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近代国家リア 概要 気候 Df(亜寒帯湿潤気候) 首都 ロストライディア 輝石大陸 ステルディア最北端に位置する国で、大陸内でも有数の技術が発展している機械国家。 他国に鎖国政策を取っており、その全容はヴェールに包まれている。 シャリム大陸時代の大国ジルコン国の遺跡が多く残っており、シャリム大陸時代の科学・工学技術の復元が建国時代から盛んだった。 ジルコン同様極北に位置し、農耕に向いていない立地が国内を占めていたことも大きく、機械文明を発展させた。 その結果大陸一の技術力を手にすることに成功し、その技術を外部に広めたくないが故に鎖国政策を敷く。 北部には不凍湖を多く有する地帯でもあり、機械についで漁業も盛ん。 元々はリア北東部から南部にかけての大雪原のみが領地であったが、 隣国のエリアム王国との戦争でエリアム王国領をその領地に加えている。 敗戦国の人々の大半は戦争で命を落とすか、砂漠を越えてヴューステ聖教国へ亡命している。 主な地名 「ロストライディア」 リアの南端、レインフォース及びヴューステの国境に位置する首都であり、周囲をギミックじかけの城壁で囲んだ機械じかけの街。 内部はきれいに整備されており、商店や近代風の建物が立ち並ぶ。雪が降り積もり、無機質な雰囲気をかもしだしている。 暖房設備はかなり発達しており、テレビ等現実世界で日常使われている家電製品も多々見受けられる。 国境にはカラクリ仕掛けの巨大な城壁が立ち並ぶ。 「精霊の墓場」 ロストライディア郊外に存在する洞窟で、植物が少しも生えない洞窟。 この付近では、自動的に霊的な自然現象と霊が沈静され、全ての種族の者が使用する魔法が一切使えなくなる。 輝石大陸随一の陰性の霊場である。 「イフェラメンズ本部」 暗殺者ギルド「イフェラメンズ」の本部。 北方の街の中にひっそりと立っており、表向きには兵器会社を偽っている。 リア首相 アスレイ=デューク エリアム王国との戦争が集結した3日後の先代のリア国王暗殺事件により急遽国王の座に立つことになった少年。 まだ16歳というリアだけではなく、ステルディア全体で見ても非常に稀な若い指導者。 この国出身のキャラ 梔 ジーヴル=レティ ヴィルジール=キリル
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涼原 カヤ+絵肌の人魚エピソードSSその1『花散らず隔たりゆくは雪と月』 (掲載元:https //www.pixiv.net/novel/show.php?id=13385055) 雪月花という言葉があります。 結論から言えば、雪とは私なのでしょう、月とはあなたなのでしょう。 よって、お花さんとはきっと私たちのことなのですね。 私の名前は涼原カヤ、ごくふつうの女子中学三年生です。 この「ふつう」という言葉をどう定義するかには私の中で諸説あるのですが、まぁ不自由なく暮らせているという時点でなんかふつうなのでしょう。 少なくとも、政府当局からのマークがないという意味では。 ま、色々と説明しなければいけないことはたくさんあるのでしょうが、とりあえずその前にひとつ、ふたつくらい語らせてください。 これは私が所属している異次元研究部である日起こった出来事なのでした。 きっと万人があこがれる放課後がやってくるのはここ妃芽薗学園でも変わりがないようです。にしても、なんで小数点以下切り捨てすればたった二名の部活動が公認されているんでしょうか。 学術文化会はこの人の元気さに騙されているんでしょうか? 「やぁやぁやぁ、見目麗しいお嬢さんよこんにちわ! ボクの墨俣一夜……じゃなかった不夜城! 我が栄光と斜陽の『異次元研究部』へようこそ!!!」 妖怪レーダーでも使って探知したのかドアを勢いよく開けるや、相手が誰であるのかを確認すらせずに声を張り上げます。ここでいう妖怪とは探知する対象でなくて、つまりは。 妖怪……じゃなかった、とてもにぎやかに対応するのはこの会で唯一の部長――、いや唯一……でしょうか? 不肖この涼原カヤにとっても自信がありません。 彼女は金のサイドテールを元気に振り回しながら、三つ下の私と比較しても小柄な体躯を走らせます。 おっと、第一声がこれではお客様が面食らってしまうではないですか。 私と比べても背をずいと押して入れ替わりとしましょう。えい。 「避けないでくださいよ。はい」「うわーお」 部長は私のぞんざいな対応にくるくると大げさに回転するや、部長席に着座します。 ま、部長席だなんていってもただのパイプ椅子なんですけどね。なんですかここは? ミュージカルですか、違いますか、残念。 「部長に代わり失礼します。こちらの方は当『異次元研究会』でたぶん唯一……いや、唯零点五くらいかな……の『小彼岸花(こひがん・はな)』さんです」 「そしてこのクールビューティーさんが唯一の部員さん『涼原カヤ』ちゃんだよー。で、あなたはだぁれ?」 「部長、私のセリフを取らないでください。それと、いささか語弊があるようですね。当部活動になにか御用向きでしょうか?」 振り返らずに適当に応対する傍ら、きちんと来客には応対します。しかり、目を見ますと瑠璃色の綺麗な瞳が私を映します。 「ぇ。はい……わたしは高等部二年の『瑠璃原夢月(るりはら・むつき)』と申します。はじめまして、小彼岸先輩、涼原さん」 なるほど、瑠璃原先輩は綺麗な人でした。私たちのドタバタに少しだけ常の調子を崩されたようでしたが。今は瑠璃色の素敵な瞳を見開かれています。 その驚く表情(かお)には彼女の常を知らない私たちをしてより良く見せるなにかがあったのです。 「睦月(むつき)……?」「おっと」 肩口をそっと撫でて独語を打ち消します。 「失礼ですが、瑠璃原先輩。下の名前にはなんという漢字を用いられているのですか?」 「眠りにつくとき望みを思い浮かべる時に見る『夢』、そして天空に浮かぶ『月』、わたしの名前はそう書きますが、なにか……?」 どうどうと肩先をたすきを架けるかのように抱いて、失礼しました。と私から一言。 瑠璃原先輩は一手こそ遅れましたが、先の質問にきちんと答えをくださいます。 「ついさきほどまで『靴磨きの少年』がいらっしゃったもので、その方がおっしゃられるにはここに行けばあなたの願いはかなうと……そう聞いたのです」 「へぇー、何とも抽象的な理由だねー。ふっふふー、で、その靴磨きの少年さんはいずこへ?」 いつの間に、割り込んだやら。 私「涼原カヤ」と彼女「瑠璃原夢月」のけして近くはない、けれど遠くもない社会的距離は下から覗き込む小彼岸部長に打ち消されます。 ぱちぱちと瞬きを繰り返す瑠璃原先輩、その答えはきっと出ません。コンマ単位ではないのです、きっと。 「ここは錆びても腐っても仮にも女子高なんだけどなあ……。ま、いっか!」 でも、いいんです。小彼岸部長、この人はきっとこれでいいんです。 いつだって野放図で、好き勝手をして、その実少しだけ、いつだって寂しげに見えるんですから。 それから数瞬、人通りのない寂しげな通用口から、どこから流れ込んだかぬるい熱気がわたしたちの頬をなぜて、瑠璃原先輩はひそかに目を細めたのです。 それを見て部長は、思い出したかのようにお客様を招き入れます。まるでどこかで遊んできた思い出を抱えて、うきうきと登下校の校門をくぐる小さな子どものように――。 ・ ・ ・ 「なるほどー、みんなと同じものを見たいんだね、キミは?」 今度こそ皆さん、特に部長は大人しく着座しています。お客様用に万が一のために買っておいた高そうな茶葉が役に立ちました。 こんな場末の部室に用のある人なんているんですか? という私の指摘をかわして、なぜか支給されていた部費を投入した部長の慧眼と言えるでしょう。すこしだけ、ほんの少しだけ、実に業腹でもあるのですけど? そう、たとえば視点の問題。人は同じものを見ることが叶うのか? きっと永遠の課題だと思います。 たとえば、私が瑠璃原先輩の外見(そとみ)に抱く感想にしたってそうです。 「小彼岸部長? たとえばの話です。瑠璃原さんの瞳の色――何色に見えますか?」 「なーる。流石は涼原ちゃん。それとも、キミのオンディーヌの入れ知恵かい? 嫉妬したやうねー?」 空になったカップを努めて響くように置きました。 咳払いに代えて、黙るように促した仕草です。 「……ヘンなアクセントは置いといて。答え合わせをください、すみません、瑠璃原先輩、今少しお待ちください」 陽もだいぶ落ちてはきましたが、今は夏。果たして月は見えているのでしょうか? いい加減くたびれた部室は、足下を遊ばせればおんぼろのタイルを蹴り上げてしまえそう。人造の地下に関わらず、蝉の鳴き声がしてしまうのは夏の風情を盛り上げようという粋な計らい? それともここが本物の青空を見上げるよりずっと地球に近いという自己主張? とりとめのない思考は耳打ちによって破られて鼓膜を振るわせるのですが。 キンキンの声、二次元を帯びたような高い声はどこか翳りを宿していました。小彼岸部長のその声は、言葉の内容は満足のいくものでした。響きも決して嫌いではないのですけれど……。 「はいよー、こういうのはどうだい。お互いに目を合わせて相互理解というのは?」 「お見合いですか? お見合いなのでしょうか? いいのでしょうか? 嫁入り前の娘さん同士が?」 瑠璃原先輩は部長のテンションにいよいよ毒されたのか、よくわからないことを言いました。どこか目を伏せて悲しげな顔をしていた彼女は、ここまでまくしたてられた下からの勢いに顎を突き上げられたのでしょうか? いいえ、言葉というのは別にアッパーカットではないのでしょう。 だけど、内容は伏せるにしても小彼岸花の言葉は人を勢いづかせるものがあるのかもしれません、きっとそうです。 「瑠璃原夢月さん、私の目を見てください。大丈夫、今の私なら死にません。だから臆さずに、どうぞ!」 「はい! ふつつかものですが!?」 少しボケたことは言ってみたはいいものの、疑問の声は抜けないようです。やはりガラではないのでしょうね。 それはそれでいいと思いますよ。部長のテンションはそれはそれで中毒性があることに変わりはないと思います。 麻薬は適法容量を守るのがいいと思いますから。 だから私はいうのです。一時の話に浮かされて、これが夢まぼろしだと知っていても、全き同じものであるという嘘を平気で言うのです。 「月は見えていますよ」 ありがとうございますの一言を受けて、私の心は地球の六分の一の重力に囚われて遊んでいました。 月の大気は思ったよりも冷たくて、私にとっては快適でした。 熱湯を越えた温度から、絶対零度に近づく温度まで、振り幅は大きく過酷と聞いてはいましたが、これくらいの過酷さならいつも身の内に宿すものでしたから。 わかりやすい月のクレーターを飛び越えて滞空する時間を測る余裕さえあります、一秒、二秒、それ以上でしょうか? でも、これは本当に月が見えていると言えるのでしょうか? 嬉し気に弾む声を制して私は告げました。 「でも、それは嘘かもしれませんよ。見えているのは青い星ですから」 そんな……と落ち込む声を受けてぽふんと、私はアームストロング船長のマネのように、足跡を付けます。スニーカーの痕は彼のように仰々しく立派には見えませんでした。 「ここは幻の月なのですね。いつもあなたが見ている、皆様にきっと見せたがっている現実に限りなく近い月。だから声は聞こえど、瑠璃原先輩はここにはいない」 深々と降り積もる雪は時に熱さを宿し、時に凍てつく月を適度に冷やしていました。 まぼろしという名の現実であるからこそ、今の、私の身の内に留まって体の内を冷やすだけの魔人能力は働くのです。 かつてのように直径四周を雪の室に閉じ込めて時を止めてしまえる力を、外側に向けることは「今」の私にはできません。 同居人が鍵をかけてしまいました。 その代わりに、私はいつだって夢を見るかのように雪景色を見の内に宿すことが出来るのです。 瑠璃原先輩がいつだって見ることができる月の模様と、私が世界に施している雪化粧。 私たちが向き合って、一分たりとも光を逃さないとリレーする内に、世界は雪月花から花を抜いたものに変容を遂げました。 私が降り立った月は静寂に満ちています。 けれど雪の降り積もるかすかな音は、ほかの競争するなにものかがいないためか思ったり多く響きました。 「私の心象で侵略するようで申し訳ありません。けれど、雪月花のお花抜きは美しいと思いませんか? 雪が降るくらいですから、きっとこの月なら人は生きていけます」 返ってきた答えは静寂でした。 そうですね、地球を、瑠璃の星を見つめてくれる夢見る月は喋りません。 もし、堪能してくださるなら――。 私は月面をお散歩することをやめて、青い星のことを、私というちっぽけな生き物を体内に、肌の表層に取り込んでいるはずの大きな生き物を、美しいものを見ました。 きっと、瑠璃原夢月という綺麗な生き物はずっとこの景色を見ているから、綺麗な瞳をしているのだなと思いました。 きっと、それは正解だと思ったとき。 星は瞬きます、一瞬ですが、それは宇宙の闇。代わりの星を見つける暇もなく、遮るもののない傲岸な太陽の光がこちらにやってこようという時――。 手を猛烈な勢いで引かれる感触を覚えて、私は元居た部室に帰ってきていました。 「宇宙ってすごいね」 両の手をさすりながら珍しくぽつりと漏らす小彼岸花という「転校生」の言葉が最後でした。 私たちはその日に無言のうちに別れたのです。 瑠璃原先輩は雪化粧が施された月は、優しい冷たさに侵された生やさしい星は好まれなかったのでしょうか? それで目を閉じてしまったのでしょうか? それとも、本当は私が光の届かない月のクレーターを棺にすることを望まれたのでしょうか? 今は、お互いに自分の心の整理が付いていないのかもしれません。 ただ、瑠璃原先輩の瞳は、瑠璃色の星の光を宿してとても綺麗でいつまでも見ていたかった――、それだけは言えます。 単に目をくりぬいて持って行けば永遠にできるなんて野暮な発想ではなく、意志の光を宿す尊さを知ることが出来ましたのです。 そうですね……、いささか要領に欠く話だったと思いますが、その辺は後日談で申し上げることにして今は口をつぐませてください。 ご清聴ありがとうございました、リューダ、その時はぶってごめんなさい……。
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ソリューズ 「…お前にはムリだ。お前では「空帝」を超えることはできん…」 概要 空賊の一員。 物静かで沈着かつ慎重な性格。 元はアースガルド大陸で活動していた傭兵だったが上司が起こした不祥事のとばっちりを受けて職を失い賊になった。 賊としての活動歴は長い。 【空帝】セルレアに強い敬意を持っており、空の戦いで最も強いのは彼であると信じている。 賊時代のセルレア、エーヴェルトらの所属するグループと抗争を起こした際にセルレアに大敗したのがきっかけとは本人だが真実は不明。 飛竜の扱いと魔術に長けており、空戦を得意としている。 長年の経験に裏打ちされた実力は確かなもので愛用の飛竜も傭兵時代からの相棒。 技・魔法 アイスジャベリン 自然魔術の一種で水属性と風属性の合成魔術。 鋭い氷の槍を発射する。 詠唱「凍土の一矢 降り積もり軋み幾星霜 練鉄を超える刃と知れ」 ディープフリーズ 自然魔術の一種で水属性と風属性の合成魔術。 強力な冷気の渦を発生させる。 詠唱「極北の巨人の息吹 音の凍りし静寂に汝の声は届かず」 サンダーボルト 自然魔術の一種。 電撃を放って攻撃する。 詠唱「曇りゆく天の鼓(つづみ)を打ち鳴らし 汝の天命をも曇らせる光たれ」 マジックシールド 源魔術の一種。 魔力のバリアを展開する。 詠唱「眼に映らざる盾を持ちて 災いの咆哮より我らを守らん マジックシールド」 他にも色々使えるらしい。 経歴 2012年8月27日空賊討伐なりチャ 空賊の一員としてシュラク、フィロらと共に登場。 ライオット、リード、カルネアらと交戦するがシャリアとウィンズの連携で隙を作らされ、金冷・銀氷の攻撃で飛竜を貫かれ敗北。 そのままシャドーに拘束された。 由来 特になし。 某ゲームの汎用ユニットの名前から拝借。 アースガルド 元傭兵 空賊 竜騎士 賊 魔術
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シロガネパラメータ 初期コマンド 覚える技 シロガネ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説コマンドサンプル(コマンド潜在) 由来 シロガネ パラメータ 属性 風 HP 219-231 クラス ☆☆☆ 攻撃 51-54 種族 ドラゴン 素早さ 42-45 EX(ボタン連打) たつまき→もうたつまき 入手方法 シブイチ(Lv10)でクラスチェンジ CPU対戦時アイテム 竜のヒゲ 竜の肝(レア) 初期コマンド # ★ ★★ ★★★ 1 (シブイチ(Lv10)から継承) こうげき 2 たいあたり 3 たいあたり 4 サンダーブレス 5 サンダーブレス 6 轟雷雲 覚える技 単体選択攻撃こうげき 単体ランダム攻撃 複数回ランダム攻撃 全体攻撃たいあたり サンダーブレス 轟雷雲 防御 回復 召喚召喚★ 異常 EX増減 コマンドパワー増減★→★★ ★★→★★★ 無効ミス シロガネ 出現条件 ☆クラス合計 10~(レア) (BOSS)白のリヴィエールのお供 クラスチェンジ派生 シロガネ(Lv10)+竜玉→シルバードラゴン 解説 銀竜系統の☆3形態。~ 【召喚★】を使用する[[シルバードラゴン]]へと育て上げるなら、この段階が最も重要なポイントになる。~ 新たに習得した【轟雷雲】は、雷属性の全体ブレス攻撃。~ 他のドラゴンで言う【業火のいき】や【ブリザードブレス】に相当するコマンドだ。~ EX技は、進化前までと同様の風属性の全体ブレス攻撃。~ この段階までは風属性だが、シルバードラゴンになると雷属性に変わる事は覚えておこう。~ コマンドサンプル(コマンド潜在) # ★ ★★ ★★★ 1 召喚★ or こうげき ミス 召喚★ or こうげき 2 ★→★★ ミス 轟雷雲 3 ★→★★ ★★→★★★ 轟雷雲 4 ★→★★ ★★→★★★ 轟雷雲 5 ★→★★ ★★→★★★ 轟雷雲 6 ★→★★ ★★→★★★ 轟雷雲 2リール目は【ミス】を2つ入れてギリギリ移動が4つ入る。 由来 「シロガネ」とは「白銀」または「銀」と書く。~ 意味としては「銀(ぎん)」と変わらず、貴金属の銀や、色としての銀色の事を指す。~ また、降り積もった雪の喩えとしても、この言葉が使われる。~
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いさなにたましいをわたせどもとどかぬおもいにみをこがせどもやがてたまのおがたえてしまうこともあまつさえいくせいそうのときをへてそらにのぼることもすべてさだめならかんなんしんくさえうけいれがたくゆくかわ【登録タグ い デフォ子 不定積分 曲】 作詞:不定積分 作曲:不定積分 唄:デフォ子 曲紹介 不定積分氏の「全て幽霊の所為です。」名義の作品。 全てあなたの所為です。氏の『名の無い星が空に堕ちたら』をリスペクトした作品。 タイトルが長すぎて記事名に収まっていない。 正しいタイトルは『イサナに魂を渡せども、届かぬ想いに身を焦がせども、軈て玉の緒が絶えてしまうことも、剰え幾星霜の時を経て天(そら)に昇ることも全て運命(さだめ)なら、艱難辛苦さえ受け入れ難く往く河の流れを下る寒々しい夜に煙(けぶ)る悠久の月影に膨らむを知る。』である。 現在は転載動画が公開されているのみである。 歌詞 歌声の逖くから、 あなたの喚ぶ声が、 幾重にも折り重なって、 降り積もっていく。 月の翳に隠した、 ミヤコワスレの言葉、 塞いだ瞳の裏で、 未だにコメツキボシが昇る。 クジラの唄が頭の奥まで響いて、 直に殺されてしまうなら、 その刹那にあなたを想う。 最後の旋律奏でましょう。 叶わない願いだとしても、 あなたへと届きますように。 エリダヌスの果てまで、 歩いても見通せず。 ただ浮かぶ星空の広さを、 今更、知るだけでした。 きっとあなたは、 今もどこかで笑っているの。 そこに私がいない儘、 軈て食い尽くされる運命だけど、 此の唄、歌っています。 掻き消されて灰になっても、 心は途切れませんので。 鎖と繋がれた儘で、 星になるくらいなら、 せめて此の體棄てても、 あなたの下へ。 今、その刹那にあなたを想う。 最期の旋律奏でましょう。 叶わない願いだとしても、 あなたへと届きますように、願う。 幾億光年先で、 あなた見守っています。 コメント 名前 コメント
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ろすとふぁんたじあ【登録タグ VOCALOID ろ 初音ミク 曲 真理恵 確定P】 作詞:確定P 作曲:確定P 編曲:確定P 唄:初音ミク 曲紹介 理想郷を求めた二人が手にしたものはただの幻想でした。 確定P の9作目。 ノスタルジックひよこマン参上 (・3・)三(・3・) (作者コメ転載) PVを 真理恵氏 が、MIX・マスタリングを 吉田省吾氏 が手掛ける。 歌詞 遥か彼方 空の向こう 目指して消えた 旅人はもう 帰る場所も無くて ごめんね 私は今日も 羨むばかり どんな時でも あなたのことを 見つめているのに いつか 遠く遠く 離れてても 必ず見つけ出すよ 積み上げた 憧れさえも 忘れてしまうから そして 巡れ巡れ 限りある命燃やして 生きてゆこう 摑みかけた奇跡は そう 幻のファンタジア この気持ちも いつかはそう 色あせ消える そんなことは わかっていたけれど あれから何年も 過ぎてしまったけど 私のことは 忘れないでしょ? 可愛いあの子よりも いつか 遠く遠く 離れてても 必ず見つけ出すよ 積もり積もった 愛しさも 今 空の彼方へ そして 巡れ巡れ 旅の途中 振り返らず 生きてゆこう 摑んだ手を離さないで 今 ここから もしも いつか いつか いつか いつか あなたに会えるのなら 積もり積もった 悲しみも 忘れてしまえるさ そして 巡れ巡れ 限りある命燃やして 生きてゆこう 摑んだはずの奇跡は そう 幻のファンタジア コメント 切ない... -- 名無しさん (2013-03-29 10 22 21) ミクの声も儚げで -- 名無しさん (2015-02-15 18 36 17) 名前 コメント
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「冷たっ!!」 降り積もる雪に顔からダイビングしてしまい、アルスは思わず声を上げる。 荒い息のまま、アルスは立ち上がって首に手をあてた。 どうやら時間には間に合ったらしい。安堵感がこみ上げてくる。 (あぁ、精霊ルビス様ありがとうございます。 さっきは暴言吐いちゃってすみませんでした。 これからも毎日お祈りします) 本当に時間ギリギリだった。 時間切れで死亡、なんて情けない死に方は死んでもごめんだ。 いや、情けなくない死に方ならいいってわけでもないんだけど。 自分でツッコミを入れつつ、アルスはティナの方に顔を向ける。 ティナは息を整えつつ、その場にしゃがみこんで雪を掬い上げていた。 手の上で雪がゆっくり溶けていくのをじっと見つめている。 神秘的な姿に一瞬見惚れてしまったが、すぐに頭を振って気を取り直した。 「ティナは、雪を見るのは初めて?」 「ううん、私達が元いた世界には、年中雪に覆われた炭鉱都市があるの。 とても・・・思い出深い所」 あの地―――炭鉱都市ナルシェは、ティナ=ブランフォードという 人間にとって第二の始まりの地といえる。 ナルシェで氷付けの幻獣に出会ったこと。 あの瞬間から全てが始まったのだ。 もういちどナルシェに行きたい。今も炭鉱に住むモグに会って、抱きしめたい。 ささやかな願いではあったが、それだけに本心からの想いであった。 「そっか。もう一度行けるよ、きっと」 「そうだと・・・いいね」 弱々しく微笑むティナ。 話題が途切れる。痛々しい沈黙。 (ど、どうしよう。雰囲気が重くなっちゃった。なにか話題は~っと・・・) 「あ、あのさ、これからのことなんだけど・・・」 さんざん知恵を絞った挙げ句出てきたのは、 ヒネリもウィットも効いていない、あまりに現実的過ぎるセリフだった。 世界を救う勇者だなんだと言われても、ここらへんはまだまだ16歳の子供である。 「あ、ごめんなさい。そうよね、私達にはやることがあるものね」 微妙に情けない気分になりつつも、 アルスはティナの隣に腰を下ろし、考えをまとめる。 「やっぱり、仲間を探すことから始めようと思うんだ。 またティーダ達と会えればベストだね」 「そうね。あのゾーマっていう魔王を倒すにしても、 このゲームを抜け出すにしても、私達だけじゃ力不足だし」 アルスは周りを見渡した。 周囲は360度完全に険しい山脈で閉ざされている。 その頂は深い雲に覆われ、どれほどの高さなのか見当もつかない。 「あの山は丸1日かかっても越えられない。 きっと参加者は山に囲まれたこの土地の中に全員飛ばされてるんだ。 だとすれば、ここはさっきまでいた帝国領よりだいぶ狭いから、 誰かを探すだけならそう難しくないと思う。この杖もあることだし」 対人用のレミラーマの杖。 今までに試してみたが、感知できる範囲は半径100メートルといったところだ。 杖を手に取って念じなければ効果が現れないという欠点はあるが、 これさえあれば少なくとも不意の遭遇は免れることができる。 「問題は、『誰に会えるか』ね」 ゲームが始まってから2日以上が経過している。 この期に及んで単独行動をしているのは、ゲームに乗った人間である可能性が高い。 しかし、パーティを組んでいても全面的に信じることはできない (デスピサロとサマンサという、アルスにとって信じたくない実例がある)。 安全度が高いのは3人以上のパーティだろうか。 とはいってもそういうパーティが都合よく見つかるかどうかは未知数だ。 (結局、絶対確実なんてありえないんだな) 胸中でつぶやく。 単独行動をしているいい人だっている。 悪人同士が手を組む事だってある。 最終的には自分達の目で相手を見通すしかないのだ。 風が吹き抜けていった。寒さがじわじわと体に染み込んでくる。 砂漠を全力疾走してかいた汗が、こちらの世界の 寒冷な気候によって冷やされているのだ。 隣を見ると、ティナも寒そうに体を縮こまらせている。 「とりあえず動こう。じっとしてたら寒いし。 動き回った方が他の人を見つけやすいだろうから」 言いながらマントを外し、ティナにかぶせる。 「あ、これ・・・」 「使って。その格好じゃ寒いよ」 「ありがとう・・・アルスは、優しいね」 柔らかい笑顔を向けられて、アルスは思わず下を向いた。 心臓がドキドキいっている。 (変な気分だ。どうしたんだろう・・・) あまり深く考えると泥沼にはまってしまいそうな気がする。 緊張しているからだと自分に言い聞かせて、アルスは立ち上がった。 「じゃ、じゃあ行こうか。とりあえずこっちの方向でいいかな?」 「? ええ」 慌てたように言って歩き出すアルスをきょとんとして見つめていたティナだったが、 すぐに後を追って歩き出した。 【アルス 所持品:小さなメダル 天空の剣 対人レミラーマの杖 第一行動方針:仲間を探す 基本行動方針:弱きを守り悪しきを裁く 最終行動方針:ゲームを覆し、ゾーマを倒す 【ティナ 所持品:プラチナソード 第一行動方針:仲間を探す 第二行動方針:謎の少年(テリー)の手にかかって殺される】 【現在位置:ロンダルキア中央やや南西の平原を北へ(平原と砂漠の境目には結界)】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV ティナ NEXT→ ←PREV アルス NEXT→
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全ての復讐は、失うことから始まる。 ザ・ブライド/??「やめてっ!やめてええええええ!!」 オーレン/智葉「ボスを裏切ったお前が悪い...粛正だ」 ヴァニータ/ダヴァン「エグリコムヨウに、撃ツベシ、撃ツベシッ!」 バド/ネリー「言わんこっちゃないよ、だから言ったのに、さ!」 エル・ドライバー/美穂子「許せない、貴女を絶対許さない!!」 寂れた教会、ミンチになった人間、そして激しい暴行を受ける花嫁。 友達も夫も、腹の中に宿っていた子供もみんなそろって奪われた。 ??「どうして?貴方は...私にそんなことしないって、信じてた...のに」 ビル/京太郎「君は知っていた筈だ...」 京太郎「俺はサドか?いや、違うね」 京太郎「行動を起こし、今こうしている瞬間においても」 京太郎「俺は...」ガチリ ??「お腹の中には、貴方の赤ちゃ...」 一発の銃弾が、最後に残った彼女の命をも奪う。 だが、彼女は、 生きていた。生きていたのだった。 四年もの間、花嫁は病院のベッドの上で眠り続けていた。 ??「...」 そして、彼女は遂に目覚めた。 手足の自由を取り戻した最強の暗殺者、The Bride。 彼女は誓った。 自分から全てを奪った毒蛇暗殺団のメンバーへの報復を... 一人目のターゲットは、自分が求めた幸せを手に入れていた。 ダヴァン『来ナッ、来ナ...!!』 花嫁はただ刃を交え、情を交わさず彼女の命を奪い去った。 ニッキー/??「ママ?」 ??「大きくなってまだ許せなかったら、待ってるわ」 ただ最後に、見せるつもりのなかった過ちを悔いながら...彼女は歩く。 443 名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/21(火) 02 07 19.68 ID eayRdxDt0 二人目のターゲットは日本に君臨するヤクザの親分になっていた。 花嫁はハンゾウソードを携え、東京へと向かう。 ソフィー/ハオ「うぎゃあああああああ!!」 智葉『ブライド...!』 青葉屋のホール、冷ややかに睨み据えたその視線の先... ??「勝負はまだ、ついちゃいませんよ...」 鮮やかに舞う片腕、そして最強に挑みかかる最凶。 ゴーゴー宮永「こんにちは」 ??「ゴーゴーですね?」 ゴーゴー宮永「ビンゴ。貴方が有名なあのブラック・マンバ?」 ??「噂が一人歩きしているようですね」 にらみ合う二人の暗殺者達が火花を散らす、その五秒前... ??「ゴーゴー、ボスを守る義理があるのはわかります」 ??「でも、あえて言います、そこをどいて」 ゴーゴー宮永「それがお願いのつもりなら、片腹大激痛」 ゴーゴー宮永「このゴーゴーボールの錆にしてあげる」 花嫁とゴーゴーの死闘は、ゴーゴーの惜敗により幕が下りた。 そして、青葉屋の大虐殺が始まった。 智葉『...』 智葉『お前らぁ...ヤッチマイナァアアアアっ!!』 花嫁が舞い、また一人、また一人と命を落とすクレイジー88。 そして迎えた、二人目への復讐。 降り積もる雪の中、煌めいた一閃がオーレンの頭蓋を切り落とした。 復讐は続く、全ての相手が倒れるまで ネリー「うぐっ、がはっ」 ネリー「ぐ、ぐるじ、い...息が...息が」 三人目の相手は、花嫁が手を下す前に息絶えていた。 彼女を葬ったのは、かつての愛した男の愛人にして... 美穂子「さて、最後の苦しみにもだえているあなたに」 美穂子「さっきの答えを聞かせてあげましょう」 死んだとしても、変わることのない不倶戴天の仇敵、 美穂子「今は、最高に後悔しています」 美穂子「勇敢な彼女の最期を看取ったのが、」 美穂子「あなたのような...薄汚い卑怯者だったことに」 そして、最後の一人と対峙する二人の暗殺者 ??「なぜ、パイ・メイに目を抉られたの?」 美穂子「あの人のことを、クソジジイと呼んだからですよ」 美穂子「でも、最後には、私はあの人のことを殺しましたから」 煌めく刃の先から、肌色の蛇が左目に飛びかかった。 自分の敗北する瞬間が、彼女が最後に見た景色。 発狂する最後の一人の命を天に任せ... 遂に、彼女は最後の一人に手をかける。 B・B/??「ママ」 ??「ど、どうして?」 動揺する花嫁に優しく触れたその手が、彼女の決意に罅を入れる。 明かされる真実と、どうしようもなくすれ違ってしまった夫婦の悲哀。 男は子のために生き方を変えられず、女は子のために母になった。 最後の復讐は、誰よりも近く、誰よりも短く、誰よりも激しいものだった。 唸る刀の旋律が、あまりにも早い別離を刻一刻と刻む。 そして、死が二人を分かつ時がやってきた。 刀は鞘に収まり、無防備な胸に炸裂する五つの刺撃。 五天衝爆心拳、最悪にして最強の武の極みが彼を死に追いやった。 京太郎「君は、善人だ。素晴らしい人間だ、最愛の女だよ」 京太郎「でも、たまに最低の女になる」 死の際に二人で笑い合ったその笑顔を胸に、彼は五歩の後息絶える。 ??「ううううっ、うああああああ~~~~~!!!」 バスルームで慟哭する花嫁の傍らでも、最愛の娘が涙を流していた。 復讐は何も産みはしない、それでも、花嫁はこれから先も歩いて行かなくてはならない。 ゴールの見えない真っ暗な道を、娘という希望の光と共に。 そして、犯した罪を受け入れるために...。 復讐は、まだ続いている。 完
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うぃんたー・りばーす【登録タグ う 初音ミク 整列P 曲】 作詞:整列P 作曲:整列P 編曲:整列P 唄:初音ミクAppend(soft) 曲紹介 「もうすぐ見えるかな 裏側の景色」 2007年か2008年には曲自体は完成してました。曲を動画として投降し始めたのは2010年の夏頃だったんですが、時期的にこれは冬だろう、というのと、思い入れがある曲だったので温存しとこう、という思いがありまして、何度かアレンジを変えた結果、今に至ります。(作者コメ転載) タイトルのリバースには、「reverse」「re-birth」の二つの意味がある。 MIXは イママP 。イラスト・動画は ミヤ氏 が手掛ける。 歌詞 揺らいで かすむ空 消えずに 浮かぶ雪 まどろみ 覚めないうちに 思い出してみる 北風 強く吹き 枯れ葉を 落ち葉にする 気付けば あんなに遠い 記憶の中の私 粉雪 舞い落ちてきて 私の頬 濡らす 気紛れな世界がほら今 リバース 見違えていく まばゆい 思い出とか 重なる 二つだとか 残酷な世界がほら今 リバース 見違えていく 全てを わかってる ふりした 横顔 魔法も 銀色の 雪もとけたから マフラー 首を絞め 酸素は要らない もうすぐ 見えるかな 裏側の景色 粉雪 降り積もって 二人を閉じ込めてよ 冷たいこの世界がほら今 リバース 見違えていく 見上げた空 おぼろげで 三日月 すぐ消えないで かなわない世界がほら今 リバース 見違えていく 特別な言葉 聞こえないけど言おう 次は二人で さようなら 粉雪 溶けてしまう 忘れていた記憶も 静かなこの世界がほら今 リバース 見違えていく 冷えていくぼくだけど 動かない私だけど きれいな世界でほら今 リバース 生まれ変わってく コメント これ好き!!綺麗。 -- みーにゃ (2011-01-15 22 43 55) 一番すきな曲です。 -- いすて (2011-01-16 20 15 51) 本当に大好きな曲 -- 名無しさん (2011-01-22 10 21 26) 透明感のある声で聴き惚れてしまいます。大好きで、気がついたら口ずさんでます。 -- miyu (2011-08-07 20 16 36) 最近見つけてずっと聞いてます。はじまりから引き込まれます。 -- めだ (2015-07-30 14 56 58) 名前 コメント
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この風景は、世界有数の穀倉地帯、 戯曲や伝承で黄金の海、と呼ばれる土場の小麦畑の光景である。 今だ実っていないので緑の海だが、朝夕は霧が立ち込め、幻想的な光景となる。 土場にある大平原、藩都から外へ外へと開発が進められた結果作られた 大規模農園がここである。 かつてここはキリバン平原と同等の大きな平原であった。 動物たちの楽園とさえ言われた土地は、人間の手によって切り開かれ大きな農園となった。 住処を追われた動物は山に逃げ込んだり、人と共に暮らし家畜となることを選んだりしたという。 さて、この豊かな緑を支えているのは、背後に流れる大河の水である。 この大河は、国内を蛇行し各地に水を配分するように流れる。 それゆえ、「母なる河」「命の大河」とも言われ、太古よりよき神々の一柱が守護しているとさえ言われている。 伝承では、この神は水辺で相撲を取るのが好きで、頭頂部に皿を持つ。 また希に人里に降りてきては、嫁を探したりキュウリを求めたりと人と共に生きる愉快な神といわれる。 歴代の藩王が年をとると、このよき神に敬意を表し、頭のてっぺんの髪を剃ることがある。 これは豊作を祈るためのもので、決して頭頂部がちょっと困ったことになったからごまかしているのではない。 希に全部の毛がない藩王がいるが、これはさらに神への祈りを捧げた究極系であり、決して毛根の女神が実家に帰ったからではないのである。 なお、現在の藩王は特に意味もなくこの神を信仰しており、はじめから頭頂部を露出した髪型でいる。 さて、この豊な大河の水はどこから来るのか、 それは冬場、山に降り積もった雪である。 この水は、山岳地帯を潜り抜ける間にろ過され いろいろな地層を通ることによって豊富な栄養分を抱えて平原に下りてくる。 まさしく命の大河と呼ばれるにふさわしい水である。 源泉に近ければ、飲み水としても十分に耐えうる水で、ミネラルウォーターとしての需要もある。 小麦の生産を支えているのはなにも、この水だけではない。 近隣の山から取れる腐葉土、酪農家が作り出す有機肥料もこの小麦畑を支えている。 それぞれの部署が無駄を省き、お互いが支えあうことによりこの小麦畑は形成されているのである。 人が育て、神がもたらした実り。この土地が作り出す、土場の小麦をたとえるならこの言葉を送るのがふさわしいだろう。 (956文字)