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深海
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スレ15まとめへ戻る 830 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 10 55 27 ID 2uH+NMOf0 417 オレと一緒に幽霊を語らないか 幽霊はいる 831 :417:2007/08/26(日) 11 06 57 ID DSmye2110 830 幽霊が「いる」という表現の対象とは 考えていません。知性がないと直感したから です。 伝統的な人格化された幽霊観や死生観は 俺の体験とは矛盾する可能性が高いです。 語るというより激論になるでしょう。 832 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 12 54 ID Kv5Novnq0 831 じゃあ「ある」なの? 833 :417:2007/08/26(日) 11 16 16 ID DSmye2110 832 幽霊現象はある。これは体験したからそう思ってます。 俺の興味は幽霊現象をより合理的に解釈することです。 834 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 25 48 ID EIdypvND0 そもそも 417の体験を幻覚の類じゃなく幽霊だとする理由は? 838 :417:2007/08/26(日) 11 34 05 ID DSmye2110 834 他の人の幽霊体験と同一かどうかは わかりません。幽霊体験の中身が何種類も ある可能性が当然あります。 俺の仮説では幽霊現象は半分は幻覚 みたいなものです。多分あなたが言って いるであろう幻覚となにが違うのかと いうと、その幻覚を誘発する外的要因が あり、同じ場所で同じような幻覚を複数 の人間がみるのには必然性があるのでは というところです。 839 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 39 01 ID EIdypvND0 838 違う。 俺が聞いてるのはあなたが見たものを幽霊と思った理由です。 840 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 42 16 ID aFwAw8NA0 その仮説はどこから導き出したの? 外的要因による幻覚の誘発を再度、あるいは他人で再現できたの? その場の異常でも見つけたの? 降って沸いた仮説なんてわかりませんと言ってるとかわらないよ? 841 :417:2007/08/26(日) 11 45 17 ID DSmye2110 837 解明とまではいかなくても、ある程度 どの範囲で起こる現象なのか追い詰めたい というところです。 835 俺としては他の人の体験談を集めて 分類し、同じ現象だと思われるものから 起こりうるバリエーションを知りたい と思っています。 議論目的というよりは体験談の収集なので 理系板はむしろ役に立ちませんw 842 :417:2007/08/26(日) 11 47 10 ID DSmye2110 839 世間で言われている幽霊の概念と 合致すると思ったからです。 845 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 54 53 ID aFwAw8NA0 世間の幽霊観と合致をしたものをみたというのなら幽霊でいいんじゃねーの? それのどこに“幽霊を見た”と“外的要因によって引き起こされる幻覚”とをわけるようそがあるの? ナントカの考え休むに似たりってね いい言葉だよね 846 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 55 42 ID EIdypvND0 842 なるほど、つまり幽霊かもしれないというところなわけだね。 849 :417:2007/08/26(日) 11 59 18 ID DSmye2110 846 と同時に、知性が無い様に思えた、つまり 伝統的幽霊の概念のように死んだ人の意識が 幽霊であるというような状態ではないと 思えた。 まあ、そこです。俺がこの体験を 面白がっているのは。 851 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 12 02 40 ID EIdypvND0 849 ん?いわゆる幽霊的であるのかないのかどっちなんだ? 854 :417:2007/08/26(日) 12 06 19 ID DSmye2110 851 何を見たと聞かれれば「幽霊だと思う」 で、どうだったと聞かれれば「馬鹿だった」と。 855 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 12 06 39 ID aFwAw8NA0 知性がないとどうやって判断したの? それが伝統的幽霊観と違ったとして外的要因から来る幻視とどう繋がるの? 知性のない幽霊じゃ済ませられないわけがあったの? 856 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 12 13 23 ID EIdypvND0 しかし伝統的幽霊観と合致するから幽霊と思ったと言ってるし・・・よくわからんなあ 857 :417:2007/08/26(日) 12 16 37 ID DSmye2110 856 同じ奴に何回も会った。 あまり具体的なことは書けない。 サンプルの収集にフィードバック してしまう可能性がある。
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◆第53回 イングランド軍の攻撃 2010/05/28(金) 20:00~23:00 第1回戦 2010/05/29(土) 20:00~23:00 第2回戦 2010/05/30(日) 20:00~23:00 第3回戦 遅刻は各クラス30分前までに遅れる時間を連絡してください。 連絡があればできるだけ待ちますが、連絡がない場合ぁはんゴメンナサイします (DOLメールは携帯でも無料で使えます。事前に使えるようにしておくと便利です) 攻撃港 および 戦闘海域 ポルトガル同盟港コチン インド洋南岸 インド洋西岸 攻撃側および防衛側 連盟 イングランド ポルトガル たぶんクエ受け・集合場所 イングランド:カリカット ポルトガル:コチン 途中クラスからの参戦は集合場所が変わる可能性があります。 移動等考慮して、20分前くらいにはONしてもらえると嬉しかったりラジバンダリ。 参加表明 ポルトガル 5/28 金 5/29 土 5/30 日 ボイチャ 希望種別 旗やる? コメント 参加クラス 小中大 小中大 小中大 合計人数 五六六 六七七 七八八 △も数にいれてます Sword ○○○ ○○○ ○○○ ○ 雑食 ○ ビュンビュン しんのすけ ○○○ ○○○ ○○○ 雑食 しょうゆ ○○○ ○○○ ○○○ △ 雑食 △ だほだほだほだほー! Swan △○○ ○○○ ○○○ 聞 対人寄り雑食 △ オニヤコ ××× ○○○ ○○○ 聞 雑食 コバスワンヌ シッド ××× ○○○ ○○○ 雑食 △ にほへ しすい ×○○ ×○○ ×○○ 土日は状況を見て。。 キハク ○○○ ××× ○○○ × 雑食? ? 船準備中、ヨシハル代理書き込み ばほりんX ××× ××× ××× 徐々に復活しないと~ mobtomo ××× ××× ××× ヨシハル代理書き込み さーましすと ××× ××× ××× えるおり仮免なので、もう少し慣れてからでw ぎゃりこ ××× ××× ××× 回線に不安ありまくりなため棄権で! 大海戦帰国したい… Robby ××× ××× ××× たぶん仕事 名前 コメント ボイチャはこれまでどおり基本TSで。 Mumbleテスト(読み:マンブル。フリーのVC(ボイスチャット)ソフト。) ダウンロード 「Mumble-1.1.8.exe windows」をダウンロードしてインストールしてください 設定ページ ラベル: お気に入り登録名 お好きにどうぞ アドレス: 115.146.21.162 ポート: 64738 ( はじめからこの値が入っているハズ ) ユーザー名: 自分のハンドルネーム パスワード: 空白でOK(そのうちパスワードかけるか) 接続したら「puku1」をダブルクリックして入室してください 編集の仕方がわからないかたはコメントで表明お願いします .
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(投稿者:レナス) グリーデル王国国家元首にしてクロッセル連合王国の盟主であるユピテリーゼ・ラ・クロッセル。またはユピテリーゼ1世。 若くてして一国を統べ、連合国家の陣頭指揮者としての手腕を見せ付ける。その立ち振舞いは少女という歳のハンデを払拭させる。 「貴女も人が悪いですね。初めて互いに顔を合わせた時とは大違いです。何処までも不遜でありつつ、自身のペースを崩さない。 貴女がメードでなければ、護衛の者達に即刻取り押さえられて首を切られていたというのに」 「昔の話だ。貴女も我の態度を不敬と言葉にしつつも此方の演技を容易く見破っていた。だからこそ守り手を下げさせたのだろう?」 互いにテーブルに置かれた基地に支給されているカップに注がれた紅茶を啜る。 他の者が見れば卒倒するかもしれない光景にユピテリーゼの表情を穏やかそのもの。 「して用向きは何だ。ただの視察にしてはタイミングは悪い。基地の司令も殿下の来訪とバッティングして大忙しだろうに」 伊嵯那美の言葉に一国の王の瞳が光る。彼女自身に暇な時など片手で数える程度も無く、この様な場所で寛ぐ時間が本来ならばあるはずもない。 「此処の者達には多大な迷惑を被らせているのは理解しています。ですがだからこそ、この時でなければ出来ぬ事もあるから私は此処に赴いたのです。 此度の航海における大まかな情報は聞き及んでいますが、それだけでは足りないのです。我が国の他国に誇れる戦力の是非を、貴女の口から論じて貰う為に」 暖かな雰囲気をそのままに、意志を込めた言葉が紡がれる。伊嵯那美も小さな微笑みの顔を引き締め、片手を顎に添える。 「今回の戦いにおける報告は既に済んでいる。そちらで確認すれば事足りる話。我の口から出す程の事でもあるまい」 「いいえ。私が求めるモノは文章による事実では無く、人としての見解。理性を持ち、言葉を交わす存在。感情を秘めた人間としての意見を求めているのです。 報告書の閲覧とて丸々私の手元に届く訳でもありません。貴女も御存じでしょう。各国の海軍に対する意識の低さを」 「確かに。しかしそれも致し方の無い事。「G」の脅威は専ら陸に意識は向けられ、数の面でも陸の方が圧倒的だ。 大小の意識による判断で大の方に意識が偏るのは必然。そしてそれがこの国の発言力の大きさに比例している」 クロッセル連合の盟主国であるグリーデル王国はその実、形式的なものにすぎない。 盟主たるユピテリーゼ自身が女性であり、また若年層の容姿である事も加味していた。 「G」が人類のその姿を現す直前までグリーデル王国は西ルージア大陸最大の植民地保有国家であり、他国を圧倒する発言力を有していた。 しかし「G」の襲来が言葉を交わす事の出来ない異生体により蹂躙され、勢力図を大きく縮小せざる得なくなった。 植民地の大きさが災いし、今までグリーデル王国の顔色を窺っていた周辺諸国が頭角を現し、高い発言力を会得するべくして動き出した。 そうした中で誕生したクロッセル"連合王国"。"王国連合"とならなかった理由が名称からも窺える。 グリーデル王国の発言力の低さは保有する軍事力に依る所も大きい。グリーデル王国は連合屈指の海軍戦力を有し、連合の海軍と言っても過言では無い。 海の「G」の襲撃率は低い。アルトメリアとの貿易関係が無ければ遭遇率は激減するのは確かである。そして襲撃を受ける大半の戦力はグリーデル王国国立海軍。 海軍を保有しない国。海からの攻撃を被らない国。空軍戦力に重点を置く国。グレートウォール戦線に視野を向ける国。 クロッセル連合内部の所属国の中で海軍に関心を持つ国は極めて少ない。その上連日の如く襲来する地上戦線の「G」が拍車を駆ける。 アルトメリア連邦との貿易で独占に近い立場を保有しているからこその現在の地位。辛うじて保たれている国の威信に彼女は強い危機感を抱いている。 「連合は「G」により資源の産出領域を完全に奪われています。多くの大小様々な国家の集合体である私達は「G」という共通の敵を排除するとい名目で手を取り合っていますが、それは目の前の問題を先送りにしているに過ぎません。 現在の連合はアルトメリアからの輸出に依存していると言っても過言ではない。ザハーラ共和国は砂漠の地、元より見込みはありません。 エントリヒ帝国を相手に交渉は至難の業です。ギーレン宰相を相手取るには私だけでは力及ばず、各国に協力を要請しても望みは皆無に等しい。 メード技術が何時までアルトメリアより優位な立場に在り続けるのか、私達には測り知れません。 大陸が海を挟んで大きく隔てたEARTH機関もルージア大陸側と本当に連携しているのかも判断出来ない。 少なくとも、アルトメリア連邦は遠くない将来、私達連合や諸外国の援助を必要となる日が来るのは確実。 私はその時が訪れた時に、何も出来ない小娘であるつもりはありません。 その為にも私自身が知る必要があるのです。我が国が有する海軍戦力は本当に「G」に対抗出来ているのか、を」 ルージア大陸におけるアルトメリアに対するアドバンテージ。それはメードの技術。資源の豊富なアルトメリアの資源を提供という形で搾取している。 当然アルトメリア側もそれを継続する意思はあろうはずもなく、アルトメリア支部のEARTH機関は手に入れるメード技術の洗練に力を入れている。 国連対G連合はルージア大陸側に存在し、大海原を隔てた異国の地で起きている出来事を入手するには時間が掛かる上、軋轢が生じているのは否めない。 提供されるメード技術が途切れ途切れ。続きを入手するには膨大な資源の提供を求められる。搾取される側の不満が貯まるのは当然と言える。 元より資源の豊富な地であるアルトメリア連邦がルージア大陸側に何時か三行半を叩き付けるのではないかとユピテリーゼは危惧しているのだ。 アルトメリア数多の部族を内包する国家。植民地政策を打破し、国家を樹立した実力。そしてメード技術の稚拙な地でも耐え忍ぶ忍耐。 今大人しいのはメード技術の有用性を認めているからに他ならず、何れ必要な情報が揃えばアルトメリア支部EARTH機関共々ルージア大陸との協定を全て破棄するだろう。 そうなればクロッセル連合は資源供給先を失って内部分裂が起こる。そして抗争へと発展し、「G」との戦いどころではなくなる。 それが分かっているからこそ、彼女は知る必要性を感じていた。自身が信を置ける絶対的な戦力を。他者の嘲笑を撥ね退ける確信を。 「良いのか? 一国の、況してや連合の長たる立場の者がその様な発言をメードでしかない我に知られても。 我はアルトメリア連邦に身を置き、楼蘭皇国の生まれのメードだ。軍隊の階級に例えるならば精々中尉が限度。上官が情報提供を望めば容易く伝えるだろう」 M.A.I.D(メード)。「G」に対抗する為に生み出された人外の人間。人を守る為に在り、人に従う為に在る。 伊嵯那美の細められた鋭い眼光を、ユピテリーゼは不敵な笑みを浮かべた。 「それこそ私一個人とアルトメリア連邦とを結ぶ絶好の機会と成り得るでしょう。アルトメリアとて「G」の脅威の前に人間同士と争う事を望んでいるとは思いません。 向こうがこれを機に私を利用するならば、私も其方を利用するまで。私には国を守る義務があり、民を守る為に「G」の脅威を取り除く責務がある。私は私に出来る事をするまでです」 視線だけを交わし、沈黙だけだ二人の間に降りる。連合の長と一介のメードの異質な組み合わせがより一層際立つ。 この沈黙を破るのは伊嵯那美。小さく、そして何処までも愉快気に深く笑う。堪える口より漏れる声が深さを際立たせる。 「いや、失敬。遊びが過ぎた、謝罪する。我如きの話に国が本気になろうはずもない。それ以前にこの様な戯言を信ずる奇特な輩はおるまいに」 「謝罪を確かに受けました。しかし貴女の言い分も大小の違いはあれど、罷り間違ってはいません。 伊嵯那美。貴女がアルトメリアからの貿易船に必ず乗船する理由、私が存じていないとは思ってはいないでしょうに?」 「さて、何の事を言っているのかは知らん。が、貴女の推測は一考に値する。聞かせては貰えないだろうか」 伊嵯那美は冷めたポッドを再び温めるべく立ち上がり、ユピテリーゼはカップの冷めた紅茶を飲み干してから「良いでしょう」と答えた。 「アルトメリア連邦が保有するメードは陸・海・空と私達連合や帝国と大差はない。しかし海に関しては事情が異なる。 海の脅威が無いエントリヒ帝国の海軍戦力は皆無に近く、我が国グリーデル王国は逆に海軍が主力になります」 「察すればアルトメリア連邦は陸も海も必要であると言えるな」という伊嵯那美の声に「そうです」と答える。 「メード技術が必要なアルトメリア連邦は現在、どうしても海を隔てた貿易をする必要がある。しかしリスクが大きい。 航海の不祥事や「G」の脅威で貿易の確実性が揺らいでいる。今回にしても輸送船一隻分の損失を誰が被るかで連合内で大きく揉めるでしょう。 伊嵯那美。貴女には海を渡るだけの力がある。そして何よりも"生還"する可能性が誰よりも高い」 伊嵯那美は海を走る事が出来る。それは戦うだけでなく、乗る船が無くなっても自力で陸地へと移動が出来る可能性を示唆している。 「ルージア大陸側が欲する物は輸送船に満載している物資。しかしアルトメリアが欲しているのはメード技術。 私は直接メードの関連の仕事を垣間見た事はありませんが、然程嵩張る物では無いと推察出来ます。そう、"人一人が軽く抱えられる紙の束"などが例に挙げられる。 そして貴女には輸送船の護衛以外の任務は与えられていない。例え「G」の襲撃を受けて味方の艦が全滅しても護衛対象が無事ならば援護する必要性は無い」 「その話からすれば我は酷いメードだな。人類の希望たるメードの本分を逸脱している」 茶々を入れる伊嵯那美。しかしそれが単なる独り言だと理解しているユピテリーゼの言葉は途切れない。 「そしてもう一つ。貿易に関する協定事項における特異な項目。クロッセル連合の艦隊へと護衛を完全に引き継がせた後は如何なる事態に陥っても取引は成立したものとされる。 今回の様に連合艦隊が護衛する中での輸送船一隻の損失は連合が受け持つ事になります。アルトメリアは損害に関する責任は問われず、輸送船五隻分の取引が成立します。 貴女のメードとしての能力における輸送船一隻の損失は不可抗力であるとし、残り四隻の護衛は完遂されている。アルトメリア連邦は決して損害を被らない。 しかしこれに関して連合内で不満を持たない勢力があっても不思議では無い。そしてアルトメリアへと出港する船が無事にアルトメリア大陸へと辿り着く保証もない。 メード技術を欲するアルトメリアが技術を確実に持ち帰る為には反抗勢力や「G」の襲撃の不安要素すらも確実に対処出来る存在に持ち帰らせるのが最善。そしてそれが可能なのは――」 「我、か」 伊嵯那美は新しいカップに注いだ紅茶をユピテリーゼの目の前に置く。 脇に置かれている角砂糖を一つだけ入れ、スプーンで混ぜながらユピテリーゼは続ける。 「貴女は人を超越した身体能力がある。貴方ならば力による攻撃よから技術資料を確実に守る事が出来る。 貴女には単独で海を渡る力がある。例え船が何らかの理由で沈没しても独力で生存して帰還する事が出来る。 そして何よりも、貴女ならば諜報員としてはこれ以上と無く有意義な立場に置かれている。 楼蘭皇国出身。アルトメリア連邦所属。クロッセル連合とも貿易で関係を持つ。そしてメードである。 伊嵯那美。貴女の肩書はメードとしてだけでなく、国家的な関わり合いにおいて私以上の関係性を内包している可能性を秘めていると言えるのです」 「それはそれは随分と尊大な評価をされたものだ。如何に私が船旅で世界を渡るとはいえ、些か想像が過ぎるのではないかな?」 「ええ、確かに。初めにも言った通り、これは推察。妄想とも言えます。気分を害したのでしたならば謝罪致します」 そう言って紅茶を飲む様を見ると悪びれている様子は窺えない。しかしこれは先程の伊嵯那美に対する仕返しである。伊嵯那美は苦笑して「必要無い」と言って話を締め括る。 「随分と愉快な話を聞かせて貰った。これでは私のこれから話す評論に少しも間違いがあっていけないな」 「楽しんでいただけたのでしたらば光栄ですわ。気張る必要はないのです。私は貴女の「G」と相対し続けるベテランの意見が欲しいのですから。 何かしら思う所があるので知らば、より多く評して頂きたいと思います」 「相分かった。では率直な感想から入らせて貰うとしよう」 ユピテリーゼの姿勢が正される。緊張した面持ちでは無く、一国の評価に彼女は上に立つ者としての顔に変わった。 「襲撃したイソポッドの総数は目視で確認しただけで67体。これに対して護衛対象を一隻失い、護衛艦隊十二隻の内三隻が撃沈。 護衛対象を失ったのは大きな失点ではあるが、イソポッドの出現時によって引き起こされた不運。艦隊に非は無い。 況してや同じタイミングで護衛艦二隻が同様に失っている。つまり実質の戦闘による損失は駆逐艦一隻。 70体近いイソポッドを相手に護衛目標を失わず、損害を一隻で留めた。結論を言えば、グリーデル王国国立海軍は非常に優秀だ。誇って良い」 「・・・安心しました。貴女に高い評価を戴けるとは海に散った勇敢なる兵士諸君も報われる事でしょう」 「私の下す評価にそこまで高く受け取られては此方が恐縮してしまうが、貴女の言葉に嘘は無い。褒め言葉として受け取らせて貰おう」 安堵の頬笑みと苦笑を交えて話は続く。 「貴女にはそれだけの実力と経験があるいう事です。実際、私も自国の海軍戦力について正面な評価は下せません。 政治的な観点から見た軍隊は陸であろうとも海であろうとも一つの交渉材料に過ぎない。事実海軍に関する有用性は低く、海軍戦力強化の案件は然程重要視されてはいない。 連合の資源輸入に関する重要な問題にあるにも関わらず、その現実を直視する者はいない。私もこうして視察による輸送船に積載される物資の圧倒的な量を直に見なければ現実味は帯びなかったでしょう。 その輸送船一隻が「G」によって失われた。大変な損失です。失った船の積載物はまだ存じてはいませんが穀物ならば連合の半年分の食料が、鉱物各種ならば戦線の数回分が失ったのです。 私は軍備拡張を連合会議で提案します。具体的な案件はこれから作成する事になりますが、その前に確かめたかったのです。今ある我が国の海軍戦力が果たして「G」と立ち向かえているのか、と。 常に海の脅威と直面しているメード、伊嵯那美の評価は信に値する。私は胸を張って主張する事が出来る。貴方には感謝しています、伊嵯那美」 「―――此処に来たのは本より我にそれを問い質す為にだったか。連合という場所では随分と苦労をしているようだな」 呆れと労い、感嘆の念を込めた言葉にユピテリーゼは小さく苦笑。肯定の意を示した。 「アルトメリア大陸では如何です? 多くの民族で一つの国を構築する状態を私は想像が付きません」 「我は常時海上に居るに等しいからな。アルトメリアに所属しているとは言え、情勢的な話には疎い」 「私は政治に富み、貴女は海の敵と戦う術に長ける。貴女が我が国のメードあればどれ程助かった事か、本当に惜しい人材です」 「なに、こうして互いに異なる立場にあるからこそ話す機会にも生じたとも言える。この国に属していたとすれば殿下を敬って評価に色を付けいたかもしれないぞ」 「それもそうですね。一般に支給されている拙い紅茶を嗜む機会も、こうして貴女と相対しているからこそ出来る要素と言えますね」 「それは暗に我の安い舌を酷評していると受け取れるが?」 「あら。でしたらばこの国のメードであればもっと質の良い紅茶を飲む機会に恵まれるのですよ?」 不敵な笑みに「これは一本取られたな」と伊嵯那美は諸手を上げ、ユピテリーゼはその仕草を見て微笑む。 「しかしこの国のメードは非常に優秀だと小耳に挟んでいる。噂には疎い我であっても知っているのだ。信憑性は高い様だが?」 「ええ。それもあって私の発言力も維持が出来ています。特にウェンディには軍事・政治の両面において高い評価を得ています」 「ふむっ。では幼い容姿のメードは居るのか? 此方へと近づく活発な足音が聞こえているのだが」 「え?」という声は、けたたましい音と共に開け放たれた扉によって掻き消された。 侵入者は「ユッピ~♪」という声を上げてユピテリーゼに飛び付き、ユピテリーゼの方は「ら、ライラ?!」という言葉と共に飛来物の勢いを殺せずに転倒。 「探したんだよユッピー! 此処にユッピーがいるって聞いてね、ここに来てあちこちの部屋を探しまわってようやく見つけたんだよ。ほめてほめて~~っ」 「ちょっとライラっ。ノックもせずに行き成り部屋にある人が居ますか。もしも大事な話し合いの最中だったら如何するんですかっ?」 「こんな所で大事なおはなしをするところをライラ見たことないよー?」 「いえ、確かに話すような相手に恵まれてはいませんが・・・」 「今だって大丈夫だったでしょう~?」「う、それは」「ほらやっぱりー!」 突然の闖入者にユピテリーゼはたじたじ。それもそのはず、その人物は幼い容姿をしながらも彼女の知る立派なメードである。 名をライラと呼び、グリーデル王国最新のメード。見た目相応の幼い言動に常に大人の世界に身を投じているユピテリーゼは対応し切れていない。 つい先程まで対話をしていた伊嵯那美は彼女の思わぬ痴態とも言える年相応の戸惑っている様子に茫然。そして苦笑。 「――それでは我はここ等辺で退散するとしよう」 この部屋に伊嵯那美が居た事を忘れていたユピテリーゼはその言葉に何とも言えない羞恥心を感じる。 彼女の内心を察して伊嵯那美は「恥ずべき事では無い」と言葉を投げ掛け、紅茶一式を片付ける。 「随分と有意義な時間を過ごさせて貰った。是非次の機会に巡り合えたのならば、再び話をしてみたいものだ」 「私も貴女とこれからも話せる機会がある事を願います。貴女の航海の無事を祈っております」 「ああ。いずれの機会には、ユピテリーゼ殿を『ユッピー殿』と呼べるぐらいには仲良くなりたいものだ」 ライラに抱きつかれたままの彼女の顔が朱に染まる。それを見れただけでも先程の仕返しとして十分な成果を上げられて大きく頷く。 その仕草にユピテリーゼも気が付いて伊嵯那美を睨め付ける。しかし羞恥に染まった顔色の姿では迫力に欠け、伊嵯那美の満足感を更に満たすだけに留まる。 「それでは、な」と言い、洗い物を携えて部屋を出る伊嵯那美。外で護衛の者と話し合っている様だが、ユピテリーゼの聴覚では聞き取れない。なのでこの体勢を先んじて対処する。 「ライラ。そろそろ下りてくれないかしら?」 国家元首も人の子。幼子とはいえ一人分の重量を支えるのは非力な女の子の言葉に「は~い」と素直を退くライラ。 「ねぇねぇユッピー。さっきの人って誰~? ライラとおんなじメードだったけど、ユッピーのお友達~?」 「・・・ええ、そうよ。私の大事なお話が出来るお友達。次は何時逢えるか分からないけど、今度会う時にライラも一緒居た時は紹介してあげるわね?」 一人の少女として語り掛けた言葉に「うん♪」と無邪気な言葉が返って来る。 日々相手の表情を窺い、腹を探り、自身を有意な立場に立つ為の手腕を求められる少女の安らぎの時。 表裏が無く、純粋に言葉を交わし合う事の出来るこの幼い姿のメードにユピテリーゼは伊嵯那美とは異なる安心感を得る。 「それじゃあライラ。今度はライラが出会った人たちのお話を聞かせて貰えるかな?」 「うん、いいよっ! あのねあのね、この間砂ばっかりのところに行ったの。パンダのきぐるみを着た子がいてね、そんでねそんでねウェンディが――――」 如何でも良い会話を交わす二人。暫しの時間、二人は楽しそうに話をしていた。 関連項目 伊嵯那美 グリーデル王国
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2013年6月大海戦 ヴェネツィアがポルトガルに宣戦布告! 【開催期間】 2013/06/12(水) 16 00 攻略対象港 投票開始 2013/06/15(土) 22 00 投票終了 連盟投票開始 2013/06/18(火) 10 30 連盟投票終了 結果発表 2013/06/21(金) 20 00~23 00 第1回戦 2013/06/22(土) 20 00~23 00 第2回戦 2013/06/23(日) 20 00~23 00 第3回戦 【攻略目標】 ポルトガル同盟港 カリカット 【会戦海域】 インド西岸沖 インド南岸沖 【対戦国】 VS 【集合場所】 ヴェネツィア側 不明 ポルトガル側 不明 【事前情報】 ヴェネツィア側 不明 ポルトガル側 不明 【お願い】 商会員の国籍の割合がややフランスに偏っているため、フランスが絡まない場合はなかなか商会で艦隊を組むことができません。 商会で艦隊が組めない場合に海戦に参加したいと思ってる方は、なるべく集合場所など記載するつもりなので、同じ陣営のフレや商会員と誘い合ったり、集合場所で野良艦隊に混ぜてもらったりして下さい。 もちろん商会で艦隊が組めるからといって、海戦に出るときはぷちぷろ艦隊で出ないといけないという決まりはないので、仲の良いフレの艦隊に入れてもらったり、他商会に所属している別キャラの商会艦隊で参加したりと自由にしてもらって大丈夫です^^ その他不明な点は随時質問してください。 【最近の海戦事情】 以前までのぷちぷろは↑の【お願い】にある通りでしたが、海戦のシステム変更に伴い、最近はフランスが海戦に参加できることがめっきり減ってしまいました。 そこで海戦好きなメンバーも多いぷちぷろでは、比較的海戦参加率の高いイスパ国籍キャラを別に育てている人が増えて来ました。 (♀キャラ率が高いですが、♂キャラ禁止ではないです。) なので、フランスかイスパニアどちらかが参戦する海戦はもちろん参戦する国で、どちらもが参戦する海戦はフランスでの参戦となりそうです。 【出席予定表】 海戦にでれる日として、ここに記されてるものはあくまで予定となっております。 自分の名前の右端の編集を押して、予定を記号(○、×等)で入れ、更新を押せば編集できます。 ( ログイン しないと編集ボタンが見えませんので、 ログイン してください) 表のページに行って直接編集してもらってもOKです。 名 前 国籍 6/21(金) 6/22(土) 6/23(日) 小型 中型 大型 小型 中型 大型 小型 中型 大型 ヘブンズドア ポドルスキー (Ayse) △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ピラ オーロ ザマ × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ひら2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ デヴィルズキッチン ラッキーチャーム ○ ○ ○ △ △ △ ○ ○ ○ Maia △ △ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ルビア S △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ おくんち × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ 四海 ロイック・ユタン アブサン berretta (barretta) × × × ○ ○ ○ × × × anchang mart ラーレ ファラフェル レッドアイ ひらぁ メランコリニスタ Alkyone Aysen ワジ (even) 固定ヘルプ枠1 固定ヘルプ枠2 固定ヘルプ枠3 固定ヘルプ枠4 固定ヘルプ枠5 固定ヘルプ枠6 ☆ミ・・・出れ過ぎて舞い上がってますっ(/ω\) ○・・・出れます!超出れます!! △・・・まだちょっとわからないな。未定で! ×・・・んー、ちょっと出れそうにないや>< ;;・・・号泣 ※・・・連絡事項見てね 【連絡事項】 参加予定がわかる方は自分で編集するか、ゲーム内でわかる方に伝えていただくか、こちらのコメントフォームに残しておいてください。 名前 コメント 1日目:本日はぷちぷろから6人、助っ人にMAYA’さん、ストーンヘンジさん、ワダツミさん、の3人の9人体制。 個人的には、インドでの初めての海戦参加であり参加人数がどうなるのかと思っていましたが、やはり参加者すくなかったようで、久しぶりの人数不足艦隊。さらに、味方の対人艦隊が あやしげ、ぷちぷろ、野良 の3艦隊だったようで、相手艦隊の待ち行列ができるほど相手には困らない状態?でした。 1人足らないというハンデはアリましたが、成績は60戦33勝14敗9撤退3被撤退で最終的には120~140あたりでしょうか。 助っ人の皆様、ありがとうございました! 旗Hの個人的な感想 ・青ゾーン作戦徹底必須・・・相手多すぎです ・アホ沈禁止・・・旗でもやっちゃいましたが、え?という場所で死ぬ人が多い気が・・・ 明日は要改善ですね。 2日目:本日はぷちぷろから8名、助っ人にストーンヘンジさんとnyaoさんに来て頂きました。 昨日出ていないので、昨日との差はわかりませんが、今日も人数差はあった感じですね。相手に困らないと言えば困らないのですが、その分分断なんかも多くなるのは仕方ないところですね。 カリカットは新鮮でいいですけど、やっぱり遠方は参加者減るわぁ。。次回は近場で是非…。 59戦38勝15敗(3撤退3被撤退)、戦功は100~200程。 助っ人の皆様ありがとうございました。明日もがんばりませう。 ザマ 3日目:本日はぷちぷろから7名、助っ人にストーンヘンジさん、MAYA’さん、荒浜さんの3名に来て頂きました。 基本的には昨日までと同じ感じの人数差でした。 こちらは分断に気をつければ戦闘数はこなすことができますが、相手側は対戦相手を探すのに結構苦労してたみたいです。 大変は大変ですが、どっちがいいのかと言われたらまだこちらの方が戦闘ができる分いいですかねぇ。 とりあえず今仕様の大海戦はこれで打ち止めということになるんですかね? 注目の『傭兵システム』がどういうものになるか、詳細はまだわかりませんが、今よりは楽しく、遊びやすいものになってくれればと切に願います。 66戦46勝12敗(7撤退1被撤退)で、戦功は見るの忘れましたが、おそらく昨日と同じか、ちょい上くらいだと思います。 ではでは助っ人の皆様ありがとうございました。 ザマ 総括:なし 過去の大海戦 2013年5月大海戦 2013年4月大海戦 2013年3月大海戦 2013年2月大海戦 2013年1月大海戦 2012年12月大海戦 2012年11月大海戦 2012年10月大海戦 2012年8月大海戦 2012年7月大海戦 メモリアルカップ大海戦2組目 メモリアルカップ大海戦1組目 2012年4月大海戦 2012年3月大海戦 2012年2月大海戦 2012年1月大海戦 2011年~12年 年末年始大海戦 2011年12月大海戦 2011年10月大海戦 2011年9月大海戦 2011年8月大海戦 第61回大海戦 第60回大海戦 第59回大海戦 第58回大海戦 第57回大海戦 第56回大海戦 第55回大海戦 第54回大海戦 第53回大海戦 第52回大海戦 第51回大海戦 第50回大海戦 第49回大海戦 第48回大海戦
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「それでも、みんなのいるデンライナーが好きみたいなんだ。」 【種別】 用語 【用語】 かけらみたいな物 【よみがな】 かけらみたいなもの 【使用話】 第28話 ウラ、キン、リュウの3人が消えたあと、良太郎から落ちた砂。良太郎の中に残っていた記憶のかけらみたいな物らしい。 オーナーは何かをイメージすれば形が残ると言う。良太郎は何かをイメージ。すると砂の中から.........。 【関連するページ】 それでも、みんなのいるデンライナーが好きみたいなんだ。 用語
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ギルド内の各装備のレシピを覚えているキャラクターのリストです。(3名まで記載予定) 装備集めの手助けになれれば幸いです。 作成に必要な素材・コア・作成費等は各自でご用意ください ※50↑紫武器のみに限定しています。 グローブ 片手剣 ダガー 太刀 両手杖 片手杖 弓 弩 ハンマー 長武器 グローブ 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 カタストロフィ 護霊の手 ぷくは 50 天撃拳 イーゴの鱗 50 エトワール ソキの仮面 Deich 55 炎峰無影の拳 アユーブの魔法球 Deich 55 アセンドグローブ カスパーの仮面 Deich ぷくは 55 護法天陣の拳 ロルカーの牙 Deich 60 空烈竜 柄の折れた毒刃 Deich 60 アエラスブレイカー ヒッキーの鉄兜 ぷくは 60 ドラゴンソウル 魔神のたてがみ Deich ぷくは 65 魚龍のナックル ダーククリスタル ぷくは 65 龍鱗のナックル 青藍玉 ぷくは 片手剣 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 ティルスの剣 タンランの鱗 ぷくは 50 白陽の剣 グレールの角 50 ティラルソード - 55 破空霊剣 ロルカーの牙 チョメロウ 55 ホーリークラッシュ 悲愴な霊魂 55 秘刀・輝光 カスパーの仮面 60 赤竜の剣 柄の折れた毒刃 ぷくは 60 斬竜の剣 バスナーの祭器 チョメロウ 60 破竜の剣 ムジムジの靴 ぷくは 65 シルバーオーシャン 万能ロープ チョメロウ ぷくは 65 蒼鱗の剣 暗黒の兵法書 チョメロウ ぷくは 65 白波の盾 深海の花 ぷくは ダガー 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 インスタントキラー 護霊の手 砂駆 50 天駆ける刃 タンランの鱗 砂駆 50 黒天の刃 グレールの角 砂駆 55 暴風殺 親衛隊のバッジ チョメスケ 砂駆 55 ブレードオブジャッジ フレアドラゴンの翼 砂駆 55 黒王楯影の刃 ダーボックの怨念 60 竜鬼の刃 キューシスの甲羅 砂駆 60 妖竜の怒牙 ブクトの尾 砂駆 60 影法竜宿の刃 巨大な骨角 65 - - 太刀 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 黒夜の銀霧 グレールの角 砂駆 ぷくは 50 紫のさざ波 イーゴの殻 砂駆 50 狩り刀 護霊の手 砂駆 55 七色瑠璃丸 ダーボックの怨念 55 罪皇 悲愴な霊魂 55 斬風刀 カスパーの仮面 60 断竜刀 柄の折れた毒刃 ぷくは 60 竜切り 魔神のたてがみ 砂駆 ぷくは 60 ドラゴンハンター ムジムジの靴 砂駆 ぷくは 65 滔海の刀 黒羽の恋文 ぷくは 砂駆 65 潮流の刀 ダーククリスタル ぷくは 砂駆 65 幽月の刀 青藍玉 ぷくは 両手杖 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 無尽の幻境 崇龍の仮面 乃々華 50 虹色の希望 タンランの鱗 ろぷく 50 遙かなる夢 イーゴの殻 アストライア 乃々華 55 不吉な邪霊 親衛隊のバッジ アストライア 55 聖翼の心 カスパーの仮面 55 秘宝・炸裂 ダーボックの怨念 乃々華 ろぷく 60 昌竜の魂 バスナーの祭器 60 妖竜の杖 キューシスの甲羅 96ァクァ 60 邪竜の魂 ムジムジの靴 96ァクァ 65 フィーンドワンド 螺旋紋の腕輪 96ァクァ ろぷく 65 龍鱗の杖 船舵の歯車 96ァクァ 片手杖 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 タイダルボイス グレールの角 アストライア 50 ソウルガーディアン 護霊の手 乃々華 50 フェアリーシャドウ イーゴの殻 55 クリムゾンベル 悲愴な霊魂 55 聖なる祈り アユーブの魔法球 55 ヘルランポ フレアドラゴンの翼 乃々華 60 竜魂の力 魔神のたてがみ 96ァクァ 60 アイシクルハウンド プクトの尾 96ァクァ 60 邪竜の爪 巨大な骨角 96ァクァ アストライア ろぷく 65 蒼海の杖 願いの結晶 96ァクァ アストライア 65 波上の月 常南のコンパス アストライア 弓 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 鬼恨の弓 グレールの角 シャスティ 乃々華 50 破邪の矢 護霊の手 シャスティ 50 離魂の弓 タンランの鱗 55 ゼウスミーフ 悲愴な霊魂 シャスティ 55 ダイナストアロー ロルカーの牙 55 天虹の矢 フレアドラゴンの翼 シャスティ 60 竜神の鱗 プクトの尾 乃々華 60 竜魂の光 ヒッキーの鉄兜 シャスティ 60 竜の傷 柄の折れた毒刃 シャスティ 65 水流の弓 恐れ知らずの酒 シャスティ 65 波涛の弓 船舵の歯車 乃々華 弩 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 ニクスクイーン 護霊の手 50 白羽の矢 イーゴの殻 50 デモンズアロー 崇龍の仮面 55 闇十字 カスパーの仮面 シャスティ 55 スパイラルナイトメア ダーボックの怨念 55 プリズムスター 親衛隊のバッジ 60 轟竜閃 キューシスの甲羅 60 ブルータルドラゴン 魔神のたてがみ 60 ヘイデス ムジムジの靴 65 波湧 絶対に金塊 シャスティ ハンマー 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 破裂の大槌 タンランの鱗 96ァクァ 50 ベアハンド 崇龍の仮面 55 ディメンションブレイカー ロルカーの牙 ヴィシュラ 96ァクァ 55 デッドシャイン フレアドラゴンの翼 55 タイムレス アユーブの魔法球 60 竜撃乱舞 巨大な骨角 ヴィシュラ 60 ドラゴンテイル 巨大な骨角 96ァクァ 60 ロードスカル バスナーの祭器 65 水神の鎚 碧晶のかけら チョメロウ 65 サーフクラッシュ - 65 ドラゴンスケイルハンマー - 長武器 装備Lv 名称 主な素材 レシピ保持者 50 浪漫一文字 イーゴの殻 ヴィシュラ 50 天軍魂霊斬 タンランの鱗 50 破弓飛雲の槍 崇龍の仮面 55 ブラディドラコス 親衛隊のバッジ ヴィシュラ 96ァクァ 55 風のつめ跡 フレアドラゴンの翼 55 凶雨 アユーブの魔法球 60 ドラゴンバスター バスナーの祭器 60 イグニスソーン ヒッキーの鉄兜 60 ドラゴンスレイヤー ブクトの尾 65 龍鱗の戦戟 大海の塵 96ァクァ 65 蒼海の戟 -
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英雄伝説Ⅴ 海の檻歌 ・要約版:要約スレpart2-527~532 ・詳細版:part14-27、part17-420 527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 12 28 19 ID cv3JjE8P0 海の檻歌きぼん まとめwikiのは途中までなのよねん 528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 23 40 09 ID dK/9RzSK0 527 それ7章+最終章まであるんよ・・・。 wikiは途中どころかさわりでオワットル。 おまけに世界観やストーリーは「白き魔女(英雄伝説III)」 に続いてるし、要約するの難しい。 529 :海の檻歌:2007/03/17(土) 00 08 16 ID aLDg18My0 もう色々すっ飛ばして要点だけ。 かつて「水底の民」ってのが「共鳴魔法」とやらで繁栄してけど、 「害周波」っていう負のエネルギーが発生して 世界を滅ぼしそうになったので、それを異界に転送、 自分達も監視するために異界へ移住した (その時に「害周波」の一部が暴走してガガーブが出来た)。 で、「害周波」を異界に転送する時に使ったエネルギー(闇の太陽)が 封印を解かれて暴走したので、主人公達が集めた共鳴石を使って 「闇の太陽」を消滅させて、めでたしめでたし。 でも異界に転送された「害周波」はかなり危険な状態で 何年か後に暴走しそうな予感・・・。 そして「英雄伝説Ⅲ・白き魔女」に続く。 こんなんでスマン。 530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 10 46 18 ID 7WiZCCpc0 529 ありがとー 531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 09 32 44 ID taEQ/geu0 4はその害周波による世界の破滅を防ぐため光と闇の神を召喚しようとする計画があって 色々犠牲が出るのでそれを4主人公が阻止、そのまま5の助っ人として登場。 3はン十年後、ついに害周波が再来。白き魔女が自分の命と引き換えに世界を救う。 532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 08 52 37 ID nDwUVDUg0 自分の命、じゃなくて自分の魂な。 明確にあの世と魂がある世界なんで、何の救いも無く消滅する。 27名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/23(水) 21 51 19 ID +ml/ijoV ・英雄伝説Ⅴ 海の檻歌 数多くの名曲を残した、50年前の偉大な作曲家レオーネ・フレデリック・リヒター。 ピアノとヴァイオリンの名演奏家として歴史に名を残した彼は、伝承にある共鳴魔法の究極の形、 『幻のメロディー』の再現に取り組み、その音楽家としての感性をもって、残されたわずかな資料をもとに 『水底のメロディー』として完成させた。 主人公のマクベインは、老いて益々壮んな65歳の熱血老人。その手は、岩を砕き魔物を唸らせる豪腕を 振るう拳になるかと思えば、一方で、手琴を哀惜のこもる見事な曲調でかき鳴らす繊細な指の動きを見せる。 マクベインには夢があった。それはレオーネ・F・リヒターが再現させたという『水底のメロディー』をこの手で 奏でたいという彼の世代の音楽家なら誰もが夢見たものである。ある日、昔なじみの手紙から、 レオーネが再現した「水底のメロディ」を、24のフレーズに分けて世界中に隠し、封印したという手紙を受け取った彼は、 岬の灯台で物思いにふけりながら一人手琴を奏でていた。自分ももう65、いつ死んでもおかしくない…… そんな祖父の姿を見て、息子夫婦はしきりに心配していた。 彼には孫がいた。孫の名はフォルト。 少年は、漠然とした自分の将来に不安を馳せながら、独奏会に向けキタラを練習していた。 420英雄伝説Ⅴsage2005/08/15(月) 19 05 38ID B8CfChSo じゃあ、前書かれていた方の続きから書かせてもらいます。 念の為キャラ紹介(フォルトとマクベインは省略) ウーナ…フォルトの幼なじみ。ラコスパルマ(フォルト達が住んでる村)の染料工場で働く女の子。 フォルトに好意を寄せており、ピッコロ奏者としてフォルト達の演奏旅行について行く。 ジャン…マクベインの十年前の演奏旅行にも付き従っていた犬。今回の演奏旅行にも随行する事に。 リック…今回の演奏旅行でジャンとコンビを組むトビネズミ。一座のマスコット。 フォルト、マクベイン、ウーナ、ジャン&リック。この三人+2匹で構成された、マクベイン一座を中心にしてストーリーは進みます。 用語解説 水底の民…かつて高度な文明をもって栄えた古代民族。その文明の粋ともいえる、音を力に変える共鳴魔法という特殊な魔法大系を 確立させたが、900年前を境に歴史上から忽然と姿を消す。今では伝承にのみその姿を留めているに過ぎない。 大蛇の背骨…ヴェルトルーナの北方にそびえる険しく巨大な山脈。未だ登頂を果たした冒険者が居ないため、 大蛇の背骨の向こう側がどうなっているのかは依然不明のままになっている。別名「世界の果て」 共鳴石…レオーネが再現した「水底のメロディー」のフレーズが刻まれた石。全部で24個あり、装備することで共鳴魔法 を操ることが出来る。この物語の中核をなす最重要アイテム。 レオーネと水底のメロディーについては前の方が書いてるので省略。 421英雄伝説Ⅴsage2005/08/15(月) 19 09 17ID B8CfChSo <序章・旅人たちの前奏曲> フォルトは、ある日両親から近頃マクベインの行動がおかしいので、彼が最近入り浸っている灯台まで様子を見てくるように頼まれる。 ジャンを伴い灯台の最上階まで登ると、そこには無心に手琴を奏でるマクベインの姿が。問いただしてみると、彼は演奏旅行に出掛けるために、ここで練習をしているという。 旅に出るという祖父の言葉に動揺するフォルトだが、練習の邪魔になるといわれ、灯台から追い出されてしまう。 家に戻る途中で染料工場の婆さんに呼び止められ、隣村のクランカまでお遣いを頼まれる。幼なじみのウーナと共にクランカへ。 お遣いも終わり、フォルトは両親にマクベインが演奏旅行に出掛ける気満々であることを報告する。その報告を聞いて益々心配を募らせた両親の頼みで、 再びマクベインの様子を見に灯台へ向かう。マクベインは相変わらず手琴を奏でていたが、その最中に突如魔獣が襲い掛かってきた。 マクベインによって魔獣は退けられたが、フォルト達はそのアクシデントをきっかけに、一枚の古ぼけた地図を見つける。 ヴェルトルーナ全土を記したそれは、クランカの位置で何かの印が点滅を繰り返す、不思議な地図であった。 マクベインはその地図が古い馴染みが手紙と共に送った、レオーネの著書の中に書かれていた唯一共鳴石を探し出すことが出来る「魔法の地図」ではないかと疑う。 地図は果たして「魔法の地図」なのか?その真偽のほどを確かめるために、フォルト達は地図が指し示すクランカへと足を運んだ。 422英雄伝説Ⅴsage2005/08/15(月) 19 14 09ID B8CfChSo クランカに到着し、共鳴石について聞き込みを開始するフォルト達一行。村人達に聞いて回ったところ、 どうも村の中を巡る地下水路跡に共鳴石らしきものがあるらしい。 地下水路跡に潜り込むと、水路の奥深くには共鳴石「禊」が封じられていた。地図は紛れも無く「魔法の地図」であった。 夢にまで見た水底のメロディーのかけらを手に入れ上機嫌になったマクベインは、フォルトにキタラの稽古を付けてやることに。 手練の演奏家であるマクベインの指導の下、フォルトはメキメキとキタラの腕をあげた。 そして独奏会当日。フォルトはレトラッド地方に古くから伝わる曲「それ見よわが元気」(Ⅲでトロバが奏でていたのと同じ曲)を演奏する。 フォルトの演奏は高い評価を得たが、優勝は他の町から参加したバイオリン奏者、アルトスという少年に持っていかれ、フォルトは準優勝になってしまう。 家族やウーナが祝福する中、フォルトは突如マクベインの演奏旅行に付いていくと言い出す。 独奏会の前日、マクベインはフォルトの演奏を見届けた後、旅に出ると告げていたのだ。 マクベインのような演奏家になりたいという、確かな夢を抱き始めたフォルトの決意を汲んで、同行を許すマクベイン。 フォルトの突然の旅立ち宣言に慌てたウーナは、このままじゃ告白できないと、ほとんど勢いで演奏旅行に参加の名乗りを上げる。 来る者拒まずと彼女の同行もあっさりと許された。 こうして、ここにマクベインを座長とした小さな一座が誕生した。 448英雄伝説Ⅴsage2005/08/16(火) 18 11 41ID gU6H/bDa マクベイン一座を結成し、ラコスパルマを後にしたフォルト達。彼らが目指す次の地はグレイスールである。 だが、それにはまず旅券手帳と他国の通行許可書を手に入れないといけないので、独奏会の舞台でもあったピンゼルへと向かうことに。 ピンゼルに到着したフォルト達を待ち受けていたのは、独奏会でフォルトの演奏とルックスに一目惚れをしたギャル集団であった。 フォルト達を囲んで大騒ぎをするギャル集団の迫力に怯えるフォルト。なんとか集団を撒いて、旅券手帳とグレイスール、ブロデインの 通行許可書をゲットする。 船着場のあるファゴットに着き、連絡船の運行状況を確かめるため、マクベインは船着場に向かい、フォルトとウーナは荷物を見張る事に。 初めての船の旅に船酔いしないか気が気でないフォルトに、見るからに胡散臭い男が近づく。彼曰く「船に乗る前に唐辛子食っとけば 船酔いしないぜ」との事。フォルトとウーナ、そして不審人物の接近に気付いてすっ飛んできたマクベインは、あっさりと男の話を信用し、 激辛唐辛子を頬張る。当然のように辛さに悶絶し、水を飲みに方々に駆け出す3人。辛さが収まり船着場に戻ると、荷物の中から 旅券手帳が消えていることに気付く。男(実は三人組のこそ泥の1人)の狙いは旅券手帳にあった。 辛い唐辛子を食べさせられ、あまつさえ旅券手帳まで盗まれ、怒り心頭の三人はファゴット中を探しまくり、ついに地下倉庫の彼らのねぐらを 探し当てる。地下倉庫でこそ泥三人組と戦い勝利するフォルト達。手帳も取り戻し、三人にボコボコにされたこそ泥達の口に唐辛子を突っ込み、 自分達と同じ苦しみを与える事に成功する。 こそ泥達をとっちめている間に、グレイスールの連絡船が船着場に到着した。手続きを終え、連絡船に乗り込むフォルト達。船は大海原に向かって 漕ぎ出し、マクベイン一座の本格的な旅が始まろうとしていた… 520英雄伝説Ⅴsage2005/08/18(木) 22 31 33ID xh4oVvv3 <第一章・盗賊どもの奇想曲> グレイスール・トリムに入ったフォルト達。彼らはそこでマクベインにあの手紙を送った、シャオとレイチェル親子に出会う。 彼らもまた旅芸人で、彼らの話によると、グレイスールは現在旅芸人を装った盗賊集団・スイング団が各地で暴威を振るっており、 そのせいで旅芸人のイメージは最悪になっているという。 トリムの街道沿いの洞窟で手に入れた共鳴石「心眼」で得たフレーズを使い、イメージ回復の為に親子と共に興行を行うが上手くいかない。 幸先の悪いスタートになったグレイスール巡業。トリムでの興行を終え、親子を加えたフォルト一行はビエントへと向かう。 ビエントでは、シャオ親子が勝手に受けてきたバイトをする羽目になる。町一番の資産家の家事手伝いをするフォルト達。 腹を空かせたトビネズミを助けたり、キツイ重労働に根を上げシャオ親子が逃げ出したりして時間は過ぎてゆく。そんな中、 思わぬ事態が勃発する。外に出掛けていたウーナが、スイング団に攫われたのだ。彼女を助けるべく一団が立て篭もって いる水琴窟に向かうフォルト達。先程助けたトビネズミ達の恩返し攻撃で難なく一団を撃退し、無事にウーナを助け出した。 水琴窟では共鳴石「水」が封じられており、ついでに手に入れる。 トビネズミのリックが仲間になり、賑やかになった一座はレオーネゆかりの音楽学校があるので有名な、カントスへと旅立つ。 音楽学校で、フォルト達は三度の飯よりイタズラ好きなシュベールという生徒と知り合う。学校では音楽祭を催しており、 一座も一般参加を申しこむ。そのさ中、校長の部屋が誰かに荒らされる事件がおきた。速攻で疑われるシュベール。 無実を主張をするが、日頃の行いのせいで教師達は信じようとせず、シュベールは学校を飛び出してしまう。 人格者な校長のお陰で彼が無罪だとわかり、フォルト達は彼を連れ戻す為に跡を追う。 隣町のボザールへと続く峠の茶屋でシュベールとその祖父レイゼンを発見する。レイゼンは学校の初代校長であり、レ オーネとも会った事があるという。疑いも晴れ、学校に戻るフォルト達とシュベール。 学校では既に音楽祭が本格的に始まっていたが、その舞台に突如スイング団が乱入し、団の頭目が校長に共鳴石を出せと要求してくる。 頭目は何故か共鳴石の存在を知っていた。 「ない」「いや、あるはずだ」と押し問答を始める校長と頭目。 そこに別行動をとっていた団員が現れ、レイゼンが石を持っているという情報を伝える。一団は早速峠の茶屋に向かい、 フォルト達とシュベールも急いで跡を追いかける。一団はレイゼンから無理やり共鳴石を奪おうとするが、シュベールの コショウ爆弾の襲撃を受けあえなく撤退。レイゼンと共鳴石の無事を確保する。 邪魔者も退散し、音楽祭は再開された。マクベイン一座の演奏は絶賛を受け、レイゼンは審査員特別賞と言い、共鳴石 「生命」を手渡す。正しい人に共鳴石を渡すようレオーネに頼まれていた彼は、フォルト達に石を受け取る資格があるとみなしたのだった。 521英雄伝説Ⅴsage2005/08/18(木) 22 33 24ID xh4oVvv3 シュベール達と別れ、ボザールに到着したフォルト達。彼らはそこで独奏会での優勝者、アルトスと再開を果たす。本業はパン屋のアルトスは、 生き別れた姉を探すために姉との唯一の思い出であった音楽を続けているのだとか。 アルトスと別れ、共鳴石探しを開始する。ボザールの西にある採掘場でそれらしい石が発見されたというので、採掘場に赴くことに。 採掘場の深部で、厳重に封じられた共鳴石「大地」を手に入れるが、またしても現れたスイング団に不意を衝かれてしまう。 一団が歌うフザケた子守唄で眠りこけ、「大地」の共鳴石を奪われてしまう。スイング団の秘密兵器は聞く者全てを眠らせる子守唄であった。 アルトスと、一団の存在を無視できなくなったボザールの町長、ルプシャの助けを得てスイング団のアジトがある旧採掘場へ向かうフォルト達。 そこで一人のの団員を捕まえる。およそ悪人に見えないその団員の話によると、スイング団は元はただの旅芸人の一座だったが、ある日ふと した事で共鳴石「子守唄」を手に入れ、悪用することで盗賊に身を堕としてしまったのだという。そんな彼らに謎の人物が近づき、もっと沢山の 共鳴石を手に入れたら多額の報酬を渡すと約束されたらしい。 彼の話を聞き終え、いよいよ旧採掘場の最深部でスイング団と決着をつける。子守唄対策をしていた為、実にあっさりとスイング団を打ち 負かし、「大地」と「子守唄」の共鳴石を手に入れる。 スイング団は捕まるが、先程の団員が必死に仲間の命乞いをする。その姿に心を打たれ改心した頭目とその子分達は、町長の計らいで、 採掘場で働くことでその罪を償うということで処分が決まる。フォルト達の活躍により、グレイスールでの旅芸人の地位は回復した。 第一章終了。 116英雄伝説Ⅴsage2005/08/30(火) 12 30 14ID z9SJ3tI1 <第二章・海賊どもの行進曲> グレイスールでの巡業は終わり、アルトスを同行者に加え、ペニソラ公国を目指す一行。 ドガーナで、凶暴な魔獣に単身突撃を掛けるエグール子爵を助ける。彼の話によると、ドガーナとエンボリンを 結ぶ洞窟道に魔獣が巣食い、領民の行き来が出来なくなっているというのだ。フォルト達の腕を見込んだ子爵は、 自分が持っていた共鳴石「忍耐」を渡し、これで問題の魔獣を倒すよう依頼する。果たして魔獣は倒され、洞窟道の交通は回復した。 元首である公爵も持っているかもしれない、という楽天的な考えでエンボリンに行くことになったフォルト達。 子爵の紹介状を受け取り、エンボリンへ。そこではシャオ親子と再会する。一攫千金を狙う親子は、リュトム島で開かれる リッシュという富豪が主催する、音楽オーディションに出場するためそのツテを探しているらしい。そのオーディションには、フォルト達も 旅先で知り合ったブロデインの大使に推薦を約束されていた。 親子との再会後、公爵と面会するが、高慢な態度の公爵はフォルト達を追い返してしまう。しょうがないのでドガーナに戻り、 子爵に事の経緯を伝えるが、その折に子爵から公国の現状を聞かされる。欲に駆られた公爵は悪徳商人であるリッシュに取り込まれ、 国の将来が見えなくなっており、そのせいで国の治安や交通が混乱しているという。公爵の幼なじみでもある子爵は、彼の変貌に憂いと不安 を抱いていた。話し終えた子爵は、彼に渡してほしいとビー玉を託す。それを持って公爵に面会を求めるが、まったく取り合ってもらえない。 町で公爵がオーディションに推薦する演奏家を探しているという情報を得、 彼の気を引くためにアルトスの叔父が営むパン屋の宣伝興行を行うフォルト達。 興行は成功し、評判を聞きつけた公爵から呼び出される。子爵の話の通り、公爵は目先の利益に囚われたどうしようもない状態であった。 公爵を諌め、子爵から渡されたビーダマを見せる一行。ビーダマは公爵の子供時代の苦い思い出の品であり、 それを見せられた公爵は子爵の気持ちを悟る。彼はリッシュと手を切ることを誓い、オーディションへの出席を辞退する。 彼に共鳴石について尋ねるが、彼は石は持っておらず、変わりにレオーネの未発表の楽譜「海と森のメモリア」をくれる。 リュトム島で生まれたこの曲は、島民にのみ知られている、故郷の歌のようなものであるという。 共鳴石が無くて肩透かしを食らう一行。だが落胆もつかの間、なんとアルトスの叔父から共鳴石「技」を受け取る。 彼の父がレオーネから託されていたものであり、更に彼は共鳴石の危険性についても話す。 曇りなき心を持たずして、共鳴石を制御できない事。共鳴石とは持ち主の心一つで災いにもなりうる諸刃の刃であるということ。 なぜそんなに詳しいのか、素朴な疑問を持つフォルトに叔父は 「あなた達がレオーネの足取りを辿れば、自ずと真実に行き着く」と答えをはぐらかす。 色々疑問も残るが、アルトスや彼の叔父に別れを告げ、オーディションに出場するべくリュトム島へと向かう。 117英雄伝説Ⅴsage2005/08/30(火) 12 38 14ID z9SJ3tI1 かつては村が存在し、緑豊かな美しい島であったリュトム島。 レオーネも訪れたこの島は、離島であるがゆえに海賊達の食い物にされ、そこに付け込んだリッシュの買収に負けた村人達が、 泣く泣く島を手放したという悲しい過去があった。 今は昔の面影もなく、島ごとリッシュの豪邸に作り変えられている。 その島で、フォルト達はこの島の出身者であるエリーゼという使用人と知り合う。 彼女の案内でリュトム島に封じられていた共鳴石「束縛」を得ることが出来た。 しばらくして、リッシュ邸本館でリッシュによるオーディションの開会宣言が行われる。 全身から「私は成金です」というオーラを放つリッシュ。開会式が終了し、ブロデインの大使と再会する。 大使はこのオーデションに疑惑を持っていた。兼ねてからリッシュと黒い噂のあった、軍事化が進むヌメロス帝国のブレガー大使と、 リッシュが急に接近し出した事と、招待された貴賓達がリッシュを非難する国々の人ばかりであるということ。これらがどうも引っ掛かるらしい。 明日の本番に備え、一行は「海と森のメモリア」を練習する。すると懐かしい曲を聴いたと、雇われ料理人のローランドという男に褒められる。 彼もまた島の出身者であり、エリーゼとは幼なじみの間柄であった。彼の話で、エリーゼが未だ島にまつわる過去に縛られていることを知る。 彼女の父は島を売った村長であり、彼女はその罪滅ぼしの為に、変わり果てた島に留まり続けているのだ。 リュトム島2日目。いよいよオーディション本番である。一位には多額の賞金と、明日の船上パーティーで演奏をする権利が得られる。 オーデションは各国の名だたる演奏家達が己の技を競い合う、レベルの高いものとなった。一座は心を込めて「海と森のメモリア」を演奏する。 懐かしいメロディを聞き、かつてのリュトム島を思い出し喜ぶエリーゼ。 118英雄伝説Ⅴsage2005/08/30(火) 12 38 52ID z9SJ3tI1 水夫達に見覚えがあるローランドは、何を思ったかバーを飛び出し、フォルト達も彼の後を追う。 追いかけた先はリッシュ邸の本館で、ちょうどブレガー大使がリッシュと会う為、館の奥へと入っていく所だった。 その跡を追いかけ、ローランドも館の奥に消える。一行も本館に潜入し、リッシュとブレガー、そして大海賊として悪名高い ラモンの密会現場を目撃する。三人は明日の計画がどうのこうのと相談をしていた。 更に彼らの会話で、リュトム島の買収劇がリッシュとラモンによって仕組まれたものだった事が判明する。 その事実を盗み聞いていたローランドが逆上し、リッシュに襲い掛かるがラモンの返り討ちにあい、逆に捕らえられてしまう。 助けようとするフォルトに、いつの間にか彼の背後に潜んでいたスレイドが、今はまずいと制止する。 スレイドにより、リッシュ達の計画が明日の船上パーティーでラモンが船を襲い、 出席している貴賓たちの身代金をせしめるものだという事が解る。 オーディションも結局はこの為の罠であった。音楽を悪事に利用され、怒るフォルト達はスレイドと協力し 計画の阻止とローランド救出の為に動き出す。 リュトム島最終日。リッシュが所有するバンケット号でパーティーは開かれた。そしてその船をラモンの黒竜号が襲撃し、 計画はリッシュ達の予定通りうまく運ぶと思われたが、想定外だったフォルト達の奇襲に遭う。 黒竜号に乗り込み、リッシュ達を成敗する一行。囚われのローランドを救出し、バンケット号を奪ってその場から逃げ出す。計画を邪魔され、怒り狂うリッシュ達が追撃を掛けようとするが、 突如現れた、海の英雄キャプテン・トーマスのプラネトス二世号の砲撃を受ける。先手を取られたリッシュ達は成す術もなくなり、すごすごとその場から逃げ去る。 突然の助っ人に驚くが、実はトーマスと懇意にしていたスレイドが、あらかじめ彼に応援を頼んでいたのだった。 残念ながらトーマスは現在留守で、副長のルカ(Ⅳに出てきたルティスの弟)が助けた貴賓たちを引き受けてくれる。 バンケット号に手伝いで同乗していたエリーゼは、ローランドから真実を聞かされ、彼と共に新たな人生を送る決意を固めた。 全ては丸く収まり、フォルト達は盗んだ船で、スレイドと共にそのまま次の巡業の地、メルヘローズへと海路を進める。 第二章終了。
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第3回 海の幸杯 上海 予選レース ※今回から予選レースのポイントに調整を加えています。 順位 チーム名 ドライバー 獲得ポイント 1 メルセデス はお 15 2 ヴァージン じゅんけだ 14 3 フォース・インディア シドウ 13 4 フォース・インディア van 12 5 ザウバー わっきぃ 11 6 マクラーレン L君 10 7 ヴァージン ブラゼル 9 8 トロロッソ 蠍丸 8 9 HRT 伊吹 7 10 555 ザウバー 6 11 マクラーレン まさ 5 12 緑ロータス ミンデン 4 13 メルセデス いか 3 14 トロロッソ めんたまご 2 15 HRT る~びん 1 16 緑ロータス デジ 0 チームランキング 順位 チーム(ドライバー) ポイント 1 フォース・インディア(シドウ van) 25 2 ヴァージン(じゅんけだ ぶらぜる) 23 3 メルセデス(はお いか) 18 4 ザウバー(わっきぃ 555) 17 5 マクラーレン(L君 まさ) 15 6 トロロッソ(蠍丸 めんたまご) 10 7 HRT(伊吹 る~びん) 8 7 緑ロータス(ミンデン デジ) 4 決勝レース 順位 チーム名 ドライバー 獲得ポイント 1 マクラーレン L君 25 2 メルセデス はお 18 3 ヴァージン じゅんけだ 15 4 メルセデス いか 12 5 HRT る~びん 10 6 フォース・インディア van 8 7 ヴァージン ブラゼル 6 8 ザウバー 555 4 9 緑ロータス ミンデン 2 10 トロロッソ 蠍丸 1 11 HRT 伊吹 0 12 フォース・インディア シドウ 0 13 ザウバー わっきぃ 0 14 マクラーレン まさ 0 15 トロロッソ めんたまご 0 16 緑ロータス デジ 0 総合結果 チーム部門 順位 チーム(ドライバー) 合計ポイント 1 メルセデス(はお、いか) 48 2 ヴァージン(じゅんけだ、ブラゼル) 44 3 マクラーレン(L君、まさ) 40 4 フォース・インディア(シドウ、van) 33 5 ザウバー(555、わっきぃ) 21 6 HRT(伊吹、る~びん) 18 7 トロロッソ(蠍丸、めんたまご) 11 8 緑ロータス(ミンデン、デジ) 6 皆様お疲れ様でした!次回もよろしくね!
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《誇り高き大海賊》 効果モンスター 星7/水属性/戦士族/攻2400/守1400 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上の「孤高の大海賊」1体を生け贄に奉げる事で 手札から特殊召喚する事が出来る。 このカードが戦闘でモンスターを破壊した時、自分の墓地から レベル4以下の水属性通常モンスターもしくは戦士族通常モンスター1体を 表側攻撃表示で特殊召喚する。 part20-422 コメント 名前 コメント