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人間考察 ◆NQqS4.WNKQ 「お前…・・・『何だ?』」 橙色の着物に、赤いジャンバーというミスマッチな格好をした女の人の声が、僕に投げかけられる。 その酷く冷静な声は、僕が何度も繰り返してきた自問を、再び思い起こさせた。 ……僕は、何なんだろう? この世には、『紅世の徒』という、名の歩いて行くことのできない隣の世界、『紅世』からの来訪者達が居る。 彼らは、人間や徒が存在するのに必要なエネルギー『存在の力』を求めてこちらの世界にやって来る。 そして、存在の力を求めて……人を食らう。 いや、ある意味ではもっと酷い、彼らが食べるのは、肉体ではなくて、文字通り存在するための力であり、その力を食われた人間は、この世から『欠落』する。 彼らは元々そこに居なかった事になり、家族の居ない子供や、住む人の痕跡すら無い空家といった歪んだ欠落のみを残して消え、その事を誰一人気にも留めない。 この世からの完全なる喪失、それが紅世の徒に食われた人間の、末路。 ただ、彼ら徒も、こちらの世界で好き勝手に人を食らえるという訳では無い。 彼らの住む紅世と、僕たちの世界は、隣り合い互いに支えあっている二つの家のようなものらしく、片方が崩れれば、もう片方も滅び行く、という構図らしい。 その事に気がついた徒たちは、こちらの世界に現れた徒たちに、存在の力の乱獲を止めるように忠告した、けれどこちらの世界で自遊気ままに力を振るうことを覚えた徒たちは、その言葉には従わなかった。 そうして、世界のバランスに思い悩む徒たちは、ある決断をする。 自分たちも世界を渡り、自遊に力を振るう徒たちを討滅する、という苦肉の決断を。 ただし、弱い徒が世界を渡っても意味が無い、行くならば徒の中でも『王』と称される強い徒が行かなければならない。 だが、強いという事は相応に大量の存在の力を必要とする事であり、それは結局は世界のバランスを崩してしまう。 そこで生み出されたのが、彼ら王が人間の内に宿る、という方式だ。 人間が、自らの全ての可能性たる存在の力を捧げ、王がその人間の器に宿る。 王自身は紅世にあり、彼らと契約した人間が、自身の存在の力を消費してその力を借り受け、徒を討滅する。 人と徒の間のゆらぎのような存在『フレイムヘイズ』の誕生であった。 フレイムヘイズは徒が存在の力を食らえば、その反応たる世界の歪みを感知出来る。 存在し、力を振るうには人を食わねばならず、食えば敵を呼び寄せる、そこで、徒たちは一つの方法を編み出す。 食らった人間の一部、『トーチ』という食いカスのようなものを残すのだ。 トーチは残されたわずかな力しかなく、当然遠からず消滅するが、元々そこにあったものが緩やかに消滅するというプロセルを経る為、世界に大きな歪みを生み出しにくい。 無論大量に食らえばその限りではないが、それでも世界の歪みを感知するフレイムヘイズには感知され難い。 そして僕、坂井悠二は……そのトーチだ。 世界の真実など知らず、己が食われた事にも気がつかず、遠からず消滅していくだけだった筈の存在。 そうあの日、全てが静止した空間の中で、彼女、フレイムヘイズ、『炎髪灼眼の討ち手』に出会うまでは。 名前はシャナ……僕が、名づけた。 あの静止した空間、フレイムヘイズと紅世の徒が、自分たちの存在を世界から隠す為に展開する結界、『封絶』の中で、僕は消えかけていた。 正確に言うなら、その時すでに僕という存在自体は食われ、トーチが残されていただけのだけど、その僕の中に、ある『秘宝』が転移してきたのだ。 秘宝とは紅世の関係者など、存在の力を操ることの出来る者が作り出す、力を持つ道具の事で、それらの内幾つかは持ち主が奪われそうになったときに、とっさにトーチの中に隠される事がある。 そのトーチが自然消滅した時にはまた何処か別のトーチの中に、と延々と流転していくという仕組みで、僕が食われた時に、その一つが偶然、僕の中に転移してきたという訳だ。 そうして、封絶の事を認識できるようになった僕だけど、その時にはまた別に危機が迫っていた。 何しろ、封絶の中で動く存在という異常故に、僕を食べた怪物、『とある紅世の王』が作った僕に、再び食われそうになり、そこをシャナに助けられた。 その後は僕の中にある秘宝を放っておく訳にはいかないという事で、僕の事を食べた王を討滅するまでの間、シャナと彼女に力を貸している『王』、アラストールに保護(?)される形になって、そして僕は紅世に関する事実を知った。 そうして、紆余曲折の末、その王はシャナとアラストールに討滅され、僕はその時の戦いで残り少ない存在の力を消費して、消え去る……とはならなかった。 僕に宿った秘宝は『零時迷子』という名前で、その能力は『午前零時に前の日の午前零時の状態にまで存在の力を回復する』というもので、その力によって僕は未だにこの世界に存在し続けている。 その後にも色々な出来事があったのだけど、その中で僕は自問する事になる。 僕は、人間か、否か。 零時迷子は、確かに僕を消滅の危機から救ってはくれたけど、同時にもう一つの問題を残していた。 つまり、僕の身体は、永遠に同じ一日を繰り返している状態、わかりやすく言うと、不老の存在になったのだ。 紅世の徒や、フレイムヘイズと同じ。 僕は、短時間の消滅に怯える事は無くなった代わりに、いつかは人の世界では暮らしていけなくなる存在になった。 だから、僕は少しずつだけど、シャナ達と同じような存在のような自覚を得始めていた。 でも、ある時クラスメイトの一人、吉田さんは、僕の事をが好きだと、人間だと言ってくれた。 いや、吉田さんだけじゃなくて、ひょんな事から紅世に関わった佐藤や田中も、僕の事を坂井悠二だと受け入れてくれた。 いずれ捨てなければならない筈の、当たり前の生活、それを捨てなくてもいいんじゃないかと、そういう考えも、浮かんできた。 だから、僕は悩む。 僕は人間か、否か。 ◇ 人一人居ない街。 居心地の良さを感じなくもない空間の中で出会ったそいつは、最初何なのか判らなかった。 死体に宿った悪霊というものを昔に見たが、それに近い『人の姿をした壊れやすい何か』であり、それでいて間違いなく生きた人間。 中身が普通じゃないモノは色々見てきたけど、外見からして異常極まりない、生きた普通の人間、というのは初めてお眼に掛かった。 「へえ、トーチにミステス、か」 そいつ、外見に特に特徴のない、坂井悠二というヤツの話はまあ面白かった。 微妙に信じにくい話ではあるのだが、目の前に実物がいるのだから本当なのだろう。 何となくだが、興味を引かれる。 紅世の徒というのは、『この世界』の存在ではないという事だ。 前にトウコはこの世界には外があり、そこを目指すのが全ての魔術師の目的だと言っていたが、あるいはソコからの来訪者、という事なのかもしれない。 「君は、紅世の関係者じゃないの?」 「さあな、少なくともオレにはその存在の炎とやらは見えない。 判るのは、お前の見た目が普通の人間とは違うという事くらいだ」 悠二が色々と聞いてくるが、私はその紅世とやらとは関係無い。 私はただ、『見える』だけだ。 トウコ曰く、根源と繋がっているとかいうこの目は、あらゆるものの『線』を見通す。 それが人であれ、物であれ、形無い物であれ、そこにあるものなら何でも『壊せる線』 この世に誕生した時から内包しているという『死』そのものを見ているとか、まあ理屈はどうでもいい。 ようは、この目はあらゆる存在の死が見える。 「けど、そういう風に見えるって事は、やっぱりここにいる僕は幽霊みたいなものなのかな」 「幽霊? そんなものはそこいらじゅうに居るがお前とは違う。 連中には、生きているものに介入する力なんて無い。 何故って死んでいるんだからな。 お前はこうして現実に生きて喋っている、だからお前は幽霊とは違う」 私の見た坂井悠二像に、コイツはこんな感想を返して来た。 人間のようで、壊れやすいのだから意味的には近いが、近いだけだ。 『死んだ』モノは、もう『生きている』モノに戻る事は無い。 たまに間違えて動き出したり、死んだまま存在しているモノが居たりはするが、それは断じて『生きた』人間では無い。 「けど、僕は運よくこうしていられるけど、元々はそのまま消滅する筈だったモノで」 「別に世の中余命何ヶ月なんてヤツは山ほどいる。 寿命が何年あろうが事故で死ぬヤツはもっと山ほどいる、それだけの話だろ」 「違うよ、全然違う、トーチの最期は死じゃなくて消滅なんだって。 誰の……紅世の関係者以外の記憶に残らずに、この世から零れ落ちるんだ」 「奇特なヤツだなお前、自分が死んだ後に他人にどう思われるか何てどうでもいいだろ」 「……え?」 「死んだ後に自分がどう思われるか何て、『そんな事』確認仕様も無い。 なら、別に死ぬのも消滅するのも本人からすれば一緒だろう」 そう、死というのモノは二度と戻れない、捕まれば這い上がる事も出来ずに引きずり込まれる。 ああ、あれに捕まる事を思えば、生きているというのはどれだけ光溢れていることだろう。 生を失うという点では、死だろうが消滅だろうが、本人からすれば何一つ変わらない事象でしかない。 そういう意味でいうなら、悠二は間違いなく今ここに存在している。 「え、いやそれはそう……だけど。 でも、自分の事を誰も覚えていてくれないと言うのは、怖いと思わない?」 「さあな、悪名だけ残すよりはむしろマシな死に方かもしれないぞ? どちらにしろ、おまえ自身にはどうしようも無い事だろ、なら考えても仕方が無い」 「…………」 悠二が呆然とした感じで私の事を見てくる。 けど、そもそも私は普通の人間て訳じゃない。 私の中はとうに伽藍堂で、人間としてどうのこうの何てモノは存在していない。 人間として壊れてるヤツに人間的な感覚を問うなんて間違いだ。 「ああ、確かにお前という器は人間では無い別の何かだ、だけどそれが何だって言うんだ? 肉体的にはヒトでなくても、人間として生きているヤツだっているし、人間の姿形をしたまま、人間を止めるヤツだって山ほどいる。 結局、普通の人間というのは生物でなくてあり方なんだよ。 他者を何十人と殺せば、殺人鬼と、あたかも人間とは違うものとして扱われる、肉体自体がどうとか関係無くな。 そういう連中に比べれば、トーチだとかは関係なくお前は普通の人間だ」 そして、違うものとして扱われる私から言わせれば、悠二はどこまでも普通の人間だ。 何かしらの人間には無い力くらいは持っていそうではあるが、それだけ。 殺しても面白くない、普通で無い身体の、普通の人間でしかない。 「……僕は、人間でいて、いいのかな?」 「わからない奴だな。 お前は人間としての生を詰め込んで来て、そうして周りの人間も、お前を人間と、同胞として扱っている。 ならそれでいいだろう。 トーチだとかそんなものは、それとは全く別の事柄でしか無いんだよ。 お前が考えるべきなのは人間で『いていいのか』じゃなくて、人間で『いたいか』どうかだ」 だから、悠二というかミステス、いやトーチか、が人間か何て、決めるのは本人以外の何者でもない。 魔術師なんていう胡散臭い連中が人間として折り合い付けて普通に暮らしているし、どこまでも普通の人間が、どこかネジが外れて人間をやめたりする。 入れ物がどうとかじゃなくて、決めるのは本人の心持ちだ。 ……そして、コイツは多分そんな事はとっくに理解している、理解して、それで答えに迷っている。 その答えによっては、私はコイツを殺したくなるのかもしれない。 ◇ もう用は無いと思ったが、向こうはそうでは無いらしい。 そして、そういえば名乗ってもいなかった事を思い出す。 「オレは式だ、両儀式」 「そう、両儀さん、僕はさっきも名乗ったけど坂井悠二」 「式でいい」 悠二の方が年下なんだろうが、それで呼び名を変える理由も無い。 多分悠二は私の事同じくらいの年だと思っているだろうが、訂正する必要も無い。 「そう、式さん。 式さんはこれから、どうするつもりなの?」 「オレの目的? そんなの決まっている、あの変なのを殺す」 ああ、私の目的なんて、最初から決まっている。 トウコのところで割と長い間仕事を手伝わされてきたが、実際に人を殺せたのは数えるほど。 元々相手が人間でなかったり、殺したいと思える相手がいなかったりと満足できない状態だった。 そして、今回のあれは、今までに無いくらい殺したい相手だ。 だから、アレは私が殺す。 「えーと、何か心当たりでもあるの?」 「そんな物ある筈無いだろ。 オレは視る事しか出来ない、なら視て周る以外にする事なんて無い」 「力技だなぁ……」 「そうだな」 別に何時もの事だ。 私の役割は視ることで、捜したり考えたりするのは別のヤツの仕事だ。 「オレの知り合いに、黒桐幹也っていうフランスの詩人みたいな名前の奴が居る。 あいつは探し物に関してだけは一流だから何とかなるだろ」 そうか、そうなるとまず幹也を捜さないといけない。 そういうときに頼りになるのはトウコの奴なんだが、果たしてアイツはいるのか。 後は鮮花は出来れば会いたいとして、浅神藤乃は……今更興味は無い。 ……それはそれとして、だ。 「お前、まだオレに何か用か?」 「用って訳じゃないけど、目的としては一致しているのだし、一緒に行動しても良いんじゃないかな……?」 目的の一致、か。 悠二の言う、フレイムヘイズ達もアレを倒したいと思うのは間違い無いそうだが。 ただ、私は殺したいから殺す、悠二達は世界のバランスを守る為に殺すと、手段は同じだが目的には大きな開きがある。 まあそのくらいは別に大した違いでも無い。 ただ、そのフレイムヘイズという連中が殺したいと思える相手だとすると困るが。 「僕を力づくで止める?」 「いや、別に好きにしたらいい。 一緒にいて特に不快になるわけでも無いしな」 言いながら、先ほど悠二が告げたように、私も鮮花と幹也の特徴を告げる。 シスター服を除いても鮮花は基本的に人目を引く。 対して、幹也は黒い眼鏡で多分黒い服を着ている事くらいしか特徴の無い奴だ。 まあ悠二もどこかの制服くらいしか特徴の無い奴ではあるが。 「……ああ、そうか」 要するに、悠二も幹也並みに普通な、変な奴だ。 そう考えると、私について来ようとするのも変では無いのか。 【B-6/一日目・深夜】 【両儀式@空の境界】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:デイパック、支給品一式、不明支給品1~3個 [思考・状況] 基本:主催者とやらを殺す。 1:黒桐幹也、黒桐鮮花を捜す。 2:坂井悠二が付いてくるなら好きにさせる。 3:フレイムヘイズというのに興味、殺せるならば……? ◇ 「決めるのは僕……か」 いや、それは判っていた事かもしれない。 ただ、選べなかった、選びたくなかったんだ。 シャナと一緒に戦うか、吉田さんを守るか、 自分自身でも情けなくなるほどに、僕は決めかねていた。 ……けど、そう遠くない、僕はその選択をしなければいけない。 【坂井悠二@灼眼のシャナ】 [状態]:健康。 [装備]:無し [道具]:デイパック、支給品一式、不明支給品1~3個 [思考・状況] 基本:シャナ、吉田一美、ヴェルヘルミナを捜す。 1:当面は他の参加者と接触しつつ、情報を集める。 ※清秋祭~クリスマスの間の何処かからの登場です(11巻~14巻の間) 投下順に読む 前:忍法 魔界転生(にんぽう しにびとがえし) 次:とある舞台の人間失格 時系列順に読む 前:Sleeping Beauty 次:とある舞台の人間失格 両儀式 次:天より他に知るものもなし 坂井悠二 次:天より他に知るものもなし
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【作品名】魔界塔士SaGa 【ジャンル】ゲーム 【名前】人間女 【属性】人間の女性 【攻撃力】チェーンソー~核爆弾で大したダメージを受けない 程度の相手なら確実に真っ二つになる 核爆弾。未来世界で手に入るので、最低でも現実と同じ原爆くらいの威力 目の前の敵に投げつけられる。距離不明なので自分を中心に発動。反応相応で使用可 【防御力】核爆弾を1発食らっても平気 ゾクの鉢巻で炎、冷気、電撃、猛毒、地震の攻撃(最低でも核爆弾クラス)を無効 さらに状態変化攻撃毒、麻痺、眠り、混乱、やみ、呪い、石化等)も完全無効化 【素早さ】アリやサソリに先手を取れる反応 他は達人並み 【長所】高い攻撃力 【短所】すばやさ 【戦法】初手核爆弾。通用しなかったら、チェーンソーで斬る 【備考】チェーンソーの効果は後にスクエニ作品でパロになったほどの公式技 修正vol.131 vol.134 556: カッツ ◆XksB4AwhxU :2021/06/27(日) 15 06 27 人間女再考察 核攻防、蟻を上回る反応 ○ギガネコマリオ 核勝ち ○朱紗with帆船with瓜生with雪代 同上 ○戦艦娘伊勢 同上 ○早乙女由宇 同上 ○リーディア 同上 ○テンション 同上 △主人公withロボ 倒せない倒されない ○フリーザ 核の放射能で勝ち ×紅月ひなた 核で倒し切れず爆発負け (防御無視の壁) ○RicherdAcerwithDRAGONRIDERXR 炎攻撃耐えて核勝ち ○ヒューイ・ラグーン 同上 ×シルフwithギガント 熱核砲負け ×古城宴 with ハヌマーン 耐えられて風負け ×大十字九郎withデモンベイン (漫画版) 神獣形態負け ×網星宙美withイシュタル プラズマ刀負け ×アリス・アバーナシー 睨み負け ×アロイス アイシクル負け ×レヒリン フェニックスストライク負け ×スペンサー グランドスラム負け シルフwithギガント>人間女>ヒューイ・ラグーン
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登録日:2018/09/13 (木) 00 15 45 更新日:2024/04/28 Sun 17 53 55NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 M・A・O はたらく細胞 クール ツインテール ピンク 一芸 免疫細胞 好酸球 寄生虫特効 槍 白血球 金髪 私たち好酸球の本来の仕事は……!! 寄生虫を駆除することだ――ッ!! 出典:はたらく細胞、第4話『食中毒』より、2018年7月8日から放送中、david production、アニプレックス、講談社、©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction。 ■概要 『好酸球』とは人間の体内にある細胞の一つ。ここでは『はたらく細胞』の好酸球について解説する。 CV:M・A・O 白血球の一種。全白血球の中でも僅か数パーセントしかいないといわれるレアキャラ。 本来の仕事は寄生虫を駆除する事とアレルギーが起きた時に増殖して対応すること。 寄生虫に対処可能な白血球は好酸球だけであり、なくてはならない細胞だが、同時に気管支喘息とアトピー皮膚炎の原因でもある。 一応他の白血球同様に貪食機能も持つが、申し訳程度にしか貪食できない。ようは細菌などには無力。 気管支喘息の場合、炎症が起きた部位に増殖して顆粒タンパク質を放射、これが周りの組織を損傷する事で過敏反応が起きる。 皮膚炎の場合も同様に炎症部位で増殖しているので当初は抑制していると思われたが、今は悪化させていると考えられている。 ただし気管支喘息の方は近年『気道リモデリング』に関与しているのではないかと考えられ始めたが、具体的に好酸球が何をしているのかは不明。 寄生虫に対しては上記のタンパク質で攻撃する事が可能だが、現代日本で寄生虫に感染する事は少ない。 とはいえ、アニサキスは非常に多くの魚種に生息する寄生虫なので注意が必要。 生鮮魚介類の輸送手段の向上、輸入魚介類、海外旅行など何だかんだで寄生虫感染のリスクはあるのだ。 現代文明が発展し各免疫細胞が暇なせいで些細な事で過剰反応したのが『アレルギー』という仮説があり、 この仮説が正しいかは不明だが、アトピーの人の体内の好酸球はよほど暇を持て余していると言える。 出典:はたらく細胞、第4話『食中毒』より、2018年7月8日から放送中、david production、アニプレックス、講談社、©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction。 本作の好酸球はピンクのツナギを着た金髪のツインテールの美少女。赤血球AE3803からはカワイイと思われている。 性格はクールで不愛想。自分の弱さをコンプレックスに感じているせいで、普段はおどおどしている。 そのため褒められる事に慣れていないので、一度デレると滅茶苦茶デレる。 なおピンク色なのは好酸球がピンクだからではなく、 実験で染色されるとピンク色になるからであり、ツインテールなのも核が分葉しているからと作者は答えている。 武器は二股の槍で一見するとすごく強そうだが、この槍小さい細菌ですら貫けない見掛け倒しの槍。 自分の事を弱いと自覚し周りから馬鹿にされても反論しないが、馬鹿にした細胞たちを守るため勝てない戦いを挑むほど正義感は強い。 しかし本来の仕事である寄生虫を相手にすると、本領を発揮できる。 数が少ない好酸球なので彼女を知っているのは免疫細胞だけで、赤血球と一般細胞は知らなかった。 当然彼女の専門が寄生虫だという事も知らなかった。まぁ寄生虫自体滅多に現れないのだから当然である。 好中球の1146番とその仲間とは同じ骨髄で育ったいわば幼なじみ。 骨髄球時代の彼女は訓練に身が入らないほど弱く、その時1146番のグループに面倒を見てもらったのが友達になった理由。 同じレアキャラ同士だからか、好塩基球の難解な言い回しを唯一理解できる。そのためたいてい一緒に行動している。 しかし好塩基球が突然何もない空間に向かって喋り出した時はさすがに困惑していた。 なおこの時の好塩基球はマスト細胞のモニターをジャックしていた。 骨髄球時代に知り合った先輩の影響で難しい言葉をノートに書き溜めてポエムを書くのが趣味。 好塩基球の言葉を理解できるのも趣味のおかげかもしれない。 ■本編の活躍 初登場は1話の扉絵。 正式に登場したのは2巻の『食中毒』の回。 赤血球を守るため忍び込んだ細菌と戦ったが、一方的に負けてしまい好中球の1146に助けられる。 さらに赤血球AE3803に手を指し伸ばされたので内心傷つく。 また周りの赤血球や一般細胞から「弱い」「知らない細胞」など陰口を言われてしまい、強がってはいるものの明らかに落ち込んでしまう。 続いてやってきた細菌との戦いでも役立たないので、しまいには「なんのためにいるの?」と言われてしまう始末。 しかし突如現れたアニサキスを退治した事で周りから褒められて赤面した。 次に出たのは癌細胞の時。役に立てたかは不明。 アニメではモブの癌細胞を一撃で仕留めている。癌細胞が弱すぎるのだろう。 『デング熱』回ではマスト細胞にアドバイスをする好塩基球の通訳として登場。 特に活躍はない。 『出血性ショック』の回では3803から後輩を紹介された。 カワイイだけじゃなくてスゴイ人と褒めちぎられたため、またしても赤面した。 『サイトカイン』の回では寄生虫の時の赤面写真が撮られていた事が発覚。 ■余談 実際の白血球内の好酸球は、好中球や好塩基球よりも大きいが、作中では彼女が一番小柄で逆に本来は一番小さい好塩基球が長身になっている。 これは、コンプレックス持ちの美少女が巨女だったり、ミステリアスな謎の男がちっちゃい兄ちゃんだと見栄え的にも映えないためだと思われる。 身の丈以上の槍を武器にしているのは、本来の巨体さの暗喩とも捉えられる。 なお、彼女が倒したアニサキスは本来のサイズだと好酸球の何十倍もの大きさのあるまさに怪獣レベルの敵である。 そう考えると、彼女がいかに凄い事をしているかよく分かるはず。 ちなみにアニサキスは酢やしょう油、ワサビでは死なない。体内に入る前に殺すには加熱処理か24時間以上の冷凍が必要。 魚の内臓に多く寄生しているので彼女の仕事を無駄に増やさないために内臓の生食は止めておこう。 ■はたらく細胞フレンド 4巻から登場。黒髪ツインテールの女性型細胞。服装と武器は本家と近いがツナギではなくミニスカートとブーツスタイルである。 緊張でよくテンパり本来言いたい事と違うことを口走ってしまう。 (例・「ちょっと飲み物を買ってくるので待っててください」→「飲み物を買ってください!!」) 自分を駄目な細胞だと自己嫌悪していたが、キラーT班長のアドバイスで特訓し、 自らの奥の手であるエトーシス(好酸球の自爆攻撃)にて寄生虫のトキソプラズマ虫体をやっつけるのだった。 追記・修正は寄生虫を駆除してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] かわいいなああァ -- 名無しさん (2018-09-13 20 20 40) 間違いなく、はたらく細胞内で一番の美少女。服装は飼育員か調教師がモデルなんだろうか。 -- 名無しさん (2018-09-13 23 53 34) 可愛いし正義感が強くて優しい子なのだが、いかんせん現代では寄生虫は少ないので活躍の事態が少ないのが残念・・・というのもおかしな話か。 -- 名無しさん (2018-09-17 06 34 08) ↑近年で彼女が活躍する機会は生牡蠣くらい…かな? -- 名無しさん (2018-09-17 06 52 46) 昔急性好酸球性肺炎で死にかけたことがあるんだが、こんな女の子が体内で増殖していたと考えるとなんか許せちゃう気がしなくもない -- 名無しさん (2018-09-18 00 02 50) あ、でもアトピーだけは許せんわ。全身痒いし薬を色々使っても完璧には治らんしで許せん。 -- 名無しさん (2018-09-18 00 07 52) めっちゃ可愛い!めっちゃかわいい! -- 名無しさん (2018-09-25 09 52 07) 好酸球さんが一番好き -- 名無しさん (2023-11-04 20 13 29) 二期だとOPには出てたけど中の人が忙しかったのか一回もしゃべらなかったな… -- 名無しさん (2023-11-04 20 17 43) 名前 コメント
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ゲーム内の武器屋やアイテムなどのデータを扱う際には表組みを利用することをお勧めいたします。 @wikiモードでの表の組み方についてはこちらのページを参考にしてください。 表組み例1) 単純な表組みです。 項目が少ない場合は、この形式がお勧めです。 武器名 攻撃力 買値 売値 入手方法 木の剣 10 100 - 武器屋 アイテム名 買値 売値 効果 ポーション 100 10 HPを100回復 表組み例2) 項目が多い場合は、縦に並んだような表を組むといいかもしれません。 また、横に長くなりにくいため、スマートフォン等でも見やすくなると思います。 名称 詳細 炎の剣 属性 斬(火) 買値 2000 売値 800 攻撃力 150 +50 0 0 0 防御力 0 0 0 0 0 クリティカル 0 HP 0 MP 0 説明 火の属性を持った剣。表の中で改行したいときは br()を使います。 入手方法 2番めの町:武器屋 表組み例3) 一つのデータに複数の数値が存在する(スキル名に対するスキルレベルの効果違いなど)には下のような表をどうぞ 名称 Lv 効果 備考 回復 Lv.1 INT*1.0 回復量はINTの値に依存します Lv.2 INT*1.5 Lv.3 INT*2.0 Lv.4 INT*3.0
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/822.html
430 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 23 39 05 ID TDGX13CY0 「阿求さん。面白い写真があるんですが」 「……あいや、その。いいです、いらないです」 「そういわずに、ほらー」 「うわわ……うっぷ」 「この前橋の下に身投げした人間の写真です。このぷっくり腫れたお腹がチャーミングでしょう」 「いらないですいらないです……」 「次はー、じゃーん。ほら。木の杭に突き刺さった人間の写真です。あんぐりと空いた口がチャーミングでしょう」 「……お、御手洗いに」 「またまたぁ。ふふ、いい顔しちゃってまぁ。次はですねぇ……」 「も、もうひゃめてくだひゃい……うぅ……ぐずっ……頭から離れなく、なるぅ……」 「解ってやってるんですから当たり前じゃないですか。ささ、次次」 「射命丸さんきらい……うっむぐっ……」 「あらあら。じゃ、これもパチリッと。あー、えぐい写真集が出来ますね。デビューしますか」 「……きらい……」 (やっべまじやっべ阿求ちゃんやばいやばい。ああもう何よこの薄幸そうな表情に人生に弱弱しい体つき!! ああ妖怪の私からすると、これほどまでに弱々しい存在というのは実に、実に見ごたえがある。 あー。こういうペット欲しいですよねー。いいないいな、可愛いな阿求ちゃん……!!)
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『魔人』は多種多様の姿をしており一人として全く同じということは無いほどに異なりますが、その多くは五体と二足歩行をする点は共通している存在です。 戦争の最中、繁殖用種族として魔人としての力を削ぎ落したモノを生み出しました。 それは初め『間人(まじん)』と呼ばれていましたが、自分たちと同じ呼び名とはなんだと言う声により 『人間(にんげん)』と呼ぶようになりました。 繁殖に優れた奴隷種族『人間』を基に、観賞用、耐久性を向上させたモノ、地上の動物を掛けあわせたモノなどが生み出されました。 また、より戦力として使うべく魔人の力を残した下等種族『妖魔』や『魔物』を生み出し従えました。 それらは『人間』たちを繁殖用として使うことを本能に刻まれており 現在でもその戦闘と生殖本能に従って行動しています。 『人間』と『妖魔』と『魔人』… これらは共通の言語を使うのではなく、魔人の使っている言語を人間たちが使っているにすぎない事を人間たちは既に知りません。 また、人間のテイマーが魔物を従える術も魔人のモノを稚拙にも真似ているに過ぎないのです。 人間の繁殖、発展する速度は目覚ましく、天人の監視が常にあり魔人の時のように反逆されないよう 『反逆の種』となる強力すぎる魔術、爆弾、飛行機、そして・・核、それらが生み出されそうになれば即座に摘み取られ 文明は一定以下を維持されているのです。 魔人は脆弱な者でGL6を備え、一般的な魔人でGL8を持った人間にとって上位種族です。 全身岩で出来ている魔人、バフォメットの魔人、ナインテイルフォックスの魔人… それらは群れること無く、各自の気の赴くままに行動しており ダンジョンを生み出す者や勝手にダンジョンに住み着く者まで様々です。
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攻略チャート Part2 洞窟クリア後~洞窟から2番目の町へ 2番目の町 攻略チャート Part2 洞窟クリア後~ 洞窟から2番目の町へ することを記述 2番目の町 することを記述 注意したほうがいいことなどは この形で書くと目を引きます 入手アイテム 場所 あいてむ1 宝箱 あいてむ2×2 宝箱(隠し) Part2へ
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戦闘システム戦闘システム1 戦闘システム2 戦闘システム 戦闘システム1 戦闘システム1に関する説明 戦闘システム2 戦闘システム2に関する説明
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攻略チャート Part1 プロローグ~最初の洞窟までプロローグ 最初の町 最初の洞窟 攻略チャート Part1 プロローグ~最初の洞窟まで プロローグ することを記述 最初の町 することを記述 注意したほうがいいことなどは この形で書くと目を引きます 入手アイテム 場所 あいてむ1 宝箱 あいてむ2×2 宝箱(隠し) 最初の洞窟 することを記述 強調したい場合に下線や太字にする。 両方も可能 BOSS ??? 名称 HP 備考 洞窟の主 400 最初のボス。回復を忘れなければ大丈夫 詳細はこちら 入手アイテム 場所 あいてむ1 宝箱 あいてむ2×2 宝箱(隠し) あいてむ3 ボスドロップ Part2へ
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