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作成者:佐鷹 氏名:ヴァルトルート=ルーデンドルフ 性別:女 身長:164cm 体重:重たい 年齢:???(賢竜プロフェテウスと同じ時期に生まれた、らしい) 誕生日:??? 血液型:??? 一人称:「私」 二人称:状況による 所属:R女学園副校長、知的生物権利保護委員会 『真竜ヴァルトルート』の異名を持つドラグンロードの一体。R女学園の副校長であり、また知的生物権利保護委員会(以後、CPIR)にも所属している。 普段は魔術によって半竜半人の少女のような姿を取っているが、実際は非常に高齢で、自己申告によると賢竜プロフェテウスとタメを張れる程度には長く生きているとか。 性格は老人らしく、気さくで飄々としている。CPIRではプロフェテウスとともに様々なうんちく話を披露することが多く、その愛らしい見た目と相まって局員や委員会で保護をした子どもたちからはアイドルのような扱いを受けているとか。 その身に宿した魔力は途方もなく強大であり、かつては戦略兵器レベルの魔術を軽々と使うことができた…のだが、ここ数百年はその力を振るう機会も殆どなかったので大分実力が落ちているとか。 また、非常に長い時間を人間の姿で過ごしているため、本来の姿に戻る方法をすっかりと忘れてしまっているようだ。 同学園の教頭であるカミーラ=ブレイド=ストーカーとは腐れ縁の仲らしく、よく軽口を叩き合っている。 ヴァルトルート=ルーデンドルフ 真竜ヴァルトルート, しんりゅうヴぁるとるーと, 女性, モンスター, AAAA, 200 特殊能力 魔力所有, 1 切り払いLv1, 1, Lv2, 9, Lv3, 17, Lv4, 30, Lv5, 38 147, 149, 143, 140, 180, 160, 強気 SP, 60, 集中, 1, 鉄壁, 11, 激闘, 16, 直撃, 16, 突撃, 24, 戦慄, 32 yoiyami_p013B1.bmp, -.mid ヴァルトルート=ルーデンドルフ 真竜ヴァルトルート, しんりゅうヴぁるとるーと, (モンスター(ヴァルトルート=ルーデンドルフ専用)), 1, 1 空陸, 4, M, 10000, 200 特殊能力 性別=女性 攻撃属性=夢 弱点=竜 抵抗力Lv3 格闘武器=竜の爪 7200, 200, 1100, 75 BACA, y_chara013u_b.bmp 剛腕, 1400, 1, 1, +20, -, -, -, AAAA, +10, 突 ドラゴンブレス, 1400, 2, 4, +15, -, 10, -, AACA, +5, 魔火 フレア, 1500, 1, 4, -10, -, 60, 120, AACA, +0, 魔火M直 ウイングカッター, 1700, 1, 1, +10, -, 20, -, AAAA, +15, 突 フレア, 1700, 1, 3, +0, -, 40, -, AACA, +20, 魔火 メガフレア, 2000, 1, 3, -20, -, 60, 115, AACA, +15, 魔火 ヴァルトルート=ルーデンドルフ 回避, あぁ、そう。それが何? 回避, 全くもう、よくやるよ 回避, ま、無駄に長生きしてる訳じゃないのさ 回避, ちょーっと迂闊すぎやしないかい? 回避, はいはいっと ダメージ小, 浅いねぇ ダメージ小, ま、こんなもんか ダメージ小, やれやれ、少しは骨があるかと思ったが… ダメージ中, おおーっと、危ない危ない ダメージ中, この私に直撃させるとは、中々やるじゃないの ダメージ中, さすがにこれは痛いなぁ… ダメージ大, ごふっ ダメージ大, あーもう、いやになっちゃうわぁ ダメージ大, ブランクが長いとはいえ、さすがにこれは、ないわ… 破壊, これは酷い 破壊, …あーもう、いい恥さらしだわ 射程外, この私を化かすとは、中々やりおる 射程外, 面倒くさいなぁ… 攻撃, さーてと、始めるとしようか 攻撃, んじゃま、お手柔らかに頼むよ 攻撃, 売られた喧嘩は買うのが華ってね 攻撃, 邪魔立てするなら容赦はせん 攻撃, 命までは取らんから安心なさい 攻撃(対荒谷芽留), へ、変態だー!?.…なーんてな 攻撃(対荒谷芽留), こい。君の憎悪…私が受け止めてやる 攻撃(対坂本菫), 友だちの為に怒れるってのは悪いことじゃあないが… 攻撃(対坂本菫), (虫は見るより食べるに限る。なんて口を滑らせたらマジで殺されそうだ) 攻撃(対霜月奏), …これなんてエロ──. …いや、なんでもない 攻撃(対霜月奏), 妖魔の種、ね。…誰かこういう症状に詳しい奴はいなかったかなぁ 攻撃(対町野弘樹), これこれ、落ち着きなさい若者よ 攻撃(対町野弘樹), こい。君の憎悪…私が受け止めてやる 攻撃(対雷弘湊), …悪くない。歳の割には随分と出来るみたいじゃあないか 攻撃(対雷弘湊), 今の私じゃちとキツいかもわからんな、これは 攻撃(対石崎まほろ), 銃でも何でも好きなだけ撃てばいいさ。…それで君の気が済むのなら、ね 攻撃(対石崎まほろ), こい。君の憎悪…私が受け止めてやる 攻撃(対ゴットフリート=ニーベルング), …驚いたな。君がそんな見境なしだったなんて思ってもみなかったよ 攻撃(対ゴットフリート=ニーベルング), まぁいい。相手が誰であれ、かかってくるのなら迎え撃つまでだ 攻撃(対ハーゲン=ニーベルング), 死者は潔く冥府へ還り給え! 攻撃(対ハーゲン=ニーベルング), 醜いねぇ…昔の気高く強かった君は一体どこへいってしまったんだい? 攻撃(対七伐香澄), とぼけたツラしてる割には中々やるようだな.だが、私を討つにはまだ足りん 攻撃(対七伐香澄), 身の程を知れ、小娘 攻撃(対神那雪枝), よくもまぁ、そんな危なっかしい装備で前線に出てくる気になるな 攻撃(対神那雪枝), そんなポン刀で私の鱗を貫けると思うなよ? 攻撃(対賢竜プロフェテウス), 君が戦場に出てくるとは、珍しいこともあるものだ 攻撃(対賢竜プロフェテウス), あまり無茶はするなよ、プロフェテウス。もう若くはないのだから 攻撃(対界竜ジェネシス), これこれ、落ち着きなさい若者よ 攻撃(対界竜ジェネシス), …若いねぇ。ちょっと羨ましいよ 攻撃(対ヴァイオレット=フラムスチード), …うーむ? 化生としてはかなり若いが、それにしては随分と… 攻撃(対ヴァイオレット=フラムスチード), …猫は尻尾の付け根が性か…弱点だって話だけども、君の場合は果たしてどうなんだろうね?(ウズウズ 攻撃(対ヴァネッサ=イェクルード), …あー、えー…っと、何がどうなってこうなった? 攻撃(対ヴァネッサ=イェクルード), なにゆえ私は上司に牙を向けているのだろうか… 攻撃(対カミーラ=ブレイド=ストーカー), …やれやれ、またいつもの悪い癖が出やがったのか? 攻撃(対カミーラ=ブレイド=ストーカー), まあ、たまには君の遊びに付き合ってやるのも悪くはないかな 攻撃(対ミラルヴァ=ニーベルング), なんだぁ、このおどろおどろしい魔力は… 攻撃(対ミラルヴァ=ニーベルング), 若造が随分と調子に乗ってるみたいじゃないか、ああ? 攻撃(対エリグレーテ=ニーベルング), …君たちならきっと、人と竜の架け橋になることができるだろう 攻撃(対エリグレーテ=ニーベルング), 安心しなさい。君たち親子のことは、私が全力をもって守ってやる 攻撃(対マルグレーテ=ニーベルング), 口で言っても無駄だな、これは。…仕方がない、とりあえず叩いて止めるとしよう 攻撃(対マルグレーテ=ニーベルング), ったく…なんなんだ、このじゃじゃ馬は… 攻撃(対グラヴィカ=ミラルヴァ), あまり人間を侮るな。私から君に言えるのはそれだけだ 攻撃(対グラヴィカ=ミラルヴァ), ここらで一度鼻っ面をへし折っておくべきかね? ヴァルトルート=ルーデンドルフ 剛腕, 打突 剛腕(命中), 超打 ドラゴンブレス, 火炎放射 ウイングカッター, 斬撃突撃 フレア, 大ビーム レッド メガフレア, 超火炎放射
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機神装甲ヴァルファルゲン 火文明 C コスト 4 11000- ヒューマノイド ■進化-自分のヒューマノイド1体の上に置く。 ■このクリーチャーのパワーは、自分のマナゾーンのカードの数だけ-1000される。 ■このクリーチャーはパワーが6000以上のとき、「W・ブレイカー」を得る。 (F)「生まれ変わった俺の姿、その目に良く焼きつけときな!」----機神装甲ヴァルファルゲン 作者:セレナーデ 《究極兵士ファルゲン》です。 普通に出せば7000のW・ブレイカー。 収録 宝玉編 第一弾(デストラクション・ジュエル) 評価
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ヴァルラムサンセイ(ヴァルラム3世) 神聖ローマ皇帝の系譜に登場する人物。 ナッサウ=ヴィースバーデン伯。 関連: アドルフフォンナッサウ (アドルフ・フォン・ナッサウ、父) イマーギナフォンイーゼンブルクリンブルク (イマーギナ・フォン・イーゼンブルク・リンブルク、母)
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「セーオー眠いよぉ…。」 「いつ魔物が来るかわからないんだからさ…そんなこと言うなよ。」 日は既に暮れ、月が出ている。 「だって、セオは昼夜逆転生活してるからだよ…。だから眠くないんだよ。」 目を擦りながら呟く彼女。 「失礼な…ちゃんと朝早く起きて仕事してるじゃないか。」 「あ、あの?イルさん、イルさーん。何処行くんですかー!」 「うー?」 二人からどんどん離れていく彼女。 「そっちじゃなーい!勝手にどっかに行くなぁぁ~! わかったから…背負ってやるから。どこかに行くのはやめてくれ…。」 歩き続け、日が昇ったころにはシュヴァルの一歩手前。 「セ…セオの、バカ。バカァァァ!」 「耳元で叫ぶな…。寝てても人の悪口を…いてっ」 寝ながら髪を引っ張り、寝言で悪口を言ってくる。 「いやだよ。卵ばっかりなんて… 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ、割れちゃえ…全部割れろ…。」 一体どういう夢を見ているかはわからない。 「寝言を聞いてる俺も嫌だよ。卵じゃなくて頭割るぞ…いい加減に起きて。」 隣では、笑いながら日記を書いているライ。 「笑うなぁ…。」 「すいません。」 起きようとしない彼女を背負っているセオにも精神と体力の限界が見え始めていた。 「うぁぁぁっいい加減にしろーっ!! 大体、お前はほんとに……あぁもういいや。」 「セオさん…怒りたい気持ちはわかりますが、もう少しでシュヴァルにつきますから我慢してください。」 「……我慢、か。」 それから数時間が経ち、一行はシュヴァルへと到着した。 「最後の…最後まで寝通したかぁ~。」 いまだ寝続けている彼女を見下ろし、伸びをする。 「これから、どうしますか?」 「まずは…食べる。イル起きろ~朝抜くぞ~?」 「い、いや…それだけは、だめ…。食べないと死んじゃう…。」 寝ぼけ眼でこちらを見ながら彼女は言う。 「それじゃ、行くか。ちゃんとついて来いよ?」 「うん。」 彼女は傍らにおいてある古い弓を持ち、セオ達を追いかける。 夜明け前の町はまだ静まり返っている。 「いらっしゃい。」 食器を拭いているマスターが静かに挨拶をした。 「パンと紅茶、それと…」 「それと?」 「マスター、今日のお勧めは?安いので…。」 残金を心配しながら聞く。 「シチューはどうかな?」 「じゃぁそれで。」 三人分で2600フィズを払い、お茶を飲みながらしばらくの間話をする。 「弓、直してきたのか?」 「うん。ちょっと高かったけど…。」 「残金どれくらい残った?防寒具買わなくちゃいけねぇから…。」 「結構残ったよ。」 笑顔のまま皮袋を逆さまにする。 チャリン… 「いっ…一枚?!」 出てきたのは1枚のコイン。 「…………。」 正直本人もここまで減っているとは思っていなかったのだろう。 頭を抱え、ため息をついている。 「…シュヴァルツヴァルトで一稼ぎだ。」 「はぁい。」 席を立ち、剣を取る。 「僕も行きます。少しは魔法使えますから。」 「そっか。でも気をつけてね。ほら行くよ。」 彼女に手を引っ張られながら走ってくるライ。 少し、顔が赤くなっている。 その様子に微笑しながら、森へ向かった。
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編集する。 2021-12-08 18 59 46 (Wed) - 選択肢 投票 この作品はネ申 (1) 良かった (5) 普通 (0) 微妙 (0) いまいち (0) 最悪 (0) 戦場のヴァルキュリアとは、PS3用のゲーム。アニメ化されている。 ストーリー 登場人物 用語・設定・場面・解説 リンク内部リンク 外部リンク 討論用 情報収集 編集者用ミニ編集参加(文の提供・嘘・誤字等) 出典、参考 ストーリー 登場人物 戦場のヴァルキュリアの登場人物 用語・設定・場面・解説 戦場のヴァルキュリアの用語・設定・場面・解説 リンク 内部リンク 戦場のヴァルキュリア 戦場のヴァルキュリアの登場人物 戦場のヴァルキュリアの用語・設定・場面・解説 外部リンク 戦場のヴァルキュリアSEGA TVアニメーション「戦場のヴァルキュリア」 上へ 討論用 名前 コメント すべてのコメントを見る 編集する。 2021-12-08 18 59 46 (Wed) - 情報収集 トラックバック一覧 trackback テクノラティ検索結果 #technorati 口コミ一覧 #bf 関連ブログ一覧 #blogsearch リンク元 #ref_list 上へ 編集者用 ミニ編集参加(文の提供・嘘・誤字等) 出典、参考 上へ
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ラヴァルの炎車回(えんしゃまわ)し ? 効果モンスター 星3/炎属性/炎族/攻 300/守 400 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 自分のデッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター2体を 選択して墓地へ送る事ができる。 解説 関連カード ラヴァル スクリーチ ゲーム別収録パック No.89893715 DS2011パック:パック:-(P)11 PSPTF6パック:パック:-(P)TF6 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2010パック:パック:-(P)10 PSPTF5パック:パック:-(P)TF5 DS2009パック:パック:-(P)09 PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 DS2008パック:パック:-(P)08 PSPTF3パック:パック:-(P)TF3 DS2007パック:パック:-(P)07:-(P)07 DS SSパック:パック:-(P)SS DS NTパック:パック:-(P)NT PSPTF2パック:パック:-(P)TF2 PSPTF1パック:パック:-(P)TF1 PS2TFEパック:パック:-(P)TFE OCGパック:パック:DUEL TERMINAL -ヴァイロン降臨!!-(OCG) ご購入はこちら クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
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CP性格 BBCPストーリー CS性格 バックボーン CP 名前 : ヴァルケンハイン=R=ヘルシング 身長 : 191cm 体重 : 78kg 誕生日 : 9/15 血液型 : A型 出身地 : 不明 趣味 : 盆栽 好きなもの : 懐中時計 嫌いなもの : 品性のないもの ドライブ名 : ヴェーア・ヴォルフ CV : 清川 元夢 性格 穏やかで毅然としており、余計なことは口にしない。ただ、レイチェルに危害を加えようとする者に対しては、一切の容赦がない。 BBCPストーリー 第一次魔道大戦で「黒き獣」を打ち倒した六英雄の一人。狼の亜人種であり、現在はヴァンパイア血族の名門「アルカード家」に執事として仕えている。仇的であるレリウス=クローバーの出現により対決は避けられないと感じつつも、彼が主として付き従うレイチェルの望みを叶える為戦いの地イカルガを駆けるのであった。 CS 名前 : ヴァルケンハイン=R=ヘルシング(CV:清川 元夢) 身長 : 191cm 体重 : 78kg 血液型 : A 出身地 : 不明 誕生日 : 9月15日 趣味 : 盆栽 大切なもの : 懐中時計 嫌いなもの : 品性のないもの 性格 穏やかで毅然としており、余計なことは口にしない。ただ、レイチェルに危害を加えようとする者に対しては、一切の容赦がない。 バックボーン 先代の頃からアルカード家に仕えている老齢の執事。執事として非常に優秀なだけでなく、多種多様な知識にも長けている。カグツチの異変に気づき、城から抜け出したレイチェルのあとを追う。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ヴァルラムヨンセイ(ヴァルラム4世) 神聖ローマ帝国のブランデンブルク辺境伯の系譜に登場する人物。 リンブルフ公。 関連: クニグンデフォンブランデンブルク (クニグンデ・フォン・ブランデンブルク、妻)
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重装機兵ヴァルケン 14-290 290 重装機兵ヴァルケン sage 2005/04/09(土) 13 45 12 ID m4BpHU2N 2050年代、枯渇しつつある石油などの化石燃料を巡って、世界には不穏な空気が立ちこめていた。 そんな中で、欧州アジア連邦と環太平洋合衆国という、世界を二分する巨大陣営が、先を争って月面軍事基地開発を急いだ。 月面に建設される戦術ビーム砲が、地球表面の任意の場所を的確に攻撃できるためである。 2101年。ついに月面での鉱石採掘利権とビーム砲建造に絡んだ紛争が発展し、 環太平洋合衆国海兵隊、装甲機兵小隊の隊長であるジェイク=ブライン中尉は、一兵士としてAS117。 通称、重装機兵(アサルトスーツ)ヴァルケンに乗りこみ、戦禍の中へと身を投じる事となる…………。 第一話『コロニー強襲』 「射出準備完了!」 「コロニーに突撃します!」 「了解!出撃する!」 「全艦、砲撃開始!」 俺が太平洋合衆国海兵隊に徴兵されたのは二十二歳のときだった。 不運なことに、俺がアサルトスーツの訓練を追える頃には戦争は既に地球全土に広がっていた。 開戦のきっかけは、もう誰も覚えていない。 ただ、残り少ない化石燃料と月面の領土剣を奪うためだけに戦争を続けている。 指導者達には、限られた富を敵と分配する気はないのだ。 俺が戦うのは、愛国心や正義のためではない。俺が兵士だからだ。 兵士が生き残るには戦って敵を倒すしかないのだから。 欧州アジア連邦が新型戦艦を、F-4コロニーで製造しているとの情報を得た、強襲揚陸艇「バーシス」は、単身コロニーへの突撃を試みる。 敵の砲火を潜り抜け、障壁をぶちぬいた突入した先には、もはや完成間近の戦艦と、その主砲である大型レーザー砲が待ち構えていた。 「クレア!もうコイツは撃てるのか!?」 「いえ、まだ動力部とは接続されていないようです!」 「そうか……バーシスは後退してくれ! 俺達でエンジンを叩く!」 オペレーターのクレアに指示を出すと、バーニアを吹かし、一気に跳躍するヴァルケン。 迎撃に出てきた機動兵器や、既に稼動している対空砲を撃破しつつ、ジェイクは戦艦のエンジンを探索しはじめる。 「畜生!本当にコイツは建設中なのかよ!?」 「ぼやくなよ、ハーマン」 部下の不平に微苦笑を浮かべながら、バルカンで補給物資でシールドを回復させるジェイク。 と、そこにもう一人の仲間、カーツから連絡が入った。 「隊長!エンジンを発見、距離180です!」 「そうか!」 その答えに頷き、巨大な障壁を、一気にジャンプして飛び越えるジェイク。 そこには、今まさに戦艦へと接続されようとしているエンジンの姿が。 バルカンの弾装を交換し、鉛弾を叩きこむ。が、無論敵も黙ってはいない。同時に戦艦に装備されようとしていた副砲が、吊り下げられたままの状態でヴァルケンに牙を向いた。 建造用の足場を巧に駆使して砲火を避け、徐々に徐々に吊り上げられていくエンジンを攻撃するジェイク。 「これで終わりだ!」 トドメとばかりに、ジェイクはヴァルケンの腕に装備されているハードナックルを叩きこむ。 炸薬をつめたカートリッジの爆発で、拳を撃ちこむパンチ機構。 テストでは90ミリの複合装甲板をも撃ち抜いたその威力に、エンジンは耐えることができなかった。 コロニーの大地を巻きこんで爆発するエンジン。瞬く間に酸素と、そして副砲が吸い出され、宇宙の藻屑と化した。 同じく共に吸い出されたヴァルケンとジェイクも同じ運命を辿るかに思えたが、間一髪のところでバーシスが現れた。 「艦長!回収完了です!」 「よし、全速で離脱する!」 こうして、今日もまたジェイクは生き延びることができたのだった。 282重装機兵ヴァルケン2021/09/24(金) 23 01 53.81ID ZlS0Houu0 wiki未完の『重装機兵ヴァルケン』簡略ですが進めます。 味方(環太平洋合衆国) ジェイク…主人公。『強襲揚陸艦バーシス』配属のアサルトスーツ(AS)隊の小隊長。プレイヤーがジェイク機を駈って敵を撃墜しまくるので、アムロ・レイ以上のスーパーエース。 クレア…ヒロイン。バーシスのオペレーターを務める。実務的な指示を出しつつも隊員の安否を気遣ってくれる癒し系。 ※しかしゲーム内では彼女からの通信のせいで敵や弾が見えなくなったりして邪魔くさい ハーマン…隊員A。設定的には凄腕でジェイクと五分の腕前らしいが、調子に乗って被弾して後退するパターンが多い。 カール…部下B。堅実なサポーター気質。 艦長…バーシスの艦長。堅物のような風貌だが、戦況判断に長け、思い切りが良い。 敵(欧州アジア連合) ベルダーク少佐…ライバルキャラ。凄腕 リック…ベルダーク少佐の部下。ナヨっとした新米兵士。 プロローグ 22世紀近くの未来、人類は生活圏を宇宙に広げても変わらず鉱物資源を奪い合う戦争を続けていた。 戦間期には不毛な戦争を回避しようと外宇宙探査船を出した事もあったが、それらの成果を待つ間もなく第四次世界大戦が始まった。 世界は大きく分けて、米国を中心とした「環太平洋合衆国」と、ユーラシア大陸系の「欧州アジア連合」に分かれて 戦争の主役は重装機兵(アサルトスーツ略してAS)と呼ばれる機動力と汎用性に優れた人型ロボットとなっている。 主人公のジェイクはASパイロットとして大戦に身を投じている。 彼は自身の戦う理由をこう言う「愛国心や正義でもない。それは俺たちが兵士だからだ」 283重装機兵ヴァルケン22021/09/24(金) 23 02 23.92ID ZlS0Houu0 MISSION1 敵コロニー強襲 「とあるコロニーで敵の新型戦艦が建造中」と情報を得た合衆国はバーシスを派遣する。 コロニーの壁を破って突撃するバーシスだったが、壁を破った先には新造戦艦の主砲(艦首波動砲みたいな感じ)の真正面だった。 幸い戦艦は未完成で主砲のエネルギーはチャージされていないので艦長の英断でAS隊を発進させて、AS隊がコロニーを進んで奥地にあるエネルギーユニットを破壊することに。 途中ハーマンが被弾して後退するがジェイクは前進を続ける。 ボスは巨大エネルギーユニット&護衛砲台。ケー物に繋がれたエネルギーユニットが徐々に持ち上げられ戦艦とドッキングする前に破壊する。 一定のダメージと与えるとエネルギーユニットはケーブルがちぎれて地面に落下衝突し、コロニー大穴が空く。 同じく落下するジェイク機だが、空いた穴の真下にバーシスが来ており無事着地&回収。 ※破壊に手間取るとユニットが戦艦にドッキングされ、バーシスは艦首主砲のゼロ距離射撃を食らいゲームオーバー MISSION2 軌道の巣窟 小惑星帯の鉱石採掘基地を攻撃する命令を受けたバーシス。 後述の「機動要塞アークノバ」攻略作戦のための陽動も兼ねた作戦であった。 追加武装のロケットブースターを装備してバーシスを発進し、一気に敵中枢まで飛び込んでいくAS隊。 到着後にブースターを切り離し敵施設を破壊しながら中枢へ進む。 そろそろ撤収かと思った時、ジェイク機は奇妙なエネルギー反応を検出する。 念のため調べてみようと接近したところ、反応は敵の機動兵器(ガンダムのモビルアーマーのようなもの・ASの10倍くらいのサイズが多い)だった。 機動兵器を破壊して撤収するジェイク。 284重装機兵ヴァルケン32021/09/24(金) 23 02 55.10ID ZlS0Houu0 MISSION.03 アーク・ノバ陥落 衛星軌道上の敵要塞「アーク・ノバ」は小惑星をくり抜いて作った機動要塞。 表面には迎撃用の砲台がハリネズミの様にビッシリ立ち並び、内部の構造は複雑に入り組んだ迷路のよう。 そんなアークノバの攻略を命じられるバーシス。 早速アークノバの外壁に取り付き、砲台を破壊しながら侵入口を探して進むジェイク。 ようやく探し当てた侵入口から内部に突入すると、中には防衛機体と一緒に非戦闘員の生身の整備士等もちらほら。 (彼らは攻撃してくるでもなく慌てふためいているだけだが撃つと死ぬし、ヴァルケンがダッシュした時の排煙に当てられただけで死んでしまう) クレアの指示に従い慎重に進み、敵の指令室に到達するジェイク。ヴァルケン到着と同時に一斉に逃げ出す敵たち。 司令席ごと引き下がっていく敵司令官は言う。 「よし、予定通りアークノバは破棄して地球に落とす。私もグランビアで出る!」 どうやら敵軍はこの衛星要塞を隕石弾として地球に落とすつもりらしい。 そんな事をしては地球が大変なことになる。環境も破壊され、罪もない人たちも多く死ぬだろう 何としても阻止すべく、追いかけるジェイク。 ※ このミッションは侵入前と侵入後で分けられているくらいにかなりの長丁場。 機体の損耗も激しいだろうし、ここから更に予定外の追撃するのは作中感覚で言えば相当命がけであろう。 要塞内の自爆装置が作動し、至る所で爆発を始めるアークノバ内部を更に奥地に向かって下り続け、最下層の格納庫に辿り着く。 ちょうどその時、撤退していた敵司令官が椅子ごと天井から降りて来て、格納庫内にあった機動兵器「グランビア」に乗り込む。 整備士が避難するのを待たずにそのままグランビアは急速発進し、哀れ格納庫内の整備士たちはグランビアの排煙に当てられて全員死んでしまう。 グランビアを追い、要塞外へ出るジェイク。外ではグランビアが待ち構えていた。 「要塞を落とすなんて正気か?」「やかましい!勝てば官軍!」的な応酬を繰り広げながら戦闘する。 クレアからの連絡で、アークノバの外壁に付いている四つのエンジンを破壊すれば落下軌道を外す事が出来るらしい。 なんとかグランビアを撃破しエンジンを破壊して要塞の地球落下軌道を変えることに成功する。 ※ このミッションのボスは敵司令であり機動兵器グランビアだが、勝利条件は一定時間内にアークノバのエンジンを4基破壊する事。 基本的にはグランビアを倒す必要があるが、慣れれば無視してエンジンだけ破壊も出来る。 なお時間内に破壊できなくてもゲームオーバーにはならず、落下軌道は防げなかったとしてミッションは終了する。 いずれにせよグランビアは倒された前提で話が進む。 ※ アークノバが地球に落ちたか落ちなかったかは、後のMISSON.5と並んでエンディングのフラグの一つになっている。 285重装機兵ヴァルケン42021/09/24(金) 23 03 37.01ID ZlS0Houu0 MISSION.04 大気圏突入 グランビアの撃墜に時間を取られたジェイク機は地球の重力圏に突入してしまう。 飛行能力の乏しいヴァルケンでは脱出する術はない。 バーシスが回収に向かおうとするが、そこにベルダーク少佐率いる敵AS隊がジェイク機を急襲する。 ベルダーク隊のASは飛行能力に優れるので、ギリギリまでジェイクを追い詰めて妨害するつもりらしい。 重力圏上の死闘で敵機を撃破し続けるジェイク。 「ここまで追い込めばそろそろいいだろう」と撤退を指示するベルダーク。しかし部下のリック機は戦闘のさなかに機体の羽根が損傷してしまう離脱できなくなってしまう。 「少佐助けて!」リックは叫ぶがベルダークには打つ手はないのでリックは見捨てられる。 共に赤熱し続けるジェイク機とリック機だったが、優秀過ぎるバーシス艦長がギリギリのタイミングでジェイクを拾いに来る。 バーシス甲板に着地しなんとか助かるジェイク。しかし目の前で燃え尽きようとしているリック機も助けてやって欲しいと懇願する。 「危険すぎる!」とクレア。 「やむを得ん、見捨てるわけにはいかん」と艦長。 結局強引を更に超えた強引な加速でリック機も救出するバーシスだったが、降下の角度が大きすぎて地面にバウンドする勢いで地上に着地する事になる。 地上に降下後に無事を確かめ合う面々。バーシスは相当損傷してしまったようだが、幸い人員は無事のようだ。 (先の面でアークノバのエンジン破壊に失敗していると、ここの背景画面でアークノバがゆっくり落下していきキノコ雲が起きる) そこに敵機襲来のレーダー反応。ボロボロのジェイクを置いてハーマンとカールが出撃する。 お前はそこで休憩してな、と軽口を叩いて出撃したハーマンだったが突如通信から不穏な音声が聞こえて来る。 「なに?コイツ速い・・・!グワア!!」 「おいハーマン!どうした!?」 「・・・・・・」 「ハーマン機、反応消失しました・・・敵機こちらへ向かってきます!」 現れたのはベルダーク少佐。リックを返してもらうと言って襲いかかって来る。リックもこちらに礼も言わずに少佐に連れられ逃亡する。 ベルダークはある程度戦った後で、今回はここまでだとばかりに撤退していく。 親友を失ったことに慟哭するジェイク。 MISSION.05 黄昏の追跡 悲しみの癒える間もなく次のミッションへ向かうバーシス。 敵軍の宇宙拠点アークノバを落としたことで宇宙の制空権を取った合衆国軍だったが、敵軍は巻き返しをはかるためにシャトル基地から大量のAS部隊を宇宙に送り込もうとしていた。 これを阻止するべくシャトル基地の制圧及び破壊を試みる。 ジェイクがシャトル発射場に到達したまさにその時、ASをたくさん積んだであろうロケットシャトルは地上から打ち上げられるところだった。 まだ間に合う、とバーシスにロケットブースターを射出するように要請するジェイク。 ほどなく飛んで来たブースターを装備して宇宙へ上るシャトルを追撃、これを撃墜する。 この成功で戦争の趨勢は大きく傾いた。早晩戦争は終わるだろう。 「なあクレア・・・もうこんな戦争は早く終わらせないといけないな。ハーマンのためにも!」「そうね、ジェイク」 ただ今日を生きるために目の前の敵と戦うだけだったジェイクの心境にも変化が現れ始めていた。 ※ このミッションも上昇を続けるシャトルを追いすがって攻撃するボス戦となる。 一定時間内に破壊できなければシャトルは大気圏を離脱してしまい作戦失敗になるが、フラグが立ちゲームは進む。 286重装機兵ヴァルケン52021/09/24(金) 23 04 40.88ID ZlS0Houu0 MISSION.06 銃火山脈 合衆国軍による最終作戦「オペレーション・ソルジャーソウル」が発動された。敵首都ブリュッセル攻略のために全員集合だ。 行軍の遅れていたバーシスはこのまま進んでいては作戦に間に合わない。艦長はアルプス山脈を越える事を決意する。 アルプス山脈は大規模な軍事施設になっており、地下には天然の大空洞を利用した要塞が築かれて、内部には多数の対空砲が用意されているのだ。 マトモに進んではバーシスは良い的になる。ジェイクたちAS隊が先行して雪原を超えて洞窟から要塞内部に侵入し対空砲を破壊する作戦が採られた。 バーシスは行軍を止めるわけにはいかないので時間との勝負となる。 様々な障害を抜けた先では対空砲がベルトコンベアに乗って地上に運ばれていた。このままではバーシスは狙い撃ちになる。 地上に出たジェイク機は、妨害に現れた敵機動兵器と戦いながら対空砲を全て撃破する。 ※ 一定時間内にクリアできないとバーシスが撃ち落とされてゲームオーバー MISSION.07 兵士達の終幕 ついにオペレーションソルジャーソウルが発動された。バーシスもブリュッセルに到着し、墜落するように着地する。 バーシスはもう飛べない。このままここで砲台となって戦うからジェイクたちは議事堂を目指せと。 敵首都市街地内での戦闘は苛烈を極まる。 火力を備えた大型機動兵器から、小ささを活かしてまとわりついて来る小型AS、ジープに乗った兵士や果ては生身の歩兵までもが武器を持って攻撃してくる。 小まめにシールドを張りながら進まなければ一瞬でハチの巣になる激戦区。アクションゲームながら、余力のない敵の全力の抵抗を肌で感じられる。 後方のクレアからも時折被弾を伝える通信が入る(これがまた敵の弾や小さい敵を見えにくくしてうざいのだが) 何度かの通信の後に、大きく被弾した様子が伝えられ、その後通信が沈黙する。 やがてジェイク機は目的地の国会議事堂前に到着する。 「こちらジェイク、今から議事堂に突入する」 「・・・・・・」 「ダメか・・・」 議事堂に突入したジェイク。蜘蛛の子を散らすように逃げる議員たちと反対に、ベルダーク少佐が新型機に乗って襲ってくる。 撃破するとベルダークは機体を降りて逃亡する。奴のことは放っておいてヴァルケンで天井を突き破り大統領室へ乗り込むジェイク。 「お前がジェルマーク大統領だな?お前を連行する。お前には戦争の責任を取ってもらう」 「責任?何の責任を取るのだ?馬鹿なことを。この戦争は私が起こしたわけではない。時の流れが戦争に導いたのだ」 「戦争の原因なんて問題じゃない!この戦争で死んだ多くの人々への責任を取るんだ!」 「・・・・今の私に出来るのはこれくらいだ」 大統領は拳銃を取り出し自分の頭に当てて撃った。 「こんなことで…こんなことで責任を取ったつもりなのか!」 そこへ友軍から通信が入る。国会議事堂地下で超大型機動兵器と遭遇し壊滅状態、救援を求むという内容だった。 しかし通信は途中で途切れる。 「・・・この戦争に終わりはないのか!?」 287重装機兵ヴァルケン62021/09/24(金) 23 05 27.51ID ZlS0Houu0 議事堂ビルの地下基地を滑り降りるように駆け抜けていくジェイク機。 貧弱な兵器で今なお抵抗を続ける敵兵たち。もう戦争は終わったのになぜまだ戦うのか?と問うジェイクにベルダークが答える。 「それは俺たちが兵士だからだ」と。黙れと一蹴し突き進むジェイク。 そこに超大型兵器からの凄まじいビームの雨が降り注ぐ。基地の天井や地面は割れ、背景では何十もの友軍ASが一瞬で撃破されている。 ただ一人切り抜けて進むジェイクのもとに、ミッション4で助けたリックが中型機動兵器に乗って現れる。 「お前をベルダーク少佐のもとには行かせない!少佐だけがこの国を救うことが出来るんだ!」 「奴はそんな立派な男じゃない。ただ破壊したいだけだ!分からないのか!」 「黙れ!それ以上言うな!」 キチガイ級恩知らずのリックを撃破し、最後の隔壁を破壊して進んだ先には超大型兵器「ビルドヴォーグ」に乗ったベルダークが待ち構えていた。 最強兵器に乗り高笑いを上げるベルダークに、今更こんな兵器を持ち出してどうしようというのか尋ねる。 「お前は俺のプライドを傷つけた。お前さえいなければ・・・!お前を倒し存在を抹消すれば・・・」 もはや頭のおかしくなったベルダークには触れず、ジェイクは帰りを待つ仲間と愛するクレアがいるんだと奮起し、生きて帰るべく戦う。 ビルドヴォーグを倒し、地下から燃え上がる炎から必死に逃げるジェイクのヴァルケン。 ここでエンディング分岐。 GOOD END アークノバおよびシャトルのどちらかを時間内に落としている 一度は炎に飲み込まれたヴァルケン。ジェイクの様子をバーシス環境から必死で見守るクレア他一同。 しかしヴァルケンは再度バーニアをフル点火して炎から飛び出してくる。 ボロボロになったヴァルケンは最期の力でバーシス甲板に戻って来て崩れ落ちる。 同じくボロボロのバーシス甲板上、ジェイクを迎えに出たクレアとヴァルケンから飛び降りたジェイクは互いに駆け寄り抱き合う。 「俺たちはたくさんの物を失ったがわずかに残った夢がある。この夢が明日から生きる勇気を与えてくれるだろう。この日人類は新しい一歩を歩み始めた」 BAD END 上記どちらもミスする 炎に飲まれたヴァルケンだったがジェイクはなんとか脱出に成功して、生身でバーシスに向かって走っていく。 しかし駆けるジェイクの前に現れたのは、横倒しになり燃え盛るバーシスの姿だった。 艦橋には血を流したまま倒れ動かなくなったクレアの姿。クレアの遺体を抱き上げジェイクは慟哭する。 「戦争は終わった。そして俺の全ても終わった。俺はなぜ生き残ったのか、人々は何のために死んだのか。この廃墟で誰も答えるものはなかった」 288重装機兵ヴァルケン72021/09/24(金) 23 08 42.33ID ZlS0Houu0 エピローグ どこからか謎の通信が入る。 「こち・・・外宇宙探査隊・・・応・・・願いま・・・」 「こ・ら・・外宇宙探査・・・・・答・・願い・す・・」 「・・・・・・」 終わり ※エピローグ解説 プロローグに出た外宇宙探査隊が未知のトラブルに遭遇し救援を求めているが、人類は作中の戦争で忙しかったので要請を無視(拒否)した。 見捨てられたと怒った外宇宙探査隊はクローン技術や人体サイバー改造などの魔改造を駆使して何とか生き延び、人類圏への復讐を誓う。 やがて数十年後に人類を殲滅させる外敵となって粛清に来る。 人類側はこれらの事実を隠蔽し、外宇宙探査隊を謎の異星人集団と情報操作して全面戦争となる。 その内容こそが「重装機兵レイノス(1990年、メガドライブで発売)」であり、そのリメイク作品「重装機兵ヴァルケン2(1999年、プレステで発売)」である。 (ヴァルケンは1992年にスーファミで発売) しかし当時完全一強状態で多くの子供にとってメインハードだったSFCで発売されたヴァルケンの続編が、所持率の低いマイナーハード(失礼)のMDで2年前に発売済み等と分かるはずもなく ネットでの情報交換なども発展してない状態だったので、多くのプレイヤーにとってこのエンディングテキストは長らく謎エンドだったのではないだろうか。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/786.html
重装機兵ヴァルケン part14-290、part73-282-288 290 重装機兵ヴァルケン sage 2005/04/09(土) 13 45 12 ID m4BpHU2N 2050年代、枯渇しつつある石油などの化石燃料を巡って、世界には不穏な空気が立ちこめていた。 そんな中で、欧州アジア連邦と環太平洋合衆国という、世界を二分する巨大陣営が、先を争って月面軍事基地開発を急いだ。 月面に建設される戦術ビーム砲が、地球表面の任意の場所を的確に攻撃できるためである。 2101年。ついに月面での鉱石採掘利権とビーム砲建造に絡んだ紛争が発展し、 環太平洋合衆国海兵隊、装甲機兵小隊の隊長であるジェイク=ブライン中尉は、一兵士としてAS117。 通称、重装機兵(アサルトスーツ)ヴァルケンに乗りこみ、戦禍の中へと身を投じる事となる…………。 第一話『コロニー強襲』 「射出準備完了!」 「コロニーに突撃します!」 「了解!出撃する!」 「全艦、砲撃開始!」 俺が太平洋合衆国海兵隊に徴兵されたのは二十二歳のときだった。 不運なことに、俺がアサルトスーツの訓練を追える頃には戦争は既に地球全土に広がっていた。 開戦のきっかけは、もう誰も覚えていない。 ただ、残り少ない化石燃料と月面の領土剣を奪うためだけに戦争を続けている。 指導者達には、限られた富を敵と分配する気はないのだ。 俺が戦うのは、愛国心や正義のためではない。俺が兵士だからだ。 兵士が生き残るには戦って敵を倒すしかないのだから。 欧州アジア連邦が新型戦艦を、F-4コロニーで製造しているとの情報を得た、強襲揚陸艇「バーシス」は、単身コロニーへの突撃を試みる。 敵の砲火を潜り抜け、障壁をぶちぬいた突入した先には、もはや完成間近の戦艦と、その主砲である大型レーザー砲が待ち構えていた。 「クレア!もうコイツは撃てるのか!?」 「いえ、まだ動力部とは接続されていないようです!」 「そうか……バーシスは後退してくれ! 俺達でエンジンを叩く!」 オペレーターのクレアに指示を出すと、バーニアを吹かし、一気に跳躍するヴァルケン。 迎撃に出てきた機動兵器や、既に稼動している対空砲を撃破しつつ、ジェイクは戦艦のエンジンを探索しはじめる。 「畜生!本当にコイツは建設中なのかよ!?」 「ぼやくなよ、ハーマン」 部下の不平に微苦笑を浮かべながら、バルカンで補給物資でシールドを回復させるジェイク。 と、そこにもう一人の仲間、カーツから連絡が入った。 「隊長!エンジンを発見、距離180です!」 「そうか!」 その答えに頷き、巨大な障壁を、一気にジャンプして飛び越えるジェイク。 そこには、今まさに戦艦へと接続されようとしているエンジンの姿が。 バルカンの弾装を交換し、鉛弾を叩きこむ。が、無論敵も黙ってはいない。同時に戦艦に装備されようとしていた副砲が、吊り下げられたままの状態でヴァルケンに牙を向いた。 建造用の足場を巧に駆使して砲火を避け、徐々に徐々に吊り上げられていくエンジンを攻撃するジェイク。 「これで終わりだ!」 トドメとばかりに、ジェイクはヴァルケンの腕に装備されているハードナックルを叩きこむ。 炸薬をつめたカートリッジの爆発で、拳を撃ちこむパンチ機構。 テストでは90ミリの複合装甲板をも撃ち抜いたその威力に、エンジンは耐えることができなかった。 コロニーの大地を巻きこんで爆発するエンジン。瞬く間に酸素と、そして副砲が吸い出され、宇宙の藻屑と化した。 同じく共に吸い出されたヴァルケンとジェイクも同じ運命を辿るかに思えたが、間一髪のところでバーシスが現れた。 「艦長!回収完了です!」 「よし、全速で離脱する!」 こうして、今日もまたジェイクは生き延びることができたのだった。 282 重装機兵ヴァルケン ▼ 2021/09/24(金) 23 01 53.81 ID ZlS0Houu0 [5回目] wiki未完の『重装機兵ヴァルケン』簡略ですが進めます。 味方(環太平洋合衆国) ジェイク…主人公。『強襲揚陸艦バーシス』配属のアサルトスーツ(AS)隊の小隊長。プレイヤーがジェイク機を駈って敵を撃墜しまくるので、アムロ・レイ以上のスーパーエース。 クレア…ヒロイン。バーシスのオペレーターを務める。実務的な指示を出しつつも隊員の安否を気遣ってくれる癒し系。 ※しかしゲーム内では彼女からの通信のせいで敵や弾が見えなくなったりして邪魔くさい ハーマン…隊員A。設定的には凄腕でジェイクと五分の腕前らしいが、調子に乗って被弾して後退するパターンが多い。 カール…部下B。堅実なサポーター気質。 艦長…バーシスの艦長。堅物のような風貌だが、戦況判断に長け、思い切りが良い。 敵(欧州アジア連合) ベルダーク少佐…ライバルキャラ。凄腕 リック…ベルダーク少佐の部下。ナヨっとした新米兵士。 プロローグ 22世紀近くの未来、人類は生活圏を宇宙に広げても変わらず鉱物資源を奪い合う戦争を続けていた。 戦間期には不毛な戦争を回避しようと外宇宙探査船を出した事もあったが、それらの成果を待つ間もなく第四次世界大戦が始まった。 世界は大きく分けて、米国を中心とした「環太平洋合衆国」と、ユーラシア大陸系の「欧州アジア連合」に分かれて 戦争の主役は重装機兵(アサルトスーツ略してAS)と呼ばれる機動力と汎用性に優れた人型ロボットとなっている。 主人公のジェイクはASパイロットとして大戦に身を投じている。 彼は自身の戦う理由をこう言う「愛国心や正義でもない。それは俺たちが兵士だからだ」 283 重装機兵ヴァルケン2 ▼ 2021/09/24(金) 23 02 23.92 ID ZlS0Houu0 [6回目] MISSION1 敵コロニー強襲 「とあるコロニーで敵の新型戦艦が建造中」と情報を得た合衆国はバーシスを派遣する。 コロニーの壁を破って突撃するバーシスだったが、壁を破った先には新造戦艦の主砲(艦首波動砲みたいな感じ)の真正面だった。 幸い戦艦は未完成で主砲のエネルギーはチャージされていないので艦長の英断でAS隊を発進させて、AS隊がコロニーを進んで奥地にあるエネルギーユニットを破壊することに。 途中ハーマンが被弾して後退するがジェイクは前進を続ける。 ボスは巨大エネルギーユニット&護衛砲台。ケー物に繋がれたエネルギーユニットが徐々に持ち上げられ戦艦とドッキングする前に破壊する。 一定のダメージと与えるとエネルギーユニットはケーブルがちぎれて地面に落下衝突し、コロニー大穴が空く。 同じく落下するジェイク機だが、空いた穴の真下にバーシスが来ており無事着地&回収。 ※破壊に手間取るとユニットが戦艦にドッキングされ、バーシスは艦首主砲のゼロ距離射撃を食らいゲームオーバー MISSION2 軌道の巣窟 小惑星帯の鉱石採掘基地を攻撃する命令を受けたバーシス。 後述の「機動要塞アークノバ」攻略作戦のための陽動も兼ねた作戦であった。 追加武装のロケットブースターを装備してバーシスを発進し、一気に敵中枢まで飛び込んでいくAS隊。 到着後にブースターを切り離し敵施設を破壊しながら中枢へ進む。 そろそろ撤収かと思った時、ジェイク機は奇妙なエネルギー反応を検出する。 念のため調べてみようと接近したところ、反応は敵の機動兵器(ガンダムのモビルアーマーのようなもの・ASの10倍くらいのサイズが多い)だった。 機動兵器を破壊して撤収するジェイク。 284 重装機兵ヴァルケン3 sage ▼ 2021/09/24(金) 23 02 55.10 ID ZlS0Houu0 [7回目] MISSION.03 アーク・ノバ陥落 衛星軌道上の敵要塞「アーク・ノバ」は小惑星をくり抜いて作った機動要塞。 表面には迎撃用の砲台がハリネズミの様にビッシリ立ち並び、内部の構造は複雑に入り組んだ迷路のよう。 そんなアークノバの攻略を命じられるバーシス。 早速アークノバの外壁に取り付き、砲台を破壊しながら侵入口を探して進むジェイク。 ようやく探し当てた侵入口から内部に突入すると、中には防衛機体と一緒に非戦闘員の生身の整備士等もちらほら。 (彼らは攻撃してくるでもなく慌てふためいているだけだが撃つと死ぬし、ヴァルケンがダッシュした時の排煙に当てられただけで死んでしまう) クレアの指示に従い慎重に進み、敵の指令室に到達するジェイク。ヴァルケン到着と同時に一斉に逃げ出す敵たち。 司令席ごと引き下がっていく敵司令官は言う。 「よし、予定通りアークノバは破棄して地球に落とす。私もグランビアで出る!」 どうやら敵軍はこの衛星要塞を隕石弾として地球に落とすつもりらしい。 そんな事をしては地球が大変なことになる。環境も破壊され、罪もない人たちも多く死ぬだろう 何としても阻止すべく、追いかけるジェイク。 ※ このミッションは侵入前と侵入後で分けられているくらいにかなりの長丁場。 機体の損耗も激しいだろうし、ここから更に予定外の追撃するのは作中感覚で言えば相当命がけであろう。 要塞内の自爆装置が作動し、至る所で爆発を始めるアークノバ内部を更に奥地に向かって下り続け、最下層の格納庫に辿り着く。 ちょうどその時、撤退していた敵司令官が椅子ごと天井から降りて来て、格納庫内にあった機動兵器「グランビア」に乗り込む。 整備士が避難するのを待たずにそのままグランビアは急速発進し、哀れ格納庫内の整備士たちはグランビアの排煙に当てられて全員死んでしまう。 グランビアを追い、要塞外へ出るジェイク。外ではグランビアが待ち構えていた。 「要塞を落とすなんて正気か?」「やかましい!勝てば官軍!」的な応酬を繰り広げながら戦闘する。 クレアからの連絡で、アークノバの外壁に付いている四つのエンジンを破壊すれば落下軌道を外す事が出来るらしい。 なんとかグランビアを撃破しエンジンを破壊して要塞の地球落下軌道を変えることに成功する。 ※ このミッションのボスは敵司令であり機動兵器グランビアだが、勝利条件は一定時間内にアークノバのエンジンを4基破壊する事。 基本的にはグランビアを倒す必要があるが、慣れれば無視してエンジンだけ破壊も出来る。 なお時間内に破壊できなくてもゲームオーバーにはならず、落下軌道は防げなかったとしてミッションは終了する。 いずれにせよグランビアは倒された前提で話が進む。 ※ アークノバが地球に落ちたか落ちなかったかは、後のMISSON.5と並んでエンディングのフラグの一つになっている。 285 重装機兵ヴァルケン4 sage ▼ 2021/09/24(金) 23 03 37.01 ID ZlS0Houu0 [8回目] MISSION.04 大気圏突入 グランビアの撃墜に時間を取られたジェイク機は地球の重力圏に突入してしまう。 飛行能力の乏しいヴァルケンでは脱出する術はない。 バーシスが回収に向かおうとするが、そこにベルダーク少佐率いる敵AS隊がジェイク機を急襲する。 ベルダーク隊のASは飛行能力に優れるので、ギリギリまでジェイクを追い詰めて妨害するつもりらしい。 重力圏上の死闘で敵機を撃破し続けるジェイク。 「ここまで追い込めばそろそろいいだろう」と撤退を指示するベルダーク。しかし部下のリック機は戦闘のさなかに機体の羽根が損傷してしまう離脱できなくなってしまう。 「少佐助けて!」リックは叫ぶがベルダークには打つ手はないのでリックは見捨てられる。 共に赤熱し続けるジェイク機とリック機だったが、優秀過ぎるバーシス艦長がギリギリのタイミングでジェイクを拾いに来る。 バーシス甲板に着地しなんとか助かるジェイク。しかし目の前で燃え尽きようとしているリック機も助けてやって欲しいと懇願する。 「危険すぎる!」とクレア。 「やむを得ん、見捨てるわけにはいかん」と艦長。 結局強引を更に超えた強引な加速でリック機も救出するバーシスだったが、降下の角度が大きすぎて地面にバウンドする勢いで地上に着地する事になる。 地上に降下後に無事を確かめ合う面々。バーシスは相当損傷してしまったようだが、幸い人員は無事のようだ。 (先の面でアークノバのエンジン破壊に失敗していると、ここの背景画面でアークノバがゆっくり落下していきキノコ雲が起きる) そこに敵機襲来のレーダー反応。ボロボロのジェイクを置いてハーマンとカールが出撃する。 お前はそこで休憩してな、と軽口を叩いて出撃したハーマンだったが突如通信から不穏な音声が聞こえて来る。 「なに?コイツ速い・・・!グワア!!」 「おいハーマン!どうした!?」 「・・・・・・」 「ハーマン機、反応消失しました・・・敵機こちらへ向かってきます!」 現れたのはベルダーク少佐。リックを返してもらうと言って襲いかかって来る。リックもこちらに礼も言わずに少佐に連れられ逃亡する。 ベルダークはある程度戦った後で、今回はここまでだとばかりに撤退していく。 親友を失ったことに慟哭するジェイク。 MISSION.05 黄昏の追跡 悲しみの癒える間もなく次のミッションへ向かうバーシス。 敵軍の宇宙拠点アークノバを落としたことで宇宙の制空権を取った合衆国軍だったが、敵軍は巻き返しをはかるためにシャトル基地から大量のAS部隊を宇宙に送り込もうとしていた。 これを阻止するべくシャトル基地の制圧及び破壊を試みる。 ジェイクがシャトル発射場に到達したまさにその時、ASをたくさん積んだであろうロケットシャトルは地上から打ち上げられるところだった。 まだ間に合う、とバーシスにロケットブースターを射出するように要請するジェイク。 ほどなく飛んで来たブースターを装備して宇宙へ上るシャトルを追撃、これを撃墜する。 この成功で戦争の趨勢は大きく傾いた。早晩戦争は終わるだろう。 「なあクレア・・・もうこんな戦争は早く終わらせないといけないな。ハーマンのためにも!」「そうね、ジェイク」 ただ今日を生きるために目の前の敵と戦うだけだったジェイクの心境にも変化が現れ始めていた。 ※ このミッションも上昇を続けるシャトルを追いすがって攻撃するボス戦となる。 一定時間内に破壊できなければシャトルは大気圏を離脱してしまい作戦失敗になるが、フラグが立ちゲームは進む。 286 重装機兵ヴァルケン5 sage ▼ 2021/09/24(金) 23 04 40.88 ID ZlS0Houu0 [9回目] MISSION.06 銃火山脈 合衆国軍による最終作戦「オペレーション・ソルジャーソウル」が発動された。敵首都ブリュッセル攻略のために全員集合だ。 行軍の遅れていたバーシスはこのまま進んでいては作戦に間に合わない。艦長はアルプス山脈を越える事を決意する。 アルプス山脈は大規模な軍事施設になっており、地下には天然の大空洞を利用した要塞が築かれて、内部には多数の対空砲が用意されているのだ。 マトモに進んではバーシスは良い的になる。ジェイクたちAS隊が先行して雪原を超えて洞窟から要塞内部に侵入し対空砲を破壊する作戦が採られた。 バーシスは行軍を止めるわけにはいかないので時間との勝負となる。 様々な障害を抜けた先では対空砲がベルトコンベアに乗って地上に運ばれていた。このままではバーシスは狙い撃ちになる。 地上に出たジェイク機は、妨害に現れた敵機動兵器と戦いながら対空砲を全て撃破する。 ※ 一定時間内にクリアできないとバーシスが撃ち落とされてゲームオーバー MISSION.07 兵士達の終幕 ついにオペレーションソルジャーソウルが発動された。バーシスもブリュッセルに到着し、墜落するように着地する。 バーシスはもう飛べない。このままここで砲台となって戦うからジェイクたちは議事堂を目指せと。 敵首都市街地内での戦闘は苛烈を極まる。 火力を備えた大型機動兵器から、小ささを活かしてまとわりついて来る小型AS、ジープに乗った兵士や果ては生身の歩兵までもが武器を持って攻撃してくる。 小まめにシールドを張りながら進まなければ一瞬でハチの巣になる激戦区。アクションゲームながら、余力のない敵の全力の抵抗を肌で感じられる。 後方のクレアからも時折被弾を伝える通信が入る(これがまた敵の弾や小さい敵を見えにくくしてうざいのだが) 何度かの通信の後に、大きく被弾した様子が伝えられ、その後通信が沈黙する。 やがてジェイク機は目的地の国会議事堂前に到着する。 「こちらジェイク、今から議事堂に突入する」 「・・・・・・」 「ダメか・・・」 議事堂に突入したジェイク。蜘蛛の子を散らすように逃げる議員たちと反対に、ベルダーク少佐が新型機に乗って襲ってくる。 撃破するとベルダークは機体を降りて逃亡する。奴のことは放っておいてヴァルケンで天井を突き破り大統領室へ乗り込むジェイク。 「お前がジェルマーク大統領だな?お前を連行する。お前には戦争の責任を取ってもらう」 「責任?何の責任を取るのだ?馬鹿なことを。この戦争は私が起こしたわけではない。時の流れが戦争に導いたのだ」 「戦争の原因なんて問題じゃない!この戦争で死んだ多くの人々への責任を取るんだ!」 「・・・・今の私に出来るのはこれくらいだ」 大統領は拳銃を取り出し自分の頭に当てて撃った。 「こんなことで…こんなことで責任を取ったつもりなのか!」 そこへ友軍から通信が入る。国会議事堂地下で超大型機動兵器と遭遇し壊滅状態、救援を求むという内容だった。 しかし通信は途中で途切れる。 「・・・この戦争に終わりはないのか!?」 287 重装機兵ヴァルケン6 sage ▼ 2021/09/24(金) 23 05 27.51 ID ZlS0Houu0 [10回目] 議事堂ビルの地下基地を滑り降りるように駆け抜けていくジェイク機。 貧弱な兵器で今なお抵抗を続ける敵兵たち。もう戦争は終わったのになぜまだ戦うのか?と問うジェイクにベルダークが答える。 「それは俺たちが兵士だからだ」と。黙れと一蹴し突き進むジェイク。 そこに超大型兵器からの凄まじいビームの雨が降り注ぐ。基地の天井や地面は割れ、背景では何十もの友軍ASが一瞬で撃破されている。 ただ一人切り抜けて進むジェイクのもとに、ミッション4で助けたリックが中型機動兵器に乗って現れる。 「お前をベルダーク少佐のもとには行かせない!少佐だけがこの国を救うことが出来るんだ!」 「奴はそんな立派な男じゃない。ただ破壊したいだけだ!分からないのか!」 「黙れ!それ以上言うな!」 キチガイ級恩知らずのリックを撃破し、最後の隔壁を破壊して進んだ先には超大型兵器「ビルドヴォーグ」に乗ったベルダークが待ち構えていた。 最強兵器に乗り高笑いを上げるベルダークに、今更こんな兵器を持ち出してどうしようというのか尋ねる。 「お前は俺のプライドを傷つけた。お前さえいなければ・・・!お前を倒し存在を抹消すれば・・・」 もはや頭のおかしくなったベルダークには触れず、ジェイクは帰りを待つ仲間と愛するクレアがいるんだと奮起し、生きて帰るべく戦う。 ビルドヴォーグを倒し、地下から燃え上がる炎から必死に逃げるジェイクのヴァルケン。 ここでエンディング分岐。 GOOD END アークノバおよびシャトルのどちらかを時間内に落としている 一度は炎に飲み込まれたヴァルケン。ジェイクの様子をバーシス環境から必死で見守るクレア他一同。 しかしヴァルケンは再度バーニアをフル点火して炎から飛び出してくる。 ボロボロになったヴァルケンは最期の力でバーシス甲板に戻って来て崩れ落ちる。 同じくボロボロのバーシス甲板上、ジェイクを迎えに出たクレアとヴァルケンから飛び降りたジェイクは互いに駆け寄り抱き合う。 「俺たちはたくさんの物を失ったがわずかに残った夢がある。この夢が明日から生きる勇気を与えてくれるだろう。この日人類は新しい一歩を歩み始めた」 BAD END 上記どちらもミスする 炎に飲まれたヴァルケンだったがジェイクはなんとか脱出に成功して、生身でバーシスに向かって走っていく。 しかし駆けるジェイクの前に現れたのは、横倒しになり燃え盛るバーシスの姿だった。 艦橋には血を流したまま倒れ動かなくなったクレアの姿。クレアの遺体を抱き上げジェイクは慟哭する。 「戦争は終わった。そして俺の全ても終わった。俺はなぜ生き残ったのか、人々は何のために死んだのか。この廃墟で誰も答えるものはなかった」 288 重装機兵ヴァルケン7 sage ▼ 2021/09/24(金) 23 08 42.33 ID ZlS0Houu0 [11回目] エピローグ どこからか謎の通信が入る。 「こち・・・外宇宙探査隊・・・応・・・願いま・・・」 「こ・ら・・外宇宙探査・・・・・答・・願い・す・・」 「・・・・・・」 終わり ※エピローグ解説 プロローグに出た外宇宙探査隊が未知のトラブルに遭遇し救援を求めているが、人類は作中の戦争で忙しかったので要請を無視(拒否)した。 見捨てられたと怒った外宇宙探査隊はクローン技術や人体サイバー改造などの魔改造を駆使して何とか生き延び、人類圏への復讐を誓う。 やがて数十年後に人類を殲滅させる外敵となって粛清に来る。 人類側はこれらの事実を隠蔽し、外宇宙探査隊を謎の異星人集団と情報操作して全面戦争となる。 その内容こそが「重装機兵レイノス(1990年、メガドライブで発売)」であり、そのリメイク作品「重装機兵ヴァルケン2(1999年、プレステで発売)」である。 (ヴァルケンは1992年にスーファミで発売) しかし当時完全一強状態で多くの子供にとってメインハードだったSFCで発売されたヴァルケンの続編が、所持率の低いマイナーハード(失礼)のMDで2年前に発売済み等と分かるはずもなく ネットでの情報交換なども発展してない状態だったので、多くのプレイヤーにとってこのエンディングテキストは長らく謎エンドだったのではないだろうか。