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堀瀬 大我 プロローグ 街の中で怪獣が暴れていた。 高さ5mを優に超えているだろうその怪獣は、電柱を薙ぎ倒し、自動車を踏み潰しながら進んでいく。 ぬいぐるみを抱えて逃げる少女が転んでしまう。迫りくる怪獣。絶体絶命だ。 その時、怪獣の頭に榴弾が炸裂した。現れたのは、軍の戦車だ。 その数四台。戦車隊は怪獣に向けての一斉砲撃を開始。怪獣は爆炎に包まれる。 「夢を見たんです」 「へえ?」 昼休み、希望崎学園部室棟の一室。 大我は部長にしばらく部活に来れないかもしれないことを伝えたのだが、理由を聞かれ、ごまかしてもしつこく聞かれ、最終的に脅しや揺さ振りを掛けられ、渋々ながらこう切り出した。 「白とも透明ともつかないような空間で、これから戦いがあることを知らされるんです。信じてもらえないと思いますが…」 「知ってるよ無色の夢でしょ?勝ったら好きな夢見れて負けたら悪夢っていう」 信じるどころか知っていた。 「部長も見たことがあるんですか?」 夢の戦いについての情報が得られることを期待したのだが、そううまくはいかなかった。 「いや、俺は見てない。親父のとこのスタッフが何人か見たっていうのを聞いただけ」 「そうですか…」 「その戦いって、武器とか持ち込めるの?何か用意する?」 「持ち込めるみたいですが…大丈夫です。『いつもの』があれば事足ります」 余計な武器を持ち込んでは、敵に利用される可能性が高まる。 同意を得た人物に添い寝でもしてもらえば、連れてくることは可能だろうが、彼には他人を巻き込むつもりはなかった。 「そう?…それにしても、好きな夢ねえ…俺には現実の肉体を長時間無防備にしてまで見たい夢はないかなあ…。大我、お前はどんな夢が見たい?」 「俺は…」 予鈴が鳴った。理由をごまかすのに大分時間を使ったらしい。こうもあっさり受け入れられるなら、もっと早く話していればよかったかと、大我は思った。 「まあいいや。明日…じゃねえか?また今度、実際に見た夢をゆっくり語ってもらおう」 そういって、部長は席を立ち、部室のドアに手をかける。そして、去り際にこう言い残した。 「間違っても、周りに気を遣って早起きしました、なんて言うんじゃないぞ?」 彼はその映画が好きだった。 特に、途中の10分程のシーンに、彼は心奪われた。 安っぽい模型に着ぐるみ、素人が作ったようなCGだったが、それでも少年だった彼の心を掴んで離さなかった。 あの映画の世界に入りたいと、彼は願った。 そして彼は、それを叶えるチャンスを得た。 己の夢のために、彼は戦う。
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■目次 スキル無制限アタックスキル 鳥牙アタックスキル 超鳥牙アタックスキル パッシブスキル スキル スキルはLv1以上で使用可能になる。 スキルのLvを2以上に上げる度に、無制限/鳥牙/超鳥牙アタックスキルは威力が初期値の5%分アップし、パッシブスキルは効果が初期値の5%分アップする。 Lv0からLv1に上げるのにスキルポイントを1使用し、Lvを上げる度に必要スキルポイントが1ずつ増えていく。さらに下一桁が5のLvで必要スキルポイントが1ではなく2増える。 + Lvを上げるのに使用する必要スキルポイントの表 Lvを上げるのに使用する必要スキルポイントの表 Lv 必要 使用合計 0 1 0 1 2 1 2 3 3 3 4 6 4 5 10 5 7 15 6 8 22 7 9 30 8 10 39 9 11 49 10 12 60 11 13 72 12 14 85 13 15 99 14 16 114 15 18 130 16 19 148 17 20 167 18 21 187 19 22 208 20 23 230 21 24 253 22 25 277 23 26 302 24 27 328 25 29 355 26 30 384 27 31 414 28 32 445 29 33 477 30 34 510 31 35 544 32 36 579 33 37 615 34 38 652 35 40 690 36 41 730 37 42 771 38 43 813 39 44 856 40 45 900 41 46 945 42 47 991 43 48 1038 44 49 1086 45 51 1135 46 52 1186 47 53 1238 48 54 1291 49 55 1345 50 56 1400 無制限アタックスキル ジョブ スキル 属性 威力 速度 LvUp ジョブ スキル 属性 威力 速度 LvUp すっぽん いんこキック 鳥 100 1秒 威力+5 ファイター いんこブレード 物理 100 1秒 威力+5 ハンター クイックキック 鳥 75 0.8秒 威力+3.75 ソーサラー マテリアルキック 魔法 125 1.3秒 威力+6.25 ローグ サイクルキック 鳥 125 1秒 威力+6.25 鳥牙アタックスキル ジョブ スキル 頻度 属性 威力 消費 速度 継続 LvUp 効果 前提 ジョブ スキル 頻度 属性 威力 消費 速度 継続 LvUp 効果 前提 すっぽん いんこチョップ 単発 鳥 440 20 0.2秒 0.2秒 威力+22 なし すっぽんいんこキック Lv5 すっぽん いんこラッシュ 継続 鳥 140 70 1.1秒 210秒 威力+7 なし すっぽんいんこキック Lv5 すっぽん いんこクラップ 継続 魔法 840 90 2.8秒 126秒 威力+42 なし すっぽんいんこチョップ Lv10いんこパワー Lv10 すっぽん いんこフロウ 継続 物理 260 150 1.4秒 420秒 威力+13 なし すっぽんいんこマジック Lv10いんこラッシュ Lv10 ファイター ハートスラスト 単発 物理 900 30 0.2秒 0.2秒 威力+45 なし ファイターいんこブレード Lv5 ファイター ローリングバッシュ 継続 物理 350 60 1.2秒 60秒 威力+17.5 なし ファイターいんこブレード Lv5 ファイター シヴァルリックストライク 単発 物理 1150 45 0.2秒 0.2秒 威力+57.5 クリ威力+20% ファイターハートスラスト Lv10マジインコスタンス Lv10 ファイター アップライトファング 継続 鳥 300 90 0.7秒 120秒 威力+15 使用時に使用中スキルの残り時間を30秒伸ばす※最大継続時間以上にはならない ファイターハートスラスト Lv10ハンターシューティングスター Lv10 ファイター スナッピングピアース 単発 鳥 900 90 0.2秒 0.2秒 威力+45 使用時のエネミーのみドロップ率100% ファイターフィジカルスタック Lv10ローグサインレヴォリューション Lv10 ハンター 戦場の疾風 継続 鳥 140 60 0.6秒 60秒 威力+7 なし ハンタークイックキック Lv5 ハンター ストレイトウィング 継続 鳥 200 100 0.8秒 300秒 威力+10 なし ハンタークイックキック Lv5 ハンター シューティングスター 継続 鳥 150 90 0.4 60秒 威力+7.5 なし ハンター戦場の疾風 Lv10コケインコスタンス Lv10 ハンター ルーティンコア 継続 鳥 180 120 0.5秒 180秒 威力+9 使用時のエネミーのみドロップ率100% ハンター戦場の疾風 Lv10ローグリバースフロウ Lv10 ハンター マジカルアロー 継続 魔法 75 100 0.5秒 120秒 威力+3.75 使用時に超鳥牙ゲージ+30 ハンターバードストレングス Lv10ソーサラーエナジーディレイション Lv10 ソーサラー アクトファイア 継続 魔法 720 60 2秒 120秒 威力+36 なし ソーサラーマテリアルキック Lv5 ソーサラー スプレッドフリーズ 継続 魔法 990 40 1.8秒 10秒 威力+49.5 なし ソーサラーマテリアルキック Lv5 ソーサラー サンダーグルーヴ 継続 魔法 1200 90 2.2秒 180秒 威力+60 なし ソーサラーアクトファイア Lv10マホインコスタンス Lv10 ソーサラー キャリングロック 継続 物理 900 120 1.7秒 120秒 威力+45 使用時にエネミーのHPを10%減らすボスは0.5% ソーサラーアクトファイア Lv10ファイターシヴァルリックストライク Lv10 ソーサラー インコスペシャル 継続 鳥 950 130 1.2秒 5秒 威力+47.5 使用時に使用中スキルの残り時間を30秒伸ばす※最大継続時間以上にはならない ソーサラーマナミリオン Lv10ハンター凶刃 Lv10 ローグ モリモリライン 継続 鳥 210 110 0.9秒 600秒 威力+10.5 使用中はBaseEXP+5% ローグサイクルキック Lv5 ローグ ラッキーライン 継続 物理 210 110 0.9秒 600秒 威力+10.5 使用中はアイテムドロップ率+5% ローグサイクルキック Lv5 ローグ リバースフロウ 継続 物理 380 120 1.1秒 600秒 威力+19 使用中はBaseEXP+10% ローグモリモリライン Lv10フルインコスタンス Lv10 ローグ マジカルスナップ 継続 魔法 790 90 1.9秒 300秒 威力+39.5 使用時に超鳥牙ゲージ+30 ローグモリモリライン Lv10ソーサラーサンダーグルーヴ Lv10 ローグ スイッチングストライク 単発 物理 850 85 0.2秒 0.2秒 威力+42.5 使用時にエネミーのHPを10%減らすボスは0.5% ローグピッチフィーバー Lv10ファイターフューリードライブ Lv10 超鳥牙アタックスキル ジョブ スキル 属性 威力 消費 速度 継続 LvUp 効果 前提 ジョブ スキル 属性 威力 消費 速度 継続 LvUp 効果 前提 すっぽん 吹雪ブリザードフォース 魔法 600 150 0.3秒 15秒 威力+30 なし ソーサラーサンダーグルーヴ Lv10ハンター凶刃 Lv10 すっぽん いんこキャノン 鳥 10800 150 0.2秒 0.2秒 威力+540 なし ファイターシヴァルリックストライク Lv10ローグサインレヴォリューション Lv10 ファイター フューリードライブ 物理 9000 100 0.2秒 0.2秒 威力+450 クリ威力+30% ファイターフィジカルスタック Lv10ローリングバッシュ Lv10 ハンター 凶刃 鳥 540 100 0.3秒 30秒 威力+27 なし ハンターバードストレングス Lv10ストレイトウィング Lv10 ソーサラー エナジーディレイション 魔法 12200 100 10秒 10秒 威力+610 10秒後に発動攻撃速度で早くなる ソーサラーマナミリオン Lv10スプレッドフリーズ Lv10 ローグ サインレヴォリューション 鳥 260 100 0.8秒 60秒 威力+13 使用中はBaseEXPとドロップ率+5% ローグピッチフィーバー Lv10ラッキーライン Lv10 パッシブスキル ジョブ スキル 効果 LvUp 前提 ジョブ スキル 効果 初期 LvUp 前提 すっぽん いんこマジック 魔法攻撃 5% +0.25% すっぽんいんこキック Lv5 すっぽん いんこパワー 鳥攻撃 5% +0.25% すっぽんいんこキック Lv5 すっぽん いんこマッスル 物理攻撃 5% +0.25% すっぽんいんこパワー Lv10いんこマジック Lv10 すっぽん いんこトレジャー BaseExpドロップ率 2% +0.1% すっぽんいんこキック Lv5 ファイター マジインコスタンス 物理攻撃 20% +1% ファイターいんこブレード Lv5 ファイター フィジカルスタック 物理継続時間 10% +0.5% ファイターいんこブレード Lv5 ファイター マキシマイザー クリティカル率 10% +0.5% ファイターマジインコスタンス Lv10フィジカルスタック Lv10 ファイター アクティブオーラ クリティカル威力 15% +0.75% ファイターローリングバッシュ Lv10マジインコスタンス Lv10 ハンター コケインコスタンス 鳥攻撃 20% +1% ハンタークイックキック Lv5 ハンター バードストレングス 鳥継続時間 10% +0.5% ハンタークイックキック Lv5 ハンター レディースタンド 攻撃速度 5% 0.25% ハンターコケインコスタンス Lv10バードストレングス Lv10 ハンター アクティブオーラ 鳥牙ゲージ回復量 5% +0.25% ハンターストレイトウィング Lv10コケインコスタンス Lv10 ソーサラー マホインコスタンス 魔法攻撃 20% +1% ソーサラーマテリアルキック Lv5 ソーサラー マナミリオン 魔法継続時間 10% +0.5% ソーサラーマテリアルキック Lv5 ソーサラー マナコントロール 鳥牙ゲージ 10 +0.5% ソーサラーマホインコスタンス Lv10マナミリオン Lv10 ソーサラー オーロラカーテン 超鳥牙ゲージ 10 +0.5% ソーサラースプレッドフリーズ Lv10マホインコスタンス Lv10 ローグ フルインコスタンス 全攻撃 14% +0.7% ローグサイクルキック Lv5 ローグ ピッチフィーバー 全継続時間 5% +0.25% ローグサイクルキック Lv5 ローグ ワイルドラッシュ BaseEXP 10% +0.5% ローグフルインコスタンス Lv10ピッチフィーバー Lv10 ローグ エクストラライズ ドロップ率 10% +0.5% ローグラッキーライン Lv10フルインコスタンス Lv10
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デスハンド に戻る 画像 スキル名 スキル詳細 説明 効果 コンボタイプ 属性 アタックタイプ マジックタイプ ク|ルダウン
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メニュー トップページ News 闘技場情報 よくある質問(FAQ) GameWithでの質問集 おすすめ! エリート士官試験 達人士官試験 クラスアップ方法 ボーナス効果 イベント 開催中のイベント 【期間限定】獄ー入口 【期間限定】獄ー門番 【期間限定】獄ー尖兵 【期間限定】獄ー刺客 過去のイベント クエストを遊びつくせ! [[節分イベント [[クリスマスガチャ コミュニティ 質問板 ギルド板 雑談板 招待コード版 データ クラス ファイター系 ファイター ベルセルク ナイト ローグ系 ローグ ハンター アサシン メイジ系 メイジ アークメイジ サモナー スキル ファイター系 ファイター ベルセルク ナイト ローグ系 ローグ ハンター アサシン メイジ系 メイジ アークメイジ サモナー ワールド マップ [[森 [[荒野 [[砂漠 海底 [[火山 [[氷の城 ??? ↑実装予定 ダンジョン 迷いの魔窟[[迷いの魔窟 ノーマル [[迷いの魔窟 ハード 迷いの魔窟 エピック ボスラッシュ[[ボスラッシュ ノーマル [[ボスラッシュ ハード [[ボスラッシュ エピック 火の魔窟[[火の魔窟 ノーマル [[火の魔窟 ハード [[火の魔窟 エピック 子鬼の魔窟[[火の魔窟 ノーマル [[火の魔窟 ハード [[火の魔窟 エピック 妖魔の魔窟[[妖魔の魔窟 ノーマル [[妖魔の魔窟 ハード [[妖魔の魔窟 エピック エリート士官試験 骨兵の魔窟 ヘル 達人士官試験 装備 合成 ボーナス効果 片手武器片手剣 片手斧 短剣 メイス 片手杖 両手武器両手剣 両手斧 ボウガン 両手杖 槍 ハンマー 重鎧重鎧-上半身 重鎧-頭 重鎧-下半身 軽鎧軽鎧-上半身 軽鎧-頭 軽鎧-下半身 ローブローブ-上半身 ローブ-頭 ローブ-下半身 盾 アクセサリ首飾り 指輪 腕輪 ベルト モンスター モンスター 公式Twitter ValiantLegion のお気に入りに登録されたツイート リンク Valiant Legion 公式 NAVERまとめ カウンター - 更新履歴 取得中です。
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シーフ系職業別クエスト シーフ シーフ転職クエスト 石拾い 石投げ 砂まき バックステップ アサシン アサシン転職クエスト ソニックアクセラレーション ベナムナイフ ローグ ローグ転職クエスト クローズコンファイン
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元ネタ:終章(エピローグ)(CHAGE&ASKA) 作:ヤジメタル 最後の仕事をこなしていたのは先月 私は震える心押さえて営業電話繰り返す いつもと同じね無愛想な社長の声は 空っぽの私の予定の中にとどめ差してきます ありきたりの仕事はしたくなかったの 2日で幕を降ろすような 精一杯の金額で請求書書くけど 更に値切られ終章(エピローグ) 検索タグ J-POP その他ネタ 1コーラス以上 ヤジメタル メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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ROGUE 特色 暗殺を得意とするローグは、正面から戦いを挑むクラスではなく、姿を消して敵チームの裏をかき、注意不足な敵チームの防衛をかく乱する事を得意としたクラスです。ダガーでの攻撃は相手の正面から突撃しても今ひとつですが、背後から攻撃することで1クリックで約4倍のダメージを与える事ができ、敵をまたたく間もなく葬り去ってしまいます。また、もう一つの武器の手裏剣を選ぶと、ダガーとは全く違い、中距離から相手を隙なく牽制しつつ、逆に敵に隙あらば懐に潜り込んで手裏剣の雨を叩きつけ一気に勝負を決めるというオールレンジファイターのような役割になることもできます。 弱点 機動力とかく乱をする事が得意なローグですが、逆に正面から敵と戦うのは非常に苦手です。特にパラディンは元々ヒットポイントが高く、さらに防御力を上げるスキルを持っていたとすると背後からの攻撃でも止めをさせない事も多く戦いづらいでしょう。敵の群れに突撃する役目はパラディンに任せ、自分はテクニカルに立ちまわる事ができるプレイヤーとなることを求められます。 特殊スキル ローグはシフトを押すことによって、経験値バーを消費してその方向に大ジャンプをする事ができます。空中で使うこともでき、連続して使えばほとんど空を飛んでいるのと変わらないほどです。この大ジャンプこそがローグの最高の強みです。一気に敵陣に潜り込み、安心しきって遠くを眺めているハンターを背後からダガーで暗殺したり、わざと見つかって陽動した後に自分だけが逃げたりと、プレイヤーによって様々な戦い方ができる事こそローグの真骨頂です。 ローグ用武器・スキル Weapon Icon Name Description #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=64 width=64) Shuriken 右クリック:武器の切り替え/一気に手裏剣を投げる左クリック:武器の切り替え/手裏剣を投げる #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=64 width=64) Stealth Dagger 背後から殴るとダメージ倍増 Skill Icon Name Description #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=64 width=64) Brust Speed 一定時間移動速度を増加させる #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=64 width=64) Cripping Poison 殴ると一定時間相手の移動速度を減少させる #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=64 width=64) Deadly Poison 殴ると相手を一定時間毒状態にさせる #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=64 width=64) Grenade グレネードを投げる #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=64 width=64) Shadowmeld 一定時間透明な状態になる
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019.獣 驚愕と恐怖がこびり付いた、名も知らない女ノービスの死に顔。 醜く崩れ、鮮血で汚されたその死体を見つめているうちに 女ローグは奇妙に心が躍りだすのを感じた。 「それじゃあ、ゲームスタートです。頑張って、殺し合いましょうー」 白い衣装の女が言う。 血に飢えた獣が、女ローグの中で静かに生れ落ちた瞬間だった。 「食料、回復剤……っと。おや、あんたまだ一つも使ってなかったんだ?」 泉に上半身だけを浸し、長い髪を散らしているマジシャンの少女に向かって 女ローグは、まるで親しい友人を相手にするかのように話しかけた。 うつ伏せになったマジシャンの少女の体からは、大量の血が滴り泉の中へと流れてゆく。 当然、少女からの答えは無い。 「ま、有難く使わせてもらうよ。こーゆうのはいくらあっても困らないからね」 言って、それらを自分の鞄の中へと放り込む。 元々支給された物を入れただけでは一杯にならない、大きめの鞄。 倒した相手から物品を奪い取ることも、十分視野に入れられている、といったことか。 しかし、このゲームとやらは、一体何なのだろう。 どうにかして、元の場所へは戻れないものか。 ……あの白装束を狩れば、もしかしたら……? いや、それはどうだろう。 ノービスの少女を殺した時の、あの太刀捌きは常人のものではなかった。 そもそも、危ない橋は渡らない――強者は避け、弱者に当たるのが、ローグの生き方だ。 だからこそ、最初に出会ったのが一次職の、しかも体力の無いマジシャンであったことは 幸運以外の何ものでもなかった。 反面、一番手強い相手となる可能性もあったが……。 軽い身のこなしを特技とする彼女にとって、避けることが出来ないのは、魔術による攻撃。 詠唱途中に仕留める事が出来ればこっちの勝ちだが、 ファイアーウォールなどを使われ、しかもサイトをされるとトンネルドライブで近づくことさえ出来ない。 ……そこで、マジシャンの少女には、警戒されること無く近づける策をとった。 信頼されてしまえば、後は裏切るだけだ。簡単なこと。 心は全く痛まない。むしろ、血を見るとゾクゾクとした快感を覚えるくらいだ。 自分の手で殺した相手の血を見るのは、 あのノービスの少女の死に様を見たときよりも遥かに心地よかった。 木漏れ日が反射して、泉はきらきらと輝く。 小鳥の囀りも止むことは無く、そこはとても美しい場所だった。 澄んだ泉を赤く染めてゆくマジシャンの鮮血、傍らの岩場に倒れた死体。 この光景を、しっかりと目に焼き付けながら、女ローグは鞄を持ち上げ、立ち上がる。 「おっと危ない、忘れるところだった」 不意に、忘れ物に気づいた彼女は、マジシャンの少女の方へと駆け寄った。 「これは、返してもらうね。地味な武器でも、これしかないもんだからさ」 そう言って、血の気の失せた体に刺さったダマスカスを無造作に引っこ抜く。 彼女の持つ箱の一方から出たのが、このダマスカスという短剣だった。 滴る血をペロリと舐めて、くすりと笑った彼女は ダマスカスを鞘に収め、そのまま足取り軽く森の奥へと歩み去っていった。 ♀ローグ ダマスカス[1]1個、小箱(未開封)1個、赤ポ、食料獲得 戻る 目次 進む 018 目次 020
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117.思案 「・・・ふぅ、ここまで来れば」 言って、♀ローグは手近な木にもたれ掛かり、息をついた。 ストリップの効果が切れると、またあの斧を持って追いついてくる。 そう思った彼女は、♂ブラックスミスの姿が完全に見えなくなってからも延々と彼から遠ざかるために走り続けた。 周囲は砂漠から草原へと変わり、目前には自分たちの住む国の首都、プロンテラの城壁が見える。 「プロンテラか・・・誰がいるか分かったもんじゃないね」 暫くは、トンネルドライブでこの辺りに潜んでいることにする。 しかし、あの♂ブラックスミス。 血斧を持っている上にゴーストリングカード挿しの防具。そしてオーラ。 あのとき、ストリップが失敗していれば、間違いなく自分は死んでいただろう。 「冗談じゃないね・・・」 言って、顔をしかめて薄く笑う。 あれをどうにかしないと。――運良くこのまま生き延び続けても、結局最後には奴とぶち当たる。 「・・・ふん」 まぁいい。 追ってくるのなら、逃げ続ければいいだけだ。簡単なこと。 ぎりぎりの賭けで、さっきも生き延びたじゃないか。 仮に逃げられず、負けたとしても、賭けに負けて死ぬのなら、それも仕方がないことだ。 最期に自分の血を見ながら死ねる、それでいい。 隙を突けば、あの化け物ブラックスミスの血だって見ることが出来るだろう。 それに、他の生存者はまだまだいる。 舌先三寸で言いくるめ、近づいて、信用されてから殺す手立てだって、まだある。 うまくいけば、あの♂BSを共闘で倒すことも出来る。 狡猾でなければ、ローグはつとまらない。 まだまだお楽しみはこれからだ―――。 思って、♀ローグはにやりと微笑んだ。 ♀ローグ ダマスカス1個、ロープ、ロザリオ1個、赤P食料 現在位置:プロンテラ南 戻る 目次 進む 116 目次 118
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224.旅の果て 秋菜が余裕をかなぐり捨てた雄叫びを上げる。 「ヒール! ヒール! ヒール! ヒール! …………」 口が動く間に、まだ術を唱えられる間に、彼女はこの世界に来て、初めて必死になった。 そのすぐ下では息絶えた♂ローグが倒れ、その後ろに居る♀クルセは、這いずって♂ローグの元に向かう。 無駄に鍛えなければ良かった。そうすれば、♂ローグと一緒に死ねたのに。 でも、ほんの少しだけ良かったと思う事もある。 見事成功した二人の企みを、見届ける事が出来そうだから。 ♂アーチャーは遂に、その時を得た。 秋菜が動きを止めるその時を、息を殺し、仲間が傷ついていくのに耐えながらじっと待っていたのだ。 「秋菜ーーーーーーーーー!!」 必殺の意志を込め、♂アーチャーはバリスタの矢を放った。 ヒールは効果を発揮し、徐々に焼けただれた皮膚を癒していく。 それと共に余裕も戻ってきた。眼前に倒れるにっくき男と、その男に這い寄る薄汚い女。 癇に障ってしかたがなかった。 「消えちゃいなさい。この世か……」 秋菜の人並み外れた反射神経をもってしてもこれをかわす事は出来なかった。 長大な矢が秋菜の胴体に突き刺さる。 そしてその勢いは衰える事を知らず、その先にあった砦の壁に秋菜ごと深々と突き刺さった。 「……え?」 信じられない物でも見るように、自らを貫いた矢を見下ろす秋菜。 そんな秋菜に、深淵の騎士子が飛びかかる。 「今こそ皆の仇を!」 ツヴァイハンターを両手に持ち、腰の真横までそれを引きながら駆け寄る。 「この程度で勝ち誇るんじゃないわよっ!」 秋菜は矢に貫かれた状態のまま、両足を大地につけ、バルムンを大きく引く。 「ブランディッシュ……」 深淵の騎士子の両腕に筋肉が漲る。 「ブランディッシュ……」 秋菜の二の腕が、隆起する。 『スピアッ!!』 激突した二本の剣。 地力は上だが体勢の悪い秋菜と、駆け寄り、勢いを付けた万全の体勢で望む深淵の騎士子。 二人の力は僅かの間拮抗していたが、この二人の全力を受け止めきれない物が一つだけあった。 亀裂音が剣を走る。深淵のツヴァイハンターは、わずかに神の剣の硬度に届いて無かったのだ。 秋菜はそれを見て勝利を確信したが、深淵はまだ諦めてはいなかった。 即座に片手を離し、懐から小さい柄を取り出す。 ♀騎士の、そして♂ケミの形見となっていた無形剣であった。 『私は絶対に負けぬっ!』 BDSの威力は相殺されたが、既に秋菜の間合いに入っている深淵は突き出されたバルムンを受け止めなければならなかったのだ。 騎士の名に恥じぬ剣捌きで、バルムンを上にはじき飛ばす深淵。 だが、秋菜も超が付く一流の剣士であった。 跳ね上げられた剣が、その絶妙な力加減により、深淵が想像していたよりも遙かに早く振り下ろされてきたのだ。 その剣を真正面から受け止める深淵の騎士子。 「くっ!」 重い、とてもその身を巨大な矢に貫かれているとは思えない動きと力であった。 そのまま鍔迫り合いになるが、その圧倒的な力は深淵を凌駕していた。 「ハンデとしちゃ充分よね……死になさいっ!」 徐々にバルムンを押しつけられる深淵。それは最後のチャンスであった。 『皆……私に勇気をっ!』 突如バルムンを支えていた力が失われる。 秋菜にも何が起こったのか理解出来なかったが、バルムンはあっさりと深淵の左肩口に叩きつけられたのだ。 「私は負けぬと言った!!」 深淵が霊力を送り込むのを止めた為、一度完全に失われた念の刃が深淵の気合いの声と共に蘇る。 そしてその剣と秋菜の間に、最早防ぐ物も、距離も、時間も残ってはいなかった。 『狂ったのこいつ!?』 頭頂目がけて振り下ろされるであろう剣を、秋菜は全力で左に頭をかたむけてかわす。 しかし、深淵が狙うはただ一点。 それは想像以上に手強い手応えであったが、それでも深淵は最後まで剣を振り抜くことが出来た。 多分、みんなが支えてくれたのだろう。そう、深淵は思い、それを最後にその意識は途絶えた。 バルムンを握っていた秋菜の右腕が、剣ごと大地に墜ちる。 秋菜は墜ちた自らの右腕を見ると、絶叫を上げる。 久しく忘れていた感覚、恐怖は今の怠惰であった秋菜にとって、とてもではないが抗し得ない感情となっていた。 必死に残った左腕で、腹を貫く矢を抜こうと試みる。 秋菜の力を持ってすれば、壁を貫く程に深く突き刺さった矢すらも抜き去る事は出来るだろう。 現に秋菜が矢を手に持った時、それは、秋菜にとって不可能な重さではないと感覚的に知ったのだ。 安堵感と、焦燥感がない交ぜになりながらも、矢を引き抜こうと力を込める秋菜。 その腕を上から押さえる人物が居た。 「フロストダイバー!」 手を当てたままフロストダイバーを唱える♀セージ。 彼女は待っていたのだ。 深淵が秋菜からバルムンを奪う瞬間を。 それが為らなければ、♀セージは秋菜の剣技の前に立つ事が出来ないのだから。 ♀クルセ、♂ローグ、そして深淵は命を賭して使命を果たしてくれた。 そうやって仲間が戦い倒れる様を、ただひたすらに我慢し、仲間の勝利を信じて待ち続けるのは、♀セージにとって恐ろしいまでの苦痛を伴う行為であった。 だが、最早耐える必要も無い。 己が使命を果たし、次に繋ぐ。必要なのはそれだけだ。 途切れる事なく続く詠唱、必死に振りほどこうとする秋菜であったが、既に♀セージの腕と秋菜の腕は氷を介して繋がり、それは二人の二の腕を登り、肩口まで辿り着く。 秋菜は両腕を奪われたのだった。 恐怖が秋菜を震わせる。絶対の力、無二の力。それが未完成で不完全な者達によって蹂躙されていく。 以前、秋菜が戦った時は、逃げ道などない。自分は最後の最後まで前に走り続けるしか出来る事は無かった。 どんな恐怖に襲われても、どんな力が立ち塞がっていようともだ。 しかし、今の秋菜には、まだ最後の手段が残されていた。 それが秋菜を更に弱くした。 恐怖に抗しよういう意志を奪い去った。 「テ、テレポー……」 信じられない物が見えた。 両腕を失い、全身に大やけどを負い、最早戦力として考えられないであろう♀クルセ。 彼女が、♂ローグのスチレの柄を口にくわえて秋菜の眼前に迫っていたのだ。 『なんでそこまでするのよ! なんなのよあなた達は!?』 スチレは秋菜の口に突き刺さり、♀クルセは駆け寄った勢いそのままに秋菜にぶつかってその場に倒れた。 ♀セージは体勢を低くして言った。 「チェックメイトだ秋菜……遺言を聞いてやれないのが残念だが、これも運命だ。受け入れろ」 ♂アーチャーが放った第二矢。 これは正確に秋菜の首を捉え、秋菜の頭部が宙に舞う。 すぐさま矢が壁に突き刺さり、その轟音で、首が大地に落ちる音は良く聞こえなかった。 ♀GMが装置を叩く。 「なんで崩壊が止まらないんですか!?」 ヒャックは眉間にしわを寄せる。 「内部で崩壊の手助けをしている者が居る……そして、それを止める力を持った者がその力を行使しようとしていない」 「そんな!? 秋菜は何故そのままにしているのですか! このままじゃ自分まで巻き沿いで消え去ってしまいますよ!」 「彼女の考えは私にもわからない。他のGMが早く気付いてくれればいいのだが……」 「そんなの悠長に待ってる時間無いじゃないですか! 私は捕らえられた方々の所在を探します!」 また装置に向かって忙しく動き始めた♀GM。 ヒャックも同じ操作を始めるが、僅かに位置特定の可能性があった時計塔が消えた今、彼らの所在を知らせるべき何者もあの世界には残って居ない事も知っていたのだ。 矢の衝撃は凄まじく、至近距離で喰らった♀セージはフロストダイバーで氷らせていた右腕を完全に砕かれた。 おかげですぐに動けるようになったのだが。 「♀クルセ……終わったぞ」 そう声をかけて、しゃがみ込む♀セージ。 しかし、♀クルセは譫言のように♂ローグの名を呼ぶだけであった。 残った左腕で♀クルセを抱えて、なんとか♂ローグの元へと引きずっていく♀セージ。 出来るだけ近くに二人を並べると、♀クルセは♂ローグにその腕を伸ばす。 既に息のない♂ローグを、♀クルセは横になったまま抱きしめ、また譫言のように呟いた。 「ああ……聞こえているぞ♂ローグ……お前は勇敢だった……でも……私も捨てたものではなかっただろう?」 何やら肯く♀クルセ。 「ははっ……悪いがもう無理だ。お前が……嫌だと言っても私もそちらに行くぞ……私達は、いつだっていっしょ……だ」 物言わぬ♂ローグと会話していた♀クルセの腕が落ちた。 ♀セージは、最早涙も出なかった。 静かに♀クルセの最後を看取ると♂ローグに語りかける。 「男冥利に尽きるな♂ローグ。向こうで幸せにしてやれ」 そう言って♂ローグの肩を叩く♀セージ。 「頑張ってくださいっ! 諦めちゃ……」 不意にそんな声が聞こえた。 聞いたことの無い女の声に、♀セージは周囲を見渡す。 麻痺していた♀セージの脳が突然動き出す。 周囲に違和感を感じる物は無い。 『今のは聞き違いではない。確かに聞いた……何処だ?』 ♀セージの脳細胞が再び活性化する。 『会話をしていた? そうだ……♀クルセは新たに♂ローグの思考を紡ぎ出す余裕は無かったはずだ。ならば♀クルセが考えるあの時の♂ローグの返事は肯定か否定かだ。にもかかわらず、会話は別の話題へと移っている』 少しづつ仮定が繋がる。 『私が声を聞いたのは……♂ローグに触れた時!』 ♂ローグを凝視する♀セージ。 その懐から微かに漏れる輝きに気づけたのは、この推理あればこそであったろう。 ♂ローグに心の中で詫びながら懐の中に手を入れると、脳内に声が響き渡る。 「お願いしますっ……返事を……返事をしてください……」 その輝きの元を抜き取る。 それはアラームの絵が描かれた一枚のカードであった。 「こんなのって無いですよ。やっと救えると思ったのに……二人目だったのに……」 カードを握りしめて♀セージは言う。 「おい、お前は誰だ? 一体どういう事だ?」 「生存者!? 他にもいらっしゃるのですか!」 「ああ、私は生きている。お前は誰だ?」 声の主は嬉々として大声を張り上げる。 「良かった! まだ間に合います! 良く聞いてください!」 「だから私の話を聞け。お前は誰だと……」 「後十数秒でその世界は消え去ります! その前にあなたをこちらの世界に呼び戻しますのでそのカードをしっかり握っていてください!」 「何っ!?」 「絶対に離してはダメですよ! 十秒後に転送します!」 言葉の真偽を確認している暇は無い。♀セージはカードを持って駆けだした。 「10!」 砦の庭を駆ける♀セージは、そこで初めて砦の外が全て光に包まれている事に気付いた。 「9!」 それは少しづつこちらに近づいており、その光の先がどうなっているのか、こちらから窺い知る事は出来なかった。 「8!」 ♀セージは声を限りに叫んだ。 「何処だ♂アーチャー!」 「7!」 見つからない。決着が着いたのは知っているだろうが、もしかしたらその場で座り込んでいるのかもしれない。 「6!」 だとしたらもう間に合わない。城壁の上に登るだけで20秒はかかる。 「5!」 「♀セージ! 他のみんなは大丈夫か!」 「4!」 そう叫びながら♂アーチャーが城壁下端の扉から出てきた。 「3!」 左利きでは無いが、魔法を嗜む者の常として、両手を扱う訓練もしてきたつもりだ。 「2!」 「受け取れ♂アーチャー!」 「1!」 ♀セージが放り投げたアラームカード。それは♂アーチャーの右側数十センチの所にそれていったが、 「転送!」 うまく手を伸ばして器用にそれを受け取った♂アーチャーは、女の声と共にこの世界から消えて行った。 それを確認した♀セージは一息つく。 光は砦全体を包んでいるらしく、どうやら逃げ場は無いようだ。 失われた右腕の切断部分は、氷漬けであった事もあってほとんど痛みを感じない。 何故か恐怖は無い。 「結局、最後まで戦い、勝利しても私には何も残らなかったな」 仲間も未来もそして命さえも、♀セージには残りそうになかった。 「それでも、私は満足している」 光は、城壁を覆い尽くし、♀セージのすぐ側まで辿り着いていた。 「私は、きっといくつかの物を残せたから……」 ♀セージを光が包み込み、そして♀セージ達が生きたこの世界は、この世から消滅した。 『こんな私を……褒めてくれるか♀ウィズ?』 <深遠の騎士子 死亡 現在位置/ヴァルキリーレルム 所持品/折れた大剣(大鉈として使用可能)、ツヴァイハンター、遺された最高のペコペコ 備考:首輪無し> <♀クルセ 死亡 現在位置/プロンテラ 所持品/青ジェム1個、海東剣 備考:首輪無し> <GM秋菜 死亡 現在位置/ヴァルキリーレルム 所持品/バルムン> <♀セージ 死亡 現在位置/ヴァルキリーレルム 所持品/垂れ猫 プラントボトル4個、心臓入手(首輪外し率アップアイテム)、筆談用ノート 備考:首輪無し> <♂アーチャー 現在位置/不明 所持品/アーバレスト、銀の矢47本、白ハーブ1個 備考:首輪無し> 残り1名 戻る 目次 進む アナザー 223 目次 225 anotherEND-2.しあわせのうた