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このページはこちらに移転しました 保守 作詞/タケノコムシ このスレを守り抜く 僕はそのために生まれてきた いつまでも、そう 限りなく 一つのレスをするよ 時が経てば再び僕は このスレを保つためだけに 一つのレスをするよ もしも糞スレの波に揉まれようと たとえ一直線に落ちていくとしても このスレを守り抜く 僕はそのために生まれてきた
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トップページ 【日中戦争はあるか】 ■ 腹をきめなされ!あわてなさんな! 「黄泉の国から(2013.2.6)」より (※ 前後略。) / はっきりしなさい!非戦、非武装を徹底するのなら死んでも構わないという覚悟が最初からあったうえで、その前提で外交なりの「智慧」を講ずるべきであります。自分の命や家族の命やあるかないかのわずかな財産(せいぜいローンの建売住宅ていどのもの)を絶対に安全確保しておいて、口先だけで非戦、非武装、中立だというのは、平和ボケか単に頭がいかれているひとでしょう、、、そうでなければ、、、欺瞞を放置したまで言い募るひとつまり詐欺師(政治家の別称)しか考えられません。 覚悟が必要なんです。無抵抗で反対しつづけるガンジーのような信念があってはじめて「平和」を高らかに宣言できるのです。我が身に寸鉄もおびず、堂々と正しいことを主張するのが重要なんです。懐に匕首をかくしていては正しい主張が信用されません。矛盾を抱えて恐る恐る武器を(核までも)溜め込み「僕はなにもしません」と言っても信用されないのです。だって65年前まで武力でやってたんですから。 高度な国家の品格を持ち徹底した非武装で正論を言い続け、それでも近隣諸国の援助や信頼を得られず、暴力的な侵略者に蹂躙されたなら仕方がありません。黙って死ねばいいのです。もはや人類の英知はそれまでとあきらめて、天国に旅立てばいいではありませんか。 【ダグラス・マッカーサー】 ■ あなたは反米?親米?それとも反ユダヤ?①~マッカーサーとパチンコと朝鮮人 「日本の面影(2013.2.9)」より / 親米・反米でグループ分けなんてナンセンス。 でも、リベラルなオバマ政権で危ういアメリカですが、アメリカには今も信用、仲間にすべき人々、派がたくさんいると思ってます。 これはどういうことかというと、フランスで革命が起こった時、フランスのライバル国であるにも関わらず、革命の余波を脅威に感じた英国やスペインらがフランスの王党派(反革命派)のシンパだったのと同じ。 私がアメリカの左翼を応援することはありえませんが、アメリカの保守派とは味方として仲よくしておかなければならないと考えてます。「米国こそ真の敵」なんて発想は愚かなこと。 時事ネタに一喜一憂してはいけませんが、東京では去年からこんな教材が配られてたのですね。 私がここで取り上げる前は、このマッカーサ-の証言が日本で殆ど知られておらず、当時はかなりのアクセスがありました。 他の府県もマッカーサー証言の載った教材を配ってほしいものです。教科書にも載せるべき。 でも、朝鮮起源に乗っ取られた古代史など、そっちの方が日本のルーツに係る問題であり、重要に思ってます。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「日本は自衛戦争」 マッカーサー証言 都立高教材に掲載 贖罪史観に一石 (2012.3.30 産経 http //sankei.jp.msn.com/life/news/120330/edc12033008120003-n1.htm) ■ サムライの国 「夕刻の備忘録(2013.2.10)」より (※ 太字はmonosepia) / 極論を書かせて頂く。理想論を書かせて頂く。他人事だからこそ言える「お気楽」なことを言わせて頂く。日本代表選手クラスまで巻き込んだとされている「暴力事件」のことである。マスコミ報道のレベルでは、これを「学校教育における問題」からの一連の流れとして報じているようにみえる。例によって、無茶苦茶である。 こうした問題が生じるたびに、繰り返されるのは「如何なる理由があっても、あってはならないこと」という台詞である。これは、「当事者の悲痛な叫び」として世に現れ、マスコミ報道により広く流布される。そして、関係者から一般の我々へと伝搬し、次第に「思考停止」の台詞へと変貌していく。 「あってはならないことがあった、それが問題だ」という言葉で、あらゆることがまとめられ、「ところで何があったのか」とは問われないまま、むしろ事件の真相は闇の彼方へと消えていく。まるで「あってはならないことがあった」から「なかったことにしよう」と誰かが仕組んでいるかのようだ。 (※ 中略。) / 我々は日本代表選手に何を期待するか。単なる勝利か。否である。ましてや何々道などと名前のついた競技においては、一般のスポーツとは異なる「武道」の姿をそこに見出したくて、応援をしているのではないか。絶えて久しい武人の姿を、侍の姿を期待して応援しているのではないか。 それが、その侍が「選手は弱い立場ですから……」と同情されている。今回の件に限らず、プロスポーツ界においても、生殺与奪の権利を持つ者に対しては、声一つ挙げない者が多い世の中になってしまった。彼等は自ら侍であることを捨てた。元よりそんな「過大な期待」は迷惑であったのだろう。 極論、理想論、暴論かもしれないが、彼等に「辞める権利」は残っているはずである。「あと少しで日本代表だ、五輪代表だ、ここまで来て何を馬鹿な」「一時の気持ちの高ぶりで判断を誤るな」「監督は何れ替わる、それまで待て」「これに耐えるのも試練の一つだ」。山のように「軽挙妄動」を否定する台詞は出て来る。実際に、こうした台詞を聞かされたこともある。 それが筋を通す道だと主張する者も居よう。それも否定はしない。しかし、敢えて言いたい。少なくとも武道家の端くれならば、意に沿わぬことがあれば静かに辞めるべきではないのか。そういうやり方をする人間が、そういう筋の通し方をする人間が居てもいいのではないか。 「告発が悪い」と言っているのではない。今回の問題に関して、選手側を批判するつもりは毛頭ない。監督コーチ側について擁護するつもりもない。ただ、理想論を掲げれば、本来侍たるべき日本代表選手は、他の競技ならいざしらず、武道家であるならば、理不尽と戦うには先ず己を捨てて辞めることだ。辞めることによって世を回す方法もあるということだ。有力選手が、一人また一人と、ただ黙って代表の座を降りれば、それだけで明るみに出る事案もあろう。 常日頃「命を掛ける」と言っている者が、その職も掛けず、地位も掛けず、貰えるものは貰えるだけ貰おう、というのでは、日頃の決意とやらも疑われよう。もちろん、競技によって、五輪代表の地位には上下がある。サッカー界では、それほど高くは見られていない。また、五輪だけが頼りだという競技もある。しかししかし、いやしくも武道家を自称するならば……である。 モスクワ五輪ボイコットの時、多くいたメダル候補の中で、その最有力と黙されていた瀬古選手が唯一、堂々と不参加を受け入れていた。少なくともマスコミに登場した選手の中では、ピカイチの対応であった。 普段は、「試合のためにやっているのではない」「五輪のためにやっているのではない」「単なるスポーツではない」「精神修養の一環である、武道である、人の道である」と説いていた人達が、涙ながらに国の対応を批判していた。「四年間、この日のために苦しい練習に耐えてきた」と訴えていた。試合のためではない、と毅然と言っていた同じ人がである。 どちらが侍か。どちらが国の代表として我々が誇るべき存在か。スポーツに政治を持ち込むなという。ならば、政治が持ち込まれたスポーツからは辞退するというのも一つの方法だろう。しかし、これを選ぶ者は少ない。今はほとんど見られない。それが勝利至上主義でなくて何だろうか。「選手の立場は弱い」と言われて、平気でいるような武道家では、国を代表する資格などないではないか。 サムライジャパンだ、サムライブルーだ、と意味を持つ漢字に耐えきれない連中が、無意味なカタカナに逃げながら、なおその音の響きに酔い痴れる。精神的に弱いことが売物の代表選手とは、一体如何なる存在なのか。侍ならぬ、サムライの国とは、自ら弱者であることを表明するものが代表となる国なのか。 (※ 後略。) 【レーダー照射事件】 ★ 政府、レーダー情報の開示検討=防衛相「証拠持っている」—中国公船の動きは沈静化 「WSJ日本版(2013.2.9)」より / 中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦への火器管制レーダーの照射に関し、日本政府は護衛艦が捕捉した電波データや撮影した画像などの一部開示に向け、検討に入った。中国政府が日本側の発表を「完全な捏造(ねつぞう)」と全面否定したことを受け、レーダー照射の事実を裏付ける証拠を国際社会に示す必要があると判断した。 +続き 小野寺五典防衛相は9日午前、都内で記者団に「証拠はしっかり持っている。政府内で今(どこまで開示できるか)検討している」と表明。「防衛上の秘密にも当たる内容なので慎重に考えていきたい」とも語った。 防衛省内には「自衛隊の解析能力を相手に教えることになる」として、開示に否定的な意見が強い。このため日本政府は、中国側の今後の出方も見極めながら、外務・防衛両省を中心に、公開できる情報の範囲を慎重に検討する方針だ。 中国側は、軍艦が照射したのは通常の監視レーダーで、射撃用の火器管制レーダーではないと主張している。これに関し、防衛相は「通常のレーダーはくるくる回って警戒監視をするが、火器管制レーダーはその(目標の)方向に向けてずっと追いかける」と指摘。その上で「私どもは相手の船のどのレーダーが火器管制レーダーか分かっている。それが一定期間ずっとわが方の船を追いかけていた証拠がある」と語った。 さらに、火器管制レーダーについて「電波を発する機械で、しかも(周波数などが)特殊なレーダーだ。それもしっかり記録しており、証拠として間違いない」と強調した。 一方、防衛相は9日午前の読売テレビ番組で、東シナ海での中国の動向に関し、「(レーダー照射を)公表した5日以降、尖閣(諸島)周辺の中国公船の動きは収まっている」と述べ、中国軍などの日本に対する挑発行為が沈静化していることを明らかにした。 [時事通信社] 【レーダー照射事件】 ■ 予想通りの中国の反応 「璧を完うす(2013.2.9)」より (※ 前略。太字はmonosepia) / それにしても弱気だのうw レーダー照射して何が悪い!くらい言わなきゃw レーダー照射なんかしてません、だって、だっせーwww 【地方分権・道州制・地域主権】 ■ 道州制 何が問題なのか 「WJFプロジェクト(2013.2.3)」より (※ 前略、太字はmonosepia) / 90年代以降の日本の問題点は何だったでしょうか。どうしてかつては存在した「瑞穂の国にふさわしい資本主義」が破壊されて、「ウォール街から世間を席巻した、強欲を原動力とするような資本主義」が導入されてしまったのでしょうか。 それは、90年代以降、アメリカの圧力に押され、また、新自由主義という考え方に基づいて、「規制緩和」や「行財政改革」や「金融ビッグバン」や「構造改革」によって、国家の機能や障壁をできるだけ弱め、社会や経済の仕組みを「グローバル化」させてきたことと密接な関係があります。 道州制はTPPと同じく、中央政府の機能を弱めて、国家間の障壁を取り除く「グローバル化」の究極のものです。日本の国をいくつかの州に分けて、州政府を持たせ、それぞれの州が独立国のように振る舞う。日本をアメリカや中国のような連邦国家に変えるのが道州制です。 日本の各地域が州として独立することにより、国際資本や多国籍企業が、各州に直接投資をしたり、経済に参入しやすくなります。つまり各州と国際社会が、国家の障壁を飛び越えて、直接のパイプで結ばれるようになります。しかし、逆の面として、国際資本、つまり「強欲を原動力とするような資本主義」の直接の影響下に各州が置かれるということも意味します。「強欲を原動力とするような資本主義」を規制するのは、本来は中央政府の大切な役割ですが、中央政府の機能は道州制では弱められてしまいますから、道州制の下では、各州は、経済合理性のみに基づいて国際資本によって自在に改造されていくことになります。 (※ 以下略。ブログ本文で。) 【環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)】 / 【第二次安倍政権】 ■ TPP参加の小道具として使われている国会同意人事 「陽光堂主人の読書日記(2013.2.10)」より / 安倍政権としては、夏の参院選まではどっちつかずの態度でのらりくらりと行きたいのですが、今月下旬に予定れている日米首脳会談では、参加のシグナルを送る必要があります。現在、公正取引委員会委員長や日本銀行総裁人事で揉めていますが、これがTPPの材料として使われているようです。 板垣英憲氏は、本日付の「マスコミに出ない政治経済の裏話」で、次のように述べています。 +板垣英憲氏の記事 安倍晋三首相が、公正取引委員長、日本銀行総裁人事を「TPPシフト」にすれば国会同意は得られにくくなる ◆安倍晋三首相、麻生太郎副総理(財務相)、甘利明経済財政政策担当相、竹中平蔵慶大教授(産業競争力会議メンバー)らが、公正取引委員長、日本銀行総裁人事について、「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加」に理解のある人物を就任させようと謀っている。「TPPシフト」である。 安倍晋三首相は、今月下旬に予定している訪米、オバマ大統領との首脳会談では、内々に「TPP参加」の意向を伝え、公式的には、「慎重発言」する。7月21日予定の参院議員選挙に向けて「TPP参加」を正式表明すると、選挙に敗北するおそれがあることを説明して、理解を得る。 しかし、「TPP参加」の本心を担保するために、公正取引委員長、日本銀行総裁人事について「TPPシフト」を訪米前に示しておくということだ。 ◆公正取引委員長は、「国会同意人事」である。 いま、安倍晋三政権が、国会で同意を得ようとしているのは、みずほ総合研究所の杉本和行理事長(元財務事務次官)である。 (中略) 杉本和行理事長は、常々「TPP参加をはじめとする国を開く方策は日本が進むべき方向であり、既存の制度枠組みを変革し、グローバル化に対応した経済構造を再構築する必要がある」と説いている。(後略) (下線は引用者による) / この見方は鋭いと思います。手ぶらで訪米するわけにもゆかず、尖閣のイザコザでオバマ政権の不興を買っている最中ですから、強力な土産が必要です。それが公取などの人事というわけです。 公正取引委員会は、TPP参加の際には重要なポジションとなりますから、息のかかった人間を置いておく必要があります。TPPで日本に攻勢をかけようという際に、公取に待ったをかけられたら元も子もありませんから。 【環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)】 / 【第二次安倍政権】 ■ 自民党のTPP論点すり替え詐欺 「属国離脱への道(2013.2.10)」より (※ 太字はmonosepia) / 「聖域なき関税撤廃」に例外をつくれるかどうか。 自民党は、TPPの論点・問題点のすり替えを行い、あたかも米などいくつかの品目で関税撤廃を阻止できれば、それを自らの交渉力による手柄とし、TPP参加の言い訳にしようとしている。 このブログの読者には常識だろうが、TPPのリスクは関税撤廃よりも非関税障壁の撤廃であり、ISD条項である。 自民党はこのことについてはスルーし、関税のことばかりで終始。自民党だけではなく、マスメディアも同様だ。 おかげで、一般B層のほとんどは、TPP=農産物の関税撤廃による農業の衰退のみが問題だと大いなる勘違いをしている。 ところが、ユダ米の連中は、農業だけではなく、日本の金融や医療などすべてを丸呑みしようとしている。 (※ 中略。) / そういう意味で、安倍は前原や菅野田同様の単なる売国奴である。いまはまだ「TPP断固反対」を旗印に偽当選してしまった配下の自民党議員が多すぎるために参加表明の時期を見計らっている段階。参院選後に国民に牙をむき出すと思われるが、そこに向けて、「聖域なき関税撤廃」に例外を設けられるか否かを論点とすり替えようと画策しているわけだ。 【環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)】 / 【第二次安倍政権】 ■ 【東田剛】構造改革かよ 「三橋貴明の「新」日本経済新聞」より (※ 前略。太字はmonosepia) / 安倍総理は、月刊「文藝春秋」に発表した政権構想の中で、「瑞穂の国の資本主義」を目指すと述べていました。自民党は、「日本を、取り戻す」というスローガンを掲げて政権奪還を成し遂げました。 「瑞穂の国の資本主義」という理念は、アメリカ仕込みの構造改革で疲弊した日本が、リーマン・ショックというグローバル資本主義の大崩壊の後に、あるべき資本主義の形を表現したものとして、優れていると思います。 また、「日本を、取り戻す」という標語も、自民党の良き伝統である保守思想を体現するものだったと思います。 しかし、「瑞穂の国の資本主義」を実現し、日本を取り戻そうと本気で決意した政治家が、社内では英語、公の場ではルー語をしゃべる社長や、トリクル・ダウンを主張するグローバル企業経営者、新自由主義の経済学者、外資系コンサルタント企業社長、ましてや、外資系金融機関のアメリカ人アナリストなんかの意見を聞くものなのでしょうか? そして、TPPに参加しようと思うものなのでしょうか? 安倍政権になって、株価も内閣支持率も上がっています。しかし、この政権には、私たち日本人にとって、何か一番大事なものが欠けているように思えてなりません。 【環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)】 / 【第二次安倍政権】 ■ 恥を知れ自民党! 恥を知れ安倍信者! 「WJFプロジェクト(2013.2.9)」より / 安倍政権は、アメリカに、関税撤廃のいくつかの例外品目を認めさせる交渉を行い、妥協を引き出(すふりを)して、TPP参加を表明するだろう。それが既定のシナリオである。 私は、年頭から、何度も、何度も、そのように皆さんに警告してきました。 TPP「聖域」あれば交渉参加 首相が3月表明も 安倍晋三首相は環太平洋経済連携協定(TPP)を巡り、2月下旬の日米首脳会談でオバマ大統領が関税撤廃の例外を認めた場合、交渉参加に踏み切る方向で調整に入った。関税を残す「聖域」が認められれば、首相は3月中にも参加表明したい考えで、首脳会談で大統領がどこまで柔軟姿勢を示すかが焦点になる。(日経新聞) シナリオ通り、日米首脳会談で、オバマ大統領が関税を残す「聖域」を実際に認め、柔軟姿勢を示す可能性が極めて高い。 (※ 大幅に中略。ブログ本文を。) / 麻生氏や安倍氏が掲げてきた道州制。安倍氏のアジア・ゲートウェイ構想。これらは、実質的には鳩山由紀夫が掲げていた東アジア共同体構想と大した違いはないのですが、なぜか、鳩山由紀夫を売国奴だの宇宙人だのと批判する人々も、麻生氏や安倍氏のことは全く批判しません。同じことを言っているにも関わらずです。まったく奇妙な現象であり、公平ではありません。 TPPに、道州制に、移民に、消費税。 自民党は、新自由主義者(グローバル化を押し進め、国家の障壁を小さくし、国家の枠組みを希薄化させていこうとする考え方の人々、つまり売国奴)の巣窟であり、自民党を盲信することは大変危険です。 (※ 大幅に中略。ブログ本文を。) / ■ TPP :ユダ金下請け安倍の本音「『聖域なき関税撤廃』ではないということになれば参加することになる」 「属国離脱への道(2013.2.9)」より / TPPに関する自民党のイカサママニフェストは、「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する」というものだ。 だが、すでに交渉参加各国から関税撤廃の例外を求める声が出ている中、日本側が求める例外がいくつか認められる可能性は高い。非関税障壁の撤廃などTPPの真の危険性には一切触れず、関税問題のみに特化しようとする自民党のインチキぶりが見え隠れするマニフェストである。 案の定、安倍訪米を前に経産相が訪米し、その中で下手すると、TPP参加の下話をつけてくる可能性がある。 ゴミウリによれば、ユダ金奴隷の安倍は、「国益を確保できて『聖域なき関税撤廃』ではないということになれば参加することになる」と、前向きな姿勢を示してきた。8日の衆院予算委員会でも「私自身が『聖域なき関税撤廃』を(米国が)前提にしているかどうか、確認する必要がある。感触を得ることができるかどうかが極めて重要なポイントだ」と語った。 要するに、茶番なのである。形ばかりの譲歩を米国から引き出して、国民を騙すわけだ。 遺伝子組み換えは?国民皆保険制度崩壊は? 不正選挙で政権をとった詐欺師どもめ。 【原口一博】 ■ 知恵袋 原口一博先生のPCのようにグーグルアースで艦船をみつけられません 「日本の将来(2013.2.9)」より / 質問 原口一博先生のPCのように、グーグルアースで艦船をみつけられません。 http //www.youtube.com/watch?v=E-mqAxtr6wg http //media.yucasee.jp/posts/index/12970 私はPCの使用方法に疎いので、どうやったら見れるのか、教えてください。 回答 あれは、彼の脳内だけで特殊に見える映像だそうです。 一般の、正常な人には見ることができません。 数日後には、原口さんの入院のニュースが流れるのではないでしょうか? http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10101631255 (※ 中略。) / 恥ずかしい原口議員の答弁。 今現在、民主党を支持している人たちは考えを本当に改めて欲しい、この原口氏の発言は申し訳ないが「バカを極めている」と言ってもいい。 Google Earth(グーグルアース)とは、Google 社が無料で配布しているバーチャル地球儀ソフトであり、世界中の衛星写真を、まるで地球儀を回しているかのように閲覧することができる。 ナスカの地上絵なども見ることができるが、ライブカメラではないのでリアルタイムの画像ではなく、あくまでも衛星写真である。 それを原口議員は知らなくて安倍総理に向かって 場所がどうのこうのって今言いましたけども小野寺さんがいまある中で厳しい答弁をしていることは評価しますよ、しかし相手に…場所がもう判ってるじゃないですか。だってレーダー照射までしてるわけですよ。 グーグルアースなんかで見れば判りますよ。日本の艦船がどこにいたか。 などと日本の国会で発言したのである。これほどの無知な発言が過去にあっただろうか? (※ 後略。) ◆ 原口一博氏のFacebookでの釈明 / この事案は、私が質疑の中で「グーグルアースで艦船を見ることができると断言した」と誤解されて、それが一部の方によって拡散されておきたのではないかと推量しています。中には故意に発言を歪めて拡散しているのではないかと思われる例もありました。 私もその情報を見ましたが、そこに張り付けてあるものをみるとなるほど、そのように発言したのではないかと当事者である私でさえ思えてくるようなものでした。本当に二次情報の拡散とは言え、その中には恐ろしいものでがあり、さらなる注意を払わなければならないと思いました。 日本の安全保障、特に緊迫した事態について、安倍総理はじめ閣僚に対しての質疑でした。 NHK等で生中継されており、聞いている方の一部とはいえ誤解を与えたことを残念に思い、今後の質疑の反省にしたいと思います。 上記の続き。 ただし、グーグルアースで全く見えないかというと、それは何とも言えません。過去の衛星画像などを張り合わせたものがグーグルアースの画像とされています。リアルタイムで見えることはなくても、過去の画像があれば、原理的には見えるかもしれません。実際に福島第一原発事故の映像は、グーグルアースで鮮明にみることができました。 それがどういう理由かは、わかりませんが福島第一原発事故の映像を撮ることができて、東シナ海でできない理由は私もわかりません。 防衛上の情報は、ぼかしていうのが通例です。 どの衛星が、どんな解析度で情報を集められるかなどと言うことは、国防上の機密です。 機微に触れる重要な問題をテレビ中継という中で質問するのは、とても難しいことです。しかもできるだけわかりやすく伝えたいと言う思いから、このような質問をしましたが、今後の反省材料といたします。 いずれにしても、今後は、このようなことがないように細心の注意を払いたいと思います。 たくさんの皆様からご意見やアドバイスを賜りました。 本当にありがとうございます。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ◆ 【レーダー照射】 グーグルアースの件、故意に発言を歪めて拡散しているのではと思われる例も 注意をはらわなければ…民主・原口一博 「 ブラブラブラウジング(2013.2.9)」より 2chからのコメ抜粋記事。 .
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桜井誠(元在特会会長)・在特会/「保守速報」ヘイトスピーチ裁判(2) 当Wiki内の主な関連項目:自称「行動する(社会)運動」の襲撃事件等/矢野・朝木両「市議」支援者関連裁判在特会・京都朝鮮学校襲撃事件:民事裁判(5)((敗訴・約1226万円)/在特会・京都朝鮮学校襲撃事件:刑事裁判編 在特会・水平社博物館前差別街宣裁判(敗訴・150万円) 徳島県教組襲撃事件民事裁判 提訴~第1審(2014年8月~) → 桜井誠・在特会会長/「保守速報」ヘイトスピーチ裁判 2016年9月27日:判決言い渡し(在特会・桜井誠被告) → 被告敗訴(77万円の損害賠償命令/被告側反訴棄却)(双方控訴)判決書:裁判例情報(判決書PDF) 大阪地裁〈傍聴券交付情報〉 反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「在特会・在特会元会長」判決言い渡し期日のお知らせ〉〈【反ヘイトスピーチ裁判】対「在特会・在特会元会長」 一審勝訴!〉 Togetter〈【反ヘイトスピーチ裁判】原告・李信恵さん、桜井誠/在特会に完全勝訴 2016/9/27〉 LOVE PIECE CLUB(李信恵)〈差別との闘い。心の底から笑えるような、そんな判決を掴みたい。〉 香山リカ公式ブログ〈在特会敗訴の裁判からなにを学ぶべきか〉 雑穀を中心にした有機農業〈反ヘイト裁判判決ー闘えばこその大きな前進〉 報道BuzzFeed News〈ヘイトスピーチ裁判、なぜ在特会は負けたのか 「名誉毀損」と「論評」の境目は 判決文を詳しく読み解いた〉 神奈川新聞〈時代の正体〈405〉差別への怒りどこまで 判決(上)〉〈時代の正体〈406〉 身を削り示した公正 判決(下)〉 NHK〈差別助長 在特会に賠償命じる〉(関西)/〈ヘイトスピーチ 在特会に賠償命じる 大阪地裁〉(全国) 産経新聞〈在特会のネット上のヘイトスピーチ、「人種差別」と認定 大阪地裁〉 時事通信〈在特会に賠償命令=在日女性に差別発言-大阪地裁〉 共同通信〈在特会側に77万円賠償命令 差別発言、名誉毀損と認定〉 ハフィントンポスト日本版〈在特会と桜井誠・元会長に賠償命令 ネット上のヘイトスピーチ「人種差別」と認定〉 毎日新聞〈ヘイトスピーチ 在特会側に77万円賠償命令…大阪地裁〉〈人種差別認め賠償命令 ネットでヘイト、在特会側に 大阪地裁判決〉〈社説 ヘイト賠償判決 差別への厳しさ示した〉 毎日小学生新聞〈ヘイトスピーチ「差別」と認める 在特会側に77万円支払い命令 大阪地裁〉 MBS〈個人への発言で初の賠償命令 在特会ヘイトスピーチ訴訟〉 日テレニュース〈ネット上のヘイトスピーチも差別と認定(大阪府)〉 ABC〈【大阪】ヘイトスピーチ訴訟 在特会に賠償命令判決〉 朝日新聞〈在特会ヘイトスピーチ、77万円賠償命令 大阪地裁判決〉〈Court rules anti-Korean hate group 'defamed' Korean woman〉〈(社説)ヘイト判決 差別なき社会の一歩に〉〈EDITORIAL Court ruling pushes racism further to the fringes of society〉 東京新聞〈ネット差別 賠償命令出たが…ヘイト根絶一進一退〉 民団新聞〈〈ヘイト判決〉大阪地域「人種差別的発言」と認定…在特会側に賠償命令〉 解放新聞〈民族差別に賠償命じる 反ヘイトスピーチ裁判で〉 中央日報〈大阪地裁、在特会に77万円賠償命令…名誉毀損・人種差別認定〉 朝鮮新報〈ネット上のヘイトスピーチ「人種差別」と認定 在特会に77万円の賠償命じる 大阪地裁〉 Global Times〈"Hate speech" group in Japan ordered to pay compensation in landmark case〉 Japan Times〈Zaitokukai ordered to pay damages for defaming Korean resident of Japan〉 聯合ニュース〈재특회 혐한 발언에 잇따라 '철퇴'…日법원, 840만원 배상판결〉 KBS〈일 법원, 혐한 발언한 ‘재특회’ 전 회장에 배상 명령〉 YTN〈日 법원, 혐한단체에 840만 원 배상판결〉 Newsis〈日법원, 혐한단체 '재특회'에 840만원 배상명령〉 FocusNews〈일본 오사카 지방법원, '헤이트 스피치' 재특회에 배상 명령〉 Redian〈日 법원, '재특회'에 배상 판결 차별 발언과 명예훼손 혐의 인정〉 News1〈日법원, '헤이트스피치' 재특회에 77만엔 배상명령 재일 작가 리신혜씨 '명예훼손' 손배소 승소〉 Matimulog〈jugement ヘイトスピーチにまた断罪〉 前田朗ブログ〈ヘイト・スピーチ研究文献(79)李信恵訴訟一審判決について〉 桜井誠被告 on Twitter:「大阪地裁で行われていた李信恵裁判で敗訴したと担当弁護士から連絡がありました。詳しい内容については弁護士から送られてくる書類をみる必要がありますが控訴をお願いしています。これで勝った気になって朝鮮人が騒いでいるようですが、桜井が進むべき道は真っ直ぐ一本でありこ揺るぎもしません。」(9月27日) 10月27日:第8回口頭弁論(保守速報)反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「保守速報」第八回口頭弁論のお知らせ〉 2017年3月3日:米国務省が人権報告書(2016年版)を発表し、裁判について詳しく言及。Togetter〈米国務省、2016年版人権報告書で在特会&桜井誠(元在特会会長/日本第一党党首)の敗訴をフィーチャー (2017年3月)〉 ヘイトスピーチ関連の記述(仮訳) 極右グループが人種を誹謗するような言葉を用い、ヘイトスピーチとして報道機関や政治家から非難された。一部の政府高官は、民族的集団へのいやがらせが差別を扇動するものであるとして公に非難し、国内のすべての者が個人として有する権利を保護することを再確認した。 5月にヘイトスピーチ〔解消〕法が制定された後、大阪市はヘイトスピーチに対抗するための初の条例を7月に制定〔注/全面施行〕した。9月27日、大阪地方裁判所は、過激主義的超国家主義政治団体「在特会」の元会長・桜井誠が、ヘイトスピーチによって李信恵(フリーランスジャーナリスト)が受けた精神的苦痛について個人的に責任を負うと認定し、在特会に対して77万円(7084ドル)の損害賠償の支払いを命じた。判決によれば、侮蔑的な発言は、オンライン上でも、公の場における拡声器を通じた発言によっても行なわれた。増森珠美裁判官は、桜井および在特会は社会的に容認される水準を超えて悪意を持って李を侮辱し、李のジャーナリストとしての活動を中傷した。 報道機関およびNGOの報告によれば、インターネット上のヘイトスピーチは発生し続けている。 2017年3月6日:控訴審・第1回口頭弁論(桜井誠・在特会)大阪高裁〈傍聴券交付情報〉 反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「在特会・在特会元会長」控訴審第一回口頭弁論のお知らせ〉 〈意見書「対在特会事件意見書」元百合子〉 3月9日:第9回口頭弁論(保守速報)反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「保守速報」第九回口頭弁論のお知らせ〉 6月19日:控訴審・判決言い渡し(桜井誠・在特会)→ 被告敗訴(原審判決維持) → 確定(11月29日)判決書:裁判例情報(判決書PDF) 大阪高裁〈傍聴券交付情報〉 反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「在特会・在特会元会長」控訴審判決言い渡し期日のお知らせ〉 LOVE PIECE CLUB(李信恵)〈裁判勝った。でもこれからも黙らない。〉 報道読売新聞〈ヘイトスピーチ訴訟、2審も在特会に賠償命令〉 時事通信〈二審も在特会敗訴=在日女性への差別発言-大阪高裁〉 朝日新聞〈ヘイトスピーチで在特会が再び敗訴 大阪高裁が一審支持〉 毎日新聞〈大阪高裁 「人種差別と女性差別との複合差別」在特会敗訴〉 NHK〈「民族差別と女性差別の複合差別」在特会に賠償命じる〉 産経新聞〈在特会、2審も敗訴 在日韓国人ライターめぐる書き込み「差別を増幅させる意図」と認定〉 週刊金曜日〈大阪高裁が在日女性へのヘイトスピーチをはじめて複合差別と認定〉 民団新聞〈〈大阪高裁〉在特会に賠償命令…「複合差別」初の認定〉 被告(桜井誠/在特会)側のコメント等「さしたる感慨はない。ヘイトスピーチ規制の危険には警鐘を鳴らし続ける覚悟だ」(時事通信) 「思想統制や表現規制を招くヘイトスピーチ規制の危険性について警鐘を鳴らし続けたい」(NHK) 〈在特会の元会長は代理人弁護士を通じて「賠償金が77万円にとどまったことは、判決の政治利用をもくろむ勢力の思惑をくじく結果となったことを評価する」とコメントし、上告する意向を示した。〉(毎日新聞) (参考)Note〈桜井誠氏(日本第一党党首)による配信(2017.6.19)〉(裁判についての言及なし) 6月22日:第10回口頭弁論(保守速報)大阪地裁〈傍聴券交付情報〉 反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「保守速報」第十回口頭弁論のお知らせ〉 8月3日:第11回口頭弁論(保守速報)反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「保守速報」第十一回口頭弁論のお知らせ〉 〈対「保守速報」 結審意見陳述〉 11月16日:判決言い渡し(保守速報) → 被告敗訴(200万円の損害賠償命令)反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「保守速報」判決言い渡し期日のお知らせ〉 判決概要Moment〈李信恵・ヘイトスピーチ訴訟(対保守速報)要旨〉 Moment〈李信恵さんの裁判、保守速報に200万円の損害賠償命令(大阪地裁)〉 NAVERまとめ〈李信恵氏「保守速報」ヘイトスピーチ裁判、大阪地裁が保守速報管理人に200万円の損害賠償を命じる〉 荻上式BLOG〈「保守速報」裁判の地裁判決と、「まとめサイト」の今後〉 TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」〈【音声配信】「保守速報」の記事掲載、大阪地裁が「差別」と認定 荻上チキが判決文を読み解く▼2017年11月16日(木)放送分〉 弁護士ドットコム〈「保守速報」賠償命令...判決で「まとめただけだから悪くない」がデマだと明らかに〉〈「保守速報」判決で差別認定 津田大介さんに聞く「ネットのヘイトや差別をなくす方法」〉 報道朝日新聞〈「保守速報」の記事掲載、差別と認定 地裁が賠償命じる〉〈「まとめた」ことで新たな差別 保守速報巡る判決で認定〉〈ネットで顔さらされヘイト投稿 衝動的に髪を切った夜〉 時事通信〈まとめサイトも賠償責任=在日女性への差別表現-大阪地裁〉 Buzzup!〈保守速報がヘイトスピーチ訴訟で敗北、大阪地裁が200万円の損害賠償支払いを命ずる〉 毎日新聞〈「ヘイト」転載 まとめサイトの運営者に賠償命令〉〈Aggregator site boss ordered to pay 2 mil. yen for discriminatory articles〉 日経新聞〈サイト運営者に200万円賠償命令、ヘイトスピーチ 大阪地裁〉 共同通信〈「まとめサイト」差別認定、大阪 掲示板運営者に賠償命令〉 読売新聞〈差別的投稿掲載、まとめサイトの運営者賠償命令〉 MBS〈「ヘイト記事は侮辱」 サイト運営者に賠償命令〉 NHK〈「まとめサイトで差別」 運営者に賠償判決 大阪地裁〉 ねとらぼ〈まとめサイト「保守速報」に200万円の賠償命令 管理人「多分控訴する」〉 ITmedia〈まとめサイト「保守速報」に賠償命令 ヘイトスピーチ訴訟〉 琉球新報〈まとめサイトへの賠償命令 ネットは変わるか モバプリの知っ得!〔34〕〉 AERA dot.〈津田大介「責任逃れができなくなった『まとめサイト』」〉 J-Cast〈まとめサイト「保守速報」に賠償命令 差別的投稿で〉 ハンギョレ新聞〈ヘイトスピーチに対抗した在日同胞、勝訴確定〉 11月29日:最高裁、桜井誠・在特会の上告申立てを受理しないと決定。6月19日の大阪高裁判決が確定。反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】対在特会・元会長 上告不受理により勝訴確定!〉 報道ハフポスト日本版〈在特会の敗訴が確定へ 李信恵さんへの差別発言で賠償 最高裁が上告不受理〉 共同通信〈在特会への賠償命令確定、最高裁 在日コリアンに差別的発言〉 時事通信〈在特会側の敗訴確定=差別発言で賠償命令-最高裁〉 NHK〈在特会のヘイトスピーチは差別的活動 賠償命令確定〉 朝日新聞〈ヘイトスピーチで在特会の敗訴確定 最高裁、上告退ける〉 毎日新聞〈差別発言 在特会への賠償命令が確定〉〈対在特会ヘイト裁判 李信恵さん 尊厳回復の闘い〉〈Korean resident of Japan's legal battle for dignity ends in her favor but problems remain〉 2018年4月24日:控訴審第1回口頭弁論(保守速報) 反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】 対「保守速報」控訴審第一回口頭弁論のお知らせ〉 6月28日:控訴審判決言い渡し(保守速報) → 被告敗訴(原審維持/200万円の損害賠償命令) → 確定(12月11日)判決反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】対保守速報控訴審判決(全文)〉 荻上式BLOG〈「保守速報」裁判の高裁判決と、ヘイトスピーチ対策のこれから〉 Twitter Moment〈2018/06/28保守速報裁判高裁判決〉 LOVE PIECE CLUB(李信恵)〈対保守速報、控訴審判決「もう、あなたも黙らなくていいよ〉 報道 BUZZAP!〈保守速報がヘイトスピーチ訴訟で再び敗北、大阪高裁が管理人・栗田薫の控訴を棄却〉 BuzzFeed News〈保守速報による在日女性への差別、高裁も認定 まとめは「2ちゃんと独立した別個の表現行為」〉〈なぜ彼女は「保守速報」を訴えたのか。ある在日女性の思い〉 時事通信〈二審もまとめサイト運営者敗訴=在日女性への差別的表現-大阪高裁〉 共同通信〈差別投稿訴訟、高裁も賠償命令 「まとめサイト」運営者に〉 NHK〈まとめサイト差別2審も賠償命令〉 毎日新聞〈名誉棄損訴訟 まとめサイトの差別、大阪高裁も認定〉 産経新聞〈まとめサイト」2審も差別認定で賠償命令 大阪高裁〉 中央日報日本語版〈日本裁判所「嫌韓記事集めて紹介したニュースサイト、在日同胞に賠償せよ」〉 民団新聞〈反ヘイト裁判に勝利…大阪高裁も「保守速報」を「複合差別」認定〉 Aera.dot〈津田大介「改めて突きつけられたまとめサイトの責任」〉 保守速報〈【大阪高裁】二審も 保守速報 敗訴〉(「管理人です。読者の皆様いつもご覧頂きましてありがとうございます。/上告します。」) 12月11日:最高裁、保守速報側の上告を棄却/上告申立てを不受理(大阪高裁判決が確定)(ソース)反ヘイトスピーチ裁判〈【反ヘイトスピーチ裁判】対保守速報 上告不受理により勝訴確定!〉 報道BuzzFeed News〈保守速報の敗訴、最高裁で確定。在日女性への差別を認定、「まとめサイト」の新たな判例に〉 BUZZAP!〈保守速報がヘイトスピーチ訴訟で完全敗北、最高裁が管理人・栗田薫の上告を棄却し敗訴確定もサイトは継続する模様〉 弁護士ドットコム〈保守速報の上告棄却、李信恵さん「判例が差別解決に役立てばうれしい」〉 時事通信〈まとめサイトの賠償責任確定=「保守速報」上告退ける-最高裁〉 朝日新聞〈保守速報への賠償命令確定 まとめサイトで人種差別など〉 毎日新聞〈「保守速報」名誉毀損が確定 まとめサイト運営に影響も〉 読売新聞〈まとめサイトで人権侵害、運営者に賠償命令確定〉 京都新聞〈社説:まとめサイト 拡散も暴力になりうる〉 NHK〈差別的な投稿の「まとめサイト」運営者に賠償命令が確定〉 TBS〈差別的な投稿掲載、まとめサイト運営者への賠償命令確定〉 テレビ朝日〈“転載に表現責任”まとめサイト敗訴確定に衝撃?〉 Abema TV〈まとめサイトにも”表現責任”…「保守速報」に対する最高裁判断を受け、訴訟も増加?〉 AERA dot〈ヘイト被害訴えた女性 まとめサイトとの「自己犠牲的」戦い〉 保守速報〈【最高裁】保守速報の上告棄却 敗訴〉 2016年10月10日:桜井誠・在特会会長/「保守速報」ヘイトスピーチ裁判から判決言い渡し以降の項を移動させる形で新規ページ作成。 (略) 2018年12月17日:保守速報敗訴確定の項(12月11日)に京都新聞の社説を追加。 2019年1月25日:保守速報敗訴確定の項(12月11日)にAERA dotの記事を追加。
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「……マイク、この酒を飲み干したらどうなると思う」 「……今度は樽ごと持ってこられるんじゃないか?」 「ああ……、私もそう思う」 「…………飲まなきゃいいじゃないか」 「……お前が杯を置いたらな」 「ばっ。……できると思うか?」 2人は揃って深々とため息を吐くと、お互いをちらりと見やり一気に自らの杯を仰ぎ飲んだ。 軍の問題児として、戦後復興の名の下に僻地へと追いやられたモニカとマイクの2人は、 その働きから徐々に地元住民に受け入れられていた。 一目で余所者とわかる肌や髪、服装も、日に焼け、現地の装束を身につけることで緩和した。 一番大きかったのは、モニカが積極的に行った『御用聞き』であろう。 現地の若い男性を簡単な通訳とし、村長(むらおさ)から子どもまで、 あらゆる年代の男女に不便なところや欲しいものを聞いていった。 もちろん全てができた訳ではない。何しろたった2人で遠征してきて、定期的な補給も間遠になりがち。 しかし、その姿勢は確実に実を結んだ。 尻を叩かれながら――むしろ蹴られながら――手伝っていたマイクも、 地元の女性たちの人気が得、かつ酒の強さで男たちからも認められるようになると、 積極的に働きはじめるようになった。 というわけで。 月を信仰するこの村の祭りに招かれた2人は、今宵新月に主賓として上座に座っていた。 普段はタブーの酒も、新月で神が眠っている間は無礼講。飲み放題である。 酒に滅法強いため、誰一人つぶれない。しかも、飲み干すとすぐさま酒を注がれる。 そして、注がれた酒を一向に飲まないのは相手に失礼だときている。 東洋のそば文化もびっくりのハイペースである。 酒に強いモニカとマイクも、さすがに酔いが回り始めている。 新しい酒樽が運ばれ、つやつやの頬に素晴らしい笑顔の女性が豪快に蓋を叩き割った。 「……後でまた飲む気はないみたいだな」 「ああ。これからあれを飲み干すようだ」 武者震いするモニカとマイクはそれでも、意外にもそのすぐ後に酒宴から解放された。 しかも1日の休み付きである。 全て理解することはできなかったが、どうやら今回は彼らの歓迎の意もあったらしい。 伝えてくれた青年に感謝と精一杯の笑顔で応えると、2人はふらふらと仮住まいに戻った。 「……体だけでも拭く」 万年床に倒れ込んだ後、だらだらと起き上がったのはモニカであった。 簡易洗面所で汲み置きの水にタオルを数枚浸し、上半身裸になる。 脇や首筋など中心に簡単に拭っていく。 ふらつきながら新しい下着を手に取ったところで後ろから衝撃がきた。 「うわぁああ」 「おっとっと、とぉ」 バランスを崩してへたり込むと、ますます背中のマイクはモニカに体重をかけていった。 「あ、危ないだろぅ!」 「いーや、モニカ。お前こそ今襲撃があったら一発で死んでたぞー」 呂律が回らないなりにしっかりしているモニカとは対照的に、マイクの口調はいつもより少し幼い。 いや、幼さを装っているだけの気がするが。 最初もこれにやられたのだ、と苦々しく思うも、相手は自重の全てを預けてきている。動けない。 「っつ、うわ、お前どこ触って……、んぁ、やめろっ」 「馬鹿ヤロー。目の前に至福の乳があったら揉む、これが常識」 やけにきっぱり宣言すると、マイクは両脇から強引にモニカの乳房を攻め始めた。 屈んで下を向いても失わない張りと、手に余る量感を楽しむように。 音にすればほよほよと震えそうなそれには、中心で小さくも固く主張するものがある。 手のひらの中心でころころと転がしながら全体をも揉み込む様にすると、 モニカは背筋を震わすような甘い呻きをあげた。 「……ぁ、ああっ、……ふ、ぅんんんっ」 逃れようと動いていた手はいつの間にか崩れ落ちそうな自分を支える為になっていて、 今ではそれすらも出来ずに辛うじて頭を地面に着けないようにしているだけだ。 比例して持ち上げられた尻に高ぶりを食い込ませると、更に潰れ落ちた。 「あー……。ははっ、かなり酒が回ってんなぁ」 その様子に無性に愛しさを感じてしまい、マイクは小さく苦笑を漏らした。 首筋を甘噛みしべろりと舐め上げると、くぅんと鼻にかかった声が聞こえた。 くたくたのモニカを抱え込んで胡座をかいた己の上に載せる。 しなだれかかってくる体重に緩む口元をそのままにして、ゆっくりと背中を撫でてやった。 すべすべとした肌触りを楽しんでいると、モニカも腕を回してインナー一枚のマイクの背を撫で回し始めた。 腰の辺りを何回か探るとごそごそと裾から手を差し込み、素肌に触れたところでモニカはほっとため息を吐いた。 「――ふーん。そんなに脱いでほしいのか?」 さすがに睨みの一つは投げられるだろうと思ったのに、素直に頷かれてマイクは目を白黒させた。 「寂しい」 「は、はぁっ?」 「せっかくならちゃんとくっつきたい。……わ、私だけか?」 「…………………………」 「…………なんか言え、このバカ」 混乱の極地にいるマイクをじっと見つめるモニカの頬が僅かに赤い。 酒の力がいつもより彼女を素直にさせているものの、それでも恥ずかしいようだ。 その顔をじっと見つめたあと、マイクは大きく長く息を吐いた。 反射的にその身を離そうとしたモニカを、背を撫でていた手に力を込めてなだめ、もう片方で頭を支えて深く唇を合わせた。 しかしすぐに余裕はなくなり、技巧も何もない勢いだけのキスになる。 モニカも懸命にそれに応えようと積極的に舌と唇を動かす。 お互いの顔がべとべとになり、向きを変える度につながる銀糸は粘度を増していった。 いつの間にかインナーは胸まで捲れ上がっていて、気づいてそのまま脱ぎ捨てた。 ずれた顔を追いかけて腰が上がったのをいいことに、モニカのズボンを脱がしてしまう。 悲鳴を無視して最後の一枚に手をかけようとしたところで、本気の抵抗が来たので身を離した。 性差があるとはいえ、一定量の訓練とテストをくぐり抜けてきた軍人だ。一歩間違えれば大怪我になる。 「なんだよ。場所が不満か? それとももうびしょびしょで恥ずかしいっつうなら、気に――」 「違うっ! 黙れ変態!」 「…………」 その変態に気持ち良くされているのはどこの誰だと問い詰めたいが、 とりあえず目の前で揺れる双丘をすくうように揉みあげ、その先端を口に含んでモニカの反応を伺ってみる。 「んっ……、あ、あのな。まだ上しか綺麗にしてないから、だからもうちょっと後で……っつひゃああっ!」 ごちゃごちゃとうるさいままでは進むものも進まなくなる。 なにやら抗議する口を塞ぐ意味で、マイクは手を伸ばして水に沈むタオルを掴む。 色気もへったくれもない灰色の綿のショーツを勢いよく引きずり下ろすと、 片手でいい加減に絞ったタオルで強引にモニカの股間を拭った。 本格的にあがった悲鳴をそのままに身を屈めて繁みに顔を埋めると、 自分で言っておきながらその濡れ具合に一瞬舌が止まった。 また揶揄したくなるのをぐっと堪え舌をねじ込む。 柔らかくきつい締め付けに腰の強ばりがうずいた。 「や…っ、もうやめ、あっ、あ、やぁああっ!」 もはや酒に酔っているのかこの空気に酔っているのかわからない。 そのまま全体を吸い込むように愛撫し、肉芽を舌先でちろちろと嬲る。 触覚だけにも関わらず、ぷっくりと腫れ上がった様子がわかる。 「んんっ……、そこは、っ、だめ、て……」 「……ああ。ここは噛むのがいいんだっけな」 「ぇ、あっ、あぁっ――――――」 声にならない悲鳴が、モニカが絶頂に達したことを示した。 最後にひと啜りすると、マイクはひとつ息を吐いて上体を起こした。 「んぅっ……、はぁ、ああ……っ」 弛緩し体を震わせるモニカのそばににじりよりその頬をべろんと舐める。 「っ、ひゃうぅ……」 「――赤くなりすぎ」 片膝の裏を掴んで脚の間に腰をねじ込む。取り出しておいた屹立は十分すぎる硬さと角度で、 手で調整しながらマイクはゆっくりと中に押し込んだ。 「は――っ、ふっ、んんん――――…」 「ほれ、こっちに腕回しな」 「…ん。――んんっ」 ふにゃふにゃとマイクの首に手を回したモニカをしっかり抱き、そのまま座位の形に持っていく。 もう一度深く中を穿つと、耐えられないようにマイクに抱きついたモニカは、 膣内の存在に声を漏らしながらもそれでもさらに密着をはかる。 「……背中痛くないか?」 「ああ…、だいじょうぶ」 念のため背中に軽く触れる。傷はついてないようだった。 「ふぁ……っ」 しばらく互いに相手の体温に身を委ねていたのだが、 ふと身じろいだ拍子に互いの胸の突起が触れ合った。 マイクがそのままゆらゆらと軽く揺すって刺激を与え、頃合いをみて動きを止めると、 モニカは不満そうに顔をしかめ、すぐにそんな自分に気づいて顔を赤らめた。 マイクがにやにやと見つめながら催促するようにもう一度体を揺らす。 「うぅ……っ、このっ、変態っ……ん!」 一度得た快感を恐る恐る再現すれば、あっという間に籠絡されてしまう。 一生懸命体を揺らすモニカのことなどお構いなしに マイクが下から持ち上げたりはみ出た部分を撫でさすったりと好き勝手に楽しむ。 このはみ出た乳房のつるつるとしてハリのある感じがマイクは一番好きなのだが、 しかし、下半身から伝わる直接的な刺激にはやはり勝てない。 モニカの太腿から腰をなで上げ膝を立てさせる。肩に手をついたモニカが顔を赤くした。 「マ、マイク……?」 「そのまま、気持ちいいように動いて」 「動くって、そんな……」 戸惑うモニカは可愛い。 いつもは怒鳴ったり呆れたり、肩に力を入れて任務遂行を至上にしているのに、 この時だけは、頬を淡く染めてマイクの腕の中に収まってしまうのだ。 「ほら、腰を動かして」 「ううぅ……」 一度二度、前後に軽く腰を揺すった後、モニカはゆっくりと上下に動き始めた。 もう一段階踏んでから、と思っていた動きをされてマイクも下から突き上げたくなるが、 このまま乱れていくモニカも見てみたい。 苦渋の決断だった。 「はんっ、ふ、う……、んあ、はぁ…、あ、ああっ」 すぐに腰砕けになるかと思いきや、モニカは徐々にコツを掴みリズミカルに動き始めた。 目線を下にやると、てらてらと光りながら出入りする自分自身が見える。 気づいたモニカがその視線を辿りその光景を見た瞬間、悲鳴を上げてマイクに抱きついた。 「ば、かぁ……」 気持ちいいくせに。 抱きついてきたモニカの胸に埋もれそうになりながら心の中で呟くに留める。 きゅん、と膣内が締まったのはモニカにもわかっているはずだ。 ただ、マイク自身もまた、一層力がこもったのもモニカにはわかっているだろうが。 「あ、あ、ああっ……、ひゃあんっ、や、だ、めぇ……、もぉ、んんっ」 そろそろ主導権を取り戻そうと、マイクもモニカの動きに合わせて腰を動かし始める。 タイミングを合わせたりわざとずらしたり。 そのたびに悩ましげに漏れる吐息は熱さを増し、絶頂が近いのか狭く柔らかい肉壁が、 我慢できないとざわざわうごめく。 「もっと」 「ぇ、え……?」 「ほら。言えよ」 酒のせいだろう。今日はマイク自身いつもより感覚が鈍く、まだ達することはできそうになかった。 「言わないならこのまま……」 「ひっ!」 がっちりと両手でモニカの腰を掴み強引に動きを止める。 自身は思わせぶりに軽く揺するのみ。 「だめっ……」 「んー?」 何回も息を吸い込み、戸惑いながら耳元で小さく小さく囁かれた言葉にニヤリと笑みが零れた。 「やっ、すごっ、……っき、い……」 もう一度モニカを仰向けに寝かせ、相手を気持ち良くさせるために動く。 マイクに全てを委ね、ひたすら己の快楽を貪る姿は見ていてなんとも言えずいい気分である。 処女を抱くのはもちろん、ひとりの女を抱き続けるのも自分には無理だと思っていたのに なぜか続いているのは、この姿があるからかもしれないと頭のどこか冷静な部分で考える。 どこか達観したように淡々と受け入れたり、自分の魅力を最大限に生かして誘惑したりすることなく、 いつでも精一杯マイクを受け止めようとする。 自分好みに教え込むのはもちろんだが、このごろは最中になると甘えてくるようになってきた。 事後に少し照れて乱暴な口調になるのもまたいい。 「……イっていいぞ」 「んっ、ふぅ……っん、イっちゃうぅ……っ!」 「……っ、くぅ――――」 全身が大きく震えてモニカの中が搾り取るように絡みついた。 流されないように堪え、モニカの全身が弛緩してからもマイクはしっかり抱え直し、 その場でしばし余韻を味わっていた。 そのあと場所を簡易ベッドに移し、マイクもようやく欲望を解放した。 モニカは2度達していた。 一人で寝るのに精一杯なスペースに二人並ぶことは叶わず、事が終わったあとは ベッドを背に、巻きつけた毛布に二人くるまる。 「――そんな心配しなくても、訓練でもうとっくにボロボロだって」 マイクに俯せるようにもたれかかったモニカは声に笑みを滲ませた。 「いやー……、そういう訳じゃないけど」 口ではそう言いつつ労るように背中を撫でる手は止まらない。 でも、とモニカは呟いて小さくふふふとはにかんだ。 「……なに考えてんだか」 と、間髪入れずに鼻で笑いつつマイクも腕に込める力を増やす。 しこたま酒を煽ったあとではあるが、お互いかなり正気が残った上での出来事だった。 明日からもまた任務の日々。 酒は明日に残さなくても、この日の感情はたぶんこの先また顔を覗かせ、 思わぬ甘いひと時をもたらしてくれるに違いない。 了
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「ゆらぁり…あれぇ…?これぇ……」 夕暮れの生徒会室。萩原子荻がテーブルにぶちまけた物品を、西条玉藻があさっていた。 詰まらなそうに窓の外を眺めながら、子荻が呟きに答える。 「生徒から没収したものです。およそ学業には不必要と思われるものばかりでしたから」 「これも没収したんですかぁ…?」 玉藻がつまんだのはピンクローターである。 「当然です」 「ふぅん…」 玉藻はスイッチをいじったりコードを指に巻きつけたり遊んでいる。 「先輩がぁ…使うんですかぁ…?」 座っていたイスを盛大に鳴らして、質問者より年上なはずの少女はにわかに取り乱した。 「なっ、何を言うのです!そんなもの使うわけ無いでしょう!」 「えぇー…獲物はぁ、奪ったほうが自由にして…いいんですよぉ…」 「そんなものを獲物と呼ばないで下さい」 無視して、先輩が使わないなら私もらっていきますね、と言ったことを呟く後輩に、子荻は固まる。 「…ダメです」 「じゃ…やっぱり先輩が使う…?」 「使いません!そんな意外に大きいもの入るわけありま…っ」 つい本音を口走ってしまったのか、子荻は一分前のクールさを捨て、慌てて口を抑える。 「先輩…顔…赤い」 「ゆ、夕暮れのせいです!」 「これで入らなかったらぁ……挿入できませんよぉ」 どうやら自分より性について進んでいるらしい後輩を、唇を噛んで見つめる。後輩は笑顔になって近寄ってくる。 「せんぱぁい…練習しませんかぁ…?」 誘いのわりに、きっちり逃げ道をふさいでいる。この調子では説得しても聞く耳を持たないだろう。 生徒会室はその日、深夜になるまで中からカギがかかっていたという。 戻る
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個人研究発表や学会誌では、西田幾太郎、和辻哲朗、ベルクソン、ホワイトヘッド、メルロ=ポンティなどの思想家の名前が目に付く。その一方で、『無量寿経』、唯識などの仏教用語も、タグとして多く見られる。 研究発表を聞いていて内容の見当がつかなくなることはないが、「どのような立場で、AとBの両者の思想を比較しているのか」という問い直しがあまりなされていない研究が幾つかあり、歯がゆい印象を受けた(亀山先生が私もに「どのような事例に則して考えようとしているのか?」と聞くのも、このような歯がゆさを私の研究に感じるからだろう)。 「Aはこのような背景のもとで道徳についてこういうふうに説明している。一方、Bはこのような背景のもとで道徳についてこういうふうに説明している。共通点はこれこれで、差異点はこれこれである。以上」。もちろんそういうサイトがあることからわかる通り、思想家の比較は、考えるヒントを豊かに与えてくれる。だが、世界観、価値観をコンバートする力は薄い(世界観、価値観をコンバートすることがいかなる場合でも良いことであるとも言えないが)。 思想家や概念のマッピング作業は必要である。が、私(太田)はどのような“地図”を作ろうとしているのか? 私(太田)どのようなイデオロギーのただなかで“地図”を作ろうとしているのか? その問い直し作業を、後々行いたいと思った。 追記: シンポジウムの質疑応答のなかで、「戦後の混乱期にどのように振る舞えばいいのか? という問いのなかで比較思想という作業は行われてきた。ここ十年、二十年、飽食の時代のなかで、こういう分野はもういらないのではないかと思えてきたが、いま、東日本大震災の緊迫のなかで、この作業は必要になる」というコメントを、理事の吉田先生が述べていた。今日のこの例に限らないが、311を深刻に受け止めているのは、若年層よりもむしろ戦中・戦後生まれの年代であるように思えた。
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科学とは、明瞭にものを考えること、空想と現実との違いを検証すること、数字を使って定量的に考えることだ。 ~ アヴリオン・ミチスン(イギリスの動物学者・免疫学者) 要旨■「福祉国家(大きな政府)」あるいは「市場原理主義」などのレッテル貼りではなく、「国民負担率」という具体的な数字で政府の規模を論じることが必要である。 <目次> ■1.このページの目的 ■2.動画ケインズvs.ハイエク第1ラウンド(2つの経済政策)◆1.経済政策の対立軸~「新自由主義経済政策」か「ケインズ派経済政策」か ◆2.問題は国民負担率の増減◇1.辞書による説明:「国民負担率」 ◇2.国民負担率の上昇は“自由の喪失”を意味する ◆3.政治的スタンスと経済政策 ◆4.増税が好きなリベラル左翼 ◆5.「福祉国家」「市場原理主義」批判をする者は共に国民負担率の目標を示すべき ◆6.ここまでのまとめ ■3.動画ケインズvs.ハイエク第2ラウンド(対立構図の一般化)◆1.リベラル左派vs.リベラル右派(図解) ◆2.ケインズvs.ハイエク用語解説◇1.ケインズと修正資本主義 ◇2.ハイエクと新自由主義 ◆3.「福祉国家」と「小さな政府」◇1.福祉国家(welfare state) ◇2.小さな政府(limited government) ◆4.右派と左派の2種類ある「リベラル」 ◆5.「左派」「左翼」の辞書的定義◇1.左派(left) ◇2.左翼(left-wing) ◇3.左派には3種類ある ◆6.「右派」「右翼」の辞書的定義◇1.右派(right) ◇2.右翼(right-wing) ◇3.右派には4種類ある ◆7.自生的秩序論と設計主義的合理主義 ◆8.まとめ ■4.参考図書 ■5.ご意見、情報提供 ■1.このページの目的 ケインズvs.ハイエクというと、たちまち「放漫な福祉国家・大きな政府はダメだ」(ケインズ批判の場合)とか「市場原理主義・自由放任主義はダメだ」(ハイエク批判の場合)という風に、一方的に相手にレッテルを貼って(少なくとも部分的には明らかに事実に反する)お粗末な批判・中傷を繰り返す者が目立ちます。 特に、歴史問題や政治問題にはそれなりに詳しい自称「保守主義者」の有名識者までが、経済政策となると条件反射的に「ハイエクは市場原理主義だ」とか「小泉改革は冷酷非常な間違った改革だ」といった罵詈雑言レベルのレッテル貼りに終始してしまうケースが散見されます。 このようなレッテル貼りオンリーで内容検討を欠いた批判・非難は無意味で恥ずかしいことであり、各々の批判者は、少なくとも自分が批判している「福祉国家」なり「市場原理主義」なりが具体的に何を意味するのかを、①以下に説明する「国民負担率」などの数値や、②客観的な概念定義によって、まずきちんと示さなければいけません。 ここでは、ケインズ・ハイエク双方の政策スタンスの実質的な内容を、なるべく①客観的な数値や、②比較的中立的な辞書の用語定義、を活用して解説していきます。 ■2.動画ケインズvs.ハイエク第1ラウンド(2つの経済政策) ケインズvs.ハイエク ※上の動画に現れたケインズとハイエクの経済政策を、日本やアメリカの実例に即して簡単に図式化します。 ◆1.経済政策の対立軸~「新自由主義経済政策」か「ケインズ派経済政策」か 麻生政権は、サブプライム・ローン危機に対応して、小泉政権期の経済政策から大胆に軌道修正を図りましたが、政策効果が漸く現れ始めた所で政権交代となってしまいました。 新自由主義経済政策 ケインズ派経済政策 政府介入 小さな政府を志向 大きな政府を志向 典型例 小泉政権、なお福田赳夫(元首相)以来の清和会(町村派)の基本的経済政策 小渕政権、麻生政権なお田中角栄(元首相)以来の経世会(津島派)の基本的経済政策 マクロ政策 金融政策重視市場の自立調整機能を信頼 財政政策重視政府の介入による市場調整 財政方針 財政再建を優先 財政出動を容認 構造改革 構造改革を推進 構造改革に否定的 物価動向 デフレ傾向・長期で円高 インフレ傾向・長期で円安 その他 市場効率化の結果として(一時的な)格差拡大を招来市場全体の成長力は伸張(パイの拡大) 競争制限・政府介入の結果として比較的均等分配市場全体の成長力は衰弱(パイの萎縮) 結論から先に言うと、実は経済政策を巡るケインズvs.ハイエクの争いは、現在では、どちらかが常に一方的に正しい、という性格のものではなく、 (1) 1930年代にみられた大不況期や、2008年のリーマン・ショックのような深刻な金融危機・経済危機が発生した場合には、短期的に政府や金融当局が各々大規模な財政出動や大幅な金融緩和を実行して積極的に景気を刺激する必要がある。(=ケインズ派の主張する政府当局による大胆な裁量政策の採用) (2) 危機が終息に向かう趨勢が見えた後は、なるべく速やかに財政規律を確保し、金融調整を市場を通じた自律調整機能に委ねる方向に復帰する。(=ハイエクなどの主張する新自由主義経済政策の採用) という2段階で使い分けるのを良し、とする事がアメリカ政界・経済界の共通認識として確立されつつあります。 日本においても、こうした経済政策の巧みな使い分けを活用して維持されたアメリカの1980年代及び1990年代の両期の長期かつ安定的な経済好況を参考に、 ① 2000年代初めから中期にかけては小泉政権下でどちらかといえばハイエク流の市場調整機能を重視した新自由主義政策の採用、そして ② 金融危機の発生した2008年後半からは麻生政権の下で一転して大胆な財政出動というケインズ型の政府裁量政策の発動 という弾力的な経済運営の方針転換が行われました。 (但し、その後発足した民主党政権では、強力な財政再建論者の与謝野氏が経財相として入閣したこともあり、経済政策の方向性が定まっていないように見受けられます) ※(参考) 経済学革命 復興債28兆円で日本は大復活! 木下 栄蔵 (著), 三橋 貴明 (著) 経済状態には「通常経済」と「恐慌経済」という二つのモードが存在し、「セイの法則」や「リカードの比較優位説」の妥当性、あるいは小さな政府vs大きな政府など,経済環境での殆どのイシューで適合性が真逆となってしまう。従って「通常経済」モードではハイエクなどの主張する新自由主義経済政策が妥当するが、数十年~100年に1度起こる「恐慌経済」モードではケインズ型の経済政策が必要となる、ということを分かりやすく解説し現在の日本に必要な経済政策を提言。★なお三橋貴明氏は福祉国家・大きな政府推進派と勘違いされる場合が多いのですが、 新世紀のビッグブラザーへblog で、「ちなみに、わたくしは頻繁に「ケインズ主義者」とか言われますが、別にケインズを信奉しているわけでも、ついでに否定しているわけでも何でもありません。日本の現在の環境に新自由主義によるアプローチが適していると判断したなら、平気で、「くたばれ、ケインズ主義者!」とか叫びますから、はい。」と発言しているように、経済情勢にあわせて最適な政策方針を採るべきだとするケインズ・ハイエク両方のスタンスの使い分け派です。このことは三橋氏のblogを長期間にわたって愛読している人には周知の事柄です。 ◇経済政策の使い分け 基本 例外 経済状態 通常経済 恐慌経済 経済政策 新自由主義経済政策 ケインズ派経済政策 支配原理・原則 自由競争、私的自治の原則 雇用の確保、公正の原理 価値観 自由主義、個人主義、機会の平等 共助、連帯、共同体の維持、結果の平等 実現経路 ボトムアップ(自生的秩序、市場の自律調整) トップダウン(設計主義的合理主義) 政治的スタンス リベラル右派(小さな政府を推進) リベラル左派(大きな政府を推進) 代表的論者 ハイエク、フリードマン ケインズ、ロールズ ※アメリカでは1980年代以降の経験を踏まえて、この図式が共和党・民主党間でほぼコンセンサスを得ているが、政治家にも学者にも「大きな政府」を好む左派の多い日本では、これが必ずしも理解されていない。 ◆2.問題は国民負担率の増減 通常期はハイエク型の政策、金融危機が発生した場合には短期でケインズ型の政策を採る、というふうに両政策を使い分けるとして、国民生活や国家の中長期的な経済成長の可能性に関して広い視野で注目しなければいけない重要な事項があります。それが「国民負担率(national burden rate)」です。 ◇1.辞書による説明:「国民負担率」 広辞苑(岩波書店) こくみん-ふたん-りつ【国民負担率】 国・地方租税負担と社会保障負担(社会保険料負担)の合計額の、国民所得に対する比率。負担には税外収入・受益者負担などは含まれない。 ブリタニカ国際百科事典 こくみんふたんりつ【国民負担率】 一般的に国民所得に対する国民全体の①租税負担と②社会保障負担の合計額の比率をいう。厳密な定義はないが、国民の公的負担の程度を示すおおよその指標としてよく使われている。国民負担率は、①租税負担率(租税負担の対国民所得比)と②社会保障負担率(社会保障負担、すなわち社会保険料負担の対国民所得比)とに大別される。国民負担率は、地方自治体も含めて政府部内の財政規模の拡大や医療保険をはじめとする社会保障制度の充実を伴い必然的に増加する傾向にある。1992年の統計では(1)ヨーロッパの負担率が50%前後と高く、(2)アメリカは36.2%となっている。(3)日本の場合、 1 1955-65年には20%台の水準であったが、 2 1970年代後半から上昇傾向にあり、95年には37.8%と予想されている。 つまり、国民負担率とは簡単にいえば、我々の収入から政府が勝手に徴収するお金の割合のことです。 ◇2.国民負担率の上昇は“自由の喪失”を意味する 金融危機が発生した場合には、一時的に財政出動を増やさざるを得ないのは分かりますが、それを不必要に続けると中期的には必然的に国民負担率の上昇を招きます。つまり、 国民負担率が上昇する = 我々の可処分所得が減る = 我々の行動の自由がその分制約されてしまう という結果になります。 具体的に示すと・・・ ① 一年前にはAさんの月収は20万円で、そのうち税金と社会保険で5万円差し引かれるので、手取りは15万円だった。 負担率=5/20=25% 1970年頃の日本 ② 現在はAさんの月収は20万円で変わらずだが、税金と社会保険で7万円差し引かれて、手取りは12万円になった。 負担率=7/20=35% 現在の日本 ③ 一年後もAさんの月収は20万円で変わりそうもないが、税金と社会保険で9万円差し引かれて、手取りは11万円になる予定だ。 負担率=9/20=45% 10年後の日本? ④ 二年後もAさんの月収は20万円で変わりそうもないが、税金と社会保険で11万円差し引かれて、手取りは9万円になる予定だ。 負担率=11/20=55% 20年後の日本? ※①と③を比較すると、Aさんの経済的自由度は20%も奪われることになり、さらに①と④では30%も奪われることになります。 実際には1970年頃の日本と現在の日本とでは経済規模が大きく違いますから、国民負担率の上昇は国民所得の上昇によって吸収されて国民にはそれほど痛みと感じられませんでした。 しかし、これからの日本は、経済規模の拡大が余り望めない中での国民負担率の上昇を迎えることになりますから、何らかの対策を政府がしっかり取らないと、国民の経済的自由の損失が急ピッチですすんでしまいます。 ※各国の国民負担率の推移 ( 参考リンク )なおリンク先の「日本を欧州型の福祉社会にする」という主張には強く反対します。欧州諸国のように国民負担率が50%を超えてくると、「額に汗して働き収入を上げて豊かになる」という動機よりも「どうせ働いても政府に吸い上げられるだけであり、上手く政府の補助金や扶助を獲得することを考えるのが得だ」といった考えに傾く国民が多くなってしまい、経済が停滞してしまうからです。図中の各国で、曲がりなりにも一番経済活力が高い国は、国民負担率が一番低いアメリカであり、その次は国民負担率が二番目に低い日本であることがこれを証明しています。)【関連】 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か★国民負担率の数値を示さずに「福祉の充実」を訴える者に注意★選挙になると、それをすると将来に国民負担率がどうなるのかといった数値をまったく示さずに「福祉の充実」「安心社会の実現」などの耳障りの良いスローガンを繰り返す者が必ず現れます。この言葉の真に意味するところは「貴方の収入から、政府が天引きして貴方の知らない誰かのために勝手に使用する金額の割合を今よりも増やします(つまり貴方の自由に処分できる所得を減らします)」ということです。社会民主主義の立場をとる政党が長期に渡って政権を握り続けてきたスウェーデンなど北欧諸国は、そのようにして個人の収入の70%以上が現実に政府に吸い上げられていますし、左翼政党がやはり強い勢力を持つフランスなども国民負担率が60%を超えています。「福祉の充実」「ヨーロッパ型の高度福祉社会の実現」といった言葉に踊らされている人は、本当にそれが自分の望む社会の在り方なのか再検討してみる必要があります。 ◆3.政治的スタンスと経済政策 当サイトで薦めている政治的スタンス8分類には、実はスタンス毎の経済政策も組み込まれています(下図参照)。 これに上記の国民負担率の目安も対応させてみます。 政治的スタンス (経済政策) 国民負担率の目安 補足説明 (1) リベラル右派 (最低限の政府介入) 10%台 ※ハイエクのスタンス 1870年代までのイギリス (2) 保守主義 (中負担・中福祉) 20%台 1970年代までの日本 (3) 中間 (無定見・便宜主義) 30%台 現在の日本・アメリカ (4) リベラル左派 (やや高負担・高福祉) 40~50%台 ※ケインズのスタンス 英・独など欧州主要国 (5) 左翼・右翼 (高負担・高負担) 60~70%台 ※社会民主主義者のスタンス スウェーデンなど北欧諸国、仏、準戦時体制 (6) 極左・極右 (国家管理) 80%以上 ※マルクスのスタンス 旧ソ連/東欧など共産主義国、戦時体制 こうして見ると、1955‐75年頃の日本(自民党の鳩山・岸・池田・佐藤・田中政権期)は国民負担率20%台で、経済政策面からも保守政権だったことになります。 またアメリカは、2004年に国民負担率31%という数値があり、ブッシュ子政権は経済政策面で保守主義にあと一歩の所まで接近していたことが分かります。 現在は、日本もアメリカも30%台半ばから後半で、中間から、40%台以上のリベラル左派的なスタンスに近づきつつある状況と言えます。 -... ※サイズが合わない場合は こちら をクリック ◆4.増税が好きなリベラル左翼 昨年の参議院議員選挙の頃から、菅首相をはじめとする民主党政権首脳が盛んに消費税率10%への引き上げなどの増税策を打ち出しており、困ったことに谷垣自民党総裁(自民党内のリベラル左翼)もそれを容認するかのような発言を繰り返しています。 これは、私たち一般国民から見れば極めておかしな現象ですが、上記の説明の通り、リベラル左翼はいずれも「大きな政府」が好ましいと(私たちの常識に反して)本気で考えているのです。 つまり、「福祉の充実」という耳障りの良い言葉を名目に、増税あるいは社会保険料の増額徴収によって、国民個々人の可処分所得を減殺し、実質的に国家がコントロールする経済領域の拡張(=個人が自由に処分できる経済領域の縮小)を実現しようとしているのです。 これをフロー(資金の流出入)の社会主義化といいます(これに対して、旧ソ連など共産主義国でかって行なわれた生産手段の国有化を「ストック(資産)の社会主義化」といいます)。 英サッチャー・米レーガン両保守政権の規制緩和/減税/補助金削減/公的企業の民営化といった新自由主義に基づいた経済改革が大きな成果を収め、ソ連・東欧の共産主義国が崩壊した1990年代以降は、日本も含めて各国の左翼は、もはや生産手段の国営化(主要民間企業の公営化などの形態を含む)による社会主義の実現は政策としては完全に引っ込めてしまったかわりに、課税強化や社会保険の増額負担という手段を通じて、政府のコントロール下に置かれる国民経済の割合を徐々に増やしていく方向に転換しました(ソ連に代わって、スウェーデンなど北欧諸国が、こうした左翼たちの理想の国家・社会となったのはよく知られているところです)。 このような政府の経済的コントロールの強化は、必然的に政治的コントロールの強化につながります。 私たちが特定の政党や政治家を応援する場合には政治献金や応援集会に参加するという形をとりますし、特定の政策に反対する場合には抗議デモへの参加や陳情やネットやチラシでの周知活動という形をよくとりますが、これらの活動にはいずれも相応の資金が必要になります。 従って、政府によって私たちの経済的自由が減殺されれば、必然的にその分の政治的自由も奪われることになります。 これがハイエクが1960年に『自由の条件』で警告した「(福祉国家という)新しい隷従への道」です。 本書を書いた時には、社会主義という言葉は、はっきりと、生産手段の国有化と、それによって可能になり、必要ともなる中央集権的経済計画化を意味していた。・・・(中略)・・・今日において社会主義とは、もっぱら課税という手段を通じて広範囲な所得の再配分を行なうことを意味しており、また福祉国家という制度のことを意味するようになってきている。・・・(中略)・・・この福祉国家という形態においては、本書で警告したような事態は、もっとゆっくりとした、間接的な、不完全な形でしか現れないだろう。けれども・・・究極的な結果はここで警告したようなものになっていくだろうと、私は確信するものである。 ~ F.A.ハイエク『隷従への道』(1944年)の1976年版への前書き 保守主義者・自由主義者が一般に価値を置くのは「機会の平等」ですが、実は社会には、幼いころに経済的理由から不当な差別を受けたなど様々な理由により「結果の平等」が確保された世界を強く夢見ており、その夢を達成するために努力して、政治家なり法曹なり言論人なりへの道を歩んだという(ある意味で非常に立派な)人物が、私たちの一般に考えているよりもずっと多く存在しています。 そして、そのような勢力が「福祉の充実」などの甘い言葉を巧みに使って、①事実上の政府による経済的コントールの強化→②政治的コントロールの強化→③彼らの目標とする「平等社会の実現」へと日本社会を引きずっていこうとしている危険性が実は高い、ということを私たちはもっと確りと認識しておくべきです。 (フランス革命に最大の思想的影響を与えたルソーの平等思想とは実際にそういうものでしたし、日本においても、戦後に教育界や言論界を占拠した左翼たちによってルソーが学校教育の場などで素晴らしい思想家として最大限に賞賛され続けている現状によって、それは裏づけられると思います) ◆5.「福祉国家」「市場原理主義」批判をする者は共に国民負担率の目標を示すべき 各国の国民負担率の増減グラフの横欄に書きましたが、「福祉の充実」を主張する者は、具体的に国民負担率が何%台の社会を目標としているのか、を明示しなければ不誠実・不見識であり、政治家あるいは識者として不適当といえます。 同様にして、ハイエクや小泉政権を「市場原理主義」として批判する者も、「では自分たちは国民負担率が何%台の社会を目標としているのか」をきちんと明示できなければ不誠実・不見識で、的外れの批判をしていると言わざるを得ません。 このように、自分が国民負担率が何%台の社会を目標としているのか、を確り検討することは、自分の政治的スタンスを確り検討することにつながります。 そして、そのようによく検討してみると、今までハイエクを「市場原理主義」として何となく批判してきた人が、 ① 実はリベラル左派の目指す「大きな政府(=やや高負担・高福祉の社会…具体的には国民負担率40~50%台の社会)」ではなくて ② 「中規模の政府(=中負担・中福祉の社会…具体的には国民負担率20%台の社会)」が良いと考える保守主義のスタンスであって、ケインズよりもむしろハイエクのスタンス(小さな政府)により近いことが分かる場合 などがおこるはずです。 私自身の見解としては、国民負担率が30%台後半から40%台に接近している現在の日本は、かなり問題のある状況だと見ています。 自分の収入のうち、私たちは既に35%以上を政府に吸い上げられており、今後さらにその割合が上昇していく(=私たちの可処分所得の割合がさらに減殺される)可能性が濃厚なのです。 自分の収入の一定の割合が、自分の知らない誰かのために使われるとしても、 ① 私としては、それはあくまでチャリティ(慈善)、すなわち私たち国民自身の意志による自発的な資金拠出であるべきであり、 ② 政府によって、私たちの収入の今以上の割合が強制的に徴収されて、誰かの為に勝手に使用されてしまう、という状況は余り望ましいとは思いません。 そういう状況下では、 (1) 強制的に徴収される側には、 正当な理由なく収入が奪われているという不満が残る一方で、 (2) 政府から給付を受ける側には、 本来の対価がないにも関わらず便益を受け続けることからくるモラル・ハザードの発生と、今後も継続して便益を受け続けようとするところからくる不当な既得権益の発生(受益者の圧力団体化)が容易に想定されます。 ◆6.ここまでのまとめ ① 「通常経済」か「恐慌経済」か、経済局面を見極めて、ハイエク型の経済政策を採用するかケインズ型の経済政策を採用するか決定するのが正しい在り方であり、 ② 現在は「恐慌経済」下にあるのでケインズ型の経済政策を採るのが正解となると考えますが、 ③ ケインズ政策をいつまでも続けると、国民負担率の上昇を招いて、その分我々の経済的自由(そして政治的自由)が奪われる結果に至ります。(ハイエク「新しい隷従への道」) ④ 従って、我々としては、経済局面の転換によるケインズ型からハイエク型への転換まで見据えて、政府の経済政策を評価していく必要があります。 ■3.動画ケインズvs.ハイエク第2ラウンド(対立構図の一般化) 以下では、ケインズvs.ハイエクの経済政策の対立を、リベラル左派(大きな政府)vs.リベラル右派(小さな政府)の政治的な対立構図に一般化します。 ケインズvs.ハイエク第2ラウンド 2番目の動画でケインズが強調している「トップダウン」は政府が経済の在り方の大部分を設計・計画し管理する「設計主義(的合理主義)」(⇒全体主義に繋がる)を、またハイエクが強調している「ボトムアップ」は政府の経済的介入が少なく民間が個々に自主的に経済活動に携わった結果としての 「自生的秩序」(⇒自由主義に繋がる)をそれぞれ含意しています。 ハイエクの自由論・解説ページ ⇒ リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ◆1.リベラル左派vs.リベラル右派(図解) ↓本文はここをクリックして表示 -... ※下図の解説は 保守主義とは何か 参照(ハイエクの政治的スタンスを「経済保守=新保守」ともいいます。) ※サイズが合わない場合は こちら をクリック ◆2.ケインズvs.ハイエク用語解説 ◇1.ケインズと修正資本主義 ↓本文はここをクリックして表示 +... ※下記は、ブリタニカ百科事典(日本版)より引用(ただし※注はこちらで追記) ケインズKeynes, John Maynard 1883.6.5 ケンブリッジ生 - 1946.4.21 サセックス,ティルトン没イギリスの経済学者。J.N.ケインズの子。1905ケンブリッジ大学キングズ・カレッジを卒業。卒業後3年間インド省に勤務し、09年にケンブリッジ大学のフェローとなり金融論を担当。15年には大蔵省に勤務し、パリ講和会議の大蔵省主席代表となった。連合国のドイツに対する過酷な賠償要求に反対して辞任。第1次世界大戦後、イギリスの金本位制度復帰に反対して管理通貨制度を主張。また保守党の自由放任政策を批判した。大不況が生じるやマクミラン委員会委員として活躍した。36年には『雇用・利子および貨幣の一般理論』The General Theory of Employment, Interest and Money を著わし、完全雇用を前提として、セーの法則をとる従来の正統的経済理論・雇用理論を批判し、以後の経済学・経済政策に絶大な影響を与えた。第2次世界大戦中は大蔵省顧問として戦時財政、金融政策の計画と実行に参画、41年にはイングランド銀行理事となり、42年には男爵に叙せられた。44年ブレトンウッズにおける連合国国際通貨会議のイギリス首席代表として戦後の国際通貨体制再建策のイギリス側原案(⇒ケインズ案)を提示し、アメリカのホワイト案と対立した(⇒ブレトンウッズ協定)46年国際通貨基金IMFおよび国際復興開発銀行のイギリス側理事となった。上記以外にも『平和の経済的帰結』The Economic Consequences of the Peace(1919)、『貨幣改革論』A Tract on Monetary Reform(23)、『貨幣論』A Treatise on Money(2巻、30)、『説得評論集』Essays in Persuasion(31)など多くの著書・論文があり、71年以降、王立経済学会の手で『ケインズ全集』Collected Writtings of John Maynard Keynesの刊行が始められた。 『雇用・利子および貨幣の一般理論』The General Theory of Employment, Interest and Money 1936年に公刊されたJ.M.ケインズの主著。1920年代のイギリスの不況や30年代の世界的不況を背景に古典学派・新古典学派経済学との対決として書かれた。主な内容は所得決定理論としての乗数理論と利子率決定理論としての流動性選好説とから成る。乗数理論とは投資の増加に応じる所得の増加の過程をとらえたもので、古典派の理論が貯蓄と投資の利子率を媒介とした均等化を論じたのに対し、所得の変化を媒介として貯蓄と投資が均等化することを主張した。また投資誘因の一つとしての利子率の決定は、古典派が主張したように貯蓄・投資によって決まるのではなく、貨幣需要関数である流動性選好関数と中央銀行の政策による貨幣供給により決まると主張した。これらの理論により新古典学派の雇用理論を批判し、不完全雇用下の均衡の可能性を説き、さらに不況からの脱出のためには国家の経済への積極的介入が必要であると主張した。また方法論的には所得分析ともいわれるマクロ分析が中心であり、動態的要素を多分に含んでいるが、形式的には経済全体としての均衡状態を問題としているため静学分析である。また資本ストックの変化・完全雇用水準の変化を考慮しておらず、短期分析である。 修正資本主義revisionist capitalism 本来の資本主義経済の無計画性に基づくさまざまな弊害を国家が政策的に是正し、福祉国家を目指そうとする思想。資本主義における弊害としての所得分配の不平等は、労使の協調と国家の所得再分配政策によって、恐慌の発生は経済計画によってそれぞれ是正され、克服されるとする。この思想は1929年に始まる世界大恐慌、ソ連の第1次5ヶ年計画などを背景とし、33年のアメリカ大統領F.ルーズベルトによるニューディール政策後に登場したものである。理論的にはJ.M.ケインズの雇用理論、A.ピグーの厚生経済学などにより基礎付けられる。 ◇2.ハイエクと新自由主義 ↓本文はここをクリックして表示 +... ※下記は、ブリタニカ百科事典(日本版)より引用(ただし※注はこちらで追記) ハイエクHayek, Friedrich (August) von 1899.5.8. ウィーン生 - 1992.3.23 フライブルク没オーストリア生れの経済学者。ウィーン大学卒業後官吏となり、1927~31年オーストリア景気研究所長、29~31年ウィーン大学講師を兼任、31年ロンドン大学客員教授、同正教授を経て、50年にシカゴ大学教授、62年に西ドイツのフライブルク大学教授に就任した。第2次世界大戦前はオーストリア学派第3世代の代表的理論家の一人として貨幣的景気理論を展開し、景気の安定のためには貨幣の中立性を維持すべきであるという中立貨幣論を堅持する一方、経済政策面では最小限の計画と社会保障を容認しながらも徹底的な自由主義を主張した。その後、社会哲学面に関心を移し、47年世界の自由主義者の国際団体モンペルラン・ソサエティーを創立、初代会長(のち名誉会長)となり、新自由主義の指導者として活動した。『貨幣と景気』Geldheorie und Konjunktur theorie(1929)や『価格と計算』Prices and Production(31)などの著作を通じて、かってはその貨幣的経済理論によって著名であったが、今日ではむしろネオ・オーストリアンの理論的源流の一人として、あるいは経済理論の枠組みを超えた思想家として評価されている。74年ミュンダールとともにノーベル経済学賞受賞。主著『資本の純粋理論』The Pure Theory of Capital(41)、『隷従への道』The Road to Serfdom(44)、『個人主義と経済秩序』Individualism and Economic Order(48)など著書多数。 『自由の条件』The Constitution of Liberty F. von ハイエク著。1960年刊。現代福祉国家思想とそれを背後で支える狭義の近代合理主義に対して、徹底的な批判を加えた自由主義政治哲学の代表的著作である。ハイエクが擁護するのは個人の自由であるが、その重要な論拠となるのは無知の自覚である。我々がもし全知全能の存在であれば、未来を完全に予見し合理的な計画を立案することが可能である。しかし現実には我々は限られた知識を持ち得るのみであり、予測不可能な事態に対応する個人的自由が必要となる。そして自発的な活動の中から秩序は自生的に形成される。その意味でハイエクは、強制のない状態を自由の本質とみなすイギリス的伝統を高く評価する。 新自由主義neo-liberalism (1) 1870,80年代から勃興したイギリスの理想主義運動、なかんずくT.H.グルーンが主唱した社会思想。グリーンは、道徳哲学としてはJ.ロック、J.ベンサムなどの功利主義的自由主義ではなく、カントやヘーゲルの影響を受けた観念論的・理想主義的自由主義を、社会哲学としては、自由放任主義(経済的自由主義)ではなく国家による保護干渉主義(社会政策)を主唱した。しかし決して国家専制主義や全体主義に陥らず、個人の自我の実現、個人の道徳的生活の可能な諸条件の整備に国家機能が存在するとして、自由主義の中心である個人主義を継受した。この思想はイギリス自由党の労働立法・社会政策に思想的根拠を与えた。⇒※注:こちらは正確には new liberalismであり、訳すと文字通り「新自由主義」だが、現在はこちらの意味では使用されなくなったので注意が必要。 (2) 1930年代以降の全体主義国家の台頭や第二次世界大戦中から戦後にかけてのケインズ政策に反発して、再び個人の自由の尊厳を説き、政府の恣意的政策の採用を排し、法の下での自由を強調する思想。このような思想をもつW.オイケン、W.リプケ、L.ミーゼス、G.ハーバラー、F.ハイエク、L.C.ロビンズ、M.フリードマンらの多彩な人材を擁して、47年にモンペルラン・ソサエティーを結成している。恣意的・強権的権力の行使に反対する点ではかっての自由放任的自由主義と共通する面をもつため、その単なる復活と誤解されがちであるが、普遍的な法の強力な支配の必要を説き、法秩序の下での自由を強調する点で、かっての自由放任とは異なる。経済政策面でのその端的な表れは、ドイツに代表される社会的市場政策とシカゴ学派に代表される新貨幣数量説である。⇒※注:こちらが、neo-liberalism(正確に訳すと「再興自由主義」)すなわち現在使用されている意味での「新自由主義」である。リベラリズムと自由主義参照 ◆3.「福祉国家」と「小さな政府」 ◇1.福祉国家(welfare state) ↓本文はここをクリックして表示 +... ※下記は、ブリタニカ百科事典(日本版)より引用(ただし※注はこちらで追記) 福祉国家 welfare state 国民に生存権を保障し、平等に福祉を分配する国家をいう。歴史的には絶対主義国家もすでに慈恵的な福祉国家観をもっていた。しかし、現代の福祉国家は、19世紀末頃から社会問題の解決が国家の手に委ねられるとともに現れた。従ってそれは、社会保障の確立された国家をさすものと言ってよい。この意味では福祉国家は社会国家ともいわれる。 ※上記の説明(日本版ブリタニカ百科事典)はいささか内容が足りないので、英語圏の辞典の該当項目を翻訳して追加説明します。 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(welfare stateの項)より全文翻訳 国家が、市民達の経済的・社会的な安寧幸福(the economic and social well-being of the citizens)の保護と促進に関して、鍵となる役割を演じる、とする政治的概念(concept of government) (福祉国家が)基礎を置く原則は、①機会の平等、②富の公平な分配、③良好な生活の最小限の用意が欠落している人々に対する公的責任、である。 この言葉は、多様な経済的・社会的有機体の形態に対して用いることが出来る。 福祉国家の基本的な提供物の一つは社会保険である。それは恩恵が大いに必要とされる時節に供給されることを目的としている(例:老齢・疾病・失業) 福祉国家は、また通常、①教育、②健康サービス、③住宅、の公的な供給を包含する。 多くの欧州諸国では、包括的な健康保険と国家助成金支給による大学水準の教育が一般的となっているのに比べると、アメリカ合衆国の公的供給は展開されている範囲がより小さい。 中央計画的な経済を持つ国々では、福祉国家はまた①雇用と②消費者価格の管理をも包含する。 殆どの国々は、少なくとも福祉国家に関連した何らかの方策を制度化している。英国では1948年に包括的な社会保険が採用された。アメリカ合衆国ではニューディールやフェアデールといった社会的-立法プログラム(social-legislation programs)は福祉国家の原理に基礎を置いている。 スカンジナヴィア諸国は、個人に対して生活のあらゆる側面に関する国家的扶助を供給している。 (2) オックスフォード英語事典(welfare stateの項)より抜粋翻訳 1 国家が、市民、特に金融的・社会的必要に迫られている人々に、交付金・年金その他の恩典によって健康と安寧幸福の保護を引き受ける制度。英国における近代福祉国家の設立は、1942年のベヴァリッジ報告によってその路線が敷かれた。国営の健康サービス・国営の保険スキーム(仕組み)の設立といった、その報告の提案は、1948年に労働党政権によって実施された。 2 そうした制度を実行している国家のこと。 (3) コウビルド英語事典(welfare stateの項)より全文翻訳 英国や他の幾つかの国において、福祉国家とは、政府が健康や教育などの無料サービスを供給し、例えば老齢や失業や疾病によって労働することが出来ない人々に金銭を付与する制度をいう。 ◇2.小さな政府(limited government) ↓本文はここをクリックして表示 +... ※下記は、ブリタニカ百科事典(日本版)より引用(ただし※注はこちらで追記) 小さな政府(limited government)※注:項目なしのため、安価な政府の項目で代用※補注参照 「小さな政府」ともいう。18世紀末頃より用いられた自由主義の財政的標語で、財政規模のあまり大きくない政府をいう。ナポレオン戦争後のイギリスでは、軍事費の削減はもとより、航海法・独占特許制度の撤廃などの自由主義施策の推進と並んで一般経費の縮減が進められた。このため1870年頃まで国家財政の規模は年々減少、または漸増するにとどまり、史上ほとんど唯一の「安価な政府」が出現した。その思想的背景にあるものは、国の役割を国防・警察などに限るA.スミスの夜警国家観である。しかし、前世紀(注:19世紀)末以降イギリスを含めて経費膨張が避けがたい傾向となったことは、帝国主義の風潮に追うところが大きい。第二次世界大戦後は、福祉の充実など各経済分野での公共部門の拡大が「高価な政府」へと拍車をかけているが、1980年代アメリカのレーガン政権、イギリスのサッチャー政権下では「小さな政府」への動きがみられた。その趣旨は、経済・社会政策の領域での政府の役割を削減し、市場機構と競争に多くを委ねることによって財政赤字・政府規制を改め、公営企業の民営化を促し、自立・自助の精神により資本主義経済の再活性化をはかることにあった。(⇒経費膨張の法則) ※補注: 実際には「安価な政府(cheap government)」という政治・経済用語は英語圏には存在しない。 (cheap government は「安っぽい・みすぼらしい政府」の意味になってしまい、用語として不適切)⇒英語に疎い日本人学者の間で使用される誤った用語と思われるが、ここでは日本語版ブリタニカ百科事典の記載内容をそのまま転記する。 ◆4.右派と左派の2種類ある「リベラル」 ↓本文はここをクリックして表示 -... ※「リベラリズム」(liberalism)の辞書的定義および説明 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(liberalismの項)より全文翻訳 政治的および経済的ドクトリン(理論・信条)であり、①個人の権利・自由、②政府権力の制限の必要性、を強調するもの。 1 リベラリズムは、16世紀欧州の戦争(30年戦争)の恐怖に対する防御的リアクションとして発生した。その基本理念は、トーマス・ホッブズとジョン・ロックの著作の中で公式な表現を付与された。この両者は、至上権は究極的には被統治者の同意によって正当化され、神権ではなく仮想的な社会契約によって付与されると唱えた。経済分野では、19世紀のリベラル(自由主義者)達は、社会での経済生活に対する政府介入の撤廃を強く要求した。アダム・スミスに従って彼らは自由市場に基礎を置く経済システムは、部分的に政府にコントロールされた経済システムよりも、より効率的であり、より大きな繁栄をもたらすと論じた。 2 欧州と北米の産業革命によって発生した富の巨大な不平等その他の社会的問題への反動として、19世紀末から20世紀初めにかけてのリベラル(自由主義者)達は、市場への限定的な政府介入と、無料の公共教育や健康保険などの政府拠出による社会的サービスの創出を唱えた。アメリカ合衆国では、F.D.ルーズベルト大統領により企画されたニュー・ディール(新規まき直し)計画により、近代ないし進歩的リベラリズム(modern liberalism)は、①政府の活動領域の広範な拡張、そして、②ビジネス活動の規制の増大、として特徴づけられた。第二次世界大戦後、社会福祉の一層の拡張が、イギリス・スカンジナビア諸国・アメリカ合衆国で起こった。 3 1970年代の経済的不振(スタグネーション:不況とインフレの同時進行)は殊にイギリスとアメリカ合衆国において、自由市場を選好する古典的な自由主義の立場(classical liberal position)の再興を導いた。 4 現代リベラリズム(contemporary liberalism)は、①不平等の緩和、②個人の権利の拡張、を含む社会改革に依然関心を寄せ続けている。 (2) オックスフォード英語事典(liberalの項)より抜粋翻訳(※liberalismは派生語扱い) (政治的文脈で)個人的自由、自由交易、漸進的な政治的・社会的改革を選好する(形容詞)。 語源(ラテン語) liber(=free (man):自由(人))。原初的語感は「自由人として適格な(suitable for a free man)」 ⇒つまり「自由人=奴隷でないこと」 (3) コウビルド英語事典(liberalismの項)より全文翻訳 1 ・リベラリズム(liberalism)とは、革命ではなく、法改正によって社会的進歩を漸進的に行う、とする信条である。 2 ・リベラリズム(liberalism)とは、人々は多くの政治的そして個人的な自由を持つべきである、とする信条である。 以上の辞典による説明は、かなり内容が不明瞭であるが、まとめると「リベラリズム」という言葉は、次の4つの段階あるいは種類・区分をもってその意味内容を拡張ないし変化させてきた、ということになる。 リベラリズムの段階・種類・区分 時期 意味内容 1 古典的リベラリズム(classical liberalism) 16世紀~19世紀 ①個人の権利・自由の確保、②政府権力の制限、③自由市場を選好…消極国家(夜警国家) 2 ニュー・リベラリズム(new liberalism) 19世紀末~20世紀 経済的不平等・社会問題を緩和するため市場への政府介入を容認→次第に積極的介入へ(積極国家・福祉国家・管理された資本主義)社会主義に接近しているので社会自由主義(social liberalism)と呼ばれ、自由社会主義(liberal socialism)とも呼ばれた。 3 再興リベラリズム(neo-liberalism) 1970年代~ スタグフレーション解決のため自由市場を再度選好。 2 を個人主義から集産主義への妥協と批判し、個人の自由を取り戻すことを重視 4 現代リベラリズム(contemorary liberalism) 現代 ①不平等の緩和、②個人の権利の拡張、を含む社会改革を志向1970年代以降にJ.ロールズ『正義論』を中心にアメリカで始まったリベラリズムの基礎的原理の定式化を目指す思想潮流で、①ロールズ的な平等主義的・契約論的正義論を「(狭義の)リベラリズム」と呼び、②それに対抗したR.ノージックなど個人の自由の至上性を説く流れを「リバタリアニズム(自由至上主義)」(但し契約論的な構成をとる所はロールズと共通)、③また個人ではなく共同体の価値の重要性を説くM.サンデルらの流れを「コミュニタリアニズム(共同体主義)」という。 補足説明 2 ニュー・リベラリズム(new liberalism)と 4 再興リベラリズム(neo-liberalism)は共に「新自由主義」と訳されるので注意。もともと 1 古典的リベラリズムに対して修正を加えた新しいリベラリズム、という意味で、 2 ニュー・リベラリズム(訳すと「新自由主義」)が生まれたのだが、世界恐慌から第二次世界大戦の前後の時期に、経済政策においてケインズ主義が西側各国に大々的に採用された結果、 1 に代わって 2 がリベラリズムの代表的内容と見なされるようになり、 2 からnewの頭文字が落ちて、単に「リベラリズム」というと 2 ニュー・リベラリズムを指すようになった。ところが、1970年代に入るとインフレが昂進してケインズ主義に基づく経済政策が不況脱出の方途として効かなくなってしまい、市場の自律調整機能を重視する 1 の理念の復興を唱える 3 ネオ(=再興)・リベラリズムに基づく政策が1980年前後からイギリス・アメリカで採用されるようになった。そのため今度は、 3 を「新自由主義」と訳すようになった。 上記のうち「リベラル右派」に該当するのは、 1 古典的リベラリズム、及び 3 再興リベラリズムである(薄青色部分)。 また「リベラル左派」に該当するのは、 2 ニュー・リベラリズム、及び 4 現代リベラリズムのうちロールズ的な平等主義的・契約論的正義論である(ピンク色部分)。 ◆5.「左派」「左翼」の辞書的定義 ◇1.左派(left) ↓本文はここをクリックして表示 +... (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(leftの項)より全文翻訳 政治に関して、一般的に、①平等主義(egalitarianism)と、②政治的・経済的生活の主要な諸機構の人民または国家による管理(popular or state control of the major institutions of political and economic life)、とに結びついた政治的帯域(political spectrum)の一角。 この言葉は、フランス革命時の議会で、社会主義者の代表達が、議長席の左側に陣取った1790年代に由来する。 左派は、 ①富裕者や貴族階級のメンバーを含む伝統的なエリート達(traditional elites)の利益に対して敵意を持ち、 かつ、 ②労働者階級(working class)の利益に対して好意を持つ傾向がある。(プロレタリアートの項を見よ) 1 彼らは、社会福祉(social welfare)を政治の最重要目標とみる傾向がある。 2 社会主義(socialism)は、世界の殆どの国々で、左派の標準的なイデオロギーである。 3 共産主義(communism)は、いっそう急進的な左派のイデオロギーである。 (2) オックスフォード英語事典(leftの項)より抜粋翻訳 急進的(radical)、革新的(reforming)、または社会主義的(social)な見解を好む集団または政党。 (3) コウビルド英語事典(leftの項)より全文翻訳 社会主義の政治的理念を支持する人々を左派(the left)という。 彼らは、しばしば右派(the right)つまり資本主義と保守主義の政治的理念を支持する人々と対比される。 ◇2.左翼(left-wing) ↓本文はここをクリックして表示 +... (1) オックスフォード英語事典(left-wingの項)より抜粋翻訳 1 政党または政治体制のうち、急進的(radical)、革新的(reforming)、または社会主義的(social)な部分。 2 サッカー・ラグビー・ホッケーの競技場でチームの左側をいう。 (2) コウビルド英語事典(left-wingの項)より全文翻訳 1 左翼の人々は、社会主義的(socialism)に基礎を置く政治的理念を保持している。 2 人々の集団、特に政党としての左翼(the left wing)は、その他のメンバーに比較して社会主義により近い信条を持つメンバーによって構成されている。 ◇3.左派には3種類ある ↓本文はここをクリックして表示 -... ※要約すると、左派には次の3種類がある。(ブリタニカ百科事典(leftの項)のピンク色部分参照) 内容 キーワード 極左 共産主義(communism)即ち、いっそう急進的な左派のイデオロギーを支持する立場 ①共産主義、②マルクス主義、③弁証法的唯物論、④ヘーゲル主義 左翼 社会主義(socialism)即ち、左派の標準的なイデオロギーを支持する立場 ①社会主義、②社会民主主義(社会民主制)、③集産主義 リベラル左派 社会福祉(social welfare)を政治の最重要目標とする立場。左翼理念の持ち主 ①福祉国家、②リベラリズム、③J.ロールズ、④社会契約、⑤自然法、⑥人権 ※詳細は 左派・左翼とは何か へ ※サイズが合わない場合は こちら をクリック ※政治的スタンス5分類・8分類について詳しくは 政治の基礎知識 参照。 ◆6.「右派」「右翼」の辞書的定義 ◇1.右派(right) ↓本文はここをクリックして表示 +... (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(rightの項)より全文翻訳 保守的な政治思想(conservative political thought)に結びついた政治的帯域(political spectrum)の一角。 この言葉は、保守的な代表達が、議長席の右側に陣取った1790年代のフランス革命時の議会の座席配置に由来する。 19世紀には、 この言葉は、①権威(authority)、②伝統(tradition)、③所有(property)を擁護する保守主義者に対して用いられた。 20世紀には、 ファシズム(fascism)に結びついた、④逸脱した急進的な形態(a divergent, radical form)が勃興した。 左派(left)を見よ。 (2) オックスフォード英語事典(rightの項)より抜粋翻訳 (しばしば the Right)保守的な見解(conservative views)を好み、資本主義の原則(capitalist principles)を擁護する集団や政党。 (3) コウビルド英語事典(rightの項)より全文翻訳 資本主義と保守主義の政治的理念を支持する人々を右派(the right)という。 彼らは、しばしば左派(the left)つまり社会主義の政治的理念を支持する人々と対比される。 ◇2.右翼(right-wing) ↓本文はここをクリックして表示 +... (1) オックスフォード英語事典(right-wingの項)より抜粋翻訳 1 政治思想または政治制度の中で、保守的(conservative)または反動的(reactionary)な部分。[起源はフランスの国民議会(1789-91)を参照。そこでは貴族達(the nobles)は議長の右側に座り、平民(the commons)は左側に座った。] 2 サッカー・ラグビー・ホッケーの競技場でチームの右側をいう。軍隊の右サイドのこと。 (2) コウビルド英語事典(right-wingの項)より全文翻訳 1 右翼の人または集団は、保守的(conservative)または資本主義的(capitalist)な見識を保持している。 2 ある政党の右翼は、最も保守的または最も資本主義的な見解を持つメンバーによって構成されている。 ◇3.右派には4種類ある ↓本文はここをクリックして表示 -... ※要約すると、右派には次の4種類がある。(ブリタニカ百科事典(rightの項)のピンク色部分、コウビルド英語事典(right-wingの項)参照) 内容 キーワード 極右 ファシズム(fascism)即ち、逸脱した急進的な形態(a divergent, radical form) ①全体主義、②ファシズム、③国民(国家)社会主義、④ジンゴイズム 右翼 権威主義(authritalianism)即ち、権威(authority)を擁護する立場 ①権威主義、②ナショナリズム、③パトリオティズム 保守 保守主義(conservatism)即ち、伝統(tradition)を擁護する立場 ①保守主義、②E.バーク リベラル右派 資本主義(capitalism)即ち、所有(property)を擁護する立場 ①資本主義、②自由主義、③F.A.ハイエク、④K.R.ポパー ※詳細は 右派・右翼とは何か へ ◆7.自生的秩序論と設計主義的合理主義 ⇒ 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き に包括的な説明があるので、そちらを参照下さい。 ◆8.まとめ 以上で、リベラル右派とリベラル左派の理解に必要な事項を押さえました。これを図示したものが下図となります。 ※サイズが合わない場合は こちら をクリック。 ※政治的スタンス5分類・8分類+円環図も参照のこと ※サイズが合わない場合は こちら をクリック ※上図の解説は 保守主義とは何か を参照(ハイエクの政治的スタンスを「経済保守=新保守」ともいいます。) ■4.参考図書 『自由の条件Ⅲ福祉国家における自由』 F.A.ハイエク著(1960年)出版社/著者からの内容紹介『自由の条件』の最終巻。自由を抑圧し、財政破綻を導く可能性をはらむ福祉国家=<大きな政府>を批判。代わって、国家の役割を限定し個人の自由度を高める<効率的な政府>のあり方を、具体的な課題----税制、通貨、雇用問題、社会保障、教育、都市計画など----を交えて提言する実践的な書。【新解説付き】★現代の日本にも通じる「福祉国家=大きな政府」の下での既得権益の発生と政治的腐敗の根本原因を深く抉り、かつその処方箋を示して、英サッチャー首相のバイブルと呼ばれた名著。 『法と立法と自由Ⅲ自由人の政治的秩序』 F.A.ハイエク著(1979年)出版社/著者からの内容紹介民主主義の行き詰まりの原因を鋭く分析し、あるべき政府への処方箋を提言するハイエクによる民主主義改革論。政府・官僚の肥大化、利権政治の跋扈、立法府の機能不全、規制緩和の必要性など、「大きな政府」から「効率的な政府」への道を説く。★『法と立法と自由』シリーズ3巻の最終巻であり、慢性的な不況と政治腐敗に苦しむ1970年代の肥大した福祉国家の病理をさらに鋭く考察しているほか、1970年代前半に出版されたロールズ『正義論』やノージック『アナーキー・国家・ユートピア』を意識した発言も見られる興味深い一冊。 ■5.ご意見、情報提供 ページ内容向上のためのご意見・情報提供を歓迎します。 ↓これまでの全コメントを表示する場合はここをクリック +... 現在が恐慌という所だけ同意できません。そこまでの不況ではないと思います。 -- 名無しさん (2012-12-11 18 03 14) 通常経済-恐慌経済 -- 名無しさん (2013-01-07 02 16 34) 「政治思想と社会保障観」を参照されたい。http //www22.ocn.ne.jp/~kguik/seijisisou.html -- kisi (2013-01-24 11 17 04) 現在の日本の状況はまさに恐慌です。 -- 名無しさん (2013-02-01 22 45 55) 国民負担率を使うとは初めて聞きました。素晴らしいと思います。 -- a (2013-07-15 15 53 55) ただ、日本の国民負担率が20%台だったのに需要>供給だった70年代と、30%台なのに需要<供給の現在で、単純に比較出来るか疑問です。 -- a (2013-07-15 16 01 43) 不況時はケインズ、好況時はハイエク。古典派総合の理論ですね。それが出来たらいいんですが、新自由主義者の場合、不況時もハイエクと言い出しますからね。 -- a (2013-07-15 16 12 45) インフレ経済=通常経済 デフレ経済=恐慌経済 -- 名無しさん (2013-10-15 21 33 23) 竹中平蔵に対する是非について言及したスレッドが見つからないのですが? -- 名無しさん (2014-06-22 18 38 20) 好況(ハイエク) -- 名無しさん (2014-12-01 03 32 33) これは正確には長期の供給側の問題と短期の需要側の問題の比較です。あと、国民負担率自体ではなく、それによる労働力配置や資源配分の変化が重要です。 -- 名無しさん (2014-12-01 03 53 39) 「福祉の充実」「ヨーロッパ型の高度福祉社会の実現」といった言葉に踊らされている人は、本当にそれが自分の望む社会の在り方なのか再検討してみる必要があります。 経済成長によるパイの拡大の見込めない日本において、多くの労働者は職に就けず、まともな額の賃金を受け取れないor所得0なので、「少ない所得に対する多くの割合」の小額の負担よりも「安定した固定の補助金」に魅力を感じる人はいるかもしれませんね 人間「継続可能な社会」よりも「目の前のおまんま」が無ければ生きていけませんから -- 名無しさん (2015-08-21 13 03 59) 以下は最新コメント表示 現在が恐慌という所だけ同意できません。そこまでの不況ではないと思います。 -- 名無しさん (2012-12-11 18 03 14) 通常経済-恐慌経済 -- 名無しさん (2013-01-07 02 16 34) 「政治思想と社会保障観」を参照されたい。http //www22.ocn.ne.jp/~kguik/seijisisou.html -- kisi (2013-01-24 11 17 04) 現在の日本の状況はまさに恐慌です。 -- 名無しさん (2013-02-01 22 45 55) 国民負担率を使うとは初めて聞きました。素晴らしいと思います。 -- a (2013-07-15 15 53 55) ただ、日本の国民負担率が20%台だったのに需要>供給だった70年代と、30%台なのに需要<供給の現在で、単純に比較出来るか疑問です。 -- a (2013-07-15 16 01 43) 不況時はケインズ、好況時はハイエク。古典派総合の理論ですね。それが出来たらいいんですが、新自由主義者の場合、不況時もハイエクと言い出しますからね。 -- a (2013-07-15 16 12 45) インフレ経済=通常経済 デフレ経済=恐慌経済 -- 名無しさん (2013-10-15 21 33 23) 竹中平蔵に対する是非について言及したスレッドが見つからないのですが? -- 名無しさん (2014-06-22 18 38 20) 好況(ハイエク) -- 名無しさん (2014-12-01 03 32 33) これは正確には長期の供給側の問題と短期の需要側の問題の比較です。あと、国民負担率自体ではなく、それによる労働力配置や資源配分の変化が重要です。 -- 名無しさん (2014-12-01 03 53 39) 「福祉の充実」「ヨーロッパ型の高度福祉社会の実現」といった言葉に踊らされている人は、本当にそれが自分の望む社会の在り方なのか再検討してみる必要があります。 経済成長によるパイの拡大の見込めない日本において、多くの労働者は職に就けず、まともな額の賃金を受け取れないor所得0なので、「少ない所得に対する多くの割合」の小額の負担よりも「安定した固定の補助金」に魅力を感じる人はいるかもしれませんね 人間「継続可能な社会」よりも「目の前のおまんま」が無ければ生きていけませんから -- 名無しさん (2015-08-21 13 03 59) 名前 ラジオボタン(各コメントの前についている○)をクリックすることで、そのコメントにレスできます。 ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ
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ユエスレオネ保守革命ルートとは、総合創作サークル「悠里」の対象とする創作世界におけるIFルートの一つ。略して、保革IFとも。 目次 概要 歴史保守革命の狼煙 革命政府樹立 デュイン戦争 ハタ王国との邂逅と戦線の拡大 概要 ユエスレオネ保守革命ルートは、ユエスレオネ革命が保守勢力に主導されて行われたとするIF設定である。ユエスレオネに逃げることが出来た市民は殆どがリパライン語を話す者たちであり、フィシャ・グスタフ・ヴェルガナーデャの設立したリパラオネ民族解放党の勢力が掲げたリパラオネ・ナショナリズムの波に乗って旧政府の超国家主義に対して対抗の旗印を掲げることになる。革命の結果、主要勢力となった保守派は革命勢力であるイェスカ主義派を排除し、成立したユエスレオネ共和国はヴェフィス市民革命主義的な民主主義国家として落ち着いてゆく。 歴史 保守革命の狼煙 2000年5月にフィシャ・グスタフ・ヴェルガナーデャがリパラオネ民族解放党(lipalain lani ar l afnar lertasal/L4)を設立、リパラオネ民族主義や文化的活動を弾圧しようとする政府軍や警察を襲撃するようになった。L4は革命的進展に同調する左派勢力――ユエスレオネ人民解放戦線とも協力関係を結び、2002年5月12日にユエスレオネ革命戦争を宣言。ヴェルガナーデャと人民解放戦線のリーダーであるターフ・ヴィール・イェスカは協力関係を正式に結んで軍事力を提供した。 2002年5月20日、度重なる戦闘による政府機能の麻痺によりフェーユ政府が降伏を宣言。次いで、5月21日にアル政府が降伏を宣言した。クワク政府内部にはクワク共産主義勢力が居たために人民解放戦線内部での混乱を引き起こし、戦闘が長引いたが結局の所5月30日にはクワク政府が降伏を宣言した。しかしながら、以降もクワク共産主義者による蜂起が方々で発生し、革命政府の悩みのタネとなってゆく。 革命政府樹立 全超国家主義政府の降伏に伴って、ヴェルガナーデャはユエスレオネ革命政府の樹立を宣言する。この革命政府は、リパラオネ民族解放党とユエスレオネ人民解放戦線を主要な閣僚として採用し、その他の少数勢力に多くの議席を与えたことで安定した政府の構築を目指した。 2002年7月12日、経済再建計画の行き違いによってイェスカ主義者が一部の都市で蜂起する。イェスカや説得主義に同調するターフ・ヴィール・ウォルツァスカイユなどはこれを抑えるように人民解放戦線に命ずるが、過激派に家族を人質に取られたアレス・デュイネル・エレンがこの二名を銃殺した。民族解放党は話し合いによらず射殺したエレンの処罰を人民解放戦線に求めるが、過激派に上層部まで染まった彼らから回答は無かった。 2002年7月21日、ターフ・ヴィール・ユミリアとその一派が民族解放党に転向。ヴェルガナーデャはあくまでもユミリア派を「まともなイェスカ主義勢力」として扱い、過激派イェスカ主義者との戦闘の前線に送った。以降、「サージェのユナフラ月」と呼ばれる残酷で凄惨な大量殺戮がイェスカ主義者の間で行われた。過激派はユミリア派による掃討で弱体化し、八月末までには実効的な勢力を維持できなくなった。 2002年9月1日、アレス・デュイネル・エレンが逮捕される。ユミリアは見せしめとして、ヴェルガナーデャなど革命政府官僚が集う前でエレンをヴェントタード刑に処した。 ラヴィル・ド・エスタイティエやターフ・ヴィール・タリェナフ、メイア・ド・ノーヴデリエ・メノーヴなどのイェスカ主義指導者は依然それぞれの武装勢力を指揮して革命政府を攻撃し、自身の領域を確保した。 2002年10月5日、タリェナフ系武装勢力が解体される。ターフ・ヴィール・タリェナフは最後まで抵抗を主張していたが、最も親しい側近であるターフ・フューザフィスに射殺された。 2002年10月15日、処刑されたはずのエレンが革命政府とユミリア派に対する反攻作戦を開始、反民族解放党派イェスカ主義者を糾合して南フェーユを占拠する。ここでユミリアが処刑したのがエレンと無関係の人民解放戦線メンバーだったことが判明してしまい、民族解放党内部に不信感が募ってゆく。 デュイン戦争 各占領領域の模式図 2002年11月11日、テロ攻撃の苛烈化に対して疑念を抱いた革命政府はウェールフープ学者の力を借りて、敵がxelkenであり、未知の領域(デュイン)に本拠地があることを認知する。これがデュイン戦争の始まりとなった。民族解放党は本土の安定のために三面戦争(対エレン派、クワク共産主義、xelken)をせざるを得なくなった。 一方で、エレン派ではエレンがターフ・ヴィール・エレーナと協力関係を結ぶ。つまり、エレンがウォルツァスカイユを処刑したのは事実無根であったのである。信頼性が低くなっていくユミリア派に対して、ユミリアは発起を促して革命政府に対して反抗を促した。 2002年12月1日、ユミリア派は蜂起して国政の奪還を試みるが数日で鎮圧された。12月11日、ユミリアは戦場で狙撃され死亡し、同日全軍が投降した。この間、エレン派はデュインのXelken.valtoalと関係を結び、相互に協力関係を構築。ユミリア戦線を戦う民族解放党を側部から狙う形となり、初戦を有利に進めた。また、それによって獲得した資源により、クワク共産主義者を撃退し、エレン派は領土を広げていくことになった。 2002年12月21日、エレーナがクワク共産主義者の捕虜たちに対して演説を行う。「我が兄ウォルツァスカイユ」と名された演説はクワク共産主義者たちの心を揺さぶり、彼らの多くをイェスカ主義者に転向させたという。 ハタ王国との邂逅と戦線の拡大 2002年12月27日、民族解放党占領領域に突如スカルタンを着た少女と不思議な服装の大人たちが現れた。戦時中であるが故に軍師たちは彼女らを敵軍と認識したが、武器も持っておらず奇妙なことを言うため独房に打ち込むことになった。2003年1月2日、独房を視察したヴェルガナーデャに、収監されていた少女は噛み付くように自分がこの世界に来た理由を主張した。側近は無視するよう進言したが、ヴェルガナーデャはデュインの前例を知っていたため調査を指示し、1月10日にデュインXelken.valtoal政権の存在を認知した。ヴェルガナーデャは即座に少女らを放免するように指示し、会見の場を整えるよう更に指示した。これがヴェルガナーデャとハタ王国王女たるカリアホ・スカルムレイの初の会見となった。 2003年1月13日、カリアホ・スカルムレイの同行者に古典リパライン話者が居たため、それの通訳者を同伴させての会見が実現した。会見では、ハタ王国はXelkenに対抗するために民族解放党勢力に付くと明言しており、これらの情報を受けたエレン派の頭を悩ませることとなった。
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(※ アナルスレを保守することしか考えてませんご注意ください) (※ マジンガーZとハイヂ好きな人はご注意ください) (※ 谷口とルソーが変ですご注意ください) (※ いろいろご注意ください) (※ 怒らないでくださいご注意ください) ハルヒ「アナル、いじめ、シュールのSSはここまで来なさい!」 谷口「俺祭と聞いていても勃ってもいられず飛んできました」 谷口「1万2千円から あ い し て る 」 谷口「ぶふふふ、ハナウタが出るぜ!」 谷口「さあ、こっからはお待ちかね! 百合祭の始まりだ!」 橘「佐々木さあああん! 私のすべてをうけとm 谷口「はい終了! 長らく百合フェスタのご愛顧ありがとうございました」 谷口「ルソー先生の次回作にご期待ください」 谷口「おいおい。俺のFESTAなんだからちょっと自重しろよハンサムボーイ」 ●「アナルスレは僕の愛の巣なのですよ。たとえ白馬の王子様かと見まごうようなあなたの頼みとはいえ、こればかりは」 谷口「ふふふ。しかたないなあ。こうなったら、読者の人気投票によってどちらがこのスレの帝王にふさわしいか決定しようじゃないか」 ●「のぞむところでふんもっふ。WAWAWA忘れ物~の回がハイライトだったあなたごときに、負ける気はしませんから」 谷口「それでは、人気投票勝負! レディ────!」 ●「ゴ────ッ!」 ~2時間後~ 谷口「………」 ●「………」 谷口「お、おかしいな……。あれ以来、俺たちの保守以外の書き込みがないぞ」 ●「ど、どういうことなんでしょうか……。これでは勝負どころか、僕たちの自演以外でスレの存続すらも危うい状況じゃないですか」 ルソー先生「それはねセニョールども。人がいないからさ」 谷口「うああああああああああ!」 ●「DATだけは! DATだけは!」 谷口「なんてこったい! せっかくの祭囃子だってのに、人がいなけりゃしかたない!」 ●「勝負をつけるためには、人を集めるしかありませんね」 谷口「ひとまず、一時休戦といこうや」 ●「ええ。その意見にはアナルごと賛成せざるをえないですね」 谷口「それだ。たぶんそれだよ●。そのことあるごとに発せられる 「アナル」 っていう単語が、世の少年少女たちにあらぬ偏見を抱かせているんだよ」 谷口「アナル禁止!」 ●「あ、な~る ほど」 ●「………え?」 ●「えええぇぇぇぇぇぇ!?」 ●「それはぼぼぼぼくに消滅しろと言っているのですか!?」 谷口「そうじゃねぇよブラザー&シスターズ。あくまでも建前だYO。人が集まるまでの辛抱だYO!」 ●「うむむむむ。じゃ、じゃあ僕は一体、人が集まるまで自分の存在をなんと表現すればよいのでしょう?」 ルソー先生「なら、『尻穴』 でいいんじゃね?」 谷口「それだ!」 ●「尻穴!」 ●「尻穴! 尻穴……しりあなねぇ……」 谷口「どうしたんだよ。元気ないじゃないか。パッションが鈍ってるぜブラザー」 ●「アナルに比べて尻穴って言うと、語感からくるパワーとか狂おしいほどの愛しさと切なさとが感じられないというか、なんと言うか」 谷口「そりゃ言い慣れた言葉を変えたら違和感は否めないさ。カツオの声優さんが変わった時も強烈な違和感がぬぐえなかっただろ?」 ●「そう言われてみれば。ドラえもんの時なんかはもっとひどかったよね。すぐに慣れるのかな」 谷口「尻穴はとりあえず置いとくとして。次はスレタイにある次の言葉、『いじめ』 『シュール』 だな」 ●「いじめは健全な青少年から嫌厭されてもいたしかたないワードですからね」 谷口「いじめは隠語を使用しておくか。なにか良い案はあるかね?」 ●「いじめ……いじめ……二次作品ではありがちでありながらも社会的には認められていない、中途半端な感じがする隠語がいいですね」 ルソー先生「じゃあ 『ダイアナンA』 でいいんじゃね? 中途半端な感じで」 谷口「それだ!」 ハルヒ「尻穴、ダイアナンA、シュールのSSはここまで来なさい!」 谷口「これでキナ臭さはだいぶ消えたな。これで100人は住人が増えるな」 ●「増えるかな……」 谷口「めがっさ増えるっさ! だってお前、ダイアナンAだよ? 絶対スパロボのプレイヤーが食いついてくるって」 ●「ハルヒとマジンガーZのコラボですからね。完全に偽り看板ですが」 谷口「いいんだよ。『うちのスレでは、いじめのことをダイアナンAと呼称しています』って言い張れば」 ●「はあ……そうですか。じゃあ、シュールはどうしますか?」 谷口「シュールといえば、奇抜、不可解、不条理といった意味か。ちょっと不安定で歪んだイメージだよね」 ルソー先生「もう 『エンゲル係数』 でいいんじゃね?」 ハルヒ「尻穴、ダイアナンA、エンゲル係数のSSはここまで来なさい!」 谷口「うわーい、できた! 僕たち私たちの新しいアナルスレができた!」 ●「勃った! クララで勃った!」 谷口「これで住人も1000人は増えるぞ!」 ●「ようやくこれで、僕とあなたの人気投票勝負が再会できそうですね!」 谷口「よかった、よかった」 ルソー先生「じゃあ書けよ」 谷口「………」 ●「………」 ルソー先生「じゃあ書いてみろよ。尻穴とダイアナンAとエンゲル係数を題材にしたSS」 谷口●「…………」 谷口「私の名前はダイアナンA。ちょっぴりおしゃまな17歳。恋多き女子校生よ」 谷口「好きな物はパン、嫌いな物はムカデ、特技はオッパイミサイル!」 谷口「いっけない! こうしちゃいられないわ! 早く家をでなきゃ、遅刻しちゃう! やん!」 谷口「今日も朝ごはんはメザシのムニエルか。エンゲル係数さえ低ければ優雅なパン食人生が送れるのに~」 谷口「急いで走らないと! 間に合え、私のハートビースト! じゃなくてハートビート!」 どしーん☆ 谷口「あいたたた……。走りながら角を曲がったら、誰かにぶつかって転んじゃったわ。え~ん、痛いよ~」 谷口「まったく、誰よ!? ちゃんと前みてなさいよ! 転んだひょうしにクラミジアになったらどう責任とってくれるのよ!」 ●「ご、ごめん。大丈夫?」 谷口「きゃ! あ、あなたは尻穴先輩! 私の憧れの、ボードゲーム部の尻穴堀夫さまだわ!」 ●「立てるかい?」 谷口「え、ええ………」 谷口「ああ……このときめき。まるで今にもカルデラ火山からマグマが噴出せんとする間際のような胸の高鳴り!」 谷口「これが、恋なのね!」 ルソー先生「つまらん。ボツ」 谷口●「がんばったのに……」 谷口「よかれと思ってやったのに……」 ●「僕なんて自分の存在意義まで曲げてがんばったのに……」 ルソー先生「今更スレタイ変えたところでどうなる問題でもないと思うよ、実際問題」 谷口「そんな……ID変わった頃になって核心をつく結論を言わなくても」 ルソー先生「だいたいさ。キミたち、スレタイ変えてどうするの? 今までアナルを見守ってきてくれた同士たちの気持ちも考えたことある?」 ルソー先生「今更アナルスレのことを、尻穴スレなんて改名してやってけると思う?」 谷口「それは……」 ●「………僕は、アナルスレの名前は今まで通り、アナルスレがいいよ」 谷口「バカ! そんなこっちゃ、人があつまらならいぞ!? それでもいいのか? また立てて即DATなんて目に遭いたいのか!?」 ●「それでも僕は、アナルがいいんだ! ボロは着てても心は錦でいたいんだ! ハードゲイは名前だけなんだ!」 谷口「お前……」 ●「それに、新しい人がこなくても、古参のみんながいるじゃないか。それで十分だよ」 谷口「!」 谷口「すまん! おれが間違っていた! 目先の尻穴に目がくらんで、本当のアナルを見失っていた!」 ●「分かってくれればいいんだよ! アナルの空気うめぇwww」 ルソー先生「ようやく分かったようやな。阿呆が」 谷口「ありがとうござあした!!(涙目)」 ルソー先生「よし、最後に一言。アナルスレの醍醐味を言って仕舞いにしようや!」 ●「イエッサー!」 谷口&●&ルソー先生「今さえよければそれでいい!」 ~おしまい(いろんな意味で)~