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(ミナワ ムスー・・・ (裂邪 あの、本当に申し訳ございませんでしたorz ベッドの上で向こうを見て正座している青い髪の天使に、俺は床に額をつけて謝っていた (ミナワ 具体的にどんなことですか?(プンスカプンスカ (裂邪 ・・・っと、勝手に外に出歩いて誰かさんと戦っていたことですorz (ミナワ 他にもありますよね?(プンスカプンスカ (裂邪 『ラグナロク』やろうとしてましたorz (ミナワ もっと大事なことがありますよねぇ?(プンスカプンスカ (裂邪 ・・・もっと? (ミナワ 上 着 は ど う し た ん で す か ? ようやく振り向いてくれたミナワ でもその目からは、どう見ても怒りと憤りしか感じられなかった (裂邪 ・・・・・・女の子に・・・貸しました・・・ そんな目を見て尚も正直に話してしまう己の精神には脱帽せざるを得ない そして直後俺の身に振り下ろされた杖の先端を軽やかに避けた己の反射能力にも脱帽する (ミナワ どぉいうことですか!? 私というものがありながらそんなこと!! (裂邪 ご、誤解だ! その女の子、敵にやられて服が破けてたかr (ミナワ 服が破けてたぁ!? じゃあその子の裸とか見ちゃったんですか!? (裂邪 そうなるけど別に興奮とかしてないからね!? そんな暇なかったかr (ミナワ れぇぇぇぇぇぇつぅぅぅぅぅぅぅやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!! (裂邪 ヘェェェェェェェェェルプ!! 迫り来る、ミナワの怒りが篭った『バブロッド』 俺はそれを当たるギリギリで何とか避けてゆく (ウィル あぁ、旦那・・・可哀想に・・・ (シェイド オイ、部屋ノ中デ暴レルノハ止セ、我々ノ存在ガバレル (リム そうだバク、夫婦喧嘩は外でやってくれバク (裂邪 っちょ、お前ら何を暢気に――― (ミナワ 言われなくても分かってます! 近くの山にシャボン玉を配置してますから! ・・・はい? 気がつけば正面、つまりミナワと俺の間で、小さなシャボン玉が1つ、くるくると回転していた まさかこれは・・・COAの時の・・・ (ミナワ 『ジャンパブル』! (裂邪 ミナワァァァァァァァァ!? 直後、俺はミナワと共に、部屋から山へと瞬間移動した 俺が家に帰ったのは、数時間ボコボコにされた後だった ...To be Continued 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
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(カイザー ・・・派手な行動は慎むように言われています。退きますよ、メルセデス (メルセデス やだね。昨日はこっちから退いてやったんだ 今回は向こうに退かせる・・・向こうに退く気がないってんなら、そのまま排除するしかないだろ? ・・・予想外だった 「教会」の、それもエイブラハム傘下の「13使徒」である筈の2人が仲間割れか? 特にこのカイザーという男は、昨夜も報告があったが、こちらの味方と判断しても良いらしい 何にせよ助かる 考える時間が出来た 「ヒエロニムスマシン」の能力では服は直せないが、それはこの際どうでもいい 問題は、体力までは回復できないということだ それに、体温まで奪われてしまったようだ・・・厄介な敵だ 素直に退きたい所だが、今奴を逃せば今度こそ私の面目が丸潰れだ この男の善意には敬意を表したいが、私は戦わねば (レクイエム 貴様、悪いがそこを――― (少年 退く気がないならここで滅べ!! 背後から聞こえた怒号 積もった雪を水に変えながら飛んできたのは炎の塊 全員が散り散りになって避けた (カイザー なっ・・・ (メルセデス ちぃっ、何しやがる!? (レクイエム ・・・ぁっ そこにいたのは、火の玉を従えた黒衣の少年―――黄昏、裂邪・・・ こんな状況なのは分かっているが、彼の姿を見た途端、己の現在の状態を気にせずに入られなかった 一歩、また一歩、裂邪はこちらに近づいてくる (レクイエム み、見るな、た、頼むから見ないで、くr ぼふっ 私の身体に、黒い上着が被せられた (レクイエム ぇ・・・ (裂邪 寒いだろ? それ着てちょいと休んでろ あと最初に謝っとくわ、やっぱ踏み入るぜ、「教会」の件 パチン、と彼が指を鳴らすと、傍に居た火の玉が無数に増え、辺りに散らばる その熱の所為か、この一帯だけ、雪が雨になった (裂邪 おいカキ氷野郎! お前、都市伝説に飲まれてるんだってな? だったら・・・焼き殺しても殺人扱いじゃねぇよなぁ!? 火の玉を纏った左腕で指差しながら、彼は敵を挑発した ...To be Continued 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
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笛吹というらしい、幼量子波をビンビン放つロリベイターっぽい兄ちゃんg (シェイド 変ナ解説入レルナ ・・・やり直し 笛吹というらしい兄ちゃんが、ネコミミをつけて洞窟内へ走り出した どうやら、あのネコミミを奪い取ればクリアらしい おっさん+ネコミミは俺的に全く需要無いから早く何とかしないと 20秒後には修行スタートらしい (裂邪 とりあえず、お前ら全員ここで待機ね (ミナワ え!?どうしてですか!? (裂邪 一番心配なのはお前だよ・・・ 体が勝手に動いて俺に力貸そうとして下さるでしょ? (ミナワ うぅ・・・否定できません (リム まぁそれが一番良いバクね でも幾らか滅茶苦茶な感じがするバクけど (ウィル 全くでい・・・ (シェイド 何ヲ言ウ、コレクライセネバコノ馬鹿ハ一生コノママ大人ニナッテシマウゾ? (裂邪 どういうことだ (シェイド 貴様モ弱者ノママ大人ニナリタクハナカロウ?ト言ウ事ダ (裂邪 嘘だ!絶対嘘だ!! (シェイド フン・・・サァ、コレヲ持ッテ行ケ シェイドが何処からともなく鎌を取り出した (裂邪 あれ、これって俺が最初COAに入った時のじゃん てっきり無くなったもんだと・・・ (シェイド 最初ノ『シャドーダイブ』ノ時ニ影ノ中ニ忘レテイッタダロ? (裂邪 あ・・・; (ローゼ おほほほほ♪ 頑張ってらしてね~♪ (裂邪 ありがとローゼちゃん! 君にそう言ってもらえると何だか元気が出tゴホン 何も無いとは思うけど、万が一の時はミナワを宜しくな 殺気がしたので、真面目に保険の為にミナワの保護を頼んだ さて、そろそろ20秒か 俺も準備しないと――― 何か、空を切るような音がした (笛吹 って、ちょっと待てぇえええええええええええ!!?? 今の何、今の何だ!?都市伝説使用禁止っつったろ!? (花子 みー、花子さん、何もしてないの 斬撃を・・・飛ばした、だと・・・? しかも都市伝説の能力無し? 変態はいるし人外はいるし悪魔のコーチはいるし、俺は居場所を間違えたのだろうか (ロール へぇ、なかなかやるじゃんアイツ (日天 羅菜が喜んで打ち合いやりそうだな・・・ どうやら「組織」にも似たようなロリっ子がいらっしゃるようです 仕方ない、覚悟決めるか 龍一の兄ちゃんが突入して暫くした後、 俺は溜息を吐きながら、鎌を左手に渋々洞窟に入ったのだった ・・・地獄の始まりだ、俺の ...To be Continued 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
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2学期が始まって暫く経ったある日のことだ (裂邪 ハァ・・・やっと1日が終わった・・・ (シェイド ダルソウダナ (裂邪 ったりめーだろ?楽しく学校なんて来てられっかよ!俺は一刻も早くミナワとだな (先生 黄昏 と、俺を呼ぶ声がした 俺のクラスの担任の、未央 幽(ミオウ カスカ)先生だ 今年の4月に来たばかりだが、容姿の所為か、男子からの人気は絶大 ・・・ま、俺はロリ専だけど (裂邪 俺に何か用すか? (幽 ・・・用はあるが、まずやる事がある 先生はメモ帳と赤ペンを取り出した まずい、「アレ」をやられる (幽 教師に対して「俺」と名乗ると同時に軽々しい口調を叩く、マイナス15点 右手のボタンが1つ外れている、マイナス5点 ズボンのポケットの中にカッターナイフと裁ちバサミが入っている、マイナス10点 己の契約都市伝説と校内で堂々と会話している、マイナス20点 これでお前の持ち点は残り50点だぞ (裂邪 御戯れをなさらないで下さいませんか!? 次回の定期テストは全身全霊で努力致しますので、今日の所はお許しお願い申し上げつかまつる候! (幽 鬱陶しい、マイナス5点 俺にどうしろとorz ・・・あぁ、この先生も契約者だ 「0点取ったら死刑」・・・なんて物騒な都市伝説と契約してる 俺がそれを知ったのは1学期、この学校で「赤い手白い手」が出ると聞いて調べに行ったら、 この先生が既に始末した後だった。 これはなかなか頼りになりそうな先生だと、一瞬そう思ったよ 授業中に、生徒の点数下げてる光景を目にしたのを思い出さなければな! (幽 ・・・まぁ、努力に免じてプラス15点やろう (裂邪 ありがたき幸せにござりまするorz ところで私めに何かご用が御ありなのでは? (幽 あぁそうだ、お前の弟を探しているのだが、何処か知らないか? ・・・正義? (裂邪 私の弟でしたら、今頃は恐らくクラブ活動を行なっていると思われますが・・・ (幽 それが誰もいなくてな・・・仕方が無い、機会を改めるとしよう。呼び止めて済まなかったな (裂邪 とんでもございません。 この黄昏裂邪、いつでも貴方様のお力になりますので、何なりとお申し付け下さいませ (幽 プラスマイナス0 (裂邪 なにゆえに!? (幽 ナンパっぽい だからロリしか興味ねぇっつぅの!! (幽 何か言ったか? (裂邪 いいえ滅相も無い (幽 ふん、まぁいい・・・家に帰ったらしっかり勉強しろよ? (裂邪 仰せのままに そして先生は足早に、その場を離れていった (裂邪 うにゅーん、ちかれたよー (シェイド サァ、帰ッテ勉強シロヨ? (裂邪 うるちゃいシェイドのバカー 俺は帰ってCOAするんだーい!『囲炉裏の会』の皆様と騒ぐんだーい! しかし・・・正義に何のようだったんだろうか そういや、あいつのいた「都市研」って顧問がいなかったようn―――可哀想に ...END 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3408.html
(裂邪 ・・・どうしてこうなった おb・・・お姉様の修行を受けてくる、ということは伝えたのだが、 まさか正義までその気になるとは思わなかった なにゆえ? なんか、準備とか言って部屋に戻っちゃうし 確かにあのお姉様は『戦力が欲しい』とは言っていたが・・・ (ミナワ いい弟さんですね♪ (裂邪 まぁ、そうなんだろうけどさ・・・ (ミナワ でもご主人様も修行なさるのでしたら、これは外しておかないと・・・ (裂邪 え?何で?? (ミナワ ご主人様が真面目にしていらっしゃる時に、遊ぶ訳には行きませんから (裂邪 ・・・う、うん、そうだよね・・・ 絶対、恥ずかしいだけだろこいつ そう思いつつも、俺は彼女のネコミミを受け取り、アイテムバッグの中に入れた (裂邪 そうだ、俺も部屋に戻ってシェイドに知らせねば (シェイド 全部聞イタ 一瞬心臓が爆発したかと思った 俺の後ろには、ローブとマスコットとインテリアがいた (裂邪 俺を殺したいのか!? 突然話しかけるなバーカ!! (シェイド ・・・何故泣イテオルノダ? ソレヨリ修行ト言ッタナ、貴様トモアロウ者ガドウイウ風ノ吹キ回シダ? (リム 全くだバク (裂邪 うるせぇほっとけ!俺だって自分の弱さに嫌気が差すことだってあるわ! (ウィル おぅ、自分を見つめ直すことは大切なことだぜ旦那! (ミナワ そうですよご主人様! (裂邪 だよねだよねだよね!見直しって大事よねホント 何でこいつらは意見が違うのに喧嘩1つしないのかについても見直す必要があると思う 何だかんだで俺がちゃんとまとめてるからかな。俺偉い俺天才 (正義 お待たせ! (大王 ん?少年の兄も行くのか おっと帰ってきたか (裂邪 ホントは俺が正義を誘ったんだけどね、おっさん (大王 だから何故「おっさん」なんだ!? (正義 そんなことより早く行こうよ!急がなきゃ向こうに悪いでしょ? (裂邪 まぁ、それもそうだけどよ・・・んっと、集合場所はここの地下だっつってたかな? 俺達は、近くのエレベーターらしき施設で、 この『ユグドラシル』にある地下ダンジョン―――『フヴェルゲルミル』へと向かった † † † † 一方ローゼ達は (蓮華 ・・・ぁぅ・・・・ぁはぁっ・・・ (ローゼ あらぁ? ここは何処ですの?? (ロール ねぇ、一番下まで降りる必要ってあったワケ? (日天 俺に振るな・・・もう、どうにでもなれ・・・ 偶然にも、『ユグドラシル』の地下に辿り着いてしまったのだった ...To be Continued 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3086.html
(裂邪 ・・・ミナワ、吐き気とか無いか? (ミナワ は、はい・・・今の所は、ですが・・・ (リム オイラは限界バク・・・うぷっ そりゃそうだわなぁ・・・腐乱死体の下半身をほぼ零距離で見物できるなんて思わなかった。 つか、したくなかったというのが本音。 (リム お、オイラはもう帰るバクよ・・・ついでに夢も食べてくるバク・・・ (ウィル え、今帰っちまっていいんですかい? (裂邪 あぁ、ご苦労だった。 帰っていいぞ。 (ミナワ へ? これからどうなさるんですか? (裂邪 今更さっきの疲れが出てきた・・・やっぱり4つの都市伝説を使役するのは負担が大きいらしい それに、さっきも望ちゃんやあのとんでもない気配の姉ちゃんにも狙われてたから、 そろそろ水から上がらなくなると思うんだ。 水から出たら的になるだけだし。 水中に行かれたら対処法無いしな・・・ (シェイド 夢ハ見セラレンノカ? (リム 無理バクよ。 速すぎて狙いが定まらないバク。 (裂邪 てかシェイド、パンツ状態で喋るな気味が悪い。 それに変に密着してるから声がダイレクトに響くんだが。 (シェイド 貴様ガ命令シタンダロウ!? 文句ガアルナラサッサト己ノ水着ヲ探シニ行ケ! (ミナワ (・・・ご主人様と密着・・・ちょっと羨ましいです・・・///) 何故かミナワが真っ赤になってる。やっぱり吐き気がするんだろうか・・・ そんなことを考えているとリムは再び姿を変え、 (理夢 じゃあな。 行くぞウィル! 腹一杯になったら帰ってさっきの続きだ! (ウィル へ、へい・・・旦那、ご達者で! 緑の火の玉を乗せた白い獣は、青空へと駆けていった・・・あぁ、あの長い鼻さえ無ければ絵になるのに。 (理夢 ほっとけ!? おっと聞こえてたか。 しかし頭がボーっとする・・・座ってるのがやっとだ。 (裂邪 ミナワぁ・・・膝枕してくれない? (ミナワ えぇ!? こ、ここで、ですか!?/// (裂邪 他にどこでやってくれる? (ミナワ そ、それはそうですけど・・・恥ずかしいので・・・あとにしてください/// (裂邪 つまり帰ったらやってくれるんですねヒャッホウ! (シェイド ・・・私モ帰ッテイイカ? 「着信アリ」ノ続キガ見タイノダガ。 (裂邪 お前が逃げたら大変な事になる。 我慢しろ。 (シェイド ・・・・・・・・助ケテクレ ...END 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3986.html
しまった カキ氷野郎と戦う為にウィルと行動してたのに 限界一杯まで融合しちまったら暫くウィルと戦えないじゃん あの野郎飛びやがるから、『アスガルド』も『胡蝶之夢』も相性悪いし 出会っちまったらどうしよっかなぁ・・・ と、ここまで考えて気がついた 身体が温かい 確か途中で力尽きて、外で寝てたと思ったんだが 何処かに運ばれたんだろうか? あの子が言ってた診療所だったらいいんだけど (裂邪 ・・・クラリッサの姉ちゃんは!? 咄嗟に飛び起きた 真っ白な部屋 その真っ白なベッドの中で俺は寝ていたらしい 病室だろうか キョロキョロと、辺りを見回していると、 「まだ、おきちゃ、だめ、ですよ?」 俺の傍に―――――――――否ァ!! 「ふにゅっ」 俺の胸の中でそんな間の抜けた声を出しているのは!! 金色に輝く髪のロリ天使だった!! そう!! どうやら俺は!! 天に召されていたらしい!!! 真冬のぉ!!! 病室でぇ!!! 金髪ロリ天使とぉ!!! 2人っきりということはぁ!!! イィィィィィィィィィィィヤッホォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!! な展開が待ち受けている可能性も無きにしも非ずと言うことだ!!! かみさまありがとう ぼくにロリっ子をくれて (幼女 どうして、だきしめる、ですか? (裂邪 昔俺が住んでた町の挨拶なのさ。それよりまだ子供なのにナースさんなんて偉いね ご褒美に今度一緒に美味しいケーキでも食べに行かないk ナンパしている途中に、がちゃりとドアが開いた やばい、こんなところ見られたら放り出される!? しかし天は俺を見放さなかった (少女 メイちゃん、患者の容態は・・・って何をやってるんですか!? (裂邪 わぁいロリっ子ナースが2人も!ここはマジで天国ですk (シェイド イイ加減ニセンカァ!? 俺は再び眠りについた † † † † † † (裂邪 ・・・どのくらい寝た? (シェイド 約10分 (裂邪 そうか、ならいい 俺は布団を跳ね除け、ベッドを降りた よし、体力は戻ったみたいだ、我ながらロリコンに生まれて良かったと心からそう思う 幸いにも、メイちゃんというらしいロリっ子達も見当たらなかった (裂邪 捉えたぞ、あのカキ氷野郎の気配・・・シェイド、『シャドーダイブ』だ (シェイド 良イノカ? (裂邪 あぁ・・・いや待てよ?治療費くらい置いとかなきゃな ポケットから財布を取り出して、ベッドの上に置く (裂邪 10万弱入ってるけど・・・多分ってか絶対足りないだろうなぁ・・・ いつか必ず返すから、その人質の意味で 誰に言うでもなく呟いて、俺は影の中に潜った ...To be Continued 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3074.html
―――彼には、助けられたから――― ―――あの時は、助けてくれて、本当にありがとう――― ―――本当に、優しいんだね。君は――― (裂邪 やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! (ミナワ うひゃあ!? ごごごご主人様!大丈夫ですか!? 我に帰ると、俺はベッドの上にいた。 周りには白を基調とした空間と、青い髪の少女。 雲の切れ間から見えた青空みたい いやいやそんなことよりも (裂邪 ここは? (ミナワ 保健室ですよ・・・ご主人様が急に倒れましたから・・・ やめて折角青空が見えたのに雨降らしちゃらめぇ (裂邪 心配かけてすまなかった。 ところで・・・何があったんだっけ? (ミナワ え?覚えてらっしゃらないんですか? (裂邪 何故だか全然覚えてない。 てか思い出そうとする事に対して脳が拒絶している。 (ミナワ えぇっと、執事服を着た都市伝説さんに出会ったら、ご主人様が気絶なさったので、 その方に手伝っていただいて、ご主人様をこちらまで運んだんです (裂邪 ・・・あぁ・・・そうだったか・・・ (ミナワ ・・・あの人と、何かあったんですか? (裂邪 いや、特に何も―――って、正直に話さなきゃダメ? 首を縦に2回振る。 かわいいから話しちゃお ありゃ俺が小2の時、つまり学校町に来る前の町での話だ。 近辺で赤マントが出るという噂を聞きつけた俺は、シェイドを連れて退治しに行ったんだよね。 で、赤マントには出会えたんだが、偶然あの都市伝説とも会っちまって。 しかもそのつもりもなかったのに「俺が助けた」扱いになって―――― (裂邪 ―――当時ひねくれてた俺にとって、他人に感謝される事がどれだけ苦痛だったか・・・ (ミナワ あ、それで去年赤マントと戦った時・・・ (裂邪 うん、そゆこと。 (ミナワ そうだったんですか・・・ (裂邪 まぁ、あの時俺も若かったかrって、何笑ってる? (ミナワ へ? だ、だって・・・フフッ (裂邪 お前ぇ・・・人が折角トラウマ打ち明けたのに・・・そんな奴にはこうだ☆ (ミナワ あっちょっごしゅじっらめっここ学校っ/// (裂邪 いいじゃん誰もいないんだしっ! (ミナワ 誰か来ちゃったらどうするんですkんむっ!?/// いやぁ、学校内でのキスって憧れてたんだよね。しかも保健室だよ? それは置いといて・・・いくらか気持ちが和らいだ気がする。 いやキスのお陰もあるけどさ、見ろよこの表情。とろん、としたこの目。やばいよチクショウ 扉の開く音さえ聞こえなけりゃ続きやってたわ ...END 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3207.html
【心配】 (裂邪 ・・・ん (ウィル 旦那ァ!大丈夫でやすか!? (裂邪 ぁ痛つつつ・・・俺の部屋か? (ミナワ ご主人様! (ミナワ ご主人様のばかばかばかぁ!!無茶しないでって言ったじゃないですかぁ!! (裂邪 ミナワごめっムギュッ (ミナワ 次からはちゃんと私に言ってくださいね!?いいですか!?(泣 (裂邪 ふぁ・・・ふぁい・・・ (何で?何で12歳モードなの?胸の谷間とかマジ極楽桃源郷ユートピアハァハァ・・・) (リム (あ・・・主の目が・・・やばいバク) 【デートの誘い】 (裂邪 あ、そうそう、翼の兄ちゃんにこれ貰ってさ (ミナワ ほえ?・・・「デザート・フェスタ」、ですか? (裂邪 なんでも、兄ちゃんのバイト先の喫茶店でやるんだとさ。1枚で4人まで行けるらしいんだ (ミナワ ・・・そ、それって/// (裂邪 ウヒヒヒヒ、もう飽きた?俺とのデート (ミナワ とんでもないです!ご一緒させて頂きます/// (ミナワ ・・・ところであと2人はどうなさるんですか? (裂邪 ・・・やっぱそこ、気になっちゃう?orz (シェイド (サァ、見物ダナ・・・クフフフフ) 【暴露】 (裂邪 実はローゼちゃんに偶然会ってさ、誘ってみたんだ (ミナワ ホントですか!? またお会いできるなんて・・・ (ミナワ それで、あと1人は・・・? (裂邪 が、がっつくねぇ・・・ (裂邪 えっと・・・同じ「組織」の栄 日天っていう「男の子」がね (ミナワ 男の子・・・ですか? (リム へぇ、珍しいバクねぇ (ミナワ それって・・・もしかしてダブルデートですか?/// (裂邪 そ、そうなるな、ヒッハッハッハ; (シェイド (ウワァコイツ墓穴掘ッタゾ、バレル瞬間ガ楽シミダ、クハハハハハ) (ウィル (シェイドの旦那が楽しそうでい・・・怖ぇ) 【雑念】 夜 (ミナワ ・・・ご主人様ぁ・・・どうかなさったんですか? (裂邪 何がだ? (ミナワ いつもなら5回以上シてくださるのに・・・今日は2回だけだなんて・・・ (裂邪 ギクッ!え、いや、ちょっとな(まずい、ローゼちゃん達のこと考えてたなんて言えん・・・) (ミナワ ・・・もしかしてご主人様・・・ (裂邪 ちょ、まて、誤解だミナワ!? (ミナワ ご病気ですか!?「テクノ・ブレイク」や「赤玉」の症状が出てたりとかしてませんか!? (裂邪 ・・・あ、あぁ、大丈夫・・・(俺が間違ってた・・・あと3回ヤろっと) ...Fin 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
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まさか まさかだった (裂邪 お前・・・俺を騙してたのか? 地上の日向はここでは暗く 地上の日陰はここでは明るい 現世とは真逆の、この真っ暗な世界を歩く俺は、そうシェイドに問うた つい先程 授業が終わり、帰路についた俺は、都市伝説の気配を察知し、そこに向かった 戦いは終わっていたが、そこには俺の弟・・・正義と、その仲間の姿と 小学6年生の時、シェイドが殺したはずだった「下水道に棲む白いワニ」の姿があった (裂邪 何故、アレを生かしたんだ? (シェイド 簡単ナ事ダ。戦意ガ感ジラレナカッタ (裂邪 それも嘘だろ?あの時はずっとそうだったじゃねぇか! 「のっぺらぼう」、「口裂け女」、「太郎くん」・・・ どいつもこいつも戦う気が殺げたとしても、全員お前が影の中に引きずり込んだ! だがお前は1度だけ・・・あの1度だけ白ワニを見逃した! 何故だ!? 一通り吠えついたが、シェイドはただ黙って突っ立っていた それが、どこか悲しげに見えて (裂邪 ・・・何だよ? (シェイド オ前モ・・・今マデ気ガカリダッタノデハナイノカ? (裂邪 ッ!? ・・・気づかれていたか 確かに、あの一件は俺も後悔していた 当時は微塵も考えちゃいなかったが、心のどこかでは罪を感じていた そして、あの時既に知っていたのかもしれない あの白ワニは無害になった、と (シェイド ・・・裂邪? (裂邪 いや、いい・・・ありがとう シェイドと目も合わせず―――あいつに目なんてないけど―――、俺は黒い道を歩き出した (シェイド コレデ少シハ、弟ト仲良クヤレルンジャナイカ? (裂邪 ・・・俺には、あいつに許される資格なんて無い これまでも、これからも 俺は罪を背負い続ける いつかは、償ってみせる ・・・でも 俺に、罪が償えるだろうか? 元の世界に戻り、玄関の扉を開け、 (裂邪 ただいまー 靴を脱いで、俺は自分の部屋に戻ろうとした と、その時 (正義 ただいまぁ! 丁度、正義が帰ってきた こいつの声・・・飾り気のない、純粋で元気な声を聞いたのは、久しぶりな気がする ま、俺には関係の無いことだ 階段を上がり、ミナワの元へ行こうとしたが (正義 あ、『アニキ』!ただいま! ―――――― 瞬間、時、止まって (裂邪 はァ!? 奴は、大変なものを奪っていきました 俺の度肝ですorz ...END 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影