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かがみと一緒に暮らし始めて数ヶ月。 私には分かった事がある。 それは私が世界で一番分かっていると思っていたかがみはほんの一部分に過ぎなくて、 私の知らないかがみがまだまだたくさんいると言うことだ。 『分かったこと』 ◇朝、ベットにて 夢と現実の境目、まどろみの中に私はいた。 ついいつもと同じ時間に目がさめてしまったのだけれども、考えてみれば今日は週末、お休みだ。 となれば、今私が起きるのはひどく非生産的であり、この場合二度寝を楽しむのが心の平穏にも非常によく、かつ生産的ではなかろうか?うん、絶対にそうだ。 ぼーっとした頭で結論づけた私は、睡魔に身を任せ、再び瞼を閉じた。 唐突かもしれないけど、朝の布団の暖かさは魔性だと思うんだよね。どんなに歳をとっても全然慣れる気配もないし、むしろ悪化の一途だよ。 ああ、この魔性の化身に挑んで敗れていった勇者がどれだけいる事か!もっとも、私も何度も敗れ去ってる勇者の内の一人なんだけど… で、なんでこんな話を持ち出したのかと言うと、今抱いてる抱き枕がそんなものとは比べ物にならないくらい気持ちいいって話をしたかったんだよね。 目閉じてるから何なのかよく分からないけど、この抱き枕はすごい!暖かいし、柔らかいし、抱き心地も凄くいいし…それにいい匂いまでするんだよ! どれ、ちょっと触り心地をみてみよう。 私は目を閉じたまま、枕に頬擦りをしてみた。するとどうだろう。ほどよい弾力がプニプニと返ってきたではないか! まさに魔性、魔性の抱き枕だった。 魔性の布団に抱き枕。こんなコンビに私が敵うはずがない。 早々に意識が遠のいて、そして私は夢の世界へ…… 「……た!……きろ、おい!」 今まさに落ちようとしたその時だった。 枕の方から声が聞こえた。うん、目覚まし抱き枕とは珍しい。でも、今の私は気にしない。 さあ、気を取り直して再び夢の世界へ… 「起きろって言ってんでしょうが~~!!」 突如聞き覚えのある怒鳴り声と一緒に、大地震を思わせるような揺れが私を襲った。 「んもう!なーに?何の用?」 さすがに目を開けずにはいられなかった。嫌々ながら目を開けるとドアップのかがみの顔が目に写った。 「やっと目が覚めたか。ほら、起きろ!朝だぞ~。それから、抱きつくのをやめれ。」 どうやら魔性の抱き枕の正体はかがみだったらしい。まあ、なんとなく分かってたんだけどね。この抱きつきの良さはかがみん以外ありえないし。 「むー…。いいじゃん、休みなんだし。昨日はネトゲーで大変だったから、寝るのが遅かったんだよ…というわけで、お休み~~」 「お、おい寝るな!寝るんだったら、せめて抱きつくのは止めろって!あんたが抱きついたままだと、私が起きられないじゃない!!」 「じゃあ、かがみも一緒に寝よーよ……」 「私はもう十分寝たの!ほら、起きろ!私の一日が始まらないだろ!!」 「い~や~だ~。かがみんのウェストが細くなることを祈りつつ、今はただ眠ろう……」 「なっ!寝るのに私のウェストのサイズは関係ないだろ?!というか、寝るな~~!!」 朝っぱらから大声で叫ぶかがみ。まったく、かがみは元気だよね。この家防音対策はバッチリだけど、あんまり叫ばないでね。 ああ、それにしても私はもう駄目だ、とにかく眠いんだよ~。 「おりゃ~~!!起きろ~~~!!!」 夢の世界へ飛び立とうとする私の体を、かがみが必死に揺らした。そりゃあもう、思いっきり、本気も本気、手加減なしで。 それでも私は頑張った。必死に身を硬くして、かがみの揺さぶり攻撃に耐え凌いだ。でもさすがにかがみの攻撃は半端なく、結局私は二度寝を楽しむ事はできなかった。 かくしてルーザーたる私は、モゾモゾと起きざるを得ないのだった。 ……かがみは強暴だ。 ◇午前10時、朝食にて 「まったく。あんたがなかなか起きないから、結局こんな時間になっちゃったじゃない。」 かがみが新聞を読みながら、文句を言ってきた。ちなみに、新聞を読むのはかがみだけで、私はテレビ欄すら読んでない。昔とは違って、いまはネットもあるし。 『ニュースなんてネットで見ればいいじゃん』っていう言葉に対して、『ネットじゃ分からない事もある』という言葉はかがみ様の言。 まっ、すごくかがみらしいんだけどね。そういう古典的なところが。 「文句言う前に手伝ってよかがみ~。お皿出して、お皿~。」 「はいはい。」 かがみは新聞を畳むと食器棚へ向かっていった。そして二人分の食器を取り出すと隣り合うように並べた。 最初の頃の私の席はかがみの向かい側だったんだけど、かがみが『ちょっと距離が遠くていや』なんてデレた口調で言うもんだからさ。 気が付いたらかがみの隣の席になっちゃってたんだよね。まあ、そんなデレたかがみが好きだから、別にいいんだけど。 私はお皿が並べられたことを確認すると、その上に料理を装っていった。 いや~、どんなに寝坊してもちゃんとご飯を作るんだから、さすがだね私。本当に偉いよ。 などと思っているうちに盛り付けは終了した。 今日の朝食は、目玉焼きにソーセージ、それに簡単なサラダとトーストの洋風仕立て。 私の場合はトーストの代わりに、特別メニューのチョココロネなんだけどね。 和食もいいけど、やっぱり洋食のほうがお手軽だ。 「かがみ~、飲み物はコーヒー、紅茶どっち?」 「ミルクティー。」 「……かがみも言うようになったよね。」 「でも用意してくれるんでしょ?」 かがみはそういいながら、可愛らしい笑顔を私に向けた。 ああ、その笑顔は本当に反則だからと心の中で思いつつ、私は無言でお湯を入れた二つのカップにそーっとティーパックを沈めた。 常温で暖めておいたミルク、スプーン、それに先ほどのカップをお盆にのせると、私はテーブルにそれを運んだ。 「さっすが、こなた。私の言う事なんてお見通しね。」 「数ヶ月一緒にいればさすがにね。あっ、ティーパックはこの小皿においてね。」 「了解。」 かがみはティーパックをカップから取り出すと、小皿の上に置いた。そしてカップにミルクを入れる。 琥珀色の液体が、混ざり合って溶け合って、あっという間にクリーム色に変わった。 「あんたのもやってあげようか?」 「それくらい自分でやるよ。」 カップの中をスプーンでかき混ぜてるかがみに対して、私は言った。 まったく、いくらなんでも子ども扱いしすぎだよ。 「飲み物もそろったところで、食べようか?」 「そうね。それじゃあ、いただきます。」 さっそくバターを手に取ってパンに塗り始めるかがみ。 そして塗り終わったパンを頬張るかがみはそれはそれは幸せそうで、ああやっぱりかがみは食欲魔人なんだなと思ってしまう。 「そういえばさ、こなた?」 「なに?」 「最初の頃にさ、目玉焼きには何をつけるかっていう話で盛り上がったじゃない?」 「ああ、そんなことあったよね!かがみは絶対醤油だって言って譲らなかったんだよね。」 「そうそう!それでさ、この前そのことについて知り合いと話すことがあったのよ。そうしたらもう、色んなのが出てきてビックリしちゃった。」 「へぇ~。ちなみにどんなのがあったの?」 「まずは、塩コショウ。」 「それは普通だね。」 「それから、マヨネーズ、ケチャップ、何もかけない、などなど。デミグラスソースっていうのもあったかしら?」 「まだまだたくさんありそうだよね。これはアニメのドラマCDの話なんだけどさ。」 「うんうん。」 「……メープルシロップっていうのもあったんだよ。」 「メープルシロップ?!うわ~、さすがにそれはないわ……」 「まあ、あくまでドラマCDの話だから、冗談だとは思うけどね~。」 こんな他愛の無い話をしつつ、私達の食事は進む。こんな話ばかりしていると、昔からまったく進歩してないんだなって思ってしまう。 いまの話につかさとみゆきさんが混ざったら、もう高校の頃の昼休みと同じじゃん。 私はそんなことを思いながら、アムリとチョココロネを頬張った。 「あっ、こなた。口にチョコがついてる。」 「むぐぅ?」 私が口元を拭い去ろうとしたちょうどその時だった。かがみの指がすっと伸びてきて、私のほっぺを触った。 かがみの指にはチョコが乗っかっていた。かがみはちょっと確認するかのようにそれを見つめるとパクッと口に入れた。 かがみにほっぺについたチョコを食べられちゃった。 そう思うと心臓の鼓動が少し早まった。なんだか、すごくドキドキした 「ホントあんたは進歩しないな・・・って、なに顔赤くしてるのよ?」 「えっ?あ、赤くなんてしてないよ!」 そんなの大嘘だった。顔中が熱いし、なんだか体温も高くなったような気がするし、さっきのドキドキは止まらない。 「………」 ああ、もうっ!なんでこんなことで顔なんて赤くしてるんだろう?! 大体、こんなことで照れるような関係じゃないじゃん、私達!! キスだってとっくにしたし、それ以上のことだってしたんだよ! それなのに、なんでこんなことで…… 「もしかして、こなた照れてるんだ~!」 かがみは真っ赤になっているだろう私の顔をじっと見つめると、それはもう底意地の悪そうな顔をして言った。 「むぅ…そんなんじゃないよ。」 「照れるな、照れるな。あーもう、本当にあんたは可愛いわね~。」 私の反論もまったく効果はなく、かがみは座ったまま私を抱き寄せた。 私はなすすべも無く、そのまま引き寄せられる。その反動でイスがガタガタと鳴ったのだけど、かがみは気にも留めていなかった。 「でも高校の頃に、私がつかさに同じ様なことしてあげたのを見て『女の子同士じゃ萌えない』とかいってなかったけ?」 ずいぶん昔の話を覚えてらっしゃるな、かがみんは。もしかして、そう言われたこと結構根に持ってたりしたのかな。 「昔の話だよ?それに今感じてる気持ちは萌えじゃないもん…」 「ふ~ん。それじゃあ、なに?」 しまった。とんでもない墓穴を掘ってしまった。これじゃあ、今の気持ちを話さざるを得ない。 「そんなの分からない。でも、この気持ちを感じるのはかがみの所為だから。かがみの時だけだから…」 二人きりの部屋。それでもかがみにだけ聞こえるように、そっと小さな声で言った。 だって、こんなこと言うなんてすごく恥ずかしいし。 私がそう言うとかがみはそれはもう嬉しそうな顔をしたかと思うと、 「ごめん、こなた。私よく聞こえなかった。もっと大きな声で、はっきりと言って欲しいな~~」 などと、今度は極悪な笑顔を振りまいて私に言ってきた。もちろん私はもう一度言うつもりなんてさらさらない。 「もうどうでもいいじゃん。忘れてよ!」 「忘れるも何も聞いてないから分からないわ。ほら、お姉さんに教えなさい!」 聞いてる、これ絶対聞いてるよ!聞いてる上でさらに私を辱めようとしてるんだ!!絶対にそうに決まってる!! 「何も言ってないって!それに、私のほうがお姉さんだよ?!」 「体型から考えて、間違いなく私のほうがお姉さんよ。ほら、お姉さんがご飯を食べさせてあげるから、さっさと言いなさい。ほら、あーんして。」 私を抱きしめながら、器用にも私にサラダを食べさせようとするかがみ。 「やめろ~~~!!」 そんなかがみに対して私は大声を出しながら、必死に顔をそむける事しか出来なかった。 結局かがみ攻撃は、私がもう一度大きな声で言うまで終わらなかった。 ああ、本当にこの家が防音対策バッチリでよかったよ…… そして私は午前中の間ずっと、このことでかがみにからかわれっぱなしだった。 ……かがみは意地悪だ。 ◇午後、昼下がりにて 「で、かがみんや?」 「なによ?」 「私が今現在されているこの状況は、一体全体どういうことでしょう?」 今現在の私の状況。非常に簡単に説明すると、かがみに座りながらだっこされてます、私。 「そんなの、あんたの目の前に置かれてる本を見れば一目瞭然じゃない。」 目の前のテーブルには、かがみお気に入りのラノベが所狭しと置かれていた。 「ラノベがいっぱいあるね。」 「そうよ。今日こそはあんたにラノベの素晴らしさを教えてあげようと思って、私が選んだの。」 「選んだのはいいけどさ。で、これをどうしろと?」 「ねえ、こなた?本は読む為に存在するの。決して絵を眺める為に存在するんじゃないのよ。」 つまりこの山のようなラノベの数々を読みなさいということか。 「ねえ、かがみん。誰かの萌えは私の萎え。誰かの萎えは私の萌え。萌えの押し付けはまかりならないんだよ?」 「そんな名言みたいなこといって逃げようとしても駄目だからね。それにこれは趣味よ趣味。萌えじゃないから問題ないわ。」 「趣味もだよ。私だって押し付けた事ないじゃん。」 私はゲームやアニメといった趣味を人に押し付けた事はない。 普通の人が見てもつまらないだろうし、オタクであったとしてもジャンルが違ったら、それはそれでつまらないし、言い争いになるしね。 こういうのは同士とこっそりと楽しむのが一番だと思う。 ただ、ことかがみに関してだけは布教というか、洗脳というか…そういうようなことをしなかったとは声大きく言えなかったりするんだけど。 そんな自分に不利になるようなことは当然言わないでおく。 「いいじゃない、別に!それに、こういことはこなたにしかしてないから問題ないの。それに、好きな人とは自分の楽しい事を共有したいじゃない。」 好きな人…ねぇ。 そういう風に言われるとやっぱり弱い。こんな無理やりもまあ別にいいかと思ってしまうのだから困ったものだ。 好きになったほうの負けって言う言葉があるけれど、それが本当だったらかがみのほうが負けなはずなんだけどなぁ… 「分かった、分かったよ。」 「そう、ようやく分かってくれたのね!」 私の言葉を聞いてかがみの顔がパアっと明るくなった。ああ、これを見れただけでももう満足だよ。 「でもね、かがみ?」 「まだなにかあるの?」 「あるよ!ラノベについてはまあいいけどさ、なんで私かがみにだっこされてるの?」 「だってあんた、読むのに飽きるとすぐ逃げ出そうとするじゃない。逃げ出し防止の必殺の策よ。それに、後ろからなら私も本が読めるし、他にも色々楽しめるしね。」 なんだか後者の理由の方が大きそうな気がするけれど、あえて突っ込まないでおく。 というか、突っ込んでしまったらとんでもない目にあいそうな気がするんだよね。 「ほら、うだうだ言ってないでさっさと読みなさいよ。ほら、これなんてお勧めよ!」 かがみはそう言うと、一冊の本を手にとって私に見せた。アニメ化、漫画化までされている人気シリーズだった。 私はかがみから本を受け取ると、さっそくページをめくり始めた。 ストーリー自体はアニメや漫画で知っているからだろうか。思ったよりも分かりやすく、すらすらと読むことが出来た。 そして少しだけだがアニメや漫画と違うところがあって、それがまた面白かった。 アニメとかを見た後で、少しずつ読んでいくんだったらラノベも面白いかもしれない。 そんなふうに本を読んでいると、不意に私のほっぺに暖かい何かが感じられた。 それにビックリして頭だけを動かして横を見てみると、そこにはかがみの顔が私の方に乗っかってるかのようにあった。 「……どったの?」 「いや、ちょっと文字が見えなくて。ほら、私なんか気にしないで続き読みなさいよ。」 「……」 気にしないわけがなかった。 この際だからはっきり言おう。かがみがだっこしてくれているという事実、これだけでもう私はいっぱいいっぱいなのだ。 朝ごはんの時と同じ…いやそれ以上に私の鼓動は高鳴ってる。体が密着してるから、このドキドキがかがみにも伝わってるんじゃないかなんて思ってしまう。 顔が赤くなってないのと、かがみがまったくその事に触れていないのがせめてもの救い。 そんないっぱいいっぱいの状況に、追い討ちをかけるかのようなこの状況。本なんか読める状態じゃない。 それでも私は意識を集中させて、本を読み続けた。 5分、いや10分くらかな?それが私の限界点だった。 かがみの吐く息が私のほっぺをくすぐって、髪から時々香るいい匂いが私の鼻腔をくすぐった。 ちらっと流し目で見るかがみの顔は、それはもう可愛くて可愛くて。時々触れるほっぺの感触が私に焦燥感をからせた。 本当にもう駄目だった。 かがみに触れたくて堪らない。かがみに触れられたくて堪らない。服越しなんかじゃなくて直に触れたい、触れられたい。 もっと、かがみを感じたかった。 「ねえ、かがみ?」 「んー、どうした?」 私の気も知らないかがみが何気ない声で返事をした。 「もう、私だめだよ、限界だよ……」 私は軽く体を震わせながら目に涙を浮かべて、すぐ横のかがみの顔を見つめた。 さっきの反応から考えるとかがみは何も気が付いてなかったみたいだけど、私のこの顔、この表情を見れば気が付いてくれるはず。 今の私みたいな気持ちになってくれるはずだ。 「こなた……」 かがみは私の顔をじっと見つめると、すぐに優しい顔をしてくれた。 「かがみぃ…」 ほら、やっぱり気が付いてくれた。そしてかがみは私に…… 「駄目よ、こなた。ギブアップにはまだ早いわよ。」 「はい?」 非常にいまの状況から考えて、ありえない台詞を吐いてくれた。 「あ、あの、かがみ?」 「まったく、そうやってすぐ諦めちゃうんだから、こなたの悪い癖よ。まだ50ページも読んでないじゃない!!」 開いた口がふさがらなかった。かがみは私のあの顔、あの台詞で、私がラノベを読むのがもう無理だといっていると思っていたのだ。 いや、私も趣味のことになると煩いけどさ、これはちょっとありえなくない?ひどくない?! あんだけフラグを出しまくってたのにさ、本当にちっともこれっぽっちも気が付いてないの?! 「最低でも一冊は読んでもらうわよ!そうしないと、感想とか聞けないしね。ほら、キビキビ読む!」 そういって私にラノベの続きを読むように催促するかがみ。どうやら、本当に気が付いてないらしい。 私は軽い放心状態のまま、パラパラとページをめくるしかないのであった。 ……かがみは自分勝手で鈍感だ。 ◇夕方、スーパーにて 「で、今日は何を買いにきたのよ?」 隣を歩いているかがみが私に聞いてきた。 「んーとね、醤油が切れちゃったから醤油と、今日はサラダ油が安いからそれ。あとは今日の夕飯しだいなんだけど、まだメニューは決めてなかったり。」 「おいおい、スーパーに来ておいてこれかよ。」 かがみが無理やりラノベを読ませようとしたからね。 先ほどの復讐にそういってやろうかと思ったけど、止めておいた。きっと不毛な争いになること間違いなしだから。 「というわけで、かがみはなにか食べたいものある?」 「そうねぇ……唐揚げと卵焼きがいいわ!」 かがみはいい案が浮かんだとでも言いたそうに、にっこりと微笑んだ。 「唐揚げと卵焼きかあ。それはまたお弁当チックなおかずだね。」 まあ別にいいんだけどね。唐揚げは下ごしらえが必要だけど、それほどの手間というほどでもないし。 これで『こなたの手打ちうどんが食べたいわ』なんて言われたら、それはそれで非常に困るし。 「このメニューはね、理由があるのよ。」 「えっ?そんなのあるの?」 「いい、こなた。」 かがみがはそう言うと、私の両肩に両手をポンと乗っけた。 「う、うん。」 「あんたもいずれは柊家の一員になる身よ。だったら、そろそろ柊家の味を覚えてもいい頃じゃないかと思うの!」 「なっ、なんですと!」 「ほら、卵焼きとか唐揚げとかってその家の色がはっきり出るじゃない? こなたの作る料理に不満なんてまったくないけど、やっぱそういうのも覚えた方がいいんじゃないかと思って。」 なんとまあ、唐揚げと卵焼きのメニューにそこまでぶっ飛んだ思考をぶつけられるとは……恐るべし、かがみん。 「い、いやかがみの家の味付けで料理をつくるのは別に構わないけど、そこまで考える必要はべつにないんじゃないかな?」 「いいえ、絶対必要よ!それはもう間違いないんだから!」 どこをどう考えたら、そんな思考に辿り着けるんだろう? なんか怖いよ、かがみん… 「で、でもさあ…かがみが私の家の一員になることも十分にありえるよね?」 「残念だけど、それはないわね。」 「なっ、なんでさ!」 「だって、こなたにはタキシードよりウェディングドレス、スーツ姿よりもエプロン姿のほうが似合ってるじゃない。」 なに当然のこと言ってるの?という顔をうかべるかがみ。いや、かがみん?その表情はおかしいよ、おかしいからね! 「似合う似合わないで将来のこと決められちゃたまらないよ……」 「大丈夫よ、こなた。どちらにせよ、私が絶対に幸せにしてあげるから。」 もう駄目だ。このかがみを止めることは何人たりともできない。 「うん……」 こうして私は小さく小さく頷いたのだった。 ……かがみは猪突猛進だ。 ◇午後8時、お風呂場にて 「はあ、なんだか今日は疲れたね。」 疲れたときのお風呂は至福のひと時だ。ちょっと広いこの家のお風呂では、なんと私は足を伸ばす事が出来るのだ。 だからこそ、この至福はなおさら貴重な時間だ。こんなときにだけ、背の小さい自分に感謝する。 「それにしても…今日のかがみ変だったよね。」 今日一日のかがみの態度を振り返る。 いつもと同じだった。いつもと同じように私にベタベタするし、強暴だし、それでいて鈍感だし、ラノベには目が無いし… でもだからこそだろう。 微妙におかしかった。どこがどうとは言えないのだけど、確かにおかしかった。 なんだろうな、かがみのことが好きな私だからこそ分かる感覚。それが諸手を挙げておかしいと言っているのだ。 「なにか、あったのかな?」 私は湯船に浸かりつつ、その疑問の答えを出す事に集中する事にした……のだけど! 「こなた~~!」 「かっ、かがみ!!」 あろうことか、その件の人物がガラガラとドアを開けてお風呂場に入ってきた。 「ちょっ、ちょっとかがみ!私まだ入ってるよ!!」 「そんなの知ってるわよ。だから一緒に入ろうかと思って。」 「なああああ!」 本当ならズサーと後ろに逃げ出したところなんだけど、残念ながらここはお風呂場。そんな逃げ出せる場所なんてどこにもない。 「ほら、あんたずっと前に言ってたじゃない。背中流してって。だから、やってあげようと思ってね。」 「そ、そんなお願いしたっけ?」 頭の中をフル回転させて、必死に記憶の糸をたどる。残念ながらその行為は徒労に終わったけど。 「そんなの覚えてないよ!時効って事で一つ!」 「ああ、もう煩いわね!寒いから入るわよ。」 かがみはそういうと、湯船の中に入ってきた。かがみが入ってきたことで、湯船のお湯が少しこぼれる。 「そ、それじゃあもう私出るよ!かがみはゆっくり暖まってね!」 「ちょっと、なに逃げようとしてるのよ!」 さっさと出てしまおうとする私を、かがみが手を引っ張って引き止めた。 「い、いや~、やっぱり普通のテンション時だと恥ずかしくてね……つい。」 「恥ずかしがる事なんてないじゃない。私達、女の子同士だし。」 「いやいや、女の子同士だろうがなんだろうが、好きな人とお風呂に入るのはまた別の意味がだね。」 「ふうん。まあ、いいわ。それじゃあ約束通り、後で背中を流してあげるから。」 「いいよ。恥ずかしいよ!」 ああ、昔の私よ、なんでそんなすごいことをお願いしちゃったのかな?おかげで今の私はこんなにも恥ずかしい思いをしているよ。 「ああ、もう煩いわね!私がしたいって言ってるんだから、おとなしくされなさい!」 「のおおおおおお!!」 こうして午後のラノベのときみたいに、かがみにだっこされた形になった私は、お風呂の間中かがみの言いなり状態だったとさ。 ……かがみは強引だ。 ◇午後10時、リビングにて 「かがみ~、果物剥いたから一緒に食べようよ。」 私はテーブルに果物の切りあわせを置くと、かがみの隣に座った。 私が隣にいるのに、かがみは返事をしてくれない。ただただ下を向いたままだった。 「かがみ~?」 「こなた……」 かがみが辛そうな声で、そう言いながらゆっくりと私のほうを見た。 私がそんなかがみの表情を見たのはこれを含めて4回。 1回目は私に告白してくれたとき、2回目と3回目は互いの両親に私達のことを話したとき。そして今回が4回目。 どの時も、辛そうで、悲しそうで、今にも自分の感情に押しつぶされそうな、そんな表情をしていた。 「かがみ?」 「………」 かがみは何も言わなかった。その代わりに私を思いっきり抱き寄せた。 背中に回された腕の力は何時もの比じゃなかった。思いっきり、多分全力で私のことを抱きしめていた。 そうしないと私がいなくなるんじゃないか、そう思わせるほどに、かがみの力は強かった。 「どうしたの?本当に何かあった?私なにかした?」 「……」 私の質問に、かがみは首を振った。 「じゃあ、どうしたの?」 「…時々さ、本当に時々なんだけど、訳も無く不安になることがあるのよ。 いつもはたいした事ないんだけど、今日はそれがちょっと酷いみたい。ごめんね、びっくりさせて。」 「ううん。謝る必要なんて無いよ。かがみは全然悪くないんだから。」 そう、かがみは悪くない。もし謝る必要があるというのなら、それはきっと私のほうだ。 かがみの不安にまったく気が付かなくて、かがみに甘えきっていた私のほうだ。だけど、それは言わない。 だって、言ったらきっとかがみは反論する。『私が勝手に不安になってるだけなんだから、こなたは全然悪くない』って。 だから言わない。 「ねえ、こなた?」 「こなた、いなくなったりしないよね?」 切実だった。かがみは本気でそう思ってる。私がいなくなるかもって思ってる。 「いなくなるわけないじゃん。」 「本当に?」 「本当だよ。」 「嘘じゃないよね?」 「かがみに嘘つくわけないよ。」 「私のこと嫌いにならないよね?」 「私にはかがみしかいないよ。」 「けど、私って駄目なところばっかりだし、こなただったら…」 「私だって駄目なところばっかりだよ。私はそんな駄目駄目なかがみが好きなのさ。」 「この関係やめようなんて思ってない?」 「絶対にない。」 「ずっとよ?」 「当たり前じゃん。」 一つ一つ確認するかのように私はかがみの質問に答えた。嘘は無く、茶化す事も無く、はっきりと本音で私は答えた。 これでかがみの不安がなくなるなら、安心できるなら安いものだ。いくらでも答えるよ。 不安になることは誰にだってある。もちろん私にだってある。 私が不安になったときは、そっとかがみが助けてくれた。 だったら、今度は私の番。かがみの不安がなくなるまでずっと付き合うからね。 私とかがみの問答は時計の長針が一回転するまで続いた。 ……かがみは怖がり屋さんで臆病だ。 ◇深夜、ベットにて 「ありがとう、こなた。もう大丈夫だから。」 ベットの上で、かがみがにっこりと笑った。 「あんなのでよければ、いくらでも言ってあげるからね。いつでも言ってよ!」 かがみの笑顔につられて、私も笑顔で答えた。 ああ、かがみが笑ってくれて本当によかったよ。やっぱり好きな人には笑っていて欲しいしね。 「そうね、あの時のこなたすごく優しかったし。偶にはいいかもね。」 「うん、いつでも頼ってね。」 「それじゃあ、寝るか。」 「うん、今日は私も大人しく寝るとするよ。」 私は部屋の明かりを消すと、モゾモゾとかがみの隣へと潜りこんだ。 ダブルベット。最初かがみから提案されたときはえーって思ったけど、慣れてしまえばどうってこともなくなってしまう。 私は布団の中、かがみの手を文字通り手探りで探すと、ギュッと握った。 「なに、こなた?」 「いやいや、寂しがり屋のうさぎさんが安心するようにね。」 「今日は優しいのね。」 「今日もって言って欲しいよ。」 「じゃあ、今日も。」 暗くてよく見えないけれど、かがみは確かに笑ってた。それに合わせてかがみの手が、ギュッと私を握り返した。 「ねえ、かがみ?」 「んー?」 「今度暇が会ったらさ、デートにでも行こうか。」 「おっ、いいね!それじゃあ明日いこう、明日!」 「明日?!ちょっと急じゃないかな?準備とかどうするの?」 「近場だったらそんなの入らないわよ。はい決定!それじゃあ、明日に備えてさっさと寝るわよ!」 「もう、しょうがないな~、かがみんは!」 そんな話をして5分くらい経っただろうか。ふとかがみのほうを見てみると、かがみはすっかり眠ってしまっていた。 すぅすぅとほのかに寝息が聞こえる。それを聞く限り、安心して眠ってそうだった。 私はそれを確認すると、かがみと同じように眠りに落ちた。 眠りに落ちる直前に見たかがみの横顔は、すごく幸せそうだった。 ◇ かがみと一緒に暮らし始めて数ヶ月。 私には改めて分かった事がある。 それは…… かがみは強暴で意地悪で自分勝手で鈍感で猪突猛進で強引で怖がり屋さんで臆病で…… そう…なんだけど…… 可愛くて、綺麗で、かっこよくて、優しくて、頭がよくて、ツンデレで ヘタレだけど大事なところではちゃんと決めてくれて、それでいて私を守ってくれて、私を好きでいてくれて…… そんなかがみのことが…… 私は…狂おしいほどに大好きだという事だ。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!b(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-07-16 01 10 30) 神 作 -- 名無しさん (2021-01-08 02 34 24) ノロケ全開で幸せそうですね〜 -- 名無しさん (2010-07-23 09 57 42) いやぁ甘酸っぱさと切なさが同居した素晴らしい作品ですねぇ〜。 -- 糖武宇都宮 (2010-04-15 01 12 04) 何だこの作品は? 脳内映像のモニターが壊れてる俺ださえ、 2人の映像が鮮明にがうかんだぞ!! GJッス -- kk (2010-04-14 11 01 42) 受けこなたではなくて、受け止めこなたですね -- 名無しさん (2009-04-24 20 28 45) いちゃいちゃと甘甘と少しの切なさと希望。 最高じゃないですか。 GJ!! -- 名無しさん (2009-02-26 23 07 33) 結局はこなたの恋人自慢な惚気話だったとさ←結論 でもGJ! -- こなかがは正義ッ! (2009-02-26 14 05 28) 甘くて平和な感じが たまりませんね。 -- 無垢無垢 (2009-02-26 12 46 34) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
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【名前】考えて分かったこと 【説明】 最強妄想スレを通して分かったことがある。 それは、何かを定めたり決めたりした時点で、それのさらに上の上の上の上の上・・・ または、それらを上に行かせないつまり超えさえないものさらにそれを破壊するものだのなんだの さらにそれをも・・・・・・・みたいな感じで、 何かを定める・決めるという行為をしてしまうと、それを起点に様々なありとあらゆる無限の 事象を重ねることができてしまう。 それが一度に一つの事象だろうが一度に8000兆個の事象だろうが一度に無限個の事象だろうが 数はどうでもいいがとにかく何か一つを定める・決めるとそれを起点にありとあらゆる事象を乗っけることができる。 例えば、こういう感じにもなる。 何かAを定めるとする。 そうすると、Aを超えました。→Aを超えたものを超えました。→それをも超えました。→さらにそれをも超えました。 →それをも超えたものをも・・・という無限に繰り返されるものをも超えました。→こういう全ての連鎖を完全永久消滅させました。 →完全永久を解除して再び全てを創造しました。→創造された全てをまた完全永久消滅させました。→再び完全永久を解除して全てを創造しました。 →全ては等しくゴミカス未満の最下層で、最強とか最高と言ったものは存在しないということにします。→じゃあ、最終結論に至った最強は存在しないという真理が最強ということになります。 →その真理を超えるもの。→それをも超えるもの。→そもそもこういった連鎖が繰り返されることから、最強は存在しないと言ってるのだ。 →最強は存在する。→いや最強は存在しない。→いや最強は存在する。→最強は存在するまたは存在しないという事象が最強。 →それをも完全破壊して最強になりました。→そしてさらにそれをも完全破壊して最強になりました。→そしてさらにそれをも・・・という無限に繰り返される事象をも完全破壊して最強になりました。 →こうやって無限に続く連鎖こそが最強!→連鎖は続きません。→という感じで連鎖は続きます。→連鎖は続きません。→という感じで連鎖は続きます。 みたいな感じなのだが、ここで注目してもらいたいのが、 「全てがなんでもありの状態になってしまう」 ということである。 これはどういうことかと言うと、 最強を決めるにはなんでもありにして、極限・究極の状態にしてそこで最終的に炙り出されたものじゃないと 最強とは認められないという事に基づいた方法のことである。 なぜなら最強というからには、「絶対」でなければならないので、 決められた範囲内・ルール内での最強は到底最強とは認められないという考え方からきている。 しかし、そうすると、奇妙な事象が起こってしまう。 なんでもありにすると、なんでもありなので、「ルールに従わないとダメ」「決められた範囲・ルール内で最強を決めないとダメ」 「いやいや、そんなことをする必要はない。ルールや範囲などどうでもいい。とにかくなんでもありの状態にして最強を決めよう。」 「じゃあ「なんでもあり」」というが概念こそが最強なのでは?」 「なんでもありを完全破壊しました。」「というなんでもありの状態が続いています。」 「それをも完全破壊して最下層にしました。」「というなんでもありの状態が続いています。」 「続いていません。全ては終わりました。」「というなんでもありの状態が続いています。」 「じゃあ、「終了」と「なんでもあり」この二つの概念が最強で良くね?」「終了&なんでもありを完全破壊しました。」 みたいな感じ。 要するに、なんでもありのやり方だと、なんでもありであるがゆえに、 全ての無限の何もかもを実行する・実行しない・実行するしない以外の何かまたはそれ以外の何かまたはそれ以外の何かまたはそれ以外の・・・・・・ という感じになるのである。 つまり、このやり方だとどんなものであろうと絶対に最終結論が出ない(←これに対しても当然、「結論が出ましたーーーーーーー!」 「その結論を完全破壊・・・・(ry」)みたいな感じでどこまでの続いてしまう。 最終結論が出ないという結論に対しても当然のことながらそれを起点になんでもありの事象を上乗せすることができてしまう。 (当然、これに対しても、「上乗せできませんーーーーーーーーーーー!」・・・みたいな感じで(ry で、思ったのだが、だったら「そもそも特定の対象を指定しない」とか「特定の対象を決めたり定めたり考えたり意識したり感知したりしない」 「特定の対象に捉われたり執着したりしない」というのが最強になるのでは? と思った。 もちろんこれらに対しても「「もそも特定の対象を指定しない」や「特定の対象を決めたり定めたり考えたり意識したり感知したりしない」 や「特定の対象に捉われたり執着したりしない」などを最低ランクにする。→そして・・・(ry みたいな感じでどこまでも無限に続くのは言うまでもないが、 それはあくまでもそれらを表現した場合の話である。 我々は、誰かに自分の考えを伝えるためには、言葉にしたり文字などを使ったりして 表現しなければならない なので、今回もそうせざるをえなかっただけであり、それら伝えたものが自分が今回伝えたかったキャラということではない どういうことかと言うとまず先に言っておくと、 何かを定めたり決めたりどころかほんの少しでも思考・感知してしまった時点で それらを起点になんでもありの無限ぐちゃぐちゃ状態が永遠に続いてしまう。 (当然、これらについても・・・・(ry)というのは今回でやめておきます。) しかし、我々は相手に何かを伝える場合言語や文字などの何かしらの手段で 表現する必要があるため、必然的にこうやって文字にしたりして伝えざるをえない 少なくともこのスレに参加するためには絶対にそうするしかない だからこうやって結果として文字にして表現しているだけだって、 これら文字で表現された全ては本来はまさに「無」なのである。 だから、このキャラというか考えを所謂このスレで言うところの「記述可能な強さ」として認定するのはもちろん間違いである。 当然のことながらこれは記述可能な強さではない。 さっきも言ったが、これら全てはあくまで相手に自分の考えを伝えるために 「強いて」こうやって「表現せざるおえない」からそうしているだけなのである。 所謂、このスレで言うところの「強すぎて表現する必要すらない」というキャラも 「強すぎて表現する必要すらない」と表現しなければならないというか表現せざるおえないのは このスレを見ている人たちに伝えるためにはそうするしかないから仕方がないのと同じことである。 何が言いたいのかと言うと、結論としては今回参戦させるキャラは、 「無(※ここで言う無とは全てが無いということではなくて、「特定の対象を(に)指定しない・決めない・定めない、 考えない・意識しない・感知しない・執着しない・捉われない」)」と、 「どうでもいい、どうなってもいい、どれでもいい、なんでもいい、なんでもあり、自由自在」 である。 言うまでもなくこれらそのものが最強と言っているのである。 つまり、これら自体が最強なので、これらを外部から認識してそれらについてほんの1ミリでも感知してしまった時点で先程のように 無限にイタチごっこやぐちゃぐちゃ状態が続いてしまう。 例えば、「どうなってもいい」ということは「最弱になってもいい」ということも意味してしまい、 到底最強とは言えないのでは?と思う人もいるかと思うがそれは間違いである。 なぜならそれはさっきも言ったように、あくまで外部からそれを俯瞰して それで中身の無い単なる子供のお遊びをしているだけだからである。 もう一度言うが、それ自体が最強ということである。 つまり、実際にそのような心境そのものをも指すわけであって、 その心境について外部から様々な考察をするということではないのである。 「どうでもいい」「どうなってもいい」などの概念を外部から俯瞰して考察してしまうと、 先ほども言ったようにわけのわからない無限の状態がどこまでも繰り返されてしまうだけだが、 その心境自体に自分自身がなっている時というのはありとあらゆるものの中で唯一そこから脱出することができる。 ゆえに、「無(※ここで言う無とは全てが無いということではなくて、「特定の対象を(に)指定しない・決めない・定めない、 考えない・意識しない・感知しない・執着しない・捉われない」)」と、 「どうでもいい、どうなってもいい、どれでもいい、なんでもいい、なんでもあり、自由自在」 は、まさしく最強と言えるのである。 最後に、「外部から俯瞰してしまうことにより、わけのわからない状態が無限に続いてしまうということなのであれば、 それら全て自体つまり「全」を最強にすれば良いのでは?」 という意見もあるかもしれないが、それも間違いである。 それをしたら同様に、「「全」を超えましたーーーーーーー。」「さらに・・・・(ry」 と続くだけだからである。 419格無しさん2023/06/02(金) 15 58 07.01ID D1vnuRRN 考えて分かったこと考察 "「最強」というのはこういうことなんですよ。"とか"最強とはどういうことか?その答えが今ここに!"を思い出して懐かしくなった(恐らく同作者だと思うけど) テンプレを要約すると大体「何かを決定するとそれより上の何かが無限にできる、その様なやり方だと最強は決定しない、一方、このキャラはどうでもいいので最強である」みたいな主張。 前のキャラと違って、察不能になりそうな所は特に無さそうだし 何が言いたいのかと言うと、結論としては今回参戦させるキャラは、 (省略) である。 からこのキャラがそうである事や参戦する事が分かるので参戦不能には(多分)ならないだろう 「何かを決定するとそれより上の何かが無限にできる、その様なやり方だと最強は決定しない、一方、このキャラはどうでもいいので最強である」みたいな主張は納得はできるので、もっと具体的であれば最上層にも行けていただろうが、残念ながら具体的でないのでこのスレ的には「全ての設定」レベル メタ勝利の壁から ×数学的帰納法 全ての設定<あらゆる全てのキャラ ×Nothing 同上 ×勝 詳細がある分不利 △勝つ小林 大体同程度 〇オンリーワン 〇ラジアンV 〇『 』 〇考察強化機関 〇特定されたくないので記載しません 設定無視<全ての設定より強いだった筈 〇幸せ 全ての設定より強いので設定レベルの幸せよりは強そう 勝つ小林=考えて分かったこと>オンリーワン 0138格無しさん 2023/09/28(木) 13 49 34.45ID BsRtSFtA 考えて分かったこと再考察 何かAを定めるとする。 そうすると、Aを超えました。→Aを超えたものを超えました。→それをも超えました。→さらにそれをも超えました。 →それをも超えたものをも・・・という無限に繰り返されるものをも超えました。→こういう全ての連鎖を完全永久消滅させました。 →完全永久を解除して再び全てを創造しました。→創造された全てをまた完全永久消滅させました。→再び完全永久を解除して全てを創造しました。 「全てを超えている」とかでも素早さは取れた筈なので取れるとする となると、「全ての設定を超えている」レベルの強さ 同じような強さなのでカント主義者と同列。 0159◆z1qWXXpLbtDS 2023/10/01(日) 17 07 28.27ID 2MBo/Msr 考えて分かったこと 再考察 このキャラ自身は何かより強いとか何かに勝てるとかそういったことは主張していない。何故なら何かと比較した時点でいたちごっこが始まるから。 言うまでもなくこれらそのものが最強と言っているのである。 つまり、これら自体が最強なので、これらを外部から認識してそれらについてほんの1ミリでも感知してしまった時点で先程のように 無限にイタチごっこやぐちゃぐちゃ状態が続いてしまう。 最強を再定義しているので、最強であるというだけでそれを根拠に他のキャラに勝てるとは言えない気がする。 その心境について外部から様々な考察をするということではないのである。 も補強。このキャラに対して考察をすることは最強の証明ではない。 このキャラについて感知してしまった時点でこのキャラの主張する「最強」である心境は失われてしまう。妄想スレはランキングの決定方法上言葉としてキャラを感知して比較せざるをえない。 テンプレでも実際に考察をそのような行為として考察での勝利を目指すキャラの非最強性を主張している。 外部から認識するものではないので考察不能ではなかろうか。 ちなみに、言語化した時点で純性を失う概念はまだ夢見がちなお年頃の無が似たことを書いている。
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ククールとククールの抱き枕を元に 後日談的なもの クク「ゼシカ、これやる」 ゼシ「何?あ、神秘のビスチェ!かわいい…。どうしたの?これ」 クク「材料が揃ったから、トロデ王に錬金釜借りて作ったんだ」 ゼシ「ありがとう…。あの、さっそく着てみてもいい?」 クク「勿論。むしろ是非着てくれ」 ゼシ「うんっ。着替えてくるからちょっと待ってて」 ・ ・ ・ ・ ゼシ「ククール、どう…かな」 ゼシカははにかみ笑顔を浮かべた クク「───すごく似合ってる」 ククールはうっとりしている。 ゼシ「でも凄いわ、サイズぴったり…。 あぶないビスチェの時はサイズ合わなくて、ほとんど着れなかったのに」 クク「その辺はぬかりないぜ。錬金釜に入れる前にしっかり調整したからな」 ゼシ「調整?私のサイズにククールが合わせたの?どうやって…」 クク「サイズが分かれば簡単なんだよ」 ゼシ「そもそも、私のサイズなんて、なんでククールが知ってるのよ」 クク「ああそれは、この前ゼシカを抱いて寝た時の抱き心地で大体分かったんだ」 ゼシ「この前…抱……ッ…!………ねえククール。」 クク「ん?」 ゼシ「あの時、やっぱり起きてたのね!!!」 クク「…あ……」 ゼシ「このセクハラ痴漢ヘンタイ僧侶ーーーーーーー!」 クク「いーじゃねーかよ、あれくらい。結局手出さずに我慢したんだし!」 ゼシ「そういう問題じゃないわよ、バカーーーーーーーーーーッッッ!!」
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何も分かっていなかった 立花ぎん千代 少しいいか(プレイヤー)、相談したい事があるのだ プレイヤー はい喜んで、どんなお話でしょうか 立花ぎん千代 宗茂が私に発情するように仕向けたいのだが妙案はあるか?手っ取り早ければなお良い プレイヤー唐突にそんな事を言われると気恥ずかしさを通り越して混乱におちいりますね 立花ぎん千代 私も既に子を成せる年頃であるからな、面倒な事は早く済ませておきたいのだ 立花ぎん千代 まあ……接吻一つで片付く以上、楽と言えば楽なのだが下準備が面倒でな プレイヤー えっと、子供の作り方ってちゃんとご存知なんですか? 立花ぎん千代 発情した男女が口と口を合わせれば子が宿るのであろう?流石の私もこの程度なら分かる プレイヤー} (これっぽっちも分かって無いのになんて自身満々な顔なんだ……) 次へ 一覧に戻る
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#blognavi wiki練習も兼ねてblogをつけ始めることに。 ここまで作るまでで大体分かったような気もするけど( A`) んでまあ何のページかと言うと、個人用の雑記張です。 2chのVIPの文才無いけど~の住人で、小説っぽいのを書いてます。文才無いけども。なので自作の一人反省会と日記でも書こうかなと。まあ見切り発車ですw 日付と時間は適当。 カテゴリ [雑記] - trackback- 2007年03月01日 21 54 13 #blognavi
https://w.atwiki.jp/battleshipcraft2ch/pages/19.html
360 :iPhone774G:2012/06/16(土) 17 32 17.63 ID TmnXxfWni 個人的に遭遇するのが嫌なランキング 1.上に長いもしくは横に長い板の固定砲台 細いから当たりにくい上にとんでもなく硬い。 しかも攻撃が半端ない。 シルエットが見えた瞬間に切断したくなる。 2.やたらと硬いほとんど武装していないネタ戦艦 最初はすげーと思いながら近づいて眺める。 そしてお互い満足したであろう頃合い見計らって撃ってみるも硬くてなかなか沈まない。 一分近く撃っても沈まないと切断したくなる。 3.はじめての戦艦、My first ship 数発で沈めてしまったときの申し訳なさ感が半端ない。 連戦になったときの申し訳なさ感も半端ない。 458 :iPhone774G:2012/06/17(日) 10 50 31.80 ID awa29D1Mi こいつ.html削れの意味をわかってないんじゃね? どうでもいい自己満足オナニー空母貼るならこう貼れって事だアホ http /○○○○○○○○○○.jpg 517 iPhone774G[sage] 2012/06/17(日) 18 52 07.46 ID B9lnTirQ0 強さ(レベル?)がどうなってるか気になったから色々試した 使用資源が 70000~ 140000~ 210000~ 280000~ の順で2,3,4,5になるみたい おそらく武器動力関係無し 強さ2とか決めてマッチングすれば、お互いネタ艦もあたりやすいかもね 622 iPhone774G[sage] 2012/06/18(月) 15 01 38.34 ID kjaLiyyM0 617 466が的確に書いてくれてるよ。 まずは30センチ買う為に頑張ろう。 後半になったらサクサク稼げるようになるよ。 これwiki載せたら良いと思うんだが。 466 459 まずは30砲台(4800)が6個以上あれば 馬鹿でも1分で倒せる1700貰える模擬戦で90000貯めろ 2時間で稼げる 一個46砲台買ったら600軽量で土台作れるまで1700で稼げ 1時間で稼げる 土台出来たら3000貰える模擬戦で90000万溜まる毎に46を買え 30分で買える 毎日2時間やれば一週間で300万以上溜まる計算だ 630 iPhone774G[sage] 2012/06/18(月) 16 06 48.71 ID hQ9NE1jD0 気になったからざっと計算した 正確では無いので参考程度に 46cmが3門で270000 30.5cm+が2門で30000(この時点で越えてる 15cmが50くらい(多分49か50)で75000 600mm軽量装甲が466個くらいで93200 あと煙突Cの2000とその他細かい装飾品は面倒だから無視しました ざっと170000程度の利益では無いかと 641 :iPhone774G:2012/06/18(月) 17 01 30.14 ID orbfDNOt0 follower(1) 船体の中身って空っぽの方がいいの? 適当に大きな船体とかで埋めちゃった方がいいんかな? 642 :iPhone774G:2012/06/18(月) 17 03 54.09 ID rg2h6wL/0(5) 641 469に書いてある 469 :iPhone774G:2012/06/17(日) 11 50 42.08 ID OD4n3RsV0(4) follower(2) 中に船体詰めると、喫水は下がるけど硬くなくなるんだな。簡単に沈められてもつまらないから、詰めない方向で行こう。 784 iPhone774G[sage] 2012/06/19(火) 19 17 58.01 ID dtzMtSk10 一度、どれくらいバグがあるのか纏めたいな 戦術的なの 埋め込みスクリュー 水中発射 要塞 無敵ブロック システム的なの 武器のめり込み 消せないブロック これぐらいかな? 他にあったら追加頼む 14 iPhone774G[sage] 2012/06/20(水) 17 14 44.65 ID geu/56A50 色々と答えてくれてありがとう 探したら結構書いてあった、これはwikiにいれるべきだろ 2-873 赤が着弾地点、黄色が46センチ砲のダメージ範囲、青が3連装魚雷のダメージ範囲(予想)。当然範囲は上下方向へも及ぶはず。 魚雷の場合は側面に着弾するはずだから実際の範囲はもっと狭いはずだが、それでも広範囲に被害を及ぼす。スクリューや煙突を破壊するにはいいかもしれない。 まあ見てわかる通り面積が広いってことはダメージを受ける可能性が高いということ。 15 iPhone774G[sage] 2012/06/20(水) 17 15 27.09 ID geu/56A50 あとこれも 1-205 チート艦作って色々ソロで試して気付いた事をまとめてみる。 船体ブロック=一つ一つが浮力を持っていて、破壊されると浮力を失う。 装甲ブロック=船体ブロックの失う浮力を一定数軽減させ、それ以降それ以上のダメージ(=浮力喪失)を無効化させる。 HPゲージに見えるのはその艦艇を浮かせるのに必要な浮力ゲージ。 仮に船体ブロックの生み出す浮力が10とする。 んで0になったら水没すると。 仮に600mm装甲ブロックの効果がダメージ6軽減と仮定した場合残り浮力は4になり、"それ以上のダメージを受けない"。 バランス悪い船だとそこで転覆するけど上手くバランス調整された船なら4の浮力を保ったまま、それ以降転覆しない限り沈まない船になると。 コメント 暗号分かったからこっちにも晒す? - 名無しさん 2012-07-07 13 26 08 お願いします - 名無しさん 2012-07-10 15 25 59 船が勝手に曲がるのはどうすればいいでしょうか? - 名無し 2012-10-16 09 47 50 だれか暗号をおしえてください - また君に暗号聞けなかった 2012-11-17 13 53 26 暗号三笠以外にないのですか? - 名無し 2013-02-01 13 33 07 亀だけどつい最近紋章の暗号が割れた。IJN0527な。 - 名無しさん 2013-09-08 22 54 27 名前
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/900.html
(もしテラが待ち続けていれば。置いていくことになるのか……) 飛空挺まで向かう際にふいに考えがよぎった。 それがいいのかもしれない。 これからの戦いでゴルベーザとまみえた時、テラがメテオを使う可能性は 極めて高い。 もしそうなるとすれば、テラは…… 試練の山から帰還した際、セシルは長老からテラの過去を聞いた。 それが終わった時、長老は一言だけセシルへと頼み込みをしてきた。 「テラを守って欲しい」 たった一言ではあったが、長老の言葉は大体分かった。 メテオがどんなものかはセシルもわかっていた。そして長老が危惧する理由も。 そして、それは今のセシルに抱えられる程の簡単な御願いでもなかった。
https://w.atwiki.jp/rituazu/pages/104.html
585 :軽音部員♪:2011/04/13(水) 00 34 53 ID h6sNDZf20 深夜1時過ぎのことだった。 梓からたった一行のメール。 『今から公園に来てください』 「……たくっ、こんな時間に何を考えてんだっつーの」 文句を言いたいのは山々だが、こんなに夜遅い時間に梓を独りぼっちにさせる訳にはいかない。 私はそそくさと上着を着て、急いで外出の支度をする。 『すぐに行く』 絵文字も何もないメールを返すと、家族に見つからないようにこっそり家を出た。 今日の梓は元気がなかった。 話しかけても伏し目がちに相づちを打つだけで、いつもの元気さが見られなかった。 いつもなら十時を回るころに掛かってくる電話も、今夜は音沙汰なかった。 びゅうっと寒風が吹き抜ける。 自転車に乗って、夜の道路を疾走する。 車はもちろん、すれ違う自転車も、歩行者もいなかった。 ペダルをこぐ音が、誰もいない夜道で妙に響いた。 こんな遅い時間に何の用だ。 警察に補導されてしまうぞ。 それならまだしも、不良に絡まれる……もしかしたら変質者に襲われることだってあり得るのに。 梓のバカ。 携帯のコール音が鳴った。 『待ってます』 味気ないメールは何ともあいつらしかった。 586 :軽音部員♪:2011/04/13(水) 00 36 56 ID h6sNDZf20 苛立ちがこみ上げる。 言い訳がましく聞こえるが、それは心配の裏返しだ。 こんな深夜に一人で外出するなんて、一体何を考えているんだ。 お前みたいな非力な奴は、もし襲われたら何も抵抗できないで、なすがままにされてしまうんだぞ。 もしお前に何かあったら、お前の親がどれだけ悲しむか分かっているのか。 ……私が、どれだけ悲しむか分かっているのか。 焦りがたたって、不覚にもペダルを踏み外してしまう。 脛に当たったペダルが、これ以上にないほど痛くて、 「く~~~」 思わず声を漏らすほど悶絶してしまう。 激痛に顔がゆがみ、歯を食いしばって耐え抜く。 目から溢れる涙は、痛みからくるものだけではなかった。 脛を押さえた手を見ると、微かに血の跡があった。 少しだけ唾をつけると、再びペダルをこぎ始めた。 587 :軽音部員♪:2011/04/13(水) 00 39 15 ID h6sNDZf20 街灯も申し訳程度にしか点っていない公園は、暗がりの塊だった。 まだ闇に慣れない目を駆使して、必死に梓を探す。 入り口からその姿を捉えることはできない。 左ポケットに忍ばせた携帯を取りだして、梓の電話にかける。 たったの数コールもしないうちに、携帯の向こうから無機質な音声が流れた。 『おかけになった電話は、電波の届かない場所におられるか、電源が入っていないためかかりません』 切断ボタンを押して、もう一度かけ直す。 全く同じ内容が、同じ声で再生された。 唇を強く噛んだ。 梓に何かあったのか。 電話帳から澪の番号を探し、発信ボタンを押す直前でもう一度考え直す。 まだ杞憂だ。杞憂に終われば良い。 とにかく一度、公園を回って梓を探してみよう。 「あずさーっ!」 近所迷惑になってしまうのも省みず、大声で梓の名前を呼ぶ。 市内では最も広い公園で、その声は大きく響いた。 「あずさーっ!」 入り組んだ道を行ったり来たりして、何度も何度もその名前を呼ぶ。 ペダルをこぎつつ、大声を上げる。 声は枯れ枯れになって、息も絶え絶えになっていた。 そして、何度目かの叫び声で。 「~~~!」 微かに、名前を呼ばれたような気がした。 自転車を止めて辺りを見回す。 暗闇の中に必死にその姿を求める。 同時に耳を澄ませる。 「……律せんぱあい!」 確かに、その声が聞こえた。 588 :軽音部員♪:2011/04/13(水) 00 41 56 ID h6sNDZf20 心臓がどくどくと胸を打ち、呼吸が異常に速くなっていた。 目を凝らして、暗闇のずっと向こうから走ってくる姿を見届ける。 小さな違和感。 でも、その小さな身長と走り方は紛れもなくあいつのものだった。 何事もなかったようで、ほっと胸をなで下ろす。 「梓……」 「こんな夜遅くにすいません」 息の調子はなかなか整わない。 体中に汗が流れる。無性に暑くて仕方がない。 「電話、何で出ないんだよ」 「ごめんなさい、電池が切れちゃって」 「心配したんだぞ……!」 ふつふつと沸き立つ怒りを抑えきれず、語気を強めてしまう。 「心配してくれたんですね、嬉しいです」 こっちの気も知らないで、あまりにも能天気だ。 その態度に、もう我慢がならなかった。 「……あったりまえだ、この馬鹿野郎っ!!」 空気を震わせるほどの怒鳴り声を上げると、梓がその小さな体をびくりと震わせる。 頭の中に、次々と文句が浮かび上がる。 こんな時間に一体何の用なんだ。 明日じゃダメだったのか。 何かあったら、とか考えていなかったのか。 親がどれだけ悲しむか分かっているのか。 唯が、澪が、ムギが、さわちゃんが、どれだけ悲しむと思っているのか。 憂ちゃんだって、お前の友達だって。 お前に何かあったら、私はどうしたらいいんだよ。 そんな一連の一言一句が、梓の顔をはっきり見て取れた瞬間、全て吹き飛んでしまった。 589 :軽音部員♪:2011/04/13(水) 00 45 34 ID h6sNDZf20 「お前、その髪……」 「えへへ、似合っていますか?」 梓は片手で後ろ髪を掻きあげる。 少し恥ずかしそうに、視線を下にして泳がせた。 「律先輩に、一番初めに見せたくて」 梓の自慢のツインテール。 枝毛一つない、よく手入れされた長髪。 思わず見とれてしまうほど艶のある黒髪。 その髪が、ばっさり短く切られていた。 自転車がばたんと倒れる音がした。 私はゆっくり梓に近づいていく。 手に触れるぐらいの距離に来ると、そっと梓の赤みがかった頬に手を添えた。 梓は瞳を潤ませてぼうっと私の言葉を待つ。 何か一言かける前よりも先に、私の腕は梓を包んでいた。 どうしたもこうしたも、どんな言葉も浮かばない。 ほとんど無意識に、梓を強く抱きしめて、頬を寄せることしかできない。 腕の中で、梓は微かに震えていた。 「何かあったのか?」 それは梓が震えていることに対して? それとも、髪を切ったことに対して? どちらのことを聞いているのかは、私にも曖昧だった。 「大丈夫です、何もありません」 梓は前の方の意味で受け取ったようだ。 すかさず私は言葉を返す。 「怖くなかったか?」 梓はしばらく黙り込んだ。 「はい。律先輩、とても早く来てくれたので」 梓をもっと強く抱きしめる。 そうすると、梓の震えは少しずつ収まっていった。 590 :軽音部員♪:2011/04/13(水) 00 48 26 ID h6sNDZf20 しばらくして、梓の呼吸が速くなったかと思うと、耳のすぐ側で嗚咽が聞こえた。 「やっぱり、長いほうが良かったですか?」 途切れ途切れの声を絞り出すようにして、梓は言った。 「澪先輩みたいな髪のほうが、お好きでしたか?」 ばか。心の中で呟く。何でそこで澪なんだ。 お前は澪じゃない。 お前は中野梓だ。 私の可愛い後輩で、世界一大事な恋人だ。 そんな大それた台詞を、私に吐けるはずはなかった。 恋人が悲しんでいるにもかかわらず、気の利いた言葉もかけられない。 肝心なときに役に立たない、私。 けれども、そんな臆病な私にも、たった一言だけ口にすることができる言葉があった。 「とてもよく似合っているよ」 腕の中の梓に告げる、何の飾り気もない淡泊な言葉。 嘘偽りのない、心の底からの本音。 これがどれほど梓の心に届くかは分からない。 梓の悩みをどれほど和らげられるか分からないけれど。 今はこの一言で十分に感じられた。 To be continued
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日本猿は、支給品としてデイパックに入っていた猟銃と防弾チョッキを見た瞬間、自分が何を為すべきなのかを悟った。 自分はこれを使って、幕府――つまりは殺し合いを進めている政府を打倒しなけばならない。 目の前に立ちふさがる敵を全て抹殺し、必ず野田の元に辿りついてみせよう。 ━┓“ ━┓“ ━┓“ ━┓“ ━┓“ ━┓“ ━┓“ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ 、,ノl,、{ , _ _ _ }Vノ; ; ; ; ; `'´{, _ _」  ̄ ̄ └, 、{; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; レ 」  ̄ ̄ └,} 出 死 { ミ,; ; ; ; 。...。 ; ; ;ヒヾ } 逃 み {} る 人 { )、-┌┐; ; .゙,..,゙ ; ; nゝ , } げ ん {」 ぞ が { ノ、/; ; ; ; l・ ,,l; ; ; ´; ;` ; ;l ̄l`'; '-ノ_,. 」 ろ な {} ぉ { }ヽソ; ; ; ; ; ;ノt-n'; ; ; ; ; ; ; ;ノ, ,_l; ; ; ; ; ;; ;7 }_ ! ! ` {}_ ! ! {/; ; ; ;; ; ,、; ;, l LLLlヽ;、; ; ノEEEl; ; ; ; ; ; ; }_ /__ _「/__ _「; ; ; ´、 `''-fココ ll l; ; ll .nnn l; ; ; ;; ; ; ; ; {  ̄  ̄` ヽ; ; ゙ `''''´ミ´r'ヽ;l; ; ll ';';ニ' l,; ; ; ; ; ; ; ( ´`'''─-..._ . . ヾヽ_ `ヽ'、l__l ll } ; ; ; ; ; ) `゙-'゙,-,_ツ、゙ヾf´ヽ,っll_{゙ ;゙ ゙ソ ,、ノ'´; ; ; ; ; ; ; `ヽl, ,、`ヾ\ ミ、゙ }; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 'lmn_'ヾ\ ノ!ノl´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ;;`^!''´ヽ 'ヾ\ f´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ;;ヽ、fヽ\ 、ノ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;--;; ;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;y ¨ヽヽ\、 r'; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ;-''´ ' ' '' `-、; ; ; ; ; ; ; ;;{ `´`'''´ 「……なるほど、バトルロワイアルの世界ってワケか」 そう呟いて、門矢士はため息をつく。 これまで色々な世界を巡ってきたが、ここまで面倒な世界は初めてだ。 「まあいい、大体分かった。要はこの世界を破壊すればいいんだろ?」 言われなくてもやってやるさ、と士は意気込む。 こんなふざけた殺し合いを、仮面ライダーたる自分が黙って見過ごす訳にはいかない。 必ずや野田一味を打倒し、この世界を『破壊』してみようではないか。 「……手始めに、アイツだな」 士の目の前にいるのは、完全武装したニホンザル。 それから放たれる威圧感は、これまで戦ってきた敵の中でも上位に値するものだった。 「新しいカード、使ってみるとするか」 つい最近通りすがった世界で手にした力。 これが如何なるものなのか、この場で試してみるとしよう。 /|| rl rイ| ||‐Hイ | _ _ / / ` ヽ| |.| || _ _」  ̄ ̄ └,. | { } { | 」  ̄ ̄ └,} 出 死 { ミ|人__/| |ヘ_ノ. } 逃 み {} る 人 { )、-┌l / l | | | l/..... , } げ ん {」 ぞ が { ノ、/; ; ; ; l・弋__|_|_|ノ......l`'; '-ノ_,. 」 ろ な {} ぉ { }ヽソ; ; ; ; ; ;ノt-n'; ; ; ; ; ; ; ;ノ, ,_l; ; ; ; ; ;; ;7 }_ ! ! ` {}_ ! ! {/; ; ; ;; ; ,、; ;, l LLLlヽ;、; ; ノEEEl; ; ; ; ; ; ; }_ /__ _「/__ _「; ; ; ´、 `''-fココ ll l; ; ll .nnn l; ; ; ;; ; ; ; ; {  ̄  ̄` ヽ; ; ゙ `''''´ミ´r'ヽ;l; ; ll ';';ニ' l,; ; ; ; ; ; ; ( ´`'''─-..._ . . ヾヽ_ `ヽ'、l__l ll } ; ; ; ; ; ) `゙-'゙,-,_ツ、゙ヾf´ヽ,っll_{゙ ;゙ ゙ソ ,、ノ'´; ; ; ; ; ; ; `ヽl, ,、`ヾ\ ミ、゙ }; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; 'lmn_'ヾ\ ノ!ノl´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ;;`^!''´ヽ 'ヾ\ f´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ; ;;ヽ、fヽ\ 、ノ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;--;; ;;;;; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;; ;y ¨ヽヽ\、 r'; ; ; ; ; ; ; ; ;; ; ;-''´ ' ' '' `-、; ; ; ; ; ; ; ;;{ `´`'''´ ――KAMEN RIDE BEN―― 【一日目・5時00分/日本・埼玉】 【ニホンザル@龍馬伝】 【状態】健康 【装備】防弾ベスト@現実、猟銃@現実 【道具】支給品一式、日本刀@現実 【思考】 基本:殺戮 ※似てるけどベンじゃないです 【門矢士@仮面ライダーディケイド】 【状態】健康、カメンライド「ベン」 【装備】ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド 【道具】支給品一式 【思考】 基本:この世界を破壊するッ! 1.手始めにあのニホンザルを倒す 【鳴滝@仮面ライダーディケイド】 【状態】健康、恐怖 【装備】キュアデコル@スマイルプリキュア! 【道具】支給品一式 【思考】 基本:おのれディケイド! 1.死人が出るぞォ! 2.プリキュアに会いたい ※AAで叫んでいたのはコイツです
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以下は、http //love6.2ch.net/test/read.cgi/museum/1163839688/-100から引用 行って良かった悪かった博物館、美術館 3 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/18(土) 22 03 43 ID fManEsOm0 【自分の属性】リーマン 【博物館、美術館】京文博 【常設展/企画展】常設展 【行った理由】関西文化の日 【評価】★ 【評価の理由】道の駅なんかお土産屋の展示コーナーレベルの内容。 見るべきものは別館の建物(旧日銀支店)だけ。 【感想】 The Museum of Kyoto って英字名称はないでしょう。 京博が Kyoto National Museum って名乗ってるので重ならないけど レベルが低すぎる。 4 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/18(土) 23 22 29 ID OnA9AZm50 【自分の属性】Cプログラマ 【博物館、美術館】大東京都美術館 【常設展/企画展】大エルミタージュ美術館展 【行った理由】読売新聞の集金からタダ券もらったから 【評価】☆(評価にも値しない) 【評価の理由】東京都美術館第6展示場がそもそもありえない作り、良い作品が駄作に化ける 作品も変な分類で陳列してあり、時代背景や美術史上の変化点とか目茶目茶に展示されてる いわゆる巨匠と言われている人たちの作品も旬を迎えてない、もしくは旬を外した作品ばかりだった。 【感想】もし金払って見てたら1週間は鬱になる。 6 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/19(日) 22 47 29 ID pALUV3490 【自分の属性】30代自営業 【博物館、美術館】 大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方) 【常設展/企画展】 特別展「桂吉朝の魅力」 【行った理由】関西文化の日(無料開放) 【評価】 ★★★ まあまあ 【評価の理由】常設展示、特別展示は子供だまし 安っぽいラーメン博物館のような内装 ただ、個人ブースで自由に鑑賞できる 落語や漫才の古典名作がgood 400円でビデオ、DVDが見放題はある意味お得 【感想】館内係員の爺さん、人が展示見てても無遠慮に一方的に 話しかけてくる、エンドレスの解説付き 非常に大阪らしいと言えば大阪らしいが・・・ 7 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/22(水) 23 00 11 ID PktggNP00 【自分の属性】男、30代会社員 【博物館、美術館】日本科学未来館 【常設展/企画展】常設展、プラネタリウム 【行った理由】ぐるっとパスで入場できたので 【評価】 ★★★★ 【評価の理由】 体験型の施設がそろっている 一日中遊べる 【感想】映像メディアも充実している。 アテンダントや プラネタリウムも綺麗だった 10 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/25(土) 08 07 21 ID j6+7lYOE0 じゃ、過去の特別展 【自分の属性】20代学生とニートの中間 【博物館、美術館】 森美術館 【常設展/企画展】 特別展「ベルリン展」 【行った理由】商業デザインと言えばドイツでしょ 【評価】 ★★★★ そこそこ 【評価の理由】 よくそこまであつめたよ。 よくあの場所に車入れたよ 大きさはやっぱ写真じゃ伝わらないね 写真撮れないのと手に取れないのがマイナス。仕方ないけど。 【感想】一人でヒルズの展望室は悲しいです。 11 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/03(日) 07 08 07 ID 79W2FL2E0 【自分の属性】男、30代会社員 【博物館、美術館】江戸東京博物館 【常設展/企画展】常設店 【行った理由】ぐるっとパスで入場できたので 【評価】 ★★★ 【評価の理由】展示品が多く、見るべきものも多い 寄席も見れた 【感想】江戸時代〜昭和までの風俗の移り変わりが 見れる、興味がある人なら 12 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/05(火) 23 05 40 ID 5+1Xu2ZP0 【自分の属性】30代会社員 【博物館、美術館】21世紀美術館 【常設展/企画展】常設/企画共 【行った理由】以前から関心があったので旅行のついでに 【評価】★★★★ 【評価の理由】 ガラスと白壁の明るい雰囲気で、体験展示もあって楽しかった。フロアスタッフも親切だし、ミュージアム・ショップや図書室等の施設も充実していた 【感想】現代美術の素人でも十分に楽しめた 13 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/05(火) 23 12 22 ID 5+1Xu2ZP0 【自分の属性】30代会社員 【博物館、美術館】国立歴史民俗博物館 【常設展/企画展】常設/企画共 【行った理由】招待券があったから 【評価】 ★★ 【評価の理由】内容が古いし単調な展示で説明が不十分。解説のパネル等わかりにくくて意味ナシ 【感想】タダ券だったからまだいいけど金払ってまでは行きたくない 14 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/05(火) 23 55 04 ID BtDzw2A30 【自分の属性】30代会社員 【博物館、美術館】橿原考古学研究所附属博物館 【常設展/企画展】常設 【行った理由】以前から関心があったので 【評価】★★★★ 【評価の理由】 見たことのないものが沢山あった。でも説明ビデオがしょぼい。 【感想】これだけちゃんと勉強してるボランティアがいるところは珍しい。 ただ、ひとつ質問するとずっとついてくるのが困る。 程よい距離にいて、呼んだときだけ答えてくれたらいいんだけど。 16 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/16(土) 16 41 38 ID 3uQmk+yh0 お盆の頃だけど。 【自分の属性】20代 女 会社員 【博物館、美術館】ミティラー美術館 【常設展/企画展】常設?(インド美術) 【行った理由】越後妻有アートトリエンナーレ2006のついでに 【評価】★★★★ 【評価の理由】木造の小学校を改装した味のある美術館。 素朴な絵画やテラコッタを展示。 古代の遺跡から出てきそうな画風で、 パワーショベルを使った新潟の雪下ろしの場面を 描いたものがあったりしてなんだかとても新鮮だった。 一通り観て戻ってくると受付のお姉さんが麦茶を入れてくれる。 【感想】ひとけの無い山奥の美術館で、 辺りは某宗教団体の開祖生誕の地ということで宗教関係の建物が多くアヤシイ雰囲気。 体育館を改造した館内は中越大震災のせいか痛みが激しかった。 冷房が無いので受付のお姉さんが団扇を貸してくれたりと、なんだかあたたかみのある美術館。 館内の渡り廊下で大きな犬を飼っているので犬嫌いの人は注意。 犬の周りをスズメバチがうろうろしていてちょっと怖かった。 18 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/24(日) 12 02 32 ID U/vmfpnn0 【自分の属性】20代 学生 【博物館、美術館】国土地理院地図と測量の博物館 【常設展/企画展】地図と測量の歴史や最新技術 【行った理由】学校で進められた 【評価】★★★★ すごい良かった。 【評価の理由】体験コーナーが面白かった。自分でデジタル地図をいじれる。 【感想】地理や理科に興味がある人には面白いと思う。売店のラインナップがマニアックなのもよかった。 21 :名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/28(木) 21 40 43 ID oCz20q//0 【自分の属性】30代 会社員 【博物館、美術館】国土地理院地図と測量の博物館 【常設展/企画展】常設 【行った理由】つくばのサイエンスツアーバスに参加したので 【評価】★★★★ 【評価の理由】無料なのですが、結構面白いな 【感想】受付のお姉さんがすげー美人 24 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/01/08(月) 21 52 31 ID mp9Itto90 【自分の属性】会社員 男性 42歳 【博物館、美術館】大宰府国立博物館 【常設展/企画展】若冲展 【行った理由】博多に行き、知り合いに勧められたから 【評価】 ★★★★ 【評価の理由】 「若冲展」もよかったが、4Fの常設展示「文化交流展示室」が◎。 【感想】4Fの展示、よくまあこれだけの物を集めたなって感じ。教科書で見た ことある物のオンパレード。 縄文式土器、埴輪、各国の仏像などなど・・。 個人的には、「踏み絵」が一番印象に残った。「これが人の命を左右 してたんだ」っていう感傷ね。 26 :うし 2007/01/10(水) 03 37 12 ID Xh6v9l4CO 【自分の属性】20代OL 【博物館、美術館】感覚ミュージアム(宮城県大崎市) 【常設展/企画展】常設 【行った理由】雑誌に載っていた、旅路の途中だから 【評価】 ★★★★★ 最高、何度でも通いたい 【評価の理由】 館内の暗い部分に入るのを躊躇って泣いた子供に「カエルさん探しに行こう」と闇の中にあるモノへの興味を抱かせて涙を止めてくれた手腕に感動しました。 親の私達が子供の泣き声で恐縮し怒っていたのも子供が泣く一因だったと思いますが・・・・見事でした。 館内を一周して戻ってくると子供に頑張ったね!とシールを貼ってくれたりと色々と気配りをして下さり、子供が自発的に暗い部分(再入館可能)に入ると言い出して子供の成長を目の当たりにできたことも大きいです。 【感想】全般的な感想 音楽、香り、光などストレス発散には最適で肩の力が抜けてリラックスできましたよ。 一風変わった楽器が面白く童心に還れました。 受付担当者が親切で、名産品や道路事情などもアドバイスしてくれました。こういった美術館には直接関係ない部分も館全体の雰囲気や印象を左右しますよね。 長くなってしまい申し訳ありません 30 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/01/11(木) 23 09 46 ID /5F6BY1s0 【自分の属性】大学生 【博物館、美術館】Bunkamuraザ・ミュージアム 【常設展/企画展】スーパーエッシャー展 【行った理由】版画に興味があったから 【評価】★★★ まあまあ 【評価の理由】とても混んでいたためあまり間近で見れなかった。 しかし、任天堂DSを使った音声ガイドがとてもよかった。(しかも無料で貸し出し) 係員の対応もよく、映像のエッシャー作品を手で触れられるところもあり楽しかった。 また、作品数が多く充実していた。 【感想】室内の温度が高く暑かった。ダリ回顧展は昔ながらの音声ガイドに500円取られたのに、 エッシャー展は画面のきれいな映像付きのDSで無料だったことに感激した。(ダリ回顧展の音声ガイドはフジのアナウンサーでなくていいと思った) 照明も暗くなく作品がよく見えた。もう少し作品を目線より上にしてあれば後列でも見えた。 31 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/01/14(日) 22 15 27 ID s+Pe1CNJ0 【自分の属性】会社員 男性 30代 【博物館、美術館】兵庫県立美術館 3Fギャラリー 【常設展/企画展】ピクサー展 【行った理由】仕事の参考 【評価】★ 行って後悔、時間、金の無駄 【評価の理由】「ピクサー展」の展示内容は★★★★★だが 館内係員の閉館30分前の案内を複数で連呼。五月蝿すぎる! ゆっくり観れなかった。 【感想】全般的な感想 今回2度目だけれど、 安藤忠雄の建築とロケーションを観に行くには最適。 館内係員の教育レベルは今までの美・博の最低レベル。ウザイ。 32 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/01/20(土) 14 27 23 ID XxYiOYtE0 【自分の属性】会社員 男性 30代 【博物館、美術館】地中美術館、ベネッセミュージアム、直島全部 【常設展/企画展】常設、家プロジェクト 【行った理由】結婚2年目の新婚旅行 【評価】★★ 【評価の理由】地中美術館は海外からの団体旅行が多く、うるさかった。 自分には現代美術が理解できないと悟った。 【感想】 ベネッセハウスに宿泊できたのはよかった。 35 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/02/01(木) 00 22 36 ID bdlRk7yR0 【自分の属性】Cプログラマ 【博物館、美術館】ダックスフォード帝国戦争博物館 【常設展/企画展】飛行機!! 【行った理由】英国行って大英博物館行こうとしたら現地の友人にこっち薦められた。 【評価】★★★★★+ 【評価の理由】 おそらくD.Cにあるスミソニアン航空宇宙博物館より軍用機に関しては展示数が多い ミリヲタ必見、SR-71とか穴が開くほど見られます。 【感想】 昨日半分回ってバテて帰って着たので、また明日逝ってきます。 入場料が13ポンドとちと高いのが泣けるがミリヲタには屁でも無い金額。 http //duxford.iwm.org.uk/ 36 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/02/05(月) 10 56 58 ID LYv8SA6A0 【自分の属性】20代主婦 【博物館、美術館】東京都美術館 【常設展/企画展】オルセー美術館展 【行った理由】オルセー気になってたので 【評価】★★ 【評価の理由】 メジャーな絵画も何点か来ていたものの、 部屋の壁のこげ茶色、暗い照明で展示が見にくい。 【感想】 日本の美術館ってなんでこう狭くて見にくくて入場料も高いんだろう! ものすごい混雑で気がめいった。 印象派はルーブルみたいな美術館で見たい(広くて明るいところが好き、座って見れるし)。 40 :35 2007/02/09(金) 03 11 34 ID lsjnDCh10 【自分の属性】Cプログラマ 【博物館、美術館】エジプト考古学博物館(通称カイロ博物館) 【常設展/企画展】通常、古代エジプト文明 【行った理由】仕事。 【評価】★★★★★+++ 【評価の理由】 生きてて良かった… 【感想】 入場料+カメラ代+ミイラ特別室料金で70L.E(Egypt pound)、日本語で約1000円。 この値段でありえないモノが見られるのはもはや狂気。 Tut-ankh-amenのGolden Maskはもとより、彼の第3の棺、これが純金製で重さ1?超らしい。これも見てきた。 あのラムセス2世のミイラも拝んで着ました。 英語話せて古代エジプト文化に興味あるやつは絶対逝け! 関係ないけどカイロはかなり適当な英語でもコミュニケーションが通じる、便利。 明日以降はGiza、Alexandria、Luxor辺りに行く予定。 クフ王のピラミッド登ってきます!!!それはまた別レビューで。 43 :Cプログラマ 2007/02/10(土) 02 48 43 ID WkHvhA100 41 ん〜なんで10000円になるのか謎なんだが、俺なりの感想なんで仕方ない。 黄金のマスクに関しては過去に来日したことが1回だけあるんだが、3番目の棺を含む Tut-ankh-amenの黄金の遺物はここでしか見られない。(今後の貸し出し予定も無いそうだ) 紀元前1300年という途方も無い過去からやってきたこれらの遺物を見られるのはもはや奇跡だ。 保存状態もほぼ完璧。無修復状態であのコンディションの物件をわずか70L.E、 日本円でたった1000円足らずで見られるのはやっぱり凄いよ。 しかも並ぶこと無しに館内に入ってすぐに見られるんだよ(まぁ実際2Fの一番奥の部屋にあるんだが)。 これこそまさに人類の宝だ。 こんなモンを通常展示で普通に見ることができるなんて素晴しい事じゃないかっ!ってことで+++表示付けた。 (例えば日本の皇室所有の宝、いわゆる御物が通常展示で公開されているようなものだ、時代は御物よりもっと古いけど。) 実際10000円でも年一ぐらいで通っちゃうかもしれない。 ダックスフォードはまぁ俺がミリヲタってのもあるけど、恐らく今後世界を通してアレ以上の航空、それも戦闘機械関連の 博物館は出現し得ないだろうという意味合いを込めて+が一つ付けてある。 去年行った、というかこれから帰りにまた寄るんだが、D.Cのスミソニアンは航空+宇宙では確かに世界一だと思う、 しかし航空のみに関してはDaxfordに一歩譲る。しかもDaxfordはflyableな機体は調子確認の為に不定期だが飛行させてるので、 運が良いと大戦中の戦闘機が飛んでいるのを平日にも見ることが出来る。 ということで両方とも凄いぜ、なのだ。 俺的に今まで行った博物館、美術館で★★★★★+が付くところは他にも The British Museum(London) National Gallery(London、D.C共に) Louvre、Orsay、Gimet(Paris) The Met(N.Y) The National Air and Space Museum(D.C) なんだが、Paris以外は帰りに全部寄ってくるので随時俺の独断と偏見に満ちたレビューをします。 しかし今日も閉館まで見ていたが、凄いところだ…。 47 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/03/02(金) 13 55 08 ID 1+1ig6YI0 【自分の属性】30代自営業 【博物館、美術館】ミュージアムパーク茨城県自然博物館(茨城県坂東市) 【常設展/企画展】常設 / 企画展は随時 【行った理由】近所だから 【評価】 ★★★★★ 常設展示、 企画展展示、自然公園等が盛りだくさんで飽きない 【評価の理由】 天文系展示、鉱物系展示、動植物展示、図書コーナー、立派な映像ホールまである。小規模ながら結構な水族館まで有り。ショップのグッズもそこそこ。 博物館建物のつくり自体が豪勢な感じ。 付設されている自然公園も非常に広く、歩くだけでもなかなか楽しめる。大きな沼の上をつっきる長い歩道があり、眺めは非常に良い。鳥の観察等にうってつけ。 博物館建物屋上の展望コーナーの眺望も素晴らしく、沼(菅生沼)や筑波山等がクッキリ見える。 とにかく広い。 ただ、交通の便はあまり良いとはいえない。 土日等は関東一円の小中学校から課外授業や遠足のバスが集結してくる。 【感想】全般的な感想 豪勢な施設。バブルのおかげ? とにかく広大・盛りだくさん。少なくとも半日は楽しめる。遠足感覚で。 48 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/03/04(日) 13 03 19 ID +ws3R0SH0 【自分の属性】30代会社員 【博物館、美術館】国立西洋美術館(だっけ、上野のやつ) 【常設展/企画展】常設 【行った理由】何となく しょっちゅう上野をぶらついているので 【評価】 ★★★ 【評価の理由】内容はいいのだが、なぜか知らないオネーチャンがこちらを 意識しているようで途中から作品に集中できなくなったよ。昨日の閉館時間 に俺の直後に建物出た人、あんただよ! 惜しいことした・・・ 52 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/03/09(金) 04 39 46 ID p42gd/4J0 【自分の属性】 男、22、学生 【博物館、美術館】 ルイス・C. ティファニー庭園美術館 【常設展/企画展】 常設展 【行った理由】 旅行。出雲大社とセットで 【評価】 ★★★★★ 最高、何度でも通いたい 【評価の理由】 展示品の質、量ともに最高。 美術館も「見せる」ことを意識した設計になっている 【感想】 よくもここまでマスターピースばかり集めたなと。美術館の雰囲気も最高。 ただ、松江市とドロドロの抗争になっていて、もうすぐ閉めるみたい。惜しい。 56 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/03/12(月) 05 43 03 ID 0Lv9djEs0 自分も、島根県立美術館のモロー展行ったついでに 偶然ティファニー美術館をまわって、 よくも島根くんだりでこれだけ本格的な美術館があったなー 家族連れてまた来よう、と思ってた。 植物園も大きくて、1日中見ててもいいぐらいだったし。 後で、最初は観光ルートにいれるという約束だったのに できあがってからはずされた、というようなことがチラシに書いてあって 閉館するかも・・・・と知った。 もったいなさすぎ 個人でやっている、小泉八雲記念館近くのガレの美術館も 小さいながらけっこういいですね 59 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/03/24(土) 21 35 23 ID PJungQnH0 56 ティファニー美術館、島根に移転する前は名古屋にあったんだよなあ。 名古屋にあった頃はちょくちょく行ってたが、閉館でつか・・・ あのアンカー・コレクションはどうするんだろう。 【自分の属性】40代、男 【博物館、美術館】荒木集成館 【常設展/企画展】常設展 【行った理由】近所なので 【評価】★ 【評価の理由】 展示内容は可も無く、不可も無いが、館長に問題あり。 【感想】個人経営の考古資料館だが、数年前訪れた時、纏向遺跡の東海系土器について質問したところ、 纏向遺跡の存在自体知らなかった。 それはいいとして、纏向遺跡の外来土器は、東海系のものが大半を占めていることを告げたら、 挽回しようとしてか、「それは税金だ」などと頓珍漢なことを言い出す始末。他に話す事と言えば自慢ばかり。 それ以来行ってない。 65 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/04/20(金) 22 21 55 ID 1fn1Lbrd0 【自分の属性】30代会社員 【博物館、美術館】奈良県立美術館 【常設展/企画展】特別展 江戸時代の画家(浮世絵でない) 【行った理由】知り合いに江戸文化好きがいたので 【評価】 ☆(0って事で) 【評価の理由】普通はこのカテゴリになじみが薄い人が来ても大丈夫なように 時代背景とか、作者・作品についての解説とかが必ず作品の横とかにありそうなものですが 何もなし!見事なまでに!!あったのは年表だけ 普通は読めないカナとかが使われているものについては 今の当用漢字とカナで表記してくれるもんじゃないの? 巻紙全部とかじゃないんだよ? お軸だよ? 学芸員が怠けて奈良県民の血税を貪っているとしか思えない。 83 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/05(土) 00 43 28 ID 6sT44g960 【自分の属性】性別、年齢、学生、職業など 【博物館、美術館】博物館名、美術館名 【常設展/企画展】常設展「尾張の歴史」 【行った理由】特別展「名古屋城障壁画」が目当て 【評価】★★★ 【評価の理由】尾張の歴史なのに、七代藩主宗春のコーナーがないのは致命的。 五傍の掲示があって五箇条のご誓文が無いという偏った姿勢もいただけない。 ただ、戦前戦中の展示で、慰問袋の中身とか細かい資料をこれでもかと並べてあるのはいい。 説明ポールも詳しくなってGJ 84 :83 2007/05/05(土) 00 45 22 ID 6sT44g960 スマン、間違い 【自分の属性】40代、男 【博物館、美術館】名古屋市博物館 を追加。 85 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/06(日) 13 12 24 ID sWiIzyOf0 【自分の属性】30代教職員 【博物館、美術館】北斎館(長野県小布施町) 【常設展/企画展】風俗美人画展 【行った理由】増改築して北斎研究所が出来たというので 【評価】 ★ 【評価の理由】まちBBSにも書かれていたが、偽物が多そうだ。 観光客は多いが、商売優先で美術館本来の使命を忘れている。 偽物の軸でも汚い版画でも、北斎ならば何でも良いという感じだ。 研究所は出来ておらず、ショップが出来ていた。そこで 昨年秋の開館30年記念図録を購入してみたが、開いて驚いた。 「北斎の記号学」と称して、表裏の扉に、何とも言えない丸ばかり書いてある。 何か異常な精神病者の仕業と思ったが、Text by Kazuhiko Yashiro と明記があり、 挨拶文によると北斎館館長らしい。何かオカルト宗教めいている。 割引共通券があり、高井鴻山記念館、中島千波館も見れたのは良かった。 こちらは研究所はなくても研究書や画集が充実していたが、 北斎館には何も研究が無く(丸を書くのが研究か?)、期待は大きく裏切られた。 89 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/10(木) 16 56 35 ID Im53ZCxiO 天理参考館 小さいのにいろいろ見られると聞いたから 京都大学附属博物館 ただのアイゲームが面白いと聞いたから 霊山歴史館 幕末を知るのにいいと聞いたから 奈良なら館(旧奈良歴史博物館) 近鉄奈良駅にあるのでひまつぶし 元興寺博物館 聖徳太子像が良かった 興福寺宝物館 阿修羅像が良かった 自腹を切ってないから値段不明 96 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/24(木) 02 23 34 ID 9CajIRQuO 海外のでもいいの? グラスゴーの聖マンゴー宗教博物館 アイルランドのチェスタービーティライブラリー 二つとも世界の宗教関連がめちゃめちゃ充実。解説、展示品も素晴らしくかなり楽しめた。しかも無料。 国内では宮崎博物館。人少ないし、展示品も凝ってるし、資料室もいい… あと宮崎の民俗風習や祭り系ビデオがたくさん見れる 民俗学専攻なので、偏っててすみません 97 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/25(金) 00 20 00 ID L8Qbk0Cj0 一昨年、仙台市博物館に興福寺国宝展が来たときに、大きな地震が。 観客は騒ぐわ、天井はガタガタ、扉は閉まるわでパニくる直前、 全館放送で「建物は丈夫なので安心してください」というのが流れて、 一堂急速に落ち着いたな。 展示も良かったが、スタッフが訓練されているのはムムム、と思った。 98 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/27(日) 19 09 55 ID 2+h8SENL0 キトラ古墳の玄武を見に行って来ました。 奈良文化財研究所飛鳥資料館ですが、ものすごく混んでいて一般展示室内に列に並ばせるが、 展示を見る振りをして列を乱す馬鹿者が多くてイヤ〜な気になった。 誘導員はいるが、見て見ぬ振りをするだけ、まるでアルバイトのよう 99 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/27(日) 22 37 43 ID wdRzUTmi0 ★ 行って後悔、時間、金の無駄 愛媛県松山市「坂の上の雲ミュージアム」 全く中身のないレプリカばかり、展示品なんてもともとなかったんだな。 別スレで取り上げられ酷評されている通りです。 100 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/05/29(火) 21 16 06 ID 3sERZPPv0 ロボットミュージアムin名古屋内ロボシンクで、セグウェイの試乗体験をやってる。 いやあなかなかご機嫌な乗り物だったよ。乗り降りがちと難だが。 ここは常設展はデパートの催事レベルだが、企画展が結構面白い。 102 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/18(月) 00 24 05 ID xA0bWnb0O 養老町の「天命反転地」金返せぇ 103 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/21(木) 00 52 57 ID 8CA40kXlO 山梨の下部にある湯の奥金山博物館はよかった 砂金取りもおもしろかた 104 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/24(日) 02 01 01 ID nOthXglQ0 細見美術館オールドノリタケ展。 展示はよかった。作品は素晴らしかった。でも美術館が汚い。 建物の管理が悪くてトイレはゴミだらけで 中庭に面した雨ざらしの部分が色褪せてみすぼらしい。 せめて1日1〜2回はトイレ巡回して、塗装もそろそろやり直した方がいいと思う。 (客のマナーもあるけど、半日程度の放置じゃない汚れ具合だった) カフェの安っぽい椅子や備品が中庭に積んであるのも場末感があってどうかと。 105 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/03(火) 15 20 09 ID kmSSd77q0 オールドノリタケは横浜そごうで見たけどよかったよ。 細身美術館そんなにダメなのか・・・。 106 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/03(火) 22 53 31 ID aS1i2utH0 クレマチスの丘 植物の説明する若い男が高飛車な物言いでむかついた。 草だらけで、手入れも茶番。 彫刻はよかった。 107 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/08(日) 00 42 28 ID LIfWfyU10 【自分の属性】30代男・愛知県民 【博物館、美術館】瀬戸市美術館 【常設展/企画展】北大路魯山人展 【行った理由】暇つぶしに 【評価】★★★ まあまあ 【評価の理由】 こんなもんでしょう 【感想】作品の前でずっと(数分も)説明している学芸員がうざい ちょっと離れて説明してくれよ 108 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/08(日) 00 57 22 ID Sv8Ffmqs0 85 【博物館、美術館】北斎館(長野県小布施町) 前出だがバスの中で呑んできたような酒臭いオッサンがうるさい。 美術館という以前の問題だった。 111 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/08(日) 22 45 33 ID nrzsX3m10 【自分の属性】女 35歳(主婦)と7歳(小学生) 【博物館、美術館】日本科学未来館 【常設展/企画展】主に企画展のコピー機フシギ展を見ました。 他実験 【行った理由】友の会のイベント(実験)参加の為 【評価】★★★★ すごい良かった 【評価の理由】 初イベント参加で楽しかったので 【感想】 今回、初めて実験に参加させて頂きました。 兎に角、係の人がよく勉強しているなあ。と感心しました。 子供向けの実験でしたが、付き添いの大人も楽しめました。 企画展示の「コピー機フシギ展」は、どちらかというと子供向けですね。 自分の描いた絵と他人の絵を戦わせる紙バトラーは大人気でした。 http //www.miraikan.jst.go.jp/j/event/2007/0831_other_01.html 112 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/08(日) 23 00 19 ID S+evCKQU0 京大総合博物館のおばちゃん - 2007/07/08(Sun) 22 08 No.5801 昨日、近藤好和先生とのコンパで、例の山科西野山古墓出土品が話題になり、 その展示が今日までというので、京大総合博物館に行ってきました。 ここは元京大文学部博物館といい、10年前?理科系も入って、 全学の博物館として、現在の体制になったようです。 なんだか、ほとんど入場料を払った覚えがなく、 それが、大学院やらODやらに長くいたり、医療短期大学部の非常勤を数年前、 改組で医学部になるまで勤めていたり、あるいは卒業生であるせいかと、 とにかく、入り口窓口の年配の女性に、小声で、 「以前、卒業生は無料だったような気がするのですが」 と遠慮がちに尋ねてみました。ところが、その女性はまったくでかい声で、 「そんなことは断じてありません。無料になるのは現役の教職員と学生だけです」 と叫んだのです。私は、まるで不正を咎められたように、萎縮。 早々に隣の自動販売機に千円札をねじこみました。 ところが、隣の自動販売機で、券を購入しようとしていた女性が、 「私、職員ですから、無料なんですね」と叫んだ。 そうすると、窓口のおばちゃん(ともう言っちゃおう)が、 「そうですよ、間違えて券を買わないように」と言ったのです。 なんだか、とても後味が悪く、だんだん腹がたってきました。 これ、なんだか、理不尽だと思いませんか。 ちなみに、案内パンフレットやホームページにも、 教職員や学生は無料とは書いていないのです。 百歩譲って、私の申し出が、400円の入場料を倹約しようとする せこい企てであったとしても、あの大声は、納得いきません。 しばらくは、母校とはいえ、あの博物館には行きたくありません。 114 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/10(火) 00 42 13 ID vbdxbBlB0 なんとも、納得がいかない気分なので、少々冷静に怒りの根源を分析してみました。 他の大学も、最近、いろいろ博物館を設立していますが、東大をはじめとして、 入場料無料のところが、はるかに多数派のようなのです。 私大でも、早稲田の演劇博物館など、無料の所が多い。 市民に開かれた大学をアピールするよい機会ですし、 できるだけ、ふらっと市民に来てもらって、 ショップでその分、大学グッズのお買い物をしてくれれば、 収益にもなるし、宣伝にもなるし、なんてことなのでしょう。 ところが、400円とられると、もうショップに寄る気にはならなくなります。 しかも、入り口で、部内者へのなんだかわからないあからさまな優遇をみせつけられると、とくにです。 しっかり、あのおばちゃんは、市民に閉じられた大学をアピールしていますよね。 そもそも、1986年に文学部博物館新館ができたとき前後に、 図録作りやその他に、ある程度協力したはずなのです。 あの窓口のおばちゃんは、協力者なのでしょうか。 他の博物館でも、関係者に特別展で、招待券などを送ってくれます。 京大でも、まったく無関係な部署の職員までが無料というのは、よく理由がわかりません。 運営や展示に関係している職員が無料なのはよいと思うのですが。 総合博物館十周年記念 京大の至宝 ー蘇る宝たちー などという企画展ですが、京大には、さらにいろいろ貴重な収蔵品が、 あることを知っている私としては、なんとも解せません。 目玉は新聞報道のされた西野山古墓関係資料だけですが、 これが坂上田村麻呂の墓、というので、行ってみると、それとの関係の 解説はまったくなく、がっかりさせられます。 どうみても、文献と考古との確執でもあるのか、と疑われます。 一般の人は、もしかすると、どの展示品が、坂上田村麻呂の墓、のものなのか、 わからない人もいると思います。はっきりいって、不親切です。 まあ、あの企画展で、400円は高すぎる。せいぜい、150円でしょう。 総合博物館創設十周年記念 京大の宝の出し惜しみ展 とでもするべきでしょう。 あの程度の展示は、常設展とすべきです。 そして、少なくとも常設展は無料とすべきです。 なんだか、独法化の良くない面、もうけなければならないが、職員の意識は変わらない、 が露呈している施設という印象を強く持ちました。 文学部博物館として発足しながら、 けっきょく危惧されていたように「ひさしを貸して母屋をとられ」 実態は科学館になったのかなあ。 思い入れがあるだけに残念なことです。 京大文学部は衰退しつつあるのかな、と思うと寂しい限りです。 132 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/15(日) 01 41 00 ID CfSvtCEx0 【自分の属性】20代男・化学系分析 【博物館、美術館】原美術館 【常設展/企画展】ヘンリー・ダーガー展 【行った理由】危ない1号に載ってたチンポのついた少女奴隷解放軍が見たかった。 【評価】★★★★★ イイ!最高! 【評価の理由】ポートレート写真やコレクションが多い。それでいてストーリーがある 【感想】 一人の変態偉人の人生を追体験できた。この体験は一生忘れられない。 初期作品のカルヴァリンの戦いの陰惨なコラージュから始まり、 末期作品の世界の大団円ともいえる少女たちの楽園までが 一大ストーリー「非現実の王国」として見るものを圧倒する。 美術教育も受けず、デッサンや技術は稚拙ではあるが、 一生を通じて彼なりの成長や表現の幅の広がりを見ることが出来る。 絵とポートレート写真の関係が上手く連関し、彼の生活と思想が(例えば敬虔なプロテスタントであることを示す写真と、 所持していた裸体の女児写真が同じ場所に展示されている事など) 彼の作品や人生にいかなる影響を及ぼしているかがありありと推測できる。 それらに対する説明も的を射ていて、初めて見る者にも解り易かったであろう。 彼の家主である芸術家・工業デザイナーのラーナーの作品が、 「非現実の王国」の丁度いい幕間となっていた。 難を言えば、大雨でありながら人が多かったことか。 7月16日まで。 144 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/09/12(水) 02 51 54 ID dqgBAvNv0 世田谷文学館 少し前までユニークでクオリティの高い企画展をやっていてて好きだったが 去年から妙にクオリティが軽くなって、何より商業臭がし出して幻滅した。 東京ガスだか東京電力のでかいコンロ?と商品名のノボリがロビーにでかでかとあって ふいんき台無し orz 145 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/09/13(木) 20 24 46 ID WV/qyZaE0 体験型ミュージアムの ・パナソニックRiSuPia(お台場) ・NTTインターコミュニケーションセンター(東京オペラシティ内) 係員がすごく親切でなんだかんだと世話を焼いてくれる。 「自分のペースで勝手に見て回るんだから話しかけんなよ!」ってタイプのひとは注意w 146 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/09/14(金) 09 44 49 ID Qefgwc8+0 125 さいたま文学館がなかなか良いですよ。 147 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/09/15(土) 22 03 34 ID DgvrCvdp0 【自分の属性】女 公務員 【博物館、美術館】九州国立博物館 【常設展/企画展】常設展 【行った理由】出張の折、時間調整の為 【評価】★★★ まあまあ 【評価の理由】国立博物館にしては内容が薄い 【感想】建物に資金を使い過ぎた? 148 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/09/15(土) 23 11 35 ID JNKnZ+Vv0 【自分の属性】男 ニート 30代 【博物館、美術館】東京国立近代美術館 【常設展/企画展】平山郁夫、ついでに常設 【行った理由】平山郁夫先生の喜寿をお祝い 【評価】★★★ まあまあ 【評価の理由】とにかくジジババが多すぎ。そして狭い。 【感想】平山先生の巨大壁画はもっと広い所でみたい。 とはいえ、企画してくれただけでも感謝。 常設の中村研一のB29撃墜の絵が大変素晴らしかった。 150 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/09/22(土) 17 01 32 ID QHdNbQ23O 【自分の属性】性別♀、年齢40代 【博物館、美術館】大川美術館@群馬県桐生市 【常設展/企画展】企画展 浜田知明展 【行った理由】浜田知明展を観るため 【評価】★★★★ すごい良かった。 【評価の理由】浜田知明展そのものは、過去に観たことがある作品ばかりでしたが、常設展は見応えがあった。 【感想】駅から美術館までの山登りはハードでした(-д-;)個人のコレクション(一部寄贈もあり)とはいえ、収蔵作品数約7000点はスゴイ。図書室やビデオコーナーもあり日曜美術館や美の巨人などのビデオも観れるので、次回行くときはゆっくり楽しみたい。 151 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/09/23(日) 08 18 46 ID 2XdMb/sD0 【自分の属性】性別♂、年齢40代 【博物館、美術館】国立民族学博物館(みんぱく) 【常設展/企画展】常設展 【行った理由】ネットを見て関心があったから 【評価】★★★★★ 最高 【評価の理由】世界各国の民芸品が所蔵資料が24満点。半日での拝観では無理 です。だから、また行かなくては・・ 152 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/09/23(日) 08 36 33 ID 2XdMb/sD0 連投スマソ 【自分の属性】性別♂、年齢40代 【博物館、美術館】第58回(H18年)正倉院展 【常設展/企画展】特別展 【行った理由】一度行きたかったから 【評価】★★★★★+++++ 【評価の理由】聖武天皇の愛用品が現品保存されている。説明不要。 ただし、期間中は平日の朝一をおすすめ。でないと、人の背中しか見えない。 昨年度の正倉院展 http //www.bekkoame.ne.jp/~kirium/kirium/shoso-in/shoso-in.html 文化財保護法の規定により、宮内庁所管の管理宝物は「国宝」指定から 外されている。よって、国宝指定されていないが、国の宝であることは 間違いない。興味のある者は死ぬまでには一度見に行った方が良いかと。 155 :名無しさん 2007/09/24(月) 01 03 30 ID JhmPnIZm0 【自分の属性】女 20代 【博物館、美術館】国立新美術館 【常設展/企画展】昔だけど、モネ展 【行った理由】新しく国が作る美術館の様子見、 【評価】★ 行って後悔、時間、金の無駄 【評価の理由】 モネは古いよ・・とか思ったり。 【感想】建物が力はいってて、カッコ良かった割に、 窓の曲線を無視した椅子の置きかただとか、細かいけど 空間作りがなっちゃなくて、残念だった。 むなしい理想論だけど、もっと現代らしい美の殿堂、発信地に してほしかったなぁ・・・って感じ。 せっかく新、とか名乗ってるならさぁ、もっとアバンギャルドにさぁ・・・ 海外にみんなにげてくじゃん・・。 184 :ぐだぐだ 2007/10/28(日) 20 05 32 ID 1BXHUSyH0 【自分の属性】男 40代 サラリーマン 【博物館、美術館】損保ジャパン東郷青児美術館 【常設展/企画展】ベルト・モリゾ展 【行った理由】ベルト・モリゾの作品が見たかったから 【評価】★★★★ すごい良かった。 【評価の理由】 子どもを描いた絵が多い作家ですが,桜の木・横たわる羊飼い の少女・寓話・モルクールのリラの木・人形を抱く少女等々名品が大量に展示 されていました。特に良かったのは「庭のウジェーヌ・マネと娘」でした。 常設のセザンヌ・ゴッホ・ゴーギャン・ルノワール・モーゼスだけでお金が 取れる美術館だと思います。 【感想】年寄りはなんで静かに鑑賞出来ないんだろうって思いました。 185 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/28(日) 21 17 37 ID 0aptR8rb0 【自分の属性】20代男 【博物館、美術館】新国立美術館 【常設展/企画展】フェルメール展 【行った理由】フェルメールを一度見てみたかった 【評価】★★★ まあまあ 【評価の理由】フェルメールはさすがと思ったが、それ以外の作品はピンと 来なかった。フェルメールの解説は素人の俺にもわかりやすいと思った。 【感想】とにかく人大杉。10 05に着いてあの人混みは・・・ 191 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/11/03(土) 20 29 12 ID NfPZAFNY0 【自分の属性】性別♂、年齢40代 【博物館、美術館】国立民族学博物館(みんぱく) 【常設展/企画展】常設展 【行った理由】ただだったから 【評価】★★★ 微妙 【評価の理由】 現在という位置付けの資料が予算不足なのか更新できていない。 海外にうとい人は、10年以上前の資料を見ても今の○○国と思うわけだが、 実際に行ったことのある人にはばれてしまうような資料である。 あと、エキスポ協会が全面的に悪いと思うのだが、エキスポ協会に別途 金を払わない限り駐車場のど真ん中が駅からの通路。有り得ない。 誰か轢かれてから問題になるんだと思うが 192 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/11/03(土) 21 05 37 ID jM5a+aR30 大塚国際美術館 高いが確かにすごい 陶板でもリアル 197 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/11/06(火) 15 19 59 ID hK5XGxxa0 【自分の属性】性別♂、年齢30代 【博物館、美術館】自衛隊通信学校資料館 【常設展/企画展】常設展 【行った理由】無料かつ現役時代に資料館が好きな上官に連れて行ってもらった。 【評価】★★★★ 予算の少なさに比して極めて優秀 【評価の理由】 まさに手仕事日本の姿を知ることが出来る。 通信機だけでなく電話機の歴史を知ることが出来る。 機械好きにはたまらない資料館。 198 :名無しさん@お腹いっぱい。 2007/11/08(木) 09 03 49 ID GZx+hiNt0 【自分の属性】男 学生 【博物館、美術館】さいたま市立博物館(旧・大宮市立博物館) 【常設展/企画展】常設展・企画展「鉄道の街さいたま 鉄道博物館がやってきた」 【行った理由】用事で近くまで行ったのと、無料だったから。 【評価】 常設展 ★★★ 企画展 ★★★★ 【評価の理由】 常設展・企画展とも、無料の割に充実した内容だと思う。 【感想】常設展:古代から近現代まで、市内の歴史を実物・パネル・模型で紹介。 「昔のおもちゃ」の貸し出し有り。←小さい子供とかは喜ぶかも。 企画展:「さいたま」とあるけど実際には大宮が中心の内容。 展示品は決して多くないけど、時代時代の雰囲気がよく伝わってきて 結構楽しめた。あと、受付で売ってた図録冊子(900円)もなかなか充実。