約 3,766,480 件
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2547.html
喫茶店「兎の尻尾」 そこは、都市伝説事件に悩む人が訪れる場所であると同時に、都市伝説契約者が集いやすい場所でもある かの有名な喫茶店ルーモアとは違い、住宅街の一角で看板も出さずに営業しているこの店は、知る人ぞ知ると言う雰囲気が強く、今日も客の数は少ない せいぜい、男の二人連れの客が一組いるだけだ 「…っつか、この状況、誠に見られたら、殺される気がする」 「いや、いくらなんでも、そんな事はしないだろ、あいつも」 ぼそ、と辰也が呟いたその言葉に、翼は小さく苦笑した まさか、親友がそんな事をするわけあるまい、と翼はそう考えているのだが まぁ、実際のところ、見られたらどうなるかは…それは、神のみぞ知る事である たまたま、バイト帰りのところ、これまた仕事帰りらしい辰也と顔を合わせて 悪魔の囁きなどに関する情報交換もかねて、たまたま傍にあったこの店に入ったのだ マッドガッサー騒動以降、同じ歳同士という事もあってか、恵や直希も含め、5人でわりと仲がいいのだ 「葵の腕の怪我の具合、どうなんだ?」 「…ジャッカロープの乳飲めば、一発で治るレベルだよ。マッドとイチャつきたいが為に、自然治癒に任せてる状態だからな」 ため息をつきつつ、コーヒーに口をつける辰也 若干、ストレスが溜まっているようにも見える 「右腕怪我したから、利き手を怪我したから日常生活大変だってのはわかるよ。よくわかる………だけどだよ!だからって、食事の度に「はい、あ~ん」をやるなってんだ!」 「やってんのかよ!?」 辰也の言葉に、思わず突っ込む翼 辰也に突っ込むべきではないとわかっているのだが、突っ込む相手がいないのだから仕方ない 「やってやがるよ畜生。食事のたびに食卓がピンクのオーラでラブハリケーンだよ。見てるだけで腹いっぱいだっての」 「…誰か突っ込まないのか?」 「マリと留美は、むしろそれに乗じて自分達もイチャつこうとするし。誠は面倒がって突っ込まないし魔女は面白がってやがる」 「恵は?」 「状況を性格に理解できず、きょとんとしてた。ジャッカロープは何考えてるかわかんねぇ」 …あぁ、と その状況を鮮明に想像する事ができて、翼はうん、と頷いた ……確かに、恵は携帯で恋愛小説なんぞ書いているくせに現実のそれに鈍いから、そうなりそうだ 「いい加減、この状況続くとリア充いい加減にしろな勢いで嫉妬で押しつぶされそうなんだが」 「……まぁ、頑張れ。悪魔の囁きには気をつけろよ」 「わかってる」 はぁ、と再びため息をついた辰也 辰也としては、自分だって恵と…と言う思いが、あるのかもしれないが いまだに、恵は元々男であり、メンタル面も男と言う事を考えて、告白できないままだ そう言う事情があるから、翼としても、無責任に背中を押してやる訳にもいかず どう、アドバイスしてやったらいいものか、悩むのだった 続く予定なんざないので終わる 前ページ次ページ連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち
https://w.atwiki.jp/arikawa/pages/45.html
1スレ目 287-288 「あっそこ…です」 「ここか?」 「ふぁ…ん!そこです、もっと強く…!」 「もっとか、よっぽどだなお前」 グリ 「ひぁっそれです!すごく気持ちいいです…!」 「次はお前だからな」 「はい、あ…!…でも教官みたいに巧く出来るか分かんないです…ん、はぁああ…」 「この体勢はやりにくいから、乗るぞ」 「はい、来てください…」 グリグリ 「あん!…っ…教官…最高です…」 「こういう時だけ調子がいいなお前は」 そういう堂上はやけに嬉しそうな口調で、小牧達はその様子を半眼で眺め続けていた。 「柴崎ー、堂上教官すごいよ!絶対マッサージ資格とれるよ!」 「…あぁ、そう」 「自分の疲労位自分で解消出来んでどうするんだ。お前も自分なりの疲労解消法を見つけろ!」 「これです、堂上教官のマッサージがこれからの私の疲労解消法です!」 「貴様上官を何だと思っとるんだ!!」 …壮絶な口喧嘩の最中も、堂上の指は止まる事無く、這うように郁の背中を押し続けている。 「なんかねぇ」 「なんだかなぁ…」 最初は意地の悪いメンバーで二人を煽って衆人環視で始まった、いつもの下らない嫌がらせである。 この子疲れが取れないらしいんですよ何かいい解消法はないですかねー? ほらそこは上官として体調管理のアドバイスを……… え?マッサージ?あら。じゃあ… 堂上、上官として笠原さんに教えてやりなよー。 なんてひたすらノリだけで2人を追い立てて始まった、マッサージ。 「あ…」 またしても色っぽい喘ぎ声が聞こえ出した。 堂上はとうとう無意識の内に口の端が上がり出している。 「……まるで何かを見せられてるみたいなんだけど」 「……もう、帰りましょうか」 二人は踵を返し部屋を後にする。 それに堂上達が気付いた様子はない。 「とりあえず皆に知らせてやろうよ」 「そうですね、私達を追い出した罰ですね」 なんの脚色もなく玄田や手塚に話してやろう。 『堂上教官が笠原を喘がせていた』。 何一つ嘘はない筈だ。 これで負けたような気分も失せるに違いないと、二人はにやにやとそれぞれの職務に戻った。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1423.html
マッドガッサーと愉快な仲間たち 21 「…お、仕入れ終わったのか?」 「……終わった………けけっ」 路地裏のその更に奥から、「爆発する携帯電話」の契約者が姿を現す 「13階段」の契約者は「爆発する携帯電話」の契約者を引き連れて、路地裏を進んだ …「爆発する携帯電話」の契約者は、女性の姿になった事で顔が割れていないかもしれないが…自分は、「組織」に顔がしれている あまり、表立った行動はできない 買い足した酒やらなにやらの荷物を抱え、教会への帰路に着く (…に、してもなぁ) ちらり、「13階段」は「爆発する携帯電話」に視線をやる その視線に気付いたのか、「爆発する携帯電話」は小さく首をかしげた ……うん まさか、女体化によってストライクゾーンど真ん中になるとは思わなかった 男の頃は、そんな事は意識もしなかったと言うのに なんと言う女体化マジック これだから、マッドガッサーに協力するのはやめられないのだ 「…どうかした、か…?」 「いや、別に……にしても、お前も俺を怖がらねぇな」 「13階段」の言葉に、「爆発する携帯電話」はまた、小さく首をかしげた …うん、その仕草がまたストライクゾーンっていやそうじゃなくてだな 「元々、俺はお前を討伐対象として追いかけてたんだぜ?覚えてない訳じゃないだろ?」 「……けけけっ……覚えてる………でも、今は、仲間……だ」 信じている、とでも言ってくれるのだろうか 男の姿の時に言われても嬉しくなかったかもしれないが、女の姿で言われるとうれしいと言う女体化マジック 我ながら現金な事だ、と思う まぁ、確かに「組織」に所属していた頃、こいつを討伐対象として追ってはいたが…自分は不真面目な態度で仕事に臨んでいたから真面目に戦っていなかったし、自分の担当黒服は感情がない人形のようなタイプの黒服だったから、その型にはまったような行動の目を盗むのも楽だった …そう言えば、あの黒服はどうなったのだろう? 「夢の国」相手に結構な数の黒服と契約者で攻撃を仕掛ける時、そっちに加わっていたような…って事は、死んだか? 思えば、自分もあれに参加するよう言われていたが、高確立で死ねそうな予感がしたから、あれを機会に「組織」を裏切って隣町に逃げたのだ 我ながら、ナイス判断だったと思う お陰で、こうやって今も生き延びている 死ぬなんざぁ、御免である 「組織」にいた頃に顔を合わせた事がある、髪が伸びる黒服も言っていたではないか 死んだら、どうにもならないのだ だから、死ぬまでにその生をどこまでも楽しみ尽くす そのためには、どこまでも生き続けなければならない 「………けけっ」 「あ?どうした?」 …ふと、「爆発する携帯電話」が、立ち止まった 釣られて立ち止まり…かすかに、耳に入ってきた音に、気づく …何かが、こちらに近づいてきている それも、あまり友好的ではない雰囲気で 小さく、舌打ち一つ この辺りに階段は……くそ、ない 「こっちだ」 「けけっ」 「爆発する携帯電話」の手を掴み、走り出す -----ひゅんっ!と 直後、頭上を何かが掠めていった 「ひょっひょっひょっひょっひょっ!!」 「…ッブーメランババアか!?」 体を「く」の字に曲げて、笑いながら飛び回る老婆 怖がりな人物ならば、目の当たりにしたらトラウマレベルの不気味さである ひゅんひゅん、とそいつはその名の通りブーメランのように飛び回り、二人に襲い掛かってくる 「っち、「組織」かよ…」 「くけっ?……知ってる相手、か?」 「知ってるよ。多分、この辺りに契約者もいやがる!」 とにかく、階段! 階段はどこだっ!? 辺りを見回すと、すぐ傍にビルの勝手口のような物が見えた ドアノブを回せば……鍵は掛かってない! 体当たりするように扉を開け、中に飛び込む 「ひょっひょっひょっひょっひょっ!!」 その体勢では、扉から即座に入ってくる事などできまい 傍にあった階段を駆け上がっていく ………よし、これで勝てる!! 「それで、こっちに勝てるつもりか?「13階段」」 「よぉ、ババ専男。久しぶりだな」 階段の上から、そいつを……ブーメランババアの契約者を、見下ろす 多分、自分たちと同じくらいの年齢であろう、20代の男性 手には、鉈のような物を持っている 「始末しに来てやったよ、裏切り者」 「…裏切り者、なぁ?」 っは、と 「13階段」は、嘲笑ってやる …いつ何時、こちらを裏切ってくるかわからない「組織」などに忠誠を誓う意味など、あるのだろうか? いつ、使い潰されるかもわからない いつ、捨石にされるかもわからない 利用価値がないと知られれば、危険因子であると知られれば、消されるかもしれない そんな「組織」に忠誠を誓う意味など、少なくとも彼にはない …そんな所よりも、今の居場所の方が居心地が良かった 気の合う連中と馬鹿やって、面白おかしく楽しく、好き勝手に生きる方が、彼には性にあっている 「消せるもんなら消してみろよ。この状況で勝てると思ってるのか?」 …既に、契約している都市伝説の能力は発動している 「13階段」 階段があるこの場所は、自分にとって絶対的に有利な空間なのだ 「爆発する携帯電話」の契約者を庇うように立ちながら、「13階段」はブーメランババアの契約者を見下ろして笑う 「相変わらず馬鹿だな、お前は」 っひゅん!と ブーメランババアが、建物の中に入ってきた 不気味に飛び回る、それに……ブーメランババアの契約者は、軽くジャンプして、その上に乗った 鉈を構え……「13階段」たちに向かって、飛んでくる 「--お前の能力は13段目を踏まれなければ無力なんだよ!!」 ぎらり、鉈が不気味な光沢を見せる 背後にいる「爆発する携帯電話」が、先ほど手に入れたばかりの携帯電話で攻撃しようと、それを鞄から取り出そうとしている気配がしたが…「13階段」は、それを制する 「無力?…………ばぁあっかじゃねぇの?13段目を踏まれなきゃ無力ぅ?……その程度の弱点、俺が克服してないとでも思ったのか?」 契約者を乗せたまま飛んでくる、ブーメランババア その体が…下から数えて13段目の上を、通過しようとした、その瞬間 13段目から、血塗れた腕が、無数に出現した それはまるで、蜘蛛の糸にすがろうとする亡者達の手のように不気味に蠢き …本来ならば、13段目を踏んだ者しか捕まえられないはずの、その手は 「------っな!?」 「ひょっ!?」 13段目の上を飛んで通り抜けようとしていた、ブーメランババアの体を そして、その上に乗っていたブーメランババアの契約者の体を……掴んだ 「死の13階段。13段目を踏んだら、死者に連れて行かれる…だから、13段目を踏んではいけない。踏まないように飛び越える連中はごまんと居るさ」 だから、と「13階段」は笑う そんな事はわかりきっている …だが、己の能力は、そんな相手も逃さない 「だけどよぉ、死者は寂しがり屋でなぁ?どぉぉ~~っしても、お仲間を増やしたい訳よ。だから、飛び越えようとする連中も引きずり込む」 「なっ……そんな、馬鹿な……っ」 ぐ、ぐ、ぐぐぐぐ、と ブーメランババアの体が、階段に引きずり込まれていこうとしている ブーメランババアも、必死に抵抗しているようだが…その体は少しずつ、少しずつ、階段の13段目に、近づいていっている 「階段がある場所じゃあ、俺は無敵だ。上を飛び越えようとしても意味なんざねぇ!中に引きずり込まれて、死人たちと仲良くしてやりな!」 「っひ………!?」 ずるりっ とうとう、ブーメランババアの体は、13段目に引きずり込まれていって ……そして、その契約者もまた、中にずるり、ずるり…引きずり込まれた カラン、と ブーメランババアの契約者が持っていた鉈だけが、引きずり込まれずに取り残されて…乾いた音を、立てたのだった 「あー、終わった終わった。さ、帰ろうぜ」 「…………」 「どうした?」 その場に固まっている「爆発する携帯電話」 やや不安そうに、階段を見つめている 「あぁ、安心しろって。もう能力は解除してるから」 「………くけっ」 ようやく安心して、階段を降り出す もう、13段目を踏んでも、何も起きない あぁ、やっぱり俺は最強だ 階段のある場所ならば、俺は誰にだって勝てるのだ! ……あ、いや、ちょっと前言撤回 「組織」にいた頃噂で聞いた事がある、「禿ていて全裸になるとパワーアップする謎の筋肉黒服」にだけは何があっても勝てないかなー?って予感はするが それ以外に対しては、勝てる! 13段目を踏まなくとも、上を通過さえすれば、問答無用で引っ張り込めるのだ 踏まれない限り発動しないと言う弱点を克服した自分は、強いのだ!! 「…あー、そう言えば。ババアの方はともかく、契約者の方はいっそマッドガッサーのガスで女体化させときゃ良かったか?……っち、勿体なかったな」 「……くけっ?…一度、引っ張り込むと……出せない、のか?」 「出す必要ないからな、普通」 引っ張りこまれれば、その後どうなるかは知らない まぁ、多分死ぬんだろう 引っ張りこまれた先で平和に暮らしてたら驚くわ …過ぎてしまったものは、仕方ないとしよう こちらを狙ってきたのだから、始末しても問題はないのだ 敵ならば、始末するまで (…あの状況じゃ、こいつも巻き込んだしな) ……女になったこいつを、自分と「組織」の因縁に巻き込ませたくはないな そう考えながら、「13階段」は「爆発する携帯電話」と二人、改めて教会への帰路についたのだった 終わる 前ページ次ページ連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/15492.html
ガベージコレクター(OCG) 効果モンスター 星2/風属性/サイバース族/攻 100/守1900 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカード以外の自分フィールドのサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを持ち主の手札に戻し、 手札に戻ったモンスターと同じレベルでカード名が異なるサイバース族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。 サイバース族 サイバース族補助 バウンス リクルート 下級モンスター 風属性
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/43288.html
精撃の使徒アリッサー C 光文明 (3) クリーチャー:イニシエート 2000+ ■アクセラレイト AL−このクリーチャーのパワーは+3000され、種族にエンジェル・コマンドを追加する。 作者:切札初那 サイクル アクセラレイト能力でパワーが上昇し種族が追加されるクリーチャー。DM-15のコモンアクセルサイクルに当たる。 《精撃の使徒アリッサー》 《アクア・オーシャンエッジ》 《悪魔怪人デビルブラッド》 《武装兵ミステリオン》 《開龍妖精ロンロン》 フレーバーテキスト 多くの魔導具が眠りから醒めた結果、生物の中にその影響を色濃く受ける者が現れ始めた。 収録 NDMG-02 「再生編 第2弾 神滅秘技継承」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1517.html
今まで、隠れ住むように暮らしていたアパートを引き払い、教会に荷物を持ってきた …そろそろ、「組織」にあのアパートを知られているかもしれないからだ 事実、「13階段」の方には、「組織」の人間が来たらしかった …「13階段」も、マリも、魔女の一撃の契約者も…皆、怪我をしないで良かった その事実に「爆発する携帯電話」の契約者はほっとする ぴすぴすと、ジャッカロープが鼻を鳴らし、「爆発する携帯電話」の契約者を見上げてきた 「爆発する携帯電話」は、そんなジャッカロープをそっと撫でてやる 撫でられるのが心地いいのか、ころり、腹を見せてくるジャッカロープ そんな様子に、気持ちが和む …多重契約した能力に、自分は今、慣れようとしているところ 皆の力になりたくて決断した多重契約だったが、能力になれるまで、まだ少し時間がかかりそうだ …早く、力になりたい 焦る気持ちはあるが、ジャッカロープがそれを和ませるように、「爆発する携帯電話」に愛らしさを振りまいてくる 皆の、力に…なれるだろうか? いや、ならなければならないのだ 自分の力が増せば…少しは、皆が傷つく割合が、減るかもしれないから …と、そこに てちてちと、近づいてくる、影 「……くけ?マリ?」 てちてち 狼の姿になったマリが、近づいてくる ぺふん、「爆発する携帯電話」の傍らに腰を下ろし、丸くなった 軽くではあるが、一戦戦ってきた後 疲れているのかもしれない そう考えて、「爆発する携帯電話」は、労うようにマリを撫でてやる ぱたぱたぱた マリの尻尾が、心地よさそうに振られた 人とのコミュニケーションのとり方がよくわからず、友人を作る事もできないでいた「爆発する携帯電話」 しかし、不思議と動物相手は平気だった 幼い頃は施設で育っていたし、高校を卒業してからはアパート暮らしだったから、動物を飼う事はできなかったが それでも、ほんの少しでも、動物と触れ合えるのが、彼にとっての癒しだったのだ それは、仲間が出来た今でも、変わりはない ジャッカロープや、獣の姿をとっているマリと触れ合う事は、「爆発する携帯電話」にとって、心安らぐ瞬間だ …「爆発する携帯電話」は気づいていない こうやって、心和んでいる時は……意識などしなくとも、自然に、笑みを浮かべられている事に ぺふり、「爆発する携帯電話」にすりより出したマリ 「爆発する携帯電話」は、それを嫌がりもせず、優しくマリを見つめる ぱたぱた、尻尾を振りながら、マリは既にジャッカロープが乗っている「爆発する携帯電話」の膝の上に、顎をおいて… ………どすっ 「くけ?」 「ここにいたか…体の調子、どうだ?」 …マリが、腰をおろしているのとは、反対側 そこに腰をおろし、「爆発する携帯電話」と並ぶ「13階段」 「爆発する携帯電話」は、小さく首をかしげる 「…大丈夫、だぞ………多重契約の疲れは、もう、ない」 「……なら、いいんだけどな」 じっと、「爆発する携帯電話」を見つめてくる「13階段」 …その視線の先に、「爆発する携帯電話」が所有している、携帯電話が目に入る ……今、「爆発する携帯電話」は、多重契約した都市伝説の能力になれるために、その能力を使っている最中なのだ いや、正確には……新しく契約した都市伝説相手に頼んで、能力を使ってもらっている最中、と言うべきか 「無理するなよ?お前の体に負担がかかってるかもしれないんだからな」 「……けけっ、平気、だ」 …ぽすり 「爆発する携帯電話」が、「13階段」に寄りかかる 平気と言ってはいるが、多重契約による疲れはまだ多少残っているようだった まだ少し、顔色が悪い 「……ったく、お前はこうだから…しばらく、教会で大人しくしとけよ?」 「…けけ、わかった…」 「…それと、マリ。こいつはこんな状態だから、変なちょっかいかけようとしてんじゃねぇ」 「……くけけっ?」 ぱたぱた 尻尾を振りつつ、獣姿のマリが、っち、と舌打ちしたことに、気づかない「爆発する携帯電話」 ジャッカロープとマリという二大もふもふを前にして、警戒心などあるはずもないのだった 終わっちまえ 前ページ次ページ連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/37087.html
さいかいこんふれっさー【登録タグ GUMI YM さ 曲 曲さ】 作詞:YM 作曲:YM 編曲:YM 唄:GUMI 曲紹介 42作目。 アルバム『サイカイコンプレッサー』表題曲のショートバージョン。 現在ヨウエツさんとMVを製作中なんですが、イベント前にどうしても聴いてほしかったので短いバージョンを僕の描いた版のGUMIと共にお送りします。あしからず。 GUMIデザイン:ヨウエツ、マスタリング:Daiki Saito 歌詞 (動画より書き起こし) がっかりしてる最中 誰にも心触らせたくなくて ほっぺ吊り上げて笑顔 取り繕う為に何をしようか ノープランで愛を唄う 並べただけの単語に 意味なんかないのさ それで良いのさ この気持ちに 気付いてしまう前に ケンケンパ 飄々と行け バレそうな時は誤魔化して それが何なのか解らない くらいに歪にやっちゃって! 壊しても壊しても 駄目な僕は消せないけど それでも止められない これが僕なりの愛だから ミサイルが空を飛んでる こんな世界はおかしいけど 自分で自分を壊してる 僕も大概だった残念でした 抑えられない激情が 心と体を支配してくんだ 欺くために付けたはずの 仮面が外せなくなっちゃった コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1421.html
秘密の裏ネタ 02 …それは、「爆発する携帯電話」契約者が女性の体になってから、数日後の事 その日は、普段から顔色が悪い「爆発する携帯電話」契約者が、いつも以上に顔色が悪かった 「どうした?具合でも悪いのか?」 ジャッカロープを抱いたまま座り込んでいる「爆発する携帯電話」契約者を心配して、マッドガッサーはそう声をかけた …元々、体が丈夫なほうでもないらしい 幼い頃は、入退院を繰り返してたと聞いている ここ数年はそうではないらしいが…また、体調を崩したのか? 女性の体になっている事で、体力だって落ちているのだし… 「…くけけ……少し、腹が、痛い……」 「腹が?おかしな物食った訳でもないだろうし…」 ぴすぴす、ジャッカロープも鼻を鳴らして「爆発する携帯電話」契約者を心配するように見上げていた 痛みが、治まらないんのだろうか 「爆発する携帯電話」の契約者は、己の腹をなで続けていて… 「………け?」 「ん?どうし…」 ……つぅぅ 太ももを伝い、流れ落ちたのは……一筋の、赤い線 血だ 「………くけっ?」 「…まさか」 これは、まさか 「けけ…?これ……どうし、たんだ?」 どうやら、「爆発する携帯電話」契約者は、己の体に起きた現象に、途惑っているようで …よし、落ち着け俺 ここで俺もパニックになったら駄目だろう そう考え、マッドガッサーはひとまず深呼吸して、「爆破うする携帯電話」契約者に事情を説明しようとして 「ただいまー、色々買い込んできたでー」 「……うん?どうしたんだ?」 なんと言うタイミング 買出しに行っていた仲間が戻ってきた そして、つ、と 「爆発する携帯電話」契約者と…その脚を伝って流れる、一筋の血の線に、視線が集中し 「…先に言っておくが、俺は無実だからなっ!?」 「力一杯否定せんでええわ、ちゃんとわかっとるから」 「あー……ちゃんと来るのね、女体化したら」 「………くけ?」 何やら、納得した様子の面々に、「爆発する携帯電話」の契約者は首をかしげている どう言う事なのか? 「あー、そないな不安そうな顔せんでええから、大丈夫やから」 「とりあえず、男共、全員部屋出てなさい」 似非関西弁の女性と、スパニッシュフライの契約者が「爆発する携帯電話」契約者に駆け寄る マリは幼女姿になってその場に留まろうとしていたが、魔女の一撃の契約者に首根っこを捕まれて持っていかれた ぱたん、と魔女の一撃が扉を閉める 「……腹、痛い……けけっ」 「あー、結構重たいのね…大丈夫よ、生理が来ただけだから」 「女だけの痛みやからなぁ…男が体験したら悶絶する言うけど、大丈夫なん?」 「……けけ?………生理?」 …首をかしげた、「爆発する携帯電話」契約者 その様子に、室内に沈黙が下りた 「…えぇと、知らないん?」 「………くけっ?」 結論を言えば、「爆発する携帯電話」は生理と言う女性特有の現象を、知らない …学校で、普通ならば習ったかもしれないが…その授業をやっていた間、ちょうど入院していて授業を受けてなかったのだ そのせいで、その辺りの知識が欠落している ある程度の性知識は持っている癖に、時折、妙な所で知識が欠落しているのだ、この人物は 「ひっひっひ、これは、ちゃんと教えた方がいいんじゃない?」 「…せやかもなぁ」 「……くけけっ?」 いつまで、「爆発する携帯電話」の契約者が女性の姿のままでいるかはわからないが とりあえず、何となく、この姿とは長い付き合いになりそうだし …そして、その辺の知識が欠落しているのは、21歳にもなってやばいだろう、という事で 女性陣による緊急授業が行われたり、部屋の前で耳済ませている変態が二人いたらしいが、それはまた別の話 終わっておけ 前ページ次ページ連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち
https://w.atwiki.jp/directors/pages/58.html
アイヴァン・パッサーをお気に入りに追加 アイヴァン・パッサーのリンク #blogsearch2 アイヴァン・パッサーとは アイヴァン・パッサーの67%はスライムで出来ています。アイヴァン・パッサーの25%は気の迷いで出来ています。アイヴァン・パッサーの8%は蛇の抜け殻で出来ています。 アイヴァン・パッサー@ウィキペディア アイヴァン・パッサー アイヴァン・パッサーの報道 gnewプラグインエラー「アイヴァン・パッサー」は見つからないか、接続エラーです。 アイヴァン・パッサーのキャッシュ 使い方 サイト名 URL アイヴァン・パッサーの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ アイヴァン・パッサー このページについて このページはアイヴァン・パッサーのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるアイヴァン・パッサーに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/renst/pages/2123.html
兄弟拳バイクロッサー カード一覧 オペレーションカード ユニットカード (Sユニット) バイクロッサー・ケン NR バイクロッサー・ギン NR ビークルカード (Sビークル) ケンローダー ギンクロン コメント 名前 コメント