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特別任務:異界通路探索 遥か昔々、世界龍を封印した、その旧支配者の子であるヴィダールとコズモズは龍の体を利用しあらゆる世界を内包するための大世界を生み出した。 その無数の世界と世界の狭間が異境界間とも呼ばれる正式名「異境界航行空間」である。 それから時が立ち、龍の手先でありカケラでもある幻霊龍により取り付かれたコズモズは龍の手駒と化す。それを倒し封印してきたのがドラギスというヴィダールである。彼は取り付かれた存在を助けるために倒して封印し、消費の激しいU=ONEの力を溜めて使用し、治療するために活動していた。 だがヴィダールが世界の全権を握るためにそうしたのだとコズモズは思い込み、壮大な復讐劇を仕掛ける。放棄され封印されていた微生界人、その中でも血徒ヴァリオーラの伝説を再現しようとする血徒に接触し、Pという存在を使えば完全な存在になれると嘘の情報を伝えたり第三世代神造兵器こと神造人にも干渉し、内紛を起こさせそれにより起きた大転移こと大消滅により今まで保管されていた神造兵器こと対龍兵器に関するデータがあらゆる場所に散らばってしまったと言う。 ハーネイトと伯爵は、生みの親であるソラから龍との戦いの間にその情報、記録を回収する任務を受けていた。それを全て集めれば、今まで起きたことの全てと世界龍という存在の全てが分かると言う。世界龍の手先と、それに操られている第二世代神造兵器、微生界人及び依代になっている神造人、人間と戦いながら同時にこの任務も完遂させ、世界龍とそれが生み出した存在、事件の真相について迫らなければならない。 ストーリー第一部の中盤付近から、微生界人とハーネイトたちの関係について昔に散らばった記録の回収ことオベリス探索、異界通路内で発生している異界化現象と、血徒の拠点を探すために詳細なデータ収集と問題解決にあたる任務が発生する。 実は、この現象の影響で地球をはじめとした各世界で異常気象や謎の建造物の出現などが起きているという。今は規模自体が限られているため影響は少ないが、放置すればそのあいまいとなった境界部分から異世界の脅威が容易に侵入し生命を脅かすことになる。また、それが龍に憑りつかれた血徒により引き起こされている可能性があると言う。 つまり、霊龍とははるか昔から存在しており、災害などもすべて龍の活動によるものであるということ。 これを異界化ダンジョンと呼び次元境界が不安定になった部分が現実世界に現れている。これを攻略し原因を見つけ対策、元あるべき場所に戻させるのも世界龍封印機関の仕事である。これが進むと龍が実質的に目覚めやすくなるため重要度は高い。 それぞれ異界通路内の各地点にて、異界化現象による浸食が始まっている。原因を突き止め、可能な限り影響をなくさなければならない。元凶を叩いて、被害を押さえないといけない。もし異界空間内にて現象が広まれば、世界龍を封印している世界柱こと封印楔が壊れ、龍が目覚める可能性がある。 この任務はTミッション形式で進行するが、異界化装置を発見した、あるいは汚染が深刻な場合はAミッション、Fミッションによる浄化及び制圧作戦を発令する場合もある。 果てしなく広大な世界と世界の狭間こと「異界空間」を調べ尽くし、アイテムも稼ぎまくり世界を救おう。来るべき決戦、世界龍危機(ドラグロク)のために。 この探索では、霊形戦機の武装、素体データなどの収集、魔宝石の回収や霊量子収集なども行うことになり、調べれば調べるほど行ける世界も広がる。 探索中に出現するギミック 龍の霊鱗 異界空間内探索中などに、移動を妨害する世界龍の鱗。ハーネイトたちの使う龍鱗鎧ことエカイーユ、それとほぼ同じ。対応する弱点属性をぶつければ破壊できる。全部で7種類存在する。 霊泉 別の霊泉への転送機能、回復、記録の書き込み、拠点への帰還などに仕える重要ポイント。 異界出門 異界亀裂と対を成す、外に出るための出口。これを使い遠くの地に移動することもできるが一部制限がある。 龍巣(ドラグネスト) 幻霊龍たちの拠点。これを壊すことで活動を低下させることができる。 作戦区域 ベルム大平原 + ... 大草原と森林が広がる自然豊かな台地。しかしそこは、明らかに別世界の一部を切り取ったかのようなものとなっていた。これは意図的に、別世界を利用、あるいは侵略しているという証拠がどこかにあるはずだ。ということで、広大な大地を探索し、異変を探してくれ。また、何かに使えそうなアイテムなどは可能な限り回収を命ずる。 マップ特徴 フィールド内は草原や森林帯がほとんどで、敵の種類としては魔獣系が主である。血徒のアルトマ(アートマ)が浮き出ている魔獣は優先的に倒し、敵を探すためのエビデンスにしていく必要がある。その中でストルレインという装置が生物を血徒に変えていることが判明する。霊量子を使えない者は雨を浴びると感染し血徒と化すのである。 探索の結果、石造りの宮殿を発見する。その内部に異界化装置があるようでハンターン(ハンタウイルスのボス)とその部下と戦闘することになる。すでに大いなる災いを回避することはできないと捨てセリフを吐き撤退するハンターンは、遺跡を崩壊させる。 ビルサルド地下遺跡 + ... 数千年前の地底人のいた痕跡がある、そこそこ広大な地下ダンジョン。侵入者を阻む仕掛けがあるので、それを解除しながら地下に潜っていかなければならない。なぜなら、そこに異常な反応を示す何かが存在しているから。 マップ特徴 フィールド内はゴーレムや魔獣系、虫系などそれなりの種類の敵がいる。 ヴェンドート大地下水道 + ... 謎の地下水道、その奥から異界化現象を引き起こす何かがいる。だれが作ったのかわからない石造りの迷宮。逃げ場があまりない道中を抜け、管理エリアまで到着するとそこには…… 地下水道内は道が幾つも分岐し、部屋もある。探索し血徒のいる証拠を探しだしながら密かに実験している血徒を発見し撃破しなければならない。妨害を突破するにはメンバーの連携が最も重要である。岩落下や針襖などには特に注意。 マップ特徴 フィールド内は主に水辺にいる生物群のモンスターがうようよしている。特に地下水道内に潜むギュドラ、テッポーン、クロンダロスの奇襲攻撃には要注意。 水属性のエネミーが多いので、電雷属性のCPFを用意しておくといい。感染者はバックアタックを仕掛けてくることがあるため遭遇率を下げるアイテム、スキルを用意しておくのもいい。 BOSSはレプトスピラ・ワイルヴァッハ。効率よく感染させるために新たな方法を試していたという。すでにそれはロールアウトしている。 ザイサハル氷原 + ... どこかの世界の星の一つ、その中でも極寒で過酷な一部のエリアが切り取られ、異界空間に張り付けられている。地球上では一部地域だけ異常に寒い場所が観測されている。その調査を行い、装置のありかを割り出さないといけないが……。 その圧倒的冷気は徐々に体力と行動力を奪っていく。氷原のどこかにある島、そこまでたどり着くと…? 敵は極寒地帯でも活動できるような実験をしている。その施設ごと破壊し、管理者を撃滅せよ! マップ特徴 イヴィペンやシルチなど、氷のフィールドを得意とするモンスターばかりである。 バディアス地下牢獄 この地下牢獄は、一種のコロシアムともなっているようだ。そこにある異界化装置を破壊しなければならないが、その牢獄にて幽閉されていた人たちや魔獣が血徒に感染し、襲いかかってきた?果たしてすべてを退け血徒の目的を暴けるか? 魔獣都市アザリスア ※ストーリー上絶対攻略が必要 地球とかなり似ている星が別の世界にあったが、すでにそこは血徒の手に落ちていた。 野生生物に感染し操る実験を行う血徒を倒さなければならない ユグドヴァレリア 荒れ地が広がる広大な大地。そこには長年戦争を繰り広げている2つの勢力が存在した。 朽ち果てた海賊船 降り立ったそこは、船の後部甲板?異界化を及ぼす装置は船の中?探索を行うレヴェネイターズは、船内で血徒に殺され成仏できない船長と遭遇し、血屍人となった仲間たちを解放してやってくれと頼まれる。 浮遊都市アフィリス 放棄された研究所 行きなり目の前に現れたのは巨大なコンクリートの建造物と砂漠地帯。この中では危険な研究の1つが行われていたらしい。 壊滅した軍事基地 荒廃都市ギンラム 氷都・アイシアストラ ※ストーリー上絶対攻略が必要 次元の歪みを見つけ中に入ると、そこには氷で閉ざされた世界が広がっていた。城壁都市を見つけ中に入るとそこにはおびえながら暮らしている人間や半獣人の姿があった。異界化装置の反応は街の中央にあるが、そこに行くまでに問題が発生していた。 彼らは龍を守護神として崇めていたが、その龍が暴走し、一帯を氷漬けにしてしまったという。 暴走の原因を探りながら、4つの区域を占拠する魔龍と戦い街を開放しなければならない。 結局、その龍は血徒に取りつかれており、異界化装置もその街の中央にあった。 ヴァーディゴ エルキュメルス宮殿 美しい噴水と広場、その奥にそびえる巨大な宮殿。だがそこは死の宮殿であった。その付近の町にいる人たちから情報を聞き、潜入作戦を行う必要がある。 ザルガナ工業都市 血徒の活動を補助する装備をひそかに作っている工場。それを破壊しないといけない。工場内では設備が牙をむいてこちらに襲い掛かる。解除しつつ管理者を追い詰め、装置を破壊しなければならない。 異界空間・X-100000000^100005000 異界空間内の実態は、実はまだ全体の1割も完全に把握できていない。しかし世界と世界の狭間であり、龍の体の上、もしくは精神世界の中であるともいえる。そこで各エリアを区分けチームごとにどうなっているか探索しないといけない。もしかすると、別世界の住民と出くわすかもしれない。 また、世界龍の手先である幻霊龍の巣やそれを倒すために活動しているハーネイトの部下たちなどと出会い、力を貸してもらうこともできる。
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カイル・スカイラー 年齢 24歳 性別 男 エイミー、ジェイクと共にゾウディアックにやってきて、雪崩に巻き込まれる。 いつも冷静で、見極めのある現実的な性格。 表情には出さないが、寂しがりやな一面もある。 エイミーと婚約しており、今回の旅が終わった後に結婚式を開く予定だった。 +ネタバレ(クリックすると開きます) 【科学センター】 序盤において雪崩に巻き込まれ、エイミーとジェイクを探し歩く中で(林を迂回ならびにそこら周辺を見回った後)建物となる科学センターへたどり着き、建物内に人がいないか探す中で犯罪学室でウェインドレディーと遭遇し倒し、謎解きで手に入れたバルコニーの鍵を開けて雪景色を見る中でエイミーに日記を見つけ手に入れ、その内容を見て中へ戻った後、不気味な音に気付き科学センターを出ると雪景色から草原に突然と変わる現象に唖然する。 【山越えルート】 山越えルートでは科学センターを出て草原を歩き回る中で振り返ると科学センターが跡形もなく消えていることに気付き、さらに動物の遠吠えに気付きその先を向かい森へ入り進む中で大きな熊(グリズリーベアー)と遭遇し(攻撃するor逃げるも返り討ちの攻撃に合うがその後にカイルには傷一つもなくならびにその場でとどまった中でカイルの元からグリズリーベアーが去った後)、公園へと到着し辺りを見回す中、ジャングルジムに埋め込まれた狼(ビザーウルフ)に驚愕し、公園内を散策し謎を解いて北休憩所で赤い箱を開けた後、強風となり景色が紅葉となって散策する中で北にある頑丈なバリケードがかなり腐食してるのに気づきストックでそれを壊すと同時に襲い掛かって来たビザーウルフとの戦いの末に(倒すor敗北するがグリズリーベアーと思われるものに倒され大事に至らず)、その後にバリケードを越えた先の湖の湖畔へ向かう。 【洋館ルート】 科学センター3階の謎解きの後に地下で扉のロックをすべて解除した後、焼却炉から出てきたバーニングヘルを倒し洋館の入口となる鋼鉄の扉に入り、洋館内の謎解きの中でチャリオットライダーとトラジックウィドウを倒し、プレートのない部屋で人形であるクルーエルドールを仕留めた中、クルーエルドールが扉を壊す形で逃走したことにより洋館を出て、森での謎解きの後に洋館が消える現象を目の当たりにし湖の湖畔へ向かう。 【凍った湖、洞窟を抜けて聖地へ】 湖畔においてキャンプして就寝後の翌日に再び雪景色を目の当たりにし、周辺を捜索する中で(山越えルートにおいて小屋となる教会を探索し)エイミーのものと思われる血の染まったテントを見た後、道中で歩き見つけた洞窟の入口へ入り頭の中から声がしそれを聞き続け(洋館ルートにおいてクルーエルドールと戦闘後)、ゾウディアックの聖地へと行き十二宮の石片の謎解きならびに洋館ルートでクルーエルドールまたは山越えルートでグルーサムクロスとの戦いを経て虚無空間へと入る。 【全豆電球未入手ルート】 虚無空間においてでは辺りを見回し、(赤い宝石入手時において青い宝石手に入れたカイルは空間の歪みの先にいたエイミーと合流する。)その後、奥へと進みジェイクを見つけるが返事はなく、ジェイクを憑依した悪魔との戦いの末に(↓を参照) Tエンドにおいて悪魔に敗北したスカイラーはエイミーが鉄製の椅子に座り胸を 数本の槍が貫いている悲惨な姿を見てスカイラーは別れの言葉を言いレスキュー隊に救助された後、入院してる病院で天にいるエイミーに向かってラッキーカラーが青であることを告白した。 Hエンドでは悪魔を倒した末にすべてが真っ白になり意識を失った中で救助され、看護婦からの証言でエイミーとジェイクは行方不明であることから、退院後に再びゾウディアックを踏み入れる決意をした。 Pエンドでは悪魔を倒した末にエイミーと共に救助され、ジェイクがいなかったことから死亡したことを確認し、退院後にエイミーと共にジェイクの墓石に行き一言を言った。 【全豆電球入手ルート】 虚無空間において未入手ルート同様にエイミーと合流し、石の台に豆電球をすべてはめ込みエイミー共々気を失った後、エイミーをその場で待機させ、ジェイクの意識を掌握し完全体となった悪魔と戦う。 勝利の末に悪魔の体から離れたジェイクとエイミーと共に家に帰り、5年後のFエンドでジェイクとエイミーならびに娘・レイチェルと共にクリスマスパーティーをした(その中でレイチェルはつけっぱなしのテレビからゾウディアック地方で登山者が遭難したニュースを一瞬見た後にテレビの電源を切っている)。 【隠しエンディング(Wエンド)】 不思議な雰囲気の場所で1分見上げた後、BGMが突然違うものになったことを訴える中でジェイクが現れたことに正気でない要求をされたことに逃げる中で気絶する。 その後、全て夢であることを知り「ゾウディアックに行ってない」ことを2人に話した後、エイミーとの結婚式を問題なく開いた。 エイミー・ウェスト 年齢 23歳 性別 女 カイルとジェイクとは昔からの遊び仲間で、カイルとは婚約している。 今回のゾウディアックの探索にも、同行する。 カイルと同様に雪崩に巻き込まれたと見られるが、安否は不明。 明るく、開放的な性格。 よく周りに気を遣うが、ときにおせっかいに高じてしまうことも。 +ネタバレ(クリックすると開きます) 雪の雪崩に巻き込まれ生死不明の中、ゾウディアック教会の礼拝堂で目が覚め、教会内を捜索する中で2階を探索していたジェイクと交流。 一緒に行動する中で2階教室の鍵を入手後に不気味な声が聞こえ、その様子を見ようと2階へ向かったジェイクの指示でエイミーは待機し、その後、ジェイクの心配に2階へ向かう。 別行動ではエイミーが1階を一通り見回り、ジェイクを探そうと2階へ行く。 それぞれ同様に2階に来たエイミーはジェイクが行方不明となった中で教会内を見回ってギロチンの謎を解き、物置内の異変によりやって来た闇の楽園を抜けた先の教会内で行方が分からなくなったリュックを見つけ謎を解いた後、中央の扉へと入る。 教会の中央の扉を出た先のバルコニーでふとカイルのことを思い出し中へ戻ると科学センターである施設となる異変を目にし犯罪学室でエイミーの日記を見つけた中、カイルに倒されたはずのウェインドレディーが扉を閉め、教会で手に入れたハンドガンで倒した後、逃げる形で部屋を出て一階の階段へ降り(ペンダントの入手において上半身だけで這い出したウェインドレディーがペンダントの写真の女性である事にエイミーは気付き床において1階のロビーでカウンターに苦しみから解放されたお礼となる藍色の豆電球と赤い宝石を入手後)外に出て行方不明だったジェイクと交流する。 ジェイクと共にテントで就寝する中、グリズリーベアーが襲い掛かり、ジェイクが何とか倒し、熊の死体が消えて景色が変わる異変を目の当たりにした中、ジェイクがカイルと思われる人影を見たことから共に足跡を辿り洞窟へと入って謎を解いて出口へ向かう中、真っ白な光を浴びて意識が不明となる。 赤い宝石の入手において、カイルと交流し(洋館ルートにおいて所持してたハンドガンをカイルに渡す。)(全豆電球入手においてのイベントの後)。カイルの指示で虚無空間で待つ。 Tエンドでは悪魔によるものか鉄製の椅子に座り胸を数本の槍が突き刺さり、虫の息の中でカイルの最後の言葉を言った後、息を引き取った。 Pエンドでは悪魔を倒したカイルと共に救助され、ジェイクがいなかったことから死亡したことを確認し、退院後にカイルと共にジェイクの墓石に行き一言を言った。 Fエンドでは悪魔完全体を倒したカイルならびに悪魔から解放されたジェイクと共にゾウディアックから帰還して5年後のクリスマスパーティーで夕食を作った後、カイルと娘・レイチェルを呼んだ。 ジェイク・ボーガル 年齢 24歳 性別 男 カイル、エイミーと共に探検家として各地を巡る。 今回のゾウディアック探索の発案者。 二人と同じく雪崩に巻き込まれたと見られるが、やはり安否は不明。 一見乱暴な印象を受けるものの、根は優しくて人思い。 性格上エイミーとはよく口論になるが、そのたびにカイルになだめられる。 +ネタバレ(クリックすると開きます) 雪の雪崩に巻き込まれ生死不明の中、エイミーより先にゾウディアック教会の礼拝堂で目が覚め、教会内を捜索し2階を探索する中で目が覚めて同様に捜索してきたエイミーと交流。 エイミーと一緒に行動する中、2階の孤児室でサブマシンガンを入手し一通り見回った後、1階託児室で2階教室の鍵を入手後に不気味な声を聞き、エイミーを残して2階へ行く中、行方不明になる。 別行動ではジェイクが2階を捜索する中で一緒に行動した時と同様に行方不明となる。 行方不明の中で物置場を通じて謎の空間に迷い込んだ末に脱出したことが判明(おそらくグルーサムクロスに閉じ込められるも、手に入れたサブマシンガンで追い払ったと思われる)し、後に教会から脱出し外に出たエイミーと合流してテントを建てて一緒に就寝する。 朝になる中、グリズリーベアの声に気付いたエイミーの呼びかけで目を覚まし、テントの外に出てサブマシンガンを武器にグリズリーベアを倒した中で偶然にもカイルと思われる人影を見かけ、エイミーと共に足跡を追う中、そこへ入ったと思われる洞窟へと入り、謎を解いて出口へ行くと共に行方不明となる。 その後、虚無空間でカイルに倒れてるところ発見されるが既に悪魔の生贄となっており依代となってしまう。 悪魔不完全体が倒されたPエンドにおいて、退院したカイルとエイミーがジェイクの墓石にやってきた場面があったことから、悪魔諸共倒されたと思われる。 悪魔完全体が倒されたFエンドではカイルとエイミーに今までの謝罪をしゾウディアックから帰還して5年後、女性・シルビアと結婚し共にカイルとエイミーのクリスマスパーティーに付き合い食事をした。
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【用語名】 十本槍 【読み方】 じっぽんやり 【詳細】 羽柴・藤吉郎の私設部隊として抱えられる10人の学生達の名称。 元ネタは「賤ヶ岳の七本槍」。 所属する者は男女異族問わず皆若く高等部の二年生程度、人によっては中等部にすら上がらないほどであるが、皆一様に羽柴・藤吉郎を慕っている者達とされる。 元々は賤ヶ岳の七本槍+補佐として、現在真田教導院にいる真田十勇士の面々が入るポジションだったのを、 ある日突然現十本槍メンバーを羽柴が連れてきて戦わせた結果現十勇士達は敗北し、襲名の座を明け渡す事となった。 創世計画について深部まで知っていることはもちろんだが、彼らは何かを隠しつつ何も語らずただ実力で役職を勝ち取り、皆の信頼を得ていったという。 片桐・且元は渉外委員会国外係長の役職にあり、他のメンバーも何らかの役職持ちであると思われるが、誰がどの役職を担っているのか明かされていない。 全員に共通する要素としてM.H.R.R.の制服の首のハードポイントにSPEER-○(○は数字)と書かれている点。他からの個人の呼び名は「○番槍」。 指導者は多数決の先生こと、石川・数正。 最近まで数正はオリオトライに対する復讐のため自己の鍛錬しかしていなかったが、ようやく十本槍の面々と向き合い彼らに指導するようになった。 初登場は3巻下。松平最大の敗戦である三方ヶ原の戦いの歴史再現の終盤、羽柴が連れてくる形で顔見世(ただシルエットのみでデザインは不明だった)。 その後4巻にて有明にSPEER-01福島・正則とSPEER-02加藤・清正のみが登場し二代、メアリと交戦した。 本来水戸にいる武蔵メンバーに対し羽柴は歴史再現上関われないはずなのだが、部下扱いの両名が独断で有明に乗り込み、激戦を繰り広げた。 そして4下の終盤で 黒嬢 、 白嬢 に似た装備を持った魔女の2人組・"双鉄"(SPEER-04、SPEER-05)が登場。 当初は襲名元が明かされていなかったが実況通神の様子から加藤・嘉明と脇坂・安治の襲名者ではないかと考えられ、後にイラスト付きで5下に登場した。 また5巻上にて羽柴の軍師としてSPEER-09竹中・半兵衛と唯一の男性メンバーであるSPEER-10片桐・且元が登場。 実況通神でのやり取りの中で長泰(平野・長泰)や「黒狼」という連座名の人物(糟屋・武則)も登場している。 6巻上にてSPEER-07蜂須賀・小六が日溜玄武と共に登場し、6巻下でロールアウトされたSPEER-03石田・三成がメンバー入り、各地を転戦していたSPEER-08糟屋・武則も登場したことで全員出揃った。 また十本槍全体の副官として、可児・才蔵と島・左近及び鬼武丸という機動殻がいる。 外部からやってきている竹中とOSである三成を除くメンバー8名は幼馴染であるというが、どこの出身であるかはかなりの間語られていなかった上、 福島と加藤が言うには「対武蔵要員の私達」「末世を止めることができるかどうかは私達次第」「私達は止める側」であり、彼女らの過去に触れようとすると二境紋が発生することから公主に目をつけられていることも明らかになっている。 9巻下で福島が回想していた過去では、「草原以外いつも夜だった」土地で育ち、「御座る」口調の武芸の師等親たちに育てられたが、ある日突然大人達が消えてしまったという。 そして本能寺の変にかこつけた運命の処刑、創世計画が若干形を変えつつも実行され織田・信長が運命を押さえ込み公主隠しが封じられたことでついに彼らはその正体を明かすこととなった。 外部からメンバーに加わった竹中と、作られた存在である三成を除く8人は、「未来の運命を抽出したことで過去にやってきた武蔵の者達の子供」と「武蔵の者の関係者」。 蜂須賀を除く7名は武蔵メンバーの子供だが、蜂須賀のみ、とある人物の血縁者である。 彼らが生まれた未来はホライゾン奪還戦にてホライゾンの処刑を止めることができず、 刑場 にてトーリもまた分解されてしまい両名が死亡してしまうという、今作品の前提から大きく異なる世界であり、 武蔵メンバーはその状態でもなお、彼らならどうするかを考え続け他国と交渉していき、大罪武装を集めたことで運命の処刑、創世計画の"実行側"という立場となった。 教皇総長に負けた武蔵が辛うじて頼れる場所といえば暫定支配されていない英国しかなく、そこからだいたい同じ経路で渡っていったようだが、ヴェストファーレン会議で各国を論破できなかったため運命の処刑に対しては各国の連合軍を組んだ上での総力戦となった。 。 しかし運命との最終決戦において、「幸運」で固定された敵軍勢に「不運」で固定された武蔵アリアダストを始めとする各国の連合軍は勝てず壊滅。 生還者は数百名程度とわずかであり、結果として運命の自殺を止めることができず末世が進行。 英国にある 花園 をシェルターとし、生き残った人々は全員ではないがそこを避難所としつつ、世界の消滅を受け入れざるを得ない状況となってしまった。 そして彼らはそんな中で生まれ、花園に入った母親達から技術と知識を受け継いでいき、運命の自害が完了したと同時に地脈の希薄化も停止したことから、 外燃拝気を花園から地脈に注いで世界に還元し、元通りに作り直すという途方もない事業を開始することになる。 この時までは子供達に着いている親も居た。 だが、消費される資源と還元するために必要な流体の収支が合わなくなったことを悟った彼らの親は、すべての知識と技術を受け継いだ子供達の合同誕生日の翌日、 手紙を子供達に託し、花園から外へと出ていった。 世界はまだ作り直される途中、しかもほぼそのスタート地点のままであり、外に出ていった彼らの親は恐らく死亡したと思われる。 手紙を残していったとはいえ、親に置いていかれる形となった彼らは深い悲しみを受け、それでもなお残された世界の修復を行うべく、 外燃拝気を送る作業を継続していた中、地脈の中から自分たちを呼ぶ声があることに気づき、武装や情報等を外燃拝気と共に送っていたところ気がついたら今の世界にやってきたと言う。 彼らを抽出したのは松平・信康。 真田の遺跡にあった装置はこのためのものであり、兄である元信とは別のアプローチを試み、未来を知ることによって末世を解決しようとしていたらしい。 未来の情報を知る彼らから失敗した創世計画のことを聞いた元信は計画を軌道修正し、現在の依代に運命を降ろしそこを断罪武装を叩き込んで人格のみを破壊する新しい創生計画を打ち出した。 ホライゾンの持つノーマルの大罪武装で運命を処刑できないことが判明したのは、未来の情報を得たためだろう。 断罪武装と織田・信長や羽柴・藤吉郎は創生計画を完全な形で遂行するために作られた。 つまり、十本槍の面々は武蔵が大罪武装による末世解決をしようとしても失敗し、末世を防げないことを知っている。 その果に自分たちが生まれ、そして生みの親が自分たちのために死ぬことを知っている。 それを望まず、一緒にいたいと願い、彼らが運命に戦いを挑み結果失われることを防ごうとしている。 「対武蔵要員」「私たちは止める側」としているのはそういう理由からであり、ただ生きて自分達と一緒にいてほしかった子供達は、 力づくによる武蔵の妨害を行う立場になることを選んだ。 出自に関して触れると二境紋が出るのは、運命が未来から来た存在である彼らに真っ先に気が付き監視しているため。 事情聴取を行った者達も未来の結果を知ったことで何人も公主隠しにあったといい、彼らが洗脳されていては知り得ない未来の確定情報を知っていたことから、 その信用度は高いと判断されP.A.Odaに預けられつつ、元信は創世計画の練り直しに取り掛かることになる。 彼らの持つ武装は、未来で作られた未来武器であり、親やその血縁が扱っていた武装を統合させるなどしたものだが、 これは運命に対処するに辺りより強大な力を得る必要があったため。 銀釘が本来の形状と異なるのはそれが理由であり、カレトヴルッフも本当の名前は王賜剣三型という名称である。 そして山崎の合戦では親達に勝利し、大和が武蔵を撃沈したことで彼らの有用性が証明されたと思いきや、 撃沈したはずの武蔵は元信の仕込みで新武蔵として復活。さらに親達もまた再起し、彼らとの再戦の末、お互いが抱えたわだかまりを解消しつつ敗北することとなる。 その後、10巻下ラストにて羽柴共々武蔵に乗船。 そこで講和会議と称して感動の親子団らん(?)しつつ、今後のすり合わせを行い、武蔵への合流を進めつつ、それを確定としない宙ぶらりんな状態で、実質的に武蔵の面々との合流を果たした。 ヴェストファーレンにおいては元気な傀儡の黒幕を通した無理難題に対し、宙ぶらりんの状況であることをうまく使って立ち回り、 不利な条件を飲まされることを回避している。 【一覧】 SPEER-01:福島・正則 SPEER-02:加藤・清正 SPEER-03:石田・三成 SPEER-04:加藤・嘉明 SPEER-05:脇坂・安治 SPEER-06:平野・長泰 SPEER-07:蜂須賀・小六 SPEER-08:糟屋・武則 SPEER-09:竹中・半兵衛 SPEER-10:片桐・且元 元ネタである賤ヶ岳の七本槍は、福島正則、加藤清正、加藤嘉明、脇坂安治、平野長泰、糟屋武則、片桐且元の七名。 石田三成は豊臣政権下の五奉行の一人。蜂須賀小六は織田家領地で故郷を収める領主から秀吉の部下になった武将(講談等では無名時代秀吉が世話になった野盗)。 竹中半兵衛/黒田官兵衛は軍師系の人物で、前述七名とは役割が異なる。
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113: 333 :2017/01/03(火) 19 59 46 フローデ達の憂鬱 ポーニュ 交通艇の中、無言の空間にいたたまれなくなったジントはついに口を開いた。 「その…ラフィール…さん?」 なんと呼ぶか迷ったあげく、無難な話し方にした。ラフィールが返してくる。 「どうした?リン。」 彼女は何事もなかったかのような顔をしているが、その声音にはどこか失望したかのような響きが含まれていた。 しかし話しかけたはいいものの、何も考えていなかったジントは何を言うか迷ってしまう。 「船を操舵するってどういう感覚なんだい?」 結局口から出てきたのはそんな言葉だった。 「どうと言われても説明できんな。おぬしは体の動かし方を説明できるのか?」 無言の空間で男女二人きりなどという苦痛から逃れる光明を見出したジントは会話を続けるべく言葉を繋ぐ。 グーヘーク 話している間も彼女の制御籠手は寸分の狂いもなく動かされていた。 「僕は生まれながらのアーヴじゃないから…。でも体を動かすのは楽しいよね。」 デルクトゥーの学校でもミンチウを嗜んでいたジントは思わずそうこぼす。彼はあの球技が好きだった。 メーニュ 「同意だ。アーヴシュルは空間種族だからな。生身でいるよりも宇宙船を操っているほうが自然なのだ。」 不意に殺風景だった船内の映像が切り替わる。全周囲が船外を映し、まるで自分が宇宙のただ中に浮いているような感覚だった。 そんな不可思議な思いに捕らわれていられたのもつかの間だった。強烈な加速がかかり、全身が座席に押し付けられ、 巨人に押しつぶされるように圧迫されてしまう。 フローシュ リルビドー ダテューキル 「空識覚器官と航法野を持って生まれてよかったと心底思うぞ!人類統合体のように思考結晶で動かすのは味気ない。 フロクラジュ グーヘーク 空識覚と制御籠手でなければな!」 アーヴ 好きなことを話していて興奮してきたのだろう、ラフィールは無重力と高加速の中で黝い髪を靡かせ天を駆っていた。 セーク・オーティ・アーヴ 他者を振り回して自由奔放に振る舞うその様はまさしく天駆ける迷惑。 あとから思えば邪魔するべきではなかったが自分の体重が数倍になって四方八方から襲い掛かってくるのに 耐えきれなくなったジントは歯を食いしばりながら叫んでしまう。 「わかった、わかったから!もっとゆっくり動かしてくれ!」 その言葉にようやく我に返ったラフィールは絶え間なく動かしていた制御籠手を緩める。 ようやく一息ついたジントにラフィールが話しかけてくる。 「すまぬ。少し興奮していたようだ。」 あれで少しだって?ジントはそう言いそうになったが何とかこらえる。 「楽しんでくれたようで何よりだよ。でも次は同乗者のことも考えてくれると嬉しいな。」 宇宙船を操舵するには高度な情報処理能力と精密な制御が必要になる。人間でそんなことができるのはアーヴだけだ。 フローシュ アルファ 空識覚器官を頭環につなぎ、センサーやレーダーからの情報を感覚として受け取る。それを航法野で処理し、無意識の うちに軌道計算までこなしてしまうのだ。 キセーグ 頭環から制御纓を伸ばして接続すれば宇宙船のセンサーを自身の感覚器官にできる。 さらに制御籠手を嵌めた手を動かすことで艦を加速減速、姿勢制御して自由自在に宇宙船を動かすのだ。 それはアーヴだけに許された特権だ。自分だって頭環は持っているが、あくまで儀礼用のものに過ぎない。 「それは残念だったな、次などないぞ。もう少しで目的地に着く。」 ジントが言われて見上げると巨大な船があった。 レスィー 巡察艦ゴースロス。これからジントとラフィールが乗り込む船だった。 114: 333 :2017/01/03(火) 20 01 38 ガホール ゴースロスに着艦した交通艇から降りたジントとラフィールは艦橋に赴く。 フェクトダイ 「ラフィール列翼翔士、ただいま帰還しました。」 ラトーニュ マノワス ラフィールが人差し指と中指を頭環に触れさせるアーヴ式の敬礼をすると、戦闘指揮卓にいた艦長が振り返る。 まるで知っていたかのようだ…そこまで考えてジントは思い至った。空識覚で自分たちを捉えていたのか。 アーヴは空識覚器官を頭環に接続することで機械を感覚器官とすることができる。故に目が向いていなくても、 障害物で遮られていてもある程度は周囲を把握することができる。要は頭の後ろに目がついているようなものだ。 「ご苦労。訓練生には出発時刻まで待機を命じます。」 どこかラフィールに似た女性は答礼を返すと、今度はジントに向き合った。 「そちらが客人ですか。私はレクシュ・ウェフ=ローベル・プラキア。」 キレーフ・エンピュカ・ロム ローフ ワリート ローフの金瞳でジントを見据える。輝くような金色の瞳は氏の家徴だった。 ヌイ・アブリアルサル レンド ビジュ・セム・レンダル アーヴにはそれぞれ家徴というものがある。ラフィールならば天照の耳、音に聞く嶋田なら嶋田の水髪というように。 「僕は…えっと。」 ここにきてジントは自らがなんと名乗るか迷ってしまった。 スィーフ ウィクリュール 正式名称には貴族としての名が含まれる。しかしここは軍艦、軍人として接する相手に貴族として名乗るのは無礼だと思ったのだ。 「リン・スューヌ=ロク・ジントです。」 アーヴとしての名を称号抜きで名乗ることにした。しかしレクシュはそんなジントのことなど気にしていないようだ。 「結構。客人には居住区で待機願いたい。ラフィール列翼翔士は…。」 目を向けられたラフィールは背を正して命令を待つ。 「そうね。客人の案内任務を継続します。」 命令を下されたラフィールは、しかし不満を露わにした。 「艦長!私は…。」 「こんな任務よりもっと困難な任務ができる、と?」 そこでレクシュは一呼吸置いた。 「あまったれないで。たとえどんな任務だろうとそこに上下などないわ。そしてこれは上官からの命令。おわかり?」 言いくるめられたラフィールは、しぶしぶといった様子で返す。 「了解しました。」 115: 333 :2017/01/03(火) 20 04 26 巡察艦は巨大である。 イルギューフ ヴォークラーニュ ルニュージュ ホクサス 主力兵器の電磁投射砲に加えて凝集光砲、反陽子砲。さらに機雷まで積んでいる。 その分強力な戦力なのだが、運用に多くの人員が必要なのも確かだ。 ラブール サーシュ 故に巡察艦には、いや巡察艦に限らず星界軍の軍艦には大量の従者がいる。 ナヘヌード レーフ セメイ・ソス フリューバル 大気圏を抜け、こうして宇宙で働く地上世界出身者は国民と呼ばれ、領民政府ではなく帝国から直接の庇護を受ける。 ジントが通っていたアーヴ言語文化学院も、そうした進路を希望する生徒のためのものなのだ。 行く先々で会う髪の青くない人々を見てジントはそのようなことを考えていた。 「その…なんだ。暇なのか?」 呆けているとラフィールが話しかけてきた。 「なんだい?君から声をかけてくれるなんて珍しいね。」 「客人を案内するのが私の任務だからな。手を抜くわけにはいかぬ。」 先ほどレクシュに言われていたことなのだが、ジントはそこを指摘しないことにした。短い付き合いだが、彼女との 交流の仕方がわかってきたのだ。 「ありがとう。そうだね…外を見たいかな。」 クリューノ ジントが言うと早速ラフィールは端末腕輪を操作して外の景色を映す。 目に飛び込んできた映像は彼の想像とは大きく違っていた。 「うわぁ…これは…すごいな。」 ゲーサル・ヴォーラク ヴォーラーシュ神社の威容がそこにあった。 ソード 中央に光る球体が浮かんでいる。あれが門だ。 その周りに無数の建造物が寄り添っており、さらに外側には紐で繋がれた赤い二重円が連なっている。 「あの赤いのと紐みたいなのは何だい?」 訊くと、ラフィールはどこか誇らしげに答えた。 レール リムダウ 「赤い二重円は鳥居というもので、神々の領域の入口であることを表すものだ。紐の方は注連縄といって、神の依代 であることを表すものだな。」 1セダージュ 距離感が狂うが門は直径1000kmである。それを取り囲むのだから並大抵の大きさではない。 ハイドから来るときに一度見た光景のはずだが、何年も前のことであるのに加えて解説が加わるとまた感慨深い。 「アーヴは人類社会でも特に古い文化を持つのだ。これもその一つだな。」 「たしか現代に残る唯一の原始宗教だっけ?」 ラフィールは少し憮然とした声音で答える。 「原始とはひどい言いぐさだな。古代宗教と呼ぶがよい。」 彼女の言う通り、アーヴは現存する世界最古の国家だ。そして世界最強の国家でもある。少なくともここ2000年は。 アブリアル ディング ガウネーク 「5000年前、太陽の女神天照の孫、ニニギのそのまた曾孫神武皇帝が即位した。それが我らの始まりだ。」 ラフィールの話す内容は帝国内では一応事実として教えられている。 ナヘーヌ これは帝国が地上世界に口を出しているのではない。事実が何なのか、確認する術がないからだ。 すでにアーヴの、そして人類の故郷は失われてしまっている。 アーヴが神の子孫を自称しても、それを否定する材料がない以上彼らの言を信じるしかないのだ。 セメイ・ソス もっともこれには自国の民にアーヴへの反抗など考えてほしくない領民政府の意向もあるのだが。(というよりそちらが主だといえる) ビク・サニャール 「神道はその頃からの伝統なのだ。注連縄も鳥居もそのためのものだな。」 いつの間にか鳥居を抜け、ゴースロスは門に入ろうとしていた。 ファーズ 『これより我が艦は平面宇宙に入ります。ご注意ください。』 フラサス 時空泡が展開され、周囲が灰色に染まる。 わずかな加速度と共に、ジントとラフィールの乗る巡察艦は門に入っていった。 116: 333 :2017/01/03(火) 20 05 31 投稿は以上です まとめwikiへの転載は自由です
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二人旅の雑感 戦術について(補足) ガネーシャさん単騎戦法 盾役複数起用 ↓ここからサンタカルナさん加入後に記載 三人旅になってからの雑感 概念礼装について 二人旅の雑感 カードがB3A4Q3と見事にバラけているのでカードの色のチェインは出にくい カルナさんはA1枚なので、概念礼装やスキルの補助なしではNPをためにくい。なのでNP系の概念礼装が無い場合は宝具よりクリ殴り主体が良さそう 弱体解除、強化解除、無敵貫通、とかが無いのでギミック戦闘は苦手 相手がセイバーだとそれだけで苦戦し、アーチャーだとそれだけで楽勝なので、やはりFGOにおいてクラス相性は重要。 戦術について 説明不足かな?と思ったところの補足 ガネーシャさん単騎戦法 敵がカルナさんと相性不利(セイバーや魔神柱) 敵が毎回全体攻撃をしてくる(一部の大型エネミーや魔神柱) など、カルナさんが敵の攻撃に耐え切れない時にとることがある戦法。 簡単に言うと、カルナさんがやられたあとにガネーシャさんが一人で戦うことである。 火力は低いが、宝具に無敵とHP回復の効果があるためかなり持ちこたえてくれる。 結構安定するけど、たのしい二人旅にならないのでとても悲しい。 なお無敵貫通や強化解除を持っている敵には通用しない。これはこれで悲しい。 基本的にはArtsチェインでNPを貯めて宝具をガンガン回していく。 だいたい2ターンに1回くらいの頻度で宝具が撃てる。 ArtsチェインがなくてもNP100行きそうな時にはQuickやBusterカードを切るのもあり。 魔術礼装はおおむね「魔術礼装・カルデア」「アトラス院制服」の二択。 敵の攻撃力が高くてHP回復が欲しいときは魔術礼装・カルデア ステータス異常が痛い、敵が必中持ち、などの場合はアトラス院制服 という感じで使い分けるのがよさそう。 スキルの運用 スキル1「商売繁盛」(NPチャージ&攻撃力up(3T)&毎ターンスター獲得(3T)) 全ての効果がおいしいので、積極的に使っていこう。 クリティカルは攻撃威力だけでなく獲得NPも増えるのでかなり有用。 スキル2「砕折されし牙」(ターゲット集中(1T)&被ダメージカット(1T)&攻撃力up(3T)) 普段はタゲ集中が便利なスキルだが、単騎では被ダメカットと攻撃力upがおいしい。 前述のとおりだいたい2Tに1回宝具が撃てるので、攻撃力upを最大限生かして宝具を2回撃ちたいなら宝具使用のターンに、被ダメカットを生かしたいなら無敵効果のある宝具は使用しないターンにスキルを使う……という感じだろうか。どちらが有用かは要検証。 私の好みでは被ダメカットを生かしたい。 スキル3「ヴィナーヤカ」(無敵(1T)&NP獲得量up(1T)&スキル封印(1T)) スキル封印のデメリットがあるせいでスキル再使用までの時間が増えるのがネックではあるが、とても便利な無敵スキル。 敵の宝具のターンにこちらのNPが不足している時や、敵の火力が高くて回復が追いつかない時とかに使う。 なおNP獲得量upの効果もあるのだが、「2Tに1回宝具が撃てる」ということは「宝具が撃てないターンはだいたい何もしなくても次のターンまでにNP100まで貯まる」ということでもあるので、あまり効果は実感できてない。 盾役複数起用 敵の攻撃が激しくて、削りきるまで耐え切れない時にとることがある戦法。 普段はふたり+Lv1ターゲット集中持ち1人で出撃し、タゲ集中役に早めに落ちてもらいふたりになるようにしているが、このLv1タゲ集中持ちを複数人起用するのである。 FGOの仕様では、タゲ集中は使用した人が敵の攻撃で死んだ場合、そこで攻撃が止まり他のキャラは攻撃を受けない。 つまりタゲ集中役1人につき1T確実に稼げるのである。 ただ、ターンが稼げるから確実に有利になるかと言われるとそんなこともなく。 攻撃のコマンドカード選出時にLv1盾役のカードが多いとあまりダメージが与えられないので、1T稼げてもあまり意味がない。 キャラが死んで後続と交代するとカードが再度1から配られるので、運が悪いと盾役のカードばかり出てきて全然ダメージを与えられない、なんてことも。 (ちなみにふたりだけだと、毎ターン確実にエクストラアタックが打てるので、下手な3人目がいるより火力は出る) Lv1でタゲ集中を使えるサーヴァント解説 ゲオルギウス カルデア随一のカメラマン、ゲオル先生。 低レアで唯一タゲ集中効果が3T続くので、敵の火力が低く1Tでは落とされない対ザコ戦での三人目としてとても有用。そのため疑似二人旅での過労死枠である。いつもお世話になってます。 マシュ (第四特異点ロンドン以降) かわいいみんなの後輩マシュ。 ストーリーを進めることでタゲ集中のスキル3が解放されるので、種火をあげなければLv1のままタゲ集中ができる。 タゲ集中の効果は1Tだが、期間限定イベントでは味方への絆ポイントにボーナスがつくことが多いため、疑似二人旅での過労死枠その2である。ごめんよマシュ。 なおスキル1の味方全体防御力up、スキル2の無敵 NP付与もとても便利だが、なんとなくこの2つのスキルはかなりピンチになるまでは封印している(周回では気にせず使っているが)。 レオニダス みんな大好き(と私が勝手に思っている)レオニダス王。 スキルだけでなく宝具にもタゲ集中効果があるが、宝具が撃てるほど長生きすることはまずない……というか疑似二人旅的には長生きされたら困る。 普通にプレイするなら宝具をガンガン回せると強そう。 陳宮 「他人の命で撃つステラ」こと「掎角一陣」が有名な外道軍師。 スキル1では味方単体にタゲ集中を付与できる。味方を盾にするとはやはり鬼畜。 とはいえもちろん自分にタゲ集中を付与することもできるので、疑似二人旅では主に盾役として体を張らされている。 おまけで敵全体のクリティカル発生率downの効果もあるので、クリティカルが痛い敵には有用かも。 ↓ここからサンタカルナさん加入後に書いたメモ。 三人旅になってからの雑感 もともとカードがバラけていたが、B5A5Q5と更にバラバラになりチェインは前以上に出にくくなった。 EXアタックは出にくくなったが、HPの総量が増え敵の攻撃に耐えられる時間が長くなったので、全体的な難易度は下がった。 サンタカルナさんに弱体無効付与スキルがあるため少し高難易度のギミックに対応できるようになった(ただしよく弱体無効の存在を忘れる) 槍カルナさんとサンタカルナさんの両者にクリティカル威力upのスキルがあるため、クリティカルは積極的に狙いにいきたい。 概念礼装について 聖晶石召喚で高レア概念礼装の手持ちが増えたので、よく使う概念礼装について軽くまとめてみた。 カレイドスコープ (☆5) 驚異のNP80%チャージという、言わずと知れたFGO最強の概念礼装。 どういうわけかガネーシャさんのカルデアで2枚も獲得できた。素晴らしい成果だ。素晴らしい成果だ。 主に難易度のあまり高くない雑魚戦とかでサクっと敵を殲滅する時に起用する。あと種火周回とか。 プリズマコスモス (☆5) 毎ターンNP8%獲得。ガネーシャさんのカルデアで1枚所持。 ガネーシャさんは攻撃力が低いのでカードを選ぶ回数が少なくなりがちなので、コンスタントにNPを獲得できるこの礼装はかなり強力。 なおガネーシャさんで単騎耐久にもつれ込む場合には不適当(もともと2ターンに1回くらいの頻度で宝具が撃てるところを毎ターン撃てるようになるくらい劇的な効果があれば単騎でも採用したいところ)。 ガネーシャさんの絆礼装 毎ターンスター8個獲得&味方全員のHP300回復。 カルナさんはクリティカルが強いので、スター獲得は非常にありがたい。 ガネーシャさん単騎の際もHPを回復しつつクリティカル率が上がるのでかなり有用。 2030年の欠片 (☆5 トワイス=ピースマンの礼装) 毎ターンスター8個獲得。ガネーシャさんのカルデアで1枚所持。 未凸礼装は、ガネーシャさんの絆礼装を獲得した今となっては下位互換になってしまったが、補助役にアンデルセンを起用した際などに使用されることがある。 原始呪術 (☆4 アトラム=ガリアスタの礼装) 弱体耐性25%up。限界突破で30%up。両カルデアに凸1枚、未凸も複数枚所持。 三人は素で対魔力による弱体耐性も持っており、これを装備することでそこそこ弱体効果を弾いてくれる。 やっかいなデバフを連発してくる敵に有用。 聖者の依代 (☆5 レティシアの礼装) 弱体無効(3回)&NP獲得量15%up。ガネーシャさんのカルデアで1枚所持。 デバフを連発してくる敵の場合は3回はすぐ吹っ飛ぶのでその時は先述の原始呪術の方が有効。 初手厄介なデバフを撒いてくるのを弾きたいときに使うのがよさそう。 カムランの戦い (☆3) 自身がやられたときに味方全体のNPを10%チャージ。最大解放だと15%。 1Tで退場する予定のLv1タゲ集中持ちに持たせておくと便利。 ☆3礼装ではあるがフレポ召喚では排出しないらしい。残念。 ライオンのぬいぐるみ (☆3) 自身がやられたときに味方全員のHPを800回復。最大解放だと1000回復。 カムラン同様1Tで退場する予定のLv1タゲ集中持ち向きの礼装だが、初手タゲ集中だと本人以外はHPが満タンで効果がスカるので、前衛がやられるまで控えで待機している場合に使用するといい感じ。 またステージの特殊効果などで毎ターンHPが減る場合には初手退場でも回復の効果がある。
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No.4062 フランシスコ・ザビエル 前のサーヴァント:吉田東伍 次のサーヴァント:松旭斎(小)天勝 データ 登場歴 データ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:キャスター ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:フランシスコ・ザビエル 【コスト】:40 【属性】:秩序・善 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:E(10) 【耐久】:C(30) 【敏捷】:D(20) 【魔力】:A(50) 【幸運】:A(50) .【宝具】:B(40) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【特性】:英霊(聖職者) 【貯蔵魔力】:/ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ,.. -ー-- ..、 / / ミ、 `ヽ / / ヽ ,ィ, ./ { ハ / / ! .ハ / / ハ .i .ゝ ´7 ,イ ./ー ', i! ハ { /イ ノ ィ ,'Tッート、 ト ィチ} ト! | /! ハ  ̄ ヾ .ハ | ' レヘ-! . j / ヾ j从}ヽ __ __ イルト{ /ヽ >.、 _ /、 ノ///≧.、___ /ノ }} >≦三ミ/////ミ、ハ _ノト.、 >≦三三三三≧///0ヽ///三≧ 、 ,.イ三三三三三三三三ミ、///,イ三三三≧ャ、 /三三三三三三三三三三三}}}○三三三三三ニヽ /三ミ 、三三三三三三三三三三}}}三三三三三三/ニ! }三三fヾ、三三三三三三三三三}}}三三三三三ニ{三| リ三三三ミ、三三三三三三三三ニ}}}三三|二二二}三{ /三三ミ三ト}|!三三三三三三三三f}}}三三三≧≦i三リ ,i三三三ミミ}リi!三三三三三三三三j}}}○ニ三} . . . . .i|三! /三三三三Ⅵリ!三三三三三三三三}}}ニ三三j . . . . .jl三| ./三三三三三Ⅳ三三三三三三三三j}}}ニ三三ヾ. . . イ!三! /三三三三三ニハi三三三三三三三三}}}三三三三三|三| ./三三三三三ニ/ }三三三三三三三三}}}○三三三三|三| .ムf三三三三三/ j三三三三三三三三.}}}三三三三三|三! ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【クラス別スキル】 ◆陣地作成:C+ 種別:魔術 タイプ:常時 肉体の一欠片でも存在するだけで、周囲一帯を簡易的な“聖域”として機能させる。 既に教会として洗礼聖別済みの土地に対しては、その洗礼聖別の効果をより強力なものとし、 時に魔術師の陣地である“神殿”に匹敵するほどの聖域を作り上げる。 死後、彼の全身が聖遺物として分割され、世界中の教会に収められたことにより得た能力。 【キャスターが存在するだけで、周囲を洗礼効果を帯びた小規模の工房として機能させる】 【仮にそこが教会や礼拝堂などであった場合、神殿クラスにまでランクアップさせる】 【上の効果は命の遺産スキルにより、生成されたキャスターの遺骸も保持している】 ◆道具作成:C 種別:魔術 タイプ:任意 魔術的な道具を作成する技能。 キャスターの手により生み出された聖別された道具は、 アンデッド、吸血鬼、悪魔などに対し、特に強力な効果を示す。 また彼の肉体そのものが、一級の聖遺物でもある。 【十字架、ロザリオ、聖水、聖書などの作成を主とする】 【またアンデッド、吸血鬼、悪魔等に対する特攻礼装の作成を得意とする】 【命の遺産スキルで生成されたキャスターの遺骸も、同様の効果を帯びている】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【保有スキル】 ◆洗礼詠唱:A+ 種別:魔術 タイプ:任意(自動) キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。 肉体そのものが高位の聖遺物として扱われているキャスターの攻撃は、 常に最高ランクの洗礼詠唱と同等の効果を発揮する。 【キャスターの筋力、耐久、敏捷をA+として扱う。敵が霊的・魔的なモノに該当する場合、数値2倍】 【但し対魔力のランク分削減される】 ◆命の遺産:A 種別:異能 タイプ:自動 核が破壊され、現界不可になった時、自動発動する。 死亡後も、マスターを依代として右腕を始めとした遺骸の断片を顕界させ続ける。 マスターとの繋がりが失効している場合、このスキルは発動しない。 Aであれば国一つ救うことさえ可能な代物を現界させられる。 【マスターに宝具『聖なる右』を残すことができる】 【それとは別個に魔力に応じて、聖遺物として遺骸の断片を残す】 ◆聖人:B 種別:異能 タイプ:自動 聖人として認定された者であることを表す。 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に "秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。 【①洗礼詠唱による強化を1ランクアップ、②HPの自動回復効果、③聖骸布の作成能力】 【上の効果のどれかを一つ得ることが可能。だが①以外は実質必要ない】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ◆『聖なる右』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 フランシスコ・ザビエルの聖なる右腕。これそのものが高位の聖遺物である。 死後50年経っても生きた血が通っていた彼の右腕は教会によって 主の奇蹟と認定されており、これを喪失しない限りキャスターは死ぬことはない。 【右腕を残っている限り、キャスターは死亡しない(HP/MPが0以下でも戦闘可能)】 【あらゆるバッドステータスを浄化し、更にEXランク相当の対魔力としても機能する】 【また呪術、妖術を始めとしたあらゆる術的干渉を打ち消す。但し、神の奇蹟だけは対象外】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┐ . ___. |\_/(____ /__, / | | ∧ /⌒ < // // 「 | | |__〈,/∧ . \ └ // | Lノ 〕 〈,/ ,/. .\ 〈/ . / __ /´ 厶 /)_∧ |、 斗 「` ,/〉 __ . 〈/| {/ / / l^ ´三〕 |斗rセ∨)リ 〈// / ∨ / '⌒}ゝ--く^ ∨ ∨ノ |′ ,/// / / Ⅵ i i∧ ̄ ア .イ (/,//∧ / . / / n〉, ∧T爪⌒Y 〈/. ∨, / ∨ 〈〉∧ ⊂/ i i7~ ̄⌒ヽ / // / 〉 /〉∨ _,ノ乂i { _ _ _ _ _ / ' __彡'゙ /〉 . / /_,//  ̄~ |‐‐┐ }i{o r┐'. 〔二〔 // / r‐=≦ 厶_ _ _ _ 八 _ _ _ _ _〉 [二[/r―‐‐┐ . / /´,/〉 ⌒ヽ └‐‐=≦}ノ ‐‐―┘ ∠/⌒^ア/ / 〈// / / /. /゙く⌒ ! /人\ . 〈____/ // /. / | | 〈/  ̄ /. ′ ¦ / 〔二二 7 ┐ L.,__/ ∨‐┤ ___/ / 〈__/ └‐′  ̄ └―‐‐ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【来歴】 宣教師、フランシスコ・デ・ザビエル。カトリック教会の司祭であり、守護聖人。バスク人。 1506年、スペインのナバル王国のザビエル城で貴族の子として生まれる。 青年期、キリスト教を学ぶ為パリに渡り、イグナチオ・デ・ロヨラらと共にイエズス会を創設した。 ローマで教皇に謁見した後、世界中にキリスト教を布教する為に、インドのゴアへと渡航する。 その後アジア中にキリスト教を布教してゆく最中に、マラッカで日本人のヤジローに出会い、 日本へ向かう決心をする。 1549年、日本の鹿児島に到着し、様々な伝来品と共にキリスト教の教えを広め始めた。 しかし当時の男色をよしとする大名達の風潮や、寺への過度の権力集中などにより、布教は難航。 結果、この国でキリスト教を広めるには、まず日本への影響の大きい中国での宣教が不可欠と考え、 1551年中国へ向かったものの入境は思うようにいかず、体力、精神共に衰えていたザビエルは病を発症。 12月3日、上川島にて46歳の若さで客死した。 死後、彼の遺骸は聖パウロ聖堂に安置されていたが、1614年にローマのイエズス会総長の命令により 彼の右腕が切断された。この時死後50年以上経過しているにも係わらず、切り落とされた右腕から鮮血が迸り、 これをもって「奇蹟」と認定される。その後1619年に教皇パウルス5世によって列福、 1622年に他のイエズス会の盟友らと共に教皇グレゴリウス15世によって列聖(聖人として認定)された。 現在彼の遺骸は現在ボン・ジェズ教会に安置されているが、切り落とされた右腕下膊はローマ・ジェズ教会に、 右腕上膊はマカオに、耳・毛はリスボンに、歯はポルトに、胸骨の一部は東京に、などと分散して保存されている。 ……余談だが、日本で一般的に知られるザビエルの髪型(トンスラ)は死後80年経った後世の日本人絵師が “想像”で書いたものであり、寧ろ欧州ではハゲてない髪型の方がザビエルの肖像画としては一般的である。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 昨日の137億年の物語見てたら作りたくなったので。 宝具の読みが思い浮かば無いのでお任せします。 宝具名の『右』や文中の『右腕』は隠していた方がおもしろいかも? 登場歴 【Fate】聖杯戦争異聞録・ムーンセル・オートマトン編【安価】 第五次聖杯戦争編セカンド( 32~738) 有限会社ヘルテイカー 序章:神田聖杯戦争編(~ 545) (岸波白野をスレ内で使用済だったため、代理AAとして赤羽Pを使用)
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12月のベロニカ 著/貴子潤一郎 イラスト/ともぞ 富士見ファンタジア文庫 703 :イラストに騙された名無しさん:2012/01/31(火) 21 30 08.94 ID hBYd25xx 1年前のリク「12月のベロニカ」に今更ながら挑戦してみます。 叙述トリック使った話だからうまく説明できるかわかりませんが、しばしおつきあいを・・・ 704 :12月のベロニカ:2012/01/31(火) 21 33 19.54 ID hBYd25xx 女神降臨の依代となるため死ぬまで眠り続ける「ベロニカの巫女」と、彼女が役目を終えるまで 側近くで護り続ける不老不死の「ベロニカの騎士」。 ルグナス王国の片田舎で生まれ育った『私』は、幼馴染みの少女が次代の巫女に選ばれたのを機に、 騎士の道を志すことになる。 “私がベロニカになったら、貴方は私の騎士になってくれる?” 幼い日に交わした彼女との約束を果たすために。 厳しい修練の末、ベロニカの騎士候補「栄光の十三人」の1人に選ばれた『私』フレイルは、 他の騎士候補者と共に次代のベロニカを警護し、国境の町カウセージュから王都へと向かっていた。 しかしその道中、ベロニカを狙う隣国トリゼアの刺客に襲撃される。 仲間の半数以上が倒され絶体絶命の窮地に陥った一行だが、ハキュリーと名乗る隻腕の男の助勢により 辛くも難を逃れた。 彼が不死身の二つ名を持つ凄腕の傭兵と知り、一行は王都までの同道を願い出る。 急ぎ旅の途中ということで当初は難色を示していたハキュリーだが、ベロニカが己の身分を明かし、 また彼女と私に浅からぬ縁故があると知った途端、何故か態度を一転させた。 そして一行が彼の道案内に従うという条件のもと、同道を承諾するのだった。 705 :12月のベロニカ:2012/01/31(火) 21 35 31.83 ID hBYd25xx 王都への道中、『私』は己の歩んできた人生を振り返っていた。 ルグナスでは国民からベロニカ候補が出た場合、その騎士候補者を王国騎士団内から選抜する。 次代のベロニカは「栄光の十三人」と呼ばれる候補者達の中から、自身の騎士をただ一人だけ 指名する……そういう慣例になっていた。 彼女が次代の巫女として神殿へ引き取られた後、私は騎士を目指すべく故郷を飛び出し、 王国騎士団の門戸を叩いた。 従士として所属が許されてからは勉学や武術に邁進し、その甲斐あって念願の王国騎士に叙せられる。 しかし庶民出ということで、周囲からは冷遇されていた。 そんな中、私は同じ騎士仲間のライアンと親交を結ぶ。 ライアンは没落した名家の貴族だったが、庶民出の私にも友好的に接する誠実な男だった。 同じベロニカの騎士を目指していることもあって意気投合した私達は互いに切磋琢磨し、 いつしか親友と呼べる間柄になっていた。 706 :12月のベロニカ:2012/01/31(火) 21 41 20.91 ID hBYd25xx ハキュリーの同道を心強く思う一方で、ライアンと『私』は彼の正体がトリゼア側の間者なのではないかと疑っていた。 カウセージュの町で「栄光の十三人」の1人がトリゼアの内通者であると発覚し、現場に居合わせた ライアンの手で処断されたばかりだったからだ。 こちらの情報を得るため、トリゼアが外部の者を潜り込ませる可能性は高かった。 ベロニカ行幸の道中、トリゼアから妨害を受けたのは今回が初めてではない。 今から50年前、現在のベロニカが王都へ向かう際にも同様の事件があったと伝えられている。 当時の「栄光の十三人」にはライアンの祖父も名を連ねていたが、この時もトリゼアと密通していた騎士がおり、 彼はその凶剣に斃れていた。 裏切り者は処断され、ベロニカにも危害はなかったのだが、この事件に心を痛めた彼女は己の騎士を選ばないまま 役目に就いたといわれている。 無条件でハキュリーを信用するのは危険だ――二人の意見は一致していた。 その一方で私は、彼が何故私に対して友好的な態度を取るのかが気にかかっていた。 707 :12月のベロニカ:2012/01/31(火) 21 49 16.34 ID hBYd25xx 騎士となって時が流れ、とうとうベロニカの代替わりの時が近付いてきた。 「栄光の十三人」に無事選出されたライアンと『私』は、次代のベロニカを王都へ迎え入れるため、 他の候補者と共に彼女の滞在先である国境の町カウセージュへと向かう。 数年ぶりとなる幼馴染みとの再会。彼女は昔の面影を残しつつも美しく成長していた。 彼女の騎士となるにふさわしくあろう……長年の目標を目の前にして、私は一層気を引き締める。 そんな中で起きた異変――カウセージュの市街地で暴動が起こり、私達13人はその鎮圧に乗り出す。 ところが、これは隣国トリゼアの陰謀であり、彼らの真の目的はベロニカの拉致だった。 騒ぎが陽動だと気付いた私は急ぎ彼女の元へと向かったが、彼女は私の目の前で連れ去られてしまう。 後を追おうとする私の行く手には、彼女の護衛に残っていたはずの男が立ちはだかっていた。 ライアン。彼はトリゼアと通じ、彼女を敵国へと売ったのだ。 親友の裏切りに激高した私は、怒りにまかせて彼を斬り伏せる。 その直後、他の騎士達が現場に駆けつけ、私闘禁止の戒律を破った咎で私は拘束された。 投獄された私は、同じ地下牢に捕らえられていた傭兵マダックスに声をかけられる。 マダックスは一連の暴動の実行犯であり、ライアンとトリゼアとの連絡役でもあった。 彼の口からライアンの裏切りの理由を知らされた私は、その内容に驚愕する。 ライアンが裏切るよりも先に、自分の方が彼を裏切っていた……そう思い至り打ちひしがれる私の元へ、 追い打ちをかけるようにかつての仲間達が現れ、一連の事件の処断を下す。 利き腕を切り落とした上、騎士剥奪、永久追放――それは騎士たる者にとって、死を上回る極刑であった。 激痛と失血にのたうちながら、私の意識は闇へと沈んでいった…… 708 :12月のベロニカ:2012/01/31(火) 21 55 17.84 ID hBYd25xx 『私』達ベロニカ一行は本来の旅程を外れ、ハキュリーの案内で傭兵仲間しか知らないという裏街道を進んでいた。 しかし情報が漏れていたのか、再びトリゼアの追っ手が現れたため、私達は陽動作戦をとることになる。 他の騎士達とハキュリーが敵を引きつけている間に、私とベロニカは山林を抜けて王都を目指す……そういう算段であった。 ところが獣道を進む私達二人の前には、陽動作戦に参加していたはずの男が立ちはだかっていた。 ライアン。彼はトリゼアと通じ、彼女を敵国へと売ろうとしていたのだ。 親友の裏切りに衝撃を受けた私だが、彼女を護るため、動揺を抑えて彼を斬り伏せる。 その直後、陽動を成功させ刺客を返り討ちにしたハキュリーが駆けつけ、私達三人は予定通り山道を通って王都を目指すのだった。 そしてその道中、私はようやくハキュリーが何者なのかを知ることになる。 709 :12月のベロニカ:2012/01/31(火) 21 59 52.50 ID hBYd25xx ……『私』は死ななかった。 意識を失っていた短時間の間に出血は止まり、体力も回復していたのだ。 様子を見ていたマダックスの話から、私は自分が不老不死――ベロニカの騎士となったことに気付く。 しかしそれは同時に、彼女が敵地で孤独に苛まれながら永遠の眠りについたことを示していた。 私はマダックスと共に脱獄し、トリゼアへと向かう。 そしてトリゼア兵との死闘の果てに、無事ベロニカを救出することに成功した。 しかし、親友も愛する人も裏切った私に、彼女の騎士である資格はない。 “彼女は騎士を選ばなかった” 私はかつて仲間だった騎士達にそう言い残して彼女の身柄を預け、その場を立ち去ったのだった。 かくして一人の騎士が歴史から姿を消した。 そしてこの頃から、不死身と渾名される隻腕の傭兵が戦場に現れたのである……。 710 :12月のベロニカ:2012/01/31(火) 22 07 47.32 ID hBYd25xx ハキュリーの正体、そして旅路を急いでいた理由を知り、先を急ごうとする『私』達。 しかし時既に遅く、王都へと辿り着く前に巫女の代替わりの時を迎えてしまう。 三人の前に顕現した女神の前で、ベロニカとなった彼女は私を騎士に選んだ。 ベロニカの騎士たらんとして、終ぞそれを叶えることがなかったハキュリー。 自分は裏切り者だ、と前置いた上で、彼は問いかける。 “こんな俺でも彼女の元へ行けるだろうか?” そんな彼に、女神は微笑みを浮かべて…… 気がついた時には女神の姿は無く……ハキュリーは穏やかな表情で事切れていた。 私は覚めない眠りに就いたベロニカを背負うと、再び王都を目指し歩き始める。 彼女を神殿に送り届けて身辺整理が済んだら再びここへ戻ろう、せめて彼を『彼女』の隣へ弔ってあげよう――そう心に誓って。 二人で進む12月の山には、ひらひらと初雪が降り始めていた。 (幕) 711 :イラストに騙された名無しさん:2012/01/31(火) 22 11 18.86 ID hBYd25xx 以上、お目汚し失礼しました。 原作手元になくてうろおぼえで書いたので、細かいところ間違ってるかもしれません。 致命的な間違いがあったら、指摘&訂正よろしくお願いします。
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君に触れて未来が変わる ◆CFbjQX2oDg 燃え盛る遊園地をウマゴンは走り続ける。 つい先程、首輪から放送が流れて来た。 しかし、炎により倒壊していくアトラクションに巻き込まれて危険な目にあっているかもしれない大切な仲間がいるのだ。 崩れゆく音に紛れてはっきりと聞こえないが、放送を気にかけている暇はないとばかりに搜索を続ける。 既に自分のコントロールを離れて、自然現象として発生している炎だ。 できる限りは避けて進まなければいけない。 こうなる前にガッシュや雛苺と乗りたいねと話していた観覧車は先程盛大な音を立てて崩れた。 だけど、その時の崩れ方に気になる点があった。 倒れてから崩壊する音が響くまでに時間差があったことだ。 もしかしたらガッシュがあそこにいて何かしたのかもしれない。 そう思って観覧車があった所まで向かっているところだ。 「ウマゴン! やっと見つけた!」 観覧車までもう少しといったところで 今、一番聞きたくない声に呼び止められた。 ウマゴンは気力を振り絞ってシュドルクを発動させる。 もうシン・シュドルクを使うだけの心の力は無い。 こいつとあの女が自分たちをここまで追い込んだんだ 「ははは……そうだよね。今更僕なんかを信用してくれるわけないよね……」 てっきり、出会い頭に殺しに来るものだと思っていた。 なのに何故、雪輝はここまで哀しそうな表情を浮かべているのだろう。 はち切れそうな程に膨らんでいたウマゴンの感情に小さな穴があき、隙間が生まれる。 まるで魔界に送還されたときのパートナーのように、哀しい目をしている。 送還? そうだ。 ガッシュは一体どこにいる。 雪輝と一緒にいたんじゃないのか。 疑問が浮かぶとほとんど同時にウマゴンは雪輝の肩に羽織られている見覚えのある黒いマントに気づく。 「ガッシュは……死んだよ。僕を助けようとして」 死……んだ? 何を言っているのかわからない。 雪輝は肩にある自分が見慣れた黒いマントを握り締めている。 「ガッシュはあんな馬鹿なことをした僕を信じてくれたんだ。倒壊した観覧車に押しつぶされそうになった僕を庇って、そして……」 涙を流しながらも、歯を食いしばって必死に説明しようとする雪輝を見て悟った。 ガッシュはこの少年を許したのだ。 自分たちを裏切り、追い詰め、殺そうとしたこの少年を。 「僕はウマゴンたちに許されないことをした。でも、ガッシュのおかげで僕が間違っていたことに気づいたんだ」 思い返せばガッシュはどの闘いでもそうだった。 パムーン、パティ、ピョンコ、ゼオン、バリー、その他にも数多くの最初は敵対していた魔物も ガッシュとの闘いを経て、ガッシュの王としての器に触れて、 今では掛け替えのない大切な仲間となった。 皆が皆、最初から友好的な間柄だったわけではない。 パティやゼオンが当時したことを今でもしていたらもちろん許せない。 だが、彼らはガッシュをきっかけに変わったでは無いか。 過去の過ちに気づき、それから目を背けずに前を見て進み、 そして、背中を預けられる仲間に。 「自分勝手に聞こえるかもしれない。でも、僕はこのガッシュのマントに誓うよ! もう二度とあんな馬鹿なことをしない!」 まだ見えている片目を閉じると浮かんでくる。 ガッシュの最後の姿が。 きっとガッシュは最後の瞬間まで金色の太陽の輝きを放っていたのだろう。 その光でこの少年の心の暗い部分を全て照らしたのだろう。 ――唯一今までと違うのは、もうガッシュの輝きは二度と拝めることは無いということ。 「だから、僕と協力してくれ。もう一度僕と仲間になってくれないか、ウマゴン」 ガッシュが死んだのなら、ガッシュがいなくなってしまったのなら ガッシュが信じたものを代わりに清磨たちの所に届けてあげよう。 ガッシュの代わりに、ガッシュの『願い』を背に乗せて駆け抜けよう。 それが、騎馬である自分の宿命だ。 本音を言うとこの雪輝はまだ完全には信用できない。 自分が信じているのはあくまで、雪輝を信じたという“ガッシュ”だ。 だから、今回は先程の雪輝の過ちを水に流すとしよう。 「メルメルッ」 ウマゴンは術を解いて、いつもの姿に戻る。 その懺悔を受け入れた。 その時の雪輝の哀しそうな表情は、炎による屈折のせいなのだろうか 少し歪んで見えたことに、片目を失明したウマゴンは気付かなかった。 「さぁ、行こう。ウマゴン。 ガッシュの王様としての意思を、思いを、願いを僕たちが未来に運ぶんだ」 ◇ ◆ ◇ 二人は比較的火の手の少ない地域まで移動して、そこで偶々発見した医務室らしき場所でウマゴンの応急処置を行っている。 応急処置といっても、医療知識が特にあるわけではない只の中学生の雪輝に出来るのは 精々飲み水を用いて体中の傷を洗浄し、擦り傷ようの消毒液をガーゼに染込ませて当てることくらいだ。 特に酷い目を洗浄するときはウマゴンが暴れたが、処置しないで放置するわけにもいかず苦労しながらもどうにか終えた。 部屋に備え付けられていた眼帯と包帯を身につけ、栄養補給のために簡単な食事を取ったあと、ウマゴンをベッドに横にさせる。 ウマみたいな外見なのにベッドで寝る姿が割りと様になっているな、と雪輝は思った。 横になるとすぐにウマゴンの寝息が聞こえてくる。 体に負荷が大きい『シン』の術を酷使し、さらに酸素の薄い遊園地内を片目を失った状態で走り回ったのだ。 これで疲れるなという方が無理である。 雪輝も部屋に備えられていた椅子に腰掛け、パンを口にした後に水を一口飲む。 (ふぅ、何とか上手くいったぞ) “もし”あの時ガッシュの思いが通じた僕が考えそうなことウマゴンに話せば ガッシュが言った甘い甘い、夢と友情と希望に満ちた闘いを経てきたウマゴンなら騙せると踏んで正解だったようだ。 (それにしても演技で涙を流せるとは僕も中々やるなあ。そっちの才能もあるのかな) そんなことを考えながら名簿を取り出して、放送で呼ばれた死者の確認をする。 支給された赤ペンで死者の名前に線を入れていく。 『我妻由乃』 バオウ・ザケルガにより死体の確認はできなかったが、確かに死んだみたいだ。 由乃は僕を一番大事だと言いながらも、暴走することが多かった。 正直早めにいなくなってくれて助かった。 父さんや母さんと同じく僕がデウスの後を継いで神様になったら生き返らせてあげるからまっててね。 『ガッシュ・ベル』 馬鹿なやつ。最後まで僕を信じて、あっさりと騙されて、僕に殺された。 濁った瞳で名簿のガッシュの欄を他の人よりも色濃く赤で染め上げる。 何度もなぞった赤いラインが不意に滲んで他の名前へと侵食を始めた。 一箇所、二箇所と滲みは増えていく。 その正体は無意識に雪輝の瞳から流れ出た液体だった。 (あれ? おかしいな。ウマゴンはもう寝ているっていうのに……) 雪輝の頬を涙が伝う。 ガッシュが死んだ事で ガッシュを殺した事で ガッシュを否定した事で 頭の片隅で理解してしまった。 雪輝が神を目指す目的は、両親と友達を、喪っていった人達を蘇らせること。 それを達成したガッシュの未来を奪うことで、自分自身の未来への道をも見失ってしまった。 両親たちを、犠牲となった人たちを生き返らせるということが、殺人という多大な精神的負荷に雪輝が耐える最後の依代だ。 ガッシュという言わば『理想の闘いの結末』を自らの手で穢したことで 自分の望む未来には結局辿り着けないと自ら否定したも同然だ。 しかし、雪輝はその考えを認めたくない。 なので雪輝は何故今自分が涙を流しているのかわからない。 ただ流れる涙を袖口で拭い続けるだけだ。両肩のマントがやけに重く感じる。 その啜り泣く子供の小さな背中を見ているものは誰もいなかった。 「さよなら。やさしいやさしいぼくのともだち」 【A-7・遊園地の医務室/一日目/朝】 【天野雪輝@未来日記】 [状態]:健康、心の力の消費(中) [装備]:無差別日記@未来日記、、ガッシュのマント@金色のガッシュ・ベル、投げナイフ(14/15)@未来日記、IMIウージー(27/32) [道具]:基本支給品 ×2、IMIウージーマガジン(2) [思考・状況] 基本行動方針:優勝して全てを元通りにする? 1:ウマゴンを利用して、他の参加者に取り入る。 2:ある程度ウマゴンが回復するまでは待つ 3:その後に北か東の橋を渡る。 [備考] ※参戦時期はDiary46.5終了以降からの参戦です。 ※雪輝は自分の中の矛盾に気づいていません。 【シュナイダー@金色のガッシュ!!】 [状態]:ダメージ(小)、心の力の消費(小)、右目失明、 [装備]:なし [道具]:魔本@金色のガッシュ!!、基本支給品、マキビシ@バジリスク~甲賀忍法帖~、煙草@現実 [思考・状況] 基本行動方針:ガッシュの思いを継ぐ。仲間と共に主催を撃破して清磨たちのいる所へ帰る 1: 睡眠中 2:雪輝と同行する。 [備考] ※第一放送をしっかりと聞いていません。ガッシュが死んだことだけは理解しましたが、他はどの程度聞いていたかはわかりません。 ※右目の後遺症については不明。洗浄し、消毒液をかけた程度の処置しかしていません。 SNOW STORM 投下順 レボリューション(上) SNOW STORM 時系列順 薬師寺天膳は大体で5、6回死ぬ 優勝者達のエピローグ 天野雪輝 ”0(チャラ)”ンポランな未来 シュナイダー
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断崖だった。 転がり落ちれば、頭は砕け、四肢は千切れ、心の臓が裂ける運命は避けられぬ。それだけの高さを誇る崖だった。 断崖だった。 風が吹く。心地よい風だった。緑の香りが風に溶け、花々の微かなる残滓が、緑の匂いの溶ける風の上で舞踊を踊っていた。 季節柄、そして、今が穏やかな天気であるからこそ、この程度の風で済んでいるのだろう。嵐の夜には、馥郁たる自然の気を宿したこの風の代わりに、生き物を断崖の底へと誘おうとする悪魔の風が吹き荒ぶに相違あるまい。 断崖だった。 波の打ち付ける音が穏やかに響いている。崖の先には、水晶ですら叶わない程の透明さの海が果て無く広がっている。 泳ぐ魚の姿すらが、遥かな高さから見下ろせる程、海が綺麗であった。打ち付ける波の調子は、一定ではない。 風の機嫌次第では、波が断崖に打ち付けられた音が響いてから、数分以上も待たねば、また同じ音が響かない。耳に優しい音だった。 目を瞑っていればいつまでも聞いていられるだけでなく、気が付けば、眠りこけているのではないか、と思うだけの気持ち良さが、その音にはあった。 「……羅刹王か」 ――断崖だった。 「然り」 聖王ラーマの妃であるシータを攫った、憎むべき怨敵が鎮座する、名もなき断崖だった。 「斯く言う貴様が、ラーマ・チャンドラか」 「然り。法(ダルマ)の満ちる理想界を築く為……そして、我が妻シータを取り戻す為に。このラーマ、羅刹(ラクシャーサ)を穿つ聖具を携え、貴様の首、貰い受けに来た」 「……フフ、フハハハハ。貴様の握るその大弓。創造神(ブラフマー)めの意が宿る武器か。成程、それでなら、流石の儂も滅ぼせようよ」 ラーマの持つ、只ならぬ神韻を放つ弓を見て、男は笑った。後に、不愉快そうに顔を顰める。 「老い耄れめが。儂が想像以上の力を得た事に、今更焦燥を憶えたか。神はいつもそうよな。自ら降臨して裁くのではない。人や化身と言う依代……人形めを操り、己が意を成就させんとする。小癪な者共よ」 なおも、羅刹王と呼ばれた男は続ける。 巨漢だった。小山を連想させる様な体躯を持つ一方で、その全てが、鍛えられ、磨き上げられた筋肉。 そして、側頭部から生えるねじくれた角が、男が羅刹である事の何よりの証左。魔王ラーヴァナ……それが、この只者ではない男の名であった。 「お前程……苦行に励んだ羅刹であれば、神々も、お前にこの島を返還した事であろう。このような手段にしか、出れなかったのか?」 この島……つまりは、ラーマ達の旅の終着点である、ランカー島の事を指す。 そもそもの事の発端は、ラーヴァナの異母兄弟……クベーラの名で知られる財宝の神が、ラーヴァナ統治下のこの島を奪った事に起因する。 これに怒りを覚えたラーヴァナは、彼を打ち倒す為に、想像を絶する苦行を経、遂にはそれがブラフマーから認められた結果、彼の神から凄まじいまでの力を得るに至った。 そして、その力を使って、ラーヴァナはクベーラを退け、このランカー島を奪還した。それで終わっていれば、良かったのだ。 だが、ラーヴァナは終わらなかった。あろう事か彼は更に苦行によって力を得、今度は三界をも支配、この地上の全てを我が物にせんと目論んだのだ。 何たる増上慢。だが、その増上慢が増上慢に終わらなかった。冥府の神であるヤマも、雷神インドラを倒したラーヴァナの強さを、果たして張りぼてと言えるだろうか。 何故、謙虚に終われなかったのか? 其処までの力を得、何とする? その結果ラーヴァナは、今まさに討たれ様としているのに。 「この島で満足出来なかったのか、とでも言いたそうではないか、ラーマ王よ」 ニヤリ、とラーヴァナが笑った。背筋が凍るような、羅刹の王の笑み。 「出来る訳がなかろうがよ。羅刹もアスラも、皆愚かよ。その愚かさの故に、驕り、高ぶり、破滅する。まるで、季節が巡るかのようではないか。力を得、増長を極め、そして最後は神の怒りを買い滅び去る。これを、我らは飽きずに繰り返す。所詮儂らは、水面に浮かぶ泡(あぶく)よ」 「……」 「島一つで満足出来なかったのか、だと? 出来ぬ。島を取り返せば、次に大地を。次に地下を。そして……天上の御国を。そう考えるのが我ら羅刹ぞ」 「戒める事も出来ないのか」 「我ら羅刹は神に非ず。人より寿命は長かれど、しかして不滅には程遠く。儂らとて、やがては身体も脳も老いて行き、その目も見識も盲いて行く。なれば、一度限りの我が人生。欲のままに争い、奪い、支配する事が、精一杯生きた証を刻める至高の了解であろうがよ?」 「その生き方では、お前を懲らしめる為に、多くの敵がお前の前に現れるぞ」 「本望よ」 ラーヴァナの即答。一瞬だが、ラーマは目を見開いた。 「クベーラの馬鹿めとの戦いの時に、儂は気付いた。戦う事の面白さ……素晴らしさ。そして、強き者を屈服させるその悦楽に、儂は酔い痴れた。この世に、これ以上の愉しみがあったのか……本心からそう思ったぞ」 続ける。 「復讐の為に続けていた苦行が、途端に楽しくなった。神々を打ち倒せるのなら……彼奴等の差し向けた化身(アヴァターラ)と戦えるのなら……。そう思った瞬間、儂の中から苦行を楽しむ心が芽生えた」 「……だからお前は、此処にいたのか。不思議でならなかった。羅刹の首魁たる男が、あの宮殿の何処にも見当たらなかった理由……お前にとって本当に重視するべき空間とは、此処の事だったか」 ランカー島の羅刹達の拠点である、財宝神クベーラから奪った都市戦車・プシュパカ。 その中の何処にも、ラーヴァナの姿は見えなかった。最奥の玉座の間にも、ラーヴァナ自体の私室も。考えられる全ての場所を虱潰しに探しても、見つからない。 今もハヌマーンやラクシュマナを筆頭とした、ラーマの仲間達は、プシュパカ内部でラーヴァナを探し、そして、迫りくる羅刹達と戦っているのだろう。 だがラーマは、宮殿外部の辺鄙な所から、奇妙な力場がある事を察知し、その方向に駆け寄って見ると……いたのである。 シータを攫った不倶戴天の仇敵、旅の道中打ち倒した様々な羅刹が今際に口にした、『例え貴様でも王には勝てぬ』……と言う旨の言葉、その主が、結跏趺坐を作りながら瞑想をしていたのである。 その姿を見た時、ラーマは言葉を失った。 配下の多くが――ラーヴァナの息子であった、あの恐るべき悪魔・メーガナーダも既に打ち倒され、もう後がないと言う状態にまで追い込まれていると言うのに。 ラーヴァナの瞑想は、ラーマですら称賛の念を憶え、惚れ惚れする程堂に入っていたのである。此処まで見事な瞑想を行う者は、聖仙(リシ)であろうともそうはいない。 ラーヴァナには、聖仙プラスティアの孫であり、彼から苦行や瞑想の手解きを受けていた事は間違いなかろうが、きっと、彼の聖仙よりも瞑想や苦行の練度は最早超えていよう。 「あんな趣味の悪い黄金の宮殿で瞑想なんて出来るかよ。財宝神とはつくづく趣味が合わん」 吐き捨てるようにラーヴァナが言った。この瞬間だけ、ラーマとラーヴァナは意見があった。ややあって、ラーヴァナはゆっくりと、重苦しく口を開いた。 「永きに渡る苦行、幾百にも及ぶ涜神、幾千幾万にも届こうかと言う悪逆。我が身を裁くに相応しい者が来臨するだけの悪逆の数々を儂は犯し――その果てに遂に、ラーマ。貴様と言う最大の強敵が、儂の下にやって来た」 この言葉を言い切ると同時に、ラーヴァナは結跏趺坐を解いて立ち上がる。 グワッ、と、物理的な質量と量感を伴った、風の如き威圧感がラーマの下に叩き付けられる。 勿論、自然現象としての風が吹いているのではない。そうと誤認させる程に、ラーヴァナの存在感が圧倒的なのである。 これが、羅刹王。これが、自分達の旅路の終着に立ちはだかる、最大最後の強敵。それをラーマは、今まさに肌で実感していた。 「法の満ちる世界か、羅刹の支配する世界。どちらかの世界が、成就する事無くランカーの夢へと消えるだろう。だがそれは、儂の理想とする世界の方ではないのは確かだ」 「羅刹王よ。聡明なお前にこれを言うのは、何とも心苦しいが、言わせて貰うぞ」 「赦す。言うて見よ」 大弓……ブラフマーストラに矢を番えた状態で、ラーマは言った。 「羅刹が一度でも勝利した歴史など、この世には存在せず、そして今この瞬間にもないと言う事だ」 「フハハハハハハハハハハ!! 吠えるではないか小僧!!」 怒るでもなく憎むでもなく、ラーヴァナは呵々大笑を浮かべ、腰を低く落して構えた。 「メーガナーダ、シュールパナカー、ニクムパ……貴様らが滅ぼした、羅刹の将軍共。彼奴らが如何に手緩い存在であったのか、このラーヴァナが貴様の総身に叩き込んでくれるわ!!」 「オオッ!!」 そうして戦いが始まった。 羅刹の王と、ダルマを築く為に彼に立ち向かう聖なる王。彼らの因縁の構図に幕を下ろす、最後の戦いが、今まさに始まったのであった。
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GM:ではオープニング GM:前回と引き続き、人間界に用意されているカフェにてブリーフィングタイムです GM:また、各PCはオープニングが終わるまでに ダヴィンチ か ソロモン どちらかと シナリオアンカーに指名しておいてください GM:ではRP開始 菅原道真:ずずず・・・ デンメル:「では改めて確認しておく」 デンメル:「今回はソロモンかダヴィンチ、どちらかを無力化して遺産を回収。が当面の目標だ」 デンメル:「ダヴィンチの目的は一見無害そうだが・・・」 菅原道真:「いやー彼らの思想はやばいねぇ・・・」 デンメル:「たとえ話として、水槽で飼っていた金魚がいるとしよう」 デンメル:「その金魚を突然海水で生きていけ。と言われて、海水に突然入れたらどうなると想う?」 コトワリさま:「・・・どうなるんだ?」 デンメル:「詳しいことを省くと、近業は死ぬ」 デンメル:訂正:金魚 コトワリさま:「つまりかわいそうな金魚の俺は間違いなく死ぬな」 道標翠:「どのような結果にしろうと、止めればいいんだろう?」 菅原道真:「内側から破裂して・・・パンッだね」 菅原道真:ずずず・・・ デンメル:「そしていまの京都でまともに活動できるとすれば」 デンメル:「遺産に連なるものか、適合者。がおそらく8割のチカラ」 デンメル:「その身体に断章か禁書を宿していれば最大で5割。といったところだ」 デンメル:そう言いながら翠のほうを見るね デンメル:「8割ならば世界法則しかペナルティはないと言えるが・・・」 デンメル:「5割の場合、制限かかなりきつい。お前の場合は【魂の特技】が使えない状態だ」 道標翠:「その程度で、済むなら安いものだ」 GM:説明すると、複数の世界が混ざり合ってるような感じで、魂の特技たる世界の本質が見れない。っていう感じ 道標翠:「情報を集めることすらできないと考えていたからな」 デンメル:「お前が適合者かそれに準ずるチカラを持てば使えるようになるが・・・」とジト目で緑を見る デンメル:訂正:翠 道標翠:「機会があれば、僕も努力はするよ」 道標翠:「情報はこれくらいかな?」 【悪意】:そっと【悪意】くんが手を上げるね 【悪意】:「・・・デンメル。俺たちは【全力】を出したほうがいいのか?」 デンメル:「だめだ。なまじここに揃っている遺産でアイツラが動く。というより動いてくるはずだ」 デンメル:「黒円卓、そして第法典。さらに【外伝】とあのおせっかいなやつも」と顔を歪ませるね コトワリさま:「魔法使いと遺産が入り乱れて文字通りの跳梁跋扈だな」 コトワリさま:「タクミが本気出さなくてもいいように俺とみっちーが踏ん張ればいいだけだろ」 コトワリさま:「案ずるよりなんとやらだ」 道標翠:「僕の偽善のために、なんとかするさ」 道標翠:「それに、あの独善者は止めなければならない」 道標翠:ということで、ダヴィンチにアンカーをとります 道標翠:覚悟完了 GM:では合同OPを終了しようかな。他の二人もシナリオアンカー結んどいてね? 道標翠:忘れないうちに、魔力決定 道標翠:1d6+5 魔力 MagicaLogia (1D6+5) → 6[6]+5 → 11 コトワリさま:ソロモンを既に取得してるので運命上げておきます コトワリさま:d66 魔力 MagicaLogia (D66) → 11 コトワリさま:1ェ・・・ 道標翠:d66 MagicaLogia (D66) → 16 GM:コトワリ様には申し訳ないんだけど、翠さんとみっちーの個別OPに移行するね・・・ コトワリさま:はいはーい 道標翠:こっちも了解 GM:ではブリーフィングが終わった後、転移門で京都に向かったはずの君は GM:アニムスと会ったあの白い空間にでます 道標翠:「また、ここか」 道標翠:「想定よりも早い再会かな?、アニムス?」 ???:「申し訳ない。かの姫君ではなく、私が呼んだんだよ」 ???:そこにいるのは【人の形をした何か】 真っ黒いそれは、あなたを見ているのがわかる 道標翠:「誰かな?」 道標翠:「僕は覚えがない気がするけど」 ???:「こうして合うのははじめまして。いつも君からすべてを見ていたよ」 ???:「そして、君が置かれている状況もよく理解している」 道標翠:「見ていたということはあんたが、ヘルメスってことかい?」 道標翠:「自分の姿をしっかり出さないあたり、良い性格しているようだね」 ???:「お褒めに預かり。といったところかな? 君だってしたたかな性格をしているじゃないか」 ???:「私がヘルメスだとするなら、要件は理解しているんじゃないかな? 我が依代くん」 ???:「このままだと、君は大切なものすべてを失うことになるよ」 道標翠:「そのために"お前"になれと」 道標翠:「お断りだね。 僕は道標翠、それ以上でもそれ以下でもない」 ???:「それがいつまで続くのか。見ものでもあるが、君が消えれば私も消えることになる」 ???:「せいぜい強く有り給え。でないと、内側から食い破らせてもらおう」 GM:その言葉を最後に、人形は君の影に消えてゆくね 道標翠:「僕は、多くを失うことになってもあの人は守る。 それが僕の偽善だ。」 道標翠:ということでシーンカットかな? GM:そうだよー。そしてPCに秘密が付与された感じだね 道標翠:了解 GM:次はみっちーのターン 菅原道真:はいはーい GM:君も翠とおんなじカンジダ。白い空間にぽぽぽぽーんした感じ GM:その目の前になんか見たことのあるおじいちゃんがいる 菅原道真:「じぃじ!」 菅原道真:「・・・無反応とは寂しいね」 菅原道真:「いやぁなんというかのぉ・・・きみほんとにわし?」とちょっと困惑中 菅原道真:「わしわし」 じぃじ道真:「わしわし詐欺かな?」 じぃじ道真:「まあいいわ。それよりとんでもないことになっとるの」 菅原道真:「うん。なかなかに予想外の展開になってきた」 菅原道真:「このままいくと我々もお役御免になりそうだね」 じぃじ道真:「わしもっとえんじょいしたい」 菅原道真:「えぇ・・・」 じぃじ道真:「なんでちょっとじぃじからぷれぜんとじゃ」といってあなたになにかの呪いを施す じぃじ道真:「おいそれと使うとシヌからの。封印は自力でといてくれ」 菅原道真:「君ね、自分なのだからそういうのはやめておいたほうが良い」 菅原道真:「いや、他人にやる分にはいいんだけどね」 菅原道真:「自分にそういう事するとほら・・・一人芝居みたいで悲しくならないかい?」 じぃじ道真:「だいじょぶだいじょぶ。もう君はわしとはもう別個体になりかけてるし」 菅原道真:「あー・・・最近あやしかったしなァ」 菅原道真:「もともとキミの別側面であったわけだしね、私は」 菅原道真:「ま、そこはあまり考えないでおこう」 菅原道真:「で、だ。この呪いはいったいいつ使う想定なんだい」 菅原道真:「それとなく教えてくれていいんだよ?」 じぃじ道真:「え?それ言うと修正受けちゃうからむ・り・じゃ!」 菅原道真:「あー殴りてぇ・・・」 じぃじ道真:「使わなくてもなんとかなるもんだから深く考えるな若人よ!」はっはっ 菅原道真:「分化するとはいえ同い年なんじゃが・・・じゃが・・・」 菅原道真:「ま、いいさ。貰えるものはありがたくもらっておくのが私流だ」 菅原道真:「ではね、気概があればまた会おう」 菅原道真:「次は3,4人呼んでお茶会でもしようじゃないか・・・全員自分なのが微妙に嫌になるがね」 菅原道真:そのまま後ろに歩いてシーンから退場します。OK? GM:おK 魔力けっていしてちょ 菅原道真:1d6+6 魔力決定 MagicaLogia (1D6+6) → 6[6]+6 → 12 菅原道真:後援も同時に使用します 菅原道真:こうこの真っ白空間から魔素をチョッパてくる感じ 菅原道真:魔素借りてくよー GM:ではマスターシーンに以降しまう GM:マスターシーン:動き出す勢力 ソロモン:「・・・遺産がひとつ、ふたつ、みっつ・・・」と虚空を見ながら彼は何かを数えている ダヴィンチ:「・・・やっつ・・・。あと彼女が目覚めれば・・・」何かを確信したかのように彼女は歓喜した 黒円卓:「では回収しましょう。すべては永遠に存在するために・・・」目的のために奴らは動き出した アリストテレス:「じゃあ、約束を守りに行こうかなぁ!」美しい街並みを歩きながら、それは見つめる リベル:「では始めましょう。私達の・・・遺産の宿業からの開放を」 GM:これでOPを終了します。ミドルフェイズに移行します GM:はい、ここでPCたちに悲しいお知らせがあります GM:装備タイプの呪文をお持ちの方 コトワリさま:はぁいノ GM:コストに 全:1 が 発生します コトワリさま:はぁ!?ィ GM:そしてもうひとつ GM:現在、呪文:回復 が使えません ので通達します 菅原道真:ずずず・・・ 01.キャラ紹介 02.OP 03.サイクル1 04.サイクル2 06.クライマックス 07.エンディング