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おろ!?湯煙の出会いは要注意!!◆BtEbuU13e2 月明かりのみが照らす薄暗い夜の世界。 そんな世界の片隅で一人のどちらかといえば可愛い系より美人系の顔立ちをした女性、千葉さな子が巧みに剣を振るっている。 千葉さな子は齢二十に満たない若い女性特有の瑞々しい肌に汗をにじませていた。 剣を振るう度に洋風に現せばポニーテールという称する形に結んでいた、腰まで届く長く漆黒の黒髪は大きく揺れている。 その姿はある意味では幻想的な雰囲気すら漂わせていた。 ただ、その振るっている剣を除いては。 「ああもうっ!何ですのこの剣は?いくらわたくしでも、こんなの長すぎますわよ」 思わず文句が出てしまうが、さな子が振るっていた剣は五尺に迫るかという長さなのである。 このアンバランスさが幻想的雰囲気にある程度の違和を覚えさせていた。 彼女自身は道場で長刀の師範をする技量はあるのだが、それでもこの長い日本刀、通称物干し竿は長すぎる。 「………でもこれしきで根を上げるわけには行きませんわね。それに実際にわたくしに渡されたのならば、 少なくとも参加者の 誰かはこれを扱えるはずですもの。 長刀師範が長刀に振り回されたらただの笑いものですわ……………つぁっ!」 一度息を整えると再び刀を振り回す。 何度か余りの長さに持て余し気味になるが、徐々に剣筋が安定を見せ始める。 そして小一時間ほど振り回していると、ようやく元来に近い剣筋になっていた。 しかしこの飲み込みの速さは普通ではない。 そもそも長刀とは薙刀の別称である。故に薙刀の師範のさな子に長刀など普通では扱えるわけも無い。 だが、小太刀の達人であり、日本刀の心得がある千葉さな子だからこそ、薙刀での長物使いの経験が日本刀に応用され、 この五尺余りの日本刀を思うように操れる事に成功していた。 「………流石のわたくしでも疲れてきましたわね。後は最後の仕上げに………」 そうするとさな子は近くにあった若干太めの木に目を向けて歩き出す。 そして木が刀の間合いとなる距離まで近づくと立ち止まり、しばし目を瞑る。 「……………っ!」 小さな気合の声と同時。 刀は大きな弧を描き、その次には木は切り倒されていた。 「……思ったとおり切れ味は上々。それに斬った際に衝撃も僅か。最初は『何これ?』と思ったけど、慣れたら良い刀ね」 斬った瞬間に僅かに怖い顔を覗かせたが、すぐにほころび元通りの歳相応な表情に戻る。 「…………はあ、流石に疲れましたわね。それに汗を結構……せっかくですし近くの旅籠にでも行きましょう。 誰かに出会う前にこの汗を流してしまいたいですし」 さな子は刀を鞘に納めると旅籠に向かい歩き出した。 そして道中に歩きながら、人別帳を開く。 (そういえば何方がいらっしゃるのかしら。………龍馬さんはやっぱりいらっしゃるのね。敬助さんや甲子太郎さんも いらっしゃるみたいですし、心強いですわ。……ですがお父様とお兄様はいないのね。 どうしてわたくしだけを呼んだのかしら?) 剣道勝負なら自分より相応しい気がする両名が居ないのは流石に疑問を隠せないでいた。 しかしその時ちょうど旅籠が目に入り、すぐに疑問は吹き飛ぶ。 「別に今はどうでもいいわね。そんなことは後であの柳生宗矩って人に聞いたら済むことだし、まずは汗を流しましょう」 と、明るい調子で奥にある脱衣所で着物を籠に入れて、髪を解き、刀を適当な物陰に隠して温泉へ入っていく。 「ふうっ、生き返りますわね。やっぱり温泉はいいですわ」 きめ細かい白い肌が湯を弾く。 細身のスタイルは一糸纏わぬ姿でもやはり引き締まって見える。 「はあ、幸せですわ」 千葉さな子は安心してお湯につかる。 この後に起こる彼女にとっての悲劇など知る由も無い、幸せそうな表情で……… *** 「参ったでござるよ」 頬に十字傷を持つ男。緋村剣心は歩きながら難しい顔で考えこんでいた。 右手に一本の刀を持ちながら。 (どうする。この刀は逆刃刀ではない。しかもかなりの切れ味なのは間違いない。 これを振るえば間違いなく拙者は人を斬ることになる。 抜刀術以外であれば峰の方を使えば何とか出来るが……やはり逆刃刀を見つけぬと不味いか、 この際木刀でも構わぬが) 剣心は刀を鞘に納め、夜空に輝く月に目を向ける。 「………しかしここでも月は綺麗なのでござるな…………では参るか」 剣心は心を落ち着けてから旅路を急ぐ。 素早く歩き続け、かなりの距離を進むと、剣心の目に旅籠が飛び込んできた。 「宿……でござるか。逆刃刀かその代わりの物が見つかるかもしれない。一応入ってみるか」 剣心は旅籠へと入っていく。 そしてすぐ、ある気配を感じ取った。 (っ!誰かいる。何処だ。……風呂場のほうでござるか。敵でなければいいのでござるが……) 剣心は自身の気配を殺しながら、見ず知らぬの相手の気配の方へ向かう。 そして脱衣所に入り、そこを素通りし温泉の扉に手を掛けた。 このとき注意深く行動し、脱衣所を調べれば起こらなかった悲劇を、この時の剣心には知る術は無かった。 「誰でござるっ!」 勢い良く入り、中を見渡す。 するとその場には一人の全裸の女性がちょうど風呂から上がるところだった。 「えっ!?」 「おろっ!?」 女性は突然の事に体が硬直する。 剣心も全く予想外の出来事に思わず目を丸くしてしまう。 そしてしばしの硬直の末、ようやく両者が動き出す。 「…………見ましたわね」 「いっ、いや拙者はそんな………不可抗力で……悪気があったわけでは……」 「この覗き魔変態助べえ男おおおぉぉぉっっ!!!」 「おっ、おろーーーーーー!!!!!!」 おろおろする剣心には避ける術など無かった。 次の瞬間には無数の風呂桶が剣心の頭部、腹部、胸部、など全身に直撃し、そのまま剣心は意識が遠くなり、深淵の闇へ と沈んでいった。 そして数十分後。 「うっ、ここは」 剣心は旅籠の一室で目を覚ました。 そして目の前には先ほど剣心が全てを見てしまった女性(最も今では着物を着なおしている)がいた。 「この旅籠の一室よ。わたくしが運んで差し上げたんですから、感謝しなさい」 「そうでござるか。感謝するでござる。それで拙者はどれほど眠っていたでござるか?」 「半刻も寝て無いわよ。わたくしが着物を着て、髪を結んで、あなたをここに運んだらすぐに目を覚ましたのだから」 「そうでござるか」 すると剣心は立ち上がるが、すぐによろけてしまう。 「おろっ!」 「何してるのよ。無茶はやめなさい」 するとさな子は倒れそうな剣心の肩を持つ。 そして一度剣心を床に座らせる。 「まあ流石にわたくしも悪いと思ってるわ。いくらなんでもあれはやりすぎでしたわ」 「いや。それは拙者のほうこそ…………すまぬでござる」 「べっ、別に謝罪なんていらないですわよ」 剣心は深々と頭を下げるが、さな子は僅かに顔を赤くして剣心から顔を背ける。 「おろ?」 しかし剣心はそれを特に気に止めず、別のことに話を振る。 「そういえばおぬし、名前はなんていうでござる。拙者は緋村剣心と申すが」 「えっ、名前?さな子よ。北辰一刀流の千葉さな子」 「おろっ!?」 そこで剣心は顔をしかめた。 いや、動揺を隠せないでいた。 (千葉さな子?確か竜馬殿と婚約をされていた女性。 いや、それならもっと年配の女性の筈。こんな薫殿とほとんど同じような 歳のはずが……) 「ちょっと、何を驚いてるの?」 「いっ、いや、別になんでもござらんよ」 さな子の対し剣心は生返事を返す。 しかし明らかに動揺は消えずに居た。 【はノ伍 旅籠の一室/一日目/深夜】 【緋村剣心@るろうに剣心】 【状態】健康 全身に軽度の打撲 【装備】斬鉄剣@ルパン三世 【所持品】支給品一式 【思考】 基本:この殺し合いを止め、東京へ帰る。 一 千葉さな子殿?年齢が合わぬが…… 二 逆刃刀か木刀がほしい。 【備考】 京都編終了後からの参加です。 京都編での傷は全て完治されています。 【千葉さな子@史実】 【状態】健康 【装備】物干し竿@Fate/stay night 【所持品】支給品一式 【思考】 基本:殺し合いはしないけど、腕試しはしたいかも。 一 これからどうしましょう? 二 龍馬さんや敬助さんや甲子太郎さんを見つける。 【備考】 二十歳手前頃からの参加です。 時系列順で読む 前話 決意と誤解のあいだ 次話 純潔の太刀筋 投下順で読む 前話 決意と誤解のあいだ 次話 純潔の太刀筋 試合開始 緋村剣心 船頭多くして、船山昇る 試合開始 千葉さな子 船頭多くして、船山昇る
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僕がこの県立高校に進学したことに、別に深い理由はなくただ単に家から距離が近いという、 本当に他愛のない理由からです。いや、本当のことを言うと、別に自慢するつもりはありませんが、 自分の学力ならばもう少し上の高校を狙うこともできたかもしれません。ただ、中学三年の冬、 とある事情から成績が芳しくなくなり、安全策を取ってこの高校への進学を決めました。 最初は両親も驚いていたようですが、中学時代の友人が多く通っているからと、説明したところ、 小さいときは友人がほとんどいなかったこともあってか、それならばいいと納得してくれました。 両親の嬉しそうな顔を見た時、少しばかり良心の呵責も感じましたが。というのも 、成績低下の原因というのがまた実につまらないことだからなのです。勉強の休憩がてらに、 とあるゲームをやっていたのですが、これがまた中々難しくやりがいのあるゲームでして、 自分の中のゲーマー魂に火が付いて、ついついやりこんでしまい、学業がおろそかになってしまったというわけです。 まったく僕としたことがこんなくだらないことで・・・・・。やはり受験期に「たけしの挑戦状」を、 ほとんど攻略情報なしでやるなどという無謀なことをするべきでは無かったのか・・・ とまあ、そんな事を考えながら、高校へと続く無駄に長い坂道を登っています。 それにしても長いですねこの坂道。すでにちょっとしたハイキングです。もしここに昔の「友人」がいたらそう・・・・・ 「やれやれだ・・・」 そう「やれやれだぜ・・・・」と・・・って、えっ? 驚いてまわりを見渡しますが、当然の事ながら“彼”の姿は見えません。 と言うより、もし彼がこのあたりにいたならば50メートル先からでも解るでしょう。 “彼”は身長がかなり高く、しかもハンサムだったのでかなり目立つ人でしたし。 なによりも声が違います。周りには他にも高校へ向かう生徒がいっぱいいて、 誰が例の言葉を言ったのかはわかりません。 なんだか入学式当日から妙な気分にさせられますね・・・。 今思えば、この日から始まった僕の奇妙な高校生活の予兆だったのかもしれません。 さて入学式になったわけですが、それにしても男子はブレザー、女子はセーラー服という組み合わせはなかなか珍しいですね。 個人的にはガクランが良かったんですけども。まあ、実にフォーマルで退屈な入学式で、話される面白くもない校長や来賓の 長話を右から左に聞き流しながらそんな事を考えていると、ようやく入学式は終わった模様です。 僕のクラスは一年五組のようで、おそらくこれからクラスメイトになるであろう他の生徒たちと教室へ向かったのでした。 担任の岡部とか言う教師は実に作り物じみた無意味にハイテンションな笑顔を浮かべながら、やはり無意味にハイテンショ ンで自分が体育教師であることや、ハンドボール部の顧問をしている事などを一通り話し終えた後、 僕たちに自己紹介を促しました。出席番号にそって、それに合わせて男女交互になった席順の通りに自己紹介をしていく他の生徒たち。 カ行の僕は割と早めに来た自分の番を無難に消化しながら、他の生徒たちの自己紹介に一応耳は傾けていました。 そして、サ行も中頃になった時、さきほど坂道で聞いた声とそっくりな声が耳に入ってきたのです。 驚いてその人の顔をうかがうと、そこにあったのはまあ、私の“友人”とは似ても似つかぬ平平凡凡な顔でした。中肉中背、 顔立ちはさっきも言ったように平凡ないわゆる普通の顔で、 強いて特徴を挙げるとすれば目が細めな事ぐらいでしょうか。自己紹介の内容もいたって普通。 見るからに個性的な“彼”とはある意味対称的でした。無論実はそうなのは外見と第一印象だけで、 その内面は意外に“個性的”とわかるのはそう遠くないことなのですが、この時はそんなことも知るはずもなく、 僕はすぐに興味を失って、彼が着席すると同時に目線をそらしました。 しかし、数秒後にはまたその方向を見る羽目になります。 なぜなら、彼の後ろの席にいた人間こそ・・ 「東中学出身、涼宮ハルヒ」 そう彼女こそが 「ただの人間には興味はありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」 涼宮ハルヒに他ならなかったのですから 一瞬何が起こったか分からずに、ほとんど脊髄反射で彼女方向に視線を向けました。 そこには、黄色のカチュシャーをした意志の強そうな顔の少女がいました。 長い黒髪を揺らしながら仁王立ちをし、その意志の強そうな瞳で教室を睥睨し、 最後の彼女の真前に座っていた“彼”のポカンと口を開けた間抜け顔を睨みつけて、 そのまま何事もなかったのように着席したのです。 一瞬、冗談抜きに「何を言っているのかわからない・・・イカレテいるのか、この状況で・・・」 といいそうになりましたが、何だか知りませんがとても“ヤヴァイ”予感がしたので、心の中にとどめました。 彼女、涼宮ハルヒが入学当日早々に起こしたこの“非常事態”から、 この一年五組が立ち直るのにはしばらくの時間が必要でした。名状しがたい沈黙が教室に流れること一分弱。 一瞬新手のスタンド使いの攻撃かと勘違いしてしまうような異様な空気は、 何とか再起動した岡部教諭によって何とか正常化したのでした。 これが、彼女“たち”と僕の出会いでした。 今思えば、“彼ら”との出会い以来の運命の転機だったように思えます。
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028 出会いはある時突然に… ◆5cyPCmuV8s 【ペットショップ1/2】 1羽の妙に着飾ったハヤブサ――ホルス神のスタンド使いでDIOの側近であるペット・ショップは 池の黒い水面を覗きこみながらぼんやりと考えていた。 ここはどこだ?と。 ヒロカワとかいう人間に拘束され、独特な生存競争に強制参加させられている身なのは理解できている。 さっき鳥の身でも比較的扱い易い支給品――参加者名簿を取り出し目視し、元々の敵であるジョースター一行六名のうち五名の 承太郎、ジョセフ、花京院、アブドゥル、イギーも参加させられているのも確認している。 主であるDIOも参加させられている許しがたい一点を除けば、己にとって特に気にするほどの事態ではない。 主と出会う前から、多分卵の頃から殺し合いは日常の一部だ。なんてことはない。 己と主の不利益にならなければ、無数の生物を始末し回っても気分は良くなりこそはあっても、悪くならないだろう。 現にここに連れてこられる前には、主から不用意に館を探る者の殺しを――門番を任せられていたくらいだ。 「……」 問題は、何故死んだはずの己が生きているのかだ。 主の宿敵であり標的のジョースター一行のメンバーである、チビ犬――イギーとの戦いで己は殺されたはずだった。 クチバシを噛み砕かれ、体内に作った爆弾を暴発させられて。 そして更におかしい事に、さっき何気なしに見たルールブックの内容を解読できないはずなのに読めたのもおかしかった。 名前くらいならまだしも、長文を読めるだけの知識は己にはないはずなのに。 根本からおかしい、ここはこの世でなくあの世とやらか? それとも己がおかしくなっているのか? 分らん、何もかもが解らない……。 ペット・ショップは困惑した。 スタンドの調子も良くない、これでは殺し合いで不利だ。 半ば呆然としたまま、ペット・ショップ顔を上げると水面の向こうに見覚えのある建物のシルエットを発見する。 主の住処――DIOの館ににそっくりだった。 もっとも周囲の地形故に本物とは思えなかったが。 「…………」 決めた。 まずはあの建物に行くとしよう。 主やジョースター一行も含めた他の参加者もいずれ立ち寄るに違いない。 いい気になった殺し甲斐のあるムカつく獲物や強敵といえる参加者と遭遇できればいいんだが……。 そう己を奮い立たせペット・ショップは翼を広げ館の方へ向かった。 ◆ 【蘇芳1/2】 蘇芳・パブリチェンコは混乱していた。 これまで何度か命の危機に遭遇した事はあれど、ここまで大規模かつ訳の解らない事態 ――72人もの人間が参加する殺人ゲームに巻き込まれる事は想像さえできなかったからだ。 やたらと強い一応蘇芳の保護者の黒も、ゲーム説明の際に見かけた事からして殺人ゲームに巻き込まれてしまっている。 黒以上のやり手の知人がいない以上、外部からの救助もあまり期待できそうにない。 とりあえず行動に移さなきゃと蘇芳は思った。 蘇周囲をきょときょとと見回す。 「うわぁ……」 不気味な洋館を見つけた。凝視するまでもなくいかにも怪物が住んでますって感じだ。 現在位置は館の塀の外側。蘇芳は更に混乱し、思わず呻いた。 「ん?」 近くには茂みがあった 蘇芳はすぐにそっちに隠れると小さく安堵の溜息をついた。 首輪によって殺し合いを強要されている以上、乗る参加者がいてもおかしくない。 そういった参加者に遭遇する前に、まずは生存の為にディバックの中身の確認をしなければいけないと考えた。 食料、飲料水、地図、デバイス、ルールブック、コンパス、時計といった基本支給品は全部ある。 次にデバイスを起動させ………明かりが茂みから漏れないように注意し、地図を見て現在位置を確認する。 現在位置は不気味な館…‥‥DIOの館だろう……の付近で恐らくB-5。 次は参加者名簿の確認。知った名は自分と黒、そして黒の探し人の銀。 ゲーム前の同行者だったジュライと、ペットのモモンガ ペーチャ……に憑依している猫(マオ)の名前はなかった。 その事に蘇芳はとりあえず安堵した。 次、ルール内容、時間を確認。ルールは広川が言った事の詳細で現時刻はAM0:15。 次はランダム支給品の確認。身を守れるものがあればいいけど。 「……携帯か。これって」 ランダム支給品の一つは携帯電話だった。 助けを呼べるわけないんだし、と落胆しながらも蘇芳は電話を作動させる。 支給品である以上何かの役には立つと信じて。 とりあえず知った電話番号をかけてみる。やはり繋がらない。 一旦通話は諦めて登録データを調べてみる。 いくつもの情報があった。 だがそれは殺人ゲームに関係する情報ではなく、一個人のある参加者に限られたものだった。 つまり 「これって、参加者の私物じゃないか」 と蘇芳は言い捨て、電話をジャンバーのポケットに仕舞った。 全く収穫はないではなかったが、期待はずれの範疇だった。 もし持ち主に会えたら返そうと、次の支給品を取り出しながら蘇芳は思った。 「……」 平べったいものを掴んだ。 嫌な予感がした。 取り出したそれは説明文が書かれた一枚の紙切れだった。 特別にペンダントは没収しないでおくよ。 無くしたり、壊したりしないようにね。 運営より 「……言われなくても。大事なものだし」 蘇芳は愚痴りながら自身の胸元にまさぐった。 以前、父から貰った大事なペンダントは確かにあった。 更にディバックを探る。支給品はもうなかった。 「それだけ?」 蘇芳は引きつった顔で紙をひらひらと上下させた。 紙を破きたい気持ちになった。 だが蘇芳はその衝動を抑え、ディバックを逆さにして何度も振った。 何も出ない。蘇芳は情けなさに不貞寝さえしたくなった。 でも死にたくないので気持ちを奮い立たせ、今度はある確認をすると決めた。 ペンダントを没収されなかったのは不幸中の幸いだった。 ――蘇芳・パブリチェンコは契約者と呼ばれる異能者である。 彼女の能力は対戦車ライフルPTRD-1941(デグチャレフ)の具現と使用。 能力の発動には日頃身につけているペンダントと、契約者としての代価を使用後に払う必要がある。 蘇芳はルールブックのページを何枚か千切った。 彼女独特の代価、折り紙を折る準備の為だ。 蘇芳は能力の行使が可能かどうか確認したかった。 それはゲーム開始前の、主催の広川が言った『きみたちのあらゆる異能を自由に制御する』という発言が どうしても気にかかったからだ。 蘇芳は異能を別にしても非力ではない。 最近とはいえ、黒からスパルタとも言える戦闘訓練を受けているからだ。 その甲斐もあってか、今では無手でも一対一ならそこらの一般人相手なら負けない程度には強い。 とはいえ、蘇芳にしてみたらこの場を生き抜くには心許なさすぎた。 広川の言を信じるなら、魔法、スタンド、錬金術といった契約者とは別の超能力使用者も参加者の中にはいるはずだから。 蘇芳は目を閉じ、深呼吸をした。 そして程なくして蘇芳の異能が発動し、琥珀色の円形のペンダントが発光する。 蘇芳は上体をそらし、ペンダントから光る棒状のものが形成されていく。 そして光が剥がれるように飛び散り、大型のライフルが現れる。 蘇芳は目を開け、ライフルを構えた。 「…………!??」 伸し掛かるような急激な疲労が突如蘇芳を襲った。 何だ何が起こった? 疲労と恐怖から蘇芳は顔をしかめ、構えていたライフルが発光し粒子となって消え。 未知の現象による混乱から思わず能力を解除してしまったからだ。 しまったと蘇芳は思った。 黒がこれを見たら間違いなく殴られるくらいのミス。 ここは殺人ゲームの会場、もしこのタイミングで好戦的な参加者と遭遇したらまずい……!。 顔を上げ、早く能力の代価を払おうとした矢先、空気を裂く小さな音と鳥の羽ばたきが蘇芳の耳に聞こえた。 ◆ 【クマ1/2】 古いながらも少々の荘厳さと得も知れぬ不気味さを漂わせている館の中を、 デフォルメした熊と人間の子供を足したような可愛らしい顔の二頭身のぬいぐるみのような生き物が歩いている。 暗闇の中を歩いている。 その生き物はぬいぐるみではない。 ぬいぐるみ――名はクマ。仲間でもあり、殺人ゲームに参加させられたセンセイと慕う鳴上悠らのいた世界において、 人間の情念が実体化した魔物シャドウが蔓延る更なる異界の住民である。 クマは高い、少年のような声色で呟く。 「雰囲気がいかにもって感じなのに……誰もいないクマ……」 ゲーム開始前の惨劇の直後、気がつけばクマは館らしき建物の中にいた。 クマは知る由もないが、雰囲気はDIOが本拠にしていた館に良く似ていた。 つまり不気味で奇妙なのである。 更に付け加えるなら、霧こそ出てい無いがクマが長年住んでいたテレビの世界にも似た空気をも漂わせていた。 クマ自身のセンスが合わない事もあり、とても居心地は悪かった。 殺人ゲームの危険さは彼なりに理解している。 仲間と一緒にいるか、あるいは雰囲気が悪くなければ、道具集めも兼ねて探索していただろう。 だが今のクマは一刻も早く館から出たい気持ちで一杯だった。照明スイッチ見つけられないし。 「みんな、どこいったクマ~」 クマはゲーム開始前に惨劇の場にはいなかった。 他の大多数の参加者同様に不可視の力で動きを封じられてたのは同様だったが、 一人暗闇の中、モニター越しで上条当麻の最期を視聴させられたという点で他参加者と違っていた。 クマはそのことを支給品確認の後、疑問に思ったがその理由はすぐ解った。 クマの人間形態ともいえる金髪の人間の少年の姿 熊田になれないからだった。 支給品確認後、最近身につけたペルソナ召喚と熊田への脱皮(?)を試みてみたが ペルソナ召喚は問題なく使えるのに対し、熊田化はできなかったのである。 つまり上条が殺された時、今のクマがいれば見せしめの効果が薄くなっていたのである。 変身できないのはあまりクマは気にしていなかったが、隔離されたのは点では釈然としなかった。 できないものはとりあえず置いとくとして、クマは足早に外出を目指す。 わずかに月明かりが漏れてるのが見えた。クマは更に歩行ペースを上げた。 窓が見えた。 「!」 その窓を小さな影が高速度で横切るのをクマは見た。 何クマ?思わずクマは足を止めた。 ◆ 【プロデューサー】 館の塀の側の蘇芳が隠れていた茂みとはまた別の茂みに、背広を着た整っているが厳しい顔の大男が隠れていた。 彼――殺人ゲームに参加者名簿でプロデューサーと記載されている男は、 ランダム支給品の一つをスーツのポケットにしまうと館を見上げた。 館の規模からして探索は止めておこうと彼は判断した。時間が掛かりそうだったからだ。 彼は行き先をどこにしようか迷っていた。 自分の職場と同じ名称の346プロ事務所か、会場の中心に近い図書館か。 彼は芸能プロダクション346プロの……それも何人もの人気アイドルを育てた実績のあるプロデューサーである。 殺人ゲームに巻き込まれても、教え子であるアイドルを我が身より先に気遣う彼の姿勢は変わらなかった。 そんな彼の当面の目的は島村卯月、前川みく、渋谷凛、本田未央といったアイドル4人の捜索と保護だ。 自身の支給品の内容やゲーム開始前の広川の発言を考慮すれば、急いで346プロ事務所に行った所で探し人に会える 可能性は低いと彼は推測した。 アウトローならまだしも、人間関係等に余程の問題がなければ友人仲間同士で集まればその分殺し合いは停滞する。 ゲーム内容からして企画者は結果だけでなく過程も楽しむ傾向が感じられる以上、 容易に仲の良い穏健な参加者同士再会できるように配置しないだろう。 今後の活動拠点の最有力候補としては、情報収集で筆記具や大量のメモを必要としている事情もあり 舞台の中心に近い図書館がいいのだが、現在位置が事務所からも近いこともあって完全には割り切れなかった。 万一、彼女が事務所の近くに配置され、そこで自身達を待っていたら……という懸念が頭から離れられないからだ。 そう悩んでいた矢先、羽ばたきと少女らしき小さな悲鳴が突如少し離れた所で聞こえた。 彼は思考を切り替え、しばし黙考し足早に悲鳴のの発生源へと向かった。 そしてジャンバーを着た三つ編みの中学生くらいの少女と、何やら着飾った1羽の鳥――ハヤブサの姿のが見えた 互いに距離をとって対峙しているようだった。 少女に声をかけようとしたが、止めた。 少女とハヤブサの間にただならぬ空気が漂っていたからだ。 ハヤブサが彼の方を向いた、睨みつけるような眼差しだった。 自分と同じような首輪を付けていると彼は気づく。 視線の先を追って気づいたのか少女も彼の方に一瞬だけ顔を向けた。 冷や汗を流し、助けを求めているとも取れる眼差しで彼を見ていた。 彼は少女へ再度声をかけようとするが、威圧感を感じ、思わずまた止めてしまう。 ハヤブサはそこらの人間より、明らかに迫力があった。 ハヤブサにとって自分が邪魔なんだろうと思った。 彼は一瞬ここから立ち去りたいと思った。 だがすぐ思い直した。 あのハヤブサがどういう行動原理で動いているか見当は付かないが、 少なくとも目の前の女の子に危害を加えようとしている可能性が非常に高いのは推測できた。 そのまま放置してしまえば、最悪女の子を殺しても不思議でない凄みがハヤブサには感じられる。 故に『彼女たち』ではないとはいえ、三つ編みの女の子を人として見殺しにはできなかったのだ。 彼は意をを決した。 彼はハヤブサを極力刺激しないようゆっくりとした歩調で…… ディバックに手を突っ込みながら、少女の前面へ移動しようとする。 「っ!」 ハヤブサからの威圧が増した。 敵意のようなものさえ感じられ始める。 それでも彼は平常を保ち、敵意のない眼差し(?)で中の物をハヤブサの前面へと放った。 「……」 放り投げられたそれを見て、ハヤブサの威圧感が若干和らいだ。 それは透明のビニールに包まれた大きなメロンパンだった。 彼のランダム支給品の一種『パン詰め合わせ』の中から取り出したのだ。 ハヤブサは彼の顔を見つめた。 しばしの沈黙。 いつのまにか少女は彼の背後に回ってた。 何やら紙片のようなものを取り出して何やらしていた。 ハヤブサは少女の方に視線を向け、そのままじっと動かなくなった。 少女も何らかの作業を終えた後、彼の背後に隠れながらハヤブサの方を見て身構えていた。 彼も右手をポケットに突っ込みながら静止する。 互いに静止5分位経っただろうか、ハヤブサは彼の方に顔を向けると羽ばたき始め、館の方へ飛び去っていった。 「……」 彼には飛び去る直前のハヤブサの目がどこか面倒くさげに見えた。 ◆ 【蘇芳2/2】 助かった……のかな? 蘇芳は安堵からの息を吐くと、星の形に折った紙片をポケットに入れた。 能力のを代価を払い終わったからだ。 致命的なミスになるところだった。 能力を使う際、ペンダントが発光してそれからライフルが具現化する。 その発光現象を参加者である変なハヤブサに見られたのがまずかった。 一旦能力を解除してしまえば代価を払うまで能力の再行使はできなくなる。 それが蘇芳がハヤブサに対応できなかった理由だ。 いきなり高速度で飛行してこちらの周りを何周も旋回した後、鋭い目つきで睨んでくる 得体の知れないハヤブサ相手に折り紙を折る隙なんて出せるはずもない。 怖かった。 契約者となった影響で殺人マシーンのようになった、かつての級友ターニャに初めて殺意を向けられた時よりも。 これまで見たどの敵よりも迫力があって、契約者やドールとも全く異なった異様さをあのハヤブサは持っていた。 少なくともライフルを使えたとしても、自分一人でどうにかできる相手じゃないと蘇芳は思った。 「あの」 蘇芳はさっき自分を助けた(?)のだろう、心配そうに声をかけてきた ――黒をごつく厳しくさせたような容貌の黒スーツの大男に対し慌てたように顔を向けた。 もっと肝心な事をするのを忘れていた。 「え、と……ありがとう、ございます。あなたは?」 蘇芳の礼に対し、男は無表情ながらも丁寧な、そして意外に渋い声で応えた。 ◆ 【ペット・ショップ2/2】 人間二人とのにらみ合いの後。 ペット・ショップは館最上段の窓の外にいた。 スタンド能力を行使し、窓の下に氷の足場を作りそれに乗っかっているのだ。 近くの壁には己のディバックを貼り付けてあった。 「……」 飛んだ見込み違いだったようだ。 ペット・ショップは落胆していた。 先ほど人間の女――蘇芳にちょっかいをかけた理由は、他参加者どういうのがいるかか確かめるためだった。 後、自らのやる気――闘争心を出させる為の獲物になり得ると思ったからでもあった。 己と同じ、銃を操るスタンド使いならば、と。 だが、あれだけ挑発しても仕掛けようとはしなかったし、途中で割り込んできた人間の男からも戦闘意欲が感じられず、 身のこなしからしてスタンド使いではないと解れば、こちらの戦闘意欲も向上するはずがない。 その上、餌付けしようとパンを放ったと思えば、直後に身構えてそのまま静止という行動もわけがわからない。 二人ともそこらの人間のザコよりは強そうだったが、すっかり興ざめした。 せめて館に侵入しようとするか写真でも取ってでもいれば、自己暗示で殺る気は出せたかも知れないが。 「…………」 どうもスタンドだけではなく体の調子も良くないようだ。 風邪を引いた時のような気だるさがある。 いつからだ?何が原因か判断がつかない。 ペット・ショップは思考を打ち切り、窓の方へ顔を向けた。 主の気に召す建物であればいいが……。 そう思いペットショップはスタンドで生成した氷のナイフで窓をくり抜くと、ディバックを咥え館の内部に飛びこんだ。 ◆ 【クマ 2/2】 ペット・ショップが館に入ったのと同じ頃。 「お、おかしいクマっ……起き上がれないクマ~」 クマは前のめりに倒れて、起き上がれないでいた。 急いで館を出て、敷地内からも出ようとした矢先、大きな石につまずいたのである。 本来なら弱点は克服し、起き上がれるはずだが、これもゲームによる制限の副産物なのか すぐに起き上がれそうになかった。 【C-7/DIOの館付近西部/1日目/深夜】 【プロデューサー@アイドルマスターシンデレラガールズ】 [状態]:健康 [装備]:不明支給品(小型の武器です) [道具]:デイパック、基本支給品、パンの詰め合わせ、不明支給品1つ(確認済みです) [思考] 基本:情報収集を行いながら、島村卯月、前川みく、渋谷凛、本田未央の捜索と保護に務める。 ゲームには乗らない 0:館から離れて、目の前の少女(蘇芳)と話をする。 1:図書館か、346プロの事務所に移動して、筆記具と多量のメモ用紙を入手したい 2:不審なハヤブサ(ペット・ショップ)を警戒 【蘇芳・パブリチェンコ@DARKER THAN BLACK】 [状態]:疲労(小)、混乱(小) [装備]:流星核のペンダント [道具]:デイパック、基本支給品、参加者の何れかの携帯電話(改良型) 折り紙 星に折られた警告文書、折り紙用に千切ったデバイスの説明書 [思考] 基本:ゲームには乗らない。 0:館から離れてから、目の前の男(プロデューサー)と会話する。 1:黒と合流したい。 2:変なハヤブサ(ペット・ショップ)を警戒。 [備考] ※ 蘇芳からペンダントが離れるか、破壊されるかすると記憶を失い衰弱死する可能性があります。 ※ 流星核のペンダントと警告文書はセットで1つのランダム支給品です。 ※ 能力制限で銃を投影すると、急激に体力を消耗します。弾丸の補充も消耗するが、銃の具現よりは負担は低め。 ※ 携帯電話の元の持ち主はラブライブ!かアイドルマスター シンデレラガールズ出典の参加者の誰かです。 ※ 携帯電話には主催陣による何らかの改造が施されています。蘇芳はその事にまだ気づいていません。 ※ 参戦時期は6話以降です。 【B-6/DIOの館内/1日目/深夜】 【ペット・ショップ@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:健康、困惑(小)、元いた世界における敗戦による死のショック(無自覚、小~中) [装備]:なし [道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品1~3 [思考] 基本:夜が明けたらDIOと合流して指示を仰ぐ。邪魔と判断した奴は殺す。 1:夜明けまでDIOの館内部を調べつつ、休養を取る。トレーニングもしてみたい。 2:ジョースター一行(承太郎、ジョセフ、アヴドゥル、花京院、イギー。 参加者じゃないがポルナレフも)は見つけ次第始末、特にイギー。 3::手強そうな参加者とは可能な限り戦いを楽しみたい。 [備考] ※ 何らかの能力制限をかけられています。ペット・ショップはそれに薄々気づいています。 ※ 参戦時期は死亡後です。 【B-6/DIOの館付近南部/1日目/深夜】 【クマ@PERSONA4 the Animation】 [状態]:健康、熊田(人)化不可、転倒中 [装備]:なし [道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品1~2 [思考] 基本:仲間(鳴上悠、里中千枝、天城雪子と一応足立)と合流して殺し合いを何とかする。 ゲームには乗らない。っていうか邪魔する。 0:起きあがれないクマ~ 1:仲間達を探す [備考] ※ 人化と起き上がりのコツが制限されています。 ですが何かのきっかけで取り戻せるかもしれません ※ 自力で起き上がれるかどうかは次の書き手さんにお任せします。 ※ 参戦時期はペルソナ習得、人化取得以降です。 時系列順で読む Back あたしは殺しだってやってやる Next メメント・モリ 投下順で読む Back 偽りの悪評 Next 人外の定義 GAME START ペット・ショップ 038 アニマル対決 プロデューサー 054 殺戮者の晩餐 蘇芳・パブリチェンコ クマ 038 アニマル対決
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SOUL dOUT ~To All Tha Dreamers~ そう、我がHip-Hopとの出会いはここからだったのだ ある日見たSOUL dOUTの、CD-TVか何かで見たTo All Tha Dreamersのライブ動画。最初は全く理解できない未知の無名の…(略)…だと思ってたがなんとなくまた聴きたくなって、それが続いて気づいたらSOUL dOUTのCDがイッパイ~♪ SOUL dOUT = Soul would Out = 魂が飛び出す 的なノリで名づけたらすぃ。 俺としてはSOLD OUTするぐらいCDに売れてほしいね。 ただ、HipHopなんだがSOUL dOUTはあんま韻を踏んでいない気がする。あまりに自然で気づかないのかとも思ったが… 韻ってのは…駄洒落じゃないよ。立派なRapの要素だからね。誰かが「駄洒落じゃん」て言ってたから…orz 決して駄洒落ではありません。いいですか、絶対に… はい。 やはり今のS.O.の良さはそのメロディーフロウやDiggyの声、そしてBro.Hiの弾丸ラップだと思います!! 昔、K-DUB SHINEが[なんでそんなに]でS.O.をdisった(ディスった=貶した的な意)こともありますが、何やら[土俵が違う]とかでみんなにボコボコに叩かれました。 「メジャーやマスな方をセルアウトと罵るフリして売名行為を平然とやってのけカスもカスの頂点で君臨するカスのドン(From[Ultimet Love Song] by DEV LARGE )」とBUDDHA BRANDのDEV LARGEがボロクソに、8分以上もある曲でK-DUBをDisってます Rankin of the S.O. Tunes for me. 1.To All Tha Dreamers 我が出会いの曲であり、S.O.の一時期の集大成だと思ふ。 2.TOKYO通信 Urbs Communication これはとにかくHiのパートが好きです 3.Interlude Channel + SOUL dOUT is Comin とにかく速いのが好きなんです!PVでは、この二つのトラックをまとめて[SOUL dOUT is Comin ]として構成されています。 その他の好きなの Skoop on Somebodyとのコラボである[Dot to tha Dot]やHeartDalesとのコラボ[]、新曲Starlight DestinyやALIVE DD弾、DD弾(改)にFire Rhymer、Magenta、Love,Peace and Dream、Parasite Paradise Lonesome、告白、BLUESと初回限定版に入ってるGiftMuzic、1,000,000 monsters Attackとカップリングのラジカルメッセージ、ニタニタtherapy、BGMとしてのMaster s Grooveなんかも好きです。 DVDには1,000,000 monsters attackのPVなど有 Starlight Destiny アーティスト Shinnosuke, Diggy-MO’, Bro.Hi, SOUL’d OUT 出版社/メーカー SE 発売日 2006/09/27 メディア CD TOKYO通信~Urbs Communication~ アーティスト Diggy-MO’, Bro.Hi, Shinnosuke, SOUL’d OUT 出版社/メーカー SE 発売日 2006/02/08 メディア CD
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<出会い> キーンコーンカーンコーン♪ 4時間目の国語の授業が終わり、HRが始まった。 授業中寝ていた鳩山がまいぼんの説教を受けて身を縮ませていた。 案の定、その後ろの席では流れ弾に当たった不運な男子生徒が涙目で肩を擦っている。 俺の前が前島の席でなくて本当によかった。 俺は席決めの時のくじ運の良さに感謝しながら帰り支度を済ませる。 窓の外を見ると、さっきまで曇っていた空が嘘のように晴々としていた。 このまま真っ直ぐ家に帰るのも勿体無い気がする。 ―――――――――――――――――― 普段使っている道を逸れて薄暗い小道に入り、 遠回りするようにわざと家とは90度違う方向に歩いていく。 細長い小道を抜け、傾きかけた古い電柱の角を左に曲がると、少し開けた明るい通りに出た。 何の変哲も無い有り触れた場所だが、初めて見る風景に俺は思わず足を止める。 その時、前方に見える公園の手前、俺の視界の端に女の子が 大量の荷物を手によろめきながら歩いているのが見えた。 どこかで見たような子だけど、誰だったか思い出せない。 一際大きな荷物は右肩に担ぎ、 左手にはこれまたパンパンに膨れ上がったスーパーの袋を提げていた。 おいおい大丈夫かよ、明らかに重量オーバーだろ。 行く方向が同じで、少しの間その後ろ姿を眺めながら歩いていたが、 細い体にはいかにも重そうだったので声を掛けようかと考えだした。 その時、女の子の持つ袋からポトリと何かの缶詰めが転がり落ちる。 女の子は缶詰の落ちた音に気づき歩みを止めたが、 両手を塞ぐ荷物をどうするか考えているのか、 すぐには拾う素振りを見せずに佇んでいた。 俺は小走りに近づいて缶詰を拾うと、女の子が左手に持っている袋にそれを入れてやった。 視線を袋から女の子に向けると、その子もまた俺の顔を目で追う。 やっぱりどこかで会ったことがある。うちの生徒か? ???「…どうも」 頭に断片的に残る記憶を追っていると、少女が口を開いた。 健「あ、いや、片方持つよ」 あっという小さな声を無視して、俺は少女が右肩に乗せていた大きな荷物を取り上げる。 遠くからは分らなかったけど、どうやらドッグフードの袋だったらしい。 思っていたよりは重くない。 そうなると今女の子が持っている荷物の方が重く見えるわけで、 どうやら選択を間違えてしまったようだ。 バツが悪いけど仕方がない、もう一度申し出て持ってる荷物を交換してもらおう。 健「えっと、ごめんやっぱりそっちの荷物持つよ」 そう言ってから女の子の左手の荷物を掴む。 ???「いい」 両方持とうとしていると思われたらしいけど、お陰で話がうまい方に流れてくれた。 俺はさっき取り上げたドッグフードの袋を女の子に持たせて、 もう片方の大きな袋を自分の右手に持ち替えた。 健「…えっと、俺この近くの一ノ瀬中学の3年で、早瀬健っていうんだ」 健「君はここら辺の子?どこの学校?」 ???「…同じ」 健「ああ、一ノ瀬?一緒だったのかぁどおりで見覚えがあると思った」 健「何組?」 ???「B組」 健「B組かー、ん、、それ俺と同じじゃん!!」 ???「…」 そういえばうちのクラスにはいつも空いてる席がある。 その席の生徒をクラスの連中がよく図書室で見かけるとか言ってたっけ。 クラスメイトともあまり喋らなくて、1人でいることが多いとか。 確か名前は 健「神田、さん?」 ???「…」 健「神田さんだろ?俺同じクラスだよ」 ???「…そう」 あれ、いいのか…合ってるのかな?合ってるよな。 健「そっか、話すの初めてだよな」 神田「…うん」 何か、さっきから俺だけ喋ってるような気がする。 自分にしては結構頑張ってるんだけどな。 噂どおり、相当大人しい性格をしてるらしいな。 う~ん、会話が続かない。 まぁ、無理に話すことはないよな。 暫く無言のまま歩いていると、神田が突然足を止めた。 神田「ありがとう」 健「あ、いや、俺の家こっちの方だし」 実際は少し方向が違うけどこれでいい。 すると、神田が空いてる手をこちらに伸ばしてきた。 健「ん、いいよ持ってるから」 そう言いながら俺たちが立ってる脇の家の表札が目に入る。 神田総一郎 あ、、 健「ここ神田さんの家?」 神田「うん」 俺が目の前の大きな家を眺めていると 神田がせっせと俺の手にある荷物を受け取っていた。 健「それじゃ、また学校で」 神田「…」 健「ん?」 神田「…うん」 健「ああ、またな神田さん」
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夏もそろそろ終わり、おしゃれの季節”秋”がやってきますね! 夏は暑さに負けて、まとめ髪にしている事が多くて、オシャレより、暑さ対策優先でした。 涼しくなれば色々なヘアスタイルにも挑戦出来て嬉しいです! 夏にまとめていてばかりいたヘアアレンジは、色々な形にアレンジ出来そうです♪ やはり夏に出来なかったハーフアップにしてみてもステキだと思います。 前頭部に生えている髪の毛を後ろの上の方にまとめて束ね、 バレッタやリボンで華やかに飾ってみても、OKです。 通勤や大学にも問題なく通える髪型だと思います。 髪が長ければ下の方をアイロンでカールを付けて、可愛くアレンジしてみるのも、可愛いでしょう。 私はシフォンのワンピが好きなので、秋は、ヘアアイロンでカールを着けた、 髪型がこの秋のお気に入りにしようかと思っています。 太めのヘアアイロンが良いですね。 細かなヘアアイロンより太めのアイロンでロマンティックにオシャレしたいです♪ ヘアーカラーは夏より押えて、マロンって言う感じにしても可愛い! 最近ネットで、バレッタやリボンなど、ヘアアクセサリーがとっても安いので、 まとめ買いしても良さそう♪ 毎日ヘアアクセサリーを変えるだけでも、 雰囲気が違って、ファッションにもマッチするヘアアレンジが楽しめそうですね!
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ウエディングエステについて! 結婚する前の1ヶ月くらいから、ウエディングエステに 通って、一番ピカピカの状態で結婚式を迎えたいと 思う女子が多いですよね。 ウエディングエステだと特にお肌の状態を 結婚式当日にピークが迎えるようにコンディションを整える 事と、背中とかデコルテまで、しっかりとケアをすることが 特徴かな。 そうそう、忘れちゃいけないのはハンド! 指輪の交換もあるし、写真に残るので、美しい手で 写真を残したいと、ハンドマッサージもやってもらう のが、普通になってきました。 昔はウエディングエステなんてないから せいぜい、デコルテはちょっと高めの 美容液でも塗って終わりってところかな。 背中も大きく空いているドレスもあるので キレイにして起きたいですね。 当日、多少のファンデーションを背中や デコルテに塗るとしても、やっぱり元の状態が良くない 場合は、分かってしまいますからね!
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