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さ行 さ し す せ そ さ サカつくDS ワールドチャレンジ2010 し す せ 世界樹の迷宮III 星海の来訪者 ぜルダの伝説 大地の汽笛 そ
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【ギュスターヴ】 【作品名】BulletButlers 【ジャンル】エロゲ 【名前】ギュスターヴ 【属性】聖堂評議会幹部 エルフ 【大きさ】成人男性並み+(ライフルブレドロア+拳銃ルダ+篭手ジャルガを装備) 【攻撃力】ブレドロア(魔銃:改造対戦車ライフル14.5mm口径) :射程1km超(作中記述) 口径から判断すると初速1010m/s(ウィキ調べ)程度だが 銃器職人である自身が強力な改造を施しているとあるので更に弾速は速いと思われる。 また銃弾には雷系魔法で更に強力な加速と威力が付加されている。(マッハ3超えるか?) 「ジャルガ」の効果により片手で構えての連射が可能。 これの5発同時がベイルの「グール発動時」と同等の威力。 「タスキム」の効果により最大15発同時発射が可能。 『屍に触れし指(ルダ・グレフィンド)』 アクエリアス発動:上記グールと同系統の銃で同等の威力。(完全相殺描写あり) 「タスキム」の効果により最大24発同時発射が可能。通常は6連射。弾速はブレドロアと同様。 弾丸は一言「召喚」と言えば満タンになり、実質無限に撃ち続けられる。 ※黒禍の口笛(ベイル・ハウター) グール発動:射程100m 弾道の周囲10数mの魂を強奪して(人間も獣人も) 殺しながら突き進み道を塞ぐコンテナ5台を破壊する威力の魔銃。 また乗用車2台分の範囲は綺麗に消滅させ貫通していく。 【防御力】ベイル及びルダの通常弾の連射では食らった傍から瞬時に再生し全くの無傷で効果なし。 眉間に撃たれても全く問題なく戦闘可能。 ベイル及びルダの通常弾:魔力が付与されており対象の魂を削る効果を持つ。 神の加護で無限再生でき手足を切られてもすぐ反撃できる相手が 苦悶しすぐには回復しないダメージを受ける。弾が当たった相手への副次的作用。 魂削りのみで何発当たれば削りきれるかは不明。 【素早さ】至近距離から発射後の銃弾(アクエリアス通常弾)を視認して余裕で篭手で3発弾く。 自身のブレドロアの連射を近距離戦(4~5m)で避け、更に目前までに迫った ブレドロア3発をカギ爪で弾いて防御できる相手に身体能力で打ち勝つ。 また自身のブレドロア2発を弾丸が1~2mに迫った時点で当たりそうになった 隣の相手の突き飛ばして庇い、そこから瞬時に銃をブレードに変形させ そのブレードによって直前のライフル弾を2発纏めて切り裂く相手より速い。 これらマッハ3超のライフル弾に近距離で対応できる相手2名を相手に互角以上の動きが可能。 少しでも距離を取ると音速を遥かに超える銃弾を容易に 回避するので近接戦闘以外は無理と言われていた。 (近距離マッハ3超対応の2名の銃撃と格闘の絶妙のコンビネーションで なんとか不意を付き心臓と脳天に銃弾を叩き込むのが精一杯) 移動速度も「ジャルガ」のおかげで人間の限界を超えている。 【特殊能力】エルフの特性としてずば抜けた射撃の才能を持つ。 寿命と引き換えに自身の目を強化しており1kmを超える先にいる相手も外さない。 「グリーグ・ドゥーリ・ジャルガ」 :装備者の身体能力及び装備品(服や銃や弾丸)に魔力付与による大幅な強化を与える篭手。 「タスキム」ジャルガのもう一つの力。自身の周囲数mに銃器絶対支配の赤い領域を展開。 この赤い領域にはグール・アクエリアスの2発の威力でさえも無効化。 またこれは自身の銃にも有効であり銃弾を空間固定して銃撃を同時にまとめて放つことが可能。 銃弾である以上超えられない領域だが領域自体を侵食して削り取るような魔法弾には貫通される。 【長所】魂食いのグールと同系統同威力のアクエリアスを持つ。結構速い。 【短所】ジャルガ、アクエリアス共に使い手の魂を削って戦闘を行うので長期戦は不利 ただ魂が削られ過ぎて暴走しても町一つ皆殺しにするぐらいは暴れられるとのこと。 【戦法】アクエリアス連射。遠い相手にはブレドロア連射。 【備考】ヴァレリア・ルートでのラスボス 5 スレ目 378 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/08/19(日) 17 59 23 ギュスターヴ考察 アメリカ軍の戦艦>九虎魔王>シガル=霞王=核喰蟲>プッチ神父>ディアボロ ○ディアボロ:アクエリアスの連射で魂を削って勝ち ○プッチ神父:アクエリアスの連射で魂を削って勝ち ○核喰蟲:アクエリアスの連射で魂を削って勝ち ○霞王:アクエリアスの連射で魂を削って勝ち ○シガル:アクエリアスの連射で魂を削って勝ち ×九虎魔王:光線負け ×アメリカ軍の戦艦;装置発動負け 九虎魔王>(広範囲攻撃の壁)>ギュスターヴ>シガル=霞王=核喰蟲
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ゾンビ 概要 分類 屍鬼・屍人系 主な生息地 死体の放置されている場所ならどこでも 知能 動物並~人間並 属性 死 危険度 D++~ 備考 人間または魔族のゾンビ 屍鬼の一種。 死体に死霊が宿り、動きだした生ける屍。 なお、現代のアースガルド大陸で単に「ゾンビ」といった場合は人間または魔族のゾンビのことを指し、他の生物のゾンビは別の名称で呼ぶ。 死体が放置されている場所ならどこでも発生する可能性があるほか、魔術によって人工的に作り出されるケースも存在する。 後者の場合は特定の箇所の番兵をさせられているケースが多い。 知能や能力は個体差が激しく、獣同然のものもいれば普通の人間と変わらない知能を有している者まで様々。 とは言え強烈な未練などで現世に留まっている死霊の性質上、攻撃的な個体が殆ど。 基本的に脳の抑制が無いため、身体能力は生前を大きく上回る。 また、浄化されるか身体を完全に破壊されない限りその活動は止まらない。 技・魔法 毒牙 毒牙で攻撃する。 ロトンブレス 体内に溜まった腐敗ガスを吐きつけるブレス攻撃。 ???? 個体によっては他にも技や魔法を使用する。 経歴 2008年4月13日鉱山における魔物掃討任務なりチャ 坑道に出現した魔物として魔物に襲われて死んだ鉱夫のゾンビが登場。 討伐隊に攻撃を仕掛けるがニナに倒された。 2008年12月26日魔物討伐・夜なりチャ 平原に出現する魔物として冒険者のゾンビがライトニードル、黒ノ蛇らと共に登場。 時条 彩架と交戦、攻撃を受けながらも怯まないなど粘りを見せるが最後は「一時冷気開放」により凍結され、粉砕された。 2009年12月13日宝探しなりちゃ 坑道への盗掘に来た盗賊の成れの果てがロックリープラネッタ、アメジストスカルと共に登場。 ゼフィスと交戦するがヴィダスタに浄化され消滅した。 2011年7月2日雨討伐なりチャ 敵としてストロームプラネッタ、ヘルハウンドらと共に群れが出現。 ヘルハウンドの群れやマウロ、テトらを襲撃する。 正体は「灰(アッシュ)」討伐に参加した歴戦の傭兵達のなれの果てであり、死して尚高い戦闘能力を維持していたがヴァルヴァリタスらの奮戦により、全員浄化され消滅した。 2011年11月26日遺跡なりチャ 遺跡に侵入した盗掘者のなれの果てがハニャワIVと共に登場。 フロウ、ナームと交戦するがナームに倒され消滅した。 2013年3月10日夜討伐 敵としてスゥ、オンブルメイルらと共に群れで登場。 ルダ、ローマらと交戦、ルダの浄化やソンジュの霊魂破壊で蹴散らされて倒された。 2013年12月23日山地討伐 敵の一員として馬車の乗客のゾンビが登場。 エーヴェルト、ライオットらに襲いかかるがティマフ、サユキに倒された。 2014年3月31日積荷警護 敵の一員として遭難者のゾンビが星列棋と共に登場。 ローマ、ロドルフと交戦するがロドルフに身体を破壊され倒された。 2015年1月3日の洞窟討伐なりチャ 敵の一員として洞窟を掘る際に人柱にされた者のゾンビがふしぎな本、ゾンビ萌えと共に登場。 ルダ、ライオットらと交戦するがユキに浄化され、倒された。 2015年3月30日洞窟討伐 敵の一員として登場。 漁船の模型を手に「マグロ」と喋りながら姿を現すがダイブに浄化された。†悔い改めて† 由来 「ゾンビ(Zombie)」…ブードゥー教の怪物。呪術によって死者を術者の意のままに動く奴隷として復活させたもの。 アンデッド アースガルド ゾンビ 屍鬼 死 腐敗 魔物
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歴史設定 世界創世の時代 人類誕生の時 古代文明時代 現代 ウロボロスとアポピス、六大竜の設定 ウロボロス アポピス 六大竜 都市国家設定 エルシュ・レイム カイ・ソール エデン・ルダ マタ・リタ グラス・ライア クル・レイダ 種族設定 ヒト 亜人(アルシレフ人) 天使 その他設定 世界を取り巻くもの 魔法 仮初の神 冒険者 ギルド
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発言者:いろいろ 対象者:いろいろ 未知世界にやってきて初めてであった“人”、パルデスのヒキュイたちにかけられたあいさつ。 世界の美しさをたたえる言葉としてシリーズにもたびたび登場する。 蒼天のセレナリア第2章より ヒキュイ「またね、コニー、シェラ! よきあおぞらを!」 ルダ 「うむ。よき青空を。」 シェラ 「??」 コニー 「……?」 ――青空。初めて聞いた言葉だった。 何のことだろう。あおぞら。 コニー 「あおぞら……。」 ルダ 「青色の空。 今、わたしたちの上にあるものだよ。 海に映り込む空、その色を示す言葉だ。」 コニー 「…………え…………。」 自分たちの上にある空と―― 海に映り込む空の、色を―― 青色の――空――? 青、青、青!――青色! この空の名!この海の名! 一面に広がる、不思議で綺麗な色の名! 名前を知った。たった今、この耳で確かに。 ただ綺麗なものと感じていた空が、海が、 言葉を伴って鮮明に頭の中で浮き上がる。 コニーは空を見上げた。 視界に飛び込む。青空が。 白い雲を伴った、何よりも美しい“青色”! 空を見ていても、海のきらめきが分かる。 胸が弾む。 初めて見たときのあの感覚が、 次から次へとあふれて、蘇る。 コニー 「青空……! シェラ、この空の色!!」 シェラ 「青い空! 青色!覚えちゃった、覚えたよ!」 ヒキュイ「ぴ?」 コニー 「ありがとう! あたしたち、行きます!」 ヒキュイ「コニー、シェラ? きゅうにげんきになったの?」 コニー「うん! どこへだって飛べそうなくらい!」 小説家 峰守ひろかずがあとがきの〆に使用 -- 名無しさん (2016-06-05 03 03 40) その元ネタはセレナリアだと本人が名言してたな -- 名無しさん (2018-07-07 21 00 22) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: -
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ゲデス 「ヘイヘイヘイ!テメェら運がねえな!!ここから先に行きたきゃ金目のモン置いきな!!」 概要 賊の一員。 調子に乗り易く、短慮で迂闊な性格。 剣を武器にしているが戦闘能力は素人に毛が生えた程度。 技・魔法 特になし。 経歴 2014年7月21日平原討伐 賊の一員として登場。 ルダら討伐隊から金銭を巻き上げようとするがラファールの先制攻撃により一撃で倒された。 由来 「ハギギ(Haghighi)」…ペルシャ語圏の姓。 チンピラ ヒャッハー 三下 賊
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DL しまどりる PL&PC 健屋花那:街田ルダ 配信 2022/12/03 22 00- エモクロアTRPG「大悪党 地獄ケ原斬人」PL/ 健屋花那 ハッシュタグ #大悪党健屋 イラスト しまどりる:@simadoriru 雨森メメ:@memexxxmochi ツイート 告知 セッション告知 当日ツイート しまどりる キャラクター紹介 感想 しまどりる / 健屋花那 1 / 2 / 3 イラスト マグショット / テロップ無
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セフィール 「きさまらにわしのみちをはばませはせん!」 概要 賊の一員。 傲慢な性格。自称王様。 機械のようにテンポが一定かつ抑揚のない喋り方が特徴。 巨大な剣、「ザッケエックス」を愛用している。 技・魔法 バシリスク・ディーネー 本人曰く「おうじゃのごうか」。 通常の3倍の威力がありそうな必殺攻撃。 経歴 2014年8月3日平原討伐 賊の一員としてドラゴンフライ、ウエオカキ13らと共に登場。 ティマフ、ルダと交戦するがロクに押し返せず倒された。 由来 どう見ても某手強いシミュレーションのあの人のパロです本当に(ry ぬうん!! パロディ 国王 賊
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ウルリーカ 「この太刀筋、只者でない……こんな田舎くんだりまでご苦労なことだな」 概要 とある地方に住む賊。 冷静沈着で慎重な性格。 格闘戦は不得手だが隠密行動や罠の設置や解除など工作に長ける。 愛用の武器は短剣。 技・魔法 特になし。 経歴 2013年6月15日7月20日雨討伐 賊の一員としてウーバと共に登場。 ルダ、レオンと交戦するがレオンに倒された。 由来 「ウルリーカ(Ulrika)」…スウェーデン語圏の女性名。 ナイフ 人間 短剣 賊 隠密
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前ページ次ページBullet Servants ――退屈なときは、異なる世界の唄を歌おう。 我々とは森羅万象の法則が似て非なる世界、 近しくも異なるものたちが生きる世界の唄を。 神の左手ガンダールヴ。 勇猛果敢な神の盾。 左に握った大剣と、右に掴んだ長槍で、導きし我を守りきる。 神の右手がヴィンダールヴ。 心優しき神の笛。 あらゆる獣を操りて、導きし我を運ぶは地海空。 神の頭脳はミョズニトニルン。 知恵のかたまり神の本。 あらゆる知識を溜め込みて、導きし我に助言を呈す。 そして最後にもう一人……。 記すことさえはばかれる……。 四人の僕を従えて、我はこの地にやってきた……。 ――トリステイン魔法学院。 春の進級行事・使い魔召喚に沸き返るこの地にて、この物語は始まりを迎える。 「おおっ! やっぱ爆発だぜ!」 「これで一体何十回目だっけ?」 「さっすがゼロのルイズよねー!」 「見てみろよ、おい! あの煙の中から出てるの、どう見ても人間だよな……!?」 「やだー、かっこわるーい」 「どう見たって人間だよ。 さすがゼロのルイズだな! よりによって魔法がロクに使えないからって、平民を―――」 そこで、嘲りの波は消失する。 騒ぎの中心の爆発煙が晴れ始め、そこからのぞく、黒のスラックスを穿いた2本の足。 爆発により少々すすけている、黒のスーツ。 眼鏡をかけた端正な顔。 そして――――くすんだ金髪に、“人より長く伸びた耳”。 「エ、エルフだぁああああああああああああああああああああああああああっ!!!」 「あの、ゼロのルイズが……!?」 「よりによって、なんてモノを……!」 ――始まりは、とても唐突なものだった。 シド・フォルテンマイヤーとその執事アルフレッドの巻き起こした、オセロットシティでの反乱事件が全て終結したころ。 事後処理もひと段落し、我らも含め皆のスケジュールを必死に調整し、ようやくまとまった仲間達との楽しいピクニック。 ルダに恫喝交じりで促され、私もお嬢様とともに午睡を満喫していた――はずだったのだが。 「う、ん…………むにゃ……お嬢、様……?」 「……ック、リック! のんきに寝てる場合じゃないわよ!? 早く起きなさいってば!」 ホルスターの中に納まっている白銀の魔銃――ルダが、慌てた様子で私を呼ぶ。 普段は沈着冷静なはずの彼女が、ここまで取り乱すとは何かあったのか……? 「……ル、ダ? どうしたんです? そういえば、私は――――――――はっ、お嬢様!?」 急激に意識が覚醒する。 ルダの言葉に跳ね起き、辺りを見回すと――世界は一変していた。 まず、景色が違った。 そこは見慣れたトリスアの森ではなく――巨大な石造りの塀に囲まれた、大きな広場のど真ん中。 次に、人々が違った。 そこにいたのは、主の親友の少女とその忠実な女執事でも、私の親友や慣れ親しんだ同僚のメイドでもなく、 まして世話になった年長の戦友たちや、護衛のFBI捜査官でもない。 私たちを遠巻きにして不穏な表情を浮かべている、見知らぬ少年少女たち。まさか幻覚の魔法か? そして―― 煙が晴れていく。 私の隣にいた筈の、大地に横たわる少女の姿が少しずつ露になっていく。 「うう……こほ、けほ…っ」 「お嬢様、しっかりしてください! お怪我はございませんか!? 聖導評議会の奇襲かもしれません、すぐにアッシュ達を呼んで―――――お、お嬢……さ、ま?」 「ああもう……! 酷い目にあったわ! 今度こそ成功したと思ったのに……!」 ――そして何より、隣にいた筈の少女が、決定的に違っていた。 声が違った。 背丈が違った。 髪の色が違った。 胸の大きさが違った。 瞳が違った。 衣服が違った。 気品を感じさせる口調と性別以外、何もかもが、私のお嬢様とは異なっていた。 「ところで、あんた誰…………って、まさか、エルフ!?」 …………………眉間を揉み解す。 落ち着け、執事。 落ち着け、リック・アロースミス。 「……ルダ。 差し支えなければ今我々の身に何が起こっているか、詳しく説明してもらえると有難いのですが?」 「ごめんなさい、無理」 すげない愛銃の回答に脱力しながら、お嬢様と入れ替わりに現れた、眼前の少女に意識を戻す。 「この私が呼んだ使い魔が、こんな、まさか、エルフだなんて…いや、でも、並の使い魔よりある意味……」 「……何かブツブツ呟き始めたわよ、あの子」 「無理もないと言えば、そうなのかもしれませんが……。 あの、すみません。ここは一体ど――」 そう、目の前の少女に尋ねようとした瞬間。 何かの一大決心をしたような表情で、両頬を手で押さえられた。 「……か、かか勘違いしないでよね? あんたが、わたしの使い魔になるから、仕方なく、するんだから」 「ま、ま……待って下さい? あの、貴女、いったい何を―――――?」 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」 魔法の詠唱のような、誓約の言葉。 それを訝る間もなく―――― 私の唇に、目の前の少女の唇が触れていた。 「………!?」 「あら、大胆」 ……混ぜっ返さないでください、ルダ……! 口づけが終わる。 混乱する私には一瞥もせず、指導者と思しきローブ姿の男性に硬い口調で、少女は話しかける。 「……終わりました。ミスタ・コルベール」 「よく出来ました、ミス・ヴァリエール。 まさか、使い魔がエルフだというのも、前代未聞ではありますが…… これで、春の使い魔召喚は無事終了、ということになりますな」 「……?」 話の脈絡が、上手く把握できない。 使い魔。ヴァレリア様の可愛がっているフクロウのウォーレスのように、魔法使いの使役する生物。これは理解できる。 エルフ。私はハーフエルフなのだが、一応私のことだと納得は出来る。 しかし――召喚? ここだけが、上手く繋がらない。 とにかく今は与えられた情報が少なすぎる。 少しでも今の自分達の状況を把握せねば――――そんな思いに駆られ、周囲の風景を再度見回す。 私とピンクの髪の少女を取り囲むように立っている、周りの少年少女。 黒のマントに白のブラウス、そして黒の――男子はスラックスに、女子はスカートと、一つに統一された装い。 そしてもう一つの共通点――みな一人一人が、それぞれ種々雑多な動物を脇に侍らせている。 先刻の中年のローブの男性の言が正しければ、使い魔なのだろうが―― ならばここにいる私以外の人物は皆、魔法使いと言うことになるのだろうか? それにしたって、魔法使いは――少なくともアーク・メリアでは徒弟制度で育成されるのが常識だ。 こんなにも大規模な人数の『見習い』を一度に――“それこそ学校のように”育てるなんて、見たことも聞いたこともない。 本当に、一体ここは何処なのか。 そして、彼らは一体何者なのか――そこまで考えたところで、思考が無理矢理中断された。 左手の甲の、焼け付くような痛みによって。 「………!? ぐ、ぁああああ……!」 「――リック!? リック、どうしたの!?」 「手が、左手が……焼けそうに、熱くて……!」 「……心配ないわ。使い魔のルーンが刻まれているだけだから、すぐに収まるわよ」 私の苦鳴とルダの驚きをよそに、 少し緊張した表情を浮かべながら、固い口調で目の前の少女は告げる。 「ルーン? 使い魔の…………私が?」 「彼女の言葉通りですぞ。ルーンが完全に刻まれれば――『コントラクト・サーヴァント』は終了し、その痛みは消えます。 ……と、これは――」 ローブの中年男性――おそらく教師に相当する魔法使いなのだろう――が、興味深げに私の左手を覗き込む。 あわてて視線をそちらに移し、手袋をとると――そこには、見たこともない魔法文字が火傷の様に刻まれていた。 「……なんとも、珍しいルーンですな……?」 「あの――これは一体、どういう、」 「よくできました、ミス・ヴァリエール。 さあ、これで春の使い魔召喚は終了です。皆さん、校舎に戻ってください。 次の授業に遅刻しないように!」 「……すいません、人の話ぐらい聞いてください」 教師役の魔法使いは私の手に刻まれたルーンを見て満足げにうなずくと、 こちらに背を向け、他の大勢の生徒達に撤収を呼びかけた。 その直後、いかにも授業終了後の学生と言った風情で三々五々、生徒達が『校舎』――石造りの建物のほうへ去っていく。 各々の使い魔を抱え、歩かせ、あるいは一緒に並んで――――自分達は空を飛びながら。 どうやら彼らは皆、『飛翔(フライ)』の魔法は習得済みらしい。 「“ゼロのルイズ”! お前は歩いて戻って来いよ!」 「あの子、『フライ』どころか『レビテーション』すらまともに使えないのよ?」 「いやあ、今度ばかりは飛んでくるんじゃないのか? あのエルフにお願いしてさ」 「ありえるー! ぎゃはははははははっ」 「~~~~~~~~~~ッ!」 「…………?」 「……なんなのよ、一体」 苦虫を噛み潰したかのような表情の少女。 訳もわからず、首をかしげる私とルダ。 詳しくはわからないが、我々に対して侮蔑的なニュアンスが含まれた言葉を投げかけ、生徒達が去ってゆく。 広場に残されたのは、私と少女の、二人だけ。 「……エ、エルフ……!」 広大な広場で、見知らぬ男(つまり、私の事だ)と一対一で 向き合うことになり、先ほどよりいっそう表情を強張らせる少女。 色々と整理しなければならないことは山程あるのだが――まずは、そのきっかけを掴まねばならない。 「……あの、申し訳ありません。 私、アーク・メリア連邦国はフォルテンマイヤー家の執事、リック・アロースミスと申します。 失礼ですが、ここは何処で、貴女はどなたなのか。 そして私が今置かれている状況について御説明願えれば、大変助かるのですが」 会話の糸口は、私から切り出すことにした。 アーク・メリアに、こんな学校じみた魔法使いの育成制度はない。とすれば、ここは国外の可能性もある。 そして何よりいま話に持ち出した、私の仕えるフォルテンマイヤー家は、いわずと知れた ゴルトロックの全世界で信仰される『生きた伝説』――八英雄の末裔、ミスティック・ワンの家系だ。 何より我が主たるセルマお嬢様は、その当代の継承者でもある。 これだけ有名なキーワードを持ち出せば、それなりの答えが戻ってくると思っていたのだが―― 「……はぁ?」 帰ってきたのは、少女のじとりとした、胡散臭げな相槌だった。 「アーク・メリア連邦? それに……フォルテンマイヤー家? 何それ? 一体どこの国の貴族なの?」 ………………はい? あまりといえばあまりにもあまりな返答にずれかかった眼鏡をかけなおし、深呼吸。 ……落ち着け、執事。 ……落ち着け、リック・アロースミス。 「いや、あの、その…………冗談、ですよね? 不死の王退治の伝説の、八英雄の一角を成す、あのフォルテンマイヤー家なのですが……」 「不死の王退治? 一体どこのおとぎ話よ、それ。 第一フォルテンマイヤーなんて貴族、トリステインどころかゲルマニアやガリアでも聞いたことないし。 何より、エルフなんて危険な存在を執事にするなんて、前代未聞よ」 ゲルマニア、ガリア、トリステイン……いずれも、ゴルトロックの地図にはない地名だ。 ますますもって私の常識と乖離した情報に、混乱は極まる一方だ。 「ま、まあ、あんたたちエルフの住むっていうロバ・アル・カリイエなら、そんなのあるのかもしれないけど。 ……ともかく人間の常識知らずのあんたに、教えてあげるわ。 ここはトリステイン王国の、かの高名なトリステイン魔法学院」 ……いや、『人間の常識知らず』て。 酷い言われようであったが――――それを遥かに超える酷さの、非常識爆弾発言が。 精一杯の威厳を保とうとして、ささやかな胸を大きく反らせた、目の前の少女から言い放たれた。 「そしてわたしは、二年生のルイズ・ド・ラ・ヴァリエール。 きょうからあんたのご主人様よ! 覚えておきなさい!」 …………え? 「えええぇぇぇぇええぇえぇぇぇええええええええええっ!!?」 ――セルマお嬢様、お許し下さい。 あまりの事態に呆ける脳のどこかで、そんな言葉が出力される。 これが、期せずして私が仕える事となってしまった“もうひとりの主”。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールとの、最初の出会いだった。 前ページ次ページBullet Servants