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大貝獣物語2 part32-242-250 242 :大貝獣物語Ⅱ:2007/08/20(月) 15 36 00 ID KjvuFNrM0 大貝獣物語Ⅱ (貝獣物語、大貝獣物語の後の物語なので、登場人物等の設定は有効ですが、旅する場所が違うので貝獣3人とポットを除く大貝獣物語1の仲間等は出てこない。 また、全ての仲間やすけっと等は簡略化させて頂きます。例えばポットはゲーム開始直後すぐに仲間になるけど、しないのと同じ感じで。選択肢で微妙に変わるとかも適当に) シェルドラド……時空の狭間に浮かぶ世界 オーラの秘石が眠るという黄金郷シェルドラド 不思議な生物、貝獣達が棲むという 幻大陸シェルドラド…… 4つの貝の勇者とその仲間たちの活躍で、宇宙の侵略王ギャブ・ファーの野望が砕かれ、シェルドラドに平和な日々が戻った・・・。 しかし、こんなにも早く、再び火の貝の勇者の力を借りなくてはならないとは。貝獣仙人は感じていた。 「霧が騒いでおる・・・」。傷ついたドラゴバードが堕ちるようにして舞い降りてきたのは、まさにその時だった。 ドラゴバードとは、霧の外の世界に住むといわれる伝説の飛竜。霧の外・・・。誰もが伝説と思っていた世界は確かに存在した。この貝獣島を中心とした霧の中の世界は、シェルドラドの一部にすぎなかった。 ”霧の道”を抜けた先に、もうひとつのシェルドラドがあったことを、ドラゴバードが証明したのだ。そして霧の外の世界ではもっと恐ろしい伝説が現実になろうとしていた。 それは、500年も前に封印されたはずの暗黒魔導師ダークの復活。しかも、あのギャブ・ファーが残した6個の卵を手に入れ、暗黒魔法で邪悪な”六魔将”をつくりだし、多くの魔物を従えて各地を荒らし回っているという。 ダークの目的は、古代塚に眠る秘石オーラストーンを集めることらしい。秘石に秘められた力ははかりしれないといわれ、それがダークの手に渡れば・・・。 今はまだ霧の外の出来事でも、いつ、霧の中に侵略の手が伸びてくるとも限りない。 いや、霧の中と外を合わせた世界がシェルドラドであるならば、もう、シェルドラドの平和は壊されているのかもしれない・・・。 もはや、火の貝の勇者を召喚する以外に道はない。貝獣仙人は、再びあの呪文を唱えた。シェルバラ、ラバンガ、ガバンダ、モガンバ・・・。 243 :大貝獣物語Ⅱ:2007/08/20(月) 15 37 08 ID KjvuFNrM0 バブ、クピクピ、ポヨンの3人は一人前になるための試練を乗り越え、貝獣仙人の下へと戻る。 貝獣仙人とグレートノームの二人は、シェルドラドを包む邪悪な気配を感じ取り、思案を巡らせていた。 その時、一匹のドラゴバードとその乗り手、ドラゴナイトのルカが貝獣仙人らの下に落下。 彼を追跡していた邪悪な者ドーンも貝獣島に現われる。 ドーンの攻撃こそ退けたものの、ルカは無理が祟り戦死。シェルドラドに大いなる危機が迫っている事を感じ取るのだった。 シェルドラドに危機が訪れた時に地球より召喚されるという火貝勇者。 貝獣仙人は3度目となる勇者召喚を行なうのだった。(ちなみに、3人とも別人です) しかし、召喚されたのはどう見ても犬一匹。 火貝勇者の飼い犬だと察した仙人は、バブ、クピクピ、ポヨンの3人に犬を連れて勇者を探し、世界を救うようにと旅立たせる。 ドラゴバードの背に跨り”霧の道”を横断する3人だったが、雷雲に阻まれバラバラに落下してしまうのだった。 一方その頃、突然この世界に召喚された火貝勇者は、突然荒くれに囲まれ危険な状態になるが、偶然通りかかったルミエラ姫に助けられる。 気絶していた火貝勇者はグランガラムの一室に寝かされていた。 火貝勇者を看るルミエラに、騎士バルテスが偶然拾った綺麗な貝を差し出す。 その貝は大地の貝の勇者バブそのものであった。バブは火貝勇者と合流を果たす。 そんな時、城の宝物庫に賊が侵入。古文書が奪われ、立ちはだかったルミエラは謎の昏睡状態に入ってしまう。 バルテスは怒り狂い賊の後を追って行く。火貝勇者&バブは、王の頼みに従い医師バーゼルを連れて来てルミエラを診てもらう。 結論は、賊…メガロキングを倒す以外にルミエラを直す方法は無いと言う事だった。 火貝勇者とバブはメガロキングを倒すために鉱山ヘルバレー、ランドガイアンを目指す。 途中パンターナの村でバルテスとも合流し、そのままメガロキングの下へと向かい、これを撃破する。 244 :大貝獣物語Ⅱ:2007/08/20(月) 15 38 21 ID KjvuFNrM0 目が覚めたルミエラだったが、敵の策略は次に移行していた。 火貝勇者とルミエラが仲睦まじく会話し、バルテスは邪魔だとルミエラが言う所をバルテス本人が聞いてしまう。 その会話は敵の用意した偽者によるものだったが、姫に恋していたバルテスは、失意のまま城から出て行ってしまう。 しかし、敵に攫われ、六魔将の一人マッシュキングの手先となるように洗脳されてしまう。 一方、ルミエラを連れてバルテスを追う一行。 トンタースの村でバルテスを見た一行だが、説得は出来ず、その先のブロアーの森にてバルテスと戦う事に。 バルテスの恐ろしい力の前に歯が立たない一行は、マッシュキングの手先によってルミエラを攫われてしまう。 しかし、バルテス本人はルミエラを攫う時に良心の呵責に苛まれたのか、なんとか正気を取り戻したのだった。 バルテスを連れ、マッシュキングと対峙した一行はそれを倒し、ようやくルミエラを取り戻したのだった。 バルテスは自己への反省と修行のために、別行動になる。 トンタースの謎の開発者スパーナは、テレポシップなるもの(要はルーラ機能)を開発し、火貝勇者に託す。 (火貝勇者にとっては本当にいつの間にか)世界を救う旅の続きをする事に(オーラストーンを守る旅と言っても良い)。 途中立ち寄ったサラームの町では、砂嵐が凄くしばらく時間を潰す必要があるらしいので、一行は宿へと泊まる事に。 同じ頃、サラームより遥か遠く、ランパの町周辺。 ジョーダンという者が運営する「ジョーダンサーカス」(気球)。そこの見世物の豚は様々な芸を身に付けていた。 しかしその豚とは、人間が強制的に変身させられたものだった。 豚舎で脱出を画策する2匹の豚…クピクピとポヨンは、人間を豚にしたり戻したりするブーブーステッキをなんとか入手。 貝獣の姿に戻り、ジョーダンを撃退するのだった。火貝勇者の飼い犬とも合流。 しかし、貝獣島から乗ってきたドラゴバードに関しては、子供を産み息絶えてしまう… 子ドラゴバードを連れて旅を続ける事に。 火貝勇者とバブを探す二人は、別の大陸に行く必要があると分かっていた。 気球を利用して向かおうと考えるが、妙なギミック満載だったため、クピクピ+犬が気球から転落してしまうのだった。 245 :大貝獣物語Ⅱ:2007/08/20(月) 15 39 33 ID KjvuFNrM0 ようやく宿から出た火貝勇者一行は、飼い犬と突然再会。流砂に案内される。ついて行くと、そこにはクピクピが。 クピクピからポヨンの話を聞いた一行は、ジョーダンサーカスを目指す。 カラハーの町に停泊していたジョーダンサーカスに侵入した勇者達は、そこでポヨン、ポヨンと成り行き上やむなく行動を共にしていたシャムルの二人、それとドラゴバードの子とも合流するのだった。 オーラストーンを探す一行は、砂漠の北の古代塚にそれの一つがあると知り、向かう。(以下ちょっと記憶に自信なし) オーラストーンを目の前にする一行だが、そこにメガロキング…ハイパーメガロ(撃破された所をドーンが回収し、治した)が現われ、オーラストーンを奪われてしまう。 追跡した一行はサンドスコルピオンという砂漠を走る戦車の中で、ハイパーメガロとオーラストーンを賭けた決戦が始まる。 なんとか勝利したが、サンドスコルピオンは暴走状態になってしまい、このままでは町にぶち当たり双方ともに壊滅状態になってしまう。 止める方法を必死に探す火貝勇者だが叶わず、仲間は先に脱出する。 火貝勇者一人ででもどうにかして止めようとしたその時、飼い犬が現われ、火貝勇者をサンドスコルピオンの外へ放り出す。 その後の結果、サンドスコルピオンは爆散したものの、町も火貝勇者も無事でいることができた。 が、飼い犬に関しては分からず仕舞いだった・・・(メガロは再びドーンが回収し、自分の言う事を100%聞くマシンに改造される事に) 246 :大貝獣物語Ⅱ:2007/08/20(月) 15 40 42 ID KjvuFNrM0 …トンタースのスパーナ研究所では、とあるロボットが開発中だった。 しかし、どうにも上手く行かずスパーナは途方にくれていた。 その時、自分の子供二人が瀕死の犬を治して欲しいと連れて来る。 スパーナはなんとか頑張ったものの、それは無理な事だった。 翌日、期待する子供に、無理だったと報告した所、子供は家を飛び出してしまう。 その時、なぜかロボットが動き出すのだった。 スパーナはロボットに子供を連れて帰ってくれと言われる。 子供を捜し、北の雪国のクリスタルキャッスルに入るロボット。 立ちはだかったソニアという女魔族に一度負けるが、その後ウロウロしていると再びソニアが登場。 ソニアはロボットが妙に気になり、主人ギャブロの下へと連れて行くのだった。 ギャブロは六魔将の一人だが、いかんせん子供で善悪に対する知識も良く分からないという。 ただ一つ、ギャブロは目付け役のソニアの事が好きだった。ソニアも同じだ。 ギャブロのためにロボットを連れてきたソニアだが、ギャブロの横に控えるのは悪い噂ばかり聞くドーンだった。 ドーンは、ソニアはロボットを連れてきてギャブロを倒そうとしていると言う。 悪い事にギャブロは、やはりソニアも自分を裏切るのかとドーンの方を信じてしまった。 ソニアは牢獄に入れられ、ロボットは魔法によって吹き飛ばされてしまう。 ロボットは地下から再びクリスタルキャッスルへ侵入する。 牢獄でソニアと合流し、ギャブロの説得に向かう。 しかし、ソニアはドーンの罠によって絶命してしまう。 ギャブロはそれを見て、自分がドーンによって騙されていた事を悟り、怒りに任せドーンの後を追う。 そして、クリスタルキャッスルの奥でドーンと一騎打ちとなるのだった。 しかし、狡猾なドーンは罠を張っていて、ギャブロは力が全く出せず敗れてしまう。 ロボットは、地下坑道を渡りながら、奴隷(?)となっていたスパーナの子供二人を遂に救出。 その後、ギャブロが敗れた所に乱入し、ドーンを退ける。 ギャブロと共に脱出する最中、坑道が崩れ、ギャブロ一人が穴へと転落してしまう。 なすすべもないロボットはやむなく諦め、スパーナの下へと戻るのだった。 247 :大貝獣物語Ⅱ:2007/08/20(月) 15 43 04 ID KjvuFNrM0 246 今偶然見てみたら、えらいミスが・・・orz >スパーナはロボットに子供を連れて帰ってくれと言われる ロボットはスパーナに子供を連れて戻ってくれと言われる でした。 248 :大貝獣物語Ⅱ:2007/08/20(月) 15 44 08 ID KjvuFNrM0 オーラストーンを探す火貝勇者は、サラームの東、コタイの村に差し掛かる。 コタイでは、宗教のような教えと、その教祖ジャラマーが火貝勇者を待ち受けていた。 ジャラマーと会う一行だが、その直後落とし穴に落とされ、バラバラになってしまう。 瀕死の火貝勇者の下に敵が…万事休すという時、バルテスが現われ、なんとか退けたのだった。 その後、穴に落ちた仲間も救いジャラマーと対峙し撃破する。 ジャラマーは洗脳されていたらしく、協力してくれることに。 その後、オーラストーンのあるバーンの山に登り、六魔将の一人Fクィーンと戦い、撃破するのだった。 オーラストーンを手に入れた一行は、そのまま港町マリナルンへと向かう。 が、トンタースに来てくれというスパーナの手紙を受け取り、行ってみる事に。 トンタースではロボットが火貝勇者を待っていた。 ロボットは火貝勇者を見るなり、主人と崇める。なぜなら、飼い犬の記憶は全てロボットの中にあるのだ。 結局、ロボット(飼い犬)も仲間になり先に進む事に。 マリナルンから船でファイスの村へとやってきた一行は、そこでドラゴバードが成長する時に使う呪文を教えてもらう。 そして、最近船を荒らし回るというシーマスター(戦艦?です)に挑む事になる。 船で移動し、シーマスター内部に侵入した火貝勇者は、六魔将5人目カイザーブルーと戦い、勝利する。 しかし、勝利したものの、帰るための船が無く途方に暮れかかった時、ドラゴバードを大空に飛べるように成長させるのだった。 ドラゴバードに乗り、遥か上空、浮遊大陸にあるクトミナ宮殿を訪れる火貝勇者。 女王に会い、オーラストーンを全て安全な所で管理すると言われ、全て渡してしまう。 女王は最上階に登り…ドーンにそれを手渡した。女王は偽者だったのだ。(他の人も全員騙されていた) 女王は鏡の中に捕えられた状態だったが、火貝勇者はなんとかそれを見つけ、オーラストーンについて話を聞く。 西の聖地にオーラストーンを持っていかなければ大丈夫、という事だった。 しかし、それすらもドーンに盗み聞きされていた。 火貝勇者は西の聖地を目指す。スーパーメガロが立ちふさがるも、今や敵ではなかった。 聖地奥では、オーラストーンによって望む力を引き出したダークが待っていた。 果敢に挑むも全く歯が立たず、惨敗を喫する。 火貝勇者と共にいた3人、そしてそこにドーンを追って現われたギャブロの4人はどこかへ転送させられてしまう。 そして、世界は暗黒の世界へと変貌していくのだった・・・ 249 :大貝獣物語Ⅱ:2007/08/20(月) 15 45 22 ID KjvuFNrM0 敗北した火貝勇者はグランガラム城で目覚める。 再び立ち上がる決意をした火貝勇者は、聖地で失ってしまった三秘貝を探しに行く事にする。 地形が大きく変わった世界を歩きサラームまで来た火貝勇者は、宿屋で泊まる事に。 一方、ギャブロはダークゾーンをうろつき、3人の仲間と助け合い突破していく。 ダークゾーン深部では宿敵ドーンとの決戦が待っていた。勝利した一行は火貝勇者と合流するのだった。 その後、暗黒の世界各地をうろつき、ドラゴバードや三秘貝を遂に発見するのだった。 ドラゴバードに乗り、ダークのいる宮殿へと向かう一行。 合体貝の力、仲間8人の力を駆使し、ダーク宮殿を次々に進む。 奥では六魔将最後の一人ビューティーが待ち構えていた。 それを別のパーティー4人に任せ、ダークの下へと進む火貝勇者。 そして、遂にダークを倒す。しかしオーラストーンの悪影響か、現われたオオイナルチカラが火貝勇者を襲う。 オオイナルチカラとの最終決戦に辛くも勝利した火貝勇者だったが、最後に残された敵の魔力は強大なものだった。 それを放置すると、世界が危ない。しかし、なんとかする方法が無い。 火貝勇者が困惑していると、そこにギャブロが向かう。 ギャブロの持つ六魔将としての闇の力があれば、かろうじて魔力を中和できる… そうして世界は救われたものの、ギャブロはその影響で死亡してしまうのだった。 その後、火貝勇者は地球へ戻る。 ロボットは、もはや飼い犬として地球に戻ることが出来ないと、シェルドラドに留まる。 ギャブロは、死後の世界でソニアと一時的な再会を果たし、消滅していく。 貝獣3人はそれなりに元気にやっていた。 THE-END 250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/20(月) 15 50 08 ID KjvuFNrM0 以上が大貝獣物語Ⅱのおおよそです。 ちょっと記憶が曖昧な所もありますが、大体こんな感じです。 しかし、文章にしてみると暗いストーリーに見えるなあ。 さすがにバイオベースの産みの親だけはある。 ちなみに、恒例の敵ファットバジャーに関しては、隠し召喚獣という位置づけで登場しますがストーリーには絡みません。
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【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン タイトル 大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE 大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン 機種 ゲームボーイ 型番 DMG-AMZJ ジャンル カードバトル 発売元 ハドソン 発売日 1998-3-5 価格 3980円(税別) 貝獣物語 関連 Console Game FC 貝獣物語 SFC 大貝獣物語 大貝獣物語 II Handheld Game GB 大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン 大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE II ポヨンのダンジョンルーム 大貝獣物語 ポヨンのダンジョンルーム 2 駿河屋で購入 ゲームボーイ
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大貝獣物語2 277 名前:水先案名無い人 :2006/02/05(日) 02 40 57 ID lCB2Up0S0 「あのエンカウント率に挫けずにクリアしたか――――ッ!?」 「オ――――!!!!」 「ワシもじゃ、ワシもじゃみんな!!」 全大貝獣物2のキャラ入場!! あの爆発から生きていた!! 更なる研鑚を積みワンちゃんが甦った!!! 機械化!! 主人公の愛犬だァ――――!!! 総合合体はすでに我々が完成している!! 合成獣ネオドーンだァ――――!!! 組み付きしだい橋かけまくってやる!! さるのひじかけ代表 ウッキー 子分たちだァッ!!! 素手の殴り合いならオレの成長がものを言う!! 無敵のナックル 元六魔将 ギャブロ!!! 真の護身を知らしめたい!! エンカウント0 ジャラマーだァ!!! 戦闘は3階級制覇だが盗みなら全階級私のものだ!! ノーパンのネコ族 シャムルだ!!! 打撃対策は完璧だ!! 自動回復 六魔将マッシュキング!!!! 全大貝獣物語2のベスト・メランコリックは私の末路にある!! 哀しみの神様が来たッ スーパーメガロ!!! 大海なら絶対に敗けん!! 怪船のケンカ見せたる 特攻隊長 六魔将カイザーブルーだ!!! バーリ・トゥード(ヒートストームで混乱)ならこいつが怖い!! 六魔将1のピュア・ファイター ビューティーだ!!! クトミナから腹黒い科学者が上陸だ!! 元は優秀な科学者 ドクター・ドーン!!! ルールの無い完封がしたいからギガハイドを覚えたのだ!! 通常モンスター代表の先制攻撃を見せてやる!! エクソブレイン×3!!! めい土の土産に卵とはよく言ったもの!! 偵察だけの子供が今 カイザーブルー戦後で成長する!! 空の移動手段 ドラゴバードだ―――!!! 世界ヘヴィ級乗り物こそがすけっと待機場の代名詞だ!! まさか行った事のある町へワープしてくれるとはッッ テレポシップ!!! ルミエラ姫の為に闘いたいから王宮騎士団隊長にまでなったッ キャリア一切不明!!!! クトミナのピット(ケンカ)王子 バルテスだ!!! オレたちは宿屋最強ではない道具屋、武器防具屋でも最強なのだ!! 御存知3人家族 ウロ、ウル、ウラ!!! アイテムの本場は今や海中にある!! オレを使わない奴はいないのか!! マンボウだ!!! ノヒャァァァァぁぁぁぁーーッ説明不要!! 団長!!! ピエロ!!! ジョーダンだ!!! 幻影は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦幻術!! バーンの山から六魔将ファントムクィーンの登場だ!!! オーラストーンはワシのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり魔法ぶつけるだけ!! 暗黒魔導士統一王者 ダーク! 自分を試しにすけっとになったッ!! コック全強制エンカウントチャンプ コール!!! 研究に更なる磨きをかけ ”発明家”ドクター・スパーナが帰ってきたァ!!! 今の自分にカビはないッッ!! 木こり アンドレ!!! シェルドラドのオーラストーンが今ベールを脱ぐ!! ラスボスから オオイナルチカラだ!!! 火の貝の勇者の前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃える氷魂 ハイパーメガロ 改造で復活だ!!! 姫の仕事はどーしたッ 魔導士のナイフ 未だ装備中ッ!! 治すも壊すも思いのまま!! ルミエラだ!!! 特に理由はないッ 召喚が強いのは当たりまえ!! 1にも出ているのはないしょだ!!! 目指せファットバジャー! ポットがきてくれた―――!!! クリスタルキャッスルで磨いた実戦お目付け!! 暗黒剣士のビューティフル・魔造人間 ソニアだ!!! 初ボス戦だったらこの敵を外せない!! 超A級喧嘩師 六魔将メガロキングだ!!! 超一流貝竜の超一流の喧嘩だ!! 消費MPを拝んでオドロキやがれッ 合体貝の召喚獣!! 火の力、水の力、大気の力、大地の力!!! 高経験値はこのモンスターが完成させた!! レベル上げの切り札!! はがねむしだ!!! 若き勇者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 火の貝の勇者ッッ みんなは君を待っていたッッッ 主人公(2)の登場だ――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを御用意致しました! クピクピちゃん大好き! チコ!! 伝統派コピー ポロホイの木!! アンドレの妻! イノス! 洞窟探査犬! ポチ! ……ッッ どーやらもう一名は到着が遅れている様ですが、到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス コメント 名前
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大貝獣物語 【だいかいじゅうものがたり】 ジャンル RPG 対応機種 スーパーファミコン メディア 24MbitROMカートリッジ 発売元 ハドソン 開発元 ハドソンバースデイ 発売日 1994年12月22日 定価 10,900円(税別) 書換 ニンテンドウパワー1997年9月30日/1,000円/F×4・B×4 判定 良作 ポイント トラウマダンジョン「バイオベース」ストーリーも全体的に鬱要素多めゲームとしては全体的に高水準な出来 貝獣物語シリーズリンク 大貝獣物語 概要 ゲーム内容 意外なシナリオ構成 賛否両論点 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 ファミコンで『じゅうべえくえすと』『ドリームマスター』等、独特な味のあるRPGを開発した会社「バースデイ」が手掛けた『貝獣物語』シリーズの2作目にして、同社のスーパーファミコンデビュー作。 前作『貝獣物語』とは独立している別作品の扱いだが、3人の貝の勇者やファットバジャー、オーラの玉、愛の剣、サザエの戦車など前作に登場したキーワードや要素がちりばめられており、前作との繋がりを仄めかしている部分もある。 ゲーム内容 すけっとシステムは、バースデイ製作・旧ナムコ発売の「じゅうべえくえすと」の流れを汲んでいる。 「Aすけっと」は一般的な意味での「仲間」で、パーティメンバーとして同行する。 主人公を含めて四人までしか連れ歩けないが、戦闘で活躍したりイベントでこまめに反応を示したりする、メインキャラクターたち。 「Bすけっと」はフィールド上(*1)で任意に呼び出すことができ、様々な能力で冒険をサポートしてくれる。 主な役目は移動の補助だが、アイテムを探し出したり、フィールドやダンジョン内で先を偵察したりといったユニークなサポーターもいる。 仲間になって以降はストーリーにほぼ関わらないが、冒険の進行上では欠かせないメンバーが多い。 「Cすけっと」は、各地で冒険をサポートしてくれる固定型のNPC。拠点や街に待機していて、薬の調合やアイテムの合成などを担当する。 脇役扱いではあるが、ストーリーにもある程度はかかわる。 例外として「遊牧民のウロ」だけは定住しておらず、フィールド上を放浪している。運よく出会えた際のみ、テントに泊めてもらうことができる。 意外なシナリオ構成 ストーリー自体は、別世界から召喚された主人公が仲間(すけっと)と共に魔王「ファットバジャー」を倒すというファンタジーRPGの王道を行くものなのだが、意表をついた設定とシナリオの基に物語が展開していき、ゲームを進めるにつれ、牧歌的雰囲気を持ったかわいいキャラクターの登場するファンタジーRPGとは思えない程の鬱要素を含んだイベントの数々が繰り広げられていく事になる。 + ネタバレ注意 確かにこのゲームは王道のファンタジーであり、ストーリーは全体を通してファンタジーのお約束を踏襲している(四大元素の力とそれを司る竜の化身など)。ただしあくまでそれは味方側だけ。 ゲーム中盤からファットバジャーにかわる新たな敵「宇宙の侵略王ギャブ・ファー」の存在が明らかになり、そいつの侵略の仕方が「狙った星の生き物をさらって食料にする」、「ロボット兵器やクリーチャーを創り出して尖兵にする」というモロにSFっぷりを発揮している。そしてそいつの目的が、「この世界に伝わる無限のエネルギーをその手に収めること」。言うなれば、「ファンタジー対ハードSF」の様相を呈しているのである。 「貝獣物語」「じゅうべえくえすと」にもSF的な要素はいくつか見られたが、ファンタジーとSFという要素がここまで明確な対立構図として描かれるのは本作が初である。 賛否両論点 ストーリー全体の鬱要素 とにかく起こる出来事が残酷。平和だったファンタジー世界はわけもわからぬまま、謎の敵によってズタズタにされてしまう。巻き起こる災害、人の死、暴虐な敵の猛威など、かわいらしい見た目とは裏腹に何ともハードな展開が延々と続いていく。 鬱すぎるダンジョン・バイオベース 数ある鬱展開の中でも後半のステージ「バイオベース」がSFC用RPG屈指のトラウマダンジョンとして後世に残ることに。 ネタバレは避けるが、残酷さ、気持ち悪さ、後味の悪さでは本作のイベントの中でも群を抜いている。 + どうしても知りたければ…ネタバレ注意 各地からさらわれた人が敵の兵器開発の実験体にされたり、文字通り養分として同化させられる。 同化とは言うが、実態は 生物を無理やり植物に変える生体改造 で、 養分を吸い取られた部分から徐々に植物に侵食されていく という、かなりエグい方やり口である(同基地でのモンスター製造方法も同じ様であり、バイオベース製のヌバチ、バギスは共に植物である)。 しかも、同化直後の繭たちは何らかの麻酔成分が効いているのか、「最初は痛くも痒くも無く、寧ろ快感を感じる」と述べているが、それは最初だけであり、 やがて苦痛しか感じなくなり、呼吸をする事すら激痛を伴う (実際、最深部付近で辛うじて意識を保っていた繭は喋る事すら苦しそうであり、何かを話そうとしてショック死する繭もいる)と言う目を覆いたくなる状況になる。 同化された人間(一部犬や猫もいる)にも話掛ける事が出来るが、その発言も徐々に人間としての意識が無くなることへの恐怖や絶望をひしひしと感じさせられる恐怖のイベントである。そして奥にいくと人間たちは背景の緑色に溶け込み「完全に同化されたのであろう。もはや話しかけても何も反応しない…」という文章が出るのみである。淡々としたBGMもまた怖い。 長い間プレイヤーの分身として行動してきた主人公がパーティから離脱しているタイミングでのダンジョンであり、まんべんなくキャラクターを育てていない場合若干の戦力不足に陥る。そういう意味でもトラウマではある。(救済措置はあるが)更に追い討ちをかけるように、「バイオベースは半生体の施設であるため、ボスを倒すと機能活動が出来ずにそのまま同化された人間も一緒に死ぬ」という直接的な鬱設定が囚われのNPCの口から直に明かされる。そしてクリア後、バイオベースはそのまま崩れ去るように消滅し、二度と入れなくなるばかりか、囚われていた人々の末路は一切描写されないままストーリーが進行するというやるせなさである。 評価点 どんな目に遭おうとも、決して打ちひしがれない力強さを持ったストーリー。 必死に生き延びようし、何とか世界を復興させたいと願う人々の忍耐力は胸を打つ。敵の力はあまりにも強大であり、ことごとく叩き潰されてしまうわけだが、貝の勇者やすけっとたちを皮切りに希望を見出し頑張ろうとする姿勢は、鬱展開があるからこそより光るものがある。 とにかくキャラ愛に定評があり、Aすけっと(戦闘に参加するパーティキャラクター)達にも単に戦闘要員だけでなく細かい設定やバックストーリーがある。 パーティ編成は比較的序盤からクピクピ・ポヨン・キラー・隠しキャラであるポット(ポットは発見することさえ出来れば他キャラと同じように初期から使えるが)を除く8キャラ(ポットを含めると9)から自由に選択ができ、好きなキャラを好きなように連れ歩くことができる。 各キャラに個人的な生い立ちや悩みがあり、それを解決することで最強装備や必殺技を習得できるため愛着が沸くこと請け合い。全キャラに後日談があるのでお気に入りのキャラと一緒にラスボスを倒すのが大きな楽しみとなっている。 Aすけっとの女性3人は「おませなロリっ娘」、「巨乳のシスター」、「高飛車王女様」と粒ぞろいであり、今にして思えば凄まじい全方位攻撃っぷりである。また、敵である女性キャラ「グジュー」もとある理由からなかなか人気が高い。 ある攻略本のお勧めのパーティ構成に、なんと上記の女性3人で組んだ通称:ハーレムパーティが存在。ネタかと思いきや結構なガチ構成で、その実用性の高さから好んで組むファンも多かった。(*2) 多彩な全体攻撃魔法を覚え最強の光系魔法(攻撃と回復を兼ね備えた鬼畜性能)を習得するトキア、様々な補助・回復魔法を覚えサポートに回復に隙の無いリンダ、水属性への耐性を持ち、多彩な水魔法を覚え回復要員も熟し、はがねむし(ドラクエで言うメタルスライム)やギガトン(ボス並みの体力)を倒すのに便利な特技を覚えるキララとバランスが良い。 欠点と言えば通常攻撃が主人公頼みで少々火力不足で打たれ弱い事だが、攻略に差し障ると言う事も無く「気にならなかった」「特に問題なかった」との意見も多い。 また、全員が主人公に友好的で文字通りハーレムである。特にキララは主人公に好意を持っている節が見受けられ、後日談のカードゲームでは… しかもこのパーティで特定の場所である事をすると想像力を掻き立てるイベントも起こるなど公式側も狙っていた様である。 続編「大貝獣物語II」の残念な点で「ハーレムパーティが組めない事」を挙げるファンが居る事からも影響力の高さが窺える(IIは女性キャラが2人しか居ない為、どう足掻いても組めない)。 後に公開された携帯アプリ版の紹介画像で使われていたパーティが上記のハーレムパーティである。 Aすけっととは戦闘中に会話する事が可能。主人公-すけっと間のみならず、Aすけっと同士での会話も可能で、ストーリー上では語られない各キャラの思想や性格、それぞれの人間関係を窺い知れる。 この会話システムは全キャラに用意されており、さらにどちらから話しかけるかで内容が変わる。一部キャラの会話はパラメータ上昇や回復も行われる為、序盤では戦術的価値が産まれる事も。 戦闘はそれなりに歯ごたえがあり、演出も非常に凝っていて面白い。派手なエフェクトを多用している割には、テンポもさほど悪くない。 歯ごたえがありすぎたためか、いくつか不自然な救済処置も入ってはいるが。それを差し引いても十分に楽しめるだけの完成度。少なくとも戦闘に関しては確実に高水準。 問題点 システム面 ハドソンのSFC用RPGによく見られることだが、インターフェイスの処理が重い。メニューの開閉や戦闘シーンへの移行が重く、長いウェイトが入る。 ゲームを進める都合上、ダンジョンなどではお助けキャラである「Bすけっと」を頻繁に呼び出す必要があるのだが、そのたびにこの処理の重さに苛立つことになる。 メッセージの表示速度が遅い。一番速い設定にしてもさらに早送りが欲しいくらい。 エンカウント率が高い。PCEやSFC用のハドソンRPGでは最早共通点とも言える。 データ上は存在するが入手場所が設定されていないため入手不可能な装備品とアイテムが多く存在する。 その中には一部のキャラの最強装備品も含まれているため最強装備を揃えられない仲間が発生している。 ポヨンの体感魔法はコンプリート不可。一例を挙げると習得出来ない技の一つに「ロックスパイク」があるが、これは没モンスターである「ガンロック」しか使用者がいない為である。 「回復魔法はすばやさに関係なく最優先で発動する」という仕様があるために、ガロウ・キラーといった紙装甲・高火力キャラやリンダ・クピクピ・キララのような回復要員は強く、逆にザルドンやポヨンなどの鈍重キャラは冷遇されている。 「回復魔法最優先発動」は救済要素の面のほうが強いので、それは仕方がないと言えるのだが。 上記のようにAすけっとの性能に優劣はあるが、どのキャラを選んでもクリアできない、ということはない。キャラ愛でカバーすることは十分に可能。 演出面 フィールド上での演出やキャラチップが哀しくなるほどに貧弱で、マップ上で頻繁に挿入される人形劇の大半がだるい。 プロローグが冗長すぎる まず主人公の登場までが長く、ちゃんと操作できるようになるまでも長く、フィールドに出て歩き回れるようになるまでにもう一波乱あり、ついでに最初の街へたどり着き仲間たちとチームを組むためまた手続きが要る。実質上はここまでこなして、ようやく本編開始。この先は楽しめる要素も増えてくる。 とにかく一番長くて退屈なのが冒頭なので、ここを乗り切れたなら耐えられるだろう。 ラストダンジョンの構造が分かりにくい。 入り口が実は三つあって、どこから入ったかにより侵入エリアも変わるのだが、マップ上のグラフィックからは気づきにくい。さほど大きくもないチップで描かれており、入るときにも特に変わった演出がないので、入った際の向きによって別のエリアに進入することが分かりにくい。 もっとも致命的かつ分かりにくいのがここになるが、これ以前の道中でも、マップの描写の分かりにくさが原因で、詰まってしまいがちな個所は散見される。 シナリオ面 スタンプラリーイベントでのコンプリートや特定の仲間加入条件がノーヒントでまず分からない。 中盤の山場であるボス「ファットバジャー」を倒すところまでシナリオを進めると、スタンプラリーが置かれている一部の町が水没=侵入不可となるため、スタンプを取り忘れていた場合コンプリート不可となってしまう。 三貝獣の一人「ポヨン」はオープニングから出番+仲間フラグがあるのに、その発見条件が激ムズかつほぼノーヒント。結果、多くのプレイヤーがポヨンはいつ仲間になるのかという消化不良感をかかえたまま、ゲームクリアを余儀なくされた。 シナリオの要求してくるフラグが一部で理不尽であり、見逃してしまうと足止めを食らう羽目になる。 事実上の出発点となる都市で「刑務所の牢獄に行き、暗殺者が登場するイベントを見ていないと」、「長いダンジョンと町を1つと広いフィールドを越えた先にあるダンジョン」で、とあるキャラクターが登場せず進行不能になるなど。 知っていれば理由は分かるが完全に後付けの知識であり、実質的にはほぼノーヒントなので、どこへ行けばいいのかまったく分からなくなってしまう。ストーリー上はこのダンジョンを越えた先に目的地があるはずで、ついでに道を塞ぐ障害物をどけてくれそうな人物も見えているのに、助け方だけがまるで分からない。 最初に都市を訪れたときのイベントで一応、「牢屋の囚人から話を聞いておけ」といった趣旨のヒントはもらえる。ただし普通はこの直後、まず先に仲間集めをしてパーティー編成を行うはず。このとき仲間たちの自己紹介がまたいちいち長いため、最終的に牢獄の件を忘却したまま旅立ってしまう主人公も珍しくない。特に二回目以降のプレイでつまずきがち。 同じく最初のダンジョンでとあるキャラクターを助けていないと、かなり先まで行ってから特定の場所でシナリオが進行しなくなったりもする。 こちらは見過ごしていた場合、主人公が技を習得しないのでおかしいとは感じるだろうが……魔法はちゃんと使えるし、仲間たちもしばらくは技を覚えないので気付くのが遅れやすい。 もうひとつ、前半の山場近くに通過する別のダンジョン内にも、見落としやすいトラップあり。長い迷宮の後半部分、とある脇道でサブイベントを見ていないと、後々あまり関連性のない遠い別の地域のイベントで、必要な人物が登場していないために話が進行しなくなる。 これまた特定の誰かがいないせいだと分かりにくい上、何が足りなくてどの辺りで見落としたかもほぼノーヒント。しかも位置が迷宮の深部であるため、行くべき場所が分かっていてすら面倒くさい(通路状の迷宮なので逆から進入することは可能だが、それに気付いてもなお少し手間のかかる位置である)。 念のために補足しておくと、最初に通るとき、どこかに誰かがいるかのようなヒントは表示される。ただし迷宮の構造がややこしいため、うっかり反対の道(出口側!)へ抜けてしまったら後はもうノーフォロー。しかも物語はしばらくの間、何の問題もなく正常に進む。 Aすけっと関連のサブイベントに一部時限要素があり、見逃す可能性がある。また世界をしっかり探索しないと発見できない。 各Aすけっとのサブイベントは対象のキャラクターがパーティに加わっていないと発生しないのだが、連れ歩けるAすけっとは3人までなので、見逃しやすい要素である。全キャラのサブイベントを見ようとするなら、育てていないキャラクターを育てたり、連れ歩いたりなどの作業が当然必要となる。 ただし多くのサブイベントは対象キャラクターを常に連れ歩いてさえいれば発見できるものであり、サブイベント消化によって観られる追加EDもラスボスを倒したパーティにいたキャラクターにしか発生しないので、イベントコンプに拘る人以外にはそれほどの問題点ではないかもしれない。 また、とあるAすけっとのサブイベントでは序盤で倒した悪役がリベンジしてくる展開があるが、再登場するまでかなりのラグがある為出てきた頃には「誰?」となる可能性が高い。 メインキャラクターであるはずのバブ・クピクピ・ポヨンの3人の貝獣には、何故かサブイベントが存在しない。そのためキャラクターの掘り下げが少し寂しいことになっている。 とはいえ、彼らはOPで必ず登場するので一応主役格という扱いは受けているともいえる。 その割に、前述のように仲間にしなくてもクリアできてしまう貝獣が約1名いたりするのだが…… その他 あまりにも弱い要所要所のボス 全体を通すと強いボスも弱いボスも疎らに配置されておりそれ自体は問題ないのだが、物語上で「最強」扱いされているボスに限って何故か弱い。特に言われるのが以下の2匹。 ファットバジャー(前半の大ボス) 前作『貝獣物語』のラスボス。本作では中盤の山場で登場する。しっかりと変身するしHPも高いという大ボスなのだが、攻撃力が雑魚と大差ない上に攻撃魔法は20~30ダメージほどの初級~中級のものしか使わない。変身すると全体魔法を使うようになるが、それでも30か40ダメージの中級魔法なので痛くも痒くもない。参考までにこの時点の味方のHPは低いキャラでも100前後、高いキャラでは200を超える。 一応ほとんどの属性に耐性を持つ、特定のアイテムを使うまでダメージを与えられないといったボスらしい一面はあるが、肝心の火力がないため硬いだけの的になってしまっている。 一度倒すと復活し、通常攻撃のカウンターとして「ホスピ(HP30回復)」をターンに関係なく発動する様になる。これだけ聞くと少々面倒な様に感じるが、MPが200しか無い為、こちらの通常攻撃を食らう度にMPを勝手に消耗して枯渇し、回復も攻撃も出来ない木偶の坊と化す。因みに第1形態のMPは無限であり、明らかに弱体化している。(*3) 一方で終盤で再登場する際には一撃必殺威力の「暗黒砲」を使用し、異常なほど強化されているため本作最強ボスとまで呼ばれる。 ラスボス 上記の中盤ファットバジャーと並び、よく弱いと言われるのがよりによってラスボスである。 第一形態は高い攻撃力で全体攻撃を行うが状態異常が全て有効。「あみ」を毎ターン連発されて動けないまま倒されるというあまりにも惨めな光景は良くネタにされる。そもそも封じなくても大した攻撃は使わず、前述の全体攻撃も威力倍率が微妙なので苦戦する事は無い。 第二形態は第一形態よりも更に能力値が強化されている。が、こちらが2回攻撃できる補助を行うと必ず打ち消す行動を取るので、そこに気付いたら完全にハメ殺す事が可能。普通に戦ったとしても第一形態とそこまで差が無い。一応大技として単体のHPを1にする攻撃を行うが、回復先行システムのおかげで真っ先に回復されるので大した事が無い。 Cすけっと「ディープ」による、「発明」システムの利用法が分かりにくい。 機能としては説明書に明記されており、説明欄に「発明専用」と書かれた、他には使い道のないアイテムも多数登場するのだが……。 ストーリー上で当人が登場しても、なぜか発明はしてくれない。いったん出会って以降は簡単に会いに行けるのだが、いくら話しかけても発明をしてくれる気配はない。 実は当人のいるエリアの隅から入れる、一見すると何もない部屋が発明部屋となっている。この小部屋の中の、「L」の字型をした謎のオブジェ(おそらくはカウンター)に向かって話しかけると、部屋の外からディープが駆け込んできて発明の受け付けをしてくれる。 だれもいない部屋のなんだかよく分からないオブジェに向かって話しかける、という発想が普通は出てこないので、この利用法にはなかなか気づけない。 発明システムの使い方が分からないままでは、多くの発明専用アイテムもただのゴミにしかならない。また、発明でのみ作り出せる多数のアイテムも、実質的に没アイテムと化す。 総評 一部の鬱展開ばかりがクローズアップされがちな本作であるが、基礎の部分は比較的しっかり出来ており、ストーリーは良好、感情移入できる個性的なキャラクターとそれらを掘り下げるために用意された豊富なサブイベント、戦闘中会話、音楽、グラフィックも良質である。インターフェースの悪さなどは問題点として存在するものの、全体的に高水準な出来であるといえるだろう。 その後の展開 後に続編『大貝獣物語II』が発売。本作の未来の話になるので登場人物の子孫も出る。 携帯アプリ版でも本作がプレイできた。 街中の探索ができなくなった(*4)、フィールド移動が簡易化された、キャラのデザインが微妙に違うといった変化こそあるが、グラフィック・システム共に良好。ストーリーや戦闘も抜かりない。それ以上にまさかのバイオベース完全再現にスタッフの本気具合が窺える。 戦闘時のキャラグラフィック・メニュー画面の顔アイコンが一新され、より魅力的になった。また、オリジナルにはないイベントCGが挿入されるが、これの出来が非常に良い(1枚表示してオワリではなく、差分なども用意されている有様)。男性キャラはよりかっこよく、女性キャラはより愛らしく描かれているため、原作クリア済みのファンでもプレイするだけの価値はあった。 2014年に配信終了したため、現在では幻の作品となっている。頻繁にサーバーとの通信が要求されるシステムの都合上、DLしていた人も既にプレイ不能。 余談 「コミックボンボン」にて本作を元にしたギャグ漫画が掲載されていた。 「デラックスボンボン」にて本作のコミカライズが連載されていた。こちらはボンボン版とは違ってシリアスな作品である。 同じハドソン発、しかも一年前に発売した『新桃太郎伝説』(SFC)の共通点が多く、こちらも欝展開・ラスボスの外道めいた言動が語り草になっている。
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登録日:2009/12/12 (土) 14 41 39 更新日:2024/03/12 Tue 12 09 38NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 RPG SFC アプリ版があるよ ゲーム スーパーファミコン トラウマ ハドソン バイオベース バースデイ マユ 大貝獣物語 大魔王(苦笑) 殺してェェェ 貝獣物語 1994年にハドソンから発売されたSFCソフトで、 ナムコから1988年に発売されたFCソフト『貝獣物語』の続編である。 フィールド移動が出来なくなったが、移植と言うよりリメイクなアプリ版がある。 幻大陸『シェルドラド』。 シェルドラドには様々な種族が共存しており、平和な生活を送ってきた。 そんなある日、かつて世界を恐怖に陥れた、大魔王ファットバジャーの復活を予兆した貝獣村の仙人は、異世界(地球)から、ファットバジャーを封印した『火の貝の勇者』を再び召喚することを提案する。 シェルドラドに召喚された主人公は火の貝の勇者として迎えられ、魔王ファットバジャーの復活を調べる旅へ出発した。 【主な登場人物】 主人公 火の貝の勇者 地球から火の貝の勇者として召喚された少年。昔のRPGの主人公で殆ど台詞がない。主人公らしくバランス型。 途中イベントで誘拐されて一時期だけだが、戦線離脱する珍しい主人公でもある。 アプリ版では表情豊か。 Aすけっと 冒険に同行してくれるパーティーキャラ。火の貝の勇者とあわせて最大4人のパーティーを編成できる。 バブ 貝獣村出身の貝獣。主人公の相棒的存在。貝獣シリーズ通して出演するキャラクターの一人。 ブーメランでの全体攻撃は便利。大地の貝の勇者。 クピクピ 貝獣村出身の貝獣。性格は臆病で引っ込み思案。 魔法のエキスパートだが、同じ魔法使いタイプのツンデレな美少女姫を仲間にいれるプレイヤーが多い為にあまり使われない。大気の貝の勇者。 ポヨン 貝獣村出身の貝獣。非常にのんびりした性格。仲間にするための条件が複雑なうえに作品中でほとんどヒントが無い為、仲間にしないままクリアしてしまうプレイヤーが続出した。 動きが遅く、魔法に弱い。パワータイプな水の貝の勇者。 ザルドン 石の体を持つヘクス族の族長。気は優しくて力持ちを地でいく性格。 見た目通りの鈍重なパワーファイター。地属性と石化に完全な耐性がある。 バード 絶海の孤島であるバドラー島で収監地の警備隊長を務めていた若き鳥族の戦士。 風属性の魔法や技を習得でき、地属性と風属性に完全な耐性がある。 ガロウ 狼族の戦士。一族の裏切り者を探して旅をしている。 素早い動きから繰り出す爪の一撃は驚くべき威力を誇る。 マギー 大魔法使いを自称する、飲む打つ買うの三拍子揃った元気なおじいちゃん。 火属性を中心に様々な攻撃魔法を覚える。フィジカルには難があるが、魔法への耐性は強め。 キラー 忍びの技の使い手である覆面の男。生まれてすぐ両親と離れ離れになり、奴隷商人ドグラーの暗殺隊で殺人術を叩き込まれて育った。 だが生来の優しさから殺しを拒んで部隊を足抜けし、ある出来事をきっかけに火の貝の勇者に協力するようになる。 キララ 北方の雪国コルドバーンの王女様。お城の暮らしが退屈で抜け出してきたおてんば姫。 水属性の魔法と回復魔法を得意とし、鞭による物理攻撃もそこそこできるが、火属性の攻撃にはめっぽう弱い。 リンダ 孤島の町リトルヘブン出身。巨乳僧侶。奴隷商人ドグラーの襲撃により両親を失っている。 回復と補助のエキスパートであり、状態異常への耐性も高いわかりやすい後方支援キャラ。アンデッドを消滅させる特技も持つ。 トキア 天候を操る魔法使いの少女。赤ん坊のとき巨大な鳥にさらわれ、ある天候魔導師に救い出されて育てられた。 天候魔法はカバーできる属性が広く、敵に使うにも味方に使うにも広範囲に効果をもたらせる強みがある。 ポット 手足が生えたしゃべる壺。召喚魔法の達人…らしいのだが、いろいろ悪さをして壺の中に封印されてしまったらしい。 序盤のある町のどこかにある壺を開くことで仲間にできるようになる。 Bすけっと 任意のタイミングで呼び出せるサポートキャラ。 ストーリー攻略に必須なキャラも、そうでないキャラもいる。 クイック 元盗賊の男。ロープによる侵入を得意としていたが、引っかかりのない井戸に落ちてしまったところを火の貝の勇者に助けられて足を洗う。 高いところにあるでっぱりにロープをかけて移動可能にしてくれる。 ピッギー 怪力自慢のオーク族。女性らしい。ドグラーへの協力を拒んで捕えられていたところを火の貝の勇者に助けられる。 岩をぶん投げることができ、落石などで道が塞がれている場所を通れるようにしてくれる。 ドロン 幽霊。もとは遺跡泥棒だったのだが、ダンジョンの中で死んでしまって化けて出たらしい。 ダンジョン内で呼び出すと先行してマップを偵察してくれる。 プー もぐらの姿をしたモグール族の男の子。顔から下はどうなっているのかわからない。 ダンジョン内で呼び出すと穴を掘って入口まで戻ることができる。 ミャン 非常に小柄な有翼人種であるピクシー族の女性。初登場時は鳥かごに押し込められており、仲間にするには持ち主から買い取らなければならない。 壁に小さな穴が開いている場所で呼び出すことができ、穴の中にあるアイテムを回収できる。 ゲンジ 海辺の町マーナリー出身の漁師。シェルドラド一の漁師を自称する気っぷのいい海の男。 海岸線で呼び出すと舟を出して魚を釣り上げ、魚の口から出てきたアイテムをくれる。たまに変なモンが釣れることもある。 ポチ ディープ博士の研究所で作られた犬型のロボット。犬らしく嗅覚が鋭い。 町の中で呼び出すと埋まっているアイテムのにおいを嗅ぎ分けて掘り出すことができる。 パタパタ 翼竜のような姿をした貝獣。ある洞窟で岩の下敷きになっている。 フィールド上で呼び出すと先行してマップを偵察してくれる。 トンガリ 逆立った金髪にエレキギターを携えたパンクな貝獣。ある洞窟で落石により閉じ込められている。 呼び出すと演奏によってモンスターを呼び寄せる。レベル上げやドロップアイテム狙いに便利。 ジーサ 老人の姿をした貝獣。ある町でダジャレを連発して町の人に煙たがられている。 仲間にして呼び出すとダジャレを披露してくれる。冒険の中の一服の清涼剤になる…かもしれない。 メロディ 天才音楽家を自称する貝獣。ある場所で買える「ふしぎなちず」に記されたところによると、どこかの湖の中で出会えるらしいが…? フィールド上で呼び出すとハープを演奏してくれる。この演奏にはモンスターとのエンカウントを抑制する効果がある。 ヘケメケ 呼び出せばどこでも貴重なアイテムを売ってくれる道具屋の貝獣。 仲間にするにはスタンプラリーに挑戦し、世界各地の町や村のどこかにあるスタンプをすべて集めなければならない。 Cすけっと パーティーには同行せず、特定の拠点でサポートしてくれるキャラ。 アロエス チクリーの村に住む薬師の女性。 薬系のアイテム2種を調合し、新しい薬を作ってくれる。 ディープ 科学者の老人。最初に出会ったときには発明品の潜水艇を盗まれて困っている。 潜水艇を奪還後は、研究所にて金属や鉱物系のアイテム2種を合成して新しい兵器を作ってくれる。 ウロ 羊を連れて世界各地をまわっている遊牧民。 フィールド上のどこかに彼のテントが出現することがあり、宿泊してHPやMPを回復できる。 敵側の人物 ファットバジャー 前作『貝獣物語』のラスボスである大魔王。オーラの玉に封印されている。 彼の復活が予見されたことが今作の物語の始まりとなる。 ドグラー 世界各地に悪名が轟いている奴隷商人。 ファットバジャーが封印されているオーラの玉を手に入れ、大魔王の復活をもくろんでいる。 そのために各地で若い娘をいけにえとして攫ったり、歯向かう者を殺害したりしている。 ちなみに、Aすけっとの多くはドグラー討伐のために立ち上がった有志である。 ゼニム ドグラーの部下だった人物。現在はサンドラの町を取り仕切る名士である。 だが、彼もファットバジャーの復活のために動いており、卑劣なやり方で火の貝の勇者を始末しようとする。 その他 貝獣仙人 貝獣村の長である仙人。 ファットバジャー復活の予兆を重く見て異世界から火の貝の勇者を召喚し、バブ・クピクピ・ポヨンをお供につけて送り出した。 クシューラ 奴隷商人ドグラーによりファットバジャーへのいけにえとして捕らえられていた少女。 火の貝の勇者がドグラーを討ったことにより解放されるが、天涯孤独の身の上であるため様々な苦難に見舞われており、火の貝の勇者の前にたびたび姿を見せる。 グレートノーム 大賢者の異名をとる、赤いとんがり帽子に白い豊かなあごひげを蓄えた老人。彼の一族は非常に長命で強い魔法の力を有している。 グレートノーム四姉妹と呼ばれる四人の娘がおり、彼女たちともども火の貝の勇者の使命に協力する。 ロボット(変更可能) 物語中盤から仲間に加わる。戦闘には直接には参加しないが、戦闘中たまに仲間の前に立ってガードしてくれる。 性格は超健気で心優しい。その登場背景から恐れる者もいるが… 本作最大の涙腺崩壊兵器。 可愛らしいキャラクターとほのぼのとした世界観と見せ掛けて、実はトラウマレベルのグロシーンが満載である。 特にバイオベースのマユの台詞はレゲー板の大貝獣スレのテンプレになるほど。 ラスダンもグロ満載でプレイヤーを迎えてくれる。 某三大悪女の王女様とは違うトラウマを与えてくれた名作。 音楽は安全地帯の六土開正が作曲を担当 幻想的な曲調がシェルドラドの世界観とマッチしており、評価が高い 追記・編集宜しくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 現在この項目は加筆・修正依頼が出ています。 依頼内容は「項目内容の強化」です。 加筆・修正できる方は協力をお願いします。 ▷ コメント欄 [部分編集] バイオベースでマジトラウマになった。 -- 名無しさん (2014-03-29 22 10 06) FC版の貝獣物語が出たのは1988年だよ。 -- 名無しさん (2014-03-29 22 11 20) ↑×2 今のゲーム機のグラフィックでバイオベースを再現してほしい -- 名無しさん (2014-10-28 13 12 41) ↑救済イベントでも追加しないと年齢制限がつくぞ -- 名無しさん (2017-03-25 16 40 00) 最初は物理攻撃が強いキャラだけ入れてたけど、途中でキララ入れて育てたらめっちゃ強くなってびっくりしたなぁ…w -- 名無しさん (2017-03-25 16 55 56) 大貝獣物語2沢山やってたなぁ。なんかソフトの中の電池が切れたかで遊べなくなった。 -- 名無しさん (2017-03-25 17 14 36) どこぞのメカゴジラシティはこのバイオベースがモデルだと思う。 -- 名無しさん (2019-01-08 21 59 25) ガチで名作だよね、これ -- 名無しさん (2019-01-08 22 15 57) SFC版は小学生低学年時にプレイしたがクリアできず、後にアプリ版にてクリアしたなぁ。 -- 名無しさん (2019-01-09 17 00 51) アプリ版のベタ移植でも良いからVCなりスマホアプリなりで2共々買い切り販売してくれないかなぁ -- 名無しさん (2020-06-06 01 31 38) 異世界に拉致して無理やり戦わせて終わったら特に褒美も与えずに帰還させる火の貝はどうかと思う -- 名無しさん (2020-06-06 13 33 16) スマホアプリなりでリメイクしてほしいけど、コナミに吸収された後の他ハドソン系タイトルの動向を見るに難しそうなのが辛い。 -- 名無しさん (2021-11-29 20 32 01) スマホ版はあったぞ 現在はサービス終了してるけど -- 名無しさん (2021-11-29 20 50 05) 登場人物についてざっと追記しました。後半のネタバレになりそうなところは(古い作品なのであまり気にしなくてもよいとは思いますが)省いています。他にも各キャラのサイドストーリーを記載できればと考えています。 -- 名無しさん (2021-11-30 11 56 43) トキアがいるかどうかで難易度ががらっと変わる。なんせオーバーレインボーが「敵全体に大ダメージ 味方全体全回復」というチート魔法だから -- 名無しさん (2023-05-30 15 02 32) ↑5 たしかにそうだよねー 2でもにたようなもんだし キャラはガロウが頭一つ抜けて強いイメージ あとキララ用の最強防具が中々おとさないあの娘が最強の難敵 -- 名無しさん (2024-03-12 12 09 38) 名前 コメント
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【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE II タイトル 大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE II 大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン2 機種 ゲームボーイカラー対応 型番 DMG-AM6J ジャンル カードバトル 発売元 ハドソン 発売日 1999-3-19 価格 3980円(税別) 貝獣物語 関連 Console Game FC 貝獣物語 SFC 大貝獣物語 大貝獣物語 II Handheld Game GB 大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン 大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE II ポヨンのダンジョンルーム 大貝獣物語 ポヨンのダンジョンルーム 2 駿河屋で購入 ゲームボーイ
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新約・大貝獣物語 新約・大貝獣物語【オープニング】 【プロローグ】 【幻大陸 ~シェルドラド~】 【剣の帝国 ~アバロン~】 【魔の千年王国 ~シンフォニア~】 【主無き地 ~ロードレスランド~】 【神の庭 ~グランブルー~】 【時さえも凍る銀世界 ~オーローラ~】 【歴史の語り部 ~ポポカペル~】 【不可侵領域 ~ノア~】 【七つの海の懸け橋 ~ウォーターセブン~】 【聖地 ~マリージョア~】 【旧き花の都 ~十六夜~】 【地上の楽園 ~エデン~】 【秘境 ~貝獣島~】 【オープニング】 海が歌っている… 死に瀕した星は、ひとつの夢を見た 自分の生きた歴史をふりかえる、壮大な夢を それは偶然だったのか あるいは必然だったのか 幼い頃の僕の目には 確かに存在していたけれど 遥かな時の流れの果てに 消えゆく命の輝きに 希望を見出すはあまりに儚い それでも僕らは歩き続ける 過ぎ去りし過去を、忘れ得ぬ想いを 未来への力に変えて 未来へと、届くように… 【プロローグ】 かつて、戦争があった。 アバロン帝国とシンフォニア王国、 二つの国の衝突が発端となり世界の均衡が崩れたのだ。 戦渦はみるみる広がりいつしか世界を二分するほどにまで拡大、 シェルドラドは未曾有の混乱に見舞わることとなる。 およそ百年に亘って続いたことから、 百年戦争と呼ばれるこの大戦に終止符を打ったのは、 一人の若者と三匹の貝獣だったと伝えられている。 ときに王国暦1005年、アバロン帝国全盛の時代のこと。 時は流れ、 世界はようやく安定の時代を迎えた。 かに見えたのだが… 平和の陰で新たなひずみもまた生じていた。 運命の歯車は少しずつ、だが確実に廻りはじめている。 滅びの時を刻みながら。 物語は百年戦争終結から300年後の世界。 シェルドラドの辺境に位置する此処、貝獣島から始まる。 四つの貝が紡ぐ叙事詩を今、語ろう… 【幻大陸 ~シェルドラド~】 シェルドラド…… 時空のはざまに浮かぶ世界 オーラの秘石が眠るという黄金郷シェルドラド 不思議な生物 貝獣たちが棲むという幻大陸シェルドラド…… 神界オリンポス、境界ヒュプノス、魔界ナイアデス、 この三界を総じてシェルドラドと呼ぶ。 大小12の国々からなる境界を主軸に、 人間には神界、魔界は架空の世界として認知されている。 紋章とはその国、地域の風土、思想などを象徴するシンボルのようなもの。 境界の暦はヒュプノスで最も古いとされる シンフォニア王国建国~の年号が広く浸透し、世界共通となっているようだ。 シェルドラドの語源は貝獣界であるため 人間界では通りが悪いらしく境界で使われることはあまりない。 【剣の帝国 ~アバロン~】 【紋章・黒竜】【王国暦677年建国】 北の大国。元々は数ある弱小国の一つに過ぎなかったが 建国より数十年の内に爆発的に勢力を拡大し 瞬く間に北大陸全土を統一、 先の百年戦争において多大な戦果を上げた一大帝国。 皇帝は王族ではなく戦争における 武勲、才覚、帝国への忠誠心、貢献度など、 総合的に相応しいとされる者がその座に就く。 元老院には治外法権が認められており、 場合によっては皇帝でさえ無視できないほどの、 権限、影響力を持つことも。 北のアバロン、南のシンフォニアと並び称され ヒュプノスの覇権を争ったが今では全盛期ほどの力は無い。 現在皇帝が行方不明らしいのだが 帝国は民にも事の真相を公にはしていないようだ。 一部では皇帝暗殺の噂も… 【魔の千年王国 ~シンフォニア~】 【紋章・白竜】【建国暦1305年】 アバロンと双璧を成す南の大国。 国土はアバロンに劣っているものの 豊富な資源を有し気候風土にも恵まれているため、 あのまま戦争を続けていれば百年に亘り疲弊しきった帝国など 敵ではなかったとシンフォニアの歴史家は口を揃えて言う。 帝国と異なり王位継承権は代々、王家の者に与えられてきた。 人格者で自然との調和を第一に考える国王に対する民の信頼は厚い。 が、一方で他国の軍備増強をよそに 時代に取り残されつつある王国の行く末に不安を抱く者も少なくなく、 国王軍とは別個に、 義勇軍が組織されるといった動きも見られる。 魔術などの神秘的な事象、知識に精通しているため 人智の及ばないことにも寛容である。 【主無き地 ~ロードレスランド~】 【紋章・鷹】【王国暦680年建国】 アバロン領に属する国。 小国がせめぎ合う地理情勢からつねに紛争が絶えず、 戦争や政治的な駆け引きにより、 勢力図がたびたび塗り替えられてきた歴史を持つ。 アバロン建国より三年、帝国の領土拡大に伴いその傘下に加わる。 以後、永きに亘り一つの国として多くの英雄を世に輩出してきた。 百年戦争陰の功労者である。 しかし帝国は事実上敗北、何の褒賞もねぎらいも無いまま 戦争は終結を迎え結果、没落した貴族を生み、 領民の大半に帝国への不信感だけが残る形となった。 皇帝不在の事態に近隣諸侯は気付き始めており 戦乱を予感せずにはいられなかった。 水面下で着々と後継者争いの準備が進められている。 【神の庭 ~グランブルー~】 【紋章・鯨】【王国暦101年建国】 シンフォニア領に属する国。 往古、初代シンフォニア王は神託に導かれ乱世を平らげ、 この瘠せた大地に一代にして国を興した。 「汝、百年この地を護り抜いた時、大いなる祝福を与えん」 何故王は神託を享けたのか? 神託を告げた存在は何者なのか? 真実は定かではないが事実、それは起こった。 建国百年を迎えた日の朝、王が辺りを見渡すと周囲の様子は一変していた。 豊かな大自然が奇蹟然と確かにそこに存在していたのである。 父祖の話は本当だった。 王は神々に感謝し神託の伝承を後世に伝え、グランブルーを建国した。 以来、シンフォニアは繁栄の一途を辿る。 なぜこれほど栄えた国の文化水準が極端に低いのかは不明。 【時さえも凍る銀世界 ~オーローラ~】 【紋章・鹿】【建国暦推定628年以上?】 世界最北の雪国。 白夜と極夜に支配され、 百年周期で訪れる金環皆既日食の日には 具現化したオーロラによって天へ昇ることができる、 と言われる幻想的な世界。 一応帝国とは同盟を結んでいるらしいのだが 百年戦争においてオーローラが介入したと思われる記録は残されていない。 帝国もこの数百年、幾度か調査隊を派遣したが どういうわけか一向に成果が挙がらず 未だこの国の実態を掴めずにいる。 ベールに包まれ戦力が未知数のオーローラこそ 最も警戒すべき国だと危険視する声もあり、 再び世界が動き出さんとする不穏な情勢の中、 沈黙を守るこの国の存在は各国に一抹の不安を抱かせている。 永久凍土の中には旧世界の怪物が眠っているとも。 別名、起源の地。 【歴史の語り部 ~ポポカペル~】 【紋章・獅子】【王国暦468年建国】 南東にある砂の国。 熱帯雨林の回復限度を超えた開拓が世界一広大な砂漠を生んだ。 昼夜の気温差が激しく蜃気楼が人々を惑わす。 都市がまばらにしか存在していないため 領土の争いは皆無で、百年戦争の最中においても、 この地域が戦場になることはなかった。 厳しい環境にあっても人々は皆陽気で国は平和そのものである。 しかしそんな国柄とは裏腹に砂の海は歴史の闇に沈んだ、 決して拭い去ること叶わぬ人の罪、人の業をその身に孕んでいるという。 古代の遺跡や建造物も数多く点在しており謎が多い。 最近子供が消える事件が多発している。 ブタが活躍するサーカス団があると評判のようだが… 別名、終焉の地。 【不可侵領域 ~ノア~】 【紋章・馬】【王国暦732年建国】 アバロンとシンフォニアの境に位置する国で 百年戦争時南北双方の大国を相手に 一度の侵略も許すことのなかった永世中立国。 元は地続きの高台に築かれた小さな都市国家だったが めまぐるしく変わる情勢の中、巧く立ち回り次第に力を付けていき、 ついには両大国に対抗し得るほどの国となった。 百年戦争末期に起きた地殻変動、 海面の上昇により今では断崖絶壁の孤島と化している。 そのため空からでなければ侵入は不可能とされ 名実共に難攻不落の天然要塞として名を馳せる。 軍事的に重要な拠点であるため、 過去幾度となく侵略の危機に晒されてきたが 今なお中立を貫く姿勢に変わりはなく、その立場を護っている。 【七つの海の懸け橋 ~ウォーターセブン~】 【紋章・海豚】【王国暦1203年建国】 西の海に浮かぶ幾つもの島々からなる共和国。 妖精、階級差別が残るヒュプノスでは珍しく、 既存の枠に囚われない風潮が浸透している。 七つの海の懸け橋とは法に縛られることなく 地位や種族の垣根を越えた自由な国で在りたいと願う 人々の想いから付いた通り名である。 そのためこの国に統治者はおらず、 民の意向をそのまま国政に反映させている。 一握りの特権階級者による支配体制に異を唱えた、 ある人物の思想に理解を示したシンフォニア王の計らいで 国を掲げることができた。 シンフォニアとの繋がりは安定しているが、 従属国同士であるグランブルーとの関係は微妙で、 直接的な紛争に発展しないレベルで お互いを牽制し合っている模様。 【聖地 ~マリージョア~】 【紋章・天使】【王国暦1292年建国】 西の山岳地帯に築かれた宗教国家。 ヒュプノスで古来より信仰の深い マレ・ノストルム教発祥の地にして総本山でもある。 過去、一教団が国を成したという記録は無く、 同国の樹立は歴史上極めて異例のこと。 永く続く戦乱の世に疲れ果てた人々が、 民を導く指導者を渇望して建国するに至ったらしい。 全ては星の為に、これが教団の根底にある思想だが 内部ではその教義を巡り、 宗派争いが続いている。 中でも貝獣を風刺と見なし忌み嫌っている極右のホロカースト派と 対立する極左のグラディオ派の争いが激しい。 風刺の対象には伝説の四貝も含まれており 取り分け、火の貝の勇者の存在は 背教者を象徴するイデオロギーとして扱われている。 【旧き花の都 ~十六夜~】 【紋章・蛇】【王国暦905年建国】 遥か東方にある小さな島国。 永い間他国とは隔絶状態にあったため 外界の影響を受けることなく独自の文化を形成していった。 この国の皇は神と同格の存在として崇められ神皇と呼ばれている。 それ故、偏った価値観も当然の如く享受し疑問に思う者は少なかった。 それでも神皇の圧政に民が苦しんでいることは変わりなく 小規模な暴動が起きたこともあったがその度に神皇軍によって粛清された。 そんな絶対君主制が崩れたのは ここ数年、外部の何者かの介入に起因している。 現在、神皇軍と解放軍の間で内乱状態にある。 四季があり珊瑚礁の海に囲まれた美しい自然を今に残す。 地方によって言語に訛りがあるのは御愛嬌と言ったところか。 【地上の楽園 ~エデン~】 【紋章・蝶】【建国暦?年】 妖精郷。 世界各地の未だ人の手の及んでいない ある特定の地域を総じてエデンという。 特定の地域というのはエデンと呼ぶには、 幾つかの条件が有ることを指し 未開の地=エデンではないということ。 その条件とは、 近くに水源がある 鉱物資源が豊富にある、 妖精が棲んでいる 守護竜がいる 命の木と善悪の知識の木がある 細かい条件はまだあるが大きく分けてこの五点である。 今でこそ妖精は人間社会に馴染み深い存在として知られているが 今日に至るまでには凄惨な歴史があった。 迫害に次ぐ迫害、 妖精達は人間がいかに醜く愚かな生物であるか 良く判っていた。 故に、火の貝の勇者の英雄としての光と影を 誰よりも理解している。 【秘境 ~貝獣島~】 【紋章・貝】【数億年前から存在】 いつの日か 再び暗黒の闇より 大魔王よみがえりし時… 人々の祈り 天をつらぬき…… 次元の壁を越え… 火の貝の魂に呼びかける…… さすれば 選ばれし貝の勇者 われらのために この地に現る! 貝獣島に伝わる古き伝承である。 火、水、大地、大気、 伝説の四つの貝を祀る貝獣達が棲むと言われる地、貝獣島。 貝獣とは体に貝を宿した小柄な妖精の総称である。 貝獣は星と共に生き、星と共に死ぬ、 古の昔から星の意思を体現する存在として知られている。 しかし肝心の貝獣島が何処にあるのか、知る者はおらず、 誰にも実在するのかどうかは分からない。 もはや伝説の中にだけ語り継がれる幻の島とされている。 太古の自然が残る未開の地。
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【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 大貝獣物語 ポヨンのダンジョンルーム 2 タイトル 大貝獣物語 ポヨンのダンジョンルーム 2 機種 ゲームボーイカラー専用 型番 CGB-BP2J ジャンル RPG 発売元 ハドソン 発売日 2000-6-2 価格 3980円(税別) 貝獣物語 関連 Console Game FC 貝獣物語 SFC 大貝獣物語 大貝獣物語 II Handheld Game GB 大貝獣物語 ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン 大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE II ポヨンのダンジョンルーム 大貝獣物語 ポヨンのダンジョンルーム 2 駿河屋で購入 ゲームボーイ
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大貝獣物語II 【だいかいじゅうものがたりつー】 ジャンル RPG 対応機種 スーパーファミコン メディア 40MbitROMカートリッジ 発売元 ハドソン 開発元 エイム、ハドソン、バースデイ 発売日 1996年8月2日 定価 8,200円(税別) 判定 良作 ポイント 良く練られた戦闘、ダンジョン良質な音楽、グラフィック、ストーリー異常に高いエンカウント率戦闘難易度も高い 貝獣物語シリーズリンク 概要 あらすじ 基本システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『大貝獣物語』の直接的な続編であり、『貝獣物語』から続くシリーズ本編としては最終作(外伝的な作品はこれ以降にも幾つか出ている)。前作までの好評な要素を継承し、更には『天外魔境 ZERO』に導入されゲームの中で現実と同じ時間が流れる「パーソナルライブゲームシステム」(以下PLGS)が意欲的に搭載されており、SFC最大規模とも言える意欲作。 あらすじ 平和の戻った幻大陸シェルドラド。だがある日突然、その平穏は打ち破られた。霧の外の世界から傷ついたドラゴバードが訪れ、再び世界に脅威が迫っていることを知らせる……。 基本システム シリーズ中、もっともオーソドックスなRPG。 シナリオは途中で若干の分岐を挟むものの、イベントの順序を入れ替えるだけであり実質的にほぼ一本道。 パーティメンバーはシナリオの展開に沿って入れ替わり、自由な編成は中盤までできない。 そのためラストダンジョンを除き、特定のイベントの為に必要となるキャラクターを鍛えなければならないという事がない。 評価点 グラフィックが更に向上している。 前作もグラフィックには力を入れていたが、フィールド上のアイコンが貧弱すぎてかなり印象面で損をしていた。今回は移動中のキャラサイズも大きくし、見た目を改善させている。 細かいところにも力を入れている。街の中で鳥や虫の鳴き声がする、雪国の街では歩くと足跡が付く、港にいる魚は近付くと逃げる等上げるときりがない。 細かく動くキャラクター、感情をフキダシで出して表す等表現は秀逸。 戦闘中の演出ももちろん美麗。初代『貝獣物語』にあった、敵が弱ると外見が変わる演出も復活している。体力値が3桁から4桁に増え、かつ数値のばらつきも減っている。 前作の酷かったキーレスポンスや画面切り替わりも随分と良くなっている。ただし戦闘への切り替わりだけは相変わらず遅い。 Xボタンを押すと1発でメニューを閉じる事ができる。装備を変えた後や回復魔法使用後などにBを3~4回も押さなくて良いので地味ながら良い点。 アクセサリーに『ゴールドバッジ』なるアイテムが追加。効果は「装備した1人に経験値を集中させる」というもので、レベル差が開いてしまった仲間のレベルアップがかなりやりやすくなっている。本作は複数PTで攻略するダンジョンもある為、その為の救済措置ともいえるだろう。 回復優先の仕様はもちろん継承。また、回復魔法のみ、使用後にダメージ半減(防御)になる為、回復魔法の使い手は案外死ににくい。 ただし「まほうれんぱつ」で使用した場合は特技扱いになり、行動順はキャラクターの速さに依存することになる。さらに「まほうれんぱつ」だと消費MPが1.5倍に跳ね上がる。 なお、敵の回復魔法に先制効果はないが、魔法使用後にダメージ半減(防御)効果は現れる。 ハドソンのRPGのお約束どおり、BGMは良曲が多い。 前作のバイオベースレベルの鬱要素はないが、ドギツイ表現や悲劇的なイベントは山盛り。死者も出る。 前作で好評だったスタンプ集めや、自分の町を創るシステムは健在。更に新たな寄り道要素として、王の宝コレクション、PLGSを利用した財宝さがし等が追加されている。 「我が町システム」に関しては、前作よりも大幅強化されている。区画を広げることが可能になり、作れる施設のバリエーションや実用性も向上された。 スタンプ集めはスタンプの数が特定の数になった時にスタンプラリーに見せにいくとアイテムがもらえるが、プレイ時間によってもらえるアイテムが変わる。基本的に早いプレイ時間で集めて見せたほうがいいアイテムがもらえる傾向にある。 前作にあった海底世界が無くなったり、仲間メンバーが13人から10人に減る(同様に助っ人キャラも減っている)など全体的に整備されている。 しかし、その分仲間になるキャラクターとのめぐり会いをよりドラマチックにしたり、敵軍のストーリーを細かに表現し、敵の人間像をはっきりさせるなど、よりストーリーに重点をおいた構成になっている。前作は話の構成で魅せていたが、本作ではキャラクターの魅力で魅せている。 探索要素の充実。 前作と同じく最強装備がやや分かりにくい所に有るといった遣り甲斐は勿論、序盤から終盤まで色々な所に優れた装備やアイテムが落ちている。 例として序盤の難易度が高めだが、最初のボスのメガロキングの後ろの床に各種魔法を発動する宝石が落ちている。話しかける前に拾っておこう。 このボスは火弱点。次のダンジョンのボスは火・地・光弱点であり、宝石の魔法は中盤~終盤で習得する魔法なので序盤ボス戦ではそこそこ強力。 全般的な難易度は高い。前作のバトルがあまりにも簡単で単調だった為か本作では序盤から敵がなかなか強く、ボスもやはり強いが、どちらもみっちり鍛え弱点を探すトライ&エラー型の良く練られた方向である。 敵側の視点が物語の区切りごとに入る。 そのおかげで次に何をしたらいいのか、敵の狙いはなにか、というのがプレイヤーにわかりやすくなっている。 賛否両論点 複雑なダンジョン。2Dマップをフルに使った隠し通路や流砂、スイッチ等バリエーション豊富な仕掛け。 非常に歯ごたえがある一方、アイテムをとるために何回も往復したり、隠し通路を探すために延々とさまよう羽目になることも。高いエンカウント率がストレスを増大させている。 高低差や奥行きも非常に大きい。街もこの具合なので、場所によってはもはやだまし絵レベルになっている。オブジェクトの裏側に道がある程度は普通という状態。 一応、隠し通路はヒントがあるレベル(岩の色が変わっている、別のマップから見える、明らかに怪しい隙間がある等)で、街中などの道はつながり的には自然なつくりになってはいる。ダンジョンなどでも異様な4次元空間にならないようには一応の工夫がされている。 いずれにしても盲点に入ってしまった場合が非常に厄介で、延々とさまよう羽目になるケースがある。 ポヨンの体感魔法(*1)のコンプが難しい。喰らっても必ず覚えるとは限らない上、ストーリー上1度しか戦えない敵が2体おり、取りのがすと二度と取れない。また、前述した『ゴールドバッジ』は経験値を装備者に集中させてしまうため、ポヨンに体感魔法を習得させたいならバッジをポヨンに装備させるか外しておく必要がある。 その分、体感魔法は高性能なものが多く、ものによっては下手な攻撃魔法を凌駕する破壊力を秘めている。『カイザードライブ』『サンダーホーン』『ポイズンバブル』などは非常に強力。本作では『毒』『菌』といった属性もあり(*2)、それを弱点としているボスもいるので刺さる場面も多い。アクセサリでポヨンのMPを強化すれば鬼に金棒。 名前こそ魔法だが、威力は全てポヨンの物理攻撃力を参照する。前衛パワーファイターの典型のようなステータスである為物理攻撃力が元々高い事もあり、また状態異常系の技も豊富に覚えるので通常攻撃よりも体感魔法を使っている頻度の方が多くなる事も。逆に、体感魔法を覚える事を知らない(劇中イベント等で体感魔法に関する説明等は特に無い。説明書にもどんな魔法を覚えるかまでは載っていないので攻略本が必須のレベル)まま進めてしまい、ただポヨヨーン(*3)を使えるだけのつまらないキャラだと思って一軍から外してしまうプレイヤーも見られた。 この時代のRPGではお約束だが、一部の最強武器の入手方法がノーヒントで、期間限定イベントをこなさないといけないものもある。特に『ヘルキャッティー』という武器を攻略本なしで取れた人はどれだけいるのだろうか。 パーティメンバーの構成で難易度が高い個所がある。よく上げられるのは序盤と、随所にある一人旅or二人旅。 序盤は主人公・バブ・ポットが固定で、バルテス、ルミエラ、バルテス、ルミエラの順で組むことになる。 ルミエラの時期は主人公はともかく、ポット・ルミエラの2名は魔法使いタイプで低レベルのうちは魔法の威力も頼りない。バブも補助・攻撃を使い分けるといった感じのキャラで打撃力が不足する。 バルテスの時期は打撃力は大きく上昇するが、今度は回復魔法の使い手がMPの低い主人公しかいないので回復アイテムの常備が必須となる。その状態で、ちょっと長めのダンジョンを攻略しなくてはならない。 ポットの加入は強制ではなく任意(隠しキャラのような扱い)であるため、気付かずにバブ、ルミエラと三人旅になったプレイヤーもいる。ただし、ポット自体前作でも隠しキャラであり、ヒント自体はあるため不親切というわけではない。くまなく探せばほぼ確実に見つかる。そしてマップをくまなく探すのは、当時のRPGでは攻略の基本スタンスである。 他にも、とあるアイテムを入手までステータス異常「豚(*4)」状態のポヨンとクピクピ2人だけで戦わないといけないところや、ロボット(仲間)1人だけで戦う場所などが難所としてあげられやすい。 実際のところ、序盤バルテスの時期は敵が回復アイテムをよく落とし、全快ポイントやセーブポイントが要所要所に設置されている。ルミエラの時期は魔法で弱点を突けばほぼ一撃の敵か極端にやわい敵ばかり。ポヨンとクピクピ2人旅はそもそも特技を使う必要がなく、ロボットは火炎放射を使えば一撃必殺が可能で店は半額。これらに限らず難所には相当細かいフォローが入っている。 ほぼ全員が「なんでもできる」バランス調整。 味方キャラクターの大半が、回復魔法と属性付きの広域魔法か、それに類する技を覚える万能型の魔法戦士。 純魔法使いのクピクピとルミエラは、どちらも全ての属性の攻撃魔法と、ほとんど全ての回復・支援魔法を習得する。覚える特技に至っては完全に同じ。ただし強力な全体回復の『サンシャワー』はクピクピしか覚えない。 「該当する能力値が低いキャラほど高い補正がもらえるメダル系装備」や、「力の代わりに魔力を使って通常攻撃できるナイフ」など、キャラの特性を引っ繰り返すような装備も多い。 露骨な弱みが発生しにくく誰を使ってもそれなり以上に戦えるとも言えるが、各自の個性が台無しとも言える。前作で批判されがちだった、キャラ間の能力格差を是正しようとした結果とは思われる。 パーティーを分割して同時に2ルートから攻略するダンジョンが存在するが中盤とラストの2つのみ。 細かくはもう1つ、中盤の山場の後に分断されるがこちらは期間がかなり短い。 問題は他のキャラを使う必要に迫られない為に意識せず進めているとラストでLV差が20~30くらい有る状態で急に使わされるのである。 いわゆるはぐれメタル的な敵ばかり出現する稼ぎ場所は用意されてるものの面倒。ラストまでにもう1か所くらい分断パートを入れるか前作のような手軽なLV上げイベントを用意できなかったのだろうか。 クピクピは序盤加入の割に優秀で、魔法キャラ優遇の仕様と相まって本作のシステムを把握していればバランスブレイカーレベル。前作のほぼ全能力が低くて魔法習得LVも遅い有様とは大違い。 運が高いのでラッキーが出やすい(*5)・素早さが高い為に先手で敵を倒せる・状態異常無効(*6)・全体回復や敵への全体防御ダウンなど便利な魔法。 本作で明らかになる過去作を台無しにしかねない設定。 + 以下ネタバレ シリーズ恒例の大魔王ファットバジャーが太古に2体作られ、1体は封印できたもののもう1体は逃がしてしまったという記述がクトミナの書物で読める。 ファンタジー王道のボスキャラ魔王が続編で後付けのように人造物と判明するというのはガッカリである。もっと掘り下げやセリフが有るならまだともかく書物の短い文章のみ。 そもそも本作の主な敵はクトミナ人のダークとドーン。シリーズの悪がほぼクトミナ発祥である。それで良いのか。 エンディングにて死者の魂はバーン山に着くがシェルドラドの住人ではないギャブロやソニアは魂がすぐに消滅してしまうという悲しい事実が発覚する。 もし前作の霧の中の世界も同じ設定だとしたら、ロボットやグジューが人間に生まれ変われる可能性が0かもしれないという事である。消滅するとしか言ってない為、生まれ変わりに言及してない事がせめての救いか。 問題点 前作同様OPが長い。最初の操作可能まで約10分もかかり、最初のダンジョンをクリアでまた長いOPの続き。主人公が加入して本格的に始まるのはおよそ20~25分くらいかかる。 設定等がOPであらかた説明されるためでもあり、前作をやっていないと不明といった部分はほぼない。 もはやハドソン製共通のことだがエンカウント率が高い。ダンジョンの造りや謎解きも工夫されているため、必然的に戦闘回数が多くなる。戦闘が面倒な人には向かない。 運が悪いと1,2歩動いただけで再エンカウントというレベル。だいたい10歩以内には再エンカウントする。 前作は戦闘終了後5歩以内はエンカウントしない仕様だったが、本作はそれがカットされた。 一応、一定距離だけならエンカウントしなくなるすけっとはいる。他にもマップやダンジョンを偵察できるすけっともいるにはいるが、エンカウント率の高さをフォローできているとは言い難い。 地味に厄介な難点として、戦闘終了後、キャラクター全員が中央一マスに固まり正面を向いた状態で再開される仕様が、更に負担を増やしている。つまり戦闘前にどちらから来て、どちらを向いていたかが分からないのだ。バトル自体の難度が高めなこともあり、咄嗟に事前の移動進路を見失ってしまうことも珍しくない。そしてほんの数歩でも間違ったほうへ進むと、その数歩や、間違いに気づき元の場所まで戻る数歩の間にまた敵が出てくるという悪循環に陥る。 謎解きのため行ったり来たりを頻繁に要請されるダンジョンの構造と、異常に高いエンカウント率、そして高い戦闘難度の食い合わせが悪く、互いが互いのストレス要素ばかりを強調し足を引っ張り合っている状態。 終盤からラスダンまでゲームバランスを崩壊させるレベルの強い雑魚敵が出現する。 + ネタバレになりえるので省略 魔法使い系に多く、HPの過半を一発で持っていく呪文を連発してくる敵が出てくる。徹底的なレベル上げが必要なのはもちろんだが、割合ダメージ呪文(HPの75%をダメージとして与えるものなど)を持つものも少なくなく、レベルが高いだけでは安心できない。前述の高エンカウントも相まってこれら数種の敵が非常に危険。 特に危険なのは『フレアーアンクル』で、高火力の単体攻撃魔法と割合ダメージ呪文を使う上に、有効な属性は水属性(弱点属性ではない)のみで火を吸収し他6属性は全部無効という強耐性を持っている。HPが3600と低いのが救い。 しかもこのような敵が1エンカウントで複数体出てくることもあり、相当なレベル上げを行っても運悪く連続で全体魔法を使われるとあっけなく全滅してしまう。逃走に失敗したり、1、2ターンで殲滅出来ないとかなりの確率で窮地に陥る。全体的にこの手の敵は素早く先手をとられるのが普通であることも困難さを増す原因となっている。 これほど雑魚敵が強いのだからダンジョンのボスも強いのだろうと考えるのが普通だが、ボスの一撃は雑魚敵の一撃に及びもつかない低火力であり、またボスは一人しかいないため連続で攻撃にさらされる心配はない。HPが高いだけの木偶の坊となっている。 上記のようになってしまった原因として、今作の敵のダメージ計算式にあると考えられている。計算式は以下の通り。 物理ダメージ…腕力×4 - 防御力 魔法ダメージ…魔力×魔法の威力×耐性(*7)/16 - 魔法防御(耐性が弱い場合は1/2) この計算式にもかかわらず、上位の魔法は威力26~33と非常に高く設定されている。ラストダンジョン最強の雑魚と言われている「エクソブレイン」は魔力155。ギガハイドの33と掛け合わせて無耐性(8)のキャラに使用した場合、威力は2557となり、連続で打たれては無耐性で耐える事は難しい。しかも3体同時出現する事もある。魔法防御を高めても最大でも200程度であり上記の式とおり最後に引き算するので効果は薄い。 初見殺しだが1度遭遇して脅威を理解すれば、本作は水耐性装備が充実してる為に対処は可能。 物理キャラと貝獣3体は店売りの盾か体装備で軽減。他のキャラはアクセサリーで無効化できる。ついでにバブは本作でも水と雷耐性。(*8)アクセサリー枠は強力なメダルを装備できなくなり悩みどころだが。 なお、腕力は高めの雑魚モンスターでも200前後しかない。「防具を外しても通常攻撃は800ほどしか受けない」という体験談が見られるが、それは敵の腕力が低いためである。 魔法使い系以外はおおむね反則的な雑魚敵はおらず、ボスの弱さも子供向けの良心的な難易度設計の一つと考えれば、魔法自体のダメージ調整だけが何らかの理由でなされなかったものとも考えられる。 前々作は味方の全魔法が設定ミスで通常攻撃と同じ威力、前作は全員まだ中級魔法しか覚えてないLvの時期に貝竜(最強魔法より強い)を会得するなど、シリーズ3作とも魔法関連のバランスが残念な事になっている。 元々の能力が低いキャラほど能力が強化されるメダルのおかげで、キャラ間のバランスが良くなる…はずだったが、アクセサリ欄は二つあるため、メダルを二つ装備すると元々の能力が低いキャラのほうが強くなってしまう。 例えば魔法系キャラに力を上げるメダルを装備させると、物理も魔法もできる万能戦士に仕上がる。一方で、物理系キャラはMPボーナスが大きいが魔力はごく僅かしか上がらない、そもそも強力な魔法を覚えないのでは意味がない。 物理系キャラは守備力やHPも高い傾向にあるので、防御用のメダルを装備してもほとんど強化されない。明らかに魔法系キャラ優遇、物理系キャラ不遇のバランスになってしまっている。 終盤になるほど強力なメダルが手に入り、格差も大きくなる。前述した 『魔力が高いほど物理攻撃力があがるナイフ』 も加わると、見るからに非力そうな術師系キャラが物理攻撃で大ダメージを与え、力自慢のキャラはおとなしく防御しているだけ…という逆転現象が発生してしまう。 素早さを上げるメダルだけはなぜか全員共通で素早さ×2になるボーナスが与えられる。これでは遅いキャラの救いにならない。ちなみにこのゲームは物理系キャラほど遅い傾向にある。ただしギャブロというキャラのみ例外で、物理系であるにもかかわらず全キャラ中トップの素早さを持つ。 じゅうべえくえすとにもパラメータを直接底上げするお守りシステムがあったが、こちらは誰が装備しても同じ効果のため、バランスが逆転するようなことはなかった。 ただでさえメダルで魔法キャラが物理アタッカーになれるというのに武器まで強力。 中盤以外の全期間強い。具体的な進行度でいうと約6割~8割の期間以外の全て。 + 以下ネタバレ 序盤の町(の床)に落ちている武器が物理キャラ武器とほぼ同じ威力かつ通常攻撃後に一定確率で、召喚獣を除けば最強魔法の「ホーリーライト」を発動する。(*9)魔法ダメージはキャラの魔力依存な為にまだ数値の小さい序盤では桁外れという程ではないが十分強い。 中盤の町でまたも物理キャラ武器と同威力が店で売ってる。しかも不死の敵特攻&光属性付き。その後は不死属性や光弱点のザコ敵が多い時期がしばらく続く。 もう少し進むとダンジョン入手の武器は通常攻撃に即死効果付き。(*10) そして終盤の「魔力が高いほど攻撃力が上がる武器」。入手時点ですら物理キャラより上、ラスダンに到達するLVでは2倍以上の攻撃力になる。 前作と比べてラスボスにインパクトが無くなった。人によってはしらけるとまで言われるほど。ただし、この手下の側近たちは話を盛り上げてくれる非常に魅力あふれる人物になっている。(前作にはそういった手下たちは少なかった) ラスダンの奥までいくと脱出不能になり、ラスボス撃破しか道がなくなる。セーブデータは2つしか作成できないので、バックアップを取るにも不親切。友人や家族のデータなどが入ってるROMだとバックアップも取れない。 序盤とラスト以外の台詞が簡素。 序盤とラスト間際こそ前作同様にボスを倒したり大きく話が進むたびに個性的で魅力的な台詞が多いのだが、他の期間は殆どのキャラが最低限の必要な事柄しか話さない。 例:「○○は強敵でしたね」、「酷い奴だった、ゆるせない」、「さあ次の○○へ行きましょう」、「ここは○○を行動すべきです、早く行いましょう」など。誰が発言しても大差ない内容かつ短い台詞ばかりである。尚、ポットとポヨンはとても変わり者なせいか台詞も独特である。ポヨンは殆どの状況でワンパターン(*11)だが。 PLGSのシステムはあまり活かせたとは言い難い。宝探しはおまけ程度で、伝言板などほとんど意味が無いシステムが入っている。 宝探しは、特定の時間に「時を刻む遺跡」へ行き、遺跡ごとに決められた行動をとると宝物庫に入れるという具合(*12)。たった5箇所だけなうえ、2時(*13)など、ゲームをプレイする時間が親によって決められる事が多い小学生や中学生などには微妙にとりにくい時間のものがいくつかある。 『天外魔境ZERO』と比べると取り逃がしてもそこまで後悔するような季節イベントはないのでそこは安心していい。というよりも日にち以降の単位が絡むのは誕生日のみ。そして大したアイテムではない。 「この程度しか絡まないなら入れる必要がなかったのでは?」という見方もできる。バックアップ電池の消耗が早いという悪影響もある。 前作では無駄に異名同効果アイテムが多かったが、本作は戦闘中使用アイテムが回復以外は宝石だけになってしまった。この宝石も味方習得魔法と同じでアイテム独自の効果は無い。 前作で猛威を振るった「いかり仮面、てんにょのなみだ、あみ、バイタルフォロー」などの補助や、「メガバズーカ」のような固定ダメージも無しで寂しい。なんとも両極端。 総評 前作から引き続き良質な音楽やストーリーに支えられ、さらにグラフィックやゲーム性も向上しており、2DRPGにおける一つの到達点であると言える。戦闘の難易度は高いものの、バランスを優れたレベルで調整したうえでの高難易度であり、いわゆる不安定ゲームとは一線を画している。 しかし一方でエンカウント率は異常といえるレベルに高い。楽しませるための高難度戦闘や複雑なダンジョンがこのエンカウント率に引っ張られて逆に苦痛となっている面があり、結果人によっては良い評価を持てないことがある。 今から購入する際に一つ注意しなければならないことは、PLGSによって電池の消耗が早く、中古で買った場合に『天外魔境ZERO』と同様にバッテリーが切れている可能性が他のSFCソフトと比べてかなり高いという点である。その点を十分留意すれば、今でもなかなか楽しめるだろう。 余談 攻略本で『大貝獣物語3』を作りますといわれているが、未だに出ておらず、続編を熱望するファンは多い。 「キモイ」という名前の町が登場する。 「気持ち悪い」の略を意味するスラングである「キモイ」が所謂若者言葉として本格的に浸透するのは、本作発売より後の話である。 以前バースデイが開発した『じゅうべえくえすと』や『ドリームマスター』に登場したモンスターが何匹か再登場している。 「バットクルス」や「ガスまじん」のようにそのまま出ている敵もいれば、「バトルナイト」→「ソウルアーマー」のようにデザインだけ流用して色と名前が変わっている敵も。 その後『貝獣物語』シリーズはカードゲーム「大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE」(MOZ)を主軸とする展開を行った。MOZにはこのゲームからも多数のキャラが参戦している。 MOZは1997年頃から発売を開始。大貝獣物語の漫画を連載しているコミックボンボンがメディア展開を担った。MOZには同紙のデザイン募集から生まれたキャラが多数存在する。 のちにゲームボーイ版も発売され、続編も発売された。またその前後に作られたスピンオフ作品『ポヨンのダンジョンルーム』にもMOZの限定カードが同封されている。 しかしMOZは2000年ごろに失速。拡張性のあまり無いルールを採用していたため、非互換性のカードを次々増やす方向へ行き(*14)、結果屋上屋を重ね続ける拡張になってしまった。「ポケモンカードゲーム」「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」といった強力なライバルも存在していたが、MOZ自身の戦略的な失敗も失速につながったと言える。 2002年には ルールが少し変化して絵が変わった 「ミラクルVマスター」という別物の新作カードゲームへ切り替えて2匹目のドジョウを狙った。タイアップは引き続きボンボンが行っていたが・・・ もはや『貝獣物語』という土台さえなく、ボンボンの部数落ち込みという状況も響いて、あっという間…というか年も越せずにVマスターコンテンツは消えてしまった。 TCGとしては問題あったが、単品のゲームとしてはまとまっているため「Vマスタークロス」(ただし基本ルールはMOZ)としてGBAで販売されている。 最初に主人公のペットの犬の名前を設定することになるが、実はこれが中盤から大きな影響を与える + 物語のネタバレになるので隠します 主人公と犬はシェルドラドに召喚されるが、冒頭から離れ離れに召喚されてしまう。 そして中盤のダンジョンで、犬は主人公をかばって致命傷を負ってしまう。死にかけていたところをスパーナ博士によって助けられ、仲間のうちの1人の『ロボット』の思考のベースとして組み込まれる。そして仲間となったロボットの名前も、 最初に入力したペットの犬の名前になる 。ふざけて変な名前を入れると、ここで後悔する事になる。 最終的にはロボットは犬に戻れず(*15)シェルドラドに残る決意をしてしまうので、ゲームクリアをしても主人公のいる現実世界に戻ってくることはない。ロボットを入れてクリアした場合でも、EDではスパーナ博士と一緒にいる描写となっている。 そもそもシェルドラドの都合で勝手に召喚されて、最終的に愛犬を失ってしまった主人公の心情やいかに…。