約 448,087 件
https://w.atwiki.jp/talewiki/pages/9015.html
メリッサ(魔法商店) 【ナルビク】[魔法商店] 紫色の魔法のホウキ 編集 (小UP)+1 (中UP)+2 (大UP)+4 貰えるもの 消耗品 =マナP(特),フリマの角笛 食品 =ハニーパン, 収集品 =青い薔薇,古臭いキノコ,蛍水晶, 採集 = 釣り = 宝石 =模造ルビー,模造サファイア,模造オパール,模造エメラルド,模造ダイアモンド, 装備品 =†飾りの豚しっぽ,†古いロッド,†絆創膏, 消耗品 =マナP(特大),ライフP(大),マナの結晶,生命のかけら,リザレクション(大),エリクサー,エナジー(大),商人の角笛 食品 = 収集品 =ロイヤルゼリー,竹花,リスのぬいぐるみ 採集 = 釣り = 宝石 =ルビー,クリスタル,オパール,サファイア,紅真珠 装備品 =†Lv4〜24魔杖,聖杖,戦杖,†緑リボン,†フード,†上級-見習いローブ 消耗品 = 食品 = 収集品 = 採集 = 釣り = 宝石 = 装備品 = イチゴジュースヒールP(大)キウイジュースマナP(大)リバイブドリンク 好感度down、受け取り拒否Item 消耗品 =旗取り専用P,ヒールP(小,中,大,特,特大),ライフP(中),ロシュ(1,3,5)号P,龍泉P(小,中,大),マナP(小,中,大),ドゥーギー(1,3,5)号P,スタミナP(小,中,大),活力P(大),(レッド,グリーン,バイオレット)ハーブ,リバイブ(パウダー,ドリンク),たいまつ,半田キット,パッチキット(小),万能薬,暗黒魔法中和剤,投げ槍,火炎爆弾,地雷除去機,ウィング,神鳥の羽,旗取り待機室ワープ,アドセル転送,メモライズ,テレポート,影の実,闇のカクテル,聖水,リザレクション(中),目薬,精神安定剤,解毒剤,のどアメ,ビーフジャーキー, 食品 =イチゴ(シロップ,ジュース),キウイ(シロップ,ジュース),紅茶,緑茶,牛乳,ココア,コーヒー,アイスクリーム,バター,龍泉竹酒,サボテンジュース,フォーチュンクッキー,砂漠の実,チーズサンド,レモンジャムパイ,クリームブリュレ,手作りクッキー,薫製ソーセージ,バンダレックス27年産ワイン,うどん,エルティボかき氷,みたらし団子,焼きそば,焼酎,ビール,カボチャがゆ,焼きタコ,焼豚,ボンボンショコラ 収集品 =星の飾り,バナナプディング,魔法の甘い杖,ハニーベアの肉,ミンクスの毛,ログルベグルの足肉,カボチャのかけら,サソリの尾,木の枝,トゥートゥーターバン,ねこリボン,ポイズンゼリー,トゥートゥーの殻,トトの殻,スコルピノの殻,クレミノの毛玉,レッドミネの爪,(平原,海岸,洞窟)ダック羽根,プレタの鈴,蜂蜜,武闘虎の毛皮,スカルウォーリアの角,ゼリークリーム,ゼリーリーフ,水の証,氷の手,風のキャンディ,河童のくちばし,生豚肉,クルーエルの破片,カニボレの花びら,ハニービーの羽,(ブルー,レッド,ホワイト)ベリー,盗賊の宝石,クローバーの花,豚の尾,アジダハカの羽,デビルナイトの指輪,ネコの爪,ムスケルの角,ラルヴァの触覚,ウィッキドのロウ,ドグサの皮,ラルヴァのさなぎ,デイジーの花(造花),ブロウの絆創膏,ネズミ人形,シクルの鎌,シクルのショベル,腐った包帯,ムスケルの小さな角,水晶のかけら,スルメ,巫女ハゼの巫女服,ハゼの包帯,バイキングハゼの斧,クレムの殻,鱗のかけら,サメのヒレ,小さなサザエ,鉄の銛,ハゼのヒゲ,小さな手裏剣,スノーピカの肝,クマの前足,ハスキーの骨,冷凍豚肉,カイロ,アイスゼリークリーム,アメディンの弦,紫のキノコ,緑のキノコ,偽の密書,麦わら,うしくんのヅラ,ペンギンの涙,ユニシールのヒレ,雪靴,モスの触覚,銀杏,扇子,鎧の破片,霊魂玉,バナナシロップ,ウドンの骨,闇のジュース,バッドブロウの三角尾,ピコックのハートの尾,名家の紋章,ウォームの芽,ミスティックの鎖,ココナッツ,カナカの槍,カナカの毒針,波の破片,メガホン,ギザギザの歯のかけら,カニカマ,むきみ,タートルシェル,イバラひれ,シュノーケルの髪飾り,浄化の結晶,三又槍,キノコ,ブラバの花びら,火血石,炎の糸玉,炎の証,妖華の笠,桜,桜パウダー,ちょんまげ,にゃでし子の帯,ゴーレムの心臓,トランプの心臓,ハスキーの証,キャビア,ハロウィン,サンドモンの如意棒,ドラグーンの奥歯,そよ風の熊毛,トッドマンの舌,スウォームスネークの鱗,ディープダックの羽根,火薬の粉,キリキアの下顎,ゴーレムの手,ピンキーのばら肉, 採集 =夜光草,活力草,生命草,蘇生草,岩キノコ,きゅうり, 釣り =釣りエサ,かわいい魚,凶暴な魚,トゲある魚,進化した魚 宝石 = 装備品 =†(黒,白)リボンのヘアピン,
https://w.atwiki.jp/midland_dollhouse/pages/49.html
通常 ※必要ドールポイントは5/26のアップデート以前のものを記述しています。 エリアの名前 必要ドールpt 手に入るもの 近くの草原 100 木の棒、アサの服、アサのバンダナ 遠くの草原 105 赤の染料、木の槍、革の服、革の帽子 近くの森 118 赤の染料、はたき、村娘の服、村娘の帽子 遠くの森 140 クリスタル、木の弓、ストーンハンマー、森人の服、森人の髪飾 赤石の丘 170 レッドクリスタル、銅のダガー、銅の杖、盗賊の服、盗賊の帽子 赤石の山 220 レッドクリスタル、銅の手斧、銅の胸あて、銅の帽子 コットの農場入口 270 青の染料、イエロークリスタル、銅のフライパン、町娘の服、町娘のカチューシャ コットの農場 340 クリスタル、銅の弓、銅の剣、猟師の服、猟師の帽子 岩の洞窟入口 430 ブルークリスタル、見習魔導師の杖、見習魔導師の服、見習い魔導師の帽子 岩の洞窟 540 イエロークリスタル、鉄の弓、鉄の手斧、鉄の胸あて、鉄の帽子 南の森の入口 660 グリーンクリスタル、見習いシスターの杖、見習シスターの服、見習シスターの帽子 南の森深部 790 グリーンクリスタル、革の鞭、探検隊の服、探検隊の帽子 麦の平原 925 ブルークリスタル、鉄の剣、マスケット銃、銃士隊の服、銃士隊の帽子 西の庭園 1065 パープルクリスタル、侍女のモップ、鉄のフライパン、侍女の服、侍女の帽子 霧の竹林 1210 緑の染料、パープルクリスタル、ヌンチャク、挙法着、挙法家の髪飾 東の遺跡 1360 クリスタル、鍛冶屋のハンマー、メイス、鍛冶屋の服、鍛冶屋の帽子 サーカス小屋 1515 赤の染料、レッドクリスタル、ジャグリングクラブ、道化の服、道化の帽子 錬金の館 1680 パープルクリスタル、錬金ノート、錬金棒、見習錬金術師の服、見習錬金術師の帽子 ノルンの入り江 ブルークリスタル、子分の斧、大金槌、子分の服、子分のヘルメット アルス高原 イエロークリスタル、シルバーボウ、シルバーステッキ、ディアンデル、三角巾 北の雪原 グリーンクリスタル、銛、釣竿、防寒具、防寒フード 西の砂漠 レッドクリスタル、三角刀、カスタネット、アラビアの服、アラビアの帽子 ノルン鉱山 クリスタル、鉱山商人の杖、スコップ、鉱山商人の服、鉱山商人の帽子 マリブ海 ブルークリスタル、クルーの剣、クルーの服、クルーのバンダナ 稲荷神社 イエロークリスタル、風車、手まり、座敷童の服、座敷童の髪飾 鴉山 パープルクリスタル、八角棒、小太刀、鴉天狗の服、頭襟 イニシエの砂漠 グリーンクリスタル、砂漠の槍、古代のブーメラン、古王国の服、古王国のバンダナ ストックファーム クリスタル、フォーク、バケツ、作業服、麦わら帽子 桜の小道 レッドクリスタル、賞状筒、卒業証書、小袖袴、小粋なリボン 西の平原 イエロークリスタル、インディアンボウ、インディアンの笛、インディアンの服、インディアンバンド パン工房 クリスタル、麺棒、パン屋の服、パン屋の帽子 ロータスルーム グリーンクリスタル、葉っぱの傘、カエルコート、カエルハット 花火会場 ブルークリスタル、祭団扇、法被、祭鉢巻 オーシャンデッキ パープルクリスタル、デッキブラシ、救命浮き輪、セイラー服、水兵帽 市場大通り レッドクリスタル、売り子のメガホン、バケット、売り子の服、売り子の帽子 七坂神社 イエロークリスタル、誠刀、誠羽織、誠鉢巻 ナイトライブラリー クリスタル、蝋燭の明かり、図書館少女の服、図書館少女のリボン ウェルカムパレード グリーンクリスタル、トランペット、スネアドラム、マーチングの服、マーチングハット フラワーショップ ブルークリスタル、サボテン、花屋の服、花屋のサンバイザー ガーデンカフェ パープルクリスタル、メイドのトレイ、メイドの服、メイドの帽子 アイスクリームショップ レッドクリスタル、アイスクリームディッシャー、アイスクリームショップスーツ、アイスクリームショップハット 森のビアホール イエロークリスタル、フランクフルト、レーダーボーゼン、レーダーボーゼン帽 くつろぎの部屋 クリスタル、まごの手、くつろぎジャージ、瓶底眼鏡 ライブステージ レッドクリスタル、学生カバン、学生服、×のヘアピン キャンディーショップ ブルークリスタル、キャンディボトル、キャンディ屋の制服、キャンディ屋の帽子 Sフルーツフィールド グリーンクリスタル、ハンドスコップ、植木鉢、Sフルーツサロペット、Sフルーツ帽 天の川 イエロークリスタル、星の牛輪、彦星の服、彦星の頭巾 ビーチジュースバー クリスタル、パイン、シトラスアロハ、シトラスハット ハートフルクリニック パープルクリスタル、注射器、ナース服、ナース帽 パンケーキカフェ レッドクリスタル、フライ返し、パンケーキ職人の服、パンケーキ職人の帽子 森のステージ イエロークリスタル、森のクラリネット、リススーツ、リス耳 曙の雲海 ブルークリスタル、めで鯛、恵比寿の服、恵比寿の帽子 チューリップ畑 クリスタル、チーズ、チューリップ畑の服、チューリップ畑の帽子 猫カフェ パープルクリスタル、ねこじゃらし、ぶちねこスーツ、ぶちねこヘッド カジノフロア レッドクリスタル、カジノコイン、カジノバニーの服、カジノバニーの耳
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5785.html
古泉パート 「長門さん、朝比奈さん、お二人とも今の状況を分かっておられますか?」 「えっ…ななななんで、何がなんですかぁ?」 「古泉一樹、あなたの発言の意図が不明。説明を。」 「……」 流石に頭を抱えたくなってきました。 僕が間違っているのかと勘違いすら起こす程です。 今はお二人に説明するのは置いておいて、状況の確認をしましょう。 今日は日曜日です。 昨日は土曜日でした。当然ですが。 さてその昨日ですが、いつものお決まり、土曜の市内探索で涼宮さんと、鍵である彼がくじ引きで同じ組になったんです。 ――午前も午後も。 午前、くじをひいた時の涼宮さんの驚く様子から、その時神は力を使わなかった――偶然であったと考えられますが、午後は果たしてどうだったのでしょうか。 あの期待していたものが手に入り、満足するような――月並みな例えですが、クリスマスの朝の子どものような表情は。 さて、昨日から今日の今現在――午後1時54分ですね――までの間に何があったか。 何故僕を含め三人だけで集まり、しかもこうして協力して事を収束に向かわせようとしようとしているのにも関わらず役に立たないどころかむしろ邪魔を…邪魔しないで下さいよ、もーーっ! ……取り乱してしまった。 何故そんな異常事態が起きているのか。 理由はシンプルですね。 涼宮さんと彼が喧嘩しました。 ちなみに状況を彼に訊いても 「何故か怒りだして、半狂乱になって、俺を殴って帰りやがった。もう今日はいいだろう。俺も帰る。」 って冗談はもみあげだけにしろーーーっ!! ………また取り乱してしまった。 まぁそんな事があって今現在――午後1時56分ですね――涼宮さんと彼をそれぞれ駅前に呼び出し、とにかく一緒に行動してもらって、かつ同時に僕ら三人で集まって、喧嘩の再発を防ぎ、かつ早急に、無理なく仲直りしていただく対策を練りながらそれを実行する事になりました。 きちんと話し合いの結果そう決まったんですよ? 仲直りのきっかけを作る対策を練りつつ、同時に実行です、はい。 なのに、何でこの二人足手まといにしかならないんだーーーーっ!!!ものすごく邪魔してるよ?!もれなくお邪魔キャンペーン鋭意実行中~2時間拡大スペシャル~だよ。 …もうヤダ。 「やはり宇宙人と未来人には、現代地球人の仲直りの支援なんて荷が重いのでしょうか。」 あぁ。早くいつものように穏やかな空気の中、お茶を飲みたい。 あ。いつもの喫茶店…。 長門パート 「長門さん、朝比奈さん、お二人とも今の状況を分かっておられますか?」 「えっ…ななななんで、何がなんですかぁ?」 「古泉一樹、あなたの発言の意図が不明。説明を。」 「……」 古泉一樹の発言停止。 同固体の様子を確認。 しゃがみ込み、通常時より約12~19度の範囲まで俯き、2分14秒間複数の表情を浮かべたと認識できる。表情の解析・分類は後ほど自宅にて行うことにする。 通常時より7度頭蓋を持ち上げ、下顎を4mm下げる。 「…はり宇宙人…未来人には、……人の……り………んて荷が重い………うか。」 パーソナルネーム:長門有希の聴覚受信レベルを、一時的に37レベルからバックアップシステム推奨レベル85に切替。 バックアップシステムデータ保存ボックス9のデータのLOOK―UP…再生。 「やはり宇宙人と未来人には、現代地球人の仲直りの支援なんて荷が重いのでしょうか。」 何故。 私の役割においても、「私」という固体の望むことにおいても涼宮ハルヒと彼の和解、ひいては社会的観点にとらわれない癒着的な高次的コミュニケートの実行を望んでいる。 それは古泉一樹の例える現代地球人のいう「彼氏・彼女」という立場にこだわらないが、親密な、親子のような、友達のような、手を繋いで歩けるような仲になってほしいということ。 ならば何故。 ある現代地球人はいう。 「自分の嫌な事は、人にもしないこと」 それは裏を返せば、自分が望む事を、人にすると良いという事。 ある現代地球人はいう。 「人には優しくしなさい」 それは穏やかなコミュニケーション関係を築き、継続するには、人が精神的な喜びを感じられる言動を心掛けるべきということ。 ならば何故。 私は、何か、私の好きな書籍をあげたいと考えた。 それにより、涼宮ハルヒと彼に喜んでもらえば「仲直り」もスムーズに進行するはず。 そして更に、彼らの精神的デメリットを最小限に収えるよう心掛けた。 直接手渡しする事による「気後れ」など精神的不都合もなく、学生が持つにも無理のない金額「図書カード3000円券」が、的確に、彼らの手に入るよう、空中に放る。 その行為を何故古泉一樹は制止するの。 状況解析。 可能性が高いのはこれ。 「2枚用意しなかった為に、喧嘩の再発の原因になる」 やはりこれしかない。 「もう僕が頑張るしか…二人は頼りにならないもんなぁ」 人間とは難しいもの。 みくるパート 「長門さん、朝比奈さん、お二人とも今の状況を分かっておられますか?」 「えっ…ななななんで、何がなんですかぁ?」 「古泉一樹、あなたの発言の意図が不明。説明を。」 「……」 どうしてなんでしょうか。 古泉君はちょっとイラ立っちゃってるみたいです。 かと思えば落ち込んで独り言を言ってます。 長門さんも。 私、また何かおかしな事してるんでしょうか。 はぁ~どうも過去の人たちってちょっと怒りのツボが違って…ううん。こんな事考えてちゃ、きっと失礼ですよね。 今の一番の問題は、せっかく古泉君がきっかけを作って、長門さんが後押ししている、最高にいい機会の仲直りデートなのに、二人が無言でただすたすた歩いてるだけって事ですね、きっと。 う~んと。う~んと。つまりは静かなのがいけないんだから…やっぱり近場のカラオケとか、ゲー…ムセン……カー?とかに誘導しちゃって、どうしても声を掛け合わなければいけなくしちゃうしかないですね。 ちょっと強引ですけど、きっと「いやよいやよと好きの口」ですよ。 声を掛け合っている間に、いつも通りの会話に戻って、仲直りの印に王子様は白雪姫にキ……き、禁則事項ですっ! とにかく、だから、そう思って、映画撮影で使ったメガホンで 「カラオケ今なら安いよーっ」 とか 「音のゲーム…音楽感覚……あっリズム感覚ゲームとかで対戦するのが今いいですよーっ!ブームでーーすっ!」 とかお二人の仲直りのきっかけを宣伝してみたんです。 そしたら古泉君がついに怒りだしちゃって……。 さっき、長門さんがカードを涼宮さんたちに投げだした辺りから確実にちょっとずつ怒ってます。 それは「危ないから」って事でしょうけど、どうして私は怒られちゃったんだろう。 ……もっと大きな声じゃないと意味が無いって事ですかね? それとも長門さんみたいに私も、例えばカラオケのクーポン…クーコンだったかな?とか渡した方がよかったんでしょうか? う~ん過去人って奥が深いですねぇ。 「もう確実に僕たちの尾行しながらの仲直り支援はバレてるだろうなぁ。二人とも素直じゃないから正面からいっても……いや、逆にもう面に出ていって仲直りしてほしいと伝えるか……いや、失敗した時のリスクは……いや…」 「人間とは…」 古泉君、長門さん、独り言はやめて相談しましょ~っ! キョンパート 何だありゃ。 一応あいつら俺らの様子を影から見に来てんだよな? なのに長門は図書カード投げてくるし。――まぁ、今度変わった本でも買って来いって事だろう。 朝比奈さんはメガホンで何かとアピール。――直接誘っていただければ、カラオケでもゲーセンでも喜んでお連れしますよ。 おい、古泉。お前だけ電信柱や壁から体丸見えだぞ。他の二人は小さいから結構隠れてるのに、それじゃ尾行が台無しだ。 奴らは今、いつもの喫茶店の影から覗いてる。 とにかく昨日の今日だから心配してくれてんだろう。 ありがたいねぇ。 まぁいつもならありがたくて感謝を歌にでも込めてギター引っ掛け屋上に全員ご招待するとこだが、今はやめておこう。 何せさっきからの奴らのアピールで何故かハルヒの不機嫌がMAXに急接近しているからな。 何つーアヒル口だ。 とっとと帰りたいけど、あいつらが見てるからキレて途中で帰るのが恥ずかしくなったからとか、疲れたとか、雑用係がいうことをきかないとか、まぁ色々あるんだろうが。 やれやれ。 もうメンドいから俺から謝っとくか? 癪だな。いくらなんでも。 しかしあいつらの目もあるし。ここはとにかく動くか。 「おい。」 「何よ。」 ハルヒパート 何なのかしら、アレ。 あれでも名誉なるSOS団の副団長、副々団長、万能選手なのかしら。 有希は物で釣ろうとするし、みくるちゃんはとにかくアタシたちがアクションを起こせばいいと思ってるし、古泉君は役に立ってないみたいだし。 まぁね?団長であるアタシに雑用係が刃向かうのが間違ってるんだし、もしおかしな行動でも起こそうものならとんでくるって発想なら、それは至極当然ってものだわ。 団長の顔を立てる為に、「アタシたちだけの話し合いの場」っていう体で雑用係を呼び出してくれたのも嬉しいけど。 そうよ。第一こんな事が起きてるのがおかしいはずよ。 雑用係が気を効かせないから注意したら、アイツったら文句いうのよ? いくらアタシが先に歩いてたからって、エスカレーターは普通、男が先に乗るものでしょ? …って昨日の朝読んだ雑誌に書いてあった。 だから、つい、昨日は殴っちゃって、やりすぎたかな、とか思うけど、ううん。やっぱり団長が平に頭を下げるなんて…ううん、でも…う~ん… 「おい。」 ちょっといきなり声かけないでよ!今どうやってキョンと仲直りするか考えてんだから! 「何よ。」 「あいつらはいつもみたいに喫茶店行ったり、本屋行ったり、カラオケやゲーセンに行きたいらしい。」 は? 「だから何?」 「俺も行きたい。」 ?? 「行けばいいじゃない」 「俺には今、茶飲んでゲーセンに行くくらいの財布の余裕はある。何なら今日は全部俺が出してもいい。図書カードもあるから本屋にもスイスイだ。」 ??? 「…だから何?」 「しかし、歌に自信がないんだ。ハルヒ、俺の歌唱力アップに協力してくれ。 あと、文芸部員のお眼鏡にかなう本を選ぶのと、ゲーセンで古泉を完膚なきまでに叩きのめす力をつけたい。」 「はっ?え?でもそれって――」 仲直りしてからする事なんじゃ? そう思ってる内に右手が暖かくなって、見るとキョンの左手が―― 「行くぞ!時間がなくなるから走れ!」 「はぁっ?ちょっと何、早いってば!」 後ろを振り返ると、一瞬だけ皆の顔が見えた。 多分今のアタシと同じ表情。 多分キョンも。 アンタ、耳赤いわよ? →終わり
https://w.atwiki.jp/sinnisioisinrowa/pages/103.html
狐の達観 ◆mtws1YvfHQ 星空は遠く、海も遠く、されど雪山は近いそこは展望台。 誰もいないそこは殺し合いの開催されている場所の一部とは思えないほど静かだった。 しかし、そんな空間にも白い狐が一匹、ふらりと現れた。 「ふん…………まあまあ見栄えの良い場所じゃねえか。悪くはねえな」 白い狐。 真っ白い死に装束のような和服。それに狐の面。男は西東天である。 右手にはフラグ製造機として名高きかの拡声器を持っていた。 持っていたが、別に今使うために持っている訳ではない。 何時でも使えるように持っているだけだった。 もっともそれは本人に言わせれば、持っていようがいまいが同じ事、なのだろう。 更に言ってしまえば、使おうが使わまいが同じ事、なのだろう。 「さぁて」 そんな西東天であるが、迷っていた。 十三階段の空段は十分にある。面白可笑しく怪奇な連中が寄って集っても良い段数はあるし、無ければ特別拘っている訳でも無しに増やせばいいだけの事。 零崎人識に代わる代用品、世界を終わらせるための逸材を見付けられるだろうとも思っている。 それでも迷っていたのは、 「…………どう転がる? 何が居る? 呪い名殺し名は揃い踏みか? それともそれ以上の逸材揃いか? ――理澄か出夢が……いや、木の実が居れば楽なんだが」 一重に何が居るか。それに尽きる。 西東天にとって、世界とは一個の物語である。 それも例え途中経過が無限無間に分かれていようがいまいが終着点は決して変わる事のない唯一にして絶対の点に到る物語。 物語に代役は付き物。己が死のうが代わりは出て来る。死ななかろうが結局はなるようになる。 しかし、西東天にとって世界とは一個の物語である。それもとびきり楽しい物語。 その物語を途中で読むのを辞めろと言うのは酷な話。 読む事に執着しているのだから尚の事。 もっとも、それも、 「まあどうだろうが同じ事だ」 西東天にとって同じ事。 拡声器のスイッチを付け、大声で誰かを呼び、誰かに殺されようと同じ事。殺されずとも同じ事。仲間になろうが同じ事。誰も来なかろうが同じ事。全て等しく同じ事。全て同じで全て等しい。 しかし、それでも、 「…………今は、傍観とするか」 下手手を打って後が見れなくなるより、見れるのならば見ていたいと思うのもまた人情。 故に、普段は何も考えていない狐も考える。 世界を読み終えられるかも知れない、機会。 それも、その物語から追放されている身すら引き込むような物語の中。 切っ掛けが充実していると見て申し分ないこれを、逃す手はない。 「まあ≪縁≫が合えば誰かしら来るだろうさ。誰かしらな――くっくっく」 笑いながら足元に拡声器を置き、展望台から新しいおもちゃを見付けた子供のような目で下界を見下ろす。 いつ面白い事が起きるだろうか? どこで可笑しな事が起こるだろうか? 誰が不思議な事を起こすだろうか? 起きないのなら、起こすのに一役買うのも面白い。 しかし今は流されるに任せよう。時が来れば自ずと変わる。 変わらなければ、十三階段を集めて掻き回させるのも良いかも知れない。 それも所詮は状況次第。 流されるままに身を任せ、全てを運命に委ねよう。そう、流されるは運命。それに尽きる。 何をしても、何を足掻いても、何をもがいても、結末は変わらないのだから。終末は変わらないのだから。終局は変わらないのだから。結局は変わらないのだから。 だからそう、 「――――面白きこともなき世を面白く」 狐は呟き、小さく笑う。 「くっくっく」 さも、犯しそうに。 【1日目/黎明/Bー6展望台】 【西東天@戯言シリーズ】 [状態]健康 [装備]拡声器(メガホン型)@現実 [道具]支給品一式、ランダム支給品(0~2) [思考] 基本:しばし傍観 1:面白そうなのが見えたら声を掛ける 2:つまらなそうなら掻き回す 3:気が向いたら十三階段を集める [備考] ※零崎人識を探している頃~戯言遣いと出会う前からの参加です ※展望台からどこがどの程度見えるかは後の作者の方に任せます 破壊臣に墓石 時系列順 混沌は始まり、困頓はお終い 破壊臣に墓石 投下順 混沌は始まり、困頓はお終い その男、取り扱い注意にして 西東天 狐のきまぐれ
https://w.atwiki.jp/qma8/pages/90.html
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 英数 ま行 ま行マジカ 魔人 魔神討伐 祭り 魔法石 魔力ポイント マルチセレクト ○×職人 回し 満席魔神 見切り 緑問 ミドルユーザー ミノガー ミノタウロス組 紫問 名門校 メイン 鍍金賢者 潜る 問題回収 マジカ QMA4から登場した、アカデミー(ゲーム内)で使える通貨。購買部でのカスタマイズアイテムやあいさつ単語の購入などに必要。略記号はmに横一本線。 1プレー終了時に、ゲームモードに応じて規定額が支給される。全国オンライントーナメントでは所属組によって異なる(フェアリー組の10マジカ~ドラゴン組の25マジカ)。 協力プレーでは、1階毎に5マジカ支給される。 検定試験や全国大会では組や成績に関係なく25マジカなので、手っ取り早くマジカを貯めたい人にはこちらがおすすめ。 カスタマイズに凝る人にとってはいくらでも欲しいものであるが、そうでない人にとっては無用の長物であり、何千・何万マジカと余らせている人も少なくない。 なお、e-AMUSEMENT GATEでのアイテム購入はリアルマネーの使用となる(一部ではリアルマジカとも呼ばれている)。 アイテム購入に使う場合、作品ごとにアイテム価格やアイテム購入方法が異なっていることがあるので、注意を要する(マジカ購入可⇒PASELI限定へ変更など)。次回作に引き継げるマジカには限度があるので、終盤になったら使い切らないとPASELI限定になりアイテムがコンプできない等の事故が起きかねない。 魔人 魔神討伐モードにおいて、無双とも言える実力を発揮するジャンル特化型プレイヤーの中でも特に優れた実力者を指す。 全問正解が当たり前であったり、魔神討伐においても安定して90点台後半を叩き出すなど、ある意味「魔神よりも恐ろしいレベルの人」に対する畏怖からそう呼ばれる。 魔人と称されるプレイヤーと共に魔神に立ち向かえたのであれば、当然ながら魔神の撃破率も高くなる。しかし、同様の実力者が複数人居合わせた場合は、そもそも魔神の下にたどり着く事すら難しくなってしまう。 魔神討伐 QMA8から登場した期間限定で開催されるイベントモードの1つ。特定1ジャンルの問題のみが出題され、決勝は魔神戦討伐となり4人の合計が基準点以上だと討伐成功となる。 1ジャンルからしか出題されないことから、問題数の不足を補うために全国トーナメントなど他のモードでは出づらい問題も出題されているらしい。より専門性が要求される上級者向けのモードといえよう。 問題のレベルがドラゴン組のトーナメントや全国大会以上に高い上に、魔神討伐に必要な得点も非常に高い。1ジャンルからしか出題されないとはいえ並大抵のレベルでは討伐はおろか魔神戦に辿り着くことさえおぼつかない。 上位組が多い上、さらにその中で討伐対象のジャンルの使い手が集まるため、予選から非常に高レベルの戦いとなる。GT中だとランカーや称号持ちでさえもが魔神討伐戦(決勝)に進めないという状況が珍しくない。その一方で開催期間中は全国トーナメントの参加者のレベルがやや下がることがしばしばある。 特定のジャンルしか出題されない事を逆手に取って苦手ジャンルを鍛える為にあえて魔神討伐モードを選ぶ人もいる。 祭り 1.特にトーナメント内の決勝戦や全国大会にて、出題ジャンル・形式が偏った状態のこと。 そのジャンルや形式が苦手なプレーヤーにとっては苦痛になる。 QMA2以前では予選のジャンルが重複する場合があり、1回戦から3回戦まで同じジャンルになった場合もこう呼ばれた。 2.トーナメントの決勝戦・全国大会内で使用キャラクターが過半数ないし全員一致した状態となっていること。 同じキャラがトーナメント決勝で3人以上、全国大会で4人以上というのはかなり珍しい。 魔法石 ゲーム終了時に獲得できるポイント。この個数により、取得できる級数及び段位が決められている。 QMA1では階級の基準は勲章だった。 QMA2・3では経験値(またはEXポイント)と呼ばれた。それとは別にランキングの基準となる貢献度・スクールポイントがあった。 QMA4では減点・カンストの要素がなかったため、獲得数がおおむねプレー回数と比例していた。 QMA5では昇格条件を満たさなかった場合、カンストが発生した。 QMA6では昇格試験が廃止されたため、4同様プレー回数に比例する。 QMA7以降でも6同様であったが、天賢者導入に伴い宝石賢者以上で段位のカンストが復活した。ただし、魔法石の累計数はカウントされる。 魔力ポイント QMA6,QMA7先行稼動版で導入されたプレーヤーの能力値。単に魔力とも。詳細は公表されていないが、トーナメントの直近50戦の獲得魔法石の合計数であることがわかっている。 QMA5にあった昇格試験が廃止され、階級が必ずしも実力を意味しなくなったことから、新たな指標として導入されたものと思われる。 ポイントが高い人は基本的には強いが、(スタカン等の)グレーゾーン的なアシストで数値を上げているケースもないわけではない。逆にポイントが低くても階級が高い人はレッスンで鍛えている可能性があるので油断はできない。 50戦前の獲得魔法石数よりも今回の獲得魔法石数が少なければポイントは下がる。とくに、COMが多かったり対戦相手の階級が低かったりすると、順位が高くても少ない石しか得られないためポイントが下がってしまいやすいという問題がある。 このポイントが著しく増えにくい状況に対し特典や救済措置といったといった要素が一切ないために、トーナメントを選ぶこと自体がうかつにできなくなるという状況が多発していた。酷い場合は下位~中位組に所属させているサブカードを用い「様子見」の名目で荒らされてしまう危険性があった。 その特典・救済措置として考えられるものを以下に記す。優勝や区間賞といった限定的な好成績により増加分の上乗せ、減少する場合の緩和及び免除を設ける 所属組による基本上乗せ及び減少緩和を設ける 増加する見込みの無いプレーを算出対象外にする この様なシステムが少なくとも稼動1ヶ月足らずで推定され、知れ渡ってしまった。 結果的にCOMの多い過疎時間帯のプレーが避けられるようになり、店舗の収入に悪影響を及ぼしている可能性も指摘されている。QMA5にて昇格試験を突破するために過疎時間帯やアイスが好まれていたのとは対照的である。 (休祝日ならまだしも)平日は所謂「ゴールデンタイム」にプレーヤーが集中する様になってしまい、多くの待ちを引き起こしてしまう割には時間が限定的である為、奮わない。システムが改善されない限りはサテライト筐体を増設するか、他のゲームもやっているプレーヤーの需要に応じた機種を導入する、空暇時間帯限定で値下げする以外はロクな打開策が無かった。とはいえ、QMA5で初心者・初級者・中級者からの一番の不満点だった昇格試験(カンスト)制度を廃止しそれに変わる新たな『実力を示す』物としては評価できる。 上記の事から、このシステムに対し賛否両論の声が上がっていた。 1戦で得られる魔法石の最大数は244個(ドラ組で賢神(22個付与)1人+賢帝(18個付与)4人+賢王(15個付与)10人相手に優勝)なので、ポイントの最大値は12200(=244*50)となる。もっとも、賢神・賢帝・賢王が全員入る試合が50回続くことはまずありえないので、9000超えのポイントは現実的ではない。 レッスンモード・全国大会モードでは変化しなかった。全国大会では第2回辺りからもうすでに魔力を「偽装」したプレーヤーが多数確認されている。 と指標としてはそこそこ役立つ存在だったが、上記の欠点をカバーできないと判断されたためかQMA7本稼動版では存在すら消されてしまった模様。 魔力0の賢王を出してしまったこと、結果的にインカム減少の原因になったことが致命傷であった。QMA6を不作たらしめた大きな原因の一つである。 マルチセレクト 線結び、一問多答、順番当ての選択肢から選んで特定の操作を行うことによって回答する問題形式の総称。 回答する緑ゲージが3秒と少ない、問題1問辺りの知識量が他の形式よりはるかに多い、一問多答や順番当てでは同じ選択肢で問題文を変えるだけでまったく別の回答になる、適当押しで当たる率があまり高くないなど初心者にとってはこのゲーム最大の鬼門と言われている形式である。しかし、他の基本3形式と違い分岐がないため、慣れるとはるかに他の形式より100点が取りやすいらしいが・・・そこまでできる頃には初心者は卒業してるであろう。 ランダムが割と下位の組(7に至ってはユニコーン組)から出るようになったことと、難易度調整のため既存の問題に選択肢3つの問題が出現したことで5以前の各形式より威力が落ちた。 しかし、この縛りのない新問は選択肢数にかかわらず配信され続けている。 上級者でも恐れている人は多く、他の統合形式の名称はQMA8では使われることも少ないが、これだけは使われ続けている。 QMA4から現行の階級システムになったが、マルチセレクトはQMA6(EXTRA含む)以外では新規カードの場合、上級魔術士以上でないと使うことができない。おそらくクイズゲーム上級者による新規カードでのマルチ無双防止と思われる。 ○×職人 協力プレーにおいてアイテムを駆使して○×クイズの答えを調べ、全員を正解に導く役割を担うプレーヤーのこと。 具体的には■解析の天秤を使用→正解率が50%ないしは-%でない時■想伝のメガホンを使用→■叡智の書を使用し正解率と等しい選択率の選択肢を選ぶ、という一連の動きを行う。最初から職人に徹するつもりなら必ず最初に天秤を使うこと。メガホン切った後で職人不能な問題だった場合アイテムを失った上に本来わかっていたはずのプレイヤーの誤答まで誘ってしまう。知識量に関わらず行えるので、足を引っ張りがちなプレーヤーでも○×職人に徹することで協力プレーで活躍することができる。 2人以上同時に職人行動されるとムダにアイテムを消費してしまう、叡智の書を他の問題で使いにくくなるといったデメリットもあるが、4人が☆5満点ならば896点、☆4満点でも704点入るため難度の高いラスボス戦などでの職人行為は馬鹿にできない。 チームプレーが重視される協力プレーでは、たとえ一芸であっても時として心強い味方となる。その最たる存在と言えるかもしれない。 勿論随伴者がその問題をそもそも対応済みだった、あるいは初見だが素でわかった…という場合アイテム3つの浪費を招く。もっとも○×の場合、他の形式に比べて緑ゲージでの回答が厳しいので問題を見てから他の人が解けるかを考える余裕はあまりなく、深いフロアへ行くまでに全員の能力がジャンル別でそれぞれどの程度なのかを見極める、という程度の対応しかしようがない。 正解率が高くても☆が高い問題だったりする事も多く「その問題がどの程度難しいのか」は○×を主力として使ってる人でも瞬時に判別するのは困難である。 ○×に自信があるプレイヤーが多くいるようであれば「わかる側」があえて○×にメガホンを使う、という場合もある。このケースでは「わからない線/順/四択辺りに本を割いて欲しい、あるいはメガホンをルーペ拡散にまわして欲しい」というメッセージの可能性も考えられる。もちろんただ単にスコアを安定させたかっただけの場合もあるので「わからない側」としてもこの状況で職人行為は必要か?という点はよく考えておきたい。色々懸案した上で決行するなら躊躇せずアイテムを使おう。 回し 身内数名で台を交代しながらプレーし続ける行為。要は連コとほぼ同義であり、順番待ちの人がいる場合には決して歓迎される行為ではない。 (友達など)複数人がプレーしている時に待っている人がいる場合は、一人がプレーし終えたら譲ってあげよう。 満席魔神 QMAのサテが満席でプレーできない状態のことを指している。類義語に「大人気クイズゲーム」がある。 新学期開始、混む時間帯、店舗のクレジット設定変更などに伴って満席になってしまう状態を「叶わない相手→魔神」に例えていると思われる。 見切り 問題文の出だしやエフェクトの最初の形を見て(決まり字を判断し)答えること。100点満点を取るには必須であり、決勝ではこの差が勝敗に直結したりもする。解答技術の項も参照のこと。 タイピングの長文でも可能なプレーヤーがいるのには驚かされる。 最上級クラスの使い手は皆信じられない速さである。 緑問 芸能問題のこと。芸能のシンボルカラーが緑(エメラルド)であることに由来。 その性質からテレビの視聴時間が長い人ほど得意な傾向がある。そのため上位に行けば行くほど(世代・生活習慣・地域差等などから、青問同様に)苦手としている人も多い。 難易度の高い問題は都市圏在住者、年配者に有利な傾向があるため、地方プレーヤー潰し、若年者潰しにも使われる(青問の項目も参照)。 クラシックや音楽理論、伝統芸能なども芸能ジャンルに含まれる。同ジャンルの他の問題と比べて得意とする層が異なる傾向があるため、これらの問題が出題されると番狂わせが発生することも多い。 余談ではあるが、QMA5初期でのルート選択は芸能は選択されにくかった節がある。後に出題ジャンルが伏せられた原因の一つとも言え、芸能がない組合せのみに票が集中することも珍しくなかった。 以下、出題範囲の概要をQMA5以前の分類で記す。 R1 TV・CM。地域・世代差があり、アニメとの関連も強いため、二刀流等に使われやす……かったのだが、QMA6において映画ジャンルと統合されてしまった。テレビっ子には大打撃である。 R2 映画。QMA6以降ではTV・CMと統合。サイレント時代の作品も対象になる(動画問に使われる事も)ため難問が多かったが、R1と統合された。 R3 音楽。邦楽や洋楽だけでなく、いわゆる愛唱歌(童謡・民謡等)、楽器や楽譜等の楽典的な内容、さらにはクラシック・オペラも含む。無論、近現代曲以前の作品も対象になるため、こちらも難問が多い。 R4 その他。お笑い・アイドル・古典芸能(歌舞伎・落語)等が該当する。 ミドルユーザー ライトユーザー以上ヘビーユーザー未満のプレイヤー層。「廃人」とも称されるヘビーユーザー扱いをされるのはイヤだが、かと言ってライトユーザーを名乗れるほど浅くもない、といった人達。 ランキングや結果へのこだわりはヘビーユーザー程ではなく、階級なども最上位までは見据えたりせず、強さも「ある程度でいい」と妥協しがちな人が多い。 ただ単にプレイ頻度が多めなだけで、上記項目に一切のこだわりがない(ただ楽しんでやっているだけ)というプレーヤー層もこれにあたる(ただし、あまりにもプレイ頻度が高く、多く魔法石を稼いだりしていると「廃人」と称されてしまう場合もある) ミノガー ミノタウロス組とガーゴイル組の往復スパイラルになる者たちのこと。 QMAを始めて最初に経験しやすい壁。操作の遅さなどからミノガーになってしまう者もいる。 現在ではユニコーン組への降級が「できる」為、中級者の判定基準にしてもよい状態である。 少しずつゲームに慣れていき、尚且つ上達することで抜け出すことは可能。熟練者のスタンドに手助けされるも良し、自力のみを頼るも良しである。 ミノタウロス組 フェアリー組から数えて4番目に位置する中堅組、だが実際には「熟練者認定試験場」的な雰囲気が漂う、いわば上級組の一つになってしまっている。賢者以上のクラスのプレーヤーがこの組に集まることもあり、このゲームで上達していくステップでは一つの関門となる。 ここで初めてCOM枠の無い16人マッチング制になる為、満員になる様な時間帯では一つ下のガーゴイル組と比べて予選通過の難度がインフレを起こす。 QMA5での実装以降、一つ上のフェニックス組から転落した熟練者が立ちはだかる事は日常茶飯事である。上を目指すのであれば、スタンドに頼ってでも彼等と同等以上の結果を出せる様にしておきたい。 QMA7以降はランダムを含む全形式が予選および準決勝でも出題されている為、QMA6以前より熾烈に。 上記の通りCOM枠が0になる最初のクラスであり、初心者のうちはここからガーゴイル組との往復を繰り返す、所謂「ミノガー」になるプレーヤーも多い。 また、どのジャンルも予選では常識クラスの問題が多く出題され、早押し(早解き)易問大会になることもしばしばある。その為、強烈な苦手ジャンルを持っている人ではこのクラス以上に保つことが厳しく、最初の目標となりうる。 逆に、初心者で此処に居座れる様ならば、立派な早熟と言えよう。 紫問 (理系)学問問題のこと。(理系)学問のシンボルカラーが紫(アメジスト)であることに由来。 QMA5以前と6以降では、ジャンル再編の関係上指すものが異なる。文系学問は何て呼べばいいんだろう……?ジャンルメダルがラピスラズリ(和名が瑠璃石)の為『瑠問』と呼ぶ人もいれば、「ラズリ」がペルシャ語で「藍色」を意味する事から『藍問』と呼んでいる人もいる。 パンフレットのジャンル紹介等の見た目から、逆に文系学問を紫問とし、理系学問を赤紫問と呼ぶ声も……。 さらに赤紫を明るくするとピンクに近い感じになるので『桃問』と呼ばれる事もあるが、ジャンルメダルを考えるとこっちはマイナーな呼び方になりつつある。マジアカ通信DS2特集号42ページの(文系学問を出題するクラスメイトの髪の色の)説明から、文系は『藍問』と呼ぶのが相応しいだろう。 黄問同様、クイズの基本ともいえるジャンルのひとつ。このゲームについては、暗算力が試される問題も多いため、珠算や帳簿付けの類を経験していると有利か。 (学校の授業等で学ぶ内容が主とはいえ)個人の学歴によってかなりの差がつく。当然ながら、上位クラスでは対策ができていないと痛い目に遭う。 元々がサブジャンルの一つだった為に問題数が少なく、全体的に出題の傾向が易しい(理系学問とは言え、頭を使って解く問題は少なく、大半は暗記で答えられるもの)故に、苦手としている人は非常に少なく、最弱ジャンルとの説もある。 ちなみに、実際の紫水晶は理系学問のイメージカラーに近い色合いを持っている。 名門校 →超名門校・名門校・有名校 メイン 通常使っているカード、メインカード。複数枚のカードを所持している場合、大抵は一番階級の高いカードがこう呼ばれる。→サブカ 鍍金賢者 階級に実力が伴っていない人たちを揶揄する言葉。元々は金属賢者限定。 外側(階級)こそ貴金属で高級そうだが、中身(実力)は安物なことからこう呼ばれるようになった。 (「ときんけんじゃ」と読めなくもないが)多くは「めっきけんじゃ」と読み、「鍍金」という言葉自体は金属等の表面に施す処理のことを指す。上記の意味もここから取られている。 明らかに実力が足りていない人の他に、そこそこの実力はあるが膨大なプレー回数からすれば大した強さでない人もこう呼ばれることがある。 プレー回数自体は多いので、ハマれば上位組でも優勝できる力はあるものの、致命的に弱いジャンルもあるため成績が安定しないプレーヤーが多い。 自虐的に使われることのほうが多い気がする。QMA5中に自力で黄金賢者以降に昇格したプレーヤーが自分をそう言っている場合は謙遜してるだけの場合が多く危険。 QMA2初期の0点を取らない限り降格しないシステムにより、誰でもプレー回数を重ねれば金属賢者まで昇格できたことに由来する。ちなみにQMA1では勲章没収・降格条件が厳しいため金属になることさえ難しかった。 潜る 協力プレーをすること。地下1階、地下2階……と降りていくことから。 QMA8では塔のように登っていくダンジョンが追加。洞窟にも「ロンダルキアへの洞窟」のように上がっていくダンジョンがあることを突っ込んではいけない。FC版は本当に鬼畜。 問題回収 自分の有する知識だけでは太刀打ちできない問題を攻略するために、一度見て間違えた問題を次に出題された際に答えられるように問題を覚えること。 具体的には写真撮影、若しくはメモなどを用いて記録し、自宅で答えを調べて問題を暗記すること。これに頼らない人ほど能力が優れていると言えるが、頼る人でも決して勝るに劣らない。 同じ問題が二度と出ないのであればこの手段は通用しないが、システム上問題を使い捨てにできないため必然的に存在しうる、クイズゲームならではの攻略法である。問題数が有限である以上、同じ問題が二度以上出現することは避けられない。 相当数のプレーが必要なため、ライト層など一部のプレーヤーからしばしば軽蔑の対象となりやすく、論争も起こりやすい。しかし、単純にQMAにおいて強くなりたいと考えるのであれば、このゲームでは非常に効率のよい攻略法と言える。言うまでもないことではあるが、重要なのは回収をした後の、それを調べて覚えるという決して楽とは言えない作業の方である。上位プレーヤーは少なからず時間と労力を投資しているから強いといえるだろう。 主にデジカメやカメラ付携帯電話が使われるが、店舗によっては撮影禁止になっているところもあり、店員に見つかれば注意を受けることもある。上達にはある程度の必須項目とはいえ、快適なプレーのためにも、店舗ルールに沿った方法で行いましょう。TAL 略さずに言えば「Tool Aided Learning」。所謂「問題回収」に該当する行為のうち、メモ取りやデジタルカメラでの撮影等、何かしらの記憶媒体を用いる手段の事。問題回収の狭義はこれであると見てもよい。 勿論、自身の記憶力を頼りに問題を覚え込む事も広い意味での此れに該当する。長期記憶力の限界に挑め!? 残念ながら、近年の作品でフルゲの上位組に50クレ以上残るには狭義、広義を含めての問題回収は元々クイズが得意でもない限りほぼ必須である。
https://w.atwiki.jp/midkiseki/pages/48.html
キセキワニガメガホン
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4352.html
『ウルトラ全否定(野生編)』 33KB 虐待 制裁 観察 全滅 群れ 独自設定 27作目 とある山の話である。ここではゆっくりの群れが、我が世の春を謳歌していた。 優しいドス、善良な仲間たち、山にはゆっくりのために生えてくる草さんや虫さんがた っぷりいて、冬の前に食料が乏しくなっても山を下りればゆっくりが大好きな『にんげん』 から、おやさいさんをたっぷり貰える。 群れの仲間はどんどん増える。 群れの縄張りはどんどん広がっていく。 「ゆっち! ゆっち! ゆゆ~ん。まりちゃはおやまのおうしゃま! まりちゃ、おうし ゃまだきゃら、このおやまでいっちばんゆっくちしてりゅよ!」 「れいみゅはぷりんせしゅだよ! きらきらおめめのきゃわいいぷりんせしゅ! ひゃく ばのおうじしゃま、いつでもだいきゃんげいだよっ!」 赤まりさと赤れいむが、ゆんゆんと両親の前でそう宣言する。 「ゆわああ……おちびちゃん、とってもとってもかわいいよ……」 「ゆふふ。かわいいかわいいおちびちゃんはきっとおうさまっになれるんだぜ。 ドスのつぎにえらいゆっくりになれるんだぜ」 「「ゆわあい!」」 ぴょんぴょんと飛び跳ねる赤ゆっくりたち。 子供、というのはいつの時代も無邪気なものだ。自分の可能性を信じて、絶対に届かな い夢をキラキラ目を輝かせながら語るその姿は、いつ見ても死んでしまえばいいのにもと い何とも愛らしい。 「まりさ! きょうのごはんさんは?」 「ゆ……ごはんさんは、いつもよりちょっとすくないんだぜ!」 「ゆがーん!? どうするのおおお!?」 「なあにいってるんだぜ? このむれにはどすがいるのぜ! ちょぞうこさんにはいっぱ いのごはんさんがあるのぜ! それをもらえばゆっくりおしょくじなのぜ!」 「ゆ! そうだったね! れいむうっかりやさんでごめんね!」 「ゆふふ。れいむのそんなところもか・わ・い・い♪ んだぜえええええ!」 「おとうしゃんとおきゃあしゃん、らぶらぶだにぇ! れいみゅはずかちぃ~♪」 「まりしゃもはずかしいのじぇ……。で、でも。ありちゅとなら……」 「ひょっとして、れいむのところのおちびありすちゃん? ゆふふ、まりさのみるかぎり、 あのありすはしょうらい、すっごいびゆっくりになれるんだぜ!」 「らいばるおおいね! だけど、れいむのおちびちゃんならぜったいだいじょうぶだよ!」 「ゆゆ……まりしゃがんばるのじぇ! ありちゅをおよめさんにして、しあわせーになる んだじぇー!」 「れいみゅもしあわせーになりちゃい!」 「ゆふん。だったらおとうさんみたいなかっこいいまりさをおむこさんにするんだぜ!」 「ゆっくちりかいしちゃよ!」 「ゆふふ。そのとき、れいむはもうおばあちゃんっ、だね!」 「なにいってるんだぜ? れいむはずっとずっとずーっとまりさのさいあいっ、のおくさ んなんだぜ!」 「ゆはーん! れいむてれちゃうよぅ!」 笑いの絶えない家族。笑いの絶えない仲間たちだった。 『ウルトラ全否定(野生編)』 マンネリあき そんな群れのリーダーが、体高二メートルを越えるドスまりさである。お昼時で、食料 集めも終わり、群れの仲間は皆くつろいでいた。 「ゆふぅ~……みんなゆっくりしてる、ゆっくりしてるよぉ」 ほろりと、ドスの目から感動のあまり涙が零れる。森の賢者でありサブリーダーを務め るぱちゅりーが、それを見てドスにすーりすーりを行った。 「むきゅ! これもみんなドスがゆっくりしてるおかげよ!」 ぱちゅりーの言葉に呼応したのか、群れの皆がわらわらと集まってくる。ぴょんぴょん とドスのもとへと歩み寄り、一斉にすーりすりを行う。 この群れの仲間たちを、ドスはよほどゆっくりさせてきたのだろう。そう思わせるだけ の微笑ましい(一部の人間にとっては)光景であった。 「そうだよ! ドスはとってもゆっくりしてるね!」 「ドス、これからもよろしくたのむのぜ! まりさ、ゆっくりしたいんだぜ!」 「ゆっくち! どちゅ、ゆっくちぃっ!」 「ゆーゆー……どちゅ……ゆっくちー……ゆー」 まだロクに言葉も喋れない赤ゆっくりから、やや太り気味――妊娠しているらしい―― のれいむまで、皆が寄り添っている。 「ドス! ドスー! ごはんさんがたりないんだぜ!」 「むきゅ! そういえば、ぱちゅりーもたりなかったんだわ!」 「れいむもだよ! ごはんさんがたりないとゆっくりできないよ!」 成体ゆっくりたちが空腹を思い出し、寄り添っていたドスに訴え始めた。 「ゆゆ……ゆっくちできにゃい? ゆぅ……いやなのじぇ……」 「ゆっちー! ゆーゆー! ゆあー!」 それに合わせるように、子まりさや赤れいむがぱたぱたとおさげやもみあげを揺らし始 める。赤ゆっくりや子ゆっくりといえども、食料の欠如に関しては非常に敏感なのだ。 「ゆぅ……どうしたのかな? さいきん、ごはんさんがたりなくなってきてるよね! も うすぐふゆさんなのかな?」 ドスの疑問に、ぱちゅりーが余計な知恵を回し始める。 「むきゅ。これはおかしいわ! ふゆさんはずっとあとのはず。まだあきさんもきてない わ! いへんよ、ドス! おやまさんが、ごはんさんをいじわるしているんだわ!」 「ゆううう!? それはゆっくりできないね! おやまさんはゆっくりしているドスたち にちゃんとごはんさんをわたさないといけないのに!」 ――と、何気ない会話であるがゆっくりたちがタチの悪い生物である特徴がよく現れて いることにお気付きだろうか。そう、ゆっくりたちは森羅万象全てのものを擬人化し、キ ャラクターを背負わせるという習性がある。 雨が降れば「あめさんおねがいだからやめて」と泣き叫び、それがにわか雨ですぐに止 んだりすると、自分の願いを聞いてくれたのだと欣喜雀躍する。 擬人化そのものは人間にもあるし、そう珍しいことではない。たとえば、いわゆるシャ ーマニズムと言われる自然の神格化という文化がある。だが、ゆっくりたちのコレはそれ と大きく異なる点がある。 「ゆふふ。あめのやつはゆっくりしているまりさに、てもあしもだせずにまけたんだぜ! まりさは、あめもこぶんにできるさいっきょうのゆっくりなんだぜ!」 人間は自然を崇拝する、少なくとも従えたとは思わない。それは特別な『何か』に許さ れる特権であり、ゆっくりたちのようにただ一度の勝利だけで、万物を超越した存在にな ったなどまず思わない。 ゆっくりたちは違う。彼らは本能的に『ゆっくり』を貪欲に求めるため、ただ一度の成 功や勝利で、全てが決まると考えている。 そして、もう一つの厄介な習性。 「そうだよね! ゆっくりはせかいのちょうってんにいちするそんざい! なのに、ゆっ くりさせてあげているおやまさんがほうししないなんて、ばんしにあたいするねっ!」 そう。言わずと知れた「ゆっくりは全生物の頂点に立つ存在」という誇大妄想である。 まず、ゆっくりの価値観の基準は全て『ゆっくり』である。飼いゆっくりとしてよく躾 けられたゆっくりは「飼い主をゆっくりさせる」→「飼い主がゆっくりしてくれる」→ 「自分がゆっくりできる」という流れの思考が可能になり、飼い主共々幸せになろうと努 力するのだ。 一方、厳しい環境に置かれた野生ゆっくりは、自然の厳しさを知ることで群れの間の団 結力を高めると共に、ゆっくりをゆっくりさせないものが存在するという事実を学ぶ。野 良ゆっくりもしかり、だ。 では、例えば――敵対生物が存在せず、ゆっくりたちの食料が豊富で、おまけにドスが いるせいでとてもゆっくりしている群れや、あるいは辛い野良生活で味わった優越感を忘 れられなかったゆっくりたちが(疲れて帰宅するサラリーマンを見て嘲笑することでゆっ くりするというまりさが、とある公園に住み着いたことがあった。もちろんサラリーマン に撲殺されたが)、生物の頂点に立つという妄想にその身を浸した場合どうなるか。 結果がこの群れのような存在である。自然への感謝、彼らの食料となった虫や野草たち への感謝などない。奉仕されることを当然と考える、帝政末期の堕落した貴族のような駄 目さ加減の群れの出来上がりである。 「おやまさん、いいかげんにしてね! どすがぷくーーーーっするよ! ぷくーっ! ぷ くーっ!」 「ゆわあ! どすのぷくーっよ!」 「しゅごいんだじぇ……しゅごくきょわいんだじぇ……」 「ほらほら、おちびちゃんはみちゃだめよ!」 「どちゅ、ぷっくちー!」 山という曖昧な存在に向けての威嚇。これほど愚かな存在も他にあるまい、と思わせる 無駄な行為である。 ● ● ● 「どうじでゆっぐじごばんざんをぐれないのおおおおおおおおおおおおおおお! どすおごるよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「ひどいよおおおおおおおおお!」 「おやまさんはゆっぐりじでないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 そして、何故かこうなる。ドスは暴れ回り、成体ゆっくりたちは泣き叫ぶ。 やがて、それもひとしきり済むと当然暴れたことで更に空腹になるのだ。 「ドスぅ……どうするのぉ……」 「しょうがないね。ちょぞうこさんのしょくりょうっをはいっきゅうするよっ!」 「むきゅ! りょうかいしたわ!」 「みんな! だいじょうぶだよ! みんなゆっくりしてる! おやまさんもゆっくりがみ んなゆっくりしてるってわかれば、ごはんさんをたくっさんくれるにきまってるよ!」 「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」 「ゆふん! いいおへんじだね!」 それからドスは不意にキリッとした表情で告げた。 「ぱちゅりー! ドスはこれから、にんげんたちのむれにいってくるよ!」 「むきゅ、どうしたのドス!?」 「おやまさんがはんっせいしないかのうせいもあるよっ! だから、いまのうちにドスが にんげんにじょうやくのとおり、ごはんさんをもらってくるよ!」 「むきゅきゅ! なんてかしこくてよういしゅうっとうなの、ドスは! もりのけんじゃのぱちゅりーかおまけね! わかったわ、いってらっしゃいドス!」 「ゆふん、それほどでもあるよ! じゃあ、あしたのあさ、しゅっぱつするよ!」 「ゆ! ドス、にんげんのむれにいくんだね! だったらおやさいさんがほしいよ!」 「あまあまがほしいのぜ!」 「ありすはとかいはなどれいがほしいわ!」 「ゆふふ。みんなのゆっくりしたおねがい、にんげんにちゃんとつたえてくるね!」 以前人間の里に行った際、村人たちは渋い表情を浮かべつつも屑野菜を与えた。「これ が精一杯だ」と大嘘をついて、どうにか引き取って貰ったのだ。 そのときの成功体験が、彼らの餡子内部でゆっくりできた記憶として継承されている。 結んでもいない条約を結んだことになっている。ちなみに条約の中身など語るまでもない。 ゆっくりたちによる絶対王政である。 だからより貪欲にゆっくりを求め、更なる無茶を要求する。 「そうだ、みんな! ドスにとかいはなおうたをうたいましょう! ドス! にんげんに も、このおうたをきかせてあげてね! そうすれば、にんげんもゆっくりできるはずよ!」 「ゆふん! さすが『とかいは』なありすはやさしいね! それじゃあみんな、ドスにお うたをきかせてくれるかな?」 「ゆっくりいいとも!」 そして、ヒキガエルの小便を飲んだ方がマシかというほどの合唱が始まった。鳥はしか めっ面で羽ばたいて逃げ出し、小動物たちは苛立ちを隠せないようにその場を逃げ出した。 人間が聞いても、「U’’$%&”#%$&$&T$#%&!!!」という感じにしか 聞こえず、唯一この歌を好みそうなのは旧き邪神を信奉する信者くらいだろう。 「「「「「ゆうううううぐりいいいいいいいいいいいい! ゆっっぐりいいいいいいいい いいいい! どずうううううううううううう! ゆっぐりいいいいいいい!」」」」」 「ゆわぁ……ドス、うれしいよぉ……みんなのゆっくりした『あいっ』がつたわってくる よぉ……」 ドスは「ゆっくりできるおうた」を聞いて、ちょろちょろとうれしーしーを漏らしてい た。子供時代、余程甘やかされて育ったのだろう。そんなゆっくりがドスになるとは、偶 然も恐ろしい物である。 翌朝。ドスまりさは元気に人間の村に向けて旅立っていった。 ……さて。この後の話の展開は本来ならばシンプルになるはずだった。 ドスの無茶な要求を聞いた村人が切れて、ドスを惨殺。然る後に、群れを全滅させると いう、調子に乗った群れお決まりの顛末である。 だが、何ともはや不幸なことに。ドスたちのあまりの調子の良さと、群れがもたらした 山に対する尋常ではない被害を鑑みて、村人たちは「そんなあっさりとした結末」を許し はしなかった。 そこで村人たちは『なるべくゆっくりたちを苦しませて殺すプロ』を雇うことにした。 とある男が「村人たちの全面協力」及び「ビデオ撮影」を条件として、破格の安さで雇 用されることに同意した。 「はい、皆さん。それでは、先ほど指示した通りです。頑張りましょう!」 つまりまあ、いつものように博士と撮影役のマンネリ君の登場である。 タイミング良く、ドスまりさが村にやってくる少し前に博士は到着しており、村人たち に、虐待についての概要を伝えた。 「大して難しくはないでしょう? ……まあ、一つだけ難点があるかもですが。 それは、こちらが持ち込んできたモノで解消できると思います」 博士の言葉に、村人――主に壮年男性を主軸に集まっている――たちが同意するように 頷いた。博士が提出したプランはシンプルで、これが本当に「苦しませて」殺すことにな るのか、いまいち理解できなかった。 しかも一点、非常に難しい部分がある。 「まあ、いざというときの対策は準備してあります。では、ドスを誘き寄せる作戦ですが ――」 「ドスはドスだよ! にんげんはゆっくりしないででてきてね! ゆっくりしないでだよ!」 「――しなくて済みましたね。では、皆さん。先ほどお渡しした品物を持って、ドスの前 に集合です!」 ぱんぱん、と博士が手を叩き、タイミングのあまりの良さにぼんやりしていた村人に活 を入れた。 「さて、マンネリ君。キミも参加しなさい」 「へーい」 マンネリ、と呼ばれた青年も走り出していった。 「ゆふん! ドスはゆっくりしているよ! ゆっくり~」 ドスはゆっくりしていることを示すかのようにどっぷりと肥った下半身を、ゆらゆらと 動かした。見る者が見れば、それだけで血管が切れそうなほどに鬱陶しい仕草である。 そんなドスは、ドススパークを使おうなどと考えてもいない。ドススパークはとってお きの必殺技であり、「ゆっくりしてないにんげん」なんかには必要ないと本気で信じ込ん でいるのである。 ここまで愚かなドスも早々いまい、ギネス物である。 「ゆ! きたね! まったくゆっくりしてないにんげんたちだよ!」 ドス目掛けて、村人たちが殺到してくる。余裕の表情でそれを出迎えたドスまりさは、 面倒臭いなぁと思いつつも、その体高で若干のーびのーびして、大きさをアピールした。 「…………」 沈黙。ドスの前にやってきた村人たちは、無表情でドスを睨む。ドスの餡子に、ちくり とした痛みが走った。 「ゆ……ゆ! なんなのそのたいどはあぁぁぁ!? どすがきたんだよおおお! このどすが! にんげんのむれにわざわざやってきたんだからねえええ! だからさっさとおやさいさんをたっぷりよこしてね! すぐでいいよ!」 「…………」 沈黙。ドスの餡子に、最早無視できないほどの痛みが走る。 「ゆがあああああああああああ! せいっさいされたいのかああああああああああ!」 ドスが自身の体をゆーらゆーらさせて、怒りをアピールする。 それに応じるように、村人たちは右手に持っていたメガホンを一斉に口に当てた。 「…………ゆ? なに、それ?」 ドスまりさの問い掛けに応じるように、村人たちは一斉に叫んだ。 「「「「やっがましいいいいいいいいいいいいいい! ブッ殺すぞオラアアアアアアアア アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!」」」」 その声のあまりの大きさと、あまりに強く含まれた怒気に、ドスまりさは「ゆぴっ!?」 と声を上げたっきり、凝固した。 「はい、今の内にこの帽子と中にあったドススパークのきのこを採ってっと……」 マンネリくんがそそくさと仕事を終えるとほぼ同時、ドスまりさは戸惑いながらも現実 に復帰した。 「ゆ、ゆぴ? ゆっぐり? ゆび? ゆぴぴ? ゆぴー? ゆびっ! ゆぐり! ゆっぐ り! ゆっぐりゆっぐりいいいいいい!」 訂正。完全に復帰した訳ではないようだ。自分に向けられた怒りに、ドスまりさは困惑 しきっている。のーびのーびを繰り返し、自分はゆっくりしているとアピールする。 村人たちは『本当に効果あった!』と驚いたり笑いたくなるのを必死で堪え、尚も怒り を滲ませて叫ぶ。 「「「「ゆっくりしてないクソ野郎が!!!! 死ね! 死んでしまえ! いや殺す! 殺してやる! ブッ殺す!」」」」 「ゆ……あ……?」 ドスまりさは呆けたまま、モロに鉄パイプの一撃を顔面に受けた。 「い……だいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」 「黙れ死ね!」 「屑が!」 「蛆虫が!」 「生物でもないくせに!」 「殺せ!」 「死ね!」 「ゆびゃあああああ! やべで! いだい! いだいでず! やべでやべでええ!」 村人たちはメガホンを片手に叫びながら、鉄パイプでドスを滅多打ちにしていく。 ドスまりさは抵抗しない。それどころか、痛みに泣き叫んでしーしーを漏らすだけ。 「「「「死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね!!! 殺すぞこのクソボケ! ゴキブリ以下のカス生物が!」」」」 「ゆぎゃ! やべじぇ! やべじぇ! まりじゃをゆっぐぢざぜで! まま! まんまあ あああああああああ! まりじゃゆっくちちたいのじぇええええええええええ!」 全身を腫れぼったくさせながら、ドスまりさは泣き叫び、遂には不気味な幼児退行を起 こした。所要時間、実に三分。早すぎである。 帽子とドススパーク用のきのこを持ってぼんやりしているマンネリ君に、博士が声を掛 けた。 「ね。理論は正しかったでしょう?」 「確かに。……いや、俺も長年虐待やってますけど、目から鱗でした。こいつらって、本 当に『怒り』に弱いんですね」 先ほど、ゆっくりに関する不愉快極まりない習性を二つほど伝えたが、ゆっくりにはこ の他にもう一つ、とてもユニークな特徴がある。 怒り、というものにとてつもなく弱いのだ。 ……あなたが、虐待しているときのことを思い浮かべるといい。統計によれば、虐待の 最中に浮かべている表情は「笑顔(53%)」「無表情(32%)」「欲情(10%)」 であり、残り5%は「その他」であって、怒りを露わに虐待する人間はほとんど皆無とい っていい。 冷静に考えれば当然の話だ、趣味の虐待をやっている最中に楽しまない人間はいない。 笑いながら虐待するのが、当然だ。 ……だが、虐待するときにこう考えたことはないだろうか。 「どうして、これだけ痛めつけられているのにまだ上から目線で物事を言えるのだろう」 調査によると、とある父まりさはおちびちゃんを虐殺され、力ではとても敵わないと理 解していたにも関わらず、こう言い放ったという。 「おちびちゃんをころしたことはゆるしたくないけどゆるしてあげるよ。だから、まりさ たちにかまわないんでね」 これは、「人間は笑っている」→「笑っているからゆっくりしている」→「ゆっくりし ているということは、まりさたちがゆっくりさせている」→「だから、まりさたちが格上 の生物である」→「力では敵わないが、そんなことは関係ない。ゆっくりしている方が上 なんだから、許してあげる」という、噴飯物の思考を経たものだ。 だから、笑った時点で「ゆっくりさせている」という餡子思考が優先されるのだ。死の 恐怖に怯えてもなお、ゆっくりすることを優先する彼らにとっては、虐待への逃避行動で もあるのだろう。 だが、逆に言うと。 彼らは、「怒り」に対してはまるで無防備なのだ。 人間が怒りに顔を歪ませ、大音量で毒のような悪口雑言を撒き散らす。ただそれだけで、 ドスでさえも混乱して、ゆっくりと叫ぶだけの生物になってしまう。 「死ねこの屑!」 「ゆび! ゆぼ! ゆびゃ! やべじぇ! まりじゃゆっぐぢぢだい! まりじゃ! ゆ っぐじじだいの!」 「ゆっくりなんかさせねえぞ、このゴミ!」 「まりじゃまりじゃだよぅ! まりじゃ、ごみさんじゃないよぅ!」 「うるせえ黙れ! 殺す!」 「きょろじゃないでええええ! ごわいよおおお! ごわいよおおおおおおお!」 鉄パイプで殴られる激痛もさることながら、スピーカーで増幅された呪いの言葉が、ド スまりさから凄まじい速度でゆっくりを奪っていった。 おそろしーしーを先ほどから垂れ流しっぱなし、しかもあにゃるからはおそろうんうん までが、くぐもった音と共に排泄されていく。 「クソ垂れてんじゃねえ、クソゴミまりさ!」 「ゆべええええんん! うんうんもらちぢゃったあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! ぢーぢーももらじじゃっでるう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛! ゆっぐぢでぎないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 うんうんを垂れ流すのは、赤ゆっくりのみに許された特権である。大の大人が、まして ドスともあろう者が恐怖でしーしーとうんうんを垂れ流すとは究極の恥。 全国生放送で、ウンコ漏らした際の顔が名前のキャプションつきで映ったようなものだ。 あまりといえばあまりの恥ずかしさに、ドスまりさは滝のように涙を流した。 やがておそろうんうんも終わって、あにゃるからうんうんではない中身の餡子が漏れ始 める頃合いになって、博士はようやくストップをかけた。 「やべ……やべで……ゆっぐぢぢよう……ゆっぐぢ……」 博士はいつのまにか仮面をつけていた。どこで手に入れたのか、能面とは異なる東南ア ジア風の、精霊だか神だかを模したと思しきそれは、明らかな「憤怒」を表現していた。 「――ドス、こっちを見ろ!」 「……ゆ、ひ? ゆびいいいいいいいいいい!」 その仮面の、あまりの「怒り」にドスまりさはおそろしーしーをぴゅっと出して、失神 した。 「ではマンネリくん。ドスまりさの帽子を被って下さい。ドスは失神したみたいなので、 今の内に口を縛っちゃいましょう。……ちょっと惜しいですが、万が一を防ぐためです。 あ、目玉を傷つけちゃ駄目ですよ。群れが滅び行く様をちゃんと見せなきゃですから」 村人たちは頷いて恐ろしく太く、長い畳針を使ってドスの口を縫い始めた。 激痛で失神から目覚めて悲鳴をあげようとすると、たちまち鉄パイプの乱打が襲いかか る。 「ゆっぐ……やめ……いじゃ……やめで……ぶぼぼぼ……」 「あぁ!? 何言ってんだかわかんねぇよ死ねカス! ボケの屑が!」 怒鳴り散らされながら畳針で顔を縫われた後、ついでということで側頭部に針を埋め込 まれたドスは、じたばたと暴れ狂ったものの全身を荒縄でキツく締め付けられたことでぐ ったりと大人しくなった。 「えー、それでは皆さん。怒り顔に自信がない方はお渡しした仮面をつけてください。 これから、群れの虐待に行きます。さて、念押ししておきますが今回の虐待はメガホン で怒鳴り散らすだけです。赤ゆっくりと子ゆっくりはなるべく見逃して下さい」 「あ、それ聞きたかったんです。どうしてですか?」 村人の質問に、博士は答えた。 「赤ゆっくりや子ゆっくりの『ゆっくり』は、親にとって至高の存在です。完全にゆっく りできなくなった親ゆっくりたちが、赤ゆっくりや子ゆっくりの訴えに耳を貸すのかどう か、それが知りたいのですよ」 「そいつらが成長して、成体になる可能性は?」 「ゼロに等しいですね」 それで納得したのか、村人たちは一斉に仮面をつけた。人間であるはずのマンネリ君も、 思わず怯むほどに、怒りの仮面をつけた村人たちは恐ろしいものがあった。 「ではでは。出発進行です!」 村人たちは武器であるメガホンを持ち、一斉に歩き出した。 ● ● ● 「ゆっくりのひ~♪ まったりの~ひ~♪」 「ゆちっ! ゆちっ! ゆっち~♪」 歌を歌い、かけっこをし、ゆっくりたちは思い思いに憩いのひとときを過ごしていた。 「むきゅ……ドスはまだかしら……」 「しんぱいしょうだね、ぱちゅりー! どすがにんげんにまけるとでもおもってるの!?」 「むきゅきゅ! そんなはずないわ! どすはきゅうっきょくのゆっくり! ゆっくりし ていないにんげんなんかに、まけるはずないわ!」 サブリーダーであるぱちゅりーは、ドスまりさに全幅の信頼を置いている。 何しろドスといえば「ゆっくりのなかのゆっくり」である。ドスがゆっくりしていれば、 やまさんもうみさんもそらさんも、みんなゆっくりしているのだ。 ゆっくりしていない(と、継承された餡子の記憶が伝えてくる)人間如きに敗北するは ずがない。確かに人間は乱暴で頭が良く、狡賢い上に沢山いるが……だって、ドスはゆっ くりしているのだから! 「だったらどうしたの?」 「むきゅ。このあいだ、きになることをしってしまったの! にんげんはね、おやさいさ んのことをかってにはえてくるものじゃないっていってるんですって!」 「……」 「……」 「はぁぁぁぁぁぁぁ!? ばああああああああああああっかじゃないのおおおおおおおお おおおおおおおおお!?」 れいむは声高らかに、嘲笑した。 一方のぱちゅりーは真剣な表情で告げる。 「れいむ! これはわらいごとじゃないわ!」 「どこがなのおおおおおおおおおおおお!? そんなめいっしんをしんじてるなんて! どうかんがえてもゆっくりできてないでしょおおおおお!?」 「めいっしんだからよ! いい? にんげんは、そんなゆっくりできないことをしんじて る、やばんじんっなのよ!? ちせいゆたかなどすに、ばんぞくとかたりあえなんて、つ らいにんむだわっ!」 「ゆ……た、たしかにそうだね! どすがかわいそうだよ!」 「さらに、ぱちゅりーはだいったんな『かせつ』をうちだしたわ! いままで、にんげんごときが、ゆっくりとしゃべることができるのをふしぎにおもって いたけれど……もしかしたら、にんげんとゆっくりとは、しゃべっていることばがちがう のかもしれないわ!」 「ゆがあああああああん!? じゃあにんげんとは、はなしがつうじないってこと!?」 「そうなのっ! ああ、かわいそうなどす! せめて、ぱちゅりーがいっしょなら、おろ かなにんげんたちに、ただしい『ことば』や『ものごとのどうり』をおしえてあげられた のにいいいい!」 ぱちゅりーがそう嘆いたとき、れいむはもみあげで口元を隠してぷっと笑い出した。 「ゆふふふふ。ぱちゅりー、しんぱいないよ!」 「むきゅ?」 れいむがもみあげで指差した(?)先には――。 「むきゅうううう! どすよ! どすがかえってきたわ!」 ぱちゅりーの叫びに、群れのゆっくりたちが一斉に反応した。確かに、あの立派なお飾 りは自分たちのリーダー、ドスまりさで間違いない。 「みんなあつまって! どすにいっせいので、おかえりをいうのよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 その言葉に、成体ゆっくりだけでなく、子ゆっくり赤ゆっくりたちまでもが一斉に集ま った。このことからも、群れのゆっくりたちにドスがいかに尊敬され、親しまれているか がよく分かるだろう。 「きたよ、きたよ! いっせーのーで!」 「「「「「どす! ゆっくりおかえりなさ――――――――」」」」」 「うるせぇ、この屑どもが!」 群れの仲間たちの温かな出迎えの言葉は、ドスの凍りつくような罵倒で封じられた。 「ゆ……?」 「どす……?」 「ど、どうしたのどす……?」 「ちびたちを全員家に戻らせろ! 今から人間たちと一緒に大事な話をする! ゆっくりしないで急げ! さもねえと殺すぞボケ!」 「むきゅ! どす! それはゆっくりしてな……ゆうう!? にんげん!?」 ドスまりさ――実際には、ただのお飾りをつけた人間に過ぎないが――の後から、ぞろ ぞろと人間たちがやってきた。 ゆっくりたちはとりあえず人間たちを馬鹿にしようと口元を歪ませたが、その表情を見 てたちまち凍りついた。 「にん……げん?」 「ゆ、ゆっくりして……いってね?」 人間たちは答えない。ただただ憤怒の形相でゆっくりたちを見つめている。 先ほどまでゆっくりでいっぱいだった餡子がたちまち氷点下まで凍え、全員が恐怖でガ タガタと震え始めた。 「どうした屑ども! さっさとクソチビを家に戻せ! 死ぬぞ!」 その言葉に、親ゆっくりたちははっとした表情で自分の可愛い可愛いおちびちゃんたち を注視した。 「ゆ、び……」 「くち……」 「ゆあ……ゆああ……どちゅ……どちゅ……」 おちびたちは痙攣し、目は虚ろ、餡子を吐き出す者もいた。どうやら、ゆっくりできな い環境が、あっという間に彼らからゆっくりを奪い去ったらしい。 「やあああああああああ! おぢびじゃあああああああああああん!」 「ゆっぴいいいい! ゆっくりりかいしましたあああ!」 「おぢびじゃん! いぞいでね! いぞいでおうぢにがえろうね!」 慌てて親ゆっくりたちは、自分の子供たちを頭にのせ、口に入れて家に連れ帰った。泣 きじゃくる赤ゆっくりに手間取っているのか、十分経っても全員が戻ってこない。 「遅ぇ!」 ドスの怒鳴り声に、全員が硬直した。 「む、むきゅ……い、いそいでちょうだい!」 ようやくサブリーダーのぱちゅりーが全員に呼び掛け、どうにか成体ゆっくりが集まっ た。数はおおよそ二百体、かなりの規模だ。 村人たちは集まったゆっくりたちをそっと取り囲んだ。 「よし! 貴様等全員に告ぐ! このゆっくりしているドスの言うことは絶対だ! いい な!?」 「ぜったい! ぜったいだよ!」 「どすはゆっくりしてるから、ぜったいだね! じょうっしきだよ!」 成体ゆっくりたちが賛成の意を表明したのを見計らい、ドス――の帽子を被ったマンネ リ君は大声で叫んだ。 「お前等ゆっくりは全くゆっくりしていない、生物の最底辺だ!」 ――その言葉のあまりの暴虐に、ゆっくりたちはしんと沈黙した。 「ゆ……?」 「ゆ、あ……?」 「ゆっく、り……して、ない……?」 ゆっくりしていない、それは『ゆっくり』を全てとするゆっくりたちにとっては、存在 の拒絶、弾劾に等しい。 「むきゅ? どす、なにいってるの? ゆっくりしてないのは、にんげんたちでしょう?」 「人間はゆっくりしている! お前等はゆっくりしていない屑だ! ゆっくりなんて名前 もおこがましい! ゴミだ! カスだ! うんうんだ! お前等は今からゴミカスと名乗 るがいい!」 「な、な、な、なにいっでるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」 口々に抗議しようとする。 自分たちはゆっくりだ、ゆっくりしていないのは人間だ、と。 だが、それを制するかのように彼らを取り囲んだ村人たちが一斉にメガホンを向けて叫 んだ。 「うるせええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!! このゴミカスどもがああああああああああああああああああああああああああああ!! 死にくされこのうんうんどもがあああああああああああああああああああああああ!!」 ゆっくりたちは、その声に含まれた殺意に硬直する。 普段、「せいっさい」だの何だのでお飾りがないゆっくりをリンチするような、残酷な ゆっくりたちであるが。 その一方で、彼らは殺意や悪意にどうしようもなく脆いのだ。 「お前等はゆっくりじゃない! ゴミだ! カスだ! 蛆虫だ! この地球で最下等のク ソ虫以下の存在だ! このドグサレフナムシ以下のゴキブリ以下の駄目な生物が! 何が ゆっくりしているだ! お前等なんか全然ゆっくりしてねえんだよ! 死ね! このボケ カスどもが! 便所のウンウンのカスよりもゆっくりできてない癖に生意気言ってンじゃ ねえ! 死ね! 死ね! 自分で頭打って死ね! お前らなんか世界の誰にも愛されてね えんだよ! 世界中の全生物がお前らのことを迷惑がってんだよ! うざがってんだよ! 分かったか!? こんなことも分からないなら死ね! 今すぐ死ね! さもなきゃ俺た ちの手で殺すぞ、分かってんのか!? クソ! カス! ゴミ! ボケ! 世界最低の害 虫! ゆっくり? ゆっくりできてねえだろお前等なんか! 弱い癖に、頭が悪い癖にぐ だぐだ言ってんじゃねえ! この脳無しの鼻糞以下のカスどもの癖に、生きようとしてる のが生意気なんだよ! 全世界規模の害虫が生意気言ってんじゃねえ! だから死ねよ、 さっさと死ね! お前等はそもそも生きて動いてるのがおかしいんだよ狂ってんだよ! 山の全てに迷惑をかけるカス如きが、ゆっくりしてるのだの平和だのを唱えられる身分じ ゃねえんだよ! 分かったらさっさと死ね! 死ね! 死ね!」 メガホンで口々に唱えられる、人間の想像を絶する『怒り』。 ゆっくりたちは馬鹿にすることも、笑うことも、ゆっくりしていってねと言うこともで きず、ただただ人間たちの怒りに身を凍りつかせるだけだ。 ドスが叫ぶ。 「復唱! ゆっくりはゆっくりしてない!」 「ゆ……が……」 「ゆ……じで……ない……?」 「うぞ……どちゅが……ごんなごど……いうはず……」 「ゆ? ゆ、ゆ? ゆっぐぢ……ぢでいっで? れいむ、ゆっぐりじでる…………?」 「ゆっくりはゆっくりしていない!」 「ゆっくりはゆっくりしていない!」 「ゆっくりはゆっくりしていない!」 「ゆっくりはゆっくりしていない!」 「ゆっくりはゆっくりしていない!」 メガホンで村人が一匹のれいむを取り囲んで怒鳴り散らす。 「や、じゃ……ゆっ……ぐり……」 「死ね!」 「役立たず!」 「クソ!」 「ゴミ!」 繰り返し繰り返し、あらゆる罵詈雑言を吐き出される。 ――れいむはゆっくりしてないの? ――れいむは死ななきゃいけないの? いつもなら更なる大声で反論するゆっくりも、この大音量と怒気の前では反論を思いつ かない。ゆっくり同士の口論も「大声で怒鳴り散らした方が勝ち」という、幼い子供のよ うな基準で決まるのだ。 死ね、カス、ゴミ、屑、ゆっくりしていない、世界最底辺の生物。 ゆっくりという存在自体を否定するような、あらゆる罵倒によって遂にれいむの心が折 れた。 「あ゛……あ゛、あ゛……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!! あ……ああぁ……あ……」 いや、完全に打ち砕かれたというべきか。 虚ろな表情になったれいむは、無言でその身を地面に横たえた。 「れ、れいむ……ゆ……ゆっぐり……ずるんだぜ……じないど……ゆっぐりでぎないんだ ぜ……? すーりすーり……ほら……すーりすーりなんだぜ……? ゆ、ゆっぐり……ど ず……ゆっぐりざぜで……?」 番であるまりさは、村人たちの間をくぐってれいむに寄り添った。すーりすーりを繰り 返すものの反応がない、思わず涙を浮かべてドスを見た。 「うるせえ、お前等ゆっくりは底辺なんだから黙って死ね!」 だが、ドスは怒鳴るだけ。 「どぼじで……まりざ……ゆっぐりじでだ……」 「ゆっくりしてない!」 「ひびぃ!? や、やべで……まりざゆっぐりじで」 「ゆっくりしてない!」 たちまち殺到する村人の罵声。まりさはたちまちれいむの仲間入りを果たした。 成体ゆっくりは一匹一匹心を砕かれていった。 ありすは田舎者とひたすら罵倒され、ぱちゅりーは脳無しの馬鹿と罵倒され、まりさは 最弱の生物と罵倒され、れいむは存在価値のないゴミ屑とひたすら罵倒された。 「ゆっぐりは……さいでいべんの……ぜいぶづ……」 「いながもの……ありじゅはいながもの……そんざいかちのない……」 「ゆ、ゆっ、ゆぅっ……」 「のうなし……むきゅきゅ……ぱぢゅりー……のうなじ……さぶりーだーなんがじゃ……」 ゆっくりたちは自身のアイデンティティーを完全に喪失した。 これまで「ゆっくりしていない」と馬鹿にしていた人間たちの真の怒りを味わったのだ。 そればかりか、徹底的に自分たちを見下され、蔑まれたのだ。 人間で言うならばカルト宗教の洗脳に近いが、単純なゆっくりは数倍やりやすい。 「はい、皆さん。それではこれでおしまいです。この群れはこのまま滅んでいくでしょう」 「博士。このドスどうします?」 「放置しておきましょう。さてビデオカメラを設置して、と……」 こうして、人間たちは群れのゆっくりたちを絶望に叩き落とした。 成体のゆっくりたちは、全員虚ろな瞳をしたまま空を見上げている。あまりにも急激に ゆっくりを奪われたせいで、もう何も考えることができないのだ。 「ゆ……おとうしゃん……ゆっくち」 「ゆーゆー……おあーあん……おおーあん……」 「ぴゃぴゃ……みゃみゃ……どうちたの?」 やがて、痺れを切らした赤ゆっくりや子ゆっくりがのそのそと巣から這い出てきた。 それぞれの親のもとへと近づき、いつものようにすーりすーりする。 「おきゃあしゃん……ゆっくち……しゅーりしゅーり……どうちたの……? おへんじしてにぇ……」 「みゃみゃ……ありちゅ、おなきゃがすいちゃの……」 「そうじゃよ……おとうしゃん、まりしゃおなかがぺーこぺこなんだじぇ……」 「れいみゅもおなかがすいちゃの……」 目に入れても痛くない、可愛い可愛いおちびちゃん。 すーりすーりされれば、たちまち元気になるはずのゆっくりの源。だが、子供のゆっく りは、存在自体を否定された親たちには届かない。 やがて、赤ゆっくり子ゆっくりたちは仕方がないので貯蔵していた食料に手をつけ始め た。だが、元々貯蔵量は少なく、食欲旺盛な赤ゆっくり子ゆっくりたちは三日も保たせる ことができなかった。 「おなきゃ……すいちゃの……」 「どぼじで? どぼじでおきゃあしゃん……しゅーりしゅーりしちぇくれないの……?」 「おとうしゃん……まりしゃがなにかしたなら……ごめんなさいします……どぼじで……」 「ゆあ……おあーあん……おおーあ……ん……」 最初に弱い赤ゆっくりが、餓えで動けなくなった。いつまでも返事をしてくれない親ゆ っくりたちに絶望し、それでもすーりすーりを繰り返している内に死んだ。 次に比較的強かったはずの赤ゆっくりが、親と同じように空を見上げたまま飢え死にし た。最後に、子ゆっくりたちも次々と死に始めた。 狩りをしようにも、子ゆっくりの行動範囲にある食料は既に採取し尽くされている。 そして、とある赤れいむと赤まりさの姉妹が最後に残った。 「れいみゅ……ぷりんしぇしゅじゃない……んだにぇ……おな、きゃ……」 「まりちゃ……おうしゃまじゃない……ぺーこぺこ……」 ぽろぽろと涙を零しながら、赤れいむと赤まりさは絶望していた。 ゆっくりしているはずの親も、ドスも、みんなゆっくりしていない。 自分たちもお腹が減って、ゆっくりできていない。 ゆっくりできていないゆっくりは、どうしようもないゴミだ、屑だ、蛆虫だ。 「れいみゅ……うまれちぇきちぇ……ごめんにぇ……?」 「まりちゃ……うまれちぇこなけりぇば……よかったんだじぇ……」 縄で全身を縛られたまま放置されたドスまりさは、涙を流しながら群れの最後のおちび が死に絶える様を見ていた。 それを隣でじっくりと見ていた博士が、ぽんぽんとドスを叩いて囁いた。 「――ほら、ゆっくりが生きててゆっくりできることなんて一つもないでしょう?」 ドスまりさはその残酷な言葉に、ゆっくりと意識を闇へと沈ませた。 もう何も考えたくない、もう生きていたくはない。 もう、もう、もう……。 一粒の涙が零れ、ドスまりさは存在意義を失った。 <あとがき> 野良編はその内に。今年中にできればいいなあ、くらいで。 作中で言及されているまりさはヤリまむあきさんの「Can ゆー defend?」です。 感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1304613952/ 過去の作品 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/3403.html
https://w.atwiki.jp/talewiki/pages/9636.html
ハンターX(雑貨屋) 【アドセル】[雑貨屋] ハンターXの雑貨店 編集 (小UP)+1 (中UP)+2 (大UP)+4 貰えるもの 消耗品 =バイオレットハーブ,マナP(大),リバイブ(パウダー,ドリンク),花火,地雷除去機,ウィング,神鳥の羽,疾風の薬草,氷の結晶 食品 =ラーメン,みたらし団子 収集品 =サイモンの目玉,ピンキーのばら肉,河童のくちばし,暗黒のトランプカード,水の証,風のキャンディ,氷の手,機械のネジ,ゴーレムの心臓,サイズの服,クリセラの粉,くにょくにょ,木のぜんまい,鎧の破片,扇子,幻影仮面,桜,にゃでし子の帯,ちょんまげ,桜パウダー,ブラッディロザリオ,闇のジュース,闇のカクテル,朽ちた鎧 採集 = 釣り = 宝石 =人工真珠 装備品 =†さびた太刀 消耗品 =ペア入場券,手裏剣改,ライフP(大),スタミナP(大),マナの結晶,インク,フリマの角笛,幻夢スクロール, 食品 =うどん,スペシャルチヂミ,ボンボンショコラ,ビーフジャーキー,バンダレックス27年産ワイン,ロイヤルゼリー, 収集品 =そよ風の熊毛,武闘賢虎の毛皮,ゾンビダック兜,羊の角,溶けたロウソク,ムスケルの鎖,腐敗した包帯,キリキアの下顎,バッドブロウの三角尾,サファイアーの火炎,フルイドウィンキィの手袋,ドラグーンの奥歯,モスの羽の粉,放射能のお守り,偽の密書,麦わら,うしくんのヅラ,ペンギンの涙,ユニシールのヒレ,メガホン,雪靴,ギガントピース,火薬の粉,金色の尻尾,何かのネジ,トマトのヘタ,フローズンリザードの尾,小さなユキダルマン,ふくろうの綿羽毛,アカヤマアリの触覚,朽ちた槍,朽ちた銃,朽ちた鎌,朽ちた旗,朽ちた鎧の破片 採集 = 釣り = 宝石 = 装備品 =†絆創膏,†蝶々リボン, 消耗品 =修繕道具,手裏剣,投げ槍,グラインダー,商人の角笛,エリクサー,万能薬, 食品 = 収集品 =謎のスクロール,蛍水晶 採集 = 釣り = 宝石 = 装備品 =武器各種,†ターバン,†クリスタルリング,†飾りの豚しっぽ,†リザードローブ改,†子犬耳飾り レッドハーブ (4.37)グリーンハーブ (4.37)バイオレットハーブ (4.37)ヒールP(小) (4.37)マナP(小) (4.37)ホワイトベリーマナP(大)ポイズンゼリッピのリーフ†絆創膏 好感度down、受け取り拒否Item 消耗品 =旗取り専用P,ヒールP(小,中,大),ロシュ(1,3,5)号P,龍泉P(小,中,大),ライフP(小),マナP(小,中),ドゥーギー(1,3,5)号P,スタミナP(小,中),充電P(中),(レッド,グリーン)ハーブ,たいまつ,ファイアーフラスク,クレイモアマイン,黄泉への片道切符,エスケープカード,旗取り待機室ワープ,アドセル転送,メモライズ,テレポート,影の実, 食品 =イチゴ(シロップ,ジュース),キウイ(シロップ,ジュース),牛乳,紅茶,緑茶,ココア,コーヒー,バター,焼きじゃがいも,エルティボかき氷,レモンジャムパイ,クリームブリュレ,手作りクッキー,薫製ソーセージ 収集品 =トゥートゥーターバン,ねこリボン,ポイズンゼリー,トゥートゥーの殻,トトの殻,スコルピノの殻,クレミノの毛玉,レッドミネの爪,ゼリークリーム,ゼリーリーフ,水晶のかけら,黒定石,星の飾り,バナナプディング,魔法の甘い杖,ハニーベアの肉,ミンクスの毛,ログルベグルの足肉,カボチャのかけら,サソリの尾,木の枝,(平原,海岸,洞窟)ダック羽根,プレタの鈴,蜂蜜,武闘虎の毛皮,スカルウォーリアの角,ホログラムトランプ,竹筒,生豚肉,クルーエルの破片,カニボレの花びら,ハニービーの羽,(ブルー,レッド,ホワイト)ベリー,トランプの心臓,モスの触覚,銀杏,幻影草の茎,クローバーの花,デビルナイトの指輪,盗賊の宝石,豚の尾,アジダハカの羽,ネコの爪,ムスケルの角,ラルヴァの触覚,ウィッキドのロウ,ドグサの皮,ラルヴァのさなぎ,デイジーの花(造花),青い薔薇,ブロウの絆創膏,ネズミ人形,シクルの鎌,腐った包帯,告白チョコレート,スルメ,巫女ハゼの巫女服,ハゼの包帯,バイキングハゼの斧,灰色羽毛,ハリネズミの毛,クレムの殻,鱗のかけら,サメのヒレ,小さなサザエ,鉄の銛,ハゼのヒゲ,小さな手裏剣,スノーピカの肝,クマの前足,カイロ,ハスキーの骨,冷凍豚肉,カイロ,アイスゼリークリーム,アメディンの弦,紫のキノコ,シクルのショベル,ディープダックの肉,ムスチャパの仮面,霊魂玉,ムスケルの小さな角,アレネの骨,ゴムのかけら 採集 =夜光草,活力草,生命草,蘇生草,仙人根, 釣り =釣りエサ,かわいい魚,派手な魚, 宝石 =模造オパール 装備品 =†(黒,白)リボンのヘアピン
https://w.atwiki.jp/directors/pages/1871.html
ジョナサン・フレイクスをお気に入りに追加 ジョナサン・フレイクスのリンク #blogsearch2 ジョナサン・フレイクスとは ジョナサン・フレイクスの86%は気合で出来ています。ジョナサン・フレイクスの14%は鉄の意志で出来ています。 ジョナサン・フレイクス@ウィキペディア ジョナサン・フレイクス ジョナサン・フレイクスの報道 『トップガン』キャスト、吹替声優まとめ ─ トム・クルーズ主演、ヴァル・キルマー&メグ・ライアンら熱き共演者たち勢揃い - THE RIVER V6が日本語吹き替え担当 2004年版『サンダーバード』スターチャンネルで12月4日放送へ - リアルサウンド 「スター・トレック:ディスカバリー シーズン3」「スター・トレック:ローワー・デッキ」BD&DVD同時リリース! - 映画ログプラス 「スター・トレック:ディスカバリー シーズン3」12/8(水)Blu-ray&DVDリリース決定!関連商品情報も - anemo 『スター・トレック:ディスカバリー』、シーズン3のBlu-ray&DVDが12月8日に発売! 連邦崩壊を防ぐ新たな戦いが幕を開ける - Stereo Sound ONLINE 「スタートレック ディスカバリー シーズン2」放送記念オンラインイベントに主演のソネクア・マーティン=グリーン、ダグ・ジョーンズらが登場! - スクリーンオンライン 【夕刊】「キャットウーマン」新アニメ声優/『イングリッシュ・ペイシェント』ドラマ化/『ファンタビ』監督の新作は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』風 - THE RIVER 『PUBG』アニメ化プロジェクトが発表。異色の映画プロデューサー、アディ・シャンカル氏が製作に参加 - AUTOMATON PC版「PLAYERUNKNOWN S BATTLEGROUNDS」のアップデートパッチ#12.2が配信。新要素盛りだくさんの新規マップ“Taego”が実装 - 4Gamer.net シーズン2製作も決定した話題作!『スター・トレック:ピカード』特典映像公開 - MOVIE Collection [ムビコレ] 「スター・トレック:ロワー・デックス」日本語版予告編が公開 ─ ジョナサン・フレイクスらカメオ出演(2021年1月15日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース 「新スター・トレック」のピカード艦長を主役にしたトレッキー待望のSFアクション作「スター・トレック:ピカード」のBD-BOXが、3月3日に発売 - Stereo Sound ONLINE 艦長の帰還!ついに復活した正統派続編!「スター・トレック:ピカード」来年3月ブルーレイ&DVDリリース! - navicon [ナビコン] 「スター・トレック」ライカー役ジョナサン・フレイクス、ドラマシリーズの拡張に期待 ─ 「ピカード」で出演・監督務める - THE RIVER 「海外ドラマ スターコンベンション」「新スタートレック」吹き替え声優 大塚明夫氏&大塚芳忠氏の参加決定! - PR TIMES 「スター・トレック:ピカード」シーズン2が製作決定 ─ パトリック・スチュワート主演、シーズン1配信に先がけて - THE RIVER 海ドラファン必見!スターとの交流イベント2020年2月スタート! - スクリーンオンライン TV「新スタートレック」ジョナサン・フレイクス氏、ブレント・スパイナー氏が来日!「海外ドラマ スターコンベンション」開催決定! - PR TIMES 「新スタートレック」ジョナサン・フレイクスとブレント・スパイナー来日決定 ─ 「海外ドラマ スターコンベンション」始動 - THE RIVER 『Star Trek Picard』にウィリアム・T・ライカーとディアナ・トロイの登場が明らかに! | ニュース | 海外ドラマ - 海外ドラマNAVI 「スター・トレック:ピカード」米国版新予告編が公開 ─ ウィリアム役ジョナサン・フレイクス、データ役ブレント・スパイナーらが再登場 - THE RIVER 「スター・トレック」ピカード艦長、新作ドラマでは宇宙艦隊を離脱している ─ パトリック・スチュワート主演 - THE RIVER 『スター・トレック』新シリーズ、ライカー副長ジョナサン・フレイクスがメガホン - クランクイン! 『新スター・トレック』ジョナサン・フレイクス、『スター・トレック:ディスカバリー』に監督として参加 | ニュース | 海外ドラマ - 海外ドラマNAVI ジョナサン・フレイクスのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ジョナサン・フレイクスの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ジョナサン・フレイクス このページについて このページはジョナサン・フレイクスのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるジョナサン・フレイクスに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/directors/pages/1300.html
サイモン・ウェストをお気に入りに追加 サイモン・ウェストのリンク #blogsearch2 サイモン・ウェストとは サイモン・ウェストの97%は着色料で出来ています。サイモン・ウェストの3%は税金で出来ています。 サイモン・ウェスト@ウィキペディア サイモン・ウェスト サイモン・ウェストの報道 アデル 待望のニューアルバム『30』が解禁(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 自己流では勝てない。セオリーを学び、プロフェッショナルを目指せ - ITmedia エグゼクティブ プレミア序盤戦「注目アタッカー3傑」 アーセナルで才能開花の“新たな象徴”も選出 - auone.jp 『ダウントン・アビー』映画版第2弾のティザー映像が到着!あの人が結婚!! (2021年11月11日) - エキサイトニュース 米ファッション界のオスカー、2021年「CFDAアワード」受賞者を一挙公開 ゼンデイヤが今年のファッションアイコンに輝く - WWD JAPAN.com 20世紀を代表する劇作家アーサー・ミラーの戯曲に新訳で挑む 劇壇ガルバ『THE PRICE』 上演決定 カンフェティでチケット先行発売 - PR TIMES インフレを伴うドルリップル率の次のテスト - FUTSALNET カニエ・ウェスト、なんと眉毛を全剃り! 印象が違う・・・ハロウィーンの日?... - TVグルーヴ・ドット・コム WホテルがLUXEシティガイドとのコラボレーションでアジア太平洋地域屈指のホットなスポットをご紹介 - PR TIMES ゼイン、ワン・ダイレクション生みの親をディスる! 新曲の歌詞の内容が物議・・ さらにカニエ・ウェスト、英女王まで罵倒し、やりたい放題 - tvgroove - TVグルーヴ・ドット・コム 日本公開20周年!アンジェリーナ・ジョリー主演の大ヒットアクション映画『トゥームレイダー 』シリーズが10月1日(金)よりシネフィルWOWOW プラスで配信スタート - PR TIMES 映画「メカニック」シリーズ一覧!続編までのあらすじ&キャスト、見どころをまとめて紹介 | FILMAGA(フィルマガ) - FILMAGA by Filmarks レイカーズに加わったラッセル・ウェストブルック、新天地での役割は「レブロンのプレーを楽にすること」(バスケット・カウント) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 76ersがラッセル・ウェストブルックに謝罪し、ファンを無期限出入り禁止に - Sporting News JP 【レンタル新作】『トゥームレイダー』『エクスペンダブルズ2』の監督が贈るパニック・アクション『ボルケーノ・パーク』2月19日(金)レンタル開始![TSUTAYA News] - T-SITEニュース 世界初の火山テーマパークが大噴火…『ボルケーノ・パーク』迫力のメイキング画像 - cinemacafe.net 活火山噴火を前に人々が逃げ惑う サイモン・ウェスト監督作『ボルケーノ・パーク』ポスター&予告編 - リアルサウンド “天火島リゾート”が舞台のパニックアクション「ボルケーノ・パーク」11月公開(写真15枚) - ナタリー 火山テーマパークが火の海に サイモン・ウェスト監督最新作『ボルケーノ・パーク』11月20日公開 - リアルサウンド 迫り来る火砕流、降り注ぐ火山弾!「トゥームレイダー」監督が放つ火山パニックアクション、11月公開 - 映画.com 『エクスペンダブルズ2』監督が放つ灼熱のパニック大作が公開 - スクリーンオンライン 大ヒットの予感?!2020中国映画を大予測 「年内公開の可能性50%」編 - 中国国際放送 コードネーム:ストラットンの上映スケジュール・映画情報 - 映画の時間編集部 アントニオ・バンデラス、S・ウェスト監督のアクションコメディでロックスターに - エイガドットコム ヘンリー・カビルの代役にドミニク・クーパー サイモン・ウェスト監督の新作 - エイガドットコム 「人喰いアメーバの恐怖」が2度目のリメイク サイモン・ウェスト監督がメガホン - エイガドットコム 映画『エクスペンダブルズ』続編の監督決定!スタローンに代わってサイモン・ウエスト - シネマトゥデイ ニコラス・ケイジ主演の『コン・エアー』の続編企画あり?オリジナルの監督が示唆! - シネマトゥデイ サイモン・ウェストのキャッシュ 使い方 サイト名 URL サイモン・ウェストの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ サイモン・ウェスト このページについて このページはサイモン・ウェストのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるサイモン・ウェストに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。