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にわりんの不思議なダンジョン ゲームプレイ 【PLiCy】:にわりんの不思議なダンジョン
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れみりゃの不思議なダンジョン関連はここで(現在凍結中、再開予定有) れみりゃの不思議なダンジョン(通称れみだん)は東方Projectと不思議のダンジョンシリーズを題材とした二次創作作品(オープンソースのフリーソフト)です。開発言語はHSPです。 wikiマップ 現在進めたいところ プログラム ドット絵・立ち絵 音楽 脚本・設定・システム その他 wikiマップ れみだん … このページ プログラム倉庫 … 最新版のプログラムを置いておく所 製作状況 … 現在の製作状況はここで見れる 立ち絵・ドット … 作成された東方キャラの立ち絵・ドットを保管しておく所 求人情報・Q&A … 制作に参加したい方はこちらへ 何か分からないことがある人もこちらへ 各種設定募集中 … 設定を追加してくれる人募集中 設計 … れみりゃの不思議なダンジョンの設計書です 現在進めたいところ 1章に登場する未完成の素材を完成させる 足りない部分については基本的にメニューの製作状況をご覧ください プログラム れみりゃの不思議なダンジョン製作スレ 製作スレはプログラムの話をしているだけではなく全体的なことを 話していたりするかもしれない プログラムの詳細は製作スレへ IRC導入 #レミダン製作の集い にどうぞ シナリオエディタが製作されました 今まで以上にシナリオが作成しやすくなっています ドット絵・立ち絵 ドット絵・立ち絵・マップチップ制作スレ マップチップ 第一章の範囲で出来ていないのは、竹林、紅魔館の2つ。 出来ればこの辺が欲しい。 これ以外の場所でも、すでに出来ている場所でもどんどん募集中です。 現在神社を分担して制作中 音楽 BGM・SE制作スレ とりあえず魔法の森・迷いの竹林・神社・霧の湖のBGMは出来てる あと紅魔館・スタート画面・フィールド画面の曲がほしい 既に出来上がっている所でも浅層と深層などいくらでも分けれるので作ってもおk 脚本・設定・システム 脚本・設定・システム制作スレ 過疎ってるので盛り上げてやってください その他 マップのファイルが必要、作り方はプログラム倉庫等から落としたものの中に マップファイル_説明書.txtが入っているのでそれを参考に 会話も募集中、上と同じく中に会話_説明書.txt という名前で入っているのでそれを参考に オリジナルのモンスターもたくさん作ってください -- ノガコウ (2010-06-30 23 17 42) 名前 コメント
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ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX パッケージ版追加/ダウンロード版 ローグライク シレン系 6,578円(税込)2.1GB ある日突然、ポケモンになっちゃった! ある日突然、ポケモンになっちゃった主人公が、「不思議のダンジョン」をめぐる冒険へと旅立つ『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズ。 『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』は、2005年11月17日にニンテンドーDSとゲームボーイアドバンス向けに発売された『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』が1つのソフトとして、Nintendo Switch向けに新しく描かれる絵本のようなやさしいビジュアルで蘇ります。 お知らせ 本ソフトには、インターネットに接続できる環境とNintendo Switch Onlineへの加入(有料)が必要なモードや機能があります。 ●早期購入特典について 3/15(日)23 59までに本ソフトを購入いただいたお客様に、早期購入特典としてマイニンテンドーゴールドポイントを200ポイント、追加でプレゼントするキャンペーンを実施中です。 ニンテンドーカタログチケットでの引換も対象に含みます。 ポイントの追加は、3月中を予定しています。 ●体験版のセーブデータを製品版に引き継ぐことができます。 メーカー ポケモン 配信日 2020年3月6日 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー タッチスクリーン タッチスクリーンでの操作は、名前入力画面のみで可能です。 プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数× 1 インターネット通信プレイ人数× 1 インターネット経由での「救助」に対応しています。(対戦や複数人プレイはできません。) 対応言語 日本語, 英語, スペイン語, フランス語, ドイツ語, イタリア語 レーティング CERO A 子供の暇つぶしに買ったが、くそ面白い。 シレンの詰将棋的なスリルはないけど、何時間もやってしまう。 シレン好きなら買って後悔はしないはず。 -- 名無しさん (2020-03-21 20 24 25) いや~シレン好きは緊張感求める人も多いから 後悔する人も多いと思うぞw ソースは俺 -- 名無しさん (2020-03-21 20 24 37) それにしてもポケダンのアマゾンの評価が厳しいな 個人的にはポケダン初体験なのでソシャゲなみのカジュアル感とオート移動の便利さも相まって大好き 買った本人が満足ならそれでOK -- 名無しさん (2020-03-21 20 25 06) UIが全体的に不便だな それ以外はあんま思うとこなく遊べてる オートは世紀末デイズを犠牲にして誕生した良システムだから今後も磨きあげてほしいね -- 名無しさん (2020-03-21 20 25 22) ポケダンは不思議のダンジョンを期待すると難易度低めの子供向けでいまいちだけど ダンジョンを攻略するポケモンゲームだと考えるとたのしい -- 名無しさん (2020-03-21 20 25 39) ポケダンはローグライクと言われるとハテナだが、自分の好きなポケモンはいくらでも強くできるよ 進化前でも -- 名無しさん (2020-03-21 22 54 04) 一応クリア後に持ち不の99Fダンジョンあるし ポケモンによって難易度がかなり異なるからやりがいは割とある ただそれまではほぼRPG感覚 -- 名無しさん (2020-03-21 22 55 41) FF7Rの時もそうだったけど、アマゾンのレビューも日増しに変わっていったぞ 改善の方向に変わりつつある ただ、今となっては救助隊のシナリオは薄味に感じる 探検隊以降は魅力的なボスが出てきたけど、救助隊は脳筋な敵しかいない -- 名無しさん (2020-05-11 19 51 34) 名前 コメント
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不思議のダンジョンシリーズリンク コンピュータRPG黎明期のゲーム『ローグ(ROGUE)』を原型とした、ローグライク系ゲームの一種。 当ページでは、チュンソフトが開発または監修を行ったシリーズを扱う。 携帯電話オリジナル作品は本Wikiのルール上省略。 トルネコの大冒険シリーズ 風来のシレンシリーズ チョコボの不思議なダンジョンシリーズ ポケモン不思議のダンジョンシリーズ 世界樹と不思議のダンジョンシリーズ 他単発作品 トルネコの大冒険シリーズ 馴染み深い『ドラゴンクエスト』シリーズのスピンオフ作品として発表され、ローグライクゲームを一般ゲーマーに広めた。『シレン』シリーズの先輩筋である。 機種 タイトル 概要 判定 SFC トルネコの大冒険 不思議のダンジョン シリーズの記念すべき第1作。 良 PS ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 ~不思議のダンジョン~ 前作から正統進化した丁寧なつくり。ローグライク初心者にオススメの作品。 良 GBA ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス ~不思議のダンジョン~ 『2』のリメイク。さらに全体的な調整が施された。 PS2 ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン~ 新要素が全部賛否両論。ローグライク上級者にオススメの作品。 賛否両論 GBA ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス ~不思議のダンジョン~ 『3』のリメイク。さらにコア層向けに振り切ったつくり。 PS2 ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン 不思議「な」ダンジョン的に路線変更。易しめの作風だが色々中途半端。 なし 風来のシレンシリーズ チュンソフトが送るもう1つのローグライクシリーズ。 独自の和風世界を舞台とし、敵やアイテムはさらなる進化を遂げた。 機種 タイトル 概要 判定 ナンバリング SFC 不思議のダンジョン2 風来のシレン 『トルネコ1』を発展させた、シレンシリーズ初代作。やや大味ながら、本当に「1000回遊べる」奥深さを持つ。 良 DS 不思議のダンジョン 風来のシレンDS SFC版のリメイク。しかし、プレイヤーに不利な変更要素が多い点が不評。カラカラペンペンの追加、やまびこの盾の削除などが批判された。 劣化 N64 不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城! おとぎ話風の作風を取り入れ、遊びやすいバランスになった。マゼルンの初登場作品でもあり、合成の楽しみが大幅に増した。ちからを上げまくるとヌルゲーになる作品その1。 良 Wii 不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 RPG寄りのバランス、ミスマッチなシナリオ、テンポの悪化などが大不評。ぬれた巻物が白紙の巻物になったりと超贅沢な要素もあったりする。ちからを上げまくるとヌルゲーになる作品その2。 シリ不 PSP 不思議のダンジョン 風来のシレン3 ポータブル テンポなど一部は改善されたが、根本的な変化は少ない。 DS 不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ 『3』の失敗を生かし見事汚名返上。初代の頃のキレのある攻防が復活する。新システム「夜」や、強化されたギャザーなどの要素は評価が割れることも。 良 PSP 不思議のダンジョン 風来のシレン4 plus 神の眼と悪魔のヘソ 新ダンジョンが3個追加。Twitterとの連動機能も。 DS 不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス 『4』をベースに調整された良作。しかし、販売戦略の悪さ故か売り上げ的には埋もれてしまった。前作で賛否両論だった夜システムも続投。 良 PSV/Switch/Win/iOS/Android 不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス PSV版では16個もの新ダンジョンが追加された。Switch/Win版ではさらに3個追加され、ダンジョン数は34個とシリーズ最多に。遊び応えやシステムは純粋に『4』及びDS版『5』以上。 Switch 不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録 約13年ぶりとなるナンバリングタイトル。 GBシリーズ GB 不思議のダンジョン 風来のシレンGB 月影村の怪物 シリーズ第2作。完成度の高いゲーム性とシナリオを兼ね備えた名作。携帯機の限られた容量ながら、最大限の『シレン』が演出されている。 良 Win 不思議のダンジョン 風来のシレン 月影村の怪物 『GB』のリメイク。グラフィックがSFC版準拠に。追加ダンジョンの他、初の「フェイの問題」作成キットが付き、配布も可能。 不思議のダンジョン 風来のシレン 月影村の怪物 インターネット版 他ユーザーとの交流機能を追加したバージョン。ゴミ壺ダンジョンが大幅に増え、ダンジョン数は33個。 GBC 不思議のダンジョン 風来のシレンGB2 砂漠の魔城 携帯機とは思えない完成度とやりごたえ。SFC版やN64版のキャラも登場。バグの存在が玉に瑕。 良 DS 不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 砂漠の魔城 『GB2』のリメイク。改善された点もあるが、『DS1』同様、追加・変更点にやや難がある。 劣化 スピンオフ DC/Win 不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! 非常に高い完成度と圧倒的なボリュームを誇る、ローグライクの1つの頂点。同時に、現在プレイするにはハードルが高い悲運の傑作でもある。Win版はダンジョン数が31個になり、さらにボリュームが増えた。ちからを上げまくるとヌルゲーになる作品その3。 良 関連作品 GBA シレン・モンスターズ ネットサル 『シレン』シリーズのモンスターを使ったフットサルゲーム。 良 チョコボの不思議なダンジョンシリーズ 『ファイナルファンタジー』シリーズからもローグライクでスピンオフ。 合成を始めとする様々なやり込み要素と、少し易しめの難易度を併せ持つ。 厳密にはチュンソフトが直接開発に関わるのではなく、第1作は制作上のアドバイスとして中村光一氏の監修を受けている。 機種 タイトル 概要 判定 PS チョコボの不思議なダンジョン 不思議「な」ダンジョンとしてハードルを下げ、違った面白さを見せた作品。バンプレストの協力によりデフォルメされた可愛いチョコボは本作以降も定番となる。 良 WS チョコボの不思議なダンジョンforワンダースワン WSのロンチタイトル。モノクロながら演出は凝っている。 PS チョコボの不思議なダンジョン2 前作の反省をふまえパワーアップしたPSチョコボの決定盤。シロマ初登場。 良 Wii チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 低難度ローグライクの決定盤。『FF』らしいジョブシステムが好評。 良 DS シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+ 上記の移植作。グラフィックこそ寂しくなったが内容は大幅に強化。 良 PS4/Switch チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ! 時忘れの迷宮をベースにした作品。過去作からのゲスト多数。PSでは約20年3か月ぶりとなる『チョコボの不思議なダンジョン』の新作。 ポケモン不思議のダンジョンシリーズ ポケモンの世界でも不思議のダンジョン。 ゲーム部分の開発はチュンソフトが手がけている。 機種 タイトル 概要 判定 DS ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊 『ポケモン』によるローグライクRPGの第1作。本編とは一線を画する世界観と壮大なストーリーがファンを掴んだ。青は初期版のみ、GBAソフトのデータを破壊する重大なバグがある。 良* GBA ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊 良 Switch ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX 『青・赤』を基にしたリメイク。 良 DS ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 『ダイヤモンド・パール』のポケモンも本格登場。前作の良かった点を引き継ぎ、粗削りな点を改良。 良 ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 上記のマイナーチェンジ完全版。サブストーリーを補完。新要素もいくつか追加されている。 良 Wii ポケモン不思議のダンジョンすすめ!炎の冒険団・いくぞ!嵐の冒険団・めざせ!光の冒険団 DL専売。Wiiウェアで3バージョンが登場。 3DS ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮 『ブラック・ホワイト』のポケモンが初登場。しかし前作より大幅にボリュームダウン。 なし ポケモン超不思議のダンジョン 前作の欠点も概ね改善され、シリーズ集大成の名に恥じない完成度。 良 世界樹と不思議のダンジョンシリーズ 『世界樹の迷宮』シリーズからでも不思議のダンジョン。 スキルツリー形式や素材集めなど、世界樹本編を意識したシステムが特徴。 機種 タイトル 概要 判定 3DS 世界樹と不思議のダンジョン 『世界樹の迷宮』のローグライク第1弾。仲間AIなどの問題あり。 なし 世界樹と不思議のダンジョン2 ゲーム性はやや改善、代償としてそれ以外が目を疑う完成度に。 シリ不 他単発作品 明確にシリーズ化はされていないが、『不思議のダンジョン』の名を冠した作品。 機種 タイトル 概要 判定 PS2 ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン 『ドルアーガシリーズ』との間に生まれたのはあまりに異端な鬼子であった。 スルメ PSV/PS4/Win 不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ 原作はフリーゲーム『片道勇者』で、そのアレンジ移植。リメイクで不思議のダンジョンシリーズとして世界観等を一新。
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登場人物 ポケモン不思議ダンジョンの登場人物紹介です。 5神ポケモンを持つ者達 室崎 剛毅(ゴウキ) 第1部:ポッチャマ 第2部:エンペルト 年齢で20歳で某大学社会科部所属。成績優秀でスポーツ万能。 ちょっと冷静さもあるが、なんでもチャレンジをするみたいだ。 第1部では頼られる存在としているが、第2部は…。 草滝 准(ジュン) 第1部:ナエトル 第2部:ドダイトス 年齢は21歳でどこかの方で仕事をしているみたいだ。 第1部は毎回ゴウキを頼っているが、第2部ではそうは行かないらしい。 烏山 焔条(エンジョウ) 第1部:ヒコザル 第2部:ゴウカザル 年齢は21歳で某専門学校の運動部に所属している。かなり熱い。
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このストーリーはポケモン不思議ダンジョン時・闇の探検隊のベースとして作られた小説です。 ポケモン不思議のダンジョン(最高となる戦い) 突如人間界からやってきた少年、ゴウキ。 しかし、ゴウキは人間からポケモンへ変わってしまった ナエトルとであって探検隊の始まりであった 何故、ジュプトルはゴウキのことは知っているのか そして、ゴウキの隠された謎とは ストーリー 第1章「仲間どの出会いと修行編2-1 第1章「仲間どの出会いと修行編2-2 第2章「時の歯車とジュプトル編3-1 第2章「時の歯車とジュプトル編」3-2 第2章「時の歯車とジュプトル編」3-3 第3章「未来の世界へ」 最終章「星の停止を止めろ! 最後の冒険」前 最終章「星の停止を止めろ! 最後の冒険」後 最高戦番外編集
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登録日:2014/06/25 Wed 14 02 30 更新日:2024/01/18 Thu 18 59 32NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 うんめいのとう ほろびのうた もっと不思議のダンジョン やめてください死んでしまいます アルセウス ニョロトノ ポケダン ポケダンシリーズ最高難易度 塔 救世主あしらいスカーフ 理不尽 空の探検隊 絶望 運命 運試し 鬼畜 ←きよらかなもりより鬼畜 うんめいのとうとは、DSのゲーム『ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊』に登場するダンジョンである。 ■目次 概要 特徴【ダンジョンの固有ルール】 【強敵】 攻略にお勧めのポケモン 拾っておきたいアイテム 後の作品にて 概要 このダンジョンはエンディング後(ギルド卒業後)に施設「パッチールのカフェ」でドリンクを飲むとたまに出現する。 しかしこのダンジョン、今作でどころか、ポケモン不思議のダンジョンシリーズで圧倒的最高難易度を誇る超鬼畜ダンジョンである。 その難易度の高さは救助隊の最高難易度ダンジョン清らかな森の比ではない。 (ただし、ここのルールを救助隊のダンジョンに持ち込むと、ここと肩を並べられそうなところがある) そして何を思ったか、全ポケモンで制覇しようとするプレイヤーは何人もおり、様々なクリア報告が相次いでいた。そして2021年2月、ついにユレイドルによるクリア報告が出たことで全ポケモンでクリアが達成された。なお、ユレイドルは最高に使いづらいポケモンとして有名。詳しくは別wiki参照。 特徴 【ダンジョンの固有ルール】 Lv1からのスタート。 道具・ポケの持ち込み禁止。 仲間の連れ込み禁止。ソロプレイのみ。 ダンジョン内ではポケモンが仲間にならない。 賢さ全て無効(持つことすら許されない)。 通常攻撃の空振りによる罠発見ができない(罠の上に道具が落ちても跳ね返るだけで罠は隠れたまま)。 力尽きても救助を頼めない。(空の探検隊の追加ダンジョンだからだが…) 全100階(フロア自体は99階)。 技マシンはカクレオンの店売り限定。入手するには泥棒するしかない。ちなみに(ダンジョン内では使えないが)秘伝マシンも売っている。 復活の種の入手不可(そもそも賢さ「どうぐマスター」が無効なので使えない)。つまり一回死んだら即終了。 99Fには敵が一切いない上自然発生しない。ただモンハウや罠などで出てくる。 7F,23F,38F,55F,75F,95Fにはカクレオンの店がよく出る。 14F,29F,46F,64F,86Fには皆のトラウマ、モンスターハウスがよく出る。 というのがある。 特にキツイのが友達の救助も出来ず復活不可のため、踏破するにはノーミスで行くしかないということ。 さらに空の探検隊で新たに追加された踏むとフロアすべてのポケモンがおんねん状態になる最凶の「おんねんスイッチ」も登場。 非常に難易度が高いダンジョンであり、多くのプレイヤーが返り討ちに遭っている。 【強敵】 やめてくださいこっちに来ないでください。 そんな奴らが沢山いる(特に終盤)。 以下がその代表的なものである。 ドジョッチ(1-3F) 高火力高耐久な上、泥掛け連発で運ゲーに持ち込もうとする外道。 少し進むとナマズンも出るが、ステータスが下がり泥掛け以外の技も習得してしまうため弱体化する。 ちなみに1Fのコイツは防御が0。やはりHPが高いというのは偉大。 ニャルマー(3-6F) 高火力高耐久であり、ねこだましを使ってくる。 この技は怯み効果があるが、2マス先まで届くため、通路でこの効果を引いた場合怯み解除のために一歩引く…ということができない。 しかも(ねこだましに限らず2マス技全般がそうなのだが)通路の視界外からでもねこだましを使ってくる。 また、地味に特性のせいで混乱と麻痺が効かない。 経験値は結構高め。 スリーパー(14-17F) 序盤の強敵その1。 特性のよちむでこちらの技をことごとく回避するロリコン野郎。 そしてさいみんじゅつとあくむで眠らせてくる。 更に経験値もマズい。 ドーミラー(15-20F) 序盤の強敵その2。じげんのとうの悪夢再び。 2つの特性が同時に発動することにより弱点無し+11タイプの耐性を持つ鉄壁の悪魔。 さいみんじゅつ、本編とは異なり数ターンまったく行動不能になるふういん、あやしいひかりと嫌がらせ技も豊富。 こいつの混じった集団戦、特にモンスターハウスはとてつもなく危険。 こいつと出くわしたら迷わず逃げるべし。 スカンプー(15-19F) 序盤の強敵その3。うざいことこの上ない。 いやなおととみだれひっかきが脅威。このコンボは非常に凶悪。毒ガスも地味にウザい。 特性がどちらも厄介で接近戦を挑むとたまにあくしゅうで怯む上、倒すとゆうばくで爆発する。 経験値は高いが出来るだけ逃げるべし。 倒すなら出来るだけ遠距離で倒そう。 ポリゴンZ(15-19F) 序盤の強敵その4。じげんのとうの悪夢再びその2。 特性のてきおうりょくから来るたいあたりで大ダメージを与えてくる。 こうそくいどうで自分とその味方の移動速度を上げてくる。 経験値はそこそこ。 フワンテ(21-25F)、フワライド(35-39F) ポケモン不思議のダンジョン屈指のチートポケモン。味方にすればこれ以上なく頼もしいのだが… 特性かるわざによる2回攻撃でこちらの体力をゴリゴリと削ってくる。 運良く倒せてもゆうばくで爆発し、さらにダメージを与えてくる。 あしらいスカーフで完封可。 ニョロボン(36-40F) 持ってる技全てが要注意のパワフルオタマジャクシ。 至近距離だとさいみんじゅつで眠らせてからのおうふくビンタ+じごくぐるまで襲い、遠距離戦でもバブルこうせんで狙撃してくる。 遠近両方に対応しているのでとても厄介。 ポポッコ(42-46F) 10マス直線+連続技のタネマシンガンが危険。 タネマシンガンは連続技の中でも威力が飛び抜けて高く設定されているため、草技に耐性があっても1発30以上削られることも珍しくない。 草タイプならではの搦め手にも優れ、特に眠り粉を受けてしまった場合は死を覚悟した方がいい。 特性の関係で日差しが強くなると手がつけられなくなり、特にリーフガードは忘れがちなので葉緑素だけでなくこちらも頭に入れておくこと。 カゲボウズ(83-87F) 前作のきよらかなもりでも脅威の紫のテルテル坊主。 通過移動で壁から襲ってくる。 技もうらみやのろい等ゴーストタイプらしくいやらしい。 ハッサム(84-89F) 本家でも脅威のテクニシャン+バレパンはこちらでも脅威。 他にもでんこうせっかやれんぞくぎりもテクニシャンで強化される始末。 倒さない代わりに超火力のみねうちや味方も素早くなるこうそくいどうも備えてる。 まさに厨ポケ。 レディアン(86-90F) きよらかなもりの悪夢、モルフォンの後継者ともいえる存在。 部屋全体攻撃かつ能力・移動速度上昇の効果を持ったぎんいろのかぜを始めマッハパンチ、ちょうおんぱ、れんぞくパンチ、しんぴのまもり等遠近中距離攻撃に優秀な補助技も兼ね備えた正に完璧な敵。 最早モルフォンを超えていると言っても過言ではない。 エンペルト(91-97F) DPの水の御三家。 倒しきれないと特性のげきりゅうからの恐ろしい威力になった水技が炸裂する。 いばるでこちらをこんらんさせて来る上、みだれづきで連打してくる。 なるべく速攻で倒そう。 ドータクン(91-99F) 前述の序盤の強敵が進化して帰ってきた。 前述の通り非常に厄介なのですぐに逃げるべし。 万が一、戦うなら他の敵が誰もいないことを確認してからにしよう。 チルタリス(91-99F) 攻撃力が非常に高く、それを駆使したついばむとみだれづきでHPと精神とバックの中を荒らす悪魔の綿龍。 さらにうたうで眠らせてくる。そこからの攻撃は絶望しかない。 コラム うんめいのとうの強敵としてよくニョロトノ(90~99F)が挙げられるが、実際は見掛け倒しである。 ニョロモ、ニョロボン共に非常に危険な敵なのでこいつも...と思いきや、所持技のうちおうふくビンタ、滅びの歌は命中率が低い上に、かしこさ「スキがない」を習得しているため、技が外れる度に一歩後ずさりする。滅びの歌は命中率が絶望的に低いため、スキがないの仕様と相まってボーナス行動と化すことが多い。とはいえいやしのタネがないと、いざ命中したときに詰んでしまうのでいやしのタネを保持しておくことが重要。しかし90Fまでいやしのタネを1つも保持できず、且つニョロトノと遭遇し、滅びの歌を打たれ、更にそれが命中する確率は非常に低い。 それでも結局催眠術とバブルこうせんがあるから強敵であることに変わりないのではないかと思うかもしれないが、これらは敵の射程に入らないように、また通路の索敵を徹底した上で行動すれば大した驚異ではない。 ……ちなみに経験値はうんめいのとうのポケモンでは最多。 攻略にお勧めのポケモン もちろんこいつらを使っても踏破できる可能性は非常に低い。 ロトム 本家では主に洗濯機と化してるプラズマポケモン。 通過移動が便利な上、成長率も良く、技も有用。 弱い部分がなく非常に使いやすいが、慣れないうちは通過移動にクセを感じるかもしれない。 フワンテ、フワライド お馴染みの2回攻撃ポケモン。当然味方にしても強力。 素の耐久はやや低いが、ちいさくなるで敵の攻撃をほぼ回避できるのが強力。 当然攻撃面も強く、タイプ一致かぜおこしとおどろかすは2回打てば中盤あたりまでの大体の敵は倒せる。PPも多い。 欠点は前述の通り耐久値が低いこと、そして道具が持ちづらいこと。 特に必中で弱点を突いてくる「でんげきは」や「だましうち」の使い手には注意。 ミカルゲ 弱点無しの封印ポケモン。 初期能力がLv1とは思えないほど高く技も頼もしいものが多い。 ただしレベルを上げるには経験値がかなり必要。 ムチュール 性別補正+予知夢で脅威の回避力を見せつける口づけポケモン。 Lv20以内にこなゆき、ねんりき、てんしのキッス、はたく、したでなめると部屋全体技、タイプ一致技、状態異常技を低レベルで覚える優秀な子。 弱点が多い以外は非のうちどころがない。 ファイヤー 本家ではにらみつけるでネタにされてる哀れな火の鳥。 しかし初期能力もミカルゲ程ではないが結構高く初期技のひのことかぜおこしは威力PP命中が安定していて使いやすい。 特にLV15で覚えるこうそくいどうは強敵やモンハウ回避にも役立つ。 欠点は弱点。特に水タイプに弱いのが痛い。ニョロトノの対処に困る。 ポリゴン、ポリゴンZ アニメで冤罪を二十数年もかぶり続ける悲劇の一族。 こちらも初期能力が高めでポリゴンだとかくばる→たいあたり、ポリゴンZだとてきおうりょく+たいあたりで大体の敵は倒せる。 LV12で覚えるこうそくいどうで強敵やモンハウを回避できる。 さらに弱点の格闘技もあしらいスカーフがあれば大体流せる。 ちなみに筆者はポリゴンでうんめいのとうを踏破した。 ハッサム 空の探検隊になり新たにバレットパンチ(とフェイント)を習得したポケモン。 レベル1の時点で既にテクニシャン補正の乗るバレットパンチとでんこうせっかを習得している他、レベル17でこうそくいどう、レベル25でテクニシャン補正の乗るれんぞくぎりと機動力、火力共に隙のないポケモン。 ただし初期ステータスはそれなりに高いもののレベル10までは成長率に難があるため、序盤はきあいだめと中距離技2種を駆使しないと殴り負けやすい。炎タイプは勿論、序盤のエレキブルやアーボックなどの炎技にも注意が必要。 またバレパンなどをカテキンで強化するとテクニシャン補正の対象外となるため、安易なカテキンによる強化は厳禁。 【苦労したいプレイヤー向けのオススメポケモン】 コイキング とりあえず最弱の定番コイキング。とはいえこのダンジョン最底辺中の最底辺の連中に比べればかなりマシなのだが。 わざマシン対応率はゼロで、パラメータ的にも直接戦って勝てるようにはできていない。 水路を移動できる点は救いと言いたいところだが、このダンジョンは早い段階で水路がなくなるため、あまり利点になっていない。 サニーゴ ステータスが低い上に、特性「はりきり」のためなかなか攻撃が当たらない。 上手くレベルアップできれば有用な技を覚えるが、基本は逃げに徹するべきだろう。 ちなみに、今作では変化技や不思議玉ははりきりの対象外である。 ミミロップ ステータスは比較的まともだが、特性「ぶきよう」のせいで装備品は使えない。 そして、比較的まともと言っても全体で見れば低い部類のステータスなので、装備品が使えないデメリットは大きくのしかかってくる。 技マシンやはらぺこリボン、みおとしメガネを活用したい。 カクレオン なんと全てのステータスが1。しかもレベルアップに必要な経験値は全ポケモン中最高であり、仮にレベルアップしてもHPが1上がるのみ。 当然道具なしで戦闘などできるはずがなく、終始即死に怯えながら逃げ続けなければならない。 素の状態ではイガグリスイッチや悪天候でも即死する。 前作では最強候補だったのにこっちでは最弱候補である。 リリーラ、ユレイドル おそらくはこのダンジョン最高難易度のポケモン。 カクレオンほどではないにしろステータスは酷く、まともに戦闘できるのは序盤だけ。 そしてこの2体は特性「きゅうばん」を持っており、ワープが封印される。 つまり、逃げざるを得ないステータスのくせに、ワープスカーフを使った逃げプレイができない。 リリーラはユレイドルよりステータスが高く、ユレイドルはリリーラより技が多い。好きな方を選ぼう。 拾っておきたいアイテム ネバついていても拾うべき。 特に上4つのアイテムは運命を大きく覆せるポテンシャルを持つため真っ先に拾うべき。 あしらいスカーフ レベ1ダンジョンでおなじみの攻撃を隣接してるポケモンに受け流すスカーフ。 このスカーフのおかげで踏破できたという人も多い。 ただしすごくお腹が空く。 使うときはリンゴとセットで。 ワープスカーフ こちらもレベ1ダンジョンでおなじみの装備しているとたまにワープするスカーフ。 即降りや通路が長いマップの時も役に立つが、運の要素も強く、ワープ先に敵がいたりモンハウだったりする事もあるので少し安定感に欠ける。 ちなみに1Fでこのスカーフを手に入れ、それを駆使してヌケニンでうんめいのとうを踏破したという猛者がいる。 みとおしメガネ レベ1ダンジョンで(ry。 フロア中の敵とアイテムの位置がわかる万能アイテム。 みおとしメガネという隣接する敵とアイテムですら身落とすというウザいそっくりどうぐもあるので注意。 店でしか売っていないので泥棒するしかない。 みきりハチマキ どんな技も目に見えて技を回避するようになる強力アイテム。 ムチュールにお勧めのアイテム。 当たるときは当たるが。 みおとしメガネ 上述した、『ウザいそっくりどうぐ』。 実は敵に持たせると目潰し状態になるという効果もあり、うまく利用すれば無限目潰しとして活用できる。 ただし隣接した敵には効果が薄いので注意。早足は発動させないが、根性はしっかり発動するのでリングマやハリテヤマに持たせるときはよく考えること。 強いは強いが、やっぱり本物の方が… ゴローンのいし 敵に20ダメージを与える石。固定ダメージを与えられるためレベル1ダンジョンではなかなか強力。 技一発じゃ倒せない敵を牽制する時に役立つ。 ゴローソの石というウソハチとウソッキー専用の食べ物が落ちてる事もある。 ホーミング機能があるため、視界外の敵の存在を確認することもできる。 しばり、バクスイ、ふらふら、はらいのけ、みがわりだま モンスターハウス対策。 天気が霰や砂嵐だとしばりだまは無意味に、不眠不休という賢さを持ってる事が多い終盤はバクスイだまが無意味になりやすい。 せんたくだま ネバついてる道具を綺麗にするありがたいアイテム。 ひきよせのたま 泥棒用アイテム。 店主に追いつかれないよう使いどころに注意。 ひかりのたま 敵、階段の位置を見通す超優秀アイテム。 経験値稼ぎから終盤の即降りまで幅広く使える。 たんちのたま 概ねひかりのたまの劣化版だが、敵の位置が分かるようになるのは非常に優秀。 階段の位置は分からないが、敵の位置さえわかればどうとでもなるはず。 カテキン、タウリン、ブロムへキシン、リゾチウム、キトサン、いのちのタネ、オボンのみ、しあわせのタネ ドーピングアイテム。 土産にとか悠長な事考えてないで拾ったら即使って生存確率を少しでも上げた方がいい。最悪啄む、虫喰いを喰らって敵を強化しかねない。 ただししあわせのタネは次のレベルupの残り経験値が少ない時やレベルが上がりづらくなる中盤までは残した方がいい。 いやしのタネ 終盤のニョロトノによる滅びの歌対策。 せいなるタネ 泥棒兼即降り用アイテム。 リンゴ、PPマックス、オレンのみ おなか、PP、HPを回復するアイテム。 強敵揃い&全100階の超長丁場であるため、最低1~2つくらいはストックに入れておきたい。 見事踏破した暁にはアルセウスの像からじくうのオーブというアイテムが貰える。 その効果は持ってる者の使う技の威力が1.5倍になるというチートアイテム。実の所、目に見えて分かるほどの効果は無いのだが… ぜひ踏破してこのアイテムを頂こう。 以下ネタバレにつきステルス 実を言うとじくうのオーブを受け取れる依頼が存在している。しかも公式で配信されたもの。 場所はゼロの島中央部49Fと、クリアするにはレベル100+超多量のドーピングは必須と言えるかなりの鬼畜ダンジョンだが、逆に言えば準備万全ならほぼ確実にクリアできるという意味では慣れなければクリアが難しいうんめいのとうよりはマシである。 その詳しいパスワードは空の探検隊のWikiを参照。 後の作品にて また、『ポケモン超不思議のダンジョン 』でもうんめいのとうが登場する。 しかしレベルリセットはせず、敵のレベルが高いタイプなダンジョンである(ちなみに『超』のもっと不思議相当のダンジョンは更新データで抹消された)ため、ステータスをものすごくあげれば踏破が可能。ここほど難しくはない。 ただしHP以外はカンストするくらいまで上げないと踏破は難しいくらいの超高難易度ダンジョンであるため要注意。 特定の条件をクリアした状態で踏破するとアルセウスが仲間になる。 追記・修正はうんめいのとうを踏破した者のみにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 目が疲れたのでこれ以上の追記とプラグインはまた後日やります。 -- 名無しさん (2014-06-25 14 03 42) おお、自分の代わりに追記修正とプラグインしてくれた人ありがとう。 -- 名無しさん (2014-06-28 00 12 04) 全不思議のダンジョンシリーズ的にはどれくらいのランキングになるかな? -- 名無しさん (2016-09-16 11 29 13) 大体シレン5の原始と同等かそれより少し易しいくらい -- 名無しさん (2016-09-29 21 42 31) 石橋を叩いて渡りたい不思議のダンジョンシリーズにおいて「通常攻撃で罠発見不能」ってのがヤバい -- 名無しさん (2016-11-07 20 13 28) 不思議のダンジョン全般でいえば簡単な方だと思う。強力な道具だよりのパワープレイができるけど、道具なしでもクリアできる。上級者はキャラクターを変えてプレイできるのも良い。トルネコ3と比べると全然まとm… -- 名無しさん (2017-08-16 13 45 17) 中層のモウカザルが経験値ケチのくせに硬くて攻撃痛くてウザい。なんでポケダンの御三家第1進化系はみんな強さの割に経験値マズイんだろう -- 名無しさん (2017-09-13 19 47 06) 罠を素振りで特定出来ないものの、石とかを投げて罠のあるマスを特定することは可能。 -- 名無しさん (2018-12-10 13 45 20) ニョロトノは過大評価されすぎている節がある。滅びの歌はそうそう当たらないし癒し持ってれば当たっても問題無い。 -- 名無しさん (2018-12-17 17 21 49) 文才がある人が書いたのと他に書く人がいなかったせいでニョロトノは過大評価だったらしい -- 名無しさん (2019-08-24 10 25 16) それとついにカクレオンが攻略された模様。ワープスカーフすげえな…しかし世の中には特性のせいでワプスカはおろか聖なる種やら移動アイテム無効の奴がいるらしくうんめいのとう最難関はそっちだったらしい。 -- 名無しさん (2019-08-24 10 27 20) 使うポケモンによって変わる 厨ポケならフェイの最終ぐらいだけど弱いポケモンだと万歩計より難しい -- 名無しさん (2020-05-30 19 50 13) もう未攻略なのがユレイドルだけらしい……10年経って完全攻略が視野に入るとは…… -- 名無しさん (2020-08-04 14 29 47) ↑ついに攻略者が現れるとは… -- 名無しさん (2021-02-11 01 30 28) もし封印の岩場奥地のBGMが流れていたら更に緊張感が増していたと思う。 -- 名無しさん (2023-11-13 07 28 37) 名前 コメント
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チョコボの不思議なダンジョン 2 part26-135~136,138~140,147,149,156,169~170 part69-11・15・16 10 :チョコボの不思議なダンジョン2-1:2006/10/22(日) 01 45 15 ID xGRi5nZn0 ※設定 モンスターのほうが多い世界。ほとんどのモンスターは言葉を話す。 前作に引き続き、お宝大好きな友人・モーグリと旅を続けるチョコボ。 岬の近くで新しいダンジョンを見つけさっそく入りますが、 途中で変な仕掛けにひっかかりチョコボだけ外に飛ばされてしまいます。 気絶したチョコボが目を覚ますと目の前には人間の女の子が。 シロマと名乗る少女は岬にぽつんと建つ家に一人で暮らしていて、 倒れているチョコボを助けて運んできてくれたのでした。 チョコボはモーグリを探して再びダンジョンに入りますが、 途中で同じく仲間のデブチョコボとはぐれたシロマに出会い、 1人と1羽は一緒にダンジョンの奥を目指します。 ボスを倒して最深部へ行くと、そこには既にモーグリが。 「お宝は俺のものだ」と一人で部屋に入っていくモーグリ。 部屋の中央には大きなクリスタルが光っています。 クリスタルに近寄る弱小モンスターのグズグズを追い払ってモーグリが手を伸ばすと、 突然クリスタルが光を放ち回り始めます。 ダンジョンは崩れ、モーグリ・チョコボ・シロマはなんとか脱出したのでした。 11 :チョコボの不思議なダンジョン2-2:2006/10/22(日) 01 47 04 ID xGRi5nZn0 ダンジョンの崩壊でシロマの家も壊れてしまったので、 シロマはチョコボとモーグリを近くの村へ案内します。 村の入り口にはボムのお母さんと子供達がいてチョコボとモーグリを泊めてくれると 言いますが、何故かシロマには「帰ってくるな、人間なんて疫病神だ」と冷たい言葉を放ちます。 心配するチョコボに「ボムおばさん、本当は優しい人だから・・・」と健気に振舞うシロマ。 孤児だったシロマを育ててくれたのはこの村のモンスター達だったのですが、 岬にダンジョンが出来てからというもの何故かみんな人間に冷たくなり、居辛くなったシロマは村を出て暮らしていたのでした。 モーグリの提案により村から見える海沿いのダンジョンへ行くことになったチョコボは、 海を渡る乗り物を出してもらうためにもう一人の人間、機械工シドのところへ向かいます。 シドも村から出て、近くに機械の塔を建てて住んでいたのですが、インプに塔を乗っ取られ 追い出されてしまったのです。塔を取り返すためにチョコボと一緒に最上階を目指します。 その途中、チョコボとシドはバハムートに出会います。 バハムートは自らを「時の番人」と呼び、何やら訳の分からない事を言うと消えてしまいました。 インプから塔を取り戻したお礼にシドが潜水艦を出してくれますが、 チョコボのクチバシが刺さって潜水艦は沈みかけ、シドが慌てている間にチョコボは 泳いで海沿いのダンジョンを目指します。 その途中、海底に大きな建物が沈んでいるのを見つけますが、 とりあえず海沿いのダンジョンにシロマと潜ることになりました。 村のみんなが変わってしまった原因を探すため、そしてシロマの運命に導かれて―――。 12 :チョコボの不思議なダンジョン2-3:2006/10/22(日) 01 48 59 ID xGRi5nZn0 海沿いのダンジョンの途中、巨大な機械が見える部屋でまたもバハムートに出会います。 バハムートは告げました。遥か遠い未来、人間が支配する世界に突然強大な力を持ったモンスター・グラスゴスが現れた。 自らの負けを悟った人間達は、せめて子供だけでも平和な世界へ――と1人の娘を過去に送ろうとした、 その娘こそシロマであり、凶暴なモンスターもシロマと一緒に現代へ送られてきてしまったのだと。 ショックを受けるシロマ。 再びチョコボと奥を目指しながら、シロマは自分が何か違っているのを感じていたこと、 それでも村のみんなが好きなことに理由などなく、みんなも自分に優しくしてくれた事を静かに語るのでした。 海底のダンジョンから戻ったチョコボがボムおばさんの家にいると、シドが現れシロマがいなくなったことを告げます。 シロマが未来から来たモンスターを帰すために、自分も元の世界へ戻るつもりだと悟ったチョコボとシドは、 森を越えシロマを追いかけます。けれどシロマが通った雪道は大きな岩でふさがれていて進めません。 途方に暮れているところへボムおばさんが現れ、「あの子を頼むよ」と 先祖代々伝わる分裂爆発の魔法で岩を砕いてくれたのでした。 そして雪山を越え、待っていたグラスゴスを打ち破ります。グラスゴスは「まだだ・・・」と言い残し消えてゆきました。 シロマのネックレスを拾ったチョコボが雪山の頂上に出ると 雪の向こうにシロマの姿が見えました。 「帰らなきゃいけないの」 嫌だ、と首を振るチョコボの目から涙がこぼれます。 シロマはチョコボのクチバシに優しくキスを落とすと、ネックレスを手に空高く浮かび、消えてゆきました。 13 :チョコボの不思議なダンジョン2-3:2006/10/22(日) 01 50 12 ID xGRi5nZn0 村に戻っても元気のないチョコボをモーグリも心配そうに見ています。 すると、突然村の上空に巨大な要塞が現れました。チョコボは要塞が未来から来たもので、 中にきっとシロマがいるということに気付き、シドに伝えます。 それは以前海底でチョコボが見つけた建物でした。 再び塔に登って飛行機を手に入れたシドとチョコボはシロマを助ける計画を立てます。 自分を犠牲にして村を守ろうとしたシロマのために村のみんなも動きます。 デブチョコボ、大工のベンさん、ゴーレム、魔法研究所の黒魔導師たち、そしてバハムートも協力して 空中要塞を地上に落とすことに成功しました。 チョコボがシドと共に行こうとすると、何故かモーグリに頼まれ、チョコボとモーグリのコンビで要塞へ向かいます。 そして、またも現れたバハムートがモーグリに驚くべき真実を告げます。 グラスゴスが何故未来に存在したのか――スクリーンに写されたのは岬のダンジョン。 モーグリに追い払われたグズグズにクリスタルが語りかけます。 「力が欲しいか―――」あの時のグズグズが長い長い時間をかけて力を蓄え、 未来の世界に現れて人間を滅ぼすグラスゴスとなったのです。 「お前は自分がここに来なければならないことを感じていたのではないか?」 バハムートの言葉にモーグリも動揺を隠せません。 14 :チョコボの不思議なダンジョン2-5:2006/10/22(日) 01 51 41 ID xGRi5nZn0 「チカラ・・・チカラ・・・」 さらに強くなったグラスゴスを倒し、チョコボはシロマを探します。 要塞が崩れ落ちていく中、シロマを背に乗せたチョコボが走ります。 そして――いつの間にか気絶してしまったチョコボが目を覚ますと傍にはシドたちがいました。 クリスタルの力が無くなり、元の姿に戻ったグラスゴス(グズグズ)にシロマが手をかざすと、 グズグズの額から不思議な光が出てシロマの作った人形の中に入っていきました。 人形の姿でもう一度やり直せるように。 夕暮れ時の村はずれ――1人出て行こうとするモーグリをシロマが引き止めます。 「みんなで一緒に住めばいいのに・・・」 「あいつは置いていくよ」 村に背を向け歩き出したモーグリのリヤカーにチョコボが駆け寄り飛び乗りました。そしてシロマのほうを振り向くと、羽を「バイバイ」と振ったのです。驚きながらも嬉しそうなモーグリ。シロマは笑顔でいつまでも2人を見送っていました。 おしまい 結構記憶が曖昧な部分が・・・ 147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21 10 16 ID Nvf/4afM0 チョコボ2、ちょっと勝手に訂正すると 海沿いのダンジョンの奥でシロマがグラスゴスに捕まって 雪山に向かうって流れだった気が。 149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21 22 59 ID urnEaKr90 ついでに補足 ・アームを伸ばしたせいで潜水艦が橋の代りになった ・雪山での別れのシーンBGMは愛のテーマ つーか次から質問禁止ってテンプレに入れたほうがいいかもな 156 :チョコボの人:2006/10/22(日) 23 08 26 ID xGRi5nZn0 138 訂正 海沿いのダンジョンの途中、巨大な機械が見える部屋でまたもバハムートに出会います。 バハムートは告げました。遥か遠い未来、人間が支配する世界に突然強大な力を持ったモンスター・グラスゴスが現れた。 自らの負けを悟った人間達は、せめて子供だけでも平和な世界へ――と1人の娘を過去に送ろうとした、 その娘こそシロマであり、凶暴なモンスターもシロマと一緒に現代へ送られてきてしまったのだと。 ショックを受けるシロマ。 再びチョコボと奥を目指しながら、シロマは自分が何か違っているのを感じていたこと、 それでも村のみんなが好きなことに理由などなく、みんなも自分に優しくしてくれた事を静かに語るのでした。 海底ダンジョンのボスを倒しとうとう最深部へ辿り着いたチョコボ達でしたが、 突然インプが現れシロマを攫ってゆきました。 チョコボとシドは森を越えシロマを追いかけます。 けれど途中の雪道は大きな岩でふさがれていて進めません。 途方に暮れているところへボムおばさんが現れ、「あの子を頼むよ」と 先祖代々伝わる分裂爆発の魔法で岩を砕いてくれたのでした。 そして雪山を越え、待っていたグラスゴスを打ち破ります。グラスゴスは「まだだ・・・」と言い残し消えてゆきました。 シロマのネックレスを拾ったチョコボが雪山の頂上に出ると 雪の向こうにシロマの姿が見えました。 「帰らなきゃいけないの」 嫌だ、と首を振るチョコボの目から涙がこぼれます。 シロマはチョコボのクチバシに優しくキスを落とすと、ネックレスを手に空高く浮かび、消えてゆきました。 169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 22 33 27 ID 90DFSnwL0 皆様乙です ところでチョコボ2なんですけど、ボムおばさんは 分裂爆発の魔法で岩を砕くところで死んじゃったんですか? 亀でスマソ(´・ω・`) 170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 23 04 03 ID 9b1C/QVs0 169 悲しむチョコボとシドだったが小さく2体になったボムおばさんが目の前に現れ、 勘違いすんじゃないよッ!(ry とツンデレ見たいな事を言って帰宅。 その後は2体で子供の教育に力を注ぐ。 11 :ゲーム好き名無しさん:2015/12/25(金) 20 17 21.78 ID sF9FDtsB0 みなさん もう憶えてないかも知れないけど、チョコボの不思議なダンジョン2で質問です 発端はグズグズがクリスタルに「力が欲しい」と願いをかけて、途方も無い年月をかけて 未来世界で人類を滅ぼすまでのモンスター(グラスゴス)になるまで成長 滅ぼされかけた世界で、シロマの両親が最後の望みをかけて、彼女を海底遺構ダンジョンごと過去に転送するも グラスゴスやインプたちもダンジョンと一緒に過去に転送されてしまう グラスゴスは未来へ返ることを画策し、力を蓄えつつ時間移動のカギであるシロマの拉致を試みる 雪山の山頂でチョコボが同じく時間移動のカギである首飾りをシロマに返すと、シロマは光とともに消失し未来へ帰還 同時に海底遺構ダンジョンやグラスゴス、インプなど未来から転送されてきたモンスターたちも消失(同様に未来へ) ・・・と、ここまでは分かるのですが、その後、グラスゴスが空中要塞と化した海底遺構ダンジョンを率いて 村を襲いにくる理由が分からないのです 未来世界に帰ることがグラスゴスの目的で それは達成されたのに 何故またわざわざ過去に戻ってきたの? というのが疑問です よろしくお願いします ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki チョコボの不思議なダンジョン 2 ttp //www8.atwiki.jp/storyteller/pages/730.html 15 :ゲーム好き名無しさん:2015/12/27(日) 13 18 45.88 ID BkLFUjx50 11 プレイ動画と攻略本(スクウェア公式のダンジョンマスターの書)を見てきました。 同時に海底遺構ダンジョンやグラスゴス、インプなど未来から転送されてきたモンスターたちも消失(同様に未来へ) この時点では未来に帰ったわけではなく、海底遺構ダンジョンに向かっただけです。 また、バハムートによると「海底遺構ダンジョンを起動するカギ」と 「未来のモンスターをあるべきときに返すカギ」は、同一のネックレスです。 海底遺構ダンジョンは片腕しかなく、故障しているみたいです。 機能が壊れていてまともに動かせなかったのか、グラスゴスの方針かは不明ですが 少なくとも村を積極的に襲ってくるつもりで現れたわけではないようです。 (森を吹き飛ばすくらいのレーザーが撃てるので、万全なら空中からシドタワーと村を焦土にできるはずです) シロマがネックレスを受け取って、なぜ空中要塞が出現したのかは詳しく説明されていませんが ・故障していたので未来に返すことを失敗してしまい起動した ・まだ未来に返すシステムを起動している途中で、ろくに動けないまま空中を漂っていた 辺りではないかと思います。 16 :11:2015/12/27(日) 14 16 16.62 ID i8vywNTn0 15 おぉ・・・納得が行きました! 丁寧な説明 感謝です ムービーの海底遺構ダンジョン内のグラスゴスの頭上から降り注ぐ光と シロマが天空に消える演出でてっきりあの時点で未来に帰ったものかと・・・ >シロマがネックレスを受け取って、なぜ空中要塞が出現したのかは詳しく説明されていませんが >・故障していたので未来に返すことを失敗してしまい起動した >・まだ未来に返すシステムを起動している途中で、ろくに動けないまま空中を漂っていた >辺りではないかと思います。 このあたりの考察 見事です ありがとうございます! --- 基本的に チョコダン2のムービーパートはチョコボが現場に居て体験している事象ですが、 それ以外の神の視点の映像(例:雪山シーンでの海底遺構ダンジョンの中のグラスゴス)を入れられるのなら シロマが海底遺構ダンジョンを起動中にグラスゴスに再度捕まる、 といったような説明ムービーも欲しかったような気がします
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今日 - 合計 - ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 19時09分04秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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注意 このページでは、DS『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊』と、GBA『ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊』と、Switch『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』について紹介しています。 判定は、青の救助隊の初回版が「なし」→修正版が「 改善 / 良作 」、赤とDXは「 良作 」です。 ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊 ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊 概要 本作の特徴 システム 主人公・パートナーの選択 仲間システム わざ とくせい もちもの 依頼 かしこさとグミ 冒険失敗時のペナルティ 通信要素 評価点 賛否両論点 問題点 バグ・不具合 総評 その後の展開 小ネタ ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX 概要(DX) 原作からの変更点 評価点(DX) 賛否両論点(DX) 問題点(DX) 総評(DX) ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊 【ぽけもんふしぎのだんじょん あおのきゅうじょたい】 ジャンル ダンジョンRPG 対応機種 ニンテンドーDS メディア 256MbitDSカード 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 チュンソフト 発売日 2005年11月17日 定価 4,800円 配信 バーチャルコンソール【WiiU】2016年3月23日/950円 判定 なし 判定(修正版) 改善 良作 ポイント その後のシリーズの礎となった第一作目個性豊かなポケモン達が織り成す感動のストーリー初回版には重大なバグ8日後に修正版との交換で対応 ポケットモンスターシリーズ 不思議のダンジョンシリーズ ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊 【ぽけもんふしぎのだんじょん あかのきゅうじょたい】 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 256MbitROMカートリッジ 配信 バーチャルコンソール【WiiU】2016年3月23日/704円 判定 良作 ポイント 青の救助隊とのマルチ発売重大なバグはない青に劣る点が少しある ※共通項目は省略 概要 ポケモンシリーズのキャラを用いて作られた、ポケモン版「不思議のダンジョン」。略称は『ポケダン』。 TVシリーズや他のポケモンシリーズと一切関連性を持たない、独立した世界観・ストーリーが繰り広げられる。 その為か、本シリーズは『ポケモンダッシュ』や『ポケモンレンジャーシリーズ』等の他のポケモン外伝作品と異なり、最新作の「超」に至るまで本編と連動した要素は存在しない。 物語は、気が付くとポケモンの姿になって記憶を失い倒れていた元人間の主人公が、ポケモンだけの世界でパートナーと共に救助隊を始め、自身の謎を追って壮大な冒険を進めていくというもの。 青の救助隊の初期版にはダブルスロットしたGBAソフトのセーブデータが消えるという重大なバグがあり、注意が必要。 本作の特徴 本作は登場するポケモンたちの目線から見たポケモンの世界を土台としているため、作中では「人間」が一切登場しない(存在自体は知られている)。 ポケモン達が言葉を話し、町で暮らして店を営んでいる等、本家ポケモンシリーズとは雰囲気も大きく異なっている。 本編の前半ではタイトルに沿って窮地に陥ったポケモンたちを助けにいく展開が続くが、中盤以降ではポケモンシリーズにしては珍しいシリアスな展開が進行していく。また、勧善懲悪が多くの場面で成立していないのも特徴。 システムもストーリーも赤・青共に全く同じ。 青はDSの機能を活かして、タッチスクリーンやすれちがい通信に対応している。GBAには無いX・Yボタンを使った快適操作も可能。また、処理能力や音質などを見ても青の方が優れている。 ダブルスロットにより、赤のメンバーをボスに据えたダンジョンが青にのみ存在している(後述)。 出現する野生ポケモンの種類に多少の違いがあるが、それすらも最終的には全く同じにすることが可能で、ポケモンシリーズ本編のバージョン違いとは趣が異なる。 バージョン違いというよりはマルチプラットフォームの配慮(いわゆる「縦マルチ」)であり、上位機種であるDS版を所持しているなら「青」の購入が推奨される。 システム アイテムを活用して敵を倒しつつ(時には逃げつつ)ダンジョンの最下層を目指すという、他のローグライク・不思議のダンジョンシリーズと基本的には同じルール。 ただし『トルネコ』→『シレン』のように、敵モンスターとアイテムを「ポケモン」の世界観に置き換えただけ、という内容ではなく、レベル継続や技システムなど独自のシステムも多く、プレイ感覚はかなり異なる出来になっている。 主人公・パートナーの選択 最初のポケモンはプレイヤーへの心理テストの結果や男女の選択次第で、16匹の中から自動的に選ばれる。 そして主人公が決まった後、さらにパートナーとなるポケモンを10匹の中から選べる。ただし、自分のタイプと被るポケモンは選べない(例:主人公が草タイプのフシギダネの場合、パートナーに草タイプのポケモンは選べない)。 基本的にどのポケモンになっても台詞が若干変わるだけで、物語は変わらない。ただし、選んだポケモンのタイプによっては難易度がガラリと変わってしまう(後述)。 + 主人公・パートナー候補 候補のポケモンはカントー・ジョウト・ホウエン御三家+ピカチュウ+α。御三家とピカチュウ以外は主人公専用。 本作ではステータス上の♂♀の概念は無いが、主人公のみ男女の選択がある(一部の主人公は性別限定)。 また、パートナーの口調は各ポケモンによって男口調(一人称「ボク」と「オイラ」の2種)か女口調(一人称「ワタシ」)で固定されている。 ポケモン名 タイプ 主人公 パートナー フシギダネ くさ・どく 両方 ♂(ボク) ヒトカゲ ほのお 両方 ♂(ボク) ゼニガメ みず 両方 ♂(オイラ) チコリータ くさ ♀限定 ♀(ワタシ) ヒノアラシ ほのお ♂限定 ♂(ボク) ワニノコ みず 両方 ♂(オイラ) キモリ くさ 両方 ♂(ボク) アチャモ ほのお 両方 ♀(ワタシ) ミズゴロウ みず 両方 ♂(ボク) ピカチュウ でんき 両方 ♂(ボク) カラカラ じめん 両方 不可 コダック みず 両方 不可 ワンリキー かくとう ♂限定 不可 ニャース ノーマル ♂限定 不可 イーブイ ノーマル ♀限定 不可 エネコ ノーマル ♀限定 不可 仲間システム 各ダンジョンにいるポケモンを倒すと、条件を満たした上で一定確率で仲間になってくれる。仲間になったポケモンは「ともだちエリア」と呼ばれる場所で待機しており、呼び出せばいつでも冒険に連れて行ける。 エンディング後にはこれまで戦ってきたボスポケモンも仲間にできる他、新たなダンジョンで伝説ポケモンを仲間にすることもできる。 わざ ポケモン本編にも存在する要素で、他の不思議のダンジョンシリーズにおける「武器・杖・巻物」に相当する。原作同様にレベルアップや技マシンで4つまで覚えられる。 本家同様、技それぞれにPP上限が設定されており、その技を1回使う毎に1減少。PPが0になるとその技は使用できなくなる(「ピーピーマックス」で回復可)。 ちなみに原作と効果や使い勝手が全く違う技もいくつかあるため、原作であまり意味の無かった技が意外なまでに強力な技になっていたりする(逆も然り)。 さらに「ポケダン」ならではの特徴として、一度に複数の技を放つ「れんけつわざ」を行える。開発スタッフによれば、これは他のシリーズでいう「合成」を意識したものとのこと。 例えば「しっぽをふる+たいあたり」なら防御を下げての大ダメージが与えられ、遠距離技や広範囲技を連結して複数の相手を蹴散らすことも可能。 連結技を一度でも当てた敵から手に入る経験値が2倍に。技だけだと1.5倍、通常攻撃のみだと1倍のため、これは非常に大きい。部屋全体に効果のある技を組み込めば一回の連結技のみで部屋内の全ての敵が経験値2倍になる。 ただし、使用する度におなかを消費する上、PPが0になると連結が外れてしまい、ダンジョンから出てゴクリンの店で連結しなおすか、「れんけつばこ」を使って再び連結する必要がある。4つまでしかない技枠を一気に2つ以上も使ってしまうことや、2つ以上の技のPPを同時に消費するため消耗が早いなどのデメリットもある。 他、「ふこうのタネ」や同じわざマシンの連続使用などで同じ技を複数回覚えられる(本作のみの仕様で、次回作以降には実装されていない)。 同じ技同士を連結させることで、一部の技はより有用に使えるようになる。反面、ただでさえ少ない技欄を同じ技で埋めてしまうことで臨機応変に対応できなくなるデメリットもある。 不思議のダンジョンの装備強化に相当する要素として「カテキン」で技威力も上げられる。例えば「たいあたり」に使うと「たいあたり+1」となり、最大で+99まで増やすことができる。 あくまで威力が設定された技のみ有効。ダメージを与えられないわざや、固定ダメージの技には使えない。 プレイヤーが忘れさせたり上書きしない限り、覚えた技を忘れることはなく、たとえ力尽きても+値が下がることもない。 ただし、入った時にLv1になるダンジョン内で技を覚えても、ダンジョンを出ると入った時と同じ状態に戻る。 とくせい 本編では『ルビー・サファイア』から追加されたポケモン達が持つ特殊能力。本編と同様のものが用意されている。 いわゆるパッシブスキルであり、自分自身を守るものからフロア全体に影響を及ぼすものまで多種多様。マイナス効果もある。 ポケモン固有のものであり変更は不可能。本編において2通りの特性があるポケモンは、その両方を同時に備えている。 もちもの ポケモンには何らかの道具を1つだけ持たせられる。 不思議のダンジョンシリーズの「指輪・腕輪」に相当するのはスカーフ等の布系と眼鏡系があるが、どちらか1つしか装備できない。 飛び道具や回復アイテムを味方のポケモンに持たせると自分の判断で使ってくれる。逆に敵ポケモンが拾った場合も使われてしまう。 後述する「かしこさ」の設定により、使用を封じることもできる。 何も持っていない状態だと、敵の放った飛び道具を受け止めることができる。 依頼 ポケダンシリーズの特徴。本作では主人公は救助隊の隊長であり、依頼を受けてダンジョンに挑む。 基本的に本編とは無関係で、ランダム生成されるサブクエストのような扱いである。ただし、ストーリーを進めるためには適当な回数の依頼をこなす必要もある。 内容は特定の階にいるポケモンを助ける、アイテムを届けるなど。特定のアイテムを持って「あなぬけのたま」で脱出すれば終わりという依頼も。「救助」と言いつつ、明らかに趣味のアイテムが欲しいだけという依頼もあったりするのはご愛敬。 ただし「つれてって」系依頼には注意。依頼者のポケモンを目的地まで連れて行くことになるが、依頼者はレベル1で育たないため、あっさりと死んでしまう。依頼者が倒れた場合もリーダーが倒れた扱いになり救助失敗となるので難易度は大幅に上がる。 難易度が高いダンジョンや目的地が深い階層の場合、ふっかつのたね等を多数持ち込んでのフォローが必要になる。 また依頼主とダンジョンによっては、水の上やマグマの上をうろちょろと動き回っている事も。リーダーの移動タイプによっては苦労する。 「つれてって」系以外の依頼主は攻撃されないが、悪天候やマグマによる火傷ダメージで力尽きることもある。この場合は依頼は達成不可能になるが失敗扱いにはならず、探索を継続できる。 依頼を成功させて貰えるポイントを稼ぐ事で、救助隊ランクが上がる。上がっても意味はないが、最終ランクまで上げた人はかなりやりこんでいるだろう。 かしこさとグミ ポケモンには「かしこさ」という値があり、上昇すると様々な特技(AI制御、罠や状態異常への受動対応などのパッシブスキル)が身に付く。かしこさはグミを食べることで上昇する。 グミはポケモンのタイプ同様17種類あり、食べたポケモンのタイプに対応したグミだと最もかしこくなり、他のグミの場合だとそのタイプとの相性によって上がるかしこさの量が異なる。 さらに複数のタイプ持ちのポケモンは両方の効果を同時に得られる(例えば草・毒のフシギダネにわかくさグミを食べさせると、草タイプの上昇と毒タイプの上昇の両方の効果がある)。この仕様のおかげで、単タイプのポケモンより複数タイプのポケモンの方がかしこさが上がりやすい。 だが、単タイプのポケモンは上げ難く、かしこさが進化条件になるポケモンは面倒。 本編において「なつき度」に関連する要素は「かしこさ」に置き換えられている。 冒険失敗時のペナルティ 旧来の不思議のダンジョンは、ダンジョン内で力尽きると資金の5~10割のいずれか・そして装備も含む全アイテムが没収され事実上のゲームオーバーに限りなく近い仕打ちを受けるのが通例だった。 しかし本作はリーダーが力尽きてダンジョンから追放された場合、資金すべてのほかは一部のアイテムを失うだけで済む。ただしドロボーに失敗した場合は残ったアイテムが全て「ただのタネ」に変えられてしまう。 レベルはもちろん、「ワザ」「かしこさ」などポケモン自身の能力だけで戦うので、やられても失う戦力はその分少ない。 装備の概念が非常に少ないだけに「強化した装備品を失って詰む」という事自体がなくなっているので、より気軽にプレイできるようになっている。 しかしエンディング後に登場する一部のダンジョンには、アイテムも資金も持ち込めず入場時に一時的にレベル1に戻されかしこさもリセットされるものもある。従来の不思議のダンジョンのような手強い冒険を楽しめる。 こちらはクリア・失敗を問わず、ダンジョンを抜ければ入ったときの状態に元通りである。 通信要素 ゲーム内で発生した依頼メールにはパスワードが表示され、「ふしぎなメール」として入力することで他のソフトでも出現させることができる。 青・赤各バージョン限定のポケモンは、一方のソフトでそのポケモンが登場する依頼メールのパスワードをもう一方のソフトで写すことで、その依頼を受けて以降は普通に出現するようになる。 例えば、プラスルは通常は青には出ない設定だが、赤の方で「依頼主か救出対象がプラスルになっている依頼」を入手し、そのパスワードを青で入力してからは普通にプラスルが出現するようになる。 このため、全ポケモンを出す為には各色限定ポケモンの依頼パスワード入力が必須となる。 また、レアアイテムが報酬だったり、隠しダンジョンをアンロックできる依頼のパスワードが公式に公開された。 ともだちエリアや便利なアイテムが手に入る依頼メールなどを発見した場合、そのままパスワードで他人のソフトへ再現することが可能であり、ネット上でも便利な依頼メールのパスワードがまとめられていることがある(*1)。 ダンジョン内でリーダーが倒れた場合も、様々な方法で「ともだちきゅうじょ」を依頼できる。 赤同士なら通信ケーブル、青同士ならワイヤレス通信、赤と青ならDSダブルスロット、離れていても依頼メールのパスワードと、あらゆる通信手段に対応。 特にパスワードシステムはネット掲示板で使われた他、ポケモンだいすきクラブなどにおいてもこれ専用の掲示板が設けられた。 ともだち救助依頼では相手が倒れた時のダンジョンの構成が再現される。うまく利用すればレアアイテムやポケモンを効率よく集めることも。 青のみだが、赤とダブルスロット連動を行うことで訓練所の「きゅうじょたいのま」が開放されて、赤のデータから読み込んだチームメンバーを青にボスとして登場させることができる。経験値稼ぎとして非常に有用。 さらに、条件を満たせばここでポケモンを仲間にできる。そのため制限はあるが、赤で育てたポケモンを青にも連れていける。ただし、赤→青は可能だが青→赤は不可のため一方通行になる。 シリーズ本編のようなポケモンの通信交換や通信対戦のシステムはない。アイテムのみ交換可能。 評価点 単なるスピンオフ作品にとどまらない、壮大なストーリー。 何故か人間からポケモンになった主人公とそのパートナーポケモンを中心に、世界滅亡の危機や誤解を受けての逃亡劇、ラストの別れと再会など、その魅力は一口では伝えきれないレベル。 主人公と関わるポケモン全員が魅力に溢れており、最初は嫌がらせをしてくるゲンガー達も終盤では改心して主人公達を助けてくれたり、好意的な広場のポケモンが主人公たちを裏切るなどのギャップが強い。 難易度は低めだが、クリア後はローグライク経験者向きの高難易度ダンジョンも用意されている。 「しあわせの とう」はアイテム持ち込み可能だが、レベル1スタート、経験値が稼ぎ難い、雑魚も硬く強いなどといった難関が待ち受ける。そしてそこでしか生息しないポケモンも多数。 「きよらかな もり」はもっと不思議のダンジョンポジションで、レベル1スタート、仲間なし・持ち込み無しと苦しい。選択ポケモンで難易度ががらりと変わる。 フーディン、カクレオン、クロバットなどで挑戦すれば楽。主人公ポケモンで挑戦すれば歯ごたえあり。それ以外の多くのポケモンでは厳しく、弱小ポケモンはひたすらに逃げ回るプレイになりがち。 ポケモン386種類分のやり方が存在しており、全員での踏破はしっかりと可能である。 『ポケットモンスター ルビー・サファイア』までの第3世代のポケモン全386種が全て登場し仲間にできる。 本作専用に各ポケモンの8方向の歩き・攻撃・睡眠などの各種グラフィックが新規で作られており、インタビューでは開発期間の6割ほどはグラフィックに費やされたとされている。 それに加え、当時発売前だった『ダイヤモンド・パール』から、仲間にはならないが「ゴンベ」がポケモンひろばで時々起きるイベントでゲスト登場し、装備品「ゴンベのハラマキ」も登場。 ゴンベのグラフィックもきちんと作られていたが、本家発売前であることから詳しい能力等がまだ決まっていなかったためイベントでのみの登場となった。 その他、同じく『ダイヤモンド・パール』からのゲストとして、ポケモンそのものではないがルカリオ、マニューラ、ウソハチ、マネネがイベントアイテムの石像として登場している。ルカリオは「伝説の救助隊」という扱いで最高ランクレベルの名称にもなっている。 『ダイヤモンド・パール』での第4世代のポケモン達は次回作で正式参戦することになった。 音楽も評価が高く、「てんくうの とう」は難易度と真逆な曲調で人気が高い。BGM製作は飯吉新が担当。 本作では本家ポケモンシリーズの音楽は一切使用されていないものの、本作のために作られた新曲の評判は軒並み良く、後のポケダンシリーズでもアレンジされて使用されている。 GBA版(赤)とDS版(青)の同時発売に加え、多彩な通信システムによって多くのプレイヤーが一緒に楽しめた。 当時はポケモンシリーズの本編がDSに進出しておらず、ハード自体を未所持のファンもまだ少なくなかった。ゲームソフトの縦マルチ展開は批判される傾向にあるが、本作の場合はおおむね好意的に受け止められていた。 賛否両論点 ゲームバランス面での問題点 最初に決定したポケモンが草タイプだった場合、タイプ相性の関係で難易度がかなり上昇する。 ストーリー中遭遇するほとんどのボスとの相性が悪く、中盤のボス全員飛行タイプ持ち。ラストダンジョンにいたっては飛行や虫だらけで有利に戦える敵がいないくらいである。 そのうちのボスがカントーの準伝説ゆえひこうタイプ。ジョウト準伝説やレジ系もクリア後に登場するため、これらと登場する順番を逆にすれば幾分か改善されていたはずだが… とはいえ、草タイプが弱点多めな事と最初のポケモンで難易度が変わる事はある意味原作通りではある。 フシギダネは「ねむりごな」、キモリは「いやなおと」「こうそくいどう」と強みがあるのだが、チコリータは「はっぱカッター」の習得が早いくらいで「ねむりごな」などの便利な変化わざもほぼ無い為(*2)なので高額わざマシンの「タネマシンガン」を手に入れないとかなり困る。 後述するひでんマシン持ち込みの関係か、水タイプのポケモンが多く出るような池や海のダンジョンはクリア後に集中しており、強さを実感できるまでがだいぶ遅い。 一応、本作でのタイプ相性補正はいまひとつでもわずか0.9倍、効果がない場合でも半減にしかならない為、本家のようにダメージが与えられずに困ることは少ない。 本編においては覚える技が多彩なうえに素で水路を移動できる水タイプや、連続技や行動不能技などが自力習得出来るエネコは非常に強力。 また、後述するともだちエリアの仕様により、仲間に出来るポケモンも最初に決定したポケモンに大きく左右される。 技の設定がポケモン本編シリーズと違いすぎる。 「メロメロ」は原作では異性にかけると時々行動不能だが、本作では5ターンの間一切の行動不能。さらに本作には性別の概念がないため、本家で性別不明のものも含め全ポケモンに対して効果がある。かかっている間は移動も道具の使用も出来ず、テンポも悪く、いくらなんでも強すぎる。レベル1ダンジョン序盤での死因の一つ。 固定ダメージ技のダメージ量が引き上げられ、「ソニックブーム」は20から55、「りゅうのいかり」は40から65に。特に前者は遠距離攻撃ということもあって、どのダンジョンでも相当な脅威となる。 なつき度で威力が変動する「やつあたり」「おんがえし」も固定ダメージ技になっているが、本作では前述の通りなつき度がかしこさに対応している。前者の最大威力は45とレベル1ダンジョンでは役に立つが、後者の最大威力も45とかしこさの割に合わない。 防御の実際の数値を1/4に下げるという、ランク変動ではなく数値に関わる調整がされており、「かたくなる」といった技では元に戻らない「いやなおと」、数ターン後に相手を必ず倒す「ほろびのうた」がフロア全体が対象の上に治療手段が少ない、レベルの高い相手には通じない「一撃必殺技」もレベル無視など、強い方向に傾きすぎている。 本来は自分自身の分身を作り出して身を守る「みがわり」が、「敵をみがわり状態にして同士討ちのターゲットにする」という全く異なる効果になった。『風来のシレン』シリーズにおける「身代わりの杖」の効果を名前繋がりで借りてきたものだと思われるが、ポケモンしか知らないプレイヤーにとっては奇妙である。 「みちづれ」の効果が『風来のシレン』シリーズにおける痛み分け状態にする技へと性能が調整されているが、技を受けた際のメッセージが「〇〇はみちづれをねらっている!」という原作に近いものとなっており初見では効果が分かりづらく、「倒し切らない範囲であればダメージを与えても問題無い」、もしくは「みちづれ状態の相手を倒してしまうと共倒れにされてしまう」といった勘違いをしてしまいがち。 なおポケモンの覚える技については『ファイアレッド・リーフグリーン』のデータをほぼ丸写ししている。仕様の違いにもかかわらず、覚えるレベルまでそのままである。 本作オリジナルの技として「しんくうぎり(*3)」「すいへいぎり(*4)」があるが、タイプ「なし(ノーマルタイプですら無い。それ故にタイプ相性がない)」、本来なら技マシンを使えないポケモンを含めて、大部分のポケモンが覚えられるという奇妙な設定になっている。 実質的な害は無いが、なぜかルギアが「おんがえし(*5)」を覚えない。データの入力ミスと考えられる。 「まもる」「カウンター」系の技はこれらの技は、攻撃を放棄して守りを固める技となっているが、ポケダンではその効果が数ターン継続するため、守りながら攻撃する事が可能。特に強力なのは「オウムがえし」で、本編では「相手の使った技(自分の受けた技)をやり返す」という技なのだが、ポケダンではなんと「受けた技を無効にして、丸ごと相手に跳ね返す」という超強力な技となっている。ラスボスの大技もそのまま跳ね返すため楽勝。 「へんしん」が見た目を変えるだけの技になり、「不思議のダンジョンシリーズ」でいうマネマネ・カラス天狗系のポジションに。そのため、味方として使う分にはすさまじく弱い。一応、ごくごく一部の技マシンで技を取得する事も出来るが、弱い。 しかし、敵として出た際には「はかいこうせん」と同等の威力を持つ自爆技「わるあがき」で手痛い一撃をお見舞いしてくる。 使いにくいどころか厄介な特性。 とくせい:なまけ ナマケロ ケッキングは実質2ターンに1度しか行動出来ない。複数相手する状況のポケダンでは非常に扱いにくく、能力も普通なため進化前のヤルキモノの完全劣化と言われる始末。 本編でも「なまけ」はそんなものでデメリットしかないが、進化前のナマケロはともかく最終進化のケッキングは本編では伝説のポケモンに匹敵する能力の持ち主として知られているため、余計に違和感がある。 とくせい:にげあし 本編では「野生ポケモンから必ず逃げられる(*6)」という、比較的陰の薄いものの有利な特性。しかしポケダンでは「HPが減ると、おびえて逃げ出してしまう」というデメリットになってしまっている。リーダーならば踏み留まれるし、HPを回復すれば良いだけなのでストーリー中ではまださほど困らないが、難易度の高い隠しダンジョン(特に持ち込み不可のダンジョン)では仲間としては使い難い。 一応、「かげふみじょうたい(その場から一定ターン離れられなくなる)」にならないというメリットは存在する。そっちだけで良かったのではないだろうか。 とくせい:はっこう 「ダメージを受ける度に敵ポケモンが増える」という特性になっており、自身や仲間がこの特性持ちだとダンジョンの難易度が大幅に上がってしまう。なお、敵として出てきたこの特性持ちを攻撃しても、敵の敵=味方が増える訳ではなく、普通に敵が増える。レベル上げや宝物集めなどのやりこみプレイでは役に立つが。 本編でも「先頭にいると野生ポケモンの出現率アップ」という特性だが、あちらは他の特性との択一のため、はっこうを持たせない事もできる。こちらは前述のように全ての特性を持つので、該当のポケモンはかならずはっこうを持つ。 クリア後のストーリー中で行く事になるダンジョンに入場時強制セーブされる物が多い。 入場時のセーブは中断セーブ時と同様、途中で電源が切れたりフリーズした場合でも失敗扱いになり、持ち込んだ道具やポケを無くすようになっている。何故か、救助を諦めて戻った際もこれと同じ扱いとなってしまう。 ダンジョン入場時に特定の技を覚えたポケモンを連れて行くorそのわざを覚えさせるひでんマシンを持っていくという条件があるのだが、後者の条件で入りひでんマシンを失った場合、再回収するのがかなり面倒。 もっともこれは「やり直しがきかない」という不思議のダンジョンシリーズの基本ルールに従ったものであり、仕様上オートセーブが不可能な機種では大抵採用されている。 その他 ポケモンが会話をし、村を作って文化的な生活を営んでいる点。 本作はポケモンのゲームとしては初めてポケモンが人間の言葉で喋るゲームである。 アニメや映画、漫画ではロケット団のニャースや一部の伝説のポケモン、穴久保版ポケットモンスターのピッピ等喋るポケモンも存在するのだが、ゲームでは本作が初。 数百匹いるポケモン一匹一匹の個性が出て良いという声がある一方で、本家では自然の生き物としての側面が強いポケモンが、本作では普通の人間のように会話をしたり店を経営していたりというのは違和感があるといった意見もある。 顔グラフィックが全てのポケモンには用意されていない。 顔グラが用意されているのは主人公やパートナー(進化前だけ。ただしリザードンとカメックスだけ「ストーリーに関わるポケモン」にもなっているため用意されている)、ストーリーに関わるポケモン、伝説ポケモンだけ。 さらに、細かい表情変化まで全パターン搭載されているのは主人公 パートナー限定。 ただし、ゲーム中でよく会話することになる町の住人達やイベントの重要ポケモンなどについてはほぼ全て顔グラフィックがきちんと用意されているため、少なくともストーリー本編中では顔グラが少ないとは全く感じさせない作りになっている。 本作は新規タイトルにもかかわらず全ポケモン分に新規の8方向の歩行や攻撃等のグラフィックが用意されているため、顔グラフィックが全種類分存在しないことについては手抜きと責められるべきものではない。 なお、次作の『探検隊』では全ての登場ポケモンに顔グラフィックが最低1枚は用意されており、メインキャラの表情パターンも増加した。 問題点 ゲームバランス ポケモンごとのステータス設定。 本作ではポケモンが全386種いる以上、全種類を同格に扱うのはほぼ不可能だが、それにしても原作再現やプレイヤーを困らせる仕様が多い。 「ツボツボやラッキーは攻撃が弱いが耐久面が高い」「フーディンは特攻が高いが攻撃が低い」といった本編におけるポケモンごとのステータス設定が活かされておらず、ドーピングなしでもステータスが似通ってしまう。 ポケモンごとにレベルアップで上昇するステータスは固定されているが、多くには俗に「雑魚補正」と呼ばれる成長率になっており、敵として登場するときまでのレベルはあまりステータスが上昇しない様になっている。だが、マダツボミ系などはいつまでも雑魚補正がかかっているようなおぞましいほどの低成長率。 同じようにレベルアップ時の上昇値固定は進化にも影響をもたらしている。上のようにヒメグマをリングマに進化させようとすると、進化まではヒメグマの初期値と成長率で育つため、進化しても情けないステータスのリングマになってしまう。しかし、レベル1ダンジョンで使用したりジラーチの願い事でレベル1加入させるとリングマの初期値のままその成長率で育つ。 技思いだしの仕様もやや不便。進化前にしか覚えられない技もレベル上げ次第では思いだせるのだが、2段階進化するポケモンの場合はバグに近い不便な仕様になっている。 たとえば、ピカチュウがレベル50時に覚えられる技をライチュウになっても思いだすにはピチューをレベル50まで育ててから進化させないと思いだせない。 主人公とパートナー候補にコダックがいるのだが、このポケモンはレベルアップで習得できるタイプ一致の攻撃わざ(*7)が レベル50で習得できるハイドロポンプだけ。 この点はゲーム上では明らかにされず、みずタイプのわざマシンは軒並みエンディング後に入手するため、エンディング前にみずタイプの攻撃わざを使う事がまずない。 その為、知らずにこのポケモンを主人公やパートナーにすると過度に苦労する。 みずタイプは本編では「なみのり」のわざマシン使用前提をしているため、レベルアップで覚える攻撃わざが少なめのポケモンもいるが… そもそも「みずタイプの中では別に知名度や優遇度が高いわけではない」事を考えるとこのポケモンを主人公とパートナー候補に入れなくてもよかったのではないか。みずタイプは御三家だけで十分だったはず。 このポケモンは「DP」からはレベルが1ケタ台で「みずでっぽう」、レベルが22未満でも「みずのはどう」を覚えられるようになったが、次回作からは主人公とパートナーの候補から削除された。 一部の「わざ」の効果に明らかに問題がある。 相手の技を全て自分が受ける「このゆびとまれ」は自分をみがわり状態することで、敵ポケモンのAIの特性上集中攻撃を受けるという仕組み。しかし、みがわりの仕様で仲間は散り散りになってしまう。本来の用途である「自分に攻撃を集中させることで味方を守る」という役割はほぼ果たせない。 2ターン後にダメージを与える「みらいよち・はめつのねがい」は再現が難しかったのか、2~3ターンの間のみ与えるダメージが35固定になる。使いどころが思いつかない。 「はめつのねがい」はジラーチ専用技であるにもかかわらず「みらいよち」と全く同効果でPPだけ少ない。しかもジラーチ自身も「みらいよち」を覚えるので、「かつやくのあと」の「○しゅるいの わざを おぼえた」のカウントを増やす以外の意味が無い。 また、本作では「わざ」であれば通常攻撃よりも段違いに強くなり、技自体の威力はダメージにはあまり影響がない。そのため「1度に複数回攻撃できる技」の総ダメージが相対的に異常に高くなっている。他には「たいあたりやひのこなどの探索時のためにPPが多くある技」「10まんボルトやねむりごななど範囲が広い技」が優先される傾向にあり、高威力技や究極技はこのゲームだとかなり使いにくくなっている。 前述した「カテキン」で技威力を上げることもできるが、入手頻度が低すぎてシステムとしてまともに機能していない。 役に立たないアイテムがやけに多い。 ふしぎだまに顕著。目の前の水地形などを埋め立てる「うめたてのたま」、相手に口を使った技を使わせない「ちんもくのたま」、がんせきふうじ・でんこうせっかを一回きりで使える「がんせきだま」「やまごえだま」などは存在意義が非常に薄い。わざマシンにした方が遥かに便利である。 本来の不思議のダンジョンでは「杖」として複数回使用できるであろう効果のアイテムも、本作では各1回限りの使い捨てになっており、アイテム欄も圧迫するため使い勝手が悪い。 マイナス効果の装備品は持っていても役に立たない。敵に投げつけることで効果を発揮するものもあるがごく一部である。 他の不思議のダンジョンシリーズのような「未識別アイテム」(拾った時点では正体が分からず、識別したり実際に使ったりすることで正体が判明する)が存在しないため、上記のようなハズレアイテム・マイナスアイテムはトラップとしても機能しておらず存在意義が無くなってしまっている。 「不思議のダンジョンシリーズ」でいう「矢」に相当する飛び道具のうち、針系(枝・針・棘など)のアイテムがやたらと多いが、威力や性質には違いが見られない。同一ダンジョンで2種類以上落ちていることも多く、無駄にばらけてアイテム欄を占領する。 「わざ」の威力差がほぼ反映されていない事と合わせて、ダメージ計算式に何らかの問題がある可能性がある。 地形を無視して近くの敵一体に固定ダメージを与える石系の「ゴローンのいし」「いしのつぶて」は前者が序盤から入手可能なのに対し、後者はクリア後ダンジョンでしか入手できないが、名前のとおり前者の方が威力が高く、後者はそれよりも5低い15のダメージしか与えられない。次回作では「いしのつぶて」の方が先に登場するようになった。 わざマシンを使うと「しようごマシン」となり、技「リサイクル」で元のわざマシンに戻せる。しかし、しようごマシンは預けられず、所持し続けるかともだちエリアのポケモンに持たせるしかない。そこまでしてリサイクルする必要があるわざマシンもそれ程ない。 ストーリー クリアまでのストーリー展開がかなり良好なのに対し、クリア後のストーリー展開が若干味気ない。 謎の遺跡が現れた、ラティアスの姿が消えた、西の洞窟に最強のポケモンがいる…など粒ぞろいではあるが、一貫性がないために印象が薄い。 全てのポケモンを登場させる為、一貫性を出しづらかったのかもしれないが。 強いボスも「はるかなる れいほう」のホウオウくらいのもの。99階もある「にしの どうくつ」のミュウツーや「ぎんの かいこう」のルギアは技も弱ければステータスも低く、その道中の方が圧倒的につらい。 クリア後の主人公とパートナーのぞんざいな扱い。 本編ではパートナーは主人公と常に行動を共にしてストーリーに大きく絡み、倒れると冒険失敗となっていたが、クリア直後の小イベントを経過後は朝に迎えに来ることが無くなり、パートナーの同行が必須ではなくなる。町の中でもパートナーが後ろに付いてこなくなる。 さらに、クリア後パートナーはストーリーで少し喋るだけで、主人公・パートナー共にダンジョン内での台詞等は他のポケモンと同じになってしまう(例 ワニノコの場合「がんばっていこうな! (主人公)!」→「かみついていい? かみついていい?」)。 ゲームシステム上ではパートナーに縛られなくなり自由度が上がる反面、パートナーの態度が素っ気なくなってしまった事に寂しさを覚えたり、本編の性格とのギャップを感じてしまう事も多い。 クリア後はリーダーを主人公以外のポケモンへ変更可能になるのだが、操作キャラもリーダーにしたポケモンになってしまうため、基地で寝泊まりするのもそのポケモン。それまでストーリーで活躍した主人公やパートナーは単なる一般ポケモンのような扱いになってともだちエリアに追いやられてしまう。 クリア後は主人公とパートナーの進化が可能になるのだが、一部の進化後の顔グラフィックは用意されていないため出なくなってしまう。 なお、クリア後のストーリーや主人公とパートナーの扱い、顔グラなどについては次回作以降で改善されている。 ただし、主人公とパートナーの進化後の扱いが冷遇されてしまうのは本作以降でも度々起こっている。 システム 仲間システムが面倒くさい。 現地点のメンバー、ともだちエリア、メンバー全員の大きさといった課題を全てクリアしなければ仲間にならない上に、仲間になる確率はランダム。伝説ポケモンに至っては確率自体は高めでも戦闘の機会が限られているので仲間にするのが困難である(一部100%仲間になる場合あり)ため、なかなか狙った仲間が手に入らないこともある。 おまけに仲間にできる数は全種類のポケモンを1匹ずつ仲間にできる分だけしかない。このため同じポケモンを2匹以上仲間にすると仲間のコンプリートはダブっているポケモンをリストラしないと不可能。 仲間になったポケモンを連れて無事にダンジョンを脱出しなければ、そのまま別れてしまうことに。 これについては「あなぬけのたま」という脱出アイテムで解消できる。しかし微妙に手に入りにくく、エンディング後だとお店に並ばなくなり入手が難しくなる。 またジラーチやセレビィなどの伝説ポケモンは前述の高難易度ダンジョンをクリアしなければ仲間にならないものが多く、全てのポケモンを仲間にするためにはそれらをほぼ全てクリアしなければならない。 通常ポケモンでも、中盤以降のダンジョンでしか仲間にならないのに天候変化で死んでしまうほど弱いポッポやタマタマ、「しあわせの とう」のごく一部階層に稀にしか出現しないラッキーやポニータ、同ダンジョンの低階層に出現するがバグの影響を受けやすいイーブイなど加入しにくいポケモンは多数。店主やガーゴイルのポジションに当たるカクレオンに至ってはレベル90以上+ともだちリボン所持で1000分の1の確率で仲間になる。実力も高く、常時倍速で遠距離攻撃・ステータス操作攻撃などレベル100のポケモンでも安心できない。 そしてコンプリートを狙うのなら、上記のを進化数分集めなければならない。 救済手段としてか、ジラーチと伝説以外の欲しいポケモン以外のともだちエリアのスペースを全て埋め、「うたごえのいし」を所持して「ねがいの どうくつ」をクリアし、ジラーチに願えば、手間こそかかるが狙いたいポケモンを仲間にできる。 ダンジョンから帰還するたびに、リーダー以外のポケモンが全員ともだちエリアに戻ってしまうため、再び複数人でダンジョンに挑む場合は面倒なことになる。 クリア前から出現するのに、ともだちエリアの入手時期の関係でクリア後にしか仲間にならないポケモンがやたら多い。 一応「主人公とパートナーに対応するともだちエリアは最初から手に入る」という仕様を利用すれば、一部のエリアはクリア前でも入手する事は可能。 特にほのおタイプは炎系ダンジョンが2つもあるにもかかわらず、クリア前に主人公とパートナーとは無関係に仲間に出来るポケモンは デルビルだけである 。 あまりにも不評だったのか、次回作では ともだちエリアその物が削除され 、仲間の管理はオーソドックスなリスト方式になった。 一部のポケモンと遭遇するととにかくテンポが悪い。 全体攻撃である「ぎんいろのかぜ」を持っているポケモンは、同じ部屋内に敵を認識するとかなりの頻度で使用する。部屋が広ければ広いほど倒すのに時間がかかる。 他の全体攻撃技は、隣接しないと使用判定がなされない等の配慮がされているものもあるのだが。 部屋全体のポケモンが対象となる「こうそくいどう」や「てだすけ」は一匹一匹能力上昇の演出が入る為、相手のターンがなかなか終わらない。 特に「こうそくいどう」は行動回数リセットの効果があり、該当ポケモンの行動順が敵集団の中でも後の方だとずっと相手のターンに。こちらが余程強くなければ即死である。 全体的にポケモンの経験値稼ぎが作業感が強く効率も悪い。 もっとも手軽なのは、エンディング後にマクノシタくんれんじょで「チーム ハイドロズ」に挑み、連結技で片付け、カクレオンしょうてんでレベルを上げられる「しあわせのたね」を買う方法。 しかし、手に入る経験値はたったの4,896。本家ポケモンではそこそこな量だが、例えば「ダンジョンで加入したヒメグマLv10をLv30まで育てて進化させよう」と思うとかかる経験値は334,000。他の手段を考慮しなければ79回の挑戦が必要。 ハイドロズはそこそこ強い、雑魚敵のニョロモは弱いが技がウザいと問題点が多い。 青ではダブルスロットによる「きゅうじょたいのま」で、赤の救助隊メンバーに挑める。ハピナスや伝説のポケモンを並べて片付ければそこそこ稼げるが、伝説のポケモンは強いし、赤で揃える手間がある。 たっぷり稼ぐ方法として、「クリア後のダンジョンのモンスターハウスを連結全体攻撃で片付ける」「あんや いせきの発光法」などがあるが、それを準備するにも手間がかかりがち。 どれもこれも根気さえあれば稼げるのだが、カイリューなどの進化レベルが高いポケモンを進化させるには何百回近く挑む必要もある。根気が折れかけたなら、前述のジラーチを使った方法を使う事も視野に。 バグ・不具合 青の救助隊のデータ消失バグ(発売直後) 初期版の青には、『赤の救助隊』以外の一部のGBAカートリッジを、ニンテンドーDSに挿したままゲームを起動するとそのカートリッジのセーブデータが消えてしまう不具合が発覚している。 セーブ方式の違いのためか、ポケモンシリーズは消えないが、『ロックマン エグゼシリーズ』はほぼ消える。 任天堂は発売から8日後に、無償でバグを修正した新品の修正版と交換するという処置をとった(公式)。 これにより安心して遊べるようになった。初期版は店頭からも回収されたため、現在出回っているソフトはほぼ修正版である。 2018年3月末で交換対応は終了しているため、今から中古で買う場合は要注意。WiiUを持っている場合はバーチャルコンソールでプレイした方が良い。 ただし、当然ながら消えたセーブデータの復元はされなかった。消えてしまったソフトに関しては諦めるしかない。 初期版と修正版の違いはこちらのサイトも参照。ソフト裏面と説明書の型番が変更されている。 なお、箱・シールは初期版でも修正版でも無印「NTR-APHJ-JPN」のままなので、外箱だけからは区別がつかない。 ゲーム内容のバグ 仲間がにげあし状態の時に階段に向かうと、次の階への移行画面に変なマップが出る。にげあし状態が2匹以上の場合だと、最悪フリーズする事も。 そのため、「しあわせの とう」のイーブイ勧誘には気をつける事。 ドーブル専用技スケッチで覚えた技をダンジョン内で連結する時、何故か連結が外れてしまう。 これはスケッチのPPが1であり、技が書き換えられてもその情報が残っているからだと思われる。ダンジョン内での連結はあまり無い事だが、連結する方法がダンジョン内にしかないレベル1ダンジョンに挑む際は注意。 「ダンジョン内の店で物を置いて中断し、カクレオンに話しかけるとお金が無限に貰える(空売りバグ)」「ボスポケモンにふっかつのたねを拾わせてから倒すことで、HPを高いまま仲間にできる」など意図的に起こせるバグが多く、ゲームバランスを損なうため使用は自己責任で。 総評 不思議のダンジョンシリーズ初心者にも上級者にもとっつきやすい、バランスの良いゲーム。 ポケモンらしさをできる限りの範囲で損なわずうまく不思議のダンジョンに仕上がっている。 やり込もうとするとキツイ面も多く見えてくるが、クリアまでのストーリーはかなり良く、プレイしても損しない出来になっている。 その後の展開 メディアミックス 発売と同時期にコロコロコミックで本作を基にした漫画『ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊』が連載され、単行本(全1巻)も発売。漫画:溝渕誠。ストーリーは部分的にゲーム本編をなぞるものの、漫画オリジナル要素が多分に含まれているのが特徴。 発売から約1年半後、本作の導入部を原作にした短編アニメ『ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ!』もネット配信された。元々は海外版発売に合わせたキャンペーンアニメ『Pokémon Mystery Dungeon Team Go-Getters Out of the Gate!』だったが、話題になったことで日本でも日本語にローカライズされた上で半年遅れで放映されることになった。現在ではニンテンドーeショップやYoutubeで視聴できる。 本作の流れを汲む続編として約2年後に『時・闇の探検隊』が発売。「主人公が元人間」「パートナーと一緒に冒険」というシナリオの流れは本作と共通しているものの、また別の異なるストーリーになっている。 さらにその1年半後にマイナーチェンジ版の『空の探検隊』も発売されている。 小ネタ 『ポケモンダッシュ』に続く、ポケモンシリーズにおける第2のDSソフト。全てのポケモンが登場する本格的なゲームとしては初となる。第3のDSソフトである『ポケモントローゼ』ともすれちがい通信で連動する。 ルギアが初登場時、「命を賭けてかかってこい!」と発言する。 ルギアがアニメ劇場版第2作の予告編でのみ言っていた台詞であり、一部のファンの間では幻のセリフとして有名だった。 全体の会話の流れから見ても不自然なものではなく、セルフパロディにありがちな無理やりさや押しつけがましさは感じられない。 ただしここで戦うルギアは 技も能力もやたらと貧弱なため 、戦闘まで含めるとどうにも台詞だけ浮いてしまっている感は否めない。 クリア後ストーリーで「やみの どうくつ」にイジワルズのゲンガーを連れて挑む時、何故かゲンガーの技構成が通常とは異なりアブソルと同じものになっている。 これについては本来の設定通りだと攻撃技も少なく、呪いで自滅されて難易度がさらに上がるためやむなく変更なのではという意見あり。 ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX 【ぽけもんふしぎのだんじょん きゅうじょたいでぃーえっくす】 対応機種 Nintendo Switch 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 スパイク・チュンソフト 発売日 2020年3月6日 定価 6,800円 判定 良作 ポイント 元祖ポケダンを一つに纏めてリメイクボリュームが大幅に増加 概要(DX) ポケモン不思議のダンジョンシリーズの初期作である「青の救助隊」「赤の救助隊」を一つに纏めたリメイクした作品。Nintendo Switchでの発売となった。 先駆けて、同年1月10日よりセーブデータを製品版に引き継げる体験版が配信開始されている。 原作からの変更点 オートセーブシステム 場所問わず自動でセーブしてくれるようになった。一応手動セーブも用意されている。 ダンジョン内で電源を切っても再開時にはそこからプレイ出来るため、原作のリセットペナルティも廃止されている。 通常攻撃の限定化 本作ではリーダーのポケモンは通常攻撃が出来なくなった。全ての攻撃技をオフにした状態で攻撃をすると「わるあがき」になる。 ただし、「相手との距離を詰めさせる」などの為には出来る。 仲間と敵は『攻撃技のPPが切れている』『タイプ相性で全ての攻撃技が通らない』『重ね掛けが効かない補助技を使用している』のいずれか、またはすべてを満たしている場合のみ通常攻撃を行う。 リーダーは通常攻撃が出来ない代わりに周囲1マスの床の「ワナさがし」を行える。 これに伴ってか、超ポケダンシリーズに引き続き「えだ」アイテムが登場している。 すばやさの追加 本編同様、ステータスにすばやさが追加された。効果は値が高いと見えていない罠を踏んでも作動しない確率が上がり、使った技をもう一度連続で攻撃する確率が上昇する。 連続攻撃しても消費PPは1のみ。 こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼうと比べてレベルアップで上がり易く、技の命中に関しては超ポケダンのようにすばやさが低いと当て難いといった仕様もない。 タイプ相性・技システムの変更 リメイク前だと倍率が緩和されていたタイプ相性が本編通りとなった。タイプ特性もあり、これは『ウルトラサン・ウルトラムーン』準拠になっている(でんきタイプはまひ状態にならない、くさタイプはほうしやこな系の技・特性が効かない等)。 通常攻撃の限定化(*8)と合わせて技選択はタイプの多彩さが求められるようになったが、後述する「すごわざ」の一つである「ごりおし」を習得していれば効果が今一つ・無効を無視出来るようになる。また、後述するかくせい状態のポケモンが連結した技を使っても無視出来る。 攻撃技を使い込むごとに経験値が増え、威力・命中・PPが増えるようになった。これらに関するドーピングアイテムは本作では入手しやすくなっている。 オート移動 Lボタンでオート移動が出来るようになった。目的地に着いたり敵が周囲2マス以内にいると強制解除される。 探索優先・階段優先を選べて、探索優先は全ての部屋に入ることを優先、階段優先は次のフロアに進むことを優先する。ただし、このシステムには大きな欠陥がある(後述)。 部屋内の見回し Rスティックを動かすことで、画面外でも部屋内なら見回すことが可能になった。 これにより、無駄な移動なく欲しい・見ておきたいアイテムかどうかを確認することが可能になった。 仲間ポケモンの押し出し 仲間がいる方向に向けて方向キーかスティックを入力することで押し出し、Bボタンを合わせることで従来通り入れ替えとなる。大型のポケモンは流石に押せず、入れ替わることで位置交換になる。 通路への退避に使える等メリットもあるが、押し出しをするごとにお腹を多めに消費する。なお、Bボタンを押しながら敵の方へ移動すると、敵を押すことも出来る。 回復アイテムの任意使用可 HPのピンチ時や状態異常時に「オレンのみ」「モモンのみ」等の回復アイテムを使用するかどうかが自動で確認が入るようになった。 「ふっかつのタネ」「プチふっかつタネ」にも使用の確認が入るため、不必要に消費されることがなくなった。この2つはタネ系のアイテムでありながら投げて当てないと食べることも出来ないように変更されている。誤って食べてしまわないための配慮だろう。 第4世代以降に登場した追加進化形・リオル系統の追加 リオル系統は原作にてルカリオ像・ルカリオランクの存在から選出されたと思われる。 本作にも、ルカリオ像だけでなくマネネ・ウソハチ・マニューラ像もきっちり用意されている。これらは入手した像のポケモンが特定のダンジョンでも登場するようになる。 メガシンカ・ゲンシカイキ 仲間側は「かくせいのタネ」の使用、敵側は敵味方問わず何かしらのポケモンを倒すことで「かくせい」状態になり、本編でメガシンカ・ゲンシカイキを獲得しているポケモンはメガシンカ・ゲンシカイキ状態になるようになった。 メガシンカを2種類保持しているリザードン・ミュウツーがXとYのどちらになるかは完全ランダム。 本編では「ガリョウテンセイ」を覚えていることがメガシンカの条件だったレックウザだが、本作では覚えていなくてもメガシンカ出来るようになった。 倒されるだけでなく、まひやねむりのような動きを止められる状態異常に掛かると「かくせい」が解除される。しかし、超ポケダンのように暴走することはなく、階層を移動しても維持される。 技の追加・習得範囲変更 レベルアップでの習得範囲・技マシンの種類と共にウルトラサン・ウルトラムーン準拠となった。そのため、原作と違って秘伝技の概念がなくなっている。 また、クリア後にゴクリン連結店でポケを支払うことで教え技が使えるようになった。覚えられる技は同じくウルトラサン・ウルトラムーン準拠。 残念ながらタマゴ技は一切覚えられない。 キャンプ 原作のともだちエリアからキャンプへと変更になった。基本的なシステムはともだちエリアと同じ。 この変更による改善点・問題点は後述。 すごわざ 本作では原作にあった「かしこさ」が「すごわざ」に置き換わっており、「にじいろグミ」で確率、「DXグミ」で確定ですごわざを1つだけ習得出来るようになった。個別に適用されていた「かしこさ」と異なり、すごわざは冒険メンバー全員に適用されるため、原作と違ってメンバー全員に同じ恩恵を受けられるのが強みになっている。 厳選を考えなければ原作のように大量のグミを用意する必要がなくなったが、かしこさのように最終的に万能になれる訳でもなく、冒険メンバーでバランス良く補っていく形になったため一長一短といったバランスになった。 マクノシタ訓練所の完全一新 ~タイプの間、といった内容ではなくなり、依頼やポストで手に入る「ホンキチケット」を利用し制限時間中に敵を倒し経験値を得る『ホンキのくんれん』に変更された。通常のホンキチケットに加え、ホンキチケットA・ホンキチケットSといった上位のアイテムがあり、上位のものほど制限時間が長くなり、取得経験値も多くなる。 一度のプレイで一体までしか参加出来ないが、そのポケモンに不利なタイプのポケモンのみ出現するシステムになっており、クリア前までのレベル上げや技の強化に最適となった。仮に倒されても何度も復活できるためひたすらタイプ一致技を当てて倒し続けるだけで良い。 上記のホンキのくんれんとは別に『まなびのくんれん』というダンジョンの操作に関するチュートリアルも追加された。こちらは初回クリアのみアイテムがもらえる上に無料で何度でも利用可能で、失敗してもペナルティはない。このゲームの操作に慣れるのには最適である。 チーム編成記憶、ダンジョン内仲間枠の増加 予めチームを登録することで、原作のように一々仲間のところに行って編成を組むといった手間がなくなった。 救助隊ランクを上げることで、登録可能なチーム数を増やすことが出来る(最大10チーム)。 ダンジョンに連れていける数は原作同様3匹までだが、リーダー含め最大8匹まで、依頼主を加えると9匹までダンジョン内で攻略することが出来るようになった。 大型のポケモンを3匹連れて行くことも可能でサイズ制限もない。 仲間になったポケモンの自動経験値獲得 冒険に連れて行かなくてもダンジョンで獲得した経験値が既に仲間化しているポケモン全員に入り、全ポケモンレベル100への道程が緩和された。 ホンキのくんれんで得た経験値だけは個人のみ。 救助待ち状態になっても自分の残りメンバーで救助可能に 冒険失敗した場合、プレイヤー自身の残っている仲間ポケモンでチームを組んで救助に向かわせることが可能になった。 また、原作と違い救助地点がモンスターハウスに変化しなくなった。 この仕様を利用することで、レベルリセットダンジョン限定ポケモンの仲間連れ帰りが非常に楽になった。 救助不可能な場合の全滅ペナルティは、原作とは違い「資金だけでなくアイテムもすべて消失」へと増加している。 他人への依頼システム 受注出来る依頼数が最大12件まで増え、パスワードだけでなくNintendo Switch Onlineの利用により、インターネット経由で直に救助の依頼・受注が出来るようになった。 依頼する側は報酬をノーマル・スペシャル・デラックスと選ぶことが可能だが、どのグレードを選んでも依頼側の懐が痛むことはない。受注側はグミやドーピングアイテムを稼げながら救助隊ランクも効率良く上げることが出来る。 キーワード一覧 オプションからキーワード一覧を選択することで、技や罠・すごわざ等を調べることが可能になった。 評価点(DX) グラフィックの向上 トゥーンレンダリングで救助隊シリーズの世界観を完全再現しており、3D化にあたっての違和感が全くなく綺麗に描写されている。 原作ストーリーをほぼ忠実に再現 本家のポケモンシリーズでは『HGSS』でキャラクターのデザインの変更・言動・シナリオの展開に変更が入るようになり、『ORAS』でそれが余りに過剰となり、『ピカブイ』で極力アレンジが抑えられるという経緯を辿ったが、本作は原作のストーリーをそのまま持ってきたと言っても過言ではないほどほぼ忠実に再現されている。 セリフやBGM、広場のポケモンの配置等、ほぼ全てのストーリー要素が3Dグラフィックで表現されながらも原作と同じになっている。特定のポケモンに視点が合わさったりと様々なシーンの演出も強化され、3Dグラフィックが上手く活かされている。 原作ストーリーを概ね再現しながらも、不満点の多かった箇所は解消されている。 一例として、原作で不評意見の多かった逃亡時前のハスブレロの主人公に対する攻撃シーンがカットされていたりなど。 クリア後もパートナーが主人公と一緒に居てくれるようになり、ダンジョン内のセリフもずっと専用のまま。パートナーに話しかけることも可能で次の目的を簡単に教えてくれるため、迷う心配も少ない。加えて、主人公も話しかけたときのセリフが追加された。 主人公とパートナーの選択および性別の反映など 原作同様心理テストで決められるのは同様だが、気に入らない場合はその後に自分で好きなポケモンを選び直すことが出来るようになった。主人公ポケモン次第で難易度が激変することも少なくないだけに嬉しい配慮。リメイク前と違って主人公候補の16匹全員を自由に選べるのも大きい。 主人公と同じタイプを選べないのは変わらないがパートナーも自由に選べるようになったため、リメイク前では出来なかった組み合わせ(ワンリキーとエネコ、コダックとニャースなど)でも遊べるようになった。 選んだ性別の姿が反映されるようになったため、主人公にも専用のグラフィックが初めて用意されている(*9)。 他にも『超』と同様、主人公とパートナー用に常時スカーフやリボンを着用している専用のグラフィックが用意されている。シリーズを象徴する個性の1つであるため、主人公・パートナーに愛着のあるファンには嬉しいポイント。 チーム名・ポケモンの名前の自由変更 原作ではチーム名や主人公、パートナーのみ自由に変えられる仕様が存在したが、本作では主人公・パートナー以外に仲間になったポケモンも全て自由に名前を変えられるようになった。 3DSシリーズ作品以降と同様、6文字まで入力出来る。 クリア前ストーリーの難易度軟化 常時「せんりがん」「じごくみみ」状態で、エリア内のアイテム・敵の動きが見える状態になっている。それに加え「常時リーダーチェンジ可能」「主人公・パートナーのどちらかが倒れても冒険失敗にならず、ダンジョン内に「プチふっかつタネ」が多く落ちている」といったように、クリア前の冒険では詰み難い仕様となっている。 冒険失敗回数が増えるとゲリラダンジョンとして「げんえいのどうくつ」が出現するようになる。このダンジョンでは「リンゴ」系統、「ピーピーリカバー」、「ふっかつのタネ」系統が多く出現し、ストーリーをクリア出来ないプレイヤーへの救済処置となっている。 原作では使えないアイテムが非常に多かったが、本作では使えるアイテムが非常に多い。対象が部屋全体になり、命中率も上昇した「いちげきのたま」など、効果が改善されているものもある。 ただしクリア後は「せんりがん」「じごくみみ」が解除されるので、従来作からのファンを飽きさせることもない。クリア前の難易度軟化も「クリア前はチュートリアル・クリア後が本番」等と好評意見が多い。 わざのシステム変更 現行作品に合わせて物理技と特殊技が分けられている。 連結している技のPPが0になっても連結が外れないようになった。 複数の敵を攻撃出来る技や部屋全体の技なども特定の状態異常になっているか、ごく一部の技を除けば味方を巻き込まなくなった。 また、主人公とパートナーも初期の内からわざマシンや遺伝限定の技を覚えている為、わざの面で困る事が少なくなった。 とくせいのシステム変更 原作では2種類あるポケモンは両方所持という形だったが、本作は2種類持っているポケモンは仲間になった時にランダムで1つになるようになった。 両方の特性が強かったポケモンに関しては弱体化と言えるが、例としてトゲキッスは特性を2つ持っているが片方がデメリットが大きい「はりきり」のため、恩恵を受け使い易くなった。 デメリット特性自体上方修正が入ったものが多く、特性を無効化出来る「むこせいスカーフ」が登場したことで、特性による性能差は大幅に緩和された。 原作では敵が増加するだけだった「はっこう」やフリーズの一因にもなり得た「にげあし」もマイナス特性ではなくなっている。 掲示板に記載されている依頼システムの改善 依頼文の不自然な内容(*10)が無くなっており、つれてって以外の依頼主は完全にNPCと化したため、悪天候などで倒れるといった不具合が発生しないようになっている。 つれてって依頼も依頼主がダンジョンに合わせた強さになっており、仮に倒されても巻き添えを食らって即救助失敗になる理不尽な仕様ではなくなり、依頼主が一時的に気絶するように変更されている。気絶した依頼主はその階層内で「ふっかつのタネ」系統のアイテムを依頼主にあげるか、「みなふっかつだま」というアイテムを使うことで再度同行出来るようになる。気絶した依頼主を復活出来ない場合は流石にその依頼は失敗になるが、冒険自体は続けられる。 ボスの大幅強化 伝説級のボスは敵に有利になる効果や一定ターンでプレイヤー側に不利な効果を与えるエリアになっているだけではなく、クリア後はミュウツー・カイオーガ・グラードン・レックウザは一度倒しても「メガシンカ」「ゲンシカイキ」で再戦が行われる等、難易度が大幅に上がった。 伝説級に限らないがボスは状態異常が長くても2~3ターン以内で治癒するため、搦め手も通用し辛くなっている。 原作で仲間にするのが難しかったポケモンへの救済処置 仲間に出来る仕様が探検隊シリーズと同様になり、最終進化ポケモンも倒して仲間にすることが可能となった。そのため、序盤からマッスグマやキマワリ、ナッシーなどが仲間になったりすることもある。 ダンジョンクリア後に最後まで一緒にいたポケモンたちは、該当するキャンプエリアがなかったり正式に仲間にしなかった場合は別れることになるが、その際にお礼としてポケをもらえるようになった。なお、低階層で仲間になった方が多くもらえる。 敵を倒して仲間になる距離条件も見直されており、仲間判定がリーダーの周囲2マス以内に変更された。 ダンジョン内で倒れているポケモンが追加された。救助依頼に関係なくランダムで登場し、リンゴ系の食糧を渡すと仲間になってくれる。 レベルリセットダンジョン限定ポケモンが通常ダンジョンで倒れているパターンもあり、前述の手段と合わせて上記限定ポケモンの仲間化の難度が大幅に軽減されている。 ストーリー後半からカクレオン商店で購入出来る「しょうたいじょう」を利用することで、一部ダンジョンの道中に登場する「ミステリーハウス」に入ることが可能。ミステリーハウスでは、中に入っているアイテム入手やポケモンを仲間にすることが可能となっており、候補ポケモンも進化以外の仲間方法がないものも多い。 ポケダンシリーズ仲間化最難関と言われしカクレオンも、「しあわせのとう」70階付近で普通に登場し、仲間にすることが可能となっている。泥棒時での常時倍速・高ステータスの仕様ではなく、かなり弱いレベル・ステータスとなっており倒し易い。 勿論、泥棒を経由して仲間にすることも可能。カクレオン自体、レベルを1上げるだけで100万近い経験値を要求されるため、高レベルのカクレオンを目指すだけなら泥棒経由の方が基本的に楽ではある。 また、本編で進化用道具だったものは全て「しんかのあかし」というアイテムに統一。1段階目進化へは2個、2段階目進化へは4個必要。一部ダンジョン最深部で落ちていたりカクレオンの商店で売られており、入手難易度は低い。 ストーリー加入ポケモンの待遇強化 ストーリーで仲間になるポケモンは別れることが出来ないようになっており、アブソルとサーナイトは固有の台詞パターンを持ち(*11)、すごわざも習得している。サーナイトは加入レベルが大幅に上昇した(Lv5→Lv50)。 アブソルは原作と違い「ひょうせつのれいほう」の入り口でダンジョンに入る前から一緒におり、それに伴ってストーリー中での台詞も追加されている。 アブソルのすごわざは使い勝手に優れる「しぼりだす」を持つ。サーナイトはイジワルズのゲンガーとの関係性を暗示させる「はなれてもがんばる」を習得しているため、使い道はイマイチにもかかわらず評判は良い。 伝説・準伝説級のポケモンも仲間時に固定のすごわざを習得している。中でも、ミュウは経験値稼ぎに重宝する「オニせいちょう」を持っており、全ての技マシンが利用可能な仕様と合わせて優秀な立ち位置にいる。 救助隊ランクの追加 ルカリオランクが廃止され、やり込み要素としてウルトラ・ハイパー・マスター・グレートマスターランクが追加された。 普段通り依頼をこなしていくだけで簡単に到達出来るシルバーランクで道具箱が最大数の一歩手前まで増えるため、通常プレイに支障が出ることもない。 ウルトラランクになるとミステリーハウスでリオル・ルカリオが出現するようになる。 色違いの登場 一部ダンジョンでは通常のポケモンよりレベルが高く、倒したときの経験値が多い強敵が登場し、稀に色違いとして現れる。色違い個体のみ「ともだちリボン」を持ったリーダーが倒すことで低確率ながら仲間にすることが可能。 強敵登場とは違う隠れ色違いポケモンとして、色セレビィが登場する。仲間にするまでの条件が多難だが、台詞が探検隊シリーズでジュプトルの仲間として登場した時のものがそのまま使われるというファンサービスがある。 ワナの弱体化 前作の超と同様ほとんどが1度踏めば壊れるようになっており、逆に2回以上発動する可能性があるワナは数えるほどにまで減少している。 加えてリーダー以外は見えていないワナのあるマスに移動しても作動せず、発見したワナは必ず避けるように移動するため、仲間がワナを誤って踏んでしまうといった問題は絶対に発生しないようになっている。 一方でリメイク前と違ってストーリー序盤から存在するようになったワナもいくつかあり、相対的に難しくなっている部分もあるにはあるが、影響の少ない効果のものから出るようになっており、程よい注意喚起になっている。落とし穴も廃止されているため理不尽な離脱が発生しなくなっている。 賛否両論点(DX) ともだちエリアからキャンプへの変更 原作のようにエリアに入ることが出来ず、『探検隊』以降の様な従来のエリアの背景にそこからカーソルでポケモンを選ぶだけの淡泊なものへと差し替えられた。 表示されるポケモンはドット(*12)で描写されており、第6世代で初登場となったニンフィアのみ新規でドットが用意されている。 この仕様で原作の問題点の仲間に出来る数が大幅に改善された一方、エリア内を動かせなくなった点を惜しむ声も多い。なお、エリアの背景は-ボタンを押し続けていると確認出来る。 BGMも一部のエリアが原作と変わっている。しかし、「森と山のささやき」は超ポケダンの音源から流用されておらず、新規に作られている。 主人公とパートナーが本来所属している救助隊キャンプのエリアにいなくなったため、初期入手のキャンプエリアが固定されているのも地味な難点ではある。その代わりエンディング前でも救助隊キャンプ内での強化は出来るため、リメイク前よりも主人公とパートナーの強化を楽に行えるのは上手く配慮されていると言えるだろう。 「さわぎのもり」でのマンキーが強い 原作では弱いという設定通り脆弱なボスだったが、本作ではかなりの強敵と化した。 尤もダンジョンの奥にいるボスであることに変わりはなかったため、上記のボスの大幅強化の仕様もありこれは当然の措置とも言える。 ゲーム内で入手した依頼のパスワードが表示されなくなった 原作で改造メールが蔓延っていたことへの対策と思われる。 タイトル画面からパスワード入力画面へ進むことは出来るが、公式で用意されたパスワード以外は弾かれるようになっている。 チームテングス・カラミツキ・ハイドロズ・ゴロゴロのリーダー以外のメンバーが登場しなくなった マクノシタ訓練所の仕様変更の弊害。これにより、各チームのリーダー以外のメンバーが本作では不明となっている。 ハイドロズは原作同様カメックスの他にオーダイルが名前だけ登場している。 クリア後の難易度調整 クリア前のダンジョンに存在した常時「せんりがん」「じごくみみ」状態が無くなってしまうだけではなく、敵の強さが大きく上昇し攻略がドーピング前提となってくる。 ドーピングアイテム自体はカクレオン商店や依頼で手に入り易くなったことに加え、「ちていいせき」や「アンノーンのいせき」で壁に埋まっているアイテムが「せんりがん」状態で見えるようになったため入手の敷居は大幅に下がっている。 ただし本作は従来作でいう「ゼロのしま なんぶ / ちゅうおうぶ」に該当するようなダンジョンがないため、一定以上強化し過ぎると難易度が激減する。 クリア後で一度倒したボスと再戦出来ない エンテイ・ライコウ・スイクンを除き、クリア後にボスを倒すと強制的に仲間になるようになり、別れる事も出来ない(*13)。 道場などで再戦出来る機会があっても良かっただけに惜しいところである。 ジラーチも強制的に仲間になるが、リメイク前とは違い、願い事はジラーチを仲間にしていても利用できるため、そこは安心していい。また、リメイク前と違って倒せば必ず仲間になる点はむしろ改善されていると言える。 問題点(DX) オート移動のテンポが悪い 探索優先でまだ入っていない部屋があったり階段優先で階段を見つけてもダンジョン内で倒れているポケモンを優先して追尾するため、優先の意味がない。一度話しかけないとその後も追尾し続ける仕様で大幅にテンポを落としてしまっている。 恐らく、倒れているポケモンのフラグが救助依頼のフラグと同じにしているための弊害だと思われる。 階段優先で階段のある部屋を先に見つけらればオート移動を中断して手動で動かすのが対策だが、LとAを押しているだけで所謂脳死周回が出来る長所を阻害していることに変わりはない。 連続技・部屋技の横行 一部の技に調整が一切加えられていない為、それによる弊害も発生してしまっている。 特に連続技が相変わらず猛威を振るい、連続技が確実に命中するすごわざ「れんぞくひっちゅう」の存在もあり、スキルリンクパルシェンが本作最強クラスの座に君臨している。瞬間的な攻撃力ではまるくなる、アイスボール、ころがるを連結して「れんぞくひっちゅう」が適用されていると脅威の高威力10連続攻撃を行えるタマザラシ系統がぶっ壊れている。 他にもガラガラ・サンダー・フライゴン等、連続技・部屋技を複数覚えられるポケモンはその他ポケモンに比べ飛び抜けた強さを持つ。上記のすばやさの仕様もあって連発出来る可能性もあるため無双しやすい。 敵が使う連続技・部屋技も脅威なのは勿論のこと、「ほのおのやま」のマグマッグが新技「やきつくす」を連発しリンゴ・タネ系をあっさりと焼失させたり、「マグマのちてい」のマグカルゴの新技「からをやぶる」で袋叩きにされる事も日常茶万事。ビードルの「むしくい」でリンゴやタネなどを奪われたりニョロモの「さいみんじゅつ」連発であやつり状態にされたりなど、仕様の変更や技の追加によって道中で厄介なポケモンも増えている。 特にタマタマはダンジョンによってはノーマル技+さいみんじゅつの構成となっていることもありゴーストタイプが眠らされてしまうとさいみんじゅつのPPが切れるまで永遠に嵌められることになる。厄介なことに清らかな森の最序盤に登場するため、カゲボウズ系以外のゴーストタイプの天敵となっている。 「ぎんいろのかぜ」や「あやしいかぜ」の追加効果が1回分しか適用されない、敵側の「こうそくいどう」に行動リセットが適用されない等、旧作の問題点を改善している部分もある。また、敵側はノーマルタイプの味方に「かげうち」を使うといった全く効かない技を使うことがあり、AIは超ポケダンから弱体化されている。 ほろびのうたを覚えるニョロトノ等に通路で使ったときの技が確実に命中するすごわざ「つうろひっちゅう」が適用されていると、通路でほろびのうたを使うだけで多くの敵が3ターンで簡単に倒せてしまうといった強烈なバランスブレイカーもある。 ガルーラ像のあるダンジョンの中間地点がストーリー進行中以外で利用出来ない この影響で、伝説のポケモンと戦うのが目的の場合は、事前準備を中間地点で行えないのが痛い。 なお、中間をスキップして山頂や奥地の方へ向かうため、原作で山頂や奥地などで分けられていた階数は加算されている(*14)。 草御三家進化形・ブラッキー・リーフィア・ニンフィアがダンジョンで一切登場しない 原作では登場していた草御三家進化形やブラッキーが、クリア後のダンジョン登場ポケモンが原作と変更になった影響かダンジョンで登場しなくなった。 リーフィア・ニンフィアを除く追加進化ポケモンはミステリーハウスもしくはダンジョンで倒れている形で登場するが、この2体のみ両者と共に登場しない。 進化前のフシギダネ・チコリータ・キモリ・イーブイがダンジョンで倒れている場合を除き「しあわせのとう」でしか登場しないため、仲間にするのがやたら難しい。 主人公とパートナーは進化するとスカーフがなくなる スカーフを付けた進化後のグラフィックは実装されていない。リメイク前には「進化するかどうか」に関わらずスカーフがなかった上、変わるのは外見だけの為、気になるかどうかは微妙だが…別に進化してもスカーフはそのままにも出来たであろう。 グラフィックに関しても「ポケモン超不思議のダンジョン」のを流用するという手もある。画質の関係上無理があるかもしれないし、この手段が使えるのはライチュウと御三家に限られるが。 一応、進化時に「スカーフが無くなりますがよろしいですか?」という警告はある。 進化後に就寝用のモーションが実装されていないのも従来通りとなっている。 主人公・パートナー候補のポケモンをエンディング後に仲間にした場合、遺伝やわざマシン限定のわざを思い出しで習得できない。 一部はわざマシンや教え技でフォローできるが、それが効かない場合もある。 前述した通り、リザードンとミュウツーのメガシンカが2種あるのにもかかわらず形態を選べないためややメガシンカさせづらい。幸いメガシンカなしでも活躍はできるが。 両者とも形態によって「攻撃と特攻どっちが高いか」「特性」がまるっきり違うし、タイプも違う。「メガシンカによって能力値が下がる」事はないがメガリザードンXは特性が「かたいツメ」の関係上、物理技を覚えていないと特性を生かせない。 また、メガリザードンYは特性が「ひでり」の為、味方によってはデメリットがかかる。 仲間になった一部ポケモンの台詞がおかしい 台詞自体はストーリー加入するアブソル・サーナイトを除き探検隊シリーズのものを流用(*15)しているが、ユキメノコなどの♀しかいないポケモンでも♂のものが採用されていたり、ルカリオの台詞が「いっしょに がんばろうね!」になっている等(*16)、違和感のあるセリフがいくつか存在する。 総評(DX) 「青の救助隊」「赤の救助隊」を一つに纏めた上でNintendo Switchにリメイクした作品。 「超不思議のダンジョン」要素も混じっており、原作の改善点も解消しつつ、原作のストーリーや雰囲気を壊さず纏まっている。 原作同様、不思議のダンジョンシリーズ初心者から上級者まで触り易い出来となっている。