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捨てるということ 「何だって?……」 「当たり前でしょ?貴方が未だに過去に縛られてるから解放させてあげたの。」 「でも、あれは親父の形見だったのに!……」 「解らない?貴方が未だに仙人になれないのは未練を引きずっているからよ? なるからには詰まらない過去を捨てて私の言う事だけ聞いてればいいの。」 青娥の弟子である彼は所謂外来人であった、真面目である彼は青娥の教えをどんどん吸収し、 壁抜けといった簡単な術なら会得できる段階まできていたが、それから何故か伸び悩み、彼自身も焦りを感じていた。 そして彼の師匠にあたる青娥は原因を見抜き、今に至る。 普通大事な物を捨てられれば誰もが憤りを感じるものだが…… 「わかった、すまなかった。前に進まなきゃ道は切り開けないよな。」 「それで良いのよ。」 それから1ヶ月後、 彼は携帯やパソコン等の電子機器を捨てた。 「何故それらを捨てるのだ?壊れているようには見えぬぞ?」 「あぁ、屠自古様、もう電池が切れてて動かないなら要らないと思いまして。」 「電気をまた溜めれば良いのだろう?なら私に任せなさい。」 「いえ、良いんです。もう決めた事ですから。」 また1ヶ月後、彼は集めていた小説等の本を捨てた。 「これ、折角高い金払って手に入れた本を紐で縛ってどうするつもりだ?」 「布都様ですか、もう読み終わりましたし、邪魔なんで処分するんです。」 「何を言っておる!あんなにも感銘を受けた作家の小説が手に入ったと凄く喜んでいたではないか。」 「布都様、これはもう決めた事なんです、止めないで下さい。」 更に1ヶ月後、今度は道着以外の自分の服を全て捨てた。 「外に出してある服を仕舞わないのですか?あのままでは汚れてしまいますよ?」 「神子様ですか、殆ど外に出る用事が無いのでこれだけで良いのです、片付けるのも面倒ですしね。」 「ですが、せめて余所行きの服だけでも持ったらどうです?これは貴方の問題ではなくて私達の面子の問題です。」 「それは大丈夫です、青娥様が繕ってくれていますから、それでは。」 「……おかしい、最早人として最低限必要な欲すら薄れてきている、このままでは彼は……」 彼が自分の服を捨ててから半年後、博麗神社に小野塚小町が訪れていた。 「いよう、博麗の!」 「木偶の死神が何の用?冷やかしなら茶は出さないわよ?」 「つれないねぇ、ちったぁ小咄に付き合っておくれよぅ。」 「何なのよ?カビた死体共が暴れだしたわけ?」 「いや、まぁ元死人というなら正しいわな。最近生き返った豪族達に弟子入りした外来人が居たろ?」 「その弟子がどうしたのよ?」 「どうにもその外来人が死んだらしくてねぇ、物見櫓からの飛び降りだとさ。「自分の魂を捨てます。」って書き置き付きさね。」 「珍しいわね、生きるだけで精一杯なのに。」 「話はこれからさね、んでそこに所属してる仙人が生き返らせようとした、でも幾らやっても成功しない。 んで、出来ないと分かると彼岸までカチコミをかけてきた。たが場所が悪い。 法廷まで来たは良いが四季様は取り合いもしない、それどころか仙人だから刑を言い渡したのさね。」 「なにそれ、バッカみたい、可笑しいったらありゃしないわ!」 「随分と笑うもんだねぇ。」 「だって仙人が行きたくない所に突撃して自滅とか、全くわけが分からないわ。」 「そいで続きなんだが、刑を言い渡すのは四季様でも執行するのはアタイだ。 全く、魂の逮捕が疲れるから船頭になったってのに……」 「ま、鬱陶しかったから成敗してくれて丁度良かったけど。」 「他人事だと思って……まぁ結果的には仙人と外来人が消えたという事さね。」 「結局オチは何だったのよ?」 「オチは無いが命は落とした?」 「謎かけでも採用されないわよ……」 鬼女ネタを漁るとヤンデレネタに困らない困らない
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月夜に照らされ輝く女が1人立っていた。 ただ怖がるわけでも、笑うわけでも、怒るわけでもなかった。 ただ無表情にただその場に居るだけの様に。 C.C.は立っていた。 「ゲームか。あいつもまたよくわからん事を始める」 月の光で首輪を照らす。 C.C.にはどの様になっているかはわからない。 上から見るそれは不釣り合いにキラキラと銀色の首輪がキレイに輝いていた。 人の血を求める様にわざとキレイにしていると感じさせる。 「久し振りな面子を見た。相変わらず変わらない2人だなぁ」 常に上から見下ろすシャルル。 常に父親や権力を嫌悪するルルーシュ。 どちらも良く知る人間で、死んだ人間。 「しかし私はまだ呪いに縛られているはずだ。そんな私でも死ねるのかシャルル?」 元々生や死にはもうこだわらない。 既に死に、生きたから。 C.C.には不死の呪いに縛られ、それをギアスの暴走した者に不死の能力を渡さなければ自分はまた何回でも蘇ってしまう。 そんな体質の魔女は何年、何十年、何百年と生きた。 その過程で何人にも不死を渡そうとしたが全て失敗をしてきて今に至っている。 「問いは返らぬかシャルル」 昔の協力者への問いは闇に消えていった。 誰にも聞こえる事もないまま言葉は消滅する。 「首が爆発する首輪、意味なく参加者を殺して脅した見せしめ、ランダムに渡される武器、24時間以上人が死ななければ終わる制限時間、金や願いを叶える報酬、海に囲まれ出れない島(フィールド)、時間が経つにつれ狭くなる島、6時間ごとに発表される死亡者、1日ぶんしかない食料、摩訶不思議な未知なる力……本当に極限にまで人を殺す為だけに縛ったルールだな」 1本1本と指を折っていく。 そしてちょうど指が10本折り終えた。 「自由度が高そうでかなり低いゲームなのではないかこれは?」 地図を見る。 まるでルルーシュへの当てつけの様にチェス盤を傍観させるなと、彼女は思った。 「名簿の知り合いのメンバーには笑わざるをえないな」 声を高くするだけ。 顔は笑ってはいなく、また無表情であった。 「ルルーシュ、スザク、ユフィ、ロロ。参加者を見ると嫌らしいチョイスだな」 † ルルーシュはもちろんナナリーの騎士であるスザクを護ろうとするだろう。 ユフィとロロなんかは邪魔でしかない。 だがスザクはどうだ? 親友のルルーシュを護ろうとするだろう。 これだけなら面白くもなんともない。 だがスザクが忠誠を誓い、初恋の相手であったユフィを混ぜる。 これだけでスザクはどちらを護るか苦悩する事になる。 ロロとルルーシュなんか真逆だな。 ルルーシュはロロの事が嫌いで邪魔な弟役の存在。 ロロはルルーシュに懐き過ぎている。 知り合いの人間関係を見ると複雑過ぎるな。 本当にこの人選はシャルルが面白がって入れたのだろうな。 死んだルルーシュとシャルルの姿を見たんだ。 きっとユフィとロロだってどうせ本人だろうしな。 † 「おそらく他の参加者にも5人ぐらいずつ知り合いを入れているのではないのか?そういう葛藤をシャルル達は嘲笑っているのだろうな」 C.C.は他の参加者達とは違い、動くつもりがない。 それは方針というわけでもなく、本能に近い感情であった。 「まぁ良い。このゲームどの様になるのか私が見届けよう」 これから起こるであろう惨劇。 それはわからないし自分に降りかかるかもしれない事。 だがこのC.C.は他人事の様に言った。 それなのにC.C.はこの島に連れられ、始めて妖艶に楽しそうに笑うのであった。 【E-3 川周辺(北側)/未明】 【C.C.@コードギアス 反逆のルルーシュ】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×3】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:ゲームを傍観する。 2:まだ行動を起こすつもりはない。 【備考】 ※本編最終話後からの参戦。 031 歪曲スル正義 時系列 019 俺の救世主さま 046 三千院ナギの驚愕 投下順 048 にげないで 過ちも 真実も 嘘も 全て赦す魔法へと変えよう START C.C. 055 堕ちないネイロ
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403 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 24 17.55 ID DRI7ISe6I 色々あってもうぐったりだけど報告しちゃう 4月から転勤する事になった俺はキャンペーンGMをやっていた それで面子にその旨を伝え、帰還がいつになるか分からないので 今のキャンペーンを畳むかオンセか何かでゆるく続けるか聞いたりしてた 大半は、まぁしょうがないよね、向こうでも元気で的に言ってくれ オンセ環境が整ったら続きやろうくらいだったんだが 参加者となぜか鳥取にはいるが別に卓内じゃなかった奴が声を上げて来た 俺都合で中止とかオンセとかは許さない、オフに敵うものはないから当然オフだと言い出し 新幹線で2時間以上の所から来れるかと言ったんだが 転勤は俺都合でサークルに迷惑かけてんだからそれは甘んじて受けろとかいう訳 当然そんなの嫌だからサークルにぶちまけたら 向こうの吊るし上げ状態になったんだけど最後まで奴らは 迷惑かけるの俺なんだからコスト払わないとずるいとか 転勤を最初に拒否すれば良いだけだったのに上司に流されて転勤決めたのが悪いとか 流され易いんだから鳥取の意見にも流されてろとか言って来た あと転職すれば良いだけなのにとかな 俺は流されるを連呼されてめちゃくちゃ凹んだんだがな 当たってただけに 404 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 27 28.12 ID aLy3xnmp0 [2/3] 報告乙 (ここで何か言われたらやっぱり流されるのだろうか…) 405 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 28 34.50 ID /cAe8AUT0 [2/3] そこで凹むから流されやすいのは分かる でも全く非はないよね乙 遊び理由に仕事やめろとか馬鹿じゃないのかと 406 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 28 52.40 ID xqmB2zCQ0 乙。 転勤を断ればいいとかいうが、実際問題断れるわけないだろうに。 まあ他人事だから好き勝手言えるんだろうが。 407 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 30 58.98 ID DBpUoTAv0 [3/3] ネトゲのために仕事やめろコピペ思い出したわ なんつーか壊れてるよな 408 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 35 47.93 ID 9sD2gPWt0 403 まあ、実は糞鳥取だったわけで、縁が切れるきっかけが出来て良かったじゃん。 転勤先で良い環境見つけるといいじゃん。 409 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 37 40.66 ID /cAe8AUT0 [3/3] 408 馬鹿が数人いただけでちゃんとそいつらが吊るしあげられる程度には良い鳥取じゃないか 410 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 41 19.96 ID oLf3Hdg70 409 馬鹿を諌める人がいる分マシではあるだろうけど このレベルの馬鹿が数人徒党を組むような鳥取が果たしてまともなのであろうか… 411 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 47 39.70 ID aLy3xnmp0 [3/3] 410 一人馬鹿が居ただけで鳥取全体が腐った報告がいくつあったかを考えれば 403の所はまともだ 413 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2014/03/04(火) 20 49 36.53 ID MaswJ7Hx0 [5/5] こういう事言うクソ共に限ってちゃんと働いたことないとかだったらと思うと 415 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 56 19.37 ID xKuvKL7C0 [2/2] 403にはまったく非が無いし、離れる鳥取にとってもいい掃除の機会になってよかったと思うぞ わがまま言って尻切れにならずにキャンペーン終わらせる機会をみすみす逃すというのもポイントだな 410 単体では微困すぎて罪状不足だったところに群れごと捌ける罪状が出来たってところじゃないかとゲスパー スレ376
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609 名前:いつふた 投稿日:2006/05/26(金) 21 21 47 ID ??? ゲーム:-(コテハンネタ) 形式:いつものふたり。 レス数:2+1 分割:なし。 時節:五月。 注意:本日作成。つい今し方書き上げたとこ。校正はほとんどしていない。 610 名前:コテハンネタ 1/2 投稿日:2006/05/26(金) 21 23 40 ID ??? ◇Janus 嬢は卓ゲ板の夢を見るか 「ねぇねぇ」 「あ~?」 「 592にさ、『こうしてみると私を猫に喩えるという伏線』って書いてあるん だけど」 「ああ」 「凄いよねぇ。流石だよねぇ。わかぞーさんてば、そこまでちゃんと計算して 書いてるんだねぇ。 そしてまた、そのことにちゃんと気が付くJanus さんも凄いよね。流石って 感じだよね」 「さて、それはどうかな? むしろ穿ちすぎ、深読みのし過ぎではないか?」 「え? ど、どうして?」 「猫に喩える伏線として、Janus 嬢に猫耳カチューシャを被せた。 ならば、犬に喩える場合は犬耳カチューシャなのか? 狐に喩える場合は狐耳カチューシャなのか?」 熊に喩える場合は熊耳カチューシャなのか?」 「そ、それは……犬耳娘や狐耳娘は普通によく見るし、熊耳娘も、割と可愛い と思うし」 「赤カブトみたいな熊でもか?」 「あまりにもあんまりな例を出してくるなよっ!」 「大体、喩える対象は哺乳類ばかりとは限るまいが。 ミミズに喩える場合はミミズ耳カチューシャなのか? オケラに喩える場合はオケラ耳カチューシャなのか? アメンボに喩える場合はアメンボ耳カチューシャなのか?」 「なんでいきなり虫なんだよう!?」 「みんなみんな、生きているんだ友達なんだ」 「違っ! ぜんぜん違っ!」 「要するに、Janus 嬢に猫耳カチューシャを被せるというシチュエーションが 出て来たのは、物語の必然ではなく、単なる猫耳萌えのゆえである、という可 能性は、絶対的に否定できるものではないわけだ」 611 名前:コテハンネタ 2/2 投稿日:2006/05/26(金) 21 26 23 ID ??? 「わかぞーさん、ぬこ飼ってるし?」 「ぬこ可愛がってるし」 「って、そんなこと言ったら、わかぞーさんに対する判決がまた死刑に逆戻り しちゃわない?」 「なに、物事が一周まわって元に戻ることはよくある話さ」 「おいおい、他人事だと思って……。 てゆーかミミズとかに喩えられたらJanus さん怒るよっ!?」 「しかし彼女はミミズに似ていると俺は思う」 「何でさ!?」 「卓ゲ板に、あるいは土壌に、コツコツと働きかけることによって、Janus 嬢 は板を活性化させ、ミミズは大地を耕す。 一見してウザがられることもあるが、たとえば農業、ガーデニングの世界で は、ミミズは神様扱いの益虫。Janus 嬢にもそのような一面はあるまいか」 「や、確かにその存在が皆さんの為になっている、という一点では共通してい ると言えなくもないけど」 「更にJanus 嬢は、地味だ地味だと自称しているものの、こうして単独にSS が成立するほどの目立ちっぷりだ。 一方のミミズは土中に暮らしており地味なようだが、たとえば雨上がりの公 園など、道のそこここでのたくりまくるほど目立った活動をしている」 「あの、ミミズの場合、あれを称して『目立った活動』とするのはどうかと」 「そしてまた、黒っぽく湿った土の中に隠されているが、ミミズは可愛らしい ピンク色の身体。 同様に、黒っぽくかっちりした服に隠されているが、Janus 嬢も可愛らしい ピンク色の」 「わーっ! わーっ! ここ地上! そーゆー不穏当な発言は地下スレ逝って からにしろーっ!」 「ん? 可愛らしいピンク色の洋服がきっと似合うに違いない、と言いたかっ ただけだが?」 「……ごめん、地下スレへは一人で逝ってくるよ……」 612 名前:コテハンネタ 投稿日:2006/05/26(金) 21 27 04 ID ??? ・・・・・おしまい。 以上、夢にまで見るほど卓ゲ板にハマっているようじゃあ、リアルの生活は 覚束ないよなぁというお話でした。
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話数 タイトル 作者 登場人物 原作 121 クロウとマナの邂逅(仮) スゴロク クロウ、夜波 マナ こちら 122 『蛇と羊と少女』 十字メシア ミユカ、トキコ、コウスケ こちら 123 古巣に戻ったはいいものの akiyakan ジングウ、リイ こちら 124 ショウタの悩み相談(仮) 鶯色 笙汰、ユウト こちら 125 古巣に戻ったはいいものの その2 akiyakan ジングウ、サヨリ、ゼア、ウツロ、クロウ こちら 126 ザ・スクールライフ~ハヤト編~ 鶯色 ハヤト、ミキヒサ こちら 127 古巣に戻ったはいいものの その2・鴉の憂鬱 スゴロク クロウ、トキコ、ゼア、ウツロ、ジングウ、サヨリ こちら 128 店長の素性(仮) 大黒屋 夏香 由衣、夏香 奏、店長 こちら 129 朱雀と狐 (六x・) 凪、火波 スザク、ミユカ こちら 130 店長の素性 -プレステージ‐(仮) 大黒屋 店長、火波 スザク、KEA、アキヒロ こちら 131 人気投票結果in学校編※これはナイトメアナボリズム本編および企画小説とは関係を持たない、楽屋裏的な作品です しらにゅい トキコ、火波 スザク、都シスイ、ハヤト、ケイイチ、ナオヤ、マナ こちら 132 古巣に戻ったはいいものの その3 閉鎖区画を大冒険 akiyakan ジングウ、サヨリ、ゼア、レリック こちら 133 凪と友達とバレンタイン (六x・) 凪、ハヤト、火波 スザク、ミユカ、トキコ、ネイロ、ケイイチ、コウスケ、マサカズ こちら 134 三年前の後悔(仮) 大黒屋 店長、ノルン、ノア、夜波 マナ こちら 135 大脱走とその後の話 スゴロク 火波 スザク、水波 ゲンブ、クロウ、ノルン、ブランカ・白波、白波 シドウ、七篠 獏也 こちら 136 能力者が集うレストラン~氏型環編~(仮) 大黒屋 氏型 環、トキコ、夏香 由衣、夏香 奏 こちら 137 朱鷺の衝動 しらにゅい トキコ、(ジングウ、リイ、都シスイ、闇野 光一、ハヤト、火波 スザク、高嶺 利央兎) こちら 138 雪原の銀狐 (六x・) 凪、汰狩省吾、冬也 こちら 139 それぞれのお話(仮) スゴロク クロウ、蒼崎 啓介、蒼井 聖、水波 ゲンブ、火波 スザク、夜波 マナ、蒼崎 真衣 こちら 140 「後始末屋」から「教官」への転換点1 ネモ 七篠 獏也、コウタ、蒼井 聖、シノ、アキヒロ、戦隊(ゴウ) こちら 話数 タイトル 作者 登場人物 原作 141 朱鷺と麒麟がレストランで akiyakan 都シスイ、トキコ、夏香 由衣、店長 こちら 142 その決断の先は(仮) 大黒屋 ノア、ノルン こちら 143 「トキコ、クロウへ謝罪をする」 しらにゅい トキコ、クロウ、チェシャ こちら 144 他人事じゃない(仮) 大黒屋 店長、一条寺 正人、夏香 由衣、ノア、ノルン こちら 145 メイとアイ 砂糖人形 芽衣、アイ こちら 146 天帝の印 akiyakan ジングウ、都シスイ、ゼア、サヨリ、レリック こちら 147 ジングウの観察 akiyakan ジングウ、サヨリ、レリック、ヨリミツ、蒼井 聖 こちら 148 みんなでにゃんにゃんにゃんin教室「いかせのごれ高校編」 しらにゅい トキコ、火波 スザク、都シスイ、ミユカ、ハヤト、高嶺 利央兎、榛名 有依、緑音ののか、コウスケ、マサカズ、ユウム、貝塚真二、一条寺 正人 こちら 149 依頼(仮) 大黒屋 夏香 由衣、女浪人、店長 こちら 150 みんなでにゃんにゃんにゃんinウスワイヤ「ウスワイヤ編」 しらにゅい 玉置静流、蒼井 聖、シノ、エダ タカシ、アズマ ミキヒサ、チェシャ、森山修斗、スイネ、KEA、七篠 獏也、チサト、アキヒロ こちら 151 みんなでにゃんにゃんにゃんinウスワイヤ「ウスワイヤ編」~後日談ならぬ当日談~ ネモ 七篠 獏也、KEA、森山修斗、チサト、三葉 莉絵 こちら 152 凪姉とボク 中2編 (六x・) 凪、冬也 こちら 153 みんなでにゃんにゃんにゃんinウスワイヤ「ウスワイヤ編」~シュウト編~ サイコロ 森山修斗、玉置静流、蒼井 聖、シノ こちら 154 自分が生きる意味(仮) 大黒屋 クロウ、ノア、ノルン こちら 155 女浪人と元助手(仮) 大黒屋 女浪人、元助手 こちら 156 冷たさと優しさ+? (六x・) 凪、冬也 こちら 157 「後始末屋」から「教官」への転換点2 ネモ 七篠 獏也、コウタ、蒼井 聖、シノ、アキヒロ、戦隊(ゴウ) こちら 158 2.22事件 akiyakan ジングウ、サヨリ、レリック、クロウ、リイ、チネン、ナナ、スキュアロウ・バルカンチ こちら 159 メイとエン 砂糖人形 芽衣、縁 こちら 160 ガールズトーク ネイロ&フウコ&ユウムの場合 砂糖人形 ネイロ、フウコ、ユウム、笙汰 こちら 81話~120話← 小説化一覧 →161話~200話
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契約を交わそう 悲鳴を上げて逃げる獲物は、青には酷く緩慢な動作に見えている。 あの時獲り逃した"ジュプトル"に比べれば、こんなの、歩いたって捕まえられる。 「遅いよ」 神速を使うまでも無い。というか、技を出すまでも無い、相手はほんのちっぽけな人間だ。 「逃げるならもっと真剣にやってよね」 獲物は脚をもたつかせて、倒れそうになりながらも走って行く。 獲物の前に、人間が見えた。獲物はその人間を突き飛ばしてなお逃げた。 「ど、退けっ!」 仲間同士でやりあうなんて、これだから人間は…。 青があきれ返ってその獲物を捕まえようとしたときだ。制裁は彼ではなく、別のものの手で与えられた。 真っ赤な血をびたびたと飛ばして、獲物は地面に叩きつけられた。 突き飛ばされたほうの人間が、ゆらりと影のように、その横に立っている。 「…これだから人間は」 ぼくの獲物だったのに。研いだ爪が所在無く垂れ下がる。 人間は面倒くさそうに血糊を払って、青を見た。 血に汚れた琥珀の瞳は、奇妙そうに、それから驚いたように、最後には、絶望した。 「……まほろじゃ、ない」 懐かしい声だったのだけれど、青はその声を思い出せなかった。ただ、引っかかったのはその言葉のほう。 「『まほろ』?」 忘れてはいけない名前だったような気がした。 心の片隅に刻み付けられていたのに、いつの間にか風化してしまった、そんなような…。 人間は恐る恐る、汚れた赤い指で、青の頬に触れてくる。 暖かい指だ。以前にもこうして、撫でられたことがあったのだろうか、感触が懐かしい。 「違う」 「ぼくは青、『まほろ』じゃないよ」 人間もそれはきっとわかっていただろうけれど、あえてトドメを刺しておく。 突き放さなければ、溺れてしまいそうだ。 「まほろ」 「違うんだってば」 一生懸命引き剥がした。獲物は横取りされてしまったし、目の前のも、空気は違うけど、人間には違いない。 ならば、青は任務を全うする義務がある。赤い爪を振り上げた。 「…死んでもらうからね」 琥珀の目はぼんやりと爪を見上げていた。 逃げすらしないが、甘受しようとしているわけでもない。ただ、底の見えない琥珀の硝子に、爪を映しているにすぎない。 その、自らの死を他人事のように(という喩えすら成立するか怪しい)、眺める様子があまりにも奇妙で、爪をなかなか振り下ろせなかった。 青が躊躇っている間に、人間は青の爪を掴んで、沢山の人間の血と脂に濡れた指に唇を落とした。 慌てて腕を引き戻す時に頬を引っ掻いてしまったが、人間はすこし見ただけで、血が筋をつくる頬から、興味なさそうに視線をそらす。 「なに、するの」 「…綺麗な指だ、幻も同じくらい、綺麗な、白い指をしていた…でも、目が違う」 「はぁ」 「幻の目は空みたいに青くて、とても青かったから」 うっとりと目を閉じた。夢でも見るような仕草だった。 「空は赤でしょ? 何言ってるの?」 何かの事情で、この人間は、『幻』と離れ離れになったのだろう。 それできっと、幻を探して歩いているのだろうが、青には人間の都合は関係ない。 ライオンは狩りをするとき、ガゼルが子育て中だろうが、生き別れの兄弟を探していようが、ガゼルを食べるものなのだ。 …なのだけれど。 「……だれか探してるの」 何の気まぐれか、そう尋ねてしまった。 人間の琥珀の目が、悪戯っぽく微笑む。唇は三日月型に釣り上がり、白い歯がかすかに覗く。 「…同情してくれるの?」 「んー…同情っていうか」 「どんなに酷くしたって構わない、慰めてよ」 そっと近寄って、頬についた傷を舐める。珍しいくらいに甘い血だった。 挑戦的に笑っている琥珀の眼と、自分の真紅の瞳を真正面に合わせて。 「…いいよ、そのかわりだけど、ぼくを手伝ってよ」 なんせ呆れるくらい沢山殺さなくてはならないのだから。 一人くらい、手駒を持ったっていい、んじゃないかな。機能性ってもんがあるし、ね。
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174 名前:1 sage 投稿日:2007/11/28(水) 05 10 12 いない歴=年齢の俺。 そんな俺にもまた今年のクリスマスがやってきた。 「受験で忙しいから」「バイトがあるから」 そんな言い訳を今年は使えない。俺はふらりと一人で繁華街へと繰り出した。 ただセンチメンタルな気分になる自分に酔っていた。 誰とも目を合わせず、何の表情も作らず、クリスマスの雰囲気に自分を 溶け込ませようとする。 旗から見れば、溶け込むどころか浮いていただろう。 結局自分に酔ってただけなのだから。 前を向いて歩いてないんだから当然なのだが、ホスト風の男性と肩がぶつかった。 「なにぶつかっとんじゃコラ」 いつもは即座に謝る俺も、今日ばかりは虚勢を張らずにはいられない。 無言で睨みつける。 相手はさらにぶち切れる。 「おまえ喧嘩売ってんのか?こっち来いや」 (クリスマスに喧嘩ってのも面白いな、ははは・・・) 他人事に思ってしまうほど、今日の俺には現実を直視する力が抜け落ちていた。 175 名前:2 sage 投稿日:2007/11/28(水) 05 11 36 (ニャー・・・) 何の泣き声!? 俺は路地裏で目を覚ました。 どうやらフルボッコにされて今目を覚ましたみたい。 口から血は出るし、全身が痛むけど、そんなことより俺の意識は 目の前の一匹の野良猫に向けられていた。 今にも死にそうなほど衰弱してる。だけど目には強い意志が宿されてるように思えた。 「かわいそうにな・・・」 たまたま持っていたコンビニのパンをあげるが、一向に食べようとしない。 「食べなきゃ死ぬぞ?」 パンを食べもせず、くわえたままこちらをじっと見ている。 意味不明。 ただ、その猫に妙に愛着を持ってしまったのは確かなことだった。 理由はわからない。 不幸な境遇という点で自分をその猫に重ねることができたから? いや、その猫と俺とは何か根本的に違うように思えた。 176 名前:3 sage 投稿日:2007/11/28(水) 05 13 35 トボトボと足取り重く帰路に着く。 食卓には普段より豪華なごちそうと、ケーキがあった。 両親と中学生の弟、と俺という4人の食卓。 姉は彼氏とどこかへ出かけてるようだ。 それなりに料理はうまいし、会話も意外と弾んだ。 しかし。「不幸な俺」「彼女にすら恵まれない俺」 悲劇のヒローインぶってる俺には素直に楽しめるはずもない。 勢いにまかせて酒を流しこんいた。 177 名前:4 sage 投稿日:2007/11/28(水) 05 14 10 (ニャー・・・) 何の泣き声!? 酔って寝てしまってから、数時間して目を覚ました。 なんだ、今の泣き声? どう考えても空耳なのだが、俺は路地裏で会った猫を思い出した。 なぜかもう一度会いたくなって、牛乳と食べ物を持って同じ場所へ向かってみる。 その場所にはさっき会った猫とその子供?みたいな猫が3匹いた。 身を寄せ合って、今にもこごえそうな身を寄せ合っている。 (そういうことか・・・) 「理解」するのに時間はかからなかったし、それと同時に 自分の中に熱い気持ちが湧き出てくるのを感じた。 178 名前:5 投稿日:2007/11/28(水) 05 15 03 (死にかかっているのに目の前のパンを食べないのは子供のため だったんだね・・・。) 猫と自分との間に感じた根本的な違い。 それは愛する者を持つか持たないかの違い。 異性だろうが家族だろうが関係ない。 俺は傷つくのが怖くて、誰も愛そうとしない。だから愛されもしない。 ただ、「不幸だから」で終わらせてた自分が情けなくなった。 猫は「不運」であっても「不幸」ではなかったのかも。 俺は猫に持ってきたクリスマスプレゼントを残し、その場を立ち去った。 「来年もどうせ彼女なんてできないし」じゃなくて 「来年までに彼女作りたい」 そう思えるようになるのは少し後のことだが、 クリスマスイルミネーションが今までよりも少しまぶしく見えた。
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聡「…」ゴソゴソ パクッ 聡「火は…っとと、いらねぇんだよな、これは…」 聡「はぁ…なんで俺がこんなもん…」フー 京太郎「なんだよ、しけてんなー」 聡「あぁ?…んだ、クソガキか」 京太郎「そうだよクソジジイ。久しぶりだな。…隣、座らせてもらうぜ」ストン 聡「勝手にしな…にしても、何年ぶりだ?お前がここに来んのは」 京太郎「俺が高校卒業してからだから…大体四年ぶりぐらいだな」 聡「あぁ、もうそんなになんのか」 京太郎「なんだよ、反応うっすいな。耄碌したんかよ?」 聡「はっ、寝言言ってんじゃねーよ。そういうのはまず俺に麻雀で勝ってから言えってんだ」 京太郎「ちっ、なんだよ…お元気そうなことで。ま、それでこそじーさんだよな。しおらしいじーさんなんて鳥肌ものだわ…」 聡「余計なお世話だっつの」 京太郎「へっへ」 聡「はんっ」 ……………… 京太郎「そういやさっきから気になってんだけどさ」 聡「あん?」 京太郎「何くわえてんだ?それ。煙草じゃねぇだろ?」 聡「あー…これな…」 京太郎「?」 聡「…ココアシガレット」 京太郎「…は?」 聡「ココアシガレット」 京太郎「ココアシガレット?」 聡「あぁ」 京太郎「…」 聡「…」 京太郎「…ぶふっ」 聡「…ちっ」 京太郎「ぶふっ…くくっ…いい年した…ジジイが…縁側で…お菓子くわえてるって…シュール…ぶはははは…」プルプル 聡「っせーな、自分でもわかってんだよ…」 京太郎「はー、腹いて…なんでそんなことになったんだよ?」 聡「…数絵がな」 京太郎「へ、あいつが?」 聡「『おじい様の楽しみを奪ってしまうのは心苦しいのですが、そろそろ禁煙をなさって欲しいのです』って言ってきてよ…」 京太郎「…数絵がじーさんに意見するのもそうだがじーさんがそれを素直に実行…珍しいこともあるもんだなぁ」 聡「なーにを他人事のように。これはてめぇのせいなんだぞ?」 京太郎「?そりゃどういうこったよ?」 聡「お前とのガキさっさとこさえたいから周りに悪影響与える煙草はやめてほしいんだとさ」 京太郎「」 聡「ったく、お前らは俺の知らん間にどんどん進展してやがってよぉ…」ハァ 京太郎「なっ…そん…あいつ一言も…」 聡「で、申し開きは?」 京太郎「…なんの?というかどっちの?」 聡「黙ってた方」 京太郎「あー…えっと」ポリポリ 聡「まぁ大体想像はつくがな。生真面目なお前のことだ、どうせ就職して暮らしが安定するまでは俺にゃ黙っとくつもりだったんだろ?」 京太郎「ぬ…」 聡「図星ってとこか。そんで数絵にもその旨を伝え、納得していたはずなのに…ってところか?」 京太郎「…麻雀プロってのは皆そんなに勘がいいのか?」 聡「バーカ。そもそも何年お前らを見てきたと思ってんだ。いい加減くっつかねぇのかと悶々してたくらいだわ」ケッ 京太郎「…それはつまり、俺と数絵の仲を認めてくれるってこと…」 聡「ま、それとこれとは話が別だァな。まずは一発ぶん殴らせろや」ニッコリ 京太郎「さすがにそれは理不じ危ねぇ!?」サッ 聡「避けんじゃねえクソガキィ!」ブンッ 京太郎「無茶いうなや!あんたの一発クッソいてえんだよ!」 聡「うるせぇ!大切に育てた孫娘を傷物にされた爺の心の痛みを知れァ!」ドゴォッ 京太郎「ごふぅっ!」 聡「ついでに全然顔見せなかった分だオラァ!」バキィッ 京太郎「うぼぁっ!」 ――――――― 数絵「あちゃあ…寂しかったからって素直に言えばいいのになんで手を出しちゃうかなー…」 ツイデニツイデニツイデニィ!! ナグリスギナンダヨクソジジィテメェェェェェ!!!! 数絵「あーあ、今度は殴り合ってやんの…両方とも素直じゃないわねぇ…」ハァ イッデ…テメェクソガキホンキデナグリヤガッタナ! アンタガサキダロガァ!! 数絵「…ふふっ」クスッ 数絵「湿布と氷嚢、用意しとこっかー…」トコトコ カンッ
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226 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/12(木) 20 10 27 ID eTeBu6Mg 【固有結界[無限の文房具(Unlimited Stationery Works)]内】 キィン バキッ ドガガガガガ ひたぎ「ふぅ…埒が明かないわね」 撫子「全くだね…イライラするよ」 ひたぎ「大分落ち着いてきた?」 撫子「落ち着いてはいないよ…貴女をぶっ殺すのは確定だから」 ひたぎ「はぁ…もう何か馬鹿馬鹿しくなってきたんだけど…」 撫子「だったら早く死んでくれる?」 ひたぎ「どっちにしろ私たちもう死んでるじゃない…」 撫子「そういう問題じゃないんだよね」 ひたぎ「わかってるわよ…それで撃墜王さん」 撫子「誰が撃墜王だ!?それはふなちゃんの呼称だろ!?」 ひたぎ「墜☆(ツイスター)…プッ…」 撫子「ぐっ…!!」 ひたぎ「これからはふなちゃんと撃墜コンビとして頑張りなさい」 撫子「ふざけんなあぁぁぁーーーッ!!!」 シャーーシャーーシャーー ひたぎ「ふん…ゴムゴムの盾」 ドーン 撫子「某有名漫画のキャラの技名パクっといて…ただの巨大な消しゴムじゃないかあぁぁぁッ!!」 ひたぎ「中々のツッコミね。でも盾にはなるわよ」 ビシ バシ 撫子「ちっ!」 ひたぎ「次は私の番よ」 ビチャアァ 撫子「なっ…!?水のり!?」 ひたぎ「私はあらゆる文房具を出せる…のりだって文房具の一種よ」 撫子「くそっ…!ベタついて気持ち悪い…!」 ひたぎ「そして…」 バサバサァ 撫子「今度は紙…!?」 ひたぎ「のりまみれのその状態じゃ紙が引っ付いて動きにくいでしょ?」 撫子「この野郎…!!」 ひたぎ「さて…そろそろ決着をつけましょうか…」 227 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/12(木) 21 17 34 ID eTeBu6Mg 【50マス目】 撫子「くそぉ離せー!」ジタバタ ひたぎ「暴れないで欲しいわね」 撫子「だったらこのセロハンテープ外せ!」ジタバタ ひたぎ「嫌よ、外したら………何だったかしら?」 撫子「おいこら!」ジタバタ ひたぎ「とにかく貴女の指図は受けないわよ」 撫子「くそぉー!」ジタバタ ひたぎ「全く…もはや原作も関係無くなって…る訳でもないのかしら…?」 撫子「知るか!」ジタバタ ひたぎ「……貴女次の登場までにはその口調だけでも直しておいた方がいいわね。出番が減るわよ」 撫子「ああん?お前の指図なんざ受けるか!!」ジタバタ ひたぎ「……それよりすごろくはどうなってるのかしら?」 黒子「………」ズーン セイバー「………」ズーン 撫子「……どうしたの?」 黒子「……ゴールできないんですの…」 セイバー「……もう他のチームはゴールして、食堂でご馳走を食べているというのに…」 ひたぎ「悲惨ね」 撫子「珍しく意見が合ったね」 黒子「他人事みたいに…」 セイバー「貴女方も元々は参加していたではないですか…」 ひたぎ「まあそうね、でももう結界は消えてるわよ。さっさと中に入ったら?」 黒子「そういう訳にはいきませんの…」 セイバー「リタイアして入ったら…」 2人「ご馳走が食べられない!!」 撫子「……まあ頑張って」 ひたぎ「私たちはもう中に行くわ。別にご馳走に興味はないし」 228 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/12(木) 21 24 18 ID BGxMt4Uo 【50マス目】 セイバー「2っ…」 黒子「また2っ…」 セイバー「これが抑止力っ…」 士郎「おーい、二人とも早く来いよ。皆が中で待ってる」 セイバー「シロウ…これは私たちの問題なのです!」 黒子「そうですわ、これは意地と意地の…」 グーギュルギュル×2 士郎「そんなにおなか鳴らしてないで早く来なよ。俺とアーチャーが腕を振るって作ったご馳走がたんとあるからさ」 黒子「…そうですわね。腹が減っては戦もできぬといいますし、今日のところはこれくらいにしておきましょう」 セイバー「同感です。では行きましょう」 【黒子、セイバー 棄権】
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身長30cm減な衣玖さん(胸はそのままロリ巨乳バンz) VS 四季映姫・ヤマザナドゥ 種目:全長10mに巨大化したキスメちゃんが地霊殿で暴れてるぞ! はやくなんとかしてあげよう! さっそくその舞台となる地霊殿へやってきた二人。 そこに居たのは、紅い目で暴れまわる超ビックなキスメちゃんと その肩のあたりに立つ楽しそうなヤマメの姿があった。 そもそも事の始まりは、灼熱地獄から発生する濃厚な放射線が、たまたまキスメちゃんに直撃したからだった。 運命の悪戯か、キスメちゃんは巨大化してしまった。桶はぶっ壊れてしまった。 この時点ではまだキスメちゃんはただでかいだけのいつものキスメちゃんだったのだが 桶が無い事による不安がキスメちゃんの心を蝕み、あろうことか暴走。 無事に止められそうなのは彼女の親友でもあるヤマメだけだったが、 「おぉー!面白そうー!」 と言ってキスメちゃんの肩に飛び乗ったらしい。(by旧都住民より) ここで話は今に戻る。 これを主に胃に穴が開きそうな仕事を担当する椛によって二人は伝えられ、 衣玖さんは「私も土曜日が無かったら・・・」と呟いていた。 一方四季様は地霊殿についたあたりから震えていた。怒りで。 「 全長 10mというのですから、てっきり桶も巨大化したと思っていたら・・・」 さすが四季様、色々とズレてます! よく分からないが四季様はブチ切れてスペカ発動。 ラスボスのスペカを一面中ボスが受けるのだから、勝負は一瞬かと思った。 が、それはあっさり裏切られた。 キスメちゃんが片手を振り下ろした瞬間、地が割け、風が荒み、弾幕が弾き飛ばされた。 さすがラスボスの放射線の恩恵を受けただけあった。キスメちゃんはかなりのモンスターと化していたのだ。 一方衣玖さんはまだ土曜日が無い事を想像してガクブルしていた。 後ろからキスメちゃんの手が迫って来てる事にすら気が付かず。 「あっ!」 衣玖さんが声を上げた瞬間、キスメちゃんの手は衣玖さんを摘み、キスメちゃんの口の中に放っていた。 「こ、これはまずいんじゃないですかぁ!?」 司会助手の椛が焦りの言葉を漏らすが、 「おーっとぉ衣玖選手食されたぁーー!やはり衣玖選手は魚類だったのでしょうかー!?」 文は相変わらずの他人事アナウンスで試合実況。 頼みの四季様のラスペですら、キスメちゃんの両腕で消し飛ばされる始末だった。 ヤマメもまたハイになり、どうみてもキスメちゃんを止める気にはなりそうになかった。 このまま終ってしまうのか!?その時!観客席(スキマ)に居た天子ちゃんが叫んだ! 「衣玖ー!早くしないと土曜日が終っちゃうわよー!!!今日はまだ土曜日の39時よーー!!」 その声はキスメちゃんの胃に居る衣玖さんにしっかり届いていた! 「ど・・・・ようび・・・・・!!!どようび・・・・!!!!土曜日・・・・・!!!!」 そして、キスメちゃんが青白く光ったと思った瞬間! ピカッ!! 「フィイイイイイイイイイイィィィバァアアアアアアア!!!」 もの凄い叫びと共にキスメちゃんとヤマメに迸る電流! 衣玖さんは高速でキスメちゃんの口から脱出し、そして、キスメちゃんとヤマメは真っ黒に焦げて倒れた。 ズシィイイイイイイン!!という轟音と共に、試合終了のゴングも鳴った。 勝者:衣玖さん(ちなみに身長は口から出てきたときには元に戻っていたらしい) 後日談:お空は管理を忘れないようにとさとり様に手厳しく説教され 雷撃をまともに喰らった二人は救急班によって無事治療され キスメちゃんは勇儀さんに頼んで最大限壊れた桶からの材料で桶を作り直してもらい ヤマメは十分に反省し、キスメちゃんにもしっかり謝り 身長が元に戻った衣玖さんは天子ちゃんに感謝し、天子ちゃんはツンデれ 四季様は修行が足りないと有給を取り旅に出て、小町は堂々とサボれると歓喜し 崩壊した地霊殿は鬼の方々によって一週間で直りました。 キスメ ヤマメ 天子 建物 映姫 肉体変化 衣玖