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とっつぁんで有名なあれ。本部がミ帝領内なのはミ帝の顔を立てたから。 - 名無しさん (2021-04-30 18 11 20) 埼玉県警機動隊が出て来るからか、現実でも某虹6見たいな部隊が居ると思いがちだが、現実のインターポールは、自前の実働部隊持ってない。 - 名無しさん (2021-04-30 21 52 09) 「あ?ニッポンのパトカーだ‼」がリアルに聞けるのだろうか……。 - 笠三和大 (2021-04-30 23 16 44) ロウリアやパ皇が加盟してないとやべえ気はするが - 名無しさん (2021-05-05 01 25 53) そもそも同盟国一覧がないし、加盟国リスト抜くべきかね。交流はあるけど名前が出てきてない国がいくつあるかわかったもんじゃないし - 名無しさん (2021-05-05 03 25 53) となると国際法関係の整備と国際司法裁判所相当の期間も必要になるね。 - 名無しさん (2022-03-04 02 28 59)
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TV本編及び劇場版との関係 鎧の言動 登場したレジェンド花織 ことは 特命戦隊ゴーバスターズ 獣電戦隊キョウリュウジャー 復活怪人レイン星人 エージェント・アブレラ クエスター 臨獣殿・幻獣拳 蛮機族ガイアーク 外道衆 宇宙帝国ザンギャック ヴァグラス 豪快チェンジ炎神戦隊ゴーオンジャー(ゴーオンゴールド) メタルヒーロー(ドラフトレッダー/ブルービート/ビーファイターカブト/磁雷矢/ジャンパーソン/ジバン)特捜エクシードラフト(ドラフトレッダー) 重甲ビーファイター(ブルービート) ビーファイターカブト(ビーファイターカブト) 世界忍者戦ジライヤ(磁雷矢) 特捜ロボ ジャンパーソン(ジャンパーソン) 機動刑事ジバン(ジバン) TV本編及び劇場版との関係 少なくとも劇場版4と劇場版5の後である事は確かである。『海賊戦隊ゴーカイジャー』と『特命戦隊ゴーバスターズ』は両方ともTV本編の後という設定になっている。 『獣電戦隊キョウリュウジャー』はキョウリュウゴールド・空蝉丸(ウッチー)が登場している事やウッチーがござる口調で話している事からブレイブ12以降と思われる。ウッチーは元々、ござる口調で話す男性だったが、過去に御館様を失った事やデーボス軍に所属する怒りの戦騎ドゴルドに洗脳された際にキョウリュウジャーのメンバーに襲い掛かってしまった事がキッカケでクールな口調で振舞うようになった。しかし、現代のキョウリュウジャーと関わった事で元のござる口調に戻った。 ウッチーの二人称は改心前と改心後では異なっている(改心前は「お前」、改心後は「お主」)が、仮面ライダービーストに対して「お主」と呼んでいた事から、改心後であるとわかる。 鎧の言動 宇宙全体を守るために地球を犠牲にしようと考える二代目ギャバン・十文字撃を殴り、「あんたも地球人だろ…」と激怒する鎧。自分の事しか考えない者に対して怒りを露わにする鎧の行動は『爆竜戦隊アバレンジャー』のアバレッド・伯亜凌駕がとった行動と似ている。『アバレンジャー』第22・23話では、自分達の利益の為に敵組織・邪命体エヴォリアンのトリノイドに力を貸した人間達(アイドルやテレビ局関係者など)が子供達を凶暴化させたり(凌駕の姪・舞も凶暴化になった)、自己保身的な行動をとった事で凌駕の逆鱗に触れた。この時の凌駕は普段の温厚な性格とは思えぬほど激しい怒りを見せていた。 『アバレンジャー』第47話では、凌駕が人間関係を拒んだアバレキラー・仲代壬琴を殴り、「仲代先生だって俺達と同じ赤い血が流れている人間です」と激励するシ-ンがあり、今回のシーンと似ている。壬琴は邪命体エヴォリアンの総統であるデズモゾーリャに分身を自分に憑依され、過剰な才能を持ったことが原因で人間関係を上手く築けずにいた経験がある。 『ゴーカイジャー』第18話で壬琴は鎧に「俺の知り合い(凌駕)にお前(鎧)のような奴がいた」と語っている。 登場したレジェンド 仮面ライダーシリーズの登場キャラクターは、仮面ライダーシリーズを参照。 メタルヒーローシリーズの登場キャラクターは、メタルヒーローシリーズを参照。 花織 ことは 侍戦隊シンケンジャーを参照。 特命戦隊ゴーバスターズ 特命戦隊ゴーバスターズを参照。 獣電戦隊キョウリュウジャー 獣電戦隊キョウリュウジャーを参照。 復活怪人 仮面ライダーシリーズの登場キャラクターは、仮面ライダーシリーズを参照。 メタルヒーローシリーズの登場キャラクターは、メタルヒーローシリーズを参照。 スーパー戦隊シリーズからはメタルヒーローシリーズと関連の深いキャラクターが登場している。 レイン星人 エージェント・アブレラ 特捜戦隊デカレンジャーを参照。宇宙警察との戦いを描いた作品で、ヒーローショーではギャバンと共演している。 クエスター 轟轟戦隊ボウケンジャーボウケンシルバー・高丘映士の父・高丘漢人として宇宙刑事シャリバンや時空戦士スピルバンを演じた渡洋史が出演。 臨獣殿・幻獣拳 獣拳戦隊ゲキレンジャーを参照。ゲキレッド・ジャンの父・ダンとして宇宙刑事ギャバンを演じた大葉健二が出演。 蛮機族ガイアーク 炎神戦隊ゴーオンジャーを参照。今回登場するヌンチャクバンキの声を演じる吉水孝宏は、『重甲ビーファイター』『ビーファイターカブト』で白いカブトの声を演じている。 外道衆 侍戦隊シンケンジャーを参照。ダイゴヨウの声を演じた遠近孝一は、『ビーファイターカブト』でビーファイターヤンマ・マック・ウインディの声、『ビーロボカブタック』でダンゴロンの声を演じている。 宇宙帝国ザンギャック ヴァグラス 特命戦隊ゴーバスターズを参照。第31話(Mission31)と第32話(Mission32)で宇宙犯罪組織マクーの残党と手を組んでいる。 豪快チェンジ 炎神戦隊ゴーオンジャー(ゴーオンゴールド) 鎧が宇宙鉄人スカイダインに対抗しての変身。「そっちが妹なら、こっちはお兄ちゃんだ!」という発言の通り、「妹のいる兄」繋がり。原作の『宇宙鉄人キョーダイン』ではスカイゼル(スカイダイン)が兄、グランゼル(グランダイン)が弟という立場になっている。 スカイダインの声を担当している木下あゆ美は『デカレンジャー』のデカイエロー・礼紋茉莉花(ジャスミン)も演じている。ゴーオンゴールド・須塔大翔役の徳山秀典とは戦隊・ライダーシリーズで別々の役を演じた繋がりがある。宇宙鉄人スカイダインの初出は『仮面ライダーフォーゼ』の夏の劇場版『みんなで宇宙キターッ!』。 なお、木下は『キョウリュウジャー』でも二代目キョウリュウシアン・福井優子を演じており、優子はキョウリュウブルー・有働ノブハルの実妹である。 『ゴーカイジャー』テレビ本編ではゴーオンウイングス(ゴーオンゴールドも含む)に豪快チェンジする際、変身コールが「ゴーオンウイングス」になっているが、今回の話では何故か変身コールが「ゴーオンジャー」になっている。 メタルヒーロー(ドラフトレッダー/ブルービート/ビーファイターカブト/磁雷矢/ジャンパーソン/ジバン) ゴーカイジャーがメタルヒーローキーを使用しての変身。本作と同年に放送された『獣電戦隊キョウリュウジャー』やオリジナルDVDが制作された『特命戦隊ゴーバスターズ』と『忍風戦隊ハリケンジャー』を意識した豪快チェンジとなっている。 本作では未登場だった他のメタルヒーローキーは後に商品化されたが、『ビーロボカブタック』と『テツワン探偵ロボタック』はレンジャーキー化されなかった。 特捜エクシードラフト(ドラフトレッダー) 変身者はマーベラスマーベラスが複数のレッドに変身するように、ドラフトレッダー・叶隼人も強化型ドラフトレッダーやシンクレッダーといった複数の赤い強化服装着者である。『エクシードラフト』はレスキューポリスシリーズの3作目に位置し、1作目『特警ウインスペクター』のファイヤー・香川竜馬も次作『特急指令ソルブレイン』では、ソルブレイバー・西尾大樹と同型のナイトファイヤーの装着者を務めた為、初登場作品内ではないが、複数の赤い強化服装着者である。 『エクシードラフト』の主題歌を務めた宮内タカユキは戦隊・ライダー双方のTVシリーズ(『超電子バイオマン』『仮面ライダーBlack RX』)で主題歌を手がけた最初の歌手であり、マーベラスとは「1番目」の繋がりがある(劇場版4を参照)。余談だが、宮内は同作を含めた「レスキューポリスシリーズ」である、前々作の『特警ウィンスペクター』及び前作の『特急指令ソルブレイン』の主題歌もそれぞれ担当している。 『エクシードラフト』が放送された1992年は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』も放送された。『ジュウレンジャー』は『キョウリュウジャー』と同じく恐竜をモチーフにした戦隊であり、戦士のカラーリング(赤・黒・青・黄・桃・緑)で黄色を除くと、キョウリュウジャーの初期メンバーのカラーリングと一致する。『ジュウレンジャー』も『エクシードラフト』も神と悪魔の戦いに発展した。 重甲ビーファイター(ブルービート) 変身者はジョー『ビーファイター』の主題歌を務めた石原慎一は戦隊・ライダー双方のTVシリーズ(『救急戦隊ゴーゴーファイブ』『仮面ライダーアギト』)で主題歌を手がけた2人目の歌手であり、ジョーとは「2番目」の繋がりがある。 ジョーが『ゴーカイジャー』本編と劇場版で変身した『百獣戦隊ガオレンジャー』(第2話)と『轟轟戦隊ボウケンジャー』(劇場版0及び第40話)には「ドリーム戦隊と共闘した」という繋がりがあり、『ビーファイター』も他のメタルヒーローと共闘した事がある。『ビーファイター』第52・53話(『ビーファイター』本編は全51話であり、第52・53話は特別編)にて、『ブルースワット』のショウ達3人(ショウ、シグ、サラ)、『特捜ロボ ジャンパーソン』のジャンパーソンとガンギブソンが登場した。 『ゴーバスターズ』に登場する追加戦士は『ビーファイター』と同じく、昆虫をモチーフにしている。また、『ゴーバスターズ』のメインライター・小林靖子は上述の『ビーファイター』第52・53話の脚本を担当した。 『キョウリュウジャー』でナレーション及び各種アイテム音声を務める千葉繁は『ビーファイター』で敵組織・ジャマールの幹部であるシュヴァルツの声を担当した事がある。なお、千葉は『ビーファイター』で顔出し出演もしており、『キョウリュウジャー』でも後に番外戦士に位置する初代キョウリュウバイオレットのドクター・ウルシェードとして顔出し出演している。 余談だが、千葉は劇場版6が公開される前日に放送されたアニメ『クレヨンしんちゃん』でもナレーションを担当した。 『ビーファイター』が放送された1995年は『超力戦隊オーレンジャー』も放送された。『オーレンジャー』の劇中年である1999年は『ゴーバスターズ』においてヴァグラス暴走事件があった年とされている。 ビーファイターカブト(ビーファイターカブト) 変身者はルカビーファイターカブト・鳥羽甲平はルカと同じく、妹がいる。 ゴーバスターズの追加戦士はビーファイターカブトと同じく、昆虫をモチーフにした戦士である。また、『ゴーバスターズ』のメインライター・小林靖子が参加した作品でもある。 『キョウリュウジャー』は世界各地からメンバーが選ばれ、キョウリュウブラックのイアン・ヨークランドやキョウリュウピンク・アミィ結月といった外国出身のメンバーと番外戦士として外国人タレントのロバート・ボールドウィンが演じるキョウリュウシアン・ラミレスも登場しており、『ビーファイターカブト』にも初期メンバーの3人とは別に世界各地から選ばれた新ビーファイターと呼ばれる戦士が登場し、そのうちビーファイターヤンマことマック・ウィンディは外国人タレントのルーベン・ラングダンが演じている。なおスピリットレンジャーの設定自体新ビーファイターから取られたと三条陸のインタビューで明かされた。 『ビーファイターカブト』が放送された1996年は『激走戦隊カーレンジャー』も放送された。『カーレンジャー』ではホワイトレーサーを自称する少女(ラジエッタ・ファンベルト)が登場しており、『ゴーバスターズ』Mission41でも怪盗ピンクバスターを自称する女性(早乙女レイカ)が登場した。 世界忍者戦ジライヤ(磁雷矢) 変身者はハカセハカセが担当したニンジャブラックとカブトライジャーの元の変身者は江戸時代の創作物『自来也説話』の主人公である忍者・自来也と共通している。『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャブラックの変身者の名前はジライヤ。 カブトライジャー・霞一甲の学んでいる迅雷流は『忍風戦隊ハリケンジャー』において、自来也が使用した忍術とされている。 『ジライヤ』が放送された1988年は『超獣戦隊ライブマン』も放送された。『ライブマン』と『ハリケンジャー』には「レッドが鳥、ブルーがイルカ、イエローがライオンをモチーフにしている」「敵組織によって学校が崩壊された」という共通点がある。 特捜ロボ ジャンパーソン(ジャンパーソン) 変身者はアイム『ジャンパーソン』ではアイムと同じく、二挺拳銃を得意とするロボット・ガンギブソンが登場する。 『海賊戦隊ゴーカイジャー』でレンジャーキーになっていると言うことは変身能力を喪失していることになる。しかしシグナルマン同様、最初から変身しないジャンパーソンが現在どうなっているのかは不明。 『ジャンパーソン』は『ゴーバスターズ』のメインライター・小林靖子のデビュー作。 『キョウリュウジャー』では後のTV本編において、初代キョウリュウバイオレットであるドクター・ウルシェードの孫娘、弥生ウルシェードが二代目キョウリュウバイオレットとなっており、「女性が紫色の戦士に変身する」という点が共通する事になった。 『ジャンパーソン』が放送された1993年は『五星戦隊ダイレンジャー』も放送された。『ダイレンジャー』ではキバレンジャーに変身する小学生(吼新星・コウ)が登場しており、『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』でも二代目シュリケンジャーに変身する少年(天界)が登場した。 機動刑事ジバン(ジバン) 変身者は鎧ジバン・田村直人は五十嵐健三博士とその孫娘・まゆみを助けるために瀕死の重傷を負い、五十嵐博士により改造手術を受けジバンとして復活しており、通りがかりの少女をかばってトラックに撥ねられ重傷を負い、仲代壬琴らからゴーカイシルバーになる手段を得て復活した鎧とは共通点がある。五十嵐博士は直人の改造手術直後に死亡しているため、「ヒーローとしての力を与えた人物が死亡している」という共通点もある。 ちなみにまゆみは五十嵐博士の孫娘ではなく、幼い頃離れ離れになった直人の妹である。 ゴーカイシルバーが複数のアイテム(15のレンジャーキーを1つにしたゴールドアンカーキー)を用いての強化形態ゴールドモードがあるように、ジバンにも3つの追加装備を纏った強化形態のパーフェクトジバンが存在する。 『ジバン』が放送された1989年は『高速戦隊ターボレンジャー』も放送された。『ターボレンジャー』第1話では『バトルフィーバーJ』から『ライブマン』までの戦隊が登場する。このうち、『バトルフィーバーJ』は2013年の『ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』と同じく、放送終了後10年経ってからの復活となっている。
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『暗黒刑事ヘドロの魔法幼女大作戦』-9 作者 ロボ氏 第9話『前夜祭』 その部屋は、音が無かった。 管理局内にある治療室、白で統一されたその部屋には二人分の人影がある。黒髪を短く 刈り込んだ中年の男性、虎蔵は言葉を発せず、簡素な椅子に腰掛けていた。視線の向かう 先は、ベッドに横になっているリリィだ。今は眠っているが寝顔は安らかという言葉とは 程遠いもので、眉根を寄せてはうめくように長い息を吐く。 不意に、その目が開き、 「あ」 目が合った瞬間、 「あああぁぁぁァァァ!!」 リリィは狂乱した。 シーツを乱し、布団を跳ね飛ばし、大粒の涙を流して一心不乱に手足を振り回す。声が 枯れているのは、この叫びを何度も繰り返しているからだ。虎蔵からの言葉で拘束服など は付けられていないものの、せめて爪が割れないようにと手に巻かれた包帯が痛々しい。 「落ち着け、俺は平気だ!!」 「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」 抱くように体を押さえ、何度も落ち着けと言い聞かせ、そこで漸くリリィが静まった。 このような状態でリリィの体に傷が付いていないのは今のように虎蔵が常に側でリリィを 押さえてていたからだが、代わりに虎蔵の顔には幾つか痣があった。 数分。 何度も顔を殴られ、しかし抱き続けた結果、やっとリリィは目を閉じた。シーツを軽く 整え、脱力した小柄な体を寝かせると、部屋の隅にまで飛んでいた毛布を被せてやる。 ずっとこれの繰り返しだった。 本格的に寝入った様子を見て、安堵の吐息をしながら椅子に座る。安物のビニール性の クッションが擦れ、高い音をたてた。それを最後に、再び部屋の中に静寂が訪れる。 「とら、ぞ、うさん」 「安心しろ、今は休め。辛いなら、側に居てやるさ」 髪を撫でてやると、少しだけ安らいだ顔になった気がした。しかし、ここで安心しては いけないとも虎蔵は思う。旅館から帰ってきてから三日、ずっと今の状態なのだから。 ◇ ◇ ◇ 「代わりますよ、虎蔵さんは少し休んで下さい」 無言で首を振る虎蔵に眉根を寄せ、リィタは手首を掴み強制的に立ち上がらせた。体格 の差は倍近くあるが、装甲を纏っていないもののリィタの体は『暴君』フランチェスカと 同じものだ。大して抵抗も出来ずに、成すが儘になってしまう。 だが相手が他の者だったとしても、それは変わらなかっただろう。三日間も不眠不休で ろくに食事も取らず、ひたすらリリィを見守っていたのだ。その顔にあるのは殴打による 痣だけではなかった。強い意思が宿る二つの瞳の下、そこには濃いクマがあった。その姿 を見れば、例え子供が見たとしても弱っていると一瞬で判断出来るだろう。 部屋を連れ出されると、代わりに薫が入ってゆく。一瞬こちらを向いて、目が合った。 浮かんでいたのは強い疲労と、悲しみの色。そんな者に心配されるとは、自分は余程酷い 状態だったのだな、と苦笑する。鏡を見たらどんな顔があるのか、と自嘲するように。 「お前は休まなくて良いのかよ?」 「私は常に回復状態なので心配要りません」 その分老化が強まっているでしょうけどね、と呟いたが虎蔵には聞こえなかった。 「ほら、早くご飯食べて下さい」 辿り着いた先は食堂で、そには既にヤキバソとコンソメスープが置いてあった。リィタ の手作りなのだろう、独特の切り方をされた不揃いな野菜を見て胸の奥に熱が満ちてゆく のを虎蔵は感じた。その心遣いを無駄にしないよう、大人しく席に着く。 「これだけしか作れませんけど、栄養は考えてあります。野菜でビタミン、麺で炭水化物、 コンソメスープでミネラルも補給出来ます。大変でしょうが、残さずに食べて下さい」 「凄いな」 「一応、頭は悪くないので」 照れたようにそっぽを向くリィタの頭を撫でながら一口、それだけで力が体に蓄えられ るのが分かった。まだ大丈夫だと思っていたのだが、体力は限界に近くなっていたらしい。 それを埋めるべく、一気に胃袋へと掻き込んでゆく。 数分。 結構なボリュームのあった食事は、全て虎蔵の腹の中へと消えていた。 「落ち着きましたか?」 「あぁ、美味かった」 リィタは嬉しそうな顔をしたがすぐに表情を真剣なものに変え、本題です、と言った。 「どうして、リリィはあんなに落ち込んでいるんだと思いますか?」 「あまり言いたくねぇが、そりゃ、自分が原因で皆が怪我したからだろ」 「違います」 今まで見せたことの無い、険の表情を浮かべて溜息を一つ。 「近いですけど、違うんです。リリィは、虎蔵さんがやられたから傷付いているんですよ」 「今までも何度も怪我しただろ」 分かってませんね、と呆れたような顔をしてそっぽを向いた。視線はリリィが寝ている 治療室へ、何かを迷っているように黙り込んだ。その真意が分からず、虎蔵も無言で茶を すする。温く、嫌いな状態だが、それも気にならない。 「リリィが寝ている状態では言いにくいのですが。虎蔵さん、リリィは虎蔵さんのことが 好きなんですよ。だから、あんなに酷い有り様になってるんです」 「俺だって結構好きだぞ、だから看病してやった。それは勿論、お前が相手でもだ。好き だから俺は頑張れる、この正直しんど過ぎる仕事をやっていけてるんだ」 あの減らず口さえ無ければ、もっと良いのにな、と付け加えた虎蔵に恨むような視線を 向け、リィタは頭を抱えた。分かってない、この朴念人は分かってない、と呟きながら、 盛大に肩を落とす。何か悪いことでも言っただろうか、と虎蔵は首を捻って先程の自分の 発言を思い返したが、特に疑問は浮かんでこない。自分は管理局の者だけでなく監獄都市 の中に居る者も好きだ、そこは間違っていない。リリィも悪態を着いてくるものの、自分 との信頼関係はそれなりに強いという自覚もある。そこも間違っていない筈だ。そこまで 理解し、納得して、改めて疑問に取り組むが、おかしい部分は一つもない。 「あのですね、リリィは虎蔵さんを異性として好きなんですよ」 言われたことの意味を理解出来ず虎蔵は思考を止め、次に体の動きを止めた。茶を口の 端から垂れ流し、傾けたままの湯飲みからも茶が溢れた。まるで漏らしてしまったように 股間に染みが出来るが、それにも虎蔵は反応を返さない。先程とは違う意味で、何も言葉 を発することが出来なかった。リィタが慌てておしぼりを持ち股間を拭ってくるが、虎蔵 はその犯罪的な行動にもされるが儘だ。 「お、おま、な、にょ」 漸く頭の中が再起動を始め、お前何言ってんだ、そう言おうと思ったのに舌が回らない。 代わりにリィタの発した言葉の意味が超高速で駆け巡り、思考のメモリを再度パンクさせ ようとしていた。リリィが自分のことを男として愛している、それは無いだろう。年齢も 二十歳以上離れているし、どちらかと言えば娘のような存在だ。 「ふぅ、俺もついに罪人の仲間入りか。ミイラ取りがミイラ、管理局の人間がロリコン罪 で捕まることになるなんて悲しい話だ。しかもDr.ペドのお仲間か、最悪だ!!」 「落ち着いて下さい。まだ未遂ですし、合意の上なら捕まりません。それにDr.ペドから 見たらリリィは多分アウトですよ、14歳なので。だからセーフです」 「リリィは毛も生えてねぇんだぞ!?」 「体質、遺伝です。私達の母もパイパンでした」 月の魔女の血族の思わぬ秘密をバラされて呆然とするが、今度は立ち直りが早い。股間 に毛が生えていないと理由などはどうでも良いのだ、肝心なのは虎蔵とリリィの位置関係 である。恋愛事など全く考えていなかった虎蔵と、その虎蔵に恋焦がれていたリリィとの。 「それで、虎蔵さんはどうなんですか? さっきの話ぶりではリリィの気持ちに気付いて いないどころか、意識すらもしてなかったみたいですが」 虎蔵は、答えられない。 沈黙。 黙り、沈むという言葉が空気の流れを止めた。沼の底に存在する泥のように周囲の喧騒 をことごとく無視して、動くという概念すらも否定して、流動物であるにも関わらず固体 のように静寂の存在として溜っていった。 虎蔵の心は、今もセリスの所にある。娘も飛び抜けて愛しているが、それの遥か上空、 頂点には妻という者が居るのだ。それは殺されて数年経つ今現在でも変わらない。慈しむ という言葉をも超越した、まるでヘドロのような目をして写真を眺める毎日である。暗黒 刑事ヘドロという不名誉極まりない称号を嫌がっているにも関わらず、毎日その暗黒行為 を繰り返しているのはその為だ。 ある者は、それを妻に対する未練だと非難する。 ある者は、それを死に対する否定だと非難する。 ある者は、それを今に対する逃避だと非難する。 リィタは、それに対して何も言わない。 薫は、それに対して何も言わない。 リリィは、いつもヘドロのようだと言った。 しかしそれは、表情を言葉で表現しただけだ。その行為に対しては、やはり薫やリィタ のように何も言わなかった。今までは、それだけの意味しか持たなかった。だがリリィの 本心が露呈した今では、全く別の意味を持つものへと変わってくる。 今まで、どのように思って言っていたのか。 妬いていたのか、悔しかったのか、それとも悲しかったのか。自分で思い浮かべたこと ではあるが、どれも自惚れの強い考えだと思う。本当のところは、さっぱりと分からない。 何しろ虎蔵はリリィ本人ではない、考えが分かる筈も無い。考え方も違えば、性格も違う。 言葉から推測するにしても、本心を見せないように並べられていたものばかり。不愉快な パズルの説明のようだ、と虎蔵は思う。完成図の抽象的なイメージだけを伝えられたが、 ピースを一つも渡されていない状態。イメージだけは沸いてくるが結果は見えず、それを 確認しようにも組み立てることが出来ないので、どうにも出来ない状態だ。 ならば次はどうするのか、それは人によって変わる。イメージを頼りに店を訪ね歩き、 例え説明した者の答えとは違っていたとしても、自分で納得したものを購入する者も居る。 これでは情報が足りないと更なる説明を求め、完全な答えを手に入れた上で店に赴き購入 する者も居る。これでは話にならないと諦め、別のものに関心を向ける者も居る。 虎蔵は考えるよりも動くタイプの人間、一つ目だ。言わない部分があるのなら、それは 説明する者の判断に成されたものだと受け止め、追求しない。諦めることもしない。足で 踏み出し、自分で真実に近付こうとするタイプの人間である。 「どうなるかは分からんが」 まずはリリィと話をするべきだ、と決意した。 「最後に一つ訊きたいが、リィタ、お前はどうなんだ?」 「私は虎蔵さんの娘であり、リリィの妹でもある。それだけ言っておきます。問題は提示 されました、後は答えを出すだけなんです。この先、どうするのかは、リリィと虎蔵さん が決めることです。これだけは私が口を挟めることではありませんから」 では私は腕輪の修理をしなければいけませんので、と顔を普段の無表情に戻し、リィタ は食堂を出ていった。普段ならば困ったときに必ず一度は目を向ける、携帯の待受画像に してあるセリスの顔を見ることも出来ず、虎蔵は苦い顔で頭を掻いた。 ◇ ◇ ◇ リリィの寝ているベッドの隣、椅子に腰掛けた虎蔵は幼い顔を見つめた。起きて荒れる ことも無ければ、悪口を言ってくることもない。数分程前に行ったリィタとの会話で妙な 気負いが出来たものの、無理に看病をしようという潰されそうな責任感が消えたのも事実。 そのような状態でリリィを客観的に見てみると、今までは見えていたようで意外と見えて いなかった部分が幾つか見えてくる。 例えば顔だ。整っているとは思っていたが、それは太陽のように強いものではなく月の ように繊細なもの。触れただけでも傷付いてしまいそうだと思うくらいに、儚げな印象を 与えてくるものだ。死んでいるようにすら見える、と虎蔵は思った。 それよりも驚いたのは、細く白い掌だった。いつものように頭を撫でてやるのではなく 手を握ったのだが、そこで虎蔵は気付いた。女の柔らかなものではなく、男のように固く ざらついたものだった。開いてみれば理由も分かる、無数の傷があったのだ。何度も傷を 重ねたことにより、肌は樹皮のようになっていた。リリィは幼い娘でありながら、管理局 トップクラスの技術者でもある。そう生きていると、虎蔵は改めて気付かされた。 「大変だったろ?」 弾力の減った掌を軋ませるように強く握り、虎蔵は言う。 「すまん、俺は本当に何も知らなかった」 反応は来ないが、構わない、と思う。 「悪かったな、辛いことに気付いてやれなくて。聞こえてないだろうがな、聞いてくれ。 無理に戻らなくても良い、その分苦労をしてきたんだからよ。だから」 一息吸い、 「今は、休め」 暴れるリィタをなだめる為に言っていたときとは違う意味を持たせ、静かに語りかけた。 以前リリィは、管理局員という今の世界を自分の選んだ道だと言った。月の魔女の血族 の選ぶ、誇りのある道だと。リィタも同じことを言っていた。だが背負いすぎだ、と思う。 道というものは歩いて進む以外に出来ることはない、その為のものだからだ。だが他の者 に無理に合わせる必要も無い。個人にはそれぞれののペースというものがあるし、疲れた ならば休めば良い。道は逃げたりしないし、道に居る限り、諦めることさえしなければ、 目的地には必ず辿り着くことが出来るのだから。 「休め」 もう一度言った言葉に、虎蔵は言葉を続ける。 俺が守っててやるからよ、と。 「……ありがとうございます」 突然の言葉に、体が跳ねた。繋いでいた手を離し、一歩引いてリリィを見る。 「正気に戻ったか」 「人をキチガイみたいに言わないで下さい、ヘドロさんの方がよっぽど頭がおかしいです」 いつもの言動に安堵し、余裕が出るとすぐに重大なことに気が付いた。 「いつから起きてた?」 「手を握られ始めた辺りからです」 殆んど全てが筒抜け状態だった、そのことに虎蔵は悶えた。リリィは上体を起こしながら横目で虎蔵を見て、今の状態 に更に追い討ちをかけるように白い目をして、 「寝ているレディの手を握るなんて、このエロ中年!!」 わざわざ手でメガホンを作り、叫んだ。 「ば、馬鹿野郎。妙な誤解を広めるな!! 大体エロはお前だ、このパイパン露出狂が!! 何度も女房以外の股間を見せやがって、俺の身にも……いかん、落ち着け俺」 このままでは肝心の話が出来ない、と虎蔵は顔を真剣なものに変えた。 「心が治ってテンション高ぇのは分かるが、今から真面目な話をすんぞ?」 リリィの目を見つめ、 「リィタから話は聞いた、お前の本心ってやつをよ。結論だけ言うぞ、俺はお前を嫁にゃ 出来ねぇよ。俺は今でもセリス一筋、もう暫く他の女を見る気は無ぇんだ」 だがよ、と一拍空け、 「それでも俺のことを好きだってんなら、努力はする。お前には悪い話だが、セリスにも 悪い話だが、俺の中できちんとケジメ付けれるまで待っててくれ。それからリリィ、お前 に対して絶対に向き合ってみせる。長い時間になるだろうがよ、約束は守る」 数秒。 果たして、リリィは頷いた。 無表情でもなく、罵倒をするときのように白い目をするでもなく、微笑、という虎蔵に 初めて見せる表情を浮かべて。虎蔵が寝ているリリィにしたように手を握って、情の熱を 持った瞳で寸分もずれることなく、真っ直ぐな視線で虎蔵の両の瞳を射抜く。自分はここ に居るのだと、存在にも言葉にも嘘は無いと伝えるように。セリスもよく浮かべていた、 良い顔だと虎蔵は心の中で小さく呟いた。 「分かりました。なら私は待ちます、虎蔵さんが自分の中でセリスさんを諦めても良いと 思えるようになるまで。そして待ってて下さい、私がセリスさん以上になるまで。いつか、 いつかきっと振り向かせてみせますから」 やっと言えた、とリリィは呟き、大袈裟に腕を広げてベッドへと倒れ込む。マットレス に体が沈む低い音が響き、続いて毛布を被る音が生まれる。虎蔵の視界からリリィの姿は 消えた、今は毛布の膨らみが少女の存在を示している。その中で少女がどのような表情を 浮かべているのかは、分からない。無理に見ようとも思わず、虎蔵はそのまま目を閉じた。 「楽しみにしてるぞ」 はい、という微かな声を聞き、実に虎蔵は三日振りに意識を闇に落とした。
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刑事と婦人と不死の少年は三人の奇人を前に沈黙する(前編) ◆hNG3vL8qjA おとこ より おんな が おとな より こども が ふたり より ひとり が おうち より おそと が あ・ぶ・な・い・ぞ! ■ ■ ■ 「そっかぁ~アイザックのお父さん、そんなに怒ってたんだ」 「うん。『こいつの事は忘れろ。そうすればお前はもっと生き延びることが出来る』って。すごく怖かったよ」 「ひどいなぁ。アイザックを誘拐しといてよく言うよね! 」 「でも変なんだよ。アイザックのお父さんの姿は見えなかったんだ。声だけがしたんだよ」 「マスクを被った人とか、変な髪型をした人とか、上半身裸の人とかいなかった?」 「ううん、誰もいなかったよ。でもお姉ちゃん、螺旋王ってそんな格好してたっけ? 」 「だって奇術師は見た目も格好もビクトリーで変だからね! 」 「ビ、ビクト……あ、お姉ちゃん見て! 綺麗な夕日だよ! 」 E-3の高速道路から見える日没は、まるで観光名所さながらだった。 高い壁に左右を阻まれている景色も、地上へ西に伸びる高速道路出入り口から見れば、その姿が確認できるのだ。 豊麗な光を放つ熱球が、水平の彼方に吸い込まれていく。 紅く染まりだしたそのビジュアルは、よりノスタルジィを醸しだしていた。 奥手に見えるホテルも、その美しさを遮ることはない。 遮るものがあるとすればそれは、観光者の進行を促すガイドだろう。 「おいおい、俺たちのお目当てはあっちだろう」 夕日に見とれるチェスとミリアを小突きながら、ジェット・ブラックは北西を見る。 その視線の先にあるものは、当然―― 「船だ」 目に入ってくる刺すような強い熱線を右手で隠しながら、彼は目的地を眺めた。 ■ ■ ■ ■ ■ ■ 「お帰りなさいませ。ご主人さま♪」 悠々と豪華客船に乗船したジェット達を待っていたのは、一人の女性だった。 腰ほど伸びたオレンジの髪が、ちょっと前まで自分たちが見ていた夕日を連想させる。 チェス達にとっては、時代を先取りしすぎた応対。ジェットにとっては時代錯誤過ぎる服装。 敵意がまるで感じられない満面の笑顔。明るく、快活で、しかしどこかマニュアル染みている言葉と声色。 3人は各々の境遇を思い出しながら、見つかるはずも無い心当たりを探していた。 「「「??? !!! !!?」」」」 「ようこそ【希望の船】 へ。お食事になさいますか? お風呂になさいますか? それともワ・タ・……」 「お、おいちょっと待て!! お前、大丈夫なのか!? 」 「? 何言ってるんですか? 私たちは初対面じゃありませんか」 「ねぇねぇ、ジェットはこの人の事を知ってるの? 」 「まぁまぁ積もる話は奥でしましょうよ」 「……あー、代弁するまでもないが、俺もこいつらもお前にご主人様と言われる覚えは無ぇんだが」 「フフッ冗談ですよ。アタシだって好きでこの格好をしてるわけじゃありません。さぁ行きましょう」 「一体何がどうなってるんだ!? ……女にリードされるのは性に合わん」 きゃぴきゃぴ寄り添う受付嬢に連れられて、3人は船内を案内された。 シャンデリア、大理石のテーブル、壁に飾られている装飾品。豪華絢爛な造りはまさに別世界であった。 その景観一つ一つへの、彼らの目移りは目まぐるしく、その度に驚嘆の声がホールに響いていた。 「凄いねチェス君! こんな客船見たこと無いよ! 船の中に町がすっぽり入っちゃってるね! 」 「うん! こんな船に乗れるなんて夢みたいだよ。こんなこと世紀末まで生きてても味わえないかもしれない! 」 「おいおい、こんなの……しまった(あいつら、1930年の時代から来てたんだったな)」 「どうしたのおじさん」 「いや、何でもない。そこの動物の剥製と観葉植物のレプリカにがっかりしただけだ」 はしゃぐ2人に悟られまいと、ジェットは笑顔でごまかす。 図らずともチェスの夢を、子供の夢の壊す趣味は彼にはない。 自分だって未来の時代の便利な技術に出会ったら……はしゃぎはせずとも興味津々にはなるだろう。 「着きましたよ皆さん」 付き添いのメイドが足を止めて先を見やる。 そこには『船長室』と書かれた札のついた扉が立ちふさがっていた。 メイドは3人が扉の先への興味を持ったのを確認すると、ゆっくりとノブを回した。 ギギギと音を立てて開くドアの先にいる者、すなわちこの船の主との対面である。 「初めまして。ようこそ……私がこの【希望の船】船長、高遠遙一です」 だが、豪華客船の船長と名乗る男の風貌は、屈強な海の男というよりは、青臭い優男。 面も身長も体格も、年齢が上のジェットのほうがより大きく、若々しいとも言える。 足を組みながら椅子に腰掛けるその姿は、船長というよりはルームサービス待ちの客だろう。 「長旅ご苦労様です。私がどういう意図でこの船に乗っているのかはご存知ですね? 」 「…………」 「そちらの男性の方、どうかしましたか? 必要とあらば場所を変えましょうか? 」 「いや、話に聞いてたのとイメージが違ってたんでな……話は、アレンビーという女から聞いてる」 「それなら話は早い。ティアナ君、彼らを引き続きエスコートしていただけませんか? 場所を変えましょう」 ■ ■ ■ 「キッレーイ! 」 「すごぉーい! 」 「高速道路からの夕日もいいけど、ここからの眺めも負けてないでしょう? 」 船長室から降りて、船の正面の甲板につながる場所に、ディナーを楽しむ為の広い食堂室がある。 チェスとミリアとティアナは、そのレストランの窓から見える外の景色に、ただただ歓声をあげていた。 そしてその片隅にあるバーカウンター。 夕焼けには目もくれず、回転式の椅子に隣り合って座っている、ジェットと高遠がいた。 「一杯いかがですか? 安酒ですが、悪くないですよ」 「地球産のはどうも舌にあわん……そうだ、チャーリー・パーカーは知ってるか? 一緒にいた2人は知らなかったんでな。10年遅けりゃ…」 「もっとジャズについて一緒に語りあえるはずだった……ですか? 」 「いや、生のアイツの演奏を聞いてたんじゃないか、ってな」 「生憎、私もバブル崩壊直後の人間ですから」 現在、高遠はこの豪華客船への用途と、これからの行動方針をジェットに語っていた。 高遠は相変わらず飄々とした態度をとっていたが、心中は決して穏やかではなかった。 アレンビーが招いたこのジェット・ブラックという男は、剣持勇以上のキレ者だったからだ。 「……成るほど、1990年代から来た前科ありの『殺人鬼』ねぇ」 「私の知り合いに聞けば、おそらくもっと克明に話が聞けるかもしれませんが……」 「で? 現在はこの世界から脱出するために休業中ってわけか」 「先ほどお話したとおり、殺人を犯しているとはいえ私はただの奇術師。 銃の才覚はおろか、白兵戦もままなりませんし、こうでもしなければ仲間を募る事など到底不可能ですから」 「あまり命を粗末にするなよ。捨て身なのはご苦労なこったが、死んだ的は価値が下がる」 「職業柄、物事には心血……それこそ命懸けで臨むクチでして。まぁ賞金稼ぎのあなたに言える口ではありませんが。 ともあれ、この【希望の船】に私は一縷の望みをかけているのです」 高遠の心中を掻き立てる事実。それは違う時代、もしくは違う世界の人間との遭遇だった。 西暦2035年生まれで、広大な宇宙をまたにかける賞金稼ぎ。 アレンビー達との事前の会話である程度の免疫が出来ていたものの、 こうも連続で異世界の人間と遭遇するのは、彼にとっても頭が痛くなる事実であった。 そしてその話が本物であろうとなかろうと、その屈強な体と洞察力は高遠にとって充分脅威だった。 「それにしても、螺旋王の正体が宇宙人、ポロロッカ星の王様とは。発想が突拍子も無い」 「全くだ。死んだ奴が生き返るなんざ、ご都合主義もいいとこだ」 「しかし仮にアイザック・ディアンが螺旋の王子だとしても、忽然と消え去ったのは事実でしょう」 「それを考えていた。奴の行方不明になった場所には衣服と首輪だけが残されてたが、チェスは魔法みたい、と言っていた」 「肉体だけが、消失した。ふむ……常識で考えれば死体の痕跡を全く残さずに始末できるのは不可能に近い。 手品の1種と考えるにも、彼は裸同然の格好で、トリックを仕込める余裕があったとは思えませんね。 だがアイザックが本当に死んだかどうかは螺旋王しか知らないので、いくらでも誤魔化しようがある。 とはいえそんな技術を持っているのなら、同じくポロロッカに住んでいたというアイザックが知らないはずがない」 「わかってて歯向かってたんなら大したもんだ……実際は半分記憶喪失だったらしいがな。 悔しいがポロロッカがある程度現実と考えたほうが、まだ解決の糸口に気づくのかもしれん」 「……これから先、どれほどの異世界の住人と話すことになるのでしょうか」 「過去や未来はまだしも、ガンダムファイトだのシズマドライブだのポロロッカだの来られちゃなぁ」 「真偽の程はさておいて、そういった事は元の世界に戻ったら綺麗さっぱり忘れたいものです……忘れるということが、我々にとっては、時に幸せになることもありますから」 高遠の視線につられるように、ジェットは後ろを振り向く。 その先には、チェス達と戯れ屈託のない笑顔を見せるティアナの姿があった。 「彼女を助けたのは偶然です。私の介抱で意識を戻した時には、既に何らかの欠如が見えました」 「いわゆるパニックによる突発的な記憶喪失ってやつか。逃がしちまった時はかなり心配したもんだが……皮肉なもんだ」 「おそらくあなたと出会ってから別れるまでの事は覚えていないでしょう。服が血塗れだった事も忘れていましたし」 「無我夢中で走りまくった挙句、川にでも落ちて溺れたんだろうなぁ」 「しかしあなたとティアナ君に面識があったことが、図らずとも悪い事にならなければ良いのですが」 「まぁ思い出したなら思い出したで、ケツは俺が拭くさ。最初から俺は潔白だ」 「犯罪者の私には、あなたが私と平行線に並んでいるのがわかる。刑事という名の正義の線がね。 いずれ誤解が解けるはずです。最も……私としてはこのままであって欲しいような気もしますが」 「まぁな、じゃあそろそろ本格的な行動方針を決めるとするか。とりあえず俺達の常識で出来る範囲のことをやっておこう」 ジェットはデイバッグを荒っぽくカウンターテーブルの上に置き、中から筆記用具と地図を取り出す。 そして高遠と一緒に、現在の参加者人数と今後船にやってくるであろう参加者の照らし合わせを話し合った。 そして彼らが第三放送後に向けて話し合おうとしたその時―― 「高遠! ティアナ! 大変なのだ! どこを探しても勇がおらぬ! 」 扉を勢いよく開けて、息も絶え絶えな少年が走ってきた。 ■ ■ ■ 少年は全力で走り回ったのか、レストランの地べたのカーペットに大の字になって倒れこんだ。 くりくりお目々で金髪。身長はチェスといい勝負か。 体中から汗が噴出しており、倒れこんだ場所には早くも大きな染みが出来ている。 ジェット、ミリア、チェスが心配そうに少年の側に駆け寄る。 少年は既に水を飲み干してしまったらしいので、ミリアが水を渡そうとしている。 高遠とティアナはジェット達から少し距離をとって静観していた。 「おいおい坊主大丈夫かよ」 「私のことよりも今は勇を探すことが優先なのだ。船内中を探してもどこにもおらぬ……」 「高遠、コイツもお前の連れなのか? ガキを使い走りさせるたぁ感心しねぇな」 「……彼はただの人間ではありませんよ」 「はぁ!? じゃ、さっき話していた魔界に住んでる奴ってのは……」 「そ、そうなのだ……なぜだ……なぜなのだ……」 またしても新たな世界の住人と遭遇した衝撃で黙るジェットに、少年は人目も憚らず荒い吐息を吹きかける。 少年は、今にも泣き崩れそうだった。 「ガッシュ君、剣持さんはずっと船にいると言ってたんですよね!? 探してきます! 海に落ちてるかもしれない! 」 「ティ、ティアナ君!? 」 ジェット達の背後からティアナが甲高い声で叫び、レストランから船の外へと出る。 そのキッとした顔で走っていく様子に、さっきまで彼女の隣にいた高遠は呆然と見送るしかなかった。 「大丈夫だ高遠、俺もいく! ミリア、俺のディバッグ見張っといてくれ! 」 「え、ええ!? 」 「ふ、2人とも待ってくださ……」 高遠の静止も聞かず、ティアナとジェットはそのまま甲板へと出ていく。 2人がレストランから見えない甲板のエリアへ走っていくと、今度はチェスが立ち上がる。 バーのテーブルカウンターに置いてあった、ジェットの荷物一式をその小さな体で背負い、 そのままジェット達の後を追って駆け出す為の準備運動を始めた。 「君、名前はガッシュでいいんだよね。その『勇』って人はガッシュのお友達かい? 」 「……ウヌ!…………ウヌゥ……! 」 チェスの問いにガッシュはただ、うんうんと頷くだけ。よく見ればもうベソをかいている。 だがチェスにとってはそれで充分だった。 全ては仲間のために。無邪気な少年に、自分のような思いをさせないために。 そして、もうこれ以上仲間を失わせないために、チェスは奮起した。 「待ってください」 しかし、チェスの肩に置く高遠の手が、それをさせなかった。 ■ ■ ■ 「くそッ! もうすぐ日が沈んじまう……夜になったらお陀仏だぞ! 」 「ジェットさん! 来てください! あそこに見えるのは剣持さんじゃありませんか!? 」 ジェットは船の正面から見て、左側の甲板を走っていた。 そしてジェットから少し離れた場所で、ティアナが手を振って合図を送っている。 しかし、ジェットには何も見えないのか、彼は両手で『×』のサインを作った。 船から海に溺れている人を見つけるのは、砂漠で金貨を見つけるがごとく至難の業だ。 いつもジェットが装備している商売道具がここにあるはずもなく、 ましてや彼は、剣持の姿形をアレンビーに聞いているとはいえ、面識もない。 「よく見てください! 」 囃し立てるティアナを鬱陶しく思いながらも、ジェットは柵から身を乗り出した。 しかし剣持はおろか、魚一匹すら見当たらない。 怪訝そうな顔をしてジェットは、一旦体を引っ込める。 しかし彼はこの後、体をティアナの方へ向ける動作をしなかった。いや、出来なかった。 「……最初から猫被って、殺すチャンスを狙ってたわけか? 」 ジェットに突きつけられている一本の刃。業界で知らない者はいない。スペツナズナイフだ。 持ち主は、記憶を失くし優しいメイドとして接していたはずのティアナ・ランスター。 ティアナの目は、船で最初に出会った時のような生気は無く、完全に曇っていた。 そう、映画館で我を忘れて喚き叫ぶ道化人形のように。 「女にリードされるの、性に合わないんだっけ。自分でする? 」 「そりゃもっと性に合わん! 」 「わがままねッ! 」 ジェットの掛け声に触発されたのか、ティアナがスペツナズナイフを振り回す。 が、ほぼ同時にジェットも背中を素早く反らして、腰を大きく落とし、体を捻る。 そしてしゃがんだ反動をこさえて、思いっきり足を踏ん張って飛び上がった。 年配男の雄叫びと共に、スペツナズナイフの刃が左義手の鋼鉄部分に弾かれ、軌道がジェットの胸から脇腹にそれる。 ジェットは痛みに耐えながら、ショルダータックルをティアナの体にヒットさせた。 「きゃっ、ととっ! 」 腹に衝撃を受けつつも、ティアナはバックステップをとって間合いを取る。 近づきすぎず、離れすぎず距離を取り、止血のために傷口を押さえるジェットを鼻で笑う。 「ぐぐっ……やっぱり女は見た目じゃわからんなぁ。こっちもコイツを使わざる得ねぇ。『銃は剣よりも強し』ってな」 対して、女なんぞに一発では仕留められぬ、と息巻くジェットもコルトガバメントを取り出した。 同じGUNタイプの武器であろうと、技術とそれに見合った体格なら自分に分があると考えたようだ。 「……何よ、許されたいんじゃなかったの? 酷い。彼を騙してたなんて! そうやって私達を殺す気!? 」 「騙してんのはどっちだ! お前かアイツのどっちかが、俺にいらない事を吹き込んだろうが! 」 「あなたに高遠さんの何がわかるの!? 」 「……やっぱりお前少し休め。見た目以上に相当疲れてんじゃねぇのか」 (そう……見た目じゃわからないでしょうね) しかしジェットはこの時大きな誤算をしていた。 彼はそもそもティアナが、何者なのか知らないのだ。 (私がこんなことも出来ちゃうなんて) 夕焼けの光が、曇っていたはずのティアナの目を、髪の色と同じように染める。 そして橙色の瞳をした彼女の体に、殺意のトーンがかけられてゆく。 日は、まだ沈まない。 【E-3/豪華客船・甲板(船の正面から見て左側、つまり海側の甲板)/1日目/夕方】 【ティアナ・ランスター@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 [状態]:精神崩壊、全身打撲、肋骨にひび、体力消耗(小)、精神力消耗(小)、髪を下ろした状態 [装備]:メイド服、スペツナズナイフ@現実x2(高遠からもらいました) [道具]:なし [思考] 基本思考:キャロを殺した贖罪のため、悪人を殺す 1:高遠に指示された人間を殺す(厳密には違うが、現在はジェット) 2:ゲームに乗っている人間を殺す 3:危険だと判断した人間を殺す 4:弱者は保護する [備考] ※高遠を盲目的までに信頼。 ※キャロ殺害の真犯人は自分であると思っています。 ※銃器に対するトラウマはまだ若干残っています、無理に銃を撃とうとすると眩暈・吐き気・偏頭痛が襲います。 ※ジェットが高遠を騙していたと勘違いしています。 【ジェット・ブラック@カウボーイビバップ】 [状態]:脇腹に刺し傷、空腹 [装備]:コルトガバメント(残弾:6/7発) [道具]:無し [思考] 基本:情報を集め、この場から脱出する 1:ティアナに対処する。 2:チェスに疑心。同時に心配。当分は彼から目を離さないよう行動する。 3:情報を集めるために各施設を訪れる。(とりあえず次は豪華客船。機会があればゴミ処理場も調べなおしたい) 4:謎の爆弾魔(ニコラス)を警戒 5:仲間(スパイク、エド)が心配 6:明日の正午以降に博物館に戻ってくる [備考] ※テッカマンのことをパワードスーツだと思い込んでいます ※ティアナについては、名前を聞き出したのみ。その他プロフィールについては知りません ※チェス、アレンビー、アイザック&ミリア、キールと情報交換をしました ※高遠と完全に情報交換したわけではありません。(彼が殺人鬼であることは知っていますが、他人を陰で操っていた事は知りません) ※監視、盗聴されている可能性に気づきました しかし、それは何処にでもその可能性があると考えているだけで、首輪に盗聴器があるという考えには至っていません ※チェスの証言を嘘だと見抜いています。また、アイザックは不死者などではなく本当に死亡したと考えています。 ※高遠、ティアナのいずれか、もしくは2人が自分に嘘をついたと思っています。 時系列順で読む Back 覚醒 の 黒き 皇子 Next 刑事と婦人と不死の少年は三人の奇人を前に沈黙する(後編) 投下順で読む Back 覚醒 の 黒き 皇子 Next 刑事と婦人と不死の少年は三人の奇人を前に沈黙する(後編) 166 これより先怪物領域 チェスワフ・メイエル 195 刑事と婦人と不死の少年は三人の奇人を前に沈黙する(後編) 166 これより先怪物領域 ミリア・ハーヴェント 195 刑事と婦人と不死の少年は三人の奇人を前に沈黙する(後編) 166 これより先怪物領域 ジェット・ブラック 217 グッドナイト、スイートハーツⅠ 178 君らしく 愛らしく 笑ってよ(後編) 高遠遙一 195 刑事と婦人と不死の少年は三人の奇人を前に沈黙する(後編) 178 君らしく 愛らしく 笑ってよ(後編) ティアナ・ランスター 217 グッドナイト、スイートハーツⅠ 178 君らしく 愛らしく 笑ってよ(後編) ガッシュ・ベル 195 刑事と婦人と不死の少年は三人の奇人を前に沈黙する(後編)
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【スレ24】知り合いが刑事事件を起こして週刊誌記者に取材された人 このページのタグ:マスコミ・出版 事件・事故・受難 638 :おさかなくわえた名無しさん:2007/06/05(火) 11 11 33 ID GK1yx3xJ ちょっといまの流れで、知り合いが刑事事件を起こして、 週刊誌記者に取材された件を思い出したので書きます。 2chではとても嫌われている某大手新聞社系の週刊誌記者でした。 ひとりぐらしをし始めで、親とごくわずかな友だち以外 誰も住所を知らないはずなのに、なぜかいきなり家まで(夜だった)取材に来た。 まず一体だれがこの住所を教えたのかと懐疑的になった。 ただ、事件を起こした知り合いはものすごく友だちが少ない奴だったし、 俺としては被害者のほうに大いに落ち度があると考えていて 知り合いに対してはとても同情的になっていたので、 自分が答えてやらないといい加減な情報を書かれると思ってわりと協力的に答えた。 639 :おさかなくわえた名無しさん:2007/06/05(火) 11 15 32 ID GK1yx3xJ 玄関先でまずしつこくいろいろ聞かれ、電話番号を教えてと言われて 2回くらい追加電話取材。非常識な時間ではなかった。 記事を扇情的な、性的な方向へ誘導したいみたいだったけど、 ウソは書いてほしくないので、いい加減な答え方はしなかった。 そしたら、実際の記事にも決してウソは書いてなくて、安心したよ。 自分としては、取材にひどく不快な思いはしなかった。 ほかの記者には取材されてないけど、 そのときはほとんどの週刊誌を買って記事をチェックした。 ほとんどどの雑誌もごく数人しか知らなさそうな情報をしっかり 載せていて、意外だった。取材力にびっくりした。 ちょっと事実を超えて突っ走り気味な週刊誌が一誌(わりと2chでは好かれている出版社の雑誌)。 あまりにも浅い議論で終わっている雑誌がア○ラ(取材に来た人と同じ社の雑誌なのに…)。 当時の感想はこんな感じ。 641 :おさかなくわえた名無しさん:2007/06/05(火) 11 18 36 ID pLXr05TE 638 そのときの謝礼っていくらぐらい出ましたか? あと取材受けた後、加害者の知り合いや、周囲の人間からの反応はどうでしたか? 642 :638:2007/06/05(火) 11 26 12 ID GK1yx3xJ 641 謝礼ナシです。そのときは考えもしなかった。 加害者をよく知る人の間では、みんな加害者に同情的でした。 もっと浅い加害者の知り合い(学校の同級生とか)にはあまり会ってないし、 事件のこともほとんど語ったことがないので何ともいえない。 643 :おさかなくわえた名無しさん:2007/06/05(火) 11 30 27 ID pLXr05TE 謝礼なしなのか、意外。 加害者の 638に対する反応や 周囲の人間の 638に対する反応はどうでしたか? 644 :638:2007/06/05(火) 11 36 02 ID GK1yx3xJ 643 加害者と俺は、別の友だちを介してごくたまに会う程度という関係でした。 加害者とは事件以降会ってないので何とも言えませんが どうやら社会復帰したみたいで、安心しました。 周囲から自分に対しても、特に何とも…。 加害者は本当に友だちが少なかったので、 俺が加害者と知り合いだということもあまり周りは知らなかったんです。 それと、追加ですが、テレビ報道はア○ラ以上に浅い、という印象です。 事件をとにかく早く報道したい!という感じしか受けませんでした。 あまり深入りした取材もなくとりあえず扇情的にガーッとやって もうさっさと次の事件へ、という感じです。新聞もわりとそう。 よっぽど週刊誌の方が信用できると思った。 645 :おさかなくわえた名無しさん:2007/06/05(火) 11 40 26 ID pLXr05TE 644 なるほど、詳しく答えてくれてありがとう。 そこまで親しくなくても、取材依頼って来るものなんだね。 色々となかなか興味深かった。
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通常放送 話数 1 2 3 4 5 1 67.1 20.5 8.0 2.5 2.0 2 77.6 13.9 4.9 2.4 1.2 3 74.8 15.2 4.7 2.8 2.5 4 90.8 5.9 1.9 1.2 0.2 5 80.9 12.1 4.0 2.0 0.9 6 79.7 12.0 6.3 1.6 0.5 7 86.7 8.6 3.0 0.9 0.7 8 85.3 10.0 2.6 0.7 1.4 9 87.0 7.8 3.0 1.6 0.5 10 86.3 7.5 3.0 2.1 1.2 11 91.7 5.7 1.3 0.6 0.8 平均 82.54 10.84 3.88 1.67 1.08 振り返り放送 放送日 話数 1 2 3 4 5 2020/08/30 1~6 93.6 5.9 0.3 0.0 0.3 2020/09/27 1~10 92.8 3.9 1.6 0.2 1.4
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【連続刑事】犯人と疑われてる!誰か助けてくれ!【射殺事件】 1 名無しヤイバー:2010/08/25(水) 21 55 30 なぜか俺が指名手配されてしまった。 今必死で逃げている。安価で助けてくれ! 5 2 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 20 57 44 1釣り乙 3 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 00 10 通報しますた 4 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 02 05 また構ってちゃんかよSHINE 5 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 03 19 しゅうしろう 自首しろなんちってwww 6 1:2010/08/24(火) 21 02 05 5いや、俺本当にやってないんだって! なんか俺が親父のことで警察に恨みを持ってるからって 証拠もないのに決めつけてきやがって、マジむかつくんだけど! てなわけで 8助けて! 7 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 05 22 確かに高校生探偵に頼らなきゃいけない警察なんか当てにならんわな 8 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 08 30 1さん お話聞きました。確かに警察はあてになりませんね 私は都内で診療科医師をやっているものです 及ばずながら力をお貸ししましょう、できれば明日お会いしませんか? 9 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 10 33 8何アンタ釣られてんの? 10 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 11 40 8偽善者乙 どうせ金目当てだろ? 11 1:2010/08/24(火) 21 12 35 8さん、お気持ちはありがたいですが、今は誰も信用できません お気持ちだけ頂いておきます。すみません そのうち毛利探偵を訪ねることにします。皆さんありがとうございました 12 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 15 55 1誰も信用できんなら糞スレ立てんなヴォケ!! 13 名無しヤイバー:2010/08/24(火) 21 30 19 終了 14 8:2010/08/25(水) 01 57 36 ねえ! 1はどこに行ったの?早く帰って来てよ!
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論告・弁論・最終陳述論告・求刑検察官による事実及び法律の適用についての意見の陳述 弁護人の最終弁論 被告人の最終陳述 弁論の終結(結審) 判決合議非公開、評議の秘密、司法修習生の傍聴を許すことができる 裁判官は評議において意見を述べることを要する 裁判は過半数の意見による 判決宣告公判廷で行なう 宣告→裁判長が、主文及び理由を朗読し、又は、主文の朗読と同時に理由の要旨を告げる 有罪判決の場合→上訴期間及び上訴申立書を差し出すべき裁判所の告知 保護観察に付する場合→保護観察の趣旨その他必要と認められる事項を説示 訓戒 被告人・弁護人の出頭 宣告の効果 判決書の作成 判決をした裁判官が作成 公判前整理手続に付された事件の流れ手続の方法訴訟関係人が出頭して陳述、訴訟関係人による書面の提出 公判前整理手続期日の指定 公判前整理手続期日 公判前整理手続の開始公判前整理手続に付する旨の決定 検察官証明予定事実記載書面の提出期限・証拠調べ請求の期限の定め 検察官:証明予定事実記載書面の提出、証拠調べ請求 検察官:検察官請求証拠の開示 被告人側:類型証拠の開示請求 検察官:類型証拠の開示 被告人側:検察官請求証拠に対する意見、事実上・法律上の主張の明示、証拠調べ請求、請求証拠の開示 ①②検察官:被告人側請求証拠に対する意見 ①②被告人側:主張関連証拠の開示請求、検察官:主張関連証拠の開示 ③双方:証明予定事実棟の追加的明示、追加証拠調べ請求、等 公判前整理手続の終了公判の争点及び証拠の整理の結果の確認 ※訴訟関係人が行なう手続の期限の定め ※証拠開示に関する裁定(随時) 公判期日公判前整理手続の結果の顕出 新たな証拠調べ請求の制限 論告・弁論・最終陳述 論告・求刑 検察官による事実及び法律の適用についての意見の陳述 293条1項 第二百九十三条 証拠調が終つた後、検察官は、事実及び法律の適用について意見を陳述しなければならない。 ○2 被告人及び弁護人は、意見を陳述することができる。 規則211条の2 (弁論の時期) 第二百十一条の二 検察官、被告人又は弁護人は、証拠調べの後に意見を陳述するに当たつては、証拠調べ後できる限り速やかに、これを行わなければならない。 規則211条の3 (弁論の方法) 第二百十一条の三 検察官、被告人又は弁護人は、証拠調べの後に意見を陳述するに当たり、争いのある事実については、その意見と証拠との関係を具体的に明示して行わなければならない。 弁護人の最終弁論 293条2項 第二百九十三条 証拠調が終つた後、検察官は、事実及び法律の適用について意見を陳述しなければならない。 ○2 被告人及び弁護人は、意見を陳述することができる。 規則211条 (最終陳述・法第二百九十三条) 第二百十一条 被告人又は弁護人には、最終に陳述する機会を与えなければならない。 規則211条の2 第二百十一条の二 検察官、被告人又は弁護人は、証拠調べの後に意見を陳述するに当たつては、証拠調べ後できる限り速やかに、これを行わなければならない。 規則211条の3 (弁論の方法) 第二百十一条の三 検察官、被告人又は弁護人は、証拠調べの後に意見を陳述するに当たり、争いのある事実については、その意見と証拠との関係を具体的に明示して行わなければならない。 被告人の最終陳述 293条2項 第二百九十三条 証拠調が終つた後、検察官は、事実及び法律の適用について意見を陳述しなければならない。 ○2 被告人及び弁護人は、意見を陳述することができる。 規則211条 (最終陳述・法第二百九十三条) 第二百十一条 被告人又は弁護人には、最終に陳述する機会を与えなければならない。 弁論の終結(結審) CF)弁論の再開 313条1項 第三百十三条 裁判所は、適当と認めるときは、検察官、被告人若しくは弁護人の請求により又は職権で、決定を以て、弁論を分離し若しくは併合し、又は終結した弁論を再開することができる。 ○2 裁判所は、被告人の権利を保護するため必要があるときは、裁判所の規則の定めるところにより、決定を以て弁論を分離しなければならない。 判決 合議 非公開、評議の秘密、司法修習生の傍聴を許すことができる 裁判所法75条 第七十五条 (評議の秘密) 合議体でする裁判の評議は、これを公行しない。但し、司法修習生の傍聴を許すことができる。 ○2 評議は、裁判長が、これを開き、且つこれを整理する。その評議の経過並びに各裁判官の意見及びその多少の数については、この法律に特別の定がない限り、秘密を守らなければならない。 裁判官は評議において意見を述べることを要する 裁判所法76条 第七十六条 (意見を述べる義務) 裁判官は、評議において、その意見を述べなければならない。 裁判は過半数の意見による 裁判所法77条 第七十七条 (評決) 裁判は、最高裁判所の裁判について最高裁判所が特別の定をした場合を除いて、過半数の意見による。 ○2 過半数の意見によつて裁判をする場合において、左の事項について意見が三説以上に分れ、その説が各々過半数にならないときは、裁判は、左の意見による。 一 数額については、過半数になるまで最も多額の意見の数を順次少額の意見の数に加え、その中で最も少額の意見 二 刑事については、過半数になるまで被告人に最も不利な意見の数を順次利益な意見の数に加え、その中で最も利益な意見 判決宣告 公判廷で行なう 342条 第三百四十二条 判決は、公判廷において、宣告によりこれを告知する。 宣告→裁判長が、主文及び理由を朗読し、又は、主文の朗読と同時に理由の要旨を告げる 規則35条 (裁判の宣告) 第三十五条 裁判の宣告は、裁判長がこれを行う。 2 判決の宣告をするには、主文及び理由を朗読し、又は主文の朗読と同時に理由の要旨を告げなければならない。 3 法第二百九十条の二第一項又は第三項の決定があつたときは、前項の規定による判決の宣告は、被害者特定事項を明らかにしない方法でこれを行うものとする。 有罪判決の場合→上訴期間及び上訴申立書を差し出すべき裁判所の告知 規則220条 (上訴期間等の告知) 第二百二十条 有罪の判決の宣告をする場合には、被告人に対し、上訴期間及び上訴申立書を差し出すべき裁判所を告知しなければならない。 保護観察に付する場合→保護観察の趣旨その他必要と認められる事項を説示 規則220条の2 (保護観察の趣旨等の説示・法第三百三十三条) 第二百二十条の二 保護観察に付する旨の判決の宣告をする場合には、裁判長は、被告人に対し、保護観察の趣旨その他必要と認める事項を説示しなければならない。 訓戒 規則221条 (判決宣告後の訓戒) 第二百二十一条 裁判長は、判決の宣告をした後、被告人に対し、その将来について適当な訓戒をすることができる。 被告人・弁護人の出頭 宣告の効果 判決書の作成 規則53条 (裁判書の作成) 第五十三条 裁判をするときは、裁判書を作らなければならない。但し、決定又は命令を宣告する場合には、裁判書を作らないで、これを調書に記載させることができる。 判決をした裁判官が作成 CF)調書判決 規則54条 (裁判書の作成者) 第五十四条 裁判書は、裁判官がこれを作らなければならない。 規則219条 (調書判決) 第二百十九条 地方裁判所又は簡易裁判所においては、上訴の申立てがない場合には、裁判所書記官に判決主文並びに罪となるべき事実の要旨及び適用した罰条を判決の宣告をした公判期日の調書の末尾に記載させ、これをもつて判決書に代えることができる。ただし、判決宣告の日から十四日以内でかつ判決の確定前に判決書の謄本の請求があつたときは、この限りでない。 2 前項の記載については、判決をした裁判官が、裁判所書記官とともに署名押印しなければならない。 3 前項の場合には、第四十六条第三項及び第四項並びに第五十五条後段の規定を準用する。 公判前整理手続に付された事件の流れ 手続の方法 訴訟関係人が出頭して陳述、訴訟関係人による書面の提出 316条の2の2項 第三百十六条の二 裁判所は、充実した公判の審理を継続的、計画的かつ迅速に行うため必要があると認めるときは、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いて、第一回公判期日前に、決定で、事件の争点及び証拠を整理するための公判準備として、事件を公判前整理手続に付することができる。 ○2 公判前整理手続は、この款に定めるところにより、訴訟関係人を出頭させて陳述させ、又は訴訟関係人に書面を提出させる方法により、行うものとする。 公判前整理手続期日の指定 316条の6 第三百十六条の六 裁判長は、訴訟関係人を出頭させて公判前整理手続をするときは、公判前整理手続期日を定めなければならない。 ○2 公判前整理手続期日は、これを検察官、被告人及び弁護人に通知しなければならない。 ○3 裁判長は、検察官、被告人若しくは弁護人の請求により又は職権で、公判前整理手続期日を変更することができる。この場合においては、裁判所の規則の定めるところにより、あらかじめ、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴かなければならない。 公判前整理手続期日 316条の7以下 第三百十六条の七 公判前整理手続期日に検察官又は弁護人が出頭しないときは、その期日の手続を行うことができない。 公判前整理手続の開始 公判前整理手続に付する旨の決定 316条の2の1項 第三百十六条の二 裁判所は、充実した公判の審理を継続的、計画的かつ迅速に行うため必要があると認めるときは、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いて、第一回公判期日前に、決定で、事件の争点及び証拠を整理するための公判準備として、事件を公判前整理手続に付することができる。 ○2 公判前整理手続は、この款に定めるところにより、訴訟関係人を出頭させて陳述させ、又は訴訟関係人に書面を提出させる方法により、行うものとする。 検察官証明予定事実記載書面の提出期限・証拠調べ請求の期限の定め 316条の13の4項 第三百十六条の十三 検察官は、事件が公判前整理手続に付されたときは、その証明予定事実(公判期日において証拠により証明しようとする事実をいう。以下同じ。)を記載した書面を、裁判所に提出し、及び被告人又は弁護人に送付しなければならない。この場合においては、当該書面には、証拠とすることができず、又は証拠としてその取調べを請求する意思のない資料に基づいて、裁判所に事件について偏見又は予断を生じさせるおそれのある事項を記載することができない。 ○2 検察官は、前項の証明予定事実を証明するために用いる証拠の取調べを請求しなければならない。 ○3 前項の規定により証拠の取調べを請求するについては、第二百九十九条第一項の規定は適用しない。 ○4 裁判所は、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いた上で、第一項の書面の提出及び送付並びに第二項の請求の期限を定めるものとする。 検察官:証明予定事実記載書面の提出、証拠調べ請求 316条の13の第1項、第2項 上記参照 検察官:検察官請求証拠の開示 316条の14 第三百十六条の十四 検察官は、前条第二項の規定により取調べを請求した証拠(以下「検察官請求証拠」という。)については、速やかに、被告人又は弁護人に対し、次の各号に掲げる証拠の区分に応じ、当該各号に定める方法による開示をしなければならない。 一 証拠書類又は証拠物 当該証拠書類又は証拠物を閲覧する機会(弁護人に対しては、閲覧し、かつ、謄写する機会)を与えること。 二 証人、鑑定人、通訳人又は翻訳人 その氏名及び住居を知る機会を与え、かつ、その者の供述録取書等(供述書、供述を録取した書面で供述者の署名若しくは押印のあるもの又は映像若しくは音声を記録することができる記録媒体であつて供述を記録したものをいう。以下同じ。)のうち、その者が公判期日において供述すると思料する内容が明らかになるもの(当該供述録取書等が存在しないとき、又はこれを閲覧させることが相当でないと認めるときにあつては、その者が公判期日において供述すると思料する内容の要旨を記載した書面)を閲覧する機会(弁護人に対しては、閲覧し、かつ、謄写する機会)を与えること。 被告人側:類型証拠の開示請求 検察官:類型証拠の開示 316条の15 第三百十六条の十五 検察官は、前条の規定による開示をした証拠以外の証拠であつて、次の各号に掲げる証拠の類型のいずれかに該当し、かつ、特定の検察官請求証拠の証明力を判断するために重要であると認められるものについて、被告人又は弁護人から開示の請求があつた場合において、その重要性の程度その他の被告人の防御の準備のために当該開示をすることの必要性の程度並びに当該開示によつて生じるおそれのある弊害の内容及び程度を考慮し、相当と認めるときは、速やかに、同条第一号に定める方法による開示をしなければならない。この場合において、検察官は、必要と認めるときは、開示の時期若しくは方法を指定し、又は条件を付することができる。 一 証拠物 二 第三百二十一条第二項に規定する裁判所又は裁判官の検証の結果を記載した書面 三 第三百二十一条第三項に規定する書面又はこれに準ずる書面 四 第三百二十一条第四項に規定する書面又はこれに準ずる書面 五 次に掲げる者の供述録取書等 イ 検察官が証人として尋問を請求した者 ロ 検察官が取調べを請求した供述録取書等の供述者であつて、当該供述録取書等が第三百二十六条の同意がされない場合には、検察官が証人として尋問を請求することを予定しているもの 六 前号に掲げるもののほか、被告人以外の者の供述録取書等であつて、検察官が特定の検察官請求証拠により直接証明しようとする事実の有無に関する供述を内容とするもの 七 被告人の供述録取書等 八 取調べ状況の記録に関する準則に基づき、検察官、検察事務官又は司法警察職員が職務上作成することを義務付けられている書面であつて、身体の拘束を受けている者の取調べに関し、その年月日、時間、場所その他の取調べの状況を記録したもの(被告人に係るものに限る。) ○2 被告人又は弁護人は、前項の開示の請求をするときは、次に掲げる事項を明らかにしなければならない。 一 前項各号に掲げる証拠の類型及び開示の請求に係る証拠を識別するに足りる事項 二 事案の内容、特定の検察官請求証拠に対応する証明予定事実、開示の請求に係る証拠と当該検察官請求証拠との関係その他の事情に照らし、当該開示の請求に係る証拠が当該検察官請求証拠の証明力を判断するために重要であることその他の被告人の防御の準備のために当該開示が必要である理由 被告人側:検察官請求証拠に対する意見、事実上・法律上の主張の明示、証拠調べ請求、請求証拠の開示 316条の16 第三百十六条の十六 被告人又は弁護人は、第三百十六条の十三第一項の書面の送付を受け、かつ、第三百十六条の十四及び前条第一項の規定による開示をすべき証拠の開示を受けたときは、検察官請求証拠について、第三百二十六条の同意をするかどうか又はその取調べの請求に関し異議がないかどうかの意見を明らかにしなければならない。 ○2 裁判所は、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いた上で、前項の意見を明らかにすべき期限を定めることができる。 316条の17 第三百十六条の十七 被告人又は弁護人は、第三百十六条の十三第一項の書面の送付を受け、かつ、第三百十六条の十四及び第三百十六条の十五第一項の規定による開示をすべき証拠の開示を受けた場合において、その証明予定事実その他の公判期日においてすることを予定している事実上及び法律上の主張があるときは、裁判所及び検察官に対し、これを明らかにしなければならない。この場合においては、第三百十六条の十三第一項後段の規定を準用する。 ○2 被告人又は弁護人は、前項の証明予定事実があるときは、これを証明するために用いる証拠の取調べを請求しなければならない。この場合においては、第三百十六条の十三第三項の規定を準用する。 ○3 裁判所は、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いた上で、第一項の主張を明らかにすべき期限及び前項の請求の期限を定めることができる。 316条の18 第三百十六条の十八 被告人又は弁護人は、前条第二項の規定により取調べを請求した証拠については、速やかに、検察官に対し、次の各号に掲げる証拠の区分に応じ、当該各号に定める方法による開示をしなければならない。 一 証拠書類又は証拠物 当該証拠書類又は証拠物を閲覧し、かつ、謄写する機会を与えること。 二 証人、鑑定人、通訳人又は翻訳人 その氏名及び住居を知る機会を与え、かつ、その者の供述録取書等のうち、その者が公判期日において供述すると思料する内容が明らかになるもの(当該供述録取書等が存在しないとき、又はこれを閲覧させることが相当でないと認めるときにあつては、その者が公判期日において供述すると思料する内容の要旨を記載した書面)を閲覧し、かつ、謄写する機会を与えること。 ①②検察官:被告人側請求証拠に対する意見 316条の19の1項 第三百十六条の十九 検察官は、前条の規定による開示をすべき証拠の開示を受けたときは、第三百十六条の十七第二項の規定により被告人又は弁護人が取調べを請求した証拠について、第三百二十六条の同意をするかどうか又はその取調べの請求に関し異議がないかどうかの意見を明らかにしなければならない。 ○2 裁判所は、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いた上で、前項の意見を明らかにすべき期限を定めることができる。 ①②被告人側:主張関連証拠の開示請求、検察官:主張関連証拠の開示 316条の20 第三百十六条の二十 検察官は、第三百十六条の十四及び第三百十六条の十五第一項の規定による開示をした証拠以外の証拠であつて、第三百十六条の十七第一項の主張に関連すると認められるものについて、被告人又は弁護人から開示の請求があつた場合において、その関連性の程度その他の被告人の防御の準備のために当該開示をすることの必要性の程度並びに当該開示によつて生じるおそれのある弊害の内容及び程度を考慮し、相当と認めるときは、速やかに、第三百十六条の十四第一号に定める方法による開示をしなければならない。この場合において、検察官は、必要と認めるときは、開示の時期若しくは方法を指定し、又は条件を付することができる。 ○2 被告人又は弁護人は、前項の開示の請求をするときは、次に掲げる事項を明らかにしなければならない。 一 開示の請求に係る証拠を識別するに足りる事項 二 第三百十六条の十七第一項の主張と開示の請求に係る証拠との関連性その他の被告人の防御の準備のために当該開示が必要である理由 ③双方:証明予定事実棟の追加的明示、追加証拠調べ請求、等 316条の21 第三百十六条の二十一 検察官は、第三百十六条の十三から前条までに規定する手続が終わつた後、その証明予定事実を追加し又は変更する必要があると認めるときは、速やかに、その追加し又は変更すべき証明予定事実を記載した書面を、裁判所に提出し、及び被告人又は弁護人に送付しなければならない。この場合においては、第三百十六条の十三第一項後段の規定を準用する。 ○2 検察官は、その証明予定事実を証明するために用いる証拠の取調べの請求を追加する必要があると認めるときは、速やかに、その追加すべき証拠の取調べを請求しなければならない。この場合においては、第三百十六条の十三第三項の規定を準用する。 ○3 裁判所は、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いた上で、第一項の書面の提出及び送付並びに前項の請求の期限を定めることができる。 ○4 第三百十六条の十四から第三百十六条の十六までの規定は、第二項の規定により検察官が取調べを請求した証拠についてこれを準用する。 316条の22 第三百十六条の二十二 被告人又は弁護人は、第三百十六条の十三から第三百十六条の二十までに規定する手続が終わつた後、第三百十六条の十七第一項の主張を追加し又は変更する必要があると認めるときは、速やかに、裁判所及び検察官に対し、その追加し又は変更すべき主張を明らかにしなければならない。この場合においては、第三百十六条の十三第一項後段の規定を準用する。 ○2 被告人又は弁護人は、その証明予定事実を証明するために用いる証拠の取調べの請求を追加する必要があると認めるときは、速やかに、その追加すべき証拠の取調べを請求しなければならない。この場合においては、第三百十六条の十三第三項の規定を準用する。 ○3 裁判所は、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いた上で、第一項の主張を明らかにすべき期限及び前項の請求の期限を定めることができる。 ○4 第三百十六条の十八及び第三百十六条の十九の規定は、第二項の規定により被告人又は弁護人が取調べを請求した証拠についてこれを準用する。 ○5 第三百十六条の二十の規定は、第一項の追加し又は変更すべき主張に関連すると認められる証拠についてこれを準用する。 公判前整理手続の終了 公判の争点及び証拠の整理の結果の確認 316条の24 第三百十六条の二十四 裁判所は、公判前整理手続を終了するに当たり、検察官及び被告人又は弁護人との間で、事件の争点及び証拠の整理の結果を確認しなければならない。 ※訴訟関係人が行なう手続の期限の定め 316条の16の2項等 第三百十六条の十六 被告人又は弁護人は、第三百十六条の十三第一項の書面の送付を受け、かつ、第三百十六条の十四及び前条第一項の規定による開示をすべき証拠の開示を受けたときは、検察官請求証拠について、第三百二十六条の同意をするかどうか又はその取調べの請求に関し異議がないかどうかの意見を明らかにしなければならない。 ○2 裁判所は、検察官及び被告人又は弁護人の意見を聴いた上で、前項の意見を明らかにすべき期限を定めることができる。 ※証拠開示に関する裁定(随時) 316条の25 第三百十六条の二十五 裁判所は、証拠の開示の必要性の程度並びに証拠の開示によつて生じるおそれのある弊害の内容及び程度その他の事情を考慮して、必要と認めるときは、第三百十六条の十四(第三百十六条の二十一第四項において準用する場合を含む。)の規定による開示をすべき証拠については検察官の請求により、第三百十六条の十八(第三百十六条の二十二第四項において準用する場合を含む。)の規定による開示をすべき証拠については被告人又は弁護人の請求により、決定で、当該証拠の開示の時期若しくは方法を指定し、又は条件を付することができる。 ○2 裁判所は、前項の請求について決定をするときは、相手方の意見を聴かなければならない。 ○3 第一項の請求についてした決定に対しては、即時抗告をすることができる。 316条の26 第三百十六条の二十六 裁判所は、検察官が第三百十六条の十四若しくは第三百十六条の十五第一項(第三百十六条の二十一第四項においてこれらの規定を準用する場合を含む。)若しくは第三百十六条の二十第一項(第三百十六条の二十二第五項において準用する場合を含む。)の規定による開示をすべき証拠を開示していないと認めるとき、又は被告人若しくは弁護人が第三百十六条の十八(第三百十六条の二十二第四項において準用する場合を含む。)の規定による開示をすべき証拠を開示していないと認めるときは、相手方の請求により、決定で、当該証拠の開示を命じなければならない。この場合において、裁判所は、開示の時期若しくは方法を指定し、又は条件を付することができる。 ○2 裁判所は、前項の請求について決定をするときは、相手方の意見を聴かなければならない。 ○3 第一項の請求についてした決定に対しては、即時抗告をすることができる。 公判期日 公判前整理手続の結果の顕出 新たな証拠調べ請求の制限 316条の31の1項 第三百十六条の三十一 公判前整理手続に付された事件については、裁判所は、裁判所の規則の定めるところにより、前条の手続が終わつた後、公判期日において、当該公判前整理手続の結果を明らかにしなければならない。 ○2 期日間整理手続に付された事件については、裁判所は、裁判所の規則の定めるところにより、その手続が終わつた後、公判期日において、当該期日間整理手続の結果を明らかにしなければならない。 316条の32 第三百十六条の三十二 公判前整理手続又は期日間整理手続に付された事件については、検察官及び被告人又は弁護人は、第二百九十八条第一項の規定にかかわらず、やむを得ない事由によつて公判前整理手続又は期日間整理手続において請求することができなかつたものを除き、当該公判前整理手続又は期日間整理手続が終わつた後には、証拠調べを請求することができない。 ○2 前項の規定は、裁判所が、必要と認めるときに、職権で証拠調べをすることを妨げるものではない。
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《公開済》SSP001357 シナリオガイド 公式掲示板 セーフだと思ってました。 担当マスター 萩栄一 主たる舞台 (空京) ジャンル コメディ 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2011-09-02 2011-09-04 2011-09-08 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2011-09-21 2011-09-26 2011-09-26 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 警察役をやる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 犯人役をやる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 被害者役をやる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 増多元教授に接触する +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SSP コメディ 正常公開済 空京 萩栄一】