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前回の高級語は具体的な物に限定したので、今回は自然物以外のやや抽象的なものについて言及したいと思います。 自然物以外の高級語とはたとえば学術用語や道具の類のことです。 道具というのはここでは時計、車、洗濯機、医療器具など、人工的に作り出したものを指します。 科学・技術・芸術などの学術用語は抽象的ですが、大雑把に言って道具はそういった知識を応用した具体的なものだといえます。 学術用語や道具の数は極めて多いです。学術用語は勿論として、道具はその物の名称だけでなく、各部品の名前まで必要ですから。 これらを全て命名するのは事実上不可能です。人類が長年の歴史で作り上げてきたものを個人や少人数では命名しきれません。 そこで、日常生活に必要なものから作っていくのが重要になります。 特に日常目にするものを優先し、中でも日常その名称を目にする物を優先すべきです。 たとえば車の細部は目にしますが名前は書いてありません。 一方、日用品の原材料名は箱に書いてあり、名称が目に触れます。目に触れる物は優先的に作るべきです。 さて、道具の名前なら車のブレーキやハンドルは作るとして、とても細かい部品、母語でさえ知らない部品を命名する必要はありません。 もし自言語で車の開発をする必要が出てきたら、そのとき初めてそういう部品を命名すればいいだけのことです。 学術用語も同じです。別に自言語でそれを研究したり勉強したりする必要がなければ作らなくていいです。必要だったら作るまで。それだけのことです。 しかし意外と日常生活に必要な学術用語は多いものです。 特に注目すべきは化学です。日用品の中に――特に原材料名の中に化学が多く潜んでいます。 今横にあるジュースの缶を見ましたが、ゲル化剤(増粘多糖類)、果糖ブドウ糖液糖、ビタミンCなどと書いてあります。 ふだん気にすることはありませんが、確かによく目にするものが当たり前のように記載されています。 日常的に目に触れる名称なのに自言語で訳せないと、人に聞かれたときに困るでしょう。 子供に聞かれたときなど一番困るはずです。日本語なら「知らない。そういう材料」と答えてもいいでしょう。 日本語名は既に決まっているから、それがどんな物質であるか知らなくても構いません。 でも自言語の場合、子供への回答は「知らない」ではなく「その語が存在しない」です。 これはまるで事情が異なります。あっても知らないならともかく、日常目にするのにその名称が無いでは困ります。 それがはたして何という物であるかという質問さえできません。 そこで、日常目にするものは命名しておいたほうが無難です。 特に化学は日用品の中に堂々と出ている上に、しっかり物質名が記載されています。 なのでこれを避けて通るのは難しいでしょう。テレビの部品のように一々名称が書かれていなければ無視できるのですが……。というわけで、意外な伏兵は化学です。 他は名称が細かくとも一々記載されていないので誰にも突っ込まれることはないでしょう。 自分でも母語でさえ知らない部品について述べることはないでしょうから、先回りして一々命名する必要はありません。 もちろん、名前が書いてないものは命名しなくて良いといっているのではありません。 細部までは命名しなくていいですが、その物自身の名称程度は命名しましょう。 たとえばパソコンやマウス、スキャナ、プリンタ、テレビ、ビデオなど、家電の類は命名しなければなりません。 もっとも、日本ほどの技術力の文化圏で実用するならですが。 なお、パソコン用語を全て命名する必要はありません。 メモリやハードディスクやインターネット程度なら作っておいたほうが良いかもしれませんが、イントラネット辺りはグレーゾーンで作成者次第です。 いずれにせよ高レベルな語は必要時に作りましょう。 さて、作る範囲を日常目にするものに区切って学術用語と道具を命名するとしたら、今度はどうやって命名するかが次の課題です。 自然物と同じく、人工文化がある場合は自文化の科学史等を参考に一々命名しますが、自力で地球の科学力を越えるのは実質不可能なため、実際には当該分野の本を調べて命名していく地道な作業になります。 後験語の場合、術語をそのまま自言語に直訳するか、音訳してそのまま取り込むのが一番便利でしょう(特に後者が楽なのでお勧め)。 自言語に訳す場合、注意点があります。大抵の術語はもはや英語なので英語を訳すことになりますが、訳し間違いには気をつけてください。 たとえば日本語の数学用語の「有理数」は「有比数」の間違いです。rationalという語の訳を間違えた結果です。こういう間違いをしないように気をつけてください。 また、英語には及びませんが日本語文献も相当多いので、日本語を母語とする作成者の中には日本語の術語を自言語に訳す人もいるでしょう。 そのときは有理数みたいな術語に気をつけて、本などで一々裏を取ったほうがいいです。 有理数は既に日本語の時点で間違っている術語なので、それをそのまま訳してしまうと間違いを踏襲してしまうからです。 もちろん英語にも日本語の有理数のような「既に間違った表現」があります。試しに「帝王切開」の語源を調べてみてください。そういったものを訳す際はご注意を。 もっとも、後験語の場合、たとえ間違っていても国際的な英語を正しいと認めて命名することも考えられます。 人工文化がある場合、そのようなことは推奨されませんが、広く使われたい後験語の場合は参考言語の間違えさえ肯定しても構わないでしょう。 たとえそうしても、作成者と学習者が「間違っていてもむしろ覚えるのが簡単で良い」と思えれば、なんら問題はないと思います。
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オリジナル 試験が終わった。心からつまんない試験。退屈。子供だまし。人をバカにしてる。 「やりましたわん! えらいのですわん!」 でも、合格したことを喜んでくれる人がいるのは嬉しい。抱きついてくる妖精ネーネコニャの小さな頭を撫でながら、私は少しだけ笑った。 私はネネコの笑顔を見るのが好き。小さな身体で一生懸命応援してくれるネネコが好き。 だからがんばれる。この世界がどんなに醜く守る価値のないものだろうと、命を賭けて戦える。 「これで今日から、一級魔法少女なのですわん☆」 一級魔法少女★ユーリィ 道明寺ジュリア。これが私の名前。亡くなった母方の祖母と同じ名前だから、正確にはジュリアⅡ世ってことらしい。 テレビでは「今の子供の名前は外国人みたい」なんてよく言ってるけど、やっぱり現実にジュリアは結構浮いてるし、よくからかわれる。 ママの故郷になるイギリスの襲名文化は理解できないし、普通の名前をつけてくれたらって思う。 悪いけど、日本育ちの私は日本人以外の何者にもなれないんだから。 ……私がネネコに出会って三級魔法少女(と、書くのも馬鹿馬鹿しいけど)に選ばれた時、本名でなく愛称のユーリィを名乗ったのには、そういう反発があった気はする。 道明寺ジュリア。私は、この名前が嫌い。父さんの国にも、多分ママの国にも馴染めないどっちつかずな名前。 自分とは違うものを受け入れられないこの国も好きにはなれないし、私を「ガイジン」という枠に押し込める学校も嫌い。 だから、私は拒絶してはいけないと思った。人間の言葉を喋る小さな黒猫を、気味が悪いと無視したら、嫌いな人たちと一緒だと思ったから。 「ぶたないで……!」 雨が降っていた。無言で差し出した手に、仔猫が脅えて縮こまる。よく見るとその小さな身体は傷だらけ。以前にもこうして誰かに声をかけ、その際に暴力を受けたんだろう。 「……なら、黙っていればいい」 「え?」 「ぶたれたくないなら、黙っていればいいじゃないか」 いらいらする。いじめられるのが頭ではわかっているのに、人恋しくてつい声をかけ、また傷つき公園の片隅に隠れているこの黒い猫。 それが、まるで昔の自分みたいで。 「おいで」 「……」 「お医者さんには、診せてあげるから」 「……」 長い沈黙。雨の降る音だけが耳を打つ。しばらくしておそるおそる私の手に触れた猫の鼻面は、とても冷たかった。 「……病院は困るのですわん」 第一声がこれ。別にいいけど。泣いて喜んでくれるのを期待してたわけじゃないし。 ……見世物にされるのはいやだっていうの、わかるから。 「じゃ、うちにおいで。傷薬ならあるよ」 「……」 仔猫が探るように私を見上げる。 「テレビ局に連れていったりしないですの?」 「しないよ」 「ネットで動画を流しても『合成乙』って言われるのがオチですのよ?」 「……あんた、本当に猫?」 人間が小動物に変身する話、なんてのはよく聞くけど。マンガなら。 びくっと身を震わせたあたり、普通の猫じゃないんだろうけどさ。 「話したくないなら聞かないけど」 「うー……」 「……話したいの?」 「あーうー。そうなんだけどぉ、そうじゃあないのですわん……」 もどかしそうにグルグル歩き回りながら、仔猫がうーうーうなる。 あまりにじれったくて強引に抱き上げようかとも思ったけど、右手が傘で塞がっていたからやめた。考えてみれば、騒がれても困る。 「……よくわかんないけど、ついといで」 「はいの……」 観念してピタリと立ち止まり、仔猫が私を見上げた。残念ながら、猫のそれがどういう表情なのかはよくわからないけど。 「あなた、いい人ですわん」 「……フン」 立ち上がり、歩き出す。顔が熱い。耳まで。そういう言葉を言われるの、珍しいことだから。 小さな身体が傘の下に潜りこんで、よちよちと私の隣を歩く。「ツンデレ?」と聞いてきたけど、これは無視した。 周囲に誰もいないことを確認してから、聞く。 「あんた、名前はあるの?」 「ネーネコニャ。ネネコと呼んでいただきたいのですわん☆」 「ふーん……」 「ユーリィ、ちゃん」 ママが私をこう呼んだのを聞いてたんだろう。ドライヤーの電源を切ると、覚えたての名前を確認するように、ネネコが私をこう呼んだ。 「……で、よろしいですの?」 「そう呼ぶのはママだけ」 ジュリアを自然にユーリィって呼ぶ感覚は私もよくわからない。 結局、ママは日本で暮らしていようがイギリス人のままで、私はハーフだろうとそっちの価値観は理解できないんだろう。 「ジュリアよ」 自己紹介しながら兄さんのパソコンを起動させ、膝の上にネネコを乗せる。つうんと消毒液の匂いがした。 「道明寺ジュリア」 「……ユリとかユリエとかユリカとかユリコとかだと思っていたのですわん」 「その発想はわかるけど」 ネットで猫の飼い方を検索すると、仔猫に牛乳は刺激が強すぎる、だって。危ないとこだった。 ま、この子が普通の猫だったらの話だけど。喋る時点で普通じゃないってのはともかく。ていうか、本人に聞けば早いんだ。会話、できるんだから。 「あんた、好き嫌いは?」 「うゆー……。多分、普通の猫と一緒なんじゃないかと思いますの」 「何その他人事みたいな反応」 「黒猫に身をやつして三日。ネネコ、まだこの姿で物を食べたことがないのですわん」 「は?」 突拍子のない発言に、私の中で人間説が急浮上。そんなバカな。小学六年生にもなって何を考えてんだろ私。 真っ白になりかけた頭の中が、次の一言でとどめを刺される。 「ぷりてぃな黒猫というのは世を忍ぶ仮の姿、果たしてその正体は火の妖精なんですの☆」 「……冗談も言えるんだ。かしこいのね。ビックリした」 「はう!? 嘘ではないのですわん! ネネコは逃げも隠れもするけど嘘はつかないのですわん!」 「証拠を見せて」 「あああああ! 今時の子供らしい物証主義ですの!? どきどき魔女裁判ですの!?」 ぺしぺしと前足で私の胸を叩きながら、ネネコが身悶えする。あ、尻尾がタワシみたいになってるのは興奮してるサインなのね。 「うにー……わかりましたの。論より証拠、女は度胸ですわん! 両手を伸ばし、正面で交差してほしいですの」 「……こう?」 「そして……変身、とでも唱えてくれますの? 心をこめて、本気で変身しちゃうくらいの勢いで」 「え? 変身するのはあんたじゃないの?」 ――そして、今に至る。平成20年4月。中学校に進学するついでに、私は一級魔法少女に昇級された。 一級魔法少女ユーリィ。くだらない肩書き、守る価値のない人々に尽くすくだらない役割。 それでも、喜んでくれる人がいる。だから……。
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少女-1 夢を見た、昔の夢、懐かしい夢、知らない夢、夢? 何処までも続く草原だった、彼女はその草原に一人…たった一人で立っている。”赤い魔槍”それが彼女の通り名だった。赤い鎧を身にまとい、白いローブでソレを包み込み、手には身の丈も無い槍を握り締めてそこに居た。 彼女の手には深紅の血、純潔な白いローブを汚す幾多の血痕がこびりついている。そして彼女自慢の長い金髪の髪の毛をも血は遠慮なく汚していた。 腰まではあるであろう髪の毛を後頭部でゴムを使って縛っている。風が吹くとその白いローブと一緒に金髪の髪の毛がさらさらと揺れた。 私は彼女に声をかけられなかった、声を出そうとしてもなぜか声が出ない、私はその先に何があるのかを知っている。その先には…なにか、真っ黒なものが渦を巻いている。 何か一言、一言だけでもいいから声を掛けたい、それでも私の口から声は出なかった。 そんなことを知らず、彼女は草原の先一点を見つめて歩き始めた。その先に何があるとも知らず彼女は歩き始めた。 後を追いかけようとしても足が動かない、あぁ…これは夢なんだなとそこではっきりと分る。だが、何が夢で何が現実なのであろうか、何処からが夢で何処から現実?夢って何? ようやく動き出した体はなまりのように重かった、そして手に何か不思議な感触を覚えた私は自分の手を見る。 そこには大量の血液を帯びた私の槍だけが握られていた。 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「ぁぁぁぁぁぁぁあああ!」 そこで私は目を覚ました、ばねのように体が動き額に乗せられていたタオルはその勢いで目の前にぽとっと落ちた。 「はぁ…はぁ…。」 夢の出来事が頭の中を鮮明に浮かび上がってくる、私は慌てて自分の両手を見た。だがそこに槍はおろか血すら付いていない。やはり夢だったのだと改めて実感する。 「っく…。」 両手で自分の顔を覆って少し俯いた、今の夢は何だったのだろう。見たことが無い景色、見たこと無い人。だけど自分の中でははっきりとそれは”見た”と言っている。それが何なのかは分らない。 とても懐かしくて、あまりにも知らない夢。そしてあの血…。 「どうしました!」 隣の部屋から一人の男性が飛び込んできた、私よりも身長が高くて、茶色い綺麗な髪の毛を持つウィザード。目が悪いのだろうか、眼鏡も着用していた。 左手には杖を握り締めて部屋全体を見回している、次に足元を確認した後大きなため息をついてその杖をテーブルの上に置いた。 「…はぁ、驚かせないで下さいよ…。」 「…………。」 思えばここは何処なのだろう、私は確か何時もの場所であの人の帰りを待っていて…あぁそうか。この人は確かあの時、”あの人”のことで話しがあると言った人だ。 「気が疲れたということは峠は越えたみたいですね。」 「…あなたは?」 彼はきょとんとして少し笑う、その態度が私に少し不快感を与え眉間にしわを寄せた。 「そういえば自己紹介がまだでしたね、私はアレン、”アレン・ケイレンバック”です。…おはようございますミルさん。」 「どうして私の名前を?」 「…ミアさんよりお話しは伺っていました。」 少しためらいながらも彼女の名前を出す、思えば彼女が死んでからまだ一日しか経っていないんだと時計を見て思った。彼女の笑顔をもう一度見たかったと、一度小さなため息をついた。 「そう…ありがとうアレンさん、ベッドまで貸していただいて。」 2 「気にする事はありません、それよりまだ完全に良くなったわけじゃないんですから寝ててくださいよ。風邪ぶり返しても私はしりませんよ?」 「…ありがとう、そうさせてもらいます。」 私は再び横になることにした、正直まだ体はだるいままだった。彼はニコっと笑って近くにあった椅子をベッドの近くに運んできて、そこに座った。 よく見ればとてもきれいな顔立ちをしている。遠くから見たら女性と間違えそうになるくらいの綺麗な顔だった。すらりとしたその体もとても細く。腕にいたっては私と大差変わらないぐらい細いだろう。 「落ち着いたところで、あの時のお話しをします。」 「…ベルさんのことですね。」 「はい。」 彼はミアに情報を聞かされたときからずっと古都中を探し回っていたのだという、私たち同様情報は何も無く…やっとたどり着いた情報が一つだけあったという。 その情報は、彼に良く似た戦士がハノブへと向かったという情報だった。彼は誰かを探しているのだという。 情報はここまで、それから先は全く分らず。しかもその情報は三週間も前の話だという。 「…そうですか、ありがとうございます。」 「いえいえ。」 「何時までもお世話になるわけには行きませんね。明日には出て行きますので。」 そういうとアレンは少し顔をこわばらせた、そして窓のほうへと目をやるとスッと立ち上がり窓のほうへと足を運ぶ、そしてカーテンをサーっとあけた。 「…こんな吹雪の中、あなた一人で行かせるわけには参りません。」 「…え。」 「あなたは弱い、それは戦闘での強さではなく心の弱さだ。私と出会ったときのことを覚えていますか?たった一人、あんな薄着であの寒い雪空の下ずっと座り込んでいて…もう少し遅かったらあなたは死んでいたかも知れなかったんですよ?」 先ほどまでの優しい声からは一転して急にこわばった声に変わった。そして振り返り私の目を見つめてきた。 「今のあなたでは人探しどころか旅も満足にままならない。ひとりでこの吹雪の中「はい、そうですね」って追い出す事すら出来ません。」 「…………。」 彼の言葉は、私に向かってその牙をむく。まるで鋭利な刃物に切り刻まれるようにその言葉は私の心を突いていく。何か一言言い返そうとしても彼の気迫に圧倒されて何もいえない、これが言葉の圧力というものなのだろうか。 「…私を、ギルドに入れてください。」 「…え?」 一度拍子抜けした声が部屋に聞こえた、ソレは私が出した声だった。突然ギルドのことを出されて一瞬驚いている私がはっきりとわかる。 「あなたを一人にさせたくない、ギルドならばずっと一緒に居られる。だから…私をギルドに入れてください。」 そうだった、今思えばマスターであるミアさんが死んで、ベルさんは行方不明。そうなると必然的にマスターは私になっているのだと。だけど…。 「…私の旅の終着点は何処にいるかもわからないベルさんの所、そんな当ての無い旅の途中で死ぬかも知れないんですよ?それでもいいんですか?」 私は真剣に尋ねた、何処に居るとも分らないベルさんの行方を追うだけの旅。道中魔物に襲われてその命を落とすかもしれない危険な旅。その他色々なことが重なれば必然と隣り合わせになる死。 「構いません、確かに危険な旅になる事は分っています。でも…。」 彼は少し腰を落とし、私の目線にまで顔を落としてきた。 「一人より、二人…ですよ。」 彼は再び笑った、そうなんだ…誰かが居れば私はひとりじゃない。二人居れば一人じゃない、二人居れば出来ない事でも可能になる。ソレをまだ何も知らない私に教えてくれたのは彼だった。 「…うん。」 私は頬に伝わる一つの流れる雫に気がつく、目頭が熱くなりそこから涙が流れ頬を伝ってベッドのシーツを濡らす。彼はふいっと横を向いてハンカチを手渡してくれた。 「…せっかくの顔が台無しですよ、マスター。」 「…ありがとう。」 ハンカチを受け取って涙を拭いた、外はまだ雪が降り続いている。まだまだしばらく降りそうだろうと私は直感した。 この雪が止めば私たちは古都を離れ、一路ハノブへと向かうだろう。そしてそこで又情報収集を行いまた次の目的地へと移動するであろう。 何時まで続くか分らない追いかけっこ。だが私は今一人じゃない。心優しきウィザードと一緒だ。二人なら見つけられる、必ずベルさんを見つけられる。そう思った。 少女 END 1スレ目>> トップへ>>
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amazonで探す @楽天で #風少女 を探す! 水22日テレ 1988.04.13~1988.06.29 wikipedia 前 27才・LOVE気分 次 同窓会 Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 1988/04/13 2 1988/04/20 3 1988/04/27 4 1988/05/04 5 1988/05/11 6 1988/05/18 7 1988/05/25 8 1988/06/01 9 1988/06/08 10 1988/06/15 11 1988/06/22 12 1988/06/29
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魔法少女戦の野良試合において常套とされる戦略の一つ。 相手の日常生活の中で警戒が緩むタイミングを狙い、強襲するやり方。 出会い頭の遭遇戦とは比べ物にならない成功率の高さを持つが、入念な準備が必要となる。 まず特定のターゲットを決め、監視や斥候によって事前情報を集めることから始まる。 ターゲットの自宅はもちろん、通勤・通学先やその交通手段まで調べあげ、観察を深めなければならない。 もちろん相手に気付かれれば全ての準備が台無しになる。 また、相手に監視を気取られ、さらにそれを逆手にとられて待ち受けなどの戦術を使われた場合、 致命的な不利に陥りやすいというリスクもある。 他の戦術に比べ、魔法少女としての戦闘能力よりも上記のような偵察力、調査力がモノを言う戦術である。 ゆえに、直接戦闘が苦手な魔法少女や魔法核獲得数の少ない魔法少女でも強者を相手取ることが可能。 またきちんと戦略を練って挑めば勝負は一撃で決まるため、長期戦に弱い魔法少女にも向く戦術と言える。 力量差を覆しうる戦略ということで、真っ当に戦いと鍛錬を繰り返して強くなった、 いわゆる「正々堂々」を信条とする好戦派魔法少女からは忌まれる存在である。
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【カードナンバー】:TSS-054 【名称】:怪盗少女 【属性】:変身 【コスト】:0 【TSパワー】:1 【テキスト】:※このサポートは、入れ替わり属性、憑依属性としても扱う。 【常駐効果】「怪盗少女」以外の、自分の場のサポートが持つ、【属性のサポートがある場合】と書かれた常駐効果を無効にする。 【特徴】:アウトロー 魔法 貧乳 【フレーバー】:「本日、21時。秘宝『魔法の鏡』をいただきにまいります。――怪盗ルビィ」 【イラストレーター】:delta-TSF カードの説明、使用感 サポートゾーンでは複数の属性として扱う効果と、特定の属性をそろえると発動する常駐効果を無効化する効果を持つサポート。 一つ目の効果はサポートゾーンにいる間、全ての属性を持つ効果。 これ1枚で全ての属性のコストが支払える。 あくまで『このサポートは』なので手札などにある間は変身属性しか持っていない事に注意。 全属性を備えているので単属性デッキに入れても『TSS-006 巫女』『TSS-022 テロリスト少女』『TSS-037 マシンフェアリー』の効果は問題なく活用出来る。 二つ目の効果は特定の属性をそろえると発動する常駐効果を無効化する効果。 必然的に『TSS-009 女子中学生』『TSS-024 狐少女』『TSS-041 ヒーリングドリアード』とは共存出来ない。 拡張フレーバー
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はつでんしょうじょ【登録タグ は 初音ミク 曲 看板ロデオ】 作詞:看板ロデオ 作曲:看板ロデオ 編曲:看板ロデオ 唄:初音ミク 曲紹介 想えば想うほど発電されていく。 看板ロデオオリジナル曲3作目となる。 3作目です、短い曲ですがお付き合いください。(作者コメント引用) ギターアレンジはYŪKIが、イラストはまるぴが担当している。 歌詞 (piaproより転載) 無愛想 蹴散らす100万ボルト 不採用 鋭角なトゲの態度 未体験的帯電恋心 反重力 ワガママな少女 威張って×4 回って×4 あー!なんで!×4 もう… 大嫌いじゃない 甘い稲光 oh 乱反射はしないよ 第二回じゃない 初回の最愛 oh 叫べずまた雷轟 放たれた火の意味も分からぬ発電少女 広がる想い 放電 私は発電少女 コメント 名前 コメント
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流血少女 特殊能力ガイドライン 特殊能力について 特殊能力 シークレット 数値設定について 発動率計算式 EXCEL 構 成 要 素 ■ 効果効果一覧 効果付属 ■ 時間時間一覧 時間付属 ■ 対象対象一覧 対象付属 ■ タイプ ■ スタイルカウンター一覧 ■ 制約制約一覧 そ の 他 能力サンプル 最終チェック 変 更 履 歴 更新予定(メモ) GL1.3からの変更点 【↑】ルール分離以降【↑】 【↓】ルール分離以前【↓】 GL1.2からの変更点
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魔法少女ホーネットべすぺ 最終更新日 : 2008年05月30日17時03分57秒 【作者】 : 蟲 【舞台】 : 移動 【作風】 : 戦隊物風 ほのぼの ノリノリ 燃え戦闘 【注意】 : 全体を通して虫注意。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 トール×幼べすぺ 36kb 02話 成べすぺ×トール 36kb 03話 トール×幼べすぺ 幼べすぱ×トール 52kb 04話 成べすぱ×トール 67kb 05話 トール×幼べすぱ トール×幼べすぺ 76kb 06話 トール×成べすぺ 74kb 07話 トール×幼べすぱ トール×幼べすぺ 95kb メイン登場人物 一行紹介トール … ヒト♂少年。歳の割にはやけに老けてる子。解説役 兼 マスコット 幼べすぺ … スズメバチ♀幼女。色素の薄い、どもりがちで儚げな容姿。 成べすぺ … 外見年齢20。熱血炸裂行き当たりばったりグラマーハチ娘。 幼べすぱ … スズメバチ♀幼女。姉と違って幼体時も性格が変わらない。 成べすぱ … 外見年齢20。常に冷静沈着な頭脳派。でもグラマーではない。 ゴルバス一味 … ネコ♂壮年トリオ。ポジションはまんまタイムボ○ンの悪役三人組。 エイ=ティ・エール … タコ♀大人の女。タコ秘密教団幹部。触手にゅるにゅる謎の人。 グラディウス … 種族性別不詳。同教団幹部。全身ローブ+フードな謎の人。 レイヌ=ディア・ゴーン … タコ♀スキラー種。同教団幹部。手足が触手な謎の人。 門真のぞみ … ヒト♀40間近。タコ秘密教団の穏健派。ヘルメットとバイザーの人。 <あらすじ> 天知る地知る誰が知る! 大陸に蔓延る悪を討つ為、クイーン候補の誇りの為、 魔法少女ホーネットぺすぺ(+解説役のマスコット)、ここに炸・裂・推・参ッ! 立ち塞がるはタコ秘密教団の蒸気人、その恐るべき野望は世界同時産業革命! 成虫時には針のせいで前の穴が使えなくとも、魔法少女に敗北はないのだ!
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作詞:みきとP 作曲:みきとP 編曲:みきとP 歌:初音ミク 翻譯:弓野篤禎 是啊 都是你不好啊 要只看著我呀—。 ——投稿者評論 少女Rei 本能開始瘋狂 被逼入絕境的小白鼠 如今站在絕望的深淵 向道口飛奔出去 是啊 你是朋友 握住我的手吧 是啊 你是一個人的 沒什麼能呆的地方吧 就我們兩個人 就這樣互相愛戀下去吧—。 不斷反復的 閃現的一幕幕、蟬聲、再不會回來的你 永遠破碎掉的 兩人同一款的鑰匙圈 夏日已然消去 只想對潔白肌膚的少女 近乎悲傷般 著迷起來 本性開始大鬧 九月的起始 宣告的鐘聲 放在下一個目標的花瓶 設置的人就是我 是啊 都是你不好啊 要只看著我呀 是啊 你的痛苦 想要人來幫吧 向那漸漸沉溺的手 輕輕獻上一吻—。 讓冷笑的野獸們 的心都會暢快起來的 指甲抓在上面的 不整齊的短裙 似乎撕裂了夏日靜寂一般的驚叫 迴響著的教室窗外一片藍天 是啊 你是朋友 握住我的手吧 是啊 沒有你的話 我沒什麼能呆的地方啊 若能在清澈的世界 相愛戀的話—。 不斷反復的 閃現的一幕幕、蟬聲、再不會回來的你 永遠破碎掉的 兩人同一款的鑰匙圈 夏日已然消去 只想對潔白肌膚的少女 近乎悲傷般 著迷起來 透明的你 指向了我—。