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彼は、震えていた。 人を殺したのは無論生まれて初めてのことであり、それ以前に自分が誰かを殺すだなんて考えたこともなかった。しかし、彼は人を殺してしまったのである。 彼女と出会ったのはたった数時間前。それも、路上でのナンパであった。彼女から声を掛けてきたのは所謂援助交際目当てであり、とどのつまりは金目的であった。 彼女は非常に美人で会話も上手く、彼はすっかり彼女にのせられていた。 何を考えたか、彼は自宅に彼女を連れてきた。そして一緒に酒を飲み、身体を重ねようとしていたのだ。 その後、彼女と口論になったところまでは覚えていた。それも、酔っていたのが原因だろうか、本当につまらない内容が発端だった。 気が付けば、彼女の首にはくっきりとした痕があり、そしてそれは自分の指の痕であった。 彼は、自宅の裏の林に彼女の遺体を運び、埋めた。埋めた場所を落ち葉で隠し、そして逃げるように部屋に戻った。 そして、今、彼は震えていた。 埋めるところを近所の人に見られていないだろうか。彼女の両親は。ナンパされた場所は。彼女と歩いていたところを目撃されていないか。 突然のサイレンの音に身体を反応させる。それは消防のサイレンなのだが、彼を追い詰めるのには十分だった。 恐怖心、不安感、罪悪感。様々な感情が彼を支配していく。 彼が涙を流し出したとき、部屋のチャイムが鳴った。 続いて、か細い声。 「ねぇ、開けて。開けてよ」彼女の声。 部屋のドアが叩かれる。小さなノックがだんだん激しくなっていく。 「開けてよ。私と寝たいんでしょ?」 彼は動けない。 「ねぇ、私をあんなにして、逃げようって考えてるの?」 唐突な無音。 そして、耳元で。 「それはないんじゃない?」 彼は叫ぶことすらできなかった。 数日後。とあるアパートで男性の変死体が発見された。 自分の首を、痕が残るまで強く締め上げた状態で発見され、自殺とみられるが、死に方が不自然だった為、他殺の可能性もある。 なにより男性の遺体には土や泥が大量に付着しており、大きく開かれた口にも、落ち葉が詰め込まれていた。 死亡したと見られる日の夜に女性と歩いてたのを目撃されているが、その女性の行方は不明。 なお、自宅アパートの裏の林に不自然な穴が掘られており、何らかの関連があるものとして、警察は捜査を進めている。
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文「こんばんわ。射命丸文です。今回の東方ファイトは、魔法少女の格好で可愛さを競う」 文「そこで魔理沙さん、アリスさん、パチュリーさん、の現役魔法少女三名の達人をお招きしてお送りしたいと思います」 三人「「「よろしくおねがいします」」」 文「では、安価で最初に名前が挙がった上白沢慧音さんから審査を開始します」 審 査 開 始 上 白 沢 慧 音 慧「テクマクマヤコン♪ ヘルズトカマク♪ ハクタクになあれ♪」 慧「彼女は慧音。そして…種族はワーハクタク。彼女の両親ははごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でもただ一つ違っていたのは…慧音は魔法少女だったのです」 慧「満月の夜におしおきよ♪」 慧「……」 慧「……うぅ…なんでこんなことを…してるんだ…」 文「では、達人、ご意見をどうぞ」 ア「テクマクマヤコンと言うのは『秘密』の字を持つ有名な魔法少女の詠唱ね」 パ「ええ。変身が主の魔法少女ならではね。『赤ずきん』の格好も素晴らしいわ」 魔「だが、『奥様』のオープニング詠唱も混じってるぞ? あれは魔女じゃなかったか?」 パ「その線引きだと私も魔女になるわ」 魔「ああ。そうか…」 審 査 開 始 四 季 映 姫 ・ ヤ マ ザ ナ ド ゥ 映「マハリクマハリタ♪ ヤマザナヤンヤンヤン♪ マハリクマハリタ♪ ヤマザナヤンヤンヤン♪」 映「えいきー♪ えいきー♪ 閻魔の説法唱えると妖怪達も逃げだすの♪」 映「えいきー♪ えいきー♪ 魔法使いえいきー♪ えいきー♪ えいきー♪ えいきちゃん♪」 文「では、達人のご意見をどうぞ」 ア「すばらしいの一言ですね。我々の中にも知らぬ者がいない『魔法使い』の称号のあの方になりきるとは…」 パ「ええ。故にシンプル。私も魔法を始めて覚えた時の感動を思い出した気がしたわ」 魔「だが、照れが無いのはどうなんだ? いい歳こいて」 ア「私達は魔法少女やってて照れているかしら?」 魔「ああ。そうか…」 発 表 文「達人達の意見が出揃いました…」 文「勝者…上白沢慧音」 映「な、なぜですか!!」 パ「それは私から。あなたのは唯のコスプレカラオケ」 ア「魔法少女では互角だったけど、最終的に魔理沙の指摘した『照れ』が可愛いという審査基準を満たしていたからね」 魔「当然の結果だな、ノリノリだったし」 映「うわーん!」 文「決定しました。では、もう一度勝者の演技を見てお別れとしましょう」 慧「え、え? いやー!」 アピール コスプレ 慧音 映姫 魔法少女
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それで双子は、しばらく騒動は無いと踏んだのだが、実際にはすぐに事件は起きた わけで。 俺と乙女が、牡牛と戦うことを、双子は知らなかった。 「知ってりゃ忠告したさ。牡牛の親も死なずに済んだかもしれねえ」 双子の言葉に、牡牛は目を伏せた。 「ああすれば良かったとか、こうすれば良かったとかいうのは、あまり考えても意味 が無い気がする。俺が乙女を殺そうとする前に、双子が未来を読まなかったのも、運 命なのだと思う」 それでも双子は説明した。水瓶の力を使えば、牡牛の両親は帰ってくると。 きっと牡牛だってそうしたいに違いない。しかしそれをやれば、そのかわりに、死 の運命の荷重はどこかに移動する。 牡牛は黙って首を横に振り、すべてを受け入れていることを伝えてくれた。強いや つだなと俺は思う。 双子のほうは、牡牛の様子に対して、不思議がるようなかんじを見せていた。 「ひょっとして牡牛も、俺がこれから話すことと、同じことを考えてたのか?」 「たぶん。自分の運命について考えていて、それが推理になったんだ」 なんのことだ? 双子はその話を解説するかのように、また過去の話を始めた。 「それで反省した俺はまた未来を読んでみたんだが、ハズレだった。平和な一日が読 めただけだ。牡羊と獅子と射手が、夜中に遊んで帰ってきて、家で乙女に怒られるっ ていう。それで安心して予知をさぼったら、また牡羊が攻撃された。魚がなんとか助 け出したみたいだけど、あの出来事を俺は読んでなかったんだよ。それで迷ったけれ ど、さすがに三回連続ってことは無いだろうと思ってたら、牡羊はまた天秤といっし ょに襲われていた。俺はあわてて未来を読んだ。またハズレだ。牡牛の引越し荷物を、 山羊と牡羊が、この家に運んでくる未来だった。いくらなんでもハズレくじが多すぎ る。だから俺は推理したんだ。俺の読みがハズレるのには理由があるって。たぶんど こかで運命がズレてる」 双子が未来を読んだ時には、騒動が起こらない。読んでなかった時には、起こる。 そういうふうに、歴史をズラしているやつが居るってことだ。 そんなことが出来るのは、それこそ双子自身か、水瓶か、そういった「時間」に対 するスキルを持っている者だけだ。 続き
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The story below is originally published on Mainichi Daily News by Mainichi Shinbun (http //mdn.mainichi.jp). They admitted inventing its kinky features, or rather deliberately mistranslating them from the original gossip magazine. In fact, this is far from the general Japanese behavior or sense of worth. このページは、毎日新聞事件の検証のための配信記事対訳ページです。直接ジャンプして来られた方は、必ずFAQをお読みください。 ※ この和訳はあくまでもボランティアの方々による一例であり、翻訳の正確さについては各自判断してください。もし誤訳(の疑い)を発見した場合には、直接ページを編集して訂正するか翻訳者連絡掲示板に報告してください。 Victim of virgin-killer children's home teacher tells a tale of sex and obsession「童貞殺し児童施設教師の被害者がセックスと強迫観念について語る」 週刊朝日 2007/03/30 (p.30-32) との検証 記事のテーマ 拡散状況 翻訳の変更 関連ページ Victim of virgin-killer children s home teacher tells a tale of sex and obsession 「童貞殺し児童施設教師の被害者がセックスと強迫観念について語る」 (2007年3月26日配信) 週刊朝日 2007/03/30 (p.30-32) との検証 緑の文字は全て週刊朝日 2007/03/30 (p.30-32)との検証結果です。 検証内における引用は全て上記より。 引用元タイトル:和歌山・児童養護施設男子生徒を"強姦"した女性教師の性欲 +のボタンを押すと、引用元記事との検証結果が見られます (Java Scriptの実行を許可して下さい)。 特に記載のない部分については、元記事とほぼ同内容です。 1 "She suddenly slid into my futon and began kissing me. Then she went all the way. Even now I shudder at the thought of it. It was the worst experience of my life. It was nauseating. I was raped by my female teacher," the teen identified only as Boy A tells Shukan Asahi (3/30). 「彼女はいきなり布団の中に滑り込んできてキスをし始めた。そして、彼女は行くところまで行くいった。今でさえ、それを思い出すとぞっとする。人生で最悪の経験だった。吐き気がした。僕は自分の女性の先生にレイプされんだ。」と10代のAとだけ名乗る少年は週刊朝日に語る。 2 Boy A, now 19, was placed in the care of a children s home operated by the Wakayama Prefectural Government after his parents were jailed for their involvement in a crime. 少年A、現在19才、は彼の両親がある犯罪関与により収監された後、和歌山県が管理する児童養護施設に置かれた。 3 The home, which the weekly doesn t identify, housed about 60 children aged from around 3 to about 18. その施設は、その週刊誌は名称などを明らかにはしないが、約3才から約18才の約60名の子供たちを収容していた。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より 児童養護施設とは、両親の死亡や行方不明、家庭での虐待など、事情があって家庭で生活できない子供が暮らす場だ。 和歌山県内の児童養護施設で、女性教師が、何人もの男子生徒たちを襲っては"食い物"にしていたことが、本誌の取材で明らかになった。県も施設も、このことを公表していない。 (中見出し) 「いきなり、布団に入ってきて、キスされて、あとは最後まで……。今、思い出しても、ぞっとします。人生でいぢばん苦しい、おぞましい思い出。女の先生に"強姦"されるなんて」 涙を浮かべながら語るのは、和歌山県在住のA君(19)。10年ほど前、両親がある犯罪に関与して身柄を拘束され、一緒に生活することができなくなった。このため、県の斡旋で、A君は社会福祉法人の児童養護施設「B学園」に入園し、2年前まで生活することになった。 B学園では、両親と生活をともにできない子供たちが、60人あまり生活している。下は3歳くらいの幼児から、上は高校3年生まで。A君やA君のきょうだいも、その中にいた。 waiwaiでは、元記事の中見出しで指摘されている「県も施設も、このことを公表していない。」等の問題点を省いている。また、「A君やA君のきょうだいも、その中にいた。」の部分も省かれている。 4 Boy A s "nauseating" experience started on a cold February night in 2003. He was in his dormitory shared by eight children. Boy A, then a child in the final year of junior high school, slept furthest from the door, but that didn t stop his teacher, a woman identified only as Teacher K, from finding him. 少年Aの”吐き気がするような”経験は2003年のある寒い金曜日の夜に始まった。彼は8人の子供と共同使用する自分の部屋にいた。少年A(当時中学校3年生)はドアから一番離れた所で寝ていたが、それは彼の先生(教師Kとだけ明らかにされている女性)が彼を見つけることを妨げることはなかった。 5 Teacher K was then in her early 20s. She had graduated from a junior college and earned qualifications to be a nursery school teacher. A big, hefty woman, Boy A soon noticed when she sidled up to him, began talking about the new CD player he d bought and then quickly slid under his sheets. 教師Kは当時20代初めであった。彼女は短大を卒業して保育園教師の資格を得ていた。大柄でガッチリした女性で、少年Aは彼女がそばに忍び寄ってきたとき、すぐに気づいた。彼女は、少年が買った新しいCDプレーヤについて話し始め、それから、素早く布団の中に入ってきた。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より A君が初めて「おぞましい」行為に遭遇したのは、2003年2月の寒い夜。中学3年生のときだった。 和室6畳二間ほどのスペースに、子供8人が就寝していたが、A君が寝ていたのは、入り口からいちばん奥だった。 その日、CDプレーヤーに接続するコンポを買ったA君。嬉しくて、消灯時間が過ぎ、みんなが寝静まった後も音楽を聴いていた。 そこに、B学園の女性教師であるK(26)が入ってきた。 Kは当時、20代前半。短大を出て、保育士の資格をとり、地元の別の幼稚園に勤めたがなぜか1年で退職。臨時職員でB学園に赴任して間がなかった。身長160センチ超と大柄で太め。下半身がどっしりしたタイプだ。 「最初、僕のとなりに寝ていた幼児に添い寝していたのです。それから、『コンポ買ったん』『どんな歌聴くの』とか話しかけてきて、しばらくいろいろ話をしてた。すると、急に抱きついてきたんです」 突然のことに、A君はびっくりして体が固まったと振り返る。 元記事の「みんなが寝静まった後も音楽を聴いていた」くだりが、4節で「寝ていた」とだけ書かれており、「最初、僕のとなりに寝ていた幼児に添い寝していた」のくだりも省かれ、5節では「少年Aは彼女がそばまでにじり寄って来たときことをすぐに気づいた、彼が買った新しいCDプレーヤについて話し始めた、それから、素早く布団の中に入ってきた。」と、短く書かれている。 元記事では「女性教師であるK(26)」と年齢が書かれているが、waiwaiでは省かれている。 6 "She kissed me, fellated me and then had sex all the way to the end. It must have lasted 10, 20 minutes. After she d finished with me, she told me over and over, don t tell anybody, don t tell anybody," Boy A tells Shukan Asahi, adding that he had never been with a woman before that time. "I wanted my first time to be with a woman I liked." 「彼女は僕にキスし、フェラチオし、そしてセックスをし最後まで行った。10分か20分のことに違いありません。彼女は僕をいかせた後、繰り返し、『誰にも言わないで、誰にも言わないで』と言いました」と少年Aは週刊朝日に語り、女性と関係を持ったのは初めてだったと付け加えた。 7 After that, every time Teacher K worked night shift, she would creep into Boy A s futon, strip his pajamas off him and have her way with him. She also began sending him love letters, all of which ended by imploring him to keep her actions a secret. その後、教師Kが夜勤のときは毎回、彼女は少年Aの布団に忍び込み、彼のパジャマを脱がせ、彼を彼女の思うままにした。彼女はラブレターを彼に送りつけ初めた、それらラブレターのすべては彼女の行動を秘密にするようにとの彼への懇願で締めくくられていた。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より 「キスされて、口でされて、最後はセックスまで。時間にして10分か、20分か……。最後に何回も『絶対に言うたらあかんで』て念を押されました」 A君は、それまで女性との経験がなかった。 「初めての体験は、好きな彼女と」 と淡い思いを抱いていたA君だが、あっさりと破られたという。 その後もKは、泊まり勤務になると、深夜子供たちが寝静まったのを見計らってA君の布団に入ってきた。いつも慣れた手つきでA君の服を脱がし、中学生のA君の体をむさぼった。 KはA君へ、連日のように手紙を送るようになった。それが、今もA君の手元に何通か残っている。その中でKは、 〈昨日は大きな声をあげてごめんね〉 〈すごく燃えたわ〉 〈禁断の恋だね〉 などと、前夜の「行為」の感想を綴っている。そして、どの手紙にも最後に、 〈誰にも言わないで〉 と書かれていた。 7節の手紙の内容は、元記事の「どの手紙にも最後に、〈誰にも言わないで〉 と書かれていた。」の部分のみが書かれている。 下記の「性行為に関する知識が増えてきた」等のくだりが省かれ、それまで知識もないまま行為をさせられていた事も、妊娠の怖さが芽生えてきた事も、waiwaiでは分からない。 引用元よりwaiwaiではカットされた部分 やがてA君も、性行為に関する知識が増えてきた。避妊せず「行為」に及ぶことで、妊娠の怖さが芽生えてきた。 ある夜、布団に入ってきたKにA君は、 「妊娠したらどうする?」 と聞いた。するとKは、 「おろしちゃるから、かまわへん」 と、その夜も避妊せず「行為」に及んだという。 8 Even after Boy A entered high school and his extra-curricular activities increased, Teacher K s demands remand unceasing, as did her illicit and invasive extra-curricular activities with the child in her charge. 少年Aが高校に入り、彼の課外活動が増えた後でさえも、教師Kの要求は止むことがなく、彼女の受け持ちである彼への不法で侵略的な課外活動は続いた。 9 "I d be getting home at 10 or 11 at night and sleeping at 12. She d sneak in to my room around 2 in the morning and stay in my futon until 5 or 6. I had so little sleep, I felt listless all the time and I truly thought I was going to die," Boy A tells Shukan Asahi. "To avoid Teacher K, I d deliberately stay out until after midnight. Sometimes, I slept in my friend s car so I wouldn t have to go back to the home." 「僕は夜10時か11時に施設へ帰っていた、そして12時には就寝していた。彼女は朝2時頃に部屋に忍び込んできて5時か6時まで布団の中にいた。僕はほとんど寝ることができなかった、いつも体がだるかった、そして、間違いなく死ぬなっと思った。」と少年Aは週刊朝日に言う。「K先生を避けるために、僕はわざと12時過ぎまで帰らなかった。ときどきは、帰るべきじゃないと思って、友達の車の中で寝た」 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より A君は地元の高校に進学した。クラブ活動もあり、B学園に帰るのが夜遅くなってきた。それでも、Kの「要求」は変わりなかった。A君は言う。 「夜10時、11時に戻って、12時くらいに寝た。それでも午前2時くらいにK先生が布団に入ってきて、明け方5時、6時まで。寝不足で体がふらふらで死にそうだった。K先生を避けるため、わざと12時過ぎて帰ったり、友達の車の中に寝て帰らないこともあった」 元記事の「Kの「要求」は変わりなかった」が、8節では「教師Kの要求は止むことがなく、彼女の受け持ちである彼への不法で侵略的な課外活動は続いた。」と、クラブ活動とかけており、被害者に配慮のない書き方になっている。 10 Teacher K was nearly caught with Boy A on a number of times, but continued on regardless."I guess most people would say I should have just spurned her affections, but it wasn t that simple," Boy A says, noting that Teacher K repeatedly brought up talk of his parents conviction to remind him that the home was the only place he had to go. She also threatened to have him sent to a stricter home. 教師Kは何回も、もう少しで少年Aといるところを見つかりそうになったが、お構いなしに続けた。 「僕が彼女の愛をはねつけさえすれば良かったと言うと思うけども、モノではなかった」と少年Aは言い、教師Kは、この施設が彼のいれる唯一の場所であると彼に気付かせるために、繰り返し彼の両親の有罪判決の話を持ち出したことも強調した。彼女はまた、彼をより厳しい施設に送ると脅したりもした。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より 高校1年の秋には。 「A君とK先生、変や」 「K先生、女に厳しく、やたら男に優しい」 などと噂になった。B学園には、A君のきょうだいも在籍していたため、A君はいたたまれず、何度か、学園に訴えようかとも思ったと話す。 また、「行為」の最中に別の先生が入ってきたり、Kの声に、近くで寝ている生徒が起きてしまい、ばれそうになったことが何度もあったという。 「外から見たら、拒否したらええと思うでしょう。けど、できんのです」 と、A君は沈痛な表情で語る。B学園には弱い立場の子供が集まっている。 KはA君の両親が犯罪に関与していたことを持ち出し、 「あんたとこのお父さんやお母さんのこと、よーく知ってるで」 「行くとこ、ないでしょ」 と意味ありげに「脅した」という。 白い軽乗用車で帰路に待ち伏せ (小見出し) A君の両親だけでなく、親族も経済的な理由などでA君を養うことができなかった。「B学園を追い出されると、ほかに行き先はなく途方に暮れる」と思ったA君は、Kを強く拒むことができなかったという。 「それ以外にもK先生は、『私の力でもっときつい学校に入れることもできるんよ』と話していました。B学園よりもっと厳しい生活を強いられるといわれている施設があり、その恐怖はどの生徒も持っていた」 とA君は振り返る。 元記事の「高校1年の秋には。~何度か、学園に訴えようかとも思ったと話す。」まで省かれており、A君が学園に居辛くなっていた事が分からない。また、ここでも「A君のきょうだいも在籍」が省かれていて、「B学園には弱い立場の子供が集まっている。」や、「A君の両親だけでなく、親族も経済的な理由などでA君を養うことができなかった。」等のくだりも省かれており、強く拒めなかった説明がwaiwaiでは分かりにくく書いてある。 11 At the same time, Teacher K was also lavishing the teen with presents like CDs, cigarettes and a mobile phone, to which she sent e-mail messages, sometimes up to 30 a day. When she moved out of her parents home and began living alone, Teacher K would get into her white compact car and wait for Boy A on the streets. 同時にまた、教師Kは気前良くその10代の彼にCD、タバコそして携帯電話のようなプレゼントを与えた。その携帯電話にはしばしば1日に30に及ぶメールを送った。教師Kは両親のいる実家を出て一人暮らしを始めると、白い軽自動車に乗って、道で彼を待っているようになった。 12 "She d be in that car and wait for me, telling me to get in when I came along. One night, she drove to a love hotel in the next town. I was shocked!" he says. "She took me into her apartment, too, showing me dirty movies and demanding I give myself to her." 「彼女はあのクルマの中で僕を待っていて、僕が1人の時はクルマに乗れと言った。ある夜、彼女は隣町のラブホテルへと向かった。ショックだった」と彼は言う「彼女は僕を部屋に連れ込んで、卑猥な映画を見せて体を求めてきた」 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より その一方で、KはA君の機嫌を取るため、CDやお菓子、たばこまで買い与えるようになったという。プリペイド式携帯電話のカードをA君に渡し、多いときは1日30回以上、メールや電話をしてきたという。次第にKの行動はエスカレートした。A君の高校とB学園の中間地点付近にマンションを借りて一人暮らしを始め、高校からの帰路のA君を、白い軽乗用車で待ち伏せるようになったという。 「車で待っていて『乗りなよ』って言われて、隣の市にあるMというラブホテルに入っていった。生まれて初めてのことで、おったまげた。自宅のマンションにも連れ込まれ、アダルトビデオを見せられ、体を求められたりもした」 元記事の買い与えた「お菓子」が省かれ、「プリペイド式携帯電話」が11節では「携帯電話」と略されている。また「機嫌を取るため」が「気前良く」と、微妙に変えられている。 元記事「次第にKの行動はエスカレートした。A君の高校とB学園の中間地点付近にマンションを借りて」が省かれ、waiwaiではKの異常性が元記事よりも伝わらないのではないか。 13 Teacher K s ministrations continued for two years. Then, one night, Boy noticed Teacher K slip into the room of another pupil in the home, identified only as Boy C. Boy A peeked into the room. 教師Kのそんなお務めは2年間続いた。そして、ある夜、その少年は教師Kがその施設の別の生徒(少年はCとだけ公表されている)の部屋に忍び込むのに気づいた。少年Aはその部屋を覗いた。 14 "She was having sex with Boy C," he tells Shukan Asahi. "It was about this time that she stopped visiting my room as much. I knew Boy C fancied her. Boy C was still only in his first year at junior high school at the time." 「彼女はC君とセックスしていました」と彼は週刊朝日に語る。「このころ、彼女は僕の部屋にそれほど来なくなっていました。僕はC君が先生に気があるのを知っていました」「その時、C君はまだほんの中学1年生だったんです」 15 Boy A says that he knew of three other boys at the home that Teacher K was sleeping with at the time. 少年Aはその当時、教師Kが寝ていたその施設にいる他の3人の少年を知っていたと言う。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より そんな関係が高校2年の終わりごろまで続いたという。そのころ、A君は同じB学園のC君の部屋に、深夜Kが入っていくのを見つけた。こっそりのぞくと、 「まさに、C君とセックスの最中。そのころ、僕のところに来る回数が以前より減っていた。僕よりC君に夢中になっているのがわかりました。確か、当時C君は中学1年生だったと思う」 その後、A君はC君以外に3人もの「被害者」がいることを知り、ショックを、受けたという。 元記事では、「A君はC君以外に3人もの「被害者」がいることを知り、ショックを、受けたという。」とあり、被害者は全員で5人だが、15節では「他の3人の少年を知っていた」と、なっており、被害者が4人になっている。この記事でもコネルは、数字に関してずさんな書き方をしているのが分かる。また、「「被害者」がいることを知り、ショックを、受けたという」も「少年を知っていた」と、柔らかい言い方に変えられており、犯罪性が薄い、もしくは、女性教師に襲われるのは悪い事ではないと、遠回しに印象づけていないか。 元記事の「僕よりC君に夢中になっているのがわかりました。」が、14節では「僕はC君が先生に気があるのを知っていました」と、まったく逆になっている。 16 In 2005, just before his final year at high school drew to a close, Boy A told his older sister that Teacher K had been forcing him to sleep with her. His furious sister confronted home operators. 2005年、高校の最後の年が終わる直前に、少年Aは、姉に教師Kが自分と寝るように強要すると打ち明けた。それに怒った姉は施設管理者と対決した。 17 "Teacher K denied everything at first, but when the head of the home presented her with the letters she d sent, she owned up," the sister tells Shukan Asahi. 「K先生は、当初、すべてを否定したが、そこの施設長が彼女が送った手紙を彼女に提示したところ、彼女は自白した。」と彼の姉は週刊朝日に語る。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より A君は05年、高校3年生になる直前の春休み、独立して生活し始めた姉に、Kの「強姦」を打ち明けた。それとともに、Kから受け取った多数の手紙も見せた。 激怒した姉は、B学園に駆け込み、当時の園長らに猛烈に抗議。Kとその両親が呼ばれ、談判に及んだ。 A君の姉によると、こうだ。 「Kは最初、『知りません』と否定していた。そこで、園長先生が『この手紙は』と出すと、『すいません。やりました』と認めたんです」 元記事では「05年、高校3年生になる直前の春休み」と、高校と3年になる前の春休みだが、16節では「2005年、高校の最後の年が終わる直前に」と、高校卒業前に変えられている。恐らくコネルの読み間違いによるミスだと思われるが、ここでも数字に関してずさんな書き方をしているのが分かる。 元記事では「強姦」と、事件性が高い事が分かる書き方をしているが、ここでもwaiwaiでは「自分と寝るように強要する」と、表現が軟らかくなっており、上の「少年を知っていた」という書き方と合わせると、事件性が低そうな記事になっている。 元記事の「Kとその両親が呼ばれ、談判に及んだ。」が省かれ、B学園側が動いた事がwaiwaiでは分からないのではないか。 18 Shortly after, the operator of the home sent Boy A s incarcerated parents a letter of apology, admitting that Teacher K had gone beyond the bounds of acceptable behavior and informing them that she had been dismissed immediately. Teacher K also sent the parents an apology, but in the same letter said that the strain of losing her job had damaged her health to the extent that she would not be able to say sorry in person. 程なく、施設長はA少年の拘禁中の両親に謝罪の手紙を送り、教師Kが容認できる範囲をこえることをしたと認め彼女は即刻解雇されたと通知した。教師Kもまた両親に謝罪文をおくったが、その手紙には、職を失ったことによる心労で直接あやまることができないほど健康を害していると書いてあった。 19 Boy A finished high school and left the home just as authorities were urging him to end the case by accepting an apology payment from the home and Teacher K. Left to negotiate the deal by himself, Boy A wasn t able to come to a suitable conclusion. 少年Aは高校を卒業しその施設も出た、まさに当局がその施設と教師Kからの謝罪金を受け取ることによりこの事件を終わらせるようにと彼をしきりに促しているときであった。交渉ごとは彼自身でやらなければならなかったので、少年Aは満足できる結論に至れなかった。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より その後、B学園の園長はKに話を聞いたうえで、A君の両親あてに謝罪の手紙を送った。 〈この度はAさん、御家族様には多大な御迷惑をおかけ致しました事を深くお詫び申し上げます。不良行為を行なった女子職員に事情聴取等をしたところ事実であったので、即時解雇致しました〉 園長は事実関係を認めて謝罪している。一方、KからもA君の両親にあてた手紙が届いた。手紙では、 〈教師として、不適切な行動をとり、本当に申し訳ありませんでした〉と詫びてはいるが、 〈私も今回の件で職を失い、また周囲の者から責められて心身共に体調を崩してしまいました〉 と、直接謝罪に訪れないことの自己弁護を展開している。 その後、A君はB学園を離れた。KとB学園は金銭での示談を進めることをA君に求めた。しかし、当時は両親がいない状況で、交渉が進まず、現在に至っているという。 一方、A君をB学園に斡旋した県の態度ははっきりしない。 元記事にある手紙の文面がwaiwaiでは省かれている。 元記事では「その後、A君はB学園を離れた。」と、違う学園に入ったと見られるが、19節では「少年Aは高校を卒業しその施設も出た」と、変えられている。 引用元よりwaiwaiではカットされた部分 「僕以外に4人は被害者はいる」 (小見出し) B学園の現在の園長は、 「事件は和歌山県にも報告して施設に調査が入り、行政処分、改善勧告があった。学園としても、当時の理事長と園長は責任をとって辞任した。こちらで調べた限り、A君以外の被害者はいません。現在、A君側と和解交渉をしているが、まだまとまっていない。一番の問題は施設にある。私は和歌山県職員として33年間、児童相談所などに勤務した。県にも責任はあります」 と話す。 当初、B学園は、当時の園長を厳重注意処分とし、県に報告した。しかし昨年1月、県が「懲戒処分が適当。再度調査し、報告するように」と指導。結局、園長に懲戒処分という重い処分が下されている。 また、A君をB学園に斡旋した県子ども・障害者相談センターはこう話す。 「個人のプライバシーにかかわることで、お話しできません。一般論ですが、そんな事件があったとすれば、職員を雇っていた施設も責任があるし、指導する立場の県も問題がある」 そこで、県子ども未来課に聞くと。 「責任は施設にある」 と言うばかり。同じ和歌山県にあっても、まったく見解が違う。 B学園の現在の園長の取材が省かれており、「当時の理事長と園長は責任をとって辞任」や、「園長に懲戒処分という重い処分が下されている。」と、責任問題になった事や、県からも指導がされた事等が書かれていない。また、「A君以外の被害者はいません」と言われた事、和解交渉中である事、責任がどこにあるのかの見解が施設や県の課によって違うと、問題を指摘している事も書かれていない。 20 Boy A s parents remain outraged. 少年Aの両親はまだ憤慨している。 21 "We were shocked to hear what had happened. The boy s sister had to deal with this at a time when her parents weren t around and the stress became so great for her she fell ill. For the past two years, we ve been telling Teacher K to come to us and apologize face-to-face, but every time we ve tried calling her home, her parents just hang up on us. We ve just about reached the end of our tether," one of Boy A s parents tells the weekly. 「私たちは何があったのかを聞いてショックでした。少年の姉このことを処理しなければならなかったその時には彼女の両親は身近におらず、そしてそのストレスか彼女にとって大変大きくなり彼女は病気になってしまった。過去2年間、私たちはK先生の私たちのところへ直接謝りに来るように伝えていたが、(彼女の家にいる)彼女に電話するたびに、彼女の両親は一方的に電話を切るだけであった。私たちはほとんど我慢の限界に達している。」と少年Aの両親は週刊朝日に語る。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より A君の両親は本誌の取材にこう話した。 「この話を聞いて、びっくりするのなんのって。Aの姉は両親がいないなか、この大問題にどう対処していいか悩んで、体調を崩して入院までした。この2年、K先生に『とにかく謝りに来い』と言いました。するとあちらの親は、『なんでや』と電話を一方的にブチ切る始末。これ以上我慢なりません」 元記事ではA君の姉は「体調を崩して入院までした」とあるが、21節では「病気になってしまった」とだけ書かれている。 22 Boy A says he and his family are considering legal action against Teacher K and the prefectural government that employed her. 少年Aの話では、彼と彼の家族は教師Kと彼女を雇用していた県に対しての法的措置を検討しているらしい。 23 "I was going to keep my mouth shut about this shameful incident for the rest of my life. But whenever I ask the home to talk about the case, they ignore me. We ve been trying to get Teacher K to come over and apologize and she won t. Everything s being thrown back at me," Boy A tells Shukan Asahi. "All the other guys are scared of someone getting back at them if they sue her, so they haven t done anything. But Teacher K still has valid credentials as a daycare teacher. She might find work at another facility. I want to make sure I m her only victim." 「この恥ずかしい事件について生涯口を閉ざしているつもりでした。でも、この事件についての話し合いをその施設に要求しても、彼らは取り合ってくれません。僕たちはK先生を来させて謝罪させようとしていますが、彼女はそうしない。すべてのことを自分でやり直すことになる」と少年Aは週刊朝日に言う。「他の奴らはみんな、もし彼らが彼女を訴えたら誰かが彼らに仕返しをするのではないかと怯えている。だから、彼らは何もしていない。しかし、K先生は保育士の有効資格を持っている。彼女は他の施設で仕事を見つけるだろう。僕は僕以外に彼女の被害者が出て欲しくないんです。」 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より A君の両親は、KやB学園、斡旋した和歌山県などを相手に、民事の提訴と、刑事告訴を検討しているという。 A君はこう話す。 「こんな恥ずかしいこと、一生黙っているつもりだった。しかし、解決を求めてB学園に手紙を送っても、今は突き返されるばかり。K先生に謝罪を求めても、うちには来ません。僕以外に、被害者が少なくとも4人いる。みんな、訴えたくても、仕返しがあるかもしれないと、怖くて我慢していた。K先生は保育士の資格を持っており、他の施設でも仕事を続けるかもしれない。こんなひどい先生を放置していていいのか。被害者は僕だけでいい」 元記事では、「KやB学園、斡旋した和歌山県などを相手に、民事の提訴と、刑事告訴を検討」だが、22節では「教師Kと彼女を雇用していた県に対しての法的措置を検討」となっており、B学園は訴えない様に書かれている。コラムとはいえ、情報として大事な所をずさんに書いている事が分かる。 ここでも元記事の「僕以外に、被害者が少なくとも4人いる。」が、省かれている。 24 Teacher K, meanwhile, has other things on her mind when the weekly approaches her for a comment. 一方、週刊朝日が教師Kにコメントを求めて接近したが、彼女はもうこの事件のことが頭にないようである。 25 "Not now, I m busy," she tells Shukan Asahi and heads off to her vehicle - the same white compact car she used to drive Boy A to the love hotel. 「今はダメ、忙しい。」と週刊朝日に言って、彼女のクルマの方に行ってしまった-少年Aをあのラブホテルへと連れて行ったときに乗っていたのと同じ白い軽自動車である。 (By Ryann Connell) March 26, 2007 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 引用元より 本誌は、問題の女性教師Kを直撃した。真相をただすと血相を変えて。 「時間がないから」 と言い、車で逃げ去った。A君をラブホテルに連れ込んだ白の軽乗用車だった。 今西憲之/本誌・小宮山明 希、杉村 健 元記事では、「真相をただすと血相を変えて」や、「車で逃げ去った」等、Kが事件を起こした重大性を理解している印象だが、24節では「彼女はもうこの事件のことが頭にないようである。 」と、変えられている。 全体的に元記事では、Kの起こした事件の酷さと、それに対処する県の対応の悪さを指摘している内容だが、waiwaiではKが他の施設で仕事を見つけて、また事件を起こすだろうと臭わせる内容になっている。 ### Victim of virgin-killer children s home teacher tells a tale of sex and obsession The Mainichi Shimbun March 26, 2007 Source http //mdn.mainichi-msn.co.jp/waiwai/news/20070326p2g00m0dm010000c.html http //www.crnjapan.com/articles/2007/en/20070320-wakayama_welfare_home_sex.html 納品:7/16 (SpilyayA5) 記事のテーマ 和歌山県の児童養護施設での女性教師による生徒へのレイプ行為 和歌山少年暴行事件 (Wikipedia ) 元記事は 週刊朝日 2007年3月30日号 拡散状況 CRNジャパン(日本の子供の人権ネットワーク) http //www.crnjapan.com/articles/2007/en/20070320-wakayama_welfare_home_sex.html 翻訳の変更 K先生 →教師K 上記全て2009/05/20に変更 関連ページ A sign some are cross after decidedly unholy hanky-panky goes on in Christian... CRNジャパン(日本の子供の人権ネットワーク) シーファーが日本を児童ポルノ大国呼ばわりした原因 元記事一覧 毎日新聞英語版から配信された記事2007年(1月 - 6月) 記事元ネタとwaiwaiとの違い
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今現在参加者がいる地域 東京(杉並{蚕糸の森}、世田谷{駒沢公園・馬事公苑}、江東区、池袋{西口公園}、江戸川区、秋葉原、 目黒{油面公園} 渋谷、練馬{光が丘公園}、吉祥寺、三鷹、府中{府中の森公園)町田、青梅、八王子) 神奈川(横浜{山下公園・大桟橋}、港北区、東横線沿い、川崎市) 埼玉(川口、埼玉、新座) 茨城(水戸) 千葉 北海道(札幌) 山形 岩手 宮城 新潟 福島(郡山市) 群馬 山梨 静岡 愛知 滋賀(東近江市) 三重 京都{京都市} 大阪 兵庫(神戸市) 広島(福山市、西区、SETSTOCK) 香川 愛媛 島根 鳥取 福岡 山口 沖縄(宮古島) 鹿児島神様 まだ増えるかもしれんね ゥ,ゥ,、(´^ω^)
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ここを編集 ■スター☆トゥインクルプリキュア 作画監督 37(池・森・臼) ■爆丸アーマードアライアンス 作画監督 7(村・吉・大) 15(村・吉・大) 23(村・吉・大) ■関連タイトル Blu-ray スター☆トゥインクルプリキュア vol.1 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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露里 紺 (つゆさと こん) 【CG】 【プロット】 【シナリオ1】 【シナリオ4】 【紺ルートイベント「境遇」】 CG 絵師: Mドール ◆ZDrNErBpMU プロット 初期設定 小学4年生 長い黒髪で、目つきが悪く(常にレイプ目)大人しい……というよりも殆ど無感情。 成績は運動勉強共に超優秀。 夏でも長袖を着ており、ボロボロの人形を常に携帯している。 今は両親はおらず、主人公の家に引き取られている。 主人公含め、大人に触られるとビクリとする。 シナリオ担当からの追加&変更設定 主人公の家に引き取られた理由は、母親が若い男と蒸発し、 父親もまた、母親の面影を強く残す紺を育てる自信を失い、蒸発。 大人に触られるのを拒絶するのは、 自分を愛してくれていると信じていた両親に裏切られてしまい、 人間不信になっているから。 だけどその分、家族の愛情を求めている。 ストーリー展開 序盤は主人公に限らず人間関係を避けようとする紺と、 少しでも信頼してもらい、仲良くなっていく事に重点を置く展開を心掛ける。 中盤辺りにスレで提案のあった遠足での遭難イベントなんかをキーイベントとして組み込んで、 絶対の信頼を築いて、終盤は主人公とちゅっちゅしながら、 他の子供達や大人とも笑顔で接する事の出来る子になれるような話で締めくくる。 もしくは、紺の両親が自分達のした過ちを悔いて、紺ともう一度家庭をやり直そうという話にする。 シナリオ1 麗らかな朝の日差しがカーテン越しに差し込み、 雀やら梟やら、他にもあまり聞き覚えの無いような鳥の声でうっすらと目が覚める。 日差しは春を感じさせるような温かみがあるが、 大気はまだ、肌に張り付くような冷たい冬の名残を感じさせる。 まだ朝は早く、陽は完全に登っていないのに目が覚めてしまったのは、 馴れない環境で迎えた朝だからなのか、 それとも新しい生活にどこか心が昂ぶっているのか…… 僕「ん……折角早起きしたんだし、久しぶりに僕が朝ご飯を作るのも悪くないかな」 布団を捲って起き上がろうとすると、僕の脇で何やらもぞもぞと動く気配を感じた。 僕「ん?」 布団を捲り上げると、そこには僕の腰にしがみつくように丸くなっている女の子がいた…… 僕「……何これ?」 断っておくが、僕には幼女性愛嗜好も、 人様に目を向けられないような犯罪行為に手を染めた事も神に誓ってない。 だけど見る人が見れば、あらぬ嫌疑を掛けられてしまいそうな、 そんな光景が朝っぱらから目の前に広がっていた。 僕「まいったな……」 僕の腰にしがみついている女の子は、僕のパジャマの裾をぎゅっと掴んでいるせいで、 簡単に離せそうにはない。 僕「仕方ない。もう少し眠るか……」 女の子の頭を軽く撫でると、心なしか女の子の寝顔が穏やかになったように感じた。 僕「妹が出来るってこういう感覚なのかなぁ」 そんな事を考えながら、僕はもう一度目蓋を閉じた。 僕「おはよ~」 もう一度目を覚ますと、隣で眠っていたはずの女の子の姿は無く、 軽く目蓋をこすりながらリビングに降りると、 父さんが地方紙を読みながら、朝食を始めていた。 父「なんだ、料理人なのに随分朝が遅いんだな」 僕「今はまだ休職中」 父「お前、今流行りのニートって奴になりたいのか?」 僕「違うっての! 専門学校卒業してから五年間。ほとんど休まずにホテルで修行してたんだから、 少しくらい休ませろって話をしてるの!」 父「遂にうちの家系からニートを出してしまうとは……ご先祖様に何と申し開きをすればいいのか」 僕「人の話聞けよ……」 母「まあまあ、折角家族全員が久しぶりに揃ったんですもの。 しばらくはゆっくりと羽を伸ばしてもらっていいじゃないですか」 台所から盆を持って出てきた母さんは、テーブルに三人分の朝食を並べる。 母「はい、紺ちゃんも一緒に朝ご飯にしましょう」 母さんに呼ばれると、人形を抱えた女の子が不安そうな顔で、僕の様子を伺いながら、 僕と向かい合う位置に座る。 僕「おはよう、紺ちゃん」 紺「おはよう……ございます」 出来る限りの笑顔で僕は紺ちゃんに挨拶をするも、 紺ちゃんは挨拶を返してくれても、僕と目を合わせてはくれなかった。 朝、僕にしがみついていたこの女の子は、露里 紺。 両親は色々と生活にだらしがない人だったらしく、 借金に借金を重ねて遊び歩いた挙句、子供である紺ちゃんを置いて夜逃げ。 残された紺ちゃんには頼れる親族のいなかったので、 たまたまこの町に引っ越してきたばかりの僕の両親が事情を聞いて、 紺ちゃんを家で引き取っているのだった。 母「でも良かったわ~。二人とも会った早々、仲が良さそうで」 僕「何で?」 僕と紺ちゃんの間に流れているこの微妙な雰囲気の中でも、 母さんは平然と暢気な事を言ってのける。 母「だって~、夕べは二人で仲良く同じ布団で眠っていたじゃない。 お母さん、ちょっと驚いちゃった」 驚いたのは僕の方だ。何でそれを知っている? 母「夜中に紺ちゃんが部屋にいなかったのよね~。 ま~さか会ったその日に一緒の布団で眠っているとはさすがの母さんも思わなかったから、 見つけるのに時間掛かっちゃったわ」 人の心を覗いたかのように、母さんはにやにやと口の端を歪めて言う。 母「仲がいいのは結構だけど、あと10年は紺ちゃんに手を出しちゃダメよ。 可愛い息子が警察に連れて行かれる姿は想像するだけで、母さん胸が痛くなるから」 父「息子よ……俺はお前を理性ある大人に育てた上げたと信じているぞ」 僕「だーっ! 二人とも朝からくだらない事言ってんじゃねー!」 父「何を言うか。朝に愉快な会話があってこそ、 一日が楽しく過ごせるかどうか決まってくるんじゃないか」 母「そうよねぇ~。お父さんは良い事言うわ~」 紺「ご馳走様でした……」 うちの両親が馬鹿っ話をしている間に、紺ちゃんはご飯を食べきっていた。 母「おかわりはいらないの、紺ちゃん?」 紺「お腹…いっぱい……」 母「そう、じゃあいってらっしゃい」 紺「はい」 置いてあったランドセルを背負って、紺ちゃんはリビングを出て行く。 僕「ふ~」 父「なんだ、溜め息なんかついて?」 僕「いや、紺ちゃんに嫌われてるのかなと思ってさ」 母「何言ってるの。女の子は嫌いな男の子の布団に潜り込んだりはしないわよ」 僕「自分の部屋と間違っただけなんじゃないの?」 母「だとしても、嫌われてはいないわよ」 僕「だといいんだけど……」 母さんの根拠の無い自信はどこから出ているのか分からないけど、 これから同じ家で住むんだから、出来るだけ仲良くなれれば……とは思う。 紺ちゃんが学校に出掛けた後、 僕はコーヒーをすすりながら、 父さんが読み終わった地方新聞の社会欄を流し読んでいた。 母「今日はこれからどうするの?」 朝食の後片付けをしながら、母さんが聞いてくる。 僕「もう少ししたら学校の方に行ってみるよ」 母「あら、お仕事は来週からじゃなかったの?」 僕「調理機材、まだちゃんとチェックしていないからね。 いきなりぶっつけ本番ってわけにもいかないから」 父「しかし、本当にいいのか? 一流ホテルで修行したお前が、 田舎の分校で給食作りなんて」 僕「何だよ、最初に勧めたのは父さんじゃないか」 父「いや、勧めてはいないぞ。ハゲの話を聞くだけ聞いてやってくれとは言ったが……」 調理系の専門学校を卒業した後、僕は都心の一流ホテルで修行を積んで、 早期定年退職した両親の住む、この時間の流れが止まっているかのような田舎に帰って来ていた。 帰ってきたと言っても、両親がこの新居を建てたのは五年前で、 この家で暮らし始めてからまだ三日ほどしか経っていない。 父「まさか引き受けるとは思わなかったからなぁ……俺とビストロやるのがそんなに嫌だったのか?」 僕「嫌だったら、ホテル辞めてこっちに引っ越してこないよ」 僕が都心から離れて、両親の住む田舎にやって来た理由。 それは「田舎で小さなビストロをやらないか?」と、 両親から誘われての事だ。 自分の料理を作ってみたいという思いと、 自分の料理を食べてくれる人の顔をもっと近くで見たいという思いが強くなっていた僕は、 気がついていたらホテルに辞表を出していた。 本当なら今頃は、父さんと不動産屋でビストロを開くのに手頃な物件を探しに行っていたのだろう。 だけど、父さんの紹介という小学校の校長先生と話す機会があって、 その校長先生の僕を説得する言葉の上手さと、未知の仕事に興味もあったせいか、 僕は父さんの誘いを断って、この田舎の分校で給食を作る栄養士兼調理師の仕事を引き受けたのだった。 父「こんな事ならあのハゲにお前を紹介するんじゃなかった。 絶対に断ると思った俺が甘かったな……」 母「駄目ですよ、お父さん。恩師に向かってそんな事言ったら」 その分校は父さんの出身校で、今の校長先生は当時の父さんの担任だったらしい。 僕「それに、まだ僕は自分の店を持つには早いと思う。 人に使われるのは馴れたけど、人を使う事はあまり得意じゃないし」 父「我が息子ながら情け無い……俺がお前くらいの歳の頃にはな、 母さんと二人でそこそこ大きなビストロを切り盛りしていたんだぞ」 ため息をつきながらも得意顔で父さんは過去の武勇伝を話し始めようとする。 こうなってしまうとこの人の話はすぐには終わらないのだが、 母さんが上手い具合に話に割り込む。 母「大手チェーンに吸収されましたけどねぇ~」 父「し、仕方ないだろう。あの頃はまだこいつも小さかったんだし、 資金繰りも厳しかったんだから……」 母「いいんですよ、お父さんの決断を私は信じていましたから。 その結果、お父さんは出世もいっぱいして、私達を幸せにしてくれたじゃないですか」 父「そうだろう、そうだろう。さすが母さんは話が分かる」 なんなんだろうね、このいい歳した万年熱愛夫婦は。 母「だから、今度は自分の子供の決断を信じてみたいとは思いませんか、お父さん?」 父「うぐっ……」 僕が生まれた頃、両親は自分が経営していたビストロを大手チェーン店の傘下に入れる事で、 大手チェーンの幹部の椅子と安定した経営環境を手に入れる事が出来たらしい。 だが、そのビストロは元々母さん側の実家筋が権利者だったらしく、 猛反対する母さんの実家を上手く取りまとめてくれたのが母さんで、 父さんは母さんには一生頭が上がらないそうだ。 僕「父さんが誘ってくれた時は嬉しかったよ。 今でも父さんと一緒に料理が作れたらと思っている。 料理の楽しさと暖かさを教えてくれたのは父さんと母さんだからさ…… だから、僕もこれから住む事になるこの場所の子供達に、 そういう物を教えられる事が出来たら、それはいい事なんじゃないかなと思ってね」 父「この歳になって彼女の一人も連れて来ないくせに、 変に口説き文句だけは上手くなりやがって……」 僕「ぐっ……彼女なんか作ってる暇無かったんだよ」 父「暇なんてもんは作るもんだ、この馬鹿者。 とっとと孫の顔を見せやがれってんだ」 母「まあまあ、いいじゃないですか。そういう事は人それぞれなんですし、 それに孫がいなくても、紺ちゃんを可愛がればいいんですから」 父「仕方ないな。息子と一緒にビストロをやる夢はしばらく預けといてやるが、 俺の話を断ったからには、いい仕事しないと承知しないからな」 僕「分かってるよ。ありがとう、父さん、母さん」 シナリオ: 炉人 ◆AcrOZINAC6 シナリオ4 子供達とのカレーパーティの後、 今度は自分の家のキッチンで、我が家の夕食を作っていた。 学校の子供達とは頼子ちゃんやリアちゃんのの手助けもあってか、 上手く打ち解けられそうだ。 ただ、一番身近になる子である紺ちゃんとは、 僕がまだこちらに引っ越してきてから一週間経っても、 まだ挨拶程度の会話しか交わす事の出来ない関係だ。 どうすれば紺ちゃんと親しくなれるのかずっと悩んでいたけれど、 今日のカレーパーティがきっかけで、どうすれば良いのか少しだけ見えてきた。 僕「母さん、今日の晩御飯、僕が作ってもいいかな?」 母「あら、いいの? お仕事の準備があったんじゃない?」 僕「準備はもうあらかた終わったよ。冷蔵庫の中、適当に使っていい?」 母「いいけど、どうしたの? 急に?」 僕「料理人が料理作るのがそんなにおかしい?」 母「貴方、調理学校通ってた時もホテル勤めていた時も、家で料理を作る事はあっても、 それはあくまで勉強の為で、自分からご飯作りたいなんて言った事ほとんどないじゃない。 それがどういう風の吹き回し?」 僕「随分、棘を感じる言い回しだなぁ……」 母「可愛い息子が料理人になっても、ちっともお母さんの為に料理作ってくれた事ないなぁ~、 寂しいな~。なんて事はこれっぽっちも思っていないわよ」 僕「……ごめん、これからは少しは作るようにする」 母「ふふふ、期待してるわよ。それで、今日の晩御飯を作ろうって思ったのは、 お母さんに対する罪滅ぼしってわけじゃないわよね?」 僕「新しい家族の為かな……」 母「ああ、なるほどねぇ~」 母さんには全てを語らずとも、僕が意図している事は分かってくれたようだ。 母「正直、助かるわね。私はお父さんや貴方ほど料理は上手くないし、 かと言ってお父さんも子供向けの料理はあまり得意じゃないから、 どうしたらいいのか少し悩んでもいたのよ」 父さんは僕と同じフレンチを基礎に学んだ料理人で、 母さんは経営や接客に対しての専門家なので、 子供が喜ぶメニューを考えるのは少し難しいらしい。 母「うちの店でやってた子供向けのメニューを考えていたのは本社の人達だし、 貴方は子供の頃から好き嫌いがほとんど無かったし…… あの子が家に来た最初の頃、一度だけお子様ランチ的な物を出した事があるのよ。 でもあの子は食べ終わってこう言ったの 「とっても美味しかったです。だけど、出来れば私も叔父さんや叔母さんと同じ物がいいです」 ってね」 それは遠まわしに私に気を使わないで欲しいという、紺ちゃんの意思表示なのだろう。 母「だから出来るだけあの子が喜びそうな物と、 私達の好みを合わせた物を作っているつもりではあるけど、 小学生の女の子と還暦間近の私達が美味しく食べられる物となると、 色々と難しいのよ……」 僕「好き嫌いはあるよね、やっぱり?」 母「多分あるはずよ。たまに無理して食べていたような事もあったから」 僕「無理して食べていた物って何?」 母「生のトマト。煮込んだりした物や、ケチャップなんかは抵抗がないみたい」 僕「他には?」 母「牡蠣も駄目だったかしら。他は大体大丈夫だと思うんだけど、 感情をなかなか表に出さない子だから……」 僕「その辺りは手探りで見つけていくしかないか。 ま、苦手そうな物は食べやすいような形を考えるよ」 母「それじゃあ、私も手伝うわ」 僕「えっ、いいよ。たまにはのんびりテレビでも見てれば?」 母「夕方のテレビなんて、万引きする主婦がどうこうとかどうでもいいのばっかりなんだから、 料理していた方が楽しいわよ。 それに、貴方と一緒にキッチン立つのなんて久しぶりだしね」 僕「分かった。それじゃあ、サラダ用のドレッシング作ってもらっていいかな?」 母「ウィ、シェフ」 父「お~、なんか豪勢だな、今日の夕飯は」 夕飯が完成して、リビングにやって来た父さんが感嘆の声を上げ、 紺ちゃんも色とりどりの食卓を見て少し驚いていた。 母「それは当家自慢のシェフと主婦が二人懸かりで作ったんですもの。このくらいは当然よね」 母さんと二時間ほど掛けて二人懸かりで作った物は、 子供の好きそうな物として、ポテトグラタン、長く煮込んだトマトソースをベースにしたナポリタン、 ピリ辛の手羽先チキン、薄味の海老ピラフ、レモン風味のコールスローサラダ他色々。 父さんと母さん用には、カツオのタタキカルパッチョ風、ゴーヤのお浸しカツオ風味、 カツオのちんこ(心臓)の煮付け、大根と生姜のサラダ他色々と、 全部で大体20皿前後くらい作る事が出来た。 僕「見た目色々あるように見えるけど、量はそれほどでもないよ」 両親と同じ物が食べたいと遠慮をする紺ちゃんの為に考えた僕の作戦。 それは皿の種類を多くする代わりに、一皿の量を少なめにする事によって、 子供も大人も好きな物と苦手な物を自分なりにコントロールしながら、 みんなで同じ皿を食べる事が出来るという物だ。 母「それじゃあ、みんな出来立てのうちにいただきましょう」 僕「紺ちゃん、何から食べたい?」 紺「あっ、自分で取りますから……」 僕「いいから、いいから。最初はグラタンでいいかな?」 紺「は、はいっ」 僕がグラタンを乗せた皿を紺ちゃんに渡すと、 紺ちゃんは申し訳無さそうに少し目を伏せながらグラタンを口の中に入れる。 紺「美味しいです」 よく見ていないと気が付かないくらいにほんの少しだけ頬を緩ませて、 紺ちゃんは僕の作った料理を次々に食べてくれた。 父「このちんこ美味いな~。結構高かったんじゃないのか?」 母「こらっ、お父さん! 小さなの女の子の前で下品な事言わない!」 父「だって美味いもんは美味いし、ちんこはちんこだろ~」 僕「父さん……」 折角、紺ちゃんと僕の間で少し張り詰めていたような空気が、 いくらか軽くなったような感じがしてきたというのに、 父さんに空気を台無しにされた気分だ。 紺「くすっ」 あっ、紺ちゃんが笑ってる。 父「紺ちゃん、カツオの心臓の事をな、珍しい子って書いて、ちんこって読むんだ。 さ、さ、紺ちゃんも食べてみるといい。んでもって、お兄ちゃんのちんこ美味し~って言えば、 うちの馬鹿息子も大喜びだ」 紺ちゃんのお皿にロクデナシの父が珍子を二つ、三つと乗せていく。 僕「喜ばねーよ!」 紺「叔父さん、いただきます」 父「うんうん、魚は身体にいいからどんどん食べるんだぞ、紺ちゃん」 紺「ありがとうございます。あっ、本当に美味しい……」 父「よーし、そこでお兄ちゃんのちんこ美味し~って……」 がすっ! 母「いい加減、セクハラ親父ギャグは止めましょうね、お父さん?」 日本空手有段者である母さんの寸頸が、父さんのわき腹を抉る。 父「す、すびばせん……」 母「ほら、紺ちゃん。そこの叔父さんはほっといていいから、もっといっぱい食べてね~」 紺「は、はい」 とまあ、こんな感じで馬鹿げた雰囲気のまま夕飯の時間が過ぎていくのだった。 夕飯も終わって後片付けの後、まだ寝るわけではないが布団に潜って天井を見上げていた。 僕「久しぶりに疲れたかな」 昼間は学校の子供達の溢れんばかりのエネルギーを目の当たりにし、 夜は自分でオーダーを考えて作る料理の難しさを実感したせいか、 ホテル勤務の頃よりも身体が疲れていた。 僕「どっちも上手くいったから、まぁ、いっかな」 とんとん 僕「ん? 母さん?」 ノックの音に反応して僕は上半身を起こす。 紺「あ、あのっ……紺ですっ」 僕がこの家に引っ越してきてから一週間。 紺ちゃんが僕の部屋を訪ねてきてくれたのは始めてだ。 僕「開いてるよ」 紺「し、失礼します……」 紺ちゃんは緊張しながらドアを開けて部屋に入ってきた。 夕飯で少しは僕と紺ちゃんの距離感は近づいたように感じるけど、 まだお互いの距離は家族といえるほどには近くには無い。 僕「どうしたの? あっ、夕ご飯美味しかった?」 紺「はっ、はい。とっても美味しかったです」 僕「良かった。毎日は難しいかもしれないけど、これからも出来る限り僕が夕飯作るから、 楽しみにしてもらえると嬉しいな」 紺「は、はいっ」 僕「ああ、ごめん。僕の話ばっかりしちゃって。何か用があるんだよね、僕に?」 紺「あっ、あのっ、昨日……じゃなくって、今朝はごめんなさいっ!」 僕「今朝?」 何かあったっけ? 紺「勝手に布団の中に入ってごめんなさいっ!」 僕「あ~、そういえばそんな事が……」 紺ちゃんは謝られている僕の方が罪悪感を感じそうなくらい、何度も何度も頭を下げる。 紺「夜、お手洗いに行って、部屋に戻ろうとしたんだけど、 その……まだこの家の中の事が良く分かっていないから怖くって……」 僕と紺ちゃんの部屋は二階にあるが、僕の部屋はトイレに近い位置にあり、 紺ちゃんの部屋は奥の方にあるので、周りに外灯なんかがまるでないこの田舎だと 夜中は正に真っ暗闇なのかもしれない。 そりゃ、多分僕でも怖いと思う。 紺「だから、ごめんなさいっ!」 僕「いいよ、気にしていないから。それにどっちかって言うと嬉しいし」 紺「えっ、嬉しい?」 僕「僕たち、今日までちゃんとこうやって話す事出来なかったからね。 話すきっかけが出来ただけでも嬉しいな、僕は」 紺「…………………………」 紺ちゃんはどう反応したらいいのか分からないのか、 両手を合わせて指先をもじもじとさせている。 僕「なんだったら最初から一緒に寝る?」 紺「そ、それはちょっと……」 僕「ははは、冗談、冗談。 でもこれから一緒に住むんだし、そんな事くらいじゃ怒ったりしないから安心して」 紺「ありがとう……ございます」 僕「一緒に住むんだからさ、敬語もやめよう。もっとこう友達みたいな感じで話してくれると嬉しいな」 紺「……頑張ります」 僕「うん、じゃあこの話はこれでお終い。はい、昨日の事は忘れました」 紺「はい……じゃなくて、うん。ありがとう……お兄ちゃん。お休みなさいっ!」 たったった! と驚いた猫のように紺ちゃんは自分の部屋へと戻ってしまった。 僕「お兄ちゃん……か」 学校で頼子や他の子供達にも呼ばれたはしたが、 紺ちゃんにそう呼ばれると少しむず痒いが、 どことなく暖かな気持ちに包まれながら、僕は布団に入って目蓋を閉じた。 都会から田舎に引っ越してきてから十日間。 ひょんな事から引き受ける事になった学校給食を作る仕事と、新しい家族。 そしていくつもの新しい出会いとが、僕の新しい生活に彩りを添える。 時は春、冬を越えて蕾が芽を開き、花を咲かせるこの季節。 僕は決して咲かせてはいけない蕾をこの胸に守り続けるよう、永久に誓った…… シナリオ: 炉人 ◆AcrOZINAC6 紺ルートイベント「境遇」 夕食が終わると、母さんに「ちょっと二人で話がある」と言われて、 番茶をすすりながら母さんが夕食の片付けを終えるまで待っていた。 母 「お待たせ」 片付けが終わった母さんは、無くなりかけていた湯飲みに茶を注いで、僕の前に座った。 紳士「それで、話って何? 母さんが父さんに聞かせたくないような話なんて珍しいね」 母 「別に聞かせたくない話ってわけじゃないわ。 あの人、今日は夜釣りに行っちゃってるし、 少し真面目な話になるから、そう言っただけ」 紳士「真面目な話って何?」 いつもの穏やかな表情の母さんではあるけど、 どことなく真剣な雰囲気を醸し出していた。 母 「紳士は紺ちゃんがこの家に引き取られる事になった経緯をどこまで知っている?」 紳士「紺ちゃんの両親が離婚して、二人とも蒸発しちゃったから 親戚のうちが預かるって事になった。って事くらいかな」 母 「離婚の原因とか、うちで預かる理由とかは他の誰かから聞いてないわね?」 紳士「うん、聞いていない」 母 「本当なら聞くほうも聞かされる方も愉快な話じゃないし、 こんな事は知らない方がお互いの為と思っていたけど、 紺ちゃんは少しずつ紳士に心を開いている。 だからこれから貴方達が家族として、そして人間として紺ちゃんと関わっていく上で、 紳士があの子を傷つけなくて済むように、そして紳士がその事で傷つく事がないように、 私の話を聞いて欲しい」 紳士「うん……」 母 「あの子の両親が離婚したのが今から二年前。ちょうど今くらいの季節だった…… ある日あの子が学校から家に帰ると、おやつと一緒に母親のかき置きが残っていたの。 「本当に心から愛する人を見つけました。紺、お父さんと元気でね」って」 紳士「何それ……」 まるでどこかに買い物にでも出かけてくるかのような無責任な紙切れ一枚で、 紺ちゃんは母親に別れを告げられたのか…… 紳士「それで、紺ちゃんのお父さんはどうしたの?」 母 「それはもう落ち込んでいたわ。 何一つ自分に落ち度は無く、周りから見ても仲のいい夫婦だったのに、 将来を誓った相手の突然の心変わりに父親は心を痛め、 離婚の原因となった母親の浮気相手を知って、それまで彼が築いてきた家族への愛情、 一人の男として自尊心、そういった物が音を立てて崩れていってしまったようなの……」 紳士「壊れるって……どうして?」 母 「その母親の相手というのが、海外にまでチェーン展開している飲食店の御曹司だったのよ。 対して紺ちゃんの父親はこの田舎の小さな農業組合の一役員。 男としての格の違いを感じてしまったのか、母親の事はすぐ諦めてしまったみたい。 御曹司から多額の慰謝料が父親に払われる事で離婚その物はすんなりと決まったけど、 だけど問題は、残された子供である紺ちゃんをどうするかという話で揉めに揉めた。 母親は新しい恋人と1から全てをやり直したいから紺ちゃんは連れていけないの一点張り。 父親は男手一人では紺ちゃんは育てられない、 離婚を申し出たのは母親側なのだから、そちらが紺ちゃんを引き取るべきだ、 紺ちゃんを引き取らない限り離婚届けに判は絶対に押さないとか、 それはもう、ありとあらゆる理由……というよりは難癖をつけて、 どちらも頑として紺ちゃんを引き取ろうとはしなかった。 最終的には慰謝料を多く払う事で父親が紺ちゃんを育てる事に決まったんだけど…… 父親は離婚届に判を押したその足で、慰謝料が振り込まれた銀行口座から 全部お金を引き出して、紺ちゃんには文字通り何一つ残さずに蒸発したわ」 紺ちゃんの両親のあまりの身勝手さに、紺ちゃんに対する同情以上に、 彼らに対する怒りの方が僕の中にこみ上げてくる。 母 「両親の離婚が決まってから、離婚調停の間はうちで紺ちゃんを引き取る事に なったんだけどね、その時から紺ちゃんは笑わなくなった…… というよりは、感情を表に出す事がほとんど無くなってしまった。 無理も無いわよね、離婚までは愛情深く育てられて、家族で旅行に行ったり、ご飯を食べたり、 そんなごく普通の家族だったのが、今では両親がお互い自分を拒絶して、 まるで邪魔者でもあるかのような扱いを受けている……しかも実の両親から」 小学二年生の女の子にとっては、想像を絶するほど辛かったに違いない。 最も信頼していた人達から受けた仕打ちは、一人の女の子が背負うにはあまりにも重すぎる。 母 「結局、両親が二人とも紺ちゃんの親権を放棄した事になったから、 親戚であるうちが紺ちゃんを引き取る事になって、今に至る……」 紳士「人間なんだから結婚したって、それは離婚する事だってあると思う。 だけど……だけど、夫婦間での愛情が途切れてしまったからって、 それまでの紺ちゃんへの愛情までを否定するなんて、人の親がする事じゃない!」 胸の内の怒りのやりどころがなく、無意識に拳でテーブルを叩く。 母 「貴方がそうやって怒るのは正しいわ、紳士。 もちろん私とお父さんも今の紳士と同じ様に紺ちゃんの両親に対して憤りを感じていた…… だけど、父親が蒸発したのを知って、あの子はこう言ったわ。 「お父さんとお母さんがご迷惑をお掛けしました。 でもお父さんとお母さんを怒らないであげて下さい」って」 紳士「どうして紺ちゃんがそんな事を……あの子が誰よりも一番怒っていいはずなのに」 母 「私達も今の紳士と同じ質問をあの子にしたわ。あの子、何て言ったと思う?」 紳士「分からないよ」 自分と紺ちゃんのこれまでの人生と置かれた境遇とを比べると、 あの子がどんな思いでいたのか、僕には想像する事すら難しい。 母 「あの子はこう言ったわ「私、今でもお父さんとお母さんが大好きだから…… だからお父さんとお母さんを悪く言わないで」って……」 僕は言葉が出なかった。 紺ちゃんは両親に手酷く裏切られたというのに、 恐らく今でも紺ちゃんはまだ両親への愛情を失ってはいないのだろう。 だけど紺ちゃんが人と関わる事を極力避けているのは、きっと新しく築き上げた愛情でも友情でも、 ある日突然、大切な人達に裏切られ、失ってしまう事への恐れがあるから、 極力、人との関わりを避けている…… 誰よりも深い愛情を持っているが故の哀しさだ…… そう考えると紺ちゃんが必要以上に他人と距離を置きたがり、 感情を表に出さない事への説明はつく。 母 「これを紳士に話したのはね……貴方に期待しているからよ」 紳士「期待?」 母 「そう。あの子がこの家でお父さんと私に遠慮しているのは、紳士から見ても分かるでしょう?」 紳士「それは、まあ分かるかな」 母 「それは多分、私達があの子を同情しているから、 この家で面倒を見てもらえるんだっていう、後ろめたさがあるから」 紳士「実際の所、母さんも父さんも紺ちゃんに同情しているの?」 母 「それはあんな小さな子が両親の愛情を裏切られたんですもの、もちろん同情もしているわ。 だけど家族として暮らしていくのに同情だけでやっていけると思う?」 紳士「いや、思わないよ」 母 「私とお父さんがどれだけ紺ちゃんを大切に思っても、 私達に同情されていると思っているあの子にはきっと届かない。 でも、紺ちゃんの事を良く知らない村の外からやってきた人間で、 保護者という立場にもない紳士になら、あの子も心を開いてくれるかもしれない。 私もお父さんも、その可能性に賭けているわ」 紳士「責任重大だなぁ……」 母 「大丈夫よ、自信を持ちなさい。紳士は私の自慢の息子なんだから」 紳士「調子いいなぁ。でも、話してくれてありがとう」 母 「あっ、でも本当の家族って言っても、まだ紺ちゃんに手を出したら駄目だからね。 自分の子が警察に連れて行かれる姿は見たくないから」 紳士「出さねーよ!」 シナリオ: 炉人 ◆AcrOZINAC6
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EV143 ”幸せってなんだっけ” 発表資料 お風呂での会話 仕事も無事終わり、家路に向かうとその途中仲のいい猫士と出会う。 その猫士はこの頃の災害で避難生活を送ってる。 今日は久しぶりに観光地区の温泉に行くということなので、 自分も一緒に行くことにした。 ゴロネコ藩国の温泉。通称「ゴロネコ温泉」 古くから忍者御用達の秘湯で傷を癒したり疲労回復の効能があるらしい。 現在では観光のひとつとなっている。 到着すると早速浴場へ。 猫用の浴場もあるが、一緒に入るために猫士には桶にお湯を入れてその中に入ってもらう。 湯船に入るとお互い 「ふぅ~・・・」 「にゃぁ~・・・」 と声がもれる。 「やっぱ温泉はいいよね~」 「そうだにゃ~」 仕事の後の温泉は至福のひととき 特に今日は手紙の捜索のあと、老夫婦の家のドアの修繕や 夕食の準備をする間の子どもたちのお守で1時間耐久オニごっこなどなど なかなか忙しい一日だった。 「そういえば今日、森の中手紙を探すってことがあってね…」 と、今日の親子の手紙ことを話すと、のんびり桶でリラックスしている猫士が 「やっぱり家族ってのはいいもんだにゃ~」 「そうだね~」 「そういえば家族っていうと最近こんなことがあったにゃ・・・」 /*/ 夕方、日課にしている散歩をしてたにゃ。 時間はちょうど学校や保育園が終わり下校途中だにゃ。 同じ避難場所にいる女の子に出会ったので「にゃー」と声をかけたにゃ。 「あ、ねこさん!」 女の子は私に気付いたようで駆け寄ってきたにゃ。 「今帰りかにゃ?」 「うん。ねこさんはお散歩?」 「そうにゃー。…」 そんな会話をしていると女の子が何か見つけたようだにゃ。 「あ、兄ちゃん。」 「お。今帰り?」 「うん!兄ちゃんも?」 「ああ」 「じゃあ部屋まで一緒に帰れる?」 女の子は輝かんばかりの笑顔。 「あー、今日は…(ちょっと友達と…)」 兄の方は少し困った顔をしたが、妹の目を潤ませ首を少し傾げ「ダメ?」という顔をしてるのをみて兄は妹のぷりちーさに負けたみたいだにゃ。 「よ…よし!じゃあ一緒に夕食の材料買って帰ろうか。」 「ほんと!?やったー!」 避難場所では各家庭の部屋でそれぞれ過ごしているが、食事はみんなで用意をしているにゃ。 この兄妹の両親は共働きで、両親はなかなか家に帰れないみたいだにゃ。 避難場所にもどると一人の青年が気付いて兄妹に近づいてきたにゃ。 「おーい。」 「あ、どうも。材料少しですが買ってきました。」 「ありがとう。」 「えっとね。お店凄い混んでたんだよ~」 「おお、そいつは御苦労さま。 農業博覧会近いからな、出品される野菜が凄い人気なんだろ(笑)」 軽い雑談をしながら手伝いに入る二人。私はその様子を少し離れたところで見てたにゃ。 ほぼ毎日やっている事だがみんなわいわいしながら楽しく準備をしているにゃ。ありがたいことに我々猫士や猫たちの分も作ってくれるにゃ。 準備が終わり、各自テーブルに座っている。 私ら猫士もテーブルに着き、みんなそろって『いただきまーす』『にゃ~』 今日はいつもより食事がおいしい。やっぱり私も買い物を手伝ったからかにゃ~? 「このサラダ旨い…」 「ほんと!?兄ちゃん!それ私が野菜切ったりしたんだよ~」 女の子はすごく喜んでいるみたいだにゃ。そして女の子はじーっと見てる。 妹の視線に兄も気付いたみたいだにゃ。 「…ん?どうした?」 「ううん。あのね 兄ちゃんもだけど…すごく美味しそうに食べるから、少し見てただけ。」 「あのね、私ね、美味しそうに食べる人見るの好きなんだ」 そして、女の子は心配そうな顔で兄の耳元で 「お父さんもお母さんもお仕事忙しいけど…作ってあげたらお兄ちゃんみたいに美味しそうに食べてくれるかな?」 「うん。大丈夫、俺が保証する。」 「うん!」 妹に笑顔が戻った。 周りも賑やかに過ごしている… /*/ 「やっぱみんなで食べるごはんはおいしいよね」 ほんと、みんなが笑顔になれるごはんってすばらしいことだと思う。 ・・・ 僕と猫士はお風呂でゆっくりしたあと、 「なんかさっきの話聞いてたらおなかがすいてきたねぇ」 「そうだにゃ~、何か食べにいくかにゃ?」 「そうだね。 それじゃ最近できたお店があるんだけど…」 それから僕らは家庭的は雰囲気の定食屋さんに向かった・・・。
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860 名無しさん@HOME sage 2007/11/19(月) 18 27 41 0 正月に親にお年玉を渡しに行った帰り道。 何かを予兆させる次男旦那の変なつぶやきを聞いてしまった。 「そのうち兄貴にも小遣いやんないとな…」 はぁあ?? アンタのにーちゃんはまともな社会人ですよ。 そりゃ独身だけど、金遣いの荒いアンタなんか 足元にも及ばないほど金持ちですよ。 つかなんで兄ちゃんに小遣いやるの?弟のアンタが。 と疑問をいっぱいぶつけたところ、 「お前にはわかんねーんだよ…」 ええ、わかりません。わかるわけねーよ。 誰かわかる人いたら、こいつの喋ってること通訳してください。 861 名無しさん@HOME sage 2007/11/19(月) 18 32 25 0 860 「弟からお金もらうほど、あなたのお兄さんは甲斐性なしなの?」 って言ったら? 多分、「親は昔から俺にお金をかけてくれた。今度は親にそれを返すばんだ。 兄もそのうち年老いてくる。兄の面倒も俺がみないとな。独身だから老後の 面倒も俺がみないとな」って感じなんだよ。 862 名無しさん@HOME sage 2007/11/19(月) 18 34 22 0 860 ってか親にお年玉渡すってのも?なんだけど。 864 名無しさん@HOME sage 2007/11/19(月) 18 53 23 0 860です 862に指摘されるまで、親にお年玉を渡すことに 疑問を持ったことはなくて、今ざっとネットで調べてきた。 目上に対してお年玉は無礼だっていう意見もあるんだね。 うちは私の両親が昔からそうしているのを見て、 自分も社会人になってから自然と渡すようになったんだ。 どちらの両親もずっと喜んでくれてるよ。 861の兄の面倒も~…のあたりが非常に怪しげ。 そんな風に思ってるんだとしたらマジ勘弁してくれ~だなぁ。
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観客数&オーケストラ参加者を集めろ!! 観客数について普通科:チケットマークが付くと2人増える(親密度が5になるとアイテムも貰える)。 音楽科:合奏可能になると1人につき4人増える。条件は情報画面参照。チケットマークや合奏マークが付いたモブは新たな観客にはならないので注意。 オーケストラ参加者について情報画面のオーケストラのところで□ボタンを押すと確認できる。 br()不足している楽器を演奏する音楽科の生徒が合奏可能になると自動的にオケに参加する。 フィールド画面でモブの位置を固定化する2と同じくフィールド画面でセーブ(もしくはQセーブ)するとモブの位置がその場で固定される。 ※具体的な使い方 クイックセーブの使い方としては、よく演奏を聞かせるキャラの配置が あともう一歩で枠に入るんだけどなみたいな時に クイックセーブ→モブ固定がオススメ。 クイックセーブしとくと、一度外出てもセーブしたときの配置で固まってくれるから、 一度リリのところ戻って買い物し直してから、とかも出来る。 ついでに、読みがはずれて更に悪い配置になってしまった時もセーブ呼び出すと、 モブの人さっきと全然別方向に歩いてくれたりするから、 狙った配置になってくれることが多い。 『時間よ止まれ』技を使う練習画面で『1人で練習』を選び光の輪を出したままで目的の場所に走る。 br()その間モブは時間が止まっているので狙った所でアンサンブル練習に切り替えも出来る。 br()またモブの位置が悪ければ練習解除してモブの位置を固定化技も出来る。 コンミス試験でSSSを狙うには 観客数を増やす br()難しいで観客数320人集客が課題クリア最低限なので420人以上集める事を目指す。 対立を起こして完成度を高める br()最低120程度は完成度を上げる。(冬海との対立のみ+20、他は+10上がる) 難度が高い曲または5人曲で完成度が高いものを最後に演奏する。 br()(選曲ボーナスが付く) SSSの取れる組み合わせの例 ボーナスの多い組み合わせの一例 →参考はこちら http //www39.atwiki.jp/corda2-encore/pages/84.html br()ふつう、難しいは技術レベル19以上の曲を1曲演奏する必要がある ※[曲調・技術レベル] 曲名/演奏者/完成度上限 ■ボーナス:多彩/5人曲/月森or志水 ・[愁・18] 弦楽四重奏曲「死と乙女」第一楽章/日野+月森+加地+志水/130 ・[彩・19] パガニーニの主題による狂詩曲/日野+月森+加地+志水+土浦/160 ・[清・19] 中央アジアの草原にて/日野+月森+志水+冬海+火原/150 ■ボーナス:彩華/5人曲/ロシア/月森or土浦or加地 ・[彩・16] ピアノ協奏曲第1番/日野+月森+加地+志水+土浦/160 ・[彩・19] パガニーニの主題による狂詩曲/日野+月森+加地+志水+土浦/160 ・[彩・20] 「ルスランとリュドミラ」序曲/日野+月森+加地+冬海+土浦/150 ※その他にも組み合わせは色々有ります。 他の人の習熟度を早く上げる秘訣? 香穂子自身の習熟度が低いほど、他メンバーの自主練習時の習熟度が上がりやすいという報告あり。 br()※ただし、だからと言って香穂子の習熟度0にしたままで間に合わなかったら元も子もないので気をつけて。 攻略スレ6より抜粋 646 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/11/05(月) 00 44 28 ID ??? 今難しいでパガニーニ、ある晴れた日に、メンコンにチャレンジしてるんだが、 メンバーの習熟度についてちょっと仮説…。 どうやら日野の習熟度と反比例してるっぽい。 予め練習しておいた曲でアンサンブル組んだら習熟度の上がりが悪く、 習熟度0の曲だと3日くらいでしあがってたりしたんだ。 …甘えやがってコンチクショーw 663 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/11/07(水) 09 41 53 ID ??? gt; gt;646 ラズモフスキー、志水、加地で試してみた 香穂子の習熟0 志水37 加地37 30 志水29 加地28 39 志水26 加地26 73 志水17 加地16 97 志水11 加地10 100 志水10 加地9 明らかに香穂子に甘えてるw しかし香穂子の習熟30の時志水と加地の習熟に差があるのに(1だけだけど) 39だと同じだったのが謎