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ツァイス中央工房(ZCF) 基本情報 ツァイス中央工房 Zeiss Central Factory 略名 ZCF 中央工房 組織種類 企業 所在国 リベール王国 地方 ツァイス地方 都市 ツァイス市 企業情報 業種 導力器メーカー 社員数 不明 設立 1157年(ツァイス技術工房として)1173年(ツァイス中央工房へ改称) 母体 ツァイス時計師組合 現代表者 工房長マードック 創業者 アルバート・ラッセル 登場作品 【空】FC・SC・3rd【零】【碧】【閃】・II・III・IV【創】【黎】【暁】 関連組織 ツァイス地方 ラッセル家 導力器技術 高速巡洋艦《アルセイユ号》 ツァイス中央工房(-ちゅうおうこうぼう、Zeiss Central Factory)は、リベール王国に本社を置く企業。 リベール王国東部ツァイス地方の中心都市ツァイス市に本拠を置く。 リベール国内では中央工房、国外では概ねZCFと略される。 概要 大陸最高レベルの技術力を誇る導力器メーカーの一つ。 導力器技術の父であるC・エプスタイン博士の三人の高弟の一人、アルバート・ラッセル博士がツァイス時計師組合と共同でツァイス技術工房を設立したのが起源である。 世界初の導力飛行船の建造に成功した企業であり、現在でも大陸最高の飛行船メーカーとも知られている。 リベール王国において導力灯から飛行船までありとあらゆる導力製品を開発・販売しており、総合的な導力器メーカーでもある。 最近では他の導力器メーカーに遅れをとっていた分野である導力車の販売も開始され、高級車市場に参入している。 歴史 1157年、エプスタイン財団を設立したC・エプスタイン博士の三人の高弟の一人、アルバート・ラッセル博士が故郷のリベール王国へ帰国し、ツァイス時計師組合と共同で設立する。 1160年、時のリベール国王エドガーⅢ世によって多額の資金援助が行われ、これを機に導力器技術の研究開発と普及活動が大きく進む。 リベール王国は導力革命の中、最も早くに導力技術を国土に普及できた導力先進国となる。 同時にアルバート・ラッセル博士が初代工房長に就任する。 1162年、初の導力式時計の開発に成功。現在でもツァイス市中心部で時を刻んでいる。 1164年、ルーアン市の北街区と南街区を結ぶ巨大な跳ね橋《ラングランド大橋》が落成。 1168年、世界初の導力飛行船《カラトラバ号》が39回の失敗を経て完成。 1173年、『ツァイス技術工房』は『ツァイス中央工房』へ改称。 同年、リベール王国の国策によって帝国ラインフォルト社や共和国ヴェルヌ社など近隣国の導力器開発メーカーへ技術供与を開始する。 1175年、初の旅客用の定期飛行船《リンデ号》が就航する。 1178年、ツァイス中央工房の運用する移動工房船《ライプニッツ号》の就役。 1180年、中央工房の建物を移築。地下施設の完成。 1182年、アルバート・ラッセル工房長の引退。後任はマードック技術主任となる。 1185年、新部門の設立。自然科学部門と医学研究部門が新設される。 1192年、《百日戦役》においてツァイス市を占領した帝国軍によって接収される。 レイストン要塞に逃れたラッセル博士によって世界初の軍用飛行艇である警備飛行艇が建造され、新兵器として実戦投入される。 1202年、高速巡洋船《アルセイユ号》竣工。今までの飛行船とは一線を画す、新世代の飛行船の開発。 同年、予定から遅れていた新型エンジン(X-02)の開発にも着手する。 著名な製品 導力演算機 《カペル》 飛行船 《カラトラバ号》(世界初の導力飛行船) 《リンデ号》(初の旅客用の定期飛行船) リベール王国軍警備飛行艇(世界初の軍用飛行船) 高速巡洋艦《アルセイユ号》 導力車 XD-78 ツァイス中央工房に関連するキャラクター アルバート・ラッセル ティータ・ラッセル エリカ・ラッセル マードック グスタフ リベール王国キャラクター)/ツァイス中央工房 このページに登録されているタグ ZCF ツァイス中央工房 ツァイス地方 ツァイス市 リベール王国 導力器メーカー 導力器技術
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【元ネタ】北欧神話 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】スキールニル 【性別】男性 【身長・体重】175cm・66kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具A++ 【クラス別スキル】 対魔力:A+(C) 『ガンバンディン』により強化され、A+以下の魔術を全てキャンセルする。 事実上、魔術ではスキールニルに傷をつけられない。 騎乗:A 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 幻獣・神獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 直感:C 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。 不退の杖:C 魔杖『ガンバンディン』による呪術。 『ガンバンディン』を九回打ち付ける事により、他者に呪いをかけることが可能。 【宝具】 『勝利の剣(ユングヴィテイン)』 ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人 フレイの妻ゲルドを迎えにいく為、スキールニルに授けられた魔剣。 刀身に刻まれたルーン文字によって、ひとりでに鞘から飛び出して敵陣へと斬り込むとされ、 使用者に指定された通りの軌道で動き、命令さえあれば空間跳躍や多重次元屈折現象すら可能とする。 だが剣自身に自律した判断能力は存在しない為、事前に指定したとおりの動きしか出来ず、 一度指定した命令を取り消したり、新たに与える為には、剣を握って指示を出す必要がある。 その為、有効に活用するためには戦況を何十手先までも予測し、誘導する知恵が必要不可欠な、 愚者が握ればなまくらになる「持ち主の知性に性能が左右される剣」である。 『血塗れの蹄(ブローズグホーヴィ)』 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人 フレイの所有していた、真紅の毛を生やした牡の駿馬。 空中であろうが海中であろうが如何なる馬よりも速く走り、 暗闇の中にあっても燃えるように輝いて周囲を照らし出すという。 巨人の国の周囲を守る炎の壁を飛び越える為にスキールニルに与えられた。 魔力防壁にダメージを与え、裂け目を作ることができる。 さらに上方に作ったその裂け目を“道”とすることによって、 そこを駆けて壁を越える『防壁破壊』スキルを持つ。 【Weapon】 『ガンバンディン』 ヘルモードが所有していた杖。 九つ打てば何者であろうと呪いをかける事ができ、 また他者の行使する魔術を掻き消す事が可能とされる。 本来は宝具級の武具だが、キャスターではない為に大きく弱体化している。 【解説】 スキールニル。北欧神話の神フレイの親友であり、従者でもあった人物。 「妖精でも、アース神でも、賢いヴァンル神族の子でもない」と自ら名乗った事から、 恐らくは何の力も持たない、ただの人間であったのだろうと思われる。 ある時、フレイが巨人の娘ゲルダに一目惚れをした事を知ったスキールニルは、 彼女をフレイの妻に迎えるべく、ヨーツンヘイムへと向かう事を決意する。 フレイから巨人とも戦える『勝利の剣』と、巨人国を守る炎の壁を越える為に『魔法の馬』を、 ヘルモードからは魔法の杖『ガンバンディン』を借り受けて、恐るべき巨人の国へと一人旅立った。 やがて冒険の果てにゲルダを見つけ出す事に成功したスキールニルであったが、 様々な宝物をもゲルダが拒んだ為、「剣で父を殺し、杖で呪いをかけるぞ」と脅して連れ帰る事に成功。 こうしてフレイの恋を成就させたスキールニルは、褒美として供与された品々を授かる事になり、 その後もフェンリルを捕縛する為にグレイプニルを調達するなど、神々の従者として活躍したという。 だが、神々の黄昏を意味する戦争ラグナロクにスキールニルが参戦することはなく、 結果、『勝利の剣』を手放してしまっていたフレイは、スルトに敗れることになったという。
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374: 弥次郎 :2020/04/09(木) 21 25 40 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 憂鬱SRW IF マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」外伝 短編集 Part.1 陸上の大蛇 イギリスの首相 アンソニー・ブレアは、陸海軍の合同で提出されてきた稟議書に目を通していた。 来るべき欧州大陸奪還作戦に向けた準備は、これまでも多くのプロジェクトが計画され、承認され、実行に移されてきた。 例えば、イギリス本土近海における海底資源の採掘。これがイギリスの、欧州連合が支援の対価として提供できる見返りであった。 出資と人員、場所の提供はこちらが行い、必要な設備は連合が用意する形だ。早くも「当たり」の報告が多数上がっており、本格的な採掘と精製が始まるのも秒読み段階である。 他にも、戦術機の改良と新型の開発。F-5Eを改良するために使われた高レベルの技術は、喉から手が出るほど欲しいものであった。 レーザー級を完全に無効化するコーティング技術、戦術機の耐久性や剛性を強化する新素材、さらに挙動を大きく向上させる新型のOS。 これまで存在していた多くの壁が取り払われたことで爆発的に開発が進んでいるそうだ。 さらには、大規模な食糧支援と、それに付随する環境改善や医療面の支援も大きい。促成栽培とはいえ、天然に近い食品がいきわたり、BETA戦の余波で生じた重金属汚染や工業への偏重に伴う環境の悪化による健康被害へのフォローが行われた。 正直なところ、連合の支援を受け入れたのは良い判断だったと思わない日はない。当初はなりふり構わず、という判断だったが、素直に支援を求めれば連合は惜しみなく手を貸してくれたのだ。その態度はアメリカなどよりも丁寧で礼儀正しく、余計な口出しや見返りを追求して来るものが無いという、これまでから見れば信じがたいような態度であったのが逆に不振であったが、杞憂だった。 連合は大真面目に、そしてこちらの事情に合わせて本気で支援を行ってくれるのだと。政治的な打算だとか利権だとか、発言力などを求めてはいない。 (彼らが求めてるところは、おそらく全く違うところにあるのだろうな…) ブレアは未だにそれが何処にあるかを想像すらできない。分かっているとすれば、それはBETA戦の銃後の、さらにその先を見通しているのではという予想。 つまり、BETA程度は既に眼中にない。実際、連合の有する兵器は戦術機と比較することすらおこがましいほど上をいっている。それだけの相手と戦っているのだろうか? だが、あまりにも不確定情報が多く推測でしかない。今集中すべきは、直近の出来事だ。 375: 弥次郎 :2020/04/09(木) 21 27 10 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp そして、その稟議書の内容は、これまた常識に喧嘩を売るようなものであった。 陸上艦隊計画。 欧州奪還作戦時において運用される陸上艦艇という新種の艦艇を多数有する艦隊を編成し、以て欧州奪還の先鋒する。そういった趣旨の内容だった。 艦艇の運用は海軍からの派遣人員が行い、戦術機の運用は陸海両方が合同で行い、運用の支援は陸軍が行うという夢のような計画。 (一昔前なら笑っているところだな) 大西洋連邦が欧州連合に売り込んだ商品は、単に戦術機や戦術機を支える技術だけではない。 今後の欧州大陸を奪還するにあたり、必要になる艦艇の売り込みも行っていたのであった。そう、陸上艦艇である。 β世界においては非常識ではあるが、地球連合にとって陸上を行く艦艇などごく当たり前のように使われている艦艇なのだ。 まして、欧州大陸はBETAによって平らにならされてしまっており、起伏が少なく、邪魔なものがほとんどなくなっている状態。 地形による防御が得られないというデメリットはあるが、逆に言えばこういった陸上大型艦艇が動き回るのに最適ともいえる状況なのだ。 また、逐次拠点を設営しながら開放を進めていく過程においても、自由に展開できる母艦というのは動く基地としての機能を持たせられ、防衛戦力として強力な駒となることは間違いない。故にこそ、陸上艦艇は今後必要なのだ。そう売り込んだ連合の熱意に負け、イギリスをはじめとした欧州連合は陸上艦艇の供与に応じることになったのであった。 「プレゼンを見て判断すべきだな…まだ急ぎ過ぎてもしょうがないのだから」 ひとまずのところ、目下の課題は差し迫った戦術機をはじめとした兵器のコンペティションだ。 戦術機開発が連合やその傘下にある企業の後押しを受けて猛烈な勢いで推進し、さらに技術的なブレイクスルーがあったことは把握している。 さらには、戦術機を支援するための通常兵器や大型兵器の開発も進められており、これらもコンペティションに出展予定となっている。 そのほか、後方や衛士に支給される物品までも出展したいとの連合企業からのオファーが多数寄せられており、その数や分野は圧倒的なラインナップであった。 (間違いなく追い風だ。これでどこまでいけるかが勝負だな) 欧州大陸奪還。その言葉は、嘗ては夢物語であったが、今はそうではない。現実味を帯びているのだ。 376: 弥次郎 :2020/04/09(木) 21 28 00 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp Part.2 アイ・イン・ザ・スカイ 極東ロシア カムチャツカ戦線におけるエヴェンスクハイヴの消滅。その後、連合は宇宙艦隊を進出させ、同地域の監視を強めていた。 なぜか?それは連合の常識から見てこの手の異星生命体というのは適応能力が馬鹿みたいに高いのが特徴であったことに由来する。 ELSなど最たる例であろう。こちらの兵器を悉く模倣し、戦略兵器さえ無効化してきたのだ。連合はそのELS相手に何とか奇跡的な勝利を勝ち取ったのだが。 ともあれ、そのような背景からアプサラスの様な大型飛翔体への対応のために何らかの新種などを繰り出してくるのでは?と懸念し、連合はソ連軍が展開している各地の戦線の様子を観測し、情報収集にあたっていた。宇宙だけでなく、現地視で極東ロシアで活動する調査団でも行っていた。 メタ知識を持つ夢幻会としても、TEにて出現した超光線級といった変異種やレーザー級が人工衛星を攻撃するようになるとか、原作でも登場した新種の登場だとか二次創作でもありがちな展開を警戒して、監視を続けていたのであった。 だが、だがである。待てど暮らせども、そういった兆候は全く見られなかったのである。 出現するのはこれまで確認された種類ばかりであり、その構成比や数に関しても極端な変化は見られてはいなかった。 それらを統合し、夢幻会では一つの仮説がくみ上げられた。即ち、そこまでBETAの適応能力や進化能力は高くない、と。 たしかにレーザー級は確かに航空機を悉く駆逐し、さらには低高度での機動を戦術機に対して強いる強力な駒だ。 だが、それ以上は?レーザー級出現以降、ろくな新種はいない。確認されていないだけで母艦級などもいるのだが、人類は未だに発見していないだけだ。 そもそも、超光線級にしても、反応炉を一個丸々使うというコストパフォーマンスに優れていない種であり、尚且つ誕生のきっかけは試製99型電磁投射砲がBETAに回収されたことに由来する。 つまるところ、自己進化というよりは外部刺激に応答して対応するという、非生物的な、あるいは工業品的な「適応」しかしていないのだ。 BETAは生物ではなく工作機械に過ぎない---そのような考察が一定の説得力を以てそれを支持していた。 しかして、その仮説が定着した後も、連合はある種の興味を以てエヴェンスクハイヴ跡地の監視を続けていた。 監視というよりは、単なる見学、といっても良いかもしれないのだが、ともかくはるか上空の監視艦隊はそれを追いかけ続けていた。 ソ連軍がハイヴ陥落からしばらくして行い始めた、奇妙な活動を。それは、前線の押上げというにはあまりにも動員された兵力が少なく、かと言って偵察や調査というには戦術機以外にもおまけが多数付随する出撃であった。それらの意図を各国が、そして連合が察するのはすぐの事であった。 377: 弥次郎 :2020/04/09(木) 21 28 44 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 大洋連合 某所 夢幻会会合にて 「エヴェンスクハイヴ跡地でソ連軍が奇妙な活動?」 「うむ、見たところ、ハイヴ内部に侵入してあれこれと調査を行っているようだ。 調査というよりは……もはや採掘だな。戦術機と通常戦力で防衛ラインを作り、土やら何やらを運び出している。 「なるほど……目的はハイヴに残っているG元素か」 「恐らくは。だが、シミュレーションではアプサラスの一撃でハイヴは反応炉まで丸ごと吹き飛ばされているはずだがな…」 「だが、完全に0というわけではない……とは思うが、どれほど残っているものかな?」 「恐らく反応炉を中心にハイヴ内は蒸発しているだろう。確認が出来ているわけではないが、探すだけ徒労でしかないと思う」 「……動員されている衛士たちは気の毒だな」 「まあ、G弾のことを研究していたのはアメリカだけでなくソ連もですからねぇ。あわよくば、まとまった量のG元素を確保したいんでしょう」 「土を掘り返して持ちかえるだけの簡単なお仕事、か…ソ連の伝説がまた一つ増えたぞ、笑えよ」 「笑うに笑えんな…どうせ汚染物質だらけの土でしかないだろうに」 「ともあれ、動きに関しては注視しておきましょう。あとはソ連内部での情報収集も。 場合によっては今後のハイヴ攻略の方針を変える必要があるかもしれませんしね」 「異議なし」 378: 弥次郎 :2020/04/09(木) 21 29 24 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 《艦艇紹介》 HMS リヴァイアサン級陸上戦術機母艦リヴァイアサン 《諸元》 設計・開発:イギリス 大西洋連邦 オーメル・サイエンス・テクノロジー 建造:アヴァロン級群体式AF3番艦「ラピュータ」内建造ドック 生産体制:試作建造 装甲材:汎用艦艇装甲材 防御塗装:臨界半透膜 動力源:熱核融合炉 排水量(艦艇換算):8万6千トン 全長:322m 全幅:74m 地面から甲板までの高さ:69m 推進方式:ホバークラフト 設備:汎用カタパルト×2 汎用エレベーター2基 艦側面出撃ハッチ×4 後部大型ハッチ 大型クレーンアーム 《武装》 VLS CIWS 艦側部対地連装速射砲×10 《艦載機》 戦術機:36機(最大) FB-1 フライトベース ヘリ 指揮連絡機 他 《概要》 大洋連合及びオーメル・サイエンス・テクノロジーからEUに対して提唱された陸上母艦建造計画に基づいて建造された戦術機母艦。 欧州奪還においてやはり動く前線基地となる陸上艦艇の配備は必要と判断した大洋連合および大西洋連邦は、その訓練とノウハウ蓄積のための艦艇の建造を決定し、英国をはじめとした欧州連合に供与を打診。 既に戦術機の改良や開発の援助で信頼を得ていたため、将来的に必要になる兵器の供与は渡りに船であり、これを受け入れた。 船体はクイーン・エリザベス級改装空母を土台にサイズと機能を拡張することで設計がされ、連合の陸上艦艇を参考に各所を設計し直し、技術的な問題については連合が手伝うことでカバーし、あくまでも陸上空母のノウハウを積み上げることを目的として開発されている。 建造はラピュータ内ドッグで行われ、完成後に英国本土へ曳航されて陸上戦術機母艦の訓練のために使用される予定となっている。 379: 弥次郎 :2020/04/09(木) 21 34 01 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 艦載機として戦術機を一個大隊+α、さらに指揮連絡機やヘリなども搭載可能で、同時期に欧州連合に引き渡されていたジウーク1型などにも対応している。 ただし、格納庫のスペースの問題から大型兵器の艦載を行った場合には戦術機の数が削減されてしまう。 本体の設備としてはアンクルドデッキに据え付けられた汎用カタパルトと、戦術機にも対応しているエレベーター、格納庫と直結した艦側面の出撃ハッチなどが用意されており、陸上での戦術機運用の訓練に必要なものが大凡揃えられている。 一転、武装はCIWSと多少のVLSのみであり、後は近接防御用の速射砲などに限られている。これは本艦があくまでも母艦、即ち戦術機を運搬するためのキャリアーに過ぎないということが窺える。よって、砲火力による前線支援に関しては、随伴艦である陸上巡洋艦や陸上駆逐艦などに任せる形であると推測されている。事実リヴァイアサンの建造と同時期に、同じくラピュータの建造ドックにて複数の陸上艦艇が起工していることが確認されている。 《人物紹介》 アンソニー・ブレア 役職:イギリス首相 概要: アントニー・ブレアの同位体。β世界主観の1999年時点で英国の首相を務めている。 連合からの支援の受け入れに積極的に賛成し、各分野で確実な功績を上げている。 本来は長く続く戦時の影響による厭戦気分の蔓延に由来する支持率の低下に焦りを覚えて連合の支援に飛びついた結果なのであるが、それが本当にうまくいってしまい、文字通りVの字で支持率を急速に回復させた。それに驚きながらもかじ取りができる程度には有能。 連合の後押しを受けての欧州大陸奪還と、アメリカの影響力のそぎ落としを目論む。 380: 弥次郎 :2020/04/09(木) 21 35 23 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に… アメリカ視点を書くといったな、あれは嘘だ(大佐並感 どうにも説明文だけになりそうで、ちょっと没にしました…申し訳ない。 史実の人物の同位体を登場させましたが、現実の人物とは何ら関係ありませんのであしからず。 あくまでもβ世界、マブラヴ世界における人物と思ってください。何ら政治的な意図などはありません。 992: 弥次郎@スマホ :2020/04/30(木) 01 09 08 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 確認してきました これはミスですね 以下のとおり修正お願いします ×そのほか、後方や衛士に支給される物品までも出展したいとの連合企業からのオファーが多数寄せられており、 ○そのほか、後方や衛士に支給される物品までも出展したいとの連合企業からのオファーが多数寄せられており、 その数や分野は圧倒的なラインナップであった。 いつも修正などありがとうございます
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自衛権 急迫不正の侵害を排除するために、武力をもって必要な行為を行う国際法上の権利。 国内法上の正当防衛権に近似…? 国連憲章における自衛権 国連憲章第51条 この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。 上記のとおり、国連憲章においても自国を防衛するための自衛権は、国連安全保障理事会が何らかのアクション・措置を発動するまでの間に限り保障されていると言える。 自衛権行使の要件 1837年に米カ国境で発生したキャロライン号事件に関連して、米国のウェブスター国務長官(当時)が示した要件を元に、現在では以下のような要件が提示されている。 ①軍事的反撃が必要であるかどうか。(必要性の原則) ②その反撃は相手の攻撃とつりあっているかどうか(均衡性の原則) ③その反撃が即座のものであるかどうか。 上記三要件を充足する「危難に対する反撃行為」については、それに伴って相手国に損害が発生してもその違法性が阻却される、というロジックは国内法での正当防衛概念と非常によく似通っている。 ところで、19世紀以来の国際慣習法の下では、危難に先んじて武力を相手国に行使する所謂先制的自衛権の行使も正当化されると考えられてきた。しかしながら国連憲章第51条の文言からは「すでに危難が発生した」状況下での、その危難に対する反撃の容認が読み取れる。 従って現在では先制的自衛権の行使は認められないと考えるのが適切であろう。 北朝鮮へのあてはめ まず、北朝鮮と西側世界(主に米国)との対立は何時から、どのようにして深刻化したのだろうか。 その発端は冷戦末期のエネルギー危機により、北朝鮮がソ連から発電用の原子炉を供与された事による。これに合わせて北朝鮮は原子力の平和利用を目的とする核拡散防止条約(NPT)に加入したが、ここでNPT加入国に義務づけられている、IAEAによる査察の受入れ保障措置協定を締結しなかった。この協定の締結と引換えに北朝鮮は①米国が先生核攻撃を行わないこと②朝鮮半島の非核化を求めたが、このような強硬な姿勢が、「原子力を核兵器に転用しようと目論んでいるのではないか」という疑念を米国に覚えさせることに繋がっている。ここで興味深いのは上述の①である。 周知の通り北朝鮮は朝鮮戦争時、国土の多くを米国を筆頭とする連合国軍により焦土とされている。この記憶のせいか、必要以上に米国による核攻撃およびそれに伴う政権の解体を恐れているように思えるのである。 客観的に見て冷戦の出口が見えている時期に、米国が北朝鮮を核攻撃し、韓国による朝鮮半島の統一をアシストする事は考えにくい。しかしながら北朝鮮の強力な後ろ盾であったソ連の勢いが明白に失われつつあった当時、時の金日成政権が上記のような謂わば「誤想危機」を覚えることは必ずしも理解不能であるとは言い難い。 すると、少なくとも当時の北朝鮮の主観から見れば、現在の危難に関する上述の三要件は概ね充たされている。従って自衛権の発動可否という視点にのみ立てば、仮に米国による核攻撃があれば、それに対する反撃行為は自衛権の範疇に含まれると言え、そのような事態に向けての核兵器の開発(に伴う技術のイノベーション)も自衛権行使の前段階として認められうるのではないだろうか。 もちろん北朝鮮の行動を制約するのは自衛権の範囲のみではない。その他の国と締結した「条約」を始めとする国際法に反する行為は避けられるべきものであることは明らかである。 引き続き、北朝鮮の行動に縛りを入れる可能性のある主要な国際法とその法源性に付き考察を行っていく。
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日ソ基本条約(にっそきほんじょうやく)は、1925年に日本とソビエト連邦(ソ連)の間で結ばれた二国間条約。1922年のソ連の建国後、日本との間で初めて結ばれた条約で、1917年のロシア革命以来ロシアを統治するソビエト政権と日本との間で断絶していた日露国交正常化の基本原則を定めた。1月20日締結、2月25日に批准。 締結に至る経緯 1917年のロシア革命で共産主義を掲げるボリシェヴィキのソビエト政権がロシアの中央政権を奪取すると、共産主義の極東への波及を恐れた日本は、同じくソビエトを敵視するイギリス・フランス・イタリアなどの諸国と歩調をあわせてロシア内戦への干渉を決定、1918年初頭にイギリスと共同で居留民保護を名目とした艦隊をウラジオストクに派遣、同年夏にはシベリアで孤立するチェコ軍団の救出を名目としてシベリア出兵を開始。ソビエト政権と日本との間の関係は決定的な対立に陥っていた。1922年、日本軍は撤兵を声明し、9月に日ソの間でもたれた長春会議は決裂するものの、10月までに日本軍は最終的な撤兵を完了する。しかし、依然として北樺太には尼港事件をきっかけとして追加出兵した日本軍が居座っていた。 長春会議決裂と日本軍撤兵にともなって、ソ連は極東地区における緩衝国として維持していた極東共和国を廃止して併合し、1923年より日ソ国交正常化のための直接交渉に入る。中国の北京で行われた交渉は、同年の予備交渉を経て1924年5月から日本側代表芳沢謙吉とソ連側代表レフ・カラハンの間での正式交渉に入り、1925年1月20日に至って北京で日ソ基本条約が締結された。 日ソ基本条約および議定書の内容 外交・領事関係の確立 内政の相互不干渉 日露講和条約の有効性再確認 漁業資源に関する条約の維持確認および改訂 ソ連側天然資源の日本への利権供与 議定書 日本軍の北樺太撤退期限 日本側の北樺太石油利権に関する規定 条約調印に至る日本側の背景 もともと日本政府の首脳は共産主義への敵視が強かったため、シベリアからの撤兵後も国交正常化の動きには冷淡であった。しかし、ソビエト連邦の安定化とともに、冷却した日ソ関係が日本経済に大きな不利益を発生させていた。例えば、敦賀港・舞鶴港を通して沿海州と貿易を行っていた関西財界は輸送網を遮断されてしまい、オホーツク海で漁業を行っていた漁師らは、ソ連の沿岸住民らの妨害にさらされた。このようにして、世論にはソ連との修好回復を望む声があらわれたので、日本も国交正常化に前向きとならざるを得なかった。 また、ソ連は極東では混乱の渦中にあった中国との連携を図っており、まず1919年のカラハン宣言では、中国との対等関係の樹立、中東鉄道(東清鉄道が改称)の還付を約束し、さらに広東の孫文政権に協力した。日本は満州を根拠とする軍閥張作霖を篭絡していたものの、反復常なき張を扱いかねていた。こうした中にあって、中国での権益を守るためにも国交回復すべきことを真剣に唱えたのが、初代満鉄総裁で外務大臣の経験もある後藤新平であった。彼はイデオロギーの問題を軽視し、日本が極東で利権を確保するためにはソ連と友好関係を結ぶことが必要であり、またワシントン条約で日本が列国に閉塞させられた状況を打開するには、国際秩序にソ連を再び引きずり込む必要があると考えた。こうして後藤は右翼勢力の反発がありながらも交渉に取り組む。 ポーツマス条約で日本が得た沿海州沿岸の漁業権と並んで、日ソの交渉の中で問題となったのは、日本軍が駐留を続ける北樺太に眠ると見られていた石油・石炭資源の利権を巡る問題であった。交渉の末、ソ連側は駐留日本軍の撤退と引き換えに譲歩し、北樺太の天然資源の利権を日本側に与えることで決着した。こうして日本側は出兵の代償をわずかに確保して面子を立て、日ソ基本条約に調印した。 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年11月13日 (木) 21 45。
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そもそもユルゲンシュミットとはどこにどうやって存在しているのか? 外国とは同次元(または同惑星)上にあるのか?異次元(または別惑星)にあるのか? …という大枠の設定に関する議論がたまにループするのでまとめました。 以下、推論を多分に含み、結論はありませんので、適宜追加・編集してください。 ユルゲンシュミットと白い砂漠・外国 外国側の国境門について ユルゲンシュミット内の異次元らしき空間 ユルゲンシュミットの世界環境 海水について コメント ユルゲンシュミットと白い砂漠・外国 SS28話・建国神話 「(神の世界を去った)エアヴェルミーンは命の神 エーヴィリーベの力によって白で覆われた世界に降り立ち、土地を(人の世界には不釣り合いな)自分の魔力で満たしました」 「そして、エーヴィリーベに疎まれて白の大地に追いやられる人間達を保護することを贖罪とし、」 第649話・神の視点 「ユルゲンシュミットはエーヴィリーベに迫害された者を受け入れる場所」 「外の世界で苦しんでいる魔力持ちを受け入れるためにユルゲンシュミットが作られ、外の者を受け入れることがエアヴェルミーンの役目」 ふぁんぶっく6・Q A Q.ユルゲンシュミットとボースガイツやランツェナーヴェは地続きなのでしょうか?(国境門を物理的に出て騎獣等で飛んでいけばたどり着けるものなのか) A.別世界でたどり着けません。 Q.外国はそれぞれ国境門無しに行き来が出来るのでしょうか A.外国同士が同じ次元の国もあれば、違うところもあります。 ユルゲンシュミットと白い砂漠は異次元とする説 ユルゲンシュミットは大陸と海をそのまま丸く切り取った形。白い砂漠の惑星上?の大陸と海が結界の壁で囲まれているだけ、魔力で区切られただけの外と同じ場所なら、海の先は海で良く、白い砂の大地に丸い異次元が急に存在していると考えた方が自然。 ユルゲンシュミットと白い砂漠は同次元とする説 魔力無しのランツェナーヴェ兵は転移できずに国境の向こうの白の大地に突っ込む(*1)。少なくともユルゲンシュミットと白の大地は地続き、物理的に繋がる同次元。 「エーヴィリーベに白い大地に追いやられて苦しむ、外の魔力持ちを迎え入れるのがユルゲンシュミット」「ユルゲンシュミットの大地は魔力が枯渇すると白の砂になる」つまり外の世界も、ユルゲンシュミットも元々は白い大地で同次元。 外の世界が異次元なら、全ての次元?惑星?に存在する魔力持ちを迎え入れる事がユルゲンシュミットの存在理由となってしまう。エーヴィリーベによる全宇宙迫害説? ユルゲンシュミットと白い砂漠は同次元・外国は異次元とする説 外国と国境門の転移陣でしか行き来できない。 ユルゲンシュミットと同質の大地の上で魔力無しが生きられると思えない。 原初の大陸と海の形があり、魔力を注いだ事で癒やされ、丸い範囲だけ元の姿を取り戻したというようにも見える。そうなるとその世界は砂漠化した死の惑星のようなイメージになるが、癒やされた範囲外でそれなりに発展しているランツェナーヴェやボースガイツが存在できるように思えない。 ランツェナーヴェが元々あった土地は「人々が細々と暮らす痩せた土地」であって白い砂漠ではなかったのでは。魔力が無い土地が全て白い砂漠になるならば、ランツェナーヴェは異次元(別惑星)という事では。 「トルキューンハイトが移る前にも人々が生活できていたのですから、白の砂を魔力で満たして作り上げたユルゲンシュミットとは事情が全く違います」(*2) 建国神話解釈 白い砂漠しかない惑星あるいは平面世界があって、そこに魔力持ちの人間が存在していた(神話的には、エーヴィリーベに神の世界から白い大地に追いやられて苦しんでいた)。魔力持ちはシュタープが無いので魔力が上手く扱えず、魔力の暴走も起きやすくて苦労していた。エアヴェルミーンがその魔力が枯れた惑星/平面世界に降り立ち、ユルゲンシュミットを作った。その惑星/平面世界には他に白の砂漠しか無いので、別次元(または別惑星)に繋がる出入り口として、国境門を6ヶ所設置した。この6ヶ所が全部違う次元(別惑星)に繋がっている可能性もある。どんなに科学技術が発展している場所であろうと、物理的にはたどり着けないので国境門を開かない限りユルゲンシュミットが危険に晒される事はない。白い砂漠(同次元)で苦しむ流浪の?魔力持ちがまだ存在するなら、それを迎え入れるのがユルゲンシュミットの役割。繋いだ別次元に魔力持ちが存在するなら、それを迎え入れても良い。 ユルゲンシュミットと白い砂漠は同次元・外国も同次元とする説 ⇒上記ふぁんぶっく6Q Aにてこの説は否定された 外国の文明の発展具合や各国との距離感が不明なため、物理的に外から来られる(あるいは来た事がある)可能性はゼロではない。仮に人間が歩いてユルゲンシュミットの国境の壁~国境門に到達した場合、国境門が開いている季節だったとして、転移陣の外側からランツェナーヴェ兵のようにユルゲンシュミット側の海に突っ込む事に(つまり物理で入れる)?魔力持ちを受け入れる場所としてそれはどうなのか…魔力持ち用の正規の入口は外国に設置された転移陣のみという事か 外国がそれなりに存在できており、ユルゲンシュミットの外の世界の全てが白い砂漠とは限らない。広大な世界の中の、広大な砂漠の中で、丸く癒やされた範囲だけ原初の姿を取り戻した、あるいは単に新しく神々デザインで切り取られたような形の大陸と海になった。 トルキューンハイト達がランツェナーヴェで生存可能だった。魔力の有無以外はユルゲンシュミットの環境と同じだった様子。ボースガイツとユルゲンシュミットを行き来できていた商人達も同様。 建国神話解釈 広大な白い砂漠がある惑星あるいは平面世界があって、そこに魔力持ちの人間が存在していた(神話的には、エーヴィリーベに神の世界から白い大地に追いやられて苦しんでいた)。魔力持ちはシュタープが無いので魔力が上手く扱えず、魔力の暴走も起きやすくて苦労していた。そこには魔力無しの人間が作る集落~国もあった。魔力無しは土地に魔力が満ちていなくても、痩せた土地~普通の土地があり生存できていた。エアヴェルミーンがその魔力が枯れた白い砂漠地域に降り立ち、ユルゲンシュミットを作った。建国時にユルゲンシュミットの範囲にいた、あるいは神々の目が届いた魔力持ちは救われたが、範囲外にいた外の魔力持ちを迎え入れるのがユルゲンシュミット。同次元なので自力でたどり着いても良いが、出入り口として国境門を6ヶ所設置した。結界の壁は内と外の次元を魔力的に区切ると言うより、魔力の及ぶ範囲を区切って内側を守る器のような役割。神々の視点では国境門を通じた外国との交易は副次的なものであって目的ではない。 外国側の国境門について 転移陣を介したユルゲンシュミットへの入り方 第611話 フェルディナンド(ユルゲンシュミットからの出国時の説明) 「転移陣までたどり着いたところで自力で転移するだけの魔力がなかったり、許可証の魔石を持たぬ者は転移できぬ。銀色の衣装で弾かれるか、国境の向こうの白の大地に突っ込むかのどちらかだ」 入国にも魔力または許可証の魔石が必要とする説 第611話は転移陣の作動条件そのものの説明であって、入国時にも必要とする説 転移陣は魔力持ちは無条件で使用でき、ユルゲンシュミットに入れる。境界門が存在するため、通常はセキュリティゆるゆるではない。魔力持ちを受け入れるのがユルゲンシュミットの存在理由のため、魔力以外の難しい使用条件は無いと思われる。 そのため、国境門の転移陣を起動するための魔力は、ユルゲンシュミット内にある他の転移陣よりも少ない事が想定される(魔力の扱いや圧縮を知らない者たちのため)ただし「外の世界で苦しんでいる魔力持ち」の定義が曖昧で、強い魔力を持つ者たちを指している可能性もあるため、別項参照。 魔力無しもユルゲンシュミット側から来た者に許可証の魔石をもらったり魔力で動く船ごと転移などをすれば、ユルゲンシュミットに入れる。トルキューンハイトがしたように転移陣をランダムまたは任意の座標に繋げ、最初はユルゲンシュミット人が転移して外側へ行くこととなる。そこで許可証の魔石を渡して貿易等を始める形を想定。 ボースガイツの商人達や、ランツェナーヴェの使者や兵たちの例がこれにあたる。 入国には魔力または許可証の魔石が必要ないとする説 第611話は出国時のみの説明であり、入国に関する明記箇所が見当たらないため、必要ないとする説。 エアヴェルミーンは受け入れることだけが役割で、入った後までは関知しない。その立ち位置上、受け入れの魔力は国境門が供給するが、出る魔力は自力で賄えというシステムであってもおかしくない。ユルゲンシュミット側に境界門が存在するため、通常はセキュリティゆるゆるではない。 許可証の仕様と入国時の実運用が不明許可証が、貴族院の転移陣のように、転移陣の管理者に転移者の代わりに魔力供給をさせる為の、身分証の類だった場合、管理者がいないであろう外国側の転移陣を許可証で起動させることができない。 許可証が魔石だった場合、適切な場所に置くか(転移後の回収方法が不明。海に転移陣のみある場合は設置も困難)、魔石の魔力を取り出して供給するか(平民の商人にはできない)しないと起動できないと思われる。実運用上、無理がありそう? 許可証が魔術具だった場合、国内外を結ぶ転移陣を起動させるレベルの高度な物を大量に生産して外国の平民にばらまくことになる。そこまでするだろうか? ユルゲンシュミットの受け入れ対象である「魔力持ち」の定義が広義(軽度の身食いや、平民も含むような)だった場合、自動転移レベルでないと入国できない。別項参照。 入国にも魔力または許可証が必要な場合、外国との貿易を開始する際のハードルが高くなる国境門設置後、ユルゲンシュミット側から未知の外国に使節団を派遣して、許可証を渡すべき相手が誰かを調査し、相手が渡しても問題のない(持ち逃げや悪用をしない)人間であることを検証し、その上で許可証の運用方法を定め……云々。そこまでの熱意と行動力がユルゲンシュミット側にあるように見えない一方で、外国との貿易の発展度合が大きい。 ユルゲンシュミット側から外国に向けて行動を起こさなくても、相手国の魔力無がユルゲンシュミットに入国して交渉ができる位の、緩い条件なのではないだろうか? 入国時に許可証の魔石が不要で、出国時にのみ必要、かつ、転移陣に設置することで転移後に許可証をユルゲンシュミット側が回収するというシステムであれば、ユルゲンシュミット側が許可証をばらまいて歩かなくても済み、かつ、準備する許可証の量も最小限で済むのではなかろうか? 外国側の国境門の有無 第569話 フェルディナンド 「シュタープを得た男子がいなくなればランツェナーヴェにとっては死活問題でも、ユルゲンシュミットにとってはそうではありません。姫を受け入れる利点は非常に少ないのです。たとえランツェナーヴェが滅んだところで、グルトリスハイトがあれば国境門を閉ざし、別の場所に向けて開くこともできます。貿易相手がランツェナーヴェである必要はありません」 第656話 ローゼマイン 「わたくしはアーレンスバッハからランツェナーヴェへの使者を出すつもりはございませんし、国境門を開閉する気もありません。もし、国境門を開くならば別の場所にしたいと考えています。」 外国側にも国境門が6ヶ国に建設してあるとする説 ⇒「本編終了後、アーレンスバッハの海の面積が減ってきたらローゼマインが率先して国境門を開こうとするのではないでしょうか?」との作者コメントにより、転移陣の繋ぎ先は任意で変更できると読み取れるため、ほぼ否定された。(*3) 第569話、第656話は、ユルゲンシュミット全体で考えれば、他の5ヶ所のどこかを開けば良いという意味。 つまり場所は建国当初からその6ヶ国で固定であり、ランツェナーヴェに繋がる国境門を開かないのはこれが理由。 トルキューンハイトの出奔時も、他の場所に行く選択肢が無かった為に痩せた土地でも我慢した。 外国側には建設はされていないとする説 空中あるいは地上(ランツェナーヴェ側の場合は半水中に縦に?あるいは水上に横?)に転移陣が存在するだけという説。 第569話、第656話は、グルトリスハイトを使えばランツェナーヴェへの国境門を別の場所に繋ぎ直せるという意味。ユルゲンシュミット側が任意の場所(もしくはランダム)に繋げる事ができる。 ある日繋げる場所を変えられてしまえば、外国側の転移陣は消える。そして繋ぎ直した新たな土地にいる魔力持ちをまた救う事ができる。 トルキューンハイトの出奔時も、勘やランダムで繋いだことで痩せた土地にたどり着いてしまったが、状況的に戻る訳には行かず、生存可能だと確認できた為に我慢した。出奔当初はツェント・オイサヴァールの温情もしくは監視目的、そして結局トルキューンハイトが1度戻ってツェント・ハイルアインドとの取引が成立した後は、アダルジーザのやり取りの為に、ユルゲンシュミット側から場所変更などはされずに済んだ。 「外の世界で苦しんでいる魔力持ち」とは ユルゲンシュミット内で言う、身食いのような者達と想定できる。 苦しむレベルの身食いであれば、ユルゲンシュミットでは洗礼式まで生きられないし、多くは乳幼児で死ぬ。どうやって救うのか不明。ユルゲンシュミットの民が常に外に出ていき子供を探し回るのが本来の使命?…考えづらい。 自力で辿り着いた者や国境門の先でたまたま見つけたら迎え入れる程度の話?成人でも自力到達は厳しそうだが…。 平民でも一応魔力はあるし、身食いを産みうるので、魔力量の多寡はさほど重視されていない? 初代王のように強大な魔力を持ちながら成人まで生きていた者もいる。ユルゲンシュミット成立前の状態では魔力持ちも死ななかった?外の世界も同じ? 初代王が成人まで生きられる程度の魔力しか持っていなかった可能性、またはエアヴェルミーンに出会った頃は幼児だった可能性?? 現在の外国は、クズ魔石でも希少なので、ユルゲンシュミット成立後状況が変わった可能性もある。死後に魔石になるほどの魔力持ちの多くが、ユルゲンシュミットに集まった結果、外国で死亡する例が減った⇒死体である魔石が外国で生成されなくなった? ユルゲンシュミット成立以前は、世界のあちこちに魔石があり、有識者も存在した為、魔石を用いた魔力放出ができた? ユルゲンシュミット内の異次元らしき空間 神の世界も異次元だと言えばそうである(異次元?異世界?高次元?)。 その神々が作ったユルゲンシュミット内に存在する神々に関連する場所は、異次元ともとれるし、同次元ともとれる。 どちらにせよ、国を作ったのと同じ創世の神々の力・魔力が働いている場所であり、定義が難しい。 (ユルゲンシュミット自体も「そういうファンタジー世界」という無限の可能性世界と言えなくもないが、設定がある限りは無限を区切った定義が存在する議論対象であるとして、このページが存在するのである…。) ユルゲンシュミットと同じく、貴族院も古の大規模魔術(結界)で守られていて転移陣でしか入れない。国造りと同じ者達の力で作られているので同じ仕組みでもおかしくない(寮の配置なども貴族院はユルゲンシュミットの縮図になっている)。ふぁんぶっく3 Q A「転移陣以外では行けない場所なので、中央の街とどのくらい離れているとは言えません」ふぁんぶっく3 はみ出たQ Aコピーシテペッタン「貴族院の部分は結構高い」の記述があり、中央の山の高い場所に存在しながらも、異次元にあるかのように読み取れる。 貴族院を上空から見れば雲海に囲まれた山で、麓が見えないため、山頂部分(小領地規模ではあるが)が異次元の可能性はある。貴族院を中央領地の地上から見た時に、山があって常に雲海で頂上が見えない形とした場合、小領地規模を囲い延々と続く雲が常に空を覆っている状態になってしまうため、雲海も物理的には存在しない可能性がある。 ちなみにアウブ・アイゼンライヒの娘が騎獣で駆けつけたのは「中央」の王宮であって「貴族院」ではない。(*4) 貴族院の採集場所も結界で守られて気温などの環境が違う。ただし人も魔獣も出入り出来る。同次元だと思えるが、異次元の可能性もある 大神の祠も「時の流れが違うだけの同次元」とも言えるし「時の流れが違うから異次元」とも言える。 始まりの庭は神々の世界に近く、各入口は虹色の転移の幕経由。長い洞窟を通ったり、祭壇の上の入口から行けたり、選別の間経由で行けたりするが、貴族院上空から物理で突っ込む事も出来るようなので、経路が転移経由というだけで同次元にあるらしい。つまりエアヴェルミーンが降り立った白で覆われた地は、少なくとも貴族院と同次元と考えるのが自然。降り立った場所=初代ツェント達を白い建物で匿った場所=祈りが届いていなかった神殿=貴族院の最奥の間、かつ始まりの庭? 礎の間も「魔力的に区切られた空間」で虹色の転移の幕でしか入れない部屋として存在するが、これは「礼拝室の地下に存在している」と物理的な場所の記述があるのでおそらく同次元。 隠し部屋ははっきりと異次元っぽい魔力で作られた空間。隠し部屋を作った途端に屋外から見たら外壁が変形しているという事は無いと思われる。平民も入れるため、入口の扉でどこか同次元内に転移しているような感じでもない。 女神の水浴場も普通には到着できない力が働き、花がそこだけ咲くなどの異次元らしさがあるが、男子禁制の結界で守られている状態でも、外から見る事はできる。つまり外側と同次元。普通には到着できないのも異次元に迷いこませるというよりは、「同次元の同じ場所を迷わせるような認識阻害の術」に近いのでは。 ユルゲンシュミットの世界環境 上記議論に関連した「ファンタジー世界・ユルゲンシュミット」の世界環境。 そもそも惑星なのか?平面世界なのか? 地球(惑星)との共通点 太陽(恒星)はあまり描写されないが、日の出の描写や、自然採光を活用した図書館設計などが行われているので存在し、天動説にせよ地動説にせよ主観では動いている。描写的に数は恐らく一つ。 月(衛星)はフリュートレーネの夜などに満月になったりするので満ち欠けが存在する。描写的に数は恐らく一つ。フリュートレーネの夜に赤、シュツェーリアの夜に紫に染まるという少し不思議な現象は起こる。 星々(宇宙)は、星結びという言葉や星の神が存在するので、存在すると思われる。ユルゲンシュミット人も「星のように光る虹色魔石の髪飾り」など、星を認識している。 四季(惑星の自転軸の傾きと公転)がある。 北の領地は寒く、南の領地は暑い(緯度により平均気温が異なる。惑星の北半球に見られる特徴)。 重力や空気がある。 天候の変化がある。 酵母が存在する(天然酵母ちゃん以外にも、ビールらしき酒類や各種チーズ類など発酵が必要な食品が存在している)。 おそらく風邪菌なども存在する(「風邪」という言葉があり、孤児院の子供達なども発症している)。 神々の箱庭 ユルゲンシュミットとは神々の箱庭世界(*5)。円形の土地内だけで世界の仕組みが完結している。神の力で支えられた平面世界に、月などが神の力で運用されている可能性もある。 ユルゲンシュミットと同じ月と太陽がユルゲンシュミットの外を照らしているかも不明。特に月は神の力に深く関係している。 箱庭は特別に手厚く弄っているが、外の世界にも神々が干渉している可能性もある 四季は惑星上の自然現象に「神様起源である」と象徴的にあてはめた感も強いが、時間・歴史にも神様運用な部分がある世界。水・火・風・土・命・光・闇に関する自然現象(気温変化、雷や吹雪などの天候変化含む)は全て神様由来で説明できる世界。 北の領地は寒く南の領地は暑い現象も、北はクラッセンブルクにある国境門が土の属性、南はダンケルフェルガーにある国境門が火の属性であることに土地が影響されており(*6)、その結果擬似的に地球の北半球における南北と気温高低の関係が発生しているという説が有力 重力はあるが、地球でも「重力=万有引力(宇宙の謎の力)+惑星自転の遠心力」なので、謎の神様由来の「引力」だけという可能性も。 空気も存在は「引力」由来、成分はユルゲンシュミットの人体構造によって不明。魔力が枯渇したユルゲンシュミットの人間は死ぬ。死体は残る。魔力が無くても外の人間は生きている。 動植物どころか地面そのものも土地の魔力が完全に枯渇すると白い砂化、消滅する。 海水について 海に接している国境門は土・水・闇。海水の発生源についての議論。 ふぁんぶっく3Q A 唯一国境門が開いているアーレンスバッハ以外は段々と海の面積が減っています。 2018年 11月10日活動報告 2018/11/12感想返し 国境門が開いてることにより海水や魔力の供与が門からある、が正しいです。 本編終了後、アーレンスバッハの海の面積が減ってきたらローゼマインが率先して国境門を開こうとするのではないでしょうか? 2020/8/13 最終回答 本好きの下剋上 設定等まとめ ふぁんぶっく5 はみ出たQ Aコピーシテペッタン 国境門が閉じられていることで魔力の循環が弱まり、魔力の減少による縮小が起こっています。 魔力が薄れることで土地が痩せてだんだん収穫量が減っていくのと似ています。 開いている国境門自体から海水が供与されているとする説 文字通り、国境門が開くと海水が湧き出るような機能が働くという説。 全てが白い砂から出来ているユルゲンシュミットに外から魔力の無い海水を引くのは世界観的にも不自然。 最初に白い砂から海水が作り出され、国境門が閉じていると水が枯れる仕組み。魔力が満たされれば草木も生まれるし水も生まれる。 開いている国境門の転移陣を通じてユルゲンシュミット外から海水が流入しているとする説 ⇒上記最終回答によりこの説は否定された 外から海水を引き、その海水に魔力を供与しているとする説。 国境門に海水を創造する機能があるのは不自然。土も木々も山も川も湖も、国境門の開閉と無関係に存続するのに、海だけは、開門状態の国境門で創造し続ける必要があるというのは不自然海上ルート用の船着き場レベルの水場(湖の一種)が、流入した海水で海になったという方が自然ではないか? 国境門に供給された魔力によって転移陣を作動し、海水だけ転移?前提として、土・水・闇の外国側の転移陣はユルゲンシュミット側と同様に海に接していると想定。また、転移先を繋ぎ直した場合も、その3つの転移陣の先は海になると想定(トルキューンハイトが偶然か任意かそう出来たように)。ユルゲンシュミット側のように海面に対して縦に半海中にあるにせよ、海上に横にあるにせよ、転移陣は海水に触れている 通常の貿易船で入国する場合、転移対象が「許可証の魔石を持っている人が乗っている船全体」となり元々曖昧なため、例えばざっくりと海水指定で転移させていてもおかしくない 外国にある転移陣は魔力がない対象でも触れたり乗ったりすれば作動する?魔力がない「海水だけ」が転移対象でもいい 魔力がない者たちが誰でも転移できたら許可証の魔石の意味がない許可証の魔石はユルゲンシュミットから出る場合のみに必要という可能性がある。別項参照。 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 過去のコメントを全て見る 昔からたまにループする話題なので数年前にまとめていたものを引っ張り出してきました。現在で分かる明らかな矛盾は修正したつもりですが、各説は見かけた物などが中心なので、文章に起こした時に意図がおかしくなっている所やまだ矛盾を含むかもしれません。適宜編集をお願いします。 (2020-06-29 16 02 19) (アーレンスバッハの領地/コメントより移動)・ユルゲンにあるのって海ってより塩湖だよね (2018-10-25 22 45 03) 波はあるようだけど潮の干満とかどうなってんだろな~とは思う。きっと波はフェアフューレメーアを奪い合う男たちが起こしてるに違いない。 (2018-10-25 23 00 01) 琵琶湖だって波はある。ある程度の大海じゃなきゃ月の引力による潮汐力は働かないから潮位の変化はないだろうけど、単に波ってだけなら風や気圧差でも十分起きる。 (2018-10-26 06 05 29) (アーレンスバッハの領地/コメントより移動)・海水って開いてる国境門から供与…満たされた魔力で湧き出してる感じと思ってた。少なくともユルゲン外から流入してるとはどこにも書いてなくない? (2020-06-28 18 25 14) 国境門が海にある領地は政変時に国境門が閉じられて以来、海水の減少に困っている。国境門で外国の海と繋がっている以上、「ユルゲン外から流入している」と考えるのが自然だろう。門の内外で海水面が等しくなるべきなので、国境門から湧き出しているだけでは説明が付きにくい。 (2020-06-28 19 15 58) 門から海水や魔力の供与があると感想返しなどに記述があるので国境門自体が海水を供給していると読み取るのが自然。ついでにいうなら国境門は巨大な転移陣だから普通の門と違って開いてれば流れ込んでくるようなものじゃないのでは? でないとユルゲンシュミットの魔魚が他所の国に流れ出てしまう (2020-06-28 19 37 12) 本編や外伝にそういう減少や魚のことという描写がない以上そう考えるのが妥当だと思う…要は国自体が魔力で満たされていれば現実世界のような循環になるんじゃないかなあっと…じゃないと川とか干上がってしまうし (2020-06-28 19 43 45) 別に出入りが同じ条件とは限らないし、流出していないとも書かれていない。流出したところで、魔力が少ない世界で魔魚等が生き続けることは難しいだろうけど。。。 (2020-06-28 20 35 41) 「門から海水や魔力の供与がある」というだけでは「国境門自体が海水を供給している」とは限らない。「魔力の供与」は、転移のための魔力が門から供与される、という意味だろうが、海水は門が生産しているという意味ではなく、海水を門が転移することで供給しているということかもしれない。トルキューンハイトがユルゲンを出ていったように、魔魚が他国に行っていないとは限らない。魔力不足で外国に転移しても遠からず死滅するだろうし、魔力が薄いと判断してユルゲンの海に留まる本能かもしれない。詳しくは作者様に質問することをお勧めする。 (2020-06-28 20 21 17) その考え方も分かるんだけど、元々自然物の全てが白い砂の円形の中に作られてるような場所で、海の女神もいるのに、海水だけは外から普通の水を引いたってことか…と(で、国境門を通して魔力を加えてる感じ?)。更新された文章が断定的な書き方なのでちょっと引っかかった。 (2020-06-28 19 53 46) いや逆に、山も大地も森も川も湖も、国境門関係なく形成されているのに、海だけは国境門での生成(≠外部からの流入)が必要と言う方が不自然では? (2020-06-28 20 39 50) 元々海をつくるつもりはなかったけど(なくても成立するので)、海上ルートの逃亡者を受け入れる為だけに、相手側が海上に設置する国境門も作って、こちら側も船が出入りできる程度の湖規模の水域を作った。⇒ 国境門経由で海水が流れ込んできたので、海になった。……という方がまだしっくりくる。 後、国境門の機能に、海水を作るというのがあるという描写も回答も見たことがないので、向こうの海水が流入すると考えた方が自然かと。。。 (2020-06-28 20 48 00) 後、神は別にユルゲン限定ではないから。 ユルゲンの民が信仰している神々が、大神と眷属神というだけで。ユルゲン外に海がある以上、海の女神は存在してておかしくないから。。。<神々はユルゲン建国以前からいるのだし。 (2020-06-28 20 57 13) ヴァッシェンみたいに魔術で水が湧いてでる世界で、ユルゲンシュミットは白の砂に魔力を込めて住めるような土地にしている国なのに、なぜ海水だけ他所から引いてくる方がしっくりくるのか。あと、611話で転移陣を作動させるには一定の魔力か許可証が必要と明言されてるから常時作動しっぱなしで水を引き込んでいるという考え方は無理がある (2020-06-28 22 20 19) ヴァッシェンの水はすぐに消失するものであり、「魔術で水が湧いて出る」ものではない。水差しの水も、水を転移させている。「ユルゲンシュミットの海」というからには海水だろうが、「わざわざその成分を模して門で海水を発生させる」というのは無駄な性能のように感じる。少量の魔力を付加して海水を転移したほうが便利じゃん! 「国境門から魔力の供与がある」という表現も意味深だと思う。 (2020-06-28 22 38 46) 比喩表現くらい読み取ってくれ、魔術で水がないところに水を創りだしてるのを「湧いて出る」と表現しただけ。利便性なんて言い始めたらそもそも白の砂に魔力を込めて住める土地に変えてる意味がわからなくなる。転移陣は一定の魔力か許可証によって作動するとされてるのにそこを無視して他所から海水を引き込んでる主張するのは論理破綻してる。世界観と提示されてる情報から推測するなら魔力を込めると白の砂が住める土地になるのだから、国境門から魔力によって水を創り出すor白の砂を海に変えていると考える方が無理がないだろう (2020-06-28 23 06 23) そう断定するなら国境門は閉めてあってもそこに存在するのだから、その魔力が存在するはずで、海水が減っていくのはおかしくないか? 国境門沿いの土地が国境門を閉め続けていることで魔力不足に陥っているとは、キルンベルガの話に出てこない。海、という水の移動を伴うものに限り、門を閉め続けていることで減少し続けていることを説明できない。 (2020-06-29 08 43 37) 611話の許可証は、ユルゲンから出る時の話だから。入る時のことは明言されていない。 (2020-06-28 22 59 34) 第656話のユルゲンの建国理念とエアヴェルミーンの役目的に、外の者が中に入るのが容易なシステムになっていると考えられる。 <入った後は知らないのスタンスなので、出る方までは親切ではないと思われる。 (2020-06-28 20 40 36) 魔力が少なく魔力を扱うことが不慣れな人間=自力で魔力供給をして、転移陣を起動させるのが厳しい人間を、進んで入国させるのだから、ユルゲン外にある転移陣は、国境門が開いている最中は、転移陣の上に存在することを検知した物を、オートまたは半オートで転移させる機能を持っていると考えた方が自然。 <ユルゲンから出る方には、転移陣起動の魔力を要求するだろうけど。 (2020-06-28 20 41 00) 一方、第568話、第609話の状況から、複数の船が連続してスムーズに出入りできるようなので、転移陣の上は、向こうもこちらも海水が存在する必要がある。 (2020-06-28 20 41 24) 以上から、国境門があいている間は、転移陣上にある海水が、転移陣を伝って入ってきて、ユルゲン内に入るということは、特におかしくないかと。 <船だけを移動させ、海は移動させない方が難しいだろうし。 (2020-06-28 20 41 53) 611話のフェルの発言に国境門の転移陣を作動させるには自力で転移できるだけの魔力か許可証が必要なことがわかる。ランツェナーヴェを除けば他国に魔力持ちはほとんどいないことと建国目的から鑑みて国境門は転移陣を作動させることができるだけの魔力持ちを篩にかける役目もあると考えられる。逆に言えば転移陣を作動させられない魔力少ないものは許可証がなければ通れない (2020-06-28 21 41 11) 実験していないので暴論ではあるが、門の近くの海水は微妙に魔力を帯びていて門を行き来できるのかもしれない。魔魚は魔力持ちだろうし、魔力を持たないランツェナーヴェ人に関していえば、乗り組んだ船の魔力を吸収するらしき黒色パネルが許可証の代わりなのだろう。 (2020-06-28 22 06 28) ただそれ、転移陣を使って、ユルゲンからユルゲン外にでるときだよね? ユルゲン外からユルゲン内はどうなのだろう。。<第611話。 (2020-06-28 22 55 03) 許可証の発行って、基本ユルゲン側がするものだろうから、ユルゲンに一度も来たことのない商人は入手できないよね? 魔力持ちが自力到達した上で、自国の商人用の許可証を大量入手して帰ったことにより始まった……という物凄く低そうな確率だと、政変前のユルゲン外との交易の規模に至らなさそうな気がする。。 入ることは楽にできるので、入った商人達が交渉して出る為の許可証をゲットならなんとかなりそうだけど。。。 (2020-06-28 22 55 29) 勿論、一定量発行された後は、代々引き継ぐとかできるだろうけど……その、ある程度の規模に至るまでが大変そう。 (2020-06-28 22 56 56) ちなみに想定している交易は、ユルゲン出身王朝であるランツェ以外の国との交易。 ボースガイツをはじめとした、5個の国境門の先の国々との交易。 (2020-06-28 23 06 20) 貿易の始まりは、トルキューンハイトみたいにユルゲン側から適当に(?)転移陣を繋いだ結果、良い場所に繋がったとなったら転移先の魔力無し商人たちに許可証を与える感じかなと。 (2020-06-28 23 15 36) あくまで推測だけど、ユルゲンシュミットの存在理由が魔力持ちの避難所であること、国境門はツェントが開通先を変えられること、冬は閉ざして春から秋に開通させていることなどから見て交易する国にユルゲンシュミット側が使節団などを送り、交易の規模に応じて許可証を発行していると考えられないかな? そうでないと魔力の有無に関係なく入って来れちゃうことになるし、突然開いた国境門の先にある正体不明の国となれば下手したら向こう側の軍とかが踏み込んできかねない (2020-06-28 23 25 02) ただそれだと、本当に避難を希望している人を救い上げることが難しくない? 大使館置いて、受け入れ窓口の常設する位しないと、商人というより国に伝手がない人間はユルゲンにこれないことになりかねないから、本当に救済すべきな、魔力持ちとして酷使されたり迫害されたり、魔力熱で苦しんだりしている人が、許可証入手する事が難しい気がする……。 かと言って、そんなハイリスクな地に、ユルゲン人常駐させるのも厳しいし……。 (2020-06-29 05 56 02) 各領の城と貴族院を結ぶ、数人転移サイズの転移陣ですら、貴族院下級生レベルの魔力持ちですら起動できない(なので成人側近同伴) + 貴族院下級生レベルの魔力持ちですら魔石や魔術具を持っていないと早々死亡 + ユルゲン外はクズ魔石ですらレア ……という状況を考えると、転移陣に辿り着いた上で、ユルゲン外⇒ユルゲンの転移陣を、ユルゲン側のサポート無で(自分の魔力だけで)起動させるのって、無理ゲーだと思うのだけど……。 (2020-06-29 05 56 44) 後、許可証が入国側もサポートするなら、許可証ばらまいた時点で、相手国の侵略リスクは変わらない気がする。実際、ボースガイツもランツェナーヴェも手を出してきたし……。 むしろ、国境門と境界門の二重構造にしすぐ締め出せるシステムを整えたことで、侵入対策完了としている気がする。 勿論、その辺りの実態は知らないけど……。 (2020-06-29 06 05 23) 門が開いた→怪しいから調査のために軍隊派遣 みたいなことは回避できるという意味です。それとランツェナーヴェはともかくボースガイツは叛乱を唆したとは言われてるけど戦力を送り込んだとは言われてなかったはず (2020-06-29 20 49 10) 貴族院への転移陣も移動に必要な魔力は貴族は自己負担、魔力のない下働きは領地負担。国境門の転移陣も許可証があれば魔力のない者も転移できることを踏まえれば一定の魔力さえあれば転移陣を起動でき、移動のための魔力負担は国境門に満たされている魔力が使われると推測できる。 (2020-06-29 20 59 12) とりあえず断定的な文章は修正しておきました。 (2020-06-28 22 57 33) お疲れ様です。 (2020-06-28 23 12 49) そもそもとして西にある水の国境門はそこから海水が湧くこともあると思うんだが、他の海は東にある闇の国境門と北にある土の国境門なんだよね。土の国境門から海水が湧きだすってのは納得いかんなあ。 (2020-06-29 21 55 29) フェルディナンドが銀の衣装ではじかれるって言ってるけどどうやって持ち込まれたんだろう。船と一緒で仕掛けがあるのかな (2020-07-11 01 48 11) 黒の外装で通れるやろ (2020-07-11 02 16 01) 暦が画一的でうるう月やうるう年などがないあたり、自転や公転してなさそう(あるいは神々によって完全に制御されてそう) (2020-07-31 22 36 15) おおよそ三ヶ月で季節が変わるが、各季節の神の頑張りで季節の長さが変動する為、年によって異なる(ふぁんぶっく2 Q A)ような世界だから……。 <神々によって制御 (2020-07-31 22 57 21) 更に言うなら儀式等で物理的に冬を呼んだり春を呼んだりすることも出来るからな。 (2020-08-02 03 57 40) 「ユルゲンシュミットはエーヴィリーベに迫害された者を受け入れる場所」ならば何故平民が居るんですかね?魔力持ちに迫害されてる平民たちを受け入れる場所はあるのかな? (2020-09-12 00 08 21) 絶滅危惧種の生物を、温室に囲って保護しよう。この生物は群れで生活する性質なので、集団丸ごと保護する必要ないがある。ということで、後の貴族と平民が混合した状態でユルゲンになったのだろう。 (2020-09-12 00 37 59) 失礼、必要がある、が正しい。 (2020-09-12 00 40 11) 平民にも魔力はある。少なすぎて持ってると言える状態じゃないだけで、もっとも魔力保有が多い血液を契約魔術に使っているでしょう?外国では魔力がない物もあるけど、ユルゲンシュミット内では、素材だろうがなんだろうが、魔力がないものはない。 (2020-09-12 01 30 43) 高校生物で習うメンデルの法則に優性の法則があるけど、平民は劣勢遺伝子の掛け合わせでできた末の種族なのでは?魔力多い(A)、魔力少ない(a)。領主候補生はAA親が掛け合わされ続けた末の魔力多い種族、魔力多い種族通しツガイになって、あぶれた余り物の魔力少なめaa親が下級貴族になって、下級貴族がさらに掛け合わされ続けて、魔道具使えない程に微量魔力の子が増えて平民になったのでは。ユルゲン歴史1万年らしいから、その間に格差が生まれたのではないか。そして先祖返りでたまに魔力持ちの平民が生まれる(身食い) (2021-01-10 09 33 51) 身食いが成人できずに死ぬのは魔力に満ち満ちたユルゲンシュミットで、魔力を元にした食料を摂って成長するため、とは考えられないかな。 外でも魔力は次第に増えるが成人は普通に可能とか (2020-10-05 21 58 28) 食事で死ぬほど増えるとしたら、身食い以外も全員死にます。 (2020-10-06 06 41 24) ロゼマの料理も、何代にも渡って食べ続けたら、多少影響が出るかもしれないレベルで、魔力圧縮で増える分を考えれば、些細な量(ふぁんぶっく2Q A)とのことだし。 多分、誤差レベルだと思う。 (2020-10-06 07 54 51) 国家の成り立ちとかもあれだけど個人的には物理化学的法則がどれぐらい生きてるか気になる 運動方程式は?仕事の法則は?質量保存則は?熱力学法則は? …気にならない? (2020-10-21 21 51 36) 神々が実在して、魔力が満ちていて、魔法が存在する世界だから、何とも……。 地球の物理化学法則と似たようなものがあったとしても、まず間違いなく理由(メカニズム)は違うと思う。 (2020-10-21 22 15 56) 平民時代のマインの知識が役立ってたところを見ると大体残ってそう。ランツェの船攻撃するときにも冷却して縮んだ隙間が云々出てきたし (2020-10-21 22 29 34) 命の神の気配に、大地の女神の元眷属神に関連した魔力(金属≒大地由来とか)が委縮したとかいう理由かもよ?w 似たように見える現象が、同じ理由で起こっている保証はどこにもないから……。 (2020-10-21 23 51 50) 基本的に全部あって「魔力」という追加エネルギーがあるだけじゃないかな (2020-10-21 22 51 39) むしろユルゲンは魔力が全てな気がするが。。。<魔力が追加 / 魔力が不足すると、海が枯れ、森も消え、大地は白い砂になる。魔力が過剰だと金の砂になる。手に載るサイズの魔石が巨大バスになる。<電子数・原子数・分子構造・各相互間力はどこに消える? / インクの色は魔力の色で決まって、地球の色混ぜが通用しない。<分光理論や視覚原理はどうなってる? / 季節の長さは神々の頑張りで決まる。お祈りしたら【地域境界内限定】で春が来た!<地軸の傾きに伴う日照時間変化や大気対流とは無縁? 熱伝達は境界でどう途切れた? (2020-10-21 23 48 04) 現実の物理法則を魔力で越えることができるってだけだろ。やる事やんないと子ができないんだから魔力がすべてではないし、元々魔力で白の砂に形を付けたのがユルゲンだから魔力抜いたら砂に戻るのは法則通りだろ。 (2020-10-22 00 00 24) いや、ここまで物理法則超えたら、地球の物理法則とは別の法則があると考えた方が良い気がするが……。 (2020-10-22 07 42 45) 今のところ魔力やらの関係なしでは物理法則超えた描写がないしなぁ。 (2020-10-22 08 36 12) 火に薪をくべて熱エネルギーを作り、湯を沸かすことができるので、物理法則はユルゲンにもあると思う。ロウソク作りで塩析するときれいなロウソクできてるから、化学的な分子の概念もあるんじゃないかな。上の方のコメントにさっき魔力の優性の法則についても書いたように、生物的にも。よって多分だけど、こちらの世界と同じように物理や化学や生物の概念通じると思う。ただし、その上に魔力概念が影響阻害している感じかと。色染料作るのに、魔力の属性が影響して求める色が出てこなかったように。 (2021-01-10 09 41 20) 「魔力」がどんなエネルギーなのかが大事ね (2020-10-22 09 00 00) ユルゲン外では魔石も希少で魔術具や回復役などもろくに作れず、魔力を消費する機会がほとんどないので、魔力が溢れて死ぬ人が続出。それを防ぐために、魔力を行使して存続させる国を作って延命できる土壌を作成したってことか・・・。 (2021-01-08 16 04 51) ランツェナーヴェで、シュタープさえあれば築城できたというのが謎。土地の魔力がなくても、人間の魔力だけでそれだけのことができるの? アーレンスバッハからの風に乗って魔力が飛んでくるのか、それとも外国にも魔力はある程度あるのか?と疑いたくなった。 (2021-01-21 09 30 23) 築城して街を作ったなら、礎を設置したってことでしょう。成り立っている以上今よりずっと魔力のある王族なら可能だったんでしょう。 (2021-01-22 02 32 16) 当然持ち出せる限りの財産持ち出しただろうし魔石がいっぱいあったんじゃないかな (2021-01-22 02 44 01) 命の神に疎まれたものが追いやられる場所って、要するに冥界では? ユルゲンシュミットの民はみんな死者なんだ。マインも同じ。それが前世の記憶を漂白され、白い砂に魂のエネルギー=魔力が宿って仮初めの肉体を得て、白い砂しかない地獄のような環境で無に帰るまでの時間を過ごす場所が白の大地。地獄の一部が現世に近い環境に整備された辺獄がユルゲンシュミット。フリュートレーネの夜に女神の水浴場に現れた光たちはロゼマの地球由来の音楽に集まってきたことから地球から来たばかりの魂だったのかも知れない。エアヴェルミーンが救おうとしている外の世界の魔力持ちとはもしかすると死者の魂がメインで、ランツェナーヴェのようなユルゲンシュミットから外に出た者の子孫はイレギュラーなケースという可能性がある。 (2021-01-21 03 42 57) 生と死のどちらもが命の神の領域だよ。マインはエーヴィリーベの手から(ようするに死から)何度も逃れたことで、印を持っている。神話で身食いはゲドゥルリーヒの子ってことは、始まりの貴族は実は見食いだったのかもね。エーヴィリーベが疎むのはゲドゥルリーヒの関心を引くものだから。 (2021-01-21 05 46 21) (地理/コメントより移動)・ユルゲンシュミットやランツェナーヴェに地震ってないのかな?(地震に起こされた地球の民) (2021-02-14 00 00 04) メカニズムは全く違うけど、山が噴火することはある模様(第250話)なので、その際は周囲に地震が起こると思う。 (2021-02-14 12 06 04) 元々白の砂漠だから、「地殻変動」とか「マントル対流」とかはなさそう。つまりそれによる「大地震」はありえないと。ランツェナーヴェの方は情報がなさ過ぎてわからん、外の世界も神に創られた平面世界なら同様に大地震はなさそうだが。 (2021-02-14 12 16 58) 朝昼夜はあるから天動説の世界かな? (2021-02-25 22 05 01) 最高神たる夫婦神が天空を司り、五柱の大神が大地を司ると習い、闇の神のマントが夜空になる(第544話)世界だから……太陽や月や星も天体とすら思っていなくて、神々の魔力や魔術の軌跡と考えてるかもね。。<天動説? (2021-02-25 22 47 01) 月面みたいな空虚な岩石惑星上に設置されている神の箱庭 (2021-02-25 23 13 48) 惑星ですらない平面世界かもしれない。本文中に「地平線が丸い」という記述がないのだ。こじつけかもしれんけど。 (2021-02-26 09 59 17) 地平線が見えるような場所あるか? (2021-02-26 11 36 43) 539話・キルンベルガ境界門から見た国境門の向こうを、「砂の海」「さらさらとした魔力の全くない砂の状態が見渡す限り広がっている」とあるので地平線はあるかも。かすんでそこまで見えなかった可能性もあるが。 (2021-02-26 15 49 48) 夜は闇の神がマントを広げているから、月の満ち欠けは闇の神が光の女神をマントに隠している状態、らしい。北極星みたいなのはなくて、月は動かないって書いてあったかな。 (2021-02-25 23 16 17) 夜空の星も好き勝手に動いて星座という概念も無いそうだ。 我々の知る惑星モデルは適用できない (2021-02-26 16 24 42) そもそも他国がどこにあるのかも不明な世界だからなぁ・・・。 (2021-02-26 12 05 52) 全くの別次元か同じ次元の国境門から目視出来ない程遠い場所にあるのか...って感じか (2021-02-26 18 21 54)
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【元ネタ】北欧神話 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】スキールニル 【性別】男性 【身長・体重】175cm・66kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具A++ 【クラス別スキル】 対魔力:A+(C) 『ガンバンディン』により強化され、A+以下の魔術を全てキャンセルする。 事実上、魔術ではスキールニルに傷をつけられない。 騎乗:A 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 幻獣・神獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 直感:C 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。 不退の杖:C 魔杖『ガンバンディン』による呪術。 『ガンバンディン』を九回打ち付ける事により、他者に呪いをかけることが可能。 【宝具】 『勝利の剣(ユングヴィテイン)』 ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人 フレイの妻ゲルドを迎えにいく為、スキールニルに授けられた魔剣。 刀身に刻まれたルーン文字によって、ひとりでに鞘から飛び出して敵陣へと斬り込むとされ、 使用者に指定された通りの軌道で動き、命令さえあれば空間跳躍や多重次元屈折現象すら可能とする。 だが剣自身に自律した判断能力は存在しない為、事前に指定したとおりの動きしか出来ず、 一度指定した命令を取り消したり、新たに与える為には、剣を握って指示を出す必要がある。 その為、有効に活用するためには戦況を何十手先までも予測し、誘導する知恵が必要不可欠な、 愚者が握ればなまくらになる「持ち主の知性に性能が左右される剣」である。 『血塗れの蹄(ブローズグホーヴィ)』 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人 フレイの所有していた、真紅の毛を生やした牡の駿馬。 空中であろうが海中であろうが如何なる馬よりも速く走り、 暗闇の中にあっても燃えるように輝いて周囲を照らし出すという。 巨人の国の周囲を守る炎の壁を飛び越える為にスキールニルに与えられた。 魔力防壁にダメージを与え、裂け目を作ることができる。 さらに上方に作ったその裂け目を“道”とすることによって、 そこを駆けて壁を越える『防壁破壊』スキルを持つ。 【Weapon】 『ガンバンディン』 ヘルモードが所有していた杖。 九つ打てば何者であろうと呪いをかける事ができ、 また他者の行使する魔術を掻き消す事が可能とされる。 本来は宝具級の武具だが、キャスターではない為に大きく弱体化している。 【解説】 スキールニル。北欧神話の神フレイの親友であり、従者でもあった人物。 「妖精でも、アース神でも、賢いヴァンル神族の子でもない」と自ら名乗った事から、 恐らくは何の力も持たない、ただの人間であったのだろうと思われる。 ある時、フレイが巨人の娘ゲルダに一目惚れをした事を知ったスキールニルは、 彼女をフレイの妻に迎えるべく、ヨーツンヘイムへと向かう事を決意する。 フレイから巨人とも戦える『勝利の剣』と、巨人国を守る炎の壁を越える為に『魔法の馬』を、 ヘルモードからは魔法の杖『ガンバンディン』を借り受けて、恐るべき巨人の国へと一人旅立った。 やがて冒険の果てにゲルダを見つけ出す事に成功したスキールニルであったが、 様々な宝物をもゲルダが拒んだ為、「剣で父を殺し、杖で呪いをかけるぞ」と脅して連れ帰る事に成功。 こうしてフレイの恋を成就させたスキールニルは、褒美として供与された品々を授かる事になり、 その後もフェンリルを捕縛する為にグレイプニルを調達するなど、神々の従者として活躍したという。 だが、神々の黄昏を意味する戦争ラグナロクにスキールニルが参戦することはなく、 結果、『勝利の剣』を手放してしまっていたフレイは、スルトに敗れることになったという。
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469: ナイ神父Mk-2 :2017/01/14(土) 00 30 55 ジ・OⅡ 全高:38.2m 全長:40.87m 重量:225t 装甲材質:ガンダリウムγ 武装:200mm専用マシンガン 背部24連装対空ミサイルランチャー×2 胸部連装120mm機関砲×2 背部680mmカノン砲×2(対空ミサイルランチャーと選択式) 背部大型ミサイル×1~4(対空ランチャーとの選択式) 専用ビームソード×4 3連装式ザクバズーカ×2 陽電子リフレクター「シュナイドシュッツSX1021」×4 他一部大型兵装及び改造兵装保持 概要 大洋がジ・Oを改良して作り上げた陸戦型の大型MSで有り、CE80年代にはユーラシアにも少数供与された機体である。コンセプトはOTパイロット単独による敵拠点の破壊を目的としており、武装も対MSには聊か過剰とも言える火力の物が複数備わっている。しかし、ジ・O譲りの高い運動性と12基のホバーによって平地での運動性と機動性はドワッジやザクⅢの其れを凌駕しており対MS戦闘に置いても非常に脅威と言えるがその代りパイロットも最高峰の人選が必要とされる。ゲート開放作戦の折には確認出来るだけで大洋、ユーラシアそして、南アフリカの3カ国で2桁に留まって居ることからその操作性の難しさが伺える。 73式陸上戦艦(ダブデ相当) 全長:215m 全幅:85m 武装:680mm連装砲×2 155mm連装砲×6 40mm対空機関砲×12 概要 大洋連合が南アフリカの要請を受けて設計した陸上戦艦であり、戦後の南アフリカ陸軍の旗艦を勤めた艦と成っている。武装は主に主砲の680mm連装砲と成っており、70式や71式の後期型と同口径と成っている為非常に高い対地攻撃能力を有している。又、移動方式に無限軌道を採用している事から前述した2機種よりも安価に用意でき尚且つ南アフリカ単独でも建造が可能な仕様となる。その反面火力はユーラシアや大洋が主力にしてる機体に比べて面制圧能力では劣る部分も見られているが、アフリカでは重要な戦力として運用されており80年代のゲート間戦争に置いても進行してきたザフトに対して手痛い打撃を与えている。 470: ナイ神父Mk-2 :2017/01/14(土) 00 31 29 伊勢型戦艦(仮称) 全長:390m 全幅:53.65m 武装:680mm3連装砲3基9門 460mm3連装副砲2基6門 155mm対空連装機関砲40基 40mmガトリング砲80基 概要 大洋が高濃度ミノフスキー粒子下での使用を前提に計画された艦の一つである。CE55年ミノフスキー粒子を発見した大洋はその強力な誘導兵器や通信に対する妨害能力に目を付け、ミノフスキー粒子散布下での運用兵器の開発に当っていたその過程で開発されたのが大洋系列のMSであり、大型のMSである。又、此れと同時にミサイルの大半が高価なだけのロケット弾に変わってしまう事を考量して行われた計画が、水上艦艇としての戦艦の復活である。計画としては既に陸上用を目的として大型のホバー陸舟艇の開発も進められていたが、ホバー艦はその特性上波の荒い海域での活動は困難な為、純粋に海軍で運用できる砲艦を欲した。其処で計画されたのが当艦である。武装は当時のMS用の武装や宇宙艦隊用の武装を流用して開発され更にミノフスキー粒子下で著しく落ちる命中性を補う為に旧世紀の戦艦の様な大量の対空火器を搭載する事で艦の計画は出来上がった。しかし、当時の戦況では海軍の出番は少なく又、ミノフスキー粒子の本格散布に至る情勢では無いとして開発は凍結されている。 471: ナイ神父Mk-2 :2017/01/14(土) 00 33 16 以上ですWIKIへの転載は自由です。ジ・Oに関しては聊か強くし過ぎた感じも有りますが此処までしないと多分ユーラシアに輸出する必要性が薄くなるので少し強めの機体にさせて頂きました。
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885: 弥次郎 :2020/03/06(金) 22 03 55 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 憂鬱SRW IF マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」短編集7 Part.15 少女、二人。そしてもう一人。 イェジー・サンダーク中尉…否、現状では臨時大尉は憂鬱な気分であった。 連合の区画に入るというのは上層部が命じていた諜報活動において絶好の機会であったのだが、やはり無謀が過ぎていた。 まず、連合が有するESP能力者が常に監視の目を送ってきていること---これはクリスカの報告だった---がリーディングを抑止していた。 迂闊にここで誰かにリーディングを試みようものならば、反撃されてしまうことは火を見るより明らかであった。 リーディングに対する連合のものと思われる報復は既にアラスカのソ連領各所に行われており、次は自分の命さえも危ういのだ。 また、イーダル試験小隊以外の諜報班も動かしていたのだが、正規の手順以外では敷地へ足を踏み入れることは愚か、近寄れもしないらしい。 それだけ連合の警備陣のチェックは厳しかったのだ。いくつもあるセキュリティーゲートは想像以上に堅い守りらしい。 止めに、イーニァと仲良く交信をしていた連合のESP能力者のアナ・マキサカが大洋連合のブースに到着した途端現れ、クリスカ共々どこかへと連れて行ってしまったのだ。あくまで彼女達は衛士という体であるので、大洋連合のブースでの説明は、他の衛士や自分達で聞いてしまえばことたりるし、オープンソースの真偽をわざわざリーディングで確かめる必要もない。 それに、明らかに上官と思われる軍人がアナに対して場を離れることに許可を出していたことも、リーディングを警戒されている証とさえいえた。 ここまでされてなおじたばたするほど、サンダークは往生際が悪いわけではない。大人しく説明を聞くことに徹することにした。 (連合に対するアプローチはもはや正規の手段によるしかない、か……) 一縷の望みを上層部としては賭けているのだろうが、П計画もろともそれはもはや中身のないスカスカの状態。 これ以上何を仕掛けたところで徒労以外の何物でもないだろうし、報復がこれ以上苛烈になる事は間違いない。 報告に関しては当たり障りのないものを出すしかないだろう。どうせ上の人員も成果が出るとは考えていないのかもしれないのだし。 (後の心配事は…アナ・マキサカ少尉か) イーニァと連れだってどこかに行ってしまい、それを追いかけてクリスカもいなくなってしまった。 まあ、連合が拉致などしてくることもないだろう。ソ連との間にトラブルなど起こしては連合もこの後の動きに差しさわりもあるだろうし。 というかそんな面倒ごとはソ連に利があるとしても御免こうむりたいところだ。 (いかん、疲れている…) 一度にあれこれと考えたせいなのか、身体を徒労感が襲う。П計画の実質的な最高責任者となってしまい、さらに連合への対処を任されることになり、元々あったイーダル試験小隊の任務も合わさってサンダークの負担は大きかった。 責任と仕事ばかりが拡大し、心労も増える。流石のサンダークも堪えていた。ともあれ、今日という日が無事に終わることを祈るしかない。 もうこれ以上の面倒ごとは御免だと、いつになく真剣に願いながら。 886: 弥次郎 :2020/03/06(金) 22 04 35 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 二人と一人の組み合わせ---アナとイーニァ、そしてそれを追いかけるクリスカ---は自由に散策をしていた。 あちらこちらのブースを見て回ったり、配られているサービスのドリンクを飲み比べたり、たわいもないことを話したり、互いの家族の話をしたりと和気藹々としていた。クリスカはサンダークの命令もあって警戒心をほどいてはいないのだが、イーニァは待ちに待ったアナとの直接会うことが出来た機会で警戒などない。実際に言葉を交わして、足りないところはプロジェクションで補って、無邪気に笑い合って。年相応の、彼女らが平和な世の中であれば享受していたであろう光景が繰り広げられていた。 彼女らはもともと交信を交わして仲を深めていたことに加え、互いの心を覗き合うことで純粋にコミュニケーションがとれているのだから、打ち解けるのが速いのもごく自然なことであった。 他方、それを見守るクリスカとしては複雑な心境であった。正直なところ、アナというESP能力者のことは今一信用ならない。 上司であるサンダークから監視を任されているからというのもあるから、個人的にもイーニァに対して危害を加えないか危惧している。 だが一方で、自分の半身ともいえるイーニァがあそこまで誰かになつくのは初めて見たのも事実だ。ひょっとすると自分以上に、かもしれない。 (イーニァ、一体どうして…) クリスカにはイーニァがどうしてアナに心を赦しているのか、理解できない。いや、理解したくないというべきか。 クリスカの感情を正しくとらえるならば、イーニァへの心配というよりは、アナへの嫉妬であった。家族のように心を赦すのが自分だけであったものから、他の人間へと、自分以外の、自分がよく知らない未知の相手とも親しくしていることが、無意識のうちにクリスカにその感情を抱かせていた。 クリスカ本人としては任務であるとか、資本主義の国への対抗心などが理由だと思いたがっているが、実際はそうではない。 なまじ他人の感情に敏感になってしまうESP能力者ゆえに、またその境遇が一般人とはかけ離れているがために、自身の感情の客観視が出来ずにいたのだ。 そんな渦巻く感情にとらわれていたクリスカが、集中してイーニァとアナの尾行ができるはずもなく、また二人がクリスカに気が付いたことも把握できるはずもなかった。 「ねぇ、クリスカ」 「!?」 名前を呼ばれてふと目の前を見れば、そこにはにこにこと笑うアナの姿があった。傍らには同じくイーニァの姿もあった。 「クリスカだよね?」 「なっ…」 「クリスカもいっしょにアナとおはなししよ?」 「な、なぜ貴様などと…!」 監視に気が付かれていて、それは咎められず、輪に加わるように促されてしまった。 何らかの拒否が来ると思っていたクリスカの予想は大きく裏切られることになり、ますます混乱を生み出していた。 何故ここまで親しげに接して来るのか、なぜ拒否しないのか、なぜ---そんな益体もない疑問が渦巻き、クリスカは思わずフリーズしてしまう。 「クリスカもお話したいのかなって思ったんだよ。イーニァもそうしたいって言うし、私もそうしたいから」 本心からの言葉。疑ってかかってしまうが、それさえもアナは笑って許した。 「ほら、覗いても大丈夫だよ?」 すっと手を掴まれるようなイメージがクリスカを襲う。咄嗟に弾こうとするが、それは強引というよりは優しい手だった。 戸惑いながらもアナの色を見ると、それはとても澄んだ、安らぎさえ感じる緑色だった。大洋連合のブースで見かけた、どす黒く血と硝煙の臭いがむせ返るほど漂うような色をした男---たしか資料では日企連とか言う組織の傭兵だったが、その男とは対極の様な色だった。 「ね、嘘じゃないでしょ?」 「クリスカもいっしょにおはなししよ、ね?」 「くっ…」 こうまでされて、拒否できるはずもなかった。正直、クリスカは戸惑いを感じていた。 それはアナから向けられてくる感情だ。イーニァの様な依存でも、上官の命令に伴う冷徹さでも、まして敵意でもない感情。 それは、ある種の親愛の情、人を受け入れる、分かり合うために必要な感情だった。そんな感情を抱えながら二人についていくことを選ぶのであった。 何故、ここまで安心するのか、何故リーディングを平然と受け入れたのか。多くのことに疑問とある種の恐怖を覚えながらも。 887: 弥次郎 :2020/03/06(金) 22 05 11 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp Part.16 世界を超えて 昼の休憩時間に入った時、アルゴス小隊は死屍累々と言った有様であった。 連合の主力機動兵器であるMS、可変機であるTMSおよびTMA、核融合炉、光学兵器、MTやACといった別のカテゴリーの兵器、さらには戦闘を支援するための幾多の兵器達。それらを4か国分も一気に見せられれば、その疲労感は4倍以上に上る。 「頭が痛いわ……」 ぐったりとしながら頭を抑えるステラの言葉にほぼ全員が同意した。 アルゴス小隊だけではない。アフリカのドゥーマ小隊、豪州のネッド・ケリー小隊、中東連合のアズライール小隊もまた、昼食休憩のために案内されたスペースでぐったりと倒れ込んだり、あるいは体を休めていた。彼らの心情は一致している、お腹いっぱい、だ。 昼食がそれだけ多かったというわけではない。確かに潤沢に昼食は用意され、中東連合のためにハラールフードも用意されていた。 だが、根本的にはそれだけ多くの情報が突き付けられたということで、自分達の常識を如何に飛び越えているのかを突きつけられていたのであった。 「でもみろよステラ…」 「何かしら…?」 「あいつらはまだ元気だぜ?」 欧州連合第一のスウェーデンのスレイプニル試験小隊、欧州連合第二のF-5EトーネードADVとF-5Eの新型を有するラムレイ試験小隊、さらには統一中華の暴風試験小隊や大日本帝国のホワイト・ファング試験小隊らは情報の嵐を受けてもなおも健在だった。 それぞれが割り当てられたテーブルを囲んで資料を広げ、盛んに議論を交わしている。というか欧州連合と大日本帝国からの小隊は、同じテーブルで議論を戦わせているようで、その声は断片的ながらも届いてきている。 「変ね…まるであれだけの情報について最初から知っていたみたいに平然としているわ。開示されている情報に差があるのかしら…?」 「ステラはスウェーデン出身だろ?何か聞いていないのかよ?」 ヴァレリオの指摘に、しかしステラは首を振る。 「私はユーコンでの任務が長いから、本国での詳しい動きはよく知らないわ…。 けど、聞いている限りでは、本国やイギリスで連合との接触があったというのを聞いているわ」 「ふーん…」 「VGはどうなのさ?」 「俺も同じだ。大したことは聞かされていないぜ」 「ただ、なんで欧州連合と大日本帝国の小隊が、と思うわ。彼らの間に何かつながりがあったのかしら?」 「さぁねぇ…俺達衛士には明かされていない、上の事情って奴かもしれないぞ」 それよりも、とタリサはこの後のスケジュールを思い出す。 「そんなことは別にいいんだけど、午後からは実機演習を見せられるんだし、アタシとしてはそっちに興味がある」 888: 弥次郎 :2020/03/06(金) 22 05 45 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 午後からの実機演習。それは、映像や資料で見せられた連合のMSなどの兵器の実演の場であった。 今回技術及び実機が供与される予定の戦術機も含まれているが、やはりというか各国の注目はMSであった。 書類上のカタログスペックなどは簡単にごまかせはする。だが、実機を実際に見るというのは誤魔化しのきかない、より体感を以てスペックや使われている技術のレベルについて理解するのに適した形だ。 本来ならば戦術機とMSでの模擬戦も計画されていたらしいのだが、それは主に連合から、そして統一中華の暴風試験小隊から、それは絶対に避けた方がいいと進言があり没となっていた。ハルトウィックらは不満をあらわにしていたが、連合や暴風試験小隊も譲らない。 結局は連合に根負けしたことで現在に至っている、ということらしい。 「でもまあ、分からなくもないわな。あれだけの技術が使われているんだってんなら、戦術機との間に性能差があってもおかしくない」 「そうね…光学兵器なんて当たったらお終いだわ…」 「で、でもAL弾の重金属雲で…」 タリサの進言を、ステラは資料をかざしてばっさり切り捨てる。 「資料によれば、連合の光学兵器は重金属雲程度では減衰しないそうよ。物理的な作用も持つ粒子砲だから、多少の妨害でも突き抜けてくるらしいわ」 「なんじゃそりゃ…?」 「インチキも大概にしてくれよ…」 「連合に言わせれば、レーザー級のレーザーは低出力も良いところらしいわ……聞いてなかったの?」 「むしろあの情報の山を聞き分けていたのかよ、ステラは…」 「何とかね…」 ともあれ、と、未だに連合のスタッフと話を続けているハイネマンやヴィンセントの様なメカニックたちを眺めながらも、ステラは手元にあった資料をまとめながらもアルゴス小隊の衛士たちに告げた。 「ちゃんと食べて、午後からの予定に備えましょう」 「うむ、そうだな…」 そこに戻ってきたのは、疲労をにじませたドーゥルだった。指揮官クラスの人員との交流が長引いていたのか、ようやく合流できたようだった。 アルゴス小隊の集まるテーブルを見渡したドーゥルは、しかし首を傾げた。 「それにしても、ブリッジス少尉は何処に行ったんだ?知らないか?」 「いえ、途中でいつの間にかいなくなってしまいまして…」 「集団行動もできんのか…?」 「たしか大洋連合のブースを見終わったあたりで見なくなったような…?ヴィンセント曹長に後で確認してみます」 「頼んだ…」 どっかりと椅子に身を沈めるドーゥルもまた、疲労が濃い。いつもの覇気が減退しているようであった。 さしもの歴戦の衛士も、いやむしろ歴戦だからこそ、これまでの常識をぶち壊す展示内容には驚き疲れてしまったようだった。 ともあれ、そんな彼らは順調に予定をこなしつつあり、波乱の午後の演習を迎えることとなる。 889: 弥次郎 :2020/03/06(金) 22 06 21 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 以上、wiki転載はご自由に。 とりあえず短編を二つばかり。 オーストラリアの小隊と欧州第二小隊は原作でも名前が出てなかったのでこちらで便宜上の名前を付けました。 さて、ユウヤ君は一体どこに…? 894: 弥次郎 :2020/03/06(金) 22 38 43 HOST p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp 修正です 888 ×今回技術及び実機が供与される予定の戦術機も含まれているが、やはりというか各国の注目は 〇今回技術及び実機が供与される予定の戦術機も含まれているが、やはりというか各国の注目はMSであった。
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153: パトラッシュ :2014/07/05(土) 09 15 59 earth様作『嗚呼、我ら地球防衛軍』と某作品のクロスオーバーのネタSSの勝手な続編PART63 凰鈴音SIDE(4) 「甲龍」の操縦席でコスモリバースシステムの能力に呆けていると、突然スクリーンに紫色のサインが点灯した。げっ、これって本国からの最高極秘連絡回線じゃない! こんなのを使う日が来るなんて。慌ててロックを解除すると、神経質そうな表情を蒼白にした楊麗々管理官が現れた。 「凰鈴音候補生、緊急命令です。何としてもヤマト艦内に入り込み、ワープ航法かコスモリバースシステムに関する技術を入手しなさい」 「はあ? あたしたちは、そのヤマトを護衛しているんですよ。それがいきなりスパイしろなんて、何言ってるんですか」 楊管理官は、こめかみの血管を脈打たせた。 「……わかっている。しかしこれは党中央の特別命令なのだ。反論は許されない」 「何ですって?」 つまり中国国家主席兼共産党総書記が下した最高の政治決断なのだ。ヤマトの威容とコスモリバースシステムの驚異の技術力を目の当たりにして、中国政府首脳は暴走してしまったわけか。 「だ、だけど、あの武装だらけの大きな艦に喧嘩を売れっての? ISで体当たりしたって無理よ」 「それは……」 管理官も言葉が続かない。まともな軍人なら少し考えればわかる。管理官とヤマトを眺めて唸っているところへ一夏から通信が入った。 <古代艦長から連絡があった。任務も終わったので、皆をヤマトでお茶に招きたいそうだ。俺が誘導するから一緒に来てくれないか> ヤマトの後部甲板から中に招き入れられたあたしたちは、そこで用意されていた地球防衛軍の制服を着た――なぜか全員サイズはぴったりだったが、更衣室から出ると納得できる理由が待っていた。 「あなたは確か……」 「はい、ヤマト航空隊長山本玲少佐です。どうぞこちらへ」 未確認だけど一夏との恋人疑惑が浮上している白髪に緋眼の女性が、ヤマトの航空隊長だったなんて。とすると部下である一夏も、この艦に勤務しているわけか。以前、彼女が学園へ一夏を訪ねたのは旧交を温めるためなんかじゃない。今回の福島第一原発浄化作戦を打ち合わせ、かつあたしたちのサイズを知る目的があったのだ。 一瞬驚いたけど、楊管理官の言葉を思い出して艦内通路を見回す。前に乗った海軍艦艇と似ているか……そこで気付いてしまった。千冬さんと更識会長、箒以外の全員が、同じように視線をさまよわせている。ラウラと目がぶつかると、きまり悪げにそらした。どうやらあたし同様、ヤマトやコスモリバースシステムの技術を盗むか探るよう本国に命令されたらしい。けど見つかったら学園を追放されて、一夏とも会えなくなってしまう。冗談じゃないわ。国は大事だけど、政治のために一夏をあきらめるわけにいかない。 山本少佐に案内されたのは、窓から無害化された福島第一原発を見下ろす大食堂だった。待っていた一夏と古代艦長が、ヤマト食堂名物「マゼランパフェ」を振る舞ってくれた――千冬さんはコーヒーを頼んでいたが。珍しい味を堪能していると、ラウラがスプーンを置いて生真面目に話しかけた。 「古代艦長。今回示されたコスモリバースシステムの能力には感嘆した。そこでぜひ、あなたがたの力をお貸し願いたい。地球ではウクライナのチェルノブイリ原発の事故による放射能汚染が、ヨーロッパ諸国の深刻な脅威になっている。地球環境浄化のためにも協力してもらえないだろうか」 さすがラウラは軍人だけあって、政治的な交渉もうまいわね。あ、それならあたしは中国国内で深刻化している公害問題解決に助力してくれないか頼んでみようかと思ったけど、古代艦長は首を横に振った。 「残念ながらウクライナ政府はチェルノブイリの放射能汚染除去を認める条件として、同国にコスモリバースシステムの技術を無償供与し、かつ地球上での永久独占使用権を認めるよう要求してきたのです。わが軍にとっても最高機密であるコスモリバースシステムを、政治の道具にはできません」 ※プライベートが忙しくなるため、次回以降の掲載は不定期になります。wiki掲載は自由です。