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(投稿者:レナス) アルトメリア大陸とルージア大陸を結ぶ貿易。アルトメリア連邦は豊富な資源を足下の有し、「G」の存在が無ければ世界屈指の文明を築き上げていた事だろう。 しかしこの世界においてその『if』に意味は無く、現実だけが突き付けられる。南半分を「G」の勢力圏とし、それでも豊かな資源を持って人類の生息域を守る。 だが敵の物量の前に人類の物量作戦は圧倒され、戦線をじりじりと北上させていた。メードの存在が、その勢いの息の根を止めた。 ルージア大陸側で生み出されたメード。その技術とメードの出向を持前の資源によって可能とした。 本来ならば輸入するものは文明的な物だけで事足りているが、世界の結び付きは専ら軍事にほぼ限られている。 情勢が情勢ゆえに致し方が無く、数多の固有文化を有する人々の集まりで形成されている国家は文明的にも技術的にも隣の大陸に遅れている事実。 資源と技術のやり取りにおいてアルトメリア連邦がある程度譲歩しなければならない。物はあってもそれを扱う術が無ければ意味が無い。 たった一桁に満たない枚数の文章の為に物資を満載して輸送船の荷物を全て渡す必要も時としてある。 アルトメリア連邦は常に後手に回る。相手の出方を、表情を常に窺う必要がある。等価交換など、この世界に有りはしない。 いや、本当は等価であるのだ。 単に"人間にとって"等価ではないだけの話なのだ。 遥か彼方に見えるのは水平線。地平線とは異なり、隆起は一切存在せず、見る事の出来る世界の果て。世界が海で満たされた世界。 上と下の海は清らかであり、日差しは煌々と海を照らす。眩い反射光が世界を映し出す。光だけが有機的に世界に蠢く。 穏やかな海流を切り裂き、その巨大な船舶が海を進む。世界屈指の大型輸送船が大海原を渡り、遠くルージア大陸を目指して西洋海を東に進む。 鉱石類を主に、重火器や戦闘機などの多目的に利用される資源を腹一杯に満載した輸送船。これ一隻だけで「G」の戦い一回分を賄える可能性を有している。 それが五隻。トライデント(五角形)を描き、密に並んで航行している。これは同時に運搬する事で運用コストを抑える意図を蛇足とし、「G」対策の為にある。 輸送船団の周囲を取り囲む十二隻の軍艦。駆逐艦八隻に巡洋艦四隻。二重の円を描く輪形陣を保って航海を続けている。 アルトメリア大陸からルージア大陸への航海。言葉だけを取るならば非常に雄大で、ロマン溢れる甘美なる響きではある。 だがこの海には「G」が存在する。数は陸の脅威である「G」に比べて数は遥かに少ないが、それでも見えない敵は心理的な効果を齎し、常に最高レベルの警戒を要する。 航海は最低でも半月。現在は予定通りならばルージア大陸まで残り数日の地点にまで来ている。 初めの二週間はアルトメリア海軍の軍艦に守られて航海を行っていた。「G」との諍いの中でも領海の問題で残り半分の航海をルージア大陸側の海軍、クロッセル連合海軍が請け負った。 何時如何なる時に海中より「G」が襲い来るかの恐怖は人を肉体と精神の両方を摩耗させる。ベテランは有事の際以外には無駄な緊張をしないが、新米は疲弊するか怠惰になるかである。 娯楽の少ない船の上では退屈を凌ぐ術を自ずと求められ、甲板で遊ぶ船員や兵士の姿が多く見える。理由を知る上官は黙認し、この半月を各々過ごしていく。 「・・・本日も快晴、好き航海であれば良いな」 そう嘯く女性が一人。一隻の輸送船の船首に腰を掛けて海を眺めている。 船員とするならば異質。薄い衣を身の纏うだけで、何かしらの作業を行う格好では無い。 況してや女性の船員などこの世には数える程しか存在せず、その殆どが食堂や清掃のおばちゃんである。決してうら若き女性は乗船しない。 故に可能性を考慮し、事実を述べるならば彼女はメードである。この船団の実質的唯一な護衛を担う存在。一人のメードだけが最高戦力である。 彼女の名は伊嵯那美(いざなみ)。遥か東に位置する小さな島国である楼蘭皇国のメード。アルトメリア連邦に所属している。 国家規模が小さな国は自身の存在をアピールする事で世界への発言力を高め、軽んじるには高く付く国である事を証明する。 一つの見方からすれば大国にして技術の稚拙なアルトメリアと小国にして独自のメードを生み出せる楼蘭の結び付きは理に適う。 尤も利害の一致した国家同士は他者に勘付かれない様に密な外交を進め、空戦メード以上に数の少ない海戦メードをアルトメリアは手に入れた。 厳密には伊嵯那美は海戦メードではないが、海戦メードの定義は確定していないので問題は無い。少なくとも彼女には実績がある。その事実は揺るがない。 そんな彼女は今、空を見上げている。目を細め、眩い日の光に照らされながら流れる雲の親子を見詰める。 戦いが滅多に起こらない―それこそ十数回に一度起こるか起らないか―昼間には何時も船首に腰を下している。 船員では無い彼女に戦う以外の仕事は無く、船内に居てもする事も無く、他人の目の届かないこの場所は絶好の隠れスポット。 靡く風を誰よりも早く感じ、日永一日暖かな日の光を独占出来る。彼女はその温かい光を好む。 海鳥が船の周りを飛び交う風景も良いが、こうして果てしなく続く海しか存在しない光景も良い。 大型の船特有の大きく、緩やかに揺れる揺れも赤ん坊の揺り籠の様で心地よく、天候が悪くならない限り常にこの場所で一日を越す。 何時までも。何処までも。果てしなく。飽くなきまでも。 不意に聞こえるサイレンの音。発信源は左前方の航行している巡洋艦から。直ぐに他方よりも更に一隻。そして直ぐに四隻の全ての巡洋艦からサイレンが鳴り響く。 全ての軍艦が、輸送船も例外なく慌ただしく全ての乗員が動き出す。それと同じくして重く鈍く、そして世界すらも引き裂くのではないかと思われる轟音が間近で鳴り響いた。 『駆逐艦ピクシー、インフィー中破! 輸送船ウォリバーも浸水を確認!!』 輸送船団の半ば後方に位置している船の内の三隻から黒煙が立ち上る。その影響で他の船舶より速度に差が生じて陣形よりはみ出て行く。 そして次々と海面下より空へと飛び出してくる巨大な物体。その数は二十を優に超え、未だに飛び出る数の終わりを見せない。 『ソナー音、出現パターン、船員の目撃証言及び各艦からの入電より敵はイソポッドと確認。他種類は確認出来ず!』 楕円を描き、泳ぐ為であろう段段状に重ね合わされた甲羅。昆虫である事を誇示する七対の脚、そして触覚。海のワモンとも言われている「G」が現れた。 『対イソポッド戦略に移行。駆逐艦ピクシー、インフィー、輸送船ウォリバーを囮に我々は残りの輸送船を護衛しつつ現海域より急速離脱! 機雷缶の投下を開始。火器管制の乗員に海面の僅かな綻びも見逃させるな!』 全ての軍艦より無数に飛び交う機銃の掃射。洩光弾の光が線香花火の如く瞬く。 甲板では幾つものドラム缶が次々と海へと投下され、進む軍艦の航路に従った水柱が次々と立ち昇る。 姿を海の下に隠す相手に対応するには無差別に攻撃するしか術は無く、惜しみなく攻撃を継続。 そうしている間に取り残される二隻の駆逐艦と輸送船一隻。それらの外装には無数の「G」、イソポッドが取り付いていた。 軍艦である駆逐艦は機銃による攻撃を果敢に行うがその厚い甲羅に弾かれる。武装していない輸送船に打つ手など有る筈もなく、食われ行く。 中には海に飛び込む人間も居るが「G」の一口で姿を消して行く。程なくして三隻の船舶が一欠片も残さずにその姿を消した。 関連項目 伊嵯那美 イソポッド
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第1弾スターター潮騒の王宮 2012年10月27日烈火の群狼と円卓の騎士団同時発売。 NEXT 漆黒の幻影、疾風の魔陣 スターター限定カードとして王宮守護魔道 フレイア/精霊 ウンディーネ、大海の暴竜 リヴァイアサン、高波の踊り子の3種類収録。 限定カード以外に一枚入っているRカードはミラージュナイト。 デッキカラーは水属性。 初回購入特典は青い紋章が入ったトップローダー 収録カードリスト ※レアリティ無表記のカードはコモン カード番号 カード名 枚数 S-007 王宮守護魔道 フレイア/精霊 ウンディーネ RL 1 S-008 大海の暴竜 リヴァイアサン SR 1 S-009 高波の踊り子 R 2 1-100 マーメイドの見習い学士 4 1-109 時計仕掛けの伝令 4 1-110 迷宮の道化 2 1-111 ファントムリバイバー 4 1-114 ミラージュナイト R 1 1-117 迷宮の捕縛者 4 1-118 ミラージュ・スライム 4 1-129 突然変異薬 ~羽化~ 2 1-135 マインドコントロール 2 1-137 押し流し 4 1-141 和平交渉 2 1-142 スパイラル・シフト 2 1-195 スティング・ギミック U 2 1-204 水の魔石 10 関連リンク スターターデッキ 円卓の騎士団 烈火の群狼
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2013年6月大海戦 ヴェネツィアがポルトガルに宣戦布告! 【開催期間】 2013/06/12(水) 16 00 攻略対象港 投票開始 2013/06/15(土) 22 00 投票終了 連盟投票開始 2013/06/18(火) 10 30 連盟投票終了 結果発表 2013/06/21(金) 20 00~23 00 第1回戦 2013/06/22(土) 20 00~23 00 第2回戦 2013/06/23(日) 20 00~23 00 第3回戦 【攻略目標】 ポルトガル同盟港 カリカット 【会戦海域】 インド西岸沖 インド南岸沖 【対戦国】 VS 【集合場所】 ヴェネツィア側 不明 ポルトガル側 不明 【事前情報】 ヴェネツィア側 不明 ポルトガル側 不明 【お願い】 商会員の国籍の割合がややフランスに偏っているため、フランスが絡まない場合はなかなか商会で艦隊を組むことができません。 商会で艦隊が組めない場合に海戦に参加したいと思ってる方は、なるべく集合場所など記載するつもりなので、同じ陣営のフレや商会員と誘い合ったり、集合場所で野良艦隊に混ぜてもらったりして下さい。 もちろん商会で艦隊が組めるからといって、海戦に出るときはぷちぷろ艦隊で出ないといけないという決まりはないので、仲の良いフレの艦隊に入れてもらったり、他商会に所属している別キャラの商会艦隊で参加したりと自由にしてもらって大丈夫です^^ その他不明な点は随時質問してください。 【最近の海戦事情】 以前までのぷちぷろは↑の【お願い】にある通りでしたが、海戦のシステム変更に伴い、最近はフランスが海戦に参加できることがめっきり減ってしまいました。 そこで海戦好きなメンバーも多いぷちぷろでは、比較的海戦参加率の高いイスパ国籍キャラを別に育てている人が増えて来ました。 (♀キャラ率が高いですが、♂キャラ禁止ではないです。) なので、フランスかイスパニアどちらかが参戦する海戦はもちろん参戦する国で、どちらもが参戦する海戦はフランスでの参戦となりそうです。 【出席予定表】 海戦にでれる日として、ここに記されてるものはあくまで予定となっております。 自分の名前の右端の編集を押して、予定を記号(○、×等)で入れ、更新を押せば編集できます。 ( ログイン しないと編集ボタンが見えませんので、 ログイン してください) 表のページに行って直接編集してもらってもOKです。 名 前 国籍 6/21(金) 6/22(土) 6/23(日) 小型 中型 大型 小型 中型 大型 小型 中型 大型 ヘブンズドア ポドルスキー (Ayse) △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ピラ オーロ ザマ × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ひら2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ デヴィルズキッチン ラッキーチャーム ○ ○ ○ △ △ △ ○ ○ ○ Maia △ △ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ルビア S △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ おくんち × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ 四海 ロイック・ユタン アブサン berretta (barretta) × × × ○ ○ ○ × × × anchang mart ラーレ ファラフェル レッドアイ ひらぁ メランコリニスタ Alkyone Aysen ワジ (even) 固定ヘルプ枠1 固定ヘルプ枠2 固定ヘルプ枠3 固定ヘルプ枠4 固定ヘルプ枠5 固定ヘルプ枠6 ☆ミ・・・出れ過ぎて舞い上がってますっ(/ω\) ○・・・出れます!超出れます!! △・・・まだちょっとわからないな。未定で! ×・・・んー、ちょっと出れそうにないや>< ;;・・・号泣 ※・・・連絡事項見てね 【連絡事項】 参加予定がわかる方は自分で編集するか、ゲーム内でわかる方に伝えていただくか、こちらのコメントフォームに残しておいてください。 名前 コメント 1日目:本日はぷちぷろから6人、助っ人にMAYA’さん、ストーンヘンジさん、ワダツミさん、の3人の9人体制。 個人的には、インドでの初めての海戦参加であり参加人数がどうなるのかと思っていましたが、やはり参加者すくなかったようで、久しぶりの人数不足艦隊。さらに、味方の対人艦隊が あやしげ、ぷちぷろ、野良 の3艦隊だったようで、相手艦隊の待ち行列ができるほど相手には困らない状態?でした。 1人足らないというハンデはアリましたが、成績は60戦33勝14敗9撤退3被撤退で最終的には120~140あたりでしょうか。 助っ人の皆様、ありがとうございました! 旗Hの個人的な感想 ・青ゾーン作戦徹底必須・・・相手多すぎです ・アホ沈禁止・・・旗でもやっちゃいましたが、え?という場所で死ぬ人が多い気が・・・ 明日は要改善ですね。 2日目:本日はぷちぷろから8名、助っ人にストーンヘンジさんとnyaoさんに来て頂きました。 昨日出ていないので、昨日との差はわかりませんが、今日も人数差はあった感じですね。相手に困らないと言えば困らないのですが、その分分断なんかも多くなるのは仕方ないところですね。 カリカットは新鮮でいいですけど、やっぱり遠方は参加者減るわぁ。。次回は近場で是非…。 59戦38勝15敗(3撤退3被撤退)、戦功は100~200程。 助っ人の皆様ありがとうございました。明日もがんばりませう。 ザマ 3日目:本日はぷちぷろから7名、助っ人にストーンヘンジさん、MAYA’さん、荒浜さんの3名に来て頂きました。 基本的には昨日までと同じ感じの人数差でした。 こちらは分断に気をつければ戦闘数はこなすことができますが、相手側は対戦相手を探すのに結構苦労してたみたいです。 大変は大変ですが、どっちがいいのかと言われたらまだこちらの方が戦闘ができる分いいですかねぇ。 とりあえず今仕様の大海戦はこれで打ち止めということになるんですかね? 注目の『傭兵システム』がどういうものになるか、詳細はまだわかりませんが、今よりは楽しく、遊びやすいものになってくれればと切に願います。 66戦46勝12敗(7撤退1被撤退)で、戦功は見るの忘れましたが、おそらく昨日と同じか、ちょい上くらいだと思います。 ではでは助っ人の皆様ありがとうございました。 ザマ 総括:なし 過去の大海戦 2013年5月大海戦 2013年4月大海戦 2013年3月大海戦 2013年2月大海戦 2013年1月大海戦 2012年12月大海戦 2012年11月大海戦 2012年10月大海戦 2012年8月大海戦 2012年7月大海戦 メモリアルカップ大海戦2組目 メモリアルカップ大海戦1組目 2012年4月大海戦 2012年3月大海戦 2012年2月大海戦 2012年1月大海戦 2011年~12年 年末年始大海戦 2011年12月大海戦 2011年10月大海戦 2011年9月大海戦 2011年8月大海戦 第61回大海戦 第60回大海戦 第59回大海戦 第58回大海戦 第57回大海戦 第56回大海戦 第55回大海戦 第54回大海戦 第53回大海戦 第52回大海戦 第51回大海戦 第50回大海戦 第49回大海戦 第48回大海戦
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英雄伝説Ⅴ 海の檻歌 ・要約版:要約スレpart2-527~532 ・詳細版:part14-27、part17-420 527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 12 28 19 ID cv3JjE8P0 海の檻歌きぼん まとめwikiのは途中までなのよねん 528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 23 40 09 ID dK/9RzSK0 527 それ7章+最終章まであるんよ・・・。 wikiは途中どころかさわりでオワットル。 おまけに世界観やストーリーは「白き魔女(英雄伝説III)」 に続いてるし、要約するの難しい。 529 :海の檻歌:2007/03/17(土) 00 08 16 ID aLDg18My0 もう色々すっ飛ばして要点だけ。 かつて「水底の民」ってのが「共鳴魔法」とやらで繁栄してけど、 「害周波」っていう負のエネルギーが発生して 世界を滅ぼしそうになったので、それを異界に転送、 自分達も監視するために異界へ移住した (その時に「害周波」の一部が暴走してガガーブが出来た)。 で、「害周波」を異界に転送する時に使ったエネルギー(闇の太陽)が 封印を解かれて暴走したので、主人公達が集めた共鳴石を使って 「闇の太陽」を消滅させて、めでたしめでたし。 でも異界に転送された「害周波」はかなり危険な状態で 何年か後に暴走しそうな予感・・・。 そして「英雄伝説Ⅲ・白き魔女」に続く。 こんなんでスマン。 530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 10 46 18 ID 7WiZCCpc0 529 ありがとー 531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 09 32 44 ID taEQ/geu0 4はその害周波による世界の破滅を防ぐため光と闇の神を召喚しようとする計画があって 色々犠牲が出るのでそれを4主人公が阻止、そのまま5の助っ人として登場。 3はン十年後、ついに害周波が再来。白き魔女が自分の命と引き換えに世界を救う。 532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 08 52 37 ID nDwUVDUg0 自分の命、じゃなくて自分の魂な。 明確にあの世と魂がある世界なんで、何の救いも無く消滅する。 27名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/23(水) 21 51 19 ID +ml/ijoV ・英雄伝説Ⅴ 海の檻歌 数多くの名曲を残した、50年前の偉大な作曲家レオーネ・フレデリック・リヒター。 ピアノとヴァイオリンの名演奏家として歴史に名を残した彼は、伝承にある共鳴魔法の究極の形、 『幻のメロディー』の再現に取り組み、その音楽家としての感性をもって、残されたわずかな資料をもとに 『水底のメロディー』として完成させた。 主人公のマクベインは、老いて益々壮んな65歳の熱血老人。その手は、岩を砕き魔物を唸らせる豪腕を 振るう拳になるかと思えば、一方で、手琴を哀惜のこもる見事な曲調でかき鳴らす繊細な指の動きを見せる。 マクベインには夢があった。それはレオーネ・F・リヒターが再現させたという『水底のメロディー』をこの手で 奏でたいという彼の世代の音楽家なら誰もが夢見たものである。ある日、昔なじみの手紙から、 レオーネが再現した「水底のメロディ」を、24のフレーズに分けて世界中に隠し、封印したという手紙を受け取った彼は、 岬の灯台で物思いにふけりながら一人手琴を奏でていた。自分ももう65、いつ死んでもおかしくない…… そんな祖父の姿を見て、息子夫婦はしきりに心配していた。 彼には孫がいた。孫の名はフォルト。 少年は、漠然とした自分の将来に不安を馳せながら、独奏会に向けキタラを練習していた。 420英雄伝説Ⅴsage2005/08/15(月) 19 05 38ID B8CfChSo じゃあ、前書かれていた方の続きから書かせてもらいます。 念の為キャラ紹介(フォルトとマクベインは省略) ウーナ…フォルトの幼なじみ。ラコスパルマ(フォルト達が住んでる村)の染料工場で働く女の子。 フォルトに好意を寄せており、ピッコロ奏者としてフォルト達の演奏旅行について行く。 ジャン…マクベインの十年前の演奏旅行にも付き従っていた犬。今回の演奏旅行にも随行する事に。 リック…今回の演奏旅行でジャンとコンビを組むトビネズミ。一座のマスコット。 フォルト、マクベイン、ウーナ、ジャン&リック。この三人+2匹で構成された、マクベイン一座を中心にしてストーリーは進みます。 用語解説 水底の民…かつて高度な文明をもって栄えた古代民族。その文明の粋ともいえる、音を力に変える共鳴魔法という特殊な魔法大系を 確立させたが、900年前を境に歴史上から忽然と姿を消す。今では伝承にのみその姿を留めているに過ぎない。 大蛇の背骨…ヴェルトルーナの北方にそびえる険しく巨大な山脈。未だ登頂を果たした冒険者が居ないため、 大蛇の背骨の向こう側がどうなっているのかは依然不明のままになっている。別名「世界の果て」 共鳴石…レオーネが再現した「水底のメロディー」のフレーズが刻まれた石。全部で24個あり、装備することで共鳴魔法 を操ることが出来る。この物語の中核をなす最重要アイテム。 レオーネと水底のメロディーについては前の方が書いてるので省略。 421英雄伝説Ⅴsage2005/08/15(月) 19 09 17ID B8CfChSo <序章・旅人たちの前奏曲> フォルトは、ある日両親から近頃マクベインの行動がおかしいので、彼が最近入り浸っている灯台まで様子を見てくるように頼まれる。 ジャンを伴い灯台の最上階まで登ると、そこには無心に手琴を奏でるマクベインの姿が。問いただしてみると、彼は演奏旅行に出掛けるために、ここで練習をしているという。 旅に出るという祖父の言葉に動揺するフォルトだが、練習の邪魔になるといわれ、灯台から追い出されてしまう。 家に戻る途中で染料工場の婆さんに呼び止められ、隣村のクランカまでお遣いを頼まれる。幼なじみのウーナと共にクランカへ。 お遣いも終わり、フォルトは両親にマクベインが演奏旅行に出掛ける気満々であることを報告する。その報告を聞いて益々心配を募らせた両親の頼みで、 再びマクベインの様子を見に灯台へ向かう。マクベインは相変わらず手琴を奏でていたが、その最中に突如魔獣が襲い掛かってきた。 マクベインによって魔獣は退けられたが、フォルト達はそのアクシデントをきっかけに、一枚の古ぼけた地図を見つける。 ヴェルトルーナ全土を記したそれは、クランカの位置で何かの印が点滅を繰り返す、不思議な地図であった。 マクベインはその地図が古い馴染みが手紙と共に送った、レオーネの著書の中に書かれていた唯一共鳴石を探し出すことが出来る「魔法の地図」ではないかと疑う。 地図は果たして「魔法の地図」なのか?その真偽のほどを確かめるために、フォルト達は地図が指し示すクランカへと足を運んだ。 422英雄伝説Ⅴsage2005/08/15(月) 19 14 09ID B8CfChSo クランカに到着し、共鳴石について聞き込みを開始するフォルト達一行。村人達に聞いて回ったところ、 どうも村の中を巡る地下水路跡に共鳴石らしきものがあるらしい。 地下水路跡に潜り込むと、水路の奥深くには共鳴石「禊」が封じられていた。地図は紛れも無く「魔法の地図」であった。 夢にまで見た水底のメロディーのかけらを手に入れ上機嫌になったマクベインは、フォルトにキタラの稽古を付けてやることに。 手練の演奏家であるマクベインの指導の下、フォルトはメキメキとキタラの腕をあげた。 そして独奏会当日。フォルトはレトラッド地方に古くから伝わる曲「それ見よわが元気」(Ⅲでトロバが奏でていたのと同じ曲)を演奏する。 フォルトの演奏は高い評価を得たが、優勝は他の町から参加したバイオリン奏者、アルトスという少年に持っていかれ、フォルトは準優勝になってしまう。 家族やウーナが祝福する中、フォルトは突如マクベインの演奏旅行に付いていくと言い出す。 独奏会の前日、マクベインはフォルトの演奏を見届けた後、旅に出ると告げていたのだ。 マクベインのような演奏家になりたいという、確かな夢を抱き始めたフォルトの決意を汲んで、同行を許すマクベイン。 フォルトの突然の旅立ち宣言に慌てたウーナは、このままじゃ告白できないと、ほとんど勢いで演奏旅行に参加の名乗りを上げる。 来る者拒まずと彼女の同行もあっさりと許された。 こうして、ここにマクベインを座長とした小さな一座が誕生した。 448英雄伝説Ⅴsage2005/08/16(火) 18 11 41ID gU6H/bDa マクベイン一座を結成し、ラコスパルマを後にしたフォルト達。彼らが目指す次の地はグレイスールである。 だが、それにはまず旅券手帳と他国の通行許可書を手に入れないといけないので、独奏会の舞台でもあったピンゼルへと向かうことに。 ピンゼルに到着したフォルト達を待ち受けていたのは、独奏会でフォルトの演奏とルックスに一目惚れをしたギャル集団であった。 フォルト達を囲んで大騒ぎをするギャル集団の迫力に怯えるフォルト。なんとか集団を撒いて、旅券手帳とグレイスール、ブロデインの 通行許可書をゲットする。 船着場のあるファゴットに着き、連絡船の運行状況を確かめるため、マクベインは船着場に向かい、フォルトとウーナは荷物を見張る事に。 初めての船の旅に船酔いしないか気が気でないフォルトに、見るからに胡散臭い男が近づく。彼曰く「船に乗る前に唐辛子食っとけば 船酔いしないぜ」との事。フォルトとウーナ、そして不審人物の接近に気付いてすっ飛んできたマクベインは、あっさりと男の話を信用し、 激辛唐辛子を頬張る。当然のように辛さに悶絶し、水を飲みに方々に駆け出す3人。辛さが収まり船着場に戻ると、荷物の中から 旅券手帳が消えていることに気付く。男(実は三人組のこそ泥の1人)の狙いは旅券手帳にあった。 辛い唐辛子を食べさせられ、あまつさえ旅券手帳まで盗まれ、怒り心頭の三人はファゴット中を探しまくり、ついに地下倉庫の彼らのねぐらを 探し当てる。地下倉庫でこそ泥三人組と戦い勝利するフォルト達。手帳も取り戻し、三人にボコボコにされたこそ泥達の口に唐辛子を突っ込み、 自分達と同じ苦しみを与える事に成功する。 こそ泥達をとっちめている間に、グレイスールの連絡船が船着場に到着した。手続きを終え、連絡船に乗り込むフォルト達。船は大海原に向かって 漕ぎ出し、マクベイン一座の本格的な旅が始まろうとしていた… 520英雄伝説Ⅴsage2005/08/18(木) 22 31 33ID xh4oVvv3 <第一章・盗賊どもの奇想曲> グレイスール・トリムに入ったフォルト達。彼らはそこでマクベインにあの手紙を送った、シャオとレイチェル親子に出会う。 彼らもまた旅芸人で、彼らの話によると、グレイスールは現在旅芸人を装った盗賊集団・スイング団が各地で暴威を振るっており、 そのせいで旅芸人のイメージは最悪になっているという。 トリムの街道沿いの洞窟で手に入れた共鳴石「心眼」で得たフレーズを使い、イメージ回復の為に親子と共に興行を行うが上手くいかない。 幸先の悪いスタートになったグレイスール巡業。トリムでの興行を終え、親子を加えたフォルト一行はビエントへと向かう。 ビエントでは、シャオ親子が勝手に受けてきたバイトをする羽目になる。町一番の資産家の家事手伝いをするフォルト達。 腹を空かせたトビネズミを助けたり、キツイ重労働に根を上げシャオ親子が逃げ出したりして時間は過ぎてゆく。そんな中、 思わぬ事態が勃発する。外に出掛けていたウーナが、スイング団に攫われたのだ。彼女を助けるべく一団が立て篭もって いる水琴窟に向かうフォルト達。先程助けたトビネズミ達の恩返し攻撃で難なく一団を撃退し、無事にウーナを助け出した。 水琴窟では共鳴石「水」が封じられており、ついでに手に入れる。 トビネズミのリックが仲間になり、賑やかになった一座はレオーネゆかりの音楽学校があるので有名な、カントスへと旅立つ。 音楽学校で、フォルト達は三度の飯よりイタズラ好きなシュベールという生徒と知り合う。学校では音楽祭を催しており、 一座も一般参加を申しこむ。そのさ中、校長の部屋が誰かに荒らされる事件がおきた。速攻で疑われるシュベール。 無実を主張をするが、日頃の行いのせいで教師達は信じようとせず、シュベールは学校を飛び出してしまう。 人格者な校長のお陰で彼が無罪だとわかり、フォルト達は彼を連れ戻す為に跡を追う。 隣町のボザールへと続く峠の茶屋でシュベールとその祖父レイゼンを発見する。レイゼンは学校の初代校長であり、レ オーネとも会った事があるという。疑いも晴れ、学校に戻るフォルト達とシュベール。 学校では既に音楽祭が本格的に始まっていたが、その舞台に突如スイング団が乱入し、団の頭目が校長に共鳴石を出せと要求してくる。 頭目は何故か共鳴石の存在を知っていた。 「ない」「いや、あるはずだ」と押し問答を始める校長と頭目。 そこに別行動をとっていた団員が現れ、レイゼンが石を持っているという情報を伝える。一団は早速峠の茶屋に向かい、 フォルト達とシュベールも急いで跡を追いかける。一団はレイゼンから無理やり共鳴石を奪おうとするが、シュベールの コショウ爆弾の襲撃を受けあえなく撤退。レイゼンと共鳴石の無事を確保する。 邪魔者も退散し、音楽祭は再開された。マクベイン一座の演奏は絶賛を受け、レイゼンは審査員特別賞と言い、共鳴石 「生命」を手渡す。正しい人に共鳴石を渡すようレオーネに頼まれていた彼は、フォルト達に石を受け取る資格があるとみなしたのだった。 521英雄伝説Ⅴsage2005/08/18(木) 22 33 24ID xh4oVvv3 シュベール達と別れ、ボザールに到着したフォルト達。彼らはそこで独奏会での優勝者、アルトスと再開を果たす。本業はパン屋のアルトスは、 生き別れた姉を探すために姉との唯一の思い出であった音楽を続けているのだとか。 アルトスと別れ、共鳴石探しを開始する。ボザールの西にある採掘場でそれらしい石が発見されたというので、採掘場に赴くことに。 採掘場の深部で、厳重に封じられた共鳴石「大地」を手に入れるが、またしても現れたスイング団に不意を衝かれてしまう。 一団が歌うフザケた子守唄で眠りこけ、「大地」の共鳴石を奪われてしまう。スイング団の秘密兵器は聞く者全てを眠らせる子守唄であった。 アルトスと、一団の存在を無視できなくなったボザールの町長、ルプシャの助けを得てスイング団のアジトがある旧採掘場へ向かうフォルト達。 そこで一人のの団員を捕まえる。およそ悪人に見えないその団員の話によると、スイング団は元はただの旅芸人の一座だったが、ある日ふと した事で共鳴石「子守唄」を手に入れ、悪用することで盗賊に身を堕としてしまったのだという。そんな彼らに謎の人物が近づき、もっと沢山の 共鳴石を手に入れたら多額の報酬を渡すと約束されたらしい。 彼の話を聞き終え、いよいよ旧採掘場の最深部でスイング団と決着をつける。子守唄対策をしていた為、実にあっさりとスイング団を打ち 負かし、「大地」と「子守唄」の共鳴石を手に入れる。 スイング団は捕まるが、先程の団員が必死に仲間の命乞いをする。その姿に心を打たれ改心した頭目とその子分達は、町長の計らいで、 採掘場で働くことでその罪を償うということで処分が決まる。フォルト達の活躍により、グレイスールでの旅芸人の地位は回復した。 第一章終了。 116英雄伝説Ⅴsage2005/08/30(火) 12 30 14ID z9SJ3tI1 <第二章・海賊どもの行進曲> グレイスールでの巡業は終わり、アルトスを同行者に加え、ペニソラ公国を目指す一行。 ドガーナで、凶暴な魔獣に単身突撃を掛けるエグール子爵を助ける。彼の話によると、ドガーナとエンボリンを 結ぶ洞窟道に魔獣が巣食い、領民の行き来が出来なくなっているというのだ。フォルト達の腕を見込んだ子爵は、 自分が持っていた共鳴石「忍耐」を渡し、これで問題の魔獣を倒すよう依頼する。果たして魔獣は倒され、洞窟道の交通は回復した。 元首である公爵も持っているかもしれない、という楽天的な考えでエンボリンに行くことになったフォルト達。 子爵の紹介状を受け取り、エンボリンへ。そこではシャオ親子と再会する。一攫千金を狙う親子は、リュトム島で開かれる リッシュという富豪が主催する、音楽オーディションに出場するためそのツテを探しているらしい。そのオーディションには、フォルト達も 旅先で知り合ったブロデインの大使に推薦を約束されていた。 親子との再会後、公爵と面会するが、高慢な態度の公爵はフォルト達を追い返してしまう。しょうがないのでドガーナに戻り、 子爵に事の経緯を伝えるが、その折に子爵から公国の現状を聞かされる。欲に駆られた公爵は悪徳商人であるリッシュに取り込まれ、 国の将来が見えなくなっており、そのせいで国の治安や交通が混乱しているという。公爵の幼なじみでもある子爵は、彼の変貌に憂いと不安 を抱いていた。話し終えた子爵は、彼に渡してほしいとビー玉を託す。それを持って公爵に面会を求めるが、まったく取り合ってもらえない。 町で公爵がオーディションに推薦する演奏家を探しているという情報を得、 彼の気を引くためにアルトスの叔父が営むパン屋の宣伝興行を行うフォルト達。 興行は成功し、評判を聞きつけた公爵から呼び出される。子爵の話の通り、公爵は目先の利益に囚われたどうしようもない状態であった。 公爵を諌め、子爵から渡されたビーダマを見せる一行。ビーダマは公爵の子供時代の苦い思い出の品であり、 それを見せられた公爵は子爵の気持ちを悟る。彼はリッシュと手を切ることを誓い、オーディションへの出席を辞退する。 彼に共鳴石について尋ねるが、彼は石は持っておらず、変わりにレオーネの未発表の楽譜「海と森のメモリア」をくれる。 リュトム島で生まれたこの曲は、島民にのみ知られている、故郷の歌のようなものであるという。 共鳴石が無くて肩透かしを食らう一行。だが落胆もつかの間、なんとアルトスの叔父から共鳴石「技」を受け取る。 彼の父がレオーネから託されていたものであり、更に彼は共鳴石の危険性についても話す。 曇りなき心を持たずして、共鳴石を制御できない事。共鳴石とは持ち主の心一つで災いにもなりうる諸刃の刃であるということ。 なぜそんなに詳しいのか、素朴な疑問を持つフォルトに叔父は 「あなた達がレオーネの足取りを辿れば、自ずと真実に行き着く」と答えをはぐらかす。 色々疑問も残るが、アルトスや彼の叔父に別れを告げ、オーディションに出場するべくリュトム島へと向かう。 117英雄伝説Ⅴsage2005/08/30(火) 12 38 14ID z9SJ3tI1 かつては村が存在し、緑豊かな美しい島であったリュトム島。 レオーネも訪れたこの島は、離島であるがゆえに海賊達の食い物にされ、そこに付け込んだリッシュの買収に負けた村人達が、 泣く泣く島を手放したという悲しい過去があった。 今は昔の面影もなく、島ごとリッシュの豪邸に作り変えられている。 その島で、フォルト達はこの島の出身者であるエリーゼという使用人と知り合う。 彼女の案内でリュトム島に封じられていた共鳴石「束縛」を得ることが出来た。 しばらくして、リッシュ邸本館でリッシュによるオーディションの開会宣言が行われる。 全身から「私は成金です」というオーラを放つリッシュ。開会式が終了し、ブロデインの大使と再会する。 大使はこのオーデションに疑惑を持っていた。兼ねてからリッシュと黒い噂のあった、軍事化が進むヌメロス帝国のブレガー大使と、 リッシュが急に接近し出した事と、招待された貴賓達がリッシュを非難する国々の人ばかりであるということ。これらがどうも引っ掛かるらしい。 明日の本番に備え、一行は「海と森のメモリア」を練習する。すると懐かしい曲を聴いたと、雇われ料理人のローランドという男に褒められる。 彼もまた島の出身者であり、エリーゼとは幼なじみの間柄であった。彼の話で、エリーゼが未だ島にまつわる過去に縛られていることを知る。 彼女の父は島を売った村長であり、彼女はその罪滅ぼしの為に、変わり果てた島に留まり続けているのだ。 リュトム島2日目。いよいよオーディション本番である。一位には多額の賞金と、明日の船上パーティーで演奏をする権利が得られる。 オーデションは各国の名だたる演奏家達が己の技を競い合う、レベルの高いものとなった。一座は心を込めて「海と森のメモリア」を演奏する。 懐かしいメロディを聞き、かつてのリュトム島を思い出し喜ぶエリーゼ。 118英雄伝説Ⅴsage2005/08/30(火) 12 38 52ID z9SJ3tI1 水夫達に見覚えがあるローランドは、何を思ったかバーを飛び出し、フォルト達も彼の後を追う。 追いかけた先はリッシュ邸の本館で、ちょうどブレガー大使がリッシュと会う為、館の奥へと入っていく所だった。 その跡を追いかけ、ローランドも館の奥に消える。一行も本館に潜入し、リッシュとブレガー、そして大海賊として悪名高い ラモンの密会現場を目撃する。三人は明日の計画がどうのこうのと相談をしていた。 更に彼らの会話で、リュトム島の買収劇がリッシュとラモンによって仕組まれたものだった事が判明する。 その事実を盗み聞いていたローランドが逆上し、リッシュに襲い掛かるがラモンの返り討ちにあい、逆に捕らえられてしまう。 助けようとするフォルトに、いつの間にか彼の背後に潜んでいたスレイドが、今はまずいと制止する。 スレイドにより、リッシュ達の計画が明日の船上パーティーでラモンが船を襲い、 出席している貴賓たちの身代金をせしめるものだという事が解る。 オーディションも結局はこの為の罠であった。音楽を悪事に利用され、怒るフォルト達はスレイドと協力し 計画の阻止とローランド救出の為に動き出す。 リュトム島最終日。リッシュが所有するバンケット号でパーティーは開かれた。そしてその船をラモンの黒竜号が襲撃し、 計画はリッシュ達の予定通りうまく運ぶと思われたが、想定外だったフォルト達の奇襲に遭う。 黒竜号に乗り込み、リッシュ達を成敗する一行。囚われのローランドを救出し、バンケット号を奪ってその場から逃げ出す。計画を邪魔され、怒り狂うリッシュ達が追撃を掛けようとするが、 突如現れた、海の英雄キャプテン・トーマスのプラネトス二世号の砲撃を受ける。先手を取られたリッシュ達は成す術もなくなり、すごすごとその場から逃げ去る。 突然の助っ人に驚くが、実はトーマスと懇意にしていたスレイドが、あらかじめ彼に応援を頼んでいたのだった。 残念ながらトーマスは現在留守で、副長のルカ(Ⅳに出てきたルティスの弟)が助けた貴賓たちを引き受けてくれる。 バンケット号に手伝いで同乗していたエリーゼは、ローランドから真実を聞かされ、彼と共に新たな人生を送る決意を固めた。 全ては丸く収まり、フォルト達は盗んだ船で、スレイドと共にそのまま次の巡業の地、メルヘローズへと海路を進める。 第二章終了。
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▼天の架け橋亭、設定部分変更。 Q.どうして急にそんな設定を? Q.性別を偽ってる人はどうするの? 種族とか隠してるんですけど! Q.天亭の個室って購入できるの? Q.天亭の個室って一緒に住んだり出来るの? Q.維持費ってそういえばよくわからないんだけど Q.性別が微妙な人はどうするの?(フィーとか、両性具有、無性とか) Q.今まで個室ってことにしてたから急に大部屋とか設定破綻して困るんですけど! Q.NPCと一緒に住んでるんだけど! Q.仲の良い人同士で同じ部屋になってもいいの? Q.同性愛者はどうするの? 大部屋でおっぱじめられたらどうする? Q.個室のレンタルとかあるの? 休憩代とか、宿泊代とか ▼天の架け橋亭、設定部分変更。 無料で宿に寝泊まりする人は全て大部屋(他人と相部屋、最低4人以上)にしました (個室を購入、両親の家元に居る、神殿に住んでるなどの設定は構いません) Q Aの内容は常時更新していきます Q.どうして急にそんな設定を? 思いつきです。――冗談です。 個室ですと完全に宿にいついたり宿の小部屋が無料でプライベート空間になるのに違和感を感じた為 これにともなって自室、自宅の購入に意味が出てくると考えました。 Q.性別を偽ってる人はどうするの? 種族とか隠してるんですけど! 異性との相部屋は一切不可とします。種族は頑張って隠してください バレたくない人は個室買うか野宿でもしてください Q.天亭の個室って購入できるの? 可能にする予定です。基本ルールブックⅡ改のP58(旧54)に記載されている 集合住宅の個室「名誉15点/価格2000G」を月維持費無しで購入できるようにする予定です(時間の概念が個々によって違うため) Q.天亭の個室って一緒に住んだり出来るの? 「天の架け橋亭の個室」に関しては同性であっても異性であっても、不可とします(遊びに来るなどは可能) 他の場所に関しては自由ですが維持費が必要なので実質不可能になります Q.維持費ってそういえばよくわからないんだけど 維持費の計算がオープンキャンペーン上難しいので、小さな個人住宅以上を購入する際は必ず金庫番を雇ってください Q.性別が微妙な人はどうするの?(フィーとか、両性具有、無性とか) 必ず男女どちらかを設定してください。データ上で扱うほうの性別として扱われます。 Q.今まで個室ってことにしてたから急に大部屋とか設定破綻して困るんですけど! 人数の逼迫による大掛かりなお引越、配置換えのような何かがあったとでもしてください。 Q.NPCと一緒に住んでるんだけど! 家でも買ってください。基本的に天の架け橋亭は冒険者、ないしは天の架け橋亭の従業員のみが生活しているとします Q.仲の良い人同士で同じ部屋になってもいいの? 同性同士であるならば、4人以上の相部屋の設定は自由とします 部屋①・PC1,PC2,MOB,MOB 部屋②・PC3,MOB,MOB,MOBを 部屋①にPC1,PC2,PC3,MOBとすることも可です。 Q.同性愛者はどうするの? 大部屋でおっぱじめられたらどうする? 「大部屋」での肉体関係は同性・異性問わず、合意があっても不可とします 同性愛でもセクハラはセクハラです、お互いの合意などを必要としてください。 基本的に肉体関係を求められた場合は主催まで報告を、場合によっては処置も考えます。 その場合は個室のレンタルなどをご利用ください Q.個室のレンタルとかあるの? 休憩代とか、宿泊代とか ご休憩なし、一泊100Gとかでいいんじゃないですかね(雑
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スレ15まとめへ戻る 830 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 10 55 27 ID 2uH+NMOf0 417 オレと一緒に幽霊を語らないか 幽霊はいる 831 :417:2007/08/26(日) 11 06 57 ID DSmye2110 830 幽霊が「いる」という表現の対象とは 考えていません。知性がないと直感したから です。 伝統的な人格化された幽霊観や死生観は 俺の体験とは矛盾する可能性が高いです。 語るというより激論になるでしょう。 832 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 12 54 ID Kv5Novnq0 831 じゃあ「ある」なの? 833 :417:2007/08/26(日) 11 16 16 ID DSmye2110 832 幽霊現象はある。これは体験したからそう思ってます。 俺の興味は幽霊現象をより合理的に解釈することです。 834 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 25 48 ID EIdypvND0 そもそも 417の体験を幻覚の類じゃなく幽霊だとする理由は? 838 :417:2007/08/26(日) 11 34 05 ID DSmye2110 834 他の人の幽霊体験と同一かどうかは わかりません。幽霊体験の中身が何種類も ある可能性が当然あります。 俺の仮説では幽霊現象は半分は幻覚 みたいなものです。多分あなたが言って いるであろう幻覚となにが違うのかと いうと、その幻覚を誘発する外的要因が あり、同じ場所で同じような幻覚を複数 の人間がみるのには必然性があるのでは というところです。 839 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 39 01 ID EIdypvND0 838 違う。 俺が聞いてるのはあなたが見たものを幽霊と思った理由です。 840 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 42 16 ID aFwAw8NA0 その仮説はどこから導き出したの? 外的要因による幻覚の誘発を再度、あるいは他人で再現できたの? その場の異常でも見つけたの? 降って沸いた仮説なんてわかりませんと言ってるとかわらないよ? 841 :417:2007/08/26(日) 11 45 17 ID DSmye2110 837 解明とまではいかなくても、ある程度 どの範囲で起こる現象なのか追い詰めたい というところです。 835 俺としては他の人の体験談を集めて 分類し、同じ現象だと思われるものから 起こりうるバリエーションを知りたい と思っています。 議論目的というよりは体験談の収集なので 理系板はむしろ役に立ちませんw 842 :417:2007/08/26(日) 11 47 10 ID DSmye2110 839 世間で言われている幽霊の概念と 合致すると思ったからです。 845 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 54 53 ID aFwAw8NA0 世間の幽霊観と合致をしたものをみたというのなら幽霊でいいんじゃねーの? それのどこに“幽霊を見た”と“外的要因によって引き起こされる幻覚”とをわけるようそがあるの? ナントカの考え休むに似たりってね いい言葉だよね 846 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 11 55 42 ID EIdypvND0 842 なるほど、つまり幽霊かもしれないというところなわけだね。 849 :417:2007/08/26(日) 11 59 18 ID DSmye2110 846 と同時に、知性が無い様に思えた、つまり 伝統的幽霊の概念のように死んだ人の意識が 幽霊であるというような状態ではないと 思えた。 まあ、そこです。俺がこの体験を 面白がっているのは。 851 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 12 02 40 ID EIdypvND0 849 ん?いわゆる幽霊的であるのかないのかどっちなんだ? 854 :417:2007/08/26(日) 12 06 19 ID DSmye2110 851 何を見たと聞かれれば「幽霊だと思う」 で、どうだったと聞かれれば「馬鹿だった」と。 855 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 12 06 39 ID aFwAw8NA0 知性がないとどうやって判断したの? それが伝統的幽霊観と違ったとして外的要因から来る幻視とどう繋がるの? 知性のない幽霊じゃ済ませられないわけがあったの? 856 :本当にあった怖い名無し:2007/08/26(日) 12 13 23 ID EIdypvND0 しかし伝統的幽霊観と合致するから幽霊と思ったと言ってるし・・・よくわからんなあ 857 :417:2007/08/26(日) 12 16 37 ID DSmye2110 856 同じ奴に何回も会った。 あまり具体的なことは書けない。 サンプルの収集にフィードバック してしまう可能性がある。
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L:荒海の賢者= { t:名称 = 荒海の賢者(ACE) t:要点 = 荒海、賢者、叡智を秘めた瞳 t:周辺環境 = 荒海 【賢者と愛弟子】 【賢者と野兎】 【賢者と愛弟子】 みなさんは賢者と聞いて、いったい何を連想するだろうか。 ツバの広い帽子をかぶり、脚先まで広がるマントを身につけ、白髭をたくわえた老人。 木杖を持ち、魔法を行使する存在。 そんなファンタジーな人物を思い浮かべるのではないだろうか。 見た目という意味では、まさしくその人は賢者らしい人物だと言えた。 詩歌藩国は南端に位置する砂浜。 その隅っこに大きな岩があった。 それはどうやら浜の砂が固まってできた堆積岩らしく、明るい土色をしていた。 高さはせいぜい人の腰上ほどだが、平たい丸テーブルのような形をしており、腰を降ろすにはよさそうに見える。 10人ばかり寝転んでもまだ余裕がありそうな大きな岩だ。 その上にひとり、悠然と佇んでいる人物がいる。 まず目につくのは、長く伸ばした白髭だ。 びゅうびゅうと吹きすさぶ海風に波打つそれを、のんびりと片手でしごいている。 着ている服も、なかなか特徴的なものだ。 頭に乗せているのは、深い海底のように、濃い青色の布で作られた帽子。 柔らかい生地のようで、三角形の帽子は中ほどで折れており、ナイトキャップのようにも見える。 ワインレッドの外套は胸元一箇所で引き結び、その下には帽子と同じく青い色をした貫頭衣を身につけている。 手には彼の身長ほどもある長さをもった木製の杖らしきもの。 それは、ほとんど加工らしいものは施されていないように見えるが、上先だけはなぜか渦を巻いたようにぐるりと捻れており、いかにも魔法使い然とした雰囲気を醸し出していた。 杖を握る手や顔には深く細かいしわがたくさん刻まれており、永く生きてきた歳月を感じさせる。 歳は70を下回るということはないように見えるが、きりりと伸びた背筋と、遠く海の彼方を見据える眼差しには、強い生命力と意思のちからを感じさせる。 真っ直ぐに前を見つめる瞳の色は、帽子の青よりなお深く、鮮やかな海色の叡智を秘めた瞳だった。 老人が見据えるその先には、水平線の向こうから昇りはじめた太陽があった。 「さて、はじめるかのう」 白々と夜が明け始めた海岸でぽつりとつぶやくと、ふところから白い糸束を取り出した。 白く細長いそれの一端を、おもむろに木杖の先に結び付ける。 それが終わると、今度は逆端に赤い球のようなものと、銀色に輝く針を取り付けた。 よし、とひとつ頷くと、木杖を肩に担ぐようにして持ち上げ、前方へと勢いをつけて振り落とした。 杖に引かれ、糸先がひゅうと飛び立つ。 赤球と銀針が大きく弧を描くように宙を跳び、海へと飛び込む。 その様子を満足そうに見届け、老人は胡座のかたちで岩上に座り込んだ。 「…………」 そのままの姿勢で、老人は海に浮かぶ赤い球を見つめて待ち始めた。 いったい何を待っているのか? もちろん魚を待っている。 彼は、釣りをしているのだった。 /*/ 「ほぅーい ほぅーい」 「賢者さまぁー おはようございますだー」 老人が釣りを始めてしばらくした頃、遠くから彼に声をかける人々がいた。 海岸からほど近い村に住む漁師の一団だ。 ちょうど海から帰ってきた直後らしく、船から降りて老人のもとへ歩んでくる。 「やぁ、おはよう皆の衆。 漁の調子はどうだね」 「今日も大漁だぁよ。 今年の冬は楽が出来そうだぁ」 「それもこれも、賢者さまのおかげだぁよ」 「賢者さまぁ、こいつは今日とれた魚だぁ、もらってやってけれぇ」 「おお、いつもありがとう。 さっそく朝食にいただこう」 賢者と呼ばれた老人は、しわをくしゃくしゃと丸めて心底嬉しそうに微笑んだ。 老人と漁師たちのこうした関係が始まったのは、数カ月ほど前からだ。 いつも通りに漁から帰ってきた漁師たちは、砂浜の端に一人の老人がいるのを見かけた。 老人は毎朝、岩場の上で釣り糸を垂らしていた。 それだけであれば、別段どうということはない。 漁師たちのなかにもこの砂浜で釣りをしたことのある者は何人もいた。 もっとも、最近では少し北西に行った場所によく釣れる場所が見つかり、そちらに人が流れてしまったため珍しいといえば珍しかったが。 ある日、朝の漁を終えて舟を岸に上げていた漁師に声がかけられた。 「もし、そこな漁師殿」 「うん? なんだぁ?」 声のしたほうへ顔を向けると、そこにはいつも釣りをしている老人の姿があった。 「ひとつお尋ねしたいのだが、明日は漁に出る予定かね?」 「あぁ、明日も出るだぁよ。 しっかり稼がにゃおまんま食い上げだぁ」 漁師の話を聞いて、老人は眉を寄せて困ったような顔をした。 「明日は大雨になるじゃろうから、できれば漁はやめておいたほうがよい」 「ううん? そうなんかぁ? だども、天気予報じゃ晴れだっただぁよ?」 そんなやりとりがあった翌日、老人が言った通りに朝から土砂降りの雨がふり、漁師たちは慌てて舟を海から引き上げた。 その後も老人は、海が荒れる日を必ず言い当て、漁師たちへ警告した。 そんなことが何度か続くうちに、老人と漁師たちはすっかり仲良くなり、現在に至る。 老人はとかく、海に詳しかった。 天気だけでなく、よく魚がとれる場所や、新しい舟の造りについてもよく知っていた。 あふれるほどの知識はまるで魔法のようで、老人は賢者様と慕われるようになった。 海の荒れをぴたりと予見することから、いつしか荒海の賢者と呼ばれるようになった。 ひとしきり話をしたあと、漁師のひとりが言った。 「そういやぁ、畑の連中が感謝しとっただよぉ。 あの魚粉ちゅうのは、野菜の栄養になるんだなぁ」 「おらも聞いただぁ。 リィキんとこのニンジンは丸まるしててうまそうだっただぁよ」 「おお、それはよかった。 うまくいったようでなによりじゃよ」 漁師たちの話を聞き、ニコニコと嬉しそうに笑う。 しばらく前から、賢者は漁師たちに頼み、魚の内臓や皮、骨、血合い、ほかにはエビの殼など不要な部分を分けてもらい、それをよく乾燥させ、細かく砕き、魚粉を作製していた。 それを畑の肥料として利用した成果が出始めたようだった。 「肥料以外にも、家畜の餌としたり、直接たべてみても良い。 作り方は前に教えた通りだから、いろいろ試してみるといい」 「そうなんかぁ、やっぱり賢者さまは物知りだぁなぁ」 関心したように、漁師たちは一様にみなうんうんと頷いていた。 その様子を見て、賢者は満足そうに微笑む。 素朴で素直な漁民たちのことを、彼はよく愛していた。 /*/ 「賢者さま~~!!」 漁師たちが去ってしばらく後、砂浜に元気な声が響き渡った。 賢者が声のしたほうを見遣ると、一人の少年が飛ぶように駆けてくるのが見えた。 「おはようございます、賢者さま!」 「やぁ、おはようカイ」 カイと呼ばれた少年は、嬉しそうにニカッと笑った。 歳の頃は10歳前後だろうか。 北国人らしい白い髪は短く刈り上げており、外へ出ることが多いのか肌はよく日に焼けている。 背はそれほど高くはないが、袖なしのシャツから見える腕回りはがっしりとしており、よく身体を鍛えているように見える。 カイと呼ばれた少年は、岩へ昇りいそいそと賢者のとなりに腰かけると、担いでいた木の棒を肩からおろし、白い糸をくくりつけ始めた。 朝方、賢者が行っていた釣りの準備とそっくり同じ動作だ。 「では、始めようか」 「はいっ」 準備が終わってすぐ、カイは棒を肩に担ぎ、ぐうんと振り下ろす。 そして、賢者と同じように釣りを始めた。 カイは、漁師たちの住む村の子だ。 数カ月前、たまたま漁から帰る父を迎えに来た時に賢者と出会い、その後も話を聞きに通って来るようになった。 そのうち、海や魚の話を聞くうちになにやら感じたものがあったらしく、突然に弟子にしてほしいと言ってきたのだ。 最初は面食らっていた賢者だったが、少年の素直な願いを聞き届け、以来こうして一緒に釣りを教えている。 「…………」 「…………」 打ち寄せる波音だけが響き渡る。 柔らかく降り注ぐ日差しは二人を暖かく包み込んでいた。 季節は秋が近くなっていたが、まだまだ温かい日は続きそうだった。 ぽかぽかとした陽気に、思わずあくびを噛み殺すカイ。 しまった、と思う。 たかが釣りといえど、師の課した修業の最中にあくびなど、真剣さが足りていない。 もちろん、賢者様は優しいから、その程度で怒ることはないとカイも知っている。 だが、呆れてはいるかもしれない。 恐る恐る、といったふうにカイが隣を見遣ると、そこには 「Zzz……」 「寝てるー!?」 思いきり舟を漕いでいる賢者の姿があった。 ご丁寧に鼻提灯まで膨らませている。 「大丈夫ですか賢者さま!?」 「おぉ?」 パチンと提灯を弾けさせ、目を覚ます賢者。 まだ少し眠いのか、目をしょぼしょぼさせている。 「いかんいかん、いい陽気でつい眠気が入り込んだのう」 (大丈夫かなぁ……) 呵々と笑う姿を見て、どことなく不安になるカイ。 大人たちと話をしている様子から、彼が博識で素晴らしい人格者であることは間違いないと確信している。 しかし、弟子として接するようになってからわかったことだが、賢者はどこか抜けているところがあった。 一日に一度はマントの裾をふんずけてすっころんでみたり、砂浜で寝ていたら潮が満ちてきて波にさらわれそうになったり(ちなみに賢者は砂浜で野宿をしている)釣った魚を焼いて、さぁ食べようとしたところで野良ネコに掻っ払われて半日ほど追い掛け回したりしている。 いわゆる天然、というやつだろうか。 どうにも微妙なところで失敗したり酷いめにあったりするのだが、たいていのことは「いやぁやってしまったのー」と言って笑ってすませてしまうので、憎めないのである。 カイが知るかぎりで一番酷かったのは、二人で道を歩いていた時に道端の石ころにつまづいてころんだ時だ。 それだけなら(よくマントの裾を踏んでいるのを見て慣れていたので)よかったが、立ち上がろうとした瞬間にまた同じ石を踏みつけて転び、それを四回ほど繰り返してついには心折れたのか体育座りをしたまま動かなくなってしまった。 何度も鼻をぶつけたせいか鼻血をたらし、涙目になりながらぷるぷる震える様は哀れに過ぎた。 「もういい……今日はここで寝る……明日がんばって立つ」とか言い出した時はさすがにカイも途方に暮れた。 結局、その時はカイが石ころを遠くに投げ捨て、ハンカチで鼻血をふいてやり、手を引いて帰路についた。 ふと、老人介護とはこのようなものだろうかと、祖父母が他界しているカイは漠然と思ったものだ。 そんな出来事が何度か続き、師事する人を間違えたんじゃないかと最近になって不安を覚えるようになった。 落ち着かない気持ちも手伝い、カイは以前から感じていた疑問について聞いてみることにした。 「あの、賢者様。 自分は、いつ頃になったら海を鎮める方法を教えていただけるのでしょうか」 その言葉を聞いて、賢者は目を丸くした。 「釣りがうまくなりたかったのではないのかの? 「ええ!? ち、違います!!」 弟子となりはや数カ月。 根本的な部分でうっかりがあったことにようやく気づいたカイだった。 思わぬミスにorzの体勢になるカイを見て、賢者はふむーそうかーとのんびり言っている。 あまり気にしているようには見えない。 しばらくして、賢者は空をじぃと見上げた。 そのまま右手を持ち上げ、空を指し示す。 「カイ、見なさい」 「?」 青く輝く美しい空に、薄い白墨のような雲がけぶっていた。 「あれはなんだね?」 「ええと、雲です」 「うん、そうだ。 では雲の材料を知っているかな」 「それは、知りません」 カイは素直に答えた。 雲が何から出来ているかなど、考えたこともなかった。 詩歌藩国における一般的な教育は、各地に点在する神殿による慈善事業による部分が大きな割合を占めている。 カイもまた、村にあるゴマフアザラシ神殿で神官のヤハト爺さんに読み書きなどを習っているが、雲の話などは今まで聞いたこともなかった。 なぜ今そんな話をされるのだろう。 カイは疑問に思ったが、それ以上に興味を引かれた。 賢者様はなにか大事なことを伝えようとしておられる。 そう感じて自然と佇まいを変え、正座になる。 その様子を見て、賢者はしわしわの顔をくしゃりと丸め、笑みを浮かべた。 「雲とは、水の集まりだ。 たまに雪や氷の時もあるが、まぁ雨の元だと思って良い」 「あの白いものは水なのですか!?」 カイは驚いた様子でそう言った。 「白く見えるのは、可視光を反射するせいだな。 水滴の密度や雲厚によって色が変わることもある」 「えっと、よくわからないです……」 再び正直に、カイは言った。 こんなに頭がこんがらがったのは、ヤハト爺さんに共和国語を始めて聞いたとき以来だ。 「ハハハ、まぁゆっくり覚えていけば良い」 賢者はそう言って優しく笑ったが、カイは自身の血の巡りの悪さを恥じた。 明日からはなにか書く物を用意しようと思った。 「大事なのは、雲は雨を呼ぶということじゃ。 そして、海が荒れることはすなわち、雨が降り風が吹くこと」 そこまで聞いて、ハッとするカイ。 気がついたことを、そのまま口にする。 「つまり、雲をよく知れば、いつ雨が降るのかがわかる?」 「その通りじゃ。 カイよ、あの雲を見なさい」 次に賢者が指し示したのは、僅かな白ペンキを薄く延ばしたかのような、ずいぶん薄っぺらい雲だった。 「あのように、向こう側が透けて見えるほどの薄雲を巻雲(けんうん)と呼ぶ」 言われてよく見れば、空に浮かぶ雲はほぼすべてが巻雲であった。 厚さを持った雲はほとんどないように見える。 「雨を落とす雲は厚く、暗い灰色をしておる。 あれだけ薄いと固まって雨になることもなかろう」 「では、巻雲が出ている間は晴れが続くのですね」 「うむ、その通りじゃ。 この様子であれば数時間は天候に変化はあるまい」 カイは賢いのう、と言って賢者はカイの頭を撫でる。 くしゃりと髪を掻かれるのは気持ちがよかった。 「荒れた海を鎮めるのは魔法でもなくば難しいが、雨風の漁を避けることはカイにもできる。 大事なことは、正しい知識を身につけることじゃよ」 カイは瞳をキラキラと輝かせながら、何度も頷いた。 自分にも賢者様と同じことができる。 その言葉が何よりも嬉しかった。 「さて、講義の続きはまたにするとして釣りを再開しようかのう。 きちんと釣らねば昼食がなくなるわい」 「はいっ!」 そうして、二人は日課となっている朝釣りへと戻った。 カイはうずうずとしながら、はやく明日にならないかと願った。 話の続きがはやく聞きたかったから。 実際には、賢者の語った話は気象学の雲学、その初歩の知識にすぎない。 長く生きれば誰もが経験則で理解しうる内容だ。 だがカイにとってはまったくの未知なる知識であり、強く引きつけられる内容だった。 だってそうだろう? 雲を見ただけで明日の天気を予知できるだなんて、まるで魔法のようではないか。 こうして、荒海の賢者が一番弟子はその一歩を踏み出した。 【賢者と野兎】 音のない静謐な風景が広がっている。 辺りは白一色に塗り潰され、今なお降り続く雪の重みが静々と世界を染め上げている。 寄せては返す波音もそのほとんどが厚く積もった白雪に吸われ、人の耳には届かない。 いや、そもそも聞き届ける耳がどこにもない。 獣たちは森の奥で冬籠もりをはじめているし、いつもは朝一番から船を出す漁師たちも同様に家に篭っている。 詩歌藩国で今年の初雪が観測されてからはや三日。 砂浜に動く影はひとつもなく、漁師たちが海から引き揚げた小船だけが、静かに春を待っていた。 そんな静かな場所で、よくよく目をこらせば、ひとつだけ揺れ動く姿があった。 砂浜の端にある平たい大岩。 その上に、いつもと変わらぬ様子で彼はいた。 長く伸ばした白い髭。 頭には濃い青色の布で作られた帽子。 ワインレッドの外套は胸元一箇所で引き結び、その下には帽子と同じく青い色をした貫頭衣を身につけている。 手には身長ほどもある長さをもった木製の杖らしきもの。 荒海の賢者その人だった。 いつから座り込んでいるのか、すでに半身が雪に埋もれているにもかかわらず、動く気配は微塵もない。 杖の先には生糸が括られ、糸先は冷海の中へと続いている。 雪の中でも相変わらず釣りを続けているらしい。 すでに気温は氷点下にある。 普通であれば、とても釣りなどしていられる状況ではない。 木杖を握る手指は白くかじかみ、細く吐き出される白息と共に凍てつく寒さを感じさせる。 以前と比べて、着衣が厚くなったわけでもないし、魔法のたぐいを使っているわけでもないようだ。 ということは、己の精神力で堪えているのだろう。 根性論にもほどがあるが、あるいはその胆力こそ賢者に相応しいと言えるのかもしれない。 ふいに、老人はぽつりとつぶやいた。 「寒いのぅ……」 よく見れば全身が細かく震え、目元にはうっすらと涙がにじんでいるように見える。 どうやらやせ我慢をしていたようだ。 /*/ 遡ること三日前。 紅葉も終わり、いよいよ本格的な冬が始まろうとする頃。 賢者はいつもの通りにカイと二人で釣りをしていた。 「賢者様、明日には雪が降るのですよね」 「うむ、おそらくはな」 日々の気温の変化と、森に住む動物たちが姿を消したことからそろそろくるだろうと賢者はあたりをつけていた。 カイが村にあるラジオで聞いた天気予報でも、同じように言っていた。 カイが知る限りでは、一度雪が降り始めればあとは積もり続けるのみ。 次に溶けるのは来年の春だ。 「賢者様、お話があります」 「うん、なんだね?」 脚を揃えて竿を置き、珍しく真剣な面持ちでカイが顔を向けてくる。 「雪が振り出せば、砂浜まで来ることも難しくなります。 父や祖父も、漁は今日までだと言っていました」 「ふむ」 カイの住む村からこの砂浜までは歩いて30分ほどの距離にある。 たしかに、雪が振り出せば今までのように通い続けるのは難しいかもしれない。 ちなみに、カイは漁の手伝いや神殿での勉強がない限りは、毎日欠かさず賢者のいる砂浜までやってきて釣りを続けていた。 カイはいつも決まって、夜明けからきっかり35分後に賢者のもとを訪れる。 本人が意図してやっているのかはわからないが、賢者の体内時計によれば(そもそも賢者は時計を持っていないが)カイの行動には1分の狂いもなかった。 「なので、その……冬のあいだは、修行をお休みさせていただいてもよいでしょうか」 息を止めて、じっと賢者を見つめるカイの顔は、わずかに赤くなっていた。 弟子が勝手なことを言って申し訳ない、とカイは考えているのだろう。 賢者を慕うこの素朴な少年は、ときどき真面目すぎることがあった。 その様子が微笑ましくて、つい頬がゆるむ。 「わかった、では次に会うのは来年の春だな」 そう言っていつものように、くしゃりと頭を撫でてやる。 くすぐったそうに笑うカイ。 ホッとした為か、少年は見落としていた。 賢者は冬のあいだ、どう過ごすのか。 もう少しだけ、彼は気にするべきだったのかもしれない。 /*/ 「寒いのぅ……めっちゃ寒いのぅ……」 ザクザクと、膝まで積もった氷雪を踏み締めながら森のなかを進む。 寒すぎてつらくなってきたのか、若干しゃべり方が崩れている。 その日の釣りを終えた賢者は、肌を刺す寒気を堪えながら雪道をせっせと歩いていた。 カイと別れてすでに三日。 そのあいだ、彼は夜をこの砂浜からほど近い森で過ごしていた。 雪が降る前までは砂浜で寝ていたのだが、さすがに雪に埋もれてしまうため、場所を移動した。 木々が屋根代わりになるので砂浜と比べればまだ雪の量は少ないし、木の実など食料もあると判断したためだ。 さいわいにも、大型の獣が使っていたと思われる洞穴を見つけたので、そこを寝床としている。 「しかし寒いのぅ……冷え冷えじゃのぅ……」 人生の大半を旅に費やし、そのほとんどを野宿で過ごしてきた。 雲の上に出るような高山や灼熱の砂漠など、劣悪な環境で過ごしたことも一度や二度ではない。 それに比べれば雪中でのサバイバルくらい問題なくこなせるだけの知識と経験はある。 だが、しかし 「寒いのは嫌じゃ……こたつ欲しい……」 いくら慣れているとはいえ、苦手なものは苦手だった。 そもそも独り言にも特に意味はない。 こたつなど、もう何十年も使った覚えがない。 食料調達のためとはいえ、明日もまた同じ雪道を寒さに震えながら行き来しなければならないと思うと、ちょっぴり涙が出てくる。 「なにか」を見つけたのは、そんなことを考えながら歩いていた時だった。 それは、木の根元のあたりでうずくまり、もそもそと動いていた。 「んん……?」 それはちいさな枕ほどもありそうな、毛のかたまりだった。 雪に馴染むような白い毛玉には、よく見れば長細い二本の耳が見える。 「ウサギか?」 前側に回り込んで見れば、雪に埋もれかけた草に門歯を押し当て、ちいさなくちではぐはぐと食べている。 おそらくアンゴラウサギの一種だろう。 被毛を利用するために生み出された長毛のウサギで、非常におとなしい性格だったはずだ。 実際に見るのは初めての経験だが、ふわふわもこもこしていてじつに暖かそうである。 それにしても、一匹だけなのだろうか。 野性であれば何匹かの集団で行動するだろうし、もしかすると家畜として飼われていたものが野性化したのかもしれない。 「ふむ……」 ウサギの前に腰を下ろし(雪が染みて冷たいが、無視して)考え込むように野兎を見つめることしばし。 「もし、そこなウサギ殿」 なにを思ったか、いきなりウサギに声をかけた。 「きゅい?」 ウサギは一心不乱に草をはむのを止め、まるで賢者の言葉がわかったように高く鳴いた。 「ひとつお尋ねしたいのだが、すこしよろしいかな?」 「きゅい」 「おお、ありがとう」 「きゅいきゅい」 「うむ、ぶしつけかもしれぬが、もしやおひとりかね」 「きゅい……」 「ふむ、なるほど」 「きゅい?」 「いやなに、わしもこれから冬籠もりじゃが暇になると思うてのう、よければ年寄りの話し相手でもなってくれんかと思うたんじゃ」 「きゅい、きゅい?」 「うむ、むこうの洞穴に住んでおるよ、たいしたものはないが、魚くらいは馳走出来よう」 「きゅい!」 「おおそうか、ありがとう」 なにやら話がまとまったのか、くしゃりと顔を丸めて笑う。 「きゅい?」 「わしはこの辺りでは荒海の賢者と呼ばれておるよ」 「きゅい」 「ハハハ、ありがとう」 「きゅい!」 「なるほどノウスか、良い名じゃ」 まったく原理は不明だが、どうやら賢者はウサギと意思の疎通ができるらしい。 カイがいればツッコミが入ったかもしれないが(むしろ感動したかもしれないが)あいにくと、この場には賢者と野兎を除いてはネコリス一匹すらいなかった。 「では、ちと失礼して」 洞穴まで案内すべく、よっこらせ、と賢者は野兎(他称:ノウス)を抱え上げた。 思った以上にもっふりしていて、心地いい重量感とぬくさにほんわかする。 小さな動物は体温が高いというが、どうやら本当らしい。 その柔らかい感触に、抱き抱える腕にも思わずちからがこもる。 ぎゅむぎゅむと、ふわもちなノウスの腹を揉んだり、つついたりする賢者の顔は嬉しそうにゆるんでいた。 本人にすら自覚はないが、賢者には動物を愛好する癖があった。 特に毛の長い生き物が好物で、旅の途中に遊牧民がつれたヒツジなどを見つけると、ふらふらと吸い寄せられるように抱き着いて「よーしよしよしよし」といきなり撫で回したりすることがあった。 遊牧民が気付いて注意したところ、あと30分だけ触らせてくれと頼み込んだりもした(その後、ヒツジに夢中になりすぎて迷子になったことに気付いた) 賢者が立ち尽くしたままだったことに疑問を持ったのか、ノウスが尋ねるように声をあげる。 「きゅい?」 「おおすまん、ぼーっとしておった」 ようやく我に返った賢者が返事をして、歩き出そうとした。 と、その時 てーれってれー♪ けんじゃ は だきまくら を てにいれた! どこからかファンファーレが鳴り響いたような気がした。 「では、行こうか」 「きゅい!」 しかし、すでにふわふわもこもこに夢中な賢者が怪音などに気付くはずもなく。 十分にもふもふを堪能した後、風変わりな友人(?)を得た賢者は洞穴へと歩き出した。 その後、一人と一匹は冬の間、寒くて暖かい日々を過ごすことになる。 さらにその後、一匹の野兎は賢者の終生の友となり、【賢者と野兎】の詩を詩人たちが語り継ぐこととなるのだが、それはまた別の話である。 スタッフリスト 文 鈴藤 瑞樹 絵 岩崎経 編集 竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン
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[KSB]モーゼス タイプ パワー 必要コスモ 9 初期攻撃力/防御力 1780/1280 初期総パラメータ 3060 最大攻撃力/防御力 4450/3200 最大総パラメータ 7650 必殺技 カイトススパウティングボンバー 効果 テクニックタイプの攻守 小ダウン 【解説】 大海の荒波のごとき剛拳をくりだす白鯨星座の聖闘士。 その投げ技をくらったものは、吹き上げられる潮のように翻弄されるしかない。 [KSB]モーゼス+ タイプ パワー 必要コスモ 9 初期攻撃力/防御力 2136/1536 初期総パラメータ 3672 最大攻撃力/防御力 5340/3840 最大総パラメータ 9180 必殺技 カイトススパウティングボンバー 効果 テクニックタイプの攻守 小ダウン MAX覚醒時 初期攻撃力/防御力 3026/2176 初期総パラメータ 5202 最大攻撃力/防御力 6230/4480 最大総パラメータ 10710 【解説】 大海の荒波のごとき剛拳をくりだす白鯨星座の聖闘士。 魔鈴に制裁を加え、瀕死の状態まで追い詰める。 「その身に制裁をうけろ魔鈴!カイトススパウティングボンバー!」
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[海皇]ポセイドン タイプ パワー 必要コスモ 15 初期攻撃力/防御力 4520/4210 初期総パラメータ 8730 最大攻撃力/防御力 11300/10525 最大総パラメータ 21825 必殺技 海皇の槍 効果 全タイプの守 特大ダウン 【解説】 ジュリアン・ソロの身体を借りて現代に降臨した大海の神。 アテナとは神話の時代から争いを繰り広げ、現代においてもその宿命は変わらず、海闘士たちを配下に暗躍を始める。 [海皇]ポセイドン+ タイプ パワー 必要コスモ 15 初期攻撃力/防御力 5424/5052 初期総パラメータ 10476 最大攻撃力/防御力 13560/12630 最大総パラメータ 26190 必殺技 海皇の槍 効果 全タイプの守 特大ダウン MAX覚醒時 初期攻撃力/防御力 7684/7158 初期総パラメータ 14842 最大攻撃力/防御力 15820/14736 最大総パラメータ 30556 【解説】 ジュリアン・ソロの身体を借りて現代に降臨した大海の神。 地上の人間たちを一掃し、新たに自分たちの一族で地上を支配するため、世界中で大水害を引き起こす。
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◆第53回 イングランド軍の攻撃 2010/05/28(金) 20:00~23:00 第1回戦 2010/05/29(土) 20:00~23:00 第2回戦 2010/05/30(日) 20:00~23:00 第3回戦 遅刻は各クラス30分前までに遅れる時間を連絡してください。 連絡があればできるだけ待ちますが、連絡がない場合ぁはんゴメンナサイします (DOLメールは携帯でも無料で使えます。事前に使えるようにしておくと便利です) 攻撃港 および 戦闘海域 ポルトガル同盟港コチン インド洋南岸 インド洋西岸 攻撃側および防衛側 連盟 イングランド ポルトガル たぶんクエ受け・集合場所 イングランド:カリカット ポルトガル:コチン 途中クラスからの参戦は集合場所が変わる可能性があります。 移動等考慮して、20分前くらいにはONしてもらえると嬉しかったりラジバンダリ。 参加表明 ポルトガル 5/28 金 5/29 土 5/30 日 ボイチャ 希望種別 旗やる? コメント 参加クラス 小中大 小中大 小中大 合計人数 五六六 六七七 七八八 △も数にいれてます Sword ○○○ ○○○ ○○○ ○ 雑食 ○ ビュンビュン しんのすけ ○○○ ○○○ ○○○ 雑食 しょうゆ ○○○ ○○○ ○○○ △ 雑食 △ だほだほだほだほー! Swan △○○ ○○○ ○○○ 聞 対人寄り雑食 △ オニヤコ ××× ○○○ ○○○ 聞 雑食 コバスワンヌ シッド ××× ○○○ ○○○ 雑食 △ にほへ しすい ×○○ ×○○ ×○○ 土日は状況を見て。。 キハク ○○○ ××× ○○○ × 雑食? ? 船準備中、ヨシハル代理書き込み ばほりんX ××× ××× ××× 徐々に復活しないと~ mobtomo ××× ××× ××× ヨシハル代理書き込み さーましすと ××× ××× ××× えるおり仮免なので、もう少し慣れてからでw ぎゃりこ ××× ××× ××× 回線に不安ありまくりなため棄権で! 大海戦帰国したい… Robby ××× ××× ××× たぶん仕事 名前 コメント ボイチャはこれまでどおり基本TSで。 Mumbleテスト(読み:マンブル。フリーのVC(ボイスチャット)ソフト。) ダウンロード 「Mumble-1.1.8.exe windows」をダウンロードしてインストールしてください 設定ページ ラベル: お気に入り登録名 お好きにどうぞ アドレス: 115.146.21.162 ポート: 64738 ( はじめからこの値が入っているハズ ) ユーザー名: 自分のハンドルネーム パスワード: 空白でOK(そのうちパスワードかけるか) 接続したら「puku1」をダブルクリックして入室してください 編集の仕方がわからないかたはコメントで表明お願いします .