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ひなた「かたつむりだねぇ」 執筆開始日時 2015/06/11 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433954215/ 概要 ひなた「雨だべ」 瑞希「降りますか」 ひなた「うん、雨の匂いがするからもうすぐ」 瑞希「私にはそんな風に見えませんが……すごいぞ、お天気博士」 ひなた「えへへ、そったら大したもんじゃないべさ。瑞希さん、傘あるかい?」 瑞希「普段は折り畳み傘を鞄に入れているのですが、今日は忘れてきたようです」 ひなた「したっけ、あたしの傘一緒に使お。風邪引いたら大変だもん」 瑞希「ありがとうございます、木下さん」 ひなた「あ」 瑞希「あ」 タグ ^木下ひなた ^真壁瑞希 支援絵 支援者 元スレの 1氏 まとめサイト えすえすゲー速報 えすえすMode ひとよにちゃんねる プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ みりえす!-ミリマスSSまとめブログ SSびより wiki内他頁検索用 しんみり ほのぼの ミリオンライブ 木下ひなた 真壁瑞希
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タミヤのロボット「かたつむりライントレーサー」について このページはまだ発展途上です 多くの方々の編集をお待ちしております このページについてのお話は下記掲示板でお願いします かたつむりのボディーを用いて、何かのロボットを作る。 ハードに色々難アリだが、素材としては悪くない。 (かたつむりは全部ディスクリート[プログラミング不可の素子、とでもいえばいいかな?]なのでプログラミングで動きを変えるような応用が利かない) 利点 日本のどこでも買える。 容積も十分 すでにライントレースに適したハード (もともとライントレース用だし) 難点 改造前提なのに高い…かも(定価2700円ぐらい) 改造を考えるとさらに難点が…。 モーターの固定部分がマブチ130サイズ専用 (特に中央のモータ支柱のせいか二つのモータの軸の間隔が大きいのは致命的のレベルかと…) (なぜって?本体と同じとはいえヴィストンのエンコーダキットが使えないんだなコレが…) (よってケース加工でカタツムリの家側に加工を加えて、秋月の機械式エンコーダ[200円で1つ ttp //akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00292/]と 余りそうなタミヤのプラギアあたりでも積むしかない。) 電池ホルダーが既存のものでAA(単三)二本のみ (ノーマルな130の定格を考えると妥当なんだけど…ニッ水で2.6V程度?マイコンやモータードライバを動かすなら力不足かと) ロボットを作ろうwikiについて語る2chスレッド ロ技板標準ロボットを作りませんか?:http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/robot/1284355878/ 公式ホームページ http //www.tamiya.com/japan/products/75020snail/snail.htm かたつむりライントレーサープロモーションビデオ
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かたつむ流 配布元 http //aoha.s2.coreblog.jp/ 分類 かたつむり 女性 切替反応一覧 マイマイトーカ セージュとチロ 54 CMN アコとなかまたち あるみ&礼二郎 安子さん 人体視願/ヴィイ 鉄の夢 エーデルと甚郎さん エルとテスタ かべさくら? +編集中 日付反応一覧 1月1日 2月14日 2月15日 3月14日 4月1日 7月7日 10月31日 12月24日 12月25日 12月31日 連携反応一覧 コメント コメント すべてのコメントを見る ここを編集
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2008.05.20 01 49 水上 える そのぽつぽつと降る雨の日、受付嬢の三宅さんは、ものすごくいやそうな顔をして出社してきた。 「どうしたの?」 「あっ、進藤先輩、聞いてくださいよ~。ここくる途中って、社宅の公園抜けてくるじゃないですか~」 「それが近道だもんね」 「そしたら、ああ、思い出すだけでだめだわっ!やっちゃったんです、ぐしゃって」 「ぐしゃ?」 「踏んじゃったんですよーかたつむり!!」 「それはかわいそうなことをしたね」 「なんでかたつむりに同情してるんですか!私にしてください!新品の靴なのに、どうしよ~」 「別に、拭けばいいじゃないか」 「そういう問題じゃありませんっ! えんがちょっていうか、なんていうか……生理的にいやな物ってあるじゃないですか!」 「そう?まあ、犬の糞とか踏むとすごくへこむもんね」 「ああ、でもここで先輩に会えてよかった!靴の裏、確認してもらえませんか?」 「えー?」 「ひとりで更衣室で見るなんて怖くて怖くて……」 「まあ、いいけど。じゃ足上げて」 「はい」 「こっちは別に何もついてないよ」 「え?じゃあこっちの足?」 「こっちもついてないよ?」 「ほんとですか!」 一瞬喜びかけたものの、ついてないからって踏んでないわけじゃない。 ぐしゃ、という音が頭の中でリピートされたのだろう、三宅さんはまたいやそうな顔になった。 「途中で雨で流されたのかもしれないしね」 「そうですか。ああ!でもあの感触は!ああああああ!」 ひとしきりイヤイヤをすると三宅さんはがっくりと肩を落とし、更衣室に向かっていった。 「ありがとうございました。あー……せっかく奮発して新しく買ったショートブーツだったのに……」 小さな生物をもてあそばなくなったのは、いつからだったろう。 小さな生物を殺すのが怖いと思い始めたのは、いつからだったろう。 僕たちが子供のころには、普通のことだったはずだ。 男の子も女の子も同じだったろう。 トンボや蝶の羽をもいで。蟻の行列を踏み潰して。蝉の肢体を分解して。 あのころの僕らは――世界が美しいと思えていたからこそ、無邪気に残酷でいられたのだ。 自分も、その小さな命も、すべて美しい世界の一部だと思っていたからこそ。 帰宅時間になっても雨はやんでいなかった。 薄暗く子供の姿もない社宅の公園を抜ける。 ぐしゃ。 「あ」 何かその下にある感触を感じながら、そっと革靴を上げる。 無残な姿になったかたつむりが地面にはりついていた。 「ああ、やっちゃったよ」 「ごめんな」 弱きものを殺すことで自分は生きている、と思い知らされる瞬間がいつか来る。 食べるためでもなく、着るわけでもなく、快楽主義的にもてあそぶためにでもなく、 他者を殺さなければ、自分は生きて行けないのだと気づく瞬間が、いつか、くる。 そして怖くなるのだ―― 自分もいつか、より大きなものに無意味に殺されるのだろう。 それを受け入れることは、世界が美しくないことを受け入れることと同意でもあるのだ。 パンドラの箱に最後に残ったのは「覚悟」だったのかもしれないな。 ミカヅキX 僕だったら、最後の一行前は、それだからこそ世界は美しい、にしてただろうな。 その違いが、面白い。 いつも思いますが、えるさんの「世界の飛躍」は上手いですね。05/20 21 04 野良(--) 似たような詩を書いたことがあるな。 ガキのころは確かに意味もなく虫を殺したりしたものだ。05/20 23 31 モモと よかれと思って小学生の頃やったこと……ありを砂糖水の中に放り込みました。 ミカヅキさんの言うことになるほどと思いつつ、えるさんの書き方にもへええと思ってしまいます。 自分の書き方を確立するのって難しいなあ。05/21 00 30 水上 える 世界は美しくない、だからこそ美しい…ってやると、キノのぱくりみたいになっちゃうんで避けました^^; 飛躍はたぶん日常的に思考が飛躍しまくっているからだともいます。。。05/21 01 03 abendrot 蛙を遠くに投げたことはあります。 でも……「ぐしゃ」ってのが妙にリアルで、すごく想像しちゃいました。自分の足の裏に・・・--;05/22 20 48 ミカヅキX ああ、僕の場合はブンブンでしたね。紐をつけて飛ばしているうちに振り回して、気が付くと、ポロリと・・・。05/22 20 58
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戻る なるほどかたつむりとはそのことだったのか。 -- (通りすがり) 2011-07-07 20 25 16 後日談がほしい -- (名無し) 2011-07-07 21 43 12 梓視点も是非みたい -- (名無しさん) 2011-07-07 22 09 06 うずまき管の病気……かな? テンパった梓が何を口走ったのか、気になりますね。 -- (ごはんはおかず) 2011-07-07 22 32 28 綺麗な終わりだけど、なんか悲しい -- (名無しさん) 2011-07-08 08 05 40 耳の病気は辛いな -- (名無しさん) 2011-07-08 11 06 58 梓「とかどうよ?」 唯「ねぇよ」 -- (名無しさん) 2011-07-09 17 05 19 ちょっと設定に無理があるけどいい唯梓だったぜ -- (名無しさん) 2011-07-12 01 08 31 うずまき管→蝸牛(かぎゅう) 突発性難聴かな? -- (名無しさん) 2012-01-27 00 35 37 以下禁止ワード ・携帯電話 ・変声機 ・メール -- (名無しさん) 2012-08-16 02 20 53 切ないねぇ、唯の難聴が良くなることを切に望みます。 でなけりゃ二人が可哀そうすぎるからね。 でも、澪のあわてふためきぶりが…それだけ緊急事態ってことか。 -- (名無しさん) 2014-02-04 00 37 19
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2007年の浅草フェスでお茶大生とラストワルツを踊った際、 踊り終わった後、 でんでんむしむしかたつむり見つけましたと言われた。 雨が降っていたので見つけるのは当然である。 まさか、全然踊れなくてすみませんでしたと言うはずが無いし。
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2ページ目 これはえらいことになった。とにかくウェッジを起こそう。 おいこら起きろ。 「うーん……カレーライスが食べたい! むにゃむにゃ……」 なに寝ぼけてやがる。起きろったら起きろ! 「はっ! こ、ここは……? アッ、ビックス殿!」 「やっと起きたか。おいウェッジ、ここがどこだか分かるか?」 期待はしてないが一応聞いてみる。 ウェッジは目を擦りながらキョロキョロして、 「分からないであります」 だと思ったよ。 俺達は炭鉱都市ナルシェに隠されているという 氷漬けの幻獣を確保する為に、あの娘を連れて派遣させられた。 ナルシェはガードや番犬によって守りを固められていたが あの娘と魔導アーマーの力によって俺達は苦もなく炭鉱へ進むことが出来た。 「そしてあのかたつむりと戦いましたね」 「ああ、かたつむりと戦った」 カラに強力な電流を蓄えるという伝説のバケモノ……。 あれは強敵だった……。 というかあの時ウェッジ、俺に対してめちゃくちゃタメ口きいてなかったか? 「気のせいですよ」 次へ トップへ
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ある日、私のかたつむりがうまく生きてくれなくなった。 それは部活を終えて、みんなで帰っていたときのことだった。 何の前触れもなく、私はバランスを崩して段差も何もない平らな道の真ん中で転んでしまった。 唯「いたたた…」 律「うわっ!?唯、大丈夫かよ!?」 澪「ど、どうしたんだ!?いきなり転んだぞ?大丈夫か?」 紬「怪我してない!?唯ちゃん!!」 唯「えへへ…だ、だいじょうぶだよ…、ちょっところんじゃった!」 転んで地べたに座る私をみんなが取り囲む。 唯「あ!?」 私の声にみんながさらに私を見下ろす。 唯「ギー太!?今のでもしかしたらギー太ぶつけちゃったかもしれない!?ど、どうしよう!?」 ギー太は私の大切な相棒だ。どうしよう…もしぶつけて傷ついていたりしたら…。 律「ギー太もっといてやるよ、ほら、かしな」 唯「あ、ありがとう…りっちゃん」 りっちゃんにギー太を預かってもらう。とたんに肩が軽くなった。 あずにゃんがりっちゃんのところへ行って、ギー太をソフトケースから取り出す。 唯「あずにゃん…ギー太、大丈夫かな?ぶつけてない?」 あずにゃんは無言でギー太を見渡して、私のほうを見てホッとしたような顔を見せた。 ギー太は大丈夫だったんだろうか。 律「お!!よかったな!ギー太なんともないってさ」 唯「ほんと!?よ、…よかった…よかった…」 律「あ、そう?唯、梓がギー太持つってー、私じゃ心配なんだってさー、はははは、中野ぉ!」 私の後方あたりでりっちゃんとあずにゃんが騒いでいるようだった。 唯「ありがとねー、あずにゃん、むったんも持ってて重たいのに」 ちょっとだけ振り返る。 あずにゃんの首をふざけてしめてるりっちゃんがおや、?という顔をした。 あずにゃんも、なんだか変に困ったような顔をしていた。 その2人の様子をすこし不思議に思いながら私は前を向いた。 澪「たたた、た、たしか・・・こないだもらったのをいれていたような・・・」 澪ちゃんは、私の前方右側でバッグをなにやらゴソゴソして、 駅前で配られているのをもらったのであろう、ポケットティッシュを渡してくれた。 澪「とととと、と、とりあえず、…そ、それ!!ふ、拭いてくれっ!!」 見ると、右足をすりむいたらしく、ひざ小僧のあたりからふくらはぎの部分まで血が垂れていた。 唯「あ、ご、ごめんね?澪ちゃん、痛いのとか、血とか見るの嫌いなのに」 私にティッシュを渡すと、自然に澪ちゃんは一歩退いた。 律「ったく…あいかわらずだなー、澪は!」 澪「し、しかたないだろぉ!!痛いのだけは見るのも聞くのもダメなんだから!…っち、血とか…」 りっちゃんがからかうように言うと、澪ちゃんが恥ずかしいのか少しりっちゃんを怒る。 いつもとかわらない光景だった。 ティッシュを1枚取り出して、血を拭いた。 ティッシュはすぐに赤く染まった。 紬「はい、唯ちゃん、こればんそうこう」 私がある程度血を拭き終わると、私のすぐ左横にしゃがんでいたムギちゃんが絆創膏をくれた。 唯「あ、…ありがとう、ムギちゃん」 紬「どういたしまして」 そう言って、私に優しく笑いかけてくれた。 こういう気配りができるムギちゃんも、いつもと変わらなかった。 絆創膏をはる。 右ひざは怪我をしたことを嫌にでも自覚せざるおえない外見になった。 「私はひざを怪我したんだ」とわかってくると、しだいにひざがズキズキと痛み出した。 でも、みんなに心配をかけさせるわけにもいかないから、痛いのは顔には出さないようにして 出来るだけ自然に見えるようにゆっくりと立ち上がる。 唯「よいっしょ・・・っと、てへへ、みんなごめんね?あ、あずにゃん、ギー太ありがとう!」 振り返ってあずにゃんからギー太をもらおうとした。 振り返ってみると、あずにゃんはさっきよりもっと変に困ったような顔をしていた。 律「というか、唯!」 唯「え?なに?」 澪「さっきから梓が話しかけてるのに、どうして無視してるんだ?」 唯「・・・っえ?」 澪ちゃんの言っていることが、よくわからなかった。 あずにゃんは、さっきから一言も私に話しかけてなんていない。 律「澪の言う通り!梓がさっきから、『大丈夫ですか?』とか『ギー太なんともなくてよかったですね』って話しかけてただろ?なんでシカトするんだよ?」 唯「えっ?えっ?」 戸惑う私をよそに、私の目の前であずにゃんがなにやら口をパクパクしていた。 唯「え?…あ、あずにゃん?なにそれ。トンちゃんの真似かなにか、かな?」 出来るだけ、笑顔で、明るい感じにいってみたけど、 あずにゃんはギョッとした顔で私を見た。 そして、何かを私にむかって、叫んだように口を大きく開けたり、閉じたりを繰り返す。 その行動を見ているたびに、私の心臓の拍動が早くなっていく。 その拍動とシンクロして、右ひざもズキズキとする。 そのひざの痛みから、これが夢なんかではないと知らされる。 でも、うそだ・・・なんで・・・? あずにゃんが、突然泣き出した。 でも、その泣き声も聞こえない。 消音にしたテレビを見てるような感じがした。 目の前にいるのに、自分の目の前で起こっている出来事には思えなかった。 紬「唯ちゃん・・・ふざけてるの・・・?梓ちゃん、さっきから、ずっと唯ちゃんに話かけてて…」 唯「…そ、そんな・・・だって、・・・私・・・あずにゃんの声・・・聞いてないよ・・・?」 澪「え・・・?」 律「ど・・・どういうことだよ、唯!?さっきから梓、何回も唯のこと呼んで、それに怒鳴って、泣き出してるんだぞ!?」 紬「と、とにかく、な、泣かないで、梓ちゃん!?」 ムギちゃんがあずにゃんに駆け寄って、慰める。 両手で顔を覆ってて、その顔は見えない。 ムギちゃんと、あずにゃんが何かをしゃべってる。 紬「大丈夫よ、梓ちゃん、大丈夫だから、そんなに泣かないで。ね?」 唯「・・・」 だけど、やっぱりムギちゃんの声しか聞こえなかった。 唯「そんな・・・」 澪「ど、どうしたんだよ、唯?・・・ゆい?」 私の目の前で、澪ちゃんが左手を2、3回左右に振った。 唯「・・・・・私・・・あずにゃんの声が・・・」 澪「梓がどうしたんだよ?てか、本当に冗談も大概にしてさっさと梓に謝ってきなよ」 唯「・・・・・聞こえなくなっちゃった」 澪「え・・・?」 律「どういうことだよ・・・梓の声が聞こえないって・・・ゆい・・・?」 唯「わからない、わからないよっ!!でも、全然聞こえないんだもん!!あずにゃんの声!!」 唯「なに言ってるのか、わからないんだもんっ!!どうしよう・・・どうしよう、りっちゃん!?」 りっちゃんにしがみついた。両肩あたりを両手でつかんだ。 制服がくしゃっとなる。突然のことにりっちゃんが驚いて声を出す。 いきなり動いたから、右ひざに痛みが走って、立っていられなくて体制を崩した。 律「おわぁあっと!?」 りっちゃんがそのまま私を抱きすくめるようにして私を地面に座らせる。 いったい、なにが起こっているんだろう。 律「お、落ち着けよ、唯?」 澪「そ、そそそうだよ、唯、落ち着けよ。ほ、ほんとうに、梓の声が聞こえないのか?」 律「そうだよ、もしかしたら、間違いかもしれないだろ?」 唯「で、でも・・・2人とも、今、あずにゃんの声・・・き、きこえてるんだよね?」 りっちゃんと澪ちゃんが無言で顔を互いに見合わせる。 その顔はとても困っていた。なんといえばいいのかわからないようだった。 聞こえてるんだ・・・。 律「む、ムギ!!それに梓も、そろそろ泣き止んでこっちこい!!」 紬「・・・う、うん。いこ、梓ちゃん」 唯「ムギちゃん・・・あずにゃん・・・」 目の前まで来たあずにゃんが、泣き顔を一生懸命手でぬぐいながらまた口をパクパクする。 唯「・・・」 どうしよう、本当に聞こえない。 紬「唯ちゃん・・・本当に、梓ちゃんの声、聞こえないの?」 唯「う、うん・・・律「あ、あずさ!!ちょっと唯の耳元で叫んでみろ!ほら、はやく!!はやく!!!」 りっちゃんがあずにゃんの右手をつかんで私の耳元の近くまでひっぱった。 勢いがあったのか、あずにゃんとぶつかりそうになる。 律「そんな怒るなよ、いきなり引っ張ってわるいっ!でも、しかたないだろ?」 澪「梓、と、とにかく、唯の耳元でなにか言ってみて!」 あずにゃんが困った顔をする。なにか言ってみろと突然言われても困るのは当たり前だ。 律「そんな考えるなって、ほら、なにか言ってみろって・・・てか、今の会話も聞こえてないのか、唯?」 唯「えっ!?・・・あ、う、うん・・・きこえない・・・」 澪「さっきより全然近くにいるのに・・・なんで・・・」 あずにゃんがつらそうな顔をした。 どうしよう。 紬「なんでもいいのよ・・・梓ちゃん」 数秒して、言う言葉が決まったのか、あずにゃんの顔が左耳に近づいた。 律「いや、もう少し近づけって!!ほらっ!!」 りっちゃんにせかされて、とたんにあずにゃんが騒ぐ。 澪「梓~いま、そんな恥ずかしがってるばあいじゃないだろ?」 紬「がんばって、梓ちゃん!!」 りっちゃんになにか文句を言って、意を決したのか。 さっきよりあずにゃんの顔が私の左耳のすぐそばまで来た。 唯「えっ!?い、いや、あ、あずにゃん!?こ、これ以上はちょっと恥ずかしいっていうか!?」 左耳にふわふわっと、あずにゃんの吐息がかかった。 唯「ふぁわわわ!?」 そのくすぐったさに思わず声が出た。 律「おぉ!?唯!聞こえたのか!?」 唯「えっ!?」 なぜか、りっちゃんがとっても生き生きした顔をして私に聞いてきた。 私の反応を見て、気づいたのだろうか。 途中で、あっ、とした顔をして、また下を向いてしまった。 あずにゃんにこんなこというなんて、気がひける。 でも、言わなきゃ。 右手であずにゃんの左手を掴んだ。 その手はとっても冷たかった。 唯「ご、ごめん・・・さっきの聞こえてなくて・・・」 唯「というか、やっぱりあずにゃんの声がどうしてだか・・・聞こえないんだ」 言ったとたん、あずにゃんが走り出した。 いてもいられなくなったんだろう。 律「あ、っこら!?あずさ!?」 澪「あ、梓!?どこ行くんだ!?」 紬「あずさちゃん!?」 唯「あ、・・・ま、まって!?あずにゃん、さっきなんて言ったの!?」 追いかけようとして、立ち上がる。右ひざの痛みが電撃を受けたように体中を駆け巡る。 しまった、また忘れてた。 右足に力が入らずに、立ち上がった勢いのまま私はまたその場で転んだ。 今度はうまく受身が取れなくて、私は頭から地面に倒れこむ。 律「ゆ、ゆい!?」 澪「大丈夫か?」 紬「ゆ、ゆいちゃん!?」 みんなが叫ぶ、その声で、走っていたあずにゃんがこっちを振り向いた。 澪「ひっ!?・・・あ、頭から・・・っち、血がっ!?」 唯「いてててて・・・足怪我してるのすっかり忘れてたよ・・・」 律「ゆ、唯!?大丈夫か!?む、む、むぎ、き、きゅ、救急車呼べ!?救急車!?」 紬「う、うん!?わ、わかった!?」 澪「」 律「唯!?大丈夫か!?しっかりしろよ!?」 唯「えへへ~りっちゃん・・・頭いたい・・・」 律「だろうな・・・頭かrちgd・・・」 唯「え・・・なに・・・りっちゃん・・・聞こえないよ・・・」 律「え?・・なn・・いっtんだ・・y・・・」 地面から、タッタッタッタと小刻みに振動が頭に伝わってきた。 唯「・・あ・・・あずny・・・」 そこで私の意識は途切れた。 2
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こたつむりのカイロ C 火文明 (2) クリーチャー:ゼノパーツ 1000 ■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のパワーが最も低いクリーチャーを1体破壊する。 作者:メイカ フレーバーテキスト そのこたつむりは炬燵だけでは足りないほどに寒がりだった。 評価 名前 コメント
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蝸牛息子│和(石州)│虫部│ http //www10.plala.or.jp/cotton-candy/momomi2/maki-3766.htm