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青色帽子の男の子 かつては「ベッカミュ」と呼ばれFKで数々のドラマを生み出してきたがこの度肉体改造に着手した。 フリーキックという武器こそ失われたが、それを補って有り余る高いフィジカルで中盤を引き締める存在となった。 ヤヤ・トゥーレのような強い体を持ち「ミュミュ・トゥーレ」と呼ぶ人は誰もいない。 (ちょっと名前に無理があるもんね) 新しい愛称を募集中!
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初めて見た時にビンビンデンパを感じたんだよ この子が私の息子だって 怪しさ全開の建物があって、 近づきたくなかったけど、行かなきゃいけない気がしたの。 そしたら、あなたがいたの。 生まれてからそう経っていない幼さを感じるのに 私よりおっきかったのよ。びっくりしちゃった。 でっかい柱のような形の水槽の中で眠っていた この子は歪められた存在 生きていてはいけない子 自然の中にいてはいけない不自然 不自然は淘汰せねばならない そう感じた。 それでも、私の子供が愛おしかった 幾千年もの間一人きりだった 友達はたくさんいた でもみんな死んだ。 生まれ、子を成し、死ぬ。 私はその輪廻から離れた一人ぼっち 少し歪んでいても私の遺伝子を継いだこの子 私も輪廻に混ざれるのなら、一人じゃなくなるのなら そう、願っちゃったんだよ どうした?おふくろ? なんでもないよ☆ あー何か心配してるー?してるー? してねぇよ 意地張っちゃってかぁいぃ♪ 氏ね ---母の回想 終---
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| .| / i i |,..-------,,...__/ .7 j, -'" ′ 7 __________ ,イ 7  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~|lll| / { RIA2 PC |lll| / i |lll| ∧、_ / _,.- | |lll| i.|`f、 ヽ / ,zt T .i l |lll| ト弋ッ i ヘ _.イ斗ム,′ .,′ |lll| l ` '´ / |lll| \ _ イヘ |lll| ヽ丶 ' . <ハ ', |lll| >---v-< ,. l | .i } |lll| | l |.! j j |lll| , ─- .. -‐ '´7 ' `>-'----'ニニヽ、 |lll| /  ̄``ヽ 、_,. ィ ̄ ̄ ̄ \ |lll| ト、 〃 ィY{ |lll| , - 、_ ; / |―[ ̄ ̄ ̄ ̄]――'-'_{___}γ⌒ヽ { / |]  ̄ ̄ ̄ ̄◎◎ {__lヨ_iュr,_]{ } 〉、 / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .∧ \__ x-、 i . ` <! . V 〃 . __ ``ヽi、 .7 . { ̄7zx 、 ∨ .7 . L__.ヒZ心 〉 ,. Y ,'  ̄``ヽ' (_,zソ .i .. 、 ヽ ,イ ', .. _ _ ´i / ヽ、 .. ,イ ,' ; / >x_ . イ {_,. -┴、 } i ; < / \ j i .| . i´ '´ `ヽ、 ` .l Vイ ̄`ヽ、 `ヽ、 >---‐‐、 ' . V ミ ヽ .V ', i....ノ j { i'∧ ポケ雑緑化推進委員会会長 ただの変態紳士で 酒と煙草と女が大好き 酉は今の所ありません ミュウツーのAAを使っています よろしくお願いします
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ネス・リュカ・ミュウツー:空J後の回避 マーベラスコンビネーション PKサンダー クッパ空N ロックバスター しまう フォックス・ファルコ横B 必殺技移動の方向決定 ヨッシーNB ルイージサイクロン コメント ネス・リュカ・ミュウツー:空J後の回避 ネスは空中ジャンプ後2F以内に空中回避を入力すると、ジャンプの上昇力が少し上昇する。 ただし空中バックジャンプの後だと逆に減少する。 ミュウツーはすぐに回避を出すとジャンプの向きにかかわらず上昇力が落ちる。 リュカは回避でわずかに減少し、ヒモヘビを使うとミュウツーと同程度減少する。 こういった仕様が他のキャラにもあるかは不明。 マーベラスコンビネーション →マーベラスコンビネーション へ PKサンダー ネス・リュカ共通で、1回目の壁バウンドから 25F以内 に再度PKサンダーを出せる。 見た目的にはしりもち落下のモーションに移るまで。 壁にぶつかった瞬間にも出せる。ぶつかる前から先行入力することも可能。 バウンドの条件は入射角で決まっている? クッパ空N 奥側の手→手前の手→右足&左足(同時) の順で判定発生。手足は4つとも別々の攻撃判定を持つため、最大で4ヒット。 また複数の攻撃が同じフレームにヒットした場合、トレモのコンボカウンターはダメージを合算しそれらを1ヒットとして扱う。このため、クッパ空Nをフルヒットさせると「3ヒットで24%」という表示になりうる。 同じ相手にIDが異なる攻撃判定はヒットしないのが普通だが、クッパ空NはGIDの設定で連続ヒットを可能にしている。 ロックバスター 地上ロックバスター1・2発目から空中ジャンプに接続する際、ジャンプ踏切は3F。 これに伴い、小ジャンプの受付時間も短くなる。 しまう しまえるかどうかに法則性はなく、個別に設定されている説が有力。 ファルコの投げのブラスターをしまうと通常NBと同等の扱いになる。 また、むらびとのパチンコも空中前・後によらず同じ威力になる。 ミュウツーの投げのシャドボはNB扱いにならない。 フォックス・ファルコ横B フォックス、ファルコともに着地隙は16F。 sj最速で着地隙を含めた全体モーションは、フォックス:52F、ファルコ:49F。 地面すれすれで使うほど落下時間が短くなって隙は減る。 着地隙の有無は空中攻撃の着地隙発生(オートキャンセル)と同じ仕組み。 フォックス横Bに関しては全体F終了と同時に着地隙もなくなるように見える。 必殺技移動の方向決定 ゼルダ上B:21F目 フォックス上B:36F目 このタイミングの入力のみが有効。いずれ全技を測定したい。 ヨッシーNB 卵状態は解除から10Fの間、無敵がついている。 ルイージサイクロン 空中版2回目は上昇効果がない。 1回目の最終段が出た時までに攻撃を受けて中断されると、再度使用した際の上昇効果が復活する。 コメント 名前 コメント
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紅葉(2016.09.16) 紅 鹿音 はいてないっちP(2016.09.16) 三色あやか 三色れいか 夏霜 天海雨子(2016.09.16) 主飼エヌ 八住ネイ 味無むみぽ 塩音しょぱぽ 甘音あまぽ 苦音にがぽ 酸音すぱぽ 顔文字P(2016.09.16) 涙音碧 涙音紫月 ねこね。(野菜炒めP)(2016.09.17) ロウネハクヤ 流水解凍(2016.09.17) 水鞠ほどき ※括弧内は登録を許可した日時です。 ※新規中の人の音源ページが出来上がる際はこのページも一緒に編集してください。 ※(同じ中の人は1回記入すれば大丈夫です。)
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ルカリオ 説明 「ポケットモンスターシリーズ」のルカリオを吸い込む事でこの能力へ変身する。 DXのミュウツーと入れ替わりのような形で登場する。 "ルカリオデザインの帽子"を被っており、必殺技の すいこみ が変化し、 はどうだん を使うことが出来るようになる。 はどうだん はミュウツーの シャドーボール 同様溜め技で、 溜めた分をシールドで保持しておくことも可能。 はどうだん も シャドーボール とこれまた同じく、溜め中にダメージ判定があり連続ヒットする。 溜めが少なく、弾が小さいときはゆらゆら揺れながら進行するが、 十分に溜めて、弾が大きくなると揺れることはなく直進するのが シャドーボール との違い。 ダメージを負うほどにパワーアップする"波導の力"まではコピーできない。 能力を持つ敵 なし 出演 大乱闘スマッシュブラザーズX 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS 大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiU ←もどる
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ミュウツーのリザードン
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第332話:夢の中の幻 作:◆5KqBC89beU 青年が目を開けると、そこは何もない世界だった。 平坦な空と地面が続くだけの、シンプルな世界である。 灰色がかった深い瞳が、呆然と地平線を見つめる。 「……なんや、これ?」 「夢だ」 「幻さ」 地面に座る悪魔たちが声をかけた。 背後にいる二匹に気づき、青年が振り返る。 「待っていたぞ、正介」 と親しみのこもった声が言う。 「さて。また会ったね――という挨拶が正確かどうかという議論はひとまず 置いておこうか。僕ら――という呼称が実は当てはまらないという複雑な現状の 確認も後回しにさせてもらおう。なにしろ時間が足りないからね。これでも 急いでるんだ。とにかくコミュニケーション優先で話を進めるとしよう。 正介。僕ら『盟友の幻影』は君の奮闘を応援する」 と嬉しそうに興奮した声が言う。 青年――緋崎正介は、二匹の悪魔に目を向けて唸った。 「……ベリアルて言え」 そうして悪魔は三匹になった。 かつて楽園を追い出され、ヒトの祖先は地に堕とされた。 地上の世界は住み難く、ヒトの末裔は苦しんだ。 「神様は、僕らを愛していないのさ」 三人のヒトが悪魔を呼んだ。彼らは儀式を成功させた。 小さな悪魔が召喚されて、彼ら三人は喜んだ。 けれども悪魔は怯えて逃げた。逃げ延びた先に誰かいた。 少年が、一人でぽつんと立っていた。少年は笑い、悪魔に言った。 「ねぇ、僕は、君と友達になれるかな?」 小さな悪魔は頷いて、少年の為に、少女に化けた。 彼ら三人は悪魔を追って、二人の居場所を見て驚いた。 そこは美しい『王国』で、まるで楽園のようだった。 舞台は、ここではないどこか。時間は、今より少し過去。 その街にはセルネットという麻薬組織が存在していた。 扱うクスリの名はカプセル。カプセルは、錠剤に化けた特殊な悪魔。 のめば悪魔の力が宿り、幻覚を媒介にして悪魔を“認識”させた。 素質ある者は力を捕らえ、魂の奥底から、分身たる悪魔を呼んだ。 それも、今では過去の話――だったはずなのだが。 何故か、今ここに、セルネットのトップ・スリーだった三名がいる。 ベルゼブブ。バール。ベリアル。それが彼らのコードネーム。 “最初の悪魔”を召喚し、紆余曲折を経てセルネットを創設し、最後には 自らを悪魔と化してまで暗躍した、ろくでもない悪党たちである。 ベルゼブブが発端となり、バールが追随し、ベリアルが加担した形だったが、 彼らは互いに対等な盟友だった。 彼らは“最初の悪魔”を利用して、悪魔の力で“理想の世界”を創ろうとした。 強大な悪魔使いへと成長した少年――物部景や、その仲間たちと敵対し、 一度は勝利したものの……最終的には敗北し、すべての力を失った。 だから、このように、平気な顔して登場できるわけがないのだが。 それでもやっぱり、今ここで、彼らは舞台に立っている。 ベリアルの体験談を聞き終え、『幻影』たちは顔を見合わせた。 「いや恐れいったね」 とベルゼブブは愉快そうに言った。 「似たようなことを考える人間は、いくらでもいる――あの時そうは言ったけれど、 さっそく巻き込まれるとは思わなかったよ。いや、違うか。僕らの主観的には 半日も経ってないけれど、現世での時間経過に関しては謎だからね。その上、 この島がある空間では、普通に時間が流れているかどうかも怪しい。いやはや、 さすがに驚いたよ。この島も、集められた参加者も、呪いの刻印とかいう術も、 何もかもが実に興味深い。ある意味、オカルティスト冥利に尽きるね」 いきなり話が長くなりつつある。 「しかし、妙なことになったな」 とバールは肩をすくめた。 「いったい何をどうすれば、『ベリアルを生き返らせる』なんて芸当ができるんだ。 それに、こうやって話している俺やベルゼブブは何なんだ。説明できるか? 悪魔をよく知る俺から見ても、異常だとしか言いようがないぞ」 『幻影』の分際で細かいことを言う。 「知らんがな。むしろ俺が教えてほしいくらいやわ」 とベリアルは眉根を寄せた。 「推論でよければ話せるよ。この場で公正に証明する方法はないけれど。 でもね、いくら説明しても無駄だと思うよ。記憶できなくなってるようだから。 再構成された時に、僕らは認識を操作されたらしい。余計なことを忘れてしまう ように、忘れていることさえ忘れてしまうようにね。この夢が終わった時点で、 この夢の記憶は忘却される。そういう操作のされ方だ。それでも聞きたい?」 ベルゼブブの問いかけに、バールとベリアルは軽口を返す。 「もったいぶるなよ。無駄でも何でもいいから、とっとと話せ」 「そうや、そうや。ほんまは言いとうてウズウズしとるくせに」 彼らの反応は、どうやらベルゼブブを満足させたようだ。 「それでは遠慮なく、仮説を述べよう。無論、信じるかどうかは君たちの自由だ。 真偽のほどは君たち自身が保有する情報との整合性から判断してくれ。OK?」 「「OK」」 「グッド。では始めよう」 穏やかに微笑を浮かべながら、ベルゼブブは語りかける。 「あんまり時間が残ってないし、もう結論から言ってしまおう。厳密に言うならば、 緋崎正介は生き返っていない。『今のベリアル』の正体は、かなり特殊な悪魔だ。 ベリアルの記憶と人格を継いだ『ベリアルのようなもの』――ってところかな。 おや? “だったら肉体ごと蘇ってるのは何故なんだ”と、そう思ってるね? いいから黙って聞きなさい。その件も、ちゃんと具体的に解説してみせるから。 ものすごく大雑把に表現すると、『今のベリアル』は実体化し続けている悪魔だ。 カプセルと同じ……いや、それ以上の“成功例”だと思ってくれて構わない。 物理法則を無視できないほど強固に実体化していて、もはや人間と大差ない存在だ。 ベリアルの姿をした悪魔が、人間に擬態している――と言えば分かりやすいかな? 周囲の状況に合わせて、“人間だったらこうなるだろう”という状態を、自動的に 再現し続けているわけだね。当然、物理的ダメージを無効化したりなんかできない。 限界以上のダメージを与えられれば、二度と目覚めぬ停止状態をも再現するはずだ。 つまり“永眠”してしまう。おお、我ながら的確な要約だ。エロイムエッサイム。 人間のフリをしている以上、身体能力については、普通の人間と同じくらいだろう。 とはいえ、一応は悪魔だからね。現状のままでも、どうにか鬼火くらいは出せるよ。 大蛇を召喚したりとか、強力な火炎を操ったりとか、悪魔としての力を存分に発揮 したいなら、カプセルをのむ以外に方法はないだろうけどさ」 ベルゼブブの口調に、からかうような響きが混じった。 「なぁ、ベリアル。認識を操作されているせいで、君は気づいてないようだね。 この島にカプセルが存在するって発想は、本来とても奇妙なものなんだよ。 あの夜、力の源を失って、悪魔もカプセルも消え失せたはずなんだから。 もしも、たった一錠でもカプセルが残っていたりしたら……それは奇跡だよ。 もっとも、僕らを再構成した連中なら、カプセルだって自力で造れるはずだけど。 ……ああ、やっぱり何のことだか理解できないか。やれやれ、思った通りだ。 悪魔とは認識に影響される存在であり、“もう悪魔は消えてしまった”という 認識など持っていたら、君自身が消えてしまいかねない――って理屈だろうね。 これは考えても意味がないけど……主催者の都合に合わせて造られた今の君は、 主催者の招きたかったであろうベリアルと、はたして同じベリアルなのかな。 そのへんについて主催者がどう思っているのか、ちょっとだけ気になるね。 ちなみに『この僕』と『このバール』は、ベリアルの記憶から造られた『幻影』。 まぁ要するに、擬似人格みたいなものだ。あんまり出来は良くないけど。 僕らの人格はバールの肉体に同居していただろう? その時の“なごり”さ。 非常に陳腐な言い回しで恐縮だけど、僕と彼は、君の心の中に生きているんだよ。 けれども所詮は『幻影』。こうして夢の中に出てくるだけだ。他には何もできない。 しかも夢に見た情報は、君の記憶に残らない。でも、これはこれで面白いかもね。 うつし世は夢、夜の夢こそまこと。――さぁ、朝まで語り明かそう」 ベルゼブブは上機嫌だった。 バールが再び肩をすくめた。 ベリアルの頬がひきつった。 楽しい悪夢の始まりだった。 夢の中で見た幻を、ベリアルは既に憶えていない。 (そういや今朝は、なんか夢にうなされて目ぇ覚めたっけ……ずぶ濡れのまんま 瀕死状態でビルまで移動したせいやな、多分。……ちょっと弱っとるなぁ、俺。 まぁ、もう風邪ひいても平気やねんけどな。風邪薬には不自由してへんし) というか、現実と戦うだけで精一杯だった。 【B-3/ビル2F、仮眠室/1日目・09 05】 【緋崎正介(ベリアル)】 [状態]:右腕・あばらの一部を骨折。それなりに疲労は回復した。 [装備]:探知機 [道具]:支給品一式(ペットボトル残り1本) 、風邪薬の小瓶 [思考]:カプセルを探す。生き残る。次の行動を考え中。 [備考]:六時の放送を聞いていません。 刻印の発信機的機能に気づいています(その他の機能は把握できていません) この話は【サモナーズ・ソート(獅子と蛇の思索)】へ続きます。 [夢に関する注意事項] 【ベリアルは沈黙する】で見ていた夢です。 ごく普通の単なる夢だったのかもしれません。 「認識の操作」「『今のベリアル』の正体」「『幻影』の存在」等、 どの情報も、真実だと確定されていません。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第331話 第332話 第333話 第292話 時系列順 第291話 第292話 ベリアル 第303話
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【鏡音レン】 砂の中のとかげ (オリジナル) 曲名:砂の中のとかげ 作詞:サ骨 作曲:サ骨 編曲:サ骨 唄:鏡音レン 歌詞: まだ何もない番号の サハラに砂嵐が 母親の中の記憶を 受信しているように もう見ることもかなわない 流れ続けるノイズ この場所で春を思う 桜の散りぬるを まだ何もない遠景に 太陽も砂隠れ 吹雪く砂の饒舌に ただ位置座標を知る そう膨張する面積が 何かねじ曲げていく 飲み込まれた無人の街 泊まる宿は無し 寂しくて夜糾える 砂に埋もれた墓標 名もなく 暗い中を這う とかげのように彷徨う ああ 時には空を 青く消えていくような風も吹くか ひるがえって我々の 現状を鑑みるに コンクリで固められた 鈍色の森の中 アスファルトをコンプしては 夢とカネを詰め込んで もう何もない表情の 砂漠に砂嵐 愛しくて夜泣き濡れる 星々も流れた様 暗い中を這う とかげのように彷徨う ああ ときに忘れた 大きな月が輝いているから 暗い中を這う とかげのように彷徨う ああ 時には空を 青く消えていくような風も吹くか
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きっとこんな話は蛇足でしかないだろう。 物語の本筋には一切関係の無い幻想上の出来事なのだから。 矢のような速度で進んでいく時間を、無理に塞き止める必要も無い。 でも、先の話には修正点が一つだけあり、そのためには理由が無くてはいけない。 だからこそ、地下空間にメテオが着弾し、結界エネルギーが断たれるまでの時間へと、巻き戻る必要がある。 ◆ 光に包まれた世界は白としか認識出来ず、知覚の枠を越えた轟音は無音として扱われる。 それがベヒーモスの意識で行われた処理であった。 とはいえ、そんなのは本来ならば一瞬だけのもの。 ただそこに、メッセージのかたまりがなだれ込むように注がれただけ。 『ベヒーモス、私は心から感謝している。 私は、やっと生という苦しみから解き放たれた』 白の空間には、結界を担う者が立っていた。 例によって念話によるものだろう。 転移空間を張るだけではなく、メッセージすら届けられるというのは恐るべき事だ。 『フン、礼には及ぶまい。この程度、あくまでも利害の一致に過ぎない』 そして、ベヒーモスは返答した。 脳の電気信号では到底間に合わないような、刹那の中で。 『結界を担う者』の力によるものかもしれない、それとも別の現象かもしれない。 もちろんそんなことは、彼らにはそれほど重要な事ではなかったが。 『伝えたい事は以上か』 『……そうだな……。ならばもう一つ、消える前に伝えておこう』 『ああ』 その昔、どの生物よりも最も自由なポケモンがいた。 望むがままに宙を舞い、望む場所へテレポートが出来る。 賢い知能はどんな技も意のままに使いこなし、それでいて人間に縛られることは無かった。 束縛、服従なんて言葉は、彼には全くの無縁。 よほどのことが無ければ、人間たちと関わることもない。 古い文献にだけ記された情報でしか、人間はそのポケモンを知らない。 まるで蜃気楼のように、幻のように、都市伝説のように、本当に存在するかどうか誰も知らない。 だから人間はそれを"幻のポケモン"として語り継いでいた。 実態の無いものなんて、子供に読み聞かせる童話の一つでしかなかった。 ある時そのポケモンは、一本のまつ毛を落とした。 ただ、不運な事にそれを人間が発見してしまったのだ。 『存在する』証拠を掴まれた時、それは幻ではなくなる。 人間は血眼になってその自由なポケモンを探し求める。 自由なポケモンは、人間から逃げるために、その自由を少しだけ失った。 やがて人間は、そのポケモンの遺伝子を用いてクローンを――レプリカを作り上げた。 人間たちは「科学の力は凄い」と称え、「私にも分けてください」とそのレプリカを求めた。 苦心して生み出された幻のポケモンのレプリカ、人間たちはそれを何に使ったか。 案の定、戦いのための兵器として、またはコレクションとして、見世物として使った。 人間は、希少なポケモンを手に入れた満足感に浸っていた。 何よりも生み出されたレプリカは、とても強かった。 そしてレプリカは、喜ぶ人間たちに何も言わずにただ従事し続けた。 ただ、作られたポケモンが何を思い、何を考えていたのか。 人間はそんなことに興味を持たない。 希少なポケモンが手の内にある、その事実に酔いしれていたのだから。 『いでんしポケモン、ミュウツー。 元のポケモンにちなんで、それが私に与えられた名前だった』 『お前はその名をどう思う、誇らしく感じているのか?』 『いいや、そうは思わない。人間に付けられた名など、憎しみすら湧き上がるほどだ。 ……だが、それほどの嫌悪感を抱いていても、私はこの名を捨てようとは思わなかった。 命名された瞬間から、私は自身の事を《ミュウツー》として見なしていた。 そして消える前に、それを貴方に伝えたくなった』 彼には自分の感情が理解出来なかった。 人間に与えられた名に、これほどの思い入れがあることが、納得いかなかった。 『私は何故、伝えたのか。わからない……』 『我にはわかった』 『教えてほしい』 『お前は、羨んでいるのだ。まともな生を受けた者の事を。 そして、お前の遺伝子に刻まれている自由なポケモンの事を』 生まれる意味など無い、いずれは零になる事がわかりきっている。 だが、それでも、苦痛ではなく、憎しみではなく。 生きる快楽を、自由に空を舞う幸福を、世界を知る感動を。 ――それらを味わえる者たちの事を、心のどこかで羨ましく感じていた。 『自分自身の存在の証明を、誰かに示したいと思っていたのだ、ミュウツー』 ただエネルギーを作るための道具ではなく、生を受けた一体のポケモンだと。 その証明が、ミュウツーと言う名前によって与えられた。 『……そうか』 ミュウツーは無機質的に白い腕をぶらりと下げたまま俯いていた。 血色の悪そうな紫の尻尾をふわりと揺らす。 『そうだな。ミュウのような自由を知ってみたかったかもしれない。 例え全てが消えるとわかっていても、人間に縛られずに生きる世界も、見てみたかったかもしれない』 所詮は自分とは違う生物の生き方。 それがどんなものか知る由もない。 だから、彼の目に涙が流れることも無い。 『ありがとう』 ただ、それに気付けたことに感謝したかった。 このことを知る意味なんて、何一つ無い。無駄な事に過ぎない。 それでも、生み出される前から忘れていた感情が、ミュウツーの胸の内にあった。 『フン、こちらも世話になった。 ミュウツー……その名を覚えておこう』 ベヒーモスの言葉に、ミュウツーは小さく頷いた。 ◆ 互いに何も得ていない。 言ってしまえば、語る必要も無い茶番でしかないだろう。 しかし事実として、ベヒーモスの中で一つの名前が刻まれた。 だから、彼の思考欄を一カ所だけ、修正を入れなくてはいけない。 【B-3/廃城/二日目/深夜】 【ベヒーモス@ファイナルファンタジーシリーズ】 [状態]:ダメージ(大)、魔力消費(大) [装備]:なし [所持]:サタン@真・女神転生Ⅲ [思考・状況] 基本:幻獣王の元へ帰還 1:古城を探索する 2:倒すと後味が悪いのでエアドラモンには会いたくない 3:感謝している、"ミュウツー"よ ※主催者側から応急処置的に、ターミナルを防衛する人員が派遣されています。 ※モリーがどういった手段を用いて盛り上げるのかは、次の方にお任せします。 No.79:終焉の物語 時系列順 No.82:殺戮人形は祭りの時を待ち望む No.79:終焉の物語 投下順 No.80:心重なる距離にある No.72:CALLING YOU ベヒーモス No.91:決勝(1)