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・前スレ 417氏:ロマーニャ人、使い魔:ドーベルマン、ユニット:Bf109G-2、武装:MG34×2、世間知らず 名称決定「ティツィアナ・リッピ中尉」/一九年九月異動を拝命、自家用飛行艇を操縦し、同年一〇月半ばに着任 上記の2人とは別の部隊より派遣されたロマーニャ公国空軍中尉。16歳であり中隊長勤務経験を有する。 裕福な商家の長女であり、どちらかといえば苦労知らず。しかし一企業を切り盛りする両親の背中を見て、 時には実務の補助にも携わっているため、金銭と物流の感覚は非常に鋭い。 彼女の実家のモットーは「あぶく銭に飛びつくな、長く堅実な経営で生き延びろ」であり、「何処で財布を開くべきか」はよく心得ている。 ウィッチとしての技量も悪くなく、カールスラントより輸入されたBf109-G2装備中隊の指揮を任される。 空戦でも若干猪突猛進の傾向はあるが、概ねチームワークは守る。育ちが良く尚且つ主計にも顔が利くために、原隊では重宝されていた。 またストライカーだけではなく、水上機の操縦資格も有しており、実家の社用飛行艇を用いてロマーニャ北部の前線へ、 緊急の物資輸送や傷病者の後送などを自ら行ったこともある。 但し欠点としては、自らの主計に顔の利く才能を活用し、部隊の装備を良好な状態に保っていたこと。 それ故に悪気無く苦労の多いウィッチ部隊を刺激する発言が少なくなく、一部の部隊と険悪な状態を作り出してしまった。 そんな折、扶桑皇国海軍が航空戦艦搭乗のウィッチを募ったことは、ロマーニャ空軍にとってはある意味で渡りに船であった。 MG34を2挺用い、一撃離脱を主軸とした近接戦闘に長けている。 固有魔法はこれといってないが、射撃の腕が良く、なおかつMG2挺の弾幕射撃は対小型ネウロイ相手に。 特にガンバード(大口径火砲を持ったウィッチ)が妙に多いこの部隊では、重宝されている。 なお、その商才に関しては早々に出雲隊長に高く評価され、土井環少尉(後に中尉)やクラーラ・バラノフ少尉と共に、 飛行隊の主計業務を一部担当。「日向」主計長清水少佐等を介して佐世保鎮守府相手の需品確保交渉にも、才能を発揮している。 「海上護衛戦」の段階では近接戦闘能力を変われ、ハンマーシュミット大尉率いる中隊の先任将校を勤めている。 なお、これは全くの余談ではあるが、ロマーニャから扶桑皇国への長い空の旅の課程で、 同国人であるクラリーチェ・アルベティーニ少尉自製の「特別な趣味のカートゥーン」にハマッてしまい、 しばしばその原稿を作成している姿が散見されるというが、この点の真偽は定かではない。
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ルール:ARA(アリアンロッド) 区分:アリアンエロッド 聖ファリアス学園 PL:カワシマン 【キャンペーン方針アンケート】 設問1.自キャラ妊娠:5 設問2.獣姦/モンスター姦:5 設問3.モンスターのハーフ受胎:5 設問4.強制属性変更(性別/年齢、その他):5 設問5.堕落/邪悪化:5 設問6.苦手シチュ列挙:なし 設問7.禁止シチュ列挙:なし 設問8.希望シチュ列挙:どんとなんでもの雑食 【基本情報】 名前:マーニャ=キャットテイル 愛称:マーニャ 年齢:不明(12歳前後と推測) 性別:娘 種族:猫型ファウナ(?) 経験点/全 262(GM0・PC262)/使用 40/未 222 クラス:シーフ/プロスティテュート CL:3 出自:滅んだ民族の血 境遇:喪失 運命:放浪生活 追加:暗き過去 学科:芸能学科 特徴:先祖伝来の技 《プレザントコントロール》取得 追加特徴:性技:《テンプテーション》取得 学科効果:戦闘とトラップ以外の幸運判定に+3 特別単位:-:- 【所属ギルド】:寮 【基本能力】HP+2/2 MP+2/2 HP:36 MP:36 EP:42 フェイト:6 移動力:18(m) クラス修正 基本:ボーナス:メインC/サポC:合計 筋力 10: 3 : - / - : 3 白兵 器用 14: 4 : 1 / 1 : 6 射撃 敏捷 13: 4 : 1 / - : 5 陸上 知力 5: 1 : - / - : 1 精霊 感知 14: 4 : 1 / - : 5 罠知識 精神 6: 2 : - / 1 : 3 信仰 幸運 9: 3 : - / 1 : 4 芸能 【スキル】 スキル名 レベル C 対象 射程 タイミング 効果 《スムースファー》 :-:-: - : - :パッシヴ:撫でた相手のMPを1d回復・シーン一回 《ファインドトラップ》 :CL:-:自身: - :パッシヴ:トラ探出来る・達成値+CL 《スティール》 :1:5:単体:至近:メジャー:器用+SLと相手の敏捷で対決・勝てばドロップ獲得 《バタフライダンス》 :-:-:自身: - :パッシヴ:回避判定+1d 《エンタングル》 :1:5:単体:白兵:メジャー:命中判定に+SL・通れば移動封じ 《ホワイトアウト》 :CL:-:自身: - :ダメ直前:EPダメ+CLd 《ウィップマスタリー》 :-:-:自身: - :パッシヴ:鞭命中+1d 《フレッシュマスタリー》 :-;-;自身: - :パッシヴ:性技判定+1d 《エンドレスプレジャー》 :1:6:単体:至近: クリン :絶頂を解除してEPをS+*3+2d6回復 《プレザントコントロール》:3:4:単体:至近:ダメ直後:EPダメSLd軽減 《テンプレーション》 :-:4:単体: 10m: セット :性技(器用)と相手の精神で対決・勝てばそのラウンド性的行動を取らせる 《アームズレンジ》 :-:3:自身:5m:マイナー:白兵攻撃のまま5mの射程を 《トレーニング:器用》 :-:-:自身: - :パッシヴ:器用基本値+3 【戦闘データ】 能力:命中:攻撃:回避:防御:行動:スキル:その他:合計(ダイス数) 命中判定 : 6 : - : - : - : - : - :+1d: : 6 (+3d) 攻撃力 : - : - : 3 : - : - : - : : : 3 (+2d) 回避判定 : 5 : - : - : - : - : - :+1d: : 5 (+3d) 物理防御力: - : - : - : - : 6 : - : : : 6 魔法防御力: 3 : - : - : - : - : - : : : 3 行動値 :10: - : - : - : - : 3 : : :13 【性的戦闘データ】 能力:装備:スキル:その他:合計(ダイス数) 命中判定: 6 : - : - : - : 6 (+3d) 攻撃力 : 6 : - : - : - : 6 (+2d) 回避判定: 5 : - : - : - : 5 (+3d) 防御力 : 1 : - : - : - : 1 【装備品】 装備品 :重量:命中:攻撃:回避:防御:行動:備考 右手 : アラクネウィップ : 5 :-1: 5 : - : - :-1:《エンタングル》時命中+1d 盾 : バックラー : 2 : - : - : - : 1 : - : 左手 : : : - : - : - : - : - : 頭部 : 『赤い角付き』ハット : 1 : - : - : - : 1 : 3 : 胴部 : レザージャケット : 5 : - : - : - : 4 : - : 補助防具: : - : - : - : - : - : - : 装身具 : シーフズツール : 1 : - : - : - : - : - :トラ解+1 合計 : :7/7: - : 3 : - : 6 : 3 : 【エンチャントアイテム】 ハット+スピード3=『赤い角付き』ハット 【オリジナルアイテム】 【所持品】 道具名 : 種別 :重量:コメント ──────────────────────────────────────────── 学生証 : 特殊 : 0 :聖ファリアス学園の生徒の証、無くすと大変 小道具入れ : 収納 :-5:ロープ・ランタン・火打石 バックパック : 収納 :-5:キャップライト ベルトポーチ : 収納 :-2:野営道具 重量合計 :余力 16 所持金:8891G 【コネクション】 【MMP記念アイテム】 淫魔の羽(付けると飛べるけどオスが居るとエッチな気分に、あくまで飾ってるだけ) 魚のにく10個:お部屋で干物にしてる イエティコート:毛皮が重なって着る予定無し 【その他設定】 学園の前に行き倒れていたところを保護される、検査の結果ヴァーナに近いが違うということでファウナの学生として入学する かなりの記憶の欠落が見られるが一般常識は持っている、が手癖は悪い 膜は無かったため多分非処女 【外見設定】 身長150cm前後・体重軽め・体格はスレンダー・黒毛で金色の猫目(光りはしない) 猫ヴァーナとの違いは全身にまで艶やかな黒毛が生え揃っている点 丈夫なTシャツの下はスポーツブラ、ハーフパンツにはいろんなこまごまとした(盗んだ)ものが突っ込まれている 赤い革の首輪に『マーニャ=キャットテイル』と有ったので自分の名前と認識 【セッション記録】 【獲得経験値:71点】【ギルド上納:1点】【報酬:9G】【MMP:淫魔の羽(あくまで飾りとして)】【取得単位:罠知識2】 【ギルドへの提供:1】【最終獲得経験値:52】【報酬:1207G】【MMP:魚のにく十個】 【名前:マーニャ】【ギルド提供:3】【獲得経験値:95】【報酬:3400G】【MMP:追加報酬3000G】【単位:芸能2Lv】 【名前:マーニャ】【ギルドへの提供:3】【最終取得成長点:42】【報酬:2485G】【MMP:イエティコート】【単位:失敗】 【成長記録】 初期 《スムースファー》《ファインドトラップ》《スティール》《バタフライダンス》《ホワイトアウト》《ウィップマスタリー》 《エンドレスプレジャー》《プレザントコントロール》《テンプレーション》 CL2:《エンタングル》《フレッシュマスタリー》《ブレザントコントロール》 CL3:《アームズレンジ》《トレーニング:器用》《ブレザントコントロール》 【単位】 一年生獲得単位:罠感知2・芸能2
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魔術 Lv. 名称 TP 属性 2 メラ 2 火 4 ギラ 2 火 6 ルカニ 10 - 8 マホトラ 2 - 10 ルーラ 1 - 13 トラマナ 2 - 15 イオ 3 爆 17 リレミト 8 - 19 イービルスフィア 4 魔 21 メラミ 6 火 21 ベギラマ 5 火 24 イオラ 10 爆 27 プリズムフラッシャ 13 虹 29 ベギラゴン 16 火 32 ドラゴラム 15 - 35 メラゾーマ 21 火 35 ネガティブゲイト 18 闇 37 イオナズン 20 爆 50 ギラグレイド 36 火 56 プラズマサイクロン 42 雷 65 エクスプロード 47 火 89 メラガイアー 72 火 秘奥義 Lv. 名称 属性 115 サン・エキスパンション 爆
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「今日もいい男はいなかったわ」 ……踊っている途中にそんなこと考えていたのか? 父の敵を討つため、妹と共に旅をする踊り子 ドラクエ4に登場する女性。第四章の主人公。 とある町のステージで踊りを披露する。その踊りはかなり人気がある。ただし、そこで踊ることには理由がある。 だが、その情報はいい男がいなかった等間違った(?)理由で妹:ミネアをよく困らせている。 こう見えて、ミネアから借金している……らしい。カジノといい男大好き。そのせいか、第五章で勇者と出会った時には無一文。 性格は明るいが若干わがまま。暗い所や湿っぽい所が嫌い。 ちなみに、第四章の戦闘曲は特殊な戦闘曲「ジプシー・ダンス」となる。第五章でも、彼女もしくはミネアを先頭にすることで聞ける。 砂上のお気に入りの曲の一つ!←聞いてないから黙れ 一人称「あたし」 ラストダンス 元は相手の踊りを封じる踊り(ダメージなし)だが、バトロイでは攻撃技になってる……。 疾風炎舞扇 両手に持った扇の魔力で、炎の竜を呼び出し(?)、攻撃する技。彼女のとどめの一撃。 能力(速攻重視) 体力:12 攻撃:35 守備:6 速さ:47
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FRANCESCA LUCCHINI 所属 第4航空団第10航空群第90飛行隊 階級 少尉 (Sottotenente) 身長 148cm 年齢12歳(SW) 13歳(SW2期1話以前に誕生日を迎えている) 14歳(RtB8話中に誕生日を迎えている) 誕生日 12月24日 使い魔 黒豹の 「オンブラ」イタリア語でオンブラと発音する単語"ombra"は「日陰」を意味する パーソナルマーク 樹の上で寝ている黒豹 通称 「ガッティーノ」(子猫)テイクオフ時のコールサインでは「ネロ・ガッティーノ」 愛称 「フランカ」テレビシリーズでは「ルッキーニ」としか呼ばれた事がない。 O.V.A. Vol.2では母親からフランカと呼ばれている。 使用機材ファロット G55チェンタウロ(84-1号機)(SW1期) ファロット G.55Sストレーガ(84-1号機)(SW2期) 使用武器ブローニングM1919A6 (Brownig M1919A6) ブレダ-SAFAT 12.7mm (Breda-SAFAT machine gun 12.7mm) ベレッタM1938A (Beretta M1938) 固有魔法 『光熱攻撃』(『光熱攻撃/多重シールド』)攻撃系に分類される。魔法力を熱として放出する。 自らを守るシールドを幾重にも張り巡らせ、その頂点が光熱を持つ魔法なので、対象と接触しないと効果を発揮できない。 威力は大きく、ネウロイの表面装甲程度なら簡単に貫通する。 SW1期当時は「光熱攻撃/多重シールド」表記だったが、同2期以降から「光熱攻撃」のみに改められている。 その他ロマーニャ公国首都ローマ出身で、10歳にして強大なウィッチの力を認められウィッチ隊にスカウトされる。 少尉候補生としてトスカーナのグロッセート基地で訓練を受け、その後地中海方面に派遣された。その際に宿舎に迷い込んできた子猫を可愛がっていたが、実は黒ヒョウの子供であり、後の使い魔となる。 魔法力は極めて高く、敢闘精神旺盛で射撃能力も名人級と、優秀なウィッチの素質を秘めている。が、猪突猛進が過ぎるきらいがあり、体当たりでのストライカーユニット破壊や強引な突撃での被弾を度々繰り返し、部隊の問題児となっていた。また、母親を恋しがって部隊から抜け出すこともしばしばで、ロマーニャ空軍からも持て余されかけていた。 そのような折、第501統合戦闘航空団からロマーニャへの増員要請があり、これ幸いとブリタニアに送り込まれる。やはり配属当初は問題行動が多かったが、同隊のイェーガー大尉(当時中尉)が面倒を見るようになってからは落ち着き、本来の能力を発揮するようになる。 暇さえあれば愛用の毛布を敷いて昼寝ばかりしており、特に樹上や梁といった高いところで寝るのが好み。基地のあちこちに隠れ家を作っており、あまり部屋は使用していない。これはヴィルケ中佐が「工作活動・破壊活動さえしなければ自由に使って構わない」と許可を出した為。(秘め声CD 3) 部屋自体には半年に1回しか戻っていない(秘め録 上巻) 魔力のおかげなのか常人離れした身体能力を見せており、高いところから宙返りで飛び降りたり、空中で二段蹴りをするなどはお手のものである。(SW2期4話、5話) 訓練嫌いで協調性も皆無だが、楽しそうな事には積極的に首を突っ込む。またイェーガー大尉とは息のあった掛け合いを披露する事が多い。 料理の腕は壊滅的。専ら食べる専門で、湯沸しと缶詰を開ける以外に特筆すべき点はない。(秘め声CD 3) リベリオン軍のレーションに飽きたため、パスタを茹でる程度の事はできるようになった。 ボロボロになった母親の写真を常に持ち歩いている。写真に写された母親は豊満を通り越して肥満である。(秘め歌コレクション 5) 重度のおっぱい星人であり、無邪気ながら積極的に触ろうとする。特にイェーガー大尉のそれを高く評価している。その機動は時に世界最高のウィッチの一人であるマルセイユ大尉ですら凌駕する。(二期10話) ガリア解放による第501統合戦闘航空団一時解散後はイェーガー大尉と共にアフリカ戦線に赴いており、第31統合戦闘飛行隊のマルセイユ大尉と面識がある。(キミにつながる空)ヴェネツィア陥落の報を受けて無断で戦線離脱し、第501統合戦闘航空団に合流する。(二期1話、2話) ローマ市内で偶然遭遇し市内を案内した事から、ロマーニャ公国第一公女マリアと交友がある。(二期5話) 声優 斎藤千和 イメージモデル フランコ・ルッキーニ (1917-1943)所属 イタリア王立空軍(レジーア・アエロナウティカ) 撃墜数 22スペイン内戦における1機を含む。 第二次世界大戦における撃墜数ではイタリア第二位。 その他アムレート・モンテルミーチ(撃墜数5。たびたびルッキーニの僚機を務めた)は「彼はいつでも戦う心構えが出来ていて、あらゆる機会をとらえ、勇敢に敵を捜し求めていた。多くの戦闘機操縦士と同様、すばらしく目がよく、敵を見つけて、その攻撃に先手を打つことができた。地上では生真面目かつ内気で、ときには臆病なほどだったが、空に上がると恐るべき攻撃的な戦士に変身した」とルッキーニについて語っている。 出典 TVアニメ(2008年) など多数
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GIUSEPPINA CENNI 所属カールスラント空軍第4航空群第2大隊(『スオムスいらん子中隊』、カールスラント国境防衛戦において) ロマーニャ空軍第97急降下爆撃航空群第239飛行隊 階級曹長(1937年) 准尉(1939年)准尉さんってのは、現場叩き上げの腕っこきです by エルマ 身長 156cm 年齢 14歳(1937年)16歳(1939年) 誕生日 2月27日 使い魔 山猫 使用機材ファロット G50 使用武器12.7mmSAFAT機関銃 その他ロマーニャ空軍出身だが、カールスラント空軍第4航空群第2大隊に編入され(『スオムスいらん子中隊』での設定)国境防衛戦闘に参加。 ヒスパニア戦役で実戦経験を積んでおり、既にエースとして高い空戦技術を持っていた。 急降下爆撃隊を率い、地中海方面からカールスラント国境までを転戦。 ロマーニャ国内で「チュインニ方式」と呼ばれる、低空を水平飛行して目標の手前の水面に遅延信管を付けた爆弾を投下、水切りのように爆弾を移動させる反跳爆撃(スキップボミング)を実戦で初使用。部隊は「ワルツを踊る少女たち」の異名で知られた。 この戦法で沿岸部の要塞型ネウロイの破壊にも成功している。 ネウロイ勢力圏内で戦闘行動中行方不明の認定を受け、一時は生存が絶望視される。徒歩による自力帰還を果たすが、記憶を喪失しており、同時に華麗な空戦機動のテクニックも失っていた。 リハビリを兼ねてスオムス義勇独立飛行中隊に配属された。 +作中の発言より パスタ准尉 by ハルカ この子はガチだ by 智子 マンマミーヤ! by ジュゼッピーナ そこのパスタ食い! by ハルカ わたしこれでも、ロマーニャ娘よ? by ジュゼッピーナ 実に陽気なロマーニャ娘。 りんごより、トモコ中尉が剥きたいなぁ…… by ジュゼッピーナ 声優 齋藤小浪 イメージモデル ジューゼッペイ・チェンニ (1915-1943)所属 イタリア王立空軍(Regia Aeronautica) 通称 「ワルツを踊る小人」この場合の「小人」は少年の意。 彼が第5飛行連隊第102大隊第239中隊の急降下爆撃開始の無線の合図に使った言葉が「Valzer ragazzi!(英訳すると「Waltz boys!」。「ワルツを踊れ坊やたち!」くらいの意と思われる)」だった。 撃墜数 8すべてスペイン内戦における戦果。 急降下爆撃の名パイロットで急降下爆撃隊の名指揮官として有名。ユンカース Ju87 スツーカやレジアーネ Re.2002に搭乗。 少数ながらも精鋭のイタリア急降下爆撃隊を率いてギリシャ・イタリア戦争や地中海の戦いにおける対地攻撃や対艦船攻撃で戦果をあげた。 跳飛爆撃(スキップ・ボミング)を最初に実戦で採用。「チェンニ方式」として知られる。 第二次世界大戦の前のスペイン内戦では戦闘機のパイロットとしてフィアット CR.32に搭乗。 急降下爆撃のパイロットになる前の第51飛行連隊第354中隊に所属時はフィアット G.50にも搭乗。 キャラクターデザイン作品中の役割から、ミステリアスな雰囲気に。出身地由来の健康的な褐色肌も、極力見せないように抑えた色調に統一しました。 by 島田フミカネ 出典 『スオムスいらん子中隊』/『スオムスいらん子中隊ReBOOT!』/世界の航空歩兵シリーズ/第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第三集/WORLD WITCHES 2018
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◆更新履歴 + ... 【2023/11/27】 ローマ爆誕 【2023/11/17】 ①伊仏戦争割譲地サヴォイア、コルシカ両地域を「五公統一領」とし、その解説を追加②世界輝興計画に関する帝国広報を更新 【2023/07/29】 南伊の消滅につき諸項目を修正 【2023/02/14】 帝国広報に「国産AMUの実用化」を追加 【2023/02/05】 ①軍備拡大に伴うページ長大化を防ぐため、軍備関連のみをまとめたサイトを作成②同盟国に帝政シェラルド様を追加 【2022/09/12】 メディテラネア=フランス戦争関連記事の完結及びアーカイブ化 【2022/07/19】 溜まっていた分のメディテラネア=フランス戦争を更新 【2022/07/08】 ①メディテラネア=フランス戦争1〜3を更新②「Fil dissonance melodi」2を更新 【2022/05/17】 ①「帝立陸軍」軍備に「L3/33」「カノーネ・ダ・65/17 サンツィオーネ」を追加②「帝立海軍」一部艦船にモットーを追加(メディテラネア級、ヴェリチェルカ級、ヴェネツィア級、マエストラーレ級) 【2022/05/07】 帝国広報に「インカ帝国派遣艦隊が結成」を追加 【2022/03/25】 「帝立海軍」軍備「カピターニ・ロマーニ級」に画像を添付 【2022/03/24】 ①「帝立陸軍」軍備に「銃火器」の項目を追加し、インカ帝国様との共有兵装を二種追加②国名にイタリア語・フランス語表記を追加③地図における周辺国家情報を最新のものに更新 【2022/02/06】 ①帝国広報に「インカ帝を招いた親閲観艦式」を追加②「帝立海軍」軍備「ジュゼッペ・ガリバルディ」に性能諸元を追加③「帝立海軍」軍備に「退役済み」の項目を追加+レオナルダ・ヴィンチを追加 【2022/01/16】 「帝立海軍」軍備「改メディテラネアUP41計画艦マーシャ・ポーラ級」に画像を添付 【2021/12/31】 旧ミズガルズ皇国連邦様の国名変更に対応。エルトシア諸国及びエントルテ連邦で統一しました。 【2021/12/21】 帝国広報に「南北イタリア同盟における通貨統合」を追加 【2021/12/20】 帝国広報に「月ノ谷共和国連邦との条約締結に際する調印式、帝都にて」を追加 【2021/12/19】 帝立海軍において、人名を由来とする艦名を有している艦艇の命名規則を、女性名に則る修正を行いました。 【2021/12/18】 帝国広報に「インカ帝国との国交とノブレス・オブリージュ」追加 【2021/12/03】 「軍事組織」に各種行進曲、讃美歌のURLを追加 【2021/11/24】 ①帝国広報「ミサイル巡洋艦、就役へ」追加②「帝立海軍」軍備「ジュゼッペ・ガリバルディ」に画像を添付 【2021/11/21】 ①軍事組織「帝立海軍」に艦隊構成を追加②「帝立海軍」軍備に「シャルル・マルテル級」「ジュゼッペ・ガリバルディ」「ラ・ガリソニエール級」を追加。画像は随時添付予定 訪問者: - 人 本日来訪の外交官: - 人 昨日来訪の外交官: - 人 建国から912日が経過しています。 諸侯連合帝国の末永き繁栄を大聖堂に祈りましょう。 永遠に更新中です。!PC閲覧推奨! ◆国家概要 国名 新生ローマ帝国Impero Novus Romano国旗 国章 略号 INR 別称 北伊、西ローマ、新生ローマ 元首 ローマ皇帝ロマーニャ 国是 Sic indeficinter Virtus(尽きることなき勇気を持つ) 政治体制 元首制 公用語 イタリア語、フランス語 宗教 ヴァチカン神教 首都 チッタ・エテールナ 人口 約60,550,200人 通貨 ローマン・リラ ◆政体スライダー 民主的 ---------■ 独裁的政治的左派 ---------■ 政治的右派開放社会 ------■-- 閉鎖社会自由経済 -■------- 中央計画経済常備軍 ■-------- 徴兵軍タカ派 ■-------- ハト派介入主義 -----■--- 孤立主義 ◆ニュース・声明 場所 帝国広報 見出し 記事 国外 帝国広報 東南アジア国際演習 新生ローマ帝国元老院は先日、2ヶ月ほど前に、東南アジア地域にて行われた国際軍事演習に艦隊を派遣していたことを明らかにした。なお、参加艦艇についてはミサイル巡洋艦「ジュゼッペ・ガリバルディ」、大型嚮導駆逐艦「ポンペオ・マーニョ」「パオラ・エミーリア」の三隻であるとしている。 国内 帝国広報 ロマーニャ大公、ローマ皇帝即位 先日、帝都チッタ・エテールナでロマーニャ大公のローマ皇帝即位に際する戴冠式が挙行された。これによりロマーニャ帝は国号を「新生ローマ帝国」と改め、古のローマ帝国の始まりの地であるこの都から、再びその威光を蘇らせるという趣の宣言をなさった。なお、戴冠式には各国要人も臨席され、新たなローマ帝国の始まりの瞬間を見届けられた。臨席された要人は以下の通りである(敬称略)。・ルークリア国 イレーナ・レヴィンスカヤ1世ルクレフ/ティアラント特権自治領総督マリア・テレジア・安勢国 小川雄一首相・ラティアンス・レフタニア技巧連合 レテルク・マルセン首相・インカ帝国 皇帝アタワルパ・王立政府アルシング 本国女王/アルシング総督・トンガ帝国 ピロレヴ皇太女・ヌーク社会主義連邦共和国 クリスチャン・フレゼリク10世・帝政長岡皇国 Blueice帝/橘成季外務卿・日ノ出国 小太刀頂桜首相・イベリア イザベル=ジャルジェ外交顧問・シランナ社会主義共和国連邦 L・ホタカイネン大統領またこの他に、隣国シェラルドからの亡命貴族も見られた。 ◆詳細 新生ローマ帝国(Impero Novus Romano)は、イタリア半島北部を領有する国家である。古代ローマ帝国の正統な後継者たるロベルタ・ミーナ・ロマーニャ大公を君主として貴族を中心とした階級社会が形成されており、これにより文明的には復古調で貴族主義的な趣が随所に見られる。そのため周辺諸国からは『時代がかっていて頭の固い貴族連中の国』という印象を抱かれることも少なくはない。それに反して、地中海に面した中世的な街並みや、絵画など極めて高い芸術文化は、観光地として旅客らを惹きつけている。他国と大きく異なる風習として、社会進出をするほとんどが女性であるという点が挙げられ、貴族家の当主から軍人、公務員など多岐に渡る分野でその姿が見られる。男性の働き手も存在するが、それでも男女比は未だに大きく偏っている。 ◆統治体制・政治 基本的な政治形態は前身であるメディテラネア諸侯連合帝国と変わらず元首制であるが、ロマーニャ大公の新生ローマ皇帝戴冠後には、政治的決定権は円卓会議からロマーニャ帝一人に移された。しかしロマーニャ帝はあくまで「全国民の第一人者」の立場にあると、また「権威において万人には勝りますが、権力においてはこれといって優れたものを持つわけではありません」とも語る。あくまで以前までの円卓会議制の延長線上という側面が存在し、ローマ皇帝の権力も様々な権限を一身に集約したものである。ひとつひとつは合法ながら、しかしそれらを統一することで最高権力者の地位となる。ローマ皇帝となったロマーニャ帝は、以下の称号・権限を持つ。 「イル・プリンチペ」-市民、元老院の第一人者であることを指す称号。 「アゴスタ」-「尊厳ある者」の称号。 「執政官のインぺリウム」-新生ローマ帝国における行政権の根拠と、軍の指揮権。 「護民官職権」-身体の不可侵権、元老院への議案提出、招集、拒否権など。 「インペラトーレ」-皇帝の称号。 「国家の母」の称号。 これにより、前諸侯連合における意思決定機関である円卓会議は事実上解体され(円卓の崩壊)、「元老院」として名を改めて新生した。元老院は円卓会議のような意思決定機関から、皇帝の諮問機関といった役割に変化していった。これには旧五大家門に加え、騎士家門当主も新たに議員に加えられ、ロマーニャ帝の政治的補佐を行うことになる。これまでと同様に、各地の貴族が自領の平民に「名誉騎士」の階級を与え、それらを束ねた騎士団を君主が統一することで国軍とする軍事組織体制もそのままに残されている。しかし「エレガント」が重視される新生ローマ帝国では、貴族がノブレス・オブリージュの精神を蔑ろにすることは恥ずべきこととされており、ロマーニャ帝が諸国民のためを思って政治の行く先を決定することはほぼ確約されているようなものである。そのため不平不満は少なく、「理想の専制君主」としての権威を確立し、支持を得ている。 ◆階級 階位 階級名 概要 1 ローマ皇帝 国家の統一者。 2 貴族・聖職者家門 各地の平民を支配する者。また、教皇庁に仕える聖職者。 3 上級市民 職人など、主に第二次産業に従事する者。 4 一般市民 商人など、主に第三次産業に従事する者。 5 下級市民 農民や漁師など、主に第一次産業に従事する者。 一般に、下級・一般市民から徴兵を行う。 それらを隊として統括するのが貴族であり、彼らをまとめ上げ軍とするのがロマーニャ帝。 ※教皇庁内での役職・階級 階位 役職名 概要 1 教皇 教皇庁の最高権力者。 2 枢機卿 教皇の補佐、各大司教及び司教区を統括する者。 3 大司教 司教区に属する司祭・助祭の統括者。 4 司祭 大司教により任じられる聖職者。 5 助祭 司祭を補佐する者。 ◆有力貴族家門 ヴェリチェルカ辺境伯 ヴェネツィア現領主。 ル・テリエ侯爵 ジェノヴァ現領主。 ラーナ伯爵 フィレンツェ現領主。 ヴァチカン教皇 国教であるヴァチカン神教の総本山たる聖座、すなわち教皇庁の主。聖歌隊の指揮権を持つ。 ◆騎士家門 + ... ヴェリチェルカ辺境伯領 総領主:ヴェルル・ヴェニータ・ヴェリチェルカ 家名 現当主 領地 フィオレッティ家 クロリンダ・アドリアーナ・フィオレッティ フリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア州 デルミーニア家 ベネデッタ・グローリア・デルミーニア ヴェネト州北部 ファリネッリ家 ドミティッラ・オッタヴィア・ファリネッリ トレンティーノ・アルト・アディジェ州北部 サロモーネ家 オリエッタ・ノルマ・サロモーネ トレンティーノ・アルト・アディジェ州中部 モゲリーニ家 フェリチタ・アデライデ・モゲリーニ トレンティーノ・アルト・アディジェ州南部 ル・テリエ侯爵領 総領主:フレン・ル・テリエ 家名 現当主 領地 メッザカーポ家 ファビア・オレスティッラ・メッザカーポ ロンバルディア州北部 ヴェルターニュ家 ヴェーラ・エーベ・ヴェルターニュ ロンバルディア州南部 バロッコ家 フィロメーナ・アルベルティーナ・バロッコ ピエモンテ州北部 プレディエーリ家 リア・イレーニア・プレディエーリ ピエモンテ州南部 ドヴィツィオーゾ家 リオネッラ・サーラ・ドヴィツィオーゾ ヴァッレ・ダオスタ州 ラーナ伯爵領 総領主:エマヌエーラ・アントニーナ・ラーナ 家名 現当主 領地 アチェールビ家 ラヴィニア・ノヴェッラ・アチェールビ エミーリア・ロマーニャ州西部 ベロッティ家 ジュゼッペ・ブルニルダ・ベロッティ エミーリア・ロマーニャ州東部 スカルパ家 イタラ・ネリーナ・スカルパ トスカーナ州北部 アリエンツォ家 アリーナ・マティルデ・アリエンツォ トスカーナ州南部 ロマーニャ帝領 総領主:ロベルタ・ミーナ・ロマーニャ 家名 現当主 領地 ダンディーニ家 アウレリアーナ・アメリア・ダンディーニ ウンブリア州 ラブリオーラ家 ロザリア・ネリーナ・ラブリオーラ マルケ州北部 ピアツォッラ家 オッティーリア・ベトロニッラ・ピアツォッラ マルケ州南部 マッツォーニ家 リーチャ・ロッサーナ・マッツォーニ ラツィオ州北部 グリロッティ家 フォルトゥナータ・インマコラータ・グリロッティ ラツィオ州南部 ヴァチカン教皇領 ※教皇領に関しては「騎士」ではなく「枢機卿」として扱われ、教皇庁内で一定の地位を有することとなる。 教皇:ヴァレーリア・マリネッタ・ヴァチカーノ 家名 現当主 シェルヴィーノ家 ミレーナ・ラヴィニア・シェルヴィーノ リトリコ家 ラウラ・サンドラ・リトリコ スコッティ家 パトリツィア・カロリーナ・スコッティ リオールニ家 カデーナ・ファビアーナ・リオールニ パンカーロ家 ルーナ・バジーリア・パンカーロ ◆歴史 以前はメディテラネア諸侯連合帝国として存在していた。永遠の都ローマを有することから各国に目を付けられ、メディテラネア=フランス戦争(通称「伊仏戦争」)などで諸外国と戦火を交えた歴史を持つ。複雑怪奇を極める欧州情勢の渦中に自国の存続を確立するには、かつてこの地に栄えた古代ローマ帝国の復活を成し遂げなければならない。ローマ帝国の正統なる末裔として、力強くあらねばらない。そのことから、円卓会議は「最後の議決」としてロマーニャ大公の「ローマ皇帝」即位を決定。帝都チッタ・エテールナにて戴冠し、これ以降は、一人の皇帝により統一された北伊としての体制を確立していくこととなる。 ◆主要都市・施設・地理 帝都チッタ・エテールナ + ... ──「永遠の都」の名を冠する帝都は、古代の官庁街や円形闘技場などが数多く残された芸術と文化の都でもある。 「全ての道はチッタ・エテールナに通ず」という諺があり、今も昔もイタリア半島における交通の要衝となっており、国内の各地方へのアクセスが非常に良好。 【観光施設】 コロッセオ ──古の時代、イタリア半島を起点にヨーロッパ全域に覇を唱えた大帝国の残した円形闘技場。 直径約188m、高さ58mの巨大な施設内には5万人もの観客を収容可能。中央では剣闘士たちが血を流し、また、地下には各属州から連れられた猛獣の数々を収容するための檻や、剣闘士らの傷を癒すためのテルマエ(浴場)が設けられている。 フォロ・ロマーノ ──コロッセオのすぐ傍に位置する、かつての大帝国の官庁街。 集会や裁判、政治、商業などが活発に行われた「国家の心臓」ともいえるその遺跡は、大帝国の末裔、同じイタリア半島に生きる人々により保全され、今でも静かに、しかし確かに脈打っている。 工都ジェノヴァ + ... ──イタリア半島西岸北部に位置する都市。メディテラネア諸侯連合帝国屈指の工業地帯であり、現領主はル・テリエ侯爵。 水都ヴェネツィア + ... ──イタリア半島東部に位置する都市。水都と称される通り、発達した運河と行き交うゴンドラ、純白の建物が並び、その風景はアドリア海の女王とも。造船業に秀でる。現領主はヴェリチェルカ辺境伯。 花都フィレンツェ + ... ──イタリア半島中部に位置する都市。芸術文化に富み、花の生産が盛んであることから花都の異名を持つ。フィレンツェ産の薔薇は希少価値が高く高額で取引される。現領主はラーナ伯爵。 ヴァチカン教皇庁 + ... 帝都チッタ・エテールナ内に存在する。正式にはヴァチカン区であり、教皇庁とはヴァチカン区内に存在する組織及びその活動拠点の事を指す。国教の総本山たる聖座であり、日夜聖職者たちが街を行き交う。大聖堂では定期的にミサが開かれ、多くの人々が祈りの言葉を捧げに訪れる。 獲得領土 + ... メディテラネア=フランス戦争における講和条約において、我が国がシェラルドより割譲を受けたサヴォイア、コルシカ両地域のことを指す。戦後復興と植民、各種軍備の輸送が行われており、特にコルシカ島に関して、ル・テリエ侯爵の有するティレニア艦隊が駐留する軍港、及び要塞としての軍備が進められている。 ◆軍事組織 新生ローマ帝国の保有する軍事組織は、貴族とその領地から徴用された兵士「名誉騎士」によって構成される。徴用兵は兵から士官、貴族家門並びに傍系は将官、高級将校として軍を統括する。軍事組織の指揮権は、ロマーニャ帝が全権を有する。 ※バナークリックで外部ページへジャンプします。 ◆過去の記事 Imperatore Giornale帝国広報 + ... 記事名 内容 記事 ロマーニャ大公の皇帝即位を円卓が発表 内容 円卓会議は、国家方針の大幅な転換を発表。内容は、円卓会議を廃し、ロマーニャ大公をローマ皇帝に即位させ、皇帝のもとで統一された国家運営を行うというものだ。&br()帝都チッタ・エテールナで戴冠したロマーニャ大公は、我が国の民族こそローマ帝国の正統なる末裔であるとし、力強くあらねばならないと語る。皇帝のもと統治される北伊は、確実にひとつの転換期を迎えていると言えるだろう。 親善企画による各国代表者の訪問 内容 昨日、国際親善企画により参加各国の代表者が我が国を訪れた。各国代表者は帝都チッタ・エテールナに到着後、ロマーニャ大公ら五大家門当主による案内を受け、帝都はコロッセオをはじめとし、昨今忙しなく戦後復興と軍備が進む「五公統一領」のひとつであるコルシカ島の、ル・テリエ侯爵旗下艦隊が駐留する海軍基地を視察された。中世風の文化・街並みと、現代的な技術とが混在する我が国を回り、ロマーニャ大公は「メディテラネア諸侯連合帝国の威光を少しでも認知していただければ」と語る。代表者各位は後日我が国を発ち、次国であるシランナ社会主義共和国へと向かわれる運びとなっている。 国産AMUの実用化 内容 円卓会議は先日、北伊初となる国産AMUのプロトタイプ、テルメス・イヴの開発が完了したことを発表した。当機体は、メディテラネア=フランス戦争での功労者たる、ル・テリエ侯爵領プレディエーリ騎士公に献上され、同騎士公の領地で武装が施される運びとなっている。円卓会議代表ロマーニャ大公はこれに関し、「今後は騎士家門のAMU、アウクシリア達による宇宙軍の編成についても議論を重ね、宇宙軍需産業に力を入れなければ我が国は生き延びられない」と語った。(2023/02/14) エルトシアへ艦隊派遣 内容 先日、同盟国であるエルトシアにおいて内乱が発生し、混乱状態にあるため援軍を求むとの通達が円卓会議に届いた。ル・テリエ侯爵領ではシェラルドとの戦争が続く中、アドリア海に面して海軍の指揮権を有するヴェリチェルカ辺境伯とその配下たる騎士諸侯は特別できることもなく暇を持て余していたため、エルトシアに向けて艦隊を派遣することを決定。とはいえ、国家の主権に関わる戦争の最中であるために戦力の欠損は極力避けたいという円卓会議の方向性もあり、派遣されるのは超長距離ともいえる航続距離を有する巡洋艦ジュゼッペ・ガリバルディ、戦艦ジョバンナ・ダ・ヴェラッツァーナ、カピターニ・ロマーニ級駆逐艦二隻の計四隻に留められた。 インカ帝国派遣艦隊が結成 内容 円卓会議は、インカ帝国に対して艦隊派遣を行うことを決定した。最新鋭戦艦マーシャ・ポーラを旗艦に、ヴィットリオ・ヴェネト、ポンペオ・マーニョなど複数の艦船が派遣されることとなる。地中海を遠く離れたこの派遣には、同国軍の近代化に際した艦隊行動の指導・監督などを行う目的を有し、派遣艦隊は当面の間、インカ帝国港に寄港停泊することとなる。 インカ帝を招いた親閲観艦式 内容 円卓会議は、同盟国であるインカ帝国元首アタワルパ帝を迎え、ヴェネツィア港沖合にて親閲観艦式を行ったことを発表した。また同日、円卓会議は五大家門とインカ帝国要人らによる会談が行われており、インカ帝国の近代化に向けた技術的協力を惜しまない方針について再確認している。(2022/02/06) 月ノ谷共和国連邦との条約締結に際する調印式、帝都にて 内容 本日、円卓会議は帝都チッタ・エテールナに、月ノ谷共和国連邦の使者を迎えた。東欧に位置するこの国から提案されたのは、友好条約の締結であったと発表した。かつまた、円卓会議はこれを受諾する方針で一致。帝都において、当該国との初の条約となる「月愛友好条約」の調印式が行われる運びとなった。(2021/12/19〜20) インカ帝国との国交とノブレス・オブリージュ 内容 南米大陸遺跡群へ調査に赴いていた帝立フィロゾフィア学府の研究チームが“インカ帝国”を名乗る集団と接触した。数度のやり取りを経て、彼らが独立の国家として存在していることを認めた円卓会議は、貴き者の務めとして当該国への各種支援を行うことを決定。大西洋を越えた先に位置するインカ帝国の発展に多大な貢献を残すことで、諸侯連合の威光を世界に広めるための下準備とする狙いが見られる。(2021/12/18) ミサイル巡洋艦、就役へ 内容 円卓会議は、緊張を高める国際情勢及び、諸外国の脅威への対抗のため“威光計画”の一端として、核弾頭搭載ミサイル“ポラーレ”並びに優れたレーダー設備を有する巡洋艦ジュゼッペ・ガリバルディが就役したと発表した。「諸侯連合の威光の為とはいえ、この外形は些かエレガントさに欠けるがね」と、ヴェリチェルカ辺境伯は顔を顰めた。(2021/11/24) エルトシア諸国及びエントルテ連邦との同盟成立 内容 アジアの大国、エルトシア諸国及びエントルテ連邦との同盟関係の締結が円卓会議によって発表された。相互防衛をはじめとし、技術協力も推し進めていきたいとロマーニャ大公家ロベルタ・ミーナ・ロマーニャは語る。(2021/11/13) メディテラネア級戦艦三番艦インペロの空母改装工事が完了 内容 フレン・ル・テリエ侯爵の案に基づき、予てより進められていたメディテラネア級戦艦三番艦インペロの航空母艦化のための改修工事が完了し、帝立海軍に復帰することが発表された。戦艦としての厚装甲をそのままに残した本艦は、新規に建造された装甲空母といっても相違ない。(2021/11/12) エルトシア諸国及びエントルテ連邦使節団の来訪 内容 はるか遠い東方より、エルトシア諸国及びエントルテ連邦の使節団が本日未明、帝都チッタ・エテールナを訪れた。諸侯連合帝国宛の同盟の提案に関する書簡を預かっており、この提案に対して近日中に円卓会議が招集される運びとなっている。(2021/11/08) 改メディテラネア級戦艦計画案を海軍部が発表 内容 海軍部は本日、メディテラネア級戦艦の後継となる新規計画艦(UP41計画に基づく)「マーシャ・ポーラ級」の建造計画を発表。本級はメディテラネア級戦艦の火力不足を補うべく、主砲を38.1cmから40.6cmに拡大しており、より一層の砲撃能力を有するという。 File di Archivio伊仏戦争の記録 + ... ケープタウン講和条約 内容 円卓会議は、代表としてロベルタ・ミーナ・ロマーニャ大公を此度の戦争の講和条約「ケープタウン条約」の締結会場へと派遣した。これにより我が国は、トリノ条約に基づきコルシカ島・サヴォイアと賠償金を得、かつまた、シェラルドとは「ラテン君主条約」を締結。戦争初期は激しく敵対していたシェラルドとの協力体制が敷かれ、インカ帝国もまたこれと結びつきを強めた。対仏戦争として火蓋が切られたこの戦争では、陣営が紆余曲折を経て頻繁に入れ替わり、最終的にはフランス側につくことになった我が国は、トラキア・ローマ帝国やヴァラキア、クラフタリアの行った蛮行を認めず、今後はCELTO陣営に対する警戒を強めることとなるだろう。 永遠の都の戦い 内容 国内からの退去を拒んだCELTO軍は、その派遣部隊を帝都チッタ・エテールナへと集結させていた。その事実が判明したのは、帝都チッタ・エテールナが陸海からの攻撃に晒された直後であった。我が国の共和派を支援するという名目のもと帝都への攻撃を開始したCELTO軍に対し、帝都チッタ・エテールナは古の時代から続く堅牢な城壁でこれに耐え、またル・テリエ侯爵領の艦隊が出撃。帝都港湾ではCELTO艦隊との海戦が行われ、これにはマルセイユから出撃したシェラルド海軍艦隊も加わった。艦隊はCELTO軍に敗北を喫したものの、最終的にCELTO軍を押し返すことに成功した。直後、ナポリからの脱出を図るべく同市の占領を企てたCELTOだったが、同盟国で有り、またCELTOと敵対関係にある月ノ谷共和国連邦が送り込んでいた“観光客”によりナポリから逃走。直後にシェラルド軍、及び帝都憲兵隊カラビニエリによって包囲され、遂には投降した。その後、円卓会議とシェラルドは結託し、シェラルドはコロンビアへ、円卓会議はインカ帝国支援の名目で派兵し侵攻を続けるヴァラキア軍と交戦。激しい戦闘の末にヴァラキア軍を国境まで押し戻し、ついに戦争は終結した。 再びのインカ侵攻 内容 円卓会議は、突如ヴァラキアが盟友インカ帝国へと侵攻を開始したことを発表。対仏連合として戦線を共にしたクラフタリア、ヴァラキア両国がインカ帝国へ侵攻した事実を受け、ノブレス・オブリージュのかけらも見られないその蛮行に対し、円卓会議は正式に「対仏連合からの離脱」を宣言。直後に、戦争の発端でもあるシェラルドとトリノ条約を締結し、これによりコルシカ島及びニース及びサヴォイア両地域の割譲・賠償を得、和平を締結することに成功。円卓会議は「フランスとの戦争は終結した」として国内に残留する対仏連合軍へ退去を命じた。しかしトラキア・ローマ帝国はこれに反発し、ニースの占領を続行。ル・テリエ侯爵直下の部隊がこれに対し攻撃を敢行したが作戦は失敗し、ニースは同国が占領を続けることとなる。 募る対仏連合への不信 内容 ロマーニャ大公がトリノでの会談を行った後、シェラルド軍はメディテラネア本土から撤退を開始した。これにより事実上、我が国は領土の防衛に成功したこととなり戦術的目標は達成した。一方で対仏連合として戦闘に参加していたトラキア・ローマ帝国やCELTO軍は追討戦を望んだが、円卓会議はこれを「これ以上の戦闘続行に意味はない」として拒否。一方で、初期に侵攻を受けたル・テリエ侯爵領の騎士公の一部はトラキアやCELTOと同様に徹底的な報復を望んでおり、国内の意見は大きく割れていた。そんな中、トラキア・ローマ帝国は突如として対仏連合からの離脱を宣言。独自にシェラルドへ侵攻を開始したため、この火に油を注ぐ行為に円卓会議は制裁として、トラキアへの補給の一切を断った。制裁への制裁と言わんばかりに村落から強制徴発などを行ったトラキアへの不信感は募り、円卓会議は幾度も非難した。しかしこの離脱に続くように、特にシェラルドへ敵愾心を抱くイットリカン、クラフタリアなどが立て続けに連合を離脱。我が国の兵士が血を流し占領したコルシカ島を独自に占領するなどの軍事行動を次々と行ったため、円卓会議を筆頭とするメディテラネア諸侯は、シェラルドへの報復を望んでいた騎士公ですらも反連合を掲げるようになった。 クラフタリアへの非難生命 内容 円卓会議は、インカ帝国への攻撃を開始し依然その侵攻を止めないクラフタリアに対し、国内に派遣されていた同国軍将校を通じて即時戦闘停止を求めたものの、彼らはその蛮行を続け、盟友インカ帝国の港湾都市リマを炎に包み、多くの民間人死傷者を出していた。円卓会議、ロマーニャ大公は正式に非難声明を発表し「盟友インカ帝国の領土を蹂躙することは、貴きメディテラネア諸侯連合帝国のイタリア半島を土足で踏み躙ることと同義と知れ。皇帝と円卓の威光に平伏さず、尚も侵攻を続けるのであれば誅罰を与える」と、これを強く批判した。また、インカ帝国では派遣されていた小規模艦隊が指揮官の独断でクラフタリア海軍補給艦隊への強襲を敢行。補給艦を数多く撃沈し、クラフタリア軍が撤退する一因を作り上げた。 フランス王が即位 内容 円卓会議は、シェラルド、ランスにてエリック2世が「フランス王」として正式に即位したことが明らかになったと発表した。フランスに攻勢をかけるアイルランド、CELTOに対しこれを“虐殺”としたエリック2世の意思の下に多くの国民が自ら志願して兵役に就き始めているようであり、前線での戦闘はより激しさを増すことが予想される。 シェラルド内部で政変か 内容 本日、円卓会議はシェラルド内部で政変が発生した様子であるとして発表した。これにより、貴き地であるメディテラネア諸侯連合帝国はイタリア半島への侵攻を企てたアルベルティーヌが将校らにより除かれ、これによりシェラルド軍の士気には高揚が見られるとのこと。CELTO軍が攻勢を強め、パリへと着実に駒を進める中で起こったこの出来事が今後の戦線にどれほどの影響を及ぼすか懸念されている トリノ会談 内容 神聖なるイタリア半島を踏み躙った報いと言わんばかりに、フランス国境を越えその領土へ進軍を続ける北伊と反仏諸国であったが、突如としてアルプス山脈方面からフランス軍の侵攻があった。ラーナ伯爵はアルピーニに展開を命じるも、予想だにしない攻撃に展開が遅れ、容易く侵攻を許してしまうこととなる。ロマーニャ大公の功労の賜物ともいえる統一司令部の存在するミラノは瞬く間に占領され、またリグリア地方の各都市が霹靂の如き電撃戦の餌食となった。ロマーニャ大公はこの窮地にノブレス・オブリージュの精神を見出し、精鋭の騎士諸侯を引き連れて殿を名乗り出る。フランス軍を足止めし、せめて諸国連合軍を安全地帯へと逃すために残ったロマーニャ大公とその麾下である精鋭騎士諸侯は激闘を繰り広げながら、かろうじて連合軍をパルマへ後退させることに成功するも、自身はピエモンテにてフランス軍に包囲されることとなった。ロマーニャ大公は包囲の突破を企てるも、堅牢に配置された包囲網を突破することは叶わず、やむを得ずトリノで籠城。長期戦を覚悟したロマーニャ大公ではあったが、そんな中この電撃戦を指揮していたとされるフランス軍司令官が単身で現れた。その姿勢に敵ながら感銘を受けたロマーニャ大公は銃を向ける騎士諸侯を静止し、同じく“単身で”その会談に臨んだ。──それから暫く経ったのち、騎士諸侯は武器を所持したままヴェリチェルカ辺境伯領への撤退が認められ、それに呼応するようにフランス・イタリア方面軍も撤退を開始した。なお、この会談に関してロマーニャ大公は情報の公開を円卓会議にすらしていない。 海軍二公の共闘、コルシカ島占領 内容 統一司令部の設置により統率を得た諸国連合は、国際的な孤立を深めるフランスへ大規模な反攻作戦を実施。イベリアはバイヨンヌを包囲した上、海軍がボルドーを砲撃。メディテラネアの騎士諸侯は諸国連合の支援を受けつつ、フランス領コルシカ島を占領。この作戦にはヴェリチェルカ辺境伯、ル・テリエ侯爵の海軍元帥両名の協力もあり、帝立海軍総旗艦チッタ・エテールナや同級改装空母インペロなどの主力艦が積極的に用いられ、その威光を充分に示した。陸では、ラーナ伯爵とロマーニャ大公が連合の支援の下でフランス軍を国境の向こうへ押し返すことに成功し、部分的に行った攻勢でニースまで進軍。占領していたアイルランド軍と邂逅を果たし、握手を交わした。 ニース反乱と反攻作戦 内容 貴き地であるイタリア半島での戦線は膠着状態が続いており、CELTOやアンアンモなど多国の兵士を援軍として受け入れながらも、その統一の指揮系統を有していなかったがために諸国連合は連携が取れず、結果として効果的な反攻を行えずにいた。この頃、フランスの不当な侵攻から一年ほどが経過していたが、ニースのイタリア系住民がフランスの戦費調達目的での増税に反発しクーデターを画策。これに乗じたアイルランドが攻勢をかけ、ニースを瞬く間に占領した。この頃、面倒を押し付けられたロマーニャ大公の血の滲むような努力の末に、漸く諸国連合の統一司令部がミラノに設置され、組織的な攻勢によりフランス軍を押し返すことに成功。諸国連合はアスティ、トリノなどを迅速に奪還し、遂には包囲されていたジェノヴァを一年ぶりに解放した。 アンアンモ参戦 内容 ビザンツ連合の下参戦していたモレラ共和国の働きにより、グランイベリア及びアイルランドが対フランス陣営として参戦したことは、ジェノヴァで包囲されている諸侯にとっては吉報であった。&br()前線にはアイルランドからの援軍が派遣され、またイベリアはピレネー方面のシェラルド軍を攻撃し、両国の参戦はシェラルドに大きな影響と混乱をもたらすものになると円卓会議は発表した。 チッタ・エテールナ協定 内容 円卓会議は、帝都チッタ・エテールナにてトラキア・ローマ帝国及びスミトラントが協定を結び、これにより対フランス大同盟が結成されたことを発表。この事実は前線を維持するメディテラネアの騎士諸侯、果てには援軍を送った同盟国の指揮向上に繋がり、また新たに派遣された両国の援軍もあって戦線は膠着状態となった。ラーナ伯爵は防衛を続行すれば犠牲者が増え続けると判断し、円卓会議に通達の上でトリノを放棄。一方で奪還したアレッサンドリア周辺に堅牢な塹壕を築き上げた。その頃、ル・テリエ侯爵邸の存在するジェノヴァはシェラルド軍に包囲されており、砲撃に晒されていた。ヴェネツィア領主ヴェリチェルカ辺境伯は所有する艦船数隻を補給担当としてティレニア海方面へと回し、海路からジェノヴァの騎士諸侯へ補給を行ったことにより、本来険悪であったル・テリエ侯爵との関係が一時改善したとみられる。ラーナ伯爵はアレッサンドリア方面の指揮をロマーニャ大公に引き継がせ、自らはヴェリチェルカ辺境伯が物資・兵員輸送を担うべく出撃させた重巡洋艦ヴェネツィアに座乗し、海路からジェノヴァのル・テリエ侯爵邸を司令部とし、その防衛を指揮した。 アレッサンドリアの戦いとラーナ伯爵の出陣 内容 南伊を交えた諸侯連合軍は、同じように増援を得たシェラルド軍とアレッサンドリアで交戦を開始した。諸侯連合軍は善戦を続けるも、良質とはいえない豆戦車は容易に打ち破られ、また兵士も性差による体力差から、次第に劣勢を強いられ始めた。この頃、プレディエーリ騎士公はその指揮権を帝立陸軍総帥のラーナ伯爵へと引き継いでおり、これを受けたラーナ伯爵はアレッサンドリアを放棄し撤退を選択。これによりシェラルドは同市を占領、続いてル・テリエ侯爵邸の存在するジェノヴァを包囲したが、ラーナ伯爵は守備隊の被害を最小限に抑えるべくポー川対岸へと退却。人命を最優先にした撤退戦の末、被害を軽微に抑えることに成功した。その間、指揮権をラーナ伯爵に託したプレディエーリ騎士公はモンフェラート一帯に布陣、シェラルド軍を引き込むように展開し堅実な戦闘を続けていた。北上したシェラルド軍の一部がモンフェラートのプレディエーリ騎士公に向け進軍をした際、ラーナ伯爵はこれを好機と主力隊を投入し、伸び切ったシェラルド軍を二つに分断。これに乗じる形で素早くアレッサンドリアを解放し、更なる戦果拡大を狙ったものの司令部の整備不足により統率が取れず、ジェノヴァの包囲を解くことは叶わなかった。 南北諸侯連合軍の結成 内容 シェラルドの指揮系統に乱れが生じていると捉えたプレディエーリ騎士公は、これを攻勢の機会であるとして随所に攻勢をかけた。しかし正面突撃ばかりを繰り返していたシェラルド兵は統率の取れた動きによりこの攻勢を跳ね除け、各地の要害が突破された。シェラルドがピエモンテ州へ侵攻した際、プレディエーリ騎士公の稼いだ時間によりすでに帝立軍は動員が完了していた。諸侯は紋章を掲げ、士気は極めて高く、地中海協定に則り参戦した南伊サルデーニャ王国の兵士も加え、全面でこの侵攻を阻止するべく展開。同日にはアレッサンドリアでの戦闘が開始された。 アルプス攻防戦 内容 この不当な侵攻を阻止するべく招集されたル・テリエ侯爵領の名誉騎士の指揮は、ピエモンテ州南部を統治するプレディエーリ騎士公に委ねられた。プレディエーリ騎士公は自領の自然環境を活用した要害の地での交戦を積極的に選択、正面突撃を繰り返すシェラルド軍を、地の利と指揮の高さを生かして押さえ込み、電撃戦で帝都チッタ・エテールナへ迫られるという最悪の事態を阻止することに成功した。一方その頃、帝都チッタ・エテールナではル・テリエ侯爵を不在とする四家門が未だに会議を続けていた。ラーナ伯爵は前線に対し山岳地帯での作戦行動を得意とするアルピーニ隊を派遣し、その防御をより強固なものとした。ロマーニャ大公は同盟諸国に対し援軍の派遣を要請し、主としてエルトシア、サルデーニャ王国などから前向きな返事を得ることができた。そんな中、プレディエーリ騎士公は依然として防衛戦を指揮し続けており、そのノブレス・オブリージュに則った貴き姿勢に感銘を受けた平民らは率先して塹壕やバリケードの数々を設備。これによりシェラルドの侵攻をより一層遅延させていた。 シェラルド、ル・テリエ侯爵領へ侵攻 内容 本日、北西に位置する隣国シェラルドが、宣戦布告も無しにル・テリエ侯爵領へと侵攻を開始した。フレン・ル・テリエ侯爵はこれを受け緊急の円卓会議を招集、五大家門の早期一致を経て、自領守備隊に抵抗を指示し、『聖戦である』と称してこの侵略行為に対し発砲を許可した。これを受け、シェラルドのアルベルティーヌ政権は正式に宣戦布告、安寧を破り戦争が勃発した。 ◆所属・締結同盟 所属組織 同盟国 王立政府アルシング様 インカ帝国様 月ノ谷共和国連邦様 帝政シェラルド様 コメント 国交あるいは同盟を結びたいのですがいかがでしょうか?-ミズガルズ皇国連邦- -- amanomiyayura217 (2021-11-08 19 27 26) ミズガルズ皇国連邦様、ご提案ありがとうございます。帝国としては貴国の提案を喜んでお受けしたく考えております。こちらの同盟国一覧に貴国名を追加しておきますので、何卒よろしくお願いします。具体的な内容についてある場合Discordまでお願いします。→ヴぇるる#3154 -- velelou822 (2021-11-09 12 22 10) 了解しました -- amanomiyayura217 (2021-11-09 17 50 50) 隣国の両シチリア王国です。我が国は神聖なイタリア半島を領有する国同士同盟を結びたいと考えております。どうかご検討お願いします。 -- 両シチリア王国外交官 (2021-11-13 14 20 02) 両シチリア王国様、ご提案ありがとうございます。同じイタリア半島に生きる身として、貴国の提案を喜んでお受け致します。条約の具体的な調整に関して、後日Discordへ連絡致しますので今しばらくお待ちくださいませ。 -- velelou822 (2021-11-13 21 14 57) 名前 コメント
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第31統合戦闘飛行隊「アフリカ」 通称、ストームウィッチーズ アフリカの星と言われるスーパーエース、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ、 そして扶桑海の電光と呼ばれた扶桑海事変のトップエース加東圭子を抱えている。 そう、扶桑海事変のトップエースは加東圭子、それが通説だ。 しかしこれは間違いである。 驚くべきことに、たった一ヶ月の実働期間で58機を撃墜した 伝説のウィッチが存在するのだ。 そしてその伝説のウィッチは、今まさに、空母天城の南から、 アドリア海へと侵入しようとしていた。 『杉田艦長!』 無線を使用するのは誰だ? この声は間違いなく男の声、であれば戦闘機パイロットか、 もしくは私と同じく撤退しようとしている連合軍艦隊の誰かである。 先ほどヴィルケ中佐から、大和の破壊に失敗したという無線が入った。 もしや、それを聞き、玉砕覚悟で大和に特攻をかけようとするものでもいるのだろうか? しかし、この声は無線からは初めて聞く声だ。 「すまないが所属を明らかにしてくれ、君の声を聞いた覚えがない」 すると無線相手は意外そうに唸ったあと、こう言った。 『杉田さんよ、そりゃあ無いんじゃないか?』 しゃべり方が変わった。 それによって一人の候補が浮かび上がる。 扶桑海事変における影のエースだ。 しかし、そんなことがあるのか、今、彼がアドリア海にいるはずはない………。 不審がっていると、相手からまた通信があった。 『アフリカの近くまで送ってくれた礼をしようと、それこそストームウィッチーズの根城 からすっ飛んできてやったというのに』 言葉にならない、もしもホントにアフリカから飛んできたのなら大馬鹿者である。 そして、なんと心強い援軍か。 「辞令など出ていないだろうに…!」 『そんなものは糞くらえだ』 「では、君は何に従うのかね、扶桑海の荒鷲よ」 彼はためらうことなく答えた。 『無論!力を待たぬもの達の願いにのみ従う!』 変わっていない、相変わらずぶれがない。 ならば、私が言うべき言葉はただの一つ。 「頼む、彼女たちを助けてくれ…」 荒鷲は、力強く答え、天城の上空を駆け抜けていった。 ミーナは大和の中で決断を迫られていた。 引くか、それとも無茶を承知で、再度の攻撃を敢行するか。 いや、答えなど決まっている。 「皆さん、ここまでよ……、撤退の準備をしなさい」 ミーナはロマーニャを切り捨てた。 そうではないかもしれない、だが、ルッキーニからしてみれば 撤退するとはそういうことだ。 「とにかくいったん外に出ましょう、このままでは閉じこめられます」 そこに小さな声が響いた。 「うそ………」 それはとても小さな声だった。 しかし、 「あ……ああ……う…あ……っ」 今のルッキーニにとって精一杯の声だった。 誰もなにも答えない。 その静寂が、ルッキーニの中の何かを決壊させた……。 ルッキーニの瞳から涙はあふれてこなかった。 その代わり、何一つとして映し出されてもいなかった。 黙って見ていることは出来なかったのだろう、シャーリーが手を伸ばしかけたそのとき。 『随分と諦めが良いんだな』 無線から、張りのあるテノールが響いた。 その魅惑的な声の主は、早々にミーナ達に辛らつな言葉を浴びせる。 『闘う気が無いのなら、そこからとっとと退け』 その声には、どこか強制されるものがあった。 戦場において、この声に逆らってはならない。 全員の本能が、そう告げていた。 だが、はいそうですかと信じることが出来るはずはない。 「あなたは誰!?所属と名前、階級を明らかにしなさい!」 ミーナの発したとっさの質問に、彼はこう答えた。 『所属か…、今ちょっと分からないな、階級は飛び出してくるまでは中尉だったが 今はどうだろうな、名前だけは教えておこう』 そういうと彼はもったいぶるように間をおいてから、その名前を口にした。 『名前は俺って言うんだ、響きで分かると思うが扶桑人だ。 そしてこれが最後の警告だぜ?』 『死にたくなければ、一分以内に大和から出ろ』 そして思い出したように彼は言った。 『もう一つ言っておく、すぐにロマーニャを解放してやる』 ルッキーニの瞳に若干ながら光が戻っただろうか。 いや、それは違う、映ったのは1%の希望と、99%の絶望だ。 ルッキーニから返事がなかったのが不満だったのだろう。 彼は静かに続けた。 『フランチェスカ・ルッキーニ、ロマーニャにとってお前がどんな存在か… 考えたことがあるか?』 そんなこと思いもよらなかったのか、ルッキーニが答える気配はない。 そんなルッキーニに彼は激高した。 『ならば教えてやる、ロマーニャにとってお前という存在は、希望そのものだ! そのお前が、絶望してどうすんだ!?ここはロマーニャだろうが! 何を勝手に希望を捨ててやがる!!今ここで、ロマーニャを取り戻せるのは ロマーニャ人であるお前だけだろうが!!』 ルッキーニの目にやっと生気が戻った。 「私だけ……?」 『そうだ、分かったら前を見ろ、胸を張れ、お前は必死になってここまできたんだろうが 俯く必要がどこにある?』 ルッキーニは言われたとおり、前を見た、そこにはこちらを心配そうに見つめる 仲間達がいた。 そして胸を張った。 この大切な仲間達を心配させるわけにはいかない。 しかし、そこに不安が去来する。 「ホントにロマーニャを解放できるの?」 思ったことはそのまま口を突いてでた。 それに対し、無線から聞こえてきた返事は、 『安心しろ、これでも伊達男を気取っていてな、女の子との約束を破ったことはないんだ。 分かったら早く外に出ろ、アフリカのロマーニャ人連中があんたのことを べた褒めしてたし、是非とも顔を拝みたいんだ』 ロマーニャ風の、小気味良いものだった。 無線を聞いていた美緒は絶句した。 間違いない、あの問題児の声だ。 もっとも私より(十日ほどではあるが)年齢は上なのだ。 問題児と言うのは少々語弊がある。 そして、なるほど。 確かに奴の固有魔法を使えば、この大和を倒せるかもしれない。 しかし、あいつのことだ、おそらく所属していたアフリカから飛んできたのだろう。 だとすれば……、 「おい、俺中尉!」 気がつけば、美緒は俺に対して無線回線を開いていた。 『その声は坂本さんか、久しいね、何年ぶりだろう』 本当に、何年ぶりだろう。 彼が、つい最近、アフリカのストームウィッチーズに配属されたことを風の噂では聞いた。 だが今は、そんな思い出話に花を咲かせているときではない。 「そんなことはどうでも良い、お前のことだアフリカから直接飛んできたんだろう。 魔力なんて残ってないんじゃないか?」 その通り美緒のこの予想は見事当たっていた。 しかし、彼はそれを気にした様子はない。 それどころか、 『坂本さんよ、俺が見えるか?大和の直上にいるんだが』 なんてことだ、彼は直上と言ったが、 ほとんど大和に降り立っていると言っても過言ではない。 そうこうしているうちに、ミーナ達が大和から飛び出してきた。 『やっと出てきたな、坂本さんコアの位置を教えてくれ』 「待て、お前魔法力は……」 『今のアンタよりかは幾分マシだ、良いから早く教えろ』 有無を言わせない辺り、何一つ変わっていないのだろう。 コイツがこうなれば何を言ったところで無駄だ。 「……第一艦橋の真下だ、必ず破壊しろ」 彼は、応、と一言。 それ以上は、必要ない。 さて、あれだけの大口を叩いたんだ、やらなければならない。 甲板の真下にコアがあれば真上から最短距離でぶち抜けばいい。 しかし艦橋の真下にコアがあると言うことは、それは出来ない。 俺の射撃は必中だ、問題は威力だ。 大和の装甲を貫き、コアを破壊するだけの威力を、 この7.7mmの八九式機関銃という骨董品で出せるかどうか。 しかも、今の俺がそれだけの威力を出すには、 たった一発に残っている魔力を全て込めるしかない。 だがストライカーを飛ばすだけの魔力は残さなければ、ほぼ確実に死ぬ。 そんなことは分かってる、それでも俺は、 7.7mmの小さな弾丸にありったけの魔力を注ぎ込んだ。 今に全力を尽くせないものに、未来は語れないのだから。 俺は、ゆっくりと引き金を引いた。 放たれた魔弾は、装甲を食い破りながら圧倒的な速度でコアに辿り着いた。 だが、その魔弾はコアに罅こそ入れたものの、粉砕するには至らなかった。 それでも俺は慌てない。 なぜなら、俺の後ろにはもう、ロマーニャの希望が来ている。 コアまでの道はまるでクレーターのように開かれている。 更に罅が入った以上コアの移動は出来ない。 「ぶちかませ、ルッキーニ!!」 俺のシャウトに応えるように、ルッキーニはブレダの残弾を全てはき出した。 そしてその内の何発かが、コアへ命中。 見事に破壊。 まあ、ここまでは良いのだが。 見れば、ルッキーニ少尉は前のめりに倒れている。 おそらく、魔力を使い果たしたのだろう。 そして俺も、飛ぶだけの魔力が残っていない。 更にもう一つ、今まで大和が空を飛んでいたのはネウロイの力である。 コアを破壊すればどうなるか、火を見るより明らかだ。 落ちる、そう思ったとき、抜群のプロポーションを誇る美人がルッキーニを抱えていく。 俺は俺で、誰かに抱えられている。 そして俺を抱えている誰かは口を開くなり、なにやら文句を言い放った。 扶桑のウィッチはこういう人ばかりだとか何とかいってるが、一体これは誰だろう? 魔力の欠乏で、いまいち思考が纏まらない。 ……まあ、誰でも良いか。 今、俺に必要なのは休息なのだから……。
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第31統合戦闘飛行隊「アフリカ」 通称、ストームウィッチーズ アフリカの星と言われるスーパーエース、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ、 そして扶桑海の電光と呼ばれた扶桑海事変のトップエース加東圭子を抱えている。 そう、扶桑海事変のトップエースは加東圭子、それが通説だ。 しかしこれは間違いである。 驚くべきことに、たった一ヶ月の実働期間で58機を撃墜した 伝説のウィッチが存在するのだ。 そしてその伝説のウィッチは、今まさに、空母天城の南から、 アドリア海へと侵入しようとしていた。 『杉田艦長!』 無線を使用するのは誰だ? この声は間違いなく男の声、であれば戦闘機パイロットか、 もしくは私と同じく撤退しようとしている連合軍艦隊の誰かである。 先ほどヴィルケ中佐から、大和の破壊に失敗したという無線が入った。 もしや、それを聞き、玉砕覚悟で大和に特攻をかけようとするものでもいるのだろうか? しかし、この声は無線からは初めて聞く声だ。 「すまないが所属を明らかにしてくれ、君の声を聞いた覚えがない」 すると無線相手は意外そうに唸ったあと、こう言った。 『杉田さんよ、そりゃあ無いんじゃないか?』 しゃべり方が変わった。 それによって一人の候補が浮かび上がる。 扶桑海事変における影のエースだ。 しかし、そんなことがあるのか、今、彼がアドリア海にいるはずはない………。 不審がっていると、相手からまた通信があった。 『アフリカの近くまで送ってくれた礼をしようと、それこそストームウィッチーズの根城 からすっ飛んできてやったというのに』 言葉にならない、もしもホントにアフリカから飛んできたのなら大馬鹿者である。 そして、なんと心強い援軍か。 「辞令など出ていないだろうに…!」 『そんなものは糞くらえだ』 「では、君は何に従うのかね、扶桑海の荒鷲よ」 彼はためらうことなく答えた。 『無論!力を待たぬもの達の願いにのみ従う!』 変わっていない、相変わらずぶれがない。 ならば、私が言うべき言葉はただの一つ。 「頼む、彼女たちを助けてくれ…」 荒鷲は、力強く答え、天城の上空を駆け抜けていった。 ミーナは大和の中で決断を迫られていた。 引くか、それとも無茶を承知で、再度の攻撃を敢行するか。 いや、答えなど決まっている。 「皆さん、ここまでよ……、撤退の準備をしなさい」 ミーナはロマーニャを切り捨てた。 そうではないかもしれない、だが、ルッキーニからしてみれば 撤退するとはそういうことだ。 「とにかくいったん外に出ましょう、このままでは閉じこめられます」 そこに小さな声が響いた。 「うそ………」 それはとても小さな声だった。 しかし、 「あ……ああ……う…あ……っ」 今のルッキーニにとって精一杯の声だった。 誰もなにも答えない。 その静寂が、ルッキーニの中の何かを決壊させた……。 ルッキーニの瞳から涙はあふれてこなかった。 その代わり、何一つとして映し出されてもいなかった。 黙って見ていることは出来なかったのだろう、シャーリーが手を伸ばしかけたそのとき。 『随分と諦めが良いんだな』 無線から、張りのあるテノールが響いた。 その魅惑的な声の主は、早々にミーナ達に辛らつな言葉を浴びせる。 『闘う気が無いのなら、そこからとっとと退け』 その声には、どこか強制されるものがあった。 戦場において、この声に逆らってはならない。 全員の本能が、そう告げていた。 だが、はいそうですかと信じることが出来るはずはない。 「あなたは誰!?所属と名前、階級を明らかにしなさい!」 ミーナの発したとっさの質問に、彼はこう答えた。 『所属か…、今ちょっと分からないな、階級は飛び出してくるまでは中尉だったが 今はどうだろうな、名前だけは教えておこう』 そういうと彼はもったいぶるように間をおいてから、その名前を口にした。 『名前は俺って言うんだ、響きで分かると思うが扶桑人だ。 そしてこれが最後の警告だぜ?』 『死にたくなければ、一分以内に大和から出ろ』 そして思い出したように彼は言った。 『もう一つ言っておく、すぐにロマーニャを解放してやる』 ルッキーニの瞳に若干ながら光が戻っただろうか。 いや、それは違う、映ったのは1%の希望と、99%の絶望だ。 ルッキーニから返事がなかったのが不満だったのだろう。 彼は静かに続けた。 『フランチェスカ・ルッキーニ、ロマーニャにとってお前がどんな存在か… 考えたことがあるか?』 そんなこと思いもよらなかったのか、ルッキーニが答える気配はない。 そんなルッキーニに彼は激高した。 『ならば教えてやる、ロマーニャにとってお前という存在は、希望そのものだ! そのお前が、絶望してどうすんだ!?ここはロマーニャだろうが! 何を勝手に希望を捨ててやがる!!今ここで、ロマーニャを取り戻せるのは ロマーニャ人であるお前だけだろうが!!』 ルッキーニの目にやっと生気が戻った。 「私だけ……?」 『そうだ、分かったら前を見ろ、胸を張れ、お前は必死になってここまできたんだろうが 俯く必要がどこにある?』 ルッキーニは言われたとおり、前を見た、そこにはこちらを心配そうに見つめる 仲間達がいた。 そして胸を張った。 この大切な仲間達を心配させるわけにはいかない。 しかし、そこに不安が去来する。 「ホントにロマーニャを解放できるの?」 思ったことはそのまま口を突いてでた。 それに対し、無線から聞こえてきた返事は、 『安心しろ、これでも伊達男を気取っていてな、女の子との約束を破ったことはないんだ。 分かったら早く外に出ろ、アフリカのロマーニャ人連中があんたのことを べた褒めしてたし、是非とも顔を拝みたいんだ』 ロマーニャ風の、小気味良いものだった。 無線を聞いていた美緒は絶句した。 間違いない、あの問題児の声だ。 もっとも私より(十日ほどではあるが)年齢は上なのだ。 問題児と言うのは少々語弊がある。 そして、なるほど。 確かに奴の固有魔法を使えば、この大和を倒せるかもしれない。 しかし、あいつのことだ、おそらく所属していたアフリカから飛んできたのだろう。 だとすれば……、 「おい、俺中尉!」 気がつけば、美緒は俺に対して無線回線を開いていた。 『その声は坂本さんか、久しいね、何年ぶりだろう』 本当に、何年ぶりだろう。 彼が、つい最近、アフリカのストームウィッチーズに配属されたことを風の噂では聞いた。 だが今は、そんな思い出話に花を咲かせているときではない。 「そんなことはどうでも良い、お前のことだアフリカから直接飛んできたんだろう。 魔力なんて残ってないんじゃないか?」 その通り美緒のこの予想は見事当たっていた。 しかし、彼はそれを気にした様子はない。 それどころか、 『坂本さんよ、俺が見えるか?大和の直上にいるんだが』 なんてことだ、彼は直上と言ったが、 ほとんど大和に降り立っていると言っても過言ではない。 そうこうしているうちに、ミーナ達が大和から飛び出してきた。 『やっと出てきたな、坂本さんコアの位置を教えてくれ』 「待て、お前魔法力は……」 『今のアンタよりかは幾分マシだ、良いから早く教えろ』 有無を言わせない辺り、何一つ変わっていないのだろう。 コイツがこうなれば何を言ったところで無駄だ。 「……第一艦橋の真下だ、必ず破壊しろ」 彼は、応、と一言。 それ以上は、必要ない。 さて、あれだけの大口を叩いたんだ、やらなければならない。 甲板の真下にコアがあれば真上から最短距離でぶち抜けばいい。 しかし艦橋の真下にコアがあると言うことは、それは出来ない。 俺の射撃は必中だ、問題は威力だ。 大和の装甲を貫き、コアを破壊するだけの威力を、 この7.7mmの八九式機関銃という骨董品で出せるかどうか。 しかも、今の俺がそれだけの威力を出すには、 たった一発に残っている魔力を全て込めるしかない。 だがストライカーを飛ばすだけの魔力は残さなければ、ほぼ確実に死ぬ。 そんなことは分かってる、それでも俺は、 7.7mmの小さな弾丸にありったけの魔力を注ぎ込んだ。 今に全力を尽くせないものに、未来は語れないのだから。 俺は、ゆっくりと引き金を引いた。 放たれた魔弾は、装甲を食い破りながら圧倒的な速度でコアに辿り着いた。 だが、その魔弾はコアに罅こそ入れたものの、粉砕するには至らなかった。 それでも俺は慌てない。 なぜなら、俺の後ろにはもう、ロマーニャの希望が来ている。 コアまでの道はまるでクレーターのように開かれている。 更に罅が入った以上コアの移動は出来ない。 「ぶちかませ、ルッキーニ!!」 俺のシャウトに応えるように、ルッキーニはブレダの残弾を全てはき出した。 そしてその内の何発かが、コアへ命中。 見事に破壊。 まあ、ここまでは良いのだが。 見れば、ルッキーニ少尉は前のめりに倒れている。 おそらく、魔力を使い果たしたのだろう。 そして俺も、飛ぶだけの魔力が残っていない。 更にもう一つ、今まで大和が空を飛んでいたのはネウロイの力である。 コアを破壊すればどうなるか、火を見るより明らかだ。 落ちる、そう思ったとき、抜群のプロポーションを誇る美人がルッキーニを抱えていく。 俺は俺で、誰かに抱えられている。 そして俺を抱えている誰かは口を開くなり、なにやら文句を言い放った。 扶桑のウィッチはこういう人ばかりだとか何とかいってるが、一体これは誰だろう? 魔力の欠乏で、いまいち思考が纏まらない。 ……まあ、誰でも良いか。 今、俺に必要なのは休息なのだから……。 やっと出てきた俺