しさん (2023-04-01 20 37 03) 普通クソ強い怪獣を倒す回ってある種の爽快感があるんだけどこの回はひたすら陰鬱 -- 名無しさん (2023-04-04 23 46 39) 名前 コメント
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登録日:2015/10/04 Sun 13 09 15 更新日:2023/12/13 Wed 19 22 21NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 80オリジナル怪獣 きみはゼロ戦怪鳥を見たくないかい? ウルトラマン80 ウルトラ怪獣 グリフォン ゼロ戦 ゼロ戦怪鳥 バレバドン メス? 人食い 公式が病気 卵は犠牲になったのだ 宇宙怪獣 怪獣 渡り鳥 被害者 複葉機 零戦 飛行怪獣 鳥 バレバドンは、ウルトラシリーズに登場する怪獣。 別名は「ゼロ戦怪鳥」。 【概要】 身長:60m 体重:1万5千t 宇宙空間を飛び回る渡り鳥のような怪獣。地球も渡りのルートに組み込まれており、50年~60年に一度大鳥渓谷に飛んでくる。 背中以外に脚にも大きな翼が生えており、複葉機のようなフォルムになっている。 長旅で腹を空かしているため何でも食べる性質があり、そのせいで散々な目に遭わされてしまった。 人間の子供が大好物らしい。 【主な活躍】 ◆ウルトラマン80 登場:「きみはゼロ戦怪鳥を見たくないかい?」(第41話) 太平洋戦争で活躍した伝説の戦闘機「ゼロ戦」が大好きな少年・斉藤武夫。 家での手伝いを重ね、お小遣いやお年玉を溜め、欲しいものも我慢してついに念願のゼロ戦のラジコンを手に入れた。 様子を見に来たUGMの隊員にも触らせないほどの熱の入れようの彼は、自慢のゼロ戦でラジコン大会の優勝を狙っていた。 ところが、本番の会場で突然ラジコンはコントロールを失い行方不明になってしまう。 ショックのあまりに武夫はUGMに八つ当たりしてしまい、さらに不眠症になってしまう始末。 形あるものは必ず召されるものだ、と父親は諭すが、大事なゴルフクラブが壊れたらどうするのかといわれてしまうと反論できず、 もしゼロ戦が見つからなかったらゴルフクラブを売ると母親にまで言われてしまい、一緒に探す事になった。 馬鹿にされてもゼロ戦を探し続け、とうとう遠くの「大鳥渓谷」までやって来たタケオ(と付き合わされた父親)。 そこで出会った老人から、確かにゼロ戦をこの渓谷で見た、と言う情報を得る事が出来た。 だがこの老人はもう1つ忠告をした。ここには50~60年に一度、人間の子供が大好物の渡り鳥が宇宙からやってくると言うのである。 それでも諦めきれない武夫。なかなかゼロ戦が見つからない中、何の気なしに操縦機を操ったその時、突然彼らの前に宇宙の渡り鳥怪獣・バレバドンが現れた。 ところが、バレバドンの様子がどこかおかしい。何故か武夫の操縦に従い、まるでゼロ戦のラジコンのように自由自在に動くようになっていた。 なんとバレバドンは彼のラジコンをうっかり飲み込んだせいで、生きたラジコン飛行機と化してしまったのである。…おい。 ゼロ戦が怪獣になったと大喜びの武夫はバレバドンの背に乗って空へと飛び出し、爆弾の代わりに卵を町に投下させたり急降下させたり、 セスナを驚かしたりとやりたい放題。UGMの隊員たちもその様子に怒るほどであった。 「イタズラにしては度が過ぎている!」 「全くだ!」 ところが、腹を空かせたバレバドンがカラスを食べようとした時、飲み込んだゼロ戦が落ちてしまった。 その結果バレバドンは完全に武夫のコントロールから外れ、仕返しと言わんばかりに振り落とそうとし始めた(当たりめーだバカ)。 少年の危機にUGMの矢的猛隊員はウルトラマン80に変身。空中での追跡戦の末、振り落とされてしまった武夫を無事救出する事に成功した。 そして散々な目に遭わされたバレバドンは、ナレーションにも同情されながら宇宙へ飛び去っていった。 『渡り鳥くん、ゼロ戦には気をつけなよ』 バレバドンから落ちたゼロ戦は無事であり、大喜びする武夫。 一方父親は、自分がゴルフに熱中しすぎたのが息子にも影響したのかもしれない、と反省するのであった。 ◆ウルトラマンX 本編には登場してないが、Xioが製作したパンフレットにスパークドールズから実体化したバレバドンがロシアを襲撃した事が記載されている。 【余談】 現在の地球にはバレバドンのようなフォルムの動物は存在しないが、白亜紀前期に生息していた恐竜「ミクロラプトル・グイ」は前後の脚に翼を生やし、バレバドンのような複葉機スタイルで飛び回っていたのではないかとする説がある。 タケオの母親役は、『ウルトラQ』『ウルトラマン』など多数のウルトラシリーズ作品に出演している桜井浩子氏。 きみは追記・修正をしたくないかい? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 被害者でしかねえなこの怪獣 -- 名無しさん (2015-10-04 16 06 55) ↑倒されていない分シェルターよりかはマシ -- 名無しさん (2015-10-04 16 12 17) こうして見ると、80も割と怪獣を「倒さない」話が多いな。 -- 名無しさん (2015-10-04 19 31 28) ザンドリアスに至っては負けた振りしてたしね。 -- 名無しさん (2015-10-05 09 23 06) 鳥怪獣の扱いって結構両極端だな。こいつらみたいにほぼ無害の奴もいればバードンみたいなのもいる。 -- 名無しさん (2015-10-06 15 03 04) 父ひろし「ゼロ戦には気ぃつけろよー」 -- 名無しさん (2015-10-06 17 45 55) バードンにも零戦を食わせれば・・・いや、止めておこう -- 名無しさん (2015-10-10 12 55 25) 名前はバレー(谷)と鳥(バード)からかな? -- 名無しさん (2015-10-13 13 50 04) ↑4 確かにウルトラシリーズの鳥怪獣はフライングライドロンやバル、バレバドンみたいなあまり害はないタイプとテロチルスやバードン、エレジアみたいな人間にも危害を加えるエラく凶暴なタイプがいるね。 -- 名無しさん (2017-02-02 02 24 47) ↑バレバドンも人間を食べることが言及されているので、人間にとって有害な存在であることは変わりないぞ。80に登場した個体は散々な目にあった上にウルトラマンまで現れたから、人間を食べるより本来の生活圏にさっさと帰ることを優先したのだろう。テロチルスやバードンは人間視点では凶暴で恐ろしい怪獣だが、その行動はスケールがでかいだけで食事や巣作りという鳥として当然のことをやっているだけ。むしろ人間を好んで食べると言われている分、バレバドンの方が恐ろしいかもしれない -- 名無しさん (2017-09-19 19 05 18) 名前 コメント
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前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 第57話 心の中のウルトラマン 油獣 ペスター ウラン怪獣 ガボラ マケット怪獣 ミクラス 登場! 始祖怪鳥テロチルス、火山怪鳥バードンの襲撃をウルトラマンAの活躍によってかろうじて乗り切った『ダンケルク』号は、 無事目的地であるアルビオン王国の港湾都市スカボローに入港していた。 「帆をたためーっ!! もやいをうてーっ!!」 桟橋に傷ついた姿を滑り込ませた『ダンケルク』は、着陸して風石のささえがなくなったとたん、力尽きたかの ように船体を桟橋に寄りかからせて、傾いたまま停止した。 「よくここまで航行できたものだ……」 船底に大穴を空け、あちこちが焼け焦げた『ダンケルク』の姿を見て、スカボローの港湾作業員たちは一様に ぞっとして息を呑んだ。『ダンケルク』が、技術大国ゲルマニア製の強靭な船体構造を持っていなければ、ここへ たどり着く前に空中分解していたかもしれない。 また、生き残った護衛艦隊は、軍用ドックのほうへよろめきながら収容されていった。 「当船は、この後第一ドックに移送されます。お客様方は、お忘れ物のなきよう、すみやかに下船ください」 才人たち一行は、傾いた甲板から足を踏ん張りながら桟橋に降り立ち、先に下ろしてあった馬車を受け取るために こちらの港湾事務所に向かって、そこで同じように馬車の手配をしていたワルドとミシェルに会った。 「おおルイズ、君も無事だったのかい、よかったよかった」 はじめに陽気に口を開いたのはワルドだったが、一行は一ミリグラムの感銘も受けずに、しらけた様子で丁重に それを聞き流した。話しかけられたルイズも、先日とは違ってつまらなさそうに視線をそらしている。ワルドが 艦隊に無茶な前進をさせたがばかりに、数多くの犠牲者を出してしまった事実はすでにキュルケから全員に 伝えられ、全員がすでに彼を嫌いになろうと心に決めていたからである。 「ありがとうございますワルドさま、聞くところによれば、ワルドさまが風の魔法で風石の不足をおぎなってくださった そうですね。皆を代表して感謝の意をささげます」 なんとか口を開いたルイズの口調も、儀礼的な感情のこもらないものだった。ルイズにとってワルドは、 幼い頃から面倒をみてくれた恩人であり、あこがれの人でもあるのだが、自分一人のために何百人も平然と 犠牲の羊に並べようとした醜行には閉口せざるを得ず、気持ちの整理がつくまで話したくないというのが本音であった。 むしろ、積極的な好意の対象となったのは、立派な武具をすすまみれにしながらクルーに混じって船の 応急処置に奔走したミシェルのほうであった。顔見知りのルイズや才人はもちろん、これまでほとんど面識の 無かったシエスタやロングビルも積極的にミシェルに話しかけて、あっという間に彼女を中心にした人の 輪が出来上がった。 「どうもありがとうございました。ミス・ミシェル、わたし、前からずっと銃士隊の皆様を尊敬していたんです。 強いしお美しいし、特にアニエス隊長と副隊長のミス・ミシェルは学院のメイド仲間の中でもあこがれの 的で、わたしもいつか貴女様のようになりたいと思っています」 「本当に、噂に違わぬ勇敢ぶりですね。おかげで私もこの子も助かりましたわ、ほら、アイちゃんもお礼を 言いなさい」 「うん、おねえちゃん、ありがとう」 「あ、うん……どういたしまして」 ミシェルにとっては、これだけの人数にちやほやされるなど初めてのことだっただろう。才人が 何の気兼ねも無く友人のように話していたこともあって、彼女が一行に受け入れられるのは早かった。 とはいえ、街中で大衆の歓呼の声を浴びるのとは別の感じで、あたふたしている姿は英雄というより、 運動会で一等賞をとってクラスメイトに胴上げされる女子生徒といったほうがお似合いかもしれない。 それからは、ワルドを端にほっておいて、一行は思いもかけない感謝の渦に囲まれてとまどうミシェルと いろいろと話し合っていたが、一行がサウスゴータ地方に向かうのに対して、王党派に接触しなければ ならないミシェルとワルドは、そこから離れた場所にある小さな出城に向かうことになるので、ここで お別れということになる。名残は惜しいが、いつまでもこうしているわけにはいかない。ロングビルと シエスタは馬車を取りに行き、ルイズと才人も彼女に別れを告げた。 「じゃあ、サイト、そろそろ行くわよ。ミス・ミシェル、あなたは身分は平民ですが、その行動の勇敢さには わたしも見習うべきところがありました」 「そうだな、それじゃあミシェルさん、お仕事頑張ってください。俺にはよくわかんないけど、あなたの 任務にハルケギニアの平和がかかってるんですよね。応援してます」 その二人の尊敬と親愛の眼差しを込めた言葉に対して、ミシェルは不思議と影を含んだ表情で。 「ああ……また会おう」 とだけ、憂えげに答え、心配そうに才人が手を差し伸べると、その手をとり儚げな笑みを見せて。 「心配するな……お前も、元気でな」 それだけ言うと、彼女は二人に背を向けて出口に歩を進め始めた。 「彼女、どうしたのかしら?」 「さあ……」 いつもだったら、「余計な心配をするな!」と怒鳴られそうなものだが、あの、アニエスと並び立つほどの 強気な女剣士が、今の後姿はなぜかとても小さく見えた。二人はその後、呆然と立ち尽くしていたが、 ルイズが「あんたまさかあの人にまで手を出したんじゃあ!?」と、はっとしたように才人を問い詰め、 「そんなわけないだろ! 俺はまだ命が惜しい」「じゃあ安全なら手を出すわけ!?」と、例によって 痴話喧嘩を始めて、逃げ出した才人をルイズがどこかへ追いかけていった。 けれど、無言のままミシェルが立ち去ろうとしていたとき、急に後ろから呼び止められた。 「少々お待ちになって、まだわたくし達、貴女へのお礼を申していませんわ」 「ん?」 ミシェルが振り返ってみると、そこにはキュルケとタバサが真剣な表情で立っていて、彼女たちは、 才人たちがその場にいないことを確かめると、ミシェルに歩み寄って軍用の敬礼をとった。 「なんの真似だ? 当たり前のことを言うが、私は自分の義務を果たしただけだ。もうこれ以上は余計な ことを言われる筋合いはないぞ」 いいかげん疲れた、もう行くぞとミシェルは相手にしようとしなかったが、キュルケは強引に引き止めて、 男ににじりよるときのように人懐っこい笑みを向けた。 「いいえ、そのことではありませんわ。わたしたちにも貴族としての、いいえ一人の人間として、命を救われて うやむやにされては、後味が悪すぎますもの」 「貸しの作り逃げは、卑怯」 タバサも続いて半分独り言のようにつぶやくと、ミシェルはそれでようやく合点がいった。この二人が わざわざほかの者たちがいなくなったときを見計らって声をかけてきたのは、彼女たちにとっても人に 聞かれたくない話だったからだ。 「ああ、あのことか……」 軽く頭をかくと、ミシェルはため息とともに、あまり思い出したくない半日前の記憶を呼び起こした。 それは戦闘中、キュルケたちが損傷を受けた『ダンケルク』号の応急処置に奔走していたときのこと。 そのとき、艦隊は必死の防戦でかろうじて全滅は避けていたが、各艦の惨状は目を覆わんばかりだった。 戦艦『リバティー』が炎を吹きながら、主砲弾庫の誘爆によって船体の半分と四本あったマストの三本を 失って、幽霊船のようなありさまになって落ちていく。 戦列竜母艦『ガリアデス』も艦尾の竜騎士の格納庫を無意味な空洞に変えられ、艦首に残ったわずか ばかりの砲門を散発的に放つだけになっている。輸送船『ワールウィンド』は速度を高めた高速輸送船では あったが速さの格が違い、三本マストの二本をへし折られていた。ただ、積荷が先に撃沈された二隻とは 違って医薬品や薬草だったために、二匹はその匂いを嫌がってそれ以降攻撃対象から外したために、艦隊の 中ではもっとも損害が浅かった。 悲惨だったのはゲルマニア派遣軍の砲艦『タレーラン』だろう。この船は巡洋艦並みの船体に無理矢理 戦列艦並みの装備を施したために、動きが鈍く、砲の射界が狭いために、その火力もほとんど役に立たず、 テロチルスに一撃目で舵を破壊されて航行不能に陥り、後は甲板にのしかかったバードンによって上甲板を 焼き払われ、あとはただ二匹がついばむだけのえさ箱と化してしまい、見かねた姉妹艦『メッテルニヒ』に よって、せめて棺おけに落ち着いて海底の墓場へと消えていった。 残りの巡洋艦も、もはや撃ち落そうとするよりも弾幕を張って少しでも時間稼ぎをしようとしているに過ぎない。 そして、艦隊をこんな惨状に陥れた張本人の乗る『ダンケルク』は、その本人の風魔法でかろうじて高度は 保っていたものの、ブリッジは屋根を飛ばされた露天艦橋になり、船底への連続攻撃によって船底の板は 剥がれ落ち、火災が船底から徐々に上部へと延焼しつつあった。 「ごほっ、ごほっ! もう、消しても消しても次からと……これじゃきりがないわ」 キュルケはタバサと協力しながら、火災が燃え広がるのをなんとか防ごうとしていたが、木造船なので 全体が燃料と呼んでよく、火の勢いは収まるところを知らなかった。爆風で窒息消火しても、水と氷で 消し止めても、別のところから燃え広がってくる。キュルケは、自分の系統である火が、これほど憎たらしいと 思ったことはなかった。 それでも、自分たち自身を守るためにはこの船を守るしかない。タバサも煙に巻かれながら呪文を 唱えているし、ロングビルは避難誘導の手伝いをしている。シルフィードでさえ暴れだしそうなほかの使い魔を なだめるために頑張っている。あの高慢なひげ面の目的のために努力しなければならないのは不愉快だが、 自分だけへばるわけにはいかない。 けれど、幸運の女神はまだこの船を見捨ててはいなかったようだ。上甲板から転げ落ちそうな勢いで階段を 駆け下りてきたクルーが、「ウルトラマンAだ! ウルトラマンAが来てくれたぞぉ!!」と叫んだとき、悲壮感に 覆われていた船内に、怨嗟の声に変わって大歓声が満たした。 だけども、一般客はともかくこの船の乗組員やメイジであるキュルケたちは無邪気にお祭り騒ぎに加わる わけにはいかなかった。エースが来てくれたとはいえ、火災はまだ続いており、自分たちをバーベキューに しようとじりじりと迫ってくる。そしてエースは怪獣と戦っている以上、しばらくはこちらを助けには来られまい、 エースが怪獣を倒したときには、船が丸焼けになっていたなど喜劇にも悲劇にもなりはしない。それでも、 船がこれ以上怪獣の攻撃を受けることはないであろうということは、クルーたちにも安心をもたらし、消火 作業の能率は徐々に上がって、火災も沈静化に向かっていった。 「よし、これなら大丈夫そうね」 大きな炎は大体消して、あとはクルーたちの手作業でも消火は可能だろうと判断したキュルケは、 タバサといっしょに大きく息をついた。戦ったわけでもないのに精神力を大きく消耗し、床はあちこちが 抜けかけて海面が見えているが、とにかく一息つきたかった。 けれど、そんな二人を休ませてはくれない事態が、駆け込んできた一人のクルーからもたらされた。 「貴族の方々、申し訳ありませんがお手を貸してください。竜骨に亀裂が入って、今にも折れそうなんです」 「なんですって!?」 「それ、まずい……」 二人ははじかれたように立ち上がり、そのクルーの案内に従って通路を走り出した。竜骨とは、船を作るに 当たって中心となる、船首から船尾までを貫く巨大な支柱のことで、人間でいえば背骨に相当する。これが 折れるということは、人間が背骨を折るのと同じことで、いかに頑丈な船でも自重を支えきれずに真っ二つに へし折れ、あとは海面へとまっ逆さまである。二人は、今のうちに救命ボートでの脱出を勧めたが、すでに 甲板に係留してあったボートのほとんどが吹き飛ばされてしまったと、悩む余裕すらない答えが返ってきた。 もちろん、今の状況で他の船との接舷などは論外だ。 だが、案内された現場はさらに過酷を極めていた。目的の竜骨の亀裂部の周りの床や壁はのきなみ 剥がれ落ち、ひび割れた竜骨だけが橋のように、不気味なきしみをあげながら宙に揺れていたのだ。 「こりゃあ、しゃれにならないわね」 破損部に近づいて修理しようにも、足場がなくては近寄ることさえできない。魔法が使えない平民では どうしようもなく、今はメイジである自分たちだけがこれをなんとかできる。 「どうする、タバサ?」 「わたしが固定化で応急処置をするから、わたしをあそこまで連れてって」 「ま、それが妥当な線ね」 メイジは、二つの呪文を同時に使うことはできるが、それを実践できるのは相当な経験と才能を持った 使い手に限られる。残念ながら未来はともかく、今のこの二人ではそこまで到達していないので、 キュルケがタバサを抱えて『フライ』で破損箇所に近づき、タバサが『固定化』をかけるという線で決まった。 抱える方法だが、お姫様だっこ、後ろから羽交い絞めのポーズ、タバサをおんぶといくつかあったが、 二人ともいざというとき別の魔法も使えないとこまるのでおんぶとなった。そうと決まれば善は急げである。 「どう、うまくいきそう?」 「もうちょっと待って」 折れかけた材木に吸い込まれる魔法の光を見ながら、キュルケはできるだけ急いでくれとタバサを せかした。なにせ、足元は何もなく、高高度に宙ぶらりんである。『フライ』で飛ぶのは慣れているが、 ここまで地上が遠いとめまいがする。 だが、タバサの『固定化』が後一歩で完成しようとしたとき、突然船が激しく揺らいで、二人は船底の 穴から外に放り出されてしまった。 「なっ、なに!? きゃああっ!」 外に飛び出た瞬間、猛烈な風圧が二人を襲う。内部はシールドされていても、ここは高度五千メイル以上、 そこを時速一〇〇キロ以上で飛んでいるのだから台風の中のようなものだ。外壁にかろうじて掴まりつつ、 二人は『ダンケルク』の左舷から煙が上がっているのを見て、被弾した衝撃で投げ出されたのを知った。 「なん、て、タイミングの悪い」 それは、エースと二大怪鳥の戦いの終盤に、テロチルスの放った光線の流れ弾が命中したものであったが、 『ダンケルク』にとっては軽微な損傷だったために、エースもこの船のクルーたちも無視していたのだが、 唯一この二人にとっては最悪の一弾となっていた。二人の『フライ』を合わせて脱出しようと試みても、 風圧が強すぎて吹き飛ばされないようにするのが限界だ。そして、振り落とされたら、この広大な海原で 助かる術はない。 「こんな……ところで……」 「っ……お母様」 風圧に抵抗していた精神力も尽きかけ、さしもの二人も絶望しかけたとき、二人の目に信じられない 光景が映った。船体から木材のチップが接着剤で固められたような巨大な腕が生えてくると、二人の 体をひょいとわしづかみにして、先程放り出された船体の破口に放り投げたのだ。 「どうやら、まだ死んではいなかったか」 船内のまだ無事だった床に乱暴に投げ捨てられた二人を出迎えたのは、杖を軽く構えた青髪の騎士の ぶっきらぼうな台詞だった。 「ミ、ミス・ミシェル!?」 「竜骨が破損したと聞いて急いで来てみれば、とんだ超過勤務が待っていたな」 二人は、この銃士隊の副隊長が才人の友人だということくらいは知っていたが、個人的にはバム星人の トリステイン王宮襲撃と、アンリエッタ王女が学院に来たときちょっと顔を合わせた程度でほとんど面識が なかったために、こうして救われるとは思ってもみなかった。ましてや、剣士だと思っていた彼女がメイジ だったとは、意表を衝かれすぎて、つい淑女らしくもなく目と口を開けっぴろげにした間抜けな顔を晒してしまった。 「あなた、メイジだったの?」 やっと口にしたのは、そんなありきたりな没個性な台詞だった。 「土の、トライアングルだ。もっとも、貴族の称号など持っていないから、魔法は自己流だがな」 見ると、破損していた竜骨も、がっちりと固定化をかけられた上に、別の木材を『錬金』して鋼鉄化させた 鋼材で補強までしてある。トライアングルというが、スクウェアに近い実力と見て間違いあるまい。 けれども、実力はともかくとして、平民のみで構成され、平民の期待の星である部隊であるはずの銃士隊の 副隊長ともあろう者がメイジだったとは驚くしかない。すると、ミシェルも二人の目つきでそれを察したのか、 一瞬だけ冷たい目つきをして口止めをかけた。 「少しでも、助けられたことに恩義を持つなら、このことはこれ限りで忘れてくれ」 杖を懐にしまい、ミシェルは何事もなかったかのように剣士の容貌に戻った。 「え、ええ……それは、貴族の名誉にかけて約束いたしますわ……けれど」 「なぜ、私が銃士隊にいるかということか? 言ったろう、私はメイジではあっても貴族ではない。入隊以来、 ずっと剣一本で今の地位を築き上げた。このことを知っているのも、アニエス隊長だけだ。そして、できるなら これ以上誰にも知ってほしくはない」 「ならば、なぜ秘密を知られるのを承知で、わたしたちを助けてくれたのですか?」 すると、ミシェルは壊れかけたドアに手をかけたまま、二人には見えないように苦笑して、やや長い沈黙を 挟んで独り言のようにつぶやいた。 「……お前たち二人を見捨てたなどと知れれば、サイト……あのバカがつく正義漢に私が殺されてしまうわ」 それだけ言い残して、ミシェルは呆然としている二人の前から去った。本当は、ここで二人を見殺しにしても 才人には知られまいし、彼への評価も過大なのだが、どういうわけかミシェルの脳裏には、あの小生意気で 青臭い正義感を恥ずかしげもなく振りかざす青二才のことが貼りついて、このところそれが気になって 仕方がないのだった。 その後、応急修理によってなんとか持ち直した『ダンケルク』号は、海面に不時着した『リバティー』と 沈没した艦から脱出した乗組員の救助のために巡洋艦二隻を残し、よろめくようにアルビオンへとたどり着いたのだった。 結局、このいきさつは当事者たち三人のうちにだけ秘められることになるが、ミシェルに対するキュルケと タバサの認識は、大幅に書き換えられることになった。 「わたくし、銃士隊とはお堅い一方で面白みに欠ける方々だと思ってましたけど、その認識を改めさせて いただきましたわ」 「できれば、認識を改める前と同じようにしていてくれ。気恥ずかしいったらありゃしない」 「了解いたしました。ですが、ともかく感謝しています。この借りは、いつか必ず返させていただきますわ」 「一個借り」 「わかったわかった。期待しないで待っておくさ」 ミシェルは苦笑しながら、私はそんな気さくな柄じゃないと、手を振って立ち去ろうとしたが、キュルケは まだ用があると、もう一度彼女を引き止めた。 「ところでもう一つ、個人的に気になってましたけど、あなたとダーリ……サイトくんとはどういう関係ですの?」 「……戦友だ」 そっけなく答えたミシェルだったが、彼女はキュルケとまだほとんど付き合いが無かったために、彼女を 甘く見ていた。男心を知り尽くしているプレイガールとして名を馳せ、ルイズの家系から男を奪いまくった 一族の血を受け継ぐキュルケは、同時に秘めた女心を見抜く術にも長けていたのだ。 「戦友ですか、けれど、ただの戦友にしては名前の呼び方に親愛がこもっているような……ミス・ミシェル…… 貴女もしかしてサイトのことを……」 「なっ!? ば、馬鹿な、あんなひょろながでヘラヘラした奴を誰が!!」 「あら? わたくしは将来有望な騎士になると思ってるのかと言ったつもりなのですが、なにか?」 「ぐっ!!」 見事にキュルケの誘導尋問に乗ってしまったミシェルは、すました顔を紅に染めて口ごもったが、完全に してやったりと笑っているキュルケを見ると、負けを認めざるを得ない。 「まあまあ、わたくしこれで貴女のことが大好きになりましたわ。いいじゃないですの、内なる情熱に身を まかせるのは万人に許された権利ですわよ。それにしても、ルイズといい貴女といい、なんとも不器用ですこと、 そんな内に気持ちをこもらせてしまっては、気づいてすらもらえずにそのうち枕を濡らすことになりますわよ」 おせっかいだが、心のこもったアドバイスが硬派一徹でやってきたミシェルの心に沁みた。ただ、彼女には その感情を素直に吐き出すことができない心のかせがあった。 「私は、国のためにこの身をすでにささげている。明日をも知れぬ身には、男など邪魔なだけだ。それに、 あいつの生き様は、私にはまぶしすぎる……」 ミシェルは、才人がうらやましかった。獣同然で生きてきた少女時代から、男はみんな敵だと見て生きてきたが、 才人は、たいして強くないくせに自分以外のためには迷いも無く、陳腐な正義感を振りかざして立ち向かっていく。 馬鹿としか、大馬鹿としかいいようがないのに、あいつとは安心して話すことができる。死んだと思っていた心に、 熱が戻ってくる。 「私は、明るい炎に群がる蛾のようなものだ。光に憧れても、それは我が身を焼き尽くすだけ。所詮暗がりで しか生きられない日陰者さ」 「ミス・ミシェル、それは違いますわ。あなたが自分のことをどう評しようと勝手ですけど、人は蛾にも蝶にも なれる生き物ですわ。進んで光に歩み出せば蝶に、おびえて隠れれば蛾のままです。第一、あなたは メイジであることを悟られるのを承知でわたしたちを救ってくださいました。それは、あなたの心の中の光、 あなたの心の中のサイトを裏切れなかったからじゃなくて?」 ミシェルは言葉に詰まった。そして、キュルケの言葉でかつてツルク星人を倒すための特訓をしたとき、 初めてサイトと話をしたときのことを思い出した。あのとき死ぬことを怖いと思わないのかと問いかけた 彼女に、才人は。 「そりゃ怖いです。本当はみんなまかせて知らんふりをしていたい。けれど、ここで逃げ出したら、 俺は自分だけじゃなくて、ずっとあこがれてきた自分のなかのウルトラマンまで裏切っちまうことになる。 そうしたら、俺はもう俺じゃいられなくなる……ウルトラマンを真っ直ぐに見ることができなくなる」 そう、照れながら答えたものだ。そのときはガキの理屈だと笑ったが、今ならわかった。才人にとっての ウルトラマンとは、彼自身の心の光の象徴だ。だがそれは、本来誰もが持っているものであり、良心とも、 愛とも言う。いつの間にか、誰の心の中にでも住んでいるヒーロー、ミシェルにとってのウルトラマンが 才人になっていたのだ。 「あの馬鹿に会ったおかげで、私の騎士としての部分はめちゃくちゃさ。なんでいちいち何かするたびに あいつの顔が浮かぶのか。はじめは、ただ少々剣の見所のある奴だと思ってただけなのに」 気持ちの整理がつかないミシェルに、キュルケは内心で大いに苦笑しつつあることを思った。それは、 彼女の思いと境遇が、才人とルイズの関係によく似ていることだ。二人とも、才人に出会う前はずっと 一人の世界で生きてきた。しかし、そんな彼女たちの閉ざした心に平然と入り込み、本当はすごく 弱いくせに、自分ができないことをやりとげ、昔失った前向きに生きる心を思い出させてくれる。そんな 訳のわからない正義感と勇気と意地と優しさを持つ才人の生き方に、次第に心引かれるようになって いったのだろう。 そして二人とも、その思いを相手に伝える術をまだ知らないでいる。 「……どうやら貴女には、直々にレッスンして差し上げる必要があるようですわね。失礼ですけどわたくし、 幸せになれるくせに幸せを放棄しようとしている悲劇のヒロイン気取りの女を見ると虫唾が走りますの、 めんどくさい任務とやらが終わりましたら、みっちりご自分の魅力を教えてさしあげますわ」 キュルケのおせっかいが燃えた。タバサに強引に絡んでいくときやルイズにはっぱをかけるときも そうだが、才人とは別の意味で困った人を放っておけないというか、よい意味で貴族らしくない面を 持っている。ミシェルとしては無視してもよかったのだが。 「まったく、隊長やサイトに続いてお前までも、よく酔狂に私などに関わろうとするものだ」 「そうでしょうか、貴女ほどの女性なら、世の男たちも放っておかないと思いますけどね」 「平民だからとか、女だからとかで露骨に見下す態度をとってくる貴族や騎士ならいくらか覚えはあるがな。 隊員たちの中には衛士隊の中とかに恋人を作ってる者もいるようだが、私や隊長にはなぜか誰も寄ってこん」 なるほど、そういうことかとキュルケは理解した。いくら平民の、しかも女性のみの部隊である銃士隊が ほかになめられないようにするためとはいえ、常日頃から殺気というか男は近寄るなオーラを出していては 普通の男は怖がって近寄ってこないだろう。もうひとつ、キュルケはルイズとミシェルの共通点として、 才人のほかには周りにろくな男がいなかったのだとも思った。魔法学院の男子生徒はルイズをゼロと 見下してきた者ばかりだし、ミシェルは無意識に男を拒絶していたから、それこそ近寄ってこれる男は 才人ぐらいのものだったのだろう。 けれども、キュルケはミシェルがその気になって磨けば、自分の知る中でも五指に入るくらい美しく なれる素質があるとも評価していた。今のままでは、ダイヤの原石も硬さを活かしてハンマーぐらいにしか なりはしない。彼女は苦笑しながら、自分より一回り年上の女性に臆することもなく言ってのけた。 「貴女、もう少しご自分の魅力というものを理解したほうがよくってよ。無骨な剣や、ましてや杖よりも、 女の最強の武器は美しさですわよ」 「女であることなど、当に捨てたと思っていたのだがな……しかし、どうしてお前達は私を一人にしては くれないのか」 「貴女には、ご自分では気づいていないだけで、人を引き寄せる何かがあるということでしょう。 それが人から人へと伝わって、次第に貴女を中心にした輪ができていく。月並みな言い方を しますと、それが絆というものではなくって。わたしと、この子みたいにね」 ぼんやりと無表情にしているタバサの肩を抱いて笑うキュルケの態度は、まさにそれを体言して いるといってよかった。他者との交流を拒絶し続けていたタバサの隣にキュルケがいるようになって から、ルイズ、才人たち大勢がいつの間にか彼女の周りにいるようになっていた。 「私に、それほど人に好かれる要素があるとは思えないのだが?」 「だから、ご自分では気づいていないだけですよ。ただ、人の世のしがらみという奴からは、簡単には 解放されませんわよ。おせっかいなお人よしってのは、案外どこにでもいるものですからね」 自分のことを棚に上げて講釈するキュルケに、タバサは表情を変えないまま思った。ひどい世の中だが、 思えば行く先々で自分はいろんな人に助けられている。渡る世間は鬼ばかりというが、なかなかこの世も 捨てたものではない。百人嫌いな奴がいても、二、三人好きな人がそばにいれば人生というやつは ばら色とはいかなくても灰色にはならない。本当に灰色になるということは、あるはずの絆がないと 思い込んでしまうことだ。 「ふぅ……どうせ、お前たちのことだ。関わるなと言っても関わってくるのだろう?」 「ご明察ですわ。これがわたしなりの恩返しですもの、返しきるまで離れられると思わないことですわね」 「仇で返されている気がひしひしとするのだが……」 こんなことなら助けなければよかったかなと、今更ながらに頭を抱えているミシェルの前では、タバサも 「一個借りだから」と、指を一本立てて見つめてきている。どうやら、ミシェルは自分が蜘蛛の巣にかかって しまった虫であることを感じざるを得なかった。 けれども、ほほえましい時間も、無情に流れる時間の前ではいったんの別れを余儀なくされるようだ。 出口のほうから無粋にミシェルを呼ぶワルドの声が響くと、彼女は嘆息しつつ、二人に再会を約束して 別れを告げた。 さらば、と、また会うときを楽しみにしていますわという声が交差し、三者はそれぞれ踵を返した。 しかし、片方は再会を心待ちにしていたが、片方はその日が来ることを望んでいなかった。 望まぬことながら芽生えた絆と、なかったはずの心に灯った炎、それを自らの中に感じながら、彼女は 低くつぶやいた。 「次に会ったときには、お前たちは私を唾棄し、殺したいほど憎むかもしれん。だが私は、それを止める ことはできん……」 その言葉は、遠ざかっていくキュルケたちの耳に届くには、あまりにも弱く、儚げすぎた。 スカボロー港を後に、才人たちを乗せた馬車と、ミシェルとワルドを乗せた馬車は別の街道を通って 離れていく。その枝分かれした道が、再び同じ道を辿ることになるのか否か、まだこれから待つ未来を 正確に予知できている者はいない。 だが一方、ハルケギニアの誰も知らないところで事態は加速度的に悪くなり始めていた。 京浜工業地帯、かつて超獣ベロクロンの襲撃によって灰燼に帰した、瀬戸内海に面した一大コンビナートの 一角の石油基地に、今危機が迫っていた。 林立する石油タンクが食い破られ、踏み潰されたパイプラインから漏れ出た石油が広がって、コンビナート 全体を危険な火薬庫に変えていく。それを引き起こしたのは、石油タンクを食い破って中に充填された 原油をむさぼり飲む、緑色の毒々しいヒトデを横に二匹くっつけたような怪獣、このところ瀬戸内海近辺で 頻繁に起こるタンカー沈没事故の犯人が、ついに陸地へと進出してきたのだ。 だが、怪獣の横暴をこれ以上許すまいと、その上空に二機の炎の翼が駆けつけてきていた。 「こちらガンウィンガー、現場に到着、怪獣の情報を送ってくれ!」 〔ドキュメントSSSPに記録を確認、油獣ペスターです。石油を常食とする怪獣で、両側の体に蓄えた 石油を使っての火炎放射攻撃を得意とします。気をつけてください〕 ガンウィンガーから陣頭指揮をとるリュウの元へ、フェニックスネストからの新人オペレーターの声が響く。 同乗するのはミライ、後方にはガンローダーもついてくる。二機は、夢中になって石油をむさぼっている ペスターの上空で攻撃態勢をとると、武装の安全装置を解いた。 「ヒトデの化け物め、一思いに吹き飛ばしてやる」 ペスターは石油を飲むのに夢中で、完全に無防備な状態になっている。今なら目をつぶっても当たると、 ヒトデ型の胴体のど真ん中に照準を合わせた。しかし、リュウが攻撃命令を下す寸前、ガンローダーからの 通信がそれを押しとどめた。 〔待ってください隊長、敵は石油を大量に体内に抱え込んでいます。攻撃で引火したらコンビナート一面 火の海になってしまいます〕 「なにっ!?」 今にもトリガーに指をかけようとしていたリュウははじかれたように操縦桿を引いて、機体を上昇に 持っていった。考えてみればペスターはそれ自体巨大な爆弾と呼んでいい、そしてこの石油基地が 壊滅したら、ここからエネルギーと工業製品の材料を得ている工業地帯全域が大打撃をこうむってしまう。 「リュウさん!」 〔隊長!〕 後部座席のミライと、ガンローダーからの、次世代GUYSのメンバーの一人、ハルザキ・カナタの声を 受けて、リュウは我に返った。 「悪い、カナタ。だがこれじゃあ下手に攻撃できねえな。フェニックスネスト、奴に弱点とかはないのか?」 〔い、今検索しています。ですが決して攻撃しないでください。ペスターが飲み込んでいる分の石油に引火 したら、ガンウィンガーに積んである程度の消火剤では消しきれません〕 焦った様子のオペレーターの声が届いてきたが、リュウは急げよと言っただけで、後は任せた。新人たちも このところの怪獣の連続した出現で経験を積んできてはいるが、まだまだ速さと正確さではリュウの望む値には 達していない。 「リュウさん、ここは僕が」 ミライが、メビウスとなって協力しようかと言うが、リュウは決然とそれを拒否した。 「ミライ、でしゃばるな。ここはまだ俺達の戦いだ。あの程度の怪獣にてこずっているようで、地球は俺達人間の 手で守るなんて言えるか、お前の出番はまだ先だ」 〔そうですヒビノさん、僕たちはまだ全力を出し切っていません。見ていてください〕 カナタもまた、リュウと同じように答えた。彼は、リュウ率いる新GUYSの一員で、エンペラ星人の攻撃の少し 後になってから起きた、エンペラ星人の残した生きた鎧、アーマードダークネスの事件以来、リュウの愛弟子 とも言うべき期待の新星である。 「わかりました。じゃあ、いっしょにあの怪獣を倒しましょう!」 ミライも二人の心意気を酌んで答える。このところワームホールからの怪獣の出現は減ったが、逆に 怪獣頻出期並みに怪獣の出現数が上がってきており、ミライもやむを得ずメビウスとなって戦う機会が増えた だけに、軽々しく変身しようとした自分を改めて律した。 けれども、手をこまねいているうちにペスターによる被害は増えていく。 「くそっ、だが攻撃できないんじゃ……奴の分析はまだか!?」 このままでは石油基地の石油が全部ペスターのエサにされてしまう。威嚇攻撃で動きを止めようにも、 場所が場所だけに引火を招いてしまう。リュウはフェニックスネストのオペレーターをせかしたが、かえって 彼を焦らせてしまうだけだった。しかも、いいかげん頭上を舞う蝿の存在に気づいたペスターは、ヒトデ型の 胴体が二つつながったところについているコウモリのような頭を上に上げ、その口から真赤な火炎を 吹き上げてきたのだ。 〔隊長、危ない!!〕 「ちいっ!!」 間一髪のところで火炎をかわしたリュウだったが、事態はどんどん悪くなっていく。このままペスターに 火炎を吐かれて、それが基地の石油に引火したら大惨事になる。一刻も早くペスターを倒さなければ、 しかし動く爆弾のような相手をどうやって? そのとき! 焦るリュウたちの元に、通信を通してフェニックスネストから懐かしい声が届いてきた。 〔リュウさん、ペスターの弱点は頭です。そこを攻撃すれば、誘爆は起きません!〕 「その声は!?」 「テッペイさん!」 なんと、それはかつてリュウとミライととともに、CREW GUYSの一員として戦って、今は医者の勉強の ために一線を退いているはずの仲間、クゼ・テッペイの声だったのだ。 「お前、どうして!?」 〔説明は後で、ともかくペスターの弱点は頭です。かつて出現した個体も、頭部をウルトラマンのスペシウム光線で 撃ち抜かれて倒されています。そこをピンポイント攻撃すれば、メテオールを使わなくても倒せます。さあ、 被害が出る前に急いで!〕 テッペイは根っからの怪獣、ウルトラマン好きで有名で、過去の怪獣との戦いの知識は下手なコンピュータを 凌駕し、怪獣博士の異名を持つ、その彼が言うのだから間違いはない。 「ようしわかった! カナタ、奴の頭に至近距離からピンポイント攻撃をかけるぞ。だが、奴の火炎攻撃を 正面から受けなきゃならねえ、俺が奴の頭上を飛んで気をひく間にお前が撃て!」 〔わかりました。フォーメーション・ヤマトですね!〕 カナタは即座にリュウの考えを理解した。ペスターの頭部を正確に狙うには、真正面から至近距離で狙うしか ないが、そうなれば火炎にやられてしまう。ならば一機が囮となって怪獣の注意を引き、その隙にもう一機が 急所を狙うしかない。この戦法こそ、かつて不死身の怪獣サラマンドラを倒すために、奴の弱点である喉を 狙い打つためにUGMが開発し、発案者である矢的猛隊員の名を冠した必殺の【フォーメーション・ヤマト】だ!! すぐさまリュウのガンウィンガーが先頭に立ち、ガンローダーが後に続く。ペスターは当然囮となって派手に 近づいてくるガンウィンガーを狙って火炎放射の照準を合わせてくる。 「いくぞカナタ!! 続け」 〔G・I・G!〕 ペスターの火炎が上昇回避したガンウィンガーのすぐ下を通過していく。まるで、炎の河の上を走っている ようだが、リュウは憶さずにペスターの顔面スレスレにまで近づいて急上昇をかけた。その瞬間、ペスターは 反射的にガンウィンガーを追って真上を見上げ、それによって、後方から接近してきていたガンローダーに 気づけなかった! 「今だ、カナタ!!」 〔バリアブルパルサー!!〕 ぶつかるかと思われるほど接近したガンローダーから、必殺の超至近距離攻撃がペスターの眉間に命中する。 火花が散り、奴の頭部で小規模な爆発が起こるが、テッペイの言ったとおり誘爆が起きることはなかった。 「どうだっ!?」 普通の怪獣ならこれで倒せることはまれだが、急所をついたのだ。リュウの、ミライの、カナタの視線が 頭部を焼け焦げさせたペスターに注がれる。倒したか? それとも……だが、息を呑む三人の前でペスターは、 ゆっくりとよろめくと、背中から数本のパイプラインと、一台のトラックを巻き込んで崩れ落ちた。 「やった!」 「いよっしゃあーっ! よくやったぜカナタ!!」 〔は、はい。ですが、隊長の先導があったからです。ありがとうございました〕 GUYSだけでの怪獣撃滅成功に、三人の意気が一気に上がる。新人隊員のカナタも、謙虚さを保ちながら 自らの手での勝利に喜びに湧いた。 けれども、そんな彼らの元へ、フェニックスネストのミサキ女史からさらなる怪獣出現の連絡が入ってきた。 〔リュウ隊長、たった今関東第三原子力発電所近辺にガボラが出現したという連絡が入りました。すぐに 向かってください〕 「なんだって!? またか」 リュウは愕然とした。ここ最近はまた数日の頻度で事件が起こっているが、今ペスターを倒したばかりなのに、 いくらなんでも怪獣の出現頻度が高すぎる。もはや偶然とは思えない。だが、とにかく原発が狙われている以上 急行せねばならない。 「すぐに向かう。カナタ、ガンフェニックス、バインドアップ!」 ガンウィンガーとガンローダーが空中で合体して、高速発揮できるガンフェニックスの形態となる。 「テッペイ、怪獣のデータを教えてくれ」 〔はい、ウラン怪獣ガボラ、ドキュメントSSSPに記録があります。地底怪獣の一種で、ウラニウムを食料とし、 動きは鈍いですが口から放射能光線を吐きます〕 「また面倒な相手だな……だが、このままじゃ間に合わないぞ」 いくらガンフェニックスが高速とはいえ、中国地方から関東までは遠い。フェニックスネストにはまだほかの 隊員たちも残っているが、出現したガボラは原発のすぐそばに現れたらしい。緊急発進してきたとしても間に合うか。 しかし、焦り始めるリュウの耳に響いてきたのは、テッペイの落ち着きはらった声だった。 〔大丈夫ですリュウさん。実はそちらのほうにも、すでに強い味方が向かっています〕 「なに? まさか……」 いたずらっぽく答えるテッペイから、強い味方の名前を聞いたとき、三人の顔に自然と笑みが浮かんでいた。 そのころ、関東の山中にある関東第三原子力発電所には、首の周りに巨大なヒレをつけた四足歩行の 扁平なトカゲのような怪獣、ガボラが、今にも発電所の建物に頭を突っ込むというところまで接近してきていた。 このままでは、破壊された原子炉から漏れた放射性物質によって関東一帯は放射能に汚染されてしまう。 だがそのとき、発電所に駆け込んできた一台の車から飛び降りてきた、眼鏡をかけた童顔の女性が 空に向かってGUYSメモリーディスプレイを掲げて叫んだ。 「ミクラス、お願い!!」 ガボラの前に、高分子ミストの緑色の輝きが渦を巻いて現れ、その中から浮かび上がるかのように 雄牛のような怪獣が現れる。これこそ、CREW GUYSが誇る超絶科学メテオールの一つ、高分子ミストを 実体化させて作り出すマケット怪獣、ミクラスだ!! 続く 前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔
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火之鳥バードマウンテンXXX(ダブルクロスエックス) P 闇/火/自然 7 進化クリーチャー:ファイアー・バード 9000 E・ソウル、K・ソウル、W・ソウル ■自分のファイアー・バード1体の上に置く。 ■W・ブレイカー ■カラーシフト ■このクリーチャーの下に闇のカードがないなら、このクリーチャーが呪文の効果によってバトルゾーンを離れるとき、代わりにバトルゾーンにとどまる。 ■このクリーチャーの下に火のカードがないとき、このクリーチャーはアタックされない。 ■このクリーチャーの下に自然のカードがないとき、このクリーチャーはこのクリーチャーよりパワーの低いクリーチャーにブロックされない。 作者:神風弐千 フレーバーテキスト 生まれてからずっと一緒だったから、もう怖いものなんてなにもない!! 評価 名前 コメント
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目次 番組概要 誕生まで 物語のあらすじ 登場人物 放映リスト 主要ゲスト 番組概要 1971年4月2日より翌年3月31日まで全51話放映された円谷プロダクション制作の空想特撮ドラマ。 タイトルの通り「ウルトラマン」の続編として企画された番組で、それまでの3作の「空想特撮シリーズ」は2年半のブランクを経て「ウルトラシリーズ」として再出発することになる。 平凡なレーサー志望の青年・郷秀樹は、ある日突然ウルトラマンとしての新たな命を得る。以下、物語は怪獣攻撃隊MATに入隊した郷=ウルトラマンと、怪獣や侵略星人との戦いを描きつつ、郷自身の成長も描く青春ドラマとして展開していった。内容的にも正攻法の怪獣物から、怪獣事件にかかわる人間の心理を中心に描いたサスペンスドラマ、怪獣や侵略星人をモチーフにした風刺劇など、バラエティに富んでいる。 第2次怪獣ブームが変身ヒーローブームに変質し、「仮面ライダー」や「宇宙猿人ゴリ」などの競争相手も存在する中で、一定の人気と平均20%以上の高視聴率を獲得し、以後21世紀まで続く長期シリーズを軌道にのせることに成功した記念碑的作品でもある。 誕生まで 1968年に「ウルトラセブン」は終了し、怪獣ブーム以降の路線を開拓すべく登場した「マイティジャック?」「怪奇大作戦?」は新たなブームを作るまでに至らず、円谷プロの番組制作は一時中断する。番組制作が途絶えた同社内では、大規模な人員整理が行われ、多くのスタッフが移籍、あるいはフリーとなった。 そうした状況下でも、円谷プロではウルトラマンを復活させるための企画を進めていた。 そして、旧作の再放送による怪獣ブームの再燃と、旧作名場面を再編集した帯番組「ウルトラファイト」の好調が追い風になり、ウルトラマン再登場の企画が具体化していく。 まず、確認されている最初の企画書である「続ウルトラマン」は、「ウルトラマン」の続編として書かれた。 前作から30年後という時代設定が明記され、老人となったムラマツや、ハヤタの登場が予定されている。当初は、ウルトラマンの正体が誰かを明らかにせず、第3話で主人公バン隊員がウルトラマンと出会いベーターカプセルを受け取るという展開になっていた。 次に書かれた企画書「帰って来たウルトラマン」では、主人公・晩日出輝(バン・ヒデキ)は当初から宇宙人として登場し、カドクラ牧場で働きながらMAT隊員の任務に就くなど、前作とは異なるイメージが打ち出されている。ウルトラマン自身についても、ベーターカプセルによらない変身方法が数案記され、変身時間が4分間になるなど、明らかに初代ウルトラマンとは別キャラクターになっている。ウルトラマンが物語初期で怪獣アーストロンに敗北し、アーストロンの再出現に備えてウルトラマンが自身を鍛えていくというスポーツドラマ的な要素も加味されていた。 やがて制作が決定された時、牧場のカドクラ姉弟の設定は、自動車修理工場の坂田兄妹として具体化され、主人公の名も郷秀樹で確定した。 また、ウルトラマンについては初代ウルトラマンとの関係が曖昧なまま、商品化権の都合で全身のラインにもう一本縁取りを増やすデザインが採用された。しかも、当初作られたスーツ第1話の撮影後にNGとなり、アーストロンとの対戦シーンは再撮影されるという事態まで生じていた。 こうした紆余曲折を経て、 71年4月2日に「帰ってきたウルトラマン」の放映が開始された。 帰ってきたウルトラマンNGスタイル 物語のあらすじ 1-17話 地球を覆う異常気象のために、眠りについていた怪獣たちが復活を果たし、日本でもオイル怪獣タッコングとヘドロ怪獣ザザーンの2頭が東京を襲撃した。その混乱の中、少年と子犬を救おうとして命を落としたレーサー志望の青年・郷秀樹は、その命がけの行動に感動したウルトラマンによってパートナーに選ばれ、ウルトラマンの命を得て蘇った。(1話) 怪獣攻撃隊MATの隊員として怪獣たちとの戦いを開始した郷は、最初はウルトラマンとしての力を過信したり(2話)、他の隊員との対立を繰り返したりするが(3話5話など)、レーサーとしての師・坂田健や加藤隊長の指導で、あるいは自らの力で戦士として成長していった。また、坂田の妹で郷の恋人であるアキやその弟・次郎の励ましも郷の力となっていた。そしてMATの隊員達との間にも友情が芽生えていく。 そうした日々の間にも怪獣たちの襲撃は続き、特に日本の首都である東京は何度も壊滅の危機に陥るが(5話6話13話14話など)、ウルトラマンとMATの必死の戦いで怪獣たちは撃退されていった。 18-38話 MATの宇宙ステーションを破壊した宇宙大怪獣ベムスターとの戦いでは、ウルトラマンも力及ばずエネルギー補給のために向かった太陽でその引力圏に捉えられるという皮肉な危機に陥るが、ウルトラセブンに救出され万能武器ウルトラブレスレットを託された。これによって大幅に戦力アップしたウルトラマンは、ベムスターを倒し続々襲来する宇宙怪獣とも互角の戦いを展開していった(18話)。この事件からしばらくして、加藤隊長が宇宙ステーションへ転任し、加藤の上官でもあった伊吹新隊長がMATの指揮を取ることになった(22話)。 やがて、地球怪獣の攻勢がおさまるのに呼応するかのように、地球侵略を狙う宇宙人たちの暗躍もはじまった。ウルトラマンとMATの任務に地球防衛も加わり、新たな戦いが始まっていった(31話~)。 ウルトラマン=郷にターゲットを絞ったナックル星人は、再生怪獣を使ってウルトラマンの能力をテストし、郷の心の支えである健とアキを暗殺して郷の心を動揺させた。手の内を知られ怒りに心を乱されたウルトラマンは、用心棒怪獣ブラックキングに敗北し仮死状態のままナックル星へ運ばれた。とどめの処刑寸前にウルトラマンを救ったのは、初代ウルトラマンとウルトラセブンだった。地球に生還したウルトラマン=郷はウルトラ戦士の友情を支えに、ナックル星人とブラックキングを倒した(37話38話)。 39-51話 郷は次郎を引き取り、隣人の女子大生村野ルミ子に助けられつつ、次郎の兄代わりをつとめながら侵略星人との戦いを続けていく(39話~)。 地球侵略を狙うバット星人は、ウルトラの星に攻撃をかけてウルトラ兄弟の抹殺を狙う一方、次郎とルミ子を人質に郷を脅迫し、初代ウルトラマンを倒した宇宙恐竜ゼットンでウルトラマンを倒そうとする。しかし、基地を破壊されつつも残りの戦力で戦うMATの必死の援護を得たウルトラマンは、伝家の宝刀スペシウム光線で初代マンが果たせなかったゼットン打倒を果たした。 郷がウルトラマンであることを知らないMATは、消息を絶った郷を弔い、破壊された基地を再建するための新たな任務に向かっていく。そして郷は、次郎とルミ子に真実を明かすと、バット星人の別働隊に攻撃されているウルトラの星の防衛に参加するために、ウルトラマンとして地球を去っていった(51話)。 登場人物 ウルトラマン ウルトラマン(きくち英一) 全話に登場する本作のヒーロー。 M78星雲ウルトラの星から来た宇宙人で、身長40mの巨体に秘めた数々の超能力で怪獣や侵略星人に立ち向かう。 かつて地球を守っていた初代ウルトラマンに似た姿で、視聴者から、あるいは他作品劇中では帰ってきたウルトラマン、新マン、ウルトラマン2世、ウルトラマンジャックなどとも呼ばれているが、本作中では一貫してウルトラマンと呼ばれている。 怪獣攻撃隊MAT モンスターアタックチームの略称。 国際連合の地球防衛機構に属し、怪獣や宇宙からの侵略者に対応する特別チーム。 本作は、東京湾海底に置かれたMAT日本支部の6名の隊員を中心に描かれる。 郷秀樹(団時朗) 全話に登場。 本作の主人公。ウルトラマンに変身する。 加藤勝一郎(塚本信夫) 1話~22話に登場。 MAT日本支部の初代隊長で、郷をMATにスカウトした人物。 伊吹竜(根上 淳) 22話~51話に登場。 MAT日本支部の2代目隊長。加藤の後任として22話から着任した。 南猛(池田駿介) 1~32,34~51話に登場。 MAT隊員No.2。MATの副長格。 現場では隊長に代わって指揮をとることが多い。 岸田文夫(西田 健) 1~29,31,34~51話に登場。 当初はプライドの高いエリート軍人として描かれ、郷との対立が多かったが、次第に打ち解け郷の良き友人になっていく。 上野一平(三井 恒) 全話に登場。(33話は声のみの出演) MAT隊員No.4。MATのムードメーカーで、ストレートな感情を見せることが多い。 丘ユリ子(桂木 美加) 1~32,34~51話に登場。 MAT隊員No.5。通常勤務ではオペレーター専門で、調査やパトロールに出ることはないが、実戦では他の隊員と同様に出動する。 郷秀樹をとりまく人々 MAT入隊前の郷は、東京の下町にある坂田自動車修理工場に住み込み、工場主である坂田健の指導のもとでレーサーの修業をしていた。坂田の妹、アキとは恋人関係にあり、坂田の弟次郎も郷を実の兄のように慕っている。 坂田兄弟の両親についてはほとんど語られていないが、劇中に全く登場しないことから他界しているものと思われる。(6話で健が母親の思い出を語ったことが唯一のエピソードである) 故郷に母を残して単身上京していた郷にとって、この坂田家の兄弟は実の家族同様の存在であり、その絆は郷のMAT入隊後も変わることはなかった。 しかし、郷=ウルトラマンの命を狙うナックル星人によって健とアキは殺害されてしまい、郷は次郎を引き取って次郎の兄代わりをつとめて行くことになる。郷のマンションでの隣人である女子大生・村野ルミ子も事情を知り、率先して次郎の姉代わりをつとめている。 坂田健(岸田 森) 第1~8,14~17,19,23,26,28~30,34~37話に登場。その他、38話の回想イメージと41話の声(岸田森とは別人)で登場している。 坂田アキ(榊原るみ) 第1~7,9,14~17,19,20,22,23,26,27,37話に登場。38話の回想イメージでも登場している。 坂田次郎(川口 英樹) 第1~10,14~17,19,20,22~24,26,28~30,33~41,44~46,48,49,51話に登場。『ウルトラマンA』第10話にも登場している。 村野ルミ子(岩崎 和子) 第38~41,44,49,51話に登場。『ウルトラマンA』第10話にも登場している。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (bemvsman.jpg) 放映リスト 放送日 話数 サブタイトル 視聴率 登場怪獣・宇宙人 1971/4/2 1 怪獣総進撃 23.2% 凶暴怪獣アーストロン ヘドロ怪獣ザザーン オイル怪獣タッコング 4/9 2 タッコング大逆襲 27.9% オイル怪獣タッコング 4/16 3 恐怖の怪獣魔境 20.4% 岩石怪獣サドラ 地底怪獣デットン 4/23 4 必殺! 流星キック 20.9% 古代怪獣キングザウルス三世 4/30 5 二大怪獣東京を襲撃 22.8% 地底怪獣グドン 古代怪獣ツインテール 5/7 6 決戦! 怪獣対マット 18.7% 5/14 7 怪獣レインボー作戦 18.1% 透明怪獣ゴルバゴス 5/21 8 怪獣時限爆弾 17.0% 爆弾怪獣ゴーストロン 5/28 9 怪獣島SOS 16.5% 古代怪獣ダンガー 6/4 10 恐竜爆破指令 20.5% 化石怪獣ステゴン 6/11 11 毒ガス怪獣出現 19.6% 毒ガス怪獣モグネズン 6/18 12 怪獣シュガロンの復讐 17.2% 音波怪獣シュガロン 6/25 13 津波怪獣の恐怖東京大ピンチ! 21.2% 津波怪獣シーモンス 竜巻怪獣シーゴラス 7/2 14 二大怪獣の恐怖東京大龍巻 20.9% 7/9 15 怪獣少年の復讐 17.8% 吸電怪獣エレドータス 7/16 16 大怪鳥テロチルスの謎 17.9% 始祖怪鳥テロチルス 7/23 17 怪鳥テロチルス東京大空爆 17.1% 8/6 18 ウルトラセブン参上!? 19.1% 宇宙大怪獣ベムスター ウルトラセブン 8/13 19 宇宙から来た透明大怪獣 16.0% 忍者怪獣サータン 8/20 20 怪獣は宇宙の流れ星 17.2% 磁力怪獣マグネドン 8/27 21 怪獣チャンネル 17.3% 電波怪獣ビーコン 9/3 22 この怪獣は俺が殺る 18.8% プラスチック怪獣ゴキネズラ 9/10 23 暗黒怪獣星を吐け! 23.4% カニ座怪獣ザニカ 暗黒怪獣バキューモン 9/17 24 戦慄! マンション怪獣誕生 24.0% マンション怪獣キングストロン 宇宙小怪獣クプクプ 9/24 25 ふるさと地球を去る 21.4% 隕石怪獣ザゴラス 10/1 26 怪奇! 殺人甲虫事件 25.2% 昆虫怪獣ノコギリン 10/8 27 この一発で地獄へ行け! 26.1% 八つ切り怪獣グロンケン 10/15 28 ウルトラ特攻大作戦 23.5% 台風怪獣バリケーン 10/22 29 次郎くん怪獣に乗る 23.2% やどかり怪獣ヤドカリン 10/29 30 呪いの骨神オクスター 23.9% 水牛怪獣オクスター 11/5 31 悪魔と天使の間に…… 25.1% 囮怪獣プルーマ 宇宙怪人ゼラン星人 11/12 32 落日の決闘 23.4% 変幻怪獣キングマイマイ(幼虫・成虫) 11/19 33 怪獣使いと少年 24.0% 巨大魚怪獣ムルチ 宇宙調査員メイツ星人 11/26 34 許されざるいのち 24.6% 合成怪獣レオゴン 12/3 35 残酷! 光怪獣プリズ魔 20.9% 光怪獣プリズ魔 12/10 36 夜を蹴ちらせ 23.9% 吸血宇宙星人ドラキュラス 12/17 37 ウルトラマン夕陽に死す 27.5% 暗殺宇宙人ナックル星人 用心棒怪獣ブラックキング 宇宙大怪獣 再生ベムスター 竜巻怪獣 再生シーゴラス 12/24 38 ウルトラの星光る時 29.0% 暗殺宇宙人ナックル星人 用心棒怪獣ブラックキング 初代ウルトラマン ウルトラセブン 1972/1/7 39 冬の怪奇シリーズ 27.4% 雪男星人バルダック星人 20世紀の雪男 1/14 40 冬の怪奇シリーズ 28.2% 雪女怪獣スノーゴン まぼろしの雪女 暗黒怪人ブラック星人 1/21 41 バルタン星人Jr.の復讐 28.2% 宇宙忍者バルタン星人Jr. ロボット怪獣ビルガモ 1/28 42 富士に立つ怪獣 28.1% 蜃気楼怪獣パラゴン 宇宙怪人ストラ星人 2/4 43 魔神月に咆える 26.6% 魔神怪獣コダイゴン 発砲怪人グロテス星人 2/11 44 星空に愛をこめて 29.1% 燐光怪獣グラナダス 宇宙牛人ケンタウルス星人 2/18 45 郷秀樹を暗殺せよ! 26.5% 鼠怪獣ロボネズ 電磁波怪人メシエ星雲人 白鳥座61番星人エリカ 2/25 46 この一撃に怒りをこめて 27.9% ブーメラン怪獣レッドキラー 宇宙参謀ズール星人 3/3 47 狙われた女 25.6% ひとだま怪獣フェミゴン 3/10 48 地球頂きます! 25.2% なまけ怪獣ヤメタランス 宇宙怪人ササヒラー 3/17 49 宇宙戦士その名はMAT 25.2% 銀河星人ミステラー星人(善・悪) アテリア星人(台詞での言及のみ) 3/24 50 地獄からの誘い 26.0% 原始地底人キング・ボックル 3/31 51 ウルトラ5つの誓い 29.5% 宇宙恐竜ゼットン 触角宇宙人バット星人 初代ウルトラマン(回想と声のみ) ※上記リストはネット百科事典Wikipediaにおける帰ってきたウルトラマンの項目のデータを元に、一部変更して編集しました。Wikipediaのルールにおいての再利用ですが、表示・方法に不備がありましたら御指摘をお願いいたします。 主要ゲスト ・小野由起子 ・松本三郎 ・横川浩 ・東三郎 ・東キヨ ・南條純子 ・伊吹美奈子 ・伊吹葉子
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バードン とは、星のカービィシリーズのキャラクター。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール バードン 他言語 能力 ウィング 初登場 【星のカービィ スーパーデラックス】 1頭身の鳥のようなキャラ。 作品別 【星のカービィ スーパーデラックス】 ウィングの能力を持った敵キャラとして登場。 ゴーグル付きのヘルメットを被っている。 ヘルパーとしても登場し、敵の方は青、ヘルパーの方はピンク。 見た目通り飛行能力に優れている。 「メタナイトの逆襲」のチャプター2では何故か水中に配置されているものがいる。 【星のカービィ トリプルデラックス】? ウィングの能力を持った敵キャラとして登場。 ゴーグル付きのヘルメットを被っている。 【星のカービィ スターアライズ】 ウィングの能力を持った敵キャラとして登場。 本作ではヘルメットを被っておらず羽飾りを被っている。 ヘルパーとしても登場している。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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オロチルート突入条件 オロチルート攻略
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登録日:2011/10/02 Sun 11 03 20 更新日:2024/01/24 Wed 10 55 38NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 MAT ウルトラマン ウルトラメカニック メカニック 一覧項目 帰ってきたウルトラマン この項目は、円谷プロ製作の『帰ってきたウルトラマン』に登場する防衛チーム・怪獣攻撃隊 MATの誇るハイテクメカニックについての項目である。 マットアロー1号 怪獣攻撃隊 MATの誇る主力ジェット戦闘攻撃機。 詳しくは項目を参照。 スペースアロー マットアロー1号の宇宙空間仕様。 1号の項目をご覧いただきたい。 マットアロー2号 全長 14m 全幅 13.2m 重量 13t 最高速度 マッハ3.8 乗員 1名 武装 バルカン砲、オプション(ロケット弾ポッド、レーザー砲、MS小型ミサイルなど各種ミサイル) 垂直離着陸用のファンを内蔵した半円翼が特徴の支援戦闘攻撃機。22話にのみ登場した隊長機には機首と尾翼に黄色いラインが入る。 主な役割はアロー1号の支援だが、1号に比べて小回りや飛行高度、航続距離に優れる為にニューヨーク本部との連絡や短機での攻撃にも使用される。 しかし総合力で勝る1号の配備が進んだ為か、グロンケンとの戦いを最後に前線から姿を消した。 中盤以降は全く登場しなくなった為、「2号」という名称は1号が複数機出動した際の2番機を指すようになった。 名前すら奪われるとは… マットジャイロ 全長 13m 全幅 16.4m 重量 13t 最高速度 マッハ1 乗員 2名 武装 バルカン砲、レーザー砲、オプション(4連装ロケット弾ポッド、冷凍弾、ナパーム、その他) 機体左右の大型ティルトローターが特徴的な多目的ジャイロ。カラーリングが黄色い物も存在する。 攻撃、爆撃、輸送、偵察、救助などあらゆる目的で使用される。 機体後部にはジープ1両や物資、ナパーム、可燃ガス弾や冷凍弾など各種投下物を積み込むスペースがあり、必要に応じて下部ハッチから投下したり後部ハッチから発進したりすることが出来る。 また、特殊熱線砲車のような地上での移動が困難な大型車両をクレーン輸送するのも本機の仕事である。 スピードこそ他の機体に劣るものの、ジャイロなだけあってホバリングや低空飛行、小回りなどの性能は非常に高い。 なお、緊急脱出時は他の2機と違って胴体下部から投下されるタイプだが、これは脱出したパイロットがローターに巻き込まれるのを防ぐ為らしい。 マットビハイクル 全長 4.1m 全幅 1.6m 重量 0.94t 最高時速 185km 乗員 2名以上 武装 連装ロケットランチャー パトロール用特殊車両。主にMATのパトロールの“足”として活動するが、ルーフにパトランプや連装ロケットランチャーを装備して戦闘に参加することもある。ただし野戦には向いていない。 白地に赤いラインが入っているものと迷彩塗装(32話のみ)がされているものの2種類が存在する。 後期には坂田さん(兄)の考案したスタビライザーが装備された。 ベースとなったのはマツダ・コスモスポーツの後期型。いいセンスだ! ちなみに「ビハイクル」というのは「Vehicle(ビークル)」の読み間違いがそのままに使われたもの。 当時の製品によっては「マットカー」の名称で売られていたこともある。 最近は「帰ってきたウルトラマン」を愛してやまないあの人の趣味からか、こんなアニメにマツダ・コスモスポーツが登場した。 マットジープ 野戦に向かないマットビハイクルの代わりに配備されている戦闘車両。 MATに複数が配備されていて、戦闘時にはマットビハイクルかもう一両と平行して運用されることが多い。 マットバズーカやレーザーガンSP-70を装備出来る。 特殊熱線砲車 怪鳥テロチルスがビル街に張った銀色の巣を焼く目的で使用された特殊大型車両。 砲塔からの強力な熱線によって見事テロチルスの巣を焼き払った。 マットサブ 全長 8m 全幅 6.8m 重量 2t 最高速度 60ノット(水上)、40ノット(水中) 乗員 2名 武装 Z弾(魚雷)、ミサイル 小型特殊潜航艇。1号と2号の2機が配備されている。 2話と16話のみの登場。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マットビハイクルのベース車って「セブン暗殺計画」に出た夏さんのマイカーと同じ車かな?。 -- 名無しさん (2014-05-05 18 21 39) 名前 コメント
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【ぞふぃーにいさん】 あなたは「ウルトラマン」という作品をご存じだろうか? ご存じのあなたは「ウルトラ兄弟」という設定をご存じだろうか? 知らない人のために簡単に説明しておくと、長いウルトラマンシリーズは世界観が繋がっている作品が多く、その中で活躍したウルトラマン達は固い絆で結ばれているという義兄弟設定が存在する。 その「ウルトラ兄弟」は現在11人が確認されている。そして勿論「兄弟」なので順番が決まっている。 ではここでもう一つ質問を投げかけよう。 あなたは「ウルトラ兄弟」の長男が誰だかご存じだろうか? ウルトラマンだと思った人、残念不正解。勿論ウルトラセブンでもない。 「ウルトラ兄弟」の長男にして、M78星雲光の国宇宙警備隊隊長、その名はゾフィー。 ウルトラマンゾフィーとはあまり言われない。実は女性名らしいが突っ込んではいけない。 初登場は「ウルトラマン」最終話。ゼットンに殺されたウルトラマンを生き返らせた。 ミスターファイヤーヘッド ネットの海は広大だ。略してネッ広なんて言葉もある。 そこには自分が知らない知識が大量に散らばっている。 あなたはいつかどこかで「ミスターファイヤーヘッド」という単語を見たことがあるだろうか? 直訳すると炎頭さん(男性)。実はこの人のことを指しているのである。 「ウルトラマンタロウ」第18話でゾフィーは火山怪鳥バードンに焼かれて死んだ。 ただ焼かれて死んだわけではない。ウルトラマンにおなじみの頭のトサカの部分が燃えてしまったのである。その後湖にぶちこまれあたふたしながらボコボコにされて死んだのである。 本来引火が予定されていたわけではなく、ただのアクシデントなのだが、スタッフはそのまま放送してしまった。 これが放送されたのは1973年。なんと今年で41年目なのだが未だに言われ続けている。よほど視聴者の記憶に残ったということだろうか。 ちなみに今年の3月に発売されたウルトラマンのシミュレーションRPG「ウルトラマンオールスタークロニクル」ではゾフィーを使用してバードンを倒すミッションが存在する。 ステージ名は「燃えろゾフィー!」 これは ひどい ウルトラマンとの見分け方 胸部と肩にブツブツがついてたらゾフィー。マンでもゾフィーでもなかったらジャック。 エイプリルフール 宇宙警備隊隊長としてブログをやったりtwitter(円谷ッター)をやってたりしている。 威厳のある口調だが、どこかおかしい。というか自画自賛がひどい。 ブログは書籍化したらしいが光の国じゃないと手に入らない。残念。 円谷ッター終了10分前くらいにこっそり編集さんに失敗部分をカットするようお願いしているなど、公式でもやはりネタキャラ化が否めない。 人間関係 ウルトラマン(次男) 先述の通りウルトラマンを生き返らせたことがある。それ以外は特筆することはない。 ウルトラセブン(三男) 「ウルトラマンタロウ」の時に「ゾフィーのことなんかいいよ」と彼(モロボシ・ダン)が言ったことがあり、不仲説が存在する。実際エイプリルフールでも彼の救援信号を放置していた。ちなみに両方バーベキューの為にゾフィーを無視している。 セブンの中ではバーベキュー>ゾフィー兄さんなのだろうか・・・? STORY0 そんなこんなで公式、非公式問わず愉快な扱いをされてしまっている兄さんだが、講談社から発売されている漫画「ウルトラマンSTORY0」ではめちゃくちゃカッコいい。というかこの人が主役。逆にウルトラマンの漫画だけどマンさんはそんなに出てない。バトルが描写されたのは3巻からだし・・・ ゼットンをいっぱい倒す(第一巻2話からのエピソード。1話はプロローグなので実質本編最初はゾフィーの話から、と言える) 惑星サイズのベムスターを倒す 孤児のエースを引き取って育てていた 古代の地球でアントラーを倒す 人間体(この漫画オリジナル)が作中一、二を争うレベルのイケメン。(基本皆イケメンだからあとは好みの問題もあるかも) などなど列挙に暇がない。とりあえずカッコいいのは本当なんです!信じてください! 名前 コメント
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ヴィータ・クロチルダ 後日譚の夢幻回廊でのみ使用可能。 最上特殊回復装置で幻夢鏡 深淵の魔女 を買い、アクセサリに装備する必要がある。 戦闘時のみ使用可能で、フィールド上では操作できない。 -能力値はレベルによって変動する模様。 -幻夢鏡を装備したキャラの能力値・装備・アクセサリは影響しない。(※) -Mクオーツ、及びクオーツは固定になる。(変更不可能)(※) -戦闘時のみクラフト・アタックランクが装備した幻夢鏡によって変化。 -リンクレベルは幻夢鏡を装備したキャラの数値になる。 ※フィールド上では幻夢鏡を装備したキャラのステータスが適用され、 Mクオーツ、及び各クオーツの効果が発動。 例:治癒装備時、フィールドで徐々にHPは回復する。 アタックランク 斬 突 射 剛 - B B - クラフト 名前 消費 ディレイ 性能 備考 魔剣舞踏 50 魔法攻撃(威力S+):円LL(地点指定)混乱(100%) 炎傷(100%) 崩し発生率+30% 無間氷獄 50 魔法攻撃(威力S+):円LL(地点指定)封技(100%) 凍結(100%) 瑞鳥召喚 100 攻撃(威力SSS):直線LL(地点指定)ランダム状態異常 Sクラフト 名前 性能 備考 深淵の蒼き唄 攻撃(威力4S+):全体 悪夢(500%) 特殊能力 ・毎ターンCPが+10 固定Mクオーツ ・アリエス 固定アーツ ・幻夢鏡を装備しているキャラは使用できるアーツが固定されている。 名前 属性 性能 備考 アクアブリード 水 威力B:単体 フロストエッジ 水 威力A:円M 凍結(20%) ハイドロカノン 水 威力S:直線M(地点指定) クリスタルフラッド 水 威力SS:直線L(地点指定) 凍結(30%) グランシュトローム 水 威力SSS:全体 フレイムタン 火 威力S:円M 炎傷(20%) ヴォルガンレイン 火 威力SS:円L 炎傷(30%) イグナプロジオン 火 威力SS+:円LL 炎傷(20%) エクスクルセイド 空 威力SS+:全体 シャイニング 空 単体 5ターン「心眼」 セラフィムリング 空 全体 「戦闘不能」解除 HP完全回復 3ターンHP20%回復 グリムバタフライ 時 威力SS+:円LL 悪夢(50%) シャドーアポクリフ 時 威力SSS+:円L HP吸収(与ダメージの5%HP回復) ファントムフォビア 幻 威力SS+:円LL ランダム能力低下 クラウ・ソラリオン 幻 威力4S:全体 ロストオブエデン 特殊 威力5S:全体 5ターンSTR・ATS-50% 混乱(200%) 属性有効率無視 ロストアーツ アルテミスティア 特殊 全体 HP200%回復 体力の限界を超えて回復する ロストアーツ リンクアビリティ 名前 レベル リンクアタック 1 止めの一撃 2 ブーストアーツ 3 ブーストアーツⅡ 4 ラッシュⅡ 5 ブーストアーツⅢ 6 オーバーライズⅡ 7