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2021年6月16日 出題者:赤城悠里 タイトル:「不条理なタイムマシーン」 【問題】 男はある時間になると癪に障り、その後どこかの時代に連れて行かれ、 しまいには異世界に飛ばされる。にも関わらず男は満足そう。 なんで? 【解説】 + ... 男は小学生。これはNHKのEテレ(教育テレビ)の番組のことである。 癪に障るのは「おじゃる丸」(おじゃるがしゃくを持っているため)、 どこかの時代は「忍たま乱太郎」(時代背景が戦国時代の為)、 異世界は「ビットワールド」(パラレルワールドをメインとしてるため)。 この3つの番組が好きな少年は満足そうに見ているのだった。 【注釈】出題時の名前は「耳の姉御」 おじゃる丸のしゃくは正しくは「笏」、持つという意味のさわるは「触る」 《知識》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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#blognavi 今流行のブログです。 とは言え、Web日記やブログ専用ツールを利用してはおりません。 wikiと言うツールを利用してます。 如何でしょう? wikiは本来、不特定多数で書き込むことが可能なツールです。 有名なのは『Wikipedia』あたりでしょうか。 カテゴリ [書き込みテスト?] - trackback- 2005-03-06 17 57 10 #blognavi
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[Sacrifice Escape 不条理の模倣による感情と代償] 【サクリファイスエスケープ ふじょうりのもほうによるかんじょうとだいしょう】 [Lachryma《Re Queen’M》] ハイライト発生箇所 他のBEMANIシリーズへの収録 収録作品 ロング版収録 関連リンク SOUND VOLTEX VIVID WAVEで初登場した、FLOORで募集された「The 8th KACオリジナル楽曲コンテスト」で採用された楽曲。 ポップンには、FLOOR INFECTIONを通してポップンミュージック peaceで登場した追加配信曲であり、担当キャラクターはレイシス。 ジャケットデザインは被験者番号:11Q104が行っている。 Sacrifice Escape 不条理の模倣による感情と代償 / memex BPM 100 新難易度 EASY NORMAL HYPER EXTRA 8 25 37 44 ハイライト EASY NORMAL HYPER EXTRA 3 3 3 3 SOUND VOLTEX IVの稼働期間中に行われたThe 8th KACオリジナル楽曲コンテストで採用された曲で、次作VIVID WAVEの稼働開始から1か月後に登場。2019年元旦から活動を始めたバーチャルオルタナアーティスト「memex」は、作編曲など全般を手掛けるぴぼとボーカルのアランによる、VR空間で音楽活動を行っている2人組のユニットで、ソーシャルVR空間でのライブ活動が多い。今回手掛けたこの曲はR&Bのリズムを主体にグリッチホップのリズムも取り込まれている。歌詞に電気羊があるので、SF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」から着想を得ていると思われる。 コンテスト採用曲では珍しく遅めのBPMだが跳ねリズムが主体となっており、片手で単押しの直後に同時押しという忙しい手の動きも求められる。最初の方の速さが変わる折り返し階段も難しめだが、時折入るスライド→同時押しにも気を付けたいところ。LPは両手で押す同時押しのみなので影響はほぼない。EXは左手で白連打を含んだ細かいリズムを刻みつつ、右手でメロディ合わせを押していく部分が多い。サビはトゥイート・ちんどんジャズのような振りを主体とした同時押しが頻発するので、広い視野を求められる。Aメロ前の二重階段や、ラストのトリル+αでこぼしやすく、意外とフィーバークリア狙いは難しめか。 ハイライト発生箇所 番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA 1 2 3 他のBEMANIシリーズへの収録 SOUND VOLTEX ジャケット VIVID WAVEで収録された、前作IVの稼働中にFLOORで募集されたコンテスト「The 8th KACオリジナル楽曲コンテスト」の採用曲で、[翠雨の祷]も含め2019/03/28からの配信曲として登場した。 収録作品 AC版 ポップンミュージック peaceからの全作品 FLOOR INFECTIONで出現(2019/11/14~)。ポップンミュージック UniLabへのバージョンアップで常時プレイ可能になった。 CS版 ロング版収録 (なし) 関連リンク FLOOR INFECTION 楽曲一覧/ポップンミュージック peace
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Sacrifice Escape 不条理の模倣による感情と代償/ memex 本機種より後に移植されたBEMANIシリーズは下記の通り pop'n music peace(FLOOR INFECTION第37弾) Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 05 0413 100 VIVID WAVE03 FLOOR 被験者番号:11Q104 鋼のビスカッチャ ADVANCED 11 0683 EXHAUST 14 0817 MAXIMUM 17 1425 + 難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 MAXIMUM 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 1 弱 0 逆詐称 0 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]、[ bgcolor(#888){MXM}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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サイギさんが入室しました サイギ- (深夜、誰も居ない店内 テーブルを拭いてまわってる サイギ- (夜も此処まで更けると少ないな。(窓の外を見遣って サイギ- …(時計を確認 AM04 38 サイギ- (作業を再開。どうせ暇なのできっちり丁寧に サイギ- ……ふう。(あらかた終わったらしい サイギ- (花瓶の水替えを始める サイギ- ぁ(花瓶の中にカエル発見 サイギ- <ケロケロ サイギ- ……(花瓶を傾けて水と共に出し サイギ- (指で弾く(ベシャッ サイギ- (適当に近くのゴミ箱に捨てて袋を結び、洗面台に水掛けて洗い流す サイギ- (水替え再開 ルーチェさんが入室しました ルーチェ- 御機嫌ようですわ…(入店する青いドレス サイギ- あ、(手早く手を洗い、ルーチェの元へ サイギ- いらっしゃいませ。(変わらぬ笑顔で ルーチェ- こんな遅い時間でも空いてますのね…(店内をさっと見渡し サイギ- そうですね。24時間営業ですから サイギ- お席のご案内は必要ですか? ルーチェ- お願いしますわ…(微笑み サイギ- はい。(微笑み返し サイギ- (ルーチェがいつも座っている奥の席へと案内 サイギ- こちらへどうぞ。(席を手で示し ルーチェ- はい。(鞄を置いて座り ルーチェ- アイスティーを一つお願いしますわ…(サイギを見上げて一言 サイギ- 畏まりました。銘柄はどうされますか?(ルーチェと目を合わせて ルーチェ- この前のものを。 お願いしますわ… サイギ- はい。畏まりました。少々お待ち下さい(ニコ、と笑って会釈 サイギ- (厨房に歩いていく ルーチェ- …(鞄からいつものセットを出し始める サイギ- (この前通り、紅茶を淹れ始める それとなくルーチェに目を遣りつつ サイギ- セイロン・キャンディ、と…(茶の葉を取り出したりなんたり ルーチェ- …(紙を何度か折り、ハサミを入れる サイギ- (程無くして、トレイにアイスティーを乗せてやって来る サイギ- お待たせしました。アイスティーになります(ルーチェの手前にコースターを置き、それからグラスを ルーチェ- …(作業を中断し、ハサミ片手にサイギを見上げる ルーチェ- ありがとうございますわ…(微笑む サイギ- はい。(いつも通りの笑顔 サイギ- そうだ、お茶菓子のリクエストありますか?(ふと ルーチェ- まぁ… サイギ- どうせならお好みな物を準備しようと思いまして。 ルーチェ- ありがとうございますわ…、ですが…(少しだけ考え、 ルーチェ- この前と同じ物でお願いしますわ… サイギ- マカロンでしょうか?それともクッキーで? ルーチェ- マカロンをお願いしますわ… サイギ- 畏まりました。少々お待ち下さい(笑って会釈し、再度厨房へ ルーチェ- …(セイロンの香りを楽しみながら静かに待つ サイギ- (アイスティーより待たずに、トレイにマカロンの入った器を乗せて現れる サイギ- お待たせしました。(ルーチェの手前奥辺りに置き サイギ- ごゆっくりどうぞ。(ニコ、と笑顔で ルーチェ- ありがとうございますわ…、 ルーチェ- この前と同じ…ですわね…(微笑み サイギ- はい、 (会釈した頭を上げ、ルーチェを片目で一瞥 サイギ- 変わらぬサービスをお客様にお届けしたいので。 ルーチェ- この前、わたくしが貴方様に差し上げた物も…変わらずに在りますか…? サイギ- 、――(ハッと サイギ- この間いただいた…切り絵ですか?(しかし、何処かはっきりした表情でルーチェを見る ルーチェ- そうですわ…(微笑む サイギ- …ありますよ。ちゃんと大事に保管してあります。(笑って、答える ルーチェ- ………(微笑みの表情のままサイギから視線を離さない サイギ- その切り絵が何か?(キョトンと、いっそ白々しいほどの表情 ルーチェ- いえ…あまりにもこの前と同じ状況なので…(目線をテーブルに移す ルーチェ- ふと…思い出しただけですわ… サイギ- そうですか。 サイギ- …本当はどうなっていると思いますか? ルーチェ- …本当?(呟く、視線はテーブルに向けられたまま サイギ- ええ。切り絵です。 ルーチェ- 大事に保管されているのではないかしら… サイギ- そうですね。 なのにルーチェさんはそんな顔のままです。 サイギ- 目がひとつも笑ってない。 ルーチェ- …(パチン、深夜の喫茶に響く乾いた音 ルーチェ- …(パチンパチン…ハサミで爪切りを始める サイギ- ……、(少し動揺するも、言葉を続ける サイギ- 本当は解っているんじゃないですか。 ルーチェ- 何を…でしょうか…(パチンパチン…と、音は続く サイギ- 切り絵の行方、です。 ルーチェ- …、(音が止む ルーチェ- それなのに…貴方は聞きたいんですの… サイギ- …確信が必要だからね。(目を細め、声の調子が変わる ルーチェ- そうやって私を弄んでるのね…(呟く ルーチェ- 本当は捨てたのに…そんな風に聞いてきて… ルーチェ- 本当は捨てるのに…あんな風に受け取って… サイギ- 大事に、保管してるよ。(確信を得、口元に笑みが サイギ- 片方だけね。 ルーチェ- 貴方も…私を弄ぶのね… ルーチェ- 本当は捨てるのに…あんな風にもてなして… ルーチェ- 本当は捨てたのに…こんな風に取り繕って… サイギ- 酷い、とか言うつもり? ルーチェ- 言っちゃいけないの… サイギ- 勘違いされちゃ困るな。最初はちゃんと保管してたさ。言葉通りに ルーチェ- だから…何だっていうの… サイギ- 捨てたのは君の能力を勘繰ったから。…っていうか大方当たりみたいだし(すっかり敬語が失せている ルーチェ- だから…何だっていうの… サイギ- 魔人能力にも色々あったもんだね。(ルーチェを一瞥、紙を一瞥 ルーチェ- だから………何なの…(握ったハサミを見つめながら呟き続ける サイギ- ……チカラの程度によっては訴えて勝てるかなって。 サイギ- …どうなの? 声とか全部聞こえてたのかい? ファイルに綴じてたけど視界は? ルーチェ- そうやって… ルーチェ- みんな私のせいにして… サイギ- ……うわ。(思わず出る声 ルーチェ- 貴方が悪いのに… ルーチェ- 私を誘惑し、期待させ、弄んだのに………(ハサミを握る手に力がかかる サイギ- プレゼントは与えられた瞬間からこっちの物。処遇は自由。 サイギ- 誘惑? 期待? …君が勝手にしただけだろ? サイギ- 俺は店員として、至ってマニュアル通りの応対をしてるだけだよ。 ルーチェ- そんなはずないわ!(テーブルを叩き、ハサミを置く サイギ- 、… ルーチェ- 貴方は私に優しかったわ…(ティーカップに手をかけ、愛でるような視線で見つめる サイギ- それが仕事だからね。 ルーチェ- そんな仕事…無いくせに… ルーチェ- どうしてそんな下手な嘘をつくの… サイギ- サービス業やってる奴なんてみんな愛想良いだろ。あんた今までどんな暮らししてきたんだ? ルーチェ- 私に仕える使用人はみんな違ったわ… ルーチェ- みんな私の事を憐れむような目で見て…みんな私の事を嫌ってて… ルーチェ- してほしい事なんて何一つしない癖に…私にいじわるばかり… サイギ- ……、(うわ、本物のお嬢様か… ルーチェ- 妹には…ちゃんと出来るのに………私だけ… ルーチェ- 私にだけ… サイギ- ……じゃあ家出たら?(あっさりと ルーチェ- あの家は私のモノですわ!(立ち上がりサイギの眼を見る サイギ- 、(視線を受け ルーチェ- 妹さえ居なくなれば今すぐにだって…あの使用人達を根絶やしにだって出来る… サイギ- 妹、ね……(ふとルーチェの顔と、佇まいを見 サイギ- ……(少しだけ目を見開く ルーチェ- …何。 ルーチェ- 何だっていうのよ… サイギ- …別に?(表情を戻し サイギ- 言ったら余計腹立つんじゃない? ルーチェ- それなのに貴方は言うわ… サイギ- できる妹さんがいると大変だねって? ルーチェ- ―!(鋭くサイギを睨み ルーチェ- 貴方も私よりも妹を選ぶの!?(激しい口調で問う サイギ- …はぁ、別に。そこまで縁無いし。(先程と変わらぬ調子で ルーチェ- くすっ…(嬉しそうに笑みをこぼし サイギ- ……?(怪訝 ルーチェ- やっぱり貴方じゃない…(込み上げてくる嬉しさに声を震わせ サイギ- …何の話? ルーチェ- やっぱり貴方だけは…私を選んでくれるわ… ルーチェ- 本当は選ぶのに…そうやってとぼけて見せて… サイギ- ―― そこまで飛躍するか (後ろに引き気味 ルーチェ- ほら、また誤魔化す。(微笑み サイギ- いや正直この間全力で引いたんだけど。(包み隠さず ルーチェ- まぁ…そんなはず無いじゃない…(微笑みながら サイギ- 切り絵、捨てただろ。その意味解らない? ルーチェ- 気に入らなかった…そうかしら? サイギ- 生活覗き見されると困るからだよ。 迷惑なんだ。 サイギ- (相手がどう思うかなんて知ったこっちゃない。率直に ルーチェ- そうね…それは困るわ… ルーチェ- 疑心暗鬼になって…私の贈り物さえも敵に見えてしまうのね… ルーチェ- でも…安心して… サイギ- ………はぁ? ルーチェ- もうこんな能力必要ないわ… サイギ- ……(全身に嫌な予感 ルーチェ- これからは一緒に暮らすもの。(笑顔で サイギ- ―― はぁ ?(一瞬、意味が呑み込めず ルーチェ- そうでしょ…もう監視も盗聴も盗撮も必要ないわ… サイギ- …やっぱしてたのか。 いや、ていうか待てよ何さその話の飛躍 ルーチェ- 私を好きと言ってくれる貴方なら… ルーチェ- そう言ってくれた初めての貴方なら… サイギ- 言ってない言ってない。解釈捻じ曲げ過ぎだ。 ルーチェ- 捻じ曲げてるのは貴方でしょ… ルーチェ- (トーンが低くなる サイギ- 全然歯に衣着せてないつもりなんだけど。 サイギ- ていうか、何?さっきから妄想ばっかり飛躍させて。鬱陶しいよ ルーチェ- 妹ではなく…私を選んでくれたじゃない… サイギ- 別にどっちを選んだつもりもないよ。 ルーチェ- 貴方…私の妹を知っているでしょ… 知っていないはずがないわ… サイギ- 知ってるけど。なんでその二択? ルーチェ- 貴方はどちらを選ぶの… ルーチェ- 私と…妹… サイギ- だから、なんで。…あんた自分で自分の首絞めてるの気付いてないのか ルーチェ- 何を言ってるのよ… サイギ- そりゃ君の妹は知ってるさ。類まれなる能力を持った天才少女だってね。 サイギ- で、なんであんたはそいつと自分をばっかり比較してるんだ。 サイギ- 勝てる訳ないじゃないか。 ルーチェ- ――――― ルーチェ- 勝てる訳…無い…?(言葉を繰り返す サイギ- 違うって言えるのかい? サイギ- あんたの物差しはその巨大なひとつしかない。だからしんどいんじゃないのか? ルーチェ- 何を言っているの… サイギ- 諦めればいいだろ。 って。 ルーチェ- 諦めるわけないじゃない… ルーチェ- あの家は私の家なのよ… ルーチェ- 当主も本来私になるはずの… サイギ- ……でも、ならなかったんだよな。 ルーチェ- どうしてみんな妹ばかりをヒイキするの… ルーチェ- 九千の分割思考が何だって言うの… 私より若く生まれたから何だって言うの… サイギ- …あんたはできるのか? 分割思考。 ルーチェ- 出来ない訳ないじゃない…薔薇家を馬鹿にしてるの? サイギ- いくつ。 ルーチェ- 十と三… サイギ- ……さて、何倍差があるか。 ルーチェ- 貴方もそうやって692倍の差を馬鹿にしにきたの?憐れみにきたの?蔑みにきたの? サイギ- その差が決め手だろって言いたいだけだよ ルーチェ- そんなはず…無いじゃない… サイギ- …それ以外の素養で、あんたは妹さんより秀でてるのかな ルーチェ- 私が百合恵に劣ってる点なんて一つだって無いのよ!(叫び、サイギの眼に訴えかける ルーチェ- いくら思考が増えようと扱う人体は一つよ… サイギ- …覆しようはある、と思ってるのか。 ルーチェ- そうよ…私が妹に劣っているわけがないじゃない…教養でも素行でも美貌でも学力でも才能でも全てで… ルーチェ- みんな騙されてるだけだわ… ルーチェ- あの妹と…その人形に騙されているだけ… サイギ- ………。(黙り込み サイギ- 悔しい? ルーチェ- 不条理だわ… サイギ- …そっか。(不条、理、… ルーチェ- そうよ… 貴方だってそう思ってるでしょ… サイギ- まぁ、ね。 サイギ- でも、そんな物だよ。(ルーチェを見る光の薄い瞳 ルーチェ- ……… ルーチェ- 何を言っているの… サイギ- …まあ、君がまだ頑張るんなら、俺は止めないけど。 サイギ- たまには肩の力抜いたら? ルーチェ- まぁ… ルーチェ- 優しい人ね…(微笑む サイギ- 家は息が詰まりそうな感じだろうし。此処に来れば愚痴くらい聞いてあげるよ サイギ- ……勘違いはナシの方向で。(薄い笑みを返し ルーチェ- ―、――、――― サイギ- ね。 ルーチェ- そうね…(サイギから視線を逸らし ルーチェ- 今だけはここを使わせてもらうわ… ルーチェ- 私が当主になるまで…の間よ… サイギ- これからも、どうぞご贔屓に。(店員っぽく、しかしサイギの笑みを浮かべて ルーチェ- …(席につき、服を整える ルーチェ- …、すっかり溶けてしまったわ…せっかく入れてもらったのに… サイギ- 氷溶けちゃったね。淹れ直そうか? ルーチェ- お願いしてもいいかしら… サイギ- 畏まりました。(グラスを引き、会釈して厨房へ ルーチェ- …(厨房へ向かう彼の背を隠しきれない笑顔で見つめる サイギ- (視線は察するが、表情までは読み取れない ルーチェ- やっぱり…彼だけが…(小さく呟く ルーチェさんが退室しました(2008/01/29 07 15) サイギ- (その背が厨房の奥へと消える サイギさんが退室しました(2008/01/29 07 16) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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MEDIUM 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0
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BEAST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 2
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LIGHT 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0
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太陽が丁度真上にあるころ、私はローマの片隅で震えていた。 海に落ちて陸にあがってからそのままローマまで走ってきた私を殴り倒したい。 私「うぇっきし!」 寒い、非常に寒い。いくらロマーニャが温厚な土地だとはいえ海に転落して、そのついでに服を洗いそのままにしたのは不味かった。 まさか海の上を丸二日もさまよう羽目になるとは思わなかったし、味方のネウロイにビーム撃たれて右腕吹っ飛ばされてるし(お礼にコアぶっ壊してやった)、ろくな目にあってない。 これからは地図くらい持っておくべきだなと心底思う。 ああもうそれにしても、まさかストライカーユニットが途中でおしゃかになるなんて思わなかった。幸い陸地が見えてたのが不幸中の幸いといったところだが。 私「うぐぐ……財布も落した……」 全財産が入った財布は海の藻屑と消えた。 いくらネウロイになったとはいえ、味はともかく栄養を取っておかなければならない。 とはいうものの、服は大体乾いたからいいとしても食事をする金がない。 コアを壊されなければ死にはしないが、栄養がないとうまく考えることができなくなり、戦闘時かなり追いつめられることになる。 私「うー……」 空腹の腹をさすってみるが虚しくなるだけで、腹が膨れるわけでもない。なんて中途半端にネウロイになったんだろう……。 私「強盗、する……か?」 いやいや駄目だ駄目だ。 人間から見れば私は片っ端から襲っているように見えるかもしれないが、私は軍に属している人間以外は殺したことはない。 あくまでも憎んでいるのは軍なのだ。そしてその下についているウィッチもまた、私の復讐対象である。 私「どうしたもんか……」 今から海の方まで出て潜って魚取ってくる? もうクジラに追われるのは嫌だぞ私は。 何故だか悲しくなってきてハラハラと涙を流しながら蹲ってしまう。 ?「ねえお姉さん大丈夫?」 少女の声に振り向くと、少し色黒で白いシャツを着た黒髪ツインテールの少女がこっちを見ていた。 私「大丈夫、大丈夫だから気にしないでくれ……」 ふらふらと立ち上がり強がってみせる。 ぐぅ~…… 私「……」 肌がみるみるうちに紅潮していくのがわかる。 食欲というのは本当に7つの罪の1つなんだな、と再認識させられる。 明らかに年下の少女にこんな姿を見られてしまうとは恥ずかしい。 ?「にゃははお姉さん、お腹すいてるんだ」 私「……」 ますます情けなくなって頭の中が沸騰しそうだった。 ?「ね、よかったらあたしと一緒にご飯食べない? 知り合いとはぐれちゃって、結構探しても見つからないからお昼にしようかなってね」 見ず知らずの者に一緒に食事をどうかなんて、一体全体何を言っているのだろうこの少女は。 ?「一人で食べるのもいいけどやっぱり誰かと食べたいんだー」 そんなことを考えている私に、ニコニコと笑いながら手をこちらに差し出す。 その時、私はこの少女がとても眩しく見えた。 太陽が彼女の背後にあったからじゃない。食事を食べさせてくれるからじゃない。 その笑顔が、長い間見たことがなかった純粋な笑顔だったからだ。 私「……ありがとう」 私はその手を握り返す。じんわりと温かく柔らかい感触が手にあった。 ?「お姉さん名前は?」 私「私だ。敬称なんて付けなくていい」 ?「そっか、じゃあよろしくね私!」 ブンブンと握った手を上下に揺らす少女。 ?「あたしはフランチェスカ・ルッキーニ! ルッキーニでいいよ!」 私「そうか、短い間だがよろしく頼むルッキーニ」 ルッキーニ「うん! じゃ、いこっか!」 ぐいぐいと私の右手を引っ張って走っていく。頼むからそんなに急がないでくれ、腕がまだ完全に直ってないんだもげるもげる。 ルッキーニに連れられてやってきたのはどうやらピザの店のようで、私は内心喜んでいる。一番とまでは行かないが、ピザは好きだ。 ルッキーニ「どうしたの顔緩んでるよ?」 私「そうか?」 ルッキーニ「あ、ピザが好きなんだ!」 私「そ、そうだ! 私はピザが大好物だ!」 というよりも、まともに手が加えてある温かい食事なんて何カ月ぶりになるのだろう。 ネウロイになってからは、壊した基地で焼け残ったジャガイモを海水で洗って食べてたからな。あとは海に潜って魚を捕まえたり。 ルッキーニ「よかったー、嫌いならどうしようかとおもって」 店員「オマタセシマシター」 目の前に置かれたのはチーズとサラミとピーマンが乗った、ここに扶桑人がいたらこれぞピザ! と言わんばかりのオーソドックスな大きなピザだった。 ルッキーニ「きたきたー!」 私「おお、美味しそうだな」 あらかじめ8つに丁寧に切ってあるピザに私は手を伸ばそうとした。 ルッキーニ「こらっ!」 ぺちん、とルッキーニが私の手を叩いた。 ルッキーニ「ちゃんと頂きます言わないと!」 私「……」 ルッキーニ「どしたの? ひょっとして怒った?」 私「いや、そういう訳じゃないんだ」 そこで私はもう一つ、自分でも気付かなかった顔の緩みの原因を知った。 それは誰かと一緒に食事をする。そんなこともう死ぬまで出来るわけないと思ってたから、なんというか、内心泣きそうだったりする。いや、泣けないんだけどね。 ともかく適当にごまかそう。 私「よくできた子供だとおもってね」 ルッキーニ「あたし子供じゃないもん!」 私「ははは悪い悪い。じゃ、いただきます」 ルッキーニ「いっただきまーす!」 私「……」 うまい、非常に美味い。 なんかこう、チーズの伸び具合とか、縁のカリカリ感とか、トマトソースの酸味とサラミのしょっぱさとか、ピザ自体の温かさとか、とにかくひっくるめてうまい。 私「うまいな」 ルッキーニ「でしょ?」 私「うん。悪いな、食べさせてもらっちゃって」 ルッキーニ「大丈夫、今日は皆の買い物でお金いっぱいあるから!」 そう言ってルッキーニは私に袋を見せる。なるほど、これはこのピザをあと10枚ほど食べても余裕でお釣りがくる。 みんなと言っていたからきっと大家族。きっとルッキーニはそこの一番下の子で、今日はお姉ちゃんと一緒に買い物に来た、といったところだろう。 私「大変じゃないか?」 伸びるチーズと格闘していたルッキーニに声をかける。ルッキーニがチーズから口を離すと、だらんとチーズが垂れた。 ルッキーニ「何が?」 私「たくさんの人と一緒に生活することが」 ルッキーニ「うじゅー……確かに大変なこともあるけど、みんなが居るから楽しいよ!」 またニッコリとルッキーニが笑う。なんというか、この子は小動物的な可愛さがあるな。 私「それはいいことだ」 ルッキーニ「うん! ところで私ってさ……」 ルッキーニが私の皿をちらちらと見てくる。 私「なんだ?」 ルッキーニ「ピーマン、嫌いなの?」 ギクリ 私「何故そう思う?」 ルッキーニ「だって輪切りのピーマンがお皿の上に取り残されてるじゃん」 私「……その通り、私はピーマンが嫌いだ」 ルッキーニ「なんで?」 私「その、なんというかな……」 ルッキーニ「なになになにナニ!?」 なんでこう興味津津に体を乗り出してまで聞いてくるのだろう。顔が近すぎてキスしてしまいそうなんだが。 私「……か」 ルッキーニ「え?」 私「……苦いじゃないか」 多分今私の顔は真っ赤になっているだろう、嫌いなものは嫌いなんだからしょうがない。 ルッキーニ「ぷ……くく……」 ルッキーニが顔を押さえている。 私「……無理に我慢なんかしなくていいんだぞ」 ルッキーニ「にゃっはっはっはははははは!」 堰を切ったように笑い始めるルッキーニ。 私「き、嫌いだから仕方ないだろう……」 ルッキーニ「ご、ごめん、だけど……」 再び笑い始めるルッキーニ、デコピンしてやろうかこの娘。 結局二分ほどルッキーニは笑い続けていた。 ルッキーニ「ひー……ひー……」 笑いすぎて酸欠になったのか、必死に息をするルッキーニ。 私「全く、笑いすぎるからだ」 ルッキーニ「ご、ごめんね。でも私に嫌いなものがあるとか思わなかったからさ」 私「なんでそう思う?」 ルッキーニ「何でもできるって感じでさー」 私「……ほかは大丈夫なんだぞ? ただこいつだけはな」 輪切りになったピーマンを指先で一つつまみあげる。 ルッキーニ「あーんっ」 私「んなっ!?」 突然ルッキーニが輪切りのピーマンを、口の中へと含んだ。ルッキーニの唇がほんの少しだけ私の指に触れる。 ルッキーニ「こんなに美味しいのに、私ってよくわかんないなあ」 私には君のほうがよくわからないんだが。 私「……食べたいなら全部食べてもいいぞ?」 皿をルッキーニの方へと近づけると、ルッキーニはそれを押し返す。 ルッキーニ「だーめ!」 私「……ケチ」 さっきと同じ指でピーマンをつまみ、口の中へと入れる。気のせいだろうが、少し美味しく感じた。 その後、私は色んなところを案内してもらった。 噴水のある公園やルッキーニ曰くでっかいところ、顔の彫ってある岩にコインを投げるとまたここへ来れるという泉。 色々と引っ張られたが楽しかった。それこそ私がネウロイということを忘れるほどに。 ルッキーニ「ローマはいいとこでしょ!」 私「ああ、来てよかったよ」 一通り回ったので人通りの殆どない通りを歩く、とても静かで落ち着いた街並みだ。 ルッキーニ「きゃっ!?」 突然路地裏から手が飛び出してルッキーニを突き飛ばした。 あまりに突然の出来事だったのでルッキーニは受け身を取れずに倒れてしまう。 ?「おいおい姉ちゃんたちよちょっと俺らと遊ばねえか?」 現れたのはいかにもガラの悪そうな男達3人、それぞれがナイフを持っている。 ルッキーニ「いたたたた……」 受け身に失敗して腕を打ってしまったのか腕を押さえている。 男1「おとなしくしてりゃあ痛いことしないって、むしろ気持ちよくなるって!」 男2「だよなあ!」 男3「うひひひひひちげえねえ!」 下品な笑い声がこの静かな街並みに非常に合っていない。とてつもなく不愉快だ。 私「……逃げろ」 ルッキーニ「でも私が……」 私「気にするな、ピザのお礼とでも思ってくれ」 ルッキーニ「でも……」 私「ふふふ、私が負けるとでも思ってるのか? 何でもできるって言ったのはお前だろう?」 私が笑ってやるとルッキーニは少し戸惑いながら微笑む。 ルッキーニ「約束だよ!」 私「ああ、また来れるっていう泉でお願いしたからな」 腕を押さえながらルッキーニは逃げていく。この辺に詳しかったしこの街に住んでいる子だろう、そのうちまた会えるさ。 男1「うひひ、余裕だな姉ちゃん!」 男2「あ、俺あの子がよかったのに!」 男3「ロリコンだなおめえ、でも俺もそうかも!」 男共「「「ひゃははははははははは!」」」 うるさいな、せっかくの思い出が台無しになる前にやってしまうか。 私「さて……」 男1「姉ちゃん観念したか? 今ならゴム無しで盛大にやってやるぜ?」 男共「「「うひゃひゃひゃひゃひゃ!」」」 私は手の骨をぽきぽきと鳴らす。 私「よかったな糞共今日の私は機嫌がいいんだ、5分の3殺しで勘弁してやろう」 男1「このやろう無理矢理にやってやるぜ!」 一瞬で男共は地面とキスすることになった。喧嘩は相手を見て選べということを習わなかったのだろうか。 私「ほれほれどうした、もうギブアップか?」 地面に転がっている男の髪を強引に引き上げる。 男2「いたたたたたたた!」 私「全く情けない……」 一応こいつらは軍人ではないようなので死なない程度に嬲って腕を両方折る程度で勘弁してやった。ルッキーニの恨みも込めて。 ウゥゥゥゥゥー! 男共「「「ネ、ネウロイ!?」」」 突然鳴り響いた音に男共は慌てて地面を這うように逃げて行った。 まあ、一般人にネウロイは恐怖でしかないのだろう。 私「さて、どんなやつかな……っておい」 なんだあれは、大型じゃなくて小型じゃないかそれも一機。ここの巣のやつは本当にやる気があるのか? これでは普通の兵器でもやられてしまいそうだ。 私「やれやれ、元々行く気だったが聞くことが増えてしまったな」 私は巣があるらしい海の方へと走って行った。 拝啓、私がぶっ殺した妹様、地獄ではお元気でしょうか? 私は今とっても元気です、あなたがよく知ってる私の固有能力で足を強化して、右足が沈む前に左足を出すというトンデモ技で海を走っているわけですが―― 私「ああもうこいつらしつこい!」 さっきから大型ネウロイが私に対して執拗に攻撃を仕掛けてきています。わざわざ海面スレスレまで飛んできてくれるとってもいいネウロイさん達です。 話かけても無視してくれるとっても殺したいほどクールな人です。 私「うっとおしいんだよ! もう14体くらいは倒してるよ!」 隣にやってきた側面を左手で思いっきり殴ってやると、赤いコアが現れる。そこにビームを打ちこんでやると白い物体へと変化する。 私「あれか!」 今度はまたも横に来たネウロイを、手刀で切り裂きながら前を見ると巨大な巣があった。 さっきから見えてはいたがここまで大きいとは思わなかった。今まで見た中でも一、二を争うほどの大きさだ。 その時私は嫌な予感がして慌てて横へと飛ぶ。 ビュウン! 私「ぬおっ!?」 今まで私が居たところに、大型ネウロイとは比較にならないほど強力なビームが撃ちこまれた。 攻撃の方向を見ると丁度巣の目の前に立ちはだかるように浮いている、ロボットのようなネウロイ。 私「あれは確か……ウォーロック? だっけ?」 人間だったころ噂にだけは聞いたことがある。ネウロイのコアを使いネウロイを倒す兵器。 その後ネウロイ化してストライクウィッチーズとかいう連中に壊されたらしいが。 私「で、そのデータを元に作ったネウロイか」 どうやらあれが最後の門番のようだ。両手からビームを収束させ私に撃ちこんでくるが、難なくよける。 私「あれは届くかわからないなどうしたもんか……む?」 横を見ると再び大型ネウロイ、これだ。 私「せいっ!」 海面を思いっきり蹴って大型ネウロイの上へと乗る、この高さからなら届く。 再び足に力を込めてウォーロック型ネウロイへと跳ぶ。この衝撃でコアが壊れたのか。足場にしたネウロイが白い物体へと変わった。 ウォーロック型のネウロイは私に向かってビームを放つが、残念ながら微妙にずれている。 私「くらいなあ!」 左腕をビームに吹っ飛ばされながらも、右腕でウォーロック型ネウロイの胸部をぶち抜いた。 キュウウゥゥゥゥゥウウン! 断末魔の声と共に白い物体へと変わるウォーロック型ネウロイ。 流石に空中を蹴ることは出来ないので私はそのまま海へと落下した。 私「ぐぬぬ……ここの巣のやつにあったら文句言ってやる!」 既に吹っ飛んだ左腕は再生が始まっているが、あと数分は使えないだろう。 私は片手で水をかきながら巣へと向かった。 私「おいこら!」 巨大なコアのある部屋で私は叫んだ。非常に大きな空間なので無駄に声が響く。 私「とっとと出て来いコアぶっ壊すぞ!」 ?(ダメダメ! それはダメ!) どこからともなく人型のネウロイがあらわれた。 胸もあるようなのでどうやら女性っぽいネウロイのようだ。 私「お前……なんで私に攻撃した」 ?(えー実力知りたくて。噂には聞いてたけど凄いね、まさか大型機20体にウォーロック1機を一人で倒すなんて思わなかったヨ) 手をオーバーに動かしながらテレパシーで会話するネウロイ。一々ネウロイというのもなんなので、ネウ子と呼ぶことにしよう。 私「……まあいい。で、どうしてローマにあんな小型一体しか送らなかったんだ?」 ネウ子(来るウィッチ達の観察) こいつは一体何を言っているのだろう。念の為テレパシーを読まれないようにしておこう。 ネウ子(私ね、人間ってのに興味あってさ) 私「興味?」 ネウ子(うん。以前は人間ぶっ殺してやるとか思ってたんだけどさ、最近になって私も人間に興味出てきちゃってね) 私「なんじゃそりゃ……」 ネウ子(いやー前任の子には悪いことしちゃったなあ) ぽりぽりと頭をかくネウ子、なんでこんなに明るいのだろう。 私「はぁ……で、お前は戦う気はあるの?」 ネウ子(戦う気はあるヨ、でもやる気が起きない) なんなんだこのダメネウロイは、前のネウロイはとても攻撃的で私に基地の破壊をすぐに頼んだというのに……。 ネウ子(じゃあ作戦としてさ、あなた基地で暫く生活してみない?) 駄目だこいつ早く何とかしないと……。 私「お前、私の噂を知ってて言ってるのか?」 ネウ子(うん、巣を壊そうとしたところ味方に撃たれたウィッチさん) 私「じゃあわかっているだろう私は――」 ネウ子(信頼してたところに裏切り、結構なダメージだと思わない?) 私「……む」 それは中々にいい作戦かもしれない。ただし途中で手を出さないとは限らないが。 私「なるほど、いいだろう」 ネウ子(でもあそこのウィッチたちいい子だからなー、あなたも気に入っちゃうかもヨ?) 私「ふん」 ネウ子が腕をふるうと目の前に文字が書かれた紙が現れる。 ネウ子(ここのウィッチ達の情報だヨ。会話をスムーズにするために知っていた方がいいかもね) 私「ふむふむ……」 身長172、使い魔が白猫で年齢19、体重は……消されててわからないな、家族構成が妹一人で出身地が……ってこれは―― 私「これ私の資料じゃないか!」 ネウ子(あ、ごめんあなたのことも調べてたの) 私「まったく……。エーリカ・ハルトマンか噂には聞いたことあるんだがここにきてたんだな」 ネウ子(その子が基地一番の驚異かもヨ) 適当に資料を流し読みしていた私だが、一つの情報に目がとまった。 ネウ子(ん? その子になんかあるの?) 私「……運命というのは残酷だな」 私はぼそりと呟く。 フランチェスカ・ルッキーニと書かれた情報に、あの眩しい笑顔の少女が映っていた。