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丸山眞男と平泉澄 昭和期日本の政治主義 植村 和秀(著) 柏書房 (2004/10)単行本 丸山眞男といえば、進学校の学生が全共闘世代の教師に「夏休み(冬休み)の課題に『日本の思想』(岩波新書)の中の一章を読んで感想を書け」と言われて、面白くも無いヘンテコで拗けた文書を読まされて難儀するのがオチの“戦後日本を代表する政治思想家”なのだが、そうした丸山の思想に半ば洗脳されていた著者(京産大法学部教授、ドイツ政治思想史専攻)が、京都の古本屋でたまたま、丸山眞男と思想的に対極にある平泉澄の戦前の著作を手に取り、その流麗な文体・精緻な論理構成に打たれて、可能な限りの事実検証・文献検証を重ねて両者の思想的対立の根源に迫った好著。 「筆者には丸山眞男も平泉澄も、その支持者の多くのように、無条件に支持することはできない。丸山には心情的には共感できるが、しかし論理的には納得できない。平泉に論理的には共感できるが、しかし心情的には納得できない。それにもかかわらず、丸山と平泉の思想史的な意義の重さと、人間的な偉大さとは、素直に承認したい。」(著者:植村氏)…丸山眞男的あるいは進歩派文化人的な「戦後民主主義」思想にドップリ漬かった人への解毒剤としてお勧め。また昭和初年~昭和40年頃までの日本の思想状況の本当の所を知りたい人にもお勧めしたい。 「生きて皇室を守るべし。雑草を食っても生きよ」終戦前後の混乱期における平泉同学の知られざる奮起、まさに大日本帝国の殿(しんがり)としての貢献、阿南惟幾・下村定の陸軍最後の二人の陸相と平泉博士とのエピソードも興味深い。 相当にハイレベルだが、“理論派保守”を目指す人は是非挑戦してほしい。西洋の保守思想に留まらず、日本の保守思想への扉を開く貴重な一冊 昭和の思想 植村 和秀 (著) 講談社選書メチエ(2010/11)単行本上記『丸山眞男と平泉澄昭和期日本の政治主義』が内容的にハイレベルすぎて、初心者のみならず中級者でさえ中々に読みこなせないという難点に答えるかのように2010年秋に出版された簡潔な昭和期政治思想の概略本。内容(「BOOK」データベースより)「戦前=戦後」だけでなく、昭和はつねに「二つの貌」を持っていた。皇国史観から安保・学生運動まで、相反する気分が対立しつつ同居する昭和の奇妙な精神風土の本質を、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・蓑田胸喜らの思想を元に解読する。<目次>第1章 日本思想は二つ以上ある第2章 思想史からの靖国神社問題―松平永芳・平泉澄第3章 思想史からの安保闘争・学生反乱―丸山眞男第4章 思想史からの終戦と昭和天皇―阿南惟幾・平泉澄第5章 思想史からの世界新秩序構想―西田幾多郎・京都学派第6章 思想史からの言論迫害―蓑田胸喜第7章 二〇世紀思想史としての昭和思想史
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http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/5372/1308836046/5 5 :ようずん:2011/06/26(日) 23 45 35 4 自分の記事も完璧じゃないと思うので、修正を加えてくれるとありがたいです。 順序的に言えば、この項目を書いた方が良さそうだ。 日本人左翼の毒(未執筆) 日本は敗戦後、GHQの政策により国家の中枢から「保守思想」を持つ人間達を排除されていきました。 保守思想と言うのは、文化や伝統を守る思想の事です。 保守思想を持った人間が排除された後、その空いた職についたのが「自由思想」を持つ人達でした。 自由思想は、リベラルとも呼ばれ、こちらの方がよく使われているので、以後はリベラルとして話を進めます。 リベラルとは、保守思想に相対する思想の事で、文化や伝統を変えて行こうと言う、革新的思想の事です。 保守思想を持つ人間は、「右翼」と言うレッテルを貼られ、リベラル思想を持つ人間は「左翼」と言うレッテルを貼られる傾向にあります。 戦争中は、国家を守る為に戦うのですから、必然的に保守思想が日本を支配していました。 ですが日本は敗戦を迎え、GHQによって国家の中枢部から保守思想を持つ人間達が排除された後、GHQはその地位にリベラル思想を持つ日本人を配置しました。 これ以後、日本ではリベラル思想を持つ人間が活動しやすくなり、政治家、大学教授、マスコミの記者等に自由思想を持つ人間が増えていきました。 そして、彼らは政治、教育、報道から私たちに大きな影響を与える様になりました。 具体的には、弱気な外交、自虐史観を持った教育、反日教育をしている国との交友を促進させる報道等です。 私たちは、日常的に生活をしながら、知らず知らずにその影響を受ける様になってしまいました。 これが、日本人左翼の毒の原点です。
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現代政治理論 《1》で紹介した政治学 (New Liberal Arts Selection)や同じ有斐閣アルマの現代政治学が丸山眞男や彼の称揚した(ルソー的な意味での)「民主主義」をあまり疑問なく肯定しているのに対して、2006年出版とより新しいこの本は、「日本を代表する政治学者・政治思想家」丸山眞男の紹介もなく、またdemocracyを「民主主義」として変に賞賛せずにきちんと「デモクラシー」(政治思想ではなく政治制度の一つ)として考察する姿勢をとるなど、左翼思想の刷り込みが比較的少ない。また「自由主義」と一般には訳されるliberalismの解説が詳しく、特に他書が意図的に忌避しているハイエクの思想の解説も比較的多くお勧めである。 『知の歴史―ビジュアル版哲学入門 (大型本)』(ブライアン・マギー:著) イギリスの標準的な哲学・思想解説本(分析哲学以前の伝統的な哲学が中心)。左翼の強い日本では意図的に紹介されない英国保守思想の大家エドマンド・バークにも確り数ページが割かれている。著者ブライアン・マギーは、ハイエクの盟友カール・R・ポパーと深い交流のあったイギリスの代表的な哲学解説者で、イギリス左翼の代表的思想家バートランド・ラッセルとも交流のあった人物。この本で特に興味深いのは、デカルト以来の大陸合理論が、ガリレオ・ガリレイからケプラーを経てニュートンによって完成した古典力学の決定論の大きな影響を受けていること、しかし20世紀に入ってアインシュタインの相対性理論・ハイゼンベルクの不確定性原理が発見され、絶対と思われたニュートン力学が否定され、それがハイエクやポパーの合理主義批判に影響を与えていること、がポパーの解説部分の前後に述べられている点である。他にバートランド・ラッセルの『西洋哲学史(第三巻)近代哲学』もまずまずお勧め(ただしラッセル自身は愛国的左翼なので注意)。 『分析哲学講義』(青山 拓央:著) ブライアン・マギーの上記図書では分析哲学の紹介がほぼ欠落しているので、こちらも必ずチェックして欲しい。分析哲学とは「哲学の役目は《概念の分析》《問題の明晰化》にある」として、ア・プリオリ(先験的)な観念論に囚われた伝統的な形而上学的思想・哲学の殻を打破して戦後の英米圏で圧倒的な主流となった哲学潮流であり、当ページ・ステップ4《憲法と法理論》に進む上で簡単にその考え方をチェックしておく必要がある。(逆に、これを一通り押さえずに憲法論・法理論に進むと、保守主義・自由主義ではなく独善的な「右の全体主義」に陥ってしまう危険が高くなってしまう)。 『保守主義の社会理論―ハイエク・ハート・オースティン 』(落合 仁司:著) ?F.A.ハイエクの自生的秩序論、?H.L.A.ハートの法概念論(法=社会的ルール論)、?J.L.オースティンの言語行為論(SPEECH ACT THORY)という20世紀哲学の諸潮流の内的関連性を、?ウィトゲンシュタインの言語ゲーム論とも絡めながら解説し、社会哲学の観点から「20世紀以降の保守思想」を論じた名著。書中に多々登場する哲学・思想用語を一つ一つ辞書等でチェックしていく根気さえあれば、論旨明快で読みやすいはず。※参考ページ 落合仁司『保守主義の社会理論』内容紹介
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反日主義者の毒 詳細 日本人左翼の毒の原点(原案:ようずん) 2011.06.26 原案 ようずん 2011.07.01 編集開始 お花畑バスター 2011.07.03 最終更新 お花畑バスター 2011.07.03 校正・再構成 IWD1@PhotoshoP 日本は敗戦後、GHQ(*1)(*2)の政策により、日本の「保守思想」を持つ人達が権力を奪われました。そして、「リベラル(自由思想)」の人間が権力を握ったことが“毒”の始まりです。 保守思想 文化や伝統を守る思想のこと。俗にいう「右翼」。 リベラル 保守思想に相対する思想で、文化や伝統を変えていこうという革新的思想。「自由思想」ともいう。俗にいう「左翼」。 戦争中は、必然的に保守思想が日本を支配していました。しかし、敗戦の後、GHQは日本の国家の中枢部から保守思想を持つ人間達を排除し、その地位にリベラル思想を持つ日本人を配置しました。 戦後の日本で言うリベラル思想と言うのは、外国の都合に合わせて行く為に、文化や伝統を変えて行くので、日本国家の主体性の無い理念でした。(*3) これ以後、日本ではリベラル思想を持つ人間が活動しやすくなりました。そして、政治家、大学の教員、マスコミの記者等にリベラル思想を持つ人間が増えていったため、政治、教育、報道から私たちに大きな影響を与えるようになっていったのです。 具体例弱気な外交 自虐史観(=日本は戦争で悪いことをした)を持った教育 反日教育をしている国(韓国、北朝鮮、中国)との交友を促進させる報道 など 私達は、日常的に生活をしながら、知らず知らずにその影響を受けるようになってしまいました。
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/105.html
リバタリアニズムというのは非常に定義するのが難しい政治思想だと思います。あえて言えば、広い意味での「集産主義」の対偶概念といったところでしょうか。自由を徹底的に消極的にとらえる、言い換えれば、自由を国家による恣意的強制の欠如としてとらえる点が全てのリバタリアンに共通する唯一の特色とも言えるような気がします。問題になるのは、その自由はどこからもたらされるのか、という点です。ノージックの「権原理論」ように自由を自然権とみなし、社会契約論的な構成をとることは不可避的に「個人のアトム化」、すなわち、家族や伝統・慣習から切り離された原子論的な個人を想定することを含意しています。これは個人のもつ理性への過信、ハイエクの言う「設計主義的合理主義」の産物だと思います。 -- 政治家志望の一高校生 (2012-03-04 02 24 56) これに対し、自由を「法の支配」という自生的ルールの賜物とみなし、言葉では言い表せないような伝統や慣習、さらには人間の無知に立脚するようなハイエク的なリバタリアニズムは、それ自体が一つの政治思想というよりはより大きなくくりの保守思想の中の「自由を愛する心」、いいかえれば「パターナリズムに対する健全な嫌悪感」を抽出したもののように私には思えます。保守主義を信奉する人の中には、リバタリアニズムと聞くと急進的な個人主義をイメージして嫌悪感を覚える方もいらっしゃるでしょう。しかし、自主独立の気概を持ち、困難を乗り越えようとする個人の存在は自由社会にとって何物にも代えがたい財産です。伝統や慣習と個人の自由は不可分であり、両方そろってこそ価値があるのだと思います。保守思想がたんなる右翼思想に転落しないためにも、リバタリアニズムを検討してみることは大いに意義あることだと私は思います。 -- 政治家志望の一高校生 (2012-03-04 02 26 23)
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丸山眞男と平泉澄 昭和期日本の政治主義 植村 和秀(著) 柏書房 (2004/10)単行本 丸山眞男といえば、進学校の学生が全共闘世代の教師に「夏休み(冬休み)の課題に 『日本の思想』(岩波新書) の中の一章を読んで感想を書け」と言われて、面白くも無いヘンテコで拗けた文書を読まされて難儀するのがオチの“戦後日本を代表する政治思想家”なのだが、そうした丸山の思想に半ば洗脳されていた著者(京産大法学部教授、ドイツ政治思想史専攻)が、京都の古本屋でたまたま、丸山眞男と思想的に対極にある平泉澄の戦前の著作を手に取り、その流麗な文体・精緻な論理構成に打たれて、可能な限りの事実検証・文献検証を重ねて両者の思想的対立の根源に迫った好著。 「筆者には丸山眞男も平泉澄も、その支持者の多くのように、無条件に支持することはできない。丸山には心情的には共感できるが、しかし論理的には納得できない。平泉に論理的には共感できるが、しかし心情的には納得できない。それにもかかわらず、丸山と平泉の思想史的な意義の重さと、人間的な偉大さとは、素直に承認したい。」(著者:植村氏)…丸山眞男的あるいは進歩派文化人的な「戦後民主主義」思想にドップリ漬かった人への解毒剤としてお勧め。また昭和初年~昭和40年頃までの日本の思想状況の本当の所を知りたい人にもお勧めしたい。 「生きて皇室を守るべし。雑草を食っても生きよ」終戦前後の混乱期における平泉同学の知られざる奮起、まさに大日本帝国の殿(しんがり)としての貢献、阿南惟幾・下村定の陸軍最後の二人の陸相と平泉博士とのエピソードも興味深い。 相当にハイレベルだが、“理論派保守”を目指す人は是非挑戦してほしい。西洋の保守思想に留まらず、日本の保守思想への扉を開く貴重な一冊 昭和の思想 植村 和秀 (著) 講談社選書メチエ(2010/11)単行本上記『 丸山眞男と平泉澄昭和期日本の政治主義 』が内容的にハイレベルすぎて、初心者のみならず中級者でさえ中々に読みこなせないという難点に答えるかのように2010年秋に出版された簡潔な昭和期政治思想の概略本。内容(「BOOK」データベースより)「戦前=戦後」だけでなく、昭和はつねに「二つの貌」を持っていた。皇国史観から安保・学生運動まで、相反する気分が対立しつつ同居する昭和の奇妙な精神風土の本質を、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・蓑田胸喜らの思想を元に解読する。<目次>第1章 日本思想は二つ以上ある第2章 思想史からの靖国神社問題―松平永芳・平泉澄第3章 思想史からの安保闘争・学生反乱―丸山眞男第4章 思想史からの終戦と昭和天皇―阿南惟幾・平泉澄第5章 思想史からの世界新秩序構想―西田幾多郎・京都学派第6章 思想史からの言論迫害―蓑田胸喜第7章 二〇世紀思想史としての昭和思想史
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丸山眞男と平泉澄 昭和期日本の政治主義 植村 和秀(著) 柏書房 (2004/10)単行本 丸山眞男といえば、進学校の学生が全共闘世代の教師に「夏休み(冬休み)の課題に『日本の思想』(岩波新書) の中の一章を読んで感想を書け」と言われて、面白くも無いヘンテコで拗けた文書を読まされて難儀するのがオチの“戦後日本を代表する政治思想家”なのだが、そうした丸山の思想に半ば洗脳されていた著者(京産大法学部教授、ドイツ政治思想史専攻)が、京都の古本屋でたまたま、丸山眞男と思想的に対極にある平泉澄の戦前の著作を手に取り、その流麗な文体・精緻な論理構成に打たれて、可能な限りの事実検証・文献検証を重ねて両者の思想的対立の根源に迫った好著。 「筆者には丸山眞男も平泉澄も、その支持者の多くのように、無条件に支持することはできない。丸山には心情的には共感できるが、しかし論理的には納得できない。平泉に論理的には共感できるが、しかし心情的には納得できない。それにもかかわらず、丸山と平泉の思想史的な意義の重さと、人間的な偉大さとは、素直に承認したい。」(著者:植村氏)…丸山眞男的あるいは進歩派文化人的な「戦後民主主義」思想にドップリ漬かった人への解毒剤としてお勧め。また昭和初年~昭和40年頃までの日本の思想状況の本当の所を知りたい人にもお勧めしたい。 「生きて皇室を守るべし。雑草を食っても生きよ」終戦前後の混乱期における平泉同学の知られざる奮起、まさに大日本帝国の殿(しんがり)としての貢献、阿南惟幾・下村定の陸軍最後の二人の陸相と平泉博士とのエピソードも興味深い。 相当にハイレベルだが、“理論派保守”を目指す人は是非挑戦してほしい。西洋の保守思想に留まらず、日本の保守思想への扉を開く貴重な一冊 昭和の思想 植村 和秀 (著) 講談社選書メチエ(2010/11)単行本上記『丸山眞男と平泉澄昭和期日本の政治主義 』が内容的にハイレベルすぎて、初心者のみならず中級者でさえ中々に読みこなせないという難点に答えるかのように2010年秋に出版された簡潔な昭和期政治思想の概略本。内容(「BOOK」データベースより)「戦前=戦後」だけでなく、昭和はつねに「二つの貌」を持っていた。皇国史観から安保・学生運動まで、相反する気分が対立しつつ同居する昭和の奇妙な精神風土の本質を、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・蓑田胸喜らの思想を元に解読する。<目次>第1章 日本思想は二つ以上ある第2章 思想史からの靖国神社問題―松平永芳・平泉澄第3章 思想史からの安保闘争・学生反乱―丸山眞男第4章 思想史からの終戦と昭和天皇―阿南惟幾・平泉澄第5章 思想史からの世界新秩序構想―西田幾多郎・京都学派第6章 思想史からの言論迫害―蓑田胸喜第7章 二〇世紀思想史としての昭和思想史