約 1,936,318 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6352.html
京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」 京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」 京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」 京太郎「けどそうは言ってもなぁ、何からやれば……」 京太郎「奈良にでも行くか」 京太郎「ってことで奈良に行ってくるから」 咲「えっ……何言ってるの京ちゃん?」 京太郎「部長にはしばらく部活休むって言っといてくれよな」 京太郎「じゃ、後は任せた」 咲「意味わかんないよ!……ってああもういないし!」 ――――――― ―――――― 京太郎「おお、ここが奈良かー!」 京太郎「鹿ばっかと思ってたけど、空気美味しいし全然良いとこだ」キョロキョロ 京太郎「あ、せっかく来たんだしどうせならどっか名所でも回ってみてーな」 ?「………」テクテク 京太郎「お、丁度いいところに。ちょっとそこの人に聞いてみるか……すいませーん」 宥「………?」ブルブル 京太郎「!?」ビクッ 京太郎(な、なんだこの人?眼鏡にマスクにニット帽……怪しすぎだろ) 京太郎(それに……)チラッ 宥「えーと、私ですか?」 京太郎(マフラーって……) 宥「あ、あのぅ!」 京太郎「あっ、はい!」 宥「どうかされたんですか?」 京太郎「えーと……」 京太郎(……やっべ、あまりの衝撃に何て言おうか忘れちまった) 京太郎(何て言おうとしたんだっけ?) 京太郎「なんか山から吊るされるやつをテレビで見てやってみたいと思って来たんですけどどこに行けばいいですか?」 宥「山から吊るされるやつ……あ、ひょっとして大峯修行体験のことかな?」 京太郎「大峯修行体験?」 宥「ええ。ここから見えるあの"吉野山"って山でやっている筈ですけど……事前予約とかはしてますか?」 京太郎「え?……予約?」 宥「はい、確か参加するには予約が必要だったと思います」 京太郎「はぁ?なんだよそれ、面白くねぇなー」 宥「……ごめんなさい、お力になれなくて」 京太郎「いえいえ。どうもありがとうございました」 宥「あ、でも……」 京太郎「?」 宥「えっと、一応私の二つの下の子に山登りが趣味の子がいるんですけど……」 宥「もしお時間さえよかったら、お話しだけでもどうでしょうか?」 京太郎「是非、お聞きしたいですね」 宥「分かりました。ふふ、きっと穏乃も喜びますね」 京太郎(穏乃ちゃん?) 宥「あの、少しここから歩きますけど大丈夫ですか?」 京太郎「はい、大丈夫ですよ」 宥「つきました、ここです」 京太郎(旅館……?) 宥「どうぞあがってください」 京太郎「は、はい」 京太郎「失礼しまーす」ガラッ 玄「あっ、おねーちゃんお帰……り…」 宥「ただいま、玄ちゃん」 京太郎「?」 玄「はわわわわわ!?お、おねーちゃんが彼氏連れてきた?!」 宥「も、もう!違うよ玄ちゃん」 玄「なるほどなるほど……これは大変なことになってきた」 宥「……す、すぐに呼んできますので、少し待っててもらってもいいでしょうか?」 京太郎「あ、はい……お構いなく」 玄「……」ジーッ 京太郎「……」チラッ 玄「!」サッ 玄「~~♪」ピューイ 玄「……」チラッ 京太郎(チラ見してんの丸分かりだっての) 京太郎(手持無沙汰だし、何か話しかけてみようかな……) 京太郎「あの」 玄「っ!」ビクッ 玄「は、はい?どうしましたか?」 京太郎「あなたを見て思ったことがあるんですよ」 玄「……思ったこと?」 京太郎「ふむふむ」ジッ 京太郎「結構なおもちをお持ちで……」ゴクッ 玄「はうっ!?」 京太郎(……!?何言ってんだ俺は――――?) 京太郎(出会って三秒の人にセクハラ発言って、印象最悪じゃねーか!) 京太郎「す、すいません!今のは忘れてください!」 玄「……」 玄「君が私の仲間になってくれるなら、許してあげるよ」 京太郎「……仲間?仲間って何の?」 玄「だって……その……君もおもち好きなんだよね?」 京太郎「"君"も?」ピクッ 京太郎「じゃあ、まさか貴女も!?」 玄「うん。そこにおもちがあったらもう口にせずにはいられないよね」 玄「大体大きなおもちなんてそれこそ"揉んでください"って言ってるようなものだよ!」 京太郎「はぁ……それは確かに」 玄「だよね?私は間違ってないよね?」 京太郎(いや、色々間違っている) 京太郎(……と、凡人は思うだろうけど) 京太郎「はい。何一つとして間違ってないです」 玄「そう言ってくれるのは嬉しいな。なんだか私、君となら大きなことをできそうな気がしてきたよ!」 京太郎「俺もですよ」 京太郎(なぜなら……) 穏乃「すいません、遅くなりましたー!宥さんが言ってたお兄さんってあなたの事でいいんでしょうか?」 玄「君にだったら、私のおもちコレクションみせてあげてもいいかな」 京太郎「おもちコレクション?」 玄「うん。コレ」スッ 京太郎「えーと……スナップ写真ですか?」 穏乃「あ、あのー!」 玄「ふっふっふ…ただのスナップ写真じゃないんだよ」 京太郎「?」ジッ 京太郎「……なっ!こ、これは!!」 玄「そう!これは私がインハイで撮ったおもちをお持ちな子のおもち写真集なのです!」 京太郎「でもこれって盗撮なんじゃ……」 玄「こっちは永水の巫女さんのおもち」スッ 京太郎(俺はこの人に会うために生まれてきたのかもしれない) ツンツン 京太郎「え?」クルッ 穏乃「吉野山に登りたいお兄さんですかー!!?」 京太郎「」キーン 玄「あう!」キーン 穏乃「さっきからずっと呼んでるのに……玄さんも何やってるんですか」 京太郎(な、なんだこの小さい子!?つーか今ので何言ってるか全然分かんねぇ……) 京太郎(でもこの子……)ジー 京太郎(おもち無い上に……なんか優希に雰囲気ちょっと似てるな) 京太郎「俺と長野で一緒に暮らしませんか?」 穏乃「へっ?」 京太郎「何だか、あなたを無性に長野へ連れて帰りたくなりました」 穏乃「ちょ、ちょっとタンマ!いきなりそんなこと言われても……!」 京太郎(ま、そう思うのが普通だわな) 京太郎(でも俺は何としてもこの子を連れて帰りたい) 京太郎「なぁ」ガシッ 穏乃「ひゃい!」ビクッ 京太郎「どうしても駄目かな?」ボソッ 穏乃「ひうっ!」ビクン 京太郎(堕ちたな) 穏乃「…あっあっ……ああ」ヘナヘナ 穏乃「……ひゃ、ひゃい。ついていきまふ…!」 京太郎「へへっ、やったぜ」 玄「え?え?」 京太郎「あ、お邪魔しました。おもち談義楽しかったですよ」 京太郎「また機会があれば語り合いましょう」ヨイショ 玄「それはいいんだけどね……穏乃ちゃん担いでどこに行くの?」 京太郎「長野に連れて帰ります」 玄「ええっ!?ダ、ダメだよそんなの!」 玄「穏乃ちゃんは阿知賀の一員なんだよ!?そんなこと絶対ダメだよ!」 京太郎「本人が良いって言ってるからいいんじゃないですか?」 玄「あうっ……で、でもでも!」 玄「そんなの絶対ダメーーーー!!」 京太郎(うーん、このまま素直に帰してくれそうにないな……) 京太郎(何かいい案はないかな) 京太郎「じゃあ、あなたも長野に連れて帰ることにします」 玄「え、えとね?そう言う問題じゃないんだ」 玄「私たちは阿知賀の5人みんなで一緒に居ることが大事なんだよ!」 京太郎「はぁ……これ以上言っても無駄そうなんで、強硬手段に出ることにします」スッ 玄「っ!?」ビクッ 玄「ぼ、暴力はやめるのですキミ!」 京太郎「…」ガシッ 玄「ひっ……!」 京太郎「……お姉さん」 京太郎「どうしてもダメですか?」ジッ 玄「はう!?」 玄(え?!な、なにこの眼差し……吸い寄せられそう) 玄(ダメ、ダメ……!私も穏乃ちゃんみたいになっちゃう……!) 玄「離して!!」ドン! 京太郎「うおっと」 玄「はぁ……はぁ……!」 京太郎「はは、流石にそう簡単には堕ちてくれませんか」 玄「と、当然なのです!早く穏乃ちゃんを返して!!」 ガララッ 憧「ねぇ……そんな大きな声出してどうしたの玄?奥の部屋まで響いてたよ」 宥「何かあったの?」 玄「憧ちゃん!おねーちゃん!」 玄「だ、助かったぁ!早く穏乃ちゃんを一緒に取り返そうよ!」 憧「……シズ!?」 憧「ちょっとあんた何やってんのよ!シズを離しなさいよ!!」 京太郎(また面倒なのがきたな) 玄「憧ちゃん……!」 玄「これならなんとかなりそうだね!ねっ、おねーちゃん!」 宥「………」 玄「おねーちゃん?」 宥「ごめんね……玄ちゃん」 玄「えっ?」 宥「私、玄ちゃんや憧ちゃんよりも……京太郎さんの方が大事になっちゃったみたいなの」 玄「……何言ってるの?意味が分からないよおねーちゃん」 宥「本当にごめんね、玄ちゃん」 玄「あ、謝らないでよ……だっておねーちゃん何も悪いことしてないもん」 玄「だから今言ったことは嘘だよね?ねぇ?」ガクガク 京太郎(おもち師匠には気の毒だけど、ここに来る途中でその人はもう堕ちてたんだよな) 京太郎(それはいいとして、この子どうしようかな) 憧「はーなーしーなーさい!!」ギリギリ 憧「シズに触るなぁー!!」グイグイ 京太郎「なぁ、お嬢さん」 憧「何よ!?」 京太郎「一つだけ言わせてほしい」 憧「そんなことどうでもいいでしょ!いいから……!」 京太郎「好きになってもいいか?」 憧「」ピタッ 京太郎「好きだっ!!」ガバッ 憧「きゃ!?」 京太郎「好きだ!好きだ!大好きだ!!」 憧「はぁ!?ちょ、ちょっと!いきなり何なのよ!?」 京太郎「あーもうやばいって!すっげー好きなんだけど!」 憧「くぁwせdrftgyふじこlp」ボンッ 京太郎「何もかもが俺好みだ!もう離せねーからな!」 憧「……」 憧「……は、はい」 憧「こんな私ですけど……末永くよろしくお願いします」 玄「憧ちゃん!?」 憧「その、だって……こんなストレートに好きって言われたの…初めてだし」 玄「そんなぁ!」グスッ 玄「うう……こんなのないよ!酷過ぎるよみんな!」 玄「阿知賀麻雀部はどうするの!?また和ちゃんと遊ぶって約束は?!」 憧「長野に行けばいつも一緒に遊べるじゃん」 宥「うん。毎日和ちゃんとも麻雀ができるよ玄ちゃん」 玄「そういう問題じゃないよ!!」 玄「お願いみんな、正気に戻って!」 京太郎(この子だけ中々折れないな……こうなったら) 京太郎「もう長野に帰るか!」 玄「……えっ」 京太郎「それじゃ、行こうぜみんな」 宥「はい」 宥「あ、玄ちゃん。風邪ひかないようにちゃんとお炬燵切って寝ないと駄目よ?」 憧「また近いうちこっち戻ってくるからさ、心配ないって」 憧「ねーシズ?」 穏乃「……うーん」ムニャムニヤ 京太郎(何か静かだと思ってたら寝てたのか) 玄「……待って…待ってよ」 玄「おねーちゃん……穏乃ちゃん……憧ちゃん」 玄「おいていかないで……!もうあの教室で一人にしないでよぉ……!」 玄「一人はやだよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ―――――― ――――― 晴絵「そういや、灼と玄って同じクラスだっけ?」 灼「うん。そうだけど何で?」 晴絵「あんた達さ……同じクラスの割に麻雀部に入るまであんまり話したことなかったでしょ?」 灼「それは……」 晴絵「ま、私の言いたいことはそんなことじゃない。とりあえず同じ二年同士、来年は最上級生だ」 晴絵「今の内に玄ともっと仲良くなっておいたほうがいいかもねってこと」 灼「仲悪いわけじゃないけど……そうだね。私、玄は結構好きだから」 ――――――― ―――――― 咲(京ちゃんが学校サボりだして結構経ったなぁ) 咲(もう部長も優希ちゃんもカンカンだよ……京ちゃん今日こそ部活に来させなくっちゃ) 咲「京ちゃーん」ピンポーン ガチャ 京太郎「はーい……って咲か。どうしたこんな朝っぱらから」 咲「どうしたって、迎えに来たんだよ。京ちゃんが学校サボらないように」 京太郎「お前は幼馴染か」 咲「幼馴染だよ!?」 穏乃「京太郎ー!おっはよー!」バッ 京太郎「うわっ!」 咲「へっ?」 京太郎「……おい穏乃!!いつも言ってるだろ、毎朝抱き付いてくるのやめろって」 穏乃「えーだってこうしないと今日のエネルギー補給できないじゃん」スリスリ 京太郎「ったく。で、それで何の話だったっけ?」 咲「……えーと、とりあえず聞きたいんだけどね?何で高鴨さんが」 憧「ちょっとシズ!京太郎も!早くしないと遅れ………ってお客さんか」 憧「失礼しましたー」ソソクサ 咲「!?」 宥「みんなー、朝ごはんできたよ。あったかーいうちに……」 咲「!!?」 宥「あっ……えーと、清澄の大将さんでしたよね?」 咲「こ、こんにちは」 宥「丁度よかった。今できたところなのでご一緒に朝ごはん食べていきませんか?」 京太郎「そうだよ咲、宥さんの飯めっちゃ上手いんだぜ?」 咲「いや……遠慮しておきます」 宥「そう?残念……また機会があったらいらしてくださいね」 咲「……じゃあね、京ちゃん。私先に行くね」 京太郎「え?あ、おう……ごめんな咲」 咲「いいよ別に。また今度ね」ニコッ 咲「じゃさよなら、京ちゃん!」 京太郎「おう、また今度な!」 咲(当然奈良に行って帰ってきたと思ったら……何アレ) 咲(今後、あんまり京ちゃんとは関わらないようにしとこ) End
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6361.html
京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」 京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」 TV「決闘!!」 京太郎「お、何か面白そうなの始まった」 京太郎「……っと時間か。仕方ねぇ、帰ってみよう」 ピンポーン 京太郎(くっそ何だよ、この忙しい朝に……!) ピンポンピンポーン 京太郎「はーい!今行きますよー!」 <ドンドンドン!! 京太郎(うるせぇ……)ガタy 京太郎「はいはい須賀ですよ、どちらさ」 ヤクザA「…」 ヤクザB「…」 京太郎「…」 京太郎「……えっ」 京太郎(ええええええ!?な、何だこの厳つい人達?) 京太郎(絶対やべぇよやべぇよ……!雰囲気がカタギじゃねぇもん!) ヤクザA「おひかえなすって、さしつけました仁義!」 京太郎「!?」ビクッ ヤクザB「失礼でござんす。手前、生国は東東京」 智葉「おい、やめろ。お前たちの顔が怖いから恐縮してしまってるじゃないか」 ヤクザA B「「あっ、お嬢!すいません!」」 京太郎(おっ……女の子?) 智葉「朝早くにすまないな。須賀京太郎で間違いないな?」 京太郎「そ、そうですけど?」 智葉「よし」 京太郎(何がよしなんだ!?) 智葉「車をそこに止めてある。行こうか」 京太郎「へっ?……い、行こうってどこに?」 智葉「おかしなことを言うなキミは」ハハ 智葉「ウチにきまってるじゃないか」 京太郎「誰が行くか!!」ダッ 智葉「あっ……!おい!」 京太郎(乗ったが最後だ。行く末は東京湾か海外だろどうせ……!) 京太郎(そんなのいやだ、俺は死にたくない!まだ生きてやりたいことがいっぱいあんだよ!!) 京太郎(……って、あれ?なんで俺ヤクザなんかに追われてんだ?) 京太郎(ま、まぁそれは後から考えるとして、とりあえずほとぼりが冷めるまでどっかで身を隠さねーと……) 京太郎(目には目を……歯には歯を……ヤクザにはヤクザを!) 京太郎「ということで助けてください!!」ドンドン 京太郎「助けてくださあああああああああああい!!」ドンドンドン 竜華「なんやうっさいわ!鉄砲玉かい!?」ガラッ 京太郎「なんか変なヤン●ミみたいな一族に追われてるんです!助けてください!」 竜華「すまんなぁ、ドラマはあんま見らへんで分からんわ」 竜華「てか誰やねんジブン?」 京太郎「須賀京太郎です!とりあえず少しの間でいいんでかくまってください!!」 竜華「……せやなぁ」 竜華「……」ジーッ 京太郎「……」ニカッ 竜華「うんうん」 京太郎「!」 竜華「そんなチンピラ顔信じれるか」ピシャリ 京太郎「ああっ、そんなひどい!」 <イタゾー! アソコダ!! 京太郎(うわああああ!!やばいって!!このままだとセメントコース……!)ゾクッ 京太郎(……いや、諦めてたまるか!俺は最後まで逃げ切ってやる!) 智葉「ネリー、ご苦労だったな」 ネリー「いいからお金」 智葉「ああ、分かってるよ。ほら」 ネリー「全くさ……"迷子になって泣いてる子どもの真似"なんてもう二度とやらないからね?」 ネリー「次もお金弾んでくれるなら別だけど」チラッチラッ 京太郎(くっそおおおお!!内通者だったのかよあんのガキ!) 智葉「捕まえるのに苦労したよ。で、どうして逃げるんだ?」 京太郎「……そりゃ、ヤクザが急に来たら怖くて逃げるでしょう」 智葉「"ヤクザ"ではなく"極道"だ」 智葉「まぁ、それはいいとして……何もご両親から話は伺ってないのか?」 京太郎「話?」 智葉「私とキミが結婚するという話だ」 京太郎「……」 京太郎「は?」 智葉「簡単に言えば、政略結婚という形になるのか?ウチの組とキミの組の発展の為の」 京太郎「は?は?」 智葉「政略結婚と聞いてどんな腑抜けが来るかと思ったら、まぁ……」 智葉「その、なんだ………な、中々いい男じゃないか」カァァ 京太郎「……」 ヤクザA「お嬢?まさか照れてるんですか?」 智葉「殺すぞ」 ヤクザA「ウッス、センセンシャル」 京太郎(えーと、ちょっと待てよ……纏めるとこの女の子は極道の家系で、かつ俺と勢力拡大の為に結婚と) 京太郎(うん、さっぱり分かんねーな)ハハ 智葉「帰って祝議をあげるぞ。丁重に彼を家まで送れ」 ヤクザB「へい」 智葉「じゃあ、行こうか。お前さん」 京太郎(ああ、逃れられない……) ―――――――― 組長「ほぉ、ワシが選んだだけあっていい顔しとるわ」 京太郎「……」ガクガク ヤクザC「お嬢とは幸せになってほしいのう」 ヤクザD「そうじゃのう」 京太郎(やばいマジで逃げ場がない……どうすりゃいいんだこの状況)ブルブル 組長「ほれ、二代目。盃を交わすぞ」 京太郎「……」ガクブル 智葉(おい)ツンツン 京太郎「……え?俺!?」 智葉(キミ以外誰がいる?) 組長「この盃を交わせばお前さん正式に辻垣外の一人となるが……その覚悟はいいな?」 京太郎(勘弁してくれって!!このままじゃホントに極道の一員にされちまう……) 京太郎(何か……何か無いのか!?この状況を覆すことのできる、圧倒的な何か!) 京太郎(ない……ない……そんなものない) 京太郎(ってそりゃそうか……これが現実なんだ) 京太郎「……その盃、いだだきます」 組長「おう!これでおめぇもウチの一員だ」 組長「サトハのこと頼んだぞ?漢と漢の約束だからな?」 京太郎「へい……」 ―――――――― ――――――― 京太郎(なんだかんだで結婚式当日が来てしまった……) 京太郎(なんでも全日本から有名な極道連中が集まるらしいけど……俺生きて帰れるかな) 智葉「おう、京太郎。袴姿も似合ってるじゃないか」 京太郎「ん?………っ!?」 智葉「なんだ?緊張してるのか?」 京太郎「あ、いや……なんでもないよ」ハハ 京太郎(本当に眼鏡と髪型変えただけで別人みたいに綺麗になるなこの人……) 智葉「お前、そろそろ時間だがいいのか?」」 京太郎「え?まだ早くないか」 新郎は早めに行かなくちゃいけないだろ?」 京太郎「あっ……そっか」 智葉「次に会うのは来賓の前だ」 智葉「私もすぐに後から行くから、待っててくれ」 京太郎「……」 京太郎「あーあ、ついに結婚してしまった……」 京太郎「これで俺もついに極道の仲間入りか……ごめん母さん父さん」 智葉「後悔してるか?」 京太郎「……いや、後悔はしてないけど……もうちょっと平凡には生きたかったよ」 智葉「極道も年がら年中抗争してるわけじゃない。私だって極道抜きにしたら普通の女の子に見えるだろ?」 京太郎「……」 京太郎「当家、手前の仁義、失礼ですがお控えなすって」サッ 智葉「有難う御座いやす。手前の仁義を失礼さんにござんすが、控えさせて頂きやす」サッ 京太郎「ほーらでた!いや、普通の女の子はそんな台詞がすぐには出てこないからな!」 智葉「いや、普通の男もそんな口上を出したりしないんじゃないのか……?」 京太郎「……」 智葉「……」 京太郎「ったく、可愛くねぇな!ああいえばこう言うし!」 智葉「お前もな」 <二代目!お嬢!学校行く時間っすよー! ―――――― 京太郎「あのさ」 智葉「ん?なんだ?」 京太郎「その、眼鏡取るのと髪下ろすのはさ…………俺の前だけにしてくれない?」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5606.html
みんなが他校と合同合宿に行っている間に届いた謎のランプ。 触っていると中から魔人が! 魔人「願い事を3つ言うでマジン」 京太郎「まじで!そうだな…かわいい彼女が欲しい!咲とか和とか優希とかに麻雀で勝ったり全国優勝したい!そんで終いには日本一の雀士!」 魔人「ふんふむ、わかったでマジン」ポワワーン 京太郎「もう叶ったの?」 魔人「願い事を叶えなきゃ死ぬ魔法をかけたでマジン」 願い事を叶えなきゃ死ぬだって!? その日から男京太郎の生きるために必死な三年間が始まった。 魔人「それが最近ウワサの出会い系でマジンね」 京太郎「ちげーよ!麻雀を通して全国の女性と交流を深めてるだけだわ!」 咲(京ちゃんが誰もいない場所に向かって話しかけてる…) 全国優勝の可能性は一つでも多い方がいいに決まってる! 魔人「今日も団体戦の仲間探しでマジン?」 ?「死ねば助かるのに…」 そして待ち受ける最大の試練。 恒子「プロになってから圧倒的な強さで記録を更新し続ける現役最強の雀士宮永照!対するは過去世界二位、数多の記録を持つ間違いなく日本史上最強の雀士小鍛治健夜!」 京太郎「……」 京太郎「え?俺この卓に入らなきゃ死ぬの?」 果たして京太郎に未来はあるのか! 京太郎「3つの願い事を叶えなきゃ死ぬ?」 元ネタ:パワプロクンポケット11 公開未定
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4403.html
そんなに咲さん咲さんって言われたら、もう書くしかないじゃない! 咲「エッチな本……だよね、これ」 咲「………………ふーん」 京太郎「おーす咲ー、お茶はいったぜー……って、おまっ、なに人の秘蔵本、全部机の上に並べてんだよ!?」 咲「うん、京ちゃんもさ、男の子だからこういうのに興味あるのは分かるよ?」 咲「でも、さ……でも、京ちゃんの隠し持ってる本の全部がオッパイの大きい子だけっておかしくないかな!?」(バンッ 京太郎「ヒイッ!?ちょっと、壁バンはやめろって、カピ――」 咲「なに?」(ゴッ! 京太郎「い、いえ、なんでもねーです」 咲「よろしい。それでね、京ちゃんには一つ言っておかなきゃいけないことがあります」 京太郎「(なんで先生口調?)ハ、ハイ」 咲「……え、えっとさ、確かに私はオッパイも小さいし、体もチンチクリンだけどさ」 咲「いちおー、それでも女の子だから…………こういう本を見ちゃうと、オッパイ大きくないとダメって言われたみたいに感じちゃうから……」 咲「どーせぇ、えっちぃ本買うなら、もーすこし満遍なく買うようにしてください!」(真っ赤! 咲「あ、あっ、でもこんなこと言ったからって、エッチな本いっぱい買っていいってわけじゃないからね!?わかった!?」 京太郎「ぉ、ぉぅ……」 京太郎(なんかちょっとキュンときた……)(voiceカータン飼い主
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5739.html
526 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 01 11 19.66 ID xlIQWTmGo [12/23] 霞「あら? 須賀様じゃない」 明星「姉様!」 小蒔「霞ちゃんまで!」 霞「ごめんなさい。つい、ね」 ぷるるん ぷるるーん 京太郎「ほぁぁぁぁあ!!」バボーン! 小蒔「!?」 霞「?」 京太郎「え、永水の巫女は化物か……」 智紀「デカけりゃいいってもんじゃない」 エイスリン「ドウカン!」 明星「姉様! 須賀様がご降臨なさってくださいました!」ぴょんぴょん 霞「よかったわねー」くすくす 小蒔「一緒に止めて霞ちゃん!」 霞「とは言っても、どうしたものかしら?」 京太郎「……」 石戸霞さん この人相手に、もはや戸惑いや躊躇はいらないだろう ただ願う 京太郎「アナタだけは! なんとしても手に入れる!!!」 霞「へぇ?」 京太郎「いっけぇぇぇ! シャイニングソォォォォドッ!! ブレイポチッとなぁぁぁぁ!!」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 なにげに共演が多い霞さんと京ちゃん (中の人) 543 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 01 16 41.40 ID xlIQWTmGo [13/23] 54 強姦魔 ぼふんっ 霞「……」 京太郎「あれ?」 やっぱり効果が無いのか? 小蒔「霞ちゃん?」 霞「ごめんなさい、ちょっとぼーっとしちゃったわ」 初美「大丈夫ですかー?」 霞「ええ。それより、少し須賀君とお話させてもらってもいいかしら?」 京太郎「え?」ドッキーン 小蒔「何か気になることが?」 霞「ええ。本当に神様の化身か確かめてみようかと」 明星「なら私も!」 霞「ダメよ。ここは私に任せて」 明星「……はい」 霞「それじゃあ須賀君。簡単なテストをするから、こっちへ」にっこり 京太郎「は、はいっ!」ドキドキ エイスリン「……」むむ 智紀「むー」 京太郎「楽しみだなー」わくわく 霞「ふふ、そうねぇ」くすっ | | | | | | l | | | | l | ------- l | | | | | | l | | | | l |_| | | l | `l | | | | | | l | | l| |\ l | 八 | ト、 l |  ̄ ̄` l | | | | | l| l | | l|从 \j八 ___,\ lノ \ l | _____ |ノ| /| 从 | | l| l | | l| _,,x竓芹苧笄ミ\{ \ |ノ ァ芹苧苧笄ミx, ノイ , / 八 | l| |八 八 l|ァ'^´|. | l l \ |. | | f癶 , / / / |从 l \ \ 乂 ー‐ ノ 乂 ー‐ ノ , / / /. ‘ \{\{ ´ ̄ ̄  ̄ ̄` 厶イ / / 霞「楽しみだわ」ペロリ 555 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 01 28 25.16 ID xlIQWTmGo [14/23] <ちかろう> 京太郎「……?」 なんだここ? 暗いし、なんか拷問器具みたいなのが沢山ある こんな場所が神社の下に? 京太郎「あの、石戸さん?」 霞「霞でいいわ」 京太郎「じゃあ霞さん。ここは?」 霞「ふふっ、なんだと思う?」 京太郎「ご、拷問部屋とか?」 霞「くすっ、近いようで不正解ね。だってここは苦しめる為の場所じゃないんですもの」 苦しめる為じゃない? じゃあ―― 霞「その前に、須賀君」 京太郎「はい?」 霞「夜中、腹減らない?」 京太郎「そういや腹減ったなぁ」 霞「この辺に、美味しいラーメン屋の屋台が来てるらしいのよ」 京太郎「あ、行きてぇなぁ」 霞「なら、これをどうぞ」どんっ ラーメン「」ほかほか 京太郎「はやっ!?」 霞「ささ、食べて」ニッコリ 京太郎「なんか悪いですね」ずるずる 霞「あ、ダメよ。このコショウをかけなきゃ」 京太郎「すみません。ありがとうございます」 霞「じゃあ、私がかけてあげるわ」 . i ! 、 l l!、 _」L l l --+HL_ l .;リノ . . ...| ! .l トゝ !´__ _ヽ 川 ,,z=-zy/j;イ .| | .l . lv'筰 卞 ヽ. ´ b jヽ .!l .| l l! .辷.ノ ー.― ll .| l l. ,,, ' ''' 'l . .| 霞「……」サッー! 京太郎「うわーこのコショウなんか白いっすねー」アハハ 霞「ふふっ。そうね」 京太郎「いただきまーす」ズルズルズルッ 霞「……」 559 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 01 40 48.04 ID xlIQWTmGo [15/23] 京太郎「ふぅー、ご馳走様です」 霞「どういたしまして。それより、ここがなんの部屋かって話だったわね」 京太郎「あ、そういえばそうでした」 霞「ここはね。生贄の間なの」 京太郎「はえーそうだったんですか。生贄の……え?」 霞「神代の血を強くする為に、代々神代家は他所の霊力の強い者を攫ってきた」 京太郎「???」 霞「そしてその者を神代の姫と交配させ、新たに強い神を宿した子を作る」 京太郎「それって」 霞「でも、攫ってきた者が素直に言うこと聞くわけないでしょう?」 だから、と霞さんが笑った瞬間 全身の力が抜けていくような感覚が襲う 京太郎「なん……」 霞「私達、六仙の祖先はここで攫ってきた者を調教したの」さわっ 京太郎「えっ……」 霞「ありとあらゆる快楽を叩き込んで、逃げられないように……縛り付ける為に」ちゅっ 京太郎「ぇ……き、す?」 霞「ふふっ、可愛い。まだ自分がクモの巣にかかったことに気づいてないのね」クスクス ムニュン 霞「六仙に仕込まれた者はやがて神代の姫と交わる。でもその前に、六仙が孕むこともあったそうよ」しゅるっ パサッ 京太郎「ど、どうし……?」フラフラ 頭が回らない 体が思うように動かない 何も、出来ない 霞「私も……あの子と同じように君を評価してるの」チュッチュゥゥ 京太郎「ぁぁ」 霞「神の生まれ変わり。ふふっ、そんなアナタの子種を……私は欲しいのよ」 そんなことあってたまるか そう叫びたいけど、舌すら俺の言うことを聞きはしない 霞「最終的には小蒔ちゃんの相手にって考えてるけど、まずは私が六仙の役目を果たす」ぺろっ 京太郎「ぁっ!?」ぞくぞく 霞「いい薬でしょう? 全身動けなくなるのに、感覚だけは残っている」 これも六仙の秘薬だと、霞さんは笑った 美しく、妖艶なのに……どこか、恐ろしい笑顔だ 566 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 01 49 39.54 ID xlIQWTmGo [16/23] 霞「んちゅっ……じゅるっ、んぁふっ」 京太郎「ふぁ……」 舌と舌が絡み合い、俺と霞さんの間を繋ぐ 俺は開いた口を戻すことすらできず、ただ唾液を零すことしか出来ない 霞「勿体無い。じゅずずずっ……明星が見たら羨ましがるでしょうね」クスクス 京太郎「あ、ぁぁっ……」 霞「まだテストは始まったばかりよ。ふふ、これからたっぷり……調教してあげるわ」 かちゃかちゃ じじぃーっ ぼろんっ 霞「あらあら、こんなに硬くしちゃって。まんざらでもないのかしら?」 京太郎「ちが……」 霞「何が違うの? こんなにも……たくましいわ」さすさすっ 京太郎「!?」ゾクゾク 霞「ほーら、見て。私の胸で挟んでも……いやんっ、はみ出しちゃうわ」むにぃぃ 京太郎「っつぁ!?」 霞「大きくて硬くて、太い……こんなものが入るかしら?」ずりずりずりっ 京太郎「~~~!?」 霞「出そう? まだだ~め。びゅーびゅーは我慢しましょうねー」むぎゅっ 京太郎「!?!?!?!」ガクガクガク 霞「辛そうね? でも、大丈夫……」 くちゅっ 霞「ここにたぁーっぷり、出させてあがるから」クスクスクス 京太郎「……」プルプルプル 霞「んぁっ……おっきぃ……わね」ぶちっ ぶちぶちぶち 霞「はぁっんぅ……もう、すこしで……」 京太郎「あぁぁぁあ!!」グイッ!! 霞「え」 ぱちゅんっ!!! 霞「はひっ!?」ずんっ ぼごぉっ ドグビュルルッギュルルルルルビュゥゥゥルルルル!! 霞「んぃ~~~~~っ!? あぁっ、あぁぁんっ♪」ゴボゴボゴボゴボゴボッ 京太郎「あぁぁぁぁぁぁっ!?」 567 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 01 55 45.03 ID xlIQWTmGo [17/23] 霞「すごい……こんなに沢山」うっとり 京太郎「」ビクンビクン 霞「今日は危険日……これは確実に」さすりさすり 京太郎「うぁぁ……」 霞「でもまだまだ許さないわ。身も心も、堕とさなくちゃ」パンパンパンッ 京太郎「あっあっあっあっ」ビュルルルッ 霞「んぅっ! 早すぎよ! こんなことじゃ姫様の相手はまだまだね」バシッ 京太郎「うぐっ!?」 霞「だから――私がもっともっと相手をしてあげるわ」 俺は甘く見ていた 女の人の怖さ そしてなにより、自分の認識が 京太郎「(……俺は)」 俺はこのまま どうなってしまうんだろう 霞「あぁぁっ! イクぅぅぅぅ!!」パンパンパン! 巴「……」REC 571 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 02 00 25.56 ID xlIQWTmGo [18/23] 霞「待たせたわ」 小蒔「随分と遅かったですね?」 霞「ごめんなさい。急に気分が悪くなって、介抱してもらっていたのよ」 初美「そうだったんですかー?」 京太郎「……」コクッ エイスリン「スガクン?」 智紀「大丈夫?」 京太郎「……」コクコク 明星「あれ? 須賀様の匂いが変わった?」 霞「明星、アナタもじきにわかるわ」クスクス 明星「?」 タッタッタッタッ 巴「姫様ー!」 小蒔「どうしたんですか? そんなに慌てて」 巴「今からスペシャル映像をみんなで見ようと思いまして」 京太郎「!!」 初美「スペシャル映像?」 春「なにそれ?」 巴「それはですねー」ニヤリ 霞「きっとみんな驚くわよ」クスクス 京太郎「」ガタガタガタ 間違いない 石戸さん達はさっきの映像をみんなに見せる気だ どうにか、どうにか止めないと!! 京太郎「……」 572 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 02 03 30.50 ID xlIQWTmGo [19/23] 霞「(終わりよ。あの邪魔な椅子と携帯もすぐに処分してあげる)」 巴「(よく分からないけどとにかく言うこと聞いておこう)」 京太郎「……」 狩宿さんだけでもこっちに引き込めれば正気はある どさくさにまぎれて映像を奪うことも出来るかもしれない 京太郎「……」ぐっ チャンスは一度 頼む!! 霞「それじゃあ」 巴「こちらへ……」 京太郎「そうは行くか!!」 霞「!?」 京太郎「喰らえ!! 逆転の!! ポチッとなぁぁぁ!!」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 京太郎死す ルーレットスタンバイ 585 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 02 10 50.24 ID xlIQWTmGo [20/23] 32 女騎士 ぼふんっ 京太郎「どうだ!?」 巴「……」 霞「早くそのビデオをこっちへ!」 巴「……ふんっ!!」 バッギャーン!! 初美「!?」 小蒔「ビデオを叩き割った!?」 霞「どういうつもり!?」 巴「こんな卑怯なことは! 我が騎士道に反する!!」 京太郎「狩宿さん!!」 巴「須賀君。君は君の道を行くべきです」 京太郎「か、カッコイイ」 霞「くっ! あと一歩で彼を!!」 巴「男! 男! 男!! 騎士として恥ずかしくないんですか!」 霞「私は巫女でしょう!」 春「騎士じゃないけど、発言してもいい?」 巴「騎士以外の発言は認めない!!」 初美「そういう自分だって巫女ですよー」 京太郎「た、助かったのか?」 エイスリン「???」 智紀「どういうこと?」 京太郎「あ、いや……」 明星「須賀様ってキンモクセイの香りがしますね!」 京太郎「」 エイスリン「え?」 明星「特に股間から……もしかして!? 御神木!?」サワサワ 京太郎「」 智紀「え」 巴「な、なんて破廉恥な! それでも騎士か!?」 明星「巫女です」 巴「騎士以外の発言は認めない!」 霞「だからアナタも巫女でしょう」 春「カオス」 初美「面白い状況ですねー」 586 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 02 17 50.65 ID xlIQWTmGo [21/23] こうして、狩宿さんの助けもあり……俺は無事に長野に帰り着くことができた 帰り間際に霞さんが俺に向かって何かをつぶやいていたが…… 今は何も考えたくない ただ、平和な今を享受したい それだけでいい 京太郎「ただいま」 咲「おかえりなさい!」だきっ 透華「待ちくたびれましたわ! さぁ! お座りなさいな!」 京太郎「ああ、ありがとう」じわっ 咲「京ちゃん? どうして……泣いてるの?」 京太郎「え?」ぽろぽろ 透華「……何も言わなくていいですわ」ぎゅっ 京太郎「龍門渕ェアー……」 智紀「私達が付いてる」 エイスリン「ウンッ!」 初美「元気出すですよー」 京太郎「……そうだな」 これくらいでへこたれてちゃダメだ 今よりもっと、強くなるために 京太郎「これからも、頑張ろう」 永水編 しゅーりょー 640 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/08(月) 23 54 25.81 ID JbEVBfc0o <ぜんかいのあらすじ> 春「出来たぞい。好感度を追加するスイッチじゃ!」 明星「須賀様! あぁっ……須賀様ぁ」ぽわーん 初美「かきかきするですよー」 霞「ふふっ、ご馳走様」 巴「私は巫女ではなく騎士です!」 小蒔「みんな! 元に戻ってください!」おろおろ 京太郎「」ピクピク 透華「一体鹿児島で何がありましたの?」 智紀「一口では言えない」 咲「京ちゃん……」 雅枝「清澄から合同練習の申し出が来たでー」 怜「合同練習?」 竜華「優勝校やん!」 泉「楽しみですね」 浩子「なーんか嫌な予感するでー」 セーラ「?」 雅枝「なんも無ければええんやけど……」 怜「? なんか男も同伴する書いてるで」 竜華「えー? そんなんいらへんてー」 怜「イケメンやったらええなぁ」 竜華「!」 泉「高身長がいいです」 浩子「スポーツ出来るガッチリ体型やな」 セーラ「面倒見のいい奴がええで!」 竜華「アカァァァン!! そないな男、現実におるわけあらへんて!!」 怜「なにいうてんの?」 竜華「と・に・か・く!! うちは男なんて絶対に認めへんから!!」 雅枝「竜華、それフラグや」 竜華「へ?」 怜「どないな男やろ……須賀京太郎」 千里山うぃず雅枝ママもおるでよ編 ~堕ちたドラゴンフラワーの巻~ 646 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 02 22.29 ID Lmflt0P+o [1/28] <きたおおさか> 久「ということで来たわ! 千里山!」 優希「練習試合だじぇー!」 まこ「京太郎~! ジュース奢ってくれんかのぅ?」 京太郎「またですか? しょうがないですね」 咲「京ちゃん、甘やかしすぎだよ」 京太郎「そうは言ってもな」 まこ「助かっとるわぁ~www」 久「おっほん。少しは真面目にやりなさい」つーん 京太郎「すみません」 久「とにかく、今日は練習試合なんだから気を引き締めること」 京太郎「はいっ!」 <せんりやま> 雅枝「遠いところをよう来てくれたで」 久「いえいえ」 雅枝「えーっと、宮永さんに、片岡さんに、染谷さんやな?」 まこ「よろしくお願いします」 優希「よろしくだじぇー!」 咲「ご指導お願いします」 雅枝「みんなええ子やなぁ。それで、最後が須賀君でええか?」 京太郎「はい。今日の俺は雑用なので、なんでも言いつけてください!」 雅枝「雑用? 君はあまり打てへんの?」 京太郎「そういうわけじゃないですけど」 怜「なんか大きいのが来たで」 泉「いいですね」ちらちら セーラ「雑用引き受けるとかええ男や!」 浩子「うーん」 竜華「コルァ! なにウチの怜に色目使っとるんやぁ!!」 京太郎「(なんだろうあの人。美人でスタイルいいのに怖い)」びくびく 652 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 07 50.10 ID Lmflt0P+o [2/28] 久「じゃあまずは二人ずつ出て打ちましょう」 雅枝「それがええな」 咲「じゃあまずは私が」 まこ「わしも出ようかの」 優希「じゃあ私は部長と組むじょ」 久「そうね。あとは須賀君があまりだけど、後で打つ?」 京太郎「時間があればお願いします。それまでは買い出しにでも行ってきますよ」 雅枝「なんか悪いなぁ。そや、折角だし誰か案内しに行けばええやん」 怜「案内ですか?」 雅枝「このあたりの地形は分からんやろ。誰か、名乗りをあげぇな」 泉「どうしよっかな」 怜「かまへんけどなぁ」 竜華「がるるるるっ」 雅枝「なんや? しょうがない、須賀君が選んでええで」 京太郎「え?」 雅枝「うちは美人揃いやろ? 役得や思うて、遠慮なく選びーな」 京太郎「そ、そうですか? じゃあ……」 確かにみんな美人だ さて、誰にしよっかな ↓2 デートですよ! デート!! 662 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 14 40.98 ID Lmflt0P+o [3/28] 京太郎「それじゃあ……アナタで」 泉「へっ? 私!?」 怜「ちぇっ! なんや泉モテるやん」 浩子「羨ましいですなー? んー?」グリグリ 泉「船久保先輩! からかわんでください!」 竜華「泉か……命拾いしたな」ごごごご 京太郎「(怖い)」 雅枝「それじゃあ泉。ちゃんと案内するんやで?」 泉「は、はいっ!」 京太郎「お願いします二条さん」 泉「に、二条でええって。同い年やろ?」 京太郎「それじゃあ俺も須賀でいいよ」 泉「うん。よろしく須賀」 にぎにぎ 咲「むー」 久「あら? ヤキモチ?」 咲「ち、違います!」 京太郎「それじゃあ飲み物とか買ってきますね」 泉「行ってきます」カチコチ 雅枝「車に気ぃ付けやー」 がちゃっ ばたん 和「……」 京太郎「お手伝いありがとな」 泉「別に気にせんでええって。監督の命令やし」 京太郎「でも二条が一番話しやすいし、助かるよ」 泉「ふーん? 褒めてもなんも出んけどな」もじもじ というか清水谷さんが怖すぎるだけなんだけど どうにか仲良くなりたいもんだけど 666 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 19 59.44 ID Lmflt0P+o [4/28] 京太郎「(待てよ? 清水谷さんとの距離を近づける為に……)」 まずは二条と仲良くなる そうしたら、清水谷さんの警戒心も薄れるかもしれない 京太郎「……」 泉「(男子と二人きり! あぁ! 緊張する!)」 京太郎「……なぁ、二条」 泉「!? な、なに!?」どきどき 京太郎「ちょっと面白いゲームをしないか?」 泉「ゲーム?」 京太郎「この機械なんだけど」 どうせ俺はもう……二回も犯されてるんだ 今更どうなろうと、知ったことじゃない 京太郎「まずはお前から試させてくれ」 泉「な、何をする気や!?」 京太郎「こうするんだよぉぉぉぉ!! ポチッとなぁぁぁ!!」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 1週が長く続くと外道になっていく風潮 682 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 25 01.96 ID Lmflt0P+o [5/28] 78 ぷんすこ ぼふんっ 泉「……」 京太郎「二条?」 泉「買い物!!」ぷんすこ 京太郎「へ?」 泉「急ぐ!」ぷんぷん 京太郎「(怒ってるのか?)」 泉「行こっ!」ぐいぐい 京太郎「わわっ! ちょっと!」 泉「デート!!」ぷんぷん 京太郎「デートぉ!?」 どうやら怒ってるわけじゃなさそうだ となると……興奮してるだけか? 京太郎「(うーん、このスイッチ。奥が深い)」 泉「(な、なんで私、こんなに興奮してるんやぁぁ!)」ドキドキドキ 京太郎「(ま、最初はこんなもんだろう)」 本命はまだまだ別にいる あの人――清水谷竜華さんをこの手で 京太郎「ふふっ」 泉「不敵な笑み!」ぷんすこ 京太郎「ああ、悪い。気にしないでくれ」 泉「うんっ」 さて、次は誰にしようか―― 687 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 32 02.75 ID Lmflt0P+o [6/28] がちゃっ 京太郎「戻りましたー」 泉「ただいまっ!」ぷんぷん 雅枝「ああ、おかえり。ありがとなー」 久「ちょうど喉が渇いたところだったのよ」 和「のどかものどかわいてました」 咲「ホットコーヒーだ! なんかさっきからずっと寒くて」 まこ「本当じゃな。北大阪にはなんか冷たい風が吹くのぅ」 怜「いつもはこないやないんやけど」 竜華「須賀京太郎! お前のせいや!!」 京太郎「ええええ?!」がびーん 優希「いいから寄越せ犬ぅ!」 京太郎「きゃいぃぃんっ!!」 雅枝「さて。休憩挟んだらメンバー変えて打つで」 京太郎「俺は何をしようかな?」 竜華「この古い雀卓でも運べや須賀ァ!」 京太郎「ええええ!?」 怜「竜華、流石にそれは……」 京太郎「い、いえやります。やらせてください!!」 セーラ「よう言うた! それでこそ漢や!!」 浩子「でも一人じゃ大変やろ?」 雅枝「しょうがない。じゃあ誰か手伝ってあげて」 京太郎「大丈夫ですよ!」 雅枝「まぁまぁ。こういう時の好意は聞くもんやで」 泉「私が!」ぷんすこ 雅枝「泉は次の卓で入りぃな。他に誰かおらん?」 ?「……」スッ 雅枝「お! やってくれるん?」 京太郎「!!」 ↓2 長野には雀卓を一人に運ばせる畜生部長がいるらしい 703 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 38 46.65 ID Lmflt0P+o [7/28] 怜「うちが手伝うたるわ」 竜華「アカァァァァアン!!」ガタッ 京太郎「!?」びくっ 怜「なんや竜華?」 竜華「怜がこないに重い雀卓持ったら死んでまうで!」 怜「それはうちを馬鹿にしすぎや」 竜華「怜ぃ!!」 咲「ま、まぁまぁ」 久「ちょっとは落ち着きなさいよ」 雅枝「せやせや。過保護は嫌われるで」 竜華「嫌われる!?」がーん 怜「あー、こないな竜華嫌いやわー」 竜華「」ブシャァァァ! セーラ「体中のありとあらゆる穴から血を吹いたぁぁ!?」 竜華「」ぴくぴく 京太郎「場所だけ教えてもらえば大丈夫ですよ。俺が一人で持ちますし」ふんっ ごごごっ 浩子「力持ちやなぁ」 セーラ「やるやん!」 泉「かっこいい!」ぷんすこっ 京太郎「それじゃあ園城寺さん。お願いします」 怜「うちかて持つのに……優しい奴やな」 咲「流石だね京ちゃん」 京太郎「鍛えてるからな」 がちゃっ 京太郎「じゃあ行ってきます」 雅枝「気ぃつけてなー」 711 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 46 13.61 ID Lmflt0P+o [8/28] 京太郎「ふぅ、ふぅ」がちゃがちゃ 怜「大丈夫?」 京太郎「これくらい軽いですよ」 怜「やるなぁ……あっ、ここやで」 京太郎「よいしょっと。これでいいですか?」 怜「バッチリや。さて、戻ろか」 てくてく ふらっ 怜「あっ」 京太郎「危ないっ!」がしっ 怜「ぁ……ありがとうな。ちょっとめまいがしたんや」 京太郎「そういえば病弱なんですよね? すみません、わざわざ」 怜「ううん。気にせんでええって。うちがしたかっただけやし」フラフラ 京太郎「無理しないでください」すっ 怜「えっ?」 京太郎「よしっ。このまま運びますよ」 怜「お、お姫様抱っこって?! お、下ろしてぇな!」あせあせ 京太郎「わわ! 暴れないでください」 怜「で、でも……」もじもじ 717 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 48 41.88 ID Lmflt0P+o [9/28] 京太郎「雀卓に比べれば軽いですよ」 怜「うぅ……最悪や」かぁぁ 京太郎「あははは」 園城寺さん アナタはいい人だ 優しい人 気遣いの出来る上に、とても―― 京太郎「(利用価値がある)」にぃっ 怜「!?」ぞくっ 京太郎「どうかしました?」 怜「な、なんや今の顔! お前は……」 気づかれたか なら、仕方ない 京太郎「さようなら、園城寺さん。俺はもう、修羅に落ちているんですよ」 新しいアナタはどんな人なのか 怜「須賀! お前最初から!?」 楽しみですよ 京太郎「ポチッとなぁぁぁぁ!!」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 DANDAN心惹かれてく 740 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 00 55 18.43 ID Lmflt0P+o [10/28] 14 同級生 色々考えたけど同年齢ということにしました これがアラフォーとかなら清澄生にしても面白そうだけど ぼふんっ 怜「す、須賀君! いい加減に下ろしてぇな」 京太郎「園城寺は軽いから平気だって」 怜「うぅ……こんなん清水谷先輩に見られたら」 京太郎「あの人がうるさいだろうなぁ」あはは 怜「だったら!」 京太郎「いいからいいから」 がちゃっ 京太郎「戻りました」 怜「ど、どうも」 泉「怜! おんぶ!!」ぷんすこ! 怜「泉、見んといて!!」かぁぁ 久「あらアツいわね」 咲「京ちゃん!」 セーラ「なんや怜。顔真っ赤やん」 怜「うぅ……」 浩子「ほほぅ……おもろいなぁ怜ぃ」 怜「船久保先輩まで! やめてください!」 竜華「あびゃあああああああああああ!!」 雅枝「アカン! 竜華が壊れよった!」 竜華「怜ぃぃぃぃぃ!! ゴルァァァ! 須賀ぁぁぁ!!」 京太郎「ひぃっ!?」 怜「ち、ちゃいます先輩! 須賀君はうちを介抱してくれて」 竜華「解放やって!? なんや! うちが怜を縛ってるとでも言うんか!?」 京太郎「介抱ですってば!」 竜華「居合cパj;あ;mk;あm牌ヴァ」 まこ「意味不明じゃな」 優希「興奮しすぎてまた鼻血出てるじぇ」 748 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 01 01 31.10 ID Lmflt0P+o [11/28] 雅枝「取り敢えずご苦労さんやったな」 京太郎「いえいえ」 竜華「WRYYYYYYY!!」 セーラ「落ち着け竜華!」 浩子「おもしろっ」パシャッ 怜「先輩!」 久「そろそろ須賀君も打つ?」 京太郎「いえ、それよりもなんだか催しまして」 雅枝「そんじゃトイレに行ってき」 京太郎「そうですね」 セーラ「場所わかるか? ここ女子トイレしかないから、職員用探すしかないで」 京太郎「あ、そっか」 竜華「漏らせやぁぁぁぁ!! ここで今すぐ漏らせやぁぁぁ!!」 怜「清水谷先輩!」 セーラ「アカン! イカれてもうとる!」 雅枝「誰か案内せんとなぁ」 京太郎「色々とすみません」 泉「大丈夫!」ぷんすこ 雅枝「じゃあ……」 和「トイレに行っといれ」 咲「なんか寒い」 ↓2 女子高のトイレってなんかロマンあるよね 760 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 01 10 41.16 ID Lmflt0P+o [12/28] 雅枝「浩子、行ってくれる?」 浩子「ええですよー」 京太郎「すみません船久保さん」 浩子「かまへんって。色々聞きたいこともあるし」 竜華「浩子ぉぉぉ! 殺ってまえぇぇ!!」 セーラ「ギャラクティカクラッシュ!!」ボクォ! 竜華「あみばっ!?」ずしゃっ 怜「清水谷先輩……」 久「これで静かになったわね」 咲「京ちゃん、早く言った方が」 京太郎「ああそうだな。じゃあ、船久保さん」 浩子「ああ、急ぐで」 セーラ「漏らさんようになー」 京太郎「あははっ」 バタン 浩子「ほんじゃこっちや」 京太郎「船久保さん。出かける必要はありませんよ」 浩子「え?」 京太郎「だって、これはアナタと二人きりになる為の口実なんですから」にっ 浩子「ひゃひっ!?」ドキィーン!! 京太郎「貴女は賢いらしいですね。だから、もう気づいてるんじゃないですか?」 浩子「な、何がや?」ドクンドクン 京太郎「是非とも船久保さんのような人が欲しい。俺は前からそう思っていました」 浩子「ほ、ほほほほ欲しい!?」ぼふっ 京太郎「(思った通り、こういうストレートな言葉に弱いか)」 762 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 01 14 14.87 ID Lmflt0P+o [13/28] 船久保浩子 この人はあの愛宕姉妹の従姉妹……そして愛宕雅枝さんの姪 頭も切れるし、それを行使するのに躊躇しないゲスさも兼ね揃えている 京太郎「貴女を手に入れて、俺はさらなる高みに登る」 浩子「何を、考えてるんや!?」 京太郎「それは――」 浩子「逃げっ……」 ドンッ 京太郎「おっと」 浩子「っ!!」ドキィーン! 壁 ド ン 京太郎「逃がしませんよ?」ぼそっ 浩子「ふぁっ……こ、こないなこと」ドキドキ 京太郎「さぁ、これでアナタを手に入れます」 覚悟は決めた 後は―― 京太郎「うぉぉぉぉ!! ポチッとなぁぁぁぁ!!」 心を捨てるだけだ 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 船Qがゲスという風潮 777 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 01 21 18.74 ID Lmflt0P+o [14/28] 38 同僚 ぼふんっ 浩子「……」 京太郎「どうですか? 新たな目覚めの気分は?」 浩子「……ククク、悪くあらへんなぁ」 | . . .| . . . . . . . . . .| | l八{\ . . . . / ___ ∨ . . . . . . \ . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . . . . . .lノ } \_  ̄ ̄ ̄ ∨ . 、 . . . . .| . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . .. .//_' ´ ̄ ∨ . \ . . | . . . . . . . . . . | | . . .l l l\// ´ =芋 苧苧芋= ∨ . . . ┴ 、 . . . . . . . | | . . .l从  ̄ /〉 .| ( ) | } ∨ / ∨ . . . . / 八. . . . . . /..ベ 乂 ノ / }/ | . . . . / \ . . . . =彳 ( ハ. .==、 ¨¨´ / 八 . / \∧ 乂 } } .ー―― / . . ./ {\ . ¨¨´ノ ' )`ヽ 〈___/ . . . ′ \ .__ //ノ /「 . . . . . . . .| / ´ .イ . | . . . . . . . . | | __ -‐ , | .| . . . . . . . . | | . 、 `¨´ / .| .| . . . . . . . . 乂__ノ . / | .| . . . . . . . . . . . . . . . . . 个 ... / | . 乂 . . . . . . . . . . . . . . . 浩子「面白いこと、やってるそうやん」 京太郎「ええ。この機械で俺は――全てを壊し、全てを創る」 浩子「ええなぁ。そういうの……うち、たまらなくそういうのが好きなんよ」 京太郎「多くは言いません。見返りも約束できません。それでも、構いませんか?」 浩子「なぁに、うちは可愛い子が滅茶苦茶になっていく過程を楽しめれば――それでええから」クスクスクス 京太郎「なら俺の右腕となって、手伝ってくれますよね?」 浩子「……勿論や」ニィヤァリ 京太郎「ありがとうございます。船久保さん」スッ 浩子「ギブアンドテイクや」ニギッ これで条件はクリアされた 後に残るは江口さん、愛宕さん、そして―― 京太郎「やれますか?」 浩子「誰に言うとるん?」 さぁ、時期に仕上げだ 京太郎「待っててくださいよ。清水谷竜華さん」ククク アナタの全てを――俺が手に入れる 785 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 01 29 04.14 ID Lmflt0P+o [15/28] がちゃっ 京太郎「戻りました」 浩子「戻りましたー」 雅枝「こっちも終わったところや」 久「強いわねー」 咲「手こずりました」 優希「ふぃー疲れたじぇ」 セーラ「流石清澄やなー」 泉「隙無し!」プンスコ 怜「全然相手にならへんなぁ」 竜華「むぐぅー!! むがぁぁぁ!!」 京太郎「大丈夫ですか清水谷さん?」 竜華「ぐがぁぁぁ!!」 久「暴れるから縛ってるのよ」 京太郎「(ムチムチボディに縄が……たまらないな)」 セーラ「そろそろ須賀君も打ったらどや?」 泉「勝負!」 京太郎「それもいいですね」チラッ 浩子「その前に、ちょっと買い出しお願いしたいんやけど?」 京太郎「!」 雅枝「なんや、また須賀君にお願い事かいな?」 京太郎「いいですよ。それで、何を?」 浩子「……みんなのお昼ご飯。お弁当屋さんが下に来てるらしいで」 雅枝「そういえばお願いしてたっけ」 京太郎「じゃあ俺が受け取りに行きますよ」 雅枝「重ね重ね悪いなぁ。それじゃあまた誰かに案内を」 セーラ「泉達は行ったし、次はオレか……」チラッ 竜華「ガァァァァ!!」 雅枝「……」 ↓2 フナQのフナをQしたい 789 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 01 33 51.01 ID Lmflt0P+o [16/28] 雅枝「竜華はこないやし、うちが行くで」 セーラ「監督自ら!?」 雅枝「だって代金払うのうちやし」 泉「奢り!」 久「すみません」 まこ「奢りじゃー! わーい!」 咲「染谷先輩! まずいですよ!」 優希「恥ずかしいじぇ」 和「まことに」 雅枝「ええって。無理言って来てもろうとるし」 京太郎「(愛宕雅枝さん!)」 浩子「(ククク、叔母さんをモノにしてみぃや)」 この人と関係を築けば、後に待っているのは―― 浩子「(愛宕絹恵!! 最高の体を持つあの人!!)」 なんか姉もいたような気がするが……やかましいからどうでもいい 京太郎「じゃあ、お願いします」 雅枝「こっちこそ助かるで」にこっ ガチャッ バタン 雅枝「受け取り場所はあっちや」 京太郎「はい。それじゃあ行きましょうか」ニヤリ 797 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 01 41 58.19 ID Lmflt0P+o [17/28] 雅枝「聞いたで須賀君。実は強いんやってな?」 京太郎「いえ。それほどでも」 雅枝「後でじっくり実力見せてもらうでー」くすくす 京太郎「恐れ入ります」 さて、問題はいつ攻めるか? 京太郎「(下手なのが出ても困るしな。リスクが大きい)」 でもいずれやることだ ならば、手っ取り早く終わらせるに限る 雅枝「うちの娘達もなかなか打てるんやけど、どうも垢抜けんでなー」 京太郎「へぇ、そうなんですか」サッ 人妻……それに子持ちに使うのは初めてだが どんな結果になるか 京太郎「(楽しみだ)」 雅枝「そんで……」 京太郎「あいにくですが」 雅枝「ん?」 京太郎「お別れの時間です」 雅枝「その機械……?」 京太郎「うぉぉぉ! 人妻ポチッとなぁぁぁぁ!!」 もう後には引けない!! 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 これって妻とか母親取ったらネキ達どうなるんやろ 819 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 01 54 09.28 ID Lmflt0P+o [18/28] 98 アベック 雅枝はややこしいので補足 セフレの場合、どちらもラブ無し 浮気相手は京太郎目線なので、京太郎から雅枝は遊び相手になります なので今回のアベックは両思い たまたま雅枝から見て、京太郎が浮気相手(本命)となっている感じです ぼふんっ 雅枝「……京太郎」だきっ 京太郎「雅枝、いきなりどうしたんだ?」 雅枝「もう、うちの気持ち分かってるくせにぃ」さわさわ 京太郎「ダメですよ。誰かに見られでもしたら」 雅枝「あん、ツレへんなぁ。でも、そこが好きやねん」ちゅっちゅっ 京太郎「悪い人ですね。旦那さんや娘さんが見たらどう思うか」 雅枝「あないな男の話はやめてぇな。同じ家に住んどるだけでも気持ち悪いのに」はむはむ 京太郎「んっ……」 雅枝「相変わらず耳が弱いんやね。ふふっ、かわええなぁ」 京太郎「雅枝の方が可愛いよ。ほら、顔を向けて」 雅枝「んー♪」 ちゅぅぅぅ 京太郎「可愛い」 雅枝「やんっ」 京太郎「顔も、胸も、腕も、足も、全て」 むにぃぃっ 雅枝「ふふっ、もっと色んなことしたい?」 京太郎「今日はダメだよ。分かるだろ?」ちゅっ 雅枝「んぅ……あほぉ。こんなにも切ないのに」すりすり 京太郎「俺だって切ないよ。雅枝が結婚してるなんて……」 雅枝「うちかて、もっと早く京太郎と出会えてたら」ぶるぶる 京太郎「娘の前でも同じこと言える?」 雅枝「なんぼでも言うたるわ。うちは京太郎のもんやーって」いちゃいちゃ 京太郎「雅枝、好きだ」 いちゃいちゃいちゃ 浩子「クククッ……ええもん撮れたでー」REC 京太郎「(俺は雅枝のことが誰よりも好きだ。だから)」 オレ以外の男が雅枝に触れることなんて、許しはしない 京太郎「(別れさせてやるよ雅枝。お前は俺だけのモノだ)」 雅枝「きょうたろぉん……もっと撫でてぇなぁ」とろぉーん 825 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 02 05 49.08 ID Lmflt0P+o [19/28] 京太郎「(問題はどうやって別れさせるかだが)」 雅枝「京太郎……ハァハァ」 京太郎「(オレとの浮気映像はあるものの、これを使うのはナンセンスだ)」 雅枝に非があるように仕向けたくない あくまでこれは保険だ 京太郎「(分かってるな?)」チラッ 浩子「(分かってるで。これの使い道はまだ後や)」コクッ 京太郎「ほら行こう雅枝。怪しまれる」 雅枝「嫌になるで、大手を振って京太郎と一緒にいたいのにぃ」 京太郎「俺もだよ」ちゅー 雅枝「んふふっ。だぁーいすきやぁ!」ぎゅうう 京太郎「(愛宕の親父さん。アナタには最高の絶望を与えてやるよ)」 俺の雅枝を抱き、娘を二人も設けた お前だけは……絶対に許せない 妻だけじゃなく、娘も俺が手に入れ――お前を完膚無きまでにたたきつぶす 絶望の底でお前は苦しみ、もがき……闇の中で死ぬんだ 孤独のまま、全てを失い 散々使い果たされたボロ雑巾のようにな!!!! 京太郎「あぁ、雅枝……愛してるよ」 雅枝「京太郎ぉ……」すりすり ガチャッ 京太郎「お弁当お待たせしましたー」 雅枝「腹減っとるやろー?」 久「ありがとうございます」 咲「もうペコペコだよー」 和「はらがむらむらします」 まこ「奢りの飯はうまそうじゃな」 竜華「むがぁぁぁ!!」 セーラ「いい加減落ち着けってば」 怜「監督、もう休憩でええんですか?」 雅枝「ええやろ。ほら、弁当配りぃな」 泉「配膳!」プンスコ! 京太郎「さーて、俺はどこで食べようかな」 残るは江口さんと清水谷さん どちらを狙うかな 京太郎「(雅枝を抱けないからな。くそっ、なんとか代わりを見つけねぇと)」 ↓2 本命が決まったかこりゃー 835 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 02 12 28.30 ID Lmflt0P+o [20/28] セーラ「須賀! 一緒に食べようや!」 京太郎「江口さん。いいですよ」ニッコリ セーラ「かたいなぁ、セーラでええって」 京太郎「それじゃあセーラさんで」 セーラ「ああ、よろしくな!」 まずはセーラさんか この人は随分と男らしいが、さて 京太郎「(このスイッチでどう変化するか)」 浩子「(やったれやぁぁ!)」REC 京太郎「(どうやら船久保さんも楽しみらしい)」 よし、ならとっととやるか みんなに気づかれないように 京太郎「セーラさん」 セーラ「ん?」 京太郎「食べる前に……これを」 セーラ「なんやこの機械?」 京太郎「これはですね……こうするんですよ」 さぁ、見せてください アナタの中の女を!! 京太郎「ポチッと、な」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 セーラー服を脱がさないでー 845 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 02 20 03.56 ID Lmflt0P+o [21/28] 50 トラウマ ぼふんっ セーラ「ん?」 京太郎「」 セーラ「で、なんなん?」 京太郎「ひ、ひぃぃぃいいいいいいい!?」ズザァァア 咲「!?」 久「どうしたの須賀君!?」 雅枝「京太郎!!」あせあせ 怜「ん?」ちらっ 雅枝「やなくて、須賀君!」 京太郎「あ、あぁぁ……え、江口せーらぁ……」ガタガタガタ セーラ「俺がなんかしたん??」 浩子「あっ」 セーラ「なんや? 心あたりあるんか?」 浩子「確か全国大会やったかな……」 泉「あっ」 怜「思い出した! あの時や!!」 和「怜だけにあの時」 竜華「むがぁぁぁぁあ!!」 < か こ > セーラ「だから女物の服なんて着らへん!」 竜華「そう言わんでも、にあっとるで?」 怜「そうですよ先輩」 セーラ「やかましいわ! 嬉しない!」 泉「男装!」 セーラ「俺なんかより、あそこの男の子の方が似合いそうやん」 京太郎「買い出しめんどいなー」すたすた 竜華「はぁ? なに言うとるん?」 怜「でも確かに似合いそうやなぁ」 泉「女装!」ぷんすこ 浩子「でも江口先輩の方が似合いますって」 セーラ「うっさい! そんじゃ今から証明したるわ!」ダダダ! 竜華「セーラ!?」 セーラ「 847 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 02 27 36.28 ID Lmflt0P+o [22/28] セーラ「そこのお前!!」 京太郎「はい? (なんでこの人学ランを?)」 セーラ「これを着てみぃや!」 京太郎「はい?」 竜華「ちょっ」 セーラ「いいから着ろって言うとんのや!!」バッ バサッ! 京太郎「いやぁぁぁぁ!?」すっぽんぽーん 竜華「ちんっ……ぎゃあああ!?」バターン 泉「マツタケ!!」 怜「ファッ?!? クゥーン」バタン 京太郎「な、何をするんですか!?」 セーラ「着ろぉぉぉ!」 京太郎「うあぁぁぁ!?」 ピカァーン! 京子「こ、これは!?」 泉「!!」 浩子「び、美人や……」ゴクッ ざわざわっ かわいい 付き合いたい 電話番号聞こうかな あんなに可愛い子は女の子なわけがない 京子「ひぃっ!?」 セーラ「どや!! 似合うやろ!」 京子「あ、あぁぁ!」 セーラ「このまま女として生きてみぃや!!」 京子「ひゃああああああ!!」だだだっ ~~ 京太郎「そ、それから控え室に戻るまでの間……何十人もの男に追われて」ガタガタガタ 咲「む、むごい!」 まこ「でも見てみたいのぅ」 優希「そんなに可愛いのか?」 浩子「そりゃもう」 雅枝「セーラァァァ!!!」ぶちぃぃいっ セーラ「あ、あの時はちょっとテンションがおかしくて」おどおど 雅枝「自分がなにしたかわかっとるんか!? あぁぁあ!?」ダンッ!! セーラ「ひぃっ!?」 850 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 02 34 19.12 ID Lmflt0P+o [23/28] 京太郎「女装怖い……男怖い」ビクビクビク 咲「大丈夫だよ京ちゃん」 久「トラウマになってるわね」 雅枝「セーラ!!」 セーラ「ゆ、許してぇな須賀君……」 京太郎「ひゃぁぁぁ!?」 雅枝「セェェェラァァァァ!!!」 優希「そう気にしないでも、犬なら平気だじぇ」 京太郎「あ、あぁ」 雅枝「(京太郎ぉ……)」 竜華「むがぁぁ!!」ぶちぃっ 怜「清水谷先輩!?」 竜華「はぁ、はぁ……」 京太郎「!?」 竜華「やっと自由の身や」 ま、まずい! このままじゃ! 竜華「すぅぅがぁぁぁ……!!」 完全に油断していた! 竜華「おんどりゃぁぁぁ死にさらせぇぇぇ!!」 京太郎「!!」 咲「京ちゃん!! やるしかない! 京太郎「起死回生の!!! ポチッとなぁぁぁ!!」 清水谷竜華 その傲り、壊してやる!!! 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 本日のオチでやぁぁ 861 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 02 41 59.71 ID Lmflt0P+o [24/28] 84 クーデレ ぼふんっ! 竜華「!!」ピタッ 京太郎「!?」 竜華「……」 怜「し、清水谷先輩?」 竜華「……」じぃー 京太郎「し、清水谷先輩?」 竜華「ん」 京太郎「もう、怒ってないんですか?」 竜華「もういい。気にしとらん」ぷいっ 京太郎「へ?」 セーラ「なんかあったんか?」 竜華「別に。ただ、気が変わっただけや」 京太郎「……あ、ありがとうございます」 竜華「こっちこそ、すまんかったな」すっ 京太郎「清水谷さん」ぎゅっ 竜華「竜華」 京太郎「?」 竜華「竜華でええ。うちも、京太郎って呼ぶ」 京太郎「はい! 竜華さん!」 竜華「……京太郎」ぼそ 京太郎「えへへ」 竜華「……」カァァ 怜「んー?」 雅枝「……」グギリリリリ セーラ「あかん! 監督いたいです!! 痛いですやぁぁぁん!!」ジタバタ 咲「むむー」 久「あらあら」 浩子「(ククク、ええ感じやなー)」 867 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 02 51 02.41 ID Lmflt0P+o [25/28] 竜華「京太郎」 京太郎「はい?」 竜華「……呼んだだけ」 京太郎「竜華さん」 竜華「なんや?」 京太郎「呼んだだけです」 竜華「っ~~~~//」ボッ 京太郎「可愛い」 竜華「あぅっ」モジモジ 怜「んんん???」 雅枝「……」グギギギギギ セーラ「」 泉「ぺしゃんこっ!!」 咲「色々と荒れましたね」 久「ええ、そうね」 まこ「何がなにやらじゃ」 優希「全くだじぇ」 雅枝「(京太郎、あぁぁ! あの男さえいなくなれば……うちだって!!)」ぎりっ 京太郎「(そう見つめるな雅枝。時期に、お前は自由だ)」 愛宕父 お前を絶望に陥れる そして、雅枝を 京太郎「(ククク、その為の機械だ)」 浩子「(ククッ、せいぜい楽しませて貰うでー須賀)」 京太郎「(次は――南か)」 俺の娘にするか、それとも体だけの関係にするか なんだっていい あの男を闇に染められるなら 俺は―― 京太郎「(鬼にも悪魔にもなる)」 千里山編 しゅーりょー 930 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 23 42 14.81 ID zzed8TyPo [2/6] そういや久ってツンデレ付属してたっけ? 忘れてましたが、さらに追加ってことで <きよすみ> 京太郎「……」 久「須賀君。アナタ、本気でやるつもり?」 京太郎「嫌ですね、部長。最初にやれって言ったのは部長ですよ」 久「それは、そうだけど」 わざわざ部室に呼び出して何かと思えば…… この機械を使うのをやめろだって? そんなの、今更過ぎる 久「この世界の須賀君は闇に沈みかけている。これ以上は見逃せないわ」 京太郎「またよく分からないことを。闇ぐらい、何杯でも飲み干してみせますよ」 久「茶化さないで!」 京太郎「俺はね、感謝してるんですよ部長。この機械は……闇がよく見える」 久「須賀君!」 京太郎「クク……見てください部長! この椅子! 携帯!!」 エイスリン(全裸)「ハァハァ」 透華「……」 咲「……」 智紀「……」 京太郎「これが今の俺の力なんです! この機械で俺は雅枝を手に入れた!」 久「それはまやかしよ。本当の愛を、井上さんを裏切るつもり?」 京太郎「井上さん? あの人が何か?」 久「っ!」ぞくっ 京太郎「他の俺がどうだろうと関係ありませんよ。俺は雅枝を手に入れて、あの男に復讐出来ればそれでいい」 久「じゃあ大星さんは!? 亦野さんは!?」 京太郎「……俺の娘は、雅枝との子供だけです。あの姉妹が入るかは、彼女たち次第ですけど」 久「そんな!」 京太郎「俺は、愛宕父……奴を仕留めることしか考えてないんですよ!!」ゴゴゴゴ 久「(本気の殺意! 堕ちたわね……須賀君)」ぎりっ 931 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 23 47 47.67 ID zzed8TyPo [3/6] 久「そう。なら止めるだけよ」スッ 京太郎「なんですか? その機械」 久「これは……貴方が暴走した時に使う予定だったもの」 京太郎「まさか!?」 久「強制的にこの世界を終わらせるスイッチよ」 京太郎「なん……だと!?」 久「残念だったわね須賀君。アナタの野望はここで終わりよ!」 京太郎「や、やめろォ!!」 久「(ごめんなさい。今度の世界ではきっと……)」ぽちっ 京太郎「うわぁぁぁぁぁ!!」 京太郎「なんちゃって」 久「え?」 京太郎「無駄ですよ。その装置は壊してあります」 久「!!」 京太郎「助かりましたよ、博士」 スッ 春「んっ」 久「なっ!? なぜ貴女が!?」 浩子「うちもおりますー」 久「……そう。そういうことね」 京太郎「部長、チェックメイトです」スッ 久「ふふっ、私に属性を追加するつもり?」 京太郎「ええ。どうなるかは分かりませんが、まだ部長にも勝ちの目はあるかもしれませんよ?」 久「そうね。その一縷の希望にすがるとするわ」 和「須賀君だけにですか?」 久「それと、最後に須賀君」 京太郎「なんです?」 久「……だらしない先輩ですまなかったわ」 京太郎「……」 934 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 23 49 50.62 ID zzed8TyPo [4/6] 京太郎「遅すぎますよ部長」 久「ええ、そうね」 京太郎「それじゃあ……」スッ さようなら、部長 久「……」 多分 京太郎「ポチッとな」 初恋だった―― 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 久は犠牲になったのだ 949 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/09(火) 23 57 31.76 ID zzed8TyPo [5/6] 77 ロッカー+淫魔 ぼふんっ 久「……」 京太郎「どうですか? 新たな目覚めは」 久「はぁ……んっ。最っ高よぉ」とろぉーん 京太郎「いい顔ですね。まるで淫売のソレだ」 久「もぅ……冷たいこと言わないでぇ」ぴとっ 京太郎「俺を止めるつもりじゃなかったんですか?」 久「いいえ。もうそんなことどうだっていいわ」クスクス 京太郎「へぇ。じゃあどうしたいんですか?」 久「もうっ、分かってるくせにぃ」ツンツン 京太郎「……まぁ、後腐れ無いなら構いませんけどね」 久「それでこそ須賀君ね。ふふっ、たぁっぷりロッカーで楽しみましょ?」 部長はもはや性の虜だった 肉欲に溺れ、また人を欲に沈める淫魔のごとく 久「たまらないでしょう? こういうことも出来るんだから」 京太郎「ぐっ……随分とこなれてますね。どんだけ男を漁ったんですか?」 久「やぁねぇ。私が相手したのは全部須賀君だけ……ありとあらゆる世界の須賀君をね」 この人は俺の弱点を誰よりも知り尽くしている まるで、本当に何百、何千と体を重ねたことがあるかのように まさにこの人は淫魔 久「あぁっん、もっとぉ……ちょうだぃ」ハァハァ 京太郎「あるいは――もののけ」 955 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 00 10 50.91 ID Oi0QrnuMo [2/8] <きよすみ> 純「弁当届けに来たら……すげぇことになってんな」 京太郎「……」 久「ここがいいの? ふふっ、敏感ね?」 咲「あ、ぁぁっ!」 智紀「んくっ、はぁっ……」 透華「だ、ダメですわ! あぁぁっ!」 エイスリン「ハァハァハァハァ」 初美「かきかきするですよぉ……」 純「大乱○スマッシュブラザーズじゃねぇか」 京太郎「俺が仕組んだわけじゃないですよ。部長が悪いんです」 純「ふーん、そっか。まぁ、なんでもいいけどよ」 そう言って井上さんは俺に弁当を差し出す この状況で何も動じない精神はすごいと思うが…… 純「じゃあな。あんまりハメ外さねーように」 京太郎「待ってください」 純「ん?」 京太郎「俺は、アナタともケリを着けたい」 純「ケリ?」 京太郎「知ってますか? 亦野誠子さんのことを」 純「……」 京太郎「あの人は、自分を俺と井上さんの間に出来た子供だと言ってきました」 純「そ、そうなのか? 意味分かんねぇなそれ」ぷいっ 京太郎「未来から来たとかなんとか、正直そこはどうでもいいんですが」 純「……?」 京太郎「俺としては、アナタとの関係をハッキリさせておきたかった」 956 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 00 15 41.38 ID Oi0QrnuMo [3/8] 純「ハッキリたってどうするんだよ?」 京太郎「決まってるでしょう?」スッ 純「!!」 京太郎「全てを運に任せる」 純「そ、その機械は!?」 京太郎「他の世界のアナタはどうか分かりませんが」 ザッ 京太郎「この世界のアナタに本妻ぶられても困るんですよ」 純「ま、待て! オレはもうお前に近づかない! だから!」 京太郎「そういう問題じゃないんです」 純「(嫌だ。あの幸せな記憶を……消したくない! 忘れたくない!)」 京太郎「既に確定された未来は覆せなくても、この世界は変えられる」 純「京太郎ぉ……頼む、やめて」 京太郎「これは悪い夢だった。そう思って――」 純「や、やめろぉぉぉぉ!!」 京太郎「さようなら」 すっ 京太郎「ポチッとな」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋 61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 マルコム・外道 971 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 00 21 18.55 ID Oi0QrnuMo [4/8] 03 顔見知り ぼふんっ 夢を見ていた 大好きな人と、一緒に飯を食べて……腹いっぱいになって 夜中に一緒のベッドに入って 悪夢にうなされて でも、目を覚ますと横には大好きな人がいて 幸せだった ずっとずっと この幸せが続くんだと思ってた ずっと―― 純「あれ……ここは?」きょろきょろ 京太郎「あっ、やっと目が覚めましたか?」 純「ん? お前は……確か、清澄の?」 京太郎「はい。一年の須賀です」 純「んで、ここは?」 京太郎「清澄の保健室です。さっき、貧血で倒れたんですよ?」 純「はぁっ!? なんでオレが清澄で!?」 京太郎「さぁ? どうしてでしょう?」 純「そ、そうか……って、あぁあ! こんな時間じゃねぇか!」 京太郎「?」 純「やべー! 急いで戻らねぇと!」 京太郎「急ぐと危ないですよ!」 純「須賀とか言ったな! 看病してくれてサンキュ!」 京太郎「いえ……」 純「……あれ?」 ザザッ 純「お前」 (好きだよ、純) 純「どっかで……?」 (誰よりも愛してる) 純「会ったこと……ないか?」 京太郎「ないです」 純「……そっか、そうだよな」 977 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/10(水) 00 27 40.15 ID Oi0QrnuMo [5/8] 純「悪い! 気のせいだった!」ハハハ 京太郎「よくあることですよ」 純「だよな! じゃあ、またな!」 京太郎「……また、か」ぼそっ 純「?」 ___/ ̄ ̄\_ , ´ <⌒ , ' `ヽ、 , \_ \ } ̄´ ' , \ / , |/} ∧ }`ー` {∧ 「ノ|/}/イ ' 、 | /`/ } ' } ∧ /イ / |' ,} \__/イ__ / //////////∧ _,.{///////////| -=≦//////|////////≧=-- 、_ r≦//////////////////////////////ヽ |//l///////////|///////////////////∧ |/∧//////////l|///////////////|/////} 京太郎「いえ。お気をつけて」クルッ 純「おう!」 ガラガラッ 京太郎「……」ググッ ピシャッ 純「……」ぽろっ ぽろぽろぽろっ 純「あ、あれ? おかしーな……なんで、涙が?」ごしごし ポタタッ 純「くそっ! なんでだよ……なんでっ!」ごしごしごし わけが分からなかった 涙の理由も 胸を締め付ける痛みの原因も でも――なんとなく一つだけ 理解出来たことがある それは 純「もう、終わりなんだな」 オレは――大切な何かを失ったんだ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/680.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346835217/ 京太郎「『全国麻雀大会身体検査のスタッフを募集中』……?」 京太郎「(確かに学生大会とはいえ麻雀だからな)」 京太郎「(牌の持ち込み等の不正防止のためには必要なんだろうけど……)」 京太郎「(バイト代は……安っ! でも大会の裏側ってちょっと興味あるな)」 京太郎「(よし、応募してみるか)」 京太郎「はいっ、もういいですよ~」 「あ、ありがとうございましたっ////」 京太郎「ふぅ……、身体検査も楽じゃないなぁ……」 京太郎「次の人どうぞ~」 咲「お、お願いします………って、え?」 京太郎「おお、次は咲だったか」 咲「きょ、京ちゃん!? どうしてここに!?」 京太郎「どうしてって……身体検査のスタッフだよ」 咲「そ、そんな冷静に……」 咲「もしかして……(京ちゃんに裸見られちゃうのぉ!?)」 京太郎「それじゃあ咲」 京太郎「服、脱ごうか」 咲「 」 咲「ハァ……ハァ……////」 京太郎「うん、異常なし。 もう行っていいぞ」 咲「あ……ありがとうございました……////」 京太郎「……咲の奴、随分息荒かったな。 緊張してたのかな?」 京太郎「まぁいいや。 次の人、どうぞ~」 和「お願いします……って須賀くん!?」 京太郎「咲がいるだもん、和もいるか。 やぁ」 和「そ……そんな……どうして…///」 京太郎「スタッフのバイトだよ。 それよりほらここ座って」 和「で……でも私……男の人に裸なんて……初めてで……///」 京太郎「そうかぁ……それじゃぁ」 京太郎「和の初体験は俺が貰っちゃおうか」 和「 」 京太郎「はい、オッケー。 もういいよ和。 ……和?」 和「……うぅ……///」 京太郎「どうかしたか? 診た限りじゃ至って健康極まりない綺麗な体だったけど……」 和「っ、!? は、恥ずかしいこと言わないでください……////」 京太郎「……また胸でかくなってる気がするなぁ。 ホント、可能性は無限大だぜ」 京太郎「次の人どうぞ~」 優希「へい! よろしく頼むじぇ!……おおっ!?」 京太郎「おっす。 相変わらず元気だなお前は」 優希「京太郎……私に会いたくてこんなトコロにまで……」 京太郎「はーい、腕伸ばしましょうねー」 優希「コラァ! レディに向かって何たる扱い!」 京太郎「漫才してる暇は無いんだよ。 ほらさっさとするぞ」 京太郎「夫婦漫才ならいつでもしてやるから」 優希「……えっ!?」 京太郎「うん、元気な女の子ですね。 もういいぞ、優希」 優希「……あぅ……///」 京太郎「?」 京太郎「……検査中は随分しおらしかったな……。優希も人並みの恥じらいはあるってことか」 京太郎「次の人どうぞ~」 久「よろしくおねがいしまーす……ってあらま」 京太郎「部長。 その節はどうも」 久「……須賀くん……。 いくら健全な高校生だからと言ってこんな所にまで……」 京太郎「人を犯罪予備軍みたいに言わないでくださいよ」 久「どうせバイトでしょうけど……。 ふふ、私の体に見蕩れても知らないわよ?」 京太郎「そりゃあ、難しいなぁ」 久「えっ?」 京太郎「だって部長、俺好みなスタイルなんですもん」 久「 」 京太郎「はい、もう服着てもいいですよ部長」 久「……須賀くんって意外と……」 京太郎「えっ?」 久「……いや、なんでもないわ……ええ、なんでもないもの……」 京太郎「……部長がモゴモゴしてるなんて珍しい。なにかあったのかな? 京太郎「……まあいいや、次の人どうぞ~」 まこ「おう、頼むわ…………ぁあああ!?」 京太郎「まこ先輩っ、声大きいですよっ」 まこ「わ、わりゃぁ……なにしとんじゃ……ああぁ…///」 京太郎「見ての通り、身体検査係員ですけど」 まこ「い、いけしゃあしゃあと……」 京太郎「ほら、時間もありませんし」 京太郎「まこ先輩の体、俺に見せてください」 まこ「うぇえええええ!?」 京太郎「以上です。 そちらから出てくださいね」 まこ「お……おおぅ……おうおうおう……」 京太郎「先輩、そっちは入り口です」 京太郎「目が定かじゃなかったな……。 一応先生呼んどくか」 京太郎「さてと。 少し休憩するか」 ____________________________ ____________________________ 咲「きょ……京ちゃんに……見られちゃった……////」 和「……もう、お嫁に行けません……////」 優希「……夫婦……私と……アイツが……///」 久「……なんか随分と呆けてるわねぇ……。 あら、まこ。 お帰り……」 まこ「ぶ、ぶぶ、部長ぉ……いい、今帰ったわ……あわわわ……」 久「………」 久「……こりゃぁ、面白くなってきたわね……!」 ピンポンパンポーン 『龍門渕高校の生徒は、速やかに身体検査場に集まってください』 純「おーい、オレらの番だぞー」 透華「やっとですね……。待ちくたびれるかと思いましたわ!」 一「ここに来て15分も経ってないよ。 全く、透華は短期なんだから…」 純「おめーら忘れもんは無いかー?」 智紀「……」コクコク 一「まるでお父さん見たいだね、ジュンくん」 純「うるせーオレは女だよ」 純「……って、衣の奴は?」 透華「もう先に行きましたわよ?」 純「……」 一「身体検査なんて衣には初めてだろうしね、待ちきれなかったんでしょ」 透華「衣のことですから心配ないでしょう……。 それじゃあ行きましょう?」 智紀「……」コク 京太郎「休憩終わり。 さて、次の人は……」 テテテ ピョン 衣「衣だ! 気楽に頼むぞ!」 京太郎「おお、龍門渕の。……何故俺の膝の上に?」 衣「わからん! ……だが差し支えなければこのままで頼みたい」 京太郎「……」 京太郎「まあいいか」 衣「~♪」 京太郎「天江衣……17歳? 俺より年上なのか…」 衣「むっ。 人を見附で判断するのは好かんぞ。 こう見えても衣はおとななのだ!」 京太郎「……」 衣「なんだ? 衣の顔に何かついてるか?」 京太郎「……いや、なんでもないです。 それじゃあ服を脱いでください」 衣「うむ、頼んだ」バッ 京太郎「……?なぜ万歳を?」 衣「ん? 万歳は脱がせやすくする為にするものだとハギヨシから聞いたぞ?」 京太郎「あ、俺が脱がすのか。 んじゃ、失礼しますね」 衣「んっ……。 どうだっ?」 京太郎「ええ、とても脱がせ易かったです。 ありがとうございました」 衣「えへへ。 衣、偉いか?」 京太郎「偉い偉い」ナデナデ 衣「ふぁっ……」 衣「……えへへー////」 京太郎「はい、これで終わりです。そこから出てくださいね」 衣「はーい! ありがとうきょーたろー!」バイバイ 京太郎「またねー」バイバイ 京太郎「……やっぱどう見ても年上には見えねえなぁ」 京太郎「撫でられると喜ぶ所とか歳相応だと思うし……」 京太郎「……世の中広いんだな……」 衣「とーかー」テテテ 透華「おかえりなさい、衣。 ちゃんと検査は受けられましたか?」 衣「うん! とっても優しく、暖かかった!」 透華「ふふ、そうですか。 ……うん?」 衣「えへへ……///」 京太郎「次の人どうぞ~」 純「失礼するぜー」 京太郎「おー、おっきいなぁ」 純「うっ……結構気にしてんだよそれ……」 京太郎「ああ、すいませんでした。それじゃ衣服はそこに置いてくださいね」 純「おうっ」 京太郎「……はい、いいですよ。異常はどこにもありません」 京太郎「至って健康な体です」 純「おう、サンキュッ」 京太郎「とてもスレンダーで綺麗な体ですね」 純「うええっ!?」 京太郎「……まあ、これは個人的な意見ですけどね」 純「あ……、ああ……」ドキドキ 純「た、ただいま……」 一「おかえり。…? ちょっと顔が赤いよ? 熱でもあるの?」 純「い、いや。 別にどこも異常はなかったよ……」 純「無かったんだけど……」 一「?」 純「(……男に裸見せるなんて全然気にならないことだと思ってたのに……)」 純「(今思うとむちゃくちゃハズい……!!)」ドキドキ 純「ぅうあああああああああ!!」 透華「ど、どうしたのでしょう……?」 智紀「」オロオロ 京太郎「……俺と同じくらい、いやそれ以上の高さか? あれで同い年なんだもんなぁ」 京太郎「ホント、世界は広いなぁ」 京太郎「……次の人どうぞ~」 智紀「おねがいします……」ペコリ 京太郎「はい、衣服はこちらにおねがいしますね」 智紀「はい……」 京太郎「……」 智紀「……ん……」ヌギヌギ 京太郎「……」 智紀「……っしょ」 ブルンッ 京太郎「!?」 京太郎「……」ジー 智紀「……」 京太郎「………」ジー 智紀「……あの…」 京太郎「……………」ジー 智紀「そんなに……見つめられると……」 京太郎「………………」ジー 智紀「……////」 京太郎「……あ、これでおしまいです。 出口はそちらです」 智紀「あ……ありがとうございました……」ペコリ 京太郎「いえいえ。こちらこそ、どうも」 智紀「ぁぅ……////」 一「おかえりともきー。 どうだった?」 智紀「えっと………」 智紀「(………)」 ~~~~~~~~ 京太郎「……」ジー 智紀「……////」 ~~~~~~~~ 智紀「っ! ////」フルフル 一「……? よ、よくわかんないけど大丈夫そうだね……」 智紀「はぃ………////」 京太郎「ふぅ……」 京太郎「…………世界は広い」 京太郎「………故に可能性は無限だ」 京太郎「我々はそれを只々暖かく見守ろうと思う」 京太郎「来たれ次の人」 一「珍しい呼ばれ方されたよ……、よろしく」 京太郎「はい、こちらこそ。 衣服はそちらに……」 一「……?」 京太郎「……」ジー 一「な、なにさ……」 京太郎「……あー」 京太郎「このままでいいか」 一「!?」 一「うわぁぁぁん!!」ダッ 透華「は、はじめ!? 一体どうしたのですか!? まさか命に関わる病気でも……!」 一「そ、それは無かったけど………無かったけどぉ……!」 透華「では一体…?」 一「………うぅ……///」 透華「……?」 一「うきゃぁあああ! ////」ダッ 透華「は、はじめェ!?」 一「男の人って……! 男の人って……! ////」 一「う……うわああああああ/////」 京太郎「……」 京太郎「むしろよく今まで恥ずかしいと思わなかったもんだな……」 京太郎『はい、異常無しです。 そちらから……』 一『ちょっと! 脱がなくていいってどういうことさ!』 京太郎『? いや、だって……その服……』 一『…? この服がどこか変かい?』 京太郎『……ちょっとこちらに近づいて貰えますか?』 一『……?』 京太郎『……いやね? ちょうど俺からの目線だと』 京太郎『見えてるんですよ、ポッチ』 一『……』 京太郎『……』 一『……』 一『 あ!! 』 京太郎『はい』 京太郎「龍門渕はキャラ濃いなぁ」 京太郎「…次の人どうぞ~」 透華「よ、よろしくお願いしますわ」 京太郎「はい。 脱いだ衣服はそちらに置いてくださいね」 透華「……」モジモジ 京太郎「……どうかされましたか?」 透華「…わたくし、生まれてこの方異性に裸を見せる経験が浅くて……」 透華「少々……恥ずかしいですの……////」 透華「ですから、至らぬ点があるかもしれません……」 京太郎「……おぉ」 透華「その……ですので……」 透華「不束者ですが……よろしくお願いします……わ……////」 京太郎「……」 京太郎「(……え?)」 京太郎「……えーっと……。 あまり緊張なさらなくても大丈夫ですよ?」 京太郎「その……ただの身体検査なわけなんだし……」 透華「あ……そ、そうですわね! わたくしったら……全く……!」 京太郎「は、ははっ……」 透華「ほ、ほほほっ……」 「…………」 「…………」 京太郎「……それじゃあ」 透華「!」ビクッ 京太郎「脱がせますね?」 透華「……」 透華「はい……////」 京太郎「はい……これでおしまいです。 お疲れ様でした」 透華「あ、ありがとうございました……」 京太郎「……」 透華「……そ、それでは…」 京太郎「 龍門渕さん 」 透華「っ、……なんですの?」 京太郎「とてもお綺麗なお体でした」 透華「 」 京太郎「出る所は出て、引っ込むところは引っ込む。 全くのムダのないパフォーム」 京太郎「その指一本一本まで丁寧に磨き上げられたかのようで、肌の肌理細やかさも素晴らしい」 京太郎「まさしく、『透き通るような華やかさ』がありました」 透華「 」 京太郎「……」 京太郎「……お大事に……」 京太郎「……ふぅ。 これで龍門渕の検査も終了、っと」 京太郎「……休憩するか」 _____________ _____________ 透華「 」 ハギヨシ「お疲れ様ですお嬢様。 検査の結果はどうでしたか?」 透華「 」 ハギヨシ「……透華お嬢様?」 純「うおおおおお!! オレってやつはぁあああ!!」 智紀「ぅぅ…………////」 一「皆……皆今まで僕のこと……そんな目で……!」 ハギヨシ「こ……これは一体……!?」 衣「また検査したいなぁ~……。 そしたらまた、撫でてくれるかな……」 ハギヨシ「……どうやら原因は検査にあるようですね……ならば」 ハギヨシ「 私も受けるべきですね 」 _____ ____ ___ __ ピンポンパンポーン 『永水女子高校の生徒は、速やかに身体検査場に集まってください』 霞「あら、私達の番ね」 巴「身体検査なんて久しぶりね~」 初美「きっと今年は大きくなってる!! ……気がします……」 春「……無駄な足掻き……」 初美「うわー!! なんでそういうこと言うんですかー!!」 小蒔「ま、まあまあ、そのくらいにして……。 そろそろ行きましょう?」 初美「うっ……、はーい……」 霞「ところで小蒔ちゃん、前より大きくなってるわよね?」 小蒔「あう……。 で、でも霞ちゃんほどじゃないし……」 霞「大丈夫、まだまだ大きくなるわよっ。 きっと」 初美「……泣きたいです……」 巴「……今は同情するわ……」 京太郎「次は……永水女子校。 鹿児島県代表……か」 京太郎「わざわざ遠いところから来たんだ、しっかり検査しないとな」 京太郎「……最初の人どうぞ~」 初美「よろしくおねがいしま~す」 京太郎「 」 初美「? どうかしましたか~?」 京太郎「…あ、いや。 随分露出の多い巫女服だな、っと」 初美「あー、係員さんエッチですね~! 私の体に見とれちゃいましたか~?」 京太郎「(誰でもそう思うと思うけど……ここは無難に……)」 京太郎「ははっ。 まぁ、そういうことで」 初美「えっ……えええええっ!?」 京太郎「…えっ?」 初美「あ……あのっ! 私に見とれちゃったんですか!?」 京太郎「え? あ、はい……。とっても可愛いと思いますよ?」 初美「……そ、そんなっ! そんなこと言われたの……生まれて初めてぇ……////」 京太郎「(……もしかして、選択間違えた?)」 初美「うわぁ! うわぁ! どうしよう! すっごい嬉しいです……////」 京太郎「そ……それじゃあ、始めましょうか、検査」 初美「あっ! そ、そうでしたっ!」 初美「(生まれて初めて私に可愛いって言ってくれた……)」 初美「(この人になら……全部……)」 初美「それじゃ……私の全てを見てください!! ///」バッ 京太郎「うおっ!? 下まで脱がなくていいんですよ!!?」 京太郎「お、お疲れ様でした……帰りはそちらからどうぞ……」 初美「あ、ありがとうございましたー! とっても嬉しかったですよー!」 京太郎「は……はは……」 巴「おかえりハッちゃん。 どうだった?」 初美「えへ……えへへー……/// 知りたいですかー!? 知りたいですかー!?」 巴「あ、ごめん。 やっぱいいです」 初美「えへへ……可愛いって……可愛いってー!! キャー!!」 春「……どうしたんでしょう」 巴「……さぁ?」 京太郎「外見を見て一瞬デジャヴかなと思ったらそんなことなかった」 京太郎「もっと恐ろしい、3年生とは思えないあの言動と行動……」 京太郎「世界って……広い……」 京太郎「ふぅ……。 なんとか収まったし」 京太郎「……つ、次の人どうぞ~」 春「よろしくおねがいします」 京太郎「こちらこそ。 脱いだ衣服はこちらにお願いします」 春「はい」 京太郎「(良かった……普通っぽい人だ)」 京太郎「……」 春「……」ゴソゴソ 京太郎「……」 春「……」ポリポリ 京太郎「すいません、その黒糖も置いてください」 春「 」ポロッ 京太郎「…はい、大丈夫です。 これでおしまいです」 春「……ありがとうございました」 京太郎「どういたしまして。 出口はそちらになります」 春「……」 つ【黒糖】 京太郎「あ、貰っていいんですか?」 春「……」コクリ 京太郎「いただきます。 ……あ、美味い」 春「……」ニコリ 春「……バイバイ」 初美「おかえりはるる! どうだったですかー?」 春「特には……」 春「……ふふっ」 巴「! 春が笑ってる…!」 初美「お……おっぱい大きくなったのかな……?」 京太郎「変わった人だったけど……良い人だったな」 京太郎「……美味いなこれ」ポリポリ 京太郎「次の人どうぞ~」 巴「し、失礼しまーす……」 京太郎「強張らずに、そこにどうぞ」 巴「は、はい……。 うぅ……緊張する……」 京太郎「リラックス、リラックス」 巴「あ、メガネ外したほうがいいですか!?」 京太郎「……」ははっ」 京太郎「(すっごいマトモな人だ!)」 京太郎「(良かった! 本当に良かった!)」 京太郎「はい、いいですよ。 異常無しです」 巴「あ……ありがとうございました……」 京太郎「……まだ緊張してたんすか……」 巴「な、慣れないことだもの……しょうが無いでしょっ。男の子に裸見せるなんて……」 巴「(しかもこの子結構好みだし……!)」 小蒔「あ、おかえりなさい巴さん」 霞「悪いところは見つからなかった?」 巴「特にはありませんでしたよ。 ……ただ……」 巴「(私好みってことは……この二人の好みでもあるのよねぇ……)」 巴「……無事を祈るわ…」 小蒔・霞「?」 京太郎「っ、……なんだ? 寒気が……」 京太郎「まぁいいや……。 残り二人っ」 京太郎「次の人どうぞ~」 「あ、失礼します……」 タプンッ 京太郎「おもち!!」 小蒔「ふえ!?」 京太郎「……すいません、少し取り乱しました」 小蒔「い、いえ。 気にしないでください……こちらこそ驚いちゃって……」 京太郎「いえいえ、こっちこそ急に叫んだりして……」 小蒔「そんな…、私こそへんな声出しちゃって……」 京太郎「……」 小蒔「……」 京太郎「(……埒があかない)」 京太郎「そ、それじゃあ早速検査をしましょうか」 小蒔「あ、あのぅ……それなんですが……」 京太郎「はい?」 小蒔「私の巫女服……どうも着付けが悪かったのか中々胸元が開けなくて……」 小蒔「できれば……手伝ってくれませんか?」 京太郎「oh...」 京太郎「ここですか?」 小蒔「は、はい……。 力一杯開いてください……」 京太郎「……」 京太郎「(巫女さんの胸襟に両手突っ込んで広げようとする俺)」 京太郎「(傍から見たらどんなもんだろうか……)」 京太郎「それじゃ……いきますよ……っと」 グイッ 小蒔「んあんっ!」 京太郎「あ! どこか痛かったですか!?」 小蒔「だ……大丈夫です……ですから…」 小蒔「もっと……強く……お願いします……」ハァハァ 京太郎「わ……わかりましたっ」 グイッ 小蒔「ふぁんっ! んあああっ!」 小蒔「そ……そうですっ……もう少しで……」ハァハァ 小蒔「イヤンッ……はあんっ!……そこっ……いいですぅ……!」ハァハァ 京太郎「………」 京太郎「(なんでこの人息荒いの)」 小蒔「ああっ……イイッ…です……! もうそろそろ……!」 京太郎「あ……開いて来ましたか…!?」 小蒔「はいっ! ……だからもっと強くお願いしますぅ……!」ギュム 京太郎「んぐっ……!」 京太郎「(抱きつかれた? え、なんだこの感触、スゲェ)」ムギュムギュ 小蒔「ふぁあ! そんなにしたら……ああっ……あああああ!!」 ギチギチ ギチッ! 小蒔「イっちゃいますぅうううううう!!!」 ドプルンッ その時見えたのは今でも鮮明に覚えている。 人間にあるはずのない、『何か』が 俺の目の前で、神代さんの前でこれでもかというほど 暴れていた。 京太郎「……ん……ここは……」 小蒔「あ…気付かれましたか?」 京太郎「俺は……。 あ、そうだ! 胸元!」 小蒔「安心してください! 京太郎さんのお陰で……ほらっ」 ドプルンッ 小蒔「ね?」 京太郎「うわ、強烈」 巴「霞さん……。 今、姫様が……」 霞「ええ……一瞬だけど、『寝た』みたいね……」 初美「中でいったい何が……」 春「……」ゴクリ.... 京太郎「……はい、異常なしです。 もう仕舞っても大丈夫ですよ」 小蒔「は……はい。 ありがとう……ございました……////」スッ 小蒔「……あの、京太郎さん!」 京太郎「は、はい?」 小蒔「……今日あったこと、私絶対に忘れません……っ///」 京太郎「……」 小蒔「……で、ではっ」トテテ 小蒔「か、霞ちゃん!」 霞「あらあら、はしゃいじゃって。 なにかイイコトでもあったの?」 小蒔「はい! 私、絶対忘れません!」 小蒔「えへ……えへへ……////」 巴「……一応お祓いしましょうか」 初美「そうですね。 なんか乗り移ってそうですし」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「そうだ、トイレ行こう。」 京太郎「……ふぅ。 次で最後だ」 京太郎「次の人どうぞ~」 霞「は~い」 ドドタプンッ 京太郎「 」 京太郎「 」 京太郎「 」 京太郎「嘘だろおい」 霞「(あら……あらあらあら……)」 霞「(この子……私のドストライクだわ……)」 霞「ふふっ……」 霞「(得意分野、いかせてもらおうかしら)」 霞「係員さん? 巫女服、脱いでもよろしいですか?」 京太郎「えっ。 あ、ああ。 どうぞどうぞ……お願いしますっ」 霞「(わたわたしちゃってる……可愛いっ)」 霞「んっ……んんっ…」ググッ... 霞「ふぅっ」グイッ ※効果音はイメージにお任せします 京太郎「あ……ああ……」 霞「さて……係員さん……」 霞「しっかり検査、してくださいね?」 京太郎「……」ゲッソリ 霞「ふふ……うふふふ……」ツヤツヤ 京太郎「お、お疲れ様でした……お出口はそちらからです……」 霞「ありがとうございましたっ。 ……とっても有意義でしたわ……ふふっ」 京太郎「(検査に有意義もなにも無いと思うけど……)」 霞「ああ、そうでした。 係員さん」 京太郎「は、はい」 霞「私達永水女子の巫女は皆伝統ある決まりごとを守ってまして」 霞「その決まりの1つにこんなものがあるんです」 「異性に裸を見せた場合、その者を生涯の伴侶としなければならない」 京太郎「 」 京太郎「え?」 京太郎「……え? ……じょ、冗談でしょう?」 霞「ふふふ……それは周りを見ても言えるかしら?」 京太郎「え……、うわっ」 初美「えへへー……京太郎さーん、一生一緒ですよー」 春「毎日黒糖、食べさせてあげる……」 巴「ま、まあ? 決まりごとだもの、しょうが無いじゃない?」 小蒔「私、将来の夢はいいお嫁さんになって旦那様の側にいることなんです……///」 小蒔「今、ようやくその夢が叶うと思うと……嬉しくて嬉しくて……////」 京太郎「……」 霞「……そういうわけで、がんばってね?」 「 私達の旦那様っ 」 -カンッ!-
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6125.html
揺杏「学校どこよ? 私はあの有珠山なんだけど~wwwwww」 京太郎「清澄です」 揺杏「……え……!?」 京太郎「清澄高校です」 揺杏「……う、うわあ……ああ……ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」 京太郎「どうかしましたか?」 揺杏「ああ、あふゥッ……ひいいい……ガクガク(足が震える)」 京太郎「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。ちょっと麻雀が強いだけですから^^」 揺杏「ああ……あ……うんっ…ああ……ビクンビクン(小水を漏らす)」 京太郎「ちなみに俺は県予選初戦敗退です」 揺杏「あんっ!ああん……らめ……もうらめえ!ビクンビクン(絶頂する)」 揺杏「って夢見たんだよねー」アハハ 由暉子「重症ですね」 爽「うわー」 成香「あの、えっと……」 誓子「こうはなりたくないもんだねー」 揺杏「げっろー……」シュン 京太郎「でもそんな揺杏さん可愛いですよ」ニコッ 爽「!?」 由暉子「!?」 揺杏「!?!?!?」カァァァ 由暉子「あっふあぁ~~ん!!」ジョババ 爽「あふぅぅ~ん!!」ジョバジョバ 京太郎「」ビショヌレ 成香「えっと、えっと!」オロオロ 誓子「見ちゃダメだから、ね」サッ 揺杏「現実でやって受けるわけねーじゃん」ケラケラ カンッ
https://w.atwiki.jp/kyo3nen/pages/293.html
京太郎「こうしてるとさ、去年のインハイ思い出すな」 哩「あん時もベンチ座って、飲み物飲んで……やっけ?」 京太郎「そうだな。こんなに付き合いが続くとは思ってなかったけど」 哩「そこは同意見やね。ばってん、まさかいきなり訪ねてくっとは」 京太郎「だから悪かったって。ちゃんと伝えなかった鶴田も悪い」 哩「責任転嫁? 感心せんね」 京太郎「お前な、散々買い物付き合わされたあげくラーメン奢らされたんだぞ?」 哩「姫子……すまんね、後で言っとく」 京太郎「ははっ、思いっきり保護者みたいな言い方だな」 京太郎「いや、でも……だからか」 哩「どがんした?」 京太郎「お前さ、もしかして寂しかったりするのか?」 哩「……」 京太郎「うちの母親もさ、もう一人でできるって言ってもしばらくはベタベタしてきたんだよ」 京太郎「今考えると、あれって寂しかったのかって思うんだよな」 京太郎「なんとなくだけどさ、今のお前と同じなんじゃないかなって」 哩「とぜんなか……言われてみっとそがん気がすんね」 哩「ずっと、胸に穴が空いとる……」 哩「やけん、穴ば埋められん。どがんしたらよかとね」 京太郎「……」 京太郎「それでいいんだよ」 京太郎「寂しいなら寂しい、何かが欲しいなら何かが欲しいって言えばさ」 京太郎「結局さ、言わなくてもなんでも分かるってのは怠慢だよな」 京太郎「ま、俺が偉そうに言えるわけじゃないけどさ」 京太郎(言いたいことも言わないで、聞くべきことを聞かないで痛い目にあったからな) 京太郎「根本的な解決なんてそれこそ時間がって話だけど、今日はどうだった?」 哩「……そうやね、たしかに言う通り」 京太郎「そういうことだ。求めれば与えてくれるやつの心当たりぐらいはあるだろ」 哩「須賀くんは、応えてくれる?」 京太郎「当たり前だろ。ちょうどずっと背負ってたものがなくなっててさ、ちょっとの間でいいんならいくらでも言え」 哩「じゃあ――」ポスッ 哩「抱きしめて……」 京太郎「おう」ギュッ 哩「撫でて」 京太郎「はいよ」 哩「名前、呼んで」 京太郎「哩……これでいいか?」 哩「あと……顔、隠させて」 京太郎「わかったよ」 哩「ありがと……」ギュッ 哩「……ふぅ」 京太郎「すっきりしたか?」 哩「ごめん、上着ば濡らしちゃって」 京太郎「気にすんな、ちょっと暑かったしな。水に落としたことにしとくよ」 哩「やっぱし優しかね」 京太郎「はは、美人に胸を貸すのは役得だからな」 哩「び、美人……」カァァ 京太郎「照れんな照れんな」 京太郎(いじめたらってのはちょっとあれだけど、鶴田の気持ちも分からないでもないな) 哩「……須賀くんの意地悪」 京太郎「優しいんじゃなかったのか?」 哩「ばってん、意地悪」ムスッ 京太郎「悪い悪い、なんだったらもうちょっと胸貸すぞ?」 哩「……じゃあ」スッ 京太郎(白水は意を決したように顔を上げた) 京太郎(泣きはらしたからか目は潤んでいて、頬は薄赤い) 京太郎(躊躇いがちに手が触れてきて) 京太郎(それになにより、その唇に目がいって――) 哩「――んんっ!?」 京太郎「――悪い、違ったか?」 哩「あ、あ……」カァァ 京太郎「んー……こっちに来てるから間違いじゃなさそうだけど」 姫子『せんぱーい?』 哩「ひ、姫子!?」 京太郎「やべっ、隠れるぞ!」グイッ 哩「あっ」 姫子「あれ? どっちもいない……」 京太郎「ちょっとのんびりしすぎたか……トイレにしては長すぎたな」 哩「私まで隠れる必要あっと?」 京太郎「あんな状態のお前を残しておいたら、間違いなく俺の関与が疑われるだろ」 京太郎(それに、何か聞かれてこいつが隠せるとは思えないし。普段ならともかく) 京太郎「ともかく、いなくなるまでここでじっとしてようぜ」 哩「う、うん」 京太郎(とは言ったものの……) 姫子「~~♪」 京太郎「思いっきり居座っちゃったな」 哩「多分、私らが戻るの待ちやね」 京太郎「もう完全に俺を疑ってるな……」 哩「まいるよ……」 京太郎(持ちネタは置いておいて、本当に参った) 京太郎(いなくならない鶴田もそうだけど、こっちも……)フニュ 京太郎(色々密着して、正直辛抱堪らない) 京太郎(でも白水は平気そう――) 哩「……」カァァ 京太郎(――じゃないな! 耳まで赤いよっ) 姫子「あ、そうだ」ピッ ――ブーブー 哩「――っ!?」 京太郎「あいつ、電話かけてきやがった……!」 哩「や、そこ、刺激されっと……」ビビクン ――ガサガサ 姫子「あれ? だれかいます?」 京太郎「やばい、あんま動くなって」 哩「そ、そがんこつ……んんっ!」ビクン 京太郎「こ、声もまずいって」 哩「む、無理ぃ……」 京太郎(このまま大声でも出されたらアウトだ) 京太郎(どうにかして黙らせないと……!) 京太郎「……哩」グイッ 哩「――んむっ」 ――ガサガサ ――ニャーニャー 姫子「猫? なぁんだ」 姫子「先輩も出ないし、一回戻ろっかな」 京太郎「……」 哩「ん、ふ……」トロン 京太郎「――悪い、もう色々限界だわ」 哩「私も……」 京太郎「立てるか?」 哩「ごめん、まだちょっと」 京太郎「あー、ちょっとやりすぎたかな」 哩「あがん獣みたいに……」ポッ 京太郎「それで喜んでたのはだれだったっけな。飲み物買ってきたけど、いるか?」 哩「ありがと」 姫子「あ、やっぱり一緒にいた!」 哩「ひ、姫子」 姫子「もう、こがんこつだと思ってましたけど」 京太郎「あー、気分転換に飲み物買いに行ってたんだよ。ほら、お前の分も」 姫子「ホントですか?」 京太郎「なに邪推してんだよ。いらないのか?」 姫子「もらいますけど……」 京太郎「さ、じゃあ俺は久ちゃんのとこに戻ろうかな。哩は?」 哩「あ……私はもう少し休んでく」 姫子「んー?」 京太郎「わかった。鶴田、行くぞ」 姫子「……はーい」 姫子「ところで先輩?」 京太郎「なんだ、また邪推か?」 姫子「いつから名前で呼ぶようになったんですか?」 京太郎「あー、それね……」 姫子「あとで哩先輩となにしてたか、教えてくださいね」 京太郎「……」 姫子「~~♪」 京太郎「……まいるよ」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6095.html
第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】 アフター マホ「ふわぁ……疲れましたぁ」 京太郎「お疲れ様。まさか、本当に全員と打つなんてな」ナデナデ マホ「あ、須賀先輩っ!」パァァ 京太郎「何か収穫はあったか?」 マホ「はいっ! 色んな人の、色んな技術を学べました!」 京太郎「その成果、今度俺にも見せてくれよな?」 マホ「勿論ですっ!!」 マホ「んへへっ♪」チョロロロロ 京太郎「また最近犬の小便が……」 マホ「弾けろブリタニアァァァァ!!」パシャパシャパシャ!! 京太郎「また裸を撮られた」 マホ「あっあっあっ♪」ポヒュ^ポヒュー 京太郎「俺のリコーダー、無くなるの今日で三十四本目か……でもちゃんとお金は返してくれるんだよな」 マホ「ゼロ! ゼロ! ゼERO!!」 京太郎「最近、選挙でもやってったっけ?」 マホ「ちゃーんと出来ましたっ!!」ビシッ 優希「よくやったじょ」ニッコリ 和「これで一人前ですね」ニッコリ マホ「わーいっ!」 久「あんたたち……ちょっとこっちに来なさい」ゴゴゴゴゴゴ 厨二病でも恋がしたいッッッッッ!!!!
https://w.atwiki.jp/toarukyoutarou/pages/384.html
359 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/07(日) 00 19 57.49 ID DbPYgJ1Qo 【7月7日(日) 早朝 龍門渕家:客室】 チュンチュン 京太郎「……う、う~ん」 京太郎「あれ?もう朝か……」 京太郎「えーっと、確か一さんに寝付けるように抱き締めてもらったのは良いものの、強すぎてそのまま意識を失ったんだっけ」 京太郎「まぁ良かった、永眠にならなくて」 京太郎「……しかし何だか物凄く体が重いんだが――」チラッ 透華「……今度こそ美味しいはずですわ!」zzz 衣「……ふふふ。きょーたろー」zzz 一「えへへ。ダメだってば……」zzz 純「……ぐがー」zzz 智紀「……やはり須賀君は受け」zzz 歩「う~ん……お嬢様」zzz 京太郎「――なんじゃこれは!?」 360 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/07(日) 00 28 18.44 ID DbPYgJ1Qo 京太郎「右腕に一さん、左腕に透華さんと歩」 京太郎「胸に衣、右太ももに井上さん、左太ももに智紀さん」 京太郎「……一体全体俺が寝てる間に何が有ったんだ!?」 ※図解 一京透歩 衣華 太 純郎智紀 364 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/07(日) 00 51 16.25 ID DbPYgJ1Qo 京太郎「……ダメだ。全然動かねぇ」 京太郎「と言うか、皆凄く幸せそうに寝てるから起こせない……」 ハギヨシ「……おはようございます。京太郎君」 京太郎「ハギヨシさん!?」 ハギヨシ「しーっ。皆様まだ寝ていらっしゃいますので」 京太郎「ううっ……ハギヨシさん、一体これはどういう事ですか?」 ハギヨシ「……実は、国広さんが就寝の挨拶に来られない事を不審に思った透華お嬢様が、井上さんと沢村さん、杉乃さんを伴って京太郎君の部屋に行かれまして」 ハギヨシ「そこで眠っている国広さんとその腕に抱かれて眠られている京太郎君を発見したのですが」 京太郎「……うわ見られたのか、アレを」 ハギヨシ「はい。そこに丁度衣様も来られまして一言――」 衣『一だけずるい!皆もきょーたろーと一緒に寝るぞ!』 ハギヨシ「――と申されまして」 ハギヨシ「私が起こさないようにお二人を動かして、皆さんがそれぞれ京太郎君の体を枕代わりに寝られたと言う訳です」 京太郎「なんで止めてくれなかったんですか!」 ハギヨシ「面白そ……もとい、私は執事。主の命令には逆らえませんから」 京太郎「今絶対面白そうって言いかけましたよね!?」 366 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/07(日) 01 11 59.43 ID DbPYgJ1Qo ハギヨシ「まぁそう言う訳ですので、お嬢様達が起きられるまでそのままで居てください」 京太郎「いやいや!助けてくださいよ!」 ハギヨシ「申し訳ありません。私、他の仕事が有りますので――」シュタッ 京太郎「ああっ!ハギヨシさん!」 京太郎「ううっ……俺は一体何時までこうしていれば……」 ???「う、う~ん……」パチパチ 目覚めたのは? 369 1.透華 2.衣 3.一 4.純 5.智紀 6.歩 372 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/07(日) 01 36 08.12 ID DbPYgJ1Qo 衣 衣「う、う~ん……五月蝿いぞ」ゴシゴシ 衣「せっかく良き眠りを堪能していたと言うのに」 京太郎「す、すまん」 衣「……ん?きょーたろー?」ボーッ 衣「何故お前がここに?衣に会いに来てくれたのか?」 京太郎「もしかして寝ぼけてる?」 衣「……あぁ、なるほどここは夢か」 衣「きょーたろーが衣にわざわざ会いに来る事等有り得ぬからな」フッ 京太郎「いやいや別に普通に会いに来るし、そもそも泊まったし」 衣「ふむ。夢であるならば普段できぬ事も可能だと言う事か」 京太郎「へ?」 375 コンマ判定(コンマ反転) 01~30 ……しかし夢にしてはあまりにも生々しいような 31~70 きょーたろーの匂いだー! 【好感度+0.5】 71~98 ふふふ。どれ、接吻の一つでも…… 【好感度+1】 ぞろ目44以外 【好感度+3】 ぞろ目44 破魔矢発動 377 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/07(日) 01 56 02.11 ID DbPYgJ1Qo きょーたろーの匂いだー! 衣「きょーたろーの匂いだー!」スリスリ 京太郎「あ、こら!くすぐったいって」 衣「んふふ~♪きょーたろーは良い匂いがするなー」 京太郎「いやいや俺は男っすよ?良い匂いなんかしませんって」 衣「……そして、懐かしい匂いだ。父上が存命だった頃を思い出すような……」グスッ 衣「きょーたろー。お前は居なくならないよな?」スリスリ 京太郎「……大丈夫ですよ。何が有ったって居なくなる事は有りません」ニコッ 衣「……ならば良し。どんな形でも良いから、衣の側に居てくれればそれで――」zzz 京太郎「…………また寝ちゃったよ。おい」 京太郎「しかし、衣は一体俺をどう思ってるのかね。亡き父を重ねてるのか、兄弟なのか、それとも――」 京太郎「……ま、いいか。俺もまた眠くなってきたし。もうちょっとだけ二度寝しようっと……」zzz 468 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/09(火) 00 16 09.16 ID flcfHsEbo 【龍門渕家:玄関】 京太郎「それではお世話になりました」ペコリ 衣「むぅ……もう帰るのか?」 京太郎「ええまぁ予定も有るので」 透華「衣、あまり京太郎さんを困らせてはいけませんわ」 衣「……仕方あるまい」 京太郎「すみません……」 純「謝る事ねぇよ。お前にも都合ってもんが有るだろうし」 智紀「……なかなか楽しかった」 歩「はい!特にお嬢様達と一緒に寝させて頂いたので私は満足です」 歩「もう死んでも構いません!」 一「いやいやそれは大袈裟でしょ……」 一「ま、ボクとしては仕事が早く終わって楽だから良いけどねー」 京太郎「あはは。本当に一さんには色々お世話に……」 一「それこそボクはお仕事だから気にしないでよ」 純「……実は滅茶苦茶寂しいくせに」ボソッ 一「純くん!///」ポカポカ 純「いてっ!本当のことだろうが!」 469 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/09(火) 00 39 42.86 ID flcfHsEbo 透華「ですが、これに限らず何度でもいらっしゃってくださっても構いませんわよ?」 衣「うむ。きょーたろーならば盛大に歓待しよう!」 透華「……それに今度はちゃんとしたものを食べて頂かなくては!」メラメラ 京太郎「あ、あはは……」 衣「今度は衣もやるぞ!」 京太郎「え゛っ」 透華「それは良いですわね。この際全員でそれぞれ作るのも良いかもしれませんわ」 一「ちょ、透華それ本気!?」 透華「本気ですわ。最高のおもてなしはやはり手料理にこそ有りますもの!」 歩「流石お嬢様!素晴らしいお考えです!」キラキラ 智紀「……それは出来る人が言う事だと思うけど」 純「……今度は予め胃薬持ってきた方が良いと思うぞ」ポン 京太郎「そうですね……」 純「ま、いざとなったらハギヨシさんが何とかするだろうし――っと忘れてた、アド交換しようぜ」 京太郎「あ、良いですよ」 智紀「む。じゃあ私も」 歩「でしたら私もお願いします」 一「……モテモテだね京太郎くん」ムッ 純「おやぁ?国広君焼き餅ですか?」ニヒヒ 一「ち、違うって!」 一「もう!からかうのはやめてよねっ!///」プイッ 純(どう考えても分かりやすいんだが、こっちも鈍そうだもんな……)チラッ 京太郎「?」 471 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/09(火) 00 53 48.26 ID flcfHsEbo ハギヨシ「それではそろそろ参りましょうか」 京太郎「あ、はい」 京太郎「では改めてありがとうございました」ペコリ 透華「わが龍門渕家はいつでもお待ちしておりますわ!」 透華「こ、今度は是非お父様にご紹介を……///」 京太郎「あ、あはは……」 京太郎(透華さんのお父さん……想像できねぇ) 衣「今度は共に風呂に入って親交を深めようぞ!」 京太郎「か、考えておきます」 京太郎(お、俺はロリコンじゃねぇ!) 一「アパートに帰っても規則正しい生活ときちんと三食取る事。最近良い枕買ったみたいだけど、授業中油断しないでよね」 京太郎「は、はい」 京太郎(あれ?枕買ったこと言ったっけ……) 純「何か悩み事が有ったら相談しろよ?大体の事は何とかしてやるからな」 京太郎「ありがとうございます」 京太郎(頼りになるなぁ……) 智紀「……今度は二人でゲームやりたい」 京太郎「良いっすね。是非やりましょう!」 智紀「……楽しみにしてる」 歩「えーっと、えーっと……私からは特に何もありません!」 京太郎「そ、そうか」 京太郎「ま、同級生なのにあまり接点ないからな。もっと一緒に遊んだりして親交深めないとな?」 歩「そ、そんな気を使って頂かなくても……でも、嬉しいです」ニコッ 472 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/09(火) 01 07 06.59 ID flcfHsEbo ハギヨシ「それでは私からも僭越ながら一言」 ハギヨシ「お嬢様達とこれからも仲良くして頂ければと」 京太郎「もちろんです」 京太郎「あ、でもたまには男同士の付き合いも……」 ハギヨシ「ふふふ。そうですね、考えさせて頂きます」 京太郎(と言ったは良いものの、ハギヨシさんが遊んでるところなんて想像できないけど) 【天江衣、井上純、沢村智紀、杉乃歩の好感度が上がりました】 【龍門渕透華と国広一の好感度はこれ以上上がりませんが蓄積されます】 【ハギヨシの信頼度が上がりました】 【井上純、沢村智紀、杉乃歩の連絡先をゲットしました】 <<前に戻る|7月へ|次に進む>>