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「続マッサージ」by76さん 投稿日2010/03/15 「俺は麺固め、からめで脂少なめ。あんたは」 「あ、ええっと、じゃあ私もそれで」 二人の注文内容を復唱する店員の張りのある声を聞きながら、大窯から立ち上る湯気越しに遼子が 物珍しそうに 店内を見回している。 壁際には席が空くのを待つ客たちがギャラリーのように立っていた。 「こういう店、初めてだろ」 「うん。さっきの暗号みたいなの、何?」 「麺を固めで、からめってのは味を濃いめにするってこと。脂少なめってのは背脂を入れないってこと。 こういう店って、こういう風に味を指定するんだ」 「面白いのね」 一張羅を着こんだ遼子の恰好は、この店から悲しいほど浮いていた。 今日はホワイトデーだ。 遼子は本命である遠山から何らかの誘いがあると思い込んで、めかしこみ出勤してきたのだが、遠山から渡された のは 高級洋菓子店のチョコレートひと箱のみで、しかも美鈴も同じものをもらっていた。 普段の遼子ならプレゼントをもらったことを拡大解釈して、自分の良いように妄想を拡げ、鷹藤にもうるさいほど その内容を話すのだが、今日は珍しくしょげかえっている。 遼子があまりに落ち込んでいるので、ホワイトデーのお返しも兼ね、鷹藤はとっておきのラーメン店に彼女を 連れだしたのだった。 「史郎ちゃんも忙しいから、仕方ないよね」 「そうだろうな」 「もしかしたら後で、史郎ちゃんからサプライズプレゼントがあったりして」 たぶんあり得ないことだろうが、今日は即座に否定する気になれなかった。 「あるといいな」 「お菓子もくれたしね。ラッピングも素敵。史郎ちゃんってセンスいいよね。食べちゃうのもったいないなあ」 嬉しそうに、チョコレートの入った箱を取り出して見つめている。 遼子のどう考えても叶わぬ思いが哀れに感じられるためか、それともこうして遠山のことを聞かされているからか、 どうして自分が切ないのか鷹藤はよくわからぬままその姿を見ていた。 ホワイトデーといえば。もう一人チョコレートをもらった男がいた。 「ところでさ、遠山さんからお返しもらっただろ、俺からももらっただろ、兄さんからは何もらうの?」 突然兄のことが話題に出て遼子が驚いた顔でこちらを見た。 「お兄ちゃん?」 「マッサージか」 「また変なこと考えてるでしょ」 「何でだよ。考えてないって」 大窯で麺をゆでる店主の手元を見て、関心のないふりを装う。 もっとも油断ならぬ男が、どんなものを贈るのか興味があった。 「雑誌で見つけた、蜂蜜とオイルを使ったマッサージがあるみたいなの」 蜂蜜。蜂蜜。蜂蜜。蜂蜜とオイル。鷹藤の胸に、にじむ様にいやな予感が広がっていた。 「肩こりがひどいって言ったら、温めたはちみつを肩に垂らしてほぐすマッサージがあるから今度試してみようって」 気付かないのか。それって蜂蜜プレイじゃないか。妹相手に蜂蜜プレイまでするのか。しかもオイルまで使うのか。 背中へこぼれた蜂蜜を舌で舐めとる姿が目に浮かぶようだった。鷹藤は愕然とし、思考停止寸前までに陥った。 「蜂蜜って、どこでやるんだよ。ベッドでやったらシーツ捨てなきゃなんないし、まさか風呂でやんの。 オイルなんてベトベトしてそれこそ」 思わず声が高くなる。カウンターの客が驚いてこちらへ視線を向けた。 「何考えてるのよ。声が大きいって。お兄ちゃんがするなんて言ってないわよ。リラクゼーションサロンでのマッサージを プレゼントしてくれるんだって」 「そうだよな。まさか妹に蜂蜜かけたりしないよな」 鷹藤は自嘲気味に笑った。以前に遼子から聞いた、インパクトあるマッサージのせいでこんな風に考えてしまったのだ。 「そんな人いる訳ないでしょ。変なことばっかり考えてるんだから。ちゃんとプロにしてもらうのよ。お兄ちゃんと」 鷹藤の笑顔が凍りついた。 「いま、なんて」 「お兄ちゃんも隣で受けるんだって。カップル専用ルームがあるところを予約したみたいなの。お兄ちゃんも疲れてるからって。 こういうのは彼女と行くのが一番だけど、今のところ彼女もいないし、仕方がなく私と一緒に行くみたい」 仕方がない、そう言ってあの変態は、マッサージを受けて蜂蜜とオイルで輝く半身と、 恍惚とする横顔を間近で観察するつもりなのか。 これって一体何プレイだ。 変態の深謀を垣間見て、ラーメン屋の熱気で暑いはずなのに鷹藤は悪寒がした。 隣で怖気をふるう鷹藤を、遼子が不思議そうに覗きこんでいた。 エロなし連続投下、しかも変態薄めですいません…。 78 乙!吹いたw 79 GJw 変態薄めでこのありさまww 鷹藤の千載一遇のチャンス、ホワイトデーのお返しが 小汚い(っぽい)ラーメン屋とかww しかも前回も含め、話にしか出てこない兄に撃沈とかw 連続とか全然気にしなくていいと思うんだ!
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アタッチメントも有料とは…トホホ - 2010-12-11 16 36 53 少ないな・・・ - 2010-12-10 18 36 25 無料のアタッチメントって↓の三つしかないんですか? - 2010-12-09 13 50 06 浮き輪→スパリゾート - 2010-12-04 07 40 20 水中眼鏡→オズウェル家・・・・初書き込みですがここでよかったですか? - 2010-12-04 02 38 35 スイカ→ラントとフェンデル国境(野営地)付近 - 2010-12-04 02 37 23
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前へ そう言うや否や樫村が一気に突き上げた。 にゅちゃっ! 樫村の腰が遼子の足の付け根に密着した時、ふたりのつなぎ目から遼子の蜜がしぶきとなって飛び散った。 「きゃああっ!」 内奥から背筋を通り脳髄へ稲妻が走る。 背をのけぞらせ、遼子は軽く達していた。 「は…はぅ…」 喉を震わせ、口を半開きにして硬直する遼子が後ろに倒れないように樫村が抱き寄せた。 「またいっちゃったのか」 樫村の胸の中で遼子が小さくうなずいた。 「何度でもいっていいぞ。今日はそのための夜だ」 樫村が腰をグラインドさせる。 「あ…また…」 にゅちゅちゅっ、とふたりの性器が肉ずれの音を立てた。 「鳴海君のが喜んでヒクついてるぞ」 「やん…」 胎内いっぱいの樫村の男根が少し動くだけで、悦楽の波が遼子を襲う。 これ以上激しく動かれたら、意識が保っていられるか自信がないほどの快感だった。 「落ちないように俺の首を掴むんだ」 言われるまま、遼子は樫村の首を抱いた。 「いくぞ…」 樫村が腰を上下に揺すり始めた。 少し動かしただけで、男根が子宮口にズン…ズン…とあたる。 膣壁を極限まで押し広げられ、最深部も突かれた遼子に大きな悦楽が押し寄せ始めていた。 「どうだ…?」 「あっ…ああっ…あんっ…」 理性ある言葉を紡げぬ遼子は、短音説のあえぎ声しか出せないでいた。 今は言葉の代わりに股間から溢れた蜜が、二人の太股をしとどに濡らし遼子が味わっている悦楽を樫村に伝えている。 引き抜かれる時に、膣壁を樫村のエラの張った男根が快楽を掘り起こしながら擦っていく。 遼子は樫村の胸に身を預け、熱い吐息を漏らしながら揺さぶられていた。 「かわいい女だよ君は…。もっと声が聞きたい…」 樫村が腰をぶつけるピッチを上げる。 「…あぅ!あんあんあんあん!」 悦楽で遠のく意識をつなぎ止めるように、遼子は必死に樫村の首を抱いた。 樫村の腰の上で遼子の尻が大きくバウンドする。 亀頭が遼子の内奥をえぐり、そのたびに悦楽が火花となって躰じゅうを駆け回る。 男根で擦られる肉の壁が快楽の蜜をこぼすように、遼子の双眸からは喜悦の涙が零れ落ちていた。 「いいっ…ああっああああっまた…また…いく…!」 内奥から広がる快感が、遼子を頂きへ運んでいく。 「何度でもイっていいぞ」 遼子は躰じゅうに汗を浮かべ、あられもなく涙を流し快楽に啼かされていた。 このまま抱かれていたら、自分は気が狂うまで達することになりそうで恐ろしかった。 「お願い…編集長も…一緒に」 「俺にもいって欲しいのか…」 樫村の額にも汗が浮いているが、遼子ほど切迫した顔ではなく表情にはどことなく余裕があった。 「このままだと…何度もいって…おかしくなっちゃう」 遼子は揺さぶられながら半泣きで樫村に訴えた。 「怖いか?」 「もう…駄目になっちゃう…ね…お願い」 「いいぞ…だったらこう言ってくれよ」 樫村が遼子の太股を抱えて、さらに強く深く突いた。 「あっ…ひぃあっ!」 またも達した遼子がのけぞり、乳房を晒し啼いた。 「精液ください…って」 樫村が突き続けながら、遼子の乳房の蕾を口に含む。 「あっ…」 新たな快感に遠のきかけた意識を必死にたぐりよせ、遼子が反駁した。 「やんっ…いや…そんな恥ずかしいこと…いえない…」 「いえないといつまでもいきっぱなしだ。俺はまだまだ大丈夫だぜ…」 樫村の腰の上でバウンドさせられ、達したばかりなのに遼子の柔肉はまた悦楽の波にもまれていた。 このまま抽送が続けばまたも達するのが目に見えている。 「お願い…編集長も…」 「言うんだ」 冷たく言った樫村が遼子の喉に口づけを落とす。 「…く、ください…編集長のせいえき…」 恥ずかしさのあまり、遼子は頬を染め涙を流しながらつぶやいた。 だが、この言葉を放った瞬間、羞恥の快楽という新たな焔が遼子の躰を熱くしていた。 「本当にかわいいな…鳴海君は…」 目をそらし、恥じらう遼子の頬に樫村が唇を落とす。 それから樫村がピッチをさらにあげ、遼子の乳房が揺れるほど遮二無二つきまくった。 「ひゃああああっ!ああああんっ!」 遼子は長い黒髪を振り乱し、押し寄せる快楽を拒否するように首を振る。 いくら蜜をこぼしても、遼子の悦楽の泉は枯れることなどない。 樫村が快楽の源泉を突く度に、更に蜜を溢れさせる。 ソファの座面には、遼子が漏らした蜜が池のようにたまっている。 女の淫らな匂いが、編集室じゅうにたちこめていた。 「愛液の匂いがすごいな…。明日みんなが来たら驚くぞ…」 「や…やだ…いわな…いで…」 言葉でいたぶられる度に、遼子の肉襞は樫村の肉茎を強く締め付ける。 「…くっ」 樫村が食いしばった歯の間から、ため息をもらした。 遼子の柔肉の蠕動が責め続ける男根を絶え間なく包み、射精感を煽っていた。 「お願い…編集長も…一緒にいって」 美しいアーモンド型の眼を細め、切なげに遼子が囁く。 「いこう…一緒に」 樫村もかすれた声で返した。 遼子が樫村の首に細い腕を絡めすがりつく。 その遼子の背に樫村も手を回し抱きしめた。 二人は固く抱きあいながら、性器をつなぎ合わせお互いをたかぶらせていく。 「ああっ…すごい!…夢みたい…こんなに気持ちいいの初めて…」 「本当に…夢じゃなかったら良かったのにな…」 樫村が悲しげにつぶやいた。 「夢じゃないですよ…私たち、こうしているのは…」 「そうだな…」 樫村がソファがギシギシと音を立てるほど強く遼子を突いた。 「きゃっあああっ!」 子宮を激しく突かれ、遼子は悦楽の大渦にもまれていく。 ――もう駄目…おかしく…!!! 押し寄せる悦楽に堪えかね、遼子は目の前の樫村の肩に歯をたてた。 遼子の口の中に、血の味が広がった。 「っつ…」 遼子の愛咬の痛みをこらえながら、樫村は終局のスパートをかける。 ちゃぷ!ちゃぷちゃぷちゃぷっ! 激しい音を立て、編集室で絡み合う男と女はお互いの躰を貪りあい、快楽を分かち合っていた。 「はぁ…!もう駄目…だめだめいく…!いっちゃう…!」 射精直前の男の動きで遼子の躰はまたも昇りつめていく。 リズムに合わせて、遼子の目の前で白い光が明滅する。 遼子がのけぞりきった所で、樫村が子宮をえぐらんばかりに強く突いた。 「編集長いって…いく…いっちゃう!」 遼子は一際大きく啼いた。 と、のけぞり喉を震わせたまま硬直すると、意識を手放し樫村の胸に倒れ込む。 男の精を貪り求める女の肉襞が、遼子が気を失った後も樫村自身を強く締め付けた。 「俺もだっ…」 樫村も堪えかねて欲望を遼子の中に放った。精を受け止める遼子の躰が痙攣する。 数度に分けて樫村が大量の欲望を吐き出すと遼子と樫村のつなぎ目から白い樹液が溢れ、ソファにこぼれ落ちた。 「鳴海君…」 つながったまま気を失った遼子を強く抱きしめ、眼を閉じた。 朝になり、編集室のソファの上で遼子は目を覚ました。 身を起こし、閑散とした編集部を見渡した。 「編集長…?」 口に出して遼子は気づいた。樫村はもういない。 数ヶ月前、兄の手に掛かって命を落としたのだ。 昨日は遅くまで残業して原稿を書き、原稿は仕上がったが終電後だったので遼子はそのまま編集部に泊まった。 そして鷹藤がいつも使っている毛布を拝借してソファの上で眠った。 「あれは夢…」 樫村と躰を交わしたあの夢は―――、樫村が自分たち兄妹のせいで命を落としたことへの申し訳なさが見せた夢 だったのだろうか。 だが―――夢にしてはあまりに鮮明で甘美だった。 樫村の唇、指、そして樫村自身の形や体温まで感じられるほどの夢だった。 触れるまでもなく、遼子の下着の中に蜜が溢れているのがわかる。 絶頂の後のけだるさまで躰に残っていた。 しかも…遼子の口の中は血の味がした。絶頂の最中咬んだ樫村の肩の感触を遼子は覚えている。 『夢じゃなかったら良かったのにな…』 悲しげな樫村の声が遼子の耳に蘇る。 遼子のデスクの上には、樫村が世を去る前に編集部の皆で撮った写真が写真立てに入れて飾られていた。 写真中の樫村の笑顔を遼子は見つめた。 そのとき、ふわっと煙草の匂いに包まれた気がした。 煙草の―――樫村の匂いが遼子の胸を締め付ける。 「夢じゃなかったら良かったのに…」 朝の光の中、写真立てを見つめる遼子の瞳が潤んで揺れた。 思ったより長かったです。すいません。 179ですが まさか編集長×遼子で書いてもらえるとは…!! うわあああ超超超GJですありがとうございます! 嬉しいやら切ないやらで泣いた… 編集長×遼子、GJです!! 前のタクシーでは最後までできなかったから、 最後まで思いっきりできて良かったね、編集長…。 手練手管の年上に翻弄される遼子も萌えますね! ありがとうございました(*´∀`*) …そういえば、今日は兄の中の人が、また刑事役のSPドラマか。
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5pham アリス戦記2@攻略wiki サークル【夢の続き】様から出てる2D対戦格闘ゲーム「アリス戦記2」を攻略するwikiです ※wikiの編集は誰でも好きに出来ますのでお気軽にどうぞ。 アリス戦記2の最新Verは006Verです! アリス戦記2のアップデートファイル ダウンロードキー as2>https //ux.getuploader.com/awn10006/download/1 アリス戦記2の体験版>https //ux.getuploader.com/as2t/ アリス戦記2の体験版です。DLsite様にアップされているものと同じ物です。 夢の続き跡地>https //gap1.web.fc2.com/index.htm 公式サイトが消滅したため、夢の続き跡地のアドレスをアップしました。 公式10/02/28更新。ネット対戦のバージョンアップがきました アリス戦記2のアップデートファイル ダウンロードキー as2>https //ux.getuploader.com/awn10006/download/1 通信対戦ができる他、隠しキャラをワンタッチで全キャラ使えるようになるファイルつき 注意書きをしっかり読み、不具合があったら公式、またはこちらのバグ、不具合欄にお書きください。 下のIRCチャットを入れておくと対戦する時に便利かもしれません、またはアリス戦記スレで対戦募集をかけたり とりあえず一段落という事で本当にお疲れ様です! コミックマーケット78は8月14日(土)、東地区Xブロック40a サークル 夢の続きでサークル参加されるそうです。 各種HP 夢の続き(アリス戦記の公式HP)※修正パッチ、体験版公開中です。公式通販もあります DHAの館※開発スタッフDHAさんによる個人サイト。初代アリス戦記の攻略サイトですが、システム解説は2でも使えるので始めての方も上級者の方も要チェック アリスソフトHP※アリス戦記をやってアリスソフトのゲームに興味を持った方は公式でチェック! mixiアリス戦記コミニュティ※mixiに入ってる方しか開けないので注意。リプレイが上がってます アリス戦記関連の掲示板スレッド一覧 【夢の続きの】アリス戦記 1スレ目【その後に・・・】 ※攻略や雑談等はこっち ○アリス格ゲーサークルを応援するスレ○ ※サークルを応援するスレはこちら ※他にアリス戦記、アリス格闘ゲーム関連のスレがあったらメモにでもよろしくお願いします お勧めIRCソフト Lime Chat メインホスト名:wide系列鯖(例:irc.tokyo.wide.ad.jp) 避難所ホスト名:irc.2ch.net 試験的に作ってみました「#アリス戦記」 IRCの導入は、IRC普及委員会 を参考にしてみてください。 その他 2009/12/18 ALICESOFTの20周年を記念したバラエティーディスク! 『アリス2010』 が初回生産限定で発売する事になりました。 アリス戦記にも登場するランス、志津香、マリア等が出ている『RANCE02-反逆の少女たち-』のリメイクや ゲーム主題歌やBGMの中から、特に人気の高い楽曲を選んたアレンジアルバム『アリスサウンドコレクション8』 他多数とてんこ盛りな1品となっております。 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール 調整はまだでしょうか? -- (さげまん) 2010-04-09 19 33 47 DLSiteでいきなり売りだされましたね… -- (黒外套) 2014-02-13 11 31 12 名前 コメント すべてのコメントを見る
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D3への要望です。 「こんな機能があったらいいな」という項目に投票してください。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 無変換の動画再生 404 (10%) 2 本体サイズはそのままで液晶をギリギリまで大画面化&VGA化 377 (9%) 3 デコード能力を上げてくれ 371 (9%) 4 性能落とさず薄型化&軽量化 297 (7%) 5 音質をもっと上がってほしい 265 (6%) 6 有機ELディスプレイ 215 (5%) 7 バッテリーは交換可にして 204 (5%) 8 スピーカーつけて 182 (4%) 9 WiFiとか 154 (4%) 10 もっとデザインをかっこよく・・ 140 (3%) 11 10バントイコライザ 137 (3%) 12 AACへの対応を 132 (3%) 13 Bluetooth対応 127 (3%) 14 無線LANで、ネットブラウズ可能 115 (3%) 15 MPEG4/H.264 (iPod、Walkman互換)頼む! 97 (2%) 16 ワンセグ感度アップ↑ 94 (2%) 17 SDIOによる機能拡張に対応(無線LANやBluetooth等をSDIOで増設可に)[14]""スタイラスは本体に格納できるようにして 74 (2%) 18 16:9のワイド画面にしてもらいたい 68 (2%) 19 タッチパネルでも音量調節可能にしてくれ 55 (1%) 20 ギャップレス再生対応 49 (1%) 21 Line-out出力 39 (1%) 22 再生・停止、前曲、次曲のボタン追加 35 (1%) 23 車載用に D2のまま大型化、 大容量化、(大画面タッチパネルでワンセグ付) 35 (1%) 24 世界初の64GBモデル(32GBメモリx2) 34 (1%) 25 2.8インチワイドくらいがいい 29 (1%) 26 指紋が付きにくい画面 28 (1%) 27 m3u形式のプレイリスト対応 27 (1%) 28 タッチパネルはやめて 27 (1%) 29 生活防水 25 (1%) 30 スタイラスはペン型にして 22 (1%) 31 EQレベルうp 21 (1%) 32 cue対応したら最高 15 (0%) 33 インターネットに接続可能で動画がみれるように 15 (0%) 34 24bit/96kHz対応DACの搭載 14 (0%) 35 画面と枠はフラットに 14 (0%) 36 A2のように動画のダイレクトエンコーティングができるようにしてほしい。 13 (0%) 37 bmp等jpg以外も対応 13 (0%) 38 音楽聴きながらGAMEがしたい 11 (0%) 39 スタイラスなしでも打ちやすいタッチパネル 10 (0%) 40 ピッチコントロール スピードコントロール 10 (0%) 41 液晶保護フィルター不要 10 (0%) 42 X5とかのリモコンが使える 8 (0%) 43 ニコ動対応 8 (0%) 44 フルセグ対応 8 (0%) 45 ディスプレイ強度UP↑ 7 (0%) 46 片手での操作性 7 (0%) 47 SDカードスロットを複数搭載 5 (0%) 48 S/PDIF出力(光と同軸の両方)の搭載 4 (0%) 49 ナイトビジョン 4 (0%) 50 外部アンテナ端子つけて 4 (0%) 51 曲の頭出し,早送りはボタンでも可能にする 4 (0%) 52 車載用に 大型化 と 携帯ハンズフリー対応のBluetooth付けて 4 (0%) 54 pdf対応 3 (0%) 53 SDXC対応 3 (0%) 55 わかりやすい「A-Bリピート」ボタン 2 (0%) 56 スピーカーマニュアルON/OFF 2 (0%) 57 ソニーみたいに後継機つくれや 2 (0%) 58 ワンタッチで音を弄れる音感パラメトリックイコライザ 2 (0%) 59 Monkey s Audioのデコード能力アップしてほしい 1 (0%) 60 もちろんD2/D2P/D2TVの 1 (0%) 61 スタイラスをペンにして内蔵 1 (0%) 62 思い切って縦横7x7、厚さ1.2で 1 (0%) 63 最高 1 (0%) 64 d2 1 (0%) その他 投票総数 4087 タッチパネルがなきゃD2じゃない気がする (2007-12-18 12 20 48) 3.5インチがいいなぁ・・。 (2007-12-21 14 20 53) タッチパネルやめてっていってる奴は別な機種買えよw (2007-12-24 12 25 40) 車載用はN2、N3でおk (2007-12-28 10 08 20) N2、N3は韓国向けです (2008-02-22 00 00 15) で? (2008-02-27 11 06 37) Walkmanからの移行で辛かったのが、動画の非互換でした。 (2008-03-19 18 41 19) 液晶が割れてもボタンで操作は出来る様にボタンを追加してほしい (2008-04-07 10 34 20) 液晶割れても使うか? (2008-04-27 23 38 45) cueファイル対応 (2008-05-23 22 04 46) タッチパネルはiPodタッチとかで採用されてるSharpの光の方でお願い。なんだかんだで感圧式は画質落ちる。 (2008-07-28 00 28 43) 有機EL採用 (2008-08-13 23 19 42) 10バントイコライザ (2008-10-17 21 45 54) O2が出たら買ってしまいそう (2008-10-21 10 05 50) 稀なデジタル出力のある携帯用の優れたプレイヤーほしいな (2008-10-26 03 05 56) ここの要望の中のかなりの数がS9でかなえられてるような気がする。 (2009-01-20 09 33 17) LAN端子の付いたスピーカードック付属(ネットラジオ・動画サイト対応) (2009-04-17 21 00 08) EPGから予約録画できるようにしてほしぃ (2009-05-05 18 43 01) ↑ 思った (2009-06-05 22 13 53) コメント
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前へ 金属質の悲鳴をあげ、ハイエースがガードレールに押しつけられる。 ハイエースのスピードが落ちるが、運転手はアクセルをベタ踏みしているらしく、断末魔の叫びを上げながら ハイエースは疾走する。 「鷹藤くん、ハンドル頼む」 洸至は運転席の窓を開けると、身を乗り出し銃を構えた。 シートベルトを外した鷹藤が慌ててハンドルを握る。 冬の風が洸至の身を切る。だが洸至は躰に充ちるアドレナリンのせいで恐怖も寒さも感じていなかった。 後部タイヤを狙う。2発ずつ撃ちこむ。ハイエースのタイヤがバーストした。 前輪だけではスピードは出ない。ポルシェに側面を押さえつけられ、ハイエースのスピードが徐々に 落ちていく。 「グローブボックスに銃がある。君は一度使ったことがあるから使い方はわかるな。間違っても俺と遼子は 撃つんじゃないぞ。車が止まったら、俺の車を盾にして銃を構えろ」 鷹藤がグローブボックスからベレッタを取りだした。銃を握ると、意を決したように洸至を見る。 洸至がハンドルを切り、ポルシェをハイエースに思いっきり押しつけた。 また耳障りな音を立てて、火花を散らしながらハイエースの塗装とスピードが落ちていく。 運転席から銃を持った手が現れた。乾いた発射音。ポルシェのフロントガラスが一瞬で白に変わる。 一発の銃弾で作られたヒビが、フロントガラス全体を覆っていた。 洸至は隣の鷹藤をチラッと見た。身をすくめてはいるが、残念ながら当たっていないようだった。 銃のグリップでガラスを叩き割ると、洸至は見晴らしが良くなり、12月の風が吹き付けるフロントから躊躇なく撃つ。 運転手の肩から赤い飛沫が散る。ハイエースのフロントガラスが赤く染まる。 気を失った運転手がブレーキを踏んだらしい。 ガラスに爪を立てるような音をたて、道路上で反回転し、スライドドアをこちらにむける形でようやくハイエース が止まった。 ハイエースの手前にポルシェを止めた。 「鷹藤くん、頼んだぞ!」 洸至がポルシェを飛びだし、ハイエース後部にまわる。 ハイエースのスライドドアが勢い良く開いた音が聞こえた。 「うらあああ!!!」 ハイエースから男の叫び声。銃を構えた鷹藤のところへ銃弾の雨が降る。 鷹藤がいい囮になってくれていた。鷹藤はポルシェのドアに隠れながら弾丸の雨に晒されていた。 ハイエースの後部ドアに手をかけると、洸至が一気に開ける。 洸至の正面にナース服姿の遼子がいた。口からは血が流れている。 遼子は暴れ、スキンヘッドの男に抑えつけられようとしていた。 洸至は反射的に、男の頭に銃弾をぶち込んだ。 不意打ちに驚いた様子のニット帽の男が、鷹藤に向けていた銃を洸至に向ける。 細身の男の眼が驚きで見開かれ、口から煙草が落ちる。男が胸元に手を入れた。 洸至が、遼子以外の車内の人間全てに銃弾を叩きこむ。狭い車内に轟音が響く。 残弾が尽きた。素早くリロードし構える。 ハイエースの車内に、硝煙と血の匂いと、うめき声が充満する。 細身の男が口から血を吐きながら苦笑いしていた。まだ息があるようだ。洸至が男に銃口を向けた。 男は胸元から携帯電話を出したが、それは手から滑り落ちた。 「仲間を囮につかったのかよ。いい性格だな、あんた」 「あいつなら、お前らに撃たれても良かったんでな」 本心に近い言葉だった。洸至が男の携帯を手に取る。発信しようとしたが、洸至に撃たれてできなかったようだ。 細身の男が喘ぎながら言う。 「俺らに手を出して、ただで済むと思うか…お前ら全員東京湾で魚礁になるぞ…」 「お前らの組織こそ、俺たちに手を出してただで済むと思うと?」 何を言っているのかわからないといった顔で、死にかけた男が洸至を見た。 その男の傍に洸至がかがむ。 「お前らが手を出したのは『名無しの権兵衛』の妹だよ。そして俺がその『名無しの権兵衛』だ。 手を出しちゃいけない相手に手を出したのはお前らだ。あらゆる手を使ってこの落し前はつけてもらう。 この携帯でいろいろわかりそうだな…お前らの組織はおしまいだよ」 洸至の昏く冷たい目で見据えられながら、細身の男が乾いた笑い声を上げた。 そしてそのまま動かなくなった。 「お兄ちゃん…」 ナース服姿の遼子が洸至を見る。髪は乱れ、口元に殴られた跡。だがやはり妹は美しかった。 ジャケットを脱ぎ、妹にかける。洸至は遼子を抱きかかえると、濃厚な血の匂いが漂う車内から二人で出た。 「夢じゃないんだ…。わたし、さっきお兄ちゃんに助けてって言ったのよ。そうしたら本当にお兄ちゃんが 助けに来てくれるなんて」 洸至の胸に遼子が顔をうずめた。シャツ越しに、遼子の涙と温もりを感じた。その髪をそっと撫でる。 硝煙の匂いも遼子の甘い匂いは消せないようだった。洸至は、遼子の匂いを久々に胸一杯に吸い込んだ。 「何もされてないか?怪我してるじゃないか」 「変なことされそうになった時、お兄ちゃんが車をぶつけてくれたから…。それとね、これは違うの…」 言い淀んだ遼子の視線の先には、スキンヘッドの男のズボンからだらしなく出ているしなびたものがあった。 付け根に血が滲んでいる。 「そうか」 洸至が遼子を降ろすと、ジャケットの前を合わせてやり、遼子のナース服とはだけた胸元を隠した。 「すごい恰好だ。ちゃんと隠せよ」 遼子が顔を赤らめた。 鷹藤が駆け寄ってきた。 「鷹藤くん…」 「大丈夫か…」 遼子が洸至の腕の中から、鷹藤の元へと行く。 鷹藤が片手で遼子を抱きとめた。 「痛ってえ!」 鷹藤は痛みに顔をしかめるが、口元は笑っていた。 「大丈夫?鷹藤くん。もしかしてあの時」 「あんたに車から放り出された時の怪我。大したことねえから気にすんな。それより」 遼子の頬を怪我していない方の手で鷹藤が包む。 「俺を助けるために無茶すんな。俺だけ助かったって、嬉しくとも何ともねえんだからな」 「うん…だけど鷹藤くんだけでも助けたかったの…」 「わかってる。だからもう無茶すんな」 「うん」 抱き合う二人を洸至はぼんやりと見ていた。 俺がどうあがいても、兄妹でしかいられないんだな、俺たちは。 どれ程尽くしても愛しても、結局は省みられない不毛さに溜息を吐くと、車が動くか確認するため洸至は 歩きだした。 遼子が鷹藤の腕の中から叫ぶ。 「お兄ちゃん行かないで!」 遼子の悲しげな声が響く。 その時だった。 「動くな」 「鷹藤くん駄目よ!やめて!」 鷹藤が銃を構えて、洸至に向けていた。 「銃は殺したい相手にだけ向けるものだぞ。鷹藤くん」 洸至が振り向き鷹藤を見た。オレンジ色の街灯に照らされ、鷹藤の手の中の銃が鈍く光る。 「殺したい訳じゃない。でも止めるにはこれしかない。あんたは自首して、それで罪償って妹の傍にいるべきだと思う」 「で、塀の中で吊るされろと?」 「裁判してみなきゃわからないだろ。父親に虐待されてたことで情状酌量されるかもしれない」 無視して歩きだそうとした洸至の耳に、鷹藤が撃鉄をあげる音が入った。 「撃つなら撃てばいい。俺はお前にとって仇だからな。撃たれても異存はないさ」 「鷹藤くんやめて!お兄ちゃんが助けてくれたのに!」 「俺はあんたを憎んでないし恨んでない。ただ…裏切られたのは悲しかった。嵌められてさ、罪をなすり つけられて…。あんたのこと、兄貴っぽく思ってた時もあったんだぜ。今度は遠くに行かないでこっちの 世界にいてくれよ」 まったく。 だから鷹藤が殺せなかった。 遼子と鷹藤が近づきつつあるのを感じた時、洸至は焦燥と嫉妬にかられ全力でそれを阻止しようとした。 だが、殺すという選択肢はその中にはなかった。罠に嵌め、陥れても、その命を取ろうとは思わなかった。 これがもし遠山や片山だったら、即座に命を奪っていただろう。 どうも憎めないのだ。この男は。 自分がこの男の家族全てを奪った負い目もあったのかもしれない。 だがそれだけではなかった。遼子と鷹藤の保護者のような立場でいるのも悪くないと思う時もあった。 「動くなよ。撃つぞ」 洸至は鷹藤の言葉を無視して歩き始めた。 ポルシェのエンジン音からすると、まだ走れそうだ。 運転席に散らばったガラスを取り除けると、洸至が座った。車に遼子が駆け寄ってきた。 遼子がドア越しに洸至に手を伸ばす。その手を洸至が掴んだ。 「一緒に行こう、遼子」 「お兄ちゃんこそ、こっちにいて。何とかする方法考えようよ、罪を償ってそして…」 それが夢物語にしか過ぎないことは妹の悲しげな眼が語っていた。 裁判を受ければ、どうあっても死刑は免れないことをお互い良く判っている。 「鷹藤くん。俺が素人同然の君に、銃をそのまま渡すと思うか?」 「何だって…」 「弾倉は空だよ。君を囮に使ったんだよ。遼子のこと頼むぞ」 「そりゃないだろ。待てって、行くなって」 追いすがる遼子に怪我をさせないようにゆるゆると車は走り出す。 遼子の手が離れた。寂しげな顔。これが妹を間近にみる最後になるだろうか。 いつも俺は遼子のこんな顔しか見ていない気がする。 ―――それも全て俺のせいか。 二人がポルシェに辿りつく前に、洸至はアクセルを踏み走り出した。 サイドミラーに走る二人の姿が映る。 ずっと見ていたかった。だが、見ていたらそこに留まってしまいそうで、洸至は眼を前方に移すとそれを 見ないようにした。 あの二人のいる世界に、居場所がない。そのことを改めて思い知らされる。 本物の家族を殺した時より、いま二人と別れた時の方が、洸至は心が千切れるような思いがしていた。 フロントガラスがないので、12月の凍るような風が車内を吹き抜ける。 視界が滲むのは、吹き付ける風のせいで眼が乾いたからだ。 眼から噴き出る熱いものを押し戻すようにして拭うと、洸至は想いを振り切る為にスピードを上げた。 長すぎてごめんなさい。 鷹藤とお兄ちゃんにタッグを組ませて遼子救出をさせたい 一心でこんな長い話を書いてしまいました。 すいません。 23 ぐっっっじょぉぉぉぶです! 素晴らしいです! 何か一つの映画とかドラマを堪能しつくした気分です。 お兄ちゃんの、鷹藤くんに対して所々で見せる あまりにも正直すぎる態度や思いが…w (ひき殺されなくて良かったね!w) 遼子への想いも変わらずで微笑ましすぎますw お兄ちゃん、これで最後とかいわず、 どんどん2人の前に現れちゃって下さい! 24 ぐっじょぶ。 25 GJ!です。 読みながら、ハラハラドキドキしちゃいました! そして最後は切なくて…。 お兄ちゃん、遼子にジャケット着せたままですよね? ジャケットを返してもらいに、是非クリスマスあたりに 再登場して欲しいです~! ところで、遼子と鷹藤は、無事に帰れたのだろうか?とか ちゃんと鷹藤は傷心の遼子をフォローしたのか?とか 余計な心配もしてみたりw
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前へ 鷹藤はそんな遼子の目線をあえて無視して、胸の先端の蕾を指先でつまみあげると、 遼子はその刺激に反応し、鼻にかかった甘い声をあげて首を反らせる。 「は…あん…」 その首筋に紅い所有印を刻み込みながら、指の間に蕾を挟みこんで再び胸を揉む。 「車ん中じゃイヤだったんじゃないのか?」 「だって…言っても…無駄…じゃない。」 吐息交じりで途切れ途切れに言う遼子の瞳が欲望に揺れている。 「正解」 鷹藤はそう言って笑うと、わざと音が聞こえるように胸の蕾を吸い上げ、甘噛みする。 それに合わせて、遼子が甘く泣きながら小さく身を震わせた。 そして鷹藤が乳首を舌先で転がしながら、腿を撫でていた手でそっと下着の上から秘所を探ると 先ほどよりも濡れていて、下着越しに鷹藤の指を湿らせた。 「んっ!」 遼子の身体がピクンと震える。 「さっきよりすげー濡れてる」 そう言いながら鷹藤が湿った指先で遼子の唇を撫でる。 「もう!…言わないでよ…」 遼子は鷹藤の言葉を塞ごうと、遼子から口付ける。 鷹藤はその口付けを受け止めながら、下着の上の方から指先を忍ばせ、 茂みを掻き分けてその奥の熱い泉を弄ぶ。 「ふっ」 クチュっと濡れた音と遼子の吐息が同時に漏れる。 舌で舌を探り絡ませあう深い口付けをしながら、鷹藤は下着の中に入れた指を動かして花弁を開いていく。 そして邪魔な下着を片足から抜き取ると、遼子の中に指を埋めていく。 柔らかく温かな肉壁を指先に心地よく感じながら、鷹藤はさらに舌を激しく吸い上げる。 「ん…ふぅ…」 「気持ちいい?」 指の動きに合わせて喉をそらせて啼いた遼子の耳元で問うと、遼子は小さく頷く。 「そっか」 鷹藤は遼子の素直な反応に気を良くして、遼子の中の一番敏感な部分を探してさらに指を動かしていく。 身体を重ねるうちに、過去に何度か行き当たったその場所。 「ひぁっ!!」 その場所を指先で擦り上げると、遼子がビクン!と大きく震えた。 「あっ!!ダメ!!鷹藤君、そこ…ダメぇ!!!」 遼子は鷹藤の指を外そうと、腰を振って逃れる。 「させるかよ。」 中を探る右手の肘で開いた遼子の足を押さえながら、逃さないように空いた左手で腰をしっかり抱きしめる。 「イヤっ!ダメ…なのっ!」 その場所を擦り上げる度に遼子の身体は大きく跳ね、絶頂が近い事を示す。 遼子は首を左右に振って快感を逃そうとするが、鷹藤の指は容赦なく攻め立てる。 「ほら、イっていいぜ。」 「あ…あ、あ…いや…あっあっ…鷹…藤…くん!」 遼子の甘い声を聞きながら、鷹藤が外側に添えた親指で、腫れあがった遼子の肉芽を中を 擦るのと同時に撫で上げると、遼子は大きく首を反らせて身体を硬直させた後、脱力した。 「良かった?」 「…バカ!」 大きく息をしながら呼吸を整える遼子に鷹藤が問うと、潤んだ目で鷹藤を睨む。 「でも…まだ足りないんじゃねーの?」 遼子の中に埋めた指を抜き、愛液に濡れた指を舌で拭いながら、鷹藤がニヤリと笑う。 そして、ズボンのジッパーを下ろすと、遼子を欲して猛る鷹藤自身が顔を出す。 「鷹藤君…本当に最後までココでしちゃう…の?」 わざとソレを見ないようにしているのか、遼子が視線を泳がせながら聞く。 「ここまで来て止められるわけねーだろ。…それより、そこからダッシュボードに手届くか?」 「え?あ、うん。」 遼子は鷹藤に言われるまま、手を伸ばしてダッシュボードを開ける。 「そこにゴム入ってるからさ。」 「うん……え?」 「着けてくれねぇ?」 「え?え?え?ええっ!!わ、わ、私が?!」 遼子が素っ頓狂な声を上げる。 「他に誰がいるんだよ。」 「そ、そんなの自分でやりなさいよ!…い、いつもは自分でやってるじゃない…」 そう言って鷹藤にダッシュボードから取り出したモノを押し付ける。 「着けてくれないんだったら、今日は生でOKって事だな。」 遼子の耳元でそう囁くと、達したばかりで紅潮していた遼子の顔が、更に紅く染まる。 「な、何言ってるのよ!そんなのダメに決まってるでしょ!」 そう言うと、ぷいっと横を向いてしまう。 2人の間に、気まずい時間が流れる。 これ以上機嫌をそこねてしまうと、せっかくのこの甘い雰囲気までも冷めてしまいかねない事を 遼子との付き合いで学んだ鷹藤は、頑なに拒む様子を見て、あきらめて遼子の唇に軽くキスしながら謝る。 「……冗談だよ。悪かったな。」 すると、遼子がまだ頬を染めたまま、鷹藤に向き直る。 「……るわよ!」 「へっ?」 「着けて…あげるわよ!」 「マジで?」 鷹藤が驚いている間に、遼子はソレを手に取ると、ピリピリと外包を震える指で開けていく。 拗ねたような顔で鷹藤に一瞥した後、下の方に視線を落とし、そっとゴムを鷹藤の先端に宛がった。 鷹藤は、目の前にある遼子の艶やかな黒髪にそっと唇を寄せる。 「なぁ、着け方知ってるのか?」 「…い、いつも鷹藤君がやってるの見てるから、何となくは…」 そう言いながらゴムの先端を摘んで丸まっている部分を引きおろそうとするが、 上手くいかずに四苦八苦している。 「ちょっ…ヤダ!鷹藤君、動かさないでよ!」 先端でモゾモゾと動く遼子の指の刺激が心地よく、思わず鷹藤自身が反応してしまったのに驚いて 遼子が顔を上げる。 「いや…そんな事言われても…って、ソレ裏表が逆」 「…えっ?」 慌てて付け直す遼子の指先の刺激を堪能しながら、鷹藤は遼子の作業が終わるのを待った。 「これでいいの?」 言われて鷹藤が遼子の手元を見ると、作業は完了していた。 「ああ、上出来。」 そう言いながら、鷹藤は膝の上に両足を揃えて座っていた遼子の右足を外側に引っ張ると、 お互いが向き合うような形で足の上に跨がせる。 「来いよ。」 「ん…」 細い腕が鷹藤の肩に回され、先端が遼子の秘所に宛がわれる。 「そのままゆっくり腰を落として」 遼子は言われるまま、恥ずかしそうに目を閉じてゆっくりと腰を落とした。 「ふっ!」 「っく」 ズブっという濡れた卑猥な音とともに遼子の暖かい中に包まれる快感に、鷹藤からも思わず声が漏れる。 「遼子…」 奥まで到達したのを感じると、鷹藤は耳元で愛しい名を呼び、その腰を手で支えて、 より深く繋がるように互いの身体を密着させる。 「あっ…そんなにしたら…っ」 遼子は鷹藤の首にまわした腕で、さらにしがみつく。 鷹藤は下から突き上げながら、開いた手でレバーを引いてシートの背もたれを倒す。 「きゃあ!」 突然倒れこんだ身体に驚いて、遼子が思わず悲鳴を上げる。 「これならもう少し動けるからさ。」 仰向けになった鷹藤の上に遼子が馬乗りになるような形になり、初めて経験するその体位に遼子は戸惑う。 「え…ちょっと…こんなの恥ずかしいよ…」 「そんなの直ぐに気にならなくしてやるよ。」 少し身体を背もたれの上の方にずらし、遼子の腰を両手で掴んで引きつけると、 下から大きく突き上げる。 「ひあっ!」 ガクガクと小刻みに突き上げると、遼子の唇からは「あっ、あっ、ああっ!」と 動きに合わせて啼き声が上がる。 初めて下から見る遼子のその淫らで美しい姿に、鷹藤はさらに突き上げる速度を上げていく。 「やぁっ!…すごい…のぉ!」 遼子はその快感に耐え切れず、起していた身体を倒し、鷹藤の身体と密着する。 「いつもより締まってる…。車の中だし、初めての体位で興奮してんじゃねーの?」 「やぁ!そんな…こと…な…ひあぁん!」 会話の最中も動きを止めず、遼子を隅々まで感じたくてその身体を抉るように大きく突き上げる。 「なぁ」 「な…に…あっ!」 「アンタも動けって。」 「んんっ!」 遼子は目を開けると、再び身体を起す。 そして戸惑いながらぎこちなく腰を振り始める。 「こ…こう?」 困ったような顔で伺うように訊く。 「そう、その調子。自分で気持ち良いように動いていいから。」 そう言いながら鷹藤は少し身を起こすと、遼子の胸にチュッと口付け、 さらに吸い付きながら軽く先端に歯を立てる。 「あん…ダメぇ!おかしくなっちゃう…っ」 遼子の目から涙が溢れ、綺麗な雫が鷹藤の胸に降る。 「泣くなよ…今、イかせてやるから。」 左手は遼子の腰を掴んだまま、無防備に晒された肉芽を右手で刺激を与える。 「やぁっ!!やだっ!…もう…」 「『もう?』…何?」 「もう…っ…っちゃうっ!」 遼子の身体が震え、絶頂が近い事を物語る。 「一緒に、イこうぜ」 「ひっ…あぁぁっ! そう言いながら鷹藤が下から大きく突き上げると、遼子の身体は大きく仰け反り、 そして中で強く締め付けられた鷹藤も頂点に達した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「流星群、もうほとんど終わっちまったな」 助手席でぐったりしている遼子に言うと、ムッとした顔で睨む。 「誰のせいよ…」 「ま、ちゃんと写真は撮れたからさ」 「もう…まだちゃんとお願い事言ってなかったのに」 「また次回来た時にお願いすればいいじゃん」 「…今度は純粋に仕事だけ、Hは無しだからね!」 「さぁ、それはどうだろうな?」 窓の外に目を向けると、東の空がだんだんと白んできていた。 無駄に長くてすみません…。 「車内プレイ」「ゴム付け」「騎乗位」・・・ちょっと鷹藤先生張り切って教えすぎ?ww 流星群は色々ありますが、せっかくなので「オリオン座」にしました。 ちなみに今年は10月21日あたりに見られるそうです。 駄文、失礼しました。 鷹遼ラブラブGJ!です! 鷹藤くん、欲情しすぎ?w ダークな鷹遼も待ってます(*´∀`*) 爽やかバカップルの車内エロGJ!! ダッシュボードにゴムを入れているあたり、最初から車内プレイ狙いだったな 鷹藤wwwww BGMは「流星群」でも「Orion」でもいけそうな…w ダーク鷹遼も楽しみ過ぎる!
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「2009/12/31」by120さん 投稿日 2010/12/31 姫初めで盛り上がっているところ失礼します。 久しぶりに書きたくなったエロくなる前の鷹遼です。 去年の年末です。エロなしすいません。 指先が冷たくなっていた。足元からも冷えが忍び寄る。 この部屋は寒いのかもしれない。 そう遼子は思ったが、エアコンのリモコンに手を伸ばそうともせず、またスコッチを手酌した。 手が言うことを聞かず、琥珀色の液体がグラスから溢れてテーブルに零れた。 自分で思う以上に酔っているようだが、どうでもよかった。 兄が居た頃、この部屋は遼子にとっていつも暖かく、そして安全な場所だった。 仕事で落ち込めば、兄がそれとなく話を聞いてくれた。 うまくいかない恋に行き詰ると相談に乗ってくれた。 話せないような悩みがある時でも、ただ傍にいてくれた。 部屋に他の人間の体温があるだけでひどく落ち込むことを避けられた。 居てくれる。それだけでよかった。 だが、兄はもういない。 いまこの2DKの部屋はただ広く、骨身まで沁みるような冷気に満ちていた。 それを忘れる為にまたグラスを傾ける。 兄がよく飲んでいた洋酒。味はわからない。ただ喉を通る熱だけは確かだった。 テレビでは紅白歌合戦が始まっていた。 華やかに着飾った歌手たち、紙吹雪舞い散る舞台。去年は兄と見ていた。 二人で年越しのカップそばを食べながら、平穏な年の瀬を退屈しながらも楽しんでいた。 その裏で兄が進めていたことも知らずに。 お兄ちゃんを最初の事件の前に止めていたら、私がお兄ちゃんの感じていた痛みをわかっていたら…。 赤と白で彩られたステージと、舞台の上で歌う歌手の姿が滲んで見えた。 その時、遼子の携帯が震えた。 鷹藤からのメールだった。 『あんた今何してんの?』 実家でぬくぬくと過ごしながら、暇を持て余しているのだろうか。 クリスマスイブの夜、道行くカップルと同じように、イルミネーションが輝く樹木の回廊を二人で歩いた。 それから二人でラーメンを食べに行った。 あの距離。少し手を伸ばせば、触れられるほど傍にいたあの時。 あの時の自分たちはまるで…。 今までだったら、そうなった相手とバージンロードを歩く姿もありありと心に描くことが出来た。 しかし、鷹藤とはそうできなかった。同僚として、相棒として大切にもしたかったし、なによりも鷹藤は 兄の事件で家族を全て失っている。鷹藤から見れば、遼子は敵の妹になる。 鷹藤の家族の墓参りを許してくれたとはいえ、過剰な期待も、強い思いを抱くことにも踏み切れないでいた。 『部屋でのんびりしてる』 そっけない返事だが、それだけの文字を打つのにも時間がかかった。 本当はもっと書きたいことがあった。もっと伝えたいことがあった。 だが酔いのせいか、指はそれ以上動かなかった。 すぐに返信が来た。 『クリスマスに俺が言ったこと憶えてる?』 遼子は首を傾げた。 クリスマス…。ラーメンを食べに行った時、鷹藤相手なのに遼子は緊張してしまい、ラーメン屋で ビール大びん2本と、日本酒2合をほぼ一気に空けてしまった。 そのために、店を出る時は鷹藤に肩を貸してもらわねばならぬ程酔っていた。 あの時、ひどく真面目な顔で鷹藤が何か言っていたような気がする。 だがその時言われた言葉は、遼子の酔いのまわった頭に残らなかった。 そういえば、仕事納めの時にも、クリスマスの約束だけど、あんたさえ良ければとか何か言っていた 気もするが、その時も遼子は軽く聞き流していた。 『なんだっけ?』 のろのろと文字を打つ。 テレビから歓声が聞こえた。部屋の寒さがまた増した気がした。 「あ~もう、やっぱり憶えてねえのかよ!」 玄関先からの大声に遼子は飛びあがった。 ふらつきながらも玄関に辿りつくと、ドアスコープを覗きこんだ。 不貞腐れた顔の鷹藤が居た。 ドアを開け、鷹藤に遼子が怒鳴った。 「そんな大声だして…。それにいきなり押しかけるなんて何よ!近所迷惑じゃない」 「忘れたあんたが悪い。っていうか、なんだよその顔。飲み過ぎだろうが」 鷹藤が遼子を睨んだ。 「私が酔ってるからって、女の一人暮らしに上がりこもうっていうの」 鷹藤が片手に持ったコンビニの袋を掲げた。 「どうせ酒ばっかり飲んで、ろくなもの食ってねえだろ」 「年末くらいお酒飲んでテレビ見て過ごしてもいいじゃない」 「ひとりで?」 「大人の女はね、孤独を楽しんでこそなのよ」 「眼、泣いた後あるけど」 遼子が慌てて涙の跡を拭う隙をついて、鷹藤が玄関に入りこんだ。 「ちょっと、鷹藤くんどういうつもり?」 遼子は狭い玄関先で鷹藤と向きあった。 怒る遼子をよそに、鷹藤は室内を見回している。鷹藤はリビングのテーブルの上に乗る洋酒の瓶や、床にある ビールの空き缶の山を見てからリビングの壁に眼を止めた。 「あんた寒くないの、この部屋。それにしてもひでーな、やっぱり…」 憐れむような独り言だった。 「何よ、いきなり人の家にあがって、それはないじゃない」 「片山さんがやったあの落書きまだそのままじゃねえか」 疑いを逸らすべく、兄と片山が自作自演でやった毒々しい色のスプレーでの落書きは壁一面にまだそのまま残っている。 「来年になったら、内装屋さんが来て張り替えてくれるんだけど…」 自分の恥部を見られたような気になり、遼子は鷹藤から眼をそらした。 「で、あんたはここで年越しするのかよ」 「だってここは私の家だもの。ここが一番落ち着くわ」 「こんだけ落書き残っててもか」 鷹藤が疑うように遼子を見ながら言った。 「当然でしょ」 遼子は虚勢と共に胸を反らした。弱みは見せたくなかった。 「…俺だったらここで年越しするのは嫌だな」 「失礼なこと言わないでよ」 「こんな部屋じゃ落ち着かないだろ。色々思い出してさ」 「いい思い出だってあるもの」 だがその思い出は遼子を押しつぶそうとしていた。だからこそ酒が必要だった。 「逆の思い出もあるだろ」 「…ここは私の部屋だし、ここしか私は行く場所が無いのよ」 思わず出た本音。 弱みをさらけ出した今の顔を鷹藤には見られたくなかった。遼子は思わず俯いた。 「…行くところが他にあったらどうする?」 その声に遼子が顔を上げると、鷹藤が遼子を見ていた。 気のせいか遼子は鷹藤の視線をいつもより柔らかく感じた。 「俺、クリスマスの時言ったろ、あんたがもし、年末年始ひとりぼっちで落書きだらけの部屋に居るんだったら、 俺の家、来ないかって。広くないけど落書きもないし、少しはましだって」 その言葉に遼子の胸が熱くなって息がつまった。 「…どうしてよ」 遼子はようやく言葉を絞り出した。 「何が」 「下心あるんでしょ?いきなり部屋に連れ込もうなんて」 眼のふちに熱いものが溢れそうになるのを感じながら、遼子は言った。 「…俺はあんたが心配なだけ。部屋のリフォームもしないまま、一人でこの部屋にずっといるのは 辛いだけだろ。かといって俺と同じで安月給のあんたに年末年始ホテルに泊まる金なんかなさそうだし」 鷹藤がそっけなく言った。 「もし、俺と一緒が厭だったら、あんたが俺の部屋を自由に使って、俺は実家に行けばいい。狭いけど俺の部屋 本もあるし、ゲームもある。悪くないと思うけど」 「し、下心が見え見えよ。それで流されるような安い女だと思ってつけこもうっていうのね」 鷹藤が心底呆れたような顔をして遼子を見た。遼子は溢れる涙を気取られぬように、下を向いた。 だが、肩が震えるのは止められなかった。 「あのさあ、男がこういうこと言う時、下心しかないってあんたは思ってるのか。…下心以外にあると 思うけどな」 鷹藤の眼が、ひどく真面目に何かを訴えていた。 遼子を驚かさないようにだろうか、ゆっくりと鷹藤が手を伸ばす。 「あんたの兄さんのこととか、いろいろあったけどさ…。ほっとけないだろ、守りたいって思ってるあんたのこと」 コンビニのレジ袋を提げていない方の手で、遼子を抱き寄せた。 鷹藤の胸に遼子は顔をうずめていた。そこは温かかった。 この部屋で感じた久しぶりの温もりだった。遼子の震える背をなだめるために鷹藤の手が優しく撫でる。 遼子に温もりを分けるように鷹藤はしばらく抱きしめていた。それから遼子の頬に手を添え、上を向かせると 顔を近づけた。 「鷹藤君あのね…」 「いいから目、閉じて…」 鷹藤の唇が触れようとした時だった。 遼子の腹が盛大になった。 鷹藤の動きが止まる。酔いで赤くなった遼子の顔が更に赤くなった。 「殆ど食べないでお酒飲んでたからお腹すいちゃったみたい…。鷹藤くんの持ってきた袋からいい匂いしてるからつい…」 「まったくあんたは…」 鷹藤が苦笑いしてから、二人の間にレジ袋を掲げた。 「肉まん買って来たんだ。あとでゆっくり食べようぜ」 「あと…?」 「このあと」 鷹藤が微笑んで、遼子に顔を近づける。 鷹藤の温かい腕の中で、遼子も今度は瞳を閉じた。 新春一発目は、ふたりに一発やらせる予定です。今回はすいません。 124 年末エピソード、GJ! 年明けの1発、楽しみにしてます! 1発といわず、何発でも…ww
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前へ しかし、いつもと違う場所、ましてや編集部での行為に遼子自身がまだ戸惑っているのがわかる。 わずかにもれる吐息が震えているのが愛しく、鷹藤は淡く微笑んだ。 「気にするなって、誰も来ないから。」 重なる口づけの合間に、間近で目線を合わせて可笑しそうに鷹藤が耳元で囁けば、 遼子は一瞬動きを止め、やがて物申し気な表情で上目遣いに鷹藤を睨み、小さく頬を膨らませる。 「だって・・・」 拗ねた表情に静かに返す返事も、なおさらに甘い。 鷹藤は、今すぐにでも衝動的に、思いつく限り攻め立ててどうにかしてやりたくなるような、 けれど大切に優しく、包み込んでいつくしんでおきたいような、複雑な気持ちに駆られた。 「鷹藤君?」 「あんまり煽るなよ」 その語尾は、もう一瞬も待ちきれないといった様子のままに、唇が首筋のやわらかい肌に吸い付く音に まぎれて消える。 首筋に埋められた鷹藤の頭に、遼子は擽ったそうに身をよじった。 「煽るって・・・ん・・・ぁん・・・」 遼子に言葉をみなまで言わせずに、しっとりと湿った肌を生暖かい熱が線を描く様に這う。 執拗なその熱は、鎖骨やぬ根のふくらみを花を散らしながら通り抜け、赤い頂を 水音を立てて湿らせた。 すでに固くなっていたそこに何度も吸い付かれ、その感覚に、遼子の息が徐々に乱れ始める。 場所が場所だけに、周囲を気にして我慢しようとしていても、白い喉を仰け反らせながら 時折艶を含んだ甘い声が遼子から漏れ聞こえるたびに、聴覚を刺激するその音が 昂ぶりを連れてきて、背筋が震える。 鷹藤が、遼子のスカートをたくし上げ、太腿で隠されていた部分を撫でるようにそっと指をのばして きゅと探れば、そこはすでに濡れてきていた。 「遼子・・・」 そう、甘く名前を呼ばれ、瞼に、頬に、首に、胸に、唇に優しく口付けの雨が降れば 遼子は幸せでどうしようもなくて、泣きたくなる。 いつもはそっけなく自分のことを「アンタ」呼ばわりする鷹藤が、二人が睦び交わる時だけは 熱に浮かされたうわ言の様に遼子の名を呼ぶ。 それが訪れる瞬間が、遼子は好きだった。 鷹藤が遼子の着ているものを全て脱がすと、遼子のほっそりとした白い裸体が暗い空間に 艶やかに浮かび上がる。 鷹藤が、やわらかな膨らみに唇を押し当てて、音を立てながらかわるがわるに吸うと、 遼子は艶を含んで、しなやかに美しく身を反らしてもだえる。 「鷹藤君・・・」 遼子はうっすらと目に涙を浮かべ、やさしく見下ろす鷹藤の首に両手をまわして、 ぎゅっと引き寄せると、涙で潤む目で鷹藤をうっとりと見上げる。 「ん?」 「今日の事、黙っててごめんね。心配してくれてありがとう。・・・大好き。」 とまるで幼子のように、純真に笑った。 「――――っ」 その表情と仕草が堪らず、鷹藤が呼吸さえ奪い、食らいつくように深く唇を重ねれば そこから先はもう流されていくばかりだった。 貪るような口付けの嵐の中で、ふとした息継ぎの切れ目に、鷹藤に組み敷かれたままの 遼子が、遠慮がちに目を開けてそっと自分を抱く鷹藤の肌に触れようとする。 すると、鷹藤にその手を攫われぎゅっと握ったまま、遼子はソファーへ力任せに押し付けられた。 「・・・見すぎ」 「えっ?」 鷹藤の呟きに、遼子はぱちくりと瞬きをした。 至近距離で瞳を見つめると、何とも言えないはにかんだ表情を浮かべ、遼子の視界を掌で覆った。 「さっきまで場所気にしてたのに、余裕じゃん。」 視界を覆われたまま、耳元で囁かれれば、遼子の背筋がぞくりと仰け反る。 余裕なんて、ない 遼子がそう反論する間もなく、鷹藤の指がスルリと遼子の両足の間に滑り込む。 もうすでに、口付けや愛撫だけで潤っていたそこを、躊躇うことなく鷹藤が探ってみれば、 遼子の唇からは細い喘ぎが次々に漏れた。 さらに、胸を揉みしだかれ、固くなった蕾を捏ねられ、遼子は胸に与えられる刺激に反応することにも 忙しい。 滑らかなロングヘアーを乱し、悶えるように身を捩る遼子をさらに高みに押し上げようと、 鷹藤が、絡み付いてくる壁を縦横無尽に撫でると、遼子の啼く声が高く小刻みになり、その声に 一層余裕がなくなっていった。 「あっ・・・はっ・・・」 遼子が奏でる、溶けそうに甘い歌を聴きながら、それを暫く執拗に続けると、温かい液が 遼子の内部からどんどん溢れ、鷹藤の指を伝う。 そしてそれは遼子の太腿を伝い、しとどにソファーにも溢れていく。 「・・・あっ・・・んんっ・・・鷹藤・・・くん・・・」 遼子は無意識のうちに両膝を立て、そこを攻める指を導くように大きく開き、腰を浮かせていた。 鷹藤の指の動きに合わせて遼子の腰が自然とせつなげに、それに押し当てるかのように 揺れ始める。 その動きに合わせて零れる遼子の声に、鷹藤の意識もどんどんと甘く捕らわれていく。 「――いいか?」 遼子は肩で呼吸をしながら、そっと目を開けて鷹藤に向かって微笑んだ。 遼子の微笑みに、鷹藤も笑みを返すと、深い口付けと共に、遼子の中心に 鷹藤自身をあてがい、押し進めてくる。 はじめはゆっくりと――そして徐々に刻まれ、加速していく律動に、愛し合う水音と 肌が弾けあう音が大きくなっていく。 「あ・・・あぁ・・・」 それと共に、遼子の細かな喘ぎが、耐え切れぬ啼き声へと変わっていった。 交わった部分から激しく揺さぶられ、淫らな音と共に細かな泡が立つ。 そして遼子も鷹藤の腰へ脚を絡め、自らを昂ぶらせようと動いていた。 「・・・くっ」 白くはじけ飛びそうになる意識の中で、遼子が鷹藤を締め付ければ、鷹藤の 喉からも一瞬苦しそうな息が漏れ、反射的に遼子の背を掻き抱いた。 最奥に放たれる熱と共に襲い来る、とてつもない幸せと快感に、遼子は二・三度 身をうち震わせ、そして意識を手放した。 果てた後の静けさの中、電源をつけたままの遼子のパソコンの起動音だけが 編集部の中に響いていた。 次へ
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魔道科学アタッチメント 魔道科学の髄を集めて出来た魔法制御用のパーツ。 初代勇者軍以降の時代で完成したもので、 これを装備しない事には魔法は使用出来ない。