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現・桐山和雄 物事はスマートに、な 名前が変態のくせには変態じゃないという何とも名前負けの男。 絵を描いているが低クオリティ。特にAAキャラを書いている。 実は犬鯖の名前は彼が考えたとか スパロボ好きでダークホースの事をトロンベと呼ぶこともある 運はいいときと悪い時がある 最近ランダムからマスドラを産ませたとか・・・だからなんだ 犬鯖古参メンバーの一員だが完全に放置状態 知らないと思われるが最初に英雄の称号をとった男である 石碑にビギナー50回防衛した伝説もあり 太達にハマってるから放置ではない
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i\ノ ,i、)i、 ∠ミ~^` _,,,,,,,,,,_ ゞ/ / /___ __\> 彡 ,/ /≧ミ、 .i≦ソi >/ |ゝ-シ ) .i`-'| | 君が私の対戦相手か リミ i、\ / ,ヘ/./ \  ̄ ,, ,/ 今回はよろしく頼もう ノ ^ヾ、__ ノi /~ノ , , ;;;; /\-、 __==--/,, ,, ,, ,, ,,\ / ,, ,,-\__=---、 / ;; ;; ~ ;;; ,,,,、ヘ y ,, " ,,, `ヽ、 _i;; /;; ,, , Y ,,, \ ;;;,, ,,i、 /~,, ;;; ,,, /;;,, "" i i、 ;;;;; ,,\/ ;; ,,,i ,,, ノ;; ; i、 ,,,,;;; ,,, ノ;;;\,,○ ;;;; i,,,, ○/;;; ;;; ;;; ;; i、 ヾ- /ヘ ;; ;; ヽ、 - - - - 人 - - - /ヾ、;; ;; ;;; ;; ヘ ゞ < \;; ;; ;; \ _ _ _ /,,、\ _ _// ~^--____ ;;; / ;; ;;; ; ヘ \ ;; ;; ; / X i i" _/" ;;;,, ,,i、 \ i,, ,, ,, ,, , --- v --v- | /;; // /_ ,, \ ゝ ,, ,, 、__ _人_ i i / ,,,, ,, ,, ,,/ `--;;,,, ;; ~^-v´~二フ ,, ゞ ,, ,, Y i ;; i-、/ ;; ;; ;; / \__ ;; ;; ;;/ "--ミヲ ゞ_ v""/ ;;《ニ二\ ;;__,,-~ ^\_ i,, ニ二そ~~^- ------- ~~~)彡~" i/ ,---、__ ,,, -=- ,, /f=ノ" /;; ;; \ ;; i/;; ~~\ /;; ,, ;;;ヘ、 /;;;; ;;i、 / ;; ;;; ;;;;\,,, ,,,/;;;; i、 ハナダジムのトレーナー。やる夫の賭け勝負に応じた。 海パンやろうとしての登場だから、顔に被っているのも男物の海パンに違いない。 所持ポケモンはサニーゴ 名前 コメント
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→参照 →参照 色丞狂介(しきじょう・きょうすけ)が女性のパンティを被ることで変身する正義のヒーロー。 上記参照には「ブーメランパンツと網タイツ以外の衣服を脱ぎ捨て」とある通り、 変身前から狂介は網タイツを穿いているので要チェックである。 Welcome! OINARISANの注文でも出てきたりする。
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トリステイン2日目は、驚愕から始まる。 「うわあぁぁぁぁぁくぁぁ!!!!!!!!!!!」 廊下を走りぬけ、階段を駆け上がり、扉を蹴り開ける。 朝日にキラリと光る波平-1ヘアーはミスタ・コルベール先生。 「学園長!学園長!!!!がぁくえんちいよぉぉぉおおぉぉお!!!」 ミスタ・コルベールがドアを蹴り開けて学園長室に飛び込みます。 学園長室の主、オールド・オスマンはコルベールに背を向ける形で座っていました。 「あ、会ったことを正直に話しますっ!! つ、使い魔のルーンを調べていて寝オチして起きたら!! いつの間にか目の前でパンツ男が背中に毛布かけてくれたんです!!!! しかもサンドイッチの夜食まで用意してくれててっ!!!! ごくろうさまかっこはぁとかっことじるのメッセージカードまで添えて!!!!! な…なにを言ってるのかわからねーと思うが、私もナニをされたかわかっていない。 頭がどうにかなりそうだ! 妄想とか夢オチなんてチャチなもんじゃあない! もっと恐ろしい何かの片鱗を味わったんですぅぅ!!!!!」 ……………………………………………………………………。 ……………………………………………………………………。 ……………………………………………………………………。 「オスマン………? オールド・オスマン……………!? こ、こいつ……………死んでいる!?」 『怪奇!!パンツ男の恐怖事件』は一晩で学園中の噂になりました。 目撃者は貴族から平民、使い魔にいたるまで多岐に渡りました。 曰く、パンツ男の名前は変態仮面である。 曰く、パンツ男は被るパンツによってゲージ使用技が変わる。 曰く、パンツ男は始祖ブリミルの使い魔の名前すら伝えられていないものである。 曰く、パンツ男のパンツの中に入っていったものは二度と戻ってこれない。 まあそんなこんなで一晩で七不思議の一つに入るぐらいに学園内を練り歩いたわけです。 異世界漂流1日目からナニやってんでしょうねこの男は。 さて、我らのヒロインルイズの寝起きは最悪でした。 まるで半分眠った状態から、いきなり地獄を見せつけられたかのようなテンションでした。 「なんか………ムッチャひどい夢を見た気がする」 なぜかルイズの脳の中ではパンツ被ったパンツ一丁の男が枕元に立ってたり、頭上で回転したりするフラッシュバックが起こります。 恐ろしい。ナニが恐ろしいってそんな見たこともないものが自分の脳の中で躍動的に踊るのが恐ろしいです。 そのフラッシュバックの中にはタバサがいてギーシュがいてキュルケがいてオスマンがいてコルベールがいました。 みんながみんな自分を見て悲鳴を上げたり恐れおののくのを見て、悲しみを感じるよりもなぜか快感を感じていた感覚に恐怖しました。 ルイズは知る由もありませんが、使い魔のルーンを通じて夢に使い魔の記憶が刷り込まれたのでしょう。 ルイズの正気度が1下がりました。 まあ、そんなこんなで朝なので、着替えて授業に出なければいけません。 「服」 「はい」 「下着」 「はい」 「な…ななななな……なんで懐から出てくるの!?」 「……………………」 「ししし、しかもそれ昨日履いてたパンツよね!?」 「姫、暖めておきました」 「嘘つきなさい。それ洗いもしてないじゃないの」 羽柴秀吉作戦は失敗に終わりました。 ルイズ信長はたいそうお怒りになり、乗馬用のムチで叩くこと数度、逆効果でした。疲れました。 しまいには爆発音が轟きました。 すったもんだで硝煙くさい部屋から出ると、部屋の前でキュルケがタバサと話し込んでいました。 「ルイズ、朝から隣で爆発なんてさせないでよ、いやいつでも爆破は勘弁願いたいんだけど」 「騒音公害」 「しつけよしつけ。仕方ないじゃないムチで叩いたら喜ばれちゃったし」 なんだか込み入った事情のようなので、キュルケはスルーすることにしました。 「ところで聞いた?怪人が出たのよ!私見ちゃったのよ!しかもタバサも!!」 「見た。おどろいた」 「「コワ~~~イ!!!」」 息は合ってるもののタバサは棒読みなのでアンバランスです。わざわざ打ち合わせしてたんですかあなたたちは。 「肩に引っ掛けたパンツ一丁で頭にパンティかぶってるの!それでスゴクいいカラダしてるの!!」 「股間から色々なものを取り出していた」 「あと網タイツに皮手袋もしてたわね。ポイント高いじゃないの」 「怪人だけど紳士だった」 「ぜんぜん紳士じゃないわ!なんせ良い所で乱入してきたおかげで私の身体は不完全燃焼よ!!」 「着ていた下着もかぶっていた下着も見たことが無いほど良い生地でできていた。 おそらくはそれなりに爵位を持つか財産を持っている人物が正体」 「よく見てるわね。しかもあの状態の下着に目を凝らすなんて………」 「たぶんメイジかエルフ。窓から飛び降りたり風より早く動いたり壁をよじ登ったりしていた」 ちなみに下着の材質は朝になってから調べて驚き済みだ。 あきらかにトリステインの技術レベルで作れるものではなかったので更に驚きです。 渡されたベビーパウダーも異国の文字で書かれていて読めませんでした。 この時点でタバサは変態仮面の正体を怪しんでいましたが、それを表に出すことはしません。 無表情ですし、正直怖いですし。 ルイズは女たちの噂話を聞いて固まっていました。 「夢だけど………夢じゃなかった」 呆然としながらルイズは潰れました。 いるんですよ、あなたのとなりに変態仮面が……… その日、ギーシュはどこかおかしかった。 いや、ギーシュはいつもおかしいのだが、輪をかけておかしかった。 なんというか魂のネジが外れているというか、頭の中がお花畑に突っ込まれているのか、身動きがとりにくいのか。 どれほど抜けてるかというと昨晩学園を騒がせた『怪奇!パンツ男の恐怖』のことが耳に入らないぐらいである。 そんなギーシュも恒例イベントをこなさないと存在意義がなくなってしまうため、食堂で白いふわふわしたものを落っことしました。 平民、色条狂介がジャストタイミングで拾ってくれるように 「あの、ハンカチを落としましたよ」 「おや、すまないな。ってキミそれはちがうよ僕のハンカチはバラをあしらった見事なものなんだ そんな金モールを過剰にあしらったハンカチは知ら………な……………いや待てよ?」 しかし、それはハンカチじゃなくて!! 「パ」 「ぱ」 「パンティィィだぁ~~~~!!!」 そう、それは小さなぬのきれ、女体の神秘、青少年の希望、アレ、ともいうべき女性の下着だったのです!! 「あ!あのパンツは!!!」 「なんでギーシュのポケットから女物のパンティーが!?」 「あの金モールのドリルロールつきパンツはモンモランシ家に代々伝わるパンツ柄だ!!趣味悪パンツッ!」 「マジか!?モンモランシーのパンツがギーシュのポケットから出てきたということは!!」 「いや待て落ち着け、まだ慌てるような時間じゃない」 「あのパンツが盗ってきたのか、モンモンから渡された物なのかで非常に意味が変わってくるのですが!!」 「ギーシュ貴様!いや、この裏切りモン!」 若者同士が集まるとゴシップに花が咲くといいますが、咲いたのは嫉妬の花でした。 しかしなんでモンモンのパンツの柄を知っているのかマリコルヌ。 「ああ、それは僕の愛しのモンモランシーが昨夜……ガボッ!………」 「ギーシュ!余計なことは言わないで!!」 口に10本ほど香水の瓶を突っ込まれてギーシュは沈黙しました。 言わないでといいながら、ほとんど言ってる様な気もしますが、そこは伏せときましょう。 それを見ながら狂介は汗をぬぐいながら妻の折檻(対弟用)を思い出していました。 秋冬君はいつも春夏にひどいことをされていたなあ……、と。 あと当然古典的にこけておきました。 何故ならば、彼も古き良き時代のジャンプを象徴するギャグマンガの主人公だからです。 「いや、なつかしい俺も妻と初恋の人(のパンツ)を同時に落とした時はひどい目にあった。 あの時は死ぬかと思った………いやマジで」 「朝っぱらからナニ不道徳なことを呟いてんのよ」 やっぱり平民を召喚するのはゼロの私にふさわしいハズレなのね……… 昨晩のダメージが残っているのか、精神テンションが落ちているからか、一転してネガティブ人間です。 「ギーシュさま!私とのことは遊びだったのですね!」 「ああ、ケティ!確かに僕はキミと馬に乗った! でも僕は昨日気づいたんだ!実は僕はモンモランシーのほうが好…………」 「ひどいわ!」 ふと見るとギーシュが二股疑惑で香水の瓶の束をくわえた状態のままビンタを食らってました。 瓶が割れて流血です。 二股疑惑のお仕置きとしてはひどいほうです。 こりゃスルーしてどっかいったほうがいいな。 と、トラブルメーカー経験豊富な狂介はその場を立ち去ろうとしました。 しかし、トラブルというものは総じて逃げようとすると追いかけてくるものなのです。 「待ちたまえ!そこの平民!!」 「え~~~っとコれはアレですか。二股ばれた八つ当たりですか」 「そんなことはしない!グラモンの人間がそのようなはしたない真似をするか!」 「じゃあ平手打ちと折檻の件で」 「平手打ちでも折檻でもない!むしろ望むところだ!」 望むのですか。 「モンモランシーのパンティーを返したまえ!あと僕以外が嗅ぐな!!」 そっちかよ! そう、まだ狂介はフリフリのパンティーを手に持ったままでした。しかもさっきうっかり汗拭いてました。 「い、いやこれはハンカチと間違えただけなんだ。なんか香水くさいし」 「くっ!しっかり嗅いでるではないか!! これでは無事パンティーを取り返しても、一旦洗って、それでモンモランシーに返して履いて踏んでもらってからまた貰わないといけないではないか!」 「いやその手順はおかしい」 変身後ならともかく、変身前の狂介は基本的にツッコミキャラなのです。ドジッコ入ってるけど。 変身後ならツッコミどころありなキャラになれるのですが……… それにしてもなんてことだ!ギーシュが話しているだけで名門グラモン家とモンモランシ家の威厳やら威信やらがモリモリ下がっていく。 「貶められたモンモランシーのパンティのため!このギーシュ・ド・グラモンが決闘を申し込む!!」 このギーシュはダメな方のギーシュでした。
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変態仮面が見てる 「ああ・・・かあいいよリリ・・・リリ・・・」 「グエン郷、君の開発したこの対キャプテン用のモノは、どうも心配なのだが・・・」 「ペットは飼い主に似ると言いますからね。ま、仕方がないことでしょう。」 「それもそうですな。」 「「はっはっはっはっは。」」 336 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2006/09/17(日) 18 15 30 ID ??? 320 勝手に妄想 その1 アムロ(ピキーン)「! 邪気が来たか!」 キャプテン「マスター、私が行きます」 アムロ「俺も行こう。ロランは外に出るなよ」 ロラン「はい」 庭に降り立ち、ライフルを構えるキャプテンと、周りを見回すアムロ。 キャプテン「ターゲットロック・・・!?」 しかし、突然キャプテンの横から黒い影が。 アムロ「キャプテン! 右だ!」 キャプテン「ッ!?」 キャプテンはとっさに盾を突き出してそれを受け止める。 キャプテン「ミラージュコロイド・・・? いや、ステルスか!」 そして、持ち替えたビームサーベルで敵がいるであろうその辺りをなぎ払うが、手ごたえはない。 アムロ「上だ!」 アムロの指示により、キャプテンは盾ではなく別のものを振るった。 キャプテン「Vロッド! 虫取りモード!」 ボシュンという音を立てて手ごたえがあり、何かが網の中に捕まる。 その間に、アムロは見当をつけておいた芝生へ、 アムロ「ていっ」 ハロ(ガンダニウム合金製のハリ付)を投げつけた。 グエン「ぐファ!」 ばたりと流血しながら、芝生からグエンが倒れ出てくる。 ???「マスター!」 虫取り網の中からバタバタと何かが暴れる音がする。 アムロ「・・・キャプテン、出してやってくれるか?」 キャプテン「了解」 キャプテンが巨大な虫取り網を持ち上げると、中から現れたそれは、グエンに駆け寄る グエン「うう。またもや失敗するとは・・・。私のいとしいローぐふっ」 ???「マスター・・・(呆」 皆まで言わせずにアムロが再びハロを投げつけ、黒いモビルシチズンに向き直ると、 アムロ「君は・・・モビルシチズンだね、うち(ラー・カイラム社)以外でも開発に成功したって聞いてる」 キャプテン「・・・私と同じなのか?」 アムロ「まあ、一応、分類上は、だけど」 よく見れば、そのモビルシチズンは、マントをつけたり鎧を着ていたりなど、中世的な格好をしている。 ???「先ほどは失礼をしました」 アムロ「!?」 グエンの連れているモビルシチズンなのに、まともそうな発言をしたことに驚くアムロ。 337 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2006/09/17(日) 18 19 50 ID ??? 勝手に妄想 その2 ???「私は氷刃の騎士ディード。姫を守る騎士の一人です」 アムロ「なるほど。コンセプトは騎士か。それに、ミラージュコロイドとは違うステルス性にジンコウチノウニゲンゴノウリョクモタカイシ」 キャプテン「マスター?」 アムロ「ハッ!」 危うく重力に魂を引かれかけたアムロを、キャプテンが呼び起こす。 アムロ「あ、危うくトリップするところだった」 キャプテン「もう既にしていました」 キャプテンに突っ込まれるも、それを聞かなかったことにする。 アムロ「なんだかさっきと雰囲気が違うけれど・・・」 グエン「フフフフ。驚いたかね、ローラの兄ぎみぐぼはっ」 皆まで言わせずにアムロが再びハロを(ry アムロ「で?」 グエン「ぐふぅ。ククク。わが社でもモビルシチズンの実用化に成功したのだ!」 すぐに復活すると、 グエン「それがこのデスサイズだ!」 アムロ「さっき、ディードって自己紹介してたぞ」 グエン「・・・」 キャプテン「本当はどっちなんだ?」 ディード(仮)「まだ決まっていないようです」 アムロ「ネーミングもまだのモビルシチズンに戦闘をさせるな!」 グエン「だが、今のところデスサイズの機能はステルス性のみでぐほっ」 皆まで言わせずにアムロが再(ry アムロ「キャプテンが本気でやったら壊れただろうが!」 グエン「・・・」 キャプテン「へんじがない。ただのしかばねのようだ」 アムロ「・・・何処で覚えたんだ?」 しばらくの沈黙の後、 ディード(仮)「では、我々はこれで失礼します」 アムロ「あ、ああ」 なんだか毒気を抜かれてしまったアムロとキャプテンを置き去りに、ディードは ガ ッ とグエンの脚を掴むと、 ずるずると引きずりながらふよふよと移動していった。 アムロ「! あ、アレは! ミノフスキー粒子を利用シタクウチュウフユウデ、マダジツヨウカハ」 キャプテン「・・・マスター?」 アムロ「ハッ!」 再びトリップしていたアムロは正気を取り戻すと、 アムロ「こ、こうしちゃいられない! すぐにブライトに知らせるんだ!!」 家の中に駆け込んでいくのだった。 ディードの喋り方はマンガ(SDの外伝のほう)を参考に。でも、なんか変だ・・・。 思いついた勢いに任せて勝手に書いてしまった。ちょっと後悔しているので、自主的に白い部屋に逝って来ます。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ アムロ・レイ キャプテン・ガンダム グエン・サード・ラインフォード ディード
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色丞狂介(変態仮面)&キャスター 色丞狂介は、刑事であった父親譲りの強い正義感を持つ。 故に突然聞こえた叫び声に向かい、走った。 狂介が駆け付けた時には、すでに手遅れだった。 胸に短剣が突き刺さり、仰向けに倒れている青年。指一本動かさない事から、既に絶命していると分かる。 死体のそばに黒い影がうずくまり、短剣を犠牲者の身体から引き抜いている。 その身体は暗がりに溶け込み、髑髏を模した仮面が宙に浮き上がっているようだった。 狂介が余りの状況に固まっていると、髑髏の怪人が狂介を見つめ、呟いた。 「未契約のマスターか。悲鳴で釣れるとは運が良い」 次の瞬間、男は狂介に向かい、抜き取った短剣を投げた。 色丞狂介は、月海原学園拳法部のホープである。 故にギリギリとはいえ、投擲された短剣を頬をかすめるだけで回避した。 「手を抜いたとはいえ、かわすとはな。殺されるのをただ待つ木偶ではないという事か」 男は内心の驚愕を押し殺し、立ち上がった。片手に曲刀を持つその姿は、子供の背丈にも満たない矮躯だ。 『こいつ……春夏さんや秋冬くん、天狗丸の比じゃない!!』 だが狂介は僅かな動き、そしてぶつけられる殺気で判断できた。この男は今まで見た事もない強者だと。 「え……あれ、春夏さんって誰だ……?」 死を前にした状況で、何故知らない人間の名がとっさに浮かんだのか。理由に思い当たらないまま、狂介は近づいてくる男に向かい問いかけた。 「おい! 何でお前はこんなことをするんだ! 大体、マスターって何だ!? って熱ッ!」 「チッ、マスターの目覚めが始まったか」 狂介は右手の痛みをこらえ構えるが、男から放たれる殺気に筋肉が硬直し、彫像と化している。 男が足を撓め飛びかからんとしたその時、点描画のように黒点で構成された蝶が狂介と男の丁度中間に飛んできた。 何故真夜中に蝶が? と狂介と男が疑問に思う間もなく、蝶に火花が走り、爆発した。 「うわぁっ!!」 爆風で吹き飛ばされる狂介と髑髏の男。 だが、男は狂介の見立て通り、狂介を上回る体術の使い手だ。後ろ受け身をとり、さらに後転倒立して即座に跳ね起きる。 続いて狂介に短剣を投げつけようとしたが。 「……サーヴァントか」 男の目に飛び込んできたのは、狂介の周りに十を超える蝶が舞う光景だった。 男は自身の不利を悟り、無言のまま闇夜に消えた。 「せ、背中と手が痛い……。何だったんだ、あいつ」 仰向けに倒れた狂介が痛む右手をみると、甲にあざが刻まれている。さらに手の向こう側では幾つもの蝶が踊っていた。 「あれ、この蝶なんかおかしくないか?」 その中で一匹、歪んだ形で動く蝶がある。何か曲面の板に書かれた絵のような。 「下から舐める様に自分のサーヴァントの股間を見るとはな」 その蝶を凝視する狂介に、真上から声が投げかけられた。 狂介が声の方向に視線を向けると。 「この変態が」 そこには蝶々仮面を被った男が、狂介を見下ろしていた。 「うぁああああぁあああああ――――!!! へ、変態!!!」 狂介はとっさに地面を這い、遠くへ逃れた。 「NON、パピヨン」 「パ、パピヨン……?」 蝶々仮面の男は舌打ちを鳴らしながら、人差し指をメトロノームの様に動かした。 「パピ、ヨン。もっと愛をこめて♡」 暗闇に目が慣れた狂介が男をよく見返すと、歪んだ蝶は男が着るスーツの股間に刺繍された物だと分かった。 全身をぴったりと包むそのスーツは、首から臍下のギリギリまで大きく開いており見る者に何とも言い難い印象を与える。 さらに紫で彩られた蝶々仮面は、舞踏会でもなければまず目にすることのない代物だ。 一言で形容すれば、狂介の言った通り『変態』以外当てはまらないだろう。 「せっかくマスターの危機を救ってやったんだ。自分のサーヴァントに感謝する礼儀もないのか?」 「マスターにサーヴァント……?」 「まだ分からないか? 俺を召喚できた以上、記憶が戻っているはずだがな」 「記憶……? そうだ、だんだん思い出してきた」 海外留学に行ってしまった愛子ちゃんから木彫りの人形が送られてきたんだ。 それを抱いて眠って……朝起床し登校した。だけどその学校は紅優高校じゃなく、月海原学園だった。 放課後、拳法部に行ったけど主将や里美ちゃん、春夏さんに秋冬くんはいなかった。その異常な事実にまるで気付けなかった。 「これは聖杯戦争……聖杯の所有権を得る為、マスターがサーヴァントを使役し戦う殺し合い……」 聖杯、マスター、サーヴァント――聖杯戦争に必要な情報が、記憶を取り戻した狂介にインストールされていく。 数秒後、事態を理解した狂介は、パピヨンに対し尋ねた。 「……ええと、パピヨンでいいか? お前が僕のサーヴァントで、聖杯戦争はもう始まっているのか?」 「そうだな。はなはだ不本意だが、どうやらお前が俺のマスターらしい。 聖杯戦争はまだ予選の段階だ。記憶を取り戻した時点で予選突破、本選へと進む仕組みだ。 さっきの奴はいち早く記憶を奪還したマスターが先走って、敵になるマスターを一人でも多く減らそうとしたんだろう」 「それで、途中での退場は認められない……」 「そうだ。この空間に召喚された時点で聖杯を手に入れ、帰還できるのは唯一人。 ……怖気づいたか?」 パピヨンはからかうように言った。 「……確かに正直怖いよ。でも、それ以上にこの殺し合いは放っておけない。 僕みたいに勝手に巻き込まれた人はいるかもしれない。そしてさっきみたいに襲われるとしたら」 狂介は身を起こし、パピヨンに対して正座し頭を下げた。 「頼む、戦いを止めるため協力してくれ!」 狂介の懇願を、パピヨンは、実験室のネズミを見つめる科学者のような目つきをしながら聞いていた。 「成程、俺としても勝手に喚び出されての殺し合いなど、気に食わないな」 「じゃあ」 「ああ。だが、NON!」 面を上げた狂介に、パピヨンは叫んで両腕でX印を作った。 「だからといって人助けをするのは、もっと気に入らない。武藤のような偽善者の真似事をするなど、考えただけで反吐が出そうだ」 そう言って狂介の眼前に顔をよせ、舌を垂らし吐き真似をしてみせた。 「そ、れ、に、だ。そんな物を持ち歩く奴が正義の味方やろうなど滑稽だぞ」 「それって……え!?」 パピヨンが指さした先にあるのは、女性の下着。いわゆるパンティだ。 「さっきお前が俺から離れるとき、ズボンから落ちたぞ」 「な、なんでこんなのが僕のポケットに入って……」 「どこかで盗んできたんだろ。変態め」 色丞狂介は、実は記憶が完全に戻っていなかった。 故にパピヨンの言葉を信じ込んでしまった。 「ぼ、僕は変態だったのか……。僕もこいつと同じ……」 「実に不快な奴だな、貴様は」 がっくりと四つん這いになった狂介に対し、パピヨンは嫌悪感をあらわにした。 「くそっ、こんなもの――――!!」 狂介はパンティーを拾い引きちぎろうとしたが。 「――ってこれ愛子ちゃんのパンティ!?」 両手で伸びたパンティーに刺繍された「aiko」の文字が目に飛び込んできた事で動きを止めた。 「何だ。捨てないのか?」 心底嬉しそうに問うパピヨン。それを聞く狂介に様々な疑問が湧く。 なんで夜の夜中に、僕はパンティを掴んでいるんだ。 なんで変態から変態呼ばわりされなくちゃいけないんだ。 そして――何で僕はパンティに引き寄せられているんだ。 これを被らなくてはいけない、って何でそんな気がしてくるんだ! 「何考えてるんだ僕は! こんな変態の前で変態行為をしようだなんて最低じゃないか!!」 狂介は叫び、地面に頭を打ち付けた。パンティを両手で伸ばしたまま。 その結果。 「あ、かぶっちゃった」 「フォオオオオオオオオオ!!!」 深夜、ビルとビルの狭間で、叫び声がこだました。 色丞狂介は、変態である。 それも、ただの変態ではない。 父親譲りの正義感と刑事の勘と被虐体質、母親のSM技術と嗜虐性。双方を併せ持った狂介は、パンティを装着することでその全てを最大限に発揮する。 「クロス・アウッ!(脱衣)」 叫ぶと同時に、狂介は正座の状態から瞬時に跳躍し、上下の服を脱ぎ捨てた。 「アンド、レスリングスタイル!!」 続いて狂介はブリーフを股間が食い込むまで伸ばし、交差して肩にかけた。その姿はレスリングスーツというより、水着でいうVフロント、Vバックに近い。 さらに下半身の太ももまで覆う網タイツと、手にはめられた皮手袋がSM女王のごとき貫禄を生み出している。 「フオオオ……これだ、これぞ俺の究極の姿……」 変態、もとい変身を終えた狂介は、腕を胸の前で交差し、蒸気のごとき息を吐く。 狂介の身体は、血流を通じて全身に流れるアドレナリンによって筋肉がパンプアップし、一回り大きい体格となっていた。 大理石から削り出したかのような肉体と、食い込んだブリーフで強調された股間、顔にフィットし、一体化したようなパンティ。 性的アピールを幾重にも重ねたその姿は、正に究極の変態だった。 余りの出来事に、流石のパピヨンも思考がついていけない。 呆然と突っ立っているパピヨンに、三白眼になった狂介が顔を向けた。 「私の名は変態仮面。この聖杯戦争を許せない正義の味方だ」 声のトーンも低く変わり、最早狂介の面影はない。 「パピヨン。この聖杯戦争を止めるにはどうしても君の助けが必要になる。 私はこのような不可思議な現象に対しては無力だ。君の知恵と力を貸してほしい」 お前も十分不可思議の塊だ。内心でパピヨンは突っ込みを入れた。 「……俺のクラスはキャスター。確かにお前よりは神秘に関する知識はあるがな。 だがお断りだ。偽善者をやるくらいなら座に戻った方がマシだ」 「では仕方がない。この令呪というのはサーヴァントに対し、絶対的な命令を下せるのだろう?」 変態仮面は右手の皮手袋を外し、令呪の刻まれた手の甲をパピヨンに向けて見せた。 「使ってみればいいさ。その後、貴様がどうなるか試したいのならな」 パピヨンは挑発を口にしながら股間に手を差し込み、宝具『臨死の恍惚♡』を創造する準備をしていた。 マスクの下の顔に浮かぶ軽蔑、嘲笑の裏で、脳内では自分のマスターに対する反抗の算段を整える。 「令呪を以って命ずる」 変態仮面の言葉に、パピヨンは無音無動作の宝具、武装錬金の発動を行おうとし。 「自由に行動せよ」 次の命令で、中止した。 「重ねて命ずる。その行動を誰にも妨げられることなかれ」 変態仮面の右手から膨大な魔力が発し、何事に使用されることもなく、無為に消費されてゆく。 物理的な風を起こすまでに実体化した魔力が消滅するまで、二人は何をすることもなく両者の間にある空間を眺めていた。 数秒が経過した後、変態仮面は口を開いた。パンティの下からで、外見では分からないが。 「最後の令呪を使えば私が死ぬので使えない。だが、これが私の今見せられる誠意だと思ってほしい。パピヨン、君は自由だ。 その上で頼む、私と共に戦ってはくれないか。人を助けるため、とは言わない。それは私の為すべきことだ。 戦うのは、君にとっても気に入らない悪を倒すためにだ」 変態仮面はマスターにとって切り札であり、サーヴァントを律する鎖でもある令呪を、何の意味もない命令に使った。 それもただ、信頼のために。初めて会ったサーヴァントのために。 魔力供給と現世へのパスの分、マスターとサーヴァントは同格とはいいがたい。だが、サーヴァントにはその気になればマスターを裏切る自由がある。 それを防ぐ為の令呪を無意味に使用した。 深い呼吸が三つほどか。二人は互いに身じろぎ一つせず、にらみ合っていたが。 「偽善者の上に馬鹿とは、つくづく度し難いな」 パピヨンが先に口を開いた。 「少し、お前に興味がわいた。良いだろう、つきあってやるよ」 そう言い、パピヨンは微笑んだ。先程の侮蔑に満ちた笑みとは異なる表情だった。 『もし武藤が同じ状況に置かれたら、このくらいやるだろうな』 脳裏に浮かんだこの考えが、パピヨンの行動を決定した。 「だがさっきお前が言った通り、俺は人助けの手伝いなどしないぞ。 よほど癇に障る相手でなければ、サーヴァントとの戦闘もしないがそれでいいな」 「ああ、それで構わない」 「……チッ。素直に頼めばいいものを」 パピヨンは忌々しげに舌打ちをした。 「わかった。サーヴァントの足止めくらいはしてやる。それでいいんだろう」 「感謝する」 変態仮面の礼を受けたパピヨンは、独りごちた。 ろくでもないマスターに召喚されたと思ったが、武藤並に気に入らない奴だったとは。 こういう気に入らない相手こそ、大切にしないとな。 せっかくこの聖杯戦争というイベントに喚ばれたんだ。出来るだけ楽しもうじゃないか。 「ところで――君の姿は実にエレガントだな」 パピヨンは頬を緩めた。 「お前もなかなかセクシャルバイオレットで、素敵じゃあないか」 【サーヴァントステータス】 【出典】 武装錬金 【クラス】 キャスター 【マスタ―】 色丞狂介 【真名】 パピヨン 【性別】 男性 【属性】 中立・悪 【パラメーター】 筋力D 耐久C- 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具B 【クラス別能力】 陣地作成:B+ 錬金術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 ”工房”及び“パピヨンパーク”を形成することが可能。 道具作成:A 魔力を帯びた器具を作成できる。 材料が揃えば、特殊核金の生成も可能。 【保有スキル】 人間型ホムンクルス:? 錬金術によって生物の細胞をベースに創造した寄生体を、人間に寄生させることで誕生する半不老不死の生命体。 通常のホムンクルスは寄生体に精神を乗っ取られるが、人間型の場合、寄生体のベースに寄生される人間の細胞を使うことで寄生体を「分身」としているため 精神は同化して残り、肉体のみがホムンクルスへと変貌する。 人間に戻ろうとする本能的な未練が食人衝動として起こり、倒すには胸にある証印を貫く必要がある。 ……のはずが、パピヨンは食人衝動もなく、胸に証印も表れていない。 結果、心臓や脳を貫かれても死なず、必ず再生する。 完全に倒すには、身体の大半を破壊するしかない。 蝶・天才: 英明にして、常人には理解不能な知性と感性。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“論理思考” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 精神汚染:C 自身ではなく他人に影響を与える精神干渉スキル。 判定に失敗した場合、パピヨンの姿をエレガントと感じる。 不治の病:A 免疫力が低下し続ける原因不明の病。 常時、体力が減少し、回復が遅れるバッドステータスがつく。 このスキルは削除できない。 空蝉:D 服を素早く脱ぎ捨て、それを囮とすることで、一度だけ敵の攻撃を回避できる。 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 【宝具】 『臨死の恍惚♡(ニアデスハピネス)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:50人 パピヨンが創造する、黒色火薬の武装錬金。 パピヨンの思うがままに形を変え、自由に爆破できる。点火はパピヨンの有視界内で、50m以内に限られる。 全ての火薬を使い果たすと、補充されるまで丸3日かかる。 だが、サーヴァントになった影響で、マスターの魔力提供により時間を短縮できる。 【weapon】 核金(かくがね) "武装錬金"と唱えることにより、闘争本能を高め宝具を創造する。慣れれば無音無動作でも使用可能。 通常時は生存本能を揺り動かし、自己治癒力を高め傷を癒す。 破損しても自動修復されるが、修復時間は破損具合による。 蝶々仮面(パピヨンマスク) 仮面舞踏会でもなければまず実物を見ることがない、蝶を模した仮面。パピヨンが人間を止めた証であり、いついかなる時でも外さない。 何の能力もないただの仮面だが、パピヨンが人間から外れている証明ということで、パピヨンに精神干渉への高い耐性を持たせている。 特殊核金 パピヨンが道具作成スキルで製造する。 この核金を装備しておけば一般人でもサーヴァントにダメージを負わせられる。ただし武装錬金は創造できない。 能力は以下の通り。同時に3つまで装備できる。 I筋力値20%UP II筋力値30%UP III耐久値15%UP IV耐久値25%UP IX炎、毒無効 X毒無効 XI炎無効 XII地形による速度低下無効 XIII敏捷値25%UP XIV宝具の威力強化 XV宝具の魔力消費30%減少 XVIIIHPが0になっても1度だけ復活。発動後破壊される。 【人物背景】 元々は錬金術によりホムンクルスへと変態した人間。 本名は別にあるが、真名はあくまで「パピヨン」である。 資産家の長男で眉目秀麗、成績優秀と輝かしい未来が待っているはずが、原因不明の病に侵されたことで一転、本人言うところの「地を這うイモ虫」になった。 自力で病気を治療するため、実家にある錬金術の書を研究し人間型ホムンクルスの寄生体を創造する。 だが不完全なホムンクルスを使い変態したことで「不治の病のまま、半不老不死の身体」になってしまう。 その後は錬金術を巡る数々の戦いの末、「黒い核鉄」の力で人間でもホムンクルスでもない怪物になる寸前だったカズキを その天才的頭脳によって複製した「白い核鉄」の力で人にし、「人間の錬金の戦士・武藤カズキ」との最後の決着に臨む。 決着はカズキの勝利で終わり、カズキはパピヨンに「新しい名前で、新しい世界で生きてくれ」と願う。 その理由は、ホムンクルスが人類の害悪である証である「人間の肉体に対する本能的な未練に起因する食人衝動」が、己の過去に何の未練もないパピヨンには存在せず、既に彼が「人間でもホムンクルスでもない」となっていたからであった。 決着の後は銀成市の都市伝説「蝶人パピヨン」として暮らすことになった。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争を面白可笑しく過ごす。特に変態仮面がどんな末路を辿るか見届ける。 ついでに異世界の料理を思う存分味わう。 【基本戦術、方針、運用法】 肉弾戦ではパピヨンより変態仮面の方が強いので、マスターが前衛に、サーヴァントが後衛で援護をするという主従が逆転した戦い方になる。 まず特殊核金を製造後、変態仮面に装備させて、サーヴァントと戦えるようにするのが必須。 魔力に関しては、サーヴァントと戦いつつパピヨンが宝具を使用するといくら変態仮面でも体力が持たない。 パピヨンも体力がなく、回復も遅いので主従共に食事による栄養補給が必要になる。 互いの魔力、体力や能力を考えるとパピヨンが陣地を作成し、そこで敵を待つ戦術が有効なのだが、変態仮面は父譲りの刑事の勘で悪事が行われている現場に向かってしまう。 【マスターステータス】 【出典】 究極!!変態仮面 【名前】 色丞狂介 【性別】 男性 【参加方法】 愛子が送ってきた海外の木彫りの人形。 【マスターとしての願い】 聖杯戦争を止める。悪人をお仕置きする。 【weapon】 愛子ちゃんのパンティ 狂介はパンティを装着することで変態仮面に変身するが、ポテンシャルはそのパンティの種類と素材、履いていた女性によって左右される。 元・両思いの相手である愛子のパンティは変態仮面の能力を最大限に引き出し、片手で箪笥を持ち上げる。 最低でも一車線はある道路の両脇の塀をつかって三角飛びを繰り返す。乗った事のない1000ccのバイクやブルドーザーをあやつる。 陸橋に引っ掛けたブリーフを車に引っ張らせ、その反動で数百m上空にいるヘリまで飛ぶなど元々超人的な変態仮面でもさらに規格外な身体能力を発揮させる。 ロープ 鞭、皮手袋 母親が使用していたのを勝手に盗んだもの。 【能力・技能】 狂介の能力・技能 拳法2段。何の拳法かは不明だが、稽古時に胴とグローブを着用している事から少林寺拳法か日本拳法のどちらかと思われる。 変態仮面の能力・技能 何者かが悪事を行っていると、父譲りの刑事の勘が働いて現場に直行できる。 被ったパンティの持ち主の特技をラーニングし、使用できる。 意識を集中すると、パンティの持ち主の記憶とシンクロする。 ロープを用いた捕縛術は、瞬時に対象を菱縄縛りや亀甲縛りにしてしまう。 鞭術は飛んでいる蠅の羽を裂き、板を削って文字を作るほどの腕前。 【人物背景】 変態仮面、色丞狂介は紅優高校一年である! 彼を変態仮面に変態させるのは、両親の変態の血と女性のパンティである! 変態仮面は猥褻物陳列罪に問われながら、人類の平和のために戦うのだ! ※ここからが本当の解説です。 狂介は紅優高校の1年生で拳法部に所属する少年。父親ゆずりの正義感を持ち、拳法の腕前はかなりのものを持っている。 銀行強盗の仲間に化けて犯人を捕まえようとした際、マスクと間違って女性用パンティを被ってしまったことがきっかけで正義のヒーロー・変態仮面に目覚める。 最初はそのことに戸惑いを憶えていたものの、後には正義のために自ら変身するようになった。 変態仮面は変態であることを除けば真っ当なヒーローである。その恰好から猥褻物陳列罪に問われ警官に追われることもあるが。 【方針】 悪人をお仕置きすると同時に聖杯戦争を止める方法を考える。特に狂介と同様巻き込まれた人間を保護する。 ムーンセルに関しては与えられた情報しかないので、パピヨンに脱出の手段を考察させる。または他に知識のある人物、サーヴァントを探す。 ※残り令呪数:1 命令1:自由に行動せよ。 命令2:その行動を誰にも妨げられることなかれ。
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色丞狂介は、刑事であった父親譲りの強い正義感を持つ。 故に突然聞こえた叫び声に向かい、走った。 狂介が駆け付けた時には、すでに手遅れだった。 胸に短剣が突き刺さり、仰向けに倒れている青年。指一本動かさない事から、既に絶命していると分かる。 死体のそばに黒い影がうずくまり、短剣を犠牲者の身体から引き抜いている。 その身体は暗がりに溶け込み、髑髏を模した仮面が宙に浮き上がっているようだった。 狂介が余りの状況に固まっていると、髑髏の怪人が狂介を見つめ、呟いた。 「未契約のマスターか。悲鳴で釣れるとは運が良い」 次の瞬間、男は狂介に向かい、抜き取った短剣を投げた。 色丞狂介は、紅優高校拳法部のホープである。 故にギリギリとはいえ、投擲された短剣を頬をかすめるだけで回避した。 「手を抜いたとはいえ、かわすとはな。殺されるのをただ待つ木偶ではないという事か」 男は内心の驚愕を押し殺し、立ち上がった。片手に曲刀を持つその姿は、子供の背丈にも満たない矮躯だ。 『こいつ……春夏さんや秋冬くん、天狗丸の比じゃない!!』 だが狂介は僅かな動き、そしてぶつけられる殺気で判断できた。この男は今まで見た事もない強者だと。 「え……あれ、春夏さんって誰だ……?」 死を前にした状況で、何故知らない人間の名がとっさに浮かんだのか。理由に思い当たらないまま、狂介は近づいてくる男に向かい問いかけた。 「おい! 何でお前はこんなことをするんだ! 大体、マスターって何だ!? って熱ッ!」 「チッ、マスターの目覚めが始まったか」 狂介は右手の痛みをこらえ構えるが、男から放たれる殺気に筋肉が硬直し、彫像と化している。 男が足を撓め飛びかからんとしたその時、点描画のように黒点で構成された蝶が狂介と男の丁度中間に飛んできた。 何故真夜中に蝶が? と狂介と男が疑問に思う間もなく、蝶に火花が走り、爆発した。 「うわぁっ!!」 爆風で吹き飛ばされる狂介と髑髏の男。 だが、男は狂介の見立て通り、狂介を上回る体術の使い手だ。後ろ受け身をとり、さらに後転倒立して即座に跳ね起きる。 続いて狂介に短剣を投げつけようとしたが。 「……サーヴァントか」 男の目に飛び込んできたのは、狂介の周りに十を超える蝶が舞う光景だった。 男は自身の不利を悟り、無言のまま闇夜に消えた。 「せ、背中と手が痛い……。何だったんだ、あいつ」 仰向けに倒れた狂介が痛む右手をみると、甲にあざが刻まれている。さらに手の向こう側では幾つもの蝶が踊っていた。 「あれ、この蝶なんかおかしくないか?」 その中で一匹、歪んだ形で動く蝶がある。何か曲面の板に書かれた絵のような。 「下から舐める様に自分のサーヴァントの股間を見るとはな」 その蝶を凝視する狂介に、真上から声が投げかけられた。 狂介が声の方向に視線を向けると。 「この変態が」 そこには蝶々仮面を被った男が、狂介を見下ろしていた。 「うわぁああああぁあああああ――――!!! へ、変態!!!」 狂介はとっさに地面を這い、遠くへ逃れた。 「NON、パピヨン」 「パ、パピヨン……?」 蝶々仮面の男は舌打ちを鳴らしながら、人差し指をメトロノームの様に動かした。 「パピ、ヨン。もっと愛をこめて♡」 暗闇に目が慣れた狂介が男をよく見返すと、歪んだ蝶は男が着るスーツの股間に刺繍された物だと分かった。 全身をぴったりと包むそのスーツは、首から臍下のギリギリまで大きく開いており見る者に何とも言い難い印象を与える。 さらに紫で彩られた蝶々仮面は、舞踏会でもなければまず目にすることのない代物だ。 一言で形容すれば、狂介の言った通り『変態』以外当てはまらないだろう。 「せっかくマスターの危機を救ってやったんだ。自分のサーヴァントに感謝する礼儀もないのか?」 「マスターにサーヴァント……?」 「まだ分からないか? 俺を召喚できた以上、記憶が戻っているはずだがな」 「記憶……? そうだ、だんだん思い出してきた」 海外留学に行ってしまった愛子ちゃんから木彫りの人形が送られてきたんだ。 それを抱いて眠って……朝起床し登校した。だけどその学校は紅優高校じゃない別の高校だった。 放課後、拳法部に行ったけど主将や里美ちゃん、春夏さんに秋冬くんはいなかった。その異常な事実にまるで気付けなかった。 「これは聖杯戦争……聖杯の所有権を得る為、マスターがサーヴァントを使役し戦う殺し合い……」 聖杯、マスター、サーヴァント――聖杯戦争に必要な情報が、記憶を取り戻した狂介にインストールされていく。 数秒後、事態を理解した狂介は、パピヨンに対し尋ねた。 「……ええと、パピヨンでいいか? お前が僕のサーヴァントで、聖杯戦争はもう始まっているのか?」 「そうだな。はなはだ不本意だが、どうやらお前が俺のマスターらしい。 聖杯戦争はまだ予選の段階だ。記憶を取り戻し、8月まで生き残る。 それが本選出場の条件だ」 「それで、途中での退場は認められない……」 「そうだ。この空間に召喚された時点で聖杯を手に入れ、帰還できるのは唯一人。 ……怖気づいたか?」 パピヨンはからかうように言った。 「……確かに正直怖いよ。でも、それ以上にこの殺し合いは放っておけない。 僕みたいに勝手に巻き込まれた人はいるかもしれない。そしてさっきみたいに襲われるとしたら」 狂介は身を起こし、パピヨンに対して正座し頭を下げた。 「頼む、戦いを止めるため協力してくれ!」 狂介の懇願を、パピヨンは、実験室のネズミを見つめる科学者のような目つきをしながら聞いていた。 「成程、俺としても勝手に喚び出されての殺し合いなど、気に食わないな」 「じゃあ」 「ああ。だが、NON!」 面を上げた狂介に、パピヨンは叫んで両腕でX印を作った。 「だからといって人助けをするのは、もっと気に入らない。武藤のような偽善者の真似事をするなど、考えただけで反吐が出そうだ」 そう言って狂介の眼前に顔をよせ、舌を垂らし吐き真似をしてみせた。 「そ、れ、に、だ。そんな物を持ち歩く奴が正義の味方やろうなど滑稽だぞ」 「それって……え!?」 パピヨンが指さした先にあるのは、女性の下着。いわゆるパンティだ。 「さっきお前が俺から離れるとき、ズボンから落ちたぞ」 「な、なんでこんなのが僕のポケットに入って……」 「どこかで盗んできたんだろ。変態め」 色丞狂介は、実は記憶が完全に戻っていなかった。 故にパピヨンの言葉を信じ込んでしまった。 「ぼ、僕は変態だったのか……。僕もこいつと同じ……」 「実に不快な奴だな、貴様は」 がっくりと四つん這いになった狂介に対し、パピヨンは嫌悪感をあらわにした。 「くそっ、こんなもの――――!!」 狂介はパンティーを拾い引きちぎろうとしたが。 「――ってこれ愛子ちゃんのパンティ!?」 両手で伸びたパンティーに刺繍された「aiko」の文字が目に飛び込んできた事で動きを止めた。 「何だ。捨てないのか?」 心底嬉しそうに問うパピヨン。それを聞く狂介に様々な疑問が湧く。 なんで夜の夜中に、僕はパンティを掴んでいるんだ。 なんで変態から変態呼ばわりされなくちゃいけないんだ。 そして――何で僕はパンティに引き寄せられているんだ。 これを被らなくてはいけない、って何でそんな気がしてくるんだ! 「何考えてるんだ僕は! こんな変態の前で変態行為をしようだなんて最低じゃないか!!」 狂介は叫び、地面に頭を打ち付けた。パンティを両手で伸ばしたまま。 その結果。 「あ、かぶっちゃった」 「フォオオオオオオオオオ!!!」 深夜、ビルとビルの狭間で、叫び声がこだました。 色丞狂介は、変態である。 それも、ただの変態ではない。 父親譲りの正義感と刑事の勘と被虐体質、母親のSM技術と嗜虐性。双方を併せ持った狂介は、パンティを装着することでその全てを最大限に発揮する。 「クロス・アウッ!(脱衣)」 叫ぶと同時に、狂介は正座の状態から瞬時に跳躍し、上下の服を脱ぎ捨てた。 「アンド、レスリングスタイル!!」 続いて狂介はブリーフを股間が食い込むまで伸ばし、交差して肩にかけた。その姿はレスリングスーツというより、水着でいうVフロント、Vバックに近い。 さらに下半身の太ももまで覆う網タイツと、手にはめられた皮手袋がSM女王のごとき貫禄を生み出している。 「フオオオ……これだ、これぞ俺の究極の姿……」 変態、もとい変身を終えた狂介は、腕を胸の前で交差し、蒸気のごとき息を吐く。 狂介の身体は、血流を通じて全身に流れるアドレナリンによって筋肉がパンプアップし、一回り大きい体格となっていた。 大理石から削り出したかのような肉体と、食い込んだブリーフで強調された股間、顔にフィットし、一体化したようなパンティ。 性的アピールを幾重にも重ねたその姿は、正に究極の変態だった。 余りの出来事に、流石のパピヨンも思考がついていけない。 呆然と突っ立っているパピヨンに、三白眼になった狂介が顔を向けた。 「私の名は変態仮面。この聖杯戦争を許せない正義の味方だ」 声のトーンも低く変わり、最早狂介の面影はない。 「パピヨン。この聖杯戦争を止めるにはどうしても君の助けが必要になる。 私はこのような不可思議な現象に対しては無力だ。君の知恵と力を貸してほしい」 お前も十分不可思議の塊だ。内心でパピヨンは突っ込みを入れた。 「……俺のクラスはキャスター。確かにお前よりは神秘に関する知識はあるがな。 だがお断りだ。偽善者をやるくらいなら座に戻った方がマシだ」 「では仕方がない。この令呪というのはサーヴァントに対し、絶対的な命令を下せるのだろう?」 変態仮面は右手の皮手袋を外し、令呪の刻まれた手の甲をパピヨンに向けて見せた。 「使ってみればいいさ。その後、貴様がどうなるか試したいのならな」 パピヨンは挑発を口にしながら股間に手を差し込み、宝具『臨死の恍惚♡』を創造する準備をしていた。 マスクの下の顔に浮かぶ軽蔑、嘲笑の裏で、脳内では自分のマスターに対する反抗の算段を整える。 「令呪を以って命ずる」 変態仮面の言葉に、パピヨンは無音無動作の宝具、武装錬金の発動を行おうとし。 「自由に行動せよ」 次の命令で、中止した。 「重ねて命ずる。その行動を誰にも妨げられることなかれ」 変態仮面の右手から膨大な魔力が発し、何事に使用されることもなく、無為に消費されてゆく。 物理的な風を起こすまでに実体化した魔力が消滅するまで、二人は何をすることもなく両者の間にある空間を眺めていた。 数秒が経過した後、変態仮面は口を開いた。パンティの下からで、外見では分からないが。 「最後の令呪を使えば私が死ぬので使えない。だが、これが私の今見せられる誠意だと思ってほしい。パピヨン、君は自由だ。 その上で頼む、私と共に戦ってはくれないか。人を助けるため、とは言わない。それは私の為すべきことだ。 戦うのは、君にとっても気に入らない悪を倒すためにだ」 変態仮面はマスターにとって切り札であり、サーヴァントを律する鎖でもある令呪を、何の意味もない命令に使った。 それもただ、信頼のために。初めて会ったサーヴァントのために。 魔力供給と現世へのパスの分、マスターとサーヴァントは同格とはいいがたい。だが、サーヴァントにはその気になればマスターを裏切る自由がある。 それを防ぐ為の令呪を無意味に使用した。 深い呼吸が三つほどか。二人は互いに身じろぎ一つせず、にらみ合っていたが。 「偽善者の上に馬鹿とは、つくづく度し難いな」 パピヨンが先に口を開いた。 「少し、お前に興味がわいた。良いだろう、つきあってやるよ」 そう言い、パピヨンは微笑んだ。先程の侮蔑に満ちた笑みとは異なる表情だった。 『もし武藤が同じ状況に置かれたら、このくらいやるだろうな』 脳裏に浮かんだこの考えが、パピヨンの行動を決定した。 「だがさっきお前が言った通り、俺は人助けの手伝いなどしないぞ。 よほど癇に障る相手でなければ、サーヴァントとの戦闘もしないがそれでいいな」 「ああ、それで構わない」 「……チッ。素直に頼めばいいものを」 パピヨンは忌々しげに舌打ちをした。 「わかった。サーヴァントの足止めくらいはしてやる。それでいいんだろう」 「感謝する」 変態仮面の礼を受けたパピヨンは、独りごちた。 ろくでもないマスターに召喚されたと思ったが、武藤並に気に入らない奴だったとは。 こういう気に入らない相手こそ、大切にしないとな。 せっかくこの聖杯戦争というイベントに喚ばれたんだ。出来るだけ楽しもうじゃないか。 「ところで――君の姿は実にエレガントだな」 パピヨンは頬を緩めた。 「お前もなかなかセクシャルバイオレットで、素敵じゃあないか」 【東京/2014年7月9日(水)2040】 【サーヴァントステータス】 【出典】 武装錬金 【クラス】 キャスター 【マスタ―】 色丞狂介 【真名】 パピヨン 【性別】 男性 【属性】 中立・悪 【パラメーター】 筋力D 耐久C- 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具B 【クラス別能力】 陣地作成:B+ 錬金術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 ”工房”及び“パピヨンパーク”を形成することが可能。 道具作成:A 魔力を帯びた器具を作成できる。 材料が揃えば、特殊核金の生成も可能。 【保有スキル】 人間型ホムンクルス:? 錬金術によって生物の細胞をベースに創造した寄生体を、人間に寄生させることで誕生する半不老不死の生命体。 通常のホムンクルスは寄生体に精神を乗っ取られるが、人間型の場合、寄生体のベースに寄生される人間の細胞を使うことで寄生体を「分身」としているため 精神は同化して残り、肉体のみがホムンクルスへと変貌する。 人間に戻ろうとする本能的な未練が食人衝動として起こり、倒すには胸にある証印を貫く必要がある。 ……のはずが、パピヨンは食人衝動もなく、胸に証印も表れていない。 結果、心臓や脳を貫かれても死なず、必ず再生する。 完全に倒すには、身体の大半を破壊するしかない。 蝶・天才: 英明にして、常人には理解不能な知性と感性。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“論理思考” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 不治の病:A 免疫力が低下し続ける原因不明の病。 常時、体力が減少し、回復が遅れるバッドステータスがつく。 このスキルは削除できない。 空蝉:D 服を素早く脱ぎ捨て、それを囮とすることで、一度だけ敵の攻撃を回避できる。 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 【宝具】 『臨死の恍惚♡(ニアデスハピネス)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:50人 パピヨンが創造する、黒色火薬の武装錬金。 パピヨンの思うがままに形を変え、自由に爆破できる。点火はパピヨンの有視界内で、50m以内に限られる。 全ての火薬を使い果たすと、補充されるまで丸3日かかる。 だが、サーヴァントになった影響で、マスターの魔力提供により時間を短縮できる。 【weapon】 核金(かくがね) "武装錬金"と唱えることにより、闘争本能を高め宝具を創造する。慣れれば無音無動作でも使用可能。 通常時は生存本能を揺り動かし、自己治癒力を高め傷を癒す。 破損しても自動修復されるが、修復時間は破損具合による。 蝶々仮面(パピヨンマスク) 仮面舞踏会でもなければまず実物を見ることがない、蝶を模した仮面。パピヨンが人間を止めた証であり、いついかなる時でも外さない。 何の能力もないただの仮面だが、パピヨンが人間から外れている証明ということで、パピヨンに精神干渉への高い耐性を持たせている。 特殊核金 パピヨンが道具作成スキルで製造する。 この核金を装備しておけば一般人でもサーヴァントにダメージを負わせられる。ただし武装錬金は創造できない。 能力は以下の通り。同時に3つまで装備できる。 I 筋力値20%UP II 筋力値30%UP III 耐久値15%UP IV 耐久値25%UP IX 炎、毒無効 X 毒無効 XI 炎無効 XII 地形による速度低下無効 XIII 敏捷値25%UP XIV 宝具の威力強化 XV 宝具の魔力消費30%減少 XVIII HPが0になっても1度だけ復活。発動後破壊される。 【人物背景】 元々は錬金術によりホムンクルスへと変態した人間。 本名は別にあるが、真名はあくまで「パピヨン」である。 資産家の長男で眉目秀麗、成績優秀と輝かしい未来が待っているはずが、原因不明の病に侵されたことで一転、本人言うところの「地を這うイモ虫」になった。 自力で病気を治療するため、実家にある錬金術の書を研究し人間型ホムンクルスの寄生体を創造する。 だが不完全なホムンクルスを使い変態したことで「不治の病のまま、半不老不死の身体」になってしまう。 その後は錬金術を巡る数々の戦いの末、「黒い核鉄」の力で人間でもホムンクルスでもない怪物になる寸前だったカズキを その天才的頭脳によって複製した「白い核鉄」の力で人にし、「人間の錬金の戦士・武藤カズキ」との最後の決着に臨む。 決着はカズキの勝利で終わり、カズキはパピヨンに「新しい名前で、新しい世界で生きてくれ」と願う。 その理由は、ホムンクルスが人類の害悪である証である「人間の肉体に対する本能的な未練に起因する食人衝動」が、己の過去に何の未練もないパピヨンには存在せず、既に彼が「人間でもホムンクルスでもない」となっていたからであった。 決着の後は銀成市の都市伝説「蝶人パピヨン」として暮らすことになった。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争を面白可笑しく過ごす。特に変態仮面がどんな末路を辿るか見届ける。 ついでに異世界の料理を思う存分味わう。 【基本戦術、方針、運用法】 肉弾戦ではパピヨンより変態仮面の方が強いので、マスターが前衛に、サーヴァントが後衛で援護をするという主従が逆転した戦い方になる。 まず特殊核金を製造後、変態仮面に装備させて、サーヴァントと戦えるようにするのが必須。 魔力に関しては、サーヴァントと戦いつつパピヨンが宝具を使用するといくら変態仮面でも体力が持たない。 パピヨンも体力がなく、回復も遅いので主従共に食事による栄養補給が必要になる。 互いの魔力、体力や能力を考えるとパピヨンが陣地を作成し、そこで敵を待つ戦術が有効なのだが、変態仮面は父譲りの刑事の勘で悪事が行われている現場に向かってしまう。 【マスターステータス】 【出典】 究極!!変態仮面 【名前】 色丞狂介 【性別】 男性 【参加方法】 愛子が送ってきた海外の木彫りの人形。 【マスターとしての願い】 聖杯戦争を止める。悪人をお仕置きする。 【weapon】 愛子ちゃんのパンティ 狂介はパンティを装着することで変態仮面に変身するが、ポテンシャルはそのパンティの種類と素材、履いていた女性によって左右される。 元・両思いの相手である愛子のパンティは変態仮面の能力を最大限に引き出し、片手で箪笥を持ち上げる。 最低でも一車線はある道路の両脇の塀をつかって三角飛びを繰り返す。乗った事のない1000ccのバイクやブルドーザーをあやつる。 陸橋に引っ掛けたブリーフを車に引っ張らせ、その反動で数百m上空にいるヘリまで飛ぶなど元々超人的な変態仮面でもさらに規格外な身体能力を発揮させる。 ロープ 鞭、皮手袋 母親が使用していたのを勝手に盗んだもの。 【能力・技能】 狂介の能力・技能 拳法2段。何の拳法かは不明だが、稽古時に胴とグローブを着用している事から少林寺拳法か日本拳法のどちらかと思われる。 変態仮面の能力・技能 何者かが悪事を行っていると、父譲りの刑事の勘が働いて現場に直行できる。 被ったパンティの持ち主の特技をラーニングし、使用できる。 意識を集中すると、パンティの持ち主の記憶とシンクロする。 ロープを用いた捕縛術は、瞬時に対象を菱縄縛りや亀甲縛りにしてしまう。 鞭術は飛んでいる蠅の羽を裂き、板を削って文字を作るほどの腕前。 【人物背景】 変態仮面、色丞狂介は紅優高校一年である! 彼を変態仮面に変態させるのは、両親の変態の血と女性のパンティである! 変態仮面は猥褻物陳列罪に問われながら、人類の平和のために戦うのだ! ※ここからが本当の解説です。 狂介は紅優高校の1年生で拳法部に所属する少年。父親ゆずりの正義感を持ち、拳法の腕前はかなりのものを持っている。 銀行強盗の仲間に化けて犯人を捕まえようとした際、マスクと間違って女性用パンティを被ってしまったことがきっかけで正義のヒーロー・変態仮面に目覚める。 最初はそのことに戸惑いを憶えていたものの、後には正義のために自ら変身するようになった。 変態仮面は変態であることを除けば真っ当なヒーローである。その恰好から猥褻物陳列罪に問われ警官に追われることもあるが。 【方針】 悪人をお仕置きすると同時に聖杯戦争を止める方法を考える。特に狂介と同様巻き込まれた人間を保護する。 ムーンセルに関しては与えられた情報しかないので、パピヨンに脱出の手段を考察させる。または他に知識のある人物、サーヴァントを探す。 ※残り令呪数:1 命令1:自由に行動せよ。 命令2:その行動を誰にも妨げられることなかれ。
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第90話 変態仮面、夜を行く 太陽が、西の地平線に触れた。 それと時を同じくして、始まったあの放送。 次々と読み上げられてゆく、死者の数。 そしてこれより立ち入りを禁止される領域の発表。 最後に、優勝者に図られる便宜。 それは、聞く者が聞けばまさに死神の鎌の峰で、首筋を撫で上げられるかのごとき恐怖と悲哀をもたらすだろう。 思わず耳を塞ぎたくなる。けれども、聞かずにいることはまず出来ない。 その地獄のような時間は、ちょうど太陽が完全に地平線に没する瞬間まで続いた。 後に残るは、ただ静寂のみ。 そう、それは陳腐な表現ながら、葬儀を終えた後の墓場に残されるかのような――。 誰もがそう思うだろう。 雑木林の茂みの中に安置された、白い棺桶を見たならば。 木漏れ日の切り取る夕焼けの残照も、やがて西の空に引きずられ消え行く中。 その棺桶は、震え出した。 おそらくは葬儀屋にある既製品のものでも、一番大きなサイズであろうと思われる、大振りなその棺桶が。 気の弱い人間や怪談の類を苦手とする人間ならば、それだけで恐怖のあまり悲鳴を上げかねない、唐突な鳴動。 だが、それだけでは終わらなかった。 棺桶の蓋が、実際に開けられたのだ。 それも外側からではなく、内側から。 がたん、と木製の器具が打ち合わされる音が響く。 持ち上げられた棺桶の蓋は、やがて引きずられるようにして横にずらされた。 棺桶の中に、2つの赤い光が現れる。 それに付随して、まばゆい閃光すらも棺桶から漏れ出していた。 あたりは夕焼けの橙も消え、ほとんど暗黒に近い藍色が満ちている。 その生まれたての夜の帳の中に、その2つの赤い光とまばゆい閃光は、残光の尾を引いて浮かび上がる。 棺桶の蓋は、すでに全開となっていた。 赤い眼光は、しばらくの間あらぬ方へと向けられてはいるもの、やがてその方角を向く。 彼がこれから向かうべき、西の方へと。 ノーライフキングの異名をいただく暗黒の王、ブラムスこそが棺桶の中にいた者の正体であった。 彼はごきりごきりと首の骨を鳴らし、やにわに拳を握る。 全力で、それを叩き付けた。何もない虚空へ。 一刹那の間を置いて、彼の眼前およそ十歩弱先にあった一本の樹木が、幹の半ばから粉微塵に爆砕される。 彼が拳から放った、血のようにつややかな緋色の拳風のみで。 宙に舞った木屑の全てが、地面に舞い落ちるまでの間、彼はたたずむ。 そして、満足そうに1つ頷き、心の中呟く。 (……よし、調子は上々。やはり、夜はいい) ブラムスは格闘の構えを解き、再び棒立ちの姿勢となる。 ここから先、半日の間はこの闇が己の味方となる。 すなわち夜。すなわち不死者の徘徊する魔の時間。 更に、先ほどそのあたりで見つけた適当な糸を通し、ペンダントとして彼の着衣の下に揺れる指輪の力も大きい。 ダイヤモンドの嵌まったその指輪は、ブラムスの筋力を、闘気を、魔力を、全ての力を高ぶらせる。 俗言で表現するなら、「最高にハイ」ってやつである。 正直な感想を言えば、今やブラムスはその場で小躍りしたいほどの上機嫌で満たされていた。 それを阻んでいたのは、ほかならぬ彼の不死者の王としての矜持。 そのような浮付いた行動は、例え誰も見ておらぬにせよ王にふさわしくないと、ブラムスは己に言い聞かせ自制する。 ブラムスはそして、傍らにあった棺桶を――先ほど出立した観音堂で手に入れた、即席のベッドに手をかける。 歪められた生を生きる不死者……その中でも高位のヴァンパイアなどにとっては、 棺桶は遺体の安置先ではなく、日中の太陽の光を避けるためのベッドに過ぎないのだ。 そんなブラムスは、几帳面にも開けた蓋をもう一度閉め直すことを忘れずに棺桶を持ち上げた。 そしてそのままこの島に招かれた際渡された、あの皮袋に棺桶を突っ込む。 まるで吸い込まれるようにして、ブラムスが入れるほどに大きな棺桶は皮袋の中に消えていった。 念のため、棺桶を皮袋に収納した直後、棺桶がちゃんと中に入っていることを確かめるべく、皮袋をまさぐる。 そして自身の手が棺桶の角に触れて事を確かめて、ブラムスは満足げに首を縦に振る。 ブラムスは続けて、皮袋の中に入った別の物を求める。 やがて彼は、陶器製と思しき器の縁に、手をかけた。 (さて、これ以降どうしたものであるかだが……) ブラムスは、コルクのされた陶器から蓋を抜きつつ、沈思黙考に取り掛かる。 中には、喧嘩や戦に慣れた人間なら、まず同じく嗅ぎ慣れているあの臭いが一気に立ち込めた。 (ご丁寧にも、私の元に配られた飲み物は、『水』ではなく『血』とはな) しかも、陶器には保存のルーン……内容物の腐敗を防ぐ魔術文字まで刻まれているという、気の利きよう。 ブラムスはそれをいぶかしむも、別に不満の声を漏らすことはなかった。 一口含み、聖水やその類の、不死者に対する「毒」が含まれていないことを確認し、彼は残りの血を喉に流し込んだ。 (ひとまず、目下のところ対処せねばならぬ問題は、このまま西へ強行軍を行うか否かだが――) 観音堂を出発してよりしばらく、やや駆け足気味にここまでを走破して、 距離を稼いだ後、棺桶の中で日光を避けて休憩しつつ放送を待っていた彼ではあるが、その放送の中身が問題であった。 倭国の土着信仰を司る神殿「寺院」によく似た観音堂で、密かに入手した倭国式棺桶の寝心地は案外良かったが、 その心地良さを払拭してしまうほどの大問題である。 このまま当初の予定通り鎌石村への行軍を続行すれば、この西のD-04は午後11時に禁止エリアとなり、 レナス達と分断され合流の難度は上昇してしまう。 そうなればレザードの立てた計画である、鎌石村の偵察も無意味なものと化す可能性が極めて大だが……。 (――このまま行軍を続行すべきであろう。 鎌石村で合流すると計画した以上、今更予定を変えてしまっては、本当にレザードらと別れる羽目になりかねん) 近くの木の幹に寄りかかりながら、その血を澱まで飲み干したブラムス。彼の逡巡は、実に短かった。 頭では今後の計画を練りつつも、瞳は夜空の星を眺める。 ミッドガルドでは決して見ることの出来ない異常な星の配置であると、ブラムスは頭の片隅のみで判断できた。 (それにしても、まさかアリーシャまでがこの島の中に倒れようとはな) 血の入っていた陶器を再び皮袋にしまい、血の後味を舌に感じながら、ブラムスは僅かに嘆息を漏らす。 (これは思った以上に、今後の戦いは過酷なものとなろう。 更にルシファーなる男が最後に語った『ご褒美』も、実に危うい要素と言わねばなるまい) ブラムスとて、伊達に幾星霜もの年月を不死者として送ってきたわけではない。 ルシファーが本当に『ご褒美』とやらを用意しているのであれ、単に虚言を弄しただけであれ、 あの一言がじわじわと他の参加者を蝕むであろう猛毒になることは、容易に想定できる。 この疑心暗鬼の渦巻く沖木島の中で、限界寸前の狂気を必死で押さえ込む者が、 『ご褒美』という言葉をきっかけに、狂気に屈する危険も十分にあろう。 更に、最初から戦いに狂っているような手合いもまた、輪をかけて容赦のない暴虐ぶりを示すことも十分に想定できる。 (おそらくは、『ご褒美』とやらはこの殺し合いを煽るために、やつが弄した虚言であろう。 そして、その虚言で正気を失うような手合いも、いない方がおかしかろうな。 ……のんびりと考え事をしている暇は、あまりないやも知れん) ミッドガルドのものとは異なる、見たこともない模様と色の月が、ブラムスの瞳に眩しい。 おそらく彼が頭部に装備した、老年男性のカツラほどではあるまいが。 ヅラム……もといブラムスは、強いて言うなら「一本残し電球ハゲ」とでも言うべき奇怪な髪形に手をやり、 その頭頂部に存在するファイナル・ヘアーをさもいとおしげに撫でた。 過剰なまでに減殺されたカツラ表面の摩擦係数ゆえに、彼の指とカツラの頭皮部分が触れ合いツルンツルンと鳴る。 (……やはりこれ以降、観音堂から失敬してきた『あれ』をまとって行動するのが一番良かろう) 肉体が腐敗したり変質したりしているような手合いの多い不死者だが、けれどもブラムスの脳は腐ってはいない。 先ほど観音堂で、この島で初対面ながらまともに話をした相手である少女、ソフィア・エスティードの怯えぶり…… あれが、正常な人間が自身と対面した時の反応なのだと、ブラムスは改めて実感する。 彼女は最初己の姿を見たとき激しい恐慌状態に陥り、あまつさえ混乱のあまり「変態」などと口を極めて叫んだのだ。 (確かに私のこの異様な外見は、敵に恐怖をもたらし混乱という隙を生むことも出来よう。 だが、常にそのようなやり方で他者と接していては、やがて不必要な敵を生むことにもなりかねん) 考えるブラムスは、皮袋から一着の墨色の衣を取り出した。 長きにわたる抗争の末、不死者の王の地位を得たブラムスは、それなりに他者との駆け引きの心得もある。 このような万全の補給線を見込むことの出来ない戦いでは、言うまでもなく無駄な消耗は厳禁。 戦いを避けられぬのであっても、不意打ちや罠などで消耗を最小限に抑え、一撃のもとに敵を葬るのが理想形である。 たとえ夜という、不死者にとっては天の機と地の利を同時に得られる戦場にあっても、である。 だからこそ、可能な限り味方……せめて取り引きの通じうる相手は、いきなり敵対するのは愚行以外の何物でもない。 確かにブラムスとて戦いの高揚と血の滾りを求めはするが、それら二者への渇望の奴隷ではないのだ。 (もう少しまともな補給線があれば、この不死者の王たる私が人間ごときを相手に、取り入る必要もないのだがな) この墨色の衣は、確か倭国の司祭の着用するローブであったはず。 脳裏に叩き込んであった、倭国の文化史の書物を胸中で開き、その着用方法を参照する。 元々がゆったりしている作りなので、筋骨隆々たるブラムスにもそこまで着用は苦にならない。 ブラムスがこのような行為に出た理由は、ただそれ一点。 (だが誰彼構わず喧嘩を売るわけには行かぬ以上、私は可能な限りこの肉体を直接晒すような真似は避けるべきだろう) すなわち、己の不死者の肉体の隠蔽。 とりあえず素肌を隠しさえすれば、遠目には十分人間として通じるはずである。 近くに寄れば肉体の放つ死臭で異常を察知されるかも分からないが、それまでに事情を説明する時間は稼げる。 事前に己がゾンビやその類の仲間――ブラムスにしてみれば甚だ不本意な説明法だが――であることを話せば、 いきなり相手が剣を向けたりするようなこともあるまい。 それを期待しての、この「ローブ」による「変装」である。 (更に、この格好はいざという時、敵の恐怖を倍増させる役にも立とう) 考えるブラムスは、「ローブ」に続けてもう1つの装備を取り出した。 同じく観音堂にあった、作りかけの偶像の頭部を流用して作った「仮面」である。 無論、本来穴など開いていなかった偶像の眼球部は、ブラムスの瘴気を帯びた指を差し込み穴を穿ってある。 それとそのあたりにあった紐を上手い事組み合わせて出来たのが、これ。 倭国風の神像から作り出された、木製の「仮面」である。 (もし私を迂闊にも人間と思い込み、近付いてきたところでこの扮装を解けばどうなるであろうな?) 「仮面」を顔面につけ、そして後頭部で紐を結わえ付けて固定するブラムスの脳裏では、その光景が鮮やかに浮かぶ。 この扮装をした己に、にこやかな態度を装って迫ってくる殺人鬼。 相手はたかが人間だろうと高をくくろうものなら、その次の瞬間肝を潰すはずである。 この「ローブ」と「仮面」の下から出てきたものは、ゾンビのような姿をした巨躯の男。 恐怖は特に、不意を打って相手にもたらした際最大の効果を発揮するが、これほどまでに強烈な不意打ちもなかろう。 恐怖で錯乱した相手は冷静な判断力を失い、例え戦わざるを得ずともくみしやすい事この上あるまい。 本音を言えば、相手を脅かして楽しむような、下級の不死者のような真似は己のプライドが許しがたい。 だが、この状況ではそのような姑息な手段もまた止むを得ない事を、理解できないほどブラムスは愚かではない。 (さて、そろそろ行くとしようか) 変装を終えたブラムスは、改めて西にその目を向けた。 「仮面」の両眼部から漏れる、赤い光が未だ更けざる夜に灯る。 ブラムスはその中に凶暴なゆらめきを僅かに宿らせ、刹那。 まとった「ローブ」をはためかせながら、一陣の漆黒の夜風と化す。 雑木林の枝々を、さながら忍びの者のように縫いつつ跳躍するブラムスは、 しかしその「ローブ」の裾を木々の枝に引っ掛けるような間抜けな行為をやらかす兆候は一切なかった。 むしろ迫り来る存在のあまりの偉大さに、木々の方が畏怖を覚え、その枝を退かせているかのようにすら思える。 身を切る夜風。 その心地良さに、ブラムスの不死者の本能が僅かに鎌首をもたげたようだ。 誰も見ていないという安心感が、ほんのしばらくの間だけ己の矜持に打ち勝つ。 ブラムスはやがて、墨色の布地に包まれたその両腕を、地面と水平に広げた。 夜風が更に袖を叩き、はためかせる。それが彼の内なる本能に充足感をもたらす。 このほんのりと湿った、冷たい風。 太陽に比べればいかほどのものとも思えぬ、はかない月光と星明り。 光の全く差さぬ闇夜も良いが、この程度に微かに明るいのもまた乙なもの。 ブラムスはそんな雅やかな趣を噛み締めつつ、西を目指す。 レザードらと約束した、鎌石村に入村するために。 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ソフィアの怯える姿を見て、考えるところがあったのだろうか。 ヅラム……じゃなくってブラムスは、確かにソフィアの怯えを見てその原因が己にあると察したまでは正解だった。 だがこれではいくら何でも、小学生が良く出す「フルーツポンチを逆さまにするとどうなる?」というなぞなぞに、 真顔で「チンポツールフ」という答えを出す事に匹敵するほどに、糞真面目さも度を越してその斜め上をカッ飛んでいる。 ソフィアのように、友好的になりうる参加者を怯えさせないためにこんな真似をやるのは、 ぶっちゃけた話火を消すために水ではなく、ガソリンをぶっかけて消火を試みるも同然の行い。 今、鎌石村に向かう、一人の不死者が居る。 彼は、頭に老年男性の禿げ鬘を着け、片手に握り締めるは浣腸。 それまでなら、まだいい。譲歩も何とかできよう……そういうことにしておこう。 だが読者諸氏はもう少し想像力を働かせて欲しい。 そんな変質者が身にまとっているのは、よりにもよって寺の住職がまとうような袈裟。 おまけにその顔面につけているのは、仮面の固い表情がそこはかとない恐怖を演出するアルカイックスマイルを 彫り込まれた仏像の仮面。 仏像をぶっ壊してそんな仮面を作るなんて、それだけで罰当たりにも程がある。 だがそれだけではない。 そんな20世紀後半から地球の日曜の朝にやっている、 原色のスーツをまとった5人の戦士の物語で、彼らが悪役として対峙しそうな、 坊さんのコスプレをした「大仏仮面」とでも評すべきガタイのいい男が、木々の間を忍者のように飛び移りながら、 なんだか少し満足げな様子で「ブーーーーーーーーン!!!!」のポーズをとって高速移動をカマしているのだ。 そりゃあもう、ビビンバだかフジヤマゲイシャだか知らないが、 とにかくその手の地球のアミューズメント施設の筆頭人気アトラクションである絶叫マシンに乗って、 終盤クライマックスの下り坂で撮ったライドフォトのベストショットにも勝るとも劣らぬくらいの勢いで、 頬の肉がビロンビロンしそうなほどの超高速である。 夜は墓場で運動会をおっ始めるのが、一説によると不死者の正しいあり方であるようだが、 こんな格好の不死者が1人かけっこで墓場の爆走族状態になっているのを見たら、 多分筆者なら一生もののトラウマになること間違いなしである。 まあつまりなんだ、簡単に言うとこういうことである。 おめでとう! ヅラムス は へんたいかめんヅラムス に しんかした!! 【D-05/夜】 【ブラムス】[MP残量:100%] [状態:変態仮面ヅラムスに進化。本人はこの上なく真剣に扮装を敢行中] [装備:波平のヅラ@現実世界、トライエンプレム@SO、袈裟@沖木島、仏像の仮面@沖木島] [道具:バブルローション入りイチジク浣腸@現実世界+SO2、ダイヤモンド@TOP、ソフィアのメモ、荷物一式× 2、和式の棺桶@沖木島] [行動方針:情報収集(夜間は積極的に行動)] [思考1:鎌石村に向かい、他の参加者と情報交換しながらレナス達の到着を待つ] [思考2:敵対的な参加者は容赦なく殺す] [思考3:直射日光下での戦闘は出来れば避ける] [思考4:フレイを倒した者と戦ってみたい(夜間限定)] [現在地:D-05某所・雑木林→鎌石村方面] 【残り35人】 第89話← 戻る →第91話 前へ キャラ追跡表 次へ 第78話 ブラムス 第100話
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フォォォォォォォォ!!!! プロフィール 性別 男 年齢 17 趣味 色々 得意スポーツ 乗馬(乗られるほう) 好き 鞭 嫌い ろうそく 男子高校生。母親がSMクラブの女王だったため 色々と怪しい血を受け継いでこうなった 能力 女性の履いたパンツを頭に被ることで脅威の身体能力を手に入れる。 その際の身体能力はまさに超人であり、 さらに銃弾を弾くことの出来る強靭な肉体をも兼ねている。 また能力者のパンツを被ることで、その能力者の能力の5割を扱うことが出来る。 初期装備:普通のギャルのパンティ(神龍からの頂き物)
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448 名前: [] 投稿日:01/10/16(火) 09 50 __ |\ ∧ ∧ / `i /|ノ `´ `´ `vi | ___ l __ ヽ | / \ </ ̄ ̄ l水l ̄ ̄\/ | / お そ | | , --、 ,--、 | ヽ | / い れ | | lへ ヽ / .へl .| ヽ| < な. は | | | \| |/ | .| | | .り. | | |ヽ二 |廾| 二ノ.| .| | | さ .私 | ヽヽ. | | / ∧ | | ん の / \`ー `ー / ヽ | \ だ / ,, -‐  ̄ ▽\ /|| ヽ |l \_/ ,, -‐ ., ― 、 ヾ, `ー― || | 〈 l . r‐厂(~.二.~)、 ヾ \ /. || | V 「| | |`ーイ ヽ || || | | | | | ヽ X 〉 .. || || | | ヽヽヽ ン / || || .....ii /  ̄(()_|/!! ||. || .. / 568 名前:(*゚Д゚)さん[sage] 投稿日:2006/09/19(火) 23 00 03 ID rTUh7lES ,_,..,ィヽ,、 | /;; r‐~-ミ、 | ウ ェ ル カ ム 4~/へi ;/,ヘミ7 | W E L C O M E ! -l|< | | フ1|i ノ ( よ う こ そ ) l! " | l、~`リ へ /`ー、 ハー;"; i ヾイl! ,r ~`ヽ、 \ ,.ィ" ri l i ト、 1 |`丶 ;;; イ ill!7、 、 y; ヽ、_` ー――――― ,. -‐ " 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐ 7ハ ヾニト- ~` ー- 、_ , ィ ´ ,ゝ、_ `r l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、 / , - ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;; ` 、 ヽ ; " ノ ;;;; i ! // ..... ;;イ、_、_\ _ _ノ l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = "" ;; / ` " ヾ ;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_ ,. -- .,_ \ ;,. ; V ;! `; /; ノ ,.ィ "XXXXヽ /XXX;iXXミ; -,、 ヾ " /./! ヾ / ,. - "XXXXXXXX;i! ,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ; ゙i ; , | ,. r "XXXXXXi!XXXXXX l! |XXXXX;|XXXXX;| |`ヽ、 ,! , | ,.レ" |XXXXXXX|XXXXXXX;l! !XXXXX;|XXXXX | i ` ;! i! / ! |XXXXXXX|!XXXXXXX| XXXXXx|XXXXX;! ! `. / | " l |XXXXXXX|XXXXXXX | XXXXXx!XXXXxリ ! | | i ゞXXXXXツ1XXXXXXX| XXXXX/ \XXソ / i! ノ i! ゞXX / lXXXXXXX| XXXX / `ヾ ;;;;; ツ ヾ; ; ノ ヾ ;; ゝ " ヾXXXXX | XXX/ `ヽ 、 _ゝく _,,. -` " i!XXXXX | XXX7 ` " ` ´ |XXXXX ! XXX| |XXXXX| 42 名前:(*゚Д゚)さん[sage] 投稿日:03/08/13(水) 23 05 ID ??? __ /-、r-ヽ |K |K7| , へ 人ー^ー人 , へ / リノノ||  ̄ 7/巛 _ \ ,.-― " ゝー、) || .// (/ ` ` ー-、 / /_ || // _ \ ) (__/ ̄ | ,Y/ /  ̄`ー __ \ || / __ /XXXX x,..、_ l ハ | _,... rxXXXXXA |XXXX|XXX| l` ´ Y ! ´ l |XXX|XXXX| |XXXX|XXX| | | | | |XXX|XXXX| XXXX/\Xソ ノ ゝ-く ゝ ゝ/ lXXXX| 265 名前:taka[sage] 投稿日:02/03/30(土) 16 06 ID ??? _____\ \ | ̄| \ | ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄| \  ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ \`ー─ / ̄ ̄  ̄ヽ/ \ / / ̄ | |\ / \ | | | |/ ,、 \ \ ヽ ヽ-- __/ ヽ | /| \ ̄ ̄ ̄ \_/|_| |_| /"" ー-、 /;;゙、ノl,、 \ _ / / \ |ヽ /;;;;;;;;;;;;;;ノ ;;ヽ ,、 _\. / / /; ,、|;;;;;` ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` ;;ノi, \  ̄ | ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄| /; 、-、|;;;;_,,-t " ̄∞ ̄" ァ-;;_;;;`yi,,  ̄/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ヽ、i;;;;;/ \ / \;;∠、 / / / | ̄ ̄ ̄ ̄| |. _,,ヽ;;;/ `ー--‐ " ゙、;;‐,,_ / / /  ̄ ̄ ̄l/ | ヽ;;;;/ _,-‐-、 ,-‐--、 l " / / / ,-、 | ヽ| /,^、 ヽ / ,^、 ( ̄ `ヽ∠_ / / |  ̄ ̄ ̄ ̄) | | / \\ ゙、 / // ( ̄ ̄ )  ̄ー--,  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ,,,__、\ | | /, __,,, ( ̄ ̄ ) / /| /"/ | / . | | \ \l| |l/ / ( ̄ ̄ ) / / | /_/ /| | /. . . | | `ー | |`ー " |~|ヽ" // ,-‐-、| □ / | /\ | | . . . | | | | | |;;;;ゝ ,--、 | || ,.--、 | / | | . . . . | ゙、 / ゙、 ノ |、;;ヽ l l | || ,| | | / | | . . . . ゙、 `-,,,_,,ノ `、__,,,- /;;;_`、l | |. | ||/.| | |/ | | . . . . ゙、 /,,-、.i | __,,.| |-‐‐ | |-‐ | l⌒l | | . . . . ゙、 l l /ヽ、_. | | | | | | |__,,| | / ヽ/; \ ヽ / / .ノ " ー| |. | | | | | | | | . . /; ヽ、| ヾ、 // / |__,.,.|" |--‐ | |_,,,| | .| | |. . . . |; | | `‐-----‐ " / | |" ‐| | ヽ、| | |`ー | ゙、 ;ヽ. . . . ゙、 | |`ヽ | | / /.| | / |_,丿 | / | | ;;;;| . . . . / | | ヽ/ | | |;;| | |"" `" -‐ `" ‐ ノ | ` . . ; ; | | | | | /;;;l | | | | ; ; | | .| | | ,-‐‐-,,_; ; ヽ |. / __,,,,,.,.,., ,.,.,,,,--‐ | | ; ; | | | .| |( `,‐-,,_ノ " `ヽ | | | | .| | | `ー‐-,,_ ,. \ ` | | | | | | | | | .. `ヽ、r i ヽ | ゙、 | . | | || | /. . . \| `、 / ゙、 | . .. | | | | / . . | ゙、 l ノ ゙、 | . . . | | | | / . . / |; ; ヽ、 / / ゙、 ヽ、 . . ... | | | |_,,;;; " / |; ; ; i`ー‐---‐ " ー‐--‐ ゙、 ; ; " ー─--‐‐| | | | l; ; .丿 ゙、; ; | || | / ゙、 _,.; | | | .,,,.,.,., / ゙、 ,;; | | | ; / ゙、 ,; | | | ; l ゙、 i | | | ; | | ヽ、_,.,.,.,|| |,.,.,.,.,.,.,.,.,.,,,, ; . . | | ;" | | l . . . | | | | || | . . . . | | ヽ,.,.,.,.,| ||...,.,.,.,.... . ; . . . ..| | | | |. | . . . | | l | |. . | | . . .| | ヽ,.,.,| |. . |.,.,.,., ,,ノ ; ; . . ゙、 | | |. . .| ; ; . . .゙、 | .. | |. . .゙、 ; ; ヽ、 ゙、 / .. / . . ゙、 . . 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